新国立劇場バレエ団の公演「吉田都セレクション」がまもなく開幕する。同団の珠玉のレパートリー、ビントレー振付『アラジン』、プティ振付『こうもり』の名場面とともに、バレエ団のダンサーが振付けた作品も登場、カンパニーの多彩な魅力が楽しめる特別な機会となる。どんな作品が登場するのか、自作を披露する木村優里、木下嘉人に、オンラインで話を聞いた。「まさかもう一度上演できるとは!」と明かすのは、バレエ『コッペリア』に着想した『Coppelia Spiritoso』を振り付けた木村。今回の公演では、昨年11月の公演「DANCE to the Future: 2021 Selection」で発表された作品の中から、ファン投票によって選ばれた3作品が上演される。自作が選ばれたことに、「感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔の木村。作品について、「モチーフは、バレエ『コッペリア』に出てくる人形。砂時計の砂が全て落ちて命が尽きるその時まで、人形は与えられた使命を果たす、というアイデアです。最後には、人形がまた次の人形を作り、同じことが繰り返されることをほのめかす──少し怖い感じもあるんです」。自身と木村優子が踊る、女性二人の愛らしくシュールなデュエットは、随所にドキッとさせられるようなユーモアが光り、人気を得た。いっぽう、2作品が選出された木下は、「異なる世界観をもつ2作品です。よりブラッシュアップしたものを観ていただきたい」と意気込む。ジアッチーノの情感溢れる音楽で紡ぐのは、『人魚姫』。「もともとこの音楽で創りたいという思いがあり、人魚姫の物語がパッと結びついた」という。米沢唯、渡邊峻郁による繊細かつ抒情的なデュエットは、ドラマ性の豊かさが大きな魅力。木下のもう1つの作品、小野絢子、福岡雄大、五月女遥と木下自身が踊る『Passacaglia』は、バロック時代の作曲家、ビーバーによる静謐な弦の音と2組のカップルが美しく響き合う、抽象的な作品だ。欧州のカンパニーに在籍していた時に振付に挑戦するようになったという木下は、「振付は難しいが、出来上がった時の喜びは大きい」と熱く語る。木村も、「その作業と工程の多さに驚きました。一日中そのことばかり考えて眠れないことも。今回も、お客さまにより楽しんでいただけるよう頑張ります」と意欲を見せた。公演は2月19日(土)~23日(水・祝)、新国立劇場オペラパレスにて。チケットは発売中。文:加藤智子
2022年02月07日東京バレエ団が2022年2月、ブルメイステル版『白鳥の湖』を上演する。18日と20日の公演でオデット/オディールを踊るのは、世界にもその名を轟かすバレエ団のトッププリマにして、この役を当たり役のひとつとし続けてきた上野水香。バレエ団で全幕を踊るのは今回が“最後”となる上野に、役の解釈やブルメイステル版の見どころから、2021年秋にミュージカル初挑戦を果たした『ドン・ジュアン』での手応えまで、幅広く聞いた。「ブルメイステル版の黒鳥は、上から目線な感じです(笑)」――『白鳥の湖』は、バレエを観たことがなくても知っている、古典バレエの代名詞のような作品です。水香さんご自身は初めて踊られる前、どんなイメージを持っていましたか?『白鳥の湖』とか『眠れる森の美女』というのはやはり、バレエを習っていたら絶対に踊りたい作品ですよね。私も子どもの頃からずっと憧れていて、あの羽と冠を着けたいけれどお家にはなかったから、白いお花を着けて白鳥気分を味わったりしていました(笑)。だから19歳か20歳の頃だったかな、初めて全幕で踊れた時は本当に嬉しかったです。――白鳥オデットと黒鳥オディールをひとりのダンサーが演じ分けることで知られる作品ですが、それぞれの役をどのように解釈していらっしゃるのでしょう。オデットは、魔法で白鳥に姿を変えられてしまっても希望を忘れない、儚さと強さを併せ持った女性。完全に鳥として見せるやり方もあると思いますが、王子が恋に落ちるわけですから、やっぱり人間のはずなんですよね。鳥にしか見えない瞬間と人間にしか見えない瞬間がミックスされた、奥行きのあるオデットが私の理想です。東京バレエ団『白鳥の湖』より撮影:Kiyonori Hasegawa東京バレエ団『白鳥の湖』より撮影:Kiyonori Hasegawaオディールで大事にしているのは、悪の象徴であるロットバルトの娘だということ。お父さんに言われたから王子を誘惑しているだけで、本人が悪い子かどうかは分からないと思うんです。ただやはり、王子がどんどん自分に惹かれているのを見て楽しくなってはいるはずだから、いかめしい顔ではなく楽しそうに演じるようにしています。若い時は、ただニコニコしてるだけみたいになっちゃってましたけど(笑)、笑顔の中に含みを持たせたりといったことが、だんだんできるようになった気がしますね。――今回上演されるのはブルメイステル版ですが、そうした役の解釈に違いはありますか?解釈自体は変わらないですが、オディールの表現には少し違いがありますね。通常のバージョンでは、オディールはロットバルトとふたりだけで王子を騙さないといけないから、引き寄せておいて突き放してみたり、といった表現が必要になります。でもブルメイステル版では、舞踏会の会場にいる人たちはみんなロットバルトの配下という設定。全員で押し寄せるように王子に迫っていくから、オディールの表現はシンプルでいいんです。みんなの中にスッと立っているだけで、「あなた私に惹かれるでしょ?当たり前よ」みたいな、上から目線な感じです(笑)。――ブルメイステル版でのパートナーは、2016年の初演以来、ずっと柄本弾さんですね。弾くんとは、2015年の『眠れる森の美女』からもう長く組んでいます。一緒に積み上げてきたものが誰よりも多いパートナーで、私の癖も全部分かってくれている、とてもありがたい存在ですね。特につい最近『海賊』で組んだ時は、非常に通い合うものがあって、これが積み上げてきた良さだなって。元々鋭い感性を持っていて呑み込みも速いダンサーですが、30代に入って芸術家として目覚める段階に入った今『白鳥』を踊ることは、彼にとってもエモーショナルな部分を磨くいい機会になると思います。二人でドラマを運ぶ作品ですから、今まで以上に相手を感じながら演じられるよう、リハーサルではディスカッションを重ねたいですね。「違うジャンルに挑戦することで、バレエに貢献していきたい」――そんな『白鳥の湖』に東京バレエ団で主演されるのは、今回が最後になるそうですね。現行のバレエ団の定年制度だと、私が定年を迎えるまでに「白鳥」を上演するのは今回が最後というだけで、最後にすると私が決めたわけではないんですよ。自分の中では、「白鳥」はこれからも深めていきたい作品。ただ先のことは分からないですし、私は今までもずっと、毎回「明日死んでもいい」くらいの気持ちで踊ってきました。その気持ちは今回も変わらないですし、これがもし自分で決めた最後だったとしても、いつもと同じようにすべてを懸けるだけだと思います。――「明日死んでもいい」というほどの強い思いは、一体どこから来るのでしょう?日本のバレエ公演って、本番が1回とか2回きりということが多いじゃないですか。本番に向けて練習して練習して、やっと辿り着いたと思ったら翌日にはもう終わってる(笑)。この間初めてミュージカルに出演して、32回も本番があるというのを体験した時、感覚がだいぶ違うなと改めて思いましたね。32回あるのに、明日死んだらやっぱりまずいですから(笑)。――ミュージカル『ドン・ジュアン』を経験したご感想、ぜひ詳しくお聞かせください!色々な出会いや発見があって、すごく勉強になりました。バレエ団って、普段からの仲間がその流れで舞台をやるものだけど、ミュージカルはその舞台のために集まった人たちが、その時だけ“カンパニー”になって一緒に作っていく。終わったらどうなるか分からない中でその舞台に懸ける気迫と、32回もあっても1回1回を大切にしようとする強い思いに圧倒されました。それと、声の表現ってお客様にこんなにもダイレクトに響くものなんだ!というのも発見でしたね。ミュージカル『ドン・ジュアン』より、アンダルシアの美女を演じる上野水香撮影:平野祥恵バレエは言葉がないから想像力が必要になるけれど、ミュージカルには台詞と歌詞があって、ストーリーに入りやすいからより手軽に楽しめる。私は今回声を出さない役でしたが、共演の皆さんの歌声には私自身、引き込まれるものがありました。特に春野寿美礼さんは、歌声が素晴らしいのはもちろん、佇んでいるだけで魅せることができる、すごいアーティストだと思いましたね。――では今後は、水香さんも台詞や歌のある舞台に挑戦していきたいと…?それは全然、やれる気がしないです(笑)。実はちえちゃん(柚希礼音)に勧められて、歌のレッスンを受けには行ってみたんですよ。すごくいい先生でしたけど、『ドン・ジュアン』で皆さんの歌を聴いたら、いや私なんかが歌っちゃいかんだろうって(笑)。でも、オサさん(春野)とはお互いの舞台を観に行く約束をするくらい仲良くなれましたし、演出の生田(大和)さんは「水香さんにできるものを考えたい」と言ってくれてたり、主演の藤ヶ谷(太輔)くんも「またご一緒したいです」と言ってくれたりと、本当に色々なつながりができたので、それは大事にしていきたいですね。私が違うジャンルに挑戦することで、バレエに興味を持って足を運んでくださる方が増えたらそれも意味のあることだと思うから、私にできる範囲で。歌メインの役は無理ですが(笑)、そういう形でバレエに貢献できるような活動は、今後もしていければなと思っています。取材・文:町田麻子東京バレエ団『白鳥の湖』2022年2月18日(金)~2022年2月20日(日)会場:東京文化会館 大ホール
2022年01月07日第3回公演を行うロケットサーカス(所在地:滋賀県東近江市、代表:奥村 勇輝)は、大道芸人がつくるエンターテイメント「ロケットサーカス第3回公演IGNITION」を12月19日に滋賀県・日野町のわたむきホール虹・ふれあいホールで行います。イベント詳細: 第3回公演イメージ■「ロケットサーカス第3回公演IGNITION」開催の背景2017年、滋賀にサーカスをつくりエンターテイメントで地域を元気にすることを目標に「ロケットサーカス」という団体を立ち上げました。プロの大道芸人が中心となって、パフォーマンスショーの楽しさを広める活動や、ジャグリングなどが体験できる活動、そして地域の方にも参加していただけるような取組を行っています。コロナ禍で活動も完全にストップしてしまいましたが、この度2年ぶりに公演を開催させていただけることになりました。個性豊かなパフォーマーたちによるアクロバット・ジャグリング・パントマイムなどの技に加え、CGやカメラ映像を使っての新しい演出も準備中です。まだまだ新型コロナウイルスの影響は続きますが、こんな時だからこそ笑顔や元気をお届けしたいです。1人でも多くの方に私たちの活動を知っていただけるように、ご協力いただければ幸いです。■「ロケットサーカス第3回公演IGNITION」についてイベント対象者:子どもから大人まで楽しめる内容となっております。子どもたちには夢や感動を感じてもらいたいです。大人の方には、コロナ禍の息苦しさを忘れられるような、楽しいひと時を過ごしてほしいです。強調したい企画:コロナ禍でもエンターテイメントを提供できるように、ライブ配信などを通じて今まで関わりが薄かった「映像」を扱うようになりました。目の前の観客にいかに楽しんでいただけるかを大切にしてきましたが、映像にもまた素晴らしいものがあるということに気づくきっかけになり、それを応用して舞台の装置の1つとして組み込めないかというのが、今公演の大きな企画のひとつです。