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お笑いコンビ・野性爆弾のロッシーが19日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】野性爆弾 ロッシーがロケでの夏らしさ全開ショットを公開「寛平マラソン!初参加!先日!寛平マラソンに、初参加しました!」と綴り、6枚の写真をアップ。14日に開催された「フジパンPresents 淀川寛平マラソン2024~東日本大震災・能登半島地震被災地支援~」のウォーク(約8㎞)に参加したロッシー。最下位となってしまったが、他の参加者との交流を楽しみながら無事完走できたことを報告した。最後は「来年も、カルチャーや、ちゃ〜を、したり、参加したいですね!」と締めくくり、来年の参加に意欲を示した。 この投稿をInstagramで見る 野性爆弾 ロッシー(@yaseibakudan_rossy)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2024年12月20日株式会社ウィック・ビジュアル・ビューロウ(東京都新宿区、代表取締役:増野 知英、以下 当社)は、バレンティーノ・ロッシの豪華フォトブック日本語版制作プロジェクトを、2022年5月17日(火)よりクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にて開始いたしました。CAMPFIREプロジェクトビジュアル■プロジェクトの概要プロジェクトタイトル: バレンティーノ・ロッシ豪華フォトブック【オール・ヒズ・レース】開始日 : 2022年5月17日(火)URL : 商品 : バレンティーノ・ロッシ「オール・ヒズ・レース」日本語版リターン : ・超早割価格 書籍15%OFF 価格11,220円(税込み)・書籍+お名前紙面掲載 価格18,700円(税込み)※書籍のSpecial Thanksの欄にお名前記載の権利・書籍+マグカップ 価格14,300円(税込み)・書籍+Tシャツ 価格17,050円(税込み)・書籍+DVD5枚セット 価格20,900円(税込み)・書籍+全部入り(オリジナルグッズ+書籍3冊+DVD5枚)価格28,800円(税込み)(※その他にもリターン品はございます)リターン品 2■プロジェクトの背景この豪華フォトブックは、英語圏で既に流通されており、日本でもAmazon Japanで入手可能ではあります。しかし、英語版では多くの日本のファンは楽しむことができません。ハードカバー(上製本)で332ページのオールカラーの印刷製本コストが非常に高いことから、今回はAll or Nothingでの挑戦となります。目標額に達しないと商品かができないこととなります。当社は日本の出版不況の中でも、クラウドファンディングであれば、読みたいファンの気持ちが集まり、実現できると信じています。■バレンティーノ・ロッシとはバレンティーノ・ロッシは二輪最高峰レースであるロードレース世界選手権に、26年間参戦し9回のチャンピオンを獲得したレジェンドライダーです。2ストローク全盛の時代に、125cc,250cc,500ccの3クラスでチャンピオンを獲得したのは史上初の記録であり、最高峰クラスが4ストロークとなってもさらに6回のチャンピオンシップを制しています。レースの世界にエンターテインメントを持ち込み、世界規模でMotoGPのファンを増加させました。これまでのキャリアを統括すると、史上最強最速との呼び声も高く、歴史に残るレジェンドライダーとなっています。世界チャンピオンからのコメント■株式会社ウィック・ビジュアル・ビューロウについて当社は1990年の設立より二輪をメインとした制作・発売(メーカー)です。MotoGP公式DVD、鈴鹿8耐、マン島TT、世界選手権トライアルetc数多くの二輪DVDを制作・発売してまいりました。二輪ロードレースTV番組「ロードレース・ジャパン1993」二輪総合TV番組「MotoTV」の制作やホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ、ドゥカティといった二輪メーカーのプロモーション映像の制作も実績ございます。またこれまでにも当社では、メインの映像制作・発売に留まらず二輪をテーマとした書籍の発売も行ってまいりました。MotoGP世界チャンピオンのバレンティーノ・ロッシの書籍、「The 500ccワールドチャンピオン」「MotoGPパフォーマンス・ライディング・テクニック」などの本は、多くのファンの方に届けられたのではないかと思います。そして昨年末、当社にとって初の試みとなったクラウドファンディングに挑戦し世界チャンピオンのフレディ・スペンサー自叙伝「フィール マイ・ストーリー」を目標額の327%を達成し、成功いたしました。二輪というニッチなテーマでもクラウドファンディングで魅力的な商品を提供できるよう挑戦いたします。■会社概要商号 : 株式会社ウィック・ビジュアル・ビューロウ代表者 : 代表取締役 増野 知英所在地 : 〒162-0066 東京都新宿区市谷台町14-5 MSビル市ヶ谷台3F設立 : 1990年12月事業内容 : 映像制作 発売資本金 : 1,000万円オンラインショップ: Instagram : Twitter : Facebook : 【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社ウィック・ビジュアル・ビューロウTel:03-5363-1070 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月20日お笑いコンビ・野性爆弾のくっきー!とロッシーが22日、都内で行われた日比谷花壇「母の日ギフト向け イラストコラボレーション商品」メディア発表会に出席した。今回、くっきー!は日比谷花壇とコラボ。描き下ろししたイラストを使用した母の日向けギフトを限定販売する。イラストは「人間」「お花妖精」「花」「お花妖精と人」の4つのキャラクターがあり、すべてのキャラクターがパッケージ全体にあしらわれているデザインとなる。くっきー!は「花の周りの生き物をかわいすぎないようにしようと思って、化け物寄りにした。化け物に寄った花ってきれいじゃないですか。化け物に花を添える、みたいな感じ」と説明。くっきー!らしい個性豊かなイラストとなったが、「かわいいと思う人もいれば、ギャッ!って言う人もいると思う(笑)。母の日は毎年訪れるので、インパクトがある母の日にしてほしい。脳みそに残ればいいなと思ってイラスト描きました」とアピールした。この日、相方のロッシーは顔に厚塗り化粧をし、くっきー!が描いたイラストの一部になりきって登場。顔ハメ看板のように顔だけ出してステージにあがると「(姿勢が)しんどいよ…」と嘆き。それでも終盤には「アートになった瞬間に『あ、光栄』と思えた!」となぜかご満悦だった。母の日の思い出を語る場面で、くっきー!は「うちの母は厳しめ。やんちゃするとよくパンイチで正座させられた。竹でできたものさしを太ももで叩きながら怒るんですよ。僕肌が白いので叩かれた部分が赤くなって、太ももが布袋寅泰のギターの柄みたいになってた(笑)」と回想。ロッシーは「僕は毎年花を贈っている。今年はコラボ商品を送る。喜ぶと思う。あと恥ずかしい話、妻にも毎年花をあげています。誕生日も花の数だけあげるし、プロポーズも花を添えた」と照れながら明かした。芸人、芸術家、音楽家などさまざまな顔を持つくっきー!だが、「絵も音楽も、すべてお笑いのカテゴリーの中に含んでいる。お笑いの要素が入っている。僕の中では一本の筒のようになっている」とした。イベント終了後、質疑応答が行われる予定だったが、なかなかロッシーが登壇せず。くっきー!は「ロッシーさんは自分の出番が終わったと思ってメイク落としてました」と暴露。ロッシーはメイクが落ちきっていない顔で慌ててステージに戻ると、会場は笑いに包まれた。くっきー!とのコラボ商品は「ボックスアレンジメント」「ボックスアレンジメントBIG」「ブーケ」の3種類を用意。4月23日より日比谷花壇オンラインストアで先行注文受付を開始し、5月7日より店舗にて販売を開始する。
2021年04月22日2020年5月23日に亡くなった、プロレスラーの木村花さん。22歳という若さでの旅立ちは多くの人に衝撃を与えました。木村さんはバラエティ番組への出演をきっかけに、不特定多数からネットで誹謗中傷を受けていたといいます。SNSに「さようなら」と投稿するほか、木村さんは自宅に遺書とされるメモを残していました。今回の件を受け、多くの人が言葉が時には人を深く傷付けることを再認識したのではないでしょうか。木村花が遺した『子猫』が新たな家族の元へ生前、『からあげ』という名前の子猫を飼っていた木村さん。亡くなる前に木村さんは子猫をカゴに入れ、所属事務所のドアの外に置いていきました。きっと最期に力を振りしぼり、愛するペットをなんとかしてあげたかったのでしょう。同年6月3日、木村さんが所属していた女子プロレス団体『スターダム』の代表であるロッシー小川さんは、子猫についてこのように投稿しました。本日、からあげクンが次の飼い主の元に行きました。からあげ、また会う日まで! pic.twitter.com/mDMlkdfLiv — ロッシー小川 (@rossystardom) June 3, 2020 木村さんが亡くなった際、子猫について「この子猫は花の形見のようだ」とつづっていた、ロッシーさん。大切な忘れ形見である子猫を、きっと信頼できる新しい家族に預けたことでしょう。投稿に対し、多くの人からロッシーさんへの感謝の声や、子猫の幸せを願う声が寄せられています。・本当によかった。花ちゃんのぶんまで幸せになってほしい。・からあげくんには長生きしてほしいな。それが花さんの願いでもある。・新しいお家が決まって安心しました!ありがとうございます。生前、子猫の写真とともに「愛してる。楽しく長生きしてね」と残していた木村さん。その願いが叶うよう、ともに祈らずにはいられません。[文・構成/grape編集部]
