ゲームアプリで知り合った男性と安易に不倫関係に走ってしまった里香さん(仮名)。裕福な不倫相手とのデートに溺れていたある日、実母によって全てが明るみに。そこから里香さんの人生は大きく狂い始めました。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、里香さんの不倫後の結末をご紹介します。子どもを預かってくれていた実母が不信感を抱く「不倫相手とデートをするときは、実家の母に子どもを見てもらっていました。いつも『友だちと会ってくる』『前職の同僚とご飯をしてくる』などと嘘をついて子どもを預けていたのですが、実母は私の服装やメイクを見て『何かがおかしい』とずっと違和感を覚えていたようです。それで、あるとき突然『あなた、男性と会っているんじゃないの?』って聞かれて…。その場ではもちろん『違う』って言い返したのですが、なんと母は、私に探偵をつけて尾行をしていたようで、不倫相手と一緒にいるところの写真を突きつけられたんです」証拠が出てきた以上は嘘を突き通せないと考えた里香さんは、母親に不倫を白状したそう。すると、実母が夫に全てを打ち明け、里香さんの不倫が夫にも知られたとのこと。「まさか実母が裏切るとは思わなかったので、当時は本当に母を恨みました。夫からも罵られ、母親からは『そんな娘に育てた覚えはない!』と泣かれましたね。そして、夫はその後すぐに私との離婚を決め、家を出て行ってしまったんです」まさか離婚にまで発展するとは想像もしていなかったという里香さん。そして何よりつらかったのは、実母が娘である自分ではなく、全面的に里香さんの夫の味方をしたことだったと振り返ります。夫、子ども、実母、全て失った女性の末路「母は、父の浮気が原因で離婚をしているんです。だから私が不倫をしていたことが本気で許せなかったみたいなんです。離婚の際、子どもの親権について夫と揉めたんですが、実母は私ではなく夫が育てるべきだと夫の味方をしていました。仕事をしていない私は調停になってもおそらく不利かなという気がしたのと弁護士を頼むお金もなかったので、最終的に夫に親権を渡して離婚をしました」その後、母親から絶縁宣言までされた里香さん。現在は、アルバイト生活をしながら就職活動を続けています。「あのとき、ゲームで知り合った相手と不倫さえしなければ、今でも夫や子どもと幸せな日々を送っていたと思います。暇だから、刺激が欲しいからというだけで、なんて馬鹿なことをしたんだろうって思いますが、後悔しても何も変わりません。元夫のインスタを見ると実母と夫、子どもはたまに会っているようですが、私には誰も連絡をくれないし、こっちから連絡しても無視され続けています。たった数か月とはいえ、贅沢なデートに溺れたくて不倫をした自分が馬鹿すぎて…。後悔してもしきれません」幸せな日々に退屈し、刺激を求めた結果、不倫に走ってしまった女性の末路をご紹介しました。安易な気持ちで人の道を外してしまえば、その後に転落人生が待ち受けているのは周知の事実。不倫は関わった人の人生を大きく変えてしまう恐ろしい行為なのです。©Alvaro Medina Jurado/SunnyVMD/gettyimages文・並木まき
2022年10月12日里香さん(仮名)は30歳のときに1年間交際した2歳年上の男性と結婚。すぐに子を授かり、産休や育休を活用しながら子育てに励んでいました。しかし気楽な気持ちで始めたゲームアプリで出会った男性と不倫関係に。里香さんの人生は、これをきっかけに大きく狂い始めていきます。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、里香さんの人生が転落したきっかけとなるエピソードをご紹介します。理想の夫と結婚! 子どもにも恵まれ幸せな毎日を送る「夫とは食事会で知り合い、すぐに交際をスタートさせました。夫も当時は、結婚を意識していたようで交際半年の記念日にプロポーズされました。そこから結婚式や新生活の準備を進めて、交際して1年ちょっとのときに入籍したんです。すぐに子どもを授かることができ、私は仕事を辞め、子育てに集中できる環境を整え、子育てに苦労しながらも楽しい日々を送っていました。でも、子育てに慣れてきたら家にずっといるのが暇になってきて…。仲の良い友だちはみんな仕事をしていて、ママ友がいなかった私は暇を持て余してしまったんです。それで気軽に始めたゲームのアプリで知り合った人と交流を深めていきました」優しい夫と可愛い子どもに恵まれ「第三者から見れば、当時の私は何不自由ない幸せそうな日々を送っているように見えていたと思う」と振り返る里香さん。しかし、内心では「ずっと家にいるのも退屈だな。もっと刺激が欲しい」と思うこともあったようです。高額課金者の彼に惹かれてしまい… デートに応じてから生活が一変「私が子育て中にハマったアプリは、親しくなった相手に課金したアイテムをプレゼントできる仕組み。ゲームを始めてからしばらくすると、40歳だという男性が私に高額なアイテムを頻繁にプレゼントしてくれるようになったんです。私は仕事をしていなかったので、課金をしたくてもなかなかできなくて。それで、その人が送ってくれるアイテムを使ってゲームを楽しんでいました。プレゼントをもらうようになって1か月くらい経った頃には、アプリ内のメッセージで毎日やり取りをしていて、住んでいるエリアが同じことや彼も私も既婚者だということがわかりました。それで『既婚者同士、やましい気持ちは抜きにうまいものでも食いに行こう』と誘われて、息抜きもかねてその人と会うことにしたんです」相手の男性と会ってみると、見るからに余裕がありそうな雰囲気で、その日も里香さんの好きなものを好きなだけご馳走してくれたとのこと。そして、意気投合してしまったふたりは、その日のうちにホテルに行ってしまったんだそうです。「カラダの関係を持ったら不倫だというのは分かっていましたが、一度だけならいいかなって。夫とは比べものにならないほどのお金持ちで、その人とのデートは私にとって刺激的で私はつい舞い上がってしまったんです」この日のデートを境に、相手の男性との距離がグッと近付いた里香さん。最初こそ「一度だけ」と思っていたものの、それから月に数回は会って食事をし、ホテルに行くデートを繰り返すように。しかしそんな毎日は、あっけなく終わりを迎え、里香さんの人生は大きく狂うことになるのです。「出会い系」や「お見合い系」アプリではなく、趣味を通じて知り合った相手と不倫関係になってしまう人も少なからずいるようです。ネットでの出会いが日常的になってきた昨今では、どんなきっかけも不倫の出会いになりかねないリスクをはらんでいると言えるのでしょう。しかし、不倫に走ってしまうとは愚かな選択をしてしまったと、里香さんは後悔してもしきれないのでしょう。©Ippei Naoi/MIXA/gettyimages文・並木まき
2022年10月12日「仕事が忙しい」を理由に、妻から妊活を拒絶され続けてきた貴行さん(仮名)。夫婦仲も冷めていくなかで、妻から衝撃的な事実を告げられ、人生が狂い始めました。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな貴行さんの体験をご紹介します。「子どもができた」と妻から報告を受けるも“父親は別の人”「珍しく帰宅が早かった妻が、随分と思い詰めた顔をして『話がある』と言うので、これはただごとじゃないという予感がしました。そして、妻の口から『妊娠した』『父親はあなたではない』『あなたと結婚する直前から、付き合っている人がいる』と打ち明けられたんです。まぁ、ずっと僕らはセックスレス夫婦でしたから、妻が妊娠をした時点で僕の子ではないことは明白なわけで……。それよりもショックだったのは、僕との結婚が決まったあとに知り合った男と、僕と結婚する直前からずっと浮気を続けていたという事実でした」妻は激しく泣きながら、貴行さんに対して「お願いだから離婚して欲しい。慰謝料は相場より多く支払うから」と告げてきたとのこと。お腹の子どもを諦める気はなく、貴行さんと離婚して子どもの父親である男性と再婚したいため、出産の半年ほど前までには離婚を成立させたいと言ってきたのです。「女性は3か月の再婚待機期間がありますからね。出産時に相手の男性と籍を入れた状態にしておきたいと考えた妻には、僕と離婚するためのタイムリミットは短いわけです。僕自身この話を聞いたときには大きなショックを受けましたが、しばらくして落ち着いてくると妻のお腹にいる子どもには何の罪もないから、ここは僕が身を引くのが、これから生まれてくる赤ちゃんのためなんだろうなと考えるようになりました。それから1か月後には妻から相場の倍額の慰謝料を受け取り、離婚を成立させました」不倫相手に捨てられた元妻から衝撃的な依頼が届く大きなショックを受けた貴行さんでしたが「起きてしまったことは仕方ない。僕の女性を見る目がなかった」と過去を断ち切り、前向きに暮らし始めていたある日、なんと別れた元妻からとんでもない連絡が入ったのだとか。「なんと元妻が、不倫相手だった子どもの父親に裏切られてしまい、出産前に結婚できなくなったと連絡をしてきたんです。正直、もう僕には関係のない話なので、まったく同情心も湧きませんでしたけど、驚くことに元妻は『だから出産前にあなたと再婚して、お腹の子どもはあなたの子どもとして一緒に育てたい』とわけのわからないお願いをしてきたんですよ」非常識極まりない元妻からの依頼を、貴行さんは毅然とした態度で断ったとのこと。しかしそれからしばらくの間は、元妻から貴行さんに懇願するような連絡が何度も届いたと言います。「自業自得というか、考えが甘いというか……。最終的に僕は元妻が僕に連絡をしてこれないように携帯電話の番号を変えたので、その後どうなったのかは知りません。だけど、散々僕を傷つけてきて、自分の思い通りにならなかったら今度はまた僕を利用しようとした元妻のやり方は最低だと思います。そんな女性と少しの時間でも関わってしまったことを後悔していますが、縁があって一度は夫婦になった仲です。僕とは関係のないところで自分の人生にしっかりと向き合って、これからは真面目に生きてもらいたいと切に願いますね」誰かを傷つけて自分だけが幸せになろうとしても、そんなことはありえないのです。貴行さんのケースでは、貴行さんが元妻の非常識な依頼を毅然とした態度で拒絶できたからこそ、その後の更なるトラブルを回避することができたとも考えられます。誰かの同情を買って自分の思い通りに物事を進めようとする人は、見捨てられても仕方がないのかもしれませんね。©RyanKing999/xijian/ArtMarie/gettyimages文・並木まき
2022年10月08日貴行さん(仮名)は、結婚前に半年間交際した女性とスピード結婚。新婚当初から夫婦仲はよく、結婚2年目に「そろそろ子どもが欲しい」と考えていました。しかし、妻から夜の生活を断られる日々が続いたそうです。そして、妻が夫との夜の営みを断る背景には驚きの事実が隠されていたのだとか……。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、妊活を望んだ夫に降りかかった衝撃の体験をご紹介します。結婚2年目にしてセックスレスに…「結婚して1年間は、頻度こそ多くないものの夫婦の営みもそれなりにありました。だけど当時は妻が『まだ子どもは欲しくない』と言うので、ちゃんと避妊をして妊娠しないように気をつけていたんです。結婚2年目になり、うちの両親が『そろそろ孫の顔が見たい』と言い出したこともあって、僕はぼちぼち子作りを始めたいと思いました。しかし、なぜか妻がその頃から『仕事が忙しいから毎日疲れていて、それどころではない』と言うようになりました。それからは、あっという間にセックスレスになってしまったんです」妻の仕事への努力を尊重したかった貴行さんは、妻が「嫌だ」と言うのを受け入れ、しばらくは夜の生活を誘うのも控えていたのだそう。しかしそんな生活が3か月続いた辺りで、「そろそろ子作りを始めたい」と妻に伝えたところ、妻は逆ギレ。「そんなに“したい”なら、外でしてくれば?子どもも外で作ればいいじゃない!」と罵られたのだとか……。不可解なキレ方をする妻に違和感。夫婦仲はどんどん冷めて…「結婚2年目でそんなキレ方をする妻に、違和感しかなかったんですよね。でも、仕事が忙しいからストレスが溜まっていて、人に対して優しくできないのかなぁって気もしたので、それ以上、当時は妻のことを追求しなかったんです。今思えば、もうちょっとそのときに妻としっかり話し合うことができれば、そのあとの出来事は回避できたかもしれないなって思いますけど……。当時の僕は、とにかく妻が大事で仕方なかったし、妻が嫌がることを無理に説得してまでさせたくないという気持ちが強かったんです」貴行さんが妻を思いやる一方で、妻の貴行さんに対する態度は日増しに冷たくなっていったとのこと。そのうちに妻の帰宅時間も遅くなり、夫婦で夕食を食べる機会も激減してしまったのだそうです。「妻は深夜0時を回ってから疲れた顔をして帰ってくることも多くなり、“そんなに仕事が大変なんだな……”と思うようになりました。手伝ってあげたいけれど、妻の仕事は専門職で、僕が家で手伝えるようなことはなかったので、そっとしておくしかできなかったですね」「この人だ」と運命を感じて結婚した後に、夫婦仲に亀裂が入ることは決して珍しくありません。結婚後にそれほどの年月が立っていなくても、日常生活におけるすれ違いから、夫婦仲が冷めていくこともあるのでしょう。夫婦で話し合いながら改善できるのがベストではありますが、現実には話し合いすらままならず、どうするべきかを考えているうちに時間ばかりが過ぎてしまうことも少なくないようです。©Pranithan Chorruangsak/ArtMarie/gettyimages文・並木まき
