俳優・三浦春馬さん(享年30)の出演する『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)が放送されると決定した。松岡茉優(25)主演で、三浦さんはお金の使い方にこだわる主人公・九鬼玲子の相手役。浪費癖のある同僚・猿渡慶太を演じた。公式サイトによると三浦さんの代役は立てず、台本を書き直して撮影を続けるという。全4話完結で、9月15日にスタートする。各メディアによると、三浦さんは7月18日の亡くなる前日まで撮影に参加していたという。三浦さんの最後の共演者だった松岡は、8月2日に『松岡茉優 マチネのまえに』(TBSラジオ)でドラマへの思いを明かした。「もう2週間ちょっと経ちますが、とても悲しいことがありました」と切り出した松岡。三浦さんについて「相手役としてお芝居を受けていた身として、あの素晴らしい猿渡慶太を皆さまに見てほしい」「本当に素晴らしいあのお芝居を見てほしい」と偲んだ。また三浦さんの死で胸を痛めている人々に向けて、「(ドラマの視聴を)ご無理なさらないでください」とも気遣った。そのうえで、撮影当初からの変わらない思いとして「ドラマを皆様に楽しんでもらいたい」と気丈にアピールした。「このドラマは松岡さんの了承がなければ、お蔵入りになっていたといいます。松岡さんは高い演技力が評価され、今や主演クラスの女優です。しかしその分、苦労も味わってきました。主演女優賞を受賞した『蜜蜂と遠雷』の授賞式では、出会いと別れを繰り返す作品作りを“一期一会”と表していました。このドラマについても悔いが残らないよう、続行の決断を下したのでしょう」(テレビ局関係者)そんななか、7月13日に公開されたドラマのPR動画が注目されている。現在480万回以上再生され、貴重な2人の対談を見ることができる。「どんなことが起こっても前向きに捉えてくれる」と、三浦さんの頼もしさを明かした松岡。いっぽう「セリフを失敗したらとか、常に一番最悪なことを考えている」と、自身のネガティブな一面も告白。すると三浦さんは「だからいつも動じないんだ」「職人気質」と松岡を讃えていた。「三浦さんは努力家であるいっぽう、共演者への気配りは欠かさなかったといいます。明るくオープンに振る舞い、撮影現場を和ませていました。チームのモチベーションを高めることも考えていたようです。このドラマでも、初共演の松岡さんと積極的にアイデア交換をしていたそうです。約1カ月という短期間でしたが、しっかり信頼関係を築いていたのでしょう」(制作関係者)三浦さんの最後の作品が放送されることに、感謝の声が広がっている。《松岡さん、本当にありがとうございます。松岡さんの気持ちがとても重要でとても心配でした》《松岡茉優さん とても優しく温かいメッセージ本当にありがとうございます。皆さんが心を込めて届けて下さるカネ恋を、精一杯応援させてください!!!》《TBSさん、キャストの皆様、関わる沢山の関係者様に本当に感謝ですそして、主演の松岡茉優ちゃん、本当にありがとうございます》
2020年08月03日子役としてデビューして以来、多くのドラマや映画、舞台など幅広く活躍していた、俳優の三浦春馬さん。俳優や歌手として絶好調のように見えた三浦さんですが、2020年7月18日に急逝したことが報じられました。自ら命を絶ったとして警察が調査を行いましたが、死因は正式に発表されていません。三浦春馬の『追悼ウェブサイト』が公開へ優しい人柄の伝わるトークや高い演技力、歌唱力で、三浦さんは多くの人の心をつかんでいました。三浦さんの突然すぎる訃報は世間に大きなショックを与え、「信じられない」「ウソだといってほしい」といった声が上がっています。30歳という若さでこの世を旅立った三浦さんに対し、きっとたくさんの人が複雑な想いを抱いていることでしょう。そういったファンの心境を察し、三浦さんの情報を発信しているスタッフのTwitterアカウントは、同月31日に追悼サイトのオープンを告知しました。いつも三浦春馬を応援してくださりありがとうございます。皆様にお知らせです。本日より三浦春馬の追悼サイトを立ち上げました。この追悼サイトは応援してくださる皆様からの言葉や想いをいつでも届けていただける場所です。是非この場にて皆様の想いをお伝えください。 — 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) July 31, 2020 ウェブサイトの名前は『Forever in Our Hearts, Haruma Miura』。8月2日現在、ファンから三浦さんへのメッセージを募集中です。また、ウェブサイトではスタッフからファンに向けたメッセージがつづられています。いつも三浦春馬を応援してくださりありがとうございます。私たちが初めて出会った頃の彼は、話していても目すら見ることができないくらいシャイで、透き通った端正な顔立ちに綺麗な目が印象的な少年でした。その少年は関わる作品にとにかく真摯に、そして全力で取り組み、日本のエンターテインメント業界を代表する立派なアーティストの一人となり、応援してくださる皆様、そして我々スタッフにも大きな感動や希望を与えてくれました。彼の輝かしい軌跡と屈託のない笑顔は、これから先も永遠に記憶に刻まれ、残り続けると信じています。この追悼サイトは、応援してくださる皆様からの言葉や想いをいつでも届けていただける場所です。是非この場にて皆様の想いをお伝えください。お送りいただいたメッセージは予定しておりますお別れの会が執り行われるまでの間、大切にお預かりさせていただきます。Forever in Our Hearts, Haruma Miuraーより引用スタッフはファンや関係者に向けた『お別れ会』の開催も検討しているとのこと。きっと流行している新型コロナウイルス感染症の影響で、今すぐにはできないのでしょう。それまで、こうしてウェブサイトで三浦さんへのメッセージを募集し、少しでもファンの行き場のない思いを受け止めたいと思ったのかもしれません。ウェブサイト公開後、Twitterでは「スタッフのみなさんもつらいだろうに、ありがとう」「このような機会を作ってくれて救われました」といった声や、31万件の『いいね』が寄せられました。きっと集まったメッセージは雲の上にいる三浦さんに伝わることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年08月02日18日に亡くなった俳優・三浦春馬さん(享年30)の所属事務所・アミューズは31日、三浦さんへのファンからのメッセージを預かる追悼サイトを開設した。トップページには、三浦さんのさまざまな写真を掲載。「FOREVER IN OUR HEARTS, HARUMA MIURA」(三浦春馬さん、私たちの心の中に永遠に)」というメッセージが刻まれている。スタッフからのメッセージも掲載され、「三浦春馬を応援してくださるファンの皆様へ」と題し、「いつも三浦春馬を応援してくださりありがとうございます」とファンに感謝。「私たちが初めて出会った頃の彼は、話していても目すら見ることができないくらいシャイで、透き通った端正な顔立ちに綺麗な目が印象的な少年でした。その少年は関わる作品にとにかく真摯に、そして全力で取り組み、日本のエンターテインメント業界を代表する立派なアーティストの一人となり、応援してくださる皆様、そして我々スタッフにも大きな感動や希望を与えてくれました。彼の輝かしい軌跡と屈託のない笑顔は、これから先も永遠に記憶に刻まれ、残り続けると信じています」とつづった。そして、「この追悼サイトは、応援してくださる皆様からの言葉や想いをいつでも届けていただける場所です。是非この場にて皆様の想いをお伝えください。お送りいただいたメッセージは予定しておりますお別れの会が執り行われるまでの間、大切にお預かりさせていただきます」と呼びかけている。
2020年07月31日2020年7月18日、俳優として活躍していた三浦春馬さんが亡くなったことが報じられました。あまりにも突然すぎる訃報に、多くの悲しみの声が寄せられています。また、彼のこれまでの活動に敬意を表し、生前に収録されていたテレビ番組やミュージックビデオが公開されました。「絶対見る」「泣いてしまう」三浦春馬出演の未公開『せかほし』が放送へ三浦春馬の楽曲MVが公開「美しすぎる」と、ネットで大反響三浦春馬、CDは予定通り発売売上金の使い方に称賛の声三浦春馬出演のドラマ、収録途中だった4話で完結三浦さんが出演する予定だったドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)が、収録途中だった4話で完結する形で放送されることが決定。三浦さんの代役は立てず台本を書き直し、残された共演者で今後撮影するそうです。「おカネの切れ目が恋のはじまり」は、お金に対する価値観が正反対の男女が繰り広げる“じれキュン”ラブコメディー。女優、松岡茉優(25)が主演し、三浦さんは、玩具会社の御曹司でお金にルーズな相手役で出演。亡くなる前日の17日まで撮影に参加していた。だが、4話の途中まで収録していた矢先に、三浦さんが帰らぬ人に。制作サイドでは、ドラマの放送自体を見送ることも検討されたが、協議を重ねた結果、「三浦さんの最後の作品をお蔵入りさせるべきではない」との意見もあり、4話完結のドラマとして放送することを決めたという。サンケイスポーツーより引用現在は物語として成立するよう台本を練り直している最中で、完成次第、共演者のスケジュールを調整して撮影に入るとのこと。また、ドラマ初回の放送日は同年9月15日ということも決定しています。Instagramで「楽しみにしていて」と投稿していた三浦さんは生前、このドラマに関してInstagramに「楽しみにしていてください!」と投稿していました。 View this post on Instagram A post shared by Haruma Miura 三浦春馬 (@haruma_miura_info) on Jul 14, 2020 at 6:50am PDTTBS ドラマ「おカネの切れ目が恋の始まり」略して【カネ恋】!今回自分が演じさせて頂くキャラクターはおもちゃ会社のドラ息子で破壊的浪費癖があるものの、ポジティブで真っ直ぐな猿渡慶太を演じます。日に日に暑くなって参りましたが、キャスト、スタッフ一同、テレビの前の皆様に9月から、より笑って頂きたく撮影に励んでおります!楽しみにいていてください!haruma_miura_infoーより引用三浦さんのInstagaramは、これが最後の更新となっています。ドラマの放送決定に、ネットからはさまざまな声が上がりました。・4話で完結できるように台本を練り直すなんて、並大抵のことじゃない。たくさんの人の力が動いた結果なんだろう。これも三浦さんが今まで頑張ってきた役者としての功績と人柄あってこそのことだと思う。・役者としての三浦さんの、最後の演技を公開する決断をしてくださったこと、感謝しかありません。・今でも三浦さんが亡くなったなんて、信じられません。でも、彼の生涯最後の演技をしっかりと観たいです。「どうにか、三浦さんの最後の演技を形に残したい」という多くの人の想いが、異例の『ドラマ4話で完結』となりました。