黒木華主演、高橋一生、中村倫也、市川実日子らが出演する「凪のお暇」の第7話が8月30日にオンエア。今回は中村さん演じるゴンの“上目遣い”、高橋さん演じる慎二の素直な“号泣”、さらに武田真治の「バルス」に視聴者が沸いている。累計250万部突破のコナリミサトによる同名コミックの実写ドラマ化作品となる本作、場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理してしまう主人公・大島凪を黒木さんが演じ主演。凪をマウンティングしまくる元同僚にして元カレの我聞慎二に高橋さん。凪の引っ越し先のアパートの隣人で“超遊び人”の安良城ゴンに中村さん。東大卒で凪の“無職仲間”となる坂本龍子に市川さん。新たな慎二の同僚にして恋人となる市川円に唐田えりか。凪とゴンが暮らすアパートの住人として三田佳子、吉田羊、白鳥玉季といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。円とのランチ中に足立心(瀧内公美)らが現れ、慎二は関係がばれていることに気付く。円を気遣う慎二だが、円は凪に自分を同僚だと紹介した慎二に不信感を抱いていた。さらに慎二の行方不明になった兄(「シソンヌ」長谷川忍)が動画配信者になっていることが発覚、兄に本名での活動を止めさせるため、兄がゴンのクラブイベントに顔を出していることを知った慎二はゴンに兄探しを依頼する…という展開。ゴンに兄探しを依頼した慎二が自らの家族のことを話すと、ゴンも凪に対する自分の素直な気持ちを明かす。その際慎二を上目遣いで見つめるゴンの可愛さに、「全人類ごん好きがゴンさんに恋した瞬間」「ゴンちゃんが、可愛すぎて、気を失いそう」「ゴンさんが完全に恋する乙女の顔してる」など胸を打たれる視聴者が続出。一方、凪は母親からの電話で実家に代々伝わるぬか床を引っ越しの際に処分してしまったことに気付きパニクるのだが、慎二の部屋に少しだけ残してあることを思い出す。ぬか床が無事なことを喜ぶ凪を見て、初めて自分の本心を明かす慎二にも「慎二抱きしめたい…もうほんとに可哀想」「慎二の最後の泣き顔に貰い泣き」などの声が。また今回の終盤には武田さん演じるスナック「バブル」のママが客に料理を提供する際「バルス」とつぶやくシーンも。裏番組で『天空の城ラピュタ』が放送されており、ちょうど“バルス祭り”が巻き起こる時間帯ということもあり「時間帯狙ってるよね。鳥肌たった!」「まさかの凪のお暇でもバルス」「凪のお暇、不意打ちバルス」など、こちらのシーンにも話題が集まっている。(笠緒)
2019年08月31日大島凪、28歳。無職。人生をまっさらにリセットするため、お暇(いとま)をいただいている。そんなアラサー女性のドラマ「凪のお暇」に、「グサッときた」「回を重ねるごとにジワジワくる」「わたしもリセットしたい」などなど、視聴者からの声が止まらない。そもそも人生とは、リセットできるものなのか?様々な理由から“ありのまま”に生きられず、何かしらの生きにくさを抱える現代女性の究極ともいえる命題に、黒木華演じる主人公・凪が挑んでいく姿がいま、共感を集めている。トレンド入り続々!話題沸騰中の「凪のお暇」月刊誌「Eleganceイブ」(秋田書店)にて連載中、現在5巻まで発刊され累計200万部を突破しているコナリミサトによる同名漫画が原作。都心のある家電メーカーで働く大島凪(黒木華)は、同僚から“お嫁にしたい女子アナNo.1”といわれ、サラサラストレートヘアでおとなしく従順な性格で知られるOLだった。だが、日々を平穏無事に過ごすために常に場の空気を必死に読み、同僚たちに「わかるー」と相づちを打ちながらどんどんと疲弊していく凪。ある日、空気を読むことに長けた交際相手の我聞慎二(高橋一生)から、男同士の“その場のノリ”で発せられた「アッチがいいから付き合ってる」という言葉を真に受け、過呼吸発作を起こして倒れてしまう。これがきっかけとなり人生のリセットを決意した凪は会社を辞め、中目黒のマンションを引き払い、慎二の写真を全消去、SNSを退会し、スマホも解約する。布団一式と自転車、そして拾い物を自ら塗り直した扇風機しかない立川の六畳一間の安アパートに引っ越し、隣人・ゴン(中村倫也)らとの新たな出会いで自分を見つめ直していく。放送開始から「凪のお暇」「高橋一生」「中村倫也」、毎回の号泣演技も話題となる「#慎二やべぇ」や、色気がハンパない「#ゴンもやべぇ」などが続々トレンド入りするなど女性層を中心に話題の的となっている。“正反対”元カレ・慎二と隣人・ゴンの対比が浮き彫りにするものとりわけ注目を集めているのが、高橋さん演じる、素直じゃないこじらせ系エリートの凪の元カレ・慎二と、中村さん演じるイベントオーガナイザーという肩書きに似合わず、どこまでも優しい“メンヘラ製造機”ゴンの対比ぶり。慎二は“空気とは自分で作るもの、読む側に回ったら負け”という思考の持ち主。どんなクライアント相手でもすっと懐に入り込み、場の空気を支配してしまう営業部のエースで、人気者。凪の突然のリセット宣言に困惑し、引っ越し先まで押しかけた挙げ句、いま全米でも話題の片付けコンサルタント・近藤麻理恵を引き合いに出し、「あれか、“こんまり”?」や「魂のデトックス」「シンプルライフ」などと、凪がようやく見つけた聖域にズカズカと入り込み、土足で踏み荒らしていく。実は慎二は、凪の健気にくせ毛を直す姿や節約上手で料理上手なところが愛しくてたまらないくせに、すっかりこじらせてしまった面倒くさい男。好きな女の子につい意地悪してしまう小学生みたいと、スナック「バブル」のママ(武田真治)や杏(中田クルミ)にも言われてしまう始末。凪はそんな慎二をなぜ好きだったのか、改めて思い悩むことになる。くせ毛直しだけではない、慎二に嫌われたくないからと彼以上に空気を読み、お酒が弱いふりをし、思いの裏返しとはつゆ知らず数々の暴言にも耐え、申し分ない肩書きや年収に乗っかってきた偽りの自分に気づいていく。だが、幼いころから空気を読んできた者同士ゆえなのか、「お前は絶対変われない」と容赦なく言い放つ慎二の言葉は凪の胸に付き刺さる。慎二は凪に変わってほしくはないのだ。一方、「もう空気読みたくない」「そういう自分ごと全部いらない」、そう慎二にキッパリと言い切った凪が、やがて惹かれてしまうのがゴン。ほんわかとした雰囲気をまとい、一緒にいて居心地がよく空気が“おいしくなる”ゴンは、慎二に痛いところを突かれ、再び息が止まりそうになる凪に勇気を与えてくれた存在だ。「もっと力を抜いていいと思うんだ。せっかくのお暇なんだし」というゴンに、あれよあれよと惹かれていく凪だが、天性の人たらしのゴンに自分たちはどういう関係なのか、付き合っているのか、尋ねることさえできない。それで“空気が悪くなったら困る”と悶々とする凪は、また空気を読むことを考えている自分にハッとする。「好きです」といえば「俺も大好き」と応じてくれるものの、その好きは私だけのものじゃないと気づいている凪。ゴンと過ごすために昼夜逆転し、食生活も自堕落になり、育てていた豆苗も伸びっぱなし…。そんな凪を見かねた慎二は、「ゆる男に食われて闇落ちしてんじゃねえか」とまたも容赦ない。確かに、“ありのまま気取り”と凪を評する慎二の言うことは全て正論だ。ありのままに生きるって、そうそう簡単ではない。ありのままに生きている(ように見える)ゴンに、凪や多くの女性たちが惹かれる気持ちは痛いくらいによく分かる。そんな“メンヘラ製造機”ゴンのことを考え、もやもやして眠れない凪と慎二はやっぱり似た者同士でもある。凪への思いに気づき、“初恋”を知ったゴン、会社の同僚の市川円(唐田えりか)と交際をスタートさせた慎二との間で、凪はどんな決断を下すのか、しっかりと見届けたい。仕事も恋もSNSもリセット!その先には何が待ち受ける…?「物捨てて、引っ越ししたくらいで人生リセットできてたまるか」。第1話で慎二が言ったように、凪のようにSNSのアカウントを全消ししたり、スパッと仕事をやめたり、いまあるものを全て手放してリセットすることができたら、いまの自分がどれだけ楽になれるだろうか。そんな凪が正直羨ましい、自分にはできないからこそ凪を応援したくなる、という声もある。SNSを常にチェックして、“私1人だけハブられている?”と気が気じゃない、友人や同僚の投稿に一喜一憂してしまう日々の息苦しさや侘しさなどは、日常的にSNSと付き合っている人ならば多かれ少なかれ感じていることだろう。SNSから完全に離れたはずの凪の人間関係が、お暇中のいま、リアルな世界で活発になっていく点は本作の見どころでもある。アパートにはゴンをはじめ、生活の知恵に溢れた独居の高齢者・吉永緑(三田佳子)に、シングルマザー・白石みすず(吉田羊)とうらら(白鳥玉季)ら、これまで出会ったことのないタイプの人たちばかり。“おひとり様のなれの果て”と見た目だけを見て判断していた緑は、実は映画好きで『ローマの休日』『風と共に去りぬ』『十戒』など、凪や慎二、ゴンまでも緑チョイスの映画から何かしらのヒントをもらっており、さながら手作りポッキーの映画セラピーと化している。ハローワークでは思い切って話しかけた坂本龍子(市川実和子)と、当初は怪しい石を売りつけられそうになりながらも勇気を出して突っぱねたことで、すぐに友達になれた。東大卒の龍子は空気を読めない人で、妥協したくないと意識だけは高く、ようやく就職が決まっても詐欺企業…。しかし、そもそも龍子に「どうしてそんなクソみたいな男と付き合ってたんですか?」と指摘されたからこそ、凪は慎二との関係を見直すことができたのだ。第3話では、嫌がっている凪を婚活パーティへと連れ出した龍子。しかも、そこには職場で面倒な雑用やミスまでも凪に押しつけ、マウンティングしていた元・同僚の足立心(瀧内公美)の姿が。「自分の年収や肩書きを見直してから来いっての」と、いつものように毒を吐く足立に、ゴンに背中を押されていた凪はピシャリと言い返し、見事にノックアウト。慎二に対する自らのあさましさにも気づいていく。さらに第5話では、ママ友たちにサンドバッグタイムに遭っていたみすずに何も言えなかった凪だが、娘のうららが尊敬する母の姿を彼女たちに見せつけた。そんな2人のあり方を目にした凪は、ゴンへの想いを振り切るため自転車で海を目指すことを決めるが、途中迷った末にたどり着いたスナック「バブル」2号店で、凪はママと杏に打ち明ける。SNSにアップされる幾多の“旅行、行きました”投稿に、「いいね」を押しながら「で?」と思っていたという凪。遠くに行ってもあなたは何も変わらない、と心の中で密かにマウンティングしていたという。自分自身を省みれば、「自分の意志でどこかに行きたいと思ったことがなかった」のに。今回、無事にその思いを達成したことは、1話のころと比べたら大きな進歩で、空気を読むことなく腹を割った対話から生まれた凪の小さな、でも確かな進化を示している。そんな凪もついに「バブル」2号店でボーイとして働くことになるが、今度はお客と会話のキャッチボールが続かない…と、ここでも壁にぶち当たる。それは“自分に興味持ってくれる人しか好きじゃないから”と、慎二からのまたしても的を得た言葉に愕然とする凪。そして「バブル」のママからも、相手が投げたボールを受け取り、返すことしか考えていないこと、自分からはボールを投げる気がさらさらないことを指摘されてしまう。目の前にいる人そのものではなく、空気しか眼中になかったわけだ。