シャネル(CHANEL)が15-16AWオートクチュールコレクションを発表した。グラン パレの会場には、1日限りのエクスクルーシブなプライベートカジノ『ル・サークル・プリヴェ(Le Cercle Prive)』が出現。美しく着飾ったエレガントな女性がカジノに行く、という映画のようなワンシーンを思わせる演出だ。ショーの開始とともに、ブラックジャックを楽しみに来た豪華なセレブリティが続々と登場。クリステン・スチュワート、ジュリアン・ムーア、リタ・オラ、リリー・ローズ・デップにヴァネッサ・パラディ、菊地凜子やG-DRAGONなど、シャネルのミューズ達が勢ぞろいした。セレブが身につけていたのは、ショーのためにデザインされたオートクチュールのガウンと、煌びやかなダイヤの輝きがシンプルなドレスを引き立てる、マドモアゼル シャネルが最初に発表したファインジュエリーコレクション『ダイヤモンド ジュエリー(Bijoux de Diamants)』の復刻ピース。ランウェイの真ん中に置かれた数台のテーブルに全員が着席したのを合図に、モデルたちが現れた。前下がりのボブカットに太い眉が印象的なメイクで、構造的なスーツやアシンメトリーのイブニングドレスに身を包む。今回注目すべきは、3Dプリンターで使用する最新の技術「SLS(レーザー焼結)」という技術を用いた素材。最先端の素材とオートクチュールの伝統的なテクニックを融合させるという全く新しい手法を用い、シャネルのシグネチャーであるシャネルスーツをキルティング風の立体的なメッシュ素材で再現した。カール ラガーフェルド曰く「シャネルの最もアイコニックなアイテムが技術的な進化を遂げ、20世紀から21世紀のスタイルへ変貌した」。後半のフェザーやスパンコールを贅沢に使用したイブニングには、アシンメトリーなデザインを取り入れた。ドレスには螺旋状のプリーツや、ほつれたシルクチュールを用いたラッフル、立体的で豪華なスパンコールやビーズの刺しゅうが施された素材がコレクションに一層の華やぎを加えていた。ペンシルスカートのフェミニンなツイードのドレス、新しい技術を用いたブレードでトリムされたスーツには、丸い襟元やボタンで飾られた大きなショルダー、ロールアップした袖など、マスキュリンなディテールもみてとれる。足元には前後の表情が異なるバックストラップの印象的なブーティをあわせた。コレクション自体の華やかさもさることながら、通常はゲストとしてフロントローに並ぶ一流のセレブ達が実際のセットの中でゲームに興じるという、シャネルでなければ実現しないと思われる非常に贅沢なランウェイ。驚きに満ちたコレクションが、カジノという非日常のエンターテイメントの舞台を飾った。
2015年07月31日パルコがフランスのクリエイティブユニット、エムエムパリス(M/M Paris)がクリエイションを手掛けた15AWシーズンの広告ビジュアルを公開した。6月にオランダ内陸部の砂丘地帯で撮影された同ビジュアル。14AW-15SSシーズンに続き、スタッフにはエムエムパリス、フォトグラファーのヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)を継続起用。モデルはアナ・クリーブランド(Anna Cleveland)が、スタイリストはベンジャミン・ブルーノ(Benjamin Bruno)が務めた。15AWシーズンでは、“1年間という時間の継続性を表し、四季の移り変わりを追う”という前シーズンのコンセプトを踏襲しながら、新たに「月」をテーマに設定。4つの季節のクイーンを演じるアナ・クリーブランドとカイト(凧)を絡ませることで、月のリズムと自然が創り出す時間の変化や四季の変遷を描いた。エムエムパリスは、ファッションやアート、音楽、デザインと多分野で活動するクリエイティブユニット。これまでに、カルバン・クライン(Calvin Klein)、ディオール オム(Dior Homme)、アー・ペー・セー(A.P.C.)などのビックメゾンとコラボレーションを行う他、13年にグラミー賞の最優秀レコーディング・パッケージ賞を受賞したビョークの 『Biophilia』をはじめ、ヴァネッサ・パラディ、カニエ・ウェスト、マドンナといった著名アーティストのアルバムアートワークやミュージックビデオも手掛けている。
2015年07月21日シャネル(CHANEL)の新アンバサダーである、ジョニー・デップ(Johnny Depp)の愛娘で女優のリリー・ローズ・デップ(Lily-Rose Depp)を起用した「パール アイウエア コレクション」のキャンペーンビジュアルが公開された。リリーは初めてシャネルの顔として登場する同キャンペーンで、スイートでフェミニンな女性像を演じている。リリーの母親である女優のヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)も、90年代にフレグランス「COCO」のキャンペーンモデルを担当。現在もシャネルのアンバサダーとして輝き続けており、今年はバッグ「Girl CHANEL」のキャンペーンモデルも務めている。7月7日にパリで開催された15-16AWシーズンのオートクチュールコレクションショーには、親子揃って出席していた。4月にカール・ラガーフェルドのスタジオで撮影されたヴィジュアルは、スカイブルーを背景にした軽やかな世界観の中、リリーのロマンティックな姿が映し出された。うっとりとした視線から、突然無邪気な表情を見せる彼女は、無造作な髪型にフェザーがあしらわれたニット帽を被り、パールを主役とした新作アイウエアをコケティッシュに見せた。ガブリエル・シャネルのお気に入りのひとつであったパールがキーとなる同コレクション。ふっくらとした大ぶりのパールやマザーオブパールがあしらわれたり、極小のパールを贅沢に敷き詰めたフレームは、カーブを描いたバタフライシェイプ、キャッツアイ、スクエアシェイプの3タイプ。展開は11月を予定。
2015年07月20日ジョニー・デップ(Johnny Depp)とヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)の娘で16歳のリリー・ローズ・デップ(Lily-Rose Depp)が、今度はアイルランドのラッパーのMVに出演した。先週、「シャネル(CHANEL)」のオートクチュール・コレクションにモデルとして登場したリリー・ローズだが、今度はアイルランドのラッパー、レジー・スノウ(Rejjie Snow)の「All Around The World」のMVに出演している。リリーは、レジーの熱烈なファンという設定で、出待ちしていた追っかけファンたちの中から選ばれて、彼の車に乗せてもらうというストーリーが展開する。実は、女優のキャリアもスタートさせているリリー・ローズ。日本では7月18日から公開の『Mr.タスク』に出演、父であるジョニーとの共演も果たしている。
2015年07月13日シャネルのオートクチュール2015/16秋冬コレクションが7日(現地時間)、パリのグラン・パレで開催され、クリステン・スチュワートやジョニー・デップの娘のリリー・ローズ・デップらがモデルとして登場した。シャネルのミューズの1人であるクリステンはショウのオープニングを飾り、ジュリアン・ムーアや菊地凛子、リリー・コリンズ、リタ・オラ、ケンダル・ジェンナー、ミューズを務めるヴァネッサ・パラディを母に持つリリー・ローズ・デップも出演した。ジュリアンのエスコート役に、ダニエル・デイ・ルイスとイザベル・アジャーニを両親に持つガブリエル・デイ・ルイスが登場したのも話題になった。リリー・コリンズは同じファースト・ネームを持つリリー・ローズとツーショットのセルフィーに「2人のリリー(Les Deux Lily’s)」とキャプションをつけてインスタグラムに投稿。「腕を組んでランウェイをご一緒できて、光栄だったわ」と書き込んでいる。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月08日本日6月9日に52歳の誕生日を迎えるジョニー・デップが、ジャスティン・ロングやハーレイ・ジョエル・オスメントらが出演する“セイウチ・ホラー・エンターテインメント”『Mr.タスク』で、愛娘リリー=ローズ・メロディ・デップ(16歳)とまさかの親子初共演を果たしていることが明らかになった。この度、初対面シーンとなったコンビニ店員を演じるリリー=ローズの劇中ビジュアルが到着した。アメリカの人気コミック作家として活躍するケヴィン・スミスが贈る、前代未聞、奇想天外の“人間”と“セイウチ”のコラボムービーとなる本作。人間をセイウチ化することに取りつかれた謎の老人ハワード・ハウに囚われた主人公ウォレスは、そのまま“セイウチ人間”にされてしまうのか…!?そんな本作で、かねてから出演のうわさがあった超・大物俳優が、実はジョニー・デップ。予告編解禁の折には、彼とヴァネッサ・パラディの娘リリー=ローズが銀幕デビューを果たしたことも明らかされていたが、禁断の“セイウチ人間”を描く本作が、まさかの父娘初共演の映画となった。ジョニーの役どころは、主人公ウォレス(ジャスティン・ロング)が失踪し、心配した友人のテディ(ハーレイ・ジョエル・オスメント)とウォレスの彼女アリー(ジェネシス・ロドリゲス)が捜索に乗り出したところに、協力者として現れる探偵ギー・ラポワンテ。猟奇殺人鬼を追いかけている眼光鋭い酔いどれ探偵というのだが、目や鼻の部分を中心にかなりの特殊メイクを施していることから、試写会で観た映画関係者や記者たちも、彼とはすぐに気づかないほどの変貌ぶりだったとか。ノンクレジットながら登場シーンはかなり多く、もはやカメオ出演のレベルではないという。さらに、ウォレスの足取りをたどるために彼らが訪れたコンビニの店員を演じているのが、リリー=ローズ。なんと、このコンビニでのシーンで初対面を果たし、会話のやりとりもある。果たしてジョニーは、愛娘を前にいつも通りの見事な演技を見せてくれるのか、注目必至。なお、父娘は、ケヴィン・スミス監督の次回作『Yoga Hosers』(原題)でも共演を果たしている。『Mr.タスク』は7月18日(土)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント(レイト)ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Mr.タスク 7月18日(土)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント(レイト)ほか全国にて公開(C) 2014 Big Oosik, LLC, and SmodCo Inc. All Rights Resereved.