天国の三浦さんにも、多くの人がつないだ想いが届くことを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年07月31日三浦翔平(32)が7月25日、三浦春馬さん(享年30)への追悼メッセージを公開した。Instagramに春馬さんが笑顔を見せる写真をアップした翔平。《君の死を受け入れるのは、まだまだ時間がかかる》《少しずつ、一歩ずつ、受け入れる様に頑張るから》とつづり、《春馬。大好きだよ。どうか安らかに》と結んでいる。08年4月のドラマ「ごくせん」(日本テレビ系)や09年7月の映画「ごくせん THE MOVIE」での共演以来、親交を深めてきた2人。いっぽう、近年は作品を共にすることはなかった。そんななか、今年9月期のドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり(以下・カネ恋)」(TBS系)では揃って出演者リストにクレジット。同作は、2人にとって約11年ぶりの共演作だった。「春馬さんがInstagramを開設してすぐに翔平さんの写真をアップするなど、その仲は広く知られていました。さらに昨年9月に2人がサーフィンへ行ったとそれぞれのSNSで明かしたところ、大きな反響が。2人はたびたび『また共演したいね』と話していたそうで、『カネ恋』での共演はファンだけでなく本人たちにとっても念願のものでした。また翔平さんは“ダブル三浦”として『いつかバディ役を組みたい』と語るなど、春馬さんとの夢を思い描いていたそうです」(テレビ局関係者)「カネ恋」は待望の共演作だったが、その撮影中に春馬さんの訃報ーー。ネットでは、翔平の心痛を慮る声が上がっている。《春馬くんへの想いが綴られてて春馬くんの笑顔があって もう悲しくて苦しくなる》《どんなにつらい想いで言葉を綴ったんだろう》《春馬くん、これからも翔平くんのこと、空からずっと見守っててね》
2020年07月26日俳優の三浦翔平が25日、自身のインスタグラムを更新し、18日に亡くなった三浦春馬さん(享年30)を追悼した。2008年に放送された日本テレビ系ドラマ『ごくせん』で共演して以来、プライベートでも交流のあった2人。春馬さんがサーフィンボードの上で笑顔を見せている写真を添え、「最後の顔を見てから、寝てるだけなんじゃないか。またすぐ会えるんじゃないか。あの笑顔をまた見せてくれるんじゃないか。何度も現実逃避してるよ」と打ち明け、「君の死を受け入れるのは、まだまだ時間がかかる」とつづった。そして、「君を想う全員が深い悲しみの中にいて、きっと誰かと話して、誰かと支え合いながら、また泣いて、胸が苦しくて、何かをしてなきゃ頭がおかしくなりそうだと思う。でも、いつまでも泣いてたら安心して眠れないよな? だから少しずつ、一歩ずつ、受け入れる様に頑張るから」と春馬さんにメッセージ。「俺達は一生懸命に生きて、お前の意志を受け継いで、お前が見たかった景色を絶対見せるから。だから見守っててね。君と過ごした大切な思い出を、これから先もずっと胸に」と誓い、「春馬。大好きだよ。どうか安らかに」と悼んだ。
2020年07月25日俳優の三浦翔平さんが、2020年7月25日にInstagramを更新。同月18日に急逝した、俳優の三浦春馬さんについてコメントしました。三浦翔平「何度も現実逃避している」同年9月に放送予定の連続ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)で、三浦春馬さんと共演する予定だった三浦翔平さん。名字が同じである2人の共演は「W三浦」と呼ばれ、放送前から大きな反響を呼んでいました。三浦翔平さんは、訃報から1週間が経った25日に、サーフィンをする三浦春馬さんの写真を公開。 この投稿をInstagramで見る shohei miura/三浦翔平(@shohei.63)がシェアした投稿 - 2020年 7月月24日午後10時45分PDT満面の笑みを浮かべる三浦春馬さんの写真とともに、次のようなメッセージをつづりました。最後の顔を見てから、寝てるだけなんじゃないか。またすぐ会えるんじゃないか。あの笑顔をまた見せてくれるんじゃないか。何度も現実逃避してるよ。君の死を受け入れるのは、まだまだ時間がかかる。君を想う全員が深い悲しみの中にいて、きっと誰かと話して、誰かと支え合いながら、また泣いて、胸が苦しくて、何かをしてなきゃ頭がおかしくなりそうだと思う。でも、いつまでも泣いてたら安心して眠れないよな?だから少しずつ、一歩ずつ、受け入れる様に頑張るから。俺達は一生懸命に生きて、お前の意志を受け継いで、お前が見たかった景色を絶対見せるから。だから見守っててね。君と過ごした大切な思い出を、これから先もずっと胸に。春馬。大好きだよ。どうか安らかに。shohei.63ーより引用三浦翔平さんは、「何度も現実逃避している」「何かをしていないと頭がおかしくなりそう」と悲痛な想いを吐露。その上で、三浦春馬さんとの思い出を大切にしながら、彼の意思を受け継いで懸命に生きる決意をつづりました。プライベートでも親交があり、またドラマでの共演を楽しみにしていたからこそ、現実として受け入れがたいのでしょう。三浦春馬さんを愛するファンや友人、関係者を始めとする多くの人が、彼を心から悼み、前を向こうと努めています。[文・構成/grape編集部]
2020年07月25日2020年7月18日、俳優の三浦春馬さんが30歳という若さでこの世を去りました。三浦さんは同月24日、音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演し、セカンドシングルとなる楽曲『Night Diver』を披露する予定でした。同日、番組では三浦さんが生前撮影していた『Night Diver』のミュージックビデオ(以下、MV)を放送。ネット上では「ダンスも歌もうまくて圧倒された」「なんて美しさ」「涙が止まらない」といった声が相次いでいます。三浦春馬の遺作『Night Diver』のMVが公開同日、レコード会社『A-Sketch』の公式YouTubeでは、『Night Diver』のMVを公開。生前の三浦さんが遺した、渾身のパフォーマンスをご覧ください。三浦さんは、普段見せていた弾けるような笑顔を封印し、切ないメロディーや歌詞を表現。品のある美しいダンスや、胸にしみわたるような歌声がとても魅力的ですね。【ネットの声】・演技だけでなく、歌や踊りまで完璧だとは…。こんなに才能ある素敵な人を失ったことが、改めて悔しいしやりきれません。・涙が出てきた。どんなことも人一倍頑張ってきたことが分かるMVですね。・三浦さんのことをよく知りませんでしたが、色気と切なさのあるパフォーマンスが素晴らしくて、心に刺さりました。またレコード会社は、『Night Diver』のCD売り上げの一部を、チャリティイベント『Act Against AIDS』で三浦さんが支援し続けていた認定NPO法人『フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN』を通じて、ラオスのラオ・フレンズ小児病院に寄付することも明かしています。三浦春馬、CDは予定通り発売売上金の使い方に称賛の声三浦さんの歌声やダンスを始めとするパフォーマンスは、多くの人々の心に残り続けるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年07月25日2020年7月18日に俳優の三浦春馬さんが30歳という若さでこの世を旅立ち、悲しみの声が相次ぎました。動機は明らかになっていませんが、警察によると自ら命を絶ったとみられています。同月24日には、ドラマ『わたしを離さないで』(TBS系)などで共演した俳優の水川あさみさんが追悼のコメントをInstagramに投稿。愛にあふれた言葉に反響が上がっています。水川あさみ「ハートフルな場所でゆっくりと安らかに」多くの人と同じように、まだ三浦さんの訃報を受け止めきれていない水川さん。苦しい心をなんとか整理し、次のような言葉をつづりました。いつもわたしの話を楽しそうに聞いてくれて思い出すのは笑顔ばかりで記憶は新しく鮮明で受け入れるにはまだ苦しくて寂しいな寂しいよそれでも毎日やってくる日常は待ってくれないから彼を想い、頼れる人と支え合い、心を育みまた今日から、明日も明後日もこれからを生きようと思いますmizukawa_asamiーより引用水川さんは、喪失感を抱えながらも前に進んでいくことを心に誓いました。続けて、三浦さんに向けて温かな言葉を贈っています。どうかどうかあたたかな大きな愛に包まれてハートフルな場所でゆっくりと安らかに深呼吸しながら春馬らしく心から笑っててみんなあなたを想ってる、忘れないよmizukawa_asamiーより引用また、水川さんはコメントの投稿とともに、輪廻転生の死生観が根付くタイで、三浦さんが撮影した写真を公開。写真には遠くを見つめる水川さんの姿が写っています。きっと三浦さんの目には、水川さんの姿がこのように映っていたのでしょう。 View this post on Instagram A post shared by 水川あさみ (@mizukawa_asami) on Jul 23, 2020 at 8:27am PDT水川さんの愛のある言葉に、共感する人が続出。「苦しい中の投稿、ありがとうございます」「いちファンである私でさえこんなに悲しいので、共演したことのある方々はどれだけショックだったことか…」「みなさんの愛が、三浦さんに届きますように。切なる願いです」などのコメントが寄せられています。水川さんの投稿が自分の心情と重なり、悲しみを整理できた人もいる様子。悲しみを1人で抱え込まず、共有することが癒しにつながることもあるのでしょう。三浦さんへの人々の想いが届くことを祈ります。[文・構成/grape編集部]
