今回、お店をご紹介してくださるのは……【鎌倉 北じま】北嶋 靖憲氏1989年生まれ、神奈川県鎌倉市出身。日本料理を学ぶためにと京料理の名店【和久傳】の門を叩き、【室町和久傳】【高台寺和久傳】【京都和久傳】の3店舗で16年間研鑽を積み、更に同店の系列店【丹】では料理長を務めた。その後独立し、自身の出身地である鎌倉で【鎌倉 北じま】を開業。フランスのレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ2022」ではテロワール賞を受賞している。北嶋 靖憲氏がオススメするお店富山【御料理ふじ居】オススメの理由「いま、チーム富山として「フッコウメシ」を立ち上げられ、震災した方々に希望をあたえていらっしゃいます」御料理ふじ居【エリア】富山市その他【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】富山駅北嶋 靖憲氏がオススメするお店石川・輪島【L’AtelierdeNOTO】(※臨時休業中)オススメの理由「今回の震災でご自身のお店も被災されていらっしゃいますが、炊き出し等のボランティアを優先したり、状況が見えない方々に積極的に情報発信をして下さっています。」北嶋 靖憲氏がオススメするお店富山・南砺【レヴォ(L’evo)】オススメの理由「チーム富山として「フッコウメシ」を立ち上げ、被災した方々に希望をあたえていらっしゃいます」レヴォ(L’evo)【エリア】砺波/五箇山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】25000円【ディナー平均予算】25000円ご紹介してくださった【鎌倉 北じま】北嶋さんの店舗情報鎌倉 北じま【エリア】鎌倉/逗子【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】20,000円 ~ 29,999円【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円※推薦されたお店の営業状況は店舗様にお問い合わせください
2024年03月16日お笑いコンビ・トータルテンボスの藤田憲右(48/YouTubeでの愛称はFujiyama)が10日、コンビのYouTubeチャンネルで新車のJeep「Grand Cherokee(グランドチェロキー) L SUMMIT RESERVE」を披露した。納車の知らせを受けた藤田は、相方の大村朋宏(48/YouTubeでの愛称はTempura)と共に東京・世田谷のディーラーへ。前の日に「あんま寝れなかった」(藤田)くらい、この日を待ち望んでいたという。購入した「L SUMMIT RESERVE」は「グランドチェロキーの中でも一番上のグレード」のもの。4色展開のうち、藤田は白いボディを選んだ。動画では、シルバー→黒に変更したエンブレム&グリル(一部)や3列シートで広々とした車内など、魅力的なポイントを紹介。価格は約1200万円(税込)という超高額で、藤田は「初です4桁は」「これ多分、人生で一番デカい買い物だよ」と明かしていた。コメント欄には「この車、ハンパねぇ めちゃくちゃかっこいいですね!FUJIYAMAさんにお似合いですよ!」「男のロマンやな~」「凄い高級車!」「カッコいい」「納車の高揚感はやばいですよね。こっちまで嬉しくなりました」「納車おめでとうございます!」など、さまざまな反応が寄せられている。
2024年03月11日歌手・俳優の中村雅俊(73)と俳優・五十嵐淳子(71)夫妻の三女で、モデル・中村里砂(34)が28日、レギュラーモデルを務めるファッション誌『LARME』の公式インスタグラムに登場。美脚際立つ超ミニスタイルなど、オフショットが公開された。白と黒のハートの絵文字を添えて、6枚の写真をアップ。胸元が穴あきデザインとなった肌見せトップスや、太ももをのぞかせた超ミニボトムス×透けタイツなど、トレンド感たっぷりなアイテムをキュートに着こなしている。この投稿にファンからは「リアル天使すぎます」「最強にお美しい…」「かわいさ爆発してます」「可愛いなんて言葉じゃ表し尽せない」「ピンク似合いすぎ」など、絶賛の声が多く寄せられた。
2024年02月29日先頃、日本代表(A代表)のロールモデルコーチとして参加することが発表された、中村憲剛さん。世代別代表のロールモデルコーチも務め、U-17ワールドカップを目指すチームにも帯同していました。プロになる前は、世代別代表とは無縁の"非エリート"だった中村憲剛さんは、エリート選手たちに、どんな言葉をかけていたのでしょうか?さらには「伸びる選手と伸びない選手の違い」についても、お話しいただきました。(取材・文鈴木智之)ここだけのノウハウが詰まったDVD【KENGO Academy】>>■日常を、基準を高めていこうU-16、U-17日本代表に、ロールモデルコーチとして帯同した中村憲剛さん。エリートたちを前に、こんな話をしたと言います。「この環境にいることは、みなさんの努力の賜物なので素晴らしいことです。だけど、いまここにいることが、将来を保証するものではないことも確かです。過去のデータを見ると、このチームからA代表に上り詰められるのは、1人か2人ぐらいしかいないよ」さらにこう続けます。 「そして10年後。16歳、17歳の時点で日本のトップにいるキミたちではない、見向きもされないような選手が、日の丸をつけたケースがあります。それが僕です。僕はキミたちの年齢の頃、世代別代表のような良い場所にはいられませんでした。でも、みんなが途中で断念したところを越えて、違うルートで駆け上がっていきました」中村憲剛さんは「みんなはいま、この場所にいられているのだから、そこにいることを自分から放棄するのはもったいない。右肩上がりで成長していけば、他の選手が追いつけないところに行ける」と言葉に力を込めます。「努力を怠ると、ウサギとカメのように、追い抜かれてしまうんです。それが嫌なら、自分の日常を、基準を高めていこう。日本代表という素晴らしい環境で、最高の時間を過ごしているにもかかわらず、自分のチームに帰ったらそれを忘れて、のんべんだらりと過ごしていると、二度と戻ってこられなくなる。そんなもったいないことはないよ」■伸びる選手と伸びない選手の違いこのような話を聞いた選手たちは、「目の色を変えて取り組むようになる」と言います。そのうえで、中村憲剛さんは「伸びる選手と伸びない選手」の違いを、次のように表現します。「伸びる選手は、素直で聞く耳を持っています。人のせいにせず、自分の足りないところを分析した上で、ちゃんと努力し続けられる人。それが伸びる選手だと思いますし、その反対が、伸び悩む選手なのかなと思っています」中村憲剛さんは現役引退後、指導者の道を進み、S級ライセンス取得の過程で、母校・中央大学で指導を行っています。また、現役時代から若手選手の相談に乗り、アドバイスをしてきました。「現役のときは、後輩たちにも伝えていましたけど、話を聞く子、聞こうとする子、アドバイスをもらいに来る子は、継続して努力ができるんです。一方で、こちらの言ったことに対して『ちょっとそれは』とか『俺はこう思ってるんで』など、意見を聞き入れない人は、成長するチャンスを逃しているのかなと思います」■成長するために大切なことプロとして18年間、第一線で活躍してきた、中村憲剛さん。サッカー選手として成長し続けるために、必要なキーワードを3つあげます。それが「素直さ」と「傾聴力」。そして、努力し続ける「継続力」です。「監督も人間なので、目を見て話を聞く人と、明後日の方向を見ながら聞く人の、どちらに伝えたくなるか。僕はいま指導者なので、指導者目線で見ると『話が頭に入っていないな』『真剣に聞く準備ができていないな』と感じることもあります」さらに、選手から指導者に立場が変わり、見えるものが変わってきたと話します。「育成年代の子たちは、本人はちゃんと聞いているつもりでも、それが態度に現れない子もいます。だから指導者である自分自身も、しっかり人を観ないといけないなと思います」■育成年代を指導する上での気づき育成年代の指導に力を注ぐ中で、2023年には東京・調布でKENGO Academyのジュニアクラスを新設。既存の中学生(神奈川県・川崎市)に加え、S級取得の過程では大学生を指導しており、各カテゴリーで「何を、どのように教えるか。その違いに直面している」と言います。「大学生になったときに、新たなサッカーの考え方を入れるのは、なかなか難しいので、ある程度、小学生の段階でサッカー観を提示したほうがいいのかなと思っていました。でも、そうすると効率が良すぎてしまって、子どもたちがそれしか判断しなくなるのではないか。その結果、彼らが本来持っている、クリエイティブさに欠けてしまうのではないかというのが、いま感じている課題です」中村憲剛さん自身、小中高大、プロと、様々な環境、指導者のもとでサッカーをすることで「30代後半から40歳ぐらいのときに、自分のサッカー観ができあがりました」と話します。「それは、たくさんの経験をした結果だと思うので、削ぎ落としたものを小学生や中学生にポーンと渡すのはどうなのかなって。正解のプレーを提示して、それをさせるのは、道を歩いていて、小石をどかす作業をしているようなものですよね」さらに、こう続けます。「小石につまづくことで、次はつまづかないようにしよう、どうすればいいんだろうと考えますよね。そこに対して大人が関わり、正しい方向に持って行きすぎると、エラーが起きなくなるんです。そうするとトライアンドエラーではなくなってしまうので、すごく難しいですし、指導者としてはジレンマだなって思います」■KENGO Academy DVDでサッカーを学ぼう中村憲剛さんは現場での指導に加え、KENGO Academy DVDを通じて、サッカーの考え方のベースを提示しています。現役生活を振り返り「たくさんの指導者のもとでプレーしてきた中で、それぞれの良いところを抽出して、自分のものにしていく作業を繰り返してきた」と話し、「相手をどう攻略するのか。その基礎の基礎となる部分の話をしている」と自信を持つDVD。サッカーに対する考え方を知ることで、サッカー理解が深まることでしょう。ぜひサッカーIQを高めるために、DVDを観て学び、レベルアップに役立ててみてはいかがでしょうか?前回の記事「相手を観て、プレーすることの大切さ」はこちら>>
2024年02月01日2024(令和6)年2月東京・歌舞伎座、3月名古屋平成中村座で上演される「十八世中村勘三郎十三回忌追善興行」の合同取材会が11月28日、都内で行われ、中村勘九郎、中村七之助が出席した。時代物から世話物、新歌舞伎に新作歌舞伎、舞踊に至るまで、幅広い分野で当り役を持ち、人々を魅了し続けた十八世中村勘三郎。その十三回忌追善では、勘三郎の長男・勘九郎、次男・七之助をはじめ、由縁の出演者と演目が揃い、名優を偲ぶ。1987(昭和62)年1月歌舞伎座『猿若江戸の初櫓』猿若=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹1992(平成4)年10月南座『青砥稿花紅彩画 白浪五人男』弁天小僧菊之助=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹2月歌舞伎座では、寛政元(1624)年に初代猿若(中村)勘三郎が、後の中村座である猿若座の櫓をあげ、江戸で初めて歌舞伎興行を創始したことを記念して始まった「猿若祭」を開催。続く3月名古屋平成中村座では、初代勘三郎生誕の地とされる愛知県名古屋市中村区で、十八代目中村勘三郎襲名披露として、平成18(2006)年以来となる同朋高校体育館での公演が実現する。勘九郎は歳月の流れに思いをはせながら、「祖父が父に『追善興行ができるような役者になっておくれ』と言っていた通り、追善興行ができるのは本当にうれしい」としみじみ挨拶し、「親孝行は何ひとつできていなかったと思うが、これで少しは親孝行ができるのかなと思う」と安どの表情。七之助も「1年を通して、父の追善興行を行えるということは息子として本当にうれしく、身の引き締まる思いです」と背筋を伸ばした。2010(平成22)年4月歌舞伎座『連獅子』狂言師後に親獅子の精=十八世中村勘三郎、狂言師後に仔獅子の精=中村勘九郎(当時 二代目勘太郎)、狂言師後に仔獅子の精=中村七之助©松竹2月歌舞伎座夜の部では、初代勘三郎が、江戸で芝居小屋建立を幕府に認められるまでを描いた中村屋由縁の舞踊劇「猿若江戸の初櫓」を上演。勘九郎の長男・中村勘太郎が初役で猿若を勤め、出雲の阿国で七之助が華を添える。17代目と18代目の伝説的な共演以来、中村屋を語る上で欠かすことができない舞踊の大曲「連獅子」では、親獅子に勘九郎、仔獅子には10歳となる次男の中村長三郎が初めて挑むことになった。猿若を勤めることを知った勘太郎の様子について、勘九郎は「マスク越しに笑みがこぼれるのが見えて、愛おしかった」と目を細め、「連獅子」に初挑戦する長三郎には「火の玉のような子獅子を演じてくれるはず」と期待を寄せた。2010(平成22)年2月歌舞伎座『籠釣瓶花街酔醒』佐野次郎左衛門=十八世中村勘三郎©松竹昼の部では、勘三郎が当り役にした「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」の佐野次郎左衛門を、勘九郎が初役で勤め、女方の大役・兵庫屋八ツ橋を七之助が同じく初役で勤める。「いつかやりたいとタイミングを模索していた。兄弟ふたりでできるので、父も喜んでいるはず」(勘九郎)、「八ツ橋は、女方あこがれのお役。初役はありがたい」(七之助)と声を弾ませた。さらに、各地の芝居小屋やホールをめぐる「陽春・春暁・錦秋歌舞伎特別公演2024」、10月には「俊寛」の舞台である鹿児島県三島村・硫黄島で13年ぶりの開催となる「三島村歌舞伎」も決定した。勘九郎は「2011年に2回目の『俊寛』を三島村で演じた時、私が14歳で千鳥をやらせていただいた」と回想。勘太郎(当時は七緒八)が誕生した頃で、「父が『七緒八が14歳になるのはいつだ?俺が70歳になるから、その記念でまたやろう』と決めていた」と秘話を披露。「それが見られなかったのは悔しいんですが、父の遺志を継いで、三島村で俊寛を勤められるのも、本当に楽しみ」と追善興行ラインナップに奔走する2024年に闘志を燃やしていた。取材・文・撮影(会見写真):内田涼<公演情報>十八世中村勘三郎十三回忌追善■「猿若祭二月大歌舞伎」【昼の部】11:00~一、新版歌祭文野崎村二、釣女三、籠釣瓶花街酔醒【夜の部】16:30~一、猿若江戸の初櫓二、義経千本桜すし屋三、連獅子2024年2月2日(金)~2月26日(月)※13日(火)、20日(火)休演※9日(金)昼の部は貸切(幕見席は営業)会場:東京・歌舞伎座■「名古屋平成中村座 同朋高校公演」【昼の部】11:00~一、弁天娘女男白浪二、身替座禅【夜の部】15:30~一、義経千本桜川連法眼館二、二人藤娘2024年3月6日(水)~3月18日(月)※12日(火)休演会場:平成中村座(学校法人 同朋学園 同朋高等学校 体育館)公式サイト:
