息子がいないお正月、実家と義実家へ息子の不在を説明しなければならず……公立中学の自閉症・情緒障害特別支援学級に在籍する中学3年生の息子と公立高校に通う高校2年生の娘がいます。2人とも小学校1年生のときADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)と診断を受けました。息子は小学校までは通常学級に所属していましたが、小5の時、コロナ禍による休校をきっかけに『いつから学校に行けるのか?』とパニックとなり、昼夜逆転や家庭内暴力が始まりました。自宅で過ごすことが困難となり、小児精神科に入院などもしましたが、今までの生活様式が一変してしまいパニック症状は悪化するばかり。中学校では特別支援学級に入るも環境に馴染めず、学習意欲も低下して不登校、昼夜逆転、家庭内暴力がさらにひどくなってしまいました。息子と話し合い「生活習慣を整えて、中学3年生の4月から家に戻れるよう目標を立てて、一緒に頑張ろう!」と一緒に目標を立てたうえで、息子は中学1年生の冬から児童養護施設に入所しました。息子の生活と精神面を整えるための決断でした。そして、わが家は息子がいないお正月を迎えることになりました。いつもでしたら、年始の挨拶で義実家、実家を訪問していたのですが、息子を連れて出かけることはできません。そのため、義父、義兄夫婦、実母、弟に息子の施設入所について伝えなければなりませんでした。「帰ってきたら鰻を一緒に食べに行こう」優しい義父義実家は、80代の義父と義兄の二人暮らしです。義母はすでに亡くなっています。義父たちへは訪問前に夫から電話で説明してもらいました。夫からの電話を義父は「うん、うん……」と穏やかに聞いてくれたそうです。分かってくれたようだよという夫の言葉にホッとしつつも、いつもより緊張して義実家へ訪問しました。久しぶりにあった義父たちは我々を温かく迎えてくれました。義父は息子の障害については全く触れず、「帰ってきたら、孫の好きな鰻を一緒に食べに行こう」と言ってくれました。その優しさに、私は涙ぐんでしまいました。義兄も特に何も触れず微笑んでいました。義兄の優しさを感じました。また後日、義姉からは「気がつかなくて、ごめんなさい。大変な子育てをしてきたんだね。困ったときは相談してね」とメールをもらいました。このような義実家の優しさは、いっぱいいっぱいだった私の心を支えてくれました。感謝してもしきれません。Upload By ユーザー体験談「なんてかわいそうなことをしたんだ!」激怒する実母私の実家は父は亡くなっており、母と私の弟が暮らしています。子どもたちが小学校低学年だった頃、私は子どもたちの発達障害について母に伝えたことがありました。ですがそれ以降、母は自分で調べた薄い知識や偏見で、「あの子たちがかわいそう」「おまえ(私のこと)の育て方が悪かったんだ」「テレビで発達障害の番組を観たけど、将来はどうするの?お先真っ暗じゃない」「仕事をするのは無理かもね」など、ことあるごとに、私や夫、子どもたちの前で言ってくるのです。そんな経緯があったため、年始の挨拶前までに私から実母に息子の入所について伝える勇気はでませんでした。さらに非難されるのが嫌で嫌でたまらなかったのです……。そして来てしまった訪問当日、私はとうとう息子がいない理由を伝えるしかありませんでした。案の定母は「施設に子どもを入れるなんて!なんてかわいそうなことをしたんだ!」「障害を持っているから、こんな事になったんだ!」と激怒。しかも、これを娘の前で言ったのです。自身も発達障害がある娘がどれだけ傷ついたか……。もう私は覚悟を決めるしかありませんでした。Upload By ユーザー体験談母からの謝罪。でも私が選んだのは……「今の私の家族を傷つける言動をするのは困る。家族を守るため、実家には行きません」母は黙って聞いていました。そしてその数日後、母から電話がありました。「私は人の気持ちが分からないの。あんたを傷つけているとは思っていなかった。ごめんね」と。それでも、私は今までの経緯があったため、母を許すことができませんでした。「今後は実家には帰省しない」と絶縁宣言をしました。Upload By ユーザー体験談努力した息子。今は将来の夢に向かって頑張っています!あれから3年ほど経ちましたが、母とは連絡をとっていません。義実家へは年始の挨拶やお盆など、定期的に訪問しています。義父は、変わらず子どもたちを大事にしてくれ、「一緒に外食に行こう」「孫の好きなものを食べさせてやりたい」と声をかけてくれます。毎回子どもたちへお小遣いもいただき、それは子どもたちの通帳に貯金しています。そして、息子はとても努力して生活習慣を整え、目標通りに退所し、現在は一緒に暮らしています。今は受験生として、幼少期からの夢をかなえるため奮闘中です。息子はまだまだ成長期です。さらに自分を高めて、どうか自身の夢を叶えて欲しいと願っています。そして安定した気持ちで就労できるよう、これからも支援し続けていきたいです。Upload By ユーザー体験談イラスト/SAKURA※エピソード参考者のお名前はご希望により非公開とさせていただきます。(監修:森先生より)「お子さんを守ること」「お子さんの生活習慣を整えること」を最優先に行動できたのは素晴らしいですね。発達障害の支援の中で、家族や親族の理解を得られないという問題はしばしば見られます。「適切な支援を受けることを拒絶する」といったことも時にはあります。専門家とも相談しながらお子さんの生活習慣を整えるために出した結論に、親族の方から理解をしてもらえないこともあるでしょう。障害や支援に対して理解してくれない理由としては、気が動転してしまったり、お子さんへの愛情が強すぎるがゆえの不安な気持ち溢れてしまっているといったことがあります。ただし、その不安な気持ちを保護者の方が受け止める必要はありません。不安な気持ちをぶつけられることによって、お子さんや保護者の方が傷ついたり疲弊してしまっては本末転倒です。そういった場合は、「この子の親として、最も良い方法を探しているところだから、信じて見守って欲しい」ということを説明して、状況によっては一旦距離を置くことも必要なのではないでしょうか。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年01月12日日能研関西は2024年4月より、小学1年生・2年生を対象とした新コース「Nexuss(ネクサス)」を「西宮北口駅第2教室」(所在地:兵庫県西宮市)と「岡本校」(所在地:兵庫県神戸市東灘区)で開講いたします。(初年度は1年生のみ。2年生は2025年4月開講。)個々人に寄り添った密度の高い指導最難関中学の受験状況は、昨今の中学受験ブームも相まって入試難度は高止まり、問題傾向もより深い思考力・確かな記述力・高度かつ正確な作業力を求められるものになっています。「Nexuss(ネクサス)」ではそれらの最難関中学の受験状況・入試問題傾向を踏まえ、学習の先取り=進度を追い求めるのではなく、深度=より深い正確な知識の理解と柔軟な応用力を身につけて骨太な学力を身につけられるように、まずは絶対的な学習環境として「少人数制」最大8名の定員を設定いたします。少人数での学習環境を作ったうえで、授業内での直接の働きかけによって「自己肯定感」の育成、自発的な学習習慣「自ら学ぶチカラ」を身につけていく「アウトプット重視」の授業進行、毎授業後に授業に対する一言感想文を書く時間「今日の振り返り」、教科学習で知的好奇心を醸成する探求学習「クエストタイム」の月1回実施、と既存の大手進学塾とは違う全く新しい、個々人に寄り添った密度の高い指導で低学年のお子様に特化したコースとなります。知的好奇心を醸成する探求学習「少人数制」最大8名の定員【無料体験キャンペーン 概要】2024年の4月開講までに、毎月1回の授業+入会テスト+説明会がセットになったイベント「まるごと!!ネクサス!!」の実施、入会手続き済みの方に限定した「プレ授業」の実施を予定しています。「まるごと!!ネクサス!!」のお申し込み、各種お問い合わせ・ご相談については、ホームページ内の申込フォームより簡単にお手続きいただけます。■日能研関西 低学年コース Nexuss(ネクサス) 【開講教室概要】教室名 : 西宮北口駅第2教室所在地 : 〒663-8204 兵庫県西宮市高松町3番34号 パセオ・エスタシオン3F教室名 : 日能研岡本校所在地 : 〒658-0072 兵庫県神戸市東灘区岡本1-8-22 岡本スタービル2F■問い合わせ先日能研関西 西宮北口駅第2教室〒663-8204 兵庫県西宮市高松町3番34号 パセオ・エスタシオン3FTEL:0798-31-1135[受付時間]火~金 14:00~19:00/土 13:00~18:00(日月はお休みです)「自ら学ぶチカラ」を育てます■会社概要株式会社 日能研関西〒650-0033 神戸市中央区江戸町94-2 ファーストプレイスユニオンビル 7FTEL: 078-321-5050URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月11日子どもの誕生日に必ずしていることとは?中学1年生の長男、小学4年生の次男、小学2年生の長女を育てるくわばたさん。長男はちょうど思春期で声変わりを「めっちゃしたのよ~!」といい、昨年のYouTubeを見ると「誰?」と思うぐらい息子の声が変化していて驚いたそう。同じく中1の息子がいる杉浦さんも「これが男の子の成長ですよ」と共感していました。くわばたさんはお子さんが小さい頃から毎年、誕生日には欠かさずしていることがあるといいます。それは「抱っこ」。長男が13歳になったときにも、抱っこをしたそうです。「息子も嫌も言わへん、それが当たり前ってふうに我が家ではなってるから」と話しますが、少し前までは立って抱っこできたのが、13歳では重たくて立って抱っこできず、ソファに座って抱っこしたのだとか。「生まれて初めて抱っこしたとき、すっごい小さいやん、この子がお腹に入ってたんだって思うぐらい。そんとき覚えてるのが、首の下からお尻までが手の平1個分やったの。こんなにちっちゃいんやって思って。13歳の誕生日のときに手の平で測ったの、そしたら14個分やった」と、新生児と比べて14倍にも成長していたことにびっくりしたそうです。子どもの成長に驚かされることは、ほかにもたくさん。くわばたさんは「子どもがサッカーから帰ってきて、夜21時、22時ぐらい、すぐスマホいじってて。何すぐスマホいじってんの?って思ったけど、そのスマホいじってる手が男の手になってる!いつの間に⁉って思って」と明かし、そのとき思わず手の平を比べたら、息子のほうが母より一回り大きかったといいます。身長もすでに母を追い越し、たくましく成長しているようですね。そんな長男のサッカーを応援しに行ったとき、くわばたさんが思わず涙してしまった出来事がありました。「子どもは最強のツンデレ」とにかく声が大きく関西弁で目立つことから、「あそこの母ちゃんうるさい」と有名になってしまい、中学生になった長男に「とにかく絶対にしゃべらんといて。声を出さんといて」言われていくわばたさん。最初はおとなしく手拍子だけで応援していましたが、相手チームに1点取られて「これはいかん!」と思い、「まだまだ負けへんで、いけるいける!」と、つい大きな声で応援してしまいました。くわばたさんは「負けてもええねん。ただ、こんな気持ちでサッカーしてほしくないから、盛り上げたくてうわー!って」という一心で応援しながら、心のどこかで「大きな声で応援しちゃった……」と反省の気持ちも。しかし長男と一緒に電車で帰路に着くと、友達と別れて母子2人になった瞬間に、「ママ、今日は大きな声で応援してくれてありがとうね。うれしかったよ」と言われたのだそう。思いがけない言葉に、くわばたさんは感涙。このエピソードに杉浦さんも、「思春期って友達の前ではカッコつけたいけど、子どもに戻る瞬間があるじゃないですか」「子どもからされる最強のツンデレ」と共感しました。くわばたさんはその経験から、たとえ家族でも、思っているだけでは相手に伝わらない。口に出さないと結局はわからないと、言葉にすることの大切さを実感したのだと話していました。
