アイドルグループ・日向坂46の上村ひなのが、20歳の誕生日であるきょう12日に公式インスタグラムを開設した。初投稿では「日向坂46の上村ひなのです!20歳になった記念でInstagram始めてみます。いんすたの右も左もナナメもよく分かりませんが頑張ってみます。よろしくお願いします◆(=ハート)」とつづり、自撮りの写真を4枚投稿した。これにはファンも「インスタ開設キターーー!」「お誕生日におめでとう!」「速攻フォローさせて頂きました!」「初投稿からかわいすぎる」「20歳のひなのちゃんもかわいい!」など歓喜の声が寄せられた。
2024年04月12日映画『氷室蓮司』(4月12日公開)の完成披露舞台挨拶が2日に都内で行われ、本宮泰風、山口祥行、本田広登、喜矢武豊、山岡樹、辻裕之監督が登壇した。同作は、任侠シリーズ「日本統一」の10周年記念作品第1弾。台湾でシリーズ初の海外ロケを行ない、シリーズの主人公の1人である氷室蓮司(本宮泰風)の姿を描いている。○■本宮泰風、実子にそっくりな“息子”山岡樹に親心「応援してあげて」「日本統一」シリーズ初の海外ロケとして台湾で撮影された同作。総合プロデューサーも務める本宮は「実は昨日まで台湾にいて、台湾のファンの方と交流する機会があったんです」と明かす。続けて「僕たちは、『日本統一』ファンのことを“一門”と呼んでいるんですが、台湾のファンの方々もかなり『日本統一』を愛してくれていて、すごいびっくりした」と話し、「一人ひとり日本語を覚えてきてくれて、自分の伝えたいことを伝えてくれて。しかもそれがハッとするような、本当にこの作品を愛してくれているんだと感じる内容でびっくりして……日本の皆さんと仲良くして頂けたらなと思いました」と台湾での人気に手応えを感じていた。また、本宮は今作で息子を演じた20歳の新人 山岡について「彼はオーディションからこの役に入った。これからどんどん活躍していくと思いますので、皆さん応援してあげてください! 台湾に5,000円しか持ってこないで来ました(笑)」と親心を見せる。本宮の実子も知っているという山口は、山岡の写真を見たときに驚いたそうで「あれ、これ泰風の子どもじゃねぇの? と一瞬思うくらい面影も雰囲気も似ている」と絶賛した。
2024年04月02日株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区、社長:飯窪成幸)は、2024年1月4日(木)に、佐伯泰英著『恋か隠居か新・酔いどれ小籐次(二十六)』を発売しました。本作が、佐伯泰英さんの文庫書下ろしの時代小説としては300冊目となるのを記念し、文藝春秋デジタル・マーケティング部と光文社文庫は合同で、江戸の地図と現代の地図を重ねて表示できる古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」内で1月15日(月)より「300冊刊行記念!佐伯泰英作品で江戸めぐり」スタンプラリーを実施いたします。◆◆スタンプラリー概要◆◆「佐伯泰英作品で江戸めぐり」は、古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」内で、佐伯泰英作品の舞台となったスポットをめぐり、クリアしていくというスタンプラリーです。古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」をインストールしていただければ、どなたでも無料で参加可能です。※「大江戸今昔めぐり」は、江戸の町を描いた古地図と現代の地図を正確に重ねた地図が表示できる古地図アプリです。◆◆スタンプラリー開催期間◆◆「佐伯泰英作品で江戸めぐり」は文藝春秋と光文社が合同で開催。2024年1月15日~2月28日に文藝春秋篇、3月1日~4月15日に光文社篇と前後半に異なるコースを用意、2コースで3カ月間実施いたします。※2月29日はスタンプラリー開催期間外となります。どちらか片方のコースだけの参加も可能です。◆◆スタンプラリー報酬◆◆「佐伯泰英作品で江戸めぐり」では、参加者はアプリ上に設定されたスポットをクリアするごとにスタンプを取得できます。既定の個数以上スタンプを集め、簡単なアンケートに答えていただいた参加者にはオリジナルの「完走証」をプレゼントいたします。◆◆スタンプラリー参加方法◆◆参加するには「大江戸今昔めぐり」アプリをお手持ちのスマートフォンにインストールしていただく必要があります(インストールならびに、スタンプラリーへの参加は無料です。別途通信費はかかります)。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月11日『梨泰院クラス』のキム・ダミが主演する映画『ソウルメイト』が、2024年2月23日(金) に公開されることが決定。併せて本予告映像と本ビジュアルが公開された。第93回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた『少年の君』のデレク・ツァンによる単独監督デビュー作『ソウルメイト/七月と安生』をベースとし、韓国・済州島を舞台に新たに製作された本作。性格も価値観もまるで違うふたりの幼馴染が想い合い、時には激しくぶつかり合いながらも紡がれる深い友情を描く。本作でキム・ダミは、絵を勉強しながら世界中を旅したいと夢見る、主人公のミソ役を演じる。映画『The Witch/魔女』では特殊な力を持つ最強の“魔女”を、『梨泰院クラス』ではIQ162の天才少女に扮するなど特殊な役を演じることが多かったが、本作では等身大の女性を好演。表向きは自由奔放で明るく振る舞う一方、複雑な家庭環境で育ち、心の奥底に悲しみを抱える繊細なキャラクターを、高校時代から30代まで巧みに演じ分けている。そのほか、両親から愛されて何不自由なく育つも、自分の意志では生きることができない親友・ハウン役でチョン・ソニ、ふたりの関係に深く関わるジヌ役でピョン・ウソクが出演する。併せて公開された映像では、ミソとハウンが海ではしゃぐ様子や、スクーターにまたがり歌を口ずさみながら道を駆け抜けていく微笑ましいふたりの姿が印象的。そんな楽しい生活はこれからもずっと続いていくように思えたが、ジヌとの出会いをきっかけに彼女たちの関係は急激に変化していく――。突然の別れや環境の変化、互いの知らない一面に戸惑い、次第にすれ違っていくミソとハウン。そしてある日、ハウンは忽然と姿を消してしまうが、映像では残された手紙を目にして静かに声を震わせ涙するミソの姿も映し出され、ふたりに待ち受ける切ない未来を予感させる。さらにハウンと親友であることを隠し、彼女の居場所を尋ねるジヌに対してもなぜか無言を貫き通そうとするミソの姿も。16年間、ただお互いを見つめてきたミソとハウン。終始ノスタルジーな空気が漂い、切なくも温かいふたりの絆にぎゅっと胸が締め付けられる内容となっている。『ソウルメイト』本予告映像<作品情報>『ソウルメイト』2024年2月23日(金) 公開公式サイト: CLIMAX STUDIO, INC & STUDIO&NEW. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年11月22日演出・上村聡史による舞台『My Boy Jack』(マイ・ボーイ・ジャック)が10月7日(土)、東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで開幕した。『ジャングル・ブック』などで知られるノーベル文学賞受賞作家、ラドヤード・キプリングが、第一次世界大戦中に書いた詩「My Boy Jack」を基に、名優デイヴィッド・ヘイグが戯曲化し、1997年にウェストエンドで上演。イギリスで2007年にテレビ映画化された際には、息子役をダニエル・ラドクリフが演じたことも話題になった。日本公演では、戯曲の面白さを最大限に引き出す上村演出のもと、眞島秀和、倉科カナ、前田旺志郎、夏子といった実力派俳優によって、第一次世界大戦下、息子を戦地に送り出すしかなかった、父の気持ち、息子の気持ち、姉の気持ち、そして母の気持ちが、普遍的な家族の情景・感情としてリアルに浮かび上がる。眞島は、酷い近視ゆえに軍の規則で入隊出来ない息子・ジョン(ジャック)を、人脈をつかって軍にねじ込む父・ラドヤードを演じ、「『My Boy Jack』は、一つの家族の物語です」と説明し、「最初は固い人物だと思っていたラドヤードですが、稽古を重ねていく中で、抗えないものがあったり、家族に対する愛情が深い父親なのだと感じ、実はとてもシンプルな話なのだと気づきました」と著名な作家にして、戦時中であるからこその愛国心を持つ一方で、息子に愛情を注ぐラドヤードの人物像を読み解く。不安を押し殺しながら無償の愛を注ぐ母・キャリーを演じる倉科は「大きな子供を戦争に送り出す女性が想像できなくて、上村さんに託した部分も大きかったです」と演出への全幅の信頼を示し、弟を大切に思う姉・エルシー役の夏子は「普遍的でどの家庭にも起こりうる出来事」と本作のメッセージが世代を超えて伝わるとアピールする。また、西部戦線へと出征し、行方不明になってしまう息子のジョンを演じる前田は「この作品にとって、“戦争”は重要なテーマですが、僕のなかで一番大きいのは“家族”です」だと力説。「キプリング家の4人と、ご自身の家族と重ね合わせて考える瞬間があれば、ジョンを演じている僕としては、とても嬉しいです」と期待を寄せる。残された家族3人が抱く、やり場のない憤りや嘆きを通じて、戦争について、家族について改めて考えるきっかけになる本作にぜひ注目したい。眞島秀和、倉科カナらのコメント全文&あらすじはこちら■眞島秀和(ラドヤード・キプリング役)コメント「My Boy Jack」は、一つの家族の物語です。時間を経て日々変化していく家族を垣間見ることができる作品になっていて、それは演劇や映画が持つ魅力だと思っています。僕が演じるラドヤードは、早くに長女を亡くし、劇中では戦争で息子を失います。作品の難易度の高さから、最初は固い人物だと思っていたラドヤードですが、稽古を重ねていく中で、抗えないものがあったり、家族に対する愛情が深い父親なのだと感じ、実はとてもシンプルな話なのだと気づきました。本番を迎えて、父親として、妻や子供たちに対する愛情の持ち方は、回を終えていくごとに深くなっていくのだと思います。充実した稽古を経て、この作品の魅力をお客様に届けられる段階になり、あとは毎ステージを真剣勝負で重ねていくだけです。かなり見応えのある舞台なので、お楽しみ頂ければと思います。■倉科カナ(キャリー・キプリング役)コメント難易度が高く、理論的な戯曲なので、立体的にすることの難しさを感じましたし、国や価値観が異なる中で、私にとって初めての母の役。大きな子供を戦争に送り出す女性が想像できなくて、上村さんに託した部分も大きかったです。ラドヤードは、戦争や名誉、栄光など、目に見えない漠然としたものを言葉にして、国も家族のように捉えている人。戦争が始まってもいない時期に、世間体を気にしてジョンを入隊させようとしますが、失うことの痛みをあまり理解していません。私が演じるキャリーは、人の痛みといった感覚に訴えることが多く、葛藤していたものが突然出てきたり、感情があちこちに行く女性です。家族の捉え方が異なり、対極の価値観を持つ2人のやりとりは魅力的で、お客様にどのように伝わるのか興味があります。いまの時代にこの戯曲を上演する意義を感じて、キャスト、スタッフ一同、精魂を込めて作ったので、まずは楽しんで頂いて。観終わった後にどう感じたか、感想をお待ちしています。■前田旺志郎(ジョン・キプリング役)コメントこの作品にとって、“戦争”は重要なテーマですが、僕のなかで一番大きいのは“家族”です。ずっと一緒にいるようで、なんでも素直に言えるかといえばそうではない。一番近くにいる存在でも、すごく遠い部分もある。それが家族だと「My Boy Jack」を通して感じています。稽古前、ジョンは父親に対して反発心を抱いているのでは?と思っていましたが、ラドヤードのことは嫌いではないし、リスペクトも持っていて、フランクに話しができる。一見、仲がよさそうな普通の家族ですが、心の奥底で「これは本当の自分じゃない」とジョンは思っているんです。ただ、自分が理想とするものが本当のこととも限らないですし、そんな複雑さを持っているキャラクターなので、僕の中でも正解が見つかっていません。すごく難しいけれど、面白い部分だと思っています。キプリング家の4人と、ご自身の家族と重ね合わせて考える瞬間があれば、ジョンを演じている僕としては、とても嬉しいです。■夏子(エルシー・キプリング役)コメントイギリスのウィットに富んだ会話やセリフの応酬など、舞台ならではの魅力が詰まっていて、観る方によって視点が変わる作品です。劇中で描かれているのは、普遍的でどの家庭にも起こりうる出来事。家族を愛しているからこそ、エルシーは両親やジョンにストレートな物言いで接します。家庭環境に翻弄される部分はジョンと同じですが、自らの人生を歩む力を持っている人だと思います。