博報堂は3月13日、ユカイ工学と共同で開発中のロボットドール「iDoll」のプロトタイプを発表し、iDoll専用の2人組ユニット「あい☆どーるず」のデビュー曲およびミュージックビデオを公開した。iDollは身長15cmのロボットドールで、15個のマイクロモーターと10個の関節によって、ダンスや挨拶、一発ギャグなどの動作を音声と共に再生する事ができる。操作はスマートフォン専用アプリ「iDoll PLAY」で行い、「歩く・ジャンプ」などのアクションや歌に合わせたダンス、漫才など、好きな動作プログラムを選んで再生させることができる。さらに、複数台を同期させて動かす事が可能で、見た目を変える事でさまざまなキャラクターに展開させていくことができる。今後、動作プログラム作成ソフト「iDoll EDIT」や、作成した動作プログラムを発表・交換する事ができるコミュニティサイト「iDoll CIRCLE」を開発していく予定だ。「iDoll PLAY」「iDoll EDIT」「iDoll CIRCLE」のスペック、仕様などは現在のところ未定で、iDollの製品化と平行して具体化していくとしている。iDoll専用キャラクター「あい☆どーるず」は「ヒカリ」と「ミキ」からなる2人組ユニット。キャラクターデザインに漫画家・イラストレーターの「TNSK」、声優にニコニコ動画で人気の「ななひら」と「桃猿」が起用された。デビュー曲「お先にフューチャー」はボーカロイド楽曲制作者として著名な「キャプテンミライ」が手がけ、振り付けはニコニコ動画で活躍する「ANDY」が担当した。
2015年03月13日シャープは3月12日、ロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」シリーズの新モデル「RX-V95A」を発表した。部屋の隅を特に念入りに掃除する機能を搭載している。発売は4月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別90,000円前後だ。RX-V95Aは、部屋の隅にたまったゴミを風でかき出す「エアーすみブラシ」搭載したロボット掃除機。部屋の隅を検知すると「ここは念入りに」という音声を発して、首振りを3回する。首振りの間に、エアーすみブラシから吹き出す風でゴミを進行方向へ移動させて、後で回収する仕組みだ。走行システムは、部屋の隅を丁寧に掃除する「首ふり走行」のほか、掃除スタート時に壁際などを規則正しく走行する「縦・横ジグザグ走行」、物が多い時に採用される「ランダム走行」、家具の脚まわりに沿うように走行する「くるりん走行」、ゴミを検知した際に吸引力をアップして念入りに掃除する「8の字走行」を組み合わせた「縦横無じんシステム」を採用している。人工知能「ココロエンジン」は進化し、より多彩な言葉を話すようになった。掃除中に「ここは念入りに!」「壁際やりまーす!」「ゴミ発見!」「パワーアップ!」など自分の動作状態を知らせるセリフや、起動時の挨拶などのバリエーションを追加。そのほか、ユーザーが留守中に行った掃除を報告してくれる「聞いてボタン」を新たに搭載した。また、発話音声を自分の好きな声に差し替えられる「音声カスタマイズ」では、これまで別途マイクやパソコンが必要だったが、RX-V95A本体にマイクとSDカードスロットを搭載。これにより、RX-V95Aだけで音声の録音が完了する。そのほか、プラズマクラスターイオンでウォークインクローゼットなどのスポット脱臭を行えるモードなどを備える。内蔵バッテリーは交換可能で、サービスセンターなどへ持ち込まなくても、ユーザーが交換できるようになっている。サイズは直径310×90mmで、重量は2.3kg。約3時間でフル充電される。連続運転時間は最大約100分で、およそ40畳を掃除できる。シャープは同日、エアーすみブラシや縦横無じんシステムを搭載したスタンダードモデル「RX-V70A」も発表した。サイズと重量、充電時間、連続運転時間などの仕様はRX-V95Aと共通だ。価格はオープンで、推定市場価格は税別75,000円前後。
2015年03月12日モチイエ女子projectはこのほど、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪市、名古屋市、福岡市、京都市在住の25~45歳の独身女性312名を対象に、「家の中での生活実態」に関する調査第三弾を実施し結果を発表した。調査期間は2014年12月26日~28日。なお、調査対象者は、住宅を購入した「モチイエ女子」、賃貸に住む「一人暮らし女子」、実家暮らしの「実家女子」の3タイプで、年収250万円以上の就労者となっている。○モチイエ女子は「お掃除ロボ」の所有率が高い!調査ではまず、「家具・家電・生活用品の所有率」について調べたところ、「パソコン」や「アイロン」、「ワイングラス」をはじめ、ほとんどのアイテムでモチイエ女子の所有率が実家女子とほぼ同等であることが判明。同じ単身世帯の一人暮らし女子よりも、家族世帯に近いアイテムの所有率であることが伺えた。また、「自動おそうじロボット」については、 唯一、実家女子を押さえてモチイエ女子の所有率が最も高く、他の独身女子のおよそ4倍の所有率という結果が出ている。○いろんなお酒を楽しむ「モチイエ女子」続いて、「お酒のキープ率」について調査を実施。居住形態に関わらず、「ワイン(4割超)」が最も多く、2番目は「ビール(およそ4割)」だった。しかし、それぞれの3番目は、モチイエ女子が「焼酎(27.9%)」、一人暮らし女子が「ビール以外の缶入りのお酒(22.2%)」、実家女子が「日本酒(28.8%)」という結果に。また、モチイエ女子は「リキュール(17.6%)」や「ノンアルコールビール(14.7%)」、一人暮らし女子は「ウイスキー(16.7%)」、実家女子は「果実酒(28.8%)」のキープ率が、他の女子よりもそれぞれ高い結果となった。お酒を家に置いていると答えたモチイエ女子の約3割が焼酎ボトルを自宅に置いており、これは親と同居している実家女子よりも高いスコアとなっている。また、リキュールの所有率も高いことから、モチイエ女子が、よりいろいろなお酒を楽しんでいる様子が伺えた。○恋人にもらったぬいぐるみを捨てられない「実家女子」次に、「別れた恋人にもらった捨てられないもの」を尋ねたところ、いつまでも捨てられずに所有している率はモチイエ女子(66.3%)が最も高く、次いで実家女子(64.4%)、一人暮らし女子(61.5%)と続いた。居住形態に関わらず、捨てられないものとしては「アクセサリー」が断トツのトップとなった。「写真」や「冬小物」、「バッグ」については居住形態別のスコア差はあまりみられなかったが、「ぬいぐるみ」の所有率については実家女子が断トツ1位となった。また、モチイエ女子は「本」、一人暮らし女子は「電化製品」とそれぞれの特徴が出る結果となった。
2015年03月09日アイロボットの日本総代理店セールス・オンデマンドは3月4日、床拭きロボット「ブラーバ380j」を百貨店や家電量販店でも販売すると発表した。これまではアイロボット公式ストア限定だった。店頭販売の販売開始は4月3日から。このたびの販売チャネル拡大は、購入者を対象に行ったアンケートで満足度97%を獲得したために決定された。これまでは公式ストア限定での販売だったが、4月3日から百貨店や家電量販店でも販売する。ブラーバ380jは、フローリングやタイルなど硬い材質の床拭きに特化したロボット掃除機。水拭きを行う「ウェットモード」と、から拭きを行う「ドライモード」を用意する。空間把握技術「NorthStar(ノーススター)ナビゲーションシステム」によって、部屋の間取りや位置情報を把握する。