2024年01月11日3歳で発達相談を受けるも様子見に。小学校の担任へは「問題がありそうなら教えて」と必ず伝えた小学校時代現在高校3年生の息子は高校1年のときにASD(自閉スペクトラム症)と診断されました。ADHD(注意欠如多動症)の傾向も平均より高いとのことです。診断は遅くなってしまいましたが、小さい頃から「もしかしたら特性があるのかも?」と感じる場面はありました。物音に敏感で騒がしいところが苦手だったり、指先にのりや食べ物などがつくのを嫌がったりなど、少し気になるところがあったため、3歳のとき、保育園から「発達相談を受ませんか?」と促されました。過敏さのほかにも、ミニカーを縦に整列させたり、ペットボトル風車が回るのをずっと眺めていたりと、私自身、薄々息子には特性があるかもと感じていたのもあり、発達相談を受けることにしました。発達相談では、想定外の事柄への不安があることや、手先も不器用で発達も遅めだということを指摘されました。ただ、環境には順応できるのではとの見解で、少し安心した覚えがあります。以降、進級して担任が変わる度に、保育園で発達の指摘があったので先生から見て気になる点がありそうなら教えてくださいと必ず伝えました。小学校でも行き渋ることはなく、発達はゆっくりめな印象でしたが、同級生とは「お世話される弟キャラ」的な立ち位置でうまくやっていたと思います。ただ特定の友達のからかい、学校生活の中でのストレスは感じていたようで、鼻をならすチックや頻尿などの症状は出ていました。また、小学3年の頃から算数への苦手さが出てきたと記憶しています。Upload By ユーザー体験談数学が壊滅的に理解できていない!家庭教師をつけ、高校受験へUpload By ユーザー体験談中学校入学以降はあれよあれよと成績が下がっていきました。中学1年の1学期の実力テストの順位は真ん中くらいで「次は頑張ろうね~」と軽く捉えていたのですが、2学期以降に、数学と英語の成績が落ちだし、家で勉強を教えても理解が遅い、教えても忘れる、数学で使うXとYの意味や、文章題の大問と小問の関係が理解できない……などなどが露呈。親が教えることに限界を感じて、中学2年から家庭教師をお願いしました。わが家は集団塾もないような地域だったので、家庭教師を探すのも大変でした。中学3年の1学期、個人面談で、日中の居眠りがひどく、数学が壊滅的に理解できていないことを担任の先生から指摘されました。数学ができないことは多少は分かっていましたが、居眠りとは衝撃。このままではいけないと先生と相談し、高校受験対策を練りました。まず、・数学は計算問題だけで点数を稼ぐ。そのため中学1~3年の計算ドリルをくり返し解く。・他教科は応用問題は捨て、基礎問題だけともかく繰り返して解く。それに加え、家庭教師にも高校受験が終わるまで来てもらいました。そして何とか定員割れの地元高校に入学。ホッとしたところで高校でもトラブルが噴出したのです。「合理的配慮が必要」と学校から言われ、急いで精神科を受診、高校1年でASD(自閉スペクトラム症)の診断が高校へ入ってからのことです。朝礼で移動教室について指示したそうですが、一人だけ違う教室に行ってしまった息子。先生が探し回ったそうです。テストを受けても、解答用紙が裏面にもあることに気づかなかったり、論理的思考が必要な問題はお手上げ状態。息子は社会など暗記科目は得意で、英語も単語は書けるのですが、文法が理解できていないことが分かりました……。そして学校から、これは合理的配慮が必要だと判断され、早急に病院で診断をもらうようにと指示されました。診断を受けるにしても県の発達専門の病院の予約は1年先になると言われ、ともかく早く受けるために家から遠く離れた精神科を受診しました。私は精神科を受診するということに、本人がショックを受けないかが一番心配でした。Upload By ユーザー体験談診断は「ASD(自閉スペクトラム症)傾向が高い。ADHDについても、不注意の傾向が平均より高い」でした。このとき息子は高校1年生、16歳でした。私は小さい頃から息子を見ていて「なにか特性があるかも」と思い続けていたので覚悟はできていましたが、本人はショックだったと思います。荒れたり、泣いたりもしませんでしたが、「オレって障害があるんだ」とつぶやいていました。精神障害者保健福祉手帳を取得するか息子と話し合ったのですが、高校卒業後に必要になること、困った時に助けてもらえるなどメリットを前面に出して説明をしました。今思えば、取得しないという選択肢はないような伝え方をしてしまったかもしれません……。その後、息子は精神障害者保健福祉手帳を取得しました。高校での合理的配慮は?就労支援体験実習で自信をつけてほしいUpload By ユーザー体験談診断後、高校では5つの合理的配慮を受けました。1.具体的表現、説明2.作業手順、指示の視覚化、ルーティン化3.十分な作業時間の確保4.次回、次週の予定の伝達5.座席位置の前方固定これによって、以前よりずいぶんと過ごしやすくなったと思います。ですがその後、高校の先生からは進学も就労も厳しいと言われ、友達からもからかわれと傷つくことの多い3年間でした。友達から「おまえ、障害があるんだって?」と言われたから言い返したとは聞いています。今何よりも後悔していることは、息子の診断が16歳と遅れてしまったことです。早く診断がついて適切な対応が取れていれば、違う方法や進路があったのではないかと思うのです。子どもに関わった先生方も、気づいていたら言ってほしかった……できれば助けてほしかった。息子へは申し訳ない気持ちでいっぱいです。息子は高3なので卒業後の進路が目下の悩みでした。しかし、先日就労移行支援事業所へ相談、ある企業で体験実習を行い、「働く力がある」と言われ就職先が決まり、胸をなで下ろしているところです。施設の方からは、自分の弱点、苦手を知り対処方法を考え、経験を積み、働き続ける力をつけることが目標と言われています。卒業後はできることを増やし、息子には自信をつけていってほしいです。そして楽しく働くことができたらいいねと話しています。イラスト/ネコ山エピソード参考/やぎ母(監修:鈴木先生より)「早期介入の重要性」は元サウスカロライナ医科大学のバークレー教授が常に言っていた言葉です。就学前では1歳半・3歳児・地域によっては5歳児健診が早期介入のきっかけになっています。それらの健診で「様子を見ましょう」と言われ、その後の就学時健診もすり抜けるとあとは、学校の先生が気づいて保護者に相談するほかは専門医に相談するきっかけがあまりありません。たとえ就学前の健診で指摘されてかかりつけ医に相談してもそこで「様子を見ましょう」と言われたら道は途絶えるのです。健診での保健師さんや医師、かかりつけ医、担任の先生、習い事のコーチなど子どもと触れ合う大人に神経発達症の知識が少しでもあれば専門医へ相談するという道はあったはずです。ADHDは6歳から治療できます。お子さんの自尊心を高めるためにも早期介入・診断・治療が重要なのです。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年01月06日私立恵比寿中学が主演を務めるシアターシュリンプ2024『マイスイートリトルラッキーデイ』が、3月9日(土) から17日(日) まで東京・サンシャイン劇場で上演されることが決定した。『マイスイートリトルラッキーデイ』は、これまで数多くの人気番組の脚本・構成に携わり、近作では映画『おそ松さん』の脚本や、Netflix『トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~』の<台本あり>部分の台本などを手がけた劇団「シベリア少女鉄道」の土屋亮一による最新作。エビ中と土屋の舞台でのタッグは、2016年『ガールズビジネスサテライト』以来8年ぶりで、エビ中は10人体制としては初の舞台出演となる。■私立恵比寿中学メンバーの意気込みコメント真山りか8年ぶりとなるエビ中舞台、シアターシュリンプということで、10人になってさらにパワーアップした姿をお見せできればと思います!ただ、配役はどうなるのでしょうか?草役とかになっちゃうのでしょうか?乞うご期待!安本彩花みんな大好きシアターシュリンプが帰ってきました!!10人初めての舞台!個性豊かなメンバーがどんなコメディを展開していくのか!!是非笑いに包まれた幸せな空間を一緒に味わいましょう!星名美怜久しぶりのエビ中×土屋さんの舞台!メンバーも増え、コメディ感やスピード感が更にパワーアップするのでは?とワクワクです!今回も新感覚な舞台を私自身も楽しみたいと思います。小林歌穂久しぶりのシアターシュリンプ!!ずっと待ってました(笑)!!10人でお芝居をやるのは初めてなので、色々どうなるのかがすごく楽しみです!みなさんも楽しみに待っててください(笑)!中山莉子皆さんお待ちかねのシアターシュリンプが8年振りに帰ってきました!メンバーも10人になり、どのような舞台になるのか今からすごいワクワクしています。きっと今回もとんでもない事になるはず……。またメンバーの新たな一面が見れちゃうかもしれないので、お楽しみにしていてください!桜木心菜エビ中に転入して、初めての舞台ー!演技も未経験なのでとってもとっても楽しみです!なにが起こるか本当に分からないからドキドキだけど10人でいい舞台にしたいです!演技力も上げられるように頑張ります!小久保柚乃私にとってはじめての舞台ですが、土屋さんの面白い世界観で楽しんで舞台ができるようにがんばりたいです!!ファミリーの方も、まだファミリーではない方もぜひ遊びにきてください!風見和香エビ中10人で初めての舞台、そして土屋さんの演出ということでとても楽しみです!『持続可能彼女』も観劇させていただきましたし、過去のシアターシュリンプの舞台もおもしろいものばかりなので、今回どんな役になるのかドキドキしてます……!3月まで待っていてください!!桜井えまメンバーと初めての舞台は凄く緊張します。が、10人体制になって濃い1年を過ごしてきたので団結力はあると思います!10人で助け合いながら、皆さんに素敵な舞台を届けられるように頑張ります!是非遊びに来てください~!仲村悠菜私は初めてのシアターシュリンプなので、エビ中みんなで舞台ができるのがすごく楽しみです!!去年に舞台で経験したことや、いつもライブで作ってきたエビ中のチームワークをお芝居でも活かせるように頑張ります!■脚本・演出:土屋亮一(シベリア少女鉄道)コメント8年ぶりのシアターシュリンプ、お声がけいただきまして光栄の至りでございます。あの頃よりもずっとあちこち痛い体にムチ打って、若くて可愛い女子たちにイジメられないよう頑張ります。目標は心も体も健やかに。内容のほうは大丈夫です。ずっとお世話になってる5人はもちろん、初めましての5人も面白そうな子たちばかりだったので。スターダストすごい。大丈夫です。<公演情報>シアターシュリンプ2024『マイスイートリトルラッキーデイ』出演:私立恵比寿中学(真山りか・安本彩花・星名美怜・小林歌穂・中山莉子・桜木心菜・小久保柚乃・風見和香・桜井えま・仲村悠菜)脚本・演出:土屋亮一(シベリア少女鉄道)公演日程:3月9日(土)~17日(日) 東京・サンシャイン劇場公式サイト:
2024年01月04日今回は「LINEエピソード」をクイズ形式で紹介します!このやりとりがどんな結末になるか考えてみてくださいね。中学受験に反対する義母主人公の娘は中学受験を検討しています。しかし「女に学はいらない」という考えの義母は受験に反対。義母は日頃から主人公親子を侮辱することがよくあり、主人公はそんな義母に頭を抱えていました。その後、義母の意見を無視して中学受験をした娘は、無事に合格。「頑張った甲斐があった」義母にそのことを報告すると、義母は「え…?」と驚きます。娘は本気で医者を目指している出典:Youtube「Lineドラマ」夫からの伝言出典:Youtube「Lineドラマ」ここでクイズ夫からの伝言の内容とは?ヒント!夫は娘のことを大切に思っています。娘に近づくな!出典:Youtube「Lineドラマ」正解は…正解は「娘に近づくな!」でした。主人公や娘だけでなく、夫も義母の態度に我慢できなかったのです。義母の嫁イビリが始まってから14年経った今、娘の中学受験の報告とともに、これまで我慢していたことを義母に伝えることができた主人公。「今まで耐えてきた甲斐がありました!」と言い放ち、義母との縁を切ったのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月27日3回の発達アセスメントの結果中学2年生の太郎は、ASD(自閉スペクトラム症)と協調性運動症の診断があり、学習障害がある可能性についても医師から説明を受けています。太郎は過去に3回、発達アセスメントを受けています。3歳・11歳・13歳の時です。この3回とも検査結果には大きなずれはなく、知的発達は平均的な範囲にあるという結果でした。Upload By まゆんしかし、ここで私がいつもひっかかっているのが社会的年齢の低さです。知的発達は平均的な範囲ではあるけれど、生活を一人で行えるかというと、とても厳しいように感じるからです。Upload By まゆんなぜ知的発達は平均的な範囲にあるのに社会的年齢が低いのか。療育センターなどでも説明を受けたのですが、それは言語理解の弱さと関係があるようです。言語理解についての検査の結果では、年齢の半分程度のレベル。これがコミュニケーション能力の弱さともつながっているため、日常生活全般に支障をきたしているという見解になるようです。コミュニケーションだけではなく、読み解く力も強くはないため文章問題や案内の文字などの理解も困難となっています。一方で太郎には得意なことがあります。視覚的な推理(目で見て情報を捉えること)です。幼少期からブロック遊びを得意として写真を見ただけで同じように組み立てることができますし、動画に釘づけになる傾向もあります。こういう得意不得意、凸凹を総合的にみて、知的発達は平均的な範囲にあるという結果がいつも出ているようです。Upload By まゆん母としては、何とも言えない気持ちになります。この社会的年齢はこのままなのか、それとも伸びていくのか。医師からは、言語理解については今後大きく伸びる可能性は低いのではと説明がありました。ということは……社会的年齢もこのままではないのか?