2023年11月29日歌舞伎座新開場十周年「『秀山祭九月大歌舞伎』二世 中村吉右衛門三回忌追善」が、9月2日から25日まで東京・歌舞伎座で上演される。2021年に逝去した中村吉右衛門の三回忌追善として行われ、数々の当り役を持ち、多くの人々を魅了してきた歌舞伎界屈指の名立役をゆかりの演目、出演者で偲ぶ。夜の部では、歌舞伎三大名作のひとつ、『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』より、原作の三段目にあたる『車引』が上演されることになり、中村又五郎、歌昇、種之助が出演する。松王丸、梅王丸、桜丸という三つ子の兄弟の争いを描き、歌舞伎の様式美を凝縮した華やかな演目。又五郎の松王丸、歌昇の梅王丸、種之助の桜丸という配役で、豪快な荒事の魅力を披露する。『菅原伝授手習鑑 車引』平成30(2018)年7月大阪松竹座公演より、松王丸=中村又五郎(c)松竹『菅原伝授手習鑑車引』平成26(2014)年4月金丸座より、梅王丸=中村歌昇(c)松竹『菅原伝授手習鑑車引』2023年「秀山祭九月大歌舞伎」オフィシャルビジュアルより、桜丸=中村種之助(c)松竹又五郎、歌昇、種之助の親子3人で『車引』の三兄弟を勤めるのは、今回が初めて。このたび、都内で行われた取材会に顔を揃え、それぞれの意気込みを語るとともに、在りし日の吉右衛門の思い出話も披露した。「古典中の古典ですし、播磨屋の一員として、お兄さんにお稽古で教えていただいた“核の部分”をしっかり噛みしめながら、舞台に挑めたら」。そう語る又五郎は、「大きなお役を、ここにいる3人で勤められるのは、なかなかない機会で親としてはとてもうれしいこと。子どもたちは嫌だと言うかもしれませんが(笑)」と親子共演に喜びを示し、演じる松王丸については「梅王丸、桜丸を痛めつけるのではなく、体から出てくるパワーで抑えつける感じが出せれば」と語った。梅王丸を勤める歌昇は「播磨屋として、おじさまの舞台に対する姿勢を近くで見てきました。教えていただいたことをしっかりと継承し、おじさまに近づけるように精進することで恩返ししたい。親子3人での共演もうれしいですし、梅王丸は金丸座以来、だいぶ時間が経っているので、成長した姿をお見せしなければ」と決意表明。桜丸を勤める種之助は初役となり、「(尾上)菊之助のお兄さんに教えていただきます。教えをしっかりと自分のものにして、歌舞伎座という舞台に見合う桜丸を目指していければと思います」とこちらも闘志を燃やした。吉右衛門との思い出を問われると、又五郎は「スパルタという意味ではなく、『あそこはこう』とお厳しい指導をいただいた。こちらが進歩をすれば、『そうだ、あれでいいんだよ』と褒めてくださった」としみじみ。「お言葉すべてが財産。舞台に対する姿勢の厳しさは常々でしたが、映画を観たり、絵画を鑑賞したり、そういった体験や経験が自分の豊かさにつながるとも教えていただいた」(歌昇)、「とにかく死ぬ気でやれと言われました。生前には『これからの歌舞伎はどうなるんだろうね』とも。時代が変わり、お客様の求めるものも変わるなかで、古典以外に新作や昔の古典の再演など、工夫をこらしているが、それには驚いていると思うし、どんな歌舞伎を望んでいらっしゃったのか分かりませんが、私たちが教わったことを守っていきたい」(種之助)と話していた。<『菅原伝授手習鑑 車引』あらすじ>三つ子の兄弟、松王丸(又五郎)、梅王丸(歌昇)、桜丸(種之助)は、それぞれ藤原時平、菅丞相、斎世親王に奉公しています。主人たちの対立により、今は敵味方となった三人。ある日、梅王丸と桜丸は主人の無念を晴らそうと、敵である時平が乗る牛車の行く手を阻みます。それを止めに入ったのが松王丸。三人が争う内に牛車より時平(中村歌六)が現れ……。取材・文:内田涼<公演情報>歌舞伎座新開場十周年「秀山祭九月大歌舞伎」二世中村吉右衛門三回忌追善【昼の部】11:00~一、祇園祭礼信仰記金閣寺二、土蜘三、二條城の清正【夜の部】16:30~一、菅原伝授手習鑑車引二、連獅子三、一本刀土俵入取手宿安孫子屋よりお蔦の家 軒の山桜まで2023年9月2日(土)~9月25日(月) ※11日(月)、19日(火) 休演会場:東京:歌舞伎座
2023年08月22日●エレファントジョンに訪れた「今年こいつら、いいらしいぞ」飄々とした小気味いいテンポのボケと熱を帯びた正確なツッコミで、東京のライブシーンを沸かせたお笑いコンビ・エレファントジョン。2014年には『日清食品 THE MANZAI 2014 年間最強漫才師決定トーナメント! 栄光の決勝大会』(フジテレビ系)決勝の舞台にも立ったが、惜しまれながらも2017年に解散の道を選んだ。そのエレファントジョンでツッコミを担当していた加藤憲は現在、ピン芸人としてライブイベントのMCやライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」での配信を行いながら、プロレスのリングアナウンサーとして輝きを放っている。『THE MANZAI』以降も笑いをとり続けていたエレファントジョンはなぜ解散したのか。そしてリングアナの道へ進んだきっかけは何だったのか。コンビ解散から現在の活動に至るまでの軌跡をたどった。○■芸人になるっていう選択肢もあるのかと取材現場へは一人で現れた。こうした取材では通常、タレントはマネージャーと共に現場入りすることが多いが、加藤は現在フリーランスで活動しているため、基本的には全て一人行動だという。『THE MANZAI』決勝の舞台で華々しく笑いをとる姿をテレビ越しに観ていた身としては、不思議な感じがした。そう伝えると、「いやいや! 当時から、ずっとそういうもんでしたよ」と回想する。「芸能の他のジャンルの方々がどうなのかは分かりませんけど、芸人は相当上のほうに行かないと、現場にマネージャーさんがついてくることはないんじゃないんですかね? 『THE MANZAI』の決勝みたいな大きい仕事の時には、さすがにいてくれましたけど。だから、マネージャーさんがついてくると、『あっ、今日は大きい仕事なんだ』と。いない時は『今日はそうでもないんだな』という判断ができちゃう(笑)」1976年生まれで、現在46歳の加藤。本人も「僕らの世代はどう考えてもそうですね」と語るように、ダウンタウンから多大な影響を受けた世代だ。「小学生の頃は、とんねるずさんがすごく人気でした。でも、とんねるずさんは自分には遠いもの、みたいな感じで。語弊があるかもしれないですけど、ダウンタウンさんが現れた時、すごく身近に見えたといいますか。後になって、めちゃくちゃ高度なことをされていたと分かるんですけど、自分もそんなんできたらいいなって、何となく思っていた気がします」加藤が高校を卒業する年は、ちょうど東京にも吉本興業の養成所「NSC」が開校された年。ダウンダウンに影響を受けたのであれば、そのままNSCへと入学しそうなものだが、加藤は大学卒業後、プロダクション人力舎の養成所「スクールJCA」に7期生として入所し、芸人の門を叩いた。「高校の時、一緒にお笑いの真似事をしていた同級生がいて。そいつから『仙台に吉本の事務所ができるらしいから、一緒に行かないか?』と誘われたんです。二人とも仙台には縁もゆかりもないのに。今考えたら、すごい頭いいなと思うんですけど、『東京とか大阪だったら負けるだろうから、仙台に行ってデカい顔しようぜ』みたいなことを言われて。この時、芸人になるっていう選択肢もあるのかと思いました」「それで両親に相談をしたんです。『実は、友だちから誘われてて、ちょっとやってみたいんだけど』って。そしたら、『バカなことを言うな』と。今も両親には頭が上がらないですけど、『高校を出てすぐに芸人を始めたら、もしもダメだった時に苦労すると思うから、1回大学に行きなよ。大学に4年間行って、それでもその気持ちが変わらないんだったら、やってみればいいんじゃないか』と言われて。それで大学に入って、イベントのMCをするサークルみたいなところで、学園祭やいろんなイベントのMCをやってたんです。そしたら、より芸人をやりたくなってしまって。そのことを両親に伝えたら、『やってみたら?』と背中を押してもらいました」「当時はまだ、東京には吉本と人力舎しか養成所がなかった時代で、さっきの友だちの考えに近いんですけど、吉本に入っても勝てない気がすると思ったんです。でも人力舎は当時まだ先輩方も今くらい売れてなかったですし、『事務所の名前もよく分からないし、ここなら行けんじゃん?』みたいな感じでJCAに入って、そこからですね」そしてこの養成所で、後にエレファントジョンを結成することになる森枝天平氏(元ガッテン森枝) と出会った。○■エレファントジョンの分岐点元チャップメンの加藤と、元アメデオの森枝氏がコンビを組んだエレファントジョンは、当時芸人の登竜門だったネタ番組『爆笑オンエアバトル』(NHK総合)で注目を集め、出演者のなかでも活躍した芸人が駒を進めることができるチャンピオン大会にも出場。『THE MANZAI』では2012年から3年連続で認定漫才師50組に選ばれ、2014年には決勝進出も果たした。このキャリアを整理しながら、エレファントジョン時代で一番印象に残っていることを聞くと、「2013年が一番強かった気がしますね」と答える加藤。そして「もう10年も前なんですね」と懐かしみ、「僕が勝手に思ってることなんですけど」と、ある持論を述べる。「『M-1』や『キングオブコント』といろんな賞レースがあるじゃないですか。芸人の界隈では、『今年こいつら、いいらしいぞ』『(賞レースで)いきそう』っていうのがあるんですよ。本当にすごい人は、この『いいらしいぞ』で本当にいくんですよ。その古くはバイきんぐさん。バイきんぐさんが世間的にはまだまだ全然知られてないとき、芸人界隈では『今のバイきんぐはめちゃくちゃ仕上がってる』と言われてて、ライブで一緒になると本当に渦を起こすくらい笑いをとる。その勢いのまま、『キングオブコント』で優勝したんですよね」「それが本物だと思うんですけど、実は『今年いいらしいぞ』のなかには、そのプレッシャーに負ける芸人もいて、2013年の僕たちは多分打ち負けたタイプなんです。『K-PRO』っていういろんな事務所から芸人が集まるライブがあるんですけど、2013年のエレファントジョンはもう毎月優勝、優勝できなくても2位か3位に入る、みたいな年で。それで芸人たちから『今年絶対にいく』と言われてました。でも、『THE MANZAI』は準決勝止まりで、全くダメだった」「次の年になったら、もう『いいらしいぞ』って言われなくなるわけですよ。そしたらちょっと肩の荷が下りた気がして、『THE MANZAI』の決勝にも行けたんです。僕たちのメンタルがもっと強かったら、2013年にそのままバンといけてた気がするんですけど、そこでいけなかったですね」この話を聞いて、ゾクリとした。飛石連休・藤井ペイジのYouTubeチャンネル『ペイジちゃんねる』に出演した森枝氏も、「芸人時代のピーク」として2013年を挙げ、さらにバイきんぐの話をしていたからだ。コンビとしての感覚はピッタリとシンクロしていたのだろう。この2013年以降もエレファントジョンは笑いをとり続けた。しかし、2017年に二人は解散することになる。余談だが、このインタビュー直後、別の芸人の取材があり、「さっき加藤憲さんの取材だったんです」と伝えると、その芸人は「マジですか! 加藤さんの後に自分なんかがすみません!」と謙遜しつつ、「エレファントジョンさん、なんで解散しちゃったんですかね」とポツリと漏らした。思わずそうこぼれ出るほど、エレファントジョンは「まだやれる」と周りの芸人たちに思わせた状態で、解散の道を選んだ。●ライブ配信に思わぬ訪問者「今日は謝罪と感謝を伝えに来ました」○■コンビ解散後、ライブ配信に思わぬ訪問者『ペイジちゃんねる』でも語られているが、解散を切り出したのは森枝氏だった。当時、自身の子どもが高校進学を控えるタイミングで、「自分のやりたいことで、子どもの進む道を減らすのはどうなんだろう」と揺れる思いがあったという。そして、現在は芸人を引退し、構成作家や養成所の講師として活動している。一方、解散を告げられた側の加藤は当時の心境をこう振り返る。「やっぱりお子さんのってなると、ちょっと何も言えないというか。