オンラインRPG『ファイナルファンタジーXIV』の新生10周年を記念した花火イベント『ファイナルファンタジーXIV 10th ANNIVERSARY FIREWORKS & MUSIC』が、8月26日(土) に大阪府東大阪市花園ラグビー場特設会場、11月(予定)に関東会場で開催されることが決定した。『ファイナルファンタジーXIV 10th ANNIVERSARY FIREWORKS & MUSIC』は、日本が世界に誇る花火の打ち上げ技術にゲームエンターテインメントという新たな要素を盛り込み、「ゲーム音楽」と「花火」を融合させた新しい「エンターテインメント花火イベント」。数々の冒険を彩った楽曲とシンクロした花火を打ち上げるだけではなく、これまでに紡いできた物語・世界観を現実の演出やドローン・ショーに反映させた特別な花火イベントとなる。会場では本イベント限定のオフィシャルグッズの販売も予定。また、大阪会場では「グルメフェス」も同時開催される予定で、大阪ならではの美味しいグルメを堪能することができる。チケットは先行受付を6月11日(日) まで実施中。オリジナルデザインのグッズがバンドルされた特別チケットも販売される。『ファイナルファンタジーXIV 10th ANNIVERSARY FIREWORKS & MUSIC』イベント限定 チケットバンドルグッズセット<イベント情報>『ファイナルファンタジーXIV 10th ANNIVERSARY FIREWORKS & MUSIC』8月26日(土) 大阪府東大阪市花園ラグビー場特設会場開場16:00 / 開演19:30(予定)※11月に関東会場でも開催予定■早割 オフィシャル先行受付受付期間:6月1日(木) 10:00~6月11日(日) 23:59早割 芝グラウンドバンドルチケット:13,000円早割 芝グラウンドチケット:8,300円早割 芝グラウンドペアチケット:15,500円早割 スタンドバンドルチケット:13,000円早割 スタンドチケット:8,300円早割 スタンドペアチケット:15,500円早割 車椅子ペアチケット:12,200円受付URL:■早割 オフィシャル2次先行受付受付期間:6月12日(月) 10:00~6月20日(火) 23:59早割 芝グラウンドバンドルチケット:13,000円早割 芝グラウンドチケット:8,300円早割 芝グラウンドペアチケット:15,500円早割 スタンドバンドルチケット:13,000円早割 スタンドチケット:8,300円早割 スタンドペアチケット:15,500円早割 車椅子ペアチケット:12,200円■一般先行受付受付期間:6月21日(水) 10:00~芝グラウンドバンドルチケット:13,500円芝グラウンドチケット:8,800円芝グラウンドペアチケット:16,500円スタンドバンドルチケット:13,500円スタンドチケット:8,800円スタンドペアチケット:16,500円スタンドチケット(注釈付き):7,700円※花火を含む演出の一部が見えづらい可能性がございます。車椅子ペアチケット:13,200円※車いす1名様と付添い1名様のペアチケットです。付添いの方も必ずチケットが必要になります。プレミアム4名テーブル席:50,000円3名テーブル席:30,000円カメラマン席:11,000円※背の高い三脚を使用しての撮影が可能なエリアです。お座席はございません。■一般販売日:7月15日(土) 10:00~■配信チケット:3,300円開催当日の模様をインターネットライブ配信でお届けします。※視聴方法は特設サイトでの告知、およびお申込者様にお知らせいたします。※購入方法は7月初旬にイベント特設サイトにてお知らせいたします。■市民割チケット販売販売期間:6月下旬より東大阪市 市内コンビニエンスストア 販売端末より、および東大阪市、チケット販売協力店舗市民割スタンドチケット(注釈付き):5,800円※花火を含む演出の一部が見えづらい可能性がございます。特設サイト:
2023年06月01日『ソウ』『死霊館』や『アナベル』シリーズで知られるジェームズ・ワンと『ハロウィン』『透明人間』のジェイソン・ブラム率いるブラムハウスによる制御不能サイコ・スリラー『M3GAN/ミーガン』。惨劇を引き起こす行動に走る人形を描いたスリラーには『チャイルド・プレイ』や『アナベル』シリーズなどがあるが、心に傷を負った少女の親友になるようプログラムされたAI人形<M3GAN>は何が違うのか、ジェームズ・ワンが“人形から恐怖を生み出す極意”について語った。『チャイルド・プレイ』や『アナベル』シリーズなどに対して、本作『M3GAN/ミーガン』はテクノロジーの進化という現実に則ったつくりとなっている。その点ではリメイク版の『チャイルド・プレイ』(19)のチャッキーに近いものがあるが、悲しい気持ちを機敏に察して歌を歌ったり、一緒にお絵かきをしたりなど、持ち主の気持ちを経験から学習する、“お友達AI人形”ミーガンのほうがより高性能である。しかし高度な能力を持ちすぎたゆえに人間の負の感情までも吸収し、執着心は狂気的なまでに膨れ上がる。そんな彼女が繰り広げる惨殺の行動の数々は、素敵なドレスをまとった人間の少女のような姿とのギャップと相まって、強いインパクトを残す。チャッキーやアナベルとはひと味もふた味も違う点は、ここにある。そんなミーガンというキャラクターを創作するにあたり、スタッフたちは監督のジェラルド・ジョンストンとプロデューサーのジェームズ・ワンを中心に、不気味な人形を背筋が凍るほど恐ろしい存在にする方法について話し合った結果、子どものおもちゃに命が宿ったという設定にすることが第一だという結論に至った。「トビー・フーパー監督の『ポルターガイスト』(82)に出てくるピエロ人形がまさにそうでした。観客はこれから何か悪いことが起きるという予感を察知するけど、いつ何が起こるかは分からないのです」とワンは語る。続けて「人形に命が宿るというのは不気味だし恐ろしい。何度もデザインを修正し、ジェラードと話し合いを重ねた結果、ミーガンの外見が人間に近くなっていきました。まさに『不気味の谷(人型ロボットなどの様態があまりにも人間に近い時に、見る者に違和感や嫌悪感を抱かせるとされる現象のこと)』的な外見により、ミーガンの不気味さが増したんです」と解説する。ジョンストン監督はミーガンの外見について、意図的に不安をかき立てるようなものにしたという。離れた場所からだと人間のように見えるが、そばに寄ると体のバランスや微かな表情に違和感があり、人形のように見える。肌の色や質感、髪、目、眉、まつ毛はいままで見たことがないようなものとなった。彼女は人間なのか、そうじゃないのか?と一瞬でも思わせることが恐怖を生み出す極意となっているようだ。『M3GAN/ミーガン』は6月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:M3GAN/ミーガン 2023年6月9日より全国にて公開© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2023年05月28日コンバース(CONVERSE)の「タイムライン(TimeLine)」シリーズから、1974年に発売された「ワンスター(ONE STAR)」を基に再現したスニーカー「ワンスター(ONE STAR) J VTG」が登場。2023年5月26日(金)より発売される。1974年誕生の「ワンスター」を再現豊かなアーカイブをもとに、現代に向けてアップデートさせたモデルを提案するコンバースの「タイムライン」シリーズ。その新作となる「ワンスター J VTG」は、1974年に誕生した「ワンスター」の当初のディテールをメイド・イン・ジャパンで再現したシューズだ。アッパーには、肌触りの良いソフトな国産スエードを採用しているのがポイント。ナチュラルカラーの1カラーで展開される。商品詳細「ワンスター J VTG」26,400円発売日:2023年5月26日(金)カラー:ナチュラルホワイトサイズ:23.0~28.0cm(0.5cm刻み)、29.0cm【問い合わせ先】コンバースインフォメーションセンターTEL:0120-819-217(9:00~18:00、土・日・祝日を除く)
2023年05月27日インディーゲームサークル「松島研究室」は、2023年5月24日に新作フリーノベルゲーム『僕らはそれでも恋をする』の配信がノベルゲームコレクションにて開始されたことをお知らせします。タイトル【ノベルゲームコレクション 配信ページ】 ■あらすじ高校生だというのに浮いた話は一つもなく、勉学に励むわけでもなく、労働に勤しんでいる少年、渡辺隼人。彼には学校を休んでまでバイトに明け暮れる理由があった。そんな渡辺の前に、いつか交わした約束を果たすために、ある少女が現れる。「私と結婚しましょう!」少女は他の生徒の前で堂々と宣言する。突如始まるラブコメ。しかし、渡辺に湧き上がった感情は、嫌悪感であった。そう、彼は恋愛が苦手だったのだ。■作品情報『僕らはそれでも恋をする』は、3人の女の子をヒロインとする恋愛アドベンチャーゲームになります。メインキャラクターには、全台詞にボイスが入っております。本作はヒロインの1人、赤池茜が主人公である渡辺隼人の住む街に引っ越してきたことをきっかけに物語が始まります。赤池茜は、渡辺隼人に再会するのと同時に求婚しますが、雑に扱われ断られるのでした。渡辺隼人が断ったのは突然の求婚に戸惑ったことも要員の一つでしたが、それとは別に隼人の身に起きた過去のある出来事が原因でした。それは隼人の父親の不貞行為です。隼人は幼い頃、父親の不倫現場を目撃してしまい、それ以来、隼人は人と付き合うこと、そして性に抵抗感を覚えるようになってしまうのでした。本作の物語は、各キャラクターが抱える悩みをクローズアップし展開されていきます。家庭の悩み、性についての悩み、病気についての悩み…それぞれのキャラクターが持つ悩みに対してどのような解決策を見せるのか、が本シナリオのキモとなっています。■登場人物・赤池茜(あかいけ あかね)CV:恋摘もなか小学生の頃、主人公と仲が良くどんな時も一緒にいた。しかし、小学6年生の時に転校することになり離れ離れになってしまう。それから数年が経ち、もう一度主人公に会うために帰ってくる。CG1・青山唯(あおやま ゆい)CV:天音玲主人公の幼馴染の一人。主人公のよき理解者として、どんな時も近くから見守っている。清楚な見た目にクールな性格から学内で密かに狙っている男子も少なくない。CG2・浅黄薫(あさぎ かおる)CV:柚春マツリ幼稚園の頃から主人公を兄のように慕い、ついて回っていた一つ下の女の子。しかし、中学の頃とある事件をきっかけに主人公と疎遠になってしまう。CG3■キャスト赤池茜:恋摘もなか青山唯:天音玲浅黄薫:柚春マツリ百瀬 :みたらしうにに一ノ瀬:日和みか子二宮 :木下アルヴィン三井 :岡田寄太郎四谷 :荘司哲也白石 :西玲子教祖 :如月彩葉■ゲーム概要タイトル : 『僕らはそれでも恋をする』ジャンル : 恋愛アドベンチャーゲームリリース日 : 2023年5月24日シナリオ : 幹下グラフィック: 水無瀬ノア( @Noa_eaka )・元宮参緒( @honeyprn0141 )企画・制作 : 松島研究室公式サイト : Twitter : 配信ページ : ■松島研究室についてフリーゲームを制作するインディーゲームサークル。これまでに「ノベルゲームコレクション」にて『スクールシャーク』『僕と君と彼女の話』を公開中。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月25日作家・宮沢賢治への無償の愛を貫いた宮沢家の家族愛を描いた『銀河鉄道の父』から、役所広司と菅田将暉が参加した5分ワンカット長回しを行った緊迫のシーンの撮影メイキング映像が解禁となった。この度解禁となったのは、妹・トシ(森七菜)の葬式のシーン。「トシがいなければもう俺は何も書けない」と泣き崩れる賢治(菅田将暉)に、政次郎(役所広司)が「宮沢賢治の一番のファンになる」と賢治に訴える、映画本編で最も印象深い場面のメイキング映像。このシーンはマジックアワーでの火葬撮影だったため、成島出監督からワンテイクでいきたいとオーダーがあり、クレーンとレールに乗った2台のカメラで、日没時の明かり、火葬場の火の照らし具合からその瞬間を狙った一発勝負の撮影となった。「何があっても止めないでください」とスタッフ、キャストに緊張感が広がる中、カメラが回り、ワンカット5分。役所さんと菅田さんも集中力を切らさず熱演。撮影スタッフ、キャスト陣、全スタッフのチームワークにより印象的な1シーンが完成した。なお、本作は海外展開も続々決定している。6月に開催される「トロント日本映画祭2023」では成島監督の特別監督賞受賞が決まり、コンペティション部門でオープニング上映。さらに「第25回上海国際映画祭」での正式招待の決定や、台湾公開も決定している。さらに5月26日(金)kino cinéma立川高島屋S.C.館にて声出しOKのイベント上映「笑おう!泣こう!声出し銀河上映」が開催決定。当日は、来場者にオリジナル手拭いのプレゼントもあり、周囲を気にせずみんなで笑って、みんなで泣こうという企画。上映後は成島監督のトークイベントも予定されている。『銀河鉄道の父』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀河鉄道の父 2023年5月5日より全国にて公開©2022「銀河鉄道の父」製作委員会
2023年05月21日いよいよ第2代チャンピオンが決まる。5月20日(土)・国立競技場での『NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23』プレーオフトーナメント決勝で埼玉ワイルドナイツとクボタスピアーズ船橋・東京ベイが雌雄を決するのだ。下馬評では王者有利である。確かにレギュラーシーズンの戦いぶりを見ても、直接対決を振り返っても、『NTTリーグワン2022-23』プレーオフ準決勝のパフォーマンスを比べても、試合間隔を数えても、埼玉WKに分がある。『NTTリーグワン2022-23』で埼玉WKは15勝1敗・勝点66の1位、S東京ベイは14勝1分1敗・勝点65の2位で続いた。埼玉WKがリーグ最少270失点に抑えれば、S東京ベイはリーグ最多636得点を叩き出した。無敗対決となった第10節の直接対決では、何物をも貫く矛を何物をも通さぬ盾が防いだ。3月4日・熊谷スポーツ文化公園ラグビー場。1トライ1ゴール1PGのSO山沢拓也のひとり舞台となった埼玉WKに対して、S東京ベイはオーストラリア代表75キャップのSOバーナード・フォーリーが4本のPGを積み重ねて12-10で前半を折り返した。埼玉WKのお株を奪う試合巧者ぶりを覗かせて後半勝負に備えたが、“逆転のワイルドナイツ”の餌食となった。50分山沢がこの日ふたつめのトライをマークすると、直後のG、61分にPGも成功させた。65分にフォーリーがPGを決め返すと、その3分後には山沢はドロップゴール一閃。79分にはWTB長田智希のとどめのトライで30-15。鉄壁のディフェンスを有す埼玉WKが爆発的な攻撃力を誇るS東京ベイをノートライに封じたのだった。そもそも両軍の対決は『トップリーグ』以降、埼玉WKの18勝3敗である。S東京ベイの白星は『トップリーグ2006-2007』まで遡らないといけない。負けない埼玉WKだが、4月15日の『NTTリーグワン2022-23』第15節・静岡ブルーレヴズ戦にて25-44で敗れて連勝がストップ。不戦敗を除いて『リーグワン』で初黒星、『トップリーグ』時代を含めて47試合負けなしが止まったのだった。だが、この4年4か月ぶりの敗戦で、埼玉WKに死角はなくなった。マリカ・コロインベテ(埼玉ワイルドナイツ)(C)スエイシナオヨシ『NTTリーグワン2022-23』最終節で逆転プレーオフ進出を諦めない東芝ブレイブルーパス東京を34-22で下すと、埼玉WKはプレーオフ準決勝で王者の貫禄を見せ付けた。5月13日・秩父宮ラグビー場で最初にペースを握ったのは横浜キヤノンイーグルスだった。14分に先制トライを許し、18分に日本代表29キャップのSO松田力也がPGを返した2分後には南アフリカ代表46キャップのSHファフ・デクラークの早いリスタートからWTBイノケ・ブルアがトライを陥れ3-14と主導権を握られるも慌てず騒がず。埼玉WKはペナルティを誘ってはPGを狙い、35分に松田が隙を見つければドロップゴールをズバリ。松田のDGに触発されたのか、その3分後には日本代表70キャップのSO田村優が超ロングDGを決め返したが、前半終了間際にはその田村がシンビン(10分間の一時退場)となり、埼玉WKは当然のショット選択。前半は15-17と出色のパフォーマンスを見せた横浜Eに十分なリードを築かせなかった。後半、数的有利のチャンスを逃さず、CTBディラン・ライリーがビッグゲインでゴール前に迫ると、オーストラリア代表51キャップのWTBマリカ・コロインベテがピック&ゴーで逆転トライ。53分にはFB野口竜司のハイパントキャッチからディランがキックパス、ここでコロインベテが異次元のスピードでインゴールへ駆け抜けた。さらに57分ディランのトライで36-20。67分に南ア46キャップのCTBジェシー・クリエルが一発退場となり、70分松田のPGで加点すると、再びコロインベテが爆走する。SH小山大輝の素早いリスタートからコロインベテが左サイドを駆け抜けて44-20。見事ハットトリックを決めたのだった。その後も埼玉WKは攻め手を緩めず、ディフェンスも集中力を保って51-20でノーサイドの笛を聞いた。(写真左より)坂手淳史主将(埼玉ワイルドナイツ)、ロビー・ディーンズ監督(同)(C)JRLO試合後、ロビー・ディーンズ監督は「イーグルスから厳しいプレッシャーを掛けられ、前半は流れを掴めなかった。その中でも選手たちがやるべきことを見つけて勝利に導いてくれた。