『アイアンマン』『アベンジャーズ』シリーズ、『シャーロック・ホームズ』シリーズのロバート・ダウニー・Jr.が、動物と会話ができる先生を演じる『ドクター・ドリトル』(原題:Dolittle)が、2020年3月20日に公開決定。第1弾予告映像とポスタービジュアルが解禁となった。イギリスの小説家ヒュー・ロフティングによる世界的ベストセラーで、日本でも人気を博している「ドリトル先生」シリーズに着想を得た本作。動物と話せるドリトル先生は、名医だが変わり者。世間から遠ざかり、様々な動物たちとひっそりと暮らしていた。しかし、若き女王が重い病に倒れたと聞き、ドリトル先生は女王を救える唯一の治療法を求めて伝説の島へと冒険の旅に出発する――。ロバート・ダウニー・Jr.が動物と話せる名医ドリトル先生を、実に楽しそうに演じる本作。動物役のボイスキャストも超豪華で、ドリトル先生が最も信頼をしている頑固なオウム:ポリネシア役には『ハワーズ・エンド』『ラスト・クリスマス』のエマ・トンプソン。臆病なゴリラ:チーチー役には、『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞して大飛躍、『007』シリーズ新作の敵役も話題となっているラミ・マレック。熱血でおとぼけなアヒル:ダブダブ役には、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』や『ドリーム』のオクタヴィア・スペンサー。さらに、『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したマリオン・コティヤールがキツネのチュチュ役を担当。『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート役で知られるレイフ・ファインズがトラのバリー役。世界中のティーンから絶大な人気を誇るセレーナ・ゴメスがキリンのベッツィ役を担当するなど、実力はお墨付きの個性豊かな顔ぶれが勢ぞろい。また、マーベル映画で“アイアンマン”ロバートと共演した“スパイダーマン”トム・ホランドが、ドリトル先生の犬:ジップ役として再共演が実現。超豪華なスターたちの贅沢な“声の演技”にも注目だ。今回解禁となった映像は、大自然の中でひっそりと暮らすドリトル先生と動物たちの姿から始まる。そんな彼らのもとに女王が病になったとの知らせが届き、先生は唯一の治療法を求めて伝説の島へと繰り出すことに。「危険な旅になるだろう」と話すドリトル先生の後ろで、親友でオウムのポリネシアが動物たちに冒険の準備の指示を出すシーンや、水槽に頭を突っ込みタコと会話をしているシーンなど、ドリトル先生と動物たちが会話をする様子にワクワクが止まらない。さらに、大砲が飛び交う航海や異国の地に待ち受ける恐ろしい海賊、ドリトルと旧知の様子の獰猛なトラと対峙など息つく暇もないアクションシーンの数々も。また、併せて解禁されたポスタービジュアルには、ドリトル先生を中心に豪華キャスト陣が声を吹き込む個性豊かな仲間たちがぎっしり大集合している。『ドクター・ドリトル』は2020年3月20日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月21日現在劇場公開中、配信ももうすぐ始まる巨匠マーティン・スコセッシ監督によるNetflixオリジナル映画『アイリッシュマン』。この度、男たちの壮絶な半世紀に迫る予告編が公開された。ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシという豪華オスカー俳優が共演する『アイリッシュマン』は、アメリカ裏社会の闇と事件の真相が浮き彫りになっていくスコセッシ監督渾身の超大作。その完成度の高さから評論家、メディアが大絶賛し、話題に。公開された予告編では、ロバート演じるシーランの回想視点で描かれており、銃、大量の金、爆発などが登場していることが確認できる。そして、スコセッシ監督が「物語は1949年から2000年にかけて描かれ、継続的に時間を行き来するんだ。冒頭に、82才の男性が結婚式に向かうロードトリップについて話をしている1975年のシーンから始まって、その後、50年代、60年代、70年代に遡り、また現在に戻るんだよ」と語っている通り、半世紀に渡る男たちの物語が描かれているようだ。さらに、スコセッシ監督はシーランについて「何度も死にそうになった経験の後、何のために生きるのか分からない世界に戻ることになる。そこで家族のために頑張らなくてはないはずなのだが、彼には教育もなければチャンスもなく、人生がうまくいく兆しがなかった。その時、彼は、“彼を必要とする人々”と思いがけず出会うことになるんだ」とこれまでの背景を語る。そんなシーラン役のロバートは「台本読みをした時にとても高揚したんだ。私は人間味がある話が好きなんだよ。この物語は、思っていたよりもとても人間味があるんだ」と作品の印象を明かしている。Netflixオリジナル映画『アイリッシュマン』はアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開中。11月27日(水)よりNetflixにて全世界同時配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】アイリッシュマン 2019年11月27日よりNetflixにて全世界同時配信開始
2019年11月20日「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ビッグ・リトル・ライズ」「チェルノブイリ」など数々のハイクオリティ・ドラマで知られる「HBO」と、『ムーンライト』『ルーム』など近年映画賞を席巻する作品や『ヘレデタリー/継承』『ミッドサマー』といった傑作ホラーを世に送り出すスタジオ「A24」が最強タッグを組んだ海外ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」が日本上陸。ゼンデイヤをはじめとする若手注目キャストが演じるのは、2019年の“いま”を生きるティーンエイジャー。9.11以降、不安と混乱が増殖し蔓延する社会で育ち、もはや身体の一部のようになったスマホと強制的自己アピールの場であるソーシャルメディアと共に生きるデジタルネイティブ世代だ。彼女たちの迫真の演技と、10代のリアルを切り取った脚本、スタイリッシュで耽美な映像や音楽は同年代の女性を中心に絶賛を受けているが、単なるティーンドラマの域を超えた、大人世代も惹きつける危うい魔力を秘めている。“リア充シンドローム”の大人にこそ効く劇薬ドラマ女らしく、男らしく、高校生らしく、子どもらしく、大人らしく…。そんな旧態依然とした価値観が崩壊しつつある“いま”を生きる世代を、『グレイテスト・ショーマン』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』などで日本でも人気となったゼンデイヤを主演に迎え、赤裸々に、挑戦的な世界観で描き出す青春群像ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」。タイトルは幸福感や多幸感を意味する言葉だが、中身は想像以上にショッキングな劇薬だ(R+15指定相当)。居場所を求める、はみ出し者たちの物語9.11の3日後に生まれた主人公のルー・ベネットは、物心ついたころから不安障害と躁鬱に支配されてきた。自分ではどうすることもできない混沌から連れ出してくれるのは、ドラッグだけ。たとえ生死の境をさまようことになっても、ドラッグを“キメた”直後のわずか2秒間の多幸感を求めずにはいられない。あるとき、パーティで転校生のジュールズと出会い、彼女の人生は転機を迎える。ジュールズは両親の離婚により引っ越してきたトランスジェンダーの少女。出会い系アプリで一晩限りの“パパ活”を繰り返すうち、支配的な中年サディストと出会い、誰にも言えない秘密を抱えることになる。また、ぽっちゃり体形のキャットは、ネット上ではかなりの有名人だ。「ワン・ダイレクション」など有名人同士の二次創作物語、いわゆる“ファン・フィクション”を想像力豊かに書き上げ、5万人ものフォロワーがいるが、家族や友人は誰も知らない。そんな中、パーティで済ませた“初体験”動画が、ネット上にアップされてしまうーー。ドラッグでハイになる瞬間も、出会い系でマッチングできるのも、SNSの閲覧数や「いいね」も、彼女たちにとっては幸せになるために必要な糧。だが、いずれも必然的にセックスや暴力が絡んでくる上、否応なしに自身のアイデンティティやセクシャリティを突きつけられ、時にはネットポルノやホモフォビア(同性愛嫌悪)の標的にもなる。ますます不穏で不安定な現代に、“ありのままで”といわれても、そう簡単には生きられないことにルーたちはもう気づいてしまっている。だからこそ、上辺を取り繕うことには長け、不安やトラウマをさらけ出すことを恐れながら、他人のそれには過剰なまでに反応する。信頼し合い、認め合い、愛し合える誰かに出会えれば、それだけでいいのに。こうした彼女たちの息苦しい日常は、一種の強迫観念にも近い“リア充”投稿や“インスタ映え”探しにちょっと疲れ気味な人にも、思い当たる節はあるはずだ。クリエイターはあの名監督の息子このリアルで説得力あるストーリーをシニカルなユーモアも交えて手掛けるのは、サム・レヴィンソン。全8話の脚本と5つのエピソードを監督する彼は、『レインマン』でアカデミー賞を受賞した映画監督バリー・レヴィンソンを父に持つ。エズラ ・ミラーがドラッグ依存の少年を演じた初監督&初脚本作『アナザー・ハッピー・デイふぞろいな家族たち』でサンダンス映画祭脚本賞を受賞。父が演出したロバート・デ・ニーロ主演のHBOドラマ「嘘の天才~史上最大の金融詐欺~」では全米脚本家組合賞にノミネートされるなど、その手腕が高く評価されている。