2020年07月24日2020年7月18日、俳優の三浦春馬さんが30歳という若さで亡くなりました。報道によると三浦さんは自ら命を絶ったとみられ、すでに親族の間で密葬が執り行われたそうです。映画やドラマ、舞台など数多くの作品に出演していた三浦さんの突然の訃報は、芸能界に大きな衝撃をもたらしました。城田優三浦春馬を追悼2009年のドラマ『サムライ・ハイスクール』(日本テレビ系)で三浦さんと共演して以来、プライベートでも親交が深かった俳優の城田優さん。三浦さんが亡くなった当日、城田さんは生放送の音楽番組『音楽の日』(TBS系)に出演し、アーティスト『GReeeeN』の『キセキ』や映画『リメンバー・ミー』の主題歌をカバーし披露しました。目に涙を浮かべて歌う姿からネット上で「友人の突然の訃報にショックを受けているのだろう」「つらそう」と心配する声が上がっていました。プロ意識に称賛の声三浦春馬と親交の深い城田優が涙声で歌唱すると中居正広が…城田さんは同月23日にInstagramを更新。三浦さんと一緒に撮った数々の写真とともに、追悼の言葉をつづっています。 この投稿をInstagramで見る 城田優 Yu Shirota(@yu_shirota)がシェアした投稿 - 2020年 7月月23日午前7時38分PDT春馬の真っ直ぐで、マイペースで、人懐っこい性格、仕事に対する強い責任感、毎回素晴らしいパフォーマンスをするのに、裏ではどこか自信なさげな、その裏腹な繊細さ。そして何より、周りの人に対する深い愛、本当に本当に努力家で、目標に向かって常に全力投球をし続ける姿勢。出会ってからまだたった11年だけど、彼と過ごした時間の中で、僕は彼から多くのことを学びました。本当に色んな場面が頭に浮かびます。中でも、ずっと思い出しているのは、春馬のあの笑顔。無事にパフォーマンスを終えた時の、あの屈託のない安堵の笑顔や、嬉しそうにその日あったことを「優くん優くん!僕ね、、」と、ニコニコしながら話してくれるあの可愛い笑顔。弟のようで、本当に愛おしいんです。そんな春馬と出会い、仲良くなれたこと、近くで彼の成長を見守れたこと、そして共に同じ道を歩んでこられたことは、僕の人生において、大きな大きな財産です。これまで春馬は、たとえどんなに苦しくても、必ずその重圧に打ち勝ち、その度にたくさんの愛、夢、感動、興奮、最高のエンタメを僕らに届けてくれました。そんな春馬が成し遂げたかったこと、ミュージカルに懸ける想い、その野望や様々な夢。そして春馬と交わしたいくつもの約束。それらをここで終わらせるわけにはいきません。これからは、春馬の意思を受け継ぎ、春馬の分まで、その”約束”や”夢”を大切に大切に育てながら、生きていきたいと思います。yu_shirotaーより引用また、城田さんは三浦さんのファンに向けて「春馬は、皆さんの愛と応援に、心から感謝していました」と語り、励ましのコメントを寄せています。皆さんは、彼のパフォーマンス、そして人生の一部です。そして春馬もまた、皆さんの人生の一部。だからこそ、今は本当に本当に辛い毎日ですよね。涙が止まらず、心もボロボロで、人前では気丈に振る舞っていても、ずっと暗闇の中にいるような気持ちですよね。僕もそうです。彼を愛したみんなが同じ気持ちでいます。でも、僕らがずっと下を向いていても、春馬は喜びません。安心してゆっくり休む事もできません。だからどうか、少しずつでいいので、前を向いて生きましょう。そのためにも、例え気が向かなくても、出来る限り一人でいる時間を減らして下さい。お話しできる人がいるなら、くだらない話でもして笑って下さい。あいつもみんなの笑顔が見たいはずです。少し前を向けるようになったら、春馬に負けない最高の笑顔で、空に向けて温かい言葉をたくさんかけてあげて下さい。そして辛い時は、どうか彼の残してくれたポジティブな言葉や、たくさんの作品、あの笑顔を思い出し、踏ん張りましょう。またいつの日か会えた時に、胸を張って「春馬の分も頑張ったよ」って伝えられるように。yu_shirotaーより引用最後に「離れていても、心はいつでもつながっていると僕は信じています」という言葉で締められた追悼文。城田さんの想いが込められたメッセージは、反響を呼んでいます。【ネットの声】・泣いてしまいました。心の整理がつかない中、一生懸命投稿してくれたのだと思います。・素敵な思い出の写真に涙があふれました。本当にありがとうございます。・三浦さんと城田さんの思い出がこの先も消えることなく、永遠に続きますように。・「離れていても心はつながっている」の言葉、ありがたいし、私もそう信じます。大切な人を突然失った悲しみは、どれだけの時間が経っても完全に癒えるものではないでしょう。しかし、故人とのかけがえなのない思い出に感謝し、前を向こうとする城田さんの姿勢に、多くの人が励まされた気持ちになったのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年07月24日俳優・三浦春馬さんが18日に亡くなったことを受け、三浦さんと同事務所・アミューズに所属する女優・上野樹里が22日、Twitterに追悼メッセージをつづった。2人は映画『奈緒子』(08年)などで共演。また、三浦さんは2018年7月、上野にとって2年半ぶりの連ドラ出演作『グッド・ドクター』(フジテレビ系)を観て、Twitterに「別に先輩だからではない…でも上野樹里ちゃんの演技に自然と引き込まれる。ブラウン管を飛び越えてくる芝居。また共演させて欲しい。。」と投稿していた。三浦さんの訃報から4日。上野は約1カ月半ぶりにTwitterを更新し、「春馬くん、2年前に『一緒にまた共演したい』って言ってくれたの、嬉しかったよ」と感謝する一方、「もっとお話ししたかったな」と悔やんだ。そして、「悲しい顔をする代わりに、私はお芝居がんばるよ」と前向きに捉えようとしながら、「良かったら、いろんな人達の心を救える方法、分かるように導いて」と願い、「春馬くん、ご冥福をお祈りします」と結んでいる。別に先輩だからではない…でも #上野樹里 ちゃんの演技に自然と引き込まれる。ブラウン管を飛び越えてくる芝居。また共演させて欲しい。。#グッドドクター ????????— 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) July 26, 2018
2020年07月23日7月18日に亡くなった三浦春馬さん(30)。突然の訃報はファンのみならず、大きな衝撃を与えた。本誌は、三浦さんを3月初旬に目撃していた。都内の自動車学校で大型バイクの卒業検定を受けていたのだ。「三浦さんは濃い紫色のキャップに黒いマスク。手には黒いフルフェイスのヘルメットを持っていました。バイク用の黒いアウターに生地の厚い青いデニムを履き、そしてリュックサック姿。ライダーとしてお手本のような姿で、バイクに対して真面目に向き合っているんだなという印象でした」(卒業検定を受けていた男性)検定の説明を受けるまで、三浦さんは10名ほどが集まる教室で待機していた。前出の男性はこう話す。「三浦さんは、一般人に混じり机に座ってスマホを触ったりしていました。InstagramやTwitterなどのSNSをチェックしながら、教官が来るのを待っていました」その後、三浦さんは教習コースに出て検定を受けた。大型バイクにまたがると、次々と課題をクリアしていった。俳優として多忙を極める日々。だがその合間を縫って、このときは大型バイクの免許取得へ意欲を見せていた三浦さん。バイクに目覚めたのは、昨年7月期の主演ドラマ「TWO WEEKS」(フジテレビ系)だった。「ドラマでバイクに乗るシーンがあり、彼は普通二輪免許を取得しました。そこですっかりバイク好きになったそうです。これまでも中型バイクを楽しんでいましたが、やはりアメリカンタイプの大型バイク、それもハーレーダビッドソンに乗ることを夢見ていたようです。そこで大型バイクの免許を取ることにしたと聞きました」(芸能プロダクション関係者)検定が終わるとすぐに合否の発表となり、教官は個別に参加者の名前を呼んだ。三浦さんは満点に近い点数で合格だったようで、結果を伝えられると「あ、本当ですか。よかったです。ありがとうございます」と教官に話す。そして微笑んでみせると、颯爽とその場を後にしていたーー。
2020年07月20日2020年7月18日、俳優の三浦春馬さんが30歳の若さで亡くなりました。警察によると、三浦さんは自ら命を絶った可能性が高いとのこと。ドラマや映画、舞台など、数々の作品に出演し、芸能界での交友関係も広かったという三浦さんの突然の訃報に、衝撃が広がっています。大竹しのぶ「春馬、悲しいよ。」過去に舞台で共演した俳優の大竹しのぶさんは、同月19日に自身のInstagramを更新。写真とともに追悼の言葉を寄せました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 大竹しのぶ(@shinobu717_official)がシェアした投稿 - 2020年 7月月19日午前8時27分PDT何を書けばいいのだろうか。昨日から、ずーと答えはみつからない。一緒にお仕事したのは5年前の舞台「地獄のオルフェイス」だった。イギリスの演出家のフィリップを中心に、私達はモノを作り上げる同士になった。毎日毎日、より良い芝居を作り上げることに皆で必死になった。そして思い切り笑って、悩んで、一緒に喜んでいた。みんな、春馬が大好きだった。昨夜も夜中に、西尾まりちゃんと、寝られるわけないよねと語り合った。フィリップは遠いイギリスで、心の中を嵐が吹き荒れているようで、言葉が見つからないと嘆いた。春馬、悲しいよ。わかっていることは、あなたの事を忘れないという事だけだよ。もう逢えないと思うと辛いので、去年会った時、一緒にバカなこと言って思い切り笑って、青春ドラマの様に肩組んで歌った事を思い出して、しのぶさん俺頑張る!春馬、私頑張る!って誓い合ったことを守ってゆくよ。写真は、大阪公演の帰り、新幹線の中でずーと芝居の話をして、帽子を忘れて先に降りた私に忘れ物!と送ってきてくれたものです。お誕生日にたくさんのコメントを頂いていたのに、お礼も言えずごめんなさい。温かいコメントありがとう。おひとつおひとつに感謝でした。ほんとにありがとうございましたshinobu717_officialーより引用2015年に公演された舞台『地獄のオルフェウス』で共演した時のツーショット写真を投稿し、悲しみを吐露した大竹さん。また3枚目の写真は、大竹さんが新幹線の中に忘れていった帽子をかぶりチャーミングな表情をみせる三浦さんが写っていました。コメント欄には舞台を見た人やファンから「素敵な舞台を思い出します。どうか安らかに」「昨日からこの舞台の時の春馬くんを思い出していました。かっこよかったよなぁと」「今、この写真を見て涙があふれました」など追悼の言葉が多数寄せられています。才能にあふれ、さまざまな人に慕われた三浦さん。早すぎる別れに、多くの人が心を痛めています。[文・構成/grape編集部]
2020年07月20日俳優の三浦春馬さんが7月18日、30歳という若さで死去した。突然の予期せぬ死に、衝撃が広がっている。日テレNEWS24によると三浦さんは同日に仕事の予定が入っていたが、現場に現れなかったという。関係者が自宅を訪れると、首を吊っている三浦さんを発見。搬送先の病院で死亡が確認されたという。また三浦さんの自宅で、遺書のようなものが確認されたとも報じている。97年に連続テレビ小説『あぐり』(NHK総合)で、子役デビューした三浦さん。その後『ブラッディ・マンデイ』(TBS系)や『ごくせん』(日本テレビ系)、『TWO WEEKS』(フジテレビ系)といった話題作で幅広く活躍した。三浦さんは、松岡茉優(25)主演の9月ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)にも出演が決まっていた。お金を正しく使うことにこだわる主人公と男性3人の繰り広げる“恋愛合戦”が見どころで、三浦さんは「台本を読み進めるのがとても楽しみでした」と語っていたという。本ドラマ出演者の三浦翔平(32)とは、08年の『ごくせん』(日本テレビ系)と09年の映画『ごくせんTHE MOVIE』以来の共演。約11年ぶりに披露する“W三浦”にも、注目が集まっていた。また来年には三浦さんが武将・松平元康(後の徳川家康)を演じる、映画『ブレイブ 群青戦記』の公開も控えていた。三浦さんのインスタグラムでは、14日に投稿した新ドラマの告知が最後の更新だった。そこには、《テレビの前の皆様に9月から、より笑って頂きたく撮影に励んでおります!楽しみにいていてください!(原文ママ)》と笑顔の姿が添えられていた。突然の訃報に、三浦さんを偲ぶ声が広がっている。《なぜ、ショックすぎる、、、》《えっ?信じられない。今すごい動揺してます。嘘であって欲しい》《信じられない…どうして…天国で安らかにお眠りください》《端から見たら人気絶頂で、何の心配もないように思っていました。でも、ご本人にとってはそうではなかったのですね… 何が死に急がせたのかわかりませんが、ご冥福をお祈りいたします》
