一色洋平と小沢道成が8年ぶりにタッグを組み、脚本に須貝英、音楽にオレノグラフィティなど一線で活躍するクリエイター陣と共に創作する『漸近線、重なれ』が、4月1日(月) に新宿シアタートップスにて開幕。併せて、ゲネプロ写真とキャストコメントが公開された。漸近線(ぜんきんせん)とは数学用語で、グラフ上に曲線があった時、その曲線と限りなく距離が近づくが、決して交わらない直線のこと。本作では、住人たちが時と共に入れ替わっていくアパートを舞台に、毎年訪れる4月を数年にわたって描く。小沢と一色が演出と美術を兼任し、こだわりぬいた舞台美術も見どころのひとつ。アパートの壁面をモチーフに斜めにそびえたつ舞台装置の中で、主人公の“僕”と高校時代の親友であった“君”の手紙のやりとりを軸に、個性豊かな住人たちとのやりとりが繰り広げられる。EPOCH MAN公式YouTubeでは、映像ディレクターの谷口恒平による創作活動に密着したティザー映像が公開。また、一色洋平×小沢道成シリーズの過去作『谺は決して吼えない』(2014) と『巣穴で祈る遭難者』(2016) の舞台映像が期間限定で4月7日まで公開されている。■一色洋平 コメント8年ぶりの小沢くんとの企画。テイスト的に落ち着いた一作になるかと思いきやとんでもない。結果、むしろこれまでの2作よりも遊ばせて頂く形となりました。舞台上で、舞台裏で、はたまた舞台下で大変忙しくしております。須貝英さんの脚本、オレノグラフィティさんの音楽、小沢道成くんをリーダーに据えた演出、舞台中央でほぼ動かない僕。最新作は目まぐるしくも愉快に、温かくも残酷に4月を積み重ねていく物語です。■小沢道成 コメント8 年ぶりの一色洋平くんとの二人芝居です。お互いの進化したものと、変わらないものの良さを感じながらの創作時間でした。別々の場所にいたはずなのに、同じ時間をずっと過ごしてきたような不思議な感覚です。数年に渡っての〝春〟を描く今作。懐かしさと、久しぶりに再会した時の喜びや揺れ動く感情を抱きながらも、演劇の遊びをふんだんに駆使してお贈りいたします。今まさに、舞台美術が建って光と音が合わさり、劇場とチームの凄さを目の当たりにしています。是非、劇場でご覧ください。お待ちしています。<公演情報>一色洋平×小沢道成『漸近線、重なれ』4月1日(月)~4月7日(日)会場:新宿シアタートップス演出・美術:小沢道成、一色洋平脚本:須貝英音楽:オレノグラフィティ出演:一色洋平、小沢道成チケット情報:()HP:
2024年04月02日4月1日(月) から7日(日) にかけて新宿シアタートップスにて、一色洋平×小沢道成の二人芝居『漸近線、重なれ』が上演されることが決定した。本作は、俳優である一色洋平と小沢道成が8年ぶりにタッグを組む新作公演。脚本は、新国立劇場『私の一ヶ月』や『デカローグ I~X』など劇作家として注目を集める須貝英。音楽は、ミュージカル『刀剣乱舞』歌合 乱舞狂乱 2019、陣 一人芝居『Slip Skid』など数々の舞台の楽曲提供を手がけるオレノグラフィティ。物語は、住人たちが時と共に入れ替わっていくアパートが舞台。毎年訪れる4月を数年に渡って描き、人々は何を機にそこで暮らし、離れ、そして離れた後そこには何が蓄積されていくのか。重なりそうで重ならない主人公をとりまく人生の物語となっている。また、今回の企画のコンセプトのひとつとして、人の体温を感じられる小空間で満足度の高い作品づくりを行うことを掲げており、コロナ禍で失ったふれあいや対話する機会を取り戻すために、最速先行チケットの即売会や一夜限りのトークイベント、そしてワークインプログレスとして稽古場公開なども行う。ワークインプログレスの詳細は後日HPにて発表される。<公演情報>一色洋平×小沢道成『漸近線、重なれ』presented by EPOCH MAN公演期間:2024年4月1日(月)~4月7日(日)会場:東京・新宿シアタートップス出演:一色洋平小沢道成演出・美術:小沢道成一色洋平脚本:須貝英音楽:オレノグラフィティチケット一般発売:2024年2月17日(土) 12:00~<イベント情報>一色洋平×小沢道成の〝最新作を語る小さなお祭り〟2024年2月3日(土)13:00~17:00 チケット即売会(入場無料)18:30~20:00 トークイベント(全席自由・整理番号付)会場:東京・下北沢アレイホールチケット一般発売:1月13日(土) 12:00~【即売会特典】一色・小沢がその場でオリジナルチケットをご用意します/座席選択可/特製フォトカードプレゼントHP:
2024年01月10日ヴァレンティノ(VALENTINO)は、2023年スプリングコレクション ‘ウェイズ’ の発売を、ヴァレンティノ ストアおよびvalentino.comで開始しました。このコレクションからは、発売以来定番として人気が続くアイコン商品、’ロックスタッズ アンタイトルド’ をさらに進化させた新作が発売されます。ワードローブの定番アイテムをアイコニックなスタッズによって再解釈した ‘ロックスタッズ アンタイトルド’ は、ダブルコート、トレンチコート、シャツ、バイカージャケット、Tシャツ、スウェットシャツ、パンツ等の商品で構成されています。それぞれのアイテムの内側には、商品の種類ごとに異なる数字がプリントされた特別なラベルが取り付けられています。今シーズン登場した新作のブラックエディションでは、ブラックルテニウム仕上げのアンタイトルドスタッズがウエアに都会的で洗練されたアティチュードをもたらします。スタッズのディテールからはヴァレンティノのアイデンティティをはっきりと感じ取ることができます。コレクションの発売を記念し、2022年11月30日から2022年12月13日の間、伊勢丹新宿店メンズ館にてポップアップストアをオープンします。このポップアップストアでは、ブラック一色に生まれ変わった ‘ロックスタッズ アンタイトルド’ を含むさまざまな新作を取り扱います。また、’ロックスタッズ アンタイトルド’ から登場したオールブラックのピーコートやシャツなどの限定商品も紹介します。ヴァレンティノ ウェイズ ポップアップストア期間:2022年11月30日(水)~2022年12月13日(火)場所:伊勢丹新宿店 メンズ館2階 メンズクリエーターズ(東京都新宿区新宿3-14-1)営業時間:10時~20時電話番号:03-3352-1111(大代表)@maisonvalentino#ValentinoWays#ValentinoRockstudUntitled
2022年12月01日舞台『鋼の錬金術師』の製作発表が24日に都内で行われ、エドワード・エルリック役の一色洋平/廣野凌大(Wキャスト)、アルフォンス・エルリック役の眞嶋秀斗、ウィンリィ・ロックベル役の岡部麟(AKB48)、ロイ・マスタング役の蒼木陣/和田琢磨(Wキャスト)、脚本・演出の石丸さち子が登場した。同作は2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載された人気漫画の舞台化作。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(一色洋平/廣野凌大)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリック(眞嶋秀斗)の物語を描く。エドとアルのキャストを決定するにあたって4カ月にわたるオーディションが実施されたということで、一色は「決まったご報告をいただいた時は、初めて人生で初めて最寄り駅から家までノンストップでダッシュするという奇行に走りました。そのくらい湧き上がるものがあって」、廣野は「やりきったから悔いはないと思っていたんですけど、オーディションで決まったとご連絡いただいた時に初めて腰が砕けました。もうよろよろと座り込んで。LINEでマネージャーから『良かったね』と、この5文字だけ。受かったよとかじゃなくて、『よかったね』と聞いた瞬間に『お母さん!』と。家族にも周りの人間にも感謝をして、改めてやるぞという気持ちが芽生えて」と並々ならぬ喜びを表した。オーディションは稽古形式で行われ、一色は「もうシーンをこのメンバーで作るぞと。床を汗だくにしながら、アクションシーンでは汗で滑りに滑り、七転八倒しながらシーンを作りました。途中で誰がエドを掴むかどうでもよくなって、みんなでシーンを作ることに注力して。ウィンリィ(役)もみんなで回したりして。本気で作っていたので、ピリピリしたものも実はなく、俳優たちがすごく健全になんか戦って、だから今2人でエドをやらせていただきますけれども、オーディションにいたみんなのエドも乗っかっている気がすごくしている」と語る。廣野も「本当にオーディションが長くて! すごい長かったんですよ! 13時集合21時解散みたいな、オーディションじゃありえないぐらい」と訴える。アル役の眞嶋は「僕は審査が終わるたびにマネージャーに『今日も1日楽しかったです。次の審査もがんばります』という連絡をしてたんですよ。こんな経験って今までなかったなと思って。オーディションに行くたびに半日以上みんなで熱を注ぎ込んでいるので、体にダメージも来るし、声もちょっとカサカサになったりするんですけど、そんなことどうでもいいぐらい。やっぱりこの作品に絶対出てやるぞという思いも膨らみました」と振り返り、「エドワードをたくさんの方がやられている像を見て、それを受けて作ってたんですけど、本当にオーディション期間はとにかく『芝居って楽しいなあ』というのを感じてました。だからやっぱり決まった時は嬉しかったです」と喜びを噛み締めた。