2022年10月08日30代の由香さん(仮名)は、義父母の離婚をきっかけに義母との近居生活を開始。最初のうちは地域に友人がいなかった義母も、由香さんの勧めで地域活動をするようになってから、徐々に近所に友人が増えていったそうです。すると義母は、地域の人たちに由香さんの悪口を言いふらすように。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、義母との近居によってとんでもない体験をした由香さんのエピソードをご紹介します。地域の人に息子の妻の悪口を言い続ける義母「公民館での講座に行き出してから、もともと性格が積極的な義母は地域に友人がたくさんできたみたいです。義母の周りの人は仕事をしていない人も多かったので、どこでも一緒に出掛けるような仲になっていました。義母はあっという間に周囲の環境に溶け込んでいきましたね。義母に友人が増えるにつれて私たち夫婦への干渉も減ってきたので、最初のうちは私もそんな義母の様子を見て『よかった』と思っていたのですが、だんだんとそうも言っていられなくなりました。なんと義母は、私の悪口を地域の友人たちに言いふらして、私は知らないうちに地域の人たちから“問題のあるお嫁さん”というレッテルを貼られてしまっていたんです」義母の家とは徒歩5分の距離だったために、近所の人は由香さんの顔を知っている人が多く、そういった人たちに有ること無いことを吹聴してまわる義母のせいで、由香さんはすっかり周囲から好奇の目で見られる存在になってしまったのです。「たまたまお隣の奥様に会ったときに、その奥様が私と同世代なこともあって『お宅のお姑さん、大変ね…。私も悪口を随分と聞かされたけど、反論しても言い負かそうとしてくるからあなたを擁護しきれないの。ごめんなさいね』って言われて、そこでよほどのことを言いふらしているのだなって知りました。当時は近所の人は私と会っても以前よりよそよそしくなっていたし、私はゴミ出しで外に出るのも嫌になるほど、塞ぎ込んでいきました」夫が義母に文句を言ったことで一変!義母と離れられることにしばらくは「噂なんて放っておけばすぐに収まるだろう」と静観していた由香さん。しかし半年以上経っても義母は由香さんの悪口を言い続けていたようで、そのうちに由香さんが住んでいるマンションの管理組合の会合に行ってもみんなが由香さんと目を合わせたがらないほどにまで孤立することに。さすがに「このままではしんどい」と限界を迎えた由香さんが夫に全てを打ち明けると、事態が急変したそうです。「夫は多忙で出張も多い人。家に帰ってくるのも遅いし、休日もゴルフだ釣りだと出掛けるタイプなので、近所付き合いにも興味がない人でした。マンションの管理組合の会合があっても夫が出席したことはなくいつも私が出ていたし、そういうのは任せたよって感じの夫なんです。だけど義母のせいでこんなことになってしまっては、もう私自身も近所の人と会いたくないって思ってしまったので夫に全てを話して、なんとかしてもらいたいとお願いしてみました」すると、夫も由香さんの立場が脅かされていることを理解し、すぐに義母に対して文句を言ってくれたそう。それに加えて「俺らの生活圏で日常生活の邪魔をするなら、引っ越してくれ」と義母に冷たく言い放ち、隣の市に転居させたそうです。「おかげで今は平穏な日々が戻りつつあります。義母が引っ越してくれたことで、近所の人たちも少しずつ私と以前のように挨拶をしてくれるようになりました。みんな口うるさい義母にとやかく言われるのが嫌で、私と距離を置いていたみたいなんです。義母が言っていた悪口を全部信じていたわけではないんだなと思ってホッとしました。義母はそれ以来、新しい土地でひとりで暮らしています。この件があってから義母と私たち夫婦はすっかり疎遠になって、帰省もしなくなりました。義母は今ひとりで寂しく暮らしているんじゃないですかね」近居をしても息子の妻を尊重して“いい関係”を築こうとする義母も多いでしょう。しかし、そうではなく、予期しなかった大きな問題を起こす義母もいるようです。由香さんのケースでは、夫が全面的に妻の味方をしてくれたことが功を奏したようです。義母からの嫌がらせを受けた場合、妻がひとりで抱えても改善が見込めないことなら、早めに夫に相談して、解決に向けた行動に移してもらうことが特効薬になる例もあるのでしょう。©Cultura RM Exclusive/Twinpix/Westend61/gettyimages文・並木まき
2022年10月06日遠く離れて暮らしていた義母と、何かのきっかけに近居が始まることもあります。そんな体験をした由香さん(仮名)は、モラハラ気質の義母が近くに引っ越しをしてきてから、ひどい目に遭い続けたそう。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、由香さんの壮絶なエピソードをご紹介します。結婚2年目で義母が近居に…義父の悪口を聞かされる毎日30代の由香さん(仮名)は結婚2年目で、義父母が離婚したことをきっかけに義母との近居生活が始まることになりました。それまで義母とは年に数回だけ顔を合わせる程度の関係で、いわゆる“付かず離れず”の関係をキープできていたそうです。しかし近居をきっかけに、義母の存在が由香さんの悩みの種となってしまいます。「義母は義父と離婚するまでは、浮気症の義父のことで頭がいっぱいで、とにかく早く離婚したがっていました。だから息子夫婦にはあまり干渉もなく、顔を合わせても、義父の悪口を延々と聞かされるような付き合いだったんです。ただ、当時から義母は言葉がキツく、悪口の言い方もモラハラっぽいところがあるなとは思っていたんですね。だから私とは性格が合わないと思い、あまり深入りしないように気をつけていたんです。そして、義母が義父との離婚をきっかけに我が家から徒歩5分のところに引っ越してきてからは、義父への干渉がなくなった分だけ、今度は私たちの生活にも少しずつ干渉してくるようになってしまったんです」近所に住むことで悪化した義母との関係仕事はしておらず、引っ越してきたばかりで地域に友人もいなかった義母は、毎日のように息子夫婦の家に遊びにきては、由香さんを茶飲み友だちのように頼ってきたそう。由香さんから見ると、義母は離婚したばかりの義父の悪口を由香さんに言ってストレスを発散していたように見えたと言います。そのうちに由香さんの掃除の仕方や料理の腕前についても口を出してくるようになり、だんだんと由香さんは義母の存在をうとましく感じるように。そんな義母との付き合いにも疲れてきた由香さんは、ある日「公民館の集まりに顔を出して、知り合いを作ってはどうか」と義母に提案します。毎日暇を持て余していた義母もこれに賛成し、週に何度も公民館のいろいろな講座に出掛けるようになったそうです。しかしこれが、由香さんを苦しめる発端に。このあと、想像もしなかった展開が待ち受けていました。何かの出来事をきっかけに、これまで離れて暮らしていた義実家と住まいが近くなることもあります。離れていたときには、なんとかいい関係を保てていても、生活圏が近くなることで関係が悪くなってしまうこともあるでしょう。近居は同居に比べればプライバシーが守られるとは言っても、義母の性格によっては、近居でも妻が対処しきれない問題が生じることも考えられます。同居同様に、義実家との近居は慎重に判断するに越したことはありません。©skynesher/deepblue4you/gettyimages文・並木まき
2022年10月06日浮気癖が激しいモテる男性と覚悟のうえで結婚をした30代の彩花さん(仮名)。しかし、想像以上に夫は浮気を繰り返し、過酷な結婚生活にうんざり。ついに夫に対して浮気を止めるよう話をすることに。ところが夫婦の話し合いの結末は、彩花さんの想像を大きく超える衝撃的な展開になってしまったそうです。メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。不特定多数の浮気相手と遊び続ける夫「同僚からのアドバイスに従って夫の不倫相手を調べたところ、驚くことにいろんな女性と遊びまくっていました。私は、夫には常に特定の女性がいて、その女性たちと短期サイクルで付き合って浮気をしているのかなって思っていたのですが、そんな甘いものではなく、ほぼ毎日のようにいろんな女性と会ってホテルや相手の家に行って帰宅するという、私の想像を超えた交友関係を繰り広げていました」さすがにこのまま夫を自由にさせるわけにはいかないと、彩花さんは浮気の証拠を見せながら、夫を問いただしました。ところが夫は、反省するどころか「ただの遊び」「俺は昔からこうじゃん」と、謝ることもせずに「なんで今更?」と平然と言い返してきたのだそうです。「これには、私の怒りが爆発しました。浮気の証拠を見せているのに、妻である私に謝らずに反省しないのはおかしいし、これから子どもだって作りたいのに夫がそんな調子では子作りもまともにできないと思いました。それで、義姉に頼んで夫に注意をしてもらうことにしたんです。夫は私の言うことは聞かないけれど、義姉の言うことなら聞くだろうと思って、恥をしのんで義姉にお願いをしました。義姉は弟が昔から女好きだと知っていて『結婚したんだから、落ち着かせるわね』と私に協力してくれました」義姉が介入し事態は好転!しかし夫婦仲には致命的な傷が…義姉が夫に注意をして以降、夫は大っぴらには女遊びをしなくなったのだそう。けれど、彩花さんから見て「完全に浮気をやめたわけではないと思う」とのことで、妻にわからないようにコソコソと浮気している気配はあるようです。「今回、離婚には至りませんでしたが、私はもう『私が一番なら夫は何をしていてもいい』とは考えなくなりました。一連の出来事があって、今もずっと夫は信用できないと思っています。夫婦って信頼関係がないと、なかなかうまくいきませんね。ちょっとしたことでも私は夫に疑いの目を向けてしまうし、でもそれをいちいち口に出せば雰囲気が悪くなるので黙っています。夫は夫で、浮気の件を義姉に注意されて以降、私のことをチクリ魔のように思っているようで、大事なことを何も話さなくなり、夫婦なのに距離ができてしまったように思います。安易に『私が一番なら、いいよ』と考えていたこと、そしてそれを結婚前に夫に伝えてしまっていたことは今では深く後悔しています。昔の私は、甘かったですね」浮気に限らず、何かの出来事がきっかけとなり夫婦間での信頼が完全に崩れてしまうと、そこから関係を修復するのはずっと難しいものになるでしょう。今回の彩花さんのケースでは結婚後も浮気をやめなかった夫に責任があるとはいえ、夫婦関係の基盤を作る新婚当時に女遊びを容認してしまったことも、後々の夫婦関係に影響が及んだようです。ふたりの間で信頼関係をキープしていくことが、安定した結婚生活には欠かせない要素であることは間違いありません。©Photographer, Basak Gurbuz Derman/monzenmachi/gettyimages文・並木まき