2020年06月04日2020年5月23日、バラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)への出演などでも知られる、プロレスラーの木村花さんが亡くなりました。22歳でした。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿早すぎる死を悔やむ声が多く上がる中、亡くなる直前に木村さんがとっていた行動が明らかに。木村さんの人柄が分かるその内容に、改めて追悼のコメントが寄せられています。ロッシー小川「この子猫は、花の形見のようだ」木村さんの逝去を伝えるニュースが報じられた翌日、Twitterを更新した、女子プロレス団体『スターダム』の代表・ロッシー小川さん。寄せられているコメントを読み「涙が込み上げてくる」とつづった小川さんは、木村さんが生前飼っていた猫の存在について触れています。花に送られたコメント、写真、映像を見るにつけ涙が込み上げてくる。心は強いと自負する私だが、歳を重ねると涙腺がもろくなってしまったようだ。花は飼っていた子猫をカゴに入れ事務所のドア外にそっと置いて旅立ってしまった。この子猫は花の形見のようだ。だから一層、可愛くも愛おしくも見える。 pic.twitter.com/jBn1EBknSF — ロッシー小川 (@rossystardom) May 24, 2020 亡くなる直前、Instagramで「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね」というメッセージとともに、愛猫とのツーショット写真を投稿していた木村さん。そんな大切な愛猫を、木村さんは事務所のドアの外に置いていくことで、仲間たちに託したのかもしれません。それはきっと、自分が亡くなった後の猫のことを心配したからこそ。亡くなる直前でさえ、自分以外の存在を気遣う木村さんの優しい性格が感じられます。「こんなに愛のある人が…」と憤りの声猫は、ガールズバンド『SILENT SIREN』のメンバー、ひなんちゅさんから引き取った元保護猫。『からあげ』と名付けた愛猫とのツーショットを、木村さんは自身のSNS上で公開していたこともありました。ひなんちゅさんはブログで、木村さんが風邪をひいていたからあげくんをすぐに病院連れて行っていたこと、心配して連絡もいれていたことを明かしています。そして、木村さんが生前SNS上で不特定多数から誹謗中傷を受けていたことに触れ、複雑な心境もつづっていました。からあげくんは風邪をひいていたんだけどすぐに病院連れて行ってくれて心配してすごく丁寧に連絡もくれてたこんなに愛のある人がなぜ何も知らない人に叩かれなきゃいけないの?ひなんちゅ(SILENT SIREN) 公式ブログーより引用「こんなに愛のある人がなぜ」という憤りは、きっとひなんちゅさん以外にも多くの人が抱いている思いでしょう。ロッシー小川さんや、ひなんちゅさんの投稿により、改めて木村さんの死を偲ぶコメントが多く寄せられています。・猫の話で、優しい人だったんだなと思った。優しい人ほど真面目で繊細で、周囲からの評価や言動に傷付く。・飼っていた猫を事務所まで持っていき、自宅まで帰る…。その道のりがどんなに怖いものだっただろうか。悲しかっただろうか。想像を絶する。・最後の木村さんの少し悲しげなきれいな顔写真は、子猫の将来に願いを込めたものなのかな。事務所の発表では、亡くなった経緯は調査中とのことです。しかし、木村さんが亡くなる直前の投稿を見るに、多くの誹謗中傷により深く傷付いていたことは明らかでしょう。木村さんはいわゆる芸能人という立場であり、誹謗中傷のコメントを送っていた人の多くが、画面の中の木村さんしか知らなかったはずです。例えよく知った相手であっても、故意に傷付ける言葉を発していい理由にはなりませんが、相手のことをよく知らないのであればなおのこと。どんなに悔いても、木村さんは戻ってきません。改めて『言葉』のもつ影響力を考えるとともに、その言葉を発する前に相手の思いを考える想像力を働かせるべきなのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日●芸風は「似ているようで全然違う」『あらびき団』を機にブレイクし、「R-1ぐらんぷり」など各タイトルを獲得してきたハリウッドザコシショウと、荒唐無稽なネタの数々で芸人間の評価を高め、全国的なブレイク後は音楽・アート面でも多彩なセンスを発揮しているくっきー!(野性爆弾)。ともに超個性的な芸風を貫いてきた2人は、お互いにどんな思いを抱いているのか? 松本人志の発案による究極の笑わせ合いバトル『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』(Amazon Prime Video)の王者同士として、2ショットインタビューで語り合ってもらった。――『ドキュメンタル』で、くっきー!さんはシーズン4、ザコシショウさんはシーズン5と7のチャンピオンです。アプローチは違えども「近い匂い」のようなものがあると思いますが、お二人は互いに共感を覚えていますか?ザコシショウ:まあね。言われるんですよ、バッファロー吾郎A先生とかに。「同じ類なのに仲いいよね?」みたいなことを聞かれるんですけど、全然仲もいいし、番組で共演しても、うまいこといってる。くっきー!:そうですね。楽しいですね。ザコシショウ:ボケも重ならないから。くっきー!:ジャンル、似ているようで全然ちゃいますよね。ザコシショウ:ちゃうちゃう。俺がガンガンにボケると、(くっきー!は)ツッコミに回るしな。頭おかしい感じのツッコミに(笑)。――共演の際に打ち合わせとかはしないんですか?くっきー!:しないですね。――お二人の呼吸が合うということなんですかね?くっきー!:たぶん、息してるタイミングが一緒なんですよ。ずっと(笑)。ザコシショウ:はっはっは(笑)!くっきー!:全然ちゃうとこで寝てても、同じタイミングで息してると思う(笑)。――そんなお二人は、大阪NSCの11期生と13期生。大阪時代はどんな交流があったんですか?くっきー!:僕が辞めるって言うたときに、「辞めんな」ではないですけど、そんな感じで言うてくれはったのは、シショウとケンコバさん。それで今がある。続いてますね。ザコシショウ:説得しに行ったんですよ。ケンコバと2人で。二丁目劇場のオーディションライブみたいなのがあって、(野性爆弾が)落ちちゃって「もうやめる」って。「辞めてどうすんの?」って聞いたら「AV男優になります」って言うから、「いやあ、止めろよ」って(笑)。「俺らがネタ見たいから」って。くっきー!:あれがあったから、今がありますよ。大感謝。ザコシショウ:感謝してる(笑)?くっきー!:言うたやろ! しつこいわぁ(笑)。●ザコシ、芸風に悩んだ過去と転機――今では各方面でご活躍中のお二人ですが、ともに見る側が予想しない、荒唐無稽・予測不能なネタを武器にされていたこともあり、お茶の間でブレイクするまでに時間がかかったかと思います。くっきー!さんは『しくじり先生』でそのあたりをお話しされていましたが、ザコシショウさんはご自身の芸風について、迷いなどを感じることはありましたか?ザコシショウ:ありますよ。そりゃあ。くっきー!:ほんまに!?ザコシショウ:コンビ解散するとき。G★MENSを解散して、「普通に仕事をする」って相方に言われたとき、コンビからピンって…あのときはしんどかったですね。今までやってきたことが使えなくなるので、一からピン芸人を耕さないといけないってなって。最初の方はG★MENSでやってきたやつを一人用でやってたから、全くウケん。パワーダウンですよ。くっきー!:はっはっは(笑)。誇張モノマネでバーン! いったんでしたっけ?ザコシショウ:『あらびき団』。アシュラマンの真似とかやってた(笑)。「ああ、これ売れたなあ」と思ったんだけど、ギャラは地獄やった(笑)。でも、『あらびき団』は名前が日本全国に売れたから。そこは感謝してます。――そんな『あらびき団』も、去年は放送されませんでしたね。ザコシショウ:されなかったですね。総合演出の方から「申し訳ございませんでした」って、ご丁寧にメール来ましたから(笑)。「いや、全然大丈夫ですよ」って(笑)。僕は「あら-1グランプリ」第2回優勝者で、その2年後に『R-1ぐらんぷり』を獲って、その2年後に『ドキュメンタル』(シーズン5)を獲ってるので、ぽん・ぽん・ぽんと、2年周期で。くっきー!:あと何があんねやろ…ないなあ、もう。あります? あと獲れるもの。『M-1』に『キングオブコント』もダメでしょ? 頭打ち(笑)。獲れるもの、なくなってもうた(笑)。ザコシショウ:チャンピオン大会とかな。くっきー!:あ~! そやそや! 『ドキュメンタル』のチャンピオン大会ね。ザコシショウ:『水曜日のダウンタウン』の替え歌最強トーナメント。