そう考えることもあります。Upload By まゆん中学卒業後の進路はどうする?今考えている高校進学の選択肢は二つ。発達障害に対しての理解がある普通科高校と、通信制高校です。Upload By まゆん発達障害に対して理解のある普通科高校は少ないというのが現状です。主治医の先生からすすめられた普通科高校は、自宅から電車で50分ほどかかる所にあります。乗り物酔いやイレギュラーな出来事に対応が難しい太郎にとっては一人での電車通学がどのように影響するかと心配もあります。一方の通信制高校は、幸いにも私たちが住んでいる地域に複数あり、発達障害に対して理解があるところが多いようです。私は、通学日数を選べたり個人授業を受けられたりする学校であれば、太郎に合っているのでは……という印象です。ただ、中学校の個人面談で相談したところ、担任の先生は通信制高校ならではの難しさも感じているようでした。別の機会に詳しく聞いてみようと思ってます。太郎は「高校は行きたい」と意欲をみせてくれます。しかしどのような高校に行きたいかなど具体的な目標はありません。来年4月から、太郎は中学3年生になります。まずは一緒に自分たちの足で高校を見に行って少しでも具体的なイメージ持ち、二人で未来を築いていけたらと思っています。十人十色だから知的発達は平均的な範囲にあるけれど、学校生活を送ることが難しい。そのような場合、どのような高校を選択して、将来の就労など決めていっているのかが気になり、放課後等デイサービスで話を聞いたりもします。そしてやっぱり、発達障害といっても個人の特性があるため太郎には当てはならないなあと思うことが多いです。十人十色。太郎に合った環境を二人で考えて、あとは太郎と私の持っている力で周りを変えていけたら……。心配事は尽きないけれど、そう思っています。執筆/まゆん(監修:新美先生より)知能検査で測れる知的な能力と、生活を自立して行えるかという社会的年齢(適応行動尺度ということもあります)は必ずしもリンクしません。むしろ発達障害がある方は、一般的に知的能力に比して、社会的年齢(適応行動尺度)が低いことは多いようです。知的な能力は経時的に大きく変化することは少ないですが、適応尺度は、ある時を境に変化するということもあります。生活の環境が変わったり、本人が自覚して工夫をし始めたといったきっかけで自分でできることが増えると数値は上がります。逆に不適応を起こして抑うつ状態になったなど、以前にできていたことができなくなることもないとは言えません。一方で、工夫しても環境を整えても難しく大きくは変わらない分野が個人ごとにはあるという面もあります。高校の進路に関しては、知的能力や学習の成績だけでなく、学習スタイル、提出物の量や質、校風(教員の生徒に対する態度や、学生同士)、行事の量や質、通学手段・時間、自由な時間の多少など、さまざまな観点から見ていくことが必要ですね。候補になるところを見学して、ご本人に合うところが見つけていけるといいですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年12月25日皆さんは、義家族のことで悩みはありますか?今回は「娘の中学受験に反対する義母」にまつわる物語を紹介します。中学受験を控えた娘中学受験を控えた娘を持つ主人公。夢のために受験を決意した娘を、主人公は全力で応援したいと思っていました。しかし義母は「女に学なんていらない」と言い、娘の受験をやめさせようとします。主人公が反論しても「嫁は姑に従順であるべき」と言って、主人公を罵倒する義母。このままでは娘の受験の妨げになると考えた主人公は、仕事帰りの夫に相談することにしました。LINEで相談を持ち掛ける出典:Youtube「Lineドラマ」娘に余計な心配をかけさせないために、LINEで相談を持ち掛けた主人公。主人公から話を聞いた夫は激怒し「俺に1つ考えがある」と言います。実は娘が受験する学校の理事長は夫の小学校のときの恩師でした。さらに理事長の奥さんは義母の友人だったのです。夫から義母のことを聞いた理事長夫婦は大激怒。義母は理事長の奥さんからきつく説教を受けることになりました。そのことで主人公夫婦に文句を言ってきた義母。そんな義母に、娘の受験合格報告と、義母との絶縁を宣言した主人公夫婦なのでした。無神経な義母の発言夢のために頑張る娘を否定するような発言をしてきた義母。無神経な言動を繰り返す義母に、我慢の限界を超えた主人公夫婦なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月16日皆さんは、義母の嫌がらせに悩んだ経験はありますか?今回は「娘の中学受験をバカにしてくる義母」にまつわる物語とその感想を紹介します。娘をバカにする義母中学受験を控えた娘を持つ主人公は、結婚から14年経っても嫁イビリをしてくる義母に悩んでいました。離れて暮らしているにもかかわらず、娘の中学受験の話を聞きつけた義母は、主人公にイヤミを言ってきます。受験を反対する義母に、主人公は娘は夢のために受験するのだと説明しますが…。義母は「女に学はいらない」「どうせ失敗する」と、娘の中学受験をバカにしてきました。義母に反論すると…出典:Youtube「Lineドラマ」主人公は「娘のことまで悪く言うだなんて」と義母に反論し、何がそんなに気に食わないのかと問いかけます。すると、義母は「そうやって私の言うことにいちいちたてつくところよ!」と言ってきました。それだけでなく「私のほうが格上の存在よ」と発言する義母…。義母の大人げない発言に呆れる主人公なのでした。読者の感想義母だから格上だなんて、ありえない発言をする義母に驚きました。上下関係にこだわるのではなく、家族として支え合っていけたらよかったですね。(30代/女性)夢に向かって一生懸命努力している娘をバカにするなんて許せません。14年間も嫁イビリを続けていることにもモヤモヤしました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月12日皆さんは、義家族との関係に悩んだことはありますか?今回は「娘の中学受験をバカにする義母」を紹介します。中学受験に物申す義母主人公の娘が、中学受験を控えていたときのこと。どこからか話を聞きつけた義母が、怒りの連絡をしてきました。義母は「女に学なんていらない」と言い、娘の中学受験に猛反対。主人公は、夢のために娘自身が中学受験を決めたのだと説明したのですが…。どうせ叶わない出典:Youtube「Lineドラマ」義母は「叶いようがないんだから」と、バカにして笑いました。主人公が夫と結婚してから14年間、嫁イビリを続けていた義母。娘を産んでからは、娘にまで敵意を向けるようになったのです。いよいよ我慢ができなくなった主人公は、夫に義母の発言を相談しました。すると夫は激怒して、すぐさま義母に絶縁を突きつけたのです。唖然とする義母に「14年間耐えてきた甲斐がありました!」と言い放った主人公。義母は主人公の言葉に「そんな…」と、肩を落とすのでした。待った甲斐あって…主人公と娘に意地悪をしていた結果、夫に絶縁された義母。そんな義母からの解放を、心の底から喜んだ主人公のエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月11日初対面の相手と話せない長女。病院で自分の症状を説明するのが難しくて……長女がまだ5歳の頃の話です。ある日長女に激しい下痢症状が出ました。これはあとから分かったことなのですが、ロタウイルスに感染していたのです。もともとは3歳下の次女が保育園経由で感染したものですが、次女は軽症だったのに対し、長女は症状が強く出てしまいました。症状が出たのはちょうど私の実家に滞在している時でした。子どもたちのかかりつけ医が実家近隣にあるわけではなかったので、とりあえず近所の空いている小児科を探して飛び込みました。Upload By 吉田いらこ診察の際、小児科の先生が長女に「どこが痛いの?」と聞いたのですが、長女は全く答えらずにいました。初対面の相手、特に男性と会話することが難しいタイプの子だなと思っていましたが、当時の私は長女に障害があるとは全く疑っていませんでした。先生が長女に話しかけても答えられないので、その場では代わりに私が説明しました。診察の結果、症状が重いため、その小児科から大きい病院に移ることになったのですが、先生が転院先に連絡を入れている時に「本人が黙っているのでどこが悪いのか分からない」といった説明をしていたのが聞こえてきて、私は少し悲しくなりました。でも、「まだ幼いから緊張して話せなかったのだろう」と、私は思っていました。しかし、中学1年生になった現在でもそれは変わらず、長女は他人と会話をすることや病院などで自分自身の症状を説明することが難しいようです。Upload By 吉田いらこ長女は中学1年生になってから、歯列矯正のために歯茎を切開する手術を受けることになりました。その際の歯科医の先生も男性でした。先生は、麻酔を局所麻酔か全身麻酔のどちらにするか長女本人にたずねましたが、長女はやはりなかなか答えることができず困ってしまい……。ですので、中学生になった今も病院にかかるときは、私が診察室までつき添って、長女の代わりに受け答えをしたり、症状の説明をしたりしています。自分の症状が説明ができるように長女は小学5年生から特別支援学級で授業を受けることにしたのですが、特別支援学級の担当の先生にも「何かあったときのために自分の症状を自分で説明できるようになろう」と言われていました。これは自分のことを守るために必要なことだと私も思うのです。母親の私がずっとついていることも難しいでしょうから、いつかは自分でできるようになってほしいと願いますが、なかなか難しいことだなと実感しています。Upload By 吉田いらこ長女は、長年通っている習い事の先生とも会話をすることが難しい状態です。習い事の先生方は長女の特性を分かっていてくださるので大丈夫ですが、これから成長して社会に出ることを思うと私は少し不安になってしまいます。今、自分が長女にできることを考えながら、少しでも前に進んでいけたらなと考えています。執筆/吉田いらこ(監修:室伏先生より)病院受診にあたってのゆいさんの困り事について共有してくださり、ありがとうございます。ご本人さんも、ご家族も、将来の生活を考えると不安が募ってしまいますよね。場面緘黙は、自分の意思で話さないのではなく、話す必要があると思っても、話す努力をしても、特定の場面で「話せない」という状態が続くものです。自宅で家族とは話ができるので、やる気の問題と誤解されてしまったり、人見知りや恥ずかしがり屋など性格の問題とされてしまい、適切なサポートが受けられないこともあります。また、本人が困っていても、表情には現れず周囲が気づきにくいことも多く、理解や助けを得られないことで、さらに不安や無力感、孤立感が募り、自己肯定感の低下にも繋がります。どうしても話すことが求められてしまう場面も多いのですが、一番大切なのは、「話す」ことではなく、コミュニケーションをとることです。話すことに固執せず、筆談やジェスチャーを用いたりしながらコミュニケーションがとれるような環境に身をおけたら、ご本人も少し楽になりますよね。例えば、病院を受診する前に症状を簡単に用紙にまとめて、医師に渡す、というのも立派なコミュニケーションです。最初は親子で一緒に書き出してみてもよいと思います。場面緘黙と診断されている方の中でも、どんな方法・手段に負担を感じるかは人それぞれですので、無理のない範囲でチャレンジを積み重ねてみることで、コミュニケーションを少しずつ楽しめるようになるかもしれません。少しずつ、安心してコミュニケーションが楽しめる場所が広がっていくといいなと、私も応援しております。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年12月11日皆さんは、義家族との関係は良好ですか?今回は「娘の中学受験」にまつわる物語を紹介します。義母からメッセージ中学受験を控えた娘を持つ主人公。ある日、義母からメッセージが届きました。受験に反対出典:Youtube「LINEドラマ」娘が中学受験をすると知った義母は「女に学はいらない」と受験に反対してきたのです。主人公はこれまでも義母からのひどい嫁イビリに耐え続けてきました。しかし娘まで侮辱され、さすがに限界だった主人公は夫に相談することに。義母の言葉を聞いた夫は激怒し、「今後娘にも俺たちにも近づくな」と義母に絶縁を宣言をしました。夫に絶縁を告げられた義母は大慌てで主人公に詰め寄りますが…。主人公はそんな義母に「14年耐えた甲斐がありました」と告げ、連絡を絶ったのでした。許せなかった義母からのひどい嫁イビリに耐えてきた主人公。娘までバカにされるのは許せず、縁を切ったエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月09日私には夫と中学1年生の息子がいますが、1年前に夫が単身赴任になり、今は息子と2人で暮らしています。息子はずっと成績優秀で私立中学に主席で入学したのですが、中学生になった途端、成績が急落。そして、少し前までは私の言うことをよく聞いてくれたのに反抗的な態度を取るように。どうしてこんなに変わってしまったんだろう……と、頭を抱えていました。