『ウルトラマンダイナ』(1997年)でアスカ・シン/ウルトラマンダイナを演じたつるの剛士が18日、自身のツイッターを更新。公開中の映画『シン・ウルトラマン』を鑑賞したことを明かした。チラシやムビチケの写真を添えながら、つるのは「ようやく息子と“超、人”に会ってきた」と報告。「特撮なのか、仮説なのか…現実なのか。とにかくずっとカラータイマーのあたりが熱くって。。」と“ウルトラマン”だからこその感想を語ると「ボクも人類の未来そして、ウルトラマンが大好きです。皆さんも是非映画館で!」と呼びかけていた。庵野秀明企画・脚本&樋口真嗣監督による『シン・ウルトラマン』は、公開初日(13日)から3日間の累計では動員64万人、興収9億9300万円を突破し、今年公開の邦画実写映画ではNo.1のスタートとなった。日本を代表するSF特撮ヒーロー『ウルトラマン』の世界観を、現代社会に置き換えて新たに映画化。主人公の【ウルトラマンになる男】神永新二を斎藤工が演じ、長澤まさみ、西島秀俊、有岡大貴、早見あかりらが共演している。
2022年05月18日いよいよ公開(5月13日)!『シン・ウルトラマン』5月13日についに公開となった映画『シン・ウルトラマン』。企画・脚本庵野秀明、監督樋口真嗣が、現代の日本を舞台に新たに世に送り出すウルトラマン。公開までに明かされている情報は限定されているが、「2人が手がけ大ヒットした『シン・ゴジラ』のごとく、現代社会に怪獣(作中では「禍威獣/カイジュウ」と呼称)やウルトラマンが現れたらという、リアリティを追求した作品になっています」と、ある映画ライター。「『シン・ゴジラ』はこれまであまりゴジラ映画を見ていない層も見て大ヒットしましたが、『シン・ウルトラマン』も、従来のウルトラマンシリーズの予備知識がなくても楽しめる作品。特撮ファンも、一度ウルトラマンの知識を忘れて見るとより衝撃を楽しめるのではとも言われます」(同)予告に姿を現した怪獣と宇宙人とはいえ、原典となったオリジナルのテレビ作品も知っておくほうがより深く「シン」の世界も楽しめるのではないだろうか。見る前に、または、見たあとに抑えておくことで、より『シン・ウルトラマン』を楽しめそうな作品を、特撮作品に詳しい芸能記者に全39話の中からピックアップしてもらった。『シン・ウルトラマン』の予告や特報にその姿を現した怪獣(禍威獣)と宇宙人(作中では「外星人」)は、ネロンガ、ガボラ、ザラブ、メフィラス。まずは透明怪獣ネロンガが登場するのが第3話「科特隊出撃せよ」。「かつて江戸時代に出現したものの、ある武士に封印されたものが、電気エネルギーをエサとすることにより巨大化して復活したという怪獣です。4足歩行型の正統派スタイルで、スマートなスタイルのウルトラマンと戦う姿も映え、人気も高い。撮影用のスーツは、東宝映画で使用された地底怪獣バラゴンを改造したもので、電気を吸収する前には透明な姿で肉眼で見えないことも特徴ですが、もしかしたら当時はできなかった透明状態を活かした描写が最新の技術で表現されているかもしれません」ウラン怪獣ガボラが登場するのが第9話「電光石火作戦」。「ファンは知っていると思いますが、ガボラはネロンガのスーツをさらに改造した、大きな襟巻き状のヒレが特徴の怪獣です。初代版での設定ではウランをエネルギー源としますが、電気のネロンガとともに、インフラ系がピンチになりそうな要素、さらにCGで表現するのにあえて共通のスーツを使用した2体をチョイスしたことに大きな意味が含まれているかもしれません」そして、地球以外の知的生命体として登場する凶悪宇宙人ザラブ(星人)が登場するのが第18話の「遊星から来た兄弟」。「その名前が“ブラザー”のアナグラムとなっていますが、自分たちよりも技術がまだ低い地球人を弟のような存在と親しみ深く近づいてくる。そのいっぽうで、ニセウルトラマンに化け街を破壊するなどし、ウルトラマンの信頼を失わせようとするなど、力でなく頭脳と戦略で攻めてくる宇宙人でした。今回、ニセウルトラマンまで登場するかどうかは分かりませんが、印象的な存在の宇宙人です」最後に、悪質宇宙人メフィラス(星人)が登場するのが第33話「禁じられた言葉」だ。「ザラブ星人の侵略法をさらに推し進めたというか、自ら選んだ地球人の子供に、『地球をあげます』と契約を迫ることで挑戦してくる宇宙人でした。先に登場したザラブ星人や、バルタン星人、ケムール人を手下のような存在として登場させることでその力をアピールもしました。ウルトラマンとも互角の勝負を繰り広げますが、その途中で『宇宙人どうしが戦っても仕方がない』と言い、停戦するなど紳士的な一面も見せました。『シン・ウルトラマン』ではその人間体として山本耕史が登場し、『メフィラス』と書かれた名刺を差し出す場面がありましたが、どのような心理戦を繰り出してくるのか、その戦略がどうリアルにアップデートされているのか、初代と比べてみると、ますます楽しめるはずです」『8日で死んだ怪獣の12日の物語』にも注目そして注目したいのが、本作のポスタービジュアルなどに記載された「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」というコピーだ。「これは初代ウルトラマン最終回『さらばウルトラマン』で、宇宙恐竜ゼットンに敗れ、故郷である光の国からその生命を助けるために現れたゾフィーの言葉です。ゾフィーはウルトラマンを甦らせようとしますが、ウルトラマンは人間体であるハヤタ隊員のほうを生き返らせてほしいと願います。そのときのゾフィーの驚き。その言葉が選ばれていることから、ゾフィーやゼットンは登場するのか、そしてこのようなやりとりが存在するのか、または全く別の形で交わされるやりとりなのか。その比較のためにもぜひ押さえてもらいたいですね」初代のウルトラマンで押さえておくとより楽しめそうなのはこれらだが、全く別の作品も、合わせて見るといいかもしれないと、前出の映画ライターは言う。「2020年に発表された、岩井俊二監督の『8日で死んだ怪獣の12日の物語』です。コロナ禍の真っ只中にリモート等を駆使して制作された作品で、コロナと戦ってくれるという怪獣を通販で購入し育てていくといったものなのですが、作中にはいわゆるスーツ等での怪獣はいっさい登場しません。監督は岩井俊二さんですが、主演が『シン・ウルトラマン』と同じく斎藤工で、斎藤工が育てる怪獣についての知識をいろいろたずねる相手が樋口監督という、『シン』つながりなのが、興味深いです。ふたりのやりとりを見ながら、『シン・ウルトラマン』撮影中の雰囲気を妄想したりするのも面白いのではないでしょうか」公開された後は、『シン・ゴジ』や『シン・エヴァ』のような新たな衝撃が目白押しであることは間違いないが、これらをサブテキスト的により深く「シン」の世界を楽しんでみたい。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2022年05月13日業界初!2大フォトスポット大盛況『シン・ウルトラマン祭』7/10まで東映太秦映画村は、5月13日(金)に映画『シン・ウルトラマン』が全国公開されることを記念し、7月10日(日)まで映画公開記念「シン・ウルトラマン祭」を開催中。GW期間中、業界初となった2大フォトスポットに人気が集まったのでお知らせします。①スマホで動画撮り、スペシウム光線体験スポット『シン・ウルトラマン』の原点となった『ウルトラマン』がテレビ放送されたのは1966年(-67年)。本年55周年のアニバーサリーを迎えました。その『ウルトラマン』に登場した、もう一方の主役ともいうべき怪獣の中で人気の高い、古代怪獣ゴモラにスペシウム光線を発射する体験コーナーを、ウルトラマンショップに設置しました。1億5000万年前の生き残りとして発見されたゴモラサウルスが大阪万博へ空輸中に麻酔が切れ暴れだし、大阪市内に潜伏後、再び大阪城前に出現したテレビドラマの名場面を再現。お客様はお手持ちのスマホで動画撮影ができます。フットペダルを踏むとウルトラマンの掛け声と共に、スペシウム光線を発射する効果音と撃破音が流れ、憧れだったウルトラマンの気分を体感いただけます②ウルトラマン&エヴァンゲリオン 2大ヒーロー夢のコラボ今回の『シン・ウルトラマン』コラボに際し、全高約15mの巨大立像など、かねてより映画村とさまざまな取り組みを行ってきた「エヴァンゲリオン」との夢のコラボが実現。この日本を代表する2大ヒーローの奇跡のツーショットが撮れるのはココだけと話題になっています。<来場者の声>「孫が知らないというので私が率先してチャレンジしてみました。」(兵庫県在住/60代男性)「父から薦められ幼少期から見ていたので、今日は楽しみにして彼女を連れてきました」(大阪在住/20代男性コラボメニューチーズケーキにココアパウダーでデザインした「ダダのティータイムセット」をはじめ、ウルトラマンや怪獣のフード、デザート、ドリンクを提供しています。ご注文の方には、1メニューご注文につき特典として「エヴァのウルトラマンごっご」コースターをランダムで1枚さし上げます(全5種)※特典なくなり次第配布終了いたします。ダダのティータイムセット ¥1,000(税込)ウルトラマンタイトルカレー¥1,000(税込)ゼットンの一兆度ライス ¥1,200(税込)怪獣総進撃デジタルスタンプラリー全48ポイント!バルタン星人、ゼットン…ウルトラマンと戦った怪獣たちを捕獲せよ!デジタルスタンプを集めた数に応じ計3種のオリジナルウルトラグッズをお渡しします。ウルトラマンに登場した48怪獣・宇宙人大集合グッズが手に入る!【景品】スタンプを集めれば集めるほど景品が増えます。(A賞) 48個 ウルトラマン怪獣総進撃B2ポスター(B賞) 32個 ウルトラマン 怪獣総進撃ステッカー(C賞) 16個 シン・ウルトラマンステッカー登場怪獣一覧(C賞) シン・ウルトラマンステッカースタンプラリーイメージ・ラリーキット発売場所:映画村スタジオマーケット内ウルトラマンショップ、嵐電嵐山駅・四条大宮駅・帷子ノ辻駅・北野白梅町駅・ラリー参加料金:1,000円 (スマホ通信料は各自負担となります)・ラリースポット:映画村、嵐電 四条大宮駅・嵐山駅・帷子ノ辻駅ビル2階「映菓座」、京都市営地下鉄 太秦天神川・二条・京都市役所前・景品お渡し場所:映画村スタジオマーケット内ウルトラマンショップ、嵐電 帷子ノ辻駅ビル2階「映菓座」 ※アプリ内のコンプリート画面とラリーキットをご提示ください【iOS】 (COCOAR2)【Android】 ●権利表記●画像をご使用の際は以下の著作権表記の付記をお願いします。ゴモラ像、スタンプラリー48怪獣、コラボメニュー画像:©円谷プロ『シン』2大ヒーローフォトスポット画像:©2022「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ ©カラー『シン・ウルトラマン』関連画像:©2022「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ<イベント名>映画公開記念シン・ウルトラマン祭~怪獣総進撃デジタルスタンプラリー~<開催日程>2022年7月10日(日)まで<開催場所>東映太秦映画村、嵐電嵐山駅他嵐電主要駅、京都市営地下鉄主要駅<公式HP> <公式Twitter>映画村アカウントにて情報発信@kachinta映画『シン・ウルトラマン』について企画・脚本 庵野秀明×監督 樋口真嗣斎藤工 長澤まさみ 有岡大貴 早見あかり 田中哲司 西島秀俊 ほか、超豪華キャストで日本が生んだ世界的キャラクター“ウルトラマン”を描く。【2022年5月13日(金)公開】公式サイト ©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月12日俳優の斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊、監督の樋口真嗣が、都内で行われた『シン・ウルトラマン』の完成報告会に登壇した。誕生から55周年記念作品『シン・ウルトラマン』は、次々と巨大不明生物「禍威獣(カイジュウ)」が現れて、その存在が日常となった日本が舞台。政府は対策のスペシャリストを集結させ「禍特対」を結成し、彼らが任務に当たる中、大気圏外から突如、“銀色の巨人”が現れるというストーリー。庵野秀明氏(企画・脚本)、樋口真嗣氏(監督)のタッグで実写映画化される。作品は3年前に撮り終わり、当初は昨年夏に公開予定として進められていたが、コロナ禍で制作スケジュールに遅れが生じた。多くのファンに待ち望まれていた作品の公開に、主演の斎藤は「去年でも来年でもない、今年公開する意味のある作品になっていると思います」と感慨深げ。ネタバレにならないよう配慮しつつ、「円谷プロの“観る人を驚かせたい”という信念がしっかり受け継がれています。いろいろあったけれど、“いま”贈るべきだなと強く感じます。必然やめぐり合わせというのもあるのかなと」と明かしていた。
