生田斗真が“悪を持って悪を制す”主人公を演じる「警部補ダイマジン」の第1話が、7月7日(金)の23時15分からテレビ朝日系列で放送される。「警部補ダイマジン」は、巨悪に挑む究極のダークヒーローをテーマにしたサスペンスドラマ。「土竜の唄」シリーズでタッグを組んだ三池崇史監督と生田さんが、テレビ作品で再タッグ。「週刊漫画ゴラク」で連載中の同名人気漫画を原作としている本作は、強い正義感を持つ警視庁捜査一課のエースが主人公。法で裁けない犯人に、主人公が剛腕を振りかざしていく。主人公・台場陣を生田さんが演じるほか、警視正の平安才門役に向井理、巡査部長の七夕夕夏役に土屋太鳳、台場の元妻で弁護士の高田美和子役に成海璃子と実力派俳優が揃っている。そんな本作の主題歌は、関ジャニ∞のニューシングル「オオカミと彗星」。ドラマのために書き下ろされたダンスチューンで、8月9日(水)に発売されることが決定している。第1話あらすじボサボサ頭に白いコートを羽織った一見風変わりな男・台場陣(生田斗真)は、警視庁捜査一課のエース。誰よりも強い正義感を持ち“ダイマジン(大魔神)”と称されている彼には、法で裁けない未解決事件の犯人を自らの手で処刑しているという秘密があった。しかしある日、未解決事件の犯人で元警察庁の重鎮・天羽大(宅麻伸)を自殺に見せかけて殺害したところ、特命捜査対策班の室長・平安才門(向井理)にバレてしまう。そして「罪を見逃す代わりに、自分の部下になれ!」と脅された台場は、捜査一課から特命班へ異動することに。そんな台場は平安とともにある議員の銃撃事件の現場へ向かう。実はこの事件にはある秘密結社が関わっており、台場が殺した天羽も関わっていたことを知る。一方、刑事の七夕夕夏(土屋太鳳)はある事件の関係者からの情報で、犯人の特徴に当てはまる台場を密かに疑い始めていて――。「警部補ダイマジン」は7月7日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年07月07日ダークヒーローが巨悪に立ち向かっていくドラマ「警部補ダイマジン」が7月7日(金)より放送スタート。この度、本作の主演を務める生田斗真と、監督の三池崇史が対談した映像「警部補ダイマジン Special Interview」が、本日7月5日(水) ひる12時からテレビ朝日公式YouTubeチャンネル、「テラサ」、「TVer」にて公開されることが分かった。主人公は、正義感の強い警視庁捜査一課のエース警部補、“ダイマジン”こと台場陣(生田さん)。台場がある弱みを握られたことで、未解決事件専門の特命捜査対策班に異動。自分を召使いのようにこき使う特命捜査対策班の室長で警視正の平安才門(向井理)や、自分を殺人犯と疑って急接近してくる刑事・七夕夕夏(土屋太鳳)らと共に、法で裁けない悪党に剛腕を振りかざし、悪をもって悪を制していく、斬新かつ超刺激的な作品。『土竜の唄』シリーズ3作でタッグを組んだ生田さんと三池監督だが、TVドラマでは初タッグ。対談では、生田さんが「人生の分岐点を作ってくれた大きな存在である三池監督と、テレビドラマに舞台を変えて暴れられることにワクワクして、充実した日々を送りました」とふり返り、三池監督も「強烈なキャラクターを演じる生田斗真、こういう生田斗真が見てみたいと思っていたものが撮れて楽しかったです」と、絶大な信頼関係があるからこそ言える話が次から次へと飛び出す。また、主題歌を担当する「関ジャニ∞」や、生田さんがファンを公言するオープニングテーマ担当の「新しい学校のリーダーズ」への思いも語られる。「警部補ダイマジン」は7月7日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送(※一部地域で放送時間が異なる)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月05日今週金曜日から放送がスタートする、生田斗真主演新ドラマ「警部補ダイマジン」の冒頭映像が先行公開された。三池崇史監督が手掛ける本作は、リチャード・ウー(原作)&コウノコウジ(作画)による、ピカレスク・サスペンスとして話題の同名漫画のドラマ化。強い正義感をもつ警視庁捜査一課のエースが、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、“悪をもって悪を制す”ダークヒーローが巨悪に挑む。生田さんが、警視庁捜査一課のエース・台場陣という、暗い秘密をもつ究極のダークヒーローを演じるほか、生田さんと13年ぶりの共演となる向井理、土屋太鳳、小澤征悦、シシド・カフカ、浜野謙太、桐山漣、成海璃子らが出演する。この度、人形が椅子に座っている不気味なシーンから始まる第1話の冒頭が、ノーカットで公開。台場が人形をひねり潰したり、元警察庁の重鎮を自殺に見せかけて殺害したり、衝撃の幕開けとなっている。なお本映像は、7月4日(火)昼12時より「テラサ」、「TVer」でも配信される。「警部補ダイマジン」は7月7日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送(※一部地域で放送時間が異なる)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月03日『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のプレビュー初日前取材が東京・帝国劇場にて24日に行われ、望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真、橋本さとし、松村雄基、伊礼彼方、K、バズ・ラーマンが登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。劇場の作り込まれた姿を見て、平原は「毎日見てても毎回感動します」、望海は「観る方がびっくりするというか。あの中に入ると世界観、セットに助けられてやってるんですけど、昨日ゲネを観させてもらって、客席から見るとこんなにすごいのかと」と驚いた様子。今回は声を出すことも可能ということで、井上は「さとしさんと雄基さんのジドラーという役が出てくる瞬間、拍手と歓声がないと本人たちもやる気が……」と説明し、登場シーンを再現する橋本を見ながら「(拍手と歓声がないと)ちょっとあまりにも辛いですよね。少なくともそこだけでも頑張っていただけたら。盛り上がるところいっぱいあるので」とお願いした。クリスチャン役の甲斐は「ゲネプロを拝見した時に、物語をクリスチャンが始めるんですけど、泣けたんです。なんでかというと『この世界が日本にやってきたんだ』『そしてこれを日本の観客の皆さんに届けられる場所ができたんだ』というのが鳥肌もので、待ちきれないですね」と感想。これに対し同じくクリスチャン役の井上は「冒頭の僕の演技で泣いたのかなと一瞬思ったんですけど……全然いいんです。『もう、翔真〜』と思いながら聞いてたらそっちかと思って」と苦笑する。「Wキャストを意識するか」という質問が投げかけられると、戸惑う甲斐に、井上は「僕がWキャスト意識するという芸風でやってるので。今回みんなかわいい、リスペクトしあってる。俺の歴史の中ではすごくいい方です」「年齢が全然違いますし、学ぶところも刺激を受けるところもあります」と軽妙なトークで盛り上げた。サティーン役の2人については、平原が「何度もごはんに行ってる。ずっとバレエ教室が一緒だったので、高校生の時から一緒にレオタードで踊ってました」と明かし、望海も「すごい再会なんです」と頷く。「再会してもレオタードだった」という平原は、「こんなあらわな姿を見せる日が来るとは思ってなかったけど、本当に美しい。衣装も靴もヘッドセットもキャスト全員オーダーメイドで、みんなの体にぴったり合うような。スタッフが全部手作業でやってくれてるので、衣装も見どころです」とアピール。宝塚歌劇の男役トップスターだった望海は「宝塚を辞めて、この格好で舞台に出るというのが、特にファンの方の心が心配ですけど、気にならないくらい、この世界観にマッチしてると思います」と太鼓判を押す。一方、井上が「お父さんは気にしてるんだよね」と話を振ると、望海は「父は気にしてます。『2階席じゃないと観れない』と言ってます。覚悟が必要みたい。息子が急に娘になったみたいな……」と説明し、井上は「お父さんの心が心配」と気にかけていた。ジドラー役の2人については、松村が「Wキャストが初めてなので、バディである橋本さとしさんに本当に助けていただいて、憧れと尊敬を持っている」と言ったものの、実は反面教師の面もあるとつっこまれ、橋本は「立ち位置とかすごく厳密なんですね。僕、そういう数字とかに弱いので、ナンバーに立てって言われたら、12番か14番か数字がわかんなくなるんですけど。松村雄基さんがばっちり稽古中から完璧な状態で仕上げてくださって」と感謝する。松村の「ジドラーという役は華やかでおおらかで、とてもユーモアのある人なんです。さとしさんは演じなくてそのままおおらかでユーモアがあってチャーミング。見習ってるんです。あの自由さ、台本にとらわれない」という言葉に、井上がすかさず「褒め言葉です」とフォローを入れた。デューク役の伊礼は、WキャストのKに芝居を教える場面もあったそうで、Kは「本当に伊礼さんとご一緒させてもらって良かった。(舞台が)2回目なので、何を見て勉強すればいいいのかもわからないんですよ。すごくいいお手本で、自分なりにレスポンスを交わしたりしてたんです。今日もプレビューなので、しっかり盗もうかな」と語る。また伊礼は演じる役について「新しいヒール役がきました。ミュージカル界のヒール役といったら伊礼彼方ですから。貴族枠、ヒール役、クズ枠、これぜひ伊礼彼方」と主張。NHK連続テレビ小説『らんまん』での高藤役も話題となったが「今すぐさらってしまいたか!」とセリフも披露するサービス精神を見せる。今回も「同じようなシチュエーションなんですよ。主役の恋敵で、朝ドラでもけっこう嫌な役」と紹介し、朝ドラでは「奪えなかった。逃げられたんですよ」と言いつつも、『ムーラン・ルージュ!』では「舞台が始まったら役者のものですから」と野望を覗かせた。この日は同作の生みの親であるバズ・ラーマン監督がサプライズ登場。前日のゲネプロを観たという監督は「日本語はわからないけど、本当に見てて素晴らしい訳だったのではないか。ユーモアは全部は伝わりませんけど少し伝わってきましたし、最後の悲劇的な場面がとっても感動的で、たぶん私が観た『ムーラン・ルージュ!』の中で1番感動した舞台だったと思いました」と絶賛する。「日本で1番楽しみなのは、有名なアーティストが訳詞をされたこと。特にユーミン(松任谷由美)さん。月曜日にお会いするので本当に楽しみにしています」と語った。公演は東京・帝国劇場にて6月29日〜8月31日(プレビュー公演は6月24日〜26日)。舞台写真提供/東宝演劇部
