kikiさんが妊活を始めたのは、夫・てんさんと結婚して4年が経ったころ。不妊治療専門のクリニックを受診しさまざまな検査を受けましたが、不妊の原因はわかりませんでした。まずはタイミング療法による妊活を始めたkikiさん。幸い、職場の上司は妊活に理解があり、肩身の狭い思いをせずにすみました。 しかし、タイミング療法はうまくいきません。kikiさんの心がポッキリ折れてしまい、夫婦で話し合って人工授精へステップアップすることを決めたのです。 人工授精へステップアップ! ※誤:施工 正:施行 ※誤:人工受精 正:人工授精 人工授精にステップアップしたkikiさん。人工授精当日はてんさんに朝早くから採精してもらうことになりました。 ところが、乗らなければいけないバスの時間までに採精が間に合わず、受診時間ギリギリに……。kikiさんはタクシーに乗ってクリニックへ急ぐのでした。 採精するのは人工授精に最適な日に合わせる必要があるので、都合の良い日程を選べません。タイミングによっては採精しづらいこともあるでしょう。病院を受診する女性にとっては、仕事などの都合に合わせて予約をしたいところですが、夫が採精しやすい時間も考慮する必要があるのですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター kiki
2024年01月28日不妊治療を経て誕生した息子が可愛すぎて……(※画像は藤本美貴さんオフィシャルブログより)『夫が寝たあとに』はともに3児のママである藤本美貴さんと横澤夏子さんがMCを務めるトークバラエティ。ゲストに1児ママの時東ぁみさんを迎え、子育てトークが盛り上がりました。約4年半の不妊治療の末、2022年3月に第1子の男児を出産した時東さん。念願叶って誕生した息子だけに「とにかくかわいいが勝っちゃう」状態で、息子が口に入れた水をベーッと出すなどのいたずらをしても「怒り方がわからない」「(怒るよりもまず)動画に収めたくなっちゃう」といいます。先輩ママである藤本さんと横澤さんに、子どもの叱り方について相談しました。子どもがいたずらをしたら、横澤さんは「なんでベーッすんのよ〜!」などと全力で伝えるそうですが、一方の藤本さんは「反応すると喜ばせちゃう」と分析し、冷静に「全然楽しくないよ」「本当にやめて」と注意しますが、それで子どもがいたずらを止めるとは限らないので、「言い続けるしかない」のだそう。また、家の中でいたずらした際には注意するのに、お友達と一緒にいるときは注意しないなど、状況によって親の対応を変えてしまうと、子どもが「これは許されるんだ」と学習してしまうため、「家と外でルールを変えない」ことも重要だとアドバイスしました。「口と口でのチューもしていない」(※画像は藤本美貴さんオフィシャルブログより)さらに時東さんは、息子が「パパやママが食べているものをなんでも欲しがる」ことにも悩んでいるそう。外出時にカフェでコーヒーを飲んでいると子どもも飲みたがるため、子どものために別でミルクを買うことになり、毎度のことなので出費も気になるようです。横澤さんは、そんなときは「(子どもに)バレないように隠れて(コーヒーを)飲む」。藤本さんは「月齢にもよるけど『まずいよ』と伝えた上で(コーヒーを)飲ませる」そうで、まずは子どもに体験させて「これはまだ飲めないんだ」と理解してもらう方針だといいます。ちなみに時東さんは、むし歯などのリスクを考えて、息子に“直箸”をしないように注意し、口と口でのチューもしていないとか。横澤さんも、基本的には直箸やチューはしないそうです。ところが藤本さんはむしろ、子どもが小さいうちは砂など「菌だらけのものを口に入れてる」ので、衛生的な状態を保つことには限界があると考え、直箸もさほど気にならないよう。一番下の次女とは今も口と口でチューしているといいます。なお、藤本さんと横澤さんは先日お互いの子どもを連れて遊ぶ機会があったそうですが、そこで横澤さんの長女が、藤本さんと次女がチューしている様子を目撃し、「チューしていいの!?」とびっくりしていたとか。藤本さんとしては「(子どもと)チューできる日数なんて限られてる」ため、愛情表現としてのチューをしつつ、しっかり歯みがきをしていれば問題ないと考えているようでした。
2024年01月27日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で3度の体外受精をおこない、念願の妊娠をしたアマさん。しかし、夫から「勝手に自分を追い詰めていただけ」と言われ、不妊治療中の不安や不満を伝えたものの、取り合ってもらえませんでした。数カ月後、アマさんはひどいつわりで……。アマが言うから買ってきたのに!つわりがつらくて横になっているとき、夫から「今日は早く帰れるよ。買い物に行くから何が食べたい?」というメールが来ました。おかゆだけは食べられているので、「レトルトの梅がゆをお願いします」と返信したアマさん。しかし、夫が帰宅して梅がゆを温めて持ってきてくれると、そのにおいに込み上げるものが!夫がびっくりして「どうした!?」と……。夫のハルトが梅がゆを温めて持ってきてくれたのに、その臭いに吐き気をもよおしてしまった私。ハルトに、「それ、ダメみたい……」と伝えると、「なんで? アマが言うから買ってきたのに」と言われました。「今朝までは大丈夫だったんだけど……」と言うと、「そんなことあるのー? まじで!?」と驚くハルト。「ごめんね。よかったらハルトが食べて」と言うも、返事はありませんでした。-----------------------ハルトさんにしてみれば、せっかく気を利かせてメールを送り、買って、さらに温めて用意までしたのに……という気持ちでしょう。自分でもどうにもできないつわりのつらさや大変さを、わかってくれるといいのですが……。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2024年01月26日kikiさんが妊活を始めたのは、夫・てんさんと結婚して4年が経ったころ。不妊治療専門のクリニックを受診しさまざまな検査を受けましたが、不妊の原因はわからず、医師の指導のもとタイミング療法を試すことになりました。『タイミング療法』とは、予測した排卵日に性交渉をおこなうというもの。毎月数日しかないチャンスを逃したくありません。 しかし、ある日夫・てんさんが酔っ払って帰宅し、タイミングをとることができませんでした。妊活への思いの違いを感じ、kikiさんは涙を流したのでした。それでも妊活は続きます。 会社の上司に不妊治療を報告 ※誤:人工受精正:人工授精 職場や上司は不妊治療への理解を示してくれたものの、さまざまなことがストレスとなって寝不足が続き、ついにkikiさんの心はポッキリ折れてしまいました。それをきっかけに、夫婦で話し合った結果、人工授精にステップアップすることを決めたのです。 有給休暇を取得する場合、会社には理由を伝える必要はありません。そのため、不妊治療をしていることを会社へ打ち明けるかどうかの判断は人によって異なります。 また、企業によっては不妊治療期間中はフレックスタイム制勤務に移行して、治療と仕事を両立しやすくしてくれるところもあります。さまざまな働き方ができる昨今、不妊治療に理解のある職場が増えることを願っています。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター kiki
2024年01月26日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で3度の体外受精をおこない、念願の妊娠をしたアマさん。しかし、夫から「勝手に自分を追い詰めていただけ」と言われ、不妊治療中に感じた不安や不満を伝えました。しかし、夫は取り合わず、「先に寝たら?」と部屋を出て行ってしまったのです。食べられるのはおかゆだけそれから数カ月後、アマさんはひどいつわりに苦しんでいました。知っていたつもりだったけど、思っていたつわりとは全然違ってあまりにもしんどいものでした。体が一変したようで、何も手につかなくなり、パートも休みがちになったのです。あまりにつらくて横になっているとき、夫からメールが……。つわりがつらくて横になっているとき、夫のハルトから「今日は早く帰れるよ。買い物に行くから何が食べたい?」というメールが。うれしい!おかゆだけは食べられるから、「レトルトの梅がゆをお願いします」と返信しました。ところが、ハルトが帰宅して梅がゆを温めて持ってきてくれると、そのにおいに込み上げるものが!-----------------------においに敏感になって吐き気を感じるのは、つわりの典型的な症状ですが、どんなにおいに反応するかは人それぞれ。昨日大丈夫だったにおいが今日はダメ、ということも少なくないようです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2024年01月25日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で3度の体外受精をおこない、念願の妊娠をしたアマさん。