『ジョーカー』『アイリッシュマン』と、2019年に出演した2作品がアカデミー賞の作品賞にノミネート。いぶし銀の存在感を見せつけたロバート・デ・ニーロ。主演最新作は、2作品とはガラッと雰囲気が異なる、ファミリー向けのコメディ。昨年、アメリカで公開された際、あの『TENET テネット』のV6を阻止して興収ランキングの1位を獲得し、大きな話題を呼んだ『グランパ・ウォーズおじいちゃんと僕の宣戦布告』です。デ・ニーロ爺vs部屋を奪われた孫、プライドをかけた壮絶なバトルを描く。デ・ニーロ演じるエドは、妻に先立たれた頑固なおじいちゃん。ある日、スーパーのセルフレジにブチ切れて警備員と乱闘騒ぎを起こしたことがきっかけで、娘夫婦の家に居候することに。コウモリやネズミが棲む屋根裏部屋に追いやられた孫のピーターは、エドに宣戦布告。ふたりは部屋をめぐって熾烈なバトルを開始します。ひげそりクリームを泡状シール剤にすり替えられて烈火のごとく激怒したり、ベッドに放たれた蛇にビビりまくったりと、デ・ニーロの顔芸がこれでもかと冴えわたる!脇役も彼に負けてはいません。エドの娘サリー役は、『恋に落ちたら…』でデ・ニーロの恋の相手を艶っぽく演じ、実生活でも交際のウワサがあったユマ・サーマン。そんな彼女がバトルの巻き添えとなり、ピーターが辛ソースを仕込んだコーヒーを間違って飲んで豪快に噴き出したり、エドが誤操作したドローンに攻撃されて派手にすっころんだりする姿に衝撃。振り切ったコメディエンヌぶりは必見です。エドの親友役は、デ・ニーロと『ディア・ハンター』以来の共演となる、クリストファー・ウォーケン。ウォーケンはエドのバトルをサポートする悪友の役どころ。屋内トランポリンパークを舞台にしたドッジボール対決にも嬉々として参戦。体を張った演技で笑わせます。面白いだけでなく、ハートウォーミングなところもしっかり。いたずらがエスカレートしていくピーターに対し、「戦争はゲームじゃないんだ。たとえ勝ったとしてもみんなが傷つく」と諭すエド。ピーターがエドとのバトルを通して、お互いを深く理解していくところに思わず涙がこぼれます。ラストはハリウッドお約束のハッピー・エンディングとはひと味違う、技ありの結末。さらに、エンドロールでは、あのデ・ニーロがNGを出す、お宝シーンが!エンドロール前の退席は厳禁ですよ。『グランパ・ウォーズおじいちゃんと僕の宣戦布告』妻を亡くしたエドは、娘サリーの家族と同居を開始。孫のピーターは、エドに取られた部屋を奪還すべくバトルを仕掛ける。4月23日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。©2020 Marro WWG LLC. All rights reserved.※『anan』2021年4月28日号より。文・田嶋真理(by anan編集部)
2021年04月27日お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次のロケ番組『春の房総!食にレジャーに テンコ盛り!オーシャンビュー極楽ツアー!』が、21日からauスマートパスプレミアムで独占配信を開始した。同番組は、遊びを統べる男・あきやマリンに扮する秋山が、女優の川口葵、北原帆夏と一緒に春の千葉・房総半島を満喫するロケバラエティ。サーフィンやボディボードといった様々なマリンレジャー、そしてバーベキューなどのアウトドアレジャーに挑戦し、楽しみながらマスターを目指す。auスマートパスプレミアムでは、吉本興業所属の芸人によるコントや漫才、ロケをマルチアングル動画で配信中。同番組も「マルチアングル動画プレイヤー」で4画面の複数アングルから同時視聴することができる。
2021年04月21日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』以降、ヒット作を生み続けてきたロバート・ゼメキス監督。彼の手にかかれば、どんな大女優もコメディアン。今度はアン・ハサウェイがその餌食(!?)に。昨年公開され現在デジタル先行配信中のダークファンタジー映画『魔女がいっぱい』をご紹介しましょう。■『魔女がいっぱい』デジタル先行配信中。Blu-ray&DVDセット3月19日発売。価格/4,980円(税込み)発売元/ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント販売元/ NBC ユニバーサル・エンターテイメント’60年代のアメリカ南部。8歳で両親を亡くした少年は、祖母に引き取られ大事に育てられますが、ある日食料品店で人間の姿をした蛇使いの魔女に出会います。魔女を知っている祖母は、逃げるために少年を連れ高級ホテルへ。ところがそこに魔女の一団がやってきて、ある薬を使って世界中の子どもをネズミに変えてしまおうという恐ろしい陰謀を企てていました。劇中に出てくるネズミたちがとにかくカワイイ!VFX(視覚効果)技術で表情やしぐさが本当に豊かで、心底癒されます。それに比べ、大魔女を演じるアン・ハサウェイの怖いこと。目が大きいだけに、睨まれたらネズミでなくても震え上がってしまいます。でも、怖すぎて笑っちゃうんです。口が裂けるシーンや臭いを嗅ぐシーン、そして訛りの激しい巻き舌の話し方。何もかも大げさで、張り切った感満載です。映画『チャーリーとチョコレート工場』と世界観が近いなあと思ったら、やはり同じ原作者でした。春休み、子どもたちと映画を見てから原作を読むのも楽しいですね。(文:西元まり)「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月22日先行デジタルレンタル&ダウンロード販売中の映画『魔女がいっぱい』から、ロアルド・ダールによる児童文学を実写化させたロバート・ゼメキス監督の貴重なインタビュー動画が解禁された。本作の監督を務めたのは、不朽の名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でも知られるロバート・ゼメキス監督。動画では本作の物語やキャスト、映画作りの楽しみなどを語っている。本作の好きなところは、「悪者だけどどこかユーモラスな魔女たちだ」と答える監督。魔女たちの、決して反省せず子どもたちを撃退しようとするような、ロアルド・ダールの物語らしい破壊的な面が好きだという。本作のキャストについては「最高のキャストだ」と即答。これまでの役とは全く違う、恐ろしい役を演じた“大魔女”役アン・ハサウェイについては「大魔女の邪悪さを味わい深いものにした」と大絶賛。“おばあちゃん”役オクタビア・スペンサーには「非常に優れた演技力と卓越したコメディーセンスを持つ」とし、ホテルの支配人を演じたスタンリー・トゥッチには「楽しくてどんな役でもこなせる大好きな役者」と絶賛、それぞれの演技もさることながら、良い雰囲気の撮影現場であったことが窺える。さらに、ダールの名作を映画化するにあたり、「8歳から80歳まで楽しめる、全世代に向けた作品を目指した」という監督。そのために大切なことは「子どもを子ども扱いしないこと」だと持論を述べている。『魔女がいっぱい』は先行デジタルレンタル&ダウンロード販売中、3月19日(金)よりブルーレイ&DVD発売・レンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2021年03月18日ロバート・デ・ニーロが孫と「部屋とプライド」をかけた真剣勝負を繰り広げる最強のコメディ映画『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』。この度、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。予告編では、デ・ニーロ演じるエドが、娘のサリー(ユマ・サーマン)の家に温かく迎え入れられるシーンから始まる。しかし、孫のピーター(オークス・フェグリー)が自分の部屋をエドに明け渡さなければいけないことを知ると一変。祖父と孫の壮絶な戦いの火蓋が切って落とされる――。2人の攻防は、エドが思い出に浸って聴いているレコードが吹き飛んだり、シェービングクリームをコーキング剤にすり替えられたりとピーターの手の込んだ悪戯はエドよりも一枚上手?だが、エドも反撃開始!机、椅子、ベッド、あらゆる家具のネジを外して応戦する。戦いがデッドヒートし、エドが孫を倒すために仲間を集るひと幕も。チーム戦によるドッジボール対決ではデ・ニーロと『ディア・ハンター』以来の共演となる名優クリストファー・ウォーケンまでも登場。シニアVSティーンの戦いはますます激しくなり…。デ・ニーロの体を張ったコメディシーンの連続に注目だ。併せて公開となるポスタービジュアルは、デ・ニーロと孫ピーター役のオークス・フェグリーの全面戦争を思わせるデザイン。背景には、ラジコンやドローンなどのイタズラに使われるアイテムが飛び交っている。『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』は4月23日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グランパ・ウォーズおじいちゃんと僕の宣戦布告 2021年4月23日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2020 Marro WWG LLC. All rights reserved.
