映画『きみの瞳が問いかけている』(公開中)の大ヒット御礼イベントが5日に都内で行われ、吉高由里子、横浜流星、三木孝浩監督が登壇した。同作はチャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務めた『街の灯』にインスパイアされ、韓国で2011年に公開、130万人以上の観客動員数を記録した映画『ただ君だけ』を原作とした純愛映画。不慮の事故で視力と家族を失ったが、小さな楽しみを糧に明るく日々を送る明香里(吉高)と、将来を有望視されていたキックボクサーだったものの現在は心を閉ざした青年・篠崎塁(横浜)の物語を描く。イベントでは、吉高と横浜が監督へのサプライズで花束を贈る演出も。「ちょっと1回ドロンしよう」と袖に向かった吉高が花束を土台ごと運んでくる。「このパターン初めて! めちゃめちゃ嬉しい」と喜ぶ監督だが、吉高が花束の土台ごと渡そうとしたため、スタッフから「違う……!」という悲鳴が。吉高は「あっあっあっなるほど!」と土台から花束を外し、「ちょっと今から撮ってくださいね! 待って撮らないで!」と焦りつつ、ソーシャルディスタンスを保って三木監督へ渡した。さらに、吉高へのサプライズで今度は横浜が花束を用意。「歌のプレゼントがいいなあ」という吉高に、横浜は作中で足を負傷した塁の様子を再現し、劇中曲「椰子の実」も歌いながら花束を渡す。この2段サプライズに対し「知らなかった。やられたあ〜」と驚いていた吉高に、横浜は「お二人に感謝の気持ちが溢れ出てたので」と笑顔。「お歌のプレゼントもいただきましたよ」と言う吉高には、「苦手な歌を……」と苦笑していた。最後の挨拶では、吉高が「本当に今日で最後なんだなと思うと寂しい気持ちがこみ上げてきます。そういう作品にして……ちょっと待ってね」と、瞳を潤ませ声を詰まらせる。「そういうしてくれた方々にすごく感謝の気持ちでいっぱいです」と続けた吉高は、「(この組み合わせが)最後じゃないように、また一緒にできるように頑張っていきます」と宣言した。
2020年11月05日10月24日、25日の全国映画動員ランキングは、公開2週目の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が首位をキープした。公開から10日間で動員798万3442人、興行収入は107億5423万2550円を記録しており、公開初日から10日間で興収100億円を突破するのは、日本で上映された映画の中では初になる。(IMAXシアター38館含む全国403館で上映)続いて、横浜流星と吉高由里子がダブル主演を務め、三木孝浩監督が手掛けた純愛ストーリー『きみの瞳(め)が問いかけている』が初登場2位にランクイン。公開2週目の『夜明けを信じて。』は先週2位から3位に。公開6週目の『TENET テネット』先週3位から4位に。公開4週目の『浅田家!』先週4位から5位になった。そのほか新作では、多部未華子が主演し、両親の急死に直面し、大きな喪失感を抱える女性が、さまざまな葛藤を経て新たな人生を模索していく姿が描かれる青山真治監督の新作『空に住む』が初登場9位に。河瀬直美監督が直木賞作家・辻村深月の同名小説を井浦新、永作博美の共演で映画化したヒューマンミステリー『朝が来る』が初登場10位になった。またTOP10入りしていた『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は、公開12週目で11位になった。次週は『映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』『罪の声』『とんかつDJアゲ太郎』『泣きたい私は猫をかぶる』『パピチャ 未来へのランウェイ』『UFO真相検証ファイルPart2 衝撃!カメラに映った宇宙人たち』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』2位『きみの瞳(め)が問いかけている』3位『夜明けを信じて。』4位『TENET テネット』5位『浅田家!』6位『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』7位『スパイの妻〈劇場版〉』8位『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』9位『空に住む』10位『朝が来る』
2020年10月26日映画『きみの瞳が問いかけている』(公開中)の公開記念舞台挨拶が24日に都内で行われ、吉高由里子、横浜流星、三木孝浩監督が登場した。同作はチャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務めた『街の灯』にインスパイアされ、韓国で2011年に公開、130万人以上の観客動員数を記録した映画『ただ君だけ』を原作とした純愛映画。不慮の事故で視力と家族を失ったが、小さな楽しみを糧に明るく日々を送る明香里(吉高)と、将来を有望視されていたキックボクサーだったものの現在は心を閉ざした青年・篠崎塁(横浜)の物語を描く。久々に恋愛映画で主演となった吉高。作中で印象に残っているセリフを聞かれると、アクリル板越しに三木監督に確認するも、ネタバレということでNGを食らう。三木監督が「塁の『俺が明香里さんを守るから』というセリフはこの映画の塁の心持ちを表している」と自身のお気に入りのセリフを明かすと、生中継先のファンのため、横浜が大スクリーンでセリフを再現することに。「慣れてないんですけど、頑張ります」と肩を回して力を入れた横浜が「俺が君を助けるから」とアレンジを聞かせて熱く語りかけると、会場からは拍手が起こっていた。三木監督はさらに「次、吉高さんのかわいさは『男は顔じゃない、ハートだから!』というセリフ」と吉高に無茶振り。「回ってくると思ってなかったから!」と動揺する吉高は、「男は顔じゃない、ハートだから」と言いながらも笑ってしまい、「恥ずかしい、何やらせるの〜!」と大照れの様子だった。最後に吉高は、「225館でこうやって同じ時間を過ごせることがすごく嬉しいです。この映画は本当にみんなが大切に紡いで作った映画になっています。観ていただいた方の心に響けばいいなという願いがあります。たくさんの人に広めて行けたらいいなと思っています」と意気込む。「自分より長生きする作品になればいいなと願って、今日、放出しました。本当にありがとうございます」と、作品への熱い思いを表した。
2020年10月24日映画『きみの瞳が問いかけている』(公開中)の公開記念舞台挨拶が24日に都内で行われ、吉高由里子、横浜流星、三木孝浩監督が登場した。同作はチャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務めた『街の灯』にインスパイアされ、韓国で2011年に公開、130万人以上の観客動員数を記録した映画『ただ君だけ』を原作とした純愛映画。不慮の事故で視力と家族を失ったが、小さな楽しみを糧に明るく日々を送る明香里(吉高)と、将来を有望視されていたキックボクサーだったものの現在は心を閉ざした青年・篠崎塁(横浜)の物語を描く。イベントには、主題歌「Your eyes tell」を書き下ろしたBTSがコメント映像で登場。「みなさんの素晴らしい映画に参加できてすごく嬉しいです」「韓国からヒットをお祈りしています」「横浜さん、僕も最近ボクシングを始めたんですが、横浜さんのアクション凄かったです。どのくらい練習したんですか? 映画で繰り出していたパンチをぜひ今度教えてくださいね」と語りかける。吉高は「世界1位の!」とBTSのコメントに喜び、「嬉しいですね。日本語もうまいですね! 昨日、韓国の釜山映画祭にリモートで参加したけど、ク〜! 喋れたらなと思って。直接伝わる嬉しさって全然違うだろうなと思いました」と振り返った。ジョングクからの「どのくらい練習したんですか?」という質問に、横浜は「1カ月間くらいかけてトレーニングしました。いつでも教えます」と回答する。三木監督は「ボクシング対決見たいね。スパーリングとかぜひ」と提案していた。この日は横浜の発案で225館での生中継も行われたということで、吉高は「すごいね、発想が。起業家みたいなこと?」と褒め、横浜は「思いがあふれただけです」と照れる。吉高は「横浜流星という魅力が詰まってる。元々好きな方はもっと好きになっちゃうから、気をつけてね! ぶっ倒れちゃうかもしれないですね。みんな支え合っていきましょうね」と呼びかける。三木監督も「裸で水浴びしているシーンは、シックスパックに倒れそうでしたね。仕上げてんなと思いました」と撮影しながらも魅力を感じていた様子だった。
2020年10月24日吉高由里子と横浜流星がW主演を務め、邦画界を牽引する恋愛映画の旗手・三木孝浩監督の最新作『きみの瞳(め)が問いかけている』。この度、オーディオコメンタリーを再生するスマートフォンアプリを利用した【副音声上映】が11月6日(金)より開始されることが決定した。副音声上映には、主演の吉高さん、横浜さん、そして三木監督が集結。本編に合わせて撮影当時の裏話など様々なエピソードを余すことなく語り尽くす、という。三木監督のこだわりや裏設定、吉高さん、横浜さんの撮影時のエピソードなど、映画を2倍3倍に楽しむ小ネタが盛りだくさん。副音声だけでしか聴けないトークが3人の和気あいあいとした雰囲気とともに楽しめそう。なお、副音声上映を楽しむためにはスマートフォンなどの端末を使い、無料の専用アプリ「HELLO! MOVIE」から副音声データを事前にダウンロード。アプリを劇場で起動し、イヤフォンを装着すると映画の音声を認識し、映像に合わせて副音声を再生することができる。主に視覚障がい者向けに音声ガイドを提供している副音声付き上映の仕組みを利用する形となっており、11月6日(金)以降の上映期間中、全ての上映劇場、上映回で利用が可能。リピート鑑賞時は副音声上映で楽しむのもありだろう。『きみの瞳が問いかけている』は10月23日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。11月6日(金)より副音声上映開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:きみの瞳(め)が問いかけている 2020年10月23日より全国にて公開©2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会