2022年05月02日赤城乳業の「ガリガリ君」と映画『シン・ウルトラマン』がコラボレーションした新作アイスキャンディー「シン・ガリガリ君ウルトラチョコミント」が登場。2022年5月3日(火)より数量限定で全国発売される。「ガリガリ君」史上初の“板チョコ”入りウルトラチョコミント味5月13日(金)に公開となる、庵野秀明の映画『シン・ウルトラマン』とのコラボレーション「シン・ガリガリ君ウルトラチョコミント」は、チョコチップ入りのミントかき氷を、ミントアイスで包み込んだアイスキャンディー。アイスの先端には「ガリガリ君」史上初となる“板チョコ”を入れており、従来の「ガリガリ君リッチチョコミント」と比較するとチョコ量が300%に。チョコの“圧倒的”な存在感と、爽やかなミント風味を堪能することができる。映画『シン・ウルトラマン』コラボパッケージ&スティックパッケージも、映画『シン・ウルトラマン』とのコラボレーションならでは。ウルトラマンを配したコラボレーションパッケージ3種を展開する。アイスのスティックは、通常の無地スティックに、劇中アイテム、ウルトラマン、ガリガリ君などをデザインしたオリジナルスティック5種を加えた計6種類。オリジナルスティックはランダムに入っており、「シン・ガリガリ君ウルトラチョコミント」だけの数量限定レアアイテムとなっている。【詳細】「シン・ガリガリ君ウルトラチョコミント」発売日:2022年5月3日(火)~数量限定発売エリア:全国希望小売価格:151円■タンブラーのプレゼントキャンペーン応募期間:5月3日(火)~9月30日(金)応募締切:【第1回抽選分】7月31日(日)、【第2回抽選分】9月30日(金)※各回とも当日消印有効対象商品:「シン・ガリガリ君ウルトラチョコミント」映画『シン・ウルトラマン』キャンペーンパッケージ応募方法:はがき(HPダウンロードはがきや市販のはがき他)に、応募券(1枚)をセロハンテープで貼り、必要事項を記入の上、所定の郵便料金の切手を貼って応募。応募券はキャンペーンパッケージの裏面にある。当選人数:合計1,000名賞品:オリジナルデザインのタンブラー※応募時に希望賞品カラーの記号を明記。
2022年04月29日庵野秀明が参加する4作品によるコラボレーションプロジェクト「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」が始動。庵野秀明『シン・』4作品による夢のコラボプロジェクト全てのはじまりとなる2016年の『シン・ゴジラ』(脚本・総監督)、続く2021年の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(企画・原作・脚本・総監督)、そして2022年5月13日公開予定の『シン・ウルトラマン』(企画・脚本)と、2023年3月公開予定の『シン・仮面ライダー』(脚本・監督)。東宝・カラー・円谷プロダクション・東映の4社が会社の垣根を超えて立ち上げた「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」は、稀代のクリエイター・庵野秀明による『シン・』を冠した4作品による夢のコラボレーションプロジェクトだ。プロジェクトの始動とともにお披露目となったのは、庵野との関係性も深いアニメーション監督・前田真宏によるメインビジュアルと、前田と共に『シン・仮面ライダー』にも参加しているメカニック・キャラクターデザイナーの出渕裕によるエンブレム。イベントや商品化など、多岐に渡る企画の詳細は逐次発表していくという。『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』©︎TTITk『シン・ゴジラ』©︎TOHO CO., LTD.『シン・エヴァンゲリオン劇場版』©︎カラー『シン・ウルトラマン』©︎2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©︎円谷プロ『シン・仮面ライダー』©︎石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2022年02月17日『シン・ゴジラ』、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、『シン・ウルトラマン』、『シン・仮面ライダー』の4作品がコラボレーションするプロジェクト『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』の始動が発表された。これは日本を代表するクリエイター・庵野秀明が参加する『シン・』を冠とした作品、という繋がりから東宝・カラー・円谷プロダクション・東映の4社が会社の垣根を超え、立ち上げたプロジェクト。ゴジラ、エヴァンゲリオン、ウルトラマン、仮面ライダーという日本を代表する“ヒーロー”4作品による夢のコラボレーションが実現する。庵野が関わる『シン』作品としては、2016年の『シン・ゴジラ』(脚本・総監督)を皮切りに、2021年に『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(企画・原作・脚本・総監督)が公開され、2022年5月13日に『シン・ウルトラマン』(企画・脚本)、2023年3月に『シン・仮面ライダー』(脚本・監督)の公開が控えている。この度、本プロジェクトのメインビジュアル・エンブレムが完成。メインビジュアルを『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の監督を務め、『シン・仮面ライダー』のデザインを担当している前田真宏、エンブレムを同じく『シン・仮面ライダー』のデザインを担当している出渕裕が手がけた。各シリーズへの関わりが深い2人が、この大型プロジェクトの船出を彩った。今後、コラボイベントやコラボ商品など多岐にわたる展開をみせる予定の『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』。詳細は、公式HPにて逐次発表される。各作品の公開とともに目が離せないプロジェクトとなりそうだ。『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』プロジェクト公式サイト: sjhu.jp()『シン・ウルトラマン』2022年5月13日(金)公開出演:斎藤工長澤まさみ有岡大貴早見あかり田中哲司 / 西島秀俊メインスタッフ:企画・脚本:庵野秀明監督:樋口真嗣音楽:鷺巣詩郎『シン・仮面ライダー』2023年3月公開出演:池松壮亮浜辺美波柄本佑メインスタッフ:原作:石ノ森章太郎脚本・監督:庵野秀明デザイン:山下いくと、前田真宏、出渕裕『庵野秀明展庵野秀明をつくったもの庵野秀明がつくったものそして、これからつくるもの』2月14日(月)〜4月3日(日):大分県立美術館4月16日(土)〜6月19日(日):あべのハルカス美術館
2022年02月14日『シン・ゴジラ』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』の4作品がコラボレーションする奇跡のプロジェクト『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』が始動することが分かった。これは、東宝・カラー・円谷プロダクション・東映の4社が立ち上げたプロジェクト。稀代のクリエイター・庵野秀明氏が参加する『シン・』を冠とした作品という繋がりから、会社の垣根を超え、日本を代表する“ヒーロー”4作品による夢のコラボレーションが実現する。2016年に社会現象化した『シン・ゴジラ』(脚本・総監督)を皮切りに、2021年に公開され最終興行収入102.8億円、観客動員673万人を記録した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(企画・原作・脚本・総監督)、待機作として2022年5月13日に『シン・ウルトラマン』(企画・脚本)、2023年3月に『シン・仮面ライダー』(脚本・監督)が公開を控えている。まずは、メインビジュアル・エンブレムが完成。ビジュアルを手掛けたのは前田真宏、エンブレムは出渕裕と、各シリーズへの関わりが深い2人がこの大型プロジェクトの船出を担当。今後の施策についてはイベント・商品化など多岐にわたる内容を計画中という。『シン・ゴジラ』はAmazon Prime Video、Netflixほか各配信サービスにて配信中。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はAmazon Prime Videoにて見放題独占配信中。『シン・ウルトラマン』は5月13日(金)より全国にて公開。『シン・仮面ライダー』は2023年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シン・ゴジラ 2016年7月29日より全国東宝系にて公開© 2016 TOHO CO.,LTD.シン・エヴァンゲリオン劇場版 2021年公開予定シン・ウルトラマン 2022年5月13日より全国東宝系にて公開Ⓒ2021「シン・ウルトラマン」製作委員会シン・仮面ライダー 2023年3月、全国にて公開予定(c)石森プロ・東映
