日本でのディズニー/ピクサー歴代興収No.1作品『ファインディング・ニモ』の奇跡の冒険から1年後の世界を描く『ファインディング・ドリー』。7月に日本公開を控えた本作だが、この度、本作の日本語吹き替え版に、室井滋、木梨憲武に続き、上川隆也、中村アンも出演することが明らかになった。舞台はカクレクマノミのマーリンがナンヨウハギのドリーと共に、愛する息子・ニモを、人間の世界から救出した冒険の旅から1年後の世界。「今度は、僕がドリーを助けてあげる」…ドリーとニモ、そして、心配性のマーリンも渋々ながら、再び大海原へと旅立つ。この夏、世界一有名な魚たちの奇跡の大冒険が幕を開ける――。すでに発表されている日本語吹き替え版キャストには、前作に引き続き本作の主役である忘れんぼうのドリー役に室井さん、ニモのお父さんマーリン役に木梨さんが続投している。そんな中、今回発表された上川さん&中村さんが担当するのは、ドリーの“家族の思い出”のカギを握る新キャラクター。「遺留捜査」シリーズや「エンジェル・ハート」など数々のドラマ・映画・舞台に出演する俳優の上川さんが演じるのは、謎のタコ・ハンク役。そして泳ぎが苦手なジンベエザメ・デスティニー役には、モデルでタレントで活躍する傍ら、「お義父さんと呼ばせて」や現在放送中の「世界一難しい恋」などにも出演し、活動の幅を広げる中村さんが担当する。ディズニー作品の声優初挑戦となる上川さんは、今回の決定に「思ってもいなかったオファーをいただき、ただただ嬉しかったです」と大喜び。今回上川さんが声を演じるハンクは、ドリーと一緒に人間の世界で大冒険を繰り広げるキャラクター。 ハンクは足が7本しかないタコで、ドリーの冒険に手を貸すがその目的は謎に包まれているというミステリアスな一面もあるという。そして実はディズニー/ピクサー・アニメーションの大ファンだという上川さんはハンクについて「忍者のように擬態や変身もする面白いキャラクターで、きっと皆さんにも愛していただけると思います。 スケールアップした大冒険と、ドリーだからこその、心がふっと温まる感動のラストが待っていますので、是非ご期待ください」と本作への自信を見せた。またアニメーションの吹き替え経験はあるものの、今回特に難しかったポイントとして「ハンクはしゃべっていても口が見えないので、そこが吹き替えの大きなハードルでした」とタコ役ならではの難しさを明かしている。一方、声優初挑戦の中村さんが担当するデスティニーは、ドリーの家族探しのカギを握るジンベエザメの女の子。ドリーと同じくクジラ語を話すことができるが、サメなのに泳ぐのが苦手という可愛くてお茶目なキャラクターだ。全ピクサー映画を見ているという中村さんは、デスティニーについて「身体は大きいけれど、 おっちょこちょいで明るくて、ドリーを助けようとする優しいサメ。みんながドリーを助ける姿から、思いやりが伝わったらいいなと思います」とその可愛さをアピールしていた。さらに難しかったシーンについては「クジラ語を話すシーンがとにかく難しかったです」と特徴的すぎる声を出すことに苦労したようだ。またディズニー・スタジオの公式SNSでは、先だって公開された予告編を基に「ドリーの新たな仲間たちの声優は誰? ツイートキャンペーン」 が実施。ハンクの声に対しては、「この素敵な声は上川隆也さん!」という正解が多く寄せられ大好評! 一方、デスティニーの声に対しては、あまりにもキャラクターにマッチした声と自然な演技に、中村さんという正解は半数ほど。声優初挑戦ながら、すでに「可愛い!」と人気が出始めているようだ。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年05月19日モデルでタレントの中村アンと俳優の上川隆也が、ディズニー/ピクサー映画『ファインディング・ニモ』の続編『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)で日本語吹き替え声優を務めることが18日、明らかになった。中村は声優初挑戦、上川はディズニー作品の声優初挑戦となる。日本でのディズニー/ピクサー歴代興収1位を記録した『ファインディング・ニモ』の冒険から1年後の世界を描く本作の主人公は、カクレクマノミのニモとマーリン親子の親友で忘れんぼうのナンヨウハギのドリー。ドリー役は室井滋、ニモの父マーリン役は木梨憲武がそれぞれ日本語吹き替えキャストを続投することがすでに発表されていたが、このたびジンベエザメのデスティニー役に中村、タコのハンク役に上川が決定した。中村は、声優の初挑戦について「ものすごくうれしかったです」と喜び、「『ファインディング・ニモ』はもちろん、ピクサーの映画は大好きで全部見ているので、本当に感動しました!」と感激。上川も、実は大のアニメーションだそうで、「思ってもいなかったオファーをいただき、ただただうれしかったです」と話している。中村が声を演じるデスティニーは、ドリーの家族探しのカギを握るジンベエザメの女の子。ドリーと同じくクジラ語を話すことができるが、サメなのに泳ぐのが苦手というかわいくてお茶目なキャラクターだ。中村はデスティニーについて「身体は大きいけれど、おっちょこちょいで明るくて、ドリーを助けようとする優しいサメ。みんながドリーを助ける姿から、思いやりが伝わったらいいなと思います」と語り、「クジラ語を話すシーンがとにかく難しかったです」と明かした。上川が声を演じるハンクは、ドリーと一緒に人間の世界で大冒険を繰り広げるキャラクター。ハンクは足が7本しかないタコで、ドリーの冒険に手を貸すがその目的は謎に包まれているというミステリアス一面も。上川は「ハンクは忍者のように擬態や変身もする面白いキャラクターで、きっと皆さんにも愛していただけると思います」とアピールし、「ハンクはしゃべっていても口が見えないので、そこが吹き替えの大きなハードルでした」とタコ役ならではの難しさも語った。(C)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2016年05月19日上川隆也を主演に、山崎豊子の最高傑作といわれる原作を初めてテレビドラマ化したWOWOWの連続ドラマW「沈まぬ太陽」。このほど、未曽有の航空機墜落事故から幕を開ける第2部より出演する、総勢8名の実力派キャスト陣が解禁となった。国民航空の労働組合委員長・恩地元(上川さん)とその同志で副委員長の行天四郎(渡部篤郎)は、袂を分かち、恩地は海外の僻地に左遷。一方、行天は幹部に取り入り、自らの理想の会社像を追い求め出世していく。やがて、空の安全を軽視した国民航空は、大型旅客機の墜落事故という未曽有の惨劇を引き起こす。事故当時、日本に戻っていた恩地は遺族係となり、遺族たちの深い悲しみと怒りに真摯に向き合うことに。そんな中、日本政府は国民航空の建て直しのため、関西紡績の国見正之にトップ就任を要請。会長に就いた国見は、恩地を会長室部長として呼び寄せ、組織にはびこる不正の数々を調査させる。恩地は失墜した会社の再生を信じて奔走するも、その前に立ちはだかったのは、常務にまで上り詰めた行天だった…。第1部には上川さんほか、渡部篤郎、夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、古谷一行、國村隼ら豪華キャストが集結し、海外ロケを敢行するなど、かつてないスケールで描かれる連続ドラマW「沈まぬ太陽」。第2部からは、長塚京三、陣内孝則、高嶋政伸、石丸幹二、佐野史郎、升毅、平幹二朗、橋爪功という、日本を代表する実力派俳優がなんと8名も参加。今回、国民航空を建て直すために会長職に就任し、恩地を会長室部長に抜擢する国見正之を演じる長塚さんからもコメントが到着。ほかのキャストの役柄は、これから随時発表されていくという。<長塚京三コメント>ドラマWも大河ドラマのようになったなと思いました。だって随分前ですよ、国見役のオファーを戴いたのは。 恩地の前に、まるで「救世主」のように現れるのはいいが、その分、視聴覚的な実在感が微妙で、とても悩ましい準備期間を過ごしました。ま、案ずるより産むが易し、ですが。 なん人(びと)も所詮、欲で動く者のパワーには適わないのだろうか。国見という役を通して、正義を貫くことの空しさ、索莫とした非達成感、といったものを感じ取っていただけたら幸いです。WOWOW開局25周年記念連続ドラマW「沈まぬ太陽」は、毎週日曜22時~WOWOWにて放送中(※第1部:1話~8話/第2部:9話~20話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:沈まぬ太陽 2009年10月24日より全国東宝系にて公開(C) 2009 「沈まぬ太陽」製作委員会
2016年05月08日WOWOW開局25周年記念「連続ドラマW 沈まぬ太陽」の第1話完成試写会が20日(水)都内で行われ、主演の上川隆也、共演の夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、國村隼、渡部篤郎が出席した。作家・山崎豊子によるベストセラー小説にして最高傑作との呼び声高い同名小説を、全20話で完全ドラマ化。国民航空の労働組合委員長・恩地元(上川さん)とその同志で副委員長の行天四郎(渡部さん)は、劣悪な労働環境の改善を目指すが、経営陣と激しく対立する。海外の僻地へと左遷される恩地の一方で、恩地と決別し、会社上層部に取り入りながらも自らの理想の会社像を追い求め出世していく行天。やがて空の安全を軽視した国民航空は、大型旅客機の墜落事故という悲劇を引き起こす。NHK連続ドラマ「大地の子」以来約20年ぶりに山崎作品の主役を務める上川さんは「恩地は我々と同様、当たり前のどこにでもいるような等身大の人物。等身大だからこその演じる難しさや醍醐味を感じながら演じています。演じ甲斐のある役柄」と大役を紹介しながら「撮り終わったような顔をして壇上に立っていますが、実はいまも撮影続行中です」と報告。アフリカでも撮影を敢行しており「恩地という男の人生に影響を与えたアフリカの大自然そのものに、強く心を打たれて感銘を受けた」と現地ロケに感激していた。また恩地や行天を尊敬する労働組合員役の小泉さんが「上川さんと渡部さんの部下として間近でお二人の芝居を見て、一人の男として心を突き動かされた」と感銘を受ける一方で、対立する労務課長役の板尾さんは“創路ワールド”を展開。板尾さんは、上川さんと渡部さんとの共演に「ご想像の通り、上川さんと渡部さんは無臭の人なので、お芝居がやりやすかった」と独特過ぎる感想を述べ「変な臭いがしないので、芝居に集中できた。皆さんなにがしかの臭いがするけれど、この二人に関しては全くしない。素晴らしい役者さんです」と謎の角度から絶賛していた。WOWOW開局25周年記念「連続ドラマW 沈まぬ太陽」は、5月8日(日)22時~WOWOWにて放送開始(全20話・1話無料放送※第1部:1話~8話/第2部:9話~20話)。(text:cinemacafe.net)
