神木隆之介、浜辺美波、中村倫也という人気俳優が共演した映画『屍人荘の殺人』のBlu-ray&DVDリリースに先駆け、Blu-ray豪華版に収録される<撮影メイキング>の一部映像が公開された。収録されている<撮影メイキング>は、チームワーク抜群な撮影の日々を追った貴重なメイキング映像。神木さん、浜辺さん、中村さんがそれぞれの印象などを語るインタビューや、クランクアップの様子が収められている。『3月のライオン』でも共演した神木さんと中村さんは、「呼吸みたいなものはある程度わかっている」(中村さん)、「相変わらず不思議な方」(神木さん)と再共演について語る。また、浜辺さんについて神木さんは、「恐ろしいほどしっかりしている子」「でも時々見られる“ドジっ子気質”なところが、年相応ぽいな~と安心していました」と印象を明かし、逆に浜辺さんは神木さんの印象を「少年の様な方。誰からでも好かれるような、素晴らしい方。神木さんのようになりたいと、毎日思うような撮影だった」と讃えている。さらに、「一番行動力がある、そして意志が固い」、「可愛らしかったり、清楚な部分はあるけれど、頭を使って“黒い部分”を出している」といった、キャストたちがそれぞれキャラクターを分析する場面など、見ごたえたっぷりの映像だ。そしてメイキング映像にはほかにも、撮影の合間の笑いの耐えないリラックスした様子、深夜に及んだ過酷な映像の裏側など、ここでしか見られない貴重な映像を収録している。『屍人荘の殺人』Blu-ray&DVDは6月17日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:屍人荘の殺人 2019年12月13日より全国東宝系にて公開©2019『屍人荘の殺人』製作委員会
2020年06月11日神木隆之介が探偵助手=ワトソンとなり、浜辺美波&中村倫也のW探偵(=ホームズ?)と殺人事件に挑む『屍人荘の殺人』。そのBlu-ray豪華版に収録される神木さん、浜辺さんによるビジュアルコメンタリーの一部が公開された。今回解禁されたビジュアルコメンタリーは、本編ダイジェスト映像とメイキングで構成された映像を見て、撮影当時をふり返る、“ここでしか見ることができない”作品の謎に迫った映像。オープンコールからハイテンションで盛り上げる神木さんと浜辺さん。明智役の中村さんは、仕事の都合で欠席となったが、冒頭では2人から中村さんへメッセージが送られた。本編がスタートすると、撮影当時のエピソードや当時の思いを次々に明かしてゆく2人。個性的でキャラクターの強い明智を演じる中村さんの演技について、神木さんが「僕の中で、ともくん(中村倫也)自体が“不思議な人”だったから、特に、何の違和感もなかった」と当時受けた印象を明かしたり、浜辺さん演じる剣崎比留子がナポリタンを頬張るシーンでは、応援上映のように映像に向かって声をかけたり…。キスシーンの寸前に実はガチ寝していたと明かす浜辺さん、さらに紫湛荘の支配人役の池田鉄洋が登場すると、大盛りあがりでツッコミを入れるなど、映像を楽しんでいる様子が収録されている。神木隆之介「すっごくツボに入って笑ったこところとか、全部思い出されて」収録を終えた神木さんは、「懐かしかった。映画って撮った時期と公開時期があってこうやってDVDになるっていう期間の間に結構月日が流れていますし、(出演者)それぞれの仕事もあったりして、当時は覚えていた細かい思い出とか発言とかって、忘れがちだったりする。こういう機会があって、また映像を見ると、そのシーンで起こった出来事だったり、言ったこと、すっごくツボに入って笑ったこところとか、全部思い出されて...。撮影がすごく楽しかったですし、笑っている事ばかりだったので、その気持がよみがえってすごく楽しい気持ちになりました。すごく楽しかった」とふり返った。また、浜辺さんは初号試写(出演者やスタッフが見る試写)が神木さん、中村さんとは違う回だったそうで、「見終わった後も途中も、ワイワイ見られなかった。だから今日、神木さんと観ながら、笑ったりとかあーだこーだ言えたりとか本当に楽しかったです。ゆったり、楽しい感じで、共有できたのが嬉しかったです」と、収録を楽しんだ様子。浜辺美波、小ネタ満載に「巻き戻してもう1回見て」これから映画本編や、このビジュアルコメンタリーを見る方への見どころを聞くと、「最初に観た時は、自分のお芝居を見ていたのですが、今もう1回見た時に、(出演している自分でさえも)“あれ、こんな事していたんだ、あんな事があったんだ”と発見出来た。DVDでは止めたり戻したり出来るので、是非是非、細かいところまで見てもらいたい」と神木さん。浜辺さんも「小ネタみないなものがすごく多いので、気になるところとか、ボソッと言ったセリフとか、巻き戻してもう1回見てもらうと、もっと深く理解できて、散りばめられた木村(ひさし)監督の面白さがもっと感じられる。この作品の“ミステリーだけじゃないところ”を楽しんで頂けると思う」と、2人とも“一時停止”や“巻き戻し”をして細部まで観てほしい、と語っている。このほか、Blu-ray豪華版には撮影メイキングやイベント映像など、ここでしか観られない貴重映像が多数収録されている。『屍人荘の殺人』Blu-ray&DVD は6月17日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:屍人荘の殺人 2019年12月13日より全国東宝系にて公開©2019『屍人荘の殺人』製作委員会
2020年05月21日俳優・中村倫也の素顔にせまる「その素顔が知りたい。俳優・中村倫也」が5月14日(木)深夜に日本テレビでオンエア。中村さんの最新作『水曜日が消えた』の撮影現場に「zero」が密着、デビューからこれまでの日々と最新作の舞台裏などを紹介する。2005年に映画『七人の弔』で俳優デビューした中村さん。舞台初主演作となった「ヒストリーボーイズ」で第22回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞。そのころを契機に大河ドラマ「軍師官兵衛」や『ピース オブ ケイク』、『3月のライオン』『孤狼の血』などで注目を集めるように。「ホリデイラブ」「崖っぷちホテル!」などを経て2019年1月クールの「初めて恋をした日に読む話」で演じた高校教師役、7月クールの「凪のお暇」で演じた自由すぎるイベントオーガナイザー役も好評で、この春クールの「美食探偵 明智五郎」では主演を務めるなど、いま最も熱い俳優の1人となった中村さん。今回は中村さんの映画最新作となる『水曜日が消えた』の撮影現場に「zero」が密着。2005年に俳優デビューしてから15年を経てブレークしたいま、中村さんが何を思い、何を感じているのか。またデビュー当時の赤裸々な思いなど、下積み時代の苦労なども語る。また『水曜日が消えた』で演じる、曜日ごとに入れ替わる7つの人格をもつ難役に挑む姿から、俳優・中村倫也の過去と現在に迫っていく。『水曜日が消えた』は、1人の人間の内側で曜日ごとに入れ替わって暮らしている7人の“僕”。ほかの“曜日”とは直接会うことはできず、日記を通してのみ間接的に互いを知っている。そのうちの最も地味でつまらない1人、通称“火曜日”の視点を通して描かれていく世界の物語――。同じ肉体のなかで7つの人格が入れ替わるという役柄の僕を中村さんが演じ、石橋菜津美、中島歩、休日課長、深川麻衣、きたろうらが脇をかためる。『水曜日が消えた』は近日公開。「その素顔が知りたい。俳優・中村倫也」が5月14日(木)深夜25時29分~日本テレビで放送。(笠緒)■関連作品:水曜日が消えた 近日公開©2020『水曜日が消えた』製作委員会
2020年05月14日2020年3月に50周年を迎えるananを30年以上間近で見てきた作詞家の秋元康さん。なぜananは50年続いてこられたのか、分析していただきました!劇的に効く“抗生物質”とゆるやかに効いていく“漢方薬”。ふたつのバランスをとりながら、新しいヒットを作ることが宿題。売れる雑誌を作り続けるというのは、想像以上に至難の業。「毎号毎号売ろうと思うと売れないものです。売れ続けるためには、“漢方薬”で長期的に体質改善を試みつつ、ここぞという時に“抗生物質”を投与することが肝心です」と、なんとも大胆な分析。「占いの特集や35年間も巻末を守り続ける、林真理子さんの書くエッセイは、読者の心にゆるやかに効いていく“漢方薬”なのかなって思います。一方で、ここぞという時は、King & Princeのようなスターで度肝を抜くという、“抗生物質”を投薬するのが編集の手腕」“抗生物質”を連続投与するのでは読者が疲れるし、何より効かない。そのさじ加減も長続きの秘訣のようで……。「これから先はじゃあどうする?と聞かれたら、そのふたつのバランスをとりながら、新しいスタンダードを作ることが宿題です。雑誌を手に取らせるためにはきっかけが必要。日頃はananを読まない人が手に取るような新鮮な特集や、例えばデビュー前の新人発掘などが課題なのかな」予定調和を崩すのも得意。「あり」と「なし」の間の「なしではない」を取り上げていく勇気が思わぬヒットを生む。50年続くanan。それはある意味、読者に飽きられなかったという証拠?「予定調和を崩してきたってことも、飽きられなかった理由の一つでは?この話をすると大抵の人は“奇を衒(てら)う”ことと勘違いする。でも予定調和を崩すと奇を衒うは似ているようで、同じじゃない」「あり」と「なし」の間の「なしではないのでは?」を取り上げる勇気が、予定調和を崩し、思わぬヒットを生むという。アナウンサーという職業でありながら、服の下に隠されていた豊満な美ボディをさらけ出した田中みな実さんの起用がその一例。「女性にとってそれまでは違う立ち位置にいた彼女が、美しい体を見せつつ、美しくなるためにこんな努力をしていますと堂々と語ったことで、女性たちから支持を集め、憧れの存在になったんです」誌面で女性モデルとの濃厚なラブシーンを演じた高橋一生さんも然り。ananが仕掛ける予定調和の崩しが、時に読者を強烈に引き寄せる吸引力なのだ。アイドルが好き、セックスに興味ある――。堂々としたミーハー視点。なにをやってもゲスにならないので、読者が安心して読むことができる。「ananは堂々とジャニーズのタレントが好き、恋愛やセックスにも興味があると表紙でアピールしてきた。これがファッション誌になると、今さらそんなことを言うのは格好悪いとか、恥ずかしいみたいなスタンスをとる。それじゃあ、視野が狭くなるんです」ananの良さはミーハーを堂々とやること、と秋元さん。そこに少しでも気取りが見えては、大衆ウケはしないと手厳しい。「例えば、ル・コルビュジエの建築の中でカツ丼を食べるから、皆の興味が集まる。そこで高級懐石料理を出すのでは、大衆は集まらず、一部のマニアな人にしかウケないことになる」ミーハー心を最大に生かし、旬のタレントを絶妙なタイミングで起用するのも強みだと。「外国人モデルばかりを使い、ファッションの最先端を強気に投げかける時代もありましたが、今は編集部全体で『ジャニーズがかっこいい!』と言っている。その潔さがむしろウケている」さらに何をやっても「ananだから」と、誌面が下品に転ばない強みもあると。「過去、ananで本木雅弘くんがヘアヌードになった時もそうでしたが、若いタレントが下着姿になっても、俳優が裸でラブシーンを誌面で演じても、ゲスにならない優位性がある。だからこそ読者も安心して手に取るんです」その優位性を保つために、今後は何を仕掛けていけばいいのだろうか?「ぜひ女の子の表紙でヒットを飛ばしてほしい。世間では無名でもananが目をつけた女優なりタレントが、表紙に起用される。なんでこの子が?と世の中がざわざわし、でもいいよね!と認められ、雑誌がヒットする。その揚げ句に、ハイブランドがその子と契約するなんて図式が作られた時に、ananはまた次の次元に行けると思う。ananという媒体力を世間に見せつけてほしい」50年続いた信頼やブランド力を強みに、今後も次の50年を目指したいanan。秋元さん、これからもananを見守り、支えてください!あきもと・やすし1958年、東京都生まれ。作詞家。高校時代から放送作家として活躍し、’83年以降、作詞家として、美空ひばりの「川の流れのように」など数々の大ヒット曲を生む。昨年、企画・原案の日曜ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)は高い注目を集め、最終回には同枠最高視聴率を記録。※『anan』2020年3月11日号より。写真・小笠原真紀取材、文・今井 恵(by anan編集部)
