小耳沢はさ美(以下、耳)「あれ?そま?」(書類をガン見しつつ)バルサミコ瞬(以下、バ)「『そま』=『それマジ』っていうネットスラングを嬉々として使ってみせるあたりに、『ご勝手予報』をサボッていた間の小耳沢さんの加齢っぷりがあらわでいっそ涙を誘われますが」耳「ふん。バルサミコさんの減らず口がご健在のようでなによりですわ。さ、ムダ口叩いていないでとっとと始めますか」耳&バ「小耳沢はさ美とバルサミコ瞬の、今クール推しドラマBEST3!」■1推し『コンフィデンスマンJP』フジテレビ/月曜21時/長澤まさみ主演/4月9日スタート『リーガルハイ』の脚本家・古沢良太が、奇抜なアイデアで汚れた成金から大金を巻き上げる詐欺師トリオ(長澤まさみ、東出昌大、小日向文世)の活躍を描く。騙しあいにより二転三転する息もつかせぬ展開と小気味よい会話劇、そしてシチュエーションごと大胆不敵にでっち上げる策謀のスケール感が見物。■2推し『シグナル 長期未解決事件捜査班』フジテレビ/火曜21時/坂口健太郎主演/4月10日スタート坂口健太郎の連続ドラマ初主演作。ある日、廃棄予定の無線機から聞こえる謎の声を耳にした警察官・三枝健人(坂口健太郎)が、無線の声の主である「過去の刑事」からもたらされる情報を手がかりに、時効目前の長期未解決事件に挑む。原作は韓国の大ヒットドラマ。■3推し『あなたには帰る家がある』TBSテレビ/金曜22時/中谷美紀主演/4月13日スタート一見したところ平穏に見える二組の夫婦(中谷美紀×玉木宏、木村多江×ユースケ・サンタマリア)。その結婚生活に潜む不満、すれ違い、禁断の恋、そして夫婦の絆を描く大人の群像劇。100人超の女性からリサーチしたリアルな夫婦生活のあるあるネタを折り込みつつ、現代における夫婦像をドラマチックに見せる。耳「ほんとこれ、驚きですよね。3作のうち2作がフジテレビ作品」バ「視聴率低迷にあえぐフジテレビですが、ここへきて生き残りをかけた大ナタふるってますからね。30年続いた『みなさんのおかげです』、22年続いた『めちゃ×2イケてるッ!』と、看板バラエティー2本を終了させるという大勝負に打って出ましたし」耳「ここ数年惨敗続きの看板ドラマ枠『月9』を立て直して、フジテレビ復権ののろしをということで、『コンフィデンスマンJP』は、いや~力入ってます。長澤まさみを起用して描く壮大なコンゲーム。初回は20分延長だったこともあって、映画1本観たくらいの濃度があったなぁ」バ「『コンゲーム』っていうのは、いわゆる信用詐欺や取り込み詐欺、つまり相手を信用させて詐欺を働くことによって、だましだまされ二転三転するストーリーのジャンルを意味するんですよね。『スティング』、『ミッション:インポッシブル』、『オーシャンズ11』といった映画がこれにあたります」耳「第1話『ゴッドファーザー編』ではゲストの江口洋介演じる日本のゴッドファーザー・赤星が海外へ持ち出そうとする莫大な現金資産を、長澤ら詐欺師トリオが壮大なスケールで騙して奪っちゃう。なにせアレをまるごと作……」バ「おっとネタバレはそこまで。これから観る読者も多いかもしれませんしね。ともあれ、ファーストシーンではカジノの賭場でもろ肌脱いだ長澤演じるダー子が壺振りやってるかと思えば、わずか3カ月の猛勉強でCAに」耳「セットもロケも壮大なら、ダー子のコスプレもバリエ豊富なんですよね」バ「ただ欲をいえばそのダー子の撮り方。『極道の妻たち』ばりの艶姿ならもう気持ち色香ただようカットがあってもいいし、CAもね……」耳「たしかに。この設定ならこういう絵が観たいっていう視聴者の思いは、あまり汲めていない気も」バ「そこですよ。視聴者ならこう観る、こう思うっていう視聴者目線を見失ったところから……。もともと視聴者感覚を番組内に取り込むことで人気を博したフジテレビが、何をどう見せれば視聴者の期待に応えられるのか、そこを粘り強く詰め切れるかどうかにかかっているかもしれないですね」耳「壮大なスケールで描くコメディーを精緻に詰めた視聴者目線で作りあげる。うん。そこを貫徹できたら『コンフィデンスマンJP』、月9復活、フジテレビ復権の起爆剤になれるんじゃないでしょうか」バ「2推しの『シグナル 長期未解決事件捜査班』も坂口健太郎初主演の注目作ですしね。今クールはとりあえずフジテレビを観てみる、で正解かもしれません」耳「わたしはTBSの『あなたには帰る家がある』も激推しですけどね。TBSで中谷が主演したヒット作『私 結婚できないんじゃなくてしないんです』はほんと秀作でしたし、その続編ではないけどもって、え?なんですか?そのシニカルなスマイリング……」バ「いやいや皆までおっしゃらずとも。さりげなく『私 結婚できないんじゃなくて……』なんてタイトルを盛りこんで匂わせなくても、ねぇ。小耳沢さんのほうの『長期未解決事件』も、まだまだまだ解決の兆しはないんでしょう?婚活。お気の毒です」耳「は?そんな失礼な忖度いりませんわ。それ、忖度ハラスメント。忖ハラですよ!」バ「こうなったらもう『そま』しかないですね、小耳沢さん」耳「なんですかそれ?そっちこそ急に若者ぶっちゃって」バ「いや『ソロ人生まっしぐら』の略ですよ。ひとりで堂々と歩けばいいんです。下駄でも鳴らしてね」耳「失敬な。貴乃花親方やレスリング協会にならって、とりあえず内閣府にでも訴えてやろうかしら」バ「まあ、僕には帰る家がありますからね。もうすべてを手に入れましたから」耳「な、なんという上から目線!神様、このいけ好かない『コンフィデンスマン』が、どうか詐欺師にこっぴどく騙されますように!」小耳沢はさ美/よろず文案作成家。テレ東『孤独のグルメ』の大ファンです。松重豊演じる井の頭がB級グルメを味わい尽くす人気シリーズ。ささやかに生きる日々のぬくもりが胸深く沁みてきて、心満たされる名作。バルサミコ瞬/ライター兼放送作家。今さら観た『結婚できない男』の圧倒的面白さに衝撃を受ける。笑いの奥から滲み出る人情の機微。『青い鳥』で見せた儚さとの振れ幅により、夏川結衣最強説に拍車が掛かる。
