1934年の創立以来、三波春夫・石原裕次郎•田端義夫をはじめ多くのアーティストとヒット曲を生み出してきたテイチクエンタテインメントが、2月11日に創立90周年を迎える。これを記念して2月11日の12:00より約10時間半に渡って、45組のアーティストのライブ映像やスペシャルコンテンツをYouTubeのプレミア公開や生配信で一気に視聴できるオンラインフェス『テイチク90祭(さい)~今日はみんなでつながる日~』が開催される。▶︎テイチク90祭(さい)~今日はみんなでつながる日~ 再生リスト(TeichikuMusicChannel) : ■参加予定アーティストとタイムテーブルは以下の通り■参加予定アーティスト(50音順)青山 新 / 青山吉能 / a flood of circle / 石川さゆり / いちごいちえ / 入山アキ子 / ukka / エドアルド / 加藤和樹 / 花耶 / 川中美幸 / 木川尚紀 / 北山たけし / THE KEBABS / 小桜舞子 / こぶしまる / 真田ナオキ / 島津亜矢 / CYNHN / 竹内アンナ / 竹島 宏 / 伊達悠太 / チェウニ / 寺嶋由芙 / 天童よしみ / 東京力車 / 怒髪天 / 永井みゆき / 西崎 緑 / 服部浩子 / 浜 博也 / 半田浩二 / BEGIN / 風男塾 / THE FRANK VOX / 前川 清 / 松原健之 / 美貴じゅん子 / 三丘翔太 / 三波春夫 / 杜このみ / 山口ひろみ / 山本譲二 / ゆあさみちる / LINDBERG当日は「つながる」をテーマに、参加アーティストのチャンネルをつないで様々なコンテンツを公開。1934年から2024年へとつながる歴史を辿りながら、これまでテイチクが世に送り出してきた音楽を凝縮して楽しむことができる1日となる。オープニングを飾るのは、テイチク70周年記念アーティストとしてデビューした北山たけしと、伊達悠太、真田ナオキの3人。「テイチク90祭 開幕宣言!」と題したトーク番組で、それぞれのテイチク愛がたっぷり語られる。また14:00からは現役歌手でテイチク在籍年数が最長の川中美幸を筆頭に、松原健之、杜このみ、三丘翔太、青山 新が生配信で登場。テイチククイズ大会等で視聴者にも楽しく分かりやすく90年の歴史を紹介するほか、川中美幸の2月21日発売の新曲「人生日和」にかけて、川中美幸が生配信にて人生相談に乗る特別企画も開催される。事前の相談募集は本日2月7日よりスタート。そのほか、レジェンド歌手へのリスペクトを込めた楽曲カバーの撮り下ろし映像や、現役アーティストの最新ライブ映像、名演セレクションなど、時代もジャンルも超えて愛される音楽を1日中楽しむことができ、1990年にテイチクから「恋しくて」でデビューし数々のヒット曲を生み出したBEGINがヘッドライナーを飾る。エンディングはテイチク70周年を記念して、比嘉栄昇(BEGIN)書き下ろし、豪華メンバーの共演でリリースされた「こころのこだま」の、当時のミュージックビデオを公開。: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月07日三波春夫今年、生誕100年を迎えた三波春夫への注目が高まっている。テレビ各局はBS、CSを含めて、三波の過去の出演番組や記念特番を相次いで放送。7月25日(火)にはNHK総合『うたコン』(19:57~20:42)にて特集がオンエアされる。時の人と言ってもいい人気ぶりだ。日本と日本人をこよなく愛し、燦然と輝く歌と笑顔で、高度成長期から平成までの日本を明るく照らした三波は1923年7月19日、新潟県に生まれる。本名は北詰文司。16歳で日本浪曲学校に入学し、ひと月足らずで「浪曲師・南篠文若」として初舞台を踏む。20歳で陸軍に入隊、終戦後はシベリアの捕虜収容所で4年間の抑留生活を余儀なくされるが、その間も浪曲で過酷な労働を強いられる仲間たちを慰め、励ましたという。1949年に帰国すると、浪曲師としての活動を再開。時代の変化を肌で感じた彼は、経済白書が「もはや戦後ではない」と宣言した翌年の1957年、“三波春夫”と改名し、歌謡界にデビューする。同年に発表した「チャンチキおけさ」は大ヒット。瞬く間にスターとなるが、その背景には慣例にとらわれない柔軟な発想とチャレンジ精神があった。当時の歌謡界には、男性の衣装はスーツかタキシードという不文律が存在したが、三波は浪曲で鍛えた自身の芸を生かすには和服の方がいいと判断。男性歌手初の和装でステージに立ち、大評判となる。その後も美しくキレのある所作、豊かな表情、張りのある声、抜群の口跡でヒットを連発。今では一流歌手の証しとなっている、大劇場における芝居と歌謡ショーの2本立ての座長公演を歌い手として初めて実現させ、特に東京・歌舞伎座では歌手としてただ一人、1ヶ月間の座長公演を20年連続で開催する偉業を達成する。演者としてだけでなく、作家としても才能を発揮した三波は“北村桃児”名義で作詞や構成を手がけ、一部楽曲では作曲も担当。白眉はなんと言っても、歌謡曲、浪曲、芝居などの要素を融合して編み出した“長編歌謡浪曲”だ。長尺の浪曲をコンパクトに楽しんでもらいたいと考えた三波は「こんな素晴らしい日本人がいた」「その人はこういう生き方をした」と伝える歴史ドラマ、人間ドラマを長編歌謡浪曲として大いに書き、歌い、語った。その活躍は多岐にわたり、戦後復興の象徴ともいえる2大イベント(1964年の東京五輪と1970年の大阪万博)のテーマソングも歌唱。いずれも各社競作となったが、三波盤が最大のヒットを記録し、名実ともに国民歌手に登りつめる。だが進取の気性に富んだ三波はその座に安住せず、以後もラップやレゲエ、若手とのコラボレーションなど、新しいことに次々と挑戦。2001年に77歳で旅立つまで“歌藝”に邁進した。三波の歌に向き合う真摯な姿勢と類例のないパフォーマンスは時代や世代を超えて人々を魅了。