ロマン・ポランスキーの次回作に、エヴァ・グリーンが出演することがわかった。ポランスキーの妻エマニュエル・セニエも出演する。その他の情報心理スリラーで、タイトルは『Based on a True Story』。ある女性ライター(セニエ)に執着をもつ女性(グリーン)が現れ、危険な状態へと追い詰められていくという物語らしい。脚本は、ポランスキーとオリヴィエ・アサイヤスが共同執筆する。撮影はパリで11月にスタート予定。ポランスキーの最近作は、2013年のカンヌ映画祭でお披露目された『毛皮のヴィーナス』。主演はセニエ。アサイヤスの最近作は、今年のカンヌ映画祭で上映された『Personal Shoppers』。グリーンの最近作は、今月末北米公開されるティム・バートン監督作『ミス・ペレグリンズ・ホーム・フォー・ペキュリアー・チルドレン(原題)』。文:猿渡由紀
2016年09月17日昭和時代に人気だった、セックスを描いた映画の数々。その筆頭が、日活ロマンポルノと呼ばれるレーベル。いま映画界で活躍している名監督たちが、新作のロマンポルノの制作に挑戦し、今冬から新宿武蔵野館ほか劇場で公開する「日活ロマンポルノ リブートプロジェクト」が始動。その中の一作を撮り下ろしたのが塩田明彦監督。「初めて日活ロマンポルノを観たのは大学を入学して間もない頃。煙草を吹かす観客がいるシュールな劇場で、紫の煙の向こうに女性たちの肌色が躍るという、素敵な体験をしました。ロマンポルノの魅力は、俳優たちの肉体と存在感だけを武器に、人生の全てをいかに描き出すか、その一点にあります。特に、今回リブートにあたり僕がオマー『恋人たちは濡れた』は、俳優たちの肉体とその動きが映画に奇跡の一瞬をもたらすことを、僕に教えてくれた名作。今回の企画は、世の中にこれほど名誉あるオファーはあるだろうかというのが、偽らざる気持ちでした。僕が手にした2人の役者が肉体をぶつけ、絡ませた結果、リアルでありながらどこかおとぎ話のような映画が完成しました。現代の女性たちにもこの映画を通じて“生きる歓び”を感じてもらえると思います」他にも、『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督、『ヒミズ』の園子温監督、『リング』の中田秀夫監督、『ピンクとグレー』の行定勲監督らがメガホンを握る。詳細は公式サイトで。www.nikkatsu-romanporno.com≪そもそもロマンポルノって?≫'60年代後半から、日本ではセックス描写が中心の“ピンク映画”が人気に。その中で'71年に日活が、「日活ロマンポルノ」をスタート。低予算の成人映画である一方、“絡みを10分に1回入れること”“上映時間は70分程度に収める”など、一定のルールさえ守れば比較的自由に制作できる側面があり、その自由さに惹かれた新進気鋭の監督がこぞって参加した。映像、内容ともに斬新な作品が多く、当時の若者の知的好奇心を刺激し、一大ムーブメントに。後の日本アカデミー賞受賞監督も輩出した。女優たちのコケティッシュな色気と自由な空気感は、いま観ても新鮮。映画の本編はオールカラー。◇しおた・あきひこ映画監督。宮﨑あおい主演作『害虫』で、ナント三大陸映画祭審査員特別賞・主演女優賞を獲得。近作に錦戸亮と北川景子出演作『抱きしめたい』など。◇『風に濡れた女』塩田明彦監督作品。高介(永岡佑)の前に奔放な女・汐里(間宮夕貴)が現れ、濡れた肢体で一晩泊めてくれと言い…。今年のロカルノ映画祭のコンペティション部門へ正式招待された話題作。(C)2016日活◇『恋人たちは濡れた』浮遊感、倦怠感を切り取った神代初期ロマンポルノの傑作。主演・中川梨絵のファッションも見どころ。海辺の寂れた町の、3人の男女の青春物語。(C)日活◇『白い指の戯れ』普通の女の子がスリの仲間に。'70 年代当時の渋谷、新宿の風景も魅力。1972 年公開作品。『あぶない刑事』などで知られる村川透のデビュー作。(C)日活◇『秘色情めす市場』大阪の西成を舞台にした、売春婦の母と娘の物語。シリーズを代表する女優・芹明香と宮下順子の演技が光る名作。1974年公開作品。(C)日活◇リバイバル上映は常に大人気!'12 年には、日活の創立100年を記念し、特集上映(写真)が行われ、大盛況。今も世界各国で回顧上映が行われるなど、根強い人気がある。※『anan』2016年8月17・24日号より。
2016年08月18日妻夫木聡×満島ひかりのタッグで、ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎の直木賞候補作を映画化した石川慶監督作品『愚行録』が、8月31日(現地時間)より開催される第73回ベネチア国際映画祭にて、ワールドプレミア作品を集めたオリゾンティ・コンペティション部門の正式上映作品に決定。由緒ある映画祭で、世界に向け初お披露目されることが分かった。エリートサラリーマン、その妻、そして1人の子どもが何者かによって惨殺された。犯人不明のまま、世間を騒然とさせた一家殺人事件から1年。週刊誌記者の田中(妻夫木聡)は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。だが、関係者のインタビューを通してあぶり出されるのは、理想的な夫婦の外見からはかけ離れた実像。そして次第に浮かび上がってくる事件の真相とは…。これまで、園子温監督『冷たい熱帯魚』『地獄でなぜ悪い』や、西島秀俊主演作『CUT』(アミール・ナデリ監督)、加瀬亮主演『自由が丘で』(ホン・サンス監督)などが出品され、塚本晋也監督『KOTOKO』がグランプリを受賞するなど、日本関係作品が高い評価を受けてきたベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門。主に長編デビュー作や、革新的、独創的な若手作家・独立系作家の監督作品に焦点を当てる部門としては世界最高峰の1つに数えられている。そこでワールドプレミア上映されることになった本作。第135回直木賞候補作に選出された著者・貫井氏渾身の原作を映像化するのは、ロマン・ポランスキーを輩出したポーランド国立映画大学で演出を学び、本作で長編映画デビューを果たす石川慶監督。脚本は、『マイ・バック・ページ』『聖の青春』などで注目を集めている向井康介が務める。主人公の記者・田中を演じるのは、日本アカデミー賞を受賞した『悪人』の李相日監督作『怒り』も待機している妻夫木さん。田中の妹・光子役には、映画・テレビで幅広く活躍し、『ONE PIECE FILM GOLD』では声優を務める満島ひかり。また、共演には小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和、濱田マリと平田満ほか、人気実力派俳優たちが集結する。石川監督とっては、カンヌ、ベルリンと並び世界三大映画祭であるベネチアで世界デビューを果たす快挙。本映画祭への出品決定を受け、監督や原作者の貫井氏からもコメントが到着。さらに、一家惨殺事件の真相を追う週刊誌記者・田中に扮した妻夫木さんが、意味深な目線を向ける初の劇中写真も解禁となっている。予想を覆す展開に衝撃が走る超傑作ミステリー群像劇に、世界がどんな反応をするのか、引き続き注目していて。<コメント>■貫井徳郎(原作者)試写を観たとき、これは世界で勝負できる作品だろうと直感しました。だから今回のベネチア国際映画祭への出品は、まったく驚きではありませんでした。世界でどのように評価されるのか、いまはただただ楽しみです。■石川慶(監督)いろいろな人に支えられながら、必死で撮りあげた『愚行録』が、憧れのベネチア国際映画際に選出され、その舞台で長編監督としてのスタートを切れる自分は、ほんとうに幸せ者だと思うと同時に、背筋が伸びる思いでいます。支えてくれた素晴らしいキャスト、スタッフに感謝しかありません。そして、願わくば皆の思いがベネチアの観客に届きますように。■加倉井誠人(プロデューサー)『愚行録』がその質の高さを評価されまして先ずは海外の地で披露される事を光栄に思っております。この冒険心あふれるミステリー作品が新たなる力を蓄えまして、しっかりと日本のお客様にお届けできればと願っております。『愚行録』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月28日公開中の『家族はつらいよ』ほか『殿、利息でござる!』『怒り』も控える妻夫木聡と、“月9”ドラマ「いつ恋」の印象的なゲスト出演や黒柳徹子を演じる4月放送のNHK土曜ドラマ「トットてれび」などの満島ひかりが、作家・貫井徳郎による直木賞候補作の傑作ミステリー「愚行録」の映画化に出演!オフィス北野が企画・制作を務め、2017年にワーナー・ブラザース映画/オフィス北野の共同配給にて公開されることが決まった。エリートサラリーマン、その妻、そして1人の子どもが何者かによって惨殺された。犯人不明のまま、世間を騒然とさせた一家殺人事件から1年。週刊誌の記者をしている田中(妻夫木聡)が改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。関係者のインタビューを通してあぶり出されるのは、理想的な夫婦の外見からはかけ離れた実像。そして、次第に浮かび上がってくる事件の真相とは――。原作は、デビュー作「慟哭」で脚光を浴び、「乱反射」で第63回日本推理協会賞を受賞、「後悔と真実の色」で第23回山本周五郎賞を受賞した貫井徳郎のミステリー小説。第135回直木賞候補作にも選出された著者渾身の原作を映像化するのは、東北大学物理学科出身、ロマン・ポランスキーを輩出したポーランド国立映画大学で演出を学んだ異色の新鋭監督・石川慶。