2022年02月14日神戸の洋菓子店「ファクトリーシン」の新作スイーツが、ファクトリーシン三宮本店限定で販売される。濃厚キャラメル×梨コンポートの数量限定ソフトファクトリーシン本店にて数量限定で登場するのは、濃厚キャラメルソースと梨のコンポートの上品なハーモニーを楽しめる贅沢ソフトクリーム。表面には細かく砕いたナッツを散らし、なめらかなソフトクリームに食感のアクセントをプラスした。“フランボワーズ”や“モヒート”味もそのほか、フランボワーズのフルーツソース、フランボワーズのマカロンを飾った甘酸っぱいソフトクリームや、モヒートミントのフレーバーシロップで大人の味わいに仕上げた爽やかな後味のソフトクリームも用意する。なお、全てテイクアウト可能。【詳細】ファクトリーシン 新作メニュー「キャラメル・ポワール」550円 ※数量限定発売日:2021年12月2日(木)販売店舗:ファクトリーシン三宮本店住所:神戸市中央区小野柄通6-1-9 富士ビル1F営業時間:10:00~20:00 ※カフェラストオーダーは19:30TEL:078-272-6111※ソフトクリーム(フランボワーズ、モヒート)は2021年10月より販売中、各550円
2021年12月17日調整中となっていた樋口真嗣監督作『シン・ウルトラマン』の公開日が、来年5月13日(金)に決定した。『シン・ゴジラ』を大ヒットに導いた企画・脚本:庵野秀明、監督:樋口真嗣が再びタッグを組んだ本作。斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊、「Hey! Say! JUMP」有岡大貴、田中哲司、山本耕史らの出演が明らかになっている。また今回、光線を放つ新たな特報映像も公開された。『シン・ウルトラマン』特報2『シン・ウルトラマン』は2022年5月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・ウルトラマン 2022年5月13日より全国東宝系にて公開Ⓒ2021「シン・ウルトラマン」製作委員会
2021年12月14日庵野秀明が脚本・監督を務める映画『シン・仮面ライダー』に池松壮亮と浜辺美波が出演することが分かった。先ほど行われた「シン・仮面ライダー対庵野秀明展」合同記者会見にて発表された。会見には、庵野監督をはじめ、池松さんと浜辺さんが出席。本郷猛/仮面ライダー役に決定した池松さんは、今回会場に松葉杖で登場し、まず、アクション練習で負傷したが、撮影には支障はないとその理由を報告。本作の脚本を読んだ感想については、ネタバレに気を遣いながらも「とても興奮しています。とてもタイムリーな内容になると思います。なによりカッコいいです」とコメント。緑川ルリ子役に決定した浜辺さんも「第1幕から第4幕に分かれていることに驚きました。シリーズを観ていらっしゃる方が疑問に思っていたりとか、そう言えば確かにここどういうことだったんだろうと思っていた理由だったり成り行きが全部書かれているので、『なるほど』と納得しました」と本作について明かした。なお会場では、プロモーション映像が2本公開された。「プロモーション映像 A」は、「仮面ライダー」(’71)第1話のオープニングを基に、『シン・仮面ライダー』版として撮影・製作。「プロモーション映像 B」は、「仮面ライダー」(’71)のオープニングを基に、『シン・仮面ライダー』版として新たな表現にて、撮影・製作された。『シン・仮面ライダー』プロモーション映像 A『シン・仮面ライダー』プロモーション映像 B『シン・仮面ライダー』は2023年3月公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月、全国にて公開予定(c)石森プロ・東映
2021年09月30日国の重要文化財〈一条恵観山荘〉では、客人をもてなすための山荘と庭を眺めながら、抹茶とお菓子をいただける。そこで今回は〈一条恵観山荘〉をご紹介します。Hanako特別編集『私が知りたいお茶のこと、すべて。』よりお届けします。鎌倉駅から若宮大路を抜け、坂を上って行くと、報国寺や浄妙寺などが立ち並ぶ、静かで厳かな一帯がある。その一角に立つ〈一条恵観山荘〉は、建築当時の朝廷文化を伝える貴重な遺構として、国の重要文化財に指定されている。移築後、現在は一般財団法人一条恵観山荘が管理。山荘とお庭を案内してもらった。鎌倉には歴史ある寺院が数多い中、人が実際に暮らした建物を見る機会はそう多くない。〈一条恵観山荘〉は、370年以上前の京都で、公卿・一条恵観が生きた山荘だ。公家の中でも最高位にあたる「公卿」であった恵観は、関白や摂政など高官の立場で朝廷を支えた。第一線を退き始めた40歳の頃、別荘地を造営。自然や文化を愛した恵観が自ら設計した山荘には、恵観と客人がゆったりと過ごすための意匠が凝らされている。山荘は茅葺(かやぶき)屋根と土壁で造られ、外観は一見すると田舎の民家のように素朴。だが、一歩中に入れば全く印象が変わるだろう。移築の際に新築された建物には、茶室が。お茶が飲める〈かふぇ楊梅亭(やまももてい)〉。山荘の中で最も格式の高い部屋の引き手には、宮中を意味する「月」の文字が使われている。次の間には「の」の文字があり、和歌の始まりを思わせる。内部には中央の部屋を取り囲むように10の部屋があり、障子や板戸などの建具で仕切られている。この造りは、寝殿造や書院造、数寄屋造など、さまざまな建築法を織り交ぜた恵観独自のアイデアだ。さらに、それぞれの部屋の天井や戸の引き手まで、細かくデザインが分けられている。建具を開け放つと、山荘の奥にいても庭園の緑を楽しむことができる。庭園は京都にあった当時の姿を再現。鎌倉の気候では繁殖しづらい苔を丁寧に生やし、移築とともに運んできた飛び石を配置した。低く整えられた熊笹、生垣なども見事だ。開園から4年が経ち、いま人気なのは紫陽花や紅葉など季節の植物で美しく彩った「花手水」。自然を味わう工夫だ。〈かふぇ楊梅亭〉は施設内の滑川沿いに立っている。植物を愛で、風を感じながら抹茶と季節の生菓子1,100円を楽しめる、爽やかでゆったりとした時間だ。近ごろは季節の花を浮かべた水盤「花手水」、新たに整備された「臨川(りんせん)の森」「さえずりの滝」も人気を集めているという。兄の後水尾(ごみずのお)天皇を招くこともあった恵観のもてなしの心は今に伝わり、見学者を楽しませてくれていた。敷地内にはカフェがあり、この空間で飲む抹茶は格別のおいしさだ。恵観が過ごした時代に思いをめぐらせに、訪ねてみたい。〈一条恵観山荘(いちじょうえかんさんそう)〉山荘建物見学に参加すると解説付きで山荘内見学可(毎月指定日開催、先着順)。庭園は常時見学可。入園料500円、山荘建物見学1,000円(入園料別)。神奈川県鎌倉市浄明寺5-1-100467-53-790010:00~16:00(最終入園15:30 )休みはHP参照(Hanako特別編集『私が知りたいお茶のこと、すべて。』掲載/photo : MEGUMI text : Kahoko Nishimura)
2021年07月20日血縁や社会的役割を超えた関係性“シン家族もの”。ライターの小川知子さんがナビゲートします。従来の家族制度に縛られない、“ゆるやかな結合”近年、家族という概念を揺るがす関係性を描いたエンタメ作品が増えていると、小川知子さんは語る。「安らげる関係であるはずだった家族が、夫婦だから、親だからといった固定観念によって息苦しさが生まれ、関係が行き詰まってしまった事例が、現実に多く存在します。しかし、与えられた社会的役割を一度解放してみたら、うまくいく場合も。また、戸籍上他人であっても血縁でなくても、支え合う自立した個々同士が、ゆるやかな形で集まった共同体を家族として捉えるという流れもあります。そんな既存の制約にとらわれず、多様な家族のあり方を描いた作品に、長い人生を自分らしく生きていくためのヒントがあるはず」元夫たちとの距離感が絶妙。バツ3女性の日常を描く。ドラマ:『大豆田とわ子と三人の元夫』3度の離婚歴があるヒロインを中心に、さまざまな結びつきを示した、今年の傑作。「結婚も離婚もハッピーエンドに関与していない。自分で選んだからこそ、その先に見えてくる景色もある。常識や契約に縛られない関係性のあり方が描かれています」。DVD‐BOX 2万5740円 11/5発売発売元:カンテレ販売元:TCエンタテインメント©2021カンテレ支え合って生きていく、女性ふたりの共同生活。エッセイ:『女ふたり、暮らしています。』シングルでも結婚でもない、女性ふたりと猫4匹の暮らしを描いた韓国のエッセイ。「性格は違っても、自立していて、気も合うから、一緒に暮らすことで自由と心強さを手にできた。まさに理想の生活と関係性」。キム・ハナ、ファン・ソヌ著CCCメディアハウス1650円ワンオペ女性が大黒柱妻に。社会のあり方を問い直す。漫画:『大黒柱妻の日常 共働きワンオペ妻が、夫と役割交替してみたら?』夫と役割交替をし、妻が大黒柱として働いてみたら、昭和のお父さんに!?「社会構造が役割を作っていて、我々もそれに結構とらわれている気がします。双方の立場を知る上で、役割を交替することの重要性を感じた」。田房永子著エムディエヌコーポレーション1320円実父が出演し、話題に!実体験を基にした家族の話。舞台:ゆうめい『姿』脚本・演出を手掛ける池田亮さんの体験と、親族への取材に基づいて描かれた2019年の舞台で、今年5月に再演。「壊れかけた家族でも、足りなかったものを後から埋めていくことで、また新たな家族のカタチを作ることができると思える作品」。次回作『娘』は12月に公演予定。小川知子さん映画宣伝・配給会社、『ecocolo』編集部を経て、フリーに。現在は『GINZA』『花椿』などで執筆。※『anan』2021年7月21日号より。(by anan編集部)
2021年07月18日2021年6月23日、上野動物園で暮らすジャイアントパンダの『シンシン』が、2頭の赤ちゃんパンダを出産したことが分かりました。上野動物園で赤ちゃんパンダが誕生するのは、シンシンが2017年に産み、動物園で人気を集めている『シャンシャン』以来で、双子の誕生は初めてだといいます。ジャイアントパンダ「シンシン」が2頭の子を出産しました! — 上野動物園[公式] (@UenoZooGardens) June 22, 2021 産経ニュースでは、シンシンの出産までの状況についてこのように伝えています。シンシンは今年3月、「リーリー」(雄、15歳)との間で4年ぶりとなる交尾行動が確認された。その後、5月23日ごろから休息時間が増加し、竹を食べる量が減少するなど妊娠時の兆候がみられ始めた。上野動物園は6月4日に一般公開を中止して出産に備えていた。産経ニュースーより引用同月23日1時3分、1頭目の出産を飼育職員が確認。2時32分には2頭目の出産が確認され、シンシンは赤ちゃんパンダを抱き、母子ともに元気な様子を見せたそうです。2頭の赤ちゃんパンダの性別に関しては同月23日現在、不明とのこと。ネット上では、この嬉しいニュースに喜びの声が寄せられています。・本当におめでとうございます!シャンシャンもこれでお姉さんになったね!・今年で1番嬉しいニュース…!シンシンもスタッフの人たちも、本当にお疲れ様でした!・暗いニュースばかりで落ち込んでいたけど、本当に元気をもらえた。無事に育ってほしいな。赤ちゃんパンダ誕生の知らせは、多くの人の心を照らしたようです。シンシンが2012年に出産した、オスの赤ちゃんは生後まもなく肺炎で亡くなるなど、赤ちゃんパンダが元気に成長していくことは簡単なことではありません。そんな苦難を乗り越え、今回無事に双子を出産したシンシン。赤ちゃんパンダがいつの日か、私たちに姿を見せてくれる日まで温かく見守っていたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年06月23日「新世紀エヴァンゲリオン」の『新劇場版』シリーズ最新作にして完結編となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、緊急事態宣言発令中の地域では上映劇場が休業中ながら累計興行収入82.8億円を達成。庵野秀明が同じく脚本・総監督をつとめた『シン・ゴジラ』を超えたことが分かった。本作は、3月8日の公開初日からの59日間累計で興行収入82億8229万8700円、観客動員数542万3475人を記録。『シン・ゴジラ』(2016年公開)の最終興行収入82.5億円を超え、庵野総監督の作品の中で最高記録を更新した。また、興行収入・観客動員ともに『エヴァンゲリオン』シリーズ最高記録も更新中となっている。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シン・エヴァンゲリオン劇場版 2021年公開予定