上村さんは、濃縮還元のように大切なことが詰まった演出をしてくださるので、稽古初日からここまであっという間でした。初めて劇場に入った時に、真っ黒な板の上に少ない小道具、役者としては試されるような気持ちにもなりましたが、芝居に没頭して観劇して頂ける空間になっていると思います。ぜひ劇場で、生でご覧ください。<あらすじ>激戦が続く第一次世界大戦。健康な体があるなら、戦地に行くべしと声高に理想を語る父ラドヤードは、酷い近視ゆえに軍の規則で入隊出来ない息子を、人脈をつかって軍にねじ込む。母親と姉は、必死に不安を圧し殺しながら日々を過ごし、戦意高揚を謳っていた父親も、日が経つにつれて不安にさいなまれるようになる。ハンデがあるにもかかわらず、必死に努力し将校になったジョン(ジャック)は、西部戦線へと出征する。厳格だが優しい父と、無償の愛を注ぐ母との幸せな家庭で育った彼は、銃弾が飛び交う戦場を体験する。ある朝、突撃ラッパが鳴り響く中、彼の中隊に突撃命令が下る。数時間の激闘が終わり兵士たちは次々と傷つきながら塹壕へと引き上げてくるが、そこにジャックの姿はなかった。<公演情報>『My Boy Jack』作:デイヴィッド・ヘイグ翻訳:小田島則子演出:上村聡史出演:眞島秀和、倉科カナ、前田旺志郎、夏子、佐川和正、土屋佑壱、小林大介【東京公演】2023年10月7日(土)~10月22日(日)会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA※全19ステージ【福岡公演】2023年10月28日(土)・29日(日)会場:キャナルシティ劇場【兵庫公演】2023年11月3日(金)〜11月5日(日)、会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール【愛知公演】2023年11月11日(土)・12日(日)会場:東海市芸術劇場 大ホールチケット情報:公式サイト:旧Twitter)@mbJack_2023()
2023年10月10日展覧会「いわさきちひろと師・中谷泰」が、2023年11月30日(木)まで、長野・安曇野ちひろ美術館にて開催される。いわさきちひろと師・中谷泰の姿に迫る戦争と家制度に翻弄されながらも、いわさきちひろは絵を描くことへの情熱を断ち切れず、終戦後画家になることを決意。そんなちひろが画家として巣立つまでの過程を見守った唯一の画家が、戦中にちひろが師事した中谷泰(なかたに たい)であった。油彩や2人の交流の証を紹介展覧会「いわさきちひろと師・中谷泰」では、戦後美術の奔流の中、それぞれの道を模索したちひろと中谷の姿に迫る。会場では、戦災を逃れた唯一のちひろの油彩《なでしことあざみ》や、戦時中に中谷がちひろをモデルに描いたとされる油彩《婦人像》が展示される。さらに2人が一緒に滞在した旧満州(中国東北部)での資料や中谷の油彩、終戦後にちひろが中谷へ送った手紙など、歩んだ道は少しずつ違えど亡くなるまで続いた2人の交流を紹介する。“民主主義的な表現”を求めていた画壇の潮流に近づきながらも、ちひろと中谷は終戦後、身近な人物や静物を見つめ、独自のリアリズムを追求した。1960年代後半以降、ちひろは絵本を舞台に活躍の幅を広げ、絵で展開する絵本シリーズで新たな表現の可能性を切り拓いた。一方の中谷は、常滑の陶工や、炭坑風景など同じ題材に繰り返し取り組みながら、実直に自身の造形世界を深めていった。そんな中谷が度々訪れた常磐炭坑は、ちひろも取材し作品として残していることから、2人の交流が続いていたことが見て取れる。会場では、2人が描いた炭鉱の風景も鑑賞することができる。展覧会概要展覧会「いわさきちひろと師・中谷泰」会期:2023年9月9日(土)~11月30日(木)※会期は予告なく変更になる場合あり会場:安曇野ちひろ美術館 展示室1・2住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24開館時間:10:00~17:00休館日:水曜日(祝休日開館、翌平日休館)出展作品数:いわさきちひろ 約55点、中谷泰 約20点料金:大人900円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者20名以上)、65歳以上、学生は700円※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料※年間パスポート3,000円【問い合わせ先】TEL:0261-62-0772(受付時間:10:00~17:00)※3月 10:00~16:00/GW/8月 9:00~17:00、休館日、冬期休館期間中を除く
2023年09月25日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、館長 上村淳之の文化勲章受章ならびに90歳の卒寿を記念して、2023年10月14日(土)から12月24日(日)まで特別展を開催します。日本画家 上村淳之は、昭和8年(1933)に上村松園を祖母に、上村松篁を父に生まれ、今年4月に卒寿を迎えました。また令和4年11月には、その功績により文化勲章を受章しました。日本画の分野で親子三代での文化勲章受章は日本初となります。本展では、「月の水辺」、「風渡る」(大分市美術館蔵)、「晨」(株式会社ヤマタネ蔵)などの大型作品のほか、通常は一般公開していない「青連院門跡 好文亭 襖絵」、「祇園祭 山鉾 大船鉾天井画」や当館初展示となる「春庭(白孔雀)」(京都花鳥館蔵)など、全国の関係先のご協力をいただき、館外所蔵作品も数多く特別展示します。東洋的感性の減退や現代の日本画について真摯に警告を発し、さまざまな鳥の姿を通じて、自然の叡智を示し、未来へのメッセージを送り続ける上村淳之の90年の軌跡を紹介します。詳細は以下のとおりです。上村淳之「月の水辺」平成2年(1990)[大分市美術館蔵]上村淳之 襖絵「時鳥図」平成9年(1997)[青蓮院門跡蔵]1. 名 称 特別展 文化勲章受章・卒寿記念 上村淳之展2. 開催期間 2023年10月14日(土)~2023年12月24日(日)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館、読売新聞社4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕1,100円、小・中学生550円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約50点9. 主な展示作品●上村淳之【大型作品(縦・横1m以上)】「月の水辺」(平成2年)<内寸145×227>・「風渡る」<内寸160×228> 大分市美術館蔵、「晨」<内寸112×162> 株式会社ヤマタネ蔵、「雁金」<内寸223×181> 京都市美術館蔵、「水辺の朝」<内寸132×326>(平成4年)個人蔵「月明に舞う」<内寸181.8.5×227.3> 松伯美術館蔵 ほか【通常一般非公開/当館初展示】襖絵「時鳥図」「蓮池図」「鶴図」青蓮院門跡蔵、「大船鉾天井画」 大船鉾保存会蔵 ※祇園祭 山鉾【当館初展示】「春庭(白孔雀)」京都花鳥館蔵、「大和鶏」神宮徴古館蔵、「爽秋」(平成16年)・「錦秋」・「月の水辺」(平成27年)・「丹頂」個人蔵【館外所蔵作品】「雪(鶫)」株式会社ヤマタネ蔵、「卯」京都花鳥館蔵、「佐保の詩」奈良県立万葉文化館蔵、「雪野」・「春鳩」・「雪中遊禽」・「早苗田」・「幼隼」・「爽秋」(平成5年)岐阜プラスチック工業株式会社蔵【当館所蔵/管理作品】「四季花鳥図」(近鉄グループホールディングス株式会社蔵) ほか[特別展示]●上村松園 「楊貴妃」●上村松篁 「笹百合」* 展示作品は、都合により変更する場合があります。以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月13日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、2023年7月15日(土)から2023年9月24日(日)まで、展覧会「上村松篁 “創造美術”結成まで」を開催します。「創造美術」は、自由な画壇を志し、「我等は世界性に立脚する日本絵画の創造を期す」と宣言して、昭和23年(1948)に上村松篁をはじめとする日本画家によって結成された美術団体です。日本画家 上村松園の子として育った上村松篁(1902~2001)は、自身も絵が好きだったので、小学校を出てそのまま自然に京都市立美術工芸学校に入学し、4年生の頃には、画家としての志を立てます。その後、京都市立絵画専門学校に進学し、19歳で雅号を「松篁」とつけて画家として活動を開始します。本展では、当館所蔵作品(約50点)を紹介しながら、昭和23年(1948)に「創造美術」を結成するまでの松篁の足跡をたどります。また、展覧会期間中の9月2日(土)には、当館館長である上村淳之の美術講演会を開催します。 (※事前申し込みによる抽選制)上村松篁「樹蔭」(昭和23年) 上村松篁「羊と遊ぶ」(昭和13年)1. 名 称 上村松篁 “創造美術”結成まで2. 開催期間 2023年7月15日(土)~2023年9月24日(日)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日(但し、7月17日(月・祝)は開館し翌18日(火)は休館9月18日(月・祝)は開館し翌19日(火)は休館)6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約50点(下絵、素描を含む)9. 主な展示作品●上村松篁 「樹蔭」「羊と遊ぶ」「閑庭迎秋」「春園鳥語」「金魚」「春雨」「月夜」「早秋」「青柿」ほか[特別展示]●上村松園 「人形つかい」<全期間展示>「雨を聴く」<7月15日~8月20日展示>「美人納涼」<8月22日~9月24日展示>●上村淳之 「晨」「舞う」「秋光」* 展示作品は、都合により変更する場合があります。館長 上村淳之による『美術講演会』の開催[事前申込による抽選制]日 時 9月2日(土)14時00分~15時00分場 所 松伯美術館 展示室座席定員 50名(座席指定)聴 講 料 無料、但し入館料が必要申込方法 往復はがき「往信」裏面に次の事項を記入の上、お申込みください1.郵便番号 2.住所 3.名前 4.電話番号 5.参加希望人数(2名まで)申込締切 2023年8月14日(月)[必着]申 込 先 松伯美術館〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2-1-4 電話:0742-41-6666以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月23日俳優の本宮泰風が19日、都内で行われた映画『静かなるドン』(前編5月12日、 後編5月19日公開)の完成報告会見に出席し、初共演の伊藤健太郎を絶賛した。同作は新田たつお氏による人気コミックの実写化作。関東最大規模の暴力団新鮮組のひとり息子・近藤静也(伊藤)は「ヤクザなんて嫌い、カタギとして平和に生きたい」と願い、デザイン会社で働き、イマドキの草食系男子として生きている。しかし普通に生きたいだけなのに、新鮮組の危機に直面した静也の生活は一変する。この日のイベントには、主演の伊藤をはじめ、筧美和子も参加。劇中で静也の教育係である猪首硬四郎を演じた本宮は、「作中では静也の教育係のようなことをしておりますが、プライベートでは伊藤健太郎の教育係をしようと思っています」と挨拶して笑いを誘い、これには伊藤も「お願いいたします!」とタジタジの様子だった。本宮は今作の総合プロデュースも務め、「伊藤健太郎がどういう俳優かというところから始まったのですが、役者として素晴らしかったのにびっくりして。それをどう活かすかがテーマでもありました」と印象を告白。また、殺陣のシーンでは伊藤の運動神経の良さにも驚いたそうで、「夜のシーンでサングラスをかけながら刀を振るというのがどれだけ大変か、なかなか映像では伝わりづらい。僕らはその厳しさがわかるのですが、よくがんばった。目を見張るものがありました」と称えた。共演して印象に残った人を聞かれると、伊藤は「寺島進」と回答。「色んな作品で観させていただいてましたし、すごく嬉しかった」と振り返り、「現場でお会いしたらすごくフランクな方で自分のことを快く受け入れてくれた」と謝意を示す。特に寺島がビンタをするシーンが衝撃的だったそうで、「テイクを重ねるごとにどんどん(威力が)強くなっていく(笑)。しかも、本宮さんが『あいつ、まだいけるって言ってます!』と……言ってないのに(笑)」と告白。「終わるころ、(相手キャストの頬が)真っ赤になっていて……僕じゃなくてよかったと思いました(笑)」と安堵の表情で語った。しかし、本宮が「でも、撮影後に寺島さんからの食事の誘いを断っていたよね?」と明かすと、伊藤は「違う違う違う!」と狼狽。「タイミング的に次に仕事があって……」と申し訳なさそうな表情を浮かべると、本宮は「また誘うって言ってました」とフォローしていた。