■開催概要イベント名 : ロケットサーカス第3回公演「IGNITION」開催日時 : 12月19日(日) 14:00~15:30(13:30開場)会場 : わたむきホール虹・ふれあいホール(〒529-1601 滋賀県蒲生郡日野町松尾1661)アクセス : JR東海道本線(琵琶湖線)近江八幡駅下車南口より降りて近江鉄道バス「北畑口行き」(乗車時間約45分)横町にて下車 徒歩約10分入場料 : 大人2,000円 中学生以下1,500円 3歳以下無料定員 : 75名主催 : ロケットサーカスチケット取り扱い: わたむきホール虹窓口かロケットサーカスホームページにて販売公式サイト : <内容>個性豊かなパフォーマーたちによるパフォーマンスライブ。主な演目は、アクロバット・ジャグリング・曲芸・パントマイム・バルーンアートなど。ステージ後方のスクリーンに映像を投影し、カメラ映像やCGを使った演出も。事前申し込み:必要(チケット販売はわたむきホール虹窓口かロケットサーカスホームページで)■団体概要団体名 : ロケットサーカス代表者 : 代表 奥村 勇輝所在地 : 〒521-1235 滋賀県東近江市伊庭町2329-1設立 : 2017年6月事業内容: エンターテイメント×町おこしURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月09日東京混声合唱団 (東京都新宿区)による『東京混声合唱団 第257回定期演奏会』 が2022年1月22日 (土)に東京文化会館 小ホール(東京都台東区上野公園5-45)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松⼤剛)にて発売中です。カンフェティで11月22日(月)10:00よりチケット発売中 公式ホームページ 【プログラム】G.リゲティ:Ejszaka – Reggel(夜-朝)Pápainé(パーパイ夫人)Haj, ifjuság!(おお、若さよ!)Lakodalmas(結婚の歌)信長貴富:2021年度新作委嘱作品A.ブルックナー:Locus iste(ここは神によって造られた場所)Ave Maria(アヴェ・マリア)Virga Jesse(エッサイの若枝)Vexilla Regis(王の御旗は翻る)Christus factus est(キリストは己を低くして)J.ブラームス:Liebeslieder Waltzes Op. 52(愛の歌)■出演指揮:高関健ピアノ:成田良子、小埜寺美樹東京混声合唱団一般財団法人合唱音楽振興会協賛: サントリーホールディングス株式会社助成: 文化庁文化芸術振興費補助金(文化芸術創造活動活性化事業)プロフィール<高関健>国内主要オーケストラで重要ポジションを歴任。海外への客演も多く、サンクトペテルブルグ・フィル定期演奏会では聴衆や楽員から大絶賛を受ける。マルタ・アルゲリッチをはじめとする世界的ソリストや作曲家からも絶大な信頼を得ている。現在、東京シティ・フィル常任指揮者、仙台フィルレジデント・コンダクター、富士山静岡響首席指揮者、東京藝大指揮科教授 兼 藝大フィル首席指揮者。2019年3月にロシアで團伊玖磨のオペラ「夕鶴」を指揮、日ロ文化交流に大きな役割を果たし、2021年4月は新国立劇場オペラ公演、ストラヴィンスキー「夜鳴きうぐいす」とチャイコフスキー「イオランタ」の指揮を務め高評価を得た。第50回サントリー音楽賞(2018年度)受賞。 <成田良子>東京都出身。4歳よりピアノを始める。都立芸術高等学校を経て東京藝術大学音楽学部卒業。世田谷区立砧区民会館にてジョイントリサイタルを開催。レニングラード国立バレエ団来日公演でピアノを務める。NHK-FM「名曲リサイタル」に出演。トッパンホールニューイヤーコンサートに出演。現在、室内楽や伴奏の他、オーケストラの鍵盤奏者としても演奏会、ツアー、レコーディング、TV収録などに参加し幅広く活動中。Trio-SHIZUKUメンバー。ピアノを北村レイ子、故小林睦子の両氏に師事。尚美ミュージックカレッジ専門学校ディプロマ科講師。<小埜寺美樹>国立音楽大学器楽学科卒業。二期会、藤原歌劇団、文化庁オペラ研修所、国立音楽大学大学院オペラ科伴奏助手など、コレペティトゥアとして研鑽を積む。文化庁在外派遣研修員としてイタリアに留学。第6回奏楽堂日本歌曲コンクール優秀共演者賞、第3回沖縄シュガーホールオーディション最優秀伴奏賞、第5回水戸芸術館オーディション合格、第2回Foggia国際ピアノコンクール第3位他、数々のコンクールに入選。ソロ、室内楽の他、オーケストラ鍵盤奏者としても活躍。またオペラセッコチェンバリストとして「愛の妙薬」「ドン・ジョバンニ」「フィガロの結婚」「セヴィリアの理髪師」「チェネレントラ」「コジ・ファン・トゥッテ」他、数々のオペラセッコチェンバロを務める。現在、新国立劇場オペラ制作音楽スタッフとしてオペラ公演に携わるほか、新国立劇場研修所講師として後進の指導にあたっている。東京混声合唱団1956年に創設された日本を代表するプロ合唱団。コンサートの開催を演奏活動の中心に置き、広範な分野の合唱作品の開拓と普及に取り組んでいる。東京、大阪での定期演奏会を核とし、海外公演を含む年間の活動は150回を数える。レパートリーは、創立以来行っている作曲委嘱活動で生まれた250曲を超える作品群をはじめ、内外の古典から現代作品までと全合唱分野を網羅している。サントリー音楽賞、中島健蔵音楽賞、文化庁芸術祭大賞などを受賞。開催概要「東京混声合唱団 第257回定期演奏会」開催日時:2022年1月22日 (土)15:00開演/14:15開場会場:東京文化会館小ホール(東京都台東区上野公園5-45)■チケット料金一般:4,500円学生:1,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月06日民音は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のマレーネ・イトウが中心となり結成した、ピアノ五重奏団「ブルーム・クインテット」を招聘し、日独交流160周年の記念となる公演を開催します。「ブルーム・クインテット」は、ベルリン・フィルの弦楽器奏者4名とピアニストのオズガー・アイディンによるピアノ五重奏団です。今回の公演では、ピアノ五重奏の曲だけでなく、ピアノ三重奏、弦楽四重奏と、様々な編成で、室内楽の名曲を中心にお届けします。【公演日程】2021年11月23日(火)14:00大牟田文化会館11月24日(水)18:30久留米シティプラザ ザ・グランドホール11月25日(木)19:00熊本県立劇場 コンサートホール11月26日(金)19:00レクザムホール(香川県県民ホール) 大ホール11月27日(土)14:00愛知県芸術劇場 コンサートホール11月30日(火)19:00兵庫県立芸術文化センターKOBELCO 大ホール12月1日 (水)19:00京都コンサートホール 大ホール12月3日(金)19:00イイヅカコスモスコモン12月4日(土)18:30アルカスSASEBO 大ホール12月6日(月)19:00東京芸術劇場 コンサートホール12月7日(火)19:00よこすか芸術劇場チケットは以下のURLから購入できます。 【チケット料金】6,000円(税込)(会場、ランクによって異なりますので、上記のURLからご確認ください)【予定曲目】F. シューベルト:弦楽四重奏曲第12番ハ短調「四重奏断章」 D.703W. A. モーツァルト:ピアノ三重奏曲第5番ホ長調Op.15-2, K.542C. ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調Op.10A. ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲第2番イ長調Op.81, B.155※予定曲目は変更になる場合がございます。予めご了承ください。♦ブルーム・クインテットベルリン・フィルに在籍するマレーネ・イトウ(ヴァイオリン、ベルリン・フィル第2ヴァイオリン首席奏者)、アンジェロ・デ・レオ(ヴァイオリン)、清水直子(ヴィオラ、ベルリン・フィルヴィオラ首席奏者)、シュテファン・コンツ(チェロ)の4名に、五嶋みどりのリサイタルのパートナーであるオズガー・アイディン(ピアノ)が加わったクインテット。アンサンブルの名前は、音楽、人間性、幸福の開花(咲く)を意味し、クインテットの音楽を通し、平和の文化に貢献し、人々の心に美しい花が咲くことを心より願ってつけられた。チケット購入はこちらから : 主催:MIN-ON後援:ドイツ連邦共和国大使館(東京・横須賀公演)ドイツ連邦共和国総領事館(大牟田・久留米・熊本・高松・名古屋・西宮・京都・飯塚・佐世保公演)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ピアノ五重奏団「ブルーム・クインテット」 | 民主音楽協会(民音) : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月08日自由に宇宙を往来する未来へ東京理科大学発のベンチャー企業である株式会社SPACE WALKERが、同社の考えるロケットを「ECO ROCKET」と定義づけ発表しました。同社は2018年に商業有人サブオービタル宇宙輸送研究会を発足し、人々が自由に宇宙を往来する未来を目指して「有翼式再使用型サブオービタルスペースプレーン」による持続可能な宇宙輸送手段の研究・開発を行っています。宇宙輸送手段の研究・開発において、使い捨てロケットによる海洋投棄が今後の大きな課題になると捉えた同社は、サステナブル宇宙開発を宣言し、持続可能な宇宙開発のためのECO ROCKETについて、その定義づけを明らかにしました。ECO ROCKETの定義とは?ECO ROCKETは、再使用型ロケットであること、バイオ燃料を使用すること、誘導制御システムを搭載していることの3つの要素で定義づけされています。海に何もモノを捨てないを前提にロケットを再利用型として回収し、化石燃料や強い毒性のある燃料を使わず、牛の糞尿(排泄物)等から出るメタンを利用した燃料の開発を行っています。(画像はプレスリリースより)【参考】※サステナブル宇宙開発宣言公式ページ
2021年06月10日「ウェールズ弦楽四重奏団」と「クァルテット・エクセルシオ」という、日本を代表する2つの弦楽四重奏団がタッグを組んだコンサートが開催される(4月28日:紀尾井ホール)。コンサートのテーマも「クァルテット+(プラス)」。まさに2つの腕利きクァルテット(弦楽四重奏団)が力を合わせることによって起こる化学変化を象徴しているかのようなタイトルだ。当日のプログラムにもその流れが反映される。前半はそれぞれのクァルテットが得意のプログラムを単独で披露し、後半はお待ちかねの(4+4)での演奏だ。ショスタコーヴィチ「弦楽八重奏のための2つの小品Op.11からスケルツォ」&メンデルスゾーン「弦楽八重奏曲変ホ長調」がどのように響くのか、主導権は一体どちらのクァルテットが握るのか⁉などと妄想は膨らむばかり。紀尾井ホールの素晴らしい音響の中で、無限に広がるアンサンブルの魅力を愉しみたい。■公演詳細4月28日紀尾井ホール「ウェールズ弦楽四重奏団+クァルテット・エクセルシオ」●ウェールズ弦楽四重奏団Verus String Quartet桐朋学園の学生により2006年結成。2008年ミュンヘン国際音楽コンクール第3位。2010年よりバーゼル音楽院に留学。同年、京都・青山音楽賞受賞。2011年バーゼル・オーケストラ協会(BOG)コンクールにて"エクゼコー"賞受賞、第7回大阪国際室内楽コンクール第3位。2012年バーゼル音楽院を修了し、2013年に帰国。東京・春・音楽祭、Hakuju Hall、紀尾井ホール、王子ホール、横浜みなとみらいホール、水戸芸術館等から招かれる。NHK「ベストオブクラシック」、「クラシック倶楽部」、「名曲アルバム」に出演。2017年からはiichiko総合文化センターでベートーヴェン全曲演奏(全6回)がスタートし、同時に全曲録音プロジェクトがfontecにて進行中。2016年から第一生命ホールに毎年出演し続けており、昨年よりベートーヴェン全曲演奏会がスタート。紀尾井ホール「クァルテット+(+)」の全3回シリーズに出演中で、今年3月の公演は、NHK「クラシック倶楽部」他で全国放送された。2016年神奈川フィル、2017年には名古屋フィルにソリストとして招かれ協奏曲を好演。●クァルテット・エクセルシオQuartet Excelsior「繊細優美な金銀細工のよう」【独フランクフルター・アルゲマイネ紙】と2016年ドイツデビューで称賛された、年間を通じて60公演以上を行う日本では稀有な常設の弦楽四重奏団。ベートーヴェンを軸とした『定期公演』、20世紀以降の現代作品に光をあてる『ラボ・エクセルシオ』、 人気傑作選『弦楽四重奏の旅』、次世代の弦楽四重奏団との共演『クァルテット・ウィークエンド』など4シリーズを展開しつつ国内外で幅広く活動。加えて、幼児から学生、地域コミュニティを対象に室内楽の普及にも積極的に力を注いでいる。 1994年結成。第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール最高位、第19回新日鉄音楽賞(現・日本製鉄音楽賞)「フレッシュアーティスト賞」、第16回ホテルオークラ音楽賞など受賞歴多数。2016年6月には日本人団体として初めて、サントリーホール主催 ベートーヴェン弦楽四重奏作品を全曲演奏した。同時期までの6年間「サントリーホール室内楽アカデミー」でコーチングファカルティを務め、他に「ながらの春 室内楽の和 音楽祭 室内楽セミナー」、浦安音楽ホール レジデンシャル・アーティストとして室内楽の楽しさを伝えていく活動を幅広く行なっている。