決め手を聞かれた石丸は「表現するもののエネルギーって愛と怒りだといつも思っているんです。で、廣野くんに会った時にものすごく怒りを強く感じた。そして一色くんとやった時、1番愛を表現することに迷いがなかった。怒りを強く出せる人は必ず愛を持っているし、愛を表現するのがうまい人は必ず怒りも持ってると思うんです。その2人を錬成すれば、エドワード・エルリックができると思いました。すごく対照的なんだけれども、その振幅が大きい、とにかく人間力のある人を選びたいと思った。そういう2人です」と説明。眞嶋については「やっぱりアルフォンスをやるとなると、少年時代を演じたり、それから声だけで表現をしたり、そしてアニメで皆さんの中にインプットされた音声がすごい強かったりする中で、私は心と声が近い人を選びたかったの。眞嶋くんは、心が動いた時にそのまんま声になってこちらにお届けしてくれたんで、私はもうこの人だと思った。そして弟として兄を見る目、兄を愛する準備っていうのを1番感じたんです。それで迷いなくいきました」と語った。舞台では生バンドが演奏するという構想もあり、この日は一色と廣野が主題歌である「鋼の絆」も披露。大阪公演は新歌舞伎座にて2023年3月8日~3月12日、東京公演は日本青年館ホールにて2023年3月17日~3月26日。○出演エドワード・エルリック役:一色洋平/廣野凌大(Wキャスト)アルフォンス・エルリック役:眞嶋秀斗ウィンリィ・ロックベル役:岡部麟(AKB48)ロイ・マスタング役:蒼木陣/和田琢磨(Wキャスト)リザ・ホークアイ役:佃井皆美アレックス・ルイ・アームストロング役:吉田メタルマース・ヒューズ役:岡本悠紀ジャン・ハボック役:君沢ユウキデニー・ブロッシュ役:原嶋元久マリア・ロス役:瑞生桜子ティム・マルコー役:阿部裕ショウ・タッカー役:大石継太イズミ・カーティス役:小野妃香里ラスト役:沙央くらまエンヴィー役:平松來馬グラトニー役:草野大成傷の男(スカー)役:星智也ゾルフ・J・キンブリー役:鈴木勝吾ピナコ・ロックベル役:久下恵美グレイシア・ヒューズ役:斉藤瑞季ニーナ・タッカー役:小川向日葵/尻引結馨(Wキャスト)キング・ブラッドレイ役:辰巳琢郎 他スーツアクター アルフォンス・エルリック役:桜田航成(C)荒川弘/SQUARE ENIX・舞台「鋼の錬金術師」製作委員会
2022年10月24日脚本は宝塚歌劇団で数多くの名作を生み出してきた上田久美子の書き下ろし。演出は『麒麟がくる』『精霊の守り人』を手がけた一色隆司。力強いタッグのもと、演劇界を牽引する俳優たちが顔を揃え、スペクタクルリーディング『バイオーム』が上演される。その真ん中に立つのは歌舞伎役者・中村勘九郎だ。本人も「完成形が想像できない」と話す未知なる朗読劇で、8歳の男の子と女の子の二役を演じる。さて、その意気込みは。自分もその世界に入っている感覚になる脚本──朗読劇『バイオーム』へのオファーがあったとき、まずどんなところに興味をお持ちになりましたか。お話をいただいたときに上田久美子さんがお書きになった脚本を読ませていただきました。すると、読み進めていくうちに、「これは本当に朗読劇なの?」という思いになったんです(笑)。それくらい、スケールの大きい物語が描かれていて。どう表現していくのか、完成形がどうなるのか、まったく想像できない。そこが面白いなと思いましたね。──物語の舞台はある政治家一家の庭で、愛憎渦巻く人間たちとそれを見ている植物たちが描かれていきます。製作発表会見では演出の一色隆司さんがまさしく、自然や大地、地球を感じるようなスケール感があり、自分もその世界に入っているような気持ちになる脚本だとおっしゃっていました。そしてそこから、今回の公演を“スペクタクルリーディング”と名付けられたと。スペクタクルってどういうことなんだと思いますけど(笑)、一色さんにお伺いすると、例えば、舞台セットに大きなストリングカーテンを使って、そこに映像を映したり、また、舞台機構も使ったりもするそうなので。それをお聞きするだけでも朗読劇の枠に収まりそうにないなと本当に楽しみになりました。「植物同士の会話がとても楽しいんです」──今回は、ほとんどの方が人間と植物を一人二役で演じられる中、勘九郎さんが演じられるのは、政治家一家に生まれた8歳の男の子ルイと、家政婦の孫の8歳の女の子ケイ。どちらも人間ですね。僕も人間と植物がやりたかったです(笑)。脚本を読んでいても、植物同士の会話がとても楽しいんです。中でも、麻実れいさんが家政婦役と二役で演じられるクロマツが、威厳があって堂々としていてカッコいいんですね。みんなに栄養を与える場面もあって、そこがコミカルであり、どこか生命というものの原点を感じさせる。一方僕が演じるのは8歳の男の子と女の子です。今40歳の自分が演じるとどうなるんだろうという不安しかありません(笑)。──身近にいらっしゃる長男の勘太郎さんと次男の長三郎さんを観察して、参考にすることもありそうでしょうか。次男が8歳ですが、やはり、子どもたちから出てくる言動や発見というものには、感動させられますね。僕たちも同じ道を通って今に至っているんですけれども、いつの間にか欲や感情に流されて、純な心というものが失われてしまっている。とくに、このルイとケイは、欲の塊の大人たちの中で、本当に純な存在としているので。子どもたちをよく研究して、遠い昔に置き忘れてしまった純粋な心を本番までに取り戻して(笑)、演じていきたいなと思います。──一人の方が演じる人間と植物は、対照的なキャラクターである場合が多いようですが、勘九郎さんが演じられるルイとケイの人物像はいかがですか。ルイのほうは、大きなお屋敷の中で一人息子として育てられるんですけども、一族が崩壊し暴走している中で、唯一信じられるというか、拠りどころとしているのが、庭の木々や、そこにやってくるフクロウなんですね。そして、植物やフクロウとも対話することができて、そこに安らぎを求めている。片やケイは、ルイが爆発しそうになるところを、いつも冷静な目で止めてくれる存在です。だから対照的と言えると思うんですけれども、ただ、同じものも持っているかもしれないという感じではありますね。──ということは、ルイとケイが会話するシーンも多そうですね。そうなんです。二役が会話するのは僕だけなので、これは大変だなと思っています。しかも、8歳くらいって、男の子も女の子も声は変わらないじゃないですか。どうやったら違いを表現し、二人でしゃべっているということを見せられるのか。落語のように左右を向いてしゃべるのも違うような気がしていて、たぶんそれでは収まらないものが求められるのではないかなと思っています。身体を使う表現も・・・?「観てのお楽しみです」──政治家一族に生まれたルイと、代々続く歌舞伎役者の家にお生まれになった勘九郎さん。共通項も見出せそうですか。どうでしょう。ルイは、独特な自分の世界を常に持っているので、家による縛りや責任感を感じることなく、無邪気であったりはするんですよね。だから、大人になったら何になるのかと聞かれても、さらりと「大臣になるんじゃないの?」と言ったりする。でも、純粋であるがゆえに、とくにお母さん(花總まり)に愛されていないというのは、すごく感じているんじゃないかとは思います。家政婦のふきさんの言うことは聞くし、お父さん(成河)のことはすごく好きですけれども、おじいさん(野添義弘)は威圧的で逃げ場がないですし。だから、その辛さや悲しみみたいなものも、しっかり出していかなければならないと思っています。そういう濃密な人間ドラマに、お客様もハッとさせられる部分があるかもしれませんね。スペクタクルリーディング『バイオーム』出演者左から)中村勘九郎、花總まり、古川雄大、野添義弘、安藤聖、成河、麻実れい──朗読劇というもの自体には、どんな印象をお持ちですか。一度、2020年にWOWOWの番組『劇場の灯を消すな!Bunkamuraシアターコクーン編 松尾スズキプレゼンツアクリル演劇祭』の中で、大竹しのぶさんと、井上ひさし先生の「十二人の手紙」の中から『泥と雪』を朗読させていただいたことがありました。それは手紙のやりとりの朗読だったので、会話の部分はなかったんですけれども。でも、稽古も場当たりの1回だけだったので、本番では本当にその場で出た感情で読んでいって、大竹さんが発するものに応えていく楽しさがありました。ただ、今回は、スペクタクルリーディングという摩訶不思議な舞台になりそうなのでどうなるのか。きっと本を離す瞬間も生まれてくると思いますし。稽古をして、一色さんの演出、キャストの皆さんとの話し合いの中で、面白いものになっていけばいいなと思います。──朗読劇といえば声の力が重要になるのではないかと思いますが、声の表現については、どんなことを心がけておられますか。声って、与えられた役柄の肉体から出てくるものなので、ちゃんとその肉体を通した声になればいいなということをいつも意識しています。だから、まずは8歳の肉体として存在できたらとは思いますね。とはいえ、あえて子どもっぽい声にしなくてもいいというようなことはちょっと伺っていますし。引き出しや可能性をたくさん持って稽古に臨みたいと思います。それに今回は、身体を使う表現もあるのではないか、いや、このメンバーが揃っていて使わないのはもったいないでしょうとも思うので(笑)。そこは観てのお楽しみというか。朗読劇だと思って観に行ったら、なんかすごいものだった!というふうになればいいなと思いますね。今までで一番、どうなるか想像できない作品──ちなみに、この物語の中の庭にはいろいろな植物があって和洋折衷になっているそうですが、勘九郎さんがご自身で庭を作るとしたら、どんな庭にしたいですか。