お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬が19日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演。相次ぐ芸能界の不倫騒動に「テレビに出ている人に清廉潔白を求めるのはやめたほうがいいと気付いてほしい」と発言した。番組では、京都の芸妓との不倫疑惑が報じられた歌舞伎俳優・中村橋之助の謝罪会見と、妻でタレントの三田寛子の会見を特集。MCの坂上忍を中心に討論を繰り広げた。吉田は「僕はお芝居さえおもしろければええやんと思う」と意見。「真面目で運転が下手なパイロットの飛行機に乗るより、浮気しまくりの運転上手なパイロットの飛行機に乗りたい。そこをみんな意識してほしい」とパイロットに例えて話すと、スタジオから笑いが起こった。今年は不倫騒動が後を絶たないが、吉田はそれについても、「テレビに出ている人に清廉潔白を求めるのはええかげんやめたほうがいいと気付いてほしいですね」と持論を展開。「清廉潔白しかテレビに出られなかったら、テレビずっとカラーバーになると思う」とだれもテレビに出れなくなってしまうと語った。
2016年09月19日フリーアナウンサーの高橋真麻(34)が、19日放送の日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)で、不倫疑惑が報じられた歌舞伎俳優・中村橋之助の妻でタレントの三田寛子ついて言及した。高橋は、三田の堂々とした取材対応について、「マスコミに対してはこういう対応をとらざるを得ないですよね」と話し、「三田さん背負っているものもありますし、だんなさまだけじゃなくて息子さん3人の襲名があるというのが一番大きいと思います」と意見。「子供が3人全員襲名するんですよ! それなのに、父親としても何してくれてるねんって思っていると思いますよ」と強い口調で語った。また、編集者の山本由樹氏が「(不倫相手は)芸妓さんでしょ。これってよくある話だと思う。自分の分をわきまえて、表に出ないようにっていう女性と付き合っていたわけだから、そんなに大きな問題かなと思う」と持論を展開すると、高橋は「役者さんと芸妓さんの恋が粋だなんていう時代は終わっている」とすぐさま反論した。橋之助は、15日発売の週刊誌『週刊文春』で京都の芸妓との不倫疑惑が報じられることを受け、14日に謝罪会見。16日には三田が取材に応じ、夫の不倫騒動をお詫びするとともに、離婚については「ないでーす」と笑顔で否定し、その堂々とした受け答えに称賛の声があがった。
2016年09月19日お笑い芸人の加藤浩次が、19日放送の日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)で、不倫疑惑が報じられた歌舞伎俳優・中村橋之助の妻でタレントの三田寛子の堂々とした取材対応について、「奥さんがしたら一番怖い」と夫の立場で発言した。橋之助は、15日発売の週刊誌『週刊文春』で京都の芸妓との不倫疑惑が報じられることを受け、14日に謝罪会見。16日には三田が取材に応じ、夫の不倫騒動をお詫びするとともに離婚については否定し、その堂々とした受け答えに称賛の声があがった。加藤は、「ああいう対応を奥さんがしたら一番怖いですよ」と話し、「感情むき出しにしてもらった方がまだ楽というか…」と意見。「コラーッて怒ってくれる先生の方がよくて、すごい冷静に怒る数学の先生がやけに怖かったりした」と例えて説明した。編集者の山本由樹氏も「虫唾が走りますよね。橋之助さん見れないと思いますよ」と同調。女性陣からは「家でマジ切れされているかもしれませんよ」という意見があり、加藤も「そっか…」と返していた。三田は報道陣に対し、「主人も私も至らぬ点が多々ございまして、芸事以外のことでお騒がせして深く夫婦で反省しています」「今日も雨が降って来ました。先代の中村芝翫(しかん)である父が雨男として有名で父がもっと『気を引き締めて頑張らねばあかんぞ』と言ってくれているようで。私を守ってくださる雨にも思います」などと話し、離婚の可能性を聞かれると「ないでーす」と笑顔で答えていた。
2016年09月19日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースがサクッとつかめる。■5位:浜崎あゆみの離婚ふたたび。今や絶滅危惧種のスーパースター浜崎あゆみ(37)が2014年3月に結婚した10歳年下のアメリカ人と離婚する意志を固めた。浜崎は公式ファンクラブサイトで、「3年間パートナーとして共に歩んできた彼と、それぞれの道へ進むことになりました」と報告。「彼は彼の想う道を。私は私の想う道を」とつづったが、“離婚”というフレーズを使わないのが、いかにも浜崎らしい。昨年末のカウントダウンライブに夫が現れるなど夫婦円満と言われていたこともあり、ファンにとっては急転直下の離婚劇。ただこの夫、そもそも何をしている人なのかよく分からない。結婚発表当時は医学部に通う大学院生だったが、何らかの変化があったのか。浜崎は2011年の元日にオーストリア人俳優マニュエル・シュワルツとアメリカで結婚証明書を取得したが、日本での婚姻届は未提出であり、戸籍上は今回が初めての離婚となる。浜崎のことだから、電光石火の熱愛報道や電撃入籍があっても驚かない……。というより、「やってくれ!」と思っている人は少なくない。不倫ばかりでスケールの小さくなった芸能界では、今や貴重なスーパースターだ。■4位:松坂桃李と高岡早紀、R15の過激舞台後に急接近の夜『女性セブン』が、松坂桃李(27)と高岡早紀(43)の艶っぽいスクープを報じた。2人は現在、大阪で舞台共演中。ある日の終演後、2人は周囲を気にしながら距離を取って歩いたあと、示し合わせたようにタクシーに乗り込み、夜の街へと消えたという。2人の関係が噂される理由は、この日の逢引だけではなく、舞台の内容。娼夫役の松坂と、オーナー役の高岡との恋を描いたものだが、舞台上では過激なベッドシーンを連発し、2人はクライマックスで服を脱ぎ捨て体を重ねているらしい。松坂と言えば、綾瀬はるか(31)との熱愛のち破局報道があったばかりだが、現在はフリーということか。一方、高岡は保阪尚希(48)と2004年に離婚後、何度となくセクシーな熱愛現場をキャッチされた芸能界トップの恋多き女。さらに、2人の息子は海外留学中であり、現在は「6歳の娘が朝起きるまでに帰ればOK」という状況とのこと。これは「若い男の子と朝まで遊べる」ということなのか……。■3位:島袋寛子が12歳年下、早乙女太一の弟とスピード婚約!SPEEDの島袋寛子(32)が、早乙女太一(24)の弟・早乙女友貴(20)との婚約を発表した。