2021年05月06日2021年3月8日に公開されたアニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』。1995〜1996年に放送されたテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を再構築した、映画シリーズの最新作であり、完結編となっています。サンケイスポーツによると、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』は公開初日に、興行収入が8億円を突破。テレビアニメ版は、多くの伏線が回収されないまま本編が終了したとあって、多くのファンから注目を集めているようです。上映前の雰囲気が…?玉倉かひな(@suo714)さんも、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を見に行った1人。映画が上映される前に感じたことを漫画に描き、Twitterに投稿しました。シンエヴァ上映前の雰囲気こんなだった(ネタバレなし)。 pic.twitter.com/2gv9Tlio28 — 玉倉かひな (@suo714) March 10, 2021 上映前の館内にただよう、異様な空気を感じ取った玉倉さん。「完結した」とはいい難いテレビアニメの放送が20年以上も前とあって、映画館に来た人はみんな、並々ならぬ思いで座席に座っていたのでしょう。どのように完結するのかという、人々の期待や緊張感がひしひしと伝わってきます…!投稿には8万件以上の『いいね』と、「まさにこんな雰囲気」「また見に行きたくなった」「確かにほかの映画とは違う空間だったなあ」など、共感のコメントが相次ぎました。映画を見終わった人たちがどんな表情で館内を後にしたのか、気になりますね![文・構成/grape編集部]
2021年03月15日『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(以下『シン・エヴァ』)が3月8日、ついに公開される。『エヴァンゲリオン』がついに完結を迎えるのだ。待ちに待たされたファンにとって「こんなにうれしいことはない」(←『ガンダム』のせりふで祝う)。丸の内TOEI(公開前)テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(以下『エヴァ』またはテレビ版/全26話)が放送されたのは今から26年前(1995年10月4日〜1996年3月27日)のこと。水曜の18時半からテレビ東京系で放送され、平均視聴率が7.1%と平凡な数字だったため、見ていたのはアニメファンだけと思われていたが、放送終了前に開始されたビデオレンタルや、深夜帯の再放送を通じて『エヴァ』の人気は口コミで広がっていく。旧劇場版と呼ばれる最初の映画『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』(1997年3月15日公開/詳細は後述)の前売り開始時に、限定2万枚のテレホンカード付き前売り券を購入しようと映画館に群衆が押し寄せたことでメディアが報道、ブームが一気に可視化された。放送終了後の『エヴァ』の影響力は凄まじく、社会現象と呼ばれるまでの大ヒット作に化けていくことに。その影響は国内外、アニメ作品にとどまらず、映画やドラマ、あらゆる映像作品に多大な影響を与え続けてきた。1995年といえば、1月に阪神・淡路大震災が、3月にオウム真理教による地下鉄サリン事件が発生し、バブル経済の崩壊後もその余韻がまだ残っていた日本社会に大きな衝撃を与えた年だった。また、Windows 95の発売が引き金となり「インターネット元年」と呼ばれた年でもある。そんな時代の変換点に『エヴァ』は私たちの前に現れた。当時、『エヴァ』は私たちに大きな興奮と熱狂をもたらした。その魅力は語り尽くせいないが、ミリタリー、SF描写、特撮的なアニメ表現はもちろん、考え抜かれた脚本、その言葉の選択には毎回、感心させられた。テレビ版の終盤で登場するカヲルくんが実は第1話からのオープニングに隠れていると知って驚いた。包帯を巻いたヒロイン(綾波レイ)にも萌えたファンも少なくない。魅力的かつ洗練されたキャラクター、斬新なメカニックデザイン、伏線をちりばめたストーリー設定、作り込まれた細部への計算……最終2話を迎えるまでは私たちのワクワク感は高まる一方だった。ところが、あの最終2話、斬新すぎる第25話と第26話によって、私たちの補完できない大きなモヤモヤ(心の闇)が生まれてしまった。テレビ版の最終回では物語としての結末は描かれなかった。最終2話は物語形式ではなく、アニメ表現論(線画・絵コンテ・脚本・学園ものなど)やセミナーのような映像で構成された主人公・シンジの心理描写だけがなされる奇抜なものだった。当時のファンの困惑は相当なもので、ネット(当時はチャットや電子掲示板)は炎上し、物議を呼んだ。書き込みは作品への悪口雑言(あっこうぞうごん)であふれ、庵野監督への殺害予告が書き込まれるほどだったという。それでも次々発売される映像ソフト(当時の主流はVHSビデオとレーザーディスク)は売れ続けた。■違和感と不快感で満ちた「旧劇場版」そして、旧劇場版の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』(前出/以下『シト新生』)ともう1本、完全新作の劇場版の製作が発表(1996年11月1日)される。当初、『シト新生』は、総集編の『DEATH』編と、第25話と第26話を完全新作する『REBIRTH』編で公開される予定だったが、公開1か月前(1997年2月14日)に緊急記者会が開かれ庵野監督が謝罪、製作が間に合わず、25話の途中までの上映になること、夏に改めて完全版の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』を公開することが発表される。前売り券は『Air/まごころを、君に』でも使えるという措置がとられた。これらの影響もあり、後に庵野監督が『進撃の巨人』そっくりの内容だったと語った、もう1本の完全新作の劇場版は、幻の作品となってしまう。『シト新生』は、最高にかっこいい貞本義行のイラストポスターとは大違いの、満たされないモヤモヤが増すだけの映画だった。ファンは夏まで待たされたうえ、『シト新生』を見た人々は、再び映画館に足を運び、すでに見た映像が約28分もある映画を見るハメに。そして1997年7月19日、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』が公開。やっと完全な結末が見られると思っていたファンの期待は、またしても見事に裏切られる。テレビ版の最終回は、葛藤から開放され、仲間に祝福されるシンジの笑顔で終わる。「おめでとう」そして「ありがとう」という、あまりに有名なシーン。なのに映画は、最後にアスカが吐き捨てるセリフと同じ「気持ち悪い」ものになっていた。旧劇場版は違和感と不快感で満ちていた。そこには、もう私たちが歓喜したSFロボットアニメ、サービスにあふれた至高のエンターテイメント作品の『エヴァンゲリオン』は存在しなかった。キャラクターたちは、テレビ版でのアニメらしい生き生きとした表情とは明らかに違い、どこか生気のない異質な感じの絵柄へと変貌していた。シンジはエヴァに乗ることを拒み続け、やっと乗っても何もしない、戦うそぶりも見せないのだ。不快な表現とグロテスクな描写ばかりが続き、救いのないまま物語は終わってしまう。そして、庵野監督は本作の中でファンに向けて「現実へ帰れ」とメッセージを送った。それは、あたかもテレビ版の最終回を見てネット上に暴言をまき散らした者たちへの答え、“復讐(ふくしゅう)”のようにも思えた。『エヴァ』には、『ウルトラマン』や『ガンダム』、その他にも『謎の円盤UFO』『マジンガーZ』『デビルマン』『犬神家の一族』など、多くのアニメや特撮、映像作品のイメージやテクニックに対する庵野監督の愛、オマージュが見て取れる。そうやって苦労して作り上げ、年齢・性別・国を越えて多くの人々を魅了した『エヴァ』を、庵野監督がなぜ、まったく違うテイストの映画へと変貌させたのかは、今考えても理解しがたく、ただただ残念で仕方ない。“まごごろ”の意味もわからず、私たちのエヴァ体験は補完できないまま終わったのだと思った。■物語の考察・解説がネットに乱立だが、14年の歳月を経て『エヴァ』は、全編完全新作の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ(全4部作)として再生された(第1作『序』=2007年9月1日公開、第2作『破』=2009年6月27日公開、第3作『Q』=2012年11月17日公開)かつてのテレビアニメの劇場版といえば、『ガンダム』に代表されるようなテレビ版の再編集に、場面のつながりをスムーズにするための数少ない新作カットを追加した、映画なのにテレビサイズのままという低予算感が漂う劇場版がお決まりだった。(庵野監督もファンを公言する『ガンダム』が、リアルロボットアニメという、まったく新しいジャンルを確立させた傑作であることに、もちろん異論はない)放送当時、アナログのテレビサイズのセル画アニメだった作品を、新劇場版では全編劇場用サイズで作り直したのだ。時代とともに進化を遂げたデジタル技術を駆使し、3DCGをふんだんに取り入れた映画ならではの緻密な描写にあふれた作品へと生まれ変わらせた。その物語も、ただの再編集版ではなかった。特に第3作、新劇場版『Q』でシンジが目覚めた世界は、前作の新劇場版『破』から14年後、かつてのネルフの仲間たちは反ネルフ組織・ヴィレとなり、初号機をエネルギー源とするヴィレの戦艦ヴンダーに乗り、葛城ミサトが艦長という、まったく新しい物語に突入していく。「14年後」という数字は、旧劇場版から新劇場版『Q』までの期間だといわれ、新劇場版がテレビ版、旧劇場版、すべての物語をつなぐ設定になっていると、ファンの間では確実視されている。そして2021年3月8日、いよいよ14年をかけた新劇場版が完結する。『シン・エヴァ』の予告編が公開されるや否や、物語の考察・解説がネットに乱立している。「Qとその続きは劇中劇」「初号機VS13号機には、それぞれ誰が乗っているのか」「ロンギヌスの槍VSカシウスの槍とは」「シンジVSゲンドウ、親子の対決」「シンジの目が紫になった意味は」……と、ファンは今もあの日と変わらず『エヴァ』に夢中のようだ。私たちが補完できなかった物語の真の結末が描かれるのか。あの日のエヴァ体験は補完できるのか。確認しなければならないシーンがめじろ押しの『シン・エヴァ』だが、映画を見終わったら今度こそ、心から「ありがとう」そして「おめでとう」と拍手がしたい。“幸や不幸はもういい”(←業田良家著『自虐の詩』より)、まずは、最後の『エヴァンゲリオン』を見届け、上映時間2時間35分を大いに楽しもうではないか。文/春原恵◎1966年生まれ。漫画編集、週刊誌編集を経て現在はフリーの編集・ライター