2022年09月25日黙っていても女性が寄ってくるほど人気な男性を夫にすると、何かと苦労が絶えないもの。そんな“モテる男性”と、覚悟の上で結婚を決める女性もいるようです。30歳ジャストで、6歳年上の夫と結婚した彩花さん(仮名)もそのひとり。しかし、結婚生活には想像を超える苦労が待ち受けていたようです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、彩花さんのエピソードをご紹介します。「私が一番ならいい」と覚悟の上でモテる男性と結婚彩花さんの夫は、付き合っている頃から女性によくモテる人だったそう。彩花さんは、そんな夫に対して、交際中からずっと「私が一番ならいい」と、浮気を容認していたのだとか。そして結婚後も、そのスタンスを変えずに夫との生活を送ろうと決め、モテる夫の妻になることを選んだと話します。「ちょうど彼が仕事で遠方に引っ越すことになって、そのときに『彩花にもついてきてほしい』と言われたのがプロポーズでした。夫は自分からアプローチしなくても女性が寄ってきてしまうほどモテる人で、正直なことを言うと、付き合っているときから私が知っているだけで何回も浮気をしていました。でも私は、そんなモテる男性の“彼女”というだけでも自慢だったんですよね。そして、彼と結婚することで私が“妻”になれば、これからは一生ずっと彼の一番でいられると思い、結婚を決意しました」ところが、モテる夫の浮気癖は結婚後も直らず、新婚当初から浮気疑惑にまみれた夫との生活に彩花さんは疲弊していったとのこと。「夫が赴任した引越し先は、私には縁もゆかりもない土地。身近に頼れる人もいなければ、友だちもゼロ。そんな環境でも、すぐに夫は不倫相手を見つけたようで帰宅は遅いし休日にも行き先を言わずに出かけてしまうし、私はどんどん孤独になり、心身ともに追い詰められてしまったんです」彩花さんはテレワークでも勤務ができる職種で仕事をしていたため、見知らぬ土地に引っ越してもこれまでと同じ仕事を続けられたのだそう。出社日もなく、常に家でひとりで過ごす彩花さんにとって、夫の浮気は想像していたよりもダメージが大きかったと振り返ります。夫の身辺調査で発覚した「乱れた交友関係」「誰にも相談できなかったある日、リモート会議が終わってから同僚に夫のことを軽く打ち明けたら、“不倫相手のことをきっちりと調べたほうがいい”とアドバイスをもらったんです。それまでは、私も友人と遊んだり飲みに行くことが気軽にできる環境にいたから、夫が自由にしていても孤独を感じることはなかったんです。でも、引っ越しをしてからは毎日が孤独で、久しぶりのオンライン会議の場でも、すごく思いつめた顔をしていたみたいです。同僚は私の様子を心配してくれて『夫のことは早く調べたほうがいいよ。浮気から本気になっていたら面倒だし』と助言してくれました」この同僚からの助言をきっかけに、彩花さんは夫の身辺調査を本格的に開始。すると、夫の生活は彩花さんが思っていた以上に乱れたものだったそうです。すでにメンタルもズタボロで限界を迎えていた彩花さんは、夫に浮気について初めて直談判をすることに決めました。しかしその話し合いの結末は、彩花さんの期待を大きく裏切るものだったのです。過去にモテていた男性でも、結婚後には家庭や妻を大事にする人もたくさんいます。しかし、もともと浮気症のある男性は、結婚後も不倫を続ける可能性が。こういった男性を夫に選んでしまうと、妻は想像していたよりも精神的に過酷な日々を強いられることになるでしょう。結婚生活は日常そのものなので、付き合っているときにはギリギリ許せたことでも、結婚生活では許せないと感じてしまっても無理はありません。©Maksim Chernyshev / EyeEm/yamasan/gettyimages文・並木まき
2022年09月25日プチプラメイクアイテムのなかでも、さまざまなカラーやラメ感を手軽に楽しめるアイシャドウパレットを愛用している人も多いのではないでしょうか。しかし、なかには普段メイクで使いこなすのが難しいアイテムも。特に40代以上の大人メイクでは使いどころに迷う人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、大人世代がプチプラアイシャドウで“リッチなメイク”に仕上げるポイントをご紹介します。ポイントをおさえて“デパコス級”メイクにアイシャドウパレットの選び方や使い方を間違えなければ、プチプラコスメだけでも、デパコス級にリッチなメイクに仕上がります。特に「大人メイクにプチプラは使いにくい」と感じている40代以上は必見です!ポイント1:ラメやパール感のある配色のパレットを選ぶウッディなベージュにキラキラのラメが使いやすいパレットマットな仕上がりのアイシャドウもありますが、大人っぽいリッチメイクを目指すなら「輝き」と「ツヤ」が必要でしょう。ラメ感や、強めのパール感があるものを選ぶのがおすすめです。特に40代以上はまぶたにくすみが出やすいので、ラメやパールが入っているシャドウを使って輝きを加えるのがベスト。明るい顔色に見せることができ、華やかな印象が強まりますよ。ラメやパールのシャドウはポイント使いするよりも、まぶた全体へ幅広に塗るほうが明るい仕上がりに。また、仕上げにはまぶた中央から眉上のあたりに軽く広げておくと、奥行きが出て立体感の目元になりますよ。ポイント2:重ね塗りは絶対!プチプラアイシャドウのなかには、カラーが淡くて、一度塗りではしっかりと発色しないものもありますよね。リッチなアイメイクを狙うなら、重ね塗りはマストでしょう。大人世代は二度塗りや三度塗りをして、パレット内の「見たままの色」が出るまで重ねるのがおすすめです。ポイント1でご紹介した“ラメ入り”や“パール感が強め”のアイシャドウなら、重ね塗りをしてもベタッとした印象になりにくいですよ。またグラデーション塗りをするときには、色が混ざって汚く見えたり、色同士の境目が出たりしすぎないように注意。仕上げは指やブラシでしっかりとなじませましょう。ポイント3:4色以上のパレットは全部の色を使わないキラキラのラメからマットな色までセットになっているパレットアイシャドウパレットは、プチプラでも3〜4色セットになっているものがほとんど。製品によってはもっと多くの色がセットされているものもありますよね。3色パレットは一度にすべてのカラーを使うメイクがおすすめですが、4色以上がセットされているパレットの場合も「3色」までにとどめたほうが、リッチなメイクを狙えます。色が多すぎるとポップになりすぎたり、チープな印象が強まったりすることもあるため、3色までにとどめるのが上品さを出すコツです。同じような色でグラデーション塗りをするときも、コントラストが強い色でインパクトを出したいときも、使うカラーは3色までに。この法則を守ると、アイメイクにまとまりが出るはずですよ。プチプラアイシャドウの選択肢が豊富になっている今、「かわいい!」と思って買っても、狙いどおりのメイクにならないと、ガッカリしちゃいますよね。大人世代は、チープ感を出さずにプチプラを使いこなしましょう。選び方や塗り方のポイントをおさえて、上手に使ってみてくださいね。©Jose Luis Pelaez Inc/gettyimages文/並木まき
2022年09月19日浮気癖のある義母とセクハラを繰り返す義父に悩まされてきた麻子さん(仮名)は、義父から押し倒されそうになったことをきっかけに、義母へ打ち明けようと決意。結婚生活を波乱万丈なものへと巻き込み続けた義実家に対して、麻子さんは大きな決断をすることにしました。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、麻子さんの結婚生活の結末を紹介します。義母に真実を伝えると状況が一変「義母の性格を考えると、義父のセクハラを告発すれば義実家と我が家とで大きな溝が生まれるだろうなという不安がありました。だから、なるべく穏便にしておきたいと思っていたのですが、義父が夫の出張中に家に押しかけてきて、押し倒されそうになったことで、私の中では何かがプチンと切れましたね。その翌日には、義母にアポイントメントをとり、義母が経営する会社の社長室でふたりだけで会って、これまでの義父のセクハラをすべて打ち明けました」最初のうちは「そうなのね」と穏やかに話を聞いていた義母も、義父が麻子さんを押し倒そうとしたという話を聞いてからは顔色が変わり、義父に対して「ありえない!ケモノ男!」と憤慨し始めたのだそう。そして、その場で義父に電話をかけ「今すぐ社長室に来て」と呼び出したそうです。「義父は、血相を変えて飛んできましたね。自宅と義母の会社は車で10分の距離なので、まさに義父はすっ飛んできたのでしょう。そしてその場で、義母は私から聞いた話を義父にひとつずつ確認し、義父が事実だと認めると『役員を外して、給料も減給します。自宅からも出て行って』と、その場で別居を言い放ったんです」これまで義母の経営する会社の役員として、ほとんど仕事もせずに高額な給料を受け取っていた義父は、このことをきっかけに事実上、義母から捨てられる形になったとのこと。そして、義父が何を弁解しても義母の考えが揺らぐことはなかったそうです。義母との関係が予想外に良好に「それから半年くらいして、義母は義父と正式に離婚しました。経済力があって外見も美しい義母には、義父と離婚することにためらいはなかったようです。意外だったのは、セクハラを告発するまで私は義母に嫌われているとばかり思っていたのですが、一連の流れを経て実はそうではなかったんだということがわかりました。義母は義父の行為を完全に否定してくれましたし、私の味方となって寄り添ってくれるようになったんです。今も義母の周りにはいろんな男性が寄ってくるので自由に恋愛を楽しんでいるようですが、すでに独身になっている義母が誰と恋愛をしようが自由だし、義父と結婚していたときよりも義母のメンタルが安定しているように見えます。とんでもない義父の行動を私が義母にぶちまけたことによって、不幸中の幸いとでも言うのか、義母と私の関係が大幅に良くなったのは本当に意外でした。あのとき離婚覚悟で義母に打ち明けてよかったとしみじみ思います」表面上の交流しかなかった義実家と、何かのトラブルをきっかけに、関係が強固になることもあるのでしょう。一見すると親族関係が崩壊しそうな出来事でも、結果として「雨降って地固まる」となったのです。麻子さんは離婚も辞さない覚悟で、全てを告白したことが結果的にプラスに働きました。行動に移したからといって必ずしも結果が良くなるとは限りませんが、勇気と覚悟のある行動が功を奏することも少なくないのかもしれません。©Kiwis/Justin Pumfrey/gettyimages文・並木まき
