5月16日(現地時間)より第65回カンヌ国際映画祭が開幕となるが、映画祭の会期中、カンヌと日本で唯一の姉妹都市である静岡市において「シズオカ×カンヌウィーク2012 ~野外と映画とフランスの3日間~」が展開される。4月26日(木)、日本でのカンヌ国際映画祭のオフィシャル放送を行う「ムービープラス」との合同記者会見を在日フランス大使館で開催。スペシャルサポーターを務める2007年度ミス・ユニバース世界大会優勝者の森理世、カンヌ映画祭授賞式ライブ ナビゲーターを務める別所哲也、田辺信宏静岡市長らが出席した。「シズオカ×カンヌウィーク2012」では、海辺のスクリーンで映画を鑑賞する「すんぷ野外映画フェスティバル」や世界中の映画の魅力的な予告編を集めた「世界予告編映画祭」を始め、期間中、市内各地で様々な映画を鑑賞できるイベントを開催する。スペシャルサポーターであると同時に出身地の静岡市観光大使も務める森さんは、ミス・ユニバースの任期中にカンヌ国際映画祭に足を運んだことがあるそう。「自然の美しさやファッショナブルな街並みが心に残りました。街の空気にワクワクドキドキが充満していて、子供からお年寄りまでが楽しめる雰囲気でした」と思い出を明かす。同じ空気を静岡でも味わえるようにできればと感じているようで「シネマやファッションを超えて、文化の交流になると思います」と意気込みを語った。ちなみに別所さんも実は静岡県の出身。「僕は常々静岡は日本の南仏だと言ってきました!お茶はハーブの一種だし、海があり温泉もある」とフランスに通じる魅力を挙げ「シズオカ×カンヌウィーク」にエールを送る。別所さんがムービープラスにおける授賞式ライヴ中継のナビゲーターを務めて今年で9年目となるが、これまでの軌跡を思い返し「マイケル・ムーアがドキュメンタリーで、しかも政治的メッセージを持った作品でパルムドール(最高賞)を獲ったことが印象深い。驚きと共に、さすがカンヌだと感じました。それから柳楽優弥さんが最年少での主演男優賞受賞(『誰も知らない』)に輝いた瞬間や、河瀬直美監督が『殯の森』でグランプリを獲ったときの素晴らしいスピーチを番組を通じて分かち合うことができた」と感慨深げにふり返った。そして話題が今年の映画祭になると別所さんはさらにヒートアップ。「今年は審査委員長がナンニ・モレッティ監督ですが、審査員に僕が尊敬するユアン・マクレガーも入ってる。それから目玉はデザイナーのジャン・ポール・ゴルチエも審査員を務めること。カンヌは映画監督というよりも映像作家と言うべきシネマにしか表現できないものを極め、作っていこうとする人たちが集まる。どんな作品がどんな評価を受けるのか楽しみです」と期待を口にした。森さんが「女性目線ではファッションも気になります」と言うように華やかなレッドカーペットも見どころ。別所さんは「誰がどんな形で誰と現れるのか?注目いただきたいです」と頷いた。なお、コンペティション部門にはイランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督の新作で、横浜市、静岡市でも撮影が行われ、主演に高梨臨、さらに加瀬亮やでんでんも参加している『ライク・サムワン・イン・ラブ』が出品される。静岡で撮影が行われたということで別所さんも森さんも誇らしげな表情。この日は高梨さんからビデオメッセージも到着したが、日本人が関わる作品が世界でどのような評価を受けるのか楽しみだ。第65回カンヌ国際映画祭は5月16日より開幕。「シズオカ×カンヌウィーク2012 ~野外と映画とフランスの3日間~」は5月25日(金)より27日(日)まで静岡市内で開催。ムービープラス「カンヌ映画祭スペシャル2012」■関連作品:愛と誠 2012年6月16日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「愛と誠」製作委員会第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:三池崇史、2年連続でカンヌに殴りこみ!『愛と誠』、カンヌ国際映画祭で上映決定妻夫木聡&斎藤工、大暴走する『愛と誠』三池監督にヒヤヒヤ!?妻夫木聡、31歳での高校生役に「すいません」と苦笑妻夫木聡&武井咲が歌い、踊る…『愛と誠』音楽プロデュースは小林武史!武井咲、忽那汐里、剛力彩芽に続け!「国民的美少女コンテスト」3年ぶり開催
2012年04月26日『サラリーマン金太郎』や『特命課長 只野仁』など、多くの人気ドラマで主演し、映画でも活躍をみせる高橋克典が、13年ぶりに舞台に立つ。久々の登場となる作品は、1963年に公開された片岡千恵蔵主演の映画『十三人の刺客』を原作にした舞台。2010年には三池崇史監督によってリメイクされ注目を浴びたのも記憶に新しい。12代将軍家慶の弟である傍若無人な明石藩主を暗殺するために集まった13人の刺客と、藩主を守ろうとする明石藩士たちの攻防を描く傑作時代劇。初めて舞台化される今回、主役を務める高橋が心境を語った。舞台『十三人の刺客』チケット情報高橋にとって、舞台は1999年以来の挑戦となる。「舞台は、共演者や観客と瞬間を共感できるのが魅力。それを久しぶりに味わうのは楽しみです。ただ『十三人の刺客』は、映画では3分の2が立ち回りの大エンタテインメント作で、舞台でも壮絶な殺陣シーンが見どころになるのはあきらか。それをどういう風に舞台化するのか若干の不安や困惑もあります(笑)。まあ舞台経験が浅い分、ニュートラルな姿勢でどんな状況でも受け入れようと思っています。妥協せず喰らいついていきますよ」。高橋が演じるのは、暗殺密命のリーダーとして使命を全うする主人公の島田新左衛門。「片岡千恵蔵さんが創り上げた新左衛門像は素晴らしいですし、リメイク版では、役所広司さんが役の印象を大きく変えてきたなと。僕もやるからには自分なりの新左衛門を演じたい。人の命を重んじない主君への怒りや、幕末前の平穏な時代に、武士が武士としての誇りだけでは生き辛い、プライドのみの人生は、現在でも共感できる感情や共通する背景だと思うんです。それに作品の核となる武士道、仁義に“命を懸ける”という部分をリンクさせ、説得力を見出していきたい」と語る。飄々と話す高橋だが、実力派俳優としてのプライドも見え隠れする。主人公に対する明石藩の側用人、鬼頭半兵ヱ役は、初舞台となる坂口憲二が演じる。「坂口君は、事務所の後輩で、お互いの作品の感想などを話す友人でもあります。近年彼は作品を重ねるごとに良い演技をするようになってきましたからね。だから初舞台と言っても僕が教えることは何もないと思います。彼と切磋琢磨していい作品になるよう頑張ります」。公演は8月3日(金)から18日(土)まで東京・赤坂ACTシアターにて、8月21日(火)から29日(水)まで大阪・新歌舞伎座にて上演する。チケットは発売中。取材・文:藤田正恵
2012年04月23日三池崇史監督が妻夫木聡と武井咲をキャストに迎えた映画『愛と誠』が、第65回カンヌ映画祭のミッドナイトスクリーニング部門で上映されることが決定し、三池監督と妻夫木から喜びのコメントが届いた。その他の写真本作は、梶原一騎・ながやす巧の名作コミックを原作に、超不良の大賀誠(妻夫木)と生粋のお嬢様・早乙女愛(武井咲)を軸に描く純愛映画。音楽プロデューサー・小林武史によってアレンジされた『あの素晴しい愛をもう一度』などの不朽の名曲とともに、パパイヤ鈴木によって振り付けされたダンスが劇中で繰り広げられる。18日に行われた一般試写会で三池監督は、「カンヌは絶対無理」と言っていただけに、今回のカンヌでの上映決定には驚いたようで、「あまりにも予期していなかったので自分の中では事件。コンペではなく『純粋に映画を楽しもうぜ』ってところに呼んでいただいたので、カンヌのお客さまに楽しいひと時を過ごしていただければ良いなと思う」とコメント。昨年は、市川海老蔵主演『一命』が同映画祭のコンペティション部門に出品されており、三池監督は2年連続カンヌという快挙を成し遂げた。主演の妻夫木は、「自分たちがやって来たことが間違いじゃなかったという喜びがあります。日本で面白いことやろうぜって映画を作っている人たちがいるということを少しでも届けられたらうれしいです」と話し、「原作も知らないカンヌで世界の方々が観て、どのような受け止め方をするのか気になってしょうがない」と、現地での反響を心待ちにしているようだ。『愛と誠』6月16日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年04月20日梶原一騎・ながやす巧の伝説的コミックを三池崇史監督、妻夫木聡・武井咲共演で映画化した『愛と誠』が、このほど5月16日(現地時間)に開幕する第65回カンヌ国際映画祭にて公式選出され、オープニング・クロージング上映と並ぶミッドナイトスクリーニング部門で上映されることが決定した。妻夫木さん扮する超不良・太賀誠と武井さん扮する超お嬢様・早乙女愛の運命的な愛の物語を軸に、「激しい恋」、「あの素晴しい愛をもう一度」など昭和の名曲の数々と踊りが観る者を惹きつける純愛エンタテインメント。三池監督にとってカンヌへの出品は、昨年の『一命』に続き2年連続となる。「いやもうびっくりですよね!目一杯作っているので、選んでいただくのはとても嬉しいです。あまりにも予期していなかったので自分の中では“事件”だな、カンヌ大丈夫なのか(笑)という衝撃はあります。梶原一騎VSカンヌというのは良いですよね」と監督本人も驚きを隠せない様子。「カンヌのお客さまに楽しいひと時を過ごしていただければ良いなと思っています」と喜びの言葉を寄せている。また、妻夫木さんと共演の斎藤工さんからも喜びのコメントが到着!「日本の方は原作もあり、なじみも深いので色々な見方ができると思いますが、確実に面白いことは間違いないと思うんですよ。それを原作も知らないカンヌで世界の方々が観てどのような受け止め方をするのか、気になってしょうがない、とにかく感想が聞きたいです」(妻夫木さん)。「原作、監督、音楽など日本の才能が結集した日本代表作品のメンバーに自分がいられてすごく嬉しかったです!それがカンヌでどう響くのか気になります。歌謡曲という日本の文化もアピールできて“日本は元気だぞ”という象徴にもなる作品だと思っています」(斎藤さん)昭和の日本を代表する漫画の映画化、そしていまの日本映画界を代表する鬼才・三池崇史と豪華キャストたちによる渾身の“純”日本エンタテインメントが、果たして海外ではどのように迎えられるのか?『愛と誠』は6月16日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]愛と誠 2012年6月16日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「愛と誠」製作委員会■関連記事:妻夫木聡&斎藤工、大暴走する『愛と誠』三池監督にヒヤヒヤ!?妻夫木聡、31歳での高校生役に「すいません」と苦笑妻夫木聡&武井咲が歌い、踊る…『愛と誠』音楽プロデュースは小林武史!武井咲、忽那汐里、剛力彩芽に続け!「国民的美少女コンテスト」3年ぶり開催岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表