近年は山内惠介、三山ひろし、辰巳ゆうとなど、令和の歌謡界を支える中堅・若手の実力派が、三波の長女で「三波流流主」の三波美夕紀に師事し、日々己の芸の研鑚に努めている。そんな三波の貴重映像を多数収録した4枚組のDVD-BOX『決定版 三波春夫映像集』が7月19日にリリースされた。<DISC1>には現存する『NHK紅白歌合戦』の出演映像のほか、特典として1958年に初出場した時の音声などが収録されている。大トリ3回を含む、通算31回の紅白出場を果たした三波は衆目の認める“大晦日の顔”。着流しの和装で長編歌謡浪曲などを吟じるステージからは、新しい年を迎えるにふさわしい華やかさと歌謡界黄金期の熱気を感じ取ることができる。さらに<DISC2>には『ビッグショー』『思い出のメロディー』『歌謡ステージ』など、NHKの番組における歌唱映像、<DISC3>は1976年開催の『歌謡生活20周年記念リサイタル』、<DISC4>には1994年開催の『芸能生活55周年記念リサイタル』の模様を収録。不世出のスターの魅力が余すところなく収められている。今回のDVD-BOXの見どころは多々あるが、圧巻は7シーン収録されている、代表作の「元禄名槍譜 俵星玄蕃」。1976年から1999年まで、円熟味を増していく過程を追体験できる。晩年までひたすら芸を磨き続けたその姿からは名言「お客様は神様です」(=「神前で祈るときのように雑念を打ち払って、心を昇華しなければ完璧な歌は歌えない。だから私はお客様を神様と見立てて歌う」という意)の真髄を味わえることだろう。(文:濱口英樹)三波春夫「決定版三波春夫映像集」<商品情報>三波春夫「決定版三波春夫映像集」品番:TEBS-22123価格:¥22,000(税抜価格¥20,000)仕様:DVD4枚組BOX<DISC1>決定版三波春夫映像集① -NHK紅白歌合戦-【『NHK紅白歌合戦』】① 佐渡の恋唄ー1963年(昭和38年)/第14回ー② 水戸黄門旅日記ー1965年(昭和40年)/第16回ー③ 紀伊国屋文左衛門ー1966年(昭和41年)/第17回ー④ 元禄花の兄弟赤垣源蔵ー1967年(昭和42年)/第18回ー⑤ 大利根無情ー1969年(昭和44年)/第20回ー⑥ 織田信長ー1970年(昭和45年)/第21回ー⑦ あゝ松の廊下ー1972年(昭和47年)/第23回ー⑧ 大利根無情ー1973年(昭和48年)/第24回ー⑨ 勝海舟ー1974年(昭和49年)/第25回ー⑩ 人生おけさー1976年(昭和51年)/第27回ー⑪ 三波のハンヤ節 西郷隆盛ー1977年(昭和52年)/第28回ー⑫ さくら日本花の旅ー1978年(昭和53年)/第29回ー⑬ 雪の渡り鳥ー1979年(昭和54年)/第30回ー⑭ チャンチキおけさー1980年(昭和55年)/第31回ー⑮ 雪の渡り鳥ー1981年(昭和56年)/第32回ー⑯ チャンチキおけさー1982年(昭和57年)/第33回ー⑰ 放浪茣蓙枕ー1983年(昭和58年)/第34回ー⑱ 大利根無情ー1984年(昭和59年)/第35回ー⑲ 夫婦屋台ー1985年(昭和60年)/第36回ー⑳ あゝ北前船ー1986年(昭和61年)/第37回ー㉑東京五輪音頭ー1989年(平成元年)/第40回ー㉒元禄名槍譜 俵星玄蕃ー1999年(平成11年)/第50回ー《特典音声》① 雪の渡り鳥ー1958年(昭和33年)/第9回ー② 沓掛時次郎ー1959年(昭和34年)/第10回ー③ 忠治流転笠ー1960年(昭和35年)/第11回ー④ 文左たから船ー1961年(昭和36年)/第12回ー⑤ 巨匠1ー962年(昭和37年)/第13回ー⑥ 世界平和音頭ー1968年(昭和43年)/第19回ー<DISC2>決定版三波春夫映像集② - NHK厳選映像 -【NHK厳選映像】① 大利根無情ビッグショー三波春夫遥かなりわが歌の道(1976/10/24)② これが呑まずに居られるかいビッグショー三波春夫遥かなりわが歌の道(1976/10/24)③ チャンチキおけさビッグショー三波春夫遥かなりわが歌の道(1976/10/24)④ 出世佐渡情話ビッグショー三波春夫遥かなりわが歌の道(1976/10/24)⑤ 元禄名槍譜俵星玄蕃ビッグショー三波春夫遥かなりわが歌の道(1976/10/24)⑥ 母を想えばビッグショー三波春夫終り無きわが歌の道(1977/10/23)⑦ 三波のハンヤ節 西郷隆盛ビッグショー三波春夫終り無きわが歌の道(1977/10/23)⑧ 塩原多助ビッグショー三波春夫終り無きわが歌の道(1977/10/23)⑨ 文左衛門の海ビッグショー三波春夫終り無きわが歌の道(1977/10/23)⑩ 黒田節ビッグショー三波春夫わが歌よ永遠に翔べ(1979/01/09)⑪ 元禄花の兄弟赤垣源蔵ビッグショー三波春夫わが歌よ永遠に翔べ(1979/01/09)⑫ さくら日本花の旅ビッグショー三波春夫わが歌よ永遠に翔べ (1979/01/09)⑬ 終り無きわが歌の道ビッグショー三波春夫わが歌よ永遠に翔べ (1979/01/09)⑭ わたり鳥NHK歌謡ホール浴衣で勢ぞろい・海辺の演歌まつり(1981/08/04)⑮ おまんた囃子NHK歌謡ホール浴衣で勢ぞろい・海辺の演歌まつり (1981/08/04)⑯ 元禄名槍譜俵星玄蕃 この人「三波春夫・村田英雄ショー」芸道四十年初めて二人男の競演(1982/06/10)⑰ 船方さんよ第14回思い出のメロディー(1982/08/07)⑱ 豪商一代紀伊国屋文左衛門大入り名人亭(1982/09/15)⑲ 大利根無情NHK歌謡ホール御存知!花のステージショー日本調演歌ヒット曲(1984/06/12)⑳ 雪の渡り鳥第16回思い出のメロディー(1984/08/18)㉑ 一本刀土俵入りNHK歌謡ホール(1984/09/25)㉒ 元禄名槍譜俵星玄蕃 加山雄三ショー (1987/1/17)㉓ 独眼竜政宗NHK歌謡ステージみちのく・演歌まつり (1987/09/01)㉔ 鳴呼、中国の媽々NHK歌謡ステージみちのく・演歌まつり(1987/09/01)㉕ 浪曲瞼の母愉快にオンステージ三波春夫…浪曲からハウス音楽まで!