2022年09月17日義実家がトラブルメーカー揃いだと結婚生活にも影響を及ぼしやすいでしょう。浮気癖のある義母やセクハラ義父に悩まされ続けてきたという30代女性の衝撃的な実体験を、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。結婚1年目から義母のトラブルに巻き込まれ続ける日々麻子さん(仮名)は、年齢は30代後半で結婚9年目。結婚当初からトラブルメーカーの義母に翻弄され続けてきたそうです。「義母はとにかく派手な人で、あちらこちらで浮気をしているほかに、金銭トラブルも多いんです。今の義父は義母の3回目の結婚相手で、夫の実父ではありません。夫が社会人になってから義母が再婚した相手なので、夫としても形式上は“父親”として扱っていますが、育ててもらったわけでもないので、それなりに距離のある関係ですね。そんな義母は若い頃から美容系の会社をやっていて、交友関係も華やかなのは憧れるところがあります。しかし、浮気して揉めるたびに私たちに泣きついてきて、息子である夫が浮気相手との別れ話の場に同席させられたこともあるんです。それに、あちこちでお金を貸したり変な投資話に騙されたりして、義母絡みの金銭トラブルは結構多くて、いつも心が休まりません」夫と血のつながりがない義父からセクハラを受けるように麻子さんは、あるときから義父にセクハラを受けるようになりました。これも頭を悩ませたタネだったと話します。「義父母の夫婦関係は、もはや義母の経済力目当てで義父が家に居座っている感じなんです。だからあのふたりの間に愛があるかと聞かれれば、私が見ている限りではなさそうなんですよね。義父は義母の会社の役員になっていて給料をもらって生活していますが、実態としてはほとんど仕事に関わっていないので暇人。それで、私に対して関心が強いみたいで『うまいものを食わせるから、一緒に食事に行こう』とか『親族内で血のつながりのない者同士、二人だけでのんびり温泉でも泊まりに行こう』などと誘ってくることもあって、とても困っていました」夫に義父からのセクハラまがいな誘いの数々を打ち明けるも、もともと他人に対して無関心な性格の夫は「困ったねぇ、放っておけば?」と言うだけ。そうしている間にも義父からのセクハラはエスカレートし、麻子さんのLINEに「麻子は体のラインが美しいね。抱きたくてたまらないよ」などの気持ち悪いメッセージが入るようになったそうです。「だんだんと、そんな生活にうんざりしてきて。このまま夫と結婚を続けていても、義父や義母の存在に悩まされるのか……と思ったら、離婚したいという気持ちが強くなっていきました。でも義実家の経済力を捨てる勇気もなく、どうしようかと悩んでいるうちに月日が過ぎていきましたね」しかし夫が出張の日に、アポイントメントなしで義父が麻子さんの家に押しかけてきたことで状況は激変。義父に無理やりに押し倒されそうになり「もうこんなのは嫌だ!」と我慢の限界を迎えた麻子さんは、義母に義父からのセクハラを打ち明けることにしたのです。結婚は恋愛と異なり、当人だけではなく両家の親たちも深く関係してきます。問題のある義実家によって不必要なトラブルが持ち込まれれば、結婚生活そのものに疑問を抱き始めても無理はないでしょう。義実家問題は、夫婦だけで解決することも難しいため、なかなか改善が見込めずに時間ばかりが過ぎてしまうケースも少なくないのかもしれません。©Tinnakorn Jorruang / EyeEm/Bundit Binsuk / EyeEm/gettyimages文・並木まき
2022年09月17日シャネル(CHANEL)が、日本初となるウォッチ&ファイン ジュエリーのフラッグシップブティック「シャネル ファイン ジュエリー 銀座並木」を、2022年10月14日(金)にオープン。シャネル日本初ウォッチ&ファイン ジュエリーの旗艦店東京・銀座の並木通りにオープンする「シャネル ファイン ジュエリー 銀座並木」では、ファイン ジュエリー、ウォッチ、ブライダルコレクションなどを展開。ハイ ジュエリーや、高度なウォッチメイキングの技術を駆使したオート オルロジュリーも多数取り扱う、ウォッチ&ファイン ジュエリーの旗艦店となる。「シャネル ファイン ジュエリー 銀座並木」は3フロアで構成。店内に入ると、1階にはシャネルを象徴するファイン ジュエリーとウォッチの数々が並ぶ。そして、2階には、ハイ ジュエリー、オート オルロジュリーと、VIP サロンを用意。3階では、メンズウォッチ、ブライダル コレクションを展開する。充実したジュエリーやウォッチのラインナップはもちろん、店内を飾る数々のアートやインテリアにも注目。洗練されたラグジュアリーな空間の中で、ゆったりとショッピングを楽しめる。香水「シャネル N°5」モチーフのハイ ジュエリーが来日オープン時には、シャネルのアイコニックな香水「シャネル N°5」にオマージュを捧げたハイ ジュエリー「コレクション N°5」のマスターピースが来日。センターに“55.55”カラットのダイヤモンドが煌めく優美なネックレスを、期間限定で展示する。店舗設計はピーター マリノが担当店舗設計は、2022年5月、パリ・ヴァンドーム広場18番地にリニューアルオープンした「シャネル ファイン ジュエリー パリ本店」同様に、アメリカの建築家・ピーター マリノが担当。店内には、マドモアゼル シャネルの私的な世界をモダンに再解釈した、美術品やインテリアが並ぶ。【詳細】「シャネル ファイン ジュエリー 銀座並木」グランドオープン日:2022年10月14日(金)住所:東京都中央区銀座5-5-14TEL:0120-785-519営業時間:12:00~19:00フロア構成:・1F ファイン ジュエリー、ウォッチ・2F ハイ ジュエリー、オート オルロジュリー、VIPサロン・3F ブライダル コレクション、ウォッチ、ラウンジ【問い合わせ先】シャネル(カスタマーケア)TEL:0120-525-519
2022年09月15日夜の営み以外には無関心の夫にうんざりしていた佳奈さん。義実家のアクシデントによって、さらに夫への嫌悪感が増す事態へと発展しました。そのあと、佳奈さんが下した決断とは?メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。夜の営みがゼロになり「無気力」になった夫「私が夫からの夜の生活の誘いを断るようになってから、だんだんと夫は生活そのものに対して無気力になっていきました。それまでは“無関心”だったのですが、夜の営みがなくなってからは“無気力”という状態で、仕事も休みがちに。当然、職場での信頼も下がって、夫は役職を外され減給になっていました。そんな夫との結婚生活をいつまで続けるべきか…。私はこのころから離婚を考えるようになっていました」週に1~2日は仕事を休むようになった夫は、家にいるときにも布団でゴロゴロしているだけで家事は一切しなかったとのこと。話しかけても無視または「ふーん」という無気力な返事が返ってくるだけで、夫婦のコミュニケーションもとれない状況だったと佳奈さんは振り返ります。そして、義母が骨折をしたことで、義理の両親からは入院費と治療費の負担の件でお金を貸してくれないかと相談を受け、数日に1回は佳奈さんが義実家に行って家事を手伝うという負担の大きな生活を続けていたそうです。回復した義母が離婚へとサポートしてくれた「義母のことは嫌いじゃなかったのと、骨折すればやっぱり色々大変だろうと思ったので、夫とのことは考えずにやれることはやりました。でもお金のことだけは、夫が減給されたこともあってどうにもならなかったですね。夫は日が経つにつれて無気力になっていき、でも病院に連れて行っても診断がつかず、特に悪いところはありませんでした。これはもう性格なんだなと思って離婚をすると決めたんです。しばらくして義母が仕事に復帰できるくらいまで回復してくれたので、そのタイミングを待って私から夫に離婚を切り出しました」佳奈さんが離婚を切り出すと、最初のうちは「絶対に嫌だ!」と言っていた夫。しかし、佳奈さんが義母にこれまでのことを打ち明けると、義母は「ごめんなさい」と謝ったのちに「私が息子に離婚を了承するよう説得する」と言ってくれたのだそう。義母は「本音では離婚してほしくないけれど、息子が迷惑をかけ過ぎているので佳奈さんは自由になるべき」と言ってくれたそうです。義母が介入したこともあって、そのあと、佳奈さんの離婚は成立。現在は東京都内で一人暮らしをしながら、自由な生活を満喫しているそうです。「あのとき義母が泣きながら謝ってくれたことが、今でも忘れられません。義母が夫と話をしたときに『あなたがしっかりとすれば、まだ佳奈さんとやり直せるかもしれない』と諭してくれたそうですが、夫には響かなかったらしいです。いい人だと思って結婚したので、まさか結婚後にあんな夫になるとは想像もしていなかったですね。くよくよしていても仕方ないので、今は独身生活を謳歌すべく、趣味や仕事に没頭する日々を送っています。夫と暮らしていたときと比べたらストレスがかなり減って、体調も良くなった気がします」義実家など周囲が手を差し伸べても夫婦仲が改善しない場合には、離婚を決断する人も少なくないのでしょう。結婚相手をしっかりと見極めたつもりでも、実際に結婚してみたら想像とは違ったということはあります。佳奈さんのようなケースでは夫が何にでも無関心である以上、夫婦仲を改善することが難しかったのでしょう。©Kayoko Hayashi/maruco/gettyimages文・並木まき
2022年09月07日結婚後に「こんな夫だとは思わなかった…」と、絶望的な気持ちになる妻もいるようです。今回は、夜の営み以外にはまったく関心を示さない夫との結婚生活に悩んだ30代妻のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。結婚してから豹変した夫にうんざり佳奈さん(仮名)は、3歳年上の夫と交際1年で結婚。交際中には「思いやりのある男性」だと思っていたものの、結婚してから夫の態度が豹変し、想像とはまったく異なる結婚生活を送ることになったそうです。「付き合っているときは私の話もよく聞いてくれたし仕事の相談にも乗ってくれていました。それが結婚してからというもの、私が何かを話しかけても無視または『ふーん』とつまらなそうに言うだけ。帰宅を知らせるLINEも毎日『今から帰る』という定型文を送ってくるだけで、その他のメッセージは一切なし。なんだかロボットと結婚したような気持ちになりました。それなのに夜の生活にだけはとても熱心で、週に3~5回は求められて…。夫婦としてのコミュニケーションが夜の生活だけで、そのほかのコミュニケーションはゼロというおかしな夫婦関係でしたね」家庭内の問題にも無関心な夫… 妻が限界に達した出来事とはあるとき、義母が骨折をしてしまい看病が必要になったことから佳奈さんが仕事を減らして義実家に通うようになったのだそう。義母が仕事を休まなくてはならなくなったこともあって入院費や治療費のことで義実家が苦労していて、佳奈さん夫婦にお金を貸して欲しいという話が出たといいます。しかしそのときも夫は想像を超えるほど無関心だったそうで…。「うちだって裕福ではないし、毎月生活はカツカツ。でも“義実家が困っているならなんとかしないと…”という思いがありました。それなのに、夫にその話をしても『ふーん』という返事が返ってくるだけ。自分の親の話なのに、無関心なんです。意見も言わないし、とにかく『ふーん』の一言だけ。そのときに私のなかで何かが壊れ『この夫とは、もうやっていけないかもしれない』と思いました」その日の夜も、夫は熱心に夜の生活に誘ってきたそうですが、佳奈さんは断固として拒否したのだそう。その日を境に、佳奈さんは夫の求めに応じたくない気持ちが強くなり、その日以降は夫から誘われても拒否することが増えたと言います。すると、夫の様子がだんだんとおかしくなり、夫婦仲はとんでもない方向へと進んでいくことになりました。結婚する前には想像もできなかった本性が結婚後に発覚する人もいるようです。そんな人を結婚相手に選んでしまったら、自分の力だけではどうしようもできず途方に暮れることになるかもしれません。結婚前に相手を見極めるとしても限界があるので、佳奈さんのように予想外の事態に見舞われると苦労が耐えない結婚生活となるのでしょう。©prpicturesproduction/Five/gettyimages文・並木まき
