大人気マンガシリーズ、てにくまの怖い話漫画さんの『因縁』を紹介します。主人公は、最近父の様子がおかしいと感じていました。そこで、父に何か心配ごとがあるのかと尋ねたのです。すると父は伯父の具合が気になっていると言い…。インスタ:てにくまの怖い話漫画(@kumamich68)≪HPはこちら≫因縁#1出典:instagram父の様子がおかしい出典:instagram伯父の具合が気になっている出典:instagram伯父が少し苦手な主人公出典:instagram出典:instagram優しい人だったけれど…出典:instagramどうしたの?出典:instagram伯父は後ろを向き…出典:instagramそして…出典:instagram恐ろしい顔を見た出典:instagram次回予告出典:instagram伯父のことが少し苦手な主人公。伯父はもともとは優しくていい人だったのですが…。ある年の正月、主人公は伯父の恐ろしい顔を見てしまったのです。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2024年04月16日大人気マンガシリーズ、てにくまの怖い話漫画さんの『因縁』を紹介します。父と祖母は伯父の診断結果を聞き、ホッとしました。日ごろから伯父の様子があまりにおかしかったため、2人は伯父が何かにとり憑かれているのではないかと思っていたのです。そんななか、祖母は伯父が知らないはずの“あの家のこと”を知っていると言い…。インスタ:てにくまの怖い話漫画(@kumamich68)≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:instagram因縁#6出典:instagram祖母の一家のこと?出典:instagram父にはすでに話していた出典:instagram一家の男子は呪われている出典:instagram伯父には言わなかった出典:instagram事故で命を落としている出典:instagramある夜…出典:instagram祖母が台所に行くと…出典:instagram伯父の姿が…出典:instagram次回予告出典:instagram一家の男子は呪われていると言う祖母。これまでそのことを一家の次男である父には話していたものの、長男である伯父には話していませんでした。そしてある夜、祖母がふと目覚めると台所に伯父がおり、驚くべきことをしていたのです。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2024年04月11日母方の伯父はいわゆる亭主関白気質で大酒飲み、酔えばオヤジギャグを連発するなど絡むと少し面倒くさい人です。しかし本家の跡継ぎのため、伯父の行動や態度に嫌悪感を抱いても、親戚の誰もが強く言うことができないでいました。 息子が泣くのを面白がる伯父…息子は幼いころ伯父に人見知りをしており、伯父が近づくたびに泣き出していました。伯父はそんな息子の反応を面白がってか、次第にわざと息子に近づき泣かせるように……。私はもちろん、周りには親戚も数名いましたが、誰も何も言い出せず苦笑いしながら見守るのが精一杯でした。 息子が2歳になる夏のこと、祖母の米寿祝いで伯父と再会した息子。成長した息子は伯父の姿に一瞬ひるむものの、泣き出すことはありませんでした。すると伯父は息子をからかうように話しかけます。さすがに泣いてしまうのでは……と心配していると、息子はたったひと言「イヤ!」と伯父を一蹴! 今まで泣かされてばかりだった息子が強い意志を込めて伯父を拒む姿に、私はとても驚きます。伯父は息子から反撃されたのがショックだったのか、すごすごと引き下がっていきました。これには、私も親戚一同もスカッとした気持ちに! ときにははっきりと自分の正直な気持ちを言うことも大事だな、と息子から学んだ出来事です。 作画/Pappayappa著者:若葉みゆき
2024年02月16日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。伯父に世話になっていた主人公主人公は母がまともに面倒を見てくれなかったため、伯父の世話になっていました。しかしそんな伯父も「もう我慢しなくていいんだぞ」という言葉を残し、亡くなってしまいます。伯父が他界出典:エトラちゃんは見た!その後、伯父の葬式にやってきた母が、主人公に「伯父と仲よくしてたじゃない?どのくらい遺産は入るの?」とまさかの質問をしてきたため「え?」と驚く主人公。さらに、母は伯父が慈善事業団体に寄付していたことを知り「金持ちの道楽って嫌よね」と言いました。ここでクイズこの後、主人公は母親になんと言ったでしょうか?ヒント!主人公は怒りを抑えるのに必死でした。母を一喝出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「本気で許さないぞ」でした。母の言葉を聞いて「本気で許さないぞ」と激怒する主人公。思わぬ返答に母は「!!」と驚くのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年01月13日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。大好きな伯父の葬式で…主人公は母親からまともに世話をしてもらえず、伯父に面倒を見てもらっていました。しかしあるとき、大好きだった伯父が亡くなってしまいます。伯父の葬式に来た母親は主人公に「あなた遺産貰えるの?」とまさかの一言。場違いな発言に主人公は「は?」と呆れてしまいます。耳を疑う発言出典:エトラちゃんは見た!