元々森枝という人間は結婚して、お子さんが生まれるまで本当にめちゃくちゃなやつだった。僕はそれを面白いと思ってたんですけど、結婚してすごい真面目になって、お子さんもどんどん大きくなって、受験があって……ってなると、止められなかったですね」「それから、子どもの受験があるから芸人は辞めるけど、ここまでお笑いを一生懸命やってきたから、お笑いに関わる仕事をするみたいだ、とフワッと聞いて。僕としては、もっとしっかりネクタイを締めるようなサラリーマンになるもんだと思っていたのに、芸人を辞めて今度は裏方の仕事を始めました、っていうのが腑に落ちなくて」「解散を告げられて、僕がこの後どうしていくかを模索している時に、森枝が後輩のトークライブに普通に出てたんです。まだ解散してから1カ月後ぐらいですよ? 解散ライブの時に彼はお客さんの前で『引退する』と言って、ライブが終わったはずだったのに。『話が違うんじゃないか』と、すごい喧嘩しましたね」解散以降、森枝氏の近況については人づてに少し聞く程度で、どんな活動をしているかはほとんど知らなかったそうだ。しかし、そんななか、加藤が2019年より定期的に行っている「17LIVE」のライブ配信に、思わぬ訪問者があった。「ライブ配信に、森枝の息子さんが来てくれたことがあって。最初はそうだと分からなくて、初めて配信を観てくれた人にいつもするみたいに『はじめまして』というやり取りをしていたら、『実は僕、森枝の息子なんです。今日は加藤さんに謝罪と感謝を伝えに来ました。加藤さんのおかげで僕は高校にも行けましたし、今は大学生になりました。僕の受験のために加藤さんに多大なる迷惑をかけてしまったとずっと思っていたので、今日謝りに来させてもらいました』とコメントで言うんです」「でも僕、ひん曲がってるところがあるんで、『森枝の息子がわざわざこんなことするはずがない。偽物だ!』と思って。リスナーも顔を出して一緒に話せる機能があるので、『本当に森枝の息子なら、顔を見せてみなさい』と言ってみたら、本物の息子で。最後に会った時の面影があるし、なんなら親父にもちょっと似てるんです(笑)。それで、『いやいや! 色々あったけど、全くもって君のせいじゃないし、君の親父とか僕みたいな風にならずに、もっと堅実な道を選んだほうがいいから頑張ってね』と伝えましたね」●リングアナへの挑戦、今も大切にする下準備○■芸人からリングアナへコンビ解散後、いくつかのコンビやトリオを試しながら活動していると、新たな挑戦につながる転機が訪れる。芸人仲間から、レスラーの高木三四郎が代表を務めるプロレス団体「DDTプロレスリング」で実況を探しているから受けてみたらどうかと声をかけられたのだ。元々プロレスファンだった加藤は、オーディションに参加することに。しかし、即席実況が上手くいかず、結果は散々だったという。このままでは終われないと思った加藤は「何でもいいからやらせてくれませんか?」と志願。すると、偶然にも所属のリングアナウンサーが産休に入るタイミングということも重なり、会場スタッフとして下積みを行いながらリングアナの修行を始めた。そして1年間の修行ののち、晴れてリングアナとしてデビュー。現在は実況を担当する機会にも恵まれている。「何でもそうなんですけど、実情も知らずに色々言うのは嫌なんです。『17LIVE』も最初に声をかけてもらった時は怪しいなと思ったんですけど、やりもせずに文句言うよりは、ちゃんとやってみて、じっくり中まで見てみてから文句を言いたいなと思って、始めてみました。リングアナも正式になってから2年経って、少しずつ文句じゃないですけど、自分の意見を言えるようになってきました」芸人からリングアナへ。異業種からの挑戦である。ファンからの反応を本人はどう感じているのだろうか。「僕がリングアナや実況をしていることをよく思わない人も多分いると思います。いると思うんですけど、それは仕方ないことだなって。僕も言う側の人間なんで(笑)。プロレスのイメージがなかったタレントが『プロレス大好きなんです!』と言ってたら、『あれ、今までプロレス好きとか言ってたっけ? おかしくない?』『ここに空きがあるから、急に言い出したのね』ってなりますもん。だから、ファンの方の気持ちもすごく分かるんです。だからこそ、いまだにちゃんと下調べをしてからじゃないと現場に行かないようにしています」加藤がリングアナになって2年が経ったという報告をするSNSの投稿には、ファンや関係者から祝福の声が多数寄せられていた。プロレスという競技、リングアナという仕事、そしてファンへの誠意がちゃんと伝わっているということでは? そう尋ねると、「どうなんですかね? でも、そう思ってもらえていたら嬉しいですけどね」と少し照れくさそうに口元を緩めていた。■プロフィール加藤憲1976年12月27日生まれ。東京都出身。1998年、スクールJCAへ7期生として入学。現鬼ヶ島・アイアム野田とのコンビ・チャップメンとしての活動を経て、2004年にガッテン森枝とのコンビ・エレファントジョンを結成。2010年、「第9回漫才新人大賞」で大賞を受賞。2014年、『日清食品 THE MANZAI 2014 年間最強漫才師決定トーナメント! 栄光の決勝大会』で決勝進出を果たした。2017年、エレファントジョンを解散。2019年、「17LIVE」にてライブ配信をスタート。2021年、プロレスのリングアナデビューを果たし、現在はリングアナ・実況として活躍している。
2023年03月18日2023年3月に全国12カ所で行われる『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2023』のオンライン合同取材会を12月14日(水) に実施。毎年恒例となった巡業への思い、そして各演目の解説、見どころを中村勘九郎、中村七之助が語った。2005年からスタートした〈春暁特別公演〉は、時期によって〈錦秋〉〈新緑〉〈陽春〉と銘打ち回を重ねながら、来春で18回目を迎える。これまでに行った公演を含めて、2022年の春には全国47都道府県を制覇するという偉業も成し遂げた。始まった当初は「こんなに長く続くとは思っていなかった」という勘九郎は、「過去の芸談コーナーで〈継続は力なり〉という話をしたこの巡業ですが、私たちはもちろん、中村屋の弟子たちも含め、みんなの力になっていますし、特別公演をきっかけに、歌舞伎座や中村座、他の劇場に足を運んで下さる新たなお客様が増えたことも、続けてきたおかげだと感じています。コロナがまだ不安定な状況ではありますが、来年も全国を巡業ができることは、本当にありがたいことだと思っております」。七之助は「今回も含めてコロナ禍で巡業を行うこと自体が難しかったり、歌舞伎座や東京、大阪といった大都市に行きづらいという地方のお客様も多いなか、私たちがいろいろな場所へ伺い、歌舞伎を見る機会を作ることできるのが、本当に嬉しいです。中村屋一丸となって、一生懸命良い舞台をみなさまにお見せできたら」と、思いを語る。中村勘九郎今回の『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2023』は、「トークコーナー」「元禄花見踊」「仲蔵狂乱」「相生獅子」で構成。勘九郎、七之助、鶴松が参加するトークコーナーについて、勘九郎は「全国どこに行っても歌舞伎に縁があったり、史跡があったりするので、地元の方たちとお話できることが和気藹々として楽しいですね。歌舞伎は伝統芸能で、堅苦しくて敷居の高いイメージがあるので、まずはお客様の心の壁を取っ払って演目を見ていただきたいという気持ちがあります。ですので、できるだけ素の部分というか、飾らないことを意識してお話をするように努めています」。七之助は「兄が言った通りで、地元のお客様と出会えることはもちろん、何度か伺った土地には、馴染みの店や必ず行く場所があります。私事ではありますが、私がMCを務めているラジオ番組のInstagramのために、劇場の近くの名所や神社、歌舞伎に縁のある場所に行くようにしてるので、トークの幅は広がったと思います。事前に頂いたお客様の質問を通じていろいろなコミュニケーションが取れるのがいいですね」とコメント。以前のように手を挙げた方と直接話すことは叶わない時期ながら、その土地ならではの話題が飛び出すトークコーナーを楽しみにしている様子だった。中村七之助「元禄花見踊」は春にぴったりの華やかな演目となる。七之助は「トークコーナーを経て〈春暁特別公演〉の歌舞伎、その踊りの一発目なので、何も考えずに綺麗なものを見ていただいて、その歌舞伎の世界観に入っていただこうかなと思うような踊りです。一緒に花見をするような気分でご覧いただければ幸いです」、勘九郎は「元禄期の男と女が華やかに踊るので、まずビジュアルが見どころ。衣装の美しさや当時の頭のかつらのゆい方を、目で楽しんで頂ける演目です」と紹介した。「仲蔵狂乱」の上演は、本興行では昭和35年の歌舞伎座以来。2021年にNHKで放送された「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」で中村仲蔵を演じた勘九郎にとっても縁のある演目と言える。出演する勘九郎は「なかなか本興行で出ない珍しい踊りを披露するのも、この特別公演のいい部分。仲蔵さんが出世をしていくサクセスストーリーは、落語や講談でも有名ですが、彼は志賀山流の養子になった踊りの名手です。いまでも〈仲蔵振り〉は受け継がれている、なかなかいない歌舞伎役者の一人でもあります。〈狂乱雲井袖〉という本外題ですが、中村仲蔵さんが出てくるわけではなく、でも仲蔵さんが有名だから仲蔵狂乱という名前が入ってしまうぐらいの狂言なんですね。とてもしっとりとした、私もあまり手掛けたことのないような踊りだと思います。気が狂っていると偽っている役なので、踊りの中でその部分と正常な部分を踊り分けて見せるのが見どころのひとつなのですが、すごい細かいんです(笑)。この難しい踊りを、現代のお客様にどれだけ楽しんで頂けるかが、踊り手の腕の見せ所。久しぶりの演目、そして仲蔵さんという私たちにとっても縁のある人物が演じた役ということで、楽しんでいただければと思います」と意気込んだ。ラストを飾る「相生獅子」は、七之助と鶴松が二人の美しい姫を演じる。七之助は「石橋物のなかでも古い作品で、前半はお姫様が二人出てきて華やかに女心だったり、口説きを見せる、品良く綺麗な格式高い踊りをご覧いただき、最後は獅子になって出てきます。お姫様の恰好で毛を振るという珍しい形の踊りなので、一つの相生獅子という演目のなかで、いろんなバージョンの二人が見れる作品です」と説明。「鶴松と二人でがっつり踊ることもなかなかないんじゃないかと思います」とのことで、そこも見どころとなりそうだ。公演を楽しみにしている方へのメッセージを求められた勘九郎は「コロナという流行り病が出てから早三年、日頃から何かに気を付けなければいけなかったり、これまでと勝手が違ったりするなかで、鬱々とした気分を持たれている方もいらっしゃると思います。本当に短い時間ではございますが、劇場で芝居を見ている間だけは、その気分を忘れて頂けるよう美しい世界に誘いたいですし、一生懸命私たちも切磋琢磨しようと思っています。春爛漫のひとときを楽しんで頂ければ嬉しいです」。七之助は「毎年恒例の巡業が今回もできる喜びを噛みしめながら、私たちの体調面やスタッフもコロナ対策バッチリで、安全安心に見ていただけるよう気を引き締めて参りたいと思います。全国12カ所24公演、一つ一つの公演を一生懸命踊りたいと思っておりますので、ぜひ足をお運びください。よろしくお願いします」と締めくくった。取材・文=長澤香奈撮影=福岡諒祠(株式会社GEKKO)<公演情報>『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2023』『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演 2023』ビジュアル【演目】※上演時間約2時間予定1. トークコーナー中村勘九郎/中村七之助/中村鶴松2. 元禄花見踊 長唄囃子連中門弟 一同3. 仲蔵狂乱 長唄囃子連中小野良実(おのよしざね) 中村 勘九郎4. 相生獅子 長唄囃子連中姫 中村七之助姫 中村鶴松【日程・開催地】■2023年3月6日(月) 東京・北とぴあ さくらホール3月9日(木) 千葉・千葉市民会館 大ホール3月10日(金) 埼玉・川口総合文化センター・リリア メインホール3月11日(土) 東京・ティアラこうとう 大ホール3月12日(日) 長野・まつもと市民芸術館 主ホール3月13日(月) 神奈川・相模原女子大学グリーンホール 大ホール3月15日(水) 大阪・サンケイホールブリーゼ3月18日(土) 岩手・盛岡市民文化ホール 大ホール3月19日(日) 宮城・名取市文化会館 大ホール3月21日(火) 福岡・キャナルシティ劇場3月22日(水) 広島・広島文化学園HBGホール3月23日(木) 愛媛・松山市民会館 大ホール公式HP:
2022年12月24日俳優の草なぎ剛が1日、都内で行われた「アテント新商品発表会」に出席した。大王製紙は、ユーザーの声を聞きながらデザインしたパッケージと、ワコールと共同開発したカラーを採用した大人用紙パンツ「アテント 下着爽快」「アテント 下着気分」「アテント 下着気分パッド」を10月21日に全国発売。これに伴い、草なぎがおしゃれな街で新パッケージをお披露目する新テレビCM「ショーウィンドウ』篇が12月1日から放送されるとともに、紙パンツを誰もが気軽に堂々とはける未来を応援するプロジェクト「#わたしもはいてみました」を同日より始動する。「よろしくお願いします!」と元気よく登場した草なぎ。「どうも皆さん、12月1日、メリークリスマス! 先取りクリスマスということで。今日はお忙しい中たくさん集まっていただいてありがとうございます」とひと足早い挨拶で笑いを誘った。そして、「アテントがまたリニューアルして皆さんに愛してもらえるように私、草なぎ剛が応援団長になって今日はやってまいりました。緊張しているんですけど一生懸命、応援団長という役目を務めていきたいと思います」と意気込んだ。トークセッションでは椅子に座ってトーク。MCは立っているのを見ると、草なぎは「僕だけ座っちゃっていいんですか? なんか偉そうな感じがして」と恐縮。そして椅子の高さを少し低めに調整し、「(香取)慎吾ちゃんだったらもうちょっと足が長くてあれだけど。(稲垣)吾郎さんも大丈夫だと思います。僕はちょっとコンパクトなんでね」と話して笑いを誘った。新CMで「私もはいてみました。って言ってくれる人、増えるとうれしいな」と話している草なぎ。「これをはいてどんどん外に出て行ってもらいたいですし、いろんな挑戦をしてもらいたいなと。小さなきっかけがすごく大きなものになると思うので、これを機にはいていただいて、皆さんの生活が豊かになるといいな」と願いを込めた。
2022年12月01日2022年11月21日、声優の梁田清之(やなだ・きよゆき)さんが亡くなっていたことが分かりました。57歳でした。梁田さんの友人で声優、真殿光昭(58)が同日にツイッターで発表。「友人の梁田清之君が逝去されました。彼はフリーだったため奥様の御意向により、僕が代わってここに声優業界関係者の皆様並びに彼のファンの皆様にご報告させて頂きます。線香をあげ、弔わせて頂いた今でも信じられない思いですが、心より梁田君のご冥福をお祈りさせて頂きます」(原文ママ)とつづった。サンケイスポーツーより引用梁田さんは、1993年10月から1996年3月まで放送されていたテレビアニメ『SLAM DUNK』(テレビ朝日系)で、赤木剛憲(あかぎ・たけのり)を演じていました。また、2004年から放送されていたアニメ『BLEACH』(テレビ東京系)では握菱鉄裁(つかびし・てっさい)役を、2006年放送のアニメ『BLACK LAGOON The Second Barrage』(フジテレビ系・テレビ朝日系など)では松崎銀次役を演じるなど、数々の作品に参加していました。梁田さんの訃報を発表した、真殿さんの投稿には、ファンのみならず、多くの声優仲間からも惜しむ声が寄せられています。・言葉になりません。とても残念です。今はただ、梁田さんのご冥福をお祈りするばかりです。・まだまだお若いのに。驚きと悲しみで、うまく言葉にできません。・57歳か…。梁田さん、早すぎます。さびしいなあ。・アニメ『SLUM DUNK』では、真面目な場面もギャグのシーンも、イメージする赤木剛憲そのものでした。残念でなりません。梁田さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年11月22日社会学者であり、コメンテーターとしてメディアに出演している、古市憲寿さん。古市さんは、2022年11月15日にTwitterを更新し、スペイン・バルセロナでの様子を公開しました。脱出ゲームを終えた後の写真や、サグラダ・ファミリアの写真に加え、『海外旅行する人が準備しておくと便利なこと』などの情報を投稿。スペインの脱出ゲームで汚れた。でも楽しかった! pic.twitter.com/rf2U4km4Zz — 古市憲寿 (@poe1985) November 14, 2022 いくつかのツイートの中で、自身の若い頃の写真も投稿しており、反響を呼んでいます。14年前、若い。バルセロナの港のどこか。 pic.twitter.com/gUMUt7Lkar — 古市憲寿 (@poe1985) November 15, 2022 古市さんは14年前にもバルセロナを訪れており、その時に撮影された写真を公開。2022年現在の古市さんと比べて、少しあどけない様子が伝わってきますね!投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。・やんちゃな雰囲気があって、かわいい。・まったく印象が違う、別人みたい…。・昔もいいけど、今もかっこいいよ!・髪型が若いけど、顔立ちは全然変わらないですね。メディアに出演している時の、臆することのない堂々たる姿勢とのギャップに、魅了された人が多かったようです![文・構成/grape編集部]
2022年11月19日猿若町発祥180年記念『平成中村座 十一月大歌舞伎』が、11月3日に平成中村座(浅草寺境内・仮設劇場)で初日を迎えた。「江戸時代の芝居小屋を現代に復活させ、多くの方々に歌舞伎を楽しんでいただきたい」という十八世中村勘三郎の思いから、2000年に誕生した平成中村座。2カ月連続公演のふた月目となる今月の第一部は、『寿曽我対面』『舞妓の花宴』『魚屋宗五郎』の古典作品が並び、江戸の芝居小屋を模した平成中村座でしか味わえない舞台となっている。そして第二部では、先月から引き続き、平成中村座で初となる新作歌舞伎、宮藤官九郎が平成中村座のために書き下ろした『唐茄子屋~不思議国之若旦那』と、華やかな舞踊『乗合船恵方萬歳』が上演される。『平成中村座 十一月大歌舞伎』は11月27日まで。なお新型コロナウイルス感染症の影響により、本日11月4日・5日公演は第一部・第二部ともに中止となっている。■中村勘九郎 コメント10月5日、浅草で4年ぶりとなる平成中村座の幕が開きました。初日の幕が開いたとき、お客様の拍手がすごくて、我々役者やスタッフだけではなく、皆さまも平成中村座を待っていてくださったんだと感じられて、とても幸せな気持ちになりました。連日、大勢のお客様に平成中村座へお越しいただき、小屋も喜んでいるように感じましたし、何より毎日平成中村座で芝居ができて嬉しかったです!そして、おかげさまで無事に千穐楽まで完走できたことに感謝です。稽古を経て、いよいよ、11月公演が始まりました。ふた月連続でご覧いただく『唐茄子屋』は、宮藤官九郎さんが今回の二か月連続公演のために書いてくださった新作、宝物のような作品です。幕が開くまでは、どんな反応なのかドキドキでしたが、大いに笑って楽しんでいただけているようで、本当に嬉しいです!11月にも古典作品が並びます。江戸の芝居小屋を模した平成中村座の空間で、古典の持つ魅力も合わせてご堪能いただきたいと思います。さて、すっかり寒さも増してまいりました。是非、11月は防寒対策をして浅草へ足をお運びください。平成中村座に一歩踏み入れれば、関係者一丸となって、熱い舞台空間をお届けします!皆様のご来場を心よりお待ちしております。<公演情報>猿若町発祥180年記念『平成中村座 十一月大歌舞伎』11月3日(木・祝)~27日(日) 平成中村座猿若町発祥180年記念『平成中村座 十一月大歌舞伎』ビジュアル【演目】■第一部一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)出演工藤祐経:中村橋之助曽我五郎:中村福之助曽我十郎:中村歌之助化粧坂少将:中村鶴松小林朝比奈:中村虎之介大磯の虎:坂東新悟鬼王新左衛門:中村勘九郎二、舞妓の花宴(しらびょうしのはなのえん)出演白拍子和歌妙:中村七之助三、新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎(さかなやそうごろう)出演魚屋宗五郎:中村勘九郎召使おなぎ:坂東新悟磯部主計之助:中村橋之助小奴三吉:中村歌之助菊茶屋娘おしげ:中村鶴松菊茶屋女房おみつ:中村歌女之丞父太兵衛:片岡亀蔵女房おはま:中村扇雀■第二部一、唐茄子屋(とうなすや)不思議国之若旦那作・演出:宮藤官九郎出演若旦那徳三郎:中村勘九郎傾城桜坂/お仲:中村七之助第二太夫/源六倅源助:坂東新悟大工の熊:中村橋之助半公:中村福之助眠 善治郎:中村虎之介若旦那(小):中村勘太郎お仲倅イチ:中村長三郎丹生林/海苔屋のおたね:中村鶴松山崎屋おりき:中村歌女之丞達磨町の八百八/吉原田んぼのあめんぼ:荒川良々番頭小辰/吉原田んぼの蛙ゲゲコ:片岡亀蔵大家源六:坂東彌十郎八百八女房よし/吉原田んぼの蛙ゲコミ:中村扇雀二、乗合船恵方萬歳(のりあいぶねえほうまんざい)出演萬歳:中村扇雀才造:中村勘九郎白酒売:中村七之助大工:中村橋之助若旦那:中村虎之介芸者:中村鶴松角兵衛獅子:中村歌之助角兵衛獅子:中村福之助女船頭:坂東新悟田舎侍:片岡亀蔵通人:坂東彌十郎チケット情報はこちら:※新型コロナウイルス感染症の影響により、11月4日(金)・5日(土) の公演は第一部・第二部ともに中止。最新の情報は公演公式サイトにてご確認ください。
2022年11月04日篠原涼子が主演の大ヒット映画『ウェディング・ハイ』のBlu-ray&DVDが発売、デジタル配信も開始。発売を記念して、篠原さん、中村倫也、関水渚、岩田剛典からコメントが到着、Blu-ray&DVDでのおすすめの楽しみ方を語ってくれた。コメント映像では篠原さんが「特典もついてますからね」と言うと、中村さんも「僕たちで副音声もやりますので、あんな話やこんな裏話、近況報告なども?!深く知れると思う」と特別版Blu-rayで聞くことができるオーディオコメンタリーを推薦。岩田さんは「僕は、撮影の後に自分の心の声をアフレコしたので、心の声だけをしっかりと聞いてもらいたい。新しい発見もあるかも」と明かし、自分のペースでゆっくり観られるBlu-ray&DVD・配信ならではの楽しみ方をおすすめ。関水さんも「いい意味で気軽に観られる映画なので、何度も楽しんで」と語りかけた。特別版Blu-rayは、音声特典や映像特典、特製スリーブケースもついた完全保存版。篠原さん、中村さん、関水さん、岩田さん、大九明子監督によるオーディオコメンタリーでは、各シーンの解説や裏話、撮影当時のエピソードなどが繰り広げられ、爆笑トークは必聴。そのほか、未公開映像を含むメイキング映像、イベント映像集など、超豪華キャストが競演した本作の裏側をより楽しめる映像が盛りだくさんとなっている。『ウェディング・ハイ』はBlu-ray・DVD発売中&デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウェディング・ハイ 2022年3⽉12⽇より全国にて公開(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2022年08月03日篠原涼子主演 映画『ウェディング・ハイ』Blu-ray&DVDが発売、デジタル配信も開始となった。それを記念して篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典のコメント動画も公開されている。本作は、芸人・タレントとしても活躍するほか、向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞するなど、脚本家としてもその才能を発揮するバカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリー。監督は『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』で数々の賞を受賞した大九明子。主演の篠原涼子をはじめ、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実などが、抱腹絶倒の波を巻き起こす。ほかにも、中尾明慶、皆川猿時、六角精児、尾美としのり、浅利陽介、前野朋哉、池田鉄洋、片桐はいり、臼田あさ美、宮尾俊太郎、泉澤祐希、佐藤晴美ら、多彩なキャストが勢揃いした。ウェディングプランナーの中越(篠原涼子)に支えられ、新郎・彰人(中村倫也)と新婦・遥(関水渚)のカップルは幸せな式を迎える、はずだった。しかし、スピーチに人生を懸ける上司・財津(高橋克実)をはじめ、クセ者参列者たちの熱すぎる思いが大暴走。式はとんでもない方向へ?中越は披露宴スタッフと共に 数々の問題を解決しようと奔走するが、新婦の元カレ・裕也(岩田剛典)や、謎の男・澤田(向井理)も現れる。果たして、絶対に「NO」と言わない敏腕プランナーは全ての難題をクリアし、最高の結婚式をふたりに贈ることができるのか。発売となった特別版Blu-rayは、音声特典や映像特典、特製スリーブケースもついてくる、大充実の完全保存版。篠原、中村、関水、岩田、大九監督によるオーディオコメンタリーでは、各シーンの解説や裏話、撮影当時のエピソードが明かされる。この爆笑トークは聞き逃せない。そのほか、未公開映像を含むメイキング映像、イベント映像集など、裏側をより楽しめる映像が盛りだくさんとなっている。公開された動画では、Blu-ray&DVDでの、おすすめの楽しみ方を4人が語りあう。篠原が「特典もついてますからね」と言うと、中村も「僕たちで副音声もやりますので、あんな話やこんな裏話、近況報告なども?深く知れると思う」と、特別版Blu-rayで聞くことができる、オーディオコメンタリーをイチオシ。岩田は「僕は、撮影の後に自分の心の声をアフレコしたので、心の声だけをしっかりと聞いてもらいたい。新しい発見もあるかも」と、自分のペースでゆっくり観られるBlu-ray&DVD・配信ならではの楽しみ方をアピール。関水も「いい意味で気軽に観られる映画なので、何度も楽しんで」と語りかけた。■リリース情報『ウェディング・ハイ』8月3日(水)Blu-ray&DVD発売、デジタル配信開始<特別版Blu-ray(数量限定生産)>価格:6,820円(税込・本編BD+特典DVD)【特典ディスク】・メイキング映像・イベント映像集◆映像特典【本編ディスク】予告集(特報、予告)◆音声特典オーディオコメンタリー(篠原涼子・中村倫也・関水渚・岩田剛典・大九明子監督)※劇場公開時の副音声コメンタリーと同内容を収録◆外装特典特製スリーブケース<通常版DVD>価格:4,180円(税込)◆映像特典予告集(特報、予告)作品情報