しかし、夫から「勝手に自分を追い詰めていただけ」と言われ、「寄り添ってほしかった」と思っていたことを話しました「素直に気持ちを話せて伝わったら、これからもそばにいられる」と思ったのです。しかし……。体が一変してしまったみたい「素直に気持ちを話せて伝わったら、きっとこれからもそばにいられる」と思い、不妊治療中に感じていた不安や不満を夫に伝えたアマさん。しかし、夫は「何言ってんの?」と取り合わず、「もう先に寝たら? 疲れてるんじゃない? もう1人の体じゃないんだからさ!」と言って、部屋を出て行ってしまったのです。それから数カ月後、アマさんはつわりで……。数カ月後、私はつわりで苦しんでいました。知っていたつもりだったのだけど、思っていたのと全然違い、あまりにもしんどい……。おなかで育ってくれているからこそつわりがある、と聞いたことがあるけど……。子どもの誕生はうれしいし楽しみだし、早く会いたいという思いばかり。でも、体が一変して何も手につかなくなってしまいました。-----------------------つわりは妊娠初期の5週目ごろから始まり、安定期に入ると落ち着く場合が多いようです。つわりの原因は、妊娠によって母体のホルモンなどが変わるためと言われていますが、たしかなメカニズムは明らかになっていません。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2024年01月24日kikiさんが妊活を始めたのは、夫・てんさんと結婚して4年が経ったころ。自己流の妊活だったこともあり、半年経っても妊娠は叶いませんでした。そこでkikiさん夫婦は不妊治療専門のクリニックを受診。不妊の原因を調べるため、さまざまな検査を受けました。精子・血液・菌の検査をしても、結果は異常なし。さらに卵管造影検査(子宮の形や卵管の通りが悪くないかを造影剤を注入し、レントゲン撮影をして調べる)をしても特に異常は見られず、不妊の原因がわからないままタイミング療法を試すことになったのですがーー。 タイミング療法を開始!誤:俳卵正:排卵 誤:俳卵正:排卵 アプリを利用した自己流の妊活からステップアップし、医師が予測した排卵日をもとにタイミングをとって妊娠に向けて頑張る『タイミング療法』を開始したkikiさん夫婦。 しかし、1回目は妊娠に至らず、2回目は夫・てんさんの都合で1日だけタイミングを逃してしまいました。しっかりタイミングをとりたかったkikiさんは、妊活を開始して初めて泣いてしまうのでした……。 不妊治療を始めると、男性側に異常がない限り、主に病院へ通うのは女性側。精神的にも体にも負担がかかる妻と夫では、意識の差が生まれてしまいます。 4年半授からず、不妊の原因もわからず、1回目のタイミング療法もうまくいかなくて焦るkikiさんの気持ち……よくわかりますね。タイミング療法は、夫婦がお互いに協力し合うことが不可欠。夫側はタイミングを取れるようにできる限り協力し、難しい場合には妻の心に寄り添った言葉をかけてほしいですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※原因不明不妊は、“不妊の原因がない”訳ではなく、現在の医療では原因を究明できないということです。ただし、不妊の原因がわからないだけなので、妊娠できないという訳ではありません。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター kiki
2024年01月24日「フライング検査しては撃沈」(※画像は蒼井そらさんオフィシャルブログより)蒼井そらさんは2019年に双子の男児を出産。2021年の夏頃からは第三子の妊活をスタートしています。妊活を2年半続けているという蒼井さんは、2021年から2022年にかけて二度の人工授精を行い、一度は化学流産。2022年2月14日にふたたび妊娠したものの、稽留流産だったそうです。蒼井さんはブログで、「授からんなぁ〜」「一度稽留流産してからなんとなくすぐ戻って来てくれるんじゃないかと期待して待ってたけど全然戻って来てくれない!!」と、妊活の現状を説明。稽留流産後は「ステップアップをせずAIH(人工受精)で頑張って1年」「うんともすんともせず。フライング検査しては撃沈」という状況だと明かしました。もともと妊活は2022年いっぱいのつもりでしたが、2022年4月から不妊治療が保険の適用対象になったことから、2023年からは「年齢的に3回と言う回数制限付き」で体外受精にステップアップし、現在に至るようです。「妊活のやめどきね〜(遠い目)難しいよね〜」とこぼした蒼井さん。病院では毎回「今周期期はどうするか旦那さんと良く話し合ってくださいね」(原文ママ、以下同)と言われるといい、「良く話し合ってるから周期の始まりに今週期のスケジュール立てに来てるんじゃ!!」と本音を明かしていました。妊活は時間やお金がかかることはもちろん、自分やパートナーの意思や希望だけではどうすることもできないのが現実です。悩ましい問題だからこそ、精一杯考えて自分たちにとっての最良な選択ができるといいですね。(※画像は蒼井そらさんオフィシャルブログより)不妊の原因を特定できないケースもたくさんある排卵~妊娠が成立するまでの流れのうち、どこかに異常があれば妊娠は成立しません。そこで不妊治療という選択肢が出てきますが、妊娠を妨げる主な要因は実にさまざまです。たとえば、女性側の排卵機能や、卵管や子宮の状態、免疫異常など。また、虫垂炎(盲腸)など骨盤内の手術や子宮内膜症によって、卵管周囲の癒着が起こって不妊につながったり、生まれつき子宮が変形している(子宮奇形)ことが流産を繰り返す原因になったりする場合もあります。不妊の原因が男性側にあることも珍しくありません。男性器や精子の問題や、精巣上体・前立腺・精嚢といった臓器の問題などが妊娠の妨げになることがあります。そもそも不妊の検査をしたからといって、原因がすべて判明するわけではありません。中には原因が特定できないケースもあり、不妊を訴える夫婦の10~15%がこれに当たるといわれています[*1]。このほかにも妊娠を妨げる要因は多岐にわたり、複数が絡み合って起こることも多々あります。妊活や不妊治療がなかなか一筋縄ではいかないのは、そうした複雑さが影響しているといえます。参考文献:[*1]メディックメディア「病気がみえるvol.9婦人科・乳腺外科第4版」P.246参照:【医師監修】妊活中にできることとは?妊娠の可能性を高める4つの方法
2024年01月24日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で3度の体外受精をおこない、念願の妊娠をしたアマさん。しかし、夫から不妊治療を「無駄」と言われ、「勝手に自分を追い詰めていただけ」と言われてしまいました。アマさんは「ただ、そうだねって寄り添ってほしかった」と心の中を打ち明け……。「先に寝たら?」と立ち上がり…不妊治療中の思いを夫に打ち明け、「泣いて喜んでいたら、一緒に喜んでほしかった。茶化すんじゃなくて……」と、心に引っかかっていたことも伝えたアマさん。「温度差があっても、埋められなくても、すれ違いがあっても、素直に気持ちを話せて伝わったら、きっとこれからもそばにいられる」と思ったのです。しかし、夫は「何言ってんの?」と……。心の中にたまっていたことを素直に夫・ハルトに話しました。すると、「何言ってんの? 俺、別に茶化してなんかないよ」と困ったように笑うハルト。そして「もう先に寝たら? 疲れてるんじゃない? もう1人の体じゃないんだからさ!」と言って、部屋を出て行ってしまったのです。-----------------------自分の気持ちを思い切って正直に話したとき、それを否定されるのは嫌ですが、何のリアクションもないのも大きく傷つくもの。結局何も伝わらなかったような気持ちになってしまいますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2024年01月23日小学校低学年の「はじめましての性教育」と小学校高学年の「中学入学に向けたへの性教育」など、こどもも大人も一緒に学べる同セミナー。今回は16時から保護者・関係者向けの部も初開催します。大人には「子どもをどうやって守るか」を伝える予定となります。申し込み多数につき、大幅増席となっています。誰でも無料でオンライン参加可能ですので、ぜひ気軽に申し込んではいかがでしょうか。「進級特別編!こども性教育2024」開催の背景2歳頃から始めることが望ましいとされる「性教育」。「おむつを替える時からが性教育のスタート」などとも言われ、学校教育だけでなく、家庭で取り組むことがメインになっています。赤ちゃんが生まれる仕組みや性器のこと、防犯や子どもが被害にあった時の対応など、子どもとちゃんと話しておきたい保護者は多いのではないでしょうか。家庭でいつ・何を・どのように子どもへ伝えればいいのかわからない、という声も多く聞かれます。そのような状況を受け同社では、性と生殖を専門としている〈臨床心理士〉や〈不妊症看護認定看護師〉による「こども性教育」を継続的に企画運営しています。