母親はさらに伯父を侮辱する最低な発言をします。それを聞いた主人公は、怒りのあまり血の気が引いていきました。ここでクイズ母親の最低な発言とは?ヒント!伯父は生前、慈善事業団体に寄付をしていました。伯父を侮辱する発言出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「伯父の寄付を“金持ちの道楽”と馬鹿にした」でした。黙って聞いていた主人公ですが、とうとう我慢できずに怒りが爆発。葬式の場で不謹慎な発言ばかりする母親に激怒した主人公なのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年01月06日誰かから手作りの食べ物をもらった時、嬉しい人もいれば、素直に喜べない人もいます。「微妙な味だった時はどうしよう…」と、食べる前から気が重くなってしまう人もいるとか。焼き昆布(@Wwmajidesorena)さんは、義父経由で伯父の手作りクッキーをもらった時のことをX(Twitter)に投稿しました。意を決して食べた伯父のクッキー「俺の兄貴が趣味でクッキーを焼くんだけど」ある日、義父からそういわれた投稿者さん。80歳越えの伯父が、クッキーを大量に焼いたため、「もらってくれんか」と声をかけてきたのでした。(お年寄りの手作りクッキー、ポリ袋入り…ハードルが高めだけど、2人のご厚意だからいただくか)そう思いつつ食べてみると…「いやうまっ!えっ?うまっ」という声が口からもれたのです!投稿者さんの反応に、義父も「えらくうまいんよね…」と共感。義父によると伯父は凝り性で、バター、砂糖の種類や量、焼き時間などのパターンをいくつも試し、一番おいしいクッキーを目指しているそうです。「なるほど」と納得した投稿者さんは、クッキーを食べる手が止まらなくなった様子。なくなるのが悲しくて、自らを制止するためにもポリ袋の口を縛りました。「ザクッとした食感、優しい甘さとコク、ほんのり感じる塩気が全部合わさっておいしい」というクッキーに、多くの人が魅了されています。・趣味で作ったお菓子は、コスト度外視で、市販品より謎においしいことがあるよね!・近所のおじいちゃんは、暇さえあればアップルパイを焼いていたなぁ。・このクッキーのレシピはどこに!?めっちゃ気になる!・素朴に見えて、洗練されたクッキー。ポリ袋っていうのも、おじいちゃんらしくていい。予想外なおいしさで人々に衝撃を与える手作りクッキー。これからさらに進化することも、ある…かもしれません!またおすそ分けされる日が楽しみになりますね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月02日皆さんは、親戚の行動に呆れた経験はありますか?今回は、伯父一家に嫌悪感を抱いたエピソードを紹介します。イラスト:菰田ひとみ祖母の家で親戚と話し合い突然の伯父の一言!休ませると思いきや…伯父一家に嫌悪感…身内の不幸があり、家族で大事な話し合いをしていましたが…。伯父一家に何か事情があったとはいえ、周囲は困惑してしまったでしょう。家族間で大きなトラブルになる前に、距離を置いて正解だったかもしれません。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年08月26日義理の兄に、義母の借金を押し付けられそうになったら……?今回はライコミちゃんの『義母の借金を押し付けられそうになった話』をご紹介します。伯父夫婦の要求……ある日突然、なぜか義母の借金を伯父夫婦に押し付けられたライコミちゃん。義母宅で自己破産するなと大騒ぎする伯父夫婦。そして謎の「ツーカー」発言も飛び出し……。驚きの発言に……とんでもない発言をして……義母の反応は……?この漫画に読者は『伯父や伯母に対して苛立ちましたし、こういう親しい関係の人でも絶対に関わらないでおこうと思いました。』『ツーカーだかなんだか知らないですが、闇金の方と知り合いだなんて、良いように利用されてる気しかしないです。誰がなんと言おうと、自分で借金を返さないのなら警察に連絡します。』『闇金の社長と一緒になって、いいように義母を利用していたと言っているようなものなので唖然としてしまいました。ライコミちゃんは冷静になって、証拠をしっかり確保していたのは正しい判断だと思いました。』など、闇金の社長とつながりを持つ叔父やそれを信じる義家族に対し、軽蔑の声が多く集まりました。誰も信じられない……義母は、闇金の社長とツーカーと言い出した伯父を、いまだ信用しているようです……。ここで本当に、孤軍奮闘を決意したライコミちゃん。しかしこの後、誰も信用できず、たった1人で自己破産などの手続きをするライコミちゃんの元に、”意外な味方”が現れます!もし、義家族の借金を押し付けられそうになったら、あなたならどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ricomichan)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月14日バレないと思っていても、悪いことはきっと誰かが見ています。好き勝手する前に、自分の行動を改めて考えることが大切ですよね。そこで今回は、伯父と伯母のおかげで毒親から逃れることができた兄妹の救出劇を描いた「自分のことしか考えない”最低母親”を撃退した方法」を紹介します!最低な母親に育てられる…主人公のカツラとユリは、育児放棄をしている最低な母親に育てられました。毎日のように小言を言われ、家事をさせられ、学費や修学旅行費を払ってくれません。養育費は自分の娯楽に使ってしまうのです。見かねた伯父と伯母が二人によくしてくれますが、伯父は病気で亡くなってしまいます。