2023年04月19日神奈川フィルハーモニー管弦楽と京都市交響楽団でコンサートマスターとして活躍する石田泰尚(いしだ やすなお)が2014年に企画・結成した弦楽アンサンブル『石田組』のアルバム発売記念全国ツアー2022/2023のCM映像が到着。全国ツアーは5月3日の兵庫公演を皮切りに北海道から九州まで全国各地での開催を予定している。『石田組』は、プログラムによって様々な編成で演奏をするスタイルを取っており、メンバーは“石田組長”こと石田泰尚が信頼を置いている首都圏の第一線で活躍するオーケストラメンバーを中心に公演ごとに“組員”が召集される。レパートリーはクラシックから映画音楽、ロックまで幅広いジャンルの名曲で構成されるのだが、これらの『石田組』の特徴について、石田泰尚氏に聞いた。『石田組』組長・石田泰尚氏へのインタビューQ:『石田組』のプログラムは1部がクラシック、2部にロック、映画音楽などで構成され、幅広いジャンルが特徴的です。どうしてこのような構成にされているのでしょうか?また、どうやって楽曲を選んでいるのでしょうか?A:できるだけ多くの人に僕らの演奏を聴いてほしいのでプログラムのジャンルを広げています。クラシックは好きじゃないという人もいると思いますので。自分はクラシックしか知らない人間で、日常で洋楽や邦楽問わず音楽を聴くことがないんです。なので、クラシック以外は本当に知らないのですが、マネージャーから石田組に合うんじゃないかと提案された曲のアレンジを想像してみて、「いいね!」と思った曲をプログラムに入れています。原曲を何度も聴いて、どういうビート、メロディ、ハーモニーの曲なのか身体に染み込ませ本番に挑んでいます。Q:『石田組』のメンバーは各公演によって異なるのはどうしてでしょう。A:『石田組』のメンバーにはオーケストラで活躍する奏者が多くいます。固定のメンバーにしないことによって、スケジュールが組みやすくなります。また、各公演地にゆかりのあるメンバーを選んだりもします。毎回同じメンバーより、馴れ合いの関係も防げるし、何より刺激になりますね。Q:メンバーに求めていることはありますか?A:メンバー全員、演奏技術は間違いないです。上手いです。求めることは、楽しんで欲しいということくらいですかね。オーケストラも会社と同じで色々あります。組織やコミュニティあっての個人ですので、自分にとって大事な場所ですが、時には窮屈に感じることもあります。皆さんだってそうでしょう?!だから、メンバーには『石田組』で演奏する時だけは、自分を解き放って楽しんでほしいって思っています。その楽しさは、お客さんに必ず伝わるものだから。Q:石田さんは二つのオーケストラでコンサートマスターを務め、ソロ、デュオ、客演公演に『石田組』全国ツアーと大変ご多忙ですが、石田さんの今後の目標はなんですか?A:一生現役でいたいと思っています。今、50歳ですが、自分は本当にバイオリンを辞めないでやっていて良かったなと思っています。やらせてくれた両親に感謝しかないです。だから、一生演奏していたい。そのためには、「謙虚でいる」「良く寝る」この二つを守っていきたいと思っています。石田組2023/2024 アルバム発売記念ツアー スケジュール予定2023年5月3日(水祝)兵庫兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール5月4日(木祝)京都京都コンサートホール・大ホール5月19日(金)静岡焼津文化会館5月21日(日)新潟三条市体育文化会館5月26日(金)27日(土)長野八ヶ岳高原音楽堂6月4日(日)鹿児島霧島国際音楽ホールみやまコンセール7月9日(日)佐賀佐賀市文化会館7月30日(日)熊本八千代座8月6日(日)愛知愛知県芸術劇場コンサートホール8月13日(日)東京サントリーホール8月16日(水)大阪フェスティバルホール9月9日(土)神奈川神奈川県立音楽堂10月1日(日)北海道札幌コンサートホール Kitara10月5日(木)千葉船橋市民文化ホール10月7日(土)秋田アトリオン音楽ホール10月14日(土)北海道網走市民会館10月29日(日)長野軽井沢大賀ホール11月23日(木祝)神奈川ミューザ川崎シンフォニーホール11月26日(日)滋賀びわ湖ホール12月1日(金)宮城電力ホール12月3日(日)福岡北九州市立響ホール12月10日(日)東京かつしかシンフォニーヒルズモーツァルトホール12月16日(土)埼玉東松山市民文化センター2024年1月27日(土)福島ふくしん夢の音楽堂3月3日(日)静岡アクトシティ浜松3月17日(日)石川北國新聞赤羽ホール3月20日(水・祝) 鹿児島川商ホール第2ホール各地のチケット販売情報、メンバー、プログラムはアーティストHP( )に決まり次第、順次更新いたします。Violinist of a Legend : 《アルバム詳細》タイトル:『石田組 2023・春』アーティスト: 石田組発売日・配信日:2023年4月26日品番:UWCD-10002価格:¥4,000(税込)SHM-CD + DVD【収録予定曲】1.キル・ザ・キング(レインボー)2.輝ける7つの海(クイーン)3.ボーン・トゥ・ラブ・ユー(クイーン)4.ニュー・シネマ・パラダイス(エンニオ・モリコーネ)5.バック・トゥ・ザ・フューチャー(アラン・シルヴェストリ)6.スマイル(チャップリン)7.4つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調、作品3-1 RV549 (ヴィヴァルディ)8.ルーマニア民俗舞曲(バルトーク)9.アンダンテ・フェスティーヴォ(シベリウス)10.ファランドール(ビゼー)【特典DVD (約15分)】2022年8月19日ミューザ川崎シンフォニーホールでのLIVE録音石田組ヴァイオリニスト石田泰尚の呼びかけにより2014年に結成された弦楽合奏団。プログラムによって様々な編成で演奏をするスタイルを取っており、メンバーは“石田組長”が信頼を置いている首都圏の第一線で活躍するオーケストラメンバーを中心に公演ごとに“組員”が召集される。レパートリーはバロック音楽から映画音楽、プログレッシブ・ロックまで多岐にわたり各々のスタイルをぶつけ合いながら織り成す演奏スタイルは弦楽アンサンブルの新しい世界を切り拓く存在として各方面から注目され2017年にリリースされたデビューアルバム“THE石田組”はレコード芸術誌上で特選盤の評価を得た。単独公演のみならず渡辺克也氏、工藤重典氏ら著名な音楽家との共演や組員自ら指導に当たる教育プログラムの実施など活動は多岐に渡る。2018年にNHK-FM「ベストオブクラシック」及びNHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」で紹介されその熱いステージの模様が大きな反響を呼び、2019年にEテレ「ららら♪クラシック」で特集が組まれた。2021年に3年ごとに行われる音楽の友誌クラシック音楽ベストテン、「あなたの好きな室内楽グループ」部門にて第4位(日本人グループ最高位)に選出された。2022/2023シーズンには全25公演となる初のツアーを開催した。石田泰尚(いしだ・やすなお)プロフィール神奈川県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て、2001年神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”となり現在は首席ソロ・コンサートマスターとしてその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。結成時から20年以上参加するYAMATO String Quartet、自身がプロデュースした弦楽アンサンブル“石田組”など様々なユニットでも独特の輝きを見せる。2018 年には石田組がNHK-FM「ベストオブクラシック」およびBSプレミアム「クラシック倶楽部」 で放送されその熱いステージの模様は大きな反響を呼び、2019年にはEテレ「ららら♪クラシック」で特集が組まれた。2020年4月より京都市交響楽団特別客演コンサートマスターを兼任。最新アルバムは2021年12月リリースされた“PIAZZOLLA LIVE”。2022年6月に初の著書となる「音楽家である前に、人間であれ!」を刊行。使用楽器は 1690 年製 G.Tononi、 1726 年製M.Goffriller。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月05日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、2022年12月6日(火)から2023年2月5日(日)まで、展覧会「上村淳之 文化勲章受章記念 こころの花鳥画 上村松篁・淳之展」を開催します。上村松篁、淳之の描く花鳥画は、私たちの日常の空間を絹や紙の上に再現するものではありません。そこに描かれているのは、画家のこころの中に創られた美しい世界なのです。二人は、鳥や花と共に在る世界、これこそが東洋画の本質であると、その世界を描き続けてきました。本展覧会では、松篁、淳之の作品、約90点の展示を通じて、それぞれのこころから創造された美しい世界を堪能していただきます。また、展覧会期間中、当館館長である上村淳之の令和4年度文化勲章受章を記念して、美術講演会や榊原吉郎氏(京都市立芸術大学名誉教授)との美術対談もあわせて開催するとともに、「四季花鳥図」をデザインした文化勲章受章記念ポストカードを入館者の皆さまにプレゼントします。詳細は別紙のとおりです。上村淳之「双鶴」平成9年(1997)上村松篁「兎1」昭和62年(1987)別紙■「上村淳之 文化勲章受章記念 こころの花鳥画 上村松篁・淳之展」1. 開催期間 2022年12月6日(火)~2023年2月5日(日)2. 主 催 公益財団法人 松伯美術館、産経新聞社3. 会 場 松伯美術館4. 休 館 日 月曜日(但し、1月9日(月・祝)は開館し、翌10日(火)は休館)5. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)6. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引7. 展示作品数 約90点(下絵、素描を含む)8. 主な展示作品●上村松篁 「兎1」、「真鶴」、「雁金」、「白梅」ほか●上村淳之 「双鶴」、「飛鴨」、「白鷹」、「水辺の四季」ほか[特別展示]●上村松園 「人形つかい」「暮秋」「雪」* 展示作品は、都合により変更する場合があります。■入館者プレゼント「上村淳之 文化勲章受章記念ポストカード」の配布本展覧会開催期間中、ご入館の皆さまにお1人様1枚 「四季花鳥図」をデザインしたポストカードをプレゼントします。上村淳之文化勲章受章記念ポストカード館長 上村淳之による『美術講演会』の開催[事前申込による抽選制]日 時:1月14日(土)14時00分~15時00分場 所:松伯美術館 展示室座席定員:50名(座席指定)聴 講 料:無料、但し入館料が必要申込方法:往復はがきに次の事項を記入の上、申込み下さい。(1)1月14日 美術講演会 (2)郵便番号 (3)住所 (4)名前 (5)電話番号(6)参加希望人数(2名まで)申込締切:2022年12月21日(水)[必着]美術対談 上村淳之×榊原吉郎氏(京都市立芸術大学名誉教授)の開催[事前申込による抽選制]日 時:2月4日(土)14時00分~15時00分場 所:松伯美術館 展示室座席定員:50名(座席指定)聴 講 料:無料、但し入館料が必要申込方法:往復はがきに次の事項を記入の上、申込み下さい。(1)2月4日 美術対談希望 (2)郵便番号 (3)住所 (4)名前 (5)電話番号(6)参加希望人数(2名まで)申込締切:2023年1月17日(火)[必着]美術講演会、美術対談のお申込みは別々に必要です。講演会・美術対談申込先:松伯美術館〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2-1-4 電話:0742-41-6666《参考画像》上村松篁「真鶴」昭和55年(1980)上村松篁「雁金」昭和57年(1982)上村淳之「飛鴨」昭和61年(1986)上村淳之「白鷹」平成13年(2001)上村淳之「水辺の四季」平成21年(2009)以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月25日韓国・梨泰院での群衆雪崩事故。世界的ヒットを記録したドラマ『梨泰院クラス』では、ここを舞台にしたハロウィンのシーンがあった。いわば、多くの若者にとっての「聖地」でもあるここで起きた凄惨な事故。どうにか身を守る術はあるだろうかーー。韓国の梨泰院で10月29日に起きた群衆事故は、日本人2人を含む156人の命を奪った。関西大学で群集安全学が専門の川口寿裕教授は「通常では考えられない密集状態で群衆雪崩が起きた」という。