映画『悪魔のシスター デジタルリマスター版』が、2024年1月19日(金)より、シネマート新宿ほか全国順次公開される。巨匠ブライアン・デ・パルマ初期の傑作『悪魔のシスター』ハリウッドを代表する鬼才監督、ブライアン・デ・パルマ。『ファントム・オブ・パラダイス』『キャリー』『スカーフェイス』『アンタッチャブル』『ミッション:インポッシブル』シリーズ第1作目などを手掛け、ジャンルにとらわれない数々の傑作を生みだしてきた。スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシらとは同世代で、彼らと同じくエンタテインメント大作を手掛けながらも、どこか変態的で偏執的ともいえるテーマを華麗な映像テクニックで表現することに長けた人物だ。愛や猛烈な悲哀をはらんだ物語は、時に酷評されつつも世代を超えて愛され続けている。『悪魔のシスター』が初のデジタルリマスター版で上映そんなブライアン・デ・パルマの日本デビュー作にして初期の傑作『悪魔のシスター』が、初のデジタルリマスター版で上映されることに。『悪魔のシスター』は、ニューヨークのスタテン島の住宅街に建つマンションの一室で起きた殺人事件に絡む、ある女性の衝撃的な過去を描いた悪夢的サイコスリラーだ。映画『悪魔のシスター』は、サスペンスフルな演出と映像技術も魅力のひとつ。モノクロ映像が入り混じる映像からは、なんともいえない異常な恐ろしさが感じられる。作中では、ジェニファー・ソルトが演じる新聞記者が結合双生児の姉妹の謎を追いかけながら、流血と疑惑と恐怖が渦巻く世界へと突き進んでいく。映画『悪魔のシスター』あらすじモデルのダニエルは、テレビ番組のエキストラ役をきっかけに知り合った青年と一夜を過ごす。翌日、向かいのアパートに住む女性記者グレースは、青年がダニエルの部屋で惨殺されるのを目撃。独自に調査を開始したグレースは、ダニエルには実は妹がいて、結合双生児として生まれていたことを知るのだったが、それは本当の恐怖に飲み込まれる一歩だった…。【作品詳細】映画『悪魔のシスター デジタルリマスター版』公開日:2024年1月19日(金)監督・脚本:ブライアン・デ・パルマ撮影:グレゴリー・サンダー音楽:バーナード・ハーマン製作:エドワード・R・プレスマン出演:マーゴット・キダー、ジェニファー・ソルト、チャールズ・ダーニング、ウィリアム・フィンレイ、ライスル・ウィルソン原題:Sisters
2023年12月31日株式会社ウィック・ビジュアル・ビューロウ(東京都新宿区、代表取締役:増野 知英、以下 当社)は、バレンティーノ・ロッシの豪華フォトブック日本語版制作プロジェクトを、2022年5月17日(火)よりクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にて開始いたしました。CAMPFIREプロジェクトビジュアル■プロジェクトの概要プロジェクトタイトル: バレンティーノ・ロッシ豪華フォトブック【オール・ヒズ・レース】開始日 : 2022年5月17日(火)URL : 商品 : バレンティーノ・ロッシ「オール・ヒズ・レース」日本語版リターン : ・超早割価格 書籍15%OFF 価格11,220円(税込み)・書籍+お名前紙面掲載 価格18,700円(税込み)※書籍のSpecial Thanksの欄にお名前記載の権利・書籍+マグカップ 価格14,300円(税込み)・書籍+Tシャツ 価格17,050円(税込み)・書籍+DVD5枚セット 価格20,900円(税込み)・書籍+全部入り(オリジナルグッズ+書籍3冊+DVD5枚)価格28,800円(税込み)(※その他にもリターン品はございます)リターン品 2■プロジェクトの背景この豪華フォトブックは、英語圏で既に流通されており、日本でもAmazon Japanで入手可能ではあります。しかし、英語版では多くの日本のファンは楽しむことができません。ハードカバー(上製本)で332ページのオールカラーの印刷製本コストが非常に高いことから、今回はAll or Nothingでの挑戦となります。目標額に達しないと商品かができないこととなります。当社は日本の出版不況の中でも、クラウドファンディングであれば、読みたいファンの気持ちが集まり、実現できると信じています。■バレンティーノ・ロッシとはバレンティーノ・ロッシは二輪最高峰レースであるロードレース世界選手権に、26年間参戦し9回のチャンピオンを獲得したレジェンドライダーです。2ストローク全盛の時代に、125cc,250cc,500ccの3クラスでチャンピオンを獲得したのは史上初の記録であり、最高峰クラスが4ストロークとなってもさらに6回のチャンピオンシップを制しています。レースの世界にエンターテインメントを持ち込み、世界規模でMotoGPのファンを増加させました。これまでのキャリアを統括すると、史上最強最速との呼び声も高く、歴史に残るレジェンドライダーとなっています。世界チャンピオンからのコメント■株式会社ウィック・ビジュアル・ビューロウについて当社は1990年の設立より二輪をメインとした制作・発売(メーカー)です。MotoGP公式DVD、鈴鹿8耐、マン島TT、世界選手権トライアルetc数多くの二輪DVDを制作・発売してまいりました。