デヴィッド・クローネンバーグ監督作品『COSMOPOLIS』(原題)に主演したロバート・パティンソンがカンヌに登場し、レッドカーペット前にファンが殺到。その大人気ぶりをカンヌでも証明した。原作はポストモダン作家ドン・デリーロの小説「コズモポリス」。近未来のニューヨークで金融界の寵児となったエリック(ロバート・パティンソン)の危険な1日を通して、資本主義社会の破綻を描き出す。映画の大半は、豪華なリムジンの中での、エリックと訪問者たちの会話やセックスで占められており、役作りに関して聞かれたロバートは「2週間、ホテルにこもりきりになっていたけれど、頭を抱えてしまった。それで監督のところに相談に行ったんだけれど『自分の思うようにやってごらん』としか言ってくれなかったよ」と、難役だったことを明かした。クローネンバーグ監督は「デリーロの文章は美しい。私はグランドキャニオンの広大な風景より、美しい言葉を話す人間の表情を捉えることの方が好きなんだ。人間の表情こそが映画の醍醐味だと思っている」と持論を語った。同席した原作者のデリーロは「私は脚本を書いてはいないよ。だから素晴らしい映画になったんだ」と語り、会場を沸かせた。(photo/text:Ayako Ishizu)特集:第65回カンヌ国際映画祭■関連作品:COSMOPOLIS (原題)第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート】ミヒャエル・ハネケ、2本連続でパルム・ドール受賞!【カンヌレポート】ザック・エフロン、ニコールとの恋に「全く年の差感じなかった」【カンヌレポート】クリステン・スチュワート、15歳の妻を演じた難しさ明かす【カンヌレポート】『愛と誠』の和製“愛”、海を越えスタンディング・オベーション!【カンヌレポート】ブラピ、主演作会見でアンジーとの順調ぶりアピール
2012年05月28日5月20日(現地時間)、開催中のカンヌ国際映画祭でジョルジオ・アルマーニ主催によるハイチ復興支援を目的としたチャリティイベント「ハイチ:カーニバル・イン・カンヌ」が開催され、俳優ショーン・ペン率いる「J/P Haitian Relief Organization」、映画監督で脚本家のポール・ハギス率いる「Artists for Peace and Justice」、そしてモデルのペトラ・ネムコヴァの「Happy Hearts Fund」など、ハイチ復興支援団体の連合イベントが初めて実現した。同映画祭でのチャリティ目的としたイベントの開催は、1984年と1996年に行われた有料上映以来初めての試み。会場にはショーンらのほかにジェラルド・バトラー、ダイアン・クルーガー、ジェシカ・チャステイン、ベン・スティラー、クリス・ロック、デビッド・シュワイマー、ユアン・マクレガー、ジャダ・ピンケット・スミス、トム・ハーディ、ロバート・デ・ニーロ、ショーン・コムズ、ジョシュア・ジャクソン、ミシェル・ロドリゲス、ハーヴェイ・ワインスタインなど錚々たるセレブリティに加え、主催者であるジョルジオ・アルマーニ、ロベルタ・アルマーニ、クリエイティブ・アーティスト・エージェンシーのブライアン・ロード、アメリカ映画協会会長のクリス・ドッド、カンヌ国際映画祭のアーティスティック・ディレクター、ティエリー・フレモーらが参加した。俳優・監督として、これまで幾度にわたり出品作品に関わり、2008年には審査員長を務めるなど、カンヌ映画祭とは縁の深いひとりであるショーン。俳優業の傍らで、一昨年にハイチで起きた大地震の救済活動を行う支援団体「J/P Haitian Relief Organization」を同年に設立し、その人道的支援が称えられハイチ共和国の無任所大臣に任命されている。今回のチャリティ・イベントでは、義援金を目的とした数々のチャリティ・オークションが行われたが、ショーンは即興で自身とハイチの地で3日間一緒に過ごす権利を出品し、3名の入札者からそれぞれ12万8,000ドル超という値で落札された。ほかには、「U2」のボノのギターとライヴのバックステージで彼と会える権利が21万5,000ドル超、米ランジェリー・ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」の人気モデルたち“ヴィクトリアズ・シークレット・エンジェルズ”とのランチ&ファッションショーでのVIP待遇が11万5,000ドル超で落札され、チャリティ・イベントの全体収益は200万ドル以上にのぼった。同イベントでは、米シンガーソング・ライターのライル・ラヴェットにより3団体のために書き下ろした楽曲が披露され、ハイチ大統領ミシェル・マテリ氏からは同イベントを共催したショーン、ハギス監督、ペトラへ感謝のスピーチを収めたビデオが届いた。第65回カンヌ国際映画祭は5月27日(現地時間)まで開催。特集:第65回カンヌ国際映画祭あなたが観たいのは?「カンヌ映画祭」投票■関連作品:ギャングスター・スクワッド (原題) 2012年秋、全国にて公開
2012年05月22日南仏にて開幕中の第65回カンヌ国際映画祭にて、5月18日(現地時間)、特別招待作品として招待された大人気アニメーションシリーズ3作目『マダガスカル3』のプレミア上映が行われ、ベン・スティラー、クリス・ロックらオリジナルキャストとスタッフが一挙集結!日本からは吹き替え版の声優を務める柳沢慎吾が駆けつけ、オリジナルキャストとのご対面を果たした。プレミアに先駆けて、前日の17日にはカールトンホテルのテラスにて一同が集結し、フォトコールが行われた。テラス前はシマウマのマーティのトレードマークのカラフルなアフロヘアを頭につけた約600人のファンと一般客で埋め尽くされ、大興奮の渦に包まれた。単身日本から参加した柳沢さんは緊張気味の様子で「アウェイって辛いね」と漏らしていたが、「僕が日本のマーティ、慎吾!慎吾!」と果敢にスターたちに挨拶すると、それを受けた同じマーティ役のクリスから大歓迎を受け、ベンらとも意気投合!快晴のカンヌの空の下、日米キャストの夢の競演が実現した。ハリウッドスターの仲間入りを果たし、すっかりハイテンションになった柳沢さんは、翌日の夜に行われたプレミアイベントにも参加。世界中から400人の報道陣が詰め掛ける中、ベンやクリス、さらにデヴィッド・シュワイマーなどオリジナルのキャストに加えて、ロバート・デ・ニーロ、ジェーン・フォンダ、ジェニファー・コネリー、サルマ・ハエック、ナオミ・ワッツなど世界中の豪華スターが登場すると、割れんばかりの歓声が沸き起こり、会場は一時騒然に。このプレミアの席で世界で初めて3Dの本作が披露されたが、上映中は終始笑い声や拍手で満たされ、エンドロール中からスタンディングオベーションが起こるほどの興奮の上映となった。前作から4年、今度はモンテカルロからローマ、さらにオリンピック開催が待たれるロンドンまで、ヨーロッパを舞台に、指名手配になったライオンのアレックス、マーティと仲間たちのワールドワイルドな大冒険が描かれる本作。世界各国からの注目度の高さに驚きを隠せない様子の柳沢さんは「人生で最初で最後のカンヌのレッドカーペットです。一生ものです!」と大興奮で語った。カンヌ国際映画祭は今月27日まで開催。『マダガスカル3』は8月1日(水)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。© Kazuko WAKAYAMA特集:第65回カンヌ国際映画祭■関連作品:第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]マダガスカル3 2012年8月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:【カンヌレポート】ジャッキー、クォン・サンウ初共演作でアクション解禁のワケ明かす【カンヌレポート】ラクダ闊歩に美女との豪奢クルーズ…“将軍様”が大暴れ!【カンヌレポート】B・ウィリス&B・マーレイら、W・アンダーソン組集合で開幕!いよいよ開幕、カンヌ映画祭今年注目すべき華麗なるミューズを一挙チェック!ユアン・マクレガー、A・ペイン監督らが今年のカンヌ国際映画祭コンペ部門審査員に
2012年05月19日大人気『トランスポーター』シリーズを始め、ロバート・デ・ニーロとの共演作で先日公開された『キラー・エリート』、さらに錚々たる顔ぶれと競演した『エクスペンダブルズ』など、いまや“肉体派”俳優の代表格として大活躍を見せるジェイソン・ステイサム。彼の最新作となる映画『SAFE/セイフ』が今秋、日本公開されることが決定!そのティザービジュアルもこのほど披露された。アクション俳優として数多あるオファーの中からジェイソンが選んだ本作のプロデュースを手がけるのは、『キル・ビル』や『イングロリアス・バスターズ』などバイオレンスあふれる作風で知られるクエンティン・タランティーノ監督作のほとんどを手がけるハリウッド屈指の敏腕プロデューサー、ローレンス・ベンダー。本作で初めてタッグを組むこととなるが、タランティーノ監督の作品を知る人ならば、これまで以上にハードかつ過酷なシーンがジェイソンを待ち受けているのでは?と期待は高まるはず。物語の舞台となるのは、闇が潜む街・ニューヨーク。ジェイソン扮する元市警の特命刑事だった男は愛する妻を殺したマフィアたちから一人の少女を救おうと、あの手この手で逃れるが、気づけば市警の悪名高き汚職警官グループやチャイニーズ・マフィアたちを巻き込み、孤立無援の壮絶なバトルを繰り広げていく。ブルース・ウィリスやシルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーといった一流のアクション・スターと呼ばれる男たちは、泥だらけ血だらけでボロボロになりながらも闘う熱血漢タイプが目立つが、イギリス紳士のジェイソンは、『トランスポーター』シリーズなどでもおなじみだが、スーツ姿でアクションをこなす紳士的な肉体派。今回披露されたビジュアルからも分かる通り、本作でもそれは変らない。それに加えて、ジェイソンはリアルさを追求するべく、アクションシーンでは敢えて生身でいることにこだわり、アクションの王道たる鉄拳バトルはもちろん、壮絶な銃撃戦、カーチェイスに体当たりで挑戦!もう彼にできないアクションは存在しない!?『SAFE/セイフ』は10月13日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:エクスペンダブルズ2 2012年10月20日より全国にて公開© 2012 Barney’s Christmas, Inc.SAFE/セイフ 2012年10月13日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Safe Productions,LLC All Rights Reserved■関連記事:最強の男たちが再集結!総勢12名のキャラクターポスターが解禁