2023年06月24日生田斗真主演『渇水』より本編映像が解禁された。河林満による同名小説を原作に、『凶悪』『孤狼の血』『死刑にいたる病』の白石和彌が企画・プロデュース、生田斗真が主演した本作。この度解禁となった本編映像は、生田さん演じる主人公・岩切が、水道料金の滞納が続いた幼い姉妹の元を最終通告として訪れるシーン。全財産を差し出す恵子(山崎七海)、そしてそっとヘビイチゴを添える妹の久美子(柚穂)。そんな姉妹の行動を見つめつつ、母親の居場所を尋ねる岩切は、「これは持っておいた方がいい」と差し出されたお金を押し戻す。岩切に対し、気丈に振る舞おうとする恵子は「停めるんですか、水道?」と岩切に詰め寄る。そんな恵子に、いつものように「規則だから」と言い切る岩切。幼い姉妹にも突きつけなければならない“現実”を前にした岩切の表情から、微かな迷いも読み取れる。公開後、SNSでは生田さんの“目”の演技に対抗する、恵子を演じた山崎さんの“目”の演技にも絶賛が集まっている。母親の帰りを信じ、幼い妹を守らなければならないという思いで、気丈に振る舞いながらも、大人への不信感を募らせていく恵子。そんな恵子が、子どもらしい表情から、現実を生き抜こうと厳しい表情に変わっていく様子が、力強い目の演技で表現されている。オーディションで山崎さんを抜擢した高橋正弥監督も、「山崎さんは生田さんの目力に負けない少女を今回求めていたので、難しい芝居があったと思うんですが、見事表現してもらいました」と大絶賛。今後の活躍が期待される山崎さんの、見事な演技にも注目したい本編映像となっている。『渇水』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:渇水 2023年6月2日より全国にて公開©2022『渇水』製作委員会
2023年06月21日映画『渇水』(公開中)の舞台挨拶が14日に都内で行われ、主演の生田斗真をはじめ、磯村勇斗、高橋正弥監督が登壇した。河林満氏による同名小説を、刊行から30年の時を経て初の映画化。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作はある日、停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹(山崎七海、柚穂)と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。今回のイベントでは、メイキング写真をスクリーンに投影しながら、生田らがトークを展開。今作で初共演となる生田と磯村だが、撮影を通してすっかり打ち解けたそう。磯村のことをどのように呼んでいるかと聞かれると、生田は「勇斗……って呼んでます……羨ましいだろっ!」と誇らしげ。これに磯村も「フゥ~!」と乗っかり、会場を盛り上げた。また、映し出されたメイキング写真の生田の姿勢が気になった磯村は、「めちゃめちゃコンパクト。あんなに縮こまってましたっけ(笑)?」と思わずツッコミ。「わかんない! なんでこんな……(笑)」と不思議がる生田に、磯村は「かわいい……体育座りがこんなに似合う人います?」と笑顔を向けていた。タイトルに反し、雨に悩まされることが多かったという今作の撮影。当時を振り返った2人が、「いける? これ」(生田)、「いや~今日は無理じゃないですかね?」(磯村)と撮影現場でのやり取りを再現する姿も見られた。終始、仲睦まじいやり取りを披露していた生田と磯村。イベント終盤には、生田が磯村の活躍に触れ、「なに見ても磯村勇斗が出てるからね、いま! すごくないっすか? どんな映画にも出てる!」と絶賛する。さらに、生田のインスタグラムにも磯村が度々現れるそうで、「おすすめに磯村勇斗がめちゃくちゃ出てくる! すごいんだよ!」と興奮。これに対し、磯村が「俺の愛が出ちゃっているみたいです。支配し始めてますね、生田さんの携帯まで(笑)」と返すと、生田は「そういうこと言うんだよなぁ~」とまんざらでもない表情を浮かべていた。
2023年06月14日生田斗真主演の新感覚&衝撃のピカレスク・サスペンスドラマ「警部補ダイマジン」に、桐山漣、成海璃子、藤澤恵麻が出演することが分かった。本作は、正義感の強い警視庁捜査一課のエース警部補“ダイマジン”こと台場陣(生田さん)が、ある弱みを握られたことで、未解決事件を専門に扱う特命捜査対策班に異動。自分を召使いのようにこき使う特命捜査対策班の室長で警視正・平安才門(向井理)や、自分を殺人犯と疑って急接近してくる刑事・七夕夕夏(土屋太鳳)らと共に、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、悪を持って悪を制す、ダークヒーローが巨悪に挑む物語。『曇天に笑う』「テッパチ!」にも出演した桐山さんが演じるのは、元警察キャリアで、現在は政界に進出、デジタル担当大臣として名を馳せる清家真吾。警察官時代には、駆け出しの七夕の捜査に協力したこともあるようだ。先日放送終了した「かしましめし」にメインキャストとして出演した成海さんは、弁護士で台場の元妻・高田美和子を演じる。弁護士として事件に関わるうちに、台場を殺人犯だと疑い始め、苦悩する複雑な役柄だ。そして、連続テレビ小説「天花」のヒロイン役で女優デビューした藤澤さんが、交通事故に遭い、昏睡状態で入院中の平安の母・綾子を演じる。幼少期に綾子から告げられた言葉が原因で、平安は警察官となったいまもなお、“ある人物”を捜し続けている。物語のカギを握る3人の運命に注目だ。「警部補ダイマジン」は7月、毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送予定(※一部地域で放送時間が異なる)。※桐山漣の「漣」は、正しくは「さんずいに連」(cinemacafe.net)
2023年06月06日俳優の生田斗真が2日、都内で行われた映画『渇水』の公開初日舞台挨拶に出席し、磯村勇斗の撮影秘話を明かした。河林満氏による同名小説を、刊行から30年の時を経て初の映画化。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作はある日、停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹(山崎七海、柚穂)と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。この日のイベントには主演を務めた生田のほか、門脇麦、磯村勇斗、山崎七海、柚穂、高橋正弥監督、企画プロデュースの白石和彌氏が参加。司会者から最も好きなシーンを聞かれた生田は、「若い女優陣2人(山崎・柚穂)が、水を張っていないプールの中でシンクロナイズドスイミングごっこ遊びをしているシーン」と答え、「すごく輝いて見えた。今でも鮮明に覚えている。本当にきれいに輝く水が見える気がする」と絶賛した。一方、生田の心をつかんだ山崎は万引きのシーンが好きだといい、「(万引き)やったことないんですけど、映像になると、やったことあるくらいキレイに……」と話し、笑いを誘う。その後もしきりに「やったことない」を強調する山崎に、生田が「あんまり言うと、やったことあるのかな? ってなっちゃうから! あんまり言わない方がいい(笑)」とすかさずフォローを入れ、会場を盛り上げた。また、白石氏は縁側でアイスを食べるシーンを挙げ、「鬼の長回しで、アイスを食べきらないといけないから、アイスを食べる技術がすごい」と驚いたそう。中でも磯村は多くのアイスを食べたそうで、生田が「磯村勇斗が真夏に震えているのが不憫でならなかったです。でも好青年ですから、スタッフさんから『大丈夫ですか?』と聞かれても震えながら『大丈夫です……』と答えていた」と震える磯村のモノマネをしながら、撮影を振り返っていた。