2021年04月21日気象庁気象研究所研究官の荒木健太郎(@arakencloud)さんの投稿に反響が上がっています。2020年11月29日、『H2Aロケット43号機』が鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。そのため、荒木さんによると西から東日本ではこのような雲が見られるのだとか。11月29日夕方は夜光雲観察のチャンスです.H2Aロケット43号機が16:25に打上げ予定です.夜光雲は地球上で最も高い空(高度75~85km)の雲で,ロケットの噴煙由来で発生する事があります.関東含め西〜東日本で観察できる可能性あり.日没直後の種子島方面の低い空に注目です. pic.twitter.com/KYsnLehjm8 — 荒木健太郎 (@arakencloud) November 28, 2020 見慣れない、不思議な形の雲ですね!日没直後の種子島方面の低い空に注目だといいます。夜光雲は地球上で最も高い空の雲だそうです。投稿には「楽しみに見てみます!」「以前見たことがあります」「貴重な情報をありがとう」などのコメントが寄せられていました。夕方頃、空を見上げて貴重な『夜光雲』を観察してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2020年11月29日吉本興業の「少女歌劇団プロジェクト」から生まれた広井王子総合演出の「少女歌劇団ミモザーヌ」が15日、大阪・なんばのYES THEATERにてお披露目ショーケースを開催した。「少女歌劇団ミモザーヌ」は、11歳から20歳の少女たちで結成。第1期メンバーは応募総数736人の中から14人の少女たちが選出され、その後、9人の第2期メンバーが加わり、現在は23人で活動している。なお、メンバーは20歳を迎えたところで退団という年齢制限を設けている。この日は会場からの生配信もあり、日本全国はもとより全世界に向けてPR。ジャズの名曲「Welcom Sing! Sing!」から始まり、続いてオリジナル曲4曲を披露した。ストリートファッションの衣装とアクロバチックなパフォーマンスがレビューでは目新しい「扉の向こうへ」、楽曲に和のテイストを盛り込んだ疾走感と焦燥感が交錯する「愛の速度」。そして2期生の研究生・たぐちえみるを除く22人のメンバーが世界各国の「ありがとう」を歌詞に取り入れた祝祭感あふれるゴスペル風の「ありがとうございます」と、少女歌劇団ミモザーヌのテーマ曲「ミモザのように」を歌唱。少女のような可憐さと大人っぽさを備えた歌声と、キラキラと輝く笑顔、そしてダンサブルでアクロバチックなパフォーマンスで魅了し、初舞台とは思えない堂々としたステージングを繰り広げた。途中、きくたまこととすずきみあいムェンドワがMCを務めるトークコーナーもあり、お披露目ショーケースまでの日々を振り返った。レッスンについていくのがやっとだったというみあいは、毎日の基礎練習が力になったと語り、「基礎は大事!」と声を大に。2期生のともだりのあが「対面レッスンで1期生のみんなが昔から知っているみたいに仲良くしてくれて嬉しかった。いろんなレッスンが楽しくて、ミモザーヌに入れてよかったとしみじみ思いました」と語ると、「小学校6年生で“しみじみ”なんて言葉を知っているのがすごい!」とまこと。「扉の向こうへ」でバック宙やバック転の連続技を見せたみやはらにこは「ずっとリモートレッスンで顔しか見えなかったので、対面レッスンで初めてみんなに会った時、みんな背が高くてびっくりしました!」と茶目っ気たっぷりに話し、英語が得意というろれあは、配信先に向かって英語で挨拶した。なお、グループ名の「ミモザーヌ」は花の「ミモザ」から由来。ミモザの花言葉は「友情」「優雅」のほか、特に重要な「感謝」という意味もあり、小さな丸い花びらがたくさん集まって可憐に咲くミモザを少女歌劇団の名にふさわしい花として選んだ。この日、初公開された制服ビジュアルにも、ミモザをイメージする黄色がアクセントになっており、清楚さのなかに力強い意思も感じさせる印象を与えていた。少女歌劇団ミモザーヌの初舞台を終え、総合演出の広井氏が挨拶を行った。2年前の発表当時はコンセプトがぼんやりしていたと語る広井。1期生のメンバーが加入し、彼女たちとレッスンを重ねながら「レビューとは」「歌劇団とは」「少女とは何か」と一つ一つ向き合い続けたと言う。そして「やっと整って、お披露目することができました」と、この日を迎えたことにほっとした表情も浮かべた。「常々、オリンピックの卓球やフィギアスケートは子どものころから始めて、中学生で世界を目指しているのに、エンタメの世界ではできないのかと考えていた」と広井。そこで体づくりを徹底しようと体幹トレーニングとストレッチを組み合わせたレッスンを平日の毎日繰り返したそうで、「最初の頃は先生から言われている意味がわからなくても、体ができてくると、言われたことが全部できるようになるということを彼女たちは自分たちで発見していった。僕たちが教えた事ではありません。笑顔を作ることも、舞台が楽しければ笑顔にならないということを自分たちで発見して、舞台の中に楽しさを作り、厳しいレッスンの中に達成感を見出して、今、ここに立っています」とメンバーたちのこれまでの努力を労った。オリジナル曲はすでに13曲あり、レビューへの準備も万端と自信を覗かせ、現代感覚のレビューにするためにアクロバットを取り入れたことを明かした。「アクロバットを取り入れることで、立体的なものができないだろうか、そこに歌や踊りが入った新しいレビューが令和の時代にできたらいいなと思いました。そして、当初からアクロバットの訓練もしてきました」「僕は頭でっかちで、古い知識で作ろうとしていたら、彼女たちにはそんなものは全然通用しなかった。そういうことがわかって、彼女たちとコミュニケーションを取りながら作ることにしました」と方向転換もあったことを話し、「実は僕自身が教えられてきました」と、レッスンの日々を振り返る。1期生を全員集めた当初は何もできず、「本当に不安になって辞めようかと思った」とも。そんな中で、いわなみゆうかは「でたらめだけど、踊らさせると、こんなに楽しい!というオーラを出していた」そうで、その姿に触発され、それぞれの個性を引っ張り出す作業をしようと一人一人に向き合っていったという。歌のレッスンも、徹底して複式で歌う指導を実施。「すごいエンジンを積んでいるのに、喉で歌って、ガラスの心臓だった彼女が、本当に変わった」とみあいを紹介すると、みあいは「アメイジング・グレイス」をアカペラで披露した。幼いころからアクロバットのレッスンを積み重ね、お披露目ショーケースでも堂々としたパフォーマンスで惹きつけたにこ。周囲を明るく照らすような笑顔が印象的な彼女が、初舞台を前に広井に手紙を渡したことも明かした。「手紙には『私に居場所を作ってくれてありがとうございました』と書いてありました。僕も居場所を作れたらどんなに幸せか…」と広井。最後に「(吉本興業)大﨑会長、スタッフの皆さん、僕の居場所を作ってくれてありがとうございました」と感謝した。なお、「少女歌劇団ミモザーヌ」の公式ホームページでは、11月15日より2期生のプロフィールと、「ミモザのように」のMVが公開された。そして、12月30日には第1回公演「Begin~始まりの歌~」の配信公演も決定した。(C)吉本興業
2020年11月16日11月5日より待望の日本ツアーを開催するウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の来日記者会見がオンラインで開催された。壇上には、同団楽団長ダニエル・フィロシャウアー&事務局長ミヒャエル・ブラーデラー両氏が並び、今回の来日公演開催に関する経緯と想いを熱く語った。「コロナ禍においても、日本公演を中止するという考えはまったくなかった」という意気込みと「この時期であるがゆえに公演を実現することが、クラシック界の未来に新たなレールを敷く」という言葉が強く心に残る会見だ。まさに、感染症対応には万全の上に万全を期し、数々の難題をクリアーして実現した今回の公演が、今後のイベント展開に与える影響は限りなく大きい。まずは、ステージ上でのソーシャルディスタンスにも気を使いつつ、当初のプログラムを変更なく行う対応力と、ウィーン・フィル本来の響きを保つことにこだわったというパフォーマンスに期待したい。公演は、11月5日を皮切りに、14日までの約10日間に渡って行われる。これこそは、コロナ禍に見舞われたクラシック界において、何物にも代えがたい素敵なプレゼントに違いない。