「中井貴一」について知りたいことや今話題の「中井貴一」についての記事をチェック! (3/12)
中井貴一主演、松山ケンイチと北川景子の豪華共演で贈る映画『大河への道』の公開が決定した。千葉県香取市役所では、観光促進として地元を盛り上げるために、大河ドラマの開発プロジェクトが立ち上がる。主人公は伊能忠敬。しかし、その脚本作りの最中、伊能忠敬は地図完成の3年前に亡くなっていた、という事実を発見してしまう。舞台は江戸の下町へ。弟子たちに見守られ、伊能忠敬は日本地図の完成を見ることなく亡くなった。そんな中、ある人物が意を決し発言する。「では、今しばらく先生には、生きていていただきましょうか…」。忠敬の志を継いで地図を完成させるために、弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出す。そこには、歴史に埋もれた感動のドラマがあった――。本作は、前途多難な大河ドラマ実現を描く現代の喜劇と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代ミステリーの2つのドラマで構成。その2つの時代の登場人物は、中井さん、松山さん、北川さんの一人二役によって演じられる。中井さんは「この数年、数少なくなった時代劇を、日本の文化、伝統として残したいと思って参りました。容易ではないことは百も承知。交通の発達により、海外が近くなり、より海外の影響を受けやすくなった今だからこそ、日本の真の美しさ、日本人としての心の在り方を、もう一度考え直したい。そんな思いでいた時、出会ったのが志の輔さんの落語でした」と思いを述べ、「気楽に観れる、時代劇。でも、その中には、我々が教科書で習わなかった、驚くべき真実が…。必死で生きる人間たちの、大いなるロマン。是非、お楽しみになさってください」とメッセージ。松山さんは「貴一さんとは久しぶりにご一緒させて頂きましたが、前の現場でも待ち時間に話をさせて頂いてる間いつも笑っていたのを覚えていました。今回はその普段笑いながら話していた雰囲気のまま出来たような気がします。景子さんも久しぶりでしたが、貴一さんの演技で笑いを堪えている表情を見ていて幸せな現場だなと思いました。僕自身楽しんで遊びつくしたような現場でした」と撮影をふり返っている。また、中井さんとは今回が初共演となる北川さんは「撮影では中井貴一さんと松山ケンイチさんの掛け合いを見ているだけで何度も吹き出してしまいました!中井さんとは初めて共演させて頂きましたが、中井さんの懐の広さや温かさを間近で感じ、言葉の選び方や人との接し方、現場での佇まいなど、人間として多くのことを学ばせて頂きました」と話し、「時代劇だからとあまり敷居の高さを感じず、是非お気軽に楽しんで頂ければ幸いです」とコメントを寄せている。公開された3種類のティザービジュアルでは、秘密を知ってしまった現代の登場人物と、その秘密を隠そうとする江戸時代の登場人物との関係性が表現されている。原作は、立川志の輔の創作落語「伊能忠敬物語―大河への道―」。“伊能忠敬が出てこない伊能忠敬物語”は、2011年の初演以来、「落語を超えた究極の話芸」と評され再演を繰り返す、最もチケットが取れない演目のひとつ。中井さんが、原作となる落語を観劇し、感動のあまり自ら志の輔さんに映画化の直談判をしたことから、本作が始まったという。当時をふり返り、志の輔さんは「中井貴一さんから『この落語、映画化したら面白いと思うんです。是非やらせてもらえませんか』とずいぶん熱いお電話を頂いて、『いやそんな、落語だから適当にやってますけど、映画だったら本当にいろんな事が厳密になって大変ですよ!』と言ったら、『勿論、適当過ぎるところは、埋めて参ります!(笑) 別に私が主演という事でなくても、プロデューサーでもスタッフでもいいから作りたい!というくらいの気持ちでおります』とおっしゃっていただいて。どんな形であれ中井さんが関わってくださるなんて最高の喜びです」と思いを明かしている。なお監督は、『青い鳥』『花のあと』の中西健二が務めた。『大河への道』は2022年5月20日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年11月09日三基商事株式会社(本部:渋谷区渋谷 代表取締役社長:門田淳)は、俳優の中井貴一さんと女優の瀧本美織さんを起用した栄養補助食品・ミキプルーンの新CM『実をむすぶ』篇を、10月21日(木)から全国で放映を開始します。中井貴一さんと瀧本美織さん本CMで4作品目の共演となる中井貴一さんと瀧本美織さんのお二人ですが、今作は、苦しいことがあっても前を向いていれば、毎年必ず実をむすぶプルーンのように「必ず晴れる日が来て、いつか実をむすぶ」、そして「明日のあなたは、つくることができる」という、明日への希望を伝えるCMとなっています。今回の見どころは、プルーンの木の前で、発売50年目を迎えたミキプルーンの想いを、演技力の高いお二人が語りベースのやり取りにて優しくメッセージを伝えていくところです。さらに、本作の挿入歌には歌手の平原綾香さんがミキプルーン発売50年目のために書き下ろした楽曲「キミへ」が使用されています。その歌詞も相まって、明日を信じること、明日への希望をより一層感じられるものとなっています。ぜひミキプルーンの新CMをお楽しみください。<CM概要>タイトル : 『実をむすぶ』篇(30秒、15秒)『ジャンプ』篇(15秒)出演 : 中井貴一、瀧本美織放送開始日 : 2021年10月21日(木)CMテーマソング: 「キミへ」歌:平原綾香放映エリア : 全国URL : 【TVCM撮影エピソード】撮影現場に中井さんが入ると、顔なじみのスタッフから大きな拍手で迎えられ、照れ笑いを浮かべながら拍手を遠慮する中井さんにスタッフから笑いがこぼれるなど和やかなムードの中で撮影が始まりました。撮影が始まると、それまでの表情とは打って変わり、俳優魂を感じる演技に監督が思わず「凄いっ…!!」と唸ってしまうワンシーンがありました。また撮影の休憩時には、今回で4回目の共演となる瀧本さんと仲良く談笑する場面もあり、お二人の仲の良さ、そして演技中に見せるコンビネーションの良さが垣間見えました。【撮影終了後インタビュー】質問(1) :今年のCMの見どころは?中井さん:平原綾香さんが歌を書き下ろしてくださり、そこに今僕たちが感じているメッセージを載せてお送りするCMになっているので是非歌にも注目してご覧いただきたいです。瀧本さん:撮影前から今回書き下ろしの楽曲を何度も聴かせて頂き、ほんとに心にしみる歌詞になっていて、昨今の難しい状況だからこそシンプルな言葉が皆さんに響く内容になっていると思います。また、CMを見ている皆さんにすごく前向きになってもらえる内容に仕上がっています。質問(2) :「いつか必ず実をむすぶ」と信じて続けていることは?中井さん:この仕事ですかね。俳優という仕事は終わりのない職業である意味でずっと手探りの中、自分たちの感性を使って「これで良し!」のような正解がない、実をむすんでいることも自分ではわからないので、いつかやってきて良かったと思える瞬間を迎えることが実をむすぶことにつながると考えて必死にやっている感じですね。瀧本さん:私もこの仕事ですかね。中学生くらいの頃は漠然におもっていた、人を感動させたい/喜ばせたいということを自分の表現したことで「元気が出た」「感動した」という人が一人でもいて下さることが少しでも実をむすんでいるのかなって思います。質問(3) :中井さんは、今年でデビュー40周年を迎えられました。今後のビジョンなどありますか?中井さん:あんまり、何周年とかそういうのを気にしないんですよね、というか、あまり過去に興味がないと言ったらいいのでしょうか?瀧本さん:カッコイイ!中井さん:忘れてるわけではないんですが、常に過去のものでは飯は食べていけないと思っていますし、過去のものは置いてきたものだと僕は思っているので次へ次へという風に考えていたら40年やってこれた感じだった。この先は決めずに一歩一歩やっていって、自分がここまでって思うときが来るまで続けていきたいって思いますけど、俳優さんって定年がないってよく言うんですけど、僕は人間としての引き際があると思うんですよね、なのでそれまではやっていこうかなと思っています。質問(4) :ミキプルーンが発売50年目を迎えますが25年間CMに出演し続けた感想は?中井さん:やっぱり、何事も継続するってことはとっても大切なことだと思うし、継続したから生まれてくるものもたくさんあると思うので、その意味では長くやらせていただいていることによって、ほんとに僕が代理店みたいになってる所もあるんですよ(笑) 皆さんから舞台の時なんかに差し入れをしていただいて僕がこういう人はこれを飲んでみて下さいっていう風に仕分けをして置いておくとほんとにものすごい勢いでなくなるんですよ。ほんとに!だから、一つの舞台で3回くらい差し入れしていただかないと足りないくらいに無くなるので。そういう意味では、健康というか、精神的にみんなが明日に向かえる何か力みたいなものをミキの商品を通じて皆さんや仲間に伝えることができるのは、とてもありがたいと思っています。【平原綾香さん コメント】誰かの力になりたい、応援したい、という気持ちは尊く、何にも代えられない輝きを持っている、と思っています。人は自分の中に夢をもっていたとしたら、蕾のようなものがあって、その花が咲くのをみたくて、実をむすぶことができるのか、不安ながらもお水をあげたり、雨に打たれたりして、その花が咲くのを待っている、と思うのですけれど、今回は自分の花ではなくて誰かの花が咲くのを応援している人の歌です。それは、家族だったり、好きな人だったり、もう会えない人だったり。たとえ、応援している人の目に自分が映らなくても「僕はキミの味方だ」って胸をはって言えるということが自分自身も強くしてくれるし、その思いというのは必ず届くと信じています。CMで中井さんが「きっとうまくいく」と語っているのが凄く嬉しくて。何も話していなかったのですが、私にとって昨年から今年にかけて大事にしている言葉は、実は「きっとうまくいく」だったんです。中井さん、瀧本さんの語り、そして私のこの曲に込めた「僕はキミの味方だ」という思いが届いたら嬉しいです。【商品概要】ミキプルーンは、カリフォルニア産の乾燥プルーンからエキス分を抽出した栄養補助食品です。現代人に不足しがちなビタミン・ミネラルを含むミキプルーンは、誕生から50年目を迎えこれまで半世紀にわたり健やかな食生活をバックアップしてまいりました。カリフォルニアの太陽と豊かな大地に育まれたプルーンには、カロテン・カリウム・鉄など、様々なビタミン・ミネラルが含まれています。そのままで、またジュースやお料理の材料として…。色々な食べ方で、おいしく召し上がっていただけます。■製品情報ミキプルーン エキストラクト・内容量:280g 標準小売価格:2,160円(税込)・栄養成分表示(製品55gあたり)・熱量 150kcal・たんぱく質 1.2g・脂質 0g・炭水化物 36g・食塩相当量 0.01g・カリウム 510mg・原材料名:乾燥果実プルーン(プルーン(アメリカ))※着色料・保存料は使用しておりません。・含有成分:カリウム、カロテン、ビタミンB1・B2・B6、ナイアシン、パントテン酸、カルシウム、マグネシウム、鉄・召し上がり量:1日に小さじ8杯(約55g)を目安にお召し上がりください。三基商事株式会社のプルーンエキストラクトは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に宇宙日本食として認証されました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月21日俳優の中井貴一と女優の瀧本美織が出演する、三基商事・ミキプルーンの新CM「実をむすぶ」編が、21日より放送される。新CMでは、4作目の共演となる中井と瀧本がプルーンの木の前で、苦しいことがあっても前を向いていれば毎年必ず実をむすぶプルーンのように「必ず晴れる日が来て、いつか実をむすぶ」、そして「明日のあなたは、つくることができる」というメッセージを伝える。またCMソングには、平原綾香が同CMのために書き下ろした楽曲「キミへ」を使用。その歌詞も相まって、明日を信じること、明日への希望といったメッセージがより一層伝わるCMとなっている。■中井貴一&瀧本美織インタビュー――今年のCMの見どころは?中井:平原綾香さんが歌を書き下ろしてくださり、そこに今僕たちが感じているメッセージを載せてお送りするCMになっているので是非歌にも注目してご覧いただきたいです。