2012年04月20日三池崇史監督が毎年開催している“三池崇史 presents 大人だけの空間”と題されたイベントが18日にビルボードライブ東京で行われ、監督最新作『愛と誠』のトークショー付き試写会に三池監督、妻夫木聡、斎藤工が出席した。その他の写真梶原一騎・ながやす巧の名作コミック『愛と誠』を原作に、今回で4度目の実写化となる本作は、1970年を舞台に超不良の大賀誠(妻夫木)と名家のお嬢様・早乙女愛(武井咲)を軸に描く純愛映画。斎藤は、クラスメイトの愛を一途に想う優等生・岩清水を演じている。先日行われた完成披露記者会見で、本作について「よく分からない」と発言した妻夫木は、「僕、さすがにあの後反省したんですよ。あの日本語は間違いでしたね。『他にみたことがない』って言いたかった」と釈明のコメント。それに対し三池監督は、「俺は、映画観たあとに『やっちまったな』って思ったから、その発言は間違いではないけどね(笑)」と話し、その後も「カンヌ映画祭は無理だね」と自虐的な発言を飛ばしていた。いっぽう「今年の邦画ナンバー1」と言い切る斎藤は、劇中で愛に向かって「君のためなら死ねる!」と言う熱い男を演じているが、「普段言わないようなセリフばかりなのに気持ちがいい撮影だったし、役者人生の中で一番違和感がない役だった」と振り返り、三池監督も「俺も、撮っててそう思ったよ。斎藤君はこの映画で役者のピークというか、クライマックスをむかえたよね」と絶賛した。妻夫木は最後に、「この映画の見どころとか、ジャンルとか、やっぱりよく分からない。というより、それに留めたくないっていうのが本当の気持ち! もっと自由な気持ちで観てほしいし、かと言って純愛エンターテイメントかって言ったら違うと思う(笑)どんなジャンルにも当てはまらない素晴らしいものが出来たんじゃないかな」と本心を交え、本作をアピールした。『愛と誠』6月16日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年04月19日三池崇史監督が4月18日(水)、最新作『愛と誠』の公開を記念し、東京・港区のビルボードライブ東京にて「三池崇史監督 presentts 大人だけの空間」と題したトークショーを開催。本作で“超不良”の主人公・誠を演じた妻夫木聡と、共演する斎藤工が登場し“男3人”で狂おしい純愛エンターテインメントに仕上がった本作の魅力を語り尽くした。復讐心をたぎらす誠と、そんな彼に一途過ぎる純愛を注ぐヒロイン・愛(武井咲)によるラブストーリーが、小林武史プロデュースによる昭和歌謡の名曲に乗せて、ハードかつロマンチックに描かれる。妻夫木さんが西城秀樹の大ヒット曲「激しい恋」を熱唱するほか、武井さんが名曲「あの素晴しい愛をもう一度」(ザ・フォーク・クルセダーズ)を、斎藤さんは「空に太陽があるかぎり」(にしきのあきら)を劇中で披露。もちろん、三池監督の十八番である躍動感あふれるアクションも満載だ。妻夫木さんは先日、都内で開催された完成披露会見で「よく分からない映画」、「ふざけている」と発言。駆けつけたマスコミ陣を大爆笑させ、当日から翌日にかけての報道でも、その様子が大々的にフィーチャーされたばかりだ。普段のイベントや会見でも、等身大の発言で記者にペンを走らせる妻夫木さんだが、「さすがに反省しましたね…。『稀に見る映画』とか別の言い方があったと思う」と恐縮した様子。「でもやっぱりよく分からないんですよね(笑)。ただ一つのジャンルに収まらない、『愛と誠』という新しいジャンルが生まれた気がする」と先日の発言を自らフォローした。斎藤さんは、ヒロイン・愛への一方的な愛情を絶叫するメガネ優等生・岩清水を演じ、「学ラン姿がコスプレになったら負けだと思った」とふり返る。女子高生役の武井さんは、一回り年下で「同じ干支なんです。なんと言うか“新人類”という感じ」と斎藤さんも苦笑しきりだ。三池監督は自身がプロデュースするトークショーとあってか、“舌好調”にも拍車がかかる。全国公開を前に行われているマスコミ試写での評価を「絶賛とひんしゅくの嵐」とぶっちゃけ、「撮っている自分も率直に『やっちまったな』という気持ちだった」とまさかの開き直り!?だからこそ「とにかく観てもらわないと。非難することも含めて、映画を観るということを楽しんで欲しい」と百戦錬磨の三池監督らしい、余裕の表情だ。一方、そんな三池監督の大暴走に、妻夫木さん&斎藤さんの表情には“ヒヤヒヤ感”が滲み出ていた。『愛と誠』6月16日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開■関連作品:愛と誠 2012年6月16日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「愛と誠」製作委員会■関連記事:妻夫木聡、31歳での高校生役に「すいません」と苦笑妻夫木聡&武井咲が歌い、踊る…『愛と誠』音楽プロデュースは小林武史!武井咲、忽那汐里、剛力彩芽に続け!「国民的美少女コンテスト」3年ぶり開催岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表
2012年04月18日高橋克典、坂口憲二らが出演する舞台『十三人の刺客』。この製作発表が4月9日、都内で行われ、高橋、坂口のほか、共演の釈由美子、川村陽介、袴田吉彦、西岡徳馬、脚本・演出のマキノノゾミらが登壇した。本作は1963年公開の工藤栄一監督による同名の映画を原作にした初の舞台版。1990年にはテレビドラマ版、2010年には三池崇史監督による映画リメイク版も公開され、話題となった。舞台は江戸時代末期。時の将軍・家慶の弟で明石藩主・松平斉韶(袴田)は近く老中への就任も決まっており、権力を笠に蛮行を繰り返していた。斉韶の幕閣への昇進は幕府の存亡に関わるとして、御目付の島田新左衛門(高橋)に斉韶暗殺の命が下る。すぐに新左衛門は総勢13人の精鋭暗殺部隊を組織し、計画を練り上げるが、一方、斉韶の腹心で新左衛門とは旧知の鬼頭半兵ヱ(坂口)もまたその動きを察知し、殿を守る準備を進めていた。映画では工藤版で30分、三池版で50分あったラストの壮絶な死闘のシーンは舞台版でも健在。13人のキャラクターの死に様、殺陣に個性を持たせ、そのほかのプランは現在構想中と語る脚本・演出のマキノは、舞台版ならではの趣向を凝らす。「釈さん演じる奈緒という新左衛門の妻の設定を作りました。新左衛門と半兵ヱが竹馬の友として同じ道場で競っていた頃に、奈緒はふたりに好意を寄せられていた道場の娘とふたりの関係に少し意味合いを持たせ、今までの原作、ドラマより因縁も含めてとっつきやすい人間ドラマになっています」とのこと。また、マキノの演出、坂口の初舞台ということで13年ぶりに舞台出演を決めたという高橋は「舞台はそもそもあまり経験がありません。ですがそれを逆手にとって、(舞台)既存の価値観ではなく、自分が出来ることを精一杯やりたいと思います。とにかく力のある作品になれば」と意気込んだ。一方、舞台も時代劇も初めてという坂口は少々緊張気味。「(舞台は)全てが未知の世界。マキノ先生に御身を捧げ、克典さんはじめ全てのキャストの皆さんに少しでも追いつけますよう、皆様宜しくお願いします」と爽やかに挨拶をした。紅一点の釈は「奈緒の存在が、生死のかかった闘いの中で唯一の心の癒しになるよう精一杯頑張りたい」とコメント。また先日、古武道で黒帯を取ったが、今回の舞台で唯一殺陣がないと聞き「バサバサ斬る気満々だったんですけれど」と残念がった。注目の舞台は、8月3日(金)から18日(土)まで東京・赤坂ACTシアター、その後8月21日(火)から29日(水)まで大阪・新歌舞伎座で上演する。チケットはいずれも発売中。
2012年04月10日三池崇史監督が妻夫木聡と武井咲をキャストに迎えて映画化した『愛と誠』の完成報告会見が19日に帝国ホテルで行なわれ、妻夫木と武井そして三池監督が本作へかける思いを語った。その他の写真梶原一騎・ながやす巧の名作コミック「愛と誠」を原作に、今回で4度目の実写化となる本作は、1970年代を舞台に超不良・大賀誠とお嬢様・早乙女愛を軸に描く純愛映画。斎藤工、大野いと、安藤サクラ、市村正親、一青窈ら豪華キャストが出演し、音楽プロデューサー・小林武史によって「激しい恋」「あの素晴しい愛をもう一度」などの名曲が披露される。三池監督は今この時代に「愛と誠」を映画化したことについて「自分たちの世代にとって(原作漫画)は特殊な存在で、今一番作りたいと思った。意気込みは全開。梶原さんたちもあの世から、厳しい目で見てくれていると思う」と感慨深げ。妻夫木は「監督に新しいものを作ろう、と言われた。現場にはパワーがみなぎっていた」と振り返るも、完成した作品を「よくわからない映画」と発言。さらに「バカみたいに当たる映画ではないと思うが、「なんだこれは!?」と楽しんでもらえるのでは。説明が難しい作品だけれど、想像以上におもしろかった。でも全然、純愛じゃない」と言い放った。続く武井まで「私もわからなかったです」と同調すると、会場には笑い声が上がり三池監督を苦笑させていた。三池監督作品の中では異色とも言える歌と踊りによる演出が見どころでもある本作。三池監督は「キャストの贅沢さと作風のギャップがポイント。ミュージカル映画という概念は特にない。ジャンル分けするならばバイオレンス・ラブストーリー」と説明。妻夫木は「役の魂がブワッと出て、歌と踊りになっちゃったような、役が滲み出てくるような感じ」と話し、妻夫木も武井も「難しかったけれど楽しかった」と歌と踊りに挑戦した手応えを感じている様子だった。映画初出演となる武井は「最後には感動するストーリーで、私は純愛映画だと思いました。凄く好きです」とPR。妻夫木は「見切り発車で会見を開いてすいません。どーやって宣伝していくのか会議を開きます」と言い、最後まで会見場を沸かしていた。『愛と誠』6月16日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年03月19日梶原一騎原作による伝説的漫画を映画化した『愛と誠』の完成報告記者会見が3月19日(月)に都内で行われ、三池崇史監督と共に主演の妻夫木聡、武井咲が出席した。梶原さん(原作)とながやす巧(画)のコンビで「週刊少年マガジン」に連載され一世を風靡し、これまでにも映画化、ドラマ化されてきた同名漫画を鬼才・三池監督がミュージカルシーンを取り入れて映像化。誰も信じずに己の拳のみで生きる超不良の太賀誠(妻夫木さん)と彼を心から愛する究極のお嬢様・早乙女愛(武井さん)のツッコミどころ満載の純愛を描き出す。妻夫木さんは会見開始早々「31歳にもなって高校生役をやってすいません」と苦笑い。脚本を読んでの感想を問われると「なかなか、ふざけた映画だなと思いました(笑)」と語り、さらに完成した作品についても「バカみたいに当たる映画ではないと思いますが楽しんでもらえると思う」、「自分で想像していたより面白かった」、「“純愛エンターテイメント”って言ってますが全然違う!どこがだよ?って感じ」などと本音を炸裂させ、会場を笑いに包んだ。武井さんも「よく分からないなというのが第一印象でした(笑)」と告白。「三池監督と妻夫木さんにお会いしてお話しさせていただく日はすごく緊張してて、しかも前の仕事の関係で遅れてしまいまして…。それですごくビビってたという印象が強いです。それからお話を聞いたんですがよく分からなかったです(苦笑)」と語り、現場についても「あまり台本を読まなくていいのかな?と思わせる現場でした(笑)。これが初めての映画出演だったんですが、とてもいい作品だったと思います」と強心臓ぶりをのぞかせた。