2012年05月18日もし、そう尋ねられたら何と答えるでしょうか?恋は奪うもの、愛は与えるもの。恋は経過で、愛は結果。恋は自分本位、愛は相手本位。恋は不安定で、愛は安定。恋には下に心(下心)があって、愛には中心に心があるとも。こんな風に、世間で言われている違いも様々。答えは人の数だけあるのかもしれません。フランスの文学者で「愛について―エロスとアガペ」を記したドニ・ド・ルージュモンは、愛と恋の違いについて、こう言っています。「惚れるのは状態であり、愛するのは行為である」深いですね。では、あなたがいま誰かを好きだとして、それは恋なのか愛なのか。その狭間で揺れている、それを測りかねているというのなら、観ておくべきは映画『恋と愛の測り方』。キーラ・ナイトレイとサム・ワーシントン演じる夫婦ジョアンナとマイケルが“3年目の危機”に直面しながら、自分たちの関係について、もう一度考え始めるという物語です。夫婦の危機となるのは、妻の元カレ(しかも、恋の国から来たフランス人!)と、妙にセクシーな夫の同僚(出張にも一緒に行く関係!)。妻も夫も、彼らの存在について内緒にしているあたりが、何やら意味深。そこには、潜在的な欲望が隠れているということなのです。夫婦ともに、互いを愛し、いまの生活には満足しています。でも妻が、夫と参加したパーティで、夫に気になる同僚がいることを知ってしまうところから物語は動き始めます。たまたま夫とセクシー美女が楽しげに話しているのを発見。絡み合う視線に胸騒ぎを覚え、2人が「たぶんタイミングを狙っている」と感じ、これまでの出張でも何かあったのではないかと疑い始めるのです。疑念が生まれた以上、妻は冷静ではいられません。その後の夫婦の議論は、なかなかの見もの。夫は動揺し、「とんだ言いがかりだ」「ただの同僚だ、何もない」と言い続けるのですが、それがたとえ本当だとしても、夫の動揺は見過ごせません。肉体の関係がないとしても、夫が誰かに惹かれているというだけで、不快だし、不安なのが女心というもの。こうなると、肉体関係があったかどうか、自分の方が愛されているかどうかは、もう二の次なのです。女性の場合、自分が“一番”になるより、“唯一”であることの方が重要だと考える人も多いようです。反対に男性は一番になりたがる。ジョアンナとマイケルの議論がいつまでたっても平行線なのも、そのあたりに理由がありそうです。そんな状況のまま、夫は問題のセクシーな同僚と出張へ。そんな日に限って、妻は偶然にも元カレ(いまも好き)と再会。どちらにとっても、間違いを犯すには格好の機会が訪れるのです。夫婦は、愛のために踏みとどまるのか。それとも、感情に流されてしまうのか。もしかすると、妻が元カレに、夫が同僚に対して抱いている感情を、人は恋と呼ぶのかもしれません。でも、人はなぜ最愛の人がいるにも関わらず、ほかの人に惹かれるのでしょう。愛の方が崇高だと思われているけれど、人は恋する者の情熱を羨ましがるものです。愛を捨てるつもりはないけれど、恋もしたい。それが愛を脅かすかもしれなくても、です。それは、ジョアンナがマイケルに叫んだように「人は常に新しさを求める生き物だから」かもしれません。パートナーを傷つけると分かっているのに、自分本位にほかの誰かを求める気持ちこそ、恋ということなのでしょうか。たとえそれが、後に愛に変わったとしても。では、もし別の人に恋心を抱いているとして、それでもパートナーのためにセックスはしないとしたら、それは自分を犠牲にして愛を貫いたことになるのでしょうか。それとも、別の誰かに恋心を抱いた時点で、もう裏切りなのか。実はこの作品では、観る者はこの問題にも突き当たります。それは“身体の浮気”と“心の浮気”なら、どちらがより酷い裏切りなのかということ。この話題が出ると、メリル・ストリープとロバート・デ・ニーロ共演の恋愛映画『恋におちて』(’84)を思い出します。既婚者同士が出合い強く惹かれあうのですが、身体の関係は結ばないまま、互いのパートナーに知られてしまうのです。そのとき男が自分の妻に、「体の関係はない」と告白すると、妻は余計に逆上し、「そのほうがよほど罪だ。本気だってことでしょ。肉体関係があったほうが許せるのに」と言うのです。好きだけど、しない。できるけど、しない。大人の男女は、そこに肉体関係以上の深い繋がりや、真剣な想いを見てしまいます。タイトルでは、2人は“恋におちた”ことになっていますが、実はこれは愛なのかもしれません。身体の関係を結んだときよりも、愛する人以外に惹かれるという自分の気持ちに気づいたときこそ、パートナーへの裏切りを意識する人もいることでしょう。気持ちは自然発生的で抑えられないもの、そしてすべての行為の根源。でも、行為は意志で抑えることができる。どちらが厄介か、明白ですからね。だから、ジョアンナは、夫がほかの女性に惹かれていることに気づき、とても傷つき不安になるのです。彼が自分を愛していると分かっていても、自分が彼にとって唯一無二ではない可能性を感じてしまうから。そんなときに、まだ好意を持っている元カレから連絡を受け、誘いに乗って出かけてしまう彼女の気持ちに、共感できる人も多いはず。不安定なときに、自分が特別だと感じさせてくれる男が現れたのですから、すがりつきたくもなるでしょう。もし、「私ならこの状況でも絶対に出かけたりしない」「こんな誘いに乗るなんてダメよ」と断言できる人がいるとしたら、なかなかの理性派。「私は行ってしまうかも」と考える女性と、そうでない女性との違いは、きっと恋愛経験の種類によるもの。現在、愛するパートナーがいるのに、まだ気になる相手がいる人と、いない人では、恋愛観は大きく違うはず。人のキモチとは割り切れないもので、自分ですらコントロールできないと知ってしまった人とそうでない人、ある人に恋をしながら別の人を愛せると気づいてしまった人とでは、ジョアンナへの共感にも大いに温度差が生まれるはずなのです。それにしても、ジョアンナとマイケルを見ていると、結婚の意味がよくわかります。結婚とはいわば契約。“この人”と決めた時点で、残りの一生をともに過ごす誓いを立てます。それは、いわば覚悟の表明。でも、忠実な愛を信じるならば、人は結婚という契約で相手を、そして自分を縛る必要などないのです。つまり、結婚の前提には、人の心は揺れるもの、移ろいやすいという事実が見えてきます。約束事があるから、人はより慎重に行動し、自らの気持ちをコントロールしようとする。だからといって、自重は愛ゆえとは限りませんが。浮気をしていない夫婦が、必ずしも愛し合っているわけではないのですからね。さて、ジョアンナとマイケルはどうなるのでしょう。あなたなら、ジョアンナとマイケルが互いに持つ感情は愛なのか、彼らが元カレや同僚に抱いている感情は恋なのか、はっきりと見分けがつくでしょうか。誰が誰を一番深く愛しているのか。エンディングを見ただけでは、単純に測りかねないのが、彼らの心理というもの。あなたならこの夫婦の抱く感情を、どう推し量るでしょうか。実は、映画をフィルターにして見えてくるのは、あなた自身の恋愛観なのかもしれませんよ。(text:June Makiguchi)特集:恋と愛のちがいって…■関連作品:恋と愛の測り方 2012年5月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Last Night Productions, Inc.■関連記事:『恋と愛の測り方』ハート型ジュエリングブックマーカー&プレスを5名様にプレゼント愛する人がいても恋に迷うことも…?『恋と愛の測り方』試写会&座談会に10名様ご招待恋と愛の違いって?キーラ・ナイトレイ主演『恋と愛の測り方』女性限定試写会に20組40名様ご招待恋と愛の違いって何…?キーラ・ナイトレイ主演『恋と愛の測り方』予告編を公開
2012年04月27日もしも完璧な、夢のような生活を手に入れることができる新薬が開発されたら、あなたは欲しいと思う?映画『リミットレス』の主人公、仕事も恋も不調で堕落した生活を送る作家志望の男・エディはある偶然で、脳を100パーセント活性化させる「NTZ48」という驚異の新薬を手に入れたことから、予期せぬ大成功、そして陰謀に巻き込まれていくことに――。たった一粒の錠剤に翻弄されていくエディを演じた主演のブラッドリー・クーパーに話を聞いた。「ここ数年いろんな脚本を読んできた中でも、ずば抜けたキャラクターだと思った。とにかく最高のキャラクターだよ」と自身の演じたエディについて絶賛するブラッドリー。脚本を読んですぐにこの役を演じることを決めたという。「脚本がすごくスマートで、うまく書かれた物語だと思ったんだ。それと、血を飲むシーンがあるのがすごく気に入ったんだよね(笑)。あれをぜひ映画でやりたいと思って。ヴァンパイアじゃないけどクレイジーなシーンで、すごいと思った。だからあらゆる手を尽くして、この役には僕が適役なんだって、監督を引き受けたニール・バーガーを説得したんだ」。小説の筆も進まず、恋人にも愛想を尽かされるという人生のどん底から一転、新薬を服用した途端に急激な成功を手にするエディ。その驚異的な人生の変化を演じるのはどんな気分だったのだろう?「確かに大きなチャレンジだったけど、まさにそれがこの役をやりたいと思った理由だったからね。一番難しかったのは、エディの話し方というか言葉遣いの変化で、語彙も増えるし、薬を飲んでいるときは言葉がつっかえたりすることはありえないわけで、言い間違いも許されないんだ。今回の撮影はすごく速く進んで、何度も撮り直しをすることがあまりなくて、実際ワンテイクで撮ったシーンが結構多かった。舞台で演じているような感じだったんだ。だからそこは大変だったけど、僕はそういうチャレンジが大好きなんだよね。それに、僕は元々すごい早口だし(笑)。だからそれに合わせて演じた感じかな」。人生のスランプから抜け出し、小説家としての成功という夢を叶えるエディ。ブラッドリー自身も、本作である憧れの俳優との共演の夢を実現させた。その人物とは、ロバート・デ・ニーロ。エディをウォール街の闇へと引きこみ、翻弄していく投資家・カールを演じている。「人生最大の忘れられない経験になったよ。だって僕は、彼に憧れて役者になりたいと思ったくらいだから。そんな人と共演できるなんてすごいことだよね。実は、もう1本彼と共演した映画があって、2週間前に撮影を終えたところなんだよ。『The Silver Linings Playbook』(原題)っていう作品で、僕たちは親子を演じているんだ。(『リミットレス』の)現場では、ほとんどの場合、話題になるのは食べ物だったよ(笑)。彼はいつもモッツァレラチーズを食べたがっていて、『フィラデルフィアで一番美味しいモッツァレラはどこで手に入るのか?』って探し回ってたんだ。毎日モッツアレラの塊を差し入れしてたくらいだよ(笑)」。劇中からは想像できない、大御所ロバートとの微笑ましいエピソードも明かしてくれたブラッドリー。大ヒットコメディ『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(’09)でコメディの才能も開花させ、昨年には「People」誌が選ぶ「最もセクシーな男性」の称号を得るなど、まさに俳優として順風満帆な道を進む彼だが、そんな彼でも「NZT-48」があったら、飲みたいもの?「もちろん!できれば1錠だけでやめられるといいよね。でも映画を観ればそこが問題なんだと分かるけど、僕はきっと飲むと思うよ」。意外にも(?)あっさりと金の斧を選ぶと即答したブラッドリーだが、「すごくいい経験になるだろうから」という言葉に、彼の飽くなきチャレンジ精神、というよりハングリー精神が垣間見える。「『ハングオーバー!』の前は、とにかく仕事が欲しかったっていう、それだけだったね(笑)。いまはもっと成長できるように最高の人たちと一緒に映画を作りたいっていう思いが大きいよ。大事なのはそこ。あと、やりがいがあって、違った役をやっていきたいと思う。やってみたい役はすごくたくさんあるけど、アメリカで育った人間としては、いつかウェスタンもやってみたいと思う。それが最終的な目標になるかもね。とにかく僕は映画が大好きだから、薬を飲まなくてもあらゆるジャンルの映画に挑戦するチャンスが欲しいよ」。セクシーでいてハングリー精神もさらりと見せる、彼の魅力をDVDでぜひご堪能あれ。<セル>「リミットレス」[ブルーレイ]価格:3,990 円(税込)「リミットレス」[DVD]価格:2,980 円(税込)発売日:3月7日(水)※同日レンタル開始、オンデマンド配信開始販売&発売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント© 2011 Relativity Media. All Rights Reserved.■関連作品:リミットレス 2011年10月、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2011 RELATIVITY MEDIA.