2021年03月14日ロバート・デ・ニーロ主演作『THE WAR WITH GRANDPA』が、邦題を『グランパ・ウォーズおじいちゃんと僕の宣戦布告』として公開されることが決定。併せて、場面写真が解禁となった。■ストーリー妻を亡くしたエドは娘夫婦の元で暮らすことになり、孫ピーターの部屋を借りることに。最初は喜んでいたピーターも自分の部屋から屋根裏に追いやられることを知ると激怒し、エドに宣戦布告状を送りつける。ピーターの過激すぎるイタズラの数々にエドも報復を開始。家族と近所を巻き込んだ大騒動へと発展していく。果たして、勝つのはどっちか!?部屋とプライドをかけた抱腹絶倒の戦争がいま、始まる――!!■ロバート・デ・ニーロ、頑固で意地っ張りなおじいちゃん役に!2020年10月9日に全米で公開されると、メガヒット話題作『TENET テネット』を抑え初登場No.1の大ヒットを記録した本作。辛口批評サイトRotten Tomatoesでは観客スコア85%と高い評価を得ている。監督は『スポンジ・ボブ/スクエアパンツ ザ・ムービー』のティム・ヒル。主演は、『ゴッドファーザー PARTII』でアカデミー賞助演男優賞、『レイジング・ブル』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した名優ロバート・デ・ニーロ。近年も『アイリッシュマン』や『ジョーカー』と言った話題作に出演する彼が、頑固で意地っ張りなおじいちゃんエドを体当たり演技で熱演する。対する生意気な孫のピーター役には、『ピートと秘密の友達』『ワンダーストラック』に出演するオークス・フェグリー。エドの娘サリー役を『パルプ・フィクション』『キル・ビル』シリーズのユマ・サーマンが務める。そして、サリーの夫アーサー役には『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』などに出演するコメディアン、ロブ・リグル。さらに、エドの悪友ジェリー役を、デ・ニーロとは『ディア・ハンター』以来の共演となるアカデミー賞俳優クリストファー・ウォーケンが演じる。今回解禁された場面写真には、デ・ニーロ演じるエドとフェグリー演じるピーターの睨み合う姿が切り取られ、祖父と孫が繰り広げるバトルの行方に期待が高まる。『グランパ・ウォーズおじいちゃんと僕の宣戦布告』は4月23日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グランパ・ウォーズおじいちゃんと僕の宣戦布告 2021年4月23日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2020 Marro WWG LLC. All rights reserved.
2021年02月25日ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマンというハリウッドの3大レジェンドが、肩の力を抜いてドタバタ劇を愛らしく繰り広げる『The Comeback Trail』(原題)が、邦題『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』として6月4日(金)より公開されることが決定した。物語の舞台は、1970年代ハリウッド。他人を騙してナンボのハリウッドとはいえ、詐欺スレスレどころか絶対アウトなダメ男マックスに扮するのはロバート・デ・ニーロ。自殺願望を持ちながらも意外な大活躍を見せる元・西部劇スターのデュークにトミー・リー・ジョーンズ。そして極悪なギャングのボスで映画マニアのレジーにモーガン・フリーマン。世界の映画ファンに愛されてきた重鎮3人が、映画に魅せられた永遠の映画少年のごとくの輝きとともに、ドタバタ珍騒動を楽しそうに演じているのが大きな魅力のひとつだ。レジェンドの3人に加え、マックスの甥っ子でお人好しのビジネスパートナーに『終わりで始まりの4日間』のザック・ブラフ、マックスの弟子から宿敵となった若手プロデューサーに『イントゥ・ザ・ワイルド』のエミール・ハーシュが扮し、芸達者なコメディ演技でさらなる笑いを誘う。監督と脚本を務めたのは、デ・ニーロに王道エンタメの道を開いたアクションコメディ『ミッドナイト・ラン』の脚本で知られるジョージ・ギャロ。ギャロは18歳のときにたまたま『The Comeback Trail』という映画のラフカットを観る機会があり、そのアイディアに魅せられて長年に渡ってリメイクの可能性を模索していたという。同作は70~80年代に多くのB級映画を手掛けたハリー・ハーウィッツ監督が自主製作したもので、正式に劇場公開されたことがなく、観たのはわずかな業界人のみという幻のカルト映画として一部で話題になっていた。やがてギャロは偶然ハーウィッツの未亡人と知り合ってリメイク権を獲得。さらに旧知のデ・ニーロから「何か愉快な作品をやりたい」と言われたことで、ほぼ半世紀に渡る念願の企画を実現させることになった。そんな本作は、映画業界のオモテとウラを扱っているだけあり、名画や往年の名優たちにまつわるオマージュや小ネタも満載。映画を愛することがやめられない登場人物たちの会話に思わず笑みがこぼれるだろう。ビジュアルでは、見るからにうさん臭いプロデューサーの雰囲気を漂わせるマックス、タフな西部劇スターの貫禄たっぷりのデューク、ギャングらしい凄みを見せるレジーの3人を大きく捉えながら、劇中劇の主演俳優であるデュークが見舞われる絶体絶命のピンチの数々もちりばめられ、映画の撮影の行方も気になる愛らしいデザインとなっている。『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』は6月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カムバック・トゥ・ハリウッド!! 2021年6月4日より全国にて公開© 2020 The Comeback Trail, LLC All rights Reserved
2021年02月25日ロバートの秋山竜次さんが、駅から市民プールまでテクテク歩き、ただただ泳ぎ、そのあと近所で食事をする。そんな30分番組『ニッポン遊泳紀行ロバート秋山の市民プール万歳』が今、超話題。半分ウトウトしながら、BGM代わりに見てください。「長くお世話になっていたメ~テレ(名古屋テレビ)さんのレギュラー番組が終わることになり、何かまたやりたいね、とスタッフと考えている中で、“あんまりテレビを意識しない、自由な感じの番組を作ろう”という話が出まして。しかも最初は、地上波じゃなくて配信で、ということだったので、なおさら自由にやれるだろうと。で、僕のファンキーな親父と2人で旅に出てそれを撮るとか、全国の焼き肉定食をただただ食べるとか、いろいろ考えたんですが、そういえば俺の唯一の趣味といえば、市民プールで泳ぐことだな、と思い出したんです。泳いで、飯食って、帰る。それだけなんですけど、めっちゃめちゃ楽しいんですよね。その趣味をそのままテレビにしちゃったのが、この番組です」素敵なホテルのプールでもなく、リゾートにあるプールでもない。秋山さんが愛するのは、地味な市民プール。いわゆる公共の施設。「これ、“番組のためにわざわざ市民プール行ってるんでしょ?”と思う人もいるかもしれないけど、全然そんなことなくて。昔から、なんか“公共のヤツ”が好きなんです。雰囲気が昔のまんまなんですよね、おしゃれでもない、混んでもいない、ただ普通に動いてる、あの感じ。なんかね、ゾワゾワしちゃうんです、楽しくて。安いから、とかでもないよ。たぶん俺、高くても行きますから(笑)。以前から仕事のときもバッグに海パンとキャップとゴーグルは必ず入れていて、地方に行ったときとか、出番の合間に2時間あれば、プール探して泳ぎに行ってましたからね。その僕の唯一の趣味に、ただカメラが付いてきてるって感じ。市民プールって、屋外か屋内か、いる人のキャラクターなど、場所ごとにすごく個性があって、その違いを楽しむのもいいんですよ」この番組、テロップや効果音、BGMの量が極端に少ない。というか、ほぼ皆無。畳み掛けるようなテレビのバラエティ番組やYouTubeの煽り系の動画に比べると、派手ではないのは事実。でもその淡々とした雰囲気が、逆に新鮮。「自分的にも、“ぜひ!!見てくださいッ!!”みたいな番組ではない(笑)。なんだろうな、日曜の午後、テレビでゴルフ中継が流れていて、半分寝てるんだけど半分起きてる…みたいな心地よさって、あるじゃないですか。そんなポジションの番組だと思ってます。何も考えなくていい、点いているのが気持ちいいプログラム。まあ、“泳いで、食って、なんもしてねぇじゃん、秋山”って思う人もいるかもしれませんが(笑)、作り込まないギリギリのラインがおもしろいのではないかと」とはいえ、anan的にぜひ見ていただきたいのが、秋山さんの泳ぐフォーム。あまりの美しさ&スムーズさに、本当にうっとりします。「3歳でスイミングスクールに入って以来、ずっと水泳は好き。僕が泳ぐ姿を見て読者の皆さんも市民プールに行…かないだろうな、絶対(笑)」『ニッポン遊泳紀行ロバート秋山の市民プール万歳』自称・市民プール愛好家のロバート秋山が、市民プールでただ泳ぎ、そのあとただ近所で食事をするだけ、というロードムービー。水泳中に流れるなんともいえないユルいBGMにもぜひ注目を。放送開始は2018年2月。現在地上波では、まさかのシーズン2が放送中。メ~テレ毎週水曜26:11~、MX毎週日曜16:30~。配信は、シーズン1、2ともにAmazon Prime Video、U-NEXT、RakutenTV、ビデオマーケットで配信中。あきやま・りゅうじ1978年生まれ、福岡県出身。お笑いトリオ「ロバート」メンバー。現在ドラマ『俺の家の話』(TBS系)でラッパー兼ラーメン屋を熱演中。大人気動画『クリエイターズ・ファイルGOLD』が、Netflixにて全世界に配信予定!!