大阪・MBSラジオの看板番組として50年にわたり愛されてきた、浜村淳(89)パーソナリティーの『ありがとう浜村淳です』(月~土前8:00)の平日レギュラー放送が、29日もって幕を閉じた。1973年4月の放送スタート以来、丸50年の生放送を完走。関西を代表する司会者・浜村が、時事問題やトレンド、文芸、さらに映画解説などをしゃべくり倒してきた。ゲストは大御所から新人まで、のべ1万人以上が出演したという。落語家の桂文枝、長くアシスタントを務めた鈴木美智子、映画監督の山田洋次氏らからねぎらいのコメントが届いた。定時ニュースのアナウンサーや、ラジオショッピングも特別バージョンとなった。リスナ―からもたくさんのメッセージ。約40年前に長男が3歳の時、東京ディズニーランドで浜村と写真を撮ってもらったというリスナーは、息子が2人の子どものパパになり、浜村は「うれしいですね、本当に」としみじみ。48歳のリスナーから自分より番組の方が年上で「昭和最後の大番組」と称されると、「そないおっしゃっていただくとね、もう恐縮のあまり身が縮まります」と謙遜。結婚して4人出産、育児中に夫を病気で亡くし、きょうも店を開く準備をしながらラジオを聴くリスナーには「お互いますます元気で頑張りましょう」と呼びかけた。放送開始当時はインターネットもなかったが、2024年にはSNSで「ありがとう」の言葉があふれた。笠置シズ子さんをモデルに描いたNHK連続テレビ小説『ブギウギ』最終話とも重なった。浜村は「いろんな思い出いっぱいありますね」と思いはせつつ、締めの言葉はなし。『ありがとう浜村淳土曜日です』(毎週土曜前8:00)は継続する。4月から新番組『浜村淳の歌の宝石箱』(毎週日曜前5:30)もスタートする。『ありがとう浜村淳です』平日の後番組は、ヤマヒロの愛称で親しまれるフリーアナウンサー・山本浩之(62)の『ヤマヒロのぴかッとモーニング』(月~金前8:00)が受け継ぐ。MBSラジオは、平日最後の出演を終えた浜村が、桜井一枝、ありがとう娘。に囲まれた集合ショットを公開。さらに、後任・山本とのバトンタッチ2ショットも披露した。
2024年03月29日女優の川口春奈、俳優の志尊淳が1月31日、都内で行われたアトラス「PERSONA3 RELOAD PRESS CONFERENCE」に出席した。ゲーム会社のアトラスは、ロールプレイングゲーム『ペルソナ』シリーズの公式アンバサダーを務める志尊淳と川口春奈を起用した『ペルソナ3 リロード』の新TVCMを制作し、2月1日から全国で放映スタートする。何度も共演経験があり同い年の川口と志尊。川口に名前を呼び捨てされた志尊は「『志尊』と言われると『えっ?』ってなりますが、僕も川口と呼んでいます。自然と川口になりました」と納得顔で、「同い年の俳優で上の名字だけ言う人いる?」と川口に問い掛けると川口は「いない」と即答し、呼び捨ての関係は志尊だけだという。その2人が出演した新CM。CMの最後に川口がアドリブで召喚をイメージしたジェスターをするが、志尊が「あれは迷いがなかったよね。カットと言われるまで続けていたしペルソナに染まっていましたよ。すごいな~と思いました。現場に行ってコンテで召喚のジェスチャーがなかったんですが、『川口さん何個か召喚してください』と言われて『分かりました』と迷わずやっていたので、さすが川口春奈だと思いました」と絶賛した。一方の川口は「私なりにこういう感じになったらいいな~とかちょっとアクティブな感じでやりました」とプロ意識の高さを示しつつ、「何気ない日常のシチュエーションにも見えるし、どうしようかな? と迷う時に一歩踏み出す勇気が詰まったCMで、何より2人がすごく可愛らしかったです。微笑ましかったですね」とCMの出来栄えには満足げだった。18年ぶりにリメイクされた『ペルソナ3 リロード』にちなみ、「18年前はどんな小学生だった?」という質問に志尊は「僕は雨の日も風の日も雪の日も外で遊んで泥だらけでした。それこそゲームはやらなくて、泥だらけで遊んでいたわんぱくな少年でした。中学まではアクティブで、この仕事をしてから内向的になった気はします」と回答。そんな志尊に「日傘とかしてそう」と笑いを誘った川口は「私も真っ黒で野生児。男子とばっかり遊んで男の子といる方が多かったし木に登ったり海や川に飛び込んでいました。地元(五島列島)が自然豊かだったので、野性的な子どもでしたよ。やることもなかったから自然が遊び場でした」とアクティブな少女だったという。また、「お互いを動物で例えると?」という質問に「オラウータン! 分かるっしょ? 無邪気で悪戯好きで可愛いじゃん」と応えた志尊に対し、川口は「今の志尊はリスっぽいかも。小動物的な。でも中身は男だから」と告白。続けて「リスだけど心はライオンみたいな。最高だね(笑)」と笑った川口に対して志尊は「うふふじゃないよ。リスで凶暴なら嫌でしょ!」とツッコミを入れていた。
2024年01月31日2024(令和6)年2月東京・歌舞伎座、3月名古屋平成中村座で上演される「十八世中村勘三郎十三回忌追善興行」の合同取材会が11月28日、都内で行われ、中村勘九郎、中村七之助が出席した。時代物から世話物、新歌舞伎に新作歌舞伎、舞踊に至るまで、幅広い分野で当り役を持ち、人々を魅了し続けた十八世中村勘三郎。その十三回忌追善では、勘三郎の長男・勘九郎、次男・七之助をはじめ、由縁の出演者と演目が揃い、名優を偲ぶ。1987(昭和62)年1月歌舞伎座『猿若江戸の初櫓』猿若=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹1992(平成4)年10月南座『青砥稿花紅彩画 白浪五人男』弁天小僧菊之助=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹2月歌舞伎座では、寛政元(1624)年に初代猿若(中村)勘三郎が、後の中村座である猿若座の櫓をあげ、江戸で初めて歌舞伎興行を創始したことを記念して始まった「猿若祭」を開催。続く3月名古屋平成中村座では、初代勘三郎生誕の地とされる愛知県名古屋市中村区で、十八代目中村勘三郎襲名披露として、平成18(2006)年以来となる同朋高校体育館での公演が実現する。勘九郎は歳月の流れに思いをはせながら、「祖父が父に『追善興行ができるような役者になっておくれ』と言っていた通り、追善興行ができるのは本当にうれしい」としみじみ挨拶し、「親孝行は何ひとつできていなかったと思うが、これで少しは親孝行ができるのかなと思う」と安どの表情。七之助も「1年を通して、父の追善興行を行えるということは息子として本当にうれしく、身の引き締まる思いです」と背筋を伸ばした。2010(平成22)年4月歌舞伎座『連獅子』狂言師後に親獅子の精=十八世中村勘三郎、狂言師後に仔獅子の精=中村勘九郎(当時 二代目勘太郎)、狂言師後に仔獅子の精=中村七之助©松竹2月歌舞伎座夜の部では、初代勘三郎が、江戸で芝居小屋建立を幕府に認められるまでを描いた中村屋由縁の舞踊劇「猿若江戸の初櫓」を上演。勘九郎の長男・中村勘太郎が初役で猿若を勤め、出雲の阿国で七之助が華を添える。17代目と18代目の伝説的な共演以来、中村屋を語る上で欠かすことができない舞踊の大曲「連獅子」では、親獅子に勘九郎、仔獅子には10歳となる次男の中村長三郎が初めて挑むことになった。猿若を勤めることを知った勘太郎の様子について、勘九郎は「マスク越しに笑みがこぼれるのが見えて、愛おしかった」と目を細め、「連獅子」に初挑戦する長三郎には「火の玉のような子獅子を演じてくれるはず」と期待を寄せた。2010(平成22)年2月歌舞伎座『籠釣瓶花街酔醒』佐野次郎左衛門=十八世中村勘三郎©松竹昼の部では、勘三郎が当り役にした「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」の佐野次郎左衛門を、勘九郎が初役で勤め、女方の大役・兵庫屋八ツ橋を七之助が同じく初役で勤める。「いつかやりたいとタイミングを模索していた。兄弟ふたりでできるので、父も喜んでいるはず」(勘九郎)、「八ツ橋は、女方あこがれのお役。初役はありがたい」(七之助)と声を弾ませた。さらに、各地の芝居小屋やホールをめぐる「陽春・春暁・錦秋歌舞伎特別公演2024」、10月には「俊寛」の舞台である鹿児島県三島村・硫黄島で13年ぶりの開催となる「三島村歌舞伎」も決定した。勘九郎は「2011年に2回目の『俊寛』を三島村で演じた時、私が14歳で千鳥をやらせていただいた」と回想。勘太郎(当時は七緒八)が誕生した頃で、「父が『七緒八が14歳になるのはいつだ?俺が70歳になるから、その記念でまたやろう』と決めていた」と秘話を披露。「それが見られなかったのは悔しいんですが、父の遺志を継いで、三島村で俊寛を勤められるのも、本当に楽しみ」と追善興行ラインナップに奔走する2024年に闘志を燃やしていた。取材・文・撮影(会見写真):内田涼<公演情報>十八世中村勘三郎十三回忌追善■「猿若祭二月大歌舞伎」【昼の部】11:00~一、新版歌祭文野崎村二、釣女三、籠釣瓶花街酔醒【夜の部】16:30~一、猿若江戸の初櫓二、義経千本桜すし屋三、連獅子2024年2月2日(金)~2月26日(月)※13日(火)、20日(火)休演※9日(金)昼の部は貸切(幕見席は営業)会場:東京・歌舞伎座■「名古屋平成中村座 同朋高校公演」【昼の部】11:00~一、弁天娘女男白浪二、身替座禅【夜の部】15:30~一、義経千本桜川連法眼館二、二人藤娘2024年3月6日(水)~3月18日(月)※12日(火)休演会場:平成中村座(学校法人 同朋学園 同朋高等学校 体育館)公式サイト:
