人気アニメ『機動戦士ガンダム』のプラモデル「ガンプラ」モデラー世界一を決める「ガンプラビルダーズワールドカップ 2013」(GBWC/ガンプラW杯)の日本代表決定戦が24日、東京・秋葉原のUDX アキバ・スクエアで開催中の「GUNPLA EXPO WORLD TOUR JAPAN 2013」内で行われ、日本代表の2名が決定した。今年の日本代表予選には、ジュニアコースとオープンコースそれぞれの代表を目指して、応募総数1,000作品(ジュニア300/オープン700)の応募があり、2度の予選を経て、決勝へと駒を進めたオープンコース25作品、ジュニアコース5作品によって決勝が行われた。選ばれた2名の日本代表は、12月22日に東京・台場の「ガンダムフロント東京」で行われる世界大会に出場する。ジュニアコースでは、連覇中の畑めいさんが『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』より、νガンダムでアクシズの地球落下を押し返すクライマックスシーンを再現した「人の心の光」に決定し3連覇。畑さんは「通常の3倍うれしい」と喜びのコメントを寄せ、今年の作品を作る上で特に注力したのは「再現性」であり、劇中で描かれているνガンダムの傷や汚れなどを何度も映画を見返して忠実に再現したという。オープンコースの日本代表は、『MG 1/100 RX-93 vガンダム Ver.Ka』を5カ月間かけて制作した山内俊平さんの「宇宙世紀最強の機体」に決定。山内さんは、2011年の「GBWC」出展作品を目にして「ガンプラ」に復帰したモデラーで、今回の作品は「自分の思うリアル感を出そうと思いました。ジオラマでなく、単体なので、ごまかしが聞かない。できる限りの作りこみを行うと心に決めて作りました」と作品の構想を明かした。代表決定方法は、「川口名人」こと川口克己氏をはじめとしたバンダイのスタッフや『ホビージャパン』(ホビージャパン刊)、『電撃ホビーマガジン』(アスキー・メディアワークス刊)、『モデルグラフィックス』(大日本絵画刊)といった模型専門誌の編集者などに加え、21日から行われた同イベントの来場者による一般投票の結果を集計。ホビージャパンの岡村征爾氏は、今回の選考について「模型ファンとして楽しく審査せていただきました。我々、模型誌の編集の目から見ても素晴らしい造り込みで、まさにニューガンダムは伊達じゃないと感じました」と、劇中のアムロ・レイの名台詞を引用しながら称賛を送った。プレゼンターとして参加した、漫画『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の作者・太田垣康男氏は、出展作品について「一日時間をかけて見たい。お酒を持ち込んで、じっくりと見たいです。参考になる作品がたくさんあったので、じっくり見させていただきました。今後の作品作りの参考にさせていただこうと思います」と、感激した様子で語っていた。最後に、川口名人は「例年、日本は大作志向が強いんですが。今回は模型としての制作志向が高い作品が多かったです。原点にたち返った作品が多かったように感じます。日本の作品は、世界のモデラー世界で注目をあつめているので、影響を与えるのではないかと思います」と総評を述べ、参加者の栄誉を称えていた。ガンプラ世界大会は、12月22日に世界13カ国とエリアからガンプラビルダーが集結して、お台場の「ガンダムフロント東京」で開催される。(C)創通・サンライズ
