節句である1月7日の朝に食べる風習がある、七草がゆ。早春に芽吹くことから、邪気を払うとされる7種類の野菜を食べて、昔から健康を祈ってきました。年末年始のごちそうで疲弊した胃を休ませるためにも、おかゆはぴったりでしょう。七草がゆにしようと思ったら計算外!仕事始めの日、帰宅途中でスーパーマーケットに寄った筆者。七草がゆ用の野菜一式がそろった『春の七草パック』を発見し、「今年も作るか」と手を伸ばしかけたのですが、横にあった見慣れないカゴが気になり、そちらを購入しました。野菜売り場にドンと置いてあったのは、春の七草の寄せ植えです!カゴにセットされた鉢植えの中に、春の七草がフサフサと生え、小さな庭のようですね。それぞれのネームプレートが土に刺してあり、かわいらしい光景です。とはいえ、1月7日が七草がゆを食べる日。早速収穫して調理し、おかゆとして食べようと思います!…しかし!調理前に、大変なことが判明したのです。カゴの持ち手に、農園が春の七草の説明書を付けているのですが…。「これ食用じゃないんかーいッ!」そう…こちらは園芸商品で、観賞用だったのです。調べると、東京都墨田区にある庭園『向島百花園』では、春の七草の寄せ植えを皇室に献上しているとか。「春の七草は食べるもの」と思っていたので、観賞用があること自体に驚かずにはいられません。食用のパックと同じ場所に陳列されていたので、うっかり切り刻むところでした!予定外ですが、風流なこちらの寄せ植えと、一緒に春を迎えることになりそうです。同じミスをする人は少ないと思いますが、春の七草を買う時は、食用と観賞用のどちらなのかを一応チェックしてくださいね![文・構成/grape編集部]
2024年01月07日セリ、ナズナ、ゴギョウ……(※画像はイメージです)お正月が終わる1月7日の朝に、無病息災や五穀豊穣を願い「七草粥」を食べる風習。7種類の野草が入ったおかゆを食べると、健康に過ごせるといわれています。豪華な正月料理で胃腸を休めるためにもいいですよね。おかゆに入れる野草は地域によって異なりますが、一般的には、芹(セリ)・薺(ナズナ)・御形(ゴギョウ)・繁縷(ハコベラ)・仏の座(ホトケノザ)・菘(スズナ)・蘿蔔(スズシロ)の7種類。七草粥を食べる習わしは、もともと中国から伝わってきたもの。古代中国では、元日から7日までのそれぞれの日に獣や人を当てはめてそれぞれを占う風習があり、7日目は人を占うので、人の日=人日(じんじつ)の節句となりました。6日の夜に厄除けのお唱えをしながら七草をたたき、7日の朝に家族みんなで七草粥を食べるのが一般的だったそうです。日本には平安時代に伝わり、江戸時代には庶民の間にも広まったといわれています。1月7日に「はじめて爪を切る」!?ちなみに、1月7日は「爪切りの日」でもあり、新年になって初めて爪を切る日ともされているって、知っていましたか?昔から「七草爪(ななくさづめ)」と呼ばれていて、1年で最初の爪切りをおこなう風習がありました。古来より、この日に春の七草を浸した水、または七草をゆでた汁に指先をつけて、柔らかくしてから爪を切ると邪気を払うことができ、その年は病気にかからないという言い伝えがあります。この日はぜひ、1年の健康を願って家族と一緒に爪切りをしてみてはいかがでしょうか?(マイナビ子育て編集部)
2024年01月07日竹の器に春の七草を植えて楽しむ体験教室です。ひと足早く、春の息吹を感じるお正月飾りを作りませんか。春の七草と聞いて、名前がいくつ思い浮かびますか?正解は、[せり][なずな][ごぎょう][はこべら][ほとけのざ][すずな][すずしろ]です。一説には、五節句の1つ、人日の節句(1月7日)に七草がゆを食べる習慣は江戸時代に庶民の間に広まった行事と言われています。お正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、新年の無病息災を願う意味があるそうです。その七草がゆに用いられる春の七草を、自分の手で植えて楽しむイベントを企画しました。お正月を彩るオーナメント作りにぜひご参加ください。イベント詳細【詳細・内容】〇内容正月に向けて竹の器を用いた「春の七草の寄せ植え」を作る教室を実施し、里山の自然と文化・伝統技能を楽しく学んでいただく。イベントチラシ〇講師加藤 正夫 氏(樹木園芸研究所 所長)〇日程2022年12月25日(日)10:00~12:00※9:50までにパークセンター入口にて受付をお済ませください。※雨天中止(中止の場合は12月24日(土)17:00までに[小山内裏公園公式Twitter]でお知らせします)小山内裏公園公式Twitter : 〇場所小山内裏公園(町田市小山ヶ丘4-4)内、大研修室〇対象小学生以上(※小学生の方は保護者同伴(1名まで)でお願いします)〇定員15名(※先着順、定員になり次第締切。