家でも学校でも反抗的な息子息子は学校でも反抗的なようで……私はボスママから、「問題児がいると安心できない」と嫌みを言われるように。そして、少し前にクラスメイトの財布がなくなるという事件が起きたのですが、その犯人も息子だと疑っているようでした。そんなボスママと顔を合わせるのが嫌になり、なるべく学校の行事には参加しないようにしていましたが、文化祭だけは絶対に行こうと決めていました。息子のクラスが出演する演劇発表会があるからです。息子には「発表会、絶対来んなよ!」と言われましたが、こっそり見に行くことに。晴れ舞台を楽しみにしていたのに…文化祭当日、息子に気付かれないように客席に座り、息子の出番を待っていたのですが……息子は一度もステージ上に現れず演劇発表会が終わってしまいました。驚いた私はすぐに息子に連絡し、何があったのかを聞きました。すると、「今までごめん、俺を助けてほしい」「え?」「もう学校行きたくねぇよ…」私は意味がわからず……その後家で話を聞くと、ボスママの息子が自分より成績がよかった息子を目の敵にして、教科書を破ったり、テスト前に筆記用具を隠したりしていたそう。今回の演劇発表会も、「財布泥棒に役は渡せない」と息子の役を奪ったそうです。そして息子は泣きながら私に言いました。「周りから嫌がらせを受けて孤立していることを知ったら、母さん、心配するだろうと思って」と。私に気付かれないようにするため、わざと一匹狼を演じていたようです。私は息子を連れてボスママの家へ行き、ボスママとボスママの息子と4人で話し合いをしました。ボスママは「そんなはずはない」と聞く耳を立てませんでしたが、ボスママの息子はすべて自分がやったと認めました。そして、クラスメイトの財布を盗んだのも自分だと言うことも……。クラスで大活躍する息子その後、ボスママの息子は盗んだ財布を持ち主に返し、お詫びをしたようですが、クラスに居づらくなったのか、すぐに転校しました。すると、息子の成績はどんどん伸びていき、翌年の演劇発表会では主役を務めることに。その演劇発表会でのお芝居を先生が評価してくださったようで、「大学に通いながら役者も目指したい」と夢を語ってくれるようになりました。これからも息子と本心で向き合って、共に成長していきたいと思っています。--------------息子の荒々しい態度は反抗期ではなく、母に心配をかけたくないというやさしさだったのですね。困難を共に乗り越えたことで、親子の絆がより一層深いものになりましたね。著者/ウーマンカレンダー編集室/トーク系読者からの体験談をお届けします。
2023年12月07日皆さんは、義家族との関係に悩んだことはありますか?今回は「娘の中学受験をバカにする義母」を紹介します。中学受験に反対する義母夫と娘と暮らしている主人公。娘は夢のために、中学受験をすると決めていました。しかしどこからか話を聞きつけた義母が、連絡してきて…。「女は嫁に行くんだから夢なんか必要ない」と決めつけ、娘の中学受験に反対した義母。さらには「できの悪い女の娘なんだから、失敗するに決まってる」と、主人公と娘をバカにしたのです。義母の発言に我慢ができなくなった主人公は…。夫に相談出典:Youtube「Lineドラマ」主人公は義母に言われたことを、すぐさま夫に報告しました。あまりにも無神経すぎる義母の発言に、夫は激怒して反撃を決意。後日、義母の友人たちに、義母が主人公と娘にした仕打ちを暴露したのです。友人たちから一斉に縁を切られた義母はパニックに…。主人公と夫はそんな義母に絶縁を突きつけたのでした。主人公と娘のために動いた夫自分の価値観を押しつけて、主人公と娘を侮辱した義母。そんな義母に反撃してくれた夫に、感謝した主人公のエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年12月06日息子が小学1年生になり、下校時間になると学校の近くへ迎えに行っていました。そのときの息子の行動にびっくりしてしまい……。 下校時に迎えに行ったところ…小学1年生になった息子。下校時はひとりで帰ってくるので、最初は私が学校の近くまで迎えに行っていました。 ある日のこと。信号の向こうで、お便りのような紙を手に持っている息子が見えました。赤信号を待っているとき、紙を落とした息子。その瞬間、風で飛ばされるお便りを追いかけ、車道に向かって走り出したのです。 そこは交通量の多い道路で、車もビュンビュン走る場所。ハッとしましたが、赤信号で私が向こうに行くことができず、大声を出したとしても声が届かない距離。心臓が飛び出そうになりましたが、車道に出るギリギリのところで、息子はその紙を拾いました。 ただ運がよかったとしか思えず。息子には物より命が大事だから、絶対に追いかけて取りに行かないようにと話しました。 ◇ ◇ ◇ 小さな子どもはまだ視野が狭いことも多く、それが事故につながってしまうことも。命に関わる危険なことはしっかり話しておきたいですね。 作画/森田家著者:尾中ぽこ
2023年12月05日体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合……卵巣嚢腫が5センチできてました。気づいたのは中学1年生の時。自覚症状はこれといってなかったのですが、お恥ずかしい話、やけにげっぷが多く出るので合唱部だったこともあり「呑気症かな」と思って小児科を受診したところ、CTを取るように勧められ、そこで腫瘍が見つかりました。どんな治療を受けましたか?腹腔鏡手術でお腹に3箇所穴を開け、腫瘍のみ摘出してもらいました。卵巣ごと取るという選択肢もありましたが、将来の妊娠のことも考え、中身だけ残すということになりました。信頼できるお医者さんを調べ、安心できるところで手術してもらうのが良いと思います。入院期間は1週間くらいです。恥ずかしがらずに、病院で受診することをおすすめします!このエピソードに読者は『ゲップから卵巣嚢腫がわかるなんてすごいです。でも、普通はわからないので少し怖いなと思いました。』『中学一年生でこれはショックだと思います。仮に自覚症状が出ていても、個人差の範囲内だと思ってしまいそうですし。合唱部じゃなかったらもっと発見が遅れてそうですし、原因がわかって良かったですね。』『ゲップが出ることが婦人科系疾患につながるなんて思いもよらないと思うので、しっかりと治療できてよかったと思いました。』など、さまざまなコメントが多く寄せられました。違和感があるときは早めに婦人科へ中学生の頃に、げっぷの回数に違和感を覚え病院を受診し腫瘍を見つけたAさん。もし体に違和感があったら、ためらわずに婦人科を受診してみましょう。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年12月01日11月中に公式戦が全部終了した6年生。3月の卒団までチーム練習や対外試合、ちょっとした大会はあるが、これからの時期どんな練習をさせればいい?と悩むお父さんコーチ。ほとんどの子が中学以降もサッカーを続けるから、11人制に移行して困らないような指導をしたらいいの?というご相談をいただきました。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、悩めるお父さんコーチにアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<技術指導どころじゃない、おとなしく話を聞けない低学年・未就学児に説明不要で楽しめる練習メニューを教えて<お父さんコーチからの質問>池上さんこんにちは。6年生の指導を担当している保護者コーチです。一応街クラブという形ですが、周辺地域の2、3校の子たちが所属しているスポ少のような感じです。この時期は全小予選なども終わり、6年生が出場できる公式戦はすべて終了しています。相談は、これから3月までどのようなことを教えれば良いか、です。公式戦は終了しましたが、3月の卒団までに懇意にしているチームが主催する大会に出場したり、練習試合はやっていくことになっています。6年生はほとんどの子が中学でもサッカー部に入るか、クラブチーム所属でサッカーを続ける予定なのですが、3月までに中学以降のサッカーに対応できるような準備をしたいと思っています。座学でもグラウンドでのトレーニングでもなんでもいいので、何かおすすめの練習方法があれば教えてください。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。ご相談者様のみならず、少年サッカーコーチのみなさんは、公式戦ありきで指導されているようです。また、中学生は高校受験、高校生は大学受験を控えているという名目で、早ければ最高学年の春に「もう現役引退です」と言う選手がいます。これと同じように、小学6年生も引退気分なのでしょうか。そこが少し残念です。■中学のサッカーに対応する準備は小学1年生から始まっている公式戦がなくても彼らのキャリアは続きます。したがって、それまでやってきたことを続ければいいだけです。それまで取り組んできた技術の向上や戦術理解、視野の確保、応用力など、より向上できるよう練習すればいいと思います。いただいた内容に「3月までに中学以降のサッカーに対応できるような準備をしたい」と書かれていますが、中学で対応する準備は小学1年生から始まっています。それを継続すればいいだけです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■必ずしも11人で大きなゴールを使った練習が必要なわけではない6年生の指導者から「中学では8人が11人になるので慣れておかないといけませんか?」「ゴールが大きくなるから慣れさせないとですよね?」という質問をよくいただきます。とはいえ、11人で大きなゴールでやる必要があるかと言えばそうではありません。8人制の試合で、8人がしっかりつながっている。チームとして動ける。そんなふうになっているのなら、問題はありません。中学生になって入ったチームでは、それぞれがそれまでとは違うサッカーを経験することになるでしょう。その際、どう対応したらいいのかを自分で考えトライできる。そういう子に育てておけば良いかと思います。■「じゃあ、誰がディフェンスするの?」と考えるのは中学になってからでいい小学生の間はみんなで守って、みんなで攻めることが重要です。例えば、ディフェンスの子がボランチとワンツーでゴール前に上がっていく。それがいけないことだと誰も思っていない。そんな状態でいいと私は思います。みんなが上がっていくと、途中でボールを奪われてカウンターを受けたときに困ります。そこで初めて「じゃあ、誰がディフェンスするの?」と考えればいいのです。そういったことは中学生で学べばいいのです。そうではなく6年生で中学以降のサッカー、良く言われる「大人のサッカー」をやらせてしまうと、チャンスなのに攻撃参加できない子どもになります。チームがピンチなのに、ただ見ているだけで守備に参加できません。つまりは、しっかりパスをつなぐ。スペースに飛び込んでチャンスをつくる。そんなサッカーを小学生の間にやっておくことです。そうでなければ、中学以降の成長が望めません。■欧州では7歳から17歳まで年齢別で育成指針を提示している欧州では、育成指針を7歳から17歳までの年齢別で、やれるようにしておくべきことが書いてあります。ところが日本はそこが繋がっていません。高校サッカーを見ても、ボールをつなぐチームもあれば、パワープレーを身上とするチームもあり、バラバラです。でも、高校生だからそれでいいとされています。高校生は育成なので、どんなサッカーを目指すかを定めるべきです。「サッカーしてないぞ」オシムさんがよくおっしゃっていた言葉です。それはコミュニケーションがとれておらず、それぞれが自分勝手にプレーしていることを指摘していました。選手がサッカーはこういうものだと認知する、共通認識を持つことが必要です。そこを追求していってほしい。それなのに、大人も子どもも大会が無くなったらすることがないと感じているようです。■7歳から判断を伴うトレーニングをすれば、14歳では「サッカーを知っている」子に(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)私のスクールの話をしましょう。私のスクールは2年生がすごく多いです。しかも元気で、練習があまり好きではありません。先日、ミニゲームの合間に20分練習をしました。2人組をつくってドッジボールみたいなコートに、3つの2人組、つまり計6人が入ります。1組はディフェンスになります。中央のライン付近でしか動けない決まりです。そこで二つの2人組がパス交換をします。2年生でも理解できます。取られないよう、うまくパスを通さなくてはいけません。24人いるので4コート作れば同時に行えます。遊びのメニューはネット上でもたくさん見つけられます。私の著書にも載っているので検索してみてください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年11月24日皆さんは、義両親との関係で悩んでいることはありますか?今回は娘の中学受験に反対する義母のエピソードと、感想を紹介します。中学受験に反対する義母主人公の娘は医者になりたいという夢を持ち、中学受験を目指します。