2013年11月24日3月11日。本日は「ゴルバチョフが旧ソ連の指導者に就任」した日でもあります。旧ソ連の時代も遠くなってしまいましたが、旧ソ連、そして現在のロシアの最高指導者を決定づける恐ろしい法則があるのをご存じでしょうか。その名も「ハゲフサの法則」です!ソ連の最高指導者は、髪の毛の生え具合によって代替わりしている。すなわち、「ハゲ」「フサフサ」「ハゲ」「フサフサ」……と交互に! これを「ハゲフサの法則」と呼びます。この法則は、漫画家・片山まさゆき先生が『ウォッカタイム』という、旧ソ連の指導者・チェルネンコ書記長を主人公にした漫画の中で喝破された法則です。本当にそうか見てみましょう。■「ハゲフサの法則」はこのように成立している!●ウラジーミル・レーニン(ハゲ)旧ソビエト連邦の偉大な創始者。役職は「人民委員会議長」でした。⇒画像●ヨシフ・スターリン(フサ)いろんな言い方がされますが力強いリーダーだったことに変わりはありません。故・岡田真澄さん似で、ヒゲがトレードマーク。⇒画像●ニキータ・フルシチョフ(ハゲ)米大統領J・F・ケネディーと丁々発止のやりとりをした偉大な指導者でした。大変にユーモアのあるおじさんだったようです。⇒画像●レオニード・ブレジネフ(フサ)1964年から1982年までの長きにわたって旧ソ連を引っ張ったリーダーでした。⇒画像●ユーリ・アンドロポフ(ハゲ)眼鏡と禿頭がトレードマーク。愛きょうのある笑顔が特徴でした。わずか2年の最高指導者でした。⇒画像●コンスタンティン・チェルネンコ(フサ)就任後すぐ亡くなったので、わずか1年しかリーダーの地位にはいませんでした。⇒画像●ミハイル・ゴルバチョフ(ハゲ)旧ソ連最後の書記長。西側陣営から信頼の厚い政治家でした。特に英首相だったサッチャーさんからは「あの男は話ができる」と思われていたそうです。⇒画像●ボリス・エリツィン(フサ)ソ連の崩壊とともに成立したロシア連邦の初代大統領。⇒画像●ウラジーミル・プーチン(ハゲ)旧ソ連のKGB出身の強面政治家。エリツィンさんの跡を継いで2代目大統領に。⇒画像●ドミートリー・メドヴェージェフ(フサ)プーチンさんが首相になって、3代目の大統領に就任。⇒画像●ウラジーミル・プーチン(ハゲ)今度はメドヴェージェフさんが首相になって、二度目の4代目大統領に返り咲き。■法則に難点がいくつか……(笑)一見きれいに並んでいるように見えますが、実は、ヨシフ・スターリン(フサ)とニキータ・フルシチョフ(ハゲ)の間に、わずか8日間だけですが、書記長を務めた人物がいるのです。それがゲオルギー・マレンコフという人です。この人物が残念なことに写真をどう見ても「フサ」なのです。ですから、この8日間はなかったことにしないと「ハゲフサの法則」は成立しないのです。また、写真によって「この人はフサ?」といった人物もいます。チェルネンコさんの晩年がそうです。そこは大目に見てください。また、プーチンさんも今でこそ禿頭っぽいですが、数年前の写真を見ると「フサ?」といったものも。■交代交代が続くと……プーチンさんとメドヴェージェフさんが今後も交代でロシアの最高指導者を務めるのであれば、ハゲフサの法則は保証され続けることになります。また、最近ではプーチンさんに対する批判勢力も台頭しているようですので選挙が白熱する際には、この法則が発動するかどうかに注目したいところです。(高橋モータース@dcp)*……片山先生は『ウォッカタイム』作中でこの法則を「ハゲフサ理論」と呼んでおられます。この言葉は単行本『ウォッカタイム』の第2章P.32に登場します。⇒片山まさゆき先生のホームページ⇒ゲオルギー・マレンコフの画像
2013年03月11日12月19日、日本サッカー協会は日本代表各カテゴリーの2013年スケジュールを発表した。2013年3月26日(火)・ヨルダン戦で『W杯』出場を決めたいザッケローニ日本代表監督、昨年の『W杯』優勝、8月の『ロンドン五輪』銀メダルを経て、さらなる成長を求める佐々木則夫なでしこジャパン監督、来秋『U-17W杯』が控える吉武博文U-17日本代表監督らが一堂に会した。『キリンチャレンジカップ2013』日本代表×ラトビア代表 チケット情報来年6月にはプレW杯と言える『コンフェデレーションズカップ』という大勝負が待っているザッケローニ監督だが、まずは『W杯アジア最終予選』が重要だと語った。「2012年はポジティブな一年だった。2012年の目標はふたつ。『W杯最終予選』でいいポジションにつけ、2013年につなげることと、2011年よりもチームの成長を促すこと。個人的な見解だが、十分に目標をクリアしたと自負している。ただ、まだチームは『W杯』出場を決めたわけではない。