2016年04月20日実力派俳優・上川隆也を主演に迎え、壮大なスケールで贈るWOWOW開局25周年記念の連続ドラマW「沈まぬ太陽」。このほど、アフリカ・タンザニアと中東・ドバイで敢行されたロケのメイキング映像と新場面写真が到着。さらに、第1部の追加キャストとして長谷川京子、ミムラ、原田泰造、麻生祐未の出演が発表された。渡辺謙主演で映画化され、大ヒットした山崎豊子の最高傑作といわれる原作を、初めてTVで連続ドラマ化する本作。一社会人として、そして1人の人間として、未曽有の航空機墜落事故の裏で信念を貫いた巨大組織で生きる者たちを、上川さんをはじめ、渡部篤郎、夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、古谷一行、國村隼ら豪華実力派キャストにより力強く描き出す。このたび公開された「ミニガイド#3 海外ロケ編」では、タンザニア連合共和国、ドバイ首長国ロケでの様子や、主人公・恩地元を演じる上川さんのインタビューなど、現地の空気感にあふれる映像が収められている。タンザニアロケでは、組合活動で会社に楯突いた恩地の赴任先となるナイロビのシーンを撮影。野生のライオンや像、キリンがいるサバンナの大自然の中での撮影に、上川さんは「とにかくこの広大さに感動しています。恩地の想いや心境を想像しながら臨みました」と、タンザニアでの本格ロケに感無量といった様子。また、ドバイでは1960年代のパキスタン・カラチの街並みを忠実に再現。現地のエキストラと共に大規模な撮影が行われた。映像では、撮影のためにスタッフが一晩かけて当時の街並みを再現する様子も収められている。タンザニアとドバイでのロケを通して上川さんは、「恩地という男の基幹にあるものを、さらに固めることができたなと思いましたね」とふり返っている。さらに今回、新たな場面写真も到着。恩地と行天(渡部さん)が共に組合活動で団交に臨むシーン、ナイロビ赴任後の恩地がサバンナの野生動物に向けてライフルを構える狩猟のシーンとともに、タンザニアとドバイの撮影風景を捉えた緊迫感があふれる写真もお披露目されている。この第1部に長谷川さん、ミムラさん、原田さん、麻生さんはどのように関わっていくのか、今後も目が離せない。連続ドラマW「沈まぬ太陽」は、5月8日(日)22時~WOWOWにて放送開始(全20話・1話無料放送※第1部:1話~8話/第2部:9話~20話)。(text:cinemacafe.net)
2016年04月07日上川隆也が主演を務め、「白い巨塔」「華麗なる一族」「不毛地帯」などで知られる山崎豊子の最高傑作を初のテレビドラマ化した「沈まぬ太陽」。未曽有の航空機墜落事故という悲劇の裏で信念を貫いた者たちを、WOWOWの連続ドラマWとしてはかつてないスケールの全20話で描く本作から、アフリカや中東でもロケが行われた第1部のポスタービジュアルと、場面写真が解禁となった。国民航空の労働組合委員長・恩地元(上川隆也)とその同志で副委員長の行天四郎(渡部篤郎)は、劣悪な労働環境の改善を目指し経営陣と激しく対立。空の安全を第一に考え、時に愚直に行動する恩地は経営幹部に疎まれ、海外に左遷されてしまう。一方、現実主義の行天は恩地と決別し、幹部に取り入りながら自らの理想の会社像を追い求め、出世していった。やがて、空の安全を軽視した国民航空は、未曽有の大型旅客機の墜落事故を引き起こす。日本に戻っていた恩地は遺族係となり、尊い命を奪われた遺族たちの深い悲しみに真摯に向き合う。そんな中、日本政府は国民航空の建て直しのため、関西紡績の国見にトップ就任を要請。会長に就いた国見は恩地を会長室部長として呼び寄せ、組織にはびこる不正を調査させる。恩地は失墜した会社の再生を信じて奔走するも、その前に立ちはだかったのは常務にまで上り詰めた行天だった…。1995年の山崎豊子原作ドラマ「大地の子」で新人ながらも主人公を演じ、一躍脚光を浴びた上川さんが、20年の歳月を経て、再び山崎作品の主役に挑む本作。そのライバル・行天四郎役には、「連続ドラマW 翳りゆく夏」での熱演や、フジテレビドラマ「お義父さんと呼ばせて」の軽妙な演技も記憶に新しい渡部篤郎が演じるほか、夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、古谷一行、國村隼ら実力派キャストが第1部に出演する。解禁されたポスタービジュアルは、背景に第1部の象徴的な舞台であるアフリカを連想させる広大な大地と、その大地を照らす“太陽”を描いた壮大なスケール感を漂わせている。恩地を演じる上川さんを筆頭に、行天を演じる渡部など、名立たるキャスト陣が一堂に会し、上川さんの力強く前を見据えた眼差しには、巨大組織に翻弄されながらも、決して屈することなく信念を貫く意志がみなぎっているかのよう。だが、恩地と行天の決して交わることのない視線が、今後の2人の関係性をはっきりと浮き彫りにさせている。また、場面写真は、今後の組合について酒を酌み交わしながら真剣に語り合う行天と恩地の姿と、実際に中東で撮影された、赴任先カラチの雑踏を1人歩く恩地を映し出した臨場感あふれるものとなっている。なお、本作の放送に合わせて「山崎豊子原作映画特集」として、過去に映画化された『白い巨塔』(’66)、『華麗なる一族』(’74)、 『不毛地帯』(’76)、『女系家族』(’63)を5月3日より連日放送。上川さん出演の連続ドラマW「マークスの山」、渡部さん出演の連続ドラマW「下町ロケット」も全話一挙放送される。かつてないスケールのドラマで描く「沈まぬ太陽」が、ますます楽しみになってきた。WOWOW開局25周年記念 連続ドラマW「沈まぬ太陽」は、5月8日(日)22時~WOWOWにて放送開始(全20話・1話無料放送※第1部:1話~8話/第2部:9話~20話)。(text:cinemacafe.net)
2016年03月18日WOWOWで今春放送される開局25周年ドラマ『沈まぬ太陽』の追加キャストと放送日が13日、発表された。第1話の放送日は5月8日(日曜 22:00~)。そしてすでに発表されている上川隆也と渡部篤郎に加え、第1部(全8話)に出演することが決まったのは夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、古谷一行、國村隼の8人。上川隆也演じる主人公・恩地の妻、りつ子を演じる夏川結衣は「本作は仕事や家庭といった普遍的なテーマを扱っていて、とても身近に感じられる作品だと思います。恩地を真摯に演じられる上川さんと共に、妻であるりつ子という一人の女性を丁寧に演じていきたいです」とコメント。WOWOWと同じく初舞台から25周年を迎える檀れいは「今回この作品に素敵なご縁を感じ、ワクワクしながら台本を読ませていただきました。豪華なキャストとスケールの大きなストーリーで一話も見逃せないほど、内容の濃い素晴らしい作品になると思います」と意気込みを語った。ひと足先にアフリカロケを終えた草刈民代は「時代に伴う進化、また消えて無くなってしまったもの、物質的、 精神的…さまざまなものが混沌としている時代だからこそ、今このドラマを観ることでいろいろな再発見があるのではないかと思っています」と、ドラマへの期待を寄せた。日本のドラマや映画を支える実力派俳優たちによる演技の競演が今から楽しみだ。なお、3月5日(土)からは『沈まぬ太陽』をより深く楽しむためのミニガイド番組を随時放送する予定。
2016年02月14日山崎豊子の最高傑作を、WOWOW史上最大スケールの全20話で初のテレビドラマ化に挑む「沈まぬ太陽」。既にキャストとして上川隆也、渡部篤郎が発表されていた本作だが、このほど追加キャストとして夏川結衣 、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、古谷一行、國村隼が第1部に出演することが決定。放送日時も明らかとなった。国民航空の労働組合委員長・恩地元(上川さん)とその同志で副委員長の行天四郎(渡部さん)は、死亡事故が起きるほど劣悪な労働環境の改善を目指し経営陣と激しく対立する。空の安全を第一に考え、時に愚直に行動する恩地は経営幹部に疎まれ、 海外の僻地へ左遷されてしまう。一方現実主義の行天は恩地と決別し、幹部に取り入りながらも自らの理想の会社像を追い求め出世していく。やがて、空の安全を軽視した国民航空は大型旅客機の墜落事故という未曽有の惨劇を引き起こす。日本に戻っていた恩地は遺族係となり、尊い命を奪われた遺族たちの深い悲しみに真摯に向き合う。そんな中、日本政府は国民航空の建て直しのため、関西紡績の国見にトップ就任を要請。会長に就いた国見は恩地を会長室部長として呼び寄せ、組織にはびこる不正を調査させる。 恩地は失墜した会社の再生を信じて奔走するも、その前に立ちはだかったのは常務にまで上り詰めた行天だった…。WOWOW開局25周年記念し、未曽有の航空機墜落事故という悲劇の裏で信念を貫き巨大組織で生きる者たちの姿を描く本作。1話~8話の第1部、9話~20話の第2部に分け、WOWOW史上最大スケールで放送される。先日発表されたキャストには、国民航空の労働組合委員長・恩地元役の上川さんと、その同志で副委員長の行天四郎役を渡部さんの二人が配役。そして今回第1部に出演が決定したのは、恩地元の妻・りつ子役に夏川さん、恩地と行天と共に組合活動に参加する国民航空の客室乗務員役に檀さん、 国民航空労務課長・八馬忠次役に板尾さん、国民航空労働組合員・沢泉正夫役に小泉さん、アフリカの女王・耀子・ヒギンズ役に草刈さん、行天の妻・麗子役に若村さん、国民航空社長・桧山衛役に古谷さん、国民航空労務担当取締役・堂本信介役に國村さんといった、日本を代表する実力派俳優が顔を揃えた。約1か月にわたる過酷なアフリカ・中東ロケを行ったという本作。豪華キャストによる全20話というスケールで描く本作は、WOWOW史上かつてない作品になること間違いなしのようだ。<以下、キャストコメント>■夏川結衣山崎豊子さんの代表作に参加するということで、光栄であると同時に身が引き締まる思いです。 恩地元を真摯に演じられている上川さんと共に、その妻であるりつ子という一人の女性を丁寧に演じていきたいです。本作は仕事や家庭といった、普遍的なテーマを扱っていて、とても身近に感じられる作品だと思います。「沈まぬ太陽」は人生そのものです。今も昔も変わらない、人間の葛藤や生き様を描いていますので、ぜひ、 毎週ご覧ください。企業のお話ですが、わかりやすい脚本ですので、女性の方にも楽しんで頂けると思います。■檀れいWOWOW開局25周年記念として、制作される「沈まぬ太陽」に出演出来ることを、本当に光栄に思っています。 実は私も宝塚で初舞台を踏んで、今年で25年になります。今回、この作品に素敵なご縁を感じ、ワクワクしながら台本を読ませて頂きました。全20話で綴られるこの大作を、成功に導く為に、精一杯「三井美樹」を演じたいと思います。豪華なキャストとスケールの大きなストーリーで、一話も見逃せない程、内容の濃い素晴らしい作品になると思います。