凪は、“ちゃんとした”生き方以外は認めない母・夕(片平なぎさ)とのタイトルマッチを前に、自分の根本的な弱点を目の当たりにした。こうして少しずつだが、自分の“ありのまま”の核心に近づくトレーニングを重ねる凪は、“ありのまま”の天然パーマを「みっともない」と言い放ち、“空気を読む”性格の原因となった母との闘いにこれから挑むことになる。少しだけ距離をとってみることの大切さ親はもちろん、恋人、職場などの人間関係をリセットすることは大変に勇気がいること。片付けコンサルタントが言う“トキメキ”の有無だけではとても決められない。それでも、このままじゃいられないと思ったら、時には自分かわいさにそこを断ち切ってもいい、と凪は教えてくれる。いや、凪のように全てではなくても、物質的にも、精神的にも少しだけ距離をとってもいい。まさに、お暇だ。一旦手放して、いままでとは違う距離感、別の視点からその人を見てみることで、それまで見えなかった部分に気づけるかもしれない。人は多面的で、複雑で重層的な生き物であり、たとえ親であっても、そのほんの外殻だけを見ていただけかもしれないのだ。何か嫌われてるのかも…と思っていた隣のうららが、実は凪のふわふわ天パを触ってみたかっただけのように、勇気を出してぶつかってみたら、思いがけない理由が隠れていることもあるのだから。気になる第7話(8月30日)のあらすじは…凪(黒木華)から、ゴン(中村倫也)と別れたことを聞いた慎二(高橋一生)は、オフィスラブを満喫中の円(唐田えりか)とのランチ中にも関わらず、凪が気になり上の空。そのとき、突然同僚の足立(瀧内公美)たちがやってきて慎二と円と鉢合わせてしまう。秘めた関係がバレているのではないかと、よくない空気が漂う中、慎二は思いがけない人物と接触する…。一方、いつものコインランドリーで洗濯をしていた龍子(市川実日子)と凪は、コインランドリーが閉店することを知り、店主から冗談半分で「このコインランドリーを継いで欲しい」と言われる。その日の夜、アパートの共有スペースで凪、龍子、ゴン、緑(三田佳子)、みすず(吉田羊)、うらら(白鳥玉季)に、「継いで欲しい」 と言われた話をしていると「そんな夢もありかも」 という展開に。そこで、凪は引っ越してきた時に書き出したウィッシュリストを再び思い出し、みんなで書くことに。思い思いに自分がやりたいことを書く中、やはり、凪はなかなか書けずにいた。そんな様子の凪を見ていたみすずは…。また、ゴンは凪のことを好きだと自覚してから、自分が凪のために何をしてあげられるのかと思い悩んでいたが、ついに行動を起こす。「凪のお暇」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(text:Reiko Uehara)
2019年08月29日黒木華主演のドラマ「凪のお暇」の第6話が8月23日にオンエア。これまで凪をマウンティングし続けてきた慎二が、“号泣姿”をバラされ焦りまくる姿に視聴者が大きく沸く一方、“ラスボス”ともいえる凪の母・夕の登場にも注目が集まっている。黒木さんが大島凪を演じ主演。高橋一生が凪をマウントし続けてきた元同僚の我聞慎二を、凪が会社を辞めて引っ越した先のボロアパートで出会った隣人・安良城ゴンを中村倫也がそれぞれ演じる。慎二と深い関係になる優秀な営業マン・市川円に唐田えりか、東大卒だが“空気が読めず”ドロップアウト、ブラック企業に再就職した坂本龍子に市川実日子、とあるきっかけから凪をボーイとして雇うことになった慎二行きつけのスナック「バブル」のママに武田真治、さらに三田佳子、吉田羊、白鳥玉季らも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ゴンと別れ再びリセット人生をスタートした凪は、スナック 「バブル」 2号店でボーイとして働くことになるも、お客さんとの会話が続かずコミュ力不足を感じ落ち込んでいた。そんな中「バブル」に慎二が現れる。凪も慎二も動揺するが、ママたちに気付かれないよう初対面を装う。その帰り凪と慎二の前に円が現れるが、凪がゴンと別れたことを知った慎二は円を同僚だと紹介。円の表情を曇らせてしまう。一方、ゴンは凪のことを考えると胸がチクッとする毎日を過ごしていた。それを緑 (三田佳子) に話すと、緑からは“初恋”と言われ、自分が凪に恋をしてることを自覚する…というのが今回のストーリー。凪といるところに円が現れ、円のことを「彼女」と紹介しようとするがその言葉が出てこない。凪のように地面に現れた“彼女”の文字を踏み潰す。さらにママや龍子から“号泣姿”をバラされてしまう…。いままで人を責め続けてきた慎二が防戦一方となる展開に「慎二、おかしすぎるわ」「慎二よすぎる。ガチでやばい。楽しい」「慎二未練タラタラで大好き」「まさかのゴンさんと凪の立場が逆転」などの声が大量にSNSに投稿される。そしてついに今回、凪の母が登場。片平なぎさ演じる凪の母・夕(ゆう)もまた闇を抱えているようで、「そろそろ母親との闘いが見れそう」「凪母の闇が濃くてこちらの呼吸が止まりそう」「最大の強敵は母か」などの感想も上がっている。(笠緒)
2019年08月24日黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBS系)の第5話が8月16日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪(黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSも全て捨てる人生リセットドラマだ。ゴン(中村倫也)に入れ込むあまり変わり果てた姿になった凪。諭そうとする慎二(高橋一生)だが、凪にその言葉は届かない。しかし、アパートの住人であるみすず(吉田羊)や緑(三田佳子)らの助けによって、正気を取り戻した凪はゴンとの関係を断ち切る決意をする。いっぽう、凪への想いを捨て去ろうとする慎二に後輩の和(唐田えりか)が急接近し……というのが第5話のあらすじ。ゴンと一緒にいるために無理をしている凪に対して、「(空気)読みまくってからそんなザマになってんじゃねえか」と見抜く慎二。しかし最後はいつものように天の邪鬼な罵詈雑言を浴びせているところを、みすずの娘・うららに「いじめないで!」と飛び蹴りされてしまう。今まで慎二の号泣する姿を目撃してきたみすずは「でも言葉はあれでしたけど、なんだか凪さんのこととても心配しているように見えて」と伝えるが、凪は信じようとしない。凪への思いを届けることができなかった慎二は、「もういない……」と振り払うように歯ブラシや豆苗といった思い出の品を処分。さらには連絡先や2人で撮った写真までも消去してしまう。そして、処分した物のなかには『信頼しあえる恋人関係を作るために』『じぶんの想いを伝える方法』といったタイトルの自己啓発本も。慎二は、凪のためにモラハラ体質な自分の性格を変えようとしていたのだ。すべてを処分したあと、「これが人生のリセットってやつか。尊いわ」と一言つぶやいた慎二。しかし、その顔は全く晴れていなかった。どこまでも素直になることができない慎二に、視聴者からは悲鳴にも似た悶絶の声が寄せられていた。《凪がSNSを全てやめているからメンバーがいませんになっているメッセージをそのままにしておいてこれまで何回も見返していたと思うと……慎二お前ってやつは……》《ねぇ~~~~~~~~!!!!!頭の良い!!!!慎二が!!!!!そんな怪しいタイトルの!!!!!中身があるようでまるでない本を!!!!!!!買ってまで凪とよりを戻したかったのに!!!!!慎二お前ってやつは!!!!!!!!!!!!》《慎二っーーーー!真面目かよ。健気かよ》次回は、ゴンとの関係を清算し、新しく凪が働きはじめたママ(武田真治)のスナックに慎二と和がやってくる。さらには、ゴンのなかにも凪への恋心が芽生え……。ますます激しくなる恋の三角関係から目が離せない――。
2019年08月20日黒木華、高橋一生、中村倫也、吉田羊、市川実日子らが出演する「凪のお暇」の第5話が8月16日放送。主人公の凪がゴンのことを「ちぎりパン」と表現するシーンに「原作通り!」といった視聴者からの声が続々と寄せられている。“真面目で気が弱く優しい”性格のため周囲からマウンティングされ続けてきた大島凪役で黒木さんが主演。凪のことが好きだが本人の前では酷いことばかり言ってしまう我聞慎二に高橋さん、凪が引っ越した先のボロアパートで出会った“優しすぎる”隣人・安良城ゴンに中村さん。凪と同じアパートで暮らす老女・吉永緑に三田佳子。シングルマザーの白石みすずに吉田さん、その娘・うららに白鳥玉季、東大卒だが人生にドロップアウトしてハロワ通いを続ける坂本龍子に市川さん、慎二の同僚で優秀な営業マンだが女子社員から恨まれる市川円に唐田えりか、慎二行きつけのスナック「バブル」のママに武田真治といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ゴンに恋してから生活がだらしなくなったと気づいた凪は、また自炊をしようとスーパーに買い物に行った帰り、みすずがママ友にマウンティングされている場面に出くわすが、何も言い出せない。虐待まで疑うママ友たちにうららはみすずが自分の実力で働く姿を見せるのだった。その頃慎二の会社では円がほかの女性社員たちから疎まれ始めていた。男性社員までも円の陰口を叩きはじめるなか、慎二は「生産性がない」と陰口を一蹴。そんな慎二に円は惹かれはじめる。みすずとうららの姿を見た凪はゴンへの想いを振り切るため自転車で立川から東京湾を目指すが、途中迷った末スナック「バブル」に辿りつくのだった…というのが今回のおはなし。ゴンとの恋愛を振り切ろうと、ゴンに部屋の鍵を返し、2人で会うのはもう止めようと告げる凪。その際凪がゴンのことを「ちぎりパン」と表現し、ゴンが面食らうのだが、このシーンに「ちぎりパンのシーン可愛いなぁ、、凪ちゃんの感性すごい」「ゴンさんちぎりパンとか女子中学生て言われてパニックしてるの可愛い」などの感想とともに、「原作でも凪ちゃんらしいお別れの仕方で大好きなシーン」「ちぎりパンを持った女子中学生のくだりのシーンをほぼ原作のままやってくれて嬉しかった!」「原作より好きなシーンかもしれない」などの反応が続々寄せられている。その後凪は「バブル」のママに誘われ店で働くことになるのだが、「バブル」といえば慎二行きつけのお店…ということでまたまた2人は再会するのだが、慎二のとなりには円の姿が…後半戦に突入する次回も目が離せない。(笠緒)