夫婦・家族で性教育のはじめ時を話し合うきっかけとしても、オススメ。新学年に上がる前に知っておきたい知識としてぜひ、家族で「性教育」に向き合ってみてはいかがでしょう。登壇者プロフィール「さやねえ」子どものきもちをよーくしっている臨床心理士(りんしょうしんりし)さん。小学校で子どものおはなしをきいてそうだんにのるスクールカウンセラーをしていたんだって。みんなの学校でのようすもわかっているよ。※戸田さやか臨床心理士/公認心理師(株式会社ファミワン)「にっしー」赤ちゃんが生まれるしくみについてとってもくわしい看護師(かんごし)さん。いつもは、「赤ちゃんがほしいな」とおもう人たちのなやみをきいているよ。みんなはどうやって生まれてきたんだろう?赤ちゃんってどうやっておなかにきたんだろう?いっしょにまなんでいこうね。※西岡有可 不妊症看護認定看護(株式会社ファミワン)イベント概要〈開催日〉2024年2月18日(日)〈開催方法〉Zoomウェビナーを利用します。※途中入退室OK、名前と顔出しなし〈参加費用〉無料〈定員 〉各回50名➡各回200名に大幅増席しました!〈時間・申し込み〉・10:00-10:30小学校低学年向け(新1年生〜新3年生)・13:00-13:50小学校高学年向け(新4年生〜新6年生)・16:00-17:00保護者・関係者向け(保護者、教員、塾講師、習い事の先生、学童支援員、教育関係者、自治体職員、医療職者など)〈注意〉※zoomによるオンラインセミナーです※Wi Fi環境など高速通信が可能な電波の良い所で視聴してください※オンラインイベントは録画し、編集した上で動画配信する場合があります※ウェビナーを活用しているため、参加者の名前や顔は表示されません▶︎公式サイトはこちら:▶︎申し込みはこちら:ファミワン(マイナビ子育て編集部)
2024年01月23日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で3度の体外受精をおこない、念願の妊娠をしたアマさん。不妊治療を「無駄」と言う夫に「不安をひとりで処理しなければいけなかった」と伝えると、「勝手に自分を追い詰めていただけ」と言われました。アマさんは自分の思いをわかってほしくて伝えますが……。たとえすれ違いがあっても…アマさんは「皆が難なくやれていることができないことを、痛みと一緒に突きつけられ続けるってきついね〜」と話し、「きっと不安はずっと消せないよ」と伝えました。「それをハルトにケアしてほしいとは思っていない。ただ、不安だって言ったら、そうだねって寄り添ってほしかった」と、正直に打ち明けました。「泣いて喜んでいたら……」とさらに思いをぶつけるのですが……。「泣いて喜んでいたら、一緒に喜んでほしかった。茶化すんじゃなくて……」と、心に引っかかっていた思いも夫・ハルトに告げました。温度差があっても、埋められなくても、すれ違いがあっても、素直に気持ちを話せて伝わったら、きっとこれからもそばにいられる。アマさんは、そう思ったのです。-----------------------夫婦とはいえ異なる環境で育った違う人間。わからないことやすれ違うことはたくさんあるはず。そんなとき、それを素直に伝えて話し合い、少しずつ理解し合っていければいいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2024年01月22日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で3度の体外受精をおこない、念願の妊娠をしたアマさん。しかし夫に不妊治療を「無駄」と言われ、夫がお金の心配ばかりしていたことや、自分は不安をひとりで処理しなければいけないと思っていたことを話しました。すると「勝手に自分を追い詰めていただけ」と言われ……。きっと不安は消せないと思うアマさんが「不安をひとりで処理しなければいけないと思っていた」と言うと、「勝手に自分を追い詰めていただけ」と返した夫。アマさんは笑顔で明るく「本当、そうなの! 自分を否定する気持ちばかり湧いてくるの。皆が難なくやれていることができないことを、痛みと一緒に突きつけられ続けるってきついね〜」と伝えたのです。そして、落ち着いた声で夫に「不安は消せない」と……。「妊娠した今だから、少しだけ冷静に振り返れるけど、きっと不安はずっと消せないよ」と夫・ハルトに伝えました。そして、「無事に産まれるまでずっと続くと思う。それをハルトに丸っとケアしてほしいとは思っていない。ただ、不安だって言ったら、そうだねって寄り添ってほしかった」と、正直に打ち明けました。-----------------------ハルトさんに対して感情的にならずに、冷静に落ち着いて思いを伝えるというのはとてもじょうずな方法でしたね。ハルトさんもアマさんの思いを、しっかり受け止めてくれるといいのですが……。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2024年01月21日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で人工授精に2回チャレンジしたもののうまくいかず、体外受精の3度目で念願の妊娠をしたアマさん。夫から不妊治療のことを「無駄」と言われ、思わず「お金の心配はするのに私のことは心配していない」と、ずっと感じていたことを告げました。すると夫は……。皆は難なくやれていることなのに…アマさんが「お金のことだけ心配している」と指摘すると、「しょうがないだろ。俺が働いているからこそ……」と答えた夫。アマさんは感謝を伝えた上で、「私のことは? と思っていた」ことや、「不安はひとりで処理しないといけないと思っていた」ことを伝えました。すると夫は、「勝手に自分を追い詰めていただけ」だと。さらに、「アマのこともちゃんと心配していたつもり」と言うのです。アマさんは……。私が「不安はひとりで処理しないといけないと思っていた」と言うと、「そんなの、勝手に自分を追い詰めていただけだろ」と返した夫・ハルト。さらに、「俺はアマのこともちゃんと心配したつもりだけど」と言うのです。私が大きくため息をつくと、取り繕うように「過ぎた話だし、もういいじゃん」と……。そんなハルトにアマさんは、笑顔で明るく「自分でも驚きだよ〜。自己嫌悪とか劣等感とか自分を否定する気持ちばっかりどんどん湧いてくるの。皆が難なくやれていることができないことを、痛みと一緒に突きつけられ続けるって、本当にきついね〜」と話しました。-----------------------ハルトさんは「過ぎた話」として終わらせようとしますが、「勝手に自分を追い詰めていた」と言われたアマさんとしては、終わらせることなんてできませんよね。自分の思いを伝え、わかってもらうことは、本当に難しいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2024年01月20日kikiさんが夫・てんさんと結婚して4年が経ったころ。女性の体調管理をサポートしてくれるアプリを利用して、自己流の妊活を開始。排卵予測日に合わせて妊活していましたが、半年経っても妊娠には至りませんでした。不妊症を疑い始めたkikiさんは、夫・てんさんにも相談して夫婦で不妊治療専門のクリニックを受診。初回は血液検査と内診の検査をして、不妊の原因を調べ始めました。 そして迎えた2回目の検査。今回はてんさんの精液検査もありーー。 さまざまな検査を重ねるも… ※費用は病院によって異なります。 さまざまな検査をしたものの、特に異常は見つかりませんでした。kikiさんは不妊の原因がわからないまま、タイミング療法を試すことになったのです。 不妊の原因がわかればその問題を解決するための治療ができますが、原因不明となるとどうしたら良いのかわからず、モヤモヤしてしまいますよね……。しかし『異常がない』とわかったことが最初の一歩。タイミング療法を頑張ってほしいですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター kiki