2018年04月11日初主演ドラマ「シグナル」が放送スタートした俳優の坂口健太郎が、4月11日(水)今夜放送の「TOKIOカケル」にゲスト出演。「生まれて初めて聞かれました」では「TOKIO」メンバーと心理戦を展開。さらに「大好物ベスト10」も発表されるなど素顔をみせてくれる。本番組は「TOKIO」城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の5人が毎回ゲストを迎え、さまざまなゲームやトークを展開するというもの。今回坂口さんを迎えて行われる「生まれて初めて聞かれました」は、「TOKIO」の5人が事前にゲストがいままで聞かれたことがないであろう質問をカードに記入しておき、坂口さんがそれらのカードを1枚ずつ引いて書かれている質問に答えていくというもので、ゲームやフリートークから見えてくる新たな一面も見どころになっている。また今回はもう1つの企画として「大好物ベスト10」も発表される。坂口さんの「大好物」とは一体!?こちらも見逃せない。坂口さんのドラマ初主演作となる「シグナル 長期未解決事件捜査班」は「冬のソナタ」「女王の教室」のキム・ウニ脚本による韓国ドラマが原作。謎の無線機を通じて“現在”を生きる刑事と“過去”を生きる刑事が協力し、未解決事件の謎に挑むヒューマンサスペンスドラマで韓国では権威ある「第52回百想芸術大賞」をはじめ、数々の賞を受賞した人気作。坂口さんが演じるのは幼い頃友人の女子児童が誘拐・殺害された事件の犯人を目撃するも誰にも相手にされず、その後独学でプロファイリングを学んだ城西警察署の警察官となった三枝健人。事件は未解決のまま15年が経ち時効間近となっていたが、ある日廃棄処分されるはずだった無線機から、健人と同じ事件を追う刑事の声が聞こえてくる。その声は過去の時代を生きる刑事のものだった。2人は謎の無線機を通じて互いに協力し合い未解決事件を解き明かしていく――。坂口さんのほか北村一輝、吉瀬美智子、木村祐一、池田鉄洋、青野楓、神尾楓珠、甲本雅裕、渡部篤郎らも出演する。「シグナル 長期未解決事件捜査班」は毎週火曜21時~フジテレビ系で放送中。「TOKIOカケル」は4月11日(水)23時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2018年04月11日4月10日に初回放送が終了した坂口健太郎主演ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」。ここで主人公が挑む事件の真犯人役として、女優・長谷川京子が登場することが明らかに。また、この役を演じた感想や本作の見どころを述べたコメントが到着した。本作は、主人公・三枝健人(坂口さん)が無線機を通じて繋がった“過去”の刑事・大山剛志(北村一輝)と、長期未解決事件に挑むヒューマンサスペンス。15年前に健人が小学生時代に起きた女子児童誘拐殺人事件。当時、女児を連れ去る女を目撃し、そのことを警察に伝えるものの、相手にしてもらえなかったことがずっと心に残っていた…。ある日、健人は謎の無線機越しに大山から得た情報を頼りに向かった場所で、白骨遺体を発見。その遺体が女子児童誘拐殺人事件で指名手配された男と判明し、時効前日に事件が再び動き出す――。その事件の犯人として浮上した吉本圭子を演じるのが長谷川さんだ。“自己顕示欲が強く、派手な身なりで、他人を信用しない”また、“自分を守るためには手段を選ばない”極悪非道な真犯人・圭子について長谷川さんは、「自分では理解できない行動とか、理解できないジャッジをする女性の役柄なので、いまの自分が何事もなく生きているという意味では、何かのジャッジをするところで彼女は違うところを選んできたのだな」と分析。また、台本の中にもキャラクター性を示すいくつかのヒントがあったそうで、「人に注目されたいとか、高価なものを身につけて目立ちたいという心理的なものや、攻撃するときに誰かに見られているかも知れないというところで、自分がオンステージになるようなキャラクターだと思って、気を付けて演じました。あとは、目のお芝居です。セリフは多くないので、目で細かく表現できるように、目の使い方はすごく注意しました」と役を演じる上で意識した点を明かした。さらに、「若いときだったら出来なかったか、もしくは違うアプローチになっていたかと」と、いまの自分だからこそ出来る役だとも述べた長谷川さんは、「セリフを発することで人をもてあそんだりするような掛け合いがすごく楽しかった」と楽しむ余裕も。そして来週放送の第2話では、圭子の自白を引き出したい美咲(吉瀬美智子)や健人と、何とか時効を迎えたい圭子の激しい心理戦が展開する本作。長谷川さんは「吉瀬さんと対峙する取り調べ室のシーンは見ていただきたいです!」と見どころをアピール。「温度を上げて取り組んだシーンなので、とても仕上がりが楽しみです。自分がどのくらい悪い女になっているのかを見たいです」と自身も楽しみにしていると話している。「シグナル 長期未解決事件捜査班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(cinemacafe.net)
2018年04月11日坂口健太郎が警察官役でテレビドラマ初主演を果たす、4月スタートの新ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」。この度、本作に北村一輝、吉瀬美智子、渡部篤郎が出演することが明らかになった。本作は、謎の無線機を通じて“現在”を生きる刑事と“過去”を生きる刑事が協力し、未解決事件の謎に挑むヒューマンサスペンスドラマ。今回出演が明らかになったのは、坂口さん演じる警察官・三枝健人をに関わるキャストたち。■北村一輝、坂口健太郎と時空を超えて交信!坂口さん演じる“現在”を生きる刑事に対し、“過去”を生きる刑事として、「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」『テルマエ・ロマエ』『今夜、ロマンス劇場で』などで幅広い役柄を演じ分けてきた北村一輝が出演。北村さん演じる大山剛志は、健人と時空を超えて無線機で交信する城西警察署刑事課の刑事で、誰よりも不正を憎み、周囲の迷惑や警察のメンツ、慣例などにはとらわれることなく、思う存分に捜査にのめり込む性格。ある日突然収賄容疑をかけられ、その後失踪してしまう…。今回共演陣について北村さんは、「渡部さんとは久しぶりに密度の濃いお芝居ができそうで、現場でお目にかかるのが楽しみです。坂口さん吉瀬さんは前作とは違う新しい役どころで、観ている方に受け入れられる関係性が築けると嬉しいです」とコメント。また「“続きが気になる深みのある作品になれば”と撮影が始まることを楽しみにしています。皆さんも、放送を毎週楽しみにしていてください」と視聴者へメッセージ。■吉瀬美智子、約8年ぶりに刑事に! 坂口とタッグ!吉瀬美智子が演じるのは、健人が城西警察署管内の交番に勤務していた際、女児誘拐殺人事件をきっかけに出会った城西署刑事課の刑事・桜井美咲。新人時代、指導係だった大山の厳しい教えを受け、多くの事件と向き合うことで優秀な刑事に成長。強気でクールだが、誰よりも事件解決への思いが強い。長期未解決事件捜査班のリーダーに任命され、健人とタッグを組み事件を捜査する。「久しぶりの刑事の役です。格好よく演じたいと思っています」と語る吉瀬さん。