略奪婚したものの、再び不倫に走ってしまった美雪さん(仮名・37歳)。十年お付き合いした不倫相手である裕哉さん(仮名・35歳)の子を授かるも「彼女も妊娠したから、今回は身を引いてほしい」と簡単にフラれてしまって…。悲しみに暮れる美雪さんにさらなる悲劇が訪れます。義理の娘からの信じられない反撃…!不倫相手の裕哉さんと別れたものの、美雪さんはすぐに気持ちを切り替えられなかったと言います。裕哉さんに「私とのことを考え直して」「また会いたい」と連日LINEしてしまったのだとか。音沙汰がなくもう復縁は望めないと諦めかけた美雪さんに信じがたい出来事が起こります。「私は、こうなったら夫と結婚生活を続けるしかないと考えていました。一応、夫婦関係はあったので、夫に『私たちの子どもができたわよ』と伝えればいいと思って…。あれこれ悩んでいたら、普段ろくに口も利かない義理の娘(香澄さん・仮名・25歳)が話しかけてきたんです。『お義母さん、私結婚することになったよ』『お腹に赤ちゃんもいるの』と話ながら、彼氏の写真を見せてくれました。私が『おめでとう、結婚祝いは何がいい? 』と言って写真を見ると、そこには見覚えのある男性の姿が…。なんと義理の娘の結婚相手はかつて私が不倫していた裕哉さんだったのです」驚愕の事実に頭が真っ白になってしまった美雪さん。そこで、義理の娘から容赦なく冷たい言葉が浴びせられます。「『愛する人を奪われた気分はどう? 』『人の家庭を壊して、自分だけ幸せになろうなんて甘いのよ』と言われて…。どうやら私の不倫に気づいた義理の娘が、計画的に裕哉さんに近づいた様子。最初は相手を奪うことが目的だったものの、いつしか二人は本当に愛し合うようになったと聞かされたのです。さらに『彼を私にちょうだいよ』『それが私への結婚祝い』と言われ、もう返す言葉がありませんでした」このままじゃ終われない…! 決死の覚悟で反撃を開始いずれ夫にすべてがバレると思った美雪さんは、思い切った行動に出ます。「さっそく、元不倫相手が結婚の挨拶をしにうちに来ることになりました。私を見るなり、何も知らなかった裕哉さんは顔面蒼白に…。そこで『私と不倫していたのに、香澄さんと結婚するってどういうこと? 』『お腹にあなたの子がいるのよ』とみんなの前で彼との不倫を暴露したんです。すると、香澄さんは『何でそんな嘘をつくの? 』と言って、彼も『今日初めてお会いしたのに、そんなこと言われても…』としらを切って。夫にも『そんなバカな話はない』と怒られて『お前が勝手に浮気をしていたんだろう』と突き放されてしまいました」みんなの前で裕哉さんとの不倫を告白することで、義理の娘である香澄さんに一泡吹かせようとしたのですが…。美雪さんのイチかバチかの不倫暴露は失敗に終わってしまいました。この話がきっかけで夫に不倫の事実がわかり、離婚を突きつけられてしまいます。その後何もかも失い、慰謝料を支払うため身重のカラダで働く美雪さんの元に、香澄さんと元不倫相手の結婚式の招待状が届いたと言います。「出席してほしい」という意味ではなく「あなたとは違って、私たち幸せになります」という皮肉だと理解した美雪さんは、それは辛い思いをしたそうです。しかし、美雪さん自身も人の家庭を壊した過去があるので、自分のしたことがそのまま自分に返ってきたと思い生きていくしかありません。©timotical/Getty Images©Maskot/Getty Images文・菜花明芽
2023年02月04日「いけないこと」だとわかっていても、一度ならず二度までも不倫に走る人は少なくありません。今回は、略奪婚の末に結ばれた夫を裏切り、さらなる不倫に陥った37歳女性のエピソードをご紹介します。略奪婚したものの…険悪な雰囲気に耐えかねて年下独身男性と不倫美雪さん(仮名・37歳)は過去に不倫し、略奪婚した夫がいます。その一方で、独身の年下男性と十年に渡り不倫関係にもあると言います。好きな人と結ばれたにも関わらず、美雪さんはなぜまた不倫に走ってしまったのでしょうか…?「27歳の時不倫の末に夫と結婚したのですが、彼が前妻との間にもうけた娘を連れてきたのです。子どもの存在は知っていたものの、まさか一緒に住むなんて思ってもみませんでした。ちょうどその頃、義理の娘は思春期ということもあり、とにかく接し方が難しくて…。何か話しかけても『ママからパパを奪ったくせに』と言って、全く相手にしてもらえず。だんだんと家の雰囲気も悪くなり、私は気晴らしをするためすぐに習い事を始めることにしたんです。そこで、十年間お付き合いする不倫相手と出会いました」不倫した後に略奪婚しても、思い描いた幸せを掴めなかった美雪さん。英会話教室である男性と出会うも、自分が既婚者だったこともあり、最初は不倫するつもりはなかったそうです。「当時、一緒に授業を受けていた裕哉さん(仮名・25歳)は、最初から私に対して積極的でした。『この後、食事でもどうですか? 』と誘われても『私には夫がいるから』と断っていたのですが…。『俺は結婚願望がないから、君が既婚者でも構わない』『美雪さんが理想のタイプなんだ』と語る彼に熱意を感じ、徐々に心奪われて。その時、義理の娘の話をしても夫は私に冷たかったので、余計に裕哉さんとの不倫にのめり込んでしまったのだと思います」美雪さんは自分が年上の既婚者なので、その負い目から「好きな人ができたらいつでも結婚していいからね」「その時は私が身を引くから」と裕哉さんに話していたのだとか。しかし、彼が「その気はない」と言うので、そんなことは起きないと安心しきっていたそうです。「ほんの数か月前から、彼の様子に変化が現れました。『夫が出張だから、泊りに行っていい? 』と声をかけても『仕事が忙しい』と言うばかりで、会ってくれなくなったのです。恋人ができたのだと勘づいたものの『彼女を作っていい』と大きなことを言っていたので、嫉妬しつつも我慢するしかありませんでした」不倫相手の子を妊娠…彼に告げられた残酷な言葉とは?「ある日、月経が遅れていたことに気づき妊娠検査薬を使いました。その結果は『陽性』…まだ夫と結婚生活を送っていたものの、不倫の末に妊娠したと告げれば離婚に持ち込めると確信。加えて、お腹の子の親である裕哉さんにもこの事実を伝えれば、彼女と別れてくれると考えて。私はこのことをいいチャンスだと思い、意気揚々と裕哉さんに妊娠の報告をしたのです。でも、彼から返ってきたのは『実は彼女も妊娠したんだ』『以前から美雪さんも言っていた通り、今回は身を引いてほしい』という残酷な言葉でした」なんと美雪さんの妊娠は、不倫相手の恋人と同じタイミングだったのです。彼は当然のように彼女とその子どもを選び、美雪さんはあっけなくフラれる結果に…。最後に「美雪さんは年上だから、物分かりが良くて助かるよ」と裕哉さんに捨て台詞を吐かれ、自分は都合のいい女だったと痛感したと言います。彼の子がお腹にいるにも関わらず、美雪さんは不倫相手にあっさり捨てられてしまいました。©maruco/Getty Images©kieferpix/Getty Images文・菜花明芽
2023年02月04日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。しかし、夫の携帯を見たことがきっかけで夫が不倫していることを知ってしまいました。相手は毒太が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆり。不倫女に電話すると、毒太とは別れると約束してきました。一方毒太にも家族と不倫女のどちらを選ぶか迫ると、家族を選び、瓜田チャリさんに謝罪してきました。再構築への道を選んだ瓜田チャリさんが出した条件は、“この瞬間から不倫女と一切の関わりを絶つこと”。毒太はその条件を受け入れ、改めて瓜田チャリさんへ謝罪しました。そうして瓜田チャリさんは、不倫した毒太を妥協で許したのでした。そんな不倫の話の後、瓜田チャリさんが夕飯の準備をしていないことを毒太に告げると、「おかずは1品でも全然いいし」とこの状況でまさかの発言。毒太が用意するはずもなく、瓜田チャリさんが夕飯を用意することに……。一方、子どもたちは空気を読んでわがままも言わず、泣きはらした瓜田チャリさんの顔を見ても、何も聞いてきませんでした。 不倫の話をした夜にまさかの… 食事をとろうとする瓜田チャリさんですが……「ちょっとごめん、ごちそうさまでした」息がしづらく、食べられずに食事を終えてしまいました。 そしてなぜか汚らわしいと思う反面、触れずにはいられなくなり、毒太の服の裾を握る瓜田チャリさん。 その日の夜……。不倫の話をしたにもかかわらず、毒太は「しよう」と誘ってきました。早く不倫相手の花屋の女の記憶を消してほしくて、瓜田チャリさんは簡単に応じてしまうのでした……。 不倫のショックで息がしづらくなり、食欲不振になってしまった瓜田チャリさん。一方の毒太は不倫のことで責められ、謝罪して許しを得た身であるにもかかわらず、その日に夜の誘いをしてきました。