2015年03月04日ALSOKは3月3日、自立走行ロボット「Reborg-X」を2015年4月より開始すると発表した。「Reborg-X」は同社がこれまで開発してきた「Reborg-Q」および「An9-PR」の後継機。自立走行型ロボット第1号から10代目にあたりRemote(遠隔)+Cyborg(機械化)の造語である「Reborg」を継承し、「Reborg-X」と命名された。同ロボットは施設環境や利用用途に合わせて柔軟なカスタマイズが可能となっており、顔や着衣の色などから判断する「画像認識技術」を活用して迷子を検索したり、言語ソフトをインストールすればイベントでの多言語案内が可能となる。また、設定エリア内の侵入者検知、不審者やVIPなどの人物認証、ロボットが取得した画像や位置情報を、警備員のモバイル端末やオペレーションセンターとリアルタイムで共有できるので、オペレーションセンターの省人化や、警備対応の確実性の向上につながるとしている。同社は、今後、2020年の警備環境を見据え、警備インフォメーションロボットのさらなる強化を図るとともに、培った技術を飛行ロボットにも応用し、警備対象先の外周を巡回監視する飛行ロボットの実現を目指すなど、ロボットと警備員の連携を進化させ、安心安全を提供するための開発・研究に取り組んでいくとしている。
2015年03月03日理化学研究所(理研)は2月23日、介護ロボット「ROBEAR」を開発したと発表した。同成果は理研-住友理工人間共存ロボット連携センター(RSC)ロボット感覚情報研究チームの向井利春チームリーダーらの研究グループによるもの。介護者不足が社会問題化している中、RSCではこれまで人間のような腕を使って移乗介助を行うロボットとして「RIBA」「RIBA-II」を開発してきており、「ROBEAR」はこれらの後継機にあたる。「ROBEAR」の特徴は人との柔らかな接触と大きな力が必要とされる動きを両立できることで、低減速比でも大きな力を出せるアクチュエータユニットと、小さな力から大きな力まで多様な状況での検出を可能とする3種類の力覚系センサを組み合わせることにより実現した。また、両腕で人を挟んで保持するだけでなく、横抱きや、起立を補助するなど複数の動作もできるようになった。さらに、アクチュエータユニットを中心とした設計の見直しにより、重量を約140kg(「RIBA-II」は約230kg)と大幅に軽量化し、部品点数も約250点(「RIBA-II」は約750点)に減らすことに成功したという。同研究グループは今後、柔らかい接触と力強い動作の両立という特性を活かした新しい柔軟介護やリハビリ応用を目指し、引き続き同ロボットの研究を行っていくとしている。
2015年02月24日早稲田大学は2月20日、手塚治虫の名作「ブラック・ジャック」に登場するキャラクター「ピノコ」をロボットとして再現したと発表した。これは総合芸術集団「Human Art Theater」が同作品の舞台化に挑んだ「『漫劇!!手塚治虫 第一巻』~手塚治虫の名作が舞台で蘇る!~」に同大学理工学術院の高西研究室(高西研)が協力したもの。「ピノコ」は作中に登場する少女。双子の姉のコブの中で脳や手足、臓器などがバラバラに収まった状態で生きているピノコを、天才的な腕をもつ無免許外科医のブラック・ジャックが手術で取り出し、身体を与えるエピソードで登場する。高西研はピノコを再現するため、各臓器や脚部、また胴体部から腕部を着脱できるように設計した。目にはCCDカメラを搭載しているためピノコ視点の映像をプロジェクタで投影することもできる。全身で25個のモーターを使用することで、愛らしい存在であるピノコの完全再現を試みた。舞台では手術を施された直後、与えられた身体に戸惑いつつも、確かめるように首や手足を動かし、外の世界を初めて見る様子を"演技"するという。同舞台は2月18日~22日まで、池袋シアタグリーンBIG TREE THEATERにて上演されている。
2015年02月20日『第9地区』『エリジウム』を手がけるニール・ブロムカンプ監督の最新作『チャッピー』。この度、成長するAIを搭載した人型ロボット“チャッピー”を描いた本作から日本版ポスターと予告編が解禁された。2016年、犯罪多発地区の南アフリカ・ヨハネスブルグに、世界でただ1体の“感じ、考え、成長する”AI(人工知能)を搭載したロボットが誕生した。彼の名はチャッピー。開発者のディオン(デーヴ・パテル)が極秘でAIを搭載させており、起動したばかりのチャッピーはまるでまっさらな子どものよう。だが、ディオンとともに男女2人組のストリートギャングにさらわれたことで、そのAIにはギャングによって生きるための術が叩き込まれてしまう――。AI搭載の“こども”ロボット、チャッピーを好演するのは、ブロムカンプ作品に出演し、『マレフィセント』にも抜擢されたシャールト・コプリー。そのほかに日本でも人気の高いヒュー・ジャックマンや、シガニー・ウィーバー、さらに『スラムドック$ミリオネア』のデーヴ・パテルら演技派俳優や、カルト的人気を誇る南アフリカのラップデュオ「ダイ・アントワード」らが集結している。今回公開された予告編は、2016年、世界で初めて人工知能を搭載された兵器ロボットが、“チャッピー”と名づけられ、子どものような心で感じていく姿が収められている。初めて見る牛乳をこぼし、TVアニメを見てヒーローを真似するかと姿は何とも愛らしく、さらに車の運転を素早く習得、デッサンも楽々こなすチャッピー。成長していく過程を見るとロボットといえど母性をくすぐられる女性も多いはず!しかし、その姿を見た研究者たちは「考えるロボットは人類の敵」とチャッピーを追いつめていくことに。「僕は生きたい」と、純粋無垢な心をもったチャッピーが叫んだ先には、どんな運命が待っているのだろうか…?また、日本版ポスターには、壁に落書きをするチャッピーの後ろ姿が。その落書きには、お父さん、お母さん、そしてチャッピーが手をつないでいたりとほのぼのとした家族の姿を描いているが、彼の足元にはマシンガンが置かれ、兵器ロボットとして生まれた宿命を暗示しているかのようなビジュアル。「ボクを…なぜ怖がるの?」という純粋なAIが悲しげに訴えかける言葉がある通り、人々には認められず、さらには、彼自身のバッテリーが残り5日間だと知ると、死への恐怖をも感じてしまうという“人間”と同等に生きていきたい彼の心情がひしひしと伝わってくる。まずはこちらの映像からチャッピーの成長ぶりをご覧あれ。『チャッピー』は5月23日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月20日ソフトバンクが今年2月に発売を予定していたロボット「pepper」の一般販売がズレこみそうだ。一般販売は今年の6月から8月になるという。ソフトバンクが10日に開催した2015年3月期の第3四半期決算説明会で、孫正義代表が明かした。当初、Pepperは2月中に一般発売を目指していたが、デベロッパーから想定以上に予約が入ったという。同氏によると、「まずはデベロッパー中心に販売したほうが、一般向けにも多くのアプリがそろうので、そうしたほうがいいだろうと。一般販売は6月から8月くらいになるのでは。今、その最終決定を内部で行っている」とコメントした。
2015年02月10日2月8日に千葉県・幕張メッセで開催された世界最大級のガレージキットイベント「ワンダーフェスティバル2015[冬]」にて、バンダイの超合金シリーズより『超合金 連装砲ちゃん』が参考出品としてお披露目されている。「連装砲ちゃん」は、『艦これ』に登場する艦娘・島風が連れている「主砲塔」を模したデフォルメキャラクターで、マスコット的な立ち位置としても人気を集めている。今回は、昨年で生誕40周年を迎えたバンダイの「超合金」シリーズでの参考出品で、「超合金」シリーズらしく各部にダイキャストを使用した豪華な「連装砲ちゃん」の立体化が期待される。参考出品のため、価格、発売時期、ギミックなどは未定。バンダイの「超合金」シリーズは、昨年で生誕40周年を迎え、人気の『妖怪ウォッチ』から「ジバニャン」、岡本太郎氏の代表作品「太陽の塔」、サンリオの「ハローキティ」、ドラえもん、パーマン、コロ助など藤子・F・不二雄氏が生み出した人気キャラクターたちが合体ロボットになる『超合金 超合体!SF ロボット 藤子・F・不二雄キャラクターズ』など、さまざまなキャラクターを商品化。これまでに約500種類の商品が発売されている。(C)2015 DMM.com/KADOKAWA GAMES All Rights Reserved.