※『anan』2021年2月24日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2021年02月23日アン・ハサウェイ主演、ロバート・ゼメキス監督によるちょっぴりダークなファンタジー『魔女がいっぱい』。デジタル配信、ブルーレイ・DVDでは日本語吹替版が初収録されるが、この度、アンの吹き替えキャストである人気声優・朴ロ美が“大魔女”をイメージした格好で本作について語るインタビューが到着した。朴さんは、今回のオファーについて「最初に吹替のお話をいただいた時に、“え? 私がアン・ハサウェイ?”と訝しく思いました。私とはまるで違うとても可憐なイメージが彼女にあったもので。ですが、作品を観たら、これは私ですね~、とすぐに納得しました(笑)。悪役って楽しいですし、アン・ハサウェイとあって、とても嬉しかったです」とふり返る。絶対的な力で魔女たちを従える、邪悪な“大魔女”を演じたアンは、いままでに見たことがない“恐ろしさ”も兼ね備えた悪役ぶりを披露。その女優魂に称賛の声があがっているが、朴さん自身も「アン・ハサウェイさんに対しては、可憐で、すごく憂いのある女優さんだというイメージがあったんですけど、そんな彼女がここまでやるのかというのが本当に驚きでした。でも彼女自身がとても楽しそうに、自分を開放して演じられていたので、私自身もおもいっきり楽しんで演じさせていただきました」という。本作の“大魔女”は、ノルウェーのツンドラ地帯出身ということもあり、独特のなまりが特徴的。そんなセリフ回しについて朴さんは「彼女はRの発音を、アァァァルという感じの巻き舌で強調されていて、彼女自身が、セリフのリズムで自分を乗せてやっているのが伝わってきました。他にも特徴的な発音や言い回しについては、実際に(吹替用の)台本にも『ここは巻き舌で』『シィーッとやってください』というような指示がありました」と明かす。「巻き舌でこんなにも痛快にしゃべらせていただく作品はなかなかないので、そこはものすごく喜びを感じながら、巻いていいんだ、巻かせていただきます、という気持ちで巻き舌を割と多めにやっていたのですが、彼女はさらにやっていたんです(笑)。だから私も彼女に倣って、アクセル全開で巻きに巻いたのですが、『ここはあえて普通のRでいきましょう』となったシーンもあります(笑)」と収録を楽しげにふり返っている。この日の朴さんは大魔女をイメージした衣装で登場。「あまり違和感なく着させていただいております。しっくりきますね(笑)」と笑顔を見せた朴さん。「ファンタジーの中にダークなユーモアやハッとするシュールさが織込まれている世界観でファッションや、その表情、動きに至るまでどの角度からも楽しめる要素満載な本作品に『吹替』ならではの面白さも多様に詰まっていますので、是非!没入しながら、お楽しみ下さい」とメッセージを寄せた。なお、本日2月10日(水)より本作の本編冒頭10分が無料公開されている。『魔女がいっぱい』Blu-ray&DVDは3月19日(金)よりリリース。※デジタル先行配信中(text:cinemacafe.net)■関連作品:魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2021年02月10日アン・ハサウェイ主演のファンタジー大作『魔女がいっぱい』が、2月10日(水)より先行デジタルレンタル&ダウンロード販売スタート。この度、日本語吹き替え版が初収録されることが分かった。本作は、「チャーリーとチョコレート工場」で知られるロアルド・ダールの大ベストセラーを、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキスが監督を務め映画化。見た目は誰よりおしゃれで上品な美女だが、実は誰より危ない凶悪な魔女には、とてつもない秘密の企みがあった。その企みを知ってしまい、ネズミにされた少年の運命とは――?“大切なものに気づかせてくれる”感動ファンタジーだ。劇場公開時は、字幕版のみだった本作。しかし今回、デジタル配信、Blu-ray、DVDにのみ日本語吹き替え版を初収録。アン扮する大魔女を吹き替えるのは、「鋼の錬金術師」エドワード・エルリック役でお馴染み、ヒラリー・スワンク、ルーシー・リューなどの吹き替えも担当している朴ロ美。吹き替え版について朴さんは「ファンタジーの中に、ダークなユーモアやハッとするシュールさが織込まれている世界観で、ファッションや、その表情、動きに至るまで、どの角度からも楽しめる要素満載な本作品に『吹替』ならではの面白さも多様に詰まっています!」とコメントを寄せた。また、オクタビア・スペンサー演じるおばあちゃん役を斉藤こず恵、スタンリー・トゥッチ演じるホテル支配人のストリンガーを岩崎ひろしが担当している。『魔女がいっぱい』Blu-ray&DVDは3月19日(金)リリース。※2月10日(水)デジタル先行(cinemacafe.net)■関連作品:魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2021年01月29日「ダイアナ妃が愛した画家ロバート・ハインデル展」が、大丸心斎橋店 本館8階「アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ」にて開催される。期間は2021年2月3日(水)から9日(火)まで。ロバート・ハインデルとはロバート・ハインデルは、バレエ団をモチーフにした作品や、『キャッツ』『オペラ座の怪人』などのミュージカルを描いた作品で知られる画家。世界のバレエ団に公演前のリハーサルに招かれ、躍動するダンサーの一瞬の美や内なる感情を捉えた作品を数多く残した。彼のコレクターには故ダイアナ妃、故マーガレット王女をはじめ世界のセレブリティが名を連ねており、2005年の逝去後も「現代のドガ」と称されるなど注目を集めている。故ダイアナ妃所蔵作品の版画や原画40点「ダイアナ妃が愛した画家ロバート・ハインデル展」では、原画・版画など40点を展示。故ダイアナ妃所蔵の作品「Pas de Duex in Rehearsal」の版画も紹介する。ハインデルが一貫して描いてきたダンサーの心の揺らぎ、躍動の一瞬、崇高な精神性を垣間見ることができる貴重な機会だ。また、一部の版画については販売も行われる。【詳細】「ダイアナ妃が愛した画家ロバート・ハインデル展」会期:2021年2月3日(水)~9日(火)※最終日、2月9日(火)は16:00閉場。※最新の営業時間は大丸心斎橋店のホームページを確認。会場:大丸心斎橋店 本館8階 Artglorieux GALLERY OF OSAKA住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1大丸心斎橋店販売品例:・「Hidden thoughts」56.5×39cm ジクレ 66部限定 220,000円(税込)・「Pas de deux in Rehearsal」51×51cm ジクレ 66部限定 275,000円(税込)・「Continuous line」44×58cm ジクレ 80部限定 264,000円(税込)【問い合わせ先】TEL:06-6271-1231(代表)
2021年01月28日音楽ストリーミングサービス「スポティファイ(Spotify)」にて展開中の、人気お笑いトリオ「ロバート」によるオリジナル・ポッドキャスト番組「ロバートpresents聴くコント番組〜秋山第一ビルヂング〜」。12月14日より配信される第10回目の放送分のゲストとして、お笑いコンビ「チュートリアル」が登場。音声コントを披露する。スポティファイにとって国内初めてとなる本格的なコメディ分野のオリジナル・ポッドキャスト番組「ロバートpresents聴くコント番組~秋山第一ビルヂング~」「秋山第一ビルヂング」は、スポティファイにとって国内初となる“聴くコント番組”。10月12日のスタートから確実にお笑いファンの支持を集め、現在では、スポティファイのポッドキャストチャート1位を獲得。番組ホストであるロバートが毎回芸人たちをゲストに招き、ストーリー性のある構成を保ちながら番組内で次々にコントを披露している。記念すべき第10回となる12月14日配信回には、チュートリアルが出演し、音声コントをお届け。今回は、あるマッサージ店の店長(福田充徳)と独特な空気をまとった女性客(徳井義実)のコントを音声のみで展開。チュートリアルに加え、独り言が多すぎるサラリーマンに扮する佐久間一行も登場する。また、チュートリアルのコントを聴いたロバートの反応も必聴だ。秋山第一ビルヂング 第10回ストーリー東京のどこかの雑居ビル秋山第一ビルヂング。ビルのオーナー秋山は家賃収入で細々とやっている。年老いた秋山の唯一の楽しみは…盗聴。ビルにあるすべてのテナントに盗聴器を仕掛けているという。隣のビルのオーナー馬場と日々聞き耳をたてているとか…肌寒くなってきたある日、マッサージ店「チュートリアル」改め「こりとーる」にハワイに住んでいたというマダム風の女性が来店。独特の空気感をもつマダムに店長が翻弄される。。。さらにロビーでは、佐久間商事のサラリーマンが観葉植物にブツブツおしゃべりしていた。構成にザ・プラン9のお~い! 久馬を迎え、ロバートが贈る盗聴バラエティ。聞き耳を立ててお楽しみください。※コントはすべてフィクションです。【番組概要】「ロバートpresents聴くコント番組~秋山第一ビルヂング~」毎週月曜0時(日曜深夜) 更新URL:(Spotifyリンク先)>>「ロバートpresents聴くコント番組〜秋山第一ビルヂング〜」についての記事はこちらから