二輪ロードレースTV番組「ロードレース・ジャパン1993」二輪総合TV番組「MotoTV」の制作やホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ、ドゥカティといった二輪メーカーのプロモーション映像の制作も実績ございます。またこれまでにも当社では、メインの映像制作・発売に留まらず二輪をテーマとした書籍の発売も行ってまいりました。MotoGP世界チャンピオンのバレンティーノ・ロッシの書籍、「The 500ccワールドチャンピオン」「MotoGPパフォーマンス・ライディング・テクニック」などの本は、多くのファンの方に届けられたのではないかと思います。そして昨年末、当社にとって初の試みとなったクラウドファンディングに挑戦し世界チャンピオンのフレディ・スペンサー自叙伝「フィール マイ・ストーリー」を目標額の327%を達成し、成功いたしました。二輪というニッチなテーマでもクラウドファンディングで魅力的な商品を提供できるよう挑戦いたします。■会社概要商号 : 株式会社ウィック・ビジュアル・ビューロウ代表者 : 代表取締役 増野 知英所在地 : 〒162-0066 東京都新宿区市谷台町14-5 MSビル市ヶ谷台3F設立 : 1990年12月事業内容 : 映像制作 発売資本金 : 1,000万円オンラインショップ: Instagram : Twitter : Facebook : 【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社ウィック・ビジュアル・ビューロウTel:03-5363-1070 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月20日ニコラ・デュヴォシェル、マリリン・リマを主演に迎えて描いた、恋を知らない人魚と恋を捨てた男のラブストーリー『マーメイド・イン・パリ』から、特別映像が解禁となった。今回解禁されたのは、マチアス・マルジウ監督と、主演のニコラ・デュボシェルとマリリン・リマ、そしてロッシ・デ・パルマのインタビューを交えた特別映像。冒頭から登場するマチアス監督は、本作について「“もう恋愛はコリゴリだ”“恋に免疫ができた”と男は思っていた。そこへ最悪で最高の娘が現れる。次々に相手を激しい恋に陥らせては心臓を破裂させる人魚だ」と、恋を捨てた男・ガスパールと恋に陥らせて命を奪う人魚・ルラが出会う物語であると解説する。そして、ガスパールとルラを演じたニコラとマリリンは、出会いの後に2人に訪れる変化を「恋だな」と断言。2人の恋の手助けをするアパートの隣人を演じるロッシ・デ・パルマは、幻想的なラブストーリーを描いた本作を「“魔法”そして“詩的”で”愛”に満ちている」と3つの言葉で表す。本作ではカリスマアーティストであるマチアス監督の独創性が発揮され、細部まで工夫を凝らしたセットで撮影が行われた。「セットを見た時、すごく感動した。部屋のセットは隅々まで観察した」とマリリンも魅了されていたようで、特に彼女が過ごすガスパールの家の浴室は印象的なものになっている。また、監督はマルチな才能を発揮し、自身が率いるバンド「ディオニソス」が本作の音楽を手掛けている。劇中ではガスパールとルラの恋模様を描いた歌を主演の2人がデュエットしており、インタビューでは監督とニコラ、マリリンが「僕の浴室の人魚 ゴムのアヒルたちの女神」と歌い出す楽しげな様子も見られる。『マーメイド・イン・パリ』は2021年2月11日(木・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マーメイド・イン・パリ 2021年2月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 – Overdrive Productions – Entre Chien et Loup – Sisters and BrotherMitevski Production – EuropaCorp - Proximus
2020年12月28日フランス映画『マーメイド・イン・パリ』が、2021年2月11日(木・祝)より、新宿ピカデリーほか全国公開される。人魚と男が奏でる“大人のおとぎ話”映画『マーメイド・イン・パリ』は、<恋を知らない⼈⿂>と<恋を捨てた男>ふたりが奏でる、⼼ときめく大人のおとぎ話。フランス・パリを舞台に、偶然出会ってしまった男女の恋物語を、フランスのカリスマアーティスト、マチアス・マルジウがドラマティックに描き出す。ストーリー物語の主人公は、過去の失恋で、恋する感情を捨ててしまった⼼優しい男性ガスパールと、美しい歌声で男性を魅了し、その命を奪ってきた人魚ルラ。セーヌ川に浮かぶ老舗のバーで、パフォーマーとして働くガスパールは、ある日傷を負い倒れていた人魚のルラを見つけることから物語は始まる。いつものようにガスパールの命を奪おうとするルラだったが、恋心を捨て去ってしまったガスパールに、彼女の歌声はまるで届かない。そればかりか、ルラを懸命に看病するガスパールの献身的な優しさに、彼女も次第に心惹かれていくのだった。