本作では、イスラエルの同名ドラマ(2012~2013)を、舞台を現在のアメリカに移してドラマ化。とりわけ、データベースサイト「IMDb」で9.2/10点という高評価を得ている第4話は、ルーとジュールズをはじめとするそれぞれの関係性がお祭りの一夜を通して進展する、いわば “神回”。これを機に加速していく後半4話も、一瞬たりとも見逃せない。LGBTQアクティビストのトランスモデルもよくぞ集めたハマり役のキャストたち何と言っても、ディズニーチャンネル出身のゼンデイヤが鼻からドラッグを吸い込み、嘔吐し、壊れていく姿を演じているだけでも衝撃的な本作。この新境地への挑戦により、先日の「ピープル・チョイス・アワード2019」では『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』での映画女優賞に加えて、ドラマTVスター賞も受賞し、圧倒的支持を得ている。さらに、ジェネレーションZと呼ばれる世代を代表する新進女優・俳優が、『レディ・バード』よりもはるかに個性的で、過激な高校生たちを等身大で演じる姿は壮観ですらある。ゼンデイヤ演じるルーが友情以上の感情を抱き始めるジュールス役には、実際にトランスジェンダーモデルであり、LGBTQ活動家でもあるハンター・シェイファー。ハードなシーンにも挑み、ドラマ初出演とは思えない熱演を披露する。「セーラームーン」と称される、彼女の“Kawaii”ファッションにも要注目。また、ボディポジティブ活動家として知られるハービー・フェレイラが、動画流出をきっかけにSNS上の“女王”となり、コンプレックスを自信に変えていくキャット役に。いずれも、実際のティーン・ムーブメントの中心人物が抜擢されているのが象徴的だ。厳格な父親が望む息子になるため、性的志向への不安を怒りと暴力で封印しようとするアメフト部のネイト役には、Netflix映画『キスから始まるものがたり』で注目されたジェイコブ・エローディ。男性から性的対象と見られることで自信を保っているチアリーダーで、ネイトと別れたりヨリを戻したりを繰り返すマディを『ブリグズビー・ベア』のエレクサ・デミー。将来を期待されたアメフト選手ながら大学では思うようにいかないクリスには、『ヘイト・ユー・ギブ』『デトロイト』のアルジー・スミス。その彼女で、過去のセックス動画投稿を悔やんでも悔やみきれないキャシー役には、「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のシドニー・スウィーニー。ジャド・アパトー監督の娘モード・アパトーは、その妹でルーの幼なじみレクシー役を演じている。さらにネイトの父親キャル役を、「グレイズ・アナトミー」の“Mcsteamy”(フェロモン男)マークや「ザ・ラストシップ」の艦長として人気を博したエリック・デインが怪演。マッチョイズムを具現化したような彼が、自身のセクシャリティを隠す地元の名士に扮している。耽美で危うい世界観を音楽やメイクで表現製作総指揮に世界的ラッパーのドレイクが名を連ねていることでも知られる本作。90年代のヒップホップやオルタネイティヴ・ポップなどからビリー・アイリッシュまで新旧の楽曲が起用され、多幸感とはほど遠いルーたちの日常を耽美に彩る。エピソードタイトルに、第2話「Stuntin’ Like My Daddy」(Lil Wayne ft. Birdman)、第3話「Made You Look」(Nas)など、人気ラッパーの曲名が採用されているのもドレイクならでは。劇伴は『ワンダーウーマン』でシーアとのエンディングテーマも話題を呼んだラビリンスが手掛けている。シンガーでダンサーでもあるゼンデイヤとラビリンスによる「All For Us」は、シーズン最終話のクライマックス、ある決断を下したルーの心情を表現するものとして強烈な印象を残す。また、ドラマ上陸以前から話題となっていたのが、煌びやかでユニークな少女たちのアイメイク。A24の『ムーンライト』や『アンダー・ザ・シルバーレイク』なども手掛けているメイクアップ・アーティスト、ダニエラ・デイビーは、ラインストーンやグリッター、オレンジや黄色など蛍光色のアイシャドウ、涙袋などを確信犯的に使った幻想的なアイメイクを考案。ゼンダイヤ演じるルーの涙が流れているようなメイクは、わずかな最高の瞬間を手に入れるためにドラッグに手を出さずにいられない彼女の涙そのもので、深夜の街を自転車で駆けるシーンやパーティのシーンなど、『ムーンライト』よりも妖しくダークな色調の中で哀しげにキラキラと輝く。さらにジュールズ役ハンター・シェイファーの唯一無二の神秘性を表現するのにも効果的に使われ、エレクサ・デミー演じるマディのビッチぶりを強調させるのにもひと役買うなど、それぞれの個性と抱える葛藤との見事な融合を果たしている。そんな彼女たちの表情をクローズアップで追う映像は共感と没入感をさらに高め、その顛末がハッピーエンドとなるのか、見届けたくてたまらなくなる。まさしく中毒性を持つ本作、すでにシーズン2の製作も決定している。「ユーフォリア/EUPHORIA」(全8話)は毎週水曜23時~BS10スターチャンネル【STAR2 字幕版】にて放送中。【スターチャンネルEX】にて配信中(毎週木曜、1話ずつ更新)。(text:Reiko Uehara)
2019年11月15日ロバート・デ・ニーロが、来年1月19日にロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで開催される全米映画俳優組合(SAG)賞授賞式で、功労賞を受賞する。これまでのSAG功労賞受賞者には、モーガン・フリーマン、ジュリー・アンドリュース、クリント・イーストウッド、オードリー・ヘプバーンらがいる。全米映画俳優組合の代表ガブリエル・カーテリスは、「ロバート・デ・ニーロは、傑出した能力と奥行きを持つ俳優です。彼が創り出すキャラクターは、私たちの心をとらえます」とロバートを功労賞に選出した理由を述べた。これまでロバートが演じた『ゴッドファーザー Part II』のヴィトー・コルレオーネ、『レイジング・ブル』のジェイク・ラモッタ、『マイ・インターン』のベン・ウィテカーの役名を挙げ、「彼は私たちの心に触れ、心を開き、共感と感動に満ちた新しく楽しい世界へと連れ出し続けています」と功績を称え、絶賛した。デ・ニーロは「私は50年以上、組合の会員だ。この賞を受賞できるのは、大変光栄なこと」と語っている。現在76歳のデ・ニーロはまだまだ現役。今年は『ジョーカー』、『アイリッシュマン』に出演し、今後も5本以上の作品が控えている。(Hiromi Kaku)
2019年11月13日マット・リーブス監督による映画『THE BATMAN-ザ・バットマンー』が、2022年3月11日(金)に公開。主演はロバート・パティンソンが務める。DCコミックスの人気ヒーロー“バットマン”DCコミックス『バットマン』は、架空の都市・ゴッサムシティを舞台に、悪と戦うヒーロー“バットマン”としての顔を持つブルース・ウェインを主人公にした物語。これまで数々の監督によって実写化されてきた人気作品で、特にクリストファー・ノーランの手掛けたシリーズ3部作は、今なお根強い人気を誇る。また作品に登場するヴィランファンも多く、人気ヴィランの1人・ジョーカーの誕生秘話を描いた単体映画『ジョーカー』は、公開されるや否や、世界中で大ヒットを記録した。若き日のブルース・ウェインの姿を描く新作『THE BATMAN-ザ・バットマンー』の監督・脚本を手掛けるのは、『猿の惑星』リブート版を代表作に持つマット・リーヴス。彼によると、本作はバットマン誕生のものがたりではなく、“若き日のブルース・ウェイン”に焦点を当てたミステリー要素の強い物語だという。また、物語のムードは、『チャイナタウン』(74)、『フレンチ・コネクション』(71)、『タクシードライバー』(76)に代表される、1970年代の“リアルなストリート”を題材にした作品から影響を受けている。<映画『THE BATMAN-ザ・バットマンー』あらすじ>世界の《嘘》を暴け。本性を見抜け。優しくもミステリアスな青年ブルースは、両親を殺害された社会への復讐を誓い、夜は黒いマスクで素顔を隠し犯罪者を見つけては力でねじ伏せ、悪と敵対する存在の“バットマン”になろうとしている。ある日、権力者が標的になった連続殺人事件が発生。その犯人を名乗るのは、史上最狂の知能犯リドラー。彼は犯行の際、必ず“なぞなぞ”を残し、警察や世界一優秀な探偵のブルースを挑発する。いったい何のために犯行を繰り返すのか?そして暴かれる、政府の陰謀とブルースにまつわる過去の悪事や父親の罪...。追い詰められたその時、彼の心の中で、何かが音を立てて壊れ始めた―。あなたは世界の嘘を暴き、人間の本性を見抜けるか―。キャスト一新!バットマン役はロバート・パティンソン『ザ・バットマン』では、キャラクターの解釈とキャストを一新。主人公のバットマン/ブルース・ウェイン役を演じるのは、映画『トワイライト』シリーズで主人公のヴァンパイアを演じ、クリストファー・ノーラン監督作『TENET テネット』で、主⼈公のバディ“ニール”を好演したことも記憶に新しいロバート・パティンソンだ。ブルース・ウェイン/バットマン - ロバート・パティンソン両親殺害の復讐を誓い、夜はマスクで素顔を隠し”バットマン”として犯罪者の心に恐怖を植え付ける。ある日、最狂の知能犯に狙われたことで、彼の良心が狂気に変貌していくことになる。人気ヴィラン“ペンギン”にコリン・ファレルバットマンの宿敵となる人気ヴィランたちが多数登場するのも、映画『THE BATMAN-ザ・バットマンー』の見どころ。これらのヴィランたちもまた、ヴィランとして完全な姿になるまでの物語が描かれる。ペンギン(別名オズ) - コリン・ファレル注目は、ジョーカーに並び多くのファンを持つヴィラン・ペンギンだ。本名はオズワルド・チェスターフィールド・コブルポット。