(1992/10/10)㉖ 祇園精舎ニッポン音楽の水脈その創生と伝統(1994/06/25)㉗ 東京五輪音頭’94思い出のメロディー(1994/08/23)㉘ 清盛天下を射るふたりのビッグショー細川たかし&三波春夫爆笑!これがサービス道だ(1994/11/07)㉙ この山は、この川はふたりのビッグショー三波春夫&天童よしみ (1998/03/16)㉚ あゝ忠臣蔵ふたりのビッグショー三波春夫&二葉百合子これぞ極め付き!語り物・大歌謡曲(1999/07/12)㉛ 富士山NHK歌謡コンサートふるさとを想う演歌名曲選(2000/08/01)《特典映像》① でんぐりブギ’77ひるのプレゼント三波春夫の五日間股旅浪曲をうたう(1978/7/13)② 赤い椿と三度笠ひるのプレゼント三波春夫の五日間股旅浪曲をうたう(1978/7/13)③ うな丼物語~鰻丼むかし話~丼音頭ひるのプレゼント日本五大丼考第3章三波春夫うな丼ショー(1982/1/27)④ 元禄名槍譜俵星玄蕃邦楽百選當・忠臣蔵大集合本懐は雪の朝(ルビ:あした)(1984/12/28)<DISC3>決定版三波春夫映像集③-「歌謡生活20周年記念リサイタル」-【「歌謡生活20周年記念リサイタル」S51年(1976年)10月 於・荒川区民会館(文化庁 昭和51年度芸術祭優秀賞 受賞公演)】① チャンチキおけさ② 船方さんよ③ おじいさんおばあちゃん④ 子別れ峠⑤ 信濃川舟唄⑥ 桃中軒雲右衛門とその妻⑦ 出世佐渡情話⑧ 元禄名槍譜俵星玄蕃⑨ 雪の渡り鳥⑩ 一本刀土俵入り⑪ 大利根無情⑫ これが呑まずに居られるかい⑬ 世界の国からこんにちは⑭ 奥州の風雲児伊達政宗⑮ でんぐりブギ’77⑯ 母を想えば⑰ 終り無きわが歌の道<DISC4>決定版三波春夫映像集④-「芸能生活55周年記念リサイタル」-【「芸能生活55周年記念リサイタル」H6年(1994年)8月 於・東京 歌舞伎座】① 三波春夫のごあいさつ② 口上浪曲第一部~大ヒット曲の数々~③ チャンチキおけさ④ 船方さんよ⑤ 雪の渡り鳥⑥ 東京五輪音頭⑦ 世界の国からこんにちは⑧ 大利根無情⑨ あゝ北前船⑩ 佐渡おけさ(アカペラ)⑪ 男の峠道⑫ 櫓かこんで⑬ おまんた囃子⑭ 三波春夫「平家物語」を語る第二部~歌絵巻平家物語~⑮ 祇園精舎⑯ 清盛天下を射る⑰ 牛若丸元服⑱ 説教ぶし⑲ 頼朝旗揚げ⑳ 義経出陣㉑ 屋島の扇㉒ 説教ぶし㉓ 壇の浦決戦第三部~歌藝の世界~㉔ 元禄名槍譜俵星玄蕃㉕ 終り無きわが歌の道■テイチクエンタテインメントオンラインショップ ■「決定版 三波春夫映像集」ダイジェスト2023年7月19日発売■三波春夫『チャンチキおけさ』「歌謡生活20周年記念リサイタル」より S51年(1976年)10月 於・荒川区民会館三波春夫 / TEICHIKU RECORDS : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月25日東京力車と川中美幸東京力車とヒャダイン東京・浅草で人力車を引っ張る現役俥夫から結成された3人組パフォーマンスユニット・東京力車が、7月19日に発売する新曲「握手をしよう~世界の国からこんにちは~」の公開レコーディングを西麻布・LAB RECORDERSにて行った。東京力車は古き良き時代の日本の伝統文化を、令和の今に伝えることをモットーに、“元気”と“笑顔”を届ける唯一無二のパフォーマンスユニットで、2021年8月にリリースした「ニビイロトーキョー ~チャンチキおけさ~」、2022年7月にリリースした「Sole!~おまんた囃子~」と2作続けて、テイチクレコードの大先輩・三波春夫の楽曲に挑戦。“三波春夫×東京力車×ヒャダイン”という異例のタッグが大きな話題となった。今作も前山田健一(ヒャダイン)が三波春夫の楽曲を取り入れて新たな作品を生み出した。“三波春夫×東京力車×ヒャダイン”三部作のラストを飾る極め付きは、誰もが知る国民的大ヒット曲「世界の国からこんにちは」である。「世界の国からこんにちは」は、1970年に大阪で行われた万国博覧会のテーマソングとして様々な歌手が歌う競作の中で、各世代から群を抜いた支持を得た三波春夫の代表曲の1つである。今年は三波春夫の生誕100年であり、レコーディングが行われた4月14日は命日でもあった。開催された公開レコーディングでは、テイチクレコードの先輩である川中美幸がコーラスに参加。2組のアーティストが、かつて日本中を歌声で明るく照らし続けてきたテイチクの大先輩・三波春夫の思いを受け継ぎ、レコーディングに挑んだ。東京力車・石橋は「『世界の国からこんにちは』はかつて大阪万博のテーマソングで、当時争いごとや戦争が続く中、みんなで手を取り合って握手をしようという願いがこもった歌でした。時代は変わりましたが争いごとは絶えない中で、今こそ皆で手を取り合って優しい世界を創っていきたいという願いが込められた楽曲が出来上がりました」とコメント。川中は三波春夫との写真を東京力車に見せながら「三波先生には沢山お世話になりました。先生はいつも笑顔で私のことを迎えてくださって、先生の楽屋に挨拶に行くのが楽しみでした。こうして先生の歌が東京力車によって新しくよみがえり、歌い継がれていくことはとても嬉しいです。先生も喜んでいらっしゃると思います」と話した。また、楽曲を手掛けた前山田健一(ヒャダイン)からもコメントが到着。日本中を明るく照らし続けてきた大先輩・三波春夫のように、東京力車も沢山の人々の思いを背負って世界中へ元気と笑顔を届けていくであろう。◆前山田健一(ヒャダイン)コメント今回の曲「握手をしよう~世界の国からこんにちは~」は、テーマも大きく取り組むのがメンバーも難しかったと思いますが、メンバー3人それぞれ個性や武器を持っているので、それらを活かすことができ、ふくよかな作品が出来上がったと思います。