4月8日に放送された『ぽかぽか』(フジテレビ系)に、俳優の眞栄田郷敦(24)が出演。Xをエゴサーチしたときのエピソードを披露し、衝撃が広がっている。眞栄田は女優の広瀬アリス(29)とともに、世間から寄せられる「~っぽい」というイメージに対して答える「ぽいぽいトーク」のコーナーに登場。「エゴサーチめっちゃしてるっぽい」というトークテーマになると、まず広瀬が「○」と即答。出演しているドラマや自身の演技に寄せられている感想をチェックしていると答えた。つづけて番組MCのハライチ・澤部佑(37)が「眞栄田さんは(エゴサ)されますか?」と振ると、眞栄田は「あんまりしないんですよね。SNSもやってなくて」と返答。「でも1回僕の高校の同級生が、僕の靴下を売ってました」と明かし、スタジオは騒然となった。澤部に「詳しく聞かせてよ」と突っ込まれると、「Xでエゴサしてたんですけど、そしたら『眞栄田郷敦靴下使用済』みたいな」投稿を見つけたという。思わず岩井勇気(37)が「白いやつ?」と尋ねると、眞栄田は「白いやつです」と回答。澤部が「まずそこじゃなくない?質問」と突っ込むも、岩井はさらに「一個だけ確認していい?まだ売ってる?」と購入の意思を見せると、眞栄田は爆笑しながら首を振った。澤部が「そのアカウントは本当に友達のっていうこと?」と確認すると、「そうです」と心当たりがある人物だと明かした眞栄田。神田愛花(43)に「(靴下に)名前が書かれているんですか?郷敦さんって?」と問われると、「そうです、僕の名前で」と回答。さらに広瀬に「本物?」と突っ込まれると「本物です、あの寮一緒だったんで……」と、寮の仲間が転売していたと告白。岩井に「それ(本人に)言ったの?」と聞かれ、眞栄田が「言ってないです、今初めて言いました」と答えると、またもスタジオは騒然。つづけて「割と高校の時一緒にいた(人)」と、親しい人物であったと明かした。澤部に「買い戻さなかったの?誰かの足に行くなら…」と聞かれるも、「いや…」と首を振っていた眞栄田。岩井から「買って『直接手渡ししてもらってもいいですか』って」と直接対決を提案されていた際には、「めっちゃ怖いっすね」と笑っていた。寮の仲間から私物を売られていたと明かした眞栄田。ネット上ではこの友人の裏切り行為に「ひどい」と同情する声が寄せられている。《これはえぐいて》《売る奴最低買う人も気持ち悪い》《眞栄田郷敦使用済み靴下を同級生が売ってるのを本人が見付けててヤバ》《自分ならこういう事するヤツとはいくら昔仲良くても即、絶交するけど彼はどうしたのかな》
2024年04月08日山口つばさによる漫画『ブルーピリオド』の実写映画化が決定。主演に眞栄田郷敦を迎え、8月9日(金) に公開されることが発表となった。『ブルーピリオド』は、からっぽだった高校生が1枚の絵をきっかけに美術の世界に本気で挑み、国内最難関の美術大学を目指して奮闘していく物語。映画では、周囲の人望も厚く成績優秀だが、空気を読んで生きる日々に物足りなさを感じている主人公・矢口八虎役を眞栄田が演じるほか、八虎が美術部に入るきっかけを作った人物で、自分の“好き”について葛藤する女性的な容姿の同級生・ユカちゃんこと鮎川龍二役で高橋文哉、八虎の最大のライバルで、驚異的な画力を持つ天才高校生・高橋世田介役で板垣李光人、八虎が苦難に直面するたびに乗り越えるきっかけを与えてくれる美術部の先輩・森まる役で桜田ひよりが出演する。メガホンをとったのは、『サヨナラまでの30分』『東京喰種 トーキョーグール』で知られる萩原健太郎。萩原監督が“本物であること”にこだわったため、練習用に描かれたものも含めると本編に登場する絵画は合計401枚にものぼり、300枚以上がこの映画のために描き下ろされた。また、各キャスト陣は撮影前に半年以上の時間をかけて絵画練習を行い、絵を描く所作や動きを体得。さらに、劇中に登場する絵画の一部は実際にキャストが描いたものが採用されている。脚本は、アニメ版『ブルーピリオド』を手がけ、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』や現在公開中の『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』で知られる吉田玲子、音楽は、『映画 えんとつ町のプペル』でアニー賞最優秀音楽賞にノミネートされた経験を持つYaffleが務めた。併せて公開となった特報映像では、八虎の「今までずっと生きてる実感が持てなかった。あの絵を描くまでは――」というモノローグとともに、一見楽しそうに友人と戯れながらもどこか物足りなさを感じ、流される日々を過ごす彼の姿が映し出される。そして、渋谷の街に浮かび上がる印象的なカットから一転、1枚の絵との出会いのシーンと「俺の心臓は今、動き出したみたいだ」というセリフをきっかけに、超難関の美術大学・東京藝術大学を目指して奮闘する彼の挑戦が描かれている。■眞栄田郷敦 コメント楽しいけどなんか浅い毎日。地に足がついてないような、自分を俯瞰で見てるような。苦しい時間は遅く感じて、楽しい時間は早く感じる。八虎と共に歩んでるような感覚になれる映画だと思います。「好きなことに人生の一番大きなウェイトを置く、これって普通のことじゃないでしょうか」という台詞の美しさ。その裏にある怖さやしんどさ、変わっていく自分や環境、それに伴う人間関係。そんなことを感じてもらいながら、今、自分の将来のことを考えてる人も、もう考えるのを辞めてしまった人も、自分の好きなことは何なのか、自分にとっての幸せは何なのか、改めて少し考えてみるきっかけになれば嬉しいです。そして、今もう既に戦ってる人は、この映画を見て少しでも希望を持ってもらって、これからも戦い続けてもらえればと思います。■高橋文哉 コメントブルーピリオドという作品は存じ上げていましたが、作品を見た事はなく、お話を頂いて原作を読ませていただきました。作品全体にももちろんですが、鮎川龍二という人物に惹き込まれましたし、この人物を僕が演じる事が出来るのか不安を感じました。でも、同時にドキドキとワクワクが止まりませんでした。こんなにも素敵なキャラクターでこの作品の圧倒的な魅力にもなる、ユカちゃんを任せていただける事を本当に光栄に思いました。やるからには鮎川龍二の魅力を忠実にできる限り膨らませられる様に全身全霊でこの役に挑みました。役作りでいうと、日本画の練習などもしましたが、身体的にも自分とユカちゃんに僕自身が境界線を感じない位まで追い込みました。大変なこともありましたが、本当に楽しかったです。そんな鮎川龍二を皆さんにも是非見て頂けたら嬉しく思います。僕がやれることやるべきことやりたいことをユカちゃんや八虎のようにこの作品に詰め込んでおります。皆様、是非劇場へ。■板垣李光人 コメント今回このお話をいただき、趣味程度ではありますがインプットとしてもアウトプットの手段としてもアートを嗜む身としては一層身に入るものがありました。また原作においても、元々アートをテーマとしたストイックな作品として存じ上げておりましたし、高橋世田介というキャラクターにも共感する部分が多かったため、とても運命を感じております。"好き"を追い求めることは決して逃げや楽なことではないのだと、その道中には何度も傷付き幾重にも重なる壁が待っているということ。そしてその先には広い海が全ての人を待っていることを教えてくれる作品になっていると思います。夢を追う人も、その傍で支えている人も、いろいろな方に観ていただきたいです。■桜田ひより コメントまずは、萩原監督とまた一緒に作品を作れる喜びと期待感を感じ、同時に八虎の人生を変えるきっかけを作った森まる先輩という、物語のキーとなる役を演じられるワクワクも感じました。自分は今まで絵の世界に触れる機会があまりなかったので、練習期間は毎回学ぶことだらけでした。中々体験できることではなかったので、本当に貴重な経験をさせていただきました。学校の穏やかさから、張り詰めた緊張感が漂う予備校まで、見どころ満載の映画になっているので、皆さん楽しみにしていてください。■山口つばさ(原作)コメント(完成した映画を観て)自分が漫画として書いていた時には見えてなかった景色や役者さんが演じるキャラクターの表情、言葉を発するまでの“間”の感覚など漫画ではできなかったことがたくさん表現され、各シーンで作り物ではないリアリティを感じられた、映画『ブルーピリオド』に率直に感銘を受けました。そしてキャストの皆さんは多くの時間をかけ絵画練習をされ、私が初めて現場でその様子を見た時には皆さんの所作が絵描きのそれになっていて、ただただ驚きました。中でも眞栄田さんにお会いした際には「同級生の矢口くん」に会ったような、気まずさすらも感じてしまうほどでした。企画の段階からこの作品をどう映画にするのか?ご自身のビジョンを明確に持ち、常に観客に向かって映画を届けようと考えていた萩原監督にお任せすることができて、本当に良かったです。人が何かを始めようとするときの熱量を皆さんにも感じてもらえたら嬉しいです。■萩原健太郎監督 コメント山口つばさ先生が作り上げた『ブルーピリオド』という完成された作品を実写映画化する上で最も大切にしたこと、それは原作の中心にもある問い『芸術は才能なのか?』に映画として挑むことでした。才能がないのに好きな事に挑戦するのは無駄なことなのか?情熱が才能を凌駕する武器になり得るのか?これは八虎のように自分が進む道を模索している世代だけでなく、何かに情熱を注ぐことに夢中で挑戦する全ての世代が楽しめる映画です。ご期待ください。映画『ブルーピリオド』特報映像<作品情報>映画『ブルーピリオド』8月9日(金) 公開公式サイト:山口つばさ/講談社 (C)2024映画「ブルーピリオド」製作委員会
2024年04月03日俳優の眞栄田郷敦が、映画『ブルーピリオド』(8月9日公開)の主演を務めることが2日、明らかになった。同作は山口つばさ氏による人気漫画の実写化作。からっぽだった高校生・矢口八虎(眞栄田)が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に本気で挑み、国内最難関の美術大学を目指して奮闘していく物語。美術の経験も才能もない素人が天才的な画力を持つライバル達や、答えのないアートという壁に苦悩しながらも、情熱だけを武器に圧倒的努力で困難を乗り越えていく。好きなことに出会えた高揚感、その先に訪れる葛藤をもリアルに描いている。○■眞栄田郷敦×高橋文哉×板垣李光人×桜田ひよりで人気原作を実写化主演の眞栄田は、周囲の人望も厚く成績優秀だが、空気を読んで生きる日々に物足りなさを感じている高校生・矢口八虎を演じる。本作の撮影前には半年以上の月日をかけて絵画練習に臨み、情熱を武器に無謀な目標に邁進する八虎役を演じ切る。八虎が美術部に入るきっかけを作った人物で、自分の『好き』について葛藤する、女性的な容姿の八虎の同級生・ユカちゃんこと鮎川龍二を高橋文哉、八虎の最大のライバルで驚異的な画力を持つ天才高校生の高橋世田介を板垣李光人、八虎が苦難にぶち当たるたびに乗り越えるきっかけを与えてくれる存在で美術部先輩の森まるを桜田ひよりが演じる。本作のメガホンを取るのは、『サヨナラまでの30分』『東京喰種 トーキョーグール』で知られる萩原健太郎監督。美術の面白さを斬新な演出で魅せつつ、煌びやかなだけではない青春時代の挑戦をリアリティある描写で描き、そこにキャラクターたちが存在するかのような没入感のある映像作品を生み出した。萩原監督は本作で「本物であること」にこだわり、練習用に描かれたものも含めると本編に登場する絵画は合計401枚、300枚以上がこの映画のために描き下ろされた。登場するキャスト陣は撮影前に時に半年以上の時間をかけて絵画練習を行い、絵を描く所作や動きを体得。劇中に登場する絵画の一部は実際にキャストが描いたものが採用されている。脚本にはアニメ『ブルーピリオド』を手掛け、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』や『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の吉田玲子。