2人は友人を通じて知り合い、今年は舞台でも共演。交際は昨年夏ごろからスタートし、すでに同棲しているという。何より驚かされたのは、「島袋のデビュー当時、友貴は生後3か月だった」という年の差だ。島袋は「互いに小さい頃から芸能活動をしてきたということもありますが、その真剣さ、情熱、そして人に対しても真っすぐで温かなところに心を寄せました」、友貴は「共演をきっかけに交際を始め、彼女の魅力、真面目さ、優しさ、美しさ、エネルギー、彼女のすべてに心惹かれ彼女に対して真の愛を感じました」とコメント。内容が似ているのは相性の良さなのか。友貴の兄・太一も21歳の時に6歳年上の西山茉希(30)と結婚しただけに、年の差婚のメリットを分かっているのかもしれない。そういえば、友貴はかつて、すみれ(26)との熱愛報道もあったが、兄弟そろって年上好きなのだろう。一方の島袋は、SPEEDで唯一結婚歴がなかった。今井絵理子(32)は離婚して政治家転身、上原多香子(33)は夫に先立たれ、新垣仁絵(35)は結婚後に芸能活動ほぼ休止と、メンバーは波乱万丈だけに今後の展開が気にかかる。■2位:トレエン「斎藤さん」がゲス二股交際!「Tバック好き」の暴露『FRIDAY』が報じたのは、今をときめくトレンディエンジェル・斎藤司(37)のゲス二股交際。2年前から交際している本命恋人に加え、飲食店で働く辺見えみり似の28歳女性と二股をしていたようなのだ。斎藤と女性が出会ったのは2014年夏。SNSで誘われて会うようになり、斎藤から「恋人はいない」と言われたため、週一度以上の関係を持っていたという。女性が「昼間からずっと、という日も」「Tバックが好き」など斎藤の性癖を暴露したのも無理はない。ブレイク前から食事を作り、エッチな写真を送るなど、斎藤の要求に応えてきた彼女を裏切ったからだ。昨年末のM-1で優勝した斉藤は、すぐに同棲している本命恋人の存在を明かしたが、それ以降、彼女とは会おうとしなくなったらしい。まさに「ブレイクしたからポイ捨て」のひどい仕打ちだが、そのことを斎藤に直撃すると、「つき合おうという話はしていない」と二股を否定。さらに、「(『遊びか?』と聞かれ)そうです」とあっさり認めた。それどころか、斎藤は本命恋人との結婚宣言。ただ、LINEでの自撮り写真やエロメッセージが掲載された『FRIDAY』を見て、本命恋人はどんな気持ちになるのだろうか。■1位:中村橋之助が「芸の肥やし」不倫。三田寛子が見事な火消し『週刊文春』がまたも不倫スクープ。もはや「何があっても驚かない」と思いきや、またも大物で驚かされた。今回のターゲットは、歌舞伎役者・中村橋之助(51)で、相手は京都・先斗町の芸妓・市さよ。30代半ばで、メディア出演も多い超人気芸妓という。8月下旬、市さよは数回上京し、少なくとも3回は橋之助と密会。特に8月29日は、襲名披露興行のお練りがあった夜に、2人でホテルへ入ったというから、妻の三田寛子(50)は怒り心頭だろう。三田は「今がどんなに大事な時期か分かりますね?」「ウチには“芸の肥やし”とかありませんから!」と橋之助を叱ったようだ。さらに、報道を受けて橋之助は謝罪会見を開いた。100人の報道陣を前にした橋之助は、「ただただ私の不徳の致すところ」というフレーズを約25分の会見中8回も繰り返し、妻に「申し訳ない……」と謝罪。「夫婦の中で(浮気は芸の肥やし)そういう認識はない」と語りつつも、具体的な内容は一切ふれなかった。10月に大名跡「八代目中村芝翫」を襲名するだけに、「これ以上、名前を汚すようなことは言えない」ということか。驚くのは、市さよとは約20年前に関係者の一人として知り合い、三田もその存在を認識していたこと。長いつき合いなのか……三田のショックは察するに余りあるが、押し寄せる報道陣に笑顔で対応するなど、見事な対応で夫のイメージダウンを最小限にとどめている。ただ、橋之助は歌舞伎界の中でも、クリーンで愛妻家の印象が強かっただけに、『週刊文春』は「してやったり」の心境だろう。□おまけの1本「長谷川博己と鈴木京香の六本木6万円寿司デート9月上旬、六本木の寿司店から出てきたのは、長谷川博己(39)と鈴木京香(48)。「一人3万円は下らない」という高級店での食事は、長谷川が主演を務めた『シン・ゴジラ』の大ヒットを祝おうということなのか。2人は2011年の交際報道以降、婚前旅行や同棲解消など、さまざまなニュースでさわがせてきたが、5年が過ぎてなお結婚の話は聞こえてこない。『FLASH』によると、長谷川は結婚に前向きだったが、京香がこのままの状態を望んだという。お互い俳優業は好調そのものであり、2ショット写真で見せた京香の笑顔を見ると、現在幸せな状態なのは間違いない。いつか本人の口から長谷川のことを語る日が来るのだろうか……。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年09月18日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、18日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、「二重国籍」問題が発覚した民進党代表・蓮舫氏(48)についてコメントした。日本と台湾の二重国籍疑惑が噴出し、発言が二転三転しながら最終的には謝罪した蓮舫氏。松本は「職業病というかどうしてもお笑いに」と話を置き換え、のし上がってきた人間は「ツッコミ」と「ボケ」の2つのタイプに大別されると説明した。松本にとっての蓮舫氏は「ツッコミの人」。「誰かのことは突っ込むんやけど、こういう人ってやっぱり自分が突っ込まれた時のアドリブというか、返しはやっぱり相当弱い」と指摘し、かつての発言「2位じゃダメなんですか?」にちなんで「二重で何が悪いんですか? ぐらい言ってくれたらこっちも納得できる」と冗談を交えた。一方、「ボケ」の振る舞いとして高く評価したのが、歌舞伎俳優・中村橋之助(51)の不倫騒動を謝罪した妻・三田寛子(50)。気丈に振る舞いながら、「ないでーす!」と明るく離婚を否定する姿を「緊張感を崩すのがうまい」と絶賛しながら、蓮舫氏の今後を「大丈夫なんだろうか」と心配していた。
