人気ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」「Fleabag フリーバッグ」のアンドリュー・スコットが、中年の危機に陥ったスター俳優を演じる“ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)”『プレゼント・ラフター』から予告編が解禁。10月9日(金)より劇場上映される。本作は、イギリスで上演された舞台の中から英国ナショナル・シアターが厳選し収録した舞台を日本の映画館で楽しめるNTLiveの2020年新作第5弾。中年の危機に陥ったスター俳優を主人公にしたノエル・カワード作の傑作コメディで、海外ツアーへの準備中のスター俳優ギャリー・エッセンダインのもとに個性的な面々が会いに来て、彼の生活はハチャメチャに。現代の名声・欲望・孤独を見事に投影した作品となっている。1942年の初演時、カワード自らが演じて好評を博したギャリー役には、「SHERLOCK/シャーロック」のモリアーティ、「Fleabag フリーバッグ」の“ホット・プリースト”などでお馴染みのアンドリュー・スコット。喜劇を得意とする演出家マシュー・ウォーチャス(「ゴッド・オブ・カーネイジ」「マチルダ」)の手腕にも注目だ。本年度のローレンス・オリヴィエ賞ではリバイバル賞・主演男優賞(スコット)・助演女優賞(ソフィー・トンプソン、インディラ・ヴァルマ)がノミネートされ、英国演劇界から絶賛を浴びた。NTLive『プレゼント・ラフター』は10月19日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋、シネ・リーブル池袋、TOHOシネマズ 川崎、TOHOシネマズ 赤池、大阪ステーションシティシネマ、福岡・中洲大洋映画劇場にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年08月14日トニー賞11部門を受賞した大ヒットブロードウェイ・ミュージカル『ハミルトン』が、7月3日(金)より「Disney+(ディズニープラス)」にて世界同時配信。この度、リン=マニュエル・ミランダとトーマス・ケイル監督のリモート記者会見でのコメントが到着、US版トレイラーと場面写真が公開された。アメリカ建国の父といわれるアレクサンダー・ハミルトンを描き、トニー賞をはじめ、グラミー賞、ローレンス・オリヴィエ賞、ピューリッツァー賞などを多数獲得した本作。製作・脚本・音楽・作詞、さらに主演までも務めるのは、『メリー・ポピンズ リターンズ』や『モアナと伝説の海』などのリン=マニュエル・ミランダ。今回、6月16日(現地時間)にリモート上で行われた、スタッフ&キャスト11名が参加したオンライン記者会見での彼と監督のコメントが到着。舞台のために書かれた本作が映画公開用に作りなおされ、さらにディズニープラスで世界同時配信されることについてや、リンが本作制作時ディズニーアニメーション『モアナと伝説の海』の楽曲制作を兼務していたこと、また公開が1年早まったため各国語字幕が間に合わず、まずは英語版のみの配信となることなど、監督と本作に対する熱い想いを語っている。大ヒットミュージカルの舞台をこなしながら「かなり初期の頃に僕らが気づいたことが2つあった」と言うリンは、「1つは、もしショーを若い人たちにも観に来てもらうことができなければ、意味がないということだ。それで、僕らはHamilton Education Program Experienceというのを作って、どんなにチケットがショップで高騰していても学生たちが『ハミルトン』を観に来れるようにしたんだ」と語る。「リチャード・ロジャース劇場で1回に観てもらえるのは1300人で、ずっと見たくても見られない状態が続いていた。だから、この素晴らしい舞台を記録して残せるように、すごく一生懸命努力したんだ。それで、僕を含むオリジナルキャストが去り始める前の週に、ショーをやっている間に撮影することが出来たんだよ」と明かし、「そのおかげで、舞台を観ることが出来ない今、このショー、この瞬間のスナップショットという贈り物を手に出来たんだ。僕はそのことを本当にありがたく思っているよ」とふり返った。また、監督は「僕の目標は、ショーの中に入り込んで、カンパニー全員によって、本質的に、美しく、作られたショーを讃えることだった。これは、舞台上でみんながストーリーを語るショーなんだ。映画の中で、クローズアップは、観客に親密さを与えてくれる。でもそれはまた、全体像を見るのを妨げることになりうる。だから、映画を作っている間ずっと、僕らは劇場にいるんだということを決して忘れないようにするにはどうすればいいか、深く話し合ったよ」と、映画作品にするための工夫を力説した。さらに、アメリカで高く評価された本作がディズニープラスで多くの他の国々でも配信されることについて、リンはアメリカ以外の国にとっても重要な問題を描いていると考えているようだ。「『レ・ミゼラブル』はフランスのお話しだけど、フランス以外の国々の観客の共感を呼ぶのと同じようにね。革命は普遍的なんだ。与えられた人生で何をするかというストーリーも、願わくば、普遍的だ」。そう語りながらも、「当初、来年10月に映画館で公開する時に、多言語版をつけようと思ってたんだ。でも、公開時期が繰り上がったから、各国語の字幕は、出来るようになって、準備が出来たものから足していくことになるよ。だから、それは今後引き続き作業を進めていくことになる。このショーの中の何千という言葉を翻訳しないといけない人々には申し訳なく思うよ」と打ち明けた。そんな舞台を“そのまま”撮影し、映像化された本作の公式場面写真も一挙18枚が本邦初公開!「演劇」と「映画」、そして「動画配信」、それぞれが持つ最高の要素を融合させた全く新しい『ハミルトン』を楽しむことができるはず。「6年、7年かけて書いた舞台を、こんなに素晴らしい映画的ビジョンで、世界中の多くの人々に見てもらえるなんて、すごく稀なこと」と語るリンは、「世界中の人々に今回の映像作品を見てもらえるようになったことを、本当に誇りに思っているよ」と言葉を続けている。『ハミルトン』は7月3日(金)16時よりディズニープラスにて配信予定。※なお、世界同時配信を実現するために、配信開始のタイミングでは英語音声のみ。日本語字幕版の配信については、決定次第発表される。(text:cinemacafe.net)
2020年06月30日ブロードウェイ・ミュージカル『ハミルトン』が7月3日(金)よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+」にて世界同時配信される。トニー賞11部門受賞をはじめ、グラミー賞、ローレンス・オリヴィエ賞、ピューリッツァー賞と、数々の主要賞を獲得した「ハミルトン」。アメリカ建国の父の1人で、10ドル札の肖像になっているアレクサンダー・ハミルトンの生涯を、ヒップホップ、ジャズ、R&Bとブロードウェイが融合し描く歴史ミュージカルだ。本作は、2016年6月にブロードウェイのリチャード・ロジャース・シアターにて上演された舞台をそのまま撮影し映像化。視聴者は独自の近さでブロードウェイのステージを楽しむことができる。キャストには、アレクサンダー・ハミルトン役をリン=マニュエル・ミランダが務めるほか、ダヴィード・ディグス(ラファイエット侯爵/トーマス・ジェファーソン役)、レネー・エリス・ゴールズベリー(アンジェリカ・シュイラー役)、クリストファー・ジャクソン(ジョージ・ワシントン役)、ジョナサン・グロフ(ジョージ3世役)、フィリッパ・スー(エリザ・ハミルトン役)、ジャスミン・セファス・ジョーンズ(ペギー・シュイラー/マリア・レイノルズ役)、オキエリエテ・オナオドワン(ヘラクレス・マリガン/ジェームズ・マディソン役)、そしてアンソニー・ラモス(ジョン・ローレンス/フィリップ・ハミルトン役)が出演。製作は、ブロードウェイの制作陣からリン、ジェフリー・セラー、トーマス・ケイルが参加、ケイルは監督も務めている。主演だけでなく、製作・脚本・音楽・作詞も務めたリンは「トーマス・ケイル監督が、『ハミルトン』をこのように美しく映像化してくれたことを誇りに思います。彼は全ての視聴者がこの作品を自宅の特等席で観られることを可能にしてくれたのです」と感謝を述べ、「この作品を楽しみにしてくださっているファンの皆様のご要望にお応えし、今回の配信開始を実現できたことを本当に嬉しく思っています。この作品は私たちの誇りです。そして、早く皆様に観て頂きたいです」とコメントしている。なお、世界同時配信を実現するために、配信開始のタイミングでは英語音声のみ。日本語字幕版の配信は決定次第、公式サイトなどで発表される。『ハミルトン』は7月3日(金)16時よりDisney+にて配信予定。(cinemacafe.net)