2020年03月07日2020年3月、50周年を迎えたanan。そんなananにおける恋愛賢者であり、数々の企画にコメンテーターとしてご登場いただいた作詞家の秋元康さん。1986年に初登場以来、30年以上もの間、誌面を間近で見てきた立場から、なぜananは50年続いてこられたのか、分析していただきました。女性たちの興味関心を、定点観測で見つめている。いつの時代にもそこにある、北極星(ポーラスター)のような存在。ウェブをはじめとするSNSの台頭で雑誌不況がいわれる中、なぜananは50年続いてこられたのか?anan誌面のさまざまな企画に鋭いコメントを寄せ、連載していただいたこともある、作詞家の秋元康さんは、「ananが“ずっと変わらない”というのが大きな理由ではないでしょうか。今はネットの時代といわれながら、世間の人々が何に信憑性を感じるかといわれれば、それは圧倒的に新聞です。ネットにいくらスピードがあっても、人はニュースソースはどこ?と気にし、その記事の最後に『新聞』とあれば、本当だと信じる」と、語る。そこにはブレない軸があり、長い間人々から信頼される経験値があるからとも。「同じようにananには、女性たちの興味や関心を定点観測で見てきたという実績があるんです。ほかの女性誌も『ananがやっているから』と、取り上げる特集があったり、タレントを起用したりしていたのでは?」ファッションスナップ企画だったり、人気グループと共にトレンドを探ったり、形は変われどつねに女の子たちの興味関心にフォーカスする一方で、固定の読者層を狙わない誌面作りも、ブランドとしての地位を確立した大きな要因と分析した。「雑誌には読者層という年齢ターゲットがあり、そこを見据えた特集を組みがちですが、ananを見る限り、それがない。若い頃も一読者であり、年を重ねてからもananがそばにあるという女性が多いのでは?つまりananはいつの時代もそこにある、北極星(ポーラスター)のような存在なんです」そのブランド力が、タレントに与える影響も大きいと。「乃木坂46のメンバーたちも、他の雑誌だったら躊躇するような撮影も、ananだと本人たちがやりたいと前向きになる。そんな不思議な力も、ananの免罪符、ブランド力だと思う」長年の特集主義でありながら、その根底にある女の子の興味関心へのリスペクト。それこそがananのブランド力を作り上げた、礎なのかもしれない。「ananらしい」ってコピーが成立しない。変幻自在な存在でありながら、やっぱりどこかananだから。ananという名前の聖火リレーは、時代を経て受け継がれていく。「ananのおもしろさは、歴代編集長たちの聖火リレーの成果ともいえる」ananという聖火を消さないよう、歴代編集長が大切に引き継いできたものを、秋元さんは横目で眺めながら、時に手を差し伸べてくれていた。「その中の何人かは、伝説と呼ばれる偉大な編集長。でもどの編集長も決して前任者を必要以上に気にせず、己は己、の道を貫いていた。先代の道を頑固に守る人もいなかった。それをやってしまっては、衰退しかないからです」時代ごとに、その時の編集部がおもしろいと思うことを取り上げていた故に、「ananらしい」というコピーは成立せず、何色にも染まれるananであったのが、50年間続いた理由のひとつでは?と推測。実際、’90年代のananは恋愛や好きな男の企画が組まれていたが、2000年代では『おそ松さん』『天気の子』などのアニメーションやK‐POPスターが表紙になることも。時代時代において“おもしろい”ことが移り変わったことが、まさに見て取れる。「雑誌作りとは、雑誌の名前の呪縛にとらわれてはおしまい。むしろその時の編集者が、おもしろいと思うことをやればいいんだと思う。でもそれをまとめる編集長がブレずに歴史を引き継ぎ、どんな特集を組もうとananという半径何cmの中から外れることはなかったんです。それこそが目に見えないananらしさでは」僕たちが恋愛マスターだった時代。「モテる、モテない」という立場でなく、それぞれの分野からのアプローチ、切り口で恋を考えることがおもしろかった。恋愛、ダイエット、セックス、ひとり暮らしなど、’90年代のananは女の子の夢を具現化する、橋渡し的な企画を多発していた。さまざまな企画の際に、読者の兄的な立場から、頼りになるコメントをくださっていたひとりが秋元さんである。実際秋元さんは、’93年3月から1年間、恋愛をベースにした「君は、どこでこのページを読んでいるのだろう。」という恋愛小説を連載していた。また特集ページでは、「僕と漫画家の柴門ふみさん、作家の林真理子さんで、数々のお題を与えられては座談会をしていました。とくに多かったのが恋愛にまつわる話。なぜ僕ら3人が恋愛を語ったかというと“恋愛という生き物”を、引いた位置からおもしろく見ている立場だったから」3人がもっとモテる人種だったら、語ってもおもしろみがなかったよねと秋元さんは笑う。「期せずして作詞家、漫画家、小説家という、それぞれのレンズで恋を研究する3人が集まっていた。林さんのように“ルンルンを買っておうちに帰ろう”的な、恋に純粋にまっすぐ立ち向かう人。柴門さんのように恋を冷静に分析し、ちょっと斜め上からの視点を持った人。それぞれの恋愛観を聞くのは、本当に楽しかった」時にシビアに、時に優しく、恋する女性たちの悩みに向き合い、語ってくれた恋愛マスターたち。この時の内容が、その後に続くananの恋愛特集のお手本となったといえそう。あきもと・やすし1958年、東京都生まれ。作詞家。高校時代から放送作家として活躍し、’83年以降、作詞家として、美空ひばりの「川の流れのように」など数々の大ヒット曲を生む。昨年、企画・原案の日曜ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)は高い注目を集め、最終回には同枠最高視聴率を記録。※『anan』2020年3月11日号より。写真・小笠原真紀取材、文・今井 恵(by anan編集部)
2020年03月06日4月スタートの中村倫也主演、東村アキコ原作ドラマ「美食探偵 明智五郎」に、小芝風花の出演が決定。中村さんと初共演を果たす。本作は、中村さん演じる探偵・明智五郎が類まれなグルメの知識を使って、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦と対決する“恋する毒殺サスペンス”。『魔女の宅急便』や『ガールズ・ステップ』の小芝さんが演じるのは、美食家・明智がこよなく愛する移動弁当屋「いちご・デリ」の店主・小林苺。いつも探偵に助手として駆り出されてしまう、明智の相棒だ。確かな味覚と料理の腕を持っており、それが事件解決の鍵になることも。今回、日本テレビドラマ初出演となる小芝さん。演じる苺役について「すごく喜怒哀楽がはっきりしている元気な女の子です。料理の腕も良くて、中村さん演じる明智五郎さんの探偵事務所の前で“いちご・デリ”という移動販売のワゴン車でお弁当を販売しています。明智さんが常連客なのですが、色々振り回されながら、明智さんの助手を頑張っています」と説明。また、デリカーを自ら運転し、弁当を販売する苺を演じるため、普通自動車運転免許を取得。「中村さんを横に乗せて運転するかもしれないと思って、必死に勉強して一発で合格!昨年末は免許取得に捧げました(笑)」と明かしている。そして今回中村さんとは初共演だそうで「すごく優しい方です。本読みで初めて顔を合わせた時から、優しく声を掛けて下さって。チャーミングな方で、カメラが回っている時もそうではないときも、ずっと笑わせて頂いています。だから、すごく楽しく和やかな現場です」と中村さんの印象や撮影現場での様子を報告。「この作品を見てくださった皆様に面白さと、ゾッとする恐怖と、続きが気になる!というワクワク感をお届けできるように頑張りますので是非、楽しみにしていてください」と意気込みも語っている。第1話ストーリー江戸川探偵事務所。ここで探偵業を営む明智五郎(中村倫也)は、三度の食に命をかける美食家にして変わり者の探偵。キッチンカーで移動弁当屋を営む小林苺(小芝風花)は、明智に料理の腕を買われたがために、明智の周りで次々と起こる厄介な事件に巻き込まれることに…。あるとき、明智の元へ夫の浮気に悩む主婦が依頼に訪れるが、明智はランチタイムを犠牲にして浮気調査をすることに気が進まない様子。浮気された主婦の気持ちに感情移入した苺は、尾行中の明智に弁当を届ける約束をしてしまう。明智は、主婦の夫が若い女性の家で毎日1時間、濃厚なランチタイムを過ごしていることを突き止めるものの、事態は思わぬ殺人事件に発展し――。「美食探偵 明智五郎」は4月期日本テレビ日曜ドラマにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年01月30日横浜DeNAベイスターズの守護神・山崎康晃が11日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡 北館大展示場で開催された「SDGs 推進 TGC しずおか 2020 by TOKYO GIRLS COLLECTION」(TGC しずおか 2020)に出演した。Twitterで75万人以上のフォロワーを誇る山崎は、「ROYAL PARTY」ステージに登場。モデルの小室安未とともに2ショットでランウェイを歩いた。緊張した様子ながら笑顔も見せ、先端では2人寄り添ってポーズを決めた。「TGC しずおか」は、地域の魅力や産業をコンテンツ化し全国へ向けて発信する東京ガールズコレクション(TGC)による「TGC地方創生プロジェクト」の一環で、今年2回目の開催。昨年は、国連総会で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(SDGs)の普及を目的に開催されたが、2年目となる今回は、より具体的にSDGsに取り組んでいきたいという思いを込めて「LET’S TAKE ACTION」をテーマに掲げ、ファッションショーやライブイベントなどを展開した。
2020年01月11日神木隆之介がベストセラー作家・池井戸潤原作の映像化作品に初出演する、WOWOW連続ドラマW「鉄の骨」。この度、内野聖陽、中村獅童、小雪、土屋太鳳、向井理、柴田恭兵、石丸幹二ら豪華キャストの出演が明らかとなった。池井戸作品がまだ連続ドラマ化されていなかった2009年、WOWOWでは「空飛ぶタイヤ」を映像化、「下町ロケット」「株価暴落」「アキラとあきら」など、数々の池井戸作品をドラマ化してきた。そして本作は、主人公の中堅建築会社の若手社員・富島平太役に神木さんを迎え、談合は“必要悪”かをテーマに迫力のある人物描写で描く。その平太の上司で池松組の常務取締役・尾形総司に扮するのは内野聖陽、業務部次長・西田吾郎役に中村獅童、業務部の柴田理彩役に小雪、平太の彼女で白水銀行に勤める野村萌役に土屋太鳳、萌の上司で融資課・課長代理の園田俊一役に向井理、談合を裏で取り仕切るフィクサー・三橋萬造役に柴田恭兵、そして、官製談合を追う東京地検特捜部・副部長の内藤肇役に石丸幹二ら超豪華オールスターキャストが集結。会社とは、組織とは、守るべき信念とは、そして正義とは?自らの理想と、会社員としての使命の狭間で葛藤する姿を描く本作は、原作刊行から10年たち、コンプライアンスが問われるいまだからこそ響く1作となりそう。内野聖陽(尾形総司 役)なかなか硬派の渋い作品ですが、談合にかかわる男たちの生き様をリアリティーを強く掘り下げて演じていけたらと思っています。中村獅童(西田吾郎 役)今までに会社員の役はあまり演じたことがないのですが、新鮮な建設業界を舞台に、新しい役柄と出会えたことが嬉しいです。また、池井戸さんの作品に出演させていただくのは初めてなので、今回機会をいただけたことはとても有難いです。今から撮影を楽しみにしています土屋太鳳(野村萌 役)池井戸作品は女優としての背中を押していただいた存在ですので「鉄の骨」を機にまた一歩踏み出せたらと思いますし、WOWOWさんの現場に再び参加出来ることも大きな喜びです。キャスト陣の素晴らしさにプレッシャーを感じつつも喜びがはみ出しそう!毒と真実の渦の中で「女性の持つある意味での骨太さ」を表現したいと思います。柴田恭兵(三橋萬造 役)大手ゼネコンの顧問でありながら談合を調整する[三橋萬造]それぞれの利益がからみあうなかやさしさと冷酷さを合わせもつ魅力的な人物です。興奮をおさえながら静かに演じられたらと思っています。内野さん、神木君との初共演、とても楽しみです。石丸幹二(内藤肇 役)池井戸先生はいつも、緻密なリサーチに基づいて、層を重ねるように物語を積み上げていかれます。だから、内も外もリアリティー重視で役作りをせねば、その世界観から弾かれてしまう。これまで、様々な業種の様々な役職を演じて参りましたが、幸いにも身近にその業界のビジネスマンがいて、事前に話を聞くことができました。が、さすがに今回は、周りに東京地検特捜部の人間はいない!さて、どうしたものかと思う日々です。向井理(園田俊一 役)「アキラとあきら」以来の池井戸さん原作。制作陣も同じとあって、またこの組に参加できて光栄です。池井戸さんの作品は元々骨格がしっかりしているだけでなく人間関係や登場人物の描写がとてもリアル。台本を読む時にすでに面白く、出来上がった作品がとても期待できるものです。どのような作品になるか、今から楽しみにしています小雪(柴田理彩 役)初めての池井戸潤さん原作の作品にお声がけいただき嬉しかったです。建設会社の談合問題を取り巻く人間模様、談合は必要悪なのかなど、これまで深く向き合ったことのない問題にこの作品を通して考えさせられました。今から撮影がとても楽しみです。「鉄の骨」是非、皆様にも楽しんでいただけたらと思います。連続ドラマW「鉄の骨」は2020年4月、毎週土曜日22時~WOWOWプライムにて放送予定(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2019年12月25日映画『屍人荘の殺人』(12月13日公開)の公開初日舞台挨拶が13日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、中村倫也、池田鉄洋、木村ひさし監督が登場した。同作は今村昌弘の同名デビュー作を映画化したミステリー作品。大学のミステリー愛好会に所属する自称ホームズとワトソンの葉村譲(神木)と明智恭介(中村)だが、2人の前に現れた剣崎比留子(浜辺)という謎の美人女子大生探偵に誘われ、脅迫状が届いたというロックフェス研究会の合宿へ参加すると、連続殺人が起こる。この日は管理人役の池田が役衣装でMCにも挑戦。神木は「本当に優しい方で、現場で僕らがリクエストをしてもなんでもやってくれるんですよ。踊ってるところを動画で撮りたいと言っても、踊ってくれる優しさ」と明かし、監督・神木による池田のインド映画風ダンス動画がスクリーンで流れることに。さらに浜辺と池田のペアダンスも流され、会場からは「かわいい!」と声が上がる。浜辺は神木の"イケテツいじり"について「今『イケテツさん』って言ってますけど、現場では『鉄洋』って呼んでましたからね」と暴露もした。また、令和元年の事件について質問されると、神木は「ウィル・スミスさんに会えた!」というフリップを掲げ、「朝の情報番組でお会いできて。短い時間だったんですけど、『役者として大事なことはなんですか』とか、いろんな質問をさせていただいて。元気の塊というか、人を明るくする人なんですよね。お会いして本当に元気になって、前向きに生きてこうと思ったんです」と振り返る。ちなみに役者として大事なことは「人の気持ちを理解する。自分の気持ちも出し、相手がどう思ってるのかを常に日常から寄り添っていくこと」という回答だったと語った。さらに神木は「昨日、令和最大の疑問があったんです。すっごい関係ないんですけど、なかやまきんに君っているじゃないですか。君ってついてるから、親しみを込めてると思うと、『君』をとった本名は『なかやまきんに』なんじゃないか」と話し出し、本当に関係ない話題のため客席もざわつく事態に。中村は「ウィルでやめときゃよかったのに!」とつっこみつつ、「ウィルも鍛えてるから……」と謎のフォロー。さらに「"きんにちゃん"の可能性もある。"きんにさん"もいるってことですよね」と話を広げた中村は、「僕もウィル・スミスに会いました。なんかこすったら出てきましたね」と、自身が声優を務めた映画『アラジン』をネタにしていた。池田は中村の様子に「倫也君はこの1〜2年で環境が激変したでしょ。昔の倫也君知ってるから! 本当に大スターになったもんね」としみじみ。池田はさらに昔の中村について「生意気だった! 初対面挨拶しても無視したの。作戦で! 最初ツンできて、のちのちデレでになるんですよ。みんな夢中になってました。おじさんキラーなの。大ファンになっちゃいました」と告白する。中村は「箸にも棒にも引っかからない時期があったもので。でも素敵な先輩に少しでも近づきたいと思った時に、まっすぐ行っても通じないなという時があったので、逆の入り口から入ってやろうと、その結果、僕は覚えていないけど鉄洋さんを無視した」と苦笑していた。