2024年01月19日うすだレディースクリニック(所在地:東京都武蔵野市、院長:臼田 三郎)はこれまでに体外受精を検討したことがある方を対象に「体外受精」に関する調査を実施しました。不妊治療のひとつに体外受精という手段があります。高額な治療費を理由に断念する方もいると言われていましたが、2022年から保険適用範囲が拡大となり、治療に踏み出そうと考え始めた方もいるのではないでしょうか。治療を始めるのであれば、治療に関する情報収集からクリニック選びまで、きちんと行いたいものです。そこで今回、体外受精等の高度生殖医療が可能なうすだレディースクリニック( )はこれまでに体外受精を検討したことがある方を対象に「体外受精」に関する調査を実施しました。<調査概要>調査概要:「体外受精」に関する実態調査【調査期間】2023年12月26日(火)~2023年12月27日(水)【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査【調査人数】302人【調査対象】調査回答時にこれまでに体外受精を検討したことがあると回答したモニター【モニター提供元】ゼネラルリサーチ■ ●約7割が体外受精経験者はじめに、「あなたのまわりに体外受精を行ったことのある方はいますか?」と質問したところ、約7割の方が『いる(69.9%)』と回答しました。体外受精経験者が多い傾向にあるようです。「体外受精を検討している理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『人工授精がうまくいかなかったため(45.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『女性側が不妊と診断されたため(36.4%)』『高齢のため(33.1%)』と続きました。様々な理由から体外受精を検討した模様です。■ ●痛い?高い?体外受精のイメージとは?「体外受精の治療は痛みを伴うと思いますか?」と質問したところ、約8割の方が『思う(83.8%)』と回答しました。「体外受精の治療は費用負担が大きいイメージはありますか?」と質問したところ、9割以上の方が『はい(96.0%)』と回答しました。続いて、「どのくらいの費用が掛かるイメージを持っていますか?1回あたりの治療にかかる額としてお答えください」と質問したところ、『~30万円(21.9%)』『~50万円(19.3%)』『それ以上(20.5%)』という回答結果になりました。体外受精にかかる費用に高額なイメージを持たれている方が多い傾向が示されました。■ ●クリニック選びの判断材料は治療実績と設備の充実度「体外受精の治療クリニックを選ぶ際、治療実績をどれくらい重視しますか?」と質問したところ、『かなり重視する(61.3%)』『まあ重視する(33.4%)』『あまり重視しない(4.6%)』『まったく重視しない(0.7%)』と続きました。約9割の方が治療実績を重視してクリニックを選ぶことが明らかになりました。■治療実績を重視してクリニックを選ぶ理由を教えてください・実績のあるクリニックの方が色んなパターンの対応方法を知っていると思うので安心だから(30代/茨城県/パート・アルバイト)・早く成功したいから(30代/東京都/会社員)・お金がかかるものだから成功率はあげたい(30代/東京都/パート・アルバイト)・実績のある病院の方が、経験値や診察に慣れていると思うから(40代/岐阜県/会社員)実績があるクリニックに安心感を感じる方が多い傾向です。続いて、「体外受精の治療クリニックの設備の充実度をどれくらい重視しますか?」と質問したところ、『かなり重視する(54.0%)』『まあ重視する(40.4%)』『あまり重視しない(5.0%)』『まったく重視しない(0.6%)』という結果になりました。約9割の方が、クリニック選びで設備の充実度を重視していることが明らかになりました。最後に、「体外受精の治療クリニックを比較・検討する際、最も重視する項目を教えてください」と質問したところ、『治療実績が十分か(40.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『通院しやすいか(20.5%)』『不妊治療専門とうたっている医療機関か(12.6%)』『最新の医療設備が整っているか(10.3%)』と続きました。■ ●【まとめ】実績と設備の充実度を重視してクリニックを選ぼう今回の調査で、体外受精経験者が多いことが明らかになりました。また、体外受精にかかる費用に高額なイメージを持たれている方が多い傾向にあるようです。体外受精を行うクリニックは実績を重視して選ぶ方が多いことが示唆されました。実績があるクリニックでは幅広い治療を受けられることや、経験が豊富で安心できることを理由に挙げる方が多いようです。また約9割の方が設備の充実度を重視していることも明らかになりました。豊富な実績と、充実した設備を保有するクリニックでならば安心した体外受精を行えるのではないでしょうか。■ ●不妊治療なら実績のある『うすだレディースクリニック』がおすすめ今回、「体外受精」に関する調査を実施したうすだレディースクリニック( )は、不妊治療機関としての専門性と女性のトータルケアをサポートするホームドクターとしての役割を兼ね備えた施設です。■うすだレディースクリニックとは<大切な命をお迎えするために>すべての患者様が安心・安全に、妊娠をするためのサポートを行っております。大切な命をお迎えするための環境はもちろん、豊富な知識・経験を持った医師/スタッフが皆さまをお迎えいたします。【当院の不妊治療特徴】取り違え防止システム体外受精で取り違えが起こる確率はゼロではありません。体外受精では、卵子と精子をクリニックに提出し、媒精をおこないます。数は多くはありませんが、日本でも取り違え事例が報告されているのは確かです。一般的なクリニックでの取り違え防止策は人的チェックが多い傾向にあります。卵子や精子、受精卵を保管している容器に氏名を記入し、人の目で確認する対策となります。一方当院では、「ART取り違え防止システム」と呼ばれる最先端のシステムで取り違えを防止できるよう務めております。詳しくは当院のサイトで解説しております。( )体外受精「卵巣に形成された卵子を体外に取り出し(採卵)、精子と受精させ(媒精)、さらに数日間育てること(培養)で得られた受精卵を子宮内に移植(胚移植)して妊娠を成立させる治療法」です。採卵から培養までの一連の操作が体外で行われるため、卵子の存在・成熟度、精子の受精能力、受精卵の状態を直視下で評価でき、治療法以外に不妊症の検査としても有用性を持っています。1978年にEdwardsとSteptoeの両氏により世界初の体外受精児であるルイーズブラウン氏が誕生してから、本法を含めた高度生殖医療により、世界で400万人、我が国では年間6万人以上、累計70万人以上の生命が誕生しております(2019年時点、日本産科婦人科学会)。詳しくは当院のサイトで解説しております。( )ERA(子宮内膜着床能検査)子宮内膜着床能(ERA)検査は、子宮内膜の着床能のタイミング評価を目的とし、アイジェノミクス社が開発し、特許を取得した検査法です(PCT/ES2009/000386)。分子生物学的ツールとして次世代シーケンサーを用い、子宮内膜の着床能に関連する236個の遺伝子の発現レベルの分析を行います。具体的には、子宮内膜の組織検体から抽出したRNAを次世代シーケンサーによって解析し、遺伝子の発現プロファイルから受容期(Receptive)または非受容期(Non-Receptive)に分類します。詳しくは当院のサイトで解説しております。( )【院長 医学博士 臼田 三郎】日本産科婦人科学会専門医日本生殖医学会 生殖医療専門医・生殖医療指導医母体保護法指定医<所属>日本産科婦人科学会日本生殖医学会日本受精着床学会日本産科婦人科内視鏡学会<経歴>東京都武蔵野市生まれ1988年3月 慶応義塾志木高等学校卒業1995年3月 東京医科大学卒業1995年5月 東京医科大学大学院研究科入学/ 東京医科大学産婦人科講座入局1996年1月 東京医科大学八王子医療センター1997年8月 東京医科大学産婦人科不妊、内視鏡治療グループ1999年4月 東京医科大学大学院修了1999年5月 東京医科大学産婦人科講座助手2001年4月 聖ヨハネ会総合病院桜町病院医長2002年4月 医学博士2003年8月 杉山産婦人科2006年4月 うすだレディースクリニック院長【料金】■先進医療・ERA検査 110,000円(非課税)・タイムラプス 30,000円(非課税)・子宮内フローラ検査 40,000円(非課税)・スパームセパレーター 25,000円(非課税)高度生殖医療は2022年4月より保険適用となり『40歳未満の方は 移植回数6回まで』『43歳未満の方は 移植回数3回まで』となります。※高度生殖医療は2022年4月より保険適用となり『40歳未満の方は 移植回数6回まで』『43歳未満の方は 移植回数3回まで』となります。採卵回数ではありませんのでご注意ください。■保険診療人工授精 1,820点 5,460円※3割負担の場合の料金表示となります。・採卵術 3,200点 9,600円※加算料金は以下の通りになりますイ.1個の場合 2,400点 7,200円ロ.2個から5個までの場合 3,600点 10,800円ハ.6個から9個までの場合 5,500点 16,500円二.10個以上の場合 7,200点 21,600円※保険診療に関する注意事項月3回まで超音波検査は保険適用となります。タイムラプスは、先進医療となるため自費30,000円(非課税)となります。(先進医療とは、将来保険適用となるものです。)妊娠判定日以降から卒業までの妊婦健診にかかる費用はすべて自費となります。詳しくは当院のサイトで解説しております。( )■うすだレディースクリニック: ・お問い合わせTEL:0422-28-0363(受付時間/午前8:50~12:00、午後14:50~18:30)・診療ご予約はこちら: 【記事等でのご利用にあたって】本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。