第4回。くっきー!:ほんまや! 替えれてないけどね!ザコシショウ:替えとるわ! あなた替えすぎやろ!くっきー!:俺はちゃんと替えてんすよ(笑)。ちゃう歌でちゃう歌、歌うでしょ?ザコシショウ:歯の替え歌とか、なんなん!?くっきー!:長渕剛歌うだけって、なんなん(笑)!?ザコシショウ:あれね(笑)。くっきー!:なんの曲やったっけ?ザコシショウ:『ultra soul』を全部長渕で歌う。くっきー!:(長渕のものまねをするザコシショウのものまね)ザコシショウ:はっはっは(笑)。●くっきー!「辞めるタイミングを模索中」――では最後に、お二人が抱く芸人としての野望を教えてください!くっきー!:僕は上岡龍太郎さんみたいに、ある一定のタイミングでパッと辞めたいですね。マジで、どっかで辞めたいんですよ。今、その辞めるタイミングを模索中というか…。――辞めた後は、どうするんですか?くっきー!:辞めても大丈夫なくらいお金を貯めて。急にパンって消えたいですね。ザコシショウ:(上岡龍太郎さんがかけていた)黄色い眼鏡で?くっきー!:オール鼈甲みたいな(笑)。シショウ、お笑いずっとやりたいですか?ザコシショウ:俺はずっとやりたいねえ。くっきー!:80歳になっても?ザコシショウ:80歳かあ…80歳でヨボヨボ? 裸じゃ無理だよねえ。くっきー!:まあ見てられんでしょうねえ。ぷーって、皮膚を張らな。もう、後ろをテグスで縫い付けな(笑)。引っ張って。見てられんでしょう。ザコシショウ:そうやなあ。ということは、鍛えていかないといけないかもしれないな。くっきー!:あと、普通に痩せていくかもしれんじゃないですか。年取ったら。ザコシショウ:癌?くっきー!:いやいや、衰えでね(笑)。「癌?」じゃないのよ。聞きたくないの、その言葉。一番怖い言葉なんよ、癌が。ザコシショウ:癌がな(笑)。不摂生の塊やん、あなた。くっきー!:いや、誰が言うてんねん!ザコシショウ:寿命? そういう番組あったじゃん。あなた一桁だったやろ、余命。俺は20年あったよ。同じ番組に出た時。あなた8年くらいでしょ?くっきー!:あたし9年。二人で30年くらいありますやん。20年と9年。ザコシショウ:あ、じゃあ大丈夫か(笑)。くっきー!:大丈夫ですよ(笑)。■ハリウッドザコシショウ1974年2月13日生まれ。静岡県出身。Sony Music Artists所属。1992年に大阪NSCに11期生として入学。同期にはケンドーコバヤシ、たむらけんじ、陣内智則、中川家などがいる。コンビ「G★MENS」として活動後、ピン芸人に。初回から出演した『あらびき団』で一躍脚光を浴びる。2014年には「あら-1グランプリ」を、2016年には「R-1ぐらんぷり」を制覇。2018年には『ドキュメンタル』シーズン5で圧倒的な強さを見せ、初出場にして優勝を果たし、2019年のシーズン7では史上初の連続優勝を達成した。■くっきー!1976年3月12日生まれ、滋賀県出身。野性爆弾のボケ・小道具担当。吉本興業所属。相方のロッシーとともに、NSC大阪校に13期生として入学。グロテスクさや奇抜さを武器にしたネタで芸人間の評価を高め、各劇場や「オールザッツ漫才」などのテレビ番組で活躍。映画『下妻物語』における深田恭子からインスピレーションを得たお風呂の妖精「チェチェナちゃん」として『めちゃ×2イケてるッ!』に出演して注目を集め、Instagramでの「白塗りモノマネ」や『ガキの使いやあらへんで』出演などを経て全国区に。画家・アーティストとしても活躍中で、展示会「くっきーランド」では国内外で総来場者数50万人を記録した。
2020年03月22日お笑いコンビ・千原兄弟の千原せいじ(50)が、2月25日にインスタグラムを更新。病室で芸人仲間に囲まれたショットを投稿し、《不整脈の手術、大成功!》とつづった。せいじは23日に不整脈で入院することを報告し、フォロワーを驚かせていた。「せいじさんといえば、たびたび健康面が不安視されています。15年にはキックボードに乗って転倒し、右手を骨折するケガを負いました。また17年には医療番組で、医師から血管の老化を指摘されていました。さらに、18年にも睡眠時無呼吸症候群の治療を行っていました」(テレビ局関係者)そんなせいじの手術成功に、フォロワーからは安堵の声が寄せられている。《びっくりです!けど、良かったです!お大事にされてください!》《良かったです。ちゃんと治してくださいね。お大事に》《せいじさん、やっぱりポジティブだなぁ》お見舞いに駆けつけた野性爆弾のロッシー(44)も、《みんなホッとしました!お大事に》とTwitterで喜びをつづった。いっぽうでせいじは、入院前日の23日に《この焼酎美味しい。明日から入院するのでこの酒しこたまのんでやる》とインスタグラムにつづっていた。また24日に《今日から入院》と報告した投稿には、病室のベッド脇にスナック菓子が置かれていた。そのため、せいじの身体を心配する声もあがっていた。《入院前に飲酒大丈夫ですか!?》《整脈の手術!?…なのに、そんなにスナック菓子食べちゃっていいの!?》《体調良くなってから食べて下さいww》
2020年02月26日秋元康氏と吉本興業がタッグを組んだアイドルユニット・吉本坂46の2期生メンバーが決定した。27日、神奈川・カルッツかわさきホールで開催された「吉本坂46 2期生発表お披露目会」にて、新メンバー21人が発表された。吉本興業所属タレント、吉本興業グループで働くスタッフを対象とした同オーディションの1次書類審査は715人の応募があり、最終審査には56人が挑戦した。お披露目会では、最終審査参加者がステージに集結。緊張感あふれる中で一人ずつ合格者の名前が呼ばれた。2期生メンバーに選ばれたのは、ロッシー(野性爆弾)、菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)、坂本純一(GAG)ら。安倍晋三首相のモノマネで知られる佐竹正史(ビスケッティ)、踊る授業シリーズ「本能寺の変」などで知られるダンスユニット・エグスプロージョンのおばらよしお、さらに、次長課長とかまいたちのマネージャーをしているという樺澤まどか(吉本スタッフ)も合格し、幅広い顔ぶれとなった。2期生メンバーは以下の通り。樺澤まどか(吉本スタッフ)TAK(Ooops!)岡畑雛生(Re:Complex)原浩大(ナイトメアカオスドラゴン)佐竹正史(ビスケッティ)松浦景子(吉本新喜劇)渡口和志(Ooops!)藤森蓮華(HBDA)戸島りぴーと(ときヲりぴーと)比嘉琉々香(沖縄ラフ&ピース専門学校)大迫麻未梶原颯ソウタヤマモト(五臓六腑)おばらよしお(エグスプロージョン)上西ときヲ(ときヲりぴーと)木原実優坂本純一(GAG)まるいるい(たまゆら学園)菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)箕迫かなロッシー(野性爆弾)
2019年12月27日5月15日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の“ある説”が話題を呼んでいる。番組ではこの日、「ロッシー何でも受け入れちゃいすぎておっかない説」を検証。過去に同番組内でどっきりを仕掛けられるも、まったく疑問を抱くことなく受け入れる“奇人”ぶりを見せてきた野性爆弾のロッシー(44)。今回はそんなロッシーに数々の“ありえないどっきり”を仕掛け、どこまで受け入れるかを試す企画だった。待ち合わせ場所に現れた見知らぬ老婆に20キロもの段ボールをいきなり預けられても、嫌な顔一つせず20分近く持ち続けるロッシー。さらに、「タクシー運転手が道を間違えた挙句料金を請求しも怒らない」「健康診断のレントゲン写真で体内にスイカの種が発芽していると告げられても受け入れる」など驚きのピュアさを見せつけていた。さらに、明らかに仕込みとわかるようなマッチ売りの少女から1,000円でマッチ1つを「頑張ってね」と快く購入。同じ苗字の番組ADから300万円もの借金をお願いされ、財政状況から断りはするも「僕にできることやったらいつでも相談くらいはできるし」と誠実に対応していた。挙句の果てには、スタッフにネタバラシをされても「他にもおるんすか?ロッシーが」と最後までどっきりにかけられていたことに気づかない様子。こうしたロッシーの様子をスタジオで見ていたダウンタウンの浜田雅功(56)らは「どういうこと!?」と困惑。しかし、ネット上では《引くほどいいやつ。絶対に幸せになってほしい》《将来はこういう子供にやさしい夫が欲しい》と規格外の優しさに評価が急上昇。Twitterではトレンド入りするほどの盛り上がりを見せていた。これまで安田大サーカスのクロちゃん(42)、相撲芸人のあかつ(37)など数々のスターを生み出してきた『水曜日のダウンタウン』。昨年は相方のくっきー(43)が大ブレイクを果たしたが、ロッシーが台風の目になるのはすぐそこかもしれない――。
