『キングスマン』タロン・エガ-トン主演で伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”の半生を映画化した『ロケットマン』。第72回カンヌ国際映画祭の初上映で大絶賛を受けたばかりの本作のプレミアが、“母国”イギリスで行われた。ノンクレジットながら『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督を務めたデクスター・フレッチャーのもと、音楽史に残るカリスマ“エルトン・ジョン”をタロンが演じ、数々の名曲を共作した創作上のパートナー、バーニー・トーピン役に『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル、エルトンの母シーラ役に『ジュラシック・ワールド』シリーズのブライス・ダラス・ハワード、エルトンのマネージャーで後に「クイーン」を見出した敏腕音楽プロデューサー、ジョン・リード役に「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデンといった、実力派豪華キャストが集結した本作。第72回カンヌ国際映画祭では上映後、会場中から巻き起こった4分間に及ぶスタンディングオベーションに、主演のタロンが感動の涙を見せ、エルトン・ジョン本人とともに強いハグを交わしたばかり。そして現地時間5月20日(月)には、本プレミアイベントで出身国イギリスへ堂々の凱旋を果たす豪華キャスト&スタッフ陣を一目見ようと、およそ1,000人ものファンが集まった。エルトンらしい星のモチーフや、無数のスパンコールでキラキラに輝く“ロケットマン”のロゴなどで飾られたブルーカーペットが敷かれた会場には、リアルタイムでエルトンの音楽に親しんできた熱狂的なファンがド派手なメガネやカラフルな衣装を身に付け、彼の歌を合唱しながら、和気あいあいとした雰囲気でスターの登場を待ち構える姿が。この日、ロンドンのプレミア会場はカーディフ、ダブリン、グラスゴー、ゲイトヘッドの4都市の映画館と中継で繋がっており、映画館に集まったオーディエンスにも時折ロンドン会場から話しかけるなど、イギリス各地がプレミア開催に向けて盛り上がりを見せていた。タロン「僕自身この作品に全身全霊をかけて挑んだ」最初に登場したリチャードに続き、ブライス、タロンとキャスト陣が続々到着すると、会場は大盛り上がり。彼らは握手やサイン、写真撮影を求めるファンたちに快く応じていた。さらに、背中に“ロケットマン”と刺繍が施された紺色のスーツを纏ったエルトンが登場すると、会場のボルテージはMAXに!エルトンも満面の笑顔で、ファンからの熱い声援や拍手喝采に手を振り返し、大勢の観客で満員となった会場を見渡していた。エルトンを演じたタロンは、プレミアを迎えた心境について「ここまで長かったから、映画を観てもらえることがとても楽しみだ。反響もとても良いよ。エルトンの音楽と人生、そして(仕事上パートナーの)バーニーの音楽と人生を讃えた作品に仕上がっているし、僕自身この作品に全身全霊をかけて挑んだから、とにかく皆に観てもらえるのが嬉しいよ」と、本作への熱い想いを言葉に込める。また、ブライスは「エルトンは幼い頃の冷たい家庭環境で心が満たされず、あんなに若くして成功したのにそれでも自分を好きになれなかった。でも、自分の人生は自分で歩むんだと、ひとりの人間として自立していくの。そんな人生の旅を描かれていく作品よ」と本作の魅力を語った。『ボヘミアン・ラプソディ』を愛する日本のファンに「2回、いや3回は見て」昨年の大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督を務め、本作でメガホンを取っているフレッチャー監督は「この映画は僕が前回手掛けた『ボヘミアン・ラプソディ』とは全く違う作品に仕上がっているよ。ファンタジーなタッチと、ミュージカルでエルトンの人生を描いたんだ。彼のこれまでの歩みと、生きることの喜び、そしてエルトンの曲が満載だ。『ボヘミアン・ラプソディ』が好きなら、日本の皆には2回、いや3回は見てもらいたいね!」と自信を覗かせる様子も。そして『キングスマン』シリーズでタロンやエルトンを起用したことがあり、本作では製作として携わっているマシュー・ヴォーンは、タロンの起用について「タロンは実力があって、エルトンみたいに歌って踊れる。そして、しっかりとドラマを演じる風格がある。本当にピッタリだった!」と明かし、劇中の活躍に太鼓判。なお、会場には、劇中でジェイミーが演じるバーニー・トーピン本人や、ボーイ・ジョージ、ルル、ジェームス・ブラント、ジェームス・ベイ、トム・オデルといったベテランから若手まで英国のミュージシャンをはじめ、『キングスマン』シリーズキャストのマーク・ストロング、“スパイダーマン”トム・ホランドの英国俳優ら豪華ゲスト陣も駆けつけ、集った観客たちも大興奮!伝説的ミュージシャンの半生を描く本作の幕開けに相応しい、大盛況のプレミアとなった。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日(金)より全国にて公開
2019年05月22日伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”の半生を描いた、タロン・エガートン主演の映画『ロケットマン』が、2019年8月23日(金)に公開される。エルトン・ジョンの人生を描いたミュージック・エンターテイメント映画『ロケットマン』は、ミュージック・エンターテイメント作品。音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞し、「ローリングストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大なアーティスト100組」にも選ばれた“エルトン・ジョン”に焦点を当て、その波瀾万丈な人生を描く。ボヘミアン・ラプソディxキングスマンの制作陣が集結監督は日本でも大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』のデクスター・フレッチャー。同じ音楽を題材にした映画だけに余計に期待が高まる。そして『キングスマン』シリーズの監督を務めていたマシュー・ヴォーンがプロデューサーとして参加した。なお、エルトン・ジョン自身もプロデューサーとして映画に関わっている。エルトンを演じるタロン・エガートンエルトン・ジョン役を演じるのは『キングスマン』シリーズのタロン・エガートン。両親から満足な愛情を注がれずに育った少年時代から、並外れた音楽の才能を認められ、瞬く間に伝説的ロックミュージシャンへの道を駆け上がっていったエルトン・ジョンの青年時代を演じる。また過酷なボイストレーニングを経て、エルトン・ジョンの楽曲を吹き替え無しで歌いきったという渾身の美しい歌声にも注目だ。豪華キャスト勢主役の脇を固めるのは、『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル、『ジュラシック・ワールド』シリーズのブライス・ダラス・ハワード、『シンデレラ』のリチャード・マッデンといった実力派キャスト勢の顔ぶれが揃う。カンヌでエルトン×タロンカンヌ国際映画祭でも『ロケットマン』は上映され、映画が終わると約5分以上のスタンディングオベーション。主演のタロン・エガートンとエルトン・ジョンのツーショットも見られた。タロン・エガートンはエルトンの曲について、「自分の人生の思い出の一部」と話していた。エルトン・ジョンとタロン・エガートンが共演した新曲「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」が『ロケットマン』のエンドロールを飾る。『ロケットマン』詳細映画『ロケットマン』原題:ROCKETMAN公開日:2019年8月23日(金)監督:デクスター・フレッチャー脚本:リー・ホール製作:マシュー・ヴォーン出演:タロン・エガ-トン、ジェイミー・ベル、ブライス・ダラス・ハワード、リチャード・マッデン全米公開:2019年5月31日(予定)配給:東和ピクチャーズ■特典付きムビチケカード発売日:2019年6月7日(金)※チケット1枚につき豪華台紙付きのコレクターズ・ミュージック・カード1枚が付属。
2019年04月28日『キングスマン』シリーズのタロン・エガートンが伝説的ミュージシャン、エルトン・ジョンを演じるミュージック・エンターテインメント超大作『ロケットマン』。初映像となる特報の到着とともに、日本公開日が8月23日(金)に決定した。今回解禁されたのは、タロン扮するエルトン・ジョンが、両親から満足な愛情を注がれずに育った少年時代から、並外れた音楽の才能を認められ、瞬く間に伝説的ミュージシャンへの道を駆け上がっていく様子が、幻想的なミュージカルパートともに描き出される特報映像。過酷なボイストレーニングを経て、劇中のエルトンの楽曲を吹き替えなしで歌いきったというタロン渾身の歌声による、エルトンの大ヒット曲「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」も耳にすることができる。監督を代行し、最後まで完成させた『ボヘミアン・ラプソディ』で感動を巻き起こしたデクスター・フレッチャー監督による、新たな音楽映画の誕生にますます期待が高まる映像だ。映像には、エルトンになりきったタロンとともに、『ボヘミアン・ラプソディ』にも「クイーン」のマネージャーとして登場したジョン・リード役の『シンデレラ』「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデンの姿も。ほかに『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル、『ジュラシック・ワールド』シリーズのブライス・ダラス・ハワードらが出演し、『キングスマン』シリーズの監督マシュー・ヴォーンとエルトン自身も製作として参加している。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年公開予定