2015年02月08日毛穴に悩む女子!救世主、現る!鏡をみる度に、毛穴の汚れにため息をついている女子!あなたの救世主が登場する。2月4日、レイナチュラルは、「角栓お掃除ロボット レイナチュ 毛穴クリーナー」を2月下旬より新発売すると発表した。同商品は角栓遊離オイルにトリプル3Dゲルを加えた新処方の毛穴クリーナーだ。スクラブ剤のかわりにゲルを使うことで、肌への負担を軽減した。オイルがキャッチ、ゲルが絡め取るオイルが毛穴の中にまで浸透して汚れをキャッチし、ゲルが浮いた角栓をしっかりと絡め取る。使用後は毛穴がキュッと引き締まり、キメの細やかな美人肌に大変身する。使い方は簡単だ。まずは、小鼻の上でクルクルとマッサージをするように塗っていく。色が濃いグレーから薄い色に変化し、ザラザラ感が消えたら終了のサイン。洗い流した後は、引き締め成分と保湿成分が肌を優しくケアしてくれる。お手頃価格で化粧ノリもアップ1本でお掃除からケアまでなんでもできる、まさに“ロボット”という名がふさわしい同商品。頼れる多機能に加え、1,300円(税抜き)というお手頃価格は嬉しい。角栓がとれたツルツル肌は化粧ノリもアップするという。(画像はプレスリリースより)【参考】・レイナチュラル プレスリリース(PR TIMES)
2015年02月06日2月15日7:30よりテレビ朝日系で放送がスタートする特撮TVドラマ『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に登場する合体ロボット『シュリケン合体 DX シュリケンジン』が、放送前日の2月14日にバンダイより発売されることが決定した。価格はオープン価格。「シュリケンジン」は、劇中のニンニンジャーが「オトモ忍シュリケン」で呼び出す巨大なお伴で、人型の「オトモ忍シノビマル」、ドラゴンの「オトモ忍ドラゴマル」、犬の「オトモ忍ワンマル」、ダンプカーの「オトモ忍ダンブマル」、リニアモーターカーの「オトモ忍ビュンマル」という5つのメカが合体したロボット。シリーズ毎にそのデザインや合体機構に注目が集まる合体ロボだが、今回は「オトモ忍シノビマル」が神輿に担がれるようにロボの中心に座り、パワーローダー的なデザインが発表時から大きな話題となっていた。この「シュリケンジン」のほか、「オトモ忍」の組み方によって「シュリケンジンドラゴ」にも変形するという。これを玩具化した『DX シュリケンジン』は、もちろん「シュリケンジン」「シュリケンジンドラゴ」と2モードへの変形が可能。「シュリケンジンドラゴ」には、中央の「オトモ忍シノビマル」を「オトモ忍ドラゴマル」へ差し替えること変形する。付属の「オトモ忍シュリケン」はブレードの付け替えで、アカとアオ2種類の「オトモ忍シュリケン」となり、ロボの頭と顔に。「ソイヤ! ソイヤ! ワッショイ! ニンジャ」「ドラゴ! ドラゴ!! ワッショイ!」といった劇中同様の音声も内蔵されている。さらに『変身忍刀 忍者一番刀』などのなりきり玩具とも連動させて遊ぶことが可能。そして、2月14日の発売に合わせて、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の玩具公式サイト「ニンニン道場」もオープン。「ニンニン道場」では、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の玩具商品に同梱されるQRコードを登録することで「ニンニンポイント」を貯めることも可能。貯めた「ニンニンポイント」を使用すると「スペシャル忍シュリケン」などの賞品がもらえるキャンペーンに応募することができる。2015年で生誕40周年を迎える「スーパー戦隊」シリーズの第39作目となる『手裏剣戦隊ニンニンジャー』は、1994年の『忍者戦隊カクレンジャー』、2002年の『忍風戦隊ハリケンジャー』に続く、13年ぶり3作目となる「忍者」モチーフ。これまでのレッドやブルーといった英語表記ではなく、アカニンジャー、アオニンジャーと第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』以来40年ぶりに日本語表記が復活。「手裏剣」にフォーカスした新たな忍者ヒーロー、史上初となる赤・青・黄・白・桃の組み合わせ、1985年『電撃戦隊チェンジマン』以来30年ぶりとなるホワイト&ピンクによるダブルヒロイン、4月5日放送回にスーパー戦隊誕生40周年を祝ったサプライズなど、さまざまな話題を振りまいている。(C)2015 テレビ朝日・東映 AG・東映
2015年02月06日●日本のロボット産業を"ビジネス"に1月27日に新事業「DMM.make ROBOTS」の立ち上げを発表したDMM.comが同日、都内で記者発表会を開催した。発表会では、新事業の概要説明をはじめ、アライアンス企業の代表者らが出席し、国内でロボット市場の普及・拡大を目指す意気込みなどが語られた。新事業は、ロボットがネットワークにつながったことにより、ロボットどうしの連携や、データの共有などにより、成長していく"スマートロボット"を世の中に普及、拡大していくためのプラットフォームを構築していくというもの。携帯電話業界でいうキャリア的存在として、ロボット関連ベンダーの知財を集約・集積し、DMM.comが保持する販売・プロモーションチャネルやクラウド事業などを活用し、日本のロボット市場を有機的に発展させるのが狙い。1991年に設立され、動画配信や通販、レンタル事業でスタートしたDMM.comは、2012年にソーラー事業を開始、2012年にオンラインゲーム事業、2013年7月には3Dプリントサービス事業を立ち上げるなど、近年、多角的な事業展開が目立つ。記者発表会に登壇した、DMM.com代表取締役社長の松栄立也氏によると、今回の新事業は「人との出会いがあってビジネスを展開してきたため、(ひとつひとつの事業に)脈絡はない。2014年末にスタートアップ支援施設"DMM.com AKIBA"を東京・秋葉原の富士ソフトのビル内に設立した際、富士ソフトさんがロボットを開発していることを知り、面白いと思ってロボット事業を実施することにした」と今回の新規事業参入の経緯を説明した。また、同社ロボット事業部長の岡本康広氏は「日本はロボット大国と言われながら、新しいものが世に出てはすぐに消えてしまい、なかなかその後の発展に結びつかない」と日本のロボット産業の問題点を指摘。その課題として、「日本のロボット産業は、今までそれを事業化していくビジネス視点がなかった。昔はものをつくれば売れる時代だったが、そういう意味ではロボットは製品訴求力が弱く、顧客目線が不足している。さらに、日本は独自に技術開発しておのおのは優れたものを作っているのに、技術連携がなく、国際競争力が低下してしまっている」と述べ、日本のロボット産業の課題を、(1)事業化意識の欠如、(2)産業技術のガラパゴス化の2点と認識し、これらをクリアにしていくためのプラットフォーム作りに今回DMM.comが名乗りを上げたことを表明した。今回の新事業に初期アプライアンスメンバーとして参画するのは、富士ソフト、ユカイ工業、プレンプロジェクト、ロボットゆうえんちの4社。いずれの企業も人型のスマートロボットを開発している。さらに、"ロビ"の企画・販売を行ったデアゴスティーニ・ジャパンも特別タイアップで参加し、DMM.make ROBOTSを通じ、組み立て完成品としてのロビの販売を5月から予定している。●次世代のデバイスとしての人間型ロボット発表会には、人型コミュニケーションロボット"ロビ"の開発を担当したロボットクリエイターの高橋智隆氏がエンドーサーも出席。現在の産業界から見たロボット業界の位置づけや、今回の新規事業の立ち上げの意義を次のように語った。「iPhoneの躍進にも言えるように、ロボットもベンチャーが活躍できると思われながら、なかなかその先に進まなかった。というのは、ハードウェアの開発にはそれなりの投資とリスクが必要。そこで『どこかがリスクを背負ってくれないかな』と思いつつも、お見合いをしていたのがロボット業界の状況だった。しかし、世界ではシリコンバレーを筆頭にビジネスマインドを持った人たちがロボットの開発をし始めている。そうした中で日本のロボット業界が危機感を持っている中で、DMMが参入してくれた」さらに、「世の中の流れとして重要なのは、スマートフォンの伸びが鈍化してきた点。そこで、世界中の技術者がスマートフォンの次を血眼になって探している。しかし、眼鏡型、時計型といったウェアラブル端末も登場したが、なかなか普及していかない。スマートフォンがヒットした理由は直感的に操作できるインタフェースに改良したことが大きかった。次の機能として期待されていたのが音声認識だが、いまや精度は十分高まったのに普及していかない。これは、人々が四角い箱に話しかけるのに抵抗を感じているからではないか」と疑問を呈し、それをカバーする次世代のデバイスとしての人間型ロボットへの期待感を語った。なお、発表会の終わりには、DMM.comの松栄社長、岡本事業部長、初期アプライアンスメンバー企業の代表者に加わり、"人に優しいパートナーロボット"の研究で知られる首都大学東京の久保田直行教授と、IT業界のご意見番ともいえる堀江貴文氏が登場。スマートロボットのこれまでと未来を語るパネルディスカッションも行われ、ロボットの未来やIoTについて、堀江氏を中心に各人が展望を語った。○DMM.make ROBOTSで販売されるロボット同事業の初期に販売が開始されるロボットは以下の通り。9月発売予定の「プリメイドAI」を除いた4台は、予約を4月1日より受け付け、5月1日より販売を開始する。
2015年01月28日DMM.comは27日、スマートロボットの市場普及に向け、ロボットキャリア事業「DMM.make ROBOTS」の開始を発表した。コミュニケーションロボットやホビーロボットを中心に、ロボット販売プラットフォームを構築し、Web上で販売。また、スマートロボットから行動解析データの蓄積や分析、AIシステムの構築などを行なうことで、継続的な技術革新を目指す。合わせて、DMM.comが2014年に秋葉原に開設したものづくり施設「DMM.make AKIBA」との連携も図る。ビジネスフローとしては、ロボット関連ベンダが設計や開発、製造量産を担当し、DMM.make ROBOTSがプロモーションやEC販売を担当。製品企画はDMM.make ROBOTSとロボット関連ベンダの両方で行なう。ロボット販売プラットフォームの初期アライアンスメンバーには、富士ソフト、ユカイ工学、プレンプロジェクト、ロボットゆうえんちの4社に加え、特別タイアップとしてデアゴスティーニ・ジャパンが参画。今後、各社がロボット頭脳のビッグデータを構築することで革新的なロボット発明につなげる。各社が開発するスマートロボット製品は下記の通り。