一体どんな神経をしているのでしょうか……。それでも毒太を愛する瓜田チャリさんは、不倫女との記憶を消してほしい思いから応じてしまいました。“惚れたら負け”なんていう言葉もありますが、瓜田チャリさんの想いが強い以上は毒太が何をしても許してしまうのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年01月30日いけないことだと頭ではわかっていても、いつの間にか不倫に足を踏み入れてしまう女性はいます。しかも、そのまま不倫から抜け出せなくなるケースも珍しくありません。そこで今回は、「不倫」にハマってしまいやすい女性の特徴について紹介します。「恋愛体質」である「私は恋愛をしていないと生きていけないタイプなので、一度好きになると、不倫だったとしても抜け出せなくなってしまいます。いけないとわかっているのに、理性で抑えきれなくなってしまうんです…」(20代・女性・保育士)恋愛体質で何よりも恋愛を優先させる女性や、ひとりでいることに耐えられない女性は注意が必要です。男性に依存する気持ちが強すぎると、都合よく利用されてしまうことも。寂しさを埋めるためだけの恋愛を続けても、結局は自分が傷つく結果を招いてしまうでしょう。「刺激」を求めている「若いときは危険な恋に惹かれることもありました。今考えると、相手の思うつぼだったのかもって後悔と反省の気持ちしかないです」(30代・女性・アパレル)刺激的な恋愛はドキドキするので気持ちが高ぶりやすくなるもの。しかし、刺激やスリルばかりを求めていると、危険な目に遭う可能性も高くなります。恋愛において刺激はスパイスにもなることもありますが、越えてはいけない一線はきちんと理解しておくべきでしょう。「いつか一緒になれる」と思い込む「知人の中に4年も不倫を続けている女性がいますが、“いずれはこの人と結婚する”と今でも言っています。でも、相手の人はきっと妻と別れないと思うんですよね…」(30代・女性・IT)不倫にハマって抜け出せない女性の特徴のひとつが、「いつかは一緒になれる」と思い込んでしまうことです。「妻とはうまくいっていない」とか「いずれは別れるつもり」といった男性の思わせぶりな言葉を信じてしまい、いつまでも待ち続ける羽目に…。いつまでも不毛な恋愛を続けるより、きっぱりと関係を断ち切ったほうがいいでしょう。「いい恋愛」をしていない「ハッピーな恋愛をしたことがないからか、既婚男性に優しくされただけで心を奪われてしまったことがあります。不倫だってわかるまでは本当に幸せな気分でいっぱいでした」(20代・女性・営業)いい恋愛をしたことがなかったり、恋愛経験が浅かったりする女性は、優しく近づいてくる男性にだまされやすいケースも。既婚者や遊び慣れている男性は女性の扱いが上手い人も多いので、まんまと乗せられてしまわないように気をつけてくださいね。不倫は一度ハマってしまうとなかなか抜け出せなくなるもの。そんなことにならないように、不用意に既婚者の男性に深入りをせず、きちんと冷静に判断する気持ちを強く持つことが大切でしょう。©chachamal/Kiwis/gettyimages文・山田周平
2023年01月27日不倫をサレた側には、なかなか癒えない心の傷が残ります。一方でシタ側たちはどんな運命をたどるのでしょうか?今回は、不倫から始まった関係を続ける男女のエピソードをご紹介します。不倫相手から「会いたい」LINE職場には来ないでほしい…突然の離婚!そして婚約へ♡結婚生活を始めて数か月旦那の甘い言葉に…「元奥さんと…」豹変する旦那別れたいって言えない(Grapps編集部) ※こちらのお話はフィクションです。
2023年01月27日専業主婦で2児の母のコマさん。夫・ジュンさんは過去に不倫をし、コマさんは離婚を考えるも、悩んだ末に夫婦関係を修復することにしました。しかし、その後も不倫を疑われるような行為を繰り返すジュンさん。そんな息子をかばう義母にも嫌気がさし、コマさんは離婚を決意します。そして、不倫の証拠をつかむため、探偵のユキさんに調査を依頼することに。1回目の調査は空振り。2回目の調査では、不倫相手とデートをしていたものの、不貞行為の証拠をつかむことはできませんでした。2回目の調査でジュンさんは、不倫相手と合流する前にわざわざ着替え、気合いを入れてデートに臨んでいました。しかし実際は、アウトレットで買い物をし、帰宅。不貞行為の証拠をつかみたいコマさんは、「もう早くホテル行って!」と既婚者らしからぬ思いに駆られていました。 3回目の調査は金曜日。ジュンさんの不倫を知ってしまった以上、家での居場所がないと感じるコマさんは、次回の調査までがとてつもなく長く感じていました。 もう一度、心から笑える日はくる…? ついに3回目の調査の日。なるべく家にいたくないコマさんは、子どもを幼稚園に送ったあと、行きつけのパン屋さんを訪れました。 「コマちゃん久しぶり! あれ、すごく痩せてない?」 心労から食べる気すらおきなかったコマさんは、痩せてしまったようです。 「またここのパンを食べて、子どもたちと笑い合って、おいしく味わえる日がくるかな……」 コマさんがそんなことを考えていると、義母からメッセージが入ります。 「ジュンから、今日ごはんいらないと連絡があったわ」 「きた!! 調査日ジャスト!!」 さっそくユキさんに報告。すると、「実はすでに、ジュンさんは女性と接触しています」と返信がありました。 「平日の昼間から会うなんて、やってくれるな……。きっとジュンが帰ってくるのは深夜だ!」 コマさんは「今度こそ証拠をつかんでやる!!」と、三度目の正直と言わんばかりに、意気込むのでした。 心労がたたり、痩せてしまったコマさん。夫の不倫をきっかけに、食事がおいしいと、感じることすらできなくなってしまいました。幼いわが子と「おいしいね」と、笑い合って食事をする時間は宝物。そんな時間すら奪ってしまったジュンさんの不倫は、許されるものではありません。子どものためにも、不倫調査がうまくいき、コマさんが笑って生活できる日々を願うばかりです。 作画:蒼衣ユノ 著者:ライター コマサレ妻だった経験を生かし、探偵事務所カウンセラーとして活動。現在はInstagramやTwitterで、不倫のリアルな体験談や、不倫サレた人のために役立つ情報を発信するほか、浮気や夫婦関係の相談を受け付けている。
2023年01月08日密かに上司の大輔さん(仮名・40歳)と不倫をしていたものの、彼に恋心を抱いていた同僚に社内メールですべてを暴露されてしまった萌さん(仮名・28歳)。さらに、会社での立場を優先する不倫相手に捨てられた萌さんは、ここから畳みかけるように悲劇に見舞われます。周りの目も厳しい…そんな時予期せぬ出来事が…!会社で不倫騒動を起こしたので、萌さんは部署を異動することになりました。心機一転仕事に打ち込もうとしますが、思わぬ邪魔が入ることに…。「異動先で『仕事終わりに二人で飲みに行かない? 』『どんな話でも聞くよ』と男性から誘われることがグッと増えました。どうやら不倫をバラした同僚が『あの子は軽いからすぐに落とせる』と悪い噂を流しているようで。不倫していた自分が悪いのだから、ある程度は仕方ないとずっと我慢していたのですが…。ある日、ランチから戻ると『男性社員に色目を使うな! 』と書かれたメモがデスクに貼ってあったのです。『いつも見ているよ』『最近、男性に愛嬌を振りまいているけれど、もしかして新たな不倫相手を探しているの…?』とだんだんと内容がエスカレート。ずっと無視していたものの、さすがに恐怖を感じるようになって…」萌さんは、こんなことをするのは不倫を密告した同僚に違いないと思い相手を呼び出しました。「彼とはもう終わっているの」「だから、毎日嫌がらせをするのはやめて」と告げたものの、同僚は「何のこと?」と素知らぬ顔だったと言います。最初はしらを切っていると思った萌さんですが、どうやら同僚の仕業ではない様子。「私は犯人を捕まえるべく、ランチに行く振りをしてデスクの近くに身を潜めることにしました。しばらくすると、元不倫相手である大輔さんが部屋に入ってきて、そっとメモを私のデスクに置いたのです。そこで『別れたのに今さら何なんですか! 』と彼に詰め寄ると『他の男とばかり親しくするからだよ』『君は俺だけを見ていればいいんだ』とニヤリ。それを見て背筋が凍る思いでしたが、彼の行動はどんどん大胆になって…」元不倫相手がストーカーに…! 彼の最後の裏切りとはその日を境に、帰宅すると「おかえり」と電話してきたり、家の前で待ち伏せしていたり、大輔さんはストーカーそのものに…。身の危険を感じた萌さんが警察を呼んだこともあったのだとか。注意を受けるとその場を去るものの、次の日になると姿を現すいたちごっこが続いたそうです。「数日後『警察沙汰になったせいで妻に不倫の過去がバレた』『すべて君のせいだから、苦痛を伴った俺に慰謝料を払え』と彼から一方的にLINEが送られてきて。『あの不倫は二人とも納得の上だったはず…』と思ったけれど、これ以上彼を刺激するのも良くないと考え、沈黙を続けることにしたんです。すると『彼女にはきつく言っておいたから、これできっと慰謝料を払ってもらえるよ』と彼から意味不明のメッセージが…。それは、私から慰謝料を取って妻とやり直そうとしている彼の誤爆LINEでした。私が不倫をしたので自業自得ですが、彼からこんなしっぺ返しを受けるとは…。今も職場では針のむしろです」その後、萌さんは慰謝料を払うことになり、多忙のため転職先も見つけられず、生活のため辛抱して今の会社に勤めるしかありませんでした。これも全部自分で蒔いた種なので、すべて受け入れて生きていくしかありません。©yamasan/Getty Images©BBuilder/Getty Images文・菜花明芽