坂手(淳史)キャプテンを中心に冷静に落ち着いてプレーし、スコアボードに得点を刻んだ。その結果、後半モメンタムを取り戻してくれた。選手たちの成長を誇りに思うし、タフな選手たちだと実感している」と選手たちを称えれば、HO坂手主将は「イーグルスが前半からアタックしてくることは想定内。ただ、ヴァル(アサエリ愛)のイエローカードは想定外。最初の10分間でひとり少なくなったので厳しかったが、力也のキックの精度がすごく良かったので、3点を重ねていった。ショットの選択は、僕と力也で判断して、迷いなく決定することができた」と司令塔のキックに舌を巻いた。100%の成功率で3G5PG1DGを決めてプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された松田は初の新国立でのプレーに思いを馳せた。「そんなに角度がないキックが多かったが、自分の役割を果たせて良かった。(POMは)僕じゃないと思うし、マリカも3トライした。キックを蹴られるのは味方がトライを取ってくれるから。(新国立は)初めてなのでワクワクしている。リーグワンの開幕戦も流れて去年のプレーオフも出ていないし、オールブラックス戦も出られなかったので、どんな感じか楽しみ。ただグラウンドでは楽しみをひとまず置いて、自分のプレーに集中するだけ」バーナード・フォーリー(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)(C)スエイシナオヨシ一方、S東京ベイの準決勝は薄氷を踏む勝利となった。5月14日・秩父宮で14人の東京サンゴリアスに最後の最後まで苦しめられた。前半開始5分でLOツイ ヘンドリックが退場となり、東京サンゴリアスは数的不利に陥った。しかし、14人全員がハードワークし、10-7と東京SGがリードして前半を終える。数的不利を跳ね除けて横浜Eを相手に32-23で逃げ切った第3節の再現を狙う東京SGに、相手の体力を削り後半に勝負を決めたいS東京ベイ。両軍の思惑がぶつかる後半はさらにヒートアップした。47分10番フォーリーのPGで追い付けば、54分ニュージーランド代表50キャップのSOアーロン・クルーデンがPGを決めて再び3点差に。56分日本代表47キャップのFB松島幸太朗のキックを南アフリカ代表47キャップのHOマルコム・マークスがチャージ。マークスがボールを確保したPRオペティ・ヒルからパスを受けて距離を稼ぐと、次のフェーズでNO8ファウルア・マキシがゴール前に迫る。最後マークスが逆転トライを叩き付けた。65分東京S Gがスピーディなパス回しから途中出場の尾崎泰雅が左サイドを疾走、中央に回り込んでボールを置いたが、TMOでSH流大のノックオンが判明し、トライは取り消しとなった。70分フォーリーのPGは失敗したが、ならばとリーグワン得点王がフィニッシュを担う。77分インゴールまで残り5mでのマイボールスクラムから連続攻撃、フォーリーが守備網の綻びを見逃さずダメ押しトライ。CGも決めて24-13で勝負ありと思われた。しかし、ここから東京SGが奇跡的としか言いようがないアタックを連発する。連続攻撃から80分クルーデンがトライを奪って18-24に迫り、ラストワンプレーに懸ける。84分に松島のビッグゲインからパスを受けた尾崎泰が左サイドを突破しトライを決めるも、TMO判定で流のスローフォワードが判明してノートライに。しかし、その前にS東京ベイのペナルティも判明し、東京SGボールでプレーは続く。86分クルーデンの絶妙なタッチキックで残り5mの位置でのラインアウトを確保。東京SGはモールを押し込みインゴールになだれ込んだが、TMOでもグラウンディングが確認できず。24-18でS東京ベイが初の決勝進出を決めたのだった。(写真左より)立川理道主将(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、フラン・ルディケHC(同)(C)JRLO試合後、HCと主将は反省の言葉を並べつつ、初の決勝進出を控えめに喜んだ。フラン・ルディケHC「サンゴリアスはひとり欠けている中、14人ですごく努力していた。戦術面も変え、アタッキングマインドがすごかった。パフォーマンス的には完全にハッピーではないが、初めての決勝戦に向けてしっかり準備していきたい。すごく大事な局面が今日は何度かあった。そういったところでしっかりと選手が結束しスコアに変えたことで、相手にプレッシャーを与えられたと思う。最後の5分も、ハードワークしたことが結果につながった。選手同士でしっかり繋がり、80分間戦ってくれた」立川理道主将「サントリーは14人になってからも素晴らしいラグビーをした。クボタとしてはやりたいラグビーがなかなかできず、かなりタフな試合になってしまった。そこでしっかりと勝ち切れたのは自信にもなったし、初の決勝進出という新たな歴史を刻めたのも、自分たちが今までやってきたことを信じて戦ってきたからこそだと思う。みんなの表情を見ても、まだまだこれではダメだという雰囲気。次のファイナルに向けて、みんな気持ちを切り替えていたので、本当にチームとしても成長していると思う。もう一度、いい準備をして、ファイナルに向かっていきたい」埼玉WK戦に向けてコメントを求められると、ふたりは自分たちフォーカスだと口を揃えた。ルディケHC「決勝はまた別の試合になると思う。まず選手にしっかりとリカバリーさせたい。いつも通りのプランを遂行しつつ、普段よりも1日少ない準備期間の中でどれだけできるか。自分たちにフォーカスし、どれだけ自分たちのパフォーマンスを高められるかに取り組んでいきたい」立川「パナソニックとは何度も試合をしているし、どの局面でも隙のないチームだと思う。これまで何度もチャンピオンにもなっているし、何度も決勝を戦っている選手がいる。そういう経験の部分では自分たちはまだまだ少ないかもしれないが、自分たちにフォーカスをして、相手がどこだろうと自分たちのラグビーをするだけ。そうすれば必ず結果が付いてくると思う。相手の大きな特徴は頭に入れるが、そこばかりに集中するのではなく、自分たちが何をしたいのかという点に重きを置いてやっていきたい」マルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)(C)スエイシナオヨシ両チームの試合登録メンバーは次の通り。【埼玉WK】1稲垣啓太、2坂手淳史、3ヴァル アサエリ愛、4マーク・アボット、5ルード・デヤハー、6福井翔大、7ラクラン・ボーシェー、8ジャック・コーネルセン、9内田啓介、10松田力也、11マリカ・コロインベテ、12ダミアン・デアレンデ、13ディラン・ライリー、14長田智希、15野口竜司、16堀江翔太、17クレイグ・ミラー、18平野翔平、19リアム・ミッチェル、20大西樹、21小山大輝、22山沢拓也、23竹山晃暉【S東京ベイ】1紙森陽太、2マルコム・マークス、3北川賢吾、4青木祐樹、5ルアン・ボタ、6トゥパ フィナウ、7末永健雄、8ファウルア・マキシ、9谷口和洋、10バーナード・フォーリー、11木田晴斗、12立川理道、13ライアン・クロッティ、14根塚洸雅、15ゲラード・ファンデンヒーファー、16スカルク・エラスマス、17加藤一希、18オペティ・ヘル、19ヘル ウヴェ、20玉置将也、21藤原忍、22テアウパ シオネ、23ハラトア・ヴァイレア下馬評通りに埼玉WKが貫禄の連覇を果たすか、それとも決勝の大舞台で自分たちのラグビーを実践しS東京ベイが悲願の初優勝を遂げるのか。懸念された天気もどうやら回復してくるようだ。あとは2年目のシーズン締め括る大一番を心行くまで楽しむだけである。『NTTリーグワン2022-23』プレーオフトーナメント決勝は5月20日(土)・国立競技場にてキックオフ。チケット発売中。試合の模様は日本テレビ系にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)[NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント 決勝]5月20日(土) 14:35<埼玉ワイルドナイツvsクボタスピアーズ船橋・東京ベイ>国立競技場チケット情報はこちらリーグワン観戦ガイド 2022-23 特別版ラグビー観戦初心者も安心! はじめてのポストシーズン
2023年05月19日株式会社青島グレースは掛け布団と敷布団が一体化した“ワン寝ルーム”の吸水速乾繊維を使った夏仕様タイプの予約販売受付を開始いたします。 吸水速乾現在、働く男女20代~60代の8割以上が睡眠に対して“悩みがある”と回答しています。そして、睡眠の悩みの中で「寝つきが悪い」と回答した約45%が熱帯夜に寝つきの悪さを感じています。(2022年7月21日付「働く世代の「睡眠」に関する意識調査」 第一三共ヘルスケア調べ)特に夏の熱帯夜は睡眠途中に目が覚め睡眠が浅くなりがちです。理想的な寝床内の温度と湿度は、温度が33±1°C、湿度が50±5°Cと言われており、通気性や吸水性、透湿性が高い寝具を選ぶことが必要だと言われています。そこで、これまでの寝具製造40年の技術や知見を活かし作った「ワン寝ルーム」を夏仕様にすることで、収納が楽でお手入れも簡単、かつ良質な睡眠が取れる寝具として、梅雨や夏の時期でも快適な睡眠を提供しお役に立てるのではないかと考えるようになりました。素材選びにもこだわり、高い吸水速乾性と通気性を兼ねそなえた「COOLMAX(R)」の素材を採用。通気性が良いこともあり、汗やムレを素早く外に放出するだけではなく、洗濯しても乾きやすいという特徴を持っているため、梅雨の時期でも安心して洗濯をすることが出来ます。この夏仕様の“ワン寝ルーム”が、梅雨や夏時期の睡眠に悩んでいる人たちの役に立ち、日常の生活にプラスになればと思っています。クールマックスCOOL MAX 繊維は水分を素早く吸収・拡散させ、すぐに蒸発。寝汗で悩むあなたも、この布団でサラッとした寝心地を手に入れることができます。※添付資料:品質検査報告書をご参照ください 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月18日ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとのコラボレーションによる貴重映像とともに贈るコンサートツアー、「ディズニー・オン・クラシック ~夢とまほうの贈りもの 2023」が、5月13日・14日の東京・八王子でのプルミエ・コンサートより盛大に開幕した。3回目の開催となる2023年公演は「自然」をテーマに、誰もが知る名作アニメーション映像と音楽が融合した全23曲が楽しめる。動物たちが暮らすユニークな世界観で“夢を信じてあきらめない”気持ちを応援する『ズートピア』や、優しすぎるロボットと少年ヒロの絆を描いた『ベイマックス』パートでの日本初披露の「オリジナル組曲」をはじめ、映画公開から80年以上経ったいまも世代を超えて愛され、森の王子としての主人公の成長を描いた『バンビ』、“家族”や“友情”そして“生命”を描いた“サークル・オブ・ライフ(生命の環)”がテーマのアニメーション映画『ライオン・キング』、そしてストラヴィンスキーの組曲をモチーフに生命の誕生を描いた『ファンタジア/2000』より「火の鳥」(1919年版)など、夢とまほうに満ちたディズニー音楽を、物語を紡ぐ映像とともに、日本人ヴォーカリストとオーケストラの生演奏で贈る豪華な内容だ。また、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとの共同制作だから実現できた貴重なキャラクターデザインやコンセプトアートを用いたプレゼンテーションや、映画製作に携わるクリエイターたちが編集した日本初公開の映像も見逃せない。感動のエンターテイメント「ディズニー・オン・クラシック ~夢とまほうの贈りもの 2023」は、6月25日(日)の山口・KDDI維新ホール メインホールまで全18公演を開催する。■公演概要「ディズニー・オン・クラシック ~夢とまほうの贈りもの 2023」5月13日(土)~6月25日(日)全国16都市18公演公演時間:約2時間30分(休憩含む)※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。Presentation licensed by Disney Concerts. (C) Disney(text:cinemacafe.net)
2023年05月18日ルイ・ヴィトンは、シンガー、パフォーマー、クリエイティブ・ディレクターなどマルチな才能を輝かせ、中国を中心に活躍するジャクソン·ワンを起用し、マーク·ニューソンがデザインを手掛けたラゲージ・コレクション「ホライゾン」のトラベル・キャンペーン「Horizons Never End」の新たな章を紡ぎます。©LOUIS VUITTONファッションフォトグラファー兼映像作家のグレン・ルックフォードが捉えたのは、パリを象徴する凱旋門の屋上を舞台に、ルイ・ヴィトンのトランクの上でポーズを取るジャクソン・ワン。眼下に広がるパリの街並みを見渡し、都会の喧騒を遠くに聞きながら、栄誉ある賞に輝くミュージシャンでもあるワンは、物思いにふけながらも、決意を固めているように見えます。そして夜明けに、ローリングラゲージ「ホライゾン」を手に、新たな冒険の旅に出るのです。©LOUIS VUITTON現代において最も影響力のあるインダストリアルデザイナーの1人であるマーク・ニューソンは、2014年以来、独自の視点を通して、ルイ・ヴィトンの旅の真髄(こころ)の再解釈に貢献してきました。メゾンとの初のコラボレーションでは、「アイコンとアイコノクラスト:Celebrating Monogram」プロジェクトにおいて、明るく遊び心溢れる色彩が印象的な「究極にコンテンポラリーなバックパック」を製作。その後も、2019年には、熱可塑性ニットを使用した超軽量のローリングラゲージ「ホライゾン・ソフト」、2022年にはスーツケース「ペガス」をエレガントに現代的に再解釈するなど、ルイ・ヴィトンの旅の必需品のデザインや技術開発を数多く手掛けています。現在ではメゾンを象徴するコレクションとなった「ホライゾン」が初めて発表されたのは2016年──以来、マーク・ニューソンによる「ホライゾン」コレクションは、その独創的なデザイン、耐久性、優れた機能性により、ルイ・ヴィトンのラゲージ・ファミリーにおける真のマイルストーンとなっています。3D熟成形による一体形メッシュ素材の超軽量ケースは、特別に開発されたモノグラムまたはダミエ・キャンバスで覆われ、メゾンが誇るトランクメーカーとしての伝統に忠実に、天然の牛革でトリミングされています。静音仕様のミニチュアキャスターを採用した機動性の高い外装のトロリーシステムは、360°方向転換が可能。また、完全にフラットな内装が抜群の収納性を実現します。ルイ·ヴィトンについて1854年の創業以来、ルイ·ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ·ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ·ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年05月18日トム・クルーズ主演のシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のファイナル予告が解禁された。本作は、トム扮する主人公イーサン・ハントとIMF最強チームが達成不可能なミッションに挑む『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7弾。トムをはじめ、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、ヴィング・レイムスなどお馴染みのメンバーに加え、前作から参加のホワイト・ウィドウ役のヴァネッサ・カービーが出演。またシリーズ1作目以来の登場となるユージーン・キットリッジ役のヘンリー・ツェーニーがカムバックするほか、ヒロイン役でヘイリー・アトウェル、最強のヴィラン役でポム・クレメンティエフとイーサイ・モラレスが初参戦する。今回解禁されたのは、誰かの命を賭す究極の決断をも予感させる待望のファイナル予告映像。山奥の森、不気味な回廊、険しい砂漠と、不穏な空気が充満する中を疾走しつづけるイーサン・ハントに、「過去からは逃れられない。このミッションで君は全てを失うだろう」と告げるのは、シリーズ1作目以来の登場となるIMFを監督するCIAの凄腕エージェント、ユージーン。世界を根本から脅かすほどの重大な危機が近づいていることを窺わせながら、さらに畳みかけるように、刀を抜く金髪ショートの女性と謎の権力者がイーサンの前に立ちはだかり「君は終わりだ」と追い詰めていく。どんな困難なミッションも、最強のIMFチームと共に攻略してきたイーサンは「仲間に手を出したら、お前の命はない。それが”運命”だ!」と鬼気迫る表情で凄むと、誰もが目を疑う断崖絶壁バイクジャンプへと身を投じる。さらにはイタリア・ローマをはじめとする欧州市街地での激しいカーチェイスや、激走する列車の屋根の上での生身の格闘シーンなど期待に違わぬ限界突破のアクションもさることながら、「お前たちの命を守るためだ」「このミッションは俺たちの命より重要だ」と今回のミッションが自らの命との引き換えにしなければ達成不可能であることを予感させる、胸を突く覚悟のセリフも。そして冒頭から鳴り続けるお馴染みのテーマ曲が盛り上げ、緊張感に満ちたシーンが息つく間もなく展開されていく。『ミッション:インポッシブル』最新作ファイナル予告『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』()7月21日(金)(C)2023 PARAMOUNT PICTURES.