数々のアニメ作品を手掛けてきた彼女が、本作でも原作の魅力を映画として昇華させ、挑戦の物語を作り上げた。音楽には、『キャラクター』『ナラタージュ』をはじめとした作品のサウンドトラックを手掛け、『映画 えんとつ町のプペル』でアニー賞最優秀音楽賞にノミネートされた経験を持つYaffle。本作ではシーンに合わせてボーカル入りの楽曲を新たに書き下ろすなど従来の制作の枠組みを超えた取り組みを行った。○■特報映像、キャラクタービジュアルも公開特報映像は八虎の「今までずっと生きてる実感が持てなかった。あの絵を描くまでは――」というモノローグと共に、八虎が一見楽しそうに友人と戯れながら、どこか物足りなさを感じながら流される日々を過ごす姿で幕を明ける。そして渋谷の街に浮かびあがる印象的なカットから一転、1枚の絵との出会いのシーンと「俺の心臓は今、動き出したみたいだ」というセリフをきっかけに、超難関の美術大学・東京藝術大学を目指して奮闘する彼の挑戦が描かれていく、物語のはじまりの期待感に満ちた特報映像に仕上がった。同時に解禁になったビジュアルは、八虎、龍二、世田介、森まる4人のキャラクタービジュアル。アクリル板越しに実際に絵の具を使って絵を描く様子を接写で撮影した写真を使用し、キャンバスに見立てたレイアウトにそれぞれのキャラクターカラーがデザインされた。自分だけの色を見つける「挑戦の物語」という本作のテーマを表現し、「情熱は、武器だ。」の力強いコピーと各キャストの真剣な眼差しが印象的なビジュアルに仕上げた。そして、今回の映画『ブルーピリオド』の公開発表を記念して、出演キャストの4人が登場するライブ配信の実施も決定した。発表から3時間後にあたる22時から、映画『ブルーピリオド』公式Instagram、ならびにワーナー公式TikTokとYouTubeにて配信される。配信開始までの間に募集する視聴者からの質問にキャスト自ら答えていく企画や、本作の撮影時のエピソードなどを語り、豪華賞品が当たるプレゼント企画も用意しているという。さらに、東京で実施され好評を博した「ブルーピリオド展」が、12日より大阪南港ATCギャラリーにて「ブルーピリオド展in大阪」として開催される。原作漫画の原画などが展示されるほか、「映画『ブルーピリオド』の作り方」と題して、眞栄田、高橋、板垣の劇中衣装や、それぞれのキャストが撮影前に絵画練習を行って描いた絵画が展示される。会場は写真撮影も可能。また本作は、いつでも対象劇場で1,100円で鑑賞できるauスマートパスプレミアム会員特典サービス【au推しトク映画】にラインナップされている。○■眞栄田郷敦 コメント楽しいけどなんか浅い毎日。地に足がついてないような、自分を俯瞰で見てるような。苦しい時間は遅く感じて、楽しい時間は早く感じる。八虎と共に歩んでるような感覚になれる映画だと思います。「好きなことに人生の一番大きなウェイトを置く、これって普通のことじゃないでしょうか」という台詞の美しさ。その裏にある怖さやしんどさ、変わっていく自分や環境、それに伴う人間関係。そんなことを感じてもらいながら、今、自分の将来のことを考えてる人も、もう考えるのを辞めてしまった人も、自分の好きなことは何なのか、自分にとっての幸せは何なのか、改めて少し考えてみるきっかけになれば嬉しいです。そして、今もう既に戦ってる人は、この映画を見て少しでも希望を持ってもらって、これからも戦い続けてもらえればと思います。○■高橋文哉 コメントブルーピリオドという作品は存じ上げていましたが、作品を見た事はなく、お話を頂いて原作を読ませていただきました。作品全体にももちろんですが、鮎川龍二という人物に惹き込まれましたし、この人物を僕が演じる事が出来るのか不安を感じました。でも、同時にドキドキとワクワクが止まりませんでした。こんなにも素敵なキャラクターでこの作品の圧倒的な魅力にもなる、ユカちゃんを任せていただける事を本当に光栄に思いました。やるからには鮎川龍二の魅力を忠実にできる限り膨らませられる様に全身全霊でこの役に挑みました。役作りでいうと、日本画の練習などもしましたが、身体的にも自分とユカちゃんに僕自身が境界線を感じない位まで追い込みました。大変なこともありましたが、本当に楽しかったです。そんな鮎川龍二を皆さんにも是非見て頂けたら嬉しく思います。僕がやれる事やるべき事やりたい事をユカちゃんや八虎のようにこの作品に詰め込んでおります。皆様、是非劇場へ。○■板垣李光人 コメント今回このお話をいただき、趣味程度ではありますがインプットとしてもアウトプットの手段としてもアートを嗜む身としてはいっそう身に入るものがありました。また原作においても、元々アートをテーマとしたストイックな作品として存じ上げておりましたし、高橋世田介というキャラクターにも共感する部分が多かったため、とても運命を感じております。"好き"を追い求めることは決して逃げや楽なことではないのだと、その道中には何度も傷付き幾重にも重なる壁が待っているということ。そしてその先には広い海が全ての人を待っていることを教えてくれる作品になっていると思います。夢を追う人も、その傍で支えている人も、いろいろな方に観ていただきたいです。■桜田ひより(役名:森まる)コメントまずは、萩原監督とまた一緒に作品を作れる喜びと期待感を感じ、同時に八虎の人生を変えるきっかけを作った森まる先輩という、物語のキーとなる役を演じられるワクワクも感じました。自分は今まで絵の世界に触れる機会があまりなかったので、練習期間は毎回学ぶことだらけでした。中々体験できることではなかったので、本当に貴重な経験をさせていただきました。学校の穏やかさから、張り詰めた緊張感が漂う予備校まで、見どころ満載の映画になっているので、皆さん楽しみにしていてください○■山口つばさ(原作) コメント(完成した映画を観て)自分が漫画として書いていた時には見えてなかった景色や役者さんが演じるキャラクターの表情、言葉を発するまでの”間”の感覚など漫画ではできなかったことがたくさん表現され、各シーンで作り物ではないリアリティを感じられた、映画『ブルーピリオド』に率直に感銘を受けました。そしてキャストの皆さんは多くの時間をかけ絵画練習をされ、私が初めて現場でその様子を見た時には皆さんの所作が絵描きのそれになっていて、ただただ驚きました。中でも眞栄田さんにお会いした際には「同級生の矢口くん」に会ったような、気まずさすらも感じてしまうほどでした。企画の段階からこの作品をどう映画にするのか?ご自身のビジョンを明確に持ち、常に観客に向かって映画を届けようと考えていた萩原監督にお任せすることができて、本当に良かったです。人が何かを始めようとするときの熱量を皆さんにも感じてもらえたら嬉しいです。○■萩原健太郎監督 コメント山口つばさ先生が作り上げた『ブルーピリオド』という完成された作品を実写映画化する上で最も大切にしたこと、それは原作の中心にもある問い『芸術は才能なのか?』に映画として挑むことでした。才能がないのに好きな事に挑戦するのは無駄なことなのか?情熱が才能を凌駕する武器になり得るのか?これは八虎のように自分が進む道を模索している世代だけでなく、何かに情熱を注ぐことに夢中で挑戦する全ての世代が楽しめる映画です。ご期待ください。【編集部MEMO】『ブルーピリオド』原作は2017年6月より月刊アフタヌーンで連載され、「TSUTAYAコミック大賞」「このマンガがすごい!」など国内の主要漫画賞にノミネート、「マンガ大賞2020」を受賞。アニメ版も好評を博し、舞台かもされている。(C)山口つばさ/講談社 (C)2024映画「ブルーピリオド」製作委員会
2024年04月02日映画『カラオケ行こ!』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が9日に都内で行われ、齋藤潤、八木美樹、後聖人、山下敦弘監督が登壇した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■齋藤潤・八木美樹・後聖人、『カラオケ行こ!』合唱部キャストが登場公開から約2カ月が経ってもなお上映が続いている同作。MCから「公開されてから手応えを感じた瞬間」について聞かれた齋藤は、「公開9週目でも大きいスクリーンで上映していただいたり、沢山のお客様に見ていただいたりと皆様のお陰だなと感じています。1年と少し前に右も左も分からない中で、優しい方たちに囲まれて撮影していただいたところからスタートしたことを思い出しました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と話す。イベントでは、3月9日(サンキュー)が「感謝の日」ということで、映画の撮影からプロモーション活動までがんばる合唱部キャスト3人へ山下監督から感謝状を贈呈。齋藤は山下監督から「初の大役にもかかわらず、堂々たる演技でキャスト、スタッフ、そして観客の皆さんを魅了し続けました。また帰ってきてください」と労いの言葉を掛けられると涙を流し、「今までがんばってよかったな、努力が報われたなと思い嬉しいです。本当にありがとうございました!」と涙ぐみながら語っていた。八木・後のコメントを聞いている間も涙を拭っていた齋藤。「2年前の夏からこの作品に関わらせていただき、作品を通して自分の中でもとても大きな経験をさせていただきました。監督や綾野さん、合唱部の2人や皆さん、そしてこの作品に出会えて本当に良かったなと思います。もっともっと役者として1人の人間として、成長できるように向き合い続けていきます!」と力強く意気込み、イベントを締めくくった。
2024年03月11日山下敦弘監督の映画『水深ゼロメートルから』の第2弾追加キャストとして、さとうほなみ、三浦理奈が発表。特報映像とポスタービジュアルが解禁され、クラウドファンディングもスタートした。本作は、2020年のスマッシュヒット映画『アルプススタンドのはしの方』(監督:城定秀夫)に続く「高校演劇リブート企画」第2弾としてスタートした映画。綾野剛主演で大ヒット公開中の映画『カラオケ行こ!』の山下監督を迎え入れた。原作は、2019年第44回四国地区高等学校演劇研究大会で「文部科学大臣賞(最優秀賞)」を受賞した徳島市立高等学校の「水深ゼロメートルから」(中田夢花)。キャストには濵尾咲綺、仲吉玲亜、清田みくり、花岡すみれとフレッシュな面々が顔をそろえており、10代の悩みや想いを繊細かつヴィヴィッドに描いていく。この度解禁となったのは、4人の女子高生と一緒にドラマを動かす登場人物。高校の体育教師・山本役は、映画『花腐し』(2023)で報知映画賞主演女優賞にノミネートされた、さとうほなみ。現在放送中のドラマ「院内警察」にも出演するなど活躍の場を広げる一方、ほな・いこか名義で「ゲスの極み乙女」のドラマーとしても活動している。さとうほなみ野球部のマネージャー・リンカ役は、「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で審査員特別賞を受賞し、期待の若手として注目を集める三浦理奈が演じる。三浦理奈同時に公開された特報映像では、水のないプールで砂を掃き始める姿に始まり、それぞれに悩みを抱えつつも前に進もうとする登場人物たちが爽やかに映し出されている。併せて公開されたポスタービジュアルは、“このプールの底から、本当の「私」がはじまる”というキャッチコピーとともに、ココロ(濵尾咲綺)、ミク(仲吉玲亜)、チヅル(清田みくり)、ユイ(花岡すみれ)がそれぞれにメイク道具やモップを持ちながら凛々しく佇む姿が描かれている。また、映画のスペシャルサポーターを募集するクラウドファンディングがMotion Galleryにて開始(~4月1日23時59分予定)。コースは全5種あり、実際の映画撮影で使われた砂を使用したグッズや、劇中と同デザインの帽子やTシャツ、エンドロールにおけるクレジット掲載など、スペシャルサポーター向けならではの作品に近いリターンが多数用意されている。●さとうほなみ(山本役)今回、高校教師という役どころで、わたしももちろん経験のある女子高生時代。生徒たちの気持ちは分かるはずなのに、寄り添っているはずなのに、作中こんなに嫌われていたのは初めての経験でした。山下監督の芝居への想いや取り組みに感動しつつ、登場する女子高生ちゃんたちの心の揺れを、ぜひ楽しんでいただければと思います。●三浦理奈(リンカ役)出演が決まった時は、野球部のマネージャーを経験した事がなかったので、役で演じられる事が楽しみだなと思いました。その中で、りんかという女の子は野球部にも面接で受かって入部しているなど、周りの子達よりもワンランク上の存在なので自分の中で”ワンランク上の女の子”を想像して役作りをしました。2日間という短い撮影期間でしたが楽しかったです!なお、本作は「第19回 大阪アジアン映画祭」にてワールドプレミア上映が実施予定。上映は3月4日と7日の2回行われ、7日には山下監督によるトークショーも予定されている。『水深ゼロメートルから』は5月3日(金・祝)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:水深ゼロメートルから 2024年5月3日よりシネマカリテほか全国にて公開©『水深ゼロメートルから』製作委員会
