京都・五条の砂糖専門店「糖太朗」から、夏限定メニュー「和三盆かき氷」が登場。砂糖専門店「糖太朗」の夏限定かき氷古民家を改装した店舗で、良質な砂糖を使ったスイーツやドリンクを展開している砂糖専門店「糖太朗」。今回は夏限定メニューとして、涼しげな「和三盆かき氷」を展開する。フレーバーは、「かき氷みぞれ」と「かき氷抹茶」の2種類。「かき氷みぞれ」は、和三盆を贅沢に使用した氷の底に、ミルクアイスと瑞々しいパッションフルーツを入れたかき氷だ。和三盆の奥深い味わいに、パッションフルーツの酸味がアクセントを効かせてくれる。また、特製のみぞれが添えられており、好みに合わせてかけながら味わうことができる。一方の「かき氷抹茶」は、糖太朗の他のメニューにも使用されている抹茶と、2種類の砂糖を使用したかき氷。底には、自家製抹茶アイスクリームと黒糖を忍ばせている。抹茶と和三盆を濃厚なミルクで練った特製抹茶ソースをかけ、食べ進めるごとに変化する味わいを楽しむ一品だ。【詳細】糖太朗「和三盆かき氷」発売日:2023年6月23日(金)場所:糖太朗住所:京都府京都市下京区塗師屋町六条通間之町西入101-2営業時間:10:00~18:00(ラストオーダー 17:00)定休日:不定休メニュー例:・「かき氷みぞれ」1,000円・「かき氷抹茶」1,100円
2023年06月29日「三谷さんが脚本を手がけた大河ドラマは、結果的に3作すべてで逮捕者が出ることになってしまいました」こう語るのはNHK関係者。6月27日、市川猿之助容疑者(47)が母親の自殺を手助けしたとして、自殺ほう助容疑で逮捕された。取り調べに「両親が自殺する手助けをしたことに間違いない。私も両親の後を追って自殺するつもりでいた」と供述し、容疑を認めているという。「猿之助さんは22年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や07年の大河ドラマ『風林火山』などNHKの作品に出演していました。しかし事件後、NHKは猿之助容疑者が出演した作品の再放送を止めていると明かしました。現在でも『鎌倉殿』『風林火山』どちらもNHKオンデマンドで有料配信されていますが、逮捕となると配信停止になる可能性は高いです」(前出・NHK関係者)『鎌倉殿』の脚本を担当した三谷幸喜(61)はその功績が讃えられ、5月23日に「第41回(2022年度)向田邦子賞」を受賞。同作には根強いファンも多く、SNS上では《嗚呼、もう鎌倉殿は再放送ないのかな…》との声もあがっている。大河ドラマをめぐっては、『いだてん』(19年)のピエール瀧(56)の降板に続き、『麒麟がくる』(20年)では沢尻エリカ(37)が降板するなど、出演者の不祥事が相次いで発覚。それを受けて、20年1月に行われた『鎌倉殿』の制作発表会見で三谷は「オファーを受ける俳優さんたちに言いたいんですけど、もし『俺ちょっとやばいかな?』、『俺スネに傷持ってるかな?』と思っている人がいたらぜひ断ってください」と発言していたが……。「三谷さんが脚本を手がけた大河ドラマはこれまでに3作。『新選組!』(04年)、『真田丸』(16年)、そして『鎌倉殿』です。『新選組!』には中村雅俊さん(72)の長男が出演していました。しかし、長男は09年に大麻所持で逮捕。そのためか、NHKオンデマンドで『新選組!』が配信されたことはありません。さらに『真田丸』では、新井浩文さん(44)が19年に強制性交罪で逮捕されました。その後、『真田丸』の配信は停止となりました。すべて放送後の逮捕ですが、これで3作とも再放送などが難しい事態になってしまいました。普通の連続ドラマとは異なり、出演者の多い大河ドラマでは当然リスクも大きい。しかし、3作ともに災難が降りかかるとは……」(前出・NHK関係者)残念な結末を迎えることとなった三谷大河の出演者たち。しかし、どれも名作であることは変わりない。
2023年06月27日三谷幸喜が脚本・監督を務めた『ザ・マジックアワー』のリメイク作品『トゥ・クール・トゥ・キル ~殺せない殺し屋~』が7月8日(土)より公開されることが決定。ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。万年エキストラばかりの売れない役者・ウェイは何度失敗しても諦めることなく、俳優の夢を追い続けていた。ある日、彼は大スターの女優・ミランから映画の主役として、伝説の殺し屋・カール役に抜擢される。ミランとその弟で映画監督のミラーが画策した“芝居計画”はやがてコントロールを失い、それぞれの思惑が交錯する中、ウェイたちは次々と予期せぬ展開に巻き込まれていく…!東京国際映画祭の提携企画「2022 東京・中国映画週間」にて、『トゥ・クール・トゥ・キル(原題「這個殺手不太冷静」)』として上映された本作。個性的なキャラクターやテンポの良さで人気の劇作家・三谷幸喜が2008年に脚本・監督を務めた映画『ザ・マジックアワー』を喜劇集団・開心麻花(カイシンマーファー)のメンバーたちが新たにリメイク。笑いあり、涙あり、ドタバタあり、と中国コメディのエッセンスが凝縮された、痛快無比なエンターテインメント・コメディに仕上がっている。中国でもファンが多い三谷幸喜作品のリメイクという点に加えて、この作品で映画初主演となったウェイ・ショウが実際に舞台俳優だったため、“ストーリーとリンクしている”という部分も話題になり、SNSで反響を呼び、7か月に渡って上映されるという異例のロングランとなった。興行収入は26.27億元(約533.8億円)を記録し、2022年中国映画興行収入ランキング第3位にランクイン。これまでに中国でリメイクされた日本映画で最もヒットした『鍵泥棒のメソッド』の興行収入7.62億元(約140億円)を大幅に更新した。本作では、監督をはじめ俳優や制作陣の多くが喜劇集団・開心麻花に所属。開心麻花は、舞台からテレビ、映画に至るまで中国国民へ笑いを届けてきた圧倒的な人気を誇る中国一のコメディブランド。ヒロインの女優・ミランを演じたマー・リーは圧倒的な演技と気品あふれる美貌で、“コメディの女王”と呼ばれ、愛されている。この度、解禁されたポスタービジュアルでは、主人公・ウェイをはじめとした主要キャストたちが各々コミカルな表情を見せており、ドタバタな笑いと個性豊かなキャラクターたちが織りなす本編の雰囲気が伝わってくる。『トゥ・クール・トゥ・キル ~殺せない殺し屋~』は7月8日(土)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年06月02日森山直太朗の楽曲「泣いてもいいよ」のMusic Videoが公開された。「泣いてもいいよ」は、20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』の会場のみで発売されている弾き語りベストアルバム『原画Ⅱ』の収録曲。本日6月2日(金) に公開されたドキュメンタリー映画『共に生きる 書家金澤翔子』のエンディングテーマとなっている。MV監督を務めるのは、異例の48分越えの長編「原画」、鳥取砂丘を舞台に幻想的な世界観を表現した「さもありなん」などを手がけた映像作家の番場秀一。MVは鳥取市の国指定重要文化財 仁風閣で撮影され、鳥取市役所の職員8名がエキストラとして参加するなど、3月に配信リリースされた「さもありなん」のMVと同様に、鳥取市全面協力のもと撮影が行われた。なお弾き語りベストアルバム『原画Ⅰ』『原画Ⅱ』は、会場限定発売CDにも関わらず、発売日の1月17日から現在まで、手売りで15,000枚を突破。前篇追加および前篇追加の追加の弾き語り公演終演後には、CD購入者へ本人によるお渡し会を開催。また後篇のフルバンド公演で販売しているCDには、中に直筆サインが入っている。森山直太朗「泣いてもいいよ」MV<リリース情報>森山直太朗 弾き語りベストアルバム『原画Ⅰ』価格:3,000円(税込)※20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』会場限定発売森山直太朗『原画Ⅰ』パッケージデザイン森山直太朗『原画Ⅰ』パッケージデザイン森山直太朗『原画Ⅰ』パッケージデザイン【CD収録内容】1. 人間の森2. さもありなん3. 金色の空4. 花5. レスター6. 声7. ラクダのラッパ8. 君は五番目の季節9. 今10. いつかさらばさ11. 生きてることが辛いなら12. さくら13. 土曜日の嘘森山直太朗 弾き語りベストアルバム『原画Ⅱ』価格:3,000円(税込)※20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』会場限定発売森山直太朗『原画Ⅱ』パッケージデザイン森山直太朗『原画Ⅱ』パッケージデザイン森山直太朗『原画Ⅱ』パッケージデザイン【CD収録内容】1. 日々2. 泣いてもいいよ3. アルデバラン4. 青い瞳の恋人さん5. 愛し君へ6. 素晴らしい世界7. papa8. あなたがそうまで言うのなら9. カク云ウボクモ10. 生きとし生ける物へ11. どこもかしこも駐車場12. 夏の終わり13. 群青<ツアー情報>『森山直太朗 20thアニバーサリーツアー「素晴らしい世界」』※終了分は割愛■<後篇>(フルバンド)6月3日(土) 宮城・東京エレクトロンホール宮城6月4日(日) 福島・喜多方プラザ文化センター せせらぎホール6月10日(土) 東京・LINE CUBE SHIBUYA6月17日(土) 山形・荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館)大ホール6月24日(土) 福井・敦賀市民文化センター6月25日(日) 石川・白山市松任文化会館 ピーノ7月2日(日) 沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと7月9日(日) 神奈川・ハーモニーホール座間7月16日(日) 大阪・ラブリーホール(河内長野市立文化会館)7月30日(日) 広島・呉信用金庫ホール8月5日(土) 熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール8月6日(日) 佐賀・鳥栖市民文化会館8月11日(金・祝) 鹿児島・霧島市民会館8月19日(土) 茨城・ザ・ヒロサワ・シティ会館8月26日(土) 愛知・安城市民会館8月27日(日) 岐阜・バロー文化ホール(多治見市文化会館)9月2日(土) 奈良・なら100年会館 大ホール9月9日(土) 高知・高知市文化プラザかるぽーと9月10日(日) 香川・ハイスタッフホール9月14日(木) 北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)■<前篇追加の追加>(弾き語り)6月18日(日) 秋田・あきた芸術劇場ミルハス 中ホール7月15日(土) 和歌山・和歌山城ホール7月22日(土) 山梨・東京エレクトロン韮崎文化ホール7月28日(金) 島根・安来市総合文化ホール アルテピア 大ホール8月13日(日) 大分・さいき城山桜ホール9月16日(土) 北海道・根室市総合文化会館9月24日(日) 静岡・菊川文化会館アエル※ツアースケジュールは随時更新されますので、ツアー特設サイトをご確認ください。※チケットのお申込み方法・詳細はツアー特設サイトをご確認ください。ツアー特設サイト:チケット情報はこちら:関連リンク森山直太朗 オフィシャルサイト:森山直太朗 Twitter:森山直太朗スタッフ Twitter:森山直太朗 Facebook:森山直太朗 TikTok:森山直太朗 UNIVERSAL MUSIC オフィシャルサイト:森山直太朗 YouTube:森山直太朗のにっぽん百歌:
2023年06月02日●自由度に惹かれてYouTubeへ“生きた感想”にやりがいフリーランスのディレクター・三谷三四郎氏が街頭インタビューを行い、さまざまな人物たちの人生を深掘りするYouTubeチャンネル『街録ch~あなたの人生、教えて下さい』。2020年3月に開設され、すでに登録者100万人を超える人気チャンネルとなり、注目を集めている。街で気になった人に突撃インタビューすることもあれば、気になる人物や話題の有名人に出演オファーをすることも。最近では逆オファーも増えてきているという。三谷氏はもともとテレビ業界で活躍。情報番組や『笑っていいとも!』などのADを経て、『さまぁ~ずの神ギ問』『有吉ジャポン』などのディレクターを務めていた。「大学生のときに松本人志さんの『遺書』という本を読んだらめっちゃ面白くて、そこからお笑いが好きになり、こういう人たちに関われる仕事がしたいと思うように。テレビ局は全部落ちてしまいましたが、派遣会社に受かって社会人をスタートさせました」人気番組に携わりながらも、いつしかYouTuberの活躍を見てうらやましいという思いが芽生えていった。テレビでやりたいことがなくなったということではなく、YouTubeの自由度に惹かれたのだという。「テレビは自由な世界ではなくなっているんだろうなというのも感じていましたし、どれだけフリーランスで優秀なディレクターになったとしても、テレビ局の人のさじ加減以内のことしかできないというのが目に見えたんです。一方でYouTubeは自分たちが面白いと思うことを自由にできる。そういう風に自分が好きなことをやれる場所を持っていたほうが人生的に楽しんじゃないかなと思いました」そう考えていた中で、自身がディレクターを務めていたTBS系バラエティ番組『その他の人に会ってみた』が2020年3月に終了。異色の経歴を持つ“その他さん”の人生を掘り下げる同番組にやりがいを感じていたが、それが終わったことで『街録ch』の立ち上げを決意した。「唯一楽しかった番組が終わってしまったので、自分でやればいいかなと思ってYouTubeを立ち上げました」『街録ch』をスタートさせてから、YouTubeのやりがいを実感。視聴者からのコメントが何よりもうれしいという。「テレビ番組は視聴率2%だとしても理論上は200万人くらい見ている。でも200万人に見られている感覚があまりないんです。自分が作ったVTRの反応をエゴサーチしても3、4コメントくらい。YouTubeは500回とか1000回しか見られなくても5件、10件とコメントがつく。自分の動画に生きた感想がつくことがうれしかったです。