2019年08月17日冷夏といわれていた涼しさはどこへやら。猛暑が続くこの夏は、部屋にこもってドラマを見たい!中盤戦を迎えた今期も、良作がずらり。本誌女性記者たちが、ドラマファンの目で熱烈に、芸能記者の目線で冷静に、今からでも見てほしい作品を紹介します!座談会に参加したのは、40代ベテラン記者・A(幼少期から見続けたドラマ知識は膨大。韓流にも精通)、アラサー記者・B(さまざまな動画サービスを駆使して気に入ったドラマは何度も見返す“狭く深く”派)、20代本企画担当編集・C(Over40の俳優が好きなおじさまフェチ)の3人だ。A「初回視聴率は『サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』(テレビ朝日系・木曜21時~)が1位。そして『監察医 朝顔』(フジテレビ系・月曜21時~)と『ノーサイド・ゲーム』(TBS系・日曜21時~)が続きます」B「トップ3は法医学ものと池井戸潤原作。鉄板で面白いもんね」C「私は『凪のお暇』(TBS系・金曜22時~)が今後伸びてくるんじゃないかと思います!黒木華(29)の演技がうますぎて、つい見入っちゃう」A「あの主人公って、周りの目を気にしすぎるところとか、同性から嫌われる要素があるのに、黒木華が演じるとなぜか共感できるんですよね」B「今期は“人生に迷ってる女子”がよく出てくる気がしない?『偽装不倫』(日本テレビ系・水曜22時~)も、杏(33)が演じる婚活に疲れたアラサー女子が主人公だし」C「『セミオトコ』(テレビ朝日系・金曜23時15分~)の木南晴夏(34)もそうです!『何のために生きてるの?』って聞かれて、何も答えられないという」A「そこへ山田涼介(26)が演じるセミの王子様が現れるんですよね。どん底にいる主人公を、颯爽と現れたイケメンが救うっていうのは『偽装不倫』と『凪のお暇』にも共通しています」B「『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系・火曜22時~)の石原さとみ(32)は正反対じゃない?周りの男たちをガンガン振り回してて」A「多部未華子(30)が演じる『これは経費で落ちません!』(NHK総合ドラマ10・金曜22時~)の主人公も、葛藤しつつ経理部という自分の立場を貫くタイプの女性ですよ」C「そういう強めの女子が見たいなら『わたし旦那をシェアしてた』(読売テレビ・日本テレビ系・木曜23時59分~)もいいと思う!同じ1人の男と事実婚していたことがわかった3人の妻たちが、誰がいちばん愛されてたか、本気で張り合ってる姿が面白い」B「異色だけど『ルパンの娘』(フジテレビ系・木曜22時~)の深田恭子(36)も好きなんだよね。『悔い改めな!』って決めゼリフがすごく耳に残る(笑)」■主演以外も超豪華!本気出してるキャスティングA「今期のドラマを見ていて面白かったのが、2つの作品に並行して出演している俳優が多かったこと。しかも、真逆のキャラクターを演じていたりするんです。田中圭(35)なんて、『あなたの番です-反撃編-』(日本テレビ系・日曜22時30分~)では、妻を殺されて悲しみに暮れる年下夫役なのに、『Iターン』(テレビ東京系・24時12分~)ではヤクザの組長役ですからね!」B「『Iターン』は、渡辺大知(29)もそうだよね。やる気のない若手社員が『べしゃり暮らし』(テレビ朝日系・土曜23時15分~)では、お笑いに燃える高校生になっててびっくりした!」C「しっかり演じ分けられるのはさすがプロ。志尊淳(24)も『潤一』(関西テレビ・金曜25時55分~)で、『Heaven?~ご苦楽レストラン~』の天然キャラからは想像できない、色っぽくてミステリアスな青年を演じています」A「『サ道』(テレビ東京系・金曜24時52分~)で肉体美を披露している磯村勇斗(26)も、『TWO WEEKS』(フジテレビ系・火曜21時~)の2作品掛け持ち。どちらの役もキーパーソンですよね」C「今期は、主演以外にも豪華な俳優陣がキャスティングされてるよね。『ノーサイド・ゲーム』の松たか子(42)なんて、まさにそう!」B「夫役の大泉洋(46)との掛け合いがすごく面白い。『ため息つくくらいだったら呼吸しないでくれる?』ってセリフは痛快だった!辛辣な言葉に大泉洋が目をぱちくりさせてて(笑)」A「ほかにも『サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』の松雪泰子(46)や『凪のお暇』の三田佳子(77)とか、今期はサブキャストまで抜かりない。個人的に『あなたの番です-反撃編-』の、木村多江(48)の挙動不審っぷりも大好き(笑)」■韓流リメークはイケオジ豊作。ほかにもハマり役が続々と!B「韓流ドラマのリメークが『サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』、『ボイス 110緊急指令室』(日本テレビ系・土曜22時~)、『TWO WEEKS』って、3作品あるのも注目だね。どれも緊迫感があってハラハラさせられる!」A「大森南朋(47)に仲村トオル(53)、唐沢寿明(56)とイケオジも豊作です」C「同じ事件ものでも『監察医 朝顔』は、泣ける人間ドラマ。東日本大震災のシーンもすごく丁寧でしたね」B「私は『TWO WEEKS』にも期待してる。三浦春馬(29)は顔も演技も抜群だね。『サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』の高杉真宙(23)の生意気な演技も新鮮だった!若手だと、『僕はまだ君を愛さないことができる』(フジテレビ系・月曜26時25分~)の白洲迅(26)も王道で胸キュンするな」C「私は『あなたの番です-反撃編-』の荒木飛羽(13)に注目してます。イケメンなのはもちろん、演技力もすごい」A「私は『凪のお暇』の人たらしな中村倫也(32)推し!ライバル役の高橋一生(38)も捨てがたいですけど(笑)。イケオジなら『偽装不倫』の谷原章介(47)だな」C「イケオジ枠なら、私は『リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~』(テレビ東京系・月曜22時~)の反町隆史(45)だな。眼鏡がすごく似合ってる!」B「なんかみんなハマり役だから、3割増しでイケメンに見えるね(笑)」
2019年08月15日黒木華、高橋一生、中村倫也らが出演する金曜ドラマ「凪のお暇」の第4話が8月9日にオンエア。今回はゴンの“人たらし”ぶりと、慎二が初めて凪の前でみせた涙、さらに慎二役の高橋さんの“脚線美”に多くの視聴者から反応が寄せられている。累計250万部突破の同名漫画をドラマ化した本作。場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理してしまう主人公・大島凪を黒木さんが演じる。凪が勤務していた会社の同僚で、周囲には良い顔をするが凪にはマウンティングしてしまう我聞慎二に高橋さん。会社を辞めた凪が引っ越し先でお隣さんとなるイベントオーガナイザーの安良城ゴンに中村さん。この3人を中心に物語は展開。凪とゴンが暮らすアパートの住人で凪の上の階に住む吉永緑に三田佳子。シングルマザーの白石みすずに吉田羊。みすずの娘でクールな小学生のうららに白鳥玉季。成績優秀、高学歴にも関わらず社会に馴染めず求職中の坂本龍子に市川実日子。そして今回から慎二の同僚となる市川円役で唐田えりかも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。凪はゴンと一夜を共にし、それから毎日のようにゴンと関係を続けるようになっていった。どんどんゴンに堕ちていく凪だが、どこまでも自由なゴンに対しもやもやした感情を抱き、自分達の関係をはっきりさせたいと思い続けるも、肝心のところではぐらかされていた。一方、ゴンの仲間・エリィ (水谷果穂) からゴンが“メンヘラ製造機”だと聞かされた慎二は、凪のことが心配でたまらない。そんななか大阪支社から異動してきたサラサラストレートヘアの円に惹かれていく…のだが、思い出すのは凪のことばかり。凪のアパートを再訪した慎二は出くわしたゴンと2人で凪の帰りを待つことに…というのが今回のストーリー。今回はゴンの“人たらし”ぶりに多くの視聴者が反応。「溺れてる時は幸せだけど絶対虚しさが凄いやつ!」「こりゃメンヘラ製造機ですわ…凪ちゃんメンヘラ不可避」「ゴンさんは優しい心地よい底なし沼」などの声がタイムラインにあふれる。「なんとも言えないのらりくらりした役の感じが中村倫也の雰囲気と絶妙にマッチしすぎている」と中村さんの“ハマリ役”だという感想も。一方、プレゼン中にエリィの言葉がよぎって言葉に詰まるなど、凪が心配な余り“メンヘラ化”。毎回恒例のラスト号泣も話題になっている慎二だが、今回はついに凪の前で号泣。そんな慎二の姿を見た事がなかった凪が激しく動揺するというラストシーンだったが、そんな慎二には「慎二がメンヘラになっちゃってんじゃん(笑)」「クソ男とか思ってごめんよおお、いい奴じゃんか慎二」などの反応多数。また帰宅した慎二がボクサーパンツ姿になるシーンには「高橋一生の足がキレイwww」「白いおみ足は犯罪です」「足綺麗すぎてうらやま!」などその“脚線美”に目を奪われた視聴者からのツイートが続々と投稿されていた。(笠緒)
2019年08月10日黒木華主演、高橋一生、中村倫也が共演して描く“人生リセット”ラブストーリー「凪のお暇」。その第3話が8月2日オンエア。凪との部屋飲みでゴンがふるまった“ハイボールのチョコミントアイスのせ”に視聴者たちがざわめいている。「Eleganceイブ」(秋田書店)連載中、累計250万部突破のコナリミサトによる同名漫画を実写ドラマ化した本作。場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理をした結果、過呼吸で倒れてしまう主人公・大島凪に黒木さん。凪をマウンティングし続けてきたが、内心では凪のことが本気で好きな我聞慎二に高橋さん。引っ越して人生をリセットした凪の隣人・安良城ゴンに中村さん。凪がハローワークで出会う“空気が読めない”坂本龍子に市川実日子。凪やゴンと同じアパートの住人たちに三田佳子、吉田羊ら。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。凪のもとに北海道で暮らす母・ 夕 (片平なぎさ) から手紙が。携帯を解約し引っ越ししたことがバレたことを知った凪は、慌てて新たな携帯を契約、電話すると先々の親戚の結婚式で東京へ来ると言う。夕は凪が“ちゃんとした人生”を歩むことを望んでいて、クセ毛で外に出歩くなと言うような性格だった。ゴンと部屋で2人きりになった凪が母の話をすると、ゴンは「タイトルマッチ」という言葉を発し、母が上京するまでに自分なりの戦い方を身に付けてとアドバイス。その後龍子に婚活パーティーに連れて行かれた凪は、元同僚の足立と出会ってしまい。かつてのように“サンドバック”状態に。だがそこでゴンから言われた“タイトルマッチ”という言葉を思い出し、その前哨戦のつもりで足立に言い返し“ノックアウト”するものの、自分も傷付き、慎二の“肩書き”など上辺だけをみて付き合っていたことに気付く…というのが3話の物語。言葉で“サンドバッグ”状態にしてきた相手を言い負かしたものの、精神的につらくなってしまう凪。「サンドバックにされるのもKOするのも辛いってのは分かる」「言い返したら言い返したで落ち込む凪ちゃん。めっちゃ気持ちわかる」など、そんな凪の姿に共感する声が相次ぐ。その後、凪は慎二に別れを告げゴンの部屋に。そんな凪にゴンがふるまったのが“ハイボールのチョコミントアイスのせ”。これにも「ハイボールのチョコミント乗せ…覚えた…」「美味しそう」「明日からハイボールとチョコミント店頭から消えるぞ」といった声が殺到している。(笠緒)