児童相談所から調査される!?最低母親のもとに、児童相談所の職員が調査に来ました。実は、伯父と伯母が何度も児童相談所に足を運び、カツラとユリの相談をしてくれていたのです!伯父の葬儀で揉めたことや養育費のことなどを指摘され、母は反省しますが、カツラはユリを連れて家を出ることにしました。母親は、伯母の存在を恐れているので、渋々家を出ることを許諾。二人は自由の身を手に入れたのでした。好き勝手していると子どもに捨てられてしまう…子どもはずっとそばにいてくれると勘違いしている人も多いでしょう。しかし、あまりに好き勝手していると捨てられてしまうかもしれません。以上「自分のことしか考えない”最低母親”を撃退した方法」を紹介しました。エトラちゃんは見た!さんのYouTube(Grapps編集部)(チャンネル/エトラちゃんは見た!)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月10日我を忘れるくらい激怒したことはありますか?自分が悲しんでいるときに大切な人の悪口を言われたら許せないですよね。そこで今回は、伯父と伯母のおかげで毒親から逃れることができた兄妹の救出劇を描いた「自分のことしか考えない”最低母親”を撃退した方法」を紹介します!伯父の葬儀で好き勝手言う母親…無駄が嫌いでお金が大好きな最低母親のもとで暮らすカツラとユリ。子どもの学費や家事が無駄だと考えているので、カツラは自分はもちろん、ユリの学費まで稼ぎながら家のことも全てします。そんな2人を支えてくれたのが、伯父と伯母です。伯父は病気で高いし、母親とカツラとユリの三人は葬儀に出席します。しかし、母親は場所も選ばずに好き勝手伯父の文句や遺産の話をしてくるのです。伯母が大激怒!?カツラが母親にキレましたが、それでも反省の色なし。すると普段静かで温厚な伯母が大激怒したのです!怒りを抑えきれず、地元の言葉で言い返す隙も与えない伯母…。周囲は伯母ユズリハの迫力に驚くとともに、母親アザミが養育費をちょろまかしていることなどを知りました。このことが原因で母親は児童相談所から調査され、カツラとユリは家から出て行くことを決めたのでした。普段静かでも怒ると怖い…普段静かな人でも、大切な人を侮辱されたら怒りますよね。さらに地元の言葉が掛け合わされたら大迫力間違いなしです!以上「自分のことしか考えない”最低母親”を撃退した方法」を紹介しました。エトラちゃんは見た!さんのYouTube(Grapps編集部)(チャンネル/エトラちゃんは見た!)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年04月29日大切な人を侮辱されたことはありますか?何も知らないのに文句だけを言われたら腹が立ちますよね。そこで今回は、伯父と伯母のおかげで毒親から逃れることができた兄妹の救出劇を描いた「自分のことしか考えない”最低母親”を撃退した方法」を紹介します!伯父の葬儀での出来事主人公のカツラと妹のユリは、最低な母親と暮らしています。父親からの養育費はほとんど自分の娯楽に使い込み、学費も払わず、家事は全てカツラに任せっきりです。しかし、カツラとユリのことを我が子のように大切にしてくれる伯父と伯母がいたので、カツラはなんとか今まで我慢してきました。そんな矢先、伯父が病気で亡くなってしまいます。葬儀でカツラとユリが悲しんでいると、母親は遺産の話や伯父の悪口まで言い出します。最低母親にキレた!!?いつも優しく温厚で我慢強いカツラでも、さすがに伯父を侮辱されたことに腹が立ち、母親につかみかかります。すると母親は「出て行ってもらおうかしら」と脅してきたのです。カツラはユリが犠牲になることを恐れ、気持ちを抑えようとしますが、それでも母親の伯父への侮辱が止まりません。周囲に丸聞こえだったので、伯母も激怒し、母親を追い返しました。この事件のことや育児放棄などが児童相談所の調査でバレて、カツラとユリは自由に楽しく暮らせるようになったのでした。人の気持ちを考えて発言すべき公の場で、誰かが不快になるような発言をするのはよくないですよね。人の気持ちをよく考えて発言するようにしましょう。以上「自分のことしか考えない”最低母親”を撃退した方法」を紹介しました。エトラちゃんは見た!さんのYouTube(Grapps編集部)(チャンネル/エトラちゃんは見た!)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年04月21日人生を謳歌する女達の生き様をオリジナル戯曲でお届け嶽本あゆ美 新作書き下ろしオフィス由宇プロデュース第二回公演『ワーニャおばさん!』が2022年10月19日(水)~10月25日(火)に中目黒 キンケロ・シアター (東京都目黒区青葉台1-15-11)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて8月25日(木)10:00より発売開始です。カンフェティにて8月25日(木)10:00よりチケット発売開始 公式Facebook 公式twitter オフィス由宇では2021年、女性への応援歌として『カレンダーガールズ』公演をプロデュース。その勇気に大きな喝采を頂きました。今回も人生を謳歌する女達の生き様をオリジナル戯曲でお届けします。今こそ劇場で泣いて笑って免疫力アップ!『ワーニャおばさん!』(新作)作・演出 嶽本あゆ美ワーニャとくれば、チェーホフの『ワーニャ伯父さん』☆オフィス由宇プロデュース第二回公演に嶽本あゆ美が書き下ろすのは『ワーニャおばさん!』★おばさんは、おじさんよりもパワフル☆「ノーウーマン・ノークライ」とはボブ・マーリーの言葉。