川口教授いわく、一般に人は肩幅が約50センチで胸の厚みが約20センチ。1平方メートルの正方形に、隣同士に2人、前後に5人の計10人が並ぶと、前後左右が密着した状態で限界だという。だが事故付近には1平方メートルに15~16人いたとされ、自力で立っているのでなく、前後左右がもたれ合い浮いているような状態と考えられる。事故の映像で、群衆が揺れているのがその証拠だそう。そんな密集状態で誰かがつまずいたりしゃがんだりすると、つっかえ棒がはずれたように前後左右の人が一斉に倒れ、雪崩は同心円状に広がっていく。何重にも人が重なり、下敷きになった人は想像を絶する圧力で押され亡くなった。さらに、立ったまま圧死した人もいたと報じられている。「強く圧迫され、胸を膨らますことができずに窒息するのが圧死です。立ったまま圧死するなんて、尋常ではない密集状態だと思います」(川口教授)特に女性は、背が低く密集に埋もれ、全身で圧力を受けた人が多い。被害者の3分の2が女性だったのはそのためだろう。あまりの凄惨さに心が痛むが、これから年末年始に向かい、日本でもカウントダウンや初詣でなど密集が起こる機会が多い。同じような事故は起きないのだろうか。「ないとは言い切れませんが、日本では場内を一方通行にして人々を誘導し、狭い路地は通行禁止にするなど、そのつど、警備態勢をつくります。最近は、警備員の確保や警備予算が厳しいために中止するイベントもあるほどです。警備が徹底された日本では、あれほどひどい事故は考えづらいでしょう」(川口教授)しかし、大地震などの災害が起きたときは危ないという。「災害発生当初は、警察や消防なども救助に人員を割くため警備は手薄です。それぞれ個人の判断で、密集状態をつくらないよう行動することが大切です」(川口教授)出先で災害にあうと多くの人が駅に向かう。電車は動かないことが多く、駅周辺は人があふれどんどん密集する。情報が明らかになるまで、川口教授は「動かないのが賢明」だという。■群衆の動きが止まったら危険また、麻布消防署元署長で市民防災研究所の坂口隆夫さんはいう。「イベント会場など屋内の施設でも、不慣れな運営だったり収容定員を守らないことがあると危険が。収容定員の何倍もの人が詰め込まれた会場でアクシデントが起こると、群衆雪崩につながるかも」悲惨な事故に巻き込まれないための方策を坂口さんに聞いた。【1】“異常”を早めにキャッチするたとえば群衆の歩みが止まったり動いたりを繰り返す、前から来る人が見えているのによけられない、歩く先の状況が見えないなどの異常を察知したらすぐ逃げよう。【2】狭い路地には入らない広い通りから狭い路地に入ると、人が集中し急に密集状態になる。【3】坂・階段・歩道橋・地下道は×逃げ場のない場所には入らない。【4】警備員のいない場所に行かない規制のないところは、危険な状態に陥っていてもわからない。【5】道路の端を歩く道に面した店舗などに逃げ込んだり、壁をよじ登ることもできる。【6】行きより帰りに注意行きは徐々に人が集まるが、帰りは集中する。イベントの終了を待たず、早めに帰路につくのも◎。密集の危険性を意識し、危険を感じたら早めに引き返す勇気が必要だ。万が一、危険な状況になってしまったときは呼吸ができるように胸元を守ろう。人混みから逃げるときに、両腕を胸の真ん中に上げたボクサーのようなポーズをとると胸の前に空間ができ、押しつぶされそうになっても呼吸ができる可能性が上がる。「過去の経験から(画像参照)、日本は警備態勢を構築してきました。しかし、命を守るためにも、万が一を想定するのは重要です。群衆雪崩が起きるような密集に巻き込まれては、逃げることは困難。少しでも危険そうなら、早めに脱出しましょう」(川口教授)悲しい事故を教訓に、密集の危険性を察知して、命を守ろう。
2022年11月10日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」の上村淳之館長が2022年度文化勲章を受章しました。受賞を記念し、11月23日(水・祝)に、現在開催している展覧会「松伯美術館コレクション2022 本画と下絵から知る上村松園・松篁・淳之展」にて展示中の「四季花鳥図」をはじめとする自身の作品を上村淳之館長が解説します。また、本展覧会において、11月1日(火)から上村淳之館長の写真パネルコーナーを新たに展示室に設け、その歩みを紹介しています。松伯美術館では、次回展覧会「こころの花鳥画 上村松篁・淳之展」(2022年12月6日(火)~2023年2月5日(日)予定)以降も、上村淳之館長の文化勲章受章を記念して、さまざまな催事、取組みを実施していく予定ですので、詳細が決定次第、お知らせします。詳細は別紙のとおりです。別紙■ 上村淳之館長への花束贈呈セレモニーと館長による展示作品解説1. 日 時 2022年11月23日(水・祝)14時00分~2. 内 容 職員から館長への花束贈呈館長による四季花鳥図ほか現在展示中の作品解説写真パネル視察3. 会 場 松伯美術館 展示室14. そ の 他 参加無料(別途入館料が必要です)■ 上村淳之館長写真パネル展示(開催中)1. 開催期間 2022年11月1日(火)~11月27日(日)2. 会 場 松伯美術館 展示室13. 展 示 数 6点(上村淳之館長の30歳代から70歳代の写真)【今後の予定】■ 次回展覧会「こころの花鳥画 上村松篁・淳之展」[開催期間 2022年12月6日(火)~2023年2月5日(日)]・文化勲章受章記念として、上村淳之館長の作品を当初計画より展示数を増やして開催・入館者へ文化勲章受章記念ポストカードの無料配布・「文化勲章受章記念 美術講演会」の開催(2023年1月予定)・「文化勲章受章記念 美術対談」の開催(2023年2月予定)[対談相手(予定):榊原吉郎氏(京都市立美術大学名誉教授)]■ 2023年度 「文化勲章受章・卒寿記念特別展 上村淳之展」2023年に上村淳之館長が卒寿を迎えることから、文化勲章受章記念とあわせて特別展を開催します。・開催期間:2023年10月14日(土)~12月24日(日)(予定)・上村淳之館長の当館において初公開となる作品を含む他館所蔵作品を多数展示予定参考■ 現在開催中の展覧会について1. 名 称 「松伯美術館コレクション2022 本画と下絵から知る上村松園・松篁・淳之展」2. 開催期間 2022年9月6日(火)~11月27日(日)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館、読売新聞社4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約80点(下絵、素描を含む)9. 主な展示作品●上村松園 「虫の音」、「花がたみ」、「楊貴妃」、「月と花」(個人蔵)、「鼓の音」ほか●上村松篁 「狐」、「夕日」、「白木蓮」、「芥子」、「矮鶏」ほか●上村淳之 「四季花鳥図」(近鉄グループホールディングス株式会社 蔵)ほか* 展示作品は、都合により変更する場合があります。■ 新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止のために当館では、新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止のため、以下のとおり感染防止対策を講じるとともに、ご来館の皆様にも感染拡大の防止に向けたご協力をお願いしております。ご理解・ご協力くださいますようお願いいたします。【当館の対応】〇ミュージアムショップのカウンターは飛沫防止ビニールシートを設置します。〇入口に手指消毒用のアルコールを設置します。〇お客様対応スタッフは、マスクを着用して対応いたします。【ご来館の皆様へのご協力のお願い】〇発熱や風邪の症状のある方は、ご来館をお控えください。〇館内では、「マスクの着用」にご協力ください。〇館内では、なるべく会話はご遠慮ください。〇手指の消毒、手洗いにご協力ください。〇他の観覧者との距離を最低1m程度空けて展示をご覧いただきますようご協力ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月10日女優のシム・ウンギョンが2日、都内で行われた「第35回東京国際映画祭」(TIFF)のクロージングセレモニーに登壇。10月29日に韓国・ソウルの繁華街・梨泰院で起きた雑踏事故の犠牲者を追悼した。コンペティション部門の審査委員を務めたシム・ウンギョンは、最優秀男優賞と最優秀女優賞のプレゼンターとして登壇。発表の前に「10月29日に発生した梨泰院の雑踏事故に心から哀悼の意を表します。謹んで故人のご冥福をお祈りいたします」と神妙な面持ちで語り、頭を下げた。なお、最優秀男優賞は『ザ・ビースト』のドゥニ・メノーシェ、最優秀女優賞は『1976』のアリン・クーペンハイムが受賞した。
2022年11月02日演出・上村聡史、出演・戸次重幸、益岡徹による舞台『A・NUMBER』が、10月7日(金) に東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて開幕し、舞台写真とキャストコメントが到着した。『A・NUMBER』は、現代イギリスで最も偉大な劇作家キャリル・チャーチルが手掛け、2002年にロンドン・ロイヤルコート・シアターで初演された話題作。マイケル・ガンボン、ダニエル・クレイブ、サム・シェパードら数々の名優が演じ、2022年にローレンス・オリヴィエ賞のリバイバル部門にノミネートされるなど、初演から20年経ったいまも注目を浴び続けている。私は誰なのか。不条理なものと未来的なもの、普段、親しんでいるものが突然砕けちる時、人は何を思うのか……。人間の尊厳と価値観を鋭く描き、親子という関係や自らの存在や価値と改めて向き合うような作品となっている。戸次重幸(C)岡 千里クローン技術が進み、人間のクローンをつくることは技術的には可能ながら、法的にはグレーゾーンにあたるという近未来を舞台に、自分がクローンであることを知った息子を戸次重幸が、亡くなった実の息子を取り戻したくて医療機関に息子のクローンをつくり出してもらったという父を益岡徹が演じる。益岡徹(C)岡 千里■戸次重幸 コメント私が演じる3人の息子たちは、遺伝子が同じでも性格が違って、益岡さん演じる父親とそれぞれが異なる親子関係になっています。僕自身、ある息子を演じているときに、父親だと思って接しているからこそ、声が大きくなるし、涙も出る。そういった部分がこの作品の魅力だと思います。益岡さん以外の人がソルターを演じることが想像できないぐらい、2人で一緒になって1シーン1シーンを作ってきた自信と自負があります。あと、膨大なセリフ量、かつ難解な芝居である『A・NUMBER』で、48歳の戸次重幸と66歳の益岡徹さんが役者の限界に挑戦していることも見どころかもしれません。お客様にとっても少し難しい内容かもしれませんが、何とか都合をつけて2回以上観て頂きたいです(笑)。それだけの価値がありますし、噛めば噛むほど味の出る、見れば見るほど理解が深まる作品になっています。紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAは客席と舞台の距離も近いので、舞台を肌で感じに来てください。■益岡徹 コメントどんな舞台でも初日は独特な気持ちになるもので、わくわくとか、お客さんの前で初めて演じることへの“おののき”みたいなものは付き物だと思うんですけれども、登場人物がふたりで、どのシーンもふたりで構成されていることもあり、緊密かつ濃密な稽古期間でした。最初は、もっと深淵なところに劇のポジションがあると思っていたんですが、意外に身近な人間が起こしてしまうこと、例えば判断ミスや愚かなところ、すぐお金のことを考えてしまうとか、そういった面白さも徐々に感じています。会話劇ならではの動きではない感情のダイナミズムがある作品ですし、戸次さんが演じる3人の息子たちが全く違うところにも作劇的な面白さがあります。親や遺伝子は一緒でも環境やいろんなことが違うとこんなにも人間は変われる自由があるということも感じますし、仮に最新技術で作られたクローンであっても、人間の可能性、環境によって自分を変えられる、飛び越えることができるんだなっていう、そういった広くて大きい節理を感じる部分もある作品です。<公演情報>『A・NUMBER』作:キャリル・チャーチル翻訳:浦辺千鶴演出:上村聡史出演:戸次重幸 / 益岡徹【東京公演】2022年10月7日(金)~16日(日) ※全16ステージ(予定)会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAチケット料金:全席指定 7,500円(税込)/ U25チケット 3,500円(税込) ※未就学児入場不可問合わせ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12:00~15:00)【名古屋公演】2022年10月21日(金) 18:15 開場 / 19:00 開演会場:青少年文化センター(アートピア)チケット料金:全席指定 7,500円(税込)※未就学児入場不可問合わせ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12:00~15:00)【仙台公演】日程2022年10月23日(日) 16:30 開場 / 17:30 開演会場:電力ホールチケット料金:全席指定 7,500円(税込)/ U25チケット 5,500円(税込)※未就学児入場不可問合わせ:キョードー東北022-217-7788(平日13:00~16:00 / 土曜日10:00~12:00)【札幌公演】2022年10月26日(水) 12:15 開場 13:00 開演 / 17:45 開場 18:30 開演会場:共済ホールチケット料金:全席指定 8,000円(税込)/ U25チケット 3,500円(税込)※未就学児入場不可問合わせ:道新プレイガイド0570-00-3871(10:00~17:00日曜定休)【兵庫公演】日程:2022年10月29日(土) 11:30 開場 12:00 開演 / 14:30 開場 15:00 開演会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールチケット料金:A席 5,000円(税込)/ B席 3,000円(税込)※未就学児入場不可問合わせ:芸術文化センターチケットオフィス0798-68-0255(10:00~17:00 月曜休み ※祝日の場合翌日)【ライブ配信】リアルタイム配信日:10月14日(金) 18:00公演アーカイブ配信:10月14日(金) 22:15~16日(日) 23:59※配信開始時間は変更となる場合がございます。チケット料金:3,000円(税込)公式サイト::