2023年05月17日昨年、2022年秋、ワンマイルサンダルとしてお迎えした「SUBU(スブ)」。それまで、ゴミ出しまでが限界だった我が家のサンダルをデザイン性も兼ね備えたSUBUに変えたことで、「ちょっとそこまで」のご近所スタイルが一気に垢抜け!SUBUが定番となりました。そんなSUBUもそろそろ衣替え。サボ風のコロンとしたフォルムがかわいい「bi×sole(バイソール)」のワンマイルサンダルをお迎えしました。雨の日も安心。さっと拭くだけ、お手入れ簡単とある休日。主人と週末の買い出しのため、駅前のスーパーへ。サンダルは、色違いで愛用中。SUBU同様、主人はチャコールに近いグレー、私はサンドベージュです。キャンプでも活用するため、あらゆるシーンを考慮してカラーを選択しています。この日は小雨が降り注いでいましたが「bi×sole(バイソール)」なら多少の雨でも大丈夫。耐水性のあるEVA素材なので、水や汚れに強くお手入れも簡単。サッと拭いたり水洗いができるので、キレイな状態をキープできます。インソールは取り外しができ、水洗い可能。これからの季節、足元の蒸れが気になりますが、サンダルごとまるっと洗えれば蒸れやニオイを気にすることなく清潔に使用することができますね。ユニセックスで楽しめる、無駄のないデザインとマットな質感。おしゃれなワンマイルサンダルが沢山ある中、私が「bi×sole(バイソール)」に惹かれた理由はマットな質感と見た目のかっこ良さでした。適度なツヤ消しと落ち着いた大人カラーが見事に、ご近所を颯爽と歩ける都会派サンダルに格上げしてくれています。かかとはキャメルのレザー調タグがアクセントに。アンティークゴールドの金具もワンポイントになってバックスタイルにもこだわりがうかがえます。汚れに強い「bi×sole(バイソール)」はアウトドアでも強い味方!SUBUの時のように夫婦キャンプでも主人と愛用したいと思っています。ゴミ出しスタイルからワンマイルコーデまで、「ちょっとそこまで」がおしゃれになる都会派ツッカケ「「bi×sole(バイソール)」。日常をよりスマートに、心地良く過ごすアイテムとして心躍るサンダルをお迎えしてみてはいかがですか? 【ご紹介したアイテム】楽ちんなスリッポン(サボ)タイプのワンマイルシューズ。シンプルで雨の日にも履けるサンダルは、お出かけからキャンプ、ガーデニングにもぴったり。都会の風景にも溶け込みます。⇒ bi×sole ワンマイルサンダル/バイソール M.yukie化粧品会社勤務。週末は趣味が合う夫と、大好きなお酒と共にサッカー観戦やキャンプを楽しんでいます。
2023年05月17日頭皮と髪にダブルアプローチ新日本製薬株式会社は5月12日、同社のスキンケアブランド「パーフェクトワン」より頭皮・髪用トリートメント「パーフェクトワン SPプレミアムヘッドスパマスク」を新発売すると発表した。「パーフェクトワン SPプレミアムヘッドスパマスク」は自宅のお風呂で簡単にヘッドスパを楽しむことができ、使うたびに美髪へ導いてくれるアイテム。内容量は120gで税込み3,520円。2023年5月15日より期間限定で発売する。スペシャルなケアを新日本製薬株式会社の「パーフェクトワン SPプレミアムヘッドスパマスク」は、週に1回の利用で安らぎのバスタイムを演出できるご褒美ヘッドスパアイテムである。もともとは2021年11月に同社の顧客へのプレゼントとして誕生したアイテムだが、それ以降、顧客より販売を希望する声が多く届けられ今回の期間限定発売に至った。複合型コラーゲンEXを配合しており、潤いバランスが乱れやすい頭皮や髪に潤いとハリを与えながら毛先まで艶やかな髪へ導いてくれる。また、フレッシュなオレンジとほのかに甘いフローラルの香りが安らぎのバスタイムを演出してくれる。同社では、「パーフェクトワン SPプレミアムヘッドスパマスク」を乾燥などの頭皮環境や髪質の変化に悩んでいる人やいつもとは違うワンランク上のエイジングケアを求めている人、お風呂時間にリフレッシュしたい人におすすめしている。(画像はプレスリリースより)【参考】※新日本製薬公式ホームページ※新日本製薬公式インスタグラム
2023年05月16日世界的なゲーム人口が37億人を突破し、ゲーム関連のコンテンツは日進月歩で進化している。そこでここでは、ゲームの世界における今ホットなトピックスをご紹介!eスポーツや巨大クレーンゲームも!最先端ゲーム体験施設。ゲーム好きを魅了する最先端の体験スポットがこちら。4月に完成した東急歌舞伎町タワーにオープンしたのは“アソベル・ノメル・ツナガレル”をコンセプトに、アミューズメントやフード、イベントなどを融合した「namco TOKYO」。東京タワーフットタウンには、日本最大規模のeスポーツパーク「RED° TOKYO TOWER」が。どちらも最新テクノロジーを結集して作られた次世代型テーマパーク。未知なる体験が待っている!namco TOKYOナイトマーケットをイメージしたここだけのマシンが登場!ネオン溢れる空間で、巨大プライズマシンや協力型パーティアクティビティなどが楽しめる。フィギュアに特化したプライズマシンも。東京都新宿区歌舞伎町1‐29‐1東急歌舞伎町タワー3FTEL:03・6302・131111:00~翌1:00休みは施設に準ずるRED° TOKYO TOWER世界最先端のXR技術を堪能できるスタジアムも。ARやVRを活用したアトラクションを中心に、XR技術を搭載したスタジアムでのイベントなど「異次元のエンタメ体験」が楽しめる。東京都港区芝公園4‐2‐8TOKYO TOWERフットタウン内1F、3~5FTEL:0120・210・51910:00~22:00不定休©RED TOKYO TOWER※『anan』2023年5月17日号より。取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2023年05月13日静かに、しかし確かに、松島幸太朗は決戦へ向けてマインドをセットしている。5月14日(日) に行なわれる『NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23』プレーオフトーナメント準決勝で、松島の所属する東京サンゴリアスはクボタスピアーズ船橋・東京ベイと激突する。『NTTリーグワン2022-23』レギュラーシーズンの成績は東京SGが3位、S東京ベイが2位だ。両チームの過去の対戦では、東京SGがS東京ベイを圧倒してきた。実に2004年から不敗を続けてきたが、『NTTリーグワン2022-23』では2試合ともに敗れてしまった。一度目の対戦は、2022年12月18日のシーズン開幕節だった。東京SGは日本代表を数多く擁しており、FB松島らが国際舞台で戦っていたために11月下旬までチームを離れていた。18-31でS東京ベイに敗れた開幕節について、松島は「(日本代表選手の合流が開幕間近で)チームとして詰めきれていなかった、というのはありました」と振り返る。そのうえで、24-39に終わった第16節の対戦も含めたS東京ベイ戦に触れた。「自分たちがやろうとしていることを、今ひとつできていなかったと言うか、やらせてもらえなかったところがある。過去2回の対戦から、自分たちの何がいけなかったのかははっきりしています。リーグ戦はボーナスポイントを考えたりもしますけれど、プレーオフは1点でも相手を上回ればいい。いかに自分たちの反則を減らして、優位に試合を進められるかが大事です」。今シーズン最初の対戦では、4本のPGを決められた。それが勝敗に直接的な影響を及ぼした。松島は「相手がPGを狙える反則をしないのも大事ですが」と断りを入れてから、自分たちに矢印を向ける。「自分たちのプレーを継続するためにも、反則をできるだけ減らしていくべきだと。それによって試合の流れを引き寄せることができるし、相手にリズムをわたさないことにもつながっていくと思うので」。どちらのチームもタレントが揃っている。「お互いに面白い選手がたくさんいますね」と、松島もうなずく。華麗なステップワークによるボールキャリーと、タックルを受けてもなお前進する力強さとしなやかさを兼備する彼は、そのなかでも注目度が高い。キックとランの選択も適切で、ハイボールの処理にも優れる。そして、ここぞという場面でトライを取り切る決定力は、東京SGと日本代表の様々な試合で証明してきた。「パワー系の選手、スピード系の選手、スキルの高い選手がたくさんいるので、直近の試合のように観ていて面白い試合になるかもしれないですし、プレーオフなのでもっと拮抗した試合になるかもしれない。どういう試合になるとしても、観ている人たちが楽しめるものになればいいですね」。プレーオフは一発勝負のトーナメントだ。一つひとつのプレーの重みが増す。「緊張感というものは、やはり変わってくる」と松島も言う。プレッシャーや緊張感に縛られると、大胆さが失われたりするものだ。しかし、リスクを抑えたプレーばかりでは、相手に脅威を与えられない。自分たちのアタックに、テンポやリズムも生まれない。だからこそ、松島は積極的な姿勢を貫く。「プレーオフだからと言って何か特別なことを意識することはなくて、いつも通りにミスを恐れずにプレーすることを心掛けます。ミスをした時も精神的に落ちることなく、思い切ってプレーすることが大事だと思います」。東京SGはプレーオフの経験値が高い。トップリーグ当時からプレーオフを何度も戦い、埼玉ワイルドナイツ、東芝ブレイブルーパス東京と並ぶ最多5回の優勝を記録した。リーグワン初年度の『NTTリーグワン2022』でもプレーオフに進出し、準決勝でBL東京を退け、決勝で埼玉WKとクロスゲームを演じた。最終盤まで競り合い、12-18で2シーズン連続の準優勝となった。2020年シーズン終了後から2022年6月まで、松島はフランス1部『トップ14』のクレルモンでプレーした。過去2シーズンのプレーオフには出場していないが、『トップリーグ』当時には日本一を決める大舞台に何度も立っている。彼自身の経験もまた、チームの大きな支えとなるだろう。「プレーオフでは経験値が必要になってくるので、そこはやっぱりシニアの選手がリードしていかなければいけない、と思います」。2月に30歳となった。キャリアの円熟期を迎えている松島も、チームを牽引していくべき存在だ。「年齢的にも上になってきたので、しっかりとした発言をしなければならない。試合では身体を張って、チームに勢いが付くようなプレーをやらなければいけないと思います」。フランスでの2シーズンを経て迎えた『NTTリーグワン2022-23』では、レベルアップした姿を見せてきた。「人を生かすというところは、フランスへ行く前と大きく変わったと思います。自分でキャリーするだけでなく、周りの選手をうまく生かすように意識しています。それから、キックの重要性ですね。自分たちのチームをしっかり前へ出す、FWを前へ出してあまり疲れさせない。相手のFWだったりをキックで下げて、チャンスになったらアタックするというところ。ゲームの組み立て、カウンターからのアタックの組み立てといったものを、より考えるようになりました」。S東京ベイは大型FWを中心としたフィジカルバトルを強みとする。それだけに、キックを有効活用したエリアマネジメントは、準決勝の行方を左右することになりそうだ。松島のスキルが、存分に生かされるだろう。「相手はFWがかなり強力なので、簡単にはドミネートできないという想定もしています。そのぶん自分たちBKがエリアマネジメントをして、FW陣を優位に立たせることが大事かなと思います」。レギュラーシーズン終了からプレーオフ準決勝までは、3週間の時間があった。技術的、戦術的なポイントを挙げつつも、松島はメンタリティの重要性を説く。「プレーオフまでの準備期間で、どれだけ自分たちの自信を磨くことができるか。試合中に自信を持ってプレーできるかどうかで、結果は変わってくると思います」。チームが目標とするのは、2017-18シーズン以来の日本一だ。そのための第一歩として、松島は準決勝に意識を集中している。「そうですね、先は見ていません。まずはとにかく、2回負けている相手に3回目にしっかり勝つ、ということを果たしたい」。フランスから国内復帰を果たしたのは、クラブにタイトルをもたらすために他ならない。フィジカルとメンタルのピークを5月14日(日) の12時5分に合わせて、松島はキックオフのホイッスルを待つ。取材・文=戸塚啓撮影=スエイシナオヨシ<NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント>■準決勝5月13日(土) 14:35埼玉ワイルドナイツ(D1 1位)×横浜キヤノンイーグルス(D1 4位)■準決勝5月14日(日) 12:05クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(D1 2位)×東京サンゴリアス(D1 3位)>■3位決定戦5月19日(金) 19:00秩父宮ラグビー場■決勝5月20日(土) 14:35国立競技場チケット情報はこちら:リーグワン観戦ガイド 2022-23 特別版ラグビー観戦初心者も安心! はじめてのポストシーズン
2023年05月09日NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント決勝がいよいよ開催されるが、特別な観戦体験ができる公式ホスピタリティチケットが登場する。ホスピタリティチケットは、試合を最高の環境で楽しみ、試合当日を“特別な1日”にするために用意されたもの。チケットは3種類あり、ゴールド、シルバー、ブロンズ、それぞれに趣向を凝らしたプログラムになっている。ブロンズホスピタリティチケットは、カジュアルな雰囲気のラウンジで軽食を楽しめ、観戦しやすいシートで試合を堪能できるチケット。シルバーホスピタリティチケットは、ビジネスシーンにも相応しい特別感を味わえる専用VIPラウンジで、エンターテインメントやお食事を楽しめるチケットで、試合のほか、ミニトークショーも楽しめる。そして、限定20名のゴールドホスピタリティチケットは、ゴールドラウンジ選手訪問など特別なプログラムが準備されている。ホスピタリティプログラムは、欧米ではよく知られるスタイルで、観戦だけでなく、個室やラウンジでの飲食やエンターテイメントを組み合わせて、単に豪華・高額なだけではない“特別な体験”ができるものだ。日本でも少しずつ、この試みが広がっており、家族との特別な1日や、ビジネスでの活用など幅広い層の利用が期待されている。NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント(C)JRLO準決勝5/13(土)14:35 埼玉ワイルドナイツ(D1:1位) vs. 横浜キヤノンイーグルス(D1:4位) @秩父宮5/14(日)12:05 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(D1:2位) vs. 東京サンゴリアス(D1:3位) @秩父宮3位決定戦5/19(金)19:00 @秩父宮決勝5/20(土)14:35 @国立(1)ゴールドホスピタリティチケット・ラウンジ:ゴールド専用VIPラウンジ(試合終了後も利用可)・座席:2Fメイン側 206ブロック前方席・食事:Main dishを含む5~6品のコースメニュー・飲み物:シャンパン、白ワイン2種、赤ワイン2種、ビール、ハイボール、スピリッツ、ソフトドリンク、他・その他:オリジナルPASS、ホスピタリティ限定エンタテインメント(ゴールドラウンジ選手訪問/ミニトークショー/試合終了後のピッチ見学)※ゴールドホスピタリティのお求めについてはpdhx.rlo@pia.co.jpまでお問い合せください(2)シルバーホスピタリティチケット・ラウンジ:シルバー専用VIPラウンジ(試合終了後も利用可)・座席:2階メイン側 204(前方)・205・206(後方)・207・208(前方)ブロック・食事:Finger Foodとビュッフェメニュー・飲み物:シャンパン、白ワイン、赤ワイン、ビール、 ハイボール、 スピリッツ、ソフトドリンク、他・その他:オリジナルPASS、ホスピタリティ限定エンタテインメント(ミニトークショー)(3)ブロンズホスピタリティチケット・ラウンジ:ブロンズ専用VIPラウンジ(ハーフタイム終了まで利用可)・座席:2階メイン側 203・204(後方)・208(後方)・209ブロック・食事:Finger Foodとスナック・飲み物:白ワイン、赤ワイン、ビール、ソフトドリンク、他・その他:オリジナルPASS※ホスピタリティチケットでご入場いただけるラウンジにはドレスコードがございます。以下の服装はご遠慮ください。ショートパンツ/靴の先のあいたサンダル/ビーチサンダル/穴のあいた・破れたデザインジーンズ/露出の高い服■チケット情報
2023年05月03日ショップ コム デ ギャルソン(SHOP COMME des GARÇONS)は、新作レザーバッグを発売。ブラックレザーのワンハンドルバッグバッグをはじめ、Tシャツやスウェット、蛇腹財布などを展開するショップ コム デ ギャルソンの新作バッグは、牛革を用いて仕立てたボックスバッグ。横長のボックスフォルムにダブルファスナー、ワンハンドルを配したのみのシンプルなデザインが、ブラックレザーの凛とした表情を際立たせている。サイズは、横26cm×縦13cm×幅14cmのモデルと、一回り小さいサイズの2種類を用意する。【詳細】ショップ コム デ ギャルソン 新作バッグ先行発売日:2023年3月25日(土)取扱店舗:コム デ ギャルソン 青山店※今後、コム デ ギャルソン 大阪店、丸の内店、京都店、福岡店、トレーディング ミュージアム コム デ ギャルソン 東京ミッドタウン、ドーバー ストリート マーケット ギンザでも発売予定。価格:(W 26cm x H 13cm x D 14cm) 57,200円/(W 22cm x H 10cm x D 12cm) 49,500円【問い合わせ先】コム デ ギャルソンTEL:03-3486-7611