瀧本:撮影前から今回書き下ろしの楽曲を何度も聴かせて頂き、ほんとに心にしみる歌詞になっていて、昨今の難しい状況だからこそシンプルな言葉が皆さんに響く内容になっていると思います。また、CMを見ている皆さんにすごく前向きになってもらえる内容に仕上がっています。――「いつか必ず実をむすぶ」と信じて続けていることは?中井:この仕事ですかね。俳優という仕事は終わりのない職業で、ある意味でずっと手探りの中、自分たちの感性を使って「これで良し!」のような正解がない、実をむすんでいることも自分ではわからないので、いつかやってきて良かったと思える瞬間を迎えることが実をむすぶことにつながると考えて必死にやっている感じですね。瀧本:私もこの仕事ですかね。中学生くらいの頃は漠然と思っていた、人を感動させたい、喜ばせたいということを自分の表現したことで「元気が出た」「感動した」という人が一人でもいて下さることが少しでも実をむすんでいるのかなって思います。――中井さんは、今年でデビュー40周年を迎えられました。今後のビジョンなどありますか?中井:あんまり、何周年とかそういうのを気にしないんですよね、というか、あまり過去に興味がないと言ったらいいのでしょうか?瀧本:カッコイイ!中井:忘れてるわけではないんですが、常に過去のものでは飯は食べていけないと思っていますし、過去のものは置いてきたものだと僕は思っているので次へ次へという風に考えていたら40年やってこれた感じだった。この先は決めずに一歩一歩やっていって、自分がここまでって思うときが来るまで続けていきたいって思いますけど、俳優さんって定年がないってよく言うんですけど、僕は人間としての引き際があると思うんですよね、なのでそれまではやっていこうかなと思っています。――ミキプルーンが発売50年目を迎えますが、25年間CMに出演し続けた感想は?中井:やっぱり、何事も継続するってことはとっても大切なことだと思うし、継続したから生まれてくるものもたくさんあると思うので、その意味では長くやらせていただいていることによって、ほんとに僕が代理店みたいになってる所もあるんですよ(笑)。皆さんから舞台の時なんかに差し入れをしていただいて僕がこういう人はこれを飲んでみて下さいっていう風に仕分けをして置いておくとほんとにものすごい勢いでなくなるんですよ。ほんとに! だから、一つの舞台で3回くらい差し入れしていただかないと足りないくらいに無くなるので。そういう意味では、健康というか、精神的にみんなが明日に向かえる何か力みたいなものをミキの商品を通じて皆さんや仲間に伝えることができるのは、とてもありがたいと思っています。■平原綾香コメント誰かの力になりたい、応援したい、という気持ちは尊く、何にも代えられない輝きを持っている、と思っています。人は自分の中に夢をもっていたとしたら、蕾のようなものがあって、その花が咲くのをみたくて、実をむすぶことができるのか、不安ながらもお水をあげたり、雨に打たれたりして、その花が咲くのを待っている、と思うのですけれど、今回は自分の花ではなくて誰かの花が咲くのを応援している人の歌です。それは、家族だったり、好きな人だったり、もう会えない人だったり。たとえ、応援している人の目に自分が映らなくても「僕はキミの味方だ」って胸をはって言えるということが自分自身も強くしてくれるし、その思いというのは必ず届くと信じています。CMで中井さんが「きっとうまくいく」と語っているのが凄く嬉しくて。何も話していなかったのですが、私にとって昨年から今年にかけて大事にしている言葉は、実は「きっとうまくいく」だったんです。中井さん、瀧本さんの語り、そして私のこの曲に込めた「僕はキミの味方だ」という思いが届いたら嬉しいです。
2021年10月21日俳優の中井貴一と佐々木蔵之介がダブル主演を務める映画『嘘八百 京町ロワイヤル』(20)が、dTVで配信スタートした。映画『百円の恋』(14)やNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』の武正晴監督がメガホンをとった『嘘八百』(18)シリーズの第2弾となる同作。古美術商の則夫(中井)と陶芸家の佐輔(佐々木)は、ひょんなことから京都で再会を果たす。そこで出会った京美人、志野(広末涼子)のとりこになった二人は、彼女がだまし取られたという幻の茶器を取り戻すため、京都の街を奔走する。しかし、その茶器の背後には巨大な陰謀が渦巻いていた――。同作には、京都の老舗古美術店「嵐山堂」二代目役の加藤雅也、その下で働く人気若手陶芸家・牧野慶太役の山田裕貴が出演。さらに、則夫の娘役の森川葵、佐輔の妻役の友近をはじめ、前作で活躍した贋作仲間の木下ほうか・坂田利夫・宇野祥平ら、レギュラーキャストも大集結している。なおdTVでは、前作『嘘八百』も配信中。(C)2020「嘘八百 京町ロワイヤル」製作委員会
2021年10月14日2018年12月から2019年初頭に上演された三谷幸喜作・演出のミュージカル『日本の歴史』の再演が6日、東京・新国立劇場中劇場にて開幕した。荻野清子作曲のお馴染みのキャッチーなナンバーはもちろん、再演では新曲も誕生。そして、キャスト陣は、中井貴一、香取慎吾、新納慎也、シルビア・グラブ、宮澤エマ、秋元才加の初演メンバーに、新たに瀬戸康史が加入し、新しい風が吹き込まれた。新しい魅力も加わった再演だが、初演同様、7人の俳優のみで、60人以上にもおよぶ登場人物を演じ、歌い踊る構成は変わらない。その中で、再び作品に向き合い、突き詰めていく醍醐味や新発見、そして、新曲や新メンバーとの出会いと融合など、初演を鑑賞した人にも、初めて観る人にもご覧になる皆さんにも新鮮な驚きと喜びを届ける。三谷氏は「『日本の歴史』が帰って来ました!女装で踊る中井貴一、香取慎吾のエロ坊主、シルビア・グラブの織田信長、宮澤エマの平清盛、秋元才加のババア、新納慎也のジジイ、皆、戻って参りました。さらに初参加、瀬戸康史の11役早変わり。全編見所しかない、一大ミュージカル。歴史の転換期とも言うべき今こそ、観て頂きたい作品です」とコメントしている。
2021年07月06日2018年12月から2019年初頭に上演され、大人気を博したオリジナル・ミュージカル『日本の歴史』が、本日7月6日より、新国立劇場中劇場(東京・初台)にて開幕。この度、初日ステージ終演直後の三谷幸喜(作・演出)からコメントが到着した。本作の作・演出は三谷幸喜。キャスト陣は中井貴一や香取慎吾、新納慎也、シルビア・グラブ、宮澤エマ、秋元才加の初演メンバーに、新たに瀬戸康史が加入した。さらに初演を観て、帰り道でつい口ずさんでしまったという声もあった荻野清子作曲のお馴染みのキャッチーな楽曲はもちろん、再演では新曲も用意されているという。人気ミュージカルに新しい風が吹きこまれる訳だが、初演と同様に7名の俳優のみで60名以上の登場人物を演じ、歌い踊る構成は変わらず。再び全員でこの作品に向き合い、突き詰めていく醍醐味や新発見、そして新曲や新メンバーとの出会いと融合。演じ手と観客の相互に驚きと新鮮な体験となることは間違いない。三谷幸喜渾身の歴史ミュージカル再演に期待だ。作・演出: 三谷幸喜・コメント『日本の歴史』が帰って来ました! 女装で踊る中井貴一、香取慎吾のエロ坊主、シルビア・グラブの織田信長、宮澤エマの平清盛、秋元才加のババア、新納慎也のジジイ、皆、戻って参りました。さらに初参加、瀬戸康史の11役早変わり。全編見所しかない、一大ミュージカル。歴史の転換期とも言うべき今こそ、観て頂きたい作品です。■公演情報『日本の歴史』<東京公演>7月6日(火)~18日(日)会場:新国立劇場中劇場(当日券販売あり。全公演前日に購入のための整理番号を電話予約。詳細は公式サイトへ)<大阪公演>7月23日(金)~30日(金)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪公演前売開始は7月10日より)公式サイト:
2021年07月06日WOWOW開局30周年を記念し製作された『連続ドラマW 華麗なる一族』の第11話が7月4日に放送&配信される。国民的作家・山崎豊子の同名小説『華麗なる一族』(新潮文庫刊)を原作に、一族の繁栄と崩壊を全12話でドラマチックに描きあげる本作も、いよいよ最終回目前。主演を務める中井貴一、一族の長男を演じる向井理が繰り広げる骨肉の争いもクライマックスを迎える。長年にわたり、日本のエンタテインメント界で活躍し、今も第一線を走り続ける中井が演じるのは、富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥(けいばつ)を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介。重厚な存在感はもちろんのこと、わずかな言葉や所作で相手の心を深くえぐる鋭さ、時代の荒波に暗躍する怪物然とした不気味さが集約された男に説得力を与えられるのは、やはり「さすが」のひと言だ。さらに、資本主義社会の競争を勝ち抜かなければいけないという使命感、なりふり構わず必死に生きるという生命力に、中井自身がシンクロすることで、たとえ一族を破滅に導くとしても、万俵大介という男の正当性や愛おしさまでもが露わになる……。中井にとっては、まさに俳優としての“真価”を発揮した濃密な役どころであり、新たな代表作と言える名演を披露している。対する長男・鉄平を演じる向井理も、中井に引けを取らない演技で、巨大な壁として立ちふさがる父・大介と激しく火花を散らす。阪神特殊製鋼・専務である鉄平は、後に悲劇の引き金となる高炉建設に尽力し、社員に慕われ、母や弟、妹たちからも愛される存在。猪突猛進タイプで、誤解を恐れずに言えばシンプルな人物像と言えるだろう。向井はそんな“鉄”のように熱い鉄平という役どころに真摯に向き合い、まっすぐだからこそ、激動の家族史に翻弄され、一喜一憂する等身大の姿を体現。冷徹なリアリストの父と、理想に燃える息子というコントラストをより印象深いものにしている。振り幅の広い演技で、再注目される向井の更なる“進化”を最後まで見届けたい。第11話では、ついに阪神特殊製鋼が会社更生を申請。大介が意図的に経営不振に陥れたと推察する鉄平は、その理由として、鉄平自身の出生が関わっているのではないかと詰め寄る。それに対し激高する大介は、背任を告訴する鉄平に対し、あまりに非情な策を打つのだった。鉄平は大介から与えられた家を出ることを決意し、自らの出生に秘められた真実を追う。既に放送・配信がスタートしている本作だが、WOWOWオンデマンドではアーカイブ配信を行っており、今からでも第1話から視聴が可能。また、申込み月内であればいつでも解約可能となる無料トライアルも実施中だ。文:内田涼WOWOW開局30周年記念『連続ドラマW 華麗なる一族』(全12話)毎週日曜 夜10時 放送・配信中WOWOWプライム /WOWOW 4K/WOWOWオンデマンドWOWOWオンデマンドでアーカイブ配信中(今からでも第1話から視聴可能)WOWOWオンデマンドでは無料トライアルを実施中原作:山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫刊)
