吉岡徳仁がデザインするイッセイ ミヤケ ウオッチ(ISSEY MIYAKE WATCH)の“O”シリーズに、イッセイ ミヤケ ショップ限定モデルとなるローズゴールド(1万8,000円)が登場。2月3日に販売を開始する。デザイナー吉岡はプロダクト、空間、パッケージ、建築など幅広い領域で活躍し、国内外で高く評価されており、アメリカ『Newsweek』誌日本語版にて「世界が尊敬する日本人100人」にも選出された。今回新たに登場する限定モデルの“O”は近づく春を予感させる薔薇をモチーフとして、水の中にうすピンクの花びらが漂うようなシンプルな華やかさが魅力のローズゴールドカラーのブレストウォッチとなっている。
2017年02月03日塚田僚一(A.B.C-Z)主演パルコ・プロデュース『サクラパパオー』の上演が、2017年春に決定した。本作は、夜の競馬場を舞台に小さな奇跡が起きるワンナイト・コメディ。喜劇の名手と言われる鈴木聡が主宰する劇団「ラッパ屋」が1993年に初演、95年に再演し、2001年にはパルコ・プロデュースとしても上演された(すべて作・演出:鈴木)。16年ぶりの上演となる今作は、演出を中屋敷法仁(劇団「柿喰う客」代表)が手掛け、新しいコメディとして生まれ変わる。舞台『サクラパパオー』チケット情報主演の塚田に話を聞いた。出演について「すごく嬉しいです。でもそれだけじゃなくて、観に来てくださるお客さんやファンの方々に楽しんでもらえないと意味がないと思っているので、浮かれてる場合じゃないぞって思っています。天使と悪魔的な(笑)」と喜びと気合を滲ませる。本作の印象は「競馬場の馬券売り場の話ですが、競馬を知らなくても楽しめると思います。登場人物は借金を抱えていたり女性問題があったり、第一印象はけっこうネガティブなんですけど、観ていると、みんな愛くるしいというか、かわいらしさがあります。物語が進むにつれてそういうのがわかって、明るく開けていく、みたいな。終わったころにはみんな素敵だなという印象を持ちました」。その中で自身が演じる田原俊夫(たばらとしお)という役は「嘘がつけない人なんですけど、そこがすごく自分と似てるいると感じました。田原は恋人に対してなんですけど、自分だったらテレビに出るときに、がんばろうって思えば思うほど見栄をはっちゃう。こういう自分でありたい、と。でもそこで空回ったり、口だけで行動が示せてなかったりするんです。(田原のように)好きな人の前ではがんばっちゃうのは、自分もそうだろうな、と思いました」。演出の中屋敷とは同世代で、今回が初タッグ。「いろんな作品を幅広く演出されていると聞いて、すごく楽しみです。ジャニーズは初めてになるんですよね。初めてって嬉しいです」。鈴木の作品も初めて演じるが「鈴木さんの作品はずっと観ていて、ジャニーズだと稲垣(吾郎)さんのイメージがあります。身近なお話が多くて、あと、すごくおしゃれだと思います。雰囲気が感じられて」。共演者とは「みんなで競馬場に行ってみたいですね」。「ファンの方は自分のいろんな姿を観てくれてると思うんですけど、この『サクラパパオー』は、その経験をしてきたうえでの『サクラパパオー』。新しい自分が絶対に出ると思うから、楽しみにしてもらいたいです!」公演は、2017年4月26日(水)から30日(日)埼玉・彩の国さいたま芸術劇場、5月10日(水)から14日(日)東京国際フォーラム ホールCほか、宮城、愛知、大阪にて。埼玉、東京公演については、電話抽選先行の申込エントリーを特別電話0570-02-9975にて2月6日(月) 23:59まで受付中。取材・文:中川實穗
2017年02月01日中屋敷法仁演出・宮崎秋人主演で日本初上演される韓国の大ヒット舞台『柔道少年』。高校生のおバカな日常、恋愛のドキドキ、スポーツに打ち込む真摯な姿が描かれた作品の舞台を日本に置き換え、中屋敷の上演台本で新たな作品として描かれる。中屋敷と宮崎に話を聞いた。舞台『柔道少年』チケット情報本作の魅力について中屋敷は「一番の魅力は小手先でどうにかしようとしてない感じ。とにかく全力でお芝居にぶつかっているような熱い内容で、すごく好感を持って脚本を読みました」。その中で自身が演じる主人公について宮崎は「圧倒的におばか(笑)。これまでも、まっすぐで等身大な役はやらせていただいたんですけど、ここまで振り切っているのは初めてです。すごくやりがいもあるし、小手先じゃ多分届かないなって思います。一歩はみ出したところに、この役だったり作品の面白さは出てくるんじゃないかな」と語る。宮崎を「今一番見逃せない時期」と話す中屋敷。「秋人くんは作品と同時に俳優としても成長と変化を遂げるので、会うたびに印象が変わる。でも今回はそういう伸び盛りの秋人くんじゃなくて一番素、原点の部分が見えるといいなと思っています。何もない状態はどんな感じだろうって。人を(柔道で)投げ飛ばしたり投げ飛ばされたりしてれば(笑)、さすがに出てくるんじゃないかな」。俳優集団D-BOYSによる公演・Dステの20作品目となる本作。D-BOYSからは宮崎のほか、荒井敦史、三津谷亮、池岡亮介が出演する。中屋敷も「せっかくこのメンバーでできるんだから、お行儀悪いといいな」という気の知れた面々。宮崎は「聞いたときにキョトンとしました。いいんだ、そのメンバーでって(笑)。でもこの作品の空気感やテンポ感は嘘つけないなっていうのがあって。同じ時間をどれだけ共有しているかが如実に反映されると思うので、ベストなメンバーだと思います。稽古で中屋敷さんに『それはやりすぎ』って何回言われるかが肝だな(笑)」。その中で座長を務めることについては「『俺の背中についてこい!』って人たちでもないので(笑)、とにかくチームワークだなって思いますね。横並びでいけたらなって。それが自分にとっても一番肌に合っていると思います」。いわゆる小劇場で上演する本作。中屋敷は「体温とか息遣いが届くキャパなので、本当の意味で嘘が通じない。お客様も今まで俳優さんを“観る”という感じだったと思うんですけど、俳優さんと一緒にいるんだっていうのを感じられたらうれしい」。公演は2017年2月9日(木)より東京・ザ・スズナリ、2月24日(金)より大阪・ABCホールにて上演。東京・大阪公演ともに公演後にはアフターイベントを開催する。チケットぴあでは東京公演の先着先行プリセールを明日16日(金)昼12時より受付、大阪公演は同じく明日16日(金)より抽選先行プレリザーブを受付開始する。取材・文:中川實穗
2016年12月15日女優の黒木メイサ(28)が26日、自身のツイッターを更新。夫で歌手・赤西仁(32)との間に第2子を妊娠したことを報告した。黒木は「報道にありましたように、現在第二子を妊娠中です。間も無く安定期に入るところです」と報告。「体調が崩れる事もなく元気に過ごしていますが周りの理解とサポートに感謝しつつ、また1人増える我が子を迎えいれる準備をしているところです」とつづり、「朝からたくさんのメッセージありがとうございます」と感謝した。赤西も、黒木の投稿を引用して「IINE #いいね」とコメント。さらに、「くっそぉぉぉぉ!今度こそはこっち発信で皆々様にご報告をと思ってたのにまたすっぱ抜かれたぜぃ!」と悔しがり、「#報告の文を考えてはじめていた #ちゃんとしてないわけではない #みんなありがとう」とハッシュタグをつけてツイートした。2人は2012年2月に結婚。同年9月に第1子となる長女が誕生した。
2016年11月26日俳優の高橋克典が12日、オフィシャルブログを更新し、年明けからAbemaTVで配信開始予定のドラマ『特命係長 只野仁 AbemaTVオリジナル』が同日にクランクインしたことを報告し、レギュラーキャストの永井大とのツーショット写真を公開した。高橋は「いよいよ始まりました『特命係長 只野仁』AbemaTVオリジナル いや~久しぶり 」と、慣れ親しんだ現場に感慨の様子。この日の撮影は、高橋演じる只野が、永井演じるメールボーイ・森脇幸一とともに事件の聞き込みをするシーンだった。ブログでは、永井大とのツーショットを写真を公開し、「永井、頼むぞおい」とメッセージ。これを見たファンからは「嬉しい2ショット」「只野係長!当時と変わらない」「やっぱりこのおふたりがしっくり来ますね!」「いやぁ~♪カッコいい!!!!」と、懐かしさと変わらぬ2人の姿を受け、応援コメントが寄せられている。同作は、2003年からテレビ朝日系で放送されてきた人気シリーズで、昼間は大手広告代理店・電王堂のうだつの上がらないサラリーマン・只野仁が、夜になると会長直属の"特命係長"となり、社内外のトラブルを解決するスーパーサラリーマンとして活躍する姿を描くストーリー。今回の最新作は、インターネットテレビ局・AbemaTV初のオリジナル制作ドラマとなる。