2019年12月13日今村昌弘によるデビュー作である同名小説を原作に、神木隆之介、浜辺美波、中村倫也らをメインキャストに迎えた映画『屍人荘の殺人』が本日より公開。山奥に佇むペンションを舞台に連続殺人が起こり、若き探偵たちが謎を解き明かしていくというミステリー作品だ。“このミステリーがすごい!”、“週刊文春ミステリーベスト 10”、“本格ミステリ・ベスト 10”と、2017年国内主要ミステリーランキングの1位を獲得し、その後、“第18回本格ミステリ大賞”も受賞という快挙を成し遂げた小説『屍人荘の殺人』。東野圭吾による『容疑者Xの献身』以来の、そしてデビュー作としては史上初となる4冠を達成した作品だ。本作で描かれるのは、ペンションで巻き起こる連続殺人事件と、その解決に奮闘する若き探偵たちの姿。大学生の葉村(神木)と、その先輩・明智(中村)は、謎の探偵少女・剣崎(浜辺)に誘われ、大学生サークルの夏合宿に参加し、とあるペンションに宿泊することになる。そこで連続殺人事件が起こり……と、ここまではミステリーによくある展開だ。しかし本作では、ネタバレ厳禁な、“想像を絶する”状況が若き探偵たちを襲う。闘うべきは、殺人犯と謎だけではないのだ。ここに本作が、“新感覚ミステリー”である所以が隠されている。本作の主演を務めるのは、『桐島、部活やめるってよ』『バクマン。』『君の名は。』『フォルトゥナの瞳』などの神木。若くして長いキャリアを持つ彼が、ミステリー愛好会に所属する葉村役として、そしてワトソンのごとく探偵の助手として立ち回り、作品を引っ張っていく。ヒロインを務めるのは、『君の膵臓をたべたい』で初主演し、各映画賞の新人賞を総なめにした浜辺だ。卓越した推理力で警察からも信頼され、主人公たちを前代未聞の謎へと誘う女子大生探偵・剣崎に扮し、本作でも愛らしさとミステリアスな魅力をいっぱいに振り撒いている。さらに、あらゆるキャラクターを演じ分けてきた中村が、主人公たちが通う神紅大学の中で“神紅のホームズ”の異名をとり、葉村を振り回すミステリー愛好会の会長・明智役を好演。本作で、『孤狼の血』『台風家族』『長いお別れ』といった作品で演じてきたものとはまったく違う表情を見せている。その他のキャストに、矢本悠馬、古川雄輝、柄本時生、山田杏奈、葉山奨之、佐久間由衣ら注目の若手俳優陣が名を連ね、さらに塚地武雅、ふせえり、池田鉄洋らが脇を固める。このキャストたちによるユーモラスなアンサンブルも見どころのひとつと言えるだろう。監督はドラマ『99.9 -刑事専門弁護士-』シリーズをはじめ、『劇場版 ATARU』や『警部補 矢部謙三』シリーズを手がけた木村ひさし。また、『TRICK』シリーズや、『金田一少年の事件簿』シリーズなど、推理モノの脚本に定評のある蒔田光治が脚本を担当している。話題の小説、人気のキャスト、そしてトップクリエイター陣を擁し、はたしてどんな“新感覚ミステリー”が描かれるのか。ぜひとも劇場で味わって欲しい。『屍人荘の殺人』本日より公開関連楽曲を聴く(dpia-app://browser?urlPath=https%3A%2F%2Fau.utapass.jp%2Fchannel%2Fdetail%2F0qmNce_-3lfztxqZrP%3Fmedid%3Dutps_cpn%26srcid%3Dupass%26serial%3D0196)
2019年12月13日映画『屍人荘の殺人』(12月13日公開)のミス愛・謎解きイベントが9日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、中村倫也、松丸亮吾が登場した。同作は今村昌弘の同名デビュー作を映画化したミステリー作品。大学のミステリー愛好会に所属する自称ホームズとワトソンの葉村譲(神木)と明智恭介(中村)だが、2人の前に現れた剣崎比留子(浜辺)という謎の美人女子大生探偵に誘われ、脅迫状が届いたというロックフェス研究会の合宿へ参加すると、連続殺人が起こる。キャストのミステリアスな部分について聞かれると、神木は中村について「日常生活もミステリアス。突発的に、予想していないことを言う」と回答し、浜辺も「私もそういうの言おうと思ってた!」と同意。神木は「意外と何も考えてなくて、思ったことをパッと言ってるだけなんだなと思ってるんですけど、根本的に思ってることがすごい。独創力が」と説明した。具体的な例として、浜辺が「バスで移動している時に、中村さんが山の方を見て、ぼーっとしてたんですよ。すごい考えてらっしゃると思って、自然に対して思いを馳せてらっしゃるのかな? と思ったんですけど、ふっとこっちを見て『ねえ、猿っていると思う?』って」と、やや弱いながらもエピソードを披露。「山を見たら、『これ猿がいるのかなあ』って、なりますよね」と当たり前のように答える中村は、「こんなに年下2人から言われるとは思わなかった」とたじたじになっていた。イベントには、謎解きクリエイターである松丸が登場し、「恥ずかしながら、トリックを作る方なのに、今回大外ししたんですよ。展開がめまぐるしくかわっていくのに伏線はちゃんとある」と同作を絶賛。さらに3人に対して謎解きクイズを提示した。1問目は神木、2問目は浜辺がそれぞれ正解し、「難易度が高すぎる」と言われていた3問目は神木が瞬時に解いたため、100万1点と高得点の神木の勝利に。中村が「全然面白くないよ! なんでよ!」と駄々をこねると、観客からは「かわいい〜!!」と黄色い悲鳴が飛ぶ。最終的に、勝者である神木には王冠とマント、タスキが授けられ、満足そうにアピールしていた。
2019年12月09日主演の神木隆之介が探偵に振り回される探偵助手(ワトソン)、浜辺美波と中村倫也が2人の探偵(ホームズ)を演じ、前代未聞の連続殺人事件の謎に挑む『屍人荘の殺人』。この度、豪華キャスト競演も話題の本作から、最新場面スチールが解禁された。今回解禁となったのは、ミステリ作家・綾辻行人に「剣崎比留子を演じる浜辺美波の、何と可愛くもオモシロイことか。すっかり私、やられてしまいました」と言わしめた浜辺さんの可愛さが溢れ出るシーンを含めた、最新場面スチール7点。神妙な面持ちで鉄パイプを持つ神木さん演じる葉村の姿に、さらには古川雄輝と何やら不穏な雰囲気のカットも。葉村(神木さん)、明智(中村さん)、比留子(浜辺さん)の大学内の出会い、謎を解くカットまで、映画の重要なカギを握る(!?)シーンばかりとなっている。なお、「屍人荘の殺人」の原作者・今村昌弘が、12月11日(水)発売の「ミステリーズ!98号」にてシリーズ新作短編となる「屍人荘の殺人」エピソード0「明智恭介最初でも最後でもない事件」を発表することも決定している。『屍人荘の殺人』は12月13日(金)より全国東宝系にてにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:屍人荘の殺人 2019年12月13日より全国東宝系にて公開©2019『屍人荘の殺人』製作委員会
2019年12月03日映画『屍人荘の殺人』(12月13日全国東宝系ロードショー)で2年ぶりに共演した、神木隆之介(26)と中村倫也(32)。そんな2人が撮影の舞台裏を明かしてくれた。中村演じるミステリー研究会の先輩・明智に振り回される後輩・葉村を演じた神木。映画同様、対談も中村のペースに引き込まれて……?神木「倫くんが明智をやると聞いたとき楽しみで仕方なかったです。よく言うと何を仕掛けてくるかわからない人だし、悪く言うと何をしでかすかわからない。ミステリアスな人ですから(笑)」中村「うふふ」神木「現場で一緒にお芝居していると、『これが明智さんなんだな』と納得して。『この人についていけば新しい世界が見られる』と思いながら演じていました」中村「僕は隆が葉村を演じるからこそ明智でいられたと思う。台本には書かれてない行動をしてもちゃんとリアクションを取ってくれるし。僕の横に隆がいたあの日々は幸せでした(笑)」神木「その言い方、照れる(笑)。倫くんって、いきなり脈略のないことを言いだすときがあるよね。急に歌いだしたり、かなり不思議な人です(笑)」中村「いちごの星から来たの(笑)」神木「そういうつかみどころのないところに女性はキュンキュンするんだろうなあ(笑)。僕なんか、モテたことないから」中村「撮影の合間も男とばっかりわちゃわちゃしてるもんね(笑)」神木「もしモテたらもう少し胸を張って渋谷とか、若者のたくさんいるところを歩きますよ!」■お互いのここがミステリー!神木「倫くんは撮影現場に水筒を持ってくるんです。温かいスープとかを入れて。それが意外というか謎でした。なんでそういうところはちゃんとしているの?」中村「ただ、自分が飲みたいってだけよ。市販のスープの粉をお湯で溶かすだけですぐにできるし」神木「部屋もキレイでしょう?」中村「散らかってはないけど、普通に生活感はあるんじゃないかなあ。そう言う隆の部屋は?」神木「キレイじゃない(笑)」中村「ちゃんとごはん食べてる?そこが隆の謎。コンビニ弁当とかばっかりなんじゃないの?心配」神木「そうだよ。休日は夜しか食べないときもたまにあるかな。料理はまったくしないし」中村「俺、住んでやろうか?」神木「うん!ごはん作って〜」
2019年11月30日神木隆之介が探偵に振り回される探偵助手を、浜辺美波と中村倫也が2人の探偵を演じる『屍人荘の殺人』から、「神コラボ!」と話題を呼んだ「Perfume」のスペシャルな主題歌MV(ミュージックビデオ)が解禁となった。中田ヤスタカにより本作のために書き下ろされた、本作の主題歌となる「Perfume」の新曲「再生」は、レギュラーラジオ「Perfume LOCKS!」(TOKYO FM/JFN38局「SCHOOL OF LOCK!」内)にて初フルオンエアされ、その歌詞の世界観と、癖になる軽やかなメロディが話題となっている。そのMVでは、アップテンポな曲調に乗せ、“初出し”となる映画本編のシーンをふんだんに使用。冒頭には、神木さん演じる葉村、浜辺さん演じる比留子、中村さん演じる明智の3人が、前代未聞の事件が起こる山奥のペンション・“紫湛荘”に訪れる重要なシーンも映し出されている。さらに、大学内の事件を解決したり、しなかったりする葉村と明智の“迷コンビ”の様子、凛々しい表情で謎を解こうとしたかと思えば“迷走”する比留子の姿など、彼らの“迷探偵”っぷりも露わに…!また、怪しい動きを見せるクセモノだらけの宿泊者=容疑者たちの姿もあり、登場人物たちのキャラクターの濃さが伝わってくる映像だ。コミカルなシーンから緊張感のあるシーンまで、「ここまで見せて良いの!?」という内容がてんこもり、サビの部分ではスペシャルなテロップ演出もある初出し映像で構成されたMV。映像の中には、前代未聞の謎を解く、重大なモノが映り込んでいるらしい!?『屍人荘の殺人』は12月13日(金)より全国東宝系にてにて公開。Perfumeの新曲「再生」は11月29日(金)よりiTunes、レコチョク、Apple music、LINE MUSIC、Spotifyなどの配信サイトにてデジタル配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:屍人荘の殺人 2019年12月13日より全国東宝系にて公開©2019『屍人荘の殺人』製作委員会