2021年07月04日●卒業後も衣装でグループに携わりたい毒舌キャラとしてバラエティでも存在感を放ち、NGT48の中心メンバーとしてグループを牽引する中井りか。今年2月にはアパレルブランド設立を目指すソロプロジェクトを始動させ、挑戦の過程をYouTubeチャンネルで発信している。また、23日発売の6thシングル「Awesome(オーサム)」にあわせて新ユニット・CloudyCloudy(クラウディクラウディ)をプロデュース。カップリングに同ユニットの楽曲「はっきり言って欲しい」が収録されている。活躍の幅を広げている中井だが、アパレルブランド設立の先に「メンバーの衣装を作る」という夢がある。CloudyCloudyも、自身が手がけた衣装を着せたいという思いからプロデュースしたという。そんな中井の夢に、同じ1期生の本間日陽は「りかちゃんが作った衣装をバリバリ着たい!」と期待。「Awesome」で新センターに抜てきされ、CloudyCloudyのメンバーでもある小越春花も「絶対かわいい!」と楽しみにしている。――アパレルブランド設立を目指している過程をYouTubeで公開されていますが、数カ月やってきていかがでしょうか?中井:まだブランドを立ち上げるところまでは進んでおらず、試作段階のものをサンプルとして紹介している状態ですが、本当に私が布から全部選んでやっていて、デザインも自分で書いているので、まずは本気で頑張っている姿をYouTubeで伝えていけたらいいなと思っています。私は衣装やお洋服関係でグループに携わっていきたいです。卒業したとしても、そういう風に携わっていきたいと思っています。――衣装でグループに携わりたいと思うようになったのはいつ頃からですか?中井:去年のコロナ自粛期間中に確信に変わりました。かわいい衣装を着て踊りたいというのはアイドルになる子は絶対持っている夢だと思いますが、私はメンバーのことをわかっているし、プレイヤーとしてもやっているので、動きやすくてかわいい服を作ってあげたいなという気持ちが出てきました。コロナであまり活動ができなくなった去年の自粛中に、NGT48のために何ができるんだろうと考えたときに、その気持ちが明確になりました。――ブランド立ち上げはいつ頃を目指しているのでしょうか。中井:今年から来年にかけて立ち上げられたらいいなと思っています。――最初はグループの衣装ではなく、普通のファッションブランドとして?中井:そうです。まずは基盤を作ってからグループ衣装を手がける予定です。いろいろと工場さんと話し合わないといけないこともありますし。――工場とのやりとりもご自身で。中井:業者みたいなことをやっています(笑)。最終的にメンバーに着てもらいたい、メンバーに喜んでもらいたいという気持ちでやっています。――中井さんがNGT48在籍中にメンバーの衣装を手がける可能性もあるのでしょうか。中井:できればいいなと思っています。――中井さんがメンバーの衣装を手がけるというのは、本間さんと小越さんとしてはいかがですか?本間:りかちゃんのプロデュースは絶対かわいくて最高だと思います。りかちゃんは加入当時から自分の中にあるアイドル像がしっかり確立していて、だからこそデビューシングルでセンターを務めたり、これまでの活躍があると思うので、りかちゃんが作ったお洋服を着てステージに立てることがあれば、バリバリ着たい!中井:本当に!?本間:もちろん! “プロデュース by 中井りか”も見たいし、“アイドル・中井りかちゃん”も見たいし、私もそのお洋服を着てアイドル活動したいです。――小越さんはいかがですか?小越:私はりかさんプロデュースのCloudyCloudyのメンバーでもありますが、カップリング曲のミュージックビデオ(MV)撮影でもりかさんのすごさを感じています。衣装もめちゃめちゃ可愛いし、メイクもめちゃめちゃ可愛いし、世界観が大好きなので、りかさんがメンバーの衣装を作りたいと言ってくださって、すごく楽しみです。私はりかさんのことが大好きなので、その人の作った衣装を着ることができるなんて。絶対かわいい衣装になるので、着たらずっと脱がないと思います(笑)本間:最高だよね!●新ユニット・CloudyCloudyを設立――CloudyCloudyは、中井さん、小越さん、小熊倫実さん、對馬優菜子さんの4人組ユニットで、「Awesome」の通常盤タイプAと新潟盤にユニット楽曲「はっきり言って欲しい」が収録されていますが、魅力を教えてください。中井:すごくかわいくてキャッチーな曲になっています。メンバーの可愛さを引き出せるように頑張ったので、楽しんでいただけたらうれしいです。――CloudyCloudyというユニット名は、ふわふわした雲をイメージして名付けたそうですが、「はっきり言って欲しい」のMVも雲が印象的です。中井:雲の上から人間界をのぞいていた天使ちゃん4人が、暗いオーラを放っている人間を見て、ダンスと歌で救おうというストーリーで、それを抽象的に描いています。美少女戦士のような、アニメっぽさのある世界観も気に入っています。――中井さんの中で、こういうユニットを作りたいというイメージがあったのでしょうか?中井:そうですね。こういう衣装が着たい、こういうメイクがしたいというイメージがあり、4人それぞれに合わせた衣装を私が考えています。――CloudyCloudyはこの1曲だけでなく、今後も活動されていくのでしょうか。中井:はい。私はメンバーの衣装を作るという夢があり、CloudyCloudyは、メンバーに自分が手がけた衣装を着せることを目標に作ったユニットです。今回は私のイメージを衣装さんに伝えて用意していただきましたが、いずれ私が全部選んで作った衣装を着てほしいなと。NGT48全体の衣装を手がけるのが夢ですが、まずは“くらくら”(CloudyCloudy)に着せたいです。――ちなみにメンバーの起用のポイントは?中井:“女の子に好かれる女の子”というのをコンセプトにしていて、女の子が憧れるような女の子らしさがあって、私もこうなりたいと思ってもらえるような女の子を選びました。――小越さんはメンバーに選ばれていかがですか?小越:もともとりかさんにすごく憧れていたので、りかさんの世界観に入れることがすごく幸せです。メイクや衣装も普段とは違うもので、撮影がすごく楽しかったです。――中井さんは、バラエティなどでは毒舌キャラというイメージがありますが、普段はどういう方なのでしょうか。小越:すごく優しいです。マシュマロから出てきたみたいな!中井&本間:マシュマロから出てきた!?小越:りかさんは後輩にもチャンスを、と考えてくださっていて、すごく優しい方です。でも、私は怒っているりかさんも好きで、りかさんの言葉一つ一つをすごく尊敬していて、りかさんについていけば間違いないなと。本当に尊敬している頼れる先輩です!中井:マシュマロの表現はよくわからなかったけど、そう言ってもらえてうれしいです(笑)
2021年06月27日俳優の中井貴一と女優の天海祐希が、16日より放送されるキリンビール「キリン ホームタップ」の新CM「ビールぞくぞく編」に出演する。新CMでは、新しい味のビールにワクワクしながら、ホームタップをセットしようとする中井演じる夫に、天海演じる妻が「違うと思う!」と声をかける。そして「そのビールならグラスはこっち」「違いを楽しみましょ」と、いつものビールグラスから香りをより豊かに感じることができるグラスに変えて注がれた美しいビールに、中井が「すごくいい!」と満足げな表情を浮かべるという内容だ。撮影インタビューでは、父の日が近いということで「全国の頑張る『お父さん』へのメッセージ」を頼まれ、中井は「コロナ禍だからこそ、家庭にいる時間というのがすごく長くなると思うので、家庭の中で自分がどう父であるかっていうこと、何か教えることではなく、必死に生きている後ろ姿をこんな時代だからこそ、見せてあげてもらいたいなと思います。頑張りましょう!」とエール。一方の天海は「全国のお父様方、日々お疲れ様でございます。お元気でしょうか? 大変な毎日をお過ごしかと思います。 忙しい中でもちょっと、お時間作っていただいてご家族で『ホームタップ』で素敵な時間を過ごしていただけたらなあと思います。その日ばかりはね、ちょっとお子様も奥様もお父さんをぜひ甘やかしてあげてください。 お父さんばかりでなく、お母さんも、そしてみんな元気で頑張りましょう!」とメッセージを送った。
2021年06月16日WOWOW開局30周年を記念し製作された『連続ドラマW 華麗なる一族』が現在、放送&配信中だ。国民的作家・山崎豊子の同名小説『華麗なる一族』(新潮文庫刊)を原作に、一族の繁栄と崩壊を全12話でドラマチックに描きあげる。1960年代後半、大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期を背景に、主人公である阪神銀行の頭取・万俵大介が仕掛ける“小が大を食う”合併、それに翻ろうされる人々の生きざまがドラマチックに描かれる本作。政財界を巻き込んだ男たちのバトルが主軸になってはいるが、それ以上に目が離せないのが、万俵家の内部で繰り広げられる女性たちのスリリングな駆け引きだ。そのキーパーソンとなるのが、正妻・寧子を差し置いて、大介を手懐ける愛人・高須相子だ。元々は万俵家の家庭教師兼女執事。万俵家との血縁はないものの、万俵家の縁談を司る“閨閥(けいばつ)作り”を担うことで、ファミリーにおいて圧倒的な影響力を及ぼすまでに。閨閥とは、政財界などで権力者同士のつながりを指し、主に妻の親類を中心に結ばれるもの。「万俵家の一員である以上、縁組のルールを破ることは絶対に許されません」。そう言い放つ相子の“圧”に、大介の娘たちはなすすべもない。そんな相子を演じるのは、ドラマを中心に幅広く活躍する女優・内田有紀。政治力を駆使して万俵家に君臨し、美貌を武器に大介をも操ろうとする姿を、妖艶かつ貫禄たっぷりに“魅せて”いる。女性として頂点を目指す一方で併せ持つ、「大介のものにはならない」というプライド。そして、時代の荒波を乗りこなし、自分にとっての最善の生き方を模索する信念。内田はその両面を、気品と色香でコーティングしながら、相子という女性に揺るぎない存在感を与えている。5月30日に放送される第7話でも、内田演じる相子の存在感は増すばかりだ。万俵家の次女・二子(松本穂香)と阪神特殊製鋼で働く一之瀬四々彦(工藤阿須加)のデート現場を目撃し、その関係に釘を指す殺気だったシーンは必見。一方、次男・銀平(藤ヶ谷太輔)の妻、万樹子(吉岡里帆)から妊娠したことを告げられた寧子(麻生祐未)は、銀平が子を持つことを望んでいないと不安に駆られる万樹子を励ますが……。大介は合併候補を探るために、日銀出身の三雲頭取を快く思っていない大同銀行の専務・綿貫(六角精児)の動向に目を光らせるよう“忍者部隊”隊長・芥川(高嶋政伸)に指示。そんな折、阪神銀行に大蔵省の銀行監査が入り、大介の前にベテラン検査官・法華(マギー)が現れる。既に放送・配信がスタートしている本作だが、WOWOWオンデマンドではアーカイブ配信を行っており、今からでも第1話から視聴が可能。また、申込み月内であればいつでも解約可能となる無料トライアルも実施中だ。文:内田涼WOWOW開局30周年記念『連続ドラマW 華麗なる一族』(全12話)毎週日曜 夜10時 放送・配信中WOWOWプライム /WOWOW 4K/WOWOWオンデマンドWOWOWオンデマンドでアーカイブ配信中(今からでも第1話から視聴可能)WOWOWオンデマンドでは無料トライアルを実施中原作:山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫刊)
2021年05月30日WOWOW開局30周年を記念し製作された『連続ドラマW 華麗なる一族』が現在、放送&配信中だ。国民的作家・山崎豊子の同名小説『華麗なる一族』(新潮文庫刊)を原作に、一族の繁栄と崩壊を全12話でドラマチックに描きあげる。激動の家族史で最も激しく火花を散らすのが、主人公・万俵大介(中井貴一)と長男・鉄平(向井理)。周囲の人間も巻き込んでいく壮絶な“父と息子の確執”がたどり着く結末とは。富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥(けいばつ)を張り巡らす阪神銀行の頭取・大介。その野望は、やがて万俵家の運命を狂わせていく。引き金となるのは、折しも巻き起こる金融再編成、そして長男である鉄平の存在だ。鉄平は万俵財閥の鉄鋼会社・阪神特殊製鋼の専務を務めており、念願だった高炉建設の資金繰りに奔走するが、大介はメインバンクである阪神銀行の頭取として、融資の半減を宣言。「会社の経営において、肉親の情など意味はない」と突き放す。幼少期から父親の愛情に飢えていた鉄平。一方、大介の胸の内には、鉄平の出生に関わる“ある疑念”が芽生えていた。冷徹なリアリストの父と、理想に燃える息子という強烈なコントラストに、大介の後継者と目される次男・銀平(藤ヶ谷太輔)の反発が加わり、男たちの戦いはさらに複雑さを増していく。5月23日に放送される第6話は、そんな父子の愛憎劇が急展開を迎える注目エピソードだ。大みそか、例年どおり志摩観光ホテルで年越しを過ごす万俵家。翌日、大介たちはキジ狩りに行くが、いまだアメリカンベアリング社への輸出再開の目途が立たず思い悩んでいる鉄平は、眼前に1羽のキジが飛び立つと、反射的に引き金を引いてしまう。銃口の先には、大介の姿があった……。一方、大介の妻・寧子(麻生祐未)は37年前のある出来事を回想。鉄平の祖父・敬介との過去を思い出し、沈鬱な表情を浮かべていた。既に放送・配信がスタートしている本作だが、WOWOWオンデマンドではアーカイブ配信を行っており、今からでも第1話から視聴が可能。また、申込み月内であればいつでも解約可能となる無料トライアルも実施中だ。文=内田涼WOWOW開局30周年記念『連続ドラマW 華麗なる一族』(全12話)毎週日曜 夜10時 放送・配信中WOWOWプライム /WOWOW 4K/WOWOWオンデマンドWOWOWオンデマンドでアーカイブ配信中(今からでも第1話から視聴可能)WOWOWオンデマンドでは無料トライアルを実施中原作:山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫刊)まだ間に合う! 1~6話一挙放送5月26日(水)「第一話」~「第三話」15:00~17:555月27日(木)「第四話」~「第六話」15:00~18:00