2020年07月18日“ニューノーマル”を具現化する観劇スタイルの確立を目指し、劇場公演とVR配信の2形態で行われる「STAGE GATE VRシアター」シリーズ。7月1日に開幕したその第1弾『Defiled-ディファイルド-』において、今回は加藤和樹・松岡充による上演の様子をレポートする。立てこもり犯とベテラン刑事の緊迫感あるやり取りが、リーディング形式で繰り広げられる本作。2017年版を手がけた鈴木勝秀が引き続き演出を担当する。キャストは他に猪塚健太、伊礼彼方、上口耕平、岸祐二、小西遼生、章平、鈴木壮麻、成河、千葉哲也、中村まこと、羽場裕一、東啓介、前山剛久、三浦宏規、水田航生、宮崎秋人、矢田悠祐も名を連ね、2人1組が回替わりで出演する。会場となる東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERでは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を徹底。入場時の体温測定を経て、前後左右に間隔をあけ通常の30%以下に数を押さえた客席に約50人が着席した。ステージ左右と客席正面に設置されているのは3台の球体カメラ。収録されたVR映像は、劇場公演の数日後に動画配信サービス・Blinkyから視聴できる。取材日は、犯人ハリー・メンデルソンを加藤、刑事ブライアン・ディッキーを松岡が演じた。目録カードに代わってコンピューターの検索システムが導入されることに反対する図書館員のハリーは、建物の爆破を予告して立てこもる。交渉にやって来たブライアンは、巧みな話術でハリーの胸襟を開こうとするが……。テクノロジー偏重の社会に強烈な問いを投げかけるハリー。理性と狂気を持ち合わせた犯人のキャラクターを、加藤は緩急あふれる骨太な演技で立ち上げる。対する松岡は、座る体勢や向きを頻繁に変える、ハリーの独白中に台本から顔を上げて表情をつくるなど、セリフに起こされない“オフ芝居”で人情味あふれるブライアン像を造形した。緊迫した心理戦から2人に芽生える関係性に注目したい。上演時間は約70分(休憩なし)。東京公演は8月2日(日)まで。その後、大阪公演が8日(土)~10日(月・祝)に行われる。キャストの出演スケジュールとVR映像の配信日程は、チケットぴあの販売ページで確認を。なおVR映像はヘッドマウントディスプレイや専用ゴーグルがない場合でも、「2Dモード」に設定することでスマートフォンやタブレットで楽しめる。お目当てのペアや複数のキャスト組み合わせで、新しい観劇スタイルを体験してみては。取材・文:岡山朋代
2020年07月14日9月スタートのTBS系新火曜ドラマは、松岡茉優主演「おカネの切れ目が恋のはじまり」を放送することが決定。三浦春馬、三浦翔平、北村匠海と人気俳優の出演も明らかになった。本作は、おカネ修修行を通してひと夏の恋物語が繰り広げられていく、大島里美脚本による完全オリジナルラブコメディ。中堅おもちゃメーカーの経理部で働く主人公・九鬼玲子は、とある過去が原因で「清貧」という価値観で生きるアラサー女子。金銭感覚が独特で、お金の価値ではなく、自分が愛するモノの本質を大切にして暮らしている。そのおもちゃメーカーの御曹司・猿渡慶太は、浪費にかけては天賦の才能を持った男。浪費のしすぎで経理部に異動になり、2人が出会い、ひょんなことから玲子の実家に慶太が住み込むことに…というあらすじ。そんな一風変わった価値観を持つ“清貧女子”玲子を演じるのは、ヒロインを務めた『劇場』の公開&配信がもうすぐ始まる松岡さん。玲子とは正反対のキャラクター、お金にルーズな浪費男子・慶太は、『コンフィデンスマンJP』「TWO WEEKS」などに出演する春馬さんが演じる。今回、TBS連続ドラマ初主演となる松岡さんは、春馬さんとは初共演。「ラブキュン物語なのですが、私が演じる玲子さんと三浦さんが演じる慶太の成長物語として、ほころんでいる2人がどんどん成長していくところも注目していただきたい」とアピールし、「三浦さんと私では、普段も違う性格な気がするので、二人三脚で、この暑い夏、そしてこの状況ですけど乗り切っていきたいなと思っています」と意気込み。「ぜひ視聴者の方にはご自身と照らし合わせながら、玲子が人としての喜びを得ていく様子を見守っていただきつつ、おカネの使い方に関しても役立つプチ情報が入ってますので、おカネの部分と恋の部分とそして2人の成長物語を楽しんでいただけたらうれしいです」とコメントしている。春馬さんは「僕が演じさせていただく役どころは、玲子の働く会社の御曹司なのですが、彼のキャラクターはとても気持ちの良い青年で、すごくポジティブです。ただおカネの捉え方に関しては少し突き抜けているので、登場人物のセンシティブな金銭感覚や問題に関して土足で軽快に乗り込んで、前を向かせようとする部分があり、ポジティブにかつ嫌味なく演じるのがすごく難しいなと感じています」と自身が演じるキャラクターについて説明している。さらに、玲子の初恋の相手・早乙女健を、主演ドラマ「M愛すべき人がいて」が大きな話題となった翔平さん。慶太の後輩・板垣純を、『砕け散るところを見せてあげる』『とんかつDJアゲ太郎』『東京リベンジャーズ』など待機作が多く控える北村さんが演じる。早乙女は公認会計士の資格を持ち、容姿を生かしてお金の専門家として人気コメンテーターとしても活躍する「顔面を金に換える男」。玲子が“清貧”になった過去の出来事を知る存在であり、キラキラしている表の顔の一方で謎めいた裏の顔も持つ。そして板垣は、とある理由で将来の貯蓄に大きな不安を抱いており、恋よりお金な「ドケチ節約男子」。あることがきっかけで玲子に恋をしていくという役どころ。旬な俳優たちによる4つ巴の恋愛合戦に注目だ。翔平さんは「早乙女という役を通して、この作品のいいスパイスになればと思いながら演じています。見てくださっている人々が元気になれるような、笑って、泣けるところは泣いて、明日への活力になるようなドラマになればいいなと思いますので、ぜひお楽しみにしていてください」と視聴者へメッセージ。「全話通して“かわいらしく憎めないやつ”として演じられたら」と語る北村さんは、「1話から純が何を抱えているのか描かれますが、話を重ねるごとにかわいらしかったり、コミカルな部分もあるので楽しみです。おカネは身近なものではあるけれど、人それぞれ価値観がすごく違うと思うので難しい部分もありますが、見てくださった方々がパーッて明るく笑顔になれるように、ドラマを通してエネルギーを発信できたらいいなと思っています」とコメントしている。あらすじ中堅おもちゃメーカーの経理部で働く主人公・九鬼玲子は、過去のある出来事が原因で、「清貧」という価値観で生きるアラサー女子。そんなある日、めったにものを買わない玲子が買い物をする、「お迎えの日」がやってきた。古道具屋で一目惚れした1,680円の豆皿を1年間、何日も店に通い、じっくり考えて、やっと買う決意。しかし、女性を連れた派手な装いの若い男が、バーベキュー用にとその豆皿を雑に購入していく姿を目の当たりにする。その男は、玲子が勤める会社の御曹司・猿渡慶太――。数日後、玲子の働く経理部に、豆皿を奪った慶太がやってきた。慶太のひどい浪費ぶりに社長である父が激怒し、お金の勉強のため経理部に異動になったという。玲子は不本意にも慶太の指導係に任命され、慶太に対する玲子のおカネ修行が始まる…!火曜ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」は9月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年07月14日三浦春馬主演「ブラッディ・マンデイ シーズン2」が、7月20日(月)より「Paravi」にて全話一挙配信が決定した。主演の三浦さん演じる天才高校生ハッカー“ファルコン”こと高木藤丸が、最凶最悪のウイルステロから家族や仲間、そして地球を救うべく立ち向かうノンストップアクション・サスペンス「ブラッディ・マンデイ」。現在、シーズン1が配信中となっており、配信開始から 1週間(6/20~6/26)のParavi内再生数ランキングで1位を記録するなど、大きな反響を呼んでいる。続編となるシーズン2の舞台は、史上最悪のウイルステロ「ブラッディ・マンデイ」から2年後。「魔弾の射手」を名乗るテロ組織が核を入手し、日本再起動計画を開始。核爆発までのタイムリミットが刻一刻と迫る中、ファルコンが同級生・九条音弥(佐藤健)と共に再びテロの脅威に挑む。三浦さん演じる藤丸、佐藤健演じる音弥のほかにも、吉瀬美智子、松重豊、芦名星、川島海荷、成宮寛貴らがシーズン1に引き続き出演。誰が味方で誰が敵なのか、予測不可能なハラハラする展開の先に、衝撃の真実が隠されている。「ブラッディ・マンデイ シーズン2」は7月20日(月)0時~Paraviにて全話一挙配信。(cinemacafe.net)
2020年07月10日歌手の三浦祐太朗(36)が6月12日、声優の牧野由依(34)と結婚したことを発表した。三浦と牧野はそれぞれの公式サイトで「私事で大変恐縮ではありますが 私共、三浦祐太朗と牧野由依は、本日6月12日に結婚致しました事を ここにご報告させて頂きます」と報告。また「これからの人生力を合わせ、私達らしい歩みで 朗らかな家庭を築いていけたらと思っておりますので どうか温かく見守って頂けましたら幸いに存じます」とつづっている。三浦の両親といえば、三浦友和(68)と山口百恵さん(61)だ。各メディアによると友和は「今年3月の初めに長男祐太朗から由依さんを紹介され、結婚の意思を伝えられました」「2人が並んで私と妻の目の前にいることに、何の違和感もなく、心から祝福できる2人の姿が、そこにありました」といい、「きっと、幸せな家庭を築いてくれると信じています」とコメントしたという。80年に結婚した友和と百恵さん。今年で結婚40周年となるが、その愛はいまだ変わらないようだ。「2人は10年に1度、お揃いの結婚指輪を新調するそうです。また今でも月に1回以上は必ずデートしていて、共通の趣味である映画や旅行に出かけていると聞きます。子離れしてからその絆はさらに強いものになり、親戚からは『夫婦喧嘩を一度も見たことがない』と言われるほどです」(芸能関係者)友和は18年12月、夫婦円満の秘訣について本誌で明かしている。夫婦喧嘩をしないことについて「相性としか言いようがない」と述べたが、相性の良さだけで等閑にしたくないことがあるという。それは、感謝の言葉だ。彼の両親の介護をしている百恵さん。2人は認知症ではないが“要介護1”であるため、百恵さんは同じ敷地の別棟に住む2人に食事を作ったりしているという。友和はこう語る。「(三浦の)姉夫婦もちょくちょく顔を見せては世話をしてくれています。それでも妻は大変ですよ。病院は、妻が車で連れていっています。介護で自分の時間が削られるだけでもストレスになっているはずですから、ここは相性ですませず『ありがたく思っている』と、言葉に出して伝えています。なるべく妻が楽に介護できるようにしたい。それが夫の務めです。下の世話が始まったら、施設に入れることも今から考えています」また筋金入りのドラマファンである百恵さんは、彼の出演ドラマは全てチェックしているという。友和も笑いながらこう語っていた。「妻のドラマを見る目は厳しいですよ、真剣に見てますから。ただし、感想を言うときは、いいことしか言いません。妻は何に関しても、マイナスの発言がないんです。すごくいいです。助かります」言葉できちんと感謝を伝える。そして、パートナーの仕事に関してはマイナスな発言をしない。この夫婦ルールを継げば、祐太郎夫婦も円満間違いなし!?︎