始める前からいいなと思っていましたが、実際にやってみたら本当に楽しくて、これは続けられるなと思いました」立ち上げた頃、ちょうど妻が妊娠中だったものの「子供と奥さんを養えるぐらい稼げれば、あとは趣味みたいな感じでやればいいかなというぐらいでした」と、収入アップを期待していたわけではなかったという。だが、「テレビ時代のMAX収入は2年目で越えました」と、楽しさだけでなく収入面でもテレビ時代を上回った。●東野幸治の出演で信頼度が増しオファー成功率もアップ2022年11月に登録者数100万人突破。現在114万人を誇るが、「100万人になるとは思ってなかった」と三谷氏は驚いている。「1000人くらい取材して、その1000人が取材してくれてよかったなと思ってくれるようなVTRを作っていれば、周りの友達や家族も登録してくれて1万人ぐらいになるかなと。もうちょっと話題になれば2万人、5万人、10万人ぐらいまでいくかなと、それぐらいでした」登録者数は何か一つの動画で爆発的に増えたわけではないそうだが、登録者数1万人突破記念として出演してくれた東野幸治の動画が大きかったという。「初めて出演してくれた有名人が東野さん。それまでちょっと危なさそうなアンダーグラウンドな香りがするチャンネルだったと思いますが、超一流MCの方が出てくれて、やばそうな雰囲気からちゃんとしたチャンネルなんだと、見え方が格上げされたと思います」オファー成功率も東野のおかげで上がったという。「東野さんの動画を参考動画としていろんな人にオファーして、そのおかげでオファー成功率が上がりました(笑)。感謝しています」三谷氏がディレクターを務めていた『その他の人に会ってみた』にMCとして出演していた東野。同じく同番組に出演していた平成ノブシコブシの吉村崇もその後、『街録ch』に出演しているが、三谷氏は「自分が作ったVTRに東野さんと吉村さんはめっちゃ面白くツッコんで新しい笑いを作ってくれる感覚があって、それがうれしくて楽しくて。だから自分の中で好きな番組になっていて特別な思いがあったので、お二人に出演していただきたいなと思ったんです」と2人への思いを明かす。そして、「あの番組であのVTRを作っていた者なんですけど、今こういうYouTubeをやっていて、もしよかったら…」とSNSで東野にDMを送ったところ食事に行くことに。「そのときに『何でもノーギャラで協力するで』と言ってくださって、『登録者数が1万人になったら出てください』とお願いしたところ、1万人に到達したときに本当にノーギャラで出てくれました」と経緯を説明する。三谷氏は「“白い悪魔”なんて呼ばれることもあるのが不思議ですよね。本当に愛のある方だなと思います」と東野の温かい人柄に感謝している。悪天候などを除けば芸能人も屋外で撮影しており、東野も屋外で撮影。「街頭インタビューという形でやっていますし、芸能人が来たときだけ室内で撮ったら、これまで地道に応援してくれた人が冷めると思うので」と三谷氏は屋外にこだわっている。今のところ屋外ならNGというタレントはいないという。「東野さんが外でやってくださったというのもあるかもしれませんが、皆さんそういうものだと理解してOKしてくれています。公園の端っこなどで撮影しているので人もそんなにいないですし、人が集まってくるということは今までないです」●取材対象者を選ぶ基準は「聞いたことがない話が聞けるか」芸能人や著名人など三谷氏からのオファーで出演してもらう人たちも増えてきたものの、街中での突撃インタビューも続けていくそうで、想定外の面白さに出会えることがあると三谷氏は言う。「何を言うかわからないというのが面白いです。自分の脳みそでは決して思いつかないような出来事が世の中にいっぱいあるんだなと。質問するたびにキレられたこともあって、10分くらい僕が怒られているだけの動画ができたんです。何も身にならないですけど、そのこと自体が面白いですよね。そんなのは街に繰り出さないと誕生しない動画で、そういった面白いことが時々あります」広く知られている芸能人や著名人からも常に新たな発見があるという。「芸能人の方もテレビ番組で自分の話を1時間~2時間することなんてないじゃないですか。『街録ch』ではそれぐらいたっぷり聞くので、そうなるとどこかで聞いたことがないものが出来上がるというのはあると思います」取材対象者を選ぶ基準は「今まで聞いたことがない話が聞けるかどうか」。ここでしか聞いたことがない内容にこだわっているからこそ、そこを一番大切にしている。逆オファーも増えているそうで、「3年間で累計1000通くらいは応募が来ていると思います。ありがたいですね」と、そういうチャンネルになれていることを喜ぶ三谷氏。これも東野の出演が大きかったそうで、「ちゃんとしたチャンネルなんだと思ってもらえるようになったのかなと思います」と感謝する。ちなみに、再生回数2位となっている動画「子どもを育てるためにゲイの道で身を売って借金を返しました」も逆オファーだったという。5月24日には、東京・豊洲PITで街録chライブ「笑える絶望2」を開催する。三谷氏に加え、東野、ノブコブ吉村、そして、『街録ch』の主題歌「Rude」を歌う大森靖子も登場し、主題歌を披露する。三谷氏は「とにかく笑ってほしい」と言い、「これまで900本近く動画をアップしていますが、ツッコまれるのに向いているものをイベント用に作り直し、それを見て東野さんと吉村さんにツッコんでもらうという内容で、VTRやお二人のツッコミに笑ってもらえたらうれしいです」と期待する。さらにサプライズゲストの出演も予告。「誰か言えませんが豪華ゲストが来てくれます。東野さんたちにもお客さんにも伝えず、生のリアクションをしてもらったほうが楽しんでもらえると思いますし、街録chっぽいかなと思ってそうしました」最後に、「これからもコツコツ頑張っていき、10年、20年、30年と愛されるチャンネルになったらいいなと。さらに、イベントでお客さんをたくさん呼べる人になりたくて、そうなれるようになるためにもYouTubeを頑張っていきたいと思います」と今後の抱負を語った。
2023年05月23日三谷幸喜作・演出の新作書き下ろし舞台『オデッサ』が、2024年1月に東京芸術劇場プレイハウスで上演されることが決定した。本作の舞台は1999年のアメリカ、テキサス州オデッサ。ひとりの日本人旅行客がある殺人事件の容疑で勾留される。彼は一切英語を話すことが出来ず、担当した検事補は日系人だったが日本語が話せなかった。そのため語学留学中の日本人青年が通訳として派遣され、取り調べが始まる。そこでは男と女と通訳の会話バトルが繰り広げられる――。出演者は、三谷が脚本を手がけた大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演し、三谷からの信頼が厚い柿澤勇人、宮澤エマ、迫田孝也の3人。なお東京公演のほかに大阪、福岡、宮城、愛知公演が予定されている。■作・演出:三谷幸喜 コメント登場人物の少ない芝居を描きたくなりました。テーマは「言語」。ずっとやりたかった題材です。今一番作りたい舞台を作ります。集まってくれたのは、今一番信頼している俳優三人。柿澤さんのパワフルで繊細な演技はミュージカルの世界だけではもったいない。宮澤さんのコメディエンヌとしての才能は世界に通用する。そして俳優迫田孝也さんの得体の知れなさは底なしだ。この三人に当ててホンが書けるなんて、僕はなんと幸せ者なのでしょうか。■出演:柿澤勇人 コメント楽しみ99%、不安1%です。シャーロック・ホームズ、源実朝と、役を、芝居を、楽しんで良いんだと思わせてくれたのは役者人生で三谷さんが初めてでした。次はどんな出会いが待っているのか。素敵な信頼出来る俳優お二方と一生懸命頑張ります!毎度、三谷さんの頭の中はどうなっているのだろうと驚かされます。客席に座っている時はどの作品も俳優がイキイキとしていて、自分もソコに居たかったなぁと思いながら観ていました。一緒に作品をつくらせて頂く時は、とにかく自身の役を心から愛おしいと感じていました。どこまででも掘り下げる事が出来て、役を、作品を、世の中の人に知って頂きたいといつも思っています。宮澤さんとは彼女の初舞台に親友役で共演させて頂きました。千穐楽のカーテンコールで「人生で初めてファンレターを頂いた」と涙ながらに話していたのを今でも鮮明に覚えています。その後も恋人役や、昨年の大河ドラマでは乳母と将軍という関係での共演が続いています。今回はどんな関係性になるのか……。今度は一緒にカーテンコールで泣きましょう!迫田さんとは『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』が初共演でした。とにかく真面目で誠実な方です。でも酔っ払うとすぐに寝ます。今度は一緒に居酒屋で寝ましょう(笑)。■出演:宮澤エマ コメント出演のお話を頂いた際、台本はまだありませんでした。でも三谷さんの新作書き下ろし、しかもたった3人の出演者の1人に選んで頂けた、この事実だけで即決でした。一体どんな真実がどんな言葉で紡がれるのか、オデッサの3人に出会うのが楽しみです。三谷さんの作品は台本を読んだ時点で面白い!と感じた事をいかに体現するかが毎回大きなチャレンジです。そこから更に、いかに三谷さんの期待を上回るキャラクター創りが出来るか、「面白かった」と言って頂けるか。稽古はいつも想像力、発想力、瞬発力、そして恥との向き合い方が問われる刺激的な時間です。柿澤君とは私の初舞台で共演してから10年間で恋人から乳母まで演じてきました。作品毎に色んな表情を見てきましたが、今回は初めての関係性で一体どんな柿澤君と出会えるのか、ワクワクしています。迫田さんは三谷さんの作品でご一緒しても共演シーンが少なく残念でしたが、何故か勝手に親しみを覚えてしまう柔らかさと何を考えているか分からない吸い込まれる様な目力が物凄く印象的な方だなぁ、と思います。迫田さんと対峙した時どんな化学反応が生まれるのか、三谷さんは私たち3人が交わるとどうなると思っているのか楽しみで怖いです。■出演:迫田孝也 コメント新たな三谷ワールドを創ることができるこの嬉しさといったら!今の私があるのは間違いなく『酒と涙とジキルとハイド』、『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』のおかげなので、再びあの緊張感のある創作現場に身を置けると思うと、もうすでに居ても立っても居られない気持ちです。三谷さんはどうすればもっと面白くなるかを常に考えていらっしゃる方なので、私からも三谷さんを刺激できるアイデアや芝居を生み出していけるよう今回も挑みたいと思います。柿澤さん、宮澤さんお二人ともステージ上での魅力あふれる姿は皆さんご存知でしょうが、普段の雰囲気もまた格別で、一緒に居てすごく穏やかな世界が広がるんですよね。そんな二人と共に創るこの舞台。細部にまでとことん意識が張り巡らされた作品になるのではないかと勝手に想像しています。皆さんどうぞご期待ください。<公演情報>舞台『オデッサ』2024年1月 東京芸術劇場プレイハウス※大阪、福岡、宮城、愛知公演あり舞台『オデッサ』ビジュアル作・演出:三谷幸喜キャスト:柿澤勇人、宮澤エマ、迫田孝也公式サイト:
2023年04月20日俳優の間宮祥太朗が出演する、ロッテ・クーリッシュの新CM「もう待てない!」編が、26日より放送される。新CMは、日差しが降り注ぐ中、間宮が踏切で電車の通過待ちをするシーンからスタート。暑そうな表情を浮かべる間宮は、反対方向からも電車が通過することがわかると、待ち切れない様子で袋から同商品を取り出し、一気に飲み出す。撮影は2月の気温5度の日に行われ、半袖半ズボン姿で現場入りした間宮は「諦めることです(笑)」と“無の境地”で撮影に臨んだ。■間宮祥太朗インタビュー――撮影の感想を教えてください。寒かったです。自分は、寒がりでも暑がりでもないですけど。今日は風が吹いてたんで、髪型が崩れちゃうから風向きの方にずっと顔を向けていました(笑)。――夏のシーンを冬に撮影することはドラマや映画でもあると思いますが、自分にスイッチを入れるコツはありますか?諦めることですかね……(笑)。あとは、例えば衣装の裏地。特に夏は年々気温が上がってきているので、ちょっと外見からはわからないから、裏地を抜いてもらうとか。逆に今回のようなCM撮影では、暖かいインナーにカイロをバーっと仕込んでもらったりします。よくよく考えると、ファッションモデルの人たちって真逆のシーズンで撮影していますよね。夏に冬物の撮影をして、そして冬には夏物の撮影、と決まってるじゃないですか。すごいなと思いました。大変だろうな……。――今回のTVCMタイトルは「もう待てない!」編でした。つい最近、我慢できずにしてしまったことはありますか?僕、(いろいろと)ぜんぜん待てるタイプなんですよね。なんだろうな……とにかく待てちゃうんですよね(笑)。――TVCMでは「もう待てない!」とクーリッシュを飲んでいましたが、間宮さんがクーリッシュを飲むのを待ちきれないタイミングはどんな時ですか?クーリッシュを飲みたいタイミングは、ふとした時ですね。ルーティーンではなくて、「あ、飲みたい!」って。なんか突発的に来るものだなと思いますね。あとやっぱり、(撮影現場に「クーリッシュ」を)差し入れとかもさせていただきますが、夏のロケでは、みんな喜びます本当に。「本当にありがとうございます、いただきます!」って、社交辞令じゃなく本当に感謝されている感じがします。――無心になれる、無心になるため自分で作り出すシチュエーションを教えてください。焚き火が好きですね。もうほぼ火のことを考えてるんです。なんか無心に近い状態になれる感じはあります。――最近「幸せだな」と思った瞬間を教えてください。昨日、感じましたね。今、幸せだなって。すごい仲の良い友達がいるんですが、その友達の奥さんと子どもがご実家にたまたま戻っていて。じゃあ久しぶりに2人でご飯行こうかってなりました。2人で食事をしただけですけど、なんかこういう時間は幸せだなと思いました。男同士、ふらっとお店に入るのではなく、お店をしっかり予約して出かける。とても良い時間でしたね。――そろそろ行楽シーズンを迎えますが、GWくらいの長期休みがもらえたら、どう過ごされたいですか?ゴールデンウィークだとしたら、混まないスポットに行きます絶対に! 軽井沢とか絶対に混みそうじゃないですか。キャンプとかも好きですけど、ハイシーズンに混み合うエリアではなくて、こじんまりとしたエリアに行ったりします。ただ自分の仕事は、ゴールデンウィークとか夏休みシーズンのようなタイミングじゃない平日に休暇がとれることがあったりします。そういう時は、逆に普段、休日とかだったら混んでるようなスポットに行ったりします。それが、平日が休みになった時のこう優越感というか(笑)。ただおそらく、長期休みが取れたら、やっぱり山や森、川がある自然豊かなところでゆったり過ごしますかね。――視聴者の皆さまへメッセージをお願いします!ご覧の皆さん、間宮祥太朗です。今回は「もう待てない!」と⾔う、我慢できずクーリッシュを飲むTVCMなんですけれども、踏切と電車のタイミングが重要になった撮影だったので、「あと2分後に電車くる……あ、でもこれは狙いの電車じゃなかった!」とか、「これ見逃す? いや行こう(撮影しよう)!」と、色々なタイミングや状況の判断でばーっと動く感じでした。そして、今まで出演させていただいたクーリッシュのどのTVCMよりも、「等身大で、間宮さん自身の感じでお願いします」とおっしゃっていただいたので、すごく自分も自然体に演じられたかなと思います。「クーリッシュ」を、もう待ちきれずに、皆さんも飲んでしまいたくなるようなTVCMになっていると思いますので、楽しみにしていてください!よろしくお願いします。