太った体型に、よたよたと歩く滑稽な見た目のヴィランで、傘がトレードマークで、さまざまな武器を使いこなす。悪党も集うゴッサム・シティの人気高級ナイトクラブ、アイスバーグ・ラウンジの経営者。経営者としての顔の裏に、ある企みを隠しているようだ…。ペンギンといえば、ティム・バートン監督の『バットマン リターンズ』でダニー・デヴィートが演じた強烈なビジュアルが印象的だが、『THE BATMAN-ザ・バットマンー』では、なんと甘いマスクの持ち主であるコリン・ファレルが演じる。コリンがどのように演じるのか?是非チェックしてみてほしい。リドラー - ポール・ダノ天才的な頭脳で、バットマンを陥れようとするリドラー。謎解きやゲームに取りつかれており、ゴッサム・シティの権力者を標的に連続殺人事件を引き起こす。そして、政府の陰謀とブルースにまつわる嘘を暴こうとする…。演じるのは『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、『スイス・アーミー・マン』のポール・ダノ。キャットウーマン(セリーナ・カイル) - ゾーイ・クラヴィッツセクシーな見た目の女泥棒。自らの目的のため、ネコのようなスーツとマスクを身に纏い、ゴッサム・シティの権力者や悪党を狙って盗みを働く謎めいた人物。ブルースに近づき協力を持ちかけるが、その目的とは…?マット・リーヴス監督は「これまで語られていなかったセリーナ・カイルの人生にも焦点をあてた」と語っており、セリーナの物語にも注目だ。演じるのは『ファンタスティック・ビースト』シリーズのゾーイ・クラヴィッツ。カーマイン・ファルコン - ジョン・タトゥーロゴッサムシティの強力な暴徒、マフィアのボス。『トランスフォーマー』シリーズのジョン・タトゥーロを起用。バットマンの頼もしい味方また、『バットマン』シリーズでブルース・ウェインを助けるお馴染みのキャラももちろん登場。アルフレッド - アンディ・サーキスブルースの執事。演じるのは『猿の惑星』シリーズのアンディ・サーキス。ジェームズ・ゴードン - ジェフリー・ライトゴッサム・シティ警察の刑事。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のジェフリー・ライトが演じる。Nirvanaの「Something In The Way」が流れる特別映像特報映像は、形容しがたいが⼈々の⼼情に訴える雰囲気の作品になることを予期させる内容に。カート・コバーンが率いた伝説のバンドNirvanaの「Something In The Way」が流れる中、悪役でありながらも⼈々の⼼を離さない魅⼒的なヴィラン“バットマン”の姿が映し出され、バットスーツや様々な機能が搭載されたバットマンが愛⽤する特殊⾞両・バットモービルなど、ファン心をくすぐるガジェットも見てとれる。マット・リーブス監督が描く、新たなる“バットマン”の物語に高い期待が募る。日本語版声優も豪華キャストなお、日本語版声優キャストには、『劇場版 呪術廻戦0』『鬼滅の刃』などで知られる櫻井孝宏、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のファイルーズあい、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の石田彰、俳優の金田明夫らが名を連ねる。詳細映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』公開日:2022年3月11日(金)原題:The Batman監督:マット・リーブス脚本:マット・リーブス、マットソン・トムリンキャスト:ロバート・パティンソン、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジョン・タトゥーロ、アンディ・サーキス、ジェフリー・ライト
2019年11月11日映画『アイリッシュマン』が、2019年11月15日(金)よりアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて公開される。アメリカ裏社会、殺し屋がみた無法者の生き様舞台は、第2次大戦後のアメリカ裏社会。数多の名立たる悪人とつながりを持っていた、元軍人の暗殺者フランク・シーランの視点から、労働組合指導者ジミー・ホッファの今なお謎に包まれている失踪事件が物語られる。そこで描きだされるのは、巨大な組織犯罪、そして背後にうごめく権力争いや政権との繋がりだ。戦後アメリカの暗く縺れ合った歴史を、数十年におよぶスケールでひもとく。マーティン・ スコセッシが監督監督を務めるのは、『沈黙-サイレンス-』が日本でも反響を呼んだマーティン・ スコセッシだ。そしてキャストには、一連のスコセッシ作品への出演でも知られるロバート・デ・ニーロや、最近では『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』にも出演したアカデミー賞俳優アル・ パチーノと、豪華な顔ぶれが揃う。さらに、ジョー・ペシやハーヴェイ・カイテルらも出演する。賞レースに参加!Netflixの配信から始まり、劇場公開を実現させた本作は、世界中の数々の賞レースにも参加。第77回ゴールデン・グローブ賞においては、受賞こそのがしたものの5部門にノミネート。また日本時間2月10日(月)に発表される第92回アカデミー賞においては、監督賞(マーティン・スコセッシ)、助演男優賞(アル・パチーノ、 ジョーペシ)、脚色賞、撮影賞など、 9部門にノミネートされている。詳細『アイリッシュマン』公開日:2019年11月15日(金)よりアップリンク渋谷・アップリンク吉祥寺ほかにて公開原題:The Irishman監督:マーティン・スコセッシ出演:ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ、ハーヴェイ・カイテル脚本:スティーブン・ザイリアン2019年 / 209分 / アメリカ / PG12
2019年11月10日ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシという豪華オスカー俳優が共演するNetflixオリジナル映画『アイリッシュマン』が、「Netflix」配信に先駆け、11月15日(金)より劇場公開されることが決定した。巨匠マーティン・スコセッシ監督が手掛ける本作は、第2次大戦後のアメリカ裏社会、ある殺し屋が見た無法者たちの生き様を描き出す物語。アメリカでは11月1日より劇場公開され、より賞レースに期待がかかっているが、今回日本でも配信に先駆けて、アップリンク渋谷・吉祥寺などで劇場公開が決定した。なお、ほかにもNetflix映画では、ティモシー・シャラメ主演『キング』が公開・配信中。アリシア・ヴィキャンデル主演『アースクエイクバード』などが先行公開されることも決定している。Netflixオリジナル映画『アイリッシュマン』は11月15日(金)よりアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。11月27日(水)よりNetflixにて全世界同時配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】アイリッシュマン 2019年11月27日よりNetflixにて全世界同時配信開始
2019年11月07日お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が3日、都内で行われた単行本『クリエイターズ・ファイルVol.03』(発売中 1,500円税抜 ヨシモトブックス刊)の発売記念イベントを行った。本書は、ロバートの秋山竜次が様々なクリエイターに扮して密着取材を受ける『クリエイターズ・ファイル』(ハイブリッド型総合書店hontoのオフィシャルマガジン「honto+」誌面で連載中)の書籍第3弾。清純派女優の藤原采、パリコレNo.1モデルのアルセーヌ・ダルタニアンのほか、You Tubeでも100万回以上再生された人気キャラクターが収録されている。この日のイベントでは、その中でも人気の高かった、3年先まで予約の取れない人気パーソナルヒップトレーナー・MICOに扮し、MICOが開発したズルして美尻を手に入れられると評判のメソッド"ZURU"(ズール)公開レッスンと参加者限定の撮影会を行った。超売れっ子のパーソナルヒップトレーナーということで、登場するなりMICOのメゾットを体験するモデルをいきなり走らせた秋山。「とにかく走れ! 休むな休むな! あいさつしたい気持ちは分かるんだけど、あいさつは後! 出会って3秒以内にレッスンしないと時間が勿体ないの。3年半待っているんでしょ?」と完全にMICOになりきっていきなりのレッスン。気を取り直し、この日集まった一般客には「クリーターというよりも、尻エーターなんて言われています。ロサンゼルスから来たばかりですが、本日は『クリエイターズ・ファイル』と私の特別レッスンを受けられるということで、皆さんお集まりくださって本当にありがとうございます」とあいさつし、「皆さんにはレッスンを体験して欲しくて、普通にお話するだけじゃなく、3年待たなければいけないMICO流のヒップトレーニングを3分でまとめました」と説明しながら次々とヒップがアップするメソッドを披露して訪れた観客を笑わせた。最後には単行本についても「今回は女性のクリエーターがいっぱい入っていて、とくに1日で3億円だまし取った詐欺師がいます。そういう方もいますし、透明感がありすぎる女優さん、アルセーヌ・ダルタニアンというパリコレビッグ4などが目白押しで、こんなキャラクターなかなか居ないぞ! というぐらい詰め込みました。動画でも楽しめますが、動画にはない細かいところを本に書いています」とアピールしていた。