「女に学はいらない」という価値観の義母は娘の中学受験に反対し、主人公のことも娘のことも見下してくるような人でした。しかし、娘は見事難関校に合格。義母は「どうせ不合格なんでしょ?」と娘のことをバカにし続けます。そんな義母にきっぱり合格の事実を突き付け、同時に息子である夫も絶縁宣言をします。見事に絶縁!出典:Lineドラマ「え…?」と呆然とする義母でしたが、主人公は14年間の苦しみから解放されるかと思うと嬉しくてたまりません。義母に会わないようにするために以前住んでいた家はすぐに引越し、義母のアカウントもブロックして、縁を切ることに成功した主人公なのでした。読者の感想一生懸命な娘をバカにするだなんて、ひどい義母ですね。無事縁が切れたみたいで安心しました!(30代/女性)夢を持って頑張っていることなら、応援してあげたいですよね。主人公家族はこれからストレスなく幸せに暮らしてほしいと思いました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年11月12日夫婦共に厳しく育てられた子ども時代。子育て観に違いがあって子育てに関していえば、私は子どもたちに甘いほうだと思います。というのも、私自身が子どもの頃、母に厳しくしつけられたのでその反動かもしれません。私が子どもの頃は、厳しく育てることが当たり前の時代だったかもしれませんが、私としては厳しくされて良かったことは特にないな、と感じているのです。それに、子どもたちにとって家の中は安心できる場所にしたいと思うと、ついつい「いいよ」なんて言ってしまうんですよね。それでは子どもにとっては良くないこともあるとは思うのですが……。Upload By 吉田いらこそんな私とは対照的に、夫は「多少は厳しく育てないと、子どもは世の中を渡っていけない」と考えています。夫も子どもの頃は親から厳しくしつけられたのですが、それが大人になってとても良かったと感じているそうなのです。私が子どもに「無理しなくていいよ、できるだけでいいよ」と甘い対応をしているのを見て、夫がとうとう「俺が叱り役になる」と言い出しました。「そんなんじゃだめだ」「もっと頑張れるだろう」と子どもたちに檄を飛ばしています。逆に、たまに私が怒ったときは夫がフォローに回ります。子どもにとって逃げ場がなくなるのはつらいのではと思うので、わが家はこれで良いバランスなのではと感じていました。Upload By 吉田いらこ発達障害の診断を受けてからは……このように「俺は厳しめでいく」と言っていた夫ですが、長女が小学5年生で発達障害の診断を受けてからは、ものすごく優しく接するようになりました。長女が障害の診断を受けたのは、ちょうど夫が3年間の単身赴任中のことでした。そして単身赴任が終了して自宅に戻ってからは、それはもう甘々の父親になっていたのです。長女の特性の一つである極度の人見知りも、以前なら「もっと勇気を出していきなさい」などとアドバイスしていたのですが、もう長女に無理にさせることはありません。代わりに対応してやり、何も言わずに優しく微笑んでいることが多くなりました。Upload By 吉田いらこ障害がある娘の未来、これからも夫婦で見守っていきたい長女も中学1年生になり、高校進学についてなども考える時期に差し掛かりました。障害の特性への対応や進路相談などは、やはりプロにアドバイスをいただくことが一番だと思いますが、いっぽうで長女の将来については、夫婦でブレずに同じ方向を見据えていくのがいいのかもしれません。障害がある長女にこれからどんな未来が待っているのか分かりませんが、夫婦二人で見守りながら進んでいけたらと思っています。執筆/吉田いらこ(監修:初川先生より)夫婦の子育て観の違いや変化についてシェアいただきありがとうございます。“厳しく育てないと社会に出たときに苦労する、そのおかげで今の自分がある”と考えている大人の方は結構いらっしゃいますね。その方々はおそらく自分を厳しく律しながら頑張ってこられたのだろう、苦労して頑張った結果、今のご自身があるように捉えていらっしゃるのだろうと感じます。そういうお話をうかがうと、その方はその苦労が乗り越えられた経験となっていて良かったなぁと感じます。それは乗り越えられた方だからこその考え方、思いなのだろうということです。対照的に、いらこさんは厳しく育てられて、つらかった、家の中で安心できなかったという思いがあるのですね。「その反動か」、お子さんに甘くなってしまっている自覚があられるのですね。ご夫婦での子育てに対する「こうしたい!」という思いはとても大切です。それぞれ「こうしたいという想い」があると思いますので、ぜひ都度話し合っていただきたいところです。ただ思うのは、親がどう思うか、どう育てたいかも大事ではありますが、子がどんな子であるかがふまえられているか、ということはもっと大事なのではないかということです。どういう性格で、どういう得意不得意があって……そういったお子さんの個性や特性に関することは、きっと父とも母とも同じではない、お子さんだけのものがあるはずです。ゆいちゃんは軽度知的障害など診断が受けたという面もあり、どんなお子さんであるか、また親との違いが見えやすくなったとも言えます。しかし、本来的には、診断の有無に関わらず、そのお子さんにはそのお子さんの特徴的な面があるはずです。そこと子育て観とをすり合わせていく、そうしたことをご夫婦で、あるいは(ひとり親で頑張っておられる方は、特にそうですが)子育てを共に担ってくれる親族、先生、専門家らと一緒に話し合っていけるといいですね。そういう意味では、子育てというものは親がこうしたいああしたいとさまざま願うことはおそらく出産前から多々あったと思いますが、そういうことへの「諦めのプロセス」でもあるのです。自分自身ではない、自分とは別の生命・意思を持った存在としての子ども、その子のありようを受け入れて、こうしたい・こうなって欲しいと願っている面を少しずつ諦め、お子さんにフィットした子育てへと変容していくプロセスということです。ではどうすり合わせていけばいいのか、また、甘えと厳しさとどう折り合いをつけたらいいのか。そこを話し始めたら長くなりますが、少しだけ子育て観への視点をお伝えすると、例えば、「お子さんが困った時にヘルプを出せる」、そこが目標の一つにはなると感じます。親子の関係の中で、安心していないと困った時に親にヘルプは出せません。安心安全の関係性が必要となってくるでしょう。しかし、何も困ることなく至れり尽くせりの環境だと確かに社会(まずは園や学校)で困ることもあると思います。だからこそ、困った時に親にヘルプを出せるにはどうしたらいいか。そこを考えてみると、甘えと厳しさのバランス問題にも打開する方向が見えてくるのではと感じます。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年11月10日中1発達障害娘。だんだんと反抗期が激しくなり…広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)のある娘は、中学1年生。小学4年生頃までは、親が寝る時間を決め、守らせていたのですが、反抗期が激しくなり、私の言う通りにしたくないという気持ちが芽生え始め……Upload By SAKURA半年に一回受診している発達外来の先生のアドバイスの元、「自己責任」「自己管理」という方針に変更。寝る時間も自由にしました。夜更かしすると、自分が翌日眠たい、しんどいということも体験させ、自分で寝る時間を調整してもらっていたのですが、中学生になると、部活を始めたことで帰りも遅く、宿題も多くなり……Upload By SAKURA帰宅してからやるべきことを終えた時には、時間はどうしても遅くなっていて、やるべきことをすべてを終えたあとに堪能していた自由時間は、さらに夜遅くなっていきました。寝る時間がこんなに遅くていいのかと、気にはなっていましたが……Upload By SAKURA「自己責任」ということが頭にあったので、自分で体験して、初めて気がつくこともあると思い、最初は口を出さず、様子を見ていました。しかし……寝る時間は「自己責任」にしていたある日…衝撃の事実がUpload By SAKURA特別支援学級の先生からの連絡帳で、授業中に居眠りしていることを知り、私は娘と話をしました。Upload By SAKURA「授業中眠いのは夜更かしをしているから。それなら、早く寝ればいい」と自主的に思ってほしかったのですが、娘は、授業中眠いことと、寝る時間が遅いことが結びついていないようでした。私たちは、娘にいい成績を取れとは思っていません。でも、授業はしっかり起きていてほしい。私は娘に、もう少し寝る時間を早くするように注意し、娘は「分かった」と言いました。しかし次の日も……Upload By SAKURAまた夜更かし。もう一度、注意したのですが……Upload By SAKURA「早く寝なさいって言ったでしょ?」というと、「昨日より15分早いよ?」と反論。私はあくまでも娘の自主性に任せたかったのですが、娘の特性上、抽象的な「もう少し早く」から察することは難しいようでした。ちゃんと、具体的に時間を指定したほうがいいのか……。しかしそうすると、私たちが今取り組んでいる自己責任、自己管理にならない。Upload By SAKURA一時的に寝る時間を指定することを復活させた結果…迷った私たちでしたが、勉強と体調が優先だと感じ、一時的に寝る時間を指定することを復活させ、22時半までに寝るように言いました。Upload By SAKURA寝る時間を指定している間、娘は時間を守り、22時半までにはベッドに入りました。特別支援学級の先生からも「居眠りしなくなり、集中力も上がりました」と報告もありました。Upload By SAKURA安心してまた「自己責任」に戻したのも束の間…これで分かっただろうと、ほっとした私たちはまた娘に任せることにし、自己責任に切り替えました。しかし……Upload By SAKURA娘は、また就寝時間が遅くなり、しばらくするとまた先生から「居眠りしています」と報告がありました。また私たちが指示した方がいいのか……娘に聞いてみると……Upload By SAKURA寝る時間を指定してほしくないというので、再び任せることにしたのですが、結局娘は、寝る時間を早めることはせず、自分の夜の自由時間を優先させていました。確かに自分たちが中学生の頃、夜更かししなかったか、居眠りしていなかったかと聞かれれば、「してない」とは言えません。娘と同じような生活をしていたように思います。しかし娘は、特別支援学級で一対一で数学と国語の授業を受けています。娘が居眠りすれば授業はできなくなり、先生も進められず困ります。みんなと一緒に受けている授業であれば、一人が寝ていても授業は進みますし、寝ていて授業を聞き逃しても、自分が困るだけですが、特別支援学級で受ける授業はそうはいきません。これでは、何のために特別支援学級で個別に授業をしてもらっているか分からなくなります。私たちは娘と何度も話をしました。すると娘はUpload By SAKURA自分の楽しみを優先になり、先のことを予測したり、考えたりすることは、今の娘にはまだ難しいようでした。しかし、難しいからと言ってやらせないのは成長につながりません。私たちがところどころサポートしつつ、徐々に先を想定するということをできるようになるため、続けることはやめてはいけない。今は娘がギリギリまで、自分で考えて動けるか待ち、それでも夜更かししそうになった時は、タイミングを見て声をかけるようにしています。先生から「居眠りが増えた」と報告があるたび、一時的に寝る時間を管理したりしつつ、試行錯誤しながらやっています。Upload By SAKURA執筆/SAKURA(監修:新美先生より)就寝時刻について試行錯誤のエピソードを聞かせていただきありがとうございます。中学生のお子さんの就寝時刻問題、難しいところですよね。主治医の先生のアドバイスにあるように、中学生ですから本来は自己管理、自己責任にしていきたいところです。遅刻しても居眠りしても「自己責任」と言いたいところですが、特性上、遅刻や居眠りをするとどうなるかを適切にとらえて行動を自己管理するというところにつながりにくい場合、本人任せにし過ぎると自立を促しているつもりがただの放置になってしまい、居眠りを怒られても理不尽に感じるだけで得るものがないというか、まだ自己責任をとれるような段階ではないといえることもあります。特性上、時間通りに動くことが難しい、明日の見通しをもって今夜の行動を自己管理することが難しい、この行動をとった場合のリスクやメリットデメリットに気づきにくいといった点を考慮して、本人の意思を尊重しつつも、一定のサポートが必要かもしれません。とはいえ、中学生。保護者が一方的に寝る時間を決めてうるさく言うという年齢ではないので、期間を決めて本人の申し出を試して振り返る、睡眠時間と居眠りの回数を記録して(先生にも協力してもらい)つながりを自覚してもらう、居眠りと成績の関係性について(意欲の項目で減点されるなど)学校の先生から冷静に話してもらう、余暇時間を確保するために宿題量や部活・習い事の回数などの見直しを考えたり、切り替えやすいスケジュールを一緒に考えてみる、アラームを設定したり、本人の希望に応じて声をかけるなど、さまざまな提案、手配、支援のサポートをしていく必要がまだまだあるかもしれません。