2023年04月19日砂糖専門店「糖太朗」が、京都にオープン。砂糖専門店「糖太朗」京都にオープン砂糖専門店「糖太朗」は、京都・嵐山にある「⼋⼗⼋良葉舎」での商品開発をきっかけに生まれた、良質な砂糖を使ったスイーツやドリンクを展開する新ブランドだ。空き家をリノベーションした店内では、ミネラルを多く含み、まろやかで深み・コクのある含蜜糖と呼ばれる精製される前の砂糖などを使用した生プリンやカフェラテなど、砂糖だけでなく全ての原料にこだわったメニューを取り揃える。和三盆や抹茶のプリン中でも注目は、和三盆や抹茶、苺ソースを用いた3種のプリン。砂糖のまろやかな甘味が引き立つ「生プリン和三盆」、八十八良葉舎の濃茶を使用した「生プリン抹茶」、無糖苺ソースで仕上げた「生プリン苺」がラインナップする。とろんとした見た目が特徴の「生プリン」は、生乳よりも濃厚なミルク感のある「濃縮ミルク」で作られている。生プリンは、最後の仕上げとして、それぞれ目の前で和三盆をたっぷりと振りかけて提供する。白玉やベビーカステラも出来立ての白玉に、自家製のオリジナルアイスをトッピングした「白玉アイス」にも注目。砂糖本来の美味しさを楽しめるよう、白玉とアイスには一切砂糖を入れていないのがポイントだ。白玉やアイスと絡む和三盆糖蜜と、上からたっぷりとかけた和三盆の味わいを堪能することができる。また、ドリンクを頼むと一緒に提供されるベビーカステラは、米飴、黒糖など4種類の砂糖を使用。日本最古の甘味料と言われる米飴の独特な甘さとコクを楽しめる。好みの砂糖を足せるカフェラテや抹茶ラテドリンクには、カフェラテと抹茶ラテを融合させた「珈琲×抹茶」や、カフェラテ、抹茶ラテ、珈琲、蕎麦蜂蜜を使用した檸檬炭酸など多数揃う。いずれも4種類の砂糖の中から、好きな砂糖を足すことが可能だ。【詳細】砂糖専門店「糖太朗」オープン日:2023年3月25日(土)住所:京都府京都市下京区塗師屋町六条通間之町西入101-2営業時間:10:00~18:00定休日:不定休席数:9人(立ちカウンター)メニュー例:・生プリン和三盆、抹茶、季節の果物 各720円・白玉アイス和三盆、抹茶、季節の果物 各940円・カフェラテ 650円・抹茶ラテ 650円・珈琲×抹茶 850円
2023年03月31日オリックス・バファローズの山本由伸投手が、『WORLD BASEBALL CLASSIC 2023』に出場中。インスタに侍ジャパンのメンバーとの写真をアップし、野球ファンをワクワクさせています!ファンへ感謝の投稿 この投稿をInstagramで見る 山本由伸 / Yoshinobu Yamamoto(@yoshinobu__yamamoto)がシェアした投稿 山本投手は、1次ラウンド最終戦となるオーストラリア戦に先発。4回無失点8奪三振という好投で日本を勝利に導きました。試合後には、インスタで大谷翔平選手とラーズ・ヌートバー選手とのスリーショットを公開。「応援ありがとうございました! 最高です」とファンへ感謝の言葉を届けています。コメント欄に「最高だったよ」「安定感えぐすぎて半端なくかっこよかったです」「球界無双という言葉が相応しいピッチング」「大好きお三人」「いい笑顔です♡」と称賛の声が並ぶ中、同じく侍ジャパンで巨人・大勢投手は「なんでぼくと撮ってくれなかったんですか、、、」と嫉妬している様子。山本投手が「ペッパーミル大勢バージョンとあのモノマネシリーズ載せよう!」とコメント返ししているので、近いうちに新たな投稿があるのかもしれません。『WBC』は準々決勝がスタート。山本投手の次の登板を楽しみにしつつ、インスタもチェックしていきます!あわせて読みたい🌈【WBC】大谷翔平選手と佐々木朗希投手の2ショットに「日本の宝」「岩手最強コンビ!」と大反響
2023年03月16日2023年3月12日、日本のバレーボール選手である藤井直伸さんが、逝去していたことが分かりました。31歳でした。藤井さんが所属するV.LEAGUE Division1の東レアローズのウェブサイトによると、同月10日に亡くなったそうです。東レアローズ男子バレーボール部選手である、藤井直伸が去る2023年3月10日に永眠いたしました(享年31歳)。人柄も含めチームの中心であり今後の活躍を嘱望されていた選手を失ったことは悲しみに耐えません。生前のご厚誼を深謝し、謹んでご連絡申し上げます。また、生前の功績を偲び、ご冥福を心よりお祈りするとともに、ご家族様へ心から哀悼の意を捧げます。東レアローズ男子バレーボール部ーより引用藤井さんは、2017年に日本代表に初選出。2021年には東京オリンピックメンバーに選出され、ベネズエラ戦で五輪初出場を果たしました。翌2022年には、ステージ4の胃がんを患っていることを公表しています。突然の訃報に、ネット上では「つらい…」「31歳って、若すぎる」「大ファンでした」など、悔やむ声が上がっています。藤井さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年03月12日オリックス・バファローズの山本由伸投手は、岡山県出身で、2016年のNPBドラフト会議で指名を受けてプロ野球選手に。2021年、22年にパ・リーグ史上初の2年連続沢村賞を受賞しました。そんな日本球界のエースが、インスタで超豪華ショットをアップしています!侍ジャパンが勢ぞろい! この投稿をInstagramで見る 山本由伸 / Yoshinobu Yamamoto(@yoshinobu__yamamoto)がシェアした投稿 山本選手は現在、侍ジャパンとして『WORLD BASEBALL CLASSIC 2023』に出場中。開催直前には選手全員での決起集会が行われました。山本選手は、「最強なチームメイト。世界一なりましょう!!」と気合十分な様子で写真を投稿。メジャーリーガーの大谷翔平選手やダルビッシュ有選手、〝村神様〟で人気の村上宗隆選手などが集まっていて圧巻の1枚となっています!この投稿に、野球ファンが歓喜!「神メンバー」「みんな良い顔」「サイコー!!絶対世界一を魅せてください」「このメンツ見たら負ける気しない」と期待の声を寄せています。また2枚目は、山本選手&大谷選手&ダルビッシュ選手が並んだスリーショット。「大谷翔平の腕ヤバッ」「由伸くんが小さく見える」「大谷さんの筋肉えぐ!笑」「夢のスリーショットですね」と大谷選手の肉体に驚く声が多く上がっていました。日本は初戦の中国、第2戦の韓国に連勝し、一次ラウンド突破へ大きく前進。勢いが加速する中、山本選手は12日のオーストラリア戦で先発が予想されています。どんな投球を見せてくれるのか、注目です!あわせて読みたい🌈ヤクルト村上宗隆選手“食べスタグラム”に「男らしい〜」「牛1頭食べそう」と大反響!
2023年03月11日森山直太朗が、本日3月1日(水) に配信リリースした新曲「さもありなん」のMusic Videoを公開した。「さもありなん」は、松山ケンイチと長澤まさみの初共演で話題の映画『ロストケア』(3月24日(金) 全国公開)の主題歌として書き下ろされた楽曲。MV監督は、異例とも言える48分の弾き語りベストアルバム『原画』のMVやライブ映像など、森山の作品を数多く手がける映像作家・番場秀一が務めた。旅立った人を思い続ける愛しさや切なさ、そして旅立った人との再会を待ち続ける時間の経過を独特な世界観で表現した今回のMVは、幼い頃に出会い再会を約束した少女と、百年の時を超えて再び出会うストーリー。番場監督独自の視点で表現したMVは、楽曲の浮遊感や幻想的なサウンドを一層引き立てる作品に仕上がっている。最後の隕石が落ちたその日に旅立った少女。そして長い時が過ぎ、この世から全てがなくなった砂だけの世界。時が過ぎまた隕石が降り注ぐ中、ふと光の射す落ち葉を見つけてめくると、そこにはかつて少女が大切にしていたガラス細工が。それを見つけた瞬間、それまで重く引きずってきた長い裾が消えていく。MVでは、少年が少女を待ち続ける時間の長さをそのまま纏う衣装の裾の長さとして表現しており、その長い年月とともに長くなった裾を引きずりながら彷徨うように、彼女の姿を追い求め、砂の世界を歩く森山の姿が淡々と描かれている。今回のために制作された森山の衣装は全長7mにもおよんだ。また鳥取市とのコラボレーションとして、鳥取砂丘、仁風閣、旧美歎水源地といった鳥取市の美しい自然や国指定重要文化財で撮影を敢行。幼い頃の森山役の少年と少女役も、鳥取市民から選ばれた。なお映像内には、鳥取砂丘で奇跡的に発生した“二重の虹”も収められている。さらに、同曲のリリースを記念して、3月2日(木) 21時よりインスタライブを実施することが決定。当日は、「さもありなん」に込めた想い、映画『ロストケア』についてなど、さまざまな想いを自身の言葉で伝える予定だ。森山直太朗「さもありなん」MV■森山直太朗「さもありなん」リリース記念 インスタライブ3月2日(木) 21:00~予定<リリース情報>森山直太朗「さもありなん」配信中※映画『ロストケア』主題歌森山直太朗「さもありなん」ジャケット<ツアー情報>『森山直太朗 20thアニバーサリーツアー「素晴らしい世界」』※終了分は割愛■<後篇>(フルバンド)3月4日(土) 宮崎・都城市総合文化ホール 大ホール3月5日(日) 福岡・福岡サンパレス3月11日(土) 滋賀・八日市文化芸術会館3月12日(日) 大阪・南海浪切ホール3月19日(日) 群馬・藤岡市みかぼみらい館大ホール4月1日(土) 京都・ロームシアター京都 メインホール4月8日(土) 静岡・静岡市清水文化会館マリナート 大ホール4月15日(土) 栃木・宇都宮市文化会館4月16日(日) 東京・J:COMホール八王子4月21日(金) 岡山・岡山市民会館4月22日(土) 愛媛・松山市総合コミュニティセンター・キャメリアホール4月29日(土) 三重・シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢4月30日(日) 愛知・愛知県芸術劇場大ホール5月4日(木・祝) 大分・J:COM ホルトホール大分5月5日(金・祝) 長崎・長崎市民会館5月7日(日) 大阪・フェスティバルホール5月13日(土) 山口・山口市民会館5月14日(日) 島根・島根県芸術文化センター グラントワ5月20日(土) 長野・上田市交流文化芸術センター サントミューゼ5月21日(日) 新潟・上越文化会館5月27日(土) 富山・クロスランドおやべ6月3日(土) 宮城・東京エレクトロンホール宮城6月4日(日) 福島・喜多方プラザ文化センター せせらぎホール6月10日(土) 東京・LINE CUBE SHIBUYA6月17日(土) 山形・荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館)大ホール6月24日(土) 福井・敦賀市民文化センター6月25日(日) 石川・白山市松任文化会館 ピーノ7月2日(日) 沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと7月9日(日) 神奈川・ハーモニーホール座間7月16日(日) 大阪・ラブリーホール(河内長野市立文化会館)7月30日(日) 広島・呉信用金庫ホール8月5日(土) 熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール8月6日(日) 佐賀・鳥栖市民文化会館8月11日(金・祝) 鹿児島・霧島市民会館8月19日(土) 茨城・ザ・ヒロサワ・シティ会館8月26日(土) 愛知・安城市民会館8月27日(日) 岐阜・バロー文化ホール(多治見市文化会館)9月2日(土) 奈良・なら100年会館 大ホール9月9日(土) 高知・高知市文化プラザかるぽーと9月10日(日) 香川・ハイスタッフホール9月14日(木) 北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)■<前篇追加の追加>(弾き語り)6月18日(日) 秋田・あきた芸術劇場ミルハス 中ホール7月22日(土) 山梨・東京エレクトロン韮崎文化ホール7月28日(金) 島根・安来市総合文化ホール アルテピア 大ホール8月13日(日) 大分・さいき城山桜ホール9月16日(土) 北海道・根室市総合文化会館9月24日(日) 静岡・菊川文化会館アエル※ツアースケジュールは随時更新されますので、ツアー特設サイトをご確認ください。※チケットのお申込み方法・詳細はツアー特設サイトをご確認ください。ツアー特設サイト:チケット情報はこちら:<作品情報>映画『ロストケア』3月24日(金) 全国公開映画『ロストケア』ポスタービジュアル (C)2023「ロストケア」製作委員会原作:『ロスト・ケア』葉真中顕 著/光文社文庫刊監督:前田哲脚本:龍居由佳里前田哲【出演】松山ケンイチ長澤まさみ鈴鹿央士坂井真紀戸田菜穂峯村リエ加藤菜津やす(ずん)岩谷健司井上肇綾戸智恵梶原善藤田弓子/柄本明公式サイト:関連リンク森山直太朗 オフィシャルサイト:森山直太朗 Twitter:森山直太朗スタッフ Twitter:森山直太朗 Facebook:森山直太朗 TikTok:森山直太朗 UNIVERSAL MUSIC オフィシャルサイト:森山直太朗 YouTube:森山直太朗のにっぽん百歌:
2023年03月01日数々の傑作を生み出してきた脚本家・三谷幸喜さん。しかし、意外なほど再演の数は少ない。というのも三谷さんが演じ手ありきで脚本を書いているゆえ、自身のイメージに合う俳優が見つからない限り、上演を認めないことから。そんななか舞台『笑の大学』が25年ぶりに日本で再演されることになった。登場人物は二人きり。しかしそこに、笑いをまぶした深い人間ドラマが描かれ、初演時に読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞した後、映画化もされたほか、世界各国で翻訳上演がなされている。今回その不朽の名作に名優・内野聖陽さんと挑むのが瀬戸康史さん。「二人だけで成立させなきゃいけない作品ですし、普段の僕だったら初めての挑戦って不安の方が大きいんですよね。でも、三谷さんの一昨年の舞台『日本の歴史』と昨年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』をやらせていただいて、今回、ずっと温めていた作品にまた呼んでくださったことが嬉しくて、今の時点では、まだその高揚感の方が大きいのが自分でもすごく不思議なんですよ」三谷さんからは「今の僕が最も頼りにしている俳優さんの一人」との言葉も。まさに『鎌倉殿の13人』でも、物語がどんどん血なまぐさく非情な方向へと進んでいく中で、三谷さんらしい笑いを担っていたのが、瀬戸さん扮する北条時房だった。「物語がダークな方向に進んでいく中で、時房がいてくれるから癒されると言ってくださる視聴者の方が多くて、受け入れてもらえているのが嬉しかったです。それで作品の大事な部分を僕に任せてくださったんだと思えたんです。ただ、僕自身は面白い人間ではないんですね。爆笑を狙って取るのはもともと笑いのセンスがあって、ちゃんと計算して動けるような方の役割だと思うんです。僕はホンに書かれたことを忠実にやっているだけ。笑いを取ろうと欲を出して演じたら、たぶん僕はダメなタイプだと思います」今回演じるのは喜劇作家だが、その役も「面白いものは書けるかもしれないけれど、自分が面白いわけじゃないと思っている気がしている」と分析。戦時色が濃くなっていく時代に、不謹慎だとして笑える場面を削ろうとする検閲官(内野)と、作家との取調室での攻防が描かれる。「過去の舞台映像と映画も拝見しているんですが、役者が違うと全然見え方が違うんですよね。見どころとしては、内野さん演じる検閲官が変化していって攻守がどんどん入れ替わるところでしょうか。内野さんとは宣伝用のムービーを撮ったのが初対面だったんですが、対峙したときに、まだ稽古もやってないのにしっくりくる感じがして、自然とこの人を笑かしたい、認められたいって気持ちが引き出される。そこが内野さんのすごさなのかもしれません」三谷さんに限らず、いまや演劇界で第一線を走る演出家の作品に出演し、これまでにないタイプの役を演じるなど、演技の幅を広げている。「僕自身は、いろんなタイプの作品に出て、いろんな役をやれたらいいなというスタンスでやっていて、自分は何が得意かとか、俳優としての自分の色みたいなことは意識してないんです。ただ、20代の後半くらいから、事務所と仕事について話すようになって、自分が目指す俳優像の焦点が合ってきたような気はしています。自分が面白いなと思ったり、演じている姿が想像できなかったり、そういう作品を積極的にやらせてもらうようになってきたのが大きいのかもしれない。そうしていたら、自分の新しい部分が少しずつ開拓されたというか」毎回、自分ならやれるという自信があるわけではけっしてない。「博打みたいなもんです」。そう言って笑顔を向けた。「ただ、ここまでやってきた経験と技術で、近づくことはできるかもしれないとは思います。あと、不安に負けるのが悔しいから、やってやろうってなるのかもしれないです」PARCO劇場 開場50周年記念シリーズ『笑の大学』戦時色が濃くなってきた昭和15年。喜劇作家の椿(瀬戸)は、警視庁の向坂(内野)の厳しい検閲を受けていた。なんとか上演許可をもらいたい椿は、向坂の要求を呑みながら書き直しに挑むが…。2月8日(水)~3月5日(日)渋谷・PARCO劇場作・演出/三谷幸喜出演/内野聖陽、瀬戸康史全席指定1万円ほかパルコステージ TEL:03・3477・5858新潟、長野、大阪、福岡、宮城、兵庫、沖縄公演あり。せと・こうじ1988年5月18日生まれ、福岡県出身。昨年主演した映画『愛なのに』でヨコハマ映画祭主演男優賞受賞。出演舞台『世界は笑う』が2月11日にWOWOWライブ、WOWOWオンデマンドで放送・配信に。※『anan』2023年2月15日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・小林洋治郎ヘア&メイク・須賀元子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年02月12日恒例の人気企画「アフタヌーン・コンサート」に福間洸太朗が初登場する。13時30分に始まる午後のコンサート。でもテーマは「夜」だ。演奏曲は以下のとおり。J.S.バッハ/ジロティ編:G線上のアリアモーツァルト/福間洸太朗編:アイネ・クライネ・ナハトムジーククララ・シューマン:ノットゥルノシューマン: トロイメライ/夜に /夢のもつれグリュンフェルト:ウィーンの夜会~J.シュトラウスIIの主題による------------ショパン:ノクターン第2番、第13番フォーレ:ノクターン第5番ドビュッシー:月の光ラヴェル:オンディーヌサン=サーンス/リスト編:死の舞踏「もともとは、2月に出演するフランス・ナントの音楽祭『ラ・フォル・ジュルネ(LFJ)』のために組んだプログラムがベースになっています。音楽祭全体のテーマが“夜”なんです。静けさ、眠り、恐怖……。夜にはいろいろなイメージがあります。なるべくヴァラエティ豊かにしたいなと思いました。向こうではドイツ音楽でまとめた前半部分だけを弾くのですが、LFJはたくさんのピアノ・リサイタルがあるので、あまのじゃくな私は、きっとみんなが弾いてくるであろう《夜のガスパール》とか《月光ソナタ》を外したんです。でもふたを開けてみたら《夜のガスパール》を弾く人は2~3人しかいなかった。みんなあまのじゃくでしたね(笑)」3月のリサイタルは、後半にフランス音楽を加えた、いわば福間洸太朗の選ぶ“夜”のフル・ヴァージョンだ(《夜のガスパール》からも〈オンディーヌ〉が入った)。ドイツ音楽とフランス音楽で“夜”の現れ方に違いはあるのだろうか。「やっぱりフランスのほうがポエティックな感じがしますね。ドイツ系のほうが、構成美とか、歌の旋律の美しさが前面に出ている。フランス音楽のほうは、和声がおしゃれで、構成よりも瞬間の空気感みたいなものが魅力だと思います。フランス音楽とドイツ音楽は自分にとって2つの軸です。どちらからもそんなに長い期間は離れたくない。フランスの近現代作品は大好きですし、ドイツ音楽ではシューマンやブラームスを、もっと深く勉強したいと思っています。残念ながら今回はブラームスは弾きません。ブラームスは音楽自体は夜っぽいのですけれども、タイトルに“夜”のつくピアノ曲を書いてないんです」福間洸太朗 (C)Rolf Schoellkopf普段の生活は“夜型人間”だという福間。「最近は健康のためにちょっと修正しているところなんですけど、夜のほうがインスピレーション湧きますし集中できます。動画編集なんかをやっていると、あっという間に午前3時とか4時とかになってしまう。お日さまが出るのを見て、そろそろ寝なきゃという感じですね(笑)。夜には何か摩訶不思議なことが起こるんじゃないか。そんな魅力を感じている人間のひとりなんです。きっとどの時代でも、人々はそれを感じてきたのだろうと思います。朝の曲ばかりのコンサートは私らしくないかも(笑)。東京オペラシティ・コンサートホールでのリサイタルは初めてです。なんといってもあの天井の高さ。空間を贅沢に感じながら弾かせていただけるというのは素晴らしいですし、教会のような雰囲気で、プログラムの最初のバッハから、天上の世界とつながっているような感覚で弾けるんじゃないかと思います」多彩な“夜”の音楽に身を委ねてホールを出れば、そろそろ春の匂いのする3月の日差しが注いでいるはず。「コンサートを聴いたあと、太陽の光で現実に戻るというのは素敵だと思うんですよ。だからコンサートでは、夜の非現実の世界にどうぞたっぷり浸ってください」アフタヌーン・コンサート・シリーズ 2022-2023福間洸太朗 ピアノ・リサイタル3月4日(土) 13時30分開演東京オペラシティ・コンサートホール取材・文:宮本明■チケット情報
2023年02月07日2008年に日本で公開された三谷幸喜脚本・監督のフジテレビ映画『ザ・マジックアワー』が中国でリメイクされ、2022年の中国映画興行収入ランキングで3位に入る快挙を成し遂げた。『ザ・マジックアワー』は、暗黒界のボスの愛人に手を出した男が、命を助けてもらう代償に伝説の殺し屋を連れてくることを命じられ、売れない役者に映画の撮影だとウソをつき、殺し屋に仕立て上げたことから始まるコメディー。佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか、西田敏行らが出演し、興行収入39.2億円を記録した。日本のコメディー映画のリメイクを考えていた中国テンセントグループの大手映画配給制作会社・新麗伝媒が、『ザ・マジックアワー』に目をつけ、フジテレビに中国でのリメイクを打診。日本公開から14年の歳月を経て、映画『这个杀手不太冷静(日本語訳:この殺し屋はクールじゃない)』として生まれ変わり、春節にあたる2022年2月1日に公開された。公開当時は1カ月で上映を終了する見込みだったが、中国でもファンが多い三谷幸喜作品のリメイクということに加えて、この作品で映画初主演となった男優・魏翔(ウェイ・ショウ)が舞台俳優だったことがストーリーとリンクしていることも話題となるなどSNSで反響を呼び、7カ月にわたって上映されるという異例のロングランに。最終的な興行収入は26.27億元(約533.8億円)を記録した。これまで中国でリメイクされた日本映画で最もヒットしたのは、『鍵泥棒のメソッド』をリメイクした『人潮汹涌』(21年)で、興行収入7.62億元(約140億円)だったが、この記録を大幅に更新する記録的大ヒットとなった。
2023年02月07日三谷幸喜脚本・監督の映画『ザ・マジックアワー』(’08)の中国リメイク版が、2022年中国映画興行収入ランキング3位という大ヒットを記録した。佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか、西田敏行らが出演した『ザ・マジックアワー』は、暗黒界のボスの愛人に手を出した男が、命を助けてもらう代償に伝説の殺し屋を連れてくることを命じられ、売れない役者に映画の撮影だとウソをつき、殺し屋に仕立て上げたことから始まるオリジナル・ノンストップ・コメディー。興行収入39.2億円を記録した。日本のコメディー映画のリメイクを考えていた中国テンセントグループの大手映画配給制作会社・新麗伝媒が、本作に目をつけ製作。日本公開から14年の歳月を経て、『この殺し屋はクールじゃない』(日本語訳)として、昨年2月に公開。当時は1か月で上映終了の予定だったが、中国でもファンが多い三谷作品のリメイクということに加え、映画初主演となった魏翔(ウェイ・ショウ)が舞台俳優だったことがストーリーとリンクしていることも話題となり、7か月に渡って異例のロングランとなった。最終的な興行収入は26.27億元(約533.8億円)を記録。これまで中国リメイクされた日本映画で最もヒットしたのは、『鍵泥棒のメソッド』(監督:内田けんじ)のリメイクで、興行収入7.62億元(約140億円)だったが、本作はそれを大幅に上回る結果となった。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・マジックアワー 2008年6月7日より全国東宝系にて公開© 2008 フジテレビ 東宝
2023年02月07日三谷幸喜の代表作のひとつである『笑の大学』が、初めて三谷自身の演出により上演。そこで本作にかける想いを三谷に訊いた。1996年の初演、その2年後の再演(共に山田和也演出)以降、映画化、翻訳上演などを除けば一度も上演されてこなかった『笑の大学』。その理由を問うと…。「僕にとってはすごく特別な作品なんですよね。そんな大事な作品であるだけに、それを託せる俳優さんがふたり揃わなければやるべきじゃないし、やりたくないとも思っていて。それで25年もの年月が空いてしまったわけですが、このタイミングで信頼する内野聖陽さんと瀬戸康史さんに出ていただけることになり、それが今上演しようと思った一番の理由です」昭和15年を舞台に、警視庁検閲官の向坂と、喜劇を売りにする劇団・笑の大学の座付作家・椿の攻防を描いた本作。その誕生のきっかけは、三谷の実体験から。「もともと僕はなんの制約もない小劇場という世界にいたせいか、テレビドラマを初めてやった時に衝撃を受けたわけです。もう制約だらけで。ただそのいろんな制約をクリアしつつ、さらにプラスのものに作り変えていく。それはいまだ自分の仕事のやり方のような気がしています。つまり椿は僕自身であり、向坂は僕の前に立ちはだかる制約。それをひとりの人間に置き換えて作ったのがこの作品なんです」大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも話題を呼んだ三谷だが、コロナ禍においてその制約はさらに厳しいものになったと言う。「一度書いた台本について、『今この人はコロナでお休みなので、今週撮影出来ません。書き直してください』といったことは当然出てくるわけです。その結果、自分の理想から遠ざかっていくのが耐えられない、という作家の方もいるとは思いますが、僕はなんだか嬉しくなっちゃうんですよね(笑)。それを逆手に取って、もっと面白くしてやろうと。椿のようにうまく出来たかどうかはわかりませんが、そういうことに知恵を絞るやり方が僕には向いている。それは25年前から変わらないと思います」そんな三谷の原点とも言える作品、さらにタイトルからテーマは“笑い”なのかと思いきや…。「笑いについての物語ではありますが、僕がここで描きたいのは、“ものを作る上での妥協とはなんなのか”ということ。それはどんな国、どんなモノ作りの現場でも起きていることで、だからこそ海外でも上演されている。笑いにこだわらない、普遍的なテーマがこの作品にはあると思っています」取材・文:野上瑠美子