そして、三波春夫先生の数々の曲に触れさせていただいたことで、今の時代にはなかなかない圧倒的なからっとした明るさ、強いポジティブなパワーが込められた曲が多いと感じました。三波先生の思いを若い3人組が歌い継ぐという時代の流れが素晴らしいと思います。今回、三部作ということで2021年から東京力車と共に3曲作品を作り上げる中でメンバーの成長を著しく感じました。歌もどんどん上手くなっているので、これに甘んじることなく今後も歌声を磨いていってほしいです。繊細でテクニカルな歌声の白上くんと、石橋くんのパワフルさと、田井くんの色気のある歌声は、磨いたらさらに良くなると思います。あとは石橋君のトークスキル・・・・かなぁ(笑)■東京力車「握手をしよう~世界の国からこんにちは~」2023年7月19日発売商品形態:シングルCD・3アイテム掛け率:70%<通常盤A>シングルCD規格番号:TECA-23047/ POS:4988004170454定価:¥1,400(税抜価格¥1,273)商品内容:1.握手をしよう~世界の国からこんにちは~2.笑顔満開3.握手をしよう~世界の国からこんにちは~(オリジナルカラオケ)4.笑顔満開(オリジナルカラオケ)<通常盤B>シングルCD規格番号:TECA-23048/ POS:4988004170461定価:¥1,400(税抜価格¥1,273)商品内容:1.握手をしよう~世界の国からこんにちは~2.青春3.握手をしよう~世界の国からこんにちは~(オリジナルカラオケ)4.青春(オリジナルカラオケ)<特別限定盤>シングルCD+エムカード(絵柄10種+シークレット1種、計11枚から1枚ランダム封入)規格番号:TECA-23049/ POS:4988004170478¥1,400(税抜価格¥1,273)商品内容:1.握手をしよう~世界の国からこんにちは~2.握手をしよう~世界の国からこんにちは~(オリジナルカラオケ)※エムカードには表題曲のMV・当たり機能付当たり機能当選者には特典映像Twitter投稿 : Twitter投稿 : ★今後のスケジュール(詳細は随時HPにてご確認をお願いいたします。)・ライブ&コンサート情報4/16(日)新橋日曜劇場「新橋で会いましょうvol.17 “サクラ咲く昭和歌謡の歌祭り”」@東京・ジールシアター東京4/17(月) 東京力車&草光健二presents「笑顔満開~フレー!フレー!お前!~」@浅草Gold Sounds4/23(日)Gold Sounds SHU presents『ASAKUSA ACOUSTIC SOULFES!! Vol.3』@浅草Gold Sounds4/24(月) ジュリアナの祟り主催「奇跡体験!バブルビンボー!!~和のバブルビンボー~」@東京・新宿MARZ4/27(木)「CLOWN’S CROWN 10th ANNIVERSARY~Party Party~」@浅草Gold Sounds4/29(月)東京力車presents「浅草笑顔満開~喜色満面~」@浅草Gold Sounds4/30(火)「TORA☆FES~春の大感謝祭~」@浅草Gold Sounds5/5(金)「SHIZUOKA MUSIC GENIC2023」@静岡・LIVE ROXY SHIZUOKA5/7(日) LIVE@愛知名古屋・湯~とぴあ宝5/13(土) 真田ナオキコンサート(オープニングアクト)@兵庫・神戸オルビスホール5/14(日) LIVE@大阪・長堀橋WAXX5/15(月) LIVE@東京・浅草Gold Sounds・キャンペーン情報4/22(土) 長野・レイクウォーク岡谷1Fレイクコート※新曲初披露5/4(木) 山梨•イオンタウン山梨中央 セントラルコート5/6(土) 愛知・ヨシヅヤYストア西春 2Fセンターコート5/7(日) 愛知・湯〜とぴあ宝5/18(木) 茨城・笠間ポレポレシティ 1Fセントラルコート5/20(土) 静岡・プレ葉ウォーク浜北1Fプレ葉コート東京力車(とうきょうりきしゃ) / TEICHIKU RECORDS : 東京力車 UNIT OFFICIAL WEB SITE : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月14日【東京力車】白上一成 石橋拓也 田井裕一(左→右)東京力車が、新曲「握手をしよう~世界の国からこんにちは~」を7月19日にリリースすることを発表した。東京力車は、東京・浅草で人力車を引っ張る現役俥夫から結成された3人組。古き良き時代の日本の伝統文化を、令和の今に伝えることをモットーに、“元気”と“笑顔”を届ける唯一無二のパフォーマンスユニット。テイチクレコードへ移籍後発売した「天下御免の伊達男」(2020年)、「ニビイロトーキョー ~チャンチキおけさ~」(2021年)、「Sole!~おまんた囃子~」(2022年)と3作続けて発売初週にオリコン週間演歌・歌謡シングルランキング1位を獲得。今最も話題のパフォーマンスユニットである。今作も、2021年8月にリリースした「ニビイロトーキョー ~チャンチキおけさ~」、2022年7月にリリースした「Sole!~おまんた囃子~」に続き、テイチクレコードの大先輩・三波春夫の楽曲に挑戦。“三波春夫×東京力車×ヒャダイン”三部作のラストを飾る極め付きは、誰もが知る国民的大ヒット曲「世界の国からこんにちは」。「世界の国からこんにちは」は、1970年に大阪で行われた万国博覧会のテーマソングとして様々な歌手が歌う競作の中で、各世代から群を抜いた支持を得て、三波春夫の代表曲の1つ。その「世界の国からこんにちは」を取り入れて、今作も前山田健一(ヒャダイン)が新たな作品を生み出し、生誕100年となる2023年7月19日に国民的歌手・三波春夫のように日本を明るく笑顔を届けるべく、東京力車が魂を込めて楽曲に新たな息を吹き込むという。「世界の国からこんにちは」のように、老若男女問わず世界に愛される楽曲になること間違いない。そして、3月29日は白上一成の生誕祭。