2016年11月12日赤西仁と山田孝之のユニット「JINTAKA」が、11月9日(水)に幕張メッセにて行われた赤西さんのライブ「JIN AKANISHI LIVE TOUR 2016 ~Audio Fashion Special~ in MAKUHARI」で、一夜限りの復活を果たしていたことが分かった。6月にセルフプロデュースアルバム「Audio Fashion」をリリースした赤西さん。7月から全21公演がソールドアウトしたホールツアーを行い、45,000人を動員。本公演はそのアンコール公演で、7,000人のファンを集めた。クラブの様相となった今回のライブは、オープニングムービーから圧巻。胎児のように丸まった、全裸の赤西さんに客席からは嬌声が上がる。生れ出た後に感情のない瞳で囚人のように歩く赤西さんがチューニングされると、魂が宿り服をまとう。そこで映像とリアルの赤西さんが交錯し、1曲目の「Only Human」がスタート。そして、このオープニングからなんと11曲目が終わるまで、一切、赤西さんがしゃべることはなかった。そしてこの日、一番の盛り上がりを見せたのが「Choo Choo SHITAIN」。本楽曲は9月21日にリリースされた「JINTAKA」のデビュー・シングル。オリコンデイリーCDシングルランキング2位になりながら、10月3日に行われた同作のリリースイベントで早々に「方向性の違いで」と突然の解散を発表し話題を集めていた。ライブでは、モニターに大きく「一夜限りの再結成」の文字が出ると、会場にひと際大きな歓声が上がり、センターステージから「JINTAKA」が登場!赤西さんが「タカユキヤマダ!」と紹介すると、「スペインから来ました」と、海外撮影からライブに駆けつけた山田さんの登場に観客はヒートアップしていた。さらに曲は続いていき、ラストにはアルバム「Audio Fashion」唯一の日本語詞、ピアノが映えるバラード曲「Episode」を披露。その後アンコールを3曲歌唱しライブは終了した。(cinemacafe.net)
2016年11月11日14名の俳優による愛憎×群像×スポ魂活劇である『露出狂』が今月30日に開幕する。作・演出は中屋敷法仁(劇団「柿喰う客」)。2010年にオール女性キャストで初演された本作を、2012年にパルコ・プロデュースとしてオール男性キャストで上演。今回は14名×3チーム<チーム露・チーム出・チーム狂>の計32名(2チーム出演者アリ)で上演する。作・演出の中屋敷と、それぞれチーム露・出に出演する市川知宏、陳内将に話を聞いた。【チケット情報はこちら】今回、3チームで上演することについて中屋敷は「3チームでやろうと思ったのではなく、オーディションで一緒にやりたい俳優が多かったということです。既に作ってしまった作品で、僕自身も『この作品はこうあるべきだ』みたいな固定観念みたいなものができてしまっているので、できればそれを崩してくれるような、豊かな彩りを持った俳優さんに出会いたいというのが先にあって。役のイメージを更新してくれそうな俳優さんを探していたら、すごくたくさんいた」。選ぶ基準については「芯のある声、身体、心を持った人。言葉だけ、上っ面じゃない芝居をできる人」だったという。本作の内容について陳内は「(スポ根の)熱いお芝居が始まるんだなと思って観ていたら、途中からおやおやおや、と。これなんの話だろうなって(笑)」、市川も「衝撃でしたね。なにをやってるんだろうと思って。ゲラゲラ笑ったのを覚えているので、それを超えるものを作りたいです」。配役については「みんなを露出させるためには、(各出演者が)これまでどういう見方をされてたのか、どういうイメージの役をやってきたのかがすごく大事で。敢えて若干のミスキャスト、少しピッタリじゃない配役を心掛けました。この人のこういう芝居観たことあるってならないようにしなきゃってことは考えています」(中屋敷)。中屋敷「『露出狂』に出合うと、確実に価値観が変わるんじゃないかなと僕は思っています。世の中の見方とかが変わって人生が楽しくなるんじゃないかな。僕もそういう作品を作れてよかったなといまだに思うので。気持ちいい演劇を観れると思います」市川「小さすぎてアホらしかったり、部活を出ちゃえばどうでもいいことに揉まれてる感じに楽しさを感じてもらえると思います。観て何か感じる作品だと思うので、ぜひ観てほしいです」陳内「32人が入り乱れる稽古は、どのチームも作用されるし作用すると思っていて。その稽古場でのうねりがドーンとお客さんに届くはずなので。いろんなチームを観たくなると思います!」公演は、9月30日(金)から10月10日(月)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて。各回のチケットのほか、チケットぴあではセット券も発売中。取材・文:中川實穗
2016年09月14日赤西仁と山田孝之の新ユニット「JINTAKA」が、デビュー・シングル「Choo Choo SHITAIN」を9月21日(水)よりリリース。本日9日(金)よりミュージックビデオ(以下:MV)が初公開され、先行配信も開始した。本楽曲は、赤西さんと山田さんの共作(作詞/作曲)、セルフプロデュースによる作品。2人が発する擬音語が無機質に繰り返され、タイトかつアタック感強めのアップリフティングなパーティチューン。中盤からはさらにパーカッシブなリズムで攻めつつ、じわじわとテンションを上げていく楽曲だ。今回公開されたMVは、企画段階から赤西さんと山田さんがアイディアを出し合い、ミーティングを重ねコンセプトを固めていったそう。そんな2人がこだわったのは”アート“な空間。“Choo Chooしたい唇”を探して街に繰り出し、辿り着いた先はフェティシズムのギャラリー。受付でもらったリップスティックで異空間のギャラリーへトリップ、Choo Chooしたい唇を探し求める2人だが…という内容となっている。また今回リリースされるシングルの初回限定盤&通常盤には、MVと、レコーディングから打ち合わせ風景、MV&ジャケット撮影など、「JINTAKA」デビューまでを追いかけたドキュメンタリー映像が収録。さらに初回限定盤には、特典としてMVの別テイク、2人のアップシーンのみで編集されたスピンオフバージョンも収録される。JINTAKA Debut Single「Choo Choo SHITAIN」は9月21日(水)より発売。※iTunes Store&Apple Musicにて先行配信中。(cinemacafe.net)
2016年09月09日「ラーメンズ」の片桐仁がMCを務める「ラプラスの因果律」が、明日9月4日(日)より「FOD」(フジテレビオンデマンド)にて配信開始し、同日深夜には地上波放送される。「ラプラスの因果律」は、天才の因果関係を研究する学者・片桐さんが、自身の研究する不思議な天才を紹介する番組。今回は、建築界の歴史を次々と塗り替え重力と戦い続ける天才建築家・吾妻野太一への密着インタビューから、彼が作り出した奇想天外な建築作品の数々をドキュメンタリータッチで紹介していく。吾妻野さんが生み出す重力理論を元に作り上げる建築作品の原点は、幼少期にあこがれたロケット。ロケットが重力に逆らい無限の宇宙に打ちあがる姿に感銘を受けた彼は、自分のコンプレックスである低い身長を伸ばすため、空飛ぶベッドを作るところから始まった。建築家となった彼は、常に重力と戦いながら不思議な建築作品を作り上げ、そして現在、彼は集大成として一大プロジェクトに取り組んでいる。天才建築家・吾妻野さんの不思議な建築作品の数々から片桐さんが天才の因果関係を紐解いていく…。MCに挑戦してみて片桐さんは、「時間のない中、滑舌の悪い僕がMCという役をやらせていただいて、ご迷惑をおかけしましたが、とても楽しい経験でした」とふり返り、今回の見どころについて「不思議な世界観、作り込んだセット、予算の少ない中面白い番組になったと思います。天才建築家の作品に驚いてもらえるといいな~」と語っている。「ラプラスの因果律」は9月4日(日)18時~FODにて先行配信(全6話)、26時5分~フジテレビにて放送(1話から5話総集編)。(cinemacafe.net)