2019年05月16日アップルは9日、App Store(アプリ)、iTunes Store(映画、音楽、Podcast)、iBooks(ブック、マンガ)の「Best of 2015 今年のベスト」を公開した。今年のトップセラーや人気作品、コンテンツなどが掲載されている。○App StoreApp Storeのベストアプリに選ばれたのは「Enlight」(iPhone部門)、「Fantastical 2 for iPad」(iPad部門)。ベストゲームは「Lara Croft GO」(iPhone部門)、「Vainglory」(iPad部門)だった。「Enlight」は、写真の編集や加工に必要なあらゆる機能を搭載する画像編集アプリ。1枚の画像を編集するためにいくつものアプリを起動させていた人は、このアプリを使ってみると便利さに驚くのでは。「Fantastical 2 for iPad」は、音声入力に対応したスケジュールアプリ。iPhoneに親和性の高いデザインや直感的なUIも魅力。「Lara Croft GO」は、ターン制パズルアドベンチャーゲームアプリ。太古の遺跡を舞台とする神秘的な世界観に思わず惹きこまれてしまう。「Vainglory」は、オンラインバトルゲームアプリ。タッチに最適化された操作性や高い戦略性から世界大会も開催されるほどの人気アプリとなった。iPhone/iPadだけでなく、今年からはApple Watch部門、Apple TV部門も新設された。Apple Watch部門では、「Clipstro キセキ(軌跡)のビデオカメラ」、Apple TV部門では「クロッシーロード」が選ばれた。「Clipstro キセキ(軌跡)のビデオカメラ」は、体操やフィギュアスケートのテレビ解説でおなじみの残像動画を生成するアプリ。Apple Watchでは、録画、設定、変換、保存といったほぼすべての操作が行える。「クロッシーロード」は、カワイイ世界観とは裏腹にその高い中毒性が魅力のゲームアプリ。Apple TVでは複数プレイヤーによるマルチプレイも楽しめる。○iTunes Store(映画)iTunes Storeの映画部門では、ベスト大ヒット映画として「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、ベスト監督作品として「バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、ベスト日本映画として「ビリギャル」、ベストファミリー映画として「インサイド・ヘッド」が選出された。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、圧巻のビジュアルと世界観、アドレナリンほとばしる爆裂スタント、魅力的なキャラクターたちが観る者に衝撃を与えた、革命的アクション作品。ド派手なアクションでストレスを解消したい人はぜひ一度観てほしい。「バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)」は、今年映画賞を総なめにしたショービス界を舞台に現実と幻想が交差する異色ドラマ。縦横無尽なカメラと極めて映画的な手法を駆使したアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の独創性が光る。「ビリギャル」は、実話を元にした王道サクセス・ストーリー。今年最も日本を泣かせた1本とも言える作品で、がむしゃらに夢へと突き進む有村架純のまっすぐ姿が爽やかな感動を呼んだ。「インサイド・ヘッド」は、多感な少女の頭の中で、彼女を救うため5つの"感情"たちが繰り広げる冒険を描く、カラフルかつファンタジックムービー。誰もが共感せずにはいられない、ピクサー史上最も意欲的な作品だ。○iTunes Store(音楽)iTunes Storeの音楽部門では、ベストアーティストとして「POSITIVE」(tofubeats)、ベストアルバムとして「PLANET SEVEN」(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)、ベストソングとして「Drag Me Down」(One Direction)、ベストニューアーティストとして「THE BAY」(Suchmos)が選出された。「POSITIVE」(tofubeats)は、約1年ぶりとなるtofubeatsの最新アルバム。tofubeatsは、この1年間、リミックスや他アーティストの作品に参加するなど、スピード感とクオリティを伴った多作ぶりが際立ち、ベストアーティストに選ばれた。本作では、多彩なゲストとのコラボレーションが揃っており、プロデューサー的側面も打ち出している。J-Popとクラブミュージックの次世代バランス感覚を追求しているtofubeatsらしい作品に仕上がった。「PLANET SEVEN」(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)は、J-Popシーンを語る上で欠かす事の出来ないグループ、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE のオリジナルアルバム。オープニングを飾る「Eeny, meeny, miny, moe!」を始め数々のヒット曲を交えた本作は多くの人々に支持された。またボーカルの今市隆二と登坂広臣の歌唱力、表現力と共に、緻密に作られたバックトラックにも注目したい。○iBookiBookでは、ベスト小説として「火星に住むつもりかい?」(伊坂幸太郎)、ベストマンガとして「雪花の虎」(東村アキコ)、ベストミステリーとして「流」(東山彰良)、ベストビジネスとして「新・100年予測 ヨーロッパ炎上」(ジョージ・フリードマン、夏目大)が選出された。「火星に住むつもりかい?」(伊坂幸太郎)は、平和を守るために公権力が暴走する社会を舞台に、正義とは何かを問う一作。伊坂幸太郎ならではの、張り巡らされた数々の伏線がやがてひとつに繋がるストーリー展開の見事さに圧倒される。「雪花の虎」(東村アキコ)は、「海月姫」「東京タラレバ娘」など現代女性のリアルな姿を描いた作品で人気の東村アキコ氏による作品。本作では、上杉謙信が実は女性だったという俗説をもとに、初めて挑む大河ドラマテイストな歴史マンガだ。ギャグ、エッセイなど多彩なジャンルで活躍する東村アキコ氏が短気で利かん坊な主人公の成長をどのように描いていくのか楽しみにさせる。***Bestに輝いたタイトルを振り返ると、アプリ部門はカメラ機能にフォーカスしたものや、新しいタイプのSNSアプリ、インタラクティブな教育コンテンツが選ばれ、iPadでの音楽制作を支援するツールもピックアップされた。iPhoneで言うと、3D Touchという機能が、iPadではiPad Pro用にApple Pencilという新しいデバイスが登場した年でもあるが、今後は、そういった新機能/新デバイスの特徴を活かしたアプリがフィーチュアされるに違いない。ゲーム部門は国内の大手デベロッパーによるハイクオリティなタイトルが貫禄という感じで選出されている一方で、「Brain Dots」や「Downwell」のようなインディペンデントなデベロッパーによるタイトルの健闘が目立つ。一発ネタで大当たりするという時代は確かに終わったかもしれないが、アイディア次第で大化けする可能性は開発に参加する全員に与えられていると言えよう。映画はトップ20の半分以上がアクション映画となったが、ファミリー向け作品もランクイン。また、『インターステラー』や『ゴーン・ガール』など、興行収入ではランク外になっている作品がトップ10入りしているのも「ならでは」の結果である。iBooksでは、映画化されたコミックが人気であり、戦後70年という背景があってか、戦争と平和をテーマにした小説が注目を集めた。Apple TV向け、Apple Watch向けのアプリはまだ数が少ないという印象があるが、異なる視点からだと、この分野にはビジネスチャンスがいくらでもあるとも見える。リリースも爆発的に増えていくことだろう。そして最後にMusic。今年はApple Musicのサービスが始まった年でもあるが、そのApple Musicがベストアーティストに選出したのは、tofubeats。その他にベストアルバム、ベストソングなどが発表された。秋には第一回目となるApple Music Festivalも開催され、盛況のうちに幕を閉じた。日本においては、続々と新しい定額音楽配信サービスが始まった年でもあるが、iTunesにとっては10周年というアニバーサリーイヤーだったことも忘れてはならない。来年どのようなアプリやコンテンツが登場するのかはわからないが、今年を上回る素敵で魅力的な作品に期待したい。