2021年05月23日WOWOW開局30周年を記念し製作された『連続ドラマW 華麗なる一族』が現在、放送&配信中だ。原作は国民的作家・山崎豊子の同名小説『華麗なる一族』(新潮文庫刊)。富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥(けいばつ)を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介(中井貴一)を中心に、一族の繁栄と崩壊を全12話でドラマチックに描きあげる。舞台となるのは1960年代、大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期。大介が、水面下で進む“金融再編成”の動きを察知したことから物語が動き出す。金融再編成とは、大蔵省(現在の財務省)が預金高上位の銀行に下位の銀行を吸収させ、大きい銀行を作ろうとする政策のこと。大介が頭取を務める阪神銀行は業界ランキング10位。上位銀行に飲み込まれまいと、自行の生き残りに動き出すことを決意すると、預金残高を上げ、自らが大銀行を吸収合併しようと画策する。「小が大を食う合併もありうるということだ」という大介の言葉には、ピンチさえも利用する底知れぬ男の野望がにじみ出ている。翻弄されるのは銀行員に留まらず、官僚や政治家、さらに長男・鉄平(向井理)が専務を務める阪神特殊製鋼の技術者たちといったさまざまな人々。特に高炉建設という大事業に乗り出す鉄平は、メインバンクである阪神銀行からの融資が半減してしまい、窮地に立たされてしまう。彼らの思惑が交錯する人間模様は、まさに予測不可能。“華麗なる一族”さえも翻弄する金融再編成のうねりは、物語のクライマックスで再び重要なキーとなるため、ドラマをより楽しむためにも、ぜひ記憶に留めておきたい。5月16日に放送される第5話でも、再編をめぐる都市銀行間の駆け引きが大きな見せ場となる。阪神銀行・常務であり、東京事務所所長の芥川(高嶋政伸)から産城銀行の妙な不正融資の噂を耳にした大介は、永田大蔵大臣(石坂浩二)との会食で、産城銀行と平和銀行に合併の動きがあることを察知。両行の合併を潰すべく、東京事務所の行員・通称“忍者部隊”に工作活動を指示する。一方、阪神特殊製鋼の元には、大口取引先アメリカンベアリング社から取引を一時停止したいという連絡が入る。既に放送・配信がスタートしている本作だが、WOWOWオンデマンドではアーカイブ配信を行っており、今からでも第1話から視聴が可能。また、申込み月内であればいつでも解約可能となる無料トライアルも実施中だ。WOWOW開局30周年記念『連続ドラマW 華麗なる一族』(全12話)毎週日曜 夜10時 放送・配信中WOWOWプライム /WOWOW 4K/WOWOWオンデマンドWOWOWオンデマンドでアーカイブ配信中(今からでも第1話から視聴可能)WOWOWオンデマンドでは無料トライアルを実施中原作:山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫刊)まだ間に合う! 1~6話一挙放送5月26日(水)「第一話」~「第三話」15:00~17:555月27日(木)「第四話」~「第六話」15:00~18:00
2021年05月16日WOWOW開局30周年を記念し製作された『連続ドラマW 華麗なる一族』が現在、放送&配信中だ。原作は国民的作家として名高い山崎豊子の傑作小説『華麗なる一族』(新潮文庫刊)。1974年にドラマ化&映画化され、2007年には木村拓哉主演の連続ドラマも放送された名作が、令和の時代に華麗な復活を遂げた。舞台は大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期。富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥(けいばつ)を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊を全12話でドラマチックに描きあげる。すでに第1話、第2話が放送&配信されており、WOWOWオリジナルならでは重厚で高品質な作品づくりが、早くもドラマファンの間で大反響を呼んでいる。脚本は同じく山崎豊子原作の『連続ドラマW 沈まぬ太陽』で、ち密な人物描写と骨太なシナリオが高く評価された前川洋一。そして監督には、映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』や数々の名作ドラマを手掛けた西浦正記が起用された。この強力な布陣によって、原作がもつ壮大なスケール感がより深く、より厚みを持って映像化。主演を務める中井貴一をはじめ、向井理、内田有紀ら豪華なキャスト陣の顔ぶれからも、開局30周年という記念すべき節目に、WOWOWが本作に注ぐ意気込みと本気度がうかがえる。第1話では、都市銀行再編の動きを聞きつけた阪神銀行頭取の大介(中井)が大手銀行を吸収合併しようと画策。一方、長男で阪神特殊製鋼の専務取締役を務める鉄平(向井)は、高炉建設という大事業に乗り出す決意をし、大介に融資を依頼するが、鉄平に対する“ある疑惑”から両者は確執を深めていく。第2話では、大介の愛人である相子(内田)の暗躍によって、阪神銀行勤務の銀平(藤ヶ谷太輔)と関西財閥の重鎮でもある大阪重工・社長の令嬢、万樹子(吉岡里帆)との縁談が進み、家庭内での愛憎劇にも加速がかかる。そして5月2日放送の第3話では、大介と鉄平の衝突がさらに深刻化。全国支店長会議で1兆円預金獲得の大号令を宣言し、資金内容を良くしておくために阪神特殊製鋼への融資削減を決定してしまう。また、次女の二子(松本穂香)が、アメリカから帰国した阪神特殊製鋼社員の一之瀬四々彦(工藤阿須加)と再会し、心惹かれていく……。政財界、そして複雑に入り乱れた万俵ファミリーの間で繰り広げられる駆け引きと攻防に、最後まで目が離せない。既に放送・配信がスタートしている本作だが、WOWOWオンデマンドではアーカイブ配信を行っており、今からでも第1話から視聴が可能。また、申込み月内であればいつでも解約可能となる無料トライアルも実施中だ。文:内田涼WOWOW開局30周年記念『連続ドラマW 華麗なる一族』(全12話)毎週日曜 夜10時 放送・配信中WOWOWプライム /WOWOW 4K/WOWOWオンデマンドWOWOWオンデマンドでアーカイブ配信中(今からでも第1話から視聴可能)WOWOWオンデマンドでは無料トライアルを実施中原作:山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫刊)
2021年05月01日現在放送・配信中の連続ドラマW「華麗なる一族」より、ドラマを盛り上げる様々な恋模様を切り取った、第4話以降の場面写真が到着した。政財界をまたぎ、富と権力をめぐる人間の野望と愛憎を描いた山崎豊子の傑作小説を、WOWOW開局30周年を記念しドラマ化した今作。万俵家を取り巻く人間ドラマはもちろん、様々な恋愛模様にも注目の本作。新たに公開された劇中カットでは、主人公・万俵大介(中井貴一)とその愛人・高須相子(内田有紀)とのカットをはじめ、次男・銀平(藤ヶ谷太輔)とかつて深い関係にあった小森章子(新川優愛)の幸せそうな場面。総理の甥との縁談を進められる次女・二子(松本穂香)は、次第に惹かれ合っていく一之瀬四々彦(工藤阿須加)とのカットが公開。そんな二子の見合い相手、総理婦人の甥である細川一也(宮田俊哉)のワンショットも到着。東大法学部卒のエリートで博学多識。細川自身は二子に好意をもっている様子だが…。ほかにも、長男・鉄平(向井理)と彼の良き理解者で良き妻・早苗(笹本玲奈)の2ショットや、家庭教師として万俵家にやってきた相子に妻・母の地位を侵食され、妻妾同居という奇異な生活を強いられていく大介の妻・寧子(麻生祐未)の1ショットも到着した。連続ドラマW「華麗なる一族」は毎週日曜日22時~WOWOWプライム、WOWOW4K、WOWOWオンデマンドにて放送・配信中(全12話)。(cinemacafe.net)
2021年04月24日俳優の向井理は、2021年でデビュー15周年を迎えた。洒脱な雰囲気は当時から変わらないが、近年においては、少しリラックスしたような温かみまでも、持ち合わせているように見える。「今年で15、16周年なのかな?振り返ることはあまりないですし、“こういう人になりたい”というのも、特にはないんです。ああ…!けど、ドラマ『華麗なる一族』で共演した中井貴一さんのスタンスは、すごく素敵だなと思っています。僕はまだ引き出しが全然足りていないので、もっともっと、いろいろなことを経験していかないと」。向井さん本人はこう話すが、フィルモグラフィーをたどると、その“経験”はとても多彩で、俳優としての確かな歩みが感じられる。最近では、松居大悟監督とタッグを組んだ「バイプレイヤーズ」での「向井理」本人役での出演、そのひょうきんな演技も話題になったばかりだ。「松居くんとは何度かやっていて、あれも、台本通りではあるんですよ(笑)。ただ、別にコメディだから軽いとか、シリアスだからしっかりやるとか、そういうことはないです。あくまでもひとつの作品なので。僕としては、そうやって全然違う役で呼んでいただけることが、本当にありがたいことだと思っているんですよね」。そこまで言い終わると、向井さんは、「いろいろやっていくと、結局、欲が出てくるんですよ。“違う役やりたい”とか、“シリアスをやったらコメディをやりたい”という感じで。だから、バランスよくやれればいいなぁって思う」と、役のバリエーションについても言及する。その思いは、いわゆるブレイクを迎えた20代後半の頃から感じていたことだった。「当時、朝ドラで『ゲゲゲの女房』をやったときに、すごく感じたんです。『ゲゲゲ』のときに、ちょうどTBSのすごくシリアスなドラマ『新参者』もやっていて。その後、日本テレビで『ホタルノヒカリ2』という、ラブコメディに出て、と。確かに忙しかったけど、いろいろなジャンルの作品に出ていたから、意外とストレスはありませんでした。シリアスな演技をやっていると、ふざけたくなるんですけど、絶対ダメじゃないですか(笑)?それをコメディで発散できたり。で、ちゃんと芝居をやりたいなと思ったら、シリアスでやれたりとか。だから、いろいろな作品をやることは、役者としては意外と、精神衛生上いいことのような気もしています」。「華麗なる一族」出演にあたり、独自の準備法「僕は本当にアナログなので…」向井さんの最新出演作は、山崎豊子による名作「華麗なる一族」(新潮文庫刊)のドラマ化。政財界をまたぎ、富と権力をめぐる人間の野望と愛憎を描いた本作において、向井さんは主人公・万俵大介(中井さん)の息子、鉄平を演じる。「華麗なる一族」について、向井さんは「人間の欲や、生々しいドロドロした作品、というイメージを持っていました」と印象を話した。出演については、「断る理由がなかったです。信頼しているプロデューサーからのオファーでもありましたし、作品の重要な役どころという意味でも」と、即決したことも明かす。向井さんが演じる鉄平は、大介とは親子関係でありながら、対立している役どころ。阪神特殊製鋼で高炉建設に尽力する専務という役職や、狩猟をたしなむ人物であることなど、キャラクターの造形における準備は膨大だった。「ありがたいことに、WOWOWさんのほうから資料をいただいて、全部読みました。プラス、自分なりに“鉄平というキャラクターだったらこうなんじゃないか”と考えましたね。どんなワードでも、わからないものは全部調べました。自分がしゃべるものだけではなくて、相手の専門用語も知らないと、リアクションが取れないんです。当たり前のことなんですけどね」。利発な向井さんなら、難なく頭に入るのだろうと振ったが、「いや、全然入らないです(苦笑)」と、首を振る。「僕は本当にアナログなので、調べたものを全部台本の後ろのメモ欄に書いているんです。1話、2話…とやっていって。同時に、初見や何度か読んだときの印象も、インする前に全部書いています。撮影はすべて1話から撮るわけではなく、1話の後に8話、ということもあるので。“今こういう状態だから、これぐらいのテンションだな”とか、考えながらやっています。けど、読んでいくと、また全然変わってきたりもするので…難しいですね。だから、本当にずっと読んでますね」と、こつこつと積み重ねる手法を取っていると伝えてくれた。これまで演じた多くの役柄が、こうした努力の結晶の上で成り立っているかと思うと、改めて向井さんのおごらぬ姿勢に感心する。