浅草・GoldSoundsで行われたライブ内で仲間(ファン)へ直接新曲発売を発表した。白上は「今日、自分の誕生日にこうして新曲発売の告知をお届けすることが出来て、とても嬉しいです。毎年リリースできるのも、応援してくれる皆さんのおかげです。関わってくださる全ての皆さんが幸せな気持ちになれる様に、これからも頑張っていきます」と意気込みを語った。”三波春夫×東京力車×ヒャダイン“という異例の三部作がついに完結する。日本中を明るく照らし続けてきた大先輩・三波春夫のように、東京力車も「握手をしよう~世界の国からこんにちは~」で世界中へ元気と笑顔を届けていくであろう。■東京力車2023年7月19日発売決定「握手をしよう~世界の国からこんにちは~」※商品詳細・イベント情報などは追って随時お知らせさせて頂きます。★今後のスケジュール(詳細は随時HPにてご確認をお願いいたします。)4/8(土)真田ナオキコンサート@京都市男女共同参画センターウィングス京都イベントホール※オープニングアクト4/9(日)ワンマンライブ@滋賀U★STONE4/16(日)新橋日曜劇場「新橋で会いましょうvol.17 “サクラ咲く昭和歌謡の歌祭り”」@東京・ジールシアター東京4/23(日)Gold Sounds SHU presents『ASAKUSA ACOUSTIC SOULFES!! Vol.3』@浅草Gold Sounds4/24(月)ジュリアナの祟り主催「奇跡体験!バブルビンボー!!~和のバブルビンボー~」@東京・新宿MARZ4/27(木)「CLOWN’S CROWN 10th ANNIVERSARY~Party Party~」@浅草Gold Sounds4/29(月)東京力車presents「浅草笑顔満開~喜色満面~」@浅草Gold Sounds4/30(火)「TORA☆FES~春の大感謝祭~」@浅草Gold Sounds東京力車「ニビイロトーキョー ~チャンチキおけさ~」Official Music Video東京力車「Sole!~おまんた囃子~」Official Music VideoTwitter投稿 : 東京力車(とうきょうりきしゃ) / TEICHIKU RECORDS : 東京力車 UNIT OFFICIAL WEB SITE : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月30日有名な「お客様は神様です」という言葉は、元々、歌手の三波春夫さんが「私にとって、オーディエンスのみな様は神様のような存在です」という意味合いで発言したもの。しかし、パフォーマー視点のこの言葉は広まるにつれて誤解され、客側が「自分は神様のように扱われるべき存在だ」と勘違いをするようになってしまいました。サービスを提供する側と利用する側は、対等な存在であるはず。それでも、自らを神様と思い込み、横柄な態度をとる人は少なくありません。店員へ横柄な態度をとる父親に、娘は…こぐれ(@kogure38)さんは飲食店を利用した際、強い口調でクレームを入れる年配男性の姿を見たといいます。提供されたおしぼりの枚数が少ないことを指摘し、店員を「お前」と呼んで怒鳴りつける男性。そんな中、隣にいた男性の娘さんは…。2年くらい前にケンタッキーで観た親子の話しです。ケンタッキー行くたびに思い出す話がもう一個あるんですが、それはまたいつか。娘さんのセリフはかなりマイルドにしてあります… pic.twitter.com/SrNzMqFjyH — こぐれ (@kogure38) March 11, 2021 店員に横柄な態度をとる父親に対し、強い言葉で叱りつけた娘さん。こぐれさんによると、漫画内の娘さんのセリフは実際のものよりもかなりマイルドにしているとのこと。実際は、どのような叱り方だったのでしょうか…!きっと娘さんは、家族として父親の言動を見過ごせなかったのでしょう。2人のやり取りを見るに、父親は娘さんのことを大切に思っているようです。投稿は拡散され、いろいろな声が寄せられました。接客業をしている人からは「娘さんのような人が増えてほしい」という声も上がっています。・これで『かなりマイルド』って、実際のセリフが気になりすぎる。・自分もこういう親子を見たことがあります!マナーのなっていない母親を娘さんが叱ってました。・どっちが親だか…。娘さん、かっこよすぎる。態度の大きすぎる客を見ると、周囲にいる客も不快になるもの。娘さんの言動は、店員だけでなく周囲の客も助けたといえるでしょう。「お客様は神様です」という言葉を勘違いする人が1人でも減っていくといいですよね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月13日今年で第71回目を迎える『NHK紅白歌合戦』。紅白といえば、笑いあり、涙ありだがーー。実は、生放送ならではのハプニングも少なくなかった。そこで、過去の珍事件を振り返ってみよう。■’74年「森進一“社会の窓”が開いたまま大トリ!」この年、白組の大トリを飾った森進一(当時27歳)。着用していたスラックスのチャックが開いたまま、『襟裳岬』を熱唱するというハプニングは有名だ。「あわてた村田英雄さんや三波春夫さんたちが白組歌手を引き連れ、森さんを取り囲みました。応援と見せかけながら、『チャック、チャック』と伝えて事なきを得たのでした」(芸能記者)■’83年「タモリの呼びかけに『いいとも!』」‘82年10月から『森田一義アワー笑っていいとも!』(フジテレビ系)がスタートし、若年層を中心に人気のあったタモリ(当時38歳)が総合司会に。NHKアナウンサー以外が総合司会に起用されるのは、史上初めてのことだった。そんなタモリは本番で「選手宣誓!そろそろ行ってもいいかな?」と観客席にマイクを突き出すと、「いいともー!」と元気よく返ってきたのだ。■’84年「都はるみに『ミソラ…』司会者が明かした原因」大トリを務めたのは、この年の紅白をもって引退宣言をしていた都はるみ(当時36歳)。