三池監督は「梶原一騎さんは、自分たちの世代の男にとって特別な存在。その中でも『愛と誠』は女性にも支持された作品。大人になってこういう作品が作れるようになって良かった」と強い思い入れを明かす。ミュージカルシーンについては脚本の宅間孝行のアイディアで取り入れたそうだが「ミュージカル映画というよりも、登場人物たちが持ち歌を持ってて、勝手に歌ってる感じ」とのこと。日本の音楽シーンを代表するプロデューサーの小林武史が音楽を担当しているが、妻夫木さんは「最初は小林さん、本当にやってくれるの?と思ってました。多分、Mr.Childrenさんとかがレコーディングするようなスタジオに緊張して入ったんですが、メチャメチャ難しかった。歌手の人ってよっぽど歌がうまいんだなと思いました」と素直な感想を漏らした。武井さんも「歌は好きですが、部屋に入ってマイクに向かうと緊張して声が震えて恥ずかしかったです。小林さんの弾くピアノをヘッドフォンで聴いて感動しました」と初体験をふり返った。この日はプロモーションのため、“『愛と誠』運命の恋判断センサー”なる巨大な装置が登場。妻夫木さんと武井さんが脇に備え付けられたスイッチを押し、劇中の恋が“運命の恋”であれば電飾が点灯するというものだが、報道陣のイマイチな反応を見て妻夫木さんは「だからやりたくないって言ったんだよ、これ!」と渋い顔。「これを作る予算があれば現場に回してほしい。深夜まで大変だったんだから!もう1回、宣伝会議をやり直さなくちゃと思ってます」と再び本音をぶちまけ、会場は最後まで笑いにあふれていた。『愛と誠』は6月16日(土)より全国にて公開。■関連作品:愛と誠 2012年6月16日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「愛と誠」製作委員会■関連記事:妻夫木聡&武井咲が歌い、踊る…『愛と誠』音楽プロデュースは小林武史!武井咲、忽那汐里、剛力彩芽に続け!「国民的美少女コンテスト」3年ぶり開催岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表
2012年03月19日俳優の市原隼人が、NHK BSプレミアムで放送される時代劇「陽だまりの樹」で時代劇に初挑戦することになり、3月12日(月)、都内で行われた初回完成報告会に、共演する成宮寛貴と共に出席した。原作は手塚治虫による同名漫画。幕末を舞台にした青春群像劇で、市原さんは義を重んじ、腕は立つが世渡り下手な武士・伊武谷万二郎(いぶやまんじろう)を演じる。成宮さんは手塚治虫の曽祖父で、情に生きる腕利きの医者・手塚良庵(てづかりょうあん)役である。市原さんは初の時代劇に「とてもいい緊張感で、苦労はない。毎日が新しい発見の連続だし、殺陣も楽しんでいる」と気負いゼロ。それでも「武士道って何だろうと考える日々。“武士道”と聞くと荒々しいイメージもあるが、例えば相手がお茶をこぼしてしまったら、恥をかかせないため、自分もお茶をこぼす。そんな相手をうやまう思いも含めて、武士道は深くて面白いと思う」と新境地に気合いは120パーセントだ。一方、成宮さん演じる良庵には、女にだらしないという一面もあり「女を絶つと言った次の日には女郎のところに行っちゃう、根が変わらないかわいらしさがある。甘えん坊なところもチャーミング」とのこと。自分に似ているところは「目的を見つけたら、猛ダッシュする温度」だといい、万二郎に対しては「どこかで見守るお兄ちゃん的存在」と語った。市原さんと成宮さんは今回が初めての共演で「成宮さんは本当にユーモラスで、相手を楽しませようという気持ちがあるので、常に新鮮で居心地がいい。芝居への責任感も強く、ついていきたくなる存在」(市原さん)。成宮さんは「とにかく真面目で声がでかい(笑)。一言でいえば“こだわりの男”で、互いにいい化学反応が生まれれば」と共演に意欲を燃やした。激動の時代を通し、友情で結ばれた対照的なふたりの若者が、それぞれの信念を貫き、自らの人生を切り拓こうと成長する「陽だまりの樹」。市原さんと成宮さんの新たな魅力が火花を散らす青春ドラマになりそうだ。「陽だまりの樹」は4月6日(金)からNHK BSプレミアムで全12回放送。■関連作品:逆転裁判 2012年2月11日より全国東宝系にて公開© CAPCOM/2012「逆転裁判」製作委員会■関連記事:成宮寛貴、ギザギザヘアーに「やばい!」と思ったことを告白!生ハムメロンに異議あり!成宮寛貴VS斎藤工の激しい舌戦が勃発!?シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第23回)あなたが萌える“スーツ男子”は?三池崇史監督最新作は法廷バトル!『逆転裁判』試写会に30組60名様をご招待成宮寛貴の哀しい恋の告白に、桐谷美玲「かわいそう…」と同情
2012年03月12日鬼才・三池崇史監督の指揮のもと、梶原一騎&ながやす巧の伝説的コミックを妻夫木聡、武井咲を主演に迎えて実写映画化した『愛と誠』。このほど、日本を代表する音楽プロデューサー・小林武史が本作の全面的な音楽プロデュースを担当することが明らかとなった。過去への復讐を胸に東京にやってきた超不良の誠(妻夫木さん)と、都内屈指の名家のひとり娘で正真正銘のお嬢様・愛(武井さん)。天と地ほどに何もかも違う“美女と野獣”とも言うべき2人の“運命の恋”が描かれる純愛エンターテインメント。音楽プロデューサーとしてだけではなく作詞家、作曲家、ミュージシャンとして、様々な方面でその才能を遺憾なく発揮してきた小林武史。本作では「空に太陽があるかぎり」(錦野旦)、「酒と泪と男と女」(河島英五)、「また逢う日まで」(尾崎紀世彦)などの昭和歌謡曲に加え、オリジナル曲となる「曙」、「愛のために」、「愛と誠のファンタジア」など計10曲をプロデュース。見事なアレンジを加え、往年の名曲たちを現代に甦らせた。これらの名曲を、俳優陣が歌い上げるシーンも本作の見どころの一つ。劇中では、妻夫木さんが「激しい恋」(西城秀樹)を、武井さんが「あの素晴らしい愛をもう一度」(フォーククルセイダーズ)を披露する!また、こちらと合わせて今回、遂に発表となった脇を固める個性豊かなキャストたち。斉藤工、大野いと、安藤サクラといった独特な存在感を放つ若手俳優に加え、市村正親、余貴美子、伊原剛志らベテラン俳優陣が集結した。そして、本作の主題歌を担当したのは、抜群の歌唱力で絶大な人気を誇るアーティスト、一青窈。小林さんプロデュースの劇中歌と力強さを感じさせる一青さんの歌声と、“運命の恋”を彩るのはほかでもない、魂が込められた音楽たちとなるようだ。『愛と誠』は6月16日(土) より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:愛と誠 2012年6月16日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「愛と誠」製作委員会■関連記事:武井咲、忽那汐里、剛力彩芽に続け!「国民的美少女コンテスト」3年ぶり開催岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表
2012年03月09日累計発行部数が30万部を突破した貴志祐介氏のベストセラー小説『悪の教典』が映画化されることが先ごろ発表されたが、このほど伊藤英明が主演を務め、三池崇史監督がメガホンを執ることが発表された。その他の写真『悪の教典』は、生徒から絶大な人気を誇るさわやかな高校教師として知られているが、実は他人への共感能力をまったく持ち合わせていない生まれながらのサイコパス(反社会性人格障害)の蓮実聖司を主人公にしたサイコサスペンス。小説は昨年夏に発売された当初から大きな話題を呼んでおり、映画化決定のニュースが流れると、誰が主人公・蓮実を演じるかに注目が集まっていた。原作者の貴志氏は「この作品を映画化する際には、主人公・蓮実を誰が演じるかが最大のキモだと思っていました。これまで、いろいろな名前が挙がりましたが、まさか『海猿』の伊藤英明さんとは!」と今回のキャスティングに驚いているようだが「最高の配役だと確信しました。蓮実役に最も必要な“強さ”がありますし、好青年のマスクに見えるダークなものを演じられる希有な役者さんだと思います」とコメント。さらに「監督はというと、もう、三池さんしか考えられません。バイオレンスが十八番というだけでなく、繊細な感性で細部まで計算され尽くした演出をされる監督だと思います」と映画化に期待を寄せている。伊藤は「原作を読んで主人公・蓮実の発する絶対的な“悪”に、鳥肌が立つほどの恐ろしさを感じました。この役を演じていくうちに、自分の人格が蓮実に飲み込まれてしまわないかちょっと心配です(笑)。と、同時にこれ程の強烈な“悪”に挑戦する事が出来て、役者冥利に尽きると思っています」と意気込みを語っている。撮影は今年4月にスタートし、6月にクランクアップ。11月に全国東宝系で公開される予定。『悪の教典』11月 全国東宝系ロードショー
2012年03月06日2010年7月の発売当初から多くの話題を集め、「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」で共に第1位を獲得。累計30万部を超える人気を集める貴志祐介の「悪の教典」(文藝春秋刊)が、鬼才・三池崇史監督、主演・伊藤英明のタッグで実写映画化することが決定した。「十三番目の人格――ISORA」や「黒い家」など、人間の狂気をえぐりだすホラーやミステリーなど幅広いジャンルで活躍する貴志祐介が、あらゆるミステリー賞を総なめにしたサイコサスペンス。生徒から絶大な人気を集め、信頼を寄せられる爽やかな高校教師が、実は他人への共感能力がない、恐るべきサイコパス(反社会性人格障害)であることから起こる、学園を舞台にした生徒の惨殺事件が描かれる。学園を舞台にした衝撃作と言えば、一昨年喝采を浴びた『告白』を彷彿とさせるが、人間の悪意を突いたテイストに加え、類を見ないダークヒーローが放つ鮮烈な魅力を通して「悪」とは何かを問いかけていく。史上最悪の教師・蓮実聖司を演じる伊藤さんは、「原作を読んで主人公・蓮実の発する絶対的な『悪』に、鳥肌が立つほどの恐ろしさを感じました。この役を演じていくうちに、自分の人格が蓮実に飲み込まれてしまわないか、ちょっと心配です(笑)。と、同時にこれ程の強烈な『悪』に挑戦することができて、役者冥利に尽きると思っています」と、役のインパクトの大きさを語る。三池監督とは『スキヤキ・ウエスタンジャンゴ』(’07)以来のタッグとなるが、「再度タッグを組みたかった三池崇史監督と共に、映画史上、最凶最悪の主人公を目指します」と意気込みを見せる。一方、三池監督は様々な波紋を呼びそうな本作の映画化に向けて「私は、主人公・ハスミン(蓮実の愛称)の奴隷だ。もう誰にも止められない」と一言コメント。いじめやモンスターペアレンツ、同性愛、セクハラ、淫行などの問題がはびこる現代の学校を舞台に、正義のヒーロー役の印象が強い伊藤さんをどのようなダークヒーローに仕立て上げるのか?さらに、原作者の貴志氏からは本作の“キモ”である主人公・蓮実の配役について「まさか『海猿』の伊藤英明さんとは!正義の味方のイメージが強すぎて思いつかなかったのですが、最高の配役だと確信しました。蓮実役に最も必要な『強さ』がありますし、好青年のマスクに見えるダークなものを演じられる希有な役者さんだと思います」と太鼓判を押す。さらに、「監督は、もう、三池さんしか考えられません。バイオレンスが十八番というだけでなく、繊細な感性で細部まで計算され尽くした演出をされる監督だと思います。三池監督と伊藤さんの最強タッグで、すでに傑作になることは確信しています。それ以外のキャストも、ますます楽しみになりました」と絶大な期待を寄せる。撮影は今年4月よりクランクインし、6月にクランクアップ。公開は11月予定。また、主役級の配役を含め、生徒役のオーディションが行われるとのことで、映画公式サイトにて募集中。興味のある方はぜひトライしてみては?映画『悪の教典』は2012年11月、全国東宝系にて公開。■関連作品:悪の教典 2012年11月、全国東宝系にて公開