これまで短編作品を中心に活動しており、日本とポーランドの合作長編企画『BABY』はプチョン国際映画祭企画マーケットでグランプリにあたるプチョン賞を受賞、本作で満を持しての長編監督デビューを果たす。また、脚本を『マイ・バック・ページ』『松ヶ根乱射事件』などの向井康介が務めている。主人公の事件の真相に迫る週刊誌記者・田中には、李相日監督作『悪人』で第34回日本アカデミー賞「主演男優賞」を受賞し、いまや日本映画界に欠かせない俳優となった妻夫木さん。そして、田中の妹・光子役には、園子温監督の『愛のむきだし』以後も活躍し、先日は『駆込み女と駆出し男』で第39回日本アカデミー賞「優秀助演女優賞」を受賞、いまや海外映画祭でも評価を集める満島さん。妻夫木さんとは『悪人』やドラマ「若者たち2014」などで共演しており、お互いに深い信頼を寄せている様子だ。人間関係における秘められた羨望、嫉妬や駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の“愚行”が複雑に絡み合う本作。あなたの人間性が極限まで試される戦慄の群像ミステリーに期待していて。<以下、コメント>■妻夫木聡人間は愚かな生き物なのだ、ということにこんなにも真正面からぶつかった作品はなかなかありません。僕たちはこの泥沼に浸かることに決めました。追い込まれて、追い込まれて出た最後の命の一滴を最後まで見つめていただければ幸いです。何度も共演させて頂いていますが、その都度、役に全力投球してきてくれる満島ひかりという女優が僕は大好きです。全力で受け止め全力で返していければいいなと考えています。愚かさを追求すること自体、愚かな行為だと思います。ですが、この映画に期待せずにはいられないこの想いこそ、人の業というべきものか。足を踏み入れてはいけないとわかっていつつも僕はこの作品と一緒に前進したいと思っています。■満島ひかり好んでやりたいと思う役柄ではありませんが、育った環境の中で生まれてしまった独特の愛について、存在についてを、いままでと違った風に問いかけられる予感がして、参加しようと決めました。切ないきもちが押し寄せてきて、涙してしまうこともありますが、同情なんかせずに、リラックスしてやりたいです。ほんとうの兄のように慕っている妻夫木さんがいるので、とても安心です。新しい挑戦を一緒にやれる幸せも感じます。石川監督には、ココロのままに映画を作って欲しいです。監督が嬉しくなるような芝居ができたらなぁと、誠実な姿を見ていて思っています。■原作:貫井徳郎「愚行録」を映画に、というお話をいただいたのは、かなり意外でした。内容的にも構成的にも、映像化に向いていない作品だと認識していたからです。ところがプロデューサーと監督の熱意により、映画化が実現しました。それだけでも驚きなのに、妻夫木聡さん、満島ひかりさんという当代きっての人気と実力を兼ね備えた役者さんに演じていただけることになり、望外の幸せを味わっています。願わくは、この映画をご覧になった皆様の胸に、抜けない棘が深く刺さっておりますことを。■監督:石川慶複雑に入り組んだプロット、一筋縄ではいかない登場人物たち、そして全体を貫く重厚なテーマ。「こういう映画が見たい」と常々思っていたものが全部詰まっている作品です。妻夫木さん、満島さんらの繊細な芝居と、この作品のために集まってくれた最高のスタッフたちとの間に、どんな化学反応が起こるのか、規格外の映画になる予感がしています。『愚行録』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月17日13年度「カンヌ国際映画祭」の特別招待作品となった映画『ウィークエンド・チャンピオン~モンテカルロ1971』が、7月18日より渋谷シアター・イメージフォーラムにて上映される。本作は71年、当時モーターレースの大ファンとして知られ多くのF1ドライバーとの交流があった、『戦場のピアニスト』などで知られる映画監督ロマン・ポランスキー(Roman Polanski)が、友人であり世界チャンピオンのジャキー・スチュワート(Jackie Stewart)と共に、F1最大のビッグイベントであるモナコ・グランプリの週末を共に過ごしたことから、1本の映画として昇華された作品。作品中では、華やかなレースウィークや世界一のドライバーの魅力も去ることながら、70年代当時のモンテカルロの洒落た街並みや、モナコを満喫する女性たちのファッションも見どころのひとつ。特に、70年代ファッションのリバイバルが一大トレンドとして掲げられる今シーズン、当時のリアルなファッションを今年のトレンドと絡めてご紹介。まず注目すべきは、ジャッキーの妻であるヘレンや劇中登場する人物に見られる「モノトーン」を基調としたコーディネート。全身を“白”で統一するオールホワイトのコーディネートが流する今年、ぜひ押さえておきたいトレンドのひとつだ。また、70年代ファッションに欠かせないモチーフといえば「花柄」。平和と自由を訴えたフラワーチルドレン調が流行した当時、作品の中では、ジャッキーの妻がモナコ・グランプリ後のパーティーにて大振りの花柄ワンピースを身に纏った姿が印象的だ。さらに、ヘレンが被っている「つば広帽」も、最近注目を集めているアイテムのひとつ。劇中で披露されるスタイルのようにモノトーンでキメるのも良し、カジュアルなデニムに合わせるのも良し、ボヘミアンなワンピースに合わせるのも良し、コーディネートをワンランク上のスタイルへと導く今年のマストハブアイテムだ。その他、スイムウェアにまで当時のトレンドが反映されている。今年は、体型をカバーするだけでなく日焼けからも身を守る露出を抑えた水着や、ハイウエストショーツが流行の兆しとあって、ビーチデビューする前に抑えておきたい。今年のトレンドの宝庫とも言える本作。今年世界のブランドが注目した70年代ファッションを、『ウィークエンド・チャンピオン~モンテカルロ1971』に倣い取り入れてみては。『ウィークエンド・チャンピオン~モンテカルロ1971』は7月18日に渋谷シアター・イメージフォーラムにてモーニング&レイトショー。
2015年07月13日ハリウッドの一流監督ダニー・ボイル、スティーヴン・ソダーバーグ、ウディ・アレン、リドリー・スコット、ロマン・ポランスキーら多くの巨匠たちの作品に出演する、イギリスが誇る名優ユアン・マクレガー。『トレインスポッティング』でヘロイン中毒の男を演じブレイクして以来、『スター・ウォーズ』シリーズのオビ・ワン=ケノービから、『ムーラン・ルージュ』のクリスチャンなど幅広い役をこなし、演劇とチャリティへの貢献が認められチャールズ皇太子から大英帝国勲章(OBE)を授与されるなど、公私ともに尊敬される人格者である彼の素顔に迫った。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』では、ジョニー演じるモルデカイの大学の同窓生でポエムが得意な刑事・マーランド役を好演しているが、彼はグウィネス・パルトロウ扮するモルデカイの妻・ジョアンナにゾッコン。「大学時代に恋に落ちてから大人になっても一方的に愛し続けてる。ロマンチストだよ」と笑顔を見せながら自身の役柄を語るユアン。また、本作ではジョニーと初共演!これにはイギリスの名優も興奮したようで「ずっと共演したかった!」と熱くなる。「共演はすごく楽しかった、彼にがっかりすることなんてなかったよ。彼の演技で大いに笑わされた。ジョニーは最高の俳優だよ。(人としても)寛大で面白い人だし、一緒に楽しい時を過ごしたよ」と大絶賛した。本作の演技プランも綿密に作り上げたようで、「この役で大切なのはトーンだと思う。茶番劇になりすぎると観客は離れてしまう。すごく微妙なラインなんだ。だからギリギリまでコメディー色を押し広げるけど、広げすぎないことが難しかった。さもないとただのバカげた映画になってしまう。バカげていたとしても、それなりの理由でバカげた物にしないといけない。何よりジョニーやグウィネスと演技すれば、コメディーのトーンや雰囲気はすぐに分かる」と、いかにも彼らしい。さらに、イギリス人の彼が関心したのは、主要キャストと監督の技量だという。「監督もジョニーもグウィネスもジェフ・ゴールドブラムもアメリカ人なのに、作品はイギリスの感じがすごくある。(この映画の)舞台はイギリスしか考えられない。アメリカじゃだめなんだ。すごく面白くて、本当にイギリスっぽいコメディーだよ」と大満足の作品となった様子。仕事に真面目、いつも笑顔で謙虚な印象がある彼は、ミニシアター系からハリウッド大作まで出演オファーが絶えず、映画関係者や老若男女のファンに愛され続けている。そんなユアンは『スター・ウォーズ』新シリーズ、うわさに上がる『トレインスポッティング』の続編など、次回作出演のうわさをメディアが書立てるが彼自身はクールだ。「(『スター・ウォーズ』は)まだ、オファーされないから分からないよ。でも、新シリーズの時代のストーリーではオビ=ワンは死んでるはずだよ(笑)。いつかはオビ=ワン・ケノービの1人で過ごした荒れ地での生活(エピソード3と4の間)を作りたいんだ。良いストーリーになると思うよ」と、質問に嫌な顔1つせず、楽しそうに答える。愛妻家で明るい性格、チャリティにも積極的、家族も大事にする彼に趣味を訊ねると「いまでもバイクが大好きだよ(笑)。毎日乗ってるし、何台も持ってる。70年初期からのモト・グッツィ(イタリアのバイク)をずっとコレクションしてる。夢中になりすぎてるから、そのうち心理学者が僕を研究に来るかもね(笑)。