『夫婦坂』を歌唱し、アンコールでは『好きになった人』を歌い出したものの泣き崩れてしまう一幕も。ステージ終了後、総合司会を務めた故・生方恵一さんは「もっともっと、沢山の拍手を、ミソラ……」と名前を言い間違えてしまったのだ。生方さんは‘02年、本誌にその理由についてこう語ってくれていた。「出演者もみんな涙していて、ステージ上はかつてない異常な熱気でした。これほど鬼気迫るシーンが戦後歌謡史のなかであっただろうか……あの美空ひばりでさえ……とふと脳裏をよぎったのがあの間違いの原因でしょうか」数年後に完全復帰した都からは、「私がカムバックして気楽になったでしょう」と声をかけられたという。■’85年「飲酒、ギターに着火…吉川晃司の“若気の至り”」初登場にして、白組トップバッター飾ったのは吉川晃司(当時20歳)。『にくまれそうなNEW FACE』を歌唱した。シャンパンを飲みながら登場した吉川は、口に含んだ酒をステージにまき散らした。終演後も次の出番の河合奈保子(当時22)が登場しているのも構わず、舞台上でギターにオイルをかけて着火。“ミスター紅白”と呼ばれた元NHK制作局の下平源太郎さんは‘02年、当時を振り返って本誌にこう語ってくれていた。「舞台の袖に引き揚げるなり、僕は思わず彼を怒鳴りつけてしまいました。本人は平身低頭謝ってましたが、若気の至りというか、よほど高揚していたんだと思います」■’90年「長渕剛が“独占中継”で3曲歌唱」前年にベルリンの壁が崩壊したドイツから、生中継で初登場した長渕剛(当時34歳)。開口一番、「現場仕切っているのみんなドイツ人で、共に闘ってくれる日本人なんて1人もいないですよ」と発言。「恥ずかしい話ですけど、今の日本人タコばっかりですわ」と言い放った。その後、15分間にわたって3曲歌い切ったのだ。「この“独占中継”を知らなかったベテラン勢からは、『なんでアイツだけが』と大ブーイング。これを機に、長渕さんは出禁になったのです。10年以上経ってNHKホールでコンサートをした長渕さんは、『生意気なガキだった』と謝罪していました」(スポーツ紙記者)■’92年「本木雅弘避妊具を首にまとって騒然」白い液体が入ったコンドームを、ネックレスのように首につけて登場した本木雅弘(当時27歳)。ソロでは初登場となり、井上陽水のカバー曲『東へ西へ』を歌唱した。‘91年にヘアヌード写真集『white room』を刊行し、話題を呼んだばかりだった本木。さらに尻を出すなど過激なパフォーマンスは騒然となったが、エイズ撲滅を訴えるメッセージだったという。「リハーサルにはなかった演出だったといいます。本木さんは当時、『もともとの自分が凡人』と思っていたそうです。だから『過激なことをしたら許してくれますか?』と、自分を覆い隠していたと振り返っていました」(テレビ局関係者)■’95年「浜田雅功のステージに“GEISHA GIRLS”が乱入」ダウンタウンの浜田雅功(当時32)と小室哲哉(当時37)によるユニットのH Jungle with tが初出場。出演者たちで“お祭り騒ぎ”になる場面では、相方・松本人志(当時32)が登場!なんと坂本龍一プロデュースの「GEISHA GIRLS」で見せた、芸者姿で現れたのだ。さらに持っていたボストンバッグには、浜田の芸者コスチュームが。浜田が歌っている間に、カツラをかぶせるといった無茶ぶりを披露した松本。歌い終わった浜田は、「お前なにやってんねん!」と一言。松本は司会の古舘伊知郎(当時41)からコメントを求められると、「コマーシャル」と言うなどボケ通した。「浜田さんは始終、緊張していました。ですが松本さんの登場で、気が和らいだといいます。後に松本さんは、『(浜田さんが)めっちゃ嬉しそうな顔した』と明かしていました」(前出・テレビ局関係者)■’05年「WaTマイクスタンド転倒も生歌で乗り越え!」ウエンツ瑛士(当時20)と小池徹平(当時19)からなるデュオのWaT。『僕のキモチ』でメジャーデビューし、史上最速で紅白出場を果たした。だがサビに差しかかったところで、カメラがウエンツのマイクコードにひっかかりスタンドが転倒。小池のマイクスタンドも共倒れとなった。スタッフが駆けつけるなか、2人は数秒間生歌で歌唱を続けた。なおこの時、小池のギターの弦は切れていたのだ。■’06年「DJ OZMAダンサーが次々と“全裸”に!」DJ OZMAが『アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士』で初登場。しかし歌の序盤でダンサーたちが次々と衣装を脱ぎ捨て、パンツ姿から“全裸”に……。裸に見えるボディスーツだったというが、視聴者から批判殺到。最後は北島三郎(当時70)が“目隠し”の中からサプライズ登場し、「2007年もアゲアゲで行きましょう!」と締めくった。そんな北島だが‘16年8月に放送された『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、卑猥な演出について「許せなかった」と振り返っていた。
2020年12月25日現在放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」より、東京オリンピックに関わる人々16名の新キャストが発表された。中村勘九郎と阿部サダヲの2人がリレー形式で主演を務める「いだてん」は、いよいよクライマックスを迎えようとしている。1964年10月10日東京オリンピック開会式。それは、1940年東京オリンピックの悲劇を乗り越えた日本の悲願であり、「いだてん」のゴールでもある。今回発表された新キャストは、三谷幸喜、松田龍平、井上順、立川談春、井之脇海、カンニング竹山、前野健太、増子直純(怒髪天)、浜野謙太、角田晃広、黒田大輔、平原テツ、須藤蓮、川島海荷、吉川愛、駿河太郎の16名。そんな1964年東京オリンピックの実現のために結集した、夢と希望とパワーに満ち溢れた人たちだ。