2023年04月28日第2代チャンピオンを決する戦いがいよいよ始まろうとしている。4月24日、『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23』プレーオフトーナメント メディアカンファレンスが行われた。4強決戦に勝ち残った王者埼玉ワイルドナイツ、2位クボタスピアーズ船橋・東京ベイ、3位東京サンゴリアス、4位横浜キヤノンイーグルスのキャプテンと代表選手が登場。準決勝のカードごとに意気込みを語った。(写真左より)松田力也(埼玉ワイルドナイツ)、坂手淳史(同)、梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス)、ファフ・デクラーク(同)まずは第6節で王者が21-19で劇的逆転勝利を収めた埼玉WK×横浜E。埼玉WK・HO坂手淳史主将「チームで目標を持って毎週準備してきた。難しいゲームもあり、たくさん経験しながら、みんなで一緒に強くなっている最中」SO松田力也「去年は最終戦でケガしたので、準決勝も決勝もグラウンドで見ることもでき仲くて、次の日が手術だったので、病室で準決勝を見たのを覚えているし、決勝も自宅から見ていてあの場所に立ちたいとすごく思ったし、今年プレーできることにすごく喜びがあるし、感謝して立ちたいし、結果でみなさんに恩返ししたい」横浜E・CTB梶村祐介主将「やっとこの舞台に立てることがうれしく、昨年こここ立ちたかったが、自分たちから引き離してしまったので、チーム一丸となってここまで来られてうれしく思う。(沢木敬介監督が)決まった瞬間、明らかに表情が緩くなっていたので。監督もホッとされたと思う」SHファフ・デクラーク「すごくうれしいしワクワクしている。キヤノンでずっとプレーしてきた選手にとってもこのpo進出を目指していたと思うので特別なとこだし、自分にとって1年目でPOに出られてうれしく思う。さらに高みを目指してがんばりたい」坂手主将は4年ぶりの敗戦となった第15節・静岡ブルーレヴズ戦をこう振り返り、梶村主将は次のように用心した。坂手「勝って修正することは大事だし、負けて修正することも大事。ただワイルドナイツがやってきたこと、目指していたことは間違いなく、ひとりひとりがやるべきことやらないと勝てないと再認識できた。チームとして再確認できたのでいい負けではないが、糧にしたい」梶村「あの試合があったことでワイルドナイツがさらに結束してくるだろうなと感じた。あの負けで崩れるようなチームではないと思うし、さらにまとまってくるだろうなと思った」4人は相手チームの警戒する選手を挙げた。坂手「僕のポジション柄セットプレーが大事になるので、相手のFWパック、スクラムでの攻防が大事になると思う」松田「ファフ選手。絶対かき乱してくれると思うので、チーム全員が理解していると思うが改めて警戒していきたい」梶村「ダミアン・デアレンデ選手。毎試合彼のところから勢いが出るので、彼のところをしっかり止めたい」デクラーク「ワイルドナイツは結束力が非常に高いチームでゲームプラン、遂行力が高いので、個人というよりチームのシステムを崩すことが大事」連覇、初優勝に向けての抱負を求められると。坂手「連覇もかかっているが、今年のチームはまだ何もタイトルを取っていないので、しっかり準備してそのタイトルを取りたい」松田「主将の言った通りだと思うし、ワイルドナイツのラグビーをすれば絶対勝てるとみんなが思っている。ただそのためにまだまだ足りないので、しっかり準備してワイルドナイツのラグビーをしっかりして、最後に笑いたい」梶村「プレーオフは初めてでいい意味でプレッシャーがないのが強みだと思うので、どのチームにも恐れずチャレンジしていきたい。まずこの一戦目、ワイルドナイツにしっかり自分たちのラグビーをして勝利を収めたい」デクラーク「梶村主将が言った通り、自分もワイルドナイツに勝ちたい。リーグ戦も勝てた試合だと思っていたので、プレーオフではしっかり勝ちたい。プレーオフは何があるが変わらないが、プレッシャーもしっかり楽しんで勝ちたい」4人はファンにメッセージを送った。坂手「ファンが背中を押してくれるので、プレーオフという場まで来ることができました。ここからは負けたら終わり、1ポイントでも勝っていたら次へ進める戦い。チーム一丸となってファンのみなさんと一緒に戦っていけるようがんばっていきます」松田「本当にあと2試合しかないので、チーム一丸となっていい準備して最後は自分たちがほしいタイトルを取れるよう、みなさんが見て楽しいと思えるラグビーをして最後笑いたいです」梶村「今まで応援してくれたファンと一緒にプレーオフへ行けることをうれしく思います。次の試合も自分たちに大きなチャレンジなので、みなさんにしっかり背中を押していただき、ワイルドナイツにしっかりチャレンジしたいと思います」デクラーク「選手を日頃からサポートいただきありがとうございます。次の試合、ビッグゲームになるし、自分も楽しみにしている。たくさんの応援をよろしくお願いします」(写真左より)木田晴斗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、立川理道(同)、堀越康介(東京サンゴリアス)、齋藤直人(同)もうひとつの準決勝は最終節に続いて開催されるS東京ベイ×東京SG。S東京ベイが開幕戦・31-18で東京SGに18季ぶりに白星を飾ると、第16節も39-24で連勝した。S東京ベイ・CTB立川理道主将「今年開幕戦でも戦い、最終節でも戦い、かなりサンゴリアスのスタイル、今年の特徴は掴んでいる。プレーオフはプレーオフの戦い方があると思うが、しっかり準備して戦いたい」WTB木田晴斗「最終節はトライ王争いで僕も気持ち入っていたが、次はトライ王とか関係ないが、しっかりトイメンとして(尾崎晟也と)しっかり勝負していきたい。プレーオフは最終節とは違う雰囲気だと思うが、しっかり気を引き締めてやっていきたい」東京SG・HO堀越康介「シーズン中2回やっているのでお互いのことはわかっているが、プレーオフではまた面白い試合が見せられると思っている」SH齋藤直人「(開幕戦と最終節)特に印象は変わっていないが、やはりフィジカルを前面に出して戦ってくるという印象」相手チームの警戒する選手をこうだ。立川「垣永(真之介)、彼のエナジー……やっぱりやめておきましょう。本気のこと言うと、直人と誰が入るのかわからないが10番。ゲームマネージメントのところはしっかり警戒しないといけない」木田「齋藤直人選手。前の試合でもエリアマネージメントで、背後のキックでエリアを支配されてしまったので、次はそういうキックに警戒してやっていきたい」堀越「トイメンのマルコム・マークス選手は警戒しないといけない人物だと思う。やはりセットピースの要。クボタはセットピースを中心に組み立ててくるチームだと思うので中心人物だと思う」齋藤「エリアマネージメントのところは課題なので、もう少し取り組んでいかないといけない。クボタに対してはいかにして大きなFWを後ろに下げるのが重要なので、そこをフォーカスしてやっていきたい。警戒するのは(バーナード・)フォーリーと晴斗」3人は次のような木田評を口にした。立川「彼は昨季4月に入団からすぐ試合に出てすぐ活躍してくれたが、そこからコミュニケーションの部分やボールを持っていないところから取りに行くところ、ハイボールのキャッチング能力がすごく伸びて、安心して彼にボールを渡せるようになった。晴斗はボールを持ったら何かしてくれるワクワク感が選手から見てもあるので、フォーリーや僕らがいいボールを出せば1人2人は抜いてトライしてくれる。そこに期待していいボールをどんどん供給したい」堀越「ボール持ったら何かする選手だと思う。クボタのキーマンなので、できるだけいい状態でボールを持たせないようにしたい」齋藤「堀越さんと同じ印象で、ルーキーという印象がない。今質問されてルーキーだったんだなと思うくらいスピアーズのキーマンとして見ていた」チームに3年連続新人賞をもたらすであろうと見られる木田はこのように手応えを語った。「ワークレイトでとくに成長できたと思っている。アタックのところでダミーランやオプションになることを意識してやっていたので、今年1年成長できたかなと思う」立川主将は初優勝への思いについて、堀越主将はアドバイザーを務めるエディー・ジョーンズ豪州代表監督について質問を受けた。立川「タイトルに関しては先々を見ないことが重要だと思っている。準決勝のサンゴリアス戦があって、まずしっかり準備して、その次があって、タイトルがあると思うので、さらにチーム力を高めていきたい」堀越「昨日の練習試合の後みんなの前で話してくれた。大きく言うなら『王者になるならスタッフも選手ももっとハードワークしないといけない。ハードワークは練習だけではなく、王者になるために何が必要か考えて動き続けることが大事だ』とおっしゃられた。チームの雰囲気が引き締まったので、そういう方の言葉はありがたい」ファンにメッセージを発した。立川「ここからの戦いでスピアーズはまだ勝てていないので、しっかりこれまでの経験を生かしてチャレンジしたい。みなさんの応援が非常に力になるので、オレンジアーミーのみなさんにしっかり応援していただいて、しっかり勝ち切れるようにがんばります」木田「自分はルーキーなので自分のプレーに向き合って、ルーキーらしく泥らしく、強気なプレー選択でチームに勢いを付けられたらと思っているので応援お願いします。結果は後から付いてくものと思っている」堀越「見ていて楽しいラグビー、興奮するラグビーをしたいと思うし、サンゴリアスのラグビーをできるようにして、会場に足を運んで応援してくれたらありがたいです」齋藤「プレーオフ初戦、1点差でもいいので、必ず勝つ、勝ちにこだわるラグビーしてファンにも喜んでもらえるサンゴリアスらしいラグビーをしたいです」NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 プレーオフトーナメント メディアカンファレンスに出席した選手一同果たして、埼玉WKの連覇か、S東京ベイの初優勝か、それとも東京SG、横浜Eの下克上か。『NTTリーグワン2022-23』プレーオフトーナメント準決勝・埼玉WK×横浜Eは5月13日(土)、準決勝・S東京ベイ×東京SGは14日(日)、3位決定戦は19日(金)にいずれも秩父宮ラグビー場にて、決勝は5月20日(土)・国立競技場にてキックオフ。チケットは4月26日(水)11時~27日(木)23時59分・JAPAN RUGBY SAKURA CLUB先行抽選、29日(土)11時~30日(日)23時59分・Ticket RUGBY/チケットぴあ先行抽選、5月3日(水・祝)11時一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23』プレーオフトーナメントのチケット情報リーグワン特設ページジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23ジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23ウェブ版
2023年04月25日コンバース(CONVERSE)は、「ワンスター(ONE STAR)」の新作スニーカー「ワンスター J VTG(ONE STAR J VTG)」を2023年5月に発売する。「ワンスター」スニーカーをメイド・イン・ジャパンで再現1974年に誕生した「ワンスター」をベースにした、メイド・イン・ジャパンのスニーカー「ワンスター J VTG」が登場。アッパーのパターンや星の大きさ、ヒールラベルなど、「ワンスター」の特徴的なディテールが丁寧に再現されている。アッパーには、柔らかく肌触りの良い国産スエードを採用。生成りがかったナチュラルホワイトカラーが、ソフトなスエードアッパーと相まってカジュアルな雰囲気を演出する。【詳細】コンバース「ワンスター J VTG」発売時期:2023年5月価格:26,400円カラー:ナチュラルホワイトアッパー:スエードアウトソール:ラバーサイズ:23.0~28.0、29.0cm【問い合わせ先】コンバースインフォメーションセンターTEL:0120-819-217月~金曜日(土日・祝日を除く)9:00~18:00
2023年04月23日ワントーンでまとめた中に、差し色のピンクシャツを取り入れることで、印象的でおしゃれなコーデに!しかも機能面も満点なんです......♡今回は「ユニクロのUVカットシャツとタックワイドパンツ」を使ったコーデを@chanricodeさんのInstagram投稿からご紹介させて頂きます!■定番コーデに挿し色が可愛い♡ワントーンでまとめた中に、差し色のピンクシャツを取り入れることで、印象的でおしゃれなコーデに。ピンクのシャツは、ベージュワントーンにマッチし、明るい印象を与えます。また、このコーデはビジネスシーンでもカジュアルシーンでも、大人っぽく決まる着こなしとして人気です◎■オシャレも機能性も満点このUVカットシャツ、名前の通りUVカット機能があるので、夏の必需品です。さらに、このシャツは肌触りも抜群で、汗をかいてもサラッとした着心地が持続します。大人気のタックワイドパンツは、動きやすくかつきれいなシルエットを作り出します。パンプスと合わせて肌を見せることで、きれいめ感のあるコーディネートになります。オフィスカジュアルや普段使いにもおすすめです。※本記事では、@chanricode様のInstagram投稿をご紹介しております。※記事内の画像は、投稿主様より掲載許可をいただいたものとなります。※記事に記載されている情報は、執筆時のものとなりますので販売終了、価格の変更の可能性もございます。※商品に関する情報は各ブランドにご確認くださいませ。(ハウコレ編集部)
2023年04月23日いよいよ最終節だ。『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23』レギュラーシーズンは今週末第16節を戦い、5月13日(土)より『NTTリーグワン2022-23』プレーオフトーナメントに突入する。ディビジョン1では開幕戦と同一カードがラインナップ。4か月の時間を経て、再び相まみえる。第16節の中で注目を集めるのが、4月22日(土)・江戸川区陸上競技場改めスピアーズえどりくフィールドでキックオフを迎える一戦である。2位クボタスピアーズ船橋・東京ベイ×3位東京サンゴリアス。他会場の結果次第だが、S東京ベイは逆転1位の可能性を残し、また両軍は3週間後に再び顔を合わせる可能性も十分ある。負けられない理由はお互いにある。えどりく16連勝中のS東京ベイは不敗神話を伸ばしたいし、開幕戦で黒星を喫した東京SGはここで借りを返しておきたいところ。何より勝利で締め括り、プレーオフに臨みたいはずだ。根塚洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)(C)JRLO12月18日・味の素スタジアムでの『NTTリーグワン2022-23』開幕戦はS東京ベイの必然の勝利となった。S東京ベイは出足の鋭いFW陣がブレイクダウンで優位に立ち東京SGの反則を誘うと、PGを選択。5分のショットを外すも7・11分とオーストラリア代表75キャップの名手バーナード・フォーリーが3点を加点していく。21分には敵陣深くでのパスワークから最後はFBゲラード・ファンデンヒーファーがカットパスをWTB根塚洸雅へつなぐと、昨季新人王のトライゲッターはWTBテビタ・リーのタックルを受けながらもインゴールにボールを叩き付けた。その後東京SGはSO田村煕が2本、S東京ベイは1本PGを決めて14-6で前半を終えた。尾崎晟也(東京サンゴリアス)(C)JRLO後半はギアが一段上がった。43分NO8ファウルア・マキシが守備網を突破し、左へ展開。すると左WTBのルーキー木田晴斗がトライをマーク。すると5分後東京SGはFB松島幸太朗のラインブレイクからNO8テビタ・タタフが抜け出して独走トライ。59分にS東京ベイがPGで追加点を挙げると、64分にファンデンヒーファーがハイパントから猛チャージでボールを確保。ボールを受けたフォーリーが左サイドの大きく空いたスペースへキックパス一閃。ボールをキャッチした木田がインゴールにボールを置いて勝負あり。76分にWTB尾崎晟也が意地のトライを返すも31-18でノーサイドを迎えた。マルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)(C)スエイシナオヨシ18季ぶりに東京SGから勝利を奪ったS東京ベイは感情を爆発させると思いきや、淡々と勝利を振り返っていた。日本代表56キャップのCTB立川理道主将が「開幕戦の相手がサンゴリアスだから特別な用意をしたのではなく、この22週間で積み重ねたことを出そうと言い続けてこの試合に臨んだ。僕自身、入団してからサントリーに勝利したのは初めて。そういう意味ではうれしいが、この後15週あるし、最終節でも戦うので、浮かれずにこの後しっかり戦っていきたい」と言えば、南アフリカ代表59キャップのHOマルコム・マークスも「とてもタフな試合だった。サントリーとの試合はいつもタフになる。いいところもたくさんあったが、改善しないといけない点もあった。試合を振り返って、どこに改善が必要か、そういう細かい部分にもしっかりと取り組んでいきたい」と冷静に足元を見た。齋藤直人(東京サンゴリアス)(C)JRLO一方の東京SGにも落ち込んだ様子はない。初陣を勝利で飾れなかった田中澄憲監督が「クボタの非常にいいプレッシャーを受け、自分たちのラグビーができなかった。完敗と言っていいと思う。ただゲームは続く。これからどう戦うか。全員が『同じ絵を見ているか』という点に課題もある。アタックのシステム、キックカウンターの部分で今日は曖昧なところがあった。確認してきたが、全員にしっかり落とし込めていたかは課題」と敗因を語れば、齋藤直人共同主将も「望んだ結果ではないが、シーズンはまだ始まったばかり。しっかりと次の試合に意識を向け、この敗戦から学んで来週の試合を迎えたい。全員が同じ絵を見てプレーできていたのかを突き詰めたい。自分たちからアタックしたいが、ブレイクダウンの攻防でいいボールが出なければアタックが始まらないという認識をチーム全体で改めて共有したい」も同意した。あれから4か月、S東京ベイはリーグ最多得点の597得点を叩き出し、13勝1分1敗・勝点61の2位につけ、東京SGは苦しみながらも12勝3敗・勝点55の3位に位置している。3週間後にスタートする『NTTリーグワン2022-23』プレーオフトーナメントを前に両軍の差はさらに開いたのか、縮まったのか。S東京ベイは4月20日にメディア対応を実施。指揮官と今季限りで退団が決まっているCTBライアン・クロッティが最終節に向けて抱負を語った。