2022年08月03日篠原涼子主演『ウェディング・ハイ』のBlu-ray&DVDの発売およびデジタル配信が8月3日(水)に決定した。それを記念して篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典からコメント動画が解禁されている。本作は、芸人・タレントとしても活躍するほか、向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞するなど、脚本家としてもその才能を発揮するバカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリー。監督は『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』で数々の賞を受賞した大九明子。主演の篠原涼子をはじめ、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実などが、抱腹絶倒の波を巻き起こす。ほかにも、中尾明慶、皆川猿時、六角精児、尾美としのり、浅利陽介、前野朋哉、池田鉄洋、片桐はいり、臼田あさ美、宮尾俊太郎、泉澤祐希、佐藤晴美ら、多彩なキャストが勢揃いした。ウェディングプランナーの中越(篠原涼子)に支えられ、新郎・彰人(中村倫也)と新婦・遥(関水渚)のカップルは幸せな式を迎える、はずだった。しかし、スピーチに人生を懸ける上司・財津(高橋克実)をはじめ、クセ者参列者たちの熱すぎる思いが大暴走。式はとんでもない方向へ?中越は披露宴スタッフと共に 数々の問題を解決しようと奔走するが、新婦の元カレ・裕也(岩田剛典)や、謎の男・澤田(向井理)も現れる。果たして、絶対に「NO」と言わない敏腕プランナーは全ての難題をクリアし、最高の結婚式をふたりに贈ることができるのか。特別版Blu-rayは映像特典や音声特典が大充実の完全保存版。メイキング映像、イベント映像集など、裏側をより楽しめる映像が盛りだくさんとなっている。また各シーンの解説や裏話、撮影当時のエピソードなどが繰り広げられる、篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、大九明子監督による副音声コメンタリーも収録。劇場公開時に好評を博した爆笑トークは見逃せない。到着したコメント動画は「Blu-rayとDVDが発売決定になりました!」と発表する篠原、それに対して中村が「やったぜ~!」と喜ぶなど、和気あいあいとした様子がうかがえる内容だ。■リリース情報『ウェディング・ハイ』8月3日(水)Blu-ray&DVD発売、デジタル配信開始<特別版Blu-ray(数量限定生産)>価格:6,820円(税込・本編BD+特典DVD)【特典ディスク】・メイキング映像・イベント映像集◆映像特典【本編ディスク】予告集(特報、予告)◆音声特典オーディオコメンタリー(篠原涼子・中村倫也・関水渚・岩田剛典・大九明子監督)※劇場公開時の副音声コメンタリーと同内容を収録◆外装特典特製スリーブケース<通常版DVD>価格:4,180円(税込)◆映像特典予告集(特報、予告)作品情報
2022年05月13日平川憲秀 著『日本一働きやすい治療院を目指したら、人が辞めない会社になりました』2022年5月16日刊行株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は平川憲秀 著『日本一働きやすい治療院を目指したら、人が辞めない会社になりました』 を2022年5月16日(月)に刊行いたします。人が辞めない3つの「好き」のつくり方とは京都・大阪・滋賀に16店舗を展開する平川接骨院/針灸治療院グループ。成熟期に突入した治療院業界で、売上5年で8倍と驚異的な成長を続けています。本書は、同社を支える「圧倒的にホワイトな職場のつくり方」を解説。社員数132名で従業員満足度92%を実現する仕組みを紹介します。「社員同士でなんでも言い合える関係を目指さない」「教育研修は業務時間内に行う」など、業界を問わず、離職率の高さに頭を悩ませる経営者の助けとなるヒント満載の1冊です。「働きやすい」に必要な3つの「好き」※以下、本文より一部抜粋せっかく採用した「人」が辞めてしまう理由には、大きく3つあると私は考えています。それは、「会社がつらい」「仲間がつらい」「仕事がつらい」。逆に、この3つのうちの1つでも「好き」と思えるものがあれば、人はその組織で働くことに楽しさを感じ、「辞めたい」とは感じなくなってくれるはずです。そこで当社では、この3つのうちのどれかを「好き」になってもらうべく、会社の仕組みづくりを進めてきました。「会社が好き」になるために仕事において守るべき明確な「ルール」が あることが社内の心理的安全性を高める。仕事において守るべき明確な「ルール」があることが社内の心理的安全性を高める。手帳型のルールブック「経営計画書」。社員が社長の言葉に振り回されなくなり働きやすさが格段にアップ。手帳型のルールブック「経営計画書」。社員が社長の言葉に振り回されなくなり働きやすさが格段にアップ。「仲間が好き」になるために社員旅行、懇親会、サークル活動、コミュニケーションツールなど社内の人間関係をよくする仕組み。社員旅行、懇親会、サークル活動、コミュニケーションツールなど社内の人間関係をよくする仕組み。さまざまなチーム活動で、チーム力をアップ。社員の結束が高まる運動会は社員から一番人気の行事。さまざまなチーム活動で、チーム力をアップ。社員の結束が高まる運動会は社員から一番人気の行事。「仕事が好き」になるために結果が出れば仕事は楽しくなる。 だから教育研修時間は年間1000時間。結果が出れば仕事は楽しくなる。だから教育研修時間は年間1000時間。マニュアル化の徹底により社員一人ひとりが確実に仕事で結果が出せるようにする。マニュアル化の徹底により社員一人ひとりが確実に仕事で結果が出せるようにする。書籍情報表紙タイトル:日本一働きやすい治療院を目指したら、人が辞めない会社になりました著者:平川 憲秀ページ数:256ページ価格:1,650円(10%税込)発行日:2022年5月16日ISBN:978-4-86667-375-2 amazon: 楽天: 目次1章日本一働きやすい治療院のつくり方2章教育の仕組みで成長できる3章働きやすさは、「仕組み」がつくる4章風通しをよくするコミュニケーションの仕組み5章未来をつくる経営著者プロフィール平川憲秀(ひらかわ・のりひで)著者:平川憲秀EMPOWERMENT株式会社代表取締役。京都市出身。両親が1976年に京都市南区に開業した鍼灸整骨院を引継ぎ、平川接骨院/針灸治療院グループとして京都・大阪・滋賀に16店舗を展開。企業成長率年120%、圧倒的な働きやすさで注目を浴びる。現在は、全国50社以上が集まる「エンパワーメント経営アカデミー」で治療院成長のための「仕組みと組織づくり」のサポートも行っている。【報道関係各位】『日本一働きやすい治療院を目指したら、人が辞めない会社になりました』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月12日シンガーソングライターの長渕剛が出演する、MTG「SIXPAD」の新CM「SIXPAD | Powersuit Core Belt 長渕剛編」が27日より放送される。新CMに向けて約半年間、自分を追い込んできたという長渕。新CMでは、今回のためにリメイクした楽曲「REBORN」をバックに、本格的なマシーンを使用した躍動感のあるトレーニングシーンや、魂のこもったステージパフォーマンスの様子が収録されている。撮影は「ステージパフォーマンス」と「トレーニングシーン」に分けて、2日間かけて実施。両日とも長渕の撮影にかける熱い思いが響く、活気ある現場となった。
2022年04月27日長渕剛がパーソナリティを務めるオールナイトニッポン55周年記念特別番組『長渕剛のオールナイトニッポンGOLD』が今夜22時より放送される。長渕がオールナイトニッポンに挑戦するのは、2003年12月以来実に18年ぶり。事前収録された番組の冒頭では久しぶりのオールナイトニッポン登場ということもあり、NGなしでなんでも答えると長渕が宣言。1977年のデビュー直後から『南こうせつのオールナイトニッポン』のコーナーに出演するために通ったデビュー当時の秘話や、数々のライブでの伝説的なエピソードなどがパートナーの大窪シゲキとのやり取りで明かされた。また、スタジオには愛用のギターが持ち込まれ、オールナイトニッポンを担当していた当時を思い出しながら弾き語りでのスペシャルライブも行われた。さらに、リリースされたばかりの新曲「REBORN」や6月3日よりスタートする全国ツアー『REBORN 2022 with THE BAND』など音楽活動についても語られており、120分長渕による熱いトークを聴くことができる。ラジオはニッポン放送をキーステーションに全国ネットで放送されるほか、スマホやパソコンからはradikoを通じて視聴可能で、放送対応していない地域ではラジコのエリアフリー機能(有料サービス)を使うと、全国どこからでも聴くことができる。<番組情報>ニッポン放送『長渕剛のオールナイトニッポンGOLD』2022年4月22日(金) 22:00~24:00放送※ニッポン放送をキーステーションに全国ネットで放送パーソナリティ:長渕剛パートナー:大窪シゲキ<配信情報>長渕剛 デジタルシングル「REBORN」配信中長渕剛「REBORN」配信ジャケット長渕剛「REBORN」MV(Short Ver.)<リリース情報>長渕剛 ライヴDVD / BD『Tsuyoshi Nagabuchi Acoustic Tour 2021 REBORN』2022年4月27日(水) リリース長渕剛『Tsuyoshi Nagabuchi Acoustic Tour 2021 REBORN』ジャケット●DVD:6,600円(税込)●Blu-ray:7,700円(税込)詳細はこちら:<ツアー情報>長渕剛 全国ツアー『TSUYOSHI NAGABUCHI CONCERT TOUR REBORN 2022 with THE BAND』詳細はこちら:
2022年04月22日戦争の極限下で異質な他者と出会い、人はどう変わるのか。古市憲寿さんによる、極上純愛小説『ヒノマル』。「この2年で、自由というのは脆いものだと痛感しました。ある出来事をきっかけに社会の空気はがらりと変わってしまうし、当たり前だと思っていた“自由”という権利すら、突然奪われてしまう。それが、またすぐに『いまはしょうがないか』と当たり前の形が変わって、いつの間にか窮屈さが増していくことだってあり得ますよね。そんなときに、社会の要請に従順に従うのか、徹底的に抗うのか。ただ、それ以外の第三の道というのはあるんじゃないのかなと思うんです」『ヒノマル』の舞台である戦時下と、コロナ禍にあるいまの状況に共通点を感じたという古市憲寿さん。「たとえば戦時下にも『不要不急』というスローガンがあったんです。そんな非常時だからこそ書けた物語かもしれません。戦争に対して、あるいはコロナウイルスに対してどう向き合うか。価値観が極端に対立していたり、親しい人同士でも本音と本音をぶつけ合えなかったり。そんなふうに疑心暗鬼になってギスギスした空気が蔓延する時代に、人と人はどうすれば信頼し合い、共に行動できるのかを考えたかったんです」主人公は、国家のために命を捧げたいと考えている軍国少年の新城勇二。ある日、中学の同級生で親友の小針啓介から〈魔女退治に行かないか?〉と誘われる。観音山公園内の洞窟に魔女が住んでいると噂があるのだ。探しに行くと、ひっそりとした洞窟に〈秘密の図書館〉を作っていた美しい女の子が現れて…。一ノ瀬涼子と名乗った彼女は、歴史学者の娘で、勇二より1学年上の高等女学校生。勇二は、「日本は負ける」と主張する涼子に反発を覚えながら、無意識に惹かれていく。だが、彼女は兄・優一の恋人だった。「聡明な兄と、国の教育のまま軍国少年になってしまった弟、リベラリストで自由奔放な女の子。いわゆる三角関係の物語なんですが、戦争中の物語なのでどうしても事件が起こるんです。兄が徴兵されたり、非国民呼ばわりされたり、空襲に怯えたり。極限状態で人はどうなるのか」第1稿のときの勇二は、国の勝利を疑いもしないような人間だったそう。書き直すうちに、内心では理知的な大人たちの言説を否定できなくなっていく“二重性”を、にじませるよう意識した。「勇二の正義感のゆらぎをどう書くかが、いちばん気を遣ったところですね。涼子は涼子で気ままに振る舞いすぎて、周囲とハレーションを起こしていますが、優一や勇二らとの交流を経て少し変わった部分もある。異質な他者との出会いによって人はどう変わるのか。それを見つめるのが大きなテーマでした」極限を苦悩しながら生きる若者たちの姿が描かれるが、読み心地は存外に明るい。「確かに重苦しい時代ですが、戦時中には戦時中なりの青春はあったと思うんです。たとえば、勇二らは勤労動員で軍需工場に行かされますが、夜中に涼子たちがいる女子寮に忍び込んだりします。実際にあったエピソードを参考にしたのですが、どんな大変な時代に生まれたとしても、楽しみ方はある。それは現代にもいえる話だと思います」本書には、機転が利いて要領よく立ち回れるような人物も多く登場するが、そんな人間でも時代の常識から完全に逃れるのは難しい。