2020年12月14日『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールの人気作を、アン・ハサウェイ主演で実写映画化した『魔女がいっぱい』。大ヒットの知らせを受け、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなどを手掛けるロバート・ゼメキス監督が日本のファンに向けた特別メッセージを寄せ、撮影の舞台裏が明らかになる特別映像も解禁された。今回解禁されたのは、ゼメキス監督の日本のファンに向けた貴重なメッセージ動画に加え、本作の撮影舞台裏が盛り込まれた特別映像。過去に『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞の作品賞・監督賞を受賞したゼメキス監督。日本での人気も厚いゼメキス監督は、ファンに向けて「日本ではクリスマスに向けて劇場公開されると聞いて喜んでいます。映画は、ずっと人生に楽しみを与え、困難な時にも人々の助けとなり愛されてきました。このファンタジー映画が、日本の皆さんに映画館でしかできない体験と、たくさんの希望を与えてくれることを祈っています」とメッセージを寄せる。そんなゼメキス監督について、初タッグを組んだ主演のアンは「ロバート・ゼメキス監督以外この映画化は考えられない。想像力が無限大だから。私たちが見慣れている今の映画技術は彼が編み出してきた」と絶賛。一方、ゼメキス監督は「映画作りの醍醐味は観客の心を動かせること。笑わせたり泣かせたり怖がらせたりね。毎回それを目指している」と本作でも映像表現にこだわっていることを明かしている。さらにアン演じる大魔女<グランド・ウィッチ>の恐ろしいビジュアルはCG技術やワイヤーアクションで表現。大魔女が宙を舞うシーンや魔女たちが飛び回るシーンはほとんどワイヤーアクションによって実演されていたという。製作を務めたジャック・ラプケが「子供たちをネズミに変えたり魔女が飛び回ってたり見てて飽きないんだ」と明かすように、アン演じる大魔女が少年をネズミに変えたことで、物語は世界中の魔女を巻き込んで思いもよらぬ方向へ進む本作。ゼメキス監督は観るだけで楽しい、ワクワクのファンタジックワールドを創り上げた。『魔女がいっぱい』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2020年12月11日ディズニーが、来年3月5日にアニメ映画『ラーヤと龍の王国』を全米で劇場公開すると同時に、「Disney+」でも配信することを発表した。「Disney+」の会員は、プラス30ドルのレンタル料を支払うことで視聴が可能になる。新型コロナウイルス感染拡大のため今夏劇場公開を断念し、「Disney+」で配信となった実写版『ムーラン』もレンタル料はほぼ同額の29.99ドルだった。劇場公開と同時に配信スタートというスタイルは、先週ワーナーメディアが2021年のみという条件付きで自社の配信サービス「HBO Max」で行うと発表したばかり。劇場チェーン、全米監督協会、クリストファー・ノーラン監督らから批判を受けていた。ディズニーもワーナーに追随する形となったが、異なるのは「HBO Max」は会員の月額料金さえ支払っていれば『ワンダーウーマン 1984』や『DUNE/デューン 砂の惑星』のような最新作も追加料金なしに観られるという点だ。ディズニーは、ミラ・ジョヴォヴィッチの娘エヴァー(ウェンディ役)やジュード・ロウ(フック船長役)が出演する『Peter Pan & Wendy』(原題)と、トム・ハンクス主演&ロバート・ゼメキス監督作『Pinocchio』(原題)の2作品を、劇場公開せずに「Disney+」で配信することも発表した。(Hiromi Kaku)
2020年12月11日「チャーリーとチョコレート工場」で知られるロアルド・ダールのもうひとつの人気作を、ロバート・ゼメキス監督が実写化した『魔女がいっぱい』が現在公開中。この度、週末動員ランキング初登場、洋画No.1となる大ヒットスタートを切ったことが分かった。洋画の公開延期が続いた2020年。公開前から話題となっていた本作は、ついに12月4日、劇場公開を迎え、20代から60代と、男女問わず幅広い世代が来場しており、特に洋画ファンや20代カップル、友人同士の観客が目立つ形に。主演のアン・ハサウェイが演じているのは、恐ろしくも美しい大魔女<グランド・ウィッチ>。おしゃれなファッションに身を包み、クラシカルな雰囲気漂うホテルで秘密のたくらみを目論む…。そんなアンについて鑑賞した人たちからは「アン・ハサウェイの第一声で震えてしまった」「アン・ハサウェイが綺麗で怖かった~」「アン・ハサウェイのこんな姿、2度と観られないかも…」「アン・ハサウェイの邪悪な魔女っぷりが突き抜けてていい!」などと新鮮な悪役っぷりが話題に。またアンの大ファンだと公言するダレノガレ明美は「今まで可愛い役を演じることが多かったけど、本作では見たことのないアン・ハサウェイさんになっていました。続きが気になりすぎて時間を忘れるくらい映画に惹き込まれましたね」と感想を語り、情報番組「王様のブランチ」の放送内では、LiLiCoが「大好きなアン・ハサウェイが今回、今までやってこなかった悪い役の魔女に!ファッションもすごく素敵」とコメントしている。『魔女がいっぱい』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2020年12月08日今年待望の洋画ファンタジー大作『魔女がいっぱい』から、アン・ハサウェイやオクタヴィア・スペンサーなど豪華キャスト陣の魅力が詰まった特別映像が解禁となった。本作は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『フォレスト・ガンプ』を手掛けたロバート・ゼメキス監督を筆頭に、『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロ、『ゼロ・グラビティ』『ROMA/ローマ』で同監督賞を受賞したアルフォンソ・キュアロン、『レ・ミゼラブル』のファンティーヌ役で同助演女優賞を受賞したアン、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』のミニー・ジャクソン役で同助演女優賞を受賞したオクタヴィアと、5名のアカデミー受賞者が集結したファンタジー大作。アンが演じたのは、“恐ろしくも美しい”大魔女。外見はとても美しく、おしゃれな装いをしているが、中身は“恐ろしい計画”を企む邪悪な魔女だ。初めて務めた彼女の悪役っぷりに、オクタヴィアは「アンは多彩な女優。役にすべてを注ぎ込む。完全に魅了されてしまうはず。変貌した姿も見逃せない」と、その魅力を力説する。そんなオクタヴィアが本作で演じたのは、ネズミにされた少年の祖母役。ゼメキス監督が「大好きな女優だ。本作では彼女のコメディセンスも光っている」というように、アンも「カメラが回った瞬間から感情豊かに演じる」とオクタヴィアの味ある演技を明かしている。ほかにも『プラダを着た悪魔』でアートディレクターのナイジェル役でアンと共演し、本作では舞台でもあるホテルの支配人・ストリンガー3世を演じたスタンリー・トゥッチや、ゼメキス監督が「天才的な役者」と期待を寄せる新星ジャジール・ブルーノなどが起用され、ゼメキス監督もまさに「最高のキャストだ」と絶賛。アン演じる大魔女が少年をネズミに変えたことで、物語は世界中の魔女を巻き込んで思いもよらぬ方向へと進む本作。観るだけで楽しい、ワクワクのファンタジックワールドを作りあげたキャストたちに注目だ。『魔女がいっぱい』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2020年12月04日アン・ハサウェイ主演、ロバート・ゼメキス監督で実写映画化された『魔女がいっぱい』。12月3日(木)に「公開直前!魔女たちの秘密のトークイベント」が開催され、タレントでモデルのダレノガレ明美とゆきぽよがアン演じる大魔女をイメージした60年代風の魔女ファッションで登場した。ひと足先に本作を鑑賞した2人。ダレノガレさんは「アン・ハサウェイの登場シーンと同じ千鳥柄の衣装を着ることができて嬉しい!」と喜びの表情。アンの大ファンだと言い、「今まで可愛い役を演じることが多かったけど、本作では見たことのないアン・ハサウェイさんになっていました。続きが気になりすぎて時間を忘れるくらい映画に惹き込まれましたね。映像もファッションも素敵で大好きな映画です!20代~30代に刺さる映画だと思います」と語る。ゆきぽよさんは「(オクタヴィア・スペンサー演じる)祖母役のキャラクターが最高でした!」と語り、「主人公の少年を元気づけるためにダンスしちゃうところが私のおかあさんに似てましたね(笑)」とコメント。そして、2人とも口をそろえて「初デートにぴったり!」とデートムービーとしても太鼓判を押す。一方、本作ではアン演じる大魔女が魔法の薬を使い、子どもをネズミに変えてしまう恐ろしい一面も描かれる。“もし魔法が使えたらしてみたい悪い事”について聞かれると、「むかつく人をクッキーに変えて潰して食べたい」とまさに大魔女のような笑い方で回答し、会場を盛り上げるダレノガレさん。ゆきぽよさんは、褒められても、お世辞なのかそうじゃないのか分かるように「本音しかしゃべれなくなる魔法」と答え、女子会トークを繰り広げた。さらに、今回のイベントでは作品の大ヒットを祈願して、魔女に変身した2人の似顔絵が入った特製クリスマスケーキが登場。劇中でアン演じる大魔女が“魔法の薬”で子どもをネズミの姿に変えてしまうように、魔女に扮した2人がクリスマスケーキに魔法の水をかけ、本作にふさわしい魔女のケーキを完成させていた。『魔女がいっぱい』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2020年12月04日12月4日公開の映画『魔女がいっぱい』の公開直前イベントが3日、都内で行われ、ダレノガレ明美、ゆきぽよ(木村有希)が出席した。アン・ハサウェイ主演の本作は、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールのもうひとつの人気作を名匠ロバート・ゼメキス監督が実写化。