2012年03月06日映画『逆転裁判』が2月11日(土・祝)に公開を迎え、主演の成宮寛貴、斎藤工、桐谷美玲、中尾明慶、石橋凌、小日向文世、三池崇史監督が舞台挨拶に登壇した。シリーズ累計450万本の売り上げを誇る大人気ゲームを実写映画化。新米弁護士の成歩堂龍一が、事件に巻き込まれ殺害された上司の遺志を引き継ぎ、法廷で激しいバトルを繰り広げて真相を明らかにしていく。ゲームの世界観を忠実に再現している本作。キャラクターへの成りきりぶりも話題になっているが、ギザギザの生え際が特徴的な成歩堂を演じた成宮さんは、自身の扮装姿を初めて見たときのことを「やばい、と思いましたね。『監督、大丈夫なんでしょうか?』と聞きました。最初は慣れなくてむず痒かったです」と、ふり返る。さらに、石橋さんは「みんなでカメラの前に立ってるときはいいんです。一人で楽屋に戻って姿見を見て、『誰がタカラジェンヌやねん!』」と、突っ込まずにいられなかった様子を告白。続けて、「僕は高校に入ってバンドを組みまして、胸元まで髪があったんですね」と過去を明かしながら、「ただ、フリフリをつけたのは人生で初めてでした。工くんとフリフリをつけているんですけど、食事をしていても、何をしていても邪魔でした」と語り、「めんつゆがつきそうになるんですよね」と共感する斎藤さんと、頷き合った。一方、「僕は衣裳合わせの時にすっかり気に入ってしまいまして。セーターがチクチクしてちょっと暑かったけど、実はすごくオシャレだったし、かつらもあんなにフサフサの長い毛で。20代の頃の髪型に近い感じで、老けた役にしては僕自身は意外と若くなったかなと思っていました」と言う小日向さんのようにすっかり気に入ってしまった者もおり、原作ゲームの大ファンだという桐谷さんも「衣裳や髪型は何回も合わせました。お姉ちゃん(壇れいさん)が乗り移るシーンは、同じ格好でも(桐谷さんが演じた)真宵サイズにしてもらっているんですよ」と、徹底したこだわりに大満足していた。さらに、ニット帽姿の中尾さんは、地毛で撮影に臨んだことを明かした上で、「そろそろ『2』の話も出てくるんじゃないかと予想して、髪の毛を伸ばそうと今日はニット帽をかぶってきました」と、続編への期待もチラリ。最後には登壇者全員で成歩堂を模した特製だるまに目を書き入れ、まずは本作のヒットを誓っていた。『逆転裁判』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:逆転裁判 2012年2月11日より全国東宝系にて公開© CAPCOM/2012「逆転裁判」製作委員会■関連記事:生ハムメロンに異議あり!成宮寛貴VS斎藤工の激しい舌戦が勃発!?シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第23回)あなたが萌える“スーツ男子”は?三池崇史監督最新作は法廷バトル!『逆転裁判』試写会に30組60名様をご招待成宮寛貴の哀しい恋の告白に、桐谷美玲「かわいそう…」と同情
2012年02月13日1月30日(月)、映画配給会社・東映の2012年のラインナップ発表会が都内で行われ、和泉聖治監督や山下敦弘監督ら注目作品の監督やプロデューサーが集結し、それぞれの作品のテーマや想いを語った。冒頭の挨拶を務めた東映 社長取締役社長・岡田裕介氏は、昨年度の国内映画の興行成績で唯一、同社が前年度を上回る成績を残したことに触れつつ、今年は「『はやぶさ』から『北のカナリアたち』と、鳥ばっかり飛ばしているので、もう一羽くらい鳥を飛ばさなきゃいけない」と良作揃いのラインナップに自信を見せた。さらに、「一昨日、木村大作監督と『アンゲロプロスに捧ぐ』という作品を作りたいと話しました。商業的な映画だけでなく、芸術的な映画も作っていきたい」と新たな野望も語った。今年は先述の2作を含む約20作品が公開されるが、まず先陣を切って紹介されたのはJAXAバックアップのもと製作された感動超大作『はやぶさ遥かなる帰還』。数々の東映作品の助監督を務め、本作が念願の東映作品での監督作となった瀧本智行監督は「多くの先輩からいろんなことを学んだ、そういうタテの流れの中でいま自分は映画を作っている。自分の映画人生と、はやぶさの人から人へと伝わってきた部分が重なりました。この作品には“継承”というテーマを込めました」と本作に賭ける思いを語り、「淡々とした映画の奥に込められた人々の熱い想いが伝わる、低温やけどをするような映画になりました」とアピールした。昨年は震災の影響もあり、映画業界にも暗い影を落としたが、今年はそれを乗り越えるような、前向きで明るい気持ちにさせてくれる作品が目立った。昨年12月に逝去された森田芳光監督の遺作となった『僕達急行A列車で行こう』は当初の公開時期が延期となり3月に公開されるが、その理由として「長い冬が明けて春が訪れるように、トンネルを抜けて明るい未来が訪れる」という製作陣の思いがあったことが語られ、監督が本作に込めた、現代に生きる若者への“ラストエール”がプロデューサーの口から語られた。震災後の岩手で撮影された『HOME愛しの座敷わらし』を紹介した和泉聖治監督は、「見た人に幸せを運ぶ座敷わらしと同じように、この映画を観た人が幸せを感じ取ってくれたら嬉しい」とコメント。また、話題の芥川賞受賞作を映画化した『苦役列車』の山下敦弘監督は、「主人公の北町というキャラクターは、家族が離散したり日雇い労働をしてる男の子で暗い印象だが、原作のように笑える、逆に元気をもらえる映画になったと思う」とアピールした。本作でAKB48の前田敦子をヒロインに抜擢した山下監督だが、「(監督のファンである前田さんに)『本物だ』と言われて舞い上がってしまった」と鼻の下を伸ばしながら初対面の様子をふり返った。ホームドラマやコメディ色のある作品の一方で、東映らしい、骨太で男気ある作品も健在。名作コミックを映画化した『愛と誠』の三池崇史監督からは映像メッセージが届いたが、「日本映画の元気は東映のヒット作から、というのは国策」と口火を切るや「男も女も平等。男も女も加減しない、性別を超えたガチ勝負」と本作の見どころをアピールした。また、『莫逆家族バクギャクファミーリア』で三十路を超えた元暴走族たちの闘いを描いた熊切和嘉監督は、「過去に囚われて、そこから脱却しようと必死にあがく人間の本質が垣間見えたら」と作品に込めた思いを語った。さらに、この日新たに発表された作品群の中で異彩を放っていたのが、岩井俊二プロデュース北川悦吏子監督・脚本という強力タッグが贈るラブストーリー『新しい靴を買わなくちゃ』。全編パリで撮影されるという本作は、パリで偶然出会った男女の3日間を描いたラブストーリーという以外、キャストも詳細もベールに包まれたまま。果たしてこの注目のラブストーリーを演じるのは?そして、現在撮影進行中の超大作『北のカナリアたち』からは、雄大な自然の厳しい寒さの中での撮影や、主演の吉永小百合を中心に結束するキャスト陣の様子が明かされた。このほかにも、『プリキュアオールスターズ Newstage みらいのともだち』や『仮面ライダー×スーパー戦隊スーパーヒーロー大戦』など東映の人気シリーズ最新作、野沢雅子×北大路欣也という大御所が声優を務める『アシュラ』、さらに3年ぶりとなる劇場版最新作『ワンピースフィルム』(仮題)などの注目アニメ作品の数々も発表された。パワフルなラインナップで今年の日本映画界を盛り上げることを願いたい。■関連作品:はやぶさ遥かなる帰還 2012年2月11日より全国にて公開© 2012「はやぶさ」製作委員会北のカナリアたち 2012年秋、全国にて公開HOME愛しの座敷わらし 2012年4月28日より全国にて公開© 2012「HOME 愛しの座敷わらし」製作委員会外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会苦役列車 2012年以降、公開愛と誠 2012年6月16日より全国にて公開© 2012「愛と誠」製作委員会臨場・劇場版 2012年6月30日より全国にて公開莫逆家族―バクギャクファミーリア― 2012年2月、全国にて公開© 2011「莫逆家族」製作委員会僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2011『僕達急行』製作委員会映画プリキュアオールスターズNewStageみらいのともだち 2012年3月17日より全国にて公開© 2012 映画プリキュアオールスターズNS製作委員会スーパーヒーロー大戦(仮題) 2012年GW、全国にて公開■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第23回)あなたが萌える“スーツ男子”は?日本人俳優として初!渡辺謙、世界のVIP集う国際会議で日本の“粋”をアピール『はやぶさ』渡辺謙、日常生活は諦めっぱなしだけど「現場では諦めない!」宮崎あおい「寒いけど暖かい現場」『北のカナリアたち』、極寒の撮影敢行!絶対にあきらめない宣言!『はやぶさ遥かなる帰還』20代・30代女性限定試写会に25組50名様ご招待
2012年01月30日人気法廷ゲームを三池崇史監督が実写映画化した『逆転裁判』のイベント試写会が1月29日(日)、東京・スペースFS汐留で開催され、主演の成宮寛貴と共演する斎藤工が登壇した。この日は「女性限定“異議あり!”絶叫試写会」と銘打ち、女性ファン約150人が、日頃から異議ありだと思うテーマを告白。成宮さんと斎藤さんが男目線でジャッジを下した。客席からは「最近、私の周りの男性から男らしさを感じることが少ない」、「中学3年の妹から、彼氏がいないことをバカにされる」、「友達が勝手にTwitter上に私の変な写真をアップする」など次々と異議申し立てが…。なかでも最も盛り上がったのが「酢豚にパイナップル、サラダにリンゴ、ドライカレーにレーズン、そしてメロンに生ハムという組み合わせがあり得ない」というテーマだった。「確かに酢豚にパイナップルは許せない」と口火を切ったのは斎藤さん。もちろん生ハムメロンもNGだと言い「僕が生ハムだとしたら、メロンと別に食べてほしい」と生ハム目線(!?)で証言した。これに対して、成宮さんは負けじと「僕がメロンだったら、生ハムに抱かれたい」とメロン目線で抗戦する。映画の中では、成宮さんが新米の熱血弁護士の主人公・成歩堂龍一を、斎藤さんがライバルの天才若手検事をそれぞれ演じ、激しいバトルを繰り広げるだけに、生ハムメロンをめぐる激しい舌戦は、まさに法廷シーンの再現ともいうべき白熱ぶりだった。とはいえ、撮影を通してすっかり意気投合した様子で「僕と美玲ちゃん(共演する桐谷美玲)がスマホのゲームで遊んでいると、寂しくなったのか休憩時間にスマホに機種変してきた」(成宮さん)、「それまではシャキーンって感じの旧型だったので(笑)。そういえば、成宮くんから京都のとあるお寺をバックに写真を撮ると金運が上がると教えてもらって、早速撮りに行ったが、まったく金運が上がらない」(斎藤さん)と仲の良さをアピールすることも忘れなかった。映画は新米弁護士の成歩堂が、上司でもあった弁護士が殺害された事件を担当。容疑をかけられた被害者の妹の無実を証明するために激しい法廷バトルを繰り広げ、事件の真相を解き明かしていく。『逆転裁判』は2月11日(土・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:逆転裁判 2012年2月11日より全国東宝系にて公開© CAPCOM/2012「逆転裁判」製作委員会■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第23回)あなたが萌える“スーツ男子”は?三池崇史監督最新作は法廷バトル!『逆転裁判』試写会に30組60名様をご招待成宮寛貴の哀しい恋の告白に、桐谷美玲「かわいそう…」と同情