2021年03月07日アニメーション映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開日再延期が決定した。1月23日(土)に公開を予定していたシリーズ最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。当初、昨年6月27日に公開される予定だったが、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)拡大による国内外の未曾有の事態を受け、4月に公開延期を発表。そして秋には、特報映像と共に新たな公開日(1月23日)を発表していた。しかし先日、再び緊急事態宣言が発令、そして追加発令もされ、各映画館も時短営業を実施している。そんな中、今回発表された再延期。「この度、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の状況、並びに日本政府による緊急事態宣言の発出という事態を重く受け止め、慎重に検討を重ねて参りました。その結果、感染拡大の収束が最優先であると判断し、2021年1月23日(土)に向け進んでおりました、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開を自粛し、再延期を決定いたしました」と文書で経緯を説明。また、「新たな公開日は皆様が安心して本作をお楽しみいただける時期を、慎重に検討中」とし、決定次第、公式サイトや公式SNSにて発表されることになる。なお、すでにムビチケカードを購入した方へ、「延期した後の公開でもご使用いただけますので大切に保管ください」という呼びかけも。公開延期に伴い、映画の音楽集CDとして2月10日(水)にリリース予定だった「Shiro SAGISU Music from “SHIN EVANGELION”」もリリース延期となる。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は2021年公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・エヴァンゲリオン劇場版 2021年公開予定
2021年01月14日企画・脚本を庵野秀明、監督を樋口真嗣という、『シン・ゴジラ』のタッグによって映画化される『シン・ウルトラマン』。この度、有岡大貴、早見あかり、田中哲司らが追加キャストとして発表され、コメントが公開された。1966年の放送開始以来、海外でも100を超える地域で放送され、今なお根強い人気を誇る、日本を代表するヒーロー“ウルトラマン”。『シン・ゴジラ』のタッグが映画化する本作で、斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊らが、さまざまな脅威に立ち向かうメンバーという役どころとして出演することが発表されていた。今回追加キャストとして発表された3人も、同じメンバーの一員を演じる。Hey!Say!JUMPのメンバーのひとりで、興行収入93億円を記録した映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』での好演が記憶に新しい有岡、ドラマ『ラーメン大好き小泉さん』や、映画『百瀬、こっちを向いて』など数々の作品でその独特の存在感を放つ早見、そして舞台、テレビドラマ、映画とあらゆるジャンルで活躍する田中。彼らはどんな活躍を見せるのだろうか。有岡は、斎藤、長澤、西島とは初共演。庵野、樋口作品への出演も、今作が初となる。その他、物語の鍵を握る役どころで、山本耕史、岩松了、長塚圭史、嶋田久作、益岡徹、山崎一、和田聰宏といった個性的なキャストが参戦する。また、12月14日(土)と15(日)の2日間にわたって、東京ドームシティにて行われる円谷プロ史上最大の祭典『TSUBURAYA CONVENTION 2019』のオープニングセレモニーに、樋口監督と主演の斎藤の登壇が決定。会場での新たなる情報開示が予定されている。『シン・ゴジラ』が初代『ゴジラ』(1954年)の、現代社会での再構築であったように、放送開始当時初めてテレビで“ウルトラマン”を目撃した時と同様の衝撃を再びもたらすことを目指す『シン・ウルトラマン』。さまざまな言葉の意味を持つ“シン”の言葉を冠した新たなプロジェクトに強力なキャスト陣が加わり、いよいよ本格始動となる。公開された有岡、早見、田中のコメントは下記。■有岡大貴物心のついた時から当たり前のようにウルトラマンをVHSで見て、当たり前のようにウルトラマンの人形で遊んでいました。世代を超えて、そんな子供が日本中に居たことと思います。そんなウルトラマンが、庵野さんと樋口監督の手により令和の時代に、さらにパワーアップして僕たちの前に現れてくれること。最高のエンタテインメント作品の誕生に胸が熱くなります。ご出演者の皆様に比べ、僕はお芝居の経験が少ないです。足を引っ張ってしまわないか、オファーを頂いた時は正直、嬉しさよりも不安の方が上回ってしまいました。でも『シン・ウルトラマン』という作品に恥じぬよう、誠意を込めて務めさせて頂きます。■早見あかりまさかあのウルトラマンの世界に自分が飛び込むことができるなんてまだ夢のようです。私自身が『シン・ゴジラ』を観た時に感じたあの興奮をまた皆様にも『シン・ウルトラマン』でお届けできると思うと楽しみです。正直、緊張や不安もありますが、庵野さん、樋口監督、出演者の方々と共に『シン・ウルトラマン』の世界を精一杯生き抜きます。■田中哲司地元の鈴鹿山脈の山間から、いつか怪獣が顔を出すのではないかと、子供の頃、よく空想してました。『ウルトラマン』は僕たち世代にとって、特別な作品です。そんな僕が、恐らく最強のチーム『シン・ウルトラマン』に参加できることは最高の喜びです。最善を尽くします。■TSUBURAYA CONVENTION 2019概要12月14日(土)、15日(日)の2日間、東京ドームシティにて円谷プロダクションが贈る史上最大規模のファンイベント。2020年以降の制作作品について発表するオープニングセレモニーでは『シン・ウルトラマン』より、樋口監督、斎藤が登壇。その他、シンフォニーコンサート、ゲストが多数登場するライブショー、各種トークショー、グッズエリアなど、多彩なプログラムが展開される。『シン・ウルトラマン』2021年、全国東宝系にて公開
2019年09月25日『シン・ゴジラ』を大ヒットに導いた企画・脚本:庵野秀明、監督:樋口真嗣が再びタッグを組み、日本を代表するヒーロー“ウルトラマン”を『シン・ウルトラマン』として映画化。斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊らの豪華キャストが出演する。昭和41年(1966)に誕生し、世の子どもたちを熱狂させ、世界的な人気を誇るヒーロー“ウルトラマン”を、現代にシン化させて生み出す『シン・ウルトラマン』。企画・脚本をつとめるのは、自身もウルトラマンシリーズのファンであることを公言する庵野秀明。そして、監督をつとめるのは、「新世紀エヴァンゲリオン」をはじめ、数々の傑作を庵野氏と共に世に送り出してきた盟友・樋口真嗣。『シン・ゴジラ』で第40回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞など主要7部門で最優秀を受賞した最強コンビが、満を持してこの新たな空想特撮作品に臨む。『シン・ゴジラ』が初代『ゴジラ』(’54)の現代社会での再構築であったように、「ウルトラマン」の企画発想、原点に立ち還りながら、現代社会を舞台に“未だ誰も見たことのないウルトラマン”が存在する世界の体験、当時初めてテレビで“ウルトラマン”を目撃したときと同様の衝撃をもたらすことを目指すという。斎藤工「私の37年間を本作に注ぎたい」物語の詳細に触れるため、その役柄は不明だが、主人公の"ウルトラマンになる男"には、『シン・ゴジラ』でも僅かな出演ながら強烈な存在感を残した斎藤工。『麻雀放浪記2020』、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」ほか『ヲタクに恋は難しい』など、様々なジャンルの作品に出演を続け、正統派から怪役まで様々なキャラクターを演じ分ける斎藤さんに白羽の矢が立った。大役を得た以上に「この壮大なプロジェクト及び手にした脚本に至極興奮致しました」と斎藤さん。「かつて、何者でも無かった私は一度だけ、生前の実相寺昭雄監督にお会いする機会があり、前のめりに当時の円谷プロや『ウルトラマン』の様々な話を伺えた事は、全て“ココ”に繋がっていたのではないかと今振り返ると思います」と意外な繋がりを打ち明けながら、「『ウルトラマン』への特別な想いを持たれていらっしゃる庵野さん、樋口監督と共に、若輩者ながら私の37年間を本作に注ぎたいと思います」と並々ならぬ思いが伺える。長澤まさみ「多くの人の心に届くものになれば」そして主人公の相棒役に、『マスカレード・ホテル』『キングダム』『コンフィデンスマンJP』と話題作、大ヒット作には欠かせない女優・長澤まさみ。「誰もが憧れる庵野さんの作品に出演出来る事をとても光栄に思います」と語る。『シン・ゴジラ』も劇場へ観に行ったそうで「お客さんの満足感や充実感をその場で強く感じました」と明かし、「作品を通して少しでも多くの人の心に届くものになればいいなと思います」とコメント。西島秀俊「“誰も見たことのないウルトラマン”の世界に」また、『名探偵ピカチュウ』の声優や「きのう何食べた?」など、新境地を開拓しつづけ、幅広い役柄でその存在感を示す西島秀俊も出演。役柄はまだ不明だ。「世界的人気で誰もが知る『ウルトラマン』を、あの『シン・ゴジラ』チームが再集結して映画化するとお話を伺った時の驚きと興奮がいまだに冷めません」と西島さん。「ファンの方もそうでない方もきっと楽しめる一級のエンターテイメント作品になると確信しています。初めてご一緒する樋口監督のもと、“誰も見たことのないウルトラマン”の世界に命を吹き込む一員として、精一杯演じさせていただきます」と意気込む。そして、樋口監督は「あらたな、でもそれは私が物心ついた頃から輝き続けているバトンを託されました。先輩たちが生み出し育ててきた、眩しく重たいそのバトンを次につなぐ責務を粛々と努めて参る所存です」と真摯にコメント。いま、これ以上考えられない強力な布陣でのプロジェクトが始動する。『シン・ウルトラマン』は2021年、全国東宝系にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シン・ゴジラ 2016年7月29日より全国東宝系にて公開© 2016 TOHO CO.,LTD.