2019年08月03日黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBSテレビ系)の第2話が7月26日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪 (黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSも全て捨てる人生リセットドラマだ。引っ越したアパートで隣人の小学生・うらら(白鳥玉季)や真上に住む緑(三田佳子)らと少しずつ親交を築いていく凪。謎多きお隣の安良城ゴン(中村倫也)と公園での素朴なデートではあわやキス寸前の雰囲気にまで。しかし、そんなときに元カレの我聞慎二(高橋一生)がアパートにやってきて……というのが第2話のあらすじ。凪の前では傍若無人の限りをつくすモラハラ男になる慎二。和やかに進んでいたアパートでのババ抜きでは、凪への呪いの言葉を投げかける。そして、凪が呪縛を振り払うと途端に豹変し「苦手なんすよね~、アットホームごっこ。反吐が出ます」と捨て台詞を吐いて帰ってしまう堂々たる“クズ男”だ。しかし実際の慎二は未だに凪への気持ちを捨てきれず、好きな女の子に対してイジワルをしてしまうまるで小学生のようなメンタルの持ち主。いきつけのスナックではママ(武田真治)らに号泣しながら恋の悩みを打ち明け、偶然を装ってわざわざ片道1時間以上かけて凪のアパートまでやってくる不器用な男なのだ。そんな慎二のキャラクターと二面性を完璧に表現しきる高橋一生の演技に視聴者も釘付け。SNS上では慎二を応援する声が多数届いていた。《なんというか、原作漫画だと「凪…頑張れ!」みたいな、凪への共感や応援で成り立っているエンターテイメントなんだけど、ドラマ版は只々慎二の不憫さと馬鹿さに「おっ、お前~~…」ってなるエンターテイメントだなって》《自分の自尊心を守るためなら嘘の笑顔貼り付けて容赦ない言葉も使って好きな人のことすら傷つけて、結局自爆して人も自分も傷ついて号泣しちゃうぐらいメンタル弱くて、どうしようもなくクソで不器用でバカな慎二、最ッッッッッ高だわ》凪を待っている間、一緒に映画を見ていた緑から「彼はただ、好きって伝えるだけでよかったのよ」と語られた慎二。彼が果たして、本心を凪に打ち明けられる日は来るのだろうか。最後まで心して見届けたい。
2019年07月30日コナリミサトの原作を黒木華主演でドラマ化する「凪のお暇」の第2話が7月26日オンエア。中村倫也の“激安バーベキュー”に「癒される」の声とともに、高橋一生の2週連続となる大号泣にも多くの注目が集まっている。“真面目で気が弱く優しい”良い人ゆえに人からマウンティングされ、いいように使われてきた大島凪を黒木さんが、凪が好きなあまり本人の前では酷いことばかり言ってしまう我聞慎二を高橋さんが、凪が会社を辞めて引っ越した先のボロアパートで出会った隣人・安良城ゴンを中村さんがそれぞれ演じる。また凪の引っ越し先アパートの住人として吉田羊、三田佳子ら。慎二行きつけのスナック「バブル」のママに武田真治。そして今回から市川実日子が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。会社も辞め携帯も解約、家財道具も処分して立川のボロアパートに引っ越した凪だが、引っ越し先にまで慎二が押しかけ、凪のに「お前は絶対、変われない」と告げ帰っていく。その言葉が心に引っかかって凪の心は激しく荒れていた。そんな時、銀行口座の残高が減っていく現実に危機感を覚えた凪は、失業保険の給付を受けるためにハローワークへ。そこで担当者ともめている坂本龍子 (市川さん) と出会い、友人が出来たと喜んだのもつかの間、“幸せになる石”を買わされそうになってしまう。そんななか、慎二は再び凪のアパートを訪れるも不在、吉永緑 (三田さん)の部屋で映画を見ながら待つことに。その頃、凪はゴンと近所の公園で“激安バーベキュー”でゆるっとしたひとときを過ごしていた…というのが今回のおはなし。バーベキューと聞いて過去の辛い思い出がよみがえり拒否反応を示す凪。そんな凪にゴンは“ツナ缶のっけトースト”をふるまう。材料費ワンコイン以下の節約バーベキューなら凪も好きかなと思ったと語るゴン…そんな“激安バーベキュー”デートに視聴者からは「憧れのトースト第一位が、ラピュタを抜いて、ツナチーズトーストになりました(隣に中村倫也必須)」「凪のお暇見てたらトースト食べたくなって焼いてる」「味付けはどうすれば良いのかな。私でも作れるかな」などの声が相次ぐ。一方、前回、凪から拒絶され夜の商店街で号泣した慎二は、今回も凪にぶたれて北海道名物の白い恋人を路上に散乱させながらまたもや大号泣。これには「あーあーこじらせすぎる不器用すぎる」「ブハッ 子供すぎwww」「もっと素直になれよ?慎二w」などのコメントが続々。“#慎二やべぇ”なるタグまで登場、「いつの間にこんなタグが。流石。」「このタグ面白すぎる」など、こちらにも大きな注目が集まっている模様だ。(笠緒)
2019年07月27日黒木華主演、高橋一生、中村倫也らを共演に迎え、人気漫画をドラマ化したTBS金曜ドラマ「凪のお暇」の第1話が7月19日から放送開始。黒木さん演じる大島凪に共感する視聴者が続出。高橋さん演じる我聞慎二には「原作のイメージぴったり」の声が集まっている。「マンガ大賞」2年連続ノミネート、「宝島社このマンガがすごい!2019オンナ編」3位選出など注目を集める月刊誌「Eleganceイブ」(秋田書店)連載中のコナリミサトによる同名漫画をドラマ化する本作。サラサラストレートヘアが特徴的な28歳の家電メーカーで働く28歳の大島凪を黒木さんが、凪と同じ会社で働く“元カレ”我聞慎二を高橋さんが、人生を“リセット”した凪が引っ越し先で出会う隣人・安良城ゴンを中村さんがそれぞれ演じる。また凪の引っ越し先アパートに暮らす老女・吉永緑には三田佳子、さらに同じアパートに暮らすシングルマザーの白石みすずに吉田羊、慎二が行きつけのスナック「バブル」のママに武田真治といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。何事もなく平穏に過ごすため常に周りに同調して生きてきた凪だが、会社の同僚からはいいように使われ神経をすり減らしていた。しかも社内で憧れの存在になっている彼氏・我聞慎二が同僚に凪とは結婚する気はなく、身体目当てだと話しているのを聞いた凪は、その一言がきっかけで心が折れてしまう。自分を見つめ直し人生をリセットする決意をした凪は、SNSもやめスマホも解約。東京郊外のボロアパートに引っ越す。そこには近所から“おつり漁りババア”と呼ばれている緑や、刺青姿のゴンといった住人たちが暮らしていた。新たな生活を始めたのもつかの間、再び凪の前に慎二が現れる…というのが1話の物語。1話を見た視聴者からは黒木さん演じる凪に「リアルに共感ポイントたくさんありすぎ」などの声が殺到中。クセ毛にコンプレックスを抱き、毎朝1時間かけてストレートヘアにセットしている凪の姿に「私は30分くらいだけど、気持ちわかり過ぎ!」という反応も。一方、高橋さん演じる慎二にも「あの嫌なゾッとする感じが原作のイメージぴったり」「サイコパスすぎる演技が素晴らしいすぎて私が過呼吸気味です」などの感想多数。ラストでは中村さん演じるゴンに凪が抱きしめられる場面も。今後の展開にも注目が集まる「凪のお暇」は毎週金曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2019年07月20日日常の中にありそうでありえないシチュエーションを用意、遭遇した人の行動を観察する「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」。7月18日(木)今夜オンエア回は新金曜ドラマ「凪のお暇」から主演の黒木華と高橋一生がゲスト出演する。『舟を編む』『草原の椅子』『シャニダールの花』などの作品で日本アカデミー賞をはじめブルーリボン賞、キネマ旬報ベスト・テンなど新人賞を総なめに。翌年には『小さいおうち』でベルリン国際映画祭 銀熊賞に輝くなど世界的な評価を受ける女優に成長。その後も『母と暮せば』『リップヴァンウィンクルの花嫁』『日日是好日』で日本アカデミー賞の栄冠を手にするなど、その圧倒的な演技力で知られる黒木さん。「民王」で注目されると『シン・ゴジラ』が大ヒット。さらに「カルテット」が大きな話題となると大河ドラマ「おんな城主 直虎」に朝ドラ「わろてんか」と立て続けに国民的な注目度を誇るドラマに出演。「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」「僕らは奇跡でできている」「東京独身男子」と出演作それぞれで違う顔をみせる演技派の高橋さん。今回は2人が“どうしてもやってみたい”という念願の「着ぐるみ」と「スカイダイビング」を体験。日本を代表する演技派の2人が初体験でみせる“素”の表情をモニタリング。また、速水もこみちの「ご当地給食モニタリング」は28人の子どもたちを連れ北海道で課外授業。木下優樹菜はCBCの石井亮次アナウンサーと人形町の酒場へ。さらに毎回人気の“おじいちゃん、おばあちゃんが超スゴ技パフォーマーだったら?”企画も実施される。今夜のゲスト、黒木さんと高橋さんが出演する「凪のお暇」は同名人気コミックの実写ドラマ化作品で、黒木さんが場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理をした結果、過呼吸で倒れてしまう主人公・大島凪を演じる。高橋さんは凪の元カレ・我聞慎二を演じるほか、中村倫也が人生をリセットした凪の新たな生活先の隣人・安良城ゴンとして出演。市川実日子、片平なぎさ、吉田羊、三田佳子ら豪華俳優陣が脇をかためる。「凪のお暇」は7月19日より毎週金曜日22時~TBSにて放送。※初回は15分拡大「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」は7月18日(木)今夜20時~TBS系でオンエア。(笠緒)
2019年07月18日新金曜ドラマ「凪のお暇」に主演する女優の黒木華が、7月13日(金)今夜オンエアされる「A-Studio」にゲスト出演。吉田羊、松重豊、ムロツヨシら共演者たちのコメントや中島哲也監督からの“辛口メッセージ”から、黒木さんの素顔が明かされていく。本番組は笑福亭鶴瓶がゲストの関係者に自ら事前に徹底取材、サブMCを上白石萌歌が担当するトーク番組。2010年に野田秀樹演出の舞台「ザ・キャラクター」のアンサンブルでデビューすると、蜷川幸雄の舞台にも参加したことで演劇界で注目の的になり、その後ドラマや映画にも進出。2014年の山田洋次監督作『小さいおうち』でベルリン国際映画祭の銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞し、その演技が世界的な評価を受けると、最近では大河ドラマ「西郷どん」や「獣になれない私たち」などで存在感溢れる演技を披露、見る者を虜にしてきた黒木さん。今回は連続テレビ小説「純と愛」での共演がきっかけで仲良くなった吉田さんから、吉田さんが惚れたという黒木さんの可愛らしすぎる行動が紹介されるほか、「重版出来!」で共演した松重さんは撮影期間中、朝5時まで一緒に飲んだという黒木さんの酒豪っぷりを証言。吉田さんもムロさんも目撃したという黒木さんのベロベロ姿に、黒木さんも「ベロベロキャラは嫌だ…」と赤面。そんな黒木さんが「世間には見せない!」というリラックス姿とは!?また昭和の香りがする女優としておしとやかなイメージが強い黒木さんだが、映画『来る』の中島監督からは「意外と腹黒い」「あの無垢な笑顔にダマされるなっ!」という辛口メッセージ(!?)も。そんな黒木さんが日頃から迷惑をかけっぱなしで夜中に「会いたい」と電話する相手とは?鶴瓶さんとのトークでは思わず大阪弁も飛び出す黒木さんの素顔と魅力に迫る今夜の本番組をお楽しみに。黒木さんが主演を務める金曜ドラマ「凪のお暇」は7月19日(金)22時~TBS系で放送開始。「Eleganceイブ」(秋田書店)にて連載中、口コミで話題となり累計250万部を突破しているコナリミサトによる同名コミックをドラマ化する同作。場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理をした結果、過呼吸で倒れてしまう主人公・大島凪を黒木さんが演じるほか、凪の元カレ・我聞慎二に高橋一生、人生をリセットした凪の新たな生活先の隣人・安良城ゴンに中村倫也。さらに市川実日子、片平なぎさ、武田真治、吉田羊、三田佳子らも共演。世界が認めた演技派女優・黒木さんの素顔に迫る「A-Studio」は7月12日(金)23時~TBS系でオンエア。(笠緒)