「いまをときめく俳優の坂口健太郎さんとご一緒できて嬉しいです。北村一輝さんはお兄ちゃん的な存在なので、今回も助けていただけたらと思います。渡部篤郎さんはダンディーなイメージとバラエティーのときのギャップが面白くて素敵な方だと思います」とそれぞれ共演者の印象を明かし、「プレッシャーもありますが、頑張りたいと思います」と本作への意気込みを語っている。■渡部篤郎、冷酷非道なヒール役そして、警視庁の刑事部長として絶大な権力をふるう中本慎之助役で、これまで様々な刑事役を演じてきた渡部篤郎が出演。警察の裏の顔ともいうべき存在で、数々の政治家や大企業に絡む隠ぺい工作を行うなど、汚い手を使って現在の地位にのし上がってきた、手段を選ばない冷酷非道な警察キャリアを演じる。オリジナル作品を見たという渡部さんは、「一視聴者として引き込まれ、素晴らしいエンターテインメント作品だと感じました。そのような作品に参加させて頂くことになり、心より感謝しています」と感想を述べ、「素晴らしい原作ですが、日本版もきっと良い作品になると信じています」とコメントを寄せている。「シグナル 長期未解決事件捜査班」は4月期、毎週火曜21時~カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年02月28日人気若手俳優の坂口健太郎が、4月期放送のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」でテレビドラマ初主演を果たすことが決定。過去に深い傷を負った刑事という難しい役柄で新境地を開く。■“現在”と“過去”、2人の刑事が未解決事件に挑む警察官の三枝健人は、幼い頃に友だちの女子児童が誘拐・殺害された事件で、女子児童を連れ去った謎の女を目撃した。しかし、そのことを警察に伝えるも誰にも相手にされず、事件は未解決のまま15年が経ち、時効間近となっていた。そんなある日、廃棄処分されるはずだった無線機から聞こえてくる声を耳にする。その声の主は、健人と同じ事件を追う刑事で、事件に関する手がかりを話す。最初は信じられなかった健人だが、無線機越しの刑事から聞いた場所に向かうと、なんとそこには何者かの白骨死体が…。その後も、その刑事と交信を続けるうちに、健人は自分が無線機越しに会話する相手の刑事が、過去を生きている人間であることを知る。2人は謎の無線機を通じて、互いに協力し合い未解決事件を解き明かしていく――。原作は、「冬のソナタ」「女王の教室」のキム・ウニ脚本による「シグナル」。韓国で権威ある「第52回百想芸術大賞」をはじめ、数々の賞を受賞したヒューマンサスペンスの最高傑作だ。■坂口健太郎、テレビドラマ初主演!そして今回本作の主演を務めるのは、モデル・俳優として活躍する坂口さん。「コウノドリ」、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、「東京タラレバ娘」、『君と100回目の恋』、『ナラタージュ』、また現在公開中の『今夜、ロマンス劇場で』など、これまで数多くの作品に出演してきた坂口さんだが、テレビドラマの主演を務めるのは今回が初。今作で坂口さんが演じる主人公・三枝健人は、独学でプロファイリングを学んだ城西警察署の警察官。しかし、幼い頃に起きた自身も関わりのある女子児童誘拐殺人事件や、兄が自ら命を絶つ原因となった過去の事件で心に深い傷を負って以来、警察を全く信用していない。また、冷静な判断力と観察力、そしてプロファイリングの知識を持つ彼は、いつか自らの手で兄の事件の真相をつかみたいと、内なる情熱を秘めている。■役との共通点は「静かな情熱」?坂口さんは、「素直にうれしかったです。気合を入れていかないと、といった気持ちです」と今回の決定時の心境を明かし、また作品についてすごく興味を持ったそうで、「主人公の三枝健人を演じるのは、暗い過去もある為、精神的に削られる役ではありますが、この作品、この役に挑戦してみたいと思いました」と前向きなコメント。今回のキャラクターについては、「人が動くエネルギーは、喜びだったり嬉しさ、楽しさだったりと、いろいろあると思うのですが、健人の場合は、きっと怒りや憎しみがエネルギーになっている男なんだろうと思います。自分の中の正義をちゃんと持っているんですけど、僕自身が健人という役柄を見ていると、少し危うさも感じるし、心のどこかの部分がからっぽにも感じる。危うさ、虚無感を持っている男なんだろうと思いました」と分析。また、お芝居するときは自身との共通点を探すと言う坂口さん。今回は「健人とは“静かな情熱”のような、芯のある所が共通点なのかなと思いました。あとは、僕自身気づかずに、冷静に人を見ている所があるので、そこが健人と似ている所かなと思います」と語っている。さらに本作を見るにあたって、一緒になって悩んだり考えたりしてもらいたいと言い、「様々な事件が起きて、その“過去”を変えることで別の“現在”があったり、伏線があったりとすごく面白い。スリリングな展開やスピード感、健人の心の奥底に抱えている何かを一緒に感じていただければと思います」とアピールしている。なお、脚本は「結婚できない男」「オトナ女子」の尾崎将也。演出は「石の繭 殺人分析班」の内片輝、「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の鈴木浩介が手掛ける。「シグナル 長期未解決事件捜査班」は4月期、毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年02月20日三枝成彰の新作オペラ《狂おしき真夏の一日》がいよいよ開幕する(10月27日(金)初日・東京文化会館)。沈痛で劇的な音楽で泣かせる悲劇が特徴だった三枝オペラ初の喜劇オペラだ。初日まで1週間を切った21日、東京都内で行なわれている音楽リハーサルを覗かせてもらった。オペラ《狂おしき真夏の一日》チケット情報この日は台本を書き下ろした林真理子も顔を見せた。熱心なオペラ・ファンの彼女も、自分の書いた物語がオペラとして完成してゆく行程に大いに感激している様子。「夢のようです。私の書いた下品な本に素晴らしい音楽がついて。しかも笑いの要素も失われていない」「下品」はもちろん喜劇ゆえだ。そこへ主演の佐藤しのぶが通りがかった。林の手をしっかり握って、「真理子さんが込めた思いを伝えられるように頑張ります! 愛を取り戻す役よね」とガッツポーズ。佐藤が演じるのは、女好きの夫・大石の気持ちが自分から離れてしまっていることを嘆く美しい夫人・陽子。《フィガロの結婚》そして《ばらの騎士》へのオマージュである当作で、伯爵夫人や元帥夫人に当たる役どころ。台本執筆段階から、佐藤が演じるイメージで当て書きしたそう。