2022年12月29日本来仕事に専念するはずの職場で、不倫に走ったがためにすべてを失うことは少なくありません。今回は、秘かに育んだ不倫関係を思わぬ形で暴露された28歳女性のエピソードをご紹介します。相談にのってもらううちに…いつの間にか上司と不倫関係に萌さん(仮名・28歳)は上司である大輔さん(仮名・40歳)と数年にわたり不倫をしていると言います。最初は仕事の愚痴を聞いてもらう程度だったものの、徐々に深刻な悩みになるにつれ二人きりで会うようになり、最終的に不倫関係に陥ったそうです。「今まで恋愛経験もそう多くない私が、既婚者の男性を好きになるなんて思いもよりませんでした。当時は、不愛想な大輔さんのことが苦手で…。ある日、私が資料作りに手間取っていると『仕事が遅い』『何をしているんだ! 』と彼に叱られ、その厳しい言葉に涙ぐんでしまったのです。すると『ごめん、ちょっと言い過ぎた』と慌てた様子を見せ、それからまるで別人のように私に優しく接してくれるように。そんな彼のギャップに惹かれ、仕事の悩みを相談し始めて。その後、思いが通じて不倫関係になっても、結局私は自分に自信が持てず…。親しい同僚だけに真実を打ち明け、彼とのことを相談していました」それでも、不倫相手と長い時間を共にすることで「愛されている」と少しずつ実感できるようになったのだとか。彼から「そろそろ妻に別れを告げようと思う」と言われ、萌さんはこのまま無事にゴールインできると信じていたのですが…。ひょんなことから足元をすくわれてしまいます。社内メールで上司との不倫を密告される…! 一体誰がそんなことを?「ある日、出社するとみんなから冷ややかな目線を向けられました。何事かと思ったら『社内メールであなたの不倫が暴露されたのよ』『これは本当のことなの?』と職場の人に問い詰められて。急いでメールを確認すると、そこには私と不倫相手が手をつないでホテルに入る写真が添付されていたのです。動かぬ証拠をつきつけられ、もう逃げられないと思い『上司と不倫関係にあるのは事実です』と白状するしかありませんでした」しかし、萌さんは不倫を暴露した相手に心当たりがなく「誰がこんなことを?」という疑問で頭がいっぱいに。なぜなら、二人は不倫関係がバレないようなるべく遠方で会っていたからです。そのタイミングで、いろいろ相談していた同僚がやって来て…。「突然『不倫がバレた気分はどう? 』『私の方が先に彼のことが好きだったのに、それを奪ったあなたが悪いのよ』とゾッとするような言葉をかけてきたのです。まさか、私が信用してすべてを話していた同僚が不倫密告の犯人だったなんて…。同僚の気持ちに気づかなかったことで、知らぬ間にかなり恨みを買っていた様子。さらに、不倫相手には『会社での立場が危ういから』とあっさり別れを告げられてしまいました」信頼していた同僚に不倫をバラされ、萌さんは愛する彼からも簡単に捨てられてしまいました。©K-Angle/Getty Images©xijian/Getty Images文・菜花明芽
2022年12月29日瓜田チャリさんが、家族と不倫女のどちらかを選ぶよう毒太に迫ると「お前に決まってるやん。ほんまにごめん」と謝ってきました。瓜田チャリさんの膝に手をつき、頭を下げたのですが……毒太がしたのは、完全な土下座ではなく半土下座! まさかの体制に内心驚いたものの、汗をかきながら必死に謝る毒太を見て、自分のことを失いたくない気持ちがあると知った瓜田チャリさんは涙を浮かべ……? 離婚を決意していた妻がまさかの… こんなに焦っている毒太を見るのは初めての瓜田チャリさん。 いつも私に対して態度でかくて、思いやりもなくて、ひどい扱いもされたけど……ただ甘えがあっただけで、本当は私のことが大事で、失いたくなかったんかな……。 「私は離婚しても別にいいと思ってる。でも……取られたくない。毒太を他の女に取られたくない!」 思わず本音が出て、泣き叫ぶ瓜田チャリさん……。 そんな妻を見て、毒太は……? 毒太好みの女性でいるため、結婚後もロングヘアを維持していた瓜田チャリさん。“何と言われようと離婚する”と決めていたのに、実際には毒太に謝られると、“他の女に取られたくない”と本音が出てしまいました……。泣いて悲しむ妻を見て、夫は何を思うのでしょうか……? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年12月27日不倫相手・中川ゆりのSNS画面を見せると、「会社のBBQで一緒になっただけ。社長のいとこ」と言い訳する毒太。瓜田チャリさんが中川ゆりと電話で話したと言うと……「え……? 電話!? 何話したん」と明らかに動揺する毒太。しかし、「電話の内容より、私と毒太の話が先」と怒る瓜田チャリさんが、家族と不倫女のどちらかを選ぶよう毒太に迫ると……? まさかの体制で謝る夫に妻は… 「そんなん……お前に決まってるやん」「ほんまにごめん」そう謝りながら瓜田チャリさんの膝に手をつき手をつく毒太。 しかし、この体制……まさかの半土下座! 瓜田チャリさんが心の中で土下座すると見せかけて、半土下座なん!?とツッコミを入れますが……毒太は汗をかきながら必死に謝ってきました。 そんなに私のこと、失いたくないんや……そう思って涙を浮かべる瓜田チャリさんは……? 「お前に決まってる。ごめん」と言う毒太ですが、謝る体制はまさかの半土下座。“お前に決まってる”と言うなら、最初から不倫なんてしませんよね……。“毒太が何と言おうと離婚する”と決意していた瓜田チャリさんですが、モラハラな夫とのギャップからか、気持ちが揺らいでいる様子……。皆さんがもし不倫されて謝罪されたら、相手を許しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年12月26日あなたの周りに、不倫をしている人はいますか?他人事と思っている人も、実は心当たりがある人も、周りの人の不倫事情が気になるという方は多いのでは?今回は、身近な不倫から想定外のびっくり不倫事情まで、20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いた「みんなの不倫事情」についてご紹介します!女性約200人に聞いた!みんなの泥沼不倫エピソード3選不倫と聞くとどんなイメージをお持ちですか?後ろめたかったり、こっそりする行為と思われがちですが、少し事情が違うケースもあるようですよ。今回は、そんな不倫のリアルな事情について、20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いてみました!子どものお迎えは不倫相手「子どもを同じ習い事に通わせているママさんが、自分の子どものお迎えを不倫相手の男性に頼んでいると話していました。そしてすごいのは、その子どもの血縁関係があるのは迎えに行っている不倫相手の男性なのだそう。周りの人も、みんなその人が本当のパパだと思い込んでいるようです…。実際の夫は夜遅くまで働いていて、不倫相手がお迎えに行っていることも、我が子が不倫相手の子だということも知らないはず」(30歳・その他)映画やドラマでもなかなかなさそうな設定の話。堂々と、かつバレずに不倫しているなんて、すごすぎる…。でも確かに、お互いの生活が見えにくい都会なら、実際のパパと不倫相手の男性と二人いても、バレないで済むこともあるのかも?実はママ友の夫と思っている相手も、本当は違っていたりすることもあるのかもしれません…。不倫旅行を、妻が空港でストップ「知り合いの女性のお話ですが、彼女の夫が不倫相手と海外に行くのをかぎつけ、空港にこっそり行って引き留めたそうです。その場は、かなりの修羅場になったのか、詳細は聞けませんでしたが…。その後、二人は別居したようですが、しばらくして、戻ったはずです」(35歳・専門職)不倫旅行に妻にバレバレな状態で行こうとするのもすごいですし、それを空港で妻からストップされる修羅場感もすごいですが、それからまた夫婦関係が戻ったという事実もすごい…。男女の関係というのは、本当に奥深く予測不可能な領域ですよね。