議事堂内で授乳するラリッサ・ウォーターズ上院議員(写真:AAP Image/アフロ) オーストラリアのラリッサ・ウォーターズ元老院(上院)議員が、連邦議会議事堂内で生後2カ月の娘に授乳したことが話題となっている。女性議員が連邦議会で授乳をするのは初めてだという。 「オーストラリア緑の党」の副代表を務めるウォーターズ議員は現在40歳。第二子となる娘アリアちゃんを出産後、2カ月で仕事に復帰。緑の党に関する投票の間、堂々と議席で授乳したのだ。 この様子は大々的に報じられ、ウォーターズ議員はFacebookで以下のようなコメントを発信した。 「娘のアリアが、連邦議会で初めてお乳を飲んだ赤ちゃんとなったことを心から誇りに思います!私たちにはより家族に優しく、フレキシブルな職場が必要です。そして、全ての人に手が届くチャイルドケアが必要です」 なぜ、議事堂内で授乳したことがこれほど脚光を浴びるのか。8年前、緑の党のサラ・ハンソン=ヤング議員が、保育の手が足りないためやむを得ず2歳の娘を抱いて議事堂に入ったところ、腕の中から娘を取り上げられ、部屋の外に放り出されたという前例がある。この規則を変えるべく、一部の議員が働きかけを続けてきたのだ。その後、執務室での授乳は許可されたが、ウォルターズ議員らは乳児を抱える父母議員が議事堂でも子どもの世話をできるよう、更なる規制緩和を求めていた。 ウォルターズ議員が誇らしい顔で授乳をしていたことには、こんな背景があったのだ。
2017年05月10日ハワイ州上院は3月5日(現地時間)、セレブリティーのプライバシーを保護し、彼らが安心してハワイを訪れる事ができることを目的とした法案、通称「スティーヴン・タイラー法」を、賛成23、反対2の大差で可決した。今回可決された「スティーヴン・タイラー法」は、議会に提出された文章によると、この法案は、ハワイで休暇を楽しみセレブが行き過ぎた取材陣たちにプライバシーを侵害されないように考案されたもの。ロックバンド「エアロスミス」のフロントマンであるスティーヴン・タイラーがマウイ島に家を購入したことや、ハワイのアートを世界に広めることに貢献しているという理由から、「スティーヴン・タイラー法」という通称名がつけられた。スティーヴン・タイラーのほか、ブリトニー・スピアーズやミック・フリードウッド、オズボーン・ファミリーらも支持している。スティーヴンは先月行われた聴衆会の中で、写真を撮られることは名声につきものだと認めながらも、「自分の家にいて、シャワーを浴びたり、服を着替えたり、子供たちと楽しい時間を過ごしている間でも、パパラッチたちが望遠レンズで写真を撮り、まさにその写真が「People」誌に掲載されたのを見たとき、心が傷つきました。それがパパラッチたちのやり口で、常に自分たちは狙われているのです」と証言している。今後、「スティーヴン・タイラー法」は、ハワイ州下院で法案可決に関する話し合いが進められることになるが、おそらく可決されるだろうと推測されている。セレブたちがスティーヴンに感謝しながら、こぞってハワイで休暇を楽しむ光景が目に浮かぶようだ。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年03月07日