2019年11月11日映画『屍人荘の殺人』(12月13日公開)のハロウィンイベントが30日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、中村倫也、葉山奨之、山田杏奈、大関れいか、福本莉子、ふせえり、塚地武雅、木村ひさし監督が登場した。同作は今村昌弘の同名デビュー作を映画化したミステリー作品。神紅大学のミステリー愛好会に所属する自称ホームズとワトソンの葉村譲(神木)と明智恭介(中村)だが、2人の前に現れた剣崎比留子(浜辺)という謎の美人女子大生探偵に誘われ、脅迫状が届いたというロックフェス研究会の合宿へ参加すると、連続殺人が起こる。ハロウィンパーティーということで客席も仮装し、神木(ホームズ風)、浜辺(魔女風)、中村(ワトソン風)、葉山(海賊風)、山田(洋館メイド風)、大関れいか(キョンシーガール風)、福本莉子(クラシックメイド風)、ふせえり(フランケンシュタイン風)、塚地武雅(シスター風)、木村監督(プロレスラー風)という格好で登場。ランウェイを歩いてお菓子を配ると、歓声が怒っていた。神木は「僕自身もなかなか仮装するタイミングもないので、皆さんと一緒にこういうことができてすごく嬉しいなと思っています」と喜ぶ。ホームズ風仮装については、「映画の中で僕は万年助手・万年ワトソンと言われるので、ハロウィンくらいは逆でもいいんじゃないか、ということで逆になりました」と説明した。逆にホームズ的立ち位置なのにワトソン風の仮装をすることになった中村は、「なぜ私が助手なのかわからない」と作中のキャラクターさながらに訴え、神木は「もう、明智さんとしゃべってるのか、倫也さんとしゃべってるのか」と苦笑する。中村が「タケダです」と名乗ると、神木が光の速さで「誰だよ!」とつっこむなど、息の合ったコンビっぷりを見せた。イベントでは巨大風船ゲームが行われ、2人1組でペアを組み、巨大風船が膨らみ続ける中でMCから出されるお題に答えていく。ゲームに備え持っていたステッキを床に置こうとした中村だが、ステッキはセットの隙間に入ってしまい消失。一部始終を見ていた神木は笑いを堪えきれず、中村はステッキを探し「僕のステッキがここから消えました……」と訴える。ルールの説明をされるも、中村は「ステッキでそれどころじゃない」と気にしていた。風船は1回全ペアに行き渡ったのちに、戻ってきた神木・中村ペアのもとへ。MCのお題に合わせ、神木が撮影現場でハマって7時間やっていたという関暁夫のモノマネを披露している最中で破裂したが、このペアで急に加速した風船の膨らみに「何、今の!? ブオオーって言い出したよ!?」と驚く。勝負に負けてしまった神木だが、他のモノマネレパートリーとして、「佐藤健」も披露。「みなさんこんにちは、佐藤健です」と始めるも、独特のしゃべりかたに、中村は「健、なんて言ってるかわからない」とつっこむ。神木は佐藤になりきり「まじで、倫也、まじで?」と返しつつモノマネをやりきり、塚地は「どのモノマネもずっとできるんですよ」と感心していた。
2019年10月30日小西康陽によるPIZZICATO ONEが本日10月15日、ビルボードライブ大阪で公演を行う。90年代に一世を風靡した「渋谷系」の先駆的存在といえば、小西と野宮真貴によるピチカート・ファイヴ。1984年の結成から2001年までの活動は、今もなお時代の1ページとして語り継がれている。リーダーであった小西は現在も作詞・作曲・編曲・プロデュース、DJや文筆家としても活躍。PIZZICATO ONE名義では、これまでアルバム『11のとても悲しい歌』と『わたくしの二十世紀』の2作を発表し、好評を得てきた。本日のバンド編成はピアノ、ダブルベース、ギター、ドラムス、ヴィブラフォン。客演ボーカルは呼ばずに、小西自身が歌を担当するという。ライブレコーディングも予定されているとのことで、ほどよい緊張感がただようライブとなるだろう。ぜひ現在の小西康陽を目撃してほしい。■公演情報PIZZICATO ONE日時:10月15日(火)1st Stage 開場17:30/開演18:302nd Stage 開場20:30/開演21:30場所:ビルボードライブ大阪
2019年10月15日小西康陽によるPIZZICATO ONEが本日10月11日、ビルボードライブ東京で公演を行う。90年代に一世を風靡した「渋谷系」の先駆的存在といえば、小西と野宮真貴によるピチカート・ファイヴ。1984年の結成から2001年までの活動は今もなお時代の1ページとして語り継がれている。リーダーであった小西は現在も作詞・作曲・編曲・プロデュース、DJや文筆家としても活躍。PIZZICATO ONE名義では、これまでアルバム『11のとても悲しい歌』と『わたくしの二十世紀』の2作を発表し、好評を得てきた。本名義でのビルボード東京における公演は2015年以来4年ぶりとなる。本日のバンド編成はピアノ、ダブルベース、ギター、ドラムス、ヴィブラフォン。客演ボーカルは呼ばずに、小西自身が歌を担当するという。ライブレコーディングも予定されているとのことで、ほどよい緊張感ただようライブとなるだろう。ぜひ現在の小西康陽を目撃してほしい。■公演情報「PIZZICATO ONE」10月11日(金)1st Stage 開場17:30/開演18:302nd Stage 開場20:30/開演21:30場所:ビルボードライブ東京10月15日(火)1st Stage 開場17:30/開演18:302nd Stage 開場20:30/開演21:30場所:ビルボードライブ大阪
2019年10月11日神木隆之介、浜辺美波、中村倫也ら最も旬な実力派俳優陣により、東野圭吾「容疑者Xの献身」以来、史上初のミステリーランキング4冠を達成した今村昌弘原作の小説を映画化する『屍人荘の殺人』。この度、主題歌を「Perfume」が担当することが決定、主題歌入りの最新予告映像&ポスタービジュアルが解禁となった。「特に力が入ったものができました!」アメリカ最大の野外音楽フェスティバル「The Coachella Valley Music and Arts Festival 2019」に J-POP 女性グループとしては初めて出演するなど、いまやワールドワイドに活躍し、来年デビュー15周年を迎える「Perfume」。今回、中田ヤスタカ氏によって本作のために新曲「再生」が書き下ろされた。9月下旬には、神木さん、浜辺さん、中村さんのキャスト3人と「Perfume」の3人が初対面。あ~ちゃんは「曲のイメージや歌詞にこめられた意味について、レコーディング前に中田さんから言われることはあまりないのですが、今回はいつも以上にしっかりと教えてもらった上で歌わせていただいたので、今回、特に力が入ったものができました!」と楽曲に自信を持ってコメント。同じ事務所に所属しプライベートでも親交のある神木さんは、「普段からPerfumeさんと仲良くさせていただいているのですが、こうやって一緒にお仕事させていただくのは初めてで変な感じがします」と語り、「凄く素敵な曲を歌っていただいて、飛ぶほど喜んでいます!」と感謝をコメント。それに対し「Perfume」も、「私たちの大好きな神木君が主演だったこともあり、(オファーをいただいた時に)二つ返事でOKしました。(笑)」と“両想い”を思わせるやり取りも。また、浜辺さんは「この『屍人荘の殺人』の物語において、『どこが“再生”なんだろう?』『何が“再生”なんだろう?』って考えると、意味が深いなぁ、いいなぁと思いました」と語り、中村さんも「この映画のラストにこの曲が流れるのを聞いて、舞台でいう『幕がちゃんと下りた』というような感じがしましたね」と意味深なコメントを寄せている。主題歌「再生」に乗せた最新予告映像&最新ポスタービジュアル解禁「Perfume」のアップテンポな新曲「再生」をバックに、神木さん演じる探偵助手・葉村と浜辺さん&中村さんがそれぞれ演じるW探偵、比留子と明智が巻き込まれてゆく怒涛の展開と、クセが強い登場人物たちの緊迫感あふれるセリフと表情が畳み掛ける今回の映像。葉村と比留子がキス寸前かと思いきや、「もしかして私のこと疑ってる?」という比留子の姿も。「前代未聞の密室殺人とは…?」「犯人の正体とは…?」謎がさらに深まり、期待感を煽る予告編が完成。さらにポスタービジュアルでは、葉村&比留子&明智を含む“15人の容疑者たち”が顔を揃えている。『屍人荘の殺人』は12月13日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:屍人荘の殺人 2019年12月13日より全国東宝系にて公開©2019『屍人荘の殺人』製作委員会
2019年10月09日音楽をこよなく愛する、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。【音楽通信】第10回目に登場するのは、秋元康さんが総合プロデュースするオーディション番組から誕生した、究極のアイドルグループ、ラストアイドル!写真・黒川ひろみ ヘアメイク・高尾美紀7チームある「ラストアイドル」写真左から安田愛里、阿部菜々実、長月翠。【音楽通信】vol. 10オーディション番組『ラストアイドル』(テレビ朝日系毎週水曜日深夜1:56)では、「LaLuce(ラルーチェ)」「シュークリームロケッツ」など5組のユニットが生まれ、現在は2期生が加わり、さらに2つのユニットが誕生しています。番組名でもあるラストアイドルは、これら全7ユニットで構成されているアイドルグループ。今回は、その中の5人組ユニット、LaLuceから、阿部菜々実さん、安田愛里さん、長月翠さんの3人にお話をうかがいました。ーーまずは、おひとりずつ自己紹介をお願いします。阿部山形県出身の高校2年生、17歳の阿部菜々実です。好きな食べ物は、ビーフジャーキーとフルーツとコーラです。3歳からダンスと芸能活動をしていて、小3でアイドル活動を始めたので、アイドル歴はけっこう長いです。阿部菜々実。 2002年5月17日生まれ。168cmの長身。3人組ユニット「パクスプエラ」も兼任。安田LaLuce最年長の安田愛里です。年齢は20歳です。好きな食べ物は、焼肉が大好きなのと、最近はおそばにハマっています。安田愛里。1999年6月24日生まれ。特技はバスケットボール。スポーツ万能。長月LaLuceのみーたんこと、長月翠です。19歳です。好きな食べ物は、いままではカニでしたが、最近になってかなりカニカマの味がカニに近いことに気づきました。私はカニカマで十分な味覚なので、いまはカニカマにハマっています。アイドルは5年目になります。長月翠。2000年5月17日生まれ。ラストアイドルの「シュークリームロケッツ」も兼任。ーー「LaLuce」は、どのようなグループですか。安田ラストアイドルの中でも、一番強そうなグループです。長月なんか顔が強そう。「Good Tears」というグループもあって、そっちも強そうなんですが、またちょっと違う強さがあります。ーーそれは初期メンバーだからこその強さということでしょうか。長月いえ、5人いると圧があるんですよ(笑)。ほかのチームは、かわいい系やかっこいい系など、系統がまとまっていたりするのですが、「LaLuce」はみんないい意味でバラバラ。5人とも個性があって、でも集まるとひとつにまとまるんです。安田いいグループです。ーー今日はメンバー5人中、3人いらっしゃいますが、グループみんなで集まって行動することもあるのですか。長月ないです。おたがいに干渉しすぎないところが私たちのよさです。私たちは用事があるときに一緒にいたり、話しかけたり。安田楽屋で5人でいても、みんな自由に個々にしたいことをしています。落ち着いているし、家族みたいです。「ラストアイドル」に応募したきっかけーーではデビューのときのことから、おひとりずつ振り返らせてください。阿部さんはもともと仙台を中心に展開するアイドルグループの「パクスプエラ」でも活動されていますが、お忙しいのではないですか。阿部はい。とくに夏はイベントが多くて忙しいです。ーー「ラストアイドル」に応募したきっかけは何だったのでしょうか。阿部応募したのが中3のときだったんですが、ずっとアイドル活動をしていて、受験して高校へ行くか、アイドルを続けるかですごく悩んでいました。周りからは「いまは1回アイドルをやめて高校に行って、またやりたくなったらやればいい」と言われたんですけど、両親と私は「今までアイドルしかやってこなかったから、ほかのことはできないし、アイドルは続けたい」と思っていたんです。でも、そのときの状況では周りの人たちから認めてもらえないし、反対されると思っていたら、ちょうど「ラストアイドル」というグループの募集があることを知って。「これに合格すればテレビにも出られるし、周りから認めてもらえるんじゃないかな」と。受験をするか、アイドルをするかの二択で、ラストチャンスと思って受けました。安田応募したのは、高3のときでした。ちょうど大学受験やこれからの進路を決めないといけない時期で、このまま芸能活動を続けるか、きっぱりやめて大学に行って普通の女の子になるか、悩んでいました。すでに事務所に入って芸能活動を始めて4年ぐらい経っていたのですが、アイドルのオーディションは受けたことがなかったんです。アイドルになりたくて事務所に入ったものの、「女優向きだね」と事務所の人に言われて、女優メインのオーディションばかり受けていました。なので、アイドルのオーディション情報はもらえず、チャンスがありませんでした。そんな中途半端な状況がいやで、何か行動に起こしたいと悩んでいたときに、お母さんが『ラストアイドル』のオーディションの情報を教えてくれて。とはいえ当時の私は、一般的なアイドル像とはほど遠い、日焼けした少年みたいなスポーツ少女でした。でも、ラストアイドルのオーディションは受けないと後悔すると思ったんです。それでマネージャーさんに2週間ぐらいお願いし続けて、応募できることになったんです。「受かったら大学へ行かないでアイドルに専念しよう」と決めて、応募して、なんとかここまで生きてきました(笑)。長月前にやっていたグループにいたときに、「乃木坂48になりたいからやめよう」と決断したんですが、乃木坂さんはオーディションをやっていなかったんです。でも、そのときが来るまで自分を磨いていようと思って、グループを「やめる」と言ったら、解散することになったんですよ。解散前に、たまたまグループのメンバーから「ラストアイドルのオーディションが始まる」と聞いて、「秋元康」と「兼任OK」という情報に惹かれたのと、メンバーにも「これは翠ちゃんに受けてほしい」と勧められたこともあって、応募しました。