僕は純和風が好きで、形から入るタイプなので、どこかのお寺の枯山水の庭を真似て作って、それ以上凝ったりすることなく、満足すると思います(笑)。僕自身はルイと真逆で、そんなに自然と一体になるのを喜べる人間じゃないんですよね。だからむしろ、一族の大人を演じるほうが向いているんじゃないかと思っているんです(笑)。──でも、全然違う人物、それも子どもを演じられたり植物を演じたりされることが、今回の醍醐味ですし。本当に楽しみです。そういう意味では、これまで歌舞伎以外の舞台にもいろいろ出演させていただきましたが、今までで一番、どうなるか想像できない作品です。お客様にとってもきっと観たことのないものになると思うので、わかりやすいもの、見やすいものが良しとされている今の世の中に、パンチを与えるような作品になるんじゃないかと、僕自身は思っています。暗いニュースが多い今を感じながら上田さんが書かれた脚本には、感じ取ってもらえるもの、持ち帰ってもらえるものもたくさんあるでしょうし。朗読劇が好きでも苦手でも関係なく楽しんでいただけると思いますし。楽しんでもらえるものにしたいと思います。取材・文:大内弓子撮影:花井智子<公演情報>スペクタクルリーディング『バイオーム』2022年6月8日(水)~2022年6月12日(日)会場:東京・東京建物 Brillia HALL
2022年05月23日“五感を揺さぶる朗読劇”の『バイオーム』が2022年6月8日(水)から東京建物Brillia HALLで開幕する。4月26日、都内で製作発表会見が行われ、主演の中村勘九郎をはじめ、出演する花總まり、古川雄大、野添義弘、安藤聖、成河、麻実れいらが思いを語った。本作の脚本を手掛けるのは、宝塚歌劇団で心に残る名作を生み出してきた上田久美子。22年3月末に宝塚歌劇団を退団し、本作が初めての宝塚以外での脚本となる。そして、演出は『麒麟がくる』や『精霊の守り人』など映像作品で知られている一色隆司が務める。上田久美子一色隆司主演する勘九郎は「こんなに豪華な皆様とご一緒できるというだけで幸せ。脚本を読んだだけでは、完成形がどうなるか全然分からないが、それはそれで本当に楽しみ。稽古をして、いい作品を皆様に届けられたら幸せに思う」と笑顔。ルイとケイという8歳の男の子と女の子を演じることについては「四十の私が演じるとどうなるのかという不安しかないが、遠い昔に置き忘れてしまった純粋な心を本番までに取り戻してやりたい」。また会見では、歌舞伎の世界は「おじさんばかりだから......」と自嘲する場面もありつつ、歌舞伎以外での仕事は「出会い」が醍醐味だと語り、「じっくりと皆さんで話し合って、ひとつの作品を作り上げていくという楽しみがある」と語っていた。中村勘九郎脚本を読んだ印象を尋ねられると、古川は「目の前にメリーゴーランドがあるなと思って乗ってみたら、ジェットコースターになって。乗り終わったあとに、心を鷲掴みにされ、もう1回乗りたいと思える。そんな本だった」と独特な表現。成河は「直球で、日本への、あるいは戦後の日本社会への怒りのようなものも感じたし、あるいは逆に希望のようなものも感じた。上田さんのエネルギーをとてつもなく感じた」とすでに脚本を読み込んでいる模様。古川雄大成河一方、野添は「最初に読んだときは『どうするの?』と思った」と素直な気持ちを明かしながらも、「実際に観ていくと、どんどん引き込まれて、観た方も持って帰るものがあると思う。とても楽しみな作品」と話していた。野添義弘全員が2役を担うキャスト陣、演出プランは・・・?本作ではキャスト全員が1人2役を担う。勘九郎以外はみな「植物」の役を演じる場面がある。勘九郎が演じるルイの母親・怜子と、クロマツの芽の役を演じる花總は「人間と植物の2役というのは初めて。ふたつの役の関連性も絶対大切なものがあると思うので、コミュニケーションをとりながら、作品の中で自分が果たすべき役割をつくっていきたい」。花總まりまた、怪しげな花療法士ともえと、竜胆(リンドウ)を演じる安藤は「植物を演じたことがないので、どういった役作りをしていけばいいかと考えたときに、花言葉を検索した。竜胆の花言葉は“正義”。それはともえさんにも共通する部分だと思ったので、2役の共通項として、楽しんで演じられたら」。安藤聖麻実は家政婦のふきと、クロマツを演じる。「与えられた場所で淡々と堂々と根を張って生きるクロマツ。クロマツとは対照的な、家政婦ふき。植物の方はおだやかな感じで、ふきの方は緊張感を感じながら演じたい」と語っていた。麻実れい劇場公演は6月8日(水)~12日(日)の東京公演のみだが、会見では本作の舞台配信も発表された。詳報を待とう。取材・文・撮影=五月女菜穂
2022年04月27日ノアールエトフ(noir etoffe)の2022年春夏コレクションが、東京・表参道ヒルズで2021年9月3日(金)に発表された。黒一色とクラシカルなウェアで作る「未視感」黒一色のみを用いたコレクションを展開しているノワールエトフ。今シーズンは、日常で見慣れたものを初めて見たと感じる体験“未視感”を意味する「Jamaie vu」をテーマに掲げ、クラシカルなアイテムに意外性のあるディテールを施したユニークなコレクションを披露した。違和感を与える“穴”や“ガンパッチ”たとえば、ジレやジャケットにはポケットが配されているであろう位置にサークル型のカッティングを施した。黒で統一したテーラリングウェアは、本来スタイリッシュなムードを演出するアイテムだが、違和感のある“穴”のディテールによってプレイフルな印象に仕上がっている。また、見慣れたロング丈のコートにも違和感を与えるディテールが登場。トレンチコートのガンパッチは一方を長く伸ばし、ノーカラーコートのベルトは極端に太いものを採用した。ボリューミーなフリルショー終盤には、フリルをあしらったフェミニンなピースが豊富なラインナップで登場。シャツやワイドパンツには縦のラインに沿って、バルーンシルエットのジャンパースカートには太めの肩紐に立体的なフリルをセットした。中でも光沢感のある生地で仕立てた幾段にも及ぶフリルスカートは、ボリューム感たっぷりの主役級の1着だ。いずれもタイトシルエットのベストやシャツ、装飾のないタックパンツなどシンプルなアイテムと一緒に提案することで、ダイナミックなフリルをより一層際立たせていた。
2021年09月06日2021年4月24日、俳優の石田ゆり子さんがInstagramを更新。投稿された4枚の写真に、反響が上がっています。石田ゆり子、一色紗英と「20年ぶりの再会」同日、ファッションブランド『archi(アーキ)』の展示会を訪れた様子の、石田さん。俳優で『archi』のディレクターでもある一色紗英さんと、20年ぶりの再会を果たしたそうです。石田さんと一色さんといえば、1992年に放送されたテレビドラマ『君のためにできること』(フジテレビ系)ファンが歓喜した、実際のツーショットがこちらです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 石田ゆり子 Yuriko Ishida(@yuriyuri1003)がシェアした投稿 飾らない自然な笑顔を見せる、石田さんと一色さん。この時2人は、『archi』のさまざまな洋服を着ては、「服装がスタジオジブリ作品のような雰囲気」と盛り上がったそうです。石田さんの肩に手をかけて笑う一色さんの姿からも、2人の仲のよさが伝わってきますね。20年越しの再会に、石田さんはこのような想いをつづりました。きのう、ほんとに20年以上ぶりに会った紗英ちゃんは出会った時のまんまの透明感と健やかさを備えていて私は感動すら覚えました。素敵な大人の女性になった彼女に会って、わたしはなんだかとっても幸せでした。yuriyuri1003ーより引用石田さんの投稿には、さまざまな感想が寄せられています。・見るだけでキュンとする写真。2人とも、若い頃から変わらないかわいさです!・2人の雰囲気が本当に好き!20年ぶりに見えませんね。・仲よし姉妹みたい。どちらも本当に素敵な女性。歳を重ねても変わらない魅力を放つ、石田さんと一色さんに、多くの人が心を和ませました。[文・構成/grape編集部]