子どもと一緒じゃないときの移動は、必ずバイクだね。いまは予定はないけど、南アメリカを縦断するのが夢なんだ。いつかやるよ」と語った。最後に、「今作で久々に再共演したグウィネス(ジョアンナ役)とのシーンはすごく面白いよ。ジョニー(チャーリー・モルデカイ役)がアメリカへ行った後の自宅での軽く誘惑されるシーンは楽しかったね」と印象的なシーンを話すユアン。彼自身も、真面目に、そして楽しんで撮影した『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』。この作品で、名優の新たな一面を見られるだろう。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』はTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年02月09日鬼才ロマン・ポランスキー監督の最新作として12月20日(土)より日本でも公開になる『毛皮のヴィーナス』。このほど本作から、圧倒的な存在感で “渋メン”マチュー・アマルリック演じる舞台演出家を翻弄する、謎の女優ワンダ役のエマニュエル・セニエの本編映像が解禁。思うがままに男を操る、“小悪魔”のような官能のシーンがお披露目された。『戦場のピアニスト』 『ゴーストライター』などで知られるポランスキー監督が80才にして挑んだ本作は、「マゾヒズム」の語源となったマゾッホによる自伝的長編小説「毛皮を着たヴィーナス」に着想を得て書かれた戯曲の映画化。フランスを代表する実力派女優にしてポランスキーの妻、エマニュエル・セニエが、舞台「毛皮のヴィーナス」のオーディションにやってきた謎の女優ワンダを、さらに『007/慰めの報酬』『グランド・ブダペスト・ホテル』『ジミーとジョルジュ 心の欠片(かけら)を探して』など、カメレオン俳優として知られるマチュー・アマルリックが、ワンダに翻弄される演出家トマ役を演じ、圧巻の掛け合いで全編を引っ張っていく。今回到着した特別映像は、舞台「毛皮のヴィーナス」のオーディションに遅れてやってきた舞台のヒロインと同じ名前の謎の女優ワンダが、突如身につけていたドレスを脱ぎ、下着姿になるシーンからスタート。ワンダは、トマに「官能的に」という指示付きで、毛皮に見立てたマフラーを纏わせる。あやしくもスリリングなやりとりが繰り返されるうち、次第にトマは役を超えて、ワンダに身も心も、支配されることに心酔していくのだが…。遅れてきた上、厚かましい態度でオーディションを懇願するワンダに、最初はあきれながらも渋々付き合うことになったトマだが、いつのまにか彼女のペースに引き込まれ、主導権は彼女の手に。次第に彼女に言われるがまま、されるがまま、振る舞い出してしまう。いくつもの顔を見せるワンダはいったい何者なのか?彼女の本当の目的とは?トマのみならず、観客をも巻き込む全く新しい誘惑のサスペンス。“小悪魔になりたい”女子必見のワンダの魅力を、まずはこちらからご覧あれ。『毛皮のヴィーナス』は12月20日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:毛皮のヴィーナス毛皮のヴィーナス(2013) 2014年12月20日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2013R.P. PRODUCTIONS – MONOLITH FILMS
2014年12月12日『チャイナタウン』『戦場のピアニスト』など数々の名作を手がけてきたロマン・ポランスキー監督の最新作『毛皮のヴィーナス』が20日(土)から公開になる。本作は舞台女優と演出家の官能的な駆け引きをじっくりと描いた作品で、女優の岩下志麻をはじめ、夏木マリ、佐野史郎ら多くの俳優たちが作品を絶賛している。その他の写真本作は、“マゾヒズム”の語源になったマゾッホの自伝的小説に着想を得て書かれた戯曲を映画化したもの。自信家で傲慢な演出家と、舞台のオーディションに遅刻してきた無名の女優ワンダの関係がオーディションを通して逆転していく過程を通して、男と女の秘められた欲望を描き出していくサスペンスだ。本作を公開前に観賞した岩下志麻は「こんなにも妖しく官能的な映画を創った80才のポランスキー監督に脱帽!!」と感想を寄せ、夏木マリは「ポランスキー様 オープニングから殺されました 物語と現実 男と女を行ったりきたりしながらの演出に笑わせていただき忘れていた感情を遊ばせていただきました 感じるエンディングも最高です」と絶賛。原作になった舞台でワンダを演じた中越典子は「愛おしきワンダにまた会いたくてたまらない」とコメントしている。また、本作の予告編のナレーターも務めた三上博史は「役者として、ワクワクしながら覗き見の感覚でした」と言い、佐野史郎は「これまでのロマンの世界を凝縮したかのような今作にまさに倒錯した官能を覚えた」と本作を評する。ポランスキーの妻でもあるエマニュエル・セニエと、フランス映画界が誇る名優マチュー・アマルリックの濃密な掛け合いは、すでに高く評価されているが、日本の俳優たちも本作が描き出す世界に魅了されたようだ。『毛皮のヴィーナス』12月20日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開
2014年12月03日11月22日は、いい夫婦(い・い・ふう・ふ)の日。そして本日、11月20日は、1・1・2・0(い・い・2=フ・0=ワー)、“いいファー”の日ということで、鬼才ロマン・ポランスキー監督が贈る最新作『毛皮のヴィーナス』から、毛皮にまつわる新たな場面写真がいち早くシネマカフェに到着。ポランスキー監督の妻で、存在感たっぷりに“主演女優”を演じたエマニュエル・セニエが、マフラーを毛皮に見立て艶やかに纏い、妖しいセクシーさを放っていることが分かった。本作は、“マゾヒズム”の語源となったマゾッホによる伝説の自伝的長編小説「毛皮を着たヴィーナス」に着想を得て書かれた戯曲を、次々と話題作を提供するポランスキー監督映画化。とある舞台の稽古で、ワンダがひとたび台詞の読み合わせを始めると、演出家のトマはすぐに惹きつけられ、二人の芝居は次第に熱を帯びてゆくように。次第にトマは役を超え、ワンダの元へ膝間づき、彼女に身も心も支配されることに心酔していくのだが…。圧倒的な存在感を放つ女優ワンダを演じるのは、実力派女優にしてポランスキーの妻である、エマニュエル・セニエ。また、ワンダに翻弄される演出家トマ役を、カメレオン俳優マチュー・アマルリックが演じ、圧巻の掛け合いを魅せている。劇中で、ワンダがトマに着せる古着のジャケットは、実は小説の設定そのものビンテージもの。この不可思議な一致は“何か”を予感させ、めまぐるしく展開する物語と謎めいた彼女に観客も巻き込まれていく。なお、“使っていた人物の人となりが伝わる品物を扱う”というコンセプトのもと、セレクトリサイクルショップとして注目を集めている「PASS THE BATON」とのスペシャルコラボも実現。本日11月20日~12月28日までに、毛皮のアイテム(ファーアイテム)を出品&購入すれば、本作のオリジナル特典をプレゼント。また、コラボ限定のペイントオーバーバッグが12月12日(金)より発売されるという。マフラーが毛皮に見立てながら、演出家のみならず、観る者すべてを妖しい世界へと誘っていくエマニュエル・セニエの姿に、あなたも魅了されてみて。『毛皮のヴィーナス』は12月20日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:毛皮のヴィーナス
2014年11月20日「プラダ(PRADA)」は、ブランドの世界観を表現した展覧会「プラダスフィア展」を開催する。場所は香港のフェリー・ターミナル4の最上階。期間は11月19日から12月5日まで。入場無料。本展は2014年5月にロンドンで初公開されたもの。過去30年間のコレクションから厳選された60以上のルックや希少なアーカイブ所蔵品を展示。その他、広告キャンペーンやスペシャルプロジェクトの年表など、500点を超える画像や映像も公開する。また、ロマン・ポランスキーやウェス・アンダーソンら映画監督とのコラボフィルムや、、レム・コールハースやヘルツォーク&ド・ムーロンによる建築プロジェクトについての展示も行われる。プラダのインスピレーション源やこだわり、手法を辿る内容だ。
2014年11月07日アリエル・ドーフマンの心理サスペンス劇『死と乙女』が大空祐飛、風間杜夫の出演で、2015年3月19日(木)より、東京・シアタークリエで上演されることが決まった。作品はローレンス・オリヴィエ賞 最優秀戯曲賞に輝いたドーフマンの傑作戯曲で、1994年ロマン・ポランスキー監督により映画化もされている。チリの独裁政権崩壊後が舞台。かつて学生運動に加わり過酷な拷問を受けた女が、偶然にも自分を蹂躙した男と再会する。被害者と加害者、そして被害者の夫。シューベルトの名曲『死と乙女』をモチーフに、3人の男女が密室で火花の散るような葛藤を繰り広げる。演出は新進気鋭の谷賢一。公演は2015年3月19日(木)から28日(土)まで。チケットの一般発売は12月13日(土)より。