2020年06月22日ベン・ウィショーやベネディクト・カンバーバッチ、トム・ヒドルストン、ジェレミー・アイアンズらが出演する劇場版『嘆きの王冠 ~ホロウ・クラウン~』のアンコール上映が決定、その予告編も到着した。ロンドンオリンピックが開催された2012年に企画された、一大プロジェクトによる映像作品。シェイクスピアファンには通称“ヘンリアド”という呼び名で親しまれる「リチャード二世」「ヘンリー四世 PART1」「ヘンリー四世 PART2」「ヘンリー五世」から、通称“薔薇戦争”で有名な時代「ヘンリー六世 Part1」「ヘンリー六世 Part2」「リチャード三世」まで、シェイクスピアにより語り継がれる英国の王冠をめぐる争いを一気に描いた。イギリスを代表する才能を総結集させた壮大なプロジェクトには、世界的人気を誇る英国俳優たちも集結。リチャード二世をベン・ウィショー、ヘンリー四世をジェレミー・アイアンズ、ヘンリー五世をトム・ヒドルストン、リチャード三世をベネディクト・カンバーバッチ、その母親にジュディ・デンチなど豪華キャストが総出演。製作スタッフにも、ローレンス・オリヴィエ賞を2度受賞し、『ジュディ 虹の彼方に』を監督したルパート・グールド、『あるスキャンダルの覚え書き』のリチャード・エア、初監督の長編映画『世界一キライなあなたに』がスマッシュヒットしたテア・シャーロック、シアーシャ・ローナン主演『追想』も手掛けたドミニク・クックと、英国演劇界で名を馳せるクリエーターが参加している。『嘆きの王冠 ~ホロウ・クラウン~』は6月5日(金)よりTOHOシネマズ 梅田にて7話一挙連続公開、7月31日(金)よりシネ・リーブル池袋にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年05月31日UK版トニー賞といわれるオリヴィエ賞のノミネーションが発表された。映画やテレビ界でも活躍中の俳優がノミネートされている。演劇部門の「主演女優賞」には、大人気ドラマ「Fleabag フリーバッグ」のフィービー・ウォーラー=ブリッジ(舞台版「Fleabag」)、MCU作品のペギー・カーター役でお馴染みのヘイリー・アトウェル(「Rosmersholm」)、「ドクター・フー」のシャロン・D・クラーク(「Death of A Salesman」)、『ダイアナ』のジュリエット・スティーヴンソン(「The Doctor」)がノミネートされた。フィービーは昨年から「Fleabag フリーバッグ」で受賞続き。今年はついにゴールデングローブ主演女優賞を獲得した。この勢いのままオリヴィエ賞の受賞なるか?同じく演劇部門の「主演男優賞」には、ジェームズ・マカヴォイ(「Cyrano De Bergerac」)、『ハリー・ポッター』シリーズでドビーの声を演じたトビー・ジョーンズ(「Uncle Vanya」)、『4 FOUR』のウェンデル・ピアース(「Death of A Salesman」)、「Fleabag フリーバッグ」の神父役や「SHERLOCK」のジム・モリアーティ役で知られるアンドリュー・スコット(「Present Laughter」)がノミネートされた。※括弧内の作品が、今回の舞台作品名。オリヴィエ賞の授賞式はロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで4月5日に行われる。(Hiromi Kaku)
2020年03月04日いまもなお愛され続ける英国の文豪ウィリアム・シェイクスピアが、故郷で過ごした晩年を描く『シェイクスピアの庭』。この度、本作の監督・主演であるケネス・ブラナーと、年上妻を演じた名女優ジュディ・デンチが語る特別映像が到着した。「ヘンリー八世」上演中にグローブ座を焼き尽くした大火災の後に断筆し、故郷ストラットフォード・アポン・エイヴォンで過ごした知られざる最期の日々を、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で、舞台はもちろん、映画『ヘンリー五世』『から騒ぎ』『ハムレット』などシェイクスピア作品と深く関わってきたケネス・ブラナーが映画化。一方、ジュディ・デンチといえば、オールド・ヴィック・シアターの舞台「ハムレット」でオフィーリア役を演じてから50余年、古典劇と現代劇の両方を見事に演じ、観客・批評家の両方から愛されてきたベテラン。『恋におちたシェイクスピア』(’98)では米アカデミー賞助演女優賞受賞、2016年にはローレンス・オリヴィエ賞で史上最多8度目の受賞を果たした英国を代表する大女優。本作では、シェイクスピアの8つ年上の妻アンを演じている。ブラナーとはロイヤル・シェイクスピア・カンパニー時代から共演を重ね、すでに35年以上のキャリアを共にした仲。ブラナーにとってデンチは“シェイクスピア劇の達人”として、絶大な信頼を寄せる存在でもある。デンチも、本作の出演オファーを受ける際、ブラナー本人が車で自宅まで来ると聞き「ガソリンの無駄使いはやめて、出ます」と即答したという。今回解禁となる特別映像内では、デンチが「ハムネットの死を扱ったのは、この作品が初めて」と、夭折したシェイクスピアの実の息子について触れながら、脚本を称賛。また、ブラナーはシェイクスピアの成功者としての一面よりも、彼の「トラウマから引き起こされた出来事に魅力を感じた」と本作の企画の意図について述べ、妻や娘たちに翻弄される“人間シェイクスピア”を描いた「家族の物語」であると語っている。『シェイクスピアの庭』は3月6日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シェイクスピアの庭 2020年3月6日よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開© 2018 TKBC Limited. All Rights Reserved.
2020年02月26日ジェニファー・ローレンスが『Don’t Look Up』に主演することになった。『バイス』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアダム・マッケイが監督するコメディ映画で、脚本もマッケイが書き下ろしている。主人公はふたりの科学者。半年後に隕石が地球にぶつかることを発見したふたりは、世界中にそれを伝えようとするが、誰も信じてくれないというストーリーらしい。製作はNetflix。マッケイはパラマウント・ピクチャーズと契約を結んでいることから、最初にパラマウントに持ち込んだが、7,500万ドルという予算が高すぎると断られたようだ。年内のリリースを目指し、撮影は4月ごろ開始される。ローレンスの最近作は、昨年6月公開の『X-MEN:ダーク・フェニックス』。文=猿渡由紀
2020年02月20日ロンドン、ニューヨークなど世界中で大ヒット上演中の話題の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」が2022年夏、日本人キャストで上演されることが決定。アジア圏で上演されるのは初めてとなり、TBS赤坂ACTシアターが“ハリー・ポッター専用劇場”として生まれ変わる。イギリスの作家J.K.ローリングの小説「ハリー・ポッター」シリーズ(全7巻)は、言わずと知れた幅広い年齢層に愛される大ベストセラー。今回の舞台版は、J.K.ローリング、ジャック・ソーン、ジョン・ティファニーの3人が考案し、ジャック・ソーンが戯曲を書き上げたもの。演出を手掛けるのはミュージカル「ワンス」でトニー賞最優秀演出家賞に輝いたジョン・ティファニー。本作は、これまでにイギリス国内において24の名だたる演劇賞を総ナメにし、最高峰であるローレンス・オリヴィエ賞では史上最多9部門を獲得。アメリカでも25の演劇賞を獲得、最高の名誉であるトニー賞では最優秀作品賞と最優秀演出家賞を含む6部門を受賞している。舞台版は、小説の最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」の19年後を描いた物語で『ハリー・ポッター』関連のコンテンツとして初の舞台作品。この“ハリー・ポッター8番目の物語”は「ハリー・ポッターと呪いの子第一部・第二部」として出版もされている。本作は、1つの物語を一部と二部に分けて上演。同日の昼と夜で観ることも、連続した2日間で分けて観ることも可能だ。日本ではTBS開局70周年を記念して上演され、「ビリー・エリオット」「メリー・ポピンズ」の日本語版を手掛けてきたホリプロが制作を担当、TBS赤坂ACTシアター(東京、赤坂)で2021年より大規模な改修を開始し、同劇場での上演期間は無制限のロングラン形式となる。日本人キャスト版は、ロンドン、ニューヨーク、メルボルン、サンフランシスコ、ハンブルク(2020年春開幕)、トロント(2020年秋開幕)に次ぐ、世界で7番目の上演となる。英語以外での上演は、ドイツ語版に次いで2つ目。舞台版クリエイティブスタッフには、振付&ステージングにスティーヴン・ホゲット、装置にクリスティーン・ジョーンズ、衣裳にカトリーナ・リンゼイ、音楽&編曲にイモジェン・ヒープ、照明にニール・オースティン、音響にギャレス・フライ、イリュージョン&マジックにジェイミー・ハリソン、音楽監督&編曲にマーティン・ローが名前を連ねる。「日本には、ハリー・ポッターの世界を心底愛してくださる世界でも有数の熱烈なファンがいます」と語るプロデューサーのソニア・フリードマン&コリン・カレンダーからは、今回の上演は「これ以上ない喜び」とのコメントが到着している。「ハリー・ポッターと呪いの子」あらすじ魔法界の英雄ハリー・ポッターも、今や3人の子を持つ父親になり、魔法省の役人として働き詰めの生活を送っている。ハリーが今もなお自分の過去の呪縛と日々格闘する一方で、次男のアルバスは、‘’ハリー・ポッターの息子‘’であることの重圧に押しつぶされそうになっていた。現在と過去の時制が不気味に交錯するなか、暗黒の世界はいまだ存在するという受け入れがたい事実を、父と子は知ることとなる…。TBS&HORIPRO present「舞台 ハリー・ポッターと呪いの子」は2022年夏よりTBS赤坂ACTシアターにて上演。(text:cinemacafe.net)