・引用元が「ゼネラルリサーチ調査」「うすだレディースクリニック」である旨の記載・ ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月18日kikiさんが夫・てんさんと結婚して4年が経ったころ。子どもを授かるため、女性の体調管理をサポートしてくれるサービスを頼りに、自己流の妊活を始めました。アプリが指示してくれる排卵予測日に合わせて妊活していればすぐに授かれると思っていたkikiさんだったのですがーー。 まさか自分が不妊症…!? アプリを利用して妊活を始めて半年経っても妊娠しなかったkikiさんは、自分か夫・てんさんのどちらかが不妊症なのかも……と悩み始めます。 そこでてんさんに相談し、不妊治療専門のクリニックを夫婦で初めて受診。初回は血液検査と内診の検査をして、不妊の原因を調べ始めたのでした。 妊娠や出産については、学校の保健体育の授業などで学びますが、不妊について触れる機会はほとんどありません。それゆえに「避妊しなければすぐ妊娠する」と思っている方は多いようです。 皆さんは妊娠を考える前に、不妊について知る機会はありましたか? >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター kiki
2024年01月17日「絶対、絶対絶対女性の方が大変」おばたのお兄さんは2018年にフジテレビアナウンサーの山崎夕貴さんと結婚。昨年8月に第一子の男の子が誕生しました。不妊治療を経ての妊娠だったことも明かしており、おばたさんは8日に自身のブログを更新し、不妊治療や妊活について雑誌の取材を受けたと報告。「不妊治療って、いかにパートナーとコミュニケーションを取れているかが、うまくいく秘訣だと思う」と持論を綴っています。この場合の「うまくいく」は赤ちゃんを授かるかどうかということではなく、「妊活における夫婦間の話。良好な関係性のこと」をさします。「男性はどれだけ頑張っても自分のお腹に命が宿ることはない。妊娠〜出産において、奥さんよりも大変な想いをすることは無いんです」「絶対、絶対絶対女性の方が大変。我慢するモノ、事ばかりだし、つわりもくるし、ホルモンバランスも崩れるし僕だったら、と言うか男は耐えられないと思う」「男性はこれらに置いて『楽しみ』だけを選ぶことも出来てしまう」と、おばたさん。だからこそ、パートナーが大変であることを十分に理解して「2人でひとつだと思って自分のことを気にかけるように、常に相手を気にかけることが大切」だと記していました。相手が今「してほしい」と望んでいるであろうことを考えて実行する、そんな思いやりの積み重ねが、夫婦の絆を作っていくのですね。そんなおばたさんと山崎さんは今、長男の「夜泣き対応」に夫婦交代で対応しているのだそう。「これからが夜泣きの本領発揮」最近すっかり「寝不足」のおばたさん、その理由は「ここ数日、息子の夜泣きが凄くて1時間半ごとくらいに妻と交代で息子の夜泣き対応」しているためだといいます。これまで長男は「9時間連続で寝たり」「起きたとしても朝方5時くらいに一度起きるくらい」で、おばたさんがひどい寝不足になるようなこともなく、「もう夜泣きは終わったんだ」と思っていたそう。しかし山崎さんが調べたところによれば「これからが夜泣きの本領発揮」「むしろ4ヶ月の我が子は少し早くその時期が来てしまったとか、、、」。これは序の口で、今以上に夜泣きがひどくなることもあるかもしれません。おばたさんはこれから出演するミュージカルの本番が控える大事な時期。しかし、だからといってこの夜泣き対応を山崎さんに任せきりにしてしまうと「妻が逼迫(ひっぱく)してしまう」ため、困っているようです。このような状況ではあるものの、「また急にめっちゃ寝るようになるかもしれないしコロコロ変わっていくものだと思うので大人のこっちが順応していかないとね!」とポジティブに綴っていたおばたのお兄さん。「妻と話し合って作戦を立てよう」と、今後の対策を夫婦で話し合っていくとか。夜泣きは本当に大変ですが、いつか終わりは来るもの。なんとかこの時期を乗り越えられるといいですね。生後半年ごろまでは「睡眠リズムの変化」から夜泣きすることも夜泣きの医学的な定義はありませんが、一般的に「夜ある程度まとめて眠るようになってから突然泣き始めるもの」をいいます。始まる時期や程度は個人差が大きく、生後3ヶ月ごろから始まり、1歳を過ぎるとおさまることが比較的多く、3歳を過ぎるとほとんど見られなくなると言われています。中でも「生後6~11ヶ月」の赤ちゃんによくみられ、最も多いのは「生後7~9ヶ月」、つまり、生後8ヶ月前後と言われるので、生後4ヶ月は確かにやや早めかもしれません。生後半年ごろまでの赤ちゃんの場合は「睡眠のリズムが大きく変わりつつある」ことが夜泣きの原因になりやすいと考えられます。生後半年ごろまでの時期は、新生児期のこま切れ睡眠からまとまって眠るパターンへ大きく変わっているタイミングでもあるので、その途中で睡眠と覚醒をうまく切り替えられないこともあります。そのとき「眠いのに眠れない」「すっきり目覚められない」ために夜泣きにつながる場合があります。夜泣きは赤ちゃんの発達過程で起こることなので、何らかの対策をしたからといってすぐおさまるわけではありませんが、いつかは終わります。生活リズムや寝る部屋の環境を整えるなど工夫しつつ、パパとママで交代しながらお世話するなどして、大人も睡眠時間を確保しましょう。参照:【医師監修】子育ての悩み! 夜泣きのピークはいつまで?
2024年01月10日ベビーカレンダー恒例の人気企画「赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」。2023年はWBCや男子バスケW杯など、スポーツで活躍した選手の名前にあやかって、名づけをしたママ・パパも多かったようです。ご応募いただいた皆さん、ありがとうございました! 2023年の「名づけエピソード大賞」に輝いたエピソードを、ベビーカレンダーで人気マンガ家・まっふさんがマンガ化!応募いただいたエピソードと共にご覧ください。 不妊治療を経て授かったわが子私たち夫婦は、結婚して11年です。 つらくてお休みしてしまった時期もありますが、不妊治療を続けて、ずっとずっと待ち望んでいた待望の第1子を授かりました。 ちょうど性別が男の子だとわかったころ、日本はWBCで大盛り上がり。野球が大好きな私たち夫婦は、試合を食い入るように見ていました。「ダルビッシュ選手かっこいい! 大谷選手かっこいい! ヌートバー選手かわいい!」と日本を背負う素敵な選手たちに見入っていました。 ダルビッシュ選手や大谷選手のようにかっこよく、ヌートバー選手のように愛嬌があってみんなに愛される男の子になりますように……という思いから、ダルビッシュ選手から「有」を、大谷選手から「翔」をヌートバー選手からは響きをいただいて、有翔(ゆうと)と名づけました。 ハイリスク妊婦で、妊娠中も不安が耐えない日々でしたが、予定日より1カ月早く帝王切開で誕生。1カ月早く産まれてきたけれど、すぐに大きな産声を上げてくれて、「やっと会えたね! ありがとう!」と涙が止まりませんでした。 名前の通り、かっこよくて可愛くて愛嬌のある男の子にスクスク育ちますように。有翔は、お父さんとお母さんにとって宝のような存在です。 寄稿/ゆうと母さんイラスト/まっふさん2023年の「名づけエピソード大賞」を受賞したのは、ゆうと母さんからのエピソードです。 2023年の喜ばしい出来事にまつわるエピソードが大賞に輝きました。不妊治療を続けた末、ようやく授かった男の子。ママやパパの喜びと愛情が伝わってきました。いつか有翔くんとWBCを観戦しながら、この話ができると素敵ですね。有翔くんの未来が、希望で満ち溢れたものになることを願っています。 さまざまな名づけエピソードを知っていただくことで、一生に何度もない大切なわが子の命名の参考にしていただければ幸いです。ベビーカレンダーの「赤ちゃんの名づけエピソード」が、みなさんのお子さんを笑顔にするきっかけとなりますように。 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年01月10日■これまでのあらすじ早く子どもがほしい妻・美咲と、子どもを持つことに不安があって妊活に後ろ向きの夫・拓也。自分たちの不妊について夫婦間の温度差を感じ、ストレスや悩みを抱えていたふたりが、紆余曲折を経て妊活をスタートする。しかしなかなか結果が出ず、最初こそ夫婦で笑って励まし合っていたけれど、月日がたつにつれふたりの心も身体も重くなっていく。妊活の目途としていた1年が過ぎて、拓也が「病院へ行こう」と提案。1年前、自分は美咲の不妊治療の提案を断ったけれど、今は「美咲をお母さんにしてあげたいし、俺も父親になってみたい」と強く思うようになったことを伝え、不妊治療をやろうと言うのだった。■予約が1ヶ月半後!?■妻をたずねてきた者は…?拓也と美咲、ふたりの気持ちがひとつになり、不妊治療の開始を決意。