2012年01月30日大人気ゲームを映画化した『逆転裁判』の完成披露試写会が1月16日(月)に都内で行われ、成宮寛貴、斎藤工、桐谷美玲、中尾明慶、石橋凌、柄本明、三池崇史監督が特設の法廷で激論を交わした。長年追いかけてきた事件に関して新たな証言が見つかったというメッセージを遺し、弁護士が殺害される事件が発生。被害者の妹が逮捕されるが、彼女の無実を信じ、被害者の部下であった新米弁護士の青年・成歩堂龍一(成宮さん)が激しい法廷バトルを繰り広げ、事件の真相を解き明かしていく。成宮さんは三池監督について「ひと言で言うなら天才。何が起こるかワクワクしてました」と語り、さらに「甘い匂いがするんです(笑)」とコメント。これには三池監督も「何じゃそりゃ?一般的には加齢臭ですが…」と困ったような笑みを浮かべていた。桐谷さんは、原作ゲームの大ファンだったこともあり「最初に話を聞いたときはびっくりするくらい嬉しくて『わあっ!』って声を上げました。みなさんが衣裳を着てのキャラクター姿を見たときは、『(ゲーム)そのままだ』と感動しました」とファンならではの視点で出演の喜びを語った。三池組の常連、石橋さんも「三池さんがやると聞いてぜひやりたいとすぐに決めました」と明かし、「法廷のセットが素晴らしくて感動しました」と細部にわたって原作の世界を再現した監督の力量を絶賛した。この日、開廷した法廷では、それぞれが自らの行いを証言台に立って告白。周りは「異議あり」or「異議なし」のボードを掲げて判決を下す。斎藤さんは、某有名レンタルビデオ店で「必ず、自分の作品を前に置くようにしています」と意外な行動を証言。これに成宮さんは「僕は雑誌を必ず多めに前に置くようにしてます」と同調。石橋さんも「(自身が主演する)三池監督の『オーディション』を嫌いな監督の作品の上に重ねておいたことがあります」と明かした。桐谷さんは「勇気がないので私の分もやってほしいです」とお願い。少しでも出演作を目立たせたい俳優の心情をのぞかせた。最後に証言台に立った成宮さんは「好きだった子の喜ぶ顔が見たくてサプライズでプレゼントをあげたのに『サプライズプレゼントをくれそうだからあまり驚かない』と言われた」と哀しい恋の思い出を証言。“異議申し立て”というより単なる告白となったが「かわいそうで…」(桐谷さん)と同情を集め、全員から「異議なし」の札を勝ちとり「心が晴れました」とホッとした笑顔を浮かべていた。『逆転裁判』は2月11日(土・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:逆転裁判 2012年2月11日より全国東宝系にて公開© CAPCOM/2012「逆転裁判」製作委員会
2012年01月16日ポルノグラフィティが来年2月公開の映画『逆転裁判』の主題歌を担当することが発表された。ポルノグラフィティの公演情報ポルノグラフィティにとって、映画主題歌担当は’08年12月に公開されたアニメ映画『劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ』(主題歌:『今宵月が見えずとも』)以来、約3年2ヵ月ぶり。実写映画としては、’08年9月に公開された『フライング☆ラビッツ』(主題歌:『ギフト』)以来、約3年半ぶりとなる。今回、彼らが主題歌を務める映画『逆転裁判』は、大ヒット“法廷”ゲーム『逆転裁判』が映画化したもの。監督には『クローズZERO』シリーズ、『十三人の刺客』で世界的に評価の高い三池崇史を起用。そしてキャストには若者から絶大な支持を得る成宮寛貴、若手俳優・斎藤 工、そして注目の若手女優・桐谷美玲が抜擢され、話題を集めること間違いなしの作品となっている。現在、ポルノグラフィティは、主題歌楽曲を鋭意制作中で、映画にピッタリのスリリングなアップナンバーになる予定。そして、主題歌決定に伴い、メンバーが以下のコメントを寄せている。【岡野昭仁コメント】緊迫感のある、心に突き刺さるような楽曲になると思います。ご期待ください。【新藤晴一コメント】歌詞も、映画で描かれる“スリリングさ”を込めた世界観になっていくと思います。映画の内容もさることながら、3年2ヵ月ぶりの映画主題歌にも注目が集まること間違いなし。11月23日(水)には、ニューシングル『ゆきのいろ』をリリース。’12年も初春からポルノグラフィティの動きに注目だ。なお、ポルノグラフィティは、年末に幕張メッセにて、クリスマス&年末スペシャルライブを開催する。ぴあでは、同公演のインターネット先行抽選「プレリザーブ」を11月1日(火)11時まで受付中。
2011年10月28日先日より公開中の3D時代劇『一命』。本作で市川海老蔵演じる主人公・津雲半四郎の娘婿であり、劇中で描かれる“事件”のきっかけを作ることになる千々岩求女(もとめ)を演じた瑛太のインタビュー映像と、撮影現場での様子を捉えた貴重なメイキング映像が到着した。井伊家の庭先での切腹を願い出る浪人・半四郎の姿を通じて、武士として生きることの不条理、残酷さを鮮烈に描き出す本作。半四郎の行動の裏には、井伊家と求女との間に起こった悲劇があった――。求女は妻の美穂(満島ひかり)や生まれたばかりの赤ん坊を何より大切に考える男。面目やプライドなどをかなぐり捨てても家族を守るためにある決断と行動に出るが、それが思わぬ悲劇を生むことになる。瑛太さん自身、結婚し第一子も生まれ新しい家族を手に入れたばかり。求女について「武士という身分を捨ててまで家族を守りたいというのは、僕自身にもある思い」と共感を明かすと共に「改めて、家族を大事にしなきゃと思えたり、こうして当たり前に生活できることがすごく幸せなんだなと感じてもらえたら嬉しい」と役に込めた思いを語る。到着したメイキング映像には息子役の赤ん坊を抱っこする瑛太さんの姿も。すっかり“パパ”の顔つきで、満面の笑みを浮かべて慣れた様子で赤ん坊をあやしている。さらに、求女の最大の見せ場である白装束をまとっての切腹シーンに関して、瑛太さんは「映画全体を通してずっと緊張感があったけど、あのシーンを撮っているときはキャラクター(求女)同様に血迷ったというか、客観的に見ている自分がいなくなった」と述懐する。「これにて腹を切らせていただく――」とまさに鬼気迫る表情で申し出る求女。普段の瑛太さんのクールなイメージとはまた違った表情を見せてくれるが、あの熱のこもった演技はまさに求女になりきった中で生み出されたもののよう。「不思議な時間がありました」と感慨深げにそのときをふり返った。偶然ではあるが、瑛太さんのみならず海老蔵さん、満島さんという主要キャスト3人はいずれもここ最近、結婚や子供の誕生で新たな家族に恵まれており、家族への愛を強く描き出す本作にまさにピッタリだったと言えるのかも。己を捨てても大切な人を守ろうとする男の全身からあふれる“愛”を感じてほしい。『一命』は全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:一命 2011年10月15日より全国にて公開© 2011映画「一命」製作委員会■関連記事:満島ひかり、撮影現場で海老蔵と新婚生活について語り合う『一命』市川海老蔵×三池崇史監督映画×歌舞伎の才が生み出した「侍」三池監督&満島ひかりが赤ちゃんを前にしての海老蔵の素顔を暴露!海老蔵、ファンに謝罪「新たな気持ちでの精進」誓うと共に家族への思い語るキャスト&監督登壇『一命』舞台挨拶付き完成披露試写会に10組20名様ご招待
2011年10月21日映画『一命』が10月15日(土)に公開を迎え、三池崇史監督と瑛太、満島ひかりが都内劇場で舞台挨拶に登壇。この日は欠席となった主演の市川海老蔵からは登壇陣に手紙が届けられ、それぞれ“海老蔵談義”に花を咲かせた。滝口康彦の「一命」(講談社文庫刊)の一篇「異聞浪人記」を原作に、武家屋敷での切腹を申し出たひとりの浪人の姿から、武家社会の不条理や残酷さを描き出す。海老蔵さんは名古屋での歌舞伎公演のため、残念ながら初日舞台挨拶は欠席となったが、初日に劇場に足を運んだ観客に感謝を伝えると共に、監督、瑛太さん、満島さんそれぞれに宛てた手紙をしたためた。三池監督は晴れの日の主演不在について「名古屋で暴れて来れないというわけではないんですよね(笑)?」と軽口で客席の笑いを誘う。海老蔵さんからの手紙には「愛と刺激を与えて下さりありがとうございます」とあり、これには「出来過ぎだね。いないくせにいいとこ持ってきますよね」と嬉しそうな笑みがこぼれた。瑛太さんは「瑛太くんの熱さにはやけどしそうでした。次は敵役とかで競演したいですね」と書かれた手紙を受け取り「嬉しいですね」とニッコリ。現場での海老蔵さんについて「少しずつ距離を縮めるのではなく、いきなり目の前1センチまで来てくれる感じで、この人には全て見せてもいいという“父性”を感じさせた」とふり返った。海老蔵さん演じる半四郎の娘の美穂を演じた満島さんは艶やかな着物姿で登場。「美穂、本当にふがいない父親で申し訳ない」という“父”の詫び状に「どう取ったらいいんでしょうか(笑)?いろんな意味にとれますね」と困惑した様子を見せた。海老蔵さんとの現場での初対面を「海老蔵さんが半四郎の衣裳のまま自転車に乗って、京の街に繰り出していくところで『初めまして』と挨拶しました」と明かし、「見ていて爽快で、いろんな意味で楽しい方でした。やんちゃなところもありますが、心の中に縮こまって座っている寂しん坊の少年が見えて、人間味のある人だなと思いました」とその魅力を語った。現場では「ちょうど家族を持ったばかりのときで、海老蔵さんもそうだったので一緒にそういう話をしました」と互いに新婚生活について話をしたことも明かした。本作はフランス、ドイツを始め41か国での公開も決定。三池監督は世界中の観客の目に触れることへの喜びを語ると共に「日本人にしか作れない作品」と胸を張った。『一命』は全国にて公開中。■関連作品:一命 2011年10月15日より全国にて公開© 2011映画「一命」製作委員会■関連記事:『一命』市川海老蔵×三池崇史監督映画×歌舞伎の才が生み出した「侍」三池監督&満島ひかりが赤ちゃんを前にしての海老蔵の素顔を暴露!海老蔵、ファンに謝罪「新たな気持ちでの精進」誓うと共に家族への思い語るキャスト&監督登壇『一命』舞台挨拶付き完成披露試写会に10組20名様ご招待満島ひかりの“初”母親姿が解禁!泣く赤ん坊のために海老蔵が歌舞伎を披露!