2016年09月18日歌手の和田アキ子(66)が18日、TBS系バラエティ番組『アッコにおまかせ!』(毎週日曜11:45~12:54)に生出演。京都の芸妓との不倫疑惑が報じられた歌舞伎俳優・中村橋之助(51)の妻でタレントの三田寛子(50)の"梨園の妻"ぶりに驚きを示した。橋之助は、15日発売の週刊誌『週刊文春』で不倫疑惑が報じられることを受け、14日に謝罪会見。「私の不徳の致すところでございます」という言葉を8回繰り返した。16日には三田が取材に応じ、夫の不倫騒動を謝罪した。番組では、取材に応じた三田の発言を詳しく紹介。和田は「しっかりしてたね。私もよく知ってますけど、こんなこと言う人とは思えないほど…しっかりされてますね」と三田をたたえ、「は~よくしゃべったね。は~すごい」とうなった。そして、「京都やからほんまにほんわか…歌番組で『そんなんできませ~ん』『緊張します~』みたいな感じだった。だからびっくりした」と以前の印象との違いに驚いていた。三田は報道陣に対し、「主人も私も至らぬ点が多々ございまして、芸事以外のことでお騒がせして、深く夫婦で反省しています」「主人も(先日のような)会見は初めてで、十分お話しできていなかったと反省しております」「今日も雨が降って来ました。先代の中村芝翫(しかん)である父が雨男として有名で父がもっと『気を引き締めて頑張らねばあかんぞ』と言ってくれているようで。私を守ってくださる雨にも思います」などと話し、離婚の可能性について聞かれると、笑顔で「ないでーす」と答えた。
2016年09月18日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、18日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、不倫騒動後の世間の風潮について持論を述べた。15日発売の『週刊文春』で、30代の芸妓の不倫疑惑が報じられた歌舞伎俳優・中村橋之助(51)。14日の会見で「不徳の致すところ」と繰り返し反省の弁を述べる一方、妻・三田寛子(50)も16日に都内で会見を開き、夫の不倫騒動を謝罪。梨園の妻として気丈に振る舞う姿が高く評価されている。このことを受け、松本は「芸能界の人に限ってでしょうけど、旦那さんが浮気することによって奥さんの株がどんどん上がっていく」と傾向を捉え、「最近の不思議な風潮」と表現。妻から絞られたと会見などで報告することは世間からの厳しい声を避けるためとして理解はできると言いつつ、「昔は『奥さんも悪い』という風潮がちょっとはあった気がする」と主張した。さらに、「奥さんは確かに被害者なんですが、まるで功労者みたいになっていて」と指摘し、「逆に言うと、奥さんの株を上げるためにはわれわれ不倫した方がいいんじゃないか?」「芸能人カップルがいたら、『あなた! 私の株を上げるために浮気してきなさいよ!』ぐらいの。ビジネスになるんじゃないか?」と極論を展開して出演者の笑いを誘っていた。
2016年09月18日元衆議院議員でタレントの杉村太蔵(37)が18日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。京都の芸妓との不倫疑惑が報じられた歌舞伎俳優の中村橋之助について、「男としてはうらやましい」と話した。番組では、橋之助の不倫報道と謝罪会見を特集。カリスマ店員でタレントのぺえは、「まったく理解できない。女遊びが芸の肥やしっていう時代じゃない。京都の芸妓さんと東京で密会を重ねるなんて粋じゃない」とバッサリ斬り、「ゲスい」と言い放った。それに対し、杉村は「ぺえ師匠ね、そういうこと言うけど、男としてはうらやましい話よ」と本音を漏らし、「一般論だけど、浮気や二股っていうのは、知力・体力・経済力、この3点が充実していないとなかなか成功しない」と意見。さらに、「最近思うんですけど、人類の歴史始まって以来、男がこんなに遊んじゃいけないっていう時代もない」と続けるも、共演者たちからは「そう?」と賛同を得なかった。橋之助は、15日発売の週刊誌『週刊文春』で不倫疑惑が報じられることを受け、14日に謝罪会見。「私の不徳の致すところでございます」という言葉を8回繰り返し、妻でタレントの三田寛子からきつく叱られたと明かした。その後、三田も16日に取材に応じ、夫の不倫騒動をお詫びするとともに、離婚については「ないでーす!」と否定した。
2016年09月18日タレントのテリー伊藤(66)が18日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。京都の芸妓との不倫疑惑が報じられた歌舞伎俳優の中村橋之助(51)について、「会見する必要なかった」と話した。テリーは「橋之助さん、会見なんかする必要なかったんじゃないの?」と意見。「歌舞伎役者さんってテレビにそんなに出ているわけじゃない。テレビはタダでお茶の間の中に入っていく。歌舞伎を見に行く人はお金払って行く」とテレビと歌舞伎の世界の違いを述べた上で、「会見はテレビ見ている人に対してやっているわけだから、やる必要ない」との考えを示した。さらに、「歌舞伎ファンがこの会見を見たいわけでもない」と指摘。「そういう風に考えたら、流れの中でみんながやっているからってすっ飛ばしたっていいし、三田さんだってやる必要ない」と語った。橋之助は、15日発売の週刊誌『週刊文春』で不倫疑惑が報じられることを受け、14日に謝罪会見。「私の不徳の致すところでございます」という言葉を8回繰り返し、妻でタレントの三田寛子からきつく叱られたと明かした。その後、三田も16日に取材に応じ、夫の不倫騒動をお詫びするとともに、離婚については「ないでーす!」と否定した。
2016年09月18日歌手の和田アキ子(66)が17日、ニッポン放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(毎週土曜11:00~13:00)に生出演。広島東洋カープの25年ぶり7度目のリーグ優勝について「最近のニュースの中で一番好き」と喜び、「不倫とかもういい」と話した。この日は、1週間の芸能ニュースを振り返る「週刊ワダスポ」のコーナーで、歌舞伎俳優の中村橋之助の不倫疑惑報道や、作家の乙武洋匡氏の離婚、歌手の浜崎あゆみの離婚、広島東洋カープの優勝などを紹介。和田は、「野球のことはよくわかりませんが、カープのユニホームが赤ということもあるし、スポーツ新聞の1面なんかを飾ったときは目立つよね。地道な努力を、ファンの方も地域の方も…」と広島の優勝をたたえた。そして、「黒田さん自身が素敵なすごい投手ですが、持ってますね」と優勝を決めた試合に先発した黒田博樹投手を称賛。米大リーグから古巣・広島に復帰したときのことを思い出しながら、「このままメジャーで投手人生を終えるか…それを地元に帰って広島のチームのために力を発揮したいとおっしゃっていた。その人が入ったからではないけれど、みんなの気持ちが一つになった」と語った。さらに、「阪神ファンも濃いけど、また違う。大阪でも東京でもない、ちょっとはずれた広島っていうところの優勝。活力を与えてくれるよね」としみじみ。「最近のニュースの中で一番好き」と喜び、「不倫とかそんなんちっちゃい。もういい!」と不倫報道にはうんざりした様子だった。