しかしルラは2日目の朝日が昇る前に、海に帰らねば命を落としてしまうという。と、同時にガスパールの身体に異変が起こる。胸がギュッと締め付けられるように苦しいのだー。そんな中、ルラに夫を殺された女医のミレナがルラを探しあててしまう…。パリで出会った心優しき孤独な男と人魚は、無事に恋を成就させることができるのか―?フランスの名俳優が出演物語を彩るフランスの実力派キャストにも注目だ。恋に落ちる主人公の男女を務めたのは、⼆コラ・デュヴォシェルと、マリリン・リマ。また共演には、ロッシ・デ・パルマや、ロマーヌ・ボーランジェ、チェッキー・カリョらフランスの名優たちが脇を固めている。作品詳細フランス映画『マーメイド・イン・パリ』公開日:2021年2月11日(木・祝)新宿ピカデリーほか全国公開出演:ニコラ・デュヴォシェル、マリリン・リマ、ロッシ・デ・パルマ、ロマーヌ・ボーランジェ、チェッキー・カリョ監督:マチアス・マルジウ原題:Une sirène à Paris 2020/仏/102分/G提供・配給:ハピネット
2020年12月10日パリを舞台に人魚のラブストーリーを描いた映画『マーメイド・イン・パリ』から、カラフルに彩られた場面写真が解禁となった。恋を知らない人魚と恋を捨てた男の恋の始まりを描く本作。この度解禁されたのは、恋を知らない人魚ルラとガスパールのロマンチックな姿。 傷を負ってセーヌ川に迷い込んだルラを保護し、バスタブで休ませ手当をするガスパールや、歌を通してふたりが心を通わせていく姿など、少しずつ恋に気づき始める様子がカラフルに写し出され、まるでおとぎ話のワンシーンのよう。また、物語を彩る名優チェッキー・カリョやロッシ・デ・パルマの姿も見てとれる。このロマンチックな物語の着想を「恋する気持ちに免疫がついてしまった登場人物たちのことが頭にあったんだ」 とマチアス・マルジウ監督は語り、決定的なきっかけは2016年のパリの洪水であったと明かす。「魚やカモたちが(増水した)セーヌ川の土手に上がっていた。その光景は雪嵐の後のように危険であると同時に詩的だった。そしてキャットフィッシュが発見されたとき、人魚を作り出したいと思った」と幻想的な本作の誕生秘話をふり返っている。この幻想的な恋の行方に注目してみてほしい。『マーメイド・イン・パリ』は2021年2月11日(木・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マーメイド・イン・パリ 2021年2月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 – Overdrive Productions – Entre Chien et Loup – Sisters and BrotherMitevski Production – EuropaCorp - Proximus
2020年12月02日パリを舞台に人魚のラブストーリーを描いた映画『Une sirène à Paris』が邦題を『マーメイド・イン・パリ』とし全国公開されることが決定。特報映像とキービジュアルが解禁された。恋の都パリ。セーヌ川に浮かぶ老舗のバーでパフォーマーとして働くガスパールは、ある夜、傷を負い倒れていた人魚を見つける。ルラと名乗る人魚は、美しい歌声で出会う男性を虜にし、恋に落ちた男性の命を奪っていた。ルラは、ガスパールの命も奪おうとするが、過去の失恋から恋する感情を捨て去ってしまったガスパールには、その歌声が全く効かなかった。恋を知らぬまま、美しい歌声で男性を魅了し、その命を奪ってきた人魚ルラ。恋を捨ててしまった心優しい男性ガスパール。2人の男女が、偶然にもパリで出逢い恋に落ちる。おとぎ話のようなこの恋物語をドラマチックに描いたのは、フランスのカリスマアーティスト、マチアス・マルジウ。主演に二コラ・デュヴォシェル、マリリン・リマを迎え、共演にはロッシ・デ・パルマをはじめ、ロマーヌ・ボーランジェ、チェッキー・カリョらフランスの名優が脇を固める。今回解禁された18秒の特報映像では、劇中でガスパールと人魚のルラがデュエットする歌に合わせて、2人が惹かれゆく様が映し出されている。無邪気に笑い合い踊る2人や、お互いを見つめながら泳ぐ姿、そしてパールの涙を零しながら微笑む可憐なルラの表情が印象的だ。最後には思わず息を飲んでしまうような幻想的な2人のキスシーンも。併せて解禁されたポスタービジュアルは、水中でガスパールとルラが抱き合う姿を切り取ったもの。恋を知らない人魚と恋を捨てた男が、どのような物語を描くのか。心ときめくロマンティックな恋の物語に期待が高まる。『マーメイド・イン・パリ』は2021年2月11日(木・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マーメイド・イン・パリ 2021年2月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 – Overdrive Productions – Entre Chien et Loup – Sisters and BrotherMitevski Production – EuropaCorp - Proximus