2015年01月27日ブイキューブは1月26日、ロボット開発ベンチャーRapyuta Robotics(ラピュータ)に出資を行ったと発表した。ラピュータが行った総額3億5100万円の第三者割当増資を、CYBERDYNE、フジクリエイティブコーポレーション、SBIインベストメントとともに引き受けたかたちとなる。ラピュータはセキュリティー、点検といった業務を無人で行う低コスト・マルチロボットを開発しているベンチャー企業で、技術開発機能を担う完全子会社のRapyuta Research AGはスイス・チューリッヒ工科大学の認定ベンチャーに選ばれている。ブイキューブは、自社のビジュアルコミュニケーションサービスとラピュータのロボット技術を組み合わせ、ドローンで撮影した映像をリアルタイムで視認できるようにすることで、老朽化した橋やトンネルの点検、人の立ち入りが困難な高所や煙突があるプラント保守、災害現場での被害状況確認、イベント会場でのセキュリティなど、さまざまなシーンでの利用を想定したサービスを共同で開発していくとしている。
2015年01月26日3月21日~22日に東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan2015」のプレゼンテーションが23日、東京・池袋のアニメイトホールで行われた。プレゼンテーションには、総合プロデューサーの池内謙一郎氏(株式会社サンライズ)と廣岡祐次氏(バンダイビジュアル株式会社)、ビジネス・海外カテゴリープロデューサーの高橋祐馬氏(株式会社アニプレックス)と北上浩司氏(日本動画協会)、ファミリーアニメフェスタプロデューサーの太田勝也氏(NBCユニバーサルエンターテイメントジャパン合同会社)、エンターテイメントカテゴリープロデューサーの野島鉄平氏(株式会社ポニーキャニオン)が登壇した。今回の「AnimeJapan2015」では、キッズ向けエリアを「ファミリーアニメフェスタ」に改称。イベント内イベント的な位置づけで、ファミリーを呼びこむ施策に力を入れていく。「AnimeJapan」名物のRED、BLUE、GREENの3つのイベントステージは今回も健在で、さまざまなステージイベントも実施。発表会の冒頭には今年度の新キャッチコピー「アニメを、もっと、好きになる。」と共に新キービジュアルを初公開された。さらに今回は各カテゴリーごとに宣伝ビジュアルを用意し、会場入口を『天城ブリリアントパーク』、ドリンク&フードコーナーを『幸腹グラフティ』と『東京喰種√A』のビジュアルが彩る。新規施策としては、3月20日に前夜祭イベント「AJ Night」をZeppTokyoで開催。さまざまなレーベルからアーティストや豪華DJが登場し、18:00~22:00に渡って「AnimeJapan」を盛り上げる。注目はビジネスエリアの新設。ビジネスエリアは3月20日、21日に開催、ビジネス関連企画を強化拡充する。ビジネス・海外カテゴリーの宣伝ビジュアルには島耕作を起用し、ビジネスエリアではセミナーステージも展開し、「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT in AnimeJapan(仮)」「アニメ業界の最前線で活躍する人たち(仮)」「アニメ制作を支える製作委員会現場担当者座談会(仮)」などが予定されている。また、コラボレーションショーケースでは「アニメ×47都道府県コラボ事例展示」「アニメ×伝統工芸」といった展示を行い、アニメ作品と伝統工芸のコラボアイテムの販売も予定しているという。「ファミリーアニメフェスタ」にはキッズに人気のアニメが集合。参加タイトルは『アイカツ!』『GO!プリンセスプリキュア』『妖怪ウォッチ』『名探偵コナン』『ONE PIECE』などビッグタイトルが並ぶ。ファミリー限定エリアにはベビーカー置き場、授乳室、ファミリー専用入場口を設置。小学生以下入場無料など家族向けの施策をより拡大していく。会場内には「こどもアニメスタジオ」も設置され、自分が描いたまるちゃん(『ちびまる子ちゃん』)が動く「アニメを作ろうコーナー」、アニメの世界で写真が撮れる「写真を撮ろうコーナー」などを予定。ファミリーアニメフェスタは家族連れしか入場できないが、ファミリーアニメフェスタ専用入口入場者の一般エリアへの移動は自由となる。エンターテイメントカテゴリではRED(2,000名)、GREEN(1,000名)、BLUE(500名)の3ステージを用意。カラーステージは最新アニメなどのコンテンツのステージが中心で、現時点で二日間で計40ステージ以上が発表されている。ステージの詳細は公式サイトまで新作アニメ中心の3つのカラーステージ以外にも、「Anime+Stage」として企画色の強い主催者ステージを用意。「アニメグッズ企画コンペティション」「第1回アニラジアワード」「コスプレパフォーマンスステージ」「3大アニソンフェス座談会」「アニメ現場真剣しゃべり場」などが用意されている。そして、これまでは記者向けにクローズドな場で行われていた「Animelo Summer Live 2015 記者発表会」が「AnimeJapan」会場内で行うことがアナウンスされると、会場からどよめきも。また、会場内にはオープンシアターを設置され、土曜日のテーマは「アイドル」、日曜日のテーマ「ロボット」で、アニメ雑誌『月刊ニュータイプ』(角川書店)がセレクトしたさまざまな作品の名話数を無料上映する。エンターテイメントカテゴリでは、ほかにもチャリティーオークションや謎解きゲームなどさまざまな施策が発表されていた。気になるステージイベントの参加方法は、ステージ観覧抽選応募券付入場券が1月24日より販売中。価格は中学生以上が1,600円(税込)で、アニメイト、CNプレイガイド、セブンイレブンなどで販売予定。今回の「AnimeJapan」の新施策の意図と方向性は、アニプレックス高橋氏の締めのあいさつの「僕らは10年後も50年後もアニメを見たいと思っています。そのためにはビジネス的な盛り上がりも必要です。子供さんにアニメに触れて頂いてアニメを好きになってもらうことも大事です。何よりも今アニメを愛してくれている人にエンターテイメントを提供することも大事だと思います。それが全て詰まっているのがAnimeJapanです」という言葉に現れていた。AnimeJapanは3月21日~22日に東京ビッグサイトで開催される。
2015年01月25日パナソニックは1月22日、ロボット掃除機「RULO(ルーロ) MC-RS1」を発表した。独自の三角形状により、円形のロボット掃除機では掃除しにくかった部屋の隅や壁際のゴミをかき出す。発売は3月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別100,000円前後だ。MC-RS1は、「ルーローの三角形」にもとづいて設計されたロボット掃除機。正方形に内接して回転できるという特性によって、狭い場所でもスムーズに方向転換できる。また、三角形の頂点が部屋の隅まで入り込んでサイドブラシがゴミをかき集めるため、掃除しにくい場所のゴミもしっかり取り除く。ハウスダストなど微細なゴミを検知する独自の「ハウスダスト発見センサー」を搭載。ゴミが多ければ赤のランプが、キレイになれば緑のランプが点灯し、ゴミの量に応じてパワーを自動で制御する。パワーだけでなく走行速度も自動で調節し、ゴミが多量な場合は走行速度を遅くするなど集じん効率を高めている。吸込口にはじゅうたんなどのゴミをかき出すV字ブラシと、ふき掃除効果を得られるマイナスイオンプレートを搭載し、微細なゴミも除去可能だ。壁や障害物を認識する赤外線センサーと超音波センサー、方向を認識するジャイロ制御を搭載。これらによって、ゴミがたまりやすい部屋の隅や壁際に沿って掃除する「ラウンド走行」と、部屋の内部を効率よく掃除する「ランダム走行」を組み合わせた独自の走行システム「ラウンド&ランダム走行」を実現し、部屋全体を効率的に掃除する。また、あらかじめ記憶させた場所の掃除から開始する「エリアメモリー」機能も持つ。サイズはW330×D325×H92mm、重量は3kg。運転モードは自動、念入り、スポット、エリアメモリーの4つ。約3時間でフル充電され、最大で約60分の連続運転が可能だ(自動モード時)。カラーはホワイトとブラック。
2015年01月22日ディズニー最新作『ベイマックス』の主人公であるベイマックスが1月19日(月)、本作の大ヒット御礼と第87回アカデミー賞「長編アニメ賞」受賞を祈願するため、新宿・花園神社を参拝!ペコリと頭を下げる姿に、居合わせた参拝客から「かわいい」の声があがった。映画は架空の都市・サンフランソウキョウに暮らす14歳のヒロが、亡き兄が開発したケア・ロボット“ベイマックス”との交流を通して、心の再生をとげる感動ファンタジー。この日は日本語吹き替え版のボイスキャストである本城雄太郎(ヒロ役)、浅野真澄(ゴーゴー役)、山根舞(ハニー・レモン役)も出席。本城さんは“相棒”ベイマックスと初対面し「こんなに大きいんだ!」とテンションがあがっていた。先日、発表された第87回アカデミー賞ノミネーションで、ディズニーアニメとして昨年の『アナと雪の女王』に続き、「長編アニメーション賞」候補にあがった本作。1月18日(日)までに国内興収64億1,014万7,700円、動員504万424人を記録し、正月映画のヒット街道を突っ走っている。実はベイマックスの顔は、本作を製作するためリサーチ旅行にやってきたドン・ホール監督が、花園神社の“鈴”を見て、「これは顔に見える!」と強くインスパイアされたのだとか。イベントでは“お礼”として鈴が奉納されたほか、ホール監督から届いた「これまで映画の作り手として、宮崎駿さんの作品を含む日本のアニメーションに色々インスピレーションをもらってきました。そして『ベイマックス』をご覧いただくと、そのスピリットが反映されていることが分かると思います。その『ベイマックス』が日本のファンのみなさまに愛され、大ヒットしてくれて、我々にとってこれ以上嬉しいことはありません」という感謝のコメントも紹介された。また、アカデミー賞候補となった本作に向けて、日本語吹き替え版でヒロの叔母・キャスの声を務めた菅野美穂、ヒロの亡き兄・タダシ役の小泉孝太郎から「ノミネートの知らせを受けて、大変嬉しく思いました。ベイマックスの製作に関わった皆さまに、おめでとうございます!とお伝えしたいです。そして『ベイマックス』を観て下さった全てのお客様に感謝です」(菅野さん)、「アカデミー賞にノミネートされる作品にタダシの声優として参加できたことに、改めて大きな喜びを感じています。ベイマックスが人種や国境を越えて多くの人の心をやさしい気持ちにさせてくれると信じてます」(小泉さん)と祝福コメントも届いている。『ベイマックス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイマックス 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 Disney. All Rights Reserved.