2016年09月17日2016年9月15日発売の『週刊文春』が、歌舞伎俳優の中村橋之助さん(51)と30代女性の人気芸妓との密会について報じています。これを受け、前日14日の夜に会見を行った橋之助さん。会見では、 事実関係などについての質問に対し『不徳の致すところ』とコメントし、妻・三田寛子さん(50)に叱られたことなどを話し謝罪しました。10月に大名跡『八代目中村芝翫』を襲名する橋之助さんですが、その襲名披露の興行に先立ち行われた“お練り”にもこの女性が訪れ、夜はホテルで過ごしたとのこと。また、このとき2人が滞在したホテルが、三田さんと披露宴を挙げたホテルだったということで、奥さんに対する許しがたい裏切りだという批判も出ているようです。●橋之助の“男気なし会見”に批判が続出襲名前という大切な時期にスキャンダルが発覚した橋之助さんに対しネット上では、『今年不倫ネタ多すぎ。いい加減飽きたよ』『前に文春が隠し持ってるって言ってた歌舞伎役者ネタはこれだったのか。海老蔵を期待してたんだけどな』『「不徳の致すところ」って微妙に明言しないところがなさけない。会見するんだったらもっと男気見せろよ』『なんかうまいこと逃げられたって感じ。否定はしないけど、完全に認めたかというとそうでもないような』『奥さんと披露宴やったホテルで不倫しちゃダメでしょ!後ろめたさとかないのか!?』『襲名の宣伝になったね。まぁ、歌舞伎役者なんてみんな遊んでるんだし』『不徳の致すところで押し通す予定(笑)』『こんな真面目に見える橋之助が不倫するぐらいだからね。もう誰がやってもおかしくない』『出会いは20年以上前!?こんなキレイな奥さんがいるのになんで浮気するのか不思議』『めちゃくちゃ叱られたって言ってたけど、最終的に許されたってことなのかな?』など、はっきりと明言しなかった会見の様子や、妻と披露宴を挙げたホテルでの密会を批判する声が多く見られました。相手女性との出会いは20年以上前ということで、いつから関係を持っていたのか気になる人も多い様子。裏方として夫を支え続けた三田さんは、この裏切りをどのような心境で受け止めているのでしょうか。【画像出典元リンク】・中村橋之助(太田プロダクション)/(文/パピマミ編集部)
2016年09月15日タレントの春香クリスティーン(24)が、15日に放送された日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)で、歌舞伎俳優・中村橋之助(51)の不倫報道に関してコメントした。橋之助は14日、15日発売の週刊誌『週刊文春』で30代の芸妓との不倫疑惑が報じられることを受け、都内で緊急会見を開いて謝罪。約25分の会見の中で計8回にわたって「不徳の致すところ」と繰り返し、反省の弁を述べた。今年はベッキー(32)と川谷絵音(27)にはじまり、不倫報道のオンパレード。ちょうど前日には、作家・乙武洋匡氏(40)が公式サイトを通じて離婚を発表し、「私自身に至らない点が多々あったにも関わらず、15年という長い歳月、家族のために尽くしてくれた彼女には感謝の念が尽きません」と妻への感謝の気持ちをつづった。『スッキリ!!』で橋之助の話題になり、コメントを求められた春香は「最近こういう不倫報道が連続しているので、私がそんなに男性経験が豊富じゃないせいかもしれませんが、男の人はそういうものなのかなと不信になってしまいます」と苦笑い。松嶋尚美(44)の「芸の肥やしという言い訳はでけへんからね」に、司会の加藤浩次(47)は「もうそういう時代じゃない感じだよね」と反応していた。
2016年09月15日週刊誌『週刊文春』が、15日に放送されたフジテレビ系情報番組『ノンストップ!』(毎週月~金9:50~11:25)を通じ、新たな「下半期の不倫スクープ」を予告した。歌舞伎俳優・中村橋之助(51)と30代の芸妓の不倫疑惑を報じた同誌(15日発売)。今年6月30日に放送された同番組で取材に応じ、マークしている人物として名前こそ明かさなかったが「歌舞伎俳優」と予告していた。ただし、橋之助の密会は8月。予告していた人物が橋之助だったのかを同番組が編集部に確認したところ、「肯定も否定もしなかった」という。今後、別の歌舞伎俳優のスクープが報じられる可能性もある。そこで同番組は、さらなる追加予告をリクエスト。同誌は、今回も名前を伏せ「日曜日の人気番組に出ている人」と年内注目すべき人物のヒントを明かした。司会の設楽統から「誰ですか?」と求められた博多大吉は苦し紛れに「ノリスケじゃないですかね?」と答え、スタジオの笑いを誘っていた。
2016年09月15日週刊誌『週刊文春』が、15日に放送されたフジテレビ系情報番組『ノンストップ!』(毎週月~金9:50~11:25)を通じ、「下半期の不倫スクープ予告」に関して見解を示した。歌舞伎俳優の中村橋之助(51)が14日、15日発売の週刊誌『週刊文春』で30代の芸妓との不倫疑惑が報じられることを受け、都内で緊急会見を開いて謝罪。約25分の会見の中で計8回にわたって「不徳の致すところ」と繰り返し、反省の弁を述べた。今年6月30日放送の『ノンストップ!』では、スクープ連発の秘密を探るべく同誌を取材。下半期の「不倫スクープ」として、編集部からのメッセージ「すでにマークしている人がいる」「すでに証拠をつかんでいる。年末までに出したい」「歌舞伎俳優」を伝えていた。この日の同番組でも橋之助の話題を取り上げ、谷岡慎一アナウンサーは「みなさんに思い出していただきたいことがあります」と切り出した。予告されていた人物が橋之助だったのかを同誌に確認したところ、「肯定も否定もしなかった」という。記事によると、橋之助の密会は8月。記者は「真面目な方なので食事だけかと思っていた」らしく、時系列から考えると予告が別の人物だった可能性も浮上してくる。谷岡アナウンサーの「『ノンストップ!』的には、まだあるんじゃないかと……」に、MCのバナナマン・設楽統も「おそろしい。みんな、震え上がる」とその影響力を実感しているようだった。