2022年10月08日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、9月6日(火)から11月27日(日)まで、展覧会「松伯美術館コレクション2022 本画と下絵から知る上村松園・松篁・淳之展」を開催します。本展覧会では、約2年ぶりの展示となる上村松園「花がたみ」「楊貴妃」をはじめとする当館所蔵の珠玉の作品の本画とともに、その下絵・縮図・素描をあわせて展示します。当館では、松園・松篁の下絵・縮図・素描など貴重な資料を多数保管しています。松園は、縮図で学んだものが身について、構図を選び取り、着物の柄まで細心の注意を払ってした下絵を作っています。それらを、本画とともに鑑賞することで、そこに込められた強い思い、後ろに流れる遠大な時間を感じることができます。また、松篁・淳之が、写生によって対象への理解を深め、心の中にイメージを育み、そして、構図を試行錯誤して下絵を作り、一つの作品に結実させていくさまを垣間見ることができます。一幅の宇宙に、理想の世界を生み出そうとした三代の制作の過程を展観します。詳細は別紙のとおりです。別 紙1. 名称 「松伯美術館コレクション2022 本画と下絵から知る上村松園・松篁・淳之展」2. 開催期間 2022年(令和4)9月6日(火)~11月27日(日)3. 主催 公益財団法人 松伯美術館、読売新聞社4. 会場 松伯美術館5. 休館日 月曜日(但し、9月19日(月・祝)は開館し、翌20日(火)は休館10月10日(月・祝)は開館し、翌11日(火)は休館)6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入館料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約80点(下絵、素描を含む)9. 主な展示作品●上村松園 「虫の音」、「花がたみ」、「楊貴妃」、「月と花」(個人蔵)、「鼓の音」ほか●上村松篁 「狐」、「夕日」、「白木蓮」、「芥子」、「矮鶏」ほか●上村淳之 「四季花鳥図」(近鉄グループホールディングス(株)蔵)ほか* 展示作品は、都合により変更する場合があります。館長 上村淳之による『美術講演会』の開催 [事前申込による抽選制]1.日時:10月15日(土)14時00分~15時00分2.場所:松伯美術館 講義室3.定員:30名4.聴講料:無料、但し入館料が必要5.申込方法:往復はがきに次の事項を記入の上、申込み下さい。(1)郵便番号(2)住所(3)名前(4)電話番号(5)参加希望人数(お申込み者ご自身と同伴者1名、計2名まで)6.申込先:松伯美術館〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2-1-4 電話:0742-41-66667.申込締切:9月30日(金) 当日消印有効※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため立席での聴講はできません。※今後の新型コロナウイルスの感染状況等により、中止になる場合があります。【参考】新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止のために 以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月24日「梨泰院クラス」「その年、私たちは」のキム・ダミや、俳優としても活躍する「EXO」D.O.ことド・ギョンスらが出演するシネマティックロードムービー「Off the Grid 秘密の足跡」が10月、「Mnet」および「Mnet Smart+」にて日本初放送・配信されることが決まった。普段、韓国トップ俳優たちは常にカメラの前に立ち、多くの人に注目される生活を送っている。そんな彼らが世間の視線から脱し、癒しを求めて2泊3日の旅へ。独りの時間を過ごすために、自ら車を運転し人里離れた場所へ向かう。ストレスの多い日常から離れ、全ての感情から解き放たれたとき、彼らは何を思い、何を感じるのか。「梨泰院クラス」で人気を博したキム・ダミをはじめ、「EXO」のメンバーで「100日の郎君様」など俳優としても活躍するド・ギョンスから、ハン・ジミン、キム・ヒエ、チョ・ジヌン、ムン・ソリなど韓国を代表する俳優たちが出演。何の計画もなく心が引かれるまま旅に出て、独りで自由な時間を過ごすスターたちの多彩な素顔はもちろん、映像美やBGM、出演者本人たちによる心に響くナレーションにも注目だ。「Off the Grid 秘密の足跡」は10月21日より毎週(金)21時~Mnetにて放送(全6編×各2話、全編合計12話)。Mnet Smart+では本放送後すぐにVOD配信。(text:cinemacafe.net)
2022年08月22日IMPACTors / ジャニーズJr.の横原悠毅と椿泰我がW主演を務める「ミュージカル『世界でいちばん美しい』~鎌倉物語~」が、10月から11月にかけて東京と大阪で上演されることが決定した。本作は、第31回織田作之助賞を受賞した藤谷治による同名小説が原作のミュージカル。音楽を3回聴いただけでピアノで弾くことができるほど音楽の才能を持つ雪踏文彦(せったクン)と、幼馴染で彼の才能を認める親友の島崎哲を中心とした物語が展開される。そのほか出演者として蒼乃夕妃、柳 美稀、原田優一、ブラザートムらが名を連ねている。今回初のミュージカル作品に挑む横原は「ミュージカル作品での歌唱だったり初めてのことに挑戦する不安や、主演を務める事への責任感もありますが、信頼できるメンバーと共にW主演としてこの舞台に挑める事を嬉しく思います。少しでも興味をお持ちの方は、是非この舞台に足を運んでいただけたらなと思います。」とコメント。また同じくミュージカル初挑戦となる椿は今回のオファーに驚いたとのことで、「ミュージカル作品を経験出来ることはIMPACTorsのグループ名にも入っている、“actors”の部分をより確立させる事が出来る素晴らしい挑戦だと感じました。(中略)全力で稽古を重ねて、最高の作品を皆さまにお届けしたいと思います!」と意気込みを語った。脚本・作詞・演出は、『フットルース』『プロデューサーズ』『ガイズ・アンド・ドールズ』などのブロードウェイ・ミュージカルの翻訳・演出も数多く手がけ、近年ではミュージカルのオリジナル作品にも精力的に取り組む菅野こうめいが担当。劇中の音楽は、蜷川幸雄、前川知大演出の作品などの舞台、ミュージカル、映画の音楽を多数手がけてきた、かみむら周平が携わり、舞台上で生演奏が届けられる。■横原悠毅 コメント全文今回、『世界でいちばん美しい』にて雪踏文彦役で主演を務めさせていただくIMPACTorsの横原悠毅です。僕は今回のこの舞台が初めての主演作品であり、初めてのミュージカル作品でもあります。ミュージカル作品での歌唱だったり初めてのことに挑戦する不安や、主演を務める事への責任感もありますが、信頼できるメンバーと共にW主演としてこの舞台に挑める事を嬉しく思います。少しでも興味をお持ちの方は、是非この舞台に足を運んでいただけたらなと思います。■椿泰我 コメント全文IMPACTorsの椿泰我です。今回、横原悠毅と「W主演でミュージカル」というお話をいただいた時は、グループではラップを担当しているので本当にびっくりしました。それと同時に、ミュージカル作品を経験出来ることはIMPACTorsのグループ名にも入っている、“actors”の部分をより確立させる事が出来る素晴らしい挑戦だと感じました。初の主演ミュージカルでメンバーとW主演。今までに経験したことの無い事ばかりの稽古期間になると思います。全力で稽古を重ねて、最高の作品を皆さまにお届けしたいと思います!是非、たくさんの方に劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。楽しみにしていてください!■菅野こうめい(脚本・作詞・演出)コメント僕は原作小説の作家である藤谷治さんには、「船に乗れ!」の舞台化以来、すごく親近感を感じている。彼の方が僕より少し年下だが、ほぼ同世代。お互い、お坊ちゃま育ちのくせに不良っぽさで武装して、作品はそうでもないけど、無頼派を気取って生きてる感じが似てるなあ、と勝手に思っている。「世界でいちばん美しい」は「船に乗れ!」の続編スピンオフみたいなところがあって、藤谷さんの作品はどれもそうだが、ずっとバックに音楽が流れていて、シーンに合わせて自分なりの選曲でセットリストを作って聴きながら読んで行くと、もうそのままミュージカルなのだ。勿論、そんな読み方が出来る奴は僕以外にいるわけがないから、僕のうぬぼれも一流だとは思うが、躊躇うことなくミュージカル化を決心した。「世界でいちばん美しい」ってタイトルも一切、外連味がなくてミュージカル向きだし。それと、男2人の話しと言うのがいい。ミュージカルと言うと男女の恋愛ものってイメージがあるけど、意外と男2人の人生を描いているものが魅力的だったりする。『GUYS DOLLS』のネイサンとスカイ、『RENT』のロジャーとマーク、『レミゼ』のバルジャンとジャベールと、なかなか名作が多い。それに、ミュージカルだからって、無理矢理ロマンチックコメディやラブストーリーをやることはない、と思うのだ。特に今のこの時代に。とは言え、この小説は昭和から平成、しかもバブルど真ん中が舞台。それ故に、不器用に一生懸命に生きるしかなかった、せったクンと島崎君みたいな関係と言うかストーリーって、ジャニーズJr.の中にまるごとリアルにありそうだから、ぴったりかもしれないな、とも考えた。で、横原君と椿君に会ってみたら、あまりにも「まんま」な感じで、今は、これはやるしかない!と思っている。2人ともミュージカル初主演、しかも、オリジナル・ミュージカルだ。相当の努力が必要だろう。僕も、僕のミュージカル人生で得たノウハウを全部注ぎ込んで真正面から向き合うつもりだ。もちろん、ミュージカル作家としての新たな挑戦も忘れてはいない。是非、期待して欲しいです。だけど、これは「世界でいちばん美しいのはどっちだ?」と言う話ではありませんので、悪しからず……。<公演情報>ミュージカル『世界でいちばん美しい』~鎌倉物語~原作:藤谷治「世界でいちばん美しい」(小学館文庫刊)脚本・作詞・演出:菅野こうめい音楽:かみむら周平【出演】横原悠毅(IMPACTors / ジャニーズJr.)椿泰我(IMPACTors / ジャニーズJr.)蒼乃夕妃 / 柳美稀 / 原田優一ブラザートム【演奏】かみむら周平(キーボード)岩永知佳(キーボード) / 大島純(チェロ) / 赤間慎(ドラム・パーカッション)【東京公演】10月28日(金)~11月6日(日) 品川プリンスホテルステラボール(全14公演)お問い合わせ:キョードー東京TEL:0570-550-799(オペレーター平日11:00~18:00 / 土日祝10:00~18:00)【大阪公演】11月11日(金)~13日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールお問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(平日・土曜11:00~18:00)【チケット料金】(全席指定・税込)S席:9,800円A席:8,100円一般発売日:10月2日(日) 10:00~公式サイト:公式Twitter:
2022年08月05日ヴァイオリンの石田泰尚が5月から続けている「熱狂の夜」。最終回は、自らがコンサートマスターを務める神奈川フィルハーモニーとの協奏曲の一夜だ[9月6日(火)ミューザ川崎シンフォニーホール]。指揮は川瀬賢太郎。2曲の現代アメリカ作品を並べたプロがクールだ。ジャズ・トランペッターのウィントン・マルサリスのヴァイオリン協奏曲(2015)は、昨年2月に今回と同じメンバーで日本初演されたばかり。「持ってきたのは川瀬ちゃん。これ、絶対石田さんに合ってますと勧めてくれました。45分ぐらいかかる大作ですが、たぶんあっという間。絶対に面白いはずです。あらかじめ予習してくる必要なんかありません。クラシックがあったりタンゴがあったり、ブルースが出てきたり。いろんな要素があって楽しいんですけど、ただ、ちょっと難しすぎない?っていうぐらい、超絶技巧がすさまじくて。聴きどころは曲の冒頭。僕の弾くラの音から始まるんですけど、すごく静かに、p×3つぐらいから入るのが印象的です。ミューザの客席をそこでいきなり引き込むことができるかどうか、今から楽しみですね。あとは、打楽器とのコラボみたいなカデンツァも見ものです。打楽器奏者がオーケストラの前に移動してきて、2人で演奏します」一方のミニマル・ミュージックの大家フィリップ・グラスのヴァイオリン協奏曲第1番(1987)も、2006年に神奈川フィルと弾いている(下野竜也指揮)。「ミニマル・ミュージックはそれまで全然接点がなかった。グラスの存在も知りませんでした。かっこいいけど、同じことを繰り返すのを同じように弾いても、ヘタしたらつまらなくなる。お客さんも飽きるでしょうしね。テクニック的にはマルサリスほどではないんですけど、そういうことが意外に難しいんじゃないかと思います」神奈川フィルでのコンマス歴はすでに20年を超える。2014年から今年春まで常任指揮者を務めた川瀬とも気心の知れた仲だ。互いの信頼も厚い。「彼はフレンドリーで、団員とも壁がないので、みんな話しやすかったと思います。それは彼の良さなんじゃないかな。そして、どんな曲でもすごく勉強してきますよね。音楽と真摯に向き合っている」最終夜だけに気合も入ると意気込む。「でも、とにかく楽しみたい。5回全部聴きに来てくれるお客さんもいっぱいいるので、全部聴いてよかったと思えるような夜にできればうれしいですね」(取材・文:宮本明)
2022年07月08日演出・上村聡史、出演・戸次重幸、益岡徹による舞台『A・NUMBER』(ア・ナンバー)が、今秋東京、名古屋、仙台、札幌、兵庫にて上演されることが決定した。『A・NUMBER』は、現代イギリスで最も偉大な劇作家・キャリル・チャーチルが手掛け、2002年にロンドン・ロイヤルコート・シアターで初演された話題作。クローン技術が進み、人間のクローンを作ることも技術的には可能ながら法的にはグレーゾーンにあたるという近未来を舞台に、自分が実はクローンだったと知った息子と父の対話を通じて、現代社会が抱える問題と自らの真実と向き合わざるを得なくなった一人の男の物語を描く。これまでマイケル・ガンボン、ダニエル・クレイグ、サム・シェパードら数々の名優が演じ、2022年にはローレンス・オリヴィエ賞のリバイバル部門にノミネートされたことでも話題となった。本戯曲に挑むのは、第29回読売演劇大賞で最優秀演出家賞を受賞した上村聡史。出演は、自身が所属する演劇ユニット=TEAM NACSをはじめ、舞台、映画、ドラマ、バラエティーなどで幅広く活躍する戸次重幸と、近年『オスロ』『ザ・ドクター』といった話題作が続く益岡徹。話の軸となる息子のバーナードを戸次が、父のソルターを益岡が演じる。■演出 上村聡史 コメント『羊のドリー』が話題になったのは四半世紀ほど前、イギリスを代表する劇作家キャリル・チャーチルの本作も2002年に発表されて以降、多くの国で上演されてきました。科学技術の倫理が際立つテーマもさることながら、戸次重幸さん演じる声・顔・姿が全く同じの三人の男と、益岡徹さん演じる真実を握る男との、クライムサスペンスの様相を帯びながら展開する会話の応酬や、演劇的な仕掛けも、本作の見どころになるでしょう。そして、今再び上演する面白さは、「何によって、誰によって、何者であるかを定義されるのか」という視点に尽きます。果てして今この時代に、性や人種、究極的には人間であることを、我々は定義していくことが可能なのか…。多様的な広がりを見せる今とこれからにおいて、“アイデンティティ”を巡る悲喜交々をご堪能いただければと思います。■戸次重幸 コメント尊敬している益岡徹さんとの二人芝居というお話を頂き、ぜひやりたいと即答いたしました。演出の上村さんとは初めてお会いするので、期待や不安もありますが、私は褒められて伸びるタイプなので、お手柔らかにお願いしたいです(笑)。二人芝居の登場人物が二人とは限らない、ということは今の段階で言ってもいいと思うのですが、それぞれが全く異なるキャラクターなので、とても面白い作品になると思います。さらに膨大なセリフ量も見どころの一つになりますので、ぜひご期待ください。上演時間は70分ほどなので、気づいたら終わっていた、というようなことになるかもしれません。私の大好きなSFの要素も入っていますし、難しいことを考えずに、お気軽に劇場に来て頂けたら幸いです。■益岡徹 コメントイギリスでの上演時間が約50分で出演者が二人と聞いてコンパクトなイメージを持ちましたが、読んでみるとなかなか難しい芝居だなというのが第一印象でした。文明の中で進化した生命に関する技術や研究は、人の幸せのために重ねてきたものだと思うんですが、戦争を通して発展したものもあり、時に開けないほうが良かったような箱まで開けた部分があります。この作品で描かれる人の命の問題も、「そんなことをしてよかったんだろうか」ということを感じる内容になっているのではないかと思います。ただ、父も息子も科学者ではないし、論理的に優れているわけでもなく、我々と同じような人物なんです。彼らをどう演じることで作家が作品で伝えたかったことを伝えられるのか、演出の上村さんと考えていきたいと思います。<公演情報>『A・NUMBER』作:キャリル・チャーチル翻訳:浦辺千鶴演出:上村聡史出演:戸次重幸 / 益岡徹【東京公演】※全16ステージ(予定)2022年10月7日(金) ~16日(日) 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA■チケット料金全席指定:7,500円(税込)U25チケット:3,500円(税込)※未就学児入場不可■一般発売日2022年8月6日(土) 10:00~■問い合わせ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12:00~15:00)【名古屋公演】2022年10月21日(金) 青少年文化センター(アートピア)【仙台公演】2022年10月23日(日) 電力ホール【札幌公演】2022年10月26日(水) 共済ホール【兵庫公演】2022年10月29日(土) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール※詳細は後日発表公式サイト:
2022年06月28日上村聡史演出の舞台『野鴨-Vildanden-』が、東京は2022年9月3日(土)から18日(日)まで世田谷パブリックシアターにて、兵庫は9月21日(水)から25日(日)まで兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて、上演されることが決定した。主演は、藤ヶ谷太輔が務める。本作は“近代演劇の父”と称されるノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの代表作。イプセンは、19世紀ヨーロッパで主流とされていた行きすぎた厳格さや節制を美徳とする偽善的な社会観念を批評し、悪に立ち向かう高潔さを描いた勧善懲悪が期待されていた当時の演劇に革命をもたらした人物とされている。そんな彼が1884年に発表した本作は、納屋を“嘘”、外の世界を“真実”、そして“野鴨”を人間に例えることで、自己欺瞞によって自らを守ろうとする人間の弱さや、独りよがりの正義を振りかざす愚かしさを見事に描き出し、珠玉の名作といわれている。演出を務めるのは上村聡史。観客の想像力を刺激する演出とともに、物語のもつ命題にどのように迫るのかが注目される。そして、理想を追い求め、真実こそが正義だと信じてやまない“正義病”の主人公・グレーゲルスを藤ヶ谷が演じる。アイドル活動に留まらず、俳優として舞台・映画・ドラマで活躍し続ける藤ヶ谷は、2018年の舞台『そして僕は途方に暮れる』で、平凡な青年が突如、孤独と絶望を経験していくという難役に挑み、静かな中にも圧倒的なエネルギーを舞台上で放ち強い印象を残した。それから4年振りのストレートプレイ挑戦となる今作では、理想を追求するグレーゲルスをどのように演じるのか、歴史的名作戯曲に初めて挑む藤ヶ谷の新境地が期待される。また、妻と娘に恵まれ幸せに暮らしているグレーゲルスの幼なじみ・ヤルマールを、これまで出演した数多くの映画・ドラマで個性的な役柄を怪演し評判を呼んできた忍成修吾が、豪商ヴェルレと関係のあった過去を持つヤルマールの妻・ギーナを、数々のドラマ・舞台で活躍し、上村の舞台には3度目の出演となる前田亜季が、ヤルマールとギーナの娘・ヘドヴィクを、舞台を中心に活躍しNODA・MAPやこまつ座の公演で演技力を培ってきた八幡みゆきが演じる。そして、エクダル老人と過去に確執があるグレーゲルスの父・豪商ヴェルレを、長年演劇界を牽引し続け、多くの演出家から熱い支持を受けるベテラン俳優・大鷹明良が、軍の元中尉という過去の栄光から一転、今は落ちぶれてしまったヤルマールの父・エクダル老人を、舞台はもちろん映画・ドラマと数多くの話題作で視聴者に鮮烈な印象を与えている名バイプレーヤー・浅野和之が演じる。上村は上演にあたって、「藤ヶ谷さんの頭の回転の速さ、シャープな立ち姿、クールでありながらもユーモアに満ちた感性におおいに頼らせていただき、ただの“狂気”だけで片付けることのできない、今の私たちの中にある「執念」をしっかりと描いていきたいと思います」と語り、主演の藤ヶ谷も「名作なので、もちろんプレッシャーもありますが、怖がらず飛び込んでいければ、と今は思っています」と意気込みを語っている。なお、チケットは東京公演が7月23日(土)AM10:00〜、兵庫公演が7月30日(土)AM10:00〜発売となる。上村聡史・藤ヶ谷太輔【コメント全文】「チャンスに巡り合えたことが嬉しいです」<コメント全文>演出:上村聡史“近代演劇の父”と言われるイプセンの『野鴨』は、わかりやすく組み立てられた筋立てながらも、貧しさの中での幸福の意味や、信念と孤独の葛藤といった現代人にも通じるテーマが明快で、決して古びない物語性を感じます。また登場人物が、ある瞬間かなり大胆な行動を起こすあたりに劇的な魅力があり、それを演じる俳優の醍醐味を想像すると一層の面白さがあります。そしてその姿は、儚くも見えれば、笑えてしまうような場面が多々あり、『野鴨』は、まさにお芝居の宝石箱のような作品です。イプセンが140年程前に創作した“グレーゲルス・ヴェルレ”というキャラクターも中々な人物で、今の時代にもある自粛警察やバッシングにも似た「独善的な正義」を、家族や親友、そして子供にまでふりかざし、三日間の物語時間を暴走します。その暴走は、まさしく心理ホラーといっても過言ではないくらいのスリリングさがあるでしょう。そんなヤバい男を、藤ヶ谷太輔さんと共に創っていくのですが、藤ヶ谷さんの頭の回転の速さ、シャープな立ち姿、クールでありながらもユーモアに満ちた感性におおいに頼らせていただき、ただの“狂気”だけで片付けることのできない、今の私たちの中にある「執念」をしっかりと描いていきたいと思います。主演:藤ヶ谷太輔お芝居をすること、表現をすることが大好きなので、まずはそういった環境を与えてくださり、チャンスに巡り合えたことが嬉しいです。名作なので、もちろんプレッシャーもありますが、怖がらず飛び込んでいければ、と今は思っています。僕が演じるグレーゲルスは、“正義病”と言われるくらい正義感が強く、それが裏目に出てしまう役でもあります。彼の信じる正義が物語に大きく関わるのですが、きっと観てくださるお客さまもどこか他人事とは思えないと感じていただけるはずです。演出の上村さんは、以前作品を拝見したことがあり、空間の使い方や言葉の届け方がとても素敵な印象がございます。また、上村さんと一緒にお仕事をしたことがあるA.B.C-Zの河合郁人くんからは、お芝居を一緒に考えてくださる演出家さんだと伺いました。僕も先日お会いして色々とお話させていただく中で、すでにもう信頼を置いています。この作品は、「真実」「嘘」「正義」がキーワードで、現代に通ずることがたくさんあります。お客さま自身にも観て、感じて、考えていただけることがたくさんあると思いますので、僕もしっかりそれを演じ届けられるように頑張ります。ぜひ、劇場にいらしてください。【公演概要】『野鴨-Vildanden-』作:ヘンリック・イプセン訳:原 千代海演出:上村聡史出演:藤ヶ谷太輔忍成修吾前田亜季八幡みゆき伊達 暁 吉野実紗山森大輔齋藤明里村上 佳大鷹明良浅野和之【東京公演】公演期間:2022年9月3日(土)~18日(日)会場:世田谷パブリックシアターチケット発売日:7月23日(土)AM10:00~チケット料金:S席 11,000円 / A席 9,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可【兵庫公演】公演期間:2022年9月21日(水)~25日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールチケット発売日:7月30日(土)AM10:00(兵庫公演)チケット料金:S席 11,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可