2022年09月07日職場の同僚と不倫関係になり、社内で噂が広まるのを避けるために転職までした奈緒さん(仮名)。不倫相手に「私と結婚すると約束してほしい」と迫り、将来を前提とした関係を続けていたのですが…。彼が妻と離婚の話し合いを始め、略奪婚も間近と思っていた矢先に、奈緒さんの人生は大きく狂い始めました。妻が不倫の事実を知ってから事態が急変「離婚まであと少しというタイミングで、離婚を急ぐ彼に不信感を抱いた妻が、離婚の話し合いと同時進行で探偵をつけていたことがわかりました。そのころの私たちは、もう彼が離婚をする寸前まできていたので不倫デートも大胆なものになっていたんです。外で会うときは変装せず、ホテルに泊まるときも周囲を気にせずに独身カップルのようなデートをしていたので、妻が不倫の証拠を集めるのは簡単だったかもしれません。彼が『今日、離婚届を出せると思うよ』と出向いた話し合いの場で、妻から不倫の証拠を突きつけられ『不倫をしているというなら離婚の話は白紙に。相手の女性に慰謝料を請求し、ひとまず離婚はしません』と宣言されたのです…」そのあとすぐ、奈緒さんの自宅に妻の代理人弁護士から慰謝料を請求する文書が届いたとのこと。しかし奈緒さんは慰謝料を払うだけのお金がなく、途方に暮れたと話します。「あまり貯金をしてこなかった私は、彼の妻に言われた慰謝料を払うだけのお金が手元にありませんでした。それに、まさか離婚寸前になって慰謝料を請求されるとは思ってなくて、そもそも離婚が成立しないなんてことも想像しておらず…。彼から離婚が中止になったと聞いて頭が真っ白になりましたし、慰謝料を請求する文書が届いたときもどうしたらいいのかわかりませんでした」妻に不倫を知られ家庭に戻った彼… 全てを失い人生が狂った「それからまもなく、彼は『妻に知られた以上、すぐには離婚をできないし、君ともお別れだね』と言い、私の元から去っていきました。慰謝料を半分払ってもらいたいと彼に伝えましたが、『この慰謝料は妻が君に請求しているものだから、僕は無関係だ』と言って、払ってはくれませんでした。仕方がないので、私は借金をして彼の妻への慰謝料を支払いました」結局、それから彼が奈緒さんの元へ戻ってくることはなく、現在も奈緒さんは借金の返済をしながら独身生活を続けているとのこと。奈緒さんは都会での一人暮らしにかかるお金に加えて借金の返済が必要となり、かなりの節約生活を強いられているそうです。「節約生活をしていますが毎月いっぱいいっぱいで、利息が高くて借金がなかなか減りません。お金がないから友だちから飲み会に誘われても会費がもったいなくてでかけられず、新しい出会いもなくて。ひょっとしたら彼がそろそろ離婚しているんじゃないかと思ってLINEをしてみましたが、未読のまま無視されました。2年間、全力をかけて彼のことを愛していたのに、終わるときはあっけなかったですね。本当なら今頃は、彼と結婚して妊娠もしていたかもしれないのに…。不倫をしていた私が言うのもおかしな話ですが、人生ってときに残酷だなと痛感しています」不倫の末に幸せになることを望んでも、叶わないケースのほうが多いはずです。誰かから奪ってまで得られる幸せなどない、と思ったほうが賢明かもしれません。言うまでもなく、不倫をすれば相応の代償が待っていますし、略奪を望めばその分だけ代償も大きくなるでしょう。©RUNSTUDIO/bee32/gettyimages文・並木まき
2022年09月04日不倫関係の末に略奪を画策する人はいますが、一見順調に進んでいても、最終的に悲劇的な結末を辿ることも多々あります。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、略奪婚寸前で人生が大きく狂ったという30代女性のエピソードをご紹介します。2年におよぶ不倫の末に… 彼が離婚をすることに奈緒さん(仮名)は29歳のときから、2年間にわたり5歳年上の男性と不倫。出会いは職場だったそうですが、不倫の噂が社内に飛び交い、噂から逃げるように奈緒さんは転職をしたのだそう。そのあとも不倫相手との関係を続けてきたと言います。「運命の出会いと言っていいくらい、私は不倫相手に夢中でした。前の職場では、付き合って半年も経たないうちに私たちの目撃情報が増えてしまって、これ以上は不倫を隠せないと判断したので私が転職をして噂をおさめた形です。彼にはその職場で仕事を頑張ってほしかったし、私が職場から消えればそのうち噂はおさまるだろうと思っての決断でした」“本気モード”で不倫相手に恋していた奈緒さんは、前職を退職する際、不倫相手に対して「自分は遊びではなく、本気で愛しているからこそ転職までする。だからあなたもそこまで遠くない未来に離婚をして、私と結婚すると約束してもらいたい」と迫りました。不倫相手もこれを了承し、妻と離婚して奈緒さんと再婚する前提で、不倫交際を続けていたそうです。「不倫をして2年を迎える直前に、彼が離婚の意思を固めてくれました。妻との間に子どもはおらず、夫婦仲も悪いと聞いていたので、彼が離婚の決断をしたら進展は早いだろうと思っていました。実際、彼が離婚を申し入れたところ『私もあなたとは一生一緒にはいたくない』と言われたそうで、その日から離婚に向けての話し合いをスタートさせたと聞いています」財産分与の話し合いが難航する彼… しかし信じて待っていた先には不倫相手の離婚話は、財産分与の部分で難航。離婚には双方が合意しているものの、離婚後の生活に経済的不安を感じていた妻が「もっと私にください」と主張し、なかなか話し合いがまとまらずにいたそうです。「彼は私が結婚したがっていることをよくわかっていたので、しばらくすると『もう全て妻に渡してでも離婚しようかな』と言い出し、私も了承しました。“全部を渡す”ということは、彼が一文なしになって私のもとへ来るということですが、それでもいいから私は早く彼と結婚をしたかったのです」そして、次の話し合いでおそらく協議離婚がまとまるだろうとなったタイミングで、まさかの事態が起きました。略奪婚を夢見る不倫女性は、少なくないかもしれません。しかし略奪は成功せず、深く傷ついて不倫を終える人も多いでしょう。奈緒さんのように略奪婚に向けて着々と進んでいるように見えても、最終的に幸せが待っているとは限りません。むしろ「不倫をしていた代償」は忘れた頃にやってくることも…。誰かを傷つけた先に自分だけが幸せになることを望めば、その代償も大きなものとなって不思議ではありません。どんなに相手のことが好きでも、不倫の道には足を踏み入れるべきではないでしょう。©west/Virojt Changyencham/gettyimages文・並木まき
2022年09月04日40代になると、これまでのスキンケアだけでは満足できなくなる人も多いのではないでしょうか。そんなときに頼りになるのが美容家電です。時短美容家の並木まきが、40代になってから実際に使用して「これは使って正解!」と太鼓判を押す、おすすめの美容家電を3つご紹介します。「デイリーケアに美容家電」は40代の合言葉!?毎日のお手入れに美容家電を取り入れると、満足度はぐんとUPします。最近は面倒な準備が必要なく、時短で簡単に扱える美容家電も増えていますよ。現在40代半ばの筆者は、20代の頃から美容家電の愛用者。20代の頃と今を比べると、魅力的に感じるポイントも少し変わった気がします。そこで今回は、今まさに愛用し続けている製品を選りすぐって3つご紹介しましょう。1:ヤーマン「ミーゼ スカルプリフト」「スカルプモード」と「フェイスモード」が使えて、頭と顔の筋肉にこれ1台でアプローチできます。顔まわりや頭皮がカチカチになると、“くすみ”や“むくみ”が出やすくなる40代。定期的なホームケアで、顔まわりと頭皮をほぐすケアがおすすめです。『ヤーマン』の「ミーゼ スカルプリフト」は、お風呂でも使える防水仕様なので、日常的なお手入れに組み込みやすく、続けやすいのが魅力。軽量で握りやすい形状もポイントです。頭皮を手軽に、かつ本格的にほぐせるアイテムが手元にあると、ヘッドケアが格段に充実しますよ。筆者はバスルームの入り口に置いていて、「ちょっと疲れたな」という日はバスタブに持ち込んで使っています。40代になるとホルモンバランスの影響もあってか、あちこちが凝り固まることが多くなった筆者。じんわ~りと頭皮や顔の筋肉がほぐれて、心身ともにリラックスできています。【商品情報】ヤーマン「ミーゼ スカルプリフト」価格:¥33,0002:simplehuman「センサーミラーコンパクト」センサーによって反応するライトが付いているミラーで、採光が十分ではない日や空間でも、発色を正確にチェックしながらメイクができる優れもの。角度が自由に調整できて、充電式で使えるので、旅先などのいつもと違う環境でメイクをするときにも重宝しています。コンパクトサイズだけでなく、卓上に置いて使うサイズのものも数年にわたって愛用中。こちらのミラーを導入してからは「室内でメイクを完了させてから太陽光のもとに出ると、残念な仕上がりになっていた」という心配がなくなったので、買ってよかった!と心底感じています。天候や採光に左右されずにメイクできる環境を整えることは重要。40代は特に“くすみ”などが影響して、顔色が日によって変わりやすいこともあるでしょう。その日の顔の状況を正確に把握しながらメイクできると、メイクの仕上がりは確実に上がりますよ。【商品情報】simplehuman「センサーミラーコンパクト」価格:¥17,6003:ルルド「ホットネックマッサージピロー プロ」すでに筆者は3つめを愛用している、『ルルド』の「ホットネックマッサージピロー プロ」。40代になってから筋肉の衰えや凝りが気になり、手軽かつどこでも使えるクッションタイプのマッサージ家電が手放せません。キュートな見た目ながらマッサージ機能が本格的で、「プロの手にかかるほどじゃないけれどほぐしたい」というニーズにぴったりマッチ。やわらかな肌ざわりも癒されます。自動オフ機能がついているのも便利なポイント。1日の終わりにごろんと横になりながら、首や背中、腰など好きな場所をほぐして、そのまま寝落ちしても安心です。ヒーターも内蔵されているため、冬の寒い時期にも体を温めながらしっかりとほぐしてくれます。普段のストレッチだけではほぐしきれないコリがやわらぐ気がして、美容面でも頼りにしているアイテムです。【商品情報】ルルド「ホットネックマッサージピロー プロ」価格:¥9,800「綺麗になりたい」をサポートしてくれる美容家電は、時短美容的な視点からも優秀なアイテムがたくさん揃っています。だからこそ、家に居ながらでも、クオリティの高いケアを実践できますよね。「どれを選んだらいいのかわからない」という方は、“継続的に使いやすそうなもの”から試してみるのもおすすめです。ぜひ参考にしてみてくださいね。【参考】『ヤーマン』公式サイト『simplehuman』公式サイト『ルルド』公式サイト©RunPhoto/gettyimages文/並木まき
2022年09月03日30代の佳織さん(仮名)は、交際3か月で同棲、そして交際半年でスピード結婚したそう。ただ、それまで残業の少なかった夫が入籍1週間後から仕事と言って深夜に帰ってくることが多くなったと言います。その行動に不信感を覚えた佳織さんは、本人を問い詰めても本当のことは教えてもらえないと考えプロに調査を依頼。すると、佳織さんが想像もしていなかった場所に夫が通っていたことが発覚したそう。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、新婚早々に夫婦仲が冷え切ってしまった30代夫婦の悲劇をご紹介します。見知らぬ女性と夫の2ショットが… 夫に直談判をすると驚きの事実が判明「探偵から渡された調査結果には、私が知らない女性と一緒にいる夫の姿がありました。2ショットの写真だけでなく、その女性の自宅と思われる場所に一緒に入っていく様子の写真もありました。その写真を見たときに、私は夫が浮気をしていると思いましたし、探偵の人も『おそらく浮気でしょう』という感じでした。その資料をもとに夫と話をして、相手の女性と別れさせなくてはいけないと考え、その日の夜は夫が帰宅するまで起きて待っていたんです」その日も夫の帰宅は深夜で、どこかに寄ってから自宅に戻ってきた様子だったとのこと。佳織さんは、調査結果を夫に突き出し「説明して」と迫ったそうです。「夫は資料を見た途端に、真っ青な顔になりました。ところが、その後急に冷静な顔に戻り『今は浮気していないから』と私に言ってきたんです」女性と一緒にいる写真がある以上「浮気はしていない」と言われても、にわかには信じられなかったという佳織さん。その場で夫を問い詰めると、さらに驚きの答えが返ってきたとのこと。夫が会っていた女性の正体は…「夫の説明では、その女性は私と並行して交際していた女性だそう。私と結婚を決めたときに別れたものの『肉体関係はなくてもいいから、しばらくは支えていてほしい』と懇願され、今では友人関係にあるとのことでした。最初は嘘をついているのかと思いましたが、夫はその後LINEのやりとりも見せてくれて、実際に相手の女性が夫にそのようにお願いしている文面も読みました。さらに、友人関係を続けないならば妻になる女性、つまり私に対して嫌がらせをする、というようなことも書かれていて、夫は『君との家庭を守るために、元カノが納得するまでは会おうと思った』『自分も本当はもう会いたくないんだ』と打ち明けてきたのです」不倫ではなくとも特定の女性と週に何度も会っていたこと、同時期に交際していた女性がいたことに対して、佳織さんも最初のうちは頭が混乱したそう。ただ、そのあとに夫婦で話し合った結果、この女性がわからない場所に夫婦で引っ越して、携帯電話も新たに契約しようということで話がまとまったとのこと。夫の元カノがコンタクトを取れない状況にすれば、佳織さんに危害が加わるリスクも低くなり、早期に改善できるだろうと考えての結論だったと言います。「引っ越しをしてスマホの番号を変えたら、結果として元カノと夫の縁は切れました。夫がなぜ元カノからの不可解な依頼に応じていたのか、もっと毅然とした態度で断ることもできたんじゃないのか…とも思いますが、いまさらそれを言っても仕方ないので、今は夫のことを許しています。本当は肉体関係もあったのかもしれませんが、今それを突き詰めたところで私たちの夫婦仲に悪い影響しかないと、もう考えないことにしています。本当の意味での新婚生活がやっとスタートできたので、これから夫婦としての信頼関係を築いていきたいと思います」優柔不断だと、以前付き合っていた人から迫られたときに毅然とした対応ができないこともあるのかもしれません。今回は佳織さんが早期に対処をしたことで、事態が早めに解決に向かったケースです。「何かがおかしい」と感じたときには、放置せずに事実を突き止める勇気を持つことが、夫婦仲の改善につながることもあるでしょう。©Chris Jongkind/miya227/gettyimages文・並木まき