どうぞお楽しみに待っていてくださいね。■板尾創路WOWOWのドラマには過去数本出演させていただいてますが、今回25周年記念作品に声をかけてもらい本当に嬉しかったです。 WOWOW連ドラ史上No.1の作品になると確信してますので、楽しみに待っててください。■小泉孝太郎今回WOWOW開局25周年を記念して作られる作品に参加できることを大変嬉しく思います。素晴らしい原作に素晴らしい脚本で今からワクワクしております。皆様、どうぞご期待下さい。■草刈民代アフリカの雄大さは正に、「行ってみなければわからない」ものでした。大らかで、とても素朴で、熱心に仕事に取り組んでいる人々の姿から、私自身も大きなエネルギーをいただいたような気がします。まだまだ人種間の壁が厚かったこの時代に、アフリカで生きていた日本人を想像するのはとても難しいと思っていたのですが、実際に行ってみて、耀子さんはアフリカという土地柄や自然に魅了され、そこにも支えられていたのではないかと感じました。ほんの数日でしたが、色々なことを感じ、気づくことができました。この物語の時代から半世紀が過ぎています。時代に伴う進化、また消えて無くなってしまったもの、物質的、精神的…様々なものが混沌としている時代だからこそ、今このドラマを観ることで、色々な再発見があるのではないかと思っています。全編拝見するのが楽しみです。■若村麻由美山崎豊子先生原作のドラマは「白い巨塔」以来二作目となりますが、財前夫人同様、今回の行天夫人もドラマ版として描かれています。行天夫妻はシェイクスピアのマクベス夫妻にも通じる欲望と愚かさがあり、現実的な目線で夫を叱咤激励する妻は欲望に正直で人間味溢れる役と感じています。組織に生きる様々な立場の人間の価値観と欲は、家族や周囲の思惑も含み、社会という渦に飲み込まれていきます。ご期待ください。■古谷一行この頃、どの現場に行っても自分が最年長という仕事が多くなってきました。今回の桧山も社長ですから恐らくそうなるでしょう。つい何年前は自分より年長の素晴らしい先輩達が居てくれて安心感を与えてくれていた。淋しいと思う反面、頑張らなくてはとも思います。■國村隼この作品は、原作を読んでいた時に“堂本”という人物像に特に興味をそそられていました。そんなことからオファーを貰ってたいへん嬉しく思いました。山崎豊子さん原作の「沈まぬ太陽」。その壮大な作品世界が忠実に立体化された作品になっています。楽しんで下さい。WOWOW開局25周年記念連続ドラマW「沈まぬ太陽」は、5月8日(日)22時~WOWOWにて放送開始。(全20話・1話無料放送)(cinemacafe.net)
2016年02月13日梶尾真治の人気小説『クロノス・ジョウンターの伝説』(徳間書店刊)を舞台化したキャラメルボックスのタイムトラベルストーリー “クロノス・シリーズ”の最新公演が、「キャラメルボックス 2016ダブルチャレンジ」と銘打ち、2月・3月に大阪・東京で上演される。キャラメルボックス チケット情報ダブルチャレンジとは2時間の物語を同一キャストにて2作同期間に上演する企画で、劇団史上初の試み。今回の2演目には、初演時に上川隆也主演作として上演された『きみがいた時間 ぼくのいく時間』及び、同じく“クロノス・シリーズ”を原案とした劇団主宰・成井豊渾身の書き下ろし最新作『フォーゲット・ミー・ノット』が選ばれた。両作には39年前の過去へ跳ぶことが出来るタイムマシン「クロノス・スパイラル」が登場する。それぞれの主人公がどのような想いを抱えて過去へと跳ぶのか……。今公演の出演者、西川浩幸、阿部丈二、筒井俊作の3名に作品へ寄せる胸の内を訊いた。8年ぶりの再演となる『きみがいた時間 ぼくのいく時間』にて主人公・秋沢里志を演じる阿部丈二は「秋沢が常に中心にいるお話なので、それに対する責任感はあります。と同時に、今の僕達が再演する意味や価値を必ずどこかに含ませないといけないので、基本的には初演ありきですが、その中に自分がやる意味を探していこうと考えています。初演をなぞる気は全くありません」と力強く語る。また、クロノス・シリーズ最新作にしてシリーズ史上重要な位置付けとなる『フォーゲット・ミー・ノット』にて主人公・春山恵太を演じる筒井俊作は「恵太は過去へ辿り着いた瞬間に記憶喪失になってしまうんです」と、この役へのアプローチの難しさを吐露し、その上で「稽古場で助け船を出してくれる仲間達に感謝しつつ、毎日奮闘しています」と告白。すると、西川浩幸は「新しい筒井俊作が見られる絶好のチャンス」と後輩を鼓舞しながらも、「成井の今やりたいことが凝縮されている脚本なので、自分達もより理解を深めていきたい」とベテランらしい言葉を口にした。SFドラマの高揚感とヒューマンドラマの熱量をミックスさせた独自の世界観が人気のクロノス・シリーズ。「シリーズ史上重要な位置付け」という言葉の意味は、是非劇場で体感して欲しい。キャラメルボックス 2016ダブルチャレンジ [クロノス・ジョウンターの伝説]『きみがいた時間 僕のいく時間』『フォーゲット・ミー・ノット』は2月20日(土)から24日(水)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて、3月11日(金)から27日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演。チケットは発売中。取材・文:園田喬し
2016年02月12日累計発行部数700万部を超える山崎豊子のベストセラー小説『沈まぬ太陽』が2016年春、WOWOWにて連続ドラマ化されることが16日、明らかになった。『沈まぬ太陽』は、『白い巨塔』『華麗なる一族』『不毛地帯』などの名作で知られる日本を代表する作家・山崎豊子の最大のヒット作で、巨大航空会社を舞台に、未曾有の航空機墜落事故という悲劇の裏で信念を貫き、組織に立ち向かう人間たちを描いた社会派作品。2009年に渡辺謙主演で映画化されたものの、その壮大なスケールからこれまでテレビドラマ化は不可能と言われてきた。今回、WOWOWは開局25周年という大きな節目に合わせ、全8話による第1部と全12話による第2部、トータルで全20話というかつてないスケールで描いていく。主人公・恩地元を演じるのは、1995年に『太陽の子』で主演を務めた上川隆也。「私の人生を大きく変えることになった『大地の子』の放映から20年が経ちました。自らも50代に入り、一つの大きな節目を迎えたこの時に山崎先生の作品に携わる機会を得られたことに、何とも申し上げようもない御縁を感じます。感謝と共に驚きを禁じ得ません」と、大役に挑む心境を語っている。そして、恩地のライバルである行天四郎を演じるのは渡部篤郎。「山崎豊子さんの作品に出演させていただくことは大変光栄なことだと感じております。素晴らしい原作を映像化することは非常に困難な作業になると思いますが、多くの原作ファンの方に納得していただけるよう、楽しんでいただけるよう、心を込めて演じさせていただきます」と、こちらも心構えを語っている。2015年12月下旬からクランクインし、2016年5月クランクアップを予定。
2015年12月16日俳優集団D-BOYSの柳下大、劇団プレステージの平埜生成、高橋和也による3人芝居『オーファンズ』が、2016年2月に東京と兵庫で上演される。【チケット情報はこちら】本作はライル・ケスラーの戯曲。アメリカの老朽化した長屋に暮らす、孤児の兄弟トリート(柳下)とフィリップ(平埜)。彼らはトリートの盗みで生計を立てていた。ある日、トリートはバーでひとりの紳士、ハロルド(高橋和也)と出会う。金持ちと思い込み家に監禁し、誘拐で身代金を得ようと目論むのだが、ハロルドは意に介さず、トリートに自身の仕事を手伝うように持ちかける。実はハロルドもかつて孤児であった。3人は奇妙な共同生活をはじめるのだが…。演出を手掛けるのは宮田慶子。以前、宮田演出で、上川隆也主演の舞台『真田十勇士』(2013・2015年赤坂アクトシアターほか)に猿飛佐助役で出演した柳下が熱望し、自らオファーしたという。「宮田さんは「真田十勇士」で御一緒してから何かと気にかけくださり、ダメもとで聞いたら『いいよ』と言ってくださり、それから作品を選びました。(作品選びは)宮田さんに演出していただくので、今までの自分にはなかった部分を引き出してもらおうという意図が1番にありました。そして宮田さん演出でより引き立つ作品。それで3人芝居でもあり会話劇でもある『オーファンズ』が1番当てはまりました」。1983年の初演以来、幾度となく舞台化、映画化されてきた本作。日本では1986年に劇団四季によって上演、市村正親がトリート役を演じた。2000年には椎名桔平、根津甚八、伊藤高史の3人で上演。作品について平埜は「長年やられてるってことは、多分どの時代にも共通する普遍的なものがあるからで、そこをちゃんとわかりたいです。日本でやる意味も意識して(台本を)読めたらもっと自分が楽しくできるんじゃないかなと思っています」と語る。柳下と平埜は初共演。お互いの印象について柳下は「(平埜は)独特の空気感があるし、いい意味で虜になりそうです。何を考えてるかわからない部分とピュアな部分がすごくフィリップと被ってる。不思議な子という印象です(笑)」と言うと、平埜は「不思議じゃないんです。人見知りなだけなんです。まだ人見知り中です」と言いつつ、柳下のことを「元ヤン。なんか人をいっぱい殴ってきてそう。それ故の笑顔かな、と思って」と独特な表現。柳下は「たまに言われる」と笑った。最後に、柳下は「怪我(靭帯損傷の手術を行った)からの復帰もあり、自分で初めて企画した作品でもあり、宮田さんと一緒にできるというのもあり、来年俳優として10年目となるので、いろんな意味で自分の代表作になるようにしたい」、平埜は「作品を観てお客さん同士で話し合ってほしい。そうやって『オーファンズ』がいろんなところに広がっていったらいいなって思うので、口コミをいっぱいお願いします」と語った。公演は、2016年2月10日(水)~21日(日)東京・東京芸術劇場シアターウエスト、2月27日(土)・28日(日)に兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて。取材・文:中川實穗