2016年09月15日女優の真矢ミキ(52)と"夜回り先生"こと水谷修氏(60)が、15日に放送されたTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)で、歌舞伎俳優の中村橋之助(51)の不倫報道を巡り口論になる場面があった。番組では、15日発売の週刊誌『週刊文春』で報じられた橋之助の不倫疑惑と、14日に行われた謝罪会見を特集。会見で橋之助は、「私の不徳の致すところでございます」という言葉を8回繰り返し、妻でタレントの三田寛子からきつく叱られたと明かした。橋之助と共演したこともある真矢は、「お食事も一緒にさせていただいたことがあるんですが、酔えば酔うほど『敦子(三田の本名)は本当にいい女なんだよ』と言っていて、素敵な夫婦だなっていう印象」とコメント。フリーアナウンサーの雪野智世も「三田さん自分の中で消化しているような方だと思う。だって、三田さんが一番だから大丈夫よ。結局奥さんが一番だと思う」などと三田に寄り添う発言をした。すると水谷氏が、「三田さんを守ってばっかりいるけど、(不倫相手の)彼女だってかわいそうですよ。愛し合ってんだから五分と五分。我々は余計なことを言わずに…」と指摘。それに対し真矢は、「2人の女性を不幸にしたって言うけど、2人じゃないと思います。やっぱり(不幸になったのは)奥さんであって」と反論した。水谷氏はさらに、「必ずこうなると奥さんがかわいそうとなるが、もう1人の彼女はどうなんですか? 五分と五分じゃないですか。悪いのは橋之助」と主張。真矢も引き下がらず、「そうではないと思いますよ。(不倫相手は)奥さんがいるとわかっていて付き合っていらっしゃる…」と自身の考えを述べた。
2016年09月15日女優の真矢ミキ(52)が15日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。15日発売の週刊誌『週刊文春』で30代の芸妓との不倫疑惑が報じられることを受け、14日に謝罪会見を開いた歌舞伎俳優の中村橋之助(51)について言及した。10月に歌舞伎の大名跡である8代目・中村芝翫(しかん)を襲名する橋之助。不倫報道を受けて開いた緊急会見では、「恋人関係ということ?」「お認めになったということ?」といった質問に対し、8回も「私の不徳の致すところでございます」と繰り返し、妻でタレントの三田寛子からきつく叱られたと明かした。過去に橋之助と共演した真矢は、一緒に食事をしたときのエピソードを披露。「酔えば酔うほど『敦子(三田の本名)は本当にいい女なんだよ』と言っていたので、素敵な夫婦だなっていう印象」と振り返り、「25年…いろいろあるのでしょうか」と複雑そうな表情を浮かべた。そして、「でも、寛子さんの心は越えたくないですよね、こっちサイドで」と意見。「寛子さんはしっかり受け止められている感じがして、私たちが推進することではないというか、『離婚は?』と聞くのもなんかちょっと違う気がします」と話した。
2016年09月15日"夜回り先生"こと水谷修氏(60)が15日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。15日発売の週刊誌『週刊文春』で30代の芸妓との不倫疑惑が報じられることを受け、14日に謝罪会見を開いた歌舞伎俳優の中村橋之助(51)について、「みっともない」と言い放った。10月に歌舞伎の大名跡である8代目・中村芝翫(しかん)を襲名する橋之助。不倫報道を受けて開いた緊急会見では、「恋人関係ということ?」「お認めになったということ?」といった質問に対し、8回も「私の不徳の致すところでございます」と繰り返し、妻でタレントの三田寛子からきつく叱られたと明かした。番組では、「不徳の致すところ」という言葉の意味をあらためて紹介。水谷氏は「人として道にそむくこと」という意味で使ったのであれば正しいが、「自分の不徳が原因で好ましくない事態になったこと」という意味で使用したのであれば「あまりおもしろくない」と言い、「どっちで使っているか問題。"好ましくない"というのは彼の勝手。もっと好ましくない、嫌な思いをしたのは奥さんと彼女」との見方を示した。続けて、橋之助について「弱い、みっともない人ですね」とバッサリ。「『愛してるんだよ』とか『これは俺の問題だ。俺と家族と彼女の問題だ』って言ったらかっこいいんだけど」と言い、「"見得を切る"と言うが、こういうときこそ歌舞伎役者は見得を切ってほしい」と苦言を呈した。
2016年09月15日中村勘九郎、中村七之助の兄弟を中心とする中村屋一門が、時期に応じて「新緑」「錦秋」と銘打ち、2005年以来、毎年行っている巡業公演が今秋も開催。今回の上演は、「歌舞伎塾」、七之助『汐汲』、勘九郎『女伊達』の3演目。「歌舞伎塾」は新たな試みで、立役と女方ができるまでの化粧の様子や実演を、勘九郎と七之助の解説と共に見せていくもの。全国14か所を巡る今年の「錦秋特別公演」を前に、七之助が抱負を語った。【チケット情報はこちら】「歌舞伎塾では、『草摺引』の曽我五郎役の中村いてう、舞鶴役の中村鶴松が化粧をする過程をスクリーンも使ってリアルタイムでお見せし、その後『草摺引』の一部を実際に上演します。これは、鎧を持って出かけようとする曽我五郎を舞鶴が引き止めようとして草摺(鎧の一部)を引っぱる、という単純な舞踊劇。派手だし、むきみ(隈どりの一種)だし、台詞もあるし、歌舞伎らしさを楽しんでもらえると思います」七之助が踊る『汐汲』は、須磨に暮らす海女の姉妹、松風と村雨が、在原行平から寵愛を受けたという伝説に基づく能『松風』の趣向を取り入れた、長唄の舞踊だ。「『汐汲』は、日本舞踊で初めのころに教わる、基礎中の基礎。お能の格式を表現したかと思えば、行平が残した烏帽子と狩衣を着て、恋しい人への切ない思いを表すなど、様々な要素が詰まった踊りです。僕自身もかなり前に習いましたが、舞台で踊ったのは(坂東)玉三郎のおじさまと共演した『村松風二人汐汲』(2014年)が初めて。おじさまには“型と型の間こそが踊りになる”ということを丁寧に教えていただきました。型と型の間というのは、呼吸や間合い、目線、動きなど、ちょっとしたことで変わります。今回はひとりなので、玉三郎のおじさまの踊りを思いながら、最初は格式高く、やがて情愛たっぷりに踊りたいですね」最後は勘九郎の『女伊達』。桜が満開の新吉原を舞台に、尺八を差した美しい女伊達(女侠客)が、男伊達たちを相手に踊る作品だ。「男伊達ふたりとの立ち廻りもある華やかな踊りです。兄の女方は久しぶりですが、もともとは女方だったんですよ。きびきびとしてすっきりとした、江戸っ子の女方になるのではないでしょうか」多忙の中、10年以上欠かさず続けて来た巡業公演への思いは強い。「とにかく、色々な人に観てほしいです。歌舞伎というと難しいイメージがあるけれど、本当はそんなことないですから。僕たちが地方を回ることで、普段は歌舞伎をご覧にならない方にも気軽に来ていただき、“意外と面白いな”と思ってもらえたら嬉しいし、つまらなくても、それは人それぞれ。まずはふらっと歌舞伎を観に来てもらえるようにしたい。錦秋公演は、歌舞伎が好きな方はもちろん、初心者の方にもわくわくしてもらえるよう、敷居を一生懸命削ってお届けする公演です」11月7日(月)の東京・オリンパスホール八王子での公演を皮切りに各地を巡る。チケットは発売中。取材・文:高橋彩子