2019年11月03日本日10月18日はザック・エフロン32歳の誕生日。これを祝して、主演最新作『テッド・バンディ』からザックの次なる挑戦が伺える新場面写真が解禁となった。1970年代アメリカ、30人以上の女性を惨殺したとされるテッド・バンディ。IQ160の頭脳で容姿端麗、司法・メディアを翻弄した稀代の殺人鬼。その余罪はいまなお謎に包まれており、本当の被害者の数は誰も知らない…。この度解禁となったのは、そんなテッドとリリー・コリンズ演じるシングルマザーのリズが恋に落ちる瞬間を収めたロマンチックな1枚から(でもどこか獲物を狙う目をしている…)、彼女とその娘の誕生日を手作りケーキで祝う、恋人思いな一面が垣間見える1枚(でも右手に握られている包丁が気になる…)。さらに、法廷で雄弁に語る姿も凛々しく、スーツ姿も様になっているが、見逃せないのが囚人服。握りこぶしを壁に押し付け声を荒げている様子のテッドには、ほかの写真で見せていた温厚さが全く感じられず、シリアルキラーの片鱗を見せている。この善人と悪人の狭間を行き来する演技を披露している本作のザックは、まさに新境地であること間違いなし。本作にコラムを寄せている映画評論家の森直人氏はその書き出しを「ザック・エフロンが凄い」とし、「テッド・バンディはよく気が利き、話も上手だが、押し出しが強いわけでもない。そんな一見無双の男をザック・エフロンは過去作の“延長”で演じている。『グレイテスト・ショーマン』では階級や人種を超えた恋をピュアに貫く優しき上流階級出身の青年役。お下劣コメディ『ダーティ・グランパ』ではロバート・デ・ニーロ御大の暴走を丁寧にサポート。しかしその正体は“シリアルキラー”の殿堂入り――世にも邪悪でおぞましい美女狩り猟奇野郎のテッド・バンディなのである」。まさにザック・エフロンが持ち合わせているキャリア、イメージこそが、テッド・バンディを演じるうえで一番の強みになっている様子。今作で観れるのは、そんな“ザック・エフロン”という概念をまるっと覆す、レベルアップした姿に違いない。『テッド・バンディ』は12月20日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月18日11日(現地時間)、名優ロバート・フォスターが亡くなったことが明らかになった。78歳だった。脳腫瘍を患っていたという。「Entertainment Weekly」誌などが報じた。ニューヨークで生まれ、高校時代に演技の虜になったというロバートは、劇場勤務を経て俳優を目指し、ロサンゼルスに移住。1967年の『禁じられた情事の森』でデビュー後、『レッド・ムーン』、『アレキサンドリア物語』などの作品に次々と出演した。80年代前半頃までテレビに映画にとキャリアを築くものの、80年代後半から低迷期を迎える。1997年、クエンティン・タランティーノ監督作『ジャッキー・ブラウン』のマックス・チェリー役でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、再びブレイク。以降、『マルホランド・ドライブ』、『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』、「Heroes」、「ブレイキング・バッド」、「ツイン・ピークス」など多数の作品に出演した。過去にロバートと共演した俳優たちが、SNSに追悼メッセージを掲載している。「ブレイキング・バッド」のドラマ・映画で共演した主演のブライアン・クランストンは、「ロバート・フォスターが亡くなったと聞いて悲しんでいる。すごくいい人で、最高の俳優だった。彼とは(写真の通り)40年前に『アリゲーター』の現場で会って、BB(ブレイキング・バッド)でもまた会えたんだ。ハリウッドに足を踏み入れたばかりの若造に、親切で寛大に接してくれたことを忘れない。安らかに眠ってね、ボブ」とつづった。(Hiromi Kaku)
2019年10月15日ホアキン・フェニックスがDCコミックの人気ヴィラン・ジョーカーに演じ、第76回ヴェネツィア国際映画祭でアメコミ作品として初の金獅子賞を獲得した話題作『ジョーカー』(公開中)。本作を手掛けたトッド・フィリップス監督によるビデオ通話会見が先日都内で開催された。コメディアンを夢見る心優しい青年アーサーが、次第に追い詰められていき、やがて悪のカリスマ、ジョーカーへと変貌していく様を、原作にはないオリジナルストーリーで描く。爆笑コメディ「ハングオーバー」シリーズのトッド・フィリップス監督がメガホンをとり、同作でも組んだブラッドリー・クーパーが製作を務めている。――ホアキンの鬼気迫るすさまじい演技におののきましたが、彼を演出してみていかがでしたか?ホアキンはあの世代では最も優れた俳優だといつも思っていたけれど、驚きの連続だった。ちょっと言葉では言い表せないけど、彼の演技を目の当たりにすればわかるかもしれない。すごすぎて、見ている方は、口をポカンと開けてしまうような状態になる。思わずカメラのオペレーターに向かって「いまの見ていた? 信じられない!」と言ってしまったよ。――ホアキンとロバート・デ・ニーロという名優2人の共演シーンにもうなりました。僕もホアキンも、デ・ニーロを崇拝しているから、撮影の現場ではなく、彼のオフィスで初めて会った時は、とても緊張したんだ。彼と一緒に映画が作れるなんて、夢みたいだった。2人の俳優の間に座っていた僕にとって、あの日はすばらしい一日だった。でも、実際に共演シーンを撮影した時は、すでにホアキンはジョーカーとして自分の世界に入り込んでいたから、まったく問題はなかったよ。――時代設定を70年代後半~80年代初期に設定した主な理由について聞かせてください。今までの映画で観てきたジョーカーと今回のジョーカーが共存することは避けたかったので、意図的にそうしたんだ。また、『タクシードライバー』(76)や『狼たちの午後』(75)『キング・オブ・コメディ』(83)のような時代に起こった出来事として作りたかったよ。――これまでたくさんのDCコミックスを映画化した人気作品がありますが、本作はどういう位置づけの作品になりましたか?DCという大きなユニバースから切り離し、独立した作品にしたかった。ジョーカー役は過去にすばらしい俳優が演じているし、すばらしいコミックも描かれ、テレビ番組にもなっている。そこを描くのは、チャレンジでもあり、怖い気持ちもあったが、だからこそホアキンと私は、可能な限り現実というフィルターを通して、自分たちのバージョンを作ろうとしたよ。――『バットマン』の生誕を祝う9月21日の「バットマンの日」には、DCエンターテイメント 共同発行人でアーティストのジム・リーが来日し、日本でもバットマン80周年の式典が。ジム・リーが、アニバーサリーの式典に来るというのは面白い。彼とはメールでのやりとりしかしていないが、「映画がとても良かった」と言ってくれた。一般的に知られているジョーカーから全てが逸脱していたにも関わらず「この映画の独特なスタイルが特に気に入った」と言ってくれた。――監督は「ハングオーバー」シリーズなど、コメディ監督としての印象が強いのですが、ジョーカーがコメディアン志望だったという点も印象深いです。監督が今回、描きたかったこととは?この映画で表現しようとしたことは、ホアキンの台詞「人生は悲劇だと思ってた。だが、いまわかった、僕の人生は喜劇だ」が物語っている。それは、僕は面白い人たちとコメディ映画を多く作り、コミック作品の仕事もたくさんしてきたなかで、僕自身が受け取った言葉でもあるから、今回そこを探求したいと思った。――「ハングオーバー」シリーズでは主演を、本作ではプロデューサーを務めているブラッドリー・クーパーとは、数多くタッグを組まれてきましたが、彼の存在は大きかったですか?ブラッドリーとは、お互いにフィードバックし合える仲だ。脚本に対しての意見交換もそうだし、そして編集室にも一緒に入る。私にとってブラッドリーは、かけがえのない存在だ。編集室に一日中いてくれたり、何日も通ってきては、メモを書いて渡してくれる。でも、それは彼の監督作『アリー/スター誕生』(18)の制作時に、プロデューサーだった私がしたことと基本的には同じだ。「ハング・オーバー」1作目の撮影からもう12年経つけど、素晴らしいパートナーシップが取れている。僕が最も信頼している親友で、コラボレーターの一人だね。(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DCComics
2019年10月06日10月5日(土)今夜のフジテレビ系「土曜プレミアム」枠は、アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロの共演でおくる『マイ・インターン』を放送する。『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞の助演女優賞を受賞。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の白の女王役や『ダークナイト ライジング』のキャットウーマン。『インターステラー』や『オーシャンズ8』でも知られるアン・ハサウェイ。出世作ともいえる『プラダを着た悪魔』では仕事と恋に奮闘、ファッション業界でキャリアアップしていく姿を等身大で演じ、世界中の女性たちの支持を得た彼女が、今度はファッションサイトの社長に扮する。アン演じるジュールズのもとにやってくる40歳も年上のシニア・インターン、ベンには『レイジング・ブル』でアカデミー賞主演男優賞を受賞、そのほか『タクシードライバー』『ディア・ハンター』『レナードの朝』『ケープ・フィアー』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、徹底した役作りで知られるロバート・デ・ニーロ。家庭を持ちながら何百人もの社員を束ね、ファッションサイトを運営する会社のCEOを務めるジュールズ。