2015年06月09日『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞3冠を獲得した監督が贈る、奇跡のラブストーリー『カフェ・ド・フロール』が、いよいよ明日3月28日(土)よりリニューアルオープンするYEBISU GARDEN CINEMAほかにて公開となる。本作で、障がいを抱える息子を懸命に育てるシングルマザー、ジャクリーヌを演じるのは、女優や歌手として活躍し、近年ではジョニー・デップとの破局も話題となったヴァネッサ・パラディだ。長年の事実婚関係に終止符を打った彼女だが、第86回アカデミー賞を席巻した気鋭ジャン=マルク・ヴァレ監督による本作やウディ・アレン監督の『ジゴロ・イン・ニューヨーク』などに出演、現在では新恋人のうわさも聞かれ、公私ともに充実の40代を迎えている。そんな彼女のチャームポイントは何と言っても、“すきっ歯”。フランスを中心に欧米諸国では、この“すきっ歯”は“チャームポイント”とされており、歯の隙間から福が舞い込んでくると言われている。例えば、レディー・ガガはライブの際にわざと歯の間を黒く塗り、すきっ歯に見えるようにしたり、マドンナも自らのすきっ歯について「セクシーでしょ?」と語っているほど。ほかにも、ブリジット・バルドーやジェーン・バーキンなど、一世を風靡した映画女優たちや、フレンチポップスの女王と呼ばれたシルヴィ・ヴァルタンも、あえてすきっ歯のままだった。現在でも、「カルバン・クライン」などで知られるララ・ストーン始め、オーストラリア出身で『マッドマックス 怒りのデス・ロード』にも出演するアビー・リー、ミック・ジャガーの娘ジョージア・メイ・ジャガーなどトップモデルにも数多く、まさに“美”の象徴。ジョニーはかつて、すきっ歯のスーパーモデルのケイト・モスとも付き合っていた過去があり、やはりすきっ歯にはイケメン俳優をも虜にしてしまう魅力があるのだろうか?ちなみに、シュワちゃんことアーノルド・シュワルツネッガーはすきっ歯を矯正したというが…。一方、日本ではすきっ歯は“チャームポイント”とはいえず、むしろ逆に歯の間から福が逃げるとされている。しかし、ハリウッドセレブの間で流行ったものは日本でも流行るもの。もしかすると近い将来、日本でもすきっ歯の人気モデルや人気女優が出てくる可能性はある。そして、10代で歌手としてデビューし、40歳を越えたいまでは「シャネル(CHANEL)」のミューズを務めるなど、女性の憧れとして第一線で活躍するヴァネッサ。ヴァレ監督からも「彼女の演技が、この映画の最大の発見だ」とべた褒めされている彼女から、あなたのすきっ歯に対するイメージが変わっていくかもしれない。『カフェ・ド・フロール』は3月28日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カフェ・ド・フロール 2015年3月28日よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2011 Productions Café de Flore inc.
2015年03月27日【相談者:30代男性】女性が何を考えているのかわかりません。少しでもヒントになるような映画を紹介してください。----------みなさん映画は観てますか?恋愛jpで映画のアドバイスを担当しております利根川です。担当といっても映画を勧めるのが僕の仕事で、お悩みと同じような経験をしている映画や1シーンをお勧めし、少しでも答えのヒントになればと思いご紹介させていただきますね。さて、女性が何を考えてるのかわからない……と。そんなの僕だってわからーん!だから人生楽しいんだけどね(笑)。よくいただくご質問なんです。過去に何度か似たようなご質問を映画で紹介させていただきました。みーんな悩んでるんですね。僕からしたら、生物的に違うと思ってるからね、もう仕方ない!そんなあなたにはとっておきの作品を1本ご紹介しますね。●『ジゴロ・イン・ニューヨーク』発売元/ギャガ『ジゴロ・イン・ニューヨーク』発売元・販売元:ギャガ税抜価格:3,800円+税(税込価格:4,104円)(C)2013 Zuzu Licensing, LLC. All rights reserved●ストーリーブルックリンの本屋店主(ウディ・アレン)は、代々続いた店が閉店に追い込まれ苦悩の日々。そして思いついたのは、花屋のバイトの友人(ジョン・タトゥーロ)をジゴロにして、男娼ビジネスをスタートさせるという迷案!?戸惑う友人を必死で口説き、ジゴロ業を開業するやいなや、意外にもクールでダンディなジゴロは裕福な女性たちをたちまち夢中にさせていく。ところがジゴロがある未亡人(ヴァネッサ・パラディ)と恋に落ちてしまい……。----------監督は主演・ヴィオラヴァンテ役のジョン・タトゥーロ。スパイク・リー、コーエン兄弟作品の常連さんで、役者としては91年の『バートン・フィンク』でカンヌ国際映画祭男優賞を獲られてます。今回は監督ですけど、多才だなー。不思議な雰囲気の役者さんでね、似たようなモデルさんをよく日本のメンズ雑誌で見ますね(笑)。そして、なぜか共演して良い味だしてるマレー役『ウディ・アレン』。でた!最初、この作品の監督かと思った(笑)。今回はあくまでちょい役ね。1935年生まれの映画監督、俳優、脚本家、小説家、おじいちゃん、クラリネット奏者。常に作品を生み出し続ける不思議な80歳(笑)。女、男、愛、ニューヨークと、人間臭いキザな映画らしい名言を生み出し続けていますねー。この人の作品も最高ですよね。まさに天才!今回はね、ウディ先生の映画ではないんだけどね、なんか似てるんだよなー。ぜひ、ジョン・タトゥーロ流の“女性像”、ヒントをみつけてくださいな。●ジゴロinNY流「女性の本音」(1)~Dr.パーカー/セリマ~**********セリマ:「甘ったるい男はイヤ、男はユーモアが必要よ、女っぽいのはダメ。そしてちょいワル、愛を囁きながら別のことを考えないとダメ。彼の名前は?」Dr.パーカー:「フィオラヴァンテ」セリマ:「セクシーだわ。彼がアイスクリームだったら?」Dr.パーカー:「ピスタチオ……」セリマ:「完璧」**********※ピスタチオなの?これは女子会ね(笑)。こんな会話の女子会するのかな……主人公のフィオラヴァンテの話をしてるところね。なかなかアホな会話だけどね、貴重なご意見ですねー(笑)たぶん。●ジゴロinNY流「女性の本音」(2)~セリマ~**********セリマ:「人はみんな多重人格よ、女が何を考えてるかわかる?」フィオラブァンテ:「わからないから来た……」セリマ:「面白い人ね。女は見られないと存在する意味がなくなるの」**********●ジゴロinNY流「女性の本音」(3)~フィオラヴァンテ~**********フィオラヴァンテ:「バラにはトゲがあり、トゲにはバラがある」**********●ジゴロinNY流「女性の本音」(4)~フィオラヴァンテ~**********フィオラヴァンテ:「愛とは痛みを伴うもの」アヴィガル:「真実だわ」**********●ジゴロinNY流「女性の本音」(5)~アヴィガル~**********ドヴィ:「女は難しい……その女が頭から離れないということは、それだけ愛してるってことなんだよ、愛してるんだ!」アヴィガル:「私は……そもそも愛してないとはいってないわ」ドヴィ:「そ、そうか……」**********----------いかがでしたでしょうか。シャロン・ストーン出てたでしょ、驚いたぁ。あの『氷の微笑』の人ですよ(笑)。ま、それはおいておいて、少しは“女性の本音”がつかめましたでしょうか。今回登場する女性は4名ですね、みんなタイプが違うんですね(笑)。そんなもんですよ。なのでね、考え過ぎてわかるもんでもないようですね。これが正解!というのはないにせよ、最低限の正解ラインはね、ある気がするね。女性と接する際の、男として、人としての最低ラインね。もう1回観て、せめてその最低限の正解ラインをこの作品からみつけてもらえるとね。しかし、良い映画でしたね。スタイリッシュで、展開が早い。なんともわかりやすい男女模様ですね。現実的なのかどうかはおいておいて(笑)。最後に、マレー(ウディ・アレン)の名言で締めましょ。これは……男女両方にあてはまるんじゃないかな。**********マレー:「みんな愛を求めている、情熱もだよ、我々は情熱が必要だ。ブラインドが下ろされていたら上げてやらなくちゃ」**********あとは映画観て笑って、泣いて、感じて、きっとヒントがあると思いますよ。ハッピーエンド目指して……。現実は映画よりも映画っぽい。利根川でした。●ライター/利根川建一(映画専門家)TV番組編集の仕事を経て現在株式会社M.M.C.にて年間2500件以上の映画祭・映画会・上映会の作品アドバイザーを行っている。映像についての業務に10年以上携わり、映画祭や上映会を成功させるために、映画好きのための映画ではなく、様々な人が共感できる映画を、観る視点・用途・テーマに合わせアドバイスを行う。「映画で人生が豊かになれば」という想いで日々尽力している。