2014年11月04日『戦場のピアニスト』『ゴーストライター』『おとなのけんか』など、大作からアート系作品まで手掛け、数々の賞に輝く鬼才ロマン・ポランスキー監督の最新作『毛皮のヴィーナス』。本作に主演するフランスを代表するカメレオン役者、マチュー・アマルリック(49才)を始め、いま欧米でも40オーバーの実力派オジサマ俳優たちが続々と席巻中だ。年齢を重ね、世の荒波にもまれながら酸いも甘いも噛み分ける男たちは、いまや“渋メン”、“熟男”、あるいは20代の女性からは“倍以上男子”なる言葉でもてはやされ、雑誌やテレビでは数多くの特集が組まれている。熱い視線を浴びる、そんなアラフォー世代の“渋メン”に注目してみた。まず、11月14日公開『6才のボクが、大人になるまで。』でイーサン・ホーク(43才)は、18年におよぶ恋愛映画『ビフォア』シリーズのリチャード・リンクレイター監督と再タッグ。今回は12年間、同じキャストで1つの家族を演じ、イーサンは主人公の少年の母親とは離婚したものの、子どもたちの成長を温かく見守る父親を好演している。また、12月13日より全米に先駆けて公開となる『ホビット 決戦のゆくえ』で主役を務める個性派英国俳優マーティン・フリーマンも、今年43才。「Sherlock/シャーロック」のジョン・ワトソン役で一躍人気者になった彼が演じるビルボ・バギンズも、シリーズ最終章となる本作でいよいよ見納めとなる。そして、フランスが誇る渋メンといえば、マチュー・アマルリックだ。現在開催中の第27回東京国際映画祭コンペティション作品『来るべき日々』にも出演。さらに12月公開の『毛皮のヴィーナス』では、オーディションへ遅れて現れた無名の女優ワンダ(エマニュエル・セニエ)に翻弄されていく演出家トマ役を演じている。物語が目まぐるしく展開しながら、この2人の圧巻の掛け合いで妖しくもセンセーショナルな世界が繰り広げられる本作は、観客を徐々に巻き込んでいく全く新しいタイプの誘惑サスペンスだ。ポランスキー監督から本作出演のオファーを受けたときのことを、マチューは「夢?それ以上だよ!」と高揚しながらふり返っている。「ロマンは、僕が最初に刺激を受け、映画の世界 に入りたいと思わせてくれた人物のひとりなんだ。幸運にも、ちょうどアルノー・デプレシャン監督の新作に出演したところだったから、幾分、記憶力の訓練をしていた。おかげで意外と早く台本を覚えられたんだ」。一方、ポランスキー監督は、マチューについて「彼は素晴らしい俳優だ。天賦の才があり、知的で、ちょうどいい年齢でもある。この役を成功させるために必要な全てが揃っている!」とその齢と渋さを評価。「これほど繊細に、彼のような演技ができる俳優は、ほとんどいなかっただろう」と絶賛し、主演俳優と監督の相思相愛ぶりを伺わせている。さらに、デプレシャン監督と組んだ『ジミーとジョルジュ 心の欠片(かけら)を探して』も、日本公開が2015年1月に決定。こちらも、“渋メン”の演技派ベニチオ・デル・トロ(47才)が心に傷を負う男ジミーを、マチューが彼を診ることになる精神分析医ジョルジュを演じ、大人の演技合戦を繰り広げている。そんなマチューを始めとする、作品ごとに様々な顔を見せる “渋メン”の男たちに注目してみて。『毛皮のヴィーナス』は12月20日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:毛皮のヴィーナス
2014年10月30日『スパニッシュ・アパートメント』(’01)、『ロシアン・ドールズ』(’05)に続く、ロマン・デュリス主演、セドリック・クラピッシュ監督の“青春三部作”の完結編『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』(12月公開)。このたび、その待望の予告編が解禁となった。スペインのバルセロナを舞台に、フランス人のグザヴィエ(ロマン・デュリス)が、ヨーロッパ各国から集まった若者たちと共同生活を送る姿を描いた『スパニッシュ・アパートメント』。社会人となったものの足元が定まらず、公私共に悩みが尽きない30代を描いた『ロシアン・ドールズ』。そして、10年後、40歳となっても人生設計がズレまくりの、相変わらずのグザヴィエの悪戦苦闘ぶりを描くのが『ニューヨークの巴里夫』だ。同世代の観客の心を射止めて大ヒットした人気シリーズ、クラピッシュ監督“青春三部作”が、本作でついに完結する。前作『ロシアン・ドールズ』では、元カノのマルティーヌ(オドレイ・トトゥ)や、さまざまな女性の間を行ったりきたりしながらも、最終的には、元・留学生仲間のウェンディ(ケリー・ライリー)とハッピーエンドを迎えたグザヴィエ。子どもも生まれて、さすがに腰を落ち着けて、幸せに暮らしているのかと思いきや…。今回公開された予告編は、なんとウェンディに「好きな人ができた」とバッサリと振られるところから始まる。そしてニューヨークにいる男性の元へ行ってしまったウェンディを、やっぱり追いかけてしまうグザヴィエ。さらに、またしてもニューヨークで元カノのマルティーヌに遭遇。さらにはレズビアンの出産を手伝ったことを告白したりと、またまた、ひと騒動起きそうな予感…。完結編となる本作にも、シリーズ主要キャストが再集結。主演のグザヴィエを演じるのは、クラピッシュに発掘されて『青春シンドローム』(’94)で映画界入りして以来、クラピッシュ作品常連となったロマン・デュリス。いまではフランス映画界を代表する俳優に成長した。グザヴィエの元カノ、マルティーヌは、『アメリ』のオドレイ・トトゥ。2013年には『ムード・インディゴ うたかたの日々』でもロマンと共演している。ほかにも、このシリーズの出演をきっかけにブレイクした、ケリー・ライリー(『プライドと偏見』、『シャーロック・ホームズ』)、セシル・ドゥ・フランス(『ヒア アフター』)も登場し、1作目から成長した部分と変わらない部分を見せ、大いにファンを喜ばせてくれること間違いない。まずは予告編で憎めない“ダメンズ”、グザヴィエの奮闘ぶりをご覧あれ。『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』は12月よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月30日夏の荒れた肌をうるおいでみたす入浴剤と入浴液アース製薬は、夏の入浴剤「バスロマン クールタイプ」シリーズから、荒れたお肌にうるおいを与え、すこやかに保つスキンケア発想の「バスロマン スキンケアクール」を、また、素肌の乾燥に着目した保湿入浴液「ウルモア」シリーズからは、夏の乾燥肌ケアに、みずみずしさとやわらかさを兼ね備えた「保湿入浴液 ウルモア クール ピンクグレープフルーツ&フラワーミントの香り」を、3月1日より発売する。*画像はニュースリリースよりビタミンC・ヒアルロン酸が肌をうるおす「バスロマン」「バスロマン スキンケアクール」は、夏の荒れた肌に、うるおいを与え、天然エッセンス配合の香りが気分を穏やかにしてくれる薬用入浴剤。保湿成分ビタミンC・ヒアルロン酸の働きで、失われた水分を補い、荒れた肌にうるおいを与え、すこやかに保つ。炭酸水素ナトリウム(重曹)が湯上り後のお肌をさっぱり爽快に。天然エッセンスを配合したふんわりと水面に浮かぶみずみずしいミックスフラワーの香り。「保湿入浴液 ウルモア」は、素肌の「乾燥」に着目した保湿入浴液。赤ちゃんから高齢者まで、かさかさ、ムズムズの乾燥肌に悩むすべての素肌をやさしく包み込み、しっとり、すべすべに導くという。肌のための4つの保湿成分 (ビタミンC誘導体、コラーゲン、吸着型ヒアルロン酸、セラミド) が角質層に浸透。うるおいベール成分 (ポリクオタニウム-10) が全身の肌をコートし、保湿成分を角質層から逃さない。新発売は、ピンクグレープフルーツ&フラワーミントの香り。元の記事を読む
2013年02月28日夏の荒れた肌をうるおいでみたす入浴剤と入浴液アース製薬は、夏の入浴剤「バスロマン クールタイプ」シリーズから、荒れたお肌にうるおいを与え、すこやかに保つスキンケア発想の「バスロマン スキンケアクール」を、また、素肌の乾燥に着目した保湿入浴液「ウルモア」シリーズからは、夏の乾燥肌ケアに、みずみずしさとやわらかさを兼ね備えた「保湿入浴液 ウルモア クール ピンクグレープフルーツ&フラワーミントの香り」を、3月1日より発売する。*画像はニュースリリースよりビタミンC・ヒアルロン酸が肌をうるおす「バスロマン」「バスロマン スキンケアクール」は、夏の荒れた肌に、うるおいを与え、天然エッセンス配合の香りが気分を穏やかにしてくれる薬用入浴剤。保湿成分ビタミンC・ヒアルロン酸の働きで、失われた水分を補い、荒れた肌にうるおいを与え、すこやかに保つ。炭酸水素ナトリウム(重曹)が湯上り後のお肌をさっぱり爽快に。天然エッセンスを配合したふんわりと水面に浮かぶみずみずしいミックスフラワーの香り。「保湿入浴液 ウルモア」は、素肌の「乾燥」に着目した保湿入浴液。赤ちゃんから高齢者まで、かさかさ、ムズムズの乾燥肌に悩むすべての素肌をやさしく包み込み、しっとり、すべすべに導くという。肌のための4つの保湿成分 (ビタミンC誘導体、コラーゲン、吸着型ヒアルロン酸、セラミド) が角質層に浸透。うるおいベール成分 (ポリクオタニウム-10) が全身の肌をコートし、保湿成分を角質層から逃さない。新発売は、ピンクグレープフルーツ&フラワーミントの香り。▼外部リンクアース製薬ニュースリリース・「バスロマン スキンケアクール」・「保湿入浴液 ウルモア クール ピンクグレープフルーツ&フラワーミントの香り」【関連リンク】農家のおもてなし、新業態 農園カフェ&バル「Daichi & keats」(2月24日)実年齢よりずっと若く見える!?今話題の驚異のコスメとは?(2月17日)驚愕の事実が発覚!復活愛を叶える方法とは?(2月10日)元の記事を読む