2021年04月25日舞台『モダンボーイズ』の公開ゲネプロが3日に東京・新国立劇場 中劇場で行われ、加藤シゲアキ、山崎樹範、武田玲奈、横内謙介(作)、一色隆司(演出)が登場した。同作は1994年に木村拓哉主演で都政施行50周年記念公演として上演された、幻の名作ともいわれる青春群像劇。日中戦争直前、浅草のレビュー小屋を舞台に、プロレタリア革命を志す学生でひょんなことから浅草エフリィという芸名でレビューの人気者となった矢萩奏(加藤)が、小屋の座付き作家であった菊谷栄(山崎)と出会ったことにより、生きる居場所を見つけ、自分にしかできない革命を見出していく。横内は「27年前に作った台本で、良いブラッシュアップの機会をいただいたなと考えています」と感謝し、台本は大改訂になったという。続けて「途中で加藤シゲアキさんがご出演なさるような情報が入り、『加藤さんがやるんだったら(作家の)菊谷栄役の方がいいんじゃない?』という忖度もしたんです」と明かし、「どちらでもいけるようにプランを立てていたら、『いや、木村拓哉先輩がやったことを継承したい。あわよくば木村超えを狙いたい』と」と加藤の言葉のように紹介すると、加藤は「そんなこと言ってませんよ!!」と大慌て。横内は改めて「スペシャルな1本を作りたいなと。劇作品としてのブラッシュアップと、今回出てくださってる皆さんがとても大人なので、大人のドラマにしたい」と意図を説明した。演出の一色は加藤について「歌手もやり作家もやり、今回役者としてやってくださってますけど、稽古を見てても、時間さえあればあと2つか3つ出来るくらいのエネルギーとバイタリティを持ってる人で、そのエネルギー全てを役に注力してくれた時に、舞台上でマジカルなことが起こると確信しています」と絶賛する。主演の加藤は「この物語は昭和の初期、演劇を上演することもままならない時代の物語でして、そこをどうやってブレイクスルーして作品を作っていくかという物語なんですけど、今の時代とも実はシンクロする所もあるのではないかと思います」と作品について表した。27年前に先輩である木村が演じたということについて、加藤は「そこはあんまり言わないでほしいなと思います」と苦笑。「最初にお話をいただいた時に聞きまして、正直な所恐れ多いと思ったんですが、僕がジャニーズ事務所に入るきっかけになった先輩の1人でもありますし、憧れていた先輩と同じ役を演じることはもうこの先ないのかな、僕じゃない誰かが演じてた時にきっと嫉妬してしまう、と最初に思ったので、『ぜひ、やらせてください』と」と決意の裏側にある気持ちを吐露する。「作家ということもあって菊谷役の方がいいんじゃないかという話もあったんですけど、『ここはどうか作家ではなく、いち役者としてチャレンジさせてほしい』というお願いをさせていただきました」と、作家としても活躍する加藤ならではの願いだったようだ。同作の主演を務めることは木村にも伝え「情報解禁でお耳になさるのも失礼かと思いまして、1月くらいに映画のリハーサルをされてるところにお時間いただき、挨拶させていただきました。知らないと思ったので、『演じさせてもらいます』と言うつもりで行ったんですが、僕を見た瞬間に『あ、やるんでしょ、モダンボーイズ』という話になりまして」と振り返る。「すごく緊張したので、ギチギチの台本を作って、お仕事の合間ですし完結にお伝えして帰ろうと思ったら、『やるんでしょ』と言われた瞬間に台本が総崩れしまして、『あ、はい、はい』みたいに……」と、先輩の神対応に大慌てだったやりとりを再現。「平田(満)さんが菊谷役をやられてたので、平田さん経由で聞いたらしいですけど。すごくあたたかく応援してくださって、最後には『がんばってくれ、体には気をつけて』という言葉をいただきました」と喜んでいた。周囲から「木村拓哉超え」といじられると、加藤は「言いません!」と否定。「映像資料を見たんですが、当時の木村さんは21歳で演じられていて、とてもすばらしくて。もし先に見たら断ったかもしれないくらい完成されていたので、正直言って超えるということは不可能だなと思いました。別の新しい人物を演じるつもりでこの役に臨まなければきっとこの舞台は成功しないと思って、稽古場では先輩のことは1度片隅に置かせていただいて、自分なりに取り組ませていただきました」と語ると、一色が横からぼそっと「でも超えてます」と茶々を入れ、加藤は「やめてください! 怖い!」と抗議する。山崎も「今のは良くないですよ」とつっこみ、加藤は「本当に緊張するんですから」とお腹を撫でる。さらに、木村が観に来てくれるかという問いについては、「知らないけど、いらっしゃる場合は僕に言わずにいらっしゃってほしい」と希望していた。東京公演は4月3日~16日に新国立劇場 中劇場、大阪公演は4月28日~30日にCOOL JAPAN OSAKA WWホール。
2021年04月03日舞台『モダンボーイズ』の公開ゲネプロが3日に東京・新国立劇場 中劇場で行われ、加藤シゲアキ、山崎樹範、武田玲奈、横内謙介(作)、一色隆司(演出)が登場した。同作は1994年に木村拓哉主演で都政施行50周年記念公演として上演された、幻の名作ともいわれる青春群像劇。日中戦争直前、浅草のレビュー小屋を舞台に、プロレタリア革命を志す学生でひょんなことから浅草エフリィという芸名でレビューの人気者となった矢萩奏(加藤)が、小屋の座付き作家であった菊谷栄(山崎)と出会ったことにより、生きる居場所を見つけ、自分にしかできない革命を見出していく。最初の挨拶では、山崎が「菊谷栄役の山崎樹範です。まずは個人的なことですが、吉川英治文学賞受賞、ありがとうございます」と、著書『オルタネート』(新潮社)で「第42回吉川英治文学新人賞」を受賞した加藤の功績を自分のことのように紹介。「そこには産みの苦しみが……」とスピーチを始める山崎に、加藤は「産みの苦しみじゃない! あなた稽古場でふざけてるだけだから」とつっこみ、山崎が「私、カタカナでシゲノリじゃない?」と尋ねると、加藤は「シゲ違いです」と切り返した。そんなやりとりができるくらいの仲の良さを見せるキャスト陣だが、加藤は「距離を取らないといけなくて、飲みに行ったりもできないので、山崎さんも最初の頃は人見知りで、皆全然仲良くならなくて」と苦笑する。「僕のせいもあると思うんですけど、僕も武田さんも人見知りだから、皆人見知りで大丈夫かなと思って」と苦労を振り返ると、山崎は「それは俺も思ってました」と同意する。山崎が率先してムードメーカーになっていたというが、演出の一色は「みんなでもじもじしてました。山崎さんから『どうしよう』と相談が来ました」と暴露。しかし、稽古中である3月2日に加藤が吉川英治文学新人賞を受賞したことから、空気が変わったという。加藤は「翌日に少し遅れて入った時に、一色さんがよそよそしく『今日はひな祭りだね』とか言い出して。そしたら音楽の方もピアノで弾いてくださって、『おめでとうございます』というかけ声のもと、クラッカーと、武田さんがちっちゃいくす玉を。全然割れないくす玉をいただきました。これでちょっとほどけたりも」と、一体感が増した様子だった。武田は「私も人見知りで、本当に最初の頃はどうしようかなと思ってたんですけど、じょじょにお話もさせていただけるようになって、今はとても心地いいです」と稽古場の空気を表す。また、本番中の4月14日には本屋大賞が発表されるが、こちらについては加藤が「結果を待つのみですから、もう粛々と。舞台期間中は舞台のことだけに集中したい」と語った。フォトセッションでは、「何かポーズを」というリクエストに、加藤が率先して手を広げるポーズで対応。登壇者陣がそろえると好評で、手が疲れてもポーズを取り続けていた。東京公演は4月3日~16日に新国立劇場 中劇場、大阪公演は4月28日~30日にCOOL JAPAN OSAKA WWホール。
2021年04月03日NEWSの加藤シゲアキが4月3日(土)、東京・新国立劇場で初日を迎えた主演舞台『モダンボーイズ』の取材会に、共演する山崎樹範、武田玲奈、横内謙介(作)、一色隆司(演出)とともに出席した。加藤にとっては、2017年に東京グローブ座にて上演された『グリーンマイル』以来、約3年半ぶりの舞台出演となる。日中戦争直前の浅草のレビュー小屋を舞台に、革命を信じ社会運動に身を投じていた若者と、舞台で輝かしいエンタテインメントをつくろうと戦い続けた役者や劇作家たちによる青春群像劇。プロレタリア革命を志す学生で、ひょんなことからレビューの人気者となる主人公・矢萩奏(加藤)は、1994年に木村拓哉も演じた役どころで「正直、恐れ多い。自分にとっては、憧れの先輩ですし、同じ役に挑戦できるのは、この先なかなかないチャンス。別の誰かが演じたら、嫉妬もするでしょうし」と背筋を伸ばした。今回の出演については、木村にも直接報告したといい「映画のリハーサルをなさっていると聞き、ご挨拶するお時間をいただいた。お忙しいと思いましたし、簡潔にお伝えしようとぎちぎちに“台本”も作った」のだとか。そんな準備に反して、木村本人はすでに加藤の出演を知っていたそうで「僕を見た瞬間『やるんでしょ?』って……。台本が総崩れして、あわあわしてしまった(笑)」と苦笑い。木村からは具体的なアドバイスに代わり「頑張ってくれ」とエールが送られたといい「超えるのは不可能。別の人物を演じるつもりでなければ、成功しない。もし(観劇に)いらっしゃったら?それは僕に知らせないで」と話していた。レビューの公演に熱意を燃やす若者たちを描く内容に「今の時代(コロナ禍)にシンクロすると思いますし、過去から学ぶことで、すべてのエンタテインメント業界が壁を乗り越えるヒントがあるはず。無事に幕が開くことにホッとしておりますし、このまま完走できれば」と初日に決意も新た。「新国立劇場に立つのは夢のよう。皆さんの心に響き、一歩を踏み出す勇気をもらえる舞台になれば」とアピールした。取材・文・撮影:内田涼公演情報『モダンボーイズ』作:横内謙介演出:一色隆司出演:加藤シゲアキ / 山崎樹範武田玲奈坂口涼太郎溝口琢矢松田賢二きづき伴美奈子羽子田洋子清瀬ひかり紺崎真紀橋本菜摘大川亜耶須田拓未 / 加藤虎ノ介神保悟志大鷹明良<スケジュール>【東京公演】2021年4月3日(土)~2021年4月16日(金)会場:新国立劇場中劇場【大阪公演】2021年4月28日(水)~2021年4月30日(金)会場:COOL JAPAN OSAKA WWホールチケット情報