2015年03月25日『ダラス・バイヤーズクラブ』でマシュー・マコノヒーの「主演男優賞」などアカデミー賞3冠を成し遂げ、本年度は『Wild』(原題)でリース・ウィザースプーンに2度目の「主演女優賞」ノミネートをもたらした、カナダの気鋭監督ジャン=マルク・ヴァレ。その彼がフランスのディーバ、ヴァネッサ・パラディを主演に迎えたラブストーリー『カフェ・ド・フロール』が、3月28日(土)より公開となる。実は、1969年と現在、2つの時代を縦断する本作に、カナダから新たな官能美の象徴ともいえる注目女優が登場していることが分かった。1969年、フランスのパリ。シングルマザーの美容師ジャクリーヌ(ヴァネッサ・パラディ)にとって、障害を抱える息子ローランは唯一の生き甲斐だった。一方、現代のカナダのモントリオールには、お互いをソウルメイトだと信じ、生涯を共にすると誓った夫婦アントワーヌとキャロルがいた。だが、アントワーヌは、若く美しい女性ローズと出会い、離婚。別れた妻キャロルは、その痛手から立ち直れずにいた。異なる2つの時代を生きる男と女、そして母と息子の愛。彼らの人生は、時間と空間によって隔たてられながらも、神秘的な“愛”によって紡がれていく――。本作は、1969年のパリで生きる親子、現代のモントリオールで生きる男女が時を越えて紡がれてゆく、切なくも美しいスピリチュアルな愛の物語。本作で、妻子あるアントワーヌの恋人ローズを演じたのが、カナダ出身のエヴリーヌ・ブロシュだ。パトリス・ソーヴェ監督『Cheech』(原題)でデビューした彼女は、“映画界の救世主”といわれる若き天才グザヴィエ・ドランの『トム・アット・ザ・ファーム』でサラ役(舞台版でも同じ役)を演じ、注目を集めた新進女優。また、BBCアメリカの人気ドラマ「オーファン・ブラック~暴走遺伝子」に出演、『ラストサムライ』のエドワード・ズウィック監督の新作『Pawn Sacrifice』(原題/16年日本公開)でトビー・マグワイアらと共演も果たし、舞台、ドラマ、映画と多方面で活躍を見せている。本作で彼女が演じたローズは、情熱や官能美、愛欲の象徴として描かれている。エヴリーヌはこの役柄について、「ローズは対人関係で傷つきながらも新しい恋で再出発したいと思っている。幸せになる道を選ぶが、その一歩を踏み出せていないのがローズ」と言う。「俳優は演じることで成長し、さまざまな生き方を経験できる。まるで自分にそんな経験があったみたいにね」と語る彼女の演技は、その言葉通りのリアルな説得力を持つ、危険な色香に満ちている。また、劇中では、幻想的で官能的なダンスも披露しているが、彼女がリーダーとなりエキストラにダンスの指導をしたそうで、「調和が取れていてとても美しく仕上がっている」とお気に入りのシーンになったという。自分の撮影がなくても、大事だと感じるシーンの撮影には足を運び、作品に対して真摯に向き合っていたエヴリーヌ。美しさと情熱を兼ね備え、傷つきながらも幸せを追い求めるローズを演じきった、その官能美を劇場で確かめてみて。『カフェ・ド・フロール』は3月28日(土)より恵比寿ガーデンシネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日シャネル(CHANEL)が15SSコレクションの広告キャンペーンについて、その詳細を明らかにした。今回の3種類のキャンペーンビジュアルでは、ブランドを代表する3つのバッグにそれぞれフォーカスする。モデルにはクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)、アリス・デラル(Alice Dellal)、ヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)を起用。撮影はデザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が自ら手掛けた。過去には「パリーダラス メティエダール コレクション」でも広告キャンペーンのビジュアルに起用されたクリステン。今回は、ラガーフェルドが「11.12」と名付けたハンドバッグの顔として出演している。キャンペーンビジュアルには、ラムスキンにヘリンボーンのキルティングステッチを施したデザインの「11.12」が登場。シルククレープのスーツ姿で、ジャケットの下に白いTシャツを着たクリステンが、若々しくアーバンな雰囲気で、時代を超えたバッグの魅力を表現している。また、シャネルで繰り返しモデルを務めてきたヴァネッサ・パラディは、最新作「ガール シャネル」の世界観を表現することになった。撮影されたビジュアルでは、ラムスキンの「ガール シャネル」とパールのネックレスだけを素肌にまとったパラディの、型にはまらないナチュラルな美しさが切り取られている。パラディはバッグの魅力について「この上なく穏やかに、服にも肌にも調和するところがお気に入り」とコメント。一方、アリス・デラルのスタイリッシュでパンクな魅力と並び立つのが、クラスプにあしらわれた“ダブルC”がシンボリックなハンドバッグ「ボーイ シャネル」。このバッグのローンチ以来、キャンペーンモデルを務めてきたアリスは、スエードのたっぷりとしたシャツ姿で登場。デニムのパッチワークを使ったバッグを身に着け、アイテムの男性的・女性的な感覚を表現した。普段から「ボーイ シャネル」を愛用するアリスは、このバッグについて「私は『ボーイ シャネル』を斜めがけにするのが好き。ハンターが使う弾薬保管用バッグをヒントにしたバッグだから、正しい使い方でしょう。私がカジュアルな服装に抵抗なく合わせられる唯一のバッグよ」と話している。
2015年03月04日パリ・グランパレで1月27日、シャネル(Chanel)が15SSオートクチュールコレクションを発表した。カール・ラガーフェルドがショーの舞台に選んだのは、グランパレ・ドーム下に置かれた巨大な温室。会場には、メゾンのアンバサダーを務める、ヴァネッサ・パラディ、クリステン・スチュワート、アリス・デラルらを始めとする一流セレブリティーが勢ぞろいした。毎シーズン、趣向を凝らした演出がなされるシャネルのランウエイショー。今シーズンは、“春の祭典”“地上の楽園”といったイメージの下、ピンク、オレンジ、レッド、エレクトリックブルー、イエロー、グリーンなど春爛漫の色とりどりのパレットで構成。ランウエイには花々が咲き乱れ、その中を雲のようなおぼろげなチュールのハットを着用したモデル達が歩いていく。アイテムは、花の刺繍を惜しげも無く施したチュールのチュニック、藁のように長めのフリンジが足元で揺れるニットドレス、ラメの光沢を放つリネンのアンサンブル、フェザーで包まれたロングスカート、大きなコサージュを裾や袖口にふんだんにあしらったロングコートなど、シャネルのクチュールアトリエでこそなし得る技の数々を見せつけた。「胸の谷間ではなく、ウエストを見せることが新しい」と断言するカール。ベルトでマークしたドレスや、コルセットのようなシースルーの切り替えをウエストに持ってきたパニエドレス、マイクロ丈のジャケットにより素肌が覗くツイードスーツなど、ウエストを美しく強調する新しいルックの提案が様々なパターンでなされた。ジャケット、コート、トップス、ワンピースなど多くのアイテムに反映された丸みを帯びたショルダーラインも今季の特徴と言える。ラストは、全面に零れ落ちそうなほどオーガンジーの花を散りばめたトレーン付きのボリューミーなスカートに、煌めくスパンコールを刺繍したトップスによるマリエ姿のモデルが登場し、華々しく幕を閉じた。