この世に女が居なけりゃ嘆きもなし★チェーホフの戯曲をあくまで下敷きに、「ドライブ・マイカー」でもなく、奥深い年齢の女性達が、幸福を求めて理想の終の棲家を作ろうと繰り広げる悲喜劇☆矢でも鉄砲でも持ってこい。私たち負けるものか!常識は女の顔をしていない!?☆人生の秋に恋とフリーダムを求め、夢と希望を業で燃やす登場人物達★・・・だって仕方ないわ。生きていかなくっちゃ!公演概要オフィス由宇プロデュース第二回公演『ワーニャおばさん!』公演期間:2022年10月19日(水)~10月25日(火)会場:中目黒 キンケロ・シアター (東京都目黒区青葉台1-15-11)■出演者駒塚由衣田岡美也子井上加奈子増子倭文江渡辺美佐大石ともこ水口智世江田中完山森信太郎■スタッフ作・演出:嶽本あゆ美照明:塚本悟美術:中川香純音響:小沢高史写真:山之上雅信舞台監督:逸見輝羊収録撮影:泉邦昭宣伝美術:鈴木めぐむ制作:児玉ひろみ主催:オフィス由宇共催:合同会社メメントC■公演スケジュール10月19日 (水) 19:0010月20日 (木) 14:0010月21日 (金) 19:0010月22日 (土) 14:00/18:0010月23日 (日) 14:0010月24日 (月) 14:00/19:0010月25日 (火) 14:00※開場は開演の45分前※未就学児のご入場はご遠慮いただきます。■チケット料金前売:5,500円当日:5,800円(開演の1時間前より販売します)(全席指定・税込)【協力】青二プロダクション/アル☆カンパニー/81プロデュース/エム・カンパニー/シルクロード/劇団青年座/CESエンタテイメント/髭亀鶴/みそじん(50音順) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月25日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!学歴、職業差別義両親とともに義伯父へ挨拶をしに行ったときのことです。パッと見は温厚そうな方でしたが、話をするにつれ段々風向きが変わってきました。私の学歴を聞くと「勉強ができる奴ほど仕事ができない」とか、今の仕事を聞くと「そういえば◎◎(ご親戚の有名な学者)も似たようなことしているが、あんなの社会に出たらただの変わり者」など、ことあるごとにディスってきます。義父がキレそうになり、義母に促され早々に退散しました。帰りの車でみんなとてもキレてたし「不快な思いをさせた」と謝ってくれたので大丈夫なのですが、漫画のような嫌味を言う人がいるんだ…とビックリです。(女性/研究職)親戚の前で…初めて彼氏の家に行ったときの話です。私と彼は婚約状態にありましたが.まだまだ入籍する予定はなく、いつかの入籍に向けて同棲をしていました。彼の実家は田舎になるため、実家の周りに親戚が多く住んでいるのですが、初めて遊びに行ったときに親戚が実家に押し寄せており、まるで見世物小屋のような扱いをされました。当然、私はそんなに親戚がいることを知りませんでした。出典:lamireまた彼のお母さんから「うちの嫁になるからには、周りの親戚の人付き合いから叩き込まないと」と言われ、親戚の前で土下座のような格好で「未来の嫁です」と紹介されました。まだまだ入籍予定もないので、正直この扱われ方にドン引きしましたし、今どきそんな家庭があるのかとゾッとしました。お付き合いは大事だと思いますが、さすがに今どきの事情に合わなさすぎると思います。(女性/会社員)いかがでしたか?こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。せめて旦那さんだけは味方でいて欲しいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年06月06日「本当に、いい映画だったよ。ストーリーもいいし、春馬の姿も見ることができて……。思わず映画館で泣いちゃってさ」三浦春馬さん(享年30)の実父・Aさんが、少し興奮した口調で知人たちにそう語ったのは、昨年12月中旬のこと。昨年7月に急逝した春馬さんの遺作映画『天外者』。その公開初日にAさんは見に行ったのだ。『天外者』は「第94回キネマ旬報ベスト・テン」で「読者選出日本映画ベスト・テン第1位」となった。2月4日に行われた表彰式で、田中光敏監督はこう語ったという。「これは春馬くんにもらった賞。春馬くんの思いがたくさんの人たちに届いた。そう思っています」感動・安らぎ・優しさ……、俳優として、そして1人の人間として、春馬さんは多くの人々に“贈り物”を届け続けた。もちろん前出の実父・Aさんも、それを受け取った1人だろう。そのAさんの突然の逝去を本誌が知ったのは、表彰式の数日前。63歳だったという。Aさんは春馬さんが生まれ育った地である茨城県に住んでいた。Aさんの知人はこう語る。「Aさんが最後に目撃されたのは1月15日未明です。前夜、いきつけの飲食店に現れたのです。しかし朝の3時ごろ、『気分が悪くなった』と、帰宅し、その後、連絡が途絶えてしまいました。店では親しく話す仲とはいえ、Aさんの自宅の住所を知る者はいませんでした。Aさんは’17年に心臓を悪くしてペースメーカーを入れる手術を受けていたのです。そのときに医師から『余命は1年ぐらい』と、宣告されたそうです。本人も『俺はいつ死ぬかわからないから』と、よく言っていましたので、連絡が取れなくなったことを、仲間たちはとても心配していました。実は帰宅した直後に亡くなったということを聞いたのは、1月下旬です。こんなに急にAさんがいなくなってしまったことに、私も愕然として……。