堂々と不倫を暴露するママ友「同じ児童館で知り合ったママさんと初めてランチに行った時。初めてのランチだし、たわいもない子育て話をするものと思っていたら、『先日スーパーであった私の夫、あれ、実は不倫相手なの〜。もうすぐ6年よ〜』と当たり前のように秘密を暴露され衝撃。さらに、『Aちゃん(私)のところは大丈夫?不倫されていない?』と、不倫をしている立場にも関わらず、私の夫が不倫していないか心配までしてくれました(笑)。不倫ってこんなに身近で堂々とかつ長期間行われるものなのかと、かなりの衝撃でした」(33歳・その他)不倫は、あまり堂々と他人に公言するものではないイメージを持っている人も多いと思いますが、なかには、なんの後ろめたさもなく堂々と不倫をしていることを話してしまう人たちもいるようです。巡り巡って夫にバレてしまいそうですが、ガードゆるゆるな状態で長年不倫を続けているのにもびっくりですよね。想像以上に多い?現代の不倫事情いかがでしたか。実際にどれくらいの人が不倫しているのかはわかりませんが、今回ご紹介したようなお話を聞くと、想像以上に不倫が巷に溢れているのかもと思ってしまいますよね。また、不倫を堂々と話す人がいるのも驚きでした。皆さんの周りはどうですか。実は、意外なところで不倫ドラマが繰り広げられているのかも…しれませんね。©Michael Heffernan/Getty Images©Antonio_Diaz/Getty Images文・オリ子
2022年12月26日不倫相手・中川ゆりとの電話を終えた瓜田チャリさんは、ストレスを感じて短時間で体調が悪化し、立つことも、座ることもできなくなりました。そこへ毒太が帰宅して……瓜田チャリさんは2階から弱々しい声で毒太を寝室に呼びました。「はぁ!? マジめんど」と不機嫌になってやって来た毒太に、瓜田チャリさんは中川ゆりのSNSの画面を見せ……? 不倫夫はまさかの言い訳をして… 「この人の話。わかるよねぇ」中川ゆりのSNS画面を見せながら瓜田チャリさんがそう言うと……「いや……ちがっ……会社のBBQで一緒になっただけの、社長のいとこの人やで」そう言い訳する毒太。 「いや、もうさ、そんな段階ちゃうねん。電話で話もしてんねん、こっちは」瓜田チャリさんがそう言うと、「え……? 電話!? し、したん?」毒太は明らかに動揺し始めました。 「電話で……何話したん」頭を抱える毒太。 しかし、「電話の内容なんかより、私と毒太の話が先や」怒る瓜田チャリさんは、家族と不倫女のどちらかを選ぶよう毒太に迫りました。 すると毒太は……? 帰宅後はモラハラな態度を見せていたのに、不倫がバレたことを知り、先ほどの態度とは一変。言い訳して、逃げ切れないとわかると動揺して顔面蒼白の夫……。家族と不倫女、どちらを選ぶのでしょうか……? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年12月25日毒太が帰宅したら不倫女・中川ゆりにした同じ質問をして、毒太の回答を電話すると中川ゆりに伝えた瓜田チャリさん。震える指で通話終了ボタンを押し、中川ゆりとの電話を終えました。すると……あまりのストレスで、体調が悪くなってきた瓜田チャリさん。次は毒太に全部話す、そしてどんな返答であろうと“離婚したい”と思っていたのですが……? 何も知らない夫が帰宅し… 不倫相手・中川ゆりとの電話が終わったこと、次は毒太と不倫・今後のことについて話さなければいけないストレスを感じ、瓜田チャリさんは短時間で体調がどんどん悪化……。 立つことも、座ることもできません……。 床へ横になった状態で足を上げて抱え、少しでも体調を回復させようとする瓜田チャリさん。 すると……「ただいまー」毒太が帰ってきました。 瓜田チャリさんは2階から弱々しい声で毒太を寝室に呼びました。しかし、「は? なんでやねん」と答える毒太。 それでも、「いいから来て」と瓜田チャリさんが言うと、「はぁ!? マジめんど」不機嫌になる毒太がようやく2階の寝室へやってきました。 瓜田チャリさんは、すかさず中川ゆりのSNSの画面を見せ……? 瓜田チャリさんがストレスから体調を崩しているところに帰宅した毒太。弱々しい声で瓜田チャリさんが呼んでも、心配するどころかモラハラな発言をやめません……。高圧的な態度をとった直後に不倫相手のSNS画面を見て、一体どんな反応をするのでしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年12月24日瓜田チャリさんが不倫女・中川ゆりに与えた選択肢は2つ。1つ目は、このままモラハラ夫・毒太との関係を続けること。2つ目は、この通話以降一切毒太との関係を絶つこと。すると……中川ゆりは、「申し訳ありませんでした。毒太さんとは……二度と会いません」と回答。毒太との関係を終わらせると約束したのですが……? 不倫女の選択を受け入れた妻は… 「わりました。ただ、毒太がどうしたいのかまだわからないので、毒太が帰ったら同じ質問をします。あなたとの関係を続けたいのかどうか」 「毒太の回答を伝えるために、またもう一度私からそちらに改めて電話します」 瓜田チャリさんがそう言うと、中川ゆりは弱々しい声で「わりました」と答えました。 瓜田チャリさんは、震える指で通話終了ボタンを押しました。 あまりのストレスで体調が悪くなってきた瓜田チャリさん……。 次は毒太……毒太に全部話す。何て答えようが離婚したい。そう思っている瓜田チャリさんですが……? 不倫女との電話が一旦終わった瓜田チャリさん。次は毒太へ不倫女と同じ質問をする予定ですが……モラハラ体質の夫・毒太は、不倫を認めるのでしょうか? そして、瓜田チャリさんが出す二択に何と答えるのでしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年12月23日不倫相手とキレイに別れたつもりになっている男性のもとに、不倫相手から報復ともとれるLINEが届く話も少なくないようです。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんなLINEにまつわるエピソードを3つご紹介します。1:あなたの子だから責任を…「不倫相手と別れて2年後、彼女から久しぶりにLINEが届いたと思ったら、小さな子どもの写真とともに『元気?この子はあなたの子だから、責任を取ってね』と書かれていました。心当たりがあるだけにギョッとしましたが、よくよく聞けば、僕と付き合っていた同時期に実は恋人もでき、その人と授かり婚をしたのだそう。しかし、本人いわく『ぶっちゃけ、どっちの子か分からないから、いざとなったらよろしく』とのことで……。もし彼女が今の旦那さんと離婚でもすることになったら、DNA鑑定をしそうだし、それで僕の子だと判明したら……と思うと、気が気ではありません」(40歳男性/経営)2:あなたのせいで今でも独身「別れて随分と経った不倫相手と、ひょんなことからLINEで繋がったんです。それで、懐かしさもあって僕からメッセージをして以来、近況報告をやりとりする程度の仲になりました。でもある日、その元不倫相手の女性から『あのさ、あなたと不倫をしていたせいで、私は今でも独身なのよね。コロナで仕事も失ったし、責任とってくれない?』というLINEが……。僕はその女性が20代後半の頃に4年ほど交際していたので、確かに結婚適齢期を奪ってしまった気はしており、なんとも言えない気持ちになりました。でも、責任をとってくれと言われても、僕にも金銭的な余裕はないし、本当に申し訳ない気持ちになりました……」(46歳男性/団体職員)3:いつでも暴露できる「新婚当時、飲み会で知り合った女性と2年ほど不倫をしていて、最終的にドロ沼化。悲惨な別れ方をしました。それからもう5年以上経っているのですが、最近僕が仕事でちょっと名前が通ってきたせいか、当時の不倫相手からいきなりLINEが届いたんです。すると、そこには『ずいぶんとご活躍のようですね。偉そうなことを言っているけれど、私はあなたが私にしたことを忘れていません。いつでも世間に暴露できる証拠は整っていますから』と書かれていたんですよ。脅しのようにも受け取れる文章だったので、読んだ瞬間に唖然としましたが、今思い返すと、確かに僕はその女性にかなり酷いことをしたので、自業自得かなと思いました。未だに彼女から報復はされていませんが、僕がもっと有名になったら、きっとあの時のことを暴露するんだろうなと思ってビクビクしています」(44歳男性/経営)後腐れなく終えたつもりの不倫関係でも、片方に遺恨が残っている場合は、別れて時間が経っていても尾を引いていることがあります。不倫は一度たりとも足を踏み入れてはならない、地獄の世界。みなさんは、くれぐれも足を踏み入れないようご用心ください。©monzenmachi/gettyimages©THEPALMER/gettyimages※ 2021年5月18日作成文・並木まき