2015年01月19日ディズニー最新作『ベイマックス』の国内動員が500万人を突破した。1月18日までの成績として、配給のウォルト・ディズニー・ジャパンが発表したもので、興収は64億円を突破。昨年末の全国封切りから粘り強いヒットを続けており、前回の『アナと雪の女王』に続くアカデミー賞長編アニメーション賞の受賞にも期待が寄せられる。その他の写真1月19日には東京・新宿の花園神社で、ヒット御礼&オスカー受賞を祈願するイベントが行われ、ベイマックスをはじめ、日本語吹替え版声優の本城雄太郎(ヒロ役)、浅野真澄(ゴーゴー役)、山根舞(ハニー・レモン役)が出席。実はベイマックスの顔は、リサーチのために来日したドン・ホール監督が花園神社で見つけた“鈴”からインスパイアされており、この日は御礼として神社に鈴が奉納された。今回の大ヒットに際して、ホール監督は共同監督のクリス・ウィリアムズと連名で「これまで映画の作り手として、宮崎駿さんの作品を含む日本のアニメーションに色々インスピレーションをもらってきました。そして『ベイマックス』をご覧いただくと、そのスピリットが反映されていることが分かると思います。その『ベイマックス』が日本のファンの皆様に愛され、大ヒットしてくれて、我々にとってこれ以上うれしいことはありません」と喜びのコメントを寄せている。映画は、唯一の肉親である兄を事故で亡くした14歳の少年・ヒロと、その兄が開発したケア・ロボット“ベイマックス”の交流を描いた冒険ファンタジー。日本語吹替え版で叔母のキャスを演じる菅野美穂、兄・タダシ役の小泉孝太郎からは、「ノミネートの知らせを受けて、大変うれしく思いました。ベイマックスの製作に関わった皆さまに、おめでとうございます!とお伝えしたいです」(菅野)、「アカデミー賞にノミネートされる作品にタダシの声優として参加できたことに、改めて大きな喜びを感じています。ベイマックスが人種や国境を越えて多くの人の心をやさしい気持ちにさせてくれると信じてます」(小泉)とアカデミー賞候補に挙がった本作に、祝福のコメントが届いた。『ベイマックス』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年01月19日第87回米アカデミー賞の「長編アニメーション部門」(Animated Feature Film)にノミネートされ、大ヒットを記録しているディズニー映画『ベイマックス』より、もっちり柔らかい『ベイマックスフェイスケーキ』が登場し、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて予約受付がスタートしている。2015年4月発送予定で、価格は3,456円(税込)。本商品は、『ベイマックス』に登場するケア・ロボット「ベイマックス」をイメージした丸型のフェイスケーキ。ベイマックスの顔を象ったケーキの表面は、和菓子に使われるもっちりとした求肥を使用し、ケーキの中にはスポンジの上に甘くて口どけの良いバニラムースを重ね、甘酸っぱいラズベリージャムが味のアクセントに。劇中でも印象に残るつぶらな瞳はチョコレートで再現されるなど、食べるのがもったいないほどに「ベイマックス」の白くて柔らかいボディと優しいイメージを表現している。また、ベイマックスの赤いマスクを模したボウルと、目が描かれたフェイス柄の白いプレートが付属。プレートにケーキを乗せて上からボウルをかぶせると、ベイマックスがアーマーをまとった状態も再現することができる。食べ終わった後も白いプレートは使用できるなど、見て楽しい、食べておいしいケーキに仕上がっている。商品価格は3,456円(税込)で、予約締切は準備に達し次第終了。商品の発送は3,456円(税込)。『ベイマックス』は、天才科学者・ヒロが、事故で亡くなった兄タダシの遺したケア・ロボット"ベイマックス"とともに、サンフランシスコと東京を融合させた架空都市・サンフランソウキョウを舞台に感動の冒険が描かれる。アメリカでは、幅広い層の支持を集めながら初登場No.1のスタートを切り、ここ日本でも公開3週目で『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』を超え興行収入1位に浮上し、1月10日、11日の公開4週目も1位をキープするなど人気は右肩上がり。バンダイナムコグループでは、日本に先がけて9月より商品展開を開始しており、今後も日本、アジア、ヨーロッパなど各国の映画公開に合わせ、ワールドワイドで商品展開していくという。(C)Disney
2015年01月16日デアゴスティーニ・ジャパンは16日、東京・中央区の銀座B.E.HOUSEにて、初心者向けロボット「ロビ」とふれあえるカフェ「Robi cafe(ロビカフェ)」をオープンし、前日15日には内覧会が行われた。「ロビ」は、世界的に有名なロボットクリエイターの高橋智隆氏がデザイン・設計を手がけたロボットで、2013年にデアゴスティーニが創刊した、毎月届くパーツで組み立てていくロボットマガジン週刊『ロビ』が大きな話題に。この記録的な大ヒットを受けて、2月28日にはタカラトミーより『Robi jr.』(ロビジュニア)、そのほかデアゴスティーニからぬいぐるみ、貯金箱、プラモデル、カプセル玩具など、同キャラクターのライセンス展開が拡大している。今回オープンした「ロビカフェ」は、猫と触れ合える猫カフェのように、「ロビ」を身近に感じ、ロビの部屋に遊びに行く感覚を楽しめるカフェ。会期は1月16日~2月8日の限定オープンとなる。内装は「ロビ」の部屋をイメージしたという近未来的なインテリア。壁や棚には「ロビ」グッズが並べられ、カフェの入り口やカウンターでは「ロビ」がお出迎え。また、「ロビ」と触れ合えるステージでは定期的にダンスショーイベントが開催される。このダンスショーにはダンスユニット「ロビ ラッキーファイブ」と呼ばれる5体のロビが登場し、楽しいダンスを披露。ただし、ロビの機嫌が悪いと5体揃ってのダンスが見られない場合もあるという。この日の内覧会では、ロビたちのご機嫌もよく、息の合ったパフォーマンスを見せていた。内覧会のオープニングには、『週刊「ロビ」』のブランドマネージャー・木村裕人氏も登場。「『週刊「ロビ」』は、現在弊社が発売している180タイトル以上のパートワーク(分冊百科)形式の出版物の中でも1、2を争うヒット商品となりました。カフェに自分のロビを持ち込んで、ほかのロビと一緒に遊ぶこともできますし、ロビをまだ知らない方には実際に触れてもらい、ロビを組み立てるきっかけになってもらえれば」と説明し、さまざまな楽しみ方ができる「ロビカフェ」をアピールした。さらにフードやドリンクにも、ロビをモチーフに作られたオリジナルメニューを用意。フードは『デミグラスソースたっぷり Robiのオムライス』(1,200円)や『お子様Robiプレート(ドリンク付き)』(1,000円)、『Robiまん 瞬間スモーク』(550円)、『Robiのごちそうパンケーキ(1日20食限定)』(800円)、『Robiと背比べ ジャンボフルーツパフェ』(1,800円)など、見て楽しい、食べておいしいメニューが勢ぞろい。ドリンクも『大人の味わいRobiラテ』(780円)、『Robiソニック』(780円)をはじめ、マンガが付属するカクテル『週刊Robiカクテル 創刊号』(890円)、ノンアルコールの『週刊Robiカクテル 第2号』(890円)、ガチャガチャが1回できるメダルが付いた『週刊Robiカクテル 第3号』(1,190円)といった個性派ドリンクをラインナップ。また、カフェではARアプリでロビが飛び出す限定配布コースターも配布される。なお「ロビカフェ」は、「カフェタイム」(平日12:00~17:00 LO.16:30 土日祝11:00~17:00 LO.16:30)と、「バータイム」(18:00~23:30 LO.23:00 テーブルチャージとして800円)と2つの時間帯で営業。バータイムには、豊富な食事やデザートに加え、照明はブルーを基調とした大人空間を堪能することができる。そのほか、『週刊「ロビ」』で自分のロビを完成させたオーナーへの御礼と、ロビの新しいオーナーになる人へのあいさつも兼ね、100体のロビがショーを繰り広げるイベント「100Robi(ヒャクロビ)」が、『週刊「ロビ」第三版』の創刊日である1月20日に、東京・丸ビル1Fマルキューブにて開催。さらに1月31日には、大阪府・グランフロント大阪にてロビのお披露目イベント「ロビ祭り」の開催も予定している。■『Robi cafe(ロビカフェ)』概要期間:2015年1月16日(金)~2月8日(日)場所:B.E.HOUSE/東京都中央区銀座5-6-5 NOCO 7F営業時間:【カフェタイム】平日12:00~17:00(LO. 16:30)土日祝11:00~17:00(LO. 16:30)【ディナータイム】18:00~23:30(LO. 23:00)定休日:無休総席数:約50席