2016年09月03日アーティストの赤西仁と俳優・山田孝之が、「JINTAKA」という名前のユニットを結成!シングル「Choo Choo SHITAIN」で9月21日(水)にデビューすることを自身のSNSを通じ発表した。赤西さんは、2014年7月4日、自身の30歳の誕生日に公式サイトを開設し、再始動開始を報告。同日にファンクラブ「JIP’s」を発足。現在は個人でアーティスト活動をすすめ、7月からはツアー「JIN AKANISHI LIVE TOUR 2016 ~Audio Fashion~」にて全国を回っている。また山田さんは、現在放送中のドラマ「闇金ウシジマくん」シリーズをはじめ、『信長協奏曲』『テラフォーマーズ』『何者』と今年も話題作に出演が目白押しの、超人気実力派俳優の1人だ。本日8月10日(水)、赤西さんはInstagramとTwitterにて、「この度、私赤西仁は僭越ながら、私欲の都合により山田の孝之とChoo Chooする事を決意致しました。何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。万が一、皆様にご迷惑をお掛けしてしまった時の為に先に言わせて頂きます。ゴメンなさい」と謝罪コメントを掲載。すると山田さんもInstagramとFacebookで「その気持ちに気がついたのは、あの日から一週間くらい経った日のこと。最初は戸惑ったし、そんなことしちゃ絶対ダメだって自分に言い聞かせてたけど、それでも膨らみ続ける気持ちに、蓋をすることなんてできなかった。後悔はしていない。だって、だってchoochooしたかったんだもん」と胸の内を明かし、ジャケット写真を公開した。赤西さんは2016年のエイプリルフール(4月1日)に、山田さんとスタジオでマイクに向かう姿をInstagramに投稿。「本日発売 デビューシングル『Choo Choo SHITAIN』」”と伝え大きな反響を呼んだ。今回、そのエイプリルフールのジョークを実現する形で、「JINTAKA」としてデビューが決定。シングル「Choo Choo SHITAIN」は、赤西さんと山田さんの共作(作詞/作曲)、セルフプロデュースで、9月21日(水)よりリリースされる。通常盤と初回限定盤の2形態は、いずれもDVD付きでの発売。DVDには「Choo Choo SHITAIN」のミュージックビデオと、レコーディングから打ち合わせ風景、ミュージックビデオ&ジャケット撮影など、「JINTAKA」デビューまでを追いかけたドキュメンタリー映像が収録される。初回限定盤には特典として、「Choo Choo SHITAIN」のミュージックビデオの別テイクや、赤西さんと山田さんのアップシーンのみで編集された、スピンオフ・バージョンが収録される。「Choo Choo SHITAIN」は9月21日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年08月10日'03年4月から始まったミュージカル『テニスの王子様』をきっかけに一大ブームが巻き起こっている、漫画やゲームの舞台化。その理由について、原作モノ舞台に造詣の深い、佐藤ちまきさん、岸野恵加さん、臼井祥子さんが分析します!***――テニミュから火が付いて、追随する作品が作られ、いまやジャンルそのもののブームへと拡大しています。そうなった理由はなんだと思います?臼井:テニミュを通じて俳優さんにファンがついて、その方々が、テニミュ卒業後の舞台も観に行っているというのも大きいと思います。それが結果的に演劇というジャンル自体を活性化させているんですよね。佐藤:私は宮城に住んでいるんですが、舞台に多くの人が足を運ぶようになったのって、やっぱり3.11の震災も大きいと思うんです。リアルに体験することの大切さをあらためて実感したというか。岸野:それはあるかもしれませんね。現に音楽業界でも、CDは売れないのにライブには人が入る、という現象が起きていますから。臼井:あとやはり漫画やゲーム原作の舞台を“2.5次元”と名付けたことも大きかったんじゃないかな。キャッチーだから、テレビや新聞などで取り上げられる機会は確実に増えました。岸野:以前は“2.5次元舞台”と“演劇”の間に壁のようなものがあったと思うのですが、最近では、元惑星ピスタチオの西田シャトナーさんが『弱虫ペダル』の脚本・演出をやっていたり、ウォーリー木下さんの演出、劇団・柿喰う客の中屋敷法仁さんの脚本で舞台『ハイキュー!!』をやっていたり、いわゆる演劇人と言われる方々がスタッフィングされるようになってきて、垣根が取っ払われてきている気がします。臼井:シャトナーさんといえば、『弱虫ペダル』のパズルライドシステム(俳優が自転車のハンドルだけを持ち、ペダルを漕ぐマイムで自転車に乗っている疾走感を演出)を生み出したのはすごいですよね。――テニミュの、テニスボールをピンスポットのライトで見せる演出に匹敵する発明だと思います。これまでは漫画でなければ描けなかった世界が、演出の工夫や技術の向上から、舞台上で見せられるようになったのも、ブームの一因かもしれません。臼井:プロジェクションマッピングを用いた映像で文字を出して漫画的な見せ方をする『ハイキュー!!』のような作品が生まれているのも興味深いです。佐藤:演出の発明とは少し違うかもしれませんが、ミュージカル『刀剣乱舞』の1部は芝居、2部はライブという2部構成には驚きました。さっきまで芝居をしていた刀剣男士たちが目の前で歌い踊り、客席はペンライトを振って彼らを応援する。そのカタルシスはすごいです。岸野:強烈な印象を残した舞台というと、忘れてならないのは、市川猿之助さんのスーパー歌舞伎II『ワンピース』じゃないでしょうか。本物の水を使ったり、宙乗りしたり…まさか漫画と歌舞伎の世界があんなに親和性があるなんて思いもしませんでした。猿之助さんという名プロデューサーの目の付け所のよさに、ただただ感心します。佐藤:ミュージカル『忍たま乱太郎』もすごいですよ。3頭身のアニメをどう舞台にするのかと思っていたら、同じ忍術学園の6年生を主人公にしたスピンオフ的な作品でした。こういうやり方もあるんだな、と。◇佐藤ちまきさん漫画家。'07年に『りぼん』でデビュー。現在、観劇サイト「最善席」で、エッセイ漫画を連載。連載をまとめた書籍『観劇女子オペラちゃん』(双葉社)のほか、LINEスタンプも好評発売中。◇岸野恵加さん音楽、映画、お笑いなどのカルチャーを幅広く取り上げるニュースサイト「ナタリー」に所属。「コミックナタリー」と、今年2月にスタートした「ステージナタリー」の編集、執筆に携わる。◇臼井祥子さん演劇&エンタメ系WEBマガジン「omoshii」を運営。雑誌の編集も手がけており、『omoshii mag vol.4』(アンファン)では2.5次元舞台を特集。最新刊のvol.5ミュージカル特集も好評発売中。◇高校バレーを題材にした青春漫画が原作。プロジェクションマッピングに、俳優の動きやフォーメーション、照明と効果音とを複雑に組み合わせ、漫画のスピーディな展開とバレーの生の迫力を舞台の上に再現。ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“烏野、復活!”秋上演(日程未定)原作/古舘春一演出/ウォーリー木下脚本/中屋敷法仁、ウォーリー木下(C)古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会写真:引地信彦◇物語の中心は、ロードレースと呼ばれる自転車競技。キャストは、自転車のハンドルを模したバーを持ち、あとはパントマイムで疾走感を表現する。秋の公演はライバル校・箱根学園を描いたスピンオフ作品に。舞台『弱虫ペダル』箱根学園篇9月30日(金)~10月2日(日)水道橋・TOKYO DOME CITY HALL大阪公演あり原作/渡辺航脚本・演出/西田シャトナー出演/東啓介、河原田巧也、秋元龍太朗、谷水力、兼崎健太郎ほか(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)2008/弱虫ペダルGR製作委員会2014(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、トムス・エンタテインメント◇歴史に名を残す刀剣が、刀剣男士として戦士の姿になって、改変された歴史を正すために立ち向かう。秋に予定されている新作は、近藤勇や土方歳三、沖田総司といった新撰組の隊員が使用していた刀たちが揃う。ミュージカル『刀剣乱舞』新作公演9月24日(土)~10月10日(月・祝)渋谷・AiiA 2.5 Theater Tokyo福岡、大阪、東京凱旋公演あり演出/茅野イサム脚本/御笠ノ忠次出演/佐藤流司、鳥越裕貴、有澤樟太郎、小越勇輝、高橋健介、伊万里優ほかネルケプランニングTEL:03・3715・56248月21日チケット一般発売開始(C)ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会※『anan』2016年7月20日号より。写真・小笠原真紀取材、文・望月リサ