2015年12月10日アップルは9日、App Store(アプリ)、iTunes Store(映画、音楽、Podcast)、iBooks(ブック、マンガ)、Podcastの「Best of 2015 今年のベスト」を発表した。その中で、App Storeアプリのベストゲームに選出された「Brain Dots」は、ひときわ注目を集めるものとなった。強豪ひしめくジャンルにおいて、スタートアップのデベロッパーが栄誉に浴することとなった理由は何か、開発を手がけたトランスリミットの代表取締役社長である高場大樹氏に話を伺った。「Brain Dots」は、画面をなぞって線や図形を描き、赤と青の2つのボールをぶつけて遊ぶと「描く脳トレ」ゲームだ。どのようにボールを移動させ2つのボールをぶつけるか、ユーザーの分析力や発想力がステージをクリアするための鍵となる。ステージ数は300以上、プレイに使用できるペンは25種類以上が用意されている。ステージの難易度は徐々に上がっていき、特性の異なるペンを使用してステージを進めていく。リリース後、わずか10日間で100万ダウンロードを達成し、1カ月後には1,000万ダウンロードを突破した。海外での人気が非常に高く、そのユーザー率は実に95%を超える。前作の「BrainWars」も海外で火がつき、中国のApp Storeでは「Best of 2014」に選ばれている。現在、最も勢いのあるデベロッパーであると言って過言ではないだろう。まずは、今回の選出について感想を伺ってみた。高場「昨年末に僕たちの最初のタイトル『BrainWars』が中国のApp Storeで『Best of』に選ばれたんですよ。それで、今年、『Brain Dots』はどうかなって期待してました(笑)。連絡頂いた時は、純粋に嬉しい、と思いましたね。狙っていけそうだなってのと、でもハードル高いよなってのと拮抗する心持ちだったので、本当に嬉しいです。海外でウケがいいっていうのは、一般のユーザーからの支持はもちろんですが、アプリのことに詳しい方やデザインを気にしてる方々からの反響が大きかったですね。シンプルなので、大人でも子供でも遊べますし、誰でも楽しめるっていうフィードバックも大きいです。それが、日本だけでなく、世界に広がっているという感触です」--トランスリミットの設立以前は、サイバーエージェントでソーシャルゲームなどの開発に携わっていたという高場氏。なるほど、ソーシャル的な要素も見られるが、それだけにとどまらない。アプリの開発に際して、アイディアの源泉となっているのはどのようなことなのだろう。高場「『BrainWars』はソーシャル要素が強くて、対戦型という体の構造になってました。ただ、それだと、勝ったほうは嬉しい、負けたほうはそうでないって構図ができてしまいます。勝てるというスキルがある人は10人にひとりくらいなんですね。つまり、10人にひとりだけが嬉しくて、他の人は嬉しくない。それよりは、全世界、全世代の人が楽しんでもらえるアプリのほうがいいじゃないかってことで、『Brain Dots』が生まれたんです。ひとりゲームがベースになってはいるのですが、それでも解き方は無限大にあるので、ユーザーの個性が出やすい作りになっていると思います」--人気に火がつくタイミングもとても早かった、これには何か秘策と言えるような仕掛けがあったのだろうか。高場「『BrainWars』のデベロッパーの新作だからというのはひとつあったと思います。待ち望んでいてくれいるファンが大勢いたってことだったのかなと。実は、プロモーション用にはお金かけてないんです。広告予算はありませんでした。後押ししてくれたのは、App Storeでフィーチュアされたことだと考えてます。これももちろん、お金を渡してということではありませんので、iTunesのほうが僕らのアプリを高く評価してくれたということなのですが」--海外で大きな成功を収めたことについてはどうだろうか?高場「日本国内のユーザーは全体の5%なんですが、日本の企業として国内のユーザーがこれだけってのは少なく感じることもあります。ただ、ワールドワイドに見た時の割合ってこんなものなんじゃないかなとも思います。僕らは世界に向けて展開してるので、そういう意味では悪くない数字ですね。むしろ十分な仕上がりではないかと。海外で評価が高い理由ですが、ひとつは、言語に依存しないところですね、説明もいらない。もうひとつは、ルールのシンプルさです。ただ、ボールをぶつけるだけ。最後はデザインです、色合いの感じとかがウケているのかなあと。最初の言語に依存しないというのが、世界のマーケットに乗せる上で最も重要で、そこを意識して僕らは開発に取り組んでいます」--削ぎ落としたことで、わかりやすくなったということなのだろう。本当に世界の誰でも理解でき、楽しめる構造になっているのが特徴だ。続いて、iOS向けの開発で、チャレンジとなったこと、メリットとなることを聞いてみると。高場「端末のクオリティの高さ、開発のしやすさ、という点ではiOSのほうがAndroidよりアドバンテージあると思います。『Brain Dots』では物理演算を使っているので、端末のパフォーマンスがどの程度なのかっていうのが一番難しいところだったんですね。画面をなぞった時に綺麗な線になるか、ボールが落ちた時、スムーズな動きになるかといったことなんですが、プレイヤーがどんな線や図形を描くかは分からなんです。それらを全部計算しなければならないので、端末のパフォーマンスをどこまで活かせるかというのがエンジニアリングで一番重要な課題でした。それと動画をリプレイする機能というのを入れてあるのですが、リリースした当時は、そういった機能を搭載しているゲームは少なく、リプレイすることの本質的な面白さをゲームとどう結びつけるかというのが挑戦的な側面だった言えますね」--「ゲーム」ということでいうと、iOS向けだけでなく、Apple TV用のtvOS向けというプラットフォームもありうるのではないだろうか? iOSから移植されたタイトルですでに人気を集めているものがいくつもあるが。高場「もちろん、興味あります。Apple IDさえ持っていれば、どこでもプレイできるっていうような環境を作っていきたいと思ってますね。これまでの2作品だと、Siri Remoteで制御するのは難しいので、それに合ったものを考えています。tvOS向けに移植するというのも、最初からそれを意識していれば、簡単に行けると思いますね。他社製品ですけど『クロッシーロード』なんかは、その辺、とてもうまくやってるなというイメージです。Apple TVだと対戦モードで、複数人プレイができたり、ならではのカスタマイズが施されているのは上手いですよね、ああいうものを作っていかなきゃいけないと」--アプリの市場はデベロッパーから見て、まだまだ活況を呈しているという状況なのだろうか。所謂「アプリバブル」は終焉を迎えたように感じられることもあるのだが。高場僕はiPhone 3Gを発売日に買ったんですが、当時のアプリは現在と比べるとクオリティ低かったですよね。今は、求められる最低限の品質が大分上がっているという認識でいます。他のアプリに勝るものを出さないといけないという状況はあると感じます。かつてはライトな感覚で、アイディアひとつで当たっちゃったみたいなことがあったのですが、最近はそういうケースはあまりないでしょうね。かつてのアプリ長者が出にくいレベル感になっています。--とはいえ、アプリの開発で重要なのはアイディアであることには違いない。実際、小さいスタートアップのデベロッパーが爆発的な人気を獲得することは事例としてはかなりある。失礼を承知でいうと、トランスリミットもまさに、そのシンデレラストーリーに乗った企業である。豊富な資金力で人員を投入し、広告にも予算をつぎ込んでということをしなくてもチャンスが巡ってくるのがiTunes Storeでのアプリ販売なのだ。そういう意味では、皆にチャンスが平等に与えられている環境なのである。その一方で、毎年OSがアップデートされるという状況についてはどうなのだろうか。人員の少ないデベロッパーにとっては、とても厳しいように思えるのだが。高場「開発環境利用している身としては、やれることがどんどん広がっていってるので楽しいですよ。使える機能が増えて、厳しいというより楽しいです。大手と同じ土俵で戦うのは最初から違うと思っていますし、彼らとも戦略については目線が違うんですよ。大手のゲームデベロッパーさんは国内市場を向いてるんですね。日本人の好みや趣向に合わせたものを作ってらして。僕らはそれに対し、世界中どこにでもあるiPhoneの市場を獲りに行きたいんですよ。なので、国内向けにカスタマイズというのではなく、普遍的にみんな好きになれる、誰でも理解できるものを作るっていう方向に落ち着きますよね。これが僕たちの成長戦略なんです。コストかけずとも自分達の腕があれば立ち向かっていけるというのがこの市場なんだと思います。世界のデベロッパーは自国のマーケットはもちろんですけど、日本の市場も狙ってるんですよね。今年は、その傾向が顕在化してきたと感じていて、来年はアプリのランキングでも海外勢が席巻するような状況が生まれてくるのではないでしょうか。日本の企業も負けずに、中国やアメリカなど大きなマーケーットに攻め込んでいく姿勢があると嬉しいですけど。それとiOSの場合、端末のアップデートも年に一回で、機種も少ないので、デバイス対応が楽というのが大きいですね。Androidの場合、OSにバラツキがあったり、機種ごとの差があったりして全ての環境下で動作がOKってことがまずないんですよ。特に僕らの場合、海外ユーザーが多く、特定の機種で動かなかった場合、それが日本で販売されていなかったりして、取り寄せないといけないんですよね。実際のところ、Androidアプリのデベロッパーで全部をカバーするって考えのところはないと思います」--最後に、今後、会社として挑戦してみたいことを聞いてみた。高場「繰り返しになりますけど、僕らは世界のマーケットで勝負しているので、億単位のユーザーを獲得したんですよ。1タイトルで1億、2億、欲を言えば5億。これ、実現している会社があって、例えばフィンランドのSupercell(『クラッシュ・オブ・クラン』などのタイトルで知られるデベロッパー)、イギリスのKing Digital Entertainment(『キャンディークラッシュ』などのタイトルで知られるデベロッパー)なんかがプレスリリースで出してる数字が7億くらいなんですよ。彼らのデイリーアクティブユーザーは、1億越えてることがあって、日本の人口くらいあるときがあります。ちょっと信じられない数字なんですけど、そこを目指していきたいですね。