2020年06月13日三浦知良(53)と三浦りさ子(52)の長男・三浦りょう太(22)が芸能事務所「トップコート」に所属したと、6月1日に発表された。新たな門出にエールが上がるいっぽう、思わぬ形で注目を集めることとなっている。「トップコート」といえば、中村倫也(33)や松坂桃李(31)、菅田将暉(27)といった大人気俳優たちを抱える大手所属事務所。各メディアによると三浦は知人の紹介でオーディションを受け、所属が決まったという。昨年には木村拓哉(47)主演のドラマ「グランメゾン東京」(TBS系)にも出演していたりょう太。その本格的な芸能界進出に、Twitterでは《カズの息子さんトップコート入ったのか!》《キングカズの息子が倫也くんの後輩!!!!!!すごっ》《頑張って欲しいね!》といったエールが上がっている。いっぽう、りょう太は思わぬ形で注目を集めることとなった。「りょう」という漢字が機種依存文字であるため、ネットニュース記事にこんな言葉が躍っていたのだ。・スポニチアネックス三浦りょう(けものへんに寮のうかんむりなし)太(22)が1日付で芸能事務所「トップコート」の所属となった・スポーツ報知三浦●(けものへんに寮のうかんむりなし)太(りょうた、22)が、芸能事務所「トップコート」に所属したことが1日、事務所の公式サイトで発表された・ORICON NEWS三浦りょう太(りょう=けものへんに寮のうかんむりなし/22)が、芸能事務所「トップコート」に所属したことが1日、わかったこうしたメディアの「けものへんに寮のうかんむりなし」という説明は、大きな注目を集めることに。ネットでは、こんな声が上がっている。《三浦けものへんに寮のうかんむりなし太さん》《けものへんに寮のうかんむりなしって説明じわる》《けものへんに寮のうかんむりなし、ってアマテラスオオミカミみたいな神々しい名前になってしまってる》《草なぎ剛氏や李スンヨプ氏に続く逸材現る》機種依存文字のあるタレントといえば、草なぎ剛(45)が有名だ。当初は「なぎ」の字について、多くのメディアが「弓へんに前の旧字体その下に刀」と説明していた。だが最近では、そうした注釈もあまり見かけられなくなってきている。記事から「けものへんに寮のうかんむりなし」という言葉が消えるとき、それは彼が大スターとなったことの証明といえるのかもしれない。
2020年06月02日舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」プロジェクトの第1弾企画が21日、明らかになった。同プロジェクトは、新型コロナウイルス感染症(COVID19)の影響により大きなダメージを受けている舞台業界に希望を与えるため、「舞台を救え」を合言葉に演劇プロデューサー・松田誠が発起人となり発足。5月1日19時より開始したクラウドファンディングは、5月21日19:00現在、92,926,500円(8,997名)を達成している。現在、38日間連続のトークライブを行っているが、オリジナル企画の第1弾として『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage、MANKAI STAGE『A3!』の、シアターコンプレックス だけの企画が進行中だという。さらに「生コメンタリー」「演劇ドラフト会議」「和田俊輔の音楽室」「中屋敷法仁の熱血演劇塾!」「え・ほ・ん・げ・き」 「クロスポイント」と、今後の企画タイトルも発表された。○「シアターコンプレックス」応援トークLIVE 今後のゲスト5月22日(金)19時 玉城裕規5月23日(土)19時 山崎育三郎5月24日(日)19時 萩谷慧悟(7ORDER)5月25日(月)19時 八嶋智人5月26日(火)19時 古屋兎丸5月27日(水)19時 spi5月28日(木)19時 山寺宏一5月29日(金)19時 津田健次郎5月30日(土)19時 北園涼○「シアターコンプレックス」応援トークLIVE これまでのゲスト5月1日(金)18時 佐藤流司5月2日(土)18時 荒牧慶彦5月3日(日)18時 加藤和樹5月4日(月)18時 黒羽麻璃央5月5日(火)18時 三浦宏規5月6日(水)18時 橘ケンチ5月7日(木)18時 植木豪5月8日(金)18時 和田雅成5月9日(土)18時 松崎史也5月10日(日)18時 藤田玲5月11日(月)18時 荒木宏文5月12日(火)18時 中屋敷法仁5月13日(水)18時 久保田悠来5月14日(木)18時 和田俊輔5月15日(金)18時 有澤樟太郎5月16日(土)18時 加藤諒5月17日(日)18時 水江建太5月18日(月)18時 染谷俊之5月19日(火)18時 御笠ノ忠次5月20日(水)18時 崎山つばさ5月21日(木)19時 池田鉄洋
2020年05月21日ミュージカル『刀剣乱舞』(以下、刀ミュ / dアニメストア、DMM.comで配信)4作目、「つはものどもがゆめのあと」は第1作「阿津賀志山異聞」に続いて三日月宗近(黒羽麻璃央)、小狐丸(北園涼)、岩融(佐伯大地)、今剣(大平峻也)の4振りが集合。そこに“源氏の重宝”と言われる髭切(三浦宏規)と膝丸(高野洸)が新たに加わる。向かう時代は平安末期から鎌倉初期。鎌倉幕府を成立させまいとする時間遡行軍の目論見を阻止することが目的になる。「阿津賀志山異聞」の際、主である義経の死に苦しんだ今剣が自ら隊長に名乗り出る。彼が再び試練を乗り越え精神的に強く成長するのか気になるうえ、髭切と膝丸が主(声:茅野イサム)から受けた密命とは何かという新たな謎も。「阿津賀志山異聞」よりも源義経(荒木健太朗)と源頼朝(冨田昌則)の歴史パートが深く描かれ、物語は大きくうねっていく。なるほどこう来たかと膝を打つ快作である。はじまりは小狐丸による舞「あどうつ聲」から。能の「小鍛冶」に登場する伝説の名刀・小狐丸ならではの能の風情を感じる曲と舞だった。小狐丸はこの能に登場しているものの実際存在したか定かではない。歴史を守ることが刀剣男士の使命ではあるがそもそも「史実」とは何か「つはものどもがゆめのあと」はそこに切り込んでいく。○■見ていて心配になるくらいの今剣歴史といっても現代人はその目で見たことはなく、書物で語り継がれてきたことしか知らない。その書物もどこまで事実かわからないことも多い。「勧進帳」が人気の義経、弁慶の関わりや、主として弁慶の存在も確実なところはわからない。とすると、今剣、岩融、髭切、膝丸の存在も危うくなってくる。今回はずばりそこをテーマにすることで、いっそう狂おしいほど胸をかきむしられるような刀剣男士たちの心情が描かれる。4作目にして、舞台装置の階段がこれあまでのザッツ大階段というようなものとはうって変わり、段鼻(踏み板の先端)が凸凹してうねっている。これは単なる装置のリニューアルではなく、この物語の重要なセリフ「自らの存在を疑ったことはあるか」(岩融)を表すような、信じていた歴史はほんとうに正しいか否か、その揺らぎのようにすら見えてくる。刀剣男士たちは、このうねる階段の上をまっすぐ全力で上がったり下りたり飛んだりし続ける。6振りの太刀筋も迷いを振り払うかのように美しい。いったいどこまで刀剣男士たちは苦しまないとならないのか。とりわけ今剣。「阿津賀志山異聞」から時間が経過しているからまだいいとして、こんなに悩む役、演じていたら病みそうで心配になってしまう。中盤、今剣が奏でる琵琶の調べから「散るは火の花」の歌で見せる源平合戦。ドライアイスの煙が床を這う幽幻の美が圧巻。そしてここから源氏同士の悲劇の内紛になっていく。今剣の精神状態が心配されるが、気丈。でもじょじょに自分は存在しないんじゃないかと気づいていく。これだけ愛おしく想っている義経と関係がなかったとしたら……という切ない片思い。なんで毎回、今剣は苦しめられるのか。可哀想に。でも今剣は頑張り続ける。○■1作目から進化した役者たち ※この先作品のネタバレに触れます今剣役の大平峻也は小天狗らしく身のこなしが俊敏。翔ぶときに膝をぐっと高く上げ、ぴょんぴょん跳ねて相手を撹乱する。小刀の軽やかな扱いも小気味良い。闘いのときはピリッとしているが、義経にだけは表情を崩す。そのギャップがたまらない。今剣を見守る岩融を演じる佐伯大地は、薙刀を振り回す腕の動きが豪快。「阿津賀志山異聞」のときは「ははは」という笑いが書き文字みたいだったがだいぶ自分のものになってきていた。勇猛果敢だが心根はすごく優しいというキャラをみごとに演じている。今剣が自身に関する重大な事実に気づいてないことにいちいちハラハラする表情や、武蔵坊弁慶(田中しげ美)へのはにかんだ表情も良かった。今回、今剣と岩融は「五条大橋の出会い」や「勧進帳」など伝承されている義経と弁慶の数々の名場面を演じるために稽古を積み重ねるが、大平峻也と佐伯大地も今剣と岩融を演じるために稽古と本番を繰り返してきたことをひしひしと感じた。三日月宗近役の黒羽麻璃央は「阿津賀志山異聞」のときは瞬間瞬間でしゅっと背筋を伸ばてキメることが何度かあったが、今回はいつでも当たり前に優雅な感じになっていて、それが三日月宗近役のもつエリートの余裕のようなものに感じられる。蓮の華を掲げ歌う「この花のように」のたおやかさと凛々しさ。小狐丸役の北園涼は小狐だけど大きいので、今剣とはまた違う翔ぶ動きをする。階段から大きく跳ぶ躍動感はかなりのもの。今回「阿津賀志山異聞」に続いて今剣が中心に話かと思いきや、三日月丸宗近に重きが置かれていて、小狐丸は、三日月宗近のように闇に隠れて見えない想いをわかりながらも、刀剣男士としての使命に三日月宗近を引き戻そうとする。花びらが舞うような映像のなか、手足の長いふたりの華麗な闘いは鮮烈だった。三日月宗近を見張る密命を帯びていた髭切、膝丸。初登場らしく新鮮な雰囲気を醸す。ちょっと斜に構えて冷めた現代っ子的な感じがするふたり。一見、似て見えるが、髭切の三浦宏規はちょっとのんきでやさしい雰囲気があって、アクションもくるくると回転して軽やか。膝丸の高野洸はアクロバットが得意だから側転が鮮やかに決まる。公演中止になってしまった舞台『タンブリング』2020ではバック転も披露してくれそうだったので残念だったなあと思いながら配信を見た。6振り、それぞれ役割が違うが、共通して感じたのが果てしない孤独とアイデンティティが定かでない不安感をそれぞれがそれぞれのやり方で押し殺す悲哀。三日月宗近以外は自分が本当に存在するかわからない。実体がある三日月宗近は仲間のためにルールを破ろうと、藤原泰衡(加古臨王)にすべてを背負わそうとする。戦の天才・義経が生き残ったら戦乱の世になる。そうならないためにも義経は死なねばならない。加古臨王の苦渋の演技。泰衡と三日月宗近が蓮の華を見る場面は今剣と義経、岩融と弁慶、そして三日月宗近と藤原泰衡とエモさ三連弾は心臓保ちません……。○■寺山修司『毛皮のマリー』を連想さてここからは演劇好きの演劇に寄ったレビュー。「三百年の子守唄」のレビューで、本多忠勝を演じる蜻蛉切に物吉貞宗が「別の存在なんです」「なろうと思わなくていんです」「忠勝さまへの思いを戦にぶつければいいんです」と助言するセリフが演技論のようだと書いた私は、「つはものどもがゆめのあと」もさらに物語のなかに演技論が塗り込められているように感じた。