2021年04月03日アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが主演を務める舞台『モダンボーイズ』が、4月3日より上演されることが24日、明らかになった。NEWSとしてのグループ活動だけでなく、作家としても活動し、昨年発表した『オルタネート』は、第164回直木賞、2021年本屋大賞にノミネートされるなど、多彩な活躍を見せる加藤。舞台には2017年に東京グローブ座にて上演された『グリーンマイル』以来、約 3 年半ぶりの出演となる。今回加藤が挑むのは、1994年に木村拓哉主演で、都政施行50周年記念公演として上演された、幻の名作ともいわれる青春群像劇『モダンボーイズ』。舞台は日中戦争直前、浅草のレビュー小屋。プロレタリア革命を志す学生で、ひょんなことから浅草エフリィという芸名でレビューの人気者となった矢萩奏が、小屋の座付き作家であった菊谷栄と出会ったことにより、生きる居場所を見つけ、自分にしかできない革命を見出していく物語だ。かつて事務所の大先輩である木村拓哉も演じた矢萩を、加藤が2021年のいま、どのように解釈し、どのように演じるのか。今作の演出を手掛けるのは、一色隆司氏。NHKにて、『精霊の守り人』シリーズ第三部や、『麒麟がくる』などの演出を務める傍ら、2016年にシアタートラムにて上演された『令嬢と召使』で舞台初演出。その後、2018年には『人形の家』を、2020年には宮崎駿原作『最貧前線』を演出し脚光を浴びた。今回は27年前に上演された名作『洒落男たち~モダンボーイズ』を、新たな演出で上演する。加藤は「『モダンボーイズ』の台本を拝読して、今こそ上演されるべき作品だと感じました。昭和初期の激動の時代、海外の文化の影響が思想にも娯楽にも現れる反面、その2つが衝突してしまう頃。検閲によって思うような作品を作れない、意のままに舞台を上演できないというのは、令和三年になった今、状況は違えど重なるところがあります」とコメント。「社会を良くするのは思想か娯楽か。人としての豊かさはどこにあるのか。そして、自分らしく生きるとは何か。レビューというエンターテインメントに生きた人々の息遣いと熱狂と興奮を楽しんで頂けるよう、私が演じる矢萩奏のように、私自身も情熱をもって演じ切りたいと思います」と意気込んでいる。舞台『モダンボーイズ』の東京公演は4月3日~16日に新国立劇場 中劇場にて、大阪公演は4月28日~30日にCOOL JAPAN OSAKA WWホールにて上演。
2021年01月25日彼氏のことが好きすぎて、彼氏色に染まってしまっていませんか。彼氏のタイプになるために頑張っていたり、彼氏に合わせすぎてしまったりするなど、彼氏一色になる女性がキケンな理由をご紹介します。周りの人と距離が出来てしまう恋愛が楽しくて彼氏一色になりすぎてしまうと、今まで仲良くしていた周りの人と距離が出来てしまう可能性があります。彼氏にもっと好きになってもらおうと思ってしたことが、友達と疎遠になるきっかけになったら悲しいですよね。いくら彼氏が好きだったとしても、今まで一緒にいた友達や家族のことをないがしろにしないように気を付けて、その人たちとの時間も大切にしていきましょう。自分の良さがなくなってしまう彼氏の好みに合わせて、服装やメイク、趣味などを全部変えているという方もいるかもしれません。今までの自分とは真逆のタイプだったとしても、それを心から楽しんでいるのならいいでしょう。しかし、彼氏に好かれるために無理をしているのなら、自分の良さがなくなってしまうことに繋がりますよ。すべてを彼氏に合わせるのではなく、自分の魅力も残しながら無理のない程度に留めておくといいですね。彼氏から愛されなくなってしまう彼氏一色になるということは、自分の意志や予定よりも彼氏のことを優先するということですよね。付き合いたての頃なら、相手に合わせる努力をすることで距離を縮めていくことが出来たかもしれませんが、それがずっと続くとありがたみを感じてもらえなくなる可能性があります。せっかく彼氏のことを考えて行動したのに、彼氏から愛されなくなってしまったら意味がないですよね。彼氏からもっと愛してもらうためにも、彼氏のことばかりを考えるのではなく、自分の意見をしっかり伝えるようにしてみるといいでしょう。恋愛以外に幸せを見いだせなくなる恋愛を楽しむことも大切ですが、度を超えて彼氏のことしか考えられないという状態になると、それ以外のことに幸せを見いだせなくなってしまうかもしれませんよ。そうなると、何をするにも彼氏がいなければ楽しくないので、自分の幸せは彼氏によって作られていると錯覚してしまいます。彼氏に幸せを求めてしまうことで、不満をため込んだり彼氏にきつく当たったりして、ケンカになることも増えるでしょう。心から愛することの出来る彼氏に出会えたことは素敵なことです。しかし、あまりにも彼氏一色になりすぎてしまうと周りの人と距離を作ってしまうだけではなく、彼氏とも上手くいかなくなってしまうかもしれません。自分の魅力を失わないように、彼氏以外のことにも興味を持ってくださいね。
2020年12月08日女優の矢田亜希子(やだ・あきこ)さんが、2020年9月28日にインスタグラムを更新。女優の一色紗英(いっしき・さえ)さんとのツーショットを公開しています。矢田亜希子&一色紗英の並んだ姿に「画面がまぶしい…」今回、公開された仲よしショットがこちらです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 紗英♡ #旧友#10代から#久々登場#今日もまた#突然の#インスタライブ#ライブ配信#紗英とw#インスタライブて残すの恥ずかしいからの残してないですw#楽しすぎた#また突然インスタライブやるかも 矢田亜希子(Akiko Yada) (@akiko_yada)がシェアした投稿 - 2020年 9月月28日午前4時16分PDTとびっきりの笑顔を見せ、旧友との時間を心から楽しんでいる様子の矢田亜希子さんと一色紗英さん。10代からの仲だという2人はインスタライブで共演を果たし、「17、8歳の時から仲がよかった」と深い関係性を明かしています。豪華すぎるツーショットにファンは「本当に美人…」「間に入りたい」と大喜び!たくさんの『いいね!』とともに絶賛コメントを寄せています。・2人ともかわいすぎる!癒しをありがとう。・画面がまぶしくて見られない…。まさに美の暴力!・インスタライブ、最高でした!本当に美しいです。恥ずかしいからという理由でインスタライブのアーカイブは残していないそうですが、矢田亜希子さんは「また突然ライブ配信をやるかも」とつづり、ファンに期待感を抱かせています。今後も仲よし2人の活躍に注目ですね!矢田亜希子の現在の姿に「え!?」『コストコ』にハマりすぎて、一回に使う金額が…一色紗英って今、何してるの?夫や子供との関係性は…[文・構成/grape編集部]
2020年09月30日フードメニューもピンク一色!カフェメニューは、PINKオンリー!天然の「PITAYA ピンク」が彩ったメニューが登場。「レッドピタヤ」の赤の色素でとっても鮮やかに色づいた料理はまさにフォトジェニックです。ピンク色のパスタやドリンクなど、かわいくて美味しい上にヘルシーな仕上がりになっています。スーパーフード「レッドピタヤ」は、豊富な栄養素を含み、ヘルシーなフルーツとして知られています。可愛いとヘルシーを両立した、ミレニアル世代向けのitフルーツとしての「レッドピタヤ」の魅力たっぷりな世界へ連れて行ってくれます。レッドピタヤとは通称ドラゴンフルーツと呼ばれている、南国の果実「ピタヤ」。なかでも「レッドピタヤ」には、「ベタシアニン」という抗酸化力の強いポリフェノールや、バナナより豊富な食物繊維やミネラルが含まれています。「ピタヤ」は、ジューシーかつ高い美容効果が望めるとのことで、今後ますます注目のフルーツとなっています。中でも「レッドピタヤ」は着色効果も高いので、簡単にフォトジェニックなフードに変身できるのも特徴です。人気アーティスト“五十嵐 LINDA 渉”氏が監修期間限定のカフェの店内は、今話題の人気アーティスト“五十嵐 LINDA 渉”氏が監修。なんでもかわいく統合してしまう“五十嵐 LINDA 渉”氏が手がけた内装は「ピンク一色」のおしゃれでかわいいフォトジェニックスな空間になっています。五十嵐 LINDA 渉 プロフィールファッションデザイナーでスタイリスト、プロップスアーティスト。ファッションショーのステージプロデュース、空間プロデュース、商品プロデュース、ロゴデザインなど様々なフィールドで幅広く活動。2017 年は「クレヨンしんちゃん」のオトナ女子向けプロジェクト「CRAYON STYLE(クレヨンスタイル)」のポップアップショップ「CRAYONSTYLE Dream Bus Stop」のプロデュース、MARVEL(ウォルトディズニージャパン)アベンジャーズガールズハロウィンパーティープロデュース、10 代女子向け WEB メディア「Nom de plume」のロゴデザイン等を手掛ける。常識にとらわれないボーダレスな活動が著名人やアーティストなど多方面から支持を得ています。インスタ映え必至のピンク空間店内は「レッドピタヤ」の“何でもピンクに染める”特性をイメージし、ピンク一色の空間となっています。また、特別コラボレーションとして、インスタグラムのスター作家であり、POP な作品が世界中から大人気となっている Acorn Milk Sweets & Design さんのオブジェも設置いたします。オープニングパーティには多くのタレントもオープン当日(6/28)におこなわれたオープニングパーティでは、多くのタレントもプライベートで来場したそう。中には女優 安達祐実さんの姿も!新世代オネェタレント“ぺぇ”さんはドレスコードのピンクな衣装に身を包んで登場。ピンクを代名詞とする“ぺぇ”さんがピンクメニューを楽しみ、ピンクコラボが実現しました。ぺぇさんコメント「まっピンクに染まった部屋が可愛過ぎてすんごいテンション上がっちゃった!ピタヤも初めて食べたけど、こんなにキュートなピンク色なのにちゃんとヘルシーって、お得過ぎじゃない?」と大絶賛。コラボカフェ概要開催期間:2018 年 6 月 25 日(月)~7 月 1 日(日)営業時間:月~木 / 20:00~27:00金~土 / 20:00~29:00日曜 / 20:00~27:00店舗名称:CARBON (東京都渋谷区道玄坂 1−19−10 J-1 BLD 2F)店舗概要:道玄坂沿いのカジュアルバーとして次世代のクリエイター達が集まる秘密基地PITAYA PINK Limited Menu< DRINK MENU >・ピタヤピンクサングリア ¥700(赤サングリア + レモン+ ローズマリー)・ピタヤピンクサワー ¥700(グァバジュース+ウォッカ+グレナデン+トニック+レモン)・ピタヤピンクグァバジュース ¥600(グァバジュース+レモン+ソーダ)< FOOD MENU >・ピタヤピンク シーザサラダ ¥600・フルーツトマトと生ハムの冷製ピタヤパスタ ¥1000・ピタヤボウル ¥700イベント情報イベント名:PITAYA Café ~Color me PINK~催行期間:2018年06月25日 〜 2018年07月01日住所:CARBON 〒150-0043東京都渋谷区道玄坂1−19−10 J-1 BLD 2F電話番号:03−5428−5477