2011年10月17日「市川海老蔵という生き物」――。インタビューの最中に彼の隣に座る三池崇史監督がふと発した表現に思わず頷いた。これこそが11代、300年以上にわたって脈々と受け継がれてきた成田屋の名跡を背負う男の存在感なのか。役柄について、現場について、三池監督について飄々と、そして意外なほど多弁に語るが、ひとつひとつの言葉がずっしりとした重みをもって心を突き刺してくる。まるで映画の中で彼が演じた津雲半四郎のように。まもなく公開となる映画『一命』。武士の面目を背負うがゆえに人として、親として大切なものを喪った主人公の悲哀を彼はどんな思いで表現したのか?三池監督の才能と愛情は「ブルーチーズの味」(海老蔵さん)現場での海老蔵さんの様子を語る三池監督の表情は、演出家というよりも初めて間近に触れた歌舞伎役者に興味津々のファンに近い。映画を観終えたいち観客のように目を輝かせながら感想を語る。「映画と違うんだとびっくりしたのは、歌舞伎役者というものは“貯めていくもの”なんだということ。映画は消費していくもの。撮ったら終わりでフィルムが残るだけ。同じシーンをやることは二度とないけど、(歌舞伎は)凄まじい数がある古典などを演じるだけでなく、後世に伝えていかなくてはいけない。そこは根本的に違う。だから(海老蔵さんは)1週間あったらすぐ半四郎に戻りますよ。役どころとしては、真剣に生きる場所をなくしてしまった人に、真剣に取り組まなくちゃいけない。しかも、最後に井伊家に乗り込んで…というシーンがあるので、『そこがお芝居として計算が立つのか?』という思いもありました。でも、ひとつひとつをああだこうだと考えて映画のために芝居をするというよりも、その場に立って、目の前にこの相手がいるとこういう芝居になる、という演じ方を見せてくれた。この2つ(計算とその場の感性での演技は)矛盾してるんだけど、すごく不思議な感覚でした。それでいて、自分のことより共演者に興味津々なんですよ(笑)。『役所広司さんってなんでああいう芝居できるの?』とか『瑛太くんって自然でいいよね』と。要はテストで相手をよく見てる。それだけの余裕があるんでしょうね」。一方の海老蔵さんも三池監督の演出力に心酔した様子。三池組の心地よさ、何より現場をひとつにまとめる三池監督が持つ“吸引力”をこう語る。「監督の存在が空気を作ってる。スタッフを含め、三池さんに惚れた人たちが現場にいるんですよ。だから監督があえて言わなくても、現場の人間が無意識に動いていて見事だなと思いました。それで監督がたまに口を開くと、僕ら歌舞伎役者には想像できないものが出てくる。リアルを超えたリアルに、さらに様式美がかかっているようなことを言い出すんです。血がドロドロとしているのに、それを最終的に美しいと思わせるような…。この間、歌舞伎をやらせてもらったんですが、三池さんが僕の中で活きてるんですよ。『三池さんならどう考えるかな?どうやるかな?』ってね。僕がそういう風に思う人は、いままでほとんどいなかった。才能と愛情のかたまりがブルーチーズのようにいい感じで腐食して(笑)。ブルーチーズって忘れられない味でしょ?そういう何とも言えない世界観を持ってらっしゃるなと思います」。「侍とは何か?それは僕には分からない」(三池監督)これまで歌舞伎の中でも幾度となく侍役を演じてきた海老蔵さん。本作で演じた半四郎を含め「本音と建前」という言葉で、侍という存在を演じる面白さを明かしてくれた。「『こうあるべきだ。このように生きなくてはいけない』という守るべきルールがあるけど、人間として生きる上でそれは必ずしも腑に落ちない。でも、それを口に出せないで本音と建前に葛藤し『我が苦しみはここにある』というところがドラマとしての侍の面白さでしょう。今回の半四郎も主君のお家がなくなって浪人になるけど、侍魂というものは常にある。一方で家庭ができて、子供が生まれ、さらに娘が子を産み人間としての喜びを初めて知った――人間としての本音がそこでできたわけですね。そこで葛藤し、喜びを覚えつつも満たされようとするところで全てを失ってしまう。しかも娘婿は流行りの狂言切腹で死んでしまう。『何でだ?』という思いを抱えて井伊家に乗り込んで『どこがあなたの本音なんだ?』と、自分が武士として考えるものを照らし合わせに行くわけです。それは“確認”なんて生易しいものではなく、『おれたちは何なんだ?』、『本当に武士として正しいのか?人間としてどうなんだ?』、『それが武士の生き方か?人間として幸せなのか?』と。そこが面白さですね」。三池監督にとっては『十三人の刺客』に続く本格時代劇となるが、「侍とは何か?それは僕には分からない」と語る。その真意は?「女の人を描くのと同じ感覚かな。僕の映画は女性の登場人物が極端に少ない。僕には女の人のことは分かんないから、分かったように女優に女の人について演出をするのは変でしょ?それと似たようなもので『侍とはこういうものだ』と理解する必要もないし、できない。分からないからやってみる、作ってみるしかないんです。『理解を超えたもの』というのは僕の中で最高のリスペクト。逆に『あなたのことを分かってます。侍ってこうですよね?』という人が撮ったら小さくなっちゃう気がする。『侍って何でしょう?』というスタンスが必要なんですよね。それは撮った後も変わらないですね」。スクリーンで初めて見せる父親の愛、悲哀現場での海老蔵さんは、共演者に興味津々だったという監督の証言を先に紹介したが、実際、映画やTVを主戦場とする現代劇の俳優陣からは普段の舞台とは違った刺激を受けたようだ。「瑛太くんは爽やかな好青年というイメージでしたが、メチャクチャ熱いんですよ。面と向かって『負けませんから。負けたくないんです』という感じで『おぉ、何だろうこの熱さは』って(笑)。素晴らしいのは“ふつう”でいられる感度。歌舞伎をやっていると、非日常に対する対応が多い。TVや映画は日常を切り出すわけで、その日常のふとした瞬間の0.01秒の間が瑛太くんからは見えるんです。僕にはそれはないですね。『この間でそれを表現するんだ?面白いな。でもこれを歌舞伎でやったらどうなるんだ?一秒はかかるな』とか考えてました。満島さんは女優独特というか、すごく入り込むんです。普通、そういう女優さんは近寄りがたい空気を持っていますが、彼女は意外と大丈夫。器量が大きいんでしょうね。入り込む人は前日や1週間前から入ってるからそういう壁があるし、ベールが掛かっているものだけど、彼女はそれをふとした瞬間に解いて、人とコミュニケーションを取ったり、場の空気を考える余裕を持ってる。若いのにすごいなと思います」。劇中、満島さん演じる娘の美穂、瑛太さん扮する娘婿の求女を温かく見守り、2人の間に生まれた孫を深く愛する半四郎。海老蔵さん自身が一児の父親となったのは映画の完成後だが、父親を演じることについて、こんな話を語ってくれた。「(孫役の赤ちゃんを)抱くと泣いちゃうんですよね(苦笑)。でも本当のお母さんが抱くと泣き止む。でも、いまになって考えると、自分の子も自分が抱くと泣き止むんですよ。(半四郎は親ではなく)おじいちゃんだから、泣いてもいいのかな、不正解ではなかったなと思っています(笑)。実際に父親じゃないのに父親を演じることについてはよく聞かれます。歌舞伎で『寺子屋』という話があって、主君のために自分の子を身代りに殺して差し出すんですが、先輩たちは『自分に子供がいないとできない。気持ち分からないぞ』とおっしゃる。逆に酒を飲んで酔っ払う演技は実は酒を飲まない人の方がうまいということもある。ということは、子供がいないからこそ表現できる子供への愛もあるのではないか?と思うんです」。真実とフィクション、現代と過去――そのはざまに立つ男の“覚悟”が垣間見える。改めて、父親になった海老蔵さんが父の愛の深さ、悲哀を新たにスクリーンで、舞台上で表現する姿を見てみたい気がするが…。まずは『一命』で“父”海老蔵の愛と葛藤、それを受け止めた三池監督が作り出した世界観をじっくりと感じてほしい。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:十三人の刺客 2010年9月25日より全国東宝系にて公開© 2010「十三人の刺客」製作委員会一命 2011年10月15日より全国にて公開© 2011映画「一命」製作委員会■関連記事:三池監督&満島ひかりが赤ちゃんを前にしての海老蔵の素顔を暴露!海老蔵、ファンに謝罪「新たな気持ちでの精進」誓うと共に家族への思い語るキャスト&監督登壇『一命』舞台挨拶付き完成披露試写会に10組20名様ご招待満島ひかりの“初”母親姿が解禁!泣く赤ん坊のために海老蔵が歌舞伎を披露!【カンヌレポート番外編】カンヌに華をそえる!スターたちのファッションチェック
2011年10月12日三池崇史監督が主催し、自らプレゼンターを務める「三池崇史監督presents 大人だけの空間」にて10月5日(水)、三池監督の最新作『一命』の試写会を開催。上映前に監督と満島ひかりがトークライヴを行なった。半世紀前の小林正樹監督による名作『切腹』の原作でもある滝口康彦の小説「異聞浪人記」(講談社文庫刊)の中の一篇を新たに映画化した本作。願い出た浪人・津雲半四郎が語る衝撃的な真実を通じて、武士として生きることの悲哀、残酷さを描き出す。三池監督は作品について「いろいろありまして…、“一命”を懸けて作りました」と苦笑を浮かべつつアピール。満島さんは、市川海老蔵演じる半四郎の娘・美穂を演じているが、監督は「映画史上こんな不幸なヒロインがいたか(笑)?」と紹介し会場の笑いを誘った。キャストに話が及ぶと、三池監督も満島さんも主演の海老蔵さんを絶賛。監督はこれから映画を観る観客に向けて「いま、(頭の中で)思っている海老蔵と映画を観終わった後で感覚が絶対に変わります」と約束。個人的な意見と断りを入れつつ「こんな芝居をやる奴はプライベートで何やってもいいと思う(笑)」と過激な言い回しでその演技力を称えた。満島さんは「あんな一瞬でプライベートと本番の切り替えができる俳優さんは初めて見た。この人の体にみなぎっている純粋なものが(映画の中に)あふれている」と驚きと称賛を口にした。一方で、「(満島さんの息子役の)赤ちゃんが6時間くらい泣いていたけど、海老蔵さんが抱くと泣くんです。『おれには赤ちゃんは抱けない!』って言ってました」と撮影現場でのエピソードの暴露も。ご存知の通り、本作撮影後に海老蔵さんは“パパ”になったが監督は「こないだ会ったとき『昨日、おむつ替えたんですよ』、『(赤ちゃんは)かわいいですよ』と言ってた」と撮影時からの“変身”ぶりを明かした。さらに、監督の“矛先”は満島さんに。先日開催された完成披露試写会の舞台挨拶で、「一命を懸けて守りたいものは?」という質問に満島さんが「自分の本能」と答えたことに触れ「女の人は強いし動物的。“残す”という感覚が男よりも強い」と解説。「幸せですか?」という監督からの突然の問いに満島さんは「幸せです。おかげさまで」とニッコリ。すかさず監督から「演じていると幸薄そうに見えるのに…」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。『一命』は10月15日(土)より全国にて公開。■関連作品:一命 2011年10月15日より全国にて公開© 2011映画「一命」製作委員会■関連記事:海老蔵、ファンに謝罪「新たな気持ちでの精進」誓うと共に家族への思い語るキャスト&監督登壇『一命』舞台挨拶付き完成披露試写会に10組20名様ご招待満島ひかりの“初”母親姿が解禁!泣く赤ん坊のために海老蔵が歌舞伎を披露!【カンヌレポート番外編】カンヌに華をそえる!スターたちのファッションチェック【カンヌレポート7】瑛太、初カンヌに緊張監督は時代劇に3D起用理由を説明