2019年04月25日旅とグルメをテーマにしたバラエティ「火曜サプライズ」の4月23日(火)今夜の放送回に俳優・竹内涼真がゲスト出演。今回は竹内さんがかつて住んでいたという東京、練馬の大泉学園で「アポなし旅」を繰り広げるほか、ヒロミと長嶋一茂のハワイ旅の続きもお届け!若手俳優の登竜門「仮面ライダー」シリーズ「仮面ライダードライブ」に主演、その後「下町ロケット」で若手エンジニア役を好演し注目を集めると、2016年夏に放送された「時をかける少女」でのみずみずしい演技も高い評価を受け、続いて秋には「THE LAST COP/ラストコップ」にも出演。翌年春には同世代の人気俳優が競演した映画『帝一の國』が公開、連続テレビ小説「ひよっこ」「過保護のカホコ」「陸王」と連続で出演作が放送。昨年も「ブラックペアン」で演技力の進化を見せたかと思えば『センセイ君主』もヒットさせ、「2018 FIFAワールドカップ」のTBSスペシャルサポーターを務めるなど仕事の幅を広げ続けている竹内さん。今回は竹内さんが以前に住んでいたゆかりの地・大泉学園を訪れる。懐かしい街並みに大興奮、よく訪れていたというハンバーガー屋にロケ交渉に挑むもオーナーが不在…果たしてどうなった!?そしてヒロミさんと長嶋さんがハワイのオススメ店を巡る「ヒロミ&一茂3時間一本勝負!inハワイ」は後編をオンエア。後編では豪快なステーキ、豪華なパスタを注文するもまさかの3時間オーバーで、スマホ自撮り撮影でロケを続行!?こちらもその行く末をお楽しみに。今夜のゲスト、竹内さんは初めて吹き替えに挑戦した映画『名探偵ピカチュウ』が5月3日(金・祝)より日本先行公開。同作はゲーム「ポケットモンスター」の人気キャラ・ピカチュウをメインにハリウッドが実写映画化した作品。かつてポケモンが大好きだったティム(ジャスティス・スミス)が、大人になり人間とポケモンが共存する街、ライムシティで自分にしか聞こえない人間の言葉を話す名探偵ピカチュウに出会う。ピカチュウは亡くなったはずの父が生きていると確信していた――というストーリー。竹内さんはティムの吹き替えを担当するだけでなく、なんとポケモントレーナー役で本編にも出演している。竹内さんのハリウッドデビュー作となる同作をお見逃しなく。「火曜サプライズ」は4月23日(火)今夜19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年04月23日上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCとなりゲストを招いてトークやロケを繰り広げる「おしゃれイズム」の4月7日(日)オンエア回のゲストに俳優の安田顕が登場。独自の個性で唯一無二の存在感を放つ安田さんの素顔をMC陣やVTRゲストが解き明かしていく。演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーとして大泉洋、戸次重幸、音尾琢真、森崎博之らとともに北海道で活動。北海道ローカル番組の「水曜どうでしょう」が全国区の話題になると、東京での活動も活発化。『ホタルノヒカリ』や『女子ーズ』『みんな!エスパーだよ!』などの映画から「アオイホノオ」「問題のあるレストラン」「下町ロケット」などのドラマまで幅広い出演でその個性を発揮。最近では『俳優 亀岡拓次』『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』などの作品も好評を博している安田さん。そんな安田さんだがプライベートでは人見知りだといい、MCの藤木さんが“演技で目を合わせてくれなかった!?”共演秘話を明かすほか、数々の作品で安田さんと共演、飲み仲間でもあるという俳優の佐藤二朗が安田さんの素顔を語る。さらに奥様からの衝撃告白や2歳年上の兄が明かす幼少期の秘密など、ベールに包まれた安田さんの真実が明らかになっていく。またビートルズと麦焼酎をこよなく愛する安田さんが、藤木さんと聖地で“サシ飲みロケ”。ビートルズへの熱すぎる想いやレアグッズに大興奮する様子も必見。今回のゲスト安田さんは、この春スタートする連続ドラマ「白衣の戦士!」に出演。同作はナース(看護師)たちにスポットをあてその奮闘ぶりを描いていく、笑って泣ける痛快ナースコメディ。“元ヤンの新米ナース”立花はるかを中条あやみが、“姉御肌の頼れるベテランナース”三原夏美を水川あさみがW主演で演じる。安田さんをはじめ「ジャニーズWEST」小瀧望、沢村一樹、片瀬那奈、鈴木紗理奈、小松彩夏、山崎萌香、三宅亮輔らが共演する。ドラマ「白衣の戦士!」は4月10日(水)22時~日本テレビ系で放送開始。「おしゃれイズム」は4月7日(日) 23時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年04月07日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」。その3月31日(日)放送回にこの春の新ドラマ「白衣の戦士!」から主演の水川あさみが出演。さらに小関裕太ら豪華ゲストを迎える。今週は東野幸治がMCを担当、アシスタントに日本テレビアナウンサー・市來玲奈、水川さん、小関さんのほか「TEAM NACS」森崎博之、BoA、宮迫博之、後藤輝基、渡部建、ブルゾンちえみらも出演して、「芸能人・最強の贈り物」スペシャルとして放送する。大ドラマ「僕たちがやりました」「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」などに出演。1月クールの「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」でみせた弁護士姿も記憶に新しい水川さんが、お互いのプレゼントを使わないという「女優C」とは!?「テニスの王子様」など舞台で活動を経て「恋がヘタでも生きてます」『覆面系ノイズ』『春待つ僕ら』などで人気急上昇中の小関さんがオススメする生食パンにも注目。また演劇ユニット「TEAM NACS」のリーダーを務め、最近では『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』「下町ロケット」などで知られる森崎さんは超貴重な北海道の百合根を紹介。韓国のみならず日本でも「VALENTI」「メリクリ」などのヒット曲で人気となったBoAさんは“失礼すぎるモノマネ芸人K”と初対面する。今夜のゲスト、水川さんが主演を務める「白衣の戦士!」は4月10日(水)22時~日本テレビ系で放送開始。水川さんが“姉御肌の頼れるベテランナース”三原夏美を、中条あやみが“元ヤンの新米ナース”立花はるかをW主演で演じる。「ジャニーズWEST」小瀧望、沢村一樹、安田顕らが共演する。森崎さんが出演するHTB開局50周年ドラマ「チャンネルはそのまま!」は現在Netflixで世界配信中。「行列のできる法律相談所」は3月31日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年03月31日フリーアナウンサーの古舘伊知郎(64)が4月から母校・立教大学経済学部の客員教授に就任することになり、27日に東京・池袋の同大で会見を行ったと各スポーツ紙が報じた。各紙によると、古舘は2年生以上の全学部共通科目「現代社会における言葉の持つ意味」を週1回担当。定員は約300人で、古舘は「ことば」を中心に脳科学や仏教の観点からも考察。1977(昭和52)年に同大を卒業後も式典の司会などはたびたび行ってきたものの、教壇に立つのは初めてだという。「古舘アナは04年から16年まで12年にわたって『報道ステーション』のキャスターをつとめていました。そのため高年齢層からは一定の支持を得ているものの、若者にとっては“遠い存在”です。学生に触れることで、今後の司会業のプラスになるといわれています」(テレビ局関係者)「報ステ」降板後は続々と仕事が舞い込んでいたが、現在のMCレギュラー番組は「ネーミングバラエティー日本人のおなまえっ!」(NHK総合)のみとなっている。「最近の古舘アナは活動範囲を広げていて、昨年10月期の『下町ロケット』(TBS系)では27年ぶりに連ドラ出演を果たしていました。彼は苦境をむかえているとしっかり把握しています。そのため客員教授就任のオファーも“渡りに船”とばかりに引き受けたようです」(芸能記者)マシンガントークが売りの古舘アナがどんな“白熱教室”を繰り広げるのかが注目される。
2019年03月28日大泉洋(45)主演で、池井戸潤(55)の新作小説「ノーサイド(仮題)」がTBS系で連続ドラマ化されると2月18日にわかった。小説は今夏に刊行予定であり、ドラマも7月から放送されるという。各メディアによると同作は出世コースから外れた中堅サラリーマンが、左遷先で会社のラグビーチームのゼネラルマネージャーを任されるというストーリー。低迷するチームが再起に向けて奮闘する様が描かれるという。大泉は「私自身も今まで放送されてきた、数々の池井戸作品のファンでありましたので、その池井戸さんの新作ドラマで、主演させていただくのはとても嬉しく、光栄であります。」とコメント。さらにこう意気込みを見せた。「日本でラグビーのワールドカップが開催されるという年に書きおろされる池井戸さんのラグビーを題材にした新作を読者として、純粋に楽しみにもしています。絶対面白いでしょ!!」「ノーサイド」が放映されるのは、これまでも「半沢直樹」「下町ロケット」といった池井戸作品で大ヒットを生んできた日曜劇場枠。60年以上の歴史を持つドラマ枠であり、ネットでは主演を務める大泉の出演に歓喜する声が上がっている。《大泉洋さん凄いね。日曜日TBS9時の主演だよ。まさかこんな日が来るとは。楽しみです応援してます》《大泉さんはずっと映画に出てて、ドラマで観たかったから嬉しい!まさか、主演で日曜劇場とは想像つかなかった……》また大泉もコメントしたように、今年はラグビーW杯が日本で開催され注目度も抜群。さらに大ヒットを期待できる理由があるという。「北海道のローカルタレントから出発した大泉さんですが、今や日本を代表する俳優の1人。昨年末に公開された主演映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』も公開1ヵ月で興行収入10億円を突破しました。さらに池井戸さんといえば現在、原作を務めた映画『七つの会議』が上映中。2月1日に公開したところ、2週間足らずで動員数が100万人を突破しています。業界ではその相乗効果で、すでに『ノーサイドは大ヒット確実!』といった声も上がっています」(テレビ局関係者)大泉洋と池井戸作品の化学反応に今から期待が膨らむばかりだ――。
2019年02月18日大泉洋が、7月期のTBS日曜劇場で池井戸潤作品に初出演。左遷された男が低迷する社会人ラグビー部の再起に挑む「ノーサイド」(仮)で主演を務める。現在公開中の『七つの会議』をはじめ、「半沢直樹」「陸王」「下町ロケット」などの原作で知られる池井戸氏の夏刊行予定の新作を日曜劇場で映像化。主演を務めるのは、映画・舞台・ドラマなど様々な作品での活躍と多才ぶりで知られる大泉洋。TBS連続ドラマは初主演となる。また、これまで大泉さんが所属する演劇ユニット「TEAM NACS」では安田顕や森崎博之が「下町ロケット」に、戸次重幸が同作や「花咲舞が黙ってない」に、音尾琢真が『七つの会議』や「陸王」などに出演してきたが、今回“最後のひとり”大泉さんが満を持して池井戸作品と初タッグを組む。■中堅サラリーマンが左遷先で出会ったのは低迷するラグビーチーム演じるのは、大手メーカー「トキワ発動機」の中堅サラリーマン・君嶋隼人。出世レースの先頭に立ち、幹部候補とまで言われていたが、上司が主導する企業買収に異を唱えたことで左遷。地方の工場に総務部長として赴任、さらにトキワ発動機ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼任するよう命じられる。かつては強豪チームだったが、いまでは成績不振にあえいでいる「アストロズ」。ラグビーの知識も、経験もない君嶋にチーム再建という重荷が課せられる。低迷するラグビーチームと出世の道を絶たれた男の、再起をかけた闘いが始まる!■大泉洋、初の池井戸作品を「全身全霊で演じたい」「今まで放送されてきた、数々の池井戸作品のファンでありましたので、その池井戸さんの新作ドラマで、主演させていただくのはとても嬉しく、光栄であります」と大泉さん。「大きなプレッシャーも感じていますが、『99年の愛~JAPANESE AMERICANS~』『LEADERS ll』でもご一緒させていただき、全幅の信頼を寄せる福澤(克雄)組と一緒にこの君嶋という役を全身全霊で演じたいと思います。そして日本でラグビーのワールドカップが開催されるという年に書きおろされる池井戸さんのラグビーを題材にした新作を読者として、純粋に楽しみにもしています。絶対面白いでしょ!!」と自身でも楽しみにしている様子。また、「『TEAM NACS』というすごい集団といつか仕事をしたい」と思っていたというプロデューサーの伊與田英徳氏は、約5年越しに念願かなって大泉さんと組めることに「ワクワクしております」と語る。「池井戸さんと大泉洋さんの新しい出会いから奏でられるエネルギーが、どんなドラマになるのか、今から楽しみです」と明かしている。日曜劇場「ノーサイド」(仮)は7月より毎週日曜21時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年02月18日現在公開中の映画『七つの会議』の大ヒット御礼舞台あいさつが13日、都内で行われ、野村萬斎、及川光博、藤森慎吾、朝倉あき、福澤克雄監督が出席した。