2012年03月06日米アカデミー賞で最多11部門にノミネートされているマーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』に出演しているクロエ・グレース・モレッツの最新コメントがこのほど到着。本作の魅力や巨匠スコセッシ監督との仕事について語っている。その他の写真『ヒューゴの不思議な発明』は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。本作で彼女が演じたのは、主人公ヒューゴが駅で出会った玩具店の店主ジョルジュの養女イザベル。彼女はヒューゴと行動を共にするだけでなく、ヒューゴの夢をかなえるために大きな役割を果たす。クロエは「ヒューゴとイザベルは、自分たちの人生だけでなく、もっと大きな秘密を知ることになる。両親を亡くしたふたりは、お互いを必要としているの。“誰もが愛を必要としている”というのは、この作品の大きなテーマよ」と分析し、本作のもうひとつの大きなテーマは“映画愛”だという。「脚本を読んで、これは“映画作りへのオマージュ”だと思ったわ。映画の創始者への感謝が込められているの。スコセッシ監督はとても長い間、映画の世界に身を置いて、多くの映画を作ったし、仲間もたくさんいる。そんな彼がこの作品を作ったことはとてもスゴいことだと思うわ」。ちなみにスコセッシ監督は、ロバート・デ・ニーロやレオナルド・ディカプリオらスター俳優とタッグを組むことが多いが、クロエは「監督は誰に対しても同じように接するの。大スターも無名の俳優も平等に扱うから現場はすごく自由な雰囲気よ。大人と同じように接してもらって、すごく良い経験になった」と振り返り、「スコセッシ監督の映画に出るなんて信じられないって思ったわ。夢みたいだもの」と喜びのコメントを寄せている。『キック・アス』のヒット・ガール役で人気を集め、本作に続く出演作『ダーク・シャドウ』ではジョニー・デップと共演するなど、若手俳優として圧倒的な注目を集めるクロエ・グレース・モレッツ。彼女が、映画界を代表する巨匠スコセッシ監督の下でどんな演技を見せるのか? 彼女のファンならずとも気になるところだ。『ヒューゴの不思議な発明』3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開(C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved
2012年02月24日美しき景色が広がるイタリア・トスカーナと首都・ローマを舞台に、人を愛することの素晴らしさを謳う、大人のためのロマンティック・ストーリー『昼下がり、ローマの恋』。本作で初競演を果たし、うっとりとするような恋愛を魅せる大御所ハリウッドスター、ロバート・デ・ニーロとイタリアの国民的女優、モニカ・ベルッチからのコメントが到着した。御歳68歳にして第一線で映画の現場に立つのはもちろん、昨年末に6番目の子供を授かったデニーロに、48歳にして成熟した色気と共に脅威の美しさを誇るモニカ。出会うべくして出会った2人が語る“恋愛”の魅力とは…?デ・ニーロが本作で演じるのは、心臓移植手術を受けたのちに離婚し、定年後の穏やかな日々をローマでひっそりと暮らす独り身の元歴史学教授・エイドリアン。ある日出会った親友の娘、ビオラ(モニカ)に心を奪われた彼は、最後の恋に身を焦がす――。イタリアを舞台にした、イタリア人監督による、純然たるイタリア映画に出演するのは本作が初めてのデ・ニーロは、ローマでの撮影を「何もかも素晴らしかった」とふり返る。「スタッフも最高でプロフェッショナルだった。もちろんアメリカ映画にも素晴らしいものはたくさんあるけど、ヨーロッパ映画はアメリカ映画よりも洗練された部分があるような気がする。これまで何人ものイタリア人俳優と共演してきたけど、みんな違うから常に流れに任せるように演技をしてきた。イタリア映画ではリハーサルも少ない。それはそれで良いことだと思うし、だからこそ監督の判断に委ねるべきだと思う。私を含め、俳優たちはみんな監督のところへ行ってタイミングなどについて相談してたよ」。国境を超えて、映画を通して厚い信頼関係が築かれた様子がうかがえるが、その一方で「ジョヴァンニ(・ヴェロネージ監督)には直接言わなかったが…」と言葉を濁すデ・ニーロ。そう、共演のモニカのことである。「もし彼女が出演しなければがっかりしてた。モニカほど完璧にあの役を演じられる女優は考えつかない。だからこの映画を撮るのであれば、彼女の出演は絶対だったし、日程的に無理なら待つ気だったんだよ。それほど彼女の出演は重要なんだ」。デ・ニーロからこんな熱烈なラブコールを送られたモニカだが、彼女自身はハリウッドの大スターであるデ・ニーロとの初共演に対して「正直言って臆病になってた」と明かす。「臆病になってたの。あの素晴らしい俳優と正面から向き合うことにね。でも今回共演をして気心が知れてから私たちはみな、彼の魅力の虜になった。常に演技のことを考えている本物の俳優よ。あの素朴な振る舞いは、彼が大スターであることを忘れさせてくれる。その人柄を知ることで彼をとても好きになったし、楽しい経験だったから撮影が終わって少し寂しくなったわ」。さらに、モニカはデ・ニーロから感じた“エネルギー”について語る。「お互いに『チャオ』と挨拶してすぐに、彼が持っている力強いエネルギーを感じたわ。監督は『君たち2人のエネルギーの相乗効果が作品を良くする』と言っていた。その関係が物語の魅力を生み出すんだって。67歳のデ・ニーロの魅力に触れるのは良いことよ。自分も楽しく歳を重ねられる気がしてくるもの」。48歳とは思えぬ、グラマラスな美しさを保ち続けるモニカをお手本にしたいと思う女性が世界中に多くいるだろうが、本人が意識する“美”とは何なのか?「私が映画に出演したいと思ったのは(クラウディア・カルディナーレなどグラマラスな魅力をもった)女優たちに憧れていたから。フェリーニやヴィスコンティなどの作品で、(アンナ・)マニャーニや(ジーナ・)ロロブリジーダら素晴らしい女優が活躍していた。彼女たちには成熟した色気があったの。例えばブリジット・バルドーを始め、フランスの女優にはロリータ的な魅力があったけど、イタリアの女優とは別の魅力よ。往年のイタリア人女優たちの魅力には、若さと共に成熟した何かを感じるの。私が考える女性らしさに近いんだと思うわ。今回演じたビオラも、美しさにこだわる女性というイメージがあるわ。ただ40代を目の前にその美しさも衰えてきて、自分がそれまで何も築いてこなかったという女性の苦悩に直面するの。この女性はある意味でかわいくて女っぽいから、私の持ち味も活かせたと思うわ」。年齢を重ねるごとに俳優として、一人の男として女としての色気と輝きを増していく2人に、“恋愛”についての助言をいただきたいところだが…、「愛について誰かに助言するのは難しいもの」とモニカ。「悪い結果になる愛だと頭では理解していても、無意識に違う答えを出してしまうこともある。だから忠告ができない問題なの。例えば自分にとって危険な男性だと分かっていても、電話があれば会ってしまうようにね」。だから恋愛に年齢なんて関係ない。電光石火のごとく恋に落ちたエイドリアンとビオラのように。デ・ニーロは言う。「生きてるかぎり人は愛せるよ」。■関連作品:昼下がり、ローマの恋 2012年2月18日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2011 FILMAURO Srl
2012年02月15日どれだけの女性が彼が贈る“愛”の物語に憧れを抱き、笑ったことだろう。御年77歳、ラブストーリーの名匠ゲイリー・マーシャルが最新作『ニューイヤーズ・イブ』で描くのは、愛、希望、許し、やり直すチャンス…様々なドラマが渦巻くニューヨークの大晦日。2011年最後に贈る、ロマンティックなギフトに彼が込めた想いとは?アビゲイル・ブレスリン、ザック・エフロンに続き、マーシャル監督のインタビューをお届け。前作『バレンタインデー』で世界中の男女が恋に胸踊らせる一日をユーモアたっぷりに描いた監督は、そこからヒントを得て本作を誕生させた。「『バレンタインデー』の脚本家のウェイン・ライスと相談して、次は別のホリデイにしようかって話になったんだよ。『バレンタインデー』のフィードバックが、どの世代にもアピールできるってことだったんだ。『ニューイヤーズ・イブ』もそこは同じだから、観ている人たちにも共感してもらえるかなと思ったんだ。世代を超えて共鳴できるストーリーになってるからね」。ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、ハル・ベリー、ヒラリー・スワンクといった演技派俳優からアシュトン・カッチャー、キャサリン・ハイグルといったラブコメの代表的スター、さらにザック・エフロンやリー・ミシェル、アビゲイル・ブレスリンといったフレッシュな面々まで、錚々たる顔ぶれを一つの作品に集め得たのは、世代を超えて支持される、マーシャル監督だからこそ。だが、巨匠といえど、この豪華スターたちを一つにまとあげるのはさぞかし大変だったのでは?「実は、スケジュールの都合で出られなかったはずのハル・ベリーから連絡があって、急遽出られるという話をしてくれたので、そこでシナリオを書き加えたりといった調整がたくさんあったんだ。あとはオスカー女優のヒラリー・スワンクとは約束したんだ。『君はいつもボコボコになる役(『ミリオンダラー・ベイビー』然り)が多いから、今回は女の子を演じさせてあげる』と。だから髪にも動きのあるヘアセットにしたんだ(笑)」。アビゲイル、ザックにとっての理想の大晦日の過ごし方は、「家で、家族と一緒に過ごすこと」だったが、本作に登場する8組の男女のドラマの中にも、もちろん親子の大晦日のドラマも描かれている。その中で、マーシャル監督は世界中の女子の羨望の的、サラ・ジェシカ・パーカーを初めて母親役として抜擢した。サラは本作で、15歳になる娘(アビゲイル)をもつシングルマザーを演じている。「彼女はウソをつかない女優だからね。あと実際に母親でもあるし、境遇は違うけれど、女優としても母親としても経験値があるから、積極的に意見を取り入れるようにしたんだ。僕自身、サラとアビゲイルの母と娘の物語はとても気に入ってるんだ」。さらに本作の見どころとして、「今回はサントラにも力が入ってるんだ。ボン・ジョヴィがタイムズスクエアの前で歌う『I Can’t Turn You Loose』や、リー・ミシェルが歌う『Auld Lang Syne』(蛍の光の原曲)は見どころのひとつだよ。楽しみにしていて!」と物語を盛り上げる音楽をおすすめする監督。まさに、1年で最も煌びやかなニューヨークを象徴するシーンである。「ニューヨークは僕が生まれ育った街なんだ。大晦日のボール・ドロップ(カウントダウン・イベント)はニューヨークのシンボルで、みんなが楽しみにしてるイベント。人にいろんなことを思い出させる、大切な日なんだ」。マーシャル監督が8つの物語に散りばめた、愛と希望のかたち。それが一つに繋がったときに訪れる感動をぜひこの年末、体験してみてはいかが。『ニューイヤーズ・イブ』Countdown Interview■関連作品:ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:被災地支援、出産、離婚までセレブたちの2011年をふり返り超貴重!『ニューイヤーズ・イブ』サラ・ジェシカ・パーカー直筆サイン入りポスターを1名様プレゼント“女性を笑顔にできる男”ザック・エフロンに直撃!理想の「大晦日」の過ごし方は?ジョシュ・デュアメルが公私ともに成功をゲットした出世作、遂にDVDリリース!『ニューイヤーズ・イブ』アビゲイル・ブレスリン「大晦日はのんびりTVを見るわ」