2020年10月23日吉高由里子と横浜流星がW主演を務める、三木孝浩監督の最新作『きみの瞳が問いかけている』。この度、三木監督が恋愛を題材にしている映画を撮るうえで必ず描くことについて語ったコメントがシネマカフェに到着した。本作のメガホンをとった三木監督は、今年で長編監督デビュー10周年。本作の主演である吉高さんと初タッグを組んだ『僕等がいた』や、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『フォルトゥナの瞳』と数多くの恋愛映画を手掛け、今年公開した『思い、思われ、ふり、ふられ』ではいままでのキラキラ恋愛映画とは一線を画す内容で高い評価を得た。そんな様々な恋愛映画を手掛けてきた三木監督は、作品を描くうえで必ず描くことにつて、「『想い』の目線を必ず描くようにしている」と話す。続けて、「誰かを好きになった時、どこか周りの風景が消えてその人しか見えなくなるような感覚を、セリフ等の説明ではなく観客もキャラクターとシンクロして追体験できるような主観的な画作りで表現するよう心がけています」と、三木監督にしか描くことのできないキャラクターの繊細な表情や雰囲気作りについて語った。さらに、「恋愛映画は他のジャンルに比べて物語が出来事ベースではなく感情ベースで進むことが多いのが特徴で、キャラクター達の感情が動いた瞬間、特にセリフを喋る方よりも受ける方のリアクションを丁寧に捉えて、観客に能動的にその感情を想像してもらえるよう、間とか余白を大事にしています」とも語り、恋愛映画に真摯に向き合って作品を撮り続けた三木監督ならではのこだわりを明かした。そんな三木監督のこだわりを、本作でも存分に発揮。吉高さん演じる目の見えない主人公・明香里の“目の演技”は目の見えないハンデキャップを感じさせない、純粋な「想い」の目線を美しく描き、天真爛漫な明香里の言葉や行動にとまどいながらも、徐々に心を開いていく横浜さん演じる塁の“表情と声”だけで、この2人の関係性の変化を描いていく。『きみの瞳が問いかけている』は10月23日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:きみの瞳(め)が問いかけている 2020年10月23日より全国にて公開©2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会
2020年10月16日吉高由里子と横浜流星がダブル主演を務め、恋愛映画の旗手・三木孝浩監督が手がけた『きみの瞳(め)が問いかけている』が、10月23日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショーされる。10月15日に、本作の一日限定先行上映舞台挨拶が、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、吉高と横浜、そして三木監督が参加した。吉高が演じるのは、不慮の事故で視力と家族を同時に失う悲劇に見舞われながら、小さな楽しみを糧に明るく健気に懸命に生きようと奮闘する明香里。目が不自由という初めての難役に、撮影前からリサーチを重ねて役にリアティを与えている。一方、横浜はかつて世界大会での優勝経験を持つ空手を生かし、本作のために10キロ増量して肉体を改造しアクションシーンを演じた。観客を入れての舞台挨拶実施は、本作にとってこの日が初めて。感染防止を徹底したソーシャルディスタンス仕様で座席は一席ずつ間引きされているとはいえども、上映を待ち望んだ多くの観客がマスク姿で詰めかけた。久々の恋愛映画に吉高は、「恋愛もの自体が久しぶりだったので新鮮でした。でも甘いセリフもなくて大人な感じでやれたので、心を落ち着かせながらできました。しかも今までしたことのないことも疑似体験させていただき……ありがとうね!ははは!」と照れつつ相手役の横浜に感謝。その横浜は「人を想うこと、そして愛についてもすごく考えさせられた。自分も大切な人ができたときに、今回演じた塁のような人間になりたいと思った。リスペクトの心を持って演じましたし、塁は男として生き方がカッコいい」と役どころに惚れていた。吉高から「手押し相撲が強いと言っていたけれど、私が勝ったよね!?」と暴露された横浜は「手押し相撲は撮影現場でやりましたが、たしかに負けました。吉高さんは強いです……」と敗北宣言。また吉高は「家でのことを話したり、顔交換アプリをやったり。写真を沢山撮りました」と横浜との撮影時の交流を振り返り、「撮影現場を楽しもうとしているんです。その方が参加している作品が体に染み込んでくるから……許してね」とペコリ。当初は吉高の無邪気な明るい立ち振る舞いに面食らったという横浜だが「撮影も後半になるにつれて、ツッコんだり、あえてツッコまなかったり」と扱いには慣れたよう。また横浜の意外な一面について吉高は「普段から落ち着いていてキャピキャピしないのに、焼き芋の車が通ったときのあのテンションの爆上がり方は初めて見た。こんなにはしゃぐ子!?と驚いた。それに可愛いものが意外と好き。カービィが好きで、ぬいぐるみをプレゼントしました」と明かした。それに対して、横浜は「焼き芋は美味しいし、効率よく栄養も取れてエネルギーになるんです」と照れながら“焼き芋ラブ”ぶりを解説していた。一方、吉高について横浜は「太陽みたいな人。現場のみんなに癒しと安らぎと光を与えてくれる人で、天然ではなくてみんなのことを思ってやっている。気遣いの方。みんなを笑かそうとしたりして、そこまで気が回るのは座長としても素晴らしい。視野が広くて、その立ち振る舞いもお芝居もすべて学ぶところが沢山ありました」と尊敬しきりだった。最後に三木監督は「吉高さんとは何年かぶりの大人のラブストーリー。今回ご一緒できるのが嬉しかった」としみじみし、本作の見どころについては「流星君の鎖骨が綺麗です。それを見せる衣装にもこだわりました」とファン目線でアピール。横浜は「すべてが見どころ」と思いを込めて、吉高は「ふたりはいつ恋に落ちたのか?そこに注目してほしい。そして映画を観終わったら、SNSなどで私たちに感想を届けてほしいです」と公開までの広がりに期待を込めたメッセージを送り、イベントは終了した。『きみの瞳が問いかけている』10月23日(金)TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー
2020年10月16日吉高由里子と横浜流星がW主演を務める映画『きみの瞳が問いかけている』(10月23日公開)の場面写真が14日、公開された。同作はチャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務めた『街の灯』にインスパイアされ、韓国で2011年に公開、130万人以上の観客動員数を記録した映画『ただ君だけ』を原作とした純愛映画。不慮の事故で視力と家族を失ったが、小さな楽しみを糧に明るく日々を送る明香里(吉高)と、将来を有望視されていたキックボクサーだったものの現在は心を閉ざした青年・篠崎塁(横浜)の物語を描く。今回公開された場面写真は、吉高演じる“明香里”に出会う前の、暗闇の人生を歩んでいる塁と、明香里と出会った後の塁の写真。どこか遠くを見つめ切なさが宿る表情と、光が差し込んだような柔らかな笑顔の表情の対比が印象的となっている。三木孝浩監督は、横浜の起用理由について「横浜君の魅力のひとつに、表情の豊かさがあります。内に秘めたものがあるキャラクターを演じられる彼だからこそ、あのラストにたどり着けたと思っています。自分の内側の感情を揺らして芝居をするのが、彼の大きな魅力の一つですね」と、表情の豊かさが決め手のひとつだったと明かす。声にもこだわったという横浜は「目の見えない明香里に、声でおじさんだと勘違いされるので、少し低く、でもわざとらしくならないように、いいさじ加減を狙いました。自分の普段の声とは違うので、最初は違和感があったのですが、塁として生きていくうちに慣れていきました。話し方はぶっきらぼうでも、優しさが滲み出るというのが大事だと思っていましたので、温かみがあるような声の出し方というのは意識していたかもしれないです」と役作りについて語った。
2020年10月14日吉高由里子と横浜流星がW主演を務め、三木孝浩監督がメガホンをとった最高純度のラブストーリー映画『きみの瞳が問いかけている』。10月15日(木)明日、先行上映される本作から、横浜さんが演じる塁の新たな場面写真が公開された。横浜さんが演じる塁は、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた青年。本作のために10キロ増量して肉体改造し、見事なアクションシーンを披露。また、口数の少ない塁の葛藤や切なさを、表情だけで物語る演技で新しい一面も開花させた。物語は、塁と事故で視力と家族を失った明香里(吉高さん)が小さな偶然から出会い、次第に惹かれあうが、過去の事件の影が逃れられない宿命となって2人を引き裂いていく。今回到着した場面写真では、塁が明香里に出会う前、暗闇の人生を歩んでいる最中、どこか遠くを見つめ切なさが宿る表情が切り取られ、一方で明香里と出会った後の光が差し込んだような柔らかな表情の塁という、対照的な表情の2枚が到着。「横浜君の魅力のひとつに、表情の豊かさがあります」そう語るのは三木監督。「内に秘めたものがあるキャラクターを演じられる彼だからこそ、あのラストにたどり着けたと思っています。自分の内側の感情を揺らして芝居をするのが、彼の大きな魅力の一つですね」と今回の場面写真でも印象的な表情の豊かさがキャスティングの決め手のひとつだったそうだ。塁は挫折や絶望に幾度も呑まれながらも、明香里の愛によって救われていくキャラクターだが、横浜さんの内に秘めた想いを表情で語る演技力が、本作の切なく純粋なラストシーンをより感動的なものにしている。また横浜さんは声にもこだわったそうで「目の見えない明香里に、声でおじさんだと勘違いされるので、少し低く、でもわざとらしくならないように、いいさじ加減を狙いました」と話し、「自分の普段の声とは違うので、最初は違和感があったのですが、塁として生きていくうちに慣れていきました。話し方はぶっきらぼうでも、優しさが滲み出るというのが大事だと思っていましたので、温かみがあるような声の出し方というのは意識していたかもしれないです」と役作りを語っている。『きみの瞳が問いかけている』は10月15日(木)先行上映(一部劇場を除く)、10月23日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:きみの瞳(め)が問いかけている 2020年10月23日より全国にて公開©2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会