同伴者は人数に含みません)〇参加費500円/おひとりあたり(材料費等)(※同伴者は50円をいただきます)〇持ち物・汚れてもいい服装・エプロン・防寒着・筆記用具・飲み物【申込方法】インターネット または 電話▼インターネットはコチラから▼ ▼電話はコチラから▼042-676-8865(※受付時間:8:30~17:30)【おねがい】◆室内実施のため、イベント中はマスクをご着用ください。◆イベント中はほかの参加者との社会的距離(ソーシャルディスタンス)を1m以上保ってください。◆ご自宅および受付時の検温にご協力ください。なお、風邪の症状がある方、体調のすぐれない方のご参加はご遠慮ください。37.5度以上の発熱がある方、または平熱より1度以上体温が高い方のご参加はお断りいたします。◆東京都TOKYOワクションのご利用を推奨しております。昨年度の様子小山内裏公園について※小山内裏公園は常時開園・入園料無料の開放公園です。所在地町田市小山ケ丘二・四丁目、八王子市南大沢四・五丁目、鑓水二丁目アクセス京王相模原線「多摩境」下車徒歩10分京王相模原線「南大沢」から京王バス 南大沢五丁目循環に乗り「南大沢学園前」下車徒歩1分※駐車場は台数に限りがありますので、公共の交通機関をご利用ください。問合せ先公益財団法人東京都公園協会小山内裏公園パークセンター住所:東京都町田市小山ケ丘4-4電話:042-676-8865(8:30~17:30)地図 : ※小山内裏公園の詳しい情報は、下記公園HP・Twitterをご覧ください。小山内裏公園HP : 小山内裏公園公式Twitter : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月13日献上七草籠(イメージ)春の七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)は、古来より災いを去り、富貴(ふうき)を得られるといわれ、正月7日に七草粥として食されてきました。向島百花園では毎年、この春の七草をかごに仕立て「七草籠」を作り、皇室にも献上しています。今年も向島百花園職員による七草籠制作の実演をご覧いただく「伝統技能見学会」と、「献上七草籠」や「ジャンボ七草籠」、「地植えの春の七草」等の「春の七草の展示」を行います。新春の風物詩と職人の技を、ぜひお楽しみください。春の七草(イメージ)1.伝統技能見学会~春の七草籠の制作~毎年皇室に献上している「献上七草籠」と「ジャンボ七草籠」(直径50cm、高さ1m)を向島百花園職員が制作する様子をご覧いただけます。(1)日時令和4年12月18日(日)①献上七草籠の制作:10時~②ジャンボ七草籠の制作:13時~(各回45分程度)※雨天中止春の七草籠制作の様子(過年度)(2)場所売店前四阿(あずまや)(3)参加費無料(入園料別途)(4)参加方法当日自由参加開催場所に直接お集まりください。(5)雨天時について雨天中止の場合、向島百花園Twitter( でご案内いたします。ご不明な場合は向島百花園サービスセンター(03-3611-8705)までお問合せください。2.春の七草の展示皇室に献上している「献上七草籠」のほか「ジャンボ七草籠」や「地植えの春の七草」をご覧いただけます。(1)日時令和4年12月24日(土)~12月28日(水)9時~17時(最終入園は16時30分)令和5年1月4日(水)~1月7日(土)9時~17時(最終入園は16時30分)※献上七草籠は、令和5年1月4日(水)~1月7日(土)の展示となります。※1月1日(日・祝)~3日(火)については、隅田川七福神めぐり(福禄寿)のエリアのみお入りいただけます。エリア内ではジャンボ七草籠と地植えの七草のみがご覧いただけます。(2)場所①献上七草籠の展示サービスセンター前②ジャンボ七草籠の展示売店前四阿(あずまや)③地植えの春の七草の展示春の七草コーナー七草と正月飾り(過年度)ジャンボ七草籠の展示(過年度)3.位置図園内位置図新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から庭園を利用する際のお願い・近くで会話をする場合や屋内施設では、マスクの着用をお願いします。・園内の混雑状況により、入園をお待ちいただく場合がございます。・こまめな手洗いや消毒をお願いします。・体調がすぐれない時は来園をお控えください。その他・新型コロナウイルス感染拡大等の状況により、イベントや一部サービスを中止・休止・変更することがあります。ご来園前に公式ホームページ・公式Twitter にて最新情報をご確認ください。・来園者の方々へお知らせです。本庭園は、皆様の安全に配慮しながら、節電して営業しています。