2011年12月28日「ぴあ」調査による12月21日、23日公開の映画・満足度ランキングは、ロバート・デ・ニーロ、サラ・ジェシカ・パーカーら豪華キャストで贈る大晦日を舞台にした群像劇『ニューイヤーズ・イブ』がトップに輝いた。2位にSFコメディ『宇宙人ポール』が、3位に人気アニメシリーズの第2弾『劇場版イナズマイレブンGO 究極の絆 グリフォン』が入った。1位の『ニューイヤーズ・イブ』は、ニューヨークを舞台に大晦日を過ごす8組の人々の姿を描いた人間ドラマ。出口調査では「NYの雰囲気がリアルに伝わってきてキレイだった。旅行ではなかなか体験できないものを味わえた」「今年、日本はいろいろとあったので、立ち止まって振り返って考える良い機会になった」「ザック・エフロンの成長した姿が印象的。タイトルはカップル向けだが、家族と一緒に観てほしい」「サラ・ジェシカ・パーカーはまさにニューヨーカーという感じでピッタリ」「たくさんのキャストが出ているが、ジョン・ボン・ジョヴィが特にカッコイイ」などカップルを中心に高い満足度を集めた。2位の『宇宙人ポール』は、イギリス人の超ボンクラ男ふたりと、脱走してきた宇宙人のポールが出会うことで巻き起こる騒動を描いたSFコメディ。主演は『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』などで知られるサイモン・ペッグ&ニック・フロスト。アンケート調査では、「過去のSF映画へのリスペクトがあって、それをベースに人生についても教えてくれる作品」「宇宙人らしくないポールに好感をもった」「ハチャメチャなロードー・ムービーで、SFやUFO好きにはたまらない!」「主演ふたりも、ポールの声を演じたセス・ローゲンも、ものスゴくおもしろい」など好評で、20代から40代を中心に支持された。(本ランキングは、2011年12月21日(水)、23日(金)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2011年12月27日大晦日のN.Y.を舞台に男女8組の悲喜こもごもを描く『ニューイヤーズ・イブ』で、ザック・エフロン扮するポールは無難な人生との決別に踏み切る年上女性・イングリッドの手助けをする。長年勤めた会社を突然辞め、新たな年を迎えるまでに“今年の目標リスト”をこなそうとするイングリッドに、リストの実行を手伝うポールは笑顔を取り戻すことができるのか…?「僕自身の来年の目標も、一人でも多くの女性を笑顔にすることだね。ダンスに誘って笑顔になってもらうのなんて、ちょっといいと思わない?」と微笑むザック・エフロンは、現在のハリウッドで“最も女性を笑顔にできる男”だと思う。「ポールはイングリッドをお堅い女性だと思っていたけど、N.Y.で一番ホットなパーティのチケットと引き換えに彼女を助けてあげることにする。でも、徐々に自分らしさを取り戻していく彼女を見ているうちに、チケットのことなんかどうでもよくなるんだ」と語るザック。さらに、「イングリッドはまるで殻を突き破る蝶のよう。男性が女性をキュートだと思うポイントは人それぞれ違うだろうけど、ポールはそんなイングリッドに可愛らしさを感じたんじゃないかな」と付け加える彼にとっても、年上女性は可愛らしさを感じる対象となり得るようだ。「もちろんだよ!年齢が自分と倍ほど離れていようと関係ないね。人間は内面の輝きが重要だと思うから。イングリッド役のミシェル(・ファイファー)なんて、あんなにも美しいのに自分が美人だとは思っていないんだ。そう考えると、やっぱり人間は内面が大事だと思うし、説明できないオーラみたいなものが相手を惹きつけるのだと思う」。ポールとイングリッドが関係を深めている頃、『ニューイヤーズ・イブ』ではその他7組の男女も今年やり残したこと、今でなければできないことに向き合いながらそれぞれの時間を過ごしている。「それぞれの物語に捻りがある上に、どこかポジティブなムードも漂っているのがいいよね。僕のお気に入りのエピソードはロバート・デ・ニーロ扮するスタンのエピソードかな。ネタばれになっちゃうから細かくは言えないんだけど(笑)」と言うザック自身、今年やり残したことは?「実は去年の大晦日に立てた“来年の目標”は『とにかく仕事を頑張り、俳優として充実した1年にすること』だった。その甲斐あって今年は数本ほど映画を撮り、チャレンジングな役にも恵まれ、理想の1年を過ごすことができたけど、1つだけ心残りを挙げるとしたら、それは家族と過ごす時間をあまり持てなかったことかな」。そんなザックの思い出の大晦日は、「オレゴン州に住んでいる祖父母の家に家族全員が集まり、雪の中で過ごした大晦日」だそう。では、理想の大晦日の過ごし方は?「大好きな家族と友人全員が顔を揃え、シャンパンで乾杯するのが理想だね」。ちなみに、『ニューイヤーズ・イブ』の監督であるゲイリー・マーシャルは、50年近く前の大晦日に現在の妻にプロポーズしたそうだが…。「僕が大晦日にプロポーズしたいか?たしかにロマンティックだけど、どうかなあ…(笑)」。どうやらザック自身は“大晦日は家族とお家で”派のようだが、プロポーズまでアクティブな行動ではないにせよ、人ごみに飛び出して大晦日のムードを満喫しようとするニューヨーカーも劇中には多く登場する。それもそのはず、タイムズスクエアでは有名なカウントダウンイベント、“ボール・ドロップ”が行われているのだ。「子供の頃からテレビ中継では見ているイベントだけど、まだ一度も自分の目で見たことはないんだ。いつか見てみたいんだけどね…。ボール・ドロップは見られなかったけど、そもそもN.Y.という街自体、僕にとってはテレビの中の世界だった。憧れの街だけど、自分は一生行かない街なんだろうなって。そんな僕が今回、映画を撮るという最高の形でN.Y.を堪能することができた。それって、すごく嬉しいことなんだよ」。N.Y.の街を堪能する以外にも、『ニューイヤーズ・イブ』に参加したことでザックは幸せな体験ができたという。「登場人物の物語がそれぞれ進行するアンサンブルドラマだから、撮影現場でミシェル以外に会うことはなかったんだけど、プレミアの夜には主要キャスト全員に会うことができたんだ。この映画のすごいところはパズルのピースが揃うかのように全ての物語が最後にピッタリとつながるところなんだけど、僕たちキャストも最後の最後に会えたのがちょっと面白かったし、物語と似ている気がしてすごく感動した。ソフィア・ヴェルガラは綺麗だったし、ティル・シュヴァイガーは大好きな俳優だし、ロバート・デ・ニーロは僕のヒーローだし、クリス・“リュダクリス”・ブリッジスは大好きなラッパーだし、リー・ミシェルは『glee/グリー』が好きでいつも見てたし、ジョン・ボン・ジョヴィは最高のロックスターだし…。みんなに会えて本当に幸せだったよ」。自身の今年一番の思い出を尋ねると、「今回来日したとき、空港で大歓迎してもらえたことだね。一生忘れられないよ!僕は日本のファッションは大好き。滞在が短すぎてショッピングに行けないのが今回の来日の一番の心残りになりそうだね。前回は2週間くらい居られたからショッピングし尽くしたんだけど…。洋服だけじゃなく、『NARUTO −ナルト−』、『ドラゴンボールZ』など、コミックブックもたくさん買い込んだよ」と過去の滞在にまで話を及ばせ、日本への愛を口にするザック。最後に、“来年の目標リスト”を教えてもらった。「“サーフィンの腕を磨く”、“アパラチア山脈みたいなワイルドな場所へ冒険に出る”、“家族と一緒に過ごす”、“スカイダイビングをする”…。このリスト、まだまだ続くよ?(笑)」。(text:Hikaru Watanabe)『ニューイヤーズ・イブ』Countdown Interview■関連作品:ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:ジョシュ・デュアメルが公私ともに成功をゲットした出世作、遂にDVDリリース!『ニューイヤーズ・イブ』アビゲイル・ブレスリン「大晦日はのんびりTVを見るわ」ザック・エフロン“ふぞろいの靴下”をお茶目に弁解、母性本能をくすぐるザック・エフロン、久々の来日でファンに「恋しかったよ!」リー・ミッシェル、「glee」仲間と鑑賞!『ニューイヤーズ・イブ』プレミア開催
2011年12月26日映画『聯合艦隊司令長官山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』が12月23日(祝・木)に公開を迎え、主演の役所広司を始め、玉木宏、柳葉敏郎、吉田栄作、椎名桔平、原田美枝子、瀬戸朝香、田中麗奈、五十嵐隼士、成島出監督が舞台挨拶に登壇した。日米開戦に誰よりも反対しつつも自ら聯合艦隊司令長官として戦いの火蓋を切った山本五十六の姿を通じてあの戦争の姿を描き出す。戦闘機を模した舞台に立った役所さんは公開を迎え感慨深げ。来場した観客に向けて感謝の思いを伝えた。共演陣からは役所さん=山本長官へのラブコールが続出!瀬戸さんが「山本さんと役所さん(のイメージ)が重なって、役所さんのことが好きかもって思えてきました(笑)」と語ったのを皮切りに、柳葉さんも「山本さんのような人が近くにいたら好きになっちゃいます」、吉田さんも「一番近くにいたので好きになっちゃいました!」、若き零戦パイロット役の五十嵐さんも「好きになってました」と告白。椎名さんも「僕の中ではロバート・デ・ニーロを超えてます。大好きなあまり、結婚式の仲人を押し付けましたから」と“役所愛”を大喧伝。役所さんは「来年もこうやってみんなに『好き好き』って言われる年になれば」と笑みを浮かべていた。五十六の妻を演じた原田さんは「私の両親は戦争には行ってませんが、軍需工場などで働いていて、好きなことが出来なかった世代。そういう時代があって、いま、私は好きなことをやらせてもらっていることの幸せをつくづく感じます」とあの時代を生き抜いた人々への感謝の思いを語った。五十嵐さんも「当時は若い世代が戦争の最前線に立ってました。いまの戦争のない日本があるのはその人たちのおかげ。若い人にも観て何かを感じてもらえたら」と訴えた。撮影は東日本大震災から2か月後の5月に始まったが、吉田さんは「いま、自分たちに何ができるのか?と考えて臨みました」と真摯に語る。玉木さんは「震災があり、また世界でもいろんなことがありました。観終わって、今後を担う人たちがどう受け止めてくれるのか?何かを考えていただけたら」と訴え、役所さんも「まだまだこれから子孫の代まで復興に向けて進んでいかないといけない」と力強く呼びかけた。『聯合艦隊司令長官山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』は全国にて公開中。■関連作品:聯合艦隊司令長官山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実― 2011年12月23日より全国にて公開© 2011「山本五十六」製作委員会■関連記事:玉木宏&袴田吉彦インタビュー歴史に向き合い、歩み続ける2人が感じた“時代”役所広司、同郷の故・市川森一の思い出を語る役所広司「魂安らかになれば」五十六の故郷・長岡“冬花火”に感激役所広司、山本五十六を演じ「どうして戦争が起こったのか考えるきっかけになれば」