敬愛する中井貴一への思い「ぶつかる気持ち、いろいろ盗む気持ち、勝つ気持ちでやっている」インタビュー冒頭、向井さんは共演の中井さんについて「貴一さんのスタンスは、すごく素敵」と表現していた。今一度、初共演の中井さんの印象に触れると、さらに饒舌に語り出した。「『華麗なる一族』という作品に出ること自体も憧れでしたけど、何より、貴一さんとお芝居ができることが、僕としてはすごく大きかったんです。最大限の敬意を持って接しているつもりですし、貴一さんは…もう、ちょっと敵わないぐらい、すごいお芝居をされるので。“すごいな…”としか言いようがないんですよ。だから、今回は、本当にぶつかる気持ち、いろいろなものを盗む気持ちで、何ならこう…勝つ気持ちで(笑)、やっています。最初から負けると思ってやってたら、全然響かないと思うので。久しぶりにそういう気持ちになったというか、くってかかるような感じで“させていただこう”という決意で、撮影に臨んでいます」。向井さんの熱い闘志がほの見える。中井さんといえば、コメディからシリアスまで、どんな役でもお手の物という俳優。そのあたりも、向井さんにとって気持ちが強く惹かれる要素なのだろう。「貴一さんの様々な役を観ていますけど、仕事のチョイスと振れ幅、芝居の構築していった、その抽出した結果が本当にすごい」と瞳を輝かせ、「ご自分で舞台をプロデュースして、再演されたりもしている。そういうスタンスがすごく素敵ですよね」と、言葉を重ねた。現場では話したいこと、聞きたいこと、コミュニケーションを取りたいことなど、この上なくあるだろうが、向井さんは「役柄の関係が関係なので、正直そんなに普段の話はしていません」と表情を引き締めた。「(大介の愛人、高須相子役の)内田有紀さんも、そこは同じです。以前共演したときは、普通にお互いの好きなお店の紹介をしたり、仲良くしていたんですけど、今回は挨拶だけ。プライベートの話は一切してません。作品も作品ですし、顔が緩んだ状態は一番、僕としても良くないと思いましたし、遊びに来てるわけでもないので。内田さんとは敵対する役なので、本当に顔も見たくない、ぐらいまでいったかな(笑)。そこまでなれたのはよかったな、と思っています」と、プロ意識をあらわにした。向井さんが全身全霊をかけてぶつかった本ドラマ、放送を心待ちにしたい。WOWOW開局30周年記念「連続ドラマW華麗なる一族」4月18日(日)スタート(全12話)毎週日曜夜10時~WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて放送・配信(第1話無料放送)(text:赤山恭子)
2021年04月12日政財界をまたぎ、富と権力をめぐる人間の野望と愛憎を描いた山崎豊子の傑作小説をドラマ化する連続ドラマW「華麗なる一族」。4月6日(火)、ドラマの撮影場所となった学士会館で記者発表イベントが行われ、主演の中井貴一、向井理、藤ヶ谷太輔、吉岡里帆、松本穂香、要潤、美村里江、笹本玲奈、福本莉子、麻生祐未、内田有紀という万俵家を演じた総勢11名の豪華キャスト陣が集まった。預金高10位にランクされる阪神銀行のオーナー頭取、万俵大介を演じた中井さんは、「WOWOW30周年で『華麗なる一族』をやると伺った時に、自分はどの役をやるんだろう。(万俵家の長男)鉄平かなと思っていたら、大介でした。意外とこんな歳になっているんだ、ということを役を通して教えられた感じがします」と、まずコメント。「時代はいろいろ変われど、不朽の名作と言われるこの作品ですから。われわれがこの作品に息を吹き込むことによって、また新たな『華麗なる一族』を皆さんに楽しんでいただければという思いで、演じさせていただきました」と挨拶した。阪神特殊製鋼専務で、その大介の長男となる鉄平役を演じた向井さんは「個人的には本当にたくさんの思い出が詰まった作品です。楽しいシーンもあれば、大変だったシーンもありましたけど、俳優としてとてもいい経験をさせていただきました」と誇らしげな様子。内田有紀「高須相子を私が演じるなんて」表向きは万俵家住み込みの家庭教師だが、実は大介の愛人でもある相子を演じる内田さんは「高須相子を私が演じるなんて夢にも思いませんでした。初日に貴一さんから、『あの相子だよ』と言われまして。そうそうたる先輩たちが演じてこられた高須相子はこの作品のキーパーソンです」と恐縮しながらも「大役をいただいたということで精いっぱいやらせていただきました」と続けた。「不朽の名作に自分が携われたことを誇りに思います」と語るのは、阪神銀行貸付二課課長で、大介の次男となる銀平を演じた藤ヶ谷さん。「僕は1話を拝見させていただいたんですけども、ものすごく重厚で。1話から惹きつけられる作品となっています。ぜひ期待していただければ」とコメント。さらに相子により、妻妾同居という奇異な生活を強いられることになる万俵寧子を演じた麻生さんは「時代や環境が違っても、与えられた場所で精いっぱい必死に生き抜くというのは、どの時代でも通じる普遍的なテーマなので、そういう作品の中で寧子さんも精いっぱいしあわせを求めて生きているような、強い人になればいいなと思って演じました」とふり返った。松本穂香「これからの展開がすごく楽しみ」そして関西財界の重鎮の令嬢で、銀平と閨閥結婚をさせられる安田万樹子を演じる吉岡さんは、「一番印象に残ったのは初日の撮影です」と明かす。「初日に大勢のキャストの皆さんと初めて対面したんですが、皆さまからは香り立つような、愛憎だったり、欲望だったり、人の怖さみたいなものがあって。それは和やかなシーンだったんですけど、そんなシーンにもひしひしと感じるものがありまして。ああ、万俵家の一員になるんだと背筋がスッとのびるような思いになったのを覚えています」とふり返る。さらに大介、相子により閨閥結婚を進められる万俵家の次女となる万俵二子を演じたのが松本さん。「今、改めて撮影の日々を振り返ってみると、やっぱりとても素晴らしいキャストの皆さん、スタッフの皆さんと、なかなか経験できないような撮影の日々を経験させていただいた」と明かし、「(1話は)正直、銀行とかのくだりはあんまり分からなかったんですけど、お父さんのまわりをめぐる相子さんの存在だったり、私でも面白いなと思うようなシーンがたくさんあって。これからの展開がすごく楽しみです」と正直なコメントを発し、会場を沸かせた。ミュージカル俳優・笹本玲奈「緊張で少し手が震えてしまった」要さん演じる大蔵省官僚の美馬中と閨閥結婚をした万俵家の長女、一子を演じた美村さんは、「私、山崎先生の作品を読むのも大好きで、映像も大好きなんですけど、山崎先生の映像作品に参加するのは今回で4作目になります。WOWOWさんのドラマ『沈まぬ太陽』で、『ジャンボが落ちました』というセリフを、ちょうど(会場の)そこの階段で言ったことを思い出しました」と回顧、山崎作品の中でも今作は「感情的には一番テンションの高いものがあります」と話し「衣装、メークも大変凝っていて。楽しかったです」と明かした。元通産大臣、大川一郎の娘で、鉄平の妻となる万俵早苗を演じた笹本さんも「私も撮影に参加した1日目のこと をすごく覚えています」と言い、「緊張で少し手が震えてしまったんですけれども、きっと早苗もそんな思いをしていたんだろうなと。早苗とわたしを少し重ね合わせて撮影に参加していました」と当時の思いをコメントした。そして最後に、好奇心旺盛な万俵家の三女、万俵三子を演じた福本さんが「今回、こんなすごい大作に、こんなにすばらしい俳優の皆さんと一緒に、お芝居をする機会をいただけて光栄に思います」と笑顔いっぱいに挨拶した。その後も時間の許す限り、ドラマの裏側を語り合っていたキャスト陣。そんな中、最後のコメントを求められた中井さん。「山崎先生の原作の強さと、そして前川(洋一)さんがおろしてくださった脚本の強さ。そしてキャストにも助けられました」と話し、続けて「僕たちが一番助けてもらったのは、スタッフでした」とコメント。「コロナ禍という時代の中で、本当に不自由をしなければならない撮影が続きましたし、ロケ地もお借りできないこともあり、一生懸命(ほかの)ロケ地を探したり。そして美術さんがとても素晴らしいセットを作ってくれました。カメラマンも照明も、本当にプロの人たちってこういう仕事をするんだって。プロがみんなで集まって作った作品なので、面白くないわけがないと思います」と“座長”としてスタッフをねぎらい、締めくくった。連続ドラマW「華麗なる一族」は4月18日より毎週日曜日22時~WOWOWプライム、WOWOW4K、WOWOWオンデマンドにて放送・配信(全12話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2021年04月07日WOWOW開局30周年記念『連続ドラマW 華麗なる一族』が4月18日(日)に初回放送を迎える。それに先駆けて4月6日に記者発表会が行われ、主演の中井貴一や向井理、内田有紀ら総勢11名のメインキャストが登壇した。本作は1974年に山村聡主演でドラマ化、同年に佐分利信主演で映画化され、2007年にも木村拓哉主演でTBS系「日曜劇場枠」にドラマとして放送された山崎豊子の傑作小説『華麗なる一族』(新潮文庫刊)をふたたび中井貴一主演で連続テレビ化したもの。大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期を舞台に、阪神銀行頭取を務める主人公・万俵大介を中心とした、一族の繁栄と崩壊が描かれる。発表会はドラマの撮影場所となった学士会館で実施され、中井、向井、藤ヶ谷太輔、吉岡里帆、松本穂香、要潤、美村里江、笹本玲奈、福本莉子、麻生祐未、内田が登場。まず預金高10位にランクされる阪神銀行のオーナー頭取、万俵大介を演じる中井は「WOWOW30周年で『華麗なる一族』をやると伺った時に、自分はどの役をやるんだろう。(向井演じる万俵家の長男)鉄平かなと思っていたら、大介でした。意外とこんな歳になっているんだ、と役を通して教えられた」としてから、不朽の名作と言われる今作について「我々が息を吹き込んで、新たな『華麗なる一族』を皆さんに楽しんでいただければという想いで、演じました。重厚な面白い作品になったので、ぜひご覧いただきたいです」とあいさつした。阪神特殊製鋼専務で、大介の長男となる万俵鉄役を演じた向井は「約5カ月間にわたった撮影はもう終了しておりますが、個人的には本当にたくさんの思い出が詰まった作品です。楽しいシーンもあれば、大変だったシーンもあり、俳優として良い経験ができました」と誇らしげ。さらに表向きは万俵家住み込みの家庭教師だが、実は大介の愛人でもある相子役の内田は「大作に出させていただき感激です。高須相子を私が演じるとは夢にも思いませんでした。初日に貴一さんから、『あの相子だよ』と言われまして。そうそうたる先輩たちが演じてこられたキーパーソンを私のどこを見てオファーをくださったのか、最初は不思議でしたが、精一杯やりました」とした。阪神銀行貸付二課課長で、大介の次男となる万俵銀平を演じた藤ヶ谷は「この『華麗なる一族』は、僕も見ていた作品なので。まさか出させていただけるとは思わなかった。不朽の名作に自分が携われたことを誇りに思います。重厚で、1話から惹きつけられる作品となっています。ぜひ期待していただければ」とコメント。さらに相子により、妻妾(さいしょう)同居という奇異な生活を強いられることになる万俵寧子を演じた麻生は「『華麗なる一族』の一員となることができて光栄です。時代や環境が違っても、与えられた場所で精いっぱい必死に生き抜くというのは、普遍的なテーマなので寧子さんも精一杯、幸せを求めて生きている様な、強い人になればいいなと思って演じました」と振り返った。そして関西財界の重鎮の令嬢で、銀平と閨閥(けいばつ)結婚をさせられる安田万樹子を演じる吉岡は、「この『華麗なる一族』に携わらせていただき、一番印象に残ったのは初日の撮影です。初日に皆さんと初めて対面したのですが、香り立つ様な愛憎だったり、欲望だったり、人の怖さだったりがあって。和やかなシーンでしたが、ひしひしと感じるものがありまして。ああ、万俵家の一員になるんだと背筋がスッと伸びる思いになりました。新しい『華麗なる一族』が産まれる瞬間に立ち会えたこと、そして万俵家の一員になれたことを心より誇りに思っております」と語る。さらに大介、相子により閨閥(けいばつ)結婚を進められる万俵家の次女となる万俵二子を演じる松本は「改めて撮影の日々を振り返ってみると、素晴らしいキャストの皆さん、スタッフの皆さんと、なかなか経験できないような撮影の日々を経験させていただいたと思います。1話を見て正直、銀行のくだりはあまり分かりませんでしたが、お父さんの周りをめぐる相子さんの存在や私でも面白いと思うシーンがたくさんあって。