2020年02月14日ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが演じる、マイアミ市警の名物刑事コンビ“バッドボーイズ”が活躍する、久しぶりの続編にして第3作目となる『バッドボーイズフォー・ライフ』が公開中だ。全米では同日公開の『ドクター・ドリトル』を抑えて、興行成績ナンバーワンの座を獲得。大ヒット発進となった本作は、なんと言ってもハードなアクションのなかで交わされる、漫才のような軽妙な掛け合いが魅力だ。なかでも、いまとなってはハリウッドのトップスターとなったウィル・スミスが、“当たり役”となったマイクを再びいきいきと演じる姿が“胸アツ”。「やっぱりウィル・スミスは“バッドボーイズ”が一番」と思わせる好演を見せている。もちろん、前作以降、コメディ映画で存在感を発揮していたマーティン・ローレンスのおとぼけも健在。絶妙なコンビネーションで観客を沸かせる。さらに注目したいのは、本作の監督だ。『バッドボーイズ』シリーズといえば、豪快さとユーモアをあわせ持つマイケル・ベイ監督のイメージが強いが、今回は新鋭のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーがメガホンを取った。アウトロー・クライムアクション映画『ギャングスタ』での、キレのある演出と迫力あるバイオレンスシーンが話題になったふたりだが、その資質が本作『バッドボーイズフォー・ライフ』にぴったりとはまり、批評家筋の評価のみならず、観客の支持が圧倒的に大きい作品となった。主演コンビとともに、監督コンビの仕事も堪能してほしい一作だ。『バッドボーイズフォー・ライフ』公開中
2020年02月03日『ウィキッド』『ピピン』などの人気ミュージカル作品を世に送り出してきた偉大な音楽家 “スティーブン・シュワルツ”。彼の多彩な世界観を、米ブロードウェイ、英ウエストエンドなどで活躍する世界的なミュージカルスターと日本の実力派が、圧倒的な歌唱力でお届けするミュージカルコンサート「ディファイング・グラビティ・コンサート in TOKYO」が、ついに日本に初上陸。6月3日(水)、4日(木)に東京・Bunkamuraオーチャードホールで開催。【チケット情報はこちら】キャストはいずれも、人気、実力共に世界で第一線級のスターたち。『ミス・サイゴン』でキム役を熱演したフィリピン出身の歌姫ジョアンナ・アンピル、同作の25周年記念公演にクリス役で出演して注目を集めたアリスター・ブラマー、『ウィキッド』10周年記念公演でグリンダ役を演じたスージー・メイザース、ウエストエンド、ブロードウェイなど数多くの舞台で“緑の魔女”エルファバ役を演じてきたレイチェル・タッカー、多くの海外スターとも共演経験のある実力派の海宝直人、そしてスペシャルゲストには、ローレンス・オリヴィエ賞受賞女優のルーシー・ヘンシャルが出演。さらにはシークレットゲストも予定している。2016年にシュワルツ氏本人も出演して豪シドニーで開催されて以来、再演が望まれていた公演が装いも新たに、東京で実現する。本日1月30日(木)昼12:00からスタートしたチケットぴあ独占先行は2月10日(月)23:59まで先着受付中。■ディファイング・グラビティ・コンサート in TOKYO~ピピンからウィキッドまで スティーブン・シュワルツの世界~日時:6月3日(水)19:00開演/6月4日(木)13:00開演※開場は各公演1時間前を予定会場:Bunkamuraオーチャードホール(東京都)出演:ジョアンナ・アンピル、アリスター・ブラマー、海宝直人、スージー・メイザース、レイチェル・タッカー、ルーシー・ヘンシャル(スペシャルゲスト) and シークレットゲスト予定作品:『ウィキッド』『ピピン』『ノートルダムの鐘』『ポカホンタス』『プリンス・オブ・エジプト』『魔法にかけられて』『ベイカーズ・ワイフ』『ゴッドスペル』…and more
2020年01月30日文豪ウィリアム・シェイクスピアの知られざる最期の日々を描いた、ケネス・ブラナー監督・主演作『ALL IS TRUE』が邦題を『シェイクスピアの庭』として公開されることが決定した。没後400年以上を経て、いまもなお愛され続ける幾多の名作を世に送り出した英国の偉大な文豪、ウィリアム・シェイクスピア。本作では、「ヘンリー八世」上演中にグローブ座を焼き尽くした大火災の後に断筆した、シェイクスピアの知られざる最期の日々を描く。監督・主演を務めるのは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で、舞台はもちろん、『ヘンリー五世』『から騒ぎ』『ハムレット』など映画でも監督・主演としてシェイクスピア作品と深く関わってきたケネス・ブラナー。「才能に溢れたシェイクスピアは、なぜ49歳の若さで引退したのか?」というブラナーの抱いた疑問から生まれた本作は、断筆したシェイクスピアがロンドンを去り、故郷ストラトフォード・アポン・エイヴォンで過ごした人生最期の3年間にスポットをあてた、心揺さぶる感動作に仕上がっている。シェイクスピアの妻アンを演じるのは、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』『オリエント急行殺人事件』などに出演し、『恋におちたシェイクスピア』では米アカデミー賞助演女優賞に輝き、2016年ローレンス・オリヴィエ賞で史上最多8度目の受賞を果たした大女優ジュディ・デンチ。シェイクスピアの「ソネット集」の“美青年”のモデル、サウサンプトン伯爵に扮するのは、『美女と野獣』や『X-MEN』シリーズに出演し、映画・演劇・TVドラマなどでゴールデングローブ賞やトニー賞など60以上の受賞歴をもつ『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの名優イアン・マッケラン。また、衣装を『ある公爵夫人の生涯』で米アカデミー賞を獲得したマイケル・オコナー、音楽を『ハムレット』『いつか晴れた日に』で米アカデミー賞候補となったパトリック・ドイルが担当するなど、キャスト・スタッフともに名だたる才能が集結し、「シェイクスピアの晩年を描く初めての映画」というブラナーの“悲願のプロジェクト”を完成させた。『シェイクスピアの庭』は2020年3月6日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月10日舞台『正しいオトナたち』が、11月28日(木)に東京・光が丘IMAホールのプレビュー公演で幕を開ける。ここ数年、フランスの劇作家ヤスミナ・レザの戯曲は、日本でも上演が相次いでいる。フランスの作家らしいシニカルな視点とウィットに富んだ会話が魅力で、本作はローレンス・オリヴィエ賞など多数の演劇賞を受賞。ジョディ・フォスターが主人公の女性作家を演じた映画版『おとなのけんか』(ロマン・ポランスキー監督、2011年)が話題を集めたのも記憶に新しい。今回の翻訳上演では、その女性作家役に真矢ミキを配し、岡本健一、近藤芳正、中嶋朋子という実力派が集結する。物語は、アフリカに関する著書をもつ作家ヴェロニック(真矢)と、小売業を営むミシェル(近藤)のウリエ夫妻、そして弁護士アラン(岡本)と資産運用の仕事をしているアネット(中嶋)のレイユ夫妻という、“知的階級のオトナ”4人の会話で展開する。場所はウリエ夫妻の居間、息子が同級生にケガをさせられたというので、その加害者側の親であるレイユ夫妻を自宅に呼んだのだ。最初は冷静さを装って“知的に”話し合いを始める4人だったが、そんな場でも仕事の電話に出るアランに、妻アネットの怒りが爆発!一方のヴェロニックとミシェルのほうも、次第に日頃のうっぷんが噴き出して……!?本作の見どころは、なんといっても丁々発止の会話の応酬だろう。子供のけんかについての両家の対立は、ふとした瞬間に妻対夫、さらには女性対男性など、多様なフェーズを迎え、飲み込みながら(時には飲み込めないまま)テンポよく進んでゆく。いかに“オトナ”とは、日々さまざまな事情を抱えながら、平静を装い過ごしていることか。彼らの姿を「あるある」と笑いつつ、割り切れない世のことわりに思いを馳せれば、ビターだけれど味わい深い、本作ならではの魅力に気づくはずだ。演出は、海外戯曲を読み解く手腕に定評のある上村聡史。5年ぶりの舞台出演となる真矢は、純粋なストレートプレイは意外にも今回が初めてとか。宝塚時代はシリアスからコメディまで、ひとりの人間を生ききる“芝居の人”として知られていた真矢。演技巧者の3人と共に、満を持しての舞台姿に期待したい。文:佐藤さくら