最初は事務所に「勝手にどうぞ」と反対されていて、いざ受かったときも周りはコトの重大さを理解していませんでした。合格した週の土曜日には、もう番組の収録があったんです。ーー合格してすぐなんですね。そうなんです。しかもそのとき、収録のために、グループの解散前のライブを3回休むことになって、すごく怒られました。でも「私、絶対に上に行ってやるから!」という気持ちで『ラストアイドル』に賭けて、今に至ります。合格しなかったら、ネイリストかヘアメイクの勉強をしようと思っていたんですが、合格させていただいたので、こちらの道を選びました。総合プロデュース担当の秋元康さんのヒミツーー総合プロデュースは秋元康さんですが、やはり秋元さんはアイドルの可能性を広げてくれそうだという思いがありましたか。長月はい。私は、AKBさんや乃木坂46さんがすごく好きで、秋元康さんを尊敬しています。“アイドルのプロデュースの頂点”みたいな方だと思っています。ーー実際に秋元さんとお話されたことはありますか。長月年に1回くらい。まだ2回しかお会いしていません。1度目は秋元さんの会社で、兼任しているグループの「シュークリームロケッツ」としてご挨拶させていただきました。秋元さんが座られている後ろ側の狭い部屋に大人が30人ぐらいいて、圧がすごかったです(笑)。「絶対失礼なことは言っちゃいけない」と思っていたんですが、もともと物事をはっきり言うタイプなのでいろんなことを言ってしまって。でも、怒らないし、優しい方なんです。ーー上の立場になるほど、周りから言われることが少なくなることもあるので、思ったことをはっきり言われてむしろ新鮮だったのかもしれないですね。長月私、言っちゃうんですよ。ーーみなさんも2回、会っているんですか。安田みんなバラバラです。阿部私は会ったことないです。長月私たちがワンマンライブをするときに、「そろそろ秋元さん来るよ」と聞いて、「え、まじかー!」と思って駐車場に走って行ったら、ちょうど秋元さんがいらして、「頑張ってね」と言っていただいたことがあります。(阿部さんに向かって)来るのを待ちかまえてみてください、今度(笑)。阿部(笑)。わかりました。安田『無料屋(ただや)』(テレビ朝日系毎月最終木曜日深夜0時50分)という番組に、ラストアイドルから何名か出させていただいているんですが、そこにたまたま秋元さんがいらしていたときに、ご挨拶させていただいたことがあります。ーーそれまでイメージしていた秋元さん像と、実際とは違ったところがありましたか。安田華奢だなと。長月そう。でも、言っていいのかな(笑)?安田秋元さんは、(スナック菓子の)「じゃがりこ」が好きだという都市伝説レベルの噂を聞いたんですけど、「まさか食べないでしょ」と思っていたら、楽屋に2個置いてありました(笑)。ーー(笑)。本当だったんですね!安田食べていましたね。新曲「青春トレイン」への思いーー9月11日に7枚目のシングル「青春トレイン」がリリースされました。歌詞には心の葛藤が描かれていますが、どのような思いで歌っていますか。阿部この曲は、「大人になるかならないか」を「電車に乗るか乗らないか」で表現しているんです。大人といっても、年齢的なものではなく、“人に流されて楽をする大人”ではなく“自分の意思をちゃんと持って流されない大人になりたい”という歌だと思っていて。私はけっこう流されて、楽しちゃうタイプで、それを変えられない自分がいやで、歌詞に出てくる人に憧れます。共感というより、「こうなりたい」という感じで歌っています。安田私は阿部ちゃんとは逆です。言いたいことがあったら、相手が大人だろうが、えらい人だろうが、関係ありません。思ったことはちゃんと伝えたいし、自分を犠牲にしてまで黙っている必要があるのかを考えて、言っちゃうタイプなんですよ。でも小学校、中学校、高校と集団生活をしていくなかで、思ったことを口にするタイプの人間は、大人からあしらわれます。大人からしたら、めんどくさいじゃないですか。みんな同じほうを向いていたらいいのに、外れるってけっこう勇気もいるんです。だから、納得のいかないときは葛藤することが多くて。「なんでみんな同じ方向を向かなきゃいけないんだろう」「個性を消さなきゃいけないんだろう」と、生きていくうえでモヤモヤが多かったんですよ。この曲は「そういう考えでもいいんだよ」と包み込んでくれるようで、聴いていると自分の生きてきた道を貫いていい気がするんです。だから、どんな道を歩いていても、許される曲になっていると思って歌っています。長月2番に「希望持たずに自分捨てればここもそんなに悪くない」という歌詞があるのですが、ラストアイドルは売れてもいないのに、「ああしたい、こうしたい」という思いがけっこうあって。自分の希望ばかりを持って、もがいている気がするんですよ。それを1回捨ててみたら、「ここもそんなに悪くないじゃん」って。自分の欲望の塊具合に嫌気がさしていたんですが、「もっと売れたい」と思うのはいいけれど、いったんその思いを全部捨てて、「今のこの状況を見直してみよう」という気持ちになりましたね。また、この曲は、誰かの支えになる曲でもありますが、「どうしようもないことはどうしようもないことで終わらせよう」という気持ちでもいさせてくれて。大人にならないといけないんですが、良くも悪くも、まだ子どもの気持ちのままでいさせてもらおうと思って歌っています。ーー歌詞の意味を解釈されるにあたって、ご自身の気持ちとも向き合われたのですね。長月そうですね。普段から、「ここはこういう歌詞だからこういう顔をしよう」「こんな歌い方にしよう」と考えています。さっきの歌詞の部分は、私の歌うパートではないんですけど、後ろにいても顔だけは作るようにしていて、毎回歌詞は何回も読み返しています。「ラストアイドル」が青春ーー現在は阿部さん17歳、長月さん19歳、安田さん20歳ですが、みなさんにとっての「青春」とはひとことで言うと、何でしょうか。長月中学や高校生活をまともに送ってこなかったので、いまが一番青春。自分の気持ちを込めてアイドル活動をしているので、ラストアイドルが青春です。阿部私も学校があまり好きじゃなくて、青春という青春はなかったんですよ。だから、ラストアイドルに入って、団体行動やダンスの合宿をやっているときに、「青春だな」と感じています。安田青春といえば、小学校も中学校も部活でバスケをやっていました。親は勉強しろとは一切言わなくて、「自分の好きなことをして」という感じだったので、小中高と学生時代は自分のしたいことに時間を使いましたね。卒業し、自分の好きなことで、こうしてひとつの目標に向かって突き進めているいまも、ずっと青春です。ーー「青春トレイン」は“僕”、「潮騒よ」(LaLuceのカップリング曲)は“私”で女性の気持ちを歌っています。“僕”の気持ちを歌うときと“私”の気持ちを歌うときの違いはありますか。長月(デビューシングルの)「バンドワゴン」も一人称が“僕”なんですよ。“私”の歌詞のほうがぶりっこしている気がします。安田いままではレコーディングでも、自分なりにクールなイメージで歌っていたんですが、「潮騒よ」のときはかわいく歌いたいと思いました。そのときは歌詞の一人称を気にしなかったんですが、そういうことだったのかもと思います。長月自然とね、女の子らしくなっています。安田うん、女の子になっていました。恋の歌も初めてだから、LaLuceの違う顔をみなさんに見せられるのかなと思います。阿部カッコいい歌い方が好きだったんですけど、「潮騒よ」はアイドルっぽさを意識して歌いました。夏のアルバイトが終わって別れる歌なんですが、曲調に合わせて、いつもよりかわいくレコーディングして。ライブでも、いつもと違うLaLuceを表現できると思っています。ーーミュージックビデオや出演されていた歌番組なども拝見しましたが、「青春トレイン」では、バブリーダンスの仕掛け人で有名な大阪、登美丘高校ダンス部総監督のakaneさんの振り付けによる、最高難度のダンスを披露されています。3か月の猛特訓をされたそうですね。長月いつもは3か月も練習しないんです。安田1週間とか。長月ミュージックビデオを撮る前日だけのときもありました。安田完璧じゃない状態でミュージックビデオを撮り始めることが多くて、回を重ねるごとに完成していくんです。今回のように、しっかりとダンスを詰めたのは初めてです。ーー練習が厳しそうです。長月そうでもなかったです。akaneさんは怒るときも、「ここはこうだから、こうして」と具体的に言ってくださったり。ひとりひとりにしっかりと向き合ってくれました。阿部3か月を1曲に使ったのは初めてだったんですが、最初は曲もできていない状態で、みんなのダンスのレベルをあげるところから始まりました。ABCというグループ分けをされて、基礎の部分からダンスを学べたし、こんなに曲に時間をかけることがなかったので、自分たちでいま見ても「すごいな」と思う感じがあります。akane先生は天才だと思います。安田3か月間よくがんばったなぁと(笑)。でも、思い返したら、笑っている時間のほうが長かったです。みんなが心配なときこそakane先生が明るくしてくれたので、肉体的な疲れはあったんですが、精神的な疲労はなかったですね。最初のダンスのオーディションのときに、私は底辺にいることにあらためて気づけたから、もっと上がるには頑張るしかないと思いました。「地に足を着けてついていかなきゃ」という思いでここまで来たので、ダンスが大変だったという気持ちはなかったです。長月ひとりも同じ動きをしてないというか、ひとりひとりがちゃんと覚えて考えて動かないと、全体がめちゃくちゃになるような振り付けなんです。ーー確かに、スキのない振り付けですし、見ていても緊張感があります。長月 “どういう意味で、誰がどの場所にいるのか”というのを考えながら見ると、面白いんじゃないかなと思います。「森のくまさん」を歌うとすごい効果がある!?ーーお休みの日は、みなさん、どのように過ごしていますか。安田思いきりリラックスできるように、あえて外に出ずに動画配信サービスで大好きな映画を観ます。とはいえ、カフェ巡りも好きで、パンが好きなんですよ。だから、パンのおいしいお店をインスタグラムなどでチェックして、新しいところに行ったりします。ーーどんなパンが一番好きなのですか。安田トーストが一番好きです。長月私は最近、部屋の片付けにハマっています。以前は本当に部屋が汚かったんですよ。最近、きれいにすることの良さに気づいて、ついに鏡まで磨き始めました。お休みの日だと、お昼ぐらいに起きて、テレビをぼーっと見ながら、鏡を拭いている生活です(笑)。といっても、愛里ちゃんちの半分くらいのきれいさ。安田いやいやいやいや(笑)。長月愛里ちゃんとこのきれいさにまでは、まだたどりつけていないんですが、片付けを始めました。阿部昨日まで3日間お休みだったんですが、ずっとソファで寝ていて、お昼ごはんになったら起きて食べてという生活をしていました。あと実家に帰ると、妹と遊んでいます。ーー妹さんは、おいくつなんですか。阿部7歳と4歳です。一緒にいると楽しいです。ーーメンバーだから知っているヒミツの「こっそりエピソード」が知りたいのですが、まずは阿部さんの「こっそりエピソード」があれば、ご本人以外の長月さん、安田さんから教えてください。長月あります!阿部ちゃんは、こう見えてけっこうガサツなんです。私ではなくスタッフさんからの情報なんですけど、充電器のコードを抜くときにちゃんと根もとから抜かないで、ガンッて引っ張るらしいですよ。安田へぇ〜! そうなんだ(笑)。阿部コンセントのところまで行って抜くのがめんどくさいから(笑)。長月手、長いじゃん(笑)。安田(笑)届くんじゃない?あと阿部ちゃん、めちゃめちゃドジです。背が高くてぶつかることが多いんですが、動じない。普通は「いて!」とか言うけど、言わない。でも、行動は機敏です。ーー続いて、安田さんの「こっそりエピソード」をご本人以外のおふたりから、教えてください。長月気にしすぎるところがあるんです。画面写りを気にしすぎで、人から見たら何が違うかわからないのに、「今日、顔四角いわー」と言っているときがあるから、「大丈夫ですよ」ってお伝えしたいです(笑)。安田映像は残るんで気にしちゃう。じいちゃんばあちゃんに、かわいい状態の孫を見てもらいたいと思って、気にしているんです(笑)。ーーそうなのですね(笑)。では阿部さん、安田さんの「こっそりエピソード」は……。阿部長くなりますけど……。安田えっ!長月なんの話!?阿部私、コーラが好きなんですけど、一度、コーラを落としたことがあって。落としたコーラの蓋をすぐあけると、バッと炭酸が出てくるじゃないですか。安田あ!阿部コーラを落とした私に、愛里ちゃんが「対策があるよ」って教えてくれたのが、コーラをここに(首と顎の間)あてて、「森のくまさん」を歌うと泡が出なくておさまるという……。ーー本当ですか?阿部いや、絶対ウソじゃないですか(笑)。でもやってみたんです。「森のくまさん」の1番を歌い終わって蓋を開けたら、バババッと、炭酸の泡が吹き出しました(笑)。安田ずっと信じていたんですよ!もはや得意げに言います(笑)。長月どこで知った情報(笑)!?安田ネットか何かで見た情報。しかも、絶対泡が出ない理由が、歌っているときの振動が炭酸に伝わって、泡が出なくなるとかで。その話を信じていたから、私もコーラを落としたときに、同じようにしたんですよ。蓋をのんきに開けたら……ブワッて泡が出ました。ーー面白いですね。では長月さんの「こっそりエピソード」はありますか。安田さっきも話に出ましたけど、私、気にしすぎる性格なんです。私のほうが1歳年上なんですが、(長月さんは)私より落ち着いてます。いつも「大丈夫だから」って言ってくれて。長月しかもけっこうひどいこと言っちゃうんです、私。「こんなのどうでもよくない!? 人生のほんの1日にしか過ぎないよ」ってね。