先行作同様の美しいアリアも与えられている。浮気な夫の大島幾雄、その長男の放蕩者ジョン・健・ヌッツォと、ゲイの次男・大山大輔は貫禄十分。彼らの二枚目の声で演じるブッファは、スター俳優の喜劇やコントにも似た「ずれ」がおかしくて、観ていてずっとにやにやしてしまう。しかしオペラ全体を豊かに彩るのはやはり女声陣。小川里美は華やかな色気を振りまく、長男のフランス人妻。このオペラの発表時のタイトルは『巴里から来たお嬢さん』だったから、オペラ全体の核とも言える存在だ。大石の愛人のナース小林沙羅は、音楽的にも、全体を運ぶ狂言回しのようなキーパーソンとなっている。エロチックな台詞もあり、普段キュートなイメージの彼女の新たな側面が見えるかも。次男の恋人の男性ユウキを演じる村松稔之の、深い、女声的なカウンターテナーには驚いた。佐藤しのぶの陽子の美しさに惹かれて、初めて女性に恋をする二重唱では、ふたりの声が同じ音域で官能的に絡み合う。また、物語上は脇役的な存在ながら、執事役の坂本朱のメゾ・ソプラノの音楽的な役割とそのインパクトは実に大きい。「これまでに書いた中で一番いいかもしれない。手が込んでいる」と確かな自信を口にする三枝。彼自身、これから始まる演出(秋元康)と美術(千住博)、衣裳(コーディネーター:齋藤牧里)が揃っての舞台稽古を待ちかねているそう。この段階まで来るとある意味すでに作曲家の手を離れているのだ。衣裳の写真を見せてもらったが、あれはサイケというのか、ファンキーというのか…。すごいことになっている。とにかく、既存の「オペラ」のイメージとはひと味もふた味も違う、理屈抜きのエンタテインメントと呼べる新しいオペラが、間違いなく観られるはずだ。もうすぐ!取材・文:宮本明
2017年10月23日日本のオペラ史の概念をくつがえす、度肝を抜くような楽しいオペラが誕生しそうだ。オペラ創作に情熱を注ぐ作曲家・三枝成彰の最新オペラ《狂おしき真夏の一日》の制作発表会見が、2月28日、都内で行なわれた。2013年の《KAMIKAZE-神風-》以来となるオペラ8作目は、三枝にとって初のオペラ・ブッファ。つまり喜劇。「モーツァルト《フィガロの結婚》へのオマージュ」という副題が添えられているとおり、《フィガロの結婚》が下敷きとなっていて、冷え切った関係の熟年夫婦を軸に、その周囲のひと癖もふた癖もあるくせ者たちが絡んで、複雑で色っぽい恋愛模様が描かれる。注目は豪華な顔ぶれの制作陣。オリジナル台本を書き下ろしたのは、大のオペラ・ファンでもある直木賞作家の林真理子。そして演出は、これがオペラ初演出となる秋元康。いうまでもなく、AKB48などを仕掛ける大御所プロデューサーだ。「一度でいいからオペラを書いてみたいという夢が叶った。でも、三枝さんから言われたのは、とにかくゲイと裸とレズを出せ。そして最後はみんなが、『生きてるっていいな』と笑って帰れるような物語を書くようにと。それならばと、物語は男性同士の恋人二人が海水パンツ姿で海から出てくるシーンで始まる」(林真理子)「オペラのよくわかってない人間が入って、今までにないものを創れ、壊していいんだと。いい意味で何か刺激を与えてくれということを頼まれたので、発想だけでも面白いことができたらいい」(秋元康)日本の文学界、エンタテインメント界を牽引する大物ふたりが関わることで、オペラ界に新しい風が吹く。そんな期待が膨らむ。キャストにも人気歌手たちが集まった。《フィガロの結婚》の伯爵と伯爵夫人に当たる、医師の大石夫妻を歌うのは大島幾雄と佐藤しのぶ。その長男夫婦にジョン・健・ヌッツォと小川里美(ビキニの水着シーンがあるらしい)。ゲイの次男に大山大輔、その恋人がカウンターテナーの村松稔之。大石の愛人で看護師の小林沙羅や、執事の坂本朱、家政婦の小村知帆も加わわりドタバタの恋愛喜劇を繰り広げる。三枝が信頼を寄せる実力者たちが揃ったオールスター・キャストだ。三枝の音楽を知り尽くした指揮者・大友直人がタクトを握る。公演は10月27日(金)・28日(土)・29日(日)・31日(火)、東京・上野の東京文化会館にて。秋のオペラ・シーンの大きな話題となるはず。これは観ないと!取材・文:宮本明
2017年03月01日先日、次男の1歳6ヶ月健診に行ってきました。長男はもうすぐ6歳のため、久しぶりの健診です。1人目のときは健診のたびに必ず一度は落ち込んだり、モヤモヤしていました。2人目になり分かったことも増え落ち込むことはなくなりましたが、やはりどうしても違和感が残るのです。子育て支援も経験したことから、健診で違和感を感じるその正体に気付きました。「ママへの信頼」が足りていない?健診に行くたび落ち込むのはなぜか…それは全体(保健師さんや会場作りなど)的に、ママへの信頼が足りないからではないでしょうか?筆者は元転勤族のため、3つの地方で健診を受けていますが、それはどこでも共通で感じました。ママの話から、「間違ったこと」「周囲と違うこと」を問題にしているような空気感が、悩みを相談したいママの口を閉じてしまっているのではないか…とも思います。そもそも育児は個人差の大きいもので、画一的に決められるものではありません。日々悩みながら子育てをしているママにとって「それは違う」と一刀両断されてしまっては、落ち込むのは当たり前。具体的にご紹介しましょう。アドバイスが「ちょっと違う…」次男は断乳していません。断乳・卒乳に関しては個人差ありますが、一度長男で断乳を試したものの違和感を感じ、長男は4歳で自然卒乳。WHOでは2歳まで母乳をあげることを推奨していますし、世界の卒乳平均は平均4.2歳。次男も自然卒乳でいくつもりです。ですが健診ではやはり、断乳を勧められました。「ぐずるたびにおっぱいは止めて」など一見アドバイス的なものをいくつかされたのですが、それが全て当てはまるかといえばちょっと違うのです。「こんな例もあって、それはどうかと思うのね」など保健師さんは懸命に話しているものの、聞いてる側からすると「それは私も違うと思うけれど、私も同じことをすると疑われているのでは…?」という気持ちに。「目の前にいるママへの信頼」よりも「ダメなママを是正しないと」という姿勢が優先されているように感じてしまいました。たとえ断乳を勧めるにしても、最初に「どういう時におっぱい飲ませてるの?」と聞いてほしい。最初に質問してママの話を傾聴しておけば、ママも安心して相談できますし、保健師さんも適切なアドバイスができるのではないかと思うのです。張り紙からの圧迫感健診では様々な張り紙が貼ってあったり、チラシも貰います。一例としてよく見かけるのが、『スマホに子守りをさせないで!』。職業柄か、表現が断定的なために「スマホに子守りをさせてるでしょ?絶対ダメだよ!!︎」という疑いと圧迫感を感じてしまいます。