2022年09月03日結婚後に、結婚する前には想像もできなかった行動をする人もいるようです。今回は、新婚半年にして、夫の不可解な行動に不信感を抱き夫婦仲が壊滅的に冷え切った…という妻のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。入籍1週間で夫の行動に変化が… 不信感を募らせる妻佳織さん(仮名)は、交際半年の夫と30歳でスピード結婚。お互いに婚活中の出会いだったこともあり、最初から結婚を視野に入れた交際をスタートさせ、交際3か月目には同棲を開始しました。しかし同棲中と結婚後では夫の生活スタイルに大きな変化が生まれ、夫の不審な行動に対して佳織さんはどんどん不信感を募らせていったそうです。「結婚式は挙げず入籍だけだったのですが、入籍して1週間後くらいから私に何も言わずに深夜に帰宅することが増えました。夫はもともと寡黙なタイプなので、付き合っているときも細かく行動を報告してくれる人ではありませんでした。でも同棲中にはそんなことがなかったので、なんだかおかしいなと思っていたんです。『仕事?』って聞くと『うん、そんな感じ』という曖昧な答えしか返ってこないことも不自然で、ずっと私はもやもやとしたものを抱えていました」同棲中は遅くとも午後8時には帰宅していた夫が、結婚後は深夜10時や11時を回ることも増えたそう。佳織さんは「仕事であれば仕方ない」と思いつつ、夫の仕事は残業がほとんどない職場なのにおかしいとも感じていたそうです。食事を作っても夫は食べないまま就寝…佳織さんが帰宅が遅い夫のために食事を準備していても、夫は帰宅後食べずにそのまま寝てしまうことが多かったそう。食費がもったいないし準備をするのも無駄だと感じた佳織さんは、どんどん不満を募らせていきました。「夕方にLINEで『家で夕ご飯食べる?』って聞くと『食べる』って返ってくるので作っていたのですが、食べるって言ったくせに食べなかったことも多くて、それも私にとってはかなり不満でした。生活費は折半していましたが、食べないことを先に言ってくれればその分を貯蓄に回せるのに、と思ってすごく不満でしたね」そんな生活が3か月ほど続いたとき、佳織さんは「やっぱり夫の行動は、おかしいんじゃないか」と不信感も限界に達したとのこと。夫がなぜ深夜まで帰宅しないのか、何をしているのかをきっちりと突き止めようと決意したそうです。「浮気かなっていうのはずっと思っていました。新婚でそんなことをするなんて絶対に許せないけど、ストレートに本人に尋ねたところで本当のことを話すとは思えなくて。そこで私は探偵に依頼して、夫がどこに行っているのか調べることにしたんです」結婚前に同棲をして、相手の生活スタイルを把握したうえで結婚を決めるカップルも珍しくないですよね。同棲中と結婚後でパートナーの生活スタイルが大きく変われば、不信感を抱くのは当然のことでしょう。結婚生活にはお互いの妥協が求められるとも言われますが、度を超えた不信感を抱かせるようなパートナーの行動があれば夫婦仲にも影響を及ぼします。早めに対処をしておくに越したことはありません。©Kilito Chan/K-Angle/gettyimages文・並木まき
2022年09月03日ヴェネチア国際映画祭4冠の映画『おみおくりの作法』(15)を原作に、ドラマ「ゆとりですがなにか」「初恋の悪魔」の水田伸生監督が手掛けた『アイ・アム まきもと』。主演は映画『死刑にいたる病』では24人の命を奪った連続殺人鬼を演じ、 狂気溢れる怪演が印象的だった阿部サダヲ。本作ではまるで真逆の心優しき男・牧本を演じている。阿部さんが演じる牧本は小さな市役所の「おみおくり係」に勤め、空気が読めず、人の話を聞かない…。しかし、孤独に亡くなった人を独自のルールに従い、おみおくりしていく中で、少々煙たがられながらも出会った人々の心に変化をもたらしていく不思議なキャラクター。『死刑にいたる病』の殺人鬼から本作へと、全くの別人格へ変化を遂げた阿部さんは、「牧本のようなタイプの役は、あまり演じたことがないんですよね。いろんな役をやりたいという欲があるので、全く違う役を演じられて嬉しいです」と語り、「牧本が関わる人々は面白い、濃い人が多いので、僕は淡々と、やりすぎないほうがいいと思い、あえて作り込むことはしませんでした」と役へのアプローチを明かす。阿部さんを取り囲む豪華キャストも、阿部さんの魅力に虜になっていたようで、「阿部さんのミステリアスな雰囲気が牧本にぴったりだと思いました。脚本を読んでイメージしていたままの牧本がそこにいる、というか」と話すのは、今江みはる役の宮沢りえ。神代享役の松下洸平は、「牧本の目、阿部さん自身の目の美しさだと思うんですが…見ていると、思わず助けたくなるような不思議な魅力がありますね。阿部さん自身が牧本そのもので、全てを柔らかく受け止めてくれる感じでした」と共演を振り返り、様々な作品で印象を残す阿部さんの“目”の魅力を語る。阿部さん生来のキャラクターが牧本という役に完璧にハマっているようだ。『アイ・アム まきもと』は9月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイ・アム まきもと 2022年9月30日より全国にて公開©2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
2022年08月28日結婚と同時に義母との同居生活をスタートさせた里奈さん(30代・仮名)。結婚前の義母との関係は良好だったそうですが、子どもに恵まれなかったことから、義母との関係は悪化していきます。孫が欲しくてたまらない義母からはついにトンデモないことをされるように…。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、30代妻を襲った悲劇をご紹介します。寝室に侵入し“いやらしい本”を勝手に置いていくように「同居だったので家中どこでも、義母も自由に行き来できました。すると義母はそのうちに私たち夫婦の寝室に勝手に入るようになり、そこにいやらしい本をたくさん置いていくようになったのです。そういう本を義母がわざわざ息子夫婦の子作りのために準備することにも驚きましたが、勝手に寝室に置いていくという失礼な行動に吐き気がしました」夫に直談判をして「義母の暴走を止めて欲しい」とお願いするも「僕は関係ない。母さんと君の問題」と冷たく拒絶されてしまった里奈さん。このままでは「離婚か妊娠かどちらかを実現しないと、私の身が持たない」と感じたと話します。ついに離婚を決意。離れてわかった義母の異常性「義母の行動はその後もどんどんエスカレートして、いやらしいシーンが多い映画を夫婦で観るように勧めてきたり私に豊胸をするように助言してきたりしました。でも夫は子作りにさらに非協力的になっていて、私が義母に言われるがままに夫を誘っても、かえって白い目で見られて夫婦仲は悪化する一方でした。もうこれ以上、この家で頑張っても先はないと感じた私は、ついに離婚を決意したんです」“子どもができれば、何かが変わるはず”と信じていた里奈さんでしたが、異常な義母との共同生活にも疲れ、離婚届を夫に手渡すと、なんと夫はその場でサインをしてきたのだとか。離婚を渋ることもなかった夫に、里奈さんは深く幻滅したと言います。「あっけないほど簡単に離婚が成立しました。離婚後は“1か月以内に家をでていけ”と言われていたので、今は友人の家に居候をしています。私は親との関係がもともと薄く、問題が生じても実家に相談できないのが辛かったですね。実家との関係がよければ、もう少し違う解決策があったかもしれません。結婚前にアルバイトしかしていなくて貯金がなかったこともあり、夫に言われるがまま同居を選ばなくてはいけなかったのも良くなかったなと、今になって思います。義母と暮らしていたときには、悪いのは私で義母がやっていることは孫欲しさゆえに仕方のないことだって思うようにしていましたが、離れてみると義母の行動はかなり異常だったなとわかりました。次に結婚するときは、新婚当時から同居を提案する人は絶対に選びません。自分で稼ぐ力をつけてきちんと貯金も貯まってから、また婚活をしたいと思っています」義実家との同居では、予想もしなかった問題に見舞われるケースも決して少なくありません。同居をすると、義父母と対立した際に夫婦間にも溝が生まれることがあります。義父や義母の性格は結婚前に深く知るのが難しいだけに、安易に同居を了承しないことも夫婦生活を守るうえでは重要なポイントなのかもしれません。©Eriko Koga/west/gettyimages文・並木まき
2022年08月27日結婚を決めたタイミングで、ある程度の未来予想図を描く人もいるでしょう。今回は、妊娠が想定通りにはいかなかったことで義母との関係が悪化し、悲劇に見舞われたという30代女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。同居が結婚の条件… 不安を覚えつつも受け入れた妻里奈さん(仮名)は、8歳年上の夫との結婚を機に義母との同居をスタート。義母はシングルマザーとして夫を育てていて、結婚を決めたときに夫から「うちは同居をするのが結婚の条件」と言われたのだそう。里奈さんは不安を覚えなかったわけではありませんが、夫と結婚したい気持ちが強く、同居の条件を受け入れたとのことでした。「夫のことが大好きだったのと早く結婚したい気持ちがあったので、同居をOKしました。それに交際中に義母とは何度も会っていて、いつも私に優しくしてくれていたし特に問題は起きないだろうって自信もあったんですよね」ところが、里奈さんと義母の関係は、里奈さんが妊活をしても子どもに恵まれなかったことから悪化したと言います。里奈さんは、結婚後3か月~半年ほどで第一子を妊娠できるだろうと考えていたそうですが、実際には子作りをしても思うように妊娠できず、そのうちに夫は子作りに非協力的に。義母の態度によって悩まされる日々孫の誕生を心待ちにしていた義母は、里奈さんがなかなか妊娠しないことによる苛立ちを表に出すようになっていきました。里奈さんとしても早く子どもが欲しいものの、子作りを始めて半年も過ぎたころには夫から「もう(子作りをするのは)面倒くさい」「できなきゃできないで俺は構わない」と言われるようになってしまったのだとか。里奈さんはそんな夫に失望すると同時に、毎日のように「孫はまだなの?」と質問をしてくる義母の存在に悩まされていったそうです。「しばらくして、“孫が欲しくて息子との結婚を認めたのに…”とハッキリと義母本人から言われました。“孫ができないならば、あなたなんて…”と言われたこともあります。そのころにはもう義母と私の関係はかなり悪くなっていて、家で顔を合わせれば冷たい目で睨まれ、事務的な会話をしようとしても義母に無視されることも増えていきました。正直言って、家での居心地はかなり悪かったです。それでも夫は、そんな義母の態度を目の前で見ても何も言ってくれないし、夫と私の関係もどんどんと冷え切ってしまって。子作りしたいけれど協力してくれないどころか、義母との問題も見て見ぬふりをする夫に対して、私の不信感はどんどん大きくなっていきました」結婚前は良好だった関係も、結婚後一緒に暮らすことや義母による孫を心待ちにする気持ちが高まることによって、悪化するケースもあるようです。同居生活はただでさえ難しいとされるなか、子作りなどのセンシティブな問題が入ってくると、余計に問題が深刻化しやすいでしょう。夫が積極的に働きかければ改善が見込める可能性もありますが、見て見ぬふりをする夫だと事態はどんどん悪化するのでしょう。©RyanKing999/recep-bg/gettyimages文・並木まき
