結婚を焦っていた30代後半のとき、年下の彼からの猛烈なアピールを受け、二つ返事で結婚することにした優奈さん。その後、平凡だけれど穏やかな結婚生活を送っていたところ、ある日、夫のスマホから見知らぬ女性との2ショット写真が届き、生活は一変…。今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、優奈さんに当時の話を詳しく聞きました。夫の収入は激減…しかし別の女性の影まで見知らぬ女性との2ショット写真を夫のスマホから受信した優奈さんは、それ以来、夫のことを以前のようには信頼できなくなったそう。ちょうどその頃、世界中で新型コロナウィルスが蔓延し、優奈さんよりも収入が低かった夫の年収はさらに激減。夫は正社員でもアルバイト程度の収入となり、生活費だけで毎月30万円以上がかかっていたにもかかわらず、家計には毎月10万円しか入れられなくなったそう。「コロナ禍で夫の収入が減ってしまったのはしょうがないとも思っていたんです。ですが、稼ぎが減ってもヘラヘラして遊びに行ってばかりの夫を見て、だんだんと私もイライラが募るようになりました。しかも、例の2ショット写真の事件以来、夫の様子を注意深く観察するようにしたら、帰宅後に女性の髪の毛が服についていたり女性用の香水の香りがしたりと、浮気を思わせるようなことが多かったんです。そしていつしか、そんな夫との生活にウンザリすると同時に、結婚したのは間違いだったかもしれないと考えるようになりました」思い切って離婚を決意。別れ際に夫から驚きの発言が…「決断するなら早いほうがいいと思い、結婚して1年しか経っていませんでしたが離婚を決めました。周囲には驚かれましたね。でも事情を説明すると『それは早めに別れたほうが正解だね』と言ってもらえたので、判断が間違っていたとは思いません。結局、別れ話になると夫は本性をさらに現わにしてきて『夫は妻に養ってもらう権利があるのに、俺を見捨てるだなんて君はズルい』とか『女性と会っていただけで浮気と決めつけるなんておかしい』とかって屁理屈ばかりこねていました。そんな考えの夫とこの先一緒に過ごしても幸せになれる気がしませんし、あのとき、無理矢理にでも離婚して正解だったと思っています」現在は恋人も作らず、仕事とおうち時間を満喫することに幸せを感じているという優奈さん。「本当の意味で穏やかな生活を取り戻した」と安堵の表情を浮かべていました。なお、別れた夫は優奈さんとの離婚後、ひとりでは生活していくことができず郷里に帰ったとのこと。今は実家で暮らしながらアルバイト生活を送っているそうです。「誰かになんとかしてもらおうという男性と結婚するのは、本当に大変なんだなって痛感しました。あのときは結婚を焦っていたので、私の目が曇っていたような気もします。でも、どんなに結婚したくても、相手をよく見ずに結婚を決めてはダメですね。勉強になりました」という優奈さんの言葉が印象的でした。優奈さんのようなケースは珍しい話ではありません。結婚願望が高まっているときほど「私は大丈夫なはず」と相手の本性を見ないまま、気持ちだけで突っ走ってしまうことも…。しかし、結婚はゴールではありません。そこから、新たな生活が始まるものです。人生をともに過ごすパートナーを選ぶのに焦りは禁物ということでしょう。©nd3000/gettyimages©PeopleImages/gettyimages文・並木まき
2022年01月22日運命的な出会いで結婚したと思っていても、夫婦生活が始まり、初めてパートナーの本性を知ったとき、愕然とする人もいるようです。今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな体験をした女性に話を聞きました。タイプじゃなかったけれど…熱心に口説かれ結婚30代後半で結婚に焦りを感じていたという優奈さん(仮名)。しかし、飲み会で知り合った3歳年下の男性から熱心に口説かれ、その後ゴールインしました。当時は、トントン拍子に進む縁談に「運命の出会い!」としか思わなかったそうですが、夫婦生活が始まったら、年下夫のとんでもない本性を知るハメになったとのこと…。「出会ったとき、夫はIT系のベンチャー企業で働いていました。いわゆる合コンでの出会いで、私はもともと年下の男性はタイプじゃなかったんですけど、夫から熱心に口説かれ、とりあえず付き合ってみることにしました。付き合ってからも、とにかく夫は私にベタ惚れ!という感じで、なんでもワガママを聞いてくれましたし、会いたいと言えばすぐに飛んできてくれるようなところに惹かれました。その後、夫からプロポーズをされた私は、結婚願望が強かったこともあり、すぐに了承。トントン拍子でゴールインしたんです」結婚前から夫の収入が自分よりも低いことは知っていたという優奈さん。しかし「私が年上だし、彼はこれから稼いでくれればいいか」という期待もあり、当面は自分のほうが多く生活費を出すことにしたそう。夫は出世願望が強そうには見えなかったものの、「私はバシバシ稼ぐけど、夫は人並みに稼いでくれればそれでいい」と優奈さんは考えていたそうです。そうして、平凡だけれど穏やかな日常生活に、優奈さんもそれなりに満足をしていたある日。夫のスマホから怪しげな写真が送られてきたことで、平穏な日々が崩れることになりました。夫のスマホから知らない女性との2ショット写真が届く「休日にリビングにいたら、夫のスマホからBluetoothを通じて画像が送られてきたんです。すぐに画面を見てみると、なんと私が知らない女性との2ショット写真が…。『え?』って思いました。その後すぐ、慌てた様子の夫がリビングに飛んできて『今のは加工したやつだから!消してね!』と言うので、これはおかしいなと感じましたね」その2ショット写真は、観光地らしきところで夫と女性が仲良さそうに写っているもの。それを見て、「どう見ても男女の仲だと思った」と優奈さんは感じました。そして、この日をきっかけに優奈さんのなかで、夫に対する信頼は音を立てて崩れていくことになるのでした…。結婚して幸せに暮らしている人もたくさんいますが、ふとしたきっかけでパートナーの裏の顔がわかり、思わぬ事態に遭遇することもあります。また、交際をしているときと入籍をして夫婦になってからでは、お互いへの責任も変わってきます。だからこそ、相手をよく知らないまま結婚を決めるべきではないのかもしれません。©The Good Brigade/gettyimages©irinamunteanu/gettyimages文・並木まき
2022年01月22日結婚前提で付き合っていると思っていた恋人から、29歳のときに「結婚するなら5年後」と言われてしまった佳織さん。その結果、“30歳を終えるまでに結婚する”というライフプランが狂ったことで、ちょっとしたパニックに陥ってしまったそう。今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな佳織さんが最終的にどのような結末を迎えたのか聞きました。「5年は待てない」と泣く彼女に冷たい言葉を言い放つ彼5年も待つとなると、元々立てていた“30歳を終えるまでに結婚する”という計画が狂ってしまうと焦った佳織さん。しかし、何度か彼に結婚の話を出すうちに、「うるさい」「しつこい」と嫌な顔をされるようになってしまったそう。さらに、彼は結婚を焦る佳織さんに対して「今別れても、君は29歳だから30歳を終えるまでに結婚するのは難しいよね」「こんなにも君のことを愛してくれるのは僕以外いないから、別れてもいいことないと思うけど」などと、結婚を渋る割に佳織さんが別れないように、何度もこういった冷たい言葉を浴びせてきたのだとか。当時はとにかく恋人のことが好きだったという佳織さんは、彼のそんな冷たい言葉の数々に「いいように言いくるめられていたと思う」と振り返ります。大親友からの言葉でハッと目が覚め…しかしあるとき、そんな状況を親友に相談すると、その友だちは激怒。「そんな彼氏とは、別れたほうがいい!」と強く説得されたそうです。「でも、そのときはまだ彼のことが大好きだったし、何よりも『周りの人たちが羨むような彼氏のことを絶対に手放したくない!』と思っていたんです。というのも、私が学歴や収入にコンプレックスをもっていたので、高学歴で高収入な彼氏と結婚することで、自分のコンプレックスを埋めようとしていたのかもしれません」佳織さんが友だちにそんな素直な気持ちを打ち明けると、「佳織の事情を考えもせず、自分の都合だけで結婚を5年も伸ばすような男性は、間違いなく自己中だし、結婚しても苦労することが多いと思うよ」という警告をしてきたそう。さらに「結婚願望が強いなら、1日も無駄にしちゃだめ。時間は何よりも大事だし、そんな男性を待つことに時間を使うなら、新しい出会いを求めたほうがはるかに有益」とアドバイスを受け、ハッとさせられたと言います。勇気を出して彼との縁を切ることに…「その友人からのアドバイスで、私は本当にハッとしました。視野が狭くなっていたというか、彼のことしか見えなくなっていたんですね。確かに時間は有限だし、そんな彼を待つだけの時間は無駄だという気持ちになりました」そして、勇気を出して、彼と縁を切ることに決めた佳織さん。しかしいざ別れ話をすると、彼は「別れられるものなら、別れてみろよ」「そんなこと言って、結婚を早めようとしているだけでしょ?」と上から目線な対応しかしてこなかったそうです。しかし佳織さんの別れへの決意は強く、別れ話をした日をきっかけに、彼からの電話に一切出ず、LINEも無視をし続け、強い覚悟で別れたとのことでした。「1か月もしたら彼からの連絡はこなくなりましたね。けど、別れてから2週間くらいは、本当につらかったです。ただ、今となってはあの彼と別れて、本当によかったと思っています」この彼と別れて半年後、佳織さんは新しい彼氏との交際を開始。それから1年後に無事結婚することができたと笑顔で話していました。「31歳になる直前に、夫がプロポーズしてくれました。結果として、夢が叶ったことは本当に嬉しかったです。あのときに厳しいアドバイスをくれた友だちには感謝しかありません」結婚願望がある女性にとって、交際中の彼氏と結婚話が進まないと、焦りを感じるだけでなく、その彼と「何がなんでも結婚したい!」と躍起になってしまう女性もいます。けれど、彼との関係を見つめ直し、自分にとっての優先順位が何かを考え直すことで、その先の人生を望んでいた方向に進めることもできるようです。©Jiri Simunek / EyeEm/gettyimages©Aramyan/gettyimages文・並木まき
2022年01月16日交際中の彼氏との結婚が進まないと、「何がなんでも、この彼と結婚したい!」と彼との結婚に躍起になってしまう人も。佳織さん(仮名・当時29歳・女性)も、そんなひとりでした。しかし、ある日思い切って結婚の話を切り出してみたところ、彼から信じられない言葉が返ってきたのだそう。今回は、そんな佳織さんのお話をメンタル心理カウンセラーの並木まきが聞きました。交際3年が経ってもプロポーズをしてくれない彼…「26歳から付き合い始めたその彼は、私よりも5歳年上でした。そして、交際から3年が経過し私が29歳になったときには、彼はすでに34歳。もう結婚してもいい年齢だと思っていたし、だからこそ私はいろんな方法で結婚をにおわせたのですが、彼は何も反応してくれず…。そんな彼の態度に『なんで結婚してくれないの?』という思いとイライラが止まらなくなった私は、ある日、彼に対して勇気を出して結婚の話を切り出したんです。すると彼は、『今は絶対に結婚しない』『結婚するなら5年後だな』と言い放ちました」当時29歳の佳織さんは、5年経つと34歳。もともと「30歳を終えるまでには結婚したい」という思いが強かったとのことで「そんなには待てない!」と恋人の言葉に強く反発したそう。しかし恋人の意思は固く、「何を言われても僕の考えは変わらないから」と冷たく言い返されてしまったそうです。彼の言葉を聞いてパニックになり…「彼の言葉を聞いて、『私の3年間はなんだったの!?』って思いましたよ。周りからも羨ましがられる彼と結婚前提で付き合っていると思っていたのに、まさか『結婚は5年後』と言われるなんて想像していませんでした。さらに、私よりも後から彼氏を作った友だちがどんどん結婚していた時期だったので本当に焦って、『私はどうしたらいいの!』って軽いパニック状態でもありましたね」それから何度か彼に「結婚」について考えを尋ねてみたものの、答えは変わらなかったのだとか…。そのうちに「まだ言い続けるの?」「あまりにしつこいと別れるよ?」などと言われるようになってしまい、佳織さんから彼に対して結婚の話を出しづらくなっていったそうです。さらに、彼は結婚を焦る佳織さんに対し、信じられない行動を取るようになったそうで…。長く交際し「このままいけば自然に結婚するだろう」と考えていた矢先、恋人から結婚を先延ばしにされれば、不安を覚えるのも無理はないですよね。また、自分なりにライフステージにおける計画を立てていた女性ほど、途方に暮れてしまうこともあるでしょう。しかし、結婚は相手あってのこと。自分の意思だけではどうにもならないからこそ悩む人が多いのでしょう。©PanKR/PIXTA©Westend61/gettyimages文・並木まき