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年11月08日株式会社日本教育指導総合研究所JET(所在地:東京都新宿区、代表取締役:屋口 京子)が運営する中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.は、開成中学合格へ向けた『算数男子のための 今から伸ばす 開成中学国語戦略セミナー』を2023年11月3日(金・祝)にZoomでオンライン開催いたします。算数は得意だけど国語で点数が伸びない受験生必見のセミナーとなります。国語に悩む開成受験生の保護者の方はお早めにお申し込みください。算数男子のための 今から伸ばす 開成中学国語戦略セミナー中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.が、開成中学国語の過去問題で伸び悩んでいる受験生に向けて『算数男子のための 今から伸ばす 開成中学国語戦略セミナー』を開催いたします。例年、開成中学をはじめとする難関校志望者「国語だけ苦手な算数男子(女子)」を直前期のみ個別指導し、数多の合格者をつくってきた当塾の国語責任者講師(春野 陽子)が、「算数男子の思考回路」に基づいた「つまずきポイント」を徹底攻略する方法をお教えします。保護者対象、ご家庭で過去問指導ができるようになる、国語のみの120分。大学受験まで役立つ「国語のプロの解法」をお教えします。【開催概要】セミナー日時 :11月3日(金・祝)(1) 午前の部 9時~11時半(LIVE)(2) 午後の部 17時~19時半(録画)受講形式 :オンライン Zoomによる締切 :10月29日(日)13:00まで※締め切りを過ぎてのお申し込みはテキストの送付が間に合わない場合がありますのでご注意ください。対象 :開成中学を志望する国語に悩む6年男子保護者※6年生の保護者のみお申し込みが可能です。虚偽申告をした場合、当塾の受講一切をお断りする場合がありますのでご注意ください。受講料 :11,000円(税込)テキスト :事前送付アンケート回答特典:『国語 受験当日に頭を動かすトレーニング』(予定)小冊子※タイトル・内容は変更する場合がございます。【セミナー会場】本セミナーは、オンラインでの開催となります。午前の部・午後の部ともに受講にはZoomを使用いたします。Zoomの利用が可能なPCまたはタブレットなどをご準備ください。【講演講師】春野 陽子 講師 クラウンドクター講師 国語科指導最高責任者 御三家国語最高責任者大学から大学院博士課程までの10年間近代文学を専攻、国語研究にいそしむ。文学修士。有名私大附属高校国語教諭を経て、受験国語指導をおこなう。有名大学受験予備校では、現代文、文学史、古文・漢文を担当。高校受験では、都内有名私立高校最上位クラスの国語を担当、その後中学受験大手進学塾で10年経験を積んだのち、受験Dr.に移籍。大学受験指導歴10年、高校受験指導歴3年、中学受験指導歴17年。塾の国語講師のほとんどが経済学部や商学部・法学部等を出て、後付けで国語を教え始めたという人材ばかりのなか、国語ひとすじで専門的に学び、指導してきた稀有な存在。一貫した国語教育のバックボーンをもつ国語指導の正統派スペシャリスト。受験Dr.の「偏差値20アップ指導法」の「国語読解方程式」を一からつくりかえ、当塾のメソッドを完成させる。本文の情報整理、設問の種別に沿って解法を定着させる段階式トレーニング法は、大学受験まで有効という評判の高さで口コミだけで多くの受講生をもつ。【お申し込み・お問い合わせ】当セミナーサイトまたはお電話にて、お申し込み・お問い合わせをお待ちしております。・セミナーサイト2023年度 算数男子のための 今から伸ばす 開成中学国語戦略セミナー ・電話番号0120-955-568 13:00~21:00(365日受付)「開成中学国語戦略セミナー」とお伝えください。【注意事項】・お申し込み完了後のキャンセルはできません。また、ご欠席された場合でも、返金はおこないません。・申し込み時の情報に虚偽があった場合、当塾の今後のイベント参加及び入会をお断りさせていただく場合がございます。・本セミナーは6年生の保護者様対象のため、5年生以下の保護者様は参加をご遠慮ください。・同業他社の参加は固くお断りします。・セミナー中の撮影・録音・録画につきましては、固く禁じます。・午前の部と午後の部の内容は同一です。・現在当塾で授業を受けられていないお子様の保護者様には、事前の入金をお願いしています。入金が確認できないと資料を発送できませんのでご了承ください。■受験Dr.について「受験Dr.」は【目の前の1人を勝たせる!】をモットーに、お子さん一人ひとりの性格や学習状況に合わせたオーダーメイド指導の「個別指導塾」「プロ家庭教師の派遣」「オンライン授業」のサービスを提供しています。開成中学校の合格者数は2019年、2020年、2021年、2022年、2023年の5年で計52名となり、個別指導No.1の合格実績を達成しています。■会社概要商号 : 株式会社日本教育指導総合研究所JET代表取締役: 屋口 京子所在地 : 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2-8 四谷THビル7階設立 : 設立 1998年2月/法人化 2003年10月事業内容 : 中学受験プロ講師による個別指導塾・家庭教師 受験Dr.校舎 : 四谷本部校、代々木校、自由が丘校、吉祥寺校、東京校、成城学園校、白金高輪校、横浜校、たまプラーザ校、南浦和校、三軒茶屋・池尻大橋校、京都駅前校資本金 : 1,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月24日第二次中学受験ブームの時期に過酷な中学受験を経験したもちこ。20年近くも前のことで、忘れかけていたものの、テレビで偶然、中学受験ドラマを観たことをきっかけに、その頃のことを思い出しました。■小学3年生から受験に向けて活動開始そのドラマを観て懐かしい気持ちになったもちこは、小学生のころのつらい記憶をたどることに…。小学校生活も板についてきた小学3年生のころ、もちこは母に、私立中学校・A女子中学の文化祭に連れていかれました。そして、にぎやかな文化祭のスペースを抜けて「受験生向けの個別相談ブース」へ。ブース内では、簡単な受験に関する話をしました。先生との話を終えた母は大盛り上がり! その結果、もちこはA女子中を受験することになってしまったのです。■母の勢いに流されて志望校3つを決定A女子中に匹敵するレベルの併願校を見学することになったもちこ。母と現地へ向かう道中は、一挙手一投足をチェックされ、ピリピリとした空気が漂っていました。さらに、学校が母の予想と違うと、母は帰り道でその学校をとことんこき下ろすため、「ちょっといいかも」と思った学校があっても、うっかり口にはできない状況に。母は「ついにこのときが来た!」と言わんばかりに興奮して、進路希望調査の紙に、母のイチオシのA女子中のほか、同レベルの学校を2校書いて提出。ですが、母が挙げた学校はいずれも自宅からなかなか遠く、もちこは初めて自分から母に「近くにいい学校はない?」と聞きました。ところが、A女子中を激推しの母の勢いに負け、自分が良いと思った学校を第一志望にできませんでした。学校に進路希望調査を提出した後、ますます激化する受験勉強。ハードな毎日を送るもちこに、ついに異変が!こちらはmochiko.さんの実体験を元に7月6日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■自分の姿と重ねる読者も!自分がどんな学校に行きたいのかはっきりとわからないまま中学受験が始まり疲弊していくもちこ。そんなもちこに対する読者の率直な感想をご紹介します。・自分の過去の姿と重なりまくってしまいました。・自分を見ているようだった。・私は子どもに任せてましたし、不合格で公立中学通いになってもよいように秘密にしてましたので、親のプレッシャーはありませんでした。なので、記事(テーマ)にはあまり共感できません(ごめんなさい)。親に自分がほんとうに行きたい第一志望の学校を伝えられない空気は辛いですね。俗に言う“お受験ママ”になってしまうと、親の方が正しい道を知っているという思い込みが勝り、もちこの母のように暴走気味になってしまうのかもしれません。続いて、子どもの受験に悩んだ経験のある読者の体験談です。・娘は自分の意志で中学受験を決めた。意志を持ったのが小5の夏だったので、塾選びからはじめた。両親ふたりとも地方出身で中学受験とは無縁のため、知識不足と、両祖父母からの「かわいそう」が辛かった。・練習で受けたレベルもそんなに高くはない学校の合格をもらったとき、本人がすごくうれしそうだったのをみて、公立一貫中が落ちたら公立中だといいきかせていたが、本人の気持ちを優先しなければと本気で思った。・「この高校でサッカーをしたい」当時4年生だった息子が夢を抱きました。中高大一貫で大学は関関同立であったため高校からより中学からの方が入りやすかったので、中学受験をしました。勉強面では正直それほど悩まなかったですが、中学入学まで同じ小学校の同じサッカーチームの親子から嫉妬でのいじめに遭いました。子どもはどちらかというと気が強いし、案外男の子同士はあっさりしてるので少しの間でしたが、大人女子、つまり私は卒部まで除け者にされたり、近所であることないこと言われたり…大変でしたが、耐えました。受験勉強を始める前に親と子どもの希望進路をじっくり話し合うことが大切です。親の勇み足で進むと本人の意欲が失われてしまうことも。どの学校を受験するのがベストなのかしっかり話し合い、お互いわだかまりがない状態で志望校を決められるのが理想ですね。さて、もちこは無事、中学受験を終えることができるのでしょうか?▼漫画「夢見る母の教育虐待」
2023年10月14日小学1年生になった娘の登下校が心配な私は、娘に子ども用のGPS端末を持たせることにしました。しかしある日、なぜか学校にいるはずの娘の位置表示が思わぬ場所に表示されていたのです。その場所とは……? 小学1年生の娘はどこ!?GPSの位置情報を見てみると… 長女が小学1年生になり、ひとりで登校するようになったときのお話です。娘の小学校では、初めの1週間を除いて集団登下校がありません。そのため、「私、ひとりで行けるよ~」と言うマイペースな長女をとても心配していました。しかし、まだ下の子は幼かったため、毎日付き添うことは難しかったのです。 夫に相談して、長女には子どもの見守り用GPS端末を持たせることにしました。ランドセルに小さな端末を入れるだけで、私のスマホの見守り用アプリに娘の居場所が表示されます。GPS端末を持たせることで、やっと安心できるとほっとしました。 しかし翌週のある日、学校にいるはずの娘の位置情報が、なぜか学校から数百メートルほど離れたホテルに表示されたのです。「下校時刻まであと少し。もし教室にいなかったら先生が連絡してくれるはず……」と思いながら、あわてて学校へ向かい、校門の前で娘を待ちました。しばらくして校門から出てきた娘は「お母さん迎えに来てくれたの~?」と笑顔。私は「心配したよ」と言いながら、心からほっとしました。 ネットで調べてみるとGPS端末の位置情報には誤差があるとのこと。私が購入した端末は型番が古く、精度が低かったのかもしれません。防犯グッズを購入する際は口コミなどを調べ、説明書をよく読んで使用しないといけないなと反省しました。 作画/ひのっしー著者:田川ゆうこ