電力を「へらす」「つくる」「ためる」HTTに、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。都立9庭園からのお知らせ公益財団法人東京都公園協会 文化財庭園課のInstagram公式アカウントがスタートしました。都立9庭園の最新の写真をお届けいたします。ぜひフォローやいいねをお願いいたします。都立9庭園_東京都公園協会 (@tokyo_9gardens) • Instagram photos and videos : 向島百花園について所在地東京都墨田区東向島三丁目開園時間午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)入園料一般 150円65歳以上70円(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)※年間パスポート等詳細につきましてはHPをご覧くださいアクセス東武スカイツリーライン「東向島」下車徒歩約8分京成電鉄押上線「京成曳舟」下車徒歩約13分都営バス亀戸-日暮里(里22)「百花園前」下車徒歩約3分※駐車場はございませんお問い合わせ向島百花園サービスセンター〒131-0032東京都墨田区東向島3-18-3TEL 03-3611-8705地図 : 向島百花園公式HP : 向島百花園公式Twitter : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月29日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)が六甲山上で運営を行っている六甲高山植物園では、秋の七草が開花しました。猛暑が続いておりますが、8月7日の立秋を前に秋の七草のうち、キキョウ、ナデシコ、ハギ、オミナエシが開花し、秋の気配を感じさせています。特にオミナエシは、高茎草原の花畑にて群落で見頃になっています。キキョウ(キキョウ科)野山の草地に生える約50~100cmの多年草です。『万葉集』の中で山上憶良によって歌われた「朝貌(あさがお)の花」とはこの花のことである説が有力で、秋の季語として多くの歌人・俳人たちに愛でられてきました。カワラナデシコ(ナデシコ科)河原や山麓の日当たりの良い草地や岩場に生える多年草。『万葉集』を始め、『古今和歌集』、『枕草子』、『更級日記』といった古典中に多くの記述がみられ、日本人女性を例える大和撫子の語源となったことでも有名です。ミヤギノハギ(マメ科)高さ1~2mの落葉低木で、紅紫色の蝶形花を咲かせます。古来より宮城野原(現在の仙台駅東側)のハギの美しさは多くの和歌に詠まれており、この宮城野のハギから名づけられたのが本種です。1955年には宮城県の「県花」に制定されています。オミナエシ(オミナエシ科)60~100cmに伸びる茎に、黄色の小さな花を散房状につけます。『源氏物語』『紫式部日記』『枕草子』『狭衣物語』などの平安時代の文学にたびたび登場しており、雅人が好む花だったことが伺えます。■六甲ケーブル車両故障による運休及び代替バス運行について六甲ケーブルは、車両故障のため現在運行を休止しており、運行再開までの期間は代替バスを運行しております。上り・下りともに始発7時10分~終発20時45分、一部時間帯を除き毎時0分、30分に発車します。ご乗車の際は、[片道:大人600円、小児300円]の乗車運賃が必要です。なお、バスの座席に限りがございますので、混雑時には待ち時間が発生する場合がございます。皆さまには、ご不便お掛けいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。◆営業概要【入園料】大人(中学生以上)700円/小人(4歳~小学生)350円【開園日時】~11月23日(水・祝) ※期間中無休/10:00~17:00(16:30受付終了)【駐車料金】平日:500円、土日祝:1,000円、8月11日(木・祝)~15日(月):2,000円※新型コロナウイルス感染症の影響により、営業・イベントの内容を変更・中止する場合があります。六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月05日日本には1月7日に七草粥を食べる風習があります。七草粥とは春の七草(なずな・はこべら・ごぎょう・せり・すずな・すずしろ・ほとけのざ)でお粥を作り、お正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり食べるもの。青菜が不足しがちな冬場の栄養補給をする効用もあり、この日に七草粥を食べることで無病息災を願うようになったと言われています。春の七草は少しクセがあるものが多いので、苦手な方はミルクリゾットにすると食べやすくなりますよ。