2023年06月02日映画『渇水』の公開初日舞台挨拶が2日に都内で行われ、主演の生田斗真をはじめ、門脇麦、磯村勇斗、山崎七海、柚穂、高橋正弥監督、企画プロデュースの白石和彌氏が登壇した。河林満氏による同名小説を、刊行から30年の時を経て初の映画化。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作はある日、停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹(山崎、柚穂)と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。きょう公開初日を迎えた同作だが、台湾に加え、9日から開催される上海国際映画祭での上映が決定。この発表に生田は、「やっぱり国を超えて我々の一生懸命作った作品がたくさんの方に届けられるということは嬉しい」と笑顔を見せる。また、先日行われた第76回カンヌ国際映画祭で役所広司が最優秀男優賞を受賞したことにも触れ、「先輩の役所さんが受賞されましたけれど、かっこよかったよね?」と磯村と門脇に問いかけ、「憧れます。我々も励みになります!」と目を輝かせていた。また、企画・プロデュースを担当した白石氏は、「(今作で扱っている)貧困とか格差は世界の映画でも大きなテーマ」とした上で、「水の在り方は各国いろいろあると思いますが、とはいえ水がなければ生きていけないというのは、どんな生物も人間も一緒なので、みんな理解してくれると思う。反応が楽しみです」と期待を寄せる。一方、海外での上映決定に「非常に光栄」と恐縮した様子の高橋監督。「今、日本の映画が世界の映画祭や上映で世界の皆さんに届けられる時代になっております。カンヌ映画祭での『怪物』の脚本賞とか役所さんの男優賞がありまして、日本映画、日本俳優の力を世界に発信していければと思っております」と海外進出に向けて力強いコメントを残した。
2023年06月02日俳優の生田斗真が主演を務める映画『渇水』(6月2日公開)の本編映像が2日、公開された。同作は河林満による同名小説の実写化作で、刊行から30年の時を経て初の映画化となった。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田斗真)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作は、ある日停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。この度公開されたのは、生田斗真演じる主人公・岩切と、磯村勇斗演じる木田拓次の2人が、水道料金を滞納する家庭の水を日々停めて回るワンシーン。「街中カラッカラだっていうのに、その上水道を閉めちゃうなんて、俺ら悪者というか弱い者いじめというか」と仕事の不満を口にする木田。2年目にもかかわらず仕事に慣れない木田に「俺だって好きでやってるわけじゃない。けど、嫌いでもない」と、どこか人生を諦めたような一言を発する岩切。さらに木田は、太陽も空気も無料であることから、「水だって本当はタダでいいんじゃないんですかね?」と、核心をつく一言を発する。先日行われた完成披露イベントでも、このシーンが印象的だったと磯村が話したように、停水という一種の残酷性をもった仕事をする岩切と木田だが、そんなふたりの“水”に対する考えや、仕事観が明らかとなるこのシーン。岩切はここから幼い姉妹に出会うことで心の渇きと向き合い、岩切が起こした行動がきっかけで木田自身の心にも変化が訪れることとなる。
2023年06月02日生田斗真主演『渇水』より場面写真が解禁された。第70回文學界新人賞受賞、第103回芥川賞候補となり注目された河林満による同名小説を映画化した本作は、生田斗真演じる孤独を抱えた水道局員・岩切俊作と、たった2人残された幼い姉妹の出会いから、生きることへの希望を描く珠玉のヒューマンドラマ。この度、解禁された場面写真は、生田さん演じる主人公・岩切が、息子とともに実家に帰ってしまった妻・和美(尾野真千子)と訪れるひまわり畑でのワンシーンを切り取ったもの。自身の親との関係性から息子への愛情表現が分からなくなってしまった岩切に寄り添おうとしていた和美だったが、岩切は和美と向き合うこともうまくできずに2人の間には深い溝ができてしまう。そんな夫婦のすれ違いが、ひまわり畑という独特なロケーションで描かれており、本編の中でも印象的なシーンとなっている。この象徴的なシーンを撮影するにあたり、高橋正弥監督は「渇いた地域で働く設定の岩切と対比して、和美の地域は潤っていて、水が行き届いており、花が開いているという画をつくりたかった」と、脚本の段階から大切なシーンとして構想していたことを明かす。また、「太陽と水、全てを表現できる花がひまわりであったので、やはり、ひまわりがよかった。撮影時期が8月末~9月と、ひまわりが咲いている場所があまりなかったのですが、たまたま群馬でそういった場所があったということもあり、ロケ地自体を前橋にすることにしました」と、“ひまわり”に対するこだわりを語った。太陽に向いてまっすぐ伸びているひまわりと、どこか所在なさげに、それぞれ異なる方向を向いている岩切と和美。ひまわり畑で夫婦は何を思い、どんな会話を交わすのか…。それぞれの心のうちに思いを馳せたくなる場面写真となっている。『渇水』は6月2日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇水 2023年6月2日より全国にて公開©2022『渇水』製作委員会
2023年05月28日俳優の生田斗真が24日、都内で行われた映画『渇水』(6月2日公開)の舞台挨拶で、女優の門脇麦の意外な一面を明かした。河林満氏による同名小説を、刊行から30年の時を経て初の映画化。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作はある日、停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹(山崎七海、柚穂)と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。この日のイベントには主演を務めた生田のほか、門脇、高橋正弥監督、企画・プロデュースの白石和彌氏が参加。撮影で苦労したシーンについて、門脇は「生田さんと対峙して家を出ていくシーンが雨続きで……」と振り返り、「メイクもして、お弁当とか食べたりして待って、『雨なので今日は撮れません』という日が2、3回あって。正直最後に撮れたときは清々しい気持ちでした(笑)」と当時の心境を伝えた。すると、このエピソードを聞いた生田が「麦ちゃんは、僕が今まで会った女優さんの中で一番帰るのが早いんですよ」と突然の告白。「もう気が付いたらメイク落としていて、私服になっていて、『おつかれさまでした!』って車まで走って帰るんですよ(笑)」と一連の流れを思い出し、早く帰るコツを聞かれた門脇は、「段取りをちゃんと組むこと。駐車場が遠かったらマネージャーさんに『車を(出入口の)前に付けておいてください』と頼んだり。あとは走りながら脱げるものは脱いでいくというのが、一番大きなコツ(笑)」と笑顔を見せた。集まった観客からの質問に答えるティーチイン形式となった同イベント。「撮影中にハッとさせられたシーンは?」という質問が寄せられると、生田は「麦ちゃんの登場シーン」と回答し、「そこにたたずむ門脇麦のなんとも言えない説得力というか……。本物がいる! って気がして」と門脇の存在感に圧倒された様子。さらに続けて、「まさかその数時間後に走って帰る人とは思えないほどの艶めかしいキレイさがありましたね……!」と笑いを交えながら絶賛していた。
2023年05月24日映画『渇水』(6月2日公開)の舞台挨拶が24日に都内で行われ、主演の生田斗真をはじめ、門脇麦、高橋正弥監督、企画プロデュースの白石和彌氏が登壇した。河林満氏による同名小説を、刊行から30年の時を経て初の映画化。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作はある日、停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹(山崎七海、柚穂)と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。先日行われた完成披露試写会でも雨男疑惑をかけられていた生田。「僕はずっとこの映画のキャンペーンは雨男キャラで行こうと心に決めていたんですが、きょうものすごく晴れてしまいまして……キャラが崩壊しました(笑)」と笑いを誘う。集まった観客からの質問に答えるティーチインイベントとなった今回。事前に募集した質問で多く寄せられた「同作への参加の決め手は?」に、生田は「ただならぬオーラを放っている脚本だったことを思い返します」作品への印象を語るとともに、「僕はこの作品に参加しないと、きっと後悔するだろうなと即座に参加を決めました」と即決だったことを明かした。「高橋監督の演出で印象的だったこと」を聞かれた白石氏は、「割り切りの良さ」と回答。「岩切が庭に出て、たばこを吸うシーンがあるんですが、『クレーンで1カットのように見せたい』と監督がおっしゃっていて、結構苦労して撮影したんですが、編集でバッサリ切っていて。そういう割り切りの良さが、映画監督として両目を持っているというか、勉強させてもらいました」と分析する。これを聞いた生田も撮影当時を思い出したようで、「あのシーン、何本もたばこを吸って肺がぶっ壊れそうになりました(笑)!」と監督のこだわりの裏に隠れた苦労を語った。さらに、生田は大変だったシーンは「磯村勇斗くんと子役のお二人(山崎七海、柚穂)とアイスを食べるシーン」だといい、「長回しで撮影したんですけど、なかなか一発じゃうまくいかないので、僕たちはアイスを何本も食べて頭が痛くなりましたね。暑い時期だったけど、震える磯村勇斗を見れました(笑)」と撮影を振り返った。その後、集まった観客からの質問に直接答えた登壇者一同。マイクが質問者になかなか渡らない様子を見た生田は、「パスします? パスしていきます? 参加型で!」と呼びかけながら会場を盛り上げる。さらにフォトセッションでも、カメラマンとの距離を調整するため自らパネルを移動するなど、報道陣にまで気を配っていた。