仕事と家庭を両立させ、まさに理想の女性像を絵に描いたような人生を送っているように見える彼女のもとに、会社の社会福祉事業で雇用された40歳年上の“シニア”インターンのベンがやってくる。ベンはジュールズ専属のインターンとなるが、彼女は自分の親と同年代のベンとどう接したらいいか分からず、「仕事はメールするわ」と言ったきり、ベンを迷惑者のように扱う。そんなジュールズだが大きな問題を抱えていた。重役のキャメロンからこのままでは会社の維持ができないため新しい経営者を雇うことを提案され、家庭ではいつの間にか夫婦の会話が減り、夫とすれ違っていたことに気づく。人生の危機に瀕したジュールズに対し、人生経験豊富なベンは“最高の助言”をアドバイス。次第に心を通わせていく2人だが、彼女の危機は救うことができるのか――。『プラダを着た悪魔』の主人公のその後を思わせるようなジュールズ役を、オーディションを受けてまで演じたいと願ったアン。数々の名作に出演してきた俳優としての経験も豊富なデ・ニーロ。2人の演技の化学反応に心揺さぶられること間違いなし。土曜プレミアム『マイ・インターン』は10月5日(土)今夜21時~フジテレビ系で放送。※「FIVB ワールドカップバレーボール2019」延長の際、放送時間繰り下げの場合あり(笠緒)■関連作品:マイ・インターン 10月10日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国© 2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2019年10月05日ロバート・パティンソンが、ベン・アフレックの後任として新バットマンに就任したことについて「Esquire」誌にコメントした。「正気じゃないよね。現実的な可能性を考えて、ぼくは(バットマン役から)ものすごくかけ離れていると思ったよ。結局どうやって役を得たのか、文字通り本当にわからない」という。ロバートは『トワイライト』のエドワード・カレン役でブレイクしたことが、現在の俳優としてのポジションを築いたとして、こんなことを語っている。「(『トワイライト』から)長年の間、街中では自意識過剰気味になっている。しょっちゅう隠れたりもするよ。その分、(セットでは)ワイルドになっていいっていう言い訳にしてね。アドレナリン・ジャンキーみたいになるんだ」。そうして仕事に集中してきたロバートは、確実にキャリアを積んできた。まもなく、Netflixのオリジナル映画『キング』の配信も控えている。同作でロバートと共演したティモシー・シャラメは、今月1日に開催されたプレミアで、バットマンを演じるロバートについて期待の声を寄せた。「最高の映画になると思う。フレッシュさのある。どんな方向性になるのかは知らないけど、新しくて素晴らしい作品になるに違いないよ」。(Hiromi Kaku)
2019年10月03日おとな向け映画ガイドオススメはこの4作品。ぴあ編集部 坂口英明19/9/30(月)イラストレーション:高松啓二今週末に公開の作品は23本。1日3本観ても1週間では観きれないとんでもない数です。全国100スクリーン以上で拡大上映されるのは『蜜蜂と遠雷』『ジョーカー』『HiGH&LOW THE WORST』『ジョン・ウィック:パラベラム』の4本。ミニシアターや一部シネコンなどで上映される作品が19本です。この中から厳選して、おとなの映画ファンにオススメしたい4作をご紹介します。『ジョーカー』体調と精神状態が万全なときにご覧下さい。結構ヘビーです。が、この秋のベストといっていい映画だと思います。DCコミックス、『バットマン』シリーズのあの悪役がいかにして生まれたか、と軽く考えていたのですが、いやあ凄い!映画の舞台は1981年の「ゴッサム・シティ」、つまりニューヨークです。荒廃しきった大都会の片隅、ピエロのメイクで街頭宣伝の仕事をしながらコメディアンをめざすアーサー。少し情緒不安定で、医療補助を受けています。アパートには病弱な母が同居している、そんなつましい暮らしです。そこにある事件がおき……。ここからの展開は圧倒的な迫力。ホアキン・フェニックスが、孤独で、ときおり狂気をはらんだアーサー役。これが鬼気迫る演技です。アーサーが憧れるテレビの人気者にロバート・デ・ニーロ。彼の存在がこの映画を第一級のグレードに押しあげています。デ・ニーロの『キング・オブ・コメディ』、そしてあの『タクシードライバー』を連想させるシーンやイメージにも魅了されます。こうなると『バットマン』シリーズはこの映画の後日談にすぎない感じです。『毒戦 BELIEVER』これまた、ハードな犯罪サスペンスです。香港ノワールの巨匠、ジョニー・トーの『ドラッグ・ウォー 毒戦』を韓国でリメイクしています。国際的な麻薬取引に絡む、麻薬取締局によるおとり捜査、という設定やストーリー展開は受け継いでいますが、人間関係などは韓国映画らしく濃密なドラマとなっていて、香港-中国大陸という犯罪の舞台も、韓国-中国大陸になるといろいろ状況も変化します。なかなか面白い翻案と思いました。イ先生というニックネームの麻薬王が率いる密売組織を追う麻薬取締官。イ先生の存在は謎で、組織内でも実際に会った人間はいない。その秘密工場が何者かに爆破される事件があり、これを突破口に、潜入捜査を開始します……。麻薬取締官チームのリーダー、ウォノに扮しているのはチョ・ジヌン。夏に公開され評判をよんだ『工作 黒金星と呼ばれた男』では韓国スパイのボスを演じていました。闇マーケットの支配者役のキム・ジュヒョクは2017年に交通事故で亡くなり、この映画が遺作です。「捜査対象:全員狂人」とチラシに書いてありますが、追う方も追われる方も狂気が漂っています。さらに、これまでの韓国の暗黒映画と比べても、でてくる風景の荒涼感が半端ない感じです。韓国ノワール、さすがです。『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』日本ではあまりテーマになったことのない「妊活」の映画です。50歳近い夫と一回り以上年下の妻。こどもは作らないはずだったのですが、突然妻が、友達の影響で「私、ヒキタさんのこどもに会いたい」と言い出すのです。愛する妻の願い。まずは基礎体温を計り、この日ならと子作りに励むのですが、その徴候すらありません。クリニックの検診では、どうやら原因はヒキタさんにあるようで……。原作はヒキタクニオさんの自伝的エッセイ。物書きのヒキタさんを演じる松重豊さんが、髪の毛をごま塩にし、ふだん着の気楽な雰囲気で演じています。サウナとビールが好き。何冊かの著書もあり、ま、のんきな暮らし。それが妊活に励むことになり、えっなに?「精子運動率が低い」って、どういうこと!? 松重さんは映画初主演。妻役は北川景子さんです。タイトルからしてハッピーエンドを宣言している、ハッピーな映画です。『“樹木希林”を生きる』観始めは「面白い人だな」、だったのが、「すごい人」に変わり、最後は「とんでもなくすごい人」になりました。樹木希林恐るべし。昨年他界した希林さんの最後に長期密着取材したドキュメンタリー。NHKで放送されたものを元に、未公開映像を加え再編集された映画です。資料に「ディレクターを家まで自家用車で迎えに行き、撮影現場までの間、自ら運転し語り続ける」とあり、えーまさか、と思いましたが、驚きました。希林さんが本当に、自分の車で木寺一孝監督を迎えに行って、運転しながら語るのです。監督はそれを助手席から撮影し続けます。2017年、希林さんに密着したいというオファーに、『モリのいる場所』『万引き家族』『日日是好日』『命みじかし、恋せよ乙女』の4本の撮影現場に同行すれば何とかなるでしょうとOKがでます。希林さんのつけた条件は、監督が一人でカメラを回し、わたしと向き合うこと、でした。ライトだの、助手だの大げさなのはいや、というわけです。それがとんでもない撮影、映像になりました。このところ、残された言葉をもとにした著書は何冊も出版され、なかには100万部を越えたものもあるといいます。わかるような気がします。大変魅力的な女優さん、とほうもない人物です。
2019年09月30日10月15日(火)より、独占日本初放送されるミステリー&ヒューマンドラマ『MANIFEST/マニフェスト』。この度、製作総指揮を務めるロバート・ゼメキスが、本作の製作陣や自身の想い、そしてキャストについてふんだんに魅力を語るインタビューが公開された。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『フォレスト・ガンプ/一期一会』をはじめとする数々の大ヒット作を手がけた、言わずと知れた名監督であるゼメキス。本作にはその他にも、多くの大ヒット作を生み出してきた製作陣が集結しており、すでにシー ズン2の製作も決定している。なぜ今回、TVシリーズである本作を手がけることになったのかについてゼメキスは、「素晴らしいストーリーだからだよ。僕は映画ほどTVシリーズを手がけてないが、このストーリーは長期にわたって描く方が適していると思ったんだ」と理由を語った。また本作では旅客機がキーポイントとなるが、「僕はパイロットだから、この作品のような出来事が実際に起こったら飛行機のシステムはどうなるのかなどはとても興味深いよ」と、パイロットとして自ら飛行機を操縦することもあるという、自身の経験からもこの作品に興味があったそうだ。今回、ゼメキスの他にも製作陣には、『ボストン・リーガル』『BONES』のジェフ・レークなど、ゼメキスと共に名作を生み出してきたスタッフが名を連ねている。「ジェフは素晴らしい脚本家でプロデューサーだから、一緒に仕事をするのは最高だよ。彼はこの作品に明確なビジョンを持っていて、脚本を読んだ時、瞬時に心を打たれたよ。次の展開が気になってページをめくり続けたくなるような、そんな良い脚本に出会えることは滅多にない」と、最高の製作陣で臨んだ作品だということを語った。さらに、本作のキャスト陣に対しては、「とても素晴らしいキャストたちだよ。主演のミカエラ・ストーンを演じるメリッサ・ロクスバーグは、素晴らしい演技を披露してくれている。感情豊かで、見ていてとても興味深い。彼女が演じることによってミカエラというキャラクターやストーリーが魅力的になっているんだ。そしてもうひとり、重要な役どころでもあるミカエラの兄ベン・ストーンを演じているジョシュ・ダラスは、ベンの持つ力強さ、理論的なところや責任感があるところをしっかりと表現してくれている」と、キャストの魅力もアピール。最後に本作の楽しみ方については、「視聴者には登場人物たちの置かれた状況を自分に置き換えながら楽しんでほしい。ストーリーが巧みで説得力があり、キャストも素晴らしく、登場人物もよく描かれているから、彼らの行動や状況を理解でき、共感できると思う。感情移入する対象が事件を直接体験した旅客機の乗客たちであれ、その乗客たちの身内や関係者であれ、「もし自分ならどうするだろう?どんな行動をとるだろう?」と思わず問いかけてしまうと思うし、どんな結末になるのか楽しみになると思うよ」と、続きが気になる展開であると期待させてくれた。『MANIFEST/マニフェスト』海外ドラマ専門チャンネル スーパードラマTVにて10月15日(火)22:00より独占日本初放送
