世界最高峰の学府オックスフォード大学と提携し、エリザベス前女王やアレクサンドラ王妃など、皇室とも長い交流を重ねてきた“ロイヤルオーケストラ”、オックスフォード・フィルハーモニー管弦楽団の初来日公演が開催される。1998年に、音楽監督マリオス・パパドプーロスによって創設されたこのオーケストラは、イギリスを始めヨーロッパ全土から優れた奏者が結集した新進気鋭のアンサンブルだ。これまでには、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)や、エフゲニー・キーシン(ピアノ)、アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)、マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)など、世界的な演奏者との共演を重ねてきたことからも、その実力が伺い知れる。今回の来日公演においては、創設者パパドプーロスの指揮のもと、チャイコフスキー:幻想序曲『ロミオとジュリエット』、メンデルスゾーン:交響曲第3番『スコットランド』が披露されるほか、注目のヴァイオリニストHIMARIをソリストに迎えたクライスラーの名品や、ビゼー(ワックスマン編曲)による『カルメン幻想曲』に期待が集まる。2011年生まれのHIMARIは、2022年に難関名門校カーティス音楽院に最年少で合格。これまでに出場した42のコンクールにおいて、すべて1位またはそれを上回るGPを獲得してきた逸材だ。イギリスの伝統を背景にしたオーケストラと新進気鋭のHIMERIのコラボレーションや如何に。オックスフォード・フィルハーモニー管弦楽団5月7日(火) 19:00開演すみだトリフォニーホール 大ホール●HIMARI(ヴァイオリン)2023年、3年に1度開催されるモントリオール国際 MINI VIOLIN 2023にて「Public Award」受賞。2011年生まれ、12歳。3歳からヴァイオリンを始め、6歳でプロのオーケストラと共演を果たす。「第15回リピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際ヴァイオリンコンクール 2021」にて史上最年少、特賞グランプリ(第1位を上回る)を受賞。第12回アルテュール・グリュミオー国際ヴァイオリンコンクール第1位及び特別グランプリ(ベルギー)、第26回アンドレア・ ポスタッキーニ国際ヴァイオリンコンクール第1位及び特別賞 (イタリア)、第20回シェルクンチク国際音楽コンクール第1位 (ロシア)、第2回レオニード・コーガン国際ヴァイオリンコンクール第1位(ベルギー)等、国内外42のコンクールで全て1位。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学の国際サマーアカデミーAward Winner、モーツァルテウム大ホールに於けるザルツブルク音楽祭2019コンサートに最年少で出演。その他、ロシア、スイス、オーストリア、イタリア、ベルギー、ウクライナ、アメリカ、 カナダのコンサートに出演。これまでウラディーミル・スピヴァコフ、ニコライ・ジャジューラ、イヴァン・ストルボフ、ケリ-リン・ウィルソン、ジャン=クリストフ・スピノジ、小林研一郎、大友直人、広上淳一、秋山和慶、原田慶太楼、梅田俊明、角田鋼亮、下野竜也、三ツ橋敬子、角田資典、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団、キエフ国立フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団、神奈川フィルハーモニーオーケストラ、群馬交響楽団等と共演。 原田幸一郎、小栗まち絵、アイダ・カヴァフィアンの各氏に師事。NHK E テレ「クラシック音楽館」、家庭画報に特集 8ページで掲載されるなど広告出演やメディアでも多数取り上げられている今、世界が注目する12歳の天才ヴァイオリニスト。現在、慶應義塾幼稚舎6年生。2022年 難関名門校・カーティス音楽院に最年少で合格。江副記念リクルート財団第52回奨学生。
2024年04月11日宝塚歌劇団の宙組団員の女性(享年25)が昨年9月に急死した問題で、歌劇団側は3月28日に会見を行い、パワハラの存在を認め、遺族側に謝罪し、補償などについての合意書を遺族側と締結したことを明らかにした。遺族側は当初から上級生によるパワハラを訴えていたが、昨年11月の会見で歌劇団側はいじめやパワハラを否定。さらに新理事長の村上浩爾氏は「(パワハラの)証拠となるものをお見せいただけるよう提案したい」とも発言し、批判を浴びた。その後遺族側は、昨年12月に歌劇団側に意見書を提出。生前女性が母親に《やけどさされた》《ちゃいろになってる》《わざとな気がする》などとLINEで訴えていたことが明らかになった。遺族側の代理人弁護士も28日に会見を行い、その中でパワハラには少なくとも宙組の上級生幹部や演出関係者ら10名は関与していると指摘。その内訳を「宙組の幹部上級生と言われる人は4人、宙組上級生は3人、劇団プロデューサー2名、演出担当者1名。完全に特定されているのはこの10名です」と説明した。「劇団を運営する阪急阪神ホールディングスの会長らは直接遺族と面会して謝罪していますが、パワハラ当事者である上級生は手紙で謝罪する形に。10人のうち6人が遺族側に謝罪文を出しており、直筆で書かれたものもあったといいます。謝罪文を出していない4人のうち1人はこの日までの提出が間に合わず、今後謝罪文を出す予定だそうです。残りの3人は謝罪文を提出しないものとして遺族側は捉えているということです」(社会部記者)当事者からの謝罪まで行きついたものの、あくまで“手紙”でのこと。歌劇団側の対応は不適切だとSNS上で批判が上がっている。《宝塚の件、手紙でなにが伝わるの?誰が書いたかわかんないよねほんとに謝罪の気持ちがあるなら直接会って謝罪しなきゃ意味がない》《宝塚の加害者、手紙で謝罪???ふざけるな。ちゃんと直接謝れよ????面と向き合って出来ないなら宝塚辞めた方が良くない????》《加害者の上級生が未だに宝塚に所属してるし しかも直接会って謝罪する訳でもないのが神経ずぶと過ぎてエグい》前出の社会部記者は言う。「女性にヘアアイロンを押し当ててやけどさせたという上級生は、この日までに遺族側に手紙を渡していないといいます。また、歌劇団の機関誌『宝塚GRAPH』の昨年11月号では、この上級生による《ヘアアイロンを持っていこうかな》《絆創膏など、欲しくなるかもしれないものがたくさん入っています(笑)》などといったコメントが掲載され、物議を醸しました。このコメントについては歌劇団がホームページや今回の会見で謝罪しましたが、『さまざまなコメントの中で、これを選んだのは編集側。インタビューした生徒に、原稿を見せることなく、発刊した』と、上級生を擁護するような姿勢も見られました」歌劇団側は遺族に慰謝料を支払うというが、真の謝罪の気持ちは遺族に届くだろうかーー。
2024年03月29日ズーラシアンブラス(制作会社:株式会社スーパーキッズ)は、「ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団 愛知公演」を2024年6月29日(土)、東海市芸術劇場にて開催いたします。コンサート情報 ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団■多彩なプログラムで親子一緒に楽しめるズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団の十八番とも言える、童謡を壮大な響きに仕立て上げた「シンフォニック童謡」を展開。全てオリジナルの作・編曲です。「チョッキンチョッキンハイドンな」は♪チョッキンチョッキンチョッキンナと蟹の床屋が登場する童謡「あわて床屋」と交響曲の父と呼ばれる大作曲家ハイドンの名曲たちが出合ったユニークな作品です。そのほか「北海盆唄」「猫踏んじゃった」など民謡・童謡から、「ジャングル大帝」「人生のメリーゴーランド」などのアニメ曲を加えた彩り豊かなプログラムをお届けします。<プログラム>・チョッキンチョッキンハイドンな・人生のメリーゴーランド・北海盆唄・ジャングル大帝他【公演概要】開催日:2024年6月29日(土)時間 :(1)10:30開演(9:45開場) (2)14:00開演(13:15開場)場所 :東海市芸術劇場 大ホール(愛知県東海市)料金 :S席4,500円 A席4,000円 B席3,500円※0歳より入場可。3歳以上有料。2歳まで膝上鑑賞無料(大人1人につき1名まで)※料金は全て税込です。▼チケット取り扱い・スーパーキッズチケットセンターURL: ・ローソンチケットURL: ・アイチケットURL: 指揮者オカピ【ズーラシアンブラスとは】指揮者のオカピをはじめ、演奏するのは全て希少動物という金管五重奏「ズーラシアンブラス」。クラシック音楽における絵本のような役割ができれば…と2000年に誕生しました。2010年には「横浜観光コンベンション特別功労賞」を、2011年には「キッズデザイン賞」において最優秀賞(経済産業大臣賞)を、2023年には「日本管打・吹奏楽アカデミー賞(演奏部門)」を受賞しました。2014年にはコンサートの取組が高く評価され、株式会社スーパーキッズは経済産業省より「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定されました。また2024年度には高校音楽の教科書に掲載。多数のCD、DVDのみならず、楽譜もリリースし、金管アンサンブル界の裾野を広げています。「弦うさぎ」(うさぎの弦楽四重奏)「サキソフォックス」(キツネのサックス四重奏)といった動物の仲間たちと行う、親子のためのコンサート「音楽の絵本」は、全国各地のホールで話題となり、海外公演も含め年間約150を数えます。2011年にはオーケストラ「ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団」を結成。これまでのコンサートから更に一歩踏み出し、慣れ親しんだ音楽をより交響的に紡ぐ「シンフォニック童謡」をテーマに展開。子どもたちのクラシック音楽への興味を一層高めています。「ズーラシアンブラス」は、これからも音楽の素晴らしさを知る糸口を提供していきたいと思っています。【制作コンセプト】素晴らしい文学作品を読んで聞かせても、小さな子どもがその世界に入り込んでいくことはすぐにはできません。そのために文学の世界には「絵本」と言う素晴らしい芸術の入り口が用意されています。音楽の世界にも童謡という子どもたちへの贈り物がありますが、歌詞に頼らないクラシックの世界では絵本のような分かりやすい入り口がなかなかありませんでした。ズーラシアンブラスはクラシック音楽における絵本の役割ができれば…と考えられ、そして誕生しました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月27日3月の兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)の話題は、フランスの名匠、シルヴァン・カンブルランの初登場だ。本来は2022年2月の定期演奏会に出演予定だったところが、新型コロナウイルス感染拡大による渡航制限によって来日が叶わず。今回が2年越しの登場となるだけに期待が募る。フランス生まれのカンブルランは、伝統にとらわれない独創的なプログラミングによってその名を知られる名匠だ。バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団の首席指揮者や、クラングフォルム・ウィーンの首席指揮者を務め、2018/19シーズンよりハンブルク交響楽団の首席指揮者に就任し、ブリュッセルのモネ劇場やフランクフルト歌劇場の音楽監督も務めたカンブルランの手腕やいかに。注目のプログラム前半には、チャイコフスキーの名曲「ピアノ協奏曲第1番」が用意され、ドイツ育ちの期待の新人 中川優芽花との共演が注目される。2021年の「クララ・ハスキル国際ピアノコンクール」で優勝以来、世界各地のオーケストラやフェスティバルにソリストとして招かれる中川は、まさに、今聴いておきたい逸材の筆頭だ。カンブルランとの共演がどのような化学反応を起こすのか興味津々。後半には、カンブルランと同じフランスの作曲家ベルリオーズの『幻想交響曲』が用意されるのも楽しみだ。2年越しの夢が叶う今回の定期演奏家における若きPACメンバーの躍動に期待したい。兵庫芸術文化センター管弦楽団 第149回定期演奏会カンブルラン チャイコフスキー&幻想交響曲3月22日(金)、23日(土)、24日(日) 15:00開演兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール●指揮:シルヴァン・カンブルランSylvain Cambrelingフランス生まれ。伝統にとらわれない独創的なプログラミングで名高い。バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団の首席指揮者、クラングフォルム・ウィーンの首席客演指揮者を務め、2018/2019年シーズンよりハンブルク交響楽団の首席指揮者に就任した。2010年から19年まで読売日本交響楽団の首席指揮者。現在は同楽団の桂冠指揮者の称号を得ている。 また2012年から2018年までシュトゥットガルト州立歌劇場の音楽総監督を務めた。ブリュッセルのモネ劇場やフランクフルト歌劇場の音楽監督も務めた。ザルツブルク音楽祭、パリ国立オペラ座などでも幅広くオペラを指揮している。これまでにウィーン・フィル、ベルリン・フィル、チューリッヒ・トーンハレ管、フランクフルト放送響、ベルリン放送響、フィルハーモニア管、BBC響、ベルリン・ドイツ響、ウィーン響、パリ管、クリーブランド管、ロサンゼルス・フィル、サンフランシスコ響、モントリオール響などと共演している。●ピアノ中川 優芽花Yumeka Nakagawa一度でもその演奏に接したものの心を捉えて離さない、久方ぶりの大器との評判の現在21歳のドイツに生まれ育った日本人ピアニスト。2021年クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールで優勝、併せて聴衆賞も獲得して以降注目を浴びている。2014年にドイツ連邦青少年音楽コンクールで満点を獲得して優勝を果たし、同年ワイマールの若いピアニストの為のフランツ・リスト国際コンクールで第2位を獲得。近年はデュッセルドルフのロベルト・シューマン国際コンクール(2019)およびイェネ=タカーチ国際コンクールにも優勝。クリスティアン・ツァハリアスの指揮の下、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番やモーツァルトの2台のピアノのための協奏曲KV365をはじめとしてオーケストラとの共演の機会も増え、ヴェルビエ音楽祭に出演2019年以降ウィグモア・ホール、トーンハレ、ワイマールハレなどで演奏する機会が増えている。現在ワイマールのフランツ・リスト音楽大学においてグリゴリー・グルズマン教授のもと研鑽を積んでいる。