『W杯予選』に簡単な試合は一試合もない。最後まで全力を尽くして戦いたい。まず2013年は『W杯』出場を早く決め切る。その後にチームのさらなる成長を促す方針を決めていきたい」。ザックは『コンフェデ杯』についても語った。「ブラジル、メキシコ、3チーム目はどこか忘れたが(ザッケローニ監督の母国・イタリア)、非常にタフなグループに入った。だが、私は日本代表を信頼している」。さらに、日本人選手の決定力不足に付いて質問が飛ぶと、持論を展開する。「もしかしたら、日本代表はチャンスを多く作っているから、選手が『またチャンスが来るだろう』と思っているのが問題かもしれない。世界のトップに対して、チャンスを継続的に作られればいいが、多くのチャンスを作れないかもしれない。技術面ではなく、慣れの問題」。また、佐々木監督は「2015年『W杯』連覇が目標。来年はチームをさらにベースアップし、新たな選手の発掘もして、2014年の予選に望みたい」と次なる山を目指し、吉武監督は「1996年生まれ以降の選手を作品と捉え、博覧会(U-17W杯)で見せるつもりでやっていきたい」と意気込んだ。「9~11月に日本代表の欧州遠征が組むと、収入が減り支出が増幅するが」と問われた、大仁邦彌日本サッカー協会会長は「お金はかかるが、代表チームは強くないといけない。まず代表が強くなること、強くなってお金がさらに集まるという順番にしたい」と笑いを誘った。2013年2月6日(水)・ホームズスタジアム神戸で開催される『キリンチャレンジカップ2013』日本代表×ラトビア代表のチケットは12月22日(土)一般発売開始。
2012年12月20日ロシア人は大酒飲みである、ということになっています。本当でしょうか?本当です。ロシア人と腹を割って話すには一緒にウォトカ(ウォッカ)を酌み交わし、翌日に酒焼けで唇がはれ上がるくらい飲まなければなりません(笑)。ロシアとお酒の面白い話をご紹介します。■ロシア人が愛するウォトカのお話ロシア人の愛する酒と言えばウォトカ(ウォッカ)。ウォトカのアルコール度数が決まっているのをご存じでしょうか。40度ピッタリです。この40度こそが「最も美味しいアルコール度数の比率である」と高らかに宣言した人が誰か知っていますか?元素周期表を作ったことで有名なロシアの化学者、ドミトリィ・イヴァノヴィチ・メンデレーエフ博士(1834年~1907年)です。メンデレーエフ博士は度量衡局の局長に就任し、ウォトカの製造技術の確立に努めました。その中で、ウォトカの黄金比、40%にたどりつき、これを元に1894年、「ウォトカは40%のアルコールを含むものとする」という法律が作られました。■ロシア人の大酒飲みの実例ロシア人の大酒飲みエピソードを書き出すとキリがありません。近年の大酒飲みのロシア人政治家として有名なのはボリス・エリツィンです。彼の大酒話も枚挙に暇がありませんが、一番有名なのは「飲みすぎて足を滑らせて川に落ち、死にかけた話」です。これは「エリツィン暗殺未遂事件」などと報じられたこともありましたが、現在では「ただ酔ってただけ」というのが定説になっています。また、アメリカを訪問した際には「各地のレセプションで、ウォトカを2本、ウイスキーを4本、大量のカクテル」を飲んでいたと非難されたことがあります(イタリアの新聞『レプリカ』)。しかし、それに対する反論が「そんなもの、エリツィンにとってはただのウォーミングアップだ」(『ボスとしてのエリツィン』スハノーフ著)というもの(笑)。どれだけ飲むのかという話です。なにせエリツィンはロシア連邦の初代大統領。初代大統領からしてウォトカ大好きなわけです。ことほどさようにロシア人はアルコール度数の高いウォトカを愛するわけですが、では、そのウォトカが絶たれたらどうなるのでしょうか? 実は旧ソ連時代にそれが実際に起こったのです。■旧ソ連でゴルバチョフが禁酒を強要!旧ソ連の末期に、当時、開明派として国を率いていたゴルバチョフ書記長が国民に禁酒を強いたことがありました。理由は「アルコールによって国民が侵され、国の生産力がそがれている」からでした。