2011年12月24日ニューヨークの大晦日を舞台に、1年の最後の日“大晦日”を生きる8組の人々の姿を描いた感動ドラマ『ニューイヤーズ・イブ』が現在、日本公開されているが、本作を手がけた ゲイリー・マーシャル監督がインタビューに応じ、豪華スターが総出演する本作を演出する“秘訣”を語った。その他の写真本作は、日本でもヒットを記録した『バレンタインデー』を手がけたマーシャル監督の最新作。誰もが身近な人のことを少しだけ真剣に考えるホリデイを舞台にした群像劇だ。「『バレンタインデー』を作って成功して、脚本家と相談して、次は別のホリデイにしようかって話になったんだよ。『バレンタインデー』で得たものは“どの世代にもアピールできる”ってことだったんだ。だから本作も、観ている人たちにも共感してもらえるかなと思ったんだ。世代を超えて共鳴できるストーリーになってるからね」。そして、本作にも豪華なキャストが集まった。サラ・ジェシカ・パーカー、ミシェル・ファイファーをはじめ、ヒラリー・スワンク、ロバート・デ・ニーロ、ジョン・ボン・ジョヴィ、ジョシュ・デュアメル、ザック・エフロン、アシュトン・カッチャーら主役級のキャストが顔を揃える。「もちろん無名の俳優でも、この映画はできるとは思うよ。たくさんの大スターがそろう作品もそれはそれで大変でね(笑)。とにかく出演者がみんな忙しくて“何かの合間を縫って撮影をする”という感じだったから、出演者が時間のプレッシャーを感じないようにリラックスさせるようにしたよ。ジョークを言って笑わせたり、準備中の時はみんなと話したりね」。ちなみに、先日来日したザック・エフロンはマーシャル監督との仕事をこう振り返る。「俳優やスタッフみんなが彼を喜ばせようとするし、彼も僕たちのベストを引き出そうとしてくれる』。本作は様々なタイプとキャリアの俳優がそろいながらも、俳優たちとマーシャル監督の“相思相愛”な関係によって見事に完成したようだ。ちなみにマーシャル監督はコメディ出身で、自身も俳優のキャリアをもつ映画人。軽やかな作風と、何より俳優の魅力を引き出す演出に定評がある。「俳優として撮影現場に入ると、待たされることが本当に多いんだ。そうするとうまく“役に入った状態”をキープするのが難しい。だから1時間で撮影ができるように、出演者にとって居心地のいい環境を作って意見を聞くようにしてるよ」。マーシャル監督は、『プリティ・ウーマン』や『恋のためらい』など数々のヒット作をコンスタントに発表するベテラン監督ながら、俳優の気持ちや気持ちを身をもって知っている。そんな“同志の気づかい”が、多彩なキャストを集める本作を成功に導いたのではないだろうか。『ニューイヤーズ・イブ』公開中
2011年12月23日イケメン俳優として人気を集めるジョシュ・デュアメルを主演に迎え、華やかでゴージャスな高級ホテルのカジノの知られざる裏側を描き、全米で大ヒットを記録した人気TVドラマ「ラスベガス」が来年3月よりDVDリリースされることがこのほど決定した。高級リゾートホテルの華やかなカジノの裏側には、日夜、不正や犯罪を暴くエリート監視チームが存在する。最新鋭の監視システムを駆使して、ギャンブラーの不正を暴いていくチームの面々。世界中から訪れる様々な変わり者やワケありゲストたちが引き起こす事件を解決していく!放送当時、テンポの良いストーリー展開とスタイリッシュな演出が幅広い層の視聴者に支持されていた本作。ジョシュが演じるのは、カジノの安全を守るべく奮闘するエリート監視チームの一員、元海兵隊でラスベガス出身のダニー・マッコイ。近年では、大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』の全作に出演、さらにロバート・デ・ニーロやザック・エフロンなど豪華ハリウッドスター競演作でまもなく公開される『ニューイヤーズ・イブ』にも豪華面々の一人として大抜擢された、遅咲きのイケメン俳優ジョシュ・デュアメルだが、そんな彼の人気に火をつけた出世作が、本作、「ラスベガス」であるのはご存じだろうか。さらに、本作の出演をきっかけに仕事だけでなく、プライベートでもジョシュは幸運を手にしている。人気音楽グループ「ブラック・アイド・ピーズ」のメインヴォーカルでファッション・アイコンとしてもカリスマ的な人気を集めるファーギーを妻に持つジョシュ。先日もニューヨークで行われた『ニューイヤーズ・イブ』のプレミアイベントに仲良く揃って出席していた彼らだが、2人の出会いのきっかけとなったのが本作での共演なのである。公私ともに幸せを掴んだジョシュの人生を変えたとも言える「ラスベガス」。ハリウッド街道を歩む彼の魅力をここでチェックしてみては?「ラスベガス」DVD<レンタル>Vol.1~12(全23話)2012年3月2日(金)レンタル開始<セル>「ラスベガス Vol.1」[DVD]価格:1,490円(税込)「ラスベガス DVDコレクターズBOX(Vol.2~12+特典DISC)」価格:17,640円(税込)発売日:2012年3月2日(金)発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン© 2012 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.ラスベガス [海外TVドラマ]© 2012 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連記事:『ニューイヤーズ・イブ』アビゲイル・ブレスリン「大晦日はのんびりTVを見るわ」ザック・エフロン“ふぞろいの靴下”をお茶目に弁解、母性本能をくすぐるザック・エフロン、久々の来日でファンに「恋しかったよ!」リー・ミッシェル、「glee」仲間と鑑賞!『ニューイヤーズ・イブ』プレミア開催ザック・エフロン、新作『ニューイヤーズ・イブ』を引っさげ来日決定!
2011年12月20日来日中のハリウッドスター、ザック・エフロンが12月15日(木)、都内ホテルで記者会見を行い、大晦日を舞台にした出演作『ニューイヤーズ・イブ』(ゲイリー・マーシャル監督)をアピールした。この日のザックは黒のジャケットをメインに、比較的カジュアルな衣装で登壇…と思いきや、片方は無地、片方はストライプという“ふぞろい靴下”を履いており、記者から指摘されると「あっ!本当だ。いま気づいたよ」と一瞬焦った表情。すぐさま「でも、これがハリウッドでは流行してるんだ」とお茶目に弁解し、女性記者らの母性本能をくすぐっていた。大晦日のニューヨークを舞台に、大切な人との絆を取り戻そうとする8組の男女の姿を描き出す。ザックが演じるのは、バイク便のメッセンジャー役。偶然出会ったレコード会社の秘書(ミシェル・ファイファー)から手渡された“大晦日までにしたいことリスト”の実現を手助けする代わりに、自分の夢を切り開くチャンスをつかもうとする。そもそも本作に出演するきっかけは、ミシェルからの電話だったと言い、「留守電に『あなたが出演するなら、私もこの映画に出るわ』ってメッセージが残っていたんだよ」と告白した。ミュージカル映画『ヘアスプレー』での共演から4年。今回は、2人のロマンスが大きな見せ場になっており「タイムズスクエアでのキスシーンは大変だったよ。事前に一人で練習したけど(笑)、現場はとにかく寒くて、風も強かったんだ。おまけにキスの直前に、お祝いの紙吹雪が口に入ってしまってね。恐れていたことがすべて起こった感じさ。ロマンスに年齢差が関係あるかって?とんでもない」とここでも女性のハートをがっちりキャッチするのは、さすがザック!さらに大晦日の思い出を質問されて「あっ!いま思い出したよ。実は去年の大晦日、友人に招待されたディナーの席で、偶然ロバート・デ・ニーロと隣り合わせになったんだ。今日までいろんな取材を受けて、この質問にも何度も答えたのに、なんでこんなすごいエピソードをずっと忘れていたんだろう…」と頭を抱えながら、自分で自分に茫然自失。共演シーンこそないものの、本作にはデ・ニーロも出演しており「あのとき、彼が『いつか一緒に仕事できるといいね』と言ってくれた言葉が、こんなに早く実現するなんて。自分にとってのヒーローと仕事ができて、信じられない気持ちだな」と無邪気に喜びを表現し、最後まで“ほっとけない男子”ぶりを発揮していた。『ニューイヤーズ・イブ』は12月23日(祝・金)より全国にて公開。■関連作品:ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:ザック・エフロン、久々の来日でファンに「恋しかったよ!」リー・ミッシェル、「glee」仲間と鑑賞!『ニューイヤーズ・イブ』プレミア開催ザック・エフロン、新作『ニューイヤーズ・イブ』を引っさげ来日決定!“ほっとけない男子”俳優No.1は岡田将生!人気子役・鈴木福は僅差で3位ハリウッドスター大集結!『ニューイヤーズ・イブ』試写会に15組30名様ご招待
2011年12月15日映画『ニューイヤーズ・イブ』のプロモーションのために昨日、2年7か月ぶりの来日を果たしたザック・エフロンが12月14日(水)、都内で開催された舞台挨拶に登壇。600人のファンの歓声に満面の笑みで応えた。『プリティ・ウーマン』(’90)のゲイリー・マーシャル監督がメガホンを取った本作の舞台は、大晦日のニューヨーク。1年の最後の日に、大切な人との絆を取り戻そうとする8組の男女の姿を描き出す。この日の観客は2万件の応募の中から抽選で選ばれた600人。ザックは開口一番、「コンバンワ!」とニッコリ。「みんな元気でしたか?みなさんが恋しかったです。日本に来るのは家に帰ってくるような気分です」と挨拶しファンを喜ばせた。本作ではロバート・デ・ニーロ、サラ・ジェシカ・パーカーなど豪華俳優との共演を果たしているが「本当に光栄です。こうした素晴らしい人たちやゲイリー・マーシャル監督と仕事ができるということが何よりこの映画に出ようと思った理由です」と説明。特に、ミシェル・ファイファーとは『ヘアスプレー』(’07)以来となる共演となったが「『ヘアスプレー』の頃は僕もまだ若くて緊張してました。何せミシェル・ファイファーですからね(笑)。今回は彼女とキスするシーンまであり、夢が叶ったような気持ちです」とふり返った。この1年で4本の映画に出演したザック。「一生懸命、いろんな仕事がやりたいと思い、違った役に挑戦しました。来年は家族ともゆっくり過ごしたいし、旅行もしたい。日本にもまた来たいね」と微笑んだ。大晦日までは残すところ2週間余りとなったが「とにかく今年は仕事に一生懸命だったので、家族と過ごしたい。お母さんが恋しいよ(笑)」と家族思いの一面をのぞかせた。最後にファンに対して「Happy New Year!みなさんにとって来年が幸せな1年になることを祈ってます」とメッセージを送り歓声に手を振った。『ニューイヤーズ・イブ』は12月23日(祝・金)より全国にて公開。■関連作品:ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:リー・ミッシェル、「glee」仲間と鑑賞!『ニューイヤーズ・イブ』プレミア開催ザック・エフロン、新作『ニューイヤーズ・イブ』を引っさげ来日決定!“ほっとけない男子”俳優No.1は岡田将生!人気子役・鈴木福は僅差で3位ハリウッドスター大集結!『ニューイヤーズ・イブ』試写会に15組30名様ご招待デミ・ムーア、浮気夫アシュトン・カッチャーと離婚へ。財産分与で徹底抗戦の構え
2011年12月14日『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャルが監督の最新作『ニューイヤーズ・イブ』の日本版の特別予告編とテレビCMのナレーションを俳優の谷原章介が担当することが発表された。『ニューイヤーズ・イブ』特別予告編『ニューイヤーズ・イブ』は、ニューヨークの大晦日を舞台に、1年の最後の日“大晦日”を生きる8組の人々の姿を描いた感動ドラマ。日本でもヒットを記録した『バレンタインデー』の脚本を手がけたキャサリン・ファゲイトが脚本を担当し、サラ・ジェシカ・パーカー、ミシェル・ファイファーをはじめ、ヒラリー・スワンク、ロバート・デ・ニーロ、ジョン・ボン・ジョヴィ、ジョシュ・デュアメル、ザック・エフロン、アシュトン・カッチャーら主役級のキャストが多数出演する。配給側は、「本作は、来年への希望のメッセージが込められた奇跡の感動のドラマ。谷原さんのような幅広い役者としても活躍され、包容力のある温かな声のイメージが作品の内容とピッタリ」と、ナレーションを依頼。谷原はこれを快諾し、ナレーション収録を行った。収録後に谷原は「今年は様々な事が有り決して明るい一年だったとは言えませんが、せめて年末くらい新しい年に向け、あたたかな時を過ごしたい。そして、前向きな気持ちで新年の第一歩を踏み出したい。そんな事を思いながら、収録させていただきました」とコメント。静かで落ち着いた谷原の声と、大晦日に1年を振り返るキャラクターたちの“心のドラマ”がマッチした映像に仕上がっている。『ニューイヤーズ・イブ』12月23日(金) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2011年12月09日会話するとき、最初はなかなか目を合わせない人がいる。