2022年05月25日日本リメイクも決定した「梨泰院クラス」を手掛けたキム・ソンユン監督とチ・チャンウクら豪華キャストが贈るファンタジー・ドラマ「アンナラスマナラ -魔法の旋律-」が5月6日(金)よりNetflixにて独占配信開始。チ・チャンウクの歌声が魔法の世界へと誘う、壮大なファンタジーの世界と心震えるドラマを予感させるキャストコメント入りの特別予告編が解禁となった。ネトフリ韓ドラでは、4月から配信となったNetflixシリーズ「私たちのブルース」「グリーン・マザーズ・クラブ」、Netflix映画『夜叉 -容赦なき工作戦-』など、次なるヒット作となる話題の注目タイトルが大集結、今週末より始まるGWにもおすすめの新作がラインアップされている。「アンナラスマナラ -魔法の旋律-」5月6日全話一挙配信「アンナラスマナラ -魔法の旋律-」の監督は、「梨泰院クラス」では自らの信念を貫く青年パク・セロイを主人公に、仲間とともに歩むサクセス・ストーリーを描き、世界中の視聴者の心を動かしたキム・ソンユン。「ヒーラー~最高の恋人~」や「都会の男女の恋愛法」などに出演するトップ俳優チ・チャンウクが主演を務める。解禁となった映像では、まず冒頭に、魔術師リウルを演じるチ・チャンウク、悩める少女ユン・アイ役の映画『スタートアップ!』「怪物」のチェ・ソンウン、「女神降臨」のファン・イニョプら豪華キャストが登場し、「高校生の2人が、不思議でミステリアス、好奇心旺盛なリウルと出会う、ファンタジックなミュージックドラマです。是非ご覧ください~」と作品の魅力を笑顔でコメントする。予告編の中では、日々の生活に悩み未来に希望を見出せないユン・アイが、とあることをきっかけに廃墟の遊園地に迷い込み、リウルに出会う姿が映し出されている。最初は魔術師という存在に半信半疑だったユン・アイだが、「アンナラスマナラ」という謎の言葉とともに突如現れ、自身のピンチを救ってくれたリウルに少しずつ心を開いていくことに。さらにリウルの魔法によって廃墟の遊園地が一瞬にして光を纏っていく幻想的な映像とともに、希望を取り戻していくユン・アイが映し出されており、心動かされるドラマ展開を予感させている。キム・ソンユン監督は、「この作品には大人になるとはどういうことなのか、というメッセージが込められています。魔法というテーマに音楽を融合させることで、物語のメッセージを効果的に伝えられると思いました」と語っている。Netflixシリーズ「アンナラスマナラ -魔法の旋律-」は5月6日(金)より独占配信。4月配信作品も話題沸騰中「私たちのブルース」は、日本にも多くのファンを持つ国際的俳優のイ・ビョンホン、「海街チャチャチャ」のシン・ミナ、「むやみに切なく」以降久々のドラマ復帰となったキム・ウビンら、豪華キャストが総出演のオムニバスドラマ。都会の喧騒から離れゆっくりと時が流れる済州島を舞台に、島で生きる人たちの甘くも苦い人生をリアルに描き、笑って泣いて心温まる物語。また、「BTS」のジミンと「Wanna One」出身ハ・ソンウンの2人がOST(オリジナル・サウンドトラック)にコラボで参加し、美しい歌声を披露したことでも大きな話題となっている。「グリーン・マザーズ・クラブ」は、イ・ヨウォン、チュ・ジャヒョンら実力派俳優出演のヒューマンドラマ。“ママ友コミュニティ”を舞台に、友達でも同僚でもない“母親たち”のリアルすぎる距離感や緊張感を描き、「続きが気になる…!」「めちゃくちゃママ友あるあるで面白い」など、日本でもすでにハマる人が続出している。『夜叉 -容赦なき工作戦-』は、実力派俳優のソル・ギョング、「イカゲーム」のパク・ヘス、日本人俳優・池内博之ら出演のダークな世界観のスパイアクション映画。極秘工作チームの調査に乗り出した検事が、危険なスパイ戦争に巻き込まれていく迫力溢れるアクション満載の作品。日本でも配信開始後に「今日の映画 TOP10」で1位にランクインするなど話題となっている。さらに、日本でも「今日の総合TOP10」で1位を獲得した大人気恋愛リアリティ番組「脱出おひとり島」のシーズン2制作決定のニュースや、5月6日に開催される韓国のゴールデングローブ賞とも呼ばれる「百想芸術大賞」では、世界的ヒットとなった「イカゲーム」や、社会派ドラマ「D.P.-脱走兵追跡官-」「未成年裁判」をはじめとする7作品がNetflixからノミネートされている。Netflixシリーズ「私たちのブルース」「グリーン・マザーズ・クラブ」、Netflix映画『夜叉 -容赦なき工作戦-』はそれぞれ独占配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年04月25日新規事業コンサルティング合同会社(本社:東京都豊島区、代表社員:上村 充弘)は、ヘルステック領域に専門家の知見が活用出来るヘルステックコンサルティングサービスを2022年4月4日(月)より提供いたします。上村 孝司氏■今回のサービスの3つの特徴1. RIZAP監修者 上村 孝司氏の専門家知見を活かした新規事業の企画立案2. 専門家の知見をもとにした事業成功戦略の策定3. 専門家の知見をもとにした成長戦略の策定■ヘルステックコンサルティングサービス誕生の背景近年の健康ブーム、また生涯健康年齢の向上が叫ばれる中、ヘルステック分野の新規事業のお問い合わせが増えております。健康分野についてより専門家の知見に基づき、よりビジネスの成功にコミットを行うためRIZAP監修者であり、体育科学の専門家である上村 孝司(博士 体育科学)氏の知見を活用する、新規事業コンサルティングサービスを提供することとなりました。■ヘルステックコンサルティングサービスの使い方・利用シーン1. 専門家の監修のもとデータに基づいた新規事業創出2. 新規事業の企画における専門家助言3. 新規事業における専門家監修■「ヘルステックコンサルティングサービス」価格●タイムチャージ型:1時間 110,000円(税込)●プロジェクト型 :別途お見積もり●監修 :別途お見積もり■上村 孝司氏について上村 孝司(かみむら・たかし) 博士 体育科学体育系大学・大学院修了後、複数の大学で学生への教育活動とスポーツ関連の研究活動に携わりつつ、スポーツ現場でのコーチングを行う。現在は大学での講師、フィットネス系企業のアドバイザー、コーチングセミナー等を行う。スポーツ現場や教育現場で培ったノウハウ、コーチング、カウンセリング、マネジメント等の理論と実践を用いて、様々な業種・職種へのコーチングやコンサルティング等を行う。主な実績:・パーソナルトレーニングジム RIZAP監修・女性専用フィットネス WELSYS監修・SMCC株式会社 研究提携■新規事業コンサルティング合同会社についてスタートアップから大企業まで数々の新規事業を成功させてきた代表の上村 充弘が自身の成功体験を体系化し各企業の新規事業プロジェクトに提供するため、2022年1月に設立した独立系コンサルティング会社。得意領域は、企業が持つ様々なアセット(コンテンツ)と世の中にあるものを掛け合わせた新規事業創出。【会社概要】会社名 : 新規事業コンサルティング合同会社所在地 : 東京都豊島区南大塚2-11-10 ミモザビル3階代表者 : 代表社員 上村 充弘設立 : 2022年1月URL : 事業内容: 新規事業コンサルティング事業【お客様からのお問い合わせ先】e-mail: info@newbusiness-consulting.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月04日パペットを用いたアニメーション作家として活躍する村田朋泰の個展『Small Landscape』が、4月9日(土)よりGALLERY MoMo Ryogokuにて開催される。2000年、東京藝術大学の卒業制作作品『睡蓮の人』が、2002 年の第5 回文化庁メディア芸術祭にてアニメーション部門最優秀賞を受賞。同年、Mr.Children「HERO」のプロモーションビデオを手がけたことにより、一躍注目を集めた村田。2006年には目黒区美術館で、2008年には平塚市美術館で個展を開催し、現在はNHK子供向け番組プチプチアニメ「森のレシオ」を制作するなど、幅広い層から支持されるアニメーション作家として活躍している。同展では、2011年の東日本大震災と福島の原発事故を契機に、生と死に関する記憶の旅をテーマにした、シリーズ4 1/2作目となる映像作品の制作様子を「祈りのリハーサル」として公開する。このシリーズは、日本列島の起源及びアイデンティティを探る、叙事詩的映像作品を5つの物語で構成。第1作目となる『翁舞 / 木ノ花ノ咲クヤ森』は福島の原発事故を、第2作目の『天地』は活断層でできた日本列島をテーマにし、第3作目となる『松が枝を結び』は震災をテーマにしている。シリーズ4 1/2作目は、古事記の一節カグツチ神話をベースに、縄文時代を背景として制作中。今まで1/7スケールで制作していたパペットやセットを、1960年代にミニチュア制作で用いられていた1/50スケールに変更。今までと違うスケールで撮影することで、神話が持つ抽象的な感覚を忠実に描けるのではないかと考え、「ミニチュアのミニチュア」での撮影を試みる。また、ギャラリーに定点カメラを設置し、村田の最新作の撮影の様子をギャラリーだけでなく、YouTubeでも生配信。普段、見ることのできない制作の裏側や、制作のプロセスを覗き見ることができる。村田朋泰『Small Landscape』【開催概要】村田朋泰『Small Landscape』会期:2022年4月7日(土)~5月9日(土)会場:GALLERY MoMo Ryogoku時間:11 : 00~19 : 00休廊日:日月祝ギャラリーHP:
2022年03月31日3月12日(土)から京都市京セラ美術館で始まった『京都市京セラ美術館開館1周年記念展森村泰昌:ワタシの迷宮劇場』。森村泰昌と言えば、これまで何かに扮した自身のポートレート写真や、そのインスタレーションといった作品で知られる、日本の現代美術を代表するアーティストのひとりである。この入口のビジュアルや展覧会タイトルからして、「今までの森村さんと違う気がする」のは、私だけではないだろう。会場入口のひとつ「空装門」展覧会場にある5つの入口はそれぞれ「空装門」、「鏡影門」、「だぶらかし門」、「烈火門」、「迷宮門」と名付けられ、どこからでも出入りできるようになっている。さぁ、入ってみよう。『京都市京セラ美術館開館1周年記念展森村泰昌:ワタシの迷宮劇場』展示風景「えっ?」展示風景より「M式 写真回廊」《ワタシの迷宮劇場》「えっ!?」どんなに歩みを進めても、額に入ったインスタント写真(拡散転写式印画)とドレープの効いた水色のカーテンで構成された「M式 写真回廊」が続く。前を向いても、振り返っても、同じ空間が広がり、いま歩いてきた方向さえ見失う。展覧会タイトルの通りに、本当に迷宮に入り込んでしまったようだ。展示風景より「M式 写真回廊」《ワタシの迷宮劇場》インスタント写真(拡散転写式印画)は、これまで森村作品を見たことがある人であれば、「知ってる!」と思い出すものも多いだろう。これらは森村が1984年から撮りためたもので、全291点、823枚も並んでいる。森村泰昌というひとりのアーティストが何者かになるだけでなく、しかしそれは何者にもなっていないというひとり遊び=「自由演技」である、と森村は語る。会場は「M式 写真回廊」とは別に、3つのセクションがある。展示風景より「夢と記憶の広場」《夢と記憶が出会う場所》撮影:三吉史高「夢と記憶の広場」は、森村が扮した30人の「ワタシ」が流れている映像と、そのためのメイク(化粧)する森村を撮影した映像という、ふたつの映像インスタレーションの空間だ。私たちが見ている森村作品は「何者かに扮した『後』」であることに気付かされる。同時に、作品制作の裏側を知ってしまった罪悪感や秘密のような気持ちも、感じるかもしれない。