2015年02月25日2014年度第86回アカデミー賞で、3冠を受賞した『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・ヴァレ監督最新作『カフェ・ド・フロール』。主演には、先日挙式が報道されたジョニー・デップの元パートナー、ヴァネッサ・パラディだ。本作では長年連れ添った夫と分かれ苦しみながらも強く生きていく女性を好演している。1969年フランスのパリ。シングルマザーとして障害を抱える息子を育てる美容師のジャクリーヌにとって、息子・ローランは唯一の生き甲斐だった。現代のカナダのモントリオールでDJとして活躍するアントワーヌ。彼には2人の娘と恋人・ローズがいて、両親も健在。生活にも不自由していなかったが、別れた妻・キャロルは、離婚の痛手から立ち直っていない。異なる2つの時代を生きる男と女、そして母と息子の愛。彼らの人生は、時間と空間によって隔たてられながらも、神秘的な“愛”によって紡がれていくだが…。本作は、時代を横断する“魂の旅”を描いた、スピリチュアルで切なくも美しい、世界各国で大絶賛された究極の愛の物語。ヴァネッサが演じるのは、キャロルという長年“ソウルメイト”だと強く信じ連れ添っていた夫と別れて苦しむ女性・ジャクリーヌ。時に厳しく、子どもに無償の愛を注ぐチャーミングで決断力のある強き母を体現している。そんなヴァネッサ自身も、14年間に渡ってハリウッドスターと長きにわたり究極の愛を育んだ経験の持ち主。ジョニーとヴァネッサは婚姻関係を結ばなかったが、2人の子どもをもうけ14年間、強い愛の絆で結ばれた事実婚状態だった。現在は破局し、ジョニーは新しいパートナーを迎え、ヴァネッサとジョニーはそれぞれの道を歩んでいる。当時、プライベートで人生の転機を迎えていた彼女の環境と、本作でのヴァネッサの役どころはリンクするところがあったようで、「役柄と自分が混同することもあるけど、むしろそのほうがよかったりする。心が揺れ動くまま従うの」とコメントを寄せている。本作で、女優人生の中で最高の演技だったと高く評されたヴァネッサ・パラディ。ジョニー・デップとの破局が持ち上がったのは映画撮影後。当時の心境を図り知ることはできないが、もしかすると彼女の熱演はジョニーとの関係に思うところがあってのことかもしれない。「胸を打つ野心的な映画」(ラ・プレス紙)、「感情の爆弾」(マクリーンズ誌)、「傑作」(ナショナル・ポスト紙)と絶賛される作品の中で魅せる彼女の演技に誰もが胸を打たれるはず。本作が女優として、一人の女性として転機となったヴァネッサの姿を劇場で確認してみて。『カフェ・ド・フロール』は3月28日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月10日ジョニー・デップが7日(現地時間)、バハマ諸島に所有するプライベート・アイランドでアンバー・ハードと挙式した。51歳のジョニーと28歳のアンバーは3日(現地時間)にロサンゼルスの自宅で人前結婚式を行なったが、今回は親族や友人たちを招待し、11年前に購入したバハマ諸島のプライベート・アイランド「リトル・ホールズ・ポンド・ケイ」で2回目の結婚式を挙げた。「People.com」が掲載した空撮画像には、砂浜に設置した白い花で飾られたテントの下で近いの言葉を交わすジョニーとアンバーが映っている。ジョニーの傍らには白いタキシードに蝶ネクタイ、黒いズボンで父親と同じ装いの息子・ジャックとおぼしき少年の姿も。アンバーは白のドレスとベールの伝統的なウエディングドレス。「ステラ・マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」のドレス着用という事前情報もあったが、現時点では詳細は不明。式には『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』などでジョニーと共演しているポール・ベタニー、ジョニーと元パートナーのヴァネッサ・パラディの間に生まれた娘のリリー・ローズと息子のジャックも出席したと言われている。2人は2011年に『ラム・ダイアリー』で共演し、2012年から交際がスタート。23歳という年齢差を感じさせない仲むつまじさで、2013年暮れに婚約した。ジョニーは20代で1度離婚を経験していて、アンバーはこれが初婚。ジョニーは今週中に『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作の撮影のためにオーストラリア行きを予定していて、アンバーも現在ロンドンで新作を撮影中という多忙なスケジュールの合間を縫っての挙式となった。(text:Yuki Tominaga)
2015年02月10日シャネル(CHANEL)は、バッグの新たな広告キャンペーンを4月にローンチする。カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が自ら撮影を担当。その顔として3人のモデルが選ばれた。そのうちの1人、アリス・デラル(Alice Dellal)は、以前にもアイコンバッグ「ボーイ シャネル」のミューズとなっている。その他、13-14年のメティエダールコレクションのビジュアルにも起用されたアメリカ人女優のクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)、歌手で女優のヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)が、シャネルの新作バッグの魅力を表現する。
2015年01月30日「ハイスクール・ミュージカル」『スプリング・ブレイカーズ』などで知られる女優のヴァネッサ・ハジェンズが、2015年にミュージカル「ジジ」(原題)の主役でブロードウェイデビューを果たす。詳細を「HollywoodLife.com」が明らかにした。この舞台「ジジ」は1958年のレスリー・キャロン主演の映画をベースとしている。過去にはあの名女優オードリー・ヘップバーンも舞台で同じ役を務めており、プローモーション写真の中でヴァネッサはオードリー風の黒いドレスとドレスグローブをエレガントに着こなしている。コマーシャル映像では「パリのロマンスと魅力にあなたをご招待します」とアナウンスされている。またストーリーは「ファッション、魅力、情熱が花開いたパリのベル・エポックの魔法の世界。一人の若い女性が自分自身と真実の愛を探す旅を描いたロマンチック・コメディ」とのことだ。『ハイスクール・ミュージカル』でさわやかな演技を見せたヴァネッサならまさにイメージにぴったりの配役といえる。ヴァネッサの初ブロードウェイ・ミュージカル「ジジ」はワシントンDCのジョン・F・ケネディー・センターにて2015年1月16日から2月12日(現地時間)にかけて公演される予定だという。(text:cinemacafe.net)
2014年12月24日先日報道があった「ハイスクール・ミュージカル」『スプリング・ブレイカーズ』などで知られる女優ヴァネッサ・ハジェンズのストーカー騒動に続報が入った。「愛してる、結婚したい」などとヴァネッサに大量のメールを送りつけた上、はるばるアフリカからL.A.にまで来たという男性の報道に戦慄が走ったが、どうやら彼は想像されたような恐ろしいストーカーではなかったようだと「TMZ」が報じている。男性の捜査にあたった警官によると、彼はとても礼儀正しく反省している様子だという。また「異なる文化から来たので、ヴァネッサを悩ませたり嫌がらせをしていたという自覚が全く無かった」と語っているようだ。ヴァネッサの弁護士は聴取を行い、ヴァネッサへの接近禁止令を永続的なものにする意向であるという。文化の違いで衝突が生じることはよくあるが、恐らくストーカー男性側としてはヴァネッサに自分の想いを伝えたかっただけなのだろう。しかしどのような形であれ彼女を怖がらせたことに違いはない。男性は抵抗する様子も無くサインに同意をしたということなので、報告を受けたヴァネッサはほっとしていることだろう。(text:cinemacafe.net)
2014年12月08日フランスの名匠パトリス・ルコントが新作『暮れ逢い』の公開を前に来日。12月3日(水)、監督の作品の大ファンで、今年7月に「春の庭」で第151回芥川賞に輝いた作家の柴崎友香とのトークイベントが都内で開催された。池田理代子の「ベルサイユのばら」に多大な影響を与えたといわれる歴史小説を手掛け、『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督も同作において影響を受けたと公言するオーストリアの作家ツヴァイクの短編を映画化。大富豪の秘書を務める青年と大富豪の若き妻の道ならぬ恋、第一次世界大戦に翻弄されていく彼らの運命を描き出す。幾度となく新作を携えて来日しているルコント監督だが「なかなか僕の日本語は上達しなくて…。電話に『もしもし』と答えるのは知ってるけど、使う機会がない」と語り、冒頭から笑いを誘う。柴崎さんは「高校生のときから監督の映画を観てました」と語り、ヴァネッサ・パラディ主演の『橋の上の娘』や「男性同士の友情が好き!」という『列車に乗った男』などお気に入りの作品を伝え「ここにいるのがまだ信じられないです…(笑)」と緊張した面持ちで語る。柴崎さんはこの『暮れ逢い』における、登場人物たちの眼差しが印象的だったそうだが、監督は自身の撮影スタイルとして「ファインダーを自分でのぞき、自分でカメラを回します。映画の中の人物になった気持ちで撮っているのです。