2023年11月29日パソコンやスマートフォンの普及や、通信技術の進化によって、今や私たちの生活の一部となったインターネット。ネットサーフィンや通販を楽しむほか、SNSにアカウントを開設し、気軽に全世界の人と交流できるようになりました。しかし、中にはその気軽さを利用し、他人に嫌がらせ行為をする人も存在します。誹謗中傷行為は、現代の社会問題といえるでしょう。田村淳、ネットにはびこる誹謗中傷行為に持論を展開誹謗中傷行為はフォロワーが多く、人の目に留まりやすい人ほど被害に遭いやすいとされています。現に、タレントや俳優などの著名人が、誹謗中傷行為の被害を訴えるケースは珍しくありません。2023年11月14日、お笑いコンビ『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳さんは、社会問題と化している誹謗中傷行為についての意見をX(Twitter)に投稿。著名人の1人として、自身も被害に遭うことがある田村さんは、このように考えをつづりました。誹謗中傷してる人たちは、自分が誹謗中傷してる認識が無さそうだ…今までSNSで投稿した文章を遡って読み返すといい、消さなきゃならないような文章が出てきたらそれだよ。すでに文章を消してる人はそれだよ。それが人を追い詰める要因のカケラなんだと認識した方がよい。誹謗中傷の投稿文を消す時どん…— 田村淳 (@atsushiTSK) November 14, 2023 誹謗中傷とひと言でいっても、きっとさまざまな動機があるはず。最初から嫌がらせをするつもりの人もいれば、行きすぎた正義感から悪意なく攻撃している人もいるかもしれません。田村さんは、誹謗中傷行為の自覚がない人たちに、加害の自覚を持つきっかけとして「まずは、自分が投稿した文章を読み直してみてほしい」とコメント。一時は怒りや不満によって感情が暴走してしまっても、時間を空けて投稿を読み返せば、自分の言葉に加害性があると気付くことができるかもしれません。続いて田村さんは、ネット上で他者に加害している人たちについて、「誹謗中傷に気付き、投稿を後から自分で消す人は一体どのような気持ちなのだろうか」と疑問を述べました。田村さんがつづった、誹謗中傷行為についての考えに、多くの人から共感する声が上がっています。・全文同意。でも、法的措置をとられて、社会的に痛い目をみないと分からない人もいるんだよね。・削除する時に、本当に反省していたらいいね。ただ焦って隠したいだけかもしれない。・自分の投稿を振り返るのは本当に大事。気を付けたいと思った。誹謗中傷行為をかたくなに正当化する人は、自分の投稿を読み直したとしても、その加害性に気付くことはないのかもしれません。しかし中には、しっかりと反省につなげられる人もいるはず。言葉が時にはナイフになることを知り、誹謗中傷行為の被害者が1人でも減るよう祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2023年11月19日歌舞伎座新開場十周年「『秀山祭九月大歌舞伎』二世 中村吉右衛門三回忌追善」が、9月2日から25日まで東京・歌舞伎座で上演される。2021年に逝去した中村吉右衛門の三回忌追善として行われ、数々の当り役を持ち、多くの人々を魅了してきた歌舞伎界屈指の名立役をゆかりの演目、出演者で偲ぶ。夜の部では、歌舞伎三大名作のひとつ、『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』より、原作の三段目にあたる『車引』が上演されることになり、中村又五郎、歌昇、種之助が出演する。松王丸、梅王丸、桜丸という三つ子の兄弟の争いを描き、歌舞伎の様式美を凝縮した華やかな演目。又五郎の松王丸、歌昇の梅王丸、種之助の桜丸という配役で、豪快な荒事の魅力を披露する。『菅原伝授手習鑑 車引』平成30(2018)年7月大阪松竹座公演より、松王丸=中村又五郎(c)松竹『菅原伝授手習鑑車引』平成26(2014)年4月金丸座より、梅王丸=中村歌昇(c)松竹『菅原伝授手習鑑車引』2023年「秀山祭九月大歌舞伎」オフィシャルビジュアルより、桜丸=中村種之助(c)松竹又五郎、歌昇、種之助の親子3人で『車引』の三兄弟を勤めるのは、今回が初めて。このたび、都内で行われた取材会に顔を揃え、それぞれの意気込みを語るとともに、在りし日の吉右衛門の思い出話も披露した。「古典中の古典ですし、播磨屋の一員として、お兄さんにお稽古で教えていただいた“核の部分”をしっかり噛みしめながら、舞台に挑めたら」。そう語る又五郎は、「大きなお役を、ここにいる3人で勤められるのは、なかなかない機会で親としてはとてもうれしいこと。子どもたちは嫌だと言うかもしれませんが(笑)」と親子共演に喜びを示し、演じる松王丸については「梅王丸、桜丸を痛めつけるのではなく、体から出てくるパワーで抑えつける感じが出せれば」と語った。梅王丸を勤める歌昇は「播磨屋として、おじさまの舞台に対する姿勢を近くで見てきました。教えていただいたことをしっかりと継承し、おじさまに近づけるように精進することで恩返ししたい。親子3人での共演もうれしいですし、梅王丸は金丸座以来、だいぶ時間が経っているので、成長した姿をお見せしなければ」と決意表明。桜丸を勤める種之助は初役となり、「(尾上)菊之助のお兄さんに教えていただきます。教えをしっかりと自分のものにして、歌舞伎座という舞台に見合う桜丸を目指していければと思います」とこちらも闘志を燃やした。吉右衛門との思い出を問われると、又五郎は「スパルタという意味ではなく、『あそこはこう』とお厳しい指導をいただいた。こちらが進歩をすれば、『そうだ、あれでいいんだよ』と褒めてくださった」としみじみ。「お言葉すべてが財産。舞台に対する姿勢の厳しさは常々でしたが、映画を観たり、絵画を鑑賞したり、そういった体験や経験が自分の豊かさにつながるとも教えていただいた」(歌昇)、「とにかく死ぬ気でやれと言われました。生前には『これからの歌舞伎はどうなるんだろうね』とも。時代が変わり、お客様の求めるものも変わるなかで、古典以外に新作や昔の古典の再演など、工夫をこらしているが、それには驚いていると思うし、どんな歌舞伎を望んでいらっしゃったのか分かりませんが、私たちが教わったことを守っていきたい」(種之助)と話していた。<『菅原伝授手習鑑 車引』あらすじ>三つ子の兄弟、松王丸(又五郎)、梅王丸(歌昇)、桜丸(種之助)は、それぞれ藤原時平、菅丞相、斎世親王に奉公しています。主人たちの対立により、今は敵味方となった三人。ある日、梅王丸と桜丸は主人の無念を晴らそうと、敵である時平が乗る牛車の行く手を阻みます。それを止めに入ったのが松王丸。三人が争う内に牛車より時平(中村歌六)が現れ……。取材・文:内田涼<公演情報>歌舞伎座新開場十周年「秀山祭九月大歌舞伎」二世中村吉右衛門三回忌追善【昼の部】11:00~一、祇園祭礼信仰記金閣寺二、土蜘三、二條城の清正【夜の部】16:30~一、菅原伝授手習鑑車引二、連獅子三、一本刀土俵入取手宿安孫子屋よりお蔦の家 軒の山桜まで2023年9月2日(土)~9月25日(月) ※11日(月)、19日(火) 休演会場:東京:歌舞伎座
2023年08月22日世の中には、多くの人が共存し、気持ちよくその場を利用するためのルールが存在します。不特定多数の利用者が集まる場所では、『周囲の人に迷惑をかけない』という意識を持つことが重要といえるでしょう。しかし残念なことに、中には周囲のことよりも、自分を優先して考えてしまう人も存在するようです。田村淳、病院で遭遇した『マナー違反のエピソード』に怒り2023年5月9日、お笑いコンビ『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳さんがTwitterを更新しました。ある日、プライベートで訪れた病院の待合室で、静かに順番を待っていた田村さん。そんな中、見知らぬ人が突然声をかけてきたといいます。「写真を撮ってもらってもいいですか?」芸能人にも、プライベートの時間はあります。しかし、街などでファンに声を掛けられ、写真撮影やサインを求められることは珍しくないようです。普段は快く撮影を引き受ける田村さんですが、すぐに返事をすることはできませんでした。なぜならば、ここは病院の待合室なのですから。病院内は、基本的に静かにすることがマナーとされています。田村さんは、「ほかの人の迷惑になるかもしれない」「自分も診察に来ているし…」と悩んだ末、この場所での撮影を断ることにしました。すると、田村さんに撮影を頼んできた人は、小さな声でこのような言葉を発したのだそうです。「じゃあ、どこだったらいいんだよ(笑)」病院の待合室にて…『写真撮ってもらって良いですか?』えっ!撮ってあげたいけれど…ココで!?他の人の迷惑になるしみんなそんな気持ちで来てないしそもそも僕も診察で来てるのよ『ごめんなさいココでは…』と断ったら…小さな声で『どこだったらいいんだよw』…— 田村淳 (@atsushiTSK) May 9, 2023 どこか小ばかにするような相手のいい方に対し、さすがにカチンときたという田村さん。