iTunes Storeなら、ひとつのアプリで世界市場を視野に入れられるって、それだけでも魅力的なプラットフォームなのではないでしょうか」最新バージョンの「Brain Dots」では、ユーザーが新たなステージをつくることができる「ステージビルダー機能」が追加されている。これにより、ユーザーが作りユーザーが遊ぶプラットフォームとして生まれ変わった。ユーザーが作成したステージは、デザイン的に優れたものも多く、ゲームが上手いという以外の、新たな才能が発掘されているという印象を受ける。他のユーザーが作ったステージをお気に入りに登録することや評価することもできるので、そこでコミュニケーションが生まれているというのも見逃せないところだ。彼らはアップルの持っているエコシステムを利用し、その中に別な生態系を作り上げたのである。iTunesではアプリやゲームのほか、さまざまなコンテンツが取り揃えられているが、カテゴリーごとにエキスパートがいて、タイトルをひとつひとつ人の手で吟味してiTunes Storeで紹介している。毎年発表される「Best of」はもちろんだが、日々更新される「スタッフのおすすめ」や特設ページを是非チェックしてみれば、その温もりのようなものが感じられ、「これいいから使ってみなよ」という声が聞こえてくるようである。また、繰り返しになるが、「Best of」が発表されることで 各コンテンツ業界にスポットライトがあたり、会社の規模、有名無名を問わず、良質なタイトルを作っていれば、均等にチャンスが与えられるのである。さらにユーザーは、いつでもどこでもコンテンツにアクセスできるし、保存もできるし、共有もできる。このように包括的なサービスを受けられるというのが、アップルのエコシステムの最大の魅力なのではないだろうか。
2015年12月09日「セルジオ・ロッシ(Sergio Rossi)」2015-16秋冬コレクションは、ソーシャライツのビアンカ・ブランドリーニ (Bianca Brandolini d’Adda)をミューズに迎え、彼女のナチュラルな上品らしさを感じるような現代的なひねりを加えた「フェミニンな魅力」というテーマを探求。コレクション&デザインディレクターのアンジェロ・ルジェリ(Angelo Ruggeri)は、ビアンカからインスピレーションを得て、魅力的なコントラストをもたらすコレクションを彼女とともに作り上げてきた。インターナショナルな背景の中でイタリアブランドらしさが非常に表現されている。特徴的な個性とモダニティが混ざり合ったフェミニンさは、ブランドが築き上げてきた伝統を通して表現され、強さと気品を兼ね備えている。このコレクションでのメイン要素は、シルエットと製作工程のテクニック。これは常に欠かす事のないブランドならではの伝統であり、ビアンカと「セルジオ・ロッシ(Sergio Rossi)」の関係における基本となる軸となっている。全体を同系色の刺繍で施されたイブニングブーツは、特に印象的なアイテム。伸縮性のある素材ライクラとメッシュを用い、まるでストッキングのような履き心地。肌が透けて見える事により、人々の想像をかきたて、より強く惹きつける。元の記事を読む
2015年03月02日イタリア発のシューズブランド「セルジオ・ロッシ(Sergio Rossi)」が、伊勢丹新宿店でポップアップショップをオープンする。期間は3月11日から17日まで。15SSシーズンのテーマ“カラフルビューティー”をイメージした店内では、コレクションの先行販売が行われる。このコレクションではクリーンなシルエットと構築的なカットで、洗練されたフェミニティーを表現した。会場は本館2階の婦人靴売り場。3月14日にはコレクション&デザインディレクターのアンジェロ・ルジェリ(Angelo Ruggeri)が来日し、最新コレクションをペインティングする様子を間近に見ることが出来る。サインや写真撮影もあり、クリエイションに触れられるチャンスなのでファンには是非足を運んでもらいたい。
2015年02月28日今年も残すところ1週間、2015年に向けて準備を始める時期……というわけで(?)、今回も前回に続き「PNG」について。ただし内容は実践的、手もとにあるPNGをいかにして軽量化するかにターゲットを絞り、話を進めていきたい。○ロッシーなPNG圧縮エンジン「pngquant」高い圧縮率を誇るPNGフォーマットだが、よりコンパクトにしたい、少しでもファイルサイズを小さくしたい、というニーズも高い。特に、一部のユーザにとっては、PNGのファイルサイズが嵩むことは死活問題(さすがに大げさか)ともいえる。前回も触れたが、それはアプリ開発者だ。iOSアプリはただでさえ多くのPNGファイルを必要とするが、Retinaディスプレイに対応するためには通常解像度とRetina向け解像度の2パターンを用意しなければならず、画像点数が増えるうえに全体のファイルサイズも増す。現在App Storeでは、100MB超のアプリについてモバイル回線経由でのダウンロードを制限しているため、その制限にかかりそうなアプリであればPNGのコンパクト化は見逃せない。そこで検討したいのが「PNGの最適化」だ。この場合の最適化とは、PNGのクオリティを大きく損なうことなくファイルサイズを小さくすること。PNGは基本的に可逆圧縮(ロスレス)だが、非可逆圧縮することでファイルサイズを稼ごうというのだ。ここに紹介する「pngquant」は、非可逆圧縮を用いたPNG圧縮エンジンだ。ベクトル量子化アルゴリズムにより色数を256色の異なるRGBAの組み合わせに量子化し、誤差拡散法(フロイド-スタインバーグ)によりディザリングすることで、ある程度の品質を保ちつつファイルサイズを小さくすることを狙いとする。TrueColorアルファチャネルを持つPNG画像(PNG-24)を例にすると、2分の1から4分の1のサイズにまでコンパクトにできるため、前述したアプリ開発にはもってこいの存在といえる。○pngquantでPNGを「軽く」するpngquantは圧縮エンジンであり、OS Xでは「Pngyu」や「ImageAlpha」といったGUIベースの画像加工ツールを通じて利用できるが、独立して動作するコマンドの形でも配布されている。既存のPNG画像を軽量化することが目的であれば、CUIのほうが一括変換などバッチ処理は容易なため、本稿では敢えてpngquantをチョイスする。まずは以下のとおりコマンドラインを実行し、インストールしてみよう。$ curl -O tar xzf pngquant.tar.bz2$ sudo cp pngquant /usr/local/binPassword:これで、Terminalからpngquantコマンドが利用できるようになる。使い方はかんたん、引数にPNG画像を与えて実行すればOK。これで、TrueColorのPNG画像(PNG-24/32)はアルファチャンネルつきの8bit(256色、PNG-8)に変換され、「[元のファイル名]-fs8.png」として出力される。たったこれだけの処理だが、効果は大きい。Yosemiteで撮ったスクリーンショット(1366×768、PNG-24)を例にすると、オリジナルのファイルサイズは約1.24MBだったところが、約4分の1となる325KBにまで縮小された。部分的に拡大してみると、JPEGに見られるようなモスキートノイズを確認できるが、全体を俯瞰するかぎりさほど気にならない。$ pngquant sshot.pngでは、WEBサイトのようなビットマップ画像とテキストが主体の画像はどうなるのか。マイナビニュースのトップページをフルスクリーン表示し(1366×768)、そのスクリーンショットをpngquantで処理したところ、やはりファイルサイズは約4分の1にまで縮小された。使用されている写真の部分は、拡大するとJPEG的な劣化を見せるが、テキスト部分や"ベタ塗り"部分は拡大してもほとんど劣化を感じさせない。pngquantコマンドには、いくつかオプションも用意されている。なかでも有用なのは「--speed」オプションで、1から11の範囲でスピードを指定すると(デフォルトは「3」)、その速度に応じて圧縮率が上下する。処理速度は低下するが、圧縮率がもっとも高くなる「1」にすれば、ファイルサイズをよりコンパクトにすることができる。わずかでもいいからファイルサイズを小さくしたいという場合は、このオプションを使おう。$ pngquant --speed 1 sshot.pngアプリをビルドする直前でPNG画像が大量にあり、しかも1つのフォルダにまとめられているとしたら、pngquantコマンドを試さない手はない。以下に示すコマンドラインは、カレントディレクトリに「pics」というフォルダがあり、そこに大量のPNG画像が収録されている場合、すべてをpngquantで圧縮/縮小してくれる。その出力結果と処理にかかる時間をチェックしたうえで、アプリに採用するかどうか検討してはどうだろうか。$ pngquant --force --speed 1 --ext .png pics/*.png