しかし、禁酒キャンペーンを始めた途端に、ウォトカの消費量は史上最高までうなぎ昇りに(笑)。ただでさえ商品が不足しがちなソ連の商店の軒先からウォトカが消えました。買い占めです。それに合わせて、政府に見つからないように密造酒の生産がソ連全土で始まりました(笑)。■密造酒の摘発テレビ番組が大失敗!政府も負けじと密造酒を作るものを摘発、その設備を押収します。個人、集団を問わず、この摘発に多数の人がひっかかりました。ソ連政府は国民を啓蒙するために、押収した製造機を一堂に集めてテレビ番組を作りました。これがいけません。「見てください。この密造のための道具を。家の中にある物だけでもできるもんですねえ。何という巧みな工夫でしょうか!」などというアナウンスが入る「製造機の啓蒙番組」のようになりました。仕方がないのでこの生番組は、この中継途中で打ち切りに(笑)!■アルコールが入ってたら何でもいい!?ウォトカが消え、その後、ソ連の店舗ではアルコールを含む商品が次々と店先から姿を消します。酒類は当然のこと、化粧品もなくなりました。アルコールを含んでいるからです。それどころか砂糖もなくなりました。砂糖を水に溶かしてイースト菌を混ぜ、発酵させれば「お酒」を作ることができるからです。恐ろしいのは、当時、会議に出席したソ連の要人が、テーブルに置かれていたコーヒー用の角砂糖を根こそぎ持って帰る風景が目撃されたことです。旧ソ連の禁酒キャンペーンは、「靴クリーム」がなくなる事態までいったそうです。靴クリームにはアルコールが含有していますが、これを取り出す方法が傑作です。パンに靴クリームを分厚く塗っておいておきます。するとアルコール分が徐々にパンに染み込んでくるのだそうです。十分染み込んだところで靴クリーム部分をそぎ落としてパンを食べるのです(笑)。■ロシアは「酔っぱらい小咄(こばなし)」ばっかり!アルコールに対するロシア人の執念は驚くべきものです。その証拠にロシアンジョークはお酒の話が圧倒的に多いのです。最後にその傑作を1つ紹介しておきます。「酔っぱらうってどういうこと?」「ここにグラスが2つあるだろ。これが4つに見えだしたら酔っぱらってるぞ」「グラス1個しかないよ」まったくもってヒドイ(笑)。(高橋モータース@dcp)
2012年12月08日ロシアの純文学を代表する文豪・ドストエフスキー。彼の最高傑作と称される「カラマーゾフの兄弟」が市原隼人、斎藤工、林遣都をメインキャストに迎え、フジテレビの土曜ドラマ(通称・土ドラ)にて初のドラマ化が決定した。物語は、“父殺し”という究極の罪。容疑をかけられたのは、血の繋がった息子たち。ミステリーの鍵は、追いつめられ変容していく彼らの心の機微に、掲げた哲学に、せめぎ合う会話の中に浮かんでは沈む。父親が象徴するものは、理不尽な現代、のさばる体制…。その混沌の中、人間の底なしのエゴと強欲が描かれる。原作とは異なり、日本が舞台となるドラマ「カラマーゾフの兄弟」。市原さん、斎藤さん、林さんの3人が物語の中心となる黒澤家の3兄弟を演じる。主人公となる次男・黒澤勲を演じるのは、フジテレビ系ドラマでの主演は「WATER BOYS 2」以来8年ぶりとなる市原さん。勲は、一流大学の法学部・法科大学院を卒業したクールな若手弁護士という表の顔と、サイコ小説を書き精神のバランスを保っている危険な香りを放つ2面性をもった難役だ。そして、勲と同様に父殺しの容疑をかけられる残りの2人、失業中でヒモのような生活をしているいい加減な長男・満役に斎藤さん、精神科医を目指す医大生の三男・涼役に林さんがそれぞれ扮する。今回の決定を受け、市原さんは「小説家の代名詞とも言われるドストエフスキーの作品に携われることを心より感謝しています。今作は、サスペンスと共に3人の兄弟やその父親、登場人物一人一人の“考え方”“心理”“振る舞い”を大切にして、道理や常識の枠にはまりきらない世界観を楽しんでいただければ」とやる気満々といった様子。それぞれに全く性格の違う3兄弟が、果たしてどんなアンサンブルを見せてくれるのだろうか?実力派俳優が織りなす重厚なサスペンス劇に目が離せない。ドラマ「カラマーゾフの兄弟」は2013年1月12日(土)から毎週土曜日23時10分よりフジテレビにて放送スタート。公式サイト:www.fujitv.co.jp/brothers_karamazov/