2024年03月01日歌手のアグネス・チャンが7日に自身のアメブロを更新。4日に亡くなった写真家の篠山紀信さんの訃報を聞き大丈夫かなと思うことをつづった。この日、アグネスは「シンシアは南沙織さんの英語の名前」と切り出し、篠山さんの妻で元歌手の南沙織さんについて「一緒にアメリカンスクールに通いました」と説明。「デビュー当時は学校で私に友達を紹介してくれて、優しくしてくれました」と回想し「一時期カナダへ引退する時も心配してくれました」と振り返った。続けて「日本に戻ってきて、シンシアは篠山さんと結婚していました」と述べ「連絡しあって、食事をしたり、お茶飲んだりしました。美しいなお母さん、奥様です」とコメント。一方で「最近はお会いしてない」と明かし「篠山さんの訃報を聞いて、シンシアは大丈夫かなと遠いカリフォルニアから思う」とつづった。最後に「元気で居てくださいね」と南さんに呼びかけ「日本に戻ったら、連絡しますね」と述べ、ブログを締めくくった。
2024年01月07日2024年1月5日、写真家の篠山紀信さんが同月4日に亡くなったことが分かりました。83歳でした。産経ニュースによると、東京都出身の篠山さんは、日本大学芸術学部写真学科在学中に、広告制作プロダクションに入社。その後フリーとなり、広告から肖像、芸術的表現までジャンルを問わずに幅広く活躍してきました。篠山さんは、作家の三島由紀夫さんや歌手の山口百恵さん、シンガーソングライターのジョン・レノンさんとその妻で芸術家のオノ・ヨーコさんなど数々の著名人の写真を撮影。1970年代に、女性のグラビア撮影で使い始めた『激写』という言葉は流行語にもなったそうです。また、1991年に発表され大きな話題となった、俳優である宮沢りえさんのヌード写真集『Santa Fe』などを手掛けたことでも知られています。突然の訃報にネット上では悲しみや追悼のコメントが相次ぎました。・偉大な人がまた逝ってしまった。宮沢りえさんの『サンタフェポーズ』、みんなで真似したなぁ…。・数々の素敵な写真をありがとうございました。お疲れ様でした。・驚きました。本当に残念です。内面の美しさも切り取る素晴らしい作品ばかりでしたよね。・本当に偉大な人でした…。ご冥福をお祈りします。篠山さんが残した作品は人々の記憶の中に刻まれ、これからも語り継がれていくことでしょう。篠山さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2024年01月05日KINOKUNIYAのロゴをバランスよく組み合わせた「エンドレス柄バッグ」紀ノ国屋公式オンラインストアにて先行販売中の「エンドレス柄バッグ」。好評につき今回、店頭での販売が決定しました。KINOKUNIYAのロゴをデザイン、カラーは10色KINOKUNIYAのロゴをまんべんなくデザインした、今までにないデザインのバッグは全10色展開。カラーバリエーションも豊富で、毎日の買い物が楽しくなるバッグです。特長(1)肩にゆったりかけられるので、両手が自由に特長(2)買い物した荷物がたっぷりはいります特長(3)ボタンがついているので、小さくまとめられます公式オンラインストアでは10色セットも販売中どの色を買おうか迷ったときには全10色をセットにした、「エンドレス柄バッグコンプリートセット」がおすすめです!商品概要◎商品名:紀ノ国屋エンドレス柄バッグ◎販売価格:1,650円◎バッグサイズ:本体約タテ38.5cm/ヨコ44.5cm/マチ8cm◎素材:ポリエステル◎カラーバリエーション:・イエロー×グレー/ブラック×グレー/ライトブルー×ブルー/ネイビー×グリーン/ピンク×ピンク/ホワイト×グリーン/ネイビーXイエロー/グレー×ホワイト/ライトブルー×イエロー/グレー×ワインレッド全10色◎販売店舗:インターナショナル(青山店)、国立店、渋谷スクランブルスクエア店、羽田エアポートガーデン店、グランスタ丸の内店、グランスタ八重洲店、日本橋髙島屋S.C.店、エキュート立川店、アトレ吉祥寺店、流⼭おおたかの森S・C FLAPS店、ジェイアール京都伊勢丹店、広島三越店、名古屋名鉄百貨店、岡山天満屋店、大丸梅田店、大丸東京店、福岡岩田屋本店、紀ノ国屋公式オンラインストア※商品の入荷状況により店舗での販売が遅れる場合があります。※店頭在庫は日々変動しますので、販売状況は直接店舗へ問い合わせてください。オンラインストアからの購入はこちらから↓紀ノ國屋(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅可愛い♡「ファミリア」から大人のためのギフトセットが登場、眠ってしまうほど気持ちいい「スリーピーパイル」のタオルやぬいぐるみなど✅オシャレで丈夫!働く主婦が開発した「爆発的ヒットのレジカゴバッグ」に待望の新色&ランチバッグが登場✅タータンチェックが可愛いすぎ♡ファミリア「Christmas Collection 2023」開催、限定ノベルティも豪華!
2023年12月14日2024(令和6)年2月東京・歌舞伎座、3月名古屋平成中村座で上演される「十八世中村勘三郎十三回忌追善興行」の合同取材会が11月28日、都内で行われ、中村勘九郎、中村七之助が出席した。時代物から世話物、新歌舞伎に新作歌舞伎、舞踊に至るまで、幅広い分野で当り役を持ち、人々を魅了し続けた十八世中村勘三郎。その十三回忌追善では、勘三郎の長男・勘九郎、次男・七之助をはじめ、由縁の出演者と演目が揃い、名優を偲ぶ。1987(昭和62)年1月歌舞伎座『猿若江戸の初櫓』猿若=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹1992(平成4)年10月南座『青砥稿花紅彩画 白浪五人男』弁天小僧菊之助=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹2月歌舞伎座では、寛政元(1624)年に初代猿若(中村)勘三郎が、後の中村座である猿若座の櫓をあげ、江戸で初めて歌舞伎興行を創始したことを記念して始まった「猿若祭」を開催。続く3月名古屋平成中村座では、初代勘三郎生誕の地とされる愛知県名古屋市中村区で、十八代目中村勘三郎襲名披露として、平成18(2006)年以来となる同朋高校体育館での公演が実現する。勘九郎は歳月の流れに思いをはせながら、「祖父が父に『追善興行ができるような役者になっておくれ』と言っていた通り、追善興行ができるのは本当にうれしい」としみじみ挨拶し、「親孝行は何ひとつできていなかったと思うが、これで少しは親孝行ができるのかなと思う」と安どの表情。七之助も「1年を通して、父の追善興行を行えるということは息子として本当にうれしく、身の引き締まる思いです」と背筋を伸ばした。2010(平成22)年4月歌舞伎座『連獅子』狂言師後に親獅子の精=十八世中村勘三郎、狂言師後に仔獅子の精=中村勘九郎(当時 二代目勘太郎)、狂言師後に仔獅子の精=中村七之助©松竹2月歌舞伎座夜の部では、初代勘三郎が、江戸で芝居小屋建立を幕府に認められるまでを描いた中村屋由縁の舞踊劇「猿若江戸の初櫓」を上演。勘九郎の長男・中村勘太郎が初役で猿若を勤め、出雲の阿国で七之助が華を添える。17代目と18代目の伝説的な共演以来、中村屋を語る上で欠かすことができない舞踊の大曲「連獅子」では、親獅子に勘九郎、仔獅子には10歳となる次男の中村長三郎が初めて挑むことになった。猿若を勤めることを知った勘太郎の様子について、勘九郎は「マスク越しに笑みがこぼれるのが見えて、愛おしかった」と目を細め、「連獅子」に初挑戦する長三郎には「火の玉のような子獅子を演じてくれるはず」と期待を寄せた。2010(平成22)年2月歌舞伎座『籠釣瓶花街酔醒』佐野次郎左衛門=十八世中村勘三郎©松竹昼の部では、勘三郎が当り役にした「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」の佐野次郎左衛門を、勘九郎が初役で勤め、女方の大役・兵庫屋八ツ橋を七之助が同じく初役で勤める。「いつかやりたいとタイミングを模索していた。兄弟ふたりでできるので、父も喜んでいるはず」(勘九郎)、「八ツ橋は、女方あこがれのお役。初役はありがたい」(七之助)と声を弾ませた。さらに、各地の芝居小屋やホールをめぐる「陽春・春暁・錦秋歌舞伎特別公演2024」、10月には「俊寛」の舞台である鹿児島県三島村・硫黄島で13年ぶりの開催となる「三島村歌舞伎」も決定した。勘九郎は「2011年に2回目の『俊寛』を三島村で演じた時、私が14歳で千鳥をやらせていただいた」と回想。勘太郎(当時は七緒八)が誕生した頃で、「父が『七緒八が14歳になるのはいつだ?俺が70歳になるから、その記念でまたやろう』と決めていた」と秘話を披露。「それが見られなかったのは悔しいんですが、父の遺志を継いで、三島村で俊寛を勤められるのも、本当に楽しみ」と追善興行ラインナップに奔走する2024年に闘志を燃やしていた。取材・文・撮影(会見写真):内田涼<公演情報>十八世中村勘三郎十三回忌追善■「猿若祭二月大歌舞伎」【昼の部】11:00~一、新版歌祭文野崎村二、釣女三、籠釣瓶花街酔醒【夜の部】16:30~一、猿若江戸の初櫓二、義経千本桜すし屋三、連獅子2024年2月2日(金)~2月26日(月)※13日(火)、20日(火)休演※9日(金)昼の部は貸切(幕見席は営業)会場:東京・歌舞伎座■「名古屋平成中村座 同朋高校公演」【昼の部】11:00~一、弁天娘女男白浪二、身替座禅【夜の部】15:30~一、義経千本桜川連法眼館二、二人藤娘2024年3月6日(水)~3月18日(月)※12日(火)休演会場:平成中村座(学校法人 同朋学園 同朋高等学校 体育館)公式サイト:
2023年11月29日山頂からキラキラ光る海が見える大紀町シーサイドトレイルは、2024年2月3日(土)に三重県大紀町で開催します。冬でも雪が積もる事がない温暖な気候の三重県大紀町は、一年を通して極上トレイルが可能な環境。“ガツンと登って下りは走りる”スタイルで、山頂から光り輝く海を眺めながら楽しむことができる、海も山も両方を堪能するトレイルコースです。開催概要開催場所は錦向井ヶ浜遊パーク トロピカルガーデンです。種目はロング23km、ショート14km、キッズ小学生1.7km。参加費はロングが8,200円、ショートが5,700円、キッズ小学生が2,000円。参加賞として大会オリジナルTシャツが配布されます。表彰はロングが男女総合1位~6位。男女年代別1位~3位(29歳以下、30代、40代、50代、60歳以上)。ショートが男女総合1位~6位。キッズ小学生が男女1位~6位(1・2年生の部、3・4年生の部、5・6年生の部)となります。トレイルの魅力を味わえるコースコースは錦向井ヶ浜遊パーク トロピカルガーデンを発着地として、熊野灘とリアス式海岸や海跡湖の眺めを楽しめます。累計標高はロングが1700m、ショートが900m、どちらのコースも起伏の変化が激しいです。自由参加となりますが、レース翌日に「会場クリーンアップ」開催され、大会関係者、大会参加ランナーでレース後のゴミ拾いを行います。(画像は公式サイトより)【参考】※「大紀町シーサイドトレイル」の公式サイト