実はそういう監督はフランスでもまれらしいですが、僕はこのスタイルが好きだし、役者もまた自分の演技を監督に見られるのを好むもので、そこで“共犯関係”が出来るのです」と説明。柴崎さんは「監督の作品はいつも人物に見つめられているような気持ちになるんですが、(カメラを通じて)監督と視線が通じ合っていたんですね」と納得したようだった。柴崎さんはまた、ほんのわずかしか出てこない登場人物も含め、本作のいずれの俳優も素晴らしいと称賛を送る。特にこれまでフランスを舞台にフランス人俳優を起用することが圧倒的に多かったが、今回の英国人俳優陣との出会いは監督も「目を瞠らされた」という。特に大富豪を演じたアラン・リックマンについて「実は、アランのことは知りませんでした。『ハリー・ポッター』を観てないので…。だから英国人のキャスティング・ディレクターに『次はアラン・リックマンと会ってください』と言われて、知らないのに『それはいいね』と言ってたんです(笑)。さすがに会う前にiPhoneで調べて『あぁ、彼なら知ってる!』と気づいたんですが、そこからの出会いはもちろん、人間としても非常に素晴らしかったです。ここからは、僕のうぬぼれ話として聞いてほしいのですが、最初、彼はここ2年ほど大作に出続けていて疲れていたのですが、脚本を読んで気に入ってくれて『あなたの作品は好きだし出るよ』と言ってくれたんです。撮影後の打ち上げでは、僕を強く抱きしめ『忘れかけていた映画への情熱をあなたが思い起こさせてくれた』と言ってくれました。以上でうぬぼれの時間はおしまいですが(笑)、僕にとってはどんな勲章よりも嬉しい言葉でした」と落ち着いた口調の中に喜びをにじませる。柴崎さんの「女優を選ぶときや撮影するときにどこに注目しているのか?」という問いには「ひと目ぼれです」と語り「自分が(登場人物に)恋していなくては感動する映画は撮れません。自分が撮っている女優と恋に落ちるというのは最低限の義務なのです」と言い切った。長編映画デビューかちょうど40周年を迎えるが、最初の現場のことを覚えているかと尋ねられると「全くうまくいかなかったので、よく覚えています(苦笑)。『キツすぎてこの仕事はやっていけないかも…』と思いました」と述懐。それでも続けられたのはなぜか?という柴崎さんの問いに「映画を撮ることは昔からの夢であり、あきらめられず、夢を見続けたかったんです。2作目が幸運なことに大ヒットし、そこからは羽が生えたように好調でいまに至ります」と笑う。観客からは、以前、監督がインタビューで「あと3本で引退する」と語ったことについての質問が飛んだが「まだ撮り続けますよ」と語り、ファンを安心させる。その上で「でも、いいタイミングでやめようとは思ってます。映画が僕の前から立ち去る前に、僕の方が映画から去ろうと考えています」と語った。最後にファンに向けて「あなたの人生において、一瞬たりとも恋に落ちることをためらわないでください」と呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。『暮れ逢い』は12月20日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月04日ヴァネッサ・ハジェンズのストーカー男性に接近禁止令が出された。先日はライアン・ゴズリングへのストーカー行為を働いた女性に接近禁止令が出されたばかりだが、今度はヴァネッサのファンでアフリカからロサンゼルスまでやって来た男性に禁止令が発令された。この男性はヴァネッサにメールを送り続けていた。ゴシップサイト「TMZ.com」によると、その中には「ハロー、君を愛している。結婚したい」と書かれたものや、局部を写した画像にわいせつなメッセージを添えたもの、「君と結婚したい。脚本を書いているんだ。映画スターになりたい」というとんでもない夢を語るものまであったという。男性はロサンゼルスまでの飛行機を予約したとメッセージを送った後、今月1日と4日(いずれも現地時間)にヴァネッサの自宅がある通りに現われた。裁判所は彼に対して、ヴァネッサと彼女の恋人のオースティン・バトラー、妹・ステラに100ヤード(約91メートル)以内に近づかないように命じている。(text:Yuki Tominaga)
2014年11月26日映画パーソナリティーとして活躍中の伊藤さとりが、オトナ女子ならではの目線で恋に効くオススメ映画を紹介!記者会見や舞台挨拶の裏話もあるかも!?プレイボーイを見極める方法~『ジゴロ・イン・ニューヨーク』カッコ良いわけではないのにやたらと女性にモテる男性っていますよね?!顔がイイわけではないけれど、とにかく自分に優しいからという理由で付き合ってみると、実はプレイボーイだったり......。そう、男は「顔」ではないのです!でも、誰だってプレイボーイに引っかかるのはイヤ!今回ご紹介する『ジゴロ・イン・ニューヨーク』は、女子にとっては、「プレイボーイになりそうな男子を見極める方法」を、男子が観れば「女心を掴める方法」を学べてしまう大人のラブストーリー。主人公は、花屋を営むフィオラヴァンテ。彼の悪友であるマレーは、自身の本屋が経営の危機に瀕していることから、昔から女の扱いが上手いフィオラヴァンテに、ある事業を持ちかける。それは、自分が仲介料をもらい、フィオラヴァンテをジゴロにして男娼ビジネスをスタートしようというもの!?戸惑う友を無理矢理言いくるめ、早速、セレブ女性へ売り込みを開始。するとたちまちジゴロビジネスは大好評を博し...。『オー・ブラザー!』などのコーエン兄弟監督作品や、『トランスフォーマー』シリーズにも出演する個性派俳優ジョン・タトゥーロが監督・脚本・主演の3役を務めたこの作品。原案を気に入り、脚本のアドバイスもしているのは、タトゥーロと大の仲良しで、女心を知り尽くしている“モテ監督”のウディ・アレン。彼はなんと、自身の監督作以外では14年ぶりに出演しています。さて、まずはジゴロ=女性にモテる男性の定義を解説。それはズバリ「女心を理解している」につきる!女性は、自分に向けられた優しさに、甘い言葉に、気遣いに弱い。となれば、モテたい男性は、女性の話を黙って聞き、優しい言葉を掛け、分かりやすく愛情を伝え、女性が「逢いたい」と言えば、なるべく応えるマメさがあればイイわけです。何より重要なのは、女性の誘導尋問や面倒臭そうな質問には答えない無口さ。饒舌なお笑い芸人がモテるのは、笑わせる為のトークと、相手の機嫌を損ねた際にリカバー出来るトークに長けているからなだけ。分かりやすく言うと、ホテルマンみたいなさりげない気遣いと器用さを持った男性は、ジゴロになる素質あり!?とくに日頃から女性にサービスすることが好きな男性には要注意ですよ!ただし、もしあなたが映画の主人公のような男性――言葉数は少なくても、トークの返しが絶妙で、さりげないサプライズをしてくれ、聞き上手で、自分のお願いを聞き入れてくれる――を好きになったからといって、プレイボーイかも?と疑心暗鬼になる必要はありません。なぜならプレイボーイだってただの男。そして女慣れした男ほど、純粋な女性に弱いものです。厳格なユダヤ教徒の未亡人の流した涙が、ジゴロの心を揺さぶったように、女性がふとしたときに見せる弱さは、確実に男心をくすぐる――。だから大切なのは、あなたも彼にどれだけ素直に弱さを見せられるか。かといって、SNSなどで寂しい&か弱い女子アピールをするのも逆効果。多くの人に自分のプライベートを見せ、感情をさらけ出す行為は、八方美人に見えます。ましてや、リア充女子は、「俺が居なくても幸せそう」と思われるので、オンリーワンに選ばれる確率はグーンと下がります。だからこそ、彼だけに見せる「弱さ」がポイント。映画のジゴロも、そんな風に、その女性を本気で好きになっていくのだから。あらすじ:代々続くブルックリンの本屋を潰してしまった店主(ウディ・アレン)と、いい歳をして定職にも就かずアルバイトを転々とする男(ジョン・タトゥーロ)。イケてないことにかけては、ニューヨークでもトップクラスの男たちが、なぜかジゴロ・ビジネスを始めることに─!?アレン扮する“ポン引き”のマレーと、タトゥーロ演じる“ジゴロ”のフィオラヴァンテという、脱力感溢れる奇妙なコンビのジゴロ業は、意外にも大繁盛。マレーはすっかり調子に乗るが、フィオラヴァンテがジゴロのご法度“客との恋”におちたことから、2人の運命は思わぬ方向へと転がっていく─。2014年7月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー監督・脚本:ジョン・タトゥーロ出演: ジョン・タトゥーロ、ウディ・アレン、ヴァネッサ・パラディ配給:ギャガ『ジゴロ・イン・ニューヨーク』()(C) 2013 Zuzu Licensing, LLC. All rights reserved.伊藤さとり:映画パーソナリティー、心理テストカウンセラー。様々な映画イベントや記者会見のMCを努める映画司会者&映画コメンテーター。年間400本以上の映画を観る。TSUTAYAの店内放送で新作DVD紹介のDJ、Gyao!&ぴあ映画生活&Youtube動画「伊藤さとりと映画な仲間たち」では、監督、俳優、プロデューサー、脚本家らと対談し、映画紹介を行う。Amebaブログ:さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテTwitter:伊藤さとり@SATORIITO