2月1日に公開初日を迎え、週末興行成績ランキングで1位、ぴあ映画初日満足度1位を獲得、そして公開から13日目で観客動員数100万人を突破した本作。大ヒットを記念して行われたこの日の舞台あいさつに、主演の野村萬斎らが登壇した。劇中で主人公の八角民生を演じた野村は「映画が100万人突破し、興行成績も2週連続で1位ということで本当にありがとうございます。皆様のお陰だと思っておりますし、リピーターの方が多いということで、中毒性の高い映画ということのようでございます。その中毒性を他の方にも分けていただきたいですね」と感謝の言葉を述べた。周囲の反響について、エゴサーチなどでネットでの評判を目にしたという野村は「皆さん針一本落としても気づくぐらいお芝居を集中して見ているみたいです」と好評の様子。女性社員の敵とも言える新田雄介役の藤森は「朝倉あきちゃんのファンの方だと思いますが、『お前絶対に許さないからな』というツイッターでの書き込みがありました。それに長野の両親と姉が映画館で見てくれたみたいで『映画は面白かったけど、あなたの役は過激なのね、あなたはそういう人間じゃないことは分かっているから』と言われました」と明かして笑いを誘った。舞台あいさつの後半には、社会人の悩みをキャスト陣がアドバイスをおくることになり、4月に新入社員となる20代の男性から先輩や上司と仲良くなるコツを問われた野村は「僕の本業は大先輩がたくさんいる業界。自分の自信があるところから小出しに出していってコミュニケーションをとることが大事だと思います」とアドバイスを。上下関係が厳しい芸人の世界に身を置く藤森も「標的を決めたら徹底的に調べますね。何が好きなのか調べてその話をします。好きだとアピールすることが大事だし、最終的にはモノでイチコロ!」と自身がしていることを明かし、及川は「笑顔じゃないですかね。笑顔であいさつが結構大事だと思います。笑顔は最強の武器ですよ」と笑顔の重要性を説いていた。『陸王』や『下町ロケット』、『半沢直樹』といった企業の矛盾や働く人々の葛藤や絆を描いて人気を博している作家・池井戸潤の同名小説を、『半沢直樹』や『下町ロケット』(いずれもTBS系)を手掛けた福澤克雄監督が映画化した本作。結果がすべてとも言われる中堅メーカーを舞台に、社内で起きたパワハラ騒動に隠された謎が明らかになると、会社員たちの人生、そして会社の存在をも揺るがす事件が巻き起こる、というストーリーとなっている。
2019年02月13日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」。その2月10日(日)今夜放送回は俳優の安田顕、「KAT-TUN」上田竜也らをゲストに迎え、「私たちずっとずーっと片思いしていますスペシャル!」を放送する。今回はMCを後藤輝基が、アシスタントを日本テレビアナウンサー・市來玲奈が担当。大泉洋、戸次重幸、音尾琢真、森崎博之と組んだ演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーとしての舞台で活動が認められ「アオイホノオ」や「下町ロケット」『俳優 亀岡拓次』などの作品に出演。その突出した個性と演技力が高く評価される安田さん。「KAT-TUN」のメンバーとして2006年CDデビュー、ドラマ「婚カツ!」や『永遠の0』「視覚探偵 日暮旅人」などの映像作品から「新世界ロマンスオーケストラ」などの舞台まで幅広く俳優としても活動する上田さん。2人のほかタレントのベッキー、「野性爆弾」くっきー、元女子バレーボール選手の高橋みゆき、また東野幸治、宮迫博之、渡部建、磯野貴理子ら番組お馴染みの面々も出演。幼少の頃から初代タイガーマスクに憧れていたという安田さんは、タイガーマスクが好き過ぎて変な行動をとってしまったという。その変な行動とは!?鍛えられた肉体で知られる上田さんがどんな痛みも呼吸法でしのぐ達人技に強烈パンチをさく裂…果たしてどうなる!?さらに元バレーボール日本代表でもある高橋さんが結婚を考えた「芸人O」とは一体誰!?またベッキーさんは好きだった“司会者H”からひどい仕打ちを行列メンバーに赤裸々告白…など、今回もゲストの様々な話題で盛り上がる。今回のゲスト、安田さんが倍賞美津子、松下奈緒、石橋蓮司、村上淳らと共演、『日日是好日』の大森立嗣監督がメガホンをとって、宮川サトシの自伝エッセイ漫画を映画化する『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』が2月22日(金)から公開。上田さんが主演、「ジャニーズWEST」重岡大毅、藤井美菜、アヤカ・ウィルソン、くっきーさん、宇梶剛士らの共演で大久保ヒロミの同名コミックをドラマ化した「節約ロック」は毎週月曜深夜24時59分~日本テレビで放送中。「行列のできる法律相談所」は2月10日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年02月10日俳優の徳重聡(40)がフジテレビ系月9ドラマ「トレース~科捜研の男~」で悪役を演じると、一部スポーツ紙が報じている。記事によると徳重が出演するのは、18日放送の第7話。表の顔は好感度抜群だが、裏ではパワハラ疑惑を持たれている都議会議員役。徳重の月9ドラマに出演するのは、今回が初めて。自身の役柄について、「今までで一番悪い役」とコメントしているという。徳重といえば、00年に「オロナミンC『1億人の心をつかむ男』新人発掘オーディション~21世紀の石原裕次郎を探せ!~」でグランプリを獲得して芸能界デビュー。数年間の基礎的レッスンを経て俳優活動を始めたが、なかなか印象に残る役柄には恵まれなかった。ところが昨年の「下町ロケット」でインパクトを残し、注目を集めることとなった。「これまでは“裕次郎”という大看板を背負っていることもあり、正統派俳優を目指していました。しかし『下町ロケット』でのクセのあるエンジニア役が好評だったこともあり、一気に役の幅が広がったようです。背負い続けていた“重圧”から解放された今、さらなる活躍が期待できるのではないでしょうか」(テレビ局関係者)事務所の大先輩である舘ひろし(68)や神田正輝(68)は、第一線で活躍中。その陰に隠れていた徳重だが、ようやく脚光を浴び始めたようだ。
2019年02月08日毎年多くの漫画作品が実写化されている映画界。中でも最近、じわじわと映画化が進んでいるのはWEB漫画作品だ。様々なメディアがアナログからデジタルへとシフトしていった平成の時代。これまでの漫画といえば、有名作家が手掛けるものなど、厳選された作品しか世に出されることがなかったが、WEBやアプリで手軽に漫画が読めるようになってから、アマチュアでも作品を発表できるようになっている。雑誌のコンセプトや読者の好みを重視する紙媒体とはまた異なり、自由度の高いWEB漫画の中には思わぬ名作が埋もれていることもしばしば。漫画ファンも映画ファンも抑えておきたい、いま大注目のWEB漫画原作映画に迫った。昨年公開されたWEB漫画原作の映画といえば、朝ドラ出身の中村ゆりか、葵わかな、2.5次元俳優・黒羽麻璃央が出演した『ラーメン食いてぇ!』や、新人女優の南沙良が報知映画賞とブルーリボン賞の2冠を獲得した『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』など、若手俳優陣をキャストに迎えた瑞々しい作風が目立った。それが2019年の公開作は一気にスケールアップしており、WEB漫画と人気トップ俳優のタッグが次々と発表されている!■安田顕・主演『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』2月22日(金)より全国にて順次公開2013年にWEB漫画サイト「くらげバンチ」にて連載がスタートした宮川サトシの大人気エッセイ漫画を映画化。宮川が実際に体験した母との最期の日々から葬儀、そしてその後の生活を母親への溢れる愛情をふんだんに散りばめて描き、AmazonレビューやSNSで話題沸騰となった感動作。バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカルFukaseら多くの著名人がSNSで絶賛し、500万PVを記録した。今回の映画化では、『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣監督がメガホンを取り、『愛しのアイリーン』「下町ロケット」など、個性的な演技で人気を集める安田顕が主演。主人公の母・明子役には倍賞美津子、主人公の恋人・真里役には松下奈緒、父と兄には石橋蓮司と村上淳が脇を固め、登場人物は少ないながらも、日本映画界を代表する実力派俳優たちの熱い演技で見応えは十分。大切な人を亡くした悲しみを独特のユーモアで淡々と描き出し、死を乗り越えて新たな決意とともに人生を歩みだす主人公の姿に胸を打たれる物語。母というかけがえのない存在の偉大さと、家族のありがたみを改めて感じることができる、原作ファンを裏切らない心温まる映画が完成した。■田中圭×中村倫也らの共演で話題『美人が婚活してみたら』3月23日(土)より全国にて公開タブーなしの婚活女性の本音を、実在の登場人物のリアルなエピソードを基にさらけ出し、人気漫画アプリ「Vコミ」で累計1,000万PVを突破、長期間ランキング1位を獲得し続け、後にスピンオフ作品も雑誌に掲載された話題作。読者を“感動”と“衝撃”で粉砕した号泣必至のコミックを、“こじらせ女子”の姿をリアルかつコミカルに描き好評を得た『勝手にふるえてろ』の大九明子監督がメガホンをとり映画化。脚本を手がけたのは、大九監督も「大ファン」であり「天才」と絶賛する、お笑いコンビ「シソンヌ」のじろう。原作のベースにある、結婚に対する女性心理や女の友情といった未知の領域にチャレンジしながら、男の本音はもちろんのこと、コント師らしい多種多様な笑いのスパイスをふりかけている。また、黒川芽以、臼田あさ美、中村倫也、田中圭という、いまノリにノった旬な俳優が共演することでも話題沸騰中だ。■間宮祥太朗×桜井日奈子W主演『殺さない彼と死なない彼女』2019年秋公開SNSに投稿されたイラストが多くの読者の胸を打ち、話題となったSNS漫画家・世紀末の4コマ漫画作品。その爆発的人気を受けて出版された「殺さない彼と死なない彼女」は3つの物語からなる青春群像劇だが、今回映画化となるのは単行本収録の表題作に登場する、“キレやすいツンデレ男子”と“心優しいネガティブ女子”を中心に添えたストーリー。昨年大ブレイクを果たした間宮祥太朗と桜井日奈子という次世代を担う最旬キャストが、“殺さない彼” 小坂れい役、“死なない彼女”鹿野なな役でW主演を務める。このほか2020年には、イラスト投稿サイト「pixiv」から生まれた大ヒット漫画「ヲタクに恋は難しい」が、高畑充希&山崎賢人、『銀魂』シリーズなどで絶大な人気を誇る福田雄一監督で映画化されることが発表されており、ますます関心が集まること間違いなし。良質な作品も多く、新しい才能を発見できるネット上での活躍が期待できるWEB漫画に今後も注目していて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美人が婚活してみたら 2019年3月23日より全国にて公開Ⓒ2018吉本興業母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。 2019年2月22日より全国にて公開©宮川サトシ/新潮社 ©2019「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」製作委員会殺さない彼と死なない彼女 2019年秋、全国にて公開予定