2016年07月14日映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(公開中)の大ヒット記念イベントが11日、都内で行われ、同作に出演したお笑いコンビ・ラーメンズの片桐仁とメガホンを取った宮藤官九郎監督が出席した。本作は宮藤監督のオリジナル最新作で、舞台に選ばれたのは地獄。地獄専属バンド・地獄図のフロントマンで、地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK(長瀬智也)と、17歳の若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイトに会いたい一心で生き返りを目指す、関大助(神木隆之介)の地獄めぐりの様子を描いている。6月25日から全国288のスクリーンで上映され7月10日までで、71万人を動員、興収9億5,069万円を記録している。キラーKの先輩・鬼野役を務めたほか、劇中に登場する"鬼Phone"と"鬼Pad"の制作も担当した片桐は、宮藤監督とおそろいの地獄図Tシャツで登壇。持参した実物の"鬼Phone"などを「石よりは軽く、鬼よりも軽い」と紹介しながら舞台あいさつはスタートした。宮藤監督は、片桐の出演の背景として「"鬼Phone"、"鬼Pad"ありきだった」と語る。衣装を担当したスタイリスト・伊賀大介氏から「打ち合わせの途中で『仁さんに頼んだ方がいいですよ』とアドバイスをいただいて」と振り返り、「これだけ作ってもらうのも悪いなと思って映画に出演いただこうということになったのですが、空いてた役が黄色い鬼と我慢汁だったんです」と暴露。「誰だか分かんない度で言えばいい勝負」と笑みを浮かべながら明かした。片桐は「特殊メイクに3時間かかった」と告白。これに宮藤監督は「メイク部は(片桐の)顔が派手なので、元の顔に造形で勝とうとする」とスタッフらの気合が入った特殊メイクによって奇抜な風貌が出来上がったとも話した。さらに、片桐の出演シーンは「すべてアドリブ」と打ち明け「まったくいらない役ですからね(笑)」と発言すると、片桐自身も「何のために出演したんだって役ですから」と納得した様子を見せ、会場の笑いを誘った。最後に、片桐は「地獄っていう新しいジャンルの映画が誕生しました。輪廻転生をしっかり繰り返していて、こんなにしっかりとした地獄の映画はこれまでなかった」とアピール。加えて、「泣ける映画でもあります。正面から地獄を扱っていて、大好きな映画になりました」と絶賛すると、宮藤監督はこれまで35回も舞台あいさつに登壇していることを自嘲気味に話しつつ「まだまだ僕の舞台あいさつ地獄は続きます。劇場の大きい音で見てもらうのがいい映画なので、ぜひ周りの人に薦めていただければ」と呼びかけ、大きな拍手に包まれる中、ステージを後にした。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年07月12日16日に放送されたTBS系バラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(毎週木曜21:57~22:54)で、お笑いコンビ・ラーメンズの片桐仁は「何をしている人か?」を答える街頭調査を実施。100人中84人が「俳優」と答えた。今回、シュールなコントでブレイクし、今年結成20周年の節目となるラーメンズの片桐がゲスト出演。ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(同局)での好演で話題の片桐は、ゲストの願望・希望・悩みを解決する「夜会掲示板」のコーナーで、「僕って世間の皆さまから一体何者だと思われているのでしょうか? 気になるので調べてください!」と調査を依頼した。番組は、街の人100人に片桐の写真を見せて「この人、何をしている人ですか?」と聞く調査を実施。その結果、84人が「俳優」と答え、芸人だと知っていた人はわずか6人だった。この結果に、片桐は「俳優ですかね…こんなになんですね」とびっくりした表情を見せ、櫻井翔も「8割超えってすごいですね」と驚いた。片桐は、俳優と言われることについて「申し訳ない」と恐縮。「俳優さんの中に入ると芸人のふりをする。お笑いのところに行くと俳優っぽくする」と明かし、「だから、芸人全体から煙たがられているんじゃないか。あいつずるいなって思われているんじゃないか」と心配した。また、「テレビでセカンドブレイクしたいと思っている」という思いも告白。「どんどんテレビに出ていくとういうこと?」と聞かれると、「そうですね。呼んでくださればぜひ楽しんでみたい」と答え、「ラーメンズで出てたのが2002年まで。十何年はほぼ出てない」と話した。さらに、「年とってきて、楽しむことが大事だと思う」と言い、「楽しんでいることを見てもらって楽しんでもらえるっていうバラエティ番組はすばらしい。テレビってすばらしい」と熱く語った。
2016年06月17日昨年、好評を博した新感覚の歴史朗読劇『僕とあいつの関ヶ原』『俺とおまえの夏の陣』が約1年ぶりに再演される。本作は、原作・吉田恵里香(映画『ヒロイン失格』脚本)×演出・中屋敷法仁(劇団「柿喰う客」)という異色タッグによる朗読劇シリーズ。前回からキャストを一新。『僕とあいつの関ヶ原』2チーム、『俺とおまえの夏の陣』1チームの計3チームで、戦国武将たちの友情、忠誠、裏切り、愛情と、戦国末期を駆け抜けた男たちの生きざまを描く。今回、猪塚健太、須賀健太、染谷俊之、松田岳にそれぞれ意気込みを聞いた。チケット情報朗読劇の経験者である染谷はその魅力を「視覚に頼らず、情景や心情をお客さんが好きに想像できるのが良さだと思います。演じる側としては、身体を使わずに声だけでどう表現するかというのが楽しいところですね」と語る。今作はこれから作られていくが、前作を見た須賀が「演者の熱量がすごく大切な作品だと思いました。朗読劇は、立って読む様子ををみせるイメージがあったんですけど、この作品は意外と動いていたりして。新しい試みなのかなと思います」と話す通り、本作は和服姿で動きも交えて朗読する独特のスタイル。一人何役も演じることもあり、猪塚は「衣裳もメイクも変えずに何役も表現するのは、この作品ならではの特徴。それをどこまで表現できるか。メインの役以外でもその人の生き様があると思うので、役が生きるように演じ分けたい」と意気込みを語った。舞台となる戦国時代が好きだという松田。「戦国時代って合戦の勝ち負けのイメージがあるんですけど、実は政治的な部分が泥臭くて面白いんですよ。特にこの作品はその辺りがたくさん描かれているので楽しいと思います!」と魅力を教えてくれた。猪塚「初めての朗読劇ではありますが、今の自分にできる最高の舞台を観てもらえるようにがんばります!」染谷「人がすごくあっけなく死んだり、燃えるように生きたりと熱い時代。そんな時代を生きる男たちを一生懸命演じたいです」須賀「朗読劇は初めてなので、新しい一面をぜひ観て頂きたいです。再演なので、さらに新しい挑戦やこのキャストならではの魅力を出せたらと思います」松田「チーム感が大事な作品。“このメンバーが好きだな”と思ってもらえるようにがんばりたいです」『僕とあいつの関ヶ原』は7月7日(木)から9日(土)、『俺とおまえの夏の陣』は7月10日(日)に東京・天王洲 銀河劇場にて。取材・文:中川實穗
2016年06月10日お笑いコンビ・ラーメンズの片桐仁(42)が、4日に放送されたTBS系情報番組『王様のブランチ』(毎週土曜9:30~14:00)に出演。同局のドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(毎週日曜21:00~)で共演する嵐・松本潤(32)とのエピソードを明かした。片桐は、芸能人が大好きなご飯を紹介するコーナー「芸能人ごはんクラブ」に登場。その中で松本の話になり、「僕10個上なので、最初はすごい礼儀正しく潤君が来てくれて、『よろしくお願いします』って。いつ頃からか、俺の言ってることだけ『聞こえない!』みたいなのが始まった」と2人の関係性を語った。キャストだけで飲みに行ったこともあるそうで、片桐は仕事で1次会の寿司店に行けず、2次会のバーから参加。その時も、「『明石さん(役の名前)だけおいしいお寿司食べられないね』って回って来て、『あ、うーん』みたいな…」と松本にイジられたという。ところが、「2件目で合流した時に潤君が紙袋を持っていて『はい』って。ちらし寿司作ってもらってて」と、みんなも知らないうちにお店に作ってもらっていたそうで、片桐は「『何このツンデレ!』と思ってキュンキュンきちゃって。そういう時にかわいいって思っちゃう」とうれしそうに話した。また、思い出に松本とやりたいことを聞かれると、「潤君は車が好きなんです。1回、『送ってあげようか?』って言われたんだけど、タクシーで帰れたんで…。あの時に2人でドライブして帰りたかったな」と振り返り、「女か!」と自分にツッコミを入れて笑いを誘った。