これからの展開が楽しみです」と正直なコメントを発し、会場を沸かせた。大蔵省官僚で、大介の長女・一子の夫となる美馬中を演じる要は「僕自身も、山崎先生の原作、映画、ドラマの大ファンでございまして。参加させてもらえることを光栄に思い、役者として大きなターニングポイントを迎えたなと自負しています。現場では豪華なスタッフの皆さん、キャストの皆さんとお芝居をするということをかみしめながら毎日を過ごさせていただきました」と充実感をにじませる。その美馬中と閨閥(けいばつ)結婚をした万俵家の長女、一子を演じた美村は「山崎先生の映像作品に参加するのは今回で4作目です。山崎先生の作品は何度参加しても面白くて人間の奥深さ、寂しさをひしひしと感じますが、今回は血の濃さと人間同士のあつれき、そして愛情がぎゅっと詰まっていて感情的には一番テンションの高いものがあります」と話した。さらに「今日は皆さん、役の衣装でこちらにうかがっておりますが、衣装、メークも大変凝っていて。楽しかったです」と本発表会の裏側も明かした。元通産大臣、大川一郎の娘で、鉄平の妻となる万俵早苗を演じた笹本は「撮影1日目をよく覚えています。普段ミュージカルを中心に活動をしているので、テレビで拝見している華麗なキャストの皆さまを目の前にした時、緊張で手が震えてしまいました。でもきっと早苗もそんな思いをしていたんだろうなと。早苗と私を少し重ね合わせて撮影に参加していました」と語る。最後に好奇心旺盛な万俵家の三女、万俵三子を演じた福本が「こんな大作に、こんなに素晴らしい俳優の皆さんと一緒にお芝居をする機会をいただけて光栄に思います。撮影が終わって2カ月ほど経ちましたが、皆さんとこうしてお会いできて嬉しいです」と笑顔を見せた。その後も時間の許す限り、ドラマの裏側が大いにキャスト陣で交わされる。そして最後に中井が「山崎先生の原作の強さと、そして前川さんの脚本の強さ。そしてキャストにも助けられました。それから何しろ一番助けてもらったのは、スタッフでした。コロナ禍という時代の中で、本当に不自由をしなければならない撮影が続きましたし、ロケ地もお借りできないこともあり、一生懸命(他の)ロケ地を探したり。そして美術さんがとても素晴らしいセットを作ってくれました。カメラマンも照明も、本当にプロの人たちってこういう仕事をするんだって。プロがみんなで集まって作った作品なので、面白くないわけがないと思います。ぜひ楽しみにご覧いただきたいと思っています」とスタッフを労いつつ、メッセージを届けて発表会は幕を閉じた。『連続ドラマW 華麗なる一族』(全12話)4月18日(日)スタート / 毎週日曜22:00より、放送・配信※第1話無料放送
2021年04月07日山崎豊子原作連続ドラマW「華麗なる一族」が、4月18日(日)より放送開始。これに先駆けて、本日3月30日(火)よりSHIBUYA TSUTAYA2階でドラマのスペシャルブースが登場している。放送を記念して登場した今回のブースは、ドラマ「華麗なる一族」の世界観が楽しめるコーナーとなっており、中井貴一演じる主人公・大介をはじめ、長男・鉄平(向井理)、次男・銀平(藤ヶ谷太輔)、大介の愛人・高須相子(内田有紀)、大介の妻・寧子(麻生祐未)と、5名が実際に撮影で使用した衣装を展示。またパネル展示では、今回初公開となるものを含む劇中の場面写真や、キャラクタービジュアルのパネルボード、ポスターデザインの壁面などが見られる。そして大型モニターでは、これから放送されるドラマをより楽しむことができるガイド番組「原作 山崎豊子『連続ドラマW 華麗なる一族』徹底ガイド」(25分)を上映。ストーリーや原作の紹介、キャストインタビュー、美術セット、ロケーションなどの見どころに迫っていく(4月1日よりモニターにて放映)。ドラマ「華麗なる一族」は、大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期、富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊を描いた物語。衣装展示が行われる5名のほかにも、吉岡里帆、松本穂香、要潤、工藤阿須加、美村里江、石黒賢、加藤雅也ら豪華キャストが出演している。「連続ドラマ W 華麗なる一族」スペシャルブースは3月30日(火)~4月26日(月)SHIBUYA TSUTAYA2階にて開催。連続ドラマW「華麗なる一族」は4月18日より毎週日曜日22時~WOWOWプライム、WOWOW4K、WOWOWオンデマンドにて放送・配信(全12話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2021年03月30日中井貴一主演、WOWOW開局30周年記念の連続ドラマW「華麗なる一族」から豪華キャストが登場する劇中カットが解禁。万俵家や阪神銀行の重厚感に溢れたセットも明らかになった。大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期、富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介(中井さん)を中心に、一族の繁栄と崩壊が描かれる本作。脚本には、連続ドラマW「沈まぬ太陽」など人物描写を丁寧に重ねていく幹の太いシナリオに定評のある前川洋一。監督は、映画『劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』や数々の名作ドラマを手掛けた西浦正記。この度解禁された劇中カットには、主役・阪神銀行頭取の万俵大介(中井貴一)、その長男・鉄平(向井理)、次男・銀平(藤ヶ谷太輔)、大介の愛人・高須相子(内田有紀)、大介の妻・寧子(麻生祐未)、大介の娘・二子(松本穂香)、三子(福本莉子)をはじめ、超豪華な出演者陣が登場。銀行の生き残りをかけた戦いに挑む大介、情熱的な兄・鉄平と冷静な弟・銀平の対照的な兄弟、寧子&相子の妻妾の歪な関係など、貴重な写真ばかり。今回解禁された写真の万俵家のダイニング、リビング、書斎などや、阪神銀行の頭取室は、なんと全てがセット。美術は連続ドラマW「沈まぬ太陽」、連続ドラマW「監査役 野崎修平」の江口亮太が担当。山崎豊子の原作小説にある重厚感、時代考証を第一に考えて制作された豪華な美術も見どころとなっている。連続ドラマW「華麗なる一族」は4月18日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送・WOWOWオンデマンドにて配信(全12話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2021年03月05日アイドルグループ・NGT48の中井りかが23日、YouTube公式チャンネルを立ち上げ、アパレルブランド設立のためのソロプロジェクトを始めることを発表した。プロジェクト開始のきっかけは、コロナ禍で過ごした2020年、「アイドルができなくなったとき」について考える時間が多くなったこと。YouTubeで公開された動画内で中井は「コロナもそうですけど、年齢的なものもあって。アイドルというのは賞味期限があるものなので、いつまで出来るかも分からないし、それがなくなってしまったとき自分には何が出来るんだろうって」と吐露し、得意なこと、好きなことを突き詰めて考えた結果、“洋服”にたどり着いたことを明かしている。NGT48のオーディションに自分が一番好きだったファッションブランド・LIZ LISAの洋服で挑み、スタッフに「服装で覚えていた」と言われたことも強く記憶に残っており、人生の岐路に関わってきた洋服に真剣に取り組みたいという。今後の動画では、デザインを一から学び、本気で挑戦したいという中井を密着ドキュメントで配信。自分の口座から100万円の貯金を下ろし、スタッフを集め、撮影用の貸し会議室を予約し、色んな人に相談しながらアポをとる……YouTuberというより女社長のようにバリバリと働く姿に注目だ。夢のオリジナル・アパレルブランド設立を目指す中井は、「不安とドキドキが入り混じった今の瞬間をファンの皆様、それから新しく知ってくださる皆様と一緒に共有していけたら嬉しいですし、今までとは少し違う中井りかの一面をこのプロジェクトを通して見せていきたいと思っています!」とコメントを寄せた。
2021年02月24日俳優の中井貴一と女優の天海祐希が夫婦役を演じる、キリンビール「キリン ホームタップ」の新CM「登場」編、「最初の一杯」編が、きょう22日から全国で放送される。CMでは、妻の説得に手を焼く夫役・中井と、夫のお願いをバッサリと却下する妻・天海の会話をコミカルに描く。海を望む自宅で2人がビールを楽しむ様子が、夫婦の「特別なひととき」を感じさせる爽やかなCMとなった。今回の共演に中井が「本当に天海さんっていうのは、礼儀正しくて、凛とした女性です! コマーシャルで共演をさせていただいたのが初めてなんですよ! 非常に光栄に思っております」と喜びをあらわにすると、天海も「満を持して夫婦役をやらせていただいて、光栄の極みでございます! いつも貴一さんって呼ばせていただいているんですけど、これだけすごい先輩なのに、どんと受け止めてくださるというか懐が広いというか。だから憎まれ口叩いても普通に返してくださる……(笑)」と中井を絶賛。また、CMの見どころについて中井は「どの夫婦でもある、細かい気遣いの仕方、家庭内でのマウントをどっちがとっているか、そういう感じがこのCMの中に細かく出ている」と語り、天海は「ホームタップが欲しい旦那さんをちょっと『え~』って言いながらも、自分も飲みたい、割とツンデレな妻を楽しんでいただけたら」と、“ツンデレ”と表現する自身の妻役を挙げた。
2021年02月22日WOWOW開局30周年を記念し、4月18日(日)より放送・配信となる『連続ドラマW 華麗なる一族』より、メインキャスト総勢18人の華麗なる本ポスターが公開となった。本作は1974年に山村聡主演でドラマ化、同年に佐分利信主演で映画化され、2007年にも木村拓哉主演でTBS系「日曜劇場枠」にドラマとして放送された山崎豊子の傑作小説『華麗なる一族』(新潮文庫刊)をふたたび中井貴一主演で連続テレビ化したもの。大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期を舞台に、阪神銀行頭取を務める主人公・万俵大介を中心とした、一族の繁栄と崩壊が描かれる。脚本には『連続ドラマW 沈まぬ太陽』など人物描写を丁寧に重ねていく幹の太いシナリオに定評のある前川洋一。監督は、映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』や数々の名作ドラマを手掛けた西浦正記が務める。そして壮大な野望の実現に突き進む主人公・万俵大介には、2019年に公開された大ヒット映画『記憶にございません!』での好演も記憶に新しい中井貴一が抜擢された。解禁されたポスターは大介が軸となり、17人の運命が大きく狂わされていく様子が見て取れるかの様なデザインになっている。以前のティザーポスターはビロードのベール(カーテン)に包まれ、その前で万俵大介が椅子に腰かけていたのに対し、こちらでは大介が立ち上がり、ついに幕が明けて作品がベールを脱いだことを告げている。壮大な野望の実現に突き進む万俵大介の欲望に終わりはない。不気味で巨大な権力機構“銀行”の波に飲まれていく18人の運命がどう描かれるのかに引き続き期待しよう。『連続ドラマW 華麗なる一族』(全12話)4月18日(日)スタート / 毎週日曜22:00より、放送・配信※第1話無料放送