2019年11月28日先月、結婚の手続きを行ったとされるジェニファー・ローレンスとアートディーラーのクック・マロニーが、先週末に挙式した。会場はロードアイランド州ニューポートのベルコート邸。「People」誌などによれば、アデル、キャメロン・ディアス、エマ・ストーン、エイミー・シューマー、シエナ・ミラー、クリス・ジェンナー、ニコール・リッチーら150人のゲストが出席したという。会場周りには多くのセキュリティーガードが配置され、プライバシーが守られるようになっていたといい、出席者にも「SNS禁止令」が出された模様。出席したと思われるセレブのSNSに、現時点では結婚式の写真は投稿されていない。関係者によると、ジェニファーのウエディングドレスは長年ミューズを務めている「ディオール(DIOR)」のものだったとのこと。2人の交際が明らかになったのは昨年6月で、今年2月に婚約を発表していた。婚約後、クックとの結婚の決め手を聞かれたジェニファーは、「(結婚を考えるにあたり)すごく基本的なことから始めた。自分がどのように感じるか。彼はいい人?やさしい?それで、この人だなって思った。バカみたいに聞こえるかもしれないけど。いままで出会った中で最高の人だから、マロニー家の一員になれることをすごく光栄に思ってる」と語っていた。(Hiromi Kaku)
2019年10月21日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の北山宏光が11日、東京グローブ座で行われた主演舞台『THE NETHER(ネザー)』の公開ゲネプロに出演し、中村梅雀、シライケイタ、平田満とともに取材に応じた。ジェニファー・ヘイリーによる同作は、英国The Royal Court Theatreで上演されると、批評家たちから絶賛され、2015年のローレンス・オリヴィエ賞では作品賞を含め4部門にノミネート(舞台装置で最優秀賞)された。「ネザー/NETHER」と呼ばれるインターネット上の仮想空間で犯罪を取り締まっている捜査官・モリス(北山)を主人公に、「人の欲望の暴走」と「倫理の危うさ」という普遍的な問題を、たった5人の登場人物で鮮やかに描く。2年ぶりとなった舞台主演に、「もう2年経ったんですね。また舞台に戻ってこられるのは嬉しかったです」としみじみする北山。フォトセッションではガッツポーズを求められたが、ベテラン陣との並びに「これで『イエーイ!』みたいなのやってって! キスマイの時と同じ扱いしちゃダメなんですよ!」と抗議する。日本語のイントネーションも改めて教わったという北山に、梅雀は「若い人に多いけど、接続詞が上がっちゃうクセがあったり、名詞より動詞が上がっちゃったり、意味がわからなくなっちゃうので」と説明する。北山は「レコーダーを持って梅雀さんに『1回お願いしてもいいですか!』と録音させてもらって、寝る前に梅雀さんの声を夜な夜な聞いて。7シーンくらい読んでもらいました」と明かした。見どころを聞かれると、梅雀は「洋服を着て、梅雀が見せたことない演技をしてますね。かわいらしくみえればいいんですけど」、北山は「三角関係。いろんな意味で三角関係なんですよ。皆さんが想像するのではない三角関係」と期待を持たせる。平田は「早替わりかな。けっこうがんばってやってます」、シライは「苦闘の1カ月をどうにかみていただければいいなと思います」と語った。台風19号の接近により、あす12日の公演は20日に振り替えられることになった。北山は「残念ながら、皆様の安全とか交通とか考えて。なるべく早く判断しようということで、昨日の段階でジャッジさせていただきました」と説明し、梅雀は「北山くんのファンはどんな嵐だろうが来ちゃいますから」と周囲を和ませた。
2019年10月11日世界中で大ヒットを記録した冒険ファンタジー超大作『ロード・オブ・ザ・リング』、そして『ホビット』三部作の原作者J・R・R・トールキンの前半生を映画化した『トールキン旅のはじまり』。今回は、ニコラス・ホルト演じる若きトールキンの親友たち=“仲間”を演じた英国&アイルランドの若手俳優たちに注目した。孤児となったトールキンは、モーガン神父が後見人となり、名門キング・エドワード校に入学。そこで出会った3人の少年たちと毎日お茶を飲みながらあらゆることを議論し、絆を深めていく。自分たちの集まりを秘密クラブ「T.C.B.S」と名付け、“芸術の力で世界を変えよう”と誓い合い、切磋琢磨していく4人。それぞれが得意な芸術分野で刺激し合い、その中でトールキンは物語を書く腕を磨いていくことに。トールキンを演じるニコラス・ホルトといえば、1989年生まれ、イギリス・バークシャー出身。『X-MEN』シリーズや『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などで世界的人気を獲得し、今年は『女王陛下のお気に入り』にも出演するなど、実力派俳優として名高い。そして、「T.C.B.S」の仲間たちにも今後が期待される若手俳優たちが勢ぞろいしている。詩人で劇作家を目指すジェフリー・スミス役:アンソニー・ボイル1994年、北アイルランド出身。舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」でドラコ・マルフォイの息子スコーピウス役を演じて、ローレンス・オリヴィエ賞の助演男優賞を受賞、トニー賞にもノミネートされ注目を集めた若手実力派。端役ながらTVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」などにも出演している。本作では早熟な詩人で、劇作家を目指しているジェフリー役を演じている。物書きになることを家族に反対されていたジェフリーについて、「ジェフリー自身も孤独だったので、トールキンの寂しさを理解できたのだと思う」と語るアンソニー。トールキンとジェフリーは同じオックスフォード大学に進学しており、「良い時も悪い時も友情が道しるべとなることを知っていたジェフリーは、トールキンに寄り添うことが出来た」と話すように、辛い時も寄り添うトールキンの一番の理解者となっている。画家志望のロバート・ギルソン役:パトリック・ギブソン1995年、アイルランド生まれ。Netflixオリジナルシリーズ「The OA」のスティーブ役で一躍有名になった彼は、映画やTVを通じて活躍しており、アイリッシュ・フィルム・アンド・テレビジョン・アワードのライジング・スター賞などを受賞、今後の活躍が期待される若手俳優。本作で演じているのは、秘密クラブ「T.C.B.S」のカリスマ的フロントマンで、画家志望のロバート役。パトリックは4人の関係性について、「彼らが強く結び付いていたのは、人生を美しく、思い切り謳歌したいという気持ちがあったからだと思う」と語っている。ロバートには天性のリーダーシップがあったものの、パトリックは「実は自身がなく、密かに悩んでいた。校長でもある父の大きな期待に応えねばならず、仮面を被り続け、苦悩を見せないようにしていた」と明かしており、親友たちに後押しされ、彼がしがらみから一歩踏み出す姿が描かれていく。将来を期待されているクラシック音楽の作曲家のクリストファー・ワイズマン役:トム・グリン=カーニー1995年、イギリス・マンチェスター生まれ。「ピーターパン」「マクベス」などの舞台を経験後、クリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』でミスター・ドーソン(マーク・ライランス)の息子ピーター役に抜擢されて映画デビューを飾った、ネクストブレイク必至の若手俳優。ティモシー・シャラメ主演のNetflixオリジナル映画『The King』(原題)にも参加している。本作では、将来を大いに期待されているクラシック音楽の作曲家のクリストファー役に。「クリストファーは後先考えずに思ったことを言ってしまうタイプ」とトムが語っているように、意見は単刀直入に言う一方、心では悩みを抱えているというキャラクター。トムは「トールキンとクリストファーの論争は2人の絆を深めて、お互いの才能を心から称賛している」と明かしており、ぶつかり合いながらも固く結ばれたかけがえのない友情も見どころ。少年期を演じる“超”若手キャストにも注目!ニコラス演じるトールキンの少年時代をハリー・ギルビー、アンソニー演じるジェフリー・スミスの少年時代をアダム・ブレグマン、パトリック演じるロバート・ギルソンの少年時代をアルビー・マーバー、トム演じるクリストファー・ワイズマンの少年時代をタイ・テナントが演じている。青年組ロバート役のパトリックは、「少年時代役の若手組が活き活きとしたグループ感を作ってくれたので、僕ら青年時代組もその流れを受け取ることができた」と、“少年組”への感謝を交えてふり返る。また、「会った瞬間に仲良くなりました」と明かすのは、少年期のクリストファー役を演じたタイ・テナント。「自然に楽しくふざけ合うことができたので、これはうまくいく、とみんなが思っていました。その友情が先輩俳優陣に引き継がれていったんだと思います」と自信をみせており、今後活躍が期待される“超”若手キャストたちも見逃せない。『トールキン旅のはじまり』は8月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トールキン旅のはじまり 2019年8月30日TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2019 Twentieth Century Fox