●公演情報■2020北九州国際音楽祭ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(日時)2020年11月5日(木)19:00 開演(会場)北九州ソレイユホール(指揮)ワレリー・ゲルギエフ(独奏)デニス・マツーエフ(ピアノ)(曲目)プロコフィエフ:バレエ音楽『ロメオとジュリエット』作品64 より「モンタギュー家とキャピュレット家」「少女ジュリエット」「仮面」「ジュリエットの墓の前のロメオ」プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 作品16チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」(料金)S席30,000円 A席25,000円 B席20,000円 C席15,000円 D席10,000円(お問い合わせ): 北九州国際音楽祭事務局 093-663-6567(公式サイト): ■第58回大阪国際フェスティバル2020 ワレリー・ゲルギエフ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(日時)2020年11月6日(金)19:00開演(会場)フェスティバルホール(指揮)ワレリー・ゲルギエフ(独奏)堤剛(チェロ)、デニス・マツーエフ(ピアノ)(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(曲目)チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 作品33プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 作品16チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」(料金)S席37,000円 A席34,000円 B席29,000円 C席24,000円 D席19,000円 E席14,000円SS席39,000円 BOX席44,000円 バルコニーBOX席(2席セット)74,000円(お問い合わせ)フェスティバルホール センター 06-6231-2111(公式サイト): ■ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(日時)2020年11月8日(日)17:00開演(会場)ミューザ川崎シンフォニーホール(指揮)ワレリー・ゲルギエフ(独奏)デニス・マツーエフ(ピアノ)(曲目)プロコフィエフ:バレエ音楽『ロメオとジュリエット』作品64 より「モンタギュー家とキャピュレット家」「少女ジュリエット」「仮面」「ジュリエットの墓の前のロメオ」プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 作品16チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」(料金)S席39,000円 A席34,000円 B席29,000円 C席24,000円 D席19,000円)(お問い合わせ)ミューザ川崎シンフォニーホール 044-520-0200(公式サイト) ■ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2020 オープニングスペシャル・プログラム(日時)2020年11月9日(月)19:00開演(会場)サントリーホール 大ホール(指揮)ワレリー・ゲルギエフ(独奏)デニス・マツーエフ(ピアノ)、堤剛(チェロ)(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(曲目)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 作品16チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 作品33ストラヴィンスキー:バレエ音楽『火の鳥』(1910年版)(料金)S席39,000円 A席34,000円 B席29,000円 C席24,000円 D席19,000円(お問い合わせ)サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB サントリーホール センター 0570-55-0017■ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(日時)2020年11月10日(火)19:00開演(会場)サントリーホール 大ホール(指揮)ワレリー・ゲルギエフ(独奏)デニス・マツーエフ(ピアノ)(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(曲目)プロコフィエフ:バレエ音楽『ロメオとジュリエット』作品64 より「モンタギュー家とキャピュレット家」「少女ジュリエット」「仮面」「ジュリエットの墓の前のロメオ」プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 作品16チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」(料金)S席39,000円 A席34,000円 B席29,000円 C席24,000円 D席19,000円(お問い合わせ)サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB サントリーホール センター 0570-55-0017■ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(日時)2020年11月13日(金)19:00開演(会場)サントリーホール 大ホール(指揮)ワレリー・ゲルギエフ(独奏)堤剛(チェロ)(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(曲目)ベートーヴェン:序曲『コリオラン』作品62チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 作品33R. シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』作品40(料金)S席39,000円 A席34,000円 B席29,000円 C席24,000円 D席19,000円(お問い合わせ)サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB サントリーホール センター 0570-55-0017■ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(日時)2020年11月14日(土)16:00開演(会場)サントリーホール 大ホール(指揮)ワレリー・ゲルギエフ(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(曲目)ドビュッシー:『牧神の午後への前奏曲』ドビュッシー:交響詩『海』~3つの交響的スケッチ~ストラヴィンスキー:バレエ音楽『火の鳥』(1910年版)(料金)S席39,000円 A席34,000円 B席29,000円 C席24,000円 D席19,000円(お問い合わせ)サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB サントリーホール センター 0570-55-0017■公式サイト:
2020年11月06日新しい生活様式に合わせた大会ロケットマラソン2020東京大会は、2020年10月17日(土)、18日(日)に多摩川河川敷諏訪いこいの広場で開催予定です。昨年、大阪で開催され多くの参加者がありました。今年は、大阪大会に加えて東京大会、オンラインの部が開催されます。コロナ中止は参加費返金保証あり種目は、フル4,500円、30km 4 ,100円、ハーフ3,500円、10km 2,500円、5km 2,100円の5種目、同時開催のオンラインの部1,000円となります。大会スケジュールは、1日目にハーフマラソン、10km、5kmの3種目、2日目に、フルと30kmの2種目が走ります。大会コースは、フラットで走りやすく、制限時間も通常の大会より長いので、マラソン初心者も安心して走れおすすめです。オンラインは、コースもスタートも自由オンラインの部は、2020年10月10日~10月25日の2週間となります。日本全国各地からご参加可能です。開催期間中であれば、好きな時間と好きな場所で走ることができます。タイムは、GPS計測機能付きの腕時計、ランニングアプリを使い自分で測定し、結果を報告します。(画像は公式サイトより)【参考】※大会公式サイト
2020年08月29日サマンサベガ(Samantha Vega)から、「ポケットモンスター」とコラボレーションしたレディースバッグが登場。2020年6月23日(火)よりサマンサタバサ公式オンラインショップにて先行予約発売をスタートし、7月15日(水)より全国のサマンサベガ店舗にて発売する。ピカチュウ&イーブイの顔モチーフバッグサマンサベガと「ポケットモンスター」のコラボレーションバッグは、世代を問わずに愛されているピカチュウやイーブイといった人気キャラクターをモチーフにしたポップな仕上がり。サマンサベガのブランドロゴをあしらったショルダーバッグには、ピカチュウとイーブイのフェイスモチーフを大胆に配した。ボディ&ストラップのカラーは、それぞれのキャラクターを彷彿とさせるイエローとブラウンに統一している。ゲンガーモチーフのクリアバッグ&ポーチゲンガーをモチーフにしたバッグは、透け感のあるクリアパープルのハンドバッグに、ゲンガーを描いた紫色のポーチを付属。セットで使うのはもちろんのこと、ポーチは小さめのクラッチバッグとして楽しむこともできそうだ。ロケット団着想のモンスターボールバッグロケット団をイメージしたのが、モンスターボールをモチーフにしたショルダーバッグ。丸いモンスターボールを、八角形のシルエットに落とし込むことで、エッジの効いたスタイルに仕上げた。限定ピカチュウリュックも7月9日(木)からサマンサタバサ表参道GATESポップアップデジタルストアで、8月12(水)から8月18日(火)まで阪急うめだ本店で開催される限定ストアのみで発売する「ピカチュウ(メスのすがた)柄のリュック」にも注目。イエローのボディに、ピカチュウのしっぽモチーフをあしらったチャーミングな仕上がりとなっている。また、サマンサベガと「ポケットモンスター」のコラボレーションアイテムを購入した人には、限定ショッパーもプレゼント。さらに15,000円以上購入者には、ポケモンシリーズのエコトートバッグもプレゼントされる。いずれも数量限定のため、気になる人は早めにチェックしてほしい。なおイメージビジュアルには、女優でモデルの玉城ティナを起用した。【詳細】「サマンサベガ meets ポケットモンスター コレクション」発売日・販売店舗:・2020年6月23日(火) サマンサタバサ公式オンラインショップにて先行予約発売開始・7月15日(水) 全国のサマンサベガ店舗にて発売アイテム例:・ショルダーバッグ(ピカチュウ) 17,380円・ショルダーバッグ(モンスターボール) 17,380円・ポーチ付ビニールバッグ(ピカチュウ) 17,380円・ポーチ(ゲンガー) 9,680円・Tシャツ(ロケット団) 7,480円・TWIGS(モンスターボール) 17,380円■期間限定ショップ・7月9日(木)~ サマンサタバサ表参道GATESポップアップデジタルストア(東京都 渋谷区神宮前6-5-6 メトロシティ明治神宮前)・8月12(水)~8月18日(火) 阪急うめだ本店(大阪府大阪市北区角田町8−7)※阪急うめだ本店初日の8月12日(水)10:00~13:00は、抽選による入場制限あり。13:00以降は入場制限なしを予定しているが、混雑状況により整理券配布による入場制限を行う。抽選の応募期間:8月1日(土)~8月3日(月)抽選場所:阪急うめだ本店公式サイト ※期間限定ショップでは「ピカチュウ(メスのすがた)柄のリュック」17,380円(税込)を数量限定で販売予定。【問い合わせ先】サマンサタバサ(フリーダイヤル)TEL:0120-86-3035 ※10:00~18:00(土・日・祝日を除く)