2011年10月05日市川海老蔵主演の映画『一命』の完成披露試写会が9月26日(月)、都内で開催され、海老蔵さんをはじめ共演の瑛太、満島ひかり、三池崇史監督が出席。7月の復帰公演をのぞいて、久々に公の場に姿を見せた海老蔵さんは、ファンに対して一連の騒動に対する謝罪すると共に今後の精進を誓った。『切腹』というタイトルでかつて映画化された「異聞浪人記」(講談社文庫刊)の一編を三池監督が3Dで再び映画化。武士として生きることの悲哀、武士道の残酷さを描き出す。タキシード姿で登場した海老蔵さんに、熱心なファンからは「11代目!」、「成田屋」と掛け声が飛ぶ。7月の復帰公演の際に記者会見などは行われなかったこともあり、海老蔵さんが公演以外でファンや報道陣の前に姿を現すのは、昨年の暴行を受けた事件の際の記者会見以来。「三池監督の下でスタッフ・キャストがひとつになって作った映画」と作品について語ると共に「私事ですが…」と前置きして、「みなさんに心配をおかけいたしまして申し訳ございませんでした。多くのご叱咤と声援をいただき感謝しております。新たな気持ちで精進していく覚悟です」と語った。瑛太さん演じる千々岩求女のある凄惨なシーンが、カンヌ国際映画祭で上映された際も注目を集めたが、瑛太さんは「席を立たれる方もいたようで…。メガネを外していただければボンヤリしていいんじゃないかと」と語ったが、三池監督から「ちゃんと見て!」とお声がかかると慌てて「そうですね。ちゃんと見てください」と呼びかけ、会場の笑いを誘った。満島さんは時代劇初挑戦となったが「所作が大変でした」とふり返る。「初日の撮影で監督から『もう少しIQを上げて』と言われました(苦笑)。裁縫のシーンがあり、祖母の家に行って縫う練習をしました」と苦労を明かした。映画になぞらえて「命を懸けて守りたいものは?」という質問に三池監督は「大阪で暮らす年取った父親と母親」、満島さんは「生まれながらに持っている本能」と回答。瑛太さんと海老蔵さんは、それぞれ撮影と前後して第一子に恵まれたが、「家族です」(瑛太さん)、「ありきたりですが家族と歌舞伎」(海老蔵さん)と答え、会場からは温かい拍手がわき起こった。『一命』は10月15日(土)より全国にて公開。■関連作品:一命 2011年10月15日より全国にて公開© 2011映画「一命」製作委員会■関連記事:キャスト&監督登壇『一命』舞台挨拶付き完成披露試写会に10組20名様ご招待満島ひかりの“初”母親姿が解禁!泣く赤ん坊のために海老蔵が歌舞伎を披露!【カンヌレポート番外編】カンヌに華をそえる!スターたちのファッションチェック【カンヌレポート7】瑛太、初カンヌに緊張監督は時代劇に3D起用理由を説明海老蔵&瑛太出演の『一命』カンヌ出品!ブラピ主演作ほか強敵とコンペで激突
2011年09月26日TVアニメとしても長年親しまれてきた人気漫画を実写化した『忍たま乱太郎』にハリウッドからリメイクのオファーが届いており、現在、交渉中であることが明らかになった。尼子騒兵衛による人気漫画を原作に鬼才・三池崇史が加藤清史郎を主演に迎えて実写映画化した本作。忍者の卵“忍たま”たちが忍術学園で繰り広げるドタバタを描いており、海外でも高い人気を誇る三池監督が“忍者”を描いたとして海外でも話題に。すでに世界70か国から上映のオファーが届いてるが、このたび、ハリウッドの超メジャースタジオがリメイクに触手を伸ばし始めたという。日本で公開を迎えて間もない7月下旬、関係者にリメイクについての問い合わせが届いた。本作は、7月1日より14日まで開催された「ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバル」で上映され、その評判が「ウォールストリート・ジャーナル」や「バラエティ」誌に掲載された。すでに関係者間での交渉に入っており、近いうちに何らかの発表があると言われる。三池監督は「やっぱり来たか。『は組』の魅力は世界規格。できれば、ウンチのカットは残してほしいな…」とコメント。清史郎くんは「とてもびっくりしました!すごく嬉しいです!日本の忍たまが世界の忍たまになるなんて、夢のようです!」と喜びを語っている。監督やキャストも気になるが、なにより“忍者”をハリウッドがどのように描くのか?今後の展開が楽しみだ。『忍たま乱太郎』は全国にて公開中。■関連作品:忍たま乱太郎 2011年7月23日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 実写版「忍たま乱太郎」製作委員会■関連記事:亀梨&杏&鈴木福で「妖怪人間ベム」実写化!「怪物くん」に続く異色のドラマ化決定清史郎くん、こども店長ならぬ“一日こども支配人”に!大忙しも夏休みの宿題は…『忍たま』加藤清史郎が“母ちゃん”檀れいの結婚を祝福ミッチーとも意外な接点アリ『ハリポタ』V2でシリーズ1,000億超えか?全米ではあのアメコミ映画が1位になでしこJAPAN安藤梢の祝福に、加藤清史郎「金メダル獲りたい」宣言
2011年08月30日市川海老蔵主演の映画『一命』で、初めて“母親”の役に挑戦した満島ひかりが劇中、赤ん坊を抱っこしている写真がシネマカフェ独占で到着した。滝口康彦による「異聞浪人記」を三池崇史監督が3Dで映画化。主家の断絶で食い詰めた浪人の姿を通じて、メンツにこだわって生きる武士という階級の虚しさを描き出す。満島さんが演じたのは、海老蔵さん演じる津雲半四郎の娘で、瑛太扮する千々岩求女の妻である美穂。本作が初の時代劇出演であり、出演決定後に能を学び、自身の祖母の下で裁縫を習うなど準備に時間を費やした。かつて同じ原作小説が『切腹』という名で仲代達也主演で映画化されているが、このとき半四郎の娘を演じた岩下志麻を満島さんは以前から尊敬していたという。『切腹』も撮影前に観て研究したとのことだが、憧れの女優と同じ役柄を演じ、満島さんにとっても忘れ難い一作となった。今回、解禁となったのは美穂が息子の金吾を抱いている写真。初の母親役ということで、赤ちゃんを相手にさぞや苦労があったかと思いきや、聞くところによると現場で赤ちゃんの扱いが一番上手だったのは、意外にも(?)三池監督。また、赤ちゃんが泣いてしまった際には、海老蔵さんが歌舞伎を舞ってあやそうとする一幕もあったとか。写真からは満島さんの母性がしっかりと伝わってくる。満島さんの母親っぷりに加え、息子の誕生を喜ぶ“父親”瑛太さん、さらに孫を溺愛する海老蔵さんという、赤ちゃんにメロメロの男2人にも注目!『一命』は10月15日(土)より全国にて公開。■関連作品:一命 2011年10月15日より全国にて公開© 2011映画「一命」製作委員会■関連記事:【カンヌレポート番外編】カンヌに華をそえる!スターたちのファッションチェック【カンヌレポート7】瑛太、初カンヌに緊張監督は時代劇に3D起用理由を説明海老蔵&瑛太出演の『一命』カンヌ出品!ブラピ主演作ほか強敵とコンペで激突海老蔵、「七月大歌舞伎」で復帰!三池監督作の主演映画『一命』も10月公開決定
2011年08月22日漫画、そしてTVアニメとして長年愛されてきた作品を実写化した『忍たま乱太郎』が7月23日(土)、公開初日を迎え、加藤清史郎、林遼威、木村風太、寺島進、三浦貴大、石垣佑磨、杏、松方弘樹、三池崇史監督が舞台挨拶を行った。この日はサプライズで松方さんの69回目の誕生日の祝福に加え、なでしこJAPANの安藤梢も映画公開を祝って駆けつけるなど盛りだくさんのイベントとなった。加藤くんは映画完成後もTVや雑誌などで本作のプロモーション活動を行ってきた。この日ようやく初日を迎え、満面の笑みで「監督さんやキャスト、スタッフのみなさんが支えてくれました」と挨拶。「撮影のときより身長が5センチ伸びました」と嬉しそうに報告した。林くんも「監督もキャストのみなさんも優しくてかっこよくて、去年の夏は勉強になりました」と述懐。木村くんは、丸く太ったしんべヱ役ということで「お腹に布団を3枚入れてました。真夏の京都は暑くて背中にずっとあせもができていて、体重は2キロ減りました」と苦労を明かした。三浦さんは女性に人気の土井先生ということで「土井先生ファンの方に怒られないように気合を入れてやりました。でも、意識しても僕はカッコ良くなるわけではないですから」と自然体を強調。山田先生を演じた寺島さんは、子供たちを相手に「殴るわ蹴るわのスパルタでした。でも、僕も精神年齢は8歳なので(笑)。同じ目線で楽しめました」と笑顔でふり返った。石垣さんは子供たちよりも、共演の竹中直人のアドリブに悩まされたそうで「毎回、違うことやって来るんですよ」と苦笑交じりに明かした。杏さんは、1人2役ならぬ2人1役で、中村玉緒と共にくノ一の山本シナ先生を演じたが「撮影しているときは知りませんでしたが、びっくりするような効果音が当てられています」と自身の出演シーンを楽しそうにふり返った。松方さんは、3時間かけて特殊メイクを施して稗田八方斎を熱演。目元を指で示し「(特殊メイクで覆われていない)自分のところはここだけでした(笑)。頭はゴムなんですが、一生懸命うしろから冷気を入れてました」と撮影の裏側を明かしてくれた。三池監督は「ゆっくり楽しんでほしいけど、ゆっくりはできないかも…。試写ではなぜか悲鳴も起きたりしてまして」と思わせぶりに語り期待を煽った。この日は、松方さんの69歳の誕生日。加藤くんの合図で林くん、木村くん、そして寺島さんが「ハッピーバースデー」の歌を熱唱。さらに八方斎の姿をかたどったバースデーケーキが運び込まれた。これには松方さんも感激!「69歳になりました。ありがとうございます」と笑顔を浮かべていた。さらに、この日はなでしこJAPANの一員として先日の女子サッカーワールドカップで活躍した安藤選手が来場。公開を祝って、加藤くんになでしこの花束を贈呈。「『忍たま乱太郎』で日本を元気にしてほしい」と語り、加藤くんも「金メダルを獲りたい」と宣言した。『忍たま乱太郎』は全国にて公開中。■関連作品:忍たま乱太郎 2011年7月23日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 実写版「忍たま乱太郎」製作委員会■関連記事:加藤清史郎インタビュー『忍たま』で夢が叶った!大人顔負けのちびっこ忍者参上三池監督が語る『忍たま』見どころは松方×平幹二朗の特殊メイクガチバトル!忍たまたちが大暴れ!『忍たま乱太郎』試写会に10組20名様をご招待古田新太がおばちゃんソックリに!『忍たま乱太郎』に豪華俳優陣が特殊メイクで参戦中村玉緒&杏が二人一役!『忍たま』美人“くの一”先生で変身の術披露