2015年01月16日アスラテックと産業技術総合研究所(産総研)は1月16日、楽曲の進行に合わせて振り付けパターンを割り当てて人型ロボットを踊らせる制御システム「V-Sido × Songle」を共同で開発したと発表した。同システムはアスラテックのロボット制御システム「V-Sido OS」と産総研が開発した能動的音楽鑑賞サービス「Songle」を利用して新たに開発された。「Songle」によって自動解析した楽曲のビート構造(拍と小節の構造)と楽曲構造(サビ区間と繰り返し区間)に基づいて事前に用意された振り付けパターンを割り当てて「V-Sido OS」のロボット制御技術によってリアルタイムにロボットを踊らせる仕組みだ。楽曲は「Songle」が解析済みの80万曲以上を利用可能で、ロボットが踊っている最中でも振り付けを変更できる。また、ロボットの形や大きさの違いを制御時に吸収するため、さまざまな種類の複数のロボットを同一の振り付けで同期して躍らせることも可能となった。さらに、上半身は振り付けパターンで踊ったまま、歩行をすることもできるという。「V-Sido OS」に対応済みのロボットであれば踊らせることができるとのことで、これまでアスラテックの「ASRA C1」のほか、「SE-01(佐川電子製)」、「GR-001(HPI製)」、「DARWIN-MINI(ROBOTIS製)」などを躍らせることに成功した。今後は引き続き共同開発を進めて機能の追加や性能の向上を図るとともに、他企業とも協力して、イベント利用や商品化などを目指して実用化に取り組んでいく予定だ。
2015年01月16日ナレッジは1月14日、駿河精機(ミスミグループ)が開発した小型多関節ロボット用の設置架台と保護カバーを一体化した「ロボットワークセル」の販売、および同製品を応用したロボットシステムパッケージの開発・販売を開始すると発表した。従来、各種多関節ロボットは、人にはできない危険作業や重労働となる生産工程で採用されてきたが、現在の国内製造業での労働人口の減少などによる自動化ニーズの高まりと、ロボットの高精度化、小型化、低価格化により普及し、人でもできる微細な作業をロボットで行わせることが可能となった。しかし、ロボットの扱いに関しては労働安全衛生法による規制や、運用までの立ち上げには専門的な知識を必要とするなど、条件をクリアできるのは大手企業に留まっているのが現状である。「ロボットワークセル」は、このようなロボットの導入の阻害要因を排除し、ロボットの設置・運用を容易化するため、標準化、規格化している。具体的には、高剛性アルミフレームの剛性強度設計を採用する他、オプションのマルチタイルテーブルトップにより、ロボット設置位置を3か所から選択し変更できる。また、アルミ溝構造により、事前の加工などが不要で、設置物のさまざまなレイアウトが可能。さらに、設置床面積が約1m角のセル単位となっており、単独セル、セル同士のライン連結などの工程レイアウトが自在に変更できる。一方、「ロボットワークセル」を応用した「ロボットワークセルパッケージ」は、ロボットを動作させるためのロボット設置、機内配線、制御ソフトウェアインストールなどの基本環境がすべてオールインワンになっており、SI時間の短縮が図れる。具体的には、デンソーウェーブ、パナソニック、不二越、三菱電機、ヤマハ発動機などのロボット、オムロン、キーエンス、三菱電機のシステム用マスターコントローラとしてのPLC制御、コンテック、デンソーウェーブ、三菱電機のPC制御などに対応できるとしている。なお、価格は「ロボットワークセル」が19万8000円(税抜き)から、「ロボットワークセルパッケージ」が198万円(税抜き)から。ナレッジはこれらにより、幅広い顧客層へ効率良く、ロボット導入のニーズに応えられるようにしていくとコメントしている。
2015年01月14日12月20日より日本でも公開され、ディズニー・アニメーション史上第1位である『アナと雪の女王』に次ぐ大ヒットスタートを切った、ディズニーの最新作『ベイマックス』。公開から遡ること、およそ2か月前ーー本作の監督を務めたドン・ホールとクリス・ウィリアムズが来日し、2人の監督にインタビューを敢行。ディズニーが次々と生み出す“愛しいキャラクター”の秘密や、本作に込めたという“日本的な感性”について話を聞いた。主人公は、謎の事故で最愛の兄・タダシを失った天才少年・ヒロ。深く傷ついた彼の心を救ったのは、人々の心と体を守るためにタダシが開発したケア・ロボット“ベイマックス”だった。兄の死の真相をつかもうとするヒロとベイマックスだったが、彼らの前には強大な敵が立ちはだかる。ケア・ロボットとして人を傷つけることを禁じられているベイマックスに、大切なヒロを守り切ることはできるのか…という物語だ。本作に限らず、『アナと雪の女王』然り、『プレーンズ』然り、ディズニーの作品にはその物語の源となる国や場所があり、監督やプロデューサーたちは制作のたびに“リサーチ旅行”へと出かける。現地に足を運び、実際の風景を見て、現地の人々の話を聞く、そしてそこで語られたエピソードをアイデアとして作品に注入するのだ。本作の舞台となるのは、サンフランシスコと東京を掛け合わせたような街・サンフランソウキョウ。今回は、特に日本でのリサーチ旅行は大きな成果があったという。劇中には、日本語の看板が並び、さらに東京のビジネス街・新橋をイメージした場所も描かれている。ドン:「最初のリサーチ旅行は2011年の11月だったかな。13日間ほど滞在したんだ。そこで自由に散策して、写真もたくさん撮ったね。東京、日本の文化を掘り下げるためにいろんなものを観察したんだ。それから1年半ほど後で、東京以外の街を見て回った。京都や大阪といった特に文化的に特色の濃い街を6箇所くらい回ったんだ」。クリス:「完全に物語ができあがる前に、こういったリサーチ旅行を行うのはとても重要なんだ。なぜならリサーチをしたことによって、そこで受けた影響は自分が想像もしなかったような形となって作品に表れてくるんだ。ただ単に最初の衝動だけで物語を作るより、リサーチ・研究を経て作るというプロセスは作品にとってすごく良い方向に作用するんだよ」。本作で“日本”を感じるのは街並みだけではない。主人公の名前は「ヒロ」で兄は「タダシ」、さらに彼ら兄弟の部屋を仕切るのは“ふすま”のような屏風だったりするが、それだけでもない。つまりは、形としては表れない部分にも“日本的”な要素を忍ばせていたりする。ドン:「“動き”に関してはかなり試行錯誤したよ。分かりやすく言うと、ベイマックスの歩き方なんだけどね。日本には“カワイイ”という文化があるよね。欧米での“カワイイ”は姿や形に当てはめるんだけど、日本では動きそのものを指したりするよね。そういう文化的な背景も取り入れたくて、とにかくベイマックスには最大限にカワイイ歩き方をさせたかったんだ。ディズニーのアニメーターチームでいろいろ検討した中で、もっともカワイイ歩き方というのは、オムツをつけた赤ちゃんの歩き方だってことになって、劇中のベイマックスは実際にそうやって歩いているよ。だから、ベイマックスはとっても“カワイイ”んだ(笑)。あと、ベイマックスの性格に関しては、とても日本的な要素が盛り込まれているんだ。“思いやり”だったり“平和主義”なところなんかも、まさに日本っぽいところだと思う。そして、そういうのははっきりとは見えない部分だけど、この作品の最初から最後までずっとメッセージとして僕らが描いているものでもあるんだ」。さらに、クリスは観客にも日本的な感性で見てもらえるように工夫したと語る。そのポイントとなるのは、ベイマックス自体だ。雪だるまやトトロのように大きくてフワフワしてキュートな見た目だが、実際のデザインとしてはとてもシンプル。特に顔に関しては表情を語るには“シンプルすぎる”とも言えるが、それこそがまさに日本的な感性を観客に芽吹かせるポイントなんだとか。「僕自身、日本文化の専門家ではないから、説明するのはとっても難しい部分なんだけれどね」と前置きした上で、本作の核心と思われる話をしてくれた。クリス:「あくまでも僕の経験と僕の観点からの話になってしまうんだけど、僕が日本を見てきた中で、日本というのはその物事の真髄の部分をうまく凝縮・蒸留させて、すごくシンプルな形で表現することができる文化を持っていると思うんだ。5、6年前に来日した時、キデイランドを訪れたんだけど、目にしたどれもがすごくシンプルなのに魅力的なものばかりだった。ベイマックスも同じで、表情や動きにはすごく制限があってひとつひとつはすごくシンプルなものなんだけど、皆さんが“愛しい”と思ってくれるような、心惹かれるキャラクターに仕上げたつもりなんだ。例えば、彼の瞬きであったり、頭の動きーー本当に微妙かつ些細なことなんだけど、そういう制約があるからこそ、ベイマックスのわずかな表情だったり動きだったりを観客の皆さんが逃さずに観てくれるはずだと思ったし、感情を感じ取ってもらって、受け止めてくれると信じているよ」。全世界オールターゲットのディズニー作品に込められた“日本的な感性”ーー発信する側と受け取る側の双方向の心配りでしか成り立つことのない文化を、アニメーションに組み込んでしまうというこの試み。もしかすると、『ベイマックス』はディズニー・アニメーション史上最も挑戦的な作品なのかもしれない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイマックス 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 Disney. All Rights Reserved.