2012年11月27日92回目にして、初の試みだ。11月8日、天皇杯ベスト16抽選会が行われた。大仁邦彌日本サッカー協会会長は「抽選会という新たな試みですが、これによって天皇杯に関心を持ってくださる方が増え、ひとりでも多くのファンがスタジアムに足を運んでくれることを願っています」と抱負を語った。ドロワーは木村和司をはじめ、長谷川健太、名良橋晃、福西崇史と天皇杯で幾多のドラマ、名勝負を演じた錚々たるメンバー。ドロワーたちは天皇杯の思い出を口々に語った。天皇杯で6度の優勝を果たした木村は、一番印象に残っているのは第63回大会だと言う。「ヤンマーと対戦した第63回大会。釜本(邦茂)さんがプレイイングマネージャーをされていて、後半に交代出場した時、これは勝ったなと思った」と笑わせた。名良橋は「3度の優勝よりも準優勝に終わった時の方が印象に残っている」と振り返った。福西は83回大会の決勝はケガで出場は叶わず。「大晦日の夜、サッカーのためにホテルに泊まって、日本一になることを願って寝たんですが……」と笑いを誘った。長谷川は78回大会を強烈に覚えていた。相手はチームの消滅が決まっている横浜フリューゲルス、清水エスパルスは前半を1-0でリードするも、「後半は国立競技場全体がフリューゲルスを応援し、すごい逆風だった」。結果は1-2で準優勝に終わった。抽選の結果、新たなドラマを刻むカードが決定。鹿島アントラーズ×ジュビロ磐田、浦和レッズ×横浜F・マリノスなど、黄金カードが決まる中、特に注目されたのが4回戦に勝ち残ったアマチュア2チームだ。福島ユナイテッドFCはジェフ千葉に挑み、横河武蔵野FCは柏レイソルに立ち向かう。大仁会長は「東北リーグの福島ユナイテッドFC、JFL所属の横河武蔵野FCは、天皇杯ならではのジャイアントキリング(番狂わせ)を起こしたチーム。今後も台風の目となって、天皇杯の歴史に名前を刻んでほしい」と2チームへの期待を語った。木村も「ジャイアントキリングはサッカーの面白さ、天皇杯の醍醐味」と言えば、名良橋は「格上のチームの方がやり辛い」と解説した。チャレンジが続く2チームの関係者は意気込み十分。「相手はどこでも関係なくチャレンジしていくだけ」(横河武蔵野FC・依田博樹監督)、「柏には強いイメージしかないが、粘り強い戦いをしたい」(金守貴紀主将)、「絶対に諦めない気持ちでやっている」(福島ユナイテッドFC・鈴木勇人社長)。福島は除染のため、ホームグラウンドを使用できない状況にある。選手たちは働きながら、米沢(山形)、白石(宮城)、会津若松(宮城)へ練習に出向く。往復の移動時間が練習時間を上回るのはざらという悪条件だが、鈴木社長は「タフな状況にはもう慣れている」とコメント。4回戦のその他のカードはガンバ大阪×FC町田ゼルビア、セレッソ大阪×清水エスパルス、名古屋グランパス×ロアッソ熊本、大宮アルディージャ×川崎フロンターレ、キックオフは12月15日(土)。決勝は2013年1月1日(火)・国立競技場で開催される。チケットの一般発売は11月24日(土)より。
2012年11月09日新興国の代表ともいえるBRICsの一員であるロシアは、今月22日に世界貿易機関(WTO)に156番目の加盟国として正式に加わりました。未加盟の「最後の大国」と呼ばれたロシアが、自由貿易を掲げるWTOのルールの順守と、段階的な関税率の引き下げなどによって市場開放を進めることは、ロシアの経済成長において重要な意味を持つと考えられます。ロシアは、輸出額の約70%が石油、石油製品、天然ガスなどのエネルギー資源で占められています。このため、ロシア経済を語るうえで最も重要な指標は、原油価格ともいわれています。そのロシアは、原油価格の上昇などを背景に、1998年のロシア危機以降、着実に経済成長を遂げてきました。