2019年02月02日映画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』が、2019年2月22日(金)より全国順次ロードショー。母が遺した“愛のかたち”感動の実話映画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』では、母を亡くした家族の感動の実話を描く。原作は、宮川サトシの自伝エッセイ漫画「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」。作者の宮川サトシが実際に体験した、母との最期の日々から葬儀、その後の生活の日々を綴った作品は、2013年にWEB サイト「くらげバンチ」にて連載がスタートすると、Amazon レビューやSNSで話題を呼び、500万PVを記録した。安田顕、息子サトシを熱演映画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』では、宮川サトシ役に安田顕を迎えて実写映画化。映画『銀魂』『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』『愛しのアイリーン』、ドラマ「下町ロケット」と話題作にひっぱりだこの実力派俳優が、いまは亡き母への愛にあふれる、息子・サトシを熱演する。倍賞美津子が明るくパワフルな母親役に母親・明子役は、倍賞美津子が担当。心優しいがゆえに頼りないところがある息子・サトシと対照的に、明るくパワフルな母親明子を演じる。映画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』の見所となるのは、亡くなってから1年後、サトシへ贈った母・明子のプレゼントの存在。母から息子へ、息子から母へ、すべての思い出がカタチとなるこのプレゼントは、愛にあふれた感動作に彩りを添える。松下奈緒が献身的な恋人・真里役母亡き後のサトシを励まし、支える恋人・真里役には松下奈緒。NHK 連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」「まんぷく」で活躍した松下が、サトシに寄り添い、時には叱咤する恋人役を温かい眼差しで演じる。サトシの兄・祐一は村上淳、父・利明役は石橋蓮司と実力派俳優が集結した。『日日是好日』の大森立嗣監督が家族の愛の物語を描く監督は、『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣。本作では脚本も担当する。人間の心の闇を描くことに定評のある大森立嗣監督は、映画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』でどういった人間の心理を切り取るのか。人を温かく包み込む慈愛に満ちたストーリーに期待が高まる。あらすじ2012 年・春。最愛の母の火葬場で母の遺骨の前にたたずむサトシは、小さい母のかけらをポケットにそっとしまうのだった。30 代後半、漫画家になる目標がありながら、知人と営む塾の講師として働いていたサトシは、自分の母と永遠に別れる日が来るなんて、思ってもみなかった。子供の頃から泣き虫で病気がちで、お調子モノだったサトシは、いつも明るく、優しく、パワフルな母に救われてきたのだった。その母が突然がんを宣告されたのは 2 年前の春のことだった。それまで母が自分にかけてくれていた言葉を今度はサトシがかける番になる。「俺がいるから大丈夫だよ、お袋は必ず助かるから」―。サトシは母のためにがむしゃらになり、家族も戸惑いながらも見守るが、がんは進行していってしまう。弱気になりがちなサトシを笑顔にさせてくれたのは、母が病になってからよく家に来てくれるようになったサトシの恋人・真里だった。2011 年・秋。それまでの自宅治療から入院に切り替わる事になった母は、それでも気丈にふるまい、サトシと真里の結婚を後押ししてくれるのだった。そして、2012 年・春。ついに、その時が来てしまった。病室に駆け付けたサトシは母の命がゆっくり消えゆく前に、「お袋……愛しとるよ。」と伝える。そして家族に見守られ母は安らかに旅立っていった。一家の大黒柱の存在だった母と別れて、すっかり生きる気力を失っていたサトシ、そして父と兄。それまでしっかりしていた父は酔っぱらって庭に大の字で寝転んだり、兄も母の壊れた形見の時計を肩身放さず身に付けていた。だが、久しぶりに人気のない海で男たち3人だけで集まった時、兄が熱いお想いをぶつけ、3人はようやく新たなスタートをきる気持ちになれたのだった。2012 年・秋。サトシは念願だった漫画家としてデビューを果たし、結婚した真里と東京に引っ越していた。そして引っ越しがまだ落ち着いていない、ある日、一本の電話がかかってくる。それは、サトシの人生を大きく変える、母からの“驚くべき贈り物”だった……。【作品情報】映画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』公開日:2019年2月22日(金)より全国順次ロードショー。出演:安田顕、松下奈緒、村上淳 / 石橋蓮司、倍賞美津子監督:大森立嗣脚本:大森立嗣原作:宮川サトシ「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」 (新潮社刊)
2019年01月26日●山田孝之と『クローズZERO II』後に急接近NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(14)の加藤清正、『信長協奏曲』(14・フジテレビ系)の佐々成政、そして2019年4月19日公開の映画『キングダム』でバジオウを演じることでも注目を集める、阿部進之介(36)。『デイアンドナイト』(1月26日公開)は、阿部にとって「長編映画初主演」のみならず「企画」も担った、役者人生において唯一無二となる作品だ。藤井道人監督と映画愛を語り合う中で創作意欲が芽生え、そこに旧知の仲である山田孝之が「初の全面プロデュース」という並々ならぬ覚悟で参加。脚本開発に4年の歳月を費やしたオリジナル作品は、数々のハードルを乗り越えて完成へと漕ぎ着けた。父が大手企業の不正を内部告発して死に追いやられ、家族は崩壊寸前。阿部演じる明石幸次は、そんな現実に暗澹たる思いを抱きつつ、正義と犯罪を共存させる児童養護施設オーナー・北村に魅せられ、やがては復讐心に駆られていく。善と悪はどこからくるのか。観客は、この難題と否が応でも対峙することになる。漫画や小説をもとに実写化される「原作モノ」が全盛の中、オリジナル映画に果敢に挑んだ人々を取材する連載「オリジナル映画の担い手たち」。第7回は、『デイアンドナイト』の生みの親でもある阿部進之介の源を探る。○■神楽坂で5軒ハシゴ酒――『デイアンドナイト』の藤井道人監督は阿部さんのことを「とても真面目な人」とおっしゃっていました。お付き合いも長いんですか?たぶん、8年ぐらいです。監督の映画を観たのが、2010年か2011年か……たしかそのくらいだったと思います。僕の知人が2作品に出演していたのですが、作品を観て「一緒に仕事がしたい」と思って、その知人に「一席設けてくれ」と頼んだのが知り合うきっかけです。――「一緒に仕事がしたい」と思った方は、そうやって自ら積極的に近づくのが人付き合いの流儀ですか?そうですね。神楽坂だったんですけど、すごくいろいろな店に連れ回されまして(笑)。何軒ハシゴしたかなぁ。彼はコミュニケーションが苦手なタイプで、たぶん「そういう飲み方をしよう」と決めていたと思うんです。5軒ぐらいハシゴしたのかな? でも、1軒30分もいないんですよ(笑)。馴染みの店を案内してくれて、最終的に監督の家に行くという(笑)。――家ですか(笑)!?そう(笑)。ベロベロになって、なぜか僕が出ていた『クローズZERO II』(09)を流しながら、朝方まで飲んでいました。――そこまで飲むということは、何かの話題で盛り上がったと。全然覚えてないですね(笑)。もう、7~8年も前ですから。――『デイアンドナイト』は、そういう間柄の会話から生まれたんですよね。互いにオリジナルへのこだわりが一致したんですか?監督は常に「オリジナルで撮りたい」と思っている方です。僕はオリジナルにこだわっていたわけではなくて。何かを表現しようとしたら必ずオリジナルになるので、その点でいえば一致しました。――そして、プロデューサーとして山田孝之さんが後に加わることに。山田さんとはそれまでどのような関係性だったんですか?10代の時に、仕事ではなくて一緒に遊んでいる時期が少しあって。その後、『クローズZERO II』(09)で共演しました。その頃から、時々飲みに行くようになって。●否定してしまうと共感できなくなる――なぜ、彼に声を掛けたんですか?孝之をプロデューサーに、とか1ミリも思ってなくて。紙一枚にまとまらないような構想段階で、「監督と脚本を作っている」と伝えたらすごく興味を持ってくれて。あまり積極性を見せるタイプではないのでそれが意外で、監督と会う時に誘ってみたんです。彼は最初から、「出演することは考えてない」と言っていました。――作品は、「善と悪」や「人間の二面性」を描いています。そういう重いテーマに、阿部さんも関心があったんですか?初期の頃、僕の中で「これを表現したい」というものは固まっていなくて。監督に「お互いをもうちょっとよく知ろう」と提案をして、それまで話をしなかった、もう少し深い話……なかなかできない恥ずかしい話や昔の話とかをしながら互いの共通項を見つけていって、「二面性」や「善と悪」というテーマにたどり着きました。僕が吐き出すものを、監督がまとめて形にしてくれたような感覚。そういう作業は初めてでした。――それが5年前の出来事ですよね。オリジナル映画は、それだけの時間と共に人とのつながりが重要であることが分かるエピソードですね。そうですね。月に1回ぐらいのペースで集まって、練り直して。最初の方は全然進まなくて、脚本開発が一番時間かかりましたね。合計28稿。迷っていた部分も結構ありましたが、それだけ試行錯誤できたことに意味があるというか。満場一致ですぐに決まったものって、みんながどこに「いいね!」と感じたものか、分かりませんよね? その共通認識を持てたことがすごく良かったと思います。だから、現場で監督と話すこともほとんどなかったですね。孝之は演出に一切口を出さず、役について何か言われることもなかったです。プロデューサーとして、監督を信頼していたんだと思います。脚本開発の段階から役作りは始まっていました。僕が明石、孝之がそれ以外の役を演じて、そこでセリフを決めていきました。役のことを考えている時間は、どのキャストよりも多くなりました。役のことを思っている時間がどれだけあったのか。役作りにおいて、そこはすごく大事なことだと思っています。○■人と向き合うことと役と向き合うことは近い――所属事務所の公式サイトのインタビューで、役の気持ちを理解しようとすることを「新しく知り合った人と友だちになろうとする感覚」と表現されていましたね。2016年3月の記事ですが、俳優として今も変わらない部分ですか?そうですね。作品の中で1人の人間として生きること。いろいろな経験を通して、そこにつながると思えたので、その手法が僕に合っていました。役に起きている出来事が、他人事ではなく「自分ごと」にならないと心は絶対に動かないんですよね。最初はその役も他人ですが、考えれば考えるほど親身になる。だんだん家族になってきて、最終的には自分のことのようになるはずなんですよね。――明石は善と悪で揺れ動き、葛藤する役どころです。そこと向き合い続けると、日常の精神状態にも影響が出そうですね。準備期間の段階で、明石を擬似体験するようなことはないです。撮影直前になっていくと、そこまで落とし込んでいきますが。そうしないと、ちょっと大変なので(笑)。撮影中はしんどいですね。――役を「自分ごと」として考える。それは、プライベートでの人付き合いにも影響しているとも書いてありました。結局、役は一人の人間。