日本を代表する映画監督の三谷さんが演じるのは、黒澤明監督に代わり、急遽、公式記録映画『東京オリンピック』の監督に就任する市川崑。松田さんは、国立代々木競技場を設計した日本建築界の巨匠・丹下健三。井上さんは、東京オリンピック組織委員会会長・津島寿一を演じる。また、1964年東京オリンピックを首相として見届ける内閣総理大臣・池田勇人役を落語家の談春さん。最終聖火ランナー坂井義則役を、連続テレビ小説「ひよっこ」などに出演する井之脇さん。国立競技場のすぐそばにある食堂「水明亭」の主人役をお笑いタレントのカンニング竹山さんが。ほかにも、東京オリンピックのシンボルマークを制作した亀倉雄策役を前野さん。黒澤明監督役を増子さん。歌手・三波春夫役を浜野さん。聖火リレー踏査隊員役を角田さん。選手村の料理長役を黒田さん。東京オリンピック組織委員会選手強化本部副本部長役を平原さん。国旗のスペシャリストとして須藤さん。通訳役に川島さん。田畑政治の娘役に吉川さん。そして航空自衛隊パイロット役に駿河さんが決定した。また脚本の宮藤官九郎は「まだ出るか! まだ出すか! なんで出るんだ!? という超豪華な顔ぶれに驚きを隠せません」と今回のキャスト発表へコメントし、「そんな最終章を楽しむ最良の方法、それは、現在放送中の幻の東京オリンピックパートをしっかり観みることです。今こそ観なくちゃ。戦前の招致活動とその反省が、1964年東京オリンピックへの布石となって結実する。作者として最も心血を注いだ部分であり、手前みそですが、最も大河ドラマ的な流れを意識した部分です」と熱く語っている。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は毎週日曜日<総合>20時~、<BSプレミアム>18時~<BS4K>9時~放送中。(全47回)(cinemacafe.net)
2019年09月20日「昨年は最後までSMAPの出場が実現するか話題となりましたが、今年の紅白歌合戦の出場者選びもギリギリまで注目を集めそうです」(NHK関係者) 大みそか恒例のNHK『紅白歌合戦』。出場者の選考ポイントは“今年の活躍”“世論の支持”“番組の企画・演出”の3点。 「局内では、桑田佳祐さん(61)が早々に“当確”と言われています」(別のNHK関係者) これまで三波春夫さん(享年77)の格好で紅白を茶化したり、“ひとり紅白ライブ”開催のため本家の紅白を辞退したり物議をかもしてきた桑田。だが、今年は素直に『ひよっこ』主題歌『若い広場』を披露してくれるようだ。 「桑田さんは8月に放送されたNHKの音楽番組『SONGS』でも『ひよっこ』主演の有村架純さん(24)や彼女が働く“元向島電気乙女寮”の面々と共演して、大いに盛り上がりました。紅白でも有村さんをはじめ、ブレーク中の竹内涼真さん(24)や出演者が応援出演する企画案が早くも浮上しています。ただ大晦日にはサザンオールスターズの年越しライブがあるため、泣く泣く横浜アリーナからの中継となりそうです」(前出・NHK関係者) 俳優、歌手、キャスターとマルチに活躍している“おディーンさま”こと、ディーン・フジオカ(37)も“当確”だという。昨年に朝ドラ『あさがきた』の五代様で人気を得たおディーンさまだが、NHKでのブレークから1年越しで紅白初出場となりそうだ。 「今年は俳優業だけでなく本格的に音楽活動へ力を入れており、7月にはファーストEPをリリース。被災した故郷・福島でも凱旋ライブを行い話題になりました。昨年も出場が期待されましたが落選。一部のファンから落選理由を問うメールがNHKには届きましたが、今年のディーンさんは選考基準をすべてクリアする活躍ぶりです」(別のNHK関係者) 今年6月には『アミューズ』所属の小出恵介(33)が未成年との不適切な関係を報じられ、NHKで放送予定だったドラマが放送中止に追い込まれた。 「そのためアミューズさんは、今年の紅白についてNHKサイドに最大限協力する姿勢と言われています」(芸能プロ関係者) そこで“初出場”に大きな期待がかかるのが、アミューズ所属で若者に絶大な人気を誇るロックバンド『ONE OK ROCK』と、メタルダンスユニット『BABYMETAL』の2組だ。 「じつはNHKが今年いちばん出て欲しいのが“ワンオク”なんです。10〜20代からカリスマ的人気を誇り、世界でも活躍。今年1月に放映された『ONE OK ROCK 18祭』で、NHK地上波に彼らが初登場した際には大反響がありました。彼らは、今年のサッカー日本代表のNHKテーマソングも担当していますが、これは紅白出場を見越しての起用だったと言われています」(前出・NHK関係者) BABYMETALもまた、海外で旋風を巻き起こし、若者に絶大な人気を誇っているグループで、紅白初出場となれば欧米でも話題になることが必至だがーー。
2017年09月29日歌舞伎俳優・坂東彌十郎さんの両国散歩も、いよいよ佳境。 まずは彌十郎さん、相撲にまつわる芝居のお話をしながら両国の町の象徴、両国国技館の前をぶらりぶらり。ついつい興が乗って、三波春夫の浪曲を一節、ご披露してくれちゃいます。さらに、名横綱たちの手形のレリーフにご自分の手のひらを合わせながら、交流のあった関取たちとの思い出話まで。 そして、歩き疲れた彌十郎さんがたどり着いたのは……彌十郎さんが子供の頃から気になっていたというお店。歌舞伎界でも大のグルメで知られる彌十郎さんが今回、セレクトしたのは来年で創業300年、両国で九代続く、“ジャパニーズ・ジビエ”の老舗「もゝんじや」です。「山くじら」とも呼ばれる猪肉料理が有名で、彌十郎さんも伝統の味噌仕立てのすき焼き「猪鍋」(4,000円/税別)を注文。臭みゼロ、脂の甘さが絶品の丹波産天然猪肉に、彌十郎さんも大満足です。 【もゝんじ】住所:東京都墨田区両国1-10-2TEL:03-3631-5596営業時間:17:00~21:00(火・木・土のみ、ランチタイム11:30~14:00も営業)定休日:毎日曜日 坂東彌十郎(ばんどう・やじゅうろう)1956年、往年の銀幕の大スター・初代坂東好太郎の三男として生まれる。祖父は十三代目守田勘彌。1973年5月、歌舞伎座 『奴道成寺』 の観念坊で初舞台。八代目坂東三津五郎、三代目市川猿之助のもとで芸を磨く。近年ではコクーン歌舞伎や平成中村座など、十八代目中村勘三郎との共演も多数。平成中村座の海外公演にも参加してきた。また、今年(2016年)5月には、ヨーロッパ(フランス、スイス、スペイン)で歌舞伎の自主公演を敢行。大好評を博した。長男は初代坂東新悟(26)。