こみ上げる怒りをなんとか抑えて診察に向かったものの、「怒りで血圧が高めになっているかもしれない」と思ったといいます。田村淳のエピソードに「あまりにも酷すぎる!」の声田村さんも、頼まれた場所が病院でなければ、快く撮影をしていたことでしょう。今回断ったのは、周囲の人への配慮ゆえといえます。病院を受診する人には、さまざまな事情があります。中には、詳細を他人には知られたくないと思う人もいるでしょう。残念ながら、田村さんの気遣いは相手にまったく伝わらなかった模様。撮影を頼んできた人には、「病院では静かにしなくてはならない」「デリケートな場所なので、ほかの人に迷惑がかかるかもしれない」という意識がなかったのかもしれません。投稿に対し、多くの人が田村さんの判断を称賛し、マナー違反の行為に苦言を述べました。・病院で記念撮影はあり得ない!最後の吐き捨てるようなひと言も、あまりにも非常識だと思う。・そもそも、プライベートで病院に来ている芸能人に撮影を頼むのは人としてダメだよ…。・田村さんは素晴らしい判断を下したと思います。丁寧に断ることができるのも、かっこいい。田村さんは、最後に「レントゲン室で、一緒に写真を撮れたらベストだよね」とユーモアを交えてコメント。このエピソードが広まることで、より多くの人が病院でのマナーや、芸能人のプライバシーについて考えるきっかけになるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月11日2023年2月22日、お笑いコンビ『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳さんがTwitterを更新。投稿によると、田村さんがテレビ番組に出演した際、番組を見た人から批判が来たのだといいます。寄せられた批判は、「サングラスをつけた状態でテレビ番組に出演するな」というもの。批判をした人は、サングラスに対して偏見を持っていたり、「番組では視聴者にちゃんと顔を見せるべきだ」と思っていたりするのかもしれません。そういった意見に対し、田村さんは謝罪をした上でこのように事情を明かしました。サングラスしてテレビに出るな!と言われるのですが…目の病気なのでご容赦ください。元々瞳の色素が薄く、通常であれば眩しさを感じない光量であっても、眩しく感じたり、涙が出たり、目の痛みを感じたりする状態なんです何卒ご容赦を…— 田村淳 (@atsushiTSK) February 22, 2023 オシャレのアイテムとしての印象が強いサングラスですが、元はといえば、強い光や紫外線から目を守るためのもの。人によっては体質などのさまざまな理由で、世間一般の人がなんとも思わない量の光をまぶしく感じてしまい、心身に負担がかかってしまうのです。田村さんもそういった体質に悩まされているようで、健康のため、サングラスを遮光眼鏡として着用しているといいます。テレビ番組を撮影するスタジオで、強い照明を使用することは珍しくありません。番組の撮影中、強い光を浴び続けるのは苦痛を感じることでしょう。批判に対し、丁寧に理由を述べた上で謝罪をした田村さん。投稿は拡散され、田村さんを応援する声や、同様の症状を持つ人からの共感の声が寄せられました。・自分も、普通ならなんともない光がまぶしくて困ってる。人にはいろいろな事情があるのにね。・サングラスは「チャラチャラとしている」という偏った印象を持たれがちで悲しい。・そんな批判があっただなんて!あのタモリさんだってサングラスで番組に出ているのに…。また、同じ理由でサングラスや遮光眼鏡を使っている人からは「田村さんのような知名度の高い人が、こうして声を上げてくれると助かる」という声も。遮光眼鏡に限らず、聴覚過敏などを持つ人のイヤーマフも、知名度の低さからヘッドホンと勘違いされ、批判を受けることが多いといいます。人それぞれ、視覚的には分からないさまざまな事情があるはず。相手を思いやる気持ちを忘れずにいたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月24日SNSの普及により近年、誹謗中傷が問題視されています。誰にでも気軽に連絡できるぶん、悲しいことに人を傷付ける言葉を送る人がいるのです。2023年2月11日、俳優の志尊淳さんは、24時間で投稿が見られなくなるInstagramの機能『ストーリーズ』を更新。自身に寄せられたという、心ない言葉を明かしました。志尊さんに届いたのは、「病気で亡くなればよかったのに」という言葉。2021年、志尊さんは急性心筋炎を理由に休養していた時期がありました。志尊さんはこの言葉を受けて、次のように心境をつづっています。こんなの無視しておけばいいのにって思われると思うけどたまにこういう文章が来ます。僕だけじゃなくみんな来てると思います。構ってほしいのかなんなのかはわからないけど、いくらスルースキルを持っていたとしても悲しいし、こういうので気づかないうちにストレスが溜まったりするものです。SNSってほんとに凄い素敵なものなのにこういう風な事を言う人がいて、悪いものとして捉えられるのは悲しいです。綺麗事だと思われてもなんでも良いですが、こう言うことがなくなる事を願ってます。もちろんこのようなメッセージは一部で、いつもメッセージやコメントを頂いている皆さんからは元気をもらってます。ありがとうね。争わないでね。jun_shison0305ーより引用今回のような誹謗中傷に、悲しくなったり、ストレスを感じたりするという志尊さん。一方で、普段応援をしてくれているファンからは、たくさん元気をもらっているとも明かしています。ファンから、志尊さんに今回届いた誹謗中傷に、さまざまなコメントが上がりました。・いくら相手が芸能人だからといって、これはひどすぎる…。・私たちファンは、いつでも志尊さんのことを応援していますよ!・誹謗中傷のコメントが目に入ってこなくなるくらい、励ましの言葉を送ります!自らの誤りを知り、言葉で誰かを傷付けない世の中になってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月12日俳優の志尊淳が出演する、リクルート・SUUMOの新CM「志尊さんの検索するなら条件から」編が、18日より放送される。新CMでは、志尊がSUUMOのCMに初出演。公園の噴水の腰かけながら、こだわり条件でお部屋探しをし、その手軽さに思わず「探しやすい!」と感動してしまう。最後には、SUUMOと書かれたモニュメントの前で、スーモと記念撮影をする。■志尊淳インタビュー――新CMで視聴者に注目してもらいたいポイントや見どころは?今回のCMはキャラクターを作ったり役作りをしたりするCMではなかったので、すごくありのままというか、肩肘を張らず自然体な姿を見てもらえるのではないかと思います。――住まいを選ぶ上でのこだわりを教えてください。年齢や環境によって変わりますね。最初に1人暮らしを始めた時はバス・トイレ別が良くて、さらに車を運転するようになったら「駐車場付きがいいな」、「床暖房も欲しいな」など、毎回こだわりたいことが変わっています。一方でずっと変わらないのは、リビングは広い方がいいです。ワンルームでもいい。寝室に行くのが面倒くさいと思っちゃうんですよね。広いワンルームやリビングなど、ひと部屋で生活が完結できるのがベストですね。――将来住みたい、志尊さんにとっての“夢の住まい”は?ビルです! 具体的にイメージもできています(笑)。4階建てのビルで、1階は撮影スタジオやちょっとした打ち合わせスペースにして、2・3階は自宅。4階にはおばあちゃんやお母さんなど家族が住む。地下はガレージにして車を何台か並べたいです。夢なんでね。「それをモチベーションに頑張るぞ!」と。――「SUUMO」なら物件が探しやすいことをCMで表現していただきましたが、住まいに限らず志尊さんが探しているものがあれば教えてください。2022年の初め頃から、置物や絵などのアートが好きになったんです。部屋に絵を飾りたいとぼんやり思っていた時に、知り合いにギャラリーに誘っていただいて。入った瞬間に目が合ったような絵があって、「あ、これ買います」って。自分のフィーリングに合うものとの出会いを探すのが最近は特に好きですね。――2023年の抱負を漢字1文字で教えてください。「楽」という漢字です。自分自身を追い込んでストイックにやることも大事ですが、作品を作る時の楽しいという感覚を忘れてはいけないと思います。楽しむことが良い作品につながる原動力だと思うんです。2022年もすごく楽しかったですが、毎年更新していきたいです。ただ一方で、これまでずっと仕事1本でやってきたので、キャパオーバーになっていたこともありました。最近はやっと「あ、楽をして良いんだ。休憩しても良いんだ」と思うことができるようになったので、あえて気を抜いて、好き勝手やる時間を作ることも意識していきたいと思っています。