2022年08月27日お笑いタレントのなかやまきんに君が22日、都内で実施された 「『セインツロウ』発売直前イベント“マッスル打ち水フェス2022”」に出席。お笑いとボディビルのどちらに生きがいを感じるか問われて「完全にボディビルですね」と即答した。続けてきんに君は「お笑いって、よくわからない。ウケるかなと思ったらウケない。筋肉は、刺激を与えて、しっかり栄養と休養をとる。これをしっかり守れば、確実に応えてくれる。お笑いは、その時々で何も起こらないことがある。これはなぜでしょう?」と報道陣や観衆に問いかける一幕も。さらに、筋肉芸人としてのゴールに言及。「イベントを開かせてもらう。オープニングで幕があけて僕が登場するとき、BON JOVIが生バンドで『イッツ・マイ・ライフ』を弾いてくれている。スパゲッティーを用意して、一緒にチーズをかけたい人を募ったら、手を上げた観客がシュワルツネッガーさんで……」と壮大な単独ライブの構想を熱弁した。8月28日には、第34回全日本マスターズ・ボディビル選手権大会に参加予定のきんに君。「最後の一週間が重要。一番キツい一週間」といい、追い込みをかける現在の筋肉の調子は「95%。あと5%が難しい」と述べた。また、本イベントにちなんで、ゲームが得意か聞かれると「僕、ゲームめちゃくちゃ自信ある。僕が高校生、20歳前にアクションゲームとか色々ゲームが流行った。小学校からゲーム世代といいますか、ゲームをやりながら歩んできたので、いろんなゲーム自信あります」と答えた。同イベントは、累計販売3000万本以上の人気オープンワールドクライムアクションゲーム『セインツロウ』シリーズの5作目『Saints Row』が、8月23日に発売されることを記念して実施。野外特設ステージにど派手なスーツで現れたきんに君が、打ち水をテーマにしたネタを披露したほか、渋谷の気温を下げるべく、パーティー好きなマッチョたちが打ち水を実施した。
2022年08月22日夫との離婚協議中に、夫の浮気を知ったという30代の絵里さん(仮名)。モラハラや浪費癖を理由に夫との離婚を望んでいましたが、浮気を知ってしまった以上は慰謝料を請求したいと、改めて夫と離婚条件を詰めることにしたそうです。しかし誠意のない夫の対応に苦しめられ、離婚協議はドロ沼へと向かってしまったのだとか。メンタル心理カウンセラーの並木まきが離婚協議がドロ沼に向かった女性のエピソードをご紹介します。「慰謝料を払うなら離婚しない」と開き直る夫夫の浮気を知った絵里さんは、夫に対して「慰謝料も支払ってもらいたい」と請求したものの夫は拒否。さらには「慰謝料を払って離婚するくらいなら、離婚はしない」と開き直り、これまで進んでいた離婚協議の内容もすべて白紙に戻ってしまいました。「ただでさえモラハラ、浪費癖がイヤで離婚したいと思っていた相手ですから、浮気まで知ってしまった私は、もはやどうにかして早く離婚したいという気持ちでしたね。それでも夫が慰謝料を渋って支払おうとしないので、仕方がないので浮気の証拠を集めなくてはならなくなったんです」協議離婚で済ませたかった絵里さんですが、夫が慰謝料の支払いを渋ったことにより話し合いが難航したため、一人で対処するには限界だと思い弁護士に相談。すると弁護士からは「調停や裁判となれば証拠が必要なので、浮気の証拠は早めに集めておいてください」と言われたそうです。しかし、すでに絵里さんは夫に「浮気を知っている」と告げてしまっていたので、夫も証拠を残さないようにしており、この時点では浮気の証拠を集めるのも一苦労だったと振り返ります。弁護士費用に探偵への支払い… お金がどんどん減っていく「当初は夫婦間の協議離婚で終わらせられるはずが、浮気発覚後は夫が慰謝料を渋ったせいで、こちら側の出費が増えました。弁護士費用に数十万、さらに浮気の証拠をとるために探偵を依頼しなくてはならなくなり、そこにも数十万円。浮気によって請求できる慰謝料が150万円くらいと見ていたので、出費が増えるほど何のためにやっているのかわからなくなることもありました」それでも、浮気の慰謝料をゼロにしたくない心情から戦い続けたという絵里さん。最終的には探偵が撮影した浮気の証拠写真が夫を観念させたようで、調停や裁判へと進むことなく協議離婚が成立しました。最初の離婚の話し合いから1年2か月もの時間がかかったとのことでした。「離婚の話し合いを始めた当初は、まさかこんなに時間がかかるなんて思ってもみなかったです。しかし浮気をされていた悔しさもあり、慰謝料をもらわないで別れるという選択肢は私にはありませんでした。手間もお金もかかりましたけど、私を裏切り続けていた夫への制裁になったと思っていますし、今ではきちんと離婚も成立したのでホッとしています。離婚の話を始める前に、夫が浮気をしていないか念のため調べておけばよかったという点は今でも悔やみますね。最初から浮気を知っていれば、もっと計画的に話し合いを進めることができたと思うし、余計な労力もかからなくてすんだのではないかと思っています」離婚協議中に浮気が判明するなどの新たな事情が加われば、そこから話し合いが難航してしまうこともあるのでしょう。ドロ沼の離婚協議は、心も体も疲弊します。一度は夫婦になった縁のある二人ですから、できれば離婚のときにも相手を尊重した話し合いができればいいのですが、現実にはそうはいかない例が多いのかもしれません。©yamasan/Denis Valakhanovich/gettyimages文・並木まき
2022年08月21日離婚の話し合いを夫婦間で進めているあいだに、事情が変わったことによって離婚の話し合いが白紙になることもあるようです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな体験をした30代女性のエピソードをご紹介します。モラハラに浪費癖… 不妊治療の末に離婚を選択絵里さん(仮名)は、モラハラや浪費癖が激しい夫と3年間の結婚生活の末に離婚。結婚1年半を過ぎたころから不妊治療に取り組んだものの子どもに恵まれなかったこともあり「人生をやり直したい」と、離婚を望んだと言います。「夫は4歳年上で専門職。“先生”と呼ばれる仕事をしているのも影響しているのか、結婚後は私にもどんどん横柄な態度をとるようになっていって、モラハラも激しくなりました。交友関係が華やかで周囲に高所得者が多いことが影響して、夫自身はそこまで収入が良くないのに飲み代やゴルフ、釣りなどの付き合いで浪費も激しく、私の頭を常に悩ませてきましたね。それでも、結婚した以上子どもが欲しかった私は、夫にも不妊治療に協力してもらって子作りを頑張ったのですが、結局子どもを授かることはできなくて…。これ以上、そんな夫と生活していくよりも自分らしい人生をやり直してみたいという思いから離婚を切り出しました」夫は最初こそ離婚を渋ったものの、もともと夫婦仲が冷えていたことなどから離婚を了承。できるだけ円満に離婚をしたいという共通の意志があったので、弁護士は入れずに当人同士で離婚の話し合いを進めることにしたそうです。財産分与の話し合いを進めている最中に状況が一変…ところが、ローンの残債が残っている自宅マンションや車などの分与について話し合いを進めている最中に、状況が一変。これにより離婚の話し合いを進めるのが難しくなってしまったのだとか…。「話し合い中に夫の浮気が判明したんです。共通の知り合いに『離婚をしようと思う』って話をしたら、その人が『ずっと浮気されていたもんね。よく我慢していたと思うよ』って言ってきて『え?』っとなり。私は夫が浮気をしているなんて知らなかったのですが、共通の知り合いたちは夫の浮気をずいぶんと前から知っていたようでした。それで何人かの知り合いに話を聞いてみると、夫の浮気が始まったのは結婚2年目からとのことで、夫はずっと私を裏切り続けていたことが発覚したんです」浮気を知ってしまった以上は、進めている離婚の条件では離婚できないと判断したという絵里さん。きちんと浮気の慰謝料をもらって離婚をしたいと思い、それまでの話し合いの内容を白紙にするよう夫に求めたそうです。しかし慰謝料を支払いたくない夫は浮気を認めないどころか「それなら離婚しない」と開き直る事態に…。なんとしてでも離婚をしたかった絵里さんは、ドロ沼離婚へと舵を切ることにしたそうです。離婚の話し合いをしている最中に事情が変われば、それまでの話し合いが白紙になることもあるでしょう。夫の浮気を離婚前に知ったとなれば、妻は見て見ぬふりをするわけにもいきません。離婚の話し合いは一見すると順調に思えても、ひょんなことから予期しなかったドロ沼へと向かうのが現実なのかもしれません。©kitzcorner/yamasan/gettyimages文・並木まき
2022年08月21日お笑い芸人のなかやまきんに君が出演する、ソニーネットワークコミュニケーションズ・NURO 光の新WEBCM「どっちニャんだい?」編ほか2本が、10日から公開される。新WEBCMには「真夏の NURO のりかえ祭」のキャラクターを務めるきんに君が登場。公式キャラクター・ニャーロに扮して猫耳をつけたきんに君が、自身のネタを盛り込んで「かえるのかい? かえないのかい? どっちニャんだい?」と同サービスを紹介していく。撮影に向けて猫の研究をしたというきんに君。指の曲げ方や鳴き声の撮影シーンでは、まるで猫が乗り移ったかのようなこだわりの演技を披露した。「NURO 光 ニャー!」や「ニャー、ニャー、ニャー、ニャー」という音撮りでも力強い鳴き声で猫になりきり、現場の笑いを誘った。■なかやまきんに君インタビュー――「NURO 光」の公式キャラクターのニャーロを演じるにあたって、気を付けた点と難しかった点は?猫になって自分のネタを出すというのは今までやったことがなかったので、猫の研究をして撮影にのぞみました。指の動きも、猫になりきった気分で演じた方が伝わると思ったので研究してきて良かったなと思いました。猫になりきらないといけないので普段のポージングと全く違うわけですよ。やっぱり研究して撮影にのぞんで良かったなと思いましたね。――「真夏の NURO のりかえ祭」の内容についてどう思いますか?初年度の月額基本料金が980円ということもありますし、解約時の違約金を最大2万円分還元するということで本当にお得だと思いました。乗り換えるときにお金がかかってしまうという心配される方って多いと思うんですけど、2万円戻ってくると思ったら、ジムの1カ月の月会費とプロテインを買ってもおつりがくるくらい程度のお金。つまり1カ月鍛え放題ということですよ! それをプレゼントしてもらえると思ったらどれくらい価値があるかってわかると思うんですよね。――「NURO 光」にのりかえますか? のりかえませんか?乗り換えたいと思っています。やべ間違えた、乗り換えるのかい? 乗り換えないのかい? のやつでしたっけ? 乗り換えます。ヤー!――最後に、暑い夏を乗り越えるために、皆さんが元気になれる一言をお願いします。普段は「パワー!」で元気付けするんですけど、今回は「NURO 光」みたいな感じで元気づけたいと思います! 皆さんも一緒にやりましょう! せーの、パワー!