2014年12月26日お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜と箕輪はるかが12月25日(木)、都内で行われた『ベイマックス』の大ヒット御礼イベントに出席。春菜さんは白塗りメイクで登場し、「いや、ベイマックスじゃねえよ!」と笑いを誘っていた。架空の都市・サンフランソウキョウに暮らす14歳のヒロが、亡き兄が開発したケア・ロボット“ベイマックス”との交流を通して、心の再生をとげる感動ファンタジー。12月20日(土)に全国540スクリーンで封切られ、ディズニー・アニメ史上第2位の好スタートを切ったばかり。配給のディズニーによると、公開5日で興収12億円を突破した。この日は頭にみかんを乗せた“お正月バージョン”のベイマックスが駆けつけ、まるで鏡もちのようなルックスに、客席の大人も子どもも大喜び。春菜さん&はるかさんも、ベイマックスをぎゅっと抱きしめ「癒やされる~」と目を細めていた。「とても楽しい映画。心の絆を描きつつ、想像をこえたアクションもある」(春菜さん)、「ベイマックスに私の感情もスキャンしてほしい」(はるかさん)と映画を楽しんだ様子。また、「人々の心と体をケアする」と言うベイマックスにちなみ、正月太り対策として“ベイマックス ふわふわエクササイズ”に挑戦し、汗を流した。この体操は、映画の公式サイトで見ることができる。『ベイマックス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイマックス 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 Disney. All Rights Reserved.
2014年12月26日ディズニー最新作『ベイマックス』の大ヒット御礼イベントが12月25日に都内で行われた。12月20日に全国540スクリーンで封切られ、ディズニー・アニメ史上第2位の好スタートを切った本作。配給のウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンによると、公開5日で興収12億円を突破。動員は封切り1週間を待たずに、早くも100万人を突破する見込みだ。その他の写真イベントには、お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜と箕輪はるかが出席。近藤は白塗りメイクで登場し「ベイマックスじゃねえよ!」と笑いを誘っていた。この日は、頭にみかんを乗せた“鏡もち仕様”のベイマックスも駆けつけ、近藤と箕輪は「癒やされる~」と抱きしめていた。映画は、唯一の肉親である兄を事故で亡くした14歳の少年・ヒロと、その兄が開発したケア・ロボット“ベイマックス”の交流を描いた冒険ファンタジー。「とにかく楽しい映画。心の絆を描きつつ、想像を超えたアクションも楽しめる」(近藤)、「私の感情もベイマックスにスキャンしてほしい」(箕輪)と太鼓判を押した。また、「人々の心と体をケアするベイマックス」にちなんで、近藤と箕輪は“ベイマックス ふわふわ エクササイズ”に挑戦し、汗を流した。一緒に体を動かしたベイマックスは、「バッテリーが切れそうです…」とバテ気味だった。『ベイマックス』公開中取材・文・写真:内田 涼
2014年12月25日ディズニー・アニメーションが日本への敬意と愛を込めて描いた、最新作『ベイマックス』。そんな本作で、『アナと雪の女王』を始め、近年のディズニー作品で注目されている日本語版声優を務めたのが、菅野美穂と小泉孝太郎だ。公開を前に、本作の魅力や演じた役柄に共感したことをたっぷりと2人に語ってもらった。本作は、早くに両親を亡くし、最愛の兄・タダシも謎の事故で亡くしてしまった、ひとりぼっちの天才少年・ヒロと、心とカラダを守るために作られたケア・ロボット“ベイマックス”の交流と冒険を描いた物語だ。ーーディズニー・アニメーションの声優は今回が初めてとなる2人。今年の東京国際映画祭ではディズニー・アニメーションのクリエイティブのトップであり、『トイ・ストーリー』を始めとするディズニーの名作を生み出し続ける名クリエイターのジョン・ラセター氏と共にレッドカーペットを歩いた。創始者ウォルト・ディズニーの魂を受け継ぐラセター氏とどんな時間を過ごしたのだろうか?菅野:「すっごい可愛らしい方でした!あの日、初めてお会いしたんですけど、最初から『ハロ~』って陽気な雰囲気で」。小泉:「ジョン・ラセターさんのお人柄ですよね。ディズニーのキャラクターのような方でしたもんね」。菅野:「そうなの!ディズニーのキャラだったよね。とにかく存在感が凄かったです。ディズニーのキャラクターのアロハシャツをお召しになっているんですけど、あの日は『ベイマックス』の柄で、さすが早いなって思いました(笑)。あの日はベイマックスも会場に来てたんですが、ベイマックスの感触とか想像以上にベイマックスで(笑)、プニプニしてて想像してたのと同じだったんですけど、ラセターさんや監督たちも『ベイマックスかわいいー』ってみなさん仰ってて、素敵だなって思いました。自分たちのキャラクターを本当に心から愛してらっしゃるんだなっていうのがすごく微笑ましかったです」。ーーキャラクターへの愛こそがディズニー作品の真髄だが、話を聞いているだけで、まさに大成功と言いえる菅野さんと小泉さんのキャスティング。本作で、菅野さんはヒロとタダシの母親的な存在となる叔母・キャスを、小泉さんはヒロの憧れの兄・タダシを演じたが、それぞれのキャラクターで共感できたところはどんな部分だったのだろうか?菅野:「キャスほど頻繁には会えないんですが、実際に私にも甥っ子がいる年齢なので、今回のキャスティングは『そうか~』って思いましたし、キャラクターの性格だけ見ても、私が役をいただけたのはすごく『なるほど!』と思いました。すごく元気な性格なんかは、(オファーをもらった時に)膝を打つ感じでした(笑)。多感な時期の少年(ヒロ)と、22、23歳の男の子(タダシ)の2人って、もし自分がキャスだったらどうしようって思うけど、でもキャスはその辺りも変に構えずに自分は自分でマイペースなんです。ヒロにもタダシにも、やりたことを好きにやらせてあげれているっていうのは、やっぱりすごいパワフルな女性なんだと思います。でも、たまにどこか抜けてるところもあったりして、すごく絶妙なキャラクターだなって思いました。たぶんキャス自身は、結婚もしてないし、私自身の幸せはどうなるのかな…って不安も年齢的にあるでしょうけど、そういう部分をヒロとタダシには見せてない感じは、やっぱりパワフルだし凛々しいなって。あんなおばさんだったら、きっと楽しいだろうなって思いますよね」。小泉:「僕の方も実生活に弟がいるので、タダシとヒロの関係性というのはよく分かるし、兄が弟を思う気持ち、弟が兄を思う気持ち、それぞれに『ああ、こういう感覚あったよな』って。青春時代だと、対抗心が芽生えたりだとか、その辺りの男同士の感覚っていうのがすごく分かりました。映画の中でも、タダシがヒロを自分の友達に紹介するシーンがありますけど、ああいうシーンは『あぁ、実際あったな~』って思い出したりしてました。今回始めての声優でしたけど、私生活で経験したものがすごく役立ちました。ヒロとタダシはロボット工学を専門に勉強していて、お互いライバル心もあると思うんですよね。兄弟がいるからこそ切磋琢磨して成長できる部分、『お前も頑張るから、オレも頑張る』っていう感覚。そういったヒロとタダシの関係性は、僕はすごく共感したところです。私生活でそんなシーンは決して多いわけではないですけど、弟が頑張ってる姿を見ていると、僕も奮い立つ。弟も僕の仕事を見て、頑張らなきゃって。お互い仕事は違えど表舞台に立つ仕事を選んだので、兄を見て、弟を見て、お互いに『自分も頑張らなきゃな!』っていうところはすごく共感できました」。ーー本作で描かれるのは、大きくまとめると“ヒロの心のケア”だ。彼の周りにはベイマックスがいて、戦友となる大学の仲間たちがいて、そして菅野さんと小泉さんが演じた家族がいる。2人が家族の絆を感じる瞬間は?菅野:「ウチの母が、りんごを持ってくるときですね(笑)。『おじちゃんからりんご送られて来たから、あんたこれ食べなさい』って。『東京でも買えるよ(笑)!』って思ったりもするんですが、そういうときに『あぁ、これが親の愛だな』って。あとは、忙しいときに話してる時間がないからメールの方が良いっていうのが何回かあって、それからメールをたくさん送ってくれます。『いま電話でも大丈夫だよ』ってときでもメールなんです。でも、『今日はありがとう。』みないな文章でも、何故か最後の句読点『。』が『ぱぴぷぺぽ』みたいに上の方に付いてる。どうやって打ったらそうなるの!?って(笑)。でも、めげずにメールを送ってきてくれると、ありがたいなって思います。今朝もメール来ましたよ、『選挙いつ行く?』って(笑)」。小泉:「きっと親って普段、言いたいことがいっぱいあるんでしょうね。きっと親心っていうのは親にならなきゃ分からないと思うんです。きっといまも言いたいことがあると思う。そこを言わずに尊重してくれるーー『思うように生きなさい』と。そこが親の愛を感じます。すべて思ってることを言うことが絆ではないんだなっていうのは、特に父親だと男同士ってそういうものかもしれないですね。要所要所でね、会ったときにビシっと言われます、一年に数回(笑)。そこで父親と息子、親と子、っていうのを歳とともに感じるようになりました。見てくれているっていうことなんでしょうね。父は『ベイマックスも観るよ』って言ってくれてますし。そういうことで絆って感じるものなんだと。