2023年10月31日歌舞伎座新開場十周年「『秀山祭九月大歌舞伎』二世 中村吉右衛門三回忌追善」が、9月2日から25日まで東京・歌舞伎座で上演される。2021年に逝去した中村吉右衛門の三回忌追善として行われ、数々の当り役を持ち、多くの人々を魅了してきた歌舞伎界屈指の名立役をゆかりの演目、出演者で偲ぶ。夜の部では、歌舞伎三大名作のひとつ、『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』より、原作の三段目にあたる『車引』が上演されることになり、中村又五郎、歌昇、種之助が出演する。松王丸、梅王丸、桜丸という三つ子の兄弟の争いを描き、歌舞伎の様式美を凝縮した華やかな演目。又五郎の松王丸、歌昇の梅王丸、種之助の桜丸という配役で、豪快な荒事の魅力を披露する。『菅原伝授手習鑑 車引』平成30(2018)年7月大阪松竹座公演より、松王丸=中村又五郎(c)松竹『菅原伝授手習鑑車引』平成26(2014)年4月金丸座より、梅王丸=中村歌昇(c)松竹『菅原伝授手習鑑車引』2023年「秀山祭九月大歌舞伎」オフィシャルビジュアルより、桜丸=中村種之助(c)松竹又五郎、歌昇、種之助の親子3人で『車引』の三兄弟を勤めるのは、今回が初めて。このたび、都内で行われた取材会に顔を揃え、それぞれの意気込みを語るとともに、在りし日の吉右衛門の思い出話も披露した。「古典中の古典ですし、播磨屋の一員として、お兄さんにお稽古で教えていただいた“核の部分”をしっかり噛みしめながら、舞台に挑めたら」。そう語る又五郎は、「大きなお役を、ここにいる3人で勤められるのは、なかなかない機会で親としてはとてもうれしいこと。子どもたちは嫌だと言うかもしれませんが(笑)」と親子共演に喜びを示し、演じる松王丸については「梅王丸、桜丸を痛めつけるのではなく、体から出てくるパワーで抑えつける感じが出せれば」と語った。梅王丸を勤める歌昇は「播磨屋として、おじさまの舞台に対する姿勢を近くで見てきました。教えていただいたことをしっかりと継承し、おじさまに近づけるように精進することで恩返ししたい。親子3人での共演もうれしいですし、梅王丸は金丸座以来、だいぶ時間が経っているので、成長した姿をお見せしなければ」と決意表明。桜丸を勤める種之助は初役となり、「(尾上)菊之助のお兄さんに教えていただきます。教えをしっかりと自分のものにして、歌舞伎座という舞台に見合う桜丸を目指していければと思います」とこちらも闘志を燃やした。吉右衛門との思い出を問われると、又五郎は「スパルタという意味ではなく、『あそこはこう』とお厳しい指導をいただいた。こちらが進歩をすれば、『そうだ、あれでいいんだよ』と褒めてくださった」としみじみ。「お言葉すべてが財産。舞台に対する姿勢の厳しさは常々でしたが、映画を観たり、絵画を鑑賞したり、そういった体験や経験が自分の豊かさにつながるとも教えていただいた」(歌昇)、「とにかく死ぬ気でやれと言われました。生前には『これからの歌舞伎はどうなるんだろうね』とも。時代が変わり、お客様の求めるものも変わるなかで、古典以外に新作や昔の古典の再演など、工夫をこらしているが、それには驚いていると思うし、どんな歌舞伎を望んでいらっしゃったのか分かりませんが、私たちが教わったことを守っていきたい」(種之助)と話していた。<『菅原伝授手習鑑 車引』あらすじ>三つ子の兄弟、松王丸(又五郎)、梅王丸(歌昇)、桜丸(種之助)は、それぞれ藤原時平、菅丞相、斎世親王に奉公しています。主人たちの対立により、今は敵味方となった三人。ある日、梅王丸と桜丸は主人の無念を晴らそうと、敵である時平が乗る牛車の行く手を阻みます。それを止めに入ったのが松王丸。三人が争う内に牛車より時平(中村歌六)が現れ……。取材・文:内田涼<公演情報>歌舞伎座新開場十周年「秀山祭九月大歌舞伎」二世中村吉右衛門三回忌追善【昼の部】11:00~一、祇園祭礼信仰記金閣寺二、土蜘三、二條城の清正【夜の部】16:30~一、菅原伝授手習鑑車引二、連獅子三、一本刀土俵入取手宿安孫子屋よりお蔦の家 軒の山桜まで2023年9月2日(土)~9月25日(月) ※11日(月)、19日(火) 休演会場:東京:歌舞伎座
2023年08月22日山下敦弘監督最新作『1秒先の彼』よりメイキング写真が解禁された。本作は、岡田将生、清原果耶W主演、宮藤官九郎脚本の山下敦弘監督最新作。京都を舞台に、テンポの違う男女による“消えた1日”を巡る物語を描く。この度解禁されたメイキング写真では、『天然コケッコー』以来16年ぶりのタッグとなった岡田さんと山下監督の姿も捉えられている。イベントで山下監督は「お互い若い頃を知っていて、久しぶりに会って照れてしまった」と語っていたが、撮影現場ではお互いの信頼度がさらに増したといい、解禁となった写真では山下監督から真剣に演技指導を受ける岡田さんの姿や、監督自らが岡田さんに直々にポーズを示してみせる場面も切り取られている。ほかにも、映画の鍵を握るバス運転手を演じた荒川良々の楽しそうな笑顔や、郵便窓口でワンテンポ早いハジメとワンテンポ遅いレイカのタイミングを探る岡田さんと清原さん、弾き語りを練習する桜子役の福室莉音とその姿をケータイで撮影する岡田さんの姿があり、岡田さんと清原さんをはじめ出演者全員が「とっても優しくて楽しい現場だった!」と口を揃えて語っていたように、ほがらかな空気感漂う撮影現場の様子が垣間見える。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年07月02日2021年に公開され、最終興行収入45億円を記録した『東京リベンジャーズ』(21年)の続編、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(公開中)、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(6月30日公開)が2作連続で公開される。和久井健氏による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』を実写映画化した前作は、どん底人生真っ只中のダメフリーター・タケミチ(北村匠海)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・ヒナタ(今田美桜)を助けるために、ヒナタの弟・ナオト(杉野遥亮)の協力で過去と未来を行き来しながら、東京卍曾に入り込み、自分の人生のリベンジに挑む姿を描いている。そして、『血のハロウィン編』は、凶悪化した東京卍會によってまたしてもヒナタが殺され、未来を変えようと過去に戻ったタケミチは、ヒナタを救う鍵は“東卍結成メンバーを引き裂く過去の事件”と“東卍崩壊の危機となるかつての親友同士の戦い”にあることを知る。そして、マイキーの兄・真一郎の死により壊れてしまった仲間の絆は修復することなく、壮絶な決戦がついに始まった。タケミチは最悪の結末を止め、ヒナタと仲間の未来を救えるのか。今作では北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。今回は東京卍會結成メンバー弐番隊隊長の三ツ谷を演じた、眞栄田郷敦にインタビュー。回想シーンでは東卍の新たな一面も表すことができたと自信を見せる。自身の経験も積んだ上での続編に挑んだ気持ちについて、話を聞いた。○■ドラケンと2人のシーンは大切に――前作の反響も大きかったと思うんですが、そこから続編につながったということについていかがですか?台本的にも三ツ谷としても東卍としても、いろんな一面を描ける、見せられる場かなと思ったので、プレッシャーというよりはすごく楽しみでした。前作は自分も映画出演が2~3本目だったので、あんまり色々なことをわかってなかったんですが、今回はちょっと余裕が出てきて。皆さんとコミュニケーションをしっかり取りつつ、少しは幅が広げられたんじゃないかなと思います。――キャストの中ではどういう存在ですか? ほかの作品だとちょっと“いじられキャラ”な時もあったかと思いますが。みんなけっこう先輩なので、後輩みたいな感じかな? 年が10個くらい離れている方もいるので。――前作から今作にかけて、改めて三ツ谷を演じるにあたって、大切にしたことはありますか?東卍の過去回想は、彼らの普段じゃ見れない一面が見られるところだと思うし、そこが楽しければ楽しいほど、後々効いてくると思ったので、すごく大事にしていました。ドラケンと2人でカフェで芝居するシーンがあったんですけど、今作ではアクションシーンや、みんなではしゃいでるようなシーンが多かったので、対面のセリフのお芝居が意外とそこしかなくて。だからドラケンやマイキーとの関係性が出るところだな、と。原作だと幼少期のこと、マイキーとドラケンの関係性はけっこう描かれてるんですけど、映画だとそこまでは描かれていないので、僕は2人のシーンを大事にしていました。――アクションもちろん大掛かりなもので、そこに向けての準備もあったんですか?アクション練習は事前にかなり丁寧にやりつつ、アクション部さんたちと、より役にはまるようなものをどんどん作っていきました。廃車場の決戦シーンは、砂埃もすごかったし、みんな喉が痛そうでした。あれはひどい環境ですね(笑)。でも砂埃が舞っている決戦シーンが、すごくいいなと思いました。――皆さん一緒にホテルに泊まって、合宿っぽくなったりとかされたんですか?意外と、そんなことはなかったです。ずっと戦っていたので、ホテルではもう疲れ果てて寝るだけという感じでした(笑)○■実は…腰パンの位置にこだわり――新しいキャストの方々もいらっしゃって、空気が変わったところはありましたか?結成メンバーのシーンについては、一虎や場地がいると全然雰囲気が違いますよね。エネルギッシュというか。マイキー、ドラケン、三ツ谷は割とクール目で、パーちんがはしゃぐ感じという中に、一虎と場地が入ることで、東卍の本当の姿が表現できてたんじゃないかなと思います。結成当時、一虎と場地の2人がいて本当に楽しかったんだろうなということも感じましたし、自然と出てくる空気がありました。根本の東卍のつながりというか、根っこの部分がちゃんと原作通りに描かれているんじゃないかな。――三ツ谷として大切だったと思ったシーンはありますか?「ここ」というよりも、それぞれのシーンでの立ち位置や立ち振る舞いです。結成メンバーの中でも割と間にいる存在だと思っていて、中心というよりはつなぎ役だし、東卍の中でもマイキー、ドラケンを立てつつも、ほかのメンバーにも寄り添えるキャラクターだと思っています。あとは『-決戦-』での登場シーンは大事にしていました。――「きた~!」という感じがありますよね。本当ですか? よかったです(笑)――ちなみに「実はこんなことをしていた」という細かいこだわりはありますか?腰パンの位置じゃないですか?(笑) 上げすぎるとちょっと違うし、下げすぎると足が短く見えてしまう。腰パンの位置で印象が全然変わるので、こだわってました。鏡を見ながら調整してたので、ぜひ注目してください(笑)○■一問一答『東リベ』メンバーの中で〇〇な人・一緒に戦いたい人は?虹郎さん。強そうじゃないですか? (吉沢は「眞栄田と一緒に戦いたい」と回答)それ、僕の体がでかいからですか? 僕は大丈夫です(笑)・守りたいところがある人は?真宙くんとか……かわいくないですか? 先輩だけど、かわいいなと思います。(高杉も「眞栄田を守りたい」と回答)じゃあ、背中を任せます(笑)・「この人は何を考えてるんだろう?」と本音を聞いてみたくなる人は?誰だろう? 意外と吉沢さんかな。なんか、ミステリアスじゃないですか? いつも、本音がどこにあるんだろうなと思います。・兄弟、もしくは姉妹にしたい人は?永山さんは、めっちゃいい兄貴って感じがする。東卍の回想シーンで一緒だったので、お話しましたけど、すごくいい兄貴でした。・「この人タイムリープしてるんじゃないか」と思う人は?役に引っ張られてると思うんですけど、間宮くんとか清水くんとか、映画の中でミステリアスすぎて、不思議な感じがあるような気がします。たぶん、本人はそんなことないんでしょうけど(笑)■眞栄田郷敦2000年1月9日生まれ、アメリカ合衆国カルフォルニア州ロサンゼルス出身。『小さな恋のうた』(19年)でデビューを飾り、映画出演作に『午前0時、キスしに来てよ』(19年)、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(21年)、『カラダ探し』(22年)がある。TVドラマ『ノーサイド・ゲーム』(19年)、『私の家政夫ナギサさん』(20年)、スピンオフドラマ『私の部下のハルトくん』、『教場Ⅱ』(21年)、『星になりたかった君と』(21年)、U-NEXTpresents『あと3回、君に会える』(20年)に出演。また、22年の『エルピス -希望、あるいは災い-』の出演が話題となった。