2019年09月27日食欲の秋ですね。つい食べすぎて、体重が増えてしまうこともあるでしょう。でも、今の時期くらいは、彼にも大目に見て欲しいところ。そこで男性たちに、“可愛いと思った女子が太ったときの言い訳”について聞いてみました。是非とも参考に!文・塚田牧夫1:「第3次成長期だから」「彼女は看護師をしています。あるとき、制服がキツくなったというので、“太ったんじゃないの?”と聞いたら、“第3次成長期だから”と言うんです。女性はそういうのもあるんだ……と、そのときは思いました。でも、調べたらそんなものは存在しなかった。彼女らしいジョークでした」ユウキ(仮名)/25歳第3次成長期と言われれば、納得してしまう人もいるでしょう。看護師さんに言われたら、余計にそうでしょうね。2:「リバウンドしちゃって」「彼女と買いものに行ったとき、服を選んでたんですね。彼女の選ぶ服のサイズが、やや大きくなってることに気付きました。軽く指摘したら、“リバウンドしちゃって”と言うんです。でも、彼女は太ってたことなんてない。すると笑顔で、“小学生のときに太ってから”と。間隔空きすぎでしょう!」マナブ(仮名)/28歳リバウンドというのは、太ったときによく使われる言い訳でもあります。いつからのリバウンドか分からないぐらい期間が長く空いていると、可愛い冗談だと分かりますよね。3:「デニーロアプローチだよ」「彼女とは映画をよく見に行きます。その帰り、食事をしたんですが、彼女がいつになく食べて飲んでる。若干心配して聞いたら、“大丈夫”と言い、さらに、“デニーロアプローチだよ”と。いや、一般人のあなたには関係ないでしょう。思わず吹き出しました」ソウスケ(仮名)/32歳「デニーロアプローチ」というのは、名優、ロバート・デ・ニーロが、役作りのために過酷な肉体改造をすることです。映画好きの彼女なりにギャグで返したわけですね。4:「すぐに見つけられるでしょ?」「以前、遠距離恋愛をしてたとき。彼女に久しぶりに会ったんだけど、ちょっとポッチャリしてたんです。すると反応から察したのか、向こうから“ちょっと太っちゃった”という申告が。さらに、“私のことすぐに見つけられるでしょ?”という言い訳をしてきたので、笑ってしまいました」ノボル(仮名)/32歳あたかも、太ったことがプラスであるかのような言い方。ここまでハッキリ開き直られると、むしろ可愛いと思ってしまうのかもしれません。“男が可愛いと思った女子が太ったときの言い訳”をご紹介しました。特にこれからの季節は食べものが美味しい。多少の体重の変動は仕方ありません。可愛い言い訳を用意すれば、彼もきっと大目に見てくれるはず!?©wckiw/gettyimages©wckiw/gettyimages©LuckyBusiness/gettyimages©taras/gettyimages
2019年09月24日ロバート・ゼメキスら豪華製作陣が贈るミステリー&ヒューマンドラマ『MANIFEST/マニフェスト』が、10月15日(火)22:00より日本初放送される。この度、本作の主演のふたりであるメリッサ・ロクスバーグとジョシュ・ダラスのインタビューが公開された。本作は米NBCで2018年秋に放送をスタートし、2018年新作ドラマの中で視聴率No.1を獲得した作品で、海外ドラマ専門チャンネル『スーパー!ドラマTV』が放送するもの。乗員乗客191名を乗せて突如消息を絶った旅客機が辿り着いた先は、5年半後の未来だったーーというミステリードラマだ。ロクスバーグは本作を、「飛び立った飛行機が5年半後に戻ってきて、失踪を経験した搭乗者たちが自分自身を再び作りなおす一方、一体何が起こったのかを解明しようとする姿を描いたストーリーよ」と、ミステリーでありながら、人間ドラマしての側面もあると説明する。またダラスは、「このドラマはたくさんの謎が盛り込まれていて、エピソードごとにたくさんの隠れた要素も詰め込まれている。見れば分かるけど、『LOST』と『THIS IS US 36歳、これから』をかけ合わせたようなドラマなんだ。素晴らしいミステリードラマだし、希望やセカンドチャンスについて描かれた素晴らしいストーリーなんだ」と、さまざまな要素が含まれるストーリー展開を期待させてくれた。さらに、それぞれが演じる役についての印象をロクスバーグは、「ミカエラ(・ストーン)はすごくいいキャラクターよ。人間らしくて、ごく普通の人間ね。たくましいところもあるけど、欠点もものすごくある。過ちを犯してしまったこともあるから、誰もが親しみを感じるキャラクターなの」と、共感している様子。一方でジョシュは、自身が演じるベン・ストーンに対して「ベンの精神構造は僕とはまったく違っているところが好奇心をそそられる。僕自身はスピリチュアルな人間で大いなる力や宇宙を信じているけど、ベンはすごく科学的な人間で、数学者でもある。絶対的なものや真実や理論を信じてる」と、自分とは反対の面を持ち合わせているベンの性格は興味深いと語った。またロクスバーグは本作の見どころとして、「第1話でミカエラにとって決定的な瞬間は、戻ってくると母親が亡くなっていたことね。すべてを失って、ひどい状況から生まれ変わって立ち上がるミカエラを見ることになるわ」と自身が演じるミカエラの奮闘を挙げる。ジョシュは「この前、飛行機に乗っていたら、『MANIFEST/マニフェスト』のジョシュだよね?あのドラマは最高だよ」と言われて、放送前なのに『もうドラマを見た?あの人は未来で見たのかもしれない』と思ったよ。もしかしたらシーズン5まで進んでるのかもしれない(笑)。すごいよね!飛行機に乗るたびにドラマのことが頭をよぎるよ」と飛行機に搭乗した際のエピソードを交えながら、本作をPRした。最後に、以前ロクスバーグは、空港で航空券引換券が提供されるため次の便に変更し、5年半の歳月を失うことになってしまった本作の主人公たちと同じように、空港で無料航空権を配布される場面に遭遇したという。「第1話の冒頭ではなんてラッキーな人たちだって思うんだけど、受け取るのは少し考えた方がいいと思うわ。『みなさん5年後に会いましょう』って言ったの。空港で無料航空券を配布しているときは、絶対に受け取っちゃダメよ(笑)」と、場を和ませた。『MANIFEST/マニフェスト』10月15日(火)22:00よりスーパードラマTVにて独占日本初放送スタート
2019年09月13日トロント国際映画祭に出席したクリスチャン・ベイルが、新バットマンに就任したロバート・パティンソンについて、コメントした。「Variety」誌に意見を尋ねられたクリスチャンは、「グッドチョイスだと思う!おもしろくなりそう」と太鼓判を押したという。同映画祭で上映されたクリスチャンの『フォードvsフェラーリ』にW主演したマット・デイモンも、ロバートを応援。「彼が出演したサフディ兄弟の作品を観た?彼、本当に素晴らしかったよ」と『グッド・タイム』でのロバートの演技を絶賛した。過去、クリストファー・ノーラン監督がメガホンを取った『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』、『ダークナイト ライジング』にバットマンとして出演したクリスチャン。先輩としてロバートに助言するとしたら、「ベン(・アフレック)へのアドバイスと同じだよ。『自力でトイレに行けるようにしておけ』っていうこと」で、その理由は「自分でオシッコができない状態じゃ、スーパーヒーローだって感じられないから」だという。バットマンのコスチュームを着用していると、トイレに行くのは大変なようだ。(Hiromi Kaku)