フラン・ルディケHC(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)(C) クボタスピアーズ船橋・東京ベイフラン・ルディケHC「NEC(グリーンロケッツ東葛)戦の学びをサントリー戦でどうチャンスにつなげられるか楽しみにしている。最後のリーグ戦、今後ノックアウトステージをどう戦うかにつながる試合なので、自分も非常にエキサイティングな気持ち。セレクションも一貫性を持って選んだ。唯一の変化はクロッティがケガから帰って来たこと。プレーオフに向けて、彼が色々ポジティブな意味でチームを変えてくれることを楽しみにしている」クロッティ「エキサイティングな気持ち。いいパフォーマンスができるようにいい準備をしてきた。プレーオフに勢いが付けられるようなゲームをしたいと思っているが、まずは次の試合。私自身ゲームに戻って来られてうれしく思うし、最後にえどりくに帰って来られてうれしい。オレンジアーミーの前でプレーできることを選手全員が待ち切れなく思っている」ルディケHCは2位という結果は選手たちのパフォーマンスを反映した結果だと言う。「シーズンが始まってからだけではなく、プレシーズンを通してどうすれば、素晴らしいパフォーマンスを発揮できるかプランを持って進めてきた。ターニングポイントとなった試合は(第6節)リコー(ブラックラムズ東京)戦。最後のPGが外れて勝てたことが大きい。あと選手たちはコンスタントにいいパフォーマンスを見せてくれた。プレーオフに出場できるのは妥当な結果だと思う」開幕戦の再戦となることを問われると、ルディケHCはこう答えた。「両チームともかなりレベルが上がっていると思う。サントリーも我々も素晴らしいラグビーをしていると思うので、今週末いいチーム同士の対決になる。楽しみにしている」3週間後に同じカードになる可能性を質問されると。「まずは1レースごと集中していきたい。準決勝のことはまだまだ先。いろんなことが起こり得る。目の前の試合でどうするか、目の前のプレーをどうするか。相手チームがどうこうではなく、自分たちがベーシックなことをどれだけやれるかにかかっている。どんなメンタルでどんな準備をしてどけだけいい戦いを見せられるかを楽しみにしている」ルディケHCはクロッティの働きに評価していた。「クロッティはスペシャルな選手でスペシャルな人間。彼はチームのディフェンスシステムを変えてくれたし、チーム文化の醸成やアタックのシェイプもサポートしてくれた。何かひとつを挙げるのは難しいほど、チームのためにオールラウンドに貢献してくれた。彼はいつでも選手たちの相談に乗ってくれるし、経験値が高いので答えも持っている。非常にオープンな性格なのでオフフィールドでも日本人選手たちとも仲がいい。(クロッティが来てチームが変わった点は)一番大きいことでは状況判断。本人もそうだし、ほかの選手に判断させるところが一番変わった」S東京ベイでの残り時間が少なくなったクロッティは特別な感情を抱いていた。「スペシャルな感情がある。チームを去る者にとって残りの時間をどれだけエンジョイできるか。クボタはスペシャルなチーム、素晴らしい仲間がいる。個人としては元気を出して、残り時間をエンジョイしたい」ニュージーランド代表48キャップを誇るクロッティはS東京ベイの成長に関われたことは誇りに思っていた。「ラッキーなタイミングでチームの一員になれたと思う。2019年に加入した時にはスピアーズにはすでに土台があった、フランや以前いた外国人選手たちがチームの土台を作り、バーナードや田邉(淳アシスタント)コーチとともに国際レベルのアタックのエッセンス、ディフェンスのエッセンスを加えていった。このチームにはいいチーム文化があり友情があり、いいつながりがある。ラグビー面とチーム文化の両方で成長があったと思う。小さいことをひとつひとつ変えてきた。チーム全体でリーダーシップであったり、どう学びたいか共有できた。お互いがアイデアを出し合って、みんなで学ぶ意欲を持ち、ハードワークでより良くなる意識を持ち続けてチームの成長につなげることができたと思う。強いチームに関わり、ギフトをもらっているし、自分の経験をチームに還元していることも誇りに思う」18トライの尾崎晟と15トライの木田のトライ王争いについて、クロッティは理想とする展開を口にした。「WTBのトライが多いのはFWや他の選手がいい仕事をしている証明。サントリーもいいチームだが、自分たちもいいチーム。理想は木田がハットトリックをマークして、尾崎がノートライでふたりがトライ王になること。木田がハットトリックをすれば、我々もいい仕事をしていることになる」ライアン・クロッティ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)(C) クボタスピアーズ船橋・東京ベイ両チームの試合登録メンバーは以下の通り。【S東京ベイ】1海士広大、2マルコム・マークス、3北川賢吾、4ヘル ウヴェ、5デーヴィッド・ブルブリング、6トゥパ フィナウ、7末永健雄、8ファウルア・マキシ、9藤原忍、10バーナード・フォーリー、11木田晴斗、12立川理道、13ライアン・クロッティ、14根塚洸雅、15ゲラード・ファンデンヒーファー、16杉本博昭、17紙森陽太、18オペティ・ヘル、19ルアン・ボタ、20青木祐樹、21谷口和洋、22テアウパ シオネ、23ハラトア・ヴァイレア【東京SG】1森川由起乙、2堀越康介、3垣永真之介、4ツイ ヘンドリック、5ハリー・ホッキングス、6トム・サンダース、7山本凱、8テビタ・タタフ、9齋藤直人、10田村煕、11尾崎泰雅、12中村亮土、13中野将伍、14尾崎晟也、15松島幸太朗、16中村駿太、17石原慎太郎、18祝原涼介、19トム・サベッジ、20箸本龍雅、21大越元気、22イザヤ・プニヴァイ、23河瀬諒介果たして、S東京ベイが17連勝で「えどりく不敗神話」を継続するのか、東京SGが開幕戦の借りを最終節で返すのか。『NTTリーグワン2022-23』第16節・S東京ベイ×東京SGは4月22日(土)・スピアーズえどりくフィールドにてキックオフ。チケットは残り車いすエリアのみ。試合の模様はBS日テレにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)リーグワン特設ページジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23ジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23ウェブ版
2023年04月21日グローバルボーイズオーディション番組「BOYS PLANET」最終回に向け、ファイナル進出が決まった練習生たちを紹介。日本人唯一のデビュー圏内・元YG練習生の佳汰はデビューの夢を叶えられるのか?快進撃を見せる“憑依型アイドル”ユン・ジョンウ、新たな挑戦に期待が集まるイ・フェテクら、練習生たちのパフォーマンスをふり返った。4月20日(木)、デビューメンバー9名が決定する最終回を迎えるにあたり、SNSを中心に連日練習生の名前がトレンド入りし、“推しへの投票の呼びかけ”を促す応援コメントが多数寄せられている現在。そこで、第8話で放送された第3回生存者発表式前に行われた「アーティストバトル」の楽曲チームごとに、デビューへの道を駆け上がる練習生たちを最新順位とともに紹介する。ゲームの世界のような「Switch」ポップな曲調のオリジナル楽曲「Switch」を披露するのは、第6・7話で行われた「デュアルポジションバトル」にて、それぞれのチームで1位を獲得した練習生が4名いた実力派チーム。メンバーは、第3回生存者発表式順位で4位のキム・テレ、6位の佳汰(KEITA)、11位のパク・ハンビン、15位のユン・ジョンウ、ぎりぎりの生存となった18位のナ・カムデン、そして惜しくも脱落してしまったジャン・シュアイボーの6名で構成された。★キム・テレ(4位・デビュー圏内)これまでのミッションで主に高音が伸びやかなボーカルを武器としてきたキム・テレは、練習中に苦手なダンススキルが浮き彫りになり、マスターから「その調子なら踊らなくていい」と一蹴されてしまう場面も…。チームメンバーのパク・ハンビンによる指導を素直に受け入れながら熱心に練習を重ね、本番ではマスターから「テレ、本当に上達してる」など高評価を得た。さらに練習中やビハインド映像では、メンバーの中で最年少であることから“愛されマンネ”として扱われる様子に、SNSでは「マンネかわいい」「猫耳キムテレ最高」など可愛らしいキャラクターへの反響も多く寄せられていた。「Back Door」(Stray Kids)のようなクールな曲から「Man In Love」(INFINITE)のようなバラードまで幅広いコンセプトをこなし、愛されキャラクターも魅力だ。★佳汰(KEITA)(6位)日本人唯一のデビュー圏内順位を維持する実力者の佳汰は、チーム決めの際に人数調整のために別のチームを追い出されたことで自信をなくし、「Switch」のパート決めの際には、得意とするメインラッパーにも志願せず…。全練習生の中で最も長い9年もの練習生歴を持つことから、振り付けを担当したパク・ハンビンからダンスのオリジナルアレンジを求められると、アイディアを出し合いながら軽々と魅力的な動作を加える場面も。第3話では、過去に練習生として所属経験のある大手事務所・YG ENTERTAINMENTの先輩である「BLACKPINK」の「Kill This Love」を披露し、「歴史に残る」との称賛を得た佳汰。また「ZOOM」(Jessi)では逆さマイクパフォーマンスで魅せるなど、周囲を圧倒してきたラップスキルを本番でも余すことなく披露し、チームのパフォーマンスに貢献した。★パク・ハンビン(11位)パク・ハンビンは持ち前の高いリーダーシップを発揮してメンバーたちに熱血指導。振りの細やかな動きや動線を、それぞれのメンバーに合わせて明るい雰囲気で教えながらチームを鼓舞していき、本番のパフォーマンス後にはマスターから「ハンビンがいてよかった」とその存在感を称える場面も。これまでのミッションにおける「Hot Sauce」(NCT DREAM)、「LAW」(Yoonmirae & BIBI)それぞれのチームで、1つ1つの振りで全員の動きを止めて細かくチェックし、メンバー個人にあわせた魅力を最大限発揮しようとする采配力を見せてきたパク・ハンビン。影の努力とステージ上でのパフォーマンス力が徐々に実を結び、第1回生存者発表式では22位、第2回で13位、そして第3回では11位と着々とランクアップする中、最終順位にも期待が集まっている。★ユン・ジョンウ(15位)これまでに、「K VS Gグループバトル」で披露した「Back Door」(Stray Kids)のステージで完璧な表情管理で“新たな実力者”として大きな注目を集め、「デュアルポジションバトル」では「Home」(SEVENTEEN)のステージでバラードでの新たな表情を見せ、楽曲ごとに憑依したようにコンセプトを消化していくユン・ジョンウ。期待を受けながら練習に挑むものの、歌詞や振り付けのミスを繰り返してしまい、「実力が出ていない」と期待外れのコメントを受けることに。しかし練習の末、本番ではこれまでに見せなかったポップな衣装とセットの中で新たな一面を披露。第2回生存者発表式では、第1回の38位から23位も順位を上げ、15位にランクインし、第3回でも同位を維持。快進撃を見せるユン・ジョンウに注目だ。★ナ・カムデン(18位)第3回生存者発表式で、最後の生存者となる18位を獲得したアメリカ出身のナ・カムデン。「Switch」チームのリーダーを務めるも、メンバーたちが自信をなくして沈んだ雰囲気に苦悩する場面も。打開するために、実力者であるパク・ハンビンに素直に意見を求め、再びチームの練習を軌道に乗せる。臨機応変さと安定した実力によるパフォーマンス力で、本番のステージも見事に完遂。第1話で発表された順位では、82位だったナ・カムデン。大幅順位アップの逆転劇に期待が寄せられている。クールなFunk Pop「En Garde」Funk Popをテーマにしたオリジナル楽曲「En Garde」を披露したチームは、最新順位で7位のキム・ギュビン、10位のイ・フェテク(PENTAGON・フイ)、12位のパク・ゴヌク、16位のクム・ジュンヒョン、残念ながら脱落してしまったイ・スンファンと日本人の大翔(HIROTO)の6名で構成。★キム・ギュビン(7位)チームの中で唯一、第3回生存者発表式でデビュー圏内の7位を獲得したキム・ギュビン。第1話のスターレベルテストでは、パフォーマンス披露後にも自ら手を挙げて、異例となる追加でのダンスパフォーマンス披露の場を願い出るなど、熱く燃える情熱も秘めた練習生。第1話で見事5位を獲得し、以降デビュー圏内の上位順位を多く獲得してきた。第6話の「デュアルポジションバトル」で披露した「Love Killa」(MONSTA X)では、赤いスーツをまとった妖艶なパフォーマンスによってチーム内で1位を獲得。さらに、「En Garde」のステージではメインラッパーを務め、クールな表情と圧巻のラップ力でチーム内でも1位を獲得した。上位常連組で人気の高いキム・ギュビンがこのままデビューの切符をつかむのか、期待される。★イ・フェテク(10位)「PENTAGON」としてデビューして実績もある中、本番組への参加が発表され、放送前から大きな話題を呼んでいたイ・フェテク。さまざまなステージを経験してきて培った実力で周囲を圧倒してきたが、「En Garde」の練習ではマスターから厳しい言葉を掛けられ、「練習中ずっと恥ずかしかった」と一練習生として反省。そして、練習でメンバーたちを鼓舞して引っ張り、リーダーとして圧巻のステージを作り上げた。他にもこれまでのミッションで披露した「TOMBOY」((G)-IDLE)では自ら編曲も務め、ロック調のオリジナルアレンジで楽曲の新たな魅力を引き出すなど、リーダーシップとプロデューサーなど多彩な才能に注目。★パク・ゴヌク(12位)第1話で放送された最初のミッションである「スターレベルテスト」で、パワフルなパフォーマンスによって強力な印象を残したパク・ゴヌク。「Kill This Love」(BLACKPINK)や「TOMBOY」((G)-IDLE)にて、クールな曲調と持ち前のパワフルさを合わせたパフォーマンスで魅了してきたものの、今回の「En Garde」の練習ではマスターから「変化が見られない」と一蹴され、「一発殴られたようだった」と猛反省する場面も。再開した練習では、よりダイナミックに見える振り付けを提案するなど前向きに取り組み、本番では持ち前のパワフルさとクールな表情、新たなボーカルの魅力を発揮してやり切った。練習生たちも一目置く“パワフルさ”に注目だ。★クム・ジュンヒョン(16位)明るいキャラクターで、ダンスとボーカルをそつなくこなすオールラウンダーのクム・ジュンヒョン。「En Garde」の練習中には、元々の振り付けをそのまま取り入れたことで、オリジナリティがないことをマスターから指摘されたことも。練習の中でパフォーマンス披露について考え直し、オリジナルの動きなどの意見も出しながら本番を迎えた。曲の中で盛り上がる高音パートを担当し、普段の明るさとはギャップのあるクールな表情を披露し、視聴者を魅了。SNSでは「ギャップの化身」などの声も寄せられた、カメレオン練習生といえる。「BOYS PLANET」は毎週木曜20時50分~ABEMA SPECIAL 2チャンネル(簡易字幕版)、K WORLDチャンネル(通訳版)にて放送中(全12話)。(text:cinemacafe.net)
2023年04月20日『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23』プレーオフトーナメント前哨戦である。9勝2分3敗・勝点48の4位横浜キヤノンイーグルスが11勝3敗・勝点51の3位東京サンゴリアスを迎え撃つ。最終節、横浜Eは9位に甘んじるコベルコ神戸スティーラーズとのビジターゲームに臨み、東京SGは12勝1分1敗・勝点56の2位クボタスピアーズ船橋・東京ベイが16連勝中の敵地に乗り込む。5位には9勝5敗・勝点43の東芝ブレイブルーパス東京が追っている。BL東京は『NTTリーグワン2022-23』第15節で三菱重工相模原ダイナボアーズと金曜ナイターで対峙し、最16節では14戦全勝・勝点62と首位を快走する埼玉ワイルドナイツとの対戦が控える。横浜Eとしても、東京SGとしても、今節『NTTリーグワン2022-23』プレーオフトーナメント出場を決めたいところ。ただ4強入りを決めればいいという話ではない。3位か、4位かは大違いである。プレーオフトーナメントは1位×4位、2位×3位の組み合わせで準決勝を行う。横浜Eの選手たちも東京SGの面々も「どこが相手でも関係ない」と言うだろうが、じつに4年間、47戦負けなしの埼玉WKとの大一番は決勝まで取っておきたいのが本音のはず。プレーオフどうこうを置いておいても、横浜Eはどうしても借りを返さなければいけない。1月7日の第3節は東京SGにとって数的不利を跳ね返した会心の勝利、横浜にとって数的有利を生かせなかった悔いの残る敗戦となった。ジェシー・クリエル(横浜キヤノンイーグルス)(c)JRLO東京SG×横浜Eは立ち上がりから動いた。2分南アフリカ代表46キャップのSHファフ・デクラークの早いリスタートから同58キャップのCTBジェシー・クリエルが抜け出して先制トライ。6分には日本代表46キャップのFB松島幸太朗のグラバーキックが横浜Eの選手に当たりオフサイドは解消となるラッキーもあり、ニュージーランド代表50キャップのSOアーロン・クルーデンが同点トライ、クルーデンのゴールも成功して逆転する。華々しい東京SGデビューを飾ったに見えたクルーデンだが、10分後に悪夢を見ることになる。17分ラックへプレッシャーを掛けた際、クルーデンの肩がデクラークの頭部にヒット……一発退場となったのだ。ペナルティを得た横浜EはPGで8-7と逆転。横浜Eにとって絶対有利、東京SGにとって絶体絶命の60分強になるはずだった。14人となった東京SGは一人ひとりが出足の鋭さと運動量で数的不利をカバー、横浜Eのミスやペナルティを誘った。FL箸本龍雅のジャッカルで獲得したPGを第3キッカーとして用意してきたSH齋藤直人が成功し、10-8。3分後にも松島の鋭いタックルでペナルティを得て、PGで加点した。なかなかペースをつかめない横浜Eは36分、デクラークが反則の繰り返しで10分間の一時退場となると、東京SGは勝負どころを逃さなかった。