2022年12月08日勉強ばかりの学生時代を過ごした美帆さん(仮名・34歳)は、恋愛経験もあまりないまま、医学部からの交際相手である裕司さん(仮名)と結婚。しかし、雑誌の取材がキッカケで編集者の諒太さん(仮名)と知り合い、不倫関係に堕ちてしまいます。その後、いったいどうなったのか。結末までを伺いました。関係が始まって3か月「私は恋愛経験が乏しかったこともあり、魅力的な諒太さんに夢中になってしまいました。会いたくて仕方ないという感覚を味わうのも初めてで…。仕事の休み時間に、諒太さんからLINEが来ているだけで嬉しかったですね。ただ、関係が始まって3か月ほど経ったころ、なんとなく諒太さんの対応が冷たくなってきたように感じました。会っていても、“これから取材なんだ”と言って、早くに帰ってしまうんです。とても悲しくて、関係が終わってしまうのではないかと心配にもなりました」シャワーを浴びている隙に…「諒太さんは女性にモテるタイプなので、私は“ほかの女性とも関係があるのではないか”と疑うようになりました。あるときホテルに行った際、諒太さんがシャワーを浴びている隙に、スマホを覗いてしまったんです。すると、女性とのやり取りを発見。複数人の女性と会っているようでした。私は我慢できず、諒太さんがシャワーから出てきたタイミングで、“どういうこと?”と詰め寄ったんですね。すると諒太さんは、“ああ”とだけ言って、焦る様子もありません。そして、“俺は独身だから問題ないでしょ”“別に君とはもう会わなくてもいいよ”と言われてしまったのです…」先輩の男性医師に相談「それから、LINEを送っても返事が来なくなりました。不安でたまらなくなり、誰かに相談したいと思ったんですが、こんなこと誰にも言えませんよね。そこで、彼と面識のある人がいることを思い出したんです。それは、もともと雑誌の仕事を紹介してくれた先輩の男性医師、松山さん(仮名)です。松山さんに経緯を伝えると、とても驚いていました。私のことを昔から知っていて、とても真面目で不倫なんてするタイプではないと思っていたからです。松山さんに話を聞いてもらうことで、少しだけ気分が落ち着いてきました」医局長の耳に入り…「しかし、やはり私は世間知らずでした。相談をしているうちに、私が松山さんに気があると思わせてしまったのかもしれません。あるとき、松山さんと二人で食事をしていると、ホテルに誘われたんです。私は、気持ちが弱っていましたし、相談に乗ってもらった恩もあったので、松山さんの誘いに乗ってしまいました。すると、私と松山さんの関係が噂になり、いつのまにか勤めている病院内に広まってしまって…。噂は医局長の耳にも入ったようで、ついに呼び出されてしまったんです。医局長は“噂が本当であれ嘘であれ、このままの状態を続けるのは良くない”と判断したようで、私はほかの関連病院に異動させられました。もちろん、松山さんとの噂や異動の件は、夫の裕司の耳にも入ります。やがて関係が悪化し、裕司とは離婚することになってしまいました。私は今でも独り身ですが、裕司はその後、若い看護師さんと再婚したそうです」“不倫の沼にハマった女医妻の告白”をご紹介しました。真面目だったはずの女性が道を踏みはずし、夫も職場も失うという不幸な結末を迎えてしまいました。誰のせいでもなく、自分の責任としてしっかり反省し、再び幸せになれる日を目指して進んでほしいものです。©Jose Luis Pelaez Inc/xijian/gettyimages文・塚田牧夫
2022年12月07日真面目なイメージのある医師という仕事。普段どんな生活をしているのか、イメージしにくいところもありますよね。実はそんな人たちも、不倫に堕ちてしまうケースがあるようです。医師として働く美帆さん(仮名・34歳)も、かつてある男性と不倫をしてしまったそう。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。学生時代から付き合っていた男性と結婚「私は29歳のときに、夫の裕司(仮名)と結婚しました。医師は大学卒業後に研修期間に入るととても忙しくなるため、学生時代に付き合っていた人と結婚するケースが多いんですね。私も同じで、裕司とは研修期間が終わったタイミングで籍を入れました。お互いに、子どものころから勉強ばかりしていたので、恋愛経験がほとんどない状態。まったくの世間知らずでしたね。研修期間が終了したあと、私はそのまま同じ大学病院に勤め、裕司は関連病院で働くことになりました」雑誌の取材を受けて「専門医として働き始めて1年ほど経ったころ、先輩の男性医師に、ある仕事を紹介されたんです。それは、雑誌の取材を受けて、医療コーナーのコメントをするというものでした。先輩は学生時代からの知り合いで、信頼できる人でした。取材内容には女性医師のほうがふさわしいとのことで、私を推薦してくれたようです。雑誌には写真も載せられ、それなりに反響がありました。看護師さんたちから“キレイですね”と言われたりして、ちょっと得意気にもなりましたね」出版関係者の集まりに参加「後日、取材担当だった編集の方から、ある会の誘いを受けました。出版関係の方が集まる交流会で、“是非みんなに紹介したい”と。いずれ本を出版する可能性があるかもしれないとのことで、私もその会に参加させてもらったんですね。みなさん、積極的に話しかけてくれて、チヤホヤされるような場面もあり、少し気分が良くなりました。そこで知り合ったのが、編集者の諒太さん(仮名)です。私より少し若く、編集者のなかでもやり手として知られていて、将来も有望。詳しく聞くと、帰国子女で英語も堪能だそうです。頭のキレる印象で、なんとなくオーラを感じるタイプでした」お礼を兼ねた食事会で…「その後、諒太さんの紹介で仕事をすることに。そのお礼ということで、食事に誘われたんですね。イタリアンが中心のお店で、ほかにも何人かいるのかと思ったんですが、行ってみると二人きり。そこでいろんな話をしました。諒太さんは海外に行った経験が豊富で、とにかくいろんな事情に詳しかったですね。私より若いのに、ずいぶん大人な印象を受けました。逆に私はというと、海外には1度しか行った経験がありません。ほとんどの国の道路が右側通行を採用している、ということすら知りませんでした。そんな世間知らずな私に対して、諒太さんが“可愛いね”と言ったんです。恋愛経験なんてほとんどない私にとって、その言葉は胸に突き刺さり、思わずポーッとしてしまいました。そのあと、誘われるがままにホテルへ…。私は、こうして不倫に堕ちてしまったのです」“不倫の沼にハマった女医妻の告白”をご紹介しました。恋愛経験が乏しく、男性慣れしていなかっただけに、普段あまり関わりのないタイプに惹かれてしまったようです。どこで道を踏みはずしてしまったのか…。どんなに魅力的な相手だったとしても不倫をしたことが世間に知られたら、これまでの努力がすべて水の泡となるような事態が待ち受けているのです。©kokouu/Kryssia Campos/gettyimages文・塚田牧夫
2022年12月07日不倫相手・中川ゆりとの電話を切った後、息が上がる瓜田チャリさん。中川ゆりの声を聞いただけで、動揺してしまったことを悔しがりました。次にかかってきた電話で中川ゆりとの話を終わらせると決めたのですが……思っていた以上に待っている時間はとてもストレスを感じました。そして、中川ゆりからようやく折り返しの電話がかかってきたのですが……? 妻が提示した2つの選択肢に不倫女は… 「お待たせしてすみません……」 「選択肢を2つ言いますので、どちらか選んでください」そう言って瓜田チャリさんは、不倫相手・中川ゆりに選択肢を与えました。 1つ目は、このまま毒太との関係を続けること。この場合は、瓜田チャリさんは毒太と離婚することに。 2つ目は、この通話以降一切毒太と会わない、電話もしない、毒太から連絡があっても無視すること。この二択以外の回答は受け入れないと言う瓜田チャリさん。 すると、中川ゆりは……「申し訳……ありませんでした。毒太さんとは……二度と会いません」毒太との関係を終わらせると約束して……? 瓜田チャリさんは離婚前提で考えていましたが、実際に不倫女に与えた選択肢は関係解消か関係続行でした。瓜田チャリさんのなかではまだ“離婚しない”という選択肢がある様子……。不倫女は関係解消を選びましたが、毒太はどうするのでしょうか……? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年11月30日意を決して不倫相手・中川ゆりに電話をかけた瓜田チャリさん。準備したトークスクリプトを読み、「今、時間いいですか」と聞くと……中川ゆりは仕事が終わり次第折り返したいと言ってきました。瓜田チャリさんは“毒太と連絡を取らない”という条件付きで折り返しの電話を許可。弱々しい声を出す中川ゆりに嫌悪感を抱きながら電話を切ったのですが……? 