2019年09月10日今年10月28日(月)~11月5日(火)の10日間で開催される第32回東京国際映画祭。先日発表されたオープニング作品『男はつらいよ お帰り 寅さん』に続き、GALAスクリーニング作品に成田凌主演&周防正行監督の最新作『カツベン!』、クロージング作品にマーティン・スコセッシ監督のNetflixオリジナル映画『アイリッシュマン』が決定。同映画祭の顔となる3本が出そろった。昨年から始まった、東京国際映画祭期間中のハイライトとして、観客および世界に注目してほしい作品をセレクトするGALAスクリーニングは名匠・周防監督の最新作『カツベン!』。いまからおよそ100年前の日本、“活動弁士”を夢見る一人の若き青年を主人公に、日本映画の未来を夢見た人々の群像を描いた物語。“声”にまつわる壮絶なオーディションを勝ち抜いた成田さんが映画初主演に挑戦、ヒロインは若手最注目の黒島結菜がつとめる。また、フィナーレを飾るクロージング作品は、ハリウッドの巨匠・マーティン・スコセッシ監督初のNetflixオリジナル映画『アイリッシュマン』。第2次大戦後のアメリカ裏社会を舞台にしたロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシといったオスカー俳優たちの超豪華共演作で、昨年の『ROMA/ローマ』のように各国の国際映画祭や映画賞レースを席巻するのでは?と早くも世界中で話題沸騰となっている。なお、「寅さん」シリーズ22年ぶりの新作にして第50作となる山田洋次監督『男はつらいよ お帰り 寅さん』が映画祭オープニング作品。「一人の俳優が演じた最も長い映画シリーズ」としてギネス世界記録を現在も保持している、まさに日本が世界に誇る映画シリーズが奇跡の帰郷を果たす。第32回東京国際映画祭は10月28日(月)~11月5日(火)、六本木ヒルズ、EXシアター六本木、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場にて開催。『カツベン!』は12月13日(金)より全国にて公開。Netflixオリジナル映画『アイリッシュマン』は11月27日(水)よりNetflixにて全世界同時配信開始。『男はつらいよ お帰り 寅さん』は12月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:男はつらいよ お帰り 寅さん 2019年12月27日より全国にて公開©2019松竹株式会社カツベン! 2019年12月13日より全国にて公開©2019「カツベン!」製作委員会
2019年09月06日ホアキン・フェニックスが“ジョーカー”を演じ、本年度アカデミー賞最有力ともされるサスペンス・エンターテインメント『ジョーカー』。この度、予告編とポスタービジュアルが到着した。今回到着したのは、ホアキン演じる孤独だが心優しいアーサーが、バスの車内で子ども笑わせるシーンからスタートする予告編。母からの「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を胸に、都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながらドン底から抜け出そうとしていたが、上手くいかず。そんなある日、大好きなトーク番組の司会者マーレイ(ロバート・デ・ニーロ)が「誰もがコメディアンになれる日が来た」と、クラブのステージでジョークを披露しているアーサーの姿を紹介。しかし、茶化され笑顔は曇る。ほかにも、アーサーが不穏な笑みをみせる場面や、彼が秘かに好意を抱くソフィーとの幸せそうなワンシーン、さらにピエロメイクを施す様子も登場しており、次第にジョーカーへと変貌を遂げていく様子が確認できる。併せて到着したポスタービジュアルは、戦慄に満ちたアーサーが全面に。そして複雑な表情を見せている。キャストのブライアン・タイリー・ヘンリーは「本作はジョーカーがかつて、いかに“幸せな人間”だったかが語られるところから始まります」と内容について言及。監督と脚本を兼任したトッド・フィリップスも「ロバート(・デ・ニーロ)が、脚本をものすごく気に入ってくれたんだ」と明かしている。『ジョーカー』は10月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年08月29日巨匠マーティン・スコセッシ監督が手掛けるNetflixオリジナル映画『アイリッシュマン』の配信日が11月27日(水)に決定した。第57回ニューヨーク映画祭のオープニング作品、第63回ロンドン映画祭のクロージング作品に選出され、いま大注目の本作は、全米トラック運転組合のリーダー、ジミー・ホッファの失踪、殺人関与の容疑をかけられた実在の凄腕ヒットマン、フランク“The Irishman”・シーランの半生を描いた物語。フランク・シーランを、スコセッシ監督とは『カジノ』以来22年ぶりのタッグとなるロバート・デ・ニーロが演じるほか、ジミー・ホッファをアル・パチーノ、伝説的な裏社会のボス、ラッセル・バッファリーノをジョー・ペシと、豪華オスカー俳優3人の共演でも話題。アメリカでは「Netflix」配信開始日に先立ち、11月1日より劇場公開されることも決定。賞レースにより期待がかかる。また、冒頭のカットを監督と一緒に鑑賞したというスコセッシ監督と長年タッグを組んでいる編集者セルマ・スクーンメイカーは「観終わって、すぐに2人は顔を見合わせて、『ワォ!!』と感嘆の声を挙げたの!」と感想を明かしている。Netflixオリジナル映画『アイリッシュマン』は11月27日(水)よりNetflixにて全世界同時配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年08月28日ロバート・デ・ニーロとシャイア・ラブーフが、父子を演じることになった。作品は『After Exile』というタイトルのインディーズ映画。この父子はいずれも元犯罪者で、ラブーフのキャラクターは刑務所から出てきたばかり。彼は、強盗の途中に一般人を殺した罪で服役していた。彼の弟もまた悪い道にはまりつつあり、自分の人生を後悔している父は、ふたりの息子が自分と同じ人生を歩むことを止めようとしている。ほかにシャイリーン・ウッドリーも出演。監督はジョシュア・マイケル・スターンだ。撮影は10月にフィラデルフィアでスタートする。デ・ニーロの次回公開作は、マーティン・スコセッシ監督の『アイリッシュマン』。ラブーフが脚本と助演を兼任した自伝的映画『Honey Boy』は、来月のトロント映画祭で上映される。文=猿渡由紀
2019年08月28日AbemaTVのバラエティ番組『おはようロバート』(毎週土曜10:00~)のオリジナルショップ「中目黒インスタ映え映えショップ」が、8月12日~17日の期間限定で東京・中目黒のレンタルスペースさくらにオープン。初日の12日、番組出演者のお笑いトリオ・ロバートの秋山竜次、馬場裕之、山本博によるオープニングセレモニーが行われ、“お客様第1号”としてロバートファンを公言している女優の仲里依紗が駆けつけた。同番組は、ロバートの3人がさまざまな“クセの強い”キャラクターに扮し、遊び心満載のコーナーを届けるバラエティ。2018年7月28日から放送を開始し、まもなく放送50回目を迎える。オリジナルショップ「中目黒インスタ映え映えショップ」では、3人が番組で実際に使用した小道具を自由に見て、SNSでたくさんの“いいね!”をもらえるような映える写真を撮影できるほか、番組の人気コーナーから誕生した“SNS映え間違いなし!?”のオリジナルグッズの販売も行う。秋山は「小道具を売りさばいて金にしてしまおう」と話し、ラブドール5万円、インスタ映えTシャツ1万5000円などを紹介。その金額に、2人から「ぼったくり」などとツッコミが入った。セレモニーには、AbemaTVを運営するサイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏もお祝いに駆け付け、ロバートの3人と一緒にテープカット。藤田社長が同番組を「いつも見ています」と話し、最初は子供向け番組としてスタートしたため子供と一緒に見ていたが、下ネタ満載の内容に「見せられるもんじゃない」と笑いながら話した。さらに、ロバートファンを公言している仲里依紗も“お客様1号”として来店。3人が「え!」「マジで!?」「なんで来たんですか?」と驚くと、「大好きで旦那さんとよく見ています」と夫で俳優の中尾明慶とともに同番組を見ていることを明かした。ロバートの単独ライブにも家族そろって見に行っているそうで、「息子も」と話した。秋山は「お笑いのツボがわかっていらっしゃるファミリー。素晴らしいですよ」と大喜び。また、文字に点などを書き加えることで“乳”を浮かび上がらせていく秋山の特技「乳道」を、仲の名字を使って披露する場面も。下ネタ満載のトークに3人は「後悔していませんか?」と心配したが、仲は終始笑顔で楽しんでいた。
2019年08月12日ロンドン映画祭のクロージング作品に、マーティン・スコセッシの『アイリッシュマン』が決まった。同作品は一足先に行われるニューヨーク映画祭の開幕作品に決まっており、世界プレミアはこちらだ。ロンドンは、インターナショナルプレミアとなる。出演はロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ、アル・パチーノら。スコセッシが2008年から抱えてきたプロジェクトで、当初はパラマウントが世界配給する予定だったが、予算高騰を受けて2017年にNetflixが引き継いだ。北米でのNetflix配信は秋の予定。それに先立って、劇場限定公開が行われるものと見られている。ロンドン映画祭は10月2日(水)から13日(日)まで。文=猿渡由紀