2019年08月18日ロシア出身の世界的クラウンで、1994から1996年までシルク・ドゥ・ソレイユに参加し、『アレグリア』の一場面を演出したことでも知られるスラバ・ポルニン。その彼が1993年に企画して初演し、以来25年の間に世界35か国で700万人を動員、イギリスのローレンス・オリヴィエ賞をはじめとする演劇賞にも多数輝いている体感型ファンタジーショーが『SLAVA’S SNOWSHOW スラバのスノーショー』だ。日本でも2014年と2016年に公演を行い、のべ4万人を動員した本作の3年ぶりとなる東京公演が、本日8月10日より、THEATRE1010にて開幕する。セリフもまとまったストーリーもなく、クラウンたちが動きと表情だけで人間の喜怒哀楽を表現していく本作。彼らが強烈な“客イジリ”を行うほか、蜘蛛の巣に見立てた糸が客席を覆い尽くしたり、巨大なボールが客席に振ってくるなど、観客巻き込み型の演出が大きな特徴だ。そしてもちろん、タイトル通りの“雪”が客席に降り積もる圧巻のシーンも。ひとときの冬気分が味わえる、酷暑が続く今の東京にこそぴったりの作品と言えそうだ。文:町田麻子
2019年08月10日米倉涼子が主演するブロードウェイ・ミュージカル『シカゴ』の来日公演が8月1日、大阪・オリックス劇場で開幕した。その開幕を前に、ゲネプロと囲み取材が行われ、米倉のほか、アメリカ・カンパニーの来日キャストから、ヴェルマ・ケリー役で史上最多出演数を誇るアムラ=フェイ・ライト、物語の鍵を握る悪徳敏腕弁護士ビリー・フリン役のピーター・ロッキアーが取材に応じた。ブロードウェイミュージカル「シカゴ」チケット情報女優デビュー20周年の米倉、7月には自身3度目となるブロードウェイ公演でも主演ロキシー・ハート役を務めてきた。「とにかくたくさんのお客様に喜んでいただけたので、日本公演も精一杯頑張りたい」とコメント。ピーターは「涼子とは舞台上でとても楽しく上演できている」と笑顔で語り、公私ともに“相棒”というアムラも「涼子と私たちは毎日より良くなっている。涼子とは親友同士としての化学変化も楽しみたい」と上々の仕上がりをアピールした。本作は1997年初演、これまでトニー賞最優秀リバイバル・ミュージカル作品賞を含む6部門、ローレンス・オリヴィエ賞2部門、グラミー賞を獲得。アメリカ(ブロードウェイ)作品として歴代1位のロングラン、世界36か国、500都市以上、12言語で上演されているメガヒット・ミュージカルだ。実話に基づいたふたりの“悪女”によるシンデレラ・ストーリーはスキャンダラスで、『オール・ザット・ジャズ』など劇中を彩るナンバーも名曲揃い。加えて鬼才ボブ・フォッシーによる振付はスタイリッシュかつセクシーで、それらが三位一体となり極上のエンタテインメントとして、色褪せぬ輝きを放ち続けている。7月31日には、ミュージカルCD「シカゴ」の日本盤ボーナス・トラックで、米倉涼子が歌う『ロキシー』が世界120か国以上で配信された。世界デビューについて問われた米倉は、「なぜ私が?と、いまだに信じられません」と恐縮しきり。だがニューヨークでのレコーディングは「ブロードウェイのアンサンブルボーイズふたりにも歌を入れてもらい、とても楽しい時間を過ごすことができました」と振り返った。また米倉にとって8月1日は自身の誕生日。「ハッピーバースデー!」とピーターからバラの花束を受け取った米倉は「誕生日なんて忘れてた」と驚きの表情。『シカゴ』の本拠地、ブロードウェイのアンバサダー劇場を模したケーキが運ばれると、3人は「素敵ー!」と声をあげた。そんな祝福ムードのなか、改めて米倉が日本公演に向けて意気込みを語った。「今回は半分以上が初めて共演させていただくメンバーです。最後のリハーサルでも、みんなで一丸となって前を向いて気持ちをひとつに整えたので、長丁場になりますが、日本公演も精一杯がんばります!」と力を込めた。公演は8月4日(日)まで大阪・オリックス劇場、8月7日(水)から18日(日)まで東京・東急シアターオーブにて上演。
2019年08月02日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の北山宏光が、舞台『THE NETHER(ネザー)』で主演を務めることが14日、明らかになった。ジェニファー・ヘイリーによる同作は、英国The Royal Court Theatreで上演されると、批評家たちから絶賛され、2015年のローレンス・オリヴィエ賞では作品賞を含め4部門にノミネート(舞台装置で最優秀賞)された。「ネザー/NETHER」と呼ばれるインターネット上の仮想空間で犯罪を取り締まっている捜査官・モリス(北山)を主人公に、「人の欲望の暴走」と「倫理の危うさ」という普遍的な問題を、たった5人の登場人物で鮮やかに描く。日本版の上演台本・演出を手がけるのは、振り込め詐欺、原発事故、イラク戦争など、目の前にある現実を描いてきた瀬戸山美咲。#MeToo運動やLGBTといった、性自認や性的指向に着目し、主人公の性別を女性から、あえて性的なことに恐怖心や嫌悪感を抱く男性にすることで、人間と人間の物語として再構築する。2017年の『あんちゃん』以来2年ぶりの舞台出演となる北山は、欲望渦巻くネット上の仮想空間を捜査する捜査官役を演じる。中村梅雀、シライケイタ、平田満といったキャリアと実力を揃えた面々が揃った。東京公演は東京グローブ座にて10月11日~11月2日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて11月7日~11月10日。○瀬戸山美咲(上演台本・演出) コメント人間は肉体と心を持つ限り、「満ち足りなさ」や「寂しさ」を感じてしまう……。この作品はインターネット上の犯罪をサスペンスフルに描きながら、そういった人間の普遍的な姿を描いています。また、テクノロジーと倫理、仮想空間での表現の自由など、今、私たちが直面している様々な問題が盛り込まれている戯曲です。とても刺激的なキャストが揃いました。みんなで化学反応を起こしながら、人間の本質に迫っていきたいと思います。○北山宏光 コメント初めてお話をいただいた時、その世界感と内容に最初は戸惑いました。ただ台本を読みこんでいくと、これは現実でも起こりうる可能性もある話だし、社会的なメッセージが込められていて、非常に楽しみになってきました。表現するのには、まだまだ未知数な部分もありますが、良いチャレンジになると思っています。共演者の方々も、大先輩ばかりで、生半可な気持ちでは到底、太刀打ちができないので、ちゃんとしがみつき、自分の中でも成長できる舞台にしたいです。○中村梅雀 コメント芸歴55年目にして、出演者が少人数のお芝居に出るのは初めてです。海外作家の作品も数えるほどしか出演していませんが、今回の【バーチャルと現実の世界を行き来する物語】がどんな舞台になるのか、今からとても楽しみです。立派な仕事をしても、家族が居ても、どうにもならない心の歪みや孤独を抱えてしまう人間の、デリケートでチャーミングな深層心理に迫る面白い作品です。是非、沢山の方々に観ていただきたいです。○シライケイタ コメント命の根源や生きることの本質を問い、生きるって何だろうと感じさせるようなこの作品に、俳優として参加できることを、本当に嬉しく思います。最近は脚本や演出をする機会が多く、久々に出演のみに集中する作品になるので、とても楽しみにしています。今をときめく北山さんや大先輩方とともに、良い作品を作っていきたいと思います。○平田満 コメントこのような視点の作品をあまり観たことがなかったので新鮮な気持ちで台本を読みました。仮想空間というのは、僕にはあまり馴染みのない世界ではありますが、この作品の世界観や人間関係を、どれだけリアルに感じられるものなのかがとても興味深く、その中でシムズという役にチャレンジできることにやりがいを感じています。キャストの皆さんや演出の瀬戸山さんと一緒になって、今まで観たことがない、やったことがない演劇になればいいなと思います。
2019年07月14日バレエ界の鬼才マシュー・ボーンが演出・振付を務めた「Mattew Bourne’s Swan Lake」(原題)が、『マシュー・ボーン IN CINEMA/白鳥の湖』として10月に日本でも公開決定。ポスタービジュアルが到着した。主人公は、母の愛を知らずに育った王子。彼は母である女王に、ガールフレンドとの仲を反対され、拒絶される。ある日、ガールフレンドを追いかけ、ナイト・クラブへ入った王子はほかの客と揉め、つまみ出されたところをパパラッチに撮られてしまう。そして、いつしか夜の公園にたどり着き、途方に暮れる王子は生きることに疲れ、命を絶とうとする。そのとき、彼の前に一羽の凛々しい白鳥が現れる。その美しく力強い姿に王子の心は癒され、彼は生きる気力を取り戻すのだった。一方宮殿では、各国の王女たちを招いた舞踏会が行われていた。そこに遅れてやってきた1人の男を見て、王子は激しく動揺。その男は、公園で出会った白鳥と瓜二つだったのだ。男は次々に人々を誘惑していき、ついには女王の心までも虜にしてしまう。その光景に耐えられず起こした王子の行動が、さらなる悲劇を招くことに――。ローレンス・オリヴィエ賞を5回受賞し、トニー賞の優秀振付賞と最優秀ミュージカル演出賞の両方を受賞した唯一のイギリス人、マシュー・ボーン(演出・振付)。そして、トニー賞最優秀衣裳デザイン賞を受賞したレズ・ブラザーストン(舞台・衣装デザイン)らが手掛ける本作。喝采を浴びた、あのロンドン公演がついにスクリーンに舞い降りる!公開決定と同時に到着したポスタービジュアルでは、満月を背に凛々しく舞う、どこか妖しげな、これまでのイメージとはガラリと変わる1枚となっている。なお、マシュー・ボーンの「白鳥の湖~スワン・レイク~」来日公演が、7月11日(木)から21日(日)までBunkamura オーチャードホールにて上演される。『マシュー・ボーン IN CINEMA/白鳥の湖』は10月、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)