2022年01月16日平凡な結婚生活に嫌気がさし、夫への愛情も薄れていたときに、マッチングアプリでつながった彼と不倫を始めてしまったという桃華さん(仮名・30歳女性)。しかし、不倫していたことが夫に知られた末に、最終的に悲惨な末路を迎えてしまったそう。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、桃華さんが迎えた結末について詳しく話をうかがいました。「不倫は2度としない」と約束し、許してもらえることに桃華さんが不倫デートから帰宅した際、何度鍵を入れてもドアが開かなくなっていたのだそう。すると、まだ仕事から帰ってきていないはずの夫が中からドアを開けて出てきたのです。「扉の向こうから出てきた夫は、とても恐ろしい形相をしていました。『君は僕に謝らないといけないことがあるんじゃないのか?』と静かな口調で言われたのが記憶に残っています。私はそこで『不倫がバレたんだな』と理解し、それ以上は嘘をついても仕方がないと思って、その場で不倫を認め、夫に謝罪をしました」すぐに不倫を認めたことと、心を込めて夫に謝罪をしたことで、夫も桃華さんを許し「2度と不倫はしない」という約束のもとで、夫婦関係を継続することにしたのだそう。また、夫との生活を捨てる覚悟まではなかった桃華さんにとって、夫の優しさと寛容さが身にしみた出来事でもあったそうです。ところが、桃華さんはそんな夫を、再び裏切ってしまいます。夫を裏切り、2度も不倫した結果…「今思えば、本当に愚かだったなとつくづく思います。不倫を許してくれた夫に対して感謝の気持ちはありましたが、しばらくするとまた刺激が欲しくなって、マッチングアプリで知り合った別の男性と不倫を始めてしまったんです…。そして、2回目の不倫が夫にバレるまでは、そう時間はかかりませんでした」桃華さんが2度目の不倫を始めて1か月が過ぎたとき、夫から「話がある」と言われたそう。桃華さんは夫が口を開く前から「また不倫がバレたんだな」と感じたとのこと。しかし、1回目の不倫をすんなりと許してもらっていたこともあり、そのときは「謝ればなんとかなるだろう」という甘い気持ちもあったと振り返ります。2度目の不倫がバレたときに、すべてを失った妻「ところが、2回目はそう甘くはありませんでした。夫から不倫の証拠を突きつけられ、記入済みの離婚届をその場で出されました。私は何が起こったのか理解できず、呆然とするだけ。しかし夫は淡々と私の浮気の事実を列挙し、『というわけで、離婚です。慰謝料も支払ってください』と冷たく言い放ちました」その後、桃華さんは本気で夫に謝罪するも、まったく聞く耳をもってくれませんでした。離婚の意思と慰謝料を支払えと繰り返すばかりだったそう。その日の話し合いは4時間にも及びましたが、夫が翻意することはなく、桃華さんは夫に慰謝料を支払って離婚に同意することになりました。「夫はうんと年下の私を溺愛しているとばかり思っていたので、こんなにも強い決意で離婚を決行するとは、当時の私は夢にも思っていませんでした。だけど冷静になれば、関係は冷めきっているうえに2度も他の男性と不倫をするような人のことを妻にはしたくないですよね。夫から請求された慰謝料は、いわゆる“相場”だったので法外な額ではなかったことや、すでに記入してある離婚届が準備されていたことなどから、夫も感情だけで突っ走ったのではなく、悩んだ末に決めたのだろうと思いました。その後、当時の不倫相手とも別れました。不倫相手は不倫を楽しみたかっただけで、私のことを愛していたわけじゃなかったみたいです。色々なものを失った今、自分がしてきたことの愚かさを痛感しています。これからは、もう2度と誰かを裏切るようなことはせず、平穏な生活を送れるように頑張っていきたいと思っています」安易な気持ちで不倫を始めた結果、最終的にすべてを失う人は決して少なくありません。大切なものを失ってから気づくのではなく、目の前にある小さな幸せに感謝しながら結婚生活を送れていたら、こんなにも悲惨な結末を迎えることはなかったでしょう。©Khaohom Mali/shutterstock©takasuu/gettyimages文・並木まき
2021年12月30日平凡な生活に嫌気がさし、夫への愛情も薄れていたとき。ほんの出来心でマッチングアプリに独身として登録し、不倫を始めてしまったという桃華さん(仮名・30歳女性)。最初のうちは不倫生活を謳歌していたそうですが、事態はとんでもない展開を迎えたそう。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、桃華さんに聞いた体験談をご紹介します。夫とは結婚直後からレス状態「夫は13歳年上。高収入で家柄もよく、人格者でした。でも、私はどうしても夫のことが好きになれないまま結婚してしまったんです」“好き”という感情はなかったものの、スペックの高さに魅力を感じ結婚したという桃華さん。最初のうちは「夫を愛そう。自分は幸せ」と思い込もうとしたそうですが、夫にときめくこともなく、レス状態に。「結婚して3か月後には、既にレス状態になっていました。でも、子どもが欲しかったわけではないので、その状態をどうにかしようとは思わなかったですね。むしろ、夜の生活はなければないほうがいいくらいに思っていました」出来心で登録したマッチングアプリで運命の出会いが…しかし結婚生活が1年を超えた頃には、そんな毎日にウンザリしてしまい、出来心でマッチングアプリに登録。「最初は、既婚者であることを隠して登録しました。そうしたら、いろんな男性からアプローチがきて、その中のひとりが私のタイプだったので、会ってみることにしたんです」桃華さんは、相手の男性と対面したその日に「実は既婚者だ」と伝えたそう。すると、相手はそれを了承したうえで「俺も君のことがタイプだから、よかったら大人の関係にならないか」と提案され、桃華さんはこれを了承。「そこから私は、すっかり不倫にのめり込みました。夫との生活で満たされなかったものを、不倫相手と会うことで満たしていたのが自分でもよくわかりましたね。夫は私に無関心だったので、不倫相手とデートや旅行をするのもそれほど難しくなく、かなり頻繁に会っていましたね」不倫相手とのデートを終えて帰宅したら…しかし、不倫相手とのホテルデートを終えて帰宅したある日、桃華さんが予想もしなかった展開が待っていました。というのも、普段通りに帰宅したところ、なぜか家の鍵が開かなかったそう。「おかしいな?」と思いながら、何度か鍵をドアに入れるも、びくともせず…。どうしたものかと困っていると、まだ仕事から帰ってきていないはずの夫が中からドアを開けて出てきたそう。実は夫は、桃華さんの不倫をずっと前から知っていて、桃華さんが不倫デートから帰ってくる前に帰宅し、桃華さんの不倫について話し合いをするつもりだったのでした…。既婚者にもかかわらず独身と偽ってマッチングアプリに登録し、そこで出会った相手と不倫をしてしまう人もいます。たとえそれがほんの出来心だとしても、不倫は不倫。そうなると、最終的に幸せな結末を迎えることは極めて稀で、多くはドロ沼な展開を迎えます。いくら結婚生活に不満を抱いていたとしても、それは不倫をしていい理由にはならないのです。©takasuu/gettyimages©west/gettyimages文・並木まき
2021年12月30日入籍後に夫の態度が豹変し、その後は夫のモラハラに苦しみ続けた由香里さん(仮名・35歳女性)。あまりにもひどい夫の態度に、いつしか「悪いのは全て私」と思い込んでしまう事態に…。しかし、そんな由香里さんにも転機が訪れ、モラハラ夫から解放される日が来たのだそう。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、由香里さん聞いた“モラハラ夫から解放されるまでの日々”についてご紹介します。偶然に目にしたウェブメディアの記事にハッとさせられ…「夫からのモラハラが当たり前になっていたある日、ふと目にしたウェブメディアにあった記事を読むと、そこにはモラハラ夫に苦しめられた挙句に、病気になってしまったことで命の危険を感じ、シングルマザーとして子どもを育てていく覚悟を決めたという女性のことが書かれていました。それを読んだ私は自分とその人とを重ね、私もこのままではダメだ、今の状況から逃げ出さないと…と、思ったんです」その記事に書かれていたモラハラ夫がやることと由香里さんの夫の言動や行動が似ていたこともあり、由香里さんは自分のことのように心を痛めながら、その記事を何度も読んだそう。そして、由香里さん夫婦には子どもがいなかったこともあって「今まで逃げるって選択肢を持たずにきたけれど、子どももいないし、今のつらい環境から逃げてもいいんだ」と考えを改めるきっかけになったとのことでした。離婚を決意。モラハラ夫の実態を周囲に打ち明けると夫が孤立…「離婚すると決めても何からやればいいのかわからなかったのですが、まずは周囲の人に助けを求めることにしました。それまでは家庭のことは一切外で話さなかったんですけど、信頼できる友人や知人に夫から受けたモラハラのことを打ち明けると、みんな親身になってくれたうえに『なんとかして助ける』と約束してくれました」由香里さんが夫からのモラハラ被害を周囲に打ち明け始めると同時に、夫の評判もガタ落ち。というのも、小さいながらも会社を経営していた夫と由香里さんは、もともと仕事を通じて知り合った関係だったので共通の知人も多く、すぐに夫の悪い噂が業界に広まり始めたのだそう。「怒った夫から報復されるかも…とも思いましたが、幸いなことにそんなことはなく、むしろ世間体を気にする夫は周りにモラハラ夫であることが知られて困っているようでした。その後、知人の紹介で私は弁護士を依頼し、夫との離婚調停にのぞみました」由香里さんは「とにかく夫と離婚したい」というのが希望で、慰謝料等は請求しない方針で話し合いを進めたそう。そして、当初思っていたよりも話し合いはすんなりと進み、調停申し立てから4か月で離婚が成立。由香里さんはついに、夫のハラスメントから脱することができたのです。モラハラ夫に下った天罰「離婚をしたあとは、呪縛が解けたように心が楽になりました。友人からは笑顔が戻ってよかったと言われますね。聞いた話では、元夫は離婚後に悪評がまわり、仕事も立ち行かなかくなって会社をたたんだそうです。元夫は、仕事関係者にも自分より上の立場の人にはペコペコするくせに、立場が下の人にはモラハラをしていたらしく、悪評が立ったときに仕事関係の人たちも、ここぞとばかりに声をあげたんですって。さらに、コロナ禍ということもあって業績不振も重なり、最終的に仕事が立ち行かなくなったようです。その後、元夫の周りからは人がいなくなって孤立していると、風の噂で聞きました」今ではシングル生活を謳歌しているという由香里さん。「モラハラを受けているときには“逃げる”という選択肢を持てずにいる人も多いけれど、本当につらいならば逃げた方がいい。我慢を重ねるだけが人生ではない」と語っていました。もしも、由香里さんのような状況に置かれてしまったときは、一人で我慢をせずに周りに助けを求めることで、新たな生活を手に入れられるかもしれません。©kitzcorner/gettyimages©imtmphoto/shutterstock文・並木まき