2021年02月18日4月スタートの連続ドラマW「華麗なる一族」より、総勢18人のキャストによる本ポスタービジュアルが到着した。WOWOW開局30周年を記念して放送される本作は、山崎豊子の傑作小説「華麗なる一族」を、前川洋一脚本、西浦正記監督でドラマ化。大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期、富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊が描かれる。今回到着したビジュアルは、メインキャスト18名が勢揃い。中井貴一扮する壮大な野望の実現に突き進む主人公・万俵大介が軸となり、長男・鉄平(向井理)、次男・銀平(藤ヶ谷太輔)、愛人・高須相子(内田有紀)、妻・寧子(麻生祐未)らの運命が大きく狂わされていく様子が表現されている。ティザーポスターではビロードのベール(カーテン)をバックに大介が椅子に腰かけていたが、今回は大介が立ち上がり、幕を開け、作品がベールを脱いだことを告げている。連続ドラマW「華麗なる一族」は4月18日より毎週日曜日22時~放送・配信(全12話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2021年02月18日中井貴一が主演を務めるPARCO劇場オープニング・シリーズ『月とシネマ ーThe Film on the Moon Cinemaー』の全キャスト、および日程が決定した。旧PARCO劇場のクロージングシリーズで上演された、2016年の『メルシー!おもてなし 〜志の輔MIX〜』以来の登場となる中井が、5年ぶりに新生PARCO劇場で主演を飾る本作。人生でもうひと花咲かせたい中年男と、人生にこだわりを持って生きていきたい女が出会い、そこに人生これから男子が巻き込まれて最後に奇跡が起こる。人生の全ての瞬間は宝石箱に入っている大切な宝物ーー。そんな宝物のような瞬間を綴ったハートウォーミングな舞台だ。作・演出には、これも『メルシー!おもてなし』以来のタッグとなるG2。昭和の古き良き映画館経営者の息子に生まれ、昭和に育ち、平成にもまれながら成功を収めた独立系映画プロデューサー役を中井が演じる。さらに、こだわりのアート系映画の女性監督役に貫地谷しほり。 大手映画会社の若手プロデューサー役には、人気急上昇中の関西ジャニーズJr.内のグループ、なにわ男子に所属する藤原丈一郎が抜擢された。そのほか、プロデューサーの娘役に矢作穂香、 怪しい金融業者役に村杉蝉之介、映画館の熟練映写技師役に文学座のたかお鷹と、硬軟入り混じる豪華キャストが集結。『月とシネマ ーThe Film on the Moon Cinemaー』は4月17日(土)〜5月9日(日)に東京・PARCO劇場、5月12日(水)〜5月16日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールにて上演される。中井貴一コメント昨年から引き続き2021年も演劇界にとっては、困難な幕開けとなってしまいました。昨年よりパルコがリニューアルをし、お客様にとっても、我々演者にとっても最高の環境が用意されたのに...。ただ、どんな状況になろうと前へ進む方法を考えてまいります。まだ4月の状況は予測できませんが、こんな時期だからこそ皆様に温かい気持ちになってお帰りいただけるようなオリジナル作品を目指したいと思います。劇場でお会いできることを楽しみに!貫地谷しほりコメントPARCO劇場オープニング・シリーズ最終公演に参加することになりました。このオープニング・シリーズは昨年も出演させていただきましたが素晴らしい時間となり私自身改めて演劇のファンになり感動の毎日でした。今回は以前に2度も演出をしていただいたG2さん、大先輩の中井貴一さんをはじめ素晴らしい方々と、御来場いただく皆様のひとときを染めさせて頂けたらと思います!全ての人が不安な毎日です。私もこの大好きな世界が壊れてしまうのではという不安が募る日々です。心がときめく事への感謝、今を重ねられる尊さを忘れずに舞台に立てたらと思います!藤原丈一郎(なにわ男子 / 関西ジャニーズJr.)コメント『月とシネマ』のお話しを頂き、大変嬉しい気持ちでいっぱいです!中井貴一さんの素晴らしいお芝居はこれまでドラマや映画で拝見していましたが、まさか自分が共演させていただける日がくるとは思ってもいませんでした。演出のG2さんともご一緒するのは初めてで、以前から作品を観劇していたのでワクワクしています!歴史あるPARCO劇場に立たせてもらえること、PARCO劇場オープニング・シリーズに携われること、そして素晴らしいキャスト の皆さんと共演できることなど、たくさんのご縁を大切に精一杯頑張ります!是非、劇場で幸せな時間を共に過ごしましょう!劇場でお待ちしております!G2コメントこんな時期だからこそ、人と人が直接会うことの大切さが問われるのではないでしょうか?35年間も喧嘩別れしたまま病気で亡くなった父親。父が遺した映画館で撮影を続けるうちに、かつてのいざこざの謎が解け、絆を取り戻してゆく再生の物語です。中井貴一さん始め、コメディーの達者な役者が揃いました。コロナの憂さを晴らして大いに笑い、心の潤いを取り戻しましょう。感染防止対策が万全で換気も優秀なパルコ劇場でお待ちしてます。【公演概要】PARCO 劇場オープニング・シリーズ『月とシネマ ーThe Film on the Moon Cinemaー』作・演出:G2企画・制作:パルコ出演者:中井貴一、貫地谷しほり、藤原丈一郎(なにわ男子 / 関西ジャニーズJr.)矢作穂香、村杉蝉之介、たかお鷹●東京公演公演日程:4月17日(土)〜5月9日(日)会場:PARCO劇場(渋谷PARCO 8F)チケット料金:1,1000円(全席指定・税込)チケット発売日:3月20日(土)予定お問い合わせ:パルコステージ 03-3477-5858(時間短縮営業中)公式サイト: ●地方公演公演日程:5月12日(水)〜5月16日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールチケット料金:1,1000円(全席指定・税込)お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00〜16:00 ※日祝休業)
2021年02月08日中井貴一が主演を務めるPARCO劇場オープニング・シリーズ 『月とシネマ―The Film on the Moon Cinema―』の出演者が8日、明らかになった。同作は中井貴一が、5年ぶりに新生PARCO劇場で上演する主演作。2016年に上演された『メルシー!おもてなし ~志の輔MIX~』以来のタッグとなるG2と組んだ。昭和の古き良き映画館経営者の息子に生まれ、平成にもまれながら成功を収めた独立系映画プロデューサー・並木憲次(中井)が、父の映画館「ムーン・シネマ」は閉館の危機に直面し、アート系の映画監督と映画を作ることとなる。女性監督役に女優の貫地谷しほり、大手映画製作会社の若きプロデューサー役には、関西ジャニーズJr.のユニット“なにわ男子”のメンバーである藤原丈一郎、プロデューサーの娘役に矢作穂香、怪しい金融業者役に村杉蝉之介、映画館の熟練映写技師役に文学座のたかお鷹と、硬軟入り混じる豪華キャストが集まった。東京公演はPARCO劇場にて4月17日~5月9日、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて5月12日~5月16日。○中井貴一 コメント昨年から引き続き2021年も演劇界にとっては、困難な幕開けとなってしまいました。昨年よりパルコがリニューアルをし、お客様にとっても、我々演者にとっても最高の環境が用意されたのに…。ただ、どんな状況になろうと前へ進む方法を考えてまいります。まだ4月の状況は予測できませんが、こんな時期だからこそ皆様に温かい気持ちになってお帰りいただけるようなオリジナル作品を目指したいと思います。劇場でお会いできることを楽しみに!○貫地谷しほり コメントPARCO劇場オープニング・シリーズ最終公演に参加することになりました。このオープニング・シリーズは昨年も出演させていただきましたが素晴らしい時間となり私自身改めて演劇のファンになり感動の毎日でした。今回は以前に2度も演出をしていただいたG2さん、大先輩の中井貴一さんをはじめ素晴らしい方々と、御来場いただく皆様のひとときを染めさせて頂けたらと思います!全ての人が不安な毎日です。私もこの大好きな世界が壊れてしまうのではという不安が募る日々です。心がときめく事への感謝、今を重ねられる尊さを忘れずに舞台に立てたらと思います!○藤原丈一郎 コメント『月とシネマ』のお話しを頂き、大変嬉しい気持ちでいっぱいです!中井貴一さんの素晴らしいお芝居はこれまでドラマや映画で拝見していましたが、まさか自分が共演させていただける日がくるとは思ってもいませんでした。演出のG2さんともご一緒するのは初めてで、以前から作品を観劇していたのでワクワクしています!歴史あるPARCO劇場に立たせてもらえること、PARCO劇場オープニング・シリーズに携われること、そして素晴らしいキャストの皆さんと共演できることなど、たくさんのご縁を大切に精一杯頑張ります!是非、劇場で幸せな時間を共に過ごしましょう! 劇場でお待ちしております!○G2 コメントこんな時期だからこそ、人と人が直接会うことの大切さが問われるのではないでしょうか?35年間も喧嘩別れしたまま病気で亡くなった父親。父が遺した映画館で撮影を続けるうちに、かつてのいざこざの謎が解け、絆を取り戻してゆく再生の物語です。中井貴一さん始め、コメディーの達者な役者が揃いました。コロナの憂さを晴らして大いに笑い、心の潤いを取り戻しましょう。感染防止対策が万全で換気も優秀なパルコ劇場でお待ちしてます。○あらすじとある地方都市。駅前の映画館「ムーン・シネマ」は閉館の危機。そこへ館長の息子並木憲次(中井貴一)が「ムーン・シネマ」に現れた。彼は五十代のフリーの映画プロデューサー。今までにヒット作を何本も世に送り出していているが、賞には恵まれない。同じ映画関係の仕事だが、父子の交流はほとんどないというか絶縁状態だった。並木とのタッグでヒットを飛ばすことを夢見る大手映画会社の新米プロデューサー・小暮涼太(藤原丈一郎)、並木の娘・彩矢(矢作穂香)と共に、映画館の相続のために集まったのだが、驚いたことに、父が残した遺言状には映画館は、ある女性に継がせる。とあった。まさか親父のやつ……、老いらくの恋か?と邪推をするが、その推測は見事に外れた。その女性は、知る人ぞ知る、女流映画監督三城麻衣子(貫地谷しほり)だったのである。4、5年に一度しか作品を発表しないし、映画は大ヒット、というわけでもなかったが、発表ごとに映画賞を総なめすることで有名な監督で、ちょっとやそっとでは大手のオファーを受けないのでも有名である。正当な権利を主張するべく、並木達は三城に会うことにする。こんな古い映画館で借金もある、相続しても負債を抱えるだけだと放棄を迫る並木。すったもんだの末、三城は提案する。この映画館を使って映画を撮影したい。その後であれば、映画館の権利は放棄すると。そして、それには一つの条件があるという、「撮影する映画は並木憲次がプロデューサーを務めること」。こうして、商業主義のプロデューサーとアート系の映画監督、水と油のはずの二人が一緒に映画を作ることになった。大手映画会社の看板を背負い、小暮は何かというと意地を張る並木に手を焼きながら映画完成に向かってひた走る!そこに並木の娘も、映写技師の黒川(たかお鷹)も、そして何故か街金の児島(村杉蝉之介)も巻き込まれて、映画館の存続を巡って右往左往が始まっていく。そして次第に、驚くべき父の秘密が浮かび上がってくるのだが……。
2021年02月08日中井貴一主演で、何度も映像化されてきた山崎豊子の傑作小説をドラマ化する連続ドラマW「華麗なる一族」。これまで向井理と藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)をはじめとするメインキャストが明らかになってきたが、今回さらに8人の俳優が出演決定、オールキャストが解禁となった。大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期、富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥(けいばつ)を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊が描かれる本作。まず、大介(中井さん)の息子・娘に関わる人物として、次男・銀平(藤ヶ谷さん)とかつて深い関係にあった女性画家・小森章子役には新川優愛、二子(松本穂香)が閨閥結婚相手として見合いをすることになる細川一也役は「Kis-My-Ft2」の宮田俊哉。次に阪神銀行で大介の側近となる融資担当・渋野常務を堀部圭亮、経理担当・大亀専務を井上肇、そして大介の秘書・速水英二を細田善彦が演じる。さらに、その阪神銀行と関わる面々で、大同銀行の専務・綿貫千太郎役を六角精児、阪神特殊製鋼の専務・銭高孫六を甲本雅裕、そして大蔵省の金融検査官・田中松夫を温水洋一と、個性派かつ実力派役者陣ががっちりと脇を固める。それぞれ、どんな人物?■小森章子(新川優愛)銀平の元恋人で画家の卵。万俵家の縁組みのルールが障害となり2人は結婚に踏み切ることができなかった。章子は銀平のもとを去り、絵を勉強しにパリへ発った。兄・鉄平(向井理)がシカゴに出張に行った際に、個展を開く予定の章子と邂逅し、銀平のいまを章子に告げる。■細川一也(宮田俊哉)佐橋総理婦人の甥。