2013年02月28日宮崎県の「宮交観光(宮崎交通旅行部)」では、「古事記」編さん1300周年の今年、「古事記編さん1300年記念バスツアー~神話ロマンを感じる旅~」を「日向・高千穂コース」と「宮崎・西都コース」の2つのプランで実施してきたが、2013年1月5日より「宮崎・西都コース」についてはリニューアルして、新たにスタートする。「宮崎・西都コース」は、宮崎の神話を再確認するためにその舞台であるみそぎ池、西都市・西都原の記紀の道、初代天皇である神武天皇縁の宮崎神宮を神話観光ボランティアがガイドするというもの。今回のリニューアルされたプランでは、観光内容はこれまで通り。料金も1,300円とこれまでと同じで、昼食付きとなる。昼食は西米良村の平成の桃源郷として知られる「おがわ作小屋」の「おがわ四季御膳」で、テレビなどでも紹介されたメニュー。また、昼食時には、西米良民話語り部による神話も楽しめる。なお、「日向・高千穂コース」については、これまで通り、神話観光ボランティアのガイドのもと、高千穂町と日向のお伊勢さんとして知られる「大御神社」などを巡る。高千穂町は宮崎を代表する観光地であり、ニニギノミコトが初めて地上に降り立った天孫降臨の地であるといわれる。また、アマテラスオオミカミの岩戸神話も伝えられる神話ゆかりの地だ。なお、同コースは片道での利用も可能で、片道の場合も料金は1,300円となる。いずれのコースも催行日は1月から3月までの土曜、日曜、祝日の予定。詳しくは宮交観光で確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日「“普通”じゃなくて、素晴らしい!」――これが、ユアン・マクレガーが今回挑戦した作品に対する彼の感想だ。サラリとシンプルだが、それだけに説得力がある言葉。そして、ユアンがその賛辞を送った映画『砂漠でサーモン・フィッシング』で彼が演じた役柄でも、『スター・ウォーズ』シリーズでのオビ=ワン・ケノービ役でも、巨匠ロマン・ポランスキー監督作『ゴーストライター』で演じたゴーストライター役でも、そこに佇む彼の姿は常に“普通じゃなくて、素晴らしい”。超大作からミニシアターまで縦横無尽に映画を渡り歩く俳優ユアン・マクレガーは、何を感じ、その俳優人生の一つの拠点として『砂漠でサーモン・フィッシング』へと立ち寄ったのだろうか?映画のオファーを受ける際には、彼なりの「脚本に惹かれなかったら監督が誰だろうと共演者が誰だろうと、自分自身がいい仕事なんてできない」という哲学が全てに優先すると語るユアン。もちろん、本作でも「まず脚本に惹かれたんだ」と明かす。本作で彼が演じるのは、シェイフという大富豪の発案で砂漠の国・イエメンに鮭を泳がせるという、とんでもないプロジェクトの顧問を任された冴えない水産学者・ジョーンズ。そんな冴えない男を、ユアンはこう分析する。「彼はとても成功している水産学者だ。でも、彼はとても幸せじゃないんだ。結婚生活が明らかにうまくいっていない(笑)。お互い仕事優先で一緒にいる時間もなし、人生にも満足してない。それで、小さい世界で生きてて、彼にとっては大事でも、一般的には興味を持たれない仕事、彼は多くの時間をレポート作成に費やしているんだ、魚が食べるトビケラのね(笑)。でも、この“砂漠でサーモン・フィッシング”プロジェクトが立ち上がって、彼の世界を広げていくことになるんだ。最初はバカげてるし、ありえないと思っている。でも、少しずつ引き込まれていくんだ」。“脚本第一”主義を豪語するユアンだが、そんな一方で「エミリー・ブラントが共演だったんだ!彼女とはずっと働きたかったから嬉しかった…それもあるんだ(笑)」と本作出演へのもう一つのポイントを明かす。劇中でエミリーは、厄介なプロジェクトをジョーンズに持ちかけた張本人でもあり、そして彼とロマンスを繰り広げるヒロイン・ハリエットを演じている。そんな熱望していたというエミリーとの初共演について話を聞くと、ユアンは楽しそうにこうふり返る。「そう、繋がりというか、なんでもやっていいと思える相性だったんだ。恥ずかしくなくやってみれる。だから、やってみてどうなるか試せるんだ。それは本当に楽しかった。別に議論したりしない、僕らはそういうタイプの俳優じゃないんだけど、テイクの前は試してみるんだ、うまくいったり、いかなかったり。だいたい笑っちゃてカットされたけどね(笑)」。そんな2人が演じたロマンスのゆくえも気になるところだが、彼の生涯の恋人と言えるのが“釣り”だ。ユアン自身は「子供のときはやってたけど、いまは魚を釣りたいという欲求はないんだ」と語るが…。「鮭釣りは結構複雑なんだよ。明確なキャスト(竿を投げる)の方法があるんだ。その糸が自分の後ろにしなって、前にいって水の表面に落ちる。糸のさきにはハエがいる。虫にみえるような。魚に虫が水面に着地したと思わせるんだ。ハエを食べに来させる。だから技術がいるんだ、魚のこと、魚がどこにいるか。フライ・フィッシングをちゃんとやるのは風が吹くとまた難しいんだ。糸を空中で保たないといけないから――」とその極意を淡々と語るが、結局は「一匹も釣れなかったけどね(笑)」と悔しそうに笑顔で明かすその表情はもはやハマっているのでは?と思えるほど。一見してクールだが、内なる情熱を燃やす。そんなイギリス紳士独特の魅力が、今回演じたジョーンズの、そしてユアンの魅力と重なる。“砂漠でサーモン・フィッシング”というとんでもないプロジェクトを押しつけられながらも、可能性を信じて突き進んでいく…というジェームズを演じたユアンは、本作のラストについて、こんな言葉で語ってくれた。「いままでは夢がなかった。でも、シェイフに学ぶんだ、信じることを。完全に新しい可能性を見つけるんだ。女性が現れ、シェイフが現れ、プロジェクトが現れる。彼はつまらない仕事を辞めて、そして奇跡を信じる。最初ばかばかしい不可能なことも可能かもと思い始めるんだ」。エミリーとの共演、そして“ありえない”ことへと挑戦する心、そしてそれを信じ続けること。『砂漠でサーモン・フィッシング』で得たものを抱えて、次はどんな作品へと歩きだすのだろう。(Photo:Kaori Suzuki)■関連作品:砂漠でサーモン・フィッシング 2012年12月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Yemen Distributions Ltd., BBC and The British Film Institute.All Rights Reserved.
2012年12月08日砂漠の国・イエメンで、「鮭釣りをしたい」という大富豪の一言をきっかけに立ち上がった無謀なプロジェクトを描く『砂漠でサーモン・フィッシング』。本作でこの無理難題の先導者として選ばれたのは、ジョーンズ博士。この主人公を演じたユアン・マクレガーが、本作でこれまでに見せたことのない“中年男”としての魅力を放っているようだ。大富豪の思いつきで生まれた、バカげた仕事を依頼された水産学者・ジョーンズ博士。イエメンで鮭釣りなど「不可能」と一蹴するが、英国外務省も中東との緊張緩和のために支援を決定。首相まで巻き込み、荒唐無稽な企画は立派な国家プロジェクトに急展開していくが──。ユアン・マクレガーと言えば、言わずと知れた青春映画『トレインスポッティング』を始め、『スター・ウォーズ』シリーズのジェダイ役、巨匠ロマン・ポランスキー監督のサスペンス作『ゴーストライター』、ジム・キャリーと共演した『フィリップ、きみを愛してる!』などなどジャンルに囚われることなく、演じてきた役柄は多岐にわたり、その奢ることのないイケメンぶりと高い演技力で多くの女性ファンの支持を得てきた。しかし!本作で見せるのは、これまでにない“中年男”という役柄。年の頃も現在41歳と、ユアン自身、ミドルエイジなわけだが、本作で演じているのはスマートに微笑みを称えたナイスミドルではなく、あくまでも中年の“オジサン”なのだ。演じるのは、無理難題を持ちかけられたサエない水産学者・ジョーンズ博士。釣りだけを生きがいにする堅物学者だ。原作「イエメンで鮭釣りを」(白水社刊)では、主人公・ジョーンズは壮年期という設定だったこともあり、ユアンを配役とするのに原作ファンからは「若すぎるのでは?」という意見もちらほら…。しかし、本作を観ればそんな意見など一蹴されるほどの見事な“中年”ぶりを発揮している。そんな堅物のジョーンズをやり込める、エミリー・ブラント扮するバリバリのキャリアウーマン・ハリエットとの掛け合いでは、クスリと笑いつつも、ジョーンズが何だかちょっぴり可哀想に思えてきたりも。この役を演じたことについてユアンは、「これは、信じることについての物語だ。ジョーンズは、最初は何も信じない男だったが、シャイフ(大富豪)とハリエットとの出会いを通して人生を取り戻すんだ。そして、鮭がイエメンの川を上ってくることさえも信じ始める。彼の変化は素晴らしくて、それを演じられたのは俳優冥利に尽きるよ」と語っている。“中年”のちょっと頑固で、少し疲れていて、強がっているのに実際には強がり切れてない姿に、なんだか可愛くて胸キュンしてしまう女子は少なくないはず。そんなダサかわいいユアンの魅力にぜひ注目してみて。『砂漠でサーモン・フィッシング』は、12月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:砂漠でサーモン・フィッシング 2012年12月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Yemen Distributions Ltd., BBC and The British Film Institute.All Rights Reserved.