2023年05月24日生田斗真×三池崇史監督のタッグで贈る過激作「警部補ダイマジン」に、土屋太鳳の出演が決定した。本作は、正義感の強い警視庁捜査一課のエース“ダイマジン”こと台場陣(生田さん)が、弱みを握られたことで飼い主となった平安才門(向井理)に、召使いのようにこき使われながら、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、悪を持って悪を制すという、ダークヒーローが巨悪に挑む物語。土屋さんが本作で演じるのは、警視庁捜査一課強行犯第四係の刑事・七夕夕夏。幼女連続誘拐殺人事件の犯人が元警察庁の重鎮だと考え、捜査に励んでいたが、その重鎮が死亡、自殺として事件は幕引き。自殺という結末に納得できず、密かに真相を追ううちに、唯一救い出された幼女が、犯人は「ぼさぼさ頭のコートを着た大きなおじちゃん」だと証言したことを知る。夕夏は、その特徴に当てはまる人物が台場陣だと気づき、カマを掛けると、突如キョドり始め、彼が犯人に違いないと確信。しかし、見えてきたのは、誰よりも強い正義感。“殺人犯に違いない”という確信が揺らぎ始めるとともに、少しずつ台場の人柄に惹かれ始める。やがて夕夏は、台場や平安と共に、闇に葬られた警察組織の暗部に斬り込んでいくことに。生田さんとは本作が初共演で、また念願の三池作品初参戦となった土屋さんは、「何より三池監督、生田斗真さんと初めてご一緒できるというのがとてもうれしかったです。実は私、『事件ものの作品だから一話完結かな?』と思っていたんですよ。だから最後まで同じ事件を扱うことにビックリしました。こういうドラマは久しぶりで、ワクワクしましたね」と明かす。また、生田さんについて「生田さんとは、撮影に入る前に京都の撮影所でお会いしたんです。ご挨拶させていただいた瞬間、「よろしくね!」って空気を明るくしてくださったんですよ。その時、これだけパワーのある方とご一緒できるんだったら、現場もきっと大丈夫だろうなという安心感をいただきました」とコメント。向井さんについても「向井さんは、素晴らしいスタイルに毎日圧倒されそうになりましたけど、現場ではすごくラフに声を掛けてくださいますし、いろいろな話をしてくださるので、待ち時間がとても楽しいんです。仕事についてもプライベートについても、大人としてのいろいろな意見を聞かせてくださって、勉強になりました」と共演者の印象を語っている。「警部補ダイマジン」は7月、毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送予定(※一部地域で放送時間が異なる)。(cinemacafe.net)
2023年05月19日6月2日(金) より公開される映画『渇水』の完成披露試写会が実施され、主演の生田斗真をはじめとした豪華キャスト・スタッフが舞台挨拶に登壇した。大勢の観客に迎えられ、登壇した生田、門脇⻨、磯村勇斗、尾野真千子、山﨑七海、柚穂、髙橋正弥監督、白石和彌プロデューサー。生田が「本当に自信を持ってお届けできる作品が完成しました。こんなに素晴らしいみなさんと、監督の熱い、熱い思いがこもった映画です」、門脇が「私には子供がいないので、母親を演じるのは難しいのですが、さらに難しい役を演じました。最後に何か温かいものが皆さんに届けばいいなと思います」、磯村が「撮影をしてから期間があいたのですが、皆さんの前で上映できるということをすごく嬉しく思います」、尾野が「本当に今日という日が嬉しくてたまりません」と、コメント。生田斗真また、山﨑が「すごく緊張しているのですが、よろしくお願いします」、柚穂が「今日は来てくださいましてありがとうございます。楽しんでいただければと思います」、白石プロデューサーが「髙橋監督と素敵なキャストの皆さんとお届けできて嬉しく思います」、髙橋監督が「12年かけてようやく映画が完成したということで嬉しく思いますし、登壇しているキャストのみなさん、そのほかの映画に登場しているみなさん、白石さんはじめスタッフのみなさんに感謝したいです。今日は初めて一般の方にご覧いただく機会ということで、是非楽しんでいただければと思います」と、それぞれ挨拶をした。山﨑七海1990年に書かれた小説『渇水』をなぜ映画化しようと思ったか尋ねられた髙橋監督は「90年というとバブル期で、日本中は裕福な時代だったのですが、一方で当時から格差社会や貧困を描いている作品がありまして、30年経った今もそういったものがなくなっていないということに深い思いを感じまして、それを皆さんに観ていただきたいと思い、この作品をつくりました」と話し、白石プロデューサーも「素晴らしい脚本で、これを映像化できないのはもったいないなというのと、こういう作品を世の中に出して、どういう感想がいただけるのか、見たいという強い思いがあり、この作品が世に出る一歩のお手伝いになるならと思い、髙橋さんにお願いして参加しました。髙橋監督が粘り強くこの脚本を映画化しようとしているというのを聞いて、脚本を2018年くらいに読ませていただいて、そこで初めて監督と話して、間違いない、やりたいという気持ちを持ちました」と、今回初となるプロデュースを引き受けた決め手を振り返った。白石和彌プロデューサー「最強の凡人」岩切を演じた生田に、“普通の人”の心の渇きや葛藤を演じる上で、どのような点を意識したか尋ねると「特殊な撮影方法で、(この姉妹の)ふたりには脚本が渡っていなくて、監督が口頭で伝えるというスタイルだったんですね。ある日、僕と磯村勇斗が家にやってきて「水道止めます」って言って、「なになに! わかんない!」って状況になりますよね。そんな彼女たちの生っぽいシーンが浮かないように、生っぽい演技を意識しましたね」と答える生田。続けて姉妹二人との撮影を、「⻑い撮影期間色々な話をしたいのですが、あの子たちとは喋っちゃダメって罪なこと言うんですよ。でも彼女たちは知らないから、罪なことをしているという申し訳ない気持ちがあったんですが、裏を返すと、水道停止を執行する苦しさを感じましたね」と振り返る。「私がすごい人見知りすぎて、話せないというのがずっとあって、どう関係というものをつくるのかわからなかったのですが、それがよかったのかもしれませんね」と、山﨑も大人な反応。姉妹の母親役を演じた門脇は「最後まで役は掴めなかったです。でも、(姉妹のふたりが)日々本当の姉妹のように仲良くなって、ずっと二人きりでいて、私も距離をとった方がいいなと思っていたんですが、心苦しかったですね。今日久々に会って、ふたりが大きくなりすぎて、さらに現場との感じも違くて、違う子たちみたい!」と久々の再会を喜んだ。そんな門脇に、柚穂は「身⻑が10センチ伸びました」と報告し、会場からは感嘆の声が上がった。門脇麦磯村は、同僚役を演じた生田との距離感や関係性に関して「(生田とは)初めましてで、趣味の話をさせてもらったり、お互いジャブを打つというか、様子見ながらお話ししていく中で、岩切と木田の関係性が自然に出来上がってきましたね。社用車のシーンは印象深いですね。この撮影は雨が多かったんですけど、唯一晴れたので印象的でしたね」と撮影を振り返ると、生田が「『渇水』っていう映画なのに、撮影中ずっと雨だったんですよ。その原因が生田斗真なんじゃないかって、さっき袖でみんなに詰められました(笑)」と和気藹々としたエピソードを披露。このイベント当日も雨が降っていたことから、「どうしよう。公開するのは6月2日。気をつけろ、雨降るぞ!」と注意喚起すると、「本物だね」と尾野がボソッとツッコんだ。磯村勇斗そんな、夫との距離が出来てしまった妻を演じた尾野は「普通にやってしまいました。生田さんは本当に雨を降らされるんで、じめっとしていて。ひまわりがいい感じだったのでよかったです」と、ここでも雨トークを披露。姉妹を演じた山﨑、柚穂には冒頭以外の台本が渡されなかったことに関して、髙橋監督は「姉妹が母親と離れて暮らすということになってしまうので、先々の状況をあまり説明しないで、終わりを教えないまま演じてほしいという希望がありました。色々なことを頭の中にインプットすると、こうしたいとかあると思うのですが、人生というのは1日先のことはわからないので、そういう気分を姉妹の二人には体感してほしいと思ったので、そのようにしました」と意図を話すと、山﨑も「初めてなので、何をどうしたらいいかわからないという不安がありました」と、柚穂も「その場で言われちゃうから、間違えちゃうこともあったけど、みんなが優しくサポートしてくれたからうまくいきました」と話したが、「勘がいいので一回説明すると全部把握してくれたので助かりました」と髙橋監督。再び、雨続きだった現場に関しての話になると、髙橋監督がポケットからてるてる坊主を取り出す。「ふたりからもらったてるてる坊主を持ってきました。雨のせいで撮影中止も何回かあった中、てるてる坊主を作ってくれて、現場中は台本に挟んでました」というエピソードに会場も和やかな雰囲気に。しかし、生田が「いやーごめんね、なんだか。俺、雨男パワーが勝っちゃってごめんね」と謝ると、柚穂は「大丈夫です!」とここでも大人の対応を見せ、「優しいね」と生田も感謝しっぱなしだった。柚穂16mmフィルムで行われた撮影を髙橋監督は「水とか水道、太陽の光とか熱いものを表現するのにフィルムが適してまして、これは白石さんの提案でもありましたね」と振り返り、白石プロデューサーも「原作が90年代の作品なので、そのテイストを入れたいとも思いました」と経緯を語る。