それがイヤで、続きを読むのをやめる人もいるようです。子育て支援の経験上、「ラクだから毎日2〜3時間はスマホを見せてまーす☆」というママは少数派。みんな「罪悪感を感じながら、迷いながら、それでもいっぱいいっぱいで」見せています。私も1人目のときは、できるだけスマホを見せたくありませんでした。しかし次男の産後2ヶ月目頃、毎日長男が幼稚園から帰ってくる夕方になると決まって、次男が激しい黄昏泣きを2時間以上…。のけ反りギャンギャン泣く次男をあやしながら、「あと1人大人がいてくれたら、長男に寂しい思いをさせないのに…。そうか、人がいなくなった代わりにテレビやスマホがあるのかな」と思いました。夫の帰りが遅く、『孤育て』状態の多い現代。今ではスマホを使う時があっても仕方ないと思います(子どもが執着するので適切にですが)。『スマホで育児もう一度考えてみませんか』などソフトな表現にすることで、ママの心の負担も軽くなるのではないでしょうか。信頼がないとママの心は開かない健診では違和感を感じましたが、ママが1番悩みを相談しやすいのもまた健診。ママの心を開き、相談してもらうためには、まずは保健師さんの対応や張り紙などにおいてもっとママを信頼してほしいと思うのです。確かに、育児を軽く見ているママもいるかもしれません。ですが真剣に子育てをしている大多数のママからすれば「すべてのママがそうではない」というのが本音。まずは目の前のママと向き合って、信頼してほしいと思います。信頼してもらえない人に、相談はできないのが人間ですから。ママにとって健診が、「ずっと悩んでたことを相談できて良かった」と思えるような場になることを願っています。ライター:メオトーク編集部
2016年09月29日長編ドキュメンタリー映画『健さん』が2016年8月20日(土)から全国公開される。2014年11月10日、俳優・高倉健が惜しくもこの世を去った。これまで『幸福の黄色いハンカチ』『鉄道員(ぽっぽや)』など邦画史上に残るヒット作に出演してきた名優は、スクリーンからにじみ出る圧倒的な存在感のみならず、彼の考える俳優のあり方や人生哲学によって、多くの人を惹きつけてきた。本作は生前に限られたインタビューしか受けなかった高倉健の素顔を明かす、初のドキュメンタリー映画。監督はニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一だ。海外の名優、名匠のインタビューからは、映画そして日本の美学を紐解く。また、日本映画の黄金期を彩り、今日もなお活躍し続けるクリエイター陣の証言からは、高倉健の輝かしいキャリアとともに、古き良き日本映画の歴史も辿っていく内容となっている。解禁された予告編では、ジョン・ウー監督がトム・クルーズを撮影する時に健さんのスタイルを意識し、「ブラック・レイン」で共演したマイケル・ダグラ スが高倉健から多くを学んだと語る。またマーティン・スコセッシ監督は、高倉健は本物のアーティストであったとコメント。その他、国内からは降旗康男監督や山田洋次監督なども登場するほか、高倉健の実妹、森敏子が母親のエピソードを語るなど、大変貴重な映像が使われている。【作品詳細】『健さん』公開日:2016年8月20日(土)全国公開監督:日比遊一エグゼクティブ・プロデューサー:李鳳宇出演者:マイケル・ダグラス/ポール・シュレイダー/ヤン・デ・ボン/ユ・オソン/チューリン/ジョン・ウー/マーティン・スコセッシ (50音順)阿部丈之・真子/石山希哲・英代/今津勝幸/梅宮辰夫/遠藤 努/老川祥一/川本三郎/佐々木隆之/澤島 忠/関根忠郎 立木義浩/中野良子/西村泰治/降旗康男/森 敏子/八名信夫/山下義明/山田洋次/中井貴一(語り)音楽:岩代太郎 / 写真提供:遠藤努 今津勝幸 立木義浩 操上和美 高梨豊 2016年/日本/95分/5.1ch/ビスタカラー・モノクロ 製作:ガーデングループ、レスぺ制作・配給:レスぺ / 宣伝協力:ブラウニー / 後援:読売新聞社(c)2016 Team "KEN SAN”
2016年08月08日日本が生んだ稀代の映画俳優、高倉健の知られざる姿を、マーティン・スコセッシ監督やマイケル・ダグラスら、国内外20名以上の証言で綴る長編ドキュメンタリー映画『健さん』。このほど、その大スターの魂にふれ、力強さと温かみを感じさせる予告編が解禁となった。2014年11月10日、日本映画のひとつの時代が幕を下ろした。“最後の映画スター”高倉健が逝った。1960年代に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた俳優。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた――「健さん!」。しかし、我々は“健さん”を本当に知っているのだろうか?生前に限られたインタビューしか受けなかったこの不世出のスターの素顔は、わずかな情報の中でしか明らかにされていない。彼は何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか?本作は、そんな疑問への答えを提示した、高倉健初のドキュメンタリー映画。 ニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一が手がけ、その輝かしいキャリアはもちろん、今日もなお活躍し続ける国内外のクリエイター陣の証言から、高倉健の魂とともに、古き良き日本映画の歴史をも辿っていく。解禁された予告編では、在りし日の健さんにゆかりのある、国内外の映画人、関係者が多数登場し、知られざるスターの姿を浮かび上がらせる。ジョン・ウー監督が、『ミッション:インポッシブル2』でトム・クルーズを撮影する際に健さんのスタイルを意識したことを明かせば、『ブラック・レイン』で共演したマイケル・ダグラスも健さんから多くを学んだと語り、マーティン・スコセッシ監督は、「高倉健は本物のアーティストであった」と評する。さらに、国内からは降旗康男監督や山田洋次監督など巨匠監督たちも登場するほか、高倉健の実妹、森敏子氏が母親のエピソードを語るなど、大変貴重な映像が使われている。「漫然と生きる男ではなく、一生懸命な男を演じたい」「どんなに大声を出しても、伝わらないものは伝わらない。むしろ言葉が少ないから伝わるものもある」――。そんな健さんの人生哲学が貴重な証言で綴られ、知られざるスターの姿が浮き彫りとなる予告編を、こちらから確かめてみて。『健さん』は8月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月24日この度、故・高倉健の長編ドキュメンタリー映画『健さん』のポスタービジュアルが完成。