2019年07月11日『X-MEN:ダーク・フェニックス』のプレミアに出席したジェニファー・ローレンスが、婚約者のクック・マロニーについて初めて語った。「ETonline」に「なぜクックが運命の人だと思ったの?」と尋ねられたジェニファーは、「そうね、彼は私の人生で出会った人の中で、とにかく最高の人なの」と返答。「(プロポーズを受けるかどうかを)決めるのはとても簡単なことだったわ」とのろけた。ジェニファー本人がクックについて語るのはこれが初めて。ジェニファーの関係者が「彼はいい人です。賢くておもしろい。ジェニファーのことをセレブ扱いすることもないですし」と語ったことはあった。ジェニファーとアートギャラリーのディレクターのクックは、昨年6月から交際を始め、今年2月に婚約した。ジェニファーにはこれまで『X-MEN』シリーズで共演したニコラス・ホルトや、出演映画『マザー!』の監督のダーレン・アロノフスキーらとの交際歴がある。ニコラスとは5年前に破局したが、その後も『X-MEN』シリーズで共演しており、今回の『ダーク・フェニックス』のプレミアでも談笑するという仲の良い姿が目撃されている。(Hiromi Kaku)■関連作品:X-MEN:ダーク・フェニックス 2019年6月21日より全国にて公開© 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年06月06日映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1&PART2』から19年――。ハリーとその仲間たちがホグワーツ魔法魔術学校を去った後の世界を描いた最新作にして、舞台脚本の書籍化である「ハリー・ポッターと呪いの子」は、事実上のシリーズ最終巻とされている。この春から、その舞台がオーストラリアのメルボルンで上演されている。アジア・パシフィックで唯一の上演都市となったこの街で、ハリー・ポッターの世界を探した。舞台の上演都市として選ばれた理由2月、オーストラリアのメルボルンで、シリーズ最新作にして完結編とされる舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」がプレミアを迎えた。ロンドン、ニューヨーク、そしてメルボルン。第3番目の都市に選ばれた理由はどこにあったのだろう。もちろん、英語で制作された舞台ということで、英語圏であるということがひとつ。そして、アジア・パシフィック随一とも言われる豊かなシアター文化があったことも大きな理由のひとつだと制作陣は話している。ロンドンにはウエストエンド、ニューヨークにはブロードウェイという世界に名を轟かせる劇場街があるように、メルボルンにはイーストエンドがある。CBDと呼ばれる中心部の東側にあり、徒歩圏内に6つの伝統的な劇場が立ち並ぶ。2月は、ハリウッドの大女優エレン・バースティン出演の作品や、人気映画の舞台版「スクール・オブ・ロック」なども上演されていて、昼間から大いににぎわっていた。周辺の路地には地元住民が好む人気のレストランやカフェ、スイーツショップが潜んでいる。秘密のお店を教えてくれ、各店で試食試飲ができるヒドゥン・シークレット・ツアーズも開催されている、観光客にも人気の地域だ。このエリアでもひときわ華やかな歴史を持つ劇場が、「ハリー・ポッターと呪いの子」を上演しているプリンセス・シアター。“プリニー”の愛称でよばれる、ビクトリア州遺産に指定の建造物だ。1886年のオープン以来、ストレート・プレイ、オペラ、ミュージカル、そして映画など数々の名作が上映され、ローレンス・オリヴィエやヴィヴィアン・リーの出演、エリザベス女王の臨席を賜ったこともある由緒ある劇場なのだ。そんなシアターが、ハリー・ポッターらを迎えるために2年前から動き出した。昨年は、6か月かけてインテリアの改装を行い、コロニアル・イエローの壁、そしてカーペットまでもがホグワーツ&ハリー・ポッターをモチーフにしたものに姿を変えたのだ。劇場が持つ雰囲気はとても大事だと制作者のひとりは語る。プリンセス・シアターの存在が、メルボルンが第3の都市になった大きな理由のひとつでもあるというわけだ。物語の世界にリンクする街の雰囲気そしてやはり、この劇場を抱くメルボルンが持つムードというのも、決め手となった大きな理由なのだろう。先住民族アボリジニの文化と、1835年から始まった入植者たちの文化によって形づくられたメルボルン。特に、19世紀に起こったゴールドラッシュで急激に栄え、その頃に建てられたビクトリア朝時代の建築物が街の中心部や郊外にも残り、近代的な街並みと美しく融合している。街を歩いていると、ヨーロッパにいるのかと錯覚してしまう。そんな雰囲気にはハリー・ポッターの世界と通じるものがある。ユネスコ世界遺産に登録されている王立博覧会ビル(ロイヤル・エキシビションビルディング)は1880年にメルボルンで開催された万国博覧会のために建てられた。ビザンチン様式、ロマネスク様式、ルネッサンス様式の建築様式を複合しているのもユニークだが、驚くべきはいまも現役で稼働していて、イベントがあれば入館可能だ。遺産指定されている街のアイコン、フリンダースストリート駅は『魔女の宅配便』にもヒントを与えたとされていてジブリファンには有名だが、エドワード朝の建物だ。同じく遺産指定されている聖パトリック大聖堂はオーストラリア最大のゴシック建築。中に入ると、まるでホグワーツの世界に迷い込んだようだ。中でもおすすめは、“一度は行きたい”と称されているビクトリア州立図書館。1854年に設立されたオーストラリア最古にして、世界最初の無料ライブラリーだ。市民にとって知の泉のような場所だが、稀覯本、歴史的な文書など貴重なコレクションでも知られ、ギャラリーでは常時アートも展示されている。地元住民でなくても館内を見学できるのが嬉しい。見どころはラトローブ閲覧室。天井が高く、広々とした様子で、ここなら勉強がはかどりそうだ。壁の本棚にびっしりと書籍が収納されている様子も壮観なのだが、最上階のあるスペースだけ本棚が空になっている。実はここだけ、何度本を並べても、翌日には全ての本が下に落ちてしまっているのだという。そのため図書館側は、本を並べるのをやめてしまったといういわくつきの本棚なのだ。実は、「ハリー・ポッターと呪いの子」上演劇場であるプリンセス・シアターにも、こんな話が。1888年3月3日、オペラ「ファウスト」の主演だったフレデリック・ベイカーがクライマックスで奈落に消えた際、心臓発作を起こして帰らぬ人となる悲劇が起きた。にもかかわらず、それを知らずにいた共演者や観客たちは彼が終演後に舞台に現れ、お辞儀をしたと言い張ったという。その後、数年に渡り劇場は、舞台が初日を迎えるときは3列目の特等席を空席にし、彼に敬意を表した。現在も、フレデリックの目撃談は絶えない。いまは、嘆きのマートルと意気投合していることだろう。歴史とストーリーのある建造物と、ホージア・レーンなど有名なグラフィティ・アートの(『アメリ』など、映画にまつわるモチーフも多数)ある現代を象徴する裏道が隣接しているメルボルン。カンタス航空が成田からメルボルンまで毎日直行便を運航しているので、観劇のためはもちろん、ほかの都市への拠点としてもスムーズに移動できる。個性的な企画展にも定評のあるナショナル・ギャラリー・オブ・ビクトリアほか、世界有数のアート&カルチャーが体験できるこの街で、ハリー・ポッターの世界を探してみてはいかがだろう。協力:オーストラリア政府観光局/ビクトリア州政府観光局(text:June Makiguchi)■関連作品:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 2010年11月19日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 2011年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Warner Bros. Ent.Harry Potter Publishing Rights © J.K.R.Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2019年04月05日女優のジェニファー・ローレンスが婚約したようだ。