アン・ハサウェイ扮する美しいが実は恐ろしすぎる大魔女が、世界中に潜んでいる魔女たちを集めて秘密の計画を打ち明ける。その計画を偶然知ってしまった少年が大魔女によってネズミに変えられてしまい、事態は思わぬ方向に展開していく、というストーリーだ。公開を翌日に控えたこの日は、アン・ハサウェイが演じる大魔女をイメージしたクラシカルな魔女の衣装を身にまとったダレノガレ明美とゆきぽよが登場。お互いの服装を見てダレノガレは「ゆきぽよはいつもボディコンみたいな服を着ていますけど、ロングでドレッシーな姿は似合うなと思います」と褒めると、ゆきぽよは「ダレ様はいつも黒のロングな衣装だからあまり違和感ないですね」とコメント。既に鑑賞したという本作の話題となり、ゆきぽよが「もうめちゃくちゃ楽しかったです。ずっと笑いが止まらないというか、すべてのシーンが面白くて登場人物一人一人のキャラが立っていてすごく楽しかったです」と満喫したようで、ダレノガレも「映画を見ている最中って今何時だろうって時計を見ちゃいますが、1回も見ずに終わっちゃいました。それとアン・ハサウェイさんがよくこの作品を引き受けたなというぐらい、本当にすごかったです。今までの作品とのギャップがすごかったし、この役はアン・ハサウェイさんにしかできないなと思いましたね」と主演のアン・ハサウェイを絶賛していた。魔女たちが裏で秘密の計画を立てる本作にちなみ、芸能界で秘密を知ってしまい驚いたことは?という質問も。設問とは異なるものの、芸能界に入って怖いと感じたことをゆきぽよは「ネットニュース見てゆきぽよが"路上で半裸"みたいな見出しのニュースがあって、全然関係ない話が同じ記事に書かれていました。ネットニュースの見出しが一番怖いですよ。路上で半裸になったことはないです!」と全否定していた。映画『魔女がいっぱい』は、12月4日より全国公開。
2020年12月04日おとな向け映画ガイド今週は、ベストテン入り間違いなしの『燃ゆる女の肖像』と、アン・ハサウェイが怪演!『魔女がいっぱい』の2本をオススメします。ぴあ編集部 坂口英明20/11/29(日)イラストレーション:高松啓二今週のロードショー公開は17本(ライブビューイング、映画祭企画を除く)。全国100スクリーン規模以上で拡大公開される作品は『サイレント・トーキョー』『魔女がいっぱい』『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』の3本。中規模公開とミニシアター系の作品が14本です。その中から、2本を厳選し、ご紹介します。『燃ゆる女の肖像』絵画の名作を静かな美術館でみたような、クラシックの名曲を良質なホールで聴いたような、このうえなく美しい映画を観た、としばし思いました。これから年間ベストテンや映画賞が発表されますが、そんななかに必ずや加えられる、観逃せない1本だと思います。時代は18世紀。フランス北西部、ブルターニュ地方の孤島が舞台です。この島に住む伯爵夫人から、娘の肖像画を描くよう依頼され、やって来た女性画家マリアンヌと、娘エロイーズの、激しくも密かな恋の物語です。冒頭に登場する「燃ゆる女の肖像」と題された暗示的な絵から、万感迫るラストまで、心の動きが繊細に描写され、実に精緻に作られたストーリーです。脚本はセリーヌ・シアマ監督のオリジナル。彼女はこの作品で昨年、カンヌ国際映画祭・脚本賞とクィア・パルム賞を受賞しています。クィア・パルム賞は、LGBTをテーマにした作品に与えられる特別賞です。ふたりが恋におちていく、海辺のシーンがとても美しいです。空と海の青、砕ける白い波……。音楽は、ヴィヴァルディの『四季 夏』と、焚き火のシーンで歌うオリジナルの2曲だけですが、とても効果的ですし、随所にでてくる炎もまた、ふたりの感情の象徴です。理知的で顔には強い意志が感じられるマリアンヌ役のノエミ・メルラン、情熱を内に秘めたエロイーズ役のアデル・エネル。美しきふたりの、お互いを思いやり、慈しみあうようなラブシーンも魅力的。恋に燃ゆる女、の官能的な美しさです。『魔女がいっぱい』ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場』という映画を覚えてますか?あの原作者がロアルド・ダール。彼が書いたもうひとつの名作が『魔女がいっぱい』です。今回それを映画化したのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの大監督ロバート・ゼメキス。これまで『ポーラー・エクスプレス』など、3DCGアニメを手がけたこともあり、ファンタジーには定評があります。さらに、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロが脚本・製作、『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロンも製作に加わるという豪華な顔ぶれ。映画好きが、みな面白がって参加した感ただよう、おもちゃ箱を部屋中に広げたような、ウキウキ気分のエンタテインメントです。1960年代の終わり頃。アラバマの田舎町の、お城のようなホテルに、突然、世にも恐ろしい魔女の集団がやってきて大集会を開きます。彼らの陰謀は、大嫌いな子供たちを謎の秘薬を使って動物に変えてしまうこと。運悪くネズミの姿に変身させられてしまった主人公の男の子、ブルーノとその友だちたちは、魔女軍団の悪だくみと戦うことになります…。CGを使ったネズミたちの可愛い動きも楽しいのですが、この映画の最大の魅力は、大魔女グランド・ウィッチ役アン・ハサウェイ。『プラダを着た悪魔』では純な女の子役、『レ・ミゼラブル』ではつらい娼婦役に挑戦した大女優が、口裂けのド派手なメイクで、世にも恐ろしく、そしてポップな魔女という新境地を実にノリノリで演じています。魔女の数々の秘密(例えば、実は髪の毛が……とか)が笑えます。キャラクター作りがしっかりしているので、子供が観れば、ねずみに変えられる少年たちの気持ちになり、女性は魔女の60’sファッションに興味津々、それぞれ見どころが違うかもしれません。すごいアトラクションに乗った時のようなつぎつぎと襲うスリルと爽快感。ハリウッド映画ならではの、ひとときをどうぞ。
2020年11月29日『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールのもうひとつの人気作を、アン・ハサウェイ主演×ロバート・ゼメキス監督のタッグで実写化した『魔女がいっぱい』より、ワクワクするファンタジーワールドが描かれる本編映像が到着した。アンが今作で演じているのは、恐ろしくも美しい、おしゃれな大魔女グランド・ウィッチ。到着した映像は、そんな彼女が食いしん坊の少年ブルーノをチョコレートで誘惑し、ネズミに変えてしまうシーンだ。クラシカルな雰囲気漂うホテルに魔女たちを集め、秘密のたくらみを目論むグランド・ウィッチ。集会にグランド・ウィッチがチョコレートを口実にブルーノを呼び出すのだが、「チョコをよこせ!」と近づくと…ネズミに変えられてしまう。そんな様子は、『チャーリーとチョコレート工場』のファンタジー溢れる世界を彷彿とさせる。また、主人公が子ども嫌いだということも共通する点だ。『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカは、言うことを聞かないわがままな子どもたちが嫌い。本作では、子ども嫌いのグランド・ウィッチが子ども一人残らずネズミに変える秘密のたくらみを実行。ネズミに変えたあとも「クサいガキ」などと暴言を吐くのも印象的。そして、食いしん坊の少年がチョコレートに誘惑されハプニングに巻き込まれることも共通する。食いしん坊の少年オーガスタスがチョコレートで作られた川に誘惑され落ちて溺れてしまう『チャーリーとチョコレート工場』だが、映像の通り、本作でも少年ブルーノがチョコレートに誘惑され、ネズミ姿に変えられてしまう。そんなワクワクさせる物語についてアンは「お気に入りのロアルド・ダールの作品はたくさんあるけれど、どの作品も子供たちの感情がリアルで、感傷的でないところがとてもいいと思う」とほかとは違う点を挙げ、「子供向けの本では全てのことを曖昧に描くことがあるけれど、『魔女がいっぱい』をはじめとするロアルド・ダールの作品の子供たちは物事の本質を捉えて描かれている。それが新鮮だった」とコメントしている。『魔女がいっぱい』は12月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2020年11月20日映画『ドクター・ドリトル』より、Blu-ray&DVDのリリースを記念して、ロバート・ダウニー・Jrが子役にレッスンする様子を映した特典映像「ロバートとハリーの師弟関係」の一部が公開された。映像でロバートが演技指導しているのは、ロバート扮するドリトル先生の助手スタビンズを演じたハリー・コレット。なかなかカメラに照準を合わせられないハリーが謝ると、ロバートがすかさず「君の謝罪は聞き飽きた(笑)」とジョークでフォローしたり、「何度も繰り返してうまくなる、サーフィンと同じさ」と繰り返し練習することの大切さを説いているかと思えば、「よく知らないけど!(笑)」と真剣さとユーモアを交えたアドバイスをしたり。また、今作では全く使用するシーンがないのに、ハリーになぜか格闘技を伝授するロバートの姿も。ハリーの上達ぶりには「筋がいい!あとで鼻を折られるかも!(笑)」と冗談を言いつつ、ハリー自身も「どこかで役に立つかも!」と笑顔で話しており、和やかな撮影の様子を覗くことができる。『ドクター・ドリトル』Blu-ray&DVDは11月20日(金)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ドリトル(2020) 2020年6月19日より全国にて公開© 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