2014年12月25日●新しいハイレゾウォークマンの見どころ○新しい「ハイレゾウォークマン」の見どころこの11月に発売された新製品「ウォークマン A10シリーズ」(以下、A10)。ハイレゾ対応を掲げるウォークマンは、2013年秋発売の「ZX1」と「F880」に始まるが、A10の登場によりF880の生産は中止される。A10は事実上F880の後継に位置付けられ、今後ZX1とともに"ハイレゾウォークマン"の二枚看板を張る。A10は、2011年秋の「A860」以来のAシリーズで、内蔵メモリ容量が64GBの「NW-A17」と32GBの「NW-A16」の2モデルをラインナップ。カラーバリエーションはNW-A17がシルバー/ブラックの2色、NW-A16がシルバー/ブラック/ブルー/ローズピンクの4色を用意している。F880との比較でいえば、A10の外観とソフトウェアは一新されたと言っていい。ボディはW43.6×H109×D8.73mm/66gとかなり小型化され、胸ポケットに入れてもたゆまないほどのサイズ感となった。F880はシステムにAndroid 4.0を採用していたが、A10では独自システムに変更されている。アプリの活用というAndroid端末的な使い方はできなくなったものの、A10では音楽再生に最適化されたシステムにより消費電力が大幅に低下、バッテリーの持ちが格段に改善された。たとえば、MP3 128kbpsの連続再生時間を比較すると、F880の約35時間に対しA10は約50時間だ(デジタルノイズキャンセリング機能はオフ)。microSDスロットを搭載し、拡張性を備えたことも大きなトピックだ。最大128GBのmicroSDXCカードに対応しており、内蔵メモリと合わせると、NW-A16では最大160GB、NW-A17では最大192GBもの大容量を利用できる。ハイレゾ音源はとかく容量がかさむもの、ZX1(128GB)やF880(最大64GB)ですら容量不足がささやかれていたことを考えると、A10の大きなアドバンテージとなる。再生機能とそれを支える高音質化技術は、基本的にはF880を踏襲しつつさらなる改良を加えている。ソニーが持つ1bit D/Aコンバータのノウハウを集約したデジタルアンプ「S-Master HX」、MP3やAACといった圧縮音源を最大192kHz/24bitのハイレゾクオリティに引き上げる高音質化技術「DSEE HX」、デジタルノイズキャンセリングや「ClearAudio+」といった機能はF880にも見られたが、高剛性のアルミダイキャストフレームの採用や電源部の改良はA10の新機軸だ。「ハイレゾ対応」をうたうだけあって、再生可能な音声ファイルフォーマットは多岐にわたる。ロッシー圧縮はMP3/WMA/ATRAC/AAC/HE-AAC、ロスレス圧縮はFLAC/ALAC/ATRAC Advanced Lossless、非圧縮はWAV/AIFFをサポート、そのうちFLAC/ALAC/WAV/AIFFについては最高192kHz/24bitのハイレゾ再生が可能だ。ただし、DSD再生はPCM変換を含め対応しない。●付属のNCイヤホンと最新「XBA-A2」で試聴○付属のNCイヤホンと最新「XBA-A2」で試聴今回試したモデルはメモリ容量32GBの「NW-A16」。組み合わせたイヤホンは標準付属の「MDR-NWNC33」と新製品の「XBA-A2」、いずれもインナーイヤー型だ。圧縮音源はDSEE HXをオン/オフしつつ、ハイレゾ音源はすべての音質オプションをオフにした状態で試聴した。まずは、13.5mmのダイナミックドライバー1基を搭載した「MDR-NWNC33」から。ハウジング部を耳穴に対し垂直に装着するソニーお得意のバーティカル・イン・ザ・イヤー方式を採用する本機は、付属品ながらキレよく締まった音を聴かせてくれる。ただし、すべての高音質化機能をオフにすると、低域のレスポンスが鈍くぼやけた印象になることもあるため、「各種設定」のヘッドホン選択で「Clear Phase」をオンにして聴くことをお勧めする。若干、"作られた音"とはなるが、ポップス系はこちらのほうが楽しめるだろう。上位機ほどの消音効果はないもののデジタルNC機能に対応するため、通勤・通学と普段使いの1台には手ごろだ。とはいえ高域にかけての解像感や音場感にもの足りなさを覚えることも確かで、A10の売りである「ハイレゾ再生」が目的であれば、ヘッドホン/イヤホンを買い増したほうがいい。DSEE HXの効果も、より高性能・高音質なヘッドホン/イヤホンのほうが体感しやすいはずだ。次に着用したのは、ハイレゾ対応の2014年秋モデル「XBA-A2」。バーティカル・イン・ザ・イヤー方式のボディには、口径12mmのダイナミック型1基とバランスド・アーマチュア型2基を組み合わせた新開発HDハイブリッド3ウェイドライバーを搭載、低域から高域までバランスよい音を楽しませてくれる。ノイズキャンセル機能はないが、A10との相性は良好だ。特筆すべきは新開発の「リニアドライブバランスド・アーマチュア」で、中域から高域にかけてのクリアネスと輪郭の鮮明さはハイレゾ再生に好適。低域のレスポンスも良好で、ベースやスネアの音ももたつかない。圧縮音源再生時におけるDSEE HXの効果も明らかに感じられ、微細な音の再生に長けていることがわかる。ウォークマン本体(NW-A16)をもう1台購入できるほどの価格だが、専用ケーブル(MUC-M20BL1)を別途用意すればバランス接続が可能になるため、同社のポータブルアンプ「PHA-3」に興味津々のユーザにとってもお誂え向きだろう。●ハイレゾを楽しむ二つの方法○ハイレゾを楽しむ二つの方法A10シリーズには、ハイレゾを楽しむための二つの方法が用意されている。ひとつはヘッドホン/イヤホン、そしてもうひとつが、本体下部のウォークマン独自の「WM-Port」に外部のポータブルアンプやUSB-DACを接続する方法だ。直接ヘッドホン/イヤホンをつなぐ場合、A10に内蔵の「S-Master HX」が信号処理およびアンプとしての機能を担う。一般的なアンプでは、デジタル信号をアナログ信号へ変換(DA変換)したあとアナログパワーアンプで増幅するが、S-Master HXではデジタル信号のまま増幅するため、DA変換時に発生しがちな時間軸の揺らぎ(ジッター)の影響を排除できる。さらに、純度99.99%以上の超高純度すずや、ZX1にも採用されている音質に定評あるコンデンサ「POSCAP」など厳選されたパーツにより、A10ならではのクリアな音がステレオミニ端子から出力される。WM-Portを利用する方法では、A10の再生音をUSB経由でポータブルアンプなどの外部機器へデジタル出力する。この場合、A10はいわば再生アプリとしての機能を果たすことになり、最終的な音質は外部のUSB-DACやその他パーツにより決定される。なお、WM-Port接続ケーブル「WMC-NWH10」は別売(ソニーストア価格で税別2,838円)で、動作が確認されているのは一部ソニー製品(SRS-X9、MAP-S1、UDA-1)に限られる。使い手を選ぶ聴き方ではあるが、ハイレゾを楽しむバリエーションとしてユーザには歓迎されるはずだ。○まとめハイレゾプレイヤーとしての「A10」の実力だが、「S-Master HX」やその他高音質パーツの採用による効果か、2万円台とは思えないクオリティを実現する。圧縮音源をハイレゾ品質にアップスケール/ビット拡張する「DSEE HX」もあり、手持ちの楽曲はMP3/AACばかり、というユーザでも移行しやすい。Android OSを採用しなかったことに対する反対意見があるかもしれないが、「Music Unlimted」のようなストリーミングサービスに関心がなければ問題にはならないだろう。さらに、ハイレゾ音源を多数保存できる最大192GBという大容量、MP3 128kbpsで連続50時間再生というこのサイズにしてはハイパワーのバッテリーもある。microSDカードへ適当に楽曲をコピーすれば自動的にデータベース化してくれるので、iTunesユーザでも扱いやすい。iPod Classicの販売が終了したいま、手持ちのスマートフォン/タブレットにはサウンドライブラリが収まり切らないという音楽ファンにとって、かなり"ツボを突いた"製品といえよう。
2014年11月12日静岡県は、県に存在する恋愛・結婚・子宝にまつわるうわさの観光地「ふじのくにエンゼルパワースポット」の人気投票を、年12月3日~2013年2月28日まで実施。その結果を3月26日に発表した。今回の人気投票は「ふじのくにエンゼルパワースポット総選挙」として約3か月間投票を受け付けた。「行ってよかった部門」と「行ってみたい部門」に分けて実施し、同県を含む25都道府県から1,637件集まったという。「行ってよかった部門」で1位となったのは、富士宮市の「杉田子安神社(222票)」。同所は古来より、木彫りの犬像をなでれば子宝に恵まれると言われている。2位は熱海市の「澤田政廣記念美術館飛天(140票)」。エントランスにある、ステンドグラス飛天の下で手をつないだカップルは、幸せになるという伝説がある。3位は川根本町の「寸又峡温泉夢の吊橋(79票)」、4位は東伊豆町の「ムーンロード(74票)」、同票で静岡市の「日本平動物園の白クマ」もランクインした。有名な伊豆市の「恋人岬」は7位に入っている。「行ってみたい部門」で1位となったのは、東伊豆町の「ムーンロード(123票)」。月が海に映る「月の道」(ムーンロード)に10秒間祈れば、願い事がかなうと言われている。2位は、1年にたった2回しか見ることができない富士宮市の「田貫湖ダイヤモンド富士(106票)」が入った。3位は川根本町の「寸又峡温泉夢の吊橋(56票)」となっている。4位は静岡市の「日本平動物園の白クマ(43票)」。クマのカップル「ロッシー」と「バニラ」の仲のよい姿が人気のよう。5位は伊豆市の「恋人岬(35票)」だった。