早速予約を取ろうとするが、クリニックは混んでいて予約が取れたのは1ヶ月半後で…。少子化と言われているけれど、子どもがほしい人はたくさんいるのだと気づかされるのでした。そして不妊治療を決めた日から1ヶ月後、美咲が夜寝ていると、犬が現れて…!?次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年01月09日私は29歳の兼業主婦として、パートをしながら夫と2人暮らしをしています。夫は私の親友の兄の友だち。4人で遊びに出かけているうちに仲良くなり、付き合うこととなりました。平穏な日々を過ごしていたのですが、義父に先立たれて1人暮らしをしている義母と同居した途端、つらい日々が始まりました。最初は義母と良好な関係を築いていたものの、義母の妹に孫が生まれてから義母が豹変。どうやら一方的に対抗心を抱いていたようで、「私も孫が欲しい」と何度も言ってくるようになりました。 義母に妊活を強制され義母は大量のサプリメントを勝手に購入して、「これ全部食後に飲んで!それから今後は妊活に良いものしか食べちゃダメよ」と、食生活や服装まで口出しするようになったのです。 義母との関係が悪くなっても夫は知らんぷり。「俺は人より稼ぎが多いだろ? お前は俺と結婚できただけで恵まれてるんだから、小さいことでツベコベ言うな!」と、義母から守ってくれるどころか私を責めました。 不妊の原因を妻のせいにする夫夫に、義母から孫が欲しいと言われてつらい思いをしていると伝えても、「俺は不妊症じゃない!」「お前が原因だろ? 人のせいにするなよ」と、8年前に受けたという検査結果を盾に、一緒に不妊治療に取り組もうとしてくれません。 義母は「妊活のため」と言いながら、すべての家事を私にやらせてきます。私は離婚を考え始めました。そして、親友の兄に相談。弁護士の彼は親身になって話を聞いてくれ、離婚のために、2人から酷い扱いを受けている証拠を集めるよう提案されました。 不妊治療か養子縁組を迫られ……そんなある日、私が家に帰ると夫と義母から、「不妊治療か養子取るか、どっちがいい?」と迫られたのです。子どもがほしい理由を聞くと、夫は「養子を取って家の空気が良くなるなら」、義母は「妹に自慢できるでしょ」と2人とも理由がめちゃくちゃです。人の命をなんだと思っているんだろうと呆れました。 そして私は不妊検査の結果、自分には問題がなかったことを伝えました。しかし義母は「息子が不妊なわけないでしょ! 絶対あなたのせいよ!」と聞く耳を持ちません。 協力する気もない夫と不妊治療をすることも、こんな家に養子を迎えることも絶対嫌。私は「じゃあ、離婚で」と伝えました。 突然の離婚の申し出に「嫁の分際で離婚を言い渡すなんて、恩知らず! これからもこき使ってやるわ!」「離婚してもお前に子どもなんかできるわけないだろ」と言う義母と夫。 傲慢な親子の末路そのとき、弁護士をしている親友の兄が登場。私がこっそりスマホで通話をつないだので、急いで駆けつけてくれたのです。「事前にもらっている証拠からして、奥さんが離婚を言い渡すのは当然ですよ。お2人は慰謝料も覚悟しておいてください」と弁護してくれました。 憤慨した義母は、「あぁ面倒くさい! さっさと手切れ金払って、こんな女とは縁を切れ! 別の女と結婚して子どもを作ればいい!」と夫に伝え、離婚は成立。私はすぐに義実家を出て、穏やかな日々を取り戻しました。 風の噂によるとその後、夫は何度もお見合いを繰り返したものの、義母が「子どもができなければ絶対に養子を取れ」と条件を出すため、断られ続けているのだとか。 私は離婚の際にお世話になった親友の兄と再婚し、とても可愛い赤ちゃんに恵まれました。妻を子どもを産むための道具としか見ていない元義母も、そんな義母に肩入れし、守ろうとしてくれない元夫も酷いですね。これからは心身ともに支え合える家族と幸せになります。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月04日晩婚化や少子化が憂慮される今の世の中、高齢で不妊治療する人も少なくないようです。私もご多分に漏れず、結婚が遅かったため40歳になってから不妊治療を開始。うまくいかずにあちこち病院をさすらったのち、待ち受けていたまさかの診断とは! そんな私の体験談です。県内の病院では無理ですと門前払いされ…30歳を過ぎてから結婚した私は当時、東京の実家から某県へ引っ越して不慣れな生活に四苦八苦。電車やバスの本数が1時間に1本だったり、駅前に店はなく、スーパーまでが遠かったりと、慣れない環境での生活にいっぱいいっぱいで、自分の人生設計など考える余裕はありませんでした。気付いたら40歳を超える年齢になっており、「子どもが欲しい」と慌てて思い立ち、市内にある評判の良い女医の産婦人科を受診したのです。まずは問診票を書き「不妊治療」にチェックを入れ受付に提出。人気のクリニックだけあって、1時間以上待たされ、やっと診察室に呼ばれると、女医は開口一番「最初から年齢を聞いていたら待たせなかったのに。すぐお帰りください」とひどい言葉を放ちました。「いや、ちょっと待ってください」。話だけでも聞いてほしかったので食い下がると、「あなたの年齢ではうちのクリニックだけでなく、県内ではもう無理ですよ。東京でも大阪でも自分の納得のいくお好きなところへ行きなさい」と門前払いされました。不妊治療の通院を始めたが結果は出ず妊活の一環で、SNSで知り合いになった院長が経営する鍼灸院にも通っていたのですが、その鍼灸師に「女医にひどいことを言われ、診察してもらえなかった」と愚痴りました。すると「あのクリニックは、うちのお客さんもボロクソに言われて泣かされたんですよ。気にしないで〇〇クリニックへ行ってごらんなさい、あなたより年上の人も通っていますよ」とすすめられたのが、わが家から電車を乗り継いで1時間半かかり、ローカルテレビでCMも流れる、県内でおそらく一番有名な不妊治療クリニック。そちらに通院することにしました。しかし、1年以上通院するも結果は出ず……。排卵誘発から採卵、受精、胚移植まで、結果が出ていないのに毎月同じ処方の繰り返しで、ひと月に数十万円の治療費ばかりが飛んでいき、どこが悪いのか調べてはくれないのです。漠然とした不安の中で、なぜか思い出されるのが一番初めに受診した、嫌なことを言う女医の「県内では無理です、東京でも大阪でも行きなさい」という言葉でした。当時ブログで不妊治療日記を書いていた私は、フォロワーの皆さんとの交流の中で、東京や大阪には日本国内でトップクラスの不妊治療クリニックがいくつかあることを知りました。患者は当たり前のように新幹線や飛行機で通院していると知り、私も憧れるようになりました。ぜひそちらで診てもらいたいと思い、勇気を振りしぼって在来線と新幹線を乗り継いで4時間ほどかけて大阪の超有名クリニックの門をたたいたのです。診断結果はまさかの病気疑いだった!超有名クリニックだけあって患者層はどことなくセレブに見え、場違いを感じつつも待合室で待つこと2時間。メディアで拝見していた超有名医師の診察です。医師は気さくでやさしく話を聞いてくれ、その場で必要な検査をいくつか提案してくれました。その内容は血液検査をはじめ、BCE(慢性子宮内膜炎)検査、子宮の収縮検査、銅亜鉛検査、不育症の検査など「え?」と思うようなことばかりで、県内の病院ではまずなかった検査です。10個ほど検査があったでしょうか、すべての診断結果が出るまでの半月ほどは、期待と不安でとても待ち遠しかったです。しかしその結果は! なんと「糖尿の疑い」で薬が処方されたのです。毎年の健康診断でも血液検査はしますが、一度も糖尿病と言われたことはありません。医師が言うに「一般的な健康のための適正値と、妊活のための適正値は違うんですよ」とのことでした。そのような考え方があるのだと、初めて知りました。驚くとともに、最初の県内のクリニックではどうしてそれを教えてくれなかったのだろう。「少しでも早く治療していたらもっと早くに授かれたかもしれないのに」と残念な気持ちにもなりましたが、結果がわかり、遠方まで通ったかいがあったなと思いました。まとめ近場の産婦人科で、私が高齢妊活者であるがゆえに「お帰りください」とまさかの門前払いをされ、その後テレビCMで有名な県内の不妊治療クリニックに通うも思うような結果が出ず。ただ時だけが過ぎてもんもんとした気持ちでいた私が、不妊治療のブロガーたちの後押しもあり、奮起して新幹線通院を決断したことによって、まさかの糖尿病(妊活基準)が判明しました。私がネットの民と交流せず、何も疑問に思わずに県内の病院にそのまま通い続けていたら何の結果も得られなかったでしょう。不妊治療は風邪などの一般的な病気とは違い、どこの病院でも通えば良いというものではないようでした。近場で済ませようとせず、思い切って県外へ飛び出す勇気も必要なのだと思い知りました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/村澤綾香著者/こぴあ(50歳)園芸店店主。園芸ライター。県の里親として虐待児童の一時保護など児童の福祉に携わる。主に1歳前後の里子がお泊りに来るので、日々奮闘中!