今、こうして向き合ってインタビューしてもらっていることと変わらないんですよね。会話で相手のことを理解しようとする。役の場合も同じです。普段から、対面している人を理解しようとしたり、受け入れようとしたり。自分の役は、絶対に否定しちゃダメなんですよね。否定してしまうと、役に共感できなくなる。それは現実においても同じだと思っています。――2003年にデビューしてから、どのあたりでそこに気づいたんですか?なんとなくはやっていましたが、俳優としての行為が実生活に良い作用があるとはなかなか思えなくて。そこがリンクしたのは、30歳ぐらいの頃だと思います。普段から、相手のことを知ろうと思ったり、受け入れようとしたりすると、人間関係もうまくいくようになりますし、新たに頂いた役もすぐに受け入れられるようになって。生き方が違う人もいるので共感できないこともありますが、理解はできる。人と向き合うことと、役と向き合うことは近いので、俳優は本当に豊かな仕事だと思います。●映画が教えてくれた「一人では何もできない」――30歳で何か決定的な出来事があったんですか?いえ、特別に何かがあったわけではないんですが……「なぜ役者をやっているんですか?」と聞かれた時に、うまく答えられなかったんですよ。考えているうちに、ようやく気づくことができました。――オリジナルの映画がなぜ実現できたのか。要因はいくつもありますが、その阿部さんの人付き合いや人生観も大きく関わっていると思います。人付き合いで心がけていることはありますか?人には優しくありたいです。僕もそんなに人間ができているわけではないのですが(笑)。優しくできるということは、相手を受け入れて、理解をしようとしていることの表れだと思うので。相手の立場になって、初めて優しくなれることってありますよね。あくまで理想です。もちろん、僕のことを嫌いな人も世の中にはたくさんいると思います。すべての人に好かれようとは思っていませんが、相手のことはあまり否定しないようにしています。――飲み屋を5軒連れ回されても受け入れた阿部さんは、すごく優しい方だと改めて思います。まぁ、楽しかったので(笑)。一緒に飲みたくて、こちらから誘っているわけですからね。受け入れるスタンスで臨みました。――私もお酒が好きで、決まった飲み仲間がいます。あまり飲まない人が同席すると、「いつも同じ話で盛り上がってるよね」と不思議がられるんですよ。ハハハッ!――阿部さんと藤井監督はそんなことありますか?どうかなぁ。監督は同じ話をしているかもなぁ(笑)。彼も僕と同じでこだわりがすごくあって、お酒を飲んでヒートアップすることもありますが、彼の場合は僕の話を咀嚼して、アップデートして次回の飲みに来るんです。次、僕と会うために準備をしてくれる(笑)。だから、毎回飲むのが楽しみなんですよ。これ、絶対に言われたくないことだろうなぁ(笑)。でも、すごく好きな部分なんです。僕の言ったことをそれだけ受け入れて、向き合ってくれているんだと思います。――貴重なお話、ありがとうございました。最後に、『デイアンドナイト』が教えてくれたことは何ですか? 人生の一部と言ってもいいほど、長い時間がかかった作品です。「一人では何もできない」ということを、改めて教えてもらいました。本当にいろんな人の助けや力を一から感じることができたんです。通常であれば、役者は作品が整ってから現場に入らせてもらうので、作品が整うまでの苦労をあまり感じられません。それをたくさんたくさん感じた期間ですし、一番最初に加わってくれた孝之をはじめ、たくさんの方が賛同してくれて、僕らの思いついたこと、やろうとしていることを肯定して、力を貸してくれた。それがなかったら、実現できていません。今回だけじゃなく、人生においては何事も「一人では何もできない」。そう、強く感じます。「ご縁が大事」とも言われますが、それは役者だけでなく、人としても大切にしていきたいです。■プロフィール阿部進之介1982年2月19日生まれ。大阪府出身。2003年に俳優デビュー。2004年の『超星神グランセイザー』(テレビ東京系)で注目を集め、近年は『軍師官兵衛』(14・NHK)、『信長協奏曲』(14・フジテレビ系)、『下町ロケット』(15・TBS系)、『BG~身辺警護人~』(18・フジテレビ系)などのドラマ、『クローズZERO II』(09)、『BADBOYS』(11)、『罪とバス』(15)、『栞』(18)などの映画に出演。2019年時4月19日公開の映画『キングダム』ではバジオウを演じる。
2019年01月26日1月25日(金)今夜のフジテレビ系「ダウンタウンなう」は特別企画として「山田孝之プレゼンツ 本音でハシゴ酒」をオンエア。山田さんが俳優仲間の阿部進之介と安藤政信、さらに親友の芸人をゲストにブッキング。明大前の街でハシゴ酒を繰り広げる。「ダウンタウン」と坂上忍の3人が、ゲストたちとお酒を飲みながら本音で語り合う人気企画「本音でハシゴ酒」。今回は「荒川アンダー ザ ブリッジ」や「勇者ヨシヒコ」シリーズでは独特の世界観に馴染みきって笑いを巻き起こし、最近も『50回目のファーストキス』や「dele」など多彩な作品に出演を続けるなど、あらゆるジャンルの作品で変幻自在な表情をみせる俳優・山田さんが、「ダウンタウン」と坂上忍に“ぜひ一緒に飲んでほしい”ということで、自らゲストを仕込んでくれることに。そんな山田さんがブッキングしたのは、山田さんとは10代の頃から親交があり大河ドラマ「軍師官兵衛」をはじめ「下町ロケット」「BG~身辺警護人~」など数々の話題作に出演する実力派の阿部さん。山田さんより8歳先輩で「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」や「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season」などで知られる安藤さん。番組では「とにかく安藤さんがおもしろいからイジッてくれませんか?」という山田さんからの依頼を受け、“安藤さんはどれだけ変態なのか”についてトークが展開されていく。北野武監督の『キッズ・リターン』で新人賞を総ナメにした時の裏話や、独特のお金の使い方、謎の休業期間、また「コード・ブルー 3rd season」の裏側まで独特のペースで語る安藤さんと、それにツッコミまくる一同の姿に注目。別のお店では山田さんがプライベートで仲良しの芸人が登場、芸能界一山田さんを知るといっても過言ではないというその芸人から“山田さんの裏の顔”が暴露されていくほか、飲み仲間の女優・夏菜も目撃談を語りだして山田さんがピンチに。山田さんの素顔に安藤さんの意外なキャラまで見どころ満載の「ハシゴ酒」をお楽しみに。今夜のゲスト、山田さんが初の全面プロデュースに挑戦し阿部さんが主演、安藤さんも共演する映画『デイアンドナイト』は1月26日(土)より全国にて公開。※1月19日(土)より秋田県先行愛する人のいのちを奪われたものたちが、自らの善悪に葛藤し振り回される姿を描く完全オリジナル作品となり、父の自殺で家族が崩壊寸前となった明石幸次を阿部さんが、そんな明石に手を差し伸べる児童養護施設のオーナー・北村健一を安藤さんがそれぞれ演じ、子どもたちを守るためなら犯罪もいとわない北村に魅せられ、善悪の境を見失っていく明石と、そんな明石を案じる児童養護施設で生活する少女・奈々らの姿を描く。奈々役には『愛唄 -約束のナクヒト-』でヒロインに抜擢された注目の女優・清原果耶が起用されている。「ダウンタウンなう」は1月25日(金)21時55分~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年01月25日日常の中にありそうでありえないシチュエーションを用意して、それに遭遇した人の行動を観察する「ニンゲン観察!モニタリング」。その1月24日(木)今夜放送回に歌舞伎俳優の中村梅雀と女優の大地真央、俳優の山田裕貴、クロスフィットトレーナーのAYAらがゲスト出演する。1980年に二代目中村梅雀を襲名すると劇団前進座にも籍を置きながら俳優として活動。2008年放送の大河ドラマ「篤姫」の井伊直弼役をはじめ、2017年の大河「おんな城主 直虎」ではナレーションを務めるなど10作を超える大河出演のほか、「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」から「下町ロケット」まで多彩なジャンルの作品に出演する中村さん。1973年、宝塚歌劇団に入団、男役スターとして注目を浴びると、卒団後は舞台「風と共に去りぬ」「マイ・フェア・レディ」などをはじめドラマ、映画と幅広く活躍。近年では連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や『高台家の人々』などが話題を呼んだ大地さん。2月から上演される舞台「夫婦漫才」で共演する2人はグッチ裕三の「フェイク料理モニタリング」に登場。中村さんと大地さんの舌はグッチさんのフェイク料理を見破れるのか!?宝塚女優ならではの(秘)トークにも注目。「海賊戦隊ゴーカイジャー」でブルー役に起用され俳優デビューすると、2017年には大河ドラマ「おんな城主 直虎」などへの出演で一躍ブレイク。昨年も米アカデミー賞ノミネートを果たした『万引き家族』や「乃木坂46」齋藤飛鳥と共演した『あの頃、君を追いかけた』などをヒットさせた山田さんは、人気トレーナーのAYAさんと共に番組お馴染み「心霊バスモニタリング」に巻き込まれることに。バスのなかに現れた“幽霊”を前にこれまでのイメージを覆す天然&乙女キャラが炸裂してしまう山田さん。さらに思わぬハプニングも起きて…意外な山田さんの姿をお見逃しなく。中村さんと大地さんが共演する舞台「夫婦漫才」は2月8日(金)~17日(日)まで東京・明治座で公演後、大阪・新歌舞伎座をはじめ各地で公演が行なわれる。大阪の貧しい長屋で生まれた隣同士の男女。夫婦となった2人が漫才師としてスカウトされ大評判になっていく様を描くもので中村さんの生演奏ベース漫談も楽しめる。山田さんは2nd写真集「歩(あゆむ)」の重版記念握手会が1月27日(日)11:00~福家書店新宿サブナード店で開催される。「ニンゲン観察!モニタリング」は1月24日(木)20時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年01月24日2月1日公開の映画『七つの会議』の完成報告記者会見が16日、都内で行われ、野村萬斎、香川照之、及川光博、音尾琢真、藤森慎吾、朝倉あき、吉田羊、世良公則、鹿賀丈史、北大路欣也、福澤克雄監督が出席した。『陸王』や『下町ロケット』、『半沢直樹』といった企業の矛盾や働く人々の葛藤や絆を描いて人気を博している作家・池井戸潤の同名小説を、『半沢直樹』や『下町ロケット』(いずれもTBS系)を手掛けた福澤克雄監督が映画化した本作。中堅電機メーカーを舞台に、社内で起きたパワハラ騒動に隠された謎が明らかになると、会社員たちの人生、そして会社の存在をも揺るがす事件が巻き起こる、というストーリーとなっている。主人公の八角民生役を演じた野村萬斎は、本作で初のサラリーマン役に挑戦した。「サラリーマンの役がやっと回ってきたという純粋な喜びもつかの間、地に足がついてない役かと思いましたが、話が進行していくうちに大きな犯罪や真相が分かっていきます。とにかく総当たり戦でもありますので、スリリングに演じて楽しい毎日でしたね」と満足げ。八角というキャラクターは「ぐうたらな役でしたね(笑)。最後まで見るとそうとも言い切れませんが、僕自身もぐうたらなので役作りとしては入りやすかったです」と語った。本作で初共演となった香川は「全くそんなことはなくて、常に姿勢をよくしてましたよ。対極の役の挑戦だったと思います」とべた褒めだった。また、昨年末に自身のインスタグラムで長年所属していた事務所との契約終了を報告し、独立との報道もある吉田羊は、野村扮する八角と離婚するも八角の良き理解者の元妻・淑子役を演じている。「私は会社勤めの経験がないので、サラリーマンのご苦労をこの映画で知りました。もしこの方々が私の旦那であるならば、帰ってきた旦那樣に一品夕飯のおかずを増やして提供したいと思います」と話した。それぞれの立場は違えど、サラリーマンの姿を描いた本作。それにちなみ、「このキャストの中で会社員に向いている人は?」という質問を投げ掛けられた福澤監督は「及川さんは絶対に失敗します。雰囲気的に自由過ぎちゃって。音尾さんもちょっとついていけないんじゃないかな。後は皆さん大丈夫ですよ」と回答。その回答に香川は「電車乗れないでしょ」と同意し、当の及川も「切符の買い方が分かりません。あっ! 今は切符じゃないんでしたっけ?」と笑いを誘っていた。映画『七つの会議』は、2月1日より全国公開。