2020年10月22日5月15日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の“ある説”が話題を呼んでいる。番組ではこの日、「ロッシー何でも受け入れちゃいすぎておっかない説」を検証。過去に同番組内でどっきりを仕掛けられるも、まったく疑問を抱くことなく受け入れる“奇人”ぶりを見せてきた野性爆弾のロッシー(44)。今回はそんなロッシーに数々の“ありえないどっきり”を仕掛け、どこまで受け入れるかを試す企画だった。待ち合わせ場所に現れた見知らぬ老婆に20キロもの段ボールをいきなり預けられても、嫌な顔一つせず20分近く持ち続けるロッシー。さらに、「タクシー運転手が道を間違えた挙句料金を請求しも怒らない」「健康診断のレントゲン写真で体内にスイカの種が発芽していると告げられても受け入れる」など驚きのピュアさを見せつけていた。さらに、明らかに仕込みとわかるようなマッチ売りの少女から1,000円でマッチ1つを「頑張ってね」と快く購入。同じ苗字の番組ADから300万円もの借金をお願いされ、財政状況から断りはするも「僕にできることやったらいつでも相談くらいはできるし」と誠実に対応していた。挙句の果てには、スタッフにネタバラシをされても「他にもおるんすか?ロッシーが」と最後までどっきりにかけられていたことに気づかない様子。こうしたロッシーの様子をスタジオで見ていたダウンタウンの浜田雅功(56)らは「どういうこと!?」と困惑。しかし、ネット上では《引くほどいいやつ。絶対に幸せになってほしい》《将来はこういう子供にやさしい夫が欲しい》と規格外の優しさに評価が急上昇。Twitterではトレンド入りするほどの盛り上がりを見せていた。これまで安田大サーカスのクロちゃん(42)、相撲芸人のあかつ(37)など数々のスターを生み出してきた『水曜日のダウンタウン』。昨年は相方のくっきー(43)が大ブレイクを果たしたが、ロッシーが台風の目になるのはすぐそこかもしれない――。
2019年05月16日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。いよいよクリスマスのイルミネーションも輝いて、忘年会やパーティなど多い季節となりましたね。【シネマの時間】第49回は、そんな季節にぴったりな映画、人生がより一層楽しくなるスパイスの効いた大人のロマンティックコメディ『マダムのおかしな晩餐会』をご紹介します!本作は、エレガントなパリに引っ越してきた裕福なアメリカ人夫婦アン(トニ・コレット)とボブ(ハーヴェイ・カイテル)が、セレブな友人たちを招いてとびきり豪華なディナーを開こうとしますが、手違いで出席者が不吉な13人となるところから大騒動が始まります。慌てたアンがメイドのマリア(ロッシ・デ・パルマ)を友人に仕立てディナーに無理矢理参加させますが、緊張のあまりワインを飲み過ぎたマリアは下品なジョークを連発!しかし、これが大ウケしてダンディーな英国紳士から求愛されるなど、嘘と勘違いが引き起こすユーモラスなシーンが満載。その他、ハイブランドのドレスやジュエリーに絵画、ビュランの円柱をはじめセーヌ川岸やパリで一番の歴史ある映画館シネマ・マクマオンなど、通好みのパリの名所の数々も見所となっており、人生を楽しみたいすべての人に贈る、ごちそう映画です!出演は、晩餐会を開くアンとボブ夫婦にハリウッドきっての演技派俳優として人気のトニ・コレッドやハーヴェイ・カイテル。メイドのマリアには、べトロ・アル・モドバル監督のミューズで世界一美しい鷲鼻を持つロッシ・デ・パルマ。監督・脚本は、フランスの新進気鋭の女流監督アマンダ・ステールが手がけ、上流階級の人たちの豪華な暮らしとスキャンダラスなゴシップを覗きつつ、階級社会や夫婦の問題にサラリと直面させる刺激と毒気が仕込まれた大人のロマンティック・コメディとなっています。是非、秘密の隠し味がいっぱいの『マダムのおかしな晩餐会』をお楽しみください!11月30日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー!■映画『マダムのおかしな晩餐会』あらすじー愛には嘘のソースをかけて、召し上がれ!エレガントなパリの都に越してきた、裕福なアメリカ人夫婦のアンとボブ。ヨーロッパのセレブな友人たちを招いて、とびきり豪華なディナーを開こうとするものの、手違いで出席者が不吉な13人に!アンは急遽、スペイン人メイドのマリアを“ミステリアスなレディ”に仕立て上げ、自分の友人として晩餐会の席に座らせます。華やかなヘアメイクを施され、アンの白いドレスを着て見違えるように美しくなったマリアを見た招待客の英国人美術コンサルタントのデビットは、思わず「誰だい?」とボブと前妻の間の息子で駆け出しの作家のスティーブンに尋ねます。すると、悪ノリをしたスティーブンは、「彼女の正体は、両シチリア王国の末裔で、全スペイン国王の又従妹だ」と耳打ちしてしまったのです。ディナーが始まりますが、マリアは周りの話題にまったくついていけません。頼りのアンは、ボブとの倦怠期を見抜いた美術賞オーナーのアントワーヌから口説かれています。ボブの方も若く美しいフランス語教師と何やら妖しい雰囲気です。