安田なんか根拠のない軽い「大丈夫」だと心配にしかならないけど、(長月さんは)けっこうしっかりと壮大な感じで言ってくれるんで、「そうだよね」って納得できて落ち着くんです。だからだいたい焦っちゃうと、みーたんを探すんです。長月私も緊張しちゃうとつい言っちゃうんですよ。そんなの「人生の1日に過ぎないよな」と自分に言い聞かせていることなんです。だから、人にも言って、これでしのぐしかない! って。安田その言葉に、いつも救われています。ーー頼り甲斐がありますね。阿部さんは、長月さんの「こっそりエピソード」はありますか。阿部私が「写真を撮ろう」って言うと、喜んでくれてうれしいです(笑)。長月私、もともとあまり写真を撮らないんですよ。自撮りも好きじゃなくて。でも、(阿部さんと)誕生日が一緒なんですけど、そういうときに写真を「一緒に撮ろう」って言ってくれて。とくに菜々実から来てくれるというのがうれしくて、「1ミリでも私のことを考えてくれてたんだ!」って泣きそうなくらい感動するんです。普段は全然、私のことは何にも考えていなさそうなのに、誕生日のような大きなイベントのときには「翠ちゃん!」って来てくれるから、すごくドキドキします(笑)。たくさんの人に知ってもらえるグループになるーー最後に、今後こういうふうになりたいという目標があれば教えてください。阿部ラストアイドルが、いろいろと大きなイベントに出させてもらったり、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系金曜日午後9時)に出演させてもらったり、普通だったらいまの私たちにはできないことをさせてもらっている感じがするんです。そういう環境に私たちが追いついていきたいと思うし、たくさんの人たちに知ってもらうことが大事だと思っていて。存在を知ってもらえたら、興味を示してくださる方がきっとたくさんいると思っているので、多くの人に知ってもらえるように、まずは頑張りたいと思います。安田大きなステージに出させてもらうとか、ダンスをするとか、『ラストアイドル』の番組以外でも、いろいろな企画に挑戦させてもらっています。そういう意味では、今までにないようなアイドルです。大きなところに出していただいたときにも恥ずかしくないように、デビューしてからもみんな下積みをしてきていると思うので、あとはここで満足せずにさまざまなことに挑戦して上を目指していけば、きっといつか見てくださる方はいると思うんです。現状に満足しないで、周りの方々に感謝しながら、これからも活動していきたいと思います。長月だいたいはふたりと一緒ですが、周りの人たちのおかげでやってこれたので、本当にいつもありがたいと思っています。私たちひとりひとりじゃまだ小さい存在なんですが、もっと個人で考えて、勉強して、ひとりでもどんどん外に出て活躍していくタレントになっていきたい。そしてまた戻ってきて、全員で集まったときに、すごい力が出せるようなグループになりたいと思います。取材後記物静かな印象ながら意志の強そうな阿部さん、表情豊かでサービス精神旺盛な長月さん、凛とした雰囲気で穏やかに会話する安田さん。夢と希望を叶えるために努力を続けるラストアイドルのみなさんは、実にキラキラと輝いていました。彼女たちの思いがぎゅっと詰まったニューシングルをぜひチェックしてみてくださいね。【ラストアイドル PROFILE】2017年8月にスタートしたオーディション番組『ラストアイドル』から生まれた、7つのユニットで構成されているアイドルグループ。ユニットは、まず「LaLuce」「Good Tears」「シュークリームロケッツ」「Someday Somewhere」「Love Cocchi」の計5組が誕生。2018年4月から始まった同番組の3rdシーズンで、新たにラストアイドル2期生と2期生アンダーの2ユニットが生まれた。2019年4月にリリースした6thシングル「大人サバイバー」はオリコン週間シングルランキング1位、オリコン週間合算シングルランキング1位、Billboard JAPAN HOT 100総合首位と3冠を達成。9月11日、7thシングル「青春トレイン」をリリース。InformationNew Release「青春トレイン」(CD+DVD)CD1.青春トレイン2.現実(共通カップリング曲)3.青春トレインInstrumental4.現実InstrumentalDVDプレミアムライブ@マイナビBLITZ赤坂映像&オフショット映像(オーディオコメンタリーも収録)9月11日発売(初回生産限定盤)TYCT-39111¥1,800(税込み)
2019年10月05日NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』に出演している中村勘九郎が来阪。弟・中村七之助とふたりが中心となり、中村屋一門で行う毎年恒例の全国巡業公演「錦秋特別公演2019」の会見に臨んだ。今回、関西では堺、京都、神戸で上演、全国14か所を巡演する。歌舞伎を観る機会の少ない地方に「自分たちが全国各地に足を運び、たくさんの方に歌舞伎を観てもらおう」とスタート、15周年を迎えた今年で47都道府県制覇となった。「中村勘九郎 中村七之助 錦秋特別公演 2019」チケット情報今回のプログラムは『芸談』から始まり3演目を上演。幕開きは、勘九郎と七之助がスーツ姿で登場し、素顔で語る人気のトークショー『芸談』だ。観客の質問コーナーもあり、芸談からプライベートな話まで楽しく盛り上がる。「初めて歌舞伎をご覧になる方の緊張を少しでも和らげ、リラックスした状態で後の演目をご覧いただきたい」。そして、まずは中村屋の門弟一同でにぎやかに踊る『艶紅曙接拙 紅翫(いろもみじつぎきのふつつか べにかん)』を上演。「江戸の風物詩を織り込み、物売りもたくさん出て来て、さまざまな役が登場する、ビジュアルで楽しんでいただける演目です」。次に『三ツ面子守(みつめんこもり)』。背負った子供をあやすため、子守の娘がおかめ・えびす・ひょっとこの3つのお面を素早くかけ替えて軽妙に踊る。「歌舞伎を代表する舞踊のひとつで、子守の役として踊り分けをするというテクニック的にも難しい踊りです」。この公演でおなじみの中村鶴松が修行を重ね、「うまくなってきました。大抜擢で踊ってもらいます」。最後は、羽衣伝説をもとにした『松廼羽衣(まつのはごろも)』。松の枝にかけられた天女(七之助)の羽衣を取った漁師の伯竜(勘九郎)が、羽衣を返す代わりに舞を所望し、天女は優美に舞いながら天へと帰って行く。「ファンタジーにあふれたお話を、常磐津でしっとり踊ります。常磐津舞踊の中でも本興行でかかることが少ない演目。この公演ではそういうものも大事にしていきたいと、チョイスしました。七之助とふたりでしっかり踊るのは約1年半ぶりなので、楽しみです」。錦秋特別公演をきっかけに、歌舞伎に興味を持ち、南座や大阪松竹座へ足を運ぶようになった人も増えている。「続けてきてよかった」と言いつつも「どの劇場でも、初めて生で歌舞伎を観る方が7割ぐらいいらっしゃるので、まだまだだな、と。今年、15周年を迎えましたけれど、やはり初心を忘れずにやってくことが一番ですね。マラソンランナーの役をやっていたので持久力がつき、体力的には結構上がったんじゃないかな。番組をきっかけに来てくださるお客様も多いと思いますので、いい意味で期待を裏切りたいと思っています」。公演は10月18日(金)大阪・フェニーチェ堺 大ホール、10月19日(土)京都・ロームシアター京都 メインホール、10月20日(日)兵庫・神戸国際会館 こくさいホールにて上演。その他、全国を巡演。取材・文:高橋晴代
2019年09月12日9月4日、秋元康氏(61)がトークアプリの「755」を更新。8月1日に発売された書籍「M 愛すべき人がいて」(幻冬舎)について、読了後の感想を述べた。同書は小松成美氏(57)が浜崎あゆみ(40)への取材を元に、歌手デビューからブレイクまでのサクセスストーリーをまとめたもの。浜崎が、音楽プロデューサーでエイベックスグループの松浦勝人会長(54)と恋仲であったことなどが赤裸々につづられている。そんななか、秋元氏は755を1年ぶりに更新。《小松成美著「M-愛すべき人がいて-」を読んだ。暴露本と言われているらしいが、ノンフィクション作家小松成美が書いたものは一人の少女のサクセスストーリーの光と影だ。興味本位のものではない》と切り出し、こう絶賛した。《「俺を信じろ」音楽プロデューサーは少女に言う。2人は手を繋ぎ、時代の階段を一気に駆け上がる。同志だった2人はやがて恋に落ちる。その切ない思いが歌詞になり、多くのオーディエンスの共感を得て、少女は恋をする者たちの代弁者となった。 浜崎あゆみというスターがどう誕生したか?「M-愛すべき人がいて-」は、生きることに不器用な少女が必死にもがいて夢を掴み、恋をして傷ついて、同世代のカリスマになるまでの独り言の記録なのだ。2人の恋は、あの時代に生きたみんなの恋だったのかもしれない》この投稿に、《秋元さんの感想を読むと一気に本の内容が甦ってきます》《気持ちが入っている歌は響きますね》という声が上がった。さらに同日、小松氏も「755」を更新。秋元氏の投稿に対して《この一文を読んで、私は立ち竦み、震えました》とコメント。そして、感謝の気持ちとともにこう思いを続けた。《なぜなら、私が執筆の間、追い掛けていた浜崎あゆみさんの姿が、そこに浮かび上がったからです。スターになることを望んだのではなく、スターを誕生させることを使命とした恋人のために、全身全霊で歌う浜崎あゆみさんを、私は愛し、抱きしめたくなるような表情と痛切な想いを、文字にしていきました。秋元さんは、その浜崎さんのすべてを受け止めてくださったのです。本当に嬉しいです。ありがとうございます》続けて小松氏は《 今朝早く、幻冬舎から連絡があり、「M」のテレビ朝日での連続ドラマ化が正式に決定しました。2020年4月から、土曜日の23時15分~24時05分の枠で連続ドラマとして放映されるそうです》と明かした。ドラマ化決定となれば配役発表など、まだまだ話題を呼びそうだ。
2019年09月04日神木隆之介、浜辺美波、中村倫也という、いま最も旬な実力派人気俳優3人が共演する『屍人荘の殺人』から、その全貌が明らかになる予告映像が解禁。さらに、新たに11人ものキャスト陣が明らかになった。この度解禁となった予告には、謎の脅迫状、湖畔のペンション、行方知れずの女子部員、さらには全員が容疑者!?という前代未聞の密室殺人に挑む“探偵助手”葉村(神木さん)と、女子大生探偵・比留子(浜辺さん)、ミステリー愛好会の会長・明智(中村さん)の姿が。彼らは謎を解いて、無事に「屍人荘」から脱出できるのか――?ときに強引なまでに自由すぎる、2人の探偵に振り回される葉村の姿は必見だ。葉山奨之&矢本悠馬&佐久間由衣&山田杏奈&古川雄輝らが参加!さらに予告映像には、「屍人荘」に導かれた11人のキャラクターも登場。“先輩のパシリ”の進藤歩役に葉山奨之、“ホラー映画マニア”の重元充役に矢本悠馬、“ヒステリック女”の名張純江役に佐久間由衣、“スマホを落としただけ女”の静原美冬役に山田杏奈、“ゴマすり女”の下松孝子役に大関れいか、“場違い小娘”の星川麗花役に福本莉子、“関西のおっちゃん”の出目飛雄役に塚地武雅、“クレーマーおばちゃん”の高木凛役にふせえり、“執事中の執事”の管野唯人役に池田鉄洋、“超絶チャラ男”の立浪波流也役に古川雄輝、“わがまま御曹司”の七宮兼光役に柄本時生と、いまをときめく若手俳優から実力派俳優まで、個性豊かなキャストが勢ぞろい!また、葉村&比留子&明智の「ワトソン×ふたりのホームズ」が写し出された最新ビジュアルも解禁。壁一面に武器が飾られた怪しげな部屋に佇む3人、全面に謎の手形が怪しく光り、「ようこそ、奇想天外の密室ミステリーへ」のコピーに相応しい、謎めくビジュアルが完成した。なお、本作の公式ホームページ限定で葉村(神木さん)&比留子(浜辺さん)&明智(中村さん)が予告映像に副音声として登場する副音声付予告動画も公開されている。『屍人荘の殺人』は12月13日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:屍人荘の殺人 2019年12月13日より全国東宝系にて公開©2019『屍人荘の殺人』製作委員会
2019年08月21日中村雅俊デビュー45周年を記念した『中村雅俊45thアニバーサリー公演』が7月に東京・明治座で上演される。芝居とライブの二部構成となる公演について中村に話を聞いた。【チケット情報はこちら】1974年4月にドラマ『われら青春!』で俳優デビューし、同年7月にはドラマ挿入歌『ふれあい』で歌手デビュー、その日から45周年を迎える感想を中村は「改めて長い間やってきたんだっていう実感……がないんです(笑)」と明かし、「今をどう生きているかが一番!」と、第一線を走り続ける理由を感じるひと言。今回の公演は、中村の両輪である“芝居”と“歌”をそれぞれ披露する二部構成。第一部は鴻上尚史が脚本・演出、鹿目由紀が脚本を手掛け、中村が勝海舟の父・勝小吉を演じる時代劇『勝小吉伝 ~ああわが人生最良の今日~』を上演する。鴻上とは昨年上演された『ローリング・ソング』に続いてのタッグ、共演者は賀来千香子、東啓介、愛加あゆ、山崎銀之丞、田山涼成、寺脇康文と共演経験のあるキャストが多く揃い、中村にとっては安心する座組だという。「若手の東くんと愛加さんは初めてですが、歌がうまいと聞いて、ひょっとすると芝居にも歌が入るのかな?と思っています。俺が第二部で歌だけやるにも関わらずね(笑)。鴻上さんだったらやりそうだなあ。そしたら田山くんなんかは“ちょっと歌わせてくれよ”って飛び入りしてくるかも(笑)」と楽しそうに語った。第二部は中村のLIVE『yes!on the way』。「皆さんの知っている曲を多くやろうかなと思っています」とセットリストも決まっているそうだが、「言えるのは、俺が楽器をたくさんやるってこと。サックス、ピアノ、ギター、ハーモニカと弾きますよ」と中身は開幕までのお楽しみ。さらに7月15日(月・祝)に開催される一夜限りのスペシャルライブには小椋佳、松山千春がスペシャルゲストで参加するなど、アニバーサリーならではの企画も用意されている。「楽しんでもらえると思います。ライブの中で、ファンの皆さんと一緒に“ここまできたね”と思えたらいい。でもここで終わりじゃないのでね。on the way、途中なので!」最後に45年前の自分に声をかけるとしたら?と聞いてみた。「“よかったね、中村くん”かな。いきなりドラマの主役でデビューして、デビュー曲もオリコンで10週間1位だったんですよ。そのときは、これから先でこれ以上の結果は出せないと思った。それで不安だったんだろうね。当時の取材では“八百屋になろうかな”とか言ってるんですよ(笑)。だから45年後もまだやれてるってことで、“よかったね、中村くん”と言いたいです」中村の魅力が詰まった公演は7月6日(土)から7月31日(水)まで東京・明治座にて。チケット発売中。また、7月1日(月)には歌手生活45周年を記念したシングルベスト盤『yes! on the way』を発売する。取材・文:中川實穗