2019年01月16日歌手で俳優の福山雅治(49)が4月スタートのTBS系日曜劇場「集団左遷!!(仮)」に主演すると、一部スポーツ紙が報じた。福山のドラマ主演は2016年4月期のフジテレビ系「ラヴソング」以来、3年ぶり。「下町ロケット」など数々のヒット作を生み出してきた日曜劇場で主演をつとめるのは初となる。記事によるとドラマは江波戸哲夫氏(72)の小説「新装版 銀行支店長」と「集団左遷」が原作。銀行の支店長として廃店候補店に赴任した福山演じる主人公が、仲間とともに巨大組織の理不尽に立ち向かう物語。福山は初めての銀行員を演じるという。「TBSの看板ドラマ枠だけに、総力を結集しての制作になるでしょう。共演者として発表されているのは、福山が10年に主演したNHKの大河ドラマ『龍馬伝』で共演した香川照之(53)のみ。今後も、豪華キャスト陣が続々と発表されることになりそうです」(テレビ局関係者)福山といえば「ラヴソング」ではミュージシャン、代表作となった「ガリレオ」シリーズでは天才物理学者、映画「SCOOP!」ではパパラッチのカメラマン役など、濃いキャラを演じることが多かった。しかし今回は銀行員役。当然、オフィスでのシーンが多くなりそうだが……。「キャラの濃い役だと、どうしてもキャラの方にばかり目がいってしまう。その点では、今度の役では91年の俳優デビューから培って来た演技力を存分に堪能できそうです」(芸能記者)高視聴率、そして続編の制作への期待も高まりそうだ。
2019年01月03日第76回ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされ、いま世界中が注目する日本映画『万引き家族』と『未来のミライ』。この日本を代表する2作品の共通点は“家族”。実は2018年は家族映画がヒットを導くポイントとなっており、洋画でも『グレイテスト・ショーマン』『リメンバー・ミ―』『インクレディブル・ファミリー』、さらに『クワイエット・プレイス』など家族愛をテーマに描かれた作品が多数ヒットした。そして今後も、家族愛をテーマにした良質作品が数多く公開される。家族の温かさにくすっと笑える作品から、胸を締めつけられるような愛に泣ける作品まで多彩なランナップが揃う2019年の“家族映画”。年末年始は普段離れて生活している家族が一堂に会する、1年の中でも貴重な機会。ぜひ家族のみんなで映画の鑑賞計画を立ててみては?『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』(2月22日公開)2013年にWEB漫画サイト「くらげバンチ」にて連載がスタートした宮川サトシの大人気エッセイ漫画を映画化。『さよなら渓谷』『日日是好日』などで高い評価を得ている大森立嗣監督がメガホンを取り、『愛しのアイリーン』「下町ロケット」などの話題作で、硬派な役から個性的な役まで幅広く演じる安田顕が主演を務める。主人公の母・明子役には倍賞美津子、主人公の恋人・真里役には松下奈緒、父と兄には石橋蓮司&村上淳と、日本映画界を代表する実力派俳優が脇を固める。いつか誰もが向き合わなければならないこととなる“親との別れ”というシリアスなテーマを扱いながらも、くすっと笑える温かな愛に包まれた作品に仕上がった。観る者すべての心を打つ母と子の関係は、自分の家族を顧みずにはいられない。STORY頼りないが優しい息子・サトシと明るくてパワフルな母・明子。平凡でユーモラスな宮川一家の日常は、母ががんを宣告されたことによって変化していく。サトシは恋人の真里に励まされながら母のために奔走し、家族は戸惑いながらも支えていく。やがて、母と別れて1年後、やっと家族それぞれが新たな人生へのスタートをきったころ、サトシの元に突然、母からプレゼントが届く。それは、想像をはるかに超えた特別な贈り物だった――。『レッスル!』(1月5日公開)2018年度ロングランのヒットを記録した『タクシー運転手~約束は海を越えて~』にも出演し、韓国映画界を代表する名バイプレイヤーとして知られるユ・ヘジン主演最新作。父と息子の絆を軸に夢をあきらめない大切さを描いた、笑って泣けるスポ根コメディ。STORY元レスリングの代表選手のギボは息子ソンウンを男手ひとつで育てるシングルファーザー。父と同じくレスラーとしてトレーニングを積むソンウンが金メダリストになることを夢見て、家事の合間にレスリングジムで近所の主夫たちにエアロビクスを教えながら生計を立てる冴えない日々。ところが、国家代表選抜戦を目前に、ソンウンは「レスリングを辞めたい」と言い出し、戸惑うギボ。それと同時にギボを取り囲む環境が少しずつ騒がしくなり、とんでもないトラブルに巻き込まれ…。『そらのレストラン』(1月25日公開)『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』に続く、大泉洋主演の北海道映画シリーズ第3弾。地域と人と食を描いてきた同シリーズの見どころといえば、心温まる人間ドラマと観るも美味しい料理。本作ではチーズづくりを通して、家族、仲間と町の人々との絆を描く。STORY北海道・せたな町で酪農を営む亘理は、妻と一人娘と幸せな3人暮らしを送っていた。自分の牧場の牛乳でチーズを作ること夢を持つ亘理は地元のチーズ職人・大谷のもとで修行を積む日々。ある日、札幌から訪れた有名シェフに自分たちの食材を激賛され、亘理は一日限定のレストランを開くことを思いつく。納得のゆくチーズを作るため奮闘する亘理だが、そんな最中、大谷が倒れてしまう――。『メリー・ポピンズ リターンズ』(2月1日公開)P・L・トラヴァースの小説を基に1964年に公開され、アカデミー賞13部門ノミネート&5部門受賞した映画『メリー・ポピンズ』の続編となる最新作。実写とアニメーションが織り交ぜられた革新的な映像と印象的な音楽やダンスで観る者の心を掴み、いまもなお世界中で愛され続けている物語とキャラクターが、エミリー・ブラントを主演に迎え新たなエンターテインメント作品として生まれ変わる。前作同様、老若男女問わず楽しめる魔法の数々に注目。STORY舞台は前作から20年後の大恐慌時代のロンドン。バンクス家の長男マイケルは家族を持つ親となり、父や祖父が働いていた銀行で臨時の仕事に就いていた。しかし、ロンドンは大暴落の真っただ中で金銭的な余裕がなく、さらに妻を亡くしたばかりで家は荒れ放題。そんなバンクス家の面々の前に現れたのは、20年前と変わらぬ容姿の“ほぼ完璧な魔法使い”メリー・ポピンズ。彼女が起こす奇跡で、バンクス一家は幸せを取り戻すことができるのか――。『ファースト・マン』(2月8日公開)『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが再びタッグを組んで挑むのは、世界中の誰もが知る人類史上初にして最も危険なミッション “アポロ11号”の裏側。前人未到の未知なるミッションの立ち上がりから、過酷すぎる訓練の実態、それを乗り越えて結ばれた飛行士たちの絆、様々なトラブルやミスによって道半ばで散った仲間の命、そして支え続ける家族の葛藤を描きだす。地上で待つことしかできない家族の切なる祈りは届くのか、あまりにも有名な奇跡が歴史に刻まれるまでのすべてが明かされる。STORY1961年、空軍でテストパイロットを務めていたニール・アームストロングは、愛娘カレンの病死をきっかけにNASAの宇宙飛行士に応募。やがて、世界の宇宙計画で圧勝していたソ連も未だ成し遂げていない、月への到達を目指す“アポロ計画”を遂行する飛行士として選ばれる。過酷すぎるトレーニングの中で次第にニールは他の訓練生たちと心を通わせるようになるが、次々と仲間たちが事故で命を落としてしまう。1969年、ついにアポロ11号の船長に選ばれたニール。家族が彼の身を案じる中、宇宙服に身を包み、ついに“未知”へと旅立つ――。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メリー・ポピンズ リターンズ 2019年2月1日より全国にて公開Ⓒ2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.ファースト・マン 2019年2月8日より全国にて公開そらのレストラン 2019年初春、全国にて公開予定©2019『そらのレストラン』製作委員会母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。 2019年2月22日より全国にて公開©宮川サトシ/新潮社 ©2019「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」製作委員会
2019年01月03日日常の中にありそうでありえないシチュエーションを用意して、それに遭遇した人の行動を観察する「ニンゲン観察!モニタリング」の新春3時間スペシャルが1月2日(水)放送。木村拓哉、大泉洋ら豪華ゲストが出演する。以前本番組に出演し大きな反響を巻き起こした木村さんはドラマ「Beautiful Life」以来19年ぶりに“美容師”となって、ターゲットの女性客のシャンプー中に本物の美容師とこっそり交代するモニタリングに挑戦。さらに木村さんをターゲットにしたモニタリング企画では主演最新作『マスカレード・ホテル』の共演者である勝地涼、菜々緒らも完全協力のもと、木村さんに様々なモニタリングを仕掛けていく。多数の応募の中から選ばれた視聴者の夢を叶えるため芸能人が奮闘する「芸能人ドリームモニタリング」には大泉さんが初参戦。映画上映前に流される「NO MORE 映画泥棒」が怖くて映画館に行くことができなくなってしまったため、「映画館で映画を観られるようになりたい」という21歳の女子大学生を救うため、大泉さんがあの手この手でアシスト。続いて父親が他界してからあまり外出をしなくなってしまったという大泉さんファンの60歳の母親を、観光に連れ出してほしいという願いを聞き、大泉さんがその母親を横浜・中華街デートに誘う。感動のラストは必見。そのほか「最強メンタリストDaiGo に超一流芸能人は勝てる? 勝てない?」には映画『七つの会議』から野村萬斎、香川照之が、新春ドラマ特別編「下町ロケット」からは阿部寛、竹内涼真が参戦。今回この4人の内の誰かがDaiGoに白旗を上げさせる。勝負の行方をお見逃しなく。そのほか大好評「心霊バス」もパワーアップして登場。木村さんが主演を務める映画『マスカレード・ホテル』は1月18日(金)より全国東宝系にて公開。大泉さん主演の『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』は現在大ヒット全国公開中。野村さん、香川さんらが出演の『七つの会議』は2月1日(金)より全国東宝系にて公開。阿部さん、竹内さん出演の新春ドラマ特別編「下町ロケット」は1月2日(水)21時~TBS系でオンエア。「ニンゲン観察!モニタリング」新春3時間スペシャルは1月2日(水)18時からTBS系で放送。(笠緒)