2019年07月12日黒木華主演、高橋一生、中村倫也ら豪華キャストが共演する新金曜ドラマ「凪のお暇」。この度、本作に武田真治が出演することが決定。「砂の器」以来、15年ぶりのTBS連続ドラマ出演となる。本作は「Eleganceイブ」(秋田書店)にて連載中のコナリミサトによる同名漫画の実写ドラマ化。口コミで話題となり累計250万部を突破している人気作だ。主演の黒木さんが、場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理をした結果、過呼吸で倒れてしまう主人公・大島凪を、凪の元カレ・我聞慎二を高橋さん、人生をリセットした凪の新たな生活先の隣人・安良城ゴンを中村さんが演じるほか、市川実日子、片平なぎさ、吉田羊、三田佳子ら豪華俳優が集結している。今回新たに出演が決定した武田さんは、タレント、サックス奏者、俳優として幅広く活動し、近年の筋肉ブームの火付け役として注目を集めている。今作では、スナック「バブル」の個性的なママとして出演。「バブル」は、慎二の行きつけのスナックで、凪への思いを上手く伝えることができない慎二に、ママと店員の杏(中田クルミ)が優しくも厳しくアドバイス!慎二にとって、素になり本音で話せる唯一の場所なのだ。出演にあたって武田さんは「僕が演じるママという役は、なかなか思い切ったキャラクター」とキャラクターについて明かし、「主人公たちの背中を押せるように丁寧に演じていきたいと思っています」と意気込んでいる。「凪のお暇」は7月19日より毎週金曜日22時~TBSにて放送。※初回は15分拡大(cinemacafe.net)
2019年07月12日秋篠宮家の次女・佳子さまは6月3日、東京都港区の明治記念館で、第66回産経児童出版文化賞の贈賞式に臨まれた。大賞に選ばれたのはフォトジャーナリスト・豊田直巳さんの「それでも『ふるさと』」(農文協)。佳子さまは「東日本大震災による原発事故の影響で避難することとなった福島県飯舘村の様子を、震災直後から6年にわたり記録し続けた写真絵本です。つらい思いをしながらも、ふるさとを愛し、互いに協力し合う人々の姿に、胸を打たれます。この本は、震災当時を知らない子どもたちにも、深い印象を残すことと思います」と感想を述べられた。公務にお一人で出席し、お言葉を述べられるのは大学卒業以来、初めて。佳子さまは5分半にわたり、各賞を受賞した8作品すべてについて丁寧に感想を述べられた。この式典には、前年までは紀子さまが出席されていた。皇位継承に伴う公務分担の見直しで、紀子さまの出席は都合がつく場合に限られることになり、今回は佳子さまが出席された。「佳子さまは今年3月にICU(国際基督教大学)を卒業されました。今のところ大学院進学や就職の予定はないそうです。御代替わりで多忙になられた秋篠宮ご夫妻を支えるため、しばらくはご公務に専念されるおつもりなのでしょう」(皇室担当記者)
2019年06月04日悠仁さまを狙った“刃物事件”や小室圭さん問題など、苦難に見舞われている秋篠宮家。しかし、明るい話題もある。次女の佳子さまが初の外国公式訪問へ向けて調整中だと宮内庁が発表したのだ。今年の9月中旬から下旬にかけて、オーストリアとハンガリーを約10日間の日程で訪問される予定だという。胸をなでおろすのは宮内庁関係者。「実は、佳子さまはこの秋から留学されるのではないかという声もあったのです。お姉さまの眞子さまも大学卒業時、『進学や就職はせず、皇族として本格的に公務に取り組む予定』と宮内庁から発表がありましたが、半年後にはイギリスの大学院に進学されています。佳子さまにとっても、海外の大学院進学は魅力的な選択肢だったはずです。毎週お忍びでダンスレッスンを続けていらっしゃった佳子さまには、より自由な環境でダンスに打ち込みたいという思いもおありだったと思うのです」しかし佳子さまはダンスへの情熱をいったん“封印”し、ご公務に取り組まれる道を選ばれたのだ。秋篠宮家は御代替わり後、総力を挙げて公務にまい進している。秋篠宮ご夫妻は「全国『みどりの愛護』のつどい」の式典出席などのため、5月17~18日に鳥取県をご訪問。さらに秋篠宮さまは、6月中旬までに単独で3回の地方ご公務を予定するハードスケジュールだ。眞子さまも5月11日に「みどりの感謝祭」式典に出席され、22~23日には「全国都市緑化祭」ご臨席のため長野県を訪問される予定。さらに21日には、秋篠宮ご夫妻と眞子さまと佳子さまがそろってコンサートを鑑賞された。「秋篠宮家に逆風が吹く中で、国民の支持を取り戻すためには、やはりひたむきにご公務に取り組むほかはない――。小室さん問題をめぐって対立するなかでも、その点ではご一家の意見が一致したのでしょう。初の外国訪問に臨まれる佳子さまからは、その先頭に立って“秋篠宮家を救う”と言わんばかりの意気込みが感じられます」(皇室担当記者)皇室ジャーナリストの渡邉みどりさんも期待を込める。「佳子さまは毎朝、赤坂御用地内をジョギングされているそうですが、職員を見かけると佳子さまのほうから『おはようございます』と挨拶されるそうです。そういった社交性と海外留学で培った語学力で、佳子さまが令和の時代の新しい皇室のイメージを形作ってくださるはずです。今年3月、大学ご卒業に際して発表されたご感想の中で《私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています》とつづられました。あえて堂々とご自身の考えを表明されたご姿勢は今の時代に合っていると思います」ただ、こういった佳子さまの発言に、一部週刊誌からは「『公』より『私』を優先」などと批判が上がった。前出の宮内庁関係者はこうした意見に反論する。「佳子さまは同じ文書の中で、上皇ご夫妻の60年にわたるご活動を《大変尊敬申し上げております》と綴っていらっしゃいます。また、天皇皇后両陛下についても《少しでもお二方のお役に立つことができれば誠に嬉しく思います》と語られています。上皇ご夫妻の思いを受け継ぎ、天皇皇后両陛下を支える――。その真摯なお気持ちは、きっとご公務で体現されることでしょう」秋篠宮家、そして国民の期待を背負って――。佳子さまはついに、国際親善の舞台へと足を踏み出される。
2019年05月23日賛否を呼んだ三田佳子(77)の卒母告白。『婦人公論』4月9日号で、次男・高橋祐也(39)について《私としては、すでに次男からも卒母しています》と宣言したのだ。これまで高橋が覚せい剤取締法違反で逮捕されるたびに、その“過保護ぶり”が波紋を呼んできた三田。そのためネット上では《最後まで死ぬまで責任持てよ!》《自分が甘やかして育てて、いまさら何を言ってるんだろう》などの批判が殺到。いっぽうでは《私には痛い程理解できて涙が出る》《とっくに卒業していいのでは?いや、卒業するべき》と賛同する声もあがっている。だが実は近年、三田のように「母親をやめる」女性が急増しているという。引きこもりや家庭内暴力問題などを解決するための全寮制自立支援施設「あけぼのばし自立研修センター」によると16年度の相談件数は1,411件だったのに対し、18年には2,777件とほぼ2倍に。相談の主な内容として、引きこもりや家庭内暴力など深刻化する子供とのトラブルがあるようだ。そうした深刻化する背景について、同センターの齊藤直毅さんは「親も子どもから頼られることに依存している、つまり共依存の関係にあることが多い」という。以下のリストをご覧いただきたい。東京自立支援センターの資料をもとに作成した共依存チェックリストだ。あなたは、いくつ当てはまるだろうか。【1】子どものことを本当に理解してあげられるのは自分だけだ【2】子どものためなら自分や財産、仕事を犠牲にしてもかまわない【3】子どもの欲しがるものやお金は不自由なく与えている【4】子どもがいつか変わってくれると信じて見守ることも必要だと思う【5】子どもを傷つける言葉や、機嫌を損ねるような行動は避けたい【6】子どものことで頭がいっぱいになり、何も手につかないことがある【7】子どもの存在が精神的な支えになっている【8】子どもが今の状態になってしまったのは自分の責任だ【9】子どもには自分と同じ失敗をさせたくない【10】自分に人間関係のトラブルが多かったり、夫婦間で本音を話せない「相談に来られる方の多くも、共依存の傾向があるようです。まるで奴隷のように、息子に尽くし続けている母親もいます。しかし、それでは問題の解決を遠ざけることになります。共依存状態にある親は、子どもを過剰にかばう傾向があります。たとえば事件を起こした息子さんがいて、ご両親が相談に来るとしましょう。こちらは問題を把握するため、事件について聞きますよね。しかしご両親が『もう過去のことだから聞かないで』『息子を全否定しないで』と言うのです。こうなってしまうと、解決は容易ではありません。ゆっくり時間をかけて、問題の糸をときほぐしていくことが必要となってきます」(齊藤さん)実は齊藤さんによると、リストのうち1つでも当てはまると「共依存である可能性がある」という。たしかに三田も、今回の『婦人公論』の記事中ですらこう語っている。《ある飲食店では「うちは、犯罪者は入れないことにしています」と追い払われたこともあるそうです。擁護しているわけでなく、事実として、気の毒だなと思います。(中略)かといって、見捨てたり、見放すということではありません。「いつでも見ているから」ということは、伝えているつもりです。いくら卒母しても、母と子の縁が切れるわけではありませんから》子どもは、最後に必ず親が助けてあげなければならない――。卒母宣言をしてもなお、そうした“親という呪縛”を完全に断ち切るのは難しいようだ。だが、齊藤さんはこう語る。「環境を変えるだけで、驚くほど簡単に改善することもあります。そもそも相談に来られるのは社会的ステータスの高い、いわゆる裕福なご家庭が多い。互いにプライドが高く、歩み寄れなかったのでしょう。しかしもともと優秀な子も多いので、入所後にすごくいい企業へと就職していくケースも少なくありません。また適正な距離感を取り戻すことで、親の側も変わります。『私、おかしかったのかもしれない』と気づかれる方もいますし、『この10年間は、いったい何だったんだろう!』と不思議がるご両親もいらっしゃいました」母親をやめることでみえてくる未来。三田の悩める選択は今度こそ報われるのだろうか。