2023年06月01日世界を救うため奔走する女子高生を描く、紀里谷和明監督最後の作品『世界の終わりから』より、キャラクタービジュアルが一挙公開された。今回公開されたビジュアルには、役柄とセリフが添えられている。主人公・志門ハナ(伊東蒼)は、事故で親を亡くし、学校でも居場所を見つけられず、生きる希望を見出せずにいたところ、「ハナさん、最近夢を見なかった?」と政府の特別機関に所属し、世界を救うために奔走するハナをサポートする江崎省吾(毎熊克哉)に、夢を教えてほしいと頼まれる。ハナが見た夢をきっかけに、世界の終わりを止めることとなっていくが、ハナのビジュアルには「運命って信じる?」と。このセリフが表す意味とは…。そして、江崎の同僚・佐伯玲子(朝比奈彩)や、物語の重要な鍵を握る少女ユキ(増田光桜)、ハナが見る夢に登場するソラ(冨永愛)、官房長官・是枝智史(高橋克典)、執拗にユキらを追う無限(北村一輝)、ハナが選ばれた理由を問う老婆(夏木マリ)の姿も公開された。また新たに、住んでいた村を追われ、ユキと旅を共にする巨漢の男シロ(阿見201)と、ユキたちが旅の途中に出会う少年の僧侶ラギ(柴崎楓雅)が登場することも明らかに。無限と同じような時代背景にいるかのようだが、この2人がハナとどう関係していくのか、まだ謎ばかりが残る。『世界の終わりから』は4月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:世界の終わりから 2023年4月7日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2023 KIRIYA PICTURES
2023年02月23日映画『世界の終わりから』が2023年4月7日(金)に公開される。主演は伊東蒼、監督は紀里谷和明。監督 紀里谷和明“最後の作品”映画『世界の終わりから』は、『CASSHERN』で監督デビューし、ハリウッド映画『ラスト・ナイツ』などを手掛けてきた紀里谷和明が監督・脚本を務める長編作品。紀里谷の想いを全て注ぎ込んだ、最新作にして最後の作品となっている。世界を救うべく奔走する女子高生の物語映画『世界の終わりから』は、世界を救うため奔走する一人の女子高生の物語。親を亡くし孤独な主人公・志門ハナが、不安な未来を懸命に生きようとする姿を中心に描き出している。これまでは男性主人公の作品が多かった紀里谷だが、今回女子高生を主人公にしている点にも注目だ。映画『世界の終わりから』あらすじ高校生のハナ(伊東蒼)は、事故で親を失い、学校でも居場所を見つけられずに生きる希望を見出せずにいた。そんなある日、政府の特別機関の者だと名乗る男が突然ハナの元を訪れる。その男に「自分の見た夢を教えてほしい」と頼まれ困惑するハナだったが、その夜奇妙な夢を見る…。主演に若手女優 伊東蒼■主人公・ハナ…伊東蒼事故で親を亡くした高校生。学校でも居場所を見つけられず、生きる希望を見出せずにいる。■江崎…毎熊克哉ハナを支える政府の特別機関に所属している。■佐伯…朝比奈彩政府の特別機関の同僚。■ユキ…増田光桜物語の重要な鍵を握る少女。主人公の志門ハナを演じるのは、若手女優の伊東蒼。NHKドラマ「おかえりモネ」をはじめ、映画『空白』、『さがす』などに出演し、支持を集めている。『さがす』で共演した佐藤二朗からは、「感性と技術を持った怪物」と評され、2022年には第14回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞した。また、共演には、毎熊克哉、朝比奈彩、増田光桜、冨永愛、高橋克典、北村一輝、市川由衣、岩井俊二、又吉直樹ら、豪華キャスト陣が名を連ねている。作品詳細映画『世界の終わりから』公開日:2023年4月7日(金)監督・脚本:紀里谷和明出演:伊東蒼、毎熊克哉、朝比奈彩、増田光桜、岩井俊二、市川由衣、又吉直樹、冨永愛、高橋克典、北村一輝、夏木マリ
2023年01月21日『須澤紀信ワンマンライブ2023「何処にいたって、歌はそばに」』が、3月4日(土) に東京・晴れたら空に豆まいてにて開催されることが発表された。今回はサポートバンドも入り、アコースティックバンド形態で開催。須澤のライブでの人気曲「何処にいたって」がタイトルに冠されており、同曲を中心にセットリストが組まれるとのこと。チケットは、1月31日(火) 19時より須澤紀信ファンクラブ先行にて受付がスタート。一般発売は、2月11日(土・祝) 10時より販売が開始される。<ライブ情報>『須澤紀信ワンマンライブ2023「何処にいたって、歌はそばに」』2023年3月4日(土・祝) 晴れたら空に豆まいて開場 12:00 / 開演 12:30【チケット料金】(全席自由席・整理番号付 / 税込)前売り:4,000円当日:4,500円※入場時ドリンク代別途600円必要※6歳以上チケット必要※当日券を発売する際にはオフィシャルウェブサイトにてお知らせいたします。※出演者変更の場合でも払い戻しは致しかねます。※車椅子でご来場の方は、チケット購入後、ウドー音楽事務所までご連絡ください。※本公演はお客様の安全を第一に考慮し、新型コロナ感染対策を十分に行ってまいります。当日はガイドラインに沿った会場運営になりますので、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。公演情報はこちら:問合せ:ウドー音楽事務所TEL:03-3402-5999(営業時間:月曜・水曜・金曜 12:00〜15:00 ※火曜・木曜・土曜・日曜・祝日はお休み)須澤紀信公式サイト:
2023年01月20日NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」や映画『空白』『さがす』などで絶賛された伊東蒼が主演、紀里谷和明監督の最新作となる映画『世界の終わりから』が2023年春に公開されることが決定した。高校生のハナは、事故で親を亡くし、学校でも居場所を見つけられず、生きる希望を見出せずにいた。ある日突然訪れた政府の特別機関と名乗る男から、自分の見た夢を教えてほしいと頼まれる。心当たりがなく混乱するハナだったが、その夜奇妙な夢を見る…。『CASSHERN』(2004)で監督デビュー以降、『GOEMON』(2009)、クライブ・オーウェンやモーガン・フリーマン共演のハリウッド映画『ラスト・ナイツ』(2015)などを手掛けてきた紀里谷和明監督。自身の想いを全て注ぎ込み、“最後の作品”として長編作品に選んだのは、世界を救うため奔走する1人の女子高生の物語。不安な未来を必死に生きようとする女子高生が主人公の作品になっている。紀里谷和明監督その主人公のハナを演じるのは、宮沢りえ主演『湯を沸かすほどの熱い愛』にオーディションから抜擢され、NHKドラマ「おかえりモネ」や映画『空白』『さがす』など出演作の多くが支持を集める伊東蒼。『さがす』で共演した佐藤二朗からは「感性と技術を持った怪物」と評され、昨年、第14回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞し、ますます活躍が期待されている中での出演が決定。「大切な人を守ることの難しさ、自分の弱さを受け入れて誰かを頼ることの大切さ、自分が1人じゃないと気づけた時の心強さを、撮影中毎日感じる作品でした」と語る伊東さん。「この作品をみてくださった方が自分の悩みや弱さを見せてもいいんだ、自分を大事に思ってくれている人がいるんだ、ひとりぼっちな人なんていないんだ、と思っていただける作品になっていると思います」と意気込みを語っている。『世界の終わりから』は2023年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年01月18日今月8日からスタートするNHK大河ドラマ『どうする家康』の追加キャストとして出演が発表された眞栄田郷敦(22)。大河初出演にして、時代劇は初挑戦となる眞栄田。阿部寛(58)演じる武田信玄の息子にして後継者となる武田勝頼を演じる。最強大名の遺伝子を継ぐ若き猛将という重要な役どころで、本人も「時代劇の撮影自体が初めての経験なので不安要素はたくさんありますが、また新しい経験をたくさんさせていただけると思うと、凄く楽しみです」とやる気にみなぎるコメントを出している。昨年は10月期のドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(カンテレ・フジテレビ系)に出演し、俳優として一気に評価を上げた眞栄田。じつは一昨年8月に亡くなった父・千葉真一さん(享年82)もかつてNHK大河『風林火山』(‘07年)で武田家重臣・板垣信方を演じている。千葉さんも生前『風林火山』での武田役について、「私の人生のなかでも3本の指に入る作品」と語っているほどで、2代に渡る“武田家”役での出演を果たすことになった。「千葉さんの子供たちに対する夢は、“ハリウッド進出”と“本物の俳優”の2つでした。そのため郷敦にも徹底的に芝居やアクションの所作を、まだ子供のころから徹底的に叩き込んだんです」こう語るのは、千葉さんの古くからの知人だ。「まだ郷敦が高校生くらいの頃から、千葉さんは君津市にあった豪邸にあったトレーニングルームで、自ら郷敦に体力作りから殺陣まで教えていました。また、あまり公言していませんが、郷敦本人も千葉さんが設立したJACの稽古にもたびたび参加してアクションの基礎を磨いてきたんです。亡くなる直前にも千葉さんはよく兄の真剣佑と郷敦が『助さん&格さん』、千葉さんが『水戸黄門』という時代劇の構想を語っていました。これまでの郷敦が出演してきた作品はラブストーリーだったり社会派だったりと、あまりアクションは見せてきませんでしたが、今回の『どうする家康』では満を持して“千葉さん仕込み”のアクションを見せられると思います」生前の千葉さんは本誌のインタビューで眞栄田に「二世ではなく“ニセ者俳優”と呼ばれたくなければ、俺のことも真剣佑のことも超える覚悟でやれ!それができずに負けるようなら、すぐに芸能界をやめろ!」とエールを送っていたことも。千葉さんが逝去したとき、《一方的な約束をしてきました。それを守るだけです》とのコメントを出した眞栄田。親子での大河出演、天国の千葉さんも見守っていることだろう。