2023年10月13日これまで3,000人以上の中学受験生親子をサポートしてきたプロの家庭教師、オリジナル・エデュケーション代表 牧 静(まき しず)は、昨今報道されているような中学受験の過熱ぶりを受け、幸せな受験を実現させる方法を収めた『中学受験 プロ家庭教師が見てきた、成績が伸び続ける子のお母さんの特長』を2023年9月28日に出版しました。中学受験 プロ家庭教師が見てきた、成績が伸び続ける子のお母さんの特長【過熱する中学受験と毒親予備軍の増加】首都圏模試センターによると、2023年の首都圏における中学受験者数が過去最多52,600名、受験率も過去最高の17.86%と発表されました。これは小学六年生のおよそ4.65人に1人の割合で中学受験をしていることになります。また近畿2府4県でも中学受験率が14年ぶりに10%を超えるなど、その過熱ぶりは全国的な拡がりをみせています。このような中学受験の過熱ぶりの一方、ここ数年毒親および毒親予備軍の増加が問題視されています。【もしかして毒親?中学受験を控えた親がやってしまいがちなNG行動3選】毒親とは過干渉や暴言、暴力などによって子どもに重圧を与えたり、親の都合を優先し子どもを構わなかったりする親のことです。また明確にそのような言動に出ていなくても、子どもの気持ちをかえりみない発言や、親の価値観を押し付けてしまうことはよくあること。特に中学受験生を持つ親は要注意です。良かれと思って取ってしまう行動で子どもを苦しめてしまうことがあるのです。中にはそれが行き過ぎてしまい、教育虐待にまで発展してしまうことも。実際に3,000人以上の親子の中学受験をサポートしてきたプロ家庭教師 牧 静(まき しず)も、子どものためだと思いながら知らず知らずのうちに子どもを追い詰めてしまっている親の例を数多く見てきました。そんな経験から、中学受験を控えた親がやってしまいがちなNG行動のうち、特に気を付けていただきたい3つを挙げてみました。(1)模試の結果に一喜一憂する。これは視野狭窄の典型と言えます。模試の結果だけを見て良かった悪かったを言っても無意味。次にどう生かすのかを考えましょう。(2)子どもの不得意な科目を克服させようとする。これは子どもの勉強に対する苦手意識が強くなるだけ。どんどん勉強嫌いになってしまいます。(3)「こんな学校なんて」「こんなはずじゃなかった」と口にする。このようなことを言われてしまえば、子どものやる気は削がれるだけです。このような言葉から不登校が始まることも少なくありません。オリジナル・エデュケーション代表 牧 静【幸せな受験とは?そしてその実現方法とは?】中学受験を控えた子どもとの接し方に悩むお母さんに、最初に気を付けていただきたいことが3つあります。「まずはお母さんが自分自身のことを信じること。」「早い段階で、成績から志望校を決めないこと。」「長期的視野を持って子育てをすること。」です。過熱する中学受験において子どもを追い詰めてしまう親がいる一方、合格不合格関係なく受験をとおして幸せな関係を築いた親子の例もたくさんあります。そんな幸せな受験を実現してきた親子も見てきた牧は、全ての受験生親子にそうあってほしいという願いから『中学受験 プロ家庭教師が見てきた、成績が伸び続ける子のお母さんの特長』を出版しました。本書では幸せな受験を実現するために必要な考え方やコミュニケーションの取り方などを実例を交えて分かりやすく説明しています。また、落ちても受かっても、やって良かったと思える受験、すなわち幸せな受験を実現させること、受験のタイミングを使って子どもの能力を伸ばすことが目的と考え、心を鬼にしない子育ての方法を紹介しています。<牧コメント>「受験において合格と不合格は結果論であり、事実として等価価値です。大切なのは受験というタイミングで人間的に成長できているかどうかです。」書名 :『中学受験 プロ家庭教師が見てきた、成績が伸び続ける子のお母さんの特長』出版社:ORIGINAL-EDUCATION発売日:2023年9月28日単行本:133ページISBN :979-8862737677価格 :kindle 1,000円、ペーパーバック 1,650円Amazonサイト: 【会社概要】会社名 : オリジナル・エデュケーション(代表=牧 静)本社 : 〒231-0843 神奈川県横浜市中区本郷町3-264-1事業内容: 家庭教師および母親向け不登校受験コーチングURL : 《オリジナル・エデュケーション 中学受験に関する相談窓口》URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月11日小学1年生:字がきれいに書けない!長女が通っている小学校では、低学年の国語の課題と言えば「字を正しくきれいに書く」ことがメインでした。しかし、長女にとってはこれがとても難しかったのです。1年生のひらがなの書き取りでは、長女の書く文字は芯がないというか、なんだかフニャフニャした字形になっていました。担任の先生にも毎回訂正をされていて、書き取り用のノートは真っ赤になっていました。でもこの時の私は、長女に知的な障害があるとは全く気づいておらず、「字はきれいな方がいいかな……」といった程度にしか考えていませんでした。Upload By 吉田いらこそこで私は長女を硬筆の習い事に通わせることにしました。長女本人の意思ではなく、無理やりだったので本人のやる気はもちろんゼロ。長女は講師の先生とお話をするのにもかなり緊張していて、数ヶ月通っても一向に上達しませんでした。ある日、硬筆の習い事に行く前につらそうな表情をしている長女を見て、なんだかかわいそうな気持ちになってきました。別に小学校低学年の今頑張らなくても、成長していけば次第に字をきれいに書けるようになるかもしれない。本人がきれいに書きたいと自覚を持ったら書き方が変わるかもしれない。そう思って私は長女の硬筆の習い事を退会させることにしました。もう行かなくていいと知った時の長女のうれしそうな顔………。本当につらかったのだなと思いました。現在中学1年生になった長女ですが、相変わらず書く文字はフニャフニャとしています。字をきれいに書くことがいいこと、きれいに書きたいと本人が思える日が来た時にはまた練習を頑張るかもしれませんが、今はまだこのような状態です。Upload By 吉田いらこ小学2年生:算数の習い事が続かない長女は4歳の頃から自学自習形式の塾に通っていました。受講していた科目は算数と国語で、最初は簡単なひらがなや点つなぎからスタートする教材でした。最初はゲームのようで面白かったようですが、だんだんと難易度が上がるにしたがって、通うのを嫌がるようになりました。長女がとくに難しく感じるようになったのは算数で、単元の難易度は小学2年生の足し算くらいだったと思います。塾だけが特に早い進度ではなく、学校の授業と同程度の進度でしたが、長女にとってはつらかったようです。とうとう、習い事の日は泣き出すようになってしまいました。ここでもう少し言い聞かせて習い事を続けていたら、もしかしたら算数を好きになっていたのかもしれませんが、小学2年生の頃に退会しました。私の中で、泣いてでも頑張らせた方がいいのか、判断がつかなくなってしまったのです。現在は知的障害の診断を受けたので「算数の習い事、そりゃあ難しかっただろうね、つらかったね」と思いますが、当時はこれでいいのかとモヤモヤしたことを覚えています。Upload By 吉田いらこ現在中学1年生の長女が通っている習い事は、バイオリンと個別の学習塾の2つです。学習塾については毎回文句を言いながらも通っています。塾には行きたくはないけれど本人の中で「中学生は勉強するもの」という認識があるので仕方なく、といった感じでしょうか。いっぽうでバイオリンは本人が希望して始めた唯一の習い事で、こちらは楽しそうに通っています。本来の習い事とはこういう楽しいものをやるべきなんだろうなと思いつつ、「もう少し勉強にも興味をもってほしいな」と親としては願ってしまいます。執筆/吉田いらこ(監修:初川先生より)長女さんの小学校低学年時の習い事についてのエピソードをありがとうございます。字をきれいに書けるようになるために硬筆を習うことで上手に書けるようになる子もいますが、お手本を見て、自分の書こうとしている升目の同じところから書き始めて、お手本と同じようにマス目の4分割したどこを線が通って、どう曲がったり止めたりして……と字をきれいに(お手本にならって)書くというのは手と目の動きを協応させたり、視覚的な認知や俯瞰する力などが問われるなかなかのマルチタスクです。単に回数をこなせば上手になるわけでもなく、いらこさんがご指摘のように本人のモチベーションもだいぶ必要だろうなと感じます。場合によっては、家で大きな紙に大きく練習したほうが上達の近道になる場合もあるかもしれません。算数や国語など教科学習に関する自学自習の塾も、繰り返して習熟する段階の内容で、かつ、繰り返して学ぶことが向いているお子さんには良いと思います。ただ、そもそもつまずきがある場合は、そこを乗り越えるのが困難なセッティングではあるので、どこかで壁にぶつかることもあるだろうと思います。習い事は本人にとって得られるだろう良きことと、精神的・体力的負担などとのバランスを見ながらご検討いただければと思います。特に低学年の時期は、学校に行って帰ってくるだけでへとへとのお子さんもいると思います。コンディションの悪い状態ではどれほどいいことをしたところで、なかなか良い時間とならない場合もあります。体力や余力のある小学校高学年くらいから始めてうまくいった方もおられます。興味関心、必要性、お子さんの状態やモチベーションなどさまざまな点からぜひご検討ください。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年10月06日絶対に中学受験を成功させないと、“あの人”に何されるかわからない…! 追い詰められた母親が取ったある行動とは?夏美さんは、小学校5年生の娘・葵ちゃんの中学校受験を控えたママ。葵ちゃんは受験のために塾に通っていて、特進クラスに入っています。ある日、旦那さんの転勤で地方に引っ越してしまったママ友・百合奈さんが、久しぶりにこちらへ戻ってくることに。仲良しだったママ友・百合奈さんとの再会を嬉しく思っていた夏美さんでしたが、百合奈さん親子たちの存在は、いつしか夏美さんと葵ちゃんを苦しめていくことになるのです…!【夏美sideSTORY】娘の葵を中学受験のために塾に通わせ、やっとの思いで特進クラスに入ることができました。しかし、特進クラスはレベルが高く、葵の成績は思うように伸びていません。そんなある日、幼稚園時代に仲の良かった百合奈ちゃん一家が、久しぶりにこっちに戻ってくることになりました。私も葵も、久しぶりに百合奈ちゃん親子に会えることをすごく楽しみにしていたのですが、まさか、百合奈ちゃん親子との再会で、あんなことになってしまうなんて…。次回に続く(全18話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・せりママ/イラスト・ ふくみみ
2023年09月30日小学校の遠足は子どもにとって楽しみな行事の1つですよね。今回はそんな遠足に関する切ない体験談を紹介します!4年生の遠足は公園へ娘が体調不良に…6年生の遠足は行けるかな?しかし体調不良で欠席作文に書ける思い出なし!3年連続で遠足に行けなかった娘。ここまで続くと少し気の毒に感じてしまいます。来年は楽しく遠足に参加できるといいですね!原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年09月25日障害の診断を受けて一番に考えたこと長女が小学校4年生だったある日、私は担任の先生から呼び出されました。「ゆいさんを見ていると、授業の進度についていくのが少し大変そうに感じます。もしよかったら一度専門の機関で相談してみては……」と先生から薦められました。その後長女は発達に関する検査と診察を受け、軽度の知的障害・ASD・場面緘黙と診断されました。検査の結果を受けて小学校の先生方と話し合い、算数など苦手な教科のときは特別支援教室で授業を受けることにしました。通常学級の授業は長女にとっては進度が早く、苦手な教科はついていくのが難しいので、この取り出しタイプの指導は長女にぴったりだったと思います。(※自治体により制度は異なります)ただ、一つ心配なことがありました。同じクラス中でほかの子どもたちと一人だけ違うことをすることで、友達から違和感を持たれることはないか、友達との関係が変わってしまうのではないかということでした。Upload By 吉田いらこ女子グループの中で浮いてしまうのでは…?長女はおとなしいタイプなので友達と喧嘩をすることはありませんでしたが、人間関係って何がきっかけで変わってしまうか分からないから……と、私は少し不安に感じていました。「もし長女が友達とうまくいかないようなことがあったら、保護者としてはどう対応したらいいのだろうか……」など心配しながら過ごしていました。ある日、長女が学校から帰ってきて「今日友達がうちに遊びに来るよ」と言いました。しかも「一緒に宿題をするんだ」とうれしそうに言うので私はちょっと焦ってしまいました。特別支援教室で出された長女の宿題は、通常学級の宿題とは違い、長女の学力に合わせた易しい内容のものです。一緒に宿題をするって、どうするんだろう……?Upload By 吉田いらこ自分の考えが恥ずかしくなったけれども私の心配は全く無用なものでした。友達数人でわが家に集まり宿題が始まったのですが、皆が長女に勉強を教えてくれるのです。それは子どもたちにとってはとても自然で当たり前のことのようでした。私は、自分が心配をしすぎていたことが恥ずかしくなりました。特別支援教室で授業を受けること、そんなことで友達は態度を変えたりなんてしないし、長女も何も変わりません。私だけが「この子は皆と違う」と枠をつくって囲っていました。障害の診断がついたことで変わったのは大人の私の意識だけ。しかも悪いほうに……。Upload By 吉田いらこ長女に障害の診断がついたことで私自身は変な方向に意識を変えてしまっていたのです。この状態では、私は第三者が掛けてくれる優しい声を、逆にネガティブに受け取ってしまうかもしれません。これからは私が考えを改めないといけないなと痛感した出来事でした。そして、何も変わらない子どもたちに大切なことを教えてもらったありがたい出来事でもありました。成長と同時に長女にはこれからも新たな悩みが出てくるかもしれません。でも、母である私自身がなんでもフラットに受け止められる状態でいられるよう努力していきたいと思っています。執筆/吉田いらこ(監修:藤井先生より)特別支援教室に転籍したらいじめられるのかも、と親御さんが心配されることがあります。