2024年02月16日5月のモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の来日公演を前に、2月5日に指揮者の山田和樹が出席しての記者会見が開催。2016/17シーズンから芸術監督兼音楽監督を務めてきた同管弦楽団、および今回の来日公演で共演するピアニストの藤田真央の魅力などについて語った。(c)松尾惇一郎5月25日の兵庫県立芸術文化センターを皮切りに、翌26日には千葉県南総文化ホール、27日、28日にはサントリーホール、30日には愛知県芸術劇場コンサートホール、31日にはロームシアター京都、そして6月1日には横浜みなとみらいホールにて公演が行われ、ベートーヴェン:序曲「コリオラン」Op.62、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37、ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14、ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調、サン=サーンス:交響曲 第3番 ハ短調 Op.78 R.176「オルガン付」などが演奏されることが発表されている。山田が音楽監督に就任して以来、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団と共に日本で公演を行なうのはこれが初めてとなる。山田は「このたびモンテカルロ・フィルとの日本ツアーができることを嬉しく思っています」と挨拶。2016/17シーズンの音楽監督に就任当初は、「フランス以上にフランス語が公用語」であるなどモナコ独特の気質などを含め、苦労も多々あったようで、団員の反発を受けて音楽監督の契約更新をせずに最初の任期で辞めることも考えていたという。その後、少しずつ誤解を解き、団員とも理解を深め合い、3度にわたって契約を更新し、来日公演の実現にこぎつけた。(c)松尾惇一郎改めて同管弦楽団の魅力を「古き良き時代の香りを残した20世紀のサウンド」と表現。自身が首席指揮者を務めるバーミンガム市交響楽団(英国)をはじめ、他のヨーロッパの管弦楽団とは異なる個性を有したオーケストラであると強調。自身の役割として「潜在能力をどう引き出すか? 集中力を発揮してひとつになったら世界一のオーケストラじゃないかという響きを出すけど、そのスイッチがどこにあるか…? 『間違いなく世界最高だ』と思えるゾーンに入るときがあるので、常に(ポテンシャルを)引き出せるようにできたらいいなと思っています」と語った。藤田とは20歳離れているが、プライベートでも親交が深く、藤田がベルリンで一人暮らしを始める際も料理を教えるなどしたという。「なぜか僕にメールするとき『パパへ』と書いてくるんです(笑)」と明かし「全ての人から好かれる術、周りを笑顔にさせる天性の力がある。日本人にああいう才能が生まれたというのは宝だと思う」とその人間性と才能を絶賛。「実はきちんと共演するのはこれがほぼ初めてなので楽しみです」と語っていた。(黒豆 直樹)山田和樹指揮モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団ピアノ:藤田真央■チケット情報()
2024年02月15日<がんばれ!Shion応援団レギュラー応援団>に加入すると、一般に先駆けてチケット購入ができ、5%引きの特典も!日本で最も長い歴史と伝統を誇る交響吹奏楽団のOsaka Shion Wind Orchestraを有する公益社団法人 大阪市音楽団(本社:大阪市住之江区/理事長:石井徹哉)は、指揮に音楽監督:宮川彬良、ゲストにささきいさおを迎え、オール・宇宙戦艦ヤマト・プログラムで「第155回定期演奏会」を開催いたします!©︎Daisuke©︎飯島 隆今回は、宇宙戦艦ヤマトのアニメ放送50周年を記念し、渾身のプログラムを制作中。2021年6月に開催し即日完売となった「宇宙戦艦ヤマト祭り YAMATO & VILLAINS!」からさらにグレードアップしたスペシャルプログラムを予定しています。※プログラム詳細は後日発表予定。チケットは、がんばれ!Shion応援団レギュラー応援団(年会費:無料)に加入してのお買い求めがおすすめです!チケットが5%割引となり、Webでも購入が可能。座席をお選びいただけるのはもちろんのこと、何より一般発売に先駆けてチケットの確保が可能!レギュラー応援団の先行販売日は、2024年2月13日(火)10:00からとなります。完売必至の演奏会ですので、がんばれ!Shion応援団レギュラー応援団に是非ご加入いただき、お早めにチケットをお買い求めください!がんばれ!Shion応援団レギュラー応援団への加入はこちら : Osaka Shion Wind Orchestra 第155回定期演奏会公演概要日時:2024年6月8日(土) 17:00開場/18:00開演指揮:宮川 彬良(音楽監督)歌:ささきいさお吹奏楽:Osaka Shion Wind Orchestra会場:ザ・シンフォニーホール(大阪市北区大淀南二丁目3-3)第155回定期演奏会の詳細はこちら : チケット■ 料金S席6,000円A席5,000円B席4,000円C席2,500円(Shionチケットセンター、Shionオンラインチケットのみ)学生価格3,000円(S席・A席・B席一律、Shionチケットセンターのみ)※全席指定・消費税込※当日券は各席500円増しとなります。※就学前のお子様のご入場はご遠慮ください。■チケット発売日がんばれ!Shion応援団レギュラー応援団先行発売日:2024年2月13日(火) 10:00〜一般販売日:2024年2月20日(火) 10:00〜主催・お問い合わせ公益社団法人 大阪市音楽団大阪市住之江区緑木1-4-138フリーコール:0800-919-5508(土・日・祝を除く10:00~17:30)▼2021年6月27日に開催された「宇宙戦艦ヤマト祭り YAMATO&VILLAINS!」の模様出演者プロフィール指揮:宮川 彬良©︎Daisuke作曲家・舞台音楽家/1961年東京都出身劇団四季、東京ディズニーランドなどのショーの音楽で作曲家デビュー。その後、数多くのミュージカル・舞台音楽を手掛ける。代表作に「ONE MAN’S DREAM」「身毒丸」「ザ・ヒットパレード」「マツケンサンバⅡ」「天保十二年のシェイクスピア」などがある。演奏活動にも精力的に取り組み『コンサートはショーである』を信条に、さまざまな企画のコンサートを日本全国で行っている。作曲、編曲、指揮、ピアノ演奏、解説すべてが自身によるそのコンサートは、「未来の音楽授業!アキラ塾」「宮川彬良×米良美一ふたりの歌謡ショウ」「アキラさん’s アカデミー」「0歳からのパントマイム・オーケストラ」など多彩なスタイルを披露、幅広い層に親しまれている。のちに歌詞がつけられたオーケストラ曲「風のオリヴァストロ」や、究極のアレンジ作品「シンフォニック・マンボNo.5」はベートーヴェンの交響曲第5番「運命」とペレス・プラードの「マンボNo.5」をミックスした作品で、海外でも人気がある。NHK Eテレ「クインテット」BS2「どれみふぁワンダーランド」BSプレミアム「宮川彬良のショータイム」で音楽担当ならびに出演。歌劇「あしたの瞳」、アニメ「星のカービィ」「宇宙戦艦ヤマト2199/2202」NHK木曜時代劇「ちかえもん」連続テレビ小説「ひよっこ」の音楽、「第68回紅白歌合戦」のオープニングテーマ作曲など、その活躍の場は多岐にわたる。歌:ささきいさお私立暁星小学校、私立武蔵中・高等学校を経て、1960年、『和製プレスリー』のキャッチフレーズでコロムビアレコードよりロック歌手としてデビュー。松竹映画専属俳優として『太陽の墓場』(大島渚監督作品)等に出演。その後、新劇や商業演劇(ミュージカル・シェイクスピア劇など)に参加しながら、基礎から勉強しなおす。『宇宙戦艦ヤマト』主題歌のヒットにより再び脚光を浴び、歌手、役者、声優、パーソナリティー、司会者、レポーター…として、テレビ、ラジオ、舞台、ディナーショー、講演、各種イベント…等で幅広く活躍している。吹奏楽:Osaka Shion Wind Orchestra©︎飯島 隆1923年(大正12年)に誕生以来「Shion(しおん)」の愛称で親しまれている交響吹奏楽団。 2015年3月に「大阪市音楽団」より「Osaka Shion Wind Orchestra」と改称。クラシックからポピュラーまで誰もが楽しめるコンサートを展開し、各都市での演奏会や吹奏楽講習会、CD録音など、幅広い活動を通して音楽文化の向上と発展のために力を注いでいる。2023年6月1日に創立100周年を迎えた。 これまでに3度の大阪文化祭賞、日本民間放送連盟賞、日本吹奏楽アカデミー賞演奏部門賞、大阪芸術賞、なにわ大賞を受賞。現在、音楽監督に宮川彬良、芸術顧問に秋山和慶が就任している。★Shion公式WEBサイトはこちら【ホームページ】 【X】 【Instagram】 【Facebook】 【Youtube】 ★「がんばれ!Shion応援団」応援団員募集中! ★ふるさと寄付金でShionを応援してください! ★ポスター・チラシ設置店大募集! ★「月イチ吹奏楽オンライン」全10曲を好評配信中! ★Shion公式オンラインショップ開設中! 本リリースに関するお問い合わせ公益社団法人 大阪市音楽団〒559-0022 大阪市住之江区緑木1-4-138フリーコール:0800-919-5508(土・日・祝を除く 10:00~17:30)広報担当:前田 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月09日今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介します!是非参考にしてみて下さいね♪敷布団は使用しなくなると、保管や処分が困難になります。また、使っている敷布団も寿命があり、衛生面にも気を付ける必要があります。ここでは、不要になった敷布団の適切な処分方法を紹介します。1. 敷布団を処分するタイミングは?使用している敷布団が買い替えるべきかどうか迷うとき、以下のサインに注目してみましょう。・へたりへたった敷布団は寝心地が悪くなり、腰の痛みや保温性の低下にも繋がります。このような場合、敷布団を買い替えるタイミングと言えるでしょう。・におい部屋になんとなく臭いが漂っている場合、敷布団が原因かもしれません。敷布団に染み付いた自分自身のにおいには、あまり気づかないこともあります。家族から指摘があれば、買い替え時期かもしれません。・底づき感敷布団を長い間使っていると、底づき感がでてくることがあります。薄くなったり、硬くなったり、中身が偏ったりすると、寝ていても疲労感がたまってしまいます。・汚れ敷布団にたくさんの汚れやシミがついている場合、快適な睡眠を妨げる可能性があります。このような場合、買い替えを考えてみてください。2. 敷布団の適切な処分方法敷布団を買い替える時、処分方法も考えなければなりません。以下の方法で適切に処分しましょう。・自治体のゴミとして出す自治体によっては、敷布団を可燃ゴミとして出すことができます。自治体指定のゴミ袋に入れて出すだけなので、簡単です。ただし、ゴミ袋に入らない敷布団もあるため、自治体のルールに従って処分しましょう。・不用品回収業者に頼む引っ越しや急な処分を希望する場合は、不用品回収業者に依頼する方法もあります。処分の日時を指定できることもメリットです。ただし、処分にかかる費用や手間を考慮する必要があります。・寄付するまだまだ使用可能な敷布団は、慈善団体に寄付することもできます。災害の被災地などでは、敷布団を含む物資が必要とされています。ただし、発送料は自己負担となるため、その点を考慮しましょう。3. 敷布団を適切に処分するための注意点敷布団を適切に処分する際には、以下の点に注意しましょう。・自治体のルールを守ること・違法な不用品回収業者には注意することまとめ敷布団の適切な処分時期はへたりやにおい、底づき感、汚れなどを基準に判断しましょう。処分方法としては自治体のゴミに出したり、不用品回収業者に頼んだり、寄付したりすることがあります。適切な処分方法を選ぶためには、自治体のルールを守り、正規の不用品回収業者を利用することをおすすめします。明日の私をちょっと楽に♪今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介しました!ぜひ参考にしてみてくださいね♪(lamire編集部)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月02日少女歌劇団ミモザーヌ冬公演『Love Letter〜いまもりまなか卒団公演〜』が、12月23日(土) に東京・博品館劇場で初日を迎えた。