緊張のあまりワインをガブ飲みしてしまったマリアは、デビットから「ジョークで盛り上げてくれ」と頼まれて下品な下ネタを披露してしまいます。ところがこれがデビットには大ウケして求愛されてしまうのです。今さら正体を明かせないアンとマリアたちのから騒ぎの行方は……!?■映画『マダムのおかしな晩餐会』作品紹介映画『マダムのおかしな晩餐会』11月30日(金)より TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー!公式サイト:www. madame-bansankai.jp原題:Madame監督:アマンダ・ステール製作:シリル・コルボー=ジュスタン、ジャン=バティスト・デュポン、アラン・パンクラツィ原作:アマンダ・ステール脚本:アマンダ・ステール、マシュー・ロビンス撮影:レジス・ブロンド編集:ニコラ・ショドールジュ音楽:マチュー・ゴネ製作年:2016年製作国:フランス上映時間:91分映倫区分G配給:キノフィルムズ© 2016 / LGM CINEMA – STUDIOCANAL – PM - Tous Droits Réservés■映画『マダムのおかしな晩餐会』キャストトニ・コレット=アン・フレデリックスハーベイ・カイテル=ボブ・フレデリックスロッシ・デ・パルマ=マリアマイケル・スマイリー=デビット・モーガントム・ヒューズ=スティーブン・フレデリックススタニスラス・メラール=アントワーヌ・ベルナールジョセフィーヌ・ドゥ・ラ・ボーム=ファニーブレンダン・パトリックス【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年11月30日パリを舞台にした大人のロマンティックコメディ『マダムのおかしな晩餐会』が、11月30日(金)より日本公開。この度、本作の見どころの1つでもある、“パリ観光案内”ともいえるシーンを切り取った場面写真が一挙にシネマカフェに到着。いずれも、知る人ぞ知るひと味違うパリの姿となっている。■トニ・コレットがセレブマダムに!パリを舞台に描く大人のロマコメマダムが開く豪華ディナーに正体を隠したメイドが出席、客の紳士が彼女にひと目惚れしたことからセレブ界は大騒動に。アン役には今年最恐ホラー『へレディタリー/継承』とは180度異なるマダムに大変身したトニ・コレット。ボブ役は『グランド・ブダペスト・ホテル』などで知られるハーヴェイ・カイテル、混乱を呼び込むメイドのマリア役にはペドロ・アルモドバルの作品で知られるロッシ・デ・パルマと、個性派俳優たちが揃った。作家、演出家として活躍する新進気鋭のアマンダ・ステールが監督を務め、上流階級たちの豪華な暮らしとスキャンダラスなゴシップを覗きながら、階級社会や夫婦の問題にさらりと直面させる大人のロマンティック・コメディとなった本作。撮影が行われたのは、パリ屈指の高級エリアで、おしゃれなホテルやカフェが立ち並ぶ“16区”。アメリカからパリに引っ越してきた一行がパリの街を満喫するのに合わせて、一般的な観光スポットではなく、パリジャンたちがデートに使うような、ひと味違う上級者向けのパリの姿を楽しむことができる。パレ・ロワイヤル“ビュランの円柱”まずは、かつてルイ13世の宰相リシュリュー枢機卿が住み、現在は国務院があるパレ・ロワイヤルにある“ビュランの円柱”に佇むアン(トニ・コレット)。高さの異なる260本もの白黒ストライプの円柱がまるで地面に生えているかのように見え、老若男女問わず、地元のパリジャンに人気のスポットとなっている。贋造博物館アンとボブ(ハーヴェイ・カイテル)夫婦が暮らす豪華な大邸宅として、16区の住宅エリアに佇む、偽物ブランドばかりを展示する一風変わった“贋造博物館”も登場。その外観が使用されている。ホテル・プロヴィダンス・パリヤシの木モチーフの壁紙など、部屋ごとに変わるレトロでロマンチックなディテールが話題のデザイナーズホテル「ホテル・プロヴィダンス・パリ」では、マリア(ロッシ・デ・パルマ)が英国紳士と…!?パリっ子の“足”、ヴェリブいまやパリジャンの文化ともいえる、ヴェリブ(パリ市内中に設置されている自由な乗り捨てシステムに採用されているレンタル自転車)に乗るアンの姿も。このほか、地元っ子のみならずヨーロッパ中の旅行者が訪れる人気のフレンチ・ビストロ「ビストロ・オートゥイユ」や、パリ最強のロマンティックエリアと言われるセーヌ川岸で女性を口説くボブ(ハーヴェイ)の姿など、貴重なシーンが盛りだくさん。パリ出身の若手女性監督ならではの充実した現地ロケが、観ているあなたをロマンティックなパリに連れていってくれそう!『マダムのおかしな晩餐会』は11月30日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マダムのおかしな晩餐会 2018年11月30日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 / LGM CINEMA – STUDIOCANAL – PM - Tous Droits Réservés