でも余命1年と宣告されてから3年以上も頑張ったのですからね。きっと春馬くんの存在が支えになっていたのだと思います」■「英国留学を切り上げて会いに来てくれた」春馬さんの両親は彼が幼いころに離婚し、実父・Aさんは家を出た。さらに’17年ごろ、春馬さんは実母とも距離をとるようになったという。「携帯電話の番号も変えて、お母さんからは連絡が取れないようにしたといいます。“絶縁”した理由については“母からたびたび無心されていた”“仕事や恋愛の問題で衝突した”などと報じられていました」(芸能関係者)実母との絶縁と入れ替わるように、春馬さんが復活させたのは実父との交流だった。昨年12月、本誌の取材に対し、Aさんは息子との関係などについて、こう語っていた。「“長い間絶縁していて、20年ぶりに再会した”とも報じられていますが、彼が芸能界デビューした後は、ときどき連絡はもらっていました。春馬の活躍ぶりはずっと楽しみでしたし、私の生きがいでもありました。実際に会うようになったのは3年前(※’17年)ですね。そのとき春馬はロンドンに留学中でした。でも私が心臓の手術を受けるということ、私の命が長くないということを、人づてに聞いたそうです。それで留学を切り上げて、入院先の病院に会いにきてくれたのです。手術がうまくいって元気になった後には、いっしょに食事をしたり、酒も飲んだりするようになりました」Aさんは、それほど飲まなかったようだが、息子が楽しそうにお酒を飲む姿を眺めることは、無上の喜びだったのだ。「春馬もけっこう酒量は多かったですが、そんなに酔っ払うタイプではないし、飲んだ後は、きちんと電車で東京に帰っていきましたよ。ふだんはLINEとかで連絡を取り合っていて、実は亡くなる2週間前にもメッセージをやりとりしていました。近いうちにこちら(茨城県)に来るから、と言っていたのに……。それが最後のやりとりになってしまいました」父子の会話のなかで、実母についての話題が出ることもあったという。「この数年、(春馬は)母とは折り合いが悪く、本人も悩んでいるようでした。いくら母と子といっても、お金のことやら何やらで、もめていると聞いて、私も心配はしていたのですが……」Aさんは、本誌の取材の最後にこんな言葉を言い残していた。「これからの私は“春馬のいない残された時間”を、ただ生きていくだけです」“春馬のいない時間”は、Aさんにとって意味のないものだったのだろうか。春馬さんが急逝してから半年、そして本誌が取材してからわずか1カ月で、Aさんは天国に旅立っていったのだ。■生前のAさんが漏らしていた遺産相続問題の心労前出のAさんの知人によれば、「会えないときも、心臓病という持病を抱えていたお父さんのことが心配だったのでしょう。春馬くんは亡くなる2カ月前にも、かつて仕事でお世話になったという長崎県の旅館に依頼して、Aさんやその知り合いたちに、現地の特産品を送っていたのです。産みたての卵、天然真鯛の真子煮、鯛の塩辛……、“皆さんコロナ禍で大変でしょうから”という心遣いで、Aさんはもちろん、みんな感激していました。そんな優しい息子さんが突然亡くなってしまったのですからね。春馬くんが亡くなってから、Aさんはみるみる元気を失ってしまいました。もともと大病をしたのに、あまり健康に気を使わないタイプだったのですが、さらにその傾向に拍車がかかってしまったように見えました。いま考えれば、春馬さんの遺産相続問題も心労になっていたのかもしれません。『弁護士さんを入れて話し合っているんだけど、いろいろ大変なんだよ』そんなことをポツリと漏らしたこともあったのです」春馬さんの個人事務所を誰が引き継ぐかという問題もあり、遺産相続の話し合いは長期化していたようだ。『週刊文春』’20年12月31日・’21年1月7日合併号には、実母の代理人弁護士のコメントも記載されていた。《(個人事務所については)二一年三月までに株の評価額の算定をした上で新代表者を決めることになります。(中略)動産や権利関係の整理、テレビ局との契約書との確認作業も必要で、通常の遺産相続より長期化する見込みです》生前、本誌には「私自身は息子の遺産をまったく当てにしていません」とも語っていたAさんだが、そんな遺産相続問題の渦中に急逝してしまったのだ。■密葬も参列者は1人だけ。伯父が明かした最期Aさんの訃報を受け、駆けつけてきたのは兄のBさんだった。春馬さんにとっては“伯父”にあたる人物だ。中部地方に住むBさんは本誌に次のように語った。「1月15日、病院から私に連絡が来て、弟が他界したことを知りました。アパートから救急搬送されて、その先の病院で亡くなったそうです。アパートはワンルームで、彼は1人で暮らしていました。もともと心臓も悪かったし、何度も手術は受けていました。体調が急変したようで、本当に残念です。すぐに病院を訪れ、遺体を確認した後、17日に荼毘に付しました。密葬?そうですね、でも弟はずいぶん前に離婚していますし、身寄りもいませんから、火葬に立ち会ったのも私1人だけでした」Aさんにも心残りはあったかもしれない。前述の本誌取材に、次のようにも明かしていたからだ。「いまの私の願いは、春馬の墓がどこかに建てられて参ることができるようになること。そして、コロナのために延期になってしまいましたが、仲よくしてくださった方やファンの方のためにも偲ぶ会が開催されること、その2つだけ……」結局、Aさんが生きているうちに、それらの願いがかなうことはなかった。だがBさんは弟の逝去についてこう漏らした。「私が春馬に最後に会ったのは3年ほど前です。私にとっても“自慢の甥”でしたが、弟にとってはさらに“自慢の息子”だったのです。確かに63歳での他界は早すぎます。