「ただそうした束縛を突破できる力があるとすれば、『自分や大切な人を守りたい。一緒に幸せになりたい』しかないのかなと。そんな思いを込めた作品です」シンプルだが力強いラストの一文まで、一気読み必至の大ロマンスだ。ふるいち・のりとし1985年、東京都生まれ。社会学者。同世代の視点からの新たな若者論『絶望の国の幸福な若者たち』で注目を浴びる。2018年に初小説『平成くん、さようなら』を発表し、コンスタントに作品を書き続けている。近著に『楽観論』など。『ヒノマル』物語は昭和18年、戦争の只中にある日本から始まる。大学生だった優一は学徒出陣で徴兵され、勇二らは勤労動員で駆り出される。重苦しい束縛をかいくぐり、青春を駆け抜ける彼らのたくましさが希望だ。文藝春秋2200円※『anan』2022年4月20日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2022年04月19日冬晴れの1月に東京都江東区で中村憲剛さんのサッカー教室が行われました。子どもたち向けのサッカー教室と保護者向けのトークイベントが行われたこの企画。今回はサッカー教室の様子をレポートします。■小学生30人を対象にサッカー教室を実施よく晴れたフットサルコートに、小学生30名が集合しました。メインコーチを務めるのが中村憲剛さん。現役時代は川崎フロンターレの中心選手として活躍し、引退後は若手選手の指導やサッカー解説などを務め、人気を集めています。さらにはMCとして、名古屋グランパスや川崎フロンターレで活躍した中西哲生さんが参加。憲剛さんの指導内容に合わせて解説するなど、トレーニングを盛り上げていきました。■「正確に止めて蹴る」を実行するにあたり最も大切なもの最初のトレーニングは「2人組での対面パス」。パス&コントロールは、憲剛さんのプレーの代名詞「正確に止めて蹴る」を実行するにあたり、もっとも大切なものです。憲剛さんは子どもたちのプレーを見ながら「棒立ちではなく、ステップを踏みながらやろう」「足のインサイドを使い、体の前でボールを止めよう」と実演を交えながら、わかりやすく伝えていきます。続いて、憲剛さんは「さっき言ったことを意識しながらやったら、すごくサッカーっぽくなった。次はパススピードを意識しよう」と実演。転がってきたボールを両足でピタッと止める姿は、現役時代さながらです。憲剛さんのアドバイスによって、子どもたちの動きがどんどん変わっていきます。それを見て「良くなったよ。パススピードが上がったね!」などの声をかけながら、子どもたちの間を巡回していきます。■1つ1つのプレーにこだわる大切さを伝えた2つ目のトレーニングでは、4人の中心に1人の選手が入り、前後左右からのパスをコントロールして、横の選手にパスを出す動きを繰り返していきます。憲剛さんは「意識することはなんだろう?思い出してみよう」と投げかけると、子どもたちから「足踏み、インサイドにボールを当てる、体の前で止める」などの返事がかえってきます。憲剛さんは「そうだね。それを忘れると、せっかくいいトレーニングをしたのにもったいない。意識してやってみよう」と、1つ1つのプレーにこだわることの大切さを伝えていました。さらには、子どもたちのプレーを見ながら「ミスは問題ないよ」「慌てないで」など、プレーの後押しをする声をかける姿が印象的でした。■中西さん、憲剛さんともに短時間での成長に驚いた中西さんからは「この後にする、ゲームを想定しながらやろう」とアドバイスが送られ、ふたりとも、プレーを見ながら「良くなったね!」と短時間の成長に驚いていました。その後の「3対1のボール回し」では、憲剛さんがディフェンス役になり、子どもたちのプレーとシンクロしながら「遠い足で止める」「左足に出せるよ」「一回でボール止めれば、相手を見れるよ」など、一緒にプレーしながら声をかけていきます。そして「さっき言ったことを意識してやったら、パスは回った?」と質問。子どもたちからは「パススピードが早くなった」などの反応がかえってきます。それを受けて、憲剛さんは「さっき言ったことを意識してやるとボールは回る。ボールを持っている人の技術も大事だけど、ボールを持っていない選手のポジションも大事。試合と同じだからね」と語りかけていました。■「大事なのは自分の考えたことを積極的にやること」憲剛さんからのアドバイス最後のゲームでは、中西さんも飛び入り参加し、場を盛り上げます。中村さんは「ここまでやったことを全部意識しよう。ゲームには全部が詰まっている。みんな、頭の中を整理できたと思うから、ゲームで出そう。失敗してもいいよ。大事なのは、自分の考えたことを積極的にやること」と、子どもたちの背中を押していきます。憲剛さん、中西さんともに、子どもたちと一緒にプレーし、アドバイスを送りながら、楽しそうにボールを蹴っていました。そして、1時間におよぶトレーニングは終了。最後に中村さんは子どもたちに向けて、次のようなメッセージを送っていました。「短い時間だけど、積極的にやってくれたことに感謝しています。今後、みんなが試合を楽しむために必要なことを教えたので、ここで終わりにせず、常に意識してもらえたらと思います。また会えることを楽しみにしています!」■「憲剛さんからパスをもらえてうれしかった」子どもたちも大満足イベント終了後、子どもたちに感想をうかがいました。「中村憲剛さんのパスの一つ一つがすごくて、教え方もわかりやすかった。憲剛さんからパスをもらえたのがうれしかったし、みんな仲良くしてくれてよかった」(リュウジくん/小6)「中村憲剛さんから『ナイス!』と言ってもらえたのがうれしかった。パスをするときに、意識することを知ることができたのでよかった。憲剛さんはあこがれの人なので、会えてうれしい」(イオリくん/小5)子どもたちは、あこがれの中村さんと一緒にボールを蹴ることができて、ユニフォームにサインをもらうなど、かけがえのない思い出になったようでした。
2022年04月13日サッカーをするお子さんを持つ保護者、そして子どもたちが参加したサッカー教室イベント。第一部は名古屋グランパスや川崎フロンターレで活躍した中西哲生さんの司会による、中村憲剛さんのトークセッションが行われました。テーマは「サッカーをする子どもとの関わり方」。貴重な内容の一部を紹介します。■親は子どもの鏡指導者へのネガティブ発言は子どもにも移る憲剛さん自身、サッカーをする子を持つパパということで、サッカー選手・指導者の視点に加え、父親の立場からも話してくれました。まず、中西さんから「保護者の態度が、子どもに影響を及ぼすと思いますか?」という質問に対しては、「それは間違いないですね。親は子どもの鏡だと思います」と即答。「親が監督・コーチに対してネガティブなことを言うと、自然と子どももそうなってしまいがちです。なので、僕はネガティブな事はなるべく言わないようにしています」とスタンスを述べます。■ポジティブな声掛けの重要性お子さんが小学生の頃は「試合を見ながら、チームメイトの良いプレーを積極的に褒めていた」そうで、「そうすると、それが他の保護者にも伝わって、みんなで子どもたちの成長を見守ろうという雰囲気になっていくんですよね」と、ポジティブな声掛けの大切さを話します。中西さんからは「科学的にも、人間はネガティブなことを言うと、通常の3倍定着しやすいそうです」という話があり、「それもあって、僕が選手を指導するときには、ネガティブなことは一切言いません」と実体験を教えてくれました。「つまり、うまくいったことを定着させようと思ったら、ネガティブなことの3倍言わないといけないわけです。そのため、良かったことは何度も言います」と、ポジティブな声掛けの重要性を強調します。参加者のみなさんにも「このことを覚えておくと、子どもに対してネガティブなことを言おうとしたときに、踏みとどまることができると思います」とアドバイス。憲剛さんも「普段の3倍、褒めることを心がけましょう」と同調していました。■子どもが何考えているか聞きたいから「問いかけ」をする中村家では、お子さんに問いかけをよくするそうで、その理由を「子どもが何を考えているか、頭の中を覗きたいんです」と話します。「うまくいったプレーがあったとして、なんでうまくいったのか。それを子ども自身の言葉で聞きたいんです。子どもって、僕ら大人が思っているよりも想像性が豊かです。小学校高学年になると、会話ができてくるので、僕にとって楽しい時間です」現役引退後、時間をみつけては、お子さんのサッカーを見に行くという中村さん。試合を見ていて、プレーについて言いたくなることはあるそうですが、そこはぐっと我慢。ただし、お子さんが「あること」をしないときは、強くたしなめるそうです。「これは妻とも共有しているのですが、子どものプレーを見ていて、チームのために走らない、自分がボールを取られても奪い返さないなど、チームのために頑張ることができなかったときは注意しています」シュートを打つ、パスを出すといったプレーの向上にはトレーニングが必要ですが、チームのために頑張ることは、意識の持ち方ひとつで、すぐに実行に移すことができます。「頑張ることは、意識次第ですぐにできるようになるので、小学3年生ごろから言っていました。『自分が守備の選手だったとして、前の選手がボールを奪われたのに、取り返しに行かなかったらどう思う?』という話はよくしました」そのような対話を続けることで、お子さんのプレーは変わっていき、いまでは「行きすぎじゃない?(笑)」というほどハードワークするようになったそうです。■「怒られなかった育成年代」がプロでのプレーにいい影響を与えた中西さんは、現役時代にともにプレーした、ストイコビッチ選手とのエピソードを教えてくれました。「ストイコビッチ選手は、子どもの頃から、A、B、Cと3つのパスの選択肢を持っていたそうです。子どもの頃はパワーがなくて、パスが通らなかったこともあったけど、当時の指導者から『体が大きくなれば、そのパスは通るようになる。アイデアを持ち続けてプレーしてほしい』と言われたそうです」創造性あふれるプレーで、世界中のサポーターを魅了したストイコビッチ選手。憲剛さんは「僕にとっても、あこがれの選手のひとりでした」と話し、自身の子ども時代のエピソードを語ります。「僕が小学生時代に所属していたチームも同じで、子どもの考えを尊重してくれていました。なんでそこにパスを出したんだとか、なんでそんなプレーをするんだって、言われたことがないんです。『いまのパス面白いね。だけど通らなかったね。じゃあ、次は通るように練習しよう』。そういうチームでした」憲剛さんは「子どもの頃から、プレーのアイデアを尊重してもらったおかげで、いろんなことに挑戦しようと思ったし、人が驚くようなプレーをしたいと思って練習してきました。その過程で生まれたミスに対して、怒られなかった育成年代を過ごしてきたことは、間違いなく現役時代に生きています」と感謝を口にします。■子どもが楽しくサッカーできるかは親にかかっていると言って過言ではないそしてイベントの最後に、次のようなメッセージを送っていました。「子どもが楽しくサッカーができるかは、お父さん、お母さんにかかっていると言っても過言ではないと思います。指導者ももちろんそうですが、一日の中で一番長くいるのは保護者ですから。その中で、親と子どもで一緒に成長していくことが大切なのだと思います。僕自身、失敗と後悔を繰り返しながら、親として成長していきたいと思っています。僕も頑張ります。一緒に頑張っていきましょう」司会が旧知の中西さんだったこともあり、「普段しない話を、結構しちゃいました」と笑顔を見せる中村さん。参加者のみなさんは、ここでしか聞けない体験談やエピソードをたくさん知ることができて、大満足の様子でした。<イベントの様子>
2022年04月11日最近よく耳にする「ポジショナルプレー」ってなに?そんな人に「入門編」としておすすめなのが3月に発売された『こどもポジショナルプレー~ボールを追うサッカーから、ボールを追いかけるサッカーへ~』です。ポジショナルプレーをわかりやすい表現で解説するとともに、ポジショナルプレーが身につく練習メニューも紹介。本書にポジショナルプレーの達人として登場する中村憲剛さんも「これからはポジショナルプレーを標準装備する時代」とおすすめしています。本書の中から今回はポジショナルプレーの鍵となる「5レーン」の解説と練習メニューを紹介します。■「5レーン」って何?ピッチを縦に5分割してそれぞれのレーンに選手を配置近年、ポジショナルプレーについての説明で「5レーン」という言葉がよく聞かれます。どのような考え方かざっくりと説明すると、ピッチを縦に5分割し、それぞれの「レーン」に選手を配置するというものです。相手が4バックの場合、DFだけでこの5つのレーンをすべて埋めることはできず、誰のマークについていいか迷うことになります。この「相手を迷わせる位置どり」が、ポジショナルプレーの基本になります。■「5レーン」トレーニングメニュー5レーンから始まる3vs2【ねらい】レーンの意識付け&どこに立つと攻撃が優位になるか理解させる。【準備】1.12m×20mのグリッドの中に5レーンを作る。2.攻撃側は3人、守備側は2人。3.最初は皆それぞれ異なるレーンにしか立てない。【ルール】1.まずは攻撃側の1人目が好きなレーンを選び、自由に位置を決めて立つ2.守備側の1人目は、異なるレーンに入りながら攻撃側の1人目をマーク3.その後も同じように攻撃側の2人目→守備側の2人目→攻撃側の3人目が異なるレーンにそれぞれ入っていく。4.5人が5つのレーンを埋め、立ち位置を決めたところから、指導者が攻撃側にボールを渡して3vs2がスタート。ここからはレーンに関係なく動くことができ、攻撃側はドリブルで奥のラインを突破したら勝利。■練習のポイント最初はボールを使わずに、立ち位置を考えることに集中させるところがポイントです。こうして5人が異なるレーンに入ると、数が1人多い攻撃側が有利な状況を作り出せるということを理解できると思います。異なるレーンに入るだけでなく、攻撃側の3人が同じ高さに立たない(縦ズレ)ことで相手がマークに付きづらくなるということも、この練習を通して感じることができると思います。まだ指導現場では浸透していないチームもあるかもしれませんが、親御さんもサッカーの最新戦術などを何となくでも頭に入れておくと、お子さんと一緒にサッカーを見るのが楽しくなったり、子どものサッカーへのかかわり方がもっと楽しめるようになることでしょう。