2016年08月17日女優の三田寛子が、関西テレビ・フジテレビ系トーク番組『さんまのまんま』に19年ぶりに登場。明石家さんまに天然キャラをいじられる。関西テレビはあす2日(13:56~14:25)、フジテレビは3日(13:00~13:30)に放送される。歌舞伎役者・中村橋之助の妻である三田だが、今秋には橋之助が八代目・中村芝翫を襲名。同時に、息子3人もぞれぞれ、橋之助・福之助・歌之助を襲名することになっており、三田は「人生で一番忙しくて、やってもやってもやることがつきないです」と、梨園の妻としての奮闘ぶりを伝える。バラエティ番組でも活躍する三田は、かつて『笑っていいとも!』(フジ系)のレギュラーだったことも。天然ボケを連発しており、別曜日のレギュラーだったさんまは「ひどいアンポンタンキャラでしたよね」と振り返る。三田は、橋之助に嫁ぐ際に、タモリからお悔やみのごとく送られた言葉を明かし、さんまを爆笑させる。また、40歳を機に「日曜日に家をコッソリ抜け出してJRA主催のビギナー向け競馬セミナーに勉強しに行っていた」、最近は小型船舶2級の免許を習得して「加山雄三さんみたいに家族でクルージングを楽しみたい」と、自由奔放な三田。さんまから「何してんの、キミ?」とあきれられてしまう。
2016年07月01日歌舞伎役者の市川染五郎、中村勘九郎、中村七之助が17日、都内で行われたシネマ歌舞伎『阿弖流為<アテルイ>』(6月25日公開)の完成披露上映会に登場した。劇団☆新感線・いのうえひでのりが演出、中島かずきが脚本を担当し、2015年に新橋演舞場で行われた、歌舞伎NEXT『阿弖流爲<アテルイ>』を映像として編集、全国公開する。舞台挨拶では、18日に33歳の誕生日を迎える七之助に、サプライズでバースデーケーキが贈られた。観客に祝われた七之助は「どんどん衰えていくものなので、次の歌舞伎NEXTの時は動けるように、日々精進していきたいと思います」と33歳の抱負を語った。染五郎が七之助の口にケーキの装飾の熊を「あ~ん」と食べさせると、七之助は「甘いです」と苦笑。また、勘九郎は「いい1年にしてください」とメッセージを送った。『阿弖流爲<アテルイ>』について、染五郎は「すごいもの、びっくりするものを作ろうじゃないかと、思いだけで作り上げた感じ」と説明し、「同じ方向を向いて一気に作り上げた」と感慨深げに振り返った。七之助は「劇団☆新感線は見るもんで、出るもんじゃないと言われていたけど、まあ、地獄でした(笑)」と舞台の激しさを語り、「養老院みたいな人たちが走らされて、けが人続出で大変でしたね」としみじみ。また七之助は、舞台上の動きがほとんどいのうえの演出指示通りであることを明かし「型が決まっている中で、自分の感情を表現するのは歌舞伎と同じ」と表現した。劇団員である俳優・古田新太や橋本じゅんについて、「自由にやってるなと思ってたんですけど、毎回そういう演出を受けてたんですよ。ああ恐ろしい人達だと思いました」とすごさに触れた。
2016年05月18日俳優・中村雅俊の娘でモデル・タレントとして活動する中村里砂が主演を務める、世界的カルト漫画の実写映画化『少女椿』。このほど、中村さん演じるヒロインのみどりをはじめ、カナブンや紅悦など、原作の世界観を表現する強烈なキャラクター写真の数々が解禁となった。ある時代の東京。14歳のみどり(中村里砂)は、病気の母親を置いて家を出て行った父親の代わりに家計を助けるため、花売りをしていたが、ある日、家に帰ると母親(鳥居みゆき)は病死していた。一人ぼっちになったみどりは、赤猫サーカス団の団長である嵐鯉治郎(中谷彰宏)に拾われる。地方巡業に回るサーカス団には、怪力自慢の赤座(深水元基)、美少年のカナブン(武瑠)、蛇使いの紅悦(森野美咲)、足芸の鞭棄(佐伯大地)ら、個性的で怪しげな連中が顔を揃えていた。その中で下働きするみどりは、いじめにあいながらも健気に毎日を送り、走る列車を見ながら東京の我が家のことを思うのだった。そんなある日、サーカス団にワンダー正光(風間俊介)という超能力を持った男が加入する。いじめにあうみどりを見たワンダー正光は、彼女のことを気にかけ、彼自身が持つ超能力で不思議な光景を見せる。彼の優しさにみどりは次第に心を寄せていく。ワンダー正光の評判は瞬く間に広まり、サーカス団は連日大入りとなった。だが、団員たちは彼の人気に嫉妬し、さらにみどりをいじめる。それを見たワンダー正光は怒り、超能力で団員たちを従わせる。彼はみどりのことを愛していたのだった。それに嫉妬した鞭棄も、みどりを力づくで振り向かせようとするが、それを見たワンダー正光は激怒、超能力で鞭棄を殺害してしまう――。1984年の発刊以来、アニメ化や舞台化がされてきた、丸尾末広によるカルト漫画を原作とする本作。これまで実写映画化は何度も試みられながら、その世界観を描くことが難しく、幾度も企画が立ち消えになってきたが、このほど短編映画『ミガカガミ』でモントリオール国際映画祭ほか、国内外の映画祭で数々の賞を受賞した監督TORICOによってついに実現。本作の公開決定がニュースとして流れるや、Twitter上などSNSでは大きな盛り上がりを見せ、翌日のTwitterでは話題度1位となったほど。先に発表となった、主人公でヒロインのみどりを演じる中村さんのほか、ワンダー正光には『猫なんかよんでもこない』の風間俊介、カナブンにはビジュアル系ロッカーの武瑠(SuG)、紅悦にはグラビアでも話題となった女優『花鳥籠』の森野美咲、鞭棄には若手俳優の注目株『アキラNo.2』の佐伯大地、赤座には『新宿スワン』の個性派俳優・深水元基、そしてサーカス団団長の嵐鯉治郎には作家としても活躍する中谷彰宏といった、超個性的な面々が登場。見事なまでに、美しくも奇妙でエログロな世界観を再現した本作を、これらの写真から覗いてみて。『少女椿』はシネマート新宿ほか5月21日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月05日「女方として、できる範囲のことはすべてチャレンジしたい」と語るのは、中村七之助。彼の今年最初の舞台は、歌舞伎ではなく現代劇だ。十八代目中村勘三郎とデヴィッド・ルヴォーの企画で誕生したという『ETERNAL CHIKAMATSU-近松門左衛門「心中天網島」より-』。『心中天網島』は、遊女小春・紙屋治兵衛・その妻おさんの三角関係を描いた近松の代表作。この作品を、注目の若手作家・谷賢一が、ルヴォーのオリジナルアイデアに基づき新作戯曲として描き下ろす。七之助は、初めてルヴォーの演出を受け、これまであまりやったことのない現代劇で女方を演じ、そして初共演の深津絵里とW主演する。まさにチャレンジだ。稽古前に来阪し、「父の、死してなお夢を実現する力」を感じながら、遺志を受け継いで出演する意気込みを話した。