少女歌劇団ミモザーヌは、広井王子総合演出のもと「関西から世界へ!」を掲げたガールズレビューカンパニー。11歳から19歳の少女たちで構成され、20歳をむかえると卒団となる。公演は、華やかなドレスを身に纏ったミモザーヌのメンバーたちが歌唱する「Proud Mary」で幕を開け、1幕では「愛」をテーマにした物語がミュージカル仕立てで展開。Love Letterを投函できず思い悩む少女と、人間に関わることは禁じられているにもかかわらず彼女を助けようとする妖精。初々しい少女たちが綴るピュアな物語と、バク転などのアクロバットやフラメンコなどミモザーヌならではのパフォーマンスが詰め込まれた楽曲で魅了した。2幕はオリジナル曲と昭和歌謡を中心に構成した「ミュージックバラエティーショウ」。晴れやかな笑顔で元気な歌声を響かせたかと思えば、日本舞踊で艶やかに舞い、こぶしをきかせた歌声で圧倒。「少女A」「渚のシンドバッド」など誰もが知る昭和歌謡メドレーでノスタルジックさ漂うステージも、少女歌劇団ミモザーヌの魅力のひとつだ。スパンコールの光る煌びやかなドレスから、着物、制服姿まで、バラエティ豊かな衣装を次々に早替えするも、息を乱さない圧巻の歌唱力と迫力あるダンスを見せ、楽曲ごとに表情を変えるメンバーたち。2018年のオーディション以降、厳しいレッスンによって極められ続けられたエンターテイメント力の高さが結実した公演となった。オリジナル楽曲は、今までとは大きくメンバーをチェンジして披露する楽曲も。本公演で卒団を迎えるいまもりまなかは「夜来香」を中国語交えて披露し、アンコールでは「さよならの向う側」をソロ歌唱。また公演ではメンバーにもサプライズで新団長と新副団長を発表。現在副団長を務めているいわむらゆきねが新団長に就任し、1期生のちばひなの、2期生のしものあやめの2名が副団長として、新たなミモザーヌを率いていく。なお2024年1月6日(土)・7日(日) には、大阪・YES THEATER公演が予定されている。■団長(1期生):いまもりまなか コメント私がミモザーヌとして参加できる本当に最後の公演が始まりました。あっという間の5年間でしたが、思い起こせばオーディション、様々なレッスン、強化合宿、公演やライブ、メディアでの活動、、、たくさんの経験をさせてもらい、その分だけ数えきれないほどの思い出があります。10代の思春期の中では色々な葛藤もあり、辛かった時期もありましたが、メンバーみんながいてくれたからここまで頑張れたと思っています。でも、その経験があるからこそ今後の私の進むべき道が見えました。ここまで見守ってくださり、たくさんの応援をありがとうございました。そして、これからの“少女歌劇団ミモザーヌ”を引き続きよろしくお願いいたします。■新・団長(1期生):いわむらゆきね コメント新団長に就任しましたいわむらゆきねです。約半年前の2023夏公演で副団長を引き継ぎ、務めてきましたが、正直、副団長としてもまだまだやなと思う事が多くありました。メンバーや後輩を支えきれていないのではと感じる事もあり“もっと成長しないとな”と思っていました。でも団長になったからには今以上に自分のパフォーマンスや内面も磨き、みんなに憧れてもらえるような、そして何よりもお客様にも少女歌劇団ミモザーヌのゆきねを観たいと思ってもらえるような、力強い団長、そしてしなやかなミモザーヌになることを目標にします。少女歌劇団ミモザーヌをこれからもよろしくお願いします。■新・副団長(1期生):ちばひなの コメント副団長に指名いただきました、ちばひなのです。1期生の中では年下組として甘えてきた部分もたくさんありますし、今までは団長・副団長の背中に付いていってばかりでしたので、見てきた大きな背中を今度は自分がメンバーたちに見せる番だと思って、全力で副団長という役目に取り組みたいと思います。ミモザーヌはメンバー全員で作り上げる舞台なので、副団長として引っ張っていくという気持ちはもちろんありますが、みんなの意見を取り入れながら、これからも、もっともっとミモザーヌをレベルアップさせていきますので、皆さん応援をよろしくお願いします!■新・副団長(2期生):しものあやめ コメント副団長に指名いただきました、しものあやめです。なんと!?副団長になり凄くビックリしています。年齢的には2期生の中でも年下で、3期生も年上が多く、全員に甘えていられたのですが、副団長になったからには後輩の子の面倒も見て、私を見て付いてきてくれる存在になれるように、しっかりと一歩ずつ進んでいきます。そして新団長・いわむらゆきねちゃんのサポートをできるように頑張ります!いつも応援してくださる皆さま、ありがとうございます!<公演情報>少女歌劇団ミモザーヌ冬公演『Love Letter〜いまもりまなか卒団公演〜』大阪公演:2024年1月6日(土)・7日(日) YES THEATER少女歌劇団ミモザーヌ冬公演『Love Letter〜いまもりまなか卒団公演〜』ビジュアルチケット情報:()
2023年12月25日『サクラ大戦』シリーズの原作などで知られる広井王子が総合演出を手掛け、10代の20名から成るレビューカンパニー・少女歌劇団ミモザーヌ。12月からの冬公演で、20歳を迎えた2代目団長のいまもりまなかが卒団する。この2年、歌劇団を牽引する一方、有村架純主演で映画化された『ビリギャル』の文庫本のカバーガールに選ばれるなど活躍してきた。ちばひなの、すずきゆい、さかもとりるはの3人と共に、最後の公演を前に語ってもらった。苦手な人の良いところを探して大人の階段をひとつ上がりました――いまもりさんはミモザーヌに1期生として入ったときは、高1だったんですよね。いまもりはい。中3のときにオーディションを受けました。――中2までダンス&ボーカルグループで活動されていたそうですが、学校ではどんな子だったんですか?いまもり行事が大好きでした。体育委員をやっていて、体育祭では先頭を切って応援団をやったり、リレーも毎年出ていたり。全力で突っ走っていました。――ミモザーヌに入って団長も務めて、人間的に変わった面はありました?いまもり広井さんと出会って、ものごとの考え方が変わりました。生きていく中で苦手な人と出会うこともある。そこで嫌いと思うのでなく、良いところを探してみるように教えていただいたんです。そうすると性格的に合わない人でも、自分にない部分が素敵に思えるようになりました。大人の階段をひとつ上がった感じがします。――同期のちばさん、すずきさんから見て、いまもりさんが変わったと思うところはありますか?ちば第一印象は怖かったんですけど(笑)、一緒にいる時間が多くなるにつれ、いい意味で子どもっぽいところが見えてきました。レッスンが終わってから、テンションがバグって、ハッチャケて暴れていたり(笑)。すずき団長になってからは1人1人をよく見ていて、みんなでミモザーヌを盛り上げようという想いの強さが伝わってきました。公演前に円陣を組んで掛ける言葉も、言い方やトーンも含めてめっちゃ好きで、まなかちゃんが団長でいてくれるから頑張ろうと気が引き締まります。――いまもりさんのどんな言葉が印象に残っていますか?すずき覚えている言葉はないんですけど……。いまもりないのか(笑)。すずきでも、いつも「自分を信じて。みんなを信じて」と言ってくれるのは響きます。ちば前に立って引っ張るというより、同じ目線で仲間として一緒に考えてくれます。すずきオラーッ!という感じではないよね(笑)。ちばそれで私たちがわからなくなったときは、一歩前に出て指摘してくれたり。――3期生のさかもとさんにとっては、どんな先輩でした?さかもと自分の中で迷っていることがあると、感づいて話し掛けてくれます。顔には出していないし、迷った素振りもしてないはずなのに、わかるのがすごいなと思っています。――そこは団長として目配りをしていて?いまもりメンバーのことをよく見るようになったのは、自分でも感じています。団長になって初めの頃は、何をしたらいいのか本当にわからなくて、頼りなかったと思います。でも、団長だからというより、まずはメンバー1人1人と向き合ってみようという想いに変わりました。――悩んでいるとわかるものですか?いまもりりるはは「顔に出さない」と言ってましたけど、「とらとら」の隊長をやるときとか、本番前にカチカチになっているんです(笑)。だから「大丈夫!りるは節でいけば絶対に楽しんでもらえるよ」とか声掛けはよくしています。――いまもりさんが去年、『ビリギャル』の文庫本のカバーモデルになったときは、歌劇団内でも盛り上がりました?すずき「金髪、似合う!」って(笑)。ちば電車とかでポスターを見つけたら「まなか発見!」と写真を撮ってました(笑)。いまもりそういう連絡が来るのが嬉しかったです。――今も坪田塾のポスターなどで写真が使われていますが、自分を街で見ると、どんな感じがします?いまもり初めは誰だかわからなくて(笑)。でも、おかげでミモザーヌのこともたくさんの方に知っていただけました。私自身、ギャルになったことがなくて、金髪もかつらで初めてでしたけど、新しい自分の表情が出たのかなと思います。水着グラビアをやったら新しい自分が見つかって――すずきさんはミモザーヌに入ったときは中学生でした。すずき中3になった年ですね。私はずっとダンスをしている生活でしたけど、学校では今と同じようにイジられがちで(笑)、いつもポケーッとしていました。――ジャズ、ワック、ヒップホップ、ヴォーグとやってきて、いろいろなコンテストの受賞歴もありますが、ダンスを始めたきっかけは?すずきもともとバトントワリングをやっていて、一緒に習っていた地元のお姉さんのダンスのイベントを見にいったとき、カッコイイなと憧れて始めました。――ミモザーヌでもダンスで苦労することはなかったですか?すずきいえ、ずっと苦戦しています。それまで1人で踊ってきた分、みんなで合わせるのが大変で、「私は人のことを全然見てなかった」と思いました。それが今でも課題です。――現在高2のちばさんは、中1からミモザーヌに。ちば中学では活発で、クラス委員長になって生徒会活動をしたり、そういうことが好きでした。勉強は苦手だったんですけど(笑)、友だちは多くてワチャワチャ楽しくやっていました。――最近は水着グラビアでも活躍していますが、やりたいことだったんですか?ちば自分でもミモザーヌとしても、水着のイメージはなかったんですけど、私より先に、まなかとゆいといわむらゆきねが3人で雑誌に出たことがあって。それを見て、きれいだなと思って、グラビアのイメージが変わりました。それから自分もお話をいただいて、1人で成り立つのか不安でしたけど、撮影に行ったら、すごく楽しくて。新しい自分が見つけられたなと思えました。――他のメンバーもちばさんのグラビアは見てます?いまもりめっちゃしっかり見ました(笑)。かわいいし、きれいだし、ひなのらしい笑顔の輝きが全開で素晴らしい。これは写真を撮りたくなるし、ファンになるなと思いました。さかもと本当にかわいらしすぎます。私的にはミモザーヌではお姉さんに見えていたんですけど、こういうあどけない顔もするんだなとか、いろいろな表情が見られました。スタイルもかなり羨ましいです(笑)。――ちばさんはスタイルキープには気を配っているんですか?ちばグラビアをやるようになってから、自分磨きを研究するようになりました。筋トレをしっかりするようになって、食事にも気をつけています。――他のメンバーがお菓子を食べていても、我慢していたり?ちば逆に、みんなと一緒にお菓子やごはんを食べるときに楽しめるように、普段控えています。――さかもとさんは現在高2で、2年前に3期生になりました。さかもと入団した時は中3でした。今もですけど、学校でめちゃくちゃ目立ちたがりで、保健委員長をやっていました!――保健委員長って目立ちますか?いまもりちょっと違うような(笑)。さかもと放送委員もやりたかったんですけど、運動会で保健委員として放送していました(笑)。委員長になると、発表会のときに舞台に上がって、みんなの前でしゃべれるので、そこで目立ってやろうと。でも、保健委員の仕事もちゃんとやっていました。ケガ人が出たら、一緒に保健室に連れていったり。いまもりりるははミモザーヌに入ってきたときから、明るかったです。関東メンバーで、初めはあまり関われなかったんですけど、同期といるときの元気で楽しそうな表情は、すごく印象に残っています。新幹線の中で勉強して夏休みは宿題を最後に追い込みました――いまもりさんの卒団公演がだんだん近づいてきますが、5年間のミモザーヌでの活動で、特に感動的だったことは何ですか?いまもりひとつに絞るのは難しいですけど、コロナ禍が明けて、やっとできたお披露目公演はすごく思い出深いです。ミモザーヌに入ったときは、すぐ舞台に立てると思っていたら、1年間はみっちり基礎レッスン。公演ができる日は来ないかと思うくらいでした。そしたら、今度はコロナ禍になって、ぶっちゃけつまらないことばかりでした。――レッスンもZOOMで受けていたそうですね。いまもりそうなんです。対面レッスンができなくて、リモートで画面に向かって1人で踊るだけ。このまま続けていて意味があるのだろうかと、私だけでなくメンバー全員、気持ちがめちゃめちゃ落ちていました。会えないからこそ連絡は取り合って、電話もしていましたけど、みんな同じ想いだから、余計にどうしたらいいのかわからなくなって。――あの頃は先が見えませんでしたからね。いまもり10代は大事な時期だと思っていたので、新しいことを始めるなら早いほうがいい。だから、もうやめようかと考えたことが何度もありました。それを乗り越えられたのは、何でも相談できるメンバーがいたおかげ。今思えば、あの期間があったからこそ、自分との向き合い方や自主練の仕方を学べましたし、やっとお披露目の舞台に立てたときはめっちゃ感動しました。ようやく見てもらえた!メンバーと一緒に公演を作れた!あの嬉しさと楽しさはたぶん一生忘れません。ちば終わって号泣じゃなかった?