2020年11月18日アン・ハサウェイが主演最新作で初めてのヴィラン“大魔女”を演じる『魔女がいっぱい』。この度、驚きのインパクトで世界中の話題をさらったアンの世にも美しく、恐ろしい“口裂け”姿が披露される特別映像が解禁となった。本作に登場するのは普段はおしゃれな洋服に身を包み、人間になりすまして生活しながら、本来の恐ろしい姿を隠して暮らしている魔女たち。今回の映像で、一瞬だけ明らかになる大魔女<グランド・ウィッチ>の“秘密の姿”――それは口が耳まで大きく裂けた衝撃的なビジュアル。この大魔女の姿はアンのインスタグラムでも投稿されるや瞬く間に世界中に大きなインパクトを与え、SNS上では「インパクトあり過ぎ!」「こんな口でも相変わらず美女なのすごいな」などと大きな話題に。さらにアンの恐ろしい大魔女の姿は、特殊メイクに毎回約4時間かけて作り込まれたそうで、美しくも恐ろしいビジュアルが出来上がったという。「キャラクターの悪魔的な部分を楽しんで演じてくれた」監督絶賛アンは「私の場合は、年齢を重ねるにつれてどんどん自分らしくなっている気がする」と打ち明ける。「私は何年も、“いい子ちゃん”を映画で演じてきたから、初めてのヴィラン(悪役)を演じることが楽しくてしょうがないのです」と、本作ではこれまでのイメージを払拭する恐ろしい大魔女役を楽しみながら好演。監督を務めたロバート・ゼメキスは「アン・ハサウェイはグランド・ウィッチを演じるために出演してくれたんだ。彼女の演技は素晴らしかったし、このキャラクターの悪魔的な部分を楽しんで演じてくれました」とベタ褒めしている。カワイイだけじゃない、恐ろしい大魔女の“秘密のたくらみ”が描かれるファンタジー大作。アンが演じた“美しくも恐ろしい”大魔女の姿に注目だ。『魔女がいっぱい』は12月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2020年11月18日アン・ハサウェイ主演の映画『魔女がいっぱい』が、2020年12月4日(金)に全国公開される。『チャーリーとチョコレート工場』ロアルド・ダールの“もう1つの人気作”原作は、『チャーリーとチョコレート工場』を代表作に持つ、著者ロアルド・ダールのもうひとつの人気作『魔女がいっぱい』。60年代の豪華ホテルに現れた美女――に見せかけた、邪悪な大魔女を主人公に、魔女たちの企みと、それを偶然知ってしまった少年の運命を描いたファンタジー作品だ。豪華制作陣によって映像化実写化に挑んだのは、ハリウッドを代表する豪華制作陣たち。監督を務めるのは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『フォレスト・ガンプ/一期一会』を手掛けた名匠ロバート・ゼメキス。また製作には、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デルトロ、『ゼロ・グラビティ』『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロンと、いずれもアカデミー賞受賞経験のある巨匠が集い、驚きと感動に満ちたファンタジーワールドへと観客を誘う。主演アン・ハサウェイが、おしゃれで危険な魔女に!主人公の大魔女<グランド・ウィッチ>を演じるのは、『プラダを着た悪魔』『マイ・インターン』のアン・ハサウェイ。“憧れの女性”として、日本でも高い人気を誇る彼女が、その美しい見た目を壮大に裏切る、誰より危ない邪悪な大魔女役で新境地をみせる。物語を思いもよらぬ展開へと導く、<グランド・ウィッチ>率いる魔女たちの“とてつもない秘密”にも是非注目してみてほしい。60’sのレトロモダンファッションまた映画のファンシーな世界観を助長する、<グランド・ウィッチ>のファッションも本作の見どころのひとつだ。1960年代を意識したスタイリングは、千鳥格子柄のセットアップや大きなリボンが可愛いピンクのコートなど、見ているだけでも心躍るポップな色使いが印象的。マリリン・モンロー風ヘアメイクで、よりキュートにさらにハリウッドの往年の女優マリリン・モンローに着想したという、金髪ショートボブのヘアスタイルや、真っ赤なリップといったメイクアップも、<グランド・ウィッチ>の美しさをより一層引き立てる特別な要素だ。名俳優らも集結そのほか主演の脇を固めるキャストには、『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』で、アカデミー賞助演女優賞を受賞したオクタヴィア・スペンサーや、『プラダを着た悪魔』でアン・ハサウェイと名コンビを見せたスタンリー・トゥッチなど豪華キャストの顔ぶれがずらり。映画界を代表するクリエイター×キャストの奇跡のコラボレーションによって実現した本作を、是非大スクリーンで鑑賞してみてはいかがだろう。作品詳細【作品詳細】映画『魔女がいっぱい』公開日:2020年12月4日(金)全国公開監督:ロバート・ゼメキス製作:ギレルモ・デルトロキャスト:アン・ハサウェイ、オクタビア・スペンサー、スタンリー・トゥッチ原作:ロアルド・ダール「魔女がいっぱい」(評論社)配給:ワーナー・ブラザース映画<あらすじ>60年代—とある豪華ホテルに現れたおしゃれな美女の集団。中心にいる、最も美しく世界一恐ろしい大魔女<グランド・ウィッチ>は、そこであるとてつもない秘密の計画があることを明かす。偶然ある少年は魔女集会に紛れ、その企みを知ってしまう。大魔女が少年をネズミに変えたことで、物語は世界中の魔女を巻き込んで思いもよらぬ方向へー。
2020年11月15日アン・ハサウェイが大魔女を演じる、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス監督作『魔女がいっぱい』。この度、アンの新境地が垣間見える本予告映像と本ポスタービジュアルが公開された。『プラダを着た悪魔』『アリス・イン・ワンダーランド』のアンが、最も邪悪な大魔女グランド・ウィッチを演じる本作。アンは「ロアルド・ダールは誰よりもうまく恐ろしいキャラクターを描きます。私達が普段からよく見ているものに“悪”を植え付ける。だから面白くて最高に素敵で魅力的なキャラクターになっているのです」と新境地となる魔女役への思いを明かし、ゼメキス監督は「彼女の演技は素晴らしかった。グランド・ウィッチの邪悪な部分を楽しんで演じていました」と語っている。人間になりすまし、人々の日常に溶け込む魔女たちの頂点にいるのが、大魔女グランド・ウィッチ。予告編では、千鳥柄のレトロなセットアップや妖艶なドレスを着こなすオシャレな姿を覗くことができる。そして、クラシカルな雰囲気漂うホテルに魔女たちを集め、何やら秘密のたくらみを目論む様子も…。そんな集会に紛れ込んでしまった少年を、大魔女が魔法でネズミに変えてしまったことで、物語は思いもよらぬ展開へ。ネズミの奮闘や魔法のシーンも登場し、ファンタジーにあふれた映像となっている。『魔女がいっぱい』は12月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2020年11月12日アン・ハサウェイが邪悪な大魔女<グランド・ウィッチ>を演じる、ロバート・ゼメキス監督の映画『魔女がいっぱい』。劇中ではレトロモダンな60年代ファッションと、ファッションアイコン“マリリン・モンロー”を参考にした金髪ショートボブ、赤リップのヘアメイクを披露。その場面写真が解禁となった。アンといえば『プリティ・プリンセス』や『プラダを着た悪魔』『マイ・インターン』『オーシャンズ8』など様々な話題作に出演し、日本でも大人気のハリウッド女優。アンが劇中で豪華なドレスやハイブランドファッションを着こなす姿は常に注目の的となっているが、本作ではレトロモダンなファッションで新たな魅力を放っている。例えば千鳥格子柄のセットアップや、大きなリボンがポイントのピンクのコートなど、1960年代に流行した柄の組み合わせやカラフルでポップな色使いを取り入れたファッションを美しく着こなす。さらにアン演じるグランド・ウィッチのヘアメイクは、いまも世界中から愛される往年のハリウッド女優マリリン・モンローが参考にされており、金髪ショートボブの巻き髪や濃いめの赤リップは、まさにマリリン・モンローのようなルック。そうしたレトロモダンなファッションは、アカデミー賞を2度も受賞し、ゼメキス監督作品を数多く手掛ける衣装デザイナーのジョアンナ・ジョンストンが担当。アン自身の意見も取り入れながら一緒にグランド・ウィッチのファッションを作り上げていったそうで、ジョアンナは「アンはプロフェッショナルな女優というだけでなく、一緒に仕事をするのがとっても楽しい人だった」とふり返っている。『魔女がいっぱい』は12月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2020年11月05日アン・ハサウェイが出演する映画『The Witches(原題)』が『魔女がいっぱい』の邦題で、2020年12月4日(金)に日本公開されることが決定。場面写真も到着した。60年代、ある豪華ホテルに現れた、誰よりも危ない邪悪な大魔女<グランド・ウィッチ>。魔女は実在していて、実は世界中に潜んでいる。彼女たちはいつまでも若く、おしゃれが大好きで、いつも帽子をかぶり長い手袋をしている。そして人間のふりして普通の暮らしをしながら、時々こっそり人間に邪悪な魔法をかけている。彼女たちの存在に気づいている人間はいない――気づいた人間は動物にしてしまうから。彼女たちの頂点にいる大魔女が、そんな魔女たちを集めて目論むある計画とは――。ある少年は偶然魔女の集会に紛れその計画を知ってしまうが…。本作は、映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールのもうひとつの人気作「The Witches」の実写映画化作品。