2021年12月24日35歳のときに10歳年上の男性と結婚した由香里さん(仮名)。幸せな生活を夢見て入籍したはずが、結婚は地獄の始まりとなってしまったそう。というのも、入籍直後から夫のモラハラな本性が露わになり…。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、由香里さんにモラハラ夫との結婚生活の実態について話を聞きました。夫にとって自分は「尊重されない対象」だと感じた「結婚式を先行させたため、入籍は結婚式の1週間後だったんですが、夫が本性を現したのは入籍をしてから。結婚式から入籍までの甘い1週間が嘘だったかのように、籍を入れた途端に夫は態度が豹変したんです。ひとことで言うと、夫にとって私は“尊重しないでいい対象”になったかのようでした。というのも、私がやることのすべてにダメ出しやイチャモンをつけてきたんです」洗い物をほんの少しの時間、流し台に置いておいただけで「だらしない」、体調がすぐれずレトルト調味料を使って食事を作れば「ありえない」などと言われ、とにかく何をしてもダメ出しの嵐だったそう。そんな夫から文句を言われないように気をつけて生活をしても、まるで粗探しをするかのように、夫は毎日何度も由香里さんに対して文句や小言を言い続けたとのことです。自分に自信をなくす毎日。何事にも無感情に「あまりにも夫から毎日文句ばかり言われるので、私はだんだんと自信をなくし、いろんなことに対して無感情になっていきました。外出するにも夫の許可が必要で、結婚してからは女友だちと自由に会うこともできず、孤独も感じるように。たまに夫の許可が出て女友達とランチに行っても、みんなの楽しそうな話についていけず、むしろ友人と会うたびに落ち込みました。そのうちに、どんなことに対しても感情が湧かず、嬉しいとか楽しいとかもなければ、悲しいとか怒るといった感情もわかなくなって、ただ毎日を“こなす”ような感じになってしまったんです」感情を無くした由香里さんは、無表情で日々を送るようになったのだとか。そんな由香里さんの様子を見ても、夫はモラハラを繰り返すだけで、心配もしなければ優しい言葉をかけることも一切なかったそう。「彼と一緒になって幸せだと思ったのは、結婚式から入籍までの1週間だけでしたね。その後は、本当に苦しかった。だけど、そんな夫を選んだのは自分なんだから仕方ないって諦めていましたし、結婚生活がつまらないのは自分のせいだって考えていました。今思えば、精神的におかしくなっていたんだと思います」「私は一生このモラハラ夫と暮らしていくんだろう…」と、もはや諦めていたという由香里さん。しかしこの後、由香里さんの人生を変える転機が訪れたのです。モラハラ夫と暮らしていると、自分でも気づかないうちに「夫が怒るのは自分が悪いから」「夫が怖いのは私がダメなことばかりしているから」と思い込んでしまうことも。また、モラハラは家庭内という“密室”で行われることが多いため、周囲が気づくのに時間がかかることもあります。そういった場合は「自分のせいだ」と思い込むのではなく、夫のモラハラに気づいた段階で早めに周囲に助けを求めるべきでしょう。©Ushico/PIXTA©Siriporn Kaenseeya / EyeEm/gettyimages文・並木まき
2021年12月24日結婚し無事子どもを授かったものの、夫が子どもを可愛がってくれない…というケースもあるようです。今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、結婚後に夫のエグい本性が明らかになり、モラハラ地獄に耐える日々を歩むことになってしまった女性・アカリさん(仮名・33歳女性)に話を聞きました。離婚を望むも了承してくれないモラハラ夫子どもを可愛がらず、妻にもモラハラを繰り返す夫との生活に、かなりウンザリしていたアカリさん。実家にも相談し「そのまま一緒にいても、孫の教育にも悪いだろうし、離婚して実家に戻ってきていい」という両親の助言もあり、アカリさんは離婚する意思を固めました。しかし、離婚したいと夫に申し入れるも、モラハラ気質な夫はアカリさんからの申し出を一蹴。夫との話し合いは、まったく進まなかったそうです。「記入済みの離婚届を夫に渡して『本気で離婚をしたい』という意思を示しましたが、まったく相手にされませんでしたね。それどころか『俺は悪いことなんてひとつもしていない。離婚できるならしてみろよ』などと偉そうに言うばかりで…。確かに、モラハラはあるけれど暴力をふるうわけでもないし、生活費は夫が家に入れているし、こちらが強引に離婚をしようとするには、離婚する理由がやや弱い状況だったと思います。そのため、調停をしてもあまり意味はなさそうだと考え、とにかく協議で離婚を成立させたかったのですが、夫はまったく取り合ってくれないまま。気づけば半年ほど時間が過ぎていました」ある夜、寝室で見かけた夫のスマホ画面に浮気の兆候が…「ある夜に酔っ払った夫がスマホを触ったまま寝落ちしていました。そのスマホを片付けようとしたら、そこに浮気相手と思われる女性とのやりとりがあったんです。すでに夫への愛情を失っていた私は『これで離婚できる!』と心の中でガッツポーズをしましたね。このチャンスを逃すまいと、夫を起こさないように気をつけながら、夫のスマホの中にある浮気の証拠を一心不乱に集めました」夢中になって夫の浮気の証拠を集め続けたアカリさん。しかし1時間ほど経過したころで、夫がいきなり目を覚まし「何をしているんだ?」と声をかけてきたとのこと。これにはアカリさんも驚いたそうですが、ここで弱気になっては離婚ができないと考え、その場で夫に対し「浮気の証拠を掴んだわよ」と冷たい口調で伝えたのだそう。「すると、みるみるうちに夫の顔色が変わり、とても焦っている様子でした。酔っ払って寝落ちしていたはずですが、一瞬にして酔いも冷めたような雰囲気でしたね。それまで『俺には一切、落ち度はない』なんて怒鳴っていたのに、実は隠れて浮気をしていたわけですから。もはや私に対して、ぐうの音も出ないようでした」この一件を機に、そこからはスピーディーな展開で離婚へと進んだそう。夫の浮気が発覚したことで当初は見込めなかった慰謝料も請求でき、アカリさんにとってかなりいい条件で離婚することができたとのこと。「“復讐”と言うと大袈裟かもしれませんが、あれだけ我慢した毎日への償いとしても、夫から慰謝料を取れたのはよかったです。また、夫から『自分が浮気していたことを実家に知られたくない』と懇願されたため、私はそれを受け入れる代わりに相場よりかなり多い慰謝料をもらって離婚することができました」離婚したくても決定打となる証拠がない場合、離婚の話し合いが難航することもあります。またなかには、モラハラ被害を受けていても、状況によっては夫が離婚に応じず、時間ばかりが過ぎてしまう例も少なくありません。しかしアカリさんのように、転機が訪れることによって状況が一変することもあります。家庭内で問題がある男性は、よくよく調べていくと他にも問題があることも少なくないのでしょう。©shisu_ka/shutterstock©d3sign/gettyimages文・並木まき
2021年12月17日付き合っていた相手と結婚し無事子どもを授かったものの、夫がまったく育児に参加せず、子どもを可愛がらないことに悩みを抱えている女性もいます。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、結婚後に悲劇への道を歩んでしまったという女性・アカリさん(仮名・33歳女性)に話を聞きました。当時付き合っていた彼氏と悩んだ末に結婚「28歳のときに、当時付き合っていた彼氏と悩んだ末に結婚しました。その後、無事に子どもを授かったんですが、夫は自分の子どもなのに息子をまったく可愛がってくれなかったんです。というのも、妊娠中もお腹の中で子どもが成長することに興味は無さそうだったし、子どもが生まれてからも当時の夫はまったく育児に協力してくれなくて…。そんな夫の態度をみかねて、一度『なんで自分の子どもなのに可愛がってくれないの?』と聞いたことがありました。そうしたら、夫は『俺は本当は、まだ子どもは欲しくなかった』と言ってきて…」「また、夫は子どもが泣けば『うるさい』と言って不機嫌になったり、家族旅行が子どもの体調不良で中止になったときには『じゃあ、俺だけで仲間と一緒に旅行に行ってくるから』と言って、私と子どもを家に置いて自分だけ泊まりがけで遊びに行ってしまうような人でした。もちろん、日頃から子育てにはまったく関与してくれず、毎晩のようにお酒を飲んでから深夜に帰宅していましたし、休みの日に子どもが『遊んで〜!』とパパに近づいても、面倒そうな顔をして遊んでくれませんでした」それでも、「いつかは夫も変わるかもしれない」と期待をして、じっと我慢を重ねていたというアカリさん。しかし子どもが大きくなるにつれ、夫の態度は悪化。そのうえ、妻であるアカリさんに対しても、信じられないような発言をするようになったそうです。モラハラ地獄に耐える日々「当然ですが、そんな夫に子どもが懐くはずがありません。大きくなってきて、物事がわかるようになった息子は、だんだんと父親を避けるようになっていきましたし、母親である私に対して父親がモラハラをしている姿を見るたびに、精神的にもしんどくなってきていたようです。夫がなぜ自分の子どもなのに息子を可愛がらないのか理解に苦しみましたし、このままだと息子の成長にも悪影響だし、どうしたものか…と悩み続ける毎日でした」アカリさんの悩みは消えないどころか、増すばかり。終いには夫が家にいるだけで憂鬱な気分になることが増え、メンタルも限界を迎えたとのこと。そして、「このまま今の夫と添い遂げていいものか」と真剣に考え始めていたある日、アカリさんにとって転機が訪れたそう。結婚後に幸せな家庭を築いている人もたくさんいますが、一部には「結婚相手の選び方を間違えた」と、後悔している人もいます。アカリさんの夫のように、モラハラ気質で子どもも可愛がらないとなると、結婚生活を続けていく意義すら見失っても無理はありません。また、結婚前と結婚後で態度が豹変する男性も少なくないだけに、交際中から冷静に相手を見極めることが重要と言えるでしょう。©d3sign/gettyimages©kieferpix/gettyimages文・並木まき
2021年12月17日結婚後に激しいモラハラを繰り返す夫や義母の存在に、頭を抱える女性もいます。今回は、義母との同居生活によって壮絶な体験をした優奈さん(仮名・当時34歳女性)に、メンタル心理カウンセラーの並木まきが話を聞きました。嫌がらせを繰り返す義母と、義母を正当化する夫「義母との同居生活は、想像を絶するものでした。それまで接点が少なかったので気づきませんでしたが、義母はどうやら私のことがもともと嫌いだったようで、一緒に生活を始めてからは私の生い立ちから実家の教育方針まで否定し、さらに家事や育児にも1から10までダメ出しをしてきましたね。一方で孫のことはそれなりに可愛がってくれましたが、私が見ていないところで平気で孫に理不尽な説教をすることもあり、抗議すると『あなたが甘やかすから、私は少し厳しくしないと』などと言い訳をされました」義母からの激しい嫌がらせを何度も夫に伝えるも、「母さんは理由があってそうしているんだ」の一点張り。まったく聞く耳をもってくれないばかりか、完全に義母の行動を正当化していて、優奈さんの苦しみを理解しようとしてくれなかったそう。「このまま同居を続けることは無理だ」と判断し、離婚を決意そんなある日、優奈さんがいつものように台所に立っていると、義母があるフルーツを持ってきました。そのフルーツは、優奈さんが幼い頃から口にすることができないほど嫌いな果物。ですが、断る優奈さんに対し、「さんからいただいたから、あなたも食べなさいよ」と、義母はしつこく食べることをすすめてきたのだそう。「最初は『食べなさいよ』だったのが、段々と口調が強くなり、最後は『私があげるって言っているのに、食べられないって言うの?本当にかわいげのない人ね』などと大きな声で怒られました。でも、私は絶対に食べたくなくて必死に断り続けました」すると、思い通りにならないことに苛立った義母が果物を床に投げつけ、その場を去ったそう。このとき、優奈さんは「このまま同居を続けていたら、おかしくなってしまう」と感じ、離婚を決意したそうです。「決めてから行動に移すまでは、早かったです。普通に協議しても離婚できないと思ったので、独身時代からの貯金を使って、弁護士に依頼し、離婚の話し合いを始めました。