そんな現場を磯村は「監督はものすごく役者に寄り添って演出してくださったので、現場が温かかったですね。物語は苦しいのですが、スタッフさんとか役者陣は優しく撮影できたな、それは監督のお人柄だなと思いましたね」と、門脇も「フィルムはテンション上がりますよね。スタッフのみなさんがテンション上がっているのも分かるから、いいですよね。映画を観ていても監督の優しさとか、登場人物に対する眼差しが優しいのを感じましたね」と監督の人柄を絶賛。数々の子役との演技経験のある尾野は、今回の演出方法に「辛いでしょうねえ。そういう経験が今後この子たちにとっては宝物になるんじゃないかなとも思いますね」と姉妹の二人をねぎらった。尾野真千子そして、是非注目してほしいポイントを「この映画は新しい時代の女優さんを発見してもらう映画なので、フィルム映画の中で彼女たちが色々な感情を爆発しているところを是非ご覧いただければと思います」と生田が、「上映前なので多くを語りませんが、難しく考えるというよりも、フィルムで撮った空気感というものを感じ取っていただいて、体感していただければと思いますので、ごゆっくりご覧いただければと思います」と髙橋監督が答えた。髙橋正弥監督最後に生田が、「ちょっと雨が降る中お越しいただきありがとうございます(笑)。 たくさんの映画があって、色々なジャンルのものもありますが、こういったフィルムに刻んでいく映画も昨今映画館で見る機会もあまりなく、貴重な機会ですので、皆さんの良い経験になってしてほしいと思います」と締め、イベントは幕を閉じた。<作品情報>『渇水』6月2日(金) 全国公開公式サイト:
2023年05月12日俳優の生田斗真が11日、都内で行われた映画『渇水』(6月2日公開)の完成披露試写会に出席し、自身が雨男であることを明かした。同作は河林満氏による同名小説の実写化。刊行から30年の時を経て初の映画化となった。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作はある日、停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹(山崎七海、柚穂)と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。この日のイベントには主演を務めた生田のほか、門脇麦、磯村勇斗、尾野真千子、山崎七海、柚穂、高橋正弥監督、企画・プロデュースを務めた白石和彌氏が参加。生田との撮影を振り返った磯村が、「この撮影は雨が多かったんですけど、(生田さんと)社用車に乗るシーンでは唯一晴れたので、印象に残っています」と話すと、生田は「『渇水』という映画は、雨が降らなくていつになったら雨が降るんだという話なんですが、撮影中はずっと雨だったんです(笑)」と明かして笑いを誘う。さらに、「その原因が生田斗真なんじゃないかって、さっき(舞台)袖でみんなに詰められて(笑)! 麦ちゃんから『私、撮影場所と3往復しましたよ!』とか言われて……」と雨男疑惑をかけられていたそう。そして、奇しくもイベント当日のきょうも雷雨であるとMCから水を向けられると、生田は「どうしよう(笑)。これ公開するが6月2日。雨降るぞぉ! 気を付けろ!」と集まった観客に声をかけた。また、高橋監督は、雨ばかりだった撮影中に山崎と柚穂からもらったという、手作りのてるてる坊主を舞台上に持参。「撮影がほとんど雨で撮影中止になった日もあって、そんな僕の顔を見た2人が『監督のために』って作ってくれて。僕はこれを台本に挟んで持ち歩いて『今日は晴れるぞ!』と思いながら臨んでいました」とほっこりするエピソードを明かした。これを聞いた生田は、「そうかぁ……2人が監督のために作ってくれたんだ。いやぁ~ごめんね、なんだか……俺の雨男パワーがゴリゴリに勝っちゃって。申し訳ない!」とタジタジ。柚穂から「全然平気です!」と許しの言葉をもらうと、「ありがとう~! 優しいね!」と顔をほころばせた。しかし、その後MCから「雨続きで大変でしたか?」と聞かれた柚穂は、「はい……」と遠慮がちに返事をしながら生田の方をチラリ。生田も「なんで俺見た!? 雨続きで~って言われて俺見たでしょ!」とツッコむなど、仲睦まじいやり取りを見せた。フォトセッションでも、カメラマンからの要望に応え、生田が柚穂の乗る台の位置を調整する姿も。和気あいあいとした雰囲気のまま、イベントは幕を閉じた。
2023年05月11日映画『渇水』(6月2日公開)の完成披露試写会が11日に都内で行われ、主演の生田斗真をはじめ、門脇麦、磯村勇斗、尾野真千子、山崎七海、柚穂、高橋正弥監督、白石和彌氏が登壇した。河林満氏による同名小説を、刊行から30年の時を経て初の映画化。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作はある日、停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹(山崎、柚穂)と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。同作の撮影方法は特殊で、生田が「(山崎と柚穂を指し)この2人の女性陣には台本が渡っていなくて。その場で監督がセリフを与えてお芝居をしてもらうというスタイルでした」と明かす。「なので、この女優さん2人は、ある日突然、僕と磯村勇斗が家の前にやってきて『水道止めます!』とか言われるんです……。リアルな生々しいお芝居が求められていたので、僕自身も彼女たちのシーンが浮かないように生っぽいお芝居を心がけていました」と自身の役作りについても話した。また、高橋監督やプロデューサーからキャスト陣に「山崎・柚穂と親しくなり過ぎないように」という指示があったといい、「長い撮影期間、いろんなお話しをしたいんですけど、監督とかプロデューサーとかが『あの子たちとはしゃべっちゃダメ!』って罪なことを言うんですよ……」と恨み節。ただ、それを知らない山崎と柚穂が、学校での出来事を話しかけてくれたこともあったそうで、「でもしゃべっちゃダメって言われてるから、『そうなんだぁ』くらいしか……。すごい罪なことをしている申し訳ない気持ちがあって……心苦しかったです」と申し訳なさそうな表情で2人に視線を送る。これに対し、山崎は「私もすごい人見知りすぎて話せないということもあって、どう関係を作っていいのか分からずにいたんですけど、そこが(作品にとっては)よかったんじゃないかな」と大人顔負けのコメントで返し、キャスト陣をうならせていた。
2023年05月11日主演・生田斗真、監督・三池崇史で7月にスタートする金曜ナイトドラマ「警部補ダイマジン」に向井理の出演が決定。向井さんは生田さんと13年ぶりの共演を果たす。リチャード・ウー(原作)&コウノコウジ(作画)コンビの最新作である、ピカレスク・サスペンスとして話題の大人気漫画をドラマ化。強い正義感をもつ警視庁捜査一課のエース、ダイマジンこと台場陣が、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、“悪を持って悪を制す”ダークヒーローが巨悪に挑む物語。そんな本作に出演する向井さんはドラマ「ハチミツとクローバー」(2008年)、映画『ハナミズキ』(2010年)を経て13年ぶりに生田さんと共演。さらに、念願の三池監督作品に初出演となる。「生田くんは、お芝居に対するアンテナがすごく広いので、現場の空気感やいろいろなことをキャッチしながら作っていくんです。そういうところは全然変わっていなくて、お芝居も『相変わらず上手いなぁ』と思いながらご一緒しています」と生田との再会を喜ぶ向井さん。そして三池監督の演出に、「今までなかなかチャンスがなかったので、今回ご一緒させていただくのがうれしかった!臨機応変でとてもスムーズに撮影が進むのは、やはり三池監督の感性や長年の経験の賜物だと思う」と全幅の信頼を寄せている。さらに、「『これを地上波でやるんだ、やれるんだ』という挑戦の場ですし、『テレビって何なんだろう?』ということを改めて考えられる作品になればいいと思います」と、力強くコメントする。生田斗真“ダイマジン”の弱みをエサに、最凶コンビに!向井さんが演じるのは、警視庁捜査一課特命捜査対策班の室長(階級は警視正)・平安才門(ひらやす・さいもん)。頭脳明晰で冷淡、ポーカーフェイスで何を考えているのかよくわからない…という平安は、誰よりも早く現場に駆けつける熱血漢で、自他ともに認める警視庁捜査一課のエース・台場陣(生田さん)の暗い秘密を握ることに。その秘密とは、真っ当な手段では決して逮捕できない幼女連続誘拐殺人事件の犯人である元警察庁の重鎮を見逃すことができず、自ら手を下して殺害してしまったこと!それを知った平安は、台場を自分の部署に異動させ「秘密を守る」というエサをチラつかせ、台場を部下に。台場を「動く暴力装置」として利用しながら警察組織の暗部に斬り込んでいくが、過去の未解決事件を掘り返すうちに、決して触れてはならない警察組織や国家の暗部に肉迫。想像を絶するほどに強大な組織と対峙することになり…!?身内をかばう警察組織の体質によって、安易に手が出せない犯人たちを秘密裏に始末する台場×平安の最凶コンビを演じるにあたり、向井さんは「“台場と平安という全然タイプの違う人間が同じ画面にいる”と考えたときに、僕は生田くんのお芝居を見て違うことをしなきゃいけないし、逆に台場ができないことを平安が補うこともあるんじゃないかなと思ったので、ひとりで作り込むというよりは、毎回現場で足し算や引き算をしていく方がいいんだと感じています」と語り、期待を寄せている。金曜ナイトドラマ「警部補ダイマジン」は7月、毎週金曜23時15分~テレビ朝日系24局にて放送。(※一部地域で放送時間が異なります)(text:cinemacafe.net)