いまもり舞台の最後に「ミモザのように」を歌っているときからウルウルきていて、幕が下りたあとは、みんなで「本当にできて良かったね。楽しかったね……」って。――あと、皆さん、勉強との両立も大変ではなかったですか?すずき私は中学も高校も公立で、普通に大学受験もしました。ミモザーヌでもやりたいこと、やらないといけないことがたくさんあって、私は関東メンバーで大阪までの移動にも時間がかかるので、新幹線でどれだけ勉強できるかが勝負だったんです。テスト前は「ヤバい!ヤバい!」と言いながらノートを広げたり、夏休みは合宿もあるので「宿題をやってない!」となって最後に追い込んだり。正直、寝ないで勉強したこともありました。さかもとやっぱりテストと公演が重なったりすると、点数が取れなければ進級できないし、ミモザーヌを疎かにすると公演に影響が出てしまう。私も新幹線の中とか普通の電車でも、できる時間にちょっとずつ勉強してました。いまもり私も中・高は公立で、周りの子は土・日に遊びに行くことが多くて。誘ってはもらうんですけど、レッスンがあるから「ごめんね」と断っていました。学校で人間関係を築くのも大事なので、正直遊びたいとも思いましたけど、ミモザーヌのレッスンがそれ以上に楽しくて。友だちも応援してくれて勉強を教え合って、テスト前は徹夜もしながら、無事に高校を卒業できました。ちば私は勉強に関しては常にピンチです(笑)。英語は今後も使うと思うので集中して頑張ったり、微妙な科目は後回しにしたり、優先順位をつけて、より自分のためになるようにしています。たくさん経験したことを活かして歌って踊れる女優を目指します――いまもりさん卒団の冬公演『Love Letter~いまもりまなか卒団公演~』は、ストーリー的に夏公演の続きなんですよね。いまもりそうなんです。夏公演では、良い子でいることを演じて悪い子に憧れを持つ少女が悩んでいましたけど、冬公演では成長して、愛について悩む物語になっています。――Z世代の皆さんだと、ラブレターを書くような文化はないのでは?ちば私の周りではないです。メッセージを携帯で打って送るより、文字を書くほうが気持ちが伝わるので、感謝のお手紙を送ったりすることはありますけど。すずき私、今思い出したんですけど、幼稚園の頃に好きな男の子がいて。バレンタインにチョコをあげたとき、下に「すきです」と書いていたと母に聞きました。それもラブレターですよね?いまもりかわいい(笑)。すずきバレンタインが2月で、私は4月が誕生日で、その子がプレゼントをくれました。幼稚園児なりに気持ちを受け取ってくれたみたいで(笑)、「ありがとう」という感じでした。――いまもりさんはひと昔前だったら、ラブレターをもらいまくりだったかと。いまもりまったくないです。私、本当にモテなくて。実は中学生のとき、自分でラブレターを書いたことはありましたけど、バツでした(笑)。――そんな男子がいましたか。いまもりいたんです(笑)。でも、手紙を書くことは大事にしています。今はLINEやメールで済んでしまいますけど、小さい頃はお父さん、お母さん、お兄ちゃんの誕生日に「おめでとう。いつもありがとう」とか、短くても文字にして渡していました。最近できてないから、また書きたいです。――ラブレターもまた書くんですか?いまもりラブレターはちょっとお休みにしておきます(笑)。――卒団しても芸能活動は続けるそうですが、ミモザーヌで学んだことをどう活かしていきますか?いまもり本当にたくさんの経験をさせていただいて、ダンスも歌も大好きなので、ここで終わりにせず、アーティスト女優になりたいと思っています。歌って踊って、お芝居もする。ミモザーヌではフラメンコや日本舞踊も習ったので、いつかどこかで「やってみて」と言われたら、できるようにしておきます。取材・文:斉藤貴志<公演情報>少女歌劇団ミモザーヌ冬公演「Love Letter~いまもりまなか 卒団公演~」【東京公演】2023年12月23日(土)~24日(日)会場:銀座博品館劇場【大阪公演】2024年1月6日(土)~7日(日)会場:YES THEATERチケット情報:公式サイト:
2023年11月16日2023年12月、東京、大阪など全国6カ所にてグランディーバ バレエ団のジャパンツアーが開催される。本ツアーのアンバサダーにはるな愛が就任し、その応援歌としてはるな愛が7月にリリースした「まぼろし ザ ワールド」が決定した。グランディーバ バレエ団は1996年、ヴィクター・トレビノ氏によってニューヨークにて設立。アメリカ・日本のみならず、フランス・イタリアなどのヨーロッパ各国や、韓国・中国・シンガポールなどをはじめとしたアジアなど、世界各国にて公演を行なっている。目を惹きつけるトゥ・シューズテクニック、まばゆいメイクアップとしなやかな身のこなし、そして“クスッ”と笑えるユーモアと、3拍子揃った世界でもまれな魅惑のコメディバレエ団による、日本で4年振りの公演となる。2023年日本公演ではヴィクター・トレビノをはじめ、瀬川哲司、ジョエル・モリス、徳江弥、ジョセフ・フィリップ、カルロス・ガルシア、ジョナタン・メンデスなどが出演。そして、4年ぶりのジャパンツアーのアンバサダーに就任したのは、口パクものまね「エアあやや」で人気を博し、以降多数のレギュラー番組や広告に出演。2009年『ミス・インターナショナル・クイーン2009』で世界一位になったほか、タレント、ダンサー、歌手など、また飲食店の経営など実業家としてマルチに活動をするはるな愛。そんなはるな愛が7月にデジタルリリースした現代版歌謡曲「まぼろし ザ ワールド」が本公演の応援として決定した。アンバサダーに就任したはるな愛よりコメントが到着!■はるな愛コメントグランディーババレエ団は私が幼い時にテレビコマーシャルを見てずっと見たかったバレエ団です。美しくて面白くて、そしてちょっぴり切ない、そんな気分にさせてくれます。是非世界最高のエンターテイメントを生で体験してみてください!きっとかけがえのない時間になるはずです。12月22日より福岡からジャパンツアーがスタート。東京公演は12月25日となる。チケットは発売中。詳細はHPにて。( )<公演概要>グランディーバ バレエ団 ジャパンツアー2023[出演]《グランディーババレエ団》ヴィクター・トレビノ/瀬川哲司/ジョエル・モリス/徳江弥/ジョセフ・フィリップ/ジョナタン・メンデスほか[公演日程]ツアー スケジュール◇2023/12/22(金) 開場11:30/開演12:00【福岡】北九州ソレイユホール≪プログラムB≫◇2023/12/23(土) 開場12:00/開演12:30【大阪】門真市民文化会館ルミエールホール≪プログラムA≫◇2023/12/24(日) 開場18:00/開演18:30【大阪】門真市民文化会館ルミエールホール≪プログラムB≫◇2023/12/25(月)開場18:00/開演18:30【東京】大田区民ホール・アプリコ≪プログラムB≫◇2023/12/26(火) 開場18:00/開演18:30【茨城】水戸市民会館≪プログラムA≫◇2023/12/27(水)開場17:30/開演18:00【愛知】Niterra日本特殊陶業市民会館フォレストホール≪プログラムA≫◇2023/12/28(木)開場17:30/開演18:00【埼玉】さいたま市文化センター≪プログラムA≫[主な演目]《演目》≪プログラムA≫●パ・ド・カトル●オダリスクパ・ド・トロワ●パ・ド・ドゥ●瀕死の白鳥ー休憩ー●白鳥の湖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・≪プログラムB≫●オダリスクパ・ド・トロワ●ゴーフォーバロッコ●パ・ド・ドゥ●瀕死の白鳥ー休憩ー●くるみ割り人形[チケット料金(税込)]S席:8,000円/A席:7,000円※全席指定※未就学児のご入場はできません※出演団員および演目は予告なく変更となる場合があります[プレイガイド]●アーチ・チケット ほか一般プレイガイドにて発売中公式HP: 主催:株式会社アーチ・エンタテインメント/BSフジお問い合わせ:株式会社アーチ・エンタテインメント info@arch-ent.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月15日創立135周年を迎える世界最高峰のオーケストラのひとつ「ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団」の来日記者会見が開催。指揮者のファビオ・ルイージ、同楽団のマネージング・ディレクターのドミニク・ウィンターリングが出席した。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のチケット情報はこちら今回の来日公演は神奈川公演を皮切りに、愛知公演、京都公演と続き、11月7日と9日に東京公演が行われる。プログラムは2種類が用意されており【プログラムA】ではウェーバーのオペラ「オベロン」序曲、リストのピアノ協奏曲第2番イ長調、チャイコフスキーの交響曲第5番ホ短調 op.64を、一方の【プログラムB】ではビゼーの交響曲第1番 ハ長調、ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95「新世界より」が演奏される。ファビオ・ルイージは、ピアニストのイェフィム・ブロンフマンを迎えてのリストのピアノ協奏曲第2番に触れ「1988年に私が彼と初めて共演した際の思い出深い曲であり、日本のみなさんにお届けできるのを嬉しく思います。当時はお互いに若かったですが、彼は既にロシアピアニズムを代表するピアニストで、卓越した技術を持っていました。リストのピアノ協奏曲第2番はオーケストラとの掛け合いが難しい曲ですが、深く理解し合いながら作り上げていくことができました」と当時をふり返りつつ、感慨深げに語る。これまで幾度となくコンセルトヘボウで指揮棒を振ってきたが、その音のキャラクターについてルイージは「特徴的な音色、その音質を保ちつつ、革新し続けている稀有なオーケストラであり、気品にあふれた音楽的なアプローチは常に革新的なものがあり、共演できることはこの上ない喜びです」と称える。2027年より同楽団の首席指揮者をフィンランド出身の27歳の俊英クラウス・マケラが務めることが決まっているが、ウィンターリング氏は団員の投票でマケラの就任が決まったことを明かし「若いながらも卓越した音楽性と自信に満ち溢れています」と期待を口にする。ちなみにマケラがコンセルトヘボウで初めて指揮棒を振ったのは、コロナ禍のさなか、ルイージの代役としてであり、奇妙な縁で両者を結び付けることになったルイージは「このプロジェクトに私も携わることができて嬉しいです(笑)」とユーモアたっぷりに語り、以前からよく知るというマケラについて「彼の世代を代表する才能あふれる指揮者であり、楽しみです」と笑顔を見せていた。■日本ツアー日程[東京公演]2023/11/9(木) 19:00開演文京シビックホール 大ホール※公演終了11/3(金・祝)ミューザ川崎シンフォニーホール11/4(土)愛知県芸術劇場 コンサートホール11/5(日)京都コンサートホール 大ホール11/7(火)サントリーホール 大ホールイェフィム・ブロンフマン(ピアノ) 出演日:11/4(土)・5(日)・7(火)公演
2023年11月08日KLMオランダ航空はオランダ・アムステルダムを本拠地とするロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の来日公演を記念したキャンペーンを11月5日(日)より開催いたします。KLMオランダ航空KLMオランダ航空は世界3大オーケストラの1つと言われるオランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の2023年来日ツアーを、ロジスティクスパートナーとしてサポートすることになりました。4年ぶりの来日となる同楽団は11月3日から11月9日にかけて日本各地(川崎、名古屋、京都、東京)にて演奏会を行います。KLMオランダ航空日本支社では今回の来日ツアーにかかるパートナーシップを記念して、KLMオランダ航空で行くオランダ旅、そしてロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の卓越した演奏をイメージしたラッピングバスを巡るイベントならびにキャンペーンを11月5日から11月18日まで展開いたします。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団■東京タワーで特別な無料ミニコンサートロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の3年ぶりの来日公演を記念し、東京タワーにてミニコンサートを開催いたします。世界3大オーケストラのひとつといわれるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のブラスセクション選抜メンバーによるクラシックの名曲などのライブ演奏をお楽しみください。【ミニコンサート開催概要】日時 :11月8日(水) 12:30~13:00(予定)※雨天開催(演奏時間は約30分となります)開催場所:東京タワー正面玄関前特設会場所在地 :東京都港区芝公園4丁目2-8主催 :KLMオランダ航空会社参加費 :無料(どなたでもご参加いただけます)※会場内では、KLMオランダ航空ならびにロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団ならびに取材メディアによる写真や動画撮影が行われるため、観覧中のお客さまが映り込む場合がありますので、あらかじめご了承ください。※諸事情によりやむなく変更・中止となる場合があります。※開催の最新情報はX(旧 Twitter)KLM Japan 公式アカウント @KLM_JP ( )よりご確認ください。■ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団来日記念、オランダ行き航空券が当たるキャンペーン2023年11月5日(日)~11月9日(木)の間、KLMオランダ航空とロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団がコラボレーションしたラッピングバスが東京都内各所を巡ります。これを記念し、X(旧Twitter)のKLM Japan 公式アカウント @KLM_JP をフォロー、ハッシュタグ #KLMコンサート をつけてオランダ旅への思いをポストしてくださった方から抽選で1名様にオランダ(アムステルダム)へのエコノミークラス往復航空券をプレゼントするキャンペーンを実施いたします。ラッピングバスは11月8日のミニコンサート会場の東京タワーにも登場します。キャンペーンの詳細は、下記のウェブページよりご覧ください。■キャンペーンサイト 【キャンペーン概要】応募期間:2023年11月5日(日)~11月18日(土)23:59まで応募資格:日本国内居住の18才以上の方応募方法:X(旧Twitter)でKLMオランダ航空日本支社の公式アカウント「@KLM_JP」( )をフォローし、「オランダ旅への思い」を #KLMコンサート をつけてポストしてご応募ください。なお、ご自身で撮影したKLM&ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団ラッピングバスの写真または動画をタグ付けポストしていただくと当選確率があがります。賞品 :KLMオランダ航空オランダ往復航空券 1名様(日本―アムステルダム間エコノミークラス)※ポストは複数回いただけますが、対象となる応募ポストはおひとり様につき一つとさせていただきます。キャンペーン条件の詳細はこちらをご覧ください。 ■KLMオランダ航空 公式ウェブサイト : ■X(旧Twitter) KLM Japan 公式アカウント: ■Facebook KLM Japan 公式アカウント : ■LINEオフィシャルアカウント : @klmjp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月31日兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)の11月定期は、ドビュッシーや、ビゼーにラヴェルなどを揃えたゴージャスな“オール・フレンチ・プログラム”だ。指揮は、PAC初登場となるアレッサンドロ・ボナート。弱冠20代ながら、数々のオーケストラや歌劇場で活躍するイタリアの新鋭だ。そして今回共演するソリストが、フランスが誇る世界最高峰のクラリネット奏者ポール・メイエなのだから素晴らしい。これは、2020年3月のPAC定期に出演予定だったところが、コロナ禍によって公演中止となり、約3年半の時を経てようやく実現する共演だけに見逃せない。しかもメイエの演奏曲目はといえば、ドビュッシーがパリ高等音楽院卒業試験のために書いた「第1狂詩曲」と、メイエに献呈されたエスケッシュの「クラリネットと管弦楽のための協奏曲」なのだから楽しみだ。メイエ自身も気合が入ること間違いなし。世界最高峰のクラリネット奏者の実力を堪能したい。そして後半は、ビゼーの名作『アルルの女』&ラヴェルの超人気曲『ボレロ』とくれば、香り高いフランス音楽に触れる時間が待ち遠しい。兵庫芸術文化センター管弦楽団 第146回定期演奏会ボナート×メイエ 極上のフランス音楽■チケット情報月17日(金)、18日(土)、19日(日)兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール●ポール・メイエ/Paul Meyer(クラリネット)名実共に世界のトップに立つクラリネット奏者。1965年アルザス生まれ。13歳でソリストとしてデビュー。パリ高等音楽院とバーゼル音楽院で学ぶ。フランス国内外のコンクールで優勝後、84年NYデビュー。完璧な技術とずば抜けた音楽性、品の有る豊かな音色を併せ持つ天才クラリネット奏者としてベリオ、ペンデレツキを始めとする数多くの作曲家達から曲を捧げられ、多数のレーベルからCDが発売されている。室内楽にも意欲的に取り組み、クレーメル、ヨーヨー・マ、ロストロポーヴィチを始めとする世界の一流奏者と共演。エマニュエル・パユ、オーボエのフランソワ・ルルー等現代最高のフランスの木管奏者達とスーパー・アンサンブル、「レ・ヴァン・フランセ」を結成。指揮者としてのキャリアも着実に築き、ソウル・フィル准首席指揮者、東京佼成ウインドオーケストラ首席指揮者を経て、2019/20シーズンにはマンハイム・プファルツ選帝候室内管弦楽団の首席指揮者に就任。使用楽器はBUFFET CRAMPON Divine
2023年10月25日神奈川県を本拠地とする唯一のプロ・オーケストラとして1970年から活動を続ける神奈川フィルハーモニー管弦楽団(以下 神奈川フィル)が、2024-2025シーズンのプログラムを発表した。神奈川フィルハーモニー管弦楽団の公演情報はこちら2024年4月には、よこすか芸術劇場で『Dramatic Series 歌劇「夕鶴」』が上演される。神奈川フィルの桂冠芸術顧問であり横須賀の地に暮らした作曲家の團伊玖磨は生前、現在の神奈川フィルの音楽監督である沼尻竜典によこすか芸術劇場のことを「横須賀に行ってごらん、ミラノのスカラ座が建っているよ」と語っていたという。團が愛した地で地元の横須賀芸術劇場少年少女合唱団の子どもたちも参加しての公演は、神奈川のオーケストラとして意義深い。定期演奏会では、まず新シーズンのオープニングとなる4月に、2024年に生誕200年を迎えるブルックナーの『交響曲第5番』を、7月には2024年末で活動を終えることを宣言している井上道義の指揮で、ドビッシーの『夜想曲』に加え、伊福部昭の『ピアノとオーケストラのための「リトミカオスティナータ 」』『日本狂詩曲』を取り上げる。11月には神奈川フィルの定期演奏会が400回を迎える。記念すべきメモリアル演奏会を飾るのはヴェルディの『レクイエム』。ソプラノの田崎尚美、メゾソプラノの中島郁子、テノールの宮里直樹、バリトンの平野和、そして「プロ歌手による神奈川フィル合唱団」と大編成の管弦楽で挑む大作に期待したい。2025年1月にはコリヤ・ブラッハーと神奈川フィルの初共演が実現。ベートーヴェンの『ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61』ではヴァイオリンを演奏しながら指揮をする、いわゆる“弾き振り”を目の当たりにできる。続く『交響曲第5番』は、2023年1月~3月に放送された日本テレビ系列のドラマ『リバーサルオーケストラ』でも話題となった。神奈川フィルはこのドラマに出演し演奏を担うことでこれまでのクラシックファン以外の客層からも注目を集め、2023年1月にはドラマ内で演奏された作品を集めたスペシャルコンサートも開催している。沼尻監督は「僕は台詞がなかった」とジョークを飛ばしながらも、その波及効果に感謝し、「チャイコの5番」への意気込みを覗かせた。SNSやYouTubeの動画配信などでもファンを増やしている神奈川フィル。2024-2025シーズンは、2025年4月から休演となる神奈川県民ホールでの最後の一年となるが、神奈川からクラシック音楽の魅力を発信し続けるオーケストラの活躍を見守っていきたい。取材・文:清水井朋子
2023年10月25日今秋、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団が来日するのを機に、弦楽セクションの精鋭たちで組織された「チェコ・フィルハーモニー弦楽アンサンブル」による特別公演が開催される。公演は、11月5日(日)にサントリーホールで開催され、ヤン・フィシェル(チェコ・フィル コンサートマスター)率いる総勢28名による特別編成のアンサンブルが登場する。ヤン・フィシェル (c)Petra Hajska世界で唯一、市全体が“世界遺産”に指定されているチェコの首都プラハは、ボヘミア王国の首都であった時代から幾多の音楽家を輩出して来た、欧州における“音楽家揺籃の地”でもある。プラハはモーツァルトを熱狂的に受け入れたほど成熟した音楽的土壌であることに加えて、ヴィオラ奏者でもあったドヴォルザーク、そしてその曾孫にあたるヨセフ・スーク、20世紀最高のひとつスメタナ弦楽四重奏団、高名なヴァイオリニストであったヤン・クーベリック(指揮者ラファエル・クーベリックの父)らを輩出した。これらの音楽家たちは、ボヘミア=チェコに連綿と受け継がれてきた芸術的DNAを色濃く継承する演奏家たちだ。チェコ楽壇の最高峰に位置する名門、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団もそのDNAを引き継ぎ、世界の聴衆を魅了し続けている。当日は、ドヴォルザークとチャイコフスキーによる珠玉の傑作「弦楽セレナード」を同時に聴ける貴重な機会になる。サントリーホールで聴く珠玉の名旋律チェコ・フィルハーモニー弦楽アンサンブル名門チェコ・フィルの精鋭たちによる“セレナード”■チケット情報月5日(日)14:00開演サントリーホール<プログラム>ドヴォルザーク:我が母の教え給いし歌(弦楽合奏版)ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調 Op.22チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ(弦楽合奏版)~弦楽四重奏曲第1番 Op.11より第2楽章チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48
2023年09月29日イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団が11月に日本ツアーを開催する。イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団は、1936 年にヴァイオリニストのブロニスラフ・フーベルマンが欧州各国に散らばっていた優秀なユダヤ人たちを集め、パレスチナ管弦楽団として発足。1948年のイスラエル建国に伴い、現在の「イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団」と改称された。現在は、注目の若手指揮者ラハフ・シャニが音楽監督を務めている。日本ツアーは全6公演で、ピアニストの小林愛実と、ヴァイオリニストの庄司紗矢香が日替わりで出演。メインとなるオーケストラ作品は、音楽監督シャニが愛するベートーヴェンの交響曲。ベートーヴェン自身が、作品様式に大きな変化を遂げた頃の第3番「英雄」と、イスラエル・フィルが多くの名指揮者と共演してきた第7番が披露される。ラハフ・シャニ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 日本ツアー■チケット情報月19日(日) 14:30 開演【A】横浜みなとみらいホール 大ホール11月20日(月) 19:00 開演【A】東京オペラシティ コンサートホール11月18日(土) 19:00 開演【C】フェニーチェ堺 大ホール11月21日(火) 19:00 開演【A】アクロス福岡 福岡シンフォニーホール11月23 日(木・祝) 16:00 開演【B】NHK ホール11月25日(土) 19:00 開演【B】愛知県芸術劇場 コンサートホール【プログラム A】モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲ショパン:ピアノ協奏曲 第 1 番 ホ短調 作品 11ベートーヴェン:交響曲第 3 番 変ホ長調 作品 55【プログラム B】ツヴィ・アブニ:祈りベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品 61ベートーヴェン:交響曲第 7 番 イ長調 作品 92【プログラム C】ツヴィ・アブニ:祈りショパン:ピアノ協奏曲 第 1 番 ホ短調 作品 11ベートーヴェン:交響曲第 7 番 イ長調 作品 92出演ラハフ・シャニ(指揮・音楽監督)小林愛実(ピアノ11月18、19、20、21日)庄司紗矢香(ヴァイオリン11月23、25日)イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(管弦楽)