小狐丸の「あどうつ聲」では「打つ」という言葉に関連する言葉をあげていくなかのひとつに「打つのは芝居」とある。「阿津賀志山異聞」で岩融が歌った「名残月」を聞いた三日月宗近が、岩融には「苦悩」があるが、今剣には「憧憬」や「思慕」が感じられるというのも、同じ歌やセリフでも歌ったり演じたりする人によって違うものになるということ。岩融と今剣は義経と弁慶の名場面を演じて再現しようと稽古に励んでいて「勧進帳」も演じようとするが、これこそ「演技」を演じる芝居である。「勧進帳」のネタバレになるが、義経と弁慶が敵の眼を避けて逃げていく際、関所で怪しまれ、弁慶は勧進帳を読み上げるふりをする(赤塚不二夫のお葬式のときのタモリの弔辞の元ネタ)。なんとか誤魔化せたと思ったら、身分を隠した義経が義経に似てると呼び止められてしまい、弁慶はおまえのせいでこんなことになったと泣く泣く主人を激しく打つことで難を逃れる。麗しい主従関係の物語なのである。この芝居は登場人物、みんなが「やさしい」と言う三日月宗近。誰かを思って芝居を打つことの尊さ。刀剣男士も自分のアイデンティティーがわからない不安を隠し、互いを慮っている。空で光る三日月がその大半を闇に姿を隠すかのように、何もかも背負おうとして何も語らない三日月宗近に代わって髭切が三日月宗近を演じるという体(てい)で語る。あれこれと「演じる」尽くし。ラスト、義経と弁慶が客席からはけていくとき「これからは逃げて逃げて逃げ続けてーー」というセリフがある。これで思い出したのは「役者はただ、じぶんの役柄に化けるだけ。これはお化け。化けて化けてとことんまで化けぬいて、お墓の中で一人で拍手喝采をきくんだ……」という寺山修司『毛皮のマリー』のセリフだった。人の数だけ真実があり、記憶がある。たとえ歴史上に存在していなくて物語のなかだけだとしてもそれを書いた人、読んだ人が、演じた人、その物語を信じた人がいるならば、それは間違いなく本物。演じるということはそういうことなのである。ラストの歌「ゆめのあと」(一瞬、ギターのギューンって音が効果的)は「傷跡」「焼け跡」「夢の跡」と「跡」に関する言葉が並び、冒頭の「打つ」尽くしとつながっていて、脚本が凝りに凝っている。第2部、オープニングのアンサンブルのダンスが1部の幽玄さを踏襲するかのようにふわりとしていて、その撮影の仕方も素敵だった。1部にも出てきた無数の鳥たちの映像が向きを変えて使用されていた。2部の階段はまっすぐな大階段になっていた。6振りの初登場の衣裳はスカートみたいな回るとふわっと広がるものでバレエを観ているみたいな印象を受けた。義経と弁慶の剣舞もかっこいい。あらゆる芸能リスペクトを感じる。ここでもはやお馴染み、待ってました!という感じのみんなの二の腕披露合戦がはじまる。中性的な今剣も、腕を出すと男性の腕だなーと思った。そして三日月宗近の脇と背中の美しさの大盤振る舞い。眼福でした。
2020年05月12日舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」プロジェクトの、クラウドファンディング金額の途中経過が12日、明らかになった。同プロジェクトは、新型コロナウイルス感染症(COVID19)の影響により大きなダメージを受けている舞台業界に希望を与えるため、「舞台を救え」を合言葉に演劇プロデューサー・松田誠が発起人となり発足。5月1日19時より開始したクラウドファンディングは、5月12日10時現在、62,546,000円(6,811名)を達成している。クラウドファンディング期間中は、38日間、毎日スペシャルゲストを迎えて「応援トークLIVE」 を生配信。発起人の松田がMCを務め、毎日様々な舞台領域の豪華ゲストを迎える。翌日以降、アーカイブ配信も実施し、視聴総数(5月1日〜12日)は200,000回を超えた。また、逐次情報配信しているtwitterアカウントは、フォロワー数40,000名となっている。『舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」』は、舞台の火を消さないため、舞台を楽しみ にしている客のため、キャスト・クリエイター・スタッフ・主催者などを守るため、未来のエンターテイメントを豊かにするために、ネット上に「架空の劇場」を作るイメージで進行中だという。数多くの舞台公演の映像配信や、今後上演される公演のライブ配信、さらにキャスト自ら企画をしたりファンの方からの意見を取り入れたりして行うオリジナル番組配信も予定している。○「シアターコンプレックス」応援トークLIVE ゲスト5月1日(金)18時 佐藤流司5月2日(土)18時 荒牧慶彦5月3日(日)18時 加藤和樹5月4日(月)18時 黒羽麻璃央5月5日(火)18時 三浦宏規5月6日(水)18時 橘ケンチ5月7日(木)18時 植木豪5月8日(金)18時 和田雅成5月9日(土)18時 松崎史也5月10日(日)18時 藤田玲5月11日(月)18時 荒木宏文5月12日(火)18時 中屋敷法仁5月13日(水)18時 久保田悠来5月14日(木)18時 和田俊輔
2020年05月12日俳優の三浦春馬が26日、自身のインスタグラムで、ゆずの「からっぽ」を弾き語りしている動画を公開した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため外出自粛が求められている中、SNS上で芸能人がリレー形式で歌唱動画を公開する「うたつなぎ」が展開中。このたびJUJUから三浦春馬へとつながった。三浦は「僕は中学時代に友人に誘われてギターを始めさせてもらいました。そのときによく弾いていたのがゆずさんの楽曲で、今日は僭越ながらそんな大好きなゆずさんの『からっぽ』という楽曲を弾かせていただきます」と説明してから、弾き語りを披露した。三浦の弾き語りに、「ギターも歌も素晴らしい」「歌上手い」「歌うますぎます」「元気出ました」「心が温まりましたありがとうございます」「素敵な歌声ありがとうございます」「弾き語り最高です」「歌もギターも素敵」などと絶賛の声が寄せられている。なお、三浦は「どなたに繋ぐか悩みに悩んだ結果…おこがましいとは思いましたが、北川悠仁さんにお願いをさせていただきましたとても光栄です悠仁さんおねがいします」とゆずの北川悠仁にバトンをつないだ。
2020年04月27日ロロの三浦直之は、演劇になじみのない若い世代に、今最も作品を届けられる作・演出家のひとりだと思う。新作『四角い2つのさみしい窓』は、解散公演に臨む劇団員たち、出産を控えた若い夫婦、そしてユビワとムオクと名乗る不思議な男女の3組が、海沿いの町に建てられたゴーストウォールという名の世界初の「透明な防潮堤」を目指して旅をする中で交差するロードームービー演劇だ。東日本大震災以降、被災した各地域では防潮堤の建設が進められている。その中で、景観に配慮して建てられたアクリル製の防潮堤から三浦が着想を得た。三浦直之は宮城県出身。小学3年生まで、特に被害の大きかった女川町で過ごした。震災時にはすでに東京で暮らしていた三浦は「宮城県の人間だから完全に非当事者ではないですけど、感覚的には非当事者側に近い」と震災との距離感を語った上で、今作に限らず「ずっと震災は僕の中で続いているモチーフ」と想いを込める。「今回もことさら震災を打ち出したいわけではないけれど、僕が生きていく中で、“分断”というのを強く感じていて。“分断”を超えていくのではなく、僕たちを“分断”しているその線を認識した上で共に生きることができないか、という問いは、この作品の中にも込められています」「透明な防潮堤」はそんな“分断”の象徴だ。震災のみならず、経済格差からジェンダーまで、近年、“分断”は社会を語る上で欠かせないワードとなっている。三浦直之の綴る作品は、非日常的な浮遊感とぬくもりを帯びながら、1987年生まれの三浦の社会観や家族観がダイレクトに反映されているところが面白い。たとえば、三浦がここ数年テーマとして取り組み続けている“集団”も、人とのつながりやコミュニティについて強い関心を寄せるミレニアル世代にとっては、共鳴しやすいトピックだ。「劇団って、どうしても主宰である僕が権力を握りやすい。そうしたいわゆる“家父長制”を乗り越えた集団をどうしたらつくれるかをずっと考えている」と構想の背景を明かす。今作でも家族という共同体が重点的に描かれているが、全体を通して浮かんでくるのは“関係性”というキーワードだ。「集団には役割というものがあって。たとえば劇団なら僕が演出家で、俳優たちには俳優という役割がある。でもその役割が固定化されず、状況によって変化したらどうなるだろうって。たとえば、ある場面では僕が父的ではあるけれど、別の場面では僕が子的になり、他の誰かが父的になったり母的になる。そんなふうに集団の中でコロコロと役割を組み替えていくようなコミュニティをつくれないかなということを考えながら作品を書いていきました」三浦直之撮影:三上ナツコロロも旗揚げから10周年を迎えた。メンバーの板橋駿谷が『なつぞら』で脚光を浴びるなど、取り巻く状況は変化期に差しかかっている。三浦もまた「俺はロロを続けなきゃいけないんだって、自分で自分に呪いをかけている部分があったことに、この作品をつくりながら気づいて。その思い自体はポジティブなものだと思っているんですけど、昔ほどそれに執着しなくなっているなとも感じはじめています」と心境の変化を見せる。「この先、ロロの作品で全員が揃うことってちょっとずつ少なくなっていくと思うんです。でも僕は、それでいいと思っていて。今回も駿谷さんはいないですけど、単にいないじゃなくて、“でも、いる”って感じられるような、今ここにいない人もどこかにいて、それも込みで集団って言えるようにしていけたら」何より三浦自身も外部の仕事が続いている。昨年は、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『逃げるは恥だが役に立つ』と人気原作の朗読劇を手がけ、脚本を担当したドラマ『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』も高い評価を受けた。こうした原作ものを手がけたことで「他人が書いた言葉にどう向き合っていくか」に悩んだと言い、たとえば同性愛者の高校生の青春を描いた『腐女子〜』では「自分はゲイではないから、そこに対して変に感情移入した言葉を書くことは、むしろ原作に対して間違った行為なんじゃないか」と苦悩した。非当事者が、当事者の言葉を書く。それは、確かにある種の傲慢さを孕んだ行為だ。けれど、そんな傲慢さを敏感に察知し、真摯に向き合える繊細な感受性があるからこそ、三浦直之のつくる作品は人に優しいのだと思う。「自分は間違えるかもしれない、人を傷つけるかもしれないという怖さは今も続いています。でも、劇団は俳優と一緒につくるものだから。もし僕の言葉に対して違和感があるなら、必ず俳優が言ってくるだろうと信じて頑張って書くしかない」『四角い2つのさみしい窓』は1月19日(日)に阿南市情報文化センター コスモホールで徳島公演を行い、 1月30日(木)から2月16日(日)までこまばアゴラ劇場で東京公演を開催。その後、福島・三重をめぐる計4都市ツアーを予定している。取材・文:横川良明ロロ撮影:三上ナツコ