2023年02月03日嵐の櫻井翔と脚本家の三谷幸喜氏が出演する、アフラック生命保険の新CM「からみあう不安」編が13日、「先は長い」編が23日より放送される。がんの経験者を取材する「櫻井翔の取材ノート」シリーズの最新作となる新CM。櫻井とCM初共演となる三谷氏が、櫻井と約4年ぶりに共演を果たす。2015年に前立腺がんと診断された三谷氏の当時の心境や現在の状況、これからの人生について櫻井が取材する。撮影は冒頭の三谷氏のセリフから3台のカメラを使い、長回しで実施。「不安が、からみあう状態なんですね」という櫻井のセリフの後は本編では使われない部分だったため、三谷氏は「もうからみまくりですね、糸こんにゃく状態です」とアドリブを披露した。すると、櫻井も「ほぐれなさそうですね」と乗っかり笑いを誘った。その後も、三谷氏は「ペペロンチーノ」、「脱水機の中のストッキング」、「テレビの後ろのコード」などからんだ状態の例えを次々と切り出し、それに対して櫻井も毎回アドリブで応酬。しかし、あるカットで三谷氏が急に「うん。そんな感じかな」とあっさりと終わらせると、突然の路線変更に櫻井は爆笑。「あきらめましたね、急に」と指摘し、笑顔を見せた。■櫻井翔&三谷幸喜氏インタビュー―――CM初共演になりますが、CM以外での共演は何年ぶりなんでしょうか?櫻井:およそ4年ぶりですね。僕たちの番組にお越しいただいて、壁を登っていただきました。三谷:はい。そこでちょっと肩を痛めちゃって、回復までに2年かかりました(笑)。櫻井:あれからもう4年も経ったのかということがちょっと驚きですが、共演はそれ以来になります。――初共演時の三谷さんに対する印象はいかがでしたか?櫻井:初共演はそれよりもっと前で、三谷さんが僕たちの番組に来ていただいた時、即興でお芝居をやるという企画があって、嵐の役柄をそれぞれつけて、演出してくださったんですよ。とても思い出深くて、楽しい時間でした。三谷:その場で設定、ストーリーを決めて、お芝居を作ったんですよ。すごく評判が良かったです。――三谷さんと久々の共演はいかがでしたか?櫻井:楽しかったです。アドリブというか、いろんな三谷さんの引き出しを見せていただきました。あと、撮影の途中で30分ぐらい、三谷さん自身がちょっとシュンとする時間もあって(笑)。三谷:見てますねぇ。ちょっとくじけた時があったんですけど、何とか立ち直りました。――三谷さんご自身はがんに関するひとつひとつの悩みや不安をどのように解決されたのでしょうか?三谷:やっぱり不安って、知らないから不安になるわけで、いろんな人に話を聞くとか調べるとか、自分の中で知識として蓄積していくことで不安を解消していくしかないなというふうに思って、積極的に人に話を聞いていましたね。――その中で特に気をつけたことは?三谷:あんまりネガティブにならないことですね。それがまたストレスになって、身体に良くなかったりするので、なるべく深刻にならならないようにというか。実際にがんというのは、早期発見さえすれば、そんなに深刻にならないケースもあるので、常にそこへ立ち返って、割と楽観的に過ごしていましたね。――CMで「180度人生観が変わりました」とお話されていましたが、生活の中で具体的に変えたこと、改善したことがありましたらお聞かせください。三谷:人生、永遠には続かないんだというのはわかってはいたんだけど、実際にリアルに体感することができたのは、大きなきっかけだったというか。櫻井さんもたぶん、ずっと生き続けるつもりでいらっしゃるでしょう?櫻井:三谷さんがおっしゃるような、直面した問題としては正直捉えられていないですよね。三谷:年齢的なこともそうだし、自分はあと何年、仕事ができるんだろうかということを、切実に考えるようになりました。やっぱり仕事が好きだし、楽しいので、来る仕事は何でも受け入れようという感じでしたが、今後は自分が本当にやりたいものができるように選択していくというか。昔はお世話になった方への恩返しで、また仕事を一緒にやったりしていましたが、今はもうそういう恩とか考えず、自己中心的にやっていこうという風に思っています(笑)。――がん以外のことで、櫻井さんが三谷さんにお聞きしたいことは?櫻井:今回の撮影中、時間がたくさんあったので、いろいろお聞きしましたが、特に僕が興味深かったのは、お仕事を朝やるのか、夜やるのかというお話です。朝早く起きて執筆に取りかかると伺って、へぇーと思いました。三谷:今まで、そんなお話したことなかったですもんね。櫻井:こういった形では、もうほぼゼロですよね。三谷:今はなんかもう、親友というか。櫻井:ははは。そうですよね。ギュンと距離が縮まりました。――アフラックダックはCMに毎回登場することが“お決まり”となっていますが、櫻井さんが毎年新年に必ず行う“新年のお決まり”は?櫻井:5、6年ほど前から、年明けのなるべく早いタイミングで伊勢神宮に行っていますね。22年はコロナの状況もあって、結局行けたのは10月ぐらいでしたが、ここ数年は1月とか2月とか、ちょっと早い段階でお伊勢参りをしています。――CMでも描かれる相談サービスは、アフラックにとって2023年の新たな挑戦となりますが、櫻井さんが2023年に挑戦したいことをお聞かせください。櫻井:今回、三谷さんとお話している最中に決まりました。朝から動き始めるということをやりたいと思っていて。2022年は本当によく寝ていた印象があって、10時間以上寝ていたこともあったんですよ。さすがに寝すぎだと思って。そうなると、一日がすごく短いんですよ。もったいないなと思って、本気で朝から動くと決めています。三谷:水を差すようですけど、寝るのが一番ですよ。いっぱい寝られるときに寝た方がいいです。櫻井:えー、2023年はなるべく長く寝るということに挑戦して、10時間超えを目指したいと、今思いました(笑)。――今回のCMは成人式の翌週から放送開始ということで、新成人に向けてメッセージをお願いします。櫻井:新成人の皆さん、成人おめでとうございます! およそ僕が倍ぐらい生きているわけですが、倍生きても、大人になるというのは何なのか、いまだにつかみきれていないところもありまして。新成人になると、「いよいよ大人だね」とか、「大人の自覚を持って」と言われる機会が多いかもしれないですけど、ゆっくり時間をかけながら、理想の大人像みたいなものを探し続けていいんじゃないかなと思います。あと、僕が20歳の時はちょうどドラマの撮影中で、成人式に出られなくて、ちょっと寂しい思いをしたので、つい先日の成人式にいろんな事情で参加できなかった皆さんにも、合わせてお祝いの言葉をお伝えしたいと思います。おめでとうございます!――実はアフラックダックも2023年、日本に来て20年となります。櫻井さんとの付き合いも13年目となりますが、長い歳月をともに歩んできたダックにメッセージをお願いします。櫻井:アフラックダックさん、日本に来て20年、誠におめでとうございます。そのうちの半分以上お付き合いできていることを、とても嬉しく感じています。これからも末永く僕と一緒に演技していただけたらと思っております。よろしくお願いします!
2023年01月10日脚本家の三谷幸喜氏が第70回菊池寛賞を受賞し、2日、都内のホテルで行われた贈呈式に、“菊池寛”の扮装で登壇した。文藝春秋の創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として1952年に創設した同賞。三谷氏は「よく人から『君は菊池寛に似てるよね』と言われます。思い返せば中学生のときに、友人から『お前にそっくりな文豪がいるよ』と言われて、文豪というと悩めるカッコいい作家のイメージがあったので、ちょっとうれしかったんですけど、それで菊池寛先生の写真を見たのですが、ちょっと衝撃を受けました。こんな感じの文豪もいらっしゃるんだなと」と回想した上で、「今、菊池先生の人となりや作品に触れることによって、本当に僕は菊池寛賞を頂けて、光栄だなと思っております」と強調した。この贈呈式のために、髪型を変え、メガネを買い、眉毛も整えたという三谷氏は「ここまで菊池寛になりきろうとした受賞者が、今までいたでしょうか」とアピールし、会場からは笑いと拍手が。続けて、「菊池地先生がおっしゃっていたのは、『つまらない現実よりも面白いウソ』。これは、僕が大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を書くにおいて、一番のモットーでした。もちろん歴史モノなので。実際あったことを覆すことはできないんですけど、歴史の教科書や参考書にはしたくなかった。やっぱりドラマとして面白いものにしたかった。そのためには、多少のフィクションが必要だと思って、僕は1年間この脚本を書き続けました。きっと皆さんにも喜んでいただけたんじゃないかなと思っております」と胸を張った。さらに、「菊池先生は、大衆が何を考えているのか、ずっと考えていらっしゃったと思います。それは僕のテーマでもあります。僕もそんなクリエイターでいたいなと思っております。今は見た目しか真似できませんけれども、ゆくゆくは“第二の菊地寛”と呼ばれるようになるまで、頑張っていきたいなと思っております」と真剣に述べたかと思いきや、「今回ちょっと見た目でふざけてしまったので、真面目な感じでまとめてみました。どうもありがとうございました」と、やはり“三谷節”で締めくくった。
2022年12月02日内野聖陽と瀬戸康史の共演で上演される、三谷幸喜の傑作二人芝居「笑の大学」より、チラシビジュアルとポスタービジュアル、スポット映像が解禁された。さらに、三谷幸喜のコメント映像も到着した。戦時色が濃厚になる昭和15年を舞台に、厳格な検閲官と喜劇作家の間の攻防と不思議な友情を描く本作は、2004年に役所広司、稲垣吾郎の共演で映画化もされた人気作。日本のファンのみならず、海外でも特に評価の高い作品だが、1998年以来1度も日本で公演が行われてこなかった。本作の上演は四半世紀ぶりとなる。この度解禁となったのは、警視庁の取調室で2人が向かい合う緊張感の漂うチラシビジュアルとポスタービジュアル、主演の2人の攻防が映し出されるスポット映像。ビジュアル撮影では、お互いの印象について内野さんは「若いのに技術や魅力をたくさん持ってらっしゃる方なので、稽古中もクリエイティブないい稽古場になるような予感がしてすごくワクワクしています」と語り、瀬戸さんは「内野さんは無骨な役からコミカルな役まで幅広く演じられている印象なので、今作では内野さんと僕でしかできない掛け合いや空気感が出せればいいなと思います」と語るなど、緊張感のあるビジュアルとは裏腹に初共演ながらも和やかな雰囲気で撮影が行われたようだ。さらに、三谷幸喜が本作への思いを語ったコメント映像も到着。これまで再演されなかった理由を「この人だったら「笑の大学」を見てみたい、と思う人が揃わない限りは再演はしたくなかった」と語る三谷さんは、「内野さんの『向坂』が見たいと思った」と言い「この人しかいない」と内野さんのキャスティングについて明かしている。さらに椿役の瀬戸さんへは「(自分の作品に)毎回出て欲しいくらい」と深い信頼を寄せていると語り、「瀬戸さん以外には考えられなかった」とコメント。三谷さんの希望により実現した2人の俳優が起こす化学反応に注目したい。PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「笑の大学」は2023年2月より上演。(text:cinemacafe.net)
2022年11月28日2022年11月7日から公演されている、脚本家として知られる三谷幸喜さんが作・演出を務める舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』。三谷さんが主宰する劇団が公演してから、28年の時を経て、令和の時代にリニューアルされたコメディです。総勢16名のキャスト陣で演じる予定でしたが、俳優の小林隆さんが左足筋損傷により、公演初日に出演の見合わせを発表。福岡公演、京都公演ともに、三谷さんが代役を務め、話題となりました。またもや三谷幸喜が代役として登場同月25日には、舞台製作を行っているシス・カンパニーが、小林さんの復活を報告しました。治療の甲斐あり、東京公演の初日より出演するとのこと。しかし、今度は、あずさ役の俳優であるシルビア・グラブさんが、体調不良のため出演見合わせとなったのです。緊急事態に立ち上がったのは、またもや三谷さんでした。「あずさ役」のシルビア・グラブが体調不良のため、本日11月25日(金)の出演を見合わせることになりました。つきましては、本日の同役は、三谷幸喜が代役を務めさせていただきます。直前のお知らせとなってしまい申し訳ございませんが、皆様のご理解をお願い申し上げます。度重なる不測の事態ではございますが、私どもスタッフ、キャスト一同、以前にも増して総力を結集し、皆様に楽しんでいただける舞台をお届けする所存です。皆様には、引き続きのご心配とご迷惑をおかけしてしまうこと、心よりお詫び申し上げます。シス・カンパニー ーより引用舞台のすべてを把握している三谷さんだからこそ、どの代役であっても務めることができるのでしょう。とはいえ、小林さんの時とは異なり、今度は女性の役という難しさがあります。舞台のタイトル『ショウ・マスト・ゴー・オン』の意味通り、「一度開いた幕は何があっても途中で降ろしてはいけない」という精神で困難に立ち向かう姿に、ネット上では称賛の声が続出しました。・もはや代役のプロ。・どういうことなの…すごいわ…。・まさに『ショウ・マスト・ゴー・オン』を地で行く三谷さん。・女性の代役も務めるとか、優秀すぎ。むしろ楽しみです!・誰が休んでも代役が三谷さんになる舞台とか、面白すぎるでしょ。舞台で三谷さんがどのように演じるのか、多くの人たちが興味を持っていることがうかがえます。東京公演も無事に乗り切れるよう、応援する人々の声は、きっと三谷さんに届いていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年11月25日現代日本を代表するアーティストとして国内外で活躍している大竹伸朗さん。彼の作品およそ500点を集めた大規模な回顧展が、現在、東京国立近代美術館で開かれています。プレス内覧会に登壇した大竹さんのコメントとともに、展覧会の様子をレポートします!美術館が宇和島駅に…?!