2020年10月14日恋愛映画の旗手・三木孝浩が監督を、吉高由里子、横浜流星がダブル主演を務める『きみの瞳(め)が問いかけている』が、10月23日(金)より全国公開される。この度、横浜演じる“塁”の新たな場面写真が公開された。本作は、不慮の事故で視力と家族を失った女・明香里(吉高)と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた男・塁……光を失って生きてきたふたりが織りなすラブストーリー。横浜は世界大会での優勝経験を持つ空手の技術を生かし、本作のために10キロ増量して肉体を改造してアクションシーンを演じた。公開された場面写真では、明香里に出会う前、暗闇の人生を歩んでいる最中の、どこか遠くを見つめ切なさが宿る塁、そして明香里と出会った後の光が差し込んだような柔らかな笑顔の表情を浮かべる塁という、ひとりの人物の対照的な表情が切り取られている。本作に横浜が起用された理由として、三木監督は「横浜君の魅力のひとつに、表情の豊かさがあります。内に秘めたものがあるキャラクターを演じられる彼だからこそ、あのラストにたどり着けたと思っています。自分の内側の感情を揺らして芝居をするのが、彼の大きな魅力のひとつですね」と、表情の豊かさがキャスティングの決め手のひとつだったと語った。また、声にもこだわったという横浜は「目の見えない明香里に、声でおじさんだと勘違いされるので、少し低く、でもわざとらしくならないように、いいさじ加減を狙いました。自分の普段の声とは違うので、最初は違和感があったのですが、塁として生きていくうちに慣れていきました。話し方はぶっきらぼうでも、優しさが滲み出るというのが大事だと思っていましたので、温かみがあるような声の出し方というのは意識していたかもしれないです」とコメントした。『きみの瞳が問いかけている』10月23日(金)より全国ロードショー
2020年10月14日吉高由里子と横浜流星がW主演を務める、邦画界を牽引する恋愛映画の旗手・三木孝浩監督の最新作『きみの瞳(め)が問いかけている』。本作のタイトルは、シェイクスピアの不朽の名作「ロミオとジュリエット」から引用されていることを三木監督が明かした。「ロミオとジュリエット」の「彼女の目が問い掛けている。僕は答えなければ。」という台詞から引用されているという本作。それは劇中、明香里(吉高さん)の好きな台詞としても紹介されている。明香里は目が見えないながら塁(横浜さん)を真っ直ぐに見つめ問いかけるも、塁は過去の過ちから戸惑い、すぐに明香里の目を見つめ返すことができない印象的な場面となっている。三木監督は本作と「ロミオとジュリエット」の関係性について「お互い想い合っているのに抗えない運命に翻弄され、引き裂かれていく二人の物語は、ラブストーリーの王道中の王道である『ロミオとジュリエット』と同じですし、好きになればなるほど苦しむキャラクター達の葛藤は、いつの時代でも観客の胸を打つ構図だと思います」と語る。「特に今回、目の見えていない明香里が塁を見つめることで、その瞳に映る自分と対峙し自分への『問い』を感じる塁の姿が、この『ロミオとジュリエット』のセリフに通じますし、その『問い』の答えを物語の中で獲得していく映画だと確信したので、ぜひこのタイトルにしたいと思いました」と本作と「ロミオとジュリエット」との共通点を踏まえ、本作『きみの瞳が問いかけている』というタイトルに込めた想いについて語った。今回解禁となったメイキング写真は、その明香里と塁が見つめ合うシーンを収めた1枚。本作の演出について、明香里と塁の距離感を意識したという三木監督は「距離感を表すものの一つに、二人の視線がありますが、本作では一人の目が見えないという設定ですので、目が見える人でも見えていないものはいっぱいあるし、目が見えていない人が見えているものもいっぱいあるということを表現したいと思いました」とコメント。視覚だけでは捉えることのできない、繊細な感情の機微まで見事に表現している吉高さんと横浜さんの絶妙な演技にも注目のシーンとなっている。『きみの瞳が問いかけている』は10月15日(木)先行上映(一部劇場を除く)、10月23日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:きみの瞳(め)が問いかけている 2020年10月23日より全国にて公開©2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会
2020年10月08日1956年にアメリカで発表され、ハリウッド映画に多大な影響を与えたロバート・A・ハインラインの小説『夏への扉』が、映画『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』として2021年2月19日(金)に公開されることが決定。併せて、特報映像・ティザービジュアル・豪華フルキャストが公開となった。本作では『フォルトゥナの瞳』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の三木孝浩が監督を務め、罠にはめられすべてを失った科学者が、未来を変えるため30年の時を超える冒険を描く。科学者の高倉宗一郎を演じるのは、興業収入57億円を突破した『キングダム』に演じた俳優・山崎賢人。共演には、孤独を抱える宗一郎を家族のように大切にした恩人の娘・璃子役に2021年度前期放送のNHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の主演が決定している清原果耶、30年後に目覚めた宗一郎に力を貸すヒューマノイドロボット役に藤木直人、宗一郎の婚約者・白石鈴役に夏菜といった豪華キャストが集結した。加えて、眞島秀和が宗一郎の会社で共同経営者を担う松下和人役、ネプチューンの原田泰造が謎の鍵を握る男・佐藤太郎役に、高梨臨は佐藤の妻・みどり役、浜野謙太が宗一郎が冷凍睡眠から目覚めた2025年で宗一郎にヒントを与えるある会社の経営者であり科学者・坪井強太役、田口トモロヲが2025年で宗一郎を待ち続けていた物理学者・遠井教授役を務める。今回公開された特報映像は、将来を期待されている宗一郎が罠にはめられ、璃子や研究といった大切なものすべてを失った上に、冷凍睡眠させられる衝撃的な場面からスタート。「30年の時を超え未来を変えろ」のコピーとともに、ヒューマノイドロボットと未来を変えようと奔走する宗一郎の姿が描かれる。そした、ティザービジュアルは「30年の時を超える冒険が今、始まるーー」のキャッチコピーに、強い眼差しで前を見据える宗一郎と、制服でほほ笑む璃子、無表情で宗一郎の愛猫・ピートを抱くヒューマノイドロボットで構築された。冷凍睡眠させられている宗一郎の写真も映し出され、『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』で描かれる宗一郎の冒険に期待が高まる。◆『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』特報映像※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』2021年2月19日(金)全国ロードショー
2020年10月05日映画『小説の神様 君としか描けない物語』(10月2日公開)の公開記念舞台挨拶が3日に行われ、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、橋本環奈、久保茂昭監督、伶(主題歌)が登場した。同作は相沢沙呼による人気同名小説の実写化作。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……自分を見失い思い悩むナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也(佐藤)と、同じクラスの人気ものでドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪(橋本)。性格、クラスでの立ち位置、売れている/売れていないと、すべてが真逆の2人に、編集者から下されたミッションが、2人で協力し、1つの物語を作り、ベストセラーを生み出すことだった。公開初日を迎えた同作の反響はすでに届いており、久保監督は「交友のある三木孝浩監督が公開初日に観に行って『攻めた青春映画だと思った。そして、今まで観た中で1番可愛い橋本環奈だった』と感想を送ってくれました」と、監督仲間からの評判を明かす。作中で印象的だった、一也と詩凪が宙へ浮かぶシーンについて「実はCGは使っていない」と話題になり、久保監督は「言わない方が良いかと…。ご想像にお任せします」と撮影方法を濁すと、橋本は「自分たちで飛びました(笑)」と暴露。すると監督が「大樹は飛べなかったけどね」とさらに暴露を重ね、佐藤は「ただの(飛べない)豚です」(『紅の豚』のセリフのパロディ)と会場の笑いを誘った。また、映画のテーマにもある青春にかけた「印象に残っている自身の青春エピソード」について、佐藤は「中学生の頃に初めて行ったEXILEのライブで、HIROさんのダンスを観た時です。その翌日には小学生から続けていたサッカーを辞め、EXILEに入るためにダンスを始めることを決めました」と人生の転機を振り返る。橋本は「何気ない高校での日常生活です。福岡の女子校に通っていたのですが、仕事で修学旅行などの行事は参加できなかったんですが、友達や先生に支えられて卒業できました」と語った。その後スペシャルゲストとして、本作で主題歌および挿入歌を担当した伶が登場し、主題歌「Call Me Sick」を初披露。青春ストーリーの本作にふさわしい明るく軽快な歌声を会場に響かせた伶の生歌唱を聴いた二人は「最高の一言です!」(佐藤)「この距離で聴けるのは特別感がありました!」(橋本)と絶賛。伶は「ライブや収録とは違う環境で、また、目の前にお二人や監督がいると思うと震えるくらい緊張しました」と胸の内を明かした。主題歌・挿入歌あわせて全6曲もの楽曲が映画を彩る同作に、佐藤は「勝ったな!」と思いました。美しい映像に豪華な挿入歌、間違いないと思いました」と本編を初めて観た時の衝撃を語る。久保監督も同作について、佐藤の言葉を「あと病院の中庭で環奈ちゃんが『あなたの文章なら信じられる』と振り返って言うシーンの表情が絶品でそのシーンを撮った時、勝った! と思いました(笑)」と自信を見せた。イベントではさらに、「もし自身が小説を作るとなったときのタイトルと内容」を考えることに。4人を代表して佐藤が回答し、「壁に耳あり 正直メアリー」と独特の感性を発揮したタイトルを自信たっぷりに見せると、他の登壇者は失笑。ストーリーに関して聞かれると「主人公のメアリーは中学生。嘘のつけない正直者で、推理力があり、地獄耳。関わりたくない事件も思わず聞こえてきてしまうので、解決に導いていって…」と話を続けようとすると、思わず久保監督から「まだ続けますか?(笑)」とツッコミが入っていた。