足元では、ロシア経済は雇用情勢の改善を背景とする好調な個人消費に支えられ、内需は堅調に推移しています。一方で、欧州の景気低迷の影響を受け、外需は鈍化しており、景気拡大のペースは若干減速傾向にあります。しかしながら、WTOに正式に加盟し、自由貿易体制の仲間入りを果たしたことで、ロシア経済は「より開かれた経済」となることが予想されます。ロシア自身の自助努力は必要とされますが、今までロシア貿易の障壁とされていた法制度などが整備されることで、市場が開放され、貿易の拡大や、今まで以上の海外からの投資資金の流入が見込まれます。ロシア経済を語るうえで重要な原油価格の動向には注視が必要なものの、WTO加盟により、更なるロシアの経済成長が期待されます。(※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)(2012年8月31日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日みなさんは、"FIFAランキング"というものをご存じですか? 2010年W杯での男子の活躍、そしてなでしこジャパンの女子W杯優勝などの影響もあって、サッカーを知らない人でもテレビなどで耳にしたことがあると思います。今回は、そんなFIFAランキングとは一体どういうものなのか、ご紹介いたします。まずFIFAランキングとは、FIFA(国際サッカー連盟)という世界中のサッカーを統括する団体が公式に発表してるランキングのこと。’93年に初めて発表され、それ以降毎月発表されています。このFIFAランキングはFIFA加盟国全208国のA代表(年齢制限のない国の代表チーム)が対象。それぞれの代表の成績を元にポイントを計算してランキングが作成されます。そのランキングポイントの算出方法ですが、これがちょっとややこしいのです。まずはランキングポイントの算出に使うAマッチポイントの計算です。この計算には4つの項目が必要で、それが以下の通り。(1)過去4年間の国際Aマッチの勝ち点勝利の場合は勝ち点3、引き分けなら勝ち点1、負けなら0点が加算され、延長PK戦の場合は勝てば2点、負けても1点が加算されます。(2)国際マッチの重要度国際Aマッチには4段階の重要度があり、親善試合は1、大陸選手権の予選やFIFAワールドカップ予選は2、大陸選手権の本大会とFIFA主催のコンフェデレーションズカップは3、そしてFIFAワールドカップの本大会が一番重要度の高い4となっています。この1~4の数字が計算式で必要になります。(3)対戦相手国の強さ対戦時のFIFAランキングを参考に、FIFAランキング1位は2.00、2位以下の場合は、200から対戦相手のランク数を引いた数字を100で割った数値。例えば現在FIFAランキング3位のドイツが相手だった場合は、[(200-3)÷100=1.97]という数値に。また、150位以下が対戦相手だった場合は、一律0.5になります。(4)対戦相手国が加盟する大陸連盟の強さFIFAに所属する国は、その国の存在する大陸にあるサッカー連盟に所属しています。日本ならアジアサッカー連盟、アメリカなら北中米カリブ海サッカー連盟、という形です。そういった連盟にもそれぞれの強さが設定されており、UEFA(欧州サッカー連盟)……1.0CONMEBOL(南米サッカー連盟)…… 1.0CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)…… 0.88AFC(アジアサッカー連盟)…… 0.86CAF(アフリカサッカー連盟)……0.86OFC(オセアニアサッカー連盟)…… 0.85となっています。強豪国が多く所属しているサッカー連盟ほど高い、という感じですね。さて、これら4つの項目をすべて掛け合わせたものに、100をかけた数字がAマッチポイントになります。例えば日本がランキング1位のスペインと親善試合をして勝ったと過程した場合、(1)過去4年間の国際Aマッチの勝ち点=3(2)国際マッチの重要度=1(3)対戦相手国の強さ=2(4)対戦相手国が加盟する大陸連盟の強さ=1となるので、3×1×2×1×100は……600! この600がAマッチポイントになります。