2023年01月17日俳優の志尊淳さんが、2022年12月26日にTwitterを更新。メッセージアプリ『LINE』での、マネージャーとのやり取りをファンに公開しました。日頃行われているという、撮影現場でのスタッフとの詳細な作業をつづった志尊さん。スタッフがいう『チェックオッケー』は、撮影終了を意味するといいます。この言葉が出ると、志尊さんは着替え場まで猛ダッシュするそうです。マネージャーはある撮影日、上記の流れを変える内容を『LINE』で連絡してきました。お疲れ様です。このシーン終わりで○○(注:黒塗り部分)ということで、○○からネギ束贈呈がありますので、撮影後走り出さないで下さい…!!@jun_shison0305ーより引用撮影現場にて。「はい、カット。チェックします。チェックOKで志尊さん本日以上です。」この言葉でプリセット「チェックオッケーでした。」この言葉で音速で着替え場まで走る。これが習慣。そんな僕にマネージャー氏からのLINE。こんなこと言われる27歳でごめんなさい。ん、ネギ束贈呈? pic.twitter.com/2HNx9mJa6c — 志尊淳 (@jun_shison0305) December 26, 2022 「志尊さん、撮影お疲れさまでしたー!」という言葉とともに、スタッフからネギを渡される…なんだかシュールな光景となりそうですね!ネットを通じて、志尊さんとマネージャーのやり取りは笑いを誘っています。・想像しただけで笑ってしまいました…!・花束ではなく、ネギ束か。「野菜を食べてほしい」という想いが込められているのかな?・マネージャーさんに、天然な一面があることが分かりました。志尊さんは、ネギ束…ならぬ花束をもらい、作品での演技を無事最後までやり遂げられたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年12月27日2023年3月に全国12カ所で行われる『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2023』のオンライン合同取材会を12月14日(水) に実施。毎年恒例となった巡業への思い、そして各演目の解説、見どころを中村勘九郎、中村七之助が語った。2005年からスタートした〈春暁特別公演〉は、時期によって〈錦秋〉〈新緑〉〈陽春〉と銘打ち回を重ねながら、来春で18回目を迎える。これまでに行った公演を含めて、2022年の春には全国47都道府県を制覇するという偉業も成し遂げた。始まった当初は「こんなに長く続くとは思っていなかった」という勘九郎は、「過去の芸談コーナーで〈継続は力なり〉という話をしたこの巡業ですが、私たちはもちろん、中村屋の弟子たちも含め、みんなの力になっていますし、特別公演をきっかけに、歌舞伎座や中村座、他の劇場に足を運んで下さる新たなお客様が増えたことも、続けてきたおかげだと感じています。コロナがまだ不安定な状況ではありますが、来年も全国を巡業ができることは、本当にありがたいことだと思っております」。七之助は「今回も含めてコロナ禍で巡業を行うこと自体が難しかったり、歌舞伎座や東京、大阪といった大都市に行きづらいという地方のお客様も多いなか、私たちがいろいろな場所へ伺い、歌舞伎を見る機会を作ることできるのが、本当に嬉しいです。中村屋一丸となって、一生懸命良い舞台をみなさまにお見せできたら」と、思いを語る。中村勘九郎今回の『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2023』は、「トークコーナー」「元禄花見踊」「仲蔵狂乱」「相生獅子」で構成。勘九郎、七之助、鶴松が参加するトークコーナーについて、勘九郎は「全国どこに行っても歌舞伎に縁があったり、史跡があったりするので、地元の方たちとお話できることが和気藹々として楽しいですね。歌舞伎は伝統芸能で、堅苦しくて敷居の高いイメージがあるので、まずはお客様の心の壁を取っ払って演目を見ていただきたいという気持ちがあります。ですので、できるだけ素の部分というか、飾らないことを意識してお話をするように努めています」。七之助は「兄が言った通りで、地元のお客様と出会えることはもちろん、何度か伺った土地には、馴染みの店や必ず行く場所があります。私事ではありますが、私がMCを務めているラジオ番組のInstagramのために、劇場の近くの名所や神社、歌舞伎に縁のある場所に行くようにしてるので、トークの幅は広がったと思います。事前に頂いたお客様の質問を通じていろいろなコミュニケーションが取れるのがいいですね」とコメント。以前のように手を挙げた方と直接話すことは叶わない時期ながら、その土地ならではの話題が飛び出すトークコーナーを楽しみにしている様子だった。中村七之助「元禄花見踊」は春にぴったりの華やかな演目となる。七之助は「トークコーナーを経て〈春暁特別公演〉の歌舞伎、その踊りの一発目なので、何も考えずに綺麗なものを見ていただいて、その歌舞伎の世界観に入っていただこうかなと思うような踊りです。一緒に花見をするような気分でご覧いただければ幸いです」、勘九郎は「元禄期の男と女が華やかに踊るので、まずビジュアルが見どころ。衣装の美しさや当時の頭のかつらのゆい方を、目で楽しんで頂ける演目です」と紹介した。「仲蔵狂乱」の上演は、本興行では昭和35年の歌舞伎座以来。2021年にNHKで放送された「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」で中村仲蔵を演じた勘九郎にとっても縁のある演目と言える。出演する勘九郎は「なかなか本興行で出ない珍しい踊りを披露するのも、この特別公演のいい部分。仲蔵さんが出世をしていくサクセスストーリーは、落語や講談でも有名ですが、彼は志賀山流の養子になった踊りの名手です。いまでも〈仲蔵振り〉は受け継がれている、なかなかいない歌舞伎役者の一人でもあります。〈狂乱雲井袖〉という本外題ですが、中村仲蔵さんが出てくるわけではなく、でも仲蔵さんが有名だから仲蔵狂乱という名前が入ってしまうぐらいの狂言なんですね。とてもしっとりとした、私もあまり手掛けたことのないような踊りだと思います。気が狂っていると偽っている役なので、踊りの中でその部分と正常な部分を踊り分けて見せるのが見どころのひとつなのですが、すごい細かいんです(笑)。この難しい踊りを、現代のお客様にどれだけ楽しんで頂けるかが、踊り手の腕の見せ所。久しぶりの演目、そして仲蔵さんという私たちにとっても縁のある人物が演じた役ということで、楽しんでいただければと思います」と意気込んだ。ラストを飾る「相生獅子」は、七之助と鶴松が二人の美しい姫を演じる。七之助は「石橋物のなかでも古い作品で、前半はお姫様が二人出てきて華やかに女心だったり、口説きを見せる、品良く綺麗な格式高い踊りをご覧いただき、最後は獅子になって出てきます。お姫様の恰好で毛を振るという珍しい形の踊りなので、一つの相生獅子という演目のなかで、いろんなバージョンの二人が見れる作品です」と説明。「鶴松と二人でがっつり踊ることもなかなかないんじゃないかと思います」とのことで、そこも見どころとなりそうだ。公演を楽しみにしている方へのメッセージを求められた勘九郎は「コロナという流行り病が出てから早三年、日頃から何かに気を付けなければいけなかったり、これまでと勝手が違ったりするなかで、鬱々とした気分を持たれている方もいらっしゃると思います。本当に短い時間ではございますが、劇場で芝居を見ている間だけは、その気分を忘れて頂けるよう美しい世界に誘いたいですし、一生懸命私たちも切磋琢磨しようと思っています。春爛漫のひとときを楽しんで頂ければ嬉しいです」。七之助は「毎年恒例の巡業が今回もできる喜びを噛みしめながら、私たちの体調面やスタッフもコロナ対策バッチリで、安全安心に見ていただけるよう気を引き締めて参りたいと思います。全国12カ所24公演、一つ一つの公演を一生懸命踊りたいと思っておりますので、ぜひ足をお運びください。よろしくお願いします」と締めくくった。取材・文=長澤香奈撮影=福岡諒祠(株式会社GEKKO)<公演情報>『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2023』『中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演 2023』ビジュアル【演目】※上演時間約2時間予定1. トークコーナー中村勘九郎/中村七之助/中村鶴松2. 元禄花見踊 長唄囃子連中門弟 一同3. 仲蔵狂乱 長唄囃子連中小野良実(おのよしざね) 中村 勘九郎4. 相生獅子 長唄囃子連中姫 中村七之助姫 中村鶴松【日程・開催地】■2023年3月6日(月) 東京・北とぴあ さくらホール3月9日(木) 千葉・千葉市民会館 大ホール3月10日(金) 埼玉・川口総合文化センター・リリア メインホール3月11日(土) 東京・ティアラこうとう 大ホール3月12日(日) 長野・まつもと市民芸術館 主ホール3月13日(月) 神奈川・相模原女子大学グリーンホール 大ホール3月15日(水) 大阪・サンケイホールブリーゼ3月18日(土) 岩手・盛岡市民文化ホール 大ホール3月19日(日) 宮城・名取市文化会館 大ホール3月21日(火) 福岡・キャナルシティ劇場3月22日(水) 広島・広島文化学園HBGホール3月23日(木) 愛媛・松山市民会館 大ホール公式HP:
2022年12月24日俳優の溝端淳平が15日、都内で行われた「日本中小企業大賞 2022」に出席した。「日本中小企業大賞 2022」は、参画企業と共に日本経済活性化に向けて活動する「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」において実施。“中小企業ならでは”の機動力、発想力、決断力、行動力といったメリットを活かし、自社や業界全体の推進力を高めて結果を残した企業を5部門(ベストプランニング賞、新規チャレンジ賞、スゴイ社員賞、働き方改革賞、SDGs賞)で表彰した。授賞式には、受賞者や審査員に加え、同プロジェクトのアンバサダーを務める市原隼人、紗栄子、滝川クリステル、田村淳、永作博美、藤原紀香、前田敦子、溝端淳平も登壇。溝端は「授賞式に参加させていただくことがとても個人的には久しぶりで、熱い皆さんの思いが渦巻いている場にいられるだけでエネルギーをもらえました」と話した。また、スゴイ社員賞を受賞したジーケーラインの名前を挙げ、「受賞されていたときにガッツポーズされていて、人の本気のガッツポーズって久しぶりに見たなと思って、すごく感動して、佐藤千夏さんが受賞されていたのに隣の男性の方がガッツポーズされていたのがすごくい印象的で、チーム感を見られてエネルギーをたくさんもらいました」と刺激を受けたようだった。そして、「僕は企業のこととかあまり詳しくないですが、一生懸命何かに向かうという意味では俳優業も一緒だと思っています。皆さんにもエネルギーを届けられるようにこれからもお芝居を中心に頑張っていきたいと思います」と決意を新たにしていた。
2022年12月15日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が15日、都内で行われた「日本中小企業大賞 2022」に出席した。「日本中小企業大賞 2022」は、参画企業と共に日本経済活性化に向けて活動する「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」において実施。“中小企業ならでは”の機動力、発想力、決断力、行動力といったメリットを活かし、自社や業界全体の推進力を高めて結果を残した企業を5部門(ベストプランニング賞、新規チャレンジ賞、スゴイ社員賞、働き方改革賞、SDGs賞)で表彰した。授賞式には、受賞者や審査員に加え、同プロジェクトのアンバサダーを務める市原隼人、紗栄子、滝川クリステル、田村淳、永作博美、藤原紀香、前田敦子、溝端淳平も登壇した。田村は「プロジェクトに携わらせてもらって一番感じているのは、皆さんが見つけた社会の課題や問題を自社でアイデアを出し合って解決していくというプロセスがものすごく感動する。日本の教育に足りてないところってこういうところなんじゃないかなと思っていて、今日登壇された方のコメントや、やっていることを子供たちに聞かせてあげたいなと思いました」とコメント。「今は大人たちだけの開催になっていますが、来年はもっと大きい会場になっていると思いますし、東京ドームとか貸し切って『日本中小企業大賞』をやれるように、逆にならないと。子供たちが皆さんの背中を見ることで、あんな大人になりたいというようなコミュニティに。来年はそういうことにも取り組んでいきたいと思います」とさらなる発展に期待した。そして、「僕も中小企業の経営者というか、田村亮という1人の人間しかいないタレント事務所の社長もやっています。遺書動画のサービスもやっています。新たにキャンピングカー屋さんを来年やろうと思って今、動いています」と新たな事業に向けて動いていることを明かし、「なので来年はこっち(アンバサダー)じゃなくてそっち側(受賞者)に行けたらなと思います」と冗談交じりに話して笑いを誘った。
2022年12月15日2022年12月2日、サッカーの世界大会『FIFAワールドカップカタール2022』で、日本代表がスペイン代表に勝利。予選を突破し、決勝トーナメントへの進出が決まり、多くの人が歓喜の声を上げています。俳優の志尊淳さんは、日本代表が勝利した興奮のあまり、実家にいる母親に電話をかけました。日本時間の朝4時頃から試合が始まったとあって、母親は起きたばかりだったとのこと。折しも、日本代表の堂安律(どうあん・りつ)選手がゴールを決めたニュースが流れていたそうです。しかし母親は、『堂安選手』ではなく『堂珍選手』といい間違いをしていました。音楽ユニット『CHEMISTRY』の堂珍嘉邦(どうちん・よしくに)さんの苗字と似ているため、母親は間違えてしまったのでしょう。興奮のあまり、母に電話。見てた?ううん、さっき起きたのよ。でもニュースで見たけど堂珍選手、あ、堂安選手が、点決めたんだよね。興奮して間違えちゃった母。でもケミストリーは起こってたから正解。日本代表の皆さん。最高っでした!!!!ゆっくり休んで、また応援させてください。— 志尊淳 (@jun_shison0305) December 1, 2022 志尊さんはいい間違いをした母親に「ケミストリーは起きていたから正解」とコメント。日本代表が強豪で知られるスペイン代表に勝ったのは、選手たちのプレーが、素晴らしい化学反応(ケミストリー)を起こしたためだといえますね!志尊さんと母親のやり取りに、多くのファンが和んでいます。・朝から癒しをもらえました。ありがとうございます!・安定の志尊一家に、クスッとしました!・興奮して朝から母親に電話をしちゃう志尊さんが大好きです!・苗字に『堂』が入っていたら、『堂珍』といいたくなる気持ちが分かります。決勝トーナメントに進出し、さらなる強豪と試合をすることになる日本代表。グループリーグで見せてくれたプレーで、また私たちを歓喜させてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年12月02日俳優の志尊淳さんは、メッセージアプリ『LINE』で祖母に送った連絡に対し、返信が1か月間なかったといいます。祖母に会いに行った志尊さんは、彼女のスマホを確認。すると、特定の人物からの連絡を拒否する機能『ブロック』を、志尊さんに設定していたことが分かったといいます。1か月間LINEの未読無視されているおばあちゃんに久しぶりに会いました。なんで無視するの!と電話で言っても、無視するので、携帯見たらブロックされてました。がっはっはって大笑いしてました。そして検索履歴が見えたのですが志尊淳は身長をサバ読みしているの?という記事を見てました。辛 pic.twitter.com/ArLtjbHqA5 — 志尊淳 (@jun_shison0305) November 5, 2022 志尊さんがそのことを指摘すると、祖母は大笑いしていたのだとか。さらに、祖母がネットで何を検索していたのかが分かる履歴を見ると、志尊さんの身長に関する真偽不明の情報を目にしていたそうです。祖母の気さくな人柄が伝わるエピソードに、クスッとしたファンが相次いでいます。・志尊さんの祖母の雰囲気が伝わるエピソードに、和みました!・まさかのブロック…!ユーモアにあふれていますね。・平和なやり取りに、ニヤけてしまいました。仕事で忙しい中、祖母に会いに行った志尊さん。祖母に会い、家でのんびりと過ごせたことで、また仕事を頑張るエネルギーをもらったのではないでしょうか![文・構成/grape編集部]
2022年11月06日猿若町発祥180年記念『平成中村座 十一月大歌舞伎』が、11月3日に平成中村座(浅草寺境内・仮設劇場)で初日を迎えた。「江戸時代の芝居小屋を現代に復活させ、多くの方々に歌舞伎を楽しんでいただきたい」という十八世中村勘三郎の思いから、2000年に誕生した平成中村座。2カ月連続公演のふた月目となる今月の第一部は、『寿曽我対面』『舞妓の花宴』『魚屋宗五郎』の古典作品が並び、江戸の芝居小屋を模した平成中村座でしか味わえない舞台となっている。そして第二部では、先月から引き続き、平成中村座で初となる新作歌舞伎、宮藤官九郎が平成中村座のために書き下ろした『唐茄子屋~不思議国之若旦那』と、華やかな舞踊『乗合船恵方萬歳』が上演される。『平成中村座 十一月大歌舞伎』は11月27日まで。なお新型コロナウイルス感染症の影響により、本日11月4日・5日公演は第一部・第二部ともに中止となっている。■中村勘九郎 コメント10月5日、浅草で4年ぶりとなる平成中村座の幕が開きました。初日の幕が開いたとき、お客様の拍手がすごくて、我々役者やスタッフだけではなく、皆さまも平成中村座を待っていてくださったんだと感じられて、とても幸せな気持ちになりました。連日、大勢のお客様に平成中村座へお越しいただき、小屋も喜んでいるように感じましたし、何より毎日平成中村座で芝居ができて嬉しかったです!そして、おかげさまで無事に千穐楽まで完走できたことに感謝です。稽古を経て、いよいよ、11月公演が始まりました。ふた月連続でご覧いただく『唐茄子屋』は、宮藤官九郎さんが今回の二か月連続公演のために書いてくださった新作、宝物のような作品です。幕が開くまでは、どんな反応なのかドキドキでしたが、大いに笑って楽しんでいただけているようで、本当に嬉しいです!11月にも古典作品が並びます。江戸の芝居小屋を模した平成中村座の空間で、古典の持つ魅力も合わせてご堪能いただきたいと思います。さて、すっかり寒さも増してまいりました。是非、11月は防寒対策をして浅草へ足をお運びください。