2015年11月26日主演ドラマ「エンジェル・ハート」が放送中の上川隆也が10月17日(土)、東京・新宿住友ビル1Fで開幕した「シティーハンター30周年記念 北条司原画展」に主人公・冴羽リョウの劇中衣装で駆けつけた。北条氏による人気コミック「シティーハンター」の世界観を受け継ぎ、新たなストーリーが展開する本作。先週10月11日(日)に第1話が放送され、初回視聴率12.5%の好スタートを切ったばかり。ファンからも高い評価を獲得しており、「とてもいい結果が出たので、現場で喜びを分かち合っている。我々が目指すものと、皆さんが求めるものがいい形で着地したのでは。正解はないが、微妙な軌道修正をしながら『よし、このまま』と思いを新たにしている」とホッとした表情だった。さらに今回の実写化に関しては、北条氏から「ファンの皆さんが喜んでくれたことが、何よりうれしい。これからも期待しています」とメッセージが届いたといい、上川さんは残る撮影に向けて、背筋を伸ばした。会場には「シティーハンター」「エンジェル・ハート」各15点、計30点の貴重なカラー原画を展示。上川さんは「先生の画力の高さは常々存じ上げていたが、こうして原画を拝見すると“すごみ”を感じますね。印刷では伝わらないタッチや繊細な色付けも見て取れる」と食い入るように見入っていた。「シティーハンター30周年記念 北条司原画展」は東京・新宿住友ビル1Fで11月8日(日)まで開催。ドラマ「エンジェル・ハート」は日本テレビ系にて日曜22時30分から放送中。(text:cinemacafe.net)
2015年10月17日多くの人気漫画の実写化が話題になっている2015年10月スタートの秋ドラマ。そのほかにも、パートナーや親子など、家族のあり方を問うヒューマンドラマや、イケメン俳優に注目したい医療ドラマなど、注目作品がたくさん!今期は何を見ようか悩んでいる人は、ここで一気に総チェックしちゃいましょう。●完成度の高いとウワサ!人気漫画の実写化ドラマ10月12日にスタートする今期の“月9”は、相原実貴さんの人気少女漫画『5時から9時まで』を実写化した『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)。キャリアアップのために仕事に奮闘する桜庭潤子(石原さとみさん)と東大卒でイケメン僧侶の星川高嶺(山下智久さん)の、おかしな出会いから始まる恋愛模様を描きます。東京版『SEX&THE CITY』とも呼び声高い恋愛群像劇には、原作ファンならずとも注目です!火曜22時の『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(フジテレビ系)は、山崎紗也夏さんのクライムラブ・サスペンス漫画『サイレーン』が原作。松坂桃李さん、木村文乃さん、菜々緒さん、北山宏光さん(Kis-My-Ft2)など、勢いのある若手俳優陣たちのシリアスな演技も見逃せないポイント。上川隆也さん、相武紗季さん主演の『エンジェル・ハート』(日本テレビ系、日曜22時)も、大ヒット作品『シティーハンター』のパラレルワールドが描かれた同名漫画の実写版。上川さんの佇まいは、まさに原作そのものですよね!また、『掟上今日子(おきてがみきょうこ)の備忘録』(日本テレビ系、土曜21時)は、事件を1日で解決する探偵、掟上今日子を新垣結衣さんが演じます。原作を忠実に表現した銀髪ボブカット姿のガッキーが可愛すぎると、すでに評判になっています!●家族の意味を問いかけるヒューマンドラマも多数新しい夫婦の形を描くラブストーリー『偽装の夫婦』(日本テレビ系、水曜22時)は、嘉門ヒロ(天海祐希さん)が、ヒロのかつての恋人で、ゲイである陽村超治(沢村一樹さん)から余命宣告された母親のために偽装結婚してほしいと頼まれるという話。本当のパートナーとは何か、結婚とは何かを正面から見つめます。結婚式の100日前に脳腫瘍と診断された女性と、その母親との関係を描く『結婚式の前日に』(TBS系、火曜22時)は、生きる意味や家族のあり方を見つめるヒューマンドラマ。香里奈さん、鈴木亮平さんが婚約者同士を、原田美枝子さんと遠藤憲一さんが香里奈さんの両親を演じます。主婦の不倫を描き話題となった『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の脚本家・井上由美子さんが今期、手掛けるのは、『遺産争族』(テレビ朝日系、木曜22時)。向井理さん、榮倉奈々さん演じる夫婦を取り巻く、家族とお金のつながり、しがらみなど、誰にでも起こり得る遺産相続問題を浮き彫りにします。伊東四朗さん、岸部一徳さん、余貴美子さん、室井茂さんなど豪華キャストが脇を固め、重厚なホームドラマの仕上がりに。●イケメン俳優たちの演じるドクター姿も見逃せない綾野剛さんが連ドラ単独初主演となる『コウノドリ』(TBS系、金曜22時)は、リアルな産科医療の現場を描く命の物語。こちらも週刊雑誌『モーニング』(講談社)で人気連載中の漫画が原作です。天才ピアニストの顔も持つ心優しい産婦人科医・鴻鳥サクラをクールな綾野剛さんがどう演じていくのか、要注目!『無痛~診える眼~』(フジテレビ系、水曜22時)は、西島秀俊さんが“神の診察眼”を持つ天才医師を演じ、さまざまな事件を解決していく医療刑事ドラマ。医療のあり方を問いながらも、ハードなサスペンス要素も入ったスリリングな展開を見せそうです。そのほかにも、仕事、恋愛、人間関係、若さなど、現代のアラフォー女性のリアルな苦悩をポップに描く、篠原涼子さん主演の『オトナ女子』(フジテレビ系、木曜21時)や、松重豊さん主演の大人気夜食テロドラマ『孤独のグルメ season5』(テレビ東京系、金曜24時12分)、錦戸亮さん主演のSF歴史コメディ『サムライせんせい』(テレビ朝日系、金曜23時15分)など、バラエティに富んだ作品が並んでいます。秋の夜長に秋ドラマ、必見です!(富士みやこ)
2015年10月10日今年の夏ドラマ戦線がいよいよスタート!7月に入ってから続々と新ドラマが放送され、早くもお気に入りの作品を見つけた方もいるかもしれませんね。というわけで、気になる7月スタートの最新ドラマの中から、女子必見の番組情報をお届けします。●福士蒼汰が月9に登場! 王道ラブストーリーに胸キュンしちゃうまずチェックしたいのは、7/20スタートの「恋仲」(フジ・月曜夜9:00)。「きょうは会社休みます。」で主人公の年下の彼氏役を演じ、オトナ女子のハートをわしづかみにした福士蒼汰が、月9で初主演。それだけでも見逃せませんが、月9らしい王道ラブストーリーと聞けばもう…たまりませんよね。福士さん演じる主人公・三浦葵は東京の設計事務所で設計士見習いとして働くなか、初恋の相手である幼なじみ・芹沢あかり(本田翼)と運命の再会を果たします。かつては当たり前のように毎日一緒にいて、何かにつけて葵を励ましてくれたあかりは、高校3年生の花火大会の夜、忽然と姿を消していました。7年の時を経てあかりに再会し、葵は彼女への忘れ得ぬ思いに気づくのですが、彼女の隣には元親友が…。初恋の相手と運命の再会を果たすも、恋敵との複雑な友情に悩み、さまざまな障害をのりこえ、“本当の恋”をつかんでいく姿を福士さんが熱演。恋に悩み、成長していく彼の姿を週初めの夜9時からたっぷりと見られるなんて、嬉しいかぎり。月曜夜はキュンキュンしまくって、1週間を乗り切るパワーをチャージしちゃいましょう!●早くも続編が登場! メガバンクが舞台の人気作「恋バナもいいけど、やっぱりお仕事モノが共感できる」という人には、「花咲舞が黙ってない」(日テレ・水曜夜10:00)に注目。2014年春クールで人気だった池井戸潤原作のドラマが早くも続編として登場!あれから1年後の設定で、花咲舞(杏)と相馬健(上川隆也)のコンビがメガバンクを舞台に、さらに息の合った様子を見せてくれます。杏さん演じる主人公・花咲舞の職場は東京第一銀行の本部・臨店班。全国の支店で起こるさまざまな問題や不祥事を解決してきた相馬とのコンビが今回も全国を飛び回り、弱い立場の人たちのために奔走していきます。彼女がトラブルを解決するプロセスの痛快きわまりない展開に、見終わったあとはスッキリ爽快な気分になること間違いなし。彼女のきっぷの良い啖呵がこの夏も画面に炸裂するはずです。さらに今回は恋バナ要素もプラス。訪問先の支店で働く、熱くまっすぐな青年・松木啓介(成宮寛貴)が舞の仕事を手伝ううちに、彼女の仕事ぶりや人柄にひかれて好意を抱くそうなのですが…。仕事一筋で恋愛に鈍感な舞はその思いに気づくのか?新たな内容も加わりさらに期待度アップですね。●1話完結方式でスッキリ! ホテルの新米コンシェルジュの奮闘を描くお仕事モノといえば、一流ホテルを舞台に西内まりやが演じる新米コンシェルジュ・天野塔子の奮闘を描く「ホテルコンシェルジュ」(TBS・夜10:00)も気になるところ。塔子は「絶対にノーとは言わない」という決意を持ち、ときには宿泊客たちからの無理難題ともいえる要望にも全力で応える新人コンシェルジュ。そんな彼女が、同僚や先輩とホテル内で巻き起こるさまざまなトラブルを解決しながら成長していくストーリーです。主人公が仕事を一生懸命がんばるなかで大切なものをつかんでいく…という展開はドラマの王道ではありますが、何か自分の職場で生かせるヒントを得られるかもしれません。基本的に1話完結でハートウォーミングなエピソードが用意されているということで、ドラマを見終わったあと、ほっこりした気持ちになれること間違いなしです。●新たな“反逆のヒロイン”登場!? OLが会社組織をぶった斬る!「○○ハラスメント」という言葉が聞かれるようになって久しいですが、なかでもアラサー以上の女子にとって切実極まりない年齢差別をテーマにしたのが、その名もズバリな「エイジハラスメント」(テレ朝・木9:00)。武井咲が演じるヒロイン・吉井英美里は、一流商社・帝都物産で働くOL。持ち前の能力とあふれる向上心で仕事をがんばっていたのですが、「女性を活用する」といいながらも実態は口先だけの総務部に配属されたことで状況が一変。笑顔を見せるだけで男性社員からチヤホヤされ、年上の女性社員に嫉妬されていじめの標的にされたり、若さと美貌だけを期待され、まっとうな仕事をさせてもらえない状況に直面することに。そんな耐えるばかりの日々を送っていた英美里が、会社の旧態依然とした体質に反旗を翻すことを決意。“反逆のヒロイン”となった彼女が、「おまえら絶対に、許さない」のセリフとともに、年齢差別やいじめ、古くさい思考の男たちに立ち向かいます。はたして、その先に見えてくるものとは…?働く女性の半数以上が非正規雇用という現代、内館牧子の脚本で「人間の真価は何をもって問われるのか」というテーマに取り組んだ意欲策です。このほかにも、北川景子が悪徳探偵業者をさらに探偵し、命を落としかねない危険な目に遭いながらもその悪事をあばいていく「探偵の探偵」(フジ・木10:00)、窪田正孝と山崎賢人のイケメン2人を主演にすえて伝説の漫画をドラマ化した「デスノート」(日テレ・日10:30)など、気になる作品が続々。この夏も、ドラマ好きにはたまらない夜が続きそうです。<文/関谷知生>