2022年08月10日息子から子離れできていない義母は、妻に対してとんでもない要求をしてくることもあります。息子が結婚した直後から子離れができないどころか、息子の妻を毛嫌いし、妻から息子を離そうとする義母に悩まされた女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。「離婚か別居をしてくれない?」と要求してきた義母「私たちは結婚式を挙げなかったので、義母と会うのはブライダル写真を撮った日以来でした。義母から『話したいことがある』と言われた時点で、“きっと私にとっては良くない話だろう”とは思っていたのですが、実際に会って話を聞くと『息子と離婚か、せめて別居をしてもらえないか』という内容でとても驚きました」義母の言い分は、独身を貫いてきた息子の世間体を気にして美保さんとの結婚を承諾はしたものの、これからずっと妻と生活させるつもりはない、息子である夫にもその話は結婚前からしてあるとのこと。しかし息子に言っても「離婚も別居も今はちょっと……」と渋り続けていることから、痺れを切らした義母が、美保さんに直談判をしてきたそうです。「“ありえない!”って思いましたよ。子離れできていないにしてもひどすぎるなって。唯一の救いは、夫が私との離婚や別居を義母に対して渋っているという点でした。夫が同意をしていない以上は、まだ頑張れば夫との仲を改善できるかもしれないって感じたんです」夫と腹を割って話し合い、夫婦が出した結論は…その日、美保さんは義母からの話を夫にそのまま伝え、きちんとした話し合いを夫に求めたとのこと。夫は「母さんの言う通りにしたいけれど、今すぐ離婚をするなんて美保にも申し訳ないし」などと歯切れの悪いことを言っていたそう。しかしそこで、美保さんが「あなたが私を愛していない、もしくは必要としていないなら、この先一緒にいても不幸なので離婚したいです」と伝えると、夫の態度が一変したそうです。「それまで夫から『愛してる』と言われたことは一度もなかったのですが、その日は明確に『僕は美保のことを愛している』って言いだしたんです。そして、義母の過剰な息子愛について、本人も面食らっていると打ち明けてくれました。夫が義母に対し、そう感じているのがわかったので、それまで我慢をしていた私も『そろそろ義母と距離を置いて、夫婦の生活を始めよう!』と提案できて、夫もそれを了承してくれました」そのあと、美保さんと夫は義母と物理的に距離を置くために義母には「転勤になった」と嘘をつき、隣の県に転居。義実家とは電車で2時間ほどかかる距離まで離れたとのことです。「そしてだんだんと義母の干渉も少なくなり、今は平穏な生活を送っています。まだ夫は子作りに関しては難色を示していますが、もう少し時間が経てばそれも変わりそうな感じがあるので、私も焦ってはいません。何よりも義母と距離を置いたことで、初めて夫と夫婦らしい生活ができているので、私も今はもう少し夫と二人の時間を楽しもうと思っています」義母の干渉によって夫婦仲に亀裂が入ることは、決して珍しくないようです。美保さんのように夫と妻が本音で話す機会をつくることができれば状況が改善に向かうこともあるのでしょう。義母と妻の折り合いが悪い場合、義母の息子である夫がどんな対処をするかによって夫婦の将来は大きく変わるため、夫にはどんなことがあっても妻の味方であって欲しいものですね。©ururu/Hakase_/gettyimages文・並木まき
2022年07月30日結婚する前にはまったくそんな兆候は見られなかったのに、結婚と同時に義母が夫婦仲に異常に干渉してくることも稀にあるようです。特に子離れできていない義母の場合、その態度が顕著なよう。そこで今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、義母と夫を取り合う壮絶な日々を送った女性のエピソードをご紹介します。まるで義母が夫の浮気相手のよう… 夫を取り合う壮絶な日々に美保さん(仮名)は、9歳年上の夫と交際10か月でゴールイン。夫は独身生活が長く40代後半で初めての結婚。夫の両親は夫が小さいころに離婚をしていて、一人息子の夫は義母に溺愛されて育てられたとのことです。「夫と義母は親子の絆が強いタイプだと、結婚前から思っていました。しかし交際中に義母に会ったときは違和感はなく、まさか結婚後、私たち夫婦に過干渉をしてくるとは全く思っていなかったんです。結婚して1週間後くらいのことだった思いますが、義母がいきなり『なんで妻とばかり食事をして、私とは食事をしないんだ』って夫に怒ったんですよ。私が、違和感を感じ始めたのはそのときからでした。夫が『ごめんごめん。配慮が足りなくて』などと言いながら、その日以来、週に2日は義母と夫二人、つまり私抜きで外食か義母の家で食事をとる生活に変わったんです」結婚前に同棲はせず、もともと美保さんは彼氏の行動を全て知りたいタイプでもなかったため、独身時代に夫が義母とどの程度の距離感で過ごしていたのかは全く気にしていなかったそうです。そしてこの件をきっかけに、義母の異常とも言える息子への執着が目に見えてひどくなっていったとのこと…。子作りの提案をするも「母さんが怒りそう」と渋る夫…結婚して半年が経ったころ、美保さんは「ぼちぼち子作りをしたい」と夫に提案。しかし夫は「うーん」と渋り、その理由として「今、子どもを作ったら母さんが怒りそう」と言ってきたそう。「これには本当に唖然としました。義母のことを大事に思うのもわかるけれど、夫が結婚したのは私ですし…。子育ても一緒にしていきたいと思っていたので、そこで義母の話が出たことが衝撃すぎましたね。そして、私が何を言っても『母さんが嫌がると思う』『今はちょっと無理』の一点張りで、結局夫は子作りに賛成してくれませんでした」モヤモヤした気持ちを抱えながら、義母とベッタリの夫の生活を見守り続けたという美保さん。それから数か月経っても事態は変わらず、子作りの話も進まないまま時間だけが過ぎていきました。そしてある日、義母から美保さんに「話があるから会いたい」と電話がかかってきたそう。実は結婚後、夫と多くの時間を過ごしていた義母は美保さんを毛嫌いし、ほとんど会うこともなければ話すこともなかったそうです。そのため、この電話にはとても驚いたと美保さんは話します。交際中は何の問題もないように思えていたのに、入籍後に過剰に息子夫婦に介入してくる義母もいるようです。そうなると、夫婦だけの努力では円満な夫婦関係を続けていくのが難しくなることもあるでしょう。夫が義母に毅然とした態度をとれば解決するケースもありそうですが、夫にとっては自分の親なだけに、なかなかそうできないことも多いのが実態のようです。©Karimpard/PhotoAlto/Frederic Cirou/gettyimages文・並木まき
2022年07月30日結婚後、家でモラハラをするようになった夫にウンザリしていた香奈恵さん(仮名)。しかし離婚も視野に入れ始めた矢先に、第一子の妊娠が発覚。妊娠を機に夫が変わることを期待したそうですが、なかなか一筋縄にはいかなかったとのこと。メンタル心理カウンセラーの並木まきがそんな女性のエピソードをご紹介します。子育てにも無関心すぎる夫に苛立つ日々「無事に第一子が生まれるも、子育てに無関心な夫に私の苛立ちは募るばかり。それどころか、産後かつ育児で疲れている私に『産休中は暇だからいいよね』『仕事してないんだから、掃除も洗濯もやって当たり前でしょ』と言い放ち、私への負担を強いるばかりでした。そんな夫のせいで心も体もボロボロで、今のまま夫と子育てをしていくのは無理なんじゃないかと考えるようになっていきました」そんなある日、遠くに住んでいる義父母が家を訪ねてきました。その際に、夫が香奈恵さんの料理に文句を言う姿や育児を手伝わない様子を見て、義母が夫にブチ切れ!この件をきっかけに、生活は大きく変化したのだそう。ブチ切れた義母にタジタジの夫「その日の義母は、私が見たこともないような怖い口調で息子である夫を叱ってくれました。産後の女性がどれだけ大変なのか、家事と育児を両立することがどれだけ負担なのかも説明してくれて、本当に頼もしいと思いましたね。夫は私が同じようなことを言ってもまったく聞き入れてくれなかったのですが、義母のすごい剣幕に圧倒されたのか、言い返すこともなくタジタジで。それ以来、夫は徐々に生活態度を改めるようになったんです」義母から叱られたことがこたえたのか、夫はその日を境にだんだんと子育てにも協力するようになり、香奈恵さんの家事に文句を言うことも減っていったそうです。以前の夫のまま改善が見込めなければ、もう離婚しかないと思い悩んでいた香奈恵さんにとって義母が味方してくれたことはとても大きかったと言います。「義母がいなかったら、そしてあの日に義母が家に遊びにきていなかったら、もしかしたら既に離婚をしていたかもしれません。それ以来、私は何かあれば義母を頼るようにしているので、義母との距離もグッと近づきましたし、今では結婚生活になんの不満もありません。いい義母がいてくれて恵まれていると感謝しています」義実家との問題に悩む女性も少なくないなか、義母が妻の味方をしてくれる人だと夫婦関係の問題が改善にむかうこともあるようです。義母との距離感が遠いと、なかなか頼りづらいこともあるかもしれませんが、思い切って相談してみると、夫婦問題を解決する1つの方法となるかもしれませんね。©monzenmachi/Makiko Tanigawa/gettyimages文・並木まき
2022年07月28日婚活が成就し、順調に結婚へと進んでも予想外だった夫の姿に愕然とする妻もいるようです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、婚活サイトで知り合った男性と結婚した女性の想定外だった結婚後のエピソードをご紹介します。婚活サイトで3歳年下の夫と結婚! しかし想定外の新婚生活に…婚活サイトを通じて知り合った3歳年下の夫と、交際1年で結婚したという香奈恵さん(仮名)。付き合っていたころから、夫は家事だけでなく自分のことまで香奈恵さん任せだったところが気になってはいたそう。ただ、香奈恵さん自身、早く結婚をしたかったことや、結婚したら変わってくれるだろうという期待もあり、彼との結婚を決めたと言います。「出会いも限られていたので、私はとにかく早く結婚をしたいって気持ちが強かったんです。夫は年下なので私に甘えることも多く、“まぁ仕方ないかな”と思っていました。それに、“結婚すればそんな性格も変わるだろう”とも思っていたんですよね。しかし、夫の生活態度は、結婚してから逆に悪化してしまったんです。私が夫の代わりにやったことや、日々の料理にまで文句を言い始めるようになり、ワガママを言い放題…。そんな夫に対して、私はウンザリする毎日でした」いわゆる「モラハラ」を繰り返す夫に対して、香奈恵さんは何度も抗議をしたとのこと。けれど、そのたびに「だって嫌なものは嫌だもん」と言い、状況を改善しようとしない夫に対して、香奈恵さんはだんだん苛立ちが募り「結婚は間違いだったのかも」と考えるまでになったと言います。しかし、そんなときに第一子の妊娠が発覚。香奈恵さんの考えは、この妊娠をきっかけに大きく変わったそうです。夫への苛立ちが募るなか妊娠が発覚… 妻は転機と捉えるも夫は?「結婚したのが間違いだと思いつつも、夜の生活は夫が求めるままに応じていたので、タイミングよく妊娠した感じでした。本当は離婚も視野に入れていたのですが、子どものためにもと離婚は思いとどまりました。そして、“夫も子どもができれば変わるかも”と思って、もう一度そこに期待してみようと思ったんです。けれど、私が“転機”と捉えた妊娠も、夫にとっては他人事のようでした。妊娠中の私を思いやるわけでもなく、ワガママなままで、モラハラを繰り返す夫であることには変わりはありませんでしたね」それでも「お腹の子が生まれれば、何かが変わるはず」と我慢を重ねた香奈恵さん。この時期にはもう夫に対する愛情はほとんど消えていて、ただ「お腹の子の父親だから」という理由だけで結婚生活を維持していたとのことでした。そして出産予定日の少し前に香奈恵さんは無事に出産。結婚前には「このくらいなら目をつむれそう」と思ったパートナーの欠点でも、結婚して生活をともにするようになると目をつむれなくなるレベルまで悪化することもあるようです。夫婦間で話し合い、改善が見込めればいいのですが、今回のケースのように簡単に解決しない場合には、夫婦間の溝は深まっていくばかりなのでしょう。©Watto/Oscar Wong/gettyimages文・並木まき
2022年07月28日