私は何も悪くないのに… 電話を切った後、息が上がる瓜田チャリさん。 悔しい……悔しい……悔しい……声を聞いただけで、こんなに動揺してしまって……。 私は何も悪くないのに……何でこんな嫌な気分にならなあかんの……。 瓜田チャリさんは、次にかかってきた電話で不倫相手との話を終わらせると決めました。 しかし、待っている時間は思っていた以上にストレスを感じました……。 そして、中川ゆりからようやく折り返しの電話がかかってきて……? 感情的にならず、冷静に不倫相手と話せたのはトークスクリプトのおかげ……ですが、やはり緊張・動揺はしてしまいますよね。さらに、憎い不倫相手の都合により待たされることでストレスは倍増……。今回かかってきた電話で決着をつけられると良いのですが……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年11月29日ついに不倫相手・中川ゆりと話すトークスクリプトが完成。子どもたちに聞かれないよう事前に断りを入れ、2階で電話をすることになり……電話をかけるのは夫婦の寝室から……。毒太の携帯を見てメモした、中川ゆりの電話番号にかける瓜田チャリさん。花屋の電話番号も調べて知っているものの、直接携帯に電話したのですが……!? トークスクリプトに沿って会話を進めると… 意を決して不倫相手・中川ゆりに電話をかける瓜田チャリさん。 「はい……もしもし」 「毒太の家族のものです。わかりますよね」準備したトークスクリプトを読む瓜田チャリさん。「……あ」反応があって間髪入れずに瓜田チャリさんが「今、時間いいですか」と聞くと……「……あの、すみません。今、仕事中で……終わり次第……折り返してもいいでしょうか……」中川ゆりは断ってきました。 人んちの家庭壊しておいて、仕事優先してんなよ。 心の中ではそう思いながらも、「分りました。ただ、その間に毒太と連絡を取るようなことはしないでください」瓜田チャリさんは折り返しの電話を許可しました。 「……わかりました」 弱々しい声を出す中川ゆりに、瓜田チャリさんは嫌悪感を抱き……? 瓜田チャリさんの思う通り、不倫して人の家庭をめちゃくちゃにしているにもかかわらず、自分の仕事が終わり次第折り返すなんて……図々しいにもほどがありますよね。さらに弱々しい声を出して妻側の神経を逆撫でしています。中川ゆりは約束を守り、毒太とは話さず、折り返しの電話をしてくるのでしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年11月28日瓜田チャリさんが仕事中に悩んでいたのは、夫の不倫相手とうまく話せるか……ということ。すると、先輩が新商品のマニュアルと販促用のトークスクリプトを持ってきました。「質問して当てはまる方に読み進めるだけだから、トークスクリプトがあると助かるよね」そんな話を聞いた瓜田チャリさんは、不倫相手と話すためのトークスクリプトを作成することを思いつき……!? ついに不倫相手の女に電話を…! 帰宅後、ついに不倫相手・中川ゆりと話すトークスクリプトが完成しました。 「ごめん、ちょっと上で電話してくるから。大事な電話やから、上に来ないでくれるかな?」何も知らない子どもたちは快く了承してくれました。 聞かれたくない、知ってほしくない。父親がよその女性と不倫してるなんて……。 嫌な気持ちを抑え、夫婦の寝室から中川ゆりへ電話することに。毒太の携帯を見てメモした、中川ゆりの電話番号にかける瓜田チャリさん。 花屋の電話番号も調べて知っているものの、姑息なまねはせず、直接携帯に電話したのですが……!? 夫婦の時間を過ごす寝室から、不倫相手に電話をかけなければいけないもどかしさ……悔しいし、しんどいですよね。ついに不倫相手へ電話した瓜田チャリさんですが、ちゃんと出てもらえるのでしょうか……そして落ち着いて話せるのでしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年11月27日毒太がいても、いなくても、多分何も変わらない。お金があれば……子どもたち3人は私だけで育てられる。離婚について悩んでいる瓜田チャリさんの元に、夫の不倫疑惑を唯一相談したママ友が声をかけてきて……「そっそんなに真っ黒やったの……」瓜田チャリさんは、昨晩調べて不倫疑惑が黒だったことをママ友に報告。心配するママ友に「離婚するなら、こんなときこそ働かないと」と言う瓜田チャリさん。離婚の話を今夜話す予定という瓜田チャリさんは、その前にやるべきことがあると言って……!? うまく話せる自信がない妻は… 離婚する前に確認したい。どんな気持ちで不倫したのか。でもうまく話せるか不安……。 瓜田チャリさんが悩んでいるところに、先輩が話しかけてきました。「お疲れ様。これ、新商品のマニュアル。ひとり1日5個売りましょうって」「あとこれ、トークスクリプト」販促説明の書類に加え、トークスクリプトが書かれた紙を渡されました。「お客様に質問して、当てはまる方に読み進めるだけ。トークスクリプトあると助かるよね。状況に合わせて読むだけだから、あんまり緊張しないし」 状況に合わせて読むだけか……。先輩の言葉に何か思いついた様子の瓜田チャリさん。 終業時刻になり、退社準備をしていると……「お疲れ様ー。ん? あれ? 自分でいちから作り直すの? 熱心だね……」白紙のトークスクリプトを見て驚く先輩。 「えっあっちが……これはその……書きかけただけで、やめました!」慌てて言い訳する瓜田チャリさん。 「えーそうなの? いいスクリプトできたら共有してねー!」 「はい」と返事をしたものの、瓜田チャリさんが書こうとしていたのは、旦那の不倫相手と話すためのトークスクリプトで……!? 毒太に離婚話を切り出す前にやるべきこととは、不倫相手・中川ゆりと電話で話すことでした。うまく話せるか不安な瓜田チャリさんは、仕事で得た知識を生かしてトークスクリプトを作成するようです。果たして、うまく電話で話せるのでしょうか……? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年11月26日不倫した夫・毒太を心のなかで「最低……クズ!」と罵り、もう一緒にいたくないと思うようになった瓜田チャリさん。明日も仕事があるから寝なければ……そう思っても頭の中がぐちゃぐちゃで、結局ほとんど眠れずに朝を迎え……不倫がバレていることを知らない毒太のため、お弁当を用意する瓜田チャリさん。何で不倫してるやつにお弁当を……。今までと変わらない生活を送らなければいけない瓜田チャリさんの心は壊れ始めていました……。 夫がいても、いなくても… 「いってきまーす」「気をつけていってらっしゃい」上の子どもたちを送り出す瓜田チャリさん。 「ひなこも早く保育園行くよ」瓜田チャリさんも出勤のため、下の子と一緒に家を出ました。 多分何も変わらない。毒太がいても、いなくても……。子どもたち3人……私だけで育てられる。お金があれば……。 悩んでいる瓜田チャリさんの元に、夫の不倫疑惑を唯一相談したママ友が声をかけてきました。 「そっそんなに真っ黒やったの……」瓜田チャリさんは、昨晩調べて不倫疑惑が黒だったことを報告しました。 「よく仕事行けるね……休まなくて大丈夫?」「うん……これから離婚するなら、こんなときこそ働かないと」 「で、離婚の話はすぐするの?」「うん…今日の夜に話すよ。でも、その前にやることがある」瓜田チャリさんのやるべきこととは……!? 3人の子どもたちのため、精神的に参っている状態にもかかわらず出勤する瓜田チャリさん。離婚の話を今晩する予定で、その前にしなければいけないことがある……と言っていますが、不倫の証拠集めが終わった今、何をするのでしょうか……? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年11月25日毒太の不倫相手である中川ゆりは、毒太の会社近くにある花屋の経営者であることがわかりました。他人の結婚を祝うブーケを作りながら、他人の家庭を壊す不倫行為を平気でしている不倫相手は……毒太より10歳近く年上に見えて、ショートヘア。毒太の好みのタイプとは真逆でした。恩人の親類なのに罪悪感もなく、好みのタイプに当てはまらない中川ゆりと不倫していることにショックを受けた瓜田チャリさんは……? 最低なクズとは一緒にいたくない… 最低……クズ……!こんなクズと一緒にいたくない。 そう思うと気分が悪くなってくる瓜田チャリさん。明日も仕事だから寝なければ……そう思っても頭の中がぐちゃぐちゃで、結局ほとんど眠れませんでした。 それでも翌朝、毒太のお弁当を用意する瓜田チャリさん。 何で私は不倫してるやつにお弁当を作るんやろう。何で不倫してるやつの靴下を履かせてるんやろう。 「いってらっしゃい」毒太を見送りながら言葉ではそう言っても、瓜田チャリさんの心は壊れ始めていました……。 