【女子的アートナビ】vol. 269『大竹伸朗展』では、1980年代初めにデビューして以来、絵画や彫刻、映像、インスタレーション、巨大な建造物など幅広いジャンルで多くの作品を手がけてきたアーティスト、大竹伸朗さんの作品約500点を展示。16年ぶりの大回顧展となります。大竹さんは、1955年東京生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、1982年に初個展を開催。その後、ドイツ・カッセルで開かれている世界最大級の国際美術展・ドクメンタ(2012年)や、120年以上の歴史を持つヴェネチア・ビエンナーレ(2013年)など、さまざまな国際展に参加。アートの島として有名な直島に多くの作品が展示されているほか、「東京2020 公式アートポスター展」にも参加するなど、半世紀近くもの長い間、多方面で活躍されています。プレス内覧会に登壇した大竹さんは、次のように述べました。大竹さん本展は挑戦要素が多い展覧会で、今までにないものになっていると思います。世界は破壊が続いていますけど、モノをつくる力、つくりだすパワーを少しでも感じていただければとてもうれしく思います。5回ぐらい来て、見てください(笑)。大竹伸朗展2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)東京国立近代美術館展示風景より《宇和島駅》(1997年)また、大竹さんは、美術館のテラスに設置された作品《宇和島駅》についてもコメントしました。大竹さん宇和島は、僕が制作拠点にしている場所です。宇和島駅が新しくなるとき、駅名の文字を廃棄するというので、納得がいかなくて入手しました。駅舎に乗って、ひとつずつ焼き切ったのです。東京国立近代美術館と宇和島駅が交差するのは、ある種のコラージュ。赤い色は僕が創造したもので、夜はライトアップされて見え方が変わります。圧が強すぎ…!7つのテーマで体感大竹伸朗展2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)東京国立近代美術館展示風景より手前:《男》(1974-75年)富山県美術館では、展示の様子をご紹介。会場では、テーマに合わせて7つのセクションに分けられています。ただ、テーマに沿って作品をつくっているのではなく、また、制作時代順にも並んでいないので、自分の好きなところから自由に見ていけばいいようです。最初の展示室から、けっこう圧が強め。ちょっと怖い感じの人形のような作品が立っていたり、天井からぶら下がっていたりして、もし照明が暗いとお化け屋敷と思ってしまいそうな雰囲気です。大竹伸朗展2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)東京国立近代美術館展示風景より手前:《スクラップブック #71/宇和島》(2018-2021年)本展を担当された東京国立近代美術館の主任研究員、成相肇さんによると、大竹作品の特徴は「貼り付けること。貼ってからはがして、重ねて量を増やして密度を増していき、ほとんどの作品がコラージュ作品になっている」とのこと。その密度の濃さを体験してほしいそうです。もっとも密度を感じられるのは、スクラップブックと題された作品たち。もはやスクラップブックの面影もないような、大きな塊です。展示室に巨大な小屋が…!大竹伸朗展2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)東京国立近代美術館展示風景より《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》(2012年)本展でもっとも目を引く作品は、ドイツの国際展にも展示された《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》。ネオンサインやトレーラー、ギター、巨大なスクラップブックなどが凝縮されたパワフルなインスタレーションです。展示室の空間に巨大な小屋が置かれ、かなり迫力があります。小屋の中をのぞくと、いろいろなものが詰まっていて、こちらも圧が強め。音も鳴る作品で、大竹さんの集大成のひとつといわれています。人気のニューシャネルも…!また、本展はグッズも充実。大竹さんは、文字の作品も多く手がけていて、本展の「大竹伸朗展」という文字も今回の新作です。そんな「大竹文字」のひとつが《ニューシャネル》(1998年)。スナックの看板をモチーフにしてつくられたもので、Tシャツなどのグッズが大人気です。今回のためにつくられた新作グッズもあるので、ぜひ特設ショップものぞいてみてください。本展は2023年2月5日(日)まで開催。その後、愛媛県美術館と富山県美術館に巡回予定です。Information会期:~2023年2月5日(日)休館日:月曜日(ただし1月2日、9日は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)、1月10日(火)会場:東京国立近代美術館開館時間:10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)(入館は各閉館時間の30分前まで)※最新情報などの詳細は展覧会公式HPをご覧ください観覧料:一般 ¥1,500、大学生¥1,000、高校生以下および18歳未満は無料お問合せ: 050-5541-8600(ハローダイヤル 9:00~20:00)
2022年11月19日東京国立近代美術館では、2022年11月1日(火)より、『大竹伸朗展』を開催する。2006年に東京都現代美術館で開催された『全景 1955-2006』以来、16年ぶりとなる大規模な回顧展だ。1955年、東京に生まれ、現在は愛媛県の宇和島を拠点に活動している大竹伸朗は、現代日本を代表するアーティスト。1980年代初めにデビューして以来、絵画、版画、素描、彫刻、映像、絵本、音、エッセイ、インスタレーション、巨大建造物と、あらゆる創作物を手掛け、ドイツ、カッセルで開催されるドクメンタ(2012年)やヴェネチア・ヴィエンナーレ(2013年)といった国際展に参加するなど、現代美術のトップランナーとして走り続けてきた。そんな彼の半世紀近くに及ぶ創作活動を一挙公開する同展では、「自/他」「記憶」「時間」といった7つのテーマで、約500点の作品を紹介する。主な出品作品は、2019年以降大竹が取り組む「残景」シリーズの最新作で初公開となる《残景 0》(2022年)や、2012年のドクメンタで発表した小屋型のインスタレーション《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》、そして大竹伸朗作品を代表する「宇和島駅」のネオンサインなど。この《宇和島駅》は、同展会期中、東京国立近代美術館のテラスで輝き続けるので館外からも注目を。そのほか、小さな手製本から、「音」を発する作品まで、大竹伸朗の強烈な個性とエネルギーに埋め尽くされた空間に、鑑賞者は圧倒されること間違いない。また大竹伸朗といえば、スナックの看板をモチーフにした《ニューシャネル》(1998年)に代表される独得な文字が特徴だが、この「大竹文字」をデザインしたTシャツなど、同展のために製作された展覧会オリジナルグッズも見逃せない。《宇和島駅》 1997年Photo:岡野圭《ダブ平&ニューシャネル》 1999年公益財団法人 福武財団《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》 2012年Commissioned by dOCUMENTA(13)Photo:山本真人《スクラップブック #71/宇和島》 2018–21年Photo:岡野圭©︎Shinro Ohtake, photo by Shoko【開催概要】『大竹伸朗展』会期:2022年11月1日(火)~2023年2月5日(日)会場:東京国立近代美術館 1F 企画展ギャラリー、2F ギャラリー4時間:10:00~17:00、金土は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(1月2日、1月9日は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)、1月10 日(火)料金:一般1,500円、大学1,000円展覧会公式サイト:
2022年10月28日オリックス・バファローズの山本由伸が、2022年シーズンの沢村栄治賞を受賞したことが24日に発表され、球団を通じてコメントを発表した。今季26試合に先発し、15勝5敗、205奪三振、防御率1.68の成績をおさめた山本は、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率、最多完封の「投手5冠」を2年連続で達成。なお、「投手5冠」の複数回達成はプロ野球史上初となる。そして、昨年に続き、今シーズンも沢村賞を受賞。山本は「2年連続で選んでいただいて、素直に嬉しく思います」と喜び、安定した成績を残せる理由、原動力は「一日一日を大切にして、真剣に練習、調整をして、毎試合必死に投げた結果だと思います」と自己分析した。また、自身にとって沢村賞は「一年間を評価してくれる賞なので、やりがいを感じますし、頂いたらもちろんとても嬉しいです」と率直な感想を述べ、今後目指す投手像として「より高みを目指して、もっといいピッチャーになるために、もっともっと野球と向き合いたいと思います」と意気込みを語った。
2022年10月24日俳優の間宮祥太朗、子役の小野井奈々が出演する、ロッテ「クーリッシュ バニラ」の新CM「ぬくぬく〜りっしゅ」編が18日より放送される。新CMは、外では雪が舞うなか、間宮と小野井が家のこたつに入り体が火照るまでじっと待つシーンからスタート。「今です!」と小野井の合図があり、冷蔵庫まで走り出す二人。その後、「いきかえる〜!」と言い、「クーリッシュ バニラ」をおいしそうに飲む姿が描かれる。間宮と小野井にとって、3回目の共演となる今回の撮影。小学生になった小野井の成⻑ぶりに驚く間宮だったが、撮影の途中で一緒に遊んだり、あやとりを楽しむ二人の姿は今までと変わらず。少し年の差がある兄妹のような仲の良さがうかがえた。○■間宮祥太朗、小野井奈々インタビュー――撮影の感想を教えてください。小野井:楽しかったです! いっぱい「クーリッシュ」も飲みました。間宮:(奈々が)全然人見知りしなかったですね。あやとりも教えてくれました。撮影中、「なんか間宮さん面白い。なぜなのかは分からないけど」って言われましたし、監督が「お兄ちゃん(間宮さん)のほうを見るんだよ」って指示したら、「大人は“間宮さん”って呼ぶんでしょ。私は”祥太朗さん”って呼ぶけど」って(笑)。動物の知識もすごく増えていて、すごい色々と喋って楽しんでいました!――今回は「こたつ」での撮影が多くありました。お二人は、こたつで過ごした経験はありますか?間宮:過ごしたことはありますが、実家にはなかったので宿とかですね。やっぱり気持ち良いです。家にも置きたいなと何度か思ったことはありますが、なかなか踏み切れずにいます。小野井:今、家にあります! でも、こたつの足の部品が壊れていて。壊れてるけど、まだ使ってます。こたつは大好きです!間宮:(現場に来ていた、奈々ちゃんのお母さんを探しながら)お母さん、直して〜!(笑)――小野井さんの「今です!」という合図が出るまで我慢する二人の様子が印象的でした。日頃から我慢強いほうですか?間宮:我慢強いほうだとは思いますね。さっきも撮影の空き時間に、メイクさんにマッサージしてもらったんですけど、結構な強さで。たぶんこんなに強く押す人があまりいないのではと思うくらい、強いです(笑)。あと、お味噌汁とかも、とにかく熱いほうが良いですね。奈々は? 我慢強い?小野井:我慢強くない!間宮:あはは、即答! 我慢強くないか? たしかに、いつも我慢できなくて撮影中も「クーリッシュ」飲んじゃうものね(笑)。○■間宮祥太朗インタビュー――今回、冬ならではのおいしさを表現した「クーリッシュ」のTVCMとなりました。「こたつでクーリッシュ」のように、冬だからこそ楽しみにしている行事や趣味などはありますでしょうか?冬だからこそ、キャンプとか温泉ですね。雪の景色の中に入りたい思いが結構強くあります。(自然が多いところは)空気も澄んでいて、おいしく感じますね。小さい頃から自然と動物がすごく好きだったというベースが自分のなかにあったからこそ、自然の中に入りたいんだと思います。――冬だからこそ、つい気持ちが「いきかえる〜!」ようなシチュエーションがあれば教えてください。灯油ストーブを買ったんです。これで、とてもいきかえっています。(他の)暖房を使わなくなりましたし、灯油ストーブならではの暖かさがすごく良いなと思っています。キャンプでも使えますし、家にはリビング用と寝室用に1台ずつあるのですが、(使用しても)部屋内で乾燥があまりしないのですごく良いですね。鍋に水を入れて(灯油ストーブの上に)置いておくだけで加湿もできるので、すごく便利ですよ(笑)。――品質を変えて「濃いめ」になっている、冬のクーリッシュ。間宮さん自身は、これから変わっていきたいところ、最近変わったことなど、ご自身で感じられることはありますか?釣りをはじめました。小さい頃は父とフライフィッシングをしていたんですが、最近なかなか行けていなかったので、今年からバス釣りを趣味にしたいなと思っています。川や湖、ダムなど行って釣りたいですね!――通常商品の「クーリッシュ バニラ」と冬限定の新商品「クーリッシュ バニラ」を飲み比べていただき、その味の感想を教えてください。やっぱりおいしいですね。僕が好きな、いつものクーリッシュです。パッケージも変わっているんですね。雪の結晶が入っていて。(試飲して)……あ、思ったより違います! 些細な違いかなと思っていましたが、濃いめということがよく分かります。冬にはやっぱり、濃いめが合いますね。――ご覧の皆さんにメッセージをお願いします。ご覧の皆さん、間宮祥太朗です。この度の「クーリッシュ」のTVCM、見ていただけましたでしょうか。今回は、前回のTVCM撮影から期間がそこまで空かなかったので、奈々が(自分に)ちょっと緊張することもなく(笑)、(撮影の)最初から現場が温まった状態だったのですごく面白かったです。また先ほど飲ませていただいた冬季限定の「クーリッシュ バニラ」を、ぜひこたつに入って温まりながら味わってもらえればと思います。間宮も奈々も、新しく出た「クーリッシュ バニラ」もよろしくお願いします!