2023年05月11日生田斗真主演『渇水』より、場面写真3点が解禁された。本作は『凶悪』、『孤狼の血』シリーズ、『死刑にいたる病』などの白石和彌監督による初プロデュース作品。1990年に、第70回分學界新人賞受賞、第103回芥川賞候補となり注目を浴びた河林満による同名小説を映画化した。この度、解禁となった場面写真では、生田斗真演じる主人公・岩切俊作の“渇ききった”表情がピックアップされている。2023年には主演映画『湯道』、TVドラマ「大河ドラマが生まれた日」(NHK総合)、「幸運なひと」(NHK)で主演を務めるなど、数々の作品で多彩な役どころを演じ分けてきた生田さんが、本作では水道料金を滞納する家庭の水を日々停めて回るという業務に葛藤する水道局職員を演じている。今回解禁された場面写真でも、干からびた目で日々を淡々と過ごす、孤独を抱えた岩切の心情が垣間見える。岩切役のキャスティングに関して、長谷川プロデューサーは「岩切というキャラクターは、最強の凡人だと捉えた時、凡人を演じたことのない生田斗真さんが閃きました。オファーして快諾まで1週間という異例の早さでしたが、この脚本ですから、自信はありました」と明かしている。そんな“凡人”である岩切が、給水制限の夏に幼い姉妹と出会い、どう変わっていくのか?岩切が選んだ思いがけない行動とは…?これまでにない表情を見せる生田さんの演技に期待が高まる。『渇水』は6月2日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇水 2023年6月2日より全国にて公開©2022『渇水』製作委員会
2023年04月25日俳優の生田斗真が主演を務める映画『渇水』(6月2日公開)の場面写真が13日、公開された。同作は河林満による同名小説の実写化作で、刊行から30年の時を経て初の映画化となった。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田斗真)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作は、ある日停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。今回解禁となった場面写真では、主人公・岩切俊作(生田斗真)、そして岩切を取り巻く登場人物たちが苦悩や葛藤を抱えながらも懸命に生きる様子が切り取られている。給水制限により休業となった空の市民プールを金網越しに見つめる幼い姉妹(山崎七海、柚穂)、母親から渡されたわずかな現金を水道代の足しにと差し出す姉妹と、その真っすぐな瞳と規則の間で揺れ動く岩切。またドレスアップをして“仕事”へと出かける前に、川沿いで遊ぶ子供たちを気にかけ声をかける姉妹の母親である有希(門脇麦)や、一方で岩切と対峙し「あんたの家族は幸せなの?」と厳しく問い詰める有希の姿も。さらに岩切の妻で、実家に帰ったきり戻ってこない和美(尾野真千子)が息子と2人、どこか険しい表情で誰かを見つめる様子、岩切と同僚の木田拓次(磯村勇斗)が物憂げに佇む姿など、合計7点の場面写真が公開された。岩切と木田が姉妹とともに軒先に並びアイスを食べる様子からは、厳しい現実を生きる登場人物たちに訪れた束の間の穏やかな時の流れが感じられる。登場人物たちが葛藤の末どんな結末に辿り着くのか、気になる場面写真となっている。(C)「渇水」製作委員会
2023年04月13日生田斗真が水道料金を滞納する家庭の水を日々停めて回る業務に就く水道局員を演じる映画『渇水』。この度、生田さんを取り巻く豪華キャストや、“渇き切った世界”で希望を感じる1枚も含めた場面写真が解禁となった。今回解禁となった場面写真では、主人公・岩切俊作(生田斗真)、そして岩切を取り巻く登場人物たちが苦悩や葛藤を抱えながらも懸命に生きる様子が切り取られている。給水制限により休業となった空の市民プールを金網越しに見つめる幼い姉妹(山崎七海、柚穂)。母親から渡されたわずかな現金を水道代の足しにと差し出す姉妹と、その真っすぐな瞳と規則の間で揺れ動く岩切。ドレスアップをして“仕事”へと出かける前に、川沿いで遊ぶ子どもたちに声をかける姉妹の母・有希(門脇麦)。その有希が一方で、岩切と対峙し「あんたの家族は幸せなの?」と厳しく問い詰める姿も。岩切の妻で、実家に帰ったきり戻ってこない和美(尾野真千子)が息子と2人、どこか険しい表情で誰かを見つめる様子。そして岩切と同僚の木田拓次(磯村勇斗)が物憂げに佇む姿など、合計7点の場面写真が解禁。岩切と木田が姉妹とともに軒先に並びアイスを食べる様子からは、厳しい現実を生きる登場人物たちに訪れた束の間の穏やかな時の流れが感じられ、関係性が希薄な現代社会に問いかける1枚となっている。『渇水』は6月2日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇水 2023年6月2日より全国にて公開©2022『渇水』製作委員会
2023年04月13日生田斗真&多部未華子共演「幸運なひと」の後編が4月11日オンエア。拓哉の“最後の授業”に「エゴがないと生きる力なんて湧いてこない」「命と家族の物語だけではなく、生き方だった」など感動の声が続々とSNSに投稿されている。生田さんと多部さんが夫婦役で共演。夫のがんをきっかけに、夫婦がキレイごと抜きに向き合い関係を再構築していく物語を前後編で描く本作。中学校で保健体育の教師をしており駅伝部の顧問も務めていたが、肺がんの告知を受けてしまう松本拓哉に生田斗真。拓哉の子どもを欲しいと願い続けるなか、ミュージシャンのマネージャーから自身がプレイヤーとなるチャンスをつかんだ拓哉の妻・松本咲良に多部さん。拓哉・咲良夫婦を見守る腫瘍内科医で拓哉の主治医を務める中村昭彦に山中崇。咲良が勤める音楽事務所の社長・吉井理沙に西田尚美。地元の商店街でパン屋さんを営む拓哉の母親・松本小百合に宮崎美子。拓哉の中学時代の同級生で保育士の仲澤哉太に加藤諒といった面々が出演。突然胸の激痛に襲われ、肺ガンの告知を受けた拓哉。咲良は子どもが欲しいと願っており、夫婦は子供を持つかどうかの選択を迫られることになる。拓哉は抗がん剤治療を受けないだけでなく、将来のことを考えて子どもを持つ気もなかった。しかしガン患者の会に出席し患者と話したことで、拓哉の中で考えが変わっていく…というのが前編のおはなし。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。後編ではオーディションに駆けつけた拓哉の姿を見て、咲良は2人が出会った時に弾いていた曲を奏でる。治療にも子供を設けることにも消極的だった拓哉は思いを変えたことを伝え、「これからはできることを数えていこう」と抗がん剤治療が始まる。しかし腫瘍は悪化していき、ある日苦痛にうずくまっていた拓哉に、咲良が「しんどいなら寝たら?」と告げると、拓哉は「もう少し優しくしてよ」と咲良に返答。そこから2人は本音を伝えあうように…というのが後編のストーリー。そして拓哉の“最後の授業”が行われる。そこで拓哉は「何かをしたいって心が動く欲望、エゴが“生きる”ってことなんじゃないか」と生徒たちに語りかけ、「エゴは我のまま、わがまま。自分の本当とも言える」と続け、この社会でワガママをぶつけられるひとはそうそう出会えないが、もしそんな人と出会えたら勇気をもってエゴをぶつけ合ってください」と話す…。「エゴがないと生きる力なんて湧いてこないわけで」「エゴって生きるってことで、正直になっていいんだよね。わがままに生きていいんだね」「わがままをぶつけられる人と出会えたら勇気を持ってエゴをぶつけ合う」「エゴの話にくるとは思わなかった。命と家族の物語だけではなく、生き方だった。すばらしい」など、拓哉の最後の言葉に感動の声が続出。放送後も「やわらかくて優しい話だったなあ。いつも、できたことを数えて生きていきたいな」「ドキュメンタリーとドラマの良いとこ取りのような、しみじみと余韻に浸れて考えさせられる作品だった」といった反応がタイムラインに投稿され続けている。(笠緒)
2023年04月12日30周年を迎えるエデュテインメント(教育+エンターテインメント)番組「天才てれびくん」に、生田斗真が出演することが分かった。てれび戦士と呼ばれる子どもたちが、ドラマ・ドキュメンタリー・バラエティー・ゲームなど、様々なことに挑戦する姿を通して楽しく学べる番組「天才てれびくん」。6月には、真の絆とは何かを問いかける映画『渇水』の公開を、夏ドラマでは主演を務める「警部補ダイマジン」の放送を控える生田さんは、同番組に1996~1998年まで、てれび戦士として出演しており、今回25年ぶりの出演となる。DJ KOOがMCを務める「天てれ 30thPARTY」コーナーへの出演となり、18日(火)にインタビューを放送。当時の未公開映像から、クイズを出題する。当時をふり返って生田さんは「この世界に入って初めてのお仕事が『天才てれびくん』で、現場に行くと同年代の楽しい友達がいて、キャイ~ンという何をしても許してくれるお兄さんたちがいて、ただただ楽しく現場に行ってたっていうのが思い出です。本当にのびのびやらせてもらって、『はみ出す度胸』や『遊ぶ勇気』みたいなものをもらった気がします」とコメントしている。また、「TIM」や「ラバーガール」、ウエンツ瑛士、大沢あかね、小関裕太ら、歴代の出演者30人が登場する「天てれ 30周年キービジュアル」も公開中だ。「天才てれびくん」は毎週月曜日~木曜日17時35分~Eテレにて放送中。(cinemacafe.net)