でも……、弟は春馬のような息子を持てて、いい人生だったと思いますよ」病院で息を引き取るとき、Aさんのまぶたの裏に浮かんだのは、最愛の息子・春馬さんのあの優しい笑顔だったのだろうか。「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月09日こんにちは!元気いっぱいの息子がついに3歳になりました! ねここあんな。です!本日のテーマは「夫のトンデモ育児」ということで、うちの夫が「トンデモ旅行計画を立てた話」をご紹介したいと思います~!■大好きな伯父さんと過ごした夏休みの思い出最初に夫の幼少期の話をさせていただきますと…夫は実母の兄である伯父さんが大好きでした。小学校低学年の夏休み、福島から群馬までひとりで新幹線に乗って会いに行っていたほどです。…というのも、実家では犬や猫を飼っていたから、家族みんなが泊まりがけで訪れるのが難しかったのだとか。そこで夫は幼いながらも「自分ひとりで行かせてほしい!」と提案します。親戚の方は快く迎えてくださり、数日間お世話になっていたのだとか。群馬では伯父さんと一緒に、さまざまな体験をさせてもらったんだそうです。夫にとって、幼少期の中で最も特別な思い出だったと話していました。私も結婚する前から何度も会ったことがあるのですが、たしかに人、動物、植物、すべてから愛されるようなあたたかい方でした。ちなみに息子には、生まれて9ヶ月頃に会わせたことがあります。息子のことを、自分の孫のようにかわいがってくれました。しかし、それは息子が1歳の夏…ちょうど、群馬に家族3人で会いに行く約束をしていた数日前の出来事でした。伯父さんの症状が悪いため、延期に。その1ヶ月後、会えることなく叔父さんは天国へ行ってしまいました。夫はひどく落ち込んでいました。それから少し経ち、「自分たちが前を向かなきゃ、伯父さんも報われないかな」と考えるようになります。だいぶ立ち直った夫が、晩酌のときにこんなことを言うのでした。夫にとって「父の理想像」を考えるとき、真っ先に思い浮かぶのが「伯父さん」なのでした。そのことを冗談っぽく話す夫の顔は、今まで見たことないような、寂しい笑顔でした。■伯父さんがしてくれたことを息子にもしたい!それからしばらくして息子が2歳になり、夏の連休で行く予定の旅行について話が出るようになりました。決まっていることと言えば“きれいな海へ行く”という計画だったのですが… 2歳の息子に、あらゆる角度から「自然の楽しみ方」を求める夫なのでした(笑)私の予想ですが、たぶん伯父さんの後を引き継ぎたい意思というよりも、伯父さんのおかげで“心から自然を愛する男”に育ったのだと思います。とはいえイヤイヤ期真っ最中の息子と「蒸し暑い中のテント泊」や「山登り」は想像しただけでも恐ろしく、とてもじゃないけれど旅行どころではないと思いました。結局私の説得により、このトンデモ旅行計画は企画倒れに。私は胸をなでおろしました。憧れる伯父さんのようなお父さんになりたい気持ちはわかるけど、「母の不安」をわかってくれるとうれしいなと思う一件でした。夫は「息子の年齢に見合った自然とのふれあい」を考えた結果、今年はせめてもと、庭にトマトなどの野菜を植えて家族で育てることにしてくれました。息子がもう少し大きくなったら、夫の考える旅行計画を実行してもいいかなと思います。
2020年02月29日1900年にロシアの劇作家アントン・チェーホフにより発表され、『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『桜の園』とともに“チェーホフ4大戯曲”として広く知られる『三人姉妹』。その名作を全編手話で演じるという、ロシアはノヴォシビルスクのレッドトーチ・シアターによる実験的な舞台が、10月18日(金)に東京芸術劇場 プレイハウスで開幕する(ロシア手話上演/日本語・英語字幕付き)。声のない演技がチェーホフの人間ドラマの核心をかえって際立たせると、本国のみならずヨーロッパ各国の芸術祭でも話題となった作品だ。演出を手がけたのは、まだ30代に入ったばかりだった2015年に同劇団の芸術監督に就任して以来、数々の話題作を生み出してきたティモフェイ・クリャービン。街でろう者が手話で話しているのを見かけ、「何について話されているのかは分からなかった一方で、彼らを完全に理解しているという感覚を得た」ことが、本作の出発点だったと言う。『三人姉妹』が日本でも人気があることに触れ、「日本の観客の皆さまも、私たちの『三人姉妹』に出会い、新しいチェーホフ劇の側面を発見できるものと確信しています」と自信を見せるクリャービン。チェーホフの国だから生まれた舞台を日本で味わえる、貴重なチャンスの到来だ。文:町田麻子
2019年10月15日(写真提供:良心石材) 「9年ほど前、慕っていた伯父が亡くなりました。私は悩みができるたびに墓参りをして、心のなかで伯父に問いかけていた。そんなとき、『本当に伯父さんが声をかけてくれたらいいのに……』と思ったのが、この『スマ墓(ボ)』開発を思い立ったきっかけです」 こう話すのは、父が営む石材店から独立し、’15年に良心石材(千葉県)を立ち上げた香取良幸さん(36)。厚生労働省によると、現在の日本の死亡数は年間130万人を超え、’30年には160万人を突破すると推計されている。それに伴う葬儀業界の人手不足や墓不足で、マンション型の自動搬送式の納骨堂なども。 そんな合理化が進むなか、ITツールを使った“ハイテク墓”が登場。「スマ墓」とは、’17年8月に販売開始した良心石材の自社製アプリのこと。 「AR(カメラで映し出す現実の風景に、文字や画像などのデジタル情報を重ね合わせて表示する手法)を利用しています。