2018年11月23日ハリウッド×ヨーロッパの個性派俳優が豪華共演する『MADAME』(原題)が、『マダムのおかしな晩餐会』の邦題で11月に公開されることが決定。この度、ポスタービジュアルと華やかな場面写真がいち早くシネマカフェに到着した。■ストーリーエレガントなパリの都に越してきた、裕福なアメリカ人夫婦のアン(トニ・コレット)とボブ(ハーヴェイ・カイテル)。セレブな友人たちを招いてとびきり豪華なディナーを開こうとするが、手違いで出席者が不吉な13人に!大慌てでスペイン人メイドのマリア(ロッシ・デ・パルマ)を“ミステリアスなレディ”に仕立て上げ、晩餐会の席に座らせるが、緊張のあまりワインを飲みすぎたマリアはお下品な“ジョーク”を連発!しかし、逆にこれが大ウケしてダンディーな英国紳士から求愛されてしまう。いまさら正体を明かせないアンとマリアたちのから騒ぎの行方は…?■ハリウッドとヨーロッパの豪華キャストが夢の共演!本作は上流階級たちの豪華な暮らしとスキャンダラスなゴシップを覗きながら、階級社会や夫婦の問題に直面させる刺激と毒気がたっぷりと仕込まれた、パリを舞台に繰り広げられる、大人のロマンティック・コメディ。裕福なアメリカ人夫婦を務めるのは、知的演技派の女優トニ・コレットと、伝説的なキャリアを持つハーヴェイ・カイテル。晩餐会をハチャメチャにしてしまうメイドは、『ジュリエッタ』などペドロ・アルモドバル監督作品の常連で、世界一美しい鷲鼻を持つ超個性派ロッシ・デ・パルマが演じる。3人はオファーを受けた理由を揃って「脚本がすばらしかったから」とコメントしており、脚本も担当した新進気鋭のフランス人女流監督アマンダ・ステールの手腕を絶賛。ステール監督は「人生は白黒つけられることばかりではありません。笑っている最中に涙が溢れたり、泣いている時に笑いがこみ上げたり。この映画もコメディにもドラマにもなるでしょう」と語っている。■華やかな場面写真とポスターも大公開併せて公開されたポスター画像では、トニやハーヴェイをはじめとした豪華キャストが、複雑な表情を浮かべて席についており、本作の特徴でもある一筋縄にはいかない人間ドラマを華やかに捉えている。さらに劇中では、ハイブランドのドレスやジュエリーに絵画、ビュランの円柱をはじめ通好みのパリの名所など、目にも美味しい演出が光る。まさに人生を楽しみたい全ての人に贈る、最高のごちそう映画となっている。『マダムのおかしな晩餐会』は11月30日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月29日2月19日ロンドン・ファッションウィーク2日目、パルマー・ハーディング(palmer //harding)がプレゼンテーション形式で2017-18年秋冬コレクションを発表した。若手デザイナーの宝庫と言われるロンドンの中でも一際異彩を放っているのが同ブランド。デザイナーデュオ、レヴィ・パルマー(Levi Palmer)とマシュー・ハーディング(Matthew Harding)によって2012年春夏に立ち上げられた。シャツのみで構成されるコレクションは、トラディショナルな技法を使って一つひとつ丁寧に仕立てられる。昨シーズン、ロンドン・ファッションウィーク開幕パーティの首相官邸でメイ首相が着用したことで一気にその名を全国区へと広げた。たおやかに揺れるドレープや、巧みなカッティングによって生まれるセンセーショナルなシルエットは爽やかで軽快さがある。しかし今季はこれまでになかった黒をキーカラーに、ダークなゴシック調のコレクションとなった。着想源となったのはレヴィ・パルマーの生まれ育った地、アメリカ合衆国テキサス州。その地域にはgoths(ゴス)と呼ばれるゴシック・ロックミュージックから影響を受けた若者が多く、彼自身も10代の頃は全身黒のゴシックスタイルが日常だったという。バウハウスのBela Lugosi’s dead (ドラキュラ役で名を馳せた俳優ベラ・ルゴシへ捧げた曲)をBGMに、会場は真っ黒の壁と砂で異様な空気に包まれていた。ファーストルックのシャツは襟がなくネックラインがそのまま伸び、フードの様に頭から掛けるような状態で登場した。シルク素材のスリットが入ったスカートは妖艶なツヤを放ち、レザーのグローブが魅惑的な雰囲気に拍車をかけた。続くルックでは淡いピンクのシャツ、その次はアシンメトリーのオレンジのスカートと、黒が引き立て役となって、まるで夜に朝日が差し込むような鮮やかなカラーだった。波打つような広がりを見せる裾はシャツドレス、麻素材のコート、ロングスカートに用いられ、悠々自適なエレガントを纏う。スリーブの前部をカットして自由に腕を動かすことのできるシャツワンピースや、オフショルダー、ベルスリーブと様々なシルエットを引用し、シャツ縛りのルックは退屈さとは無縁のバリエーションであった。これまでのイメージから大きくシフトしたコレクションは、シャツという制限の中で無限の可能性を感じさせてくれるものである。シンプルであるからこそ、高度な技術と優れた美的感覚が要されるが、彼等は十分にそれらを備えていることを証明した。