2017年07月17日『市村座』が8月11日より開幕した。【チケット情報はこちら】今回のテーマは「父と子」。芝居仕立人情噺『子別れ・下』は、古典落語に市村が動きをつけ、一人芝居として演じる。熊、金坊、女房など、一人とは思えない絶妙な会話の掛け合いと動きだ。熊は自分の過去を後悔し、隠しつつも女房への未練が溢れている。無邪気でおませな金坊は、別れた父と母の距離を肌で感じている。また女房の市村の所作のしなやかさには舌を巻く。鰻屋で夫婦が再会するシーンは、互いの恥ずかしさと嬉しさが交錯し、一気に引き込まれた。ミュージカル俳優として名高い市村だが、芝居の上手さも実感できる。音楽講談『二世たちのコーラスライン』は、『屋根の上のヴァイオリン弾き』の三女チャヴァ、『ミス・サイゴン』のタム、『オペラ座の怪人』『ラブ・ネバー・ダイ』のグスタフと、市村の出演作の子供たちがブロードウェイのオーディションを受けるという奇想天外な物語。講談として、基本、机の前に座って、歌い舞う。馴染みのあるメロディに乗せて、「サンライズ・サンセット」が「賛成、サンキュー」、「アメリカン・ドリーム」が「ブロードウェイ・ドリーム」と歌われるから、遊び心たっぷりだ。ミュージカルの二世たちがただオーディションで出会う話かと思いきや、物語は『コーラスライン』と重なり、チャヴァはキャシー(『コーラスライン』)、グスタフはポール(『コーラスライン』)とオーバーラップしてゆく。グスタフが自らをカミングアウトし、父親である怪人がそれを見守る様は、涙無くしては語れない。市村がかつてポール(『コーラスライン』)も怪人(『オペラ座の怪人』『ラブ・ネバー・ダイ』)も演じていることを知る人は、よりぐっとくるにちがいない。市村は『ラブ・ネバー・ダイ』でグスタフが登場したことから、この話の原案を思いついたという。親子の絆の素晴らしさを受け取ると同時に、この物語はミュージカルを担う次世代への市村からのエールのようにも感じられた。唄入り狂言『ピアフという人』では、ブロードウェイから飛び、打って変わってパリの雰囲気。エディット・ピアフの人生、恋模様を語りで振り返りつつ、ジャック・ピルスの「去りし夢」、ピアフの「水に流して」「群衆」「愛の讃歌」が歌われる。市村の哀愁と色気の帯びた、伸びやかな歌声は、実にシャンソンとよく似合い、場の空気を一変させた。大団円は『俵星玄蕃』。忠臣蔵のサイドストーリーであり、三波春夫の長編歌謡浪曲として有名。市村座の定番でもあり、市村の十八番だ。浪曲、語り、芝居など、この一編にさまざまな要素が含まれている。並大抵の技量では演じきれない難曲だが、市村はエネルギーたっぷりに演じ上げた。東京公演は21日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスで上演。その後、大阪、名古屋など全国5か所を巡演する。チケット発売中。取材・文:三浦真紀
2016年08月12日旗揚げから間もなく20年。市村正親が語り、唄い、踊る、エンターテインメントショー「市村座」が帰ってくる!演出の高平哲郎を相棒に、ミュージカル、落語、シャンソンなど市村が俳優人生で身体に叩き込んできたすべてを新たな創造力で練り上げ、笑いたっぷりで贈る一人舞台だ。「市村座 2016」チケット情報前回公演から12年、お客様からは度々「市村座はまだ?」と聞かれていたとか。その間、市村の頭にあるアイデアが浮かぶ。ヒントは『オペラ座の怪人』の続編『ラブ・ネバー・ダイ』だ。「あの怪人ファントムに子どもがいた!という話。そこから名作の登場人物の二世たちがブロードウェイに来たらおもしろいなと」。そして誕生したのが、今回の音楽講談『二世たちのコーラスライン』だ。数々のミュージカルナンバーから、「おいしいところだけつまんで、似て非なるものに練り上げ、絶妙にひとひねりして歌います」。『ミス・サイゴン』あり『オペラ座の怪人』あり、羽織袴でビシッときめた市村が名曲で紡ぐ、爆笑必至の感動巨編となりそう。「親と子」をテーマにもうひとつ、古典落語の名作『子別れ』を芝居仕立てで立体的に披露する。「志ん朝さんと談志さんの『子別れ』を織り交ぜて市村版で」。さらに伝説の歌姫、エディット・ピアフの生涯を市村バージョンで、シャンソン珠玉の名曲とともに上演する。「ピアフの愛した男たちのいい曲もあるので歌いたいと思っています」。冒頭はおなじみの口上だ。「お久しぶりの近況報告と自画自賛(笑)」。そしてラストはファンお待ちかねの『俵星玄蕃』。赤穂浪士を題材にした三波春夫の名曲を、市村が完全に“自分のもの”にして歌い上げる。客席からは“おひねり”が飛ぶ、飛ぶ。盛りだくさんで仕掛けたっぷり、サービス精神も全開。そして今回は、他界した演劇仲間へのメッセージも込めたいと語る。「蜷川幸雄さん、坂東三津五郎さん、中村勘三郎くん、彼らの思いを持って、これからも俳優人生を生きていきます。市村の芸、人となり、愛嬌、情熱をお見せして、お客様の笑顔につなげたい」。市村正親という名優は芸術に真摯で真面目、そのすべてが詰まった圧巻のステージで、変わらないパワーに触れたい。公演は8月11日(木・祝)から21(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。その後、大阪、名古屋など全国5か所を巡演する。チケット発売中。取材・文:大西美貴
2016年07月20日