2023年09月20日世界三大オーケストラの一つ、オランダの『ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団』の メンバーによるブラスアンサンブル初来日では、キャンセル待ちが200人!オランダの『ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団』の金管セクションメンバーによって構成された名門ブラスアンサンブルが、2023年10月28日(土)15時00分から東広島芸術文化ホールくらら(広島県東広島市)の大ホールで開催される。ウィーン・フィル、ベルリン・フィルに並ぶ世界三大オーケストラのひとつとして名高いロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。今回は金管セクションのサウンドを作る核となる首席奏者を筆頭に、11名の凄腕アーティストによるブラスアンサンブルが中四国地方に初登場となる。県内屈指の音響効果を持つ、くらら自慢の大ホールでそのサウンドを存分に味わっていただきたい。公演概要ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 ブラス・アンサンブル【日時】2023年10月28日(土)15:00開演(14:15開場)【会場】東広島芸術文化ホールくらら大ホール【チケット料金】全席指定・税込SS席:6,500円(完売)、S席:6,000円、A席:5,500円学生(大学生以下):全席2,500円【チケット取扱】・くらら チケットセンターTel. 082-426-5990・チケットぴあ (Pコード 241-673)【お問合わせ】東広島芸術文化ホールくらら チケットセンター〒739-0015東広島市西条栄町7-19(10:00~19:00土日祝営業)Tel. 082-426-5990 *未就学児入場不可*学生券は購入時または公演入場時要学生証提示*車椅子席・介助者席はくららチケットセンターのみ取扱いロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 ブラス・アンサンブル - 東広島芸術文化ホールくらら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月18日ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団(制作:株式会社スーパーキッズ)は、2023年10月9日(月・祝)に「秋の芸術祭」(於:東京オペラシティコンサートホール)を開催いたします。2018年にスタートし6回目を数える今年はムソルグスキー『禿山の一夜』、ロッシーニ『ウィリアム・テル序曲』を披露します。コンサート情報: 世界三大珍獣の指揮者たち●幼少期の思い出で終わらせない。生涯クラシック音楽を楽しんでいただくために動物たちによるオーケストラ「ズーラシアンフィル」は親子を中心にオーケストラを楽しんでいただこうという観点から、童謡や民謡などをオリジナルアレンジした《シンフォニック童謡》の世界をお届けしています。「どこかで聞いたことのある」童謡などのメロディーをベースに、シンフォニーの響きの美しさを感じていただき、今までハードルが高かったオーケストラのコンサートを身近に感じていただく工夫をしてまいりました。そんな活動を続けている折、目にとまるのはズーラシアンブラスのコンサートで音楽に興味を持ったお子様が、ズーラシアンブラスを卒業するとともにクラシック音楽を卒業してしまう…といった状況です。クラシック音楽との出会いを、幼少期の思い出として終えてしまうのではなく生涯長く楽しんでいただきたい。そんな思いで、《童謡》からさらに踏み込んだクラシック音楽の世界を覗いていただけるコンサートを開催いたします。「ボレロ」「大序曲1812年」「新世界より」「展覧会の絵」と毎年好評を博してきた本公演。今回はムソルグスキー(リムスキーコルサコフ編曲版)『禿山の一夜』、ロッシーニ『ウィリアム・テル序曲』をお届けします。ズーラシアンフィルならではの《シンフォニック童謡》からも『蝶々コンチェルト』『とおりゃんせ即興曲』他を演奏。川柳を音楽とお芝居で表現しクスッと笑わせる『川柳ブラス』も盛り込み、バラエティ豊かにお送りします。●世界三大珍獣の指揮者トリオが集結ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団は世界三大珍獣と呼ばれるオカピ、コビトカバ、ジャイアントパンダが指揮者の世にも珍しいオーケストラです。本コンサートでは3名の指揮者が勢揃い。ジャイアントパンダがムソルグスキー『禿山の一夜』、コビトカバがロッシーニ『ウィリアム・テル序曲』を、そしてオカピは『とおりゃんせ即興曲』ほか童謡をシンフォニックにアレンジしたズーラシアンフィルならではの楽曲を指揮。それぞれ個性豊かな指揮捌きを披露します。●ミニスコア付きのお席をご用意小学生以上が入場できる2~3階席の一部*では、手遊び歌をシンフォニックに仕立てた『ずいずいずっころばし即興曲』のミニスコアを差し上げます。楽譜を読みながら、演奏を聴くことで意識していなかった音が聞こえてくるかもしれません。音楽鑑賞のひと味違った楽しみ方をご提案します。*B席・C席【公演概要】開催日:2023年10月9日(月・祝)時間 :開場時間 12:45開演時間 13:30場所 :東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル(東京都新宿区)料金 :全席指定 S席5,500円 A席5,000円 B席(見切れ席)4,500円C席(見切れ席)3,500円、※1階席(S席)のみ0歳より入場可。3歳以上有料。2歳までは保護者1名につき1名まで膝上鑑賞無料。A,B,C席(2階席、3階席)は未就学児は入場できません。曲目 :ウィリアム・テル序曲、交響詩「禿山の一夜」、とおりゃんせ即興曲、川柳ブラス、ずいずいずっころばし即興曲 ほか【ズーラシアンブラスとは】指揮者のオカピをはじめ、演奏するのは全て希少動物という金管五重奏「ズーラシアンブラス」。クラシック音楽における絵本のような役割ができれば…と2000年に誕生しました。2010年には「横浜観光コンベンション特別功労賞」を、2011年には「キッズデザイン賞」において最優秀賞(経済産業大臣賞)を受賞しました。2014年にはコンサートの取組が高く評価され、株式会社スーパーキッズは経済産業省より「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定されました。また多数のCD、DVDのみならず、楽譜もリリースし、金管アンサンブル界の裾野を広げています。「弦うさぎ」(うさぎの弦楽四重奏)「サキソフォックス」(キツネのサックス四重奏)といった動物の仲間たちと行う、親子のためのコンサート「音楽の絵本」は、全国各地のホールで話題となり、海外公演も含め年間約150を数えます。2011年にはオーケストラ「ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団」を結成。これまでのコンサートから更に一歩踏み出し、慣れ親しんだ音楽をより交響的に紡ぐ「シンフォニック童謡」をテーマに展開。子どもたちのクラシック音楽への興味を一層高めています。「ズーラシアンブラス」は、これからも音楽の素晴らしさを知る糸口を提供していきたいと思っています。【制作コンセプト】素晴らしい文学作品を読んで聞かせても、小さな子どもがその世界に入り込んでいくことはすぐにはできません。そのために文学の世界には「絵本」と言う素晴らしい芸術の入り口が用意されています。音楽の世界にも童謡という子どもたちへの贈り物がありますが、歌詞に頼らないクラシックの世界では絵本のような分かりやすい入り口がなかなかありませんでした。ズーラシアンブラスはクラシック音楽における絵本の役割ができれば…と考えられ、そして誕生しました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月23日現在放送中の中村倫也主演ドラマ「ハヤブサ消防団」の完全別次元スピンオフドラマ「恋の妄想・消防団」ep2が、「TELASA」にて配信スタートした。本編「ハヤブサ消防団」は、作家・三馬太郎(中村さん)が不気味な連続放火の謎に迫っていく怒涛のストーリー。最新話では、川口春奈演じるヒロイン・立木彩が抱えていた衝撃の過去が描かれた。そんな戦慄の田園ミステリーに対し、スピンオフドラマでは別次元のラブコメディーが展開。太郎と彩の間に、ほのかな恋が芽生えつつあることに気づいた消防団メンバーが、2人の愛の炎はどうやったらうまく燃え上がるのか、恋愛成就大作戦を練っていくというストーリー。ep1では、藤本勘介(満島真之介)、徳田省吾(岡部たかし)による恋の妄想が炸裂。妄想だけに自由すぎ&ぶっ飛んだ展開に加え、悪ノリ芝居合戦、妄想世界の太郎&彩のハジけっぷりが爆笑必至。今回スタートした完結編となるep2は、メンバーの中で唯一の妻帯者である森野洋輔(梶原善)と、“恋が産み落とせし生命体”こと独身貴族・中山田(山本耕史)のクセ強妄想劇場が堂々開幕。そして、妄想世界の太郎と彩が恋を実らせ、ついにゴールイン。2人のナチュラルウエディングショットにも注目だ。▼ep2あらすじ三馬太郎(中村倫也)と立木彩(川口春奈)の間に芽生えた恋を、どう成就させるか――。消防団のメンバー・藤本勘介(満島真之介)、徳田省吾(岡部たかし)、森野洋輔(梶原善)は、「居酒屋△」で飲みながら勝手に妄想を繰り広げていたが、勘介と省吾の恋愛スキルは超低レベルと判明。そこで、この顔ぶれの中で唯一の妻帯者である森野が名乗りを上げる。森野が自信満々に提案する、恋愛成就大作戦とは…!?そんな中、ついにあの男が立ちあがる!それは、東京からやって来た編集者・中山田洋(山本耕史)。“独身貴族”中山田の洗練された恋の妄想に、消防団メンバー&居酒屋店主・賀来武彦(福田転球)は心酔!?一気に妄想世界に没入して…。スピンオフドラマ「恋の妄想・消防団」はTELASAにて配信中。「ハヤブサ消防団」は毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送中。※「恋の妄想・消防団」の「・」は白抜きハート(シネマカフェ編集部)
2023年08月17日中村倫也主演の木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」から、噂の消防団と担当編集・中山田を中心にしたスピンオフドラマ「恋の妄想・消防団」が誕生、第3話放送終了後からTELASA(テラサ)にて独占配信される。国民的ヒットメーカー・池井戸潤氏が描いた“戦慄の田園ミステリー”を、変幻自在の実力派・中村さん主演で映像化。川口春奈が物語の鍵を握るミステリアスなヒロインを演じているほか、満島真之介、古川雄大、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、山本耕史、生瀬勝久ら名うてのバイプレイヤーたちがズラリ集結。スタートから大反響を呼び、怪しいキャラクターが入り乱れていることもあって、SNSでは犯人考察が大いに盛り上がっているなか、今回スピンオフドラマの配信が決定。本編の「ハヤブサ消防団」では、山間の集落“ハヤブサ地区”で起きた不穏な連続放火事件を描いているが、今作は“戦慄”とは無縁。完全に“別次元”の妄想ラブコメディーが展開していく。始まりは、主人公のミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)と映像ディレクター・立木彩(川口春奈)の間にほのかな恋が芽生えつつあることに、藤本勘介(満島真之介)、徳田省吾(岡部たかし)、森野洋輔(梶原善)ら消防団員たちが感づいたこと!そこに太郎の担当編集者・中山田洋(山本耕史)も加わって、2人の恋愛がどうやったらうまくいくのか、ああでもないこうでもないとお節介な作戦を練っていく…というストーリー。しかし、“自称”恋愛マスターの中山田をのぞいて、恋愛はご無沙汰なメンバーばかり。彼らはいったいどうやって太郎と彩の恋を成就させようというのか!?ただひとり冷静なのはハヤブサ地区唯一の居酒屋「サンカク」の店主・賀来武彦(福田転球)。彼が本作のナビゲーター的役割を果たしていく。「それぞれのメンバーにちょっとずつ寄せて演じている」中村倫也に注目そんな消防団チームの妄想の世界を実際に演じているのは、中村さんと川口さん演じる太郎と彩。本編では連続放火事件の闇に迫っていく主人公・太郎だが、スピンオフでは、胸キュンなセリフをささやいたり、絶望の果てに絶叫したり…と、らしくない行動の連続!さらに本編では疑惑のヒロインをミステリアスに演じている川口さんも、このスピンオフでは太郎の甘々なアプローチにはにかんだり、方言でまくしたてたりとハジけた表情をたっぷり見せている。中村さんは「本編では絶対に見ることができないであろう、太郎と彩のやり取りが最大のみどころですね。みなさんの妄想の中という設定なので、本来ならありえない2人の愉快なかけあいが展開していきます」と語り、川口さんもまた「本編と違ってコメディ感が爆盛りで、とても楽しいです」とコメント。「それぞれのメンバーにちょっとずつ寄せて演じている中村さんのお芝居も面白いですよ」と見どころを明かしている。満島さん、岡部さん、福田さん、梶原さん、山本さんら“イケおじ”たちも、“恋”を描くスピンオフ作品に超ノリノリ。腕に覚えのある俳優陣が揃っているだけに、わちゃわちゃしながら、絶妙なセリフの応酬を繰り広げている。それぞれの家族構成や恋愛歴など本編では明かされていない彼らのプライベートや秘密にも注目だ。木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。スピンオフドラマ「恋の妄想・消防団」は8月3日(木)、「ハヤブサ消防団」第3話放送終了後からTELASAにて配信。(シネマカフェ編集部)
2023年07月31日昨年秋の「BBCプロムス・ジャパン」公演や、今年の「ラ・フォル・ジュルネ2023」への出演などによって、その評価がうなぎ登りの「東京21世紀管弦楽団」が、猛暑の東京で8回目の定期演奏会を開催する。そのメインプログラムに置かれた作品が、メンデルスゾーンの劇音楽『夏の夜の夢』というのも実に楽しい。「序曲」、「スケルツォ」、「間奏曲」、「夜想曲」に、名高い「結婚行進曲」が披露される今回のコンサートは、早熟の天才メンデルスゾーンの凄さを体験するのにピッタリ。なにしろ、17歳で書き上げた「序曲」の美しさに感動したプロイセン国王からの命令によって、17年後に続きを書いて完成させたというこの作品。まったく違和感なく聴けてしまえるところがメンデルスゾーンの素晴らしさ。聴けば猛暑を一瞬忘れるほどの清涼感に満ちた音楽だ。コンサートの後半にカップリングされたベートーヴェンの交響曲第6番『田園』の清々しさとともに、納涼&除湿効果抜群の時間となりそうだ。ちなみにメンデルスゾーンの劇音楽『夏の夜の夢』は、かの“国民的人気者”ドラえもんの、映画『ドラえもんとのび太の銀河超特急』にも使われている人気曲。映画を見た方は、映画のシーンを思い出しつつ生演奏の迫力に浸ってほしい。東京21世紀管弦楽団第8回定期演奏会8月12日(土) 14時開演東京芸術劇場 コンサートホール■チケット情報指揮:浮ヶ谷孝夫演奏曲目メンデルスゾーン:劇音楽「夏の夜の夢」~序曲、スケルツォ、間奏曲、夜想曲、結婚行進曲ベートーヴェン:交響曲第6番へ長調作品68「田園」