窪塚洋介はその反対。自己紹介から、まっすぐこちらを見る。いい加減な嘘などすぐ見透かされそうなその視線。真剣勝負のような緊張の数分間が過ぎると、笑顔やリラックスした調子になっていく。取材の冒頭の写真撮影で狂気を漂わせた次の瞬間、ふっと柔らかい笑みを浮かべる自在な感じ。それは『源氏物語千年の謎』で演じた安倍晴明を思わせる。「源氏物語」は言わずと知れた、平安朝の宮廷で繰り広げられる恋愛絵巻。絶世の美男、光源氏と女たちの愛憎の物語はこれまで何度も映像化されてきたが、今回は物語の作者・紫式部が生きる現実の世界もパラレルに描かれる。窪塚さんが演じる安倍晴明は、紫式部に物語の執筆を命じた時の権力者・藤原道長が信頼を寄せる陰陽師だ。「『来たー!』と思いましたね」と出演オファーが来たときの気持ちを語る。「興味があったんです、安倍晴明に。台本よりも先に『安倍晴明の役やってくれない?』と言われて。正直言うと、『源氏物語』にはそれほど興味はなかったんですけど、『源氏物語』の中に晴明が出てくるんだと思ったら、ワクワクしたし、台本を読んでみると、物語の中と外の区別がはっきりついてなくて。映像にしたら、きっと面白いだろうと、すごく楽しみでした」。安倍晴明はまさに、物語と現実の世界、その両方を往き来する。「平安の時代って、怨霊とか呪いが強いんですよ。今よりもっと見えない世界のことは大事にされていて。陰陽師は“方違え”といって『今日は家から北の方向には行けないから東に回ってから行って下さい』みたいなアドバイスをするんです。そういうものが信じられていた時代に安倍晴明は2つの世界の橋渡しをしていた。何でもできる存在ですよね。その気になれば、トップ・オブ・トップまで狙えると思うんですよ。だけど、しない。ちゃんと国に仕えるというところが潔いというか、格好いいなと思う」。撮影前の準備について「映画1本撮れるくらいは用意したと思います」と言い、「資料のほかに岡野玲子さんの『陰陽師』を読んだり、神社に行ったり。晴明神社ともう1つ、陰陽師の聖地みたいに言われている大将軍八神社というのがあるんですよ。大将軍というのは北極星のことで…」と陰陽道の知識をわかりやすく解説してくれる。昨秋に京都で行われた撮影時も神社めぐりをした。「撮影で京都に拘束はされているんだけど、自由な時間はすごくあったから、京都の中を自分で運転して、ぐるぐる回ってました。全然違うじゃないですか、東京とは。俺らは、そういう目に見えないものを昔から“気”と漢字で表してきた人たちだから、感じやすい。京都は特に風水で守られているから、そういう安心感もたぶんあると思うんです」。調べていく過程で新たな発見があると、さらに深く掘り下げ、台詞などにも窪塚さんの意見が反映されているという。 「結構自由に『好きにやって』というか、ちょっと放っとかれているみたいな感じだったんで(笑)。今回に限らず、そういうことが多いんです。演出しないで『任すわ』みたいに言ってもらうのは、それはそれでうれしいんですけど、『物足んねえ』みたいに思うときもありますね」と本音もちらりとのぞかせる。全編パリで撮影した主演作『UGLY/アグリー』や園子温監督の『ヒミズ』など、今後も話題作への出演が続く。作品としての規模も物語も全く違う世界に、いつも自然に、しかも、それぞれの作中の異分子として溶け込んでいる。これは相当に面白い現象だ。本人は「どうなんですかね」と照れ笑いしつつ、「ただ、そうありたいとは思っている」と言う。「すごいチープな言い方すると、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロがよく対比で出てくるけど、アル・パチーノって何見ても結構アル・パチーノじゃないですか。デ・ニーロはすごく変わる。その両方が合体したら最強やと。矛盾しているけど(笑)。10代の頃からそう思っていて。うまいこと言葉にできないけど、感覚として、絶対あり得ない存在というのを捉えて、それになろうという。輪郭ぐらいしか見えてない気もするけど、そこを追い求めているようなところがあると思います。芝居という言葉の中に“居る”って漢字が入るじゃないですか。演じる技じゃなくて、居る。そこに居る。道を歩いていて、その角を曲がってそいつが歩いてくる可能性を感じさせたいというか。本当に生きている、そいつがどこかに。と思わせたい」。ミュージシャンとしてのライヴ活動やブログ、Twitterなどで「ダイレクトに世の中と交流できるようになってから、ものすごいストレスがなくなったんですよ」と言う。「映画に関しては、前よりはそんなに自我が強くないと思います。きちんと駒に徹底することに自分の情熱を燃やせるし、そこだけに、よりピュアになってきている」。そう語る窪塚さんは実は今回、安倍晴明のみならず光源氏も演じてみたかったという。「両方やりたかったです、強欲なんで。何なら桐壺もやりたかった(笑)。究極言ったら、全部の役をやりたい。自分自身、役者として、そうありたいから。そういうアクロバティックなことからベーシックなものまで、丁寧にやっていきたいです」。(photo:Yoshio Kumagai/text:Yuki Tominaga)■関連作品:源氏物語 千年の謎 2011年12月10日より全国東宝系にて公開© 2011 「源氏物語」製作委員会■関連記事:愛憎渦巻く、雅な平安絵巻『源氏物語 千年の謎』試写会に100組200名様ご招待田中麗奈が“生霊”となって嫉妬に燃える!『源氏物語』新カット披露中谷美紀、憧れの女優は高峰秀子「輝き続けられるように自分を磨きたい」生田斗真の恋の相手は…?『源氏物語』に真木よう子、多部未華子、田中麗奈ら出演生田斗真主演『源氏物語』に中谷美紀、窪塚洋介、東山紀之が出演!
2011年12月07日11日に37歳の誕生日を迎えたレオナルド・ディカプリオがニューヨークのナイトクラブ「Avenue」で盛大なバースデイ・パーティを催し、ロバート・デ・ニーロやナオミ・キャンベルら大勢のスターが駆けつけた。2011年11月11日午後11時11分に祝杯をあげたパーティには、ベニチオ・デル・トロ、エドワード・ノートン、ブラッドリー・クーパー、チェイス・クロフォード、ケヴィン・コノリーらの姿も。レオの友人で米国の富豪のスチュワート・ラー氏、今年5月に米ワーナー・ミュージックを買収したロシアの実業家でこちらも大富豪のレン・ブラヴァトニク氏も出席した。パーティではチャリティ・オークションも開催され、「2011年11月11日」をテーマにポップアーティストのピーター・タニーがペイントしたヴーヴ・クリコの15リットルのシャンパンのボトルが5万ドルで落札された。会場でのドリンク代もあわせて収益金は全てレオナルド・ディカプリオ基金に送られ、野生動物の保護と様々な被災地支援にあてられるという。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO■関連作品:J・エドガー 2012年1月28日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:英雄の素顔は正義、それとも悪?『J・エドガー』予告編&US版ポスター解禁!収監を目前に控えたリンジー・ローハン、レオの新作アフター・パーティに乱入?【ハリウッドより愛をこめて】2012年アカデミー賞はビッグネームの対立に?レオナルド・ディカプリオ、うら若きモデル2人を手玉にとる二股交際?クリント・イーストウッド、3年ぶりに俳優業に復帰か?映画主演を検討中
2011年11月15日『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャルが監督の最新作『ニューイヤーズ・イブ』の特別映像がこのほど公開され、豪華キャスト陣が本作の魅力について語っている。『ニューイヤーズ・イブ』特別映像『ニューイヤーズ・イブ』は、ニューヨークの大晦日を舞台に、1年の最後の日“大晦日”を生きる8組の人々の姿を描いた感動ドラマ。日本でもヒットを記録した『バレンタインデー』の脚本を手がけたキャサリン・ファゲイトが脚本を担当し、かつては恋人だった男女の再会や、死期が迫った病人と看護師の心の交流など“人と人との絆”を描く。本作は、サラ・ジェシカ・パーカー、ミシェル・ファイファーをはじめ、ヒラリー・スワンク、ロバート・デ・ニーロ、ジェシカ・ビール、ジョン・ボン・ジョヴィ、アビゲイル・ブレスリン、クリス・“リュダクリス”ブリッジス、ジョシュ・デュアメル、ザック・エフロン、キャサリン・ハイグル、アシュトン・カッチャーと、タイプも演技スタイルも異なりながらも、全員が主役級の豪華キャストが顔を揃えているのが最大の特徴。このほど公開された特別動画でも、次々と豪華キャストが登場し、劇中シーンと本作の魅力について語るコメント映像がテンポよく編集されている。その一方で、映画の物語は都市で暮らす“普通の人々が過ごす、少し変わった大晦日”を描いており、キャストたちも「大晦日の8時間にさまざまなドラマが起こる」「誰もが経験のある状況なので共感できるはず」「恋愛だけでなくいろんなストーリーがある」とコメント。本作は、豪華キャストが集まって、観客が身近に感じられるキャラクターたちを演じた作品に仕上がっているようだ。『ニューイヤーズ・イブ』12月23日(金) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2011年10月26日14日にビバリーヒルトン・ホテルで開催された第25回アメリカン・シネマテーク賞の授賞式で、受賞者のロバート・ダウニーJr.がハリウッド業界に対し、メル・ギブソンを許してほしいと訴えた。同賞はアメリカ映画界に貢献した監督や俳優、脚本家などを賛えるもので、授賞式でプレゼンターを務めたギブソンの紹介で登壇したダウニーは「私の友人の失敗を許してくれるよう求めます。彼が恥じることなく芸術を追求できるように」と集まったハリウッドセレブたちに語りかけた。ギブソンは人種差別的暴言や元恋人への暴力行為などトラブル続きで、『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』への出演を他キャストたちからの猛反対で取り消されるなど、ハリウッド業界から敬遠されている。ダウニーとギブソンは1990年に『エア・アメリカ』で共演して以来の友人同士。しかも、かつてダウニーがアルコールとドラッグの問題で逮捕され、服役後、2003年に俳優復帰する際、信用のなかった彼の保険債券を支払ったのはギブソンだった。そのときギブソンがダウニーに求めた見返りは、同じような立場で困っている人がいたら助けること。「まさか、それが自分のことだとは思ってなかったでしょうけど」とダウニーがおどけた調子で言うと、ギブソンはセットに頭を打ちつけて見せた。ダウニーはさらに「私には何の罪もないという人以外は…もしそんな人がいたら、入る業界を間違えたと思いますが、彼を許してほしい。そして彼に仕事をさせてあげてください」と訴え、ギブソンとかつて交わした約束を見事に果たした。(text:Yuki Tominaga)© AFLO■関連作品:ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほかにて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURESシャーロック・ホームズシャドウ ゲーム 2012年3月、全国にて公開© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDアベンジャーズ (原題) 2012年8月、公開■関連記事:ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?スカーレット・ヨハンソンの写真流出事件のハッカー、フロリダで逮捕される初代ヒーローに選ばれし男、クリス・エヴァンス「いままでの中で最高の決断だった」【ハリウッドより愛をこめて】スティーヴ・カレル卒業後の“ボス”ドラマのゆくえは?ロバート・ダウニー・Jr.、撮影中に誤ってスカーレット・ヨハンソンにパンチ!