2020年10月03日吉高由里子と横浜流星がW主演する最新映画『きみの瞳(め)が問いかけている』でメガホンをとったのは、『僕等がいた』や『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『思い、思われ、ふり、ふられ』などでも知られる恋愛映画の旗手・三木孝浩監督。本作では“赦し”をめぐる大人のラブストーリーに挑んでいる。現在、高校生の切なくも甘酸っぱい等身大の恋愛模様を切り取った『思い、思われ、ふり、ふられ』が公開中の三木監督。一転、本作ではピュアで、深みのある大人のラブストーリーを描いている。不慮の事故で視力と家族を失ってしまった明香里(吉高さん)は、過去に犯した罪により夢を失った塁(横浜さん)と出会う。2人はお互いに惹かれ合い幸せと安らぎの日々が過ぎていくも、明香里から視力と家族を奪った過去の告白を受けた塁はあまりにも残酷な運命の因果に気づいてしまう。この残酷な運命によって結びつけられた2人が描く恋愛模様を、三木監督は「二人の男女がただ愛し合うというラブストーリーではなく、犯した罪をめぐる赦しの物語でもあると思います。その赦しが、彼女の愛情によってもたらされるところがメインテーマですね」と語り、「大人のラブストーリーという意味でも、自分の中での新たなチャレンジでした」とコメント。明香里の愛情が罪の気持ちに苛まれる塁を赦しに導くことをテーマに、本作では切なくも高純度なラブストーリーにチャレンジしたことを明かしている。『きみの瞳が問いかけている』は10月15日(木)先行上映(一部劇場を除く)、10月23日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:きみの瞳(め)が問いかけている 2020年10月23日より全国にて公開©2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会
2020年09月18日俳優の山崎賢人が主演を務める映画『夏への扉』(2021年公開)の追加出演者が17日、明らかになった。同作は1956年にロバート・A・ハインラインによりアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛される伝説的なSF小説の初実写映画化作。舞台を日本に再構築し、ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎(山崎)が主人公となる。1995年、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまった宗一郎は、人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めた時そこは、2025年の東京だった。すべてを失ったと知る宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓う。宗一郎の恩人である養父・松下の娘で、孤独に生きてきた宗一郎が家族のように大切に想う松下璃子役に清原果耶が決定。数奇な運命に翻弄されながらも、宗一郎を慕う、意志の強い女子高生を熱演する。また、2025年のヒューマノイドロボットPETE(ピート)役として藤木直人が出演。PETEは未来を変えようとする宗一郎を支えるヒューマノイドロボットであり、装置の異常で好奇心を持ってしまった。、藤木はPETE役について、「2度とないであろうロボット役」に驚いたとオファーを受けた感想を語る。○清原果耶 コメント仕事を始めて最初の映画の現場が三木監督の作品だったので、また監督とご一緒させて頂ける事がとても嬉しかったです。あの頃は右も左も分からないまま監督のお話を聞いていましたが、今回は少しずつでも作品に歩み寄って撮れたら良いなと思いながら撮影に臨みました。健気でしっかりしていて、所々にあどけなさが残る璃子ちゃんは演じていて微笑ましく思えるような女の子でした。山崎さん演じる宗一郎との関係性が温かくもほろ苦く染みる日々を、一時も逃さずに観て頂ければ幸いです。○藤木直人 コメント今年で役者を始めて25年になりますが、そんな僕に驚きのオファーが。なんとロボット役。でも人間のようだけど実はロボットっていう設定だと聞き、それならとお引き受けして監督に会いに行った所、その場にいらっしゃったのはロボットパフォーマーの方…。2度とないであろうロボット役、楽しめれば良かったんですがそんな余裕もなく(笑)、現場で試行錯誤しながら演じていました。以前連ドラで共演した山崎賢人君と、ある意味ロードムービー的な?バディもの的な?作品で再びご一緒できて嬉しかったです。○三木孝浩監督 コメント清原果耶ちゃんは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』に出演してもらった時の、短いシーンながら胸に刺さるとても魅力的なお芝居を鮮烈に覚えていて、その時「いつかヒロイン役をやってね」と約束してたのですが、やっと念願叶って果たすことが出来て本当に嬉しいです!彼女が璃子というキャラクターに込めた芯の強さ、その想いの熱量は山崎賢人くん演じる宗一郎を何度でも立ち上がらせる原動力となり、映画そのものも推進する重要な役を清廉に演じてくれました。藤木直人さんは、ヒューマノイドのPETE役というとても難易度の高い役どころだったのですが、端正なルックスとスタイルを逆に活かしてユーモア&愛嬌たっぷりに演じていただきました。未知なるキャラクターを現場で藤木さんと一緒に試行錯誤しながら創り上げていく作業は困難さよりも楽しさが上回って、何より藤木さんの、演出に対するリターンの的確さと身体能力の高さに感嘆しました。宗一郎のバディとして、この物語の中で軽やかに躍動する姿を是非早く皆さんに見ていただきたいです!
2020年09月17日山崎賢人が人生の全てを奪われた未来のロボット科学者を演じる、三木孝浩監督『夏への扉』に清原果耶と藤木直人の出演が決定した。世界中にファンを抱えるロバート・A・ハインライン原作の伝説のSF小説を映画化する本作は、罠にはめられ人生の全てを奪われたロボット科学者が、未来を変えるため、大切な人を救うため、30年の時を超える冒険を描いた物語。『宇宙でいちばんあかるい屋根』(藤井道人監督)で映画初主演、2021年連続テレビ小説「おかえりモネ」のヒロインを演じ、待機作に『望み』『ジョゼと虎と魚たち』『まともじゃないのは君も一緒』『砕け散るところを見せてあげる』『護られなかった者たちへ』などが待機する、いま最も注目の若手・清原さん。本作で演じるのは、恩人であり養父の松下の娘で、孤独に生きてきた高倉宗一郎(山崎さん)が家族のように大切に想う松下璃子。数奇な運命に翻弄されながらも、宗一郎を慕う意志の強い女子高生を演じる。清原さんは、自身の最初の映画が本作の監督を務める三木作品だったこともあり、「また監督とご一緒させて頂ける事がとても嬉しかった」と喜びを語り、三木監督もまた、当時「いつかヒロイン役をやってね」とお願いしていた清原さんとの再タッグで念願が叶ったとコメント。清原さんは「健気でしっかりしていて、所々にあどけなさが残る璃子ちゃんは演じていて微笑ましく思えるような女の子でした。山崎さん演じる宗一郎との関係性が温かくもほろ苦く染みる日々を、一時も逃さずに観て頂ければ幸いです」と、演じた役柄についても語った。一方、藤木さんが演じるのは、2025年のヒューマノイドロボット・PETE(ピート)。PETEは未来を変えようとする宗一郎を支える、装置の異常で好奇心をもってしまったヒューマノイドロボット。「今年で役者を始めて25年」という藤木さんはPETE役について、「2度とないであろうロボット役」に驚いたとオファーを受けた感想を語り、撮影については、「以前連ドラで共演した山崎賢人君と、ある意味ロードムービー的な?バディもの的な?作品で再びご一緒できて嬉しかったです」と撮影をふり返っている。そんな藤木さんとPETEを作り上げた三木監督は、「未知なるキャラクターを現場で藤木さんと一緒に試行錯誤しながら創り上げていく作業は困難さよりも楽しさが上回った」と語っている。『夏への扉』は2021年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年09月17日吉高由里子と横浜流星がW主演を務め、邦画界を牽引する恋愛映画の旗手・三木孝浩監督が作り上げる最高純度のラブストーリー『きみの瞳が問いかけている』より、メイキング写真が到着した。今回のメイキング写真では、不慮の事故で視力と家族を同時に失う悲劇に見舞われる難役に挑む吉高さんと、入念なやりとりをする三木監督の写真をはじめ、本作でも重要なシーン、海岸の場面で三木監督が、キックボクサーとして未来を絶たれた塁を演じる横浜さんへ演出する場面が切り取られている。『僕等がいた』以来、今回8年ぶりの再タッグとなった吉高さんと三木監督。吉高さんは「三木監督とは、迷っていること、これは違うかもしれないなと感じたことなど、お互いになんでも話し合える間柄」と関係性を語り、「すぐに走ってきては『こういう感じ』と微妙なニュアンスを直接伝えてくださるので、大変わかりやすかったです。演じる側、観る側の気持ちを理解して、温もりのある演出をされる、心から信頼できる監督です」とその強い信頼関係を明かす。一方、三木組初参加となった横浜さんは「一つのシーンを、いろいろな角度からたくさん撮ることによって、その場面の登場人物たちの心情を大事に作ってくださる監督で、ご一緒していて非常に心強かったです」と印象を述べ、「現場でも様々なアドバイスをくださっていたのですが、言われたことをただそのまま形にするのではなく、監督が何を求めているのか自分なりに解釈して、塁の気持ちを見つめながら演じるようにしました」と撮影をふり返った。そんな2人から厚い信頼を寄せられている三木監督は「今回はメイン二人の物語になりますので、特に重視したのは彼らの距離感です。最初に出会った時から、ラストへ向けてどう変化していくか。物語の流れに沿った順撮りではないので、シーンが変わる度に二人と確認し合いました」とメイキング写真の通り、それぞれと入念なやり取りを行っていたとコメントしている。『きみの瞳が問いかけている』は10月15日(木)先行上映(一部劇場を除く)、10月23日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:きみの瞳(め)が問いかけている 2020年10月23日より全国にて公開©2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会
2020年09月08日吉高由里子と横浜流星がW主演を務める映画『きみの瞳が問いかけている』(10月23日公開)のメイキング写真が7日、公開された。同作はチャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務めた『街の灯』にインスパイアされ、韓国で2011年に公開、130万人以上の観客動員数を記録した映画『ただ君だけ』を原作とした純愛映画。不慮の事故で視力と家族を失ったが、小さな楽しみを糧に明るく日々を送る明香里(吉高)と、将来を有望視されていたキックボクサーだったものの現在は心を閉ざした青年・篠崎塁(横浜)の物語を描く。今回解禁となった写真は目が見えないという難役に挑む吉高と入念なやりとりをする三木孝浩監督を写した1枚や、物語の重要なシーンとも呼べる海岸のシーンで横浜へ演出する姿を捉えたもの。本作のメガホンをとる三木監督と吉高は『僕等がいた』以来8年ぶりの再タッグとなり、吉高は「三木監督とは、迷っていること、これは違うかもしれないなと感じたことなど、お互いになんでも話し合える間柄で、それはありがたいことだと思っています。すぐに走ってきては『こういう感じ』と微妙なニュアンスを直接伝えてくださるので、大変わかりやすかったです。演じる側、観る側の気持ちを理解して、温もりのある演出をされる、心から信頼できる監督です」と三木監督への思いを表す。今回が初となる三木組へ参加した横浜も「一つのシーンを、いろいろな角度からたくさん撮ることによって、その場面の登場人物たちの心情を大事に作ってくださる監督で、ご一緒していて非常に心強かったです。現場でも様々なアドバイスをくださっていたのですが、言われたことをただそのまま形にするのではなく、監督が何を求めているのか自分なりに解釈して、塁の気持ちを見つめながら演じるようにしました」と信頼を明かす。三木監督は「今回はメイン2人の物語になりますので、特に重視したのは彼らの距離感です。最初に出会った時から、ラストへ向けてどう変化していくか。物語の流れに沿った順撮りではないので、シーンが変わる度に2人と確認し合いました」と語った。