2016年06月04日4月17日スタートのTBS系ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(毎週日曜21:00~)の舞台挨拶が14日、都内で行われ、嵐の松本潤とラーメンズの片桐仁のやりとりに爆笑が起こった。本作は、個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑むリーガル・エンターテインメント。松本が、99.9%刑が確定してしまった案件でも、残された0.1%の事実を納得するまでとことん追求する型破りな若手弁護士・深山大翔を演じ、片桐は、20年間勉強し続けているも弁護士になれていない伝説の男で、深山の業務を補助するパラリーガルとして働く明石達也を演じる。個性的なキャラクターを演じる片桐は「うざかったですか?」と観客に問いかけ、「深山の10歳上なのに部下。兄貴的部下を演じます」と説明。松本が「兄貴だと思ってないと思いますけど」とツッコんで笑いを誘うと、「こっちは思ってますんで」とはね返し、「深山を見守っていく役というつもりでいたんですけど、1人浮足立っていたのでざわっとした」と苦笑した。そして、片桐が「弁護士になれるか…なれる気がしないんですけど」と話すと、松本は「5話でいなくなりますよね?」と再びいじり、片桐は「ちょっと!」と動揺。「そうならないように最後まで生き続けていきたいと思います」と意気込むと、笑いが起こった。片桐はまた、「もっとこうしたらいいんじゃないかっていうアドリブがバンバン採用されていくので正直びっくりしている」と告白。「(第1話を)見てみたら本当に採用されていて、ヤベーやつだなと思いながら見ました」と自身もそのキャラに驚いているそうだ。舞台挨拶には、主演の松本潤をはじめ、榮倉奈々、青木崇高、片桐仁、マギー、渡辺真起子、奥田瑛二、岸部一徳が出席した。
2016年04月14日セイコーネクステージの「ISSEY MIYAKE WATCHプロジェクト」から、デザイナーの吉岡徳仁氏がデザインした時計「O(オー)」の新色、グリーン・モデルが登場する。ラインナップは、ライトグリーンとグリーンの2種類で、税別価格はともに18,000円、3月11日の発売予定だ。2016年で5年目を迎える「O(オー)」は、フランス語の「水(eau)」から名付けられたシリーズ。コンセプトを「水のかたち。透明な時を刻む時計」として、透明な素材を得意とする吉岡氏がデザインしている。今回の新作は、濃淡が美しい新緑のグリーンを表現した。ケース素材はステンレススチール、バングル素材は強化プラスチック、サイズは幅33×厚さ12.1mm、重さは25g、防水性能は日常生活用防水となっている。
2016年02月13日バスケ好きで知られるゆずの北川悠仁さんが、2/22(月)20:00~放送されるWOWOW『2016 NBAオールスター』に登場する。世界最高峰のスター選手が一堂に会するNBAオールスターゲームの潜入取材に挑む。「昨年も行かせてもらったんですが、喜びのあまり舞い上がってしまい、覚えてないシーンが…。今回は、夢の舞台をしっかり噛みしめたいです。それと、NBAを長年牽引してきたコービー・ブライアントが今季で引退なので、コメントを狙います!」大勢の観客の前で堂々と歌う北川さんでさえも、スター選手を目の前にすると、リスペクトのあまり「中2」に戻ってしまうそう。「自分をアスリートの立場に置いて考えたことがあるんです。『今日の北川のストロークを振り返りましょう』って番組でリプレイされたり、スポーツ新聞に『北川、ピッチを間違える!』なんて書かれたりしたら、地獄ですよ(笑)。音楽は、何万人入れなきゃ負けだとかないですし、僕は、お客さんひとりのために存在する音楽があっていいとも思っている。だからこそ、厳しい目に晒され、勝負の世界に生きるプレーヤーには、憧れるし、リスペクトしています」観戦を楽しむコツは、推しの選手を見つけることと北川さん。「アンアン読者にぜひ、薦めたい選手がいるんですよ」と前のめりで教えてくれたのは、ステフィン・カリー選手。「今、人気実力ともNo.1!ルックスもいいんですよ~。体が大きすぎず、目がくりっとしたかわいい系。父親も弟もNBAプレーヤーのサラブレッドです。ゴリマッチョ好きには“キング”と呼ばれているレブロン・ジェームズ。地元のチームから強いチームに移籍してブーイングを受けたけど、優勝したらまた地元チームに戻り、優勝させようとしている男気ある選手です。でも、カリーにこてんぱんにされちゃって…。このキングvsサラブレッドの構図だとか、裏ストーリーを知っているとより深く楽しめますよ。WOWOWの解説者・中原雄さんは、選手の家庭環境などバックグラウンドを挟んでくれるので、参考にしてください」バスケ愛の塊のような北川さんがバスケにのめり込んだのは、高校の部活時代。がむしゃらに練習し、高2でレギュラーを掴むが指を骨折…。「初めて熱中できるものができて嬉しかった分、挫折も大きかった。『栄光の架橋』もそうですけど、敗者であっても、そこに至るまでのプロセスを讃える歌を僕が作っていきたいのは、自分を強くしてくれた挫折経験の影響がすごくあります」21歳でデビューし、環境の激変に戸惑っていたときに、救ってくれたのもバスケだった。「どう友達と接していいかわからなくなった時期にバスケを再開したら、人間関係が修復でき、新しい友達もできたんです。コートでは、バスケが上手いか下手かしかないから。今でも、フラットに戻りたいときはバスケがしたくなりますね」今回は、史上初のカナダ開催。取材の他に、現地でしたいことは?「極寒の地でしか書けない、心温まる曲を作って帰るのが目標。自分に聴かせて温まりたいっていう理由だと、ちょっと寂しいかな(笑)」◇きたがわ・ゆうじん1977年、神奈川県生まれ。‘96年、岩沢厚治さんとゆずを結成。1月、新作アルバム『TOWA』を発表。バスケのポジションは、「点を取らないと白い目で見られる」(本人談)シューター。◇試合は2/15(月)9:30~WOWOWプライムで現地より生中継。2/22(月)20:00~にはWOWOWライブで『NBAオールスター潜入捜査!』が。※『anan』2016年2月17日号より。写真・高橋マナミインタビュー、文・小泉咲子
2016年02月10日セイコーネクステージは、同社の販売するブランドISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ) ウオッチから、吉岡徳仁デザインによるシリーズ"O"(オー)の新色を発表した。発売日は3月11日。希望小売価格は1万8,000円(税別)。"O"(仏語の水=eau オー)は、「水のかたち。透明な時を刻む時計」をコンセプトに、吉岡氏が得意とする透明な素材を用い、水のように「かたち」がなく、光のように瞬間の輝きを持つバングル・ウオッチ。2011年に発売開始し、今年で5年目を迎える。強弾性のプラスチック素材を採用し、重さはわずか25gと軽量で、発売以来ジェンダーレスな提案を続けている。今回の新色は、吉岡氏のアプローチから、春にふさわしい、新緑のグリーンをイメージ。カラーはライトグリーンとグリーンの2色。吉岡氏は国内外でプロダクト、建築、空間、インスタレーションなど、幅広いデザイン分野で活躍。特に独自のデザインの手法として、素材を活かしシンプル且つ透明感あるデザインでも有名で、昨年4月の京都市街を一望する青蓮院門跡・将軍塚での「全面ガラス張りの茶室」作りで話題を呼んだ。
2016年02月08日2016年4月8日(金)~4月24日(日)に、東京・池袋のサンシャイン劇場にて上演される、『舞台「黒子のバスケ」THE ENCOUNTER』のメインビジュアルが公開された。2009年に「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載開始となった『黒子のバスケ』(原作:藤巻忠俊)の舞台化作品となる本作では、脚本・演出を、劇団「柿喰う客」を主宰する新進気鋭の劇作家・演出家である中屋敷法仁氏、振付を、映画・ドラマ・舞台と幅広いジャンルのダンスシーンやステージング、演出を手掛けてきた川崎悦子氏が担当。物語の主軸である「影」の黒子テツヤ(演・小野賢章)と、黒子の「光」となる火神大我(演・安里勇哉)の運命の出会いから、ライバルとなる「キセキの世代」、海常高校・黄瀬涼太(演・黒羽麻璃央)、秀徳高校・緑間真太郎(演・畠山遼)、桐皇学園高校・青峰大輝(演・小沼将太)らとの戦いを描き出していく。新たに公開されたメインビジュアルでは、先日公開されたティザービジュアルにおいて黒子と火神だけだった誠凛高校のメンバーに、キャプテンの日向順平(演・牧田哲也)、チームの司令塔である伊月俊(演・秋元龍太朗)が加わり、さらに誠凛高校の前に立ちはだかる「キセキの世代」の黄瀬、緑間、青峰、そして彼らの仲間たち――海常高校・笠松幸男(演・松村龍之介)、秀徳高校・高尾和成(演・山田ジェームス武)、桐皇学園高校・今吉翔一(演・林明寛)――が登場している。チケットの一般発売は2月27日(土)よりローソンチケットにて販売開始。詳細については『舞台「黒子のバスケ」THE ENCOUNTER』公式サイトをチェックしてほしい。(C)藤巻忠俊/集英社・舞台「黒子のバスケ」製作委員会