2011年10月17日マーベル・コミックのヒーローたちが一堂に会する『アベンジャーズ』(来夏公開予定)の撮影中、ロバート・ダウニー・Jr.が誤って共演のスカーレット・ヨハンソンにパンチをお見舞いするアクシデントが発生していたことが明らかになった。それはロバートがアイアンマンのコスチュームを着用し、謎のスパイ・ナターシャを演じるスカーレット・ヨハンソンと出番を待っているときのことだった。彼がハイテクを駆使したコスチュームに付いているボタンの1つを押したところ、アームが突然動き出し、スカーレットの顔に当たってしまったのだ。「ロバートはアームの動きを制御するスイッチを押したんです。急にアームは後方に動いて、かわいそうにスカーレットは強烈なパンチを食らいました」と目撃者は「Tne National Enquirer」誌に語る。「不意をつかれて彼女はバランスを失い、2人が立っていた場所から転げ落ちてしまいました」。コスチューム着用中のロバートはほとんど身動きがとれず、立ち尽くしたまま「大変だ、本当にすまない!」と何度もスカーレットに謝っていたそうだ。幸い彼女に怪我はなく、笑ってロバートを許したという。映画『アベンジャーズ』(原題)はすでに撮影終了し、現在はポストプロダクション中。全米では来年5月、日本では8月に公開予定。(text:Yuki Tominaga)© Globe Photos/AFLO■関連作品:アベンジャーズ (原題) 2012年8月、公開■関連記事:スカーレット・ヨハンソン、盗まれたヌード画像の削除をウェブサイトに要求スカーレット・ヨハンソン、海兵隊員からダンスパーティに同伴のお誘いへの返事は?
2011年09月27日アビゲイル・ブレスリン、ザック・エフロンら若手から二度のオスカーに輝くロバート・デ・ニーロといったベテラン、さらにはサラ・ジェシカ・パーカーにアシュトン・カッチャー、ジョン・ボン・ジョヴィなど多彩な面々が出演することで話題を呼んでいる『ニューイヤーズ・イブ』の第1弾予告編映像が到着!8つの物語が少しずつではあるが、明らかになってきた。世界中を魅了した『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督が大晦日のニューヨークを舞台に紡ぎ出す奇跡のラブストーリー。新たな年の幕開けを前に、失った絆を取り戻そうとする8組の人々のドラマが展開する。ジェシカ・ビールにジョン・ボン・ジョヴィ、アビゲイル・ブレスリン、クリス・“リュダクリス”ブリッジス、ロバート・デ・ニーロ、ジョシュ・デュアメル、ザック・エフロン、ヘクター・エリゾンド、キャサリン・ハイグル、アシュトン・カッチャー、セス・マイヤーズ、リー・ミシェル、サラ・ジェシカ・パーカー、ミシェル・ファイファー、ティル・シュヴァイガー、ヒラリー・スワンク、そしてソフィア・ヴェルガラというハリウッドの顔とも言うべき顔ぶれが集結!今回の予告編ではP!NKの「Raise Your Glass」に乗せて、断片的ではあるが8つの物語、それぞれの状況が少しずつ見えてくる。アシュトン・カッチャーはどうやらニューイヤーズ・イブ嫌いの男。「みんな浮かれちゃって最悪だ」と悪態をつく。妊婦役のジェシカ・ビールはよりによってこの1年の最後の日に破水!セス・マイヤーズ扮する夫と一緒に病院に向かうのだが…。さらに、詳細は不明だがあれこれと奮闘を続けるザック、少しだけ気恥ずかしそうに、でも誇らしげに着飾って街並みを急ぐサラ・ジェシカ、その娘役で何やら淡い恋をしているらしいアビゲイルらの姿が映し出される。死期が迫った孤独な病人と彼を見守る看護婦に、1年前の大晦日に出会った忘れられない女性との約束、かつて恋人同士だった男女の偶然の再会――。そして、この奇跡の夜に激しすぎるビンタを食らっているのは…?世界中が奇跡に満ちあふれる一夜。彼らはどんな思いで新年を迎えることになるのか?『ニューイヤーズ・イブ』は12月23日(金・祝)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:サラ・ジェシカとアビゲイルの“母娘”シーン画像が到着!ジョン・ボン・ジョヴィ&ヒラリー・スワンクが日本にメッセージ!ザックにデ・ニーロ、アシュトン・カッチャーが集結!ハリウッド映画、NYで続々撮影
2011年09月01日『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャルが監督し、サラ・ジェシカ・パーカー、ミシェル・ファイファー、ヒラリー・スワンクら豪華キャストが出演する映画『ニューイヤーズ・イブ』の特報映像がこのほど公開された。『ニューイヤーズ・イブ』特報『ニューイヤーズ・イブ』は、ニューヨークの大晦日を舞台に、1年の最後の日“大晦日”を生きる8組の人々の姿を描いた感動ドラマ。日本でもヒットを記録した『バレンタインデー』の脚本を手がけたキャサリン・ファゲイトが脚本を担当し、かつては恋人だった男女の再会や、死期が迫った病人と看護師の心の交流など“人と人との絆”を描いていく。街中が新年にむけて華やぐ一方で、どこかさみしさや切なさを感じさせる“大晦日”をモチーフにした群像劇だけに、本作には主役クラスの豪華キャストが集結。先に紹介したキャスト以外にも、ロバート・デ・ニーロ、ジェシカ・ビール、ジョン・ボン・ジョヴィ、アビゲイル・ブレスリン、クリス・“リュダクリス”ブリッジス、ジョシュ・デュアメル、ザック・エフロン、キャサリン・ハイグル、アシュトン・カッチャーらが顔を揃えている。このほど公開された特報映像でも“2012年”を目前に控えたニューヨークで暮らすキャラクターたちが続々と登場し、コミカルなやりとりやシリアスな人間ドラマの一端がスピーディに紹介されており、短い映像ながら1度ではすべて見切れないほど豪華で密度の高い映像に仕上がっている。『ニューイヤーズ・イブ』12月23日(金) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー(C) 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.
2011年09月01日『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督最新作『ニューイヤーズ・イブ』。本作で母娘を演じるサラ・ジェシカ・パーカーとアビゲイル・ブレスリンの2ショット写真がシネマカフェ独占で到着した。舞台はニューヨーク。この街が一年の内で最も煌びやかな輝きと盛り上がりを見せる大晦日の夜に失われた絆を取り戻そうとする8組の人々の姿を描く。死期が迫った孤独な病人と彼を見守る看護婦、去年の大晦日に出会った忘れらない女性との約束、かつて恋人同士だった男女の偶然の再会など、それぞれが大切な人との失われた絆を取り戻そうと勇気を振り絞る!本作はニューヨークの内外で撮影が行われたが、史上初めてタイムズ・スクエアでの年越しカウントダウンイベントで実際に映画の撮影が行われたことで話題を呼んだ。この感動の物語のためにゲイリー・マーシャルの下に集結した俳優陣の顔ぶれにはただ“豪華”の一言。ジェシカ・ビールにジョン・ボン・ジョヴィ、ロバート・デ・ニーロ、ジョシュ・デュアメルにザック・エフロン、キャサリン・ハイグル、アシュトン・カッチャー、セス・マイヤーズ、リー・ミシェル、ミシェル・ファイファー、ヒラリー・スワンクなど若手からベテランまでハリウッドを代表する俳優たちが集結した。今回、写真が解禁されたサラ・ジェシカとアビゲイルの劇中での関係は母と娘。『リトル・ミス・サンシャイン』でオスカーにノミネートされた当時は10歳だった彼女も、すでに15歳。写真では大人っぽく髪を伸ばし、化粧を施し大人のレディを感じさせる。サラ・ジェシカ演じる母とテーブルを囲んで談笑しているように見えるが、2人の間には一体何が――?ニューヨークとサラ・ジェシカという組み合わせは「セックス・アンド・ザ・シティ」をイメージさせるが今回の彼女は“母”。キャリーとはひと味違ったこの役柄で彼女の母性がどのようにアビゲイルに向けられるのか楽しみなところ。2人が迎えるニューイヤーの幕開けはハッピー?それとも…。『ニューイヤーズ・イブ』は12月23日(祝・金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ニューイヤーズ・イブ 2011年12月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.■関連記事:ジョン・ボン・ジョヴィ&ヒラリー・スワンクが日本にメッセージ!ザックにデ・ニーロ、アシュトン・カッチャーが集結!ハリウッド映画、NYで続々撮影
2011年08月24日先日発表されたMTVムービー・アワードで最優秀主演男優賞、クリステン・スチュワートと共にベスト・キス賞を受賞した『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンが、現在カナダのトロントで新作『Cosmopolis』(原題)を撮影中だ。ドン・デリーロの小説「コズモポリス」(新潮社刊)を『ヒストリー・オブ・バイオレンス』のデヴィッド・クローネンバーグ監督が映画化するもので、ロバートは若くして巨万の富を得た証券アナリスト、エリックを演じる。同作はジェームズ・ジョイスの「ユリシーズ」からも着想を得ていて、彼がマンハッタンをリムジンで移動していく24時間の物語は官能的な女性たちとの出会いや、父と息子の関係についても描かれる。スタイリッシュなスーツ姿のロバートは、十代のヴァンパイアからのイメージ・チェンジを無事に果たせた様子。キャストにはポール・ジアマッティ、ジュリエット・ビノシュ、サマンサ・モートン、マチュー・アマルリックといった国際色豊かな実力派が顔を揃える異色サスペンスとなっている。2012年に全米公開予定。(text:Yuki Tominaga)写真は『Cosmopolis』(原題)撮影中の様子。© Splash/AFLO■関連作品:リメンバー・ミー 2011年8月20日よりシネマート新宿にて公開© 2010 Summit Entertainment, LLC.エクリプス/トワイライト・サーガ 2010年11月6日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:MTVムービー・アワード発表『トワイライト』シリーズが今年も圧勝!祝25歳!ロバート・パティンソン初製作の『リメンバー・ミー』本国予告編が到着【ハリウッドより愛をこめて】シュワちゃん最新作情報!続く海外からの熱い支援今度はヘイリー・スタインフェルドが、眠れる森の美女に!童話の実写化、続々と決定クリステン・スチュワート、今度は白雪姫に?