2019年08月01日最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の2020年公開に向けて、“『シン・エヴァンゲリオン劇場版』0706作戦”が始動することが分かった。2007年から『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動し、『:序』『:破』『:Q』の3作が公開。最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はこれに続く第4作目だ。7月4日(木)からパリにて行われるJAPAN EXPO。その中で、6日(土)に「残酷な天使のテーゼ」で知られる歌手・高橋洋子とのコラボ「Yoko TAKAHASHI×EVANGELION STAGE」の実施決定しているが、今回このステージにて、「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1(冒頭10分40秒00コマ) 0706版」の上映が新たに決定。タイトルのAVANT(=アバン)とは、オープニングタイトル前の導入シーンのことで、今回2020年の公開に先立ち、超異例となる映画本編冒頭10分40秒00コマを先行公開!なお、パリだけではなく、L.A.のANIME EXPO、中国・上海、そして日本全国数か所での世界同時上映される。そして、本上映についての続報は、7月1日(月)リリースのスマートフォン向け公式アプリ「EVA-EXTRA」にて発表されるとのこと。これまでの各作品情報をはじめ、「エヴァンゲリオン」に関わる最新情報が詰まったファン必見アプリ。実はこのアプリの基となっているのが、シリーズの第2作目『:破』の公開に合わせて2009年4月から毎月配布された公式無料冊子「EVA-EXTRA」。今回のアプリでは、2009年4月~2010年5月に発行された計7冊に及ぶ無料冊子版のリバイバル閲覧も可能となるようだ。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は2020年公開予定。スマートフォン向け公式アプリ「EVA-EXTRA」は7月1日(月)リリース予定。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・エヴァンゲリオン劇場版 2020年、全国にて公開予定
2019年06月24日カウントダウンライブでは、ともに人気舞台の座長として、夢のコラボを実現させた高崎翔太と橋本祥平。仲のよさをうかがわせる絶妙な掛け合いと、その先に目指す新たなステージへの思いを聞いた。左から橋本祥平、高崎翔太撮影/伊藤和幸──実はいじられキャラの橋本祥平に、愛あるツッコミで切り込む高崎翔太。そんな息もピッタリの2人が、冬のディズニーでの取材に協力してくれた。ともに初というディズニーロケの感想は?(*ディズニー記事はコチラ)橋本ディズニーは高校生以来なので、楽しみで眠れなくて……。高崎うそつくなよ(笑)。そんな、遠足前日の小学生みたいな。橋本いや、本当なんだって!翔太くんはプライベートでも気の許せる相手なので、一緒に仕事できるのが楽しみだったんです。高崎僕が楽しかったのは、ショーを間近で見られたこと。お客さんを巻き込んで何かやるって、すごいことだと改めて思った。橋本うん。僕らも舞台では、歌いながら客(席)降りしたりと、ファンサービスをするけど、今日は自分がお客さん側になって、ワクワク感をもらったよね。演じている僕らが心から楽しまないと、お客さんにも伝わらないんだって痛感しました。高崎勉強になったね。──東京ディズニーシーでは、初のピクサーのイベントを開催中ですが、好きなピクサー作品は?橋本『トイ・ストーリー』、特に「3」のラストの切なさはダントツです。あれを見てから、おもちゃを捨てられなくなりました。高崎うそですよー。取材のときだけ、いい子ぶるんですから。橋本違うって、本当にそのくらい感動するから!今日も(トイ・ストーリーの)バズたちと一緒に、おもちゃになってゲームするというショーを体験したので、おもちゃの気持ちに近づけたはずです!高崎僕は『インサイド・ヘッド』だな。大人が見ても、自分の内側に深く目を向けて、考えさせられる作品だと思います。橋本ショーでは(インサイド・ヘッドの)カナシミに会えたね。高崎そうなんだよね。映画だと足を引っ張るキャラクターなんですけど、ショーでは僕らのほうに、まさにファンサービスに来てくれて、大好きになりました。橋本あの感じって、アニメのキャラクターに現実に会えるから感動するわけでしょ?ってことは僕らも(2.5次元の)舞台ではお客さんに「本物に会えた!」って思ってもらえてるのかな?高崎いやいや、僕らはまだまだでしょ(笑)。■冗談を言いながらも役者として認め合う仲──最初に共演したときの、お互いの第一印象は?橋本『薄桜鬼藤堂平助篇』という作品の共演が最初ですが、今と変わらず、接しやすい人でした。高崎そのころからしっかりしてたでしょ(笑)。祥平は寡黙(かもく)だったね。いちばん後輩だったし、事務所の先輩の役を引き継いだので、ずっと気を張ってひとり黙々と練習してた。それが今ではずーっとしゃべってるわ、台本も覚えないわ……。橋本ちょ、ちょっと!ちゃんと覚えてるよ!高崎うそうそ(笑)。たった数年で、今や主役を任されてみんなを引っ張っているから、すごいよね。橋本いや〜(照)。翔太くんはいるだけで現場の雰囲気を変えられるので、僕もそんな役者を目指してます!特にお芝居のギャグパートは、翔太くんを意識してギャグを作ってるんです。高崎え?何でギャグ?しかも祥平のギャグ、まあまあスベってるし(笑)。今ではご飯食べに行ったり、温泉に行ったりね。それで今回、誰か仲のいい人を(対談相手に推薦して)ってことで、すぐに祥平をリクエストしたんです。橋本本当にうれしかった!高崎まぁ、実はその前に10人くらい挙げたんだけどね〜(笑)。橋本え〜!僕は11人目なの?■作品の枠を飛び越えた奇跡のクロスオーバー──年末には、それぞれが座長を務める舞台を含む、合同ライブに出演し、ファンを沸かせた2人。高崎「STAGE FES 2017」(ステフェス)という、4つの2.5次元作品のキャストが集結した年越しイベントに、僕らも出演したんです。僕は『おそ松さん』のおそ松役、祥平は『KING OF PRISM』(キンプリ)という舞台の一条シン役。やるなら作品の垣根を越える何かをやりたくて。それが実現できたんです!橋本僕の演じる一条シンは、“無限ハグ”っていう技を持ってるんですね。「無限ハグ」って言うと、自分の分身が無数に現れ、みんなにハグするという技なんですけど、ステフェスの一部のときに僕が「無限ハグ」って言ったら、おそ松さんの6つ子が次々舞台上に出てきてくれて、ひとりずつ僕の無限ハグを受けてくれたんです!高崎一緒にライブをやるって決まってから、ずっと温めてきてたアイデアで、絶対やりたかったんです。橋本本当ならありえないことが起こりうるフェスだったから、自分たちも思い切り楽しんだよね。高崎キンプリのコール&レスポンスもすごかったな。あれ、どうやって練習してるの?僕もやりたくていろいろ試してるけど、うまくいかないんだよね。橋本あれは、舞台でそういうシーンがあったり、ファンの中にもルールみたいなものがあったりするんだけど……、ステフェスではどうなるか正直、読めなかったよ。高崎レスポンスが来なかったらって?確かに今回は、(そのシーンを知らない)他の舞台のファンも多かったからね。橋本でも結果、舞台以上の反応が来てうれしかった。しかも僕、大みそかが誕生日なので、舞台上でメンバーとお客さんからお祝いしてもらったんです。ペンライトのロウソクを僕が吹き消すっていう演出もしてくれて。あんなでかいケーキは初めて!思い出深いです。高崎何気に祥平の誕生日は、毎年一緒にいるよね。もちろん仕事だけど、今回で4年目じゃない?橋本そうだね。来年も一緒にいられたらいいね♪高崎…………(無言)橋本お願いします!──今後の活躍が期待される2人。次に共演するなら、どんな作品?橋本次は映画で共演したいねって話してて。高崎2.5次元作品では原作を追う役作りが多くなるので、自分でイチからキャラクターを作り上げていくオリジナル脚本に挑戦したい。橋本配役は、今のままの関係性がいいから、親分と子分とかかな。高崎「行くぞ祥平!」「へい親分!」……って誰が親分だよ!橋本バディものはどう?「相棒」みたいな。高崎いいね。僕らだと、事件を解決できなさそうだけどね(笑)。──役者として、相手の強みはどこだと思う?橋本翔太くんは家にいるときは、ひたすら本を読んでいるか映画を見ている人。そうやっていろいろなものをインプットしているぶん、たくさん引き出しを持っているし、読書量がすごく多いから、台本を理解するのも早いです。だから翔太くんと共演したときは、自分は頼りっきり。お芝居に関しては、翔太くんによく相談しますね。高崎舞台という生の空間で、何か予想外のことが起きても、アドリブでつないで危機を回避する瞬発力とカン、応用力を祥平は持っています。それに、出会ってからの伸び率がすごい。今や主役としての姿勢が板について、稽古中から本番までずっとテンションを保ちながら人を引っ張っている。いい成長を遂げていると思います。<プロフィール>たかさき・しょうた◎1988年生まれ、新潟県出身。ミュージカル『テニスの王子様』でデビュー。2月より上演の『おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME 2~』では第1弾に引き続き、おそ松役を演じる。はしもと・しょうへい◎1993年生まれ、神奈川県出身。 舞台『刀剣乱舞』や『KING OF PRISM -Over the Sunshine!-』など、2.5次元作品を中心に活躍。3月に舞台『閉店拒否!~俺たちは帰らない~』で主演を務める。(取材・文/佐藤遊)