2019年06月05日江波戸哲夫の「新装版銀行支店長」「集団左遷」を、福山雅治主演でドラマ化する「集団左遷!!」。この度、本作の主要キャストとして神木隆之介、中村アン、井之脇海、三上博史、市村正親らの出演が明らかになった。本作は、福山さん演じる50歳を目前にして廃店が決まっている銀行支店の支店長となった片岡洋と、左遷された銀行員たちが協力して大逆転に挑む、平成最後の下克上エンターテインメント。今回新たに発表された俳優たちが演じるのは、片岡の部下となる蒲田支店の“ダメ社員集団”と、片岡ら蒲田支店の面々に立ちはだかる“最大の敵”、本部の幹部を演じる主要キャラクターだ。まず、リストラ候補として蒲田支店に集められた“ダメ社員集団”の面々には、かつては幹部候補だったがある事件がきっかけでドロップアウトした法人営業一課・滝川晃司を、自身初の本格ラブストーリーに挑戦した『フォルトゥナの瞳』が現在公開中の神木さん。セクハラ上司を殴って蒲田支店に左遷させられた法人営業一課主任・木田美恵子を、「ラブリラン」「SUITS/スーツ」の中村さん。ドジで気弱で頼りなげな法人営業二課・平正樹を、大河ドラマ「おんな城主 直虎」や「義母と娘のブルース」の井之脇さん。そのほか、高橋和也、迫田孝也、増田修一朗、谷口翔太、橋本真実らが蒲田支店の“ダメ社員集団”に決定。神木さんは「日曜の夜にこのドラマを見て『明日からまた1週間頑張ろう!』と思って頂けるとうれしく思います。諸先輩方の背中を追いかけて、必死で頑張ります!!」と意気込み、中村さんも「男性社会の中で必死に頑張る姿を表現できるよう、努めたいです。福山さんをはじめ先輩方、スタッフの皆さんの足を引っ張らないよう、最後までしっかり頑張ります!!」とコメント。また「この作品を通して多くのことを学びたい」と力強く語った井之脇さんは、「憧れの福山さんとの初共演、僕の人生を変えた映画『トウキョウソナタ』以来の香川さん、僕に芸能学校への進学をすすめてくれた神木くん、他にも僕の尊敬するたくさんの役者さんとスタッフさんの皆さん。僕の大好きな方々で溢れる素敵なチームで、どんな『平成最後の下克上』が描かれるのか僕自身とてもワクワクしています」と豪華俳優陣との共演を楽しみにしている様子だ。そして、片岡にとって“最大の宿敵”となる常務・横山輝生役には、ドラマW「交渉人」「パンドラ」など重厚なドラマに多く出演する三上さん。彼こそが蒲田支店を廃店にすることを決めた人物であり、かつ、片岡を蒲田支店に送り込んだ張本人なのだ。常に銀行の利益を優先し、時には非情ともいえる決断を下すことも。さらに、本部のお飾り頭取・藤田秀樹役には市村さん。ほかにも、酒向芳、橋爪淳、津嘉山正種、尾美としのりと実力派が本部をがっちり固める。演じるキャラクターについて「強烈な男」と語る三上さんは、「まだ撮影前だというのに、すでに彼の哲学にボク自身が乗っ取られつつあります。ボクの人格が完全に隠れてしまうのも時間の問題でしょう」とコメント。また市村さんは「初共演となる福山さんのエンターテインメントに触れることができるのは、この上ない喜びです」と言い、「ダメ社員以上にあがく私にご期待ください」とアピールしている。「集団左遷!!」は4月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年02月24日劇団EXILEの鈴木伸之と八木将康が22日、LDHのファンクラブ会員向け動画配信アプリ「LDH TV」の劇団EXILEオリジナル番組内で「1分間に最も多く箸でキャッチしたマシュマロの数」のギネス記録にチャレンジ。これまでの記録35個を大幅に上回る43個を記録し、ギネス世界記録を達成した。今回、鈴木と八木が挑戦したギネスチャレンジは、2m離れた場所から1人がマシュマロを投げ、もう1人が箸でつかむというもの。1分の制限時間のなかで、いくつ成功できるかを競う。会場には劇団EXILEやDEEPのメンバーも駆け付け、さらに三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの山下健二郎やTHE RAMPAGE from EXILE TIBEの川村馬壱から応援コメントの映像がサプライズで届くなど、2人の挑戦を後押しした。ギネス公式認定人の合図でチャレンジが始まると、野球経験者の鈴木が抜群のコントロールでマシュマロを投げるのに対し、同じく高校球児だった八木が、見事な箸さばきで次々とキャッチを繰り返した。一時はマシュマロをスタンバイするスタッフが追い付かない場面もあったが、これまでの記録を大幅に上回る記録でギネス記録更新を果たした。今回の快挙に八木は「まじで嬉しいです! ギネスに名前がのるなんて信じられない!」と喜びをあらわにし、鈴木も「これを皮切りに、いろんなギネス記録を更新していきたいです!」とさらなる記録に意欲を見せた。
2019年01月24日2019年3月に全国12か所で開催される「中村七之助 特別舞踊公演2019」。この公演について中村七之助が意気込みを語った。【チケット情報はこちら】本公演は、中村屋一門が行うおなじみの全国巡業公演。古くは十八世勘三郎が率いた親子会に始まり、2005年からは勘九郎と兄弟で務めてきた。2018年は歌舞伎座・平成中村座で行われた十八世勘三郎七回忌追善興行のほか、「平成中村座スペイン公演」、パリ公演「ジャポニスム2018」などで大役を果たし、2019年末上演の「風の谷のナウシカ」歌舞伎版への出演も発表された七之助が全国各地に足を運ぶ。群馬・ながめ余興場や岐阜・かしも明治座、東座といった昔ながらの芝居小屋での公演では、客席から演者までの間が2メートルあるかないかの至近距離で立ち回りや舞踊が繰り広げられる。演目は、中村鶴松が美しい海女の姿に扮する「汐汲」。ハイライトは、鶴屋南北の「於染久松色読販」から見どころを抜粋した「隅田川千種濡事」だ。「於染久松色読販」は2018年2月の博多座でも七之助が七役を演じており、自身も「平成中村座などでも、これまで自分が演じてきた自負がある」と語る。今回、七之助は許嫁・お光、油屋娘・お染、丁稚・久松、土手のお六の四役早替りを務める。演目を迷っていた七之助に「歌舞伎を初めて観る人に醍醐味を伝えるとしたら、早替りを見せるのはどうでしょう」と声をかけたのは、「隅田川千種濡事」で共演する中村いてうだと言う。「隅田川千種濡事」に決めた七之助は、演目の見どころを「男も女も見せることができて、エンターテインメント性があるところ」と語る。さらに「この演目は舞台裏が非常に大変で、共演者、スタッフがひとり欠けたら成立しない。しかも毎日違う会場で、広さも使える部分もそれぞれ違う。昨日捌けられた部分が、今日は捌けられないこともある。お客さまとの距離もとても近い。私にとっては本当に毎日がチャレンジで、とても楽しみです」と続けた。「汐汲」の前には、七之助、鶴松による「芸談」が行われる。ここでは「隅田川千種濡事」を観るにあたって、七之助が演目の予備知識を解説。さらに「中村屋ヒストリー」と題し、十八世勘三郎など中村屋の秘蔵映像を振り返りながら、七之助と鶴松が懐かしい話に華を咲かせる。「中村七之助 特別舞踊公演2019」は、3月2日(土)より群馬・ながめ余興場を皮切りに開催。チケットの一般発売に先駆けて、群馬、埼玉、長野、石川、広島、千葉、岐阜公演の抽選先行、大阪公演は先着先行を実施中。取材・文:横山由希路
2018年12月26日「秋元康プロデュース・ガールズバンド結成記者発表会」が23日、東京・台場のZepp Tokyoで行われ、この日お披露目されたメンバー40名(+1名欠席)、プロデューサーの秋元康氏、ワーナーミュージック・ジャパン代表取締役CEOの小林和之氏が出席。グループ名「THE COINLOCKERS(ザ・コインロッカーズ)」と1年後に同所でワンマンライブを開催することも発表された。これは、秋元康プロデュースとしては初となるガールズバンドプロジェクトで、各パートに複数のメンバーが在籍し、楽曲毎にメンバーを選抜するシステムを取り入れた、世界にも類を見ないまったく新しいプロジェクト。「夢は弾いてかなえろ!」をキーワードに掲げ、楽器・バンド経験の有無を問わず、9月からオーディションを行っていた。41名という大所帯となった理由について秋元は「音楽をやりたい人集まれ、何かやってみたい人集まれ、その中で(楽器などが)めちゃくちゃ上手い人もいましたし、何もできない人はこれから覚えたらいいんじゃないかということで、夢を見る原石を集めて、みんなでお互いが磨きあったらいいんじゃないかということでスタートしました」と話し、同メンバーを選んだ決め手については「今回は僕が決めたというよりも、(スタッフ)全員が入れたいと思うメンバーを入れていきました。通常ですと、みんなで採点をして総合点の上から何名って決め方をするんですけど、今回は"この人を入れたい"と集めた41人ですので、必ず一人ひとりに誰かの思いがあります。一見バラバラに見えますけれども、乱反射してキラキラした41人だと思います」と期待を寄せた。また、グループ名については「コインロッカーに何か大切なものを取り出したり、預けたり、着替えたり、もう1つの自分がそこにいるんじゃないか、もう1つの自分になれるんじゃないかというような特性があるので、そこにきっと彼女たちの夢があるんじゃないかというイメージでこの名前にしました」と説明。楽曲毎にメンバーを選抜することについては「楽曲によってメンバーが変わって行くようなバンドがあったら面白いんじゃないかというのと、アルバムを作るときも特性を生かしていろんな楽曲を収録していきたいなと思います」と構想を語った。『THE COINLOCKERS(ザ・コインロッカーズ)』は2019年初夏にデビュー予定。メンバーの詳細も後日発表予定。
2018年12月23日ミステリー小説『屍人荘の殺人』が実写映画化。2019年12月13日(金)に公開される。主演は神木隆之介。話題の新感覚ミステリー小説『屍人荘の殺人』実写化今村昌弘のデビュー作である小説『屍人荘の殺人』は、「このミステリーがすごい!」、「週刊文春ミステリーベスト10」、「本格ミステリ・ベスト10」など、2017年国内主要ミステリーランキングの1位を獲得。その後「第18回本格ミステリ大賞」も受賞。デビュー作としては史上初の4冠を達成した、前代未聞のトリックと連続するサプライズが魅力の新感覚ミステリーだ。物語の舞台は、山奥に佇むペンション。主人公の葉村と、その先輩・明智は、謎の女子大生探偵・剣崎に誘われ、大学生サークルの夏合宿に参加し、そこに宿泊。そこから主人公たちは“想像を絶する”状況に遭遇する。ペンション内で起こる止まらない連続殺人に、逃げ場のない恐怖……。絶望と究極の密室の中、葉村は、明智は、そして剣崎は前代未聞の謎を解き明かし、生き残ることができるのか?閉ざされた“異常”な空間で、探偵たちが体力と知能と命を削り合う、新感覚の本格ミステリーが繰り広げられる。神木隆之介が主演、浜辺美波&中村倫也も出演主人公・葉村譲。ミステリー愛好会に所属し、強引な「探偵たち」に翻弄される大学生。愛好会・会長で自称“ホームズ”の明智に振り回される日々を送る。推理が当たらない万年助手だったが、ワトソンのごとく探偵の助手として立ち回りつつ、前代未聞・絶体絶命の状況に立ち向かっていく。演じる神木隆之介は、『桐島、部活やめるってよ』、『バクマン。』、『フォルトゥナの瞳』など話題作に出演し、『君の名は。』、『メアリと魔女の花』では声の出演も果たしている実力派。ヒロインの女子大生探偵・剣崎比留子役に浜辺美波剣崎比留子は謎の美人女子大生探偵で物語のヒロイン。卓越した推理力で警察からも信頼され、主人公たちを前代未聞の謎へと誘う。剣崎比留子を演じるのは、映画『君の膵臓をたべたい』で初主演を務め、『センセイ君主』にも出演している女優の浜辺美波。ミステリー愛好会の会長・明智恭介役に中村倫也明智恭介は“神紅のホームズ”の異名をとるミステリー愛好会の会長。事件にとにかく首を突っ込みつつ、葉村譲(神木隆之介)とともに学内の事件を推理する“ホームズ”と“ワトソン”と自称している。演じる中村倫也は、連続テレビ小説「半分、青い。」で話題を呼び、『孤狼の血』にも出演した。個性豊かなキャラたち進藤歩(葉山奨之):先輩のパシリ重元充(矢本悠馬):ホラー映画マニア名張純江(佐久間由衣):ヒステリック女静原美冬(山田杏奈):スマホを落としただけ女下松孝子(大関れいか):ゴマすり女星川麗花(福本莉子):場違い小娘出目飛雄(塚地武雅):関西のおっちゃん高木凛役(ふせえり):クレーマーおばちゃん菅野唯人(池田鉄洋):執事中の執事立浪波流也(古川雄輝):超絶チャラ男七宮兼光(柄本時生):わがまま御曹司監督は木村ひさし、脚本は蒔田光治監督は、ドラマ「99.9 -刑事専門弁護士-」シリーズをはじめ、『劇場版ATARU』や『警部補矢部謙三』シリーズを手掛けた木村ひさしが務める。脚本には、『TRICK』シリーズをはじめ、ドラマ「MR.BRAIN」や「金田一少年の事件簿」シリーズと、推理もの脚本に定評のある蒔田光治が参加している。主題歌はPerfumeさらに、主題歌はPerfumeが担当。中田ヤスタカがこの映画のために書いた新曲「再生」のアップテンポな音楽が、Perfumの歌で物語に華を添える。ストーリー神紅大学のミステリー愛好会に所属する葉村譲(神木隆之介)と明智恭介(中村倫也)は学内の事件を推理する自称“ホームズ”と“ワトソン”。しかし葉村はミステリー小説オタクなのに全く推理が当たらない万年助手。事件の匂いを嗅ぎつけては首を突っ込む会長の明智に振り回される日々を送っていた。そんなある日、2人の前に剣崎比留子(浜辺美波)という謎の美人女子大生探偵が現れ、ロックフェス研究会の合宿への参加を持ちかける。部員宛てに謎の脅迫状が届いたこと、去年の参加者の中に行方知れずの女子部員がいることを伝え、葉村と明智の興味をひく。3人が向かった先は山奥に佇むペンション“紫湛荘(しじんそう)”。そこに次々と現れるクセモノだらけの宿泊者。しかし葉村たちは想像を絶する異常事態に巻き込まれ、立て篭りを余儀なくされる。一夜が明け、ひとりの惨殺死体が発見される。それは死因もトリックも全てが前代未聞の連続殺人の幕開けだった――。詳細映画『屍人荘の殺人』公開日:2019年12月13日(金)出演:神木隆之介、浜辺美波、中村倫也、葉山奨之、矢本悠馬、佐久間由衣、山田杏奈、大関れいか、福本莉子、塚地武雅、ふせえり、池田鉄洋、古川雄輝、柄本時生監督:木村ひさし脚本:蒔田光治原作:「屍人荘の殺人」(今村昌弘/東京創元社)配給:東宝