2020年09月08日10月23日(金)より公開となる映画『きみの瞳が問いかけている』のメイキング写真が公開された。確かな演技力と華やかな存在感で、日本の映画界を牽引する女優・吉高由里子と、2020年日本アカデミー賞で新人俳優賞に輝いた俳優・横浜流星がダブル主演を務める本作は、恋愛映画の旗手・三木孝浩監督が贈る切ないラブストーリー。不慮の事故で、視力と家族を失った明香里(吉高)と罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜)は小さな偶然から出会い、次第に惹かれ合う。吉高は目が不自由という明香里役を務めるにあたり、撮影前からリサーチを重ねて挑んだ。一方、横浜はかつて世界大会での優勝経験を持つ空手を生かし、本作のために10キロ増量して肉体を改造。本作では、見事なアクションシーンを見せている。今回公開されたメイキング写真は、難役に挑む吉高と入念なやりとりをする三木監督を写した一枚や、物語の重要なシーンとも呼べる海岸のシーンで三木監督が横浜へ演出する姿を捉えている。本作のメガホンをとる三木監督と吉高は『僕等がいた』以来8年ぶりの再タッグとなり、三木監督の演出に吉高は「三木監督とは、迷っていること、これは違うかもしれないなと感じたことなど、お互いになんでも話し合える間柄で、それはありがたいことだと思っています。すぐに走ってきては「こういう感じ」と微妙なニュアンスを直接伝えてくださるので、大変わかりやすかったです。演じる側、観る側の気持ちを理解して、温もりのある演出をされる、心から信頼できる監督です」と強い信頼関係がうかがえるコメント。今回が初となる三木組へ参加した横浜も、「ひとつのシーンを、いろいろな角度からたくさん撮ることによって、その場面の登場人物たちの心情を大事に作ってくださる監督で、ご一緒していて非常に心強かったです。現場でも様々なアドバイスをくださっていたのですが、言われたことをただそのまま形にするのではなく、監督が何を求めているのか自分なりに解釈して、塁の気持ちを見つめながら演じるようにしました」と監督に厚い信頼を寄せている。そして、三木監督は「今回はメインふたりの物語になりますので、特に重視したのは彼らの距離感です。最初に出会った時から、ラストへ向けてどう変化していくか。物語の流れに沿った順撮りではないので、シーンが変わる度にふたりと確認し合いました。」とコメント。本作のタイトルはシェイクスピアの不朽の名作『ロミオとジュリエット』の中の一節「彼女の目が問いかけている。僕は答えなければ」から引用しているように、まさに瞳で「問いかけ、語り、叫ぶ」吉高と横浜、そして三木監督が一丸となって創り出した最高純度の恋愛映画となっている。『きみの瞳が問いかけている』10月23日(金)全国公開
2020年09月08日10月23日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか、全国ロードショーとなる三木孝浩監督の最新作『きみの瞳が問いかけている』の特別先行上映が決定した。本作は、不慮の事故で、視力と家族を失った明香里と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁が織りなす感動のラブストーリー。圧倒的な演技力と華やかな存在感で日本映画界を牽引する吉高由里子と、2020年の日本アカデミー賞で新人俳優賞に輝いた横浜流星がダブル主演を務める。全国公開に先駆け、全国の劇場 (※一部劇場を除く)にて実施される特別先行上映は、10月15日(木)の1日限定。先行上映が実施される映画館などは、随時公式サイトで発表される。そして、今回の実施決定を受け、主演の吉高と横浜より動画コメントが到着した。動画内では、先行上映に合せて感想を投稿するキャンペーンの実施決定も発表されている。キャンペーン詳細は、公式サイト( )、公式SNS( )での発表を予定しているとのこと。続報を期待しながら、まずは特別先行上映の日を楽しみに待ちたい。映画『きみの瞳が問いかけている』10月15日(木)先行上映決定/10月23日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
2020年09月05日現在公開中の実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』にメインキャストで出演する浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二が、来月公開のアニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』にカメオ出演していることが分かった。累計部数500万部を突破する咲坂伊緒の「思い、思われ、ふり、ふられ」が、アニメーションと実写で連動W映画化。現在公開中の実写版では、『アオハライド』の三木孝浩監督がメガホンをとり、ヒロイン・朱里役を浜辺さん、義理の弟・理央役を北村さん、もうひとりのヒロイン・由奈役を福本さん、由奈の幼なじみ和臣役を赤楚さんと若手キャストが出演。アニメーション版には、潘めぐみ、島崎信長、斉藤壮馬ら実力派声優が参加している。そんな豪華声優陣が出演するアニメーション版に、実写版キャストの4人が生徒役で出演。北村さんと赤楚さんは、劇中での盛り上がりの一つでもある、賑わう文化祭に来ている男子生徒役。浜辺さんと福本さんは、文化祭に来ている女子生徒を。さらに、その文化祭で上映される劇中劇「いつか世界の片隅で」に登場する母・チヨを浜辺さん、その娘・アユコを福本さんが担当する。アフレコに参加してみて「マイクに向かって喋る、ということが久しぶりの経験だったので、もうガチガチに緊張しました」とふり返った浜辺さんは、「私は原作がずっと好きだったので、その儚い感じや『ふりふら』の色合いがすごく反映されていて、映画で早く観たいなって感じました」とコメント。元々アニメ好きな北村さんは「短い時間だったので、もうちょっと遊べば良かったなって後悔しています。(笑)」とアフレコをふり返り、「僕らが実写で演じた映画のアニメーション版に少しでも参加できたことが嬉しかったです。完成が楽しみですね」と期待。また、共に緊張したと明かす福本さんと赤楚さんは「漫画の画がそのまま動いていることに感動しました。漫画のドキドキ感がそのまま映像になっていて、すごいです」(福本さん)、「画も、聞いている声も本当に美しくて、目と耳から癒されました」(赤楚さん)と、アニメーションの映像について語っている。アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は9月18日(金)より全国にて公開。実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:思い、思われ、ふり、ふられ 2020年8月14日より全国にて公開Ⓒ2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会©咲坂伊緒/集英社アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』 2020年9月18日より全国にて公開© 2020 アニメ映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会© 咲坂伊緒/集英社
2020年08月26日吉高由里子と横浜流星がダブル主演を務め、恋愛映画の旗手・三木孝浩監督が手掛ける『きみの瞳が問いかけている』より、横浜さんの迫力のファイトシーンを切り取った場面写真が公開された。本作は、不慮の事故で視力と家族を失った明香里と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁、光を失って生きてきた2人が織りなす運命のラブストーリー。中でも注目なのが、キックボクサー役で出演している横浜さんの肉体美と圧倒的迫力のアクションシーン。演じるにあたって、横浜さんは「1か月かけて、キックボクシングで必要な筋トレをキックボクシング指導の山口さんやプロの選手の方々に教えて頂き、10kgほど体重を増やしました」と役作りについて明かす。また、極真空手の世界チャンピオンという経歴を持つ横浜さんだが、「キックボクシングは、空手とは全く身体の使い方が違うので、1からパンチ、蹴りの打ち方を学びました」と語り、その飲み込みの早さ、上達ぶりはプロも唸るほどだったという。そんな横浜さんが演じる塁の劇中対戦相手として登場するのは、キックボクシングイベントKNOCK OUTに出場している現役プロキックボクサー。彼らも「横浜さんは運動神経抜群で試合のシーンは迫力があって熱いものになってると思います!」(小笠原瑛作)、「撮影では『横浜流星さん、キックボクサーになりませんか?』と思わず言いたくなるほど素晴らしい素質を感じました」(炎出丸)と横浜さんを絶賛。また横浜さんが世界一になった極真空手の大会の準々決勝の相手でもあり、中学生時代は関東圏のトップ選手同士、同じ場所で切磋琢磨したライバル・与座優貴も出演。「自分は以前、横浜さんが世界一になった大会で対戦して敗れているという過去があり、横浜さんが芸能界で活躍されておりとても刺激を貰っていました。そして自分自身世界王者になり、映画の舞台で再会する事ができ非常に嬉しく思います」と共演を喜んだ。今回公開された写真には、圧倒的迫力のファイトシーンが収められているが、そんなボクシングシーンの撮影について横浜さんは「表の試合も裏の試合も基本は明香里を思い、それを活力に塁として生きました。ただ決定的に違うところは"覚悟"です。表の試合は幸せが描かれていますが、裏の試合は自分に光を与えてくれた明香里の為に、悩み、たどり着いた先に出た答えが、自分の命を賭けてでも、明香里に光を取り戻すことで、ただでは帰れない、もしかしたら死ぬかもしれない、という緊迫した雰囲気の中、命をかけて全力を尽くしました」とコメントしている。『きみの瞳が問いかけている』は10月23日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:きみの瞳(め)が問いかけている 2020年10月23日より全国にて公開©2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会