ありし日の故人の動画などを登録することで、お墓や故人の思い出の場所などを訪れたときにスマホを掲げれば、まるでそこに故人が生きているかのように、話しかけてくれるアプリです。現在までに2,000人ほどの利用者がいらっしゃいます」 将来、自分が死んだ後の家族のために、元気なうちに自ら、メッセージを撮影しに来る高齢の女性や、亡くなった親の生前の動画をアプリに登録する人など、多様なリクエストがあるという。 「スマホの操作が苦手な方には、代行もしています」 そう言って、香取さんが誰もいない街頭にスマホを掲げると、画面内の風景に笑顔で話しかけてくるモデル女性の姿が重なってあらわれた。 「料金体系は、提携寺院・霊園でのお骨の預かり込みで、1年契約で6,000円、15年間一括の場合、生前契約なら8万4,000円、遺族申し込みなら9万円とリーズナブルになっています」(香取さん) 現在、東京都で新しく墓を購入する場合、土地代と墓石代込みで、平均で約150万~300万円ほどかかるといわれている。お墓を作らずに、樹木葬や海洋散骨などを選択する人が増えている。 「立ち上げ当初は、『金もうけ』とか、やはり『不謹慎』などと言われました。しかし、墓石という目印がなくても、映像に映し出される故人に向かって語りかけることができます。また、墓が遠隔地にあってなかなかお参りできない方は、ゆかりの場所を登録することで、そこで故人をしのぶことができる。『スマ墓』にはそんな役割を期待しています」(香取さん)
2018年01月25日宮沢りえさん、段田安則さんらとともにチェーホフ劇に挑む黒木華さん。豪華なメンバーとの共演や、舞台の裏側についてインタビューで聞きました。登場するのは愚痴っぽい人々ばかり。そこで大きな事件も起きないまま、淡々と会話で綴られていく。そんな表面だけをなぞると退屈にも思えるチェーホフ劇を、丹念に戯曲を読み解き、その演出により、セリフに潜む人間の滑稽さや愛嬌、そして悲哀を舞台上に描き出し、悲喜劇にしてみせたケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんによるチェーホフシリーズ。その第3弾『ワーニャ伯父さん』が上演される。「最初に台本を読んだ時には、閉鎖された空間のなか、皆がどうしたらいいのかわからずにいる…というようなイメージを受けたんです。でもそれが、稽古が始まってみると、悲劇的ではあるのに、皆が苦しめば苦しむほど滑稽で笑ってしまうんです。これまでチェーホフに縁がなかったんですが、自分のなかで作品の印象が変わってきているんですよね」これが初のKERA作品となる黒木華さん。稽古場では、KERAさんから「声のトーンや間合い、ミザンス(立ち位置)まで」、かなり細かな演出がつけられているという。「私の演じるソーニャに対しても、『ここのセリフは大人っぽく見える感じで』とおっしゃる場面もあれば、『ここはもっと子供っぽく』と言われたり。KERAさん自身が音楽もやられているからなのか、流れやリズムを大事にされていて、私からしたら音楽のように演出をつけているようにも感じます。細かなパーツを、まだ私はひとりのキャラクターに落とし込めていない状態なんですけれど、言われた通りにやってみると、こんなふうにも読めるんだって思うことが多くて、少しチェーホフがわかったような気がしています」ワーニャ役には段田安則さん。そして黒木さん演じるソーニャの継母で若く美しいエレーナ役には宮沢りえさんと、豪華な顔ぶれが揃う。「不器用な私は、KERAさんが求めているのはあっちの階段かなこっちの階段かなって悩んで、一段一段踏んで上っていかないと気づけないことばかり。でも、りえさんはどんどん自分の思う階段を駆け上がっていかれる。そこからKERAさんの意見を聞いて1段下がってみたり、別の階段に移ってみたりを軽々とやられていて、すごく自由なんです。他の方々もうまい方ばかりで『ヤバい!』ってなってます(笑)」確かに上り方は違うかもしれない。それでも、いま黒木さんが迷いながら上り始めた一段は、堅実で確実な一歩であることは間違いない。「もちろん私が考えるゴールに近づこうとはしていますけれど、それがはたして面白いのかどうかとも考えるんです。でも、私にはこれしかできないんですよね。だからいまは一歩ずつ上がるしかないのかな、と」そんななかでも、「今回の役は、新しくて面白い」とも。「どんな役をいただいても、たいてい悩んでいるんですけれど、今回に関しては、どう作っていいのか本当にわからないと思うことが多いんです。KERAさんはすごく切ないことをやろうとしているのに、それをどうしたら面白く伝えられるかを考えている。その“面白”に自分がついていけているのか…すごく怖いけれど楽しいです」そんな黒木さんの迷いのない口調が、可憐で控えめだけど芯の強いソーニャ像とぴったりと重なった。長年、大学教授のセレブリャコーフ(山崎)を尊敬し支援してきたワーニャ(段田)だったが、退職して田舎に戻ってきた彼の尊大な態度に失望。平穏だった日々が一変し…。8月27日(日)~9月26日(火)初台・新国立劇場 小劇場作/アントン・チェーホフ上演台本、演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演/段田安則、宮沢りえ、黒木華、山崎一、横田栄司、水野あや、遠山俊也、立石涼子、小野武彦S席8500円A席7000円B席5500円*全て税込み当日券ありシス・カンパニーTEL:03・5423・5906(月~金曜11:00~19:00)くろき・はる1990年生まれ、大阪府出身。在学中から舞台で活躍し、野田秀樹作品ではオーディションでヒロイン役に選ばれるなど注目を集める。近作にドラマ『みをつくし料理帖』。