でも、皆さん想像つかないですよね(笑)?あの人が映画館行って『ベイマックス』を観てるところ(笑)。『試写会だと目立つから行かないけど。公開したら行くよ』って。さすがに僕も試写会は勘弁して欲しいなって。でも、それもやっぱり絆なんでしょうね(笑)」。ーー『ベイマックス』では兄を謎めいた事故で失ったヒロは、その謎を解き明かすため黒幕に迫っていく。その苦難の道を、ヒロは仲間や家族の愛が詰まった言葉に支えられながら前進していく。最後に、もう少しだけ聞いてみよう。2人が家族からもらったいまでも大切にしてる言葉は?菅野:「私は、母が祖母から言われたという『健康と貯金と仕事はなくなってからじゃないと本当のありがたみは分からない』という言葉ですね(笑)。その教えを守って、今日までやってきました」。小泉:「僕は仕事を始めた頃、この世界に入って2、3年の時に父から言われた言葉が一番残ってますねーー『たとえ5年、10年仕事がなくても、役者を、一生の仕事にしようと思いなさい』って。芝居とか演技っていうものが分からなくて、自分はこの世界で通用しないんじゃないかって悩んでた時、たぶん僕のそういう不安な気持ちを感じ取ってくれたんでしょうね。『5年、10年仕事がないとしても一生懸命やっていれば、人は見ていてくれるから。1年、2年仕事がなくても一喜一憂するんじゃない』って言ってくれました。すごく楽になりましたね。すごく救われたし、自分の中で『こういう風に生きていこう!』って改めて決意させてくれた言葉です」。心配して、励まして、応援して、2人が感じる愛の形は違えど、どちらも温かい思いやりを感じるエピソード。そんな2人の愛された記憶と想いも、しっかりと映画の中にも声を通して宿っているはずだ。(Photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:ベイマックス 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 Disney. All Rights Reserved.
2014年12月22日1991年に1作目が発売されてからさまざまな展開を見せている人気シミュレーションRPG『スーパーロボット大戦』シリーズの最新作『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』(PS3/PS Vita)に、人気アニメ『翠星のガルガンティア』が初参戦することが決定した。また、『翠星のガルガンティア~めぐる航路、遥か~前編』のラストに突如登場した謎のロボット(CV:櫻井孝宏)の設定と場面カットも合わせて公開されている。『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』は、初登場作品を合わせると前作から10作品以上増えたシリーズ最大級のボリュームで、2015年4月2日にバンダイナムコエンターテインメント(旧:バンダイナムコゲームス)より発売。先日公開されたの第1弾PVでは、主人公レドと愛機チェインバーが「スパロボ」シリーズの美麗なグラフィックが動き回る姿も確認できる。そして、9月27日にイベント上映され、Blu-rayが現在発売中のOVA『翠星のガルガンティア~めぐる航路、遥か~前編』のラストに登場した謎のロボット(CV:櫻井孝宏)の設定と場面カットも合わせて公開され、2015年4月4日よりイベント上映がスタートする『翠星のガルガンティア~めぐる航路、遥か~後編』では、このロボットを中心としたバトルや、クーゲルの船団からやって来た謎の少女・リーマとの関係が描かれていくという。そして、TVシリーズ『翠星のガルガンティア』の全話無料放送と再放送も決定。動画配信サイト「GYAO!」にて、12月20日12:00~21日11:59まで第1話~第7話を、21日12:00~22日11:59まで第8話~第13話が無料配信される。また、2015年1月5日24:30から「BS11」にて再放送もスタート。『翠星のガルガンティア』は、2013年4月~6月に放送されたオリジナルアニメーション作品。戦士として生きてきたレドと愛機チェインバーが未知の惑星・地球に到達。そこでガルガンティア船団に助けられた彼らが、ヒロインのエイミーを通じ、文化の違いに触れたり、人間らしさを取り戻していく様を描いている。(C)オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会(C)GAINAX・中島かずき/アニプレックス・KDE-J・テレビ東京・電通(C)GAINAX・中島かずき/劇場版グレンラガン製作委員会(C)賀東招二・四季童子/陣代高校生徒会(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners(C)賀東招二・四季童子/ミスリル(C)カラー(C)サンライズ(C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C)2006-2008 CLAMP・ST(C)XEBEC・フライングドッグ/創通(C)SHOJI KAWAMORI, SATELIGHT/Project AQUARION EVOL(C)創通・サンライズ(C)BANDAIVISUAL・FlyingDog・GAINAX(C)光プロダクション・TMS(C)藤原忍/ダンクーガノヴァ製作委員会(C)1983 ビックウエスト・TMS(C)1994,1997 ビックウエスト(C)2009,2011 ビックウエスト/劇場版マクロスF製作委員会(C)1998 賀東招二・四季童子/KADOKAWA 富士見書房・刊(C)1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会(C)2009 永井豪/ダイナミック企画・くろがね屋(C)2003 GAINAX/TOP2委員会(C)2004 河森正治・サテライト/Project AQUARION(C)オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会
2014年12月19日ディズニー・アニメーションの最新作『ベイマックス』が明日12月20日(土)に公開され、少々静かな幕開けだった今年の正月映画シーズンもようやく本格的な盛り上がりを見せるはず。愛らしい癒し系の“フワぷに”キャラが『アナ雪』同様、日本を席巻するか注目だ。同作は架空の都市・サンフランソウキョウに暮らす14歳のヒロが、亡き兄が開発したケア・ロボット“ベイマックス”との交流を通して、心の再生をとげる感動ファンタジーだ。舞台となる都市や主人公の名前から分かるように、日本文化へのオマージュが捧げられた。コンビ監督のひとりであるクリス・ウィリアムズは、ベイマックスのデザインや主人公との関係性について、宮崎駿監督の『となりのトトロ』に影響を受けたと公言している。まるで包み込まれるようなキャラクターの魅力に加えて、兄の死に隠された巨大な陰謀と立ち向かうというヒーローアクションとしての力強さも兼ね備える。意外性に富んだシナリオも出色で、主人公がベイマックスを通して、亡兄との絆を再確認するクライマックスまで目が離せない。初夏からの徹底的な長期PRも奏功し、関係者によると劇場前売り券の売り上げは『アナ雪』を超える勢い。まさに“正月映画の大本命”にふさわしい一作だ。そんな『ベイマックス』と同日公開されるのが、子どもたちに大人気のゲームを初めてアニメ映画化した『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』。妖怪ウォッチと言えば、すでにゲームの枠を超えたメディア展開で社会現象を巻き起こしているが、驚くべきは劇場前売り券の売り上げ枚数。なんと100万枚を超えており(12月14日時点)、これは東宝の配給映画史上で最多!早くも来年公開の映画第2弾も決定し、その勢いは天井知らず。「日経トレンディ」(日経BP社)が発表した「2014年ヒット商品ベスト30」では、1位に映画『アナと雪の女王』、2位に「妖怪ウォッチ」が輝いた。この冬劇場で繰り広げられるベイマックスと人気キャラ・ジバニャンの“必然的”な直接対決。軍配はどちらにあがるのか?(text:Ryo Uchida)■関連作品:ベイマックス 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 Disney. All Rights Reserved.映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン! 2014年12月20日より全国東宝系にて公開(C) LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト2014
2014年12月19日STMicroelectronics(ST)は12月19日、Comauと、STの制御用IC、スマートパワー製品、センサなどの製品を対象とした次世代ロボットの開発で協力すると発表した。両社は2006年からさまざまな製品の開発で協力している。最近ではComauの最新型ロボット「Racer」がミュンヘンで開催されたElectronicaのSTブースに展示されており、今回、次世代ロボットの開発に向けて協力関係が強化された。STとComauは専任チームを編成し、電力効率の最大化を向上させるアクチュエーターとセンサーの研究に注力してしているとのことで、最終的には、ロボットにセンシング技術を実装するため、STのMEMS技術を利用した新しい手法を開発することを目指すという。
2014年12月19日