2018年12月09日神木隆之介が史上初、デビュー作にして“ミステリーランキング”4冠を達成した話題のミステリー「屍人荘の殺人」の実写映画化に“探偵助手”として主演、“W探偵”として浜辺美波と中村倫也が出演することが分かった。原作は、「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「本格ミステリ・ベスト10」と2017年の国内主要ミステリーランキングで1位を獲得、その後「第18回本格ミステリ大賞」も受賞し、東野圭吾「容疑者Xの献身」以来、そしてデビュー作としては史上初の4冠を達成した今村昌弘のミステリー小説。独創的なトリックと前代未聞の仕掛けでミステリー小説の常識を覆し、有栖川有栖、綾辻行人ら人気作家たちが大絶賛、一大ブームを巻き起こしている原作が、いま最も旬な実力派俳優陣と、邦画界が誇る超一流トップクリエイターによって映画化が実現。物語の舞台は、山奥に佇むペンション。主人公の葉村と、その先輩・明智は謎の探偵少女・剣崎に誘われ、大学生サークルの夏合宿に参加し、そこに宿泊する…。と、ここまではミステリーにはよくある展開だが、そこから主人公たちは“想像を絶する”状況に遭遇することに。ペンション内で起こる止まらない連続殺人に、逃げ場のない恐怖…。絶望と究極の密室の中、葉村、明智、そして剣崎は前代未聞の謎を解き明かし、生き残ることができるのか!?閉ざされた“異常”な空間で探偵たちが体力と知能と命を削り合う、新感覚の本格ミステリーが誕生した。■神木隆之介、ワトソンのごとく名“探偵助手”に!「楽しみの方が大きい」主人公の大学生・葉村譲を演じるのは、『桐島、部活やめるってよ』『バクマン。』『君の名は。』『メアリと魔女の花』、そして『フォルトゥナの瞳』(2019年2月15日公開)や大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」など、25歳にして20年以上のキャリアを持つ実力派俳優・神木隆之介。明智が会長を務めるミステリー愛好会に所属し、強引な“探偵たち”に翻弄されるも、ミステリーにおける圧倒的な知識量でさながらワトソンのごとく探偵の助手として立ち回り、前代未聞・絶体絶命の状況に立ち向かう。神木さんは「大ヒットミステリー原作の映画化ということで、プレッシャーはとても大きいですが、それよりも、どのように映像化していくのだろうという楽しみの方が大きいです。木村(ひさし)監督とは3年振りにご一緒させて頂きます。久しぶりに木村組の一員として芝居が出来ること、大変嬉しく思っています」とコメント。「浜辺さんとは、初めて共演させていただきますが、いまからとても楽しみです。中村さんは2度目の共演になりますが、今回はがっつりご一緒出来ますし、安心して臨みたいと思います。緊張していますが、良い作品をお届け出来るよう、精一杯頑張ります」と気合い十分。■“ミステリー好き”浜辺美波、警察も信頼する女子大生探偵に「ワクワク」映画『君の膵臓をたべたい』で初主演、各映画賞新人賞を総なめにし、今年は『センセイ君主』での愛らしくもパワフルな女子高生役が話題を呼び、2019年はドラマ「賭ケグルイseason2」、映画『賭ケグルイ』『アルキメデスの大戦』など数々の作品が控え、今後の活躍が最も期待されている浜辺美波。演じるのは、卓越した推理力で警察からも信頼され、主人公たちを前代未聞の謎へと誘う女子大生探偵役・剣崎比留子。葉村と明智に音楽フェス研究会の夏合宿への参加を持ちかけていく。「以前から原作を読んでいて、大好きな作品だった」と語る浜辺さん。「まさか自分が出演することになるとは、とてもご縁を感じ、その世界に入れることへの喜びでいまから胸がワクワクしています!探偵役は初めてのチャレンジですが、ミステリー小説好きとしてずっと憧れていた役なので、とても嬉しい気持ちと身の引き締まる思いを感じています」と期待と喜びをコメント。「神木さんとは初めてご一緒するのでいまからとても楽しみですし、中村さんのきめ細かいお芝居を今回もたくさん学び吸収できたらいいなと思っています」と語った。■中村倫也、大学の“ホームズ”役に「『枝分かれした別の未来』なつもりで」『孤狼の血』ではぶっとんだヤクザを、連続テレビ小説「半分、青い。」ではつかみどころのないゆるふわな“ホイップ系男子”を演じるなど、全く雰囲気の異なる役柄をこなし、「日経トレンディ」が選ぶ「2019年 来年の顔」に選ばれ、「Yahoo!検索大賞2018」俳優部門を受賞するなど、いま大人気のカメレオン俳優・中村倫也。主人公たちが通う神紅大学の中で“神紅のホームズ”の異名をとり、神木さん演じる葉村を振り回すミステリー愛好会の会長・明智恭介に扮する。学業そっちのけで事件をかぎまわっているため、留年を重ね、学内では煙たがられている役どころ。「小学生時代から『完全犯罪は成立するのか?』などと1人で妄想にふけっていた僕にとって、明智恭介という男はどこか親近感のある、魅力的な人物です」と中村さん。自分の『枝分かれした別の未来』なつもりで、しっかりと軽やかに演じられればと思います。また過去に共演させていただきその才能と人柄に大きく惹きつけられた神木くんと浜辺さんと、またご一緒できることが楽しみで仕方ありません。2人は真面目なので、最上級の準備をしてくることでしょう。僕も負けじと刺激を与えられるように、頑張りたいと思います」と意気込んでいる。■ミステリーに定評あるスタッフが結集!監督には、大人気ドラマ「99.9 -刑事専門弁護士-」シリーズをはじめ、『劇場版 ATARU』や「TRICK」のスピンオフ「警部補矢部謙三」シリーズを手掛けた木村ひさし。脚本には同じく「TRICK」シリーズをはじめ、ドラマ「MR.BRAIN」「金田一少年の事件簿」シリーズと、推理ものに定評のある蒔田光治が参加。いま最も話題のミステリー小説と、ミステリー映像作品の超一流トップクリエイターたちが起こす化学反応は見逃せない。木村監督は「『屍人荘の殺人』で考えるべきことは『犯人は誰なのか』ではなく『犯人は何者なのか』。この作品が完成した時に、それが達成出来ていたら、この作品は間違いなく、僕の代表作になると思っています」と自信を覗かせながら、「神木さん、浜辺さん、中村さん。そして、スタッフと共に『犯人は何者なのか』、追求していきたいと思います」とコメント。また、原作の今村氏は「まさかデビュー作が映画化になろうとは思いも寄りませんでしたし、神木さん、浜辺さん、中村さんといったキャスト名を聞いた時は思わず耳を疑いました。また監督の木村さんや脚本の蒔田さんら名チームの手によって『屍人荘』がどんな進化を遂げるのか、いまから楽しみでなりません」と、豪華なキャスト・スタッフに期待を寄せている。■ストーリー “謎(トリック)を解いて、絶望(サバイバル)を乗り越えろ”ミステリー小説オタクの大学生・葉村譲(神木さん)は、強引に入部させられたミステリー愛好会・会長の明智恭介(中村さん)に振り回され、学内の些細な事件に首を突っ込んでは、逆に波風を立ててしまう日々を送る。そんな自称“ホームズとワトソン”の前に、同じ大学に通う剣崎比留子(浜辺さん)が現れる。彼女は警察からも信頼を得ている私立探偵で、葉村たちに音楽フェス研究会の夏合宿への参加を持ち掛ける。“今年の夏合宿で何かが起こる…”比留子に届いた犯行予告に明智は興味津々。なぜ2人に声を掛けたのか、比留子はその理由を明かさないことを交換条件に、彼らとともに合宿地へと向かう――。S県の山奥に佇む合宿地の“紫湛荘”は、部OBで金持ちの七宮の持ち物。そこで葉村たちはフェス研メンバーたちと合流し、到着早々バーベキューで盛り上がる。フェス参加は二の次で、部長の進藤によるOBたちへの女性の紹介が本来の目的の合宿は、昨年、参加者のひとりが合宿後に自殺を遂げていた。にもかかわらず、OBたちは昨年のことなど気にもせず、女性陣を引き連れて意気揚々とフェスへと向かう。しかしフェス会場で彼らは、想像しえなかった事態に遭遇。なんとか紫湛荘に逃げ込み、立て籠もりを余儀なくされる。そんな緊張と混乱の一夜を明かした彼らは、密室で部員のひとりの惨殺死体を発見する。それは連続殺人の幕開けに過ぎなかった。電波もない、食料もない、籠城メンバーの中に殺人犯がいるかもしれない、絶望と究極の密室空間の中、葉村は、明智は、そして比留子は生き残り、前代未聞の謎を解き明かせるか!?『屍人荘の殺人』は2019年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年12月06日名古屋パルコにて「中村佑介展」が期間限定で開催されます。“ASIAN KUNG-FU GENERATION”のCDジャケットや“謎解きはディナーのあとで”の書籍カバーなど、話題の作品に多数携わる人気イラストレーター・中村佑介さんの展覧会情報をお届けします。「中村佑介展」名古屋パルコで開催2018年11月16日~12月2日まで名古屋パルコにて「中村佑介展 ALL AROUND YUSUKE NAKAMURA」が期間限定で開催されます。東京・池袋パルコで開催された同展覧会には、2万5千人以上が来場。人気のイベントに注目が集まります。中村佑介さんとは1978年生まれの兵庫県出身のイラストレーター。人気バンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットや、“謎解きはディナーのあとで”、“夜は短し歩けよ乙女”などの書籍カバーを手掛ける注目のイラストレーターです。ファン必見の原画やオリジナルグッズが多数展開ASIAN KUNG-FU GENERATION『ソルファ』330点以上の作品を展示予定本展覧会では原画や完成イラスト以外に、アイディアスケッチや着色前の線画など貴重な作品が330点以上展示される予定。中村佑介さんのほぼ全てのアートワークが集結するとあって、ファン必見の展覧会です。オリジナルグッズを販売会場では、ここでしか手に入らないオリジナルグッズが展開予定。イラスト付きサイン会の実施会場内のショップで対象商品を含む2,000円(税込)以上グッズを購入すると、イラスト付きのサイン会に参加できるそう。2018年11月24日と25日の二日間、各日60名のみの貴重なサイン会です。参加希望社への整理券配布は初日より実施するそうなので、参加希望の方はお早めの来場がおすすめです。「中村佑介展」イベント詳細期間2018年11月16日~12月2日営業時間10:00~21:00※最終日は18:00閉場 / 入場は閉場の30分前まで。会場名古屋パルコ西館6F・パルコギャラリー、南館8F・特設会場の2会場入場料一般800円学生500円小学生以下無料イラスト付きサイン会情報日時:2018年11月24日、25日 各日13:00~会場:パルコギャラリー内定員:各日60名参加条件:展覧会初日より、会場内ショップにて対象商品を含む2,000円(税込)以上購入すると、参加希望者には整理券を配布。<対象商品>作品集『Blue』、『NOW』、展覧会図録『BEST』、中村佑介2019カレンダー、 ぬりえブック『COLOR ME』※定員に達し次第、参加券配布を終了。※サインは対象商品にする。※サイン会開催時は一部作品を観覧できない可能性あり。※イベントは予告なく変更となる場合あり。問い合わせ先「中村佑介展」に参加しよう森見登美彦著『夜は短し歩けよ乙女』人気作品のCDジャケットや書籍カバーなど、多岐に渡って活躍する中村佑介さんの大展覧会。ぜひこの機会に「中村佑介展 ALL AROUND YUSUKE NAKAMURA」に足を運んで、貴重な作品を見てみませんか。イベント情報イベント名:中村佑介展 ALL AROUND YUSUKE NAKAMURA催行期間:2018年11月16日 〜 2018年12月02日住所:名古屋市中区栄3-29-1名古屋パルコ西館6F・パルコギャラリー、南館8F・特設会場の2会場
2018年11月19日