平成中村座に一歩踏み入れれば、関係者一丸となって、熱い舞台空間をお届けします!皆様のご来場を心よりお待ちしております。<公演情報>猿若町発祥180年記念『平成中村座 十一月大歌舞伎』11月3日(木・祝)~27日(日) 平成中村座猿若町発祥180年記念『平成中村座 十一月大歌舞伎』ビジュアル【演目】■第一部一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)出演工藤祐経:中村橋之助曽我五郎:中村福之助曽我十郎:中村歌之助化粧坂少将:中村鶴松小林朝比奈:中村虎之介大磯の虎:坂東新悟鬼王新左衛門:中村勘九郎二、舞妓の花宴(しらびょうしのはなのえん)出演白拍子和歌妙:中村七之助三、新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎(さかなやそうごろう)出演魚屋宗五郎:中村勘九郎召使おなぎ:坂東新悟磯部主計之助:中村橋之助小奴三吉:中村歌之助菊茶屋娘おしげ:中村鶴松菊茶屋女房おみつ:中村歌女之丞父太兵衛:片岡亀蔵女房おはま:中村扇雀■第二部一、唐茄子屋(とうなすや)不思議国之若旦那作・演出:宮藤官九郎出演若旦那徳三郎:中村勘九郎傾城桜坂/お仲:中村七之助第二太夫/源六倅源助:坂東新悟大工の熊:中村橋之助半公:中村福之助眠 善治郎:中村虎之介若旦那(小):中村勘太郎お仲倅イチ:中村長三郎丹生林/海苔屋のおたね:中村鶴松山崎屋おりき:中村歌女之丞達磨町の八百八/吉原田んぼのあめんぼ:荒川良々番頭小辰/吉原田んぼの蛙ゲゲコ:片岡亀蔵大家源六:坂東彌十郎八百八女房よし/吉原田んぼの蛙ゲコミ:中村扇雀二、乗合船恵方萬歳(のりあいぶねえほうまんざい)出演萬歳:中村扇雀才造:中村勘九郎白酒売:中村七之助大工:中村橋之助若旦那:中村虎之介芸者:中村鶴松角兵衛獅子:中村歌之助角兵衛獅子:中村福之助女船頭:坂東新悟田舎侍:片岡亀蔵通人:坂東彌十郎チケット情報はこちら:※新型コロナウイルス感染症の影響により、11月4日(金)・5日(土) の公演は第一部・第二部ともに中止。最新の情報は公演公式サイトにてご確認ください。
2022年11月04日高岡早紀、溝端淳平による二人芝居『毛皮のヴィーナス』が、シアタートラムにて上演されている。『毛皮のヴィーナス』は「トラム、二人芝居」と称し、新進の演出家を起用し、実力派キャストによる二人芝居を上演する企画のうちの一作。“マゾヒズム”の語源にもなったオーストリアの小説家L・ザッヘル=マゾッホの小説から着想を得た、人間が持つ根源的な欲望を描いたスリリングな二人芝居となっている。演出は文学座所属の五戸真理枝が手がけた。上演は9月4日(日) まで。<初日コメント>■演出:五戸真理枝 コメント『毛皮のヴィーナス』がシアタートラムで観たい。あわよくばこの手で作り上げたい。と憧れていた作品が実際に舞台上に姿を現し、なんだか夢を見ているような気持ちです。稽古中も、初日の舞台を観ていても、作者デヴィッド・アイヴズ氏が劇中に封じ込めた、古代から現代まで続く演劇というものへの信頼と、執拗とも感じられるくらい強い愛情が、私に強く響いてきました。この力に巻き込まれ、導かれ、作品を組み上げさせられた感覚があります。ヴィーナスに限らず、古代の神様は、人間の思考や空想の中に突然、ありありと姿を現し、突然姿を消す存在なのかもしれません。この戯曲では、演劇の幻想性を利用して、そういう神様の存在感が写し取ろうとされているのかもしれず、私は創作過程で、このヴィーナスの存在感にかなり翻弄されました。この作品は、あるシーンでは人間心理が奥深く描かれていたり、ドキドキするようなエロスを感じる場面もあるので、お客様に息をつめて見守ることも求めてくるかと思いますが。創作の喜びや、人間への讃歌、そして演劇への讃歌が、どうか心地よくお客様まで届きますように。高岡早紀さん、溝端淳平さんをはじめスタッフ、関係者の皆さんの演出に対するお力添えに心より感謝いたします。千秋楽までの公演の無事を祈っております。■高岡早紀 コメント緊張感のある時世ながら、無事に初日を迎えられたことにまずほっとしています。二人芝居で、とても充実した稽古を重ねてきました。大人数の舞台とはまた違った、二人の絆・呼吸が試される舞台。淳平君とはこれまでも共演を重ねてきましたが、彼には「何があっても絶対に大変なことにはならない」という安心感がありますし、一対一で向き合ってきて、よりその信頼感が増しました。精神的にも体力的にも大変な作品ではありますが、とても楽しいです。まだまだ積み重なっている課題をこなして、淳平君と、より素晴らしい『毛皮のヴィーナス』の世界をお客様にお届けできるよう切磋琢磨していきたいと思います。何かすごいものを目撃していただけると思います。ぜひこの時間を共に共有しに、劇場にお越しいただけましたら嬉しいです。■溝端淳平 コメント信頼できる早紀さんの胸を借りながら、二人で作っていく空気を途切れさせないように、表現し続けられるように、そんな思いで初日の舞台に立ちました。お客様も温かく、想像以上に贅沢な空間に身を置くことができ、役者としてとても楽しめた初日となりました。この戯曲には業(ごう)や愚かさなど、様々な人間模様が描かれています。普段、体感することのない生々しいものをお届けできればと思っています。困難な方もいらっしゃるご時世だと思いますが、よろしければ劇場に足をお運びください。観に来てくださった方には最高のものをお届けできるようにがんばりますので、ぜひ楽しみにお越しください。<公演情報>二人芝居『毛皮のヴィーナス』8月20日(土)~9月4日(日) 東京・シアタートラム※一部貸切公演あり作:デヴィッド・アイヴズ翻訳:徐賀世子演出:五戸真理枝出演:高岡早紀 / 溝端淳平【終演後ポストトーク登壇予定者】■8月30日(火) 14:00五戸真理枝 / 高岡早紀 / 溝端淳平※開催回のチケットをお持ちの方がご参加いただけます。【チケット料金】一般:全席指定7,000円※ほか高校生以下、U24などの各種割引、託児サービス、車椅子スペースあり購入リンク:【お問い合わせ】世田谷パブリックシアターチケットセンターTEL:03-5432-1515関連リンク公式サイト:世田谷パブリックシアター公式Twitter:
2022年08月27日神木隆之介が主演し、ヒロインを浜辺美波が務める連続テレビ小説「らんまん」。この度、本作の新たな出演者として、志尊淳、佐久間由衣、笠松将、中村里帆、島崎和歌子、寺脇康文、広末涼子、松坂慶子の8名が発表された。本作は、激動の時代の渦中でひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語。のちに“日本の植物学の父”と称されるようになる槙野万太郎を神木さん、万太郎と運命的な出会いを果たし、のちに結婚する槙野寿恵子を浜辺さんが演じる。今回新たに発表されたのは、万太郎のふるさとの家族をはじめ、彼の人生に大きな影響を与える<高知編>のキャスト。志尊淳が、万太郎の生家である酒蔵「峰屋」の番頭の息子で、万太郎に振り回されつつも、一番の理解者として支え続ける竹雄。広末涼子が、万太郎の母・ヒサ。松坂慶子が、「峰屋」を女手一つで切り盛りしている万太郎の祖母・タキを演じる。「半分、青い。」ぶりの朝ドラ出演となる志尊さんは「とてもワクワクしています」と心境を明かし、「今回の舞台は高知県ということで、方言のみならず、様々なことが初めてですが、新たに色々な事に触れ、知ることができることを心待ちにしてます。主演の神木隆之介くんとは公私ともに仲良くさせてもらっていて、また一緒に作品を作りたいねとずっと話していたので、念願が叶ってとても嬉しいです。尊敬する大好きな友人の力になりたい。その思いを胸に、切磋琢磨して作品作りをしていきたいと思っています」と意気込む。志尊淳朝ドラ初出演となる広末さんは「万太郎にとって何より大切なものを支え、励まし続ける“母の面影”はとても大事な役どころ。丁寧に演じきりたいです。牧野植物園には小さい頃、何度も足を運びました。舞台が自分の生まれ育った高知県という部分でも楽しみにしています」とコメント。松坂さんは「神木隆之介さんとは大河ドラマ『義経』で、源氏の牛若丸と平家の時子で共演いたしました。『らんまん』では、仲良し家族になれて嬉しいです」と話す。松坂慶子また、万太郎の姉・綾役の佐久間由衣は「自分自身も『らんまん』という作品に感化されながら、槙野綾として、今自分が持っている全てを詰め込みたいと思っています」と力強く語り、「峰屋」に出入りする蔵人・幸吉役の笠松将は「物語に幸が、皆様の今日が吉となるよう、天真爛漫に、一生懸命演じたいと思います」と朝ドラ初出演への意気込みを語る。笠松将同じく、朝ドラ初出演の中村里帆は、「峰屋」に奉公している働き者の女中・たま役、島崎和歌子は自由民権運動を支援する“民権ばあさん”こと楠野喜江役、寺脇康文が学問所「名教館」の学頭・池田蘭光役で出演。「ずっとずっと夢見ていた朝ドラへの出演が決まり、しかもそれが地元の高知が舞台であること。これまで生きてきた中で一番と言っても過言ではないくらい嬉しい出来事です!」(中村さん)、「ふるさと高知の登場人物を演じられる事を光栄に思います。高知の女性はとても強くて自立しているので地でいけそうです(笑)」(島崎さん)、「子供たちから、たくさんのパワーを受け取りながら、撮影に臨みたいと思っています」(寺脇さん)とそれぞれコメントしている。