2020年01月08日花屋に勤める優しいけれどドジな店員・シーモアが、不思議な植物・オードリーIIを手に入れたことから起こる大騒動を描いた『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』。1960年に公開された同名ホラー映画が、『アラジン』などの名作を手掛けたハワード・アシュマンとアラン・メンケンによりミュージカル化。キャッチーな楽曲が魅力の作品で、主人公・シーモアを鈴木拡樹さんと三浦宏規さんが、Wキャストで演じる。三浦:正直、鈴木さんとWキャストって、ハードルが上がりますよね。まさか同じ役とは。タイプもあまり似ていないと思っていたので…。もしかして似てるところがあるのかな。鈴木:探したいけどね(笑)。僕は僕で、すでに『レ・ミゼラブル』を経験している三浦くんに、稽古場でいろいろ聞こうと思ってました。三浦:そう言っていただけると後輩としては気が楽です。でも僕ら、稽古は一緒でも共演じゃないから…。鈴木:稽古場で互いに切磋琢磨していくなかで作品全体のテイストが決まってくるわけで、板の上では一切絡まないけど、一緒にやってないっていうのとも違うんだよね。三浦:『レ・ミゼラブル』でトリプルキャストを経験してますが、同じ役同士共有しておかなきゃいけない部分も少なからずあって、稽古場で話すことが多いから自然と仲良くなるんですよね。なのに、本番が始まった途端一度も会えなくて、寂しかったりして。不思議な関係です。鈴木:僕も同じような経験があるからわかります。自分のなかでWキャストが難しいなと思うのは、どこまで相手の芝居を取り入れさせてもらうか、かな。相手がこうしてるから自分はやらない、って考えるのも違う気がするんです。稽古場でいいなと思った部分は取り入れようとするべきだし、その一方で自分のプランを通していく部分もあると思うし、その線引きをどうするかだよね。演じる人が違うので、確実に違うものにはなるんだろうけどね。三浦:鈴木さんに負けないとしたら、シーモアが植木鉢を割るシーンかな。僕もおっちょこちょいなので。キメキメの役より、情けなくて勇気がないシーモアのほうが素に近いんです。鈴木:おっちょこちょいなの?三浦:財布や鍵を失くした数は半端ないし、子供の頃に家の前のお堀に落ちて死にかけたり…。おっちょこちょいエピソードはキリないです。鈴木:僕も、わりとそっちに近いと思う。よく天然だって言われるんで。お店の名前を何年も間違って覚えてて、すごく後になって教えてもらって驚くこととかもあるし(笑)。ただ、あまりに役に自分に近いものが乗ってると、演じていてなんだかわからない感じになっちゃうところがあるんだよね。役に自分が投影されるのが恥ずかしいというか…。三浦:逆に僕は、役を自分に寄せがちです。自分に寄せて考えることで、いろんな可能性が見えて動きやすいというか。自由にやりすぎてもダメなんですけどね。鈴木:シーモアは純粋さが見ていて心地いいし、噛み締めて味わえるキャラクターなので楽しんで演じられるような気がしています。あと個人的には、シーモアが最初にオードリーIIを買いに行く時の説明があまりにざっくりしてるところがツボで。あの雑にやることで生まれる笑い、好きなんだよね。真剣に聴こうと思えば思うほど笑えるっていう。三浦:インパクトあるシーンだらけの作品ですよね。僕はオードリーIIとのデュエットが楽しみ。植物とデュエットって、絵面を想像しただけで面白そう。それも、楽曲がいいからですよねー。鈴木:本当に名曲揃い。もともと歌に苦手意識があって、最初の頃はガチガチの状態で歌のレッスンを受けていたんだけど、歌っていくうちに曲と自分の感情がリンクする瞬間があって、こういうことなのかなって興味が出てきたところ。三浦:僕も以前は大嫌いだったんですけど、芝居のなかで歌ううちに、感情を乗せて伝えるという意味ではダンスと変わらないなって気づいて。それで苦手意識が薄まりました。鈴木:カラオケでも歌うのを頑なに拒否するんですけど、いまはレッスンに行く時の足の軽さが違う。三浦:僕もカラオケ苦手です。二次会とか絶対に行かないですもん。鈴木:どうしてもって言われた時にはどうしてる?三浦:いま喉の調子が…と(笑)。鈴木:なるほど(笑)。『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』花屋に勤める冴えない青年・シーモア(鈴木/三浦)は、ある日、不思議な植物を手に入れ、憧れの女性・オードリー(妃海/井上)の名をつけて可愛がるが…。12月21日(土)一般前売り開始2020年3月13日(金)~4月1日(水)日比谷・シアタークリエ脚本・歌詞/ハワード・アシュマン音楽/アラン・メンケン翻訳・訳詞・演出/上田一豪出演/鈴木拡樹・三浦宏規(Wキャスト)、妃海風・井上小百合(Wキャスト)、岸祐二、石井一孝、デーモン閣下(声)ほか全席指定1万1500円(税込み)東宝テレザーブ TEL:03・3201・7777山形、愛知、静岡、大阪公演あり。すずき・ひろき(写真・左)6月4日生まれ、大阪府出身。2007年にデビュー。舞台『刀剣乱舞』や劇団新感線『髑髏城の七人』などのほか、近年はドラマや映画、トークバラエティのMCなど映像でも活躍。みうら・ひろき(写真・右)1999年3月24日生まれ、三重県出身。クラシックバレエではコンクール入賞経験を持つ。現在は俳優に転向し、ミュージカル『刀剣乱舞』や『レ・ミゼラブル』などで活躍。衣装協力・STUDIOUS※『anan』2019年12月25日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・岡本健太郎ヘア&メイク・AKI(鈴木さん)横山裕司(Lomalia/三浦さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年12月19日日本では8年振りとなる、ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』が、3月よりシアター・クリエにて上演。本作の記者会見に、W主演を務める鈴木拡樹と三浦宏規が登壇した。【チケット情報はこちら】本作は1960年に公開された同名映画を原作とし、後に『リトル・マーメイド』、『アラジン』、『美女と野獣』などで数々の賞を受賞する、ハワード・アシュマン、アラン・メンケンのタッグによって1982年に上演されたミュージカル。オフ・ブロードウェイで成功を収めて以降、リメイク版の映画が公開され、日本でも1984年からミュージカルが上演されるなど長い間親しまれている作品だ。鈴木と三浦は、会見場の厳かな雰囲気に「とても緊張しています」と口にしたが、“Wヒロキ”であることが紹介されると、「“鈴木のほうの”拡樹です」、「“三浦のほうの”宏規です」と自己紹介し、会場を和やかな雰囲気にさせた。本作の魅力のひとつは、ハワード・アシュマン、アラン・メンケンによる音楽。ホラーながらも、ユーモアあふれるポップな楽曲が作中でも多く歌唱される。先行して歌稽古に臨んでいるという鈴木は、「『グロー・フォー・ミー』という、シーモアが育てている植物(オードリーⅡ)がどう成長するかを思う曲は、歌っていて楽しいです。歌詞からシーモアの苦悩が感じられます」とコメント。三浦も「個性的な楽曲が多く、気づいたら口ずさんでしまうほど。そんな素敵な楽曲を歌えることが幸せです」とその魅力を語った。ふたりは2.5次元舞台で人気を博す存在だが、本作が初共演。鈴木が「本格的なミュージカルが初挑戦の僕にとっては、(『レ・ミゼラブル』などに出演している)三浦さんは先輩なので、疑問に思ったことは聞きたい」と語ると、三浦が「いやいや…!」と恐縮したり、今回の共演に際して、三浦が俳優仲間に鈴木のことを聞いたと口にし、「みんな(鈴木さんのことを)“本当に仏だよ”と教えてくれた」と語ると、鈴木が気恥ずかしそうな笑顔を見せるなど、ふたりの微笑ましいやりとりも垣間見えた。「W主演なので、共に切磋琢磨し合いたい」との鈴木の意気込みに、三浦は「そう言葉をかけていただいて、後輩としては本当にありがたいです」と微笑んだ。ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』は3月13日(金)から4月1日(水)までシアター・クリエにて上演。その後、4月11日(土)からは、山形、愛知、静岡、大阪でも上演される。チケットぴあでは12月5日(木)より東京公演のいち早プレリザーブ(ぴあ有料会員向け抽選先行)を受付開始。取材・文:渡邉千智
2019年12月05日俳優の鈴木拡樹と三浦宏規が27日、都内で行われたミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の取材会に登場した。同作は『リトルマーメイド』『美女と野獣』『アラジン』等で知られるハワード・アシュマン(脚本・歌詞)と、アラン・メンケン(音楽)コンビが1960年の同名ホラー映画をミュージカル化し、以来世界中で愛されている。さびれた街の小さな花屋で働く冴えない青年・シーモア(鈴木/三浦 Wキャスト)が、ある日手に入れた奇妙な植物・オードリーⅡ(声・デーモン閣下)を店に置いたことにより、人生が一変する。ほぼ初対面という2人は、稽古も始まっていないため「今はもう、ただただかっこいい」(鈴木)、「同じくです」(三浦)と互いの印象を表す。これまで2.5次元ミュージカルで活躍して来た2人が冴えない青年の役に挑戦するが、舞台『弱虫ペダル』に出演していた鈴木は「自転車に乗っていた方のヒロキなんですけど」と自己紹介。「シーモアのような役も珍しくはあるんですけど、気持ち、楽ですね。かっこよくなくてもいい。シーモアの魅力は噛み締めて味わっていただけたらと思います」と役について語った。ミュージカル『テニスの王子様』に出演し「ラケットを振っていた方のヒロキなんですけど」と続けた三浦は、「情けない青年という、初めての役どころなんです。ふだんはキメキメな俺様(ミュージカル『テニスの王子様』跡部景吾役)だったり、物忘れが激しいほんわかみたいな役(ミュージカル『刀剣乱舞』髭切役)が多かったので」と鈴木に同意。「ふだんから決してキメキメの方ではないので、シーモアの方が僕自身に近い。勇気もなくて、情けない人間なんです。かっこよくいなくちゃいけないというものはないので、一つそこは僕も、ちょっと楽かなと思います。新しい自分を発見できるように頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。これまで日本でも数々のキャストで上演が行われて来たが、鈴木は『映画刀剣乱舞』で共演し、2005年にシーモア役を演じた山本耕史について「発表された直後に一度、山本さんとお食事させていただいて。こっちが言うより先に『出るんだって』と言ってくださったことが嬉しくて。そんな情報まで仕入れてくれる優しい先輩に対して、山本耕史さんにも誇らしく『やりきりました』と言い切れる作品にしなきゃと思いました」と明かす。「ふだんはあまり個人に向けてということはないんですが、今回はそういう意識があるので、初めての捉え方の作品です」と先輩との絆を見せた。一方、2012年に主演を務めていた相葉裕樹と、ミュージカル『レ・ミゼラブル』で共演した三浦は、「相葉さんとは仲良くさせてもらってて、発表があったときは『レミゼ』で一緒にツアーを回っている最中だったので、『へ〜、宏規出るんだあ』みたいな感じで、嬉しそうにニヤニヤしながら言ってくれて。