とんでもない数字になりましたが(笑)さて、いよいよランキングポイントの計算。ランキングポイントの計算にもルールがありまして……■過去の4年間を12カ月ごと4つに区切る。■直近の12カ月ごとに国際Aマッチポイントを合計し、その試合数で割る(ただし5試合以下の場合は一律で5で割る)■直近の12カ月ごとに割合をつける。直近の12カ月以内のマッチポイントは100%、12カ月以上24カ月以内は80%、36カ月以内は30%、48カ月以内は20%を掛け合わせる。これらのルールを先ほどのAマッチポイント600に適用すると……過去4年でこの試合だけと仮定した場合、5試合以下なので5で割り、直近12カ月以内なので割合は100%……つまりランキングポイントは120となります。同じように加盟国すべてに対してこのややこしい計算でランキングポイントを導き出し、ランキングを作成している訳ですね。大変だ……。ちなみに女子サッカーにもFIFAランキングは存在し、昨年の女子ワールドカップで優勝を決めた我らがなでしこジャパンは現在3位(※2012年3月上旬現在)。なかなか誇らしい順位ですね!FIFAランキングは強さの目安でもありますから、色んな国の順位の推移を見てるだけでもおもしろいものです。サッカー好きはもちろん、最近サッカーを見るようになったという人も、こういった生の試合とはひと味違う、数字での戦いにも注目してはいかがですか?(貫井康徳@dcp)
2012年05月15日三菱東京UFJ銀行は11日、同行の全額出資子会社であるユーラシア三菱東京UFJ銀行が、今年秋をめどにロシア連邦のウラジオストク市に出張所を設立すると発表した。ロシア連邦は、2010年には実質GDPが約4.3%成長、2011年も約4.3%の成長となり、「今後も安定した経済成長が見込まれている」(三菱東京UFJ銀行)。またウラジオストク市はロシア連邦極東連邦管区の代表都市で、2012年9月のAPEC開催に向け、日系企業を含め、各国企業の注目が集まっている。空港・港湾・橋梁等の大規模な各種インフラ整備プロジェクトも進行、今後、日系企業の進出拡大が見込まれているという。ロシア連邦において、三菱東京UFJ銀行は1992年に邦銀初となるモスクワ駐在員事務所を設置し、2006年には現地法人であるユーラシア三菱東京UFJ銀行をモスクワに設立、さらに2008年には同行サンクトペテルブルク駐在員事務所を開設するなど、同国におけるネットワーク拡大、金融サービス拡充に努めてきた。同行では、「今後も、新たにウラジオストク出張所を開設することで、同国における貸出・預金・決済を中心とした金融サービスのさらなる拡充を目指していく」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日ボリス・エイフマンの『アンナ・カレーニナ』が、新国立劇場バレエ団によって2年ぶりに再演される。ロシアの文豪トルストイの名作を、身体表現の限りを尽くし、主人公たちの心理状況を舞踊作品の中に具象化させたエイフマンの代表作である。公演を間近に控え、白熱した稽古場の様子を取材した。新国立劇場バレエ「アンナ・カレーニナ」チケット情報稽古場では全幕を通してのリハーサルが行われていた。アンナに長田佳世、ヴロンスキーに厚地康雄、カレーニンにマイレン・トレウバエフと、初役のキャストたちの、迫力と繊細さが織り込まれた動きに驚かされた。パ・ド・ドゥではアクロバティックなリフトがふんだんに繰り広げられ、時にはベッドのポールを使ってバランスを取ったり、アンナがカレーニンの足を伝って着地したりと、見どころが満載だ。ソリストを含むアンサンブルは、ダンサーそれぞれに異なる動きが振り付けられ、舞台の背景にとどまらない。アンナたちが破滅に向かう中で、強烈な象徴となってアピールしていく。2幕冒頭の「士官クラブ」のシーンでは、酔っ払いたちが椅子を用いたユニークな踊りで、葛藤に満ちたドラマを和ませる。