そして、本作が上海国際映画祭「2016上海・日本映画週間」に出品されることが決定した。2014年11月10日、日本映画のひとつの時代が幕を下ろした。“最後の映画スター”高倉健、逝く――。1960年代のプログラム・ピクチャー全盛期に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた、「健さん!」。しかし我々は“健さん”を本当に知っているのだろうか? 生前に限られたインタビューしか受けなかったこの不世出のスターの素顔は、わずかな情報の中でしか明らかにされていない。彼は何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか?監督はニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一。そして『ブラック・レイン』で高倉さんと共演したマイケル・ダグラスが当時の思い出や撮影秘話を初披露し、またジョン・ウーら海外の名優、名匠が出演している。映画、そして日本の美学を紐解き、日本映画の黄金期を彩り、今日もなお活躍し続けるクリエイター陣の証言からは、高倉さんの輝かしいキャリアとともに、古き良き日本映画の歴史をも辿っていく。そしてこの度、ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞の『グッドフェローズ』や、『カジノ』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などを手掛けるハリウッドの名匠マーティン・スコセッシ監督も出演することが決定。マーティン監督は、劇中で長年連絡を取り合いながらも、共に仕事をすることがかなわなかった無念や、高倉さんとの出会いなどの思い出を語り、偲ぶ姿が映し出されるようだ。このほど解禁されたのは、マイケル、ヤン・デ・ボン、山田洋次など、上段には在りし日の高倉さんゆかりの映画人、関係者の名前が綴られ、下段には過去に数々の高倉さんの肖像を世に発表し、話題を呼んだ福山小夜の絵が使用されているポスタービジュアル。そして本作のタイトル“健さん”という文字を書いたのは、日本を代表する書家であり、「旭日小綬章」を受章した中野北溟、デザインは長友啓典が手掛けた。高倉さんの力強さと温かみを感じさせると同時に、彼を偲び本作に出演する面々から、未だに高倉さんが我々の心の中で生き続け、胸を熱くさせていることに圧倒させられるビジュアルとなっている。なお本作は、「第19回上海国際映画祭」の正式イベントである「2016上海・日本映画週間」にて、本作の出品が決定。本作のほかにも、オープニング作品として『人生の約束』をはじめ、『暗殺教室』『HERO』『呪怨-ザファイナル‐』『図書館戦争 THE LAST MISSION』『ギャラクシー街道』『縁 The Bride of Izumo』と、魅力溢れる8作品が勢揃い。また、熊本で発生した地震の復興を願い、今回は熊本県をロケ地とした行定勲監督の『うくつしいひと』が特別上映される。そして、上海国際映画祭レッドカーペッド、日本映画週間オープニングセレモニーなどに当日、日比監督の参加も予定されている。『健さん』は8月20日(土)より公開にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月03日シンガーソングライター上北健が4月16日に東京・日本橋三井ホールにてワンマンライブ「上北健 HALL LIVE IN TOKYO "僕と君が、前を向くための歌"」を開催。2015年12月末のツアー以来、4か月ぶりのワンマンコンサートに約700人のファンが会場に駆けつけた。【チケット情報はこちら】同公演のチケットは即日ソールドアウト、満員の熱気の中ライブはスタート。昨年リリースしたアルバム『SCOOP』の収録曲を中心に新曲も披露、MCで熊本へのエールも送りながら、映像演出も交えて全16曲を熱唱した。アンコールで登場した上北より、夏にミニアルバムのリリースと、全国ツアーを行うことが発表されると観客から大歓声が起こった。ツアーは「上北健 1st mini-album “TIDE” Release TOUR 2016」と題し、8月27日(土)大阪・梅田AKASOを皮切りに、初の仙台公演を含めた4都市の全国ワンマンツアーとなる。チケットの一般発売は7月16日(土)午前10時より。なお、一般発売に先駆けて、オフィシャルHP先行を実施中。受付は5月1日(日)午後10時まで。取材・文:西山英治■上北健 HALL LIVE IN TOKYO "僕と君が、前を向くための歌”4月16日 日本橋三井ホールセットリスト1 ミスト2 クロス・ストリート3 泣いていたから4 Phototaxis5 本音の手紙6 アイニイキル※acoustic ver7 ゆらぎ8 上昇9 false color10 緑閃光11 DIARY12 ブルータウン13 空が繋いだ14 COMPASS15 フラワーパズル<アンコール>16 心根~心音※弾き語りver■上北健 1st mini-album “TIDE” Release TOUR 20168月27日(土)umeda AKASO(大阪府)9月4日(日)LIVE HOUSE enn 2nd(宮城県)9月10日(土)ボトムライン(愛知県)9月17日(土)草月ホール(東京都)
2016年04月22日2014年に亡くなった高倉健さんの俳優としての在り方に焦点を当てたドキュメンタリー映画『健さん』の製作が決定したことが11日、明らかになった。2016年春の完成を予定している本作には、『ウォール街』(88年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞、製作を担当した『カッコーの巣の上で』(76年)ではアカデミー賞作品賞を含む主要5部門を受賞するなど、俳優業だけでなくプロデューサーとしても多くの実績を残すマイケル・ダグラスが登場。『ブラック・レイン』(89年)で高倉さんと共演した当時の思い出や撮影秘話を初めて明かす。また、高倉さん主演『君よ憤怒の河を渉れ』(76年)の西村寿行氏による同名原作の再映画化作『追捕 MANHUNT』でメガホンを取ることが発表されたジョン・ウーも出演を快諾。かねてより大ファンと公言していた高倉さんへの思いを語っている。このほか、当時『ブラック・レイン』の撮影監督を務め、キアヌ・リーヴス主演『スピード』シリーズやアンジェリーナ・ジョリー主演『トゥームレーダー2』でメガホンを取ったヤン・デ・ボン、高倉さんが出演した『ザ・ヤクザ』(74)やロバート・デ・ニーロ主演『タクシードライバー』(76年)の脚本を手がけてきたポール・シュレイダーら、世界の名優・監督陣のインタビューを通じ、新たな「高倉健像」を浮き彫りにしていく。