今回の出演者発表にあたって、神木さんは「素敵な、そして心強いキャストの皆様、本当に嬉しいです。一緒にこれから同じ時間を過ごしていけると思うとワクワクしています!」と喜び、浜辺さんも「爛漫な現場を過ごせることを祈っております」と話している。連続テレビ小説「らんまん」は2023年春、NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年08月26日次世代の歌舞伎俳優たちが更なる活躍ができるよう、未来へ繋ぐ新しい挑戦として企画された「いぶき、特別公演」。2021年6月の京都・南座での初めての公演では、中村児太郎、市川九團次、大谷廣松らによって、『妹背山婦女庭訓』『乗合船恵方万歳』の二つの演目が上演された。好評につき、第二回が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響に鑑み、残念ながら全公演が中止となった。しかし、コロナ禍ではあるが、その土地の多くの若い世代にも歌舞伎の魅力を繋いでいこうという考えから仕切り直しと言える、次回の公演が東京・観世能楽堂、神奈川・横浜能楽堂ほか各地で開催される。今作の出演者は、第一回にも出演した中村児太郎と、初参加となる中村隼人である。そして、中村隼人と中村児太郎が上演演目『二人椀久』の椀屋久兵衛と遊女の松山太夫にそれぞれ扮した「いぶき、特別公演」の本ビジュアルが解禁となった。今回の本ビジュアルは世界的写真家のレスリー・キー氏が撮影したものである。勇ましく、美しく、儚く、そして何より次世代を担う若い二人の瑞々しさをも感じ取れるような仕上がりが印象的なビジュアルとなった。撮影を担当したレスリー・キー氏より、コメントが到着。写真家レスリー・キーコメント「日本の伝統文化である歌舞伎とコラボレーションできた事は、私の日本での約30年間のフォトグラファー人生の中で、最も特別な出来事のひとつになりました。この企画に参加できた事をとても光栄に思います。これからも海外の地から歌舞伎の世界を全力で応援していきます。観にきて頂いたお客様には、ぜひ私の撮影したビジュアルと共に、この素晴らしい舞台を楽しんでいただきたいです。」演目は『雨の五郎』『藤娘』『二人椀久』の三つ。『雨の五郎』は、春雨の夜、蛇の目の傘を差した曽我五郎が大磯の廓の遊女・化粧坂の少将のもとへ向かう道中を描いたお話。亡き父のために敵討を誓って勇壮さを見せる反面、恋仲である少将からの文を手にした姿からは和事風の柔らかみを感じさせる。『藤娘』は、藤の精が愛らしい娘の姿で現れ、移り気な男心を名所“近江八景”になぞらえて踊り、恋心を艶やかに表現する物語。『二人椀久』は、大阪の豪商・椀屋久兵衛が遊女の松山太夫に入れ上げて放蕩の限りを尽くし、周りの者から座敷牢に閉じ込められてしまう。いつの間にか牢を抜け出し、さまよい歩く久兵衛は松山と再会するが、それは全て幻だったという幻想的な逢瀬が描かれている。趣の異なる三つの演目、そして二人の息の合った舞踊など、お見逃しなく。公演の詳細は公式サイト( )にて。【公演概要】いぶき、特別公演〈演目〉一、『雨の五郎』長唄囃子連中中村隼人二、『藤娘』長唄囃子連中中村児太郎三、『二人椀久』長唄囃子連中中村児太郎中村隼人主な日時・会場:東京公演2022年6月1日(水)観世能楽堂 ①12:00開演②15:00開演横浜公演2022年6月4日(土)横浜能楽堂 ①12:00開演②15:00開演チケット: 一般発売 2022年3月26日(土)10:00〜全席指定7,500円(税込)※未就学児童の入場はご遠慮ください。★レスリー・キー監修公演パンフレット付き★※お一人様に一部ずつパンフレットが付きます。 当日会場にてお渡し致します。その他、上演日程(お問い合わせ先などの詳細はホームページでご確認ください)千葉 6月3日(金)成田市文化芸術センター スカイタウンホール石川6月11日(土)こまつ芸術劇場うらら 大ホール京都6月17日(金)京都・観世会館愛知6月18日(土)名古屋能楽堂大阪6月19日(日)大槻能楽堂郡山6月21日(火)けんしん郡山文化センター中ホール熊本6月25日(土)八千代座福岡6月26日(日)大濠公園能楽堂<ご来場のお客様へ>本公演は新型コロナウイルス感染拡大予防のため、できる限りの対策を講じた上で開催いたします。ご不便をおかけすることもございますが、安全に公演をお楽しみいただくため、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。今後の感染拡大の状況によって緩和される場合がございますので、感染予防対策が変更になる場合がございます。最新情報は公式HP( をご確認ください。制作: 三響会企画 制作協力:全栄企画株式会社 / 株式会社ちあふる 協力:松竹株式会社総合問合せ:Zen-A [ゼンエイ] TEL: 03-3538-2300 (平日11:00~19:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月25日グッチが、グローバル・ブランドアンバサダーに俳優の志尊淳を起用することを発表しました。Courtesy of Gucci志尊淳は、2011年のデビュー以来、映画、ドラマ、舞台とさまざまなステージで活動し、俳優としての評価を高めてきました。NHK連テレビ小説「半分、青い。」や、主演を務めた映画『さんかく窓の外側は夜』をはじめ、その確かな演技力で世界中のファンを魅了しています。Courtesy of Gucci新型コロナウィルス感染症による外出自粛期間中には、ライブ配信での等身大のメッセージが男女問わず幅広い層からの支持を得るとともに、医療従事者への寄付を行うなど社会との関わりへの深い関心をうかがわせました。2022年は俳優のみならず、初監督に挑戦した短編映画の公開や、今春公開のアニメーション映画『バブル』では主人公の声優を務めるなど、活動の幅を広げています。志尊淳はかねてよりプライベートでもグッチを愛用し、昨年11月の「GQ MEN OF THE YEAR 2021」授賞式でもグッチのタキシードジャケットを着用しました。ソーシャル メディアなどを通じて発信されるファッションの表現や、社会との関わりを模索するその姿勢は、グッチが掲げてきた「インクルージョン」および「自己表現の自由」というメッセージと響き合います。GUCCI1921年、フィレンツェで創設されたグッチは、世界のラグジュアリーファッションを牽引するブランドのひとつです。ブランド創設100周年を経て、社長兼CEO マルコ・ビッザーリとクリエイティブ・ディレクター アレッサンドロ・ミケーレのもと、「ラグジュアリーを再定義する」というミッションを掲げ、クリエイティビティとイノベーション、イタリアのクラフツマンシップをブランドバリューの核としながら、次の100年に向けて歩みを続けていきます。グッチは、グローバル・ラグジュアリー・グループであるケリングの中核をなすブランドです。ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ウォッチ、ジュエリーの名だたるブランドを擁し、その発展を支えています。詳しくは、www.gucci.com をご覧ください。
2022年01月25日俳優の志尊淳が、ファッションブランド・GUCCIのグローバル・アンバサダーに就任したことが24日、わかった。2011年のデビュー以来、数々の映画やドラマに出演し、今年は初監督に挑戦した短編映画の公開や、アニメーション映画『バブル』で主人公の声優を務めるなど幅広い活躍を見せる志尊。また、コロナ禍の外出自粛期間には、ライブ配信での等身大のメッセージが男女問わず幅広い層からの支持を得るとともに、医療従事者への寄付を行うなど社会との関わりへの深い関心をうかがわせた。志尊は、同ブランドのアイテムを以前から愛用しており、昨年11月の「GQ MEN OF THE YEAR 2021」授賞式でも同ブランドのタキシードを着用していた。また、志尊のSNSなどを通じて発信されるファッションの表現や、社会との関わりを模索するその姿勢が、同ブランドが掲げてきた「インクルージョン」および「自己表現の自由」というメッセージと共通していることも起用の決め手となった。今回、就任の発表とともに公開されたビジュアルでは、色彩鮮やかな花に囲まれた志尊が写し出されている。