2023年01月06日12月26日(月)に最終話が放送されるドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」より、長澤まさみ、眞栄田郷敦、鈴木亮平からクランクアップ時のコメントが到着した。本作は、実在する複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那と、若手ディレクター・岸本拓朗らが、女性連続殺人事件の冤罪疑惑に迫っていく。4か月間に及ぶ撮影のラストを、都内のスタジオで迎えた、恵那役の長澤さん。ラストシーンは、恵那が「大洋テレビ」の正面ゲートから駆け足で飛び出してくるという設定で、恵那は何者かに声をかけられて驚き、思わず床に倒れ込んでしまうという最終話。長澤さんは「恵那を演じるという上で、すごくプレッシャーを感じていて、でもやっぱり、恵那を演じる上で一番支えてくれたのは、相方である拓朗役の眞栄田郷敦さんだと思います。郷敦さんがいなければ、恵那を演じることはできませんでしたし、先輩なんで『ちょっとかっこいいとこ見せたいな』と思っていたんですけど、全然そんな姿を見せることができなくて、助けられてばかりでした。本当に、郷敦さんがいてくれたから、この役を最後まで演じることができました」と相方に対する感謝の言葉と共に感慨に浸る。一方、眞栄田さんのクランクアップは、関東近郊の駅前にあるスナック。拓朗が“西澤証言のうそ”を暴くきっかけを店のホステスから得るという第5話のシーン。眞栄田さんは「本当に自分の力量以上のものを、皆さんに引き出していただいたなぁと、本当に、本当に、感謝しています。なんか今の僕は、『ミート矢澤』(ロケ弁当の差し入れ)でしか、それを表現できないんですけど…。本当にこれからもっと芝居をうまくなりたいし、役者としてもっと大きくなって、分かんないですけど、何かこう、また、(スタッフの皆さんに)返せる日が来たらいいなと思っています」と周囲の笑いを誘いつつ挨拶。そして、2人より一足早くクランクアップを迎えた鈴木さんのラストは、フリージャーナリストに転身した斎藤が、「ニュース8」のポスターでほほ笑む恵那を見つめ返し、また歩き出すという第8話のシーン。鈴木さんは「本当にこのドラマに関われて光栄だなと思っております。ドキドキしています。仕上がり楽しみにしています」と最終話に期待した。「エルピス―希望、あるいは災い―」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2022年12月24日2023年3月に全国12カ所で行われる『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2023』のオンライン合同取材会を12月14日(水) に実施。毎年恒例となった巡業への思い、そして各演目の解説、見どころを中村勘九郎、中村七之助が語った。2005年からスタートした〈春暁特別公演〉は、時期によって〈錦秋〉〈新緑〉〈陽春〉と銘打ち回を重ねながら、来春で18回目を迎える。これまでに行った公演を含めて、2022年の春には全国47都道府県を制覇するという偉業も成し遂げた。始まった当初は「こんなに長く続くとは思っていなかった」という勘九郎は、「過去の芸談コーナーで〈継続は力なり〉という話をしたこの巡業ですが、私たちはもちろん、中村屋の弟子たちも含め、みんなの力になっていますし、特別公演をきっかけに、歌舞伎座や中村座、他の劇場に足を運んで下さる新たなお客様が増えたことも、続けてきたおかげだと感じています。コロナがまだ不安定な状況ではありますが、来年も全国を巡業ができることは、本当にありがたいことだと思っております」。七之助は「今回も含めてコロナ禍で巡業を行うこと自体が難しかったり、歌舞伎座や東京、大阪といった大都市に行きづらいという地方のお客様も多いなか、私たちがいろいろな場所へ伺い、歌舞伎を見る機会を作ることできるのが、本当に嬉しいです。中村屋一丸となって、一生懸命良い舞台をみなさまにお見せできたら」と、思いを語る。中村勘九郎今回の『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2023』は、「トークコーナー」「元禄花見踊」「仲蔵狂乱」「相生獅子」で構成。勘九郎、七之助、鶴松が参加するトークコーナーについて、勘九郎は「全国どこに行っても歌舞伎に縁があったり、史跡があったりするので、地元の方たちとお話できることが和気藹々として楽しいですね。歌舞伎は伝統芸能で、堅苦しくて敷居の高いイメージがあるので、まずはお客様の心の壁を取っ払って演目を見ていただきたいという気持ちがあります。ですので、できるだけ素の部分というか、飾らないことを意識してお話をするように努めています」。七之助は「兄が言った通りで、地元のお客様と出会えることはもちろん、何度か伺った土地には、馴染みの店や必ず行く場所があります。私事ではありますが、私がMCを務めているラジオ番組のInstagramのために、劇場の近くの名所や神社、歌舞伎に縁のある場所に行くようにしてるので、トークの幅は広がったと思います。事前に頂いたお客様の質問を通じていろいろなコミュニケーションが取れるのがいいですね」とコメント。以前のように手を挙げた方と直接話すことは叶わない時期ながら、その土地ならではの話題が飛び出すトークコーナーを楽しみにしている様子だった。中村七之助「元禄花見踊」は春にぴったりの華やかな演目となる。七之助は「トークコーナーを経て〈春暁特別公演〉の歌舞伎、その踊りの一発目なので、何も考えずに綺麗なものを見ていただいて、その歌舞伎の世界観に入っていただこうかなと思うような踊りです。一緒に花見をするような気分でご覧いただければ幸いです」、勘九郎は「元禄期の男と女が華やかに踊るので、まずビジュアルが見どころ。衣装の美しさや当時の頭のかつらのゆい方を、目で楽しんで頂ける演目です」と紹介した。「仲蔵狂乱」の上演は、本興行では昭和35年の歌舞伎座以来。2021年にNHKで放送された「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」で中村仲蔵を演じた勘九郎にとっても縁のある演目と言える。出演する勘九郎は「なかなか本興行で出ない珍しい踊りを披露するのも、この特別公演のいい部分。仲蔵さんが出世をしていくサクセスストーリーは、落語や講談でも有名ですが、彼は志賀山流の養子になった踊りの名手です。いまでも〈仲蔵振り〉は受け継がれている、なかなかいない歌舞伎役者の一人でもあります。〈狂乱雲井袖〉という本外題ですが、中村仲蔵さんが出てくるわけではなく、でも仲蔵さんが有名だから仲蔵狂乱という名前が入ってしまうぐらいの狂言なんですね。とてもしっとりとした、私もあまり手掛けたことのないような踊りだと思います。気が狂っていると偽っている役なので、踊りの中でその部分と正常な部分を踊り分けて見せるのが見どころのひとつなのですが、すごい細かいんです(笑)。この難しい踊りを、現代のお客様にどれだけ楽しんで頂けるかが、踊り手の腕の見せ所。久しぶりの演目、そして仲蔵さんという私たちにとっても縁のある人物が演じた役ということで、楽しんでいただければと思います」と意気込んだ。ラストを飾る「相生獅子」は、七之助と鶴松が二人の美しい姫を演じる。七之助は「石橋物のなかでも古い作品で、前半はお姫様が二人出てきて華やかに女心だったり、口説きを見せる、品良く綺麗な格式高い踊りをご覧いただき、最後は獅子になって出てきます。お姫様の恰好で毛を振るという珍しい形の踊りなので、一つの相生獅子という演目のなかで、いろんなバージョンの二人が見れる作品です」と説明。「鶴松と二人でがっつり踊ることもなかなかないんじゃないかと思います」とのことで、そこも見どころとなりそうだ。公演を楽しみにしている方へのメッセージを求められた勘九郎は「コロナという流行り病が出てから早三年、日頃から何かに気を付けなければいけなかったり、これまでと勝手が違ったりするなかで、鬱々とした気分を持たれている方もいらっしゃると思います。本当に短い時間ではございますが、劇場で芝居を見ている間だけは、その気分を忘れて頂けるよう美しい世界に誘いたいですし、一生懸命私たちも切磋琢磨しようと思っています。春爛漫のひとときを楽しんで頂ければ嬉しいです」。七之助は「毎年恒例の巡業が今回もできる喜びを噛みしめながら、私たちの体調面やスタッフもコロナ対策バッチリで、安全安心に見ていただけるよう気を引き締めて参りたいと思います。全国12カ所24公演、一つ一つの公演を一生懸命踊りたいと思っておりますので、ぜひ足をお運びください。よろしくお願いします」と締めくくった。取材・文=長澤香奈撮影=福岡諒祠(株式会社GEKKO)<公演情報>『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2023』『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演 2023』ビジュアル【演目】※上演時間約2時間予定1. トークコーナー中村勘九郎/中村七之助/中村鶴松2. 元禄花見踊 長唄囃子連中門弟 一同3. 仲蔵狂乱 長唄囃子連中小野良実(おのよしざね) 中村 勘九郎4. 相生獅子 長唄囃子連中姫 中村七之助姫 中村鶴松【日程・開催地】■2023年3月6日(月) 東京・北とぴあ さくらホール3月9日(木) 千葉・千葉市民会館 大ホール3月10日(金) 埼玉・川口総合文化センター・リリア メインホール3月11日(土) 東京・ティアラこうとう 大ホール3月12日(日) 長野・まつもと市民芸術館 主ホール3月13日(月) 神奈川・相模原女子大学グリーンホール 大ホール3月15日(水) 大阪・サンケイホールブリーゼ3月18日(土) 岩手・盛岡市民文化ホール 大ホール3月19日(日) 宮城・名取市文化会館 大ホール3月21日(火) 福岡・キャナルシティ劇場3月22日(水) 広島・広島文化学園HBGホール3月23日(木) 愛媛・松山市民会館 大ホール公式HP:
2022年12月24日長澤まさみ主演ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話が12月5日(月)今夜放送され、出演する眞栄田郷敦が、主題歌「Mirage」にサックス演奏で参加していたことが明らかになった。本作には、アナウンサー・浅川恵那(長澤さん)と共に行動するうだつのあがらない若手ディレクター・岸本拓朗役で出演中の眞栄田さん。中・高校ともに吹奏楽部に所属し、アルトサックスを担当していた高校時代には、全国コンクールで入賞、将来はプロの演奏家を目指していたほど。第7話エンディングで眞栄田さんがサックス参加した新バージョン「Mirage(feat.眞栄田郷敦)」のレコーディングには、音楽集団「Mirage Collective」のメンバーからSTUTS(プロデュース)と武嶋聡(サックス/フルート)が立ち会い、眞栄田さんのサックスが堪能できるようアレンジされている。なお、「Mirage Collective」によるアルバム「Mirage」は12月21日(水)にリリース予定で、詳細やトラックリストは後日発表される。「エルピス―希望、あるいは災い―」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2022年12月05日府中市立美術館では、12月17日(土) より、諏訪敦『眼窩裏の火事』を開催する。精密で再現性の高い画風が知られる諏訪敦は、しばしば写実絵画のトップランナーと目されてきたが、ただ単に「目の前にあるものを、目に見えるように写す」のではなく、丹念な取材によって、すでに亡くなった人物の内面や生き方に肉薄するような、新たな視覚体験を追求していることが特長だ。たとえば同展の第一章を構成する「棄民」は、会ったことのない祖母をテーマにしたプロジェクト。死を悟った父が遺した手記を手がかりに、旧満州の日本人難民収容所で飢えと病に苦しみながら亡くなった祖母の足跡を求めて現地に赴き、その取材の課程で知り得た家族の歴史を、持ち前の超絶技巧を駆使して絵画化していくというものだ。また第二章では、コロナ禍『芸術新潮』(2020年6~8月)誌上において行った集中連載で、静物画にまつわる歴史を遡り、制作した作品を紹介。まな板の上の豆腐を描いた《不在》などは、日本で最初の油絵画家・高橋由一の代表作《豆腐》を念頭において鑑賞したい。そして第三章では、諏訪が1999年から描き続けてきたが2020年になくなってしまった舞踏家・大野一雄との邂逅の試みなども紹介。画家とモデルの関係性から導き出された諏訪の言葉「描き続ける限り、その人が立ち去ることはない」を確信することになるだろう。なお、展覧会タイトルの『眼窩裏の火事』とは、諏訪が悩まされている「閃輝暗転」という脳の血流に関する症状で、視野の中心が溶解したり、辺縁で脈打つ強烈な光に悩まされるなどの現象を言語化したものだという。彼が普段見ているヴィジョンは《目の中の火事》という静物画で知ることができるので、ぜひこちらもチェックしてほしい。《father》1996年佐藤美術館寄託《目の中の火事》2020年東屋蔵《不在》2015年個人蔵《まるさんかくしかく》2020-22年作家蔵《Mimesis》2022年作家蔵<開催情報>諏訪敦『眼窩裏の火事』会期:2022年12月17日(土)〜2023年2月26日(日)会場:府中市美術館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜(1月9日は開館)、12月29日(木)~1月3日(火)、1月10日(火)料金:一般700円 / 大高350円 / 中小150円府中市美術館公式サイト:
2022年11月30日猿若町発祥180年記念『平成中村座 十一月大歌舞伎』が、11月3日に平成中村座(浅草寺境内・仮設劇場)で初日を迎えた。「江戸時代の芝居小屋を現代に復活させ、多くの方々に歌舞伎を楽しんでいただきたい」という十八世中村勘三郎の思いから、2000年に誕生した平成中村座。2カ月連続公演のふた月目となる今月の第一部は、『寿曽我対面』『舞妓の花宴』『魚屋宗五郎』の古典作品が並び、江戸の芝居小屋を模した平成中村座でしか味わえない舞台となっている。そして第二部では、先月から引き続き、平成中村座で初となる新作歌舞伎、宮藤官九郎が平成中村座のために書き下ろした『唐茄子屋~不思議国之若旦那』と、華やかな舞踊『乗合船恵方萬歳』が上演される。『平成中村座 十一月大歌舞伎』は11月27日まで。なお新型コロナウイルス感染症の影響により、本日11月4日・5日公演は第一部・第二部ともに中止となっている。■中村勘九郎 コメント10月5日、浅草で4年ぶりとなる平成中村座の幕が開きました。初日の幕が開いたとき、お客様の拍手がすごくて、我々役者やスタッフだけではなく、皆さまも平成中村座を待っていてくださったんだと感じられて、とても幸せな気持ちになりました。連日、大勢のお客様に平成中村座へお越しいただき、小屋も喜んでいるように感じましたし、何より毎日平成中村座で芝居ができて嬉しかったです!そして、おかげさまで無事に千穐楽まで完走できたことに感謝です。稽古を経て、いよいよ、11月公演が始まりました。ふた月連続でご覧いただく『唐茄子屋』は、宮藤官九郎さんが今回の二か月連続公演のために書いてくださった新作、宝物のような作品です。幕が開くまでは、どんな反応なのかドキドキでしたが、大いに笑って楽しんでいただけているようで、本当に嬉しいです!11月にも古典作品が並びます。江戸の芝居小屋を模した平成中村座の空間で、古典の持つ魅力も合わせてご堪能いただきたいと思います。さて、すっかり寒さも増してまいりました。是非、11月は防寒対策をして浅草へ足をお運びください。平成中村座に一歩踏み入れれば、関係者一丸となって、熱い舞台空間をお届けします!皆様のご来場を心よりお待ちしております。<公演情報>猿若町発祥180年記念『平成中村座 十一月大歌舞伎』11月3日(木・祝)~27日(日) 平成中村座猿若町発祥180年記念『平成中村座 十一月大歌舞伎』ビジュアル【演目】■第一部一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)出演工藤祐経:中村橋之助曽我五郎:中村福之助曽我十郎:中村歌之助化粧坂少将:中村鶴松小林朝比奈:中村虎之介大磯の虎:坂東新悟鬼王新左衛門:中村勘九郎二、舞妓の花宴(しらびょうしのはなのえん)出演白拍子和歌妙:中村七之助三、新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎(さかなやそうごろう)出演魚屋宗五郎:中村勘九郎召使おなぎ:坂東新悟磯部主計之助:中村橋之助小奴三吉:中村歌之助菊茶屋娘おしげ:中村鶴松菊茶屋女房おみつ:中村歌女之丞父太兵衛:片岡亀蔵女房おはま:中村扇雀■第二部一、唐茄子屋(とうなすや)不思議国之若旦那作・演出:宮藤官九郎出演若旦那徳三郎:中村勘九郎傾城桜坂/お仲:中村七之助第二太夫/源六倅源助:坂東新悟大工の熊:中村橋之助半公:中村福之助眠 善治郎:中村虎之介若旦那(小):中村勘太郎お仲倅イチ:中村長三郎丹生林/海苔屋のおたね:中村鶴松山崎屋おりき:中村歌女之丞達磨町の八百八/吉原田んぼのあめんぼ:荒川良々番頭小辰/吉原田んぼの蛙ゲゲコ:片岡亀蔵大家源六:坂東彌十郎八百八女房よし/吉原田んぼの蛙ゲコミ:中村扇雀二、乗合船恵方萬歳(のりあいぶねえほうまんざい)出演萬歳:中村扇雀才造:中村勘九郎白酒売:中村七之助大工:中村橋之助若旦那:中村虎之介芸者:中村鶴松角兵衛獅子:中村歌之助角兵衛獅子:中村福之助女船頭:坂東新悟田舎侍:片岡亀蔵通人:坂東彌十郎チケット情報はこちら:※新型コロナウイルス感染症の影響により、11月4日(金)・5日(土) の公演は第一部・第二部ともに中止。最新の情報は公演公式サイトにてご確認ください。
2022年11月04日俳優の眞栄田郷敦が24日、東京・日比谷で行われた「第35回東京国際映画祭」(TIFF)のレッドカーペットに登場した。「Nippon Cinema Now」部門で上映される『彼方の閃光』で主演を務める眞栄田は、池内博之、尚玄、加藤雅也、Awich、半野喜弘監督とともに登場し、「個人的にこの作品が初主演作品で、この場に、このメンバーの間に立たせてもらえていることをすごくありがたく思っています」と恐縮気味に挨拶。「この作品は、半野監督を筆頭に、本当にやりたいことをやりたいメンバーでとことんこだわって実現した映画で、実はまだ配給会社すら決まっていない状況ではあるんですけど、世界中たくさんの人に見てもらいたい作品なので、今日をスタートに何かが動き始めればいいなと思っています」と本作への思いを語った。「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。日比谷・有楽町・銀座エリアに会場を移して2年目となる今年は、10月24日から11月2日まで開催する。今回、丸の内ピカデリーや丸の内ピカデリーなども会場として加わり、主要9部門の上映本数も昨年の86本から110本へと増加。海外ゲストの招へいも本格的に再開した。コンペティション部門は、107の国・地域から寄せられた1,695本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは『窓辺にて』(今泉力也監督/稲垣吾郎主演)、『山女』(福永壮志監督/山田杏奈)、『エゴイスト』(松永大司監督/鈴木亮平主演)が選出されている。撮影:蔦野裕
2022年10月24日橋本環奈、眞栄田郷敦、山本舞香らが共演するホラー映画『カラダ探し』の特別インタビュー映像が公開された。今回公開された映像では、橋本さん、眞栄田さん、山本さんのメイキング映像と、インタビュー映像を収録。息つく間もない絶叫体験の連続に相応しく、ハイテンションアクションの舞台裏も明らかに。明日を迎えるため、ある少女のバラバラの“カラダ”を全て見つけ出そうと奮闘する主人公・森崎明日香役の橋本さんは、今回演じたキャラクターについて「橋本環奈とは全然違うキャラクターで、感情が表に出ないので、今までで1番セリフ量が少なかったのですが、セリフがないからこそ伝えられる部分は意識していました」とふり返る。これには、共にカラダ探しに挑む山本さんと眞栄田さんも「急に明日香になる瞬間が本当にすごくて…」(山本さん)、「こっちがついていけない…」(眞栄田さん)と橋本さんの演技を絶賛。また、「こんなにテンポ感よく殺されているの見て面白いって思えるのが不思議だと思います。殺されるのがわかっているのに面白いのがすごい!」と元々読んでいたという本作の魅力について橋本さんが言及。劇中でも印象的な留美子(山本さん)がチェーンソーを振り回すシーンについて、山本さんは「初めて持って、重いからめっちゃ大変だった!」とコメントしており、2人が好きだと言う留美子がチェーンソーを持ち、「この雑巾野郎!」と叫ぶ本編も収められている。最後には、「本当に面白いと言える作品が完成したと思います」、「ひとりひとりにフィーチャーして見るとホラーだけじゃない魅力がたくさんつまっています」、「ストーリー性が面白く、全部ひっくるめて楽しめる作品。ホラーが苦手なだけで見ないのは勿体ないと思います!」とホラー×青春が合わさった本作の魅力についてそれぞれ語られている。『カラダ探し』は10月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:カラダ探し 2022年10月14日より全国にて公開©2022「カラダ探し」製作委員会
2022年10月11日東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦が6日、ライブ配信アプリ「17LIVE」の配信番組『西川貴教のニシナナ LIVE』に出演。『イナズマロック フェス 2022』について語った。西川が『イナズマロック フェス 2022』出演のお礼を伝えると、谷中は「こちらこそありがとうございました。念願だったんでね。日本全国のフェス、海外のフェス、いろいろ出てるけど、『イナズマ』出てないのは片手落ちじゃないのって」と返答。西川が「これから先はスカパラを呼ばないわけにはいかないなと」と今後の出演オファーにも言及すると、「本当ですか? 何度でも行きたいですよ」と意気込んだ。そんな念願の『イナズマ』出演について、「めちゃくちゃ楽しかったですよ。場所もいいですよね」としみじみと語る谷中。続けて「僕らって、ステージ上で音を聴くけど、出てる音って聴けないじゃないですか。だから、出てる音ってどんなのなんだろうって。スタッフとかも『音がすごい良かった』って(言ってた)。音はこだわっておられるんですか?」と尋ねる。それに対し、西川は「屋外で、音が風で流されやすかったりする」「決まったデシベル数のなかでどのくらい後ろまで聴かせることができるのかっていうスピーカーの配置とかは、結構時間をかけてやらせていただいてる」と説明。「どうしても屋外ですし、いろんな問題はあったりするんですけど、そんな風に言っていただけるのは僕らにとっても本当に嬉しいです」と喜んだ。また、谷中は「我々は海外のフェスにも行かせていただいてるんですけど、『イナズマ』は初めてだったんで、緊張しました」と回顧。「『大丈夫かな?』『盛り上がってくれるかな?』って、メンバーとドキドキしてたんですけど、お客さんがすごく迎え入れてくれたんで、本当にお客さんありがとうございました」と謝意を表すると、西川は「どのアーティストの方にも言っていただけるんですけど、『イナズマ』はなんでもありで盛り上がってくれる。(『イナズマ』の観客は)アーティストの方が『イナズマ』に来てくれるだけで『ありがとうございます』なんですよ。そこが一番大きいです。僕ら運営側からしても、こんなに素敵なお客様がいるフェスないなっていうくらい」と胸を張った。
2022年10月09日恐怖の先に爽快感も感じさせる超刺激的ループ型ホラー『カラダ探し』より、眞栄田郷敦のメイキングカットと最新映像が公開された。眞栄田さんが本作で演じているのは、主人公・明日香(橋本環奈)と共に脅威に立ち向かう伊勢高広。同じ高校に通う幼なじみであり、バスケが得意なクラスの人気者だ。先日のジャパンプレミアでは、撮影期間中に浦西翔太役の醍醐虎汰朗とジムに通っていたことや、ご飯を1グラム単位で計量していたというストイックなエピソードが飛び出した眞栄田さん。今回到着した写真では、鍛え上げられた肉体を駆使したダンクシュートを決めた瞬間が捉えられており、まだ見えていなかった高広の新たな魅力が垣間見える。バスケシーンの撮影について眞栄田さんは「これまでも遊びでバスケをすることはありましたが、今回の高広はすごく上手い役でフリースローを決めるシーンもあったんです。ずっと練習していてもなかなか入らなかったのに、本番では一発で入ったんですよ!」と裏話を披露。しかし、「すごく練習したのに、それあまり使われていなくて…」と残念そう。本編中では、華麗なバスケプレイを堪能出来るシーンはもちろん残っているほか、赤い人の脅威に挑むシーンでは、息つく間もない怒涛のアクションが満載。併せて公開された最新映像では、いち早く本作を鑑賞した人々の感想も収録されている。『カラダ探し』は10月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:カラダ探し 2022年10月14日より全国にて公開©2022「カラダ探し」製作委員会