2019年04月03日《私としては、すでに次男からも卒母しています》そんな三田佳子(77)の告白が話題を呼んでいる。『婦人公論』4月9日号で、次男・高橋祐也(39)からの“卒業”を宣言したのだ。これまで高橋が覚せい剤取締法違反で逮捕されるたびに、三田の“過保護ぶり”が波紋を呼んできた。最初の逮捕は98年。当時の高橋は18歳だったが、三田がお小遣いとして月50万円を渡すこともあったと報じられた。そして昨年9月には4度目の逮捕となったが、そのときも変わらぬ親子関係が伝えられた。「事件の前、高橋さんは『今でも1日15万円もらっている』『家族カードを持っていて、月に200万円使うことがある』などと言っていたそうです。さらには『母親から絵が送られてきたこともあった』と漏らしていたことも。三田さんからは『もうお金がないの。これを売って何とかして……』と言われていたそうです」(芸能関係者)息子の逮捕後、三田は《親としては、もう力及ばずの心境です》と答えていた。そんななかで飛び出した、“卒母”告白。過去に“親と縁を切る子が増えている”と話題になったことはあったが、“親が子と縁を切る”という例は多くなかった。だが実は近年、三田のように「母親をやめる」女性が急増しているという。引きこもりや家庭内暴力問題などを解決するための全寮制自立支援施設「あけぼのばし自立研修センター」の齊藤直毅さんは語る。「三田さんのように『頑張ってきたけど、もう限界』と相談に来られる方は多いです。16年度の相談件数は1,411件でしたが、18年には2,777件とほぼ2倍。今年はまだ3カ月にもかかわらず、674件です。電話での相談はこの5倍くらいあります。相談内容でいちばん多いのが、引きこもり。そのほかにも定職につかない、お金の無心などがあげられます。また全体の4割ほどが、家庭内暴力に悩んでいます。なかには『子どもと縁を切りたい!』というようなご相談もありました。我々は自立支援のサポートを目的として活動しているので、そうした活用は非常に困るのですが……」さらに問題なのは、相談件数の増加だけではない。その内容も、昔では考えられなかったほど深刻化しているという。今回、齊藤さんに2つのモデルケースを再現してもらった。■ケース1:親に根性焼き40代前半の息子は、15年間無職だった。20代半ばで会社を辞めて自宅にいるようになったが、理由をつけてはお金を無心するように。そうした生活は、10年間も続いた。「こうなったのはお前たちのせいだ!」と言われた父親が仕事を見つけてきたところ、今度は「自分が働いている間は寝るな!」と言うように。要求はどんどんエスカレートし、母親をいつも自分の近くに置き始める。気に入らないと罰金を徴収し、母親の体に煙草を押しつけることも。父には包丁を持ち出し、「殺してやる」と威嚇するようになってしまった。■ケース2:小遣い月50万円30代前半の息子は就職して家庭も持ったが、うつ病を患い退職。病気は回復したが、無収入となったことで両親への無心が始まった。お金はキャバクラなどに消え、さらにカード会社への借り入れを繰り返す。借金は800万円に膨らんだが、息子に返済能力はない。結局、借金は両親が全額支払うこととなった。家族会議を開き、息子は更生を約束。だが次第に悪い仲間と付き合い始め、仕事も長続きせず辞めてしまう。そのうち月50万円ほどのお小遣いを要求し、「安月給で働く意味なんてない!」とまで言うようになってしまった。子どもの問題を解決したいと誓ってきた母親たちが施設に助けを求める。そこには並々ならぬ葛藤があったことだろう。だが齊藤さんは「物理的に距離を置くことが重要」と説く。「たしかに入所してからも、ご両親のなかには『本当に施設へ預けてよかったのだろうか……』と悩まれる方がいらっしゃいます。しかし、親と子の“線引き”をすることは非常に大事です。実際、入所された95%の方はきちんと自立できていますからね。みんな、本心では変わりたいのです。だから“親としての責任”にこだわるのではなく、いい意味で“他人に任せること”が重要だと思いますね」
2019年04月03日3月22日、佳子さまはICU(国際基督教大学)を卒業された。佳子さまはご卒業に際し、宮内記者会からの質問に文書でお答えになった。眞子さまの結婚延期についての質問には《私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています》と回答された。「眞子さまは、いまも小室さんとの結婚の意志は変わっていないといいます。すなわち佳子さまは、眞子さまと小室さんの結婚に賛成を表明されたと言えます。このご回答により、秋篠宮ご夫妻と眞子さま・佳子さま姉妹の深刻な亀裂が表面化してしまったのです」(皇室担当記者)宮内庁関係者は、この状況を美智子さまも憂慮されているはずだと語る。「美智子さまは陛下がご成婚の日におっしゃった《どのような時にもお立場としての義務は最優先であり、私事はそれに次ぐもの》というお言葉を、60年間、大切にされてきました。今回の佳子さまのお言葉をお聞きになられた美智子さまは、慄然とされたことでしょう。秋篠宮ご夫妻を通じて、苦言を呈すこともお考えのはずです」佳子さまといえば、学習院女子高等科でダンスに熱中され、文化祭への出演が大きな話題に。現在も密かにダンススクールに通われ、昨年の公演ではパワフルなヒップホップダンスを披露されている。また、ICUに入学後はカジュアルなファッションが注目の的になった。そうした奔放なイメージもある佳子さまだが、今回のお言葉には“皇族としての自負”もにじむ。「ご公務については《私が何をやりたいかではなく、依頼を頂いた仕事に、一つ一つ丁寧に取り組むというのが基本的な考え方です》と記されています。佳子さまはこれまで紀子さまが出席されていた毎年6月の『産経児童出版文化賞』を引き継がれる予定です。また、今年9月にはオーストリアとハンガリーへの訪問も検討されています。初の海外ご公務です。大学院進学や就職のご予定もなく、御代替わりとなる今年、佳子さまはご公務にまい進されることになります」(前出・宮内庁関係者)結婚については「一個人としての希望」を強調される一方、ご公務は「私が何をやりたいかではなく」と、まったく対照的な記述。前出の皇室ジャーナリストは言う。「宮内記者会からの『お相手はいらっしゃいますか』との質問にも《このような事柄に関する質問は、今後も含めお答えするつもりはございません》と、きっぱりと回答を拒否されています。眞子さまだけではなくご自身についても『自由な結婚を!』と主張されているのです。一方で佳子さまは、皇族としての義務は公務で果たす、という“決意表明”をされたのです。佳子さまはご公務にしっかり取り組む代わりに、趣味のダンスや恋愛・結婚といったプライベートにはいっさい干渉しないでほしい、というお考えなのでしょう」ただ、このような“割り切った姿勢”も美智子さまのお気持ちとは一線を画すものなのだという。「天皇陛下は以前、《与えられた公務を真摯に果たしていく中から、新たに生まれてくる公務もある》と発言されています。両陛下でかつての戦地を巡られた“慰霊の旅”も、お二人の強い希望がなければ実現しなかったものでした。美智子さまは、佳子さまにもご自身なりの問題意識を持ってご公務に取り組まれることを望まれていたはずです。それにもかかわらず、主体性が感じられない回答をされた佳子さまに、美智子さまは肩を落とされたはずです」(前出・皇室ジャーナリスト)御代替わりまで1カ月あまり、美智子さまは新たな不安を募らせることになってしまった――。
2019年03月28日「充実した学生生活を送ることができ、感謝しています」3月22日の、ICU(国際基督教大学)の卒業式。早朝、キャンパスにお見えになった佳子さまは、集まった記者たちにすがすがしい笑顔を見せられた。佳子さまは学習院大学を2年生の夏に中退し、姉の眞子さまと同じICUを受験。20歳で再入学されている。「佳子さまは、高校生の時に学習院とは別の大学を受験して不合格になっていたのです。幼稚園から学習院で過ごし『限られた一つの環境しか経験できていない』と悩んでいらしたという佳子さまにとって、ICUでのキャンパスライフは悲願でした。一昨年はイギリス・リーズ大学への留学も経験されました。佳子さまの満面の笑みが、たいへん充実した4年間だったことを物語っています」(皇室担当記者)しかし、この日発表された佳子さまの「大学ご卒業に当たってのご回答」は記者たちに衝撃を与えていた。皇室ジャーナリストも驚きを隠さない。「事前に宮内記者会が質問を提出していたのですが、その中に《眞子さまは、結婚に関する儀式を延期されていますが、家族としてどのように受け止めていらっしゃいますか》という一節がありました。ノーコメントもありうるという記者たちの予想に反し、佳子さまのご回答は、秋篠宮ご夫妻のお考えに真っ向から対立するものだったのです」佳子さまは、眞子さまと小室圭さんの結婚について率直にこう記されたのだ。《私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています》皇室担当記者が言う。「秋篠宮さまは昨年11月の会見で小室さんに対し、婚約には《多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況》が必要だと明言されました。小室家の金銭トラブルとあまりに不十分な経緯説明、突然のアメリカ留学によって、秋篠宮ご夫妻は不信感を募らせました。“国民の祝福”という条件を突きつけることで、小室さんに婚約辞退を迫ったといっても過言ではありません。一方で佳子さまは、眞子さまのお気持ちが何より重要とのお考えを明確にされました。眞子さまは、いまも小室さんとの結婚の意志は変わっていないといいます。すなわち佳子さまは、眞子さまと小室さんの結婚に賛成を表明されたと言えます。佳子さまの“姉妹共闘宣言”は秋篠宮ご夫妻にとっては、大誤算だったことでしょう」女性皇族の“お相手選び”は、ご本人の希望だけで決まってよいものなのか――。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんはこう語る。「たしかに女性皇族の場合、ご結婚は法的にプライベートなことと位置づけられています。ただ、私たち国民と決定的に違うのは、結婚後も生涯にわたって品位を保つことが求められる点です。そのために1億円を超える『一時金』も国庫から支給されます。今年1月まで1年以上も金銭トラブルについての説明をしてこなかった小室さんに、国民も強い不信感を抱いています。秋篠宮殿下はこの国民感情を配慮されているのでしょう」佳子さまのICU卒業という、未来への期待を感じさせる節目。だがその日に、秋篠宮ご夫妻と眞子さま・佳子さま姉妹の深刻な亀裂が表面化してしまったのだ――。