『ETERNAL CHIKAMATSU -近松門左衛門「心中天網島」より-』チケット情報「父は、歌舞伎の演目を海外の方に演出してほしいという夢があり、私たち息子にも話していました。具体的にルヴォーさんで近松を、と。それをルヴォーさんが覚えていてくださり、今回の上演になりました。ルヴォーさんという暮らしも文化も違う方が、近松作品をどういう解釈で演出され、そこからどんな変化が生まれるのか。今回、それが一番楽しみです」。物語は、現代に生きるハル(深津)が、江戸時代に生きる遊女・小春(七之助)と出会い、近松門左衛門の古い古い恋の物語に引き込まれていく。ハルと小春を通して描く、究極の愛。1月下旬から稽古に入るが、初めてやる時に一番大事にしていることは「お稽古までに台本を全部覚えて行くこと」と言う。「これは父が口を酸っぱくして言ってましたから。それと、柔らかい気持ちで行くことかな。杉村春子先生は台本を100回読まれたと。だから、台本は最初から最後までよく読んで、自分のキャラクターを考えます。でも、固めて行かない。固めると、そこから抜け出ることが大変になるから」。今回、深津とはガップリ四つの初共演だ。「僕はテレビでも映画でも歌舞伎でも、相手役はほとんど男としかやったことがなかったんです。だから、深津さんとほぼ初対面でポスター撮りした時、『もっと顔を近づけて、近づけて』と言われて、恥ずかしくてね(笑)。すごい脇汗でした(笑)。深津さんはキレイな人で、すごくいい方でした」。ほかに伊藤歩、中嶋しゅう、中島歩、音尾琢磨らが出演。「今回は、歌舞伎で培ってきたものをいろいろ試せる、チャレンジできる舞台でうれしいです。現代劇の中で女方として出るなんて、これは僕個人としてもおもしろいし、ボクがお客様だったら、ちょっと観てみたいな(笑)」。公演は、2月29日(月)から3月6日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、3月10日(木)から27日(日)まで東京・Bunkamura シアターコクーンにて上演。チケットは発売中。取材・文:高橋晴代
2016年02月05日真っ青な秋空に映える大阪城の天守閣。10月25日、大阪城西の丸庭園で5年ぶりとなる大阪平成中村座が開幕した。前日の会見で、中村扇雀は「感無量」と言い、中村橋之助は「兄が亡くなり、こんな早い時期にできたことは本当にうれしい、皆様のおかげです」と感謝。今回は、坂東彌十郎と坂東新悟、中村橋之助と中村国生、中村扇雀と中村虎之介という、3組の親子共演も楽しみだ。「大坂の陣400年記念 大阪平成中村座」チケット情報中村勘九郎・七之助はもとより、座組み全員が十八世中村勘三郎への想いを胸に、舞台に立った初日。昼の部には、満員の観客席に京都・先斗町から舞妓さんたちの姿もズラリと。『女暫(おんなしばらく)』は、歌舞伎十八番の『暫』を女方が演じる演目。七之助が凛々しくもキュートな巴御前を演じ、大奮闘!『三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)』は長唄舞踊。木下藤吉郎に扮した勘九郎が踊りの名手ぶりを披露する。紅葉の背景が開くと、陽に輝く大阪城が借景に!大拍手の客席に秋風が流れ込む。『狐狸狐狸(こりこり)ばなし』は、だまし合いの喜劇。扇雀が弾けて大活躍、七之助も魅力を発揮し、物語のおもしろさに引き込んで笑わせる。客席は大喜びのうちに昼の部が終演。休憩は2回。お弁当は敷地内の五軒長屋で早めに買おう。トイレは長蛇の列でも大丈夫。順番待ちまで楽しませるお茶子さんの話と超スムーズな誘導、場内案内からお弁当の空箱回収まで手際の良さは抜群だ。これぞ中村座名物、勘九郎の言う「世界に誇れるお茶子さん」。イヤホンガイドもおすすめ。公演中はもちろん、休憩時間には大阪城の歴史などの解説も。夜の部は『俊寛』と、30分の休憩をはさみ『盲目物語』。「どちらも祖父、父と二代に渡って大切にしてきたもので、父の想いが詰まった演目です」と七之助。前回、十八世勘三郎が演じたゆかりの演目『俊寛』は、来年、八代目中村芝翫を襲名する橋之助が渾身の演技で。『盲目物語』は、「ずっとやりたかった」と勘九郎、「大阪城にぴったりの作品」と七之助。今回の中村座の目玉はこれだ。お市の方に仕える盲目の弥市と豊臣秀吉の対照的な人生を、勘九郎が早替りで演じ分ける。回り舞台まで使う演出、幕切れは三味線を弾く弥市と幻想の中で琴を合奏するお市。その背景にライトアップされた大阪城が…。「鳥肌の立つような演出をご覧いただきます。観た人は最後を言わないでください」と扇雀。だから、言いません。「『還暦になったらまた大阪に来るよ』と言っていた父は、約束を守りました」と語っていた勘九郎。まるで十八世勘三郎が乗り移ったかのような舞台だった。彼らを、芝居小屋の18か所から“隠れ勘三郎”の眼が見守る。「最後の1個が探し出せたら賞金もの」。空き時間に“眼”を探し、スマホで撮影。とことん楽しませてこそ中村座だ。ただし、全部見つけても「賞金は出ません(笑)」。『大坂の陣400年記念 大阪平成中村座』は11月26日(木)まで大阪城西の丸庭園内 特設劇場にて上演中。取材・文:高橋晴代
2015年11月16日“ヘルシー”の代名詞「中村アン」今、最も人気を集めているモデルのひとりが「中村アン」だ。抜群のファッションセンスに、誰もが羨む健康的なパーフェクト・ボディで、今や“ヘルシー”の代名詞とも言われている。10月9日、エムオン・エンタテインメントは、「andGIRL 11月号」において、彼女の特集記事を組んだことを発表した。20代は仕事、30代は結婚!質問形式で彼女のライフスタイルに迫った特集では、1番の幸せを感じるのは、「今はお仕事してるとき」だと回答し、仕事が上手くいかないと「ごはんもお酒もおいしくない」と告白。仕事がプライベートに直結していることを明かした。また、将来の夢を尋ねたところ、20代は仕事重視で、30代に入ったら結婚して家庭を持ちたいとコメント。子供は2~3人、産休後はすぐに仕事に復帰、など具体的な未来予想図を描いており、夢の実現のために「今は自分ならではのフィールドを確立したい」と語った。「ユニクロ」と「GU」の鉄板コーデその他、同誌では、「ユニクロ」と「GU」の人気過熱ぶりをうけて、鉄板コーデを企画。1ヶ月間の着回しや、ユニジョの着こなしを特集している。「オールジャンルでランキング!」や、気になる今年のコート解説など見逃せない記事が盛りだくさん。オシャレでアクティブな女性は必見の一冊だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・エムオン・エンタテインメント プレスリリース(@Press!)