2022年09月30日Bialystocks(ビアリストックス)によるライブイベント『音楽交流紀2』が7月9日(土) 渋谷WWWで開催された。第一回のゲストにはグソクムズを迎えたが、今回の対バンは優河 with 魔法バンドとのツーマン形式となった。優河 with 魔法バンド優河まずは岡田拓郎(Gt)、千葉広樹(Ba)、谷口雄(Key)、神谷洵平(Ds)の4人を擁する魔法バンドをバックに、優河(ゆうが)が登場。「WATER」で幕を開けると、浮遊感に富むメロディと雄大なサウンドでじっくり聴かせる。「さざ波よ」に入ると、肌に染み込むような繊細な歌声を響かせる優河。そこにピタリと呼吸を合わせる魔法バンドの演奏が折り重なり、深淵な世界を作り上げていった。岡田拓郎(魔法バンド / Gt)千葉広樹(魔法バンド / Ba)「初めましての方が多いと思いますが……対バンは2年ぶり。どうすればいいかわからなくて、人見知りしちゃって」と優河は語る。しかし、曲が始まるや、清澄な歌声で観客を魅了する。特に「夜になる」では吸い込まれそうな美しい声色に聴き惚れてしまうほどだった。谷口雄(魔法バンド / Key)神谷洵平(魔法バンド / Ds)後半は新曲を挟んだ後、「Bialystocks、リハからめちゃくちゃかっこ良かった!1回目も観に来たけど、パワーアップしていた」と、いちファンのような熱いコメントを差し込み、「魔法バンドを作るきっかけになった曲」と前置きし、最後は「魔法」を解き放ち、エモーショナルな歌唱力で観客を釘付けにしていた。Bialystocksそして、映像作家である甫木元空(Vo)、様々なアーティストのサポートや劇伴、ジャズ・シーンでも活躍する菊池剛(Key)の2人からなるBialystocksがステージに立つ。サポートにギター、ベース、ドラム、さらに男女コーラス隊2人を加えた大所帯により、「ごはん」で本編をスタート。甫木元はフォーキーな歌声で静かに歌い上げ、リズムを活かした「All Too Soon」では流麗かつジャジーな菊池の鍵盤に耳を奪われていく。確かな歌声と演奏がお互いに補完し合い、強固な世界観を構築している様に序盤からゾクゾクした。甫木元空(Vo)甫木元がファルセット・ボイスを駆使した「花束」においては、切なさの中に明るい希望が見える曲調に慰撫されてしまう。「こんばんは、Bialystocksです。バンド界隈に友達がいないから、『音楽交流紀』と付けました」と甫木元はイベント名の由来を説明し、続けて「MCでカッコイイことを言おうとしている自分が恥ずかしくなった。シンプルに楽しんでもらえたら」と言い、会場の空気を和ませていた。歌声と鍵盤が掛け合うように進む「フーテン」は、突飛な電子音を差し込む自由度の高いアレンジが面白い。それから「コーラ・バナナ・ミュージック」に入ると、甫木元はオレンジ、菊池はグリーンとメンバーそれぞれに色の異なるスポットライトが灯され、MVでも観ているような視覚効果で観客を唸らせる。また、ヘヴィなギターもいいアクセントになっており、動静のダイナミズム溢れる展開にも興奮した。菊池剛(Key)「光のあと」でバンド然としたサウンドを叩きつけ、かと思えば「またたき」では余白のあるプレイで聴かせるなど、緩急溢れる曲順で観客を引き込んでいく。ハートフルな歌声を放つ「Over Now」では中盤過ぎにハードロック調のギターが咽び泣く。そんな熱いプレイを随所に織り込むところも、Bialystocksらしい。流麗な鍵盤に導かれるように始まった「I Don’t Have a Pen」は、早口風ボーカルに加え、男女コーラスがソウルフルな声色で盛り上げ、映像喚起力に優れたサウンドは素晴らしい限りであった。「Winter」をやり終え、「ありがたいですね、聴いていただいて」と菊池がMCで感謝の言葉を述べると、「残り数曲ですけど、素敵な夜を」と甫木元が続き、「差し色」をプレイ。Bialystocksジャジーな鍵盤の上に、爽やかな歌声が乗り、心がフッと軽くなる高揚感に包まれると、ラストは「Nevermore」で締め括った。光り溢れるメロディが心地良く、「雨はいつか歌に変わる」の歌詞には音楽の可能性をとことん信じた、彼らなりのメッセージが込められているようだった。演奏後、盛大な迫力が起きると、それはアンコールを求めるクラップへと切り替わる。すると、スクリーンには甫木元監督による映画『はだかのゆめ』が11月から公開、また、10月にはBialystocksの初ワンマンライブ開催とファンには嬉しい告知が続いた。それから今日の対バンである優河を呼び込むと、彼女は唐突にある質問を投げかける。「何歳になったんですか?」(優河)、「今年30歳になりました」(甫木元)、「同じ歳だ!同じ歳バイブス感じる!」(優河)と一気にハイテンションになる彼女。そんなクダけた会話を経て、Bialystocks+優河 with 魔法バンドの総勢12名で「カントリー・ロード」のカバーを披露。甫木元は日本語、優河は英語とそれぞれ違う言語で歌い上げ、牧歌的だけどオシャレ感漂うアプローチに会場も大盛り上がり。最後はアットホームな空気に包まれて終了した。研ぎ澄まされた美しい歌声、ジャンルに縛られない多彩なサウンドという意味で両者の共通項は多く、この組み合わせに観客も大満足の様子だった。贅沢なひとときは、あっという間に過ぎ去るもの。まさに時間を忘れて、楽曲の世界観に没入してしまった。Text:荒金良介Photo:廣田達也<公演情報>Bialystocks Live 2022 "音楽交流紀 2"2022年7月9日(土) 渋谷WWWセットリスト■優河 with 魔法バンド01. WATER02. さざ波よ03. fifteen04. 夜になる05. June06. 夜明けを呼ぶように07. people08. 魔法■Bialystocks01. ごはん02. All Too Soon03. 花束04. フーテン05. コーラ・バナナ・ミュージック06. 光のあと07. またたき08. Over Now09. I Don’t Have a Pen10. Winter11. 差し色12. NevermoreEN. カントリー・ロード(カバー・優河 with 魔法バンドとコラボ)<ライブ情報>Bialystocks 第一回単独公演 於:大手町三井ホール2022年10月2日(日) 大手町三井ホール開場17:15 / 開演18:00チケット料金:5,500円(税込・自由)※入場時ドリンク代別途必要関連リンク■優河オフィシャルサイト::::■Bialystocksオフィシャルサイト::::
2022年08月05日格闘家でタレントの才賀紀左衛門(33)が連日、ブログで話題を集めている。才賀はタレントのあびる優(35)と14年に結婚。娘を授かるも、19年に離婚。親権は才賀が持つこととなった。現在は娘と事実婚関係の恋人・絵莉さんの3人で暮らしている。絵莉さんは6月に妊娠が発覚し、ブログを開設。双方やり取りをしながら、積極的な投稿を展開中だ。最近は絵莉さんの妊娠生活や2人の関係性にスポットが当たることが多いのだが、そんななかで才賀の発言が「モラハラでは?」とたびたび話題を呼んでいるのだ。読者からは「大丈夫?」と心配が続出しているが、恋愛ジャーナリストのおおしまりえ氏は「発言がモラハラかは当事者が判断すべきことではあります。ただ現状見る限り、こうした発言にはその後の結婚生活についての“問題の種”が潜んでいると思います」と語る。以下、その理由について語ってもらった――。■「このままだと刺してしまう」才賀さんが放った“ダメ発言”はどういったものだったかというと、話題に上がっているのは主に2つです。1つは、妊娠発覚時に才賀さんが絵莉さんに仕事を頼もうと思ったときの話です。体調を理由に絵莉さんが断ったことで、才賀さんが腹を立て「お前なんやねん!もう知らんわ」とイラ立ちをぶつけたそうです。しかしその後で絵莉さんが体調不良の理由は妊娠であることを告白し、ケンカは収束したといいます。もう1つは絵莉さんの「つわりが酷い」という発言に対する、才賀さんのリアクションです。才賀さんは「前の嫁もその前の嫁もつわりなんてなかった。オカンも『こんな早くからつわりなんてあって大丈夫なの?』言うてるで」と言い放ったといい、これを受けてつわりに対する無知さや発言内容の問題点が様々なところから指摘されていました。絵莉さんのブログによるとこれ以外にも多くの“ダメ発言”があり、「あぁ、このままだとこの人のこと刺してしまう」と思ったとのこと。何度も説明したことで現在は才賀さんも反省しているそうです。ただ無知とはいってもこのような発言があると、多くの人の中で不安感が高まるのはうなずけます。■産前産後のダメ発言は一生恨まれる一般的に、妊娠・出産直後のダメ発言は一生恨まれると言われています。絵莉さんのブログでも「まじでわたしこのままだと包丁取り出しちゃうんじゃないかと思ったんですよね」と書かれています。才賀さんの発言に深く傷つき、また話し合いも重ねられたようです。出産経験のある女性なら、一連の発言の問題点や女性が感じる気持ちは理解できるでしょう。しかしこうした感覚が分からない男性は、才賀さんに限らずまだまだ多いものです。その理由は妊娠・出産時の女性の体やホルモンの変化、それにともなう心の変化の知識が正しく広まっていないことにあるのでしょう。ちなみに産前の女性というのは自分と胎児の心身の安全への優先度がうんと上がり、もともとの性格以上に慎重になったり過敏になったりするといわれています(もちろん個人差があります)。ホルモンの影響も大いにあるのですが、このときに「自分(と胎児)の安全を脅かすもの」と思われる存在は、その時点で感覚的に敵だととらえられてしまうといいます。これが産前だとマタニティブルーと言われ、産後だとガルガル期といわれたりします。こうした仕組みに今回のケースを当てはめてみると、才賀さんは現在、じわじわと絵莉さんに「自分と子どもの安全を脅かすもの」と思われ始めている可能性もあるのではないでしょうか……。■今は許せても子育て中に許せなくなる才賀さんはブログで今回の件を謝罪し、「反省してます」「人は成長します」と綴っています。今後のブログを見ていれば、こうした発言が真に改善されたかどうか分かってくるのでしょう。ただ産前になんとか許されていたような“自己中”な発言も、産後の余裕がない中ではスルーできなくなるケースともよくあります。先ほども申し上げた通り、妊娠中の女性は「自分と胎児の安全を脅かす存在」に過敏になる傾向があります。それは生き物としての本能なので、仕方のないことです。これを分からずに産後も“俺優先”的な自己中モードが続くと、余裕がない女性側からは許せない存在となってしまいます。そして最悪の場合、離婚となってしまうのです。才賀さんのご家庭ではどうなのでしょうか。ただ女性が普段より敏感でナーバスになりやすい時期に発せられる無神経な発言は、女性の心に深く傷として残ります。才賀さんと絵莉さんのブログは、そうした赤裸々さがウリなのかもしれません。ただそもそも才賀さんはバツ2だったり、前妻のあびる優さんとはいまだに親権問題でのシコリが残っているとも一部では報じられています。事実婚のステップファミリーということで、彼らの発信は新たな家族スタイルとして注目を集めることもあるかもしれません。まずはお子さんが無事に生まれること、そして娘さんが健やかに育ってくれることを願うばかりです。(文:おおしまりえ)
2022年06月22日1992年のデビューから記念すべき30周年を迎えた米倉利紀が、記念すべき20周年を迎える大阪・なんばHatchで7月9日(土)に開催するスペシャルライブ。この記念すべきダブルアニバーサリーライブに、中西圭三のゲスト出演が決定した。大阪で実現する貴重なスペシャルコラボをお見逃しなく!米倉利紀チケット情報チケットは発売中。
2022年06月17日