2015年07月09日ドラマにCMと引っ張りだこの女優・杏を主演に迎えた新水曜ドラマ「花咲舞が黙ってない」。このたび本作の主題歌が、福山雅治による書き下ろし楽曲「I am a HERO」に決定した。メガバンク・東京を舞台に、杏さん演じる“あきらめないヒロイン”花咲舞と、上川隆也演じる“あきらめたオジサン”相馬健の凸凹コンビの活躍を描く本作。福山さんがドラマ主題歌を提供するのは、日テレドラマ系としては、2010年7月クールに放送された土曜ドラマ「美丘-君がいた日々-」の主題歌「蛍」以来5年ぶりとなる。今回の決定を受け、福山さんは「僕もそうですが、ほとんどの人が『なりたい自分』と『実際の自分』は違うのではないのでしょうか。誰もがなりたい自分になれない中で、次第に諦めていってしまう…そんな若干諦めかけている大人たちが、心の中で憧れているのが『花咲舞』という人なんだと思います。そして、常に弱者の味方でヒーローのような存在である花咲舞も、なりたい自分を探しているのでは…と。そんな気持ちを歌にしてみました」と楽曲に込めた想いを語った。出来立ての主題歌を持参してドラマの撮影現場に訪れた福山さんは、プライベートでも親交のあるという杏さん、上川さんと3人で記念撮影!「一度聴いただけで口ずさんでしまうようなメロディと、スカッとするリズミカルな感じが、とても花咲舞に合っている印象で、『頑張ろう』と思える曲だと思いました」(杏さん)、「想像以上に激しくアップテンポでハードな印象の曲でした。いつも明るくて楽天的で、それでいてどこか一本抜けていたりする花咲舞が、不正に立ち向かう正義感をたぎらせた時に見せる強い思いや行動力とつながっている感じがして、このドラマに非常にマッチしているな、と。放送が待ち遠しいです」(上川さん)と、2人とも福山さんの楽曲と作品の融合を心待ちにしているようだった。プロデューサーである加藤正俊氏も「最初に聞いたときから、メロディも歌詞も、まさにドラマにぴったりで、躍動する花咲舞の姿が自然に浮かんでくるような曲になっています」とその仕上がりに太鼓判を押す。3月末に撮影がスタートし、間もなくクランクアップを迎える本作。帰ってきた凸凹コンビの活躍と共に、福山さんの楽曲にも期待をせずにはいられない。「花咲舞が黙ってない」は7月8日(水)より日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月25日全国各地の城の来城者はここ数年右肩上がりに伸びており、3月27日にせまった"白すぎ城"と噂の姫路城のグランドオープンも注目を集めている。しかし、日本には何百、何千と城があり、なかなか全国の城をまわるのは難しいもの。そこで、「旅や出張のついでに城が見たい! 」というわがままな旅行者のために、東海道新幹線に乗りながら楽しめる城を紹介しよう。車窓から眺める名城めぐりなんてなかなかツウな旅路! とは言え、一瞬で通り過ぎる城も少なくないので、相応の集中力をもって挑んでいただきたい。なお、城によっては見える方向が違うので、往路はA席・復路はE席などと方向を変えて楽しむといいだろう。まずは東京駅~浜松駅までの間に楽しめる城から。○発車数秒後に現われる「江戸城」旅の醍醐味である駅弁やビールを買って、東京駅から東海道新幹線に乗車。席について、「さあ駅弁を食べよう! 」なんて余裕は車窓からの城旅にはない。発車してわずか数十秒で、「江戸城」が見えるからだ。江戸時代の徳川将軍家の居城であり、現在は天皇家が住まう皇居なので、知らない人はいないだろう。見える側は東京駅→新大阪駅の進行方向に向かって右側(E席側)。城跡の前には片側3車線の大通りが現れ、その通りの先に白い櫓がそびえている。これは伏見櫓と呼ばれる皇居宮殿の入り口に建つ建物で、分かりにくいがその手前には、江戸城一の撮影スポットである二重橋も見える。発車して間もなくなのでそれほどスピードも出ておらず、注意していれば見逃すことはないだろう。○「小田原城」は3回チャンスあり!品川駅を過ぎ、新横浜駅を過ぎ、ちょうど駅弁も食べ終わる頃(東京駅から30分程度)に出現するのが「小田原城」。天下統一を目前にした豊臣秀吉による小田原城攻めは、歴史の時間に習ったはず。江戸時代、徳川家康の家臣によって小田原城は大改修され、石垣や天守のある城に生まれ変わった。現在建つ天守閣は、この江戸時代の天守を模したである。城は大阪駅への進行方向に向かって左側(A席側)、先ほどの江戸城とは反対側だ。小田原駅は新幹線「こだま」しか止まらないが、この小田原駅を通過する前後に城が見える。小田原駅に入る前にはビルの谷間から天守閣が見え、小田原駅通過直後にはトンネルに入る数秒の間に大きく全体像が出現する。さらに、トンネル通過後には左後方に確認することができるので、前述2カ所で見逃した人は窓ガラスにかぶりつこう。○立派な"ウソ城"「熱海城」小田原駅の次の熱海駅を過ぎた直後には、左側(A席側)の丘陵上に立派な天守閣が現れる。こちらは「熱海城」なのだが、実はこの城は真っ赤なウソ城。「北条氏が水軍の本拠地として築城を計画したものの、ついに完成しなかった」という都市伝説のような伝承をもとに戦後築かれたそう。どっしりと構えるその姿はなかなか凛々(りり)しいものがあるのだが……。東京駅を出発してここまで3城紹介したが、集中して車窓からの景色を眺めていると、わずか3城だけでも結構疲労が出てくるはず。疲れた人はしばしブレイク。進行方向の右側(E席側)には静岡名物の茶畑、そして日本人の心の故郷・富士山が登場し、旅路にはやる想いを慰撫(いぶ)してくれる。○仲間由紀恵ゆかりの「掛川城」静岡駅を過ぎたら、次の城に備えよう。静岡駅を過ぎて約15分程度で掛川駅を通過するが、その掛川駅の前後、右側(E席側)に見えるのが「掛川城」だ。掛川城は織田信長や秀吉の家臣であった山内一豊が関ヶ原の戦い前に居城とした城。そう言われてピンとこない人も、NHK大河ドラマ『功名が辻』で仲間由紀恵さんが演じた千代の夫と言えば、思い出す方もいるのではないだろうか(ちなみに山内一豊役は上川隆也氏)。千代は一武将にすぎなかった一豊を献身的に支え、内助の功で夫を大名へと出世させる。そんな一豊の居城だったことから、掛川城は"出世城"の異名を持っている。小高い丘の上に建つ掛川城の天守は、新幹線からでもはっきり見える。周りに遮るような高い建物は多くないので、意識していれば見逃すことはないだろう。この天守は1994年に再建された、日本初の木造復元天守である。○一瞬見える"出世城"「浜松城」「こだま」では掛川駅の次の停車駅は浜松駅である。この浜松駅を通過した直後に見えるのが「浜松城」だ。浜松城は江戸城に移る前に長く家康の居城だった城。さらに江戸時代に入ると、天保の改革を実行した老中・水野忠邦など、浜松城主から幕府の重役に出世した例が数多くあり、掛川城と同じく"出世城"として当時から貴ばれてきた。サラリーマンであればぜひとも拝んでおきたい城だが、この浜松城の復元天守が見えるのはほんの一瞬、わずかに現れるだけなのだ。見えるのは掛川城と同じく右側(E席側)。浜松駅を過ぎたら凝視して、マンションの狭間に見える緑の丘陵を探そう。天守が見えている間に3回願いごとを言えたら、その願いがかなうとかかなわないとか……。続いては名古屋駅~新大阪駅。この区間では、名古屋城や彦根城などが拝める。引き続き、城をお見逃しなく!(文・かみゆ歴史編集部 滝沢弘康)○筆者プロフィール: かみゆ歴史編集部歴史関連の書籍や雑誌、デジタル媒体の編集制作を行う。ジャンルは日本史全般、世界史、美術・アート、日本文化、宗教・神話、観光ガイドなど。おもな編集制作物に『日本の山城100名城』(洋泉社)、『これが皇居です』(宝島社)、『一度は行きたい日本の美城』(学研パブリッシング)、『日本史1000城』(世界文化社)、『廃城をゆく』シリーズ、『国分寺を歩く』(ともにイカロス出版)、『日本の銅像完全名鑑』(廣済堂出版)、『新版 大江戸今昔マップ』(KADOKAWA)など多数。また、トークショーや城ツアーを行うお城プロジェクト「城フェス」を共催。「かみゆ」「城フェス」
2015年03月19日間もなく、発生から20年を迎える阪神・淡路大震災での消防士たちの活躍とその後の苦悩を描いた舞台『ORANGE』。誕生は2004年にさかのぼり、関西の劇団・PEOPLE PURPLEが初演した。以降も劇団によって毎年上演され、それと並行して、音尾琢真が主演を務める同作が2011年に誕生。13年に再演され、今月末には大阪を皮切りに全国9箇所を巡る3回目の上演がスタートする。かつ、上演に先駆けてスペシャルドラマ化も決定(『ORANGE~1.17命懸けで闘った消防士たちの魂の物語~』1月19日(月)夜9時~TBS系)。「この物語をたくさんの人に観てほしい」と言う音尾琢真に話を聞いた。舞台『ORANGE』チケット情報音尾が主人公のレスキュー隊員・小日向を演じるのは3度目。「1回目はこの舞台と役をやり切るという思いが全てで、無我夢中でした。2回目のときは、『どうしてここに出てくる消防士たちはこんなにも頑張るんだろう?』と思いながら、作品のテーマを改めて考えて。脚本・演出の宇田(学)さんや実際の消防士の方の話を聞くうち、これはただただ人を救うことを天命と思い、やり続ける人の話なんだなと気づいて。そんな人たちがいるんだなと」ドラマ撮影に入る前にも、神戸で当時の消防士たちから震災時の体験を聞く機会があった。「どの話も結論は『人を助けたい』。だからそのために日々のどんな辛い訓練だってこなしてきたし、そういう先輩たちの意志を受け継ぐ若い子たちがまた必死に訓練してるんですよ。以前だったらなぜそんな体力的に辛い職業に就くのか、わからなかったと思います」彼らの姿は、俳優である音尾の職業観にも影響を与えた。「ただ“好きだから”でやっているのではなく、やっている意義を持ちたいといいますかね。もし自分が何か作品を作るとなったら、やっぱり人の心を救うものがいいなという、そういう思いも芽生えてきましたし。消防士の皆さんは物理的に人を助けるのが仕事で、精神的に人を助けるのが俳優である僕の仕事だと思います」間もなくオンエアのドラマ『ORANGE』では、主役の小日向を上川隆也が演じ、音尾は消防士のひとりでドラマ版オリジナルのキャラクター、楢崎役で出演する。「舞台もドラマも同じ宇田さんの脚本ですし、今回の舞台がドラマの影響を受けて変わる部分があるかも。僕もドラマで別の役をやって小日向を支えるポジションを経験することで、小日向という人がよりわかるのではないかと思っています」舞台は1月31日(土)大阪・森ノ宮ピロティホールを皮切りに、東京、愛知、香川、新潟、福島、宮城、秋田、北海道で公演。チケット発売中。取材・文:武田吏都
2015年01月16日上川隆也の主演舞台『真田十勇士』が1月8日(木)、東京・赤坂ACTシアターで幕を開ける。前日の7日には舞台稽古を公開、上川をはじめ、柳下大、黒川芽以、賀来千香子、里見浩太朗ら出演者が会見を行った。舞台『真田十勇士』チケット情報2013年に続いての再演。豊臣家への忠義を貫き、知力を尽くして徳川勢と戦った真田幸村と幸村に仕えた個性あふれる十勇士の生き様を描く舞台だ。上川は再び幸村を演じる。「1回目の公演を終えたあと、とても早いタイミングで(再演の)お話をいただけたこと、3人の新キャストを除くと、ほぼオリジナルメンバーで集まれたことがとても幸せ。舞台の世界ではなかなかありえないことなので」と上川。「時代劇は、人とのつながりや思いを強く描くことができる。現代劇にはない魅力を楽しんでいただけたら」とアピールした。東京公演は1月25日(日)まで。その後、1月31日(土)・2月1日(日)愛知・中日劇場、2月5日(木)から8日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、2月13日(金)から15日(日)まで福岡・キャナルシティ劇場で公演。チケット発売中。