2014年07月23日7月11日(金)より公開する大人のラブストーリー『ジゴロ・イン・ニューヨーク』。個性派俳優ジョン・タトゥーロが監督・主演を務める本作には、14年ぶりにウディ・アレンが自身の監督作以外に出演するほか、ヴァネッサ・パラディやシャロン・ストーンなど、クセのあるキャストが出演することでも話題だ。そしてこのたび、ジョニー・デップと14年間パートナーだったヴァネッサが、フランス人ならでは“大人の恋”について語った。倒産寸前の本屋の店主・マレー(ウディ・アレン)は、この窮地を乗り越えるために、あるアイデアを思いつく。それは店でバイトをしている友人・フィオラヴァンテ(ジョン・タトゥーロ)を“ジゴロ”にして、男娼ビジネスをスタートすることだった!すると、意外にもクールでダンディなジゴロは、裕福な女性たちを夢中にさせていく。ところが、ジゴロが美しき未亡人・アヴィガル(ヴァネッサ・パラディ)と恋に落ちてしまい…。ジョン演じるジゴロのフィオラヴァンテの“客”は、一見何の不自由もなさそうな裕福な女性たちばかり。しかし実際は、満ち足りぬ寂しい日々を送っていて、“誰かと繋がり”という思いを心に秘めているのだ。ヴァネッサといえば、ジョニー・デップと14年間もパートナーだった女性。2人の子どもを授かりながらも、ジョニーとは結婚はしない“フランス式”の恋愛スタイルを貫いた。ジョニーと破局後も、フランス人ミュージシャンとの交際が報じられたり、41歳となった現在も、まだまだ恋愛を楽しんでいる様子。そんな彼女は「どんな人でも、愛される必要がある」と恋の重要性について語る。「人は恋をしないで生きてはいけないと思うの。愛されるということは、自分は価値のある人間なんだって思わせてくれることでしょ。それがこの映画のテーマでもあるわ。つまりどんな背景で、どんな人生を歩んできたとしても、誰かに愛されていると感じること、そして恋をすることが必要だわ」。恋に積極的なイメージがあるフランス人だが、実際はどうなのか?ヴァネッサに聞いてみた。「国によって文化があるし、物事へのアプローチや生活が違うわよね。フランスでは、12時半になるとみんな仕事をピタッとやめて、そこから1時間半楽しみながら食事をするの。夕食も同じよ。フランス女性って、すごく自信家だって思われているみたいだけど、国籍は関係ないと思う。話し方や、指摘の仕方が少し違うだけだと思うわ(笑)」と笑う。本作でヴァネッサが演じたのは、厳格なユダヤ教徒の未亡人・アヴィガル。フィオラヴァンテの“セラピー”の間、優しく背中をマッサージされると、長い間、自分の体に触れる人はいなかったため、寂しさがこみ上げ涙してしまうのだ。心の繋がりは、肌と肌が触れ合うことで強く実感できることも多いはず。ヴァネッサも「触れられたいと思うわ。もちろん大好きよ(笑)。もちろん毎日ね」と、かわいらしい笑顔で答えてくれた。恋に臆病な人や、長く恋から離れている人も、本作のヴァネッサの気持ちに寄り添えば、きっとまた恋がしたくなるかも?『ジゴロ・イン・ニューヨーク』は、7月11日(金)よりTOOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジゴロ・イン・ニューヨーク 2014年7月11日より全国にて公開(C) 2013 Zuzu Licensing, LLC. All rights reserved
2014年06月27日「シャネル(CHANEL)」は、14-15クルーズコレクションをアラブ首長国連邦・ドバイにてランウエイショーで発表した。会場として特別にドバイ海岸に建設された砂色の建物はマシュラビーヤ(格子窓)で装飾され、中にはオアシスが設けられた。日没後、キャンドルの光の下でショーがスタート。アーティスティックディレクターのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)は、「これは万人のための、理想の東洋を表現したもの。伝説から映画、ドラクロワの絵画から1914年のポール・ポワレの作品まで、様々なものから影響を受けた」と語る。ボリュームのある袖に極小のスパンコールを刺繍したボレロジャケット、ウエストをベルトでマークしたツイードのプレースーツ、ゴールドのルレックスシルク製バギーパンツ、ネオプレンのカメリアが刺繍されたジャケットなどがキーアイテム。東洋のモザイク柄からインスピレーションを得たプリントは、花柄と幾何学模様が組み合わさり、ドレスやシルクシフォンのチュニックなどを彩った。イブニングでの、胸元に宝飾を散りばめたシルクのクレープドレスや、ブレード刺繍が施されたロングドレスはドバイにある世界一の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」を思わせる。素材には軽量ツイード、シルクシフォン、リネン、ゴールドラメにコットンボイルなど軽くて繊細なものが多く用いられ、透け感やレイヤリングで遊び心を持たせたスタイルが提案された。アクセサリーには、ウォッチやファインジュエリー、コスチュームジュエリーなどを合わせ、ゴールドのキルトレザーで作られたジェリー缶型のハンドバッグ、宝飾をまとったサンダルやオリエンタルなスリッパなども登場。エルザ・スキャパレリの孫で女優のマリサ・ベレンスン風のカールヘアには三日月のティアラが飾られた。ショーには、シャネルのアンバサダーである女優のヴァネッサ・パラディ、ティルダ・スウィントン、アンナ・ムグラリス、アリス・デラル、ジョウ・シュン、更に、ダコタ・ファニング、フリーダ・ピントー、エリザ・セドナウィ、ヤスミン・ハムダン、ラザーヌ・ジャマル、映画監督のナディーン・ラバキー、アブドゥラ・アル・カービといったセレブリティを含む1,000人が来場。歌手のジャネール・モネイのコンサートも行われた。
2014年05月24日『ハイスクール・ミュージカル』から7年。着実にキャリアを築いているヴァネッサ・ハジェンズが、新作『Gimme Shelter』(原題)の撮影について語った。ヴァネッサは、同作で妊娠した16歳のホームレスの少女アップル・ベイリー役を演じており、美しいブルーネットの髪の毛をばっさり切り、体重を15ポンド(約7kg)増やし、終始、男の子のような格好をしていた。撮影について、米エンタメ情報サイト「eonline」の取材に答え、「多分、最も身体的にも感情的にも大変だったシーンは出産のシーン。出産シーンの撮影をしたことがなかったのだけど、顔の血管が破裂してしまったの」と語っている。また、その経験は“シュール”だとも話したヴァネッサは、さらに「すごく変なんだけど、映画に出演した赤ちゃんと絆があったの。彼女に対してすごく愛情を感じていたわ」と明かした。ヴァネッサが「撮影の毎日がチャレンジだったけれど、力を出し切って、自分がどこまで演じられるかを感じるのはすごくスリリングだった」と話す同作品の全米公開日は、来年の1月24日(現地時間)。顔を内出血してしまうほどの出産シーンを実現したヴァネッサの演技は、おおいに期待ができそうだ。(text:Mieko Nakaarai)
2013年11月26日美ブロンドヘアに変身した姿を披露黒髪スタイルが基本の女優であり、歌手でもある、ヴァネッサ・ハジェンズ(Vanessa Hudgens)。映画「ハイスクール・ミュージカル」シリーズのヒロイン・ガブリエラ役を好演し、一躍有名となった彼女だが、最近では、娼婦役に体当たりで挑んだ話題作「フローズン・グラウンド」で、よりセクシーに、演技の幅や厚みも、そして彼女自身の魅力も大きく拡大させている。(同映画は10月5日より日本公開予定)そんなヴァネッサが、現地時間の8日、自身のInstagram上で最新のヘアスタイルを披露し、注目を集めている。ほぼ黒髪の濃色ブルネットヘアーだったスタイルから、美しいブロンドヘアーに大変身だ。(画像はいずれもVanessa Hudgens Instagramより)リュクスでグラマラス!画像でみると、輝くブロンドがとても印象的で、ゴージャスにウェーブさせたロングスタイルでは、セレブ感たっぷり、グラマラスな魅力を放つ大人の女性の美しさをみせている。ボリューミィなニュアンスカールを効かせたスタイルは、また違ったアンニュイな魅力が感じられる。こうして披露された最新ヘアスタイルには、ファンからはもちろん、ひろく絶賛のコメントが多く集まっている。メイクや私服など、アイコン的存在としても注目されるヴァネッサだが、今回のスタイルはとくに、思わず真似したくなるヘアスタイルといえそうだ。以前には役作りのため、バッサリと髪を切ったこともある彼女。注目の若手人気女優として、この美しいスタイルで、さらなる輝きをみせてくれることを期待したい。【参考】▼Vanessa Hudgens Instagram▼Vanessa Hudgens 公式サイト矢田亜希子の美しい歯の秘訣? 芸能人愛用のホワイトニング剤がスゴイ!(8月8日)一年の美肌力は夏に決まる!ヒアルロン酸の「130%」の保湿力を誇る美肌成分で徹底ケア!(8月4日)累計30万枚突破!中西モナさんも愛用中の“履くだけで痩せる”魔法のショーツとは!?(7月28日)元の記事を読む