2016年02月08日2016年2月15日にWOWOWで生中継するNBAオールスターゲームの現地ゲストに、大のNBA好きでシカゴ・ブルズのファンとして知られるゆずの北川悠仁が決定したことが25日、明らかになった。北川は昨シーズンに続いての出演となり、今回も「潜入」をキーワードにさまざまな取材を敢行。解説だけではなく、オールスターの舞台裏やNBAの魅力について徹底紹介する。放送に先立ち北川は「昨シーズンはすべてが初めてのことで、かなり舞い上がってしまいました(笑)。今回は会見ルームやミックスゾーンなど、一般の方が普段見られないところに潜入取材したり、スター選手との対談も予定しています。デリック・ローズ選手(シカゴ・ブルズ)やステフィン・カリー選手(ゴールデンステート・ウォリアーズ)にはぜひ会ってみたいですね。普段どんな音楽を聴いているかなど、とても興味があります。さらに深くオールスターを楽しみ、またその感動を視聴者の方にお届けできればと思っています」とコメント。試合の結果だけでなく、北川の解説や潜入取材も楽しみだ。『2016NBAオールスターゲーム』はWOWOWプライムにて2016年2月15日(月曜 9:30~)生中継で放送。
2015年12月25日「週刊少年ジャンプ」にて2009年より連載されている藤巻忠俊氏原作の『黒子のバスケ』(集英社ジャンプコミックス刊)が初の舞台化! 2016年4月8日(金)から4月24日(日)、サンシャイン劇場(東京・池袋)にて上演されることが決定した。キャストには、シリーズを通して物語の主軸となる誠凛高校バスケットボール部に所属する二人の主人公、黒子テツヤ役に、アニメ版でも声を演じている小野賢章を抜擢。黒子と共にチームを引っ張るもう一人の主人公・火神大我役には、難関オーディションを勝ち残った安里勇哉が決定している。さらに、劇団「柿食う客」を主宰し、バレーボールが題材のハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』の脚本でも高い評価を得た中屋敷法仁氏が、本作の脚本・演出を担当。2013年の岸田戯曲賞候補にも挙がった新進気鋭の才能が、単なる人気コミックの舞台化作品としてではなく、全力で今を生きる若者達を正面から描いた正統派演劇を作り上げる。舞台『黒子のバスケ』は、2016年4月8日(金)から4月24日(日)に、サンシャイン劇場(東京・池袋)にて上演。チケットは7,800円(税込/全席指定/前売当日共)で、現在ローチケHMVにて、最速先行抽選受付が行われている。そのほか詳細は公式サイトにて。(C) 藤巻忠俊/集英社・舞台「黒子のバスケ」製作委員会
2015年12月22日福山雅治が大根仁監督の新作『SCOOP!』で主演を務めることが明らかになった。原田眞人監督の映画『盗写 1/250秒』を原作にした写真週刊誌カメラマンと記者の物語で、二階堂ふみ、吉田羊、滝藤賢一、リリー・フランキーらが共演する。公開は2016年秋。その他の情報福山の役どころは、カメラマンとしての腕は確かだが、ギャンブル好きで、借金に追われる中年パパラッチの都城静役。かつて数々の伝説的スクープをモノにしてきたが、現在は芸能スキャンダルを中心にフリーで活動している。そんな彼が、かつて在籍していた写真週刊誌SCOOP!の新人記者とタッグを組み、スクープを獲得していく中で、次第に大きな事件を追う事になる。二階堂はSCOOP!編集部の新人記者・行川野火役。吉田は、編集部の副編集長・横川定子役。滝藤は副編集長・馬場役。リリーは静(福山)の旧友で、情報屋のチャラ源を演じる。本作は、10月12日にクランクインを迎えており、11月まで関東近郊でロケを行う。福山は髪と髭を伸ばし、衣装をクランクイン前から着込んでなじませるなど、徹底した役作りで本作に挑んでいるという。福山は「ずっと演じてみたかったタイプの役のオファーが、ある日舞い込んできました。しかも同世代クリエーターの星、大根監督から。盛り沢山のエンターテインメント作品になる手応えを感じながら撮影中です」と報告しており、「すでに役から離れるのが寂しくなっている自分がいます。とても楽しく作品作りができている現場です。ご期待ください!」とコメント。大根監督は「『モテキ』『バクマン。』に続く、僕のメジャー映画3作目となる『SCOOP!』は、いつか絶対に撮りたいと、長年温めてきた企画です。『福山雅治主演で企画を出して欲しい』と言われた時、まっさきに思い浮かんだのがこの作品でした」と話し、「撮る側と撮られる側の関係を、スリリングに、エロティックに、センシティブに描き、なおかつエンタテイメント映画として成立させることが出来るのは福山雅治以外にはありえない。これまで観たことのない映画、そしてこれまで観たことのない福山雅治をどうかご期待ください!!」と語っている。『SCOOP!』2016年秋 全国東宝系ロードショー
2015年11月11日中屋敷法仁が率いる劇団「柿喰う客」の新作本公演『天邪鬼』が、9月16日(水)から東京・本多劇場ほかにて上演される。【公演情報はこちら】劇団「柿喰う客」は東京を拠点に活動する人気劇団で、来年には結成から10周年を迎える。新進気鋭の女優だけでシェイクスピアを上演する“女体シェイクスピア”シリーズやこどもから大人まで一緒に楽しめる作品を上演する“こどもと観る演劇プロジェクト”など幅広く作品創作に取り組んでいる。中屋敷法仁の新作を上演することを目的とする本公演は、1年半ぶり。また、劇団メンバーだけでの公演は、2011年に上演された『無差別』以来、実に3年ぶりである。本作で主役を務める玉置玲央を始め、プロデュース公演や映像でも活動の幅を広げるメンバーたちが集結し、どのような作品が出来上がるのか期待したい。“圧倒的なフィクションの創造”を劇団のテーマとして、様々な舞台を生み出してきた柿喰う客。本作で挑むのは、想像力を操り、拳銃に見立てた手から虚構の弾丸を放つことができるこどもたちが、大人たちにその能力を利用され、ホンモノの戦争ごっこに送り込まれるというストーリーだ。作・演出の中屋敷法仁は、「“演劇=虚構”という概念すら疑わしくなってきた昨今、より強く虚構の空間を築き、この演劇で現実の世界を取り戻したい」と語る。結成10周年を前に「10万人動員宣言」を発表し、より多くの人に気軽に演劇に触れてもらう機会をつくることを目的として公演の映像や戯曲の無料公開を行う企画「となりの柿喰う客」や全国の高校演劇部や大学生の演劇サークルに向けて公演のDVDと中屋敷法仁が高校在学中に発表した『贋作マクベス』の台本などを無償で提供する「めこちゃん宅配便」など、団体としても新たな試みにチャレンジしている。柿喰う客『天邪鬼』は、9月16日(水)の本多劇場を皮切りに、兵庫公演、岐阜公演と続く。取材・文:井藤 一
2015年09月16日デビュー18年にして初めて深田恭子さんが舞台を踏む。作品は、’77年の出版以来いまもベストセラーの佐野洋子さんの傑作絵本『100万回生きたねこ』を原作にしたミュージカル。イスラエルの演出家ユニット、インバル・ピント&アブシャロム・ポラックが手がけ、2年前の初演時に好評を博した舞台の再演となる。「小さい頃から知っている絵本でしたが、舞台のお話をいただいてあらためて読み直してみたら、昔とは印象が全然違っていて、こんなに深くて心に残る物語だったんだと新鮮な 感動がありました。そして初演の舞台の映像を観たら、繰り返されていく猫の人生と繰り返されるメロディとがすごく印象的で、音楽が加わることでより深く人の心に響く作品に なっている。頭で考えるよりも先に、この世界に入ってみたいと思いましたし、それくらい自分が魅了された作品で初舞台に挑めるなんて、とても幸せなことだなと思いました」セピアがかったファンタジックな衣装や美術は美しく、舞台上で演奏される音楽はノスタルジックに響き、まるで古い仕掛け絵本を見ているかのような気持ちにさせられる。そこ で展開されるのは、ある時は王様の猫に、またある時はひとり暮らしのおばあさんの猫にと、生まれて死んでを100万回繰り返しながらも、これまで飼い主を愛したことがなかったトラ猫の物語。「トラ猫のちょっと屈折した部分って、誰でも身に覚えがあると思うんです。私が最初に共感したのも、けっしてまっすぐじゃないトラ猫だったり、猫ちゃんのことが大好きすぎ て愛情表現を間違ってしまう女の子でした。いろんな失敗や遠回りをしながら、人生のなかで学んでいく大切なことが描かれた作品です」これまでに積み上げたキャリアはいったん置いて「新たな世界に入れてもらう気持ちで臨みたい」と話す。