ジェニファーが大きな指輪を身につけていたことから、ニューヨークの画廊に勤める恋人クック・マロニーと婚約したという噂が立っていたが、彼女の代理人がこのたび2人の婚約を認めた。昨年春から交際していたとみられる2人だが、交際については口を閉ざしたままだった。昨年6月にニューヨークで一緒にいるところを目撃されて以来、2人は世界各地で熱愛ぶりを目撃されていた。さらに交際が明らかになった2カ月後には、数日間パリでバカンスを楽しんだようで、2人が手を握っているところを目撃されていた。昨年6月に夕食デート後の姿を目にされた当時、ジェニファーはマロニーとの交際で幸せそうだと関係者は話していた。「2人は夕食の間中、イチャイチャしていました。とても優しそうで、お互いに一緒にいて心地よさそうでした。彼女はとても幸せなんです。隠れることなんてしません。これはもう本物のようです」マロニーは、レナ・ダナムの父親キャロル・ダナムやリチャード・プリンス、アニッシュ・カプーア、ビョークの元パートナーであるマシュー・バーニーなどのアーティストの代理人をしているニューヨークのグラッドストーン・ギャラリーで働いているほか、芸術関連の社交界ではよく知られた存在で、有名なガゴシアン・ギャラリーで働いていたこともあるという。ジェニファーは、親友ローラ・シンプソンの紹介でマロニーと知り合ったそうだ。(C)BANG Media International
2019年02月07日アカデミー賞女優のジェニファー・ローレンス(28)が、昨年6月頃から交際を開始したアートギャラリーのディレクター、クック・マロニー(34)と婚約した。ジェニファーの代理人が「People」誌に認めたという。先日、ニューヨークのフレンチレストランでデートしている姿が目撃されたジェニファー&クック。目撃者によれば、ジェニファーの指には「巨大なダイヤモンド」が光っていたそうだ。「ものすごく大きなダイヤでした。2人は何かをお祝いしていたようで、周りの人も2人について話していたみたいです。指輪は目につきましたね。2人は後ろの隅に座っていたんですけど。ジェニファーは黒の生地に白の水玉模様のドレスを着ていました」と語っている。昨年6月に交際が発覚してから、特にその関係を隠すこともなくデートを重ねていた2人。8月には旅行でパリとローマを訪れ、「すごく幸せそうで、ときどき手もつないでいた」との目撃情報があった。9月にはジェニファーはクックを連れてニューヨーク映画祭へ。元カレのニコラス・ホルトや親友のエマ・ストーンが出演している『女王陛下のお気に入り』のプレミアに出席した。ジェニファーからの正式コメントはまだない。(Hiromi Kaku)
2019年02月06日フランス発の最高級オリーブオイルブランド「オリヴィエ・アンド・コー(OLIVIERS&CO)」は、銀座の日本1号店に続き、恵比寿ガーデンプレイスに、2号店を2018年10月6日(土)にオープンする。「オリヴィエ・アンド・コー エビス」では、「オリヴィエ・アンド・コー」のオリーブオイルなどの商品を販売するのに加え、旬の食材を使用したデリ、パンといったフードと、最高級オリーブオイルのペアリングを店内・テイクアウトの両方で楽しむことができる。また、フランス語で“ごちゃ混ぜ”という意味の「メリメロ」をテーマに、30種の野菜を使ったサラダ「メリメロ30」や、ふんだんに野菜を入れたポテトサラダ「メリメロポテト」などのメニューを用意。オリーブオイルとビネガーを、その場で自分好みにブレンドした調味料をかけて、オリジナルの味わいを楽しむことができる。店内には、20種類以上のオリーブオイルを含む、60種類以上の商品を揃え、全て試食することができる。さらに、常駐しているオリーブオイルソムリエが、多彩なラインナップの中から、様々な食材との相性を考慮し、好みに合わせたフードペアリングを提案してくれるのも魅力だ。【詳細】オリヴィエ・アンド・コー エビスオープン日:2018年10月6日(土)住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-5 恵比寿ガーデンプレイスTEL:03-6455-6915営業時間:11:00~21:30席数:店内12席、テラス16席■メニュー例・オリヴィエ・アンド・コー セレクトランチ 900円~ ※サラダ2種、メイン1種をセレクト・サンドウィッチ 480円・コーヒー 350円※デリ内容は季節によって変更。■商品例・アロマティックオイル「オリーブオイル&フレッシュバジリコ」250ml 2,800円、100ml 1,500円・フルーツビネガー「ザクロ」250ml 3,200円※価格は全て税込。
2018年10月08日英国の会話劇「チャイメリカ」が田中圭さん出演で、2019年2月に日本初上演することが決定しました。実力派の出演者が名を連ねる本作は、東京を皮切りに、愛知・兵庫・福岡などを巡るツアー公演が予定されています。気になる舞台の最新情報をお届けします。英国の劇作家「チャイメリカ」が日本上演2019年2月に世田谷パブリックシアターとパソナグループの共同制作作品として、英国人劇作家ルーシー・カークウッドの「チャイメリカ」が栗山民也さん演出で日本初上演されます。「チャイメリカ」は歴史的な悲劇を背景にしながら、空間や時代を往来する複雑な構造の会話劇。2014年にローレンス・オリヴィエ賞最優秀プレイ賞を含む5部門を受賞した社会派の戯曲です。栗山民也さんが演出を担当今作は、日本を代表する舞台演出家・栗山民也さんが演出を担当。読売演劇大賞をはじめ、いくつもの受賞経歴をもつ演出界の大物です。代表作として大竹しのぶ主演「ピアフ」、篠原涼子と佐藤隆太出演「アンナ・クリスティ」、山田洋次監督の「母と暮せば」舞台化の演出などを手掛けています。注目の演技派出演者4名が発表!田中圭ドラマ「おっさんずラブ」で演技力の高さでも注目を集め、大ブレイク中の田中圭さん。今作ではアメリカ人カメラマン・ジョー役を演じます。満島真之介満島真之介さんは、中国に住むじジョーの友人ザン・リン役を演じます。田中さんとの舞台共演は2015年の「夜への長い旅路」以来、およそ3年ぶりです。倉科カナ舞台での活躍も話題の倉科カナさんは、ジョーと親密な関係になるテス役を演じます。世田谷パブリックシアターの舞台の出演は、2015年の「道玄坂綺譚」ぶり。眞島秀和舞台での活躍も目覚ましい眞島秀和さんは、ザン・リンの心優しい兄ザン・ウェイ役を演じます。2015年の「道玄坂綺譚」でも、倉科カナさんと共演されています。「チャイメリカ」公演詳細日程2019年2月~3月会場東京・世田谷パブリックシアター愛知・東海市芸術劇場兵庫・兵庫県立芸術文化センター福岡・福岡市民会館チケット先行発売・世田谷パブリックシアター友の会先行公式HP:世田谷パブリックシアター友の会・「せたがやアーツカード」先行・割引発売公式HP:せたがやアーツカード・「U24」割引発売公式HP:U24作品情報作:ルーシー・カークウッド Chimerica by Lucy Kirkwood翻訳:小田島則子演出:栗山民也主催:公益財団法人せたがや文化財団パソナグループ企画制作:世田谷パブリックシアターパソナグループ後援:世田谷区協賛:トヨタ自動車株式会社東邦ホールディングス株式会社Bloomberg協力:東京急行電鉄株式会社お問い合わせ先公式HP:世田谷パブリックシアター社会派戯曲「チャイメリカ」を観劇しよう実力派出演者と日本を代表する演出家のタッグが注目される「チャイメリカ」は、チケット発売日や公演スケジュールの発表前から早くも注目が集まっています。話題の「チャイメリカ」を観に、劇場に足を運んでみてください。
2018年08月28日バレエ界の鬼才マシュー・ボーンが演出・振付を務めた「Mattew Bourne’s Cinderella」(原題)が、『マシュー・ボーン IN CINEMA/シンデレラ』の邦題で公開されることが決定。ボーンのバレエを撮影した作品を劇場で観ることができる。■“英国バレエ界の奇才”マシュー・ボーンとは?マシュー・ボーンはローレンス・オリヴィエ賞を5回受賞、トニー賞の優秀振付賞と最優秀ミュージカル演出賞の両方を受賞した唯一のイギリス人。これまで、日本でも話題となった白鳥役を全員男性が演じた「白鳥の湖」をはじめ、「眠れる森の美女」や「くるみ割り人形」のように、童話という古典作品をユニークな手法を用いて演出してきた。■新作は“新解釈”の「シンデレラ」マシュー・ボーンが今回手掛けたのは、世界で最も古い童話の一つ「シンデレラ」。世界中に様々なバリエーションが派生した名作の舞台を、第二次世界大戦下のロンドンに変え、大胆にアレンジ!第二次世界大戦の真っ只中、シンデレラと1人の若いイギリス空軍のパイロットが出会い、瞬く間に2人は恋に落ちていった。ときを同じくして、ドイツ・ナチス軍による大空襲により、ロンドンが恐怖で脅かされ、運命によって結ばれたはずの2人は引き裂かれる…という物語。■戦争×童話の世界観がマッチしたビジュアル劇場公開に併せて公開されたビジュアルは、戦争を連想させる暗い街並みとロマンティックな宮殿が同時に描かれた背景が印象的。そんな中に眩いドレスをまとったシンデレラと、イギリス空軍のパイロットが抱き合う姿は、戦争と童話という世界観のギャップを見事になくし、いままでにない異色の世界観を表現している。