2013年08月12日春コレクションキャンペーンモデルで登場!フランスを代表する歌手であり、女優としても活躍するVanessa Paradis(ヴァネッサ・パラディ)。昨年は、ジョニー・デップとの14年にわたる事実婚関係に終止符を打ったことでも注目された。そんな彼女がファストファッションブランドのH&M、2013年春コレクションのキャンペーンに登場することが分かった。数々のトップメゾンのモデルも務めてきた彼女が、どのように同ブランドの魅力をみせてくれるのか、期待が高まるところだ。テーマは「エコフレンドリー」!H&Mの今年の春コレクションは、地球環境に配慮したファッション、「エコフレンドリー」をテーマとしているという。広告モデルとしてヴァネッサも、オーガニックコットンやリサイクルポリエステルを素材としたファッションを身につけているそう。“安いから使い捨て”ではない、スマートで自然体な美しさを提案する。ものを大切にし、ヴィンテージファッションを愛したり、環境に良いものを積極的に選んだりと、普段からエコには関心が高いというヴァネッサ。今回のH&Mのコンセプトにも、深い共感を示しているそうだ。登場する新作コレクションはもちろん、ヴァネッサの魅力ある広告の仕上がりにも期待したい。元の記事を読む
2013年01月24日アンバー・ハードとの交際がうわさされるジョニー・デップが、テネシー州ナッシュビルに新居を約1,610万ドルで購入した。6月にパートナーだったヴァネッサ・パラディと14年間の関係に終止符を打ったジョニー。破局公表の少し前から、『ラム・ダイアリー』で共演した23歳年下のアンバー・ハードとの仲がうわさになっていた。バイセクシャルのアンバーには当時、同性の恋人がいたが、ジョニーの破局とほぼ同時期に彼女も恋人と別れている。関係者はイギリスの大衆紙「The Sun」紙上で「家を購入するのは、ジョニーがどれだけアンバーを大切に思っているかを示すサインです」とコメント。「彼女の夢は牧場を持つことだったんです。彼女の出身地のテキサスで購入するつもりが、ナッシュヴィルの物件を見るなり、気に入ってしまったんです。ジョニーはハリウッドに住む気はないんです。それよりも良い人生を送りたいんです。アンバーが乗馬好きだし、ジョニーは作曲や演奏に打ち込んでいますから」と、彼らが田舎暮らしを望む理由も語っている。最近は「エアロスミス」やアリス・クーパーのライブに飛び入り出演したり、来年2月にリリース予定で海賊をテーマにしたアルバムを制作したり、と来年50歳になるジョニーは音楽活動に力を入れている。邸宅には部屋が19室あるというから、ミュージシャン仲間もひんぱんに訪問することになりそうだ。(text:Yuki Tominaga)© UPI/AFLO■関連作品:ラム・ダイアリー 2012年6月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 GK Films, LLC. All Rights Reserved.
2012年12月11日映画好きのママが小さなお子様を連れて、気兼ねなく参加できる上映付ランチイベントとして好評のシネマカフェ「baby cafe」。お子様と一緒のお出かけに、また子育ての息抜きに、と普段映画館に足を運ぶ機会が少なくなってしまったカルチャー感度の高いママたちの要望を受けて、先日第2回が開催された。この日上映されたのは、心温まる新作アニメ映画『モンスター・イン・パリ響け!僕らの歌声』。リュック・ベッソンが制作を手がけ、声優として参加しているヴァネッサ・パラディと、ジョン・レノンの息子であるショーン・レノンの初共演が注目を集めている本作。パリを舞台に、美しい歌と映像が「子どもに見せたい」アニメとして当日参加したたくさんのママたちから支持を集めた。ストーリーを理解するには多少年齢が低いかもしれないが、「親子で楽しめる映画」とアンケートに答えてくれたママが半数以上。「子どもは映像に目が釘づけでした。音楽に合わせて体を揺らしていました!」(お子様1歳)、「歌姫のルシールが登場する度にパチパチ拍手していました」(お子様2歳)と、特に子どもたちは音楽に興味津々。心優しいモンスターを中心とする個性的なキャラクターたちも子どもたちに大人気で、「モンスターが出たときに、びっくりしながらも体をのりだして観ていました!」(お子様1歳)という微笑ましい感想も寄せられた。昨今、子どもの長時間におよぶ映像視聴の影響が度々議論されているが、イベントに参加したママのほぼ全員が「質の高い作品は子どもの想像力を育てることにもつながる」と、内容を選べばプラスの影響を与えるという意見で一致。日頃からTVアニメ、アニメ映画をお子様と一緒に観ているというママさんも大多数のようで、ちなみによく観る作品としてはディズニー・アニメや『となりのトトロ』などの定番作品が挙がった。この日は大スクリーン映画デビューのお子様も多く、「親子で楽しく過ごせる時間でした。ゆっくり食事もできて、狭い空間でイスに座ったままの映画館に比べると何十倍も楽しかったです。またぜひ参加したいです!」(お子様1歳)と、初めての体験を楽しんでいる親子の姿が印象的だった。次回のシネマカフェ「baby cafe」は満席で受付を締め切っているが、次々回は早くも2013年1月18日(金)に開催が決定。参加受付開始は12月中旬を予定している。(※詳細は決まり次第、特設ページにて発表)『モンスター・イン・パリ響け!僕らの歌声』は本日よりDVDレンタル開始(TSUTAYAでのみ)。「cinemacafe.net baby cafe」『モンスター・イン・パリ』[DVD]発売日:2013年1月25日(金)※レンタル中(TSUTAYAのみ)価格:3,990円(税込)発売元:カルチュア・パブリッシャーズ販売元【セル】:アミューズソフト/【レンタル】:カルチュア・パブリッシャーズ© 2011 EUROPACORP - BIBO FILMS - FRANCE 3 CINEMA - WALKING THE DOG■関連作品:モンスター・イン・パリ響け!僕らの歌声© 2011 EUROPACORP – BIBO FILMS – FRANCE 3 CINEMA - WALKING THE DOG
2012年12月05日『恋のロンドン狂騒曲』が12月1日(土)に日本公開予定のウディ・アレン監督が俳優として出演する『Fading Gigolo』(原題)が、ヴァネッサ・パラディやシャロン・ストーンも参加しニューヨークで撮影中だ。監督・脚本は『バートン・フィンク』(’92)、『トランスフォーマー』シリーズのジョン・タトゥーロで、タトゥーロは金に困っている友人・マレーを助けるためにジゴロ稼業に乗り出す主人公も演じる。そのマレーに扮するのがアレンだ。「こういうテーマの作品はほとんどない。『真夜中のカーボーイ』(’69)くらいだろう」とタトゥーロは体を売る男性について描こうと思ったきっかけを語る。「女性ばかりじゃなく、男性の話があってもいいじゃないか」。主人公の顧客を演じるのはシャロン・ストーン、ソフィア・ヴェルガラ、そしてヴァネッサ。ほかにリーヴ・シュレイバーも出演しているという。ちなみに、タトゥーロとアレンは同じ理髪店に通っており、理髪師を通じてタトゥーロの新作の話がアレンに伝わり、出演を快諾したという。といっても、アレンは自分の出演シーンに関しては脚本のリライトと編集を行ったそうだ。(text:Yuki Tominaga)© Evan Agostini/Invision/AP/AFLO■関連作品:恋のロンドン狂騒曲 2012年12月1日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2010 Mediapro, Versátil Cinema & Gravier Production, Inc.