2023年04月12日俳優界屈指のサウナー・磯村勇斗さん。その蒸されることへの情熱がドキュメンタリー番組『サウナ―――ズ 磯村勇斗とサウナを愛する男たち』へと発展!2020年に放送を開始し、現在第4弾。聖地巡礼、屋外やトラックなどあらゆる場所での“ととのい”を追求してきた、これまでのステップをお届け。Season1サウナの本場・フィンランドへ。現地民たちと至高の“ととのい”体験。水温2°Cのバルト海での水風呂や公衆サウナといった別世界を体験。帰国後にその感動をシェアしたい一心で仲良しの鈴木伸之(劇団EXILE)、稲葉友と長野県・野尻湖畔を訪ねた。Season2新たな技ウィスキングを習得!パワーアップしたサウナ愛。白樺などの枝葉を束ねたもので全身を刺激するマッサージ(ウィスキング)にうっとり。早速、ウィスキングマイスターの資格を持つ芸人・マグ万平に師事。一からテクニックを学んだ。Season3サウナの宝庫・北海道で強まる理想のサウナへの想い。北海道で「ここが僕の故郷」「2度目に生まれました」と名言が飛び出していた第3弾。大自然に包まれた環境での至高のひとときに魅せられ、土地の個性を活かす施設作りを決心した。Season4習得したサウナ技術で、若手俳優たちを癒す!“エレガンス磯村”と名乗り、ロウリュの蒸気をタオルであおぐアウフグースもマスター。中川大志や北村匠海といったサウナーを熱波でおもてなしする姿を拝むことができる。『サウナ―――ズ 磯村勇斗とサウナを愛する男たち』第4弾は「音」と「建築」に焦点を当て、良いサウナの要素を吸収する旅へ。磯村さんの故郷・静岡県沼津市も訪ねた。中川大志さんと北村匠海さんも登場。毎週金曜22:30~、WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて放送中。WOWOWオンデマンドではシーズン1~3を全話配信中。©WOWOW※『anan』2023年4月12日号より。取材、文・松岡真子(by anan編集部)
2023年04月08日生田斗真と多部未華子が共演する「幸運なひと」前編が4月4日放送。がんの告知を受けた拓哉がノートに記した“ある言葉”に視聴者からは「心えぐるワードで胸が痛い」「ズシンとくるねえ」などの反応が続々と寄せられている。本作が夫ががんと分かった後の“日常”を描くスペシャルドラマ。誰もががんの当事者やその家族になりうる時代に、“がんになったらどうなる”か、当事者の声をもとにリアリティにこだわって作られた作品となる。キャストはかつては箱根駅伝にも出場した地元のヒーローで、今は中学校で保健体育の教師をしており駅伝部の顧問でもある松本拓哉に生田斗真。音大出身でミュージシャンのマネージャーをしている拓哉の妻・松本咲良に多部未華子。腫瘍内科医で拓哉の主治医となり、治療するか、子どもを持つかで悩む拓哉・咲良夫婦を、言葉少なに見守る中村昭彦に山中崇。咲良が勤める音楽事務所の社長で、拓哉のがんがわかった後「仕事をセーブしたい」と言う咲良に複雑な思いを抱く吉井理沙に西田尚美。地元の商店街でパン屋さんを営み、子どもの頃から好きなことをしてきた拓哉を支えてきた、拓哉の母親で松本小百合に宮崎美子。拓哉が参加したがんの“患者の会”で、自らの体験を語る患者の会メンバーの山内に相島一之。地元で保育士をしている拓哉の中学時代の同級生・仲澤哉太に加藤諒といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。拓哉は「話がある」という咲良の言葉をろくに聞かず、家を出て仕事先の学校まで走り出すが、途中胸の激痛に襲われ、肺がんだと告げられる。帰宅した拓哉に咲良は離婚届を突きつける。プレイヤーになるチャンスをつかんだ咲良は“ピアニストをしながら子供も欲しい”と拓哉に協力を求めるが、拓哉は自分は咲良の力になれないとがんの告知を受けたことを明かす。そして2人は子供を持つかどうかの選択を迫られることになるが、拓哉は抗がん剤治療を受けず、子供も持つ気はないと話す…というのが前編のストーリー。ある日、探し物をしていた咲良は、拓哉が克服したい課題を記した“できないことノート”を見つけ中を見る。そこには“子供を作ること、考える”“負けない”“死なない”などの言葉とともに“咲良の未来に嫉妬しない”という言葉が…。この言葉に視聴者からは「これからを生きていく人の未来に嫉妬しないっという心えぐるワードで胸が痛い」「できないことノートの「咲良の未来に嫉妬しない」にはハッとした」「未来に嫉妬しない」か。ズシンとくるねえ」などの反応が上がる。その後、がん患者の会に足を運んだ拓哉は、1人暮らしをしているという患者の山内と出会う。「自立されてるんですね」と驚く拓哉に山内は、1人暮らしだが日替わりで友人と隣の部屋の住人が来てくれると話し、「自立っていうのは、迷惑かけられる人を何人か見つけるところから始まる」と笑う…。このセリフにも「あらためて聞いても胸打つ言葉。迷惑かけられる人…」「ホント、なぁ…耳が痛いわぁ…w」といった声が寄せられている。【後編あらすじ】治療にも子供を設けることにも消極的だった拓哉は、あるきっかけから思いを変える。「これからはできることを数えていこう」ようやく治療が始まったが咲良には気になることがあった。「夫はがんになってから一度も私の前で泣いてない。泣かせてあげられなくて…」ある日、夫婦は本当の思いを交わすことに…。「幸運なひと」後編は4月11日(火)22時~NHK総合ほかで放送。(笠緒)
2023年04月05日生田斗真主演、『凶悪』、『孤狼の血』シリーズの白石和彌初プロデュースによる映画『渇水』より、予告映像と本ビジュアルが解禁された。原作は1990年文學界新人賞受賞、103回芥川賞候補となり注目を浴びた河林満の『渇水』。水道料金を滞納する家庭の水を日々停めて回る水道局員の主人公を生田斗真が演じ、心の渇きにもがきながらも“生の希望”を取り戻していくという難しい役どころを体現した。さらに門脇麦、磯村勇斗、尾野真千子ら実力派俳優が揃い、脇を固める。監督は相米慎二、市川準、森田芳光、宮藤官九郎ら錚々たる監督作品で助監督としてキャリアを重ねた髙橋正弥。予告映像では、「督促の期限を過ぎましたので、停水を執行します」と、主人公・岩切俊作(生田斗真)と同僚の木田拓次(磯村勇斗)が水道料金を滞納する伏見(宮藤官九郎)の家を訪れ、水道を停止する場面から始まる。「町中カラッカラだってのに弱いものいじめというか……」と疑問を呈す木田に対し、「支払いが滞れば水道を止める、払えば開ける、俺たちにできるのはそれだけだ」と、規則に則り粛々と業務を遂行する岩切の“渇ききった日常”が映し出される。そんなある日、岩切はたったふたりで家に残された幼い姉妹に出会う。葛藤を抱えながらも「規則だから」と水道を停める岩切だったが、その姉妹が厳しい生活を強いられていく様子を目の当たりにすることになる。姉妹の母親である小出有希(門脇麦)に「それでも親か?」と投げかける岩切だったが、「あんたの家族は幸せなの?」と返され言葉を失う。彼も妻と幼い息子との関係に問題を抱えていた。「このままじゃダメなんだよ」と苦悶の表情で叫ぶ岩切。この渇いた世界で、岩切が葛藤の末たどり着く結末とは――?予告編前半には向井秀徳が書き下ろした主題歌「渇水」も印象深く登場し、向井からのコメントも到着。「人間は常に苛立っている。絶望している。そうなのか。そうではない。そうではないはずだ、と、この映画は俺に問いかけている。そんなことを思いながら『渇水』という曲を作りました。(コメント抜粋)」と、作品に通じた楽曲の仕上がりを振り返った。また、本ビジュアルでは、“渇いた世界に、希望の雨は降るのか――。”というコピーとともに、主人公・岩切が大雨に打たれる姿が大きく映し出されている。希望なのか、はたして絶望なのか、雨を全身で受け止める岩切の表情、そして岩切を取り巻く登場人物たちの姿も印象的なビジュアルとなっている。そして今回、新たに7名のキャスト情報も解禁。水道料金滞納者・今西を宮世琉弥が、同じく水道料金滞納者・坂上に吉澤健、有希の”今度の人” 大林に篠原篤、小出家の近隣住民・竹内に柴田理恵、熱帯魚店店長・石川に森下能幸、スーパーマーケット店長・細川を田中要次、岩切が関わることになる刑事・加東刑事で大鶴義丹が、それぞれ演じることも明らかになった。『渇水』予告映像【向井秀徳コメント】人間は苛立っている。暴力的な真夏の陽射しが地方都市に降り注ぐ。アスファルトに撒いた水道水は瞬時に蒸発して発光する。そのギラつきが、匂いが、フィルムに刻まれている。人間は常に苛立っている。絶望している。そうなのか。そうではない。そうではないはずだ、と、この映画は俺に問いかけている。そんなことを思いながら「渇水」という曲を作りました。『渇水』6月2日(金)公開(C)「渇水」製作委員会