出演映画『散り椿』は来年公開。※『anan』2017年8月30日号より。写真・内田紘倫ヘア&メイク・新井克英(e.a.t…)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年08月28日ダークな笑いと不条理な作劇で知られるケラリーノ・サンドロヴィッチが、チェーホフの四大劇『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『三人姉妹』『桜の園』を全て上演する企画に挑戦している。最高のキャストとタイミングで上演するという主旨のため、不定期シリーズだが、言い方を変えれば、条件が揃わない限り上演しないという贅沢な企画だ。第1弾の2013年の『かもめ』は、繊細で緻密な人間模様を描き出して好評だった。チェーホフは『かもめ』をあえて「喜劇」としているが、KERAは人間の哀しくもおかしい喜劇性を見事に、すくいとっていた。そして、待望の第2弾『三人姉妹』が、2015年に上演される。出演は、三人姉妹を演じる余貴美子、宮沢りえ、蒼井優のほか、堤真一、段田安則ら豪華な顔ぶれ。『わが闇』『祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹』などをはじめ、女性トリオものを多く書いているKERAにとっては、いよいよ“本家”と向き合うことになる。舞台『三人姉妹』チケット情報「チェーホフの『三人姉妹』を強く意識したのはナイロン100℃の公演『わが闇』頃からなんですが。『3人』が好きなんですね(笑)。ふたりより複雑な関係性を作れるので。加えて女性を書くのが好きなので、女性トリオものが多くなりますね。好きな要素が重なっているので『三人姉妹』は、積極的に取り組みたい作品のひとつです」19世紀末、故郷モスクワへ帰ることを夢みている3人の姉妹と、彼女たちを取り巻く人々のささやかな希望と挫折を描いた名作にKERAはどのように取り組むのだろうか。「チェーホフ作品は、大きな事件はすべて幕間ですでに起きていて、観客に見せるのは事件の後なんです。だから、一見退屈に思えるシーンでも、水面下では様々なドラマが蠢いているその空気をどれだけ伝えらえるかがポイントになると思います。『かもめ』は、半分は青春物語でしたし、比較的笑いも作りやすかったのですが、『三人姉妹』は、笑ってられない戯曲なんですよ。四大劇の中でも最もペシミスティックな、ひどい話ですね(笑)」姉妹たちはモスクワへ帰れず、恋は実らないし、他の人の望みもことごとく崩れる。しかし、KERAは、そこにチェーホフの冷徹な人間観を感じている。「登場人物は誰も彼も皆、悩みか後悔を抱えていますね。そんな状態の、悶々とした人々に焦点を当てることで、所詮人生は不条理なことばかりなんだと俯瞰した目で見ているのがチェーホフ。僕はそれが面白いと思っています。チェーホフの意図を忠実に実現することが目標です」今回も、前回同様、翻案などは一切しないが、KERA独特の「チェーホフの読み方」が、新鮮な『三人姉妹』を生み出してくれるだろう。公演は2月7日(土)から3月1日(日)まで東京・シアターコクーン、3月5日(木)から15(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて。チケットの一般発売は12月6日(土)午前10時より。なおチケットぴあでは現在インターネット先行を実施中。取材・文沢美也子
2014年11月28日新橋演舞場10月公演『芸術祭十月花形歌舞伎』夜の部にて、市川亀治郎が伯父・市川猿之助の当り狂言に挑むこととなった。演目は、猿之助四十八撰の内『當世流小栗判官』。猿之助スピリットあふれるこの舞台に、亀治郎が小栗判官、浪七、お駒の3役に初挑戦する。上演に先駆け、亀治郎が小栗伝説にゆかり深い遊行寺(神奈川県藤沢市)を初めて訪れ、舞台の成功祈願を行った。『芸術祭十月花形歌舞伎』チケット情報小栗判官の物語は中世の説経節の代表的な作品で、近世以降は浄瑠璃や歌舞伎に取り上げられてきた。今回上演する『當世流小栗判官』は、様々な〈小栗物〉の集大成として、昭和58年に当代猿之助により初演されたもの。時宗の総本山である遊行寺(清浄光寺)の法主は“遊行上人”ともいわれ、伝説や劇中においても、この藤沢の遊行上人が登場し、亀治郎扮する病みついた小栗を熊野で湯治し復活させる。現在も、遊行寺の山内には、小栗の死後、照手姫が小栗を弔うために仏門に入り建立したといわれる長生院(小栗堂)があり、長生院には、小栗の墓、照手姫の墓、そして小栗が乗りこなした荒馬の鬼鹿毛の墓と伝えられる遺跡も残っている。亀治郎は、補綴・演出を担当する石川耕士氏と共に遊行寺の山内にある長生院を訪れ、自身が演じる小栗判官、そして照手姫、鬼鹿毛の墓へ墓参りをした。続いて、遊行寺の本堂で成功祈願を行った。亀治郎は「『當世流小栗判官』は、いつかやるだろうと思っていました。この演目は『加賀見山再岩藤』、『伊達の十役』と合わせて猿之助四十八撰の中で3強と言われている作品で、小栗判官、浪七、お駒を3役早替りでやるのは、東京では初演以来です。脚本も演出も見直して、単なる再演ではなく、進化した再演にしたいと思っています。お芝居としてはお駒、役者ぶりとしては小栗判官、浪七は立廻りと、歌舞伎の面白さがそれぞれ具現化されているのが、この3役ですので、やりがいもありますし、頑張ってやっていきます。ここ藤沢も含め、遠いところからも観にいらしていただければと思います」と公演への思いと意気込みを語った。公演は東京・新橋演舞場にて10月2日(日)から10月26日(水)まで上演される。チケットは発売中。
2011年09月21日