2019年01月02日女優・土屋太鳳が、来年1月1日(火)深夜放送の「オールナイトニッポン」でパーソナリティーを務めることが決定。自身の名前の付く冠番組は今回が初となる。いま映画やドラマ、CMなどで大活躍中の土屋さん。『となりの怪物くん』『累 -かさね-』『春待つ僕ら』「チア☆ダン」「下町ロケット」など、今年も多くの話題作に出演。また「第60回 輝く!日本レコード大賞」では、安住紳一郎アナウンサーと共に、総合司会という大役を務めることも決定している。そんな土屋さんがパーソナリティーに挑戦する今回の「オールナイトニッポン」は、映画やドラマの撮影現場や音楽番組での裏話、さらには普段知ることのできない彼女の一面に焦点を当てた特別番組となっている。「ラジオというものは、面白い人が出演するものだと思ってました」と語る土屋さんは、「新年号になろうとする大事な年の、しかもお正月に…?あ、これドッキリだ!カメラどこかな?私服ボサボサだ~、大丈夫かな?と思ってたら…なんと、現実でした」とパーソナリティーに決定したときの心境を明かしつつ、「よかったらぜひ一緒に、2019年の初ハラハラを楽しんでください!」と呼びかけている。なお、番組では「年末年始の思い出や、理想の過ごし方」「あなたの学校の部活やサークルの自慢」をテーマにしたメールを募集中だ。ニッポン放送「土屋太鳳のオールナイトニッポン」は2019年1月1日(火)深夜1時~ニッポン放送をキーステーションに全国36局ネットで生放送。(cinemacafe.net)
2018年12月26日東京・銀座にある劇場「新橋演舞場」にて、2019年12月に新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』を上演することが発表されました。歌舞伎のみどころやキャスト・製作スタッフなどをご紹介します。原作漫画と歌舞伎の世界観を、同時に楽しんでみませんか。2019年12月新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』が上演決定!1982年2月号の『アニメージュ』で連載が始まった、宮崎 駿監督のアニメ『風の谷のナウシカ』。その2年後にはアニメーション映画となり、2019年12月に初めて歌舞伎として上演されることが決定しました。全7巻からなる原作漫画の世界を、昼夜通し上演される今回の歌舞伎。連載中に映画化された内容とは異なって、原作漫画のすべてが上演されます。新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』のみどころ出典:『シネマ・コミック風の谷のナウシカ』( Studio Ghibli・H1994年3月号まで13年連載された原作漫画『風の谷のナウシカ』は、単なるSF漫画・ファンタジー漫画という枠を超えて、宮崎 駿監督のさまざまな思いが込められた大作。「王蟲(おーむ)」が花道を歩くのか?「メーヴェ(架空の飛行装置)」での飛行シーンはどう表現されるのか?架空の生物や巨大な武器兵器など、歌舞伎には登場しない要素があふれる『風の谷のナウシカ』を、どのように歌舞伎で表現するのかに注目です。新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』キャストは?辺境の小国「風の谷」の族長の娘である主人公・ナウシカ役を尾上菊之助さん、ナウシカと対立する大国トルメキアの司令官・皇女クシャナ役を中村七之助さんが務めます。世界に知られるヒロインたちが、歌舞伎の女方ではどのように表現されるのか期待大です。ほかにも尾上松也さん、坂東巳之助さん、尾上右近さんの出演が発表されました。ナウシカ役:尾上菊之助さん尾上菊之助さんは、「通し狂言 増補双級巴 石川五右衛門」や「通し狂言 姫路城音菊礎石」で主演を務める歌舞伎役者。TBS系連続ドラマ「下町ロケット」では伊丹大役を演じ、歌舞伎の世界を超えて活躍しています。クシャナ役:中村七之助さん中村勘三郎の次男である中村七之助さんは、ほっそりとした容姿と寂しげな美しい風情が魅力の、若女方の歌舞伎役者。歌舞伎の舞台のみならず、映画やドラマ、バラエティ番組などでも活躍しています。脚本は宮崎駿監督との共同脚本に名を連ねる丹羽圭子さん脚本を手がけるのは、映画『借りぐらしのアリエッティ(2010年)』や『コクリコ坂から(2011年)』で、宮崎 駿監督との共同脚本に名を連ねる丹羽圭子さんです。演出は、2018年8月に「新橋演舞場」で上演された新作歌舞伎『NARUTO -ナルト-』を手がけた「G2」が担当。宮崎映画の脚本家と、歌舞伎舞台の演出家がタッグを組みます。新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』概要※イメージ演目新作歌舞伎 風の谷のナウシカ公演開始2019年12月昼の部・夜の部 通し上演場所新橋演舞場出演尾上菊之助、中村七之助、尾上松也、坂東巳之助、尾上右近製作脚本:丹羽圭子演出:G2詳細スポット情報スポット名:新橋演舞場住所:東京都中央区銀座6-18-2電話番号:03-3541-2600
2018年12月26日12月23日(日・祝)に最終回が放送された日曜劇場「下町ロケット」。阿部寛ら“佃製作所”の面々が日本の農業の未来のために無人化、ロボット化に尽力してきた“その後”の物語が、新春ドラマ特別編「下町ロケット」として放送されることになった。最終回では、佃製作所は帝国重工と無人農業ロボットのエンジンとトランスミッションの性能をテストで競い、勝利。佃製のエンジンとトランスミッションを採用した農業用ロボットは「アルファ1」から「ランドクロウ」と名前を変え、発売に先駆け、まず米農家の殿村家に納品されることに。そして特別編では「ランドクロウ」がついに発売されるが、ギアゴースト&ダイダロスが手掛ける「ダーウィン」が好調で、売り上げに差が開いていくーー。佃役の阿部さんや立花役の竹内涼真、山崎役の安田顕、ギアゴーストから佃製作所にやってきた島津役のイモトアヤコなどが引き続き出演するほか、第1章「ゴースト編」、第2章「ヤタガラス編」に出演したあの人気キャストが再び登場。これまで描かれてきた物語のその後を描き、新たなステージへ。今期の放送を見てきた人はもちろん、今回、初めて「下町ロケット」を見る方も楽しめる内容となっているという。宇宙科学開発機構を追われ、下町工場の二代目社長となってもなお夢を追いかけ続けた男の挑戦の物語が、ついに完結を迎える。■特別編あらすじ全員の力を結集し、ようやく完成した佃製作所と帝国重工の無人トラクター「ランドクロウ」。しかし、発売から数週間経ったあとも売り上げが伸びずにいた。一方、ギアゴースト&ダイダロスが手掛ける「ダーウィン」は好調そのもので、差は開くばかり。形勢逆転を狙う帝国重工の次期社長候補・的場(神田正輝)は、ある手段に出る。それは、ダーウィンチームに力を貸し、なおかつ帝国重工の取引先である下請け企業に圧力をかけるというものだった。それにより、徐々にダーウィンチームから離脱企業が増え、ついにはダーウィンの在庫が底をつく。思わぬ形でライバルの勢いを止めた佃(阿部寛)ら佃製作所のメンバーだったが、自分たちの技術力による正当な評価ではないため、心境は複雑なものだった。逆に、窮地に立たされた重田(古舘伊知郎)と伊丹(尾上菊之助)は思わぬ一手を放ち…。新春ドラマ特別編「下町ロケット」は2019年1月2日(水)21時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年12月25日阿部寛(54)主演のTBS系ドラマ「下町ロケット」が来年1月2日にスペシャル版を放送すると、一部スポーツ紙が報じた。直木賞作家・池井戸潤さんの原作をドラマ化した同ドラマ。阿部演じる佃航平率いる町工場「佃製作所」の面々が、数々の困難を乗り越えていく。現在は日曜午後9時枠での放送中だが、今月23日が最終回。正月版は「新春ドラマ特別編『下町ロケット』」として、来年1月2日午後9時から2時間15分の拡大版で放送されるという。連ドラが年を越して放送されるのは、極めて異例。特別編では物語の“その後”が描かれ、“真の最終回”を迎える形になるという。「通常ならばすでに撮影は終了していますが、正月版のため今月下旬まで撮影が行われるそうです。阿部さんらキャスト陣はまだ出し切っていないものがあったのか、正月版の企画を快諾してくれたそうです。そんなキャスト陣の熱い思いが、正月版に込められています」(TBS関係者)同ドラマの放送決定を受け、ネット上では〈楽しみが正月にあるのはうれしい〉〈なんて粋なんだ!〉〈お年玉感もありますね〉など続々と称賛の声があがっている。「今期の視聴率は11~12%台で推移していますが、局内の上層部から『物足りない』との声があがっているそうです。ヒットドラマの宿命ともいえますが、そうした経緯から今回の正月版が決定。なんとかリベンジさせたいようです。実際、普通の正月番組が並ぶなかで放送されればかなりの高視聴率が期待できるのではないでしょうか」(放送担当記者)高視聴率をゲットすれば、制作陣やキャストにとってこれ以上ない“お年玉”となりそうだ。
2018年12月16日時代の空気や、女性の生き方を映し出し、数々の話題を生んできたテレビドラマ。懐かしの名作と共に“平成後期”をプレーバック!ヒットドラマが映し出した時代のトレンドとは?コラムニストでドラマウオッチャーのペリー荻野さんが解説してくれた。「平成後期はインターネットやスマホの普及により、“1億総批評家時代”に突入しました。低視聴率の作品や何か不満がある内容であれば、即座にドラマがたたかれてしまうように。社会では個人情報がさらされ、高齢者がオレオレ詐欺などの事件に巻き込まれるなど、多くの人たちが身近なところに脅威があることに気が付きます。社会に疑心暗鬼になり、くたびれ始めたところで必要とされたのは、強い主人公でした」(ペリー荻野さん・以下同)『家政婦のミタ』(日本テレビ系・’11年)では何事にも動じることのない家政婦(松嶋菜々子)、『ドクターX』(テレビ朝日系・’12年)では「私、失敗しないので」と有言実行するドクター(米倉涼子)、『半沢直樹』(TBS系・’13年)では理不尽な上司たちに“倍返し”をしてくれる銀行マン(堺雅人)が大活躍。そんな勧善懲悪のドラマが、多くの人の胸を打った。放送中の『下町ロケット』(TBS系)も、阿部寛演じる主人公の熱い言葉にもSNSで称賛の声が上がる。「10年ほど前から、“仁王立ち”のイメージがある強い女優がドラマをけん引してきたのも特徴的です。代表格は米倉涼子、天海祐希、菜々緒。『義母と娘のブルース』(TBS系)の綾瀬はるかも、変な母親役ではあれど、ズバッと困難を解決するという意味では、強い女性でした」同時にペリー荻野さんが注目するのは、“劇団出身者”の活躍。阿部サダヲ、古田新太らのドラマでの活躍が著しく、今クールでもムロツヨシが『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)で活躍中だ。「インディーズの気配がするくせ者役者を見て、『この人変わってるけど誰?』と気になっていたら、バラエティ番組やトーク番組で劇団時代の貧乏自慢をします(笑)。堺雅人も佐々木蔵之介も学生演劇出身。そういった意味でも、堺雅人はカリスマ性もあり、平成後期を代表する役者の一人と言えます」今やBSやCS、インターネットドラマなど、ドラマの放送媒体も多様化、細分化が進んでいる。「みんなが自分で見たいドラマを探す時代になっています。平成前期のような高視聴率ドラマ続出とはいかなくとも、いったんSNSで火が付けば爆発的に話題をよびますから、これからもドラマの力は存在感をもっていくと思います」“平成後”の新しい時代、ドラマ界はどうなっていくのだろう。「オリンピックや万博が国内で開催される影響もあって、スポーツをテーマにしたものに加えて、昭和や平成に“回帰”する作品が増えるかもしれませんね。黒木華あたりが主人公を演じるような」新時代のヒット作、また新たなヒロインの活躍も楽しみだ!