2023年07月24日兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)の2023年シーズンもいよいよ大詰め。最後を飾るのは、20世紀イギリスの作曲家ブリテンのオペラ『ピーター・グライムズ』より「4つの海の間奏曲」に、同じく20世紀ドイツの作曲家ヒンデミットの「室内協奏曲第5番」。そして後半はブラームスの「交響曲第2番」という、芸術監督・佐渡裕こだわりのプログラムだ。特に「4つの海の間奏曲」は、師であるレナード・バーンスタインが最後の来日公演で取り上げた作品だけに、思い入れもひときわ強いに違いない。ヴィオラによる協奏的作品である「室内協奏曲第5番」のソリストには、新進気鋭のヴィオラ奏者、谷口朱佳(たにぐちあやか)を起用。佐渡が絶賛する圧倒的な手腕に期待したい。そしてメインのブラームスは、大自然を思わせる穏やかな音楽だけに、8月の日本に涼風を吹き込んでくれる瞬間を楽しみたい。「20世紀の新しい作品に触れつつ、ドイツ音楽を代表する温かい作品をじっくり楽しむことで、やはりオーケストラっていいなと感じていただけたら」と語る佐渡裕こだわりのプログラムが、シーズンの締めくくりに華を添える。兵庫芸術文化センター管弦楽団 第143回定期演奏会佐渡 裕 ブラームス第2番■チケット情報月4日(金)、5日(土)、6日(日) 15時開演兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール●谷口 朱佳 Ayaka Taniguchi / ヴィオラ3歳よりヴァイオリン、14歳よりヴィオラを始める。これまでに、ヴィオラ川﨑和憲、ワルター・ケスナー、佐々木亮、今井信子、百武由紀、中村洋乃理、中村翔太郎、川﨑雅夫各氏、ヴァイオリンを松原勝也氏より指導を受ける。16歳で、第75回TIAA全日本クラシック音楽コンサートにて優秀賞、第74回TIAA新人演奏会オーディションにて優秀新人賞を受賞。17歳で東京国際芸術協会芸術公演助成 事業ソロリサイタル、19歳で音楽ネットワーク「えん」主催ソロリサイタルを行う。昨年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を単独で訪問し、自身の演奏披露、オーケストラ・リハーサルへの参加等様々な研修を通して音楽の幅を広げ、同楽団メンバーから高い評価を受ける。また、第38回霧島国際音楽祭マスタークラス、丹波篠山2022年ヴィオラマスタークラス、小野文化財団 主催「ヴィオラ塾2022」に参加する等、音楽活動の研鑽を積んでいる。東京藝術大学音楽学部2年次在学中(2023年2月現在)。
2023年07月12日中村倫也主演の新ドラマ「ハヤブサ消防団」初回拡大スペシャルの核となる、消火&人名救助シーンの緊迫ショットが公開された。池井戸潤原作の本作は、山間の小さな集落“ハヤブサ地区”に移住してきたスランプ気味のミステリー作家・三馬太郎(中村さん)が、地元の消防団に加入したことを機に、連続放火や住民の不審死など怪事件に次々遭遇し、その真相を追ううち、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に突き当たることに。今回公開されたのは、不気味な連続放火事件が、ハヤブサ地区で進行中であるという事実が浮かび上がるとともに、太郎が初めて地元消防団の活躍を目の当たりにする重要な場面。ロケ先の家屋とその一帯、そして消防車も借り切った大がかりな撮影を行うにあたり、キャストたちは消防庁で消火活動や救助活動について講習を受けた。さらに今回は、“ワンカット長回し”という過酷な演出プランが採用され、ポンプ車の操作からホースの接続、放水まで一連の作業を途切れなく行わなければならないことに。そのため、前日からロケ先に入り、丸1日がかりで消火シーンのリハーサルに挑戦。キャスト、スタッフそれぞれに複雑な手順があり、わずかな迷いでタイミングがズレてしまうなど、1日かけたにもかかわらず、一度も上手くいくことはなかったそう。そして、迎えた本番。誰彼ともなく「もうカットを割った方がいいんじゃない?」「絶対に無理だよ…」という声が上がる中、撮影がスタート。1テイク目こそミスが出たものの、その後はキャストたちが高い集中力を発揮し、大成功。監督から「カット、OK!」の声がかかると、現場は大きな拍手と一体感に包まれたという。そんな4分間におよぶ長回しシーンについて、先日行われた会見でも「放水にいたるまでの過程を長回しでやったんです。カットを割っていないので、そのシーンはみどころです!」(中村さん)、「撮影終了後は、“やっぱりカットを割らずにやってよかった!”と全員で喜びあったほど…。これはぜひご覧いただきたいです!」(生瀬勝久)とアピールしており、初回最大の見どころであることは間違いない。「ハヤブサ消防団」は7月13日毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送(※初回拡大スペシャル)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月09日ズーラシアンブラス(制作会社:株式会社スーパーキッズ)は、「2023ズーラシアンブラス サマー・ミュージック・フェスティバル」を今夏、大阪・東京にて開催いたします。ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団1【大阪公演】2023年8月5日(土)開演14:00 豊中市立文化芸術センター 大ホール(大阪府豊中市)【東京公演】2023年8月6日(日)開演14:00 サントリーホール 大ホール(東京都港区)イベント詳細: ■多彩なプログラムで親子一緒に楽しめるズーラシアンフィルの十八番とも言える、童謡を壮大な響きに仕立て上げた「シンフォニック童謡」を展開。新作「チョッキンチョッキンハイドンな」は♪チョッキンチョッキンチョッキンナと蟹の床屋が登場する童謡「あわて床屋」と交響曲の父と呼ばれる大作曲家ハイドンの名曲たちが出合った作品です。そのほか「北海盆唄」「あんたがたどこさ」など民謡童謡から、「塔の上のラプンツェルメドレー」「シンフォニック・ムーンライト伝説」などのアニメ曲を加えた彩り豊かなプログラムをお届けします。■ファンによる事前投票で、新作コンチェルトの主役が決定!今年はトランペット&パーカッション!ファンクラブの皆様の投票により、新作コンチェルトのソリストを決める「ソリスト決定戦」。前年に引き続き、ふたりの主役によるドッペルコンチェルトをめぐるものとなりました。投票の結果選ばれたのはトランペット・ドゥクラングールとパーカッション・ナマケモノ。明るく元気なドゥクラングールとのんびりマイペースなナマケモノはいつも仲良しですが、トランペットとパーカッションという異色のコンビがどんなコンチェルトを披露するのか注目です。現在、ズーラシアンブラス契約作曲家 山岸 恵菜が、ふたりとオーケストラのためにオリジナル新曲を鋭意制作中です。ドゥクラングールとナマケモノ■東京公演では、同日に「サキソフォックスLIVE!」も東京公演ではオーケストラのコンサートが始まる前に、サックス四重奏「サキソフォックス」による単独ライブも行われます。今夏発売のCD「サキソフォックスのうでまくり」収録曲をはじめ、お客様からのリクエストコーナーなども交えながら、アットホームな雰囲気でサックス四重奏の魅力をお楽しみいただけます。スーパーキッズチケットセンターでは、サキソフォックスLIVE!とオーケストラ公演のセット割引もご用意しています。サキソフォックス【公演概要】●2023ズーラシアンブラス サマー・ミュージック・フェスティバル<大阪公演>開催日 :2023年8月5日(土)時間 :開場時間13:00 開演時間14:00場所 :豊中市立文化芸術センター 大ホール(大阪府豊中市)共催 :豊中市市民ホール等指定管理者チケット料金(税込):S席4,500円 A席4,000円 B席3,000円<東京公演>開催日 :2023年8月6日(日)時間 :開場時間13:00 開演時間14:00場所 :サントリーホール 大ホール(東京都港区)チケット料金(税込):S席5,000円 A席4,500円 B席3,500円<出演>ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団<プログラム>ズーラシアンブラス・ファンファーレチョッキンチョッキンハイドンなシンフォニック・ムーンライト伝説塔の上のラプンツェルメドレー北海盆唄あんたがたドゥクさウィラーマン他※0歳より入場可。3歳以上有料。2歳まで膝上鑑賞無料(大人1人につき1名まで)●サキソフォックスLIVE!開催日 :2023年8月6日(日)時間 :開演時間12:45 開場時間12:15場所 :サントリーホール ブルーローズ(東京都港区)チケット料金(税込):全席指定 2,000円<出演>サキソフォックス<プログラム>ストドラパンパおおスザンナジロンド河のほとりはたらくトリさんえかきうた他●プレイガイド・スーパーキッズチケットセンター・サントリーホールチケットセンターTEL:0570-55-0017(東京大ホール公演のみ)・豊中市立文化芸術センターチケットオフィスTEL:06-6864-5000(大阪公演のみ)・ローソンチケット・チケットぴあ※大阪公演のスーパーキッズチケットセンター・ローソンチケット・チケットぴあのお取り扱いは終了しました。【ズーラシアンブラスとは】指揮者のオカピをはじめ、演奏するのは全て希少動物という金管五重奏「ズーラシアンブラス」。クラシック音楽における絵本のような役割ができれば…と2000年に誕生しました。2010年には「横浜観光コンベンション特別功労賞」を、2011年には「キッズデザイン賞」において最優秀賞(経済産業大臣賞)を受賞しました。2014年にはコンサートの取組が高く評価され、株式会社スーパーキッズは経済産業省より「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定されました。また多数のCD、DVDのみならず、楽譜もリリースし、金管アンサンブル界の裾野を広げています。「弦うさぎ」(うさぎの弦楽四重奏)「サキソフォックス」(キツネのサックス四重奏)といった動物の仲間たちと行う、親子のためのコンサート「音楽の絵本」は、全国各地のホールで話題となり、海外公演も含め年間約150を数えます。2011年にはオーケストラ「ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団」を結成。これまでのコンサートから更に一歩踏み出し、慣れ親しんだ音楽をより交響的に紡ぐ「シンフォニック童謡」をテーマに展開。子どもたちのクラシック音楽への興味を一層高めています。「ズーラシアンブラス」は、これからも音楽の素晴らしさを知る糸口を提供していきたいと思っています。【制作コンセプト】素晴らしい文学作品を読んで聞かせても、小さな子どもがその世界に入り込んでいくことはすぐにはできません。そのために文学の世界には「絵本」と言う素晴らしい芸術の入り口が用意されています。音楽の世界にも童謡という子どもたちへの贈り物がありますが、歌詞に頼らないクラシックの世界では絵本のような分かりやすい入り口がなかなかありませんでした。ズーラシアンブラスはクラシック音楽における絵本の役割ができれば…と考えられ、そして誕生しました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月04日“世界最高のオーケストラ”の名を欲しいままにするベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。その歴史は、1882年に自主運営楽団として創立されたところにまで遡る。ハンス・フォン・ビューロー、 アルトゥール・ニキシュ、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ヘルべルト・フォン・カラヤン、クラウディオ・アバド、サイモン・ラトルなど、錚々たる顔ぶれが首席指揮者を歴任してきた過去の歴史はまさにクラシックの王道そのもの。日本には、1957年の初来日以来、23回もの来日公演を行ってきた名門中の名門だ。そのベルリン・フィルの4年ぶりの来日公演が発表された(11月14日(火)〜26日(日):全国6都市10公演)。しかも、同行する指揮者が、2019年に首席指揮者に就任した話題のキリル・ペトレンコとなれば、これは気になる。このコンビによる今回の来日プログラムは、モーツァルトとブラームスの交響曲にベルクの小品を組み合わせたAプロと、レーガー作品に、R.シュトラウスの「英雄の生涯」を組み合わせたBプロのふたつ。さてさてどちらを選ぶか悩ましい限りだ。注目の東京公演は、11月20日(月)から26日(日)までの5公演が、すべてサントリーホールで開催される。秋本番のクラシックシーズンに華を添えるベルリン・フィル久々の来日公演は、日本のクラシック史に新たな1ページを刻む魅力的なトピックとなりそうだ。キリル・ペトレンコ(指揮)(c)Chris Christodoulou2019年シーズンよりべルリン・フィル首席指揮者・芸術監督を務める。シべリアのオムスク出身。地元で音楽を学び始め、のちにウィーンで研鑽を積む。オペラ指揮者としてのキャリアはマイニンゲン歌劇場とべルリン・コーミッシェ・オーパーの時代に始まり、2013-20 年バイエルン州立歌劇場音楽総監督を務めた。ウィーン、ロイヤ ル・オペラ、パリ、メトロポリタン、バイロイトなどの名歌劇場や、ウィーン・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、イスラエル・フィルなど世界の名門オーケストラに度々客演。べルリン・フィルとは2006 年のデビュー以来、同フィルの中核をなす古典派やロマン派、スーク、コルンゴルトなどの知られざる作品、ロシア音楽など様々なプログラムに力を入れている。べルリン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演指揮:キリル・ペトレンコ管弦楽:べルリン・フィルハーモニー管弦楽団(プログラムA)モーツァルト:交響曲第29番 イ長調 K.201べルク:オーケストラのための3つの小品ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98(プログラムB)レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ Op.132R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』 Op.40