「映像をやってきたからといって、同じようにできるとは思っていません。初心に帰って学びたいし、実際…少しずつ舞台に向けて準備しているいまの感じが、レッスン生の時み たいな感覚なんです(笑)。台本を渡されて数週間後、数日後には撮影というスピードが、ずっと当たり前だったんですよね。だから、ひとつの作品を作るために随分前からワーク ショップをしたり、1か月も稽古をしたりする状態は、本当に新鮮です」初舞台にして主演。もちろんプレッシャーはある。でも、「やるしかないですよね」と笑顔を見せる。「緊張してもしなくても本番は来るものですからね(笑)。プレッシャーだって、自分に何かしら期待してオファーをくださっている方がいるということですし、それが自分の励み にもなっていますから」達観でも諦観でもなく、冷静に自分の足元を見つめている。「13歳でこの世界に入って、ずっと仕事をしてきて、正直、いつ止まっていいんだろうって思うことも時にはあります。でも、このお仕事は周りから望んでいただいてやれるもの。 だから、大きな責任もありがたいと受け止めるようにしています。その方が私も楽しんでやれますから」◇ふかだ・きょうこ1982年、東京都生まれ。近作の映画『ジョーカー・ゲーム』のDVDが8月12日に、ドラマ『セカンド・ラブ』のDVDが9月30日に発売予定。◇information 舞台『100万回生きたねこ』100万回生き、100万回死んだトラ猫(成河)。飼い主は猫が死ぬ度に涙を流すのに、彼自身は何も感じないまま。ある時、ノラ猫に生まれた彼は白い猫(深田)と恋に落ちる。8月15日(土)~30日(日)池袋・東京芸術劇場 プレイハウス原作/佐野洋子演出・振付・美術/インバル・ピント、アブシャロム・ポラック脚本/糸井幸之介、戌井昭人、中屋敷法仁(五十音順)出演/成河、深田恭子、近藤芳正、田口浩正、石井正則、銀粉蝶、藤木孝ほかS席1万800円サイドシート8500円(税込み)ホリプロチケットセンター TEL:03・3490・4949※『anan』2015年8月12日・19日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・岸本佳子ヘア&メイク・村田美代子インタビュー、文・望月リサ
2015年08月08日原作コミックスは累計発行部数1,400万部を突破した、いま最高に熱い青春バレーボール漫画「ハイキュー!!」の舞台化が決定。この度、6月29日に主役校である烏野高校のバックショットビジュアルが発表されネット上で話題となっていた各キャラクターのキャスティングと、躍動感のあるメインビジュアルが解禁された。「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の大ヒット漫画「ハイキュー!!」は2012年に連載がスタート。以来、2014年には早くもアニメ化第1期が放送、今秋には第2期「ハイキュー!!セカンドシーズン」が放送予定であり、そして11月には今回の舞台化が控えているなど、様々なメディアミックスを展開。その人気と勢いは留まるところを知らない。今回の舞台は「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」と題し、原作の魅力である“人間ドラマ”を熱い演劇で、“白熱のバレーボールの試合”を最新映像テクノロジーを駆使して表現することで、観客は原作のバレーボールの試合を観戦してる感覚を味わうことができるようだ。この演出を創りだすのは、最新映像ギミックを駆使した演出に定評があるウォーリー木下。脚本は、演劇界の若い旗手である中屋敷法仁が担当し、いま旬なクリエイターが集結した。また気になるキャスト陣も、厳正なるオーディションで選ばれた精鋭たちが勢揃い。身長は低いが並はずれた身体能力と持ち前の前向きな明るさが魅力の主人公日向翔陽役を演じるのは、確かな演技力と抜群の運動神経を持つ須賀健太。須賀さんは、2002年「人にやさしく」の子役で一躍注目を浴びてから、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなど様々な映画・ドラマに出演。最近では、舞台版「NARUTO -ナルト-」の我愛羅役の熱演が記憶に新しい。須賀さんは、「連載当初から読み続けている大好きな漫画の舞台作品で、大好きなキャラクターを演じられることが心の底から嬉しいです!登場人物たちのバレーへの情熱。全力だからこそ胸に刺さるたくさんの言葉を、演劇というフィールドで精一杯表現したいです。舞台上の”小さな巨人”を目指します」と主人公さながらに熱い意気込みを寄せた。また日向のライバルで、“コート上の王様”の異名を持つ天才セッター影山飛雄役には、「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」などに出演し、舞台を中心に活躍する期待の若手俳優・木村達成が決定。「読んでいる際、気づいたときには、影山として作品にのめり込んでいる自分がいました。自分と似ているところもあり、自分にないものをもっているキャラクターをこれからの稽古で、自分の役割を明確にしながら挑んでいきたい」とこちらも期待が持てる意気込みをコメント。そのほか、月島蛍役に、「最高の離婚」などに出演し今後ますますの活躍が期待される小坂涼太郎。山口忠役に、24回JUNONス-パ-ボ-イコンテストファイナリストに選ばれた三浦海里。田中龍之介役に、「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」などに出演する塩田康平。西谷夕役に、『L・DK』にも出演した橋本祥平。縁下力役に、ドラマ・映画・舞台と幅広く出演作を持つ川原一馬。澤村大地役に、モデルとしても活躍する田中啓太。菅原孝支役に、「ミュージカル『薄桜鬼』黎明録」(永倉新八役)などの猪野広樹。東峰旭役に、「仮面ライダーフォーゼ」(大文字隼役)の冨森ジャスティンと、ネクストブレイク必至の俳優たち10人が、熱血青春舞台を繰り広げる。解禁されたメインビジュアルは、躍動感のあるアクションとキャラクターの再現度の高さに期待が膨らむ仕上がりに。舞台の上で、一体どんなハイパープロジェクション演劇が表現されるのか、ぜひその目で確かめてほしい。「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」は、11月14日(土)~23日(月・祝)に東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて、11月27日(金)~29日(日)に大阪・シアターBRAVA!にて、12月5日(土)~6日(日)に宮城・多賀城市民会館 大ホールにて、そして東京凱旋公演として12月10日(木)~13日(日)に再びAiiA 2.5 Theater Tokyoにて公演予定。(text:cinemacafe.net)
2015年07月13日佐賀県・佐賀市の佐賀県立美術館は、デザイナー・吉岡徳仁の代表的な作品群を展示する「吉岡徳仁展トルネード」を開催している。会期は8月2日まで(月曜休館、ただし月曜が祝休日の場合はその翌平日休館)。開館時間は9:30~18:00。観覧無料。同展は、吉岡氏の九州初の個展で、代表作のひとつであるインスタレーション「TORNADO」などを展示するもの。「TORNADO」は200万本を超えるストローによって作り出される巨大な竜巻で、空間と響き合いながら生み出すハーモニーを楽しむことができる。また、2002年に発表し世界の注目を浴びた紙の椅子「Honey-pop」、パリのオルセー美術館に常設展示されているガラスのベンチ「Water Block」、自然構造によって生み出された結晶の椅子「VENUS」など、代表的な作品群も併せて展示される。そのほか、関連企画として、吉岡氏によるギャラリートークが開催される。開催日時は7月2日13:30~。なお、吉岡氏(佐賀県生まれ)は、アート、デザイン、建築など幅広い領域において自由な着想と実験的な創作から生まれる作品により、世界に最も影響を与える創り手の一人として、国内外で高く評価されている。これまでISSEY MIYAKEをはじめ、SWAROVSKI、Cartier、LEXUS、など、ワールドブランドのデザインプロジェクトを手がけ、イタリア・ミラノで開催されるミラノサローネでは、カルテル、モローゾ、ドリアデ、カッシーナ、グラスイタリアなど、ファニチャーブランドとのコラボレーションでデザインを発表してきた。数々の作品は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ポンピドゥー・センター、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館、ヴィトラ・デザインミュージアムなどの世界の主要美術館で永久所蔵品に選ばれているということだ。