七草粥を洋風にしてみませんか?■七草ミルクリゾット調理時間 30分 1人分 391Kcalレシピ制作:金丸 利恵<材料 2人分>お米 100gベーコン 2~3枚玉ネギ 1/4個ニンニク 1/2片オリーブ油 大さじ1七草がゆセット(市販品) 1パック水 400ml牛乳 100ml粉チーズ 大さじ2塩 少々粗びき黒コショウ 少々オリーブ油 小さじ1<下準備>・ベーコンは幅1cmに切る。玉ネギとニンニクはみじん切りにする。・七草がゆセット(なずな・はこべら・ごぎょう・せり・すずな・すずしろ・ほとけのざ)は、サッと水洗いして細かく刻む。<作り方>1、鍋にオリーブ油大さじ1と玉ネギ、ニンニクを入れて中火で炒める。 2、玉ネギが透き通ってきたらベーコンを加え、脂が出るまで炒め、お米を加えて全体を炒め合わせる。3、水を注いで強火にし、混ぜながら煮る。沸騰したら中火にし、10~12分程度煮込む。焦げ付かないように、度々かき混ぜるようにしましょう。お米に火が通る前に水分がなくなってしまったら、少しずつ足してください。4、牛乳と粉チーズ、七草がゆセットを加え、混ぜながら煮る。塩で味を調えたら器に盛り、粗びき黒コショウを振る。仕上げにオリーブ油小さじ1をかける。コツ・ポイント 七草がゆセットが手に入らないときは、カブや大根の葉をみじん切りにして代用できます。春の七草に限らず、7種類の野菜を入れて作る地方もあるそうです。ほうれん草、三つ葉、ねぎなどお好みの青菜で作るのも良いですね。
2020年01月05日伝統ある市民マラソン大会千葉県松戸市では、正月恒例の「第64回松戸市七草マラソン大会」の参加者を募集しています。来年の開催は、2019年1月13日(日)となります。来年度は、松戸市制施行75周年記念となります。新年の走り初めとして「松戸市七草マラソン大会」のコースは、住宅街を走る起伏に富んでおり、新年のトレーニングやリフレッシュに最適です。ゲストランナーは、松戸市内中学校出身の箱根駅伝選手の出場が予定されています。会場には、飲食物やスポーツ用品等の13店舗が出店する予定なのでマラソンの応援にきた人、ランナーも家族みんなで楽しむことができる大会です。自分の体力に合わせて走る距離を選ぶマラソン会場は、松戸運動公園、種目は、親子で一緒に走れるファミリーの部、豊富なアップダウンが特徴の10kmの部など、4つの距離・15の種目から選んで参加できるのができます。参加料は、ファミリー1組2,500円、小・中学生800円、高校生1,600円、一般2,800円となります。(画像はプレスリリースより)【参考】※松戸市役所のプレスリリース
2018年10月11日1月6~10日は第六十七候「芹乃栄う」(せりすなわちさかう)。せりが盛んに茂る時季といわれています。せりといえば、春の七草のひとつですね。歌や語呂合わせで春の七草を覚えた方もいると思いますが、春の七草には、厄を祓うおまじないの歌もあるのだとか。ちょうど1月7日は「人日(じんじつ)の節句」でもあり、七草粥をいただく日といわれています。今日はあらゆる厄を祓い、無病息災をもたらす、体にやさしい春の七草のご紹介です。七十二候とは?時間に追われて生きることに疲れたら、ひと休みしませんか?流れゆく季節の「気配」や「きざし」を感じて、自然とつながりましょう。自然はすべての人に贈られた「宝物」。季節を感じる暮らしは、あなたの心を癒し、元気にしてくれるでしょう。季節は「春夏秋冬」の4つだけではありません。日本には旧暦で72もの豊かな季節があります。およそ15日ごとに「立夏(りっか)」「小満(しょうまん)」と、季節の名前がつけられた「二十四節気」。それをさらに5日ごとに区切ったのが「七十二候」です。「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。春の七草と人日の節句昔は年が明けたばかりの初春の野原に出て、若菜を摘む「若菜摘(わかなつみ)」が行われていたそう。1月7日の「人日の節句」は「七種(ななくさ)」とも呼ばれています。日本ではこの日、春の七草をおかゆなどにして、無病息災を祈ってきたのです。春の七草は、地域によって違いがありますが、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの7つが一般的。ちなみに七種の日に、その年はじめて手足の爪を切ることを「七種爪(ななくさづめ)」といって、その日に爪を切ると、七草をいただくのと同様、一年の邪気が祓われると信じられていたそうですよ。七草のおまじない昔から、「七草なずな七日の晩に唐土(とうど)の鳥が日本の土地に渡らぬ先に七草なずなを摘み入れてホーットトットホーットトット」とはやしながら、包丁で七草を細かくたたく、おまじないがあることをご存知ですか?