不倫されて離婚する場合は、万全な準備・綿密な計画が必要なので、それまでは不倫について知らないと装って一緒に住まなければいけないことが多いです。不倫している夫のためにお弁当を作ったり、モラハラな夫の世話を焼くのは精神的にもキツイので早く解放されることを願うばかりですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年11月24日毒太が寝ている隙に、携帯で不倫のことを調べる瓜田チャリさん。不倫相手・中川ゆりのSNSのプロフィールに書かれていた勤務先名、『ハッピー中川 花屋』で検索してみると……毒太の会社の近くにある花屋で、中川ゆりは経営者であることがわかりました。結婚式のブーケとか作りながら、平気で不倫するような花屋もいるんだ……。そう思いながら不倫相手を徹底的に調べ上げた瓜田チャリさんは……? 好みのタイプじゃないのに… 毒太の携帯をそっと元に戻す瓜田チャリさん。 どう見ても、毒太より10歳近く年上やったんやけど。若い女が好きって言ってたくせに……。 髪型ショートやん……ロングヘアが好きなくせに。 家庭的な人が好きなんじゃなかったの?経営者なんて……。 恩人の社長の身内やん……罪悪感とかないの? 何で好きなタイプでもないのに、この人と不倫してるの?そんなこと、どうでもよくなるぐらい、この人が好きなの……? ショックを受けた瓜田チャリさんは……? 毒太の好みのタイプとは真逆の不倫相手、中川ゆり。不倫されたことだけでもショックなのに、一生懸命ロングヘアでい続けている瓜田チャリさんの努力が無駄だったかのように思えてしまいます。不倫相手のことを知れば知るほど苦しくなってしまいますね……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年11月23日シングルファザーと不倫していたものの、彼から「実は妻が二人目を妊娠していて、俺は上の子の面倒を見ていただけ」と真実を告げられた麻衣さん(仮名・26歳)。不倫相手から一方的に別れを告げられ、悲しみに暮れていた麻衣さんにさらなる悲劇が襲いかかります。月経が遅れ…妊娠検査薬に加え産婦人科でも結果は…彼との別れで辛い思いをした麻衣さんは、気持ちを切り替え夫と生涯を共にしようと考えるようになったと言います。しかし、定期的にきている月経が遅れ、猛烈な眠気と強い吐き気に見舞われることが多くなったそうです。もしかして妊娠…? 不倫相手と関係を持っていたこともあり、麻衣さんはすぐに妊娠検査薬を試すことにしました。「妊娠検査薬の結果はやはり陽性でした。それでも信じることができず、産婦人科に行ったところ妊娠を告げられたのです。すでに夫とは冷めた関係にあったので、不倫相手の子どもに違いないと思いました。私は焦って『二人の子どもを授かった』『お願いだから帰ってきて』と彼のSNSにメッセージを送信。すると、不倫相手は驚きつつも『君のことが心配だ』と思わせぶりな言葉を返してきて。これを機にLINEでのやり取りが復活し、再び彼と人知れず愛を育むことに…。そのうち自分も離婚をして、彼を妻から略奪しようと考えるようになったのです。その時は、お腹の子が生まれるのが彼の離婚よりはやくなっても実家に頼ればいいと考えていました」そんなある日「パートが終わったら話があるから早く帰ってきて」と夫の翔太さん(仮名・29歳)から麻衣さんのスマホに連絡が入りました。夫とは普段ほとんど会話をしないので、自分の不倫がバレたのかもしれないと思いつつも、麻衣さんは落ち着くまで何があろうとしらを切ろうとしたのですが…。「帰宅すると、そこには目を疑うような光景が広がっていました。夫から呼び出された彼が『申し訳ありません! 』『お願いですから、不倫していたことは家族に黙っていてください』と涙ながらに土下座していたのです。夫は最近私の様子がおかしいと興信所に調査を依頼し、少しずつ不倫の証拠を集めていたと言います。そのため、不倫と同時に私が妊娠していることもすでに夫は承知済み。目の前で自己保身のために謝罪する彼に私の愛も冷めていきました」もう不倫相手とは完全に終わったと思ったら、一気に焦る気持ちが湧いてきた麻衣さん。これからお腹の子をどうやって育てればいいの? と考え、とっさに嘘をついてしまいます。「『確かに妊娠はしているけれど、彼の子どもでなくあなたの子なのよ』『私のことを信じて! 』と夫にすがりついたんです。もちろん『この期に及んで、まだそんな嘘をつくなんて』と夫の怒りを買ってしまって。とっくの昔に、私たちは関係を持つことをやめていましたから」嘘を重ねる妻に怒り心頭の夫がとった行動とはさらに夫は、麻衣さんを連れそのまま実家に乗り込みました。何も知らない彼女の両親に不倫と妊娠の事実を赤裸々に語るためです。「そこから大変な修羅場でした。父からは『なんてことをしてくれたんだ! 』と怒鳴られ、母に『翔太さんに悪いと思わないの? 』と泣かれてしまって。結局『すべて麻衣が悪い』『私たちはもう縁を切るから、一人で子どもを育てなさい』と突き放されてしまったのです。それから、すぐに夫と離婚しました。ひたすら謝る彼が情けなくて不倫はそこで終わったものの、実家頼みだった子育てを一人ですることに…。もちろん、私が不倫したのですから夫に慰謝料を払うことになっています。でも、これから先子どもにもお金がかかるし、私が働いても家計は火の車になるとわかっているのですが…。軽い気持ちで不倫相手に興味を持ったがために、私の人生は完全に狂ってしまいました。何より、子どもに『なぜうちにはお父さんがいないの?』と聞かれた時、自分が悪いだけにどう事実を伝えればいいのかわかりません」人を裏切ったうえで手にした幸せは、そう長く続かないことが多いのではないでしょうか。ほんの少しの気の迷いで人生が台無しになることもあるので、くれぐれも不倫には手を出さないようにしましょう。©yamasan/Getty Images©Patravat Muangmee / EyeEm/Getty Images文・菜花明芽
2022年11月12日些細なことから不倫に走り、あっという間に夢中になって、結果的に修羅場をうまく切り抜けようとして足をすくわれることは少なくありません。今回は、不倫相手に大事なことを隠されていたという26歳女性のエピソードをご紹介します。不倫相手はシングルファザー…子育てに一生懸命な彼に惹かれて麻衣さん(仮名・26歳)は夫がいるにもかかわらず、29歳のシングルファザーの男性と不倫関係にあると言います。結婚三年目ですでに夫婦仲が冷め切っていたこともあり、麻衣さんが子ども思いの彼に惹かれるまでそう時間はかからなかったそうです。最終的に離婚して、不倫相手の子どもを自分の子として育てたいとまで思うようになって…。「不倫相手とはパートを始めたお惣菜屋さんで出会いました。毎日のように通う彼から『今日のおすすめは何ですか? 』とよく話かけられていたんです。そのうち『息子を一人で育てているのですが、自分は料理が苦手で』『でも、おいしいものを食べさせてあげたいんです』と語る姿に自然と好感を抱くように…。私から『もっと話がしたいので、仕事が終わるのを待っていてもらえませんか? 』と声をかけ、そこから一気に二人の距離が縮まりました」自分は既婚者だからと何度か不倫を思いとどまろうとしたものの、彼と一緒にいる時間は麻衣さんにとって特別なものでした。最初は不倫相手が両親に子どもを預ける形でデートしていたのですが、シングルファザーの彼のことを考え子どもと三人で会うようになったのだとか。当初はよそよそしかった彼の子どもが、だんだん自分に懐いてきて「可愛い」と心から思うようになったそうです。不倫相手と突然連絡が途絶えて…SNSで名前を検索して知った衝撃の事実とは「しかし、ある日を境に不倫相手と連絡が途絶えてしまいました。LINEの返信がなく不安でいっぱいになり、SNSで彼の名前を検索したところ、笑顔で映る写真が出てきたのです。そこには不倫相手と子どもだけでなく見知らぬ女性の姿が…。さらに「久々に家族で出かけました」と書いてあり、彼がシングルファザーというのは真っ赤な嘘だと発覚。私はあまりのことに、その事実を受け止めることができませんでした」他に連絡方法が思い当たらなかった麻衣さんは、その真偽を確かめるためSNSから彼にメッセージを送ることにしました。優しかった不倫相手がこんな嘘をつくなんて、よっぽどの理由があるに違いないと思ったのですが…。「すると、彼から『ごめん、実はシングルファザーじゃないんだ』『妻が二人目を妊娠していて、つわりがひどくて俺が代わりに子どもの面倒を見ていただけ』と信じられない返信があったのです。そこで、自分が都合よく子育てを手伝わされていたのだと気がついて。さらに『もう終わりにしよう』と告げられ、燃え上がるような不倫はたった数か月であっけなく終了。彼にまだ未練があった私は、それから毎日泣いてばかりの日々を送りました」ひょんなことから不倫を始め、周りが見えなくなる人は珍しくありませんが、そこに必ず幸せな結果が待っているとは限りません。順調に思えた彼との関係が、麻衣さんのように一瞬で崩れ去ることも…。どんなに相手に惹かれたとしても、結婚している以上踏み入ってはならない道があることを覚えておきましょう。©Kayoko Hayashi/Getty Images©yamasan/Getty Images文・菜花明芽