2012年11月16日新潟県十日町市で、「とおかまちSLまつり」が開催される。開催日時は11月10日(土)、11日(日)の10:00~15:30まで。開催場所はSLロマンひろば(十日町市駅通り歩行者天国)。イベント内容はSLの運行のほか、ステージイベント、ご当地キャラクター大集合、ゲーム大会、ミニコンサート、ミニSLの運行、SLとの記念撮影、SL関連写真展などが行われる。注目されるイベントは、飯山線十日町駅~長岡駅の区間を40年ぶりに走る「SL信濃川ロマン」号の運行だ。編成はC11形機関車と旧型客車3両。10日(土)、11日(日)の両日運行される。上りの運行時間は、08:51に長岡駅を出発、小千谷駅、越後川口駅、越後岩沢駅、下条駅、魚沼中条駅に停車して十日町駅に11:18到着。下りは十日町駅を14:41に出発、越後川口駅、小千谷駅に停車して長岡駅に16:42に到着する予定。上りと下りでは停車駅が異なるので注意。ステージイベントでは、10日(土)に女子レスリングのロンドンオリンピック金メダリスト、小原日登美選手や伊調馨選手、木名瀬コーチが出演する「トーク&じゃんけんゲーム大会」のほか、J-POPアイドルユニット「Negicco」がオリジナル曲「圧倒的なスタイル」を披露する予定。11日(日)には蘭燃(らんねん)によるミニコンサート、県内のご当地キャラクター大集合、十日町中学校吹奏楽部によるステージも用意されている。さらに、「屋台村」や、直売トラックが新鮮な農産物を販売する「軽トラ市」を開催。十日町商工会議所では映画「北国の街」の無料上映会が催される。十日町駅以外では、SLが停車する時刻に合わせ、下条駅で10:46~10:54まで新保広大寺節披露や振る舞い酒、甘酒振る舞い、グッズ販売などを実施。魚沼中条駅でも11:03~11:11に縄文ファッションの披露、ワンカップの振る舞い、国宝火焔型土器レプリカ展示が行われる。イベント詳細は十日町市ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月07日愛知県豊川市の三河国分尼寺史跡公園で、市民が手作りした千個もの万灯をともして「天平ロマンの夕べ」と題したイベントが開催される。日時は9月22日(土)。2部に分かれており、1部は15:00~17:00、2部は17:30~20:00。小雨決行だが、大雨、強風の場合は23日(日)に延期。第1部は「天平ロマン体験」。奈良時代の役人のように墨と筆を使って作る「木簡墨書き」、天平時代当時の貴族や役人の衣装を着て記念撮影ができる「天平衣装の試着」、イベントで飾られる万灯の製作体験ができる「万灯作り」が行われる。第2部は、17:35からの羅山境おどり保存会および八南小学校児童による「羅山境おどり演舞」に始まり、17:50から「和太鼓演奏」。18:10に点灯式が行われ、18:20から豊川オープンカレッジ受講生によるハーモニカ演奏が披露される。18:40から八幡宮氏子中学生による浦安の舞が行われる。演目は「扇の舞」、「鈴の舞」。八幡宮に伝わる伝統的な舞を見ることが出来る。19:00からは蒲郡リーディングキャラバンによる平家物語朗読、演奏は筑前琵琶演奏家、林旭紅氏による。演目は「祇園精舎」、「忠度都落ち」、「忠度最期」、「敦盛最期」、「新院崩御」。朗読と琵琶の演奏がおごそかなフィナーレを飾る。国分寺と国分尼寺は奈良時代に聖武天皇が国家の平和と繁栄を祈るために建立を命じた寺院だ。各国に国分寺と国分尼寺が一つずつ置かれ、当時はその国ごとで最大の建造物だったと言われている。しかし、律令制度の崩壊に伴い国分寺、国分尼寺は廃れていった。三河国分尼寺は大正期に発掘調査され、礎石、布目瓦がなどの出土品が発見されたことから、大正11年に国の史跡指定を受けた。その後、昭和42年に愛知県教育委員会による発掘調査が行われ、主要伽藍の位置が判明。平成11年~17年度にかけて保存整備事業が行われ、中門や回廊の一部を実物大で復元して現在に至っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月10日ノーブルスタイリングはこのほど、スイスのウォッチブランド「ロマン・ジェローム(Romain Jerome)」の新作「タイタニックDNAスティームパンク(TITANIC-DNA Steampunk)」の日本国内での販売を開始した。深海から引き上げられたタイタニック号の部品などを加工して一部に使用したという限定品だ。タイタニック号の部品が使用されているのはベゼルとダイヤル。ベゼルはタイタニック号の鉄部品と同船を建造したベルファストの造船所の鉄を原料としており、サビ加工が施されている。時計業界初となる独自の工法により、サビがこれ以上進行することはないという。ダイアル上には石炭の燃え殻の粉塵を特殊な技術でセットし、深い色合いを表現した。ムーブメントと一体化したダイアルには、蒸気機関を思わせる4つのピストンがあしらわれており、時分針は錨、スモールセコンドはスクリューをそれぞれモチーフとするなど、豪華客船のイメージを随所に反映している。ケース径は50mm、ストラップはブラックラバー。2,012個の限定生産で、価格は157万5,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月26日北は北海道から南は沖縄まで、全国の映画館スタッフの投票により邦画、洋画、メジャー、インディペンデント、自館での上映の有無に関係なく、映画館スタッフたちがオススメする“スクリーンで観てほしい映画”のベストテンを選出する「映画館大賞2012」の結果が発表となった。映画のソムリエたちが真に観せたい作品とは?第4回目となる今年は、2010年12月から2011年11月末日までの公開作品を対象に、全国128館におよぶ独立系映画館のスタッフが投票に参加した。今回、圧倒的な人気ぶりを見せつけ見事1位に輝いたのは、ナタリー・ポートマン主演のヒューマン・スリラー『ブラック・スワン』。鬼才ダーレン・アロノフスキーが監督を務め、ナタリーにアカデミー賞主演女優賞を始め世界各国で50以上の映画賞をもたらした大ヒット作。ナタリーの魅せる美と狂気が入り混じった渾身の舞いをぜひスクリーンで観てほしいという映画スタッフの多くの声が反映されたようだ。さらに、各界の著名人がその年に最も印象に残った1本として選ぶ「あの人の1本」(特別部門)においても、『悪人』の李相日監督、劇画家・声楽家の池田理代子により選ばれた『ブラック・スワン』。李監督は「もう監督の人非人っぷりが最高です。肉体的にも精神的にも極限まで追いつめられたナタリー・ポートマンの恍惚がうずきますね。彼女が苦しんで苦しみ抜いて、果ては快感に捕われる瞬間を見事に視覚化させるセンスと技術は脱帽です。“狂気”という一番難しい映像表現を成し得たのは、やっぱりダーレン・アロノフスキー監督の徹底したサド体質にあるんでしょうねぇ。見習いたいです」と称賛を贈る。ほかには、昨年のアカデミー賞で4部門を受賞した『英国王のスピーチ』(2位)やデヴィッド・フィンチャー監督作『ソーシャル・ネットワーク』(7位)、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(10位)など日本でも記録的なヒットを見せたハリウッド大作が並んだ。一方、邦画勢も健闘を見せ、鬼気迫る演出で各国の映画祭で称賛を得た『冷たい熱帯魚』を始め、故・原田芳雄の遺作となった『大鹿村騒動記』、さらに日本の映画賞を総なめにした『八日目の蝉』が3位から5位にランクインした。映画館スタッフという最も観客に近い立場の彼らが選び抜いた作品とあって、その面白さは間違いなし?見逃した方は、ぜひこちらの結果を参考にしてみて。<映画館大賞2012ベストテン作品>1位:『ブラック・スワン』(ダーレン・アロノフスキー監督)2位:『英国王のスピーチ』(トム・フーパー監督)3位:『冷たい熱帯魚』(園子温監督)4位:『大鹿村騒動記』(阪本順治監督)5位:『八日目の蝉』(成島出監督)6位:『キック・アス』(マシュー・ヴォーン監督)7位:『ソーシャル・ネットワーク』(デヴィッド・フィンチャー監督)8位:『ステキな金縛り』(三谷幸喜監督)9位:『ゴーストライター』(ロマン・ポランスキー監督)10位:『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(マイケル・ベイ監督)特別部門「あの人の1本」※各界の著名人が選ぶ、2011年に最も印象に残った1本・李相日(映画監督):『ブラック・スワン』・池田理代子(劇画家・声楽家):『ブラック・スワン』・佐野史郎(俳優):『不惑のアダージョ』(井上都紀監督)特別部門「蘇る名画」※特集上映・リバイバル上映された旧作のうち最も鮮やかに蘇った1作『河口』(中村登監督/1961年)「映画館大賞」公式サイト<セル>「ブラック・スワン」DVD価格:2,990円(税込)発売中「ブラック・スワン3枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー(ブルーレイケース)」[初回生産限定]価格:4,190円(税込)発売中発売元:20世紀フォックス ホームエンターテイメント・ジャパン© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:ブラック・スワン 2011年5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.■関連記事:全国のビデオショップ店員が選ぶ「ビデオ屋さん大賞」、2011年の1位は『告白』!三谷幸喜、芥川賞会見を意識した挨拶で喜びを語る!被災地支援、出産、離婚までセレブたちの2011年をふり返り【シネマモード】2011年、「出会えてよかった」映画をふり返る。ミラ・クニス、政治に無関心な同世代の若者に苦言