2024年01月02日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で人工授精に2回チャレンジしたもののうまくいかず、体外受精の3度目で念願の妊娠をしたアマさん。夫と乾杯しているとき、「不妊治療はお金が無駄だった」と言われました。「温度差はいつかは埋められると思っていたけど、無理かもしれない」と思ったアマさんは夫に……。金のことを気にするのはしょうがないと…夫に不妊治療のことを「無駄」と言われたアマさん。夫に「どうすればよかった? どうすれば話を聞いてくれた?」と聞くと、「ちゃんと聞いていたでしょ!」と言われました。アマさんは思わず、「ハルトの態度はずっと一貫していたよ。お金の心配はするのに、私のことは全然心配していないって」と答えました。すると夫は「金のことを気にするのはしょうがないことだろ」と……。私が「お金のことは心配するのに、私のことは全然心配していない」と言うと、夫・ハルトは「金のことを気にするのはしょうがないことだろ」と言いました。「どこからか湧いてくるわけじゃなし、俺が働いているからこそ……」と。「それはもちろん感謝しているよ。ただ、そっちばかりに固執しているから、私のことは? って思っていた」と正直に伝えました。検査の結果でハルトには不妊の原因がないのもわかっていたのもあって、不安はなるべく自分だけで処理しないといけないと思っていたことも……。すると、「そんなの、アマが勝手に自分を追い詰めていただけだよな」と言ったのです。-----------------------ハルトさんには、これまでのことすべて、アマさんが勝手に自分を追い詰めてやっていると見えていたのかもしれませんね。でも、止めるに止められず、ハルトさんも悩んだのかもしれません。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2023年12月30日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で人工授精に2回チャレンジしたもののうまくいかず、体外受精の3度目で念願の妊娠をしたアマさん。夫と乾杯しているとき、不妊治療は「お金が無駄だった」と言われました。結婚前から無駄と思うものには冷ややかだった夫。アマさんは「あの冷ややかさを今、私に向けている」と感じたのでした。どうすれば話を聞いてくれたのかな?アマさんが「私のやっていることは無駄だって思っていたんだ」と言うと、「そう言っちゃうと身もふたもないけど」と苦笑いした夫。体外受精はアマさんが押し切ったことだったけれど、「子どもが欲しい思いは同じだと思いたかった。温度差はいつかは埋められると思っていた。でも、無理かもしれない」と思いました。アマさんは思わず「もっと早く言ってくれれば」と……。夫・ハルトに不妊治療のことを「無駄」と言われ、「もっと早く言ってくれれば……」と返しました。思わず口からそう出たけれど、本当に言いたいことはそうじゃありませんでした。「あのときは言えなかったよ」と言うハルト。「どうすればよかった? どうすればハルトは話を聞いてくれた?」と聞くと、「俺、ちゃんと聞いていたでしょ!」と。でも、私の気持ちに寄り添ってくれていたかな……。その思いから、「ハルトの態度はずっと一貫していたよ。お金の心配はするのに、私のことは全然心配していないって」と答えたのです。-----------------------アマさんとハルトさんは、もしかしたらこのときに初めて本音を言い合ったのかもしれませんね。思うところを互いに言い合って、すれ違いや不信感を解消できるといいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2023年12月29日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で人工授精に2回チャレンジしたもののうまくいかず、体外受精の3度目で念願の妊娠をしたアマさん。夫と乾杯して喜んでいるとき、夫から「妊娠なんてタダでできるもの。不妊症なんて病気じゃない」と言われてしまいました。アマさんが、「それが何?」と思わず強い口調で聞き返すと……。子どもが欲しい思いは同じと思いたかった夫から「不妊症なんて別に病気じゃないでしょ?」と言われ、思わず「それが何?」と言い返したアマさん。結婚前の夫は気前が良いところがあった一方、無駄だと思うものには冷ややかで、アマさんは「金銭感覚がしっかりしている」と思ってきました。しかし今は「あの冷ややかさを今、私に向けている」と感じたのです。アマさんは夫に「無駄だって思ってたんだ」と……。「不妊症なんて別に病気じゃない。そんなのにかける金が無駄」と言った夫・ハルト。「そっか、ハルトは私のやっていることは無駄だって思っていたんだ」と聞くと、「そう言っちゃうと身もフタもないけどさぁ」と苦笑いしました。体外受精は私が押し切った部分が大きいからわかっていたけれど、それでも「子どもが欲しい」という思いは同じだと思いたかった。温度差があってもいつかは埋められる……そう思っていました。けれど無理かもしれないと、初めて思いました。-----------------------ハルトさんからはまったく悪気が感じられません。ハルトさんの言葉が激しくアマさんを傷つけていことも、気付いていないのかもしれません、それだけに、溝を埋めるのは難しそうですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2023年12月28日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で人工授精に2回チャレンジしたもののうまくいかず、体外受精の3度目で念願の妊娠をしたアマさん。夫と乾杯して喜んでいるとき、夫が「不妊治療自体が必要か疑問だった。妊娠なんてタダでできるもの」と言いだしました。アマさんが固まっていることに気付かず、さらに夫は……。金銭感覚がしっかりしていると思ってきたけど「妊娠なんてタダでできるもんじゃん?」と言った後、「それなのにアマが深刻になり過ぎるし、何かと金をかけようとするし、正直、ついていけなかった」と言った夫。さらに「不妊症なんて病気じゃないでしょ?」とまで……。ずっと黙っていたアマさんでしたが、「それが何?」と思わず強い口調になりました。夫は「え」と言って固まり……。「不妊症なんて別に病気じゃないでしょ?」と言う夫・ハルトに、思わず「それが何?」と言い返しました。すると固まり、「なんだよ。どうした?」とたじろいだハルト。結婚前のハルトは気前が良いところがあった一方、無駄だと思うものには冷ややかで、「金銭感覚がしっかりしている」「ルーズよりはずっと良い」と思ってきました。でも、あの冷ややかさを今、私に向けているんだと感じたのです。-----------------------自分とは違うところを「魅力」と思っていたけれど、状況が変わったことで「対立」になってしまう。結構あることですが、一度そうなってしまうと再び魅力とは思えなくなりますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2023年12月27日令和5年(2023)12月22日、厚生労働省は令和5年10月分の人口動態統計速報を公表しました。速報値などを元に計算した結果、令和5年の出生数は72万6,416人になるとの見込み。昨年の出生数77万759人(確定値)よりも5.8%程度減る見通しとなりました。昨年よりも約4万4,000人、5.8%減少厚生労働省では、人口動態統計の年間推計について、機械的に算出し公表してきましたが、令和2年(2020)以降、算出した推計値が実態と乖離することが想定されるため、人口動態統計の年間推計をおこなっていません。 厚生労働省が用いていた計算式に統計値を当てはめて計算したところ、今年、国内で生まれた日本人の子どもは、推計で72万6,416人。昨年の出生数77万759人(確定値)よりも5.8%程度減る見通しとなっています。 出生数の減少の原因はズバリ「経済的不安」!出生数が90万人を割り、「86万ショック」と言われた令和元年(2019)、出生数は減少を続け、令和4年(2022)には、統計開始以来初めて80万人を割り込みました。今年の出生数は、それをさらに下回るとされています。 少子化の背景には、女性の社会進出に伴う晩婚化・晩産化、不妊、コロナ禍の影響、経済面での不安など、さまざまな要因があると考えられています。 ベビーカレンダーは2022年10月に、子ども1人以上の出産を経験したベビーカレンダー会員ママ881人を対象に妊娠・出産に関する意識調査をおこないました。 その結果、「現在の子どもの人数はもともと希望していた人数ではない」と答えた人が全体の4割を超え、その要因として「経済的な理由から」と答えた人が約3割を占めました。 さらに、少子化支援を前提に1人の出産に対する支援額として、いくらが妥当であるかを調査。その結果をPSM分析したところ、「妥協価格は75万円」「理想価格は80万円」であることが明らかに。 このことにより、金銭面での不安が大きなネックとなっていることが判明しました。 ※PSM分析…「Price Sensitivity Measurement(価格感度測定)」の略。生活者の感覚から、商品・サービスに対する受容価格を解析する分析手法。価格に関する4つの質問を通じ、「上限価格」「妥協価格」「理想価格」「下限価格」を導き出す。 出生数アップのためにできることは?これまでも国は、出産育児一時金の引き上げ、不妊治療の保険適応をはじめ、さまざまな対策を講じてきました。さらに多子世帯の大学の無償化、児童手当の抜本的拡充、年収の壁への対応などの施策を取り入れた「こども未来戦略」を閣議決定しています。しかし、多子世帯の大学の無償化1つとっても、子どもを産み、育てたい方々が手放しで喜べるような内容ではないようです。 その一方で、経済対策はもちろんですが、婚活支援、雇用の創出、子育ての援助をおこないたい人と援助を受けたい人のマッチングなど、独自の少子化対策が功を奏している自治体も。このような成功例が共有され、1人でも多くの方が子どもを産み、育てたいと思えるような環境づくりが進むことで、少子化に歯止めがかかることが望まれます。 ベビーカレンダーはこれからも、女性の心身の健康や婚活に関する情報発信、ユーザーの潜在的なニーズなどの調査をし、少子化対策の一助となれるよう活動していきたいと考えています。