2015年01月08日2013年に新たな真田幸村と十勇士を作り上げて評判となり、2015年の年明けまもなく、再演の幕が上がる『真田十勇士』。稽古場では、幸村を演じる上川隆也をはじめとするキャストたちが、すでに本番さながらの熱を放出していた。その姿は、立ち回りはもちろんのこと、人間ドラマもさらに細やかに骨太になることを予感させるものだった。舞台『真田十勇士』チケット情報この舞台が新しい真田十勇士と言われたゆえん。それは、劇団☆新感線の座付き作家・中島かずきがユニークなアイデアのもと書き上げた壮大なストーリーを、宮田慶子が丁寧に演出し、俳優たちがそれを見事に体現したことにあった。真田幸村という男がなぜ徳川家康という強敵に立ち向かったのか。十勇士たちがその幸村になぜ付き従ったのか。大坂夏の陣で勇猛果敢に散ったと伝えられる真田十勇士一人ひとりの心のドラマが、本当にこうだったのかもしれないと思えるほど、きめ細やかに描かれていたのである。再演の稽古場で印象的だったのも、その繊細さだった。たとえば、幸村が豊臣秀頼とその母・淀の方と対面する大坂城のシーン。まだ実績のない幸村に対する彼らの態度は冷ややかなものなのだが、淀の方や家臣の目線や動きがほんの少し修正されるだけで、幸村にかかる圧迫感が増大し、それを受けて上川幸村の内側に悔しさがたぎっていくのが手に取るようにわかるのだ。迫力ある殺陣のシーンも同様に、動きを一つひとつしっかり確認していく。なぜそう動くのか、役の気持ちで動きを組み立てることもあれば、相手の動きやすさを考えて動くこともある。面白かったのは、猿飛佐助を演じる柳下大だ。抜群の身体能力が裏目に出て、動きが速すぎて客席から見えない恐れがあるため、もう少しゆっくりはっきり動くという注文を受けていた。また、上川自ら十勇士のなかに入って、スムーズな動き方をアドバイスする場面も。殿と十勇士たちのチームワークの良さがうかがえる。『真田十勇士』が大舞台で繰り広げられるエンターテインメントであることは間違いない。しかし、そのダイナミックな物語は、一人ひとりの細やかな思いと動きの積み重ねでしか、作り上げることができないものでもある。この真田十勇士が今を生きる私たちの胸に響く理由は、そこにあるのかもしれない。公演は1月8日(木)に東京・赤坂ACTシアターで開幕後、1月31日(土)・2月1日(日)愛知・中日劇場、2月5日(木)から2月8日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、2月13日(金)から2月15日(日)まで福岡・キャナルシティ劇場にて上演。取材・文:大内弓子
2014年12月27日上川隆也主演で2013年に初演された舞台『真田十勇士』の再演が、2015年1月8日(木)よりスタート。真田幸村を演じる上川のほか、十勇士も初演とほぼ同じキャストが集結する。その中で、“鎖鎌の名手” 由利鎌之助役で初演でも見事な殺陣を見せた松田賢二に、再演に挑む意気込みを訊いた。舞台「真田十勇士」チケット情報劇団☆新感線の座付き作家でもある中島かずきの脚本を、演出家・宮田慶子が丁寧かつ大胆に演出。戦国時代末期から江戸時代初期にかけて、織田家、豊臣家への忠義に生き、知力を尽くして戦い抜いた武将・真田幸村と、幸村に仕えた十勇士たちの心の機微を繊細に描いた人間ドラマだ。鎌之助を演じた松田も「この作品は、良い意味でごまかしが効かない、骨太な印象があります」と語り、「自分の腕一本で勝負しないといけないので、僕にとっては試練。今回は初演よりもさらに飛躍させながら鎌之助を演じたい」と意気込む。鎌之助を演じる中でも、初演で最も力を注いだのが鎖鎌を使って見せる殺陣で、「舞台人生の中で一番緊張した」と言う。「鎖鎌は特殊な武器で、どこへ飛んでいくのか分からない。それに、毎回同じことをしていても、相手役との距離感が毎回変わってくるんですよ。そうすると相手の刀や足に絡まったり、意思とは違う方に飛んでいったりするので、稽古中も本番も毎日緊張感がありました。あの緊張をもう一度味わうのかと思うと恐さがありますが、その分やりがいもあるので楽しみです。再演ではもっと完成度を高めたいですね」。初演とほぼ同じキャストがそろうこともあり、チームワークはすでにばっちり。さらに強固な絆を見せてくれるはずだ。「真田幸村に魅了された十勇士と同じく、“上川隆也”に魅了されたカンパニーですね。上川さんは舞台上で空気を読みながら、遊べるところは遊んで、魅せるべきところはカッコ良くキメる。役者としての基礎体力はもちろん、動じない心や、お客様を楽しませる想いだったり、共演者や若手への配慮だったり、すべてをお手本にしたい方ですね。上川さんのもと、また熱い舞台をお見せしたいと思います」。男たちの熱き戦いは、「男性にも共感してもらえたら嬉しい」と語る松田。「『あとは見事に戦い、死に花を咲かせるのみだ』という幸村の言葉が好きなんですよ。負け戦だと知りつつ、勇猛果敢に戦いに挑む姿は、男として熱いものを感じます。さらに磨きをかけた姿を見ていただきたいですね」。公演は1月8日(木)に東京・赤坂ACTシアターで開幕後、1月31日(土)・2月1日(日)愛知・中日劇場、2月5日(木)から2月8日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、2月13日(金)から2月15日(日)まで福岡・キャナルシティ劇場にて上演。取材・文:黒石悦子
2014年12月22日TBS系連続ドラマ「女はそれを許さない」の制作発表会見が10月16日(木)に同局で行われ、主演の深田恭子、共演の寺島しのぶ、溝端淳平、吉沢悠、加藤雅也、竹中直人、松重豊、上川隆也が出席した。ドラマタイトルにちなんで「許せない」ことを聞かれた寺島さんは、一部週刊誌で報じられた深田さんとの“不仲説”を挙げ、「深田さんと私の仲が悪いと週刊誌に書かれたことは根も葉もない噂。本当に仲が悪くなったら言いますから。根も葉もないことは書かないで」とゴシップを一蹴。寺島から「(報じられたこと)知らないの?」と聞かれた深田さんは、「知らないです。え~」と寝耳に水といった様子で目を丸くしていた。同作は、法廷に立つ勇気のないペーパー弁護士・岩崎麗(深田さん)とグレーな手腕から活動資格を剥奪された元エリート弁護士・海老沢凛香(寺島さん)がコンビを組み、マタハラ(※マタニティーハラスメント)や結婚詐欺など悩める女性を救っていく痛快ドラマ。弁護士役は初挑戦の深田さんは「とてもやりがいのある役で、現代の社会性をテーマにしたお話。自分自身楽しみしております。胸のすくような爽快感あふれるドラマをお届けできれば」と劇中衣裳である弁護士ルックも様になっているよう。役柄上、法律用語など難解なセリフ回しもこなすことになるが「演じている麗という女性は、人の役に立ちたいという気持ちの強い女性。依頼人の気持ちを代弁するような形なので、そこまで大変なセリフは出てきてないけれど、これから先が怖い…」と今後の撮影に戦々恐々としていた。一方、6年ぶりの民放連続ドラマ出演となる寺島さんは「シャキシャキした役が苦手で、昨日も5回くらいNGを出してしまいました」とイメージとは裏腹な素顔を覗かせながら、「だから麗のようにポワァンと喋れたらいいのに…と恨めしく見ています」と深田さんの役どころが羨ましそうだった。ドラマ「女はそれを許さない」は10月21日(火)スタート/毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年10月16日16世紀イギリスに実在した在位期間わずか9日間の女王ジェーン・グレイの物語を描く舞台『9days Queen~九日間の女王~』の製作発表会見が11月14日に行われ、出演の堀北真希と上川隆也、脚本の青木豪、そして演出の白井晃が登壇した。『9days Queen~九日間の女王~』チケット情報イギリス史上最も美しく、最も聡明と言われる女王でありながら歴史の中に埋もれてしまったジェーン・グレイに焦点を当てる作品。主演の堀北は、初舞台『ジャンヌ・ダルク』から3年ぶりに白井演出舞台で時代に翻弄されるヒロインに挑む。青木は能動的なジャンヌ・ダルクに対し、ジェーン・グレイを「周りがどんどん決めちゃって、仕方なく女王になる女性」と評し、「受け身の女性がなぜ最後、自分から拒絶しないで断頭台に登っていったのか。何に目覚めていったのか」「自分は何に対してYESと言って、何に対してNOと言うのか。この女性の姿を通して見ていただけたらなと思う」と本作に込める思いを語った。その難役を演じる堀北は「成長した堀北さんと会えるのを非常に楽しみにしていた」という白井の言葉に対し、「見てくださった方の心が大きく揺れ動くように一生懸命、感情を込めてやっていきたい」と丁寧に意気込みを伝えた。その凛とした眼差しと清楚な佇まいに、ジェーンの役柄との共通点が見え、期待が高まる。また彼女の家庭教師でありよき理解者でもあるロジャー・アスカムを演じる上川は「僕自身の中にあるものは一回反故にしてロジャーという人間を積み上げていきたい」と新たな気持ちで臨む姿勢を見せた。16歳という若さでその生涯を閉じたひとりの女王の命の瞬きを見つめる一作。公演は2014年2月26日(水)から3月16日(日)まで、東京・赤坂ACTシアターにて。チケットの一般発売は12月11日(水)午前10時より。
2013年11月20日「このミステリーがすごい!」2012年版海外編(宝島社)第1位、「ミステリーベスト10」2011年海外部門(週刊文春)第1位、「ミステリが読みたい!」2012年版海外編(早川書房)第1位、と史上初の3冠を成し遂げたデイヴィッド・ゴードンのデビュー作「二流小説家」(早川書房)が映画化されることが決定!このほど、本作で映画初主演を務めることとなった上川隆也から、喜びのコメントが到着した。4人の女性を殺害、それぞれの頭部を切断し花をあしらえた写真を警察に送り付け、日本中を恐怖に陥れた凶悪な連続殺人事件から12年。死刑囚として刑務所で刑の執行を待つ呉井大悟は、エロ本の連載を細々と続ける売れない小説家・赤羽一兵に奇妙な交換条件を持ちかける。「告白を聞き暴露本を出版する権利と引き換えに、オレのためだけに官能小説を書け」と…。原作は日本での史上初三冠だけでなく、本場アメリカでは“ミステリー界のアカデミー賞”と呼ばれる、世界一権威のある「アメリカ探偵作家クラブ賞」の2011年度ベスト・ファースト・ノヴェル(最優秀新人賞)にノミネートしたミステリー小説の新たなる金字塔だ。原作ではニューヨークであった舞台を日本へと移し、官能小説と引き換えに犯罪者の独白を執筆するというなんとも奇妙な物語を描く本作。今回、主人公となる二流小説家・赤羽に抜擢された上川さん。「小説を読了して本を閉じたとき、これを原作とした作品が、自分の初主演映画になるのだと、身の震える思いがしました」と喜びのコメント。さらに「邦題の通り、うだつの上がらない二流の小説家が主人公ですが、原作の“海外ミステリー初の三冠”に負けない、“一流のエンターテインメント”として映画もお届け出来る様に、全力で取り組みたいと思います」と気合も十分のようだ。脚本チームには、『臨場 劇場版』の尾西兼一と『しあわせのパン』の三島有紀子。すでにクランクインし、撮影は2月中旬まで続くとのこと。共演者などまだまだ謎の多い本作だが、期待感は高まるばかりだ。『二流小説家 -シリアリスト-』は今年6月の公開を予定。(text:cinemacafe.net)