東大法学部卒、業界大手の帝国製鉄秘書課勤務のエリート社員。外務官僚の小泉夫人の遠縁で、美馬中(要潤)と相子(内田有紀)によって二子と見合いをすることに。容姿端麗、博学多識で縁談相手としては申し分ないが、知識をひけらかすところが玉に瑕。細川自身は好意を持っている様子だが、二子の気持ちは…?■綿貫千太郎(六角精児)大同銀行専務。大同銀行は生え抜き派と日銀からの天下り派に分かれており、あからさまに態度には出さないが、生え抜き派の綿貫は新頭取の三雲(石黒賢)をはじめとする天下り派を疎んでいた。三雲が鉄平(向井理)率いる阪神特殊製鋼に肩入れしていることを快く思っていない。■銭高孫六(甲本雅裕)阪神特殊製鋼常務。元阪神銀行本店の融資部長で、大介の意を受けて、阪神特殊製鋼の経理担当役員として送り込まれた。高炉建設に関して予算面での折り合いが付けられるか疑問に思っており、不安を吐露する。財政面に絶えず眼を光らせながら、逐一、阪神銀行へ報告している。■田中松夫(温水洋一)大蔵省銀行局の官僚。金融検閲を予告なしに検査し、徹底的に内容を洗い出す金融検査官。美馬よりも年上であったが、東大出のキャリア組の美馬とは違い、ノン・キャリア組で、2人の間には主計局次長と検査官という大きな隔たりがある。美馬は大介に預金高中位の銀行の経営内容を洗うよう言われ、あることを条件に田中に各行の検査報告のコピーを極秘に渡すよう頼む。■渋野(堀部圭亮)阪神銀行常務、融資担当。阪神銀行の体質改善を図るためという名分で、能力厳選主義で選び抜かれ、抜擢されたエキスパート。貸付をしている太平スーパーの資金不足の問題に銀平とともに対峙する。■大亀(井上肇)阪神銀行専務、経理担当。大介が人間的な弱さを安心して露呈できる存在。企業のトップとして決断に迷う時、不安に襲われるとき、また銀行の頭取という品位が問題にされそうなとき、大介は大亀を呼んで心中を吐露する。■速水英二(細田善彦)阪神銀行頭取の秘書。銀平と同い年、同じ大学で経済を学び、同期で阪神銀行に入社。銀平と速水は行内では営業の貸付課と秘書課に分かれ、ほとんど言葉を交わすこともなかったが、銀行の外で顔を合わせれば、友人同士の親しい言葉を交わし合う間柄。優れた知性と情感を兼ね備えており、大介からの信頼もある。ストーリー高度経済成長期の日本。預金高10位にランクされる阪神銀行のオーナー頭取、万俵大介(中井貴一)は、銀行のほかにも多くの事業を手掛ける万俵コンツェルンの総帥。大介は長女・一子(美村里江)の夫である大蔵省エリート官僚の美馬から、都市銀行再編の動きを聞きつけ、生き残りを目指し大手銀行を吸収合併しようと画策する。その一方で、万俵家には、大介の妻・寧子(麻生祐未)と阪神銀行と同じく万俵コンツェルンを支える柱の一つである阪神特殊製鋼の専務取締役の長男・鉄平(向井理)、阪神銀行に勤める次男・銀平(藤ヶ谷太輔)、次女・二子(松本穂香)、三女・三子(福本莉子)のほかに、大介の愛人・相子(内田有紀)が長く同居。家庭内で大きな力を持ち、万俵家の閨閥づくりを推し進める相子の存在を鉄平たちは疎ましく思っていた。さらに鉄平は、悲願としていた高炉建設の融資をめぐって大介と対立し、2人は確執を深めていく。連続ドラマW「華麗なる一族」は4月18日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全12話/第1話無料放送)、WOWOWオンデマンドにて配信。(text:cinemacafe.net)
2021年01月29日落語家の笑福亭鶴瓶が即興ドラマを繰り広げる舞台『スジナシシアターVol.13』に、俳優の山崎育三郎、中井貴一、お笑い芸人の渡辺直美が各日ゲストとして出演することが26日、発表された。東京・世田谷パブリックシアターで2月26日・27日・28日に開催され、チケット一般発売日は2月19日。オンライン配信も行われる。その日に知らされるセットのなかで即興ドラマを繰り広げる「スジナシ」 は、1998年にCBCテレビにて放送を開始。その後2015年より『スジナシ BLITZシアター』として赤坂BLITZで年2回の公演を行ってきたが、2020年9月、会場の一時休館に伴い幕を下ろすこととなった。今回からはTBS、サンライズプロモーション東京主催で新たな「スジナシ」がスタートするが、芝居の後にプレビューを見ながら演技を振り返るトークや、舞台とテレビの連動企画として後日テレビでも放映する点はこれまでと変わらず行う。ゲストには、ミュージカルや舞台に加え、ドラマや映画、そして歌手としても活躍する山崎が初日、芸人という枠にとらわれず様々なジャンルで活動し、海外でも著しい活躍を見せる渡辺が2日目、ドラマ、映画で幅広い役柄を演じ、舞台やナレーションなどマルチに活躍する中井貴一が3日目に登場。案内人は中井美穂が務める。鶴瓶は今回の開催について「13回目になりますが、未だに慣れないですよ。でも毎回初めての感じがいいんですよ」と改めて“スジナシ”の魅力を語った。今回のゲストについて山崎には、「今非常にノッてますし、役柄をみていても面白い。クサイ役もうまいだろうし、楽しみですね」と期待し、渡辺には「バラエティ風になったほうがいいのか、シリアスになったほうがいいのか、どこまでやっていいのか悩みますね」と思案。そして中井貴一には「長い付き合いになりますが、あんな何でもできる人いないですよ。器用ですし、面白い。こんなフリーの舞台に出るってね、ありえないでしょ(笑)」と笑いを交えて賛辞を述べる。最後に「でも、こんな舞台を出来ることはありがたいと思うので、精一杯がんばりますし、羽目を外さないようにします」と真摯なコメントを寄せた。
2021年01月26日4月スタートの連続ドラマW「華麗なる一族」より、また新たなキャストが発表された。これで万俵家全キャストが明らかになった。主人公・万俵大介を中井貴一が演じるほか、長男・鉄平を向井理、次男・銀平を藤ヶ谷太輔、大介の愛人・高須相子を内田有紀、大介の妻・寧子を麻生祐未が演じることは既報通り。加えて大介の3人娘、清楚で控えめな性格の長女・美馬一子役を美村里江。縁談において次第に大介や相子と対立していく次女・万俵二子役を松本穂香。好奇心旺盛な三女・万俵三子役を、『思い、思われ、ふり、ふられ』の福本莉子が演じることがこのほど明らかに。美村さんは「共演者の方々との各場面が楽しみです。あの時代ならではの衣装・メイク、また男女観も含め、立体化を目指したいと思います」と意気込み、松本さんは「身に余る思いではありますが、素晴らしい役者さん方から色んなものを吸収し、私らしい二子を演じられたらなと思っています」出演にあたって思いを明かし、「人間の底にある感情が包み隠さず描かれています。時に苦しい場面もあると思いますが、ぜひ『華麗なる一族』を、最後まで見届けて頂けたら」と視聴者へメッセージ。福本さんも「三子は万俵家の三女で、作中で唯一と言えるぐらい自由で何にも囚われていない純粋な女の子です。重厚な人間ドラマの中で、ポジティブな存在として明るく、そして何よりも楽しく華麗なる一族の一員としてこの時代を生きられたらなと思います」とコメントしている。さらに、関西財界の重鎮の令嬢で銀平との縁談を受ける・安田万樹子役を吉岡里帆、元通産大臣の娘で鉄平の妻・早苗役を、主にミュージカルのフィールドで活動する笹本玲奈、そして大蔵省に勤める一子の夫の美馬中役を要潤が演じる。吉岡さんは「手汗握る緊張感もありますが、脚本を読み進めていく手は素直で『早く続きを、どうして?それから?』と高揚感の方がうんと強く胸の高鳴りを感じました」そのストーリーに触れた印象を明かし、笹本さんは「時代背景や山崎豊子さんの原作の世界観にしっかりと馴染めるよう、早苗役を大切に深めて参ります」と意気込む。いつかは山崎作品のドラマに参加してみたいと思っていたという要さんは、今回念願が叶い「このような身に余る大役を頂けることに大変身が引き締まる思いと共に、これまでの自分の芝居をようやく褒めてあげられるのかな、と思います」と喜んだ。この6人もまた、阪神銀行を守るため、阪神銀行の更なる発展を遂げるために、大介が企てた大胆な計画により、大介の野望の歯車となり、大きく運命を狂わせていき、不気味で巨大な権力機構〈銀行〉の波に飲まれていくのだ。連続ドラマW「華麗なる一族」は2021年4月18日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全12話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年12月21日中井貴一と鈴木京香が“共演NG”な元恋人同士を演じ、企画・原作を秋元康が手がける「共演NG」の特別編が12月14日オンエア。斎藤工演じる市原龍が語った“ドラマへの想い”に、役柄と斎藤さんを重ねる視聴者からの感動の声が続々と寄せられている。実力派大物俳優・遠山英二と人気女優・大園瞳。2人が25年前に破局して以来“共演NG”であることは業界では公然の秘密だったが、そんな2人が弱小テレビ局の社運を懸けた大型連続ドラマで、主演として25年ぶりの共演を果たすことに。しかもほかの出演者たちも皆共演NGばかり――というストーリーが展開してきた本作。遠山英二を中井さんが、大園瞳を鈴木さんがそれぞれ演じ、英二の妻の遠山雪菜に山口紗弥加、英二と瞳を25年ぶりに共演させた“ショーランナー”市原龍に斎藤さん。英二と瞳が共演を果たすドラマ「殺したいほど愛してる」の共演者として里見浩太朗、堀部圭亮、細田善彦、小澤廉、若月佑美、小野花梨。また小野塚勇人、森永悠希、小島藤子、岡部たかし、迫田孝也、岩谷健司、瀧内公美、猫背椿、橋本じゅん、リリー・フランキーらも出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。特別編では「殺したいほど愛してる」がクランクアップ。そこにスポーツ関東の中川(橋本さん)が現れ、「市原に独占インタビューをしたい」と依頼。最終回の放送当日、リモートでの独占インタビューが行われることになる…という形で、これまでの名場面とともに、そこに市原がどんな意図を込めたのかが語られる形でストーリーが展開した。インタビューの最後、中川が「共演NGの役者ばかり集める危険を犯してまで、なぜこのドラマを作りたかったのか」と問いかけると、市原は「日本のドラマを変えたかった。配信メディアを通じて世界の優れたコンテンツが続々と押し寄せてきているのに、日本のドラマを遅れを取っている。業界のしがらみや忖度、制約がじゃまをして優秀なクリエイターが挑戦できないでいる。それをすべて取り除いた状態でドラマを作りたかった」と、日本のドラマ制作の現状に危機感を抱いたからだと回答。続けてテレビ東洋を選んだ理由を「キー局で最も弱いが、最もTVへの愛がある」と明かす。このセリフに「イチリュー。工くんにぴったりの役だった」「まんま工さんにしか見えなかったし、あのセリフはカッコ良かった!!!」「斎藤工さんが最近の日本のテレビ事情を言うとめちゃくちゃ説得力」など、市原の役柄と斎藤さんをオーバーラップさせた視聴者からの声が続々と寄せられている。(笠緒)
2020年12月15日三谷幸喜が作・演出を手掛け、2018年末に上演されたミュージカル『日本の歴史』が、2021年7月に再演されることが10日、明らかになった。出演は、中井貴一、香取慎吾、新納慎也、シルビア・グラブ、宮澤エマ、秋元才加の初演メンバーに、段田安則が参加。この7人が、60役以上の老若男女の登場人物たちを演じ、歌い、踊り、歴史を駆け抜ける。もともと歴史好きで知られている三谷氏は、近年多くの歴史ドラマや舞台を手がけ、2022年放送予定の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』も執筆。その独自の着眼点とアイデアで、エンターテイメントの姿を通して、改めて歴史の面白さや奥深さを伝えている。その三谷氏が手掛けたオリジナル・ミュージカル『日本の歴史』の再演が決定。長きにわたり、三谷氏の作品の世界観を支えてきた作曲家・荻野清子氏と共に創り上げ、珠玉のキャスト陣が歌い踊った壮大な“大河ミュージカル”が帰ってくる。初演以来高まってきた再演希望の声に大きな力を得て、決定したという。「卑弥呼の時代から太平洋戦争までの約1700年に亘る日本の歴史を凝縮」したこのミュージカルは、60人以上にも及ぶ歴史上の人物たちや市井の人々を、たった7人の俳優たちが演じ、歌い、踊るという大胆な構成。その中で、キャッチーなメロディーと親しみやすい歌詞に乗せて、めまぐるしく移り変わる歴史の場面が目の前で紡がれていく。脈々と次世代につながっていく人間の因果のドラマが語られ、ただの歴史の出来事の羅列ではない骨太な物語が展開される。
2020年12月10日