2018年06月28日セクハラ撲滅運動「Time’s Up」の支援表明として、ゴールデングローブ賞授賞式ではレッドカーペットに“黒一色”で集合したセレブたち。先日行われたグラミー賞では、“白いバラ”を身につけることが支援表明の証であった。この動きは2月18日(現地時間)にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われる英国アカデミー(BAFTA)賞でも取り入れられるようで、「WWD」によればノミネートを受けた女優たちや招待客が黒ずくめで参加するという。授賞式まで3週間を切っての決断だったこと、授賞式はロンドンファッションウィーク中に開催されることから、ファッションデザイナーやスタイリストは大きなプレッシャーを抱えることになりそうだ。BAFTAのスポークスマンは、ドレスコードを特に黒に設定しているわけではなく、出席者には自由に着たいものを着てほしいと語っている。今年のBAFTAはいままで12回も司会を務めてきたスティーヴン・フライに代わり、2001年ぶりとなる女性の司会者としてジョアンナ・ラムリーが選ばれたことですでに話題になっていた。BAFTA主演女優賞にはアネット・ベニング、フランシス・マクドーマンド、マーゴット・ロビー、サリー・ホーキンス、シアーシャ・ローナンがノミネートされている。(Hiromi Kaku)
2018年02月01日例年、色とりどりのドレスをまとった女性セレブたちが勢ぞろいするゴールデン・グローブ賞のレッド・カーペットだが、今年は黒一色。異例の状況には理由があった。昨秋から、ハリウッドや各界で長年はびこっていたセクシャルハラスメントの告発が続いているが、差別やハラスメント、虐待によって沈黙を強いられた人々への連帯の証として、ゴールデン・グローブ賞授賞式に、女性たちが黒のドレスを着て出席することを計画しているという報道があったのは昨年12月。報じられた当初は、有志の女優たち30人ほどが黒を着用するということだったが、7日(現地時間)当日、授賞式前のレッドカーペットの装いはほぼ黒一色だった。女優たちはもちろん、ゲイリー・オールドマンやユアン・マクレガーら男優賞受賞者や候補者たちも黒づくめ。ハラスメントの被害者たちが声を上げた「#Me Too」に続いて、ナタリー・ポートマンらが立ち上げたキャンペーン「Time’s Up」(嫌がらせや虐待に沈黙させられた時代はもう終わり、という意味が込められている)に賛同し、スローガンのピンバッチを付けてレッドカーペットを歩いていた。通常、セレブたちはパートナーや家族など私生活で大切な人たちと出席するが、今年は女優たちが同伴したのは女性の活動家たち。誰がベストドレッサーなのかを競うより、差別やハラスメントへの「No」を主張する団結を示した形だ。黒というテーマが設定された分、ある意味ハードルが上がった感もあり、色で勝負できないところをアクセサリーやヘアスタイルで個性を演出。エメラルドやルビーなど色鮮やかな宝石を使ったネックレスやイヤリングも目を引いた。■ドレスの素材感&形、ヘアスタイルで魅せる!映画の部ミュージカル/コメディ部門で女優賞を受賞したシアーシャ・ローナン(『レディ・バード』原題)は「ヴェルサーチ(Versace)」のドレス。左側だけノースリーブで、左肩と右のウエスト部分にシルバーを効かせたデザイン。ミリー・ボビー・ブラウン(『ストレンジャー・シングス未知の世界』)は「カルヴァンクライン(Calvin Klein)」のシルクのミニドレスに、髪は編み込みのアップスタイル。主演の『女は二度決断する』が外国語映画賞に輝いたダイアン・クルーガーは、シースルーのケープがエレガントな「プラダ(Prada)」のドレス。惜しくも受賞は逃したが、ミュージカル/コメディ部門の主演女優候補だったマーゴット・ロビー(『I, Tonya』原題)は肩パッドが効いた1930年代風の「グッチ(Gucci)」のドレス。ウエストから下にクリスタルの刺繍が施してある。『Battle of the Sexes』(原題)で同じく主演女優賞候補だったエマ・ストーンは「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」のワンショルダー。自身が演じた元テニス選手で活動家のビリー・ジーン・キングと出席した。プレゼンターを務めたアリシア・ヴィキャンデルも「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」のヴィクトリア調のハイネックのドレスだった。監督賞のプレゼンターを務め、候補者が全員男性であることを指摘したナタリー・ポートマンは「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」。ベルベットのロングスリーブで、スクエアな胸元のカットが印象的。テレビの部ドラマ部門で主演女優賞受賞のエリザベス・モス(「The Handmaid’s Tale」原題)も「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」。くるぶしの見える丈のドレスはビジューカラーがアクセント。監督作『はじめに父が殺された』が外国語映画賞にノミネートされていたアンジェリーナ・ジョリーは次男のパックスを連れて出席。「アトリエ・ヴェルサーチ(Atelier Versace)」のロングドレスに「フォーエバーマーク(Forevermark)」のイヤリング。パックスはタキシードの左胸に「Time’s up」のピンをつけていた。■キラリ光るアクセサリーが素敵!御年101歳でハリウッドの生きる伝説であり、義父でもある名優カーク・ダグラスと映画部門脚本賞のプレゼンターを務めたキャサリン・ゼタ=ジョーンズは「ズヘア・ムラド(Zuhair Murad)」のオートクチュールに、エメラルドとダイアモンドをあしらった「ロレイン・シュワルツ(Lorraine Schwartz)」のイヤリング。テレビの部でミュージカル/コメディ部門女優賞候補だったイッサ・レイ(「インセキュア」)も「ロレイン・シュワルツ(Lorraine Schwartz)」のエメラルドとダイアモンドのネックレスを、「プラバル・グルン(Prabal Gurung)」のプランジネックのカスタムドレスに合わせた。昨年の映画の部ドラマ部門主演女優賞受賞者のイザベル・ユペールは「クロエ(Chloe)」のハイネックのドレス。ビーズ刺繍をほどこした華やかなデザインで、耳元には「ショパール(Chopard)」のエメラルド(34.88カラット)とホワイトダイアモンド(22.79カラット)のイヤリング。テレビの部で助演女優賞候補(「ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~」)だったゾーイ・クラヴィッツはサンローラン(Saint Laurent)のシンプルなドレスをチョイス、ピクシーカットに大きなエメラルドのイヤリングが映えた。■「黒」だけじゃない!カラフルな装いも黒以外の装いは、昨年のアカデミー賞授賞式でも露出度の高いドレスでレッドカーペットを賑わせた女優のブランカ・ブランコが今回も大胆な赤のドレスで登場したほか、ドイツのモデルのバーバラ・マイヤーがシースルーにフローラルな刺繍を前面にほどこし、パステルカラーのトレーンのドレス姿で現れた。また、ゴールデン・グローブ賞を主催するハリウッド外国人記者協会(HFPA)のメヘル・タトナ会長も花の刺繍をほどこした赤のドレス姿。インド出身のタトナ会長は「お祝い事のときに、黒は着ないのです。もし私が黒を着ていたら、私の母は愕然とするでしょう」と自身のルーツと文化を重んじたドレスのチョイスを「Entertainment Today」の取材に語った。実は映画の部のドラマ部門主演女優賞に輝いたフランシス・マクドーマンド(『スリー・ビルボード』)が着ていたドレスも、ミッドナイト・ブルー。ほとんど黒に近いほどの深い色だが、敢えて「黒一択」の流れに乗らない姿勢が、受賞作で演じた信念の女性と重なった。(text:Yuki Tominaga)