さらに、高倉さんの40年来の付き人である西村泰治氏が、プライベートのエピソードも紹介。中でも、西村氏の息子の結婚式に高倉さんが内緒で出席し、祝辞を述べる場面は、高倉さんの人としての優しさが垣間見え、本作の見どころの一つとなっている。監督は、ニューヨークを拠点に活動しており、写真家としての作品が世界の著名なコレクションに収蔵されている日比遊一。高倉さんが遺した言葉や作品を通して、国際的な視点から、映画や日本人の美学をひもといていく。「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのもの」と話す日比監督。「健さんファンに見ていただきたいのはもちろん、『健さん』を知らない若い世代の人たちにとっても『映画俳優、高倉健』との忘れられない出会いになることを、心から願っております」と希望を口にした。
2016年04月12日2014年11月に亡くなった映画俳優・高倉健に迫る長編ドキュメンタリー映画『健さん』の製作が発表になった。写真家・映画監督の日比遊一がメガホンを執り、マイケル・ダグラスやジョン・ウーらのインタビューを通し、日本が生んだ稀代の映画俳優の知られざる姿を浮き彫りにする。その他の写真『健さん』は、外国映画にも積極的に出演し続けた高倉健の俳優としての在り方に焦点を当てた記録映画で、ダグラスは『ブラック・レイン』で共演した当時の思い出や撮影秘話を初めて明かし、大の高倉健ファンを公言し、『君よ憤怒の河を渉れ』の西村寿行による同名原作を再映画化する『追捕 MANHUNT』(香港=中国合作・邦題未定)を監督するジョン・ウーは、健さんへの思いを存分に語っているという。そのほか、『ブラック・レイン』の撮影監督を務めたヤン・デ・ボンや、高倉健が出演したハリウッド映画『ザ・ヤクザ』で脚本を担当したポール・シュレイダー、そして40年来の付き人である西村泰治氏が、高倉健の貴重なプライベートのエピソードの数々を紹介する。日比監督は「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのものだと思います。健さんファンに観ていただきたいのはもちろん、“健さん”を知らない若い世代の人たちにとっても“映画俳優、高倉健”との忘れられない出会いになることを、心から願っております」とコメントを寄せており、インターナショナルな視点から、映画の美学、日本人の美学、ひいてはアジアの美学を紐解いていくドキュメンタリー映画になるという。『健さん』2016年全国公開
2016年04月12日日本を代表する映画俳優・高倉健が逝去して、早くも1年が経った。この度、高倉さんの知られざる姿を描く、高倉健長編ドキュメンタリー映画『健さん』の製作が決定。現在快調に製作が進んでおり、今年春の完成を予定していることが明らかになった。『鉄道員(ぽっぽや)』<a href="">『あなたへ』</a>など邦画史上に残るヒット作に出演し、享年83歳でこの世を去った高倉さん。 いまもなお映画の追悼上映や、旧交を深めた人々による回想が絶えることなく続き、改めて高倉さんが遺したものの偉大さは計り知れない。ニューヨークを拠点とし写真家としての作品は世界各国の著名なコレクションにも収蔵されている日比遊一が監督を務める本作では、高倉さんが遺した言葉や作品を通して、インターナショナルな視点から、映画の美学、日本人の美学、ひいては、アジアの美学を紐解いていくという。日本映画のみならず、外国映画にも積極的に出演し続けた高倉さんの俳優としての在り方に焦点を当てる本作には、『ウォール街』でアカデミー賞主演男優賞を受賞、『カッコーの巣の上で』ではアカデミー賞作品賞を含む主要5部門を受賞し、プロデューサーとしても多くの実績を残すハリウッドの名優マイケル・ダグラスも出演。『ブラック・レイン』で高倉さんと共演した当時の思い出や撮影秘話を、初めて明かすという。さらに、高倉さんが主演した『君よ憤怒の河を渉れ』の西村寿行による同名原作の再映画化である『追捕 MANHUNT』(香港 =中国合作・邦題未定)を監督することが発表された世界的名匠・ジョン・ウーは、かねてより大の高倉健ファンを公言しており、本作への出演も快諾。その思いを存分に語っている。そのほかにも、『ブラック・レイン』の撮影監督を務めたヤン・デ・ボンや、『ザ・ヤクザ』で脚本を担当し、数々の作品の監督でも知られるポール・シュレイダーなど、高倉さんを知る世界の名優・監督陣のインタビューを通じ、新たな「高倉健像」を浮き彫りにする。さらに本作では、40年来の付き人である西村泰治氏が、高倉さんの貴重なプライベートのエピソードの数々を紹介。中でも、西村氏の息子の結婚式に高倉さんが内緒で出席し、祝辞を述べる場面は、高倉さんの人としての優しさが垣間見える本作の見どころのひとつとなるようだ。この度の製作決定にあたり、日比監督は「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのものだと思います。健さんファンに観ていただきたいのはもちろん、『健さん』を知らない若い世代の人たちにとっても『映画俳優、高倉健』と忘れられない出会いになること、心から願っております」とコメントを寄せた。世界の名優&名匠によって初めて明かされる “健さん”の知られざる姿。 いまもなお多くの人の心に残る高倉さんの偉大さを、本作を通して改めて感じることができそうだ。『健さん』は2016年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開(C) 2012「あなたへ」製作委員会
2016年04月12日ファッション誌やビューティ誌で大活躍のモデル、三枝こころさん。体を動かすことが好きで、ゴルフの腕前はベストスコア81とかなりのもの。 「7年前に始めて以来、ゴルフに取り憑かれているんです。年間60ラウンドくらい回っていて、旅行もゴルフ場がある場所にしか行きたくない(笑)。生活の一部です」。 さらには、パーソナルトレーニングやバレエレッスンも受けているそう。 「メリハリのあるしなやかボディが理想。適度に鍛えて、大人な服をかっこよく着こなせるモデルになりたい!」 ◇さえぐさ・こころ石川県出身。雑誌、CM、テレビと幅広く活躍。運動神経抜群で、中学時代に卓球で全国大会ベスト16入りを果たしたことも。 ◇パーソナルトレーニングで筋トレも。「細いだけではきれいに服が着られないから。2年前に始めました」 ◇正真正銘のゴルフ好き。「ゴルフスタイルはかわいさも意識しつつ紫外線対策もばっちりします」 ◇「(漢方薬は)最近飲み始めたばかりですが、デトックス効果を実感しています」 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月20日号より