2019年08月06日ロバート・デ・ニーロ × アル・パチーノ × ジョー・ペシ、さらにマーティン・スコセッシ監督と映画史のレジェンドが集結したNetflixオリジナル映画『アイリッシュマン』。この度、11月配信開始が決定し、観る者を引き込む予告編が公開された。本作は、全米トラック運転組合リーダー、ジミー・ホッファの失踪、および殺人に関与した容疑をかけられた実在の凄腕ヒットマン、フランク・“The Irishman”・シーランの半生を描いた物語。第2次世界大戦後、混沌としたアメリカ裏社会で、ある殺し屋が見た無法者たちの壮絶な生き様が描かれる。全米トラック運転手組合「チームスター」のリーダー、ジミー・ホッファの不審な失踪と殺人事件。その容疑は、彼の右腕で友人であり、凄腕のヒットマンとして伝説的な裏社会のボス、ラッセル・ブファリーノに仕えていたフランク・シーランにかけられる。解禁された予告編映像でも、ホッファからシーランへの1本の電話から静かに始まり、彼らがアメリカ史上最も重大な未解決事件に関与していく様が、重厚で危険な緊張感と共に映し出されていく。監督は、巨匠マーティン・スコセッシ。フランク・シーランを演じるのは、スコセッシと『カジノ』(’95)以来22年ぶり、実に9回目のタッグを組むロバート・デ・ニーロ。近年はコメディ演技も話題となっていた映画界のレジェンドが、久々に“裏社会”に帰ってくる。そしてジミー・ホッファ役には、『ゴッド・ファーザー』での競演を思い起こさせるもうひとりのレジェンド、アル・パチーノ。さらにラッセル・バッファリーノは。『グッドフェローズ』『ホーム・アローン』の名優ジョー・ペシが演じるという、映画ファンが卒倒してしまいそうなオスカー俳優3名の超絶豪華共演が実現。先日、9月に開催される第57回ニューヨーク映画祭のオープニングでワールドプレミア上映を開催されることが発表され、早くもアカデミー賞3部門を受賞したNetflixオリジナル映画『ROMA/ローマ』同様に、賞レースを席巻するのではないかと注目が集まっている。Netflix オリジナル映画『アイリッシュマン』は11月、Netflixにて全世界同時配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年08月01日東京都・千代田区にある映画館「丸の内ピカデリー」に10月4日(金)、都内初となる“ドルビーシネマ”が導入されることが分かった。ドルビーシネマとは、最先端の映像技術「Dolby Vision(R) 」(ドルビービジョン)と、立体音響技術の「Dolby Atmos(R)」(ドルビーアトモス)を採用し、さらにシネマ体験に最適化されたシアターデザイン(インテリアカラー、空間デザイン、座席アレンジメント)がこれらの技術と一体となって、アクションやストーリーをより豊かに観客に届け、まるで作品の中にいるような没入感を味わえるというもの。現在、北米からヨーロッパ、中国に至るまでの世界中のエンタテインメント企業がドルビーシネマを採用しており、同運営会社・松竹マルチプレックスシアターズとしては、埼玉県の「MOVIXさいたま」に続き2館目のドルビーシネマ導入となる。また、オープニング作品にはホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ出演の『ジョーカー』。これを皮切りに、話題作を続々上映していくという。東京都内初「Dolby CinemaTM」(ドルビーシネマ)は、丸の内ピカデリーに10月4日(金)オープン。(cinemacafe.net)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年07月16日長年、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品にアイアンマン/トニー・スタークとして出演し、貢献してきたロバート・ダウニー・Jr.が、今後のMCU作品にアイアンハートが仲間入りすることを希望しているという。コミックの「アイアンハート」の作者イヴ・ユーイングがSNSで明かした。イヴは、先週ジーン・シスケル・フィルム・センターで行われたジョン・ファヴロー(MCUのハッピー役)を称えるイベントで、ロバートを紹介するプレゼンターとして登壇した。そのイベントにてロバートが「アイアンハート」について語ったのを聞いたイヴは、「現実の話よ。ロバート・ダウニー・Jr.が、人がたくさんいる会場で公に言ったの。アイアンハートがMCUに仲間入りするべきだって!」とツイート。「私はそのあと、取材陣のところに直行して、思わず『ねぇ、みんな、聞いたでしょ。ちゃんと書き留めてよね』って言っちゃったわ」と興奮した様子を綴った。イヴは2015年、ブライアン・マイケル・ベンディスとマイク・デオダートとともに「アイアンハート」を手掛けた。同コミックは、アイアンマン風のスーツを作り上げ、アイアンマンからお墨付きをもらってスーパーヒーローのアイアンハートになった15歳の少女リリ・ウィリアムズの物語。(Hiromi Kaku)
2019年06月19日新バットマンにロバート・パティンソンが就任することが明らかになった。「Entertainment Weekly」などが報じた。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、『スーサイド・スクワッド』、『ジャスティス・リーグ』でバットマンを演じてきたベン・アフレックから役を引き継ぐ。ロバートのほかにニコラス・ホルトも候補者として名前が挙がっていたが、スクリーンテストを行った結果、製作スタジオがGOサインを出したのはロバートの方だったという。契約は数日内に締結するとみられ、その後正式に発表されることが見込まれている。バットマンとして出演する映画は3本で、まずはマット・リーヴス監督の『The Batman』(原題)の撮影が今年の終わりにロンドンで開始となる。公開予定日は2021年6月25日。バットマンファンの反応は、「これまで(歴代バットマン)の中で、一番楽しみなバットマン。おめでとう、ロバート・パティンソン」とロバートに期待する声や、「今回のバットマンは銃撃戦ばかりなの?だって、ロバート・パティンソンに本当の取っ組み合いの戦いなんてさせられないよね?」、「バットマンはスーパーパワーを持っているわけじゃないから、強靭な肉体が必要。ロバートじゃね…」と、線の細いロバートの容姿から筋骨隆々のバットマン像を思い描けないという声も多数。ファンの予想をいい意味で裏切るロバートの肉体改造に期待が高まる!(Hiromi Kaku)
2019年06月03日ホアキン・フェニックスが新たに主演を務める『ジョーカー』の日本公開が、日米同日の10月4日(金)に決定。ひとりの男が巨大な悪へと変貌を遂げていく特報映像とポスタービジュアルが到着した。先月、世界解禁となったUS版予告は日本でも大きな反響を呼び、熱いコメントが数多く寄せられたことでも話題となった本作。今回完成した日本版特報では、「俺の人生は悲劇だ。いや違う、喜劇だ」という印象的なセリフと共に孤独な男アーサー・フレックが狂気の“ジョーカー”へと変貌していく様が映し出される。「どんな時も笑顔で」そして「人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きていたアーサー・フレック。だが、映像は、アーサーの精神が崩壊してしまったのか、ピエロの格好をした彼が地下鉄で1人、突如笑い始めるインパクトたっぷりのシーンからスタート。ジョークで世界に笑いを届けるはずだった彼に、一体何が起きたのか?映像の後半、緑色の髪・白い肌・口が避けたかのようなピエロのメイク…不気味な“ジョーカー”となったアーサーの姿で幕が降りる。「笑いの仮面をかぶれ」というコピーと共に、映像の中の唯一のセリフとなった「俺の人生は悲劇だ。いや違う、喜劇だ」の言葉には胸が張り裂けそうな悲しみが象徴され、見る者をゾクゾクさせる映像が完成した。そんな本作で“ジョーカー”を演じるのは、これまで3度のアカデミー賞ノミネート実績を持ち、車いすの風刺漫画家を演じた『ドント・ウォーリー』が現在公開中のホアキン・フェニックス。ジョーカーといえば、これまでジャック・ニコルソン(『バットマン』)、ヒース・レジャー(『ダークナイト』)、ジャレッド・レト(『スーサイド・スクワッド』)など様々な名優たちが演じてきたが、近年特に注目を集めるホアキンは特報でも“狂演”の一端を見せつけており、早くもアカデミー賞へ期待が高まっている。また、共演には泣く子も黙る生ける伝説・オスカー俳優ロバート・デ・ニーロ。監督は『ハングオーバー!』シリーズのトッド・フィリップス。『ザ・ファイター』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたスコット・シルバーが監督と共に脚本を手掛けている。ハリウッドの実力派が集結し、1人の男の悲劇――いや、壮絶な“喜劇”を描く本作に、引き続き注目していて。『ジョーカー』は10月4日(金)より日米同日公開。(text:cinemacafe.net)
2019年05月10日アメコミ史上ナンバーワンヴィランが主人公に、凄絶なドラマが描かれる映画『ジョーカー』の日本での公開日が、アメリカと同日の10月4日(金)に決定。あわせて、日本版の特報映像とポスタービジュアルが公開された。本作で“ジョーカー”となっていく大道芸人、アーサー・フレックを演じるのは、ホアキン・フェニックス。これまでもジョーカーというキャラクターは、ジャック・ニコルソン(『バットマン』)、ヒース・レジャー(『ダークナイト』)、ジャレッド・レト(『スーサイド・スクワッド』)など、さまざまな名優たちが演じてきた。3度のアカデミー賞ノミネート実績を持つ演技派フェニックスが、どのように狂気の演技を見せるのかに注目が集まる。また、本作ではオスカー俳優ロバート・デ・ニーロも共演している。監督は『ハングオーバー!』シリーズのトッド・フィリップス、そして、監督とともに脚本を手がけるのは、『ザ・ファイター』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたスコット・シルバーだ。「どんな時も笑顔で」そして「人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大都会で 大道芸人として生きていたアーサー。この度公開された特報では、ピエロの格好をしたアーサーの精神が崩壊してしまったのか、地下鉄の車内でひとり大爆笑するという、インパクトあるシーンからスタートする。ジョークで世界に笑いを届けるはずだった彼に、一体何が起きたのか。映像の後半、緑色の髪、白い肌、口が避けたかのようなピエロのメイクをして、不気味な“ジョーカー”となったアーサーの姿が映し出される。特報に流れる曲は、喜劇王と呼ばれたチャールズ・チャップリン作曲の『スマイル』である。同時に公開されたポスターは、ジョーカーと見られるひとりのピエロが、暗闇の中で天を仰ぐビジュアルとなっている。
2019年05月10日