2023年06月13日これは聴き逃せない。日本を代表するヴァイオリニスト諏訪内晶子が6月、来日するラハフ・シャニ指揮ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団と共演。東京と大阪でチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を弾く。「日本でチャイコフスキーの協奏曲を弾くのは久しぶりです。東京はブラームスの交響曲第1番と、大阪ではチャイコフスキーの交響曲第6番《悲愴》との組み合わせ。どちらも名曲で、良いプログラムだと思います」1990年のチャイコフスキー国際コンクールで、日本人初、史上最年少18歳での優勝という快挙。その本選でも弾いたチャイコフスキーの協奏曲は、彼女のイメージを象徴する作品のひとつでもあるが、生で聴けるチャンスは案外少ない。東京では2016年のユーリ・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルグ・フィルの来日公演以来、大阪ではなんと、コンクール優勝翌年の1991年にロリン・マゼール指揮ピッツバーグ交響楽団と共演して以来というから、関西のファンにとっては32間年も待ち望んでいた機会だ。「長い曲ですし、エネルギーを最後まで維持しなければなりません。何百回弾いても大変な曲。ただ、大変と感じる中身は、年齢とともに変わっていて、毎回、初めて演奏するような気持ちで向き合っています」とくに今回は、彼女にとって新たなチャイコフスキーになる。「グァルネリ・デル・ジェズ『チャールズ・リード』(1732年製作)で演奏します。デル・ジェズでチャイコフスキーの協奏曲を弾くのは今回が初めてです」20年をともにした愛器ストラディヴァリウス「ドルフィン」(1714年製作)からグァルネリ・デル・ジェズに変えたのは2020年末のことだった。「チャールズ・リードという19世紀のコレクターが所有していたデル・ジェズです。調べたところによると、ヘンレ版のベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの校訂もされたマックス・ロスタルさんが8年間弾いていらっしゃったのですが、あとはあまり弾かれることもなく、良い状態です。ドルフィンとの大きな違いは、低弦のつややかさでしょうか。この協奏曲は出だしから(低弦の)G線ですし。私には、ストラドは倍音が透き通っていて、“通る”というイメージがあります。一方、デル・ジェズはふくよかでつややか。耳元に聴こえてくる音も、骨に伝わってくる振動も、鋭さではなく、深いところで振動しているという感じがします。ロマン派の協奏曲にはぴったりだと思います。楽器が変わったことで、解釈も根本的に変わりますね。デル・ジェズの音色の方が本来の私のイメージに近いのではないかなと思うことがあります。ドルフィンは強くて素晴らしい楽器です」オランダの名門ロッテルダム・フィルとも、その首席指揮者シャニとも、今回が初めての共演。現在34歳のシャニは、2018年に楽団史上最年少でロッテルダムの首席に就任。2020年シーズンからは巨匠ズービン・メータの後任としてイスラエル・フィルの音楽監督も務める注目の新鋭だ。「初共演は、やはりいつもドキドキします。それが日本で、しかもサントリーホールとザ・シンフォニーホールという世界に誇る会場で実現できるのは楽しみですし、その時間を多くの皆さまと共有できたらうれしいです」諏訪内晶子 ©Kiyotaka Saitoラハフ・シャニ指揮 ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団諏訪内晶子 (ヴァイオリン) 出演チケット情報月23日(金)19時開演東京/サントリーホール6月25日(日) 14時開演大阪/ザ・シンフォニーホール取材・文:宮本明
2023年06月08日兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)の創設以来、オーケストラを成長に導き、常に聴衆に刺激を与えるプログラムを提供し続けてきた指揮者、下野竜也が登場する5月のPACが披露するのは、オール・イギリスプログラムだ。コンサートの冒頭に奏でられるのは、ウォルトン(1902-1983)が第2次世界大戦中の1942年に作曲した『スピットファイア前奏曲とフーガ』だ。この作品は、イギリスの航空技術者R.J.ミッチェルが、第二次世界大戦を象徴する名戦闘機スピットファイアを生み出すまでを描いた伝記映画『スピットファイア』の音楽からの編曲作品だ。その音楽は、名戦闘機スピットファイアの飛行シーンを想像させる勇壮なもの。まさにイギリスを勝利に導いた伝説の翼の活躍を描いた意欲作だ。そして、日本を代表するヴァイオリニスト三浦文彰がソロを務めるエルガー(1857-1934)の「ヴァイオリン協奏曲」とそのエルガーの名を世に知らしめた名作『エニグマ変奏曲』のカップリングは、19世紀末から20世紀に至るイギリス音楽の素晴らしさを描いた歴史絵巻のような豪華さだ。下野竜也が描き出すPACの「ザ・ブリティッシュ!」公演によって、気高く勇壮なイギリス音楽再発見の絶好のチャンス到来!兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)第141回定期演奏会下野竜也 ザ・ブリティッシュ!5月26日(金)、27日(土)、28日(日)15時開演兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールウォルトン:「スピットファイア」前奏曲とフーガエルガー:ヴァイオリン協奏曲エルガー:エニグマ変奏曲指揮:下野 竜也ヴァイオリン:三浦 文彰管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団三浦 文彰(Fumiaki Miura)/ヴァイオリン2009年世界最難関とも言われるハノーファー国際コンクールにおいて、史上最年少の16歳で優勝。これまで、宮崎国際音楽祭、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭などに参加。ハンブルク北ドイツ放送響、オレゴン響など国内外で主要オーケストラと共演している。2012年プラハ・フィル、2013年にはシュトゥットガルト放送響との日本ツアーを行った。2013年は、ペンデレツキ80歳記念演奏会にも出演。2014年は、ルーブルでのリサイタルでパリ・デビューを果たした。2015年には、リントゥ指揮ベルリン・ドイツ響との共演を得て、エイベックス・クラシックスからCDをリリース。 2016年NHK大河ドラマ「真田丸」のテーマ音楽で、ヴァイオリン・ソロを演奏。2017年秋は、フェドセーエフ指揮チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラとのツアーを予定している。2009年度第20回出光音楽賞受賞。使用しているヴァイオリンは、宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス 1704年製作 "Viotti"。■チケット情報
2023年04月21日2023年3月24日、俳優の団時朗さんが同月22日に亡くなったことを、所属事務所が発表しました。74歳でした。悲しいお知らせです。3月22日早暁4時14分、団時朗(享年74歳)が永眠いたしました。2017年夏に肺癌との診断を受けました。病気になってからも、ユーモアと優しさを失わず、生きるパワーに満ち溢れて仕事に邁進しておりました。残念ながら昨年末より悪化をたどり、力尽きました。葬儀は近親者のみにて執り行います。皆さまには生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに、ここに謹んでご報告申し上げます。ALPHA AGENCYーより引用団さんは、1968年に資生堂のメンズ化粧品のCMでデビュー。1971年には、特撮ドラマ『帰ってきたウルトラマン』(TBS系)に主人公の郷秀樹役として出演し、一躍、その名が広く知られるようになりました。以降、ドラマ、映画、舞台と多くの作品で存在感を発揮してきた団さん。シリアスからコメディまで幅広い役柄を演じ分け、日本を代表する俳優として長年、活躍してきました。【ネットの声】・ありがとう、ウルトラマンジャック!さよなら、郷秀樹!・いつまでも、これからも私の永遠のヒーローです。・悲しみで言葉がでない。お悔やみを申し上げます。団さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年03月24日西欧の伝統的な音楽を聴ける、クラシックコンサート。ピアノやヴァイオリンの演奏会や、オペラ、交響楽団や管弦楽団による、シンフォニー・コンサートなどは、全国各地で開催されています。しかし、クラシックコンサートは「なんだか難しそう」というイメージを持たれやすく、興味があっても行きにくいと感じる人は少なくありません。『はじめてクラシックコンサートに行きましたレポート』ライター、よざひかる(@HikaruYoza)さんは、いつもと違う休日を過ごしたくて、初めてクラシックコンサートに行ってみたそうです。その時の感想をTwitterに投稿したところ、反響が寄せられました。はじめてクラシックコンサートに行きましたレポート pic.twitter.com/HuzaXMX4ix — よざ ひかる (@HikaruYoza) March 5, 2023 近所で『新日本フィルハーモニー交響楽団』による公演が行われていることを知り、足を運んだ、よざさん。クラシックコンサートというと、チケット代が高額な印象がありますが、2千円というお手頃な価格に驚いたといいます。会場では非日常的な雰囲気や、上品な観客たちに圧倒され、ちょっぴり不安になったものの、いざ公演が始まると生演奏の美しい音色に感動!ドラマチックに変化する曲調を楽しむことができ、想像がふくらんで思わず涙した場面もあったそうです。投稿にはクラシックファンからのコメントが相次いで寄せられています。・クラシックが好きだから、分かってもらえて嬉しい!『沼』へようこそ。・よく考えると同じ曲を楽譜通りにいろんな人が演奏してしていて、面白い世界ですよね。・初めてのクラシックコンサートで涙する感性がすごい!これから一緒に楽しみましょう!・こんな風に気楽な気持ちでいろんな人に見に行ってもらいたい。素敵なレポートでした。また、今回よざさんが観に行った『新日本フィルハーモニー交響楽団』のTwitterも、投稿に反応。よざさんの率直な感想を嬉しく感じたようです。よざ ひかる @HikaruYoza さまがご紹介くださった「すみだクラシックへの扉」、恐らく9月のこの回なのですが、小泉マエストロも清水和音さんも、オーケストラのメンバーも、特徴とらえてくださっていますよね(嬉しい・・・)公演写真©ヒダキトモコ pic.twitter.com/vCn8tafqqt — 新日本フィルハーモニー交響楽団 (@newjapanphil) March 7, 2023 公演後は、すっかりクラシック音楽にはまったという、よざさん。ちょっとしたきっかけから、好きなものが増えて、自分の世界が広がるのは素敵なことですね。漫画を読んで興味が湧いた人は、ぜひ一度、クラシックコンサートに足を運んでみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年03月08日昨年秋の「BBC Proms JAPAN」公演において、人気ピアニスト角野隼斗との共演で大きな話題を呼んだ「東京21世紀管弦楽団」。2019年に設立されたばかりのこのオーケストラのコンセプトは「音楽を通して、多くの人達と手を携え、今までの固定観念にとらわれない新しい時代の“楽しいオーケストラ”を目指して演奏活動を進める」ことだという。その活動ぶりは、重厚なドイツ音楽にじっくり取り組む定期演奏会を筆頭に、青少年のための音楽鑑賞会や、教育活動にも積極参加するほか、ミュージカル、バレエ、ポップス・コンサートにも出演するなど、多彩で幅広い音楽活動を展開しているのが特徴だ。そして迎える第7回定期演奏会には、日本を代表するヴァイオリニスト渡辺玲子が登場するだけに、オーケストラの現在地を確認するのにピッタリの時間が楽しめそうだ。プログラムには、フンパーティンクの『ヘンゼルとグレーテル』、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(ソリスト;渡辺玲子)&ブラームスの交響曲第2番という重量級の名曲が用意され、浮ヶ谷孝夫指揮する新進オーケストラの咆哮が堪能できる。東京21世紀管弦楽団 第7回定期演奏会4月22日(土) 14時開演東京芸術劇場コンサートホール指揮:浮ヶ谷孝夫ヴァイオリン:渡辺玲子演奏曲目フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」プレリュード(前奏曲)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64ブラームス:交響曲第2番ニ長調作品73■チケット情報
2023年03月06日