2018年02月04日シン・ウォンホ(CROSSGENE)撮影/廣瀬靖士ダンスボーカルユニットCROSSGENEのボーカルで、流暢な日本語から日本で自身のラジオ番組まで持っている万能スターシン(26)。トップ俳優のチョン・ジヒョン×イ・ミンホの夢の共演で話題となった『青い海の伝説』で彼が演じたのは、3人組男性詐欺グループのメンバーで無口な天才ハッカー、テオ。「6話までは、すごくしゃべりたいと思っていました。それは、ただ話がしたいんじゃなくて、表情や仕草でテオを見せるのがすごく難しかったから。(同じ詐欺グループの)ミンホさんや、ヒジュンさんから“思ったことを表情に出せばいい”とアドバイスをもらってから、すごく楽になりました。セリフを言わなくてもテオを表現できる感覚がつかめたので」久しぶりで緊張したと語る今作は、約4年ぶりの韓国ドラマ。前回の大ヒット作『ビッグ ~愛は奇跡〈ミラクル〉~』では、今後を大きく期待される新人俳優として熱い視線を集めた。「『ビッグ~愛は奇跡〈ミラクル〉~』で、いっきに注目されたように思います。まだ俳優としての準備が完璧にできてはいない状態だったのですが、ほめてくださる方もいらっしゃり、また逆の方もいらっしゃいました。だから、心の準備をする時間が必要だと思いました。そして、心の準備ができたタイミングで、今回のチャンスをつかませてもらえた。運よくオーディションに受かって」そう謙遜する彼に“運も実力のうち”と言いますよと伝えると、「そうですよね。でも、(共演の)先輩たちのように俳優として成長して、運で終わらない人になりたいです」時空を超えたラブロマンスを描く今作。ミンホ演じるジュンジェと恋敵になるテオ。もし、先輩と同じ人を好きになったらどうする?「あきらめます(即答)。まだ、男同士で遊んでいるほうが楽しい年齢なので(笑)」では、自分が女性だとしたら、詐欺グループの中で誰を選ぶ?「テオかな。お金も持っているし、一途だし、笑顔がかわいいから(笑)。それに、パソコンにも精通しているし。僕は、ぜんぜんダメです。ワード検定、3回落ちてあきらめました。小学生のころの話ですけど(笑)」■好きなのは、ハイボールと喫茶店「いまでも、ミンホさんやヒジュンさんと連絡をとっています。ミンホさんは兵役中だから、ヒジュンさんとゴハンに行ったりして。この前は、お酒を飲みながらつまむ、うすいハムとメロンを一緒に食べるもの?をごちそうになりました。僕は飲んでないけど。アルコールがダメなわけじゃないです、日本だとハイボールが好き。あと、日本の喫茶店が好きです。静かで大人の感じがして、ゆっくりコーヒーの風味を味わえるところが好きです」<プロフィール>シン・ウォンホ1991年10月23日生まれ。A型。2011年、抜群のルックスからCM出演で芸能界入り。『僕らのイケメン青果店』(’11)で俳優デビュー。翌年の『ビッグ ~愛は奇跡<ミラクル>~』(’12)に出演後すぐに、日本人メンバーTAKUYAも所属するユニットCROSSGENEでデビュー。<リリース情報>『青い海の伝説』DVD-BOX1(日本編集版)&Blu-ray BOX1(韓国放送版)発売中DVD-BOX2(日本編集版)& Blu-ray BOX2(韓国放送版)2018年1月10日発売DVD各24000円+税、Blu-ray各27000円+税。レンタルDVD Vol.1~6は店頭で、Vol.7~13は1月10日スタート(各2話収録)。発売元:アクロス/ポニーキャニオン/韓流ぴあ/COPUSJAPAN、販売元:ポニーキャニオン
2018年01月09日話題沸騰中のTVアニメ「おそ松さん」の舞台版を「KING OF PRISM」「王室教師ハイネ」「Dance with Devils」の舞台・ミュージカルに出演する植田圭輔、北村諒、和田雅成、橋本祥平、安達勇人、神永圭佑らキャスト陣が集結し、ライブ&トークで4作品に渡り一気に楽しむことができるイベント「STAGE FES 2017」が12月31日(日)大晦日の夜に開催されることが決定した。今回が初の開催となる「STAGE FES 2017」。大人気の舞台・ミュージカル4作品からキャスト陣が大集結!TVアニメ「おそ松さん」の舞台化第2弾、舞台「おそ松さん on STAGE ~ SIX MEN‘S SHOW TIME 2~」からは、おそ松役の高崎翔太をはじめ、柏木佑介、植田圭輔、北村諒、小澤廉、赤澤遼太郎の六つ子役キャスト。そして、F6を演じる井澤勇貴、和田雅成、小野健斗、安里勇哉、和合真一、中山優貴が登場。先日終了したばかりの舞台「KING OF PRISM -Over the Sunshine!-」からは、一条シン役の橋本祥平をはじめ、小南光司(神浜コウジ役)、大見拓土(仁科カヅキ役)、横井翔二郎 (太刀花ユキノジョウ役)、長江崚行(香賀美タイガ役)、村上喜紀(十王院カケル役)、五十嵐雅(鷹梁ミナト役)、星元裕月(西園寺レオ役)、廣野凌大(涼野ユウ役)、spi(大和アレクサンダー役)、古谷大和(高田馬場ジョージ役)。赤井ヒガサの漫画を原作に、TVアニメ版と同様の主要キャストが登場する「王室教師ハイネ -THE MUSICAL-」からは、ハイネ役の植田圭輔、カイ役・安里勇哉、ブルーノ役・安達勇人、レオンハルト役・廣瀬大介、ローゼンベルク役・君沢ユウキ。そして、来春上演されるミュージカル「Dance with Devils」第3弾から、鉤貫レム役の神永圭佑、立華リンド役の高野洸、楚神ウリエ役の山崎晶吾、南那城メィジ役の吉岡佑、棗坂シキ役の安川純平が大晦日に集結!そのほか、追加キャストも今後発表予定だそう。本イベントでは、ライブステージを中心に夕方、夜からと2部構成で開催。各公演内で披露された人気曲を中心にライブパフォーマンスのほか、トークパートでは公演や稽古中の舞台裏を各作品ごとにキャストがふり返りトーク。さらに、第二部では新年へのカウントダウンも予定されている。なお、チケットは「オフィシャルHP1次抽選先行」が 11月13日(月)17時よりスタート。「STAGE FES 2017」は12月31日(日)大宮ソニックシティ 大ホールにて開催。(cinemacafe.net)
2017年11月13日11月より公演がスタートする“キンプリ”初の舞台化「KING OF PRISM-Over the Sunshine!-」。この度、第1弾キャスト発表に続き、新たにシュワルツローズに所属する3人を演じるキャストが決定。あわせて特報映像が公開された。昨年1月に公開された劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』 と、現在公開中の劇場版『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』の大ヒット作品の初の舞台化となる本作。脚本は劇場版に引き続き青葉譲が担当し、ステージではもちろん劇中歌にもなった数々の人気楽曲の歌唱も予定されており、歌やダンスによる「キンプリ」の世界がステージ上に現れる。舞台化発表と共に、先日、一条シン役の橋本祥平、神浜コウジ役の小南光司、速水ヒロ役の杉江大志、仁科カヅキ役の大見拓土を始め、若手俳優陣の出演が決定しているが、このほど新たに如月ルヰ、大和アレクサンダー、高田馬場ジョージ、シュワルツローズに所属する3人を演じるキャストが発表。如月ルヰ役を務めるのは、様々な舞台作品に出演し、先日まで行われていたミュージカル「レ・ミゼラブル」にてマリウス役を好演した内藤大希。大和アレクサンダー役を演じるのは舞台「黒子のバスケ」「ミュージカル『刀剣乱舞』~三百年の子守唄~」のspi。高田馬場ジョージ役を、舞台「FAIRY TAIL」、「新釈・ロクモンセン -真田十勇士伝説-」の古谷大和が演じる。内藤さんは、「キンプリ舞台化にみなさんとても期待してくださっていると思います。アニメファンのみなさんと役者ファンのみなさんが同じ客席でペンライトを振って応援してくれるのかなと思うと、楽しみで仕方ありません。観客のみなさんと共に素敵なステージを創れるよう頑張りたいと思います」とコメント。spiさんは「僕も横須賀出身ですのでご安心下さい。ここ(腹筋)、割れてますよ。誠心誠意、そして真摯に 皆さんの大好きなアレクを表現できるよう努力致します。期待してて下さいね」とメッセージを寄せ、「高田馬場ジョージくんとしてこの物語を楽しみたいですし、お客様にも楽しんでいただきたい」と思いを語る古谷さんは、「劇場に来てくれる高田馬場ジョージくんを応援する全ての皆様にもっと彼の魅力が届くように、僕ももっともっと彼のことを好きになっていきたいと思っています。いまから 本番が楽しみです。皆様も是非、楽しみにしていてください」と呼びかけている。なお、先日より抽選先行販売がスタートしていた本舞台に、早くも追加公演が決定!追加されたのは、大阪の11月3日(金)13時、東京の11月10日(金)14時の2公演。公式Webサイトでは、8月10日(木)本日より2次抽選先行受付がスタートしており、こちらもぜひチェックしてみて。舞台「KING OF PRISM -Over the Sunshine!-」は11月2日(木)~5日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪)、8日(水)~12日(日)AiiA 2.5Theater Tokyo (東京)にて上演。(cinemacafe.net)