2019年03月27日秋篠宮家の次女・佳子さまが3月22日、ICU(国際基督教大学)を卒業された。事前に宮内記者会から提出されていた質問に文書で回答されていた佳子さま。記者会からの「結婚の時期や、理想の男性像についてどのようにお考えでしょうか。お相手はいらっしゃいますか」との質問に、佳子さまはこう答えられた。「結婚の時期については、遅過ぎずできれば良いと考えております。理想の男性像については、以前もお答えしていますが、一緒にいて落ち着ける方が良いと考えております。相手がいるかについてですが、このような事柄に関する質問は、今後も含めお答えするつもりはございません」このキッパリとしたご回答に、Twitter上では《最高にクール》《このような毅然とした回答をしてくれたこと 背筋が伸びるような気持ち》と、女性を中心に賛同の声が上がっている。また《この類の質問ってセクハラなんじゃないの》といった指摘も。『朝日新聞』で皇室担当を務める中田絢子記者はこうツイートしている。《質問は宮内記者会の加盟社で話し合い決定していますが、この「お相手がいらっしゃいますか」という質問をするかどうか、大変難しいと感じてます。これまで浩宮さまや紀宮さま、眞子さまには質問してきた(し、国民も関心があった)のですが、今の時代に合うのかどうか。悩みながら取材しています》たしかに、皇太子さまが独身のころには「お妃選びを富士登山にたとえると」との質問に、「30歳までにということを申し上げていますし、七合目ぐらいでしょうか」などとユーモアを交えて回答される場面が恒例になっていた。ただ、皇太子さまと内親王である佳子さまではお立場の違いもあるうえに、佳子さまの世代にとっては違和感が大きいのかもしれない。昨年10月には、TBSの宇垣美里アナウンサー(27)が『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、スタッフから「お相手はいるんですか?」との質問に3回続けて「ん?」と回答拒否した場面が話題になった。宇垣アナは眞子さまと同学年の’91年生まれだ。宇垣アナは後日ラジオ番組で「私の選択で(交際相手が)今いなかったり、私の選択で今この人生を歩んでいるのに、なんで~?って思っちゃう」と、「お相手」質問への違和感を語っていた。平成生まれの眞子さまや佳子さまも、皇族というお立場を自覚されつつも「私の選択」は譲れないというお気持ちでいらっしゃるのかもしれない――。
2019年03月25日昨年9月に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕された、女優の三田佳子(77)の次男・高橋祐也(39)。昨年12月に懲役2年6カ月・保護観察付き執行猶予5年の判決を受けたが、プライベートで大きな局面を迎えていた。20日、高橋は自身のTwitterで〈明日沖縄に帰る。離婚届をサインして、婚姻届も無事に終わる〉と離婚と再婚の意向を告白。さらに翌21日にはこんな宣言まで行っていたのだ。《流れ流れて、前科三犯前歴一犯の依存症のデブのハゲた金もない施設にいる糖尿病おやじと里菜さん。一週間後正式に結婚することになりますが。直ぐ離婚しないでね。色々頑張るからさ》高橋は2010年2月、一般女性と結婚。同年9月には第一子となる男児が誕生していた。しかし17年11月、本誌は高橋のトラブルをスクープ。交際相手である元乃木坂46の大和里菜(24)を暴行し、警察沙汰になっていた。だがその示談交渉中、2人は再び連絡を取り合うようになっていた。そんな彼から飛び出した“離婚&再婚”宣言。18日のTwitterでも〈離婚の協議で保護観察官に許可を得て東京に来ている〉〈生活を自分で立て直さないと、養育費も支払って行けない〉と書き込んでいる。高橋は新たな道を歩む決意をしたことで、今度こそ更生できるのだろうか。
2019年02月21日昨年12月29日に24歳の誕生日を迎えられ、ICU(国際基督教大学)4年生の佳子さま。秋篠宮さまは昨年11月の会見で「現在は卒業論文の作成に忙しくしているところのようです」と述べられた。しかし佳子さまには、卒論と同じくらい熱心に取り組まれていることがあった。昨年の12月中旬、授業を終えた佳子さまは車に乗り、ICUを出発された。しかし秋篠宮邸のある都心方面には戻らず、別方向へ向かったのだ。1時間ほどかけてたどり着いたのは、郊外の小さな公民館。周囲には地元署の警察官が配置についており、厳戒態勢になっている。しばらくすると小学生くらいの男の子や、女子高生が集まってきた。実はこの公民館で開かれていたのは、ダンススクールのレッスン。佳子さまは密かに、このレッスンに通っていらっしゃったのだ。午後5時ごろに到着された佳子さまは、4時間以上も練習に打ち込まれたのだった。「佳子さまは高校生のころ、同級生とチームを組み、ダンスに熱中されました。ただ、大学ではダンスサークル入会を断念され、ダンサーの夢は諦められたとばかり思っていましたが……」(皇室ジャーナリスト)紀子さまも、佳子さまの極秘レッスンをご存じだったのだろうか。皇室担当記者が語る。「佳子さまは大学に入られてからも、個人的にダンスを続けられているという噂は耳にしたことがありました。秋篠宮ご夫妻もお子さまの個性を伸ばす教育方針ですから、佳子さまの意向を了承され、警備の要請もされていたのでしょう。ただ、大学卒業を間近に控える時期まで、こんなにも熱中なさるとは予想外だったかもしれません」ICUで授業を受けられてからではなく、秋篠宮邸から往復3時間かけて公民館へ通われる日もあった。「佳子さまはイギリスのリーズ大学で、パフォーマンス・文化産業学科の講義を受けられました。この学科では、演劇やダンスの公演を共同制作する実践的な授業もあります。留学中に、佳子さまの『ダンサーになりたい』という情熱が再燃したのではないでしょうか。大学卒業後もダンスレッスンは続けられるおつもりなのでしょう」(前出・皇室担当記者)
2019年01月05日今年9月、覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた三田佳子(77)の次男・高橋祐也被告(39)。その判決公判が12月13日に東京地裁で開かれ、懲役2年6カ月・保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役2年6カ月)の判決が言い渡された。各メディアによると、東京地裁は「(高橋被告が)寂しさや不安から逃れるために使用するなどした動機に酌むべき事情はない」と指摘。一方で「専門施設に入所するなどして、二度と覚せい剤に手を出さないと述べている」と、執行猶予付き判決を下したという。「高橋被告は08年に薬物事犯で実刑判決を受け、収監されていました。それだけに、今回は執行猶予が付くか微妙なラインでした。しかし更生を期待する裁判官の人情もあったのか、保護観察付きの執行猶予という実刑一歩手前の判決となりました」(司法担当記者)判決日から2週間以内に高橋被告や検察側からの控訴がない場合、判決が確定する。だが今後も不安材料は少なくない。「今後もお金目当てで悪い仲間が群がってくるでしょう。おまけに高橋被告が薬物の入手先を警察に話したことで逮捕者が出ており、その“報復”の恐れもあります。東京以外の地方に隔離して更生させることになりそうです」(芸能記者)高橋被告を更生させるため、家族の苦悩の日々は続きそうだ。
2018年12月16日その光景はまるで“借金回収”現場のようだった――。11月上旬、都内にある高級マンションの一室から大きな絵画を運び出す人物がいた。部屋に住んでいたのは三田佳子(77)の次男で、9月に覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕された高橋祐也被告(38)。そして運びだしていたのは、三田の夫・高橋康夫氏(77)だ。高橋氏が息子宅から運び出していたのは、立派な額縁に入った縦70センチ×横50センチほどの油絵が2点。大切そうに車に載せると、マンションの駐車場から去っていった。「絵はもともと、三田さんが祐也さんに送ったもの。今回、初公判を前にして三田さんが康夫さんに“奪還”を命じたそうです」(三田の知人)三田といえば、これまでは息子に対する“過保護”ぶりが度々取り沙汰されていた。「祐也さんが最初に逮捕されたのは98年。当時、三田さんが18歳だった息子に月50万円の小遣いを渡していたと報じられました。最近では祐也さんが『母親はもう俺の言いなり。家族カードも持っていて、月に200万円使うことがある』と豪語していたといいます。ときには『もうお金がないの。これを売ってなんとかして……』と言って、絵画を送ったこともあったそうです」(芸能関係者)“アメ”を与えつづけてきた三田。しかし、今回ばかりは違っていた。高橋被告の逮捕時には《親としては、もう力及ばずの心境》とコメント。本誌10月30日号でも保釈金の支払いを拒否していたと報じるなど、一転して“鬼の厳しさ”をみせ始めていた。いったい、どんな心境の変化があったのか。11月14日放送の『めざましテレビ』(フジテレビ系)で、彼女は“過保護卒業”の真意について語っていた。「もう、私が何とかしてあげたいとかできないようになっちゃった。私には60年近くいっしょにやってきた俳優の仕事があって。それを辞めることはできないんです。彼は彼で一生懸命生きなきゃいけない。計算通りにいかないのが人生です。死にたいと思っても死んじゃいけない。生きている限りは頑張らなきゃだめよっていうことですよね」三田から飛び出した“絶縁宣言”。だが、それは見捨てるということではない。“本当の支援”がスタートしたことを意味する。「祐也さんの逮捕はもう4度目。手を差し伸べるのも限界だと感じたのでしょう。これまでは息子の再起を願って援助してきましたが、『逆に自立する機会を奪ってしまっているのでは……』という思いが芽生えてきたようです。そこで彼女はついに、心を鬼にすることを決意しました。それは、三田さんなりの祐也さんへの“エール”なんだと思います。今度こそ本腰を入れて、彼を更生させようという強い意志を感じます」(前出・芸能関係者)その一環として、冒頭の“借金回収”に踏み切ったのだ。「康夫さんは三田さん以上に甘やかしていました。そんな夫に三田さんも不満を抱いていたようです。しかしゆるぎない妻の決意をみているうちに、彼もついに折れたのでしょう。最近では、祐也さんの自宅マンションも引き払うことも視野に入れているようです」(前出・芸能関係者)実際、別の日には都内の不動産業者のもとを訪れる夫の姿があった。店をあとにした康夫氏の表情はどこか晴れやかだった。そこで本誌は“絵画回収”や“不動産処分”について詳しく聞くべく、三田のもとを訪れた。11月中旬、都内の自宅マンションから出てきた三田。本誌記者がこう切り出した。「祐也さんに何か言いたいことはありますか?」だが、彼女は「忙しいのでお答えできません」と繰り返し、立ち去っていった。そこで三田の所属事務所にも問い合わせたが、「プライベートなことなので、事務所としては関知しておりません」と答えるのみだった。