2020年06月26日2020年5月21日午前2時31分、無人補給機『こうのとり』9号機を載せたH-IIBロケットが、鹿児島県の種子島宇宙センターから国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられました。2009年に初号機が打ち上げられた『こうのとり』。H-IIBロケットとともに、今回の打ち上げを最後に引退が決まっています。産経新聞によると、打ち上げから15分後に予定の軌道に投入され、成功したということです。鹿児島県在住の@_yusaha_さんは、種子島宇宙センターからロケットが打ち上がる様子を撮影。Twitterに投稿したところ「素晴らしい」など称賛の声が相次ぎました。真っ暗な夜空の中、打ち上げられた様子がこちら!令和2年5月21日午前2時30分00秒、宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機を搭載し種子島宇宙センターから打ち上げられたH-ⅡBロケット9号機です。今回で最後の打ち上げになるH-ⅡBが美しい放物線を描きながらISSに向け飛び立って行きました。 #ISS #NASA #JAXA #H2BF9 #HTV9 #こうのとり pic.twitter.com/XfbySFcP6x — ∀yusaha∀ (@_yusaha_) 2020年5月20日 きれいに弧を描くように、宇宙へ飛び立つロケット。その美しさは投稿を見た多くの人の心を震わせました。・とても神秘的です。きれいな写真。・最後の任務、お疲れ様でした!・打ち上げを見るために鹿児島に引っ越したいぐらい。・真上に上がっているように見えるけど、そうではないんですね。打ち上げられた『こうのとり』は、飛行士の食料や実験機材など約6tの物資を輸送し、同月25日にステーションに到着する予定とのことです。今回の打ち上げによって、また何か新たな宇宙の秘密が解き明かされるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月21日TBS系では4月5日(日)今夜より「下町ロケット特別総集編」を3週にわたり放送。池井戸潤の原作を阿部寛、土屋太鳳らの出演でドラマ化、平均視聴率18.5%、最終回は視聴率22.3%を記録した超人気作が改めて日曜の夜に帰ってくる。元宇宙科学開発機構の研究員で、現在は父親が遺した下町の工場「佃製作所」を経営する佃航平。一度は諦めかけた夢のロケット製造を進めるも、特許侵害でライバル企業に訴えられ絶体絶命のピンチに…!一方、大企業の帝国重工ではロケット開発が難航。佃製作所が特許を持つ部品が欲しい宇宙航空部の財前部長が出した意外な提案とは?果たして、佃たちはこの危機をどう乗り越えるのか!?2015年に「日曜劇場」枠で放送された本作。主演の佃航平には本作で第87回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞はじめ、東京ドラマアウォード2016 主演男優賞、京都国際映画祭2016 三船敏郎賞と各賞に輝いた阿部さん。航平の娘・利菜にはNHK連続テレビ小説「まれ」のヒロインに抜擢、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』では第41回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を獲得した土屋さん。帝国重工社長の藤間秀樹に杉良太郎、帝国重工部長の財前道生に吉川晃司、佃製作所経理部長・殿村直弘に立川談春、佃製作所の技術部長・山崎光彦には安田顕、佃の元妻・和泉沙耶に真矢ミキ、敏腕弁護士・神谷修一に恵俊彰。さらに和田聰宏、今野浩喜、山崎育三郎、中本賢、谷田歩、中村倫也、阿部進之介、竹内涼真、佐野岳、小泉孝太郎、石倉三郎、高橋光臣、バカリズム、篠井英介、平岳大、世良公則、今田耕司、木下ほうか、倍賞美津子らも出演。特別総集編は4月5日(日)今夜の「第1夜」オンエアに続き、4月12日(日)に「第2夜」、4月19日(日)に「第3夜」がそれぞれ放送される。「下町ロケット特別総集編・第1夜」は4月5日(日)今夜21時~TBS系で放送。(笠緒)
2020年04月05日4月ドラマの放送スタート延期となっているいま、これまで放送された名作ドラマの中から、「下町ロケット」「コウノドリ」がそれぞれ特別総集編&傑作選として放送されることが決定した。まず、4月5日(日)夜は、3週連続2時間スペシャルで「下町ロケット特別総集編」を放送。2015年10月期に放送された阿部寛主演、池井戸潤原作の日曜劇場「下町ロケット」。「下町ロケット」と「下町ロケット2 ガウディ計画」を映像化し、最終回の視聴率は22.3%、平均視聴率は18.5%を獲得、様々な賞を受賞。本作が、今回“総集編”となって再び同時間帯に戻ってくる。続いて4月10日(金)夜には、綾野剛主演のヒューマン医療ドラマ「コウノドリ 傑作選」を放送。「モーニング」(講談社)にて現在連載中の鈴ノ木ユウの漫画を原作とした本作は、産婦人科医が主人公の物語。産婦人科医で天才ピアニストという2つの顔を持つ鴻鳥サクラを綾野さんが演じているほか、松岡茉優、大森南朋、坂口健太郎、吉田羊、星野源らが出演している。本作は2015年と2017年、2期にわたり放送されたが、今回の傑作選では2期分(全21話)の中から選りすぐりの回を放送する。なお、放送延期となっている「半沢直樹」、「MIU404」、「私の家政夫ナギサさん」の放送日程は現在調整中。「私の家政夫ナギサさん」の放送を予定していた4月14日(火)22時からの番組に関しても現在調整中だという。さらに、「半沢直樹」の放送延期に伴い、4月5日・12日(日)に放送予定だった本作の特別総集編(前後編)も放送を延期、新たな日程は調整中だという。「下町ロケット特別総集編」第一夜、第ニ夜、第三夜は4月5日(日)、12日(日)、19日(日)21時~TBSにて放送。「コウノドリ 傑作選」は4月10日(金)22時~TBSにて放送(話数未定)。(cinemacafe.net)
2020年04月02日タロン・エジャトンと『ボヘミアン・ラプソディ』のデクスター・フレッチャー監督が贈る、エルトン・ジョンの半生を描く音楽エンターテインメント『ロケットマン』。この度、ブルーレイ&DVD発売を記念して、タロンの貴重なレコーディングの模様を収めた特典映像の一部が解禁となった。エルトン・ジョン本人も認める、タロン・エジャトンの圧倒的歌唱力!主演は『キングスマン』シリーズで絶大なる人気を獲得し、今回エルトン・ジョン本人がその歌唱力に惚れ込みキャスティングしたタロン・エジャトン。エルトンの楽曲はすでに『SING/シング』での「I’M STILL STANDING」で披露済みだが、本作でも吹き替えなしで歌唱に挑戦し、その才能を遺憾なく発揮。エルトンもお墨付きを与える歌唱力で数々の有名な楽曲を見事に歌い切った。ガガやサム・スミスもリスペクトする“伝説的”アーティストの衝撃の実話!2018年にリリースされたトリビュートアルバムには、レディー・ガガやサム・スミス、「コールドプレイ」といった豪華な面々が参加し、いまなお若い世代にも愛される伝説のシンガー、エルトン・ジョン。本作の製作総指揮も務め、彼の衝撃的人生が自らの手によって映像化された。なお、その歌の部分には英語歌詞字幕付(シング・アロング)。本編を観ながら劇中歌を一緒に歌うためのもので、カラオケのように歌詞の字幕が表示される。そんな本作から今回、タロンのレコーディング風景が収められている特典映像の一部が解禁。「ベニーとジェッツ」レコーディング前にタロンが「緊張が顔に出てない?」と本音をこぼすシーンや、エルトンがタロンを気遣うシーンなど、大人気スターの貴重な裏側が垣間見える映像となっている。『ロケットマン』は12月25日(水)よりブルーレイ&DVDリリース、デジタル先行配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年12月23日岩井秀人、松井周ら、優れた劇作家・演出家を輩出している青年団の若手自主企画。演出家・蜂巣ももが青年団内で発足した「ハチス企画」の新作『まさに世界の終わり』が本日11月9日に東京・アトリエ春風舎で開幕した。伊藤キムや寺田みさこに師事しながら、演劇とダンスの境界線や、非現実な身体と言語について考え抜いてきた蜂巣。彼女が今回取り上げるのは、1995年に38歳の若さで亡くなったフランスの劇作家、ジャン=リュック・ラガルスの1990年発表作である。同作を基にした、グザヴィエ・ドラン監督による映画『たかが世界の終わり』(2016年)は、第69回カンヌ国際映画祭で、グランプリとエキュメニカル審査員賞を受賞している。長年、家族のもとを離れていた長男ルイ。彼が帰郷したのは、自らの死を家族に告げるためだった。しかし家族はそれぞれの吐露を繰り返し、ルイの言うことに耳を傾けない。いつまで経っても自分の死を告げることができないまま、時間だけが過ぎていく……。同公演の紹介文の一行目にはこうある。「家族の政治、身体を問い直す」。思えば、家族の会話をふと一歩引いて聞いてみると、めいめいが、自分の都合や事情を通すことに必死であったりする。ある時は弱っている自分を演出し、ある時は泣いてキレて暴れたりする。果たしてそこに、どんな革命がもたらされるのか。そして、彼らが掲げるフレーズはもうひとつ。「家族という他人は、友情を育むことができるのか」。そこに描かれるのは希望か、それとも……。青年団若手自主企画vol.79 ハチス企画『まさに世界の終わり』は11月24日(日)まで。文:小川志津子
2019年11月09日近年、『ボヘミアン・ラプソディ』や『ロケットマン』など実在の人物をモデルにした映画が連続してヒットを記録している。日本でも山田孝之が実在の人物に扮したNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』が大ヒット。幅広い層を魅了する実話ものは、映画・ドラマの中でも“間違いなく面白い”ジャンルで、来年以降も新作が続々と待機している。古くから実話や実在の人物を描いた作品は数多くつくられてきた。たとえば近年のアカデミー賞を眺めるだけでも『グリーンブック』『スポットライト 世紀のスクープ』『それでも夜は明ける』『アルゴ』など、実話を基にした映画が次々に作品賞を受賞。映画の作り手たちも実話の中から“語りたい物語”を探している状況だ。もちろん、作家が作り出したフィクションにも傑作は多い。しかし、実話ベースの映画の多くが作家が思いつかないような設定や人物造形を備えていたり、観る者の興味をかきたてる物語を描いている。“事実は小説より奇なり”というが、作家や脚本家がフィクションとして描くと観客から“これは出来過ぎていてあり得ない”と思える出来事も現実の世界では起こっていたりする。大使館に閉じ込められた人々の救出劇を描いた『アルゴ』などがいい例だろう。ちなみにこの作品はCIA史上最も“ありえない”作戦を描いており、多くの観客はその意外性に魅了された。『全裸監督』も冴えないセールス員の男が時代の寵児になっていく様は“負けられない勝負”の連続。どう見ても無謀。驚きの連続。でもそれは実際にあったことなのだ。また、世界的に唯一無二の存在を正面きって描けるのも実話映画の魅力だ。孤独や苦難に立ち向かって世界的なスーパースターになったフレディ・マーキュリーを主人公にした『ボヘミアン・ラプソディ』、愛を得られないまま大人になってしまった男がポップ界のレジェンドになっていく『ロケットマン』などもこの系譜。ちなみにこれらの作品はオスカー受賞作『英国王のスピーチ』がいい例だが、主人公が特別な人物であっても、観客が共感し、感動できるドラマを備えている。特別な人物の輝きに触れ、特別な人物の心に寄り添える喜びがそこにはある。今後もマット・デイモン&クリスチャン・ベール主演の『フォードvsフェラーリ』や、レニー・ゼルウィガーが往年の大女優を演じる『ジュディ(原題)』など実話を基にした新作が続々と待機中。この流れはまだまだ止まりそうにない。なお、日本でも映画『HOKUSAI』が来年初夏に公開予定だ。本作は、世界的に有名な浮世絵師・葛飾北斎の生涯を描く作品で、平均寿命が40歳だった江戸時代に90歳まで生き、93回も転居し、この世を去るまで“描く”ことにすべてを注いだ男の奇跡的な物語が描かれるという。本作はまだ完成しておらず、柳楽優弥と田中泯が北斎を演じ、阿部寛、瑛太、玉木宏らが出演することが発表された段階だが、これまでの大ヒット実話映画の必須要素“フィクションでは描けない意外過ぎるドラマ”と“世界的な人気キャラクター”の両方を兼ね備えている。もしかしたら来年、世界を魅了する“実話映画”がここ日本から誕生するかもしれない。『ロケットマン』公開中『全裸監督』Netflixにて全世界独占配信中『HOKUSAI』2020年初夏公開