2022年03月29日次世代の歌舞伎俳優たちが更なる活躍ができるよう、未来へ繋ぐ新しい挑戦として企画された「いぶき、特別公演」。2021年6月の京都・南座での初めての公演では、中村児太郎、市川九團次、大谷廣松らによって、『妹背山婦女庭訓』『乗合船恵方万歳』の二つの演目が上演された。好評につき、第二回が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響に鑑み、残念ながら全公演が中止となった。しかし、コロナ禍ではあるが、その土地の多くの若い世代にも歌舞伎の魅力を繋いでいこうという考えから仕切り直しと言える、次回の公演が東京・観世能楽堂、神奈川・横浜能楽堂ほか各地で開催される。今作の出演者は、第一回にも出演した中村児太郎と、初参加となる中村隼人である。そして、中村隼人と中村児太郎が上演演目『二人椀久』の椀屋久兵衛と遊女の松山太夫にそれぞれ扮した「いぶき、特別公演」の本ビジュアルが解禁となった。今回の本ビジュアルは世界的写真家のレスリー・キー氏が撮影したものである。勇ましく、美しく、儚く、そして何より次世代を担う若い二人の瑞々しさをも感じ取れるような仕上がりが印象的なビジュアルとなった。撮影を担当したレスリー・キー氏より、コメントが到着。写真家レスリー・キーコメント「日本の伝統文化である歌舞伎とコラボレーションできた事は、私の日本での約30年間のフォトグラファー人生の中で、最も特別な出来事のひとつになりました。この企画に参加できた事をとても光栄に思います。これからも海外の地から歌舞伎の世界を全力で応援していきます。観にきて頂いたお客様には、ぜひ私の撮影したビジュアルと共に、この素晴らしい舞台を楽しんでいただきたいです。」演目は『雨の五郎』『藤娘』『二人椀久』の三つ。『雨の五郎』は、春雨の夜、蛇の目の傘を差した曽我五郎が大磯の廓の遊女・化粧坂の少将のもとへ向かう道中を描いたお話。亡き父のために敵討を誓って勇壮さを見せる反面、恋仲である少将からの文を手にした姿からは和事風の柔らかみを感じさせる。『藤娘』は、藤の精が愛らしい娘の姿で現れ、移り気な男心を名所“近江八景”になぞらえて踊り、恋心を艶やかに表現する物語。『二人椀久』は、大阪の豪商・椀屋久兵衛が遊女の松山太夫に入れ上げて放蕩の限りを尽くし、周りの者から座敷牢に閉じ込められてしまう。いつの間にか牢を抜け出し、さまよい歩く久兵衛は松山と再会するが、それは全て幻だったという幻想的な逢瀬が描かれている。趣の異なる三つの演目、そして二人の息の合った舞踊など、お見逃しなく。公演の詳細は公式サイト( )にて。【公演概要】いぶき、特別公演〈演目〉一、『雨の五郎』長唄囃子連中中村隼人二、『藤娘』長唄囃子連中中村児太郎三、『二人椀久』長唄囃子連中中村児太郎中村隼人主な日時・会場:東京公演2022年6月1日(水)観世能楽堂 ①12:00開演②15:00開演横浜公演2022年6月4日(土)横浜能楽堂 ①12:00開演②15:00開演チケット: 一般発売 2022年3月26日(土)10:00〜全席指定7,500円(税込)※未就学児童の入場はご遠慮ください。★レスリー・キー監修公演パンフレット付き★※お一人様に一部ずつパンフレットが付きます。 当日会場にてお渡し致します。その他、上演日程(お問い合わせ先などの詳細はホームページでご確認ください)千葉 6月3日(金)成田市文化芸術センター スカイタウンホール石川6月11日(土)こまつ芸術劇場うらら 大ホール京都6月17日(金)京都・観世会館愛知6月18日(土)名古屋能楽堂大阪6月19日(日)大槻能楽堂郡山6月21日(火)けんしん郡山文化センター中ホール熊本6月25日(土)八千代座福岡6月26日(日)大濠公園能楽堂<ご来場のお客様へ>本公演は新型コロナウイルス感染拡大予防のため、できる限りの対策を講じた上で開催いたします。ご不便をおかけすることもございますが、安全に公演をお楽しみいただくため、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。今後の感染拡大の状況によって緩和される場合がございますので、感染予防対策が変更になる場合がございます。最新情報は公式HP( をご確認ください。制作: 三響会企画 制作協力:全栄企画株式会社 / 株式会社ちあふる 協力:松竹株式会社総合問合せ:Zen-A [ゼンエイ] TEL: 03-3538-2300 (平日11:00~19:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月25日2022年にシンガーソングライターデビュー20周年を迎える堂本剛による新プロジェクト「堂本剛プロデュース」が3月25日(金)より始動する。堂本は2002年のシンガーソングライターとしてのシングル発売以降、さまざまなプロジェクトを通じ、音楽や俳優、ファッション、デザインなど多岐にわたる分野で活躍を続けてきた。本企画では「LINE VOOM」で毎月10本程度のオリジナル動画、ZOZOの協力のもと全7型(予定)におよぶオリジナルのファッションアイテムをプロデュース。動画はスゴ技挑戦や音楽などの内容を投稿、アイテムは2022年夏よりシーズンレスに着用できるユニセックスアイテムを通販サイト「ZOZOTOWN」で販売予定だ。またプロジェクト期間中、撮影やプロデュース作業にスタッフが密着。その模様やオフショットは無料動画配信サービス「GYAO!」のオリジナル番組『つよしP(仮)』として配信される。ほかにも堂本のプロデュースによるコンテンツがさまざまなメディアに登場する予定だ。初回のプロデュースとなるビジュアル撮影に堂本はお気に入りの衣装で登場。カメラマンからの「目線なしも撮りますか?」との声に「いいですね!」とふたつ返事でOKするも「(プロデュースを)任せるのが不安になる写真にしましょう」と堂本らしいジョークを飛ばす。それから空気椅子の状態でポーズを決めるなど、個性あふれる撮影になった。写真撮影後、早速ファッションアイテムの打ち合わせを開始。堂本が手がけるファンクミュージックのように、様々な方向からのアプローチにより、手に取る一人ひとりがサステナブルなものに関する関心や、何かを感じてもらえるようなアイテム作りに取り組みたいとコメントする。用意されたサンプルを手に取りながら、生地の選択やデザインの方針など、完成にむけたイメージを膨らませた。続いて「LINE VOOM」向けの動画撮影。人気のチャレンジ動画に挑戦するもなかなかうまくいかず、「しょぼいなあ」と堂本。失敗も楽しむ、おおらかな一面を見せた。さらにはなかなか見られない音楽制作の現場にもスタッフが密着。ベースやギターを手に取り、音作りの様子やリフのアイデアを形にしていく作業、浮かんだメロディをマイクに吹き込むところなど、一つの楽曲を形にしていく方法を紹介する。録音した音源をチェックする目は真剣そのもので、シンガーソングライターデビュー20周年を経て一層精力的に音楽に取り組む姿が印象的だった。■企画情報「堂本剛プロデュース」3月25日(金)よりスタート<詳細>(1)「堂本剛 × ZOZO」堂本剛プロデュースのもと、ZOZOが開発・販売アイテム型数:7点(予定)2022年夏より予約販売開始(予定)(2)「堂本剛」LINE公式アカウント(3)「LINE VOOM」堂本剛オリジナル動画3月26日(土)~2022年9月「堂本剛」LINE公式アカウントにて配信PC: スマホ: (4)「GYAO!」オリジナル番組『つよしP(仮)』3月26日(土)21時より配信開始。毎週土曜日更新(全26回)・番組視聴ページ: ・公式Twitterアカウント: 特設ページ:
2022年03月25日映画『ウェディング・ハイ』(3月12日公開)の公開初日舞台挨拶が12日に都内で行われ、篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、皆川猿時、高橋克実、大九明子監督が登場した。同作はバカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリーで、大九明子が監督を務める。絶対に「NO」と言わない敏腕ウェディング・プランナーの中越(篠原涼子)は、お茶目だけど根は真面目な石川彰人(中村倫也)といつも明るい新田遥(関水渚)のカップルを担当するが、参列者たちの熱すぎる思いが暴走し、式は思わぬ方向へ。新郎新婦のSOSを受け、披露宴スタッフと力を合わせ様々な問題を解決しようと奔走する中越の姿を描いた群像コメディ映画となっている。登壇した岩田の「引き出物って、いいですね」という意味深な一言に、なぜか中村は爆笑。ネタバレを避けて話すキャスト陣だが、前回の舞台挨拶では岩田の裸シーンも話題となっており、見どころを聞かれた篠原も「岩田さんに、皆様ご存知のようなシーンがありましたよね。何度見てもきっと皆さん興奮されるんじゃないかと」と期待する。岩田は撮影について「脚本以上でしたね」と苦笑し、中村は「なんで受けたの? この役」と素朴な疑問を投げる。今まで演じてきた役の流れからして「まったくないですよね」という岩田に、篠原も「新境地だと思います」と太鼓判。岩田は自身でも「笑いましたね」と振り返り、「心の声をアフレコで入れに行ったんですけど、その時の監督のディレクションが予想外すぎて。こんな奇声を発すると思わなかったので、それは本編見ていただいた方のお楽しみ」と煽っていた。また、この日は同作の魅力を「たいあんきちじつ」のあいうえお作文で表すというコーナーも。「高橋克実さんが」(大九監督)、「いろいろあって」(高橋)、「アンシャンテ」(中村)、「気分がハイになる」(篠原)、「ちーむわーく抜群のウェディング・プランナーさん」(関水)、「自由奔放に」(岩田)、「つきましては、皆様のご多幸と『ウェディング・ハイ』のヒットをお祈りして乾杯」(皆川)とまとまったようなまとまっていないような出来となった。この結果について「自分の順番をわかっていない」とつっこまれた関水は「(あいうえお作文で)つなげると思ってなくて、一人一つ何かを書くものだって、すみません」と謝罪する。「アンシャンテ」と書いた中村は「フランス語で『はじめまして』とか『ごきげんよう』みたいな」と説明しながら「やっぱり帰国子女なんで……」とボケを飛ばしていた。
2022年03月12日ヴィッセル神戸所属、アンドレス イニエスタの来日後初著となる書籍『イニエスタ・ジャパン! 日本に学んだ 人生で大切なこと』が、本日2月14日より発売された。本書では、イニエスタが、衝撃のバルセロナ退団から、来日を決めた真の理由、そして日本での生活における学びや気づきを自身の言葉で初めて告白。彼の言葉や考えを通して、今を生きるすべての人に勇気や人生のヒントを与える一冊となっている。また、イニエスタを尊敬してやまない7名のサッカー選手たちからのコメントをコラム「拝啓イニエスタ様」と題して掲載。サンジェルマンFC所属・メッシ選手はイニエスタ選手を「彼は極めて特別な選手です」とコメント。元サッカー日本代表・中村憲剛は「彼のプレーが日本で観られるということは、本当に日本の選手たちや子供たちにとって、とても大きな財産」と語っている。ほかにも、そばで見てきた選手たちだからこそ知る彼の真摯なサッカーへの想いや、チームメイトにだけ見せていた意外な一面なども。なお、ヴィッセル神戸オフィシャルショップでは、ヴィッセル神戸限定バージョンのカバーも販売している。喜久屋書店全店と、全国18の書店での購入者には、カバーをデザインしたクリアファイルがプレゼントされる。楽天ブックスと、ヴィッセル神戸オフィシャルグッズショップ・オフィシャルサイトでご購入の方にはそれぞれ異なるオリジナル・ポストカードが付属される。また、ヴィッセル神戸オフィシャルグッズショップ 「THE VISSEL」と、全国12の書店には、イニエスタ選手の等身大パネルが設置されている。特典は無くなり次第終了。【コンテンツ】第一章 私が日本を選んだ理由第ニ章 人生2度目の旅立ち第三章 勝者のメンタリティ第四章 責任と感謝の気持ち第五章 学び直しの連続第六章 家族の大切さ第七章 最善の選択コラム「拝啓イニエスタ様」・サンジェルマン FC リオネル・メッシ選手・サンジェルマン FC ネイマール選手・FC バルセロナ ダニエウ・アウヴェス選手・FC バルセロナ ジェラール・ピケ選手・元サッカーアルゼンチン代表 ハビエル・マスチェラーノ氏・元サッカー日本代表 中村憲剛氏・セルティック FC 古橋亨梧選手■購入特典(クリアファイル) 対象書店東京 ブックファースト新宿店東京 ジュンク堂書店池袋本店神奈川 丸善ラゾーナ川崎店神奈川 紀伊國屋書店横浜店愛知 ジュンク堂書店名古屋栄店大阪 ブックファースト梅田2階店大阪 紀伊國屋書店梅田本店兵庫 ジュンク堂書店西宮店兵庫 ジュンク堂書店三宮店兵庫 ジュンク堂書店三宮駅前店兵庫 ジュンク堂書店神戸住吉店兵庫 ブックファースト阪急西宮ガーデンズ店兵庫 ブックファースト西宮店兵庫 紀伊國屋書店加古川店兵庫 紀伊國屋書店神戸阪急店兵庫 大垣書店神戸ハーバーランドumie店兵庫 大垣書店プリコ神戸店広島 ジュンク堂書店広島駅前店全国 喜久屋書店全店※特典は数量限定のため、なくなり次第終了となります。■購入特典(ポストカード)対象店(1)楽天ブックス(2)ヴィッセル神戸オフィシャルグッズショップ・Jリーグオンラインストア店(2/14 より販売受付開始)・THE VISSEL・ハーバーランド店・スタジアムグッズショップ(ヴィッセル神戸ホームゲーム開催時のみ)※通常版・限定版それぞれのカバーをデザインしたオリジナル・ポストカードになります。特典は数量限定のため、なくなり次第終了となります。■等身大パネル設置書店東京 ジュンク堂書店池袋本店東京 ブックファースト新宿店神奈川 紀伊國屋書店横浜店愛知 ジュンク堂書店名古屋栄店大阪 紀伊國屋書店梅田本店兵庫 ジュンク堂書店三宮店兵庫 ジュンク堂書店三宮駅前店兵庫 大垣書店神戸ハーバーランドumie店兵庫 紀伊國屋書店神戸阪急店兵庫 喜久屋書店神戸南店兵庫 喜久屋書店西神中央店兵庫 喜久屋書店須磨パティオ店兵庫 ヴィッセル神戸オフィシャルグッズショップ 「THE VISSEL」『イニエスタ・ジャパン! 日本に学んだ 人生で大切なこと』著者:アンドレス イニエスタ発行:ぴあ株式会社発売:2月14日定価:1,650 円(税込)版型:四六判/無線綴じ/216Pヴィッセル神戸オフィシャルグッズショップ、全国の書店、ネット書店にて発売