2018年01月09日一歩入るとそこは非日常! 白で包まれる圧倒的空間梅ヶ丘駅からほど近くにある「HK(アッシュカー)」は、季節の食材を取り入れたフレンチが楽しめるお店。店内に足を踏み入れると、非日常的空間が広がっています。壁も床も、テーブルやいすもすべて白で統一された店内。凛とした清潔感ある店内は、訪れるだけで特別感をもたらしてくれる空間です。この白い空間が、色鮮やかなメニューで彩られます。梅ヶ丘の地で2人のシェフが創り上げるフレンチお店がオープンしたのは2015年5月のこと。店名の「HK」とは、お店を創業した2人のイニシャルをフランス語読みしたものです。都心からもアクセスの良い小田急・梅ヶ丘駅から歩いてすぐの場所にあるビルの2階にお店はあります。テーブル4席、カウンター4席のみの隠れ家的レストラン。白い空間を自在に彩るシェフの料理は、まるで魔法のように訪れる人をもてなしています。白い空間を鮮やかに彩る食材はまるで芸術品シェフが創りだす芸術的料理のひとつが、「とうもろこしムース魚介のサラダ仕立て」。白いお皿をキャンバスに見立て、赤や緑、黄色に輝く旬の野菜を散りばめます。トウモロコシのコクと甘みを凝縮したムースが、キャンバスにアクセントを演出。ぷりぷりの食感が楽しい海老やホタテ、ムール貝などのシーフードともマッチします。希少な食材をおいしく美しく楽しめる多彩なメニュー12年ぶりに輸入が再開された希少な仔羊を使った、「フランスシステロン産仔羊のロースト」も外せない逸品です。臭みを感じさせないミルキーな仔羊は、ナイフを包み込むような柔らかさと舌をはじくような弾力を味わい。絶妙な焼き加減に仕上げた仔羊を、個性豊かな付け合わせ野菜とともにいただきます。日本各地から取り寄せ! 厳選素材で作られる芸術的料理デザートにオススメなのが、「山梨県産桃のパフェ ヨーグルトムース」。ヨーグルトのさっぱり甘酸っぱいムースに、桃の濃厚な甘みがマッチする絶品です。目にも鮮やかな芸術的料理を構成するのは、シェフが厳選したこだわりの食材です。緑や紫に輝く新鮮な野菜は、土づくりからこだわる北海道の三野農園からお取り寄せ。白いダイヤモンドとも呼ばれる、白トリュフは松阪牛とともに仕上げます。豊富なアルコールのラインナップはワインだけにとどまらず、フランスでも評価の高い日本酒まで幅広く扱うこだわり。巡る季節とともに、その瞬間においしいものを調達する手間暇も惜しみません。小田急・小田原線の「梅ヶ丘駅」が最寄り駅。南口から歩いて1分、ビルの2階にあるお店です。おいしい料理を味覚と視覚両方で楽しめるフレンチレストランは、今日も芸術的な料理で感動を届けてくれます。スポット情報スポット名:HK(アッシュカー)住所:東京都世田谷区梅丘1-21-2 サンクレール的場2F電話番号:03-6413-7604
2017年10月25日サンシャインシティ全体がハロウィン一色になる「Sunshine City FUN!FUN!HALLOWEEN!」が、10月31日(月)までの期間限定で開催中です。アルパやサンシャイン水族館からSKY CIRCUS サンシャイン60展望台まで、すべてがハロウィン仕様になったサンシャインシティ、必見です!トリック オア トリート大作戦!ハロウィンのイベントで、特に好評を博しているのが「トリック オア トリート大作戦!」。ペーパークラフトで自分だけのキャンディボックスを作り、サンシャインシティ内の施設や店舗をまわってお菓子をもらいます。合言葉はもちろん「トリック オア トリート」ですね!開催日:10月の土・日・祝日および31日(月)受付時間:11時~17時受付場所:アルパ1F噴水吹抜前広場参加料:200円(小学生以下対象)館内にフォトスポットが登場ジャック・オ・ランタンやお化けと一緒に記念撮影ができるフォトスポットが、館内に登場します。友達や家族と写真を撮って、ハロウィンを満喫しましょう!場所:アルパ1F噴水吹抜前広場/B1トイザらス ベビーザらス前ハロウィン ミニパレードハロウィンの仮装に身を包んだ鼓笛隊が、サンシャインシティの館内を行進!生演奏のライブをおこなったり、キャンディを配ったりしてハロウィン気分を盛りあげてくれます。開催日:10月29日(土)・30日(日)・31日(月)時間:11時~/13時~/15時~(各回約30分)場所:アルパ1階噴水吹抜前広場よりスタート料金:観覧無料ハロウィン レストラン フェア~秋の味覚大収穫祭!!~カボチャを使ったハロウィン・メニューなどが楽しめる秋の味覚大収穫祭が、アルパ・スカイレストラン、SKY CIRCUS サンシャイン60展望台、サンシャイン水族館、ナンジャタウンで開催中です。ハロウィン・コレクションで仮装を楽しもう!ハロウィンといえば仮装!ハロウィンを盛りあげるなりきりコスプレグッズや雑貨、お菓子などが、アルパ各店で販売中です。ハロウィン×サンシャインシティ ローズガーデンハロウィンをテーマにしたバラの切り花や鉢植えの展示販売のほか、誰もが楽しめるワークショップ、イベントが開催されます。開催日:10月28日(金)・29日(土)・30日(日)時間:10時~21時※最終日は20時まで料金:無料サンシャイン水族館HALLOWEEN PARTY 2016~海ハロ!~サンシャイン水族館もハロウィン一色に。ハロウィン仕様の水槽やパフォーマンス、見逃せませんね!●ハロウィン特設水槽ハロウィンカラーをイメージした魚たちを見ることができる特設水槽。水槽のモチーフは、なんとジャック・オ・ランタンです。●アシカ・パフォーマンスタイム~ハロウィンver.~アシカもジャック・オ・ランタンを使ったパフォーマンスで魅せてくれますよ!時間:11時~/12時30分~/14時~/15時30分~●水中パフォーマンスタイム~ハロウィンver.~魚たちのパフォーマンスでは、タカサゴがカボチャやお化けに変身します!時間:11時30分~/14時30分~/16時30分~●カワウソとことこグリーティング~ハロウィンver.~コツメカワウソがジャック・オ・ランタンで遊ぶハロウィン限定グリーティングは、水族館本館屋上エリア「マヂカワペンペリガーデン」で見られます。時間:13時15分~●ホラー水族館「呪いの水櫛」(夜間特別営業)水族館で新感覚ホラー!?夜の水槽に、いったいなにが……。ひと味違う夜の水族館が楽しめますよ。時間:18時30分~21時※金・土・祝前日は21時30分まで※最終入場は終了1時間前SKY CIRCUS サンシャイン60展望台SKY CIRCUS HALLOWEEN 2016~空ハロ!~SKY CIRCUS サンシャイン60展望台にもフォトスポットが登場するほか、さまざまなイベントでハロウィン気分を盛りあげてくれます。仮装をしていくと、当日入場券が割引になるサービスも嬉しいですね!●ハロウィン限定仮装で割引!仮装していくと、当日入場料が割引になります。(例)大人1,800円→1,100円開催日:10月29日(土)・30日(日)・31日(月)※17時以降限定●SKY PARTY~ハロウィンver.~最新映像技術を使って画面の中で天気を操ることができる「SKY PARTY」も、カボチャが転がるハロウィン・バージョンが楽しめますよ。●天空251フェイスペイント仮装のしあげはフェイスペイントで!フェイスペインターの方が、手や顔にワンポイントのペイントをしてくれるイベントが開催されます。開催日:10月29日(土)・30日(日)・31日(月)時間:13時~21時料金:参加無料■イベント詳細名称:Sunshine City FUN!FUN!HALLOWEEN!開催期間:2016年10月1日(土)~10月31日(月)場所:サンシャインシティ所在地:〒170-0013東京都豊島区東池袋3-1-1電話:03-3989-3331公式サイト:
2016年10月12日グラビアアイドルの一色杏子がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『Cream Girl』(発売中 4,104円税込 発売元:Cream)の発売記念イベントを行った。"あんこ"の愛称でファンから親しまれているグラビアアイドルの一色杏子。現在はグラドルの活動と並行しながら、ハードロックアイドルユニット"DISDOL"のメンバーとしても活躍している。そんな彼女の通算5枚目となる同DVDは、今年6月に東京と沖縄で撮影。視聴者が一色と沖縄旅行を疑似体験できるという内容で、これまで見せたことのないセクシーなシーンにも果敢に挑んだ意欲作となっている。「沖縄はすごく暑くて耐えられませんでした。撮影中はずっと『暑い!』しか言ってないです(笑)」と振り返った一色は、内容について「私と一緒に沖縄旅行するという内容で、初めてセリフというものを言わせていただきました」と解説。現在18歳ということで、これまでの作品ではキュートなシーンが多かったが、「今回は黒下着を着て彼氏とベットでいちゃついたりします。いつもは可愛い感じですが、とてもセクシーで前髪も流して大人っぽい仕上がりになっていますよ」とセクシーアピールするも、「ベッドのシーンでは彼氏に見立てたカメラといちゃつくんですが、あんまりそういうキャラではないので恥ずかしかったです」と赤面した。今年の夏は海やプールに行くなど夏を満喫しているという一色。「この前は由比ヶ浜に行きました。まだまだ夏は終わってないので、これからも海やプールに行きたいですね」という彼女にナンパの有無を問うと「しょっちゅうあります。『可愛いね! 女子だけなの?』みたいな感じで声を掛けてくるんですけど、私は『はいはい』と言いながらスルーしちゃいます。女の子に慣れていて一途な男性ならついていくかも(笑)。女の子なら誰でも良いという男性は嫌いです」と話していた。一色杏子(いっしき きょうこ)1998年3月24日生まれ。埼玉県出身。B型。身長152㎝。スリーサイズはB86・W59・H84。"あんこ"の愛称でファンから親しまれているグラビアアイドル。グラビアは高校3年生だった2015年10月に1stDVD『あんこちゃん』をリリースし、高校生離れしたEカップバストと豊満ボディーを披露して瞬く間にグラドルファンから注目を集めた。現在は同じ事務所の高橋ナツミや辻あいりらとともにハードロックアイドルユニット"DISDOL"のメンバーとしても活動中。特技・趣味はダンス。