2020年08月24日恋愛映画の旗手・三木孝浩が監督を、吉高由里子、横浜流星がダブル主演を務める『きみの瞳(め)が問いかけている』が、10月23日(金)より全国公開される。この度、ファイトシーンを収めた場面写真や、出演しているプロキックボクサーたちと主演の横浜のコメントが公開された。本作は、不慮の事故で、視力と家族を失った女・明香里と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた男・塁。光を失って生きてきたふたりが織りなすラブストーリー。大きな見どころのひとつは、キックボクサーの塁を演じた横浜のストイックな役作りによって作り上げられた肉体美と、圧倒的迫力のアクションシーン。役作りについて横浜は「1カ月かけて、キックボクシングで必要な筋トレをキックボクシング指導の方やプロの選手の方々に教えていただき、10kg体重を増やしました」と明かす。横浜自身、極真空手の世界チャンピオンという経歴の持ち主だが、横浜は「キックボクシングは、空手とは全く身体の使い方が違うので、1からパンチ、蹴りの打ち方を学びました」と語る。そんな、役作り以上ともいえる肉体づくりとキックボクシングの技術を身に着けた横浜演じる塁の劇中対戦相手として登場するのは、いま格闘技ファンが注目するキックボクシングイベント“KNOCK OUT(ノックアウト)”に出場している、現役トップクラスのプロキックボクサーたち。本作に出演するのは世界の強豪としのぎを削る小笠原瑛作、“天才児“栗秋祥梧、キック界のプリンスと呼ばれる小笠原裕典、”闘将“炎出丸、そして極真世界王者の与座優貴。与座は横浜が世界一になった極真空手の大会の準々決勝の相手でもあり、中学生時代は関東圏のトップ選手同士、同じ場所で切磋琢磨したライバル。その後、横浜は俳優へ、与座はプロキックボクサーへと別の道を進んだが、本作『きみの瞳が問いかけている』で共演を果たすというドラマティックな再会も実現した。また、あわせて公開されたプロキックボクサー、横浜からのコメントは、以下の通り。■小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)キックボクサーの小笠原瑛作です。普段試合で上がるリングとはまた違った緊張感での撮影でした。横浜さんは運動神経抜群で試合のシーンは迫力があって熱いものになってると思います!是非楽しみにしていてください!■小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺)キックボクサーの小笠原裕典です。本物の試合さながらの会場の雰囲気、お客さんの盛り上がり、映画を作り上げるスタッフや役者さんたちのプロ意識に良い刺激を受け、とても楽しい撮影現場でした。僕たちキックボクサーが映画でどんな戦いを繰り広げるのか、ぜひ劇場でご覧ください!■栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)初めまして。栗秋祥梧です。映画を楽しみにしてくださってる皆様、とても素晴らしい作品となっております!そして熱いファイトシーンも見逃さないでください!■炎出丸(クロスポイント吉祥寺)今回、このような機会をいただき感謝しています。撮影では「横浜流星さん、キックボクサーになりませんか?」と思わず言いたくなるほど素晴らしい素質を感じました。ちなみに炎出丸と書いて、ひでまると読みます。■与座優貴(橋本道場)自分は以前、横浜さんが世界一になった大会で対戦して敗れているという過去があり、横浜さんが芸能界で活躍されておりとても刺激を貰っていました。そして自分自身世界王者になり、映画の舞台で再会する事ができ非常に嬉しく思います。今後もステージは違いますが、横浜さんの活躍に追いつける様精進していきます。本作の横浜流星による本気の役作りで挑んだアクションシーンは、KNOCK OUT(ノックアウト)のプロキックボクサーが相手だからこその圧倒的なリアリティで本作をより盛り上げます!■横浜流星コメントーー塁を演じるにあたって1カ月かけて、キックボクシングで必要な筋トレをキックボクシング指導の山口さんやプロの選手の方々に教えて頂き、10kgほど体重を増やしました。キックボクシングは、空手とは全く身体の使い方が違うので、1からパンチ、蹴りの打ち方を学びました。ーーボクシングシーンの撮影で特に気を付けたことや、監督からの指示表の試合も裏の試合も基本は明香里を思い、それを活力に塁として生きました。ただ決定的に違うところは“覚悟”です。表の試合は幸せが描かれていますが、裏の試合は自分に光を与えてくれた明香里のために、悩み、たどり着いた先に出た答えが、自分の命を賭けてでも、明香里に光を取り戻すことで、ただでは帰れない、もしかしたら死ぬかもしれない、という緊迫した雰囲気の中、命をかけて全力を尽くしました。『きみの瞳が問いかけている』10月23日(金)より全国ロードショー
2020年08月24日8月15日、16日の全国映画動員ランキングは、人気ゲーム『Fate/stay night』を基にした劇場アニメ3部作の完結編『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel]III.spring song』(全国156館)が初登場で首位を飾った。公開2週目の『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(全国377館)は2位に。公開5週目の『今日から俺は!!劇場版』(全国359館)は3位に。公開4週目の『コンフィデンスマンJPプリンセス編』(全国344館)は4位と、先週のTOP3はそれぞれ順位をひとつずつ下げた。週刊少年チャンピオンで連載中の人気同名漫画を、三木康一郎監督がKing & Princeの永瀬廉の主演で実写映画化した『弱虫ペダル』(全国339館)は初登場5位に。『ストロボ・エッジ』や『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の同名漫画を、三木孝浩監督が、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二らで実写映画化した『思い、思われ、ふり、ふられ〈実写〉』(全国303館)は初登場6位になった。そのほか『映画おしりたんてい…』をはじめ『映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂…』『仮面ライダー電王…』『りさいくるずー…』の4作品を上映する『東映まんがまつり』(全国116館)は初登場9位に。さらにIMAX(R)版と4D版で再上映されている『インセプション』(全国101館)が10位につけている。次週は『糸』『映画 ギヴン』『狂武蔵』『グッバイ、リチャード!』『シリアにて』『2分の1の魔法』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel]III.spring song』2位『映画ドラえもん のび太の新恐竜』3位『今日から俺は!!劇場版』4位『コンフィデンスマンJPプリンセス編』5位『弱虫ペダル』6位『思い、思われ、ふり、ふられ〈実写〉』7位『ぐらんぶる』8位『3年目のデビュー』9位『東映まんがまつり』10位『インセプション』
2020年08月17日浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二の共演で話題の実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』。本作のメガホンをとったのは、『ソラニン』(2010)や『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016)『フォルトゥナの瞳』(2019)などを手掛け、今年は『きみの瞳が問いかけている』(2020)も控えている恋愛映画の名匠・三木孝浩監督。本作に込めた思いを、監督が明かした。本作の原作者である咲坂伊緒とは、『アオハライド』(2014)以来の再タッグ。咲坂さんは「次の連載がもし実写化されるなら、また三木監督にメガホンを取っていただくのが、私の夢でした」と語っており、三木監督も「咲坂作品が大好きなので1~2巻を読んでいて、この物語を実写化することを勝手に想像していたんです」という。「『ふりふら』は、自分に何が足りないのかもわかっていない若者たちが、自分自身と向き合うきっかけを与えてくれる作品なので、『アオハライド』とはまた違って、見ている観客に寄り添えるものにしようと思いました」と監督。「プロデューサー陣と企画を進めていく中で、少女漫画の実写化が飽和状態に入っていることも課題に上がり、それでも我々は『ふりふら』を実写化したいという強い思いがあったので、“少女漫画映画の一つ先に行く”ということをテーマにしました」と本作に対しての熱い思いを語っている。出演キャストからも“あたたかい人柄で、親身になって話を聞きながら思いを共有してくれる”と信頼を寄せられている三木監督。ひとりひとりに寄り添っていく彼だからこそ、これまでの少女漫画実写化とは一線を画す作品を撮ることができたのだろう。『思い、思われ、ふり、ふられ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:思い、思われ、ふり、ふられ 2020年8月14日より全国にて公開Ⓒ2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会©咲坂伊緒/集英社