離婚するって決めた翌週には、友達の家に居候させてもらって、翌月にはアパートを借りて、そこで子どもと生活を始めたんです。今振り返っても、あのときの私の行動力は凄まじかったと思います」嫌味な義母とマザコン夫に下った天罰弁護士を入れても最初は「離婚なんてしない。俺に落ち度はない」と強気だったという夫。しかし夫のモラハラと捉えられる録音の証拠や義母からの嫌がらせを出し、弁護士が慰謝料を請求すると伝えた途端に、態度が一変。世間体をかなり気にしていた夫と義母は、事が大きくなるのを避けたい一心で、慰謝料を支払ったうえでの離婚に応じることになったそうです。「夫と義母には変なプライドがあるのか、慰謝料ではなく“解決金”なら払うとかって条件でしたけどね。こちらとしては名目はなんでもいいので、新生活の準備に使えるお金と離婚を勝ち取ったので満足です。今はシングルマザーとして子どもを育てていますが、あんな夫と義母と一緒にいるよりも、はるかに幸せです」「それに世間体を気にする夫と義母に対して、私が誰かに話したわけではないけれど『モラハラ体質の旦那さん』『お母さんの性格がかなり悪いらしい』という噂が立ったそうで、彼らは肩身の狭い思いをしたと共通の知人から聞いています。こういった噂が立ったことは、何よりも世間体を気にする彼らにとっては打撃だったんじゃないかなって思い、スカッとしましたね」自分の言動によって誰かを追い詰めれば、天罰がくだるのも当然でしょう。つらい思いをした優奈さんも、今は平穏な生活を取り戻し、毎日充実した日々を送れているそう。そして夫や義母も離婚によって打撃を受けただけでなく、いつしか“大切な何か”を自分たちの行動のせいで失ったことに気づき、後悔する日がくるのではないでしょうか。©Fast&Slow/PIXTA©bee32/gettyimages文・並木まき
2021年12月10日結婚後に激しいモラハラを繰り返す夫や義母の存在に、頭を抱える女性も珍しくありません。また、嫁ぎ先の人たちと折り合いがつかないと、場合によっては平穏な日常生活を送ることも困難に…。今回はそんな壮絶な体験をした優奈さん(仮名・当時34歳女性)に、メンタル心理カウンセラーの並木まきが話を聞きました。妊娠発覚!入籍後に夫のモラハラ・マザコンが判明…「夫とは交際7か月で子を授かり、そのまま入籍。お腹が大きくなる前に式が間に合わなかったため、結婚式は出産して少し落ち着いた頃に挙げようという話になりました。なので、セレモニーはせず籍だけ入れました。夫の態度に違和感が出始めたのは入籍してからでした。さらに、出産後は子どもが自分の思い通りにならないと私にとんでもない暴言を浴びせてきたり、子育てを優先して家事がおろそかになると罵られ、『結婚しなければよかった』などと言われました」その後、夫はマザコンな一面も。なにかにつけて母親と優奈さんを比較し、「母親の方が優れている」という論調で責め立てたそうです。「『母さんは、子育てと家事をちゃんと両立した』とか『子育て中も、父親の相手を完璧にしていた』などと言い、その後に必ず『それに比べて…』と罵られましたね。最初の頃は私も反発していましたが、私がひとこと返せば100倍にして返されるので、そんな夫と一緒に生活しているうちに、だんだんとメンタルも落ち込んで体も不調ぎみに…。そのせいで、ますます家事も育児も思うようにできなくなっていきました」夫が「母さんに一緒に暮らしてもらう」と言い出し…そんな矢先、夫から「家のことを手伝ってもらいたいから、母さんに一緒に暮らしてもらう」と提案がありました。優奈さんも「今のように家事がおろそかな状態が続くのは申し訳ない」という気持ちから、これを了承。義父はすでに他界していたため、義母が優奈さんたちの家に転居してくる形で同居生活がスタートしました。それまで夫のマザコンな性格には気づいていたものの、義母とはほとんど接点がなかったことから、そのときは義母との同居を安易に了承してしまったそう。ですが、実はこのあと、優奈さんは想像を絶するような日々を送ることになってしまったのです…。夫のモラハラやマザコンを理由に、離婚を考える女性は少なくありません。また、夫がマザコン気質で義母と同居する生活を送るとなると、さらに事態が悪化してしまうことも…。後々大きなトラブルが発生することもあるため、そのような状況でも、同居には慎重になったほうがいいのかもしれません。©kitzcorner/gettyimages©takasuu/gettyimages文・並木まき
2021年12月10日せっかくメイクをするのなら、よりキレイな自分を引き出したいはず。しかも、それが時短で叶えば嬉しいですよね。そこで今回は、時短美容家の並木まきが、時間をかけずにできる“涙袋”のメイクテクニックをお話します。今回は、印象的な目元に5秒で仕上げる「陰影を出す簡単アイメイク」をご紹介!時短で詐欺メイク#3涙袋に陰影を出して簡単に「垢抜け目元」へ!マスクメイクで大きく印象を左右するのが“目元”のメイク。上まぶたに関心が向きがちですが、実は下まぶたのメイクも全体のイメージに大きく影響します。下まぶたのメイクは「涙袋メイク」とも呼ばれていて、定番は白っぽいアイシャドウやアイラインを使ったり、ラメを加えたりする手法。しかしこれだと今は、やや古くさい印象に…。垢抜けた印象のアイメイクを目指すなら、“陰影”を意識するのがベターです。陰影を足すなら「アイシャドウ選び」がポイント!そこで活用したいのが、塗るだけで絶妙なニュアンスの出るアイシャドウです。筆者が愛用しているのは、絶妙なオレンジカラーがトレンド感たっぷりの『excel(エクセル)』の「アイプランナー G03 バタースコッチ」。このアイテムで、たった5秒で完成させる“涙袋の陰影テクニック”をご紹介します。向かって左側が陰影なし、右側が陰影ありの目元です。深みのあるオレンジカラーを下まぶたに加えることによって、アイメイクが引き締まり、ナチュラルながらもニュアンスのある仕上がりに。それだけでなく、右側のほうが大きく見えるのがわかりますよね。今回使ったアイシャドウは少し光沢が入っているので、目元が明るく見えるのも大事なポイント!目尻に向かってやや幅を出すように、目頭から目尻まで流れるようなラインを意識して塗っていくだけ。このたった5秒のテクニックで、目の横幅と縦幅が広がって見えやすく、目ヂカラもアップします。ホワイトが強いアイシャドウだと、涙袋メイクが悪目立ちすると感じていた人も、こういった深みのあるカラーを使うとしっくり馴染みやすいですよ。今回は、アイシャドウの色を工夫するだけで、目を大きく垢抜けた印象に仕上がる時短メイクをご紹介しました。涙袋メイクは上手く目元に馴染まず、「難しい」と感じている人も多いでしょう。ですが、涙袋に色を加えると、目元に視線が集まりやすく華やかな印象になるので、今こそ取り入れたいメイクテクニックです。さっそく明日からのメイクの参考にしてみてくださいね。©Makistock/shutterstock文/並木まき
2021年12月09日結婚するまでは誠実で優しい姿を見せていたものの、結婚してから「モラハラ」な本性をあらわす男性もいます。舞花さん(34歳女性/当時)の夫もそのケースで、何かにつけて妻と義母を比較する性格だったそう。そんな夫に嫌気がさして離婚を考え始めたころに、妊娠が発覚。今回は、そんなモラハラ夫と生活をした4年間の実態について、メンタル心理カウンセラーの並木まきが話を聞きました。息子を出産するも夫のモラハラは加速…「子どもが産まれても、夫はそのことをさほど喜んでくれなかったんです。むしろ息子の世話に私がつきっきりになるので、夫のために時間がさけないことが不満のようでした。毎日のように『子育てと家事を両立できないのは、能力が低いからだ』と罵られ、私も自分に自信を失う日々。そんな生活が何年も続き、メンタルも限界を迎えていたときに言葉を話せるようになった息子が、夫のいないところでポツリと『ママかわいそう』と言ったんです。息子の前では笑顔でいることを心がけ、明るく振る舞っていたつもりが、『全部お見通しだったんだな…』と思いましたね」このことをきっかけとして、夫との離婚を再び考え始めたという舞花さん。子どもが小さかったこともあり、「シングルマザーで息子をきちんと育てられるのか」だけが気がかりで離婚を踏みとどまっていたそう。しかし、息子が自分を心配していると知り、「このままでは私がどんなに我慢をしても、それを見ている息子に悲しい思いをさせてしまう」という思いが強くなったとのこと。夫には言わず荷物をまとめて別居…失っていた幸せを取り戻したい「夫はモラハラ、マザコン気質なうえに、かなりの浪費家。そのため、家庭にもほとんどお金を入れてくれていませんでした。私は契約社員で、収入があまり良くないこともあって、なかなか別居費用を捻出できずにいたんです。しかし、そんなことを言っている場合ではないと思い立ち、実家に相談。実家から援助をしてもらえることになって、すぐさま別居を決行しました。夫に言えば、また罵られて邪魔をされると思ったので、内緒で荷物をまとめ、行き先も告げずに息子とふたりでひっそりと家を出たんです。その後、家出に気づいた夫からしばらくは怒りのLINEや電話が鳴り止みませんでしたが、その内容もかなりモラハラなものだったので、『今後、離婚する際に有利な証拠になるかもしれない…』と考え、全部記録に残しました」そして今は、離婚調停中。当初は夫が離婚を渋っていたようですが、今では渋々ながらも合意していて、あとは財産分与や養育費などを決めるだけのところまで来ているそうです。「今となっては、もっと早く行動に移せばよかったという気がしますね。夫にモラハラやマザコンな気質がある場合、どんなに妻が努力しても、改善する可能性は低いと感じています。もうすぐ離婚が成立すると思うので、そうしたらやっと自分らしい人生を送れます。息子とふたりで幸せな日々を過ごしたいですね」舞花さんのケースのように夫にモラハラ気質がある場合、よほどのことがなければ夫の性格が変わることはないでしょう。我慢をしても、その我慢が報われず、つらい思いをしている妻も少なくないのが現実です。そういう場合、離婚を決意することが自分らしい人生を取り戻すキッカケになることも。今回の話のように勇気を出して一歩を踏み出すことによって、地獄のような毎日から抜け出せたというケースもあります。モラハラやマザコン気質の男性と結婚をすると苦労するという話も聞きますが、相手の本性を完全に見抜けないこともあるでしょう。ただ、その片鱗が結婚前に現れることもあります。そのため、結婚前に少しでも「変だな」と感じるところがあれば、しっかりと相手を観察してから結婚を決めたほうが良いでしょう。©d3sign/gettyimages©maruco/shutterstock文・並木まき