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキスがメガホンを取り、『プラダを着た悪魔』『マイ・インターン』のアン・ハサウェイが、世界一恐ろしい大魔女<グランド・ウィッチ>役で主演を務めた。また、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ、『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロンらが製作陣に名を連ね、そしてオクタヴィア・スペンサー、スタンリー・トゥッチなど豪華キャスト陣が脇を固め、おとぎ話のような世界観を作り出した。そして到着した場面写真には、アン演じるグランド・ウィッチ率いる魔女たちが集結している。『魔女がいっぱい』は12月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:魔女がいっぱい 2020年12月4日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2020年10月28日アン・ハサウェイ主演の映画『魔女がいっぱい』の公開日が12月4日(金)に決定。さらにアン・ハサウェイ演じる美しく恐ろしい魔女たちが集結した場面写真も公開された。本作は『チャーリーとチョコレート工場』の原作者・ロアルド・ダールのもうひとつの人気作『The Witches』の実写映画化。さらに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』など夢と感動の作品で世界中を希望に包むロバート・ゼメキスが監督を務めるという奇跡のコラボレーションが実現した。大魔女・グランド・ウィッチを演じるのは、世界的人気を誇る女優・アン・ハサウェイ。『金曜ロードショー』による、もう一度見たい映画投票で圧倒的女性票を獲得し、高視聴率をたたき出した『プラダを着た悪魔』や、多くの働く女性の共感を呼んだ『マイ・インターン』など、憧れの女性として日本でも大人気だ。本作では美しく恐ろしい大魔女役を熱演。キュートなキャラクターを演じることが多かった彼女が新境地に挑む。監督を務めるのは、観る者すべてをワクワクするファンタジー世界へ連れて行ってくれる名匠・ロバート・ゼメキス。本作でもその手腕をいかんなく発揮している。製作陣に名を連ねるのは、『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロ、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』、『ゼロ・グラビティ』と『ROMA/ローマ』でアカデミー賞監督賞を受賞したアルフォンソ・キュアロンなど、ハリウッドを代表する監督たちの才能が集結した。さらに『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』でアカデミー賞助演女優賞を受賞した名女優オクタヴィア・スペンサーや『プラダを着た悪魔』でアン・ハサウェイと名コンビを見せたスタンリー・トゥッチなどの豪華キャスト陣が脇を固め、おとぎ話のような世界観を堂々と完成に導く。『魔女がいっぱい』12月4日(金)より全国公開
2020年10月28日俳優ロバート・レッドフォード(84)の息子で映画プロデューサー・監督のジェイムズ・レッドフォードが17日、58歳で亡くなった。妻カイルがTwitterで報告している。「ジェイミーが今日、亡くなりました。私たちは皆、打ちのめされています。彼は美しく、インパクトのある人生を送り、多くの人に愛されていました。彼の妻としての32年間、一緒に育てた2人の素晴らしい子どもたちに心から感謝しています」カイルが地元紙「The Salt Lake Tribune」に語ったところによると、ジェイムズはここ数年肝臓病を患い、移植を待っていたが、昨年11月に胆管がんが見つかったという。父ロバートは代理人のシンディ・ベルガーを通じ、PEOPLEに「この困難な時期に際し、家族と共に喪に服しています。プライバシーの尊重をお願いしたい」とコメント。ベルガーは「我が子を失う悲しみは計り知れません。ジェイミーは愛すべき息子であり、夫であり、父でした。彼のレガシーは、彼の子どもたち、アート、映画制作、そして環境保護への献身的な情熱の中に生き続けていくでしょう」と付け加えた。ジェイムズは’03年、『Spin』で監督デビュー。主にドキュメンタリー作品の監督、プロデュースを行っていて、トム・ハンクスが出演した『California Typewriter』(16年)では、エグゼクティブ・プロデューサーを務めた。
2020年10月20日数週間前に新型コロナウイルスに感染したと報じられたロバート・パティンソンが、『The Batman』(原題)の撮影現場に復帰した。イギリス・リバプールの「セント・ジョージ・ホール」の外で、多数のエキストラとともに葬式シーンの撮影を行った。「Daily Mail」紙などによれば、「セント・ジョージ・ホール」は劇中で「ゴッサム・シティ」の市庁舎として使われているという。ブルース・ウェイン/バットマン役のロバートは、ダークカラーのコート、黒いスーツ、ネクタイを着用し、キャットウーマン役のゾーイ・クラヴィッツは黒のレザーコートに網タイツ、編み上げブーツ、ヘッドアクセサリーという出で立ち。エキストラの何人かは“Lies, lies, lies.”(うそ、うそ、うそ)や“Our day of judgement”(審判の日だ)と書かれたサインボードを掲げていた。また、「ゴッサム市警察」のパトカーやバットマンのバットモービルも目撃された。ロバートがバットモービルを運転する姿も激写されている。新型コロナウイルスの感染防止に配慮し、キャスト、スタッフ、エキストラは撮影をしていないときはマスクを着用。「安全第一」の撮影が行われた。『The Batman』の全米公開日は、現在のところ2022年3月4日に予定されている。(Hiromi Kaku)
2020年10月13日“『トワイライト』の~”とは、もう呼ばせたくない。否、もうまもなく、そう修飾する人もいなくなるに違いない。ロバート・パティンソンが出演したクリストファー・ノーラン監督『TENET テネット』はコロナ禍ながらあくまでもスクリーンでの公開にこだわり、“一人勝ち”的な世界的大ヒット。さらに、全米公開が2022年3月4日まで延期となってしまったが、マット・リーヴス監督『The Batman』(原題)ではブルース・ウェイン/バットマンという大役を任されている。また、Netflixで配信中の映画『悪魔はいつもそこに』ではこれまでにない“ゲス牧師”役で熱演を見せ、各映画賞で絶賛された「A24」作品『The Lighthouse』(原題)も日本公開が待ち望まれている。映画界が先行き読めない状況でも、いま俳優として最高に乗った状態である最旬俳優ロバート・パティンソン、愛称ロブ。作品を重ねるごとにどんどん好きになっていく、そんなロブのキャリアを“逆行”してみることで、単なるアイドル俳優からの脱却だけではない、進化と成長を感じることができるだろう。『トワイライト』での大ブレイクは本望じゃなかった!?1986年5月13日生まれ、英・ロンドン出身。今年30歳になったロブ。地元のアマチュア劇団で演技を始め、リース・ウィザースプーン主演の『悪女』(2004)で端役を得るが、彼の出演シーンは最終的に全カット。その件をプレミアまで知らなかったロブに申し訳なく思ったキャスティングディレクターが持ちかけたオーディションが、大ヒットシリーズ第4作目『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005)のセドリック・ディゴリー役というのだから、人生はどう転ぶか分からない。セドリックといえば、『炎のゴブレット』で描かれる三大魔法学校対抗試合のホグワーツ代表選手に抜擢された文武両道の好青年で、ハリーの恋のライバル。この重要な役柄を任され、本格的なスクリーンデビューを飾った。その後、『トワイライト』シリーズ(2008~2012)でヴァンパイアのエドワード・カレン役に起用されて大ブレイク。キャサリン・ハードウィック監督による1作目をインディーズ映画かと思い違いをして出演を承諾したといわれるが、世界的人気となった同作はシリーズ化されてティーンを中心に熱狂的ファンを生み、クリステン・スチュワートとの交際もパパラッチに追いかけられた。プライベートでは役柄の儚げな王子様キャラのイメージを払拭するかのように、ボサボサの手入れをしない髪や無精ひげ姿、シニカルなユーモアなどでその困惑ぶりを表現していた。同シリーズの進行中やその後の作品選びを見てみても、ロブは時代を創った2つの著名なヤングアダルト向けファンタジーシリーズに抗うかのようにキャリアを積み重ねてきたともいえる。現在大ヒット中『TENET』はニールがいなければ成り立たない奇しくも『ハリー・ポッター』俳優が出演している『TENET テネット』。共演シーンはなかったものの、おそらく知人だったと思われる研究員のバーバラを演じているのは、『炎のゴブレット』フラー・デラクール役のクレマンス・ポエジーで、名もなき男(ジョン・デイヴィッド・ワシントン)と共に立ち向かう敵役セイターを演じているのは『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のギルデロイ・ロックハート先生だったケネス・ブラナー、という縁。そんな『TENET テネット』で描かれる、いわゆる挟み撃ち作戦はロブが演じるニールがいなければ絶対に成立しなかったミッション。ラスト近く、全てが繋がるシーンで名もなき男に向けられた彼の笑顔に魅了される人は後を絶たず、順行・逆行が入り組んだ時間軸に頭をフル回転させた鑑賞後に温かな余韻を残してくれるのはニールを演じたロブの存在が大きい。大予算をかけて独自の映画手法と世界観を貫き通すノーラン監督との出会いは、まるで水を得た魚のようにロブを輝かせることになった。