2017年02月23日ブライアン・デ・パルマが、アクションスリラー『Lights Out』を監督することになった。中国の映画会社と、アメリカとオーストラリアにベースをもつアークライト・フィルムズの共同製作。その他の情報盲目の中国人女性が、意図せずして極秘の殺人計画に巻き込まれることになり、その状況と戦ううちに、ヒーローになっていくという物語らしい。キャスティングは現在進められている。デ・パルマは、『キャリー〈1976年〉』、『フューリー〈1978年〉』、『殺しのドレス』(1980年)、『スカーフェイス』(1983年)、『アンタッチャブル』(1987年)などで知られる。最近作は、レイチェル・マクアダムス、ノオミ・ラパスらが出演する『パッション』(2012年)。文:猿渡由紀
2015年11月10日「セルジオ・ロッシ(Sergio Rossi)」2015-16秋冬コレクションは、ソーシャライツのビアンカ・ブランドリーニ (Bianca Brandolini d’Adda)をミューズに迎え、彼女のナチュラルな上品らしさを感じるような現代的なひねりを加えた「フェミニンな魅力」というテーマを探求。コレクション&デザインディレクターのアンジェロ・ルジェリ(Angelo Ruggeri)は、ビアンカからインスピレーションを得て、魅力的なコントラストをもたらすコレクションを彼女とともに作り上げてきた。インターナショナルな背景の中でイタリアブランドらしさが非常に表現されている。特徴的な個性とモダニティが混ざり合ったフェミニンさは、ブランドが築き上げてきた伝統を通して表現され、強さと気品を兼ね備えている。このコレクションでのメイン要素は、シルエットと製作工程のテクニック。これは常に欠かす事のないブランドならではの伝統であり、ビアンカと「セルジオ・ロッシ(Sergio Rossi)」の関係における基本となる軸となっている。全体を同系色の刺繍で施されたイブニングブーツは、特に印象的なアイテム。伸縮性のある素材ライクラとメッシュを用い、まるでストッキングのような履き心地。肌が透けて見える事により、人々の想像をかきたて、より強く惹きつける。元の記事を読む
2015年03月02日イタリア発のシューズブランド「セルジオ・ロッシ(Sergio Rossi)」が、伊勢丹新宿店でポップアップショップをオープンする。期間は3月11日から17日まで。15SSシーズンのテーマ“カラフルビューティー”をイメージした店内では、コレクションの先行販売が行われる。このコレクションではクリーンなシルエットと構築的なカットで、洗練されたフェミニティーを表現した。会場は本館2階の婦人靴売り場。3月14日にはコレクション&デザインディレクターのアンジェロ・ルジェリ(Angelo Ruggeri)が来日し、最新コレクションをペインティングする様子を間近に見ることが出来る。サインや写真撮影もあり、クリエイションに触れられるチャンスなのでファンには是非足を運んでもらいたい。
2015年02月28日巨匠ブライアン・デ・パルマ監督が手掛ける最新作『パッション』。広告業界を舞台に女性同士の危険なパワーゲームを描いたサスペンスだ。美しい容姿からは想像もつかない、レイチェル・マクアダムス演じる女上司がパワハラ攻撃で部下・イザベル役のノオミ・ラパスを徐々に追い込んでいき、破滅へ向かわせるその魔性はかなりリアル! そんな野心、欲望、嫉妬が渦巻く凄まじすぎる女の世界を、美しい化粧の下に見事に再現したデ・パルマ監督に話を聞いた。Q:原作では、中年の上司と若いアシスタントだったが、ふたりを共に野心を抱く同世代の女性たちに変更した理由は? 物語に引きつけられた。サスペンス・スリラーだったからだ。僕にとってビジュアル的な語り口にもってこいのジャンルだ。楽しめる要素がたくさんあると思った。ふたりは競争心が強く、相手を思い通りに操ろうとするところがある。物語が進むにつれ、彼女たちは相手に対してあらゆる種類のパワープレイを使っていく。官能プレイや心理プレイを使い、自分のポジションを固めようとするんだ。Q:『パッション』の重要な鍵となるのが主演女優ふたりのキャスティング。レイチェルとノオミはどんな女優? オリジナル版のアラン・コルノー監督は、キャラクター間の性的な惹かれ合いについて避けて通っていた。だがレイチェル・マクアダムスとノオミ・ラパスは、それをストレートに演じたんだ。僕はふたりに“キスして、エロチックに”などとは指示していない。彼女たちがそうしただけだが、とても効果的だったよ。レイチェルとノオミは『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』(11)で共演し、安全地帯から危険なゾーンに足を踏み入れることができるほど、お互いを熟知していた。ふたりは何事も恐れずに挑戦した。とてもエネルギッシュで心を揺さぶる姿勢だったよ。レイチェルはとてもセクシーだ。ものすごく邪悪な女性を楽しんで演じていたよ。女優は役のクリスティーンのように操るのがうまいタイプの女性を演じたがらない傾向にあるが、レイチェルは全力を尽くして演じてくれた。『ミレニアム・ドラゴン・タトゥーの女』(09)でのノオミ・ラパスの不安定さを表現する高い能力に魅了された。ノオミはとても恐ろしい。彼女の頭の中で何が起こっているかわからない。彼女なら本当に人を殺せると思えてしまうよ。(c) 2012 SBS PRODUCTIONS - INTEGRAL FILM - FRANCE 2 CINEMA『パッション』10月4日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー ・公式サイト