2015年07月09日原作・吉田恵里香×演出・中屋敷法仁(柿喰う客代表)という異色タッグによる朗読劇シリーズ。8月に再演される『僕とあいつの関ヶ原』と同時期、新作『俺とおまえの夏の陣』が上演となる。『夏の陣』の舞台は、タイトル通り戦国末期の「夏の陣」の戦い。伊達政宗の側近・片倉小十郎として知られる初代・景綱、二代目・重長という親子二代の視点から描き出す。愛情や葛藤といった人間臭さたっぷりの、新感覚の歴史朗読劇だ。『僕とあいつの関ヶ原』チケット情報『僕とあいつの関ヶ原』の初演・再演に続き、今作にも出演する玉城裕規は、「前回2役で、今回は再演含めると3役以上を演じることになります。それぞれ違う色を出すのは正直プレッシャーですが、中屋敷さんと相談しつつ作り上げたいです。中屋敷さんの演出は、観る者を飽きさせない。朗読劇とはいえ、かなり動きもあるので、演じ分けはしやすいですね。今回の演出がどうなるかを含め、すべてが楽しみです!」と士気を高める。ちなみに玉城と演出の中屋敷とは、前作を通じた“飲み友達”とのこと。中屋敷いわく、「玉城くんは、気軽に誘える相手なんですよ。役者としても大好きです!」。また、舞台については、「稽古でセッションしながら、俳優の魅力をどこまで膨らませられるか」に全力を投じるという。「『僕とあいつの関ヶ原』のほうは1人複数役でバラエティ豊かなところを重視しましたが、新作のほうは1人1役で、濃密な関係が楽しめるはずです」と見どころを語る。『僕とあいつの関ヶ原』と『俺とおまえの夏の陣』の両作への出演が決まった宮崎秋人は、「朗読劇は過去2回出演しましたが、難しく、まだ自分のなかで打開策を見つけられていません。今作で、それを突破して、朗読劇をもっと好きになれたら」と熱を傾ける。舞台『弱虫ペダル』で注目を浴びる宮崎が、奇才・中屋敷のもと、どのように伸びるかにも注視したい。「中屋敷さんの作品は何回か拝見していますが、作品によって色が変わるので、今回どういう演出になるのかがとても楽しみです。僕の今の想像どおりには、絶対にならないと思います!」と宮崎自身も胸を躍らせる。また、衣装については、「普段和服を着る機会がないので、一瞬たりとも気が抜けませんね」と気を引き締めていた。最後に、中屋敷からメッセージをもらった。「戦国時代の風景を見せるというレベルではなく、熱き男たちが生きた熱き時代に、観客を引きずり込む舞台です。1ステージ1ステージ、夢をお見せしますので、ぜひ劇場まで会いに来てください!」戦国時代を共に生き抜く夢の感覚を、ぜひ劇場で味わいたい。朗読劇『俺とおまえの夏の陣』の上演は、8月8日(土)・9日(日)東京・天王洲 銀河劇場にて。『僕とあいつの関ヶ原』の再演と同時期、同劇場にて上演される。取材・文:荒川陽子
2015年07月03日2014年末、好評を博した朗読劇『僕とあいつの関ヶ原』の再演が決定した。単なる歴史物にとどまらず、関ヶ原に向かう武将たちの心の機微を、身近な人間像として描き出した本作。人気作家・吉田恵里香による原作を、劇団柿喰う客代表の奇才・中屋敷法仁が演出し、若手俳優が熱演する…という若き才能のコラボレーションで注目を集めた。朗読劇『僕とあいつの関ヶ原』チケット情報中屋敷は「吉田さんの描く男たちのロマンが素晴らしく、公演でも手ごたえを感じていた。もっといろいろなキャストでやりたいと思っていた」と前作を振り返る。今回は初演キャスト版に加え新キャスト版も上演。「前回&新キャストが同時に公演することで、歴史の広がりが感じられる。新キャストはさらに若く、前回とはまったく違うものになりそうです」と自信をのぞかせた。「キャストの年齢が若いほど、実際の武将とのイメージがかけ離れる。言葉の響きが勝負になる」とも語り、まったく新しい武将像が描きだされることを予感させる。新キャストのひとり・戸谷公人は「銀河劇場は僕の初舞台の劇場で、思い入れがあります。朗読劇は2回目で、1作目は『ロミオとジュリエット』でした。まったく違う世界観なので、どんな役が来ても自分なりに挑み、お客さんを納得させたいです。今回はなぜか、『色気を出して』と言われているんですが(笑)、その役の気持ちになって、全力で演じます!」。さらに衣装については「久々の着物で、引き締まりました。僕も日本男児ですからね」とコメント。その戸谷と「知り合いの知り合いを通して知り合った」という宮崎秋人も、同じく初参加となる。「公人くんとお芝居するのは初めて。ほかにも舞台『弱虫ペダル』で共演した方も多く、楽しみですね。あと、学生時代、歴史の成績はよくなかったけど、舞台のためにしっかり調べて、詳しくなれたら(笑)」と飾らない素顔を見せつつ、「和服をしっかり着こなして、朗読劇だけど体や動きでも魅せていきたい」と役者魂を覗かせる。また、彼らよりさらに若い、若干18歳の高杉真宙については、「よく雑誌で見かけていて、『かわいい子だなあ』と思っていました(笑)。さっき初めて挨拶したんですが、この舞台で距離を詰めたいですね」。その高杉は「初めての朗読劇で、初めての声の演技をどんな風に演じるのかを、特に注目して観てほしいです。声だけというのは本当に難しいと思いますが、しっかり演じて話をかき回せるようにできたらいいなと思います。僕自身、楽しみです!」と熱意十分。また、前回から参加の玉城裕規は、「公演数が少ないぶん、すごく内容が濃く、もっと演じたいと思っていたので、再演がうれしいです。前回の演技が僕の中でしっくり来ていたので、大きく変えようとは思っていません。稽古は、男ばかりで部活みたいににぎやかでしたね。サッカー部でも野球部でもなく、バスケ部みたいな雰囲気です(笑)。また同じメンバーに会えることに、ワクワクしています。今回も、異なる個性が作り上げる世界観にご期待ください!」と意気込む。朗読劇『僕とあいつの関ヶ原』は8月5日(水)から7日(金)まで。取材・文:荒川陽子
2015年07月03日京都の劇団「悪い芝居」を率いる山崎彬。「ヨーロッパ企画」「木ノ下歌舞伎」「地点」など京都発の演劇が注目を集める中、濃密なせりふと生バンドのオリジナル音楽で描く舞台が若者から圧倒的な支持を集める次代を担う異才だ。6月17日(水)からは作・演出・出演する新作『キスインヘル』を大阪と東京で上演する。悪い芝居『キスインヘル』チケット情報悪い芝居の作風は毎回テイストが異なると言われるが山崎は、「劇場から持って帰ってほしいことは一貫して変わってないんですよ」と切り出した。「明日はもう一歩踏み出そうとか、帰り道が違って見えるようなものにしたい。舞台はお客さんの想像力なくしては埋まらない。お客さんが自分の想像力に驚かされるような、言葉で説明できないようなものをつくりたいんです」という。前作『スーパーふぃクション』は、生バンドの歌と音楽で飛躍する物語を共感度の高いものに仕上げた。「バンドがあって生まれた言葉やテーマをライブ感覚で合わせて演劇にしていったスタイルを、『キスインヘル』でも試したいと思っています。今ってニートとか、ごく普通の等身大の青年が主人公の芝居が多いけど、僕がやりたいのは、日常にはいない人、見られない展開。そこでは音楽はカンフル剤になる。小劇場でやれる限界を引き延ばしてやりたいんですよ」と力強く話す。『キスインヘル』は、いわく「ウルトラ音楽恋愛悲喜劇」。タイトルから想像するとかなりハードな物語にみえるが、「悪い芝居的月9」という。「僕の中にあるラブストリー。ドラマとは違うとは思いますが、キュンとさせたいですね。観た直後は『めちゃくちゃな恋愛しよう』と思ってほしいのだけど、冷静になったら『これは劇場の中だけでいいや』となって、恋人とか好きな人の見え方が変わっているようなね」。俳優としても今年は『ロマンス2015』(作:つかこうへい、演出:中屋敷法仁)や東京ハートブレイカーズに出演。二兎社への出演も決まっている。今秋には京都芸術センターの演劇計画Ⅱで『また愛か』を作・演出・出演。今回の『キスインヘル』では個性豊かな客演陣を迎えるなど、挑み続けている。「稽古は舞台上で自由でいても魅力的な人間になるための修行みたいなのもの。自由でいられれば人の心は動くと思っているし、それをやってくれるゲストやメンバーがそろっています。悪い芝居が演劇を観るきっかけになって、お芝居って面白いと思う人が増えて、お芝居見ることが習慣になっていったら、僕らは野垂れ死にしちゃったっていいと思っているんです」とたくましく話している。悪い芝居vol.17『キスインヘル』大阪公演 6月17日(水)~23日(火)HEP HALL東京公演 6月26日(金)~30日(火)赤坂RED/THEATER
2015年06月10日