2018年11月20日『床嶋佳子のビューティーライフ』10月24日、女優で元バレエダンサーの床嶋佳子(とこしまよしこ)さんが美しさのための習慣などを紹介している新刊『床嶋佳子のビューティーライフ』が発売された。同書はA5判で128ページ、1,400円(税別)の価格で主婦の友社から刊行されている。夜と朝のスキンケアとおすすめコスメほか1964年、福岡市に生まれた床嶋佳子さんは6歳からバレエを始め、13歳の時にはブルガリアでヴァルナ国際バレエコンクール・ジュニアの部に出場している。また、1986年の第4回全日本バレエ・コンクールでは、シニア部門第1位を獲得している。新刊『床嶋佳子のビューティーライフ』では、54歳となった彼女の大人の女性としての美の秘訣が掲載されている。「床嶋佳子流美肌術」では夜と朝のスキンケアとおすすめコスメを紹介。「床嶋佳子流ヘア・メイク術」では、大人ツヤ肌の作り方などが紹介されている。さらに「床嶋佳子流ボディケア術」では、タオルストレッチやポールストレッチ、睡眠について触れられており、「床嶋佳子流所作術」では大人の女性としての立ち居振る舞い、着物の着こなし、「食事術」の「ゆる糖質オフ」などのほか、「床嶋佳子流メンタルケア術」も掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※床嶋佳子のビューティーライフ
2018年10月31日10月11日、「京都国際映画祭2018」のオープニングセレモニーに出席した三田佳子(77)。9日には、覚醒剤取締法違反の容疑で起訴された次男・高橋祐也被告(38)が保釈されたばかり。そのため報道陣から質問が相次いだが、静かに会釈をすると去っていった――。高橋被告の逮捕はこれで4度目。三田はそのたびに多額の“お小遣い”を渡していたことが報じられ、批判にさらされてきた。しかし今回、彼女はついに心を鬼にしたようだ。実は今回、高橋被告の保釈金300万円の支払いを“拒否”したという。「弁護士が保釈を申請したのは10月2日で、東京地裁が保釈決定を下したのは5日。しかし、高橋被告が当日中に保釈されることはありませんでした。保釈金が納められなかったのです。つまりお金を用意する時間は十分にあったにもかかわらず、三田さんが手を差し伸べなかったということ。過去の逮捕時はいずれも三田さんが保釈金を用意してあげていました。しかし今回、彼女は初めて“拒否”することを選んだそうです」(芸能関係者)“過保護”だった彼女を変えたもの、それは支えてくれる周囲の人たちだった。「これまで三田さんは、個人事務所に所属して仕事をしてきました。それは良くも悪くも、自分の一存で仕事をコントロールしてきたということです。しかし昨年2月、彼女は個人事務所から大手芸能事務所に移籍し、多くの人が応えてくれています。三田さんは『支えてくれた人たちのためにも、ここで自分がすべてを投げ出してはいけない。母親ではなく女優としての決断を下さなくてはならない!』と考えたそうです」(芸能関係者)だがそんな三田の決断とは裏腹に、夫の高橋康夫氏(77)は依然として次男を甘やかし続けていた。保釈の際、警察署へわざわざ車で迎えに行っていたのだ。これには、世間から「甘すぎる」との声が。三田の決断に水を差す事態となっている。「康夫さんは祐也さんに“甘すぎる”ところがありました。過去に祐也さんが問題を起こした際も、康夫さんが前面に出てトラブル処理をしていました。きっと“出来の悪い子ほど、可愛い”ということなのでしょう。そんな夫の姿勢に、三田さんも『なんでもっとちゃんとしてくれないの?』と不満を抱いていたようです。今回も彼女は『自分の女優人生のためにも、息子には手を差し伸べない』と夫に宣言したようです」(前出・芸能関係者)4度目の逮捕ということもあって、高橋被告は裁判では実刑が下されるとみられている。さらに夫とのズレは深まるばかり……。それでも三田は仕事に打ち込んでいる。11月からは、プロデューサーの石井ふく子氏(92)が演出を手掛ける朗読劇『九十歳。何がめでたい』に挑戦。さらなるステップアップを目指しているという。石井氏が本誌にこう語る。「親子の縁は切っても切れないもの。どうかかわっていくか悩むと思います。しかし事件が明るみになった直後に彼女から電話があって、『仕事はきちんとやらせていただきます。決してご迷惑はおかけしません』と言われたんです。『これからも女優として人生をまっとうしていく。もうこれ以上、息子のことは甘やかさない』という強い思いが伝わってきました。だから彼女はもう息子から“自立”しているのだと、私は信じています」10月8日、三田は喜寿の誕生日を迎えた。母の苦悩の決断を見て、高橋被告は今度こそ更生してくれるだろうか――。
2018年10月18日覚せい剤取締法違反(使用)の罪で起訴された三田佳子(76)の次男・高橋祐也被告(38)について、東京地裁が10月5日に保釈決定を下した。各スポーツ紙によると、保釈保証金は300万円。保釈決定を受けて高橋被告が勾留されている警察署の前には報道陣が集まったが、この日は保釈されなかったという。高橋被告は1日に起訴され、2日に弁護人が保釈を申請。しかし保釈が認められるまで日数がありながらも、保証金を用意できず保釈されなかったというのだ。「成人してから覚せい剤で2回逮捕されていますが、いずれも三田さんが保釈金を支払ってきました。しかし三田さんが息子に“救いの手”を差し伸べることについて、周囲が待ったをかけているようです。このまま保釈金が用意できないと、保釈されない可能性もありそうです」(芸能デスク)00年に逮捕された際は懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を受けた高橋被告。そして07年に逮捕された際には懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡されていた。「このところ、薬物事件の再犯には厳しい判決が下される傾向です。そのため高橋被告には実刑判決の可能性が濃厚。三田さんもそれは覚悟していることでしょうが……」(司法担当記者)実刑判決を受けた場合、高橋被告は今度こそ母の思いに応えることができるのだろうか。
2018年10月07日高畑充希主演、竹内涼真らの共演で昨年夏に放送された「過保護のカホコ」が1年ぶりに復活したSPドラマ「過保護のカホコ2018~ラブ&ドリーム~」が9月19日にオンエアされた。高畑さん演じる超過保護な究極の箱入り娘・カホコが、全く正反対の境遇で育った竹内さん演じる画家を目指す大学生・麦野初と出会い、自らの中に眠っていた本当の“力”で、家族の問題を次々と解決していく痛快ホームドラマとして昨年7月から9月まで放送され感動の渦を巻き起こした本作のTVシリーズ。それから1年後を舞台にカホコたちの“その後”が描かれた今回のSPドラマ。高畑さん、竹内さんはじめカホコの母・泉に黒木瞳、カホコの父・正高に時任三郎、カホコの祖母・初代に三田佳子、泉の父親・福士に西岡徳馬、カホコの親族役で佐藤二朗、中島ひろ子、西尾まり、夙川アトム、久保田紗友、平泉成、濱田マリ、梅沢昌代らTVシリーズと同じキャストが顔を揃えた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。カホコと初が結婚して1年、カホコはあらゆるトラブルを抱えて空回りする日々を送り、親と一緒にいられない子どものために始めた「カホコハウス」も経営は悪化の一途をたどっていた。さらに無理して開いた糸(久保田さん)の誕生パーティーではチェロの道を断念した糸が、コンダクターへの道を探すためにウィーンへ旅立つと言い出し、それをきっかけにパーティーが紛糾。家族がバラバラになる危機に。さらにカホコハウスに通う保のもとに行方不明の母が突如現れ、保つを引き取っていく。さらに会社でリストラ担当を任された正高がプレッシャーに耐えられず会社を退職してしまう…というストーリー。放送後には1年ぶりにカホコを演じた高畑さんに「カホコほんとうにかわいい」「カホコ、萌えすぎてやばい」「高畑充希ちゃんのうっとおしい演技さいっこうだなぁ… (ほめてる)」という声が多数寄せられているほか、初を演じた竹内さんには「今更ながら竹内涼真くんかっこいいのはもちろんだけどスタイルも良すぎない?」といった声も。特に今回は初が“就活”のためスーツ姿になる場面があり「脚20mあるじゃん」「スタイルがスーツで際立ってて最高」などそのスタイルの良さを絶賛するツイートが多数見受けられた。また糸を演じた久保田さんにも「この世界の片隅にのすみちゃん役の子だ。雰囲気また違うからずっと気づかなかった!」「本当演技上手くなったし、とても可愛い」「この前まですみちゃんだったのに、イトちゃんに戻れる、さすが女優さん」など、「この世界の片隅に」のすみ役とのギャップと、その演技力に驚いたという反応が数多く投稿されている。(笠緒)
2018年09月20日9月19日放送の『過保護のカホコ2018~ラブ&ドリーム~』(日本テレビ系)に出演予定の三田佳子(76)。そんな彼女を“ある事件”が襲った。9月11日、次男の高橋祐也容疑者(38)が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたのだ。高橋容疑者の逮捕は、これで4度目。三田はこうコメントを発表した。《親としては、もう力及ばずの心境です。このうえは、本人ももう40手前ですし、自らの責任と覚悟をもって受け止め、そして罪を償って、生き抜いてもらいたい》これまでも高橋容疑者の逮捕とともに、三田の“過保護”ぶりが話題となってきた。最初の逮捕は98年。高橋容疑者は18歳だったが、三田が小遣いとして月に50万円をわたすこともあったと報じられた。その後も00年と07年に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されたが、3度目の逮捕時に報じられた小遣い額は70万円になっていた。「三田さんは『子供の不祥事で、私の女優人生が左右されるのはさすがにもう嫌……』と言っていました。ただ『忙しさにかまけて母らしいことをしてあげられなかった』という後ろめたさもあったのではないでしょうか」(三田の知人)本誌17年12月5日号では、高橋容疑者の“暴行騒動”をスクープ。元乃木坂46の大和里菜(23)が「交際している男性に殴られた」として交番に駆け込んだところ、相手が高橋容疑者だったというもの。このときも高橋容疑者の驚きの金銭感覚が明らかになっていた。「高橋容疑者が住んでいたのは、都内有数の高級住宅街。『今でも1日15万円もらっている』『家族カードも持っていて、月200万円使うことがある』と豪語していたそうです。大和さんは『彼に会うと、必ず車代として3万円をくれる』と話していました(大和の知人)今年4月にはテレビ番組に出演し、04年までの生涯収入が47億円だったと紹介されていた三田。だが、息子にはこんな“涙の訴え”をしていたという。「高橋容疑者は『母親から絵が送られてきたこともあった』と漏らしていたそうです。彼によると、三田さんから『もうお金がないの。これを売って何とかして……』と言われたそうです。そこまで尽くしても、彼は『母親は俺に逆らえない。もう言いなりだよ』とうそぶいていたといいます。『過保護のカホコ』が放送されたときは『ドラマのギャラが1千万円入るから、俺が全部もらってやる!』とも言っていたそうです」(前出・大和の知人)三田の所属事務所は小遣いや家族カードを渡していたことや、絵画を送ったことについて「そのような事実はありません」と否定。だが、高橋容疑者を10年前から知る知人は語る。「彼は『クスリなんてどこでも買えるんですよ』と平気な顔で言うんです。また三田さんからお小遣いをもらっていることについても、『僕がお金をせびっているんじゃない。親がお金をあげるというからもらっているだけなんです』と言っていました」最初の逮捕から20年がたっても、母の想いは高橋容疑者に届かなかった――。
2018年09月18日