『どうでしたか?』と質問したら、『このシーンがこうで、ここがちょっと大変かな〜』と細かく教えてくれて。すごくありがたかったですし、ニヤニヤしながら言ってくれたので、がんばらなきゃなと思いました」と、先輩とのエピソードを披露する。また好きな歌を聞かれると、鈴木は「『Grow for Me』歌っていても楽しい。シーモアの苦悩も含め楽しんでいただける曲なのかなと思っています」、三浦は「オードリーⅡとシーモアがかけあう、『あいつしかいねえ! 食わせろ!』みたいな……(Suppertime)」と挙げる。デーモン閣下とのデュエットについても、「閣下とハモれる」(三浦)、「ぶつかっていくしかないので、本当に見どころになると思います」(鈴木)とそれぞれ楽しみにしている様子。自分ならではのシーモアについて、三浦は「ふだんだらしないのがとりえ……とりえではないんですけど、昔からおっちょこちょいだねと言われて育って来たので、花瓶を割るシーンは、うまくできるんじゃないかな。おっちょこちょいを生かして」と意外な観点からの自信も見せた。改めて互いの俳優としての印象を聞かれると、鈴木は三浦について「『レミゼ』に出ていたりして、僕にとっては体験してこなかったミュージカルのステージを踏んでいるので、先輩後輩、年齢関係なく、現場での疑問は三浦くんに聞こうと思ってました。そういうコミュニケーションの取り方が、間柄を良くしてくれたりもするのかなと思うので、Wキャストではあるんですけど、個々に作品をやっているというよりも、一緒に作り上げたものの中で切磋琢磨していけたら。たくさん質問をすると思いますし、質問してもらえるような先輩でもありたいと思います」と語る。この回答を聞いた三浦は、「直接は鈴木さんと面識がなかったんですけど、周りにはすごく鈴木さんのことを知ってらっしゃる方がたくさんいるんですね。本当に『仏だよ』と常々言われて来たんですよ。聞いても『仏だよ』と返ってくるし、聞いてなくても『仏だよ』と。今の言葉をきいて『あ〜、仏なんだな』と思いました」と印象を表し、鈴木も照れ笑い。「鈴木さんと一緒にお芝居をできることがまず嬉しいので、精一杯頑張って、わからないことがあったら僕も聞いていきたいなと思っております」と今後の展望を見せた。最後に、本格ミュージカル初挑戦となる鈴木は、「ミュージカルに触れたことのない方、行ってみたいと思っていたけど一歩が踏み出せなかったという方、僕も今皆さんと近い立ち位置にいるのかもしれないです」と語りかける。「そんな僕だからこそ呼びかけられる言葉もあるのかと思います。敷居が高そうと思っていた方、『一緒に踏み出してみませんか』とご提案したいですし、楽しい作品ですので、そういう気持ちを持って挑みたいと思います」とメッセージを送った。公演は東京・シアタークリエにて2020年3月13日〜4月1日。
2019年11月27日横須賀市と三浦市をまるごと走る三浦半島の観光名所の名所を走ったり歩いたりしながら楽しむ「横須賀・三浦100km・63kmみちくさウルトラマラソン(旧・三浦半島100km・60kmみちくさウルトラマラソン)」は、2020年5月30日(土)に開催します。みちくさウルトラマラソンは、マラソンとピクニックを一緒したような大会で、自分の足でゆっくり、のんびりと楽しみながらラン旅を楽しみます。フルマラソン完走できる程度の走力があれば大丈夫種目(制限時間)は、100km(14時間15分)、63km:A(12時間15分)、63km:B(11時間15分)の3つがあり、誰でも参加することができます。参加費は、100km 17,000円63km 12,500円です。コースは、横須賀ヴェルニー公園を出発し、三笠公園・馬堀海岸・観音崎・燈明堂・神明公園・武山・三浦海岸・剣崎・城ヶ島・三崎港・ソレイユの丘・佐島公園・湘南国際村などの景勝地を巡ります。走りながらいろいろなモノを楽しもうウルトラマラソンでは、フルマラソン以上の距離を走るため何度も心が折れそうになるかもしれません。それ以上に、エイドで、土地のおいしい郷土料理を食べることができ、抜群な景色、地元の方からの応援に励まされ、日常では経験することができない感動、達成感を味わうことができます。(画像は公式サイトより)【参考】※公式サイト
2019年11月11日アメリカのブロードウェイで始まった大人気ミュージカル「ヘアスプレー」が、渡辺直美さんを主演とした日本人キャストによって上演されます。この作品は渡辺直美さん初の主演作品となり、ほかにもCrystal Kayさんや、山口祐一郎さんなど豪華キャストが勢ぞろいです。上演は東京・池袋新複合施設「ハレザ(Hareza)池袋」内にオープンする東京建物 ブリリア ホールにて、2020年6月14日(日)から28日(日)まで、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて2020年7月5日(日)から13日(月)まで開催されます。前売りチケット販売開始は東京・大阪ともに2020年3月28日(土)から。売り切れ必至なので、ゲットしたい方はぜひ要チェックです。日本人キャストが演じる大人気ミュージカル「ヘアスプレー」映画「ヘアスプレー」をもとに、アメリカのブロードウェイで開幕されたミュージカル「ヘアスプレー」。数々の有名な賞を受賞し、2007年に再び映画化され世界中でヒットしました。作品のストーリーは、1960年代のアメリカで、明るいビッグサイズの女の子がテレビのダンス番組出演を目指して奮闘する物語。エンターテインメントはもちろん、人種や体形、性差別などのダークな問題も取り込んだ作品です。自分らしく、前に向かって全力に生きる姿に心打たれる体験をしてみては。渡辺直美さん初のミュージカル主演作品ダンスが好きなビッグサイズの女の子・主人公トレイシーを演じる渡辺直美さんは、本作が初のミュージカル主演作品となります。渡辺直美さんは主演を演じるにあたってコメントしています。“憧れの作品を演じることができてとてもうれしいです。初めての主演なので不安もありますが、自分が持っている魅力を精一杯出していきたいと思っています。楽しく、感動もあり、そして差別問題なども描かれていて、色々な感情が詰まったこの物語をどう表現していくかを皆さんにぜひ見ていただきたいです。”多数の豪華キャストが勢ぞろい渡辺直美さんのほかにも、Crystal Kayさん、三浦宏規さん、平間壮一さん、清水くるみさん、田村芽実さん、上口耕平さん、石川禅さん、瀬奈じゅんさん、山口祐一郎さんといった豪華キャストが勢ぞろい。それぞれが演じる役やステージ上でのパフォーマンスに注目していきたいですね。ミュージカル「ヘアスプレー」概要■東京公演公演期間:2020年6月14日(日)~28日(日)場所:東京建物 ブリリア ホール(豊島区立芸術文化劇場)住所:東京都豊島区東池袋1-19-1 複合施設「ハレザ池袋」内前売チケット一般発売日:2020年3月28日(土)問い合わせTEL:03-3213-7221(帝国劇場内「ヘアスプレー」公演係)■大阪公演公演期間:2020年7月5日(日)~13日(月)場所:梅田芸術劇場メインホール住所:大阪府大阪市北区茶屋町19-1前売チケット一般発売日:2020年3月28日(土)問い合わせTEL:06-6377-3800(梅田芸術劇場メインホール)イベント情報イベント名:ミュージカル『ヘアスプレー』東京公演催行期間:2020年06月14日 〜 2020年06月28日住所:東京都豊島区東池袋1-19-1 複合施設「ハレザ池袋」内電話番号:03-3213-7221スポット情報スポット名:ミュージカル『ヘアスプレー』大阪公演住所:大阪府大阪市北区茶屋町19-1電話番号:06-6377-3800
2019年11月10日ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』の撮影で、三浦貴大さんはキャンプを大いに楽しんだそう。現場の様子を聞きました。ドラマの撮影をきっかけに、ひとりキャンプに目覚めました。「最初にコンセプトを聞いた時は、“僕がひとりでキャンプをしているドラマ、見る…?”と不安になったのを覚えています(笑)」そう三浦貴大さんが話すのは、ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』のこと。ひとりでキャンプ場で缶詰を使った料理を作り、食べることが大好きな大木健人を演じる。「キャンプに慣れている役なので、テントの張り方やギアや機材の準備の仕方は事前に練習しましたが、役作りをしている感じはありませんでした。監督にも、『そのままいてくれれば健人なんで』と言われたくらいです。多分、基本、ひとりでぼーっとしているところを見ていて、三浦くんならいいかって思ったんじゃないでしょうか(笑)。ただ、無口な人や、一見近寄りがたそうな人と出会っても変に気負わず人と関わっていく人間性は、人見知りの僕とは違うのかな。撮影も、ひたすら僕が楽しんでいただけでした。実際に売っている缶詰を使って、少し手を加えて食べるというシーンをたくさん撮ったんですけど、全部美味しかったのでトクしたな~と。凝ったものではないけど、外で食べるという雰囲気も含めて最高でしたよ。ただ、撮影用ビールは中身がお茶なので、そこだけちょっと残念だったけど…」撮影をきっかけにひとりキャンプの楽しさに開眼した三浦さん。プライベートでも行くようになったそう。「テントを張って、たき火をして、飯作って、酒を飲んで、朝起きたらコーヒーを淹れて…と、ドラマの光景そのままです。料理も缶詰を食べていて、コーン缶とコンビーフ缶は最強だと、あらためて感じました。基本、休みの日は引きこもっていたのですが、最近、その場所が家から山に移った感じです。気持ちが開放的になるし、健康的になれた気がしていいですね。“この日に行こうかな”と計画するのも楽しみになっているし、自然の音がちょうどいい雑音として聞こえてくるからか台本を覚えるのも早くなりました。そう、最近、女性のソロキャンパーが増えているという記事を見たのですが、実際に行くとおじさんしかいなくて…。アンアン読者のみなさん、ぜひ、ひとりキャンプをしてみてはどうですか?ずっと座っているので、アウトドアショップで自分に合う椅子を見つけられると非常にいいと思います。ドラマにはノウハウがたくさん詰まっているので、よかったら参考にしてみてください」『ひとりキャンプで食って寝る』缶詰料理を作ることに幸せを見出す男・大木健人と、海や山、川で獲って食べることに心を奪われる女・七子(夏帆)。それぞれのキャンプ物語を隔週で描く。10月18日(金)24時52分~、テレビ東京ほかにて放送開始。©「ひとりキャンプで食って寝る」製作委員会みうら・たかひろ1985年11月10日生まれ。東京都出身。映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で俳優デビュー。NHK大河ドラマ『いだてん』に野田一雄役で出演中。映画『大綱引の恋』が2021年に公開。※『anan』2019年10月23日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)インタビュー、文・重信 綾衣装協力・ROL(by anan編集部)池田エライザさんのヘルシービューティのヒミツ
2019年10月20日