2018年12月15日「嵐」の大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤がゲストとともにトークやゲームで盛り上がるバラエティー「嵐にしやがれ」の12月1日(土)放送回に、歌舞伎俳優の尾上菊之助らをゲストに迎え漫画界のレジェンド・藤子不二雄A記念館などをオンエアする。女方から二枚目まで華麗かつ魅力的に演じる歌舞伎界の若手スター、尾上さんは1977年に生まれ、1996年に五代目尾上菊之助を襲名すると、「源氏物語」の紫の上などで大人気となり、蜷川幸雄を演出に迎えたシェイクスピアの「十二夜」の歌舞伎版「NINAGAWA十二夜」を公演するなど歌舞伎界の発展に尽力しながら、『犬神家の一族』などの映画をはじめ放送中の大河「西郷どん」や「下町ロケット」といったドラマまで幅広く出演。俳優としても活動している。今回、尾上さんは相葉さんの「隠れ家ARASHI」にゲスト出演。10年以上続けているという謎のトレーニングに相葉さんが挑戦するほか、持ち込み企画の蒸しざる料理作りなどを行う。また「オバケのQ太郎」や「忍者ハットリくん」、「怪物くん」「プロゴルファー猿」など当時の子供たちの心を掴む人気マンガを世に送り出したほか、「まんが道」や「笑ゥせぇるすまん」など大人向けの作品も発表。1987年にコンビを解消し藤子不二雄A名義で活動を開始してからも、黒澤明の『用心棒』をコミカライズするなど常にマンガの可能性に挑んできた藤子不二雄A氏が記念館に登場。今回は藤子さんが大人気作品の裏話を暴露するほか、自宅にあるテレビ初出しの品物なども登場。解説ゲストには千原ジュニア、バッファロー吾郎Aらを迎える。そのほか大野さんの実験企画では「ロッチ」中岡とともに「ネットでバズるリアクション実験」を実施する。今夜のゲスト、尾上さんは来年1月3日(木)から27日(日)まで、国立劇場で通し狂言「姫路城音菊礎石」(ひめじじょうおとにきくそのいしづえ)を上演。尾上さんは主水女房お辰・小女郎狐として出演する。「嵐にしやがれ」は12月1日(土)21時から日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年12月01日2016年のノーベル文学賞を受賞した米の歌手ボブ・ディラン(77)の楽曲が、狂言師・野村萬斎(52)主演の映画「七つの会議」(福澤克雄監督、来年2月1日公開)の主題歌として使用されることとなったという。一部スポーツ紙によると、主題歌となるのは97年の名曲「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」。ディランは同賞の受賞後にドラマや映画のタイアップ契約を結んでおらず、日本の映像作品に楽曲の使用を許可するのは今作が受賞後初めて。プロデューサーがディランの大ファンであることから、約1年にわたって交渉。何度も長文のメールを送ってオファーし、説得したという。「世界的ロックバンド『クイーン』のフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ映画『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒット。日本では。ひそかにクイーンブームが巻き起こっています。『七つの会議』がヒットすれば、デュランブームも再来するのではないでしょうか」(音楽業界関係者)「七つの会議」の原作者は、11年に「下町ロケット」で直木賞を獲得した池井戸潤氏(55)。数多くの作品がドラマ化されているが、映画化されるのは今年公開された「空飛ぶタイヤ」に続き2作目だ。「『空飛ぶタイヤ』の主題歌は、サザンオールスターズの『闘う戦士たちへ愛を込めて』。映画のために桑田佳祐さんがわざわざ作詞作曲を手がけた力作です。そして今回はボブ・ディラン。立て続けに大物が起用されただけに、3作目はさらにハードルが上がりそうです」(芸能記者)ディランのファンも劇場に足を運ぶことになりそうだ。
2018年11月30日テレビドラマでヒットする職業モノというと刑事ドラマと医療ドラマが定番。だが、近年新たに勢いを増してきているのが、弁護士や検事を主人公にしたリーガルドラマだ。今クールは米倉涼子(43)主演の『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)や織田裕二(50)主演の『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)が放送中。来クールには常盤貴子(46)主演の『グッドワイフ』(TBSテレビ)、竹内結子(38)主演の『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)、坂口健太郎(27)主演の「イノセンス冤罪弁護士」(日本テレビ系)と3作ものリーガルドラマが予定されている。それ以外にも企業内のハラスメントを調査するコンプライアンス室を舞台にした『ハラスメントゲーム』(テレビ東京系)や、特許侵害をめぐる裁判が登場する『下町ロケット』(TBS系)もリーガルドラマの要素を取り入れたドラマだと言えるだろう。これらの作品を見ていると、弁護士や検事といった存在が医者や警察と同じくらい身近になってきていると感じる。もともと、リーガルドラマ自体は昔から多かった。80年代には『赤かぶ検事奮闘記』(テレビ朝日系)、90年には『都会の森』(TBS系)などがあったが、大人向けの難しいドラマという印象で敷居が高かった。転機となったのは1995年の『正義は勝つ』(フジテレビ系)だろう。織田裕二が裁判に勝つためなら手段を選ばない若手弁護士を演じた本作。これ以降、大人向けで敷居が高かったリーガルドラマがポップな娯楽作品として成立するようになっていった。また、時を同じくして『ER緊急救命室』等のリアルな海外ドラマが日本で話題となっていた。海外ドラマの影響を受ける形で、刑事ドラマも医療ドラマも現実社会に根ざしたリアルなものへと変わっていった。裁判を題材にしたドラマもたくさん入ってきた。日本でリメイクされた『SUITS/スーツ』のように、今でもリーガルドラマは海外ドラマの花形。アメリカでリーガルドラマが流行る背景にあるのは、権利意識が高く、弁護士や裁判が身近な存在だからだろう。では日本はどうか?昔と比較して、日本でもたしかに裁判や訴訟は身近になった。セクハラやパワハラ、プライバシーに対する意識も強くなっている。SNSや匿名掲示板(や、そのまとめサイト)での誹謗中傷に対し、個人や企業が名誉毀損で訴えることは当たり前となりつつある。しかし、それでも日本は他国に較べると裁判の件数は少ないという。まず、訴訟費用の高さや裁判にかかる時間が長いことが大きな理由だろう。また、世間体に対する意識が高い日本においては訴訟を起こす行為それ自体が「揉め事を起こす面倒な人だ」と思われてしまう現実もがある。このように現実の裁判制度が複雑怪奇だからこそ、法律に精通している検事や弁護士がヒーローに見えるのだ。ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)のタイトルが「日本の刑事事件に置ける裁判有罪率」から来ているのは有名な話。つまり一度起訴されると有罪となってしまうため、刑事裁判になった時点で、結果が決まってしまうのだ。『99.9』はそんな現実を逆手にとって、ドラマならではの逆転劇を描いた。また、型破りの検事が主人公の『HERO』(フジテレビ系)では起訴をするかどうかを判断するため、期限ギリギリまで事件を調査。それがミステリーとしての面白さにつながっていた。法廷を舞台に原告側と被告側にそれぞれの弁護士が立ち言葉を武器に対決するその姿は、さながら言葉のチャンバラで、娯楽作品として見応えがある。そう、リーガルドラマは、いわば現代を舞台にした時代劇なのだ。また資格と実力さえあれば名誉と多額の報酬を受け取ることができる弁護士には、フリーランスの夢もある。だからこそ『リーガルハイ』(フジテレビ系)の古美門研介(堺雅人)のような、型破りのヒーローが活躍できるのだ。もっとも、現実の弁護士は、事務所や顧客のしがらみも強く、巨悪を討つといったストーリーは滅多にないようだ。しかし、それ故にドラマに夢が託されているのだろう。せめてフィクションの世界では、弱者を救うヒーローが見たい。そんな期待がある限り、リーガルドラマは増え続けるはずだ。(ドラマ評論家・成馬零一)
2018年11月30日「ドラマ出演が決まったときは、素直にうれしかったです。でも、その役柄は、天才エンジニアでベンチャー企業の副社長!技術者としても、劇中で鍵を握ると聞いて、驚きでしたね」こう話すのは、池井戸潤原作の人気ドラマシリーズ・日曜劇場『下町ロケット』(TBS系・日曜21時~)に、今作からエンジニア・島津裕役で出演しているイモトアヤコ(32)。同ドラマは、町工場の二代目社長・佃航平(阿部寛)が、数々の挫折を味わいながらも社員らとロケットエンジン開発に挑戦を続けるエンタテインメント巨編だ。第1話、佃航平率いる佃製作所は、島津が所属する企業「ギアゴースト」のコンペに参加。佃製作所の部品(バルブ)に、島津が「細部にわたり手が込んでいる。こちらの要求する性能をすべて満たしている」と、涙をぽろぽろ流すシーンは、バラエティでは見せないその演技力にSNSなどで称賛の声が集まった。『下町ロケット』での共演者は、阿部寛、尾上菊之助、竹内涼真と、ものづくりにかける男たちだ。「ちょうど私がエベレストに行ったとき、阿部さんも映画の撮影で、ほぼ同じ場所にいたそうです。ベースキャンプや高山病はどうだったとか、共通の話題を見つけて話しかけてくださったのがうれしくて……」(イモト・以下同)ギアゴースト社長・伊丹役の尾上菊之助とは、長く撮影時間をともにしている。「演じている所作や、『島ちゃん』という呼び声や言葉、どれをとっても美しく見えるのが菊之助さん。休憩中は、いつも一緒に『どう芝居をしようか』と話しています」男性陣に囲まれて、慣れないドラマ撮影をこなすのは大変なはずだが……。「たしかに島津同様、私もピンチの連続です(苦笑)。『え?特許侵害!?』『訴訟!?15億!?』と、驚きの表情を浮かべる場面が多く、目がすごく疲れるんです。『イッテQ!』のロケは、筋肉痛になるだけなんですが(笑)。そんなとき、その悩みを菊之助さんに話したら、パイプ椅子を使った目のほぐし方を教えてくれたんですよ。この椅子をね……」というとイモトは立ち上がり、椅子の、下側のパイプを指した。「首の後ろに目のツボがあるので、床に寝転がり、パイプで首の後ろをグリグリ押すといいんですって。新潟の田植えロケのときに、安田(顕)さん、朝倉あきちゃん、菊之助さんと、みんなで寝転がって首をぐりぐりやってました(笑)。そんなアドバイスをくれる菊之助さんとの現場は、とても楽しかったのですが――」第5話(11月11日放送)では、過去の復讐心に火がついてしまった伊丹に裏切られる形で、島津はギアゴーストを退社することに。別れ際には、伊丹から島津へ、「島ちゃんはもう、必要ない」というせりふも――。「その撮影の日は、丸1日重たい気持ちでしたね。でも実は、撮影の前日、菊之助さんが、『いつものように話しかけるのは控えておきます』という旨のメールを事前にくださったんです。ヒドイせりふも言いますし、いつものように和気あいあいと話していると、別れ際の雰囲気に説得力が出ない、と考えてのことだと思います。『もう伊丹とは関わらない』と思って別れてるのに、そんな心配りがあったら、逆に嫌いになれないですよね(笑)」ナチュラルメークにシンプルなパンツスーツを着こなす島津役に、愛着が湧いてきたと話すイモト。自身との共通点も見いだしている。「私、腕時計が好きなんですが、女性用よりも、雑誌『LEON』に出てくるような、成熟した大人の男性が好むような時計が好きで、きっと島津もそういう時計が好きなんだろうなぁ、って(笑)。劇中で阿部さんを車に乗せて運転するシーンがあるんですが、島津が乗っている旧車がすごくカッコよかったから、“島津とは趣味が合うな”と」阿部を車に乗せたり、菊之助と間近で向かい合ったりと、“男前俳優”と2人きりで撮影する場面も多い。“イケメン好き”を公言するイモトに、「佃製作所メンバーで恋をするなら誰!?」と聞いてみた。「竹内涼真さんは、やはり誰が見てもカッコよくて、撮影で疲れたときに“チラ見”して目の保養をしていますね(笑)。安田さんは、男性陣の輪の中に、私を交ぜようと話をふってくれるんですが、ふとしたときにセクシーな色気があって……。色っぽいといえば、立川談春さんもカッコいいし、阿部さんもダンディーですし……あ~男前が多すぎる!(笑)」ギアゴーストを退社し、島津も新しい人生の岐路に立たされている。島津のこれからを聞いてみると――。「今は最終話の撮影中ですが、私も島津がこれからどうなっていくのか知らないんです。でも、退社後も、ドラマに登場してくることは確かです!」
2018年11月24日