2011年07月25日世は空前の子役ブーム。ドラマに映画、CMで、かわいいだけでなく、しっかりとした演技力を備えた子供たちが広く支持を集めている。古くは美空ひばりに吉永小百合、90年代以降も安達祐実や神木隆之介など、人気の子役はこれまでも存在した。だが、特にここ1〜2年の史上空前の子役ブームのきっかけになったのは間違いなく、加藤清史郎の出現である。NHK大河ドラマでは“子役”などという区分が必要ない、大人の俳優たちに引けを取らない存在感を見せつけ、その後もCMやドラマで引っ張りだこに。そんな清史郎くんがアニメとして長年親しまれてきた『忍たま乱太郎』の実写版で映画初主演!学業と仕事で忙しい合間を縫って、撮影の思い出やお気に入りのシーンを明かしてくれた。怖い?優しい?鬼才・三池監督の印象は…?ドラマで見せる表情や大人顔負けの舞台挨拶などでの印象そのまま、インタビューでも9歳とは大人びた雰囲気を漂わせているが、小道具の手裏剣を見つけると一気に子供らしい表情に。カメラに向けて愛らしい笑顔でポーズを決めてくれた。「幼稚園の頃からアニメの『乱太郎』は見ていて、将来の夢が『忍者』だったんです。小学校に入ってからは(夢が)変わっちゃったんだけど…(笑)。だから最初に出演が決まったときはすごく嬉しかったです。友達にはすぐには明かせなかったんだけど、家族は『よかったね』って言ってくれました」。アニメでもおなじみの青い“忍たま”の装束を初めてまとい、丸いメガネをかけたときは「鏡を見て『あ、乱太郎だ』って思いました(笑)」。アニメのイメージが強いので、できるだけ忠実に再現しようと工夫を重ねた。「乱太郎は、(親友の)きり丸やしんべヱや仲間たちを仕切るんですよね。『まあまあ』ってみんなを抑えたり。現場でもそういうことをしようと考えてました。あと、乱太郎は自分のことを『わたしは』って言う。僕は『僕』なので(笑)、自然にちゃんと『わたし』って言えるように気を付けました。でも1回間違えて『ぼっ…』って言いかけたことがありました(笑)」。監督は三池崇史。これまで「実写不可能」と言われてきた作品を数多く手がけてきた鬼才である。鬼才…というか鬼のようなあの風貌、ガタイ、目つき…「最初に会う前は『怖い監督なのかな?』、『怖いのかな?』ってすごく不安でした」と清史郎くん。当然であろう。では実際会って、仕事をしてみての感想は?「会ってすぐにイメージが変わりました。本当に優しくて、面白くて、撮影中もすごく細かく指導してくれる監督でした」。監督から教えられて印象に残っているのは「走り方」。「かっこいい忍者の走り方を教えてもらいました。手をシャシャシャって動かすあの走りをやってくれって言われて。そしたら実際に走るのが早くなりました(笑)。普段の鬼ごっこでも強くなったし、50メートル走のタイムも上がりました!」と“忍たま効果”にご満悦だ。映画の中には激しいアクションシーンも!そこはさすが三池組、清史郎くんにもかなり高い要求が。特に苦労したのは乱太郎たちが崖をよじ登るシーンだったという。「あそこは本当に岩を登ってるんです。結構、高いところまで登ったんですけど忍者のわらじだと滑って、砂がぽろぽろ落ちていく。(安全用の)ヒモとかは特に付けていなくて、登るのは自分で登って、下りるときは危ないから(スタッフが)迎えに来てくれました」。名演の秘訣は「役の気持ちになること」演技をするときに何より心がけていることは「役の気持ちになって演じる」ということ。「ちゃんと役の人を演じる。その気持ちにならないと涙も出てこないし、演技もイマイチなんです。演じることの楽しさは、いろんな役になれることとたくさんの人に会えること。いろんな大人の人と会って、緊張することは…あります(笑)。でも、役者同士仲良く、それが一番大切です」。ちなみに、幾度となく変更されているようだが、いま現在の“将来の夢”は?「野球選手か俳優、それから忍者(笑)。役で野球選手やれたら嬉しいけど、本物のプロ野球選手になりたいです」。では最後に、この映画の清史郎くんオススメの見どころポイントをどうぞ!「僕が出てないところでもいいですか(笑)?鹿賀(丈史)さんのミュージカルシーンと学園長(平幹二朗)が手裏剣をよけるシーンは、小さい子供も大人も笑えると思うのでぜひ観てほしいです!」学校と仕事を両立させる生活も「結構、友達と遊ぶ時間はあるし、『(仕事を)休みたい』って思うことはないです。仕事というよりも、お芝居が楽しくてやってるので」と自然体でありつつも、しっかりとプロ意識が備わっているところはさすが。くれぐれも体に気を付けて!(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:忍たま乱太郎 2011年7月23日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 実写版「忍たま乱太郎」製作委員会■関連記事:三池監督が語る『忍たま』見どころは松方×平幹二朗の特殊メイクガチバトル!忍たまたちが大暴れ!『忍たま乱太郎』試写会に10組20名様をご招待古田新太がおばちゃんソックリに!『忍たま乱太郎』に豪華俳優陣が特殊メイクで参戦中村玉緒&杏が二人一役!『忍たま』美人“くの一”先生で変身の術披露『忍たま』学園長&八方斎に特殊メイクで大変身したのは…あのベテラン俳優陣!
2011年07月21日加藤清史郎が主演を、三池崇史氏が監督を務める映画『忍たま乱太郎』が23日(土)から全国公開されるのを記念して、以前より“大の阪神ファン”を公言していた加藤が、13日に兵庫県にある阪神甲子園球場で始球式を行った。その他の写真憧れのタイガースの本拠地・甲子園で人生初の始球式に挑んだ加藤は、猛練習を重ね、当日も室内練習場で本番直前までピッチング練習を行った。本番前にはバックヤードで阪神の桧山進次郎選手から激励を受け、加藤の緊張は最高潮に。しかし、“忍たま”姿でマウンドにあがった加藤は、18メートル先のバッターボックスに向けて見事な投球を披露し、集まった約4万人の観衆をわかせた。始球式後に加藤は、「すごく楽しかったです。マウンドからキャッチャーまでが思った以上に遠くて緊張しました」と述べ、当日の投球については「98点!ストライクをとるために力を抜きすぎで、少しワンバウンドになってしまったのでマイナス2点です」と採点。好きな阪神の選手について質問されると「みんなすごい選手だから全員好きです」と回答した。『忍たま乱太郎』は、忍術学園に通う少年・乱太郎(加藤)が、教師・山田伝蔵(寺島進)らの指導を受けながら仲間たちと修行を積み、エリート忍者を目指す姿を描く。『忍たま乱太郎』7月23日(土) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
2011年07月14日映画『忍たま乱太郎』のプレミアイベントが7月3日(日)に開催され、加藤清史郎、林遼威、木村風太、三浦貴大、檀れい、松方弘樹、石垣佑磨、三池崇史監督が舞台挨拶を行った。尼子騒兵衛の漫画を豪華キャストで実写化した本作。“こども店長”こと清史郎くんの初主演映画となる。子役3人はこの日も劇中の“忍たま”衣裳で登場。清史郎くんは大観衆を前に「小さい頃からアニメを見てきて、将来の夢は忍者だったので嬉しい。主役は初めてで緊張しました」と語り、客席からは「かわいい!」と声援が飛んだ。この日も暑いさなかでのイベントとなったが、撮影が行われたのも夏。昨年、子供たちが夏休みの期間に京都で撮影された。三浦さんは「忍者の衣裳を着たちっちゃな子供たちに囲まれてより暑かった」と苦笑。石垣さんは、コンビを組んだ竹中直人のアドリブに苦戦したようで「毎回、セリフを変えてくるんですよ。『合わせろよ』って感じで…。勉強になりました」とふり返った。檀さんは乱太郎のかあちゃんを演じたが「(清史郎くんの)一生懸命な姿が印象に残っています」とこの日も“母”の目線。特殊メイクでの“変身”が話題の松方さんは「(メイクに)3時間くらいかかるんですよ。ボリュームがあって重かったです」と苦労を明かした。三池監督は懐かしそうに撮影をふり返り「中村玉緒さんは自分が何を演じているのか、ほとんど理解してない。一人二役だと思ってるんです。本当は(杏と)2人で一役なのに(笑)。あと、稗田八方斎と学園長(平幹二朗)の温泉でのガチバトルはぜひ見てほしいです」と撮影の秘話を明かしてくれた。『忍たま乱太郎』は7月23日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:忍たま乱太郎 2011年7月23日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 実写版「忍たま乱太郎」製作委員会■関連記事:忍たまたちが大暴れ!『忍たま乱太郎』試写会に10組20名様をご招待古田新太がおばちゃんソックリに!『忍たま乱太郎』に豪華俳優陣が特殊メイクで参戦中村玉緒&杏が二人一役!『忍たま』美人“くの一”先生で変身の術披露『忍たま』学園長&八方斎に特殊メイクで大変身したのは…あのベテラン俳優陣!実写版『忍たま乱太郎』“こども店長”の両親役に中村獅童&檀れい!
2011年07月04日6月に開催されるアジア最大のショートフィルムの祭典「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」(SSFF)にてジョージ・ルーカスをはじめとする映画関係者から、元サッカー選手の中田英寿、スキマスイッチやタレントの神田うのなど、数多くの著名人が参加してのチャリティオークションが開催されることが決定。ルーカスからは日本に向けた応援メッセージも到着した。『JUNO/ジュノ』、『マイレージ、マイライフ』でオスカー候補となったジェイソン・ライトマン監督など、才能あふれるクリエイターを輩出してきたSSFF。東日本大震災を受けてのチャリティ企画としてこれまでに、一般から投稿された写真を使用してショートムービーを制作する「チャリティショートフィルムプロジェクト」の実施や、収益金の一部寄付などが発表されていたが、今回、数多くの著名人が参加しての大規模なオークションの開催が明らかに。1999年の映画祭のスタート以来、ルーカス監督および彼が率いる「Lucasfilm」は新たな才能の発掘・支援という映画祭の趣旨に賛同してきたが、今回、この世界的巨匠がSSFFを通じて、日本復興のために立ち上がった。監督からは「日本に住むみなさまにとって、この数か月間、非常に厳しい日々が続いていることでしょう。私たちの思いと祈りは、大きな災害を乗り越え、立ち直ろうとする多くの人々と共にあります。(中略)…世界中の若手映画監督の才能と英知が、この映画祭に集結し続けることに敬意を表すると共に、私たちルーカスフィルム社一同、日本の一刻も早い復興を心よりお祈りいたします」というメッセージ共に、直筆サイン入りの『スター・ウォーズ』メイキング本が到着。そこには『スター・ウォーズ』の名セリフ「May The Force Be With You(フォースと共にあらんことを)」という言葉も!このほか、映画界からは先述のライトマン監督に、韓国のユ・ジテ、イギリスの女性俊英監督サム・テイラー=ウッドが賛同。国内からも、岩井俊二監督に三池崇史監督、石坂浩二、ガレッジセール・ゴリに蜷川実花、さらにスポーツ界からは中田英寿に中村俊輔、中村憲剛らが参加する。これだけの規模のオークションはめったになく、映画関係者のサイン入りの、この世にひとつしかない貴重な品々や中田さんが着用したユニフォームなどが手に入るチャンス!ファンにとってはたまらないオークションとなりそうだ。出品者の詳細や日程は今後、映画祭事務局より発表される予定。収益は日本赤十字社、CIVIC FORCEを通じて被災地の支援復興に役立てられる。世界中から集まった作品と共に、オークションにも注目!「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」は6月16日(木)〜19日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、6月22日(水)〜26日(日)までラフォーレミュージアム原宿ほか各所にて開催。特集「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」 オークション特設ページ■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011 [映画祭] 2011年6月16日から6月19日まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日から6月26日までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:アカデミー賞公認!国際短編映画祭「SSFF」チケットを25組50名様プレゼントショートショートフィルムの新しい挑戦ついに“Jリーグ”ともコラボ企画決定!水嶋ヒロ原作&出演のビデオがショートフィルム祭典に出品栗山千明はマブい女に!アジア最大のショートフィルムの祭典が今年も開催3D部門新設にチャリティ企画も!
2011年05月26日