2015年10月13日声優として活躍中の中村繪里子によるライブ「中村繪里子 Thank You LIVE ら❤ら★ら♪なかむランド~Love❤Laugh★Live♪~」を記念したオリジナルアルバムが、2015年10月17日にリリースされる。本作は、完全新規レコーディングの全6曲を収録。「通常盤」「CD付特別盤」「DVD付限定版」の3ラインナップとなっており、それぞれ写真の異なる全12ページのブックレットが同梱される。予約は、10月12日(火)の26:00からシーサイドSHOPにて受付開始。10月17日(土)より順次発送となる。【通常盤】価格:2,200円(税込)完全新規レコーディングの全6曲を収録。全12ページのブックレットは「CD付特別盤」「DVD付限定盤」とは異なる写真が使用されている。【CD付特別盤】価格:3,000円(税込)全6曲入りの楽曲CDに加え、「CD付特別盤」にはCDをもう1枚同梱。この「特別盤CD」には、全6曲の楽曲をFM番組風に紹介するトラックが収録されている。【DVD付限定盤】価格:3,000円(税込)全6曲入りの楽曲CDに加え、「DVD付限定盤」にはMV「ヒカリ咲く」と、そのメイキング映像「Making of ヒカリ咲く」を収録したDVDが同梱される。○アルバム「中村繪里子 Thank You LIVE ら❤ら★ら♪なかむランド~Love❤Laugh★Live♪~」収録楽曲ヒカリ咲くForever SmileI.W.B.DPrecious無敵の絆Someday Somewhere
2015年10月10日美術家の中村ケンゴによる展示会「中村ケンゴと中村ケンゴと」が、10月14日から20日まで、伊勢丹新宿店本館5階のアートギャラリーで開催される。中村ケンゴは大阪府生まれの美術家。マンションの間取り図や漫画の吹き出し、キャラクターのシルエットなどの現代社会を象徴するモチーフを使ってユニークな絵画を製作している。15年には掛川市二の丸美術館で個展を開催した。今回開催される「中村ケンゴと中村ケンゴと」では、顔文字をモチーフにした絵画シリーズ「心文一致」の新作が登場するほか、東京では未発表の作品も出展される予定。10月17日、18日(各日午後2時から午後2時30分まで)にはアーティストガイドツアーが実施される。【イベント情報】中村ケンゴと中村ケンゴと会場:伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリー会期:10月14日~20日営業時間:午前10時30分~午後8時まで(最終日は午後6時まで)
2015年10月08日声優・中村繪里子による単独イベント「中村繪里子 Thank You Party」が、2015年9月20日(日)に東京・千代田区の科学技術館サイエンスホールにて開催されることが決定。チケットは、8月30日(日)の午前10時よりチケットぴあにて発売開始となる。11月8日(日)に品川ステラボールにて開催が決定している「中村繪里子 Thank You LIVE ら♥ら★ら♪なかむランド~Love♥Laugh★Live♪~」を前にして、このイベントでは本人による4thライブの振り返り上映やライブの裏話などここでしか聞けない内容が満載となる。○「中村繪里子 Thank You Party」イベント概要【日程】2015年9月20日(日) 17時30分開場 / 18時30開演【会場】科学技術館 サイエンスホール【チケット価格】3,700円(税別)【チケット販売】2015年8月30日(日)午前10時より「チケットぴあ」(Pコード:630-610)にて発売開始※チケットは1人2枚まで
2015年08月29日中村一義が9月11日(金)東京・LIQUIDROOMより東名阪ツアーを開催する。【チケット情報はこちら】ツアータイトルは「中村一義・バンドライブツアー RockでなしRockn’Roll 2015~海賊大宴会~」。バンドHermann H.&The Pacemakersの岡本洋平と平床政治、シンガーソングライターのヨースケ@HOMEらを迎えたバンド“海賊”によるライブツアー。また、ツアーでは新曲『大海賊時代』の初披露も予定されている。現在、同ツアーの特設サイトが公開中。チケットは発売中。■中村一義・バンドライブツアー RockでなしRockn’Roll 2015~海賊大宴会~9月11日(金)LIQUIDROOM(東京都)開場18:45 / 開演19:309月15日(火)umeda AKASO(大阪府)開場18:45 / 開演19:309月17日(木)名古屋クラブクアトロ(愛知県)開場18:45 / 開演19:30料金:前売り券 5,500円(スタンディング/税込/ドリンク代別)
2015年08月28日声優・中村繪里子によるライブ、「中村繪里子 Thank You LIVE ら♥ら★ら♪なかむランド~Love♥Laugh★Live♪~」の開催が決定した。開催日程は2015年11月8日(日)で、開催場所は品川ステラボール。チケット価格は1階スタンディング5,940円(税込)となる。チケットの先行受付は、イープラスにて行われている。■イベント開催概要【タイトル】中村繪里子 Thank You LIVE ら♥ら★ら♪なかむランド~Love♥Laugh★Live♪~【日程】2015年11月8日(日)16時開場 / 17時開演【会場】品川ステラボール(東京都港区高輪4-10-30)【チケット価格】5,940円(税込)【チケット先行受付】2015年8月15日(土)16:00~9月1日(火)23:59※チケットは1人4枚まで購入可能
2015年08月15日平成2年に復活して以来、恒例となった東京・歌舞伎座の「八月納涼歌舞伎」。1990年、ともに30代だった十八世中村勘三郎と十世坂東三津五郎が主軸となり、若い俳優たちで創り上げた盛夏の歌舞伎興行だ。今年は勘三郎の長男・中村勘九郎と次男・中村七之助、三津五郎の長男・坂東巳之助が父たちの後を継ぎ、奮闘する。八月納涼歌舞伎 チケット情報「歌舞伎興行の無かった月に新しく創って、それを定着させるのは本当に大変なこと。子どもの頃から出させてもらって僕たちにとっても宝物のような興行です」と勘九郎。一部の『棒しばり』では次郎冠者をやる。大正時代、踊りの名手六代目菊五郎と七代目三津五郎が踊りの要である手を使わずに踊る趣向がうけ、その後勘三郎と三津五郎のふたりで度々上演され名コンビと博された。勘九郎は「巳之助くんとはいつか絶対やりたいと思っていましたが、こんなに早く叶うとは。やれる喜びと同時に、(父達がいない)悔しさもあります。大変思い出深い役なのでしっかり踊りたい」と気を引き締める。太郎冠者を勤める巳之助は「以前、父と1回やらせていただいた事があります。踊りは下半身が基礎ですから。本当に踊りが上手いと、下半身さえ動けば(手が使えなくても)上半身は勝手についてくると父もよく申しておりました」と思い出を語る。七之助は日本版“シンデレラ”と言われている『おちくぼ物語』で継母たちにいじめられながらも貴公子との恋を成就させる美しい姫役に。「一番楽しみなのは隼人くんとやることですね。かつて納涼では僕が一番若かったのに、ついにこういう時期が来たかと。お話は分かりやすいですし、最後がきれいに終わらないところが歌舞伎らしくていいですよ」。また、二部の『京人形』では京人形の精をやる。「操られているわけでもないし、人形振りとも違うので、自分なりに調べたりしています」と意欲を見せる。彫刻の名工・甚五郎は勘九郎が勤める。二部はもうひとつ『逆櫓』を上演し、勘九郎が畠山重忠に挑戦する。第三部の『芋掘長者』はしばらく上演が途絶えていたのを、十世三津五郎が振付けし直し、2005年の勘三郎襲名披露興行で45年ぶりに復活上演したもの。主人公の藤五郎を中村橋之助、その友達治六郎を巳之助の配役。「父が復活して世に出した作品を、今回は橋之助のお兄さんが上演してくださる。自分たち以外の別の役者の方にも演じてもらえることが息子として単純に嬉しいですね」と巳之助は言う。同じく三部の『祇園恋づくし』は4月に亡くなった中村小山三の遺言になったと話す勘九郎。「3月にお見舞いに行ったら、顔を見た途端『今度の八月、これやんなさいよ』って言ってたんです」。納涼歌舞伎への思いを勘九郎はこう話す。「苦しい思いも好きな思いも経験させてもらいました。父たちの精神を引き継いで、来年、再来年へと続けていきたいと思っています」。公演は8月6日(木)から東京・歌舞伎座にて上演。
2015年07月24日