エイフマン・カンパニーから招聘され、初演から群舞を指導しているオレグ・パラードニクに、稽古を重ねるダンサーたちについて話を訊いた。「エイフマンの作品は、音楽の中に動きが凝縮された、現代バレエです。新国立劇場のダンサーたちは、伝統的なクラシックバレエのメソッドで育ち、静止のポーズに慣れているので、様々な細かい動きにとても苦労しています。また、舞台で感情的な表現をわかってもらうためには、自分を抑制しないで、思い切った表情で観客に伝えて欲しいと思います。新国立劇場のダンサーたちは、技術的な能力が非常に高いので、エイフマンの作品に対する理解力に期待しており、舞台本番まで残り少ない日々ですが、作品を完成させていきます」。同劇場が、エイフマンの作品を初演するにあたって、多数候補に挙がったが、原作が有名で、日本の観客にも馴染み深い、チャイコフスキーの音楽に紡がれた『アンナ・カレーニナ』が選ばれた。本番では、工夫を凝らした照明で暗さを感じる場面もあるが、見落としてしまいがちなつま先に至るまでの詳細な動きに、ぜひ目を留めて欲しい。恋に身を焦がし居場所を無くしたアンナが自由を求めて、死へと身を投じるラストシーンは圧巻で、忘れ難い場面として観客の心に刻まれるはず。日本のダンサーたちが贈るエイフマンの芸術を堪能して欲しい。公演は3月16日(金)から20日(火・祝)まで新国立劇場中劇場で開催する。チケットは発売中。取材・文舞踊ジャーナリスト:高橋恭子
2012年03月12日ロシア人形マトリョーシカ(人形の中からまた人形が出てくる入れ子構造)をテーマとした、個性的でユニークなチョコレートがメリーチョコレートより登場。バレンタイン期間限定ブランド「ショコラーシカ」は、2月14日までの期間、全国の百貨店などで発売中だ。エリーナ 5個入 ¥672カラフルなマトリョーシカが描かれた缶パッケージの中に、なめらかなココアクリームと食感が楽しいアーモンドクリスプの、2種類のチョコレートが入っている。ココアクリームチョコレートアーモンドクリスプチョコレート大中小の3サイズあり、チョコレートを食べた後は、大きい缶の中に小さい缶を順に入れることができる仕組みで、並べても楽しく、チョコレートを食べた後は雑貨感覚で小物入れとしても使用できる。日本のこけし人形のような愛くるしいデザインで、男性に贈るだけでなく、友達への「友チョコ」、あるいは自分用チョコとしても使えそう。お問い合わせ:メリーチョコレートカムパニー tel.03-3763-03619:00~17:00 土・日・祝祭日を除く 公式サイト
2012年01月30日『ブラック・スワン』のミラ・クニスが、新作『ステイ・フレンズ』のプロモーションで訪れたロシアでの記者会見で、リポーターから意地悪な質問を受けた共演のジャスティン・ティンバーレイクを流ちょうなロシア語で援護し、周囲を驚かせた。ジャスティンに対して地元のリポーターがロシア語で「音楽活動より映画出演を重視するようになったのはなぜか?」と質問が投げかけられたときだった。ミラは「なぜ映画を、ですって?なんで?いいじゃない?一体どういう質問なの?あなたは何のためにここにいるわけ?」とロシア語で一気にまくしたてた。『ステイ・フレンズ』を宣伝するための記者会見なのだから、映画について質問してほしいということなのだろう。実はミラは旧ソビエト連邦ウクライナに生まれ、8歳のときに家族でロサンゼルスに移住した経歴の持ち主。渡米から20年経っても母国語を忘れることなく、共演者の窮地を救ったのだ。もっとも、ロシア語が分からないジャスティンは何が起きているのかまったく分からず、きょとんとした表情を浮かべていたが、イヤホンで通訳を聞いて事態を把握すると、笑いながら「ミラは僕のボディガードなんだ」とジョークを飛ばした。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:ステイ・フレンズ 2011年10月1日よりシネクイントほか全国にて公開■関連記事:『ハリポタ』V2でシリーズ1,000億超えか?全米ではあのアメコミ映画が1位に
2011年08月04日