2013年01月24日幕末を駆け抜けたふたりの男の生き様を描いた『陽だまりの樹』が4月13日、東京・サンシャイン劇場で幕を開けた。「陽だまりの樹」 チケット情報『陽だまりの樹』は、手塚治虫の長編歴史漫画代表作。これまでもテレビアニメ化やドラマ化されたこの原作の舞台版を、今回は上川隆也と吉川晃司のふたりが演じる。タイトルの“陽だまりの樹”とは、終焉を迎えつつある徳川幕府、その内部が腐ってしまっているさまを、外からは立派に立っているように見えても、内部は虫に食われてしまいあとは朽ち果てるのを待つだけの大木になぞらえている。ステージ上ではその名の通り、古木がそびえたつセットが度々登場する。その下でふたりの男が出会い、時に敵対する人間に襲われ、時に愛する女性と別れ、そして別の道を進んでいく……。登場人物たちの運命が時代に翻弄される姿を冷徹に見つめる存在として、その大木が象徴的に立ち現われる。荒れ狂う波のような幕末の情勢に翻弄される武士・伊武谷万二郎を演じる吉川は、ストレートプレイ初挑戦ながら落ち着いた佇まい。一途でひたむきな男を演じきっている。対する上川が演じるのはお調子者で女好きの蘭方医・手塚良庵。一見いい加減に見える男だが、医者である自分の使命を貫こうとする熱い思いを秘めている。この舞台最大の魅力は、ふたりの掛け合い。最初は軽やかな良庵と無骨な伊武谷のコミカルなやりとりに笑いが漏れる。しかしクライマックスに近づくにつれ、真剣に対峙していくふたりの姿に、観客は惹き込まれていた。また、ライブで鍛えた肉体が活かされた吉川の殺陣も大きな見どころだ。ふたりを取り囲むキャストも鉄壁の布陣。手塚良庵の父・良仙を演じる石倉三郎や勝海舟を演じる瀬下尚人の好演が光る。瀬下のはっちゃけた演技に、吉川の表情がついゆるむシーンも。開幕を迎えて上川は「幕末の話ですが、激動の時代の中を生きる人々の姿は、今ご覧になっていただくとそれぞれ感じるものがあると思います」と語った。また吉川も「幕末の話とはいえ、今とシンクロする部分が大きい。民衆をおろそかにした政治に牛耳られ、舵取りをきかないことに民は気づかない。今こそ『平成維新』が必要だということをお客さんと一緒に考えたい」とコメントし、両者とも共通する熱い思いを持ちながら挑んでいる。東京公演は4月23日(月)まで同所にて開催。大阪公演は5月4日(金)から20(日)まで新歌舞伎座にて、名古屋公演は5月24日(木)から27日(日)まで中日劇場にて上演される。取材・文:釣木文恵
2012年04月17日豪華キャスト総出演で人気コミックスを実写化した『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』の初日舞台挨拶が2月4日(土)、東京・新宿ピカデリーで開催され、W主演を務めた林遣都と桐谷美玲、共演する山田孝之、城田優、片瀬那奈、安倍なつみ、有坂来瞳、駿河太郎、平沼紀久、末岡拓人(子役)、益子雷翔(子役)、井上和香、上川隆也、飯塚健監督が登壇した。「聖おにいさん」などでも知られる人気漫画家・中村光の原作コミックをドラマ版に続き、実写映画化。大企業の御曹司・リク(林さん)と、自称・金星人のホームレス少女“ニノ”(桐谷さん)、星型のマスクをかぶったロックミュージシャン(山田さん)ら荒川のほとりに暮らす奇妙な人々が織り成す交流を、原作そのままのゆるい空気感で描いた異色コメディ。林さんは昨年のTVドラマから約1年間に渡り“荒川”に関わり、「僕のハタチの1年を忘れられない年にしてくれました。気を緩めると泣いてしまいそうですが…。ウソです(笑)。監督に感謝の気持ちでいっぱいです」と感慨深げな表情。それでも「舞台挨拶が始まる前、スタッフさんが真剣に説明しているのに、誰も話を聞いていないんですよ!みなさん、再会が嬉しいのかずっと喋っていて」と自由すぎる荒川UTB住人たちの言動に、劇中のリク同様、振り回されっぱなしの様子。「僕は主役としてちゃんと聞いていました」とアピールしていた。一方の桐谷さんは「リクとデートするシーンで、100メートルくらい全力で走るシーンが大変だった。飯塚監督がめちゃくちゃドSなんですよ!何度もくじけそうになりました」と撮影中の苦労を告白した。壇上にはキャスト&監督の総勢14名が勢ぞろい…と思いきや、さらに小栗旬演じる河童の着ぐるみを着た“村長”の等身大パネルが。実は小栗さんは現在、映画撮影のために中国に滞在中で、初日舞台挨拶への参加が叶わなかった。そんな小栗さんから飯塚監督宛てに「今日は初日舞台挨拶に参加できず、非常に残念です。そして、今日お越しのみなさん、申し訳ない。登壇しているみんなもゴメンね。ですが、今回の撮影現場で人一倍、僕らの目で見てもたくましくなっていった林遣都さんがいれば、鬼に金棒ですね。明日、素晴らしい舞台挨拶だったという日本からの報告を楽しみにしています。村長こと小栗旬」と無念のメールが届いていた。『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE 2012年2月4日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 中村光/スクウェアエニックス・AUTBパートナーズ■関連記事:河辺で“星”姿の山田孝之が明かす“村長”とのいざこざ「おれも河童がいい…」林遣都×桐谷美玲インタビュー『荒川アンダー ザ ブリッジ』から恋愛観が発覚!?小栗旬、電話で出演直訴!「友達の山田孝之も星役で出ると言ってます、と」『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』試写会に10組20名様ご招待「理想のコンビ」1位は堤真一&岡田准一!往年の名コンビやあのバカップルも上位に
2012年02月06日役者も大事だけど、内容はもっと大事!およそ3ヵ月を1単位として放送される連続ドラマ。見始めると作品の世界に引き込まれ、次回が待ち遠しいことってありますよね。第1回から最終回まで全て見た作品も、あるのではないでしょうか。では、そもそもあなたは何をきっかけに、新ドラマを見始めますか?それが、今回のテーマです。男性387名の回答と理由を見ていきましょう。>>女性編も見るQ.新ドラマをみるきっかけを教えてください(複数回答)1位キャスト39.3%2位内容38.0%3位たまたま見たら面白かった28.4%4位話題性18.4%5位曜日や時間帯14.2%■キャストが決め手!!……・「好きな女優さんが出てると毎回見てしまう。石原さとみと松嶋菜々子が好き」(24歳/金融・証券/専門職)・「福山雅治と木村拓哉の出るドラマは必ず見る。やっぱり、面白いものが多い。」(27歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「自分が気になる俳優が出ていれば見る」(30歳/アパレル・繊維/事務系専門職)・「キャストがいいと惹かれる。ジャンルは問わない」(25歳/金融・証券/営業職)・「上川隆也が出るとつい見てしまう」(29歳/小売店/技術職)■内容が決め手!!……・「刑事物のドラマが昔からわくわくするのでつい見てしまう」(36歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「謎解きが面白そうなミステリーを見てしまう。キャストは意識しない」(29歳/電機/技術職)・「医療関係のドラマははずれが少ないと思う」(28歳/ソフトウェア/技術職)■たまたま見たら面白かった……・「新ドラマをザッピングして、見るかどうか判断する。ジャンルやキャストは物語に合っていれば気にしない」(27歳/情報・IT/技術職)・「偶然見て先のストーリーが気になる場合は見る」(28歳/電力・ガス・石油/技術職)・「あまり自分は積極的に見ようと動かないので、家族が見ているのをそのまま見ます」(22歳/そのほか)■話題性が決め手!!……・「キムタクのもの」(22歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「家政婦のミタ」(46歳/ソフトウェア/技術職)・「学園物」(23歳/運輸・倉庫/事務系専門職)■曜日や時間帯が決め手!!……・「土曜日の21時頃につい見てしまう」(35歳/通信/技術職)・「早く帰れる期間の際に、良く見てしまう」(30歳/機械・精密機器/技術職)・「帰宅時間にちょうどいいから、ジャンルはなんでも」(28歳/情報・IT/技術職)総評1位に輝いたのは、女性編と同じく「キャスト」。ただし、ダントツだった女性編と違って、男性編では2位「内容」とわずか1.3ポイント差に過ぎません。女性編では「お気に入りの俳優が出ていれば無条件に見る!」という声が圧倒的でしたが、男性編では、出演者の顔ぶれを気にしながらも、「面白そうかどうかで判断する」という声が多く寄せられています。3位に「たまたま見たら面白かった」が入っていることも、内容を重視する男性の多さを反映しているのではないでしょうか。実際、「キャストとかジャンルとかにこだわりはありません。1回見て、おもしろければ次回も見るだけです」といった声が少なくありません。「ドラマには基本的にあまり関心がないんですが、たまたまチャンネルを合わせて、そのまま引き込まれてしまい、最終回まで見続けてしまうことがあります。見逃した前半の回は、DVDを借りて見るほどハマってしまったこともありました」など、必ずしもドラマ好きではない人からのコメントも見られました。一方、5位は「曜日や時間帯」。「帰宅した時刻に放送していたドラマを見る」という男性が目立ちます。つまり、きっかけとしては偶然が多いようです。もっとも、テレビ番組はドラマだけでなくニュースやバラエティなどさまざま。それでも同じドラマを見るとしたら、やはり内容に引き込まれているからではないでしょうか。(文・ペンダコ)調査時期:2011年12月5日~12月11日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性387名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】ハマった「月9」ドラマ【ランキング男性編】主人公の配役がバッチリだった大河ドラマ【ランキング男性編】近いうちNHK朝ドラマの主役を演じそうな若手女優完全版(画像などあり)を見る