2021年11月30日世の中には、結婚するまでは誠実で優しい男性だったのに、結婚後にモラハラな一面をあらわにする人もあります。今回はそんな体験をした舞花さん(34歳女性/当時)に、夫と生活をした4年間の実態について、メンタル心理カウンセラーの並木まきが話を聞きました。結婚と同時に「モラハラ」「マザコン」な本性を現した夫「交際期間が1年と短かったこともあってか、夫の性格は知っているようで知らなかったというのが今の感想です。結婚して1週間ほど経った頃から、少しずつ夫の口調や表情、私への接し方が変わり『なんか変だな』と感じたのをよく覚えています」10歳年上の男性と結婚した舞花さんは夫婦ともにフルタイムで働いていましたが、家事はすべて舞花さんの仕事として夫は何ひとつ手伝わなかったそう。結婚前には「家事は夫婦で分担しようね」と話していたにもかかわらず、実際に役割分担の話をすると『俺はお前より忙しい』と拒否するだけでなく、『ウチの母さんは働きながら家事もしていた。お前は能力がなさすぎるんじゃないか?』などという暴言まで吐くようになったとのこと。「夫はモラハラな一面があるだけでなく、マザコンでもあったんです。常に母親のことを話題に上げ、何においても私と義母を比べていましたね。食事に関しても『母さんの料理と味が違う』、洗濯物の畳み方も『母さんより雑』などと文句ばかり言われました。義母も働きながら家事をしていたと夫は主張していましたが、義母の仕事は週に2日だけのアルバイト。私のようにフルタイムで働いていたわけではないのに、夫はいつも『母さんだって働いていた』と私の家事や料理を否定ばかりしていました」離婚を決意するも妊娠が発覚…そんな生活に嫌気がさしてきたころ、舞花さんは一度離婚を決意。ところが、ちょうどその時期に夫との間に子どもを授かったことが判明します。「基本的にレスではあったのですが、夫はお酒を飲んで帰宅すると、私を求めてきたことが何回かあって。夫婦の営みの機会は数少なかったにもかかわらず命を授かったことに感動し、離婚は諦めて夫ともう一度きちんとした家庭を構築しようと決意したんです。子どもができれば、夫も変わるかもしれないという期待もありましたね」夫に妊娠を告げるとまさかの言葉が…しかし夫に妊娠を告げたとき、夫は嘲笑いながら舞花さんに「本当に俺の子?妊娠するほどしてなくない?」と言ったそう。喜んでくれるかと思って期待していた舞花さんの気持ちは、このときにも踏み躙られました。「今振り返れば、こんなことを夫が言うなんて普通に考えてありえないとわかりますが、そのころの私は日々の夫のモラハラな言動に疲れ果てていて、感覚も麻痺していたんだと思います。そして、そのままモラハラ夫との結婚を継続し、私は息子を産みました。その当時は、夫に対して私にはモラハラをしてもいいから、子どものことだけは可愛がってほしい…という思いが強かったですね」ところが子どもが産まれてからも夫のモラハラな性格は直ることがなく、むしろ悪化する一方だったとのこと。自分より子どもを優先する妻に対して、暴言を吐いたり嫌がらせをしたりするようになるばかりか、子どもに対しても冷たく当たることが多かったそうです。そんなモラハラ生活にも疲れ果てていたあるとき、舞花さんに転機が訪れたそう。モラハラやマザコンな一面をもっている人の場合、結婚前にはそのことを隠している方もいます。実際に結婚して一緒に暮らさない限りは、本性が露わにならないケースも決して珍しくないのが実態。また、改善を期待してもなかなかいい方向にいかないのも現実。そういった男性と結婚してしまった女性のなかには、「子どものために」と耐えている人も少なくないのです。だからこそ、そういった男性の妻になってしまうことがないよう、限界はあるものの、結婚前にはあらゆる面から相手の“本当の性格”をチェックすべきかもしれません。©eggeeggjiew/gettyimages©takasu/shutterstock文・並木まき
2021年11月30日結婚と同時に妊活を開始した真夢さん(仮名・当時35歳・女性)は、3歳年上の夫である陽司さん(仮名)と真剣に不妊治療に向き合ってきました。ところが、信頼していた夫との間に、不妊治療を通じてズレが生じ、夫婦仲は危機的な状況に。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不妊治療に奮闘した真夢さんに話を聞きました。「このままでは2人ともダメになる」夫婦が下した結論とは「家庭内別居が続き、妊活の再開もできず、途方に暮れていた私は『このままでは2人ともダメになる』と思い、夫に対して離婚を提案しました。私は年齢的に、夫と離婚して再婚しても子どもを望むのは厳しいだろうなという考えがありましたが、夫とこのまま共同生活を送っていくには、あまりにも精神的に参っていたので『もう無理』と伝えたのです。そして、そのときになって知ったのですが、どんどん痩せて性格も暗くなってきた私を見かねてなのか、夫は私に言わずに病院へ検査に行ってくれていました。結果は、特に問題なし。つまり妊娠しないのは、2人の相性なのか、私が原因なのかのどちらかが理由だったとハッキリしました」何週間も口をきいていなかった夫に「離婚したい」と告げた真夢さん。夫の陽司さんは、少し驚いた表情を見せたものの「同じことを考えていた」と答え、そのまま黙ってしまいます。「その日は『すぐに結論を出さなくてもいいから。私がそう考えていることは知っておいて』と言って、その場を離れました。それから3日ほど経ってから、今度は夫から『話がある』と言われ、夫婦の今後について話し合いをすることになりました」真夢さんの「離婚」の提案に対して、夫からの答えは「別居」。いったん離れて暮らして、自分たちの気持ちを見つめ直し、それでダメなら離婚しようというのが夫からの回答でした。この回答を真夢さんは承諾。その翌週には、陽司さんが家具付きのアパートへと引っ越していったそうです。半年間の別居生活を経て…「私は半年ほど夫と離れているうちに、離婚まではしなくていいかなと気持ちが傾いてきました。それと同時に、あれほど『子どもがほしい』と思っていたのに、1人で生活してみると夫との生活の大切さに気づきました。そこで夫と改めて話し合い、正直な気持ちをそのまま伝えたところ、『ならば、もう一度やり直せるかもしれないね』となり、再び一緒に暮らすことに。そのときになって初めて夫から聞いたのは『自分はそこまで子どもがほしいわけじゃなかったけど、必死になって不妊治療に励む私を見て、本心が言えなかった』ということ。この言葉を聞いて、私は本当に反省して、1人で焦りすぎていたのかもしれない…と思いました。2人の生活をおざなりにしすぎていたのかもと」今では「子どもは自然に任せる」という形で暮らしている真夢さん。「何がなんでも子どもを作りたい」という気持ちから解放された今のほうが、陽司さんと自然体で接することができているそうです。「おそらくウチはこのまま、“子なし夫婦”として生きていくと思います。ただ、治療をしていたときよりも、今のほうが結婚生活の幸せを噛み締められています」と笑顔で話していました。子作りの話は、夫婦間で温度差があることも少なくありません。夫婦の一方が子どもを強く望んでいる場合に、もう一方が本心をなかなか言えなくなり、それが原因で夫婦間に溝が生じるケースも。不妊治療に限った話ではありませんが、夫婦間では本音を話し合える雰囲気づくりを心がけておくことが必要なのかもしれません。どんな選択でも、2人が納得して、幸せと感じられるといいですね。©kitzcorner/gettyimages©urbazon/gettyimages文・並木まき
2021年11月22日二人三脚で、不妊治療に臨んでいる夫婦は少なくありません。結婚と同時に妊活を開始した真夢さん(仮名・当時35歳・女性)も、3歳年上の夫である陽司さん(仮名)と真剣に不妊治療に向き合ってきました。ところが、信頼していた夫との間に、不妊治療を通じてズレが生じることに…。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不妊治療に奮闘した真夢さんに話を聞きました。お互いに「子どもがほしい!」で始めた不妊治療「不妊治療を始めたきっかけは、とにかく夫婦ともに“子どもがほしかった”から。夫とは交際段階から授かり婚になっても構わないという気持ちで避妊はしていなかったのですが、結局授かることなく、交際2年で結婚へと至りました。結婚後に自発的に受けた検査で私は子どもができにくいかもしれないと言われ、そこから本格的に不妊治療をスタート。最初のうちは全面的に協力してくれていた夫でしたが、半年を過ぎた頃から私を避け、治療にも以前ほど協力してくれなくなったんです」治療を開始してから半年ほど経ったある日、真夢さんがいつものように「今夜、大丈夫?」と聞いたところ、夫の態度が豹変。真夢さんが想像もしていなかった暴言が飛び出しました。夫婦関係に暗雲が立ち込め、夫からまさかの暴言が…「そのときはタイミングを合わせて妊活をしていたので、いつも通り『今夜だよ』と伝えただけだったのですが、夫が急に怒り出しました。『もうウンザリなんだよ!いい加減にしてくれよ!』って怒鳴られて、さらに『お前のカラダのせいで、このままでは俺がボロボロになってしまうだろ!』とまで言われ…。すでに半年ほどタイミングを狙っていましたが、結果に繋がらず。私は薄々“私ではなく夫にも原因があるのでは”と思っていたんです。それなのに、夫からまるで私だけのせいで妊娠しないみたいに言われ、さらには『ウンザリ』とまで…。私の心も折れてしまいました」どんどん冷める夫婦仲その日を境に、妊活は一時中断という結論に至った真夢さん夫婦。子作りに関する話を夫婦間で出すのはタブーのような空気が流れていたと言います。さらに、この出来事をきっかけに夫婦仲が険悪になり、2か月後には夫婦でほぼ口をきかないような関係にまで悪化していたそうです。「家庭内別居みたいな空気でしたね。私自身、夫に対して愛情が冷めていたし、夫もおそらくそうだったと思います。それまでは同じ寝室で寝ていましたが、夫は仕事から帰ってくると客用布団をリビングに敷いて、そこでひとりで寝ていました。もうこのまま夫婦関係も終わるのかな…という予感しかありませんでした」妊活を諦めただけでなく、夫婦仲が悪化したことで真夢さんのストレスも限界に。ストレスで5キロ痩せただけでなく、夜もあまり眠れず、常に心身の不調を感じる日々だったと振り返ります。そして「こんな毎日を続けていても意味がない。なんとかして抜け出さなくては」と真夢さんは決意。夫に対して、“ある提案”をすることに決めました。夫婦で決めた不妊治療でも、期間が長いと夫婦仲に亀裂が入ってしまうことも珍しくありません。それだけ簡単な問題ではないということですね。しかし、この治療は夫婦で支え合わなければ、乗り越えることが難しいもの。壊れかけてしまった夫婦仲を修復するためには、再び夫婦の心が通い合う関係を構築する必要があるのでしょう。©vadimguzhva/gettyimages©fizkes/gettyimages©Mixmike/gettyimages文・並木まき
2021年11月22日結婚すれば義実家との付き合いが増える夫婦もいるでしょう。無神経な義父母によって、大きなストレスを与えられた女性もいるようです。秋菜さん(仮名・当時33歳・女性)も、義実家との関係に悩んでいるひとり。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、義父母に振り回される妻(当時)の話を聞きました。略奪婚で結婚したことを根にもたれ…「夫とは不倫の末の略奪婚でした。前妻と夫との間に子どもはおらず、不倫をしていた私との間に子どもができてしまったので、私が妊娠中に彼が離婚。出産前に入籍だけ済ませました。義実家に細かい事情は話していませんが、時期的なことから『不倫だったんだろう』とは思っていたみたいです。でも、自分の実家には一切そのことを話していません。ところが先日、両家で久しぶりに会う場面があり、そこで義父母が衝撃的な発言をしたことで大問題になりました」その日は娘さんのお祝いで、秋菜さんの自宅に両実家を招き、アットホームなお祝いの会を開いていたそう。ところが、その場で義父母は、秋菜さんを傷つけるような発言を繰り返したというのです。「略奪するような大人には」と平然と言い放った義父母「その日、娘の将来についてみんなで話していたときのこと。義父母がいきなり『この子には、人様の夫を略奪するような大人にはなってもらいたくない』『母親に似ると、将来大変よね』などと言い出したんです。和やかだったムードは、義父母のその発言によって一変。私の両親は困惑した顔になって黙ってしまうし、夫も不愉快そうな顔をしていました。その場はお祝いの席だったこともあって、義父母に誰も言い返すことはしませんでしたが、せっかくの会だったのに、その瞬間からとてもつまらないものに…。早々にお開きとなりました」両実家が帰ったあとも、ずっと義父母の発言が頭から離れなかったという秋菜さん。しかし略奪婚であることは事実なので、義父母に対して抗議をするわけにもいかず、もやもやとした気持ちが募る一方だったとのこと。実家の両親は、おそらく何かを察したはずですが、秋菜さんのことを思ってか、特に何かを言ってくることもなかったそうです。「仕方ないって思ったのですが、娘や実家の父母は巻き込みたくなかったので、夫に相談をすることにしました。私が何を言われても構わないけれど、まだ小さい娘はなんの罪もないし、私の両親にも不要な心配はかけたくなかったので…」略奪婚だからと言っても、生まれてきた子どもに罪はありません。不倫の末に結婚した夫婦にはこのようなことが起こることもあるようです。©Maria Korneeva/gettyimages©d3sign/gettyimages文・並木まき