2012年04月02日今年で創立100周年を迎える映画会社の日活が、1971年に製作を開始し社会に旋風を巻き起こした“日活ロマンポルノ”の特集上映を5月に行うことを決定し、上映する全32作品を発表した。1988年までの17年間、成人映画約1100本を公開して映画界に衝撃を与え、多くのプロデューサー、監督、脚本家、俳優を生み出した日活ロマンポルノ。世界各地で回顧上映が行われるなど、現在でも国内外で高い評価を受けている。本特集で上映されるのは、評論家の蓮實重彦氏、山田宏一氏、山根貞男氏が選りすぐった『四畳半襖』シリーズや『天使のはらわた 赤い教室』『ラブホテル』などの全32作品。神代辰巳、田中登、小沼勝、相米慎二らが監督した名作ばかりで、その一部はニュープリントでの上映となる。山根氏は、「今回の特集上映でたった30本を選ぶという作業は非常に困難を極めた。今回の選択作業が、魅惑の日活ロマンポルノへの誘いになり、さらなる上映への第一歩になれば幸い」とコメントを寄せている。また、今回の特集では、“参加型特集上映”として、特集上映にラインナップされなかった作品の中から観たい作品を観客にリクエストしてもらい、投票1位になった作品を別枠で上映するという初の試みも行うという。『生きつづけるロマンポルノ』5月12日(土)ユーロスペースほか全国順次公開
2012年03月16日先月発表された「2011年第85回キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が2月4日(土)、都内で開催され、主演女優賞を受賞した永作博美、助演女優賞の小池栄子らが出席した。米アカデミー賞よりも長い歴史をもち、いまも国内外で高い注目を集める同賞。今回の表彰式には、自ら“最後の作品”と公言する『一枚のハガキ』が日本映画作品賞に輝いた新藤兼人監督も来場し、永作さん、小池さんら受賞者たちがスタンディング・オベーションで最大級の敬意を表した。日本最高齢の現役監督として知られる新藤監督は現在、99歳。受賞スピーチでは、「審査員のみなさんに頼み込んで選んでもらった」とユーモアを交えつつ、監督業を志したきっかけから修業時代、さらには自身の戦争体験を語り『一枚のハガキ』に込めた反戦の思いを熱弁。「もっと頑張りたいが、99歳ですからもうダメです。(今回の脚本は)逃げ捨てるように、投げ捨てるように書いた。映画で描きたかったのは『なぜ私が存在するのか?』ということ。いま私が存在していることがベストワンです」と挨拶すると、壇上はもちろん、映画ファンで埋め尽くされた客席からも鳴りやまない拍手が起こった。『八日目の蝉』での熱演が高く評価された永作さんは「平面の台本から3次元の人間を生みだすのは心細いもの。スタッフや共演者のみなさんに支えられたおかげで、やり遂げることができた」。出産後初の仕事にして、愛人の子供を誘拐するという役どころで「いま思えば、現場でも家でも心が休まることはなかった。子育てが大変なのはもちろん、撮影で私が赤ちゃんを抱くとやっぱり泣き出すので、早く本当のお母さんに返してあげたい気持ちも分かった」とふり返った。小池さんは、永作さんと同じく『八日目の蝉』、そして『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』での演技が評価されての受賞で「結果を知った瞬間、『嬉しい、嬉しい、嬉しい』と叫んでしまった。その後で嬉しさと驚きで涙が出た」とこちらも感激しきり。また、昨年7月に亡くなった原田芳雄さん(『大鹿村騒動記』)に代わって、実娘の原田麻由が主演男優賞を受け取り「芳雄だったらどんな挨拶をするか考えたが、やはり思い浮かばない。ただ、喜んでいるのは確か」と亡き父に思いを馳せていた。「2011年第85回キネマ旬報ベスト・テン」日本映画作品賞:『一枚のハガキ』(監督/新藤兼人)外国映画作品賞:『ゴーストライター』(監督/ロマン・ポランスキー)文化映画作品賞:『大丈夫。─小児科医・細谷亮太のコトバ─』(監督/伊勢真一)日本映画監督賞:園子温(『冷たい熱帯魚』、『恋の罪』)外国映画監督賞:ワン・ビン(『無言歌』)日本映画脚本賞:荒井晴彦、阪本順治(『大鹿村騒動記』)主演女優賞:永作博美(『八日目の蝉』)主演男優賞:原田芳雄(『大鹿村騒動記』)助演女優賞:小池栄子(『八日目の蝉』、『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』)助演男優賞:でんでん(『冷たい熱帯魚』)新人女優賞:忽那汐里(『少女たちの羅針盤』、『マイ・バック・ページ』)新人男優賞:松坂桃李(『アントキノイノチ』、『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』)読者選出日本映画監督賞:成島出(『八日目の蝉』)読者選出外国映画監督賞:ダーレン・アロノフスキー(『ブラック・スワン』)■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズマイ・バック・ページ 2011年5月28日より新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国にて公開© 2011映画『マイ・バック・ページ』製作委員会 少女たちの羅針盤 2011年5月14日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 映画「少女たちの羅針盤」製作委員会冷たい熱帯魚 2011年1月29日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開© NIKKATSURAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 2011年11月19日より富山にて先行公開、12月3日より全国にて公開© 2011「RAILWAYS2」製作委員会大鹿村騒動記 2011年7月16日より全国にて公開© 2011「大鹿村騒動記」製作委員会一枚のハガキ 2011年8月6日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2011「一枚のハガキ」近代映画協会/渡辺商事/プランダス八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:第66回毎日映画コンクール最高賞は『一枚のハガキ』、男優賞に『モテキ』森山未來第35回日本アカデミー賞発表!女優陣の健闘で『八日目の蝉』最多12部門受賞永作博美「報知映画賞」主演女優賞を受賞し号泣「押しつぶされそうだった」海外で活躍してほしい俳優1位は水嶋ヒロ、2位に向井理必須条件は語学力と長身?難役乗り越え、会心の笑み松坂桃李『アントキノイノチ』舞台裏の貴重な写真が到着
2012年02月06日山口祐一郎が主演するミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』が11月27日東京・帝国劇場にて開幕した。前日の26日には、山口のほか知念里奈、高橋愛、浦井健治、山崎育三郎、石川禅ら出演者たちが初日を目前にした心境を語った。『ダンス オブ ヴァンパイア』チケット情報はこちら作品はロマン・ポランスキー監督映画『吸血鬼』を原作にしたウィーン生まれのミュージカル。日本でも2006年、2009年と公演を重ね、今回が三演目となる人気作だ。内容は、山口祐一郎が演じるヴァンパイアのクロロック伯爵と、石川禅扮するヴァンパイア研究をするアブロンシウス教授の対決を軸に、個性豊かな登場人物が騒動を起こしていくコメディタッチの物語。爆笑シーンの連続に激しいダンス、ジム・スタインマンによるロックなサウンドと客席の熱気もヒートアップする作品なだけに、出演者たちの意気込みも相当なもので、山口は開口一番「全員で舞台で爆発しようと思っています!」と挨拶。またこの作品の魅力を改めて問われると「演じていて楽しいというのは怒られちゃうんですけど、自分がやっていて楽しい。それに出演者が毎回、自分の持っている持ち味やエネルギーを作品にぶつけてくる。だからこそ皆さんに愛されているのかな」と答えていた。クロロック伯爵が狙う乙女・サラ役に、前回に引き続き出演する知念里奈に加え、高橋愛が初参加するのも話題。お風呂のシーンもあるが「モーニング娘。だったら出来ないことなので……。卒業して“モーニング・コード”がなくなったとたんにコレかあ!って感じです(苦笑)。稽古中は緊張しなかったんですが、いざ舞台に立つと、どうしようって緊張感もあります」と話す。ポロリを期待していいかという報道陣の質問に対しては「ないです絶対!」と即答。すると先輩の知念が「ポロリがないように、一生懸命わたしはああした方がいい、こうした方がいい、と言ってるんですが……(アドバイスを)やめておいた方がいいですかね?」と言い、笑いを誘っていた。公演12月24日(土)まで同所にて。1月7日(土)から12日(木)には大阪・梅田芸術劇場 メインホールでも上演される。チケットはともに発売中。