2012年02月02日手塚治虫の長編歴史漫画の代表作として知られる『陽だまりの樹』が、上川隆也と吉川晃司のダブル主演で上演される。ふたりの共演は今回が初めてで、吉川はストレートプレイ初挑戦となる。今年4月の上演に先立ち、1月19日に制作発表記者会見が行われ、意気込みを語った。『陽だまりの樹』チケット情報『陽だまりの樹』は、テレビアニメ化や過去4回の舞台版をはじめ、数多く上演されている作品。太平の世の中にあり、いつの間にか内部が腐ってしまった徳川幕府が終わりを迎えようとしている幕末の時代に、エリートだが夢想家でノンポリな医者の手塚良庵(上川)と、無骨で真面目な性格で模範的な武士の伊武谷万二郎(吉川)の、対照的なふたりが絆を深めながら混乱の時代を生き抜く物語だ。種痘所開設や黒船来航、戊辰戦争、西南戦争と激動する時代の中で、理想と現実にもがき苦しみながらも精一杯生きるふたりの姿が描かれる。女にだらしなく情に厚い良庵を演じる上川は「こういった軟派な役がらは、実は今まであまりやらせてもらったことがなく、新鮮な気持ちでお受けしました。僕は殺陣もなく体力的な心配はありませんので、良庵の人となりをしっかり考えながらやってみたい」と語った。自身の役について質問を受けた吉川は「知力面は上川さんにおまかせして、僕は体力面かなと。セリフが少ないと(下手が)バレなくていいな」と冗談をとばしつつも「ミュージカルの経験はあるが、ストレートなお芝居は初めてなので、とにかく無心で真っ白なキャンバスとして余計なものを持ちこまないようにしたい。練習では恥をかきにいけることが嬉しいし、ありがたい。胸をお借りして学ばせてもらう」と謙虚な姿勢をみせた。そんな吉川について上川は「何をしてくれるかの方が楽しみ。他にも経験豊かな役者が揃いますが、皆さんが刺激を受けるのはやっぱり吉川さんからだろうと思います」とコメント。また、初共演については「僕とは同い年なので、舞台の上以外でのコミュニケーションも楽しみです。同じ時代感を持っているというのは、きっと舞台にも現れてくるでしょうね。主に音楽をやってこられた吉川さんと、芝居しかやってこなかった僕とで生まれる異文化交流もあるでしょうし、共通する部分と異なった部分からのハイブリッド感が出ればいいなと思っています」と期待を語った。現代日本にも通じる激動の時代背景で展開する本作。舞台経験の豊富な上川と、音楽での実績をもつ吉川。ジャンルは違えど生のステージを得意とするふたりが、手塚マンガをどのようなコンビネーションで舞台化するのか見ものだ。東京公演は4月13日(金)から23日(月)まで東京・サンシャイン劇場、大阪公演は5月4日(金・祝)から20日(日)まで新歌舞伎座、名古屋公演は5月24日(木)から27日(日)まで中日劇場で上演。チケットは東京・大阪公演は1月28日(土)10:00より、名古屋公演は3月26日(月)より発売開始。(文大林計隆)
2012年01月20日渋いおじさんこそジャックは似合う日本でも絶大な人気を博したアメリカのテレビドラマ『24』。テロリストと戦う男ジャック・バウワーは、拳銃をぶっ放し、時には拷問もいとわない肉体派である一方、コンピュータも自在に操る、冷徹で頭も良く、信念を貫くタフ男でした。そんなジャックを日本人の俳優が演じるとしたら?20代女性がイメージする日本版ジャックは次のようになりました。>>男性編も見るQ.もし日本版『24-TWENTY FOUR-』が作られたら主役ジャック・バウアーを演じてほしい俳優を教えてください。(複数回答)1位阿部寛11.6%2位織田裕二5.7%3位坂口憲二5.4%3位浅野忠信5.4%4位堤真一4.9%5位唐沢寿明4.6%■阿部寛……・「若いイケメンというより、成熟したオジサンが演じてほしい」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)・「声が吹き替えと似ている気がする」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「渋い感じが似合いそう」(24歳/小売店/販売・サービス系)・「大人の男性として色気があってかっこいい」(23歳/電機/事務系専門職)・「絶対に刑事が似合う!!」(24歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)■織田裕二……・「貫録もあるしアクションもこなせそう」(28歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「『踊る大捜査線』の青島とイメージが重なる」(22歳/小売店/販売職・サービス系)・「アクションも期待できそうなのと、やはり刑事ドラマのイメージが強いので刑事役がはまっている」(25歳/情報・IT/技術職)■坂口憲二……・「真剣な顔で走り回る演技が似合っていそう」(28歳/医薬品・化粧品/営業職)・「ゴツイ、男らしい感じが一致している」(27歳/医療・福祉/専門職)・「精かんな感じと鍛えられていそうな身体が合っていると思う」(29歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■浅野忠信……・「体力がありそうだし、渋いシリアスな役が似合う」(28歳/そのほか)・「かしこくて行動力がある点が似ている」(29歳/自動車関連/営業職)・「ワイルドな人がいいと思う」(29歳/自動車関連/営業職)■堤真一……・「アクションができるし、渋い雰囲気がぴったりだと思う」(23歳/金融・証券/事務系専門職)・「落ち着きがありつつも優しい感じの人が良い」(24歳/金融・証券/専門職)・「ある程度ガタイもよさそうなカッコイイおじさん」(23歳/団体・公益法人/事務系専門職)■唐沢寿明……・「ジャックと年齢が近そうだし、似合いそう」(26歳/情報・IT/営業職)・「唐沢さんとジャック・バウアーの熱いところが似ている」(22歳/小売店/専門職)・「カッコよく演じてくれそう」(27歳/医療・福祉/専門職)総評ジャックは20代の娘のいる役でもあることから、年齢的には40代がいいと思う人が多く、若いイケメンではなく、貫録のある俳優を選ぶ傾向が見られました。また、それぞれのジャック像があるためか票が割れ、たくさんの俳優の名が挙がりました。その中でも頭一つ抜きんでているのは、阿部寛。「渋く、男の色気が感じられる」というコメントが多く、「吹き替えの声が似ている」という人も。ほかには、刑事役の経験があり、熱い役どころがぴったりの織田裕二や坂口憲二、渋いシリアスな演技が似合いそうという浅野忠信、堤真一、確かな演技力からイメージ通りのジャックを演じてくれそうという唐沢寿明が上位にあがりました。ほかにも、時任三郎、反町隆史、上川隆也、椎名桔平など、演技派でうならす俳優がずらり。日本版『24』ができたら、ホント、面白そうですね!調査時期:2011年10月8日~10月22日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性540名(そのほかと回答した147名をのぞく)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】海外ドラマを見るのを途中で止めてしまう理由【ランキング女性編】最終回まで見て後悔しない!満足度の高い海外連続ドラマ【ランキング女性編】映画化されたテレビドラマで面白かった作品完全版(画像などあり)を見る
2011年12月19日漫画家、手塚治虫の長編歴史漫画『陽だまりの樹』が2012年4月に舞台化され、上川隆也、吉川晃司が主演を務めることが決定した。上川隆也、吉川晃司主演舞台『陽だまりの樹』のチケット情報はこちらから『陽だまりの樹』は、1981年4月から1986年12月まで『ビッグコミック』にて連載された手塚治虫の長編歴史漫画の代表作。過去にも舞台化、アニメ化されている人気作品だ。物語は幕末を舞台に、医者の手塚良庵と武士の伊武谷万二郎がそれぞれの立場で混乱の時代を生き抜き、友情という絆で結ばれていく。上川は手塚良庵、吉川は伊武谷万二郎を演じる。公演は2012年4月13日(金)から23日(月)まで東京・サンシャイン劇場、5月4日(金・祝)から20日(日)まで大阪・新歌舞伎座、5月24日(木)から27日(日)まで愛知・中日劇場にて行われる。チケットは東京・大阪が1月28日(土) 10:00より発売。※愛知公演のチケット発売は3月26日(月)を予定。※手塚治虫の「塚」は旧字。
2011年12月01日「聖☆おにいさん」などで知られる人気漫画家・中村光の同名人気漫画を実写映画化した『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』のポスター・ビジュアルが、このほど解禁となった。人に“借り”を作らず生きることを信条とする大会社の御曹司・市ノ宮行は、父親に荒川河川敷の開発事業を任される。しかし、ひょんなことからそこに住みつく自称“金星人”の金髪少女・ニノに助けられたことから、橋の下に住み着くことになる…。既に実写版はTVドラマとしても放送され、河童の気ぐるみを着た“村長”や常に星型の被り物をしている元ロックスターなど、漫画に登場するキャラクターたちそのままのビジュアルが注目を集めてきた。さらに、その濃すぎる個性をもったキャラクターたちを、小栗旬や山田孝之といった人気実力を兼ね備えた俳優陣が担当することでも話題に。今回、解禁となった映画版のポスター・ビジュアルでは、桐谷美玲演じるヒロイン・ニノを始め橋下に住む住民一同が「KEEP OUT」と記された黄色のテープで仕切られた場所に集められ、ニヤリと冷徹な笑みを湛えた行(林遣都)の父・市ノ宮積(上川隆也)率いる市ノ宮グループの面々と対峙する姿が描かれている。その2つの集団の間では無表情で立ちつくす行だが、彼はこの河川敷に住む“不思議で温か(?)”な住人たちとの出会いによってどんな決断を下すことになるのか?『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』は2012年2月4日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE 2012年2月4日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 中村光/スクウェアエニックス・AUTBパートナーズ■関連記事:山田孝之、監督に媚びを売る?「また仕事がもらえるかも」と不敵な笑みレトロ調からポップカラーまで!日本女優陣を彩るサマーワンピースに注目林遣都、“カッパ”コスプレの小栗旬の気遣いに「感動しました!」小栗、山田もみんな揃ってゆる〜いダンス『荒川アンダーザブリッジ』特別映像が到着!小栗旬&山田孝之が『荒川アンダー ザ ブリッジ』で驚愕の大変身!
2011年11月22日