映像に登場する30人の人物たちが手にしている本や、身に着けている衣装は、「衣装の隠れ家」にある。展示風景より「衣装の隠れ家」再び、あの迷いそうな「M式 写真回廊」を歩くとあった。ここだ。別のセクション「衣装の隠れ家」は、この隙間に顔を入れて、見ることができる。展示風景より「衣装の隠れ家」衣装に使われている布地の触感、その色の鮮やかさなどで、視覚以外の感覚がぞわぞわする。衣装を見ながら、「あの女性の服はどこかの女王かしら?」といった妄想するのも楽しい。そういえば、入口(鏡影門)で予約した「声の劇場」の時間になった。行ってみよう。展示風景より「声の劇場」《影の顔の声》撮影:三吉史高「声の劇場」は、中心に四畳半の畳が舞台のように据えられ、それを取り囲むように鑑賞者は座る。約26分のサウンドインスタレーション《影の顔の声》は、立ち込めるお香のにおいや光とともに、森村が1994年に書いた「顔」という小説を改編したミステリー仕立ての物語が、点在するスピーカーや古いラジカセから聞こえてくる。実はこの「顔」の制作と連動して生まれた写真も、「M式 写真回廊」には置かれている。探してみるのも面白いだろう。展示風景より「M式 写真回廊」《ワタシの迷宮劇場》春になって、久しぶりに美術館へ行ってみようか、京都に行ってみようか、という人も多いだろう。この『京都市京セラ美術館開館1周年記念展森村泰昌:ワタシの迷宮劇場』は、忘れかけていた五感すべてを一気に覚ますことができるはずだ。取材・文:藤田千彩【開催概要】『京都市京セラ美術館開館1周年記念展森村泰昌:ワタシの迷宮劇場』会期:2022年3月12日(土)~2022年6月5日(日)会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜日(3月21日、5月2日は開館)料金:一般2,000円、大学1,600円、高校1,200円、中小800円■美術館公式サイト:
2022年03月16日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、3月21日(月・祝)から6月12日(日)まで、展覧会「歩々清風ー日本画家 上村松園・松篁・淳之三代の歩みー」を開催します。「歩々清風」とは、上村松篁が画家として歩んできた自らの道に思い悩んだ際に、その道が正しい道であったと確信することができた、ある禅の老師の言葉です。明治から令和まで続く、上村松園・松篁・淳之と三代にわたる日本画家の画業を辿ると、激動の時代の中であっても、一人の作家として貫いた絵画世界からは、時代を超えて今なお強いメッセージが感じられます。時代に流されることなく普遍の美を追求し、独自に歩々清風の道を歩み続けた三代の画業を展覧します。上村松篁「春」上村松園「花見」上村松篁(1902~2001)は少年時代に「道というものは生命より尊いものだ」という言葉から、自分にとっての一筋の道は絵の道だと心に決め花鳥画家を志し、制作を続けてきました。一方で自分の歩いてきた道は正しい道だったのか、思い悩みます。しかし八十をすぎた頃、ある禅の老師から「道を歩くときは 歩々清風 の歩き方でなくてはならない」という言葉に、自分の道は少なくとも濁風は吹いていなかった、と初めて自信がわいてきたと語っています。本展では、当館では約2年ぶりの展示となる上村松園の「花見」をはじめ、松篁、淳之の作品を通じて上村家三代の画業の歩みを紹介します1. 名 称 「歩々清風―日本画家 上村松園・松篁・淳之三代の歩み―」2. 開催期間 2022年3月21日(月・祝)から2022年6月12日(日)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日6. 開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円(730円)小・中学生410円(360円)※( )内は前売り料金。前売り券は近鉄駅営業所、JTB ホームページで販売。・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約50点9. 展示作品●上村松園「花見」明治43(1910)年「娘」大正15(1926)年「新蛍」昭和7(1932)年●上村松篁「春」昭和12(1937)年「蓮」昭和56(1981)年「春輝」昭和59(1984)年●上村淳之「春宵」平成10(1998)年「月汀」平成10(1998)年「四季花鳥図(春・秋)」平成10(1998)年 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月11日「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」のキム・ゴウンと、「梨泰院クラス」「マイネーム:偽りと復讐」アン・ボヒョンが共演し、韓国で人気を博したドラマ「ユミの細胞たち」が3月4日(金)よりPrime Videoにてプライム会員向けに見放題独占配信。“ラブラブ”な2人の場面写真が解禁となった。本作は、大失恋を経験して仕事一筋になった不器用な主人公キム・ユミが、会社の後輩から紹介されたク・ウンとの運命的な出会いを果たし、長く失っていた恋愛感情を少しずつ取り戻していくラブコメディ。累積閲覧回数32億回という大人気ウェブ漫画のドラマ化で、3Dアニメと実写が融合する。解禁された場面写真には、愛細胞をフル稼働させているユミ(キム・ゴウン)と、恋人ク・ウン(アン・ボヒョン)のラブラブなショットが写し出される。実はユミは、同じ会社に勤める後輩チェ・ウギのことが気になっていたのだが、そのウギから紹介されたのがウンだった。ウギには初めからその気がないことを知り、意気消沈するユミと細胞たち。対するウンは、ユミと出会った瞬間にひと目ぼれ。全く気のない素振りを見せるユミにもめげず、持ち前の明るさを武器に果敢にアプローチする。最初こそ無関心なユミだったが、ウンの人柄や優しさが垣間見えてくるにつれ、次第にウンに惹かれていく。場面写真からは、初々しい恋人同士のようにウンの耳元でささやくユミや、浜辺で手を握り合う2人、そしてハグをしながら洗濯物を干す2人など、徐々に距離を縮めていくユミとウンのドキドキするような恋模様が切り取られている。ユミとウンの物語を語る上で外せないのが、彼らの細胞たち。理性、感性、空腹、心配、そして愛など、ユミを構成する様々な細胞たちが2人を温かく見守る。この細胞たちの存在こそ、この作品を唯一無二のラブコメディにしている大きなポイントの1つ。過去に負った失恋の傷から、恋に不器用になってしまったユミの心の葛藤を、3Dアニメーションで表現された“彼ら”が分かりやすく説明してくれる。そして失恋によって行方不明になったと思われていた愛の細胞が戻ってきたとき、ユミの中で小さな恋心が芽生えていく…。登場人物たちの心情を3Dアニメ化し、実写のドラマと融合させた斬新な映像表現が注目の本作だが、役を演じたキャストたちにとっても、これまでにない全く新しい経験になったようだ。ユミを演じたキム・ゴウンは、「この企画に参加できたのが凄く楽しかったです。役を演じるうえで私が悩んだのは、細胞たちがケンカをして、ユミの言葉を遮る時に、どんな表情をしたらいいかということでした。細胞たちの感情をその時々に合わせて出した方がいいのか? それとも普通にしていた方がいいのか? 監督とはどのような表情が面白いかを随分と話し合いました」と、撮影現場での試行錯誤を明かす。ウンを演じたアン・ボヒョンは、「細胞たちのセリフが多く、合わせながら演技することに、初めのうちは戸惑いました」とやはりその難しさを語りつつ、「出来上がった作品を見ると、細胞たちのおかげでこんなにも面白いドラマになったのだなと思います」と続け、3Dアニメで表現された“細胞たち”の存在こそが、この作品をこれまでにない新感覚ラブコメディに仕上げていることを明かしている。「ユミの細胞たち」は3月4日(金)よりPrime Videoにて見放題独占配信開始(全14話)。(text:cinemacafe.net)
2022年03月03日ジャニーズJr.・IMPACTorsの椿泰我が主演を務める舞台『マウストラップ~ねずみとり』の公開ゲネプロと取材会が12日、東京・俳優座劇場で行われた。同作は、アガサ・クリスティの同名小説を原作に、世界中で上演されてきた名作。ストレートプレイ初挑戦の椿が主演を務め、山荘のゲストハウスを営む主人・ジャイルズを演じる。共演には富田麻帆、鷲尾修斗、反橋宗一郎、伽代子、松田将希、河相我聞、釈由美子が顔をそろえた。舞台はジャイルズ(椿)とモリ―(富田)夫婦が経営する山荘のゲストハウス。ロンドンで起こった殺人事件の犯人が逃走中というニュースや、大雪に関する気象情報がラジオから流れる中、予約客4名が次々に到着する。さらに「車がスリップしたから泊めて欲しい」と現れた外国人風の男性も。その翌日、ロンドンで起きた殺人事件の捜査で訪れたトロッター刑事(反橋)が夫婦に捜査協力を要請するが、その後、宿泊客の1人であるボイル夫人(伽代子)が何者かに殺害されてしまう。アガサ・クリスティが得意とする密室殺人劇の中で登場人物は全員が怪しく、刑事の推理によって彼らの本音や過去が明らかになっていく。上演前に行われたゲネプロでは、開幕前に椿が1人で登壇。前説で上演中の注意などを述べた後、初の既婚者役を演じるために付けていた結婚指輪を報道陣に披露するなど、開演前から会場を大いに盛り上げた。コメントは以下の通り。■椿泰我イギリスで2万2千回以上公演を重ねてきて、ストレートプレイとしてのギネス記録も持っている作品に、僕たちが携われることをすごく嬉しく思います。僕たちは、この舞台に真摯に向き合って、今日まで稽古を重ねてきたので、僕たちの作り上げた作品を楽しんでいただけたらと思います。
2022年01月13日「梨泰院クラス」や「ヴィンチェンツォ」のユ・ジェミョン、アカデミー賞6部門ノミネートの『ミナリ』のハン・イェリが共演する新作ドラマ「ホームタウン」(原題)が、2022年2月21日よりMnetにて日本初放送されることになった。連続殺人事件を追う刑事と、拉致された姪を探す女性が、史上最悪のテロリストに隠された秘密を暴くミステリアスな物語。主演を務めるのは、パク・ソジュン主演の大ヒットドラマ「梨泰院クラス」で強烈な印象を残し、映画『声もなく』も控えているユ・ジェミョンと、2021年アカデミー賞で6部門にノミネートされた映画『ミナリ』で母親役を演じたハン・イェリ。さらに、映画『楽園の夜』や「約束の地-SAVE ME」出演の演技派俳優オム・テグ。事件の裏に隠された不気味な宗教団体の実態、次々と起こる不審な殺人事件…。失われた記憶を取り戻したとき、謎に包まれたこの物語の真実が明らかになる。個性派俳優3人が作り出す世界観に引き込まれる、犯罪ミステリースリラーが日本に初上陸する。あらすじ1999年、サジュ市で発生した連続殺人事件。捜査を担当した刑事チェ・ヒョンイン(ユ・ジェミョン)は、1987年に起きたガステロ事件と関係があると疑い始める。そんな中、チョ・ジョンヒョン(ハン・イェリ)の姪が何者かに拉致される。姪を探しながらガステロ事件の真相を探るジョンヒョンは、後に衝撃の事実を知ることに――。「ホームタウン」は2022年2月6日(日)17時~1話先行放送。2月21日(月)より毎週月曜・火曜22時~ほかMnetにて放送(全12話)。※Mnet Smartでは本放送&7日間見逃し配信で視聴可能(text:cinemacafe.net)
2021年12月15日展覧会「上村松篁展「美の構成」に触れる」が、奈良の松伯美術館にて、2021年11月2日(火)から2022年2月6日(日)まで開催される。伝統と自然に織りなされる“美の構成”上村松篁(うえむら しょうこう)は、上村松園の長男として京都に生まれ、近現代の京都画壇で格調高い花鳥画を描き続けた日本画家だ。幼少期からの精緻な観察力と伝統的な円山四条派の写生に基づき、近代的な構成をもつ洗練された作品を手がけた。展覧会「上村松篁展「美の構成」に触れる」では、伝統のなかで育まれ、自然の神秘にふれて織りなされる、松篁芸術の「美の構成」に着目して作品を紹介。火炎木と印度孔雀、スコールを描いた70歳時の代表作《燦雨》、《白木蓮》の本画をはじめ、作品の制作過程を知ることができる下絵や素描も展示する。展覧会概要展覧会「上村松篁展「美の構成」に触れる」会期:2021年11月2日(火)〜2022年2月6日(日)会場:松伯美術館住所:奈良県奈良市登美ヶ丘2-1-4開館時間:10:00~17:00(入館は16:00まで)休館日: 月曜日(1月10日(月・祝)は開館)、1月11日(火)、年末年始(12月27日(月)~1月3日(月))入館料:大人(高校生・大学生を含む) 820円、小学生・中学生 410円※20名以上は団体割引1割引※障がい者手帳の提示により本人と同伴者1名まで2割引※出品作品は、都合により変更となる場合あり【問い合わせ先】松伯美術館TEL:0742-41-6666
2021年10月23日