ノーラン監督は後述する『グッド・タイム』と『ロスト・シティZ失われた黄金都市』を観て、ニール役をオファーしたという。想像の上ゆく“外道”牧師Netflix『悪魔はいつもそこに』(2020)『TENET』でニールが大好きになった方にはかなりの試練かもしれない本作。トム・ホランドが主人公アーヴィン、その父で戦争のトラウマを負った帰還兵にビル・スカルスガルド、汚職保安官にセバスチャン・スタン、ヒッチハイカーを襲う猟奇カップルにライリー・キーオとジェイソン・クラークら主役級キャスト、製作にはジェイク・ギレンホールも揃い、50~60年代、信仰篤いアメリカの田舎町で渦巻く“悪魔”たちを描き出す。ロブが演じたのは、立場を利用して女性信者たちを辱める神の使いとは名ばかりの“外道”牧師プレストン。トム演じるアーヴィンは兄妹同然に育ったレノーラ(『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のエリザ・スカンレン)まで被害に遭ったことから、一線を越えてしまう…。監督はエズラ・ミラーの初主演作『アフタースクール』(2008)でメガホンをとり、Netflix「The Sinner -隠された理由-」の製作総指揮のひとりであるアントニオ・カンポス。一瞬でシーンを掌握Netflix『キング』(2019)ティモシー・シャラメが新境地といえる歴史劇で、英国王ヘンリー5世の若き日ハル役に挑み話題となったNetflix映画。ジョエル・エジャトンがジョン・フォルスタッフ卿兼脚本をつとめ、フランスとの泥沼な戦争にカタをつけ、放蕩王子が一皮むけて英国王となるまでが描かれた。ティモシーのハルと対峙するフランス王太子を演じたのがロブ。フランス訛りの英語を駆使し、どこかつかみどころのないキャラクターはジョークすれすれの怪演。監督は『アニマル・キングダム』で注目されたオーストラリア出身のデヴィッド・ミショッドで、タランティーノ監督も絶賛した『奪還者』(2013)にもロブを起用している。漆黒の宇宙で慈愛と絶望を表現『ハイ・ライフ』(2018)『ショコラ』で知られるクレール・ドゥニ監督が果てなき宇宙を舞台に撮った異色SF。宇宙船「7」内でたったひとり、まだ幼い娘を育てているロブ。なぜこの顛末になってしまったのか、時間軸が前後しながら次第に明らかにされていく。漆黒の中に浮ぶ、あえて先進的ではない宇宙船は、前進していながら後退しているように錯覚するほどの虚無が支配。そんな宇宙と、目の前の小さき者を慈しみながら絶望の眼差しをたたえるロブという新鮮な組み合わせを堪能できるが、宇宙空間での生殖実験に取りつかれたジュリエット・ビノシュには要注意。気鋭の映画製作会社「A24」が全米配給した。絶賛を受けたやさぐれ役『グッド・タイム』(2017)『神様なんかくそくらえ』(2014)、『アンカット・ダイヤモンド』(2019)のジョシュ・サフディ&ベニー・サフディ兄弟監督のもとで主演、第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された。ニューヨークに暮らすホワイトトラッシュの青年コニーは、銀行強盗に失敗し、収監されてしまった知的障がいのある弟(演じたのはベニー監督)を救おうとするが、どんどん深みにはまっていく。クローズアップの切羽詰まった表情はもちろん、その佇まいのやさぐれ具合は米インディペンデント・スピリット・アワード主演男優賞にノミートされるなど各方面から絶賛され、それまで彼にあまり関心のなかった批評家やシネフィルたちをも唸らせた。伝説を信じる探検家の相棒に『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』(2016)ブラッド・ピット率いる「プランB」と、ホアキン・フェニックスとも多数組んできたジェームズ・グレイが監督・脚本という『アド・アストラ』チームによるアドベンチャードラマ。アマゾン奥地に古代都市“Z”が存在すると信じ続けた実在の探検家パーシー・フォーセット(チャーリー・ハナム)の“相棒”ヘンリー・コスティンに扮した。王立地理学会のお偉方に信じてもらえず、夢追い人のように思われていたフォーセットのアマゾン旅に2度同行、“運命共同体”でありながらどこか斜に構えているリアリストな一面がある酒浸り。フォーセットの最後の旅の同行者となった息子役はトム・ホランドが演じた。アラビアのロレンスに『アラビアの女王愛と宿命の日々』(2015)ニコール・キッドマンが砂漠の地に魅せられた実在の女性ガートルード・ベル役に。ロブは不朽の名作『アラビアのロレンス』のモデルとして知られるトーマス・エドワード・ロレンス役に起用された。オックスフォード大学初の女性卒業生で勇敢な探検家にして作家、大英帝国の情報員でもあったガートルード。ロレンスとの関係は、大使館の書記官(ジェームズ・フランコ)やトルコ副領事官(ダミアン・ルイス)との悲恋とは異なり、お互い広がる未知の世界でしか生きられない同志のようだった点に注目。監督はドイツの巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク。デイン・デハーンとバディに『ディーン、君がいた瞬間』(2015)『クロニクル』などでレオナルド・ディカプリオを彷彿とさせると注目を浴びたデイン・デハーンと、ディカプリオに憧れるロブが初共演。それぞれ、24歳の若さで事故死したスター俳優ジェームズ・ディーンと、NY・タイムズスクエアで彼の印象的なショットを撮ったカメラマン、デニス・ストックを演じた。パパラッチに散々追われたロブが、デイン演じる新進俳優ジェームズ・ディーンに密着するうちに故郷での素朴な姿までも捉えるようになっていく。たった2週間の交流の後、一方は夭逝し、他方は世界を驚かせる写真家になるという運命のすれ違いは『TENET』で名もなき男とニールの関係性にしびれた方必見。監督は『コントロール』のアントン・コービン。ハリウッドで成功を夢見る男に『マップ・トゥ・ザ・スターズ』(2014)鬼才デヴィッド・クローネンバーグのもとジュリアン・ムーア、ミア・ワシコウスカ、ジョン・キューザックらが集結、“あるある”を散りばめながら強烈に、シニカルにハリウッドのセレブ一家を描いた。ロブが演じたのは駆け出しの脚本家で俳優、リムジン運転手として働きながらチャンスを伺うジェロームで、彼が一家の娘(ミア)と出会ったことが全ての始まり。『TENET』や『ロスト・シティZ』でも示したように、脇役としての引き算を心得ながらも、なおかつ十分に輝くのがロブ。キャリー・フィッシャーが本人役でカメオ出演しているのも貴重。転落する大富豪役で新境地へ『コズモポリス』(2012)クローネンバーグ監督が『トワイライト』で大ブレイク中のロブを主演に抜擢、監督の大ファンだったという彼もイメージ脱却を試みるべく俳優人生第2幕の1作として選び、異色のタッグといわれた怪作。ニューヨークの若き大富豪は、動くVIPルームのようなリムジンの中で外貨の暴落に直面し、愛人と交わり、医者の検診まで受けるが、常にSPに監視・警護され、衆人環視にさらされる若者の姿が自然と彼に重なってしまう。近未来感のあるリムジン内と外で繰り広げられる暴動との対比も、まるで今日の世界のよう。退廃的な色気ダダ漏れでセックスシーンにも挑み、その中には『ハイ・ライフ』のジュリエット・ビノシュも…。自らの美貌で年上を魅了する役柄としては『ベラミ 愛を弄ぶ男』もある。恋愛映画もひと筋縄じゃない『リメンバー・ミー』(2010)あえて、ラブストーリーを避けているかのようなロブ。本作では心に傷を抱えた2人が恋に落ちていく過程がナチュラルであるものの、演じるのは、父との確執を抱え、22歳で自死した兄と同じ年になろうとしている青年タイラー。「LOST」「ワンス・アポン・ア・タイム」のエミリー・デ・レイヴィンが演じる恋人アリーもまた、かつて目の前で母親を銃殺された過去があった。ロブが脚本に惚れ込んで製作総指揮を買って出た本作では、確かに等身大の恋する姿を目にできるが、賛否両論を呼んだ衝撃的な結末が待ち受ける。また、2011年に出演した、リース・ウィザースプーン演じるサーカス団長の妻との恋を描いた『恋人たちのパレード』もひと筋縄ではいかないラブストーリー。晩年に語られた詩人への激情『天才画家ダリ 愛と激情の青春』(2008)スクリーン映えするカリスマ性ある彼のキャラクターは、天才画家サルバドール・ダリの若き日を演じた本作から群を抜いていた。20世紀はじめ、スペインの王立美術学校に当時の最先端ファッション(これがまた奇抜)で入学したダリは詩人のフェデリコ・ガルシア・ロルカ、映画監督志望のルイス・ブニュエルと出会う。フェデリコは友情以上の感情をダリに抱いていくが、ダリは彼のもとを去る。その作風に大きな影響を与えたとして描かれるフェデリコとの愛と激情は、ロブの知名度がなければ日本上陸もしていなかった皮肉さがある。本格デビューから15年あまり、伝記物からSFまで、作品ごとに強烈な個性を放ち続けているロブは、いま『TENET』に続いて『The Batman』で次なるステップに進もうとしている。予告映像からうかがえるように、彼が演じるバットマンは危うく脆い正義感と狂気とを漂わせ、ホアキンにとっての『ジョーカー』のようにエポックメイキングな代表作となるはず。これまでにないロブ、そしてバットマンの姿がいまからも楽しみで仕方がない。(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflix映画】『キング』 2019年10月25日よりアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて公開/2019年11月1日よりNetflixにて独占配信開始TENET テネット 2020年9月18日より全国にて公開© 2020 W arner Bros 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2020年10月12日