2020年08月15日映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(8月14日公開)公開初日舞台挨拶が14日に都内で行われ、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二、三木孝浩監督が登場した。同作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の最新作で、第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し450万部を突破している。偶然出会ったタイプの全く違う朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。理想のデートについて聞かれると、浜辺が「花火大会とか。地元のお祭りだと知り合いがいるから、浴衣を着てお面をかぶって、バレないように手を繋いで歩く」と憧れを語り、北村は「年々、妄想の力が強まってる気がしますね」とツッコミ。しかし自身の理想を聞かれると、「僕、もう夏の思い出って振り返るとカブトムシをとりに行った思い出しかなくて。おじいちゃんに朝4時に起こしてくれて、木を蹴るんですよ。そしたらうわーって落ちてくる木がある」と、昆虫採集に行きたい北村に周囲は驚く。虫が嫌いな相手だったら? という問いには「そこでもし笑いが起きなかったら,夏祭り連れて行きます」と苦笑していた。福本は「キャンプをしたことがなくて、グランピングとか興味ありますね」、赤楚は「文化祭でのデート。2人でデートして、周囲に見られながらというのが楽しそうじゃないですか」と希望を明かす。赤楚は「もう制服が着れないと思うと、寂しさを感じてるので、やるなら今がチャンスだと思います!」と全国の学生にも語りかけていた。また、夏の思い出の写真を見せるコーナーでは、赤楚が「高校3年生の時の文化祭。焼きそばを売る係だったんですけど、看板娘ぽいことやれと言われて。デートはしてないですが、モテましたね。これが人生最後のモテ期だったのかな」と振り返る。福本は「サッカー部で、中1tの時の夏合宿」と写真を見せるが「この次の日くらいに手首にヒビ入っちゃって、結構序盤にやっちゃったので、ずっと見学でした」とエピソードを披露。浜辺は中学生の時の修学旅行で"夢の国"へ行った写真を見せた。北村は友人と2人で花火をしている写真を出し、「バンド(DISH//)のメンバーの矢部昌暉くんですね」と紹介。「彼しか、友達がいなかったんですよ。彼と花火行ったり、たけのこ狩り行ったり、家族ぐるみで行ってました」と夏を過ごした様子。「この写真の日は、千葉かどこかの海で、『高校最後の夏、楽しもうぜ』みたいな。花火して帰ったんですけど、ほんと3年間、彼との思い出しかないですね、僕は」としみじみしていた。
2020年08月14日映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(8月14日公開)公開初日舞台挨拶が14日に都内で行われ、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二、三木孝浩監督が登場した。同作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の最新作で、第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し450万部を突破している。偶然出会ったタイプの全く違う朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。「夏の思い出写真」コーナーでは、キャストそれぞれが学生の頃の思い出の写真をスクリーンに映し出す。"夢の国"で友人らと撮った写真を出した浜辺は、周囲から「冬服」とつっこまれつつ、中学の修学旅行での写真であることを説明。「実はこのとき、カツラなんです。役で金髪にしてたので、カツラを装着して、リアルにジェットコースターではカツラをおさえました。カツラでの修学旅行、楽しかったなと思いました」と振り返った。さらに、「みんなの115万枚のフィルムキャンペーン」として、主題歌であるOfficial髭男dismの同曲にのせて、同作が募集した全国の様々な学生の思い出写真映像を上映。三木監督が編集したという映像を見ながら、浜辺は何度も目頭を押さえる仕草を見せる。上映が終わると、浜辺は「めっちゃ素敵だなと思って。私、中学校の写真がなくて。写真って撮っておくとすごく振り返ったときに素敵。こんな青春っていいな、もっと楽しんでおけばよかったなと思って」とさらに涙を見せる。「素敵な動画でした」と称賛した。浜辺は最後に「本当にいろんなことがあって、無事に公開できることに何よりほっとして幸せなことだなと感じています」と心境を吐露。「今、いろんなことをみんなで一緒にするのは難しい時期ではあると思うんですが、この映画を見て、4人の思いだったり青春に共感して、見ていただいた方の絆が深まる作品になればいいなと思います」とメッセージを送る。北村も「今、まさに三木さんの映像の中に描かれていたリアルな青春というものが、この時期なかなか味わいづらい。特に高校3年生、中学3年生、小学6年生の皆さん、もっと大事にできた時間があったのにと、後悔しないような夏をこの映画で感じて欲しい」と語りかける。「思ったり思われたり、振り返って尊い時間って絶対にあって、僕もこの映画で『もっと青春をやっとけばよかった。学生時代楽しんでおけばよかった』と思ったので、学生の皆様には大事にして欲しい。ちょっと大人な僕たちはそんな昔懐かしい日々を思い出せる映画でもあります」とアピールした。
2020年08月14日友達と同じ人を好きになっても、絶対に好きだって伝えます恋をしている男の子たちは、どうしてこんなに綺麗なんだろう。四者四様の片想いを描いた映画『思い、思われ、ふり、ふられ』が8月14日(金)より公開される。物語の中で、北村匠海、赤楚衛二という旬の若手俳優が、すれ違う想いに心を焦がす表情を、切なく、甘酸っぱく演じ、観る者をときめかせてくれる。「自分の気持ちを伝えるって、すごく大変なこと。もしかしたら自分が傷つくかもしれないし、相手を傷つけるかもしれない。だけど、気持ちに素直にならないと何も始まらない。僕は今まで素直に生きてこられなかった人間なので、悩みながらも自分の本当の気持ちと向き合って恋愛をしている4人を見て素敵だなと思いました」(北村)「僕は自分の気持ちをすぐに伝えちゃうタイプなんで、今回の役を通して想いを伝えられない苦しさが初めてわかりました。ああいうグチャグチャした感情って今まで経験してこなかったから、こんな気持ちが自分の中にもあるんだって新しい発見になりましたね」(赤楚)北村演じる理央と、赤楚演じる和臣。ふたりの間には、浜辺美波演じる朱里がいる。もし友達と同じ人を好きになったら、ふたりはどうするのだろうか。「僕は構わず好きだって伝えますね」(北村)「うん。好きの度合いによるけど、本気なら僕も行く」(赤楚)「昔の取材だと、カッコつけて『奥手なんで、譲ります』とか言ってたんですよ。でもそんなわけがないっていう(笑)。もし同じ人を好きになったとしても、本当に友達ならどちらか片方がうまくいっても両方振られても笑い話にできるだろうし。それに、ふたりとも好きになるなんて、めっちゃ魅力的な人ってことじゃないですか。だったら、ちゃんと友達に言います、『僕もあの子のことが好き。絶対負けないけどね』って」(北村)「わかる。俺もちゃんと友達にその子のことが好きって伝えてから勝負に行きます。そういうことで仲が悪くならないのが、男同士の友情の良さ。ただ、もし僕がまだそこまで好きじゃない中で、友達がその子のことを好きって知ったら、急激に冷めちゃうタイプでもある。友達が片想いしている女の子とか、それこそ付き合っている相手とかは異性として見られなくなるんですよね」(赤楚)同じクラスだったら、僕が頑張って心をこじ開けます(笑)青春映画の名手・三木孝浩監督の瑞々しい映像とともに映し出される4人の高校生たちの恋と学園生活。原作は、第63回小学館漫画賞 少女向け部門を受賞した咲坂伊緒の同名コミック。20代の男性である北村と赤楚の目にも、胸がキュンとなる場面がたくさんあったようだ。「理央と(福本莉子演じる)由奈が図書館にいて、由奈が涙を流すシーンがあるんですけど、あそこはすごく好きですね。僕は小中高と図書室で過ごすことが多くて。図書室にはいろんな思い出があるんです。図書室って得てして床が絨毯だったりするから、靴を脱がなきゃいけなくて、靴下越しに伝わる感触とか、ちょっと生温かい空気とか、本の匂いとか、全部が好き。できれば、僕も高校生の頃に女の子とふたりで図書室で過ごしたかったなと思いました(笑)」(北村)「僕は鬼ごっこのシーンがすごく好きです。自分が高校生のときとか、全然あんな感じのことはなかったから。あのピュアな感じは今でもすごく憧れます」(赤楚)「僕も高校生の頃はあんなピュアじゃなかった。凄く大人ぶってたし、もっと尖り散らしていたから(笑)」(北村)「そうなの?単に考え方が大人だったというわけではなく?」(赤楚)「うん。騒がしい男子とか、『ヘッ』って顔で見てた(笑)」(北村)「それはスレてるね…(苦笑)」(赤楚)22歳の北村と26歳の赤楚。もしふたりがクラスメイトだったら、どうなっていただろうか。「僕は相当暗いと思う。休み時間とかずっと寝てたし、周りから怖いって言われていて。高校3年間のあいだ、男友達はバンドメンバーの矢部昌暉だけ。ずっとふたりで過ごしていました」(北村)「でもそれはあれでしょ?もともと男子が少ないクラスだったんでしょ?」(赤楚)「少なかったのもあるけど、みんなハジけて楽しそうだったから、こんな僕みたいなローな人間はついていけなくて。相手からこじ開けてくれないと仲良くなれないかもしれない……。」(北村)「それで言うと、僕は高校の頃はクラス全員友達みたいなタイプで。ヤンキーだろうがどんな人だろうかみんなと仲良くなれていたから、たぶん大丈夫。頑張ってこじ開けます(笑)」(赤楚)高校生のときは、将来に対する漠然とした不安があった恋愛だけではなく、進路に迷う気持ちも繊細に描かれているのが、本作の魅力。将来に悩む高校生の姿は、いつの時代も変わらない普遍的なものだ。「僕も進路は悩みました。本当は大学に行きたい気持ちもあったけど、僕はこの仕事一本で進んでいこうと決めて。。結局その選択をしたことで、『仰げば尊し』に出ることができたりしたので、これで良かったのかなという気持ちもありますけど、当時はすごく悩んでいましたね」(北村)「将来に対する漠然とした不安はあったよね。僕も自分って何なんだろうっていう疑問が常に心のどこかにあって。そういうのを忘れたくて、今を全力で生きていたようなところはある。僕の場合は大学に進学したあと、やっぱり自分の好きなことをあきらめきれなくて、本格的にこの世界に入ったんですけど。こうやって今振り返ってみて、自分のやりたいことをやろうと決めたあの決断は正解だったなと思います」(赤楚)劇中では、高台が特別な場所として登場する。ふたりにも、そんな心安らぐお気に入りの場所があるようだ。「小学生のとき、学年のみんながそこで遊んでいるような公園があって。僕らはそこに立っている一本の大きな木に登って秘密基地つくったりして遊んでいました。今でも地元に帰ったときに、その公園に行くとなつかしい気持ちになります」(北村)「僕も家の近くの公園が大好きでした。実はそこが映画と同じような高台にあって。映画みたいに綺麗な夜景が見えるわけじゃないんですけど、地元の街が見渡せる素敵な場所だったんです。僕は悩みごとがあるとひとりで散歩をするんですけど、そういうときはいつも緑が多いところとか気持ちのいいところに行きたくて。中でもその高台はお気に入りの場所で、よくひとりで考えごとをしていました」(赤楚)「わかるな。僕も自然が好きで、今でも川沿いを1時間くらい歩いたり、夜、土手に寝転がって空を見たりする。そうしてると、なんだか不思議と心が温まるんです」(北村)恋愛で求めるのは、結果じゃなくて過程です映画の中で描かれる、複雑な恋の矢印。ふたりは思う方と思われる方、どちらを選ぶだろうか。「僕は思いたいです。