40分CTB中野将伍のラインブレイクからWTBテビタ・リーがトライにつなげるも、TMO(ビデオ判定)の結果、東京SGのオブストラクションが確認されてノートライに。しかし、後半開始早々の42分、SH流大が連続攻撃の7フェーズに自ら持ち込んでインゴール手前でラストパス、WTB尾崎晟也がトライをマークして18-8。田村優(横浜キヤノンイーグルス)(c)JRLO46分、敵陣深くでのラインアウトを得た横浜Eはドライビングモールからトライを狙うも、押し込めず。ならばとデクラークは左へ展開、日本代表70キャップのSO田村優のカットパスからWTB松井千士が逆襲のトライかと思われたが、こちらもオブストラクションが認められてトライはキャンセルに。ならば50分、横浜Eは田村のPGで3点を返した。54分、後半からの出場となったSO森谷圭介のビッグゲインから最後は日本代表47キャップのLOツイ ヘンドリックがインゴールにボールを叩き付けると、3分後にまたもやデクラークの早いリスタートから距離を稼ぎ、最終的にウエールズ代表32キャップのコリー・ヒルがインゴールへ侵入した。ともにCGを成功させて25-18となった。63分クリエルの突破からWTBヴィリアメ・タカヤワが左サイドを駆け抜けてトライ、タイトな角度の田村のCGは失敗したが、25-23。77分インゴールまで残り5mの位置でのラインアウトから東京SGがモールを押し込みトライかと思われたが、HO中村駿太のボールロストが確認されてトライは取り消しに。だが、日本代表29キャップのNo8アマナキ・レレイ・マフィが一時退場となると、インゴール手前のマイボールスクラムから日本代表32キャップのCTB中村亮土の右へ大きく展開するキックパスを尾崎がトライして勝負あり。森谷のCGも決まり32-23でノーサイドを迎えたのだった。田中澄憲監督(東京サンゴリアス)(c)JRLOホストチームの田中澄憲監督は次のように勝因を語った。「前半で14人になってもパニックにならず、冷静に対処した選手たちに成長を感じた。やはり、サンゴリアスらしさはハードワークの徹底。14人になってからの方がみんなが動き、強かったかなと思うほど。ハードワークを80分間続けられたことが今日の結果につながった」クルーデンが退場後にすぐさま森谷を投入するのではなく、ハーフタイムまで引っ張った理由を問われると、指揮官はこう答えた。「10番が不在になっても、9番の直人と12番の亮土のところでコントロールしてくれていたので、すぐに変更するプランはとらなかった。ただ、後半は勝利をつかむために仕掛けにいった。攻撃の舵取り役として亮土の負担が大きかったので、その部分は森谷と流に託した」田中監督からゲームコントロールを称えられた齋藤共同主将はこのようにゲームを振り返った。「前半からレッドカードが出てしまい、厳しい状況になった中で勝ち切れた。そういった状況でもゲーム中にやるべきことをチーム全員で統一して戦えたことは大きかったと思う。人数が少ない分、ボール保持をするよりは手放してディフェンスをした方がいいと判断した。亮土さんは普段10番の位置でコントロールする選手ではないので、そこを自分からのキックで変えようと亮土さんと話して決めた」キッカーを務めた感想を求められると。「昨季と同様にサードキッカーなので、何かあった時のために練習していた。それが生きてよかった」流大(東京サンゴリアス)(c)JRLO日本代表キャップの齋藤に代わって後半ゲームをコントロールしたキャップの流はこうコメントした。「14人の時にテンポを上げすぎるのは厳しい。ブレイクダウンが優位に立った時だけ、一気に畳みかけることを意識していた。ラグビーで14人になるのは本当に大変。特にこのレベルの試合でSOがいなくなると影響が大きい。時間を使いながらプレーの選択をした。後半、そこまでボール出しを早くせず、ある程度自分たちの形が整ってからにした。最後は得点できなくても敵陣にいることが大事だった。FWのがんばりがすべて」(写真左より)沢木敬介監督(横浜キヤノンイーグルス)、梶村祐介(同)(c)JRLO一方敗れた沢木敬介監督は悔しさを露わにした。「まあ今日は勝たなきゃいけない試合だったが、自分たちから崩れてしまった。ただサントリーはひとり少ない状況になってもいいコントロールをしてしっかりスコアにまでつなげていた。そういった差が出た。ただ落胆しても仕方ない。来週どう過ごすのか。負けから学ぶのはもう結構。しっかりレベルアップして強くなった横浜キヤノンイーグルスを次の試合で見せたい」また沢木監督は自分たちのアタックのていねいさが必要だと説いた。「アタッキングの部分で、自分たちのスタイルではなく、トライを取り急いだり、目の前のプレーよりも先のプレーを考えて細かいことが疎かになったりした。僕らはしっかり組織としてアタックするチームなので、そこの集中力が原因だと思う」監督と同様に古巣相手に悔しい敗戦を喫したCTB梶村祐介主将も反省の弁を述べた。「今日の試合は相手以前の問題で自分たちから崩れてしまった、そういうゲーム。こういう試合を勝たないと今後も難しくなる。結果は残念だが、しっかり前を向いて次に進みたい。相手が14人になってからずっと外にスペースがあるのは見えていたし、アタックマインドがより強まったが、結果として何か油断のようなものが出てしまった。組織として戦えていたゲーム序盤と比べると、どんどん個人個人に走ってしまった。後半の最後は自陣に釘付けにされた。毎試合反省に出ている『ディフェンスで長い時間我慢できない』という課題が改めて出てしまった」数的有利を生かせなかったデクラークも改善点を口にした。「ただただ残念。もっと賢くプレーできたと思うし、枚数が相手よりも多いと人数をかけ過ぎてしまう傾向がある。相手の裏側にスペースが生まれていたはずなので、もっとそこを狙えていれば。チームはもちろんファイトし続けたが、ブレイクダウンの対応がまだまだ。そのあたりを整理しないといけない。過去2試合もそうだが、やはり規律の面とアタックのブレイクダウンを修正する必要がある。イグジットもよくなってはいるが、もっとうまく展開していく必要がある」あれから3か月、横浜Eはリベンジの機会に挑む。4月9日の第14節でグリーンロケッツ東葛相手に45-17ときっちりボーナスポイントを獲得した沢木監督は、このように次を睨んだ。「バタついた時間帯もあったが、最後の残り10分で勝点5を獲得でき、チームとしての成長を感じた。先を見ることなく自分たちが成長できるゲームを一戦一戦重ねながら個としても組織としても成長していくというマインドセットで臨んでいる。次のサンゴリアス戦に向けていい準備をして、いいチャレンジをしたい。ショートウィークは普段なら『新しいことはせず、シンプルにいこう』となりがちだが、僕たちがやることはもう僕の頭の中にある。チーム全員でしっかりと準備します」松島幸太朗(東京サンゴリアス)(c)JRLOもちろん、東京SGにリベンジを許す気はさらさらない。横浜E、S東京ベイというプレーオフのライバルたちを蹴散らし、4強戦へ突入するのみである。前節は雨と強風の中、コベルコ神戸スティーラーズ相手に我慢を強いられる戦いとなったが、25-17の逆転勝利。ここからファイナルラグビーへ向けて、ギアを一段も二弾も上げていきたい。両軍の試合登録メンバーは以下の通り。【横浜E】1岡部崇人、2庭井祐輔、3杉本達郎、4コリー・ヒル、5リアキマタギ・モリ、6コーバス・ファンダイク、7嶋田直人、8シオネ・ハラシリ、9山菅一史、10田村優、11松井千士、12南橋直哉、13ジェシー・クリエル、14イノケ・ブルア、15エスピー・マレー、16川村慎、17安昌豪、18津嘉山廉人、19マックス・ダグラス、20シオエリ・ヴァカラヒ、21ファフ・デクラーク、22小倉順平、23竹澤正祥【東京SG】1森川由起乙、2堀越康介、3垣永真之介、4ツイ ヘンドリック、5ハリー・ホッキングス、6トム・サンダース、7山本凱、8テビタ・タタフ、9齋藤直人、10田村煕、11テビタ・リー、12中村亮土、13中野将伍、14尾崎晟也、15松島幸太朗、16中村駿太、17石原慎太郎、18祝原涼介、19箸本龍雅、20飯野晃司、21流大、22イザヤ・プニヴァイ、23尾崎泰雅果たして、横浜Eがリベンジし3位に浮上するのか、それとも東京SGが返り討ちにして3位を死守するのか。『NTTリーグワン2022-23』第15節・横浜E×東京SGは4月15日(土)・日産スタジアムにてキックオフ。当日は来場先着1万名にイーグルスオリジナル法被、先着1万2000名にはレンジーとカノンちゃんのオリジナルコラボポストカードをプレゼント。チケット発売中。試合の模様はテレビ神奈川で生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)横浜キヤノンイーグルス対東京サンゴリアスNTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 DIVISION 1のチケット情報リーグワン特設ページジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23ジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23ウェブ版
2023年04月14日『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』の模様が、4月12日(水) に配信されることが決定した。『ファイナルファンタジーX』は、2001年に「ファイナルファンタジー」シリーズの第10弾として発売されたロールプレイングゲーム。大いなる脅威「シン」に立ち向かう少年と少女の切ない物語が、シリーズで初めて採用されたキャラクターボイスや状況に応じて表情が変化するフェイシャルアニメーションの採用により感情豊かに描かれ、その感動的な物語は今なお多くのユーザーに愛され続けている。新作歌舞伎として世界初上演される今回は、主人公のティーダ役を尾上菊之助、ヒロインのユウナ役を中村米吉が担当。そのほかアーロン役で中村獅童、シーモア役で尾上松也、ルールー役で中村梅枝、ルッツ役、23代目オオアカ屋役で中村萬太郎、ワッカ役で中村橋之助、リュック役で上村吉太朗、ユウナレスカ役で中村芝のぶ、キマリ役で坂東彦三郎、ブラスカ役で中村錦之助、ジェクト役で坂東彌十郎、シド役で中村歌六が出演する。映像配信は10月31日(火) までの期間限定となっており、4Kでの配信に加え、配信チケットとのセット販売でのみ購入できる電子プログラムも用意される。また今後世界配信にむけて英語字幕版も準備中で、配信時期など詳細は決まり次第発表される。<配信情報>木下グループpresents『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』【配信・販売期間】fullHDステレオ:4月12日(水) 0:00~10月31日(火) 23:594K5.1chサラウンド:4月18日(火) 0:00~10月31日(火) 23:59※視聴期間は購入から10日間※チケット情報など詳細は公式サイトでご確認ください。<公演情報>木下グループpresents『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』3月4日(土)~4月12日(水) IHIステージアラウンド東京※休演日:3月8日(水)、15日(水)、22日(水)、29日(水)、4月5日(水)【前編】開場11:30 / 開演12:00 【後編】開場17:00 / 開演17:30『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』CGビジュアル企画:尾上菊之助脚本:八津弘幸演出:金谷かほり尾上菊之助【配役】『ファイナルファンタジーX』相関図尾上菊之助/ティーダ中村獅童/アーロン尾上松也/シーモア中村梅枝/ルールー中村萬太郎/ルッツ、23代目オオアカ屋中村米吉/ユウナ中村橋之助/ワッカ尾上丑之助/ティーダ(幼少期)、祈り子上村吉太朗/リュック中村芝のぶ/ユウナレスカ坂東彦三郎/キマリ中村錦之助/ブラスカ坂東彌十郎/ジェクト中村歌六/シド【チケット情報】(税込 / 全席指定 / 前編・後編通し)・SS席:32,000円※非売品オリジナルCGビジュアルアクリルスタンド付・S席:28,000円※非売品オリジナルCGビジュアル公演ポスター付・A席:24,000円・B席:19,800円※前編または後編のみの各チケットは、SS席:18,000円、S席:16,000円、A席:14,000円、B席:11,000円(全て税込)を予定しております。なお、非売品特典グッズは付きません。【注意事項】※SS席、S席の非売品特典グッズはご観劇日当日、劇場内でのお渡しとなります。※未就学児童は入場できません。※チケットはお一人様一枚必要です。※やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。※車椅子でご来場予定のお客様はチケット(SS席)を購入後、ご観劇日の2営業日前までに下記ステージアラウンド専用ダイヤルまでご連絡ください。付き添いの方がご観劇される場合もSS席チケットが必要になります。車椅子スペースには限りがあり、ご購入のお座席でご観劇いただく場合もございます。チケット購入リンク:関連リンク公式HP:公式YouTube:公式Tiktok:公式Twitter:公式Instagram:
2023年04月11日ぶぶ様さんが大阪のバーで出会ったのは“強烈すぎる”男性たち!衝撃的な展開をコミカルに綴ります。 バーで声をかけてきたのは ぶぶ様さんと友人のタスさんに話しかけてきた二人組の男性。 お酒をおごってくれると言うので一緒に飲み始めたのですが、1時間もすると下ネタパレードに……。すこし嫌な空気になってしまったため、ぶぶ様さんたちはさりげなく席を離れようとしました。 すると、片方の男性がおぼつかない足で立ち上がり、「僕とワンナイトしてください」と突然土下座し始めたのです! なにやら妻と離婚したてだったようで泣きながら「ワンナイトしたい」と土下座する男性にぶぶ様さんはドン引き。 しかし、とても社交的で折衝能力高めだという友人・タスさんのうますぎるフォローのおかげで、誰も傷つくことなく、その場が丸く収まったのでした。 ぶぶ様さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ぶぶ様\ 笑いたい人はいらっしゃいませ /アラサー独女のこじらせ恋愛を発信!クセ強ぶっ飛び男達にぶぶ様から愛あるツッコミを。月、水、金、日(21時頃)に発信中!
2023年04月10日2022年9月13日に死去したジャン=リュック・ゴダール(享年91歳)が1968年に渡米し、映画撮影した様子を記録したドキュメンタリー『1PM-ワン・アメリカン・ムービー』と『中国女』を巡るゴダールのドキュメント『ニューヨークの中国女』より予告編が解禁された。激動の1968年の秋、ゴダールは『1AM』(『ワン・アメリカン・ムービー』)なる企画のため、アメリカ合衆国の反体制的な政治と文化の状況に目を向ける。カメラを回すのは、ダイレクト・シネマの旗手リーコックとペネベイカーである。だが、ヌーヴェル・ヴァーグを牽引した末にいまや商業映画と訣別するに至ったゴダールと、ドキュメンタリー映画界の革命児たちの夢の共同作業は編集段階で頓挫してしまう。『1PM』は、ゴダールが放棄したフッテージをペネベイカーが繋ぎ合わせて作った映画である。この度、解禁された予告編ではゴダールが映画の構想を話すシーンや、実際に撮影されたシーンの断片が映し出される。また黒豹(ブラックパンサー)党のエルドリッジ・クリーヴァーも登場しインタビューに答えている。そして、この映画のラストを飾るのは、「ザ・ビートルズ」の映画『レット・イット・ビー』でも一部収録された“ルーフトップ・コンサート”を彷彿とさせる「ジェファーソン・エアプレイン」がビルの屋上でライブを行っているシーン。予告編でもその様子を垣間見ることができる。『1PM-ワン・アメリカン・ムービー』そして、同時上映される『ニューヨークの中国女』は、ゴダールが、ニューヨーク大学の学生たちと『中国女』をめぐって、流暢な英語で当意即妙の議論を交わす1968年4月4日の映画作家の姿を収めた作品だ。予告編でも熱気あふれる若者たちの前で話すゴダールの姿が映しだされ、当時のアメリカでゴダールが若者にどれほど強い関心を引き起こしていたのかを生き生きと伝える貴重なドキュメントである。『中国女』また『ニューヨークの中国女』にあわせて、68年の五月革命を予見したゴダールの問題作『中国女』も特別上映されることが決定している。『1PM-ワン・アメリカン・ムービー』『ニューヨークの中国女』『中国女』は4月22日(土)より新宿・K’s cinemaほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月09日有名な昔話の『花咲か爺(通称:花咲かじいさん)』では、犬が指定した場所を掘ると、大量の大判小判が出てくるシーンが描かれています。人間と比べると、犬はとても嗅覚に優れた動物。現代社会でも、探し物などを探知する際に活躍をしていますよね。心臓血管外科医として、アメリカで暮らしているOnyo(@kenkyusha_cvs)さんがTwitterに投稿したのは、物語で描かれた『ここ掘れワンワン』のようなエピソードでした。犬が庭で『何か』に反応をしていると思ったら…Onyoさんの自宅には、友人の飼っているラブラドルレトリバーが、子犬の頃からよく遊びに来ていたのだとか。ある日の朝、友人の犬にトイレをさせるため、庭に出すことにしたOnyoさん。しかし、その日はなぜか、犬がなかなか戻ってこなかったといいます。不思議になり、犬の様子を確認することにした、Onyoさん。すると犬は、一見なんの変哲もない茂みの周囲で大興奮をしていたのだとか。まさに『ここ掘れワンワン』というかのように、一点に向かって反応を示す、友人の犬。一体何に反応しているのかが気になり、Onyoさんがそっと茂みに近付いてみると…!友人から預かっていたワンちゃんをバックヤードで遊ばせていると一生懸命に茂みの中にいる”何か”に反応している様子。近づいて様子を確認すると思いもしないものを発見しました。 