2022年10月18日第70回菊池寛賞が11日に発表され、フィギュアスケーターの羽生結弦氏、脚本家の三谷幸喜氏、作家の宮部みゆき氏、NHK『映像の世紀バタフライエフェクト』、信濃毎日新聞社「五色のメビウス」取材班が選ばれた。授賞理由は、以下の通り。■羽生結弦氏フィギュアスケートの男子シングルで五輪2大会連続金メダル、主要国際大会全制覇などの輝かしい記録を達成。本年プロ転向を宣言し、4回転半ジャンプなど、さらに高いステージを目指して挑戦を続ける。■三谷幸喜氏大学在学中に劇団「東京サンシャインボーイズ」を旗揚げ、以来40年にわたり、コメディから「鎌倉殿の13人」などのシリアスな歴史劇まで舞台、テレビドラマ、映画のすべてで優れた作品を生み出し続けている。■宮部みゆき氏デビューから35年、社会性を持つ現代ミステリーから、時代小説、ファンタジー、SF、ホラーまで数々の優れたエンタテインメント小説を発表。物語の力によって、老若男女問わず多くの人を読書にいざなう。■NHK『映像の世紀バタフライエフェクト』世界各国から収集した貴重なアーカイブス映像で現代史をたどる人気シリーズに、一人のささやかな営みが連鎖し世界を動かしたという新たな視点を導入、歴史の汲めども尽きぬ魅力を伝えている。■信濃毎日新聞社「五色(いつついろ)のメビウス」取材班コロナ禍の地域社会において外国人労働者、住民に丹念に取材、その過酷な状況、さらには国の技能実習制度や入管制度の問題を明らかにし、彼らと共存し多様性を尊重する社会の在り方を提言した。同賞は、文藝春秋の創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として1952年に創設。菊池寛と生前関係の深かった文学、演劇、映画、新聞、放送、雑誌・出版、および広く文化活動一般の分野で、その年度に最も清新かつ業績をあげた人・団体、長年にわたり多大な貢献をした人・団体に贈られる。選考顧問は、阿川佐和子、池上彰、保阪正康、養老孟司。贈呈式は、12月上旬に都内で行われる。
2022年10月11日持続可能な演劇・舞台公演を。小劇場から変えていきたい。《若手スタッフ・キャスト》の想いこの度、三谷伸太朗(第37回カンヌ国際映画祭Oficial Selection選出「本気のしるし」)が脚本を務めます新作舞台『卒業』の公演が決定いたしました。つきましては、フライヤーデザイン・キャスト・スタッフが解禁となりました!本作は突如亡くなった1人のアイドルについて取材の為集められたヲタク3人組と、同じく取材の為集まった元アイドル達が繰り広げるパワフルな会話劇。華々しいライブ活動を経て卒業したアイドルと未だに卒業できないヲタク達。恋愛感情とはまた違った「推し」という感情を深く掘り下げることで人を応援することの素晴らしさを読み解く、笑いはありつつもリアルで共感しやすい、まさに三谷伸太朗節炸裂の重厚感ある脚本に仕上がった。フライヤーのアイドルスケッチを担当するのは読切漫画「私、アイドル辞めます」で異例のSNS累計40万いいねを記録し、映画化も行われた経歴をもつ漫画家、はなさく。チケット発売後に、本作を原作とした短編の書き下ろし漫画の制作も決定している。また今回、舞台公演と同時にスタッフの制作過程・俳優の稽古場に密着したドキュメンタリー映画『入学(仮)』の制作も決定した。本ドキュメンタリー作品は毎公演後、劇場での同時公開を予定している。メガホンを取るのは注目の新進気鋭監督、のむらなお監督。(映画『男の優しさは全部下心なんですって』、ドラマ『すがもとゆうこす日記』)舞台ができるまでの経過をドキュメンタリー作品とし、舞台本番を結果として、経過と結果を劇場で同時にお客様にお届けすることにより「クリーンな業界としてのイメージアップ」「小劇場を身近に感じていただく事による観劇人口の増加」に繋がると考える。またドキュメンタリー作品で得た利益は全て俳優・スタッフに均等に分配される。今年、芸能界全体で性加害、パワハラの告発が相次いだ中、平均年齢26歳の製作陣が話し合い、今の若い世代でなにか変える事は出来ないか、少しでも良くなるアクションを起こせないか、その仕掛けを小劇場の舞台から取り入れて発信していこう、という企画となる。舞台公演をただ行うだけでなく、SDGs文脈から読み解いた企画や取り組みを実行し、持続可能な演劇・舞台公演に挑戦していく。(※詳細公式サイト)ドキュメンタリー映画の製作においては、「俳優が芝居に集中できるクリーンで健全な稽古場」を徹底し実現。感染症対策として、感染対策用光触媒オゾン空気浄化システム完備のスタジオでの全日稽古。ハラスメント対策としての1つに、稽古開始前のハラスメント・リスペクトトレーニング講習、また通報可能な第3機関の導入。2つ目に、ドキュメンタリー映画のカメラの密着による稽古場の監視体制の充実。製作陣が団結し、想いを行動に移し実現させた。また本作のキャストは全員、オーディションで選ばれた俳優になっている。業界としては異例の有償オーディションを開催し、総応募数400名を超える中から平均年齢22歳の11人が選ばれた。有償オーディションは3日間に渡り、その中から書類審査、動画審査を通過し対面審査に進んだ100人全員にギャランティが支払われた。その結果参加者も仕事として取り組むことが出来、熱の入った芝居が飛び交う今までにないオーディションとなった。【出演者コメント】長万部純(まりきち役) FULLFLASHの皆さんは、オーディション段階からこれ以上ないくらいに俳優が“演じやすくなる”環境を整えて下さりました。今までで1番、オーディション中にアイディアが生まれた気がします。稽古場もそうです。だからあとは一所懸命にやるだけです。きっといい作品になります。11月、劇場で皆様に会えるのを楽しみにしております!神崎まどか(ゆーじ役)この度、ゆーじ役を演じさせて頂きます神崎まどかです。最近役者仲間の舞台を何度か観て刺激を受けると同時に、コロナになってどれほど沢山の方がエンタメに救われてきたか改めて肌で感じてた頃、このオーディションのお話を聞きつけ、マネージャーに相談しエントリーしました。俳優として、劇場を出たときに皆さんの心に何かを残していけるよう座組一同千秋楽まで精一杯頑張ります。植田敬仁(ゴルゴ役)高いエネルギーで、そして緻密に、稽古でも、演技でも会話を紡いでいき、皆さんと一緒に作り上げていきたいなと思います。27歳の僕が座組で2番目に歳が上というかなり若い座組です。若い10代、20代の時にしか出せないものっていうのが絶対にあるので、それを大切にして取り組んでいきたいです【あらすじ】3年前に解散したアイドルグループ「ファンファンパーティー」。そのきっかけはメンバーである胡桃澤まりなが不慮の事故で亡くなってしまったことだった。そんな彼女のために卒業コンサートを開催してあげたいと熱烈なファンだった男たち3人はクラウドファンディングで資金を募っていた。元メンバーによる助けもあり、滑り出しは順調、このままいけば目標達成できる予定だ。コンサートを盛り上げるためそんな彼らを取材したいという記者の女性が、ファンパのホームグラウンドであった古びた劇場で彼らの話を伺い始める。美しい思い出と充実感。盛り上がる男たちであったが、女性の質問と元メンバーたちの来訪、思わぬトラブルによって話は違った方向へと向かっていく…。【脚本】三谷伸太朗【企画・演出】増田朋弥(FULLFLASH)【ドキュメンタリー監督】のむらなお(AOI biotope)【出演】●まりきち役長万部 純●ゆーじ役神崎 まどか●ゴルゴ役植田 敬仁●天下茶屋エリィ役山口 真佑奈 (卒) / 矢野 ななか (業)●望月あやめ役美澄 衿依 (卒) / 中野 あいみ (業)●星野こずえ役茉依 (卒) / 大畑 杏雛 (業)●村田真由美役木村 真梨子 (卒) / 後藤 沙梨 (業)(卒)チーム 5公演・(業)チーム4公演【日程】2022年11月2日(水)〜11月6日(日)【会場】アトリエファンファーレ東新宿【料金】全席自由席●舞台+ドキュメンタリーチケット6,000円(税込)●舞台チケット5,000円(税込)●ドキュメンタリーチケット1,500円(税込)【チケット発売】一般発売日:10月2日(日) 12:00〜 (先着)URL: 【公式サイト】 【公式Twitter】@FULLFLASH_films【企画協力】アトリエファンファーレ(株式会社ファンファーレ)/ 株式会社SANETTY Produce / Tanpopo合同会社【主催】FULLFLASH©️2022 FULLFLASH 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月02日現在放映中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。俳優たちのハマり具合に加え、回を追うごとにディープさを増す展開、そして三谷幸喜の脚本の巧みさが話題になっているが、このドラマの中で視聴者の癒しポイントとなっていたのが、頼朝の異母弟・阿野全成。残念ながら8月中の放送で壮絶な最期を遂げたが、その全成を演じていたのが新納慎也だ。これまでにも数々の三谷作品に出演し、三谷の信頼も厚い彼が、大河ドラマに続き舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』に出演する。『ショウ・マスト・ゴー・オン』は三谷が率いる劇団、東京サンシャインボーイズが1991年に初演した傑作舞台。大物俳優が主演するシェイクスピア劇の舞台裏で起こる大小さまざまな事件を時に解決し、時に強引に片付け、時に一層大事件を引き起こしてしまったりしながらも、なんとか無事に公演を続行させようとする舞台スタッフたちの騒動を描くバックステージものだ。今回は最後の上演(1994年)から数えてなんと28年ぶりに、三谷自ら手掛けるリニューアル版として上演される。キャストは新納を含め鈴木京香、尾上松也、ウエンツ瑛士、シルビア・グラブ、浅野和之ら、豪華俳優16名。『ショウ・マスト・ゴー・オン』への出演を控える新納に、この作品の魅力はもちろん、『鎌倉殿の13人』について、三谷幸喜との仕事について、そしてコロナ禍でショウをゴー・オンすることに対する思いについて、話を聞いた。『鎌倉殿の13人』全成の反響は予想の倍以上! 今も可能な限りリアルタイムで観ています――全成さんの最期は圧倒されました。大きな話題にもなっていましたね。大河ドラマへのご出演は3回目ですが、今回の『鎌倉殿の13人』の反響をご自身ではどう感じていますか。『真田丸』(2016年)の時の方が、反響という意味では跳ね方は凄かったのですが、あの時は「あの俳優、誰?」というのも含め、話題にしていただいたと思うんです。今回は「『真田丸』で豊臣秀次をやっていた新納さんね」とわかって観てくださる方も多いだろうから、前回ほど話題にはならないだろうと思っていたのですが……自分の想像の倍ではきかないくらいの反響をいただき嬉しい限りです。全成の最期の回ではまた“全成ロス”なんてことも言っていただいて、本当にありがたいですね。――全成さん、可愛らしかったです。なんだかずっと、“あわわ、あわわ”していましたね(笑)。――秀次も全成も、歴史上のキャラクターとしてはどちらかというと黒いイメージの人ですが、ずいぶんチャーミングに描かれていました。三谷さんの中の新納さんのイメージが“優しい人”なのかな、新納さんが演じるからこそこういう描かれ方になったのかなと思ったのですが。ははは(笑)。三谷さんも最初は、全成さんは腹黒いタイプの男として考えていたようなんです。でも、そうじゃない方に勝手に筆が進んでいったと三谷さんがコラムで書かれていて。新納さんがやっている全成を見ているとこっちの方向ではないなと、思っていたのとは違う方向に新納さんが連れていってくれたとおっしゃってくださいました。僕も最初は色々と企みも張り巡らすタイプの男だと説明受けていたし、「秀次とは真逆のイメージ」と言われていたのに、来る台本来る台本、どんどんコメディみたいになっていくんです(笑)。「おいおい三谷さん、聞いていたのと違うぞ(笑)」と思ったのですが、三谷さん曰く「そういう風になっちゃった」だそうです。ただ、全成さんが眠るお墓がある静岡県の大泉寺の住職さんがその記事を読んで、「もしかしたら本物の全成さんが、僕は世で言われているような悪い人じゃないんだと、三谷さんと僕を“真実の阿野全成像”に導いたのではないか」とおっしゃっていて、そうだったら素敵だなと思っています。――宮澤エマさん演じる実衣さんとのご夫婦像も印象的でした。宮澤さんとはそれ以前から舞台共演もありますが、どんな相手役さんですか。三谷さんの『日本の歴史』で兄妹の役を演じています。昨年再演もありましたが、この初演(2018年)がエマちゃんとの初共演。この作品を初演から一緒に作り上げた、同志というか戦友。彼女には絶大な信頼を持っています。そんな間柄だから、夫婦と言われて照れくさいなと思ったのは最初の1シーン目くらいだけですね。相談せずとも「こういう夫婦像だよね」と方向性がバシっと見えたのは、長らく舞台を一緒にやってきたからこそだな、と思っています。今回の現場が初共演だったら、あの空気感は出せなかったんじゃないかな。――ちなみに今、『鎌倉殿の13人』はご覧になっている?観てます、観てます。可能な限りリアルタイム視聴していますよ!――どんな心境で、実衣さんのことを見ているのですか?ドラマ全体的には、もう一視聴者として見ているんです。全成退場後の台本ももらっていないから、話の展開も知らないですし。でも実衣ちゃんに関しては自分の妻だと思って見ています(笑)。まさにあの世から下界を見守っている心境。「赤が似合うね」「赤を着てくれ」と言ったけれど、そんな血みたいな赤じゃないんだよな~とか、そんな怖い顔しないで~「誰も恨んじゃいけないよ」って言ったでしょ、とか。「ちょっと、実衣ちゃーん!」って、ハラハラ心配しています(笑)。――素敵なエピソードです! そして新納さんは、三谷作品が続きます。次回出演舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』は脚本・演出ともに三谷さん。東京サンシャインボーイズの名作として知られていますが、作品はご存じでしたか。僕、たぶん28年前に観ている……と思います。ただこの作品、テレビで劇場中継をしているんですよね。だからテレビで観た記憶を劇場で観たと勘違いしている可能性もなきにしもあらずですが……でも観ているのは確かです。宝物のように大事にしている三谷幸喜からの言葉――28年前って、新納さんは何をされていた時期ですか。大学生でした。