2021年11月16日家庭も婚外恋愛もうまくいっている……。そんなふうに思っていたものの、ときに昼顔妻が心の底から不倫を後悔する瞬間もあるようです。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、 昼顔妻が心から「不倫を後悔した」という瞬間に迫ります。1:義母が不倫現場に…「かなり昔のことですが、夫との仲がうまくいっていなかった頃、職場の同僚と不倫をしていました。週に1回程度、仕事のあとにホテルに寄ってデートをするのが定番だったのですが、ある日、ホテルから出てくると目の前に義母がいて…。不倫相手と腕を組んでホテルから出てくるところを、バッチリ目撃されてしまいました。でも実は、そのとき義母が一緒にいたのも義父ではない男性…。お互いに夫以外の男性といるときにバッタリ遭遇してしまったんです。それ以来、義母からは『お互いに弱みを握りあっている仲なんだから』と、無理難題を押しつけられることが増えました。すでに私は不倫をやめて何年も経っていますが、いまだに義母にはその頃のことを言われています。きっとこれからも、義母から不倫のことを言われ続けるのでしょう。今となっては軽い気持ちで不倫してしまったことを心から後悔しています」(40歳女性/物流関係)2:知人の夫と知らずに関係を…「飲み会で知り合った男性と意気投合し、不倫関係に。お互いに既婚だったので、割り切った関係のつもりだったんです。ところが、数か月後に不倫相手は私の知人の夫であることが発覚。相手の家庭に私との浮気がバレて、大変な事態になりました。その知人とは、何度か共通の知り合いを通じて会ったことがある程度の仲でしたが、私のことを“不倫をする人”だとあちこちに言いふらされて、友人たちからも白い目で見られるように…。その知人と共通の友人たちは、すべて私の周りから去っていきましたね。安易な気持ちで始めた不倫の代償が、こんなにも大きなものとは夢にも思わず、心の底から自分がバカだったと思っています」(36歳女性/IT)3:不倫常習犯の男性に引っかかった「年下の独身男性と不倫をしていました。その男性とは飲み会で知り合ったのですが、相手は私に対して『運命の出会いだ』と連呼していたので、すっかり信じていたんです。その頃、夫婦仲もうまくいっていなかったので、私はその男性と再婚をしたくて、夫とは離婚前提の別居を開始。ところが、彼は不倫の常習犯で、私以外にもお付き合いをしている既婚女性が数人いることが発覚したんです…。当然ながら、彼は私と結婚をするつもりなんてなくて、ただの年上好きの既婚者キラーでした。それからちょっとして、その不倫相手の彼からは振られましたよ。だけど、離婚を前提とした別居をした以上、夫のもとにも戻れなくなり…。今も夫とは別居しています。なんで不倫なんてしたんだろう、なんで相手の言葉を信じてしまったのだろう…と、後悔してもしきれません」(38歳女性/金融関係)不倫を楽しんでいるつもりが、ふとした瞬間に現実を突きつけられることもあるようです。後悔したくないのなら、どんな理由があっても不倫という許されざる道に足を踏み入れるべきではないでしょう。©west/gettyimages©nicoletaionescu/gettyimages文・並木まき
2021年11月13日夫との子どもを望みながらも、夫が子作りに同意してくれないことに悩み続けた優奈さん(仮名・当時31歳・女性)。「仕事」を理由に子作りを拒否していた夫には、衝撃的な秘密があったそう…。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、優奈さんから当時の詳細な話を伺いました。実母から夫に電話…その夜、夫の口から衝撃の事実が「母が夫に電話をかけたその日の夜、夫が仕事から帰ってきて『ちょっと話したいことがある』と私に言うんです。私は母が週末に夫を呼び出したのを知っていたので、そのことだろうなと思ったのですが、夫の口から“子どもを作りたくない本当の理由”を聞かされたんです。それは、当時の私が想像もしていない内容でした」神妙な様子で口を開いた夫の口から飛び出したのは、なんと隠し子の存在だったそう。さらに夫の話によれば、夫は大学生の頃に年上の女性と関係を持っており、その際に相手の女性を妊娠させてしまったとのこと。また、その女性は「認知さえしてくれれば、あとは何もしないでいい」と夫と約束し、男児を出産して育てているのだそう。実際に、養育費などの金銭的な支払いはしていないものの、夫としては自分の仕事が軌道に乗ったら、これまでの分も含めて自発的に養育費や教育費を支払いたいと考えているようで、そのせいで子作りは控えたいというのが“避妊を続けている真の理由”だったそうです。実家にも真実を言えなかった女性が、最終的に出した結論は…「衝撃的でしたし、頭が真っ白になりました。夫に子どもがいたなんて、想像したこともなかったですから。子どもの母親は夫よりもかなり年上で、経済的にも恵まれていて、出産後は夫の生活には一切介入してきていないとのこと。本人から聞かない限りは、私にはわかりようがなかったんです。義実家が子作りの話をしたときに変な様子になったのも、これが原因でした。そして、そんな事実を知ってしまった以上、これからどうするのかを考えてなくてはいけなかったんですけど、内容が衝撃すぎて実母にも言えないまま、数か月間ひとりで悩み続けました…」一人で悶々としたまま数か月を過ごした優奈さんでしたが、衝撃の事実を知ってから5か月後、ついに夫とは「離婚する」という決断を下したそう。「夫のことを本当に愛しているかを自問自答した5か月間でしたね。気持ちは常に揺れ動いていたのでなかなか結論が出せずにいましたが、あるときに『人生をやり直すなら、今しかない』と感じ、そのときの夫と離婚することを決めました」隠し事をして結婚した負い目があった夫は、優奈さんからの離婚の申し入れを了承。離婚条件も優奈さんが提示した内容に合意してくれたので、金銭的にも優奈さんが困ることはなかったそうです。「今だからこうやって話せますけど、当時は悲劇のヒロインみたいな気持ちになっていて、誰にも話せませんでしたよ。今は私も別の人と結婚し、娘がひとりいます。娘ができて思うけれど、元夫の息子の母親である女性は、出産から子育てまでをひとりでやっているわけですから、本当にすごいなって思います。当時の夫に隠し事をされていた事実には腹が立ちますけど、今となっては元夫もその息子さんも、その母親である女性もみんなが幸せになってもらいたいなと思っていますね」“夫との価値観のズレに苦しんだ「妻の決断」”を紹介しました。結婚後に彼の隠し子の存在を知り、かなり困惑したものの、最終的に離婚することを決断した優奈さん。今となっては新しい相手と結婚し、無事娘を授かることができたそう。もし優奈さんと同じ状況になってしまったら、あなたはそのときどんな決断を下しますか…?©nd3000/gettyimages©grinvalds/gettyimages文・並木まき
2021年11月09日結婚したら子どもを産んで家族が増えて…という未来予想図を描き、愛する人とゴールインする人も少なくないでしょう。しかし、なかには結婚してしばらく経っても避妊を続ける夫に対して、妻が不信感を募らせるケースもあります。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな夫と結婚生活を送っていたアラサー女性(当時)に話を聞きました。結婚後、いつまで経っても避妊を望む夫に違和感優奈さん(仮名・当時31歳・女性)は、結婚して2年経っても避妊を望む夫に対して違和感を抱いていました。周囲の同世代の既婚女性たちが続々とママになっていくのを見て、自分だけが取り残されたような気持ちになり、妊娠への焦りが増していったとのこと。「夫にやんわりと『子どもが欲しい』と告げていましたが、真剣に受け取ってくれなかったのか、夫はいつまで経っても確実な避妊を続けていました。第一子が欲しい時期だったし、うちの親からも『そろそろ孫を』と言われていたこともあって、私は結婚3年目までには妊娠したいと強く願っていたんです。でも、夫は何度話しても態度を変えることはありませんでした。このままでは妊娠できずに結婚3年目に突入してしまう…と思い、私から行動に出ることにしたんです」夫に対し何度も説得を試みたものの、ことごとく失敗に終わったという優奈さん。そこである日、意を決して夫に改まった様子で「大事な話がある」と告げ、子作りについて話し合うことに。「仕事」を理由に子作りを拒否し続ける夫。しかし本当の理由は…「いざ、かしこまって話し合いをしても、『今は仕事に集中したい』『将来的に独立したいから、出産や子どもの教育にお金が遣えないかもしれない』などと言われてしまい、説得できないまま終わってしまいました。夫が仕事人間なのはわかっていましたが、そんなことを言っているうちにどんどん歳をとってしまうし、いざ子作りをしようとしても授からない可能性もあるじゃないですか。だから私は積極的に妊活をしなくても、せめて避妊をやめたかったんです…。けれど、その願いは夫には聞き入れてもらえませんでした」夫婦だけでは解決できないと判断した優奈さんは、勇気を出して実家と義実家にも実情を話し、対応を相談することに決めたそう。しかし、優奈さんの実家の両親は『彼に私たちからも話してみる』と約束してくれたものの、義実家側の対応は歯切れの悪いものだったとのこと。「そこで初めて『なんか変だな?』と感じたのですが、もともと夫に甘い義母なので、どうせ『息子の意思を尊重したい』とか、そんな理由だろうって思い、そこまで深掘りしなかったんですよね。でも、義母だって孫が欲しいはずなのに、積極的に協力してくれないのは今振り返ればやっぱりおかしいと思うんです。あのとき義母にきちんと理由を聞いていれば、その後モヤモヤしないですんだのかもと思います…」義実家の対応に違和感があったものの、自身の親が夫の説得に協力してくれることになり、安堵していたという優奈さん。しかし、事態はここから思わぬ展開を迎えます…。優奈さんの実母が婿である優奈さんの夫に『話があるから、週末に家に来てちょうだい』と電話をかけたタイミングで、衝撃の展開が起きたそう。“結婚後も避妊しつづける夫に悩んだアラサー女性の話”を紹介しました。“子どもをどうするのか?”という話は、シビアな問題ですよね。具体的にそのことを話さないまま結婚してしまうと、子どもに関する価値観ですれ違い、悩みを抱えてしまう場合もあります。結婚する前から彼との話し合いを重ね、あらかじめお互いの価値観をすり合わせることができていれば、ここまで優奈さんが悩み続けることはなかったのかもしれません。©Vasyl Dolmatov/gettyimages©PixelsEffect/gettyimages文・並木まき
2021年11月09日“そのときの自分に必要なものを見極め、手抜きをせずに賢く美容する”がポリシーの時短美容家・並木まきが、本当に「素敵」だと思ったコスメだけをピックアップ。11回目の今回は、5秒で垢抜け眉に仕上がる「DOLLY WINK アイブロウフィルター」。デパコス顔負けの実力で、不器用でも憧れのふんわり眉が手に入りますよ。誰でも手軽に使えるコスメで、あなたも「時短美人」を目指しましょう!たった5秒で垢抜ける! ふんわり眉に仕上がるアイブロウ時短美人#11 「DOLLY WINK アイブロウフィルター」マスクをしているときでも目につきやすい「眉」は、仕上がりによってその日のメイクの印象を大きく左右しますよね。そんな大切なパーツですが、眉メイクに苦手意識を抱いている人は多く、マスクがスタンダードになった今、「もっと上手に眉メイクができたら、印象も変わるのに……」と悩む人が増えたように感じます。今回はそんな悩めるあなたにおすすめしたいアイテムがこちら!一瞬で垢抜け眉を作れると注目を集めている『DOLLY WINK(ドーリーウインク)』の「アイブロウフィルター」。本当に使い勝手がよく、しっかり立体感が出るので、眉メイクに苦手意識がある人こそ、一度手に取って欲しい名品です。【商品情報】『DOLLY WINK』「アイブロウフィルター」価格:¥1,100画像の右側が「アイブロウフィルター」を塗った眉で、左側はすっぴん眉です。使用色は「ピンクベージュ」。わかりやすいように、眉マスカラのみ使ってみました。筆者の眉は左右同じくらい毛が“まばら”に生えているのですが、この眉マスカラを使うと、毛が薄い部分も自然に色づきます。ブラシ部分を軽くとかすように動かすだけで、垢抜けた印象に。特別なテクニックは不要で、中央部に立体感が出るので、マスクメイクでも華やかな印象が狙えます。わずか5秒で、この仕上がり! プチプラとは思えない、ふんわりとした抜け感がありますよね。時短で仕上げるポイントは、ブラシを“縦”に動かすこと。そうすると毛流れが自然と立体的になるので、時短でも手をかけたような眉メイクに見せやすくなります。速乾なので、忙しい朝に手軽に使えるのも便利!ウォータープルーフで、こすれや汗にも思った以上に強いと感じました。それなのに、お湯で落ちるところも高ポイント。ふんわりとした仕上がりにこだわったパウダー処方なので、自眉の主張が強めの人でも垢抜け眉を狙いやすい名品です。気になったらぜひ手に取ってみて!【参考】DOLLY WINK公式サイト※掲載している画像、使っているコスメの一部は筆者の私物です。※文中の使用感は、筆者の個人的な感想です。文/並木まき