2022年02月14日映画『ウェディング・ハイ』(2022年3月12日公開)の完成披露試写会が18日に都内で行われ、篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、中尾明慶、 向井理、高橋克実、大九明子監督が登場した。同作はバカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリーで、大九明子が監督を務める。絶対に「NO」と言わない敏腕ウェディング・プランナーの中越(篠原涼子)は、お茶目だけど根は真面目な石川彰人(中村倫也)といつも明るい新田遥(関水渚)のカップルを担当するが、参列者たちの熱すぎる思いが暴走し、式は思わぬ方向へ。新郎新婦のSOSを受け、披露宴スタッフと力を合わせ様々な問題を解決しようと奔走する中越の姿を描いた群像コメディ映画となっている。クセモノぞろいの同作にかけて、自分や他人について「クセが強い」と思うところを聞かれると、篠原は「しいて言うなら、私、指をすごく鳴らすんです。他の人が見てたら『あの人おかしいんじゃないかな』ってくらい、ずっと鳴らしてるんです」と告白。中村が「そういえば鳴らしてた気がしますね」と振り返ると、篠原は「すっきりするんですよね」と苦笑する。そんな中村は「僕、この中で一番クセが強いのは向井理だと思うんですよ。ボケがわかりづらい」と指摘し、向井は「それは倫也も」と抗議すると、中村は「僕もあんまり人のこと言えないけど、僕と違うのはそのわかりづらいボケを上手に拾われると照れくさくなるのか、下がる。拾い損になる」と返答。「舞台(『狐晴明九尾狩』)で共演したんですけど、劇場での立ち位置の確認の時に、自分の2m先ぐらいまでしか聞こえない小声でずっとボケ続けてるんです」とエピソードを披露した。中村がさらに「さっきもクールでかっこよくしてるんですけど、この人、本当はボケたいんだろうなと、見ながらずっと思ってました」と言うと、向井は「なんで見てるんだろうなってずっと思ってました」と苦笑し、「自覚はあります」ときっぱり。「あんまり大きい声は出したくないんですよ。だけど『今こんなこと考えてる』ということを、ちょっと身近な人に知ってほしい」と明かし、中村は「かわいいとこあるんですよ。クールに見えますけど」とニヤリとしていた。関水は中村について「ずっと同じテンションなんですよ。それがすごいなと思いました」と、意外な観点からのクセの強さを表し、「家に帰ってからも怒ったりすることとかないんだろうなって」と想像する。 中村は「最近、仕事現場もオフだと思ってるもん。『誰も見てないや、俺のこと』と思ってる。 人の目を気にしないの。今年は人の目気にするわ、俺」と反省し、関水は「そのままで大丈夫だと思います」とアドバイスする。向井も「倫也くんは変わってますよ。ほわっとしてるように見えてものすごく熱い一面がある」と逆襲し、「去年舞台で共演したんですけど、大阪の大千秋楽で最後の挨拶が終わった瞬間、30人くらいのキャスト全員と熱く握手を交わし、潤んだ瞳で『お疲れ様でした』って……それは言ってないか」と自分でつっこむ。向井は中村から「後半盛ってたね」とつっこまれながらも、「潤んだ瞳は合ってたよ? 背負ってきてるものを感じさせない、でも熱い気持ちがある人。それをあまり見せない」と語っていた。また、最後にはキャスト陣が特大クラッカーを発射するも、実は中村のクラッカーが不発というできごとも。中村は篠原に見守られながら中身をかき出して去って行った。
2022年01月18日篠原涼子が主演を務める映画『ウェディング・ハイ』完成披露試写会が18日(火)、都内にて行われ、篠原さんのほか、共演の中村倫也、関水渚、岩田剛典らが登壇した。本作において十数年ぶりに共演を果たしたというのが、中村さん&謎の男を演じた向井理。「クセが強いと思う人は誰?」というテーマで話が盛り上がると、中村さんは「一番は向井理だと思うんです。ボケがわかりづらい!」と言うと、すかさず「それは倫也もね!」と向井さんが反応し、阿吽の呼吸。向井さんは「タチが悪い感じに聞こえるね」と苦笑しながらも、「自覚はあります…」と認めた。中村さんは、「クールに見えますけど、かわいいところ、あるんですよ」と向井さんのパブリックイメージをお茶目なものにする。向井さんと共演シーンが多かったという岩田さんに、中村さんが「がんちゃんは(どう思う)?おさむっちの」と尋ねると、「そんな曲者っぽい雰囲気なかった…」と岩田さんは答え、中村さんらと「一番怖いよね、ばれないっていう!」と大盛り上がりだった。『ウェディング・ハイ』は結婚式を舞台に繰り広げられる群像コメディ。プランナーの中越(篠原さん)に支えられ、新郎・彰人(中村さん)と新婦・遥(関水さん)は幸せな式を迎えるはず、だった。しかし、スピーチに命を懸ける上司や、新婦の元カレ・裕也(岩田さん)、謎の男・澤田(向井さん)も現れ大混乱となる。NOと言わない敏腕ウェディングプランナーを演じた篠原さんは、「台本を最初にいただいたときからすごく面白くて。皆さまのお芝居がどのようになるか楽しみで。セッションして舞台みたいな感覚のドタバタ作品でした。撮影中はすごく楽しくリラックスしていました」と面白さに太鼓判を押す。岩田さんは、これまで演じたことのないコメディ要素の強い役を好演。作品を観た中尾明慶が、「あえてがんちゃんと言いますけど…がんちゃんのお尻が超キレイ!まじで!今後お尻のケアを頑張ろうって思いました!」とお勧めシーンとして挙げるも、岩田さんは「いやあ、結構だらしない体してますけど」と答える。すると大九明子監督は「またまた!」と言い、中尾さんも力強く「めっちゃキレイですよ!」と監督と意気投合していた。そのほか、完成披露試写会には高橋克実も出席した。『ウェディング・ハイ』は3月12日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ウェディング・ハイ 2022年3⽉12⽇より全国にて公開(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2022年01月18日今年で17年目を迎える中村屋一門恒例の全国巡業公演。歌舞伎俳優の中村勘九郎、中村七之助がリモート会見で見どころを語った。2022年春は『春暁特別公演』に加え、勘太郎、長三郎の子役を交えた『陽春特別公演』の2公演を上演する。生の歌舞伎の楽しさに触れ「元気になってお帰りいただきたい」と声を揃えるふたり。歌舞伎のいろはを解く「歌舞伎塾」や素顔が垣間見られる人気の「トークコーナー」を交えた構成で、演目にも趣向を凝らす。「中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2022」「中村勘九郎 中村七之助 中村勘太郎 中村長三郎 陽春特別公演2022」チケット情報『春暁特別公演』で勘九郎はお家芸「高坏(たかつき)」に出演する。花見の席で大名から高坏を買うよう命じられた次郎冠者(勘九郎)。しかし、それが何か分からず「高坏買いましょう」と声を張り上げて歩き出すと、そこへ高足売が現れて……。下駄でタップという趣向が楽しい軽妙洒脱な舞踊劇だ。「祖父の十七代目中村勘三郎が今の演出、振りにしたもので、中村屋にとっても大切な演目のひとつ。華やかな作品でお花見気分を味わって」と勘九郎が陽気に盛り上げる。七之助が勤めるのは心中物「隅田川千種濡事(すみだがわちぐさのぬれごと)」。四世鶴屋南北作「於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)」(通称「お染の七役」)の大詰めを長唄の舞踊劇に仕立てたオリジナル演目で、七之助はお染、久松、お光、土手のお六の4役を踊る。「歌舞伎のエンターテインメント性を生でご覧いただける絶好の機会」であると同時に、男女の演じ分けや早替りなど役者、七之助の魅力を存分に堪能できる。続く『陽春特別公演』は勘太郎、長三郎の幼い兄弟が清元で踊る「玉兎」で幕が開く。息子の成長を見守る勘九郎は「何より芝居好きなのが嬉しい」と目を細める。ふたりともすでに踊りは入っているが、「今回はひとりで踊るものをふたり用に変える構成」につき、ブラッシュアップした内容でお届けする。また、今公演では勘太郎、長三郎がイラストを担当した手ぬぐいなどの公演記念グッズを初めて販売することも明かされた。打って変わり、勘九郎と七之助は清元を代表する名作怪談舞踊劇「かさね」を。腰元かさね(七之助)が最愛の与右衛門(勘九郎)に鎌で殺されたことに始まる因果因縁の物語。「男女のドロドロした部分や清元の名文句、名調子、その美しさも見せる。現代の女性にもドラマティックに観ていただけます」と勘九郎。最終的には顔が醜くなり足が折れどん底に突き落とされるかさね。七之助は「女性としてすべてが崩れる様を見せられたら」と語り、踊りでは勘九郎と阿吽の呼吸で魅了する。「互いが磁石のようにべったり引っ付いたり、拒絶し合ったり関係性にメリハリを付けるのが効果的で、そこが踊りの面白さ、深さになってくる。『玉兎』とはガラッと違う踊りを楽しんでいただきたい」とアピールした。『春暁特別公演』は3月6日(日)から26日(土)まで奈良、滋賀、兵庫ほか全国16か所にて、続く『陽春特別公演』は3月30日(水)から4月4日(月)まで大阪・フェニーチェ堺大ホールほか全国5か所にて。チケットは両公演、1月15日(土)10時よりプリセールを実施。取材・文:石橋法子
2022年01月14日株式会社カブト(所在地:東京都港区、代表取締役:行木隆)のアスリート社員でビーチバレーボール選手の池田隼平(JUMPEI IKEDA)は、庄司憲右(KENSUKE SHOJI)選手とペアを結成し、世界を目指します。■背景株式会社カブトでは、ビーチバレーボールを日本でメジャースポーツにし、人々に夢や希望、元気を与えられる環境を構築するプロジェクトとして「KABTO beach volleyball project」を立ち上げました。その具体的なアクションとして、国際大会での上位進出を1つの目標として掲げています。この度、プロジェクトの目標及び想いを、共に2022年前期男子ビーチバレーボール日本代表※である池田隼平と庄司憲右選手で共有できたことによりペアを結成し、世界を目指すことになりました。池田・庄司ペア※ビーチバレーボールの「日本代表」とは、日本バレーボール協会(JVA)で選出された強化指定選手を指します。■選手プロフィール(1) 池田隼平池田順平出身地:熊本県阿蘇市経歴 :熊本県私立鎮西高等学校・法政大学卒2010年、2011年全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)2大会連続準優勝2010~2011 U-18 日本代表、2012~2013日本代表2012年 U-20 アジア選手権大会優勝【ビーチバレーボール日本代表歴】2018年前期、2019年前期・後期、2020年前期・後期、2021年後期、2022前期(2) 庄司憲右選手庄司憲右選手出身地:鳥取県境港市所属 :愛媛県競技力向上対策本部/湘南ベルマーレ経歴 :島根県立米子西高等学校・天理大学卒【ビーチバレーボール日本代表歴】2019年前期・後期、2021年前期・後期、2022年前期■今後の展開今年は9月に杭州で開催される国際大会出場を目指します。その後は、世界各地で開催されるワールドツアーやアジアツアー、ジャパンツアーを転戦し、国際大会のポイントを獲得していきます。最終的に、国際大会のランキングで上位獲得を目指しながら、プロジェクトを遂行していきます。■会社概要商号 : 株式会社カブト代表者 : 代表取締役 行木隆所在地 : 〒105-0003東京都港区西新橋3-24-10 ハリファックス御成門ビル2F設立 : 2000年7月事業内容: システム開発・販売事業、リスクマネジメント事業、コンサルティング事業資本金 : 4,550万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月12日