僕は演劇科だったので、芝居を観に行くことは今以上にしていたんです。当時は第三次くらいの小劇場ブームで、演劇好きとしては三谷さんの作品や東京サンシャインボーイズは絶対観たいものだった。大学は大阪なのですが、たしか仕事でちょうどその時期に東京に行く予定があったから、チケットを取った記憶もうっすらある。でもそれは別の記憶とごっちゃになっていて実はテレビで観たのかも、そのへんの記憶は曖昧ですが(笑)、でもわりと中身は覚えていて、ずっと笑い続けていたな、という印象です。――その作品を28年ぶりにリニューアル上演しますと出演のオファーがあった時の心境は。「まじですか、やったぜ!」ですね(笑)。あの作品に僕が出ていいの!? という感じ。自分が何役なのかといったことも考えずに、ただ嬉しかったです。――そして新納さんが演じるのが……。初演で梶原善さんが演じていた、小道具作りの名人です。梶原さんの役だというのは、すごいプレッシャーです。僕も一演劇好きとして、大好きだった前回上演を観た記憶を塗り替えたくない! と思うこともよくあるんですよ。だからそう思う方もいらっしゃるだろうなというのはよくわかりますし、比べられてしまうことは、仕方ないですね。ただ、とにかく参加できることが嬉しいので、「やらせていただけるんですか、ラッキー!」という気持ちです。――三谷さんとは、何か話をされていますか?していないです……あ、ちょこっとだけメールはいただきました。「次、『ショウ・マスト・ゴー・オン』よろしくお願いします。あ、梶原善さんがやっていた役ですよ」とだけメールが来て。「はい、知っています」で会話が終わりました(笑)。ドラマの時は「あの時のあの役のような感じで」とか「新納さんのこういう部分を出してほしい」というざっくりした情報はくださるのですが、舞台はわりといつも事前情報は“無”ですね。別の方が監督するドラマと違って、舞台は現場に三谷さんがいらっしゃるので、稽古に入ったら好きなだけディスカッションもできますから。――新納さんから見た三谷さんは、どういう方ですか。僕が今までやってきた演出家さんの中でも、穏やか度ではかなり上位に入ります。三谷さんの現場はいつも穏やかで笑いが絶えなくて楽しい。あと、三谷さんが選ぶ役者さんって、性格がいい人が多いんです(笑)。だから現場で揉めたりすることもなく、穏やかに時間が過ぎていく。でも三谷さんご本人は、もちろんとても頭がいい方なのですが……お葬式で笑い出しちゃう人っているじゃないですか。そういう方だと思います(笑)。頭の中でずっと、やっちゃいけないこと、言っちゃいけないことを考えていて、自分の中で可笑しくなっちゃう人なんだろうなと感じます。楽しい方なんですが、ちょっとブラックなところもある楽しさなんです。――三谷作品への最初の出演は舞台『恐れを知らぬ川上音二郎一座』(2007年)でした。この時からご自身が三谷さんに「ハマった」自覚はあったのでしょうか。ないです! まったくありませんでした。三谷さんが僕の芝居を見て爆笑しているようなこともあまりなかったし、僕もそこまでの手応えはなかった。千秋楽の日に「三谷さんの作品に出るのはこれが最初で最後だろうな」と思った記憶があります。実際、そういう方もいっぱいいるでしょ、1回出て次がない俳優さん(笑)。自分もそういう感じだと思っていました。でも2回目、3回目と呼んでいただいて。何作目かで初めて「僕のどこを評価してくださっているんですか?」とお聞きしました。それも恐れ多くてなかなかお聞きできなかったんです、ずっと「たまたま続いて呼んでもらっただけかも」と思って。――三谷さんは何と?「僕は新納さんの中にある悲しみが好きなんです。あなたの悲しみを抱えた感じと、繊細さが好きなんです」と言っていただいて。嬉しかったですね。僕はよく悪役やエキセントリックな役、女装する役柄を振られがちなんですが、三谷さんは「新納さんを飛び道具みたいにだけ使う演出家やプロデューサーは、あまり信用しない方がいいよ」とおっしゃっていた(笑)。「本当の新納慎也を見ている人は、悲しみを表現する役を回すはずだ」とおっしゃってくれた言葉を、僕は宝物のように抱きしめています。――それがあの、全成像に繋がっていくんですね。……さて『ショウ・マスト・ゴー・オン』ですが、この言葉は演劇人にとってはとても大切な言葉であり、さらにこのコロナ禍の数年は、多くの演劇人がこの言葉について考えた期間でもあったかと思います。この時期に、このタイトルの作品を上演すること自体にメッセージがあるようにも感じました。僕もまさに、最初に『ショウ・マスト・ゴー・オン』をやると主催のシス・カンパニーさんからご連絡いただいた時に「この時期だし、すごくいいと思う!!」と言いました!3つの“ショウ・マスト・ゴー・オン”『ショウ・マスト・ゴー・オン』チラシ――“ショウ・マスト・ゴー・オン”という言葉について新納さんが思うことを教えてください。今、3つの“ショウ・マスト・ゴー・オン”があると思っています。この劇中で言う“ショウ・マスト・ゴー・オン”は、幕が開いたら絶対に途中で下ろしてはいけないということ。これは僕らは演劇を始めた第一歩から叩き込まれたことです。“ショウ・マスト・ゴー・オン”は何があっても死守するというのが当たり前にあります。それから、当たり前だったこの言葉に改めて向き合った最初の出来事は3.11の東日本大震災。この時は地震があり津波があり、1・2日ですが劇場をいったん閉じざるをえなかった。その後も電力の問題などがあり様々な葛藤がある中でも演劇界は「こんな時こそ、今こそエンターテインメントをやらなければ」と“ショウ・マスト・ゴー・オン”という言葉を合言葉のようにみんなが口にしたし、この言葉の意味を深く感じていました。そしてこのコロナ禍では、この言葉はまた少し違う意味合いを持ってきています。こんな時こそエンタメの力を……という気持ちはもちろんあるんだけれど、人を集めてはいけない、人が集まることが害になるという状況になり、“ショウ・マスト・ゴー・オン”とは言っていられなくなってしまった。その無力感を僕たちは経験した。今は2020年の緊急事態宣言下のような状況よりは緩和されて劇場は動いていますが、それでも現在の第七波ではバタバタと公演が中止になっていて、まともに予定通りの形で上演できる舞台の方が少ないくらいです。それでも必死で僕たちは幕を開けようと、1カ月半とかの稽古をする。実際に一回も上演できずに終わる舞台もたくさんあるのに、“ショウ・マスト・ゴー・オン”の気持ちで次から次へと作品を作っている。その“演劇への愛”みたいなものを、この言葉に重ね合わせています。舞台人が舞台にかける思いを痛感している今だからこそ、この物語で描かれている「幕を降ろさないために演劇人たちがどんなに必死に舞台を作っているか」は、お客さまにもリアルなものとして伝わるのではないでしょうか。それに、ここで描かれているエピソードはめちゃくちゃなことなんだけど、意外とありえないことじゃないんですよ。実際、盆が止まらなくなってぐるぐる回り続けた俳優さんも僕は知っている(笑)。まだ劇場では声を出すことは控えていただいている状況ですが、でも少しずつ世の中も、屋外だったらマスクを外していいんじゃないかとか、コロナ対策を見直す方向になってきていますよね。声を出して劇場で笑える時期も近付いてきていると思う。すべてにおいてこの『ショウ・マスト・ゴー・オン』の上演がピタッとはまるタイミングなんじゃないかな、と思います。取材・文:平野祥恵撮影:源賀津己ヘアメイク=田中エミ(Rapport81)スタイリスト=津野真吾(impiger)衣装=ジャケット 価格未定(ZARNY / ZARNY.K.K TEL 03-4577-8515)・その他(スタイリスト私物)ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★新納慎也さんのサイン入りポラを抽選で2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!★10月10日(月・祝)よりチケット一般発売開始!
2022年10月01日俳優の草なぎ剛と香取慎吾による2人芝居『burst!~危険なふたり~』の囲み会見が30日、東京・日本青年館ホールで行われ、草なぎと香取、作・演出の三谷幸喜氏が出席。三谷氏が2人のことを絶賛した。2015年に上演された舞台『burst!~危険なふたり~』が7年ぶりに復活。10月1日から26日に日本青年館ホールで上演される。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の脚本執筆を終えた三谷幸喜氏が作・演出を務め、三谷作品への出演は本作初演以来となる草なぎと、舞台『日本の歴史』(2021年)をはじめ多くの三谷作品に出演してきた香取が、再び2人芝居で魅せる。三谷氏は「今、僕が着ているスタッフジャンパーは初演のときのやつなんです。この作品が好きなので早くまたこのメンバーでやりたいなという願いを込めて7年前からずっと着ているスタジャン。夢がようやく叶ったという感無量な気分です」と感慨深げ。草なぎは「再演というのは何か意味があることだと思っていて、再演で完成することもたくさんあるので、初演のいいところもありつつ、また新たな発見もあるんじゃないかなと楽しみにしています」と期待し、香取は「三谷さんの作品に出られることもそうですが、草なぎ剛という、僕がとても好きな俳優さんなので、一緒に芝居できてとても楽しいです。古くからの付き合いですけど今改めてこうやって2人がぶつかり合えている時間がとっても楽しいです」としみじみと語った。三谷氏は、草なぎと香取のことを「最強のふたり」と表現し、「二人芝居って実はすごく難しくて、このお二人はそういうこと何も感じずにさらっとやられているけど、僕からするとよくこんなことができるなって思う。しかも普通の二人芝居ではなく、2人しか舞台に立てないけど2人が顔を合わせるのは1回だけ。あとはずっと2人とも違う方向を向いてしゃべっている。ものすごく演劇的に高度なことなんですよ」と絶賛。さらに、「相手の顔を見て呼吸を合わせないとできないことなんだけど、今回は遠隔操作みたいな感じで2人が遠くを見ながらしゃべっている。なおかつ呼吸がぴったり合って、綿密な構成でいい演劇的な空間が続く。そんなことって普通の俳優さんはできない。できたとしても、ものすごく稽古しなきゃいけないと思う。それをさらっとやっちゃった2人は本当にすごい2人だなと思います」と褒めちぎった。草なぎは「そうだったんですか。もっと早い段階で言ってくれたら自信持てたのに。三谷さんに褒めていただいてうれしいです」と笑顔。香取は「うれしいですけど、三谷さん自分で作った作品を褒めているみたいな」とツッコミを入れ、三谷氏が「僕の作品というより2人の作品だと思うので自画自賛できるのかな」と言うと、「ありがとうございます」と返した。三谷氏は最後に「僕はこのお二人の大ファンで、このお二人のために作品を作ることができたのがすごく光栄に思っています。だいたい1時間40分ありますけど、こんなに長く生の2人を見ていられるチャンスってあんまりないと思う。ずーっと出てますから、それはすごい機会だと思うので存分に楽しんで味わっていただきたいと思います」と語った。
2022年09月30日シネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』のBlu-rayが、12月7日(水) にリリースされることが決定した。『決闘!高田馬場』に続き三谷幸喜が手がける新作歌舞伎2作目となる本作は、エンタテインメント性たっぷりに歌舞伎の古典的表現を存分に活かした冒険コメディ。令和元年6月に東京・歌舞伎座で上演されると、連日大盛況となりシネマ歌舞伎化。そして今回ファンからの熱望の声を受けてBlu-ray化されることとなった。原作は、2021年に逝去したみなもと太郎が1979年から約40年にわたり連載した歴史巨編漫画『風雲児たち』。その中から、見知らぬ異国の地ロシアに漂流し、様々な困難に直面しても日本へ帰ることを諦めず強い意志を持ち運命と闘い続けた伊勢の船乗り、大黒屋光太夫の物語を歌舞伎舞台化した。出演者は松本幸四郎のほか、三谷が脚本を手掛けるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演している市川猿之助、片岡愛之助、坂東彌十郎、尾上松也、そして「義高ロス」を巻き起こした市川染五郎と、今をときめく歌舞伎俳優が勢揃いしている。Blu-rayには、みなもと太郎が本作のためだけに描き下ろした、貴重なイラストを基にしたオリジナルアニメーションを収録。映像特典には、稽古風景や稽古後囲み取材、完成披露上映会の舞台挨拶を収録している。シネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』Blu-ray情報付き予告<リリース情報>シネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』2022年12月7日(水) リリースBlu-ray:8,250円(税込)※デザイン・内容・仕様は予告なく変更となる可能性がございます。『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』Blu-rayジャケット【映像特典】・稽古風景 ※上演時・稽古後囲み取材 ※上演時・完成披露上映会舞台挨拶【予約&購入特典】松竹DVD倶楽部で予約&購入で、松本幸四郎・市川猿之助・片岡愛之助のオリジナルブロマイド3枚セットをプレゼント。詳細はこちら:<公演情報>シネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』原作:みなもと太郎作・演出:三谷幸喜【出演】松本幸四郎 / 市川猿之助 / 片岡愛之助市川男女蔵 / 八嶋智人坂東新悟 / 中村種之助 / 市川青虎 / 中村鶴松 / 市川染五郎 / 大谷廣太郎松本錦吾 / 市川寿猿 / 片岡松之助 / 澤村宗之助坂東彌十郎 / 市川高麗蔵 / 坂東竹三郎松本白鸚語り:尾上松也【あらすじ】天明二年十二月十四日、駿河湾沖を嵐が襲い二十四隻もの船が犠牲になった。二十三隻が海の藻屑と消えたなか、一隻だけ生き残った船、それが、大黒屋光太夫らを乗せた商船「神昌丸」。船頭・光太夫を含む十七人の船乗りたちは八カ月間海原を漂流し、ロシア領アリューシャン列島アムチトカ島にたどり着く。そして、次々と仲間を失いながらも、光太夫たちはふるさと日本への帰国を目指し、ロシア大陸を奥へ奥へと進んでいく――。
2022年09月17日