2021年10月31日せっかくメイクをするのなら、よりキレイな自分を引き出したいはず。しかも、それが時短で叶えば嬉しいですよね。そこで今回は、時短美容家の並木まきが、時間をかけずにできる眉メイクのテクニックを紹介します。今回は「マスクメイクに立体感を出す眉ハイライト」についてご紹介します。時短で詐欺メイク #2 マスクメイクに立体感を!簡単にできる眉ハイライトマスクをすることが当たり前になって久しい今、メイクをしても「のっぺりした印象になってしまう」と悩む人もいるでしょう。顔の半分がマスクで覆われてしまうので、上部に立体感が欠けると、マスクをしていないときと比べて、影の薄い印象に見えやすくなってしまうことも。だからこそ、マスクメイクで注目したいのが「目のまわり」。アイシャドウやアイラインのほか、眉も印象を大きく左右するパーツです。目や眉に立体感や勢いを感じさせることができれば、それだけで華やぎを加えられます。でも、眉メイクは時間がかかるし、コツを習得するまで大変……と、苦手意識のある人もいるでしょう。でも、大丈夫!いつものメイクに“ほんの3秒”の手間を加えるだけで、眉まわりに立体感を出すことができるのです。目につきやすい眉に「立体感」をプラスして華やぎを眉メイクに苦手意識を抱いている人にこそ、試してほしいのが「3秒ハイライト」。いつもどおりに眉メイクをしたあと、仕上げに眉の「上下」に、肌よりも明るい色のハイライトを入れるだけで完成です。ハイライトとして使うコスメは、ハイライターでもコンシーラーでもどちらでもOK!ただ、しっかり立体感を出すには、多少ホワイトが強い色味のほうが、はっきりとしたコントラストを演出できます。明るめのパウダーまたはリキッドを、眉尻の上下になぞるように入れるだけ。今回は、わかりやすいようにホワイト系のパウダーアイシャドウを使いました。画像は眉の下部をなぞっていますが、上部も同じように入れていきましょう。ハイライトの幅は、その日のアイメイクのテイストによって自由に調整をしてみて。広めに入れると、より明るい印象に仕上がりますよ。パウダーを使う場合は、粉っぽさを消すために指やチップでしっかり馴染ませていきましょう。ハイライトを入れるか入れないかだけでも、眉の立体感はガラッと変わります。時短メイクで眉にハイライトを入れるなら、指先よりもアイシャドウチップなど細かい部分に塗りやすい道具を使うのがベスト!マスクメイクで顔の立体感がなくなってのっぺりして見える…と悩んでいた人は、ぜひ参考にしてくださいね。文/並木まき
2021年10月24日不倫経験のある男性の中には、常識では考えられないような行動を取って、妻を傷つける人もいるようです。そこで今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、実際にあった“ありえない失態”をご紹介します。離婚計画を間違えて妻に送信して…「既に離婚は成立しましたが、元妻との離婚協議中に、交際中の不倫相手に送るつもりだった離婚計画を誤送信したことがあります。我ながら大失態だなと今でも思いますが、〇月日に家を出て、その日後に弁護士に相談に行って離婚の話し合いを始める…という内容でした。それを読んだ元妻は、誤送信だと気づかなかったようで『こんな計画をLINEで相手に送る人、いないんじゃないの?』って呆れた様子でした。誤送信だと気づかれないだけで僕的にはセーフでしたけどね。その後、僕が不倫をしていたことが当時の妻にバレて、『あのとき送ってきた離婚計画のLINEって、もしかして愛人に送る予定だったの?』と勘ぐられました。そのときは必死でごまかしましたね」(46歳男性/自営業)事前に準備したアリバイ写真を誤送信して…「不倫相手の女性から『今夜は夫が出張でいない』と連絡が来たので、僕も急いで出張をでっち上げて、不倫相手の女性の自宅に泊まりに行きました。デート中、妻に送信するアリバイ用の写真をネットから拾って準備して、途中まではすべてが順調だったのですが、お酒が進むにつれて気が緩んでしまって…。妻から深夜に『もう寝ちゃった?今何してる?』とLINEが来たとき、間違えて翌朝に送るはずだったアリバイ写真を誤送信しちゃったんです。その写真は、“僕が取引先の近くに車を停めて、打ち合わせの時間まで車の中で休憩している”というものだったので、朝日が降り注いでいるものでした。『今、夜なのに何これ?』って妻から即不審がった返事が届いちゃって。その後すぐに妻から電話がかかってきたけれど、不倫相手の前で電話に出るわけにもいかなく、寝たふりを決め込みました。しかし、家に帰ってからは不倫を疑われて、結局妻にバレました」(37歳男性/不動産関係)不倫をしている男性の多くは、家庭に知られないようあれやこれやと策を練っているようです。しかし嘘はいつかバレるもの。失態をきっかけに、家庭内で不倫が明るみになる話も珍しくありません。不倫している側は罪悪感があるからこそ後戻りができなくて、嘘に嘘を重ねることになるのでしょう。やはり悪いことはできないものですね。©yacobchuk/gettyimages文・並木まき
2021年10月24日結婚前提で交際していた彼に秘密があり、妊娠してからその事実を知ったというフミカさん(仮名・当時34歳)。すでにお腹に子どもがいるなか、彼の秘密を知ってしまったことにより、事態はとんでもないことに…。今回はフミカさんに、当時のドロ沼な経験を赤裸々に語ってもらいました。独身だと思っていた彼がまさかの既婚者…「派遣社員として勤めていた先で知り合った男性の上司と3年ほど付き合っていました。彼からは“バツイチ・独身”と聞いていて、疑いもせずに交際を続けていたんです。実際に平日・週末を問わず普通にデートをしていたし、何時に電話しても出てくれていたので、まさか“独身じゃない”なんて疑いもしていませんでしたね。ところが、交際3年目のある日、私が妊娠したことが分かってから、事態が急変したんです」生理が遅れたことで「まさか?」と思いながら、妊娠検査をしたフミカさん。結果は陽性でした。念のため産婦人科でも検査をしたところ「妊娠しています」と告げられ、そこで初めて交際中のユウイチさん(39歳男性:当時)に「妊娠したよ」「あなたとの子どもができた」と打ち明けたそう。「すると彼は、喜んでくれはしたものの急に様子がおかしくなって…。『もしかして、産むつもり?』と変な質問をしてきました。私は年齢的にも彼との結婚を考えていたので、赤ちゃんができたことをきっかけに、彼とそのまま授かり婚に進むんだろうなと思っていたんです。そのため、彼の反応は意外すぎました」赤ちゃんを諦めることなんてまったく考えていなかったフミカさんは、当たり前のように「産む」と決断。しかしユウイチさんの態度は、日増しにおかしくなっていったため、フミカさんは「これは何かが変だ」と気づいたそう。「ユウイチに『何か隠していない?怒らないから、なんでも言って』と勇気を出して話しかけてみました。すると、ユウイチから『実は離婚はしていない。妻子とは別居中で、子どもは2人いる』と、想像もしなかった事実を打ち明けられてしまったんです…」彼から告げられた、さらなる衝撃的な事実が追い討ちを…ユウイチさんが既婚者であることを知ったとき、フミカさんは妊娠4か月をすぎていました。「産む」という意志は強く、ユウイチさんが既婚者であることを知ったあとでも「私が離婚させて、出産する前に入籍をしなくては!」と思っていたとのこと。しかし、フミカさんの計画通りに事態は進みませんでした…。「ユウイチに、早く離婚をして、出産前に私と入籍するよう何度も伝えましたが、歯切れの悪い返事が返ってくるだけ。ユウイチからは『妻とは不仲』と聞いていましたが、どうやらそういうわけでもなさそうだと気づいたのは、その少しあとのことです」別居中で妻子とは会っていないと聞いていたものの、その後、ユウイチさんと話し合いを進めていくなかで、妻子は海外に暮らしていることや、不仲が理由の別居ではなく、妻が海外で仕事をしていることによる別居であることが判明。つまり、ユウイチさんは離婚を前提とした別居をしているのではなく、妻の仕事の都合で妻子と離れて暮らしているだけだったのです。「正直、騙された!って思いましたね。不仲ならすぐに離婚できても、そうでないのなら離婚の話し合いも難航するだろうと察しました。でも、お腹の子どもはどんどん大きくなるし、私には時間がなかったので、なんとかしてユウイチを離婚させなくてはと躍起になったんです」そうこうしているうちに、なんとユウイチさんの妻が帰国をすることになり、フミカさんとユウイチさんの関係性も一変。事態は思わぬ方向に進んでいくことに…。当初、不倫をしているつもりなんてなかったフミカさん。しかし、自分でも予期しない形で、ドロ沼な不倫へと足を踏み入れてしまっていたのです。どんな事情があれど不倫をしていい理由にはなりません。また、その先には悲惨な結末が待ち受けていることが少なくないのです…。©AsiaVision/gettyimages©rudi_suardi/gettyimages文・並木まき
2021年10月19日不倫なんて遠い世界の話だと思っていても、ひょんなことから足を踏み入れ、結果としてドロ沼な展開を迎えてしまう人も散見されます。今回は、夫がいながらも10歳年下の男性との不倫を経験した瑞季さん(仮名・35歳)に、当時の経験を聞きました。偶然に知り合った友人の知り合いと一夜を…「不倫相手のユウジ(仮名・25歳)との出会いは、女友だちが主催した飲み会が終わって、その友人と飲み直していたときのことです。たまたまそのお店に、友人の元取引先のユウジが来て、友人が『合流しない?』と言うので、ユウジも交えて飲むことになりました」友人とユウジさんが会ったのは数年ぶりとのことで、最初のうちは2人の昔話を聞いていただけだったという瑞季さん。しかし、友人がトイレに立ったタイミングで、ユウジさんから「めちゃくちゃタイプです」と言われたのだそう。「そんなこと、男性から面と向かって言われたことがないからビックリしましたよ。でも、相手は酔っているからそんな調子のいいことを言っているんだろうと思って、最初は相手にしていませんでした」数日後、友人を通して連絡先を交換それから数日後、女友だちから瑞季さんに連絡がきて「みんなのグループLINEを作るね」と言われたため、瑞季さんは素直に応じたそう。すると、ユウジさんからすぐに個人的なLINEが届いたのです。その後、それを機に2人は急速に距離を縮めることに…。「ユウジから『2人きりで会いたい』って言われて、驚きました。だけど私も、ユウジに『タイプ』って言われてから、どうもユウジのことが気になっていて…。そこで、食事くらいならいいかなと、翌週に会うことにしたんです」2人きりで会ったその日、激動の展開に…「ユウジの指定したお店は、こじんまりとした和食屋さん。そういうお店にほとんど行ったことのなかった私は、おしゃれな空間に心が躍りました。その日、お互いの身の上話をしあって、ユウジが過去に女性からとんでもなくヒドイ目に遭わされて女性不信になっていることや、大人の女性と付き合って心の傷を癒したがっていることを知りました。それで、なんだかかわいそうになってしまった私は、ユウジの心の傷を癒やすお手伝いをしたいと思ったんです…」その日から毎日LINEのやりとりが続き、デートも週に1回はする関係に。男女の仲になったのは、3回目のデートのときだったそうです。「女性不信だと言っていた通りで、夜の方も最初はうまくいきませんでした。私がリードしてあげて、なんとか終えるような感じでしたね。ただ、デートを重ねるたびにユウジの心の傷が癒えてきているのがわかって、私はそこに“生きがい”を感じるようになっていきました。夫との結婚生活が空虚に感じていたので、ユウジの心の傷を癒すことで自分の存在意義を見出した気になっていたんです」夫が寝静まったあとに、隣で寝ている夫に隠れてユウジさんとのLINEに明け暮れ、夫が出張に行くときには瑞季さんがヘソクリからお金を出してユウジさんを旅行に連れていき…という関係が4か月ほど続いたそう。しかし、そんな関係も長くは続きませんでした。あるとき、瑞季さんが予想もしない形で夫に不倫がバレたのです。不倫とは無縁だと思っていても、些細なことからドロ沼不倫へ足を踏み入れてしまう人もいます。しかし、どんな事情があれど不倫は許されざる行為。不倫の先に待ち受けている悲惨な結末を迎えたくないのなら、最初から不倫に手を染めるべきではないのでしょう。©Michael H/gettyimages©d3sign/gettyimages©Cravetiger/gettyimages文・並木まき