2019年09月12日人気声優・神谷浩史が、江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズを原案にした新感覚学園ミステリー『超・少年探偵団NEO -Beginning-』で怪人二十面相の声を担当していることが明らかになった。高杉真宙、佐野岳、堀田真由、板垣瑞生ら若手俳優が出演する本作。今回明らかになったのは、「君が欲しいよ、芳狼くん」と、妖しく不気味、そして妖艶な声で本作の重要な役割を担っている怪人二十面相役。その声の正体は、「進撃の巨人」のリヴァイ役や「しろくまカフェ」のペンギンさん役、「おそ松さん」のチョロ松役、「斉木楠雄のΨ難」の斉木楠雄役など、数々の人気アニメ作品に出演する神谷さんだ。現在公開中の映像では、怪人二十面相も登場しており、「怪人二十面相の声がどう聞いても神谷さんで見たい」「怪人二十面相、ほんと神谷さんの声っぽいなあ」「怪人二十面相の声がどう聞いても神谷浩史にしか聞こえなくて辛い」などと映像を見た人たちからすでに正解が飛び出していた。今回神谷さんは、この非現実的なキャラクターを見事に演じ、彼の存在により本作を本格的なミステリー作品として押し上げている。神谷さんは「少年探偵団の中で、とりわけ妖しい魅力を放っている二十面相の声をこの僕に任せていただけるとは!そして個人的には高杉真宙くんや佐野岳くんと共演できてとても嬉しい!」と出演を喜び、「芦塚監督が生み出したNEOの名に相応しい、新しい二十面相にお力添いできるよう精一杯アフレコさせていただいたので、劇場に足を運んでいただけると有り難いです!」とコメントしている。さらに今回の発表に合わせて、「久しぶりだね…」と怪人二十面相が怪しげに登場する第2弾となる予告編も到着。怪人二十面相と芳狼との関係性によりフォーカスした映像となっている。『超・少年探偵団NEO -Beginning-』は10月25日(金)より新宿バルト9、渋谷TOEIほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:超・少年探偵団NEO −Beginning− 2019年10月25日より全国にて公開©2019 PROJECT SBD‐NEO
2019年09月05日エルトン・ジョンの半生をタロン・エジャトン主演で映画化したミュージック・エンターテインメント『ロケットマン』。この度、エルトン自身が「有名になり非現実的になった人生をありのままに描きたかった」と語る通りに繰り広げられる、華やかなミュージカルシーンの舞台裏に迫る特別映像が到着した。8月23日(金)より日本で封切られると、公開から3日間で興行収入約1億8,268万円を記録、さらに公開初日から“ロケットマン”が作品通算3度目のTwitterトレンド入りを果たす大ヒット“ロケット”スタートを切った本作。今回到着したのは、「CROCODILE ROCK/クロコダイル・ロック」、「SATURDAY NIGHT’S ALRIGHT FOR FIGHTING/土曜の夜は僕の生きがい」、「THE BITCH IS BACK/あばずれさんのお帰り」など、本作の見どころであるミュージカルシーンの数々の裏側を捉えた特別映像。製作総指揮を務めたエルトンの「有名になり非現実的になった人生をありのままに描きたかった」という言葉通りに、本作では現実とファンタジーが入り混じったようなミュージカルシーンが数多く登場。本映像では様々なミュージカルシーンの舞台裏が映されていくなか、特にL.A.の伝説的ライブハウス“トルバドール”での一夜を再現した「CROCODILE ROCK/クロコダイル・ロック」のシーンについて、デクスター・フレッチャー監督が「空想と想像力にあふれた物語になった。彼の人生を決定づけた瞬間を感動的にしたくて、全員を浮かせた。我ながら良いシーンだ」と、その出来映えに自信を見せる場面も。さらに、ミュージカルシーンの要となる振付師を務めたアダム・マレーも「振付師にとって夢のプロジェクトだ。200人で踊るシーンもある。現実の世界を飛び出すから可能性は無限大。何でもアリだ」と語るように、非凡なミュージカルシーンの数々をふり返っている。エルトン本人を演じたタロンは、自身が全編歌って踊った本作のミュージカルシーンについて「本作はミュージカル映画で実際に僕が歌っている。だからこれまでの作品よりも僕の声が多く聞けると思う。そのことを誇りに思ってるよ」とコメント。「本作は製作プロセスがとても魅力的だった。自分たちで、一から作り上げた作品だ。往年の名曲たちを壊さない程度に自由にアレンジすることができたんだ。エルトン本人が製作に加わったのも大きかった。どこまでやっていいのかをエルトンと話し合うことができたからね。音楽プロデューサーのジャイルズ・マーティンの完璧なセンスだけでなく、そのほかにもものすごいスキルの持ち主がいた。それらの要素が集まって事実に忠実でありつつ、大胆な作品になっているよ」とその魅力を熱弁している。すでに鑑賞済の観客からも「号泣した!」「これまでのどの音楽映画とも違う、最高のミュージカル」と絶賛のコメントが相次いでいる本作。その目玉となるミュージカルシーンに注目だ。『ロケットマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年09月03日『キック・アス』や『キングスマン』を監督したマシュー・ヴォーンが、エルトン・ジョンの半生を描いた映画『ロケットマン』でプロデューサーを務めている。エルトン・ジョン本人から脚本を託されたヴォーンは「この脚本は絶対に映画にしないとダメだ! 自分が手がけなければならない!」と強く思ったという。マシュー・ヴォーンと言えば数々のヒット作でメガホンをとる“監督”のイメージが強いが、実はプロデューサーのキャリアの方が長い。彼はガイ・リッチー監督の『ロック、ストック&トゥ・スモーキング・バレルズ』でプロデューサーを務め、自身が監督していない『X-MEN:フューチャー&パスト』でも製作陣に名を連ねている。そんな彼がエルトン・ジョンに会ったのは自身が監督した『キングスマン:ゴールデン・サークル』の頃。あの映画でエルトンはあらゆる紳士たちをなぎ倒すほどの怪演を見せたが、そこで彼はヴォーンに長年に渡って温め続けている脚本を手渡した。それはエルトンと彼の夫でプロデューサーのデヴィッド・ファーニッシュが10年以上かけて脚本家と練ってきたものだ。「読んでみたらとても素晴らしい内容でした。もともと僕はエルトンの音楽が大好きだったので、この脚本は絶対に映画にしないとダメだ! 自分が手がけなければならない! という気持ちになりました」そこで彼はプロジェクトへの参加を決めたが少しだけ残念なこともあったようだ。「自分で監督したい気持ちもあったのですが、他の作品も手がけていてスケジュール的に自分で監督するのは難しかった。ですから、この作品を通じて残念だったのは……自分で監督したかった! その一方でよかったことは、この作品を自分でプロデュースできたことです」自分で演出もできるヴォーンが、本当は自分でメガホンをとりたかったプロジェクトを誰に託すのか? 彼はすぐさまデクスター・フレッチャー監督に声をかけた。本作で主演を務めたタロン・エガートンとタッグを組んで『イーグル・ジャンプ』を監督した才人だ。「デクスターはキャストと仕事をするのが本当に上手で、彼らの居心地をよくして最高のパフォーマンスを引き出す特別な能力を持っているんですよ。それに彼は人とコラボレーションするのが好きな人。彼は毎日、撮影現場にポジティブな気持ちと情熱をもたらしてくれる人です」ちなみに撮影に際し、映画のモデルになっているエルトン・ジョン本人は作品に対して干渉したり、自分を美化して描くように要求することは一切なかったという。「彼はこの映画を作るにあたって、自分の良い時も悪い時も誤魔化さずにすべて描いてほしいと、何かを改変することは絶対にしないでくれと言ってくれました。ですから、この映画におけるエルトンの最大の貢献は“この生を生きてくれた”ことですね。彼が生き抜いてくれたから、この物語が僕たちのもとにやってきたわけですし、素晴らしい音楽もつくってくれました。そして何よりもこの物語を僕たちに綴らせてくれた……これも大きな貢献ですね」映画で語られるエルトンの人生は決して順風満帆なものではない。幼少期に両親から愛されずに育った彼はいつも本当に自分を直視できずに、現実から遠く離れた華やかな場所や時間を求めて疾走する。結果的に彼はロック・スターになるが、彼の中の孤独や哀しみが消えることはない。ヴォーンは「王様であっても、ただ道を歩いている人であっても不安を感じたり、人とのつながりを感じたり、泣いたり笑ったりするのは同じ」という。「エルトンと私たちもそうです。彼は自分のことを否定されたり、依存症になってしまう人生を歩んできましたが、私たちも人生の中で自分を受け入れられなかったり、愛を求めているけどその愛を手に入れられなかったり、不幸せな気持ちなってしまった経験をしていると思います。エルトンは驚異的な音楽の才能に恵まれた結果、独特のライフスタイルを築きましたけど、根底では彼も僕たちも普通の人間です。だから多くの人がこの映画に共感してくれたのだと思います」ヴォーンが手がける作品は『キングスマン』にせよ、『キック・アス』にせよ、どれもトリッキーでド派手で情報が雪崩れのようにやってくるが、観ているといつしか共感したり、感動したりしてしまう作品ばかりだ。今回、彼はプロデュースにまわったが、彼の信念や物語に対する価値観は『ロケットマン』にもしっかりと息づいている。『ロケットマン』公開中
2019年08月30日タロン・エジャトン主演『ロケットマン』が、いよいよ本日8月23日(金)に公開。第72回カンヌ国際映画祭の公式上映では4分間に及ぶスタンディングオベーションを受け、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でも『ボヘミアン・ラプソディ』を超える評価を受けた本作から、タロン演じる19歳のエルトン・ジョンがワンカットのなか「SATURDAY NIGHT’S ALL RIGHT FOR FIGHTING」を生で歌って踊るミュージカルシーンが解禁となった。約300人のエキストラ×約50人のダンサー×4台のカメラ×3つのクレーン今回到着したのは、タロン演じる19歳のエルトンが遊園地を歩きながら、約300人のエキストラと約50人のダンサーとともにアップテンポなナンバー、「SATURDAY NIGHT’S ALL RIGHT FOR FIGHTING/土曜の夜は僕の生きがい」を歌い踊るミュージカルシーン!数分間に渡って、様々なアトラクションの中にも足を踏み入れ、ダンスやアクションを行うタロンをカメラが追い続ける本シーンは、なんと4台のカメラ、3つのクレーン、10台のゴーカートを駆使してワンカットで撮影されたという。本シーンは、ロックンロールに目覚めたエルトンの10代の全盛期を描き出したミュージカルパート。役に入った時の高揚感やその時の気持ちでミュージカルシーンに挑んでいたというタロンが、ダンサーたちの楽しげな姿につられるように踊り出し、心に秘めた想いを吐き出すようにパワフルに披露する生歌と熱演に胸が高鳴るシーンだ。観客が「“あれはすごかった!”と、言ってくれることを願う」と監督監督のデクスター・フレッチャーは「このシーンを観た人が、“いや、あれはすごかった!”と、言ってくれることを願うね。このシーンでは、エルトンの音楽的影響の起源も見て取れるし、周りの人間や、各自の違いを称えるエルトンが描かれている。それこそ彼の一面であり、彼の心だからね」と解説。「ミュージカルのシーンとして、画面がつねに動いていて、躍動的なむき出しの若さを表している。だからワンカットなんだ。撮影監督のジョージ・リッチモンドには、“ぜんぶ一度に、ワンカットで撮影しよう。動き続けて、流れ続けて、継ぎ目をなくすんだ”と伝えた。このシーンは、エルトンが世界の荒波へと踏み出していく場面だからものすごく重要なんだ」と本シーンの重要性を熱弁する。