2011年06月16日第64回カンヌ国際映画祭の授賞式が22日夜〈現地時間)に行われ、テレンス・マリック監督(米)の『ツリー・オブ・ライフ』が、最高賞パルムドールに輝いた。社会的に成功した男が、厳格な父に育てられた1950年代の少年時代をふり返りながら、家族とは、生命とは何かと問いかけるヒューマンドラマ。父親役をブラッド・ピットが演じている。公の場に一切出ないマリック監督は授賞式も欠席、代理でプロデューサーが楯を受け取った。女優賞は、『メランコリア』のキルスティン・ダンストが受賞。 監督はナチ発言騒動でカンヌへの出入り禁止が言い渡されたラース・フォン・トリアーだが、これに対して審査委員長のロバート・デ・ニーロは「作品とその件は別で、良いと思う人が多いから選ばれた」と発言。さらに審査員のフランス人監督オリヴィエ・アサイヤスは「これはすばらしい映画。フォン・トリアーの作品の中でも1、2を争う出来」と擁護した。男優賞は、『アーティスト』(原題)で無声映画時代のハリウッドスターを演じたフランスの人気俳優ジャン・デュジャルダンが、予想通りに受賞した。また次点にあたるグランプリは2作品が選ばれるなど、審査員団の苦心がうかがわれた。日本映画2本(『一命』、『朱花の月』)は受賞を逃したことについて、ジョニー・トーは「日本映画もすばらしかったが、賞は限られている」と語った。今年は審査員賞を受賞した『ポリス』をはじめ、児童虐待をテーマにした映画が多く、子供を守らなければ世界の未来はない、という潮流をかんじさせる結果だった。<主な受賞結果>パルムドール『ツリー・オブ・ライフ』/テレンス・マリック監督グランプリ『少年と自転車』(原題)/ジャン・ピエール&リュック・ダルデンヌ監督『昔々、アナトリアで』(原題)/ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督監督賞ニコラス・ウィンディング・レフン監督(『ドライブ』<原題>)男優賞ジャン・デュジャルダン(『アーティスト』<原題>)女優賞キルスティン・ダンスト(『メランコリア』<原題>)脚本賞『脚注』(原題)/ジョセフ・シダー審査員賞『ポリス』(原題)/マイウェン・ル・ベスコ監督(photo/text:Ayako Ishizu)特集「カンヌ国際映画祭現地から最新ニュースお届け」■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]ツリー・オブ・ライフ 2011年8月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 Cottonwood Pictures, LLC. All Rights Reservedメランコリア 2011年、全国にて公開予定© 2011 ZENTROPA ENTERTAINMENTS APS27 MEMFIS FILM INTERNATIONAL AB ZENTROPA INTERNATIONAL SWEDEN AB SLOT MACHINE SARL LIBERATOR PRODUCTIONS SARL ARTE FRANCE CINEMA ZENTROPA INTERNATIONAL KOLN GMBH■関連記事:【カンヌレポート8】テーマが明確な作品が勝利の鍵?気になるパルム・ドールの行方【カンヌレポート番外編】カンヌに華をそえる!スターたちのファッションチェック【カンヌレポート7】瑛太、初カンヌに緊張監督は時代劇に3D起用理由を説明【カンヌレポート6】ブラピ、子供たちに対し「すごい俳優だと思ってくれれば(笑)」【カンヌレポート5】金城武、北野武になる?
2011年05月23日カンヌ映画祭も、残すところあと2日。現在のところの評判を総合すると、パルムドールの有力候補と言えるのは、ナンニ・モレッティ(イタリア)による、新法王に選ばれてしまった枢機卿の苦悩をユーモラスに描く『法王誕生』(原題)、アキ・カウリスマキ(フィンランド)が、フランスの港町ル・アーブルを舞台に移民少年を救い出す人々を追った『ル・アーブル』(原題)、ミシェル・ハザナビシウス(フランス)が白黒サイレントで、ハリウッドのトーキー映画誕生の裏側を描いた『アーティスト』(原題)の3作品。それらをテレンス・マリックの『ツリー・オブ・ライフ』、そしてフランスの女優マイウェン・ル・ベスコが監督した、警察の児童虐待課を追う『ポリス』がそれらに続くかたち。日本映画はやや厳しい状況だ。まだ上映されていない作品も3本あるためなんともいえないが、法王の悩みを通し人生とは何かをユーモアたっぷりに問う『法王誕生』が一歩リードとみている。今年はロバート・デ・ニーロが審査員ということもあり、テーマが明確な作品が好まれそうだ。ちなみに、男優賞は『法王誕生』のミシェル・ピコリと、『アーティスト』でハリウッドスターになり切ったフランスの人気俳優ジャン・デュジャルダンの一騎打ちだろう。結果は現地時間の22日夜に発表される。また、コンペではないが監督週間で上映された園子温監督の『恋の罪』も高く評価されており、次回はコンペ入りに期待したい。(text:Ayako Ishizu)写真は右が『法王誕生』ナンニ・モレッティ監督、その隣は同作のキャストのミシェル・ピコリ。© Reuters/AFLO特集「カンヌ国際映画祭現地から最新ニュースお届け」■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]ツリー・オブ・ライフ 2011年8月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 Cottonwood Pictures, LLC. All Rights Reserved恋の罪 2011年公開© 2011「恋の罪」製作委員会■関連記事:【カンヌレポート番外編】カンヌに華をそえる!スターたちのファッションチェック【カンヌレポート7】瑛太、初カンヌに緊張監督は時代劇に3D起用理由を説明【カンヌレポート6】ブラピ、子供たちに対し「すごい俳優だと思ってくれれば(笑)」【カンヌレポート5】金城武、北野武になる?【カンヌレポート4】オダジョー、芝居を通しチャン・ドンゴンと言葉の壁を乗り越える
2011年05月21日『トワイライト』シリーズで一躍注目を浴び、ロブ様の愛称で日本の女性からも高い人気を集める、若手人気俳優ロバート・パティンソン。日本公開作品では『トワイライト』以来となる、ロバート主演の新作ラブストーリー『リメンバー・ミー』の最新画像とオリジナル予告編が到着した。舞台はニューヨーク。主人公・タイラー(ロバート)は孤独と虚無の日々に生きていた。兄の死がきっかけで両親が離婚、弁護士の父との溝は深まるばかりで、離れて暮らす妹も救えることができない…。そんなある日、彼はエミリーという女性に出会い、恋に落ちる。初めて感じる本気の愛、生きる悦びに、タイラーは少しずつ心を開いていく――。『トワイライト』シリーズのヴァンパイア役と打って変わり、等身大の悩みを抱えた青年役で新たな一面を見せているロバートだが、今回は彼自身、無名新人が書き下ろした脚本に惚れ込み、念願の企画で初の製作にも進出し新境地を開いた。恋人のアリーを演じるのは、TVシリーズ「LOST」で人気を博した、エミリー・デ・レイヴィン。一昨年の撮影時には、2人の親密ぶりから恋仲のうわさが浮上し、ロバートと交際報道されていたクリステン・スチュアートとの三角関係(?)が伝えられたことも一時あったほどだが、劇中での2人の息の合った演技に注目したいところ。また、ロバート扮するタイラーの父親役にはピアース・ブロスナン、アリーの父親にはクリス・クーパーと、実力派俳優も集結しており、見事なアンサンブルで愛の喪失と再生を表現している。ちなみに、本日5月13日はロバートの25回目の誕生日。本作以外にも『サーカス象に水を』(原題)でリース・ウィザースプーン、『Bel Ami』(原題)ではユマ・サーマンと、年上女優たちと華麗な競演を果たしているが、年齢差を感じさせない落ち着いた風格で、今後より一層女性たちの心を虜にするはず。『リメンバー・ミー』は8月20日(土)よりシネマート新宿にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『リメンバー・ミー』公式サイト■関連作品:リメンバー・ミー 2011年8月20日よりシネマート新宿にて公開© 2010 Summit Entertainment, LLC.
2011年05月13日俳優の別所哲也が、CS映画専門チャンネル「ムービープラス」で放送される特別番組「カンヌ映画祭を観る -受賞作品から知るその魅力-」(5月4日放送)に出演することになり、4月12日(火)、横浜にある「ブリリア ショートショート シアター(Brillia Short Shorts Theater)」にて収録を行った。同局では5月11日(現地)から開催される第64回カンヌ映画祭に合わせ、「カンヌ映画祭スペシャル2011」と題し、関連番組が特集放送される。別所さんが出演する「カンヌ映画祭を観る −受賞作品から知るその魅力−」は、過去の受賞作やトリビアなど映画祭をより楽しむための情報を届けるオリジナル番組。別所さん自らが“審査委員長”となり、過去にカンヌで受賞したすべての作品の中から、「俳優賞」、「音楽賞」、「賛否両論賞」、そして最高にあたるパルム・ドールならぬ「ヴェッショ(別所)ドール」を独断で(!?)で選定するというユニークな内容だ。収録が始まると、早速「Bonjour Comment allez-vous(ボンジュール コマンタレヴ)」(こんにちは。調子はいかが?の意)とフランス語の挨拶を決めた別所さんは、「これでカンヌに行く準備はバッチリ」とご機嫌。その後、次々と受賞結果を発表し、番組収録は順調に進んだが「うーん、『賛否両論賞』だけは言いにくい(笑)」と悪戦苦闘。それでも「今年は順調。去年はリテイクの嵐だった。こうやって、歴史が刻まれていくんですね」としみじみした様子だった。果たして、栄えあるヴェッショドールの行方は?気になる結果は番組でチェックされたし。このほかにも過去のカンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞した『ダンサー・イン・ザ・ダーク』、『ブリキの太鼓』や、本年の審査委員長を務めるロバート・デ・ニーロの主演作『グッドフェローズ』、木村佳乃と伊勢谷友介が共演した第61回オープニング作品『ブラインドネス』、同じく第61回の特別招待作品でイ・ビョンホンが主演した『グッド・バッド・ウィアード』なども放送予定。そして、5月22日(日)には、別所さんがナビゲーターを務める「日本独占!第64回カンヌ映画祭授賞式ライブ」が放送される。「カンヌ映画祭を観る -受賞作品から知るその魅力-」は5月4日(水・祝)放送。「日本独占!第64回カンヌ映画祭授賞式ライブ」は5月22日(日)生放送。■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]
2011年04月13日