詳細なランキングは、ふじのくに「静岡県公式ホームページ」で紹介している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月01日吉本興業と民放5局のバラエティチームが組んで製作した、第2回沖縄国際映画祭出品映画5本が8月1日(日)、公開初日を迎え、東京・渋谷区のヨシモト∞ホールで千原ジュニア、森三中の黒沢かずこ、椿鬼奴らが舞台挨拶を行った。ジュニアさんは5本中の1本、『無知との遭遇 CLOSE ENCOUNTERS OF THE STUPID』に出演しており、共演した野性爆弾のロッシーと2人で登場。謎の村をTV番組のロケで訪れたロッシーが、宇宙人との戦いに挑む羽目になる壮大なドッキリSFストーリーの本作について、「ロッシー以外では、できなかった映画。俺が女性ならこれを観てロッシーに抱かれます」とロッシーさんの素直さを大絶賛。「ただのチンプンカンですわ」とボヤいたロッシーに「それを言うならチンプンカンプンや」とツッコミで訂正。ロッシーは言い間違いに気付いて苦笑いだった。さらに、ジュニアさんは「この映画はロッシーの日常みたいなもの。この間も、ワールドカップでサッカーを見てばかりいた後に、『左目がすごい見えるようになった!視力が上がった』と言っていたでしょ?」と前フリ。ロッシーさんが、赤面しながら「眼科で医者に『でしょうね』って言われて…左目だけコンタクトを入れたまま付けっぱなしだったんです」と告白すると、「上にさらにかぶせていたんですよ。こういうことしょっちゅうですから」とまとめ上げ、会場の笑いを誘った。一方、黒沢さんと椿鬼奴は同映画祭のLaugh部門海人賞グランプリと審査員特別賞シーサー賞の二冠に輝いた『クロサワ映画』の主演女優、共演女優として登場。鬼奴さんは「今日さっき(午前中に)ポストのグラビアをやってきました」と初グラビアに挑戦したことを告白し、「パチンコ雑誌から週刊ポストまで幅広くやっております」とセクシーポーズ。黒沢さんから「バスタブに足を乗せたりしたんでしょ?」と聞かれ、「うん、そうそう」と嬉しそうに報告した。関係者によると、掲載は8月9日売り号予定。黒沢さんは劇中の若手イケメン俳優・渋江譲二相手の初キスシーンについて、渡辺琢監督から「5回までテイクOKですよ、と伝えたら、フル活用されていました」と暴露されたが、「いろいろありがとうございました!」と楽しげにふり返っていた。沖縄県北谷町と吉本のコラボ作品『ニライの丘』を含む6本をYOSHIMOTO Laugh&Peaceムービーフェスタと題して上映するもので、『ニライの丘』のみ、先日より先行上映されている。この日はほかに、『宇宙で1番ワガママな星』のココリコ・田中直樹、『お墓に泊まろう!』の次長課長・河本準一、ガレッジセールの川田広樹らが出席した。YOSHIMOTO Laugh&Peaceムービーフェスタはヨシモト∞ホール、神保町花月、ヨシモト∞ホールOSAKAで公開中。10月9日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて順次公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:クロサワ映画 2010年8月1日よりヨシモト∞ホール、神保町花月、ヨシモト∞ホールOSAKAにて、10月9日より新宿バルト9、横浜ブルク13、梅田ブルク7、T・ジョイ京都ほかにて順次公開© 吉本興行/フジテレビジョン無知との遭遇 CLOSE ENCOUNTERS OF THE STUPID 2010年8月1日よりヨシモト∞ホール、神保町花月、ヨシモト∞ホールOSAKAにて、10月9日より新宿バルト9、横浜ブルク13、梅田ブルク7、T・ジョイ京都ほかにて順次公開© TBSテレビ/吉本興業お墓に泊まろう! 2010年8月1日よりヨシモト∞ホール、神保町花月、ヨシモト∞ホールOSAKAにて、10月9日より新宿バルト9、横浜ブルク13、梅田ブルク7、T・ジョイ京都ほかにて順次公開© テレビ東京/吉本興行宇宙で1番ワガママな星 2010年8月1日よりヨシモト∞ホール、神保町花月、ヨシモト∞ホールOSAKAにて、10月9日より新宿バルト9、横浜ブルク13、梅田ブルク7、T・ジョイ京都ほかにて順次公開© テレビ朝日/吉本興業■関連記事:千原ジュニア×ロッシー インタビューだます側も「あれ?」壮大なるドッキリ成功
2010年08月01日話術巧者芸人、千原ジュニアと吉本随一の天然芸人、野性爆弾のロッシーが、ある賭けに挑んだ異色SFファンタジー『無知との遭遇』がまもなく公開される。ミステリーサークルを追うTV番組のロケで謎めいた村を訪れた2人が、宇宙人の攻撃に遭遇。実はジュニアさんら周囲の全員が仕掛け人となり、ロッシーが驚愕の“使命”を受けて戦う羽目になる、壮大なドッキリSF編だ。――今回、ロッシーさんのキャラクターがあってこそ成立した作品だった?ジュニア「ロッシー以外は『はい、バレました』になるはずなんですが、(その心配を)軽く乗り越えて、信じているワケで。そうなってくると、村人に(宇宙人の存在を)明かされたときに『分かりました!』と答えて立ち向かう正義感とかが出てくる。この映画を観た人は、みんなロッシーのこと好きになりますね。天然ぶりだけじゃなくて素直さとか正義感とか」。ロッシー「何か月か前にこの番組収録の話を聞いて、『楽しみにしています!』って言うていて、ウキウキして行ったらエライ目に遭ったんですよね。演じていたところはないです。みんなに言われるんですよ、『(ドッキリだと)気付くポイントたくさんあったのに、何故気付かへんのや?』って。でも気付かないのですよ。ジュニアさんが一緒におってくれるっていうのも一番の信頼やったから。そのジュニアさんが『えらいことになってる』って言うてはるし。絶対そうなんや、あかんあかん、何とかしよう、って」。ジュニア「僕らが笑ったら終わり、NGを絶対に出すことが許されない映画なので、すっごいしんどかったです。笑いをこらえるのがこんなにしんどいことは、ない。ほかの映画なら笑ってしもうたって『カット!』をかければいい。でもこれは笑ってもうたら全部、全てが終わりですから。でも、途中でバレるやろなーって思いはあった。バレたらバレたで監督が出ていって説明して、『ここからは演技でやって、って言うしかない』みたいなことは話はしていたんですけど、意外といけてるぞ、あれ?あれ?あれ?みたいな」。――ドッキリが順調に進行する中、ロッシーさんはジュニアさんとの別れの場面にも遭遇してどう感じた?ロッシー「あそこの場面で言ったことは全部ホンネ。ジュニアさんが『(地球を出て)行くわ、これからお前、お笑いを頼んだぞ』って言うから、『行かんとってください、兄さんいなかったら嫌です、楽しくないです』って涙目になってました」。ジュニア「こっちは笑いをこらえるのに必死でした」。ロッシー「ひどいですよ、ジュニアさんも監督もスタッフも…でもみんな演者ですね」。――ドッキリにはめられやすい人についてどう思う?ジュニア「製作者側のヤツ、モノを作るヤツはかかりづらいですよね、制作者側のヤツ。そういう意味では僕はドッキリにかけられたことはほとんどないですね」。ロッシー「利口ですわ、ホンマ」。ジュニア「利口というか…人間としてはかけられる人の方が温かみがあったりするかんな?と」。――ジュニアさんにドッキリで仕返ししたい気持ちは?ロッシー「難しいですね、いたずらとかだったらできるんですけどね、『これ熱いですよ』と言って冷たいもの渡すくらいだったら(笑)」。――ところでプライベートで映画との接し方は?ロッシー「ホンマ、普段から本も読まないし映画もそんな観ない。映画っていったら小さい頃に観た『ドラえもん』とか、最近で言うたら『THIS IS IT』。それも(友人)みんなで『観に行こう〜』って行った。その前に遡ると『ハウルの動く城』とか。あと学生のときに『ゴースト』とかですね」。ジュニア「映画館へは、まあ人並みに行く、ぐらいの感じ。監督で観るとかジャンルで観るっていうのはないし、嫌いなものはない、まあ恋愛映画は観ないですけど。最近やと『アウトレイジ』がよかった」。――デートで映画館に行ったりは?ジュニア「ウーン、久しく行ってないですね」――所属する吉本興業が沖縄国際映画祭を立ち上げるなど映画産業に力を入れる環境下で、思うこと、やりたいことは?ジュニア「みんなでモノを作るっていう感覚は、笑いも映画も一緒。でも映画に出るって意味では違う。振りがあって笑いがある訳で、演技はその振りの部分をやってオチがない、最後の一言がない感じ。面白い作品があって出てくれってオファーがあったら、やらせてもらいたいな〜と。監督はやりたいとは思わないですね、大変そうやから」。ロッシー「いつかはちゃんと演じてみたいし胸張ってレッドカーペット歩きたい。撮ってみるのも楽しそうやし。何やったら僕、監督やってジュニアさん撮るみたいなことやってもいいかな…と、夢が膨らむ訳です。吉本…というか芸人やっていたら、いろんなことができるんで嬉しいです」。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:無知との遭遇 CLOSE ENCOUNTERS OF THE STUPID 2010年8月1日よりヨシモト∞ホール、神保町花月、ヨシモト∞ホールOSAKAにて、10月9日より新宿バルト9、横浜ブルク13、梅田ブルク7、T・ジョイ京都ほかにて順次公開© TBSテレビ/吉本興業
2010年07月30日