2022年01月24日今年で17年目を迎える中村屋一門恒例の全国巡業公演。歌舞伎俳優の中村勘九郎、中村七之助がリモート会見で見どころを語った。2022年春は『春暁特別公演』に加え、勘太郎、長三郎の子役を交えた『陽春特別公演』の2公演を上演する。生の歌舞伎の楽しさに触れ「元気になってお帰りいただきたい」と声を揃えるふたり。歌舞伎のいろはを解く「歌舞伎塾」や素顔が垣間見られる人気の「トークコーナー」を交えた構成で、演目にも趣向を凝らす。「中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2022」「中村勘九郎 中村七之助 中村勘太郎 中村長三郎 陽春特別公演2022」チケット情報『春暁特別公演』で勘九郎はお家芸「高坏(たかつき)」に出演する。花見の席で大名から高坏を買うよう命じられた次郎冠者(勘九郎)。しかし、それが何か分からず「高坏買いましょう」と声を張り上げて歩き出すと、そこへ高足売が現れて……。下駄でタップという趣向が楽しい軽妙洒脱な舞踊劇だ。「祖父の十七代目中村勘三郎が今の演出、振りにしたもので、中村屋にとっても大切な演目のひとつ。華やかな作品でお花見気分を味わって」と勘九郎が陽気に盛り上げる。七之助が勤めるのは心中物「隅田川千種濡事(すみだがわちぐさのぬれごと)」。四世鶴屋南北作「於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)」(通称「お染の七役」)の大詰めを長唄の舞踊劇に仕立てたオリジナル演目で、七之助はお染、久松、お光、土手のお六の4役を踊る。「歌舞伎のエンターテインメント性を生でご覧いただける絶好の機会」であると同時に、男女の演じ分けや早替りなど役者、七之助の魅力を存分に堪能できる。続く『陽春特別公演』は勘太郎、長三郎の幼い兄弟が清元で踊る「玉兎」で幕が開く。息子の成長を見守る勘九郎は「何より芝居好きなのが嬉しい」と目を細める。ふたりともすでに踊りは入っているが、「今回はひとりで踊るものをふたり用に変える構成」につき、ブラッシュアップした内容でお届けする。また、今公演では勘太郎、長三郎がイラストを担当した手ぬぐいなどの公演記念グッズを初めて販売することも明かされた。打って変わり、勘九郎と七之助は清元を代表する名作怪談舞踊劇「かさね」を。腰元かさね(七之助)が最愛の与右衛門(勘九郎)に鎌で殺されたことに始まる因果因縁の物語。「男女のドロドロした部分や清元の名文句、名調子、その美しさも見せる。現代の女性にもドラマティックに観ていただけます」と勘九郎。最終的には顔が醜くなり足が折れどん底に突き落とされるかさね。七之助は「女性としてすべてが崩れる様を見せられたら」と語り、踊りでは勘九郎と阿吽の呼吸で魅了する。「互いが磁石のようにべったり引っ付いたり、拒絶し合ったり関係性にメリハリを付けるのが効果的で、そこが踊りの面白さ、深さになってくる。『玉兎』とはガラッと違う踊りを楽しんでいただきたい」とアピールした。『春暁特別公演』は3月6日(日)から26日(土)まで奈良、滋賀、兵庫ほか全国16か所にて、続く『陽春特別公演』は3月30日(水)から4月4日(月)まで大阪・フェニーチェ堺大ホールほか全国5か所にて。チケットは両公演、1月15日(土)10時よりプリセールを実施。取材・文:石橋法子
2022年01月14日ドキュメンタリー映画『人と仕事』(10月8日公開)の公開記念舞台挨拶が9日に都内で行われ、志尊淳、森ガキ侑大監督が登場した。同作はスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画したドキュメンタリー映画。コロナに打ちひしがれた日本の職場で「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、介護士などの人々、その他、声なき仕事人達の現状をレポートする。監督は、大学在学中にドキュメンタリーを制作しその腕前を森達也監督らから激唱された森ガキ侑大が務め、2人の俳優が、一仕事人として現代社会と向き合い、仕事の意味を再発見していく。元々は劇映画を制作する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止に追い込まれた。しかし、河村光庸エグゼクティブプロデューサーの「ドキュメンタリー映画として制作しよう」というアイデアから新たな企画に。森ガキ監督はその時の心境を「大学生の時にドキュメンタリーを1本撮ったんですけど、本当に苦しいんですよね。ドキュメンタリーを自分がもう1回、有村さんと志尊くんとできるのかなと不安はありました。でも、コロナ禍だからこそ、この映画の企画は今しかできないし、今残さないときっと後悔すると思って、本能的にやらせてくださいと話をしました」と振り返る。そして、劇映画からドキュメンタリー映画に形を変えた作品で出演をオファーされたことについて、志尊も「予定していた劇映画の制作がなくなってしまうことにショックはありましたけど、そこでもなお作品を届けられる機会をいただいたことが、まずありがたいなと思いました。このドキュメンタリーは人と人とのコミュニケーションで成り立つ映画だと思うので、先が分からないなか人に寄り添えるか不安でしたけど、皆さんで『伝えていこう』とベクトルが同じ方向を向いたので、一生懸命やらせていただきました」と思いを明かした。完成した本作を観た志尊は「普段は役柄を演じているので物語としてみれるけど、今回は志尊淳なので、主観でみてしまいました。作品全体っていうことではなく、自分がインタビューさせていただいた方とか、出てくださった方々が、『この作品に出て良かったな』と思えたかなという目線で見させていただいていました」と語る。そんな志尊に対し、プライベートでも親交のある森ガキ監督は「インタビューをしていく中で志尊くんの心境がポロッと出ていて、自分の中でも新たな志尊くんを知れて嬉しいなと感じました」と、本作での志尊の変化について言及した。冒頭シーンは渋谷の街を、志尊が歩き回って取材を試みるシーンから始まる。この時の撮影について志尊は「カメラもあって、森ガキ監督もいたので『ちょっと歩いてみますか』って感じでしたよね?」と明かし、森ガキ監督も「マスクもしてるので、志尊くんが声かけても『すみません』って無視するんですよ。いやいや、ここに志尊淳いるよ? って」と苦笑。「でもやっぱりカメラがあるとなかなか心を開いてくれなかったです」という監督に、志尊も改めて「カメラがあると僕でさえ心を開けないですし、どう声をおかけするのが一番いいのかなと思いながらの撮影はすごく難しかったです」と苦労を語った。
2021年10月09日歌舞伎俳優の中村勘九郎、中村七之助が9月24日、オンライン発表会見を行い、TBS赤坂ACTシアターで上演されるTBS開局70周年記念「赤坂大歌舞伎」(11月11日~)への意気込みを語った。十八代目中村勘三郎が2008年にスタートさせた名物シリーズ「赤坂大歌舞伎」。2013年からは中村勘九郎、中村七之助兄弟が亡き父の遺志を継ぎ、公演を重ねてきたが、昨年5月に予定されていた6回目の上演は、コロナ禍の影響で中止を余儀なくされ、演目も新たに今秋の上演が改めて決定した。今回上演される演目は『廓噺山名屋浦里(さとのうわさやまなやうらざと』、『越後獅子(えちごじし)』、『宵赤坂俄廓景色(よいのあかさかにわかのさとげしき)』の3作。『廓噺山名屋浦里』は笑福亭鶴瓶の落語をもとに、「この落語を歌舞伎にしたい」と熱望した勘九郎が七之助らとともに舞台化し、今回が5年ぶりの再上演となる。勘九郎は初演を振り返り、「ラストは大団円というより、美しさと幻想の中で終わるので、カーテンコールが起こる演目ではないが、実際にはカーテンコールが起こって、拍手も鳴りやまなかった。鶴瓶さんとタモリさんがいらっしゃっていて、おふたりも舞台にあがって一緒にご挨拶してくださった」としみじみ。昨年の中止については「あとは稽古に入るだけという段階だったので、とても残念でしたし、悔しい思いをした。去年の分も今年にかけている」と闘志を燃やしていた。七之助も「花魁浦里は女形の後輩に人気があって、終わった後、ここぞとばかりに『やりたい、やりたい』とみんな楽屋にやって来た」と初演での印象的なエピソードを回想。「女形は一生懸命汗水たらしても、途中で出なくなって幕切れもあるが、花魁浦里はとってもメインで、いろんな色を見せながら、最後まで残るので“得”なんですよね(笑)」とやりがいを熱弁していた。『越後獅子』は長唄にのせて、手おどり、足拍子、布さらしと、様々な踊りの表現を披露。舞台を締めくくる『宵赤坂俄廓景色』は、赤坂がかつて花街だった時代を想起させるような華やかな作品で、勘九郎の長男・勘太郎、次男・長三郎が初登場することも話題を集める。勘九郎は「父が遺してくれたものですし、僕としても出てほしい思いがある」といい、「大人になって、どれくらい覚えているかはわかりませんが、『出た』という記憶や劇場の空気を味わうのと、そうでないかは全然違いますから、ありがたいですね。堂々と踊ってほしい」と目を細めていた。劇場は大規模な改修工事に入ることが決定しており、その大きな節目の作品として「赤坂大歌舞伎」が華を添える形になる。加えて、コロナ禍での上演となるが、勘九郎は「まだ探り探りの状況が続くと思うが、お客様が満席になっている風景を子どもたちに伝えたいですね」と希望を示し、「以前の熱狂を味わえる日は来ると思うので、需要がある役者として、需要がある作品を積極的にやっていきたいです」と決意を新たにしていた。チケット発売は9月25日(土)より。取材・文:内田涼▼公演概要TBS開局70周年記念「赤坂大歌舞伎」日程:2021年11月11日(木)~11月26日(金)会場:TBS赤坂ACTシアター(東京都港区赤坂5-3-2 赤坂サカス内)一、『廓噺山名屋浦里』出演:中村勘九郎 中村七之助 中村虎之介 中村鶴松 片岡亀蔵 中村扇雀原作:くまざわあかね脚本:小佐田定雄演出:今井豊茂美術:中嶋正留二、『越後獅子』長唄囃子連中出演:中村勘太郎『宵赤坂俄廓景色』長唄囃子連中出演:中村勘九郎 中村七之助 中村虎之介 中村長三郎