2023年04月05日俳優の生田斗真が主演を務める映画『渇水』(6月2日公開)の予告、本ビジュアル、新キャストが5日、明らかになった。同作は河林満による同名小説の実写化作で、刊行から30年の時を経て初の映画化となった。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田斗真)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作は、ある日停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。今回解禁となった予告映像は、「督促の期限を過ぎましたので、停水を執行します」と、主人公・岩切俊作(生田斗真)と同僚の木田拓次(磯村勇斗)が水道料金を滞納する伏見(宮藤官九郎)の家を訪れ、水道を停止する場面から始まる。「町中カラッカラだってのに弱いものいじめというか…」と疑問を呈す木田に対し、「支払いが滞れば水道を止める、払えば開ける、俺たちにできるのはそれだけだ」と、規則に則り粛々と業務を遂行する岩切の“渇ききった日常”が映し出される。そんなある日、岩切はたった2人で家に残された幼い姉妹(山崎七海、柚穂)に出会う。葛藤を抱えながらも「規則だから」と水道を停める岩切だったが、その姉妹が厳しい生活を強いられていく様子を目の当たりにすることになる。姉妹の母親である有希(門脇麦)に「それでも親か?」と投げかける岩切だったが、「あんたの家族は幸せなの?」と返され言葉を失う。妻と幼い息子との関係に問題を抱えていた。岩切は「このままじゃダメなんだよ」と苦悶の表情で叫び、「大雨降らせてやろうな、カラッカラの町に」という気になる言葉で映像は締めくくられている。予告編前半には向井秀徳が書き下ろした主題歌「渇水」も印象深く登場し、向井からのコメントも到着。本ビジュアルでは、“渇いた世界に、希望の雨は降るのか――。”というコピーとともに、主人公・岩切が大雨に打たれる姿が大きく映し出された今回、新たに7名のキャスト情報も明かされた。水道料金滞納者・今西を宮世琉弥、同じく水道料金滞納者・坂上を吉澤健、有希の”今度の人” 大林を篠原篤、小出家の近隣住民・竹内を柴田理恵、熱帯魚店店長・石川を森下能幸、スーパーマーケット店長・細川を田中要次、岩切が関わることになる刑事・加東刑事を大鶴義丹が、それぞれ演じる。○向井秀徳 コメント人間は苛立っている。暴力的な真夏の陽射しが地方都市に降り注ぐ。アスファルトに撒いた水道水は瞬時に蒸発して発光する。そのギラつきが、匂いが、フィルムに刻まれている。人間は常に苛立っている。絶望している。そうなのか。そうではない。そうではないはずだ、と、この映画は俺に問いかけている。そんなことを思いながら「渇水」という曲を作りました。(C)「渇水」製作委員会
2023年04月05日生田斗真が、水道料金を滞納する家庭の水を日々停めて回る業務に就く水道局員の主人公を演じる主演映画『渇水』の予告編と、主人公が大雨に打たれる本ビジュアルが公開された。本作は、人と人の関係が希薄になってしまった現代社会に、真の絆とは何かを問いかけ、観る者を生への希望で照らし出す珠玉のヒューマンドラマ。映像では、生田さん演じる主人公・岩切と同僚・木田拓次(磯村勇斗)が、滞納者・伏見(宮藤官九郎)の水道を停止する、規則に則り粛々と業務を遂行する岩切の“渇ききった日常”が映し出される。そんなある日、岩切は家に残された幼い姉妹に出会い、葛藤を抱えながらも水道を停める岩切が、姉妹が厳しい生活を強いられていく様子を目の当たりにする。母親・有希(門脇麦)に「それでも親か?」と投げかける岩切だったが、「あんたの家族は幸せなの?」と返され言葉を失う。岩切も妻と幼い息子との関係に問題を抱えていたのだ。また予告編前半には、向井秀徳の書き下ろし主題歌「渇水」が流れる。向井さんは「人間は常に苛立っている。絶望している。そうなのか。そうではない。そうではないはずだ、と、この映画は俺に問いかけている。そんなことを思いながら『渇水』という曲を作りました」と楽曲の仕上がりをふり返っている。そして新たに、水道料金滞納者・今西役で宮世琉弥、同じく水道料金滞納者・坂上役で吉澤健、有希の“今度の人”大林役で篠原篤、小出家の近隣住民・竹内役で柴田理恵、熱帯魚店店長・石川役で森下能幸、スーパーマーケット店長・細川役で田中要次、岩切が関わることになる刑事・加東刑事役で大鶴義丹が出演することも分かった。『渇水』は6月2日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:渇水 2023年6月2日より全国にて公開©2022『渇水』製作委員会
2023年04月05日俳優の岡田准一と生田斗真が出演する、アサヒビール・アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶の新CM「まるでお店の一杯目! 岡田准一&生田斗真」編が、7日より放送される。新CMには、2014年のドラマ以来9年ぶり、CMでは初共演となる岡田と生田が登場。「お店で飲むあの一杯目、たまんないんだよなぁ……」と話す岡田が、旧知の仲である生田と乾杯をする。2人で豪快にビールを飲んだ後に、それぞれ「あ~!」とかみしめながら至福の表情を見せる。今回のCMで、9年ぶりの共演となった2人。モニターに映った自身たちの映像を見ながら「歳とったな、俺たち」とつぶやく岡田に、生田が「そうですよ!」と大笑いで答える場面も。「昔はよく連絡をくれたんですが、最近は“ちょこちょこ”くらいしかくれず、寂しいなと思っていたんですよ(笑)」と不満をもらした岡田。これを聞いた生田は「これを機に飲みましょう! これ(生ジョッキ缶)で乾杯しましょうよ」と提案していた。また、岡田と生田がかなり近い距離で撮影することが多かった同CM。撮影中には生田が岡田に「熱波がくる(笑)」「オーラがグワーッとくる」「圧がすごい」などと声を上げ、「相変わらず岡田さんは熱いですね」という生田に、岡田は「(以前に比べても)もっと熱くなってるよ!」と笑顔を見せた。今回のCM出演が決定したことについて聞かれると、生田は「(生ジョッキ缶の)大ファンで以前から飲んでいたので嬉しかったです」とコメント。岡田も「僕もそうですね。いつも飲んでいるものを(生田と)一緒に応援させてもらえる、CMに出られるというのはとても嬉しいです」と喜びを表現した。
2023年03月03日映画『渇水』が2023年6月2日(金)より全国公開される。主演は生田斗真、企画プロデュースは白石和彌、監督は髙橋正弥。河林満の小説『渇水』を映画化映画『渇水』は、1990年に第70回文學界新人賞受賞、第103回芥川賞候補となり、注目を集めた河林満による同名小説を映画化するもの。映画『凶悪』『孤狼の血』『死刑にいたる病』で知られる映画監督・白石和彌の初プロデュースにより刊行から30年の時を経て、孤独を抱えた水道局員と、たった二人残された幼い姉妹の“生の希望”を描いたヒューマンドラマを届ける。主演・生田斗真が水道局員役主人公・岩切俊作…生田斗真水道局員。岩切俊作の業務は、水道料金を滞納する家庭の水を日々停めて回こと。日照り続きの夏のある日、県内全域で給水制限が発令される中、二人きりで家に取り残された幼い姉妹と出会う。彼女たちにとって最後のライフラインである水道を停めてしまってもいいのか。「停めるんですか、水道」と問う姉妹の真っすぐな瞳に葛藤を覚えながらも、岩切は規則に従い停水を執行するが…。小出有希…門脇麦姉妹の母親。ふたりを家に残して家を出ている。木田拓次…磯村勇斗岩切俊作の同僚。岩切とともに、滞納する家庭の停水に回る。「俺ら悪者というか弱い者いじめ」と話す。岩切和美…尾野真千子岩切の妻。息子を連れ実家に帰ったきり戻ってこない。岩切に寄り添おうとしていたが、岩切は和美と向きあわずに二人の間には深い溝ができてしまう。岩切は、自身の親との関係性から息子への愛情表現が分からなくなっていた。小出恵子…山﨑七海二人きりで家に残された姉妹のしっかり者の姉。⺟親から渡されたわずかな現⾦を⽔道代の⾜しにと差し出す。小出久美子…柚穂天真爛漫な妹。伏見…宮藤官九郎水道料金滞納者の一人。佐々木課長…池田成志水道局料金課の課長。今⻄…宮世琉弥:⽔道料⾦滞納者。坂上…吉澤健:⽔道料⾦滞納者。⼤林…篠原篤:有希の”今度の⼈”。⽵内…柴⽥理恵:⼩出家の近隣住⺠。⽯川…森下能幸:熱帯⿂店店⻑。細川…⽥中要次:スーパーマーケット店⻑。加東刑事…⼤鶴義丹:岩切が関わることになる刑事。主演を務めるのは、『土竜の唄 シリーズ』『彼らが本気で編むときは、』『湯道』など数々の映画作品に出演し続けている俳優・生田斗真。映画『渇水』では、水道局員の主人公・岩切俊作を演じる。また、門脇麦、磯村勇斗、尾野真千子、宮藤官九郎、池田成志といった実力派俳優のほか、オーディションで選ばれた山﨑七海と柚穂がキャストに名を連ねる。監督は髙橋正弥、劇中音楽は向井秀徳監督は、相米慎二、市川準、阪本順治、森田芳光、宮藤官九郎ら錚々たる監督作品で助監督としてキャリアを重ねた髙橋正弥が担当。劇中の音楽は、NUMBER GIRL、ZAZEN BOYSのボーカリスト兼ギターの向井秀徳が手掛ける。映画『渇水』あらすじ日照り続きの夏、市の水道局に勤める岩切俊作は、水道料金が滞納する家庭を訪ねては、水道を停めて回っていた。そんなある日、県内全域で給水制限が発令される中、岩切は二人きりで家に取り残された幼い姉妹と出会う。彼女たちの父親は蒸発し、母親は帰らなくなっていた。困窮家庭にとって最後のライフラインである“水”を停めるのか否か。葛藤を抱えながらも岩切は規則に従い停水を執り行うが――。【作品詳細】映画『渇水』公開日:2023年6月2日(金)出演:⽣⽥⽃真、⾨脇⻨、磯村勇⽃、⼭﨑七海、柚穂、宮藤官九郎、宮世琉弥、吉澤健、池⽥成志、篠原篤、柴⽥理恵、森下能幸、⽥中要次、⼤鶴義丹、尾野真千⼦原作:河林満「渇水」(角川文庫刊)監督:髙橋正弥脚本:及川章太郎音楽:向井秀徳企画プロデュース:白石和彌配給:KADOKAWA2023/日本/カラー/ヨーロピアンビスタ/100分
2023年03月02日