2015年05月19日佐藤健と神木隆之介を主演に迎え、「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビの傑作漫画を実写化する映画『バクマン。』。このたび、2015年10月に公開を迎える本作のティザービジュアルが解禁となった。高い絵の才能を持つ、真城最高(サイコー)。巧みな物語を書く、高木秋人(シュージン)。クラスメイトの亜豆美保(アズキ)への恋心をきっかけに、二人はコンビを組み、週刊少年ジャンプの頂きを目指す。編集者・服部に見いだされた最高と秋人。次々と生み出されていく漫画。だがそこに立ちはだかるジャンプ編集部。新進気鋭のライバルたち。そして突如現れ、遥か先を走り始めた若き天才漫画家・新妻エイジ。果たして二人はジャンプの頂点に立つことができるのか――。『モテキ』で日本映画の新たな地平を切り開いた鬼才・大根仁監督がメガホンを握り、週刊少年ジャンプ連載を目指す高校生漫画家(作画担当)・真城最高を佐藤さん、真城とコンビを組む(ストーリー担当)同級生・高木秋人を神木さんが演じる本作。佐藤さん扮する最高が恋心を抱くヒロイン・亜豆役を小松菜奈、最高&秋人と「ジャンプ」連載をめぐり白熱の戦いを繰り広げる最強ライバル、新世代の天才マンガ家・新妻エイジ役に染谷将太が参戦。そのほか最高&秋人コンビの仲間でありライバルとなる漫画家役として、長髪にニット帽がトレードマークの漫画家・福田真太役に桐谷健太、異色系漫画家・平丸一也役に新井浩文、遅咲き漫画家・中井巧朗役に皆川猿時。さらに、最高&秋人の才能を見抜き、2人を支えるジャンプ編集部・服部哲を山田孝之、そんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役をリリー・フランキー、主人公・最高の叔父で漫画家の川口たろうを宮藤官九郎ら豪華キャストが集結している。メインキャスト陣が発表され、少しずつ全貌が明らかになってきた本作だが、このたび解禁となったのはファン待望のティザービジュアル!主演の2人にフューチャーし、「描く。」、「ジャンプの頂点へ。」と力強いコピーが印象的なビジュアルとなっている。2人が手に持っているイラストはなんと、原作者である小畑氏が今回のために特別に描き下ろしたものだそう。実力派俳優陣が脇を固め、ますます盛り上がりを見せる本作。いったいどのような作品に仕上がるのか?期待は高まるばかりだ。『バクマン。』は10月3日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月13日人気テノール歌手・錦織健がプロデュースし、自らも出演する「錦織健プロデュース・オペラ」の第6弾として、モーツァルト《後宮からの逃走》が、2~3月に全国7都市で上演される(全8公演)。「錦織健プロデュース・オペラ」は、ビギナーも気楽に楽しめるエンタテインメントとしてのオペラ上演を理想に掲げて2002年にスタートした、彼曰く「旅まわりの一座」。抵抗なくオペラに入るためには笑いが一番と、毎回喜劇を題材にした作品を採り上げている。何事も同じだと思うけれど、初体験にはなるべく上質なものを勧めたい。「オペラは初めて」という観客も重視しているからこそ上演クオリティにはこだわっている。日本のトップクラスの歌手たちに「座長」の錦織自身が声をかけて集めるキャストはいつも豪華な顔ぶれ。加えて、稽古の質の高さと内容の濃さは、オペラ歌手たちの間でも評判になっているほどだという。若い頃からテレビのバラエティ番組でロックやポップスを熱唱したりと、オペラを囲む垣根を取り払って広い層のファンを獲得してきた錦織ならではの経験と熱意と本気が結実したプロジェクトと言ってよいだろう。《後宮からの逃走》は「ジングシュピール」と呼ばれ、歌と歌をつなぐたくさんのセリフによって物語が進行してゆくタイプの作品。今回は歌の部分は原語のドイツ語だが(日本語字幕つき)、セリフは日本語で上演するからわかりやすい。わりに単純な物語なので、特別な予習なしでも理解できるはずだ。筋さえわかってしまえばあとは歌芝居。モーツァルトの軽快で美しい音楽と声の魅力を、耳が感じるままに楽しもう。実は歌い手にとってはかなり技巧的で難しい曲も多いのだけれど、観る側としてはそれも大きな楽しみのひとつだ。オペラの筋は、公演タイトルに添えられた錦織発案の「ハーレムから助け出せ!」というキャッチコピーのとおり、スペイン貴族の青年ベルモンテが、誘拐された恋人コンスタンツェを奪還すべく、トルコの後宮(ハーレム)に単身乗り込むという、恋と冒険の物語。最後には大どんでん返しのハッピーエンドが待っている!文:宮本明
2015年02月05日7月16日(月・祝)に大阪・なんばグランド花月で行われる『三枝 改メ 六代 桂文枝 襲名披露公演』で六代目・桂文枝を襲名する桂三枝が4月25日、会見を開き、公演概要とポスタービジュアルを発表した。『三枝 改メ 六代 桂文枝 襲名披露公演』チケット情報同公演では、三遊亭圓歌、桂歌丸、桂春團治、笑福亭松之助ら東西の名人が多数集結し、華を添える。今回発表されたポスタービジュアルは3月下旬にニューヨークで撮影され、レディー・ガガとのコラボ写真でも知られる世界的なファッションフォトグラファー、テリー・リチャードソンが手がけた。また、ニューヨークにも同行し、オフショット撮影を担当したフォトグラファーの新田桂一のもと、2012年度内に桂文枝襲名記念写真集を発売予定だという。三枝は、「(襲名披露公演は)どんな落語会になるか想像できないが、豪華メンバーで盛り上げたいと思います。たくさんの人に観に来ていただいて、“落語やるなぁ!”と思っていただきたい。先代の文枝は20人の弟子を育て、次世代を育成するという役割を果たしました。私は六代目としての文枝像を作り上げていきたい」と襲名に向けての決意を語った。なお、襲名披露公演の翌日7月17日(火)から23日(月)までなんばグランド花月では、“スペシャルウィーク”と題して三枝が全3回公演の口上をゲストとともに務めるほか、六代文枝襲名記念の吉本新喜劇にも出演する。なおゲストは後日発表。『三枝 改メ 六代 桂文枝 襲名披露公演』は7月16日になんばグランド花月で上演。チケットは5月12日(土)より一般発売開始。チケットぴあでは4月30日(月・祝)から5月10日(木)まで先行抽選販売(プレリザーブ)を実施する。7月17日から23日の『なんばグランド花月』は順次チケット発売開始。
2012年04月26日