地方によって歌詞も異なり、また、七草を7回ずつ合計49回たたいたり、たたき方も地域によって違いがあるそうです。面白いですね。ちなみに「唐土の鳥」とは大陸から日本へ疫病をもたらす、悪いものごとの象徴なのだとか。新春から悪いことが寄り付かないように、七草をトントンとたたいておまじないをかけましょう。春の七草粥のレシピ七草におまじないをかけたら、今年はすこしだけ手間ひまかけて、土鍋で七草粥をつくってみませんか?土鍋でつくったおかゆは絶品で、香りも味もちょっと違いますよ。新春は七草粥で美味しく厄払いを!それではレシピをご紹介しましょう。【材料】(2人分)米・・・1合水・・・1000cc七草セット(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)・・・1パック塩・・・適宜【作り方】1.お米は研いで、水と一緒に土鍋に入れて30分程浸けておきます。2.せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざは、さっと洗って葉っぱをみじん切りに。すずな、すずしろは、なるべく薄く切っておきましょう。3.水に浸けた米に、すずなとすずしろを土鍋に入れ、ふたをして中火にかけます。沸騰したら、弱火でコトコト40分。4.火を止めます。残りの七草を加え、ふたをして余熱で1分ほど蒸らします。熱で葉がしんなりしたら、軽く混ぜて、最後にお塩で味を整えて完成です。ほんのり塩気のある七草粥をいただくと、お正月も終わりなんだなと、しみじみ思いますね。お友達や家族と新しい年の幸せを迎えるために、トントンと厄祓いをしながら、体にやさしい春の七草をいただきませんか?【参考】『おもひでぎょうじ』絵百瀬義行監修柳原一成/晋遊舎、『くらしを楽しむ七十二候』広田千悦子/泰文堂
2017年01月05日今日、1月7日は七草の日。春の七草「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」を刻んでお粥を作るという伝統は、あまりにも有名ですね。でも、もう一つ。この日はお粥を食べるだけでなく、年が明けて初めてツメを切る日と言われているのをご存じですか?七草を浸した水に指先をつけ、ツメを柔らかくしてから切ることで、その年は風邪をひかずに過ごせるのだとか。こちらの風習は「七草爪」と呼ばれています。七草爪にあやかって、体の内側からツメをキレイにする方法をお届けします!≪キレイなツメを作る食べ物≫ツメを美しく保つためには、日頃の食事や生活習慣も重要です。ツメはその人の体の状態を表すバロメーターのような役割も担っているので、小まめに状態をチェックしましょう。まず大切なのは、バランスの良い食事を心がけること。特にツメの主成分となるケラチンを豊富に含む、タンパク質は欠かせません。肉類や魚類、大豆類、卵や牛乳などを積極的に摂ってください。健康なツメを作るには、細胞の再生を促すビタミンB2も大事。緑黄色野菜やリンゴ、しいたけ、ウナギなどを食べるといいでしょう。また、亜鉛が不足するとツメがもろくなり、表面に白い斑点ができてしまうことも。これを防ぐには、そば、チーズ、納豆、木綿豆腐などの摂取がオススメです。その他、カルシウムやマグネシウム、鉄分なども必要です。偏りのない食事こそ、丈夫なツメを作る近道となります。≪日頃のケアでツメ美人を目指す!≫地ツメをキレイにするなら、日々のケアもお忘れなく。ケアで大事なのは指先の乾燥を防ぐことです。ハンドクリームやオイルを常備し、スキマ時間にマッサージして保湿を心がけましょう。手を洗った後や、指先がかさつくなと感じたときに塗って乾燥から守ってあげれば、ネイルサロンでケアしたようなキレイなツメに近づけるはず。なお、ツメ切りよりもヤスリのほうがツメへの負担が少ないので、伸びてきたら、できるだけヤスリで形を整えたほうがいいですよ。≪ツメ美人は婚活に有利!?≫美しくネイルを施した指先は、女性から見ると魅力的なもの。女子力が高い印象を受けるし、自分自身のモチベーションアップにも有効です。でも、男性にはあまり評判が良くないって話、よく聞きますよね。それが顕著なのが婚活パーティー。華やかなネイルをしていると「家事ができなそう」「料理をしないんだろうな」と判断され、美人でもあまり人気が出ないのだとか。また、地ツメの色とかけ離れた黒やブルーだったり、先がとがっていたり、ゴテゴテ飾りがついていたりすると「怖い」「不潔」といった感想を抱き、近寄り難い存在だと感じるようです。つまり、何もしていない(ように見える)ツメの持ち主のほうがモテるってこと!今年はツヤツヤ桜色のすっぴんネイルで素敵な出会いを引き寄せてはいかがでしょうか?(文=saki-R)婚活の女神・イリヤが占う 12星座別2015年上半期の運命【無料占い】
2015年01月07日