なんでも好きな人を追いかけるのは男の本能らしくて。オスが家族を食べさせるために狩りをしたり、そういう狩猟本能が男には備わっているそうなんです」(北村)「僕も思いたい。じゃあこの追いたい気持ちは本能なんだ」(赤楚)「もちろん思い思われる関係がいちばんハッピーだけど。たぶん僕らは追いたい以上、追われる側が常に優位。きっと尻に敷かれるタイプなんだと思います(笑)」(北村)「確かに(笑)。思われるのが得意じゃないというか、どうしても負担に感じちゃうところがあるんですよね」(赤楚)けれど、報われない中で思い続けることほど難しいことはない。自分のことを一途に思ってくれている人と、好きだけど絶対に結ばれる見込みがない人。ふたりいたら、それでもただ一心に続ける方を選べるだろうか。「僕はそれでも思う方を選びます。なんでなんですかね。確かに自分のことを思ってくれている人を選んだ方が、確実に愛は手に入れられるのに」(赤楚)「きっと結果じゃなくて過程が好きなんだと思う。仕事においてもそうだけど。結果に向かう過程が僕は好きなだけで。恋愛も一緒。だから、お付き合いという結果に100%発展できる相手より、本当に好きな女性をただ純粋に追いかけたいんじゃないかな」(北村)「まさにその通りだよ!うわ、こんなにそういうことだって思ったの久しぶり(笑)。自分の考えていることがそのまま言語化されました(笑)」(赤楚)「僕、感情を言語化するマシンなんで(笑)」(北村)「さすが!おかげでスッキリした〜(笑)」(赤楚)きっと映画を観終わったあと、こんなふうに自分の恋バナや恋愛観について話したくなるに違いない。『思い、思われ、ふり、ふられ』は、恋の苦みと輝きがつまった青春ラブストーリーの決定版だ。『思い、思われ、ふり、ふられ』8月14日(金)公開撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
2020年08月14日咲坂伊緒(『ストロボ・エッジ』『アオハライド』)の人気コミックを映画化した『思い、思われ、ふり、ふられ』の公開を記念し、8月11日に出演する北村匠海と赤楚衛二がインスタライブを実施。撮影の舞台裏や映画の見どころ、さらに“自分の好きな体のパーツ”まで、にぎやかなボーイズトークを繰り広げた。同じマンションに住む4人の高校生の、すれ違う思いと言えない秘密が複雑に絡み合う様を描く。三木孝浩監督による実写版が8月14日、潘めぐみ、鈴木毬花、島崎信長、斉藤壮馬らが声優を務めるアニメ版(黒柳トシマサ監督)が9月18日にそれぞれ全国公開される。北村は先日、共演する浜辺美波とともにYouTube生配信イベントに参加しており「やっぱりメンズは気が楽ですね」と赤楚との生配信にリラックスした表情。現在の髪型や、最近作ったというミニマルスパイスのチキンカレーなど、プライベートな一面を披露する場面もあった。一方「インスタライブは初めて」だという赤楚は最初こそ、緊張した面持ちだったが、北村との気兼ねないトークに「ここ最近の取材では、(共演者から)いじられる」と照れ笑いを見せていた。撮影中は、共演陣の間で「敬語はやめよう」というルールも定められたそうで、「お互い、年齢は違うけど、同級生(の役どころ)だから。こういう映画では大切なこと」(北村)、「おれが一番年上だけど、芸歴は長くもないし、匠海くんは映画で見てた人だから、最初はタメ口って難しいなって。でもすごくありがたかった」(赤楚)と振り返っていた。視聴者からの質問に答える形で、自身の好きな体のパーツに話題が及ぶと、北村は「喉仏」と即答。赤楚も「それ、思った!」とうなずき、自身は「鎖骨」と答えていた。また、苦労したシーンについては「走るシーンが多くて、体力的に……。映像では一瞬でも、テイクを重ねているから、改めてランニングってきついんだなって」(赤楚)、「登場人物が走りがちって、青春映画あるある(笑)。自分は雨のシーンかな。気温の低い時期で、めっちゃ寒かった」(北村)と明かしていた。取材・文=内田 涼『思い、思われ、ふり、ふられ』8月14日全国公開
2020年08月11日今回、ご紹介するのは、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』。4人の高校生の切なすぎる片思いを描いた青春ラブストーリーです。浜辺美波さん、北村匠海さんとともに主人公を演じた、福本莉子さんと赤楚衛二さんにお話をうかがいました。写真・北尾渉 文・田嶋真理 スタイリスト・武久真理江(福本莉子さん) 壽村太一(赤楚衛二さん) ヘアメイク・冨永朋子(アルール/福本莉子さん) 廣瀬瑠美(赤楚衛二さん)【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 63「映像を初めて観たときにキュンキュンしました」咲坂伊緒氏の伝説的人気少女コミック『ストロボ・エッジ』と『アオハライド』。その流れを受け継いだ、咲坂伊緒・青春三部作の最終章『思い、思われ、ふり、ふられ』が満を持して、実写映画化を果たしました。主人公は、明るく社交的な朱里(浜辺美波さん)、クールな理央(北村匠海さん)、内向的でうつむきがちな由奈(福本莉子さん)、爽やかで天然な和臣(赤楚衛二さん)の4人。偶然出会ったタイプの全く違う4人が繰り広げる、切ない片思いを描いています。実写版のメガホンを取ったのは、映画『ソラニン』『僕等がいた』『アオハライド』などで知られる、恋愛映画の名匠・三木孝浩監督。『君の膵臓をたべたい』のゴールデンカップル・浜辺美波さんと北村匠海さんが、第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞した次世代のシンデレラ・福本莉子さん、仮面ライダー出身のイケメン俳優・赤楚衛二さんとともに4人の主人公を熱演。エンディングでは、Official髭男dismの名曲『115万キロのフィルム』が流れ、切ない片思いを経てたどり着く結末を優しく包み込んでくれます。ーー撮影前に原作を読まれたそうですね。赤楚さん 僕はあまり少女漫画を読んだことがなかったのですが、苦手意識を感じることなく、すっと読むことができたんです。絵の美しさや登場人物の心情表現、言葉の選び方などがとても素敵な作品だなと感じました。福本さん この作品のオーディションのお話をいただく前から、咲坂先生の『ストロボ・エッジ』を読み集めていました。『思い、思われ、ふり、ふられ』を初めて読んだとき、女の子ふたりがヒロインで、主人公が4人という物語は、珍しい作品だなと思いました。ーーどのキャラクターの目線で、物語を楽しみましたか?赤楚さん 朱里と由奈です。原作自体が女性ヒロインふたりの気持ちを詳しく描いているので、女性の目線でキュンキュンしながら読みました(笑)。福本さん 自分の役柄が由奈と決まっていたこともあって、由奈目線で読みました。由奈のウソがつけないところや頑固なところは自分と似ているなと思いました。恋愛観で言えば、由奈よりも朱里に共通点を感じました。ーー赤楚さんは、和臣の恋愛観に共感できましたか?赤楚さん 僕は気になる女の子がいたら、アクションを起こしたいタイプです。そこは和臣の恋愛観と違うところかなと思います。ーー演じる際に心掛けたことは?赤楚さん 撮影に入る前、和臣を演じることに不安を抱いていて。そんなときに、三木監督からお手紙をいただいたんです。和臣の、自分のやりたいことをあきらめかけているところや人との距離感などが僕とリンクするところがあるから、一緒に作り上げていきたいというメッセージが書かれていて。思わず涙してしまいました。演じる際は、和臣の天然で真っすぐな気持ちを表現しようと心掛けました。例えば、“今日は良い天気だな”“これ、おいしいね”など、見たものや思ったことをそのまま口に出すように心掛けました。福本さん 私は初めてこのような大きな役をいただき、“どうして自分が由奈役に選ばれたんだろう”とずっと悩んでいたんです。クランクインした後で壁にぶつかったときに、三木監督やプロデューサーさんから、由奈の芯の強さが私の中にあり、そこが役の核になっていると教えていただいて。由奈と自分との共通点に気づいてからは、お芝居がやりやすくなりました。ーー浜辺美波さん、北村匠海さんと共演して、印象に残ったことを教えてください。福本さん 浜辺美波さんと私は同じ年ですが、事務所の中では先輩です。これまでに『思い、思われ、ふり、ふられ』を含めて4作品で共演させていただきました。浜辺さんが一緒だったことで、撮影前から心強かったです。北村匠海さんは、私と年齢はあまり変わらないのに、すごく博識で落ち着いている方なんです。共演シーンを撮っているとき、たまたま雨が降っていて。撮影の合間に北村さんが虹の七色に関する豆知識を教えてくださって、楽しかったですし勉強にもなりました。赤楚さん おふたりとも、お芝居や考え方が成熟していて。一緒に演じていても、その時々のお芝居が心に入ってくるんです。学ぶところが多かったですね。ーー最後に、本作の見どころをお願い致します。赤楚さん 『思い、思われ、ふり、ふられ』は恋愛映画ですが、恋愛だけの物語ではありません。将来へ向けて一歩踏み出す勇気や思っていないことを言って相手を突き放してしまう、そんな姿も描いています。ーーキュンキュンしてしまうシーンもたくさん登場しますね。福本さん 演じているときは由奈の気持ちになっているので気づかなかったのですが、“俺、こっち(※劇中、北村さん演じる理央が、うつむく由奈の両頬に手を添えて、自分のほうに顔を向けるシーンがある)”のシーンを初めて映像で観たときにキュンキュンしました。学生生活は女子校だったので、初めての経験でした(笑)。赤楚さん 浜辺さんと福本さんが浴衣を着ているシーンが好きです。とてもかわいかったです(笑)。ーーこれから映画館で観る観客の方もきっとキュンキュンしてしまうシーンがたくさんあると思います。本日は楽しいお話をありがとうございました!インタビューのこぼれ話友人同士という設定がとてもハマっていた、浜辺美波さん、北村匠海さん、福本莉子さん、赤楚衛二さん。今回、取材させていただいたおふたりのお話から、4人の意外な共通点が判明! 「撮影前にグループLINEを作って、敬語はなしというルールを作りました」(福本さん)。「グループLINEを作った後は、4人全員がB型ということもあって(笑)、自由な雰囲気でやり取りをしていました」(赤楚さん)。チームワークの良さの秘訣は、血液型だったのかも!?Information映画『思い、思われ、ふり、ふられ』8月14日(金)より全国公開出演:浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二ほか主題歌:『115万キロフィルム』Official髭男dism(LASTRUM Music Entertainment Inc.)© 2020「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 © 咲坂伊緒/集英社福本莉子さん 衣装協力:yee、YOAK、NORTH WORKS、Create Clair
2020年08月11日