タロンもまた、「この映画はミュージカルで、歌がたんなるパフォーマンスとしてだけでなく、回想の瞬間としても歌われる。僕も本当に気に入っていて、どの瞬間もすごく好きなんだ。こんな形でエルトン・ジョンが自分の曲を歌わせてくれるなんて、言葉にできないほど誇りに思ってる」とミュージカルシーンに込めた思いを明かしている。『ロケットマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月23日伝説的なスター、エルトン・ジョンの半生を題材にした映画『ロケットマン』が本日から公開になる。本作はド派手でファンタジックなミュージカルシーンと、観る者の心を掴んで離さないシリアスなドラマが同時進行で描かれる作品で、監督を務めたデクスター・フレッチャーは、きらびやかなシーンと重く複雑な感情がひとつの場面に“同居”することにこだわったという。なぜか? 来日した監督に話を聞いた。フレッチャー監督は俳優として映画界で活動を始め、子どもの頃にアラン・パーカー監督の傑作ミュージカル映画『ダウンタウン物語』に出演。その後、俳優としてキャリアを重ねながらフィルムメイカーとしても活動を開始。実在の選手の半生を描いた『イーグル・ジャンプ』を監督し、本作の主演でもあるタロン・エガートンとタッグを組み、フレディ・マーキュリーの半生を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』では前任の監督が離脱した後の現場を引き継ぎ、作品を完成させた。『ロケットマン』は『ボヘミアン…』以前から長年に渡って企画が練られてきたプロジェクトで、英国の人気歌手エルトン・ジョンの半生を描いている。イギリスの郊外で生まれた少年レジナルドは家に寄りつかない気難しい父親、子どもに無関心な母親のもとで育ち、音楽に救いを見出す。ロックに没頭し、新しい自分に生まれ変わりたいと願う彼は自身を“エルトン・ジョン”と呼び、作詞家バーニー・トービンとタッグを組んでヒット曲を連発。スター街道をまい進するが、ド派手なステージや記録的な成功と相反するように彼の人生は苦しみや哀しみに満ちていく。「ロックスターの伝記映画というのは、だいたいが“お決まりのパターン”なんですよ!」とフレッチャー監督は豪快に笑う。「貧しい家に生まれた若者が成功するけど代償を支払うかのようにドラッグとか悪いことをして転落する……けど復活する(笑)。そういうパターンを繰り返すのはつまらないので、私はこの映画に他にはない個性を持たせたいと考えました。そこで出た答えが、ひとつひとつのシーンを丁寧に設計して、複雑な感情やビジュアルを“多層的”に描くことでした。そもそもエルトン・ジョン自身が多層的な複雑な人間です。だから観ていると楽しく、同時に心に深く響いて刺さるような展開をつくろうと考えたわけです」監督が語る通り、ロックミュージシャンの人生を描いた映画の多くは、主人公が成功している場面では大音量で音楽が鳴り響き、キラキラとしたビジュアルで物語が進むが、彼が転落するとビジュアルも語りのトーンもシリアスになる。しかし『ロケットマン』では相反する要素が同時に描かれる。質素な家のピアノで淡々と弾き語りされる『ユア・ソング』はビジュアルはシンプルだが、この上なく豊かで幸福に満ち溢れている。一方、エルトンが“ラスボス”級のド派手な衣装を着て歌いまくるシーンでは、苦しくて哀しくて出口の見えない感情が描かれる。「この映画の根底にあるテーマは“本来の自分を捨て去って、どれだけ遠くに行こうとしても、どれだけ新しい自分になろうとしても、本来の自分とちゃんと向き合って、理解して、折り合いをつけない限りは幸せになれない”というものです。劇中のエルトンは“本来の自分”を見ないようにするため、空想の世界に生きようとします。でも現実から離れていこうとすればするほど、現実の世界に引き戻されてしまう。つまり、この映画におけるファンタジックな空想の世界と、厳しい現実はいつも“紙一重”の場所にあります」ポイントは、華やかさと苦しみが同居するエルトンの人生を観客が“体感”するように描かれていることだ。「私が関わった『ボヘミアン・ラプソディ』はヒットもしたし、良い映画になったと思いますが、あの作品はあくまでも観客が第三者的な立ち場で“そうなんだ。フレディ・マーキュリーってすごい人なんだねぇ。ツラいことがたくさんあっただねぇ”と客観的に観る設計になっていました。でも、私は『ロケットマン』では観客が作品の中に入り込んで、エルトンが悲しい時は観客も悲しい気持ちになるように、彼と一緒に心の旅をしているような、体感をしてもらえる映画にしたいと思いました」フレッチャー監督は、誰もが知るロックスターの人生を遠巻きに眺めるような映画をつくらなかった。その理由はそこで描かれている問題が“観客の問題”でもあるからだ。「この世で“自分を愛することができない人”を好きになることほど厳しいものはありません。というのも、そういう人を好きになってしまうと、こちらがどれだけ愛していると言って愛情を注いでも、相手は自分自身を愛せていないし自信がないから、注がれた愛を信じないし、それどころか疑ってかかられるわけです。つまり自分と向き合って心から自分を愛せなければ、愛することも愛されることもできない……つまり何も始まらないと思うのです。ところが現代は、自分自身と向き合うことをしなくても、自分の問題を見て見ぬふりをしても何とかなってしまう時代ではないでしょうか? だからこそ私はこの映画で観客がエルトンと同じ感情を体感できるようにして、映画を通じてこの問題を考えてもらいたいと思ったのです」『ロケットマン』を観る観客は、誰もが知る大きなメガネと派手な衣装のスターの山あり谷ありの人生を“遠巻き”に観るのではなく、彼と一緒に孤独を感じ、悲しみを感じることになるだろう。エルトンは、そして観客のあなたは映画のラストで何を見つけるのだろうか?『ロケットマン』公開中
2019年08月23日タロン・エジャトンが世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”になりきる『ロケットマン』。この度、劇中に登場するタロン演じるエルトン・ジョンのド派手なコスチュームの数々にフィーチャーした貴重な特別映像が、シネマカフェに到着した。今回到着したのは、本作を語るには欠かせない要素のひとつであるエルトン・ジョンの豪華絢爛な衣装の素晴らしさについて、演じたタロンほか、衣装デザイナーのジュリアン・デイ、そしてエルトン本人たちが語る特別映像。映像内では、「エルトンの衣装に身を包み、彼になりきった。解放感を覚えたよ」と語るタロンの姿と重なりながら、まるでオレンジ色の悪魔のようなコスチューム、「オズの魔法使い」をイメージしたというコスチュームなど、ド派手で豪華な衣装の数々が映し出され、さらには50足以上の靴やサングラスなど、エルトンを象徴する膨大な量のアイテムが本作の撮影で使用されたことが明らかに。衣装デザイナーのジュリアンが「エルトンの服をベースにタロンだけの服を作り上げた」と語るように、劇中に登場するコスチュームはどれもエルトンの衣装にリスペクトを寄せながら、オリジナリティを追求したハイクオリティなものばかり。エルトン本人も「今でもショーの20分前に自分で衣装を選ぶ。着た瞬間にエルトンという役に入るんだ」とその重要性を熱弁しており、きらびやかな衣装が劇中シーンをどのように彩ってくれるのかに加え、派手で奇抜な衣装を違和感なく着こなしてみせるタロンの姿からも期待が高まる映像となっている。奇抜な衣装の数々を制作するには相当な労力がかかっていたようで、タロンがジュリアンの元へ試着に赴いた数はなんと30回以上。しかし、タロンはこれらの衣装がなければ、エルトン・ジョンという役を演じるにふさわしい魅力を備えることはできなかったとふり返る。「エルトンの衣装は、もちろん、ものすごく”変わってる”。それは彼が心のなかに抱えているたくさんの不安とは相反するものだ。スタイリッシュでクールで最先端の格好で着飾っているのに、ばかばかしさが感じられる面があって、心の痛みが垣間見える。そうやって考えるとすごく心が揺さぶられるんだ。苦しんでいるから自分に化粧を施している。僕はそこに全身で飛び込んでみようと思った。エルトンの美的センスや、奇抜さや、浮世離れした感覚は好きだ。すべてのプロセスは、彼のそうした感覚に従っていくものだった」と語っている。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月22日大スター、エルトン・ジョンの半生を題材にした映画『ロケットマン』が23日(金)から公開になる。まだ元気に活動している“現役”のミュージシャンの若い頃を一体、誰が演じるのか? プロデューサーを務めたマシュー・ヴォーンは、自分が監督した『キングスマン』で主演を務めたタロン・エガートンを第一候補に挙げた。エガートンは演技力があって、歌唱力もあり、作品への情熱があった。さらにエガートンは笑顔で振り返る。「僕とエルトンは似ている部分があるんだよ。すごくタフなんだけど……モロくて繊細なところがね」『ユア・ソング(僕の歌は君の歌)』『土曜の夜は僕の生きがい』『グッバイ・イエロー・ブリック・ロード』などヒット曲を次々に発表した現役最高のポップスターのひとり、エルトン・ジョン。大きなメガネとド派手な衣装、圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了する彼のステージは圧巻だ。しかし、その半生は苦しさや哀しみ、痛みに満ちあふれていた。本作は彼の名曲の数々を新たなアレンジ&解釈で織り交ぜながら、成功、地位、名誉、記録、金……“愛”以外のすべてを得た男の狂乱の日々が描かれる。エガートンは英国ウェールズで育ち、王立演劇学校で演技を学んだ秀才だ。ちなみに彼が入学のオーディションで歌った曲は『ユア・ソング』だった。ヴォーンの推薦を受け、エルトン本人からも認められたエガートンは、数々のフッテージや楽曲に触れるだけでなくエルトン本人に会って役を掴んでいったという。「エルトンはメロディをつくる天才で、エネルギッシュなパフォーマンスができて、観客を楽しませる視覚的な感性も鋭い。自分をどう見せればいいのか本当によく理解しているんだ。だからみんなが彼を“ロックスター”と呼ぶんだろうね。ステージを降りた彼は面白くて愉快な人なんだけど、同時に繊細な部分もある。ステージでパフォーマンスした後に『今日のステージはうまくできていたかな? 大丈夫だった?』って僕に聞いたりするんだ。あのエルトン・ジョンがだよ! でも、そんな繊細さを持ち合わせているところも、彼が芸術家だってことなんだろうね」そこでエガートンは気づいた。「そう。僕とエルトンは似ている部分があるんだよ。すごくタフなんだけど……モロくて繊細なところがね(笑)。もちろん僕はエルトンみたいな天才じゃないよ! でも僕もエルトンも自分を見せたがりで(笑)、ステージでは堂々としているけど、そこから降りると不安になったり、モロさを見せてしまうことがあるんだよ」エルトン・ジョンも自分とエガートンが似たタイプだと気づいていたのかもしれない。彼はエガートンが“自分”を演じるにあたり、あえて「自分のマネをしないでほしい」とリクエストしたという。「監督もそれを望んでいたし、僕もモノマネはしたくなかった。『ロケットマン』はありきたりな自伝映画じゃないから、歌を通じて描かれる感情だったり、彼の人間的な弱さをしっかりと描くために、僕自身のパーソナル部分も隠さずに露(あら)わになる必要があった。その結果、僕とエルトンの要素が融合したものになったと思う」劇中の楽曲はすべてエガートンが歌い、ビートルズの新リミックスでもおなじみのジャイルズ・マーティンが新たにアレンジを施した。ここで歌われるのは“懐かしのメロディ”ではない。スクリーンを生きる主人公エルトン・ジョンの感情がムキ出しになった生々しい楽曲群だ。「正直に言うと、演じている時は少し心配だったよ。お客さんが“まったくエルトン・ジョンに似てないじゃないか!”って言うんじゃないかってね。でも完成した映画を多くの人が受け入れてくれた。やっぱり単なるモノマネやコピーでは薄っぺらくなってしまうからダメなんだ。観客に共感してもらえるような人物を演じることが最も大事なことだと思う」ちなみに言っておくと、劇中のエガートンとエルトン本人の見た目はかなり似ている。体型や髪型、メガネ、衣装までが完璧に再現されており、ファンなら思わずニヤリとするはずだ。しかし、それは現実のエルトンのコピーではない。スクリーンにいるのは、エルトン・ジョンとタロン・エガートンがふたりで生み出した唯一無二の“成功と狂乱の日々をおくる孤独なスター”だ。「僕はエルトン本人に会って、彼のことを大好きになったからこそ、彼の派手な部分だけじゃなくて、繊細だったり、モロい部分をちゃんと演じて観客に伝えたいと思ったんだ」『ロケットマン』8月23日(金) 全国ロードショー