2023年12月27日結婚7年目の34歳の翔子は、不妊治療をおこなっていました。経済的な理由と体の負担を考え、ステップアップ治療をしないと決めていたため、最後のチャンスと思い5回目の不妊治療を受けたのですが、結局赤ちゃんを授かることはできませんでした。最初は無理矢理笑顔を作っていた翔子でしたが、次第に心の限界を迎えてしまいます。そして2人で相談した結果、不妊治療を一旦休むことを決意。そんな中、夫の不妊治療に対する意識が変わる出来事が起こります。会社でもうすぐ還暦を迎える部長がパパになる話を耳にした夫は、部長に詳しい話を聞くことに。すると、部長も不妊治療をおこなっていた事実が判明したのです。夫は自分も不妊治療をおこなっていることを打ち明けると、部長は不妊の原因は男性にもあること、さらに精液検査を受ける重要性などを丁寧に教えてくれたのでした。 部長との会話で不妊治療に対する意識が変わり始めた夫。その夜、夫は男性不妊の原因について調べ始めると、自宅でできる精液検査のキットを購入します。キットが届きさっそく検査をおこなった夫でしたが、結果はなんと基準値を下回るものだったのです。 検査結果に落胆する夫。なかなか気持ちを切り替えることができず…©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー 岩盤浴から帰って来た妻の存在に気付いていながらも、精液検査の数字が基準値より下回ってしまったことに落胆した夫は、寝たふりをしていました。 (あれはあくまで簡易キットの結果であって、まだそうと決まったわけじゃ……) 翌日、夫は会社で考え込んでいると、ため息をつくところを上司に見られてしまいました。 「すごいため息だねー。どうした?何か息詰まった?」 「プログラムの修正とかならまた手伝うよ」 「ありがとうございます」 (プログラムの構成で遺伝子も操作や修正ができたらいいのにな) 夫がそんなことを考えていると、上司が話しかけてきました。 「片桐くん、検査に行くならひとりで行かないで、奥さんも一緒に誘いなさいね。それだけで奥さんの気持ちもラクになるよ」 「ごめんね。食堂で聞こえちゃって。なんか昔の自分たちを見てるような気分になっちゃって」 そう言うと、「自分の気持ちを語っていかなくちゃダメよ」と、アドバイスをしたのでした。 (もしも俺に原因があったら、翔子はどんな顔をするだろう……?) その日の夜、帰宅すると妻を誘った夫。 行為を終えると、「一緒に病院に行ってほしい」と伝えたのでした。 翌日、夫婦で泌尿器科を受診しました。 「先生からお話があるのでどうぞー」 「翔子、一緒に来て先生からの説明を聞いてくれる?」 2人が部屋に入ると、先生が話し始めました。 「精液検査と触診の結果、精索静脈瘤による乏精子症だと思われます」 「今の状態での自然妊娠は難しいでしょう」 厳しい現実を告げられたのでした。 「どんな結果でも受け入れる」と、覚悟を持って病院を受診した夫。しかし、医師から告げられた診断結果は、非常に残念なものでした。なかなか厳しい現実を受け入れるのはつらいと思うのですが、不妊の原因を知ることでこれからどうしていけばいいのか、しっかり向き合うことができると思います。2人で支え合って乗り越えていってほしいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 森脇葵
2023年12月26日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で人工授精に2回チャレンジしたもののうまくいかず、体外受精の3度目で念願の妊娠をしたアマさん。数値も安定し、夫と乾杯して喜んでいるとき、夫が「正直、お金がもったいなかった。治療をしなくてもいずれ妊娠はしたと思う」とサラリと言ったのです。さらに不妊治療についても……。不妊症にかける金は無駄とまで…「治療をしなくてもいずれ妊娠はしたと思う」と言い、「不妊治療自体が必要か疑問だった」と言いだした夫。さらに、「転勤で仕事を辞めさせる形になったから許容してきたけど、甘えてるなーとも思ってたんだよね。妊娠なんて、タダでできるもんじゃん?」とまで言ったのです。アマさんが固まっていることにも気付かずに夫は……。「妊娠なんて、タダでできるもんじゃん?」と言いだした夫・ハルト。さらに夫の口は止まらず、「それなのにアマが深刻になり過ぎるし、何かと金をかけようとするし、正直、ついていけなかった」とまで言ったのです。そして、「不妊症なんて別に病気じゃないでしょ? そんなのにかける金が無駄なのにって気が気じゃなかった」とまで……。それまでずっと黙っていましたが、「そうね。病気じゃないね。それが何?」と思わず強い口調になりました。-----------------------アマさんは妊娠できないかもと悩み、妊娠するため懸命に不妊治療に取り組んできました。お金はかかったかもしれないけれど、それを「無駄なのに」の言葉で終わらせられたら、あまりにつらいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2023年12月26日不動産関係の会社に勤める園田順也さんは、職場恋愛で結婚した恵里菜さんと幸せな結婚生活を送っていました。しかし、順也さんは恵里菜さんに対して少しずつ気になる部分が増えていきます。頑なに話したがらない過去、体に残る傷跡、嘘を隠すような素振り、月30万円もの不妊治療と称した謎の出費……。お金の使い方に関してはケンカをすることもありましたが、恵里菜さんが使い方に理解を示してくれたことから、順也さんはこれ以上追及することをやめたのでした。数週間後、自分をつけてくる怪しげな男の影に気付いた順也さん。ストーカー行為が3日目に突入した日、思い切って男に話しかけると、「お前のせいでパチンコに行けなくなった!」と謎の暴言とともに頬を殴られてしまいます。その翌日、来訪した順也さんの父から恵里菜さんに対するセクハラ発言のオンパレードを浴びせられます……。父のあまりの態度の悪さに激怒した順也さんは、父を怒鳴りつけて家から追い出したのでした。翌朝、部屋から出てこない恵里菜さんの様子に、心配になってくる順也さん。さまざまな可能性が頭をよぎり……?不安定な恵里菜にもっと寄り添ってあげたい… 恵里菜さんの体を気づかい、部屋で休むよう声をかけた順也さんは、その日いつも恵里菜さんへ任せきりだった家事をこなすことにします。そろそろお昼になろうかという時間、ようやく恵里菜さんが部屋から出てきました。お昼ご飯を食べながら恵里菜さんに労いの言葉をかける順也さんですが、その言葉を聞いた恵里菜さんは「私は褒められるような人じゃない」急に泣き出し、再び部屋へこもってしまいます。それでも夕方には気持ちを切り替えたように、気丈に振る舞いながら普段通り家事をこなそうとする恵里菜さん。順也さんはそんな恵里菜さんを見てさらに心配になってしまうのでした。 情緒不安定な相手を前に、気づかいをすればするほど泣かれてしまうと困るもの。それでも真摯に向きあい、寄り添おうと動く順也さんの気持ちの強さに感心してしまいます。恵里菜さんと順也さんが心穏やかに過ごせる日々が早く訪れたらいいですね。>>次の話 作画:もとむらでん著者:ライター されお
2023年12月26日結婚7年目の34歳の翔子は、不妊治療をおこなっていました。経済的な理由と体の負担を考え、ステップアップ治療をしないと決めていたため、最後のチャンスと思い5回目の不妊治療を受けたのですが、結局赤ちゃんを授かることはできませんでした。最初は無理矢理笑顔を作っていた翔子でしたが、次第に心の限界を迎えてしまいます。そして2人で相談した結果、不妊治療を一旦休むことを決意。そんな中、夫の不妊治療に対する意識が変わる出来事が起こります。会社でもうすぐ還暦を迎える部長がパパになる話を耳にした夫は、部長に詳しい話を聞くことに。すると、部長も不妊治療をおこなっていた事実が判明したのです。夫は自分も不妊治療をおこなっていることを打ち明けると、部長は不妊の原因は男性にもあること、さらに精液検査を受ける重要性などを丁寧に教えてくれたのでした。 部長との会話で不妊治療に対する意識が変わり始めた夫。その夜、夫は男性不妊の原因について調べ始めて……!? 調べれば調べるほど、莫大な量の情報が目に入ってきて…©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ©森脇葵/ビーグリー©森脇葵/ビーグリー ※「精液検査の基準値」の出典:WHOラボマニュアル第5版より。(尚、最新の数値はWHOが2021年に更新した第6版のものとなっていて、以下の数字の通りになります) ※精液量…1.4ml以上、精子濃度…1600万/ml以上、運動率…42%以上、総精子数…3900万以上、正常形態率…4%以上 ©森脇葵/ビーグリー (うわ……こんなにあるんだ) 男性の不妊の原因について調べていると、たくさんの情報が出てきました。 (さすがに一晩じゃ読み切れなかった……) 翌日会社のデスクでぐったりしながら、反省をしていた夫。 (唯一得られた情報が、会社の近くに男性不妊をやっている泌尿器科があったことくらい) そんなことを考えていると、同僚が話しかけてきました。 同僚との会話から、夫は“最後にしたのいつだっけ?”と記憶をさかのぼっていたのでした。 退勤後、昨晩調べた泌尿器科で検査を受けようと思ったものの、なかなかクリニックの中に入る勇気が持てず、その場に立ち尽くしていた夫。 すると、泌尿器科の前で会いたくなかった同僚とバッタリ会ってしまったのです。 「あれー? 片桐じゃん。何今帰りなのー?」 「おー偶然だなー。ちょっと温泉でも行こうかなって思って、そこの旅行会社に来たんだよー」 そう嘘をつくと、「じゃ! 俺はここで!!」と、立ち去って行きました。 家に帰り、会社の側の泌尿器科に行くのは、やめておこうと反省した夫。 仕方なく入った旅行会社でもらった温泉旅行の冊子を机の上に置いておくと、翔子が反応してきました。 「最近旅行とか行ってなかったし、どうかなって思って」 「あー、いいねー。温泉行きたいねー」 2人で会話をしながら、“翔子もこんな気持ちだったのかな”と妻が不妊治療に取り組んでいたときの気持ちを想像する夫。 その日の夜、ネットを調べていると、自宅で精子のセルフチェックができるキットがあること知りました。 (とりあえずこれいってみるか) さっそく購入し、調べてみることに。 (へー……こんなんなってんだ) 精子をとり終わり、一連の流れに沿っておこないます。 (俺は大丈夫) 結果が出るまでの間、頭に不安がよぎりながらも、そう自分に言い聞かせていた夫。 しかし、出てきた結果は、WHOが定める精液検査の基準値を下回る数字だったのでした。 部長との会話をキッカケに、不妊治療に対する意識や向き合い方が変わり始めた夫。セルフチェックの数字は残念ながら基準値には届きませんでしたが、体調やストレスの状態によって検査結果が左右されやすいため、2回以上の検査がすすめられています。また、今回の夫のように自宅で精液検査がおこなえる簡易キットのほか、検査機関に精液を郵送して検査するキットなども売られていますが、きちんとした診断を受けるにはやはり医療機関で検査することをおすすめします。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 森脇葵
2023年12月25日