2012年11月20日歌手、そして女優としても活躍するヴェネッサ・パラディ。「シャネル」や「ミュウミュウ」のミューズ、そして最近までジョニー・デップのパートナーとして世界中の女子の羨望を浴びていた彼女が、約6年ぶりに声優出演を果たした。演じるのは、まさにヴァネッサにぴったりの歌手という役どころ。初めて声優に挑戦する、ジョン・レノンの息子、ショーン・レノンとの初共演も注目を集めている。『モンスター・イン・パリ響け!僕らの歌声』でヴァネッサが演じるのは、パリのキャバレーで歌う人気歌手・ルシール。ある日、彼女の前に現れるモンスター。恐ろしい外見とは裏腹に、音楽が大好きな、心優しいモンスターだった。「キャバレーを経営するルシールの叔母は、人に偉そうに指図するのが好きで、ルシールには“いい子”でいて欲しいと思っている。そんなルシールは何よりも、ステージに立つのが好き。ステージで歌っているときは、日常の仕事や制約から逃れられると感じているの」彼女は演じるキャラクターについてそう分析する。「だからビボ(・バージェロン監督)は彼女のステージ衣裳に“翼”を付けたんだと思うわ」。ルシールに求められているような、“いい子”にならなければならない、という状況にはヴァネッサも共感するという。「私も含めて誰もが、お互いに気持ちよく暮らすために、努力したり妥協したりする必要はある。でも、私の状況はルシールと全く同じじゃないわ。それにある意味、ルシールはそれほど“いい子”じゃないかもしれない。彼女は寛大で思いやりがあって、真っ先に心でものを考える。だからフランクール(=モンスター)の恐ろしい外見の下に持つ素晴らしい心を見ることができたのも、彼女が最初だった。そして彼が警察に追われているとき、助けて守ってあげるの」。なんだか意味深な言葉も…それはさておき、ルシールがまるでヴァネッサ本人のようにリアルなのは、そのはず、彼女は表情や動きをキャプチャーするグラフィックの段階から製作に関わっていた。ヴァネッサとルシールが似ているのは表情や動きだけではない。彼女もルシール同様、キャバレーで歌っているときが、「一番楽しい」と話す。「私は幸運にも様々な種類の会場で歌った経験があるけれど、キャバレーと劇場が一番好き。古いものが好きなの。木や彫刻、ベルベットね。キャバレーにはそれが全てある。客席が演者を囲んでいて、人間的な規模の会場なの。会場全体が自分を包み込むように感じる。そしてキャバレーには魂がある。とても多くのことが起こるのよ。ステージ上の経験、バックステージや楽屋や舞台袖での時間。私より前にそこにいた人たちのことを想像するのが楽しいわ。ショーガールたちや彼女たちの衣装とかね」。そんなヴァネッサの幼い頃の憧れは「ジーン・ケリーとフレッド・アステア」!「いまも私の憧れよ。ダンサーとしての才能、カリスマ性、演出技術を尊敬している。彼らを見ると圧倒されて、喜びと感動で涙が出てくる。彼らの影響で、私はいまの仕事をしているわ。マリリン・モンローも憧れだった。女性として。彼女の声、立ち居振る舞い、身体、強さ、弱さ、知性をね」。ヴァネッサが披露する美しい歌はもちろん、ロマンティックなパリを舞台に、優しいモンスターを巡って繰り広げられる心温まる物語は、大人も子ども一緒に楽しめる作品だ。ところで漫画や映画、本などの、何かのモンスターが怖かった頃はある?「幼い頃一番怖かったモンスターは、目に見えないモンスター。夜、部屋から出ると、廊下をずっとついてくるの。ずっと後ろにいるのよ。顔も体もないから特に印象的ではないけれど、暗闇の中の見えない存在ね――」。シネマカフェでは『モンスター・イン・パリ響け!僕らの歌声』を子連れで楽しめるママ&キッズ向けのイベント「cinemacafe.net baby cafe」を11月19日(月)に開催。現在参加者を受付中。「cinemacafe.net baby cafe」『モンスター・イン・パリ』12月5日(水)よりDVDレンタル開始※TSUTAYAでのみ発売日:2013年1月25日(金)価格:3,990円(税込)発売元:カルチュア・パブリッシャーズ販売元【セル】:アミューズソフト/【レンタル】:カルチュア・パブリッシャーズ© 2011 EUROPACORP - BIBO FILMS - FRANCE 3 CINEMA - WALKING THE DOG■関連作品:モンスター・イン・パリ響け!僕らの歌声© 2011 EUROPACORP – BIBO FILMS – FRANCE 3 CINEMA - WALKING THE DOG
2012年11月12日ジョニー・デップが、ヴァネッサ・パラディとの破局の原因とされたアンバー・ハードとまたヨリを戻したようだ。今年6月、14年間パートナーだったヴァネッサ・パラディと破局したジョニー。その影には主演作『ラム・ダイアリー』で共演したアンバー・ハードの存在があったと言われている。2人は5月にラスベガスで仲睦まじく過ごす様子を目撃され、アンバーはジョニーが新作『The Lone Ranger』(原題)を撮影中のロケ地も訪れていた。だが、ヴァネッサとの破局報道の過熱を受けて、アンバーはジョニーと距離を置くようになっていた。だが、ジョニーの方はアンバーを諦めきれず、9月中は毎日、手書きの詩を添えたバラの花束を贈り続けたという。その熱意にほだされ、アンバーはジョニーが所有するバハマ諸島のリトルホールズ・ポンドケイで一緒に短い休暇を過ごした。「アンバーとジョニーの相性はとても良いのですが、彼女も彼も長年の相手と別れたばかりだったので、シングルで過ごす時間も必要だと彼女は考えたのです」と関係者はイギリスの大衆紙「The Sun」に語った。バイセクシャルのアンバーはジョニーの破局報道後に同性の恋人と破局している。「ジョニーは夏の間中、彼女に会えず寂しがっていました。2人とも文学が好きですから、(詩を贈るという)彼のやり方は功を奏しましたね。数週間前にバハマでロマンティックな時間を過ごし、彼らはまたカップルになりました」。バハマから戻った後、アンバーは毎晩ロサンゼルスのジョニーの家で過ごしている。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:ラム・ダイアリー 2012年6月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 GK Films, LLC. All Rights Reserved.
2012年11月02日ブラッド・ピットが広告塔を務めたシャネルNo.5のビデオクリップが公開された。ブラッドは、同ブランドの新キャンペーンで初めてモデルに起用されており、ゴールドの香水ボトルのほかは白黒映像となっている同ビデオクリップで「旅ではない。なぜなら旅はいつか終わるものだから。でも私たちはこれからも進み続ける。世界の変遷と共に私たちも変わり続ける。道を失い、夢と消えることもあるけども、私がどこに向かおうと、運や宿命、幸せはついて来る。シャネルNo.5は永遠に」とナレーションを吹き込んでいる。今回のブラッドの起用は世界中の女性たちを喜ばせるだけでなく、同ブランドにとっても同フレグランスの宣伝に今まで男性を抜擢したことがないため、新しいスタイルを確立する企画となっていた。ブラッドの前には、オドレイ・トトゥやニコール・キッドマン、ヴァネッサ・パラディなどが同フレグランスの顔に起用されており、同ブランドの香水専門家ジョアンナ・ノーマンは今年初頭テレグラフに「私が知る限り、女性のフレグランスの宣伝に男性スターが起用されたことはありません。今回のブラッドの起用には、2つの要素があると思います。女性にとっては今までと違った視点を与えることになりますし、男性にとっては『これをプレゼントすれば彼女が喜ぶだろう』と考えるきっかけになりますからね。いまを代表するアイコニックなブラッドの起用によってクラシックで歴史ある香水を現代に浸透させるという、非常に素晴らしい例だと思います」と今回の展望を語っている。ブラッド・ピット版「シャネルNo.5」CM映像■関連作品:Killing Them Softly (原題)
2012年10月17日