2017年08月10日劇場版アニメーション『KING OF PRISM by PrettyRhythm』と先日より大ヒット公開中の続編『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』。映画館でプリズムのきらめきを届けた“キンプリ”が、この度、初舞台化されることが決定。「KING OF PRISM -Over the Sunshine!-」と題し、11月に大阪と東京で上演。豪華キャスト発表と、メインキャストからコメントが到着した。歌、ダンス、ジャンプなどのパフォーマンスで観客をどれだけ魅了できるかを競う「プリズムショー」。4年に一度開催されるプリズムキングカップの出場を目指す男子プリズムスタァたちの成長と輝きを描いた劇場アニメ『KING OF PRISM by PrettyRhythm』は、昨年1月に公開され興行収入は約8億円、観客動員数が49万人を突破。現在は新作『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』が、前作をしのぐ勢いで記録を更新中。キャストには柿原徹也、前野智昭、森久保祥太郎ら実力派声優をはじめ、増田俊樹、寺島惇太、斉藤壮馬、畠中祐、八代拓、内田雄馬、蒼井翔太、武内駿輔らいま注目の若手声優陣が出演していることでも話題だ。今回発表された舞台化では、脚本は劇場版に引き続き青葉譲が担当。注目のキャストには、一条シン役を舞台「薄桜鬼」(斎藤一役)、「ハイキュー!!」(西谷夕役)の橋本祥平。神浜コウジ役をモデルの小南光司。速水ヒロ役を舞台「刀剣乱舞」や「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」の杉江大志。仁科カヅキ役を舞台「カーニヴァル始まりの輪舞曲」や「猛獣使いと王子様」に出演する大見拓土が扮する。実際に劇場版を映画館で観たと言う橋本さんは、「キャラクターがその場にいるようなお客さんの反応に驚きました。そんな人気作品の主演を演じさせていただくので、プレッシャーがスゴイです。舞台も愛していただけるよう、一条シンとして精一杯演じて踊って歌ってキラキラしたいと思っています」と意気込み。小南さんは、「今回はいままで演じたことのないキャラクターで新しい挑戦ができるのが楽しみです。役を演じるのが待ち遠しくてワクワクドキドキしています」と期待し、杉江さんも「たくさんの方に愛されていて、とにかくハッピーで元気がもらえる作品なので舞台からも、たくさんのエネルギーをお客さんへ届けていきたいです」と気合十分。大見さんは「俳優人生のターニングポイントになると思う位重要な役をいただいたと思っています。それなりの覚悟と仁科カヅキを演じるという責任感を持って、ステージ上では勇気をもって演じられたらいいなと思っています」とコメントしている。そのほか、横井翔二郎(太刀花ユキノジョウ役)、長江崚行(香賀美タイガ役)、村上喜紀(十王院カケル役)、星元裕月(西園寺レオ役)、廣野凌大(涼野ユウ役)、そして劇場版シリーズで鷹梁ミナト役の声優を務めた五十嵐雅が同役で出演と、いまをときめく若手注目株が集結した。またステージ上ではもちろん、劇中歌にもなった数々の人気楽曲の歌唱も予定。さらなるきらめきを増す「キンプリ」の世界観をぜひ確かめてみて。舞台「KING OF PRISM -Over the Sunshine!-」は11月2日(木)~5日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪)、8日(水)~12日(日)AiiA 2.5Theater Tokyo (東京)にて上演。(cinemacafe.net)
2017年07月24日昨年4月には『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のプレミアに出席写真:Shutterstock/アフロ 『シン・シティ』シリーズのロアーク上院議員役などを務めたパワーズ・ブースが米国時間14日、68歳で死去した。 他の俳優には真似の出来ない独特の低いしわがれ声を武器に、権力を持つ政治家や聖職者といった役を得意としていた。代表作はテレビドラマ『エージェント・オブ・シールド』のギデオン・マリック、『ナッシュビル』のラマー・ワイアット、『24 -TWENTY FOUR-』のダニエルズ副大統領。また、アメコミ原作のアニメ作品『Gorilla Grodd』では声優も務めた。 代理人によるとブースは自然死で、故郷のテキサスで近親者のみの葬儀を執り行うという。功績を称えるお別れの会は後日開催される予定だ。
2017年05月15日チャウ・シンチー監督の最新作として話題沸騰中の『人魚姫』。1月7日(土)に迫った日本上陸を前に、チャウ・シンチー作品のヒロインに抜擢された新星女優、通称“星ガール”の新旧2人が熱い火花を散らしていることが分かった。本作は、人間界と人魚界に住む男女のロマンスを中心に、環境破壊へのメッセージをギャグ満載の中に描いたファンタジック・アドベンチャー。若き実業家リウ(ダン・チャオ)はリゾート開発のため、美しい自然保護区域を買収し、埋め立てを決める。環境破壊のせいで絶滅の危機に瀕していた“人魚族”は幸せな日々を取り戻すため、可憐な人魚シャンシャン(リン・ユン)を人間に変装させ、「リウ暗殺作戦」を決行するが、シャンシャンとリウはお互いに惹かれあってしまう。そして2人の募る思いとは裏腹に、人魚族と欲に駆られた人間たちによる激しい武力戦に巻き込まれていくことに――。“ヒロインは必ずブサイク顔で登場させるべし!”というチャウ・シンチーメソッドのもと、どぎついメイクや変顔を披露し、本作でデビューを果たした新人女優リン・ユンリンは新たなブレイク候補の“星ガール”。日本の俳優・綾野剛も選ばれた「ニューヨーク・アジア映画祭」でライジング・スター賞を受賞するなど、早くも注目を浴びている。加えて本作には、先輩“星ガール”がなんとリン・ユンの恋のライバルとして登場しており、新旧の星ガールが1人の男・リウを巡って対決!そのライバル役は、『ミラクル7号』(’08)で主人公をやさしく見守る小学校の先生役として出演していたキティ・チャン。彼女もまた、当時チャウ・シンチーによって見出された新星だ。リン・ユン演じる無垢で恋を知らない人魚・シャンシャンに対し、キティ・チャンが演じるのは、財力があって才色兼備のパーフェクトボディの人間・ルオラン。種族を超えたラブロマンスの側面を持つ本作の中で、対照的なキャラの2人がリウの前に現れ、どのように男を虜にしていくのかにも注目していて。『人魚姫』は1月7日(土)より「2017冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり」としてシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月06日チャウ・シンチー監督の最新作となる、ぶっ飛びロマンシング・アドベンチャー『人魚姫』。シンチー監督といえば、見いだした新星女子が軒並み人気女優となっていることから、作品のヒロインはみな“星ガール”と呼ばれている。今回のヒロインに抜擢された新“星ガール”、リン・ユンに注目した。人間の世界と人魚の世界に住む男女の恋を、相変わらずのギャグたっぷりで描く本作。若き実業家リウ(ダン・チャオ)はリゾート開発のため、美しい海を買収し埋め立てるプロジェクトを進めていた。環境破壊のせいで絶滅の危機に瀕していた“人魚族”は幸せな日々を取り戻すため、可憐な人魚シャンシャン(リン・ユン)を人間に変装させ、「リウ暗殺作戦」を計画。しかし、シャンシャンとリウはお互いに惹かれあってしまう。しかも、2人の募る思いとは裏腹に、人魚族と人間たちによる激しいバトルが勃発してしまうのだった――。チャウ・シンチーの作品で、毎回注目される通称“星ガール”。『喜劇王』のセシリア・チャンや『カンフーハッスル』のホアン・シェンイー、本作にも出演している『ミラクル7号』のキティ・チャンなど、無名の新人女優を軒並み人気女優にしてきたシンチー監督のもと、本作でその座を射止めたのは、オーディションで12万人の中から選ばれたリン・ユンだ。黒髪ロングで、華奢で清楚なルックスの彼女は、まさに人々が思い描く“人魚”のイメージにぴったり。しかし、本作ではひどい不細工メイクで登場したり、顔にウニが刺さったりと体当たりの演技を見せる。その一方、ダン・チャオ演じる実業家リウとの禁断のラブロマンスで見せる儚げな表情は、同性から見ても魅力的に映るはず。シンチー監督は、彼女を選んだ理由について「野生動物のようで、未知の可能性を感じたから」と言う。「ヒロイン選びにはたくさんの選択肢がありましたが、リン・ユンのオーディションのときに、彼女だけ他の候補者にはないある種の感覚があり、自分の思い描いたヒロイン像に一致しました。リン・ユンはコメディの才能があり、本作の中でもその演技力が十分に発揮されていると思います」と、その“野性味”ある(?)コメディセンスに太鼓判を押す。本作で華々しいデビューを飾った彼女は、すでに中国「華鼎奨」最優秀新人俳優賞、「ニューヨークアジア映画祭」アジア新人賞を獲得。また1人、新たなスター女優が誕生したといえそうだ。『人魚姫』は2017年1月7日(土)より「2017冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり」としてシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月23日『少林サッカー』などを手掛けた奇才、チャウ・シンチー監督が手掛ける『人魚姫』。この度、チャウ・シンチー節全開の予告編が到着した。美しい自然が残る香港郊外の海辺・青羅湾。開発計画が進んでいるこの海に住む人魚族は、開発プロジェクトのトップである富豪リウ(ダン・チャオ)の元に、刺客として若く美しい人魚のシャン(リン・ユン)を送り込む。普通の女の子としてリウに近づいていくシャンは、リウの気まぐれでデートに誘われる。最初はそっけない素振りだったリウだが、次第にシャンに魅了されていく。そんな中、人魚族はリウを捕まえることに成功するが、彼らの存在が人間たちにバレてしまう!人魚を研究材料にしようと企む者たちによってボロボロにされる人魚たち…果たして彼らの運命は――?日本で大旋風を巻き起こした『少林サッカー』や、『カンフーハッスル』、『西遊記~はじまりのはじまり~』などを手掛けるシンチー監督が、新作の主人公に選んだのは”若い人魚姫”。罪のない彼女たちの住処を荒らす人間の自分勝手な行動を手厳しく批判しながら、いつものチャウ・シンチー節は健在、随所に大笑いを起こすネタを仕込み、子どもも大人も満足できるファンタジーに仕上げている。本作は、住む世界の違う男女のロマンスを美しく描きながらも、地球環境破壊への警告と未来へのメッセージが込められており、中国のみならず、アジアで歴代興行成績No.1を記録する超特大ヒットとなっている。また人魚姫には、12万人の中からオーディションで選ばれた新人女優リン・ユンが大抜擢されている。このほど到着した予告編では、“ヒロインは必ずブサイク顔で登場させるべし!”というチャウ・シンチーメソッドに則って、新人女優リンが破壊的ルックスで登場!さらにシンチー映画でお馴染みの面々も次々登場し、この映像だけでも面白さが存分に伝わってくる仕上がりとなっている。「人魚vs人間」の戦いは一体どのような結末を迎えるのか…?まずはこちらから、チャウ・シンチー節全開の映像を楽しんでみて。『人魚姫』は1月7日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年11月08日