2021年10月12日せっかくメイクをするのなら、より可愛くキレイな自分を引き出したいはず。しかも、それが時短で叶えば嬉しいですよね。そこで今回は、時短美容家の並木まきが、時間をかけずにできるアイメイクのテクニックをお話します。1回目の今回は「目を大きく見せる効果アリ!縦に描くインサイドライン」についてご紹介します。時短で詐欺メイク #1 目を大きく見せる効果抜群な「インサイド縦ライン」今はマスクをしている顔がスタンダードになりつつあるので、アイメイクに気合いが入るという女性も少なくないでしょう。そんなマスク顔をパッと華やかに、そして女性らしく演出するメイクの定番が「アイライン」。インパクトを出したいときには、まつ毛の生え際に描くインサイドラインを取り入れると、目ヂカラがアップするだけでなく、華やかな印象を出しやすくなりますよ。ところで、みなさんはインサイドラインを描くときに、どんなふうにラインを入れていますか?一般的には、まつ毛の生え際に極細のラインを「横」に描きますよね。しかし、この描き方だとインサイドラインに慣れていない人ほどヨレてしまったり、時間の経過とともにラインが滲んでしまったりといったことも起こりがち。そこで試してみてほしいのは、「縦」に無造作に入れるインサイドラインです。インサイドラインは「縦」に描くと、時短で目ヂカラアップ!画像は、左が一般的な「横」ライン。右が「縦」に入れたインサイドラインです。いかがでしょう?右のほうが、目がぱっちりと大きく見えるような気がしませんか。縦のインサイドラインは、まつ毛の根元を延長させるようなイメージで加えていくのがポイント。「縦」にペン先を動かしますが、イメージとしては「縦長の点」を加えるようなメイクです。等間隔に描く必要もないので、時間がないときにも簡単にラインを描くことができます。“5秒”あればできるので、写真撮影に備えてササッとメイク直しをするときなどに、この縦のインサイドラインを使うのもおすすめです。無造作に入ったラインが自然なぱっちりとした目元を作り出すとともに、時間がたって滲んでしまっても、横ラインのようにヨレにくいメリットもありますよ。インサイドラインを上手に取り入れれば、マスクメイクも華やかになるはず。ブラックやブラウンだけでなく、カーキやネイビーなどのダークめなカラーライナーで縦ラインを入れるのもおすすめです。ぜひその日の気分に合わせて「縦ライン」を楽しんでみてくださいね。文/並木まき
2021年10月03日お笑いタレントとしてだけでなく、ボディビルダーとしても活躍している、なかやまきんに君。2021年5月に開催された『第29回東京ノービスボディビル選手権大会75㎏超級』では念願の優勝を果たしました。なかやまきんに君の筋肉にかける情熱は強く、YouTubeやウェブサイト、Twitterなどで筋肉に関する情報を多くの人に発信しています。なかやまきんに君のクイズが「深すぎる」と話題に筋肉にますます磨きをかける、なかやまきんに君が同年9月30日にTwitterを更新。『筋肉間違い探し』と称したクイズを出題しました。投稿されたのは、笑顔で写っているなかやまきんに君の姿。背景を見るに、オシャレなカフェで撮影されたものでしょうか。なかやまきんに君によると、2枚の写真には異なる部分があるのだとか。気になる『筋肉間違い探し』の答えは…。筋肉間違い探し!!2枚の写真の違いはどこでしょう?正解は、、、「全て違う」です。時間は常に動いています。二度と来ないこの瞬間を大切にしたい、そして楽しみたい。パワーなかやまきんに君 pic.twitter.com/eMVKHLFHRd — なかやまきんに君 (@kinnikun0917) September 30, 2021 まさかの答えに、きっとほとんどの人が「深すぎる…」と思ったことでしょう。確かに2枚の写真は加工されたわけではないため、すべての部分が異なっています。『間違い探し』といわれ、私たちは一部分が異なっているという固定観念で考えていたのかもしれません。軽いノリで始まったクイズから突然深い話になった『筋肉間違い探し』のインパクトに、19万を超える人から反響が上がりました。・いや、そんなオチある?出だしと後半のテンションの差に吹いた。・このセンス、好き。笑ったけど、いわれてみればその通りだわ…。・筋肉が全然関係ないのもいい。天才の発想かな?なかやまきんに君のクイズによって、多くの人が今この瞬間を生きる大切さに改めて気付かされたようです。これも筋肉のパワーなのでしょうか…。[文・構成/grape編集部]
2021年10月01日“そのときの自分に必要なものを見極め、手抜きをせずに賢く美容する”がポリシーの時短美容家・並木まきが、本当に「素敵」だと思ったコスメだけをピックアップ。10回目の今回は、塗った瞬間に思わず声が出たほど発色が美しい「フーカルーア GO TRAVEL 15色アイシャドウパレット FA100 04 トルコ」をご紹介します。誰でも手軽に使えるコスメで、あなたも「時短美人」を目指しましょう!なんと美しい発色…思わずため息がこぼれた15色のアイシャドウパレット時短美人 #10 「フーカルーア GO TRAVEL 15色アイシャドウパレット FA100 04 トルコ」このところ、中国コスメの日本進出が加速しています。なかでも、筆者がハマっているのは、世界60カ国以上に展開している中国コスメブランド『フーカルーア』の大人気アイテム「GO TRAVEL 15色アイシャドウパレット」。特におすすめしたいのは、デイリー使いにぴったりな「04 トルコ」です。一番の魅力は、“発色の良さ”。初めて使った瞬間に「えっ、スゴい……」と思わず声に出してしまうほど美しい発色と質感に感動しました。こちらの「04 トルコ」は、ピンクパープル系のカラーがメインとなっているパレットですが、ややブラウン寄りの色もセットされているので、定番のブラウンメイクの延長として使いやすいですよ。パレット内には、マット、パール、偏光、グリッターと4つの異なる質感のアイシャドウが入っており、とにかく美しい輝きが特徴です。これ1つあれば、その日のファッションや気分に合わせてイメチェンメイクも自由自在。こちらのパレットのもう1つの“推しポイント”は、どの色を組み合わせてもしっくりと目になじむところです。多色アイシャドウパレットは、いざまぶたに塗ってみたら思ったようなグラデーションが出にくかったり、異なる色なのに妙になじみすぎてしまって単色メイクのようになってしまったり……なんていうことも。ですが、こちらのパレットは本当に“捨て色なし”なうえに、どのカラーを組み合わせても、それぞれがきちんと発色してくれるので、ただ塗るだけで手の込んだアイメイクに見えやすいんです。そして、3つ目の魅力が、これだけのクオリティでお値段はたったの¥2,750というプチプラなところ。ちなみに、筆者が知り合いのアラサー女性にこちらのパレットを見せたところ、「欲しい! でも高そう…」と言われたので値段を伝えたら、「すぐに買う!」と張り切っていました。プラスティックではなく、硬いペーパーでできたパッケージもお気に入りポイント。使い終わって処分するときも楽ですよ。【商品情報】「フーカルーア GO TRAVEL 15色アイシャドウパレット FA100 04 トルコ」価格:¥2,750目もとは、マスクをしていても人目につきやすい部分。だからこそ、差がつくコスメでワンランク上のアイメイクを狙いたい女性も多いはず。そんなときはこの高発色かつテクニック不要な多色アイパレットで、遊び心のあるアイメイクを楽しんでみてください。【参考】©ライフスタイルカンパニー株式会社『フーカルーア』販売サイト※掲載している画像、使っているコスメの一部は筆者の私物です。※文中の使用感は、筆者の個人的な感想です。文/並木まき
2021年09月27日“そのときの自分に必要なものを見極め、手抜きをせずに賢く美容する”がポリシーの時短美容家・並木まきが、本当に「素敵」だと思ったコスメだけをピックアップ。9回目は、季節の変わり目の肌にプラスワンするだけで肌の調子を整えてくれる『チューンメーカーズ セラミド200』をご紹介します。誰でも手軽に使えるコスメで、あなたも「時短美人」を目指しましょう!季節の変わり目の不安定肌に!高濃度な美容液でプラスワンケア季節の変わり目は、どうしてもお肌が不安定になりがち。ましてや今はマスクがマストな毎日なので、なおのことですよね。そのため、「乾燥が気になる」、「以前よりお肌が敏感になった」、「インナードライに陥っている気がする……」といったお悩みを抱える女性も、長引くマスク生活によって増えています。そして、夏から秋にかけての紫外線による肌ダメージの影響を考えると、今は保湿ケアを強化したいタイミング。そんなときにいつものお手入れに「プラスワン」するだけですむ美容液があると頼りになりますよ。『チューンメーカーズ セラミド200』¥1,980『チューンメーカーズセラミド200』今回紹介する『チューンメーカーズ セラミド200』は、保湿力のある米ヌカ由来の糖セラミド(※)を配合した、さらりとした使用感の美容液。べたつかずにきちんと保湿ができる美容液は、まだまだ湿度や気温が気になる今の時期に大活躍!筆者は、いつものお手入れにプラスワンするだけですむ時短っぷりに惚れ込み、この時期は愛用しています。シンプルな製品だからこそ、普段のお手入れに加えやすいですよ。※ コメヌカスフィンゴ糖脂質(保湿成分)『チューンメーカーズ セラミド200』の使い方いつもの美容液に“プラスワン”するだけで、お手入れ後のしっとり感がUP。時間がないときは、洗顔後の肌に直接塗布できるのも時短ポイントです。ブースターとして使用すると、そのあとのお手入れの浸透をサポートする働きも。1回のスペシャルケアというより、継続して使うと効果を実感しやすいアイテムです。“セラミド=乾燥したときのもの”というイメージが強いかもしれませんが、乾燥だけでなく肌の不安定さを感じたときにも役立っています。【商品情報】『チューンメーカーズ セラミド200』価格:¥1,980容量:20ml『チューンメーカーズセラミド200』使用感はとにかくサラリとしていて、まるで水のようなテクスチャー。まだまだ湿度などが気になる今の時期も、気軽に使える質感です。余談ですが、スキンケアの最後にこちらの『チューンメーカーズ セラミド200』を両手になじませておくと、消毒や手洗いでカサカサしがちな手指も、しっとり感が得られています。セラミドが不足すると、お肌のバリア機能が低下しやすいので、予期しない肌トラブルにも見舞われがち。そのため、季節の変わり目にはお肌のバリア機能をサポートするケアを取り入れると安心感がありますよ。いつものお手入れにプラスワンするだけなら、時間をかけなくても不安定な肌をいたわることができるはず。忙しい人にもおすすめなアイテムです。【参考】『チューンメーカーズ』公式サイト※掲載している画像、使っているコスメは筆者の私物です。※文中の使用感は、筆者の個人的な感想です。文/並木まき
2021年09月21日