2013年10月02日話術巧者芸人、千原ジュニアと吉本随一の天然芸人、野性爆弾のロッシーが、ある賭けに挑んだ異色SFファンタジー『無知との遭遇』がまもなく公開される。ミステリーサークルを追うTV番組のロケで謎めいた村を訪れた2人が、宇宙人の攻撃に遭遇。実はジュニアさんら周囲の全員が仕掛け人となり、ロッシーが驚愕の“使命”を受けて戦う羽目になる、壮大なドッキリSF編だ。――今回、ロッシーさんのキャラクターがあってこそ成立した作品だった?ジュニア「ロッシー以外は『はい、バレました』になるはずなんですが、(その心配を)軽く乗り越えて、信じているワケで。そうなってくると、村人に(宇宙人の存在を)明かされたときに『分かりました!』と答えて立ち向かう正義感とかが出てくる。この映画を観た人は、みんなロッシーのこと好きになりますね。天然ぶりだけじゃなくて素直さとか正義感とか」。ロッシー「何か月か前にこの番組収録の話を聞いて、『楽しみにしています!』って言うていて、ウキウキして行ったらエライ目に遭ったんですよね。演じていたところはないです。みんなに言われるんですよ、『(ドッキリだと)気付くポイントたくさんあったのに、何故気付かへんのや?』って。でも気付かないのですよ。ジュニアさんが一緒におってくれるっていうのも一番の信頼やったから。そのジュニアさんが『えらいことになってる』って言うてはるし。絶対そうなんや、あかんあかん、何とかしよう、って」。ジュニア「僕らが笑ったら終わり、NGを絶対に出すことが許されない映画なので、すっごいしんどかったです。笑いをこらえるのがこんなにしんどいことは、ない。ほかの映画なら笑ってしもうたって『カット!』をかければいい。でもこれは笑ってもうたら全部、全てが終わりですから。でも、途中でバレるやろなーって思いはあった。バレたらバレたで監督が出ていって説明して、『ここからは演技でやって、って言うしかない』みたいなことは話はしていたんですけど、意外といけてるぞ、あれ?あれ?あれ?みたいな」。――ドッキリが順調に進行する中、ロッシーさんはジュニアさんとの別れの場面にも遭遇してどう感じた?ロッシー「あそこの場面で言ったことは全部ホンネ。ジュニアさんが『(地球を出て)行くわ、これからお前、お笑いを頼んだぞ』って言うから、『行かんとってください、兄さんいなかったら嫌です、楽しくないです』って涙目になってました」。ジュニア「こっちは笑いをこらえるのに必死でした」。ロッシー「ひどいですよ、ジュニアさんも監督もスタッフも…でもみんな演者ですね」。――ドッキリにはめられやすい人についてどう思う?ジュニア「製作者側のヤツ、モノを作るヤツはかかりづらいですよね、制作者側のヤツ。そういう意味では僕はドッキリにかけられたことはほとんどないですね」。ロッシー「利口ですわ、ホンマ」。ジュニア「利口というか…人間としてはかけられる人の方が温かみがあったりするかんな?と」。――ジュニアさんにドッキリで仕返ししたい気持ちは?ロッシー「難しいですね、いたずらとかだったらできるんですけどね、『これ熱いですよ』と言って冷たいもの渡すくらいだったら(笑)」。――ところでプライベートで映画との接し方は?ロッシー「ホンマ、普段から本も読まないし映画もそんな観ない。映画っていったら小さい頃に観た『ドラえもん』とか、最近で言うたら『THIS IS IT』。それも(友人)みんなで『観に行こう〜』って行った。その前に遡ると『ハウルの動く城』とか。あと学生のときに『ゴースト』とかですね」。ジュニア「映画館へは、まあ人並みに行く、ぐらいの感じ。監督で観るとかジャンルで観るっていうのはないし、嫌いなものはない、まあ恋愛映画は観ないですけど。最近やと『アウトレイジ』がよかった」。――デートで映画館に行ったりは?ジュニア「ウーン、久しく行ってないですね」――所属する吉本興業が沖縄国際映画祭を立ち上げるなど映画産業に力を入れる環境下で、思うこと、やりたいことは?ジュニア「みんなでモノを作るっていう感覚は、笑いも映画も一緒。でも映画に出るって意味では違う。振りがあって笑いがある訳で、演技はその振りの部分をやってオチがない、最後の一言がない感じ。面白い作品があって出てくれってオファーがあったら、やらせてもらいたいな〜と。監督はやりたいとは思わないですね、大変そうやから」。ロッシー「いつかはちゃんと演じてみたいし胸張ってレッドカーペット歩きたい。撮ってみるのも楽しそうやし。何やったら僕、監督やってジュニアさん撮るみたいなことやってもいいかな…と、夢が膨らむ訳です。吉本…というか芸人やっていたら、いろんなことができるんで嬉しいです」。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:無知との遭遇 CLOSE ENCOUNTERS OF THE STUPID 2010年8月1日よりヨシモト∞ホール、神保町花月、ヨシモト∞ホールOSAKAにて、10月9日より新宿バルト9、横浜ブルク13、梅田ブルク7、T・ジョイ京都ほかにて順次公開© TBSテレビ/吉本興業
2010年07月30日