マシュー・ボーンがトニー賞最優秀衣装デザイン賞を受賞したレズ・ブラザーストンとのバレエ界最強タッグで挑んだ本作は、セルゲイ・プロコフィエフの名曲の魅力が活かされ、斬新かつスリリングで刺激的なラブストーリーに仕上がっている。『マシュー・ボーン IN CINEMA/シンデレラ』は11月3日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月26日田中圭(34)が来年2月上演予定の舞台「チャイメリカ」で主演を務めると7月30日、各メディアが報じている。同作はイギリスで最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞を受賞した社会派戯曲。天安門事件を題材にしており、田中は写真家を演じるという。会場となる東京・世田谷パブリックシアターのホームページで田中は演出を務める栗山民也氏について触れ、「信頼している先輩方に相談したら、栗山作品にはぜひ参加したほうがいいとアドバイスをうけるほどの方、挑戦することを決めました!」とコメント。難役挑戦に向け、気合い十分だ。田中といえば、6月まで放送されていた主演ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)が大ヒット。放送終了後も、その人気は衰えていないという。「『おっさんずラブ』は放送終了後も公式グッズが販売されるほど、ファンから愛され続けています。ドラマの影響で田中さんにはモテないダメ男キャラの印象が定着しましたが、『チャイメリカ』は歴史もの。また現在放送中の『健康で文化的な最低限度の生活』では、仕事にシビアな上司を好演。11月公開の北川景子(31)主演の映画『スマホを落としただけなのに』では、頼りない彼氏を演じています。そのため“振り幅の大きい俳優”として、評価され始めています」(芸能関係者)今秋から冬にかけて、田中の新たな一面が見られそうだ。
2018年07月30日2011年英国で初演、ローレンス・オリヴィエ賞で3部門を受賞した名作ミュージカル『TOP HAT』が2015年の来日版に続き、待望の日本人キャストで上演される。演出は英国のオリジナル版を手がけたマシュー・ホワイト、振付・衣装・セットもオリジナル版を踏襲する。勘違いが招く恋の大騒動を描いた本作は、1936年公開の同名映画を舞台化したもの。デュエット・ダンスが見もので、映画版でフレッド・アステアが演じた主人公ジェリーをV6の坂本昌行、ジンジャー・ロジャースが演じたヒロイン、デイルを多部未華子が演じる。公演に先駆け多部が来阪し、「念願のミュージカル作品」への意気込みを語った。ミュージカル「TOP HAT」チケット情報小学5年生で観たミュージカル『アニー』に感銘を受け芸能界へ。いつかはミュージカルにとの思いはあったが、現実には「歌もダンスも得意じゃない…」と幾度かのオファーにも二の足を踏む時期が続いた。「今回お話をいただいて、やる前からできませんと断って20代を終えるのは嫌だな」と思い直した。やれることはやってみたいと一念発起、約2か月間仕事をセーブして課題曲を猛特訓。年始に英国で行われたオーディションに挑戦し、見事合格した。演出家には、デイル役は「自立したかっこいい女性」など、演じるうえでのヒントを貰った。特に課題曲のタップシーンは思い入れが強いとも。「最初は、ジェリーに対してツンツンしているのに、だんだんと波長が合って、戸惑いながらも愛に変わっていく。一曲の中にデイルの気持ちが詰まっているんだよと教わって。ひとつひとつの振りにも意味があることを初めて知って、とても楽しかったです」。ダンスは不安だが振付はすべて頭に入っている。「単に踊るだけでなく、感情を乗せた踊りができればいいかな。坂本さんは経験豊富ですし、早く稽古を重ねて波長が合えばいいなと思います」。これを機にミュージカルへの出演が増えそう?「生意気なことを言えば、今のミュージカル界と映像界には境界線があると勝手に感じていて。きっと『TOP HAT』でも、なぜ私がヒロインに?と思っている人も少なくないと思います。今は私みたいにどちらもやりたいと思う俳優が本当にどちらの作品にも挑戦できる環境になればいいなと思う夢はあります。そうすればもっといろんな人と出会えるし、可能性が広げられる」。ミュージカルの魅力は「なぜか心が震えて感動して、前向きになれる」。そんな無条件の喜びをこの作品でも伝えたいと微笑む。「劇場で感じたハッピーな気持ちが翌朝まで続くような素敵な作品にしたい。興味を持っていただければうれしいです」。公演は、11月5日(月)から25日(日)まで東京・東急シアターオーブ、12月1日(土)から5日(水)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは7月14日(土)10:00より一般発売開始。取材・文:石橋法子
2018年07月13日オリヴィエ・アンド・コー ギンザ(OLIVIERS&CO GINZA)は、20種類以上のオリーブオイルとアイスのペアリングを楽しめる「オリーブオイル&アイス テイスティング」を夏季限定で開催。オリーブオイルだけで20種類、ビネガー、バルサミコ、トリュフオイルやソルトなど全商品合わせると60種類以上を取り揃えるオリヴィエ・アンド・コー ギンザは、世界15カ国に展開するフランス発最高級オリーブオイルブランド「オリヴィエ・アンド・コー(OLIVIERS&CO)」の日本1号店。オリーブオイルをはじめとする食材を販売し、店内のテイスティングテーブルでは商品の試食が可能だ。さらに、イートインスペースでは、オリーブオイルとのフードペアリングメニューを提供する。テイスティングテーブルにて、バゲットやトマトなど既存の食材に加え、夏季限定で「オリーブオイル&アイス」のテイスティングを開始。「オリーブオイル&アイス」の組み合わせは、アイスの甘さとオリーブオイルの濃厚な風味がマッチし、近年ではフランスや海外でも定番のペアリングとなっている。オリヴィエ・アンド・コー ギンザでは、店舗に常駐するオリーブオイルソムリエがアイスに合うオイルを提案。数々のオイルの中から、マンダリンやレモンなど、柑橘系の爽やかな味わいのオイルや、辛味、青味を持つエクストラバージンオリーブオイルなどをセレクトしてくれる。また、カフェタイムでは、「オリーブオイル&アイス」のデザートメニューも用意。テイスティングで発見した好みのオリーブオイルをかけて楽しめる。【詳細】オリーブオイル&アイス テイスティング開催期間:開催中~ ※夏季限定、終了時期未定開催場所:オリヴィエ・アンド・コー ギンザ住所:東京都中央区銀座1-3-3 G1ビル1F営業時間:11:00~21:00(L.O.20:30)TEL:03-6263-2951■カフェメニュー(14:00~17:00)・カフェセット(アイスとコーヒーのセット) 700円+税・アイス単品 400円+税
2018年06月21日女優のジェニファー・ローレンス(27)に秘密の恋人がいるようだ。ジェニファーは、ニューヨークのアートギャラリーでディレクターを務めているクック・マロニーと交際していると報じられているが、今まで2人の関係を気付かれないようにしていたという。ジェニファー・ローレンス(C)BANG Media Internationalジェニファーは親友のローラ・シンプソンからマロニーのことを紹介されたとみられており、関係者はニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄でこう語っている。「2人はジェニファーの友人ローラの紹介で出会ったんです。2人が付き合い始めて数週間が経ちますね。しかし、2人はとても内密にしており、一緒にいるところを人に見られないように気を付けてきたようです」マロニーは、レナ・ダナムの父親キャロル・ダナムやリチャード・プリンス、アニッシュ・カプーア、ビョークの元パートナーであるマシュー・バーニーなどのアーティストの代理人をしているニューヨークのグラッドストーン・ギャラリーで働いている他、芸術関連の社交界ではよく知られた存在で、有名なガゴシアン・ギャラリーで働いていたこともあるという。ジェニファーは主演作『マザー!』でメガホンを取ったダーレン・アロノフスキーとおよそ1年の交際を経て、昨年11月末に破局していた。その際、2人の年の差が破局の大きな原因となったと言われており、人生における状況があまりにも違ったためという声が上がっていたが、ジェニファーは当時、「PRを一緒にやっていたけど、ホテルに戻ってきた時、私が一番やりたくも考えたくもないことと言えば、その映画のことだったわ。だけど彼は戻って来てもまだその話をしたがった」「支えてあげる恋人という役割を果たそうとしている一方で、お願いだから『マザー!』のことを考えるのをちょっとやめてくれる?という感じだったわ」と語っていた。さらにその前には、ジェニファーはコールドプレイのフロントマン、クリス・マーティンと2014年8月から2015年8月まで交際していたほか、「X-MEN」シリーズの共演者ニコラス・ホルトと5年間交際していたこともある。(C)BANG Media International
2018年06月07日