ヴォーカーズは2月10日、女性をテーマにした調査レポートを発表するプロジェクト「働く女性のREAL」シリーズの第3弾として、9業界26社(一部組織を含む)を対象に実施した調査「男女による社員満足度の違い」の結果を発表した。同調査は、同社が運営する企業リサーチサイト「Vorkers」において、社員・元社員が投稿したピックアップ企業に対するレポート回答(全3977件)をまとめたもの。同プロジェクトでは、クチコミ情報だからこそ示すことができる、リアルな「女性の働く今」をクローズアップすること狙っている。自動車業界大手である日産自動車、トヨタ自動車、本田技研工業の3社においては、男性よりも女性の社員満足度がやや高い結果が出た。航空業界は、ANAとJALの社員満足度が男女それぞれ同率だった。通信キャリア大手3社は、KDDとソフトバンクモバイルがいずれも女性の社員満足度がやや高かったのに対し、NTTドコモは男性の社員満足度がやや高かった。官公庁は、外務省が女性の社員満足度が高く、厚生労働省は男女とも同率の社員満足度、国土交通省が男性の社員満足度が高いという結果が出た。
2015年02月12日ヴォーカーズ、追加企業を発表企業の評価を専門家や第3者が行うのではなく、その会社で働く「社員による会社評価」を行うヴォーカーズというサイトに、新しく東日本旅客鉄道株式会社、ヤフー株式会社、TOTO株式会社、プルデンシャル生命保険株式会社、東京海上日動火災保険株式会社など数十社が追加されました。主な調査の対象となっているのが『年収・待遇・福利厚生』、『組織体制・企業文化』、『入社後ギャップ』、『女性の働きやすさ』、『退社理由』、『経営者への提言』などで、1部の内容を除き有料会員にのみ公開されています。「待遇面の満足度」「評価の達成感」、「社員の士気」、「風通しの良さ」、「法令遵守意識」、「人材の長期育成」、「20代成長環境」、「チームワーク意識」は公開されており、サイトの右上にグラフ形式で表示されます。5点満点で評価され、グラフが小さいほど社員による評価が低いとされます。現在、大手企業を中心に国内最大規模の15万件以上の評価情報を集積しているとヴォーカーズは発表しています。
2010年10月26日