今回の吉田いらこさんも、友達関係が変わってしまうのかも、と心配されていたようですが、心配は無用だったようですね。親だからこそ、子供が困らないようにと心配してしまうのは仕方がないのですが、案外平気なこともたくさんあります。今回のように、心配無用だったなということを知り、親自身、大人自身が教えられる場面もたくさんあります。子育て中は、こうなったらどうしようと心配になることもあるかもしれませんが、そうなったらそうなったときに考えれば良い、とどんと構えることも時には必要かと思います。素敵なエピソードの共有をありがとうございました。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年09月07日小1からサッカーしているが、小6の現在レギュラーではなく公式戦に出れない。今のチームのジュニアユースに進んでも、指導者が同じ人なので状況の改善が見込めない。中学で他のクラブに行った方が良い?息子は試合に出たいと言うけど候補のクラブは、現所属クラブよりレベルが下がる。サッカーは続けたい、部活じゃなくクラブチームでやりたいと言うが、親として進路選びに迷う。と悩むお母さんからのご相談。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとに、お母さんに寄り添いアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<スタメンのレベルじゃない子を監督が贔屓。県大会出場が危ういです問題<サッカーママからの相談>6年生の息子は、小学1年生から今まで地元のクラブチームでサッカーをしていますが、現状レギュラーにもなれず、公式戦にも出られてない状態です。通っているクラブチームには、ユースもあるので、レギュラーのほとんどの子がそのまま同じチームで上がりそうです。ジュニアユースは、ほかチームからも大勢入ってくるので、一学年50名位います。相談は、進路についてです。中学に上がるタイミングで、他のクラブに行った方がいいのか、悩んでいます。息子ともそれぞれの進路についての考えを話しました。息子は、試合に出られる方がいい! と言っています。が、上で上げた「他のクラブ」は、今所属しているクラブよりも少しレベルが下です。今のチームでジュニアユースに進んでも、コーチは今見てくれている人が引き続き見る形なので、形勢は変わらないと思います。本人は、自分には個の実力はあると自負しています。違うチームで一からの初めましてメンバーでのスタートの方が平等にスタート出来るメリットもありそうですが、親として提案はしたものの、本当にそれで良いのか不安です。現在、クラブの他に外部のスクールにも通っています。スクールコーチには確実に上達していると言われていますが、すごく迷います。サッカーは続けたいし、本人は部活ではなくクラブでバリバリやりたいらしいです。進路選びについて、親としてどうすればいいのか、教えてください。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。大切なわが子ですし、なるべくならその子にとって良い環境でやらせたいと思うのが親心です。よって進路選びについて「親としてどうすればいいのか?」と悩むのでしょう。私もサッカーをしていた長男、長女二人とともに生きてきたのでお気持ちはわかります。そこで3つアドバイスさせてください。■アドバイス①進路を自己決定させることが親にとって最も重要な振る舞いひとつめ。とにもかくにも息子さんに任せることです。お母さんからのメールを読むと、息子さんなりにきちんと自分で考えているように見えます。今のチームで試合に出られていない。そのチームのジュニアユースは1学年50人の大所帯だから試合に出られる可能性はほぼなさそう。よって、息子さんは少しレベルが下の他のクラブで考えているわけですよね。「本当にそれでいいのか不安です」と書かれていますが、先のことをあれこれ考えても予測した通りに行くとは限りません。私が「それでいい」と思えるとすれば、息子さんがお母さんの意見に左右されることなく、自分の進路を自己決定できることです。万が一、今のクラブでそのままジュニアユースに行くと決めて、補欠のまま3年間過ごしたとしても「あのとき他のクラブへ行けばよかったのに」などと親は言ってはいけません。すべて本人の決定に委ね、結果云々ではなくそれを認めてあげること。そこが親の振る舞いで最も重要なことです。なぜ、自己決定しなくていけないか。それは親の考えや導きによって子どもが進路を決めてしまうと、その先で試合に出られなかったり、例えばいじめに遭うなど嫌なことが起きたときに「お母さんがこうしろって言ったから入ったのに」と親のせいにしがちだからです。サッカーのみならず、受験などで親が干渉しすぎてしまった先で苦難に陥る話は取材でたくさん聞いてきました。「お母さんが僕(私の)の人生をめちゃくちゃにした」そう言って子どもたちは泣きます。悪くすると激しい家庭内暴力につながることさえ少なくありません。大袈裟なと思わないでください。自己決定させなかった親にはそのような結末も待っていることは、ぜひ知っておいてください。干渉しないこと。息子さんの考えや決定を尊重することをぜひ心がけましょう。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■アドバイス②親の振る舞いが子どもの印象を悪くすることもあるふたつめ。もし、お母さんが気になってしまい息子さんについ何か言いそうになってしまうようであれば、進路を決めるまでのプロセスの段階は、顔を出すのは控えましょう。わが子のセレクションに付き添ったお母さんが「セレクションはまるで中学受験のようだった」と話すのを聞いたことがあります。クラブチームに所属するには、セレクションに合格しなくてはなりません。定員人数はクラブで異なりますが、Jリーグ下部組織のクラブなどはおおむね1学年20数人で、ほかのクラブは20~30人、多いところだと50人前後加入させます。多くはその前に練習会とか体験会という名称のトレーニングが行われます。どのチームも複数回行われるようなので「ここに入りたい!」と希望するクラブの練習会に息子さんは参加することになるでしょう。練習会に参加する意味もあります。ほかの参加者とサッカーをすることによって、そこに入団したいと考えている仲間のおおよそのレベルを体感できることです。その子たちと一緒にサッカーをやっていくことを想像して、自分がついていけるのか、競争しても試合に出る可能性がありそうか。子ども自身が検討する目安になります。ジュニアユースの練習会をのぞくと、子どもの数の倍以上の大人がピッチの周りに立っています。なぜならひとりの子どもに両親や、中には少年団やジュニアクラブのコーチまで付き添っているからです。数年前ですが、練習会に出ているわが子にピッチサイドから終始、指示命令をしているお母さんがいました。よくサッカーを知っていらっしゃるようで「開け」とか「裏!」などと声をかけていました。その彼女の視線の先にいた息子さんはとても苦しそうな顔をしていました。委縮し、恥ずかしそうでもありました。親は子どもに良かれと応援しているのですが、そのような態度を見せてしまえば、ジュニアユースクラブの指導者たちに対する印象を逆に悪くしてしまいます。そのクラブのコーチは知り合いだったのでそのことを尋ねたら「いくらスーパーな選手でも、あの親御さんではちょっと難しい」と首を横に振っていました。■アドバイス③親がチェックすべきは勉強との両立ができるかどうか(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)唯一親御さんが口を挟んでいいところは、どこで練習するのかということです。自宅から遠過ぎないか。勉強時間は確保できるか。そこはチェックしなくてはいけません。市・区・町内の居住地域にあるクラブがベター。私は個人的には1時間以内がよいと思います。中学生になると練習は放課後から夜にかかりますので、通うのに時間がかかると子どもには大きな負担です。加えて、サッカーを続けるにあたって、お子さんとは勉強との両立が可能かどうかをきちんと話したほうがよいでしょう。移動時間が長く勉強時間が確保できないため、成績が思うように上がらず高校に行けなくなる可能性もあります。また、クラブが多い地域になると中学校のサッカー部にはあまり子どもが集まらないようです。しかしもしセレクションに全部落ちたらどうしますか。そのときは「中学の部活で楽しめばいいね」と寄り添う余裕を持ちたいものです。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年09月06日弟とうまくコミュニケーションが取れない姉ですが…広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)のある娘は、中学1年生。2人の弟(長男・小学1年生、次男・1歳9ヶ月)がいます。娘はコミュニケーションが苦手という特性があり「話すこと」「察すること」などが苦手です。しゃべることのできない次男に対しては特にその傾向が強いようで、うまくコミュニケーションが取れません。そのため、中学1年生という年齢ですが、次男のお世話を率先してすることはなく、私もあまり任せません。周りの人からみると「あの大きなお姉ちゃんは、弟の面倒を見ないのだろうか……」と思われているかもしれないと、私が感じることもしばしば……。でも、家での娘は頼りになる部分も多いのです!長女、家事に関してはかなりの戦力で大助かり!弟のお世話は苦手な娘ですが、家事に関してはわが家でかなりの戦力!洗濯、掃除は完璧。私が次男の寝かしつけに苦戦していたら、洗濯物を干してくれていたり、乾いた洗濯物をたたんで、片づけてくれたりします。寝かしつけをしようとして、そのまま寝落ちし、夜中に「あ!洗濯物!」と飛び起きると、娘が全部片づけてくれていたことが何度もありました。Upload By SAKURA私が朝、次男の支度で慌てている間に、全部屋に掃除機をかけてくれます。娘がいなければ、間違いなく私の家事、育児は回らないでしょう。Upload By SAKURA私は、そこで気がつきました。娘は自分で考えて動くことより、やることの順序がはっきり分かって、決まりきったことが得意なんだ……。それならそれでいい……。Upload By SAKURAそれからは、次男のことに関しては、私がトイレやお風呂の時の最低限の見守りだけやってもらい、「オムツを持ってきて」「絵本を読んであげて」「牛乳をついであげて」など、やることが分かりやすく、シンプルなお手伝いを頼むようにしました。娘と次男は、一般的な中学1年生と1歳の姉弟関係とは、少し違うかもしれませんが……Upload By SAKURAいつの間にか隣同士に座って、テレビを見ていたり、つかず離れずの姉弟です。最近は、「上の子が中学生なら、下の子の面倒を任せられるでしょ」というようなことを言われたら……Upload By SAKURA隠さず現状を伝えています。「偉いね~」などと娘を褒められた時には、とても誇らしい気持ちになります。娘にも、度々感謝の気持ちを伝えるようにしています。Upload By SAKURAちなみに、今回登場しなかった長男は、次男と遊ぶのが大得意。Upload By SAKURA特に「遊んであげて」と言ったことはありませんが、いつの間にか2人で走り回っていたり、笑い転げていたりしています。察することも上手なので、次男がどうしてほしいかも、よく気がつきます。おしゃべり大好きで、自分の気持ちや、想像した相手の気持ちを教えてくれる長男とは、娘も相接しやすいようです。お姉ちゃんだからとか、お兄ちゃんだからとか、年の差があるからとか、そういうことに縛られず、今は、それぞれの得意分野で本領を発揮してもらっています。執筆/SAKURA(監修:初川先生より)娘さん(あーさん)の得意なこと、それが家事育児を日々回していく中でとても頼もしい戦力となっているというエピソードをありがとうございます。娘さんには自閉スペクトラム症があり、自分から何かを察して動く、相手の気持ちを想像するといったことは苦手とされています。実際、下の子たちのお世話を頼んだ際にそれを痛感されてきたのですよね(※前回までのコラム参照)。ただ、逆に、決まっていること、ルーティンとなっていることであったり、作業のはじめとおわりが明確なことは、あーさんは上手にできるようですね。SAKURAさんは家事と育児をやっていくわけですが、家事に関して、あーさんはとても助けてくれる存在なのですね。長男くん(きーさん)はあーさん、なーさん(次男くん)とのコミュニケーションのつまずきを翻訳してくれたり、なーさんに合わせて楽しく遊んでくれたり、上の子たち二人がそれぞれの持ち味を生かしつつ、日々の生活がお互いにとって心地よいものになるようにうまく助け合っていることが感じられますね。苦手なことを頑張らせるのではなく、得意なことで家族という集団生活をみんなでつくり上げている感じ、素敵だなと感じました。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年09月06日