2022年11月12日夫の不倫について、信頼できる相談相手として思い当たったのは実の兄。兄は幼馴染で弁護士の真也くんに話をしてくれると言ってくれました。「夫の不倫は嘘であってほしい…」てんさんは心の中でそう信じながら、不倫相手に正々堂々立ち向かっていくことを決意します。相談先として思いついたのは実の兄。どう行動するかはてんさんの気持ち次第だと言ってくれたうえで、弁護士で幼馴染の真也くんに相談することを薦められます。このままじゃいけない…!失意の底で見つけた一筋の希望 実の兄や幼馴染で弁護士の真也くんなど、てんさんの周りには味方になってくれる人たちがいました。1人で思い悩んでいた時を考えると、こんなにも心強い状況はありませんね。 「夫の浮気は不倫相手の嘘であってほしい…」そう信じたいてんさんは、これまでの幸せだった家族の日々を守るため、不倫相手に真っ向から立ち向かうことを決心します。何が本当か嘘か分からない、もしかしたら自分の家庭が壊れていくかもしれない。そう考えると、立ち向かうと決心するだけでもとても勇気のいる決断をしたのではないかと思います。 皆さんは勇気を出して一大決心をした経験はありますか? 「夫は不倫相手と妊活中」のマンガは、下記にて掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪作画:松本うち 著者:マンガ家・イラストレーター てんInstagramで、夫が不倫した自身の壮絶体験記を書き綴り反響を呼んだ。その投稿をきっかけに「任意同行願えますか?シーズン2」(読売テレビ)にも出演。
2022年11月06日飲食店経営者の奈々恵さん(仮名・35歳)は、相性が抜群な直弘さん(仮名)と結婚。専業主夫になり妻の仕事をサポートしていた直弘さんと不自由のない生活を送っていました。しかし、奈々恵さんは若い経営者の和弥さん(仮名)と出会って不倫に堕ちてしまいます。セレブ不倫を満喫していた奈々恵さんは、その後どうなったのでしょうか……。仕事もプライベートも充実「家のことは、専業主夫となった直弘さんがしっかりとやってくれていたので、私は仕事に集中することができました。さらに経営を拡大して、店舗を増やす計画なども出始めるように。また、不倫相手の和弥さんとも良好な関係が続いていました。仕事もプライベートも充実し、すべてが順調に進んでいるように感じていましたが、終わりのときは突然やってきました……」調査報告書を突きつけられ……「仕事から帰ると、直弘さんが“話がある”と言うんです。そして、複数の書類を出してきました。そこには調査報告書と書かれ、なんと、直弘さんは私の不倫を疑い、興信所に依頼して私の行動を監視させていたのです。和弥さんと会っているところや、スポーツカーに乗っているところ、ホテルに入っていくところまで、写真とともに詳細に記載されていました。完璧な証拠を突きつけられたのですが、動揺もあって私は逆ギレしてしまい……。今思い返せば、従順な直弘さんを下に見ていたところがあったんだと思います。直弘さんに向かって、“誰が稼いでると思ってるの?”と言ってしまいました」夫の反撃「直弘さんは、何も言いませんでした。ただ、悲しそうな目で私をじっと見るばかり。しばらく沈黙が続いたのち、“離婚しよう”と言われたんです。そして、慰謝料の話になりました。私としては、払うのは仕方ないという思いもありましたが、直弘さんは不倫相手の和弥さんにも払ってもらいたいと言うのです。でも、私は和弥さんに迷惑をかけたくなかったので、“和弥さんにも一応相談してみる”と口では言いながらも、最終的には私が多く支払うことで直弘さんに納得してもらいました。離婚が決まり、慰謝料の支払いに合意して話は終わるかと思いきや、そうはいきませんでした……」マンションまで奪われそうに……「直弘さんは、住んでいるマンションについて“自分にも半分権利がある”と訴えてきたのです。でも、マンションは私がひとりで購入したもの。“それはおかしい”と言い返しました。翌日、弁護士に相談したら、結婚後に購入したものは夫婦の共有財産とみなされ、財産分与の対象になるとのこと。直弘さんが“権利を主張するのは間違っていない”と言われてしまったのです。とはいえ、今住んでいる家なので、売るわけにはいきません。そこで、マンションの現在の価格を査定してもらい、その半分の額を直弘さんに支払うことになりました。そんなことがあったので、和弥さんとの関係も終わらせました。仕事はなんとか現状を維持していますが、直弘さんには今でも財産分与の金額を支払い続けています」“年下彼氏との不倫に堕ちた女性経営者の告白”をご紹介しました。献身的に支えてくれていた相手を裏切ったのですから、これぐらいの代償を払うのは当然なのかもしれません。しかし、ちょっとした過ちで家庭を壊し、慰謝料を払い続ける人生になるなんて、不倫に陥るのは本当に怖いことですね。©Kiwis/Halfpoint Images/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月02日不倫に走った人の中には、夫婦関係がうまくいかなかったから、という言い訳をする人もいるでしょう。しかし、奈々恵さん(仮名・35歳)の場合は、夫婦関係に問題はなかったものの、ほかの男性に目が向いてしまったそう。いったいどんな事情があったのか、当時の状況を詳しく伺いました。専業主夫の夫との穏やかな暮らし「かつて私は外貨投資で儲けることができたため、それを元手に飲食店の経営を始めました。仕事に没頭していたので、男性と親しくなる機会は少なかったです。そんな中、仕事のつながりで、のちに夫となる直弘さん(仮名)と出会いました。直弘さんは料理が得意なうえに、とても優しくて相性も抜群。パートナーに相応しいのはこの人だと思い結婚しました。結婚後も仕事は順調で、お店の売り上げも伸びていきました。すると、忙しくて家のことに手が回らなくなったんです。そこで、家事が好きだった直弘さんに専業主夫になってもらい、家を任せることに。その後はマンションを購入し、しばらく穏やかな暮らしが続きました」経営者の集まる交流会へ「経営者は横のつながりも大事だということで、経営者が集まる交流会に参加したんです。とにかくいろんな人に挨拶して、名刺を渡し、知り合いを増やしていきました。その中に、ひときわ若い経営者の和弥さん(仮名)がいました。和弥さんは学生のときに起業した、勢いのあるベンチャー企業の社長。頭が良く、気さくな雰囲気で話も面白かったので、すごく印象に残りました」若い経営者との再会「その数日後、お店から荷物を運び出す用事があったんです。私は車の免許を持っていないので、それを夫の直弘さんにお願いしていました。ところが、急用が入り来られなくなってしまい……。途方に暮れていたところで、和弥さんの存在を思い出しました。“困ったことがあったらなんでも連絡してください”と言われていたんです。荷物を運ぶ用事で申し訳ない……と思いながらも連絡してみると、快く引き受けてくれました。正直、どんなすごい車で来るのかと、ちょっと期待していたところもありましたが、運転してきたのはレンタカー。車に必要性を感じないから持っていないとのことでした。その庶民的な感覚と、わざわざレンタカーを借りてきてくれたことで、彼に気持ちが引き寄せられてしまいました」不倫相手が2,000万円の車を購入「用事が済み、お礼に食事をご馳走したあと、自然にホテルに行く流れになりました。そこから、和弥さんとの不倫が始まったんです。関係が始まって1か月ほど経ったころでした。和弥さんがスポーツカーを購入し、乗せてくれたんですね。2,000万円近くする車だと言っていました。必要ないのになんで買ったのかと尋ねると、“必要性ができたから”と。“奈々恵さんとこれで出かけたいから”と言うんです。嬉しくて、舞い上がってしまいましたね。その頃には完全に、和弥さんにハマっていました。仕事も順調だったし、プライベートも充実。とにかく楽しい日々でした」“年下彼氏との不倫に堕ちた女性経営者の告白”をご紹介しました。家庭に不満はなくても、その状況に慣れてしまうと、新たな刺激を求めてしまうのかもしれません。しかし、どんなに魅力的な人と出会ったとしても、既婚者であれば絶対に不倫に走ってはいけないのです。©kokouu/kyonntra/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月02日