2011年11月28日山口祐一郎が主演するミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』の製作発表が11月8日、都内にて行われ、山口のほか知念里奈、高橋愛、浦井健治、山崎育三郎、石川禅、演出の山田和也が登壇した。開場100周年を迎えている帝国劇場で、この作品が記念の年の掉尾を飾ることになる。「ダンス オブ ヴァンパイア」チケット情報はこちら『ダンス オブ ヴァンパイア』はロマン・ポランスキー監督映画『吸血鬼』を原作に、『エリザベート』などの人気作を手がけるミヒャエル・クンツェが脚本を担当したウィーン発のミュージカル。ヴァンパイアのクロロック伯爵とヴァンパイアを研究するアブロンシウス教授との対決を軸に、ユニークな登場人物が巻き起こす騒動を時にスリリングに、時にコミカルに綴るもの。2006年の日本初演時には客席が総立ちになり、千秋楽には当日券を求める観客が1200人以上列を作ったほどの人気作だ。2009年の再演を経て、今回が三演目となる。初演からクロロック伯爵を演じているのは山口祐一郎。山口は「みなさんに少しでも元気になっていただけるなら何でもしますと(演出の)山田さんにお話したんですが、『山口さんに何でもしますと言われても僕は……』と言われてしまいました(笑)。またお風呂のシーンもあることですし、高橋さんと知念さんにはぜひ頑張っていただいて、みなさんにエネルギーをお伝えすることができれば」とユニークな挨拶を。山口から話を振られた知念里奈と高橋愛は宿屋の娘・サラ役をダブルキャストで演じる。風呂好きのヒロインでセクシーな入浴シーンもあるが、今回作品に初参加する高橋はそのシーンについて「最初ちょっと驚いたんですが、(前回も出演している)知念さんに裏技を訊いて、色々やっています。頑張ります!」と心強いコメント。知念も「愛ちゃんのサラはすごくキュートで可愛らしい。こんな風にやることもできるんだなと思うところもあり、私も新たなサラを模索していければ」と話していた。また、モーニング娘。を卒業してこれが初仕事となる高橋は「卒業してひとりで歩かなきゃいけない時にこういう作品にめぐりあえて嬉しい。それに、やっぱりひとりじゃない。キャストやスタッフの皆さんとひとつのものを作るというのは変わっていない」とソロとしての第一歩についての心境を語っていた。公演は11月27日(日)から12月24日(土)に東京・帝国劇場、1月7日(土)から12日(木)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。チケットは東京公演分は発売中、大阪公演分は11月13日(日)に一般発売開始。
2011年11月09日『ゴーストライター』が日本で好評上映中のロマン・ポランスキー監督が27日、スイスのチューリッヒ映画祭に出席、2年前に受け取るはずだった生涯功労賞を受賞した。ポランスキーは2009年9月、授賞式出席のためにスイスに入国した際、1977年にアメリカで起こした少女淫行事件の容疑で拘束され、昨年7月まで自宅軟禁生活を送っていた。温かい拍手に包まれて登壇したポランスキーは「もらえないより、遅れる方がいい」とコメントして会場を湧かせた後、「とても感動しています」と語った。映画祭では彼自身が半生を語るドキュメンタリー映画『Roman Polanski: A Film Memoir』(原題)が上映され、母国ポーランドにナチスが侵攻した第二次世界大戦中の過酷な体験について語ると同時に、ポランスキーは77年の被害者の少女にも言及した。ローラン・ブーズロー監督による同作はポランスキーが一昨年の収監生活の後、スイスの別荘で自宅軟禁生活を送っていたときに撮られたもの。77年、当時13歳だった被害者についてポランスキーは「彼女は二重の被害者です。私とプレスの被害者です」と語り、初めての公の謝罪の言葉として受け止められている。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:ゴーストライター 2011年8月27日、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2010 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ベルリン国際映画祭で銀熊賞受賞『ゴーストライター』試写会に10組20名様ご招待
2011年09月29日園子温監督『ヒミズ』に主演した染谷将太と二階堂ふみが最優秀新人俳優賞「マルチェロ・マストロヤンニ賞」をダブル受賞し、日本人俳優初の快挙を伝えるニュースで湧いた第68回ヴェネチア国際映画祭。10日(現地時間)に発表されたコンペティション部門の受賞結果は以下の通りだ。最高賞にあたる金獅子賞はロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督の『ファウスト』。ゲーテの代表作とも呼ばれる「ファウスト」をソクーロフ監督独自の視点で脚色し、権力の腐敗に取り組み続けた監督の4部作の最終作。公式上映後から本命視されていたロマン・ポランスキー監督、ジョディ・フォスター主演の『Carnage』(原題)は無冠に終わった。対して『ファウスト』は上映後に賛否両論に分かれたが、審査員長のダーレン・アロノフスキー監督は「夢を見させる映画、泣ける映画、笑える映画もあれば、一度観たら人生が変わってしまう映画もある。これはそういう作品だ」と授賞理由を語った。銀獅子賞(優秀監督賞)は中国・香港の『人山人海』(原題)の蔡尚君監督。映画祭開幕後にサプライズ上映された同作は、中国国内の検閲を受けずに製作したという経緯があり、上映日までタイトルも含めて詳細はベールに包まれていた。優秀男優賞はイギリスのスティーヴ・マックイーン監督の『Shame』(原題)のマイケル・ファスべンダー、優秀女優賞は中国・香港のベテラン女性監督、アン・ホイの新作『Simple Life』(原題)で年老いた病身のメイドを演じたディニー・イップに輝いた。審査員特別賞はイタリアのエマヌエレ・クリアレーゼ監督の『Terraferma』(原題)。優秀技術賞(撮影)は「嵐が丘」をアンドレア・アーノルド監督が映画化した『Wuthering Heights』(原題)のロビン・ライアン、金のオゼッラ賞(優秀脚本賞)はギリシャの『Alpes』(原題)のヨルゴス・ランティモス&エフティミス・フィリップーが受賞した。また、先鋭的な作品がそろうオリゾンティ部門では最高賞のオリゾンティ賞を塚本晋也監督、Cocco初主演作の『KOTOKO』が受賞した。(text:Yuki Tominaga)写真は『ファウスト』で金獅子賞を受賞したアレクサンドル・ソクーロフ監督。© AP/AFLO■関連作品:ヒミズ 2012年春、シネクイントほか全国にて順次公開© 『ヒミズ』フィルムパートナーズ■関連記事:ヴェネチア新人賞の染谷将太、被災地での撮影で「頭の中が真っ白になった」園子温監督、震災後に『ヒミズ』シナリオ変更し被災地で撮影していたことを明かす窪塚洋介、鈴木杏が『ヒミズ』で園子温作品初出演!西島隆弘&吉高由里子も再びヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!『冷たい熱帯魚』の衝撃再び?『ヒミズ』に吹越満、でんでんら“園組”が勢揃い
2011年09月12日11月公開の松田翔太主演映画『ハードロマンチッカー』のポスター画像がこのほど解禁され、キズ・アザを負った金髪姿の松田の姿が公開された。その他の写真『ハードロマンチッカー』は、山口県下関市を舞台に、高校中退のフリーター・グー(松田)が、後輩の起こした事件を機に暴力の連鎖のなかに巻き込まれていく姿を描いた作品。『偶然にも最悪な少年』のグ スーヨン監督が自作小説を基に監督し、松田のほかに永山絢斗、柄本時生、金子ノブアキ、石垣佑磨らが出演する。このほど公開されたポスターは、金髪オールバックで顔中にキズを負った松田が、口元のキズを確かめながら鋭い視線を己に投げかけている瞬間を捉えたもの。その周囲には血によってつけられた手形のような模様がデザインされており、荒々しい暴力描写が登場する本作の“痛み”を表現した内容になっている。松田は、これまでも『ワルボロ』や『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』などの作品で、閉塞感の中で自らの進むべき道を求めて疾走する若者を演じ、高い評価を受けており、無軌道に生きる若者たちを描いた本作での演技も注目を集めそうだ。『ハードロマンチッカー』11月26日(土) 全国ロードショー(C)2011「ハードロマンチッカー」製作委員会
2011年08月25日松田翔太主演の『ハードロマンチッカー』の“傷だらけ”のポスター画像が解禁。金髪で血まみれの松田さんの衝撃的な姿が明らかになった。グ・スーヨン監督が自ら書き上げた青春小説を映画化。暴力とセックスとクスリがあふれる下関のディープタウンを舞台に、ケンカに明け暮れる若者たちの無軌道な青春を鮮やかに描き出す。松田さんが演じるのは、ディープタウン育ちで高校中退のフリーター・グー。誰ともつるまずにこの街で生きてきたが、後輩が起こした事件をきっかけに暴力の連鎖に巻き込まれていくことに…。昨年公開された主演作『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』でも息が詰まるような現実から抜け出そうともがく若者を好演した松田さん。今年は本作のほかに『スマグラーおまえの未来を運べ』にも出演し、さらに来年公開の『アフロ田中』では巨大なアフロのかつらを装着して話題を呼んだが、本作では渋みのきいた金髪をオールバックにして、強がりと暴力を寄る辺に青春を駆け抜ける主人公を熱演している。今回、解禁となったポスターでは、その自慢のオールバックが乱れ、顔は傷だらけ、片目は腫れてほとんどふさがった状態で鏡を見つめる痛々しい姿が…。まさにこの映画の本質をそのまま伝えるようなポスターに仕上がっており、これが映画館に貼り出されれば大きな話題を呼びそうだ。共演陣には永山絢斗、柄本時生、遠藤要、渡部豪太、川野直輝、金子ノブアキ、落合モトキ、遠藤雄弥、石垣佑磨など才能ある若手俳優から、淡路恵子、白竜、真木蔵人、渡辺大、芦名星、真木よう子、中村獅童、渡部篤郎といった実力派の大人たちまで豪華かつ渋い面々が顔を揃えている。暴力の連鎖の中で傷だらけの松田さんが行き着く先は――?『ハードロマンチッカー』は11月26日(土)より全国にて公開。■関連作品:ハードロマンチッカー 2011年11月26日より全国にて公開© 2011「ハードロマンチッカー」製作委員会
2011年08月25日