2016年09月04日雛形あきこと渡部豪太がふたり芝居で演じる舞台『令嬢と召使』の稽古場を取材した。舞台『令嬢と召使』チケット情報原作はストックホルム生まれのスエーデン人作家アウグスト・ストリンドベリが1888年に発表した戯曲「令嬢ジュリー」。令嬢・ジュリーと召使・ジャンの関係を描いた作品だ。原作に登場するのは、ジュリー、ジャン、料理女・クリスティンの3人だが、本作ではふたり芝居用に再構成。雛形は大女優、渡部は若手俳優という設定。そのふたりが令嬢と召使の即興芝居を始める、というところから舞台はスタート。雛形は令嬢に加え召使の許嫁も演じる。その日は稽古開始から約10日という頃。すでに通し稽古が始まっていた。ピアノの生演奏が流れる中で、雛形と渡部はふたりの俳優として物語を始める。演出は『坂の上の雲』『紙の月』など数々のテレビドラマを手がけてきた一色隆司。ふたりが即興芝居で演じるのは、惹かれ合っている令嬢と召使。立場の違うふたりが恋に落ちる…定番の設定だ。だが、そこから回り始めるふたりの関係の歯車は予想以上に生々しい!「男は(女は)調子がいいな」「女は(男は)ずるいな」と思わず苦笑いしてしまうシーンも…。雛形が演じる令嬢は高慢だが、どこか女々しい女性。召使への誘い方が大人でセクシーで、観ていてドキドキするシーンがたくさん。一方、許嫁役での雛形はテレビのふわっとかわいい姿とは対極の、サバサバとした女性を力強く演じている。許嫁がいながら令嬢の誘いを受ける、貧しい召使を演じる渡部。時にやさしく、時に最低な(!)態度をみせる。「やさしくしてほしいの」と懇願する令嬢にやさしくしない召使が、許嫁には「もっとやさしくしてくれよ」と言う。劇中、ふたりの立場はくるくると変わり、それによりお互いへの態度も変わる。お互いを心から求めているようで、利用している側面もある。恋愛だからこそありえる関係性をリアルに描いていく。最初に感じた「なぜ急に即興芝居を始めたのか?」という疑問。劇中のセリフなどで答えが出されることはないのだが、即興芝居を観ているうちに「そういうことか」と自然に納得できる。令嬢と召使を演じている最中にいわゆる「中の人」が出てくる瞬間というものがあり、その出現によりこの答えを感づかせてくれる瞬間は気持ちがいい。ふたりがどうなるのか、この即興芝居は一体どこへ向かっているのか――生だからこそ感じられる臨場感をぜひ劇場で味わってほしい。舞台『令嬢と召使』は4月21日(木)から24日(日)まで東京・シアタートラムにて。取材・文:中川實穗
2016年04月12日知多半島と渥美半島に挟まれ、三河湾に面した愛知県西尾市一色町の諏訪神社で8月26日・27日、「三河一色大提灯まつり(みかわいっしきおおぢょうちんまつり)」が開催される。「三河一色大提灯まつり」は、約450年もの長い歴史を持つ由緒ある祭りだ。会場となる諏訪神社は、愛知県指定民俗資料(有形民俗)文化財である。永禄(えいろく)年間(1558~69年)に、長野県の諏訪大社から御分霊を勧請(かんじょう)し、一色の諏訪大明神として祭ったことが起源と伝えられている。当時、毎年夏から秋にかけて海魔(かいま)が現れ、田畑を荒らし、人畜に危害を加えていた。そこで村人たちは神前に魔鎮(ましずめ)の剣を供え、大篝火(かがりび)をたき、海魔退散の祈祷大祭を行い、それ以降被害がなくなった。これが大提灯まつりの起源だ。この神事は100年ほど続いたが、江戸時代初期の寛文年間(1661~72年)に、篝火をたくことが不便だということで、提灯を献灯するようになった。当初は普通の提灯を立てていたが、やがて各組がその大きさを競うようになった。現在「三河一色大提灯まつり」で使われる大提灯は、一番大きいもので長さ約10メートル、直径5、6メートル、ローソクの長さは1.2メートル、重さ80キログラムにも及ぶビッグサイズだ。ひとつ一つの大提灯には神話や歴史の場面が描かれている。こうした大提灯6組12張りが諏訪神社境内に掲げられる。26日、8時から各組の提灯が順次つり上げられていくことから祭りは始まる。そして、19時、いよいよ祭りのクライマックスである献灯祭だ。拝殿にて神火を頂き、大提灯に火をともす。大提灯に灯がともった後の神社の境内は、淡いオレンジ色に包まれ、幻想的な雰囲気となる。夜通し献灯され、翌日午後5時のあげ神楽終了後に降納され、2日間の神事は終わる。なお、26日には神楽や太鼓の奉納、27日には相撲や弓道の奉納などの神賑行事もある。会場までの行き方は、車の場合、知多半島道路半田ICを降りて約30分、衣浦海底(きぬうらかいてい)トンネルを利用し、国道247号を一色方面へ行くと諏訪神社がある。当日は、周辺道路に交通規制がかかるため、案内表示に従い、臨時駐車場に駐車を。電車の場合は、名鉄名古屋駅より吉良吉田行き急行で西尾駅まで約50分、西尾駅バス停から名鉄東部交通バスに乗車し、三河一色のバス停からすぐ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日知多半島と渥美半島に挟まれ、三河湾に面した愛知県西尾市一色町の諏訪神社で8月26日・27日、「三河一色大提灯まつり(みかわいっしきおおぢょうちんまつり)」が開催される。「三河一色大提灯まつり」は、約450年もの長い歴史を持つ由緒ある祭りだ。会場となる諏訪神社は、愛知県指定民俗資料(有形民俗)文化財である。永禄(えいろく)年間(1558~69年)に、長野県の諏訪大社から御分霊を勧請(かんじょう)し、一色の諏訪大明神として祭ったことが起源と伝えられている。当時、毎年夏から秋にかけて海魔(かいま)が現れ、田畑を荒らし、人畜に危害を加えていた。そこで村人たちは神前に魔鎮(ましずめ)の剣を供え、大篝火(かがりび)をたき、海魔退散の祈祷大祭を行い、それ以降被害がなくなった。これが大提灯まつりの起源だ。この神事は100年ほど続いたが、江戸時代初期の寛文年間(1661~72年)に、篝火をたくことが不便だということで、提灯を献灯するようになった。当初は普通の提灯を立てていたが、やがて各組がその大きさを競うようになった。現在「三河一色大提灯まつり」で使われる大提灯は、一番大きいもので長さ約10メートル、直径5、6メートル、ローソクの長さは1.2メートル、重さ80キログラムにも及ぶビッグサイズだ。ひとつ一つの大提灯には神話や歴史の場面が描かれている。こうした大提灯6組12張りが諏訪神社境内に掲げられる。26日、8時から各組の提灯が順次つり上げられていくことから祭りは始まる。そして、19時、いよいよ祭りのクライマックスである献灯祭だ。拝殿にて神火を頂き、大提灯に火をともす。大提灯に灯がともった後の神社の境内は、淡いオレンジ色に包まれ、幻想的な雰囲気となる。夜通し献灯され、翌日午後5時のあげ神楽終了後に降納され、2日間の神事は終わる。なお、26日には神楽や太鼓の奉納、27日には相撲や弓道の奉納などの神賑行事もある。会場までの行き方は、車の場合、知多半島道路半田ICを降りて約30分、衣浦海底(きぬうらかいてい)トンネルを利用し、国道247号を一色方面へ行くと諏訪神社がある。当日は、周辺道路に交通規制がかかるため、案内表示に従い、臨時駐車場に駐車を。電車の場合は、名鉄名古屋駅より吉良吉田行き急行で西尾駅まで約50分、西尾駅バス停から名鉄東部交通バスに乗車し、三河一色のバス停からすぐ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日東日本最大規模のホタル観賞スポット・山梨県南巨摩郡身延町一色地区では6月1日~7月1日、恒例のホタル関連イベントを開催。中でもメインイベントの「一色ホタルまつり」(6月9日)では多彩な出し物を用意し、にぎわいとともに幻想的なホタルの乱舞を味わう夜が演出される。「日本の名湯百選」にも選ばれた下部温泉にほど近い身延町一色地区の一色川沿いでは、毎年数kmにわたってホタル数千匹が自然発生する。この自然の采配に合わせて、同町では毎年ホタル関連のイベントを開催している。メインイベントは6月9日18時30分から一色公民館で行われる「一色ホタルまつり」。ほうとうやうちわ、山菜販売のほか、子どもバンド「ドラゴン・キッズ」の演奏、大塩よさこいソーラン「暖心」、歌謡ショーなど多彩な催しが行われ、ホタルが活発になる20時~22時の幻想的な「ホタルのショータイム」へといざなう。6月1日~7月1日の期間中は町営駐車場に案内所を設置。まつり当日の6月9日をのぞき、駐車場料金200円がホタルの保護活動費に充てられる。マイカー以外にも、下部温泉郷の宿からの送迎バスが、東日本エリア最大規模のホタルの舞いへと道案内してくれる。なお、ホタルの発生状況は下部観光協会ホームページで随時確認することができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月22日