2019年08月20日先日、待望の初来日が決まったタロン・エガートン主演『ロケットマン』。今回は、タロンが熱演するエルトン・ジョンの親友であり、楽曲作成のパートナーであるバーニー・トーピンを演じたジェイミー・ベルに注目した。2000年公開『リトル・ダンサー』で、約2,000人が参加したオーディションで見事主演の座を射止め、新人とは思えないほどの名演で英国アカデミー賞主演男優賞をはじめとする名誉ある賞に輝き、鮮烈なデビューを飾ったジェイミー・ベル。その後もピーター・ジャクソン監督の『キング・コング』(’05)や、クリント・イーストウッド監督の『父親たちの星条旗』(’06)、パフォーマンスキャプチャーを用いたスティーヴン・スピルバーグ監督の『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(’11)、本年度カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞したポン・ジュノ監督との『スノーピアサー』(’14)など名監督の作品に次々と起用され、実力派俳優へと進化を遂げてきた。本作では、エルトン・ジョンの人生を語るうえで欠かせない大親友で、信頼する作詞家のバーニー・トーピン役に。劇中では、運命的に出会ったエルトンと意気投合し、その後、世界的なブレイクを共に経験し、エルトンの人生が壮絶に変化してもなお音楽パートナーとしてエルトンを支え続ける唯一無二の存在を熱演!ミュージカルシーンでも、エルトンだけでなく観るもの全ての心を揺さぶる力強い歌声を披露している。エルトン・ジョン「僕自身の物語で彼に心を動かされている」本作の主人公でもあり、製作としても参加しているエルトン本人は、偶然にもジェイミーが出演していた『リトル・ダンサー』の大ファンだったという。「ジェイミー・ベルに本作に参加してもらうという案を聞いたとき、“ぜひやってくれ!”という想いだった。ずいぶん前に、カンヌ映画祭で『リトル・ダンサー』のプレミア上映に参加して、すごく心を動かされたんだ。そして今度は僕自身の物語で彼に心を動かされている!本当に素晴らしいね」と、本作で果たした19年越しの再会に胸いっぱいの様子。ジェイミー・ベル「彼は僕が初めて会った大スター」ジェイミーも「(カンヌ国際映画祭の)上映後のレセプションで、エルトンが僕と監督のもとにやってきた。彼はまだ震えて涙を流していたんだ。映画が深く響いたと言って。彼は僕が初めて会った大スターだった。若くして成功と名声を経験した人間として、エルトンは、人がそれをどう進んでいくかに関心を持っているようだ。この映画も、それについての映画だ。エルトン・ジョンは、その経験を生き抜いてきた。彼の物語は並外れた物語だ」と、エルトンとの初対面をふり返ると同時に、過酷な人生を乗り越えようともがくエルトンの姿に称賛を贈る。エルトンにとって欠かせない超重要な存在であるバーニーを熱演するジェイミーにも注目だ。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月11日世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”の半生を映画化した話題のミュージック・エンターテインメント超大作『ロケットマン』から、場面写真と本編映像が解禁となった。今回解禁された本編映像は、天性の才能があることをピアノの先生から認められた幼少期のエルトン・ジョンが、ブライス・ダラス・ハワード演じる母親のシーラに音楽学校の奨学生試験について相談を持ち掛けるシーンから始まる。息子の将来に関わる重要な話であるにも関わらず、母のシーラは興味がないどころかファッション誌に夢中で取り付く島もない。厳格な父親も「そんな才能が?」と半信半疑の様子…。唯一支えとなったジェマ・ジョーンズ演じる祖母のアイヴィーはエルトンを気にかけているものの、両親の会話からは2人の冷え切った関係性が垣間見え、両親に愛されなかったエルトンの悲しい幼少期がありありと映し出されている。エルトンの人生を描く上で欠かすことのできない極めて重要な人物でもあり、さらにはエルトンを愛していながらも同時に傷つけるという複雑な母親を演じたブライスの名演技にも注目のワンシーンとなっている。『ジュラシック・ワールド』シリーズで一躍スターの座に上り詰めたブライスだが、本作で演じた母親のシーラはこれまでの役と比べて理解が難しく、困難な役柄だったよう。ブライスは、「彼女はものすごく恐ろしくなったり、自己陶酔したり、自己中心的になることもあって。自分が持っていないものや、何かが奪われてしまったという感覚にとらわれた自己愛の強い母親になった。だから、エルトンとシーラの関係は決して良いものじゃなく、いつも母は音楽には心から協力的だったというものの、エルトンはいつも苦難に耐えていた」と、自身の役どころを分析している。本編映像と同時に幼少期のエルトン、母、父それぞれのピン写真と、母と祖母の2ショットを捉えた計4枚の場面写真も解禁。まるで家族の関係性を物語っているかのように、どの写真にも笑顔は一切ない。孤独な幼少期を過ごしたエルトンと、母シーラとの関係がどう変わっていくかにも注目が集まる。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年07月31日世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”の半生を映画化した話題のミュージック・エンターテインメント超大作『ロケットマン』から、日本オリジナル本予告と本ポスターが解禁となった。今回解禁された本予告では、タロン・エガートン演じるエルトンの壮絶な人生のドラマパートと、タロンが自らの声で歌い踊る豪華絢爛なミュージカルシーンが惜しみなく詰めこまれている。類まれなる音楽の才能を持ちながら孤独を感じて育った少年は、自身の過去と名前を捨て、瞬く間にスターダムを駆け上がっていく。いつでも本当に必要とする相手から愛を得られない辛苦に身を崩すも、“本当の自分”を信じて、歌い続けるエルトンの力強い生き様が、デクスター・フレッチャー監督こだわりのファンタジックな演出で光る。そして、誰もが一度は耳にしたことのある「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」、本作のタイトルにもなっている「ロケット・マン」、「土曜の夜は僕の生きがい」、「クロコダイル・ロック」といった珠玉の名曲たちで色鮮やかに彩られ、未だかつて見たことの無いミュージック・エンターテインメント超大作の誕生を予感させる予告映像となっている。本予告と同時に解禁されたポスタービジュアルには、ド派手な打ち上げ花火の演出が施されたドジャー・スタジアムの伝説のライブステージで大熱唱するエルトンの姿が。「そのメロディは、世界中を魔法にかける。」というキャッチコピーが添えられ、フレッチャー監督とタロン・エガートン、そしてエルトン・ジョンという黄金のタッグによって、花火のようにスクリーンに打ち上がる音楽と映像のマジックにますます期待が高まるビジュアルに仕上がっている。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では『ボヘミアン・ラプソディ』を超える89%を記録し、大絶賛を受けている。公開に向けますます盛り上がりを見せている本作に期待したい。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日(金)より全国にて公開
2019年07月16日気鋭のアクセサリー作家14組による作品の展示販売会「piece of mode 2019」が、2019年6月7日(金)から6月19日(水)まで東京・表参道のロケット(ROCKET)にて開催される。開催5回目を迎える今回のテーマは、“モードなアクセサリー”。会期を2期に分け、アクセサリー・ジュエリー界で近年注目を集める計14ブランドが集結する。1週目はミズガシ(MIZUGASHI)、モウ(mou)、メックス(MEX)、ハーノイズ(HER NOISE)らがポップな配色で遊び心あふれるアクセサリーを、2週目はアンビエク(ambiek)、ハツユメ(hatsuyume)、ルーチェ マッキア(Luce macchia)らがシックで洗練された雰囲気を纏う作品を展開。新進気鋭のアクセサリー作家が一堂に会する貴重な機会。ぜひ会場に足を運んで、それぞれ個性の異なるブランドが作り出す様々なアクセサリーの中から、お気に入りの1品を探してみては。【開催概要】「piece of mode 2019」開催期間:<1st week>2019年6月7日(金)〜6月12日(水)<2nd week>2019年6月14日(金)〜6月19日(水)※会期中無休・入場無料時間:11:00〜21:00※6月9日(日)、6月16日(日)〜20:00、6月12日(水)、6月19(水)〜18:00場所:表参道ロケット(東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3F)<参加ブランド・作家>■1st weekモウ(mou)、メックス(MEX)、ミズガシ(MIZUGASHI)、ハーノイズ(HER NOISE)、ミオナ シミズ(MIONA SHIMIZU)、ネムネム(nemunemu)、エムオー(EMUO)■2nd weekルーチェ マッキア(Luce macchia)、 ベベット(vebet)、モイル(moil)、ハツユメ(hatsuyume)、アンビエク(ambiek)、トイ(toiii)、アルパカと花(alpaca to hana)
2019年05月30日時代の気分を反映した“新しいと面白い“を発信し続けているギャラリーのロケット(ROCKET)が、2019年秋にオープンを控えている、新生「渋谷PARCO」内に、“食”にフォーカスしたポップアップギャラリースペース「カミングスーン(COMINGSOON)」をオープンする。デジタルテクノロジーが急速に発達している昨今、その場でしか味わえないリアルな体験や感動を共有できるコンテンツとして、場所性や時間性が必要となる食文化への注目度が上がってきている。ロケットでは、2008年から2016年まで原宿の一軒家にて“食とアート”を結ぶスペースを運営し、そこから生まれたケータリングサービスのCATERING ROCKETを運営してきた。今回オープンする「カミングスーン」では、これまでの経験をいかし、新たに「食とカルチャー/モード/アート」に特化した新スペースとして、フードカルチャーを発信していく。ギャラリースペースとミニキッチンを併設し、飲食業界はもちろん、ファッションやアート、音楽などさまざまな分野で活躍するクリエイターが“食”をキーワードに自由に発表を行ったり、企業やメディアが、新感覚で面白い“食体験”を届ける場として、多種多様な企画を発信していく予定。
2019年05月28日