pic.twitter.com/r0tcOt0Wse — Onyo心臓外科治療研究者 (@kenkyusha_cvs) April 4, 2023 茂みの中にいたのは、すやすやと寝息を立てる野ウサギの赤ちゃんたち!Onyoさんによると、以前から家の庭には時々、野ウサギが遊びに来ていたのだとか。もしかすると、野ウサギは一家で遊びに来たのかもしれませんね。野ウサギの赤ちゃんを教えてくれるかのような『ここ掘れワンワン』に、Onyoさんはとても驚かされたといいます。その後、Onyoさんの妻は野ウサギを保護する方法を問い合わせ、親の野ウサギが入れる穴を設置した上で、外敵に襲われないよう段ボールで囲うことに。犬に発見された野ウサギの赤ちゃんたちは、優しい人間たちによって、安全な環境で過ごすことができるようになったのでした!温かさにあふれるエピソードは拡散され、心温まった人たちから「野ウサギの赤ちゃんを初めて見た!」「なんて素敵な話!」といった反響が続々と寄せられています。野ウサギの赤ちゃんたちが、幸せにすくすくと成長していくよう、多くの人が願ったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年04月07日ジャガー・ルクルトがレベルソのアールデコの精神を新たに大胆な女性らしさで表現した「レベルソ・ワン・プレシャスカラーズ」を発表しました。ジャガー・ルクルトの優れた装飾工芸とジュエリー技術を再確認できるアートピース。 自社製キャリバー846の精巧な機構が引き立てる美しいデザインが特徴です。レベルソのアールデコの精神を新たに大胆な女性らしさで表現Courtesy of JAEGER LECOULTRE稀に見るアール・デコ デザインの例として、レベルソは1931年の誕生以来、永遠の現代性を表現し続けています。このデザインはもともとポロ競技用に考案されたものでしたが、発売から1周年を迎える前から女性用モデルも制作されるようになりました。これは、創業当時から男性用および女性用のどちらにも技術的に洗練されたタイムピースを制作してきたジャガー・ルクルトの哲学に沿ったものでした。Courtesy of JAEGER LECOULTRE数十年にわたる社会の変化や嗜好の変化を経てもなお、レベルソは誕生当時には想像もできなかったようなポテンシャルを発揮しています。そして、2023年、ジャガー・ルクルトはレベルソの女性らしい側面を新たな表現で提示します。2色の人目を惹くカラーバリエーションが用意されたレベルソ・ワン プレシャスカラーズには、アール・デコ スタイルにオマージュを捧げた豪華な装飾が施されたケースが付属します。アール・デコの幾何学模様1920年代半ばに始まり、1925年にパリで開催された現代産業装飾芸術国際博覧会でその言葉が誕生したアール・デコは、第一次世界大戦後の途方もない社会および文化の変化を受けて発展しました。組織化の原理としてシンプルで力強いラインを強調した、エネルギーにあふれたすっきりとしたエレガンスは、社会のあらゆる側面に浸透した新しい自由と快楽主義の感覚を反映していました。表面の装飾では、シェブロンとジグザグを形成する平行線と直線的なモチーフが繰り返し使用されており、これらがカラーブロックと光沢のあるメタルのアクセントによって増幅され、今日においても魅力的な視覚的ダイナミズムを生み出しています。Courtesy of JAEGER LECOULTREジャガー・ルクルトのメティエ・ラール(R)(希少なクラフトマンシップ)工房に所属する才能あふれる職人たちは、このようなデザイン要素を解釈し、レベルソ・ワン・プレシャスカラーズに採用しました。ケースバック全体から文字盤のケースサイドにシームレスにつながるように、煌めく装飾パターンが施されています。前面の文字盤を外側に向けたレベルソ・ワン・プレシャスカラーズは、エレガントな存在感を放ち、ホワイトマザーオブパールの文字盤と、エナメル加工を施したフレームの鮮やかなカラー、そしてダイヤモンドがセットされたゴドロン装飾とラグの輝きがコントラストを作り出します。文字盤には、レベルソ・ワンのジュエリーモデルのシグネチャーである4つの角を示す細いゴールドのブラケット、アプライド数字、ドーフィン針などのディテールが備わっています。この時計は、ケースの装飾と同色の光沢のあるアリゲーターストラップによって手首に着けることができます。Courtesy of JAEGER LECOULTRE卓越した装飾工芸反転式ケースを裏返すと、レベルソ・ワン・プレシャスカラーズがハイジュエリーになります。ピンクゴールドの背景にブラックとブルーのカラー、もしくはホワイトゴールドの背景にさまざまなトーンのグリーンで表現されたパターンは、ダイヤモンドがセットされたアクセントを備えた細密画のグラン・フー・エナメルで表現され、深みと動きのある視覚的効果を生み出します。この工程は厳格なものであり、各技術の完全な習得およびエナメル加工から始まるさまざまな工芸技術の完璧な調整が必要となります。ホワイトゴールドまたはピンクゴールドのベースメタルは、最初に淡いまたは透明なエナメルで密封され、焼成されなければなりません。次に、マルチカラーでデザインが描かれる手つかずの表面を作成するために、エナメル職人は不透明なホワイトエナメルの層を何度も重ね、その都度、乾燥と焼成を行います。続いて、極めて正確に、幾何学的なデザインを定義する線が、時計ケースの平らな面からサイドまで繋ぎ目なくつながるように、手作業で点描されていきます。この段階で初めてカラーリングを開始できるようになります。Courtesy of JAEGER LECOULTREエナメル職人は各カラーの深みと濃さが完全に満足するものになるまで、極細ブラシを使って表面全体を手塗りし、さまざまなカラーブロックを制作していきます。カラーの焼成が完了したら、透明な淡い色をさらに重ねていきます。ジュネーブ技法として知られるこの最終的なコーティングは、カラーを保持し、深みを高めてくれます。非常に耐久性に優れたこの表面は、続いて手作業で研磨されて光沢のある見た目となり、まるでガラス板のような仕上がりになります。レベルソ・ワン・プレシャスカラーズのケースサイドの凸面とケースバックの平らな面を同時にエナメル加工することは特に困難です。これは、これら2つの部分で焼成中の密着性を高めるためにエナメルの密度を変える必要があるからです。同じくらい難しいのはカラーの問題です。芸術家がパレットで行うのと同じように、エナメル職人はさまざまな酸化物顔料を混ぜ合わせて、ブルーまたはグリーンのバリエーションを作り出します。ただし、グラン・フー・エナメルの場合、800℃で焼成すると一部の顔料が変化し、予想どおりに色が混ざらなくなるめ、出来上がりは予測がつきません。レベルソ・ワン プレシャスカラーズのケースには、最大15回の焼成と、200℃での複数の段階での乾燥が必要となります。このような困難を克服するには、長年の経験が必要となります。ジャガー・ルクルトのメティエ・ラール(R)工房に所属する5人のエナメル職人は全員、このジュネーブ技法を完全に習得しています。Courtesy of JAEGER LECOULTREエナメル加工後、レベルソのケースはジェムセッターに引き渡されます。ジェムセッターは、ダイヤモンドが完璧にセットされるように絶対的な精度で作業する必要があります。グレインセッティング技術を使用して、平らな金属の表面からゴールドの小さな爪を持ち上げて、それぞれの石を所定の位置に固定します。これは、完成したエナメルを壊したり、カラーフィールドを定めた直線を横切ったり、宝石がセットされたエリアを分断したりしないように施す必要があります。レベルソ・ワン・プレシャスカラーズを飾る274個のダイヤモンドのセッティングには、80時間のエナメル加工作業に加えて、45時間におよぶ根気を要する作業が必要となります。ジャガー・ルクルトがマニュファクチュールに独自の装飾工芸工房を持ち、複数のスキルを1つの屋根の下に集めることの大きなメリットは、さまざまな職人が密接に協力してアイデアを交換し合い、互いの創造的なエネルギーを共有できることです。ケースに収納されているレベルソ・ワン・プレシャスカラーズを駆動するムーブメントは、ジャガー・ルクルトが卓越した機構制作に取り組んできたことの証明となっています。すべて自社工房で開発および製造された手巻キャリバー846は、レベルソ専用に作られたものであり、完璧な製品を目指すジャガー・ルクルトの哲学に従って、長方形ケースの輪郭に合わせて形作られています。ジャガー・ルクルトの優れた装飾工芸とジュエリー技術を再確認し、機能性、デザイン性、高級時計製造を巧みに融合させたこのレベルソの大胆でフェミニンな解釈は、ジュエリーとして身に着けることも、時を告げる時計として身に着けることも可能にしています。Courtesy of JAEGER LECOULTRE技術仕様レベルソ・ワン・プレシャスカラーズケース:18Kピンクゴールドまたはホワイトゴールド時計のサイズ:40 x 20mm、厚さ 9.09mmキャリバー:手巻ジャガー・ルクルト製キャリバー846パワーリザーブ:38時間機能:時、分ダイヤル:マザー・オブ・パールケースバック:グラン・フー・エナメル、ダイヤモンドダイヤモンド:1.5 カラットストラップ:ピンクゴールドモデル - ブルーのアリゲーターストラップ、ホワイトゴールドモデル - グリーンのアリゲーターストラップリファレンス:ピンクゴールドモデル:Q3292432、ホワイトゴールドモデル:Q3293432 – 限定生産黄金比についてアールデコの芸術運動の全盛期であった1931年に誕生したレベルソのオリジナルデザインは、黄金比で成り立っています。φ(ファイ)のギリシャ文字で表され、近似値が1.618となる神秘的な数字である黄金比は、世界共通で美しさと調和を表現すると考えられています。ジャガー・ルクルトのレベルソは、時計製造において、この原則を最も雄弁に物語っています。誕生から90年以上にわたり、さまざまなバリエーションのレベルソのケースが発表されてきましたが、オリジナルの比率はコレクションの土台であり続けており、今でも黄金比がレベルソのデザインを定義し続けています。jaeger-lecoultre.com
2023年04月02日ポストシーズンまで残り3試合。『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23』ディビジョン1は今週のバイウィークを経て、最終盤へ突入する。選手は頭と体をリフレッシュし、コーチは手応えと課題を整理し、ラストスパートに臨むのだ。2年目の戦いはよりハイレベルかつ拮抗した試合が増えているが、そんな中王者埼玉ワイルドナイツの強さは揺るがない。今季13戦13勝で首位を独走、唯一の無敗で『NTTリーグワン2022-23』プレーオフトーナメント出場を決めたのだ。リーグ最多得点のクボタスピアーズ船橋・東京ベイがデカくて強いFW陣を押し出し、後半勝負を仕掛けられても、2年連続ファイナルで対戦している東京サンゴリアスが試合開始からエンジン全開で攻め倒しても、埼玉WKは跳ね返した。3月4日の第10節、S東京ベイにひとつもトライを与えず、SO山沢拓也が2トライ3コンバージョンキック2ペナルティゴール1ドロップゴールのフルハウスで25得点を叩き出す大暴れで30-15の勝利を飾ると、翌週の第11節はハイテンションの東京SGに前半3-17と点差を付けられるも、53分から7分間で怒涛の3連続トライで一気に逆転すると最終的には41-29と突き放したのだった。S東京ベイ戦後、HO坂手淳史主将が「チームの価値はディフェンスに見えると思う。ゲインを切られた局面、トライに迫られたシーンがあったが、スクランブルディフェンスで、プライドを見せることができた。ディフェンスに関して、誇りに思う」と胸を張れば、東京SG戦後のロビー・ディーンズ監督は「歴史的な2チームで特別な試合ができた。選手たちがハードワークしたからこその結果。ハードワークし続けなければならない苦しい展開を耐え、勝機を逃さなかった。プレッシャーに対して果敢に立ち向かったので、その点が非常にうれしい」と選手を称えた。松島幸太朗(東京サンゴアリス) (c)F.SANO一方敗戦後のライバルたちは、CTB立川理道主将(S東京ベイ)が「ゴール前までしぶとくディフェンスされた。ただ崩し切れたところもあるので、あとは本当に最後のところ。次は勝ちます。年々、ワイルドナイツに対してチームでチャレンジできるようになってきている。現実を受け止めて、これからもいい準備をしていきたい」と前を向き、FB松島幸太朗(東京SG)も「僕は全然ネガティブになっていないし、全然やれていたし、これをどう今後につなげていくか、そこだけ。今日みたいなアグレッシブラグビーを毎試合やること。その中でスペースにキックするか、FWを前に出すか、BKが考える。ディフェンスは前半すごく良かったので、80分やれる体力を考えながら試合をやりたい」とポジティブな言葉を発したが、埼玉WKとのわずかな差を埋めるのは困難極まりない。他チームが敗戦や引き分けから教訓を得ているのに対し、埼玉WKは勝ち続けながら反省をしているのだ。しかも他チームが包囲網を敷いても、徹底解剖してきても、ラストワンプレーでビハインドを背負っていても、勝ち続けている。昨季の不戦勝を除いて、じつに45試合負けなしである。正直、埼玉WKが負ける姿が想像つかない。前節も本来の力を取り戻しつつあるトヨタヴェルブリッツ相手に2枚のイエローカードを受ける苦しい戦いを強いられたが、見事なゲームコントロールで主導権を渡さずに19-10でノーサイドの笛を聴いた。数的不利の51分にピッチに入ったHO堀江翔太は浮足立つチームに落ち着きをもたらした。当人は「やることを、やっていこうと。トライラインを背負う状況でも、やってきたことを出そうと。あの感じやと、ペナルティさえ気を付ければ、取られない。モールさえ止めてしまえば何とかなると思っていた」と振り返った。坂手淳史(埼玉ワイルドナイツ) (c)F.SANO会見の席でプレーオフ進出決定の感想を質問された坂手主将は「今知りました。忘れていました。すごくうれしいし、13個勝ちを並べることができたことはチームの実力だと思う。しんどい試合ももちろんあったし、今日もどちらが勝つかわからない時間帯が長く続き、それでも勝ち切れたというのは、チームの成長と手応えを感じている。ただ、プレーオフに向けて、まだ試合数もあるし、その試合でもう1回成長して、プレーオフで戦っていけるように、ここから3試合がすごく大事だと思う。ロビーさんが言っていたように相手は失うものがない状態で僕たちに戦いを挑んでくると思う。僕たちもそこに立ち向かって、一つひとつの試合に勝って、全勝で上に行きたいと思います」と決意を新たにした。もちろん、11勝1分1敗・勝点の51の2位S東京ベイ、10勝3敗・勝点47の3位東京SGもプレーオフトーナメントでのリベンジを諦めたりしない。8勝2分3敗・勝点43の4位横浜キヤノンイーグルスも打倒ワイルドナイツへ虎視眈々。第6節ではサインプレーもズバリ、土壇場で逆転負けを喫したが、19-21と最後まで王者を苦しめた。8勝5敗・勝点39の5位東芝ブレイブルーパス東京は最終節・埼玉WKに、開幕戦で19-22の逆転負けを喫した借りを返し、逆転プレーオフ出場のシナリオを書いていることだろう。中位争いはし烈を極める。6位ブラックラムズ東京から10位三菱重工相模原ダイナボアーズまで勝点5でひしめく。6位BR東京から9位コベルコ神戸スティーラーズはわずか勝点1差しかない。BR東京は3連勝の後、悔しい2連敗を喫した。BR東京は前節・BL東京戦で78分のFBマット・マッガーンのPGが外れて10-12と白星が指先からするりとこぼれ落ちた。それでもピーター・ヒューワットHCは「自分たちのチームをとても誇りに思う。今日の試合ではほぼファーストプレーで12番が倒れてしまった。そんな状況の中でも選手たちが80分間でしっかりと出し切ってくれた。先週は10%足りていないと言ったが、それに対して選手たちがチャレンジし、リアクションをしてくれた。すごく誇りに思う」と強調した。開幕5試合未勝利とつまずいた7位静岡BRは第12節・BR東京戦19-15、第13節・相模原DB戦30-20と連勝し、ここにきて上げ潮にある。堀川隆延HCはBR東京戦で確かな手応えを感じていた。試合後「本当に今日は素晴らしい勝利を見せてくれた。静岡ブルーレヴズらしい戦い方、ディフェンスで粘ってセットピースでプレッシャーを掛ける。そういう我慢の80分間だったと思うが、本当に選手が素晴らしいパフォーマンスを出してくれた。80分間を15人で戦うのは本当に珍しいかもしれないが、15人のフィールドのパフォーマンスを見ていて選手交代をする必要がないという判断の下、80分間プレーしてもらった。フィジカルのあるリコーに対して、局面局面でしっかりとブレイクダウンでファイトし、アライブして戦ってくれた選手を誇りに思う」と笑顔を見せた。姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ) (c)JRLO8位トヨタVもNo8姫野和樹共同主将が前面に立ってから調子を取り戻している。埼玉WK戦の後、姫野は改めて「リーダーであるべき人間が、リーダーシップを取るということが大事だなと。若い世代の選手を育てていかなければいけない中で、僕も少し澄ましていたが、やっぱりトヨタヴェルブリッツというチームは、僕が前面に出てパッションを出してやっていくことをしないと、奮い立たないというのはすごく感じた。僕のリーダーシップを見せることで、周りの人間にいい影響を与えていくことがチームにとって必要だと感じている」と説明した。アタッキングマインドを発揮したゲームとディフェンスが崩れた時のゲームの波が激しい神戸S、開幕5戦で3勝1分1敗とスタートダッシュに成功した相模原DBも残り3試合、好転のキッカケをつかもうとしている。まずは入替戦圏内からの脱出がマストだ。2勝11敗の11位グリーンロケッツ東葛、13戦全敗の最下位に沈む花園近鉄ライナーズもこのままでは終わられない。D1初勝利を目指す花園Lはもちろん、GR東葛も『NTTリーグワン2022-23』D1・D2入替戦を前にひとつでも白星を重ねていきたいところだろう。それぞれのチームがそれぞれのゴールに向けて、ラスト3連戦となる『NTTリーグワン2022-23』第14節は4月7日(金)・東京SG×神戸S・秩父宮ラグビー場、4月8日(土)・S東京ベイ×花園L・江戸川区陸上競技場、トヨタV×相模原DB・岐阜メモリアルセンター長良川競技場、埼玉WK×BR東京・熊谷スポーツ文化公園ラグビー場、静岡BR×BL東京・エコパスタジアム、4月9日(日)・GR東葛×横浜E・柏の葉公園総合競技場がラインナップ。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)リーグワン特設ページジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23ジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23ウェブ版
2023年03月29日2023年3月4日(土) より、東京・豊洲のIHI ステージアラウンド東京にて上演中の『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーⅩ』。企画・演出・出演の尾上菊之助をはじめ、中村獅童、尾上松也、中村米吉、中村梅枝、中村橋之助、坂東彌十郎、中村歌六ら豪華歌舞伎俳優が集結。旅の始まりから終わりまでを一日で追体験できる話題作のオフィシャルレポートが到着。歌舞伎というエンタメの存在は不思議だ。「歌舞伎」と聞いて、誰もが隈取の化粧や見得をするポーズを思い出すのに、それが何なのかというと「よく分からない」という人は多い。分からないのは、歌舞伎の舞台を観たことがないから。二の足を踏むのは、面白いか面白くないかさえフワッとしているからだろう。「セリフも難しそうだし、高いチケットを買って楽しめなかったら、損した気分になるし……」と思うのは当然かもしれない。そんな、「とても身近なのになんだか遠い歌舞伎」への偏見や思い込みを、3月4日に幕を開けた『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーⅩ』(FFⅩ)は、気持ちよく打ち砕いてくれる。原作は、2001年に『ファイナルファンタジー』シリーズの10作目として発売された大ヒットゲーム。世界累計出荷・ダウンロード販売本数は、続編を含めてなんと2110万本以上(2022年3月末時点)という、今も世界中のゲームファンに愛されている名作だ。「ゲーム」の歌舞伎化は、本作が史上初。誰も観たことがない舞台になるのだから、ゲームファンはもとより、歌舞伎ファンも想像がつかなかったのが正直なところ。もともと『FFⅩ』の大ファンで、コロナ禍の自粛中に再びゲームをやり込んだことから改めて感銘を受け、直接スクウェア・エニックスに企画書を送った尾上菊之助(企画と共同演出、主演)とて、大きな挑戦だったに違いない。これまで『風の谷のナウシカ』などの新作歌舞伎を成功に導いてきた菊之助だが、なにしろ「史上初」の舞台なのだ。だが初日を迎えてみると、ネット上には歌舞伎を知らないゲームファンの「歌舞伎って面白い!」という驚きと、「こんなふうに『FFⅩ』を舞台で観られるなんて」との喜びの声が続々と寄せられている。ゲームを知らない歌舞伎ファンも、「歌舞伎の手法をこんなふうに使ってくるとは……!」と新たな視点で楽しみつつ、『FFⅩ』の普遍的なストーリーを満喫している様子だ。左より)シーモア役 尾上松也、ティーダ役 尾上菊之助主人公は、魔物『シン』が人々を脅かす世界「スピラ」に迷い込んだティーダ(菊之助)。彼が召喚士のユウナ(中村米吉)に出会い、彼女を援護する仲間たちと共に『シン』を倒すまでの波乱の旅が、壮大なスケールで描かれる。ブリッツボールの選手ワッカ(中村橋之助)や黒魔導士のルールー(中村梅枝)、ロンゾ族のキマリ(坂東彦三郎)、そしてティーダの父ジェクト(坂東彌十郎)の盟友アーロン(中村獅童)が、ユウナの「ガード」となっていくつもの戦いを乗り越えてゆく。グアド族の族長シーモアが立ちはだかるなか、ティーダたちが知る『シン』の真実とは……。ティーダ役 尾上菊之助、ユウナ役 中村米吉、アーロン役 中村獅童、ワッカ役 中村橋之助、ルールー役 中村梅枝、リュック役 上村吉太朗冒頭、にぎやかな鳴物(歌舞伎で使われる楽器)と共に23代目オオアカ屋に扮した中村萬太郎が登場すると、「口上」(演目の説明)からスタート。「今日初めて歌舞伎を観に来たという方は? 逆に『FFⅩ』をやったことがありませんという人はどれくらい?」と観客に手を挙げさせる。「これだけの人が未知の世界に飛び込んでくれたんですねぇ」と両方のファンに目配りしつつ、「ご安心ください、私が歌舞伎の楽しみ方をお伝えします」と頼もしいひと言。「ツケ打ち」(木の板を打ち付けた音で、役者の足音を表したり、見得をする場面を盛り上げたりする)の解説の後は、『FFⅩ』の物語とその背景も教えてくれ、客席はいつのまにかリラックスした雰囲気に。23代目オオアカ屋役 中村萬太郎続いて『FFⅩ』の美しい旋律(邦楽でのアレンジ)が流れると、正面の巨大スクリーンいっぱいにザナルカンドの廃墟が映し出される。どこからか聞こえてきたのは、ティーダ(菊之助)の声だ。「最後かもしれないだろ? だから、全部話しておきたいんだ」。スクリーンに『新作歌舞伎 FINAL FANTASY Ⅹ』のタイトルが浮かび、ゆっくりと消えてゆく……。ふいに照明が明るく変わると、客席のあちこちに出演者による「町の人々」が登場。その頃には自分もすっかり物語の中に入り込んだような気持ちになっていた。オープニングそして町の人々がブリッツボールの人気選手、ティーダを待ちわびてコールすると、ついに幕が開いてティーダが登場! ワクワクしていた分、「待っていたとはありがてぇ」とのセリフがリアルに響く。実はこれ、歌舞伎の『お祭り』という演目で鳶頭が言う有名なセリフ。客席の「待ってました!」の声(気持ち)に応える、いわばテッパンのやりとりだ。ティーダは続けて七五調での「名乗り」をし、最後は「ティーダたぁ、俺がことッス!」で締めくくる。これも『弁天小僧』のクライマックスのセリフ「弁天小僧菊之助たぁ、俺がことだ」から。これだけで、ティーダが華やかな主役であることが分かるし、『弁天小僧』は音羽屋(菊之助の屋号)の代表的な芸なので、菊之助が率いる本作にもピッタリ。「ティーダ」(ゲーム)と「菊之助」(歌舞伎)、どちらの視点からでも楽しめる仕掛けなのだ。ティーダ役 尾上菊之助そんなふうにして、本作には原作ゲームの魅力のほかに、歌舞伎の表現方法の面白さがたっぷり盛り込まれている。登場人物それぞれの「名乗り」や、軍兵たちが前転宙返りをする「トンボ」を切る立廻りをはじめ、女方たちの美しく見事な「海老反り」、『土蜘』のイメージで糸状のものをシュッと投げる「千筋の糸」、仏像が倒れるように手を使わず直立したまま倒れる「仏倒れ」。さらに一瞬で衣裳の表面が変わり、役自体の隠された内面もあらわになる「ぶっ返り」など、長い年月を経て受け継がれてきたそれらの仕掛けが、物語のあちこちで効果的に使われるのだ。おそらく初めて観るらしい客席の辺りから、「おおー!」というようなどよめきが起こるのも楽しい。シーモアとの闘いその一方で、壮大なスケールで展開する世界観を具現化するため、会場であるIHIステージアラウンド東京の舞台機構も大いに活用。通常、演劇の世界では、大海原も広い空も、ゆったりとした浜辺もにぎやかな街の風景も、具象を抽象化することで表現してきた。だが円形の劇場の内側に360度のステージと、高さ8mの巨大なスクリーンが張り巡らされ、囲まれた客席自体が回る機構を持つ同会場。本作ではゲームのCGビジュアルが巨大スクリーンに映し出され、美しく迫力ある映像が堪能できる。序盤にティーダとユウナたちが海原に船を漕ぎ出すシーンや、クライマックスでの飛空艇が空を飛ぶ場面などは、客席の前方と左右が巨大な映像に囲まれるため、かれらと一緒に乗っているような臨場感が。この点も、これまでの新作歌舞伎にはない魅力だろう。船上の場面飛空艇の場面さらに、「マカラーニャ湖」のシーンも必見。ティーダとユウナのお互いへの恋情が、舞台上のミストスクリーンにまぼろしのように映し出され、演じる菊之助と米吉は言葉にできない気持ちを舞いに込めて踊る。客席からも、あちこちからすすり泣く声が。まるで『FFⅩ』の中に入り込んで、ふたりをじっと見つめているかのような、舞台とも映画とも、またゲームとも異なる新しい感覚だった。左より)ティーダ役 尾上菊之助、ユウナ役 中村米吉クライマックスを盛り上げる「召喚獣」のバトルも、手に汗握る迫力! 召喚獣を擬人化させて、さまざまな「毛振り」でリアリティとスピード感あるバトルが実現。夢中になって見入ってしまった。スピラを彩る魅力的な登場人物たちさて、ここまで演出や仕掛けについて書いてきたが、もちろんそれは演者の力があってこそ。最後にそれぞれの登場人物について触れておこう。まず、ブリッツボールの選手で、語尾が「~ッス」な若者、ティーダを演じる菊之助。歌舞伎作品での品格と、最近ではTVドラマでも落ち着いた男性を演じることが多かったために予想がつかなかったが、実際に観てみるとユウナに合わせた少年らしい拵えでまったく違和感なし。なにより溌剌とした若者らしい発声に驚いた。その瑞々しい声音で感情を爆発させたり、ユウナへの想いをにじませたりするのだから、その芸域の幅広さに改めて脱帽。新しい菊之助の魅力に気づかされたのも嬉しい発見だった。左より)ユウナ役 中村米吉、ティーダ役 尾上菊之助獅童はティーダの父の盟友で、旅に同行するアーロンを好演。頼もしい立ち姿にりゅうとした衣装がピタリとハマり、謎めいてはいるが信頼できる大人の男として魅せる。とある過去からダークサイドに落ちてゆくシーモアを大きさと繊細さとで演じる松也も、堂々たる佇まい。オフは盟友同士の獅童と松也だけに、戦いで斬り合うシーンも息がピッタリだ。なにより“芝居の輪郭”が太いふたりが並ぶと、舞台上の空気がピリッと引き締まる。アーロン役 中村獅童左より)シーモア役 尾上松也、アーロン役 中村獅童ユウナの叔父でティーダたちを導くシド役の中村歌六の誠実さ、ユウナが小さい頃に死んだ父で大召喚士のブラスカ役の中村錦之助の温かさも印象的。シド役 中村歌六ブラスカ役 中村錦之助物語のキーとなるジェクト役の彌十郎は、息子ティーダとの相克を招いてしまう人間くささを、持前の懐の深さで魅力的に表現。子ども時代のティーダ(尾上丑之助)とのやりとりが『FFⅩ』ファンの涙を誘っているのも、彌十郎ジェクトならではだ。ジェクト役 坂東彌十郎その丑之助は、幼少期のティーダと、祈り子の2役。前者では子どもらしい可愛らしさを見せつつも、後者ではこの世の者ならざる表情で、物語の核を示す長台詞を明瞭に聞かせる。客席をグッと引き込む求心力には心から驚かされる。ティーダ役 尾上菊之助、ジェクト役 坂東彌十郎、ティーダ役(幼少期)尾上丑之助ティーダたちと共にユウナのガードを務めるキマリ役の彦三郎は、ロンゾ族という設定柄、顔も全身も青い拵え。無口な青年という役ゆえ台詞は少なめで、その分ユウナを守る気持ちを視線や行動に滲ませる。声の良さに定評のある彦三郎だけに、言葉を発したときの言葉が強く印象に残った。キマリ役 坂東彦三郎ユウナの姉のような存在であるルールー役を務める梅枝は歌舞伎の演目では本格の佇まいを見せて若手女方の中でも図抜けた存在だが、その実力を本作でもいかんなく発揮している。悲しい過去がありながらも仲間たちを優しく見つめ、落ち着いた艶を滲ませる梅枝ルールーは、『FFⅩ』ファンの間でも人気急上昇中なのだとか。ルールー役 中村梅枝ユウナを演じる米吉は、「可愛いすぎる女方」として多方面から注目が集まっている中でのヒロイン役。2022年の『風の谷のナウシカ』タイトルロールや、歌舞伎以外の舞台での主演を経て、女方としての居方にもいっそう陰影が加わった。召喚士としての芯の強さや笑顔の可愛らしさの他に、運命をひとりで受け入れようとする生硬さ、想いを秘めた健気さなど、ふとした横顔に少女の憂いが宿る。ユウナの「異界送り」の動画がネットでバズったのも、米吉のユウナだからこそだろう。ユウナ役 中村米吉異界送りの場面ブリッツボールの選手からユウナのガードとなるワッカ役の橋之助は、自身の大らかな持ち味を活かした役づくり。普段は明るいムードメーカーだが、『シン』によって弟を亡くしたことから、ある民族に対するわだかまりがある。その後は戸惑いつつも先へ進もうとする心情を丁寧に演じた。ワッカ役 中村橋之助23代目オオアカ屋として前編・後編共に口上という大役を担った萬太郎は、シン討伐隊のルッツとの2役。ユウナのいとこで、途中から一行に加わる元気な女の子、リュック役の上村吉太朗と共に、若手実力派として頼もしく舞台を支えている。リュック役 上村吉太朗そして伝説の女性ユウナレスカには、中村芝のぶ。最後まで物語の緊張感が途切れないのは、圧倒的なオーラで終盤のクライマックスを盛り上げる、芝のぶユウナレスカの存在が欠かせないだろう。ユウナレスカ役 中村芝のぶ左より)ユウナレスカ役 中村芝のぶ、アーロン役 中村獅童振り返ってみれば、『シン』に立ち向かう旅やティーダとユウナの恋など主旋律のほかに、常に通奏低音のように聞こえているのが、親子の絆だ。ティーダと父のジェクト、シーモアと父で族長だったジスカル、そしてユウナと父ブラスカ。それぞれの親子の情愛が、哀しい、あるいは愛おしい運命と共に描かれる。それは歌舞伎でもしばしば描かれるテーマであって、本作での陰影も、歌舞伎俳優たる演者の力量あってこそだろう。中でもシーモアとジスカルの過去のエピソードは、今回新たに付け加えられたオリジナル。ゲームでは描かれなかったシーモアの葛藤と、彼が闇に落ちた理由が明らかになって胸に迫る。シーモア役の松也と、ジスカル役の澤村國矢の緊張感あるやりとりが見どころだ。左より)ジェクト役 坂東彌十郎、ティーダ役 尾上菊之助左より)シーモア役 尾上松也、ジスカル役 澤村國矢本作の稽古場では、企画から立ち上げて共同演出と主演を担った菊之助だけでなく、獅童や松也、その他の演者からも活発なディスカッションが交わされたという。そもそも出演者へのオファーは、菊之助自ら1人ひとりに電話をかけて進められたのだとか。そんな熱い現場で練り上げられたクリエイティブに、ジャンルは関係ないだろう。「ゲーム」と「歌舞伎」の幸せな邂逅を実現した本作は、たくさんの観客にとって、新たなマスターピースとなるに違いない。文=藤野さくら木下グループpresents『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』チケット情報
2023年03月24日<2023年3月>ワンちゃんと一緒にリフレッシュ旅“想いをつむぎ、新しさでつなぐ”Relo Hotels&Resorts(リロホテルズ&リゾーツ)の温泉旅館「ゆとりろ洞爺湖(所在地:〒049-5721北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉78)」)」は愛犬家の方もワンちゃんもこれまで以上に安心・快適に旅を愉しめるよう、2023年3月18日より館内に屋内ドッグランを新設、ワンちゃんと泊まれるお部屋も9室から20室へと増室いたしました。■ゆとりろ洞爺湖公式サイト: ■プランご予約・詳細: 「ゆとりろ洞爺湖」は、源泉かけ流しの良質な湯や地産地消のお食事を愉しめる温泉旅館です。源泉かけ流しの露天風呂これまで多くのお客様が愛犬との旅に当施設を利用されておりましたが、ワンちゃんが自由に走り回れるドッグランは周辺にもなく、皆様少なからず不便な思いをされていました。そこで、お客様からのご要望にお応えし、この度館内にドッグランを新設いたしました。広さは約90平米で遊具も設置し、滞在中でもお天気に左右されず、ワンちゃんは伸び伸びとリフレッシュできます。また、このドッグラン新設に伴いワンちゃんとご宿泊いただけるお部屋も11室増室いたしました。温泉やお食事に加え、愛犬とのふれ合いの時間も持てる旅のひとときをぜひ「ゆとりろ洞爺湖」でお過ごしください。遊具も設置の屋内ドッグランワンちゃんものびのびリフレッシュ◆屋内ドッグラン場所:ゆとりろ洞爺湖2F広さ:縦12m、横7.7mご利用時間:8:00~10:0015:00~20:00寛ぎの和室◆ワンちゃん専用ルームケージもございますが、室内ではワンちゃんは自由。専用の無料アメニティ有。広さ:10~15畳(和室)定員数:5~7名客室数:20室(全室禁煙)設備:ケージ、水飲みボトル、トイレシーツ、粘着ローラー、ゴミ箱、トイレ付、液晶テレビ、電話、湯沸かしポット、冷蔵庫、金庫、ドライヤー※バスなしおすすめプランプラン名:【春旅SALE】愛犬と一緒∪・ω・∪!愛犬宿泊料無料/お部屋で一緒にお食事を<■特選会席/部屋食>価格:17,297円~(ワンちゃん無料・2名様1室ご利用時1名様料金・税込)ご予約・詳細: 地産地消のお食事※イメージ良質な湯を堪能ワンちゃんアメニティも完備ゆとりろ洞爺湖|概要所在地:北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉78TEL:0570-086-115部屋数:全61室アクセス:JR洞爺駅より道南バスにて約20分館内設備:温泉大浴場、レストラン、宴会場、売店、カラオケルーム公式サイト: 公式インスタグラム: Relo Hotels&Resorts(リロホテルズ&リゾーツ)“想いをつむぎ新しさでつなぐ”をコンセプトとした、株式会社リロバケーションズ(旧ワールドリゾートオペレーション)が運営するリゾートホテル・旅館サイト。「ゆとりろ」「風雅」「天翠」などをはじめとした、個性的なホテル・旅館を全国36か所で展開。公式インスタグラム: 公式Twitter: 公式サイト: ▪当社の新型コロナウィルス感染拡大防止の取り組みについて▪ 株式会社リロバケーションズ -人と地域を豊かに― 人生に煌めく旅を!□所 在 地 : 〒160-0022 東京都新宿区新宿5-17-9TEL:03-6630-7970 FAX:03-6630-7971□公式サイト: □設 立 : 2004年10月 □資 本 金 : 50百万円□事業内容 : 会員制事業/ホテル・旅館運営事業/ホテル再生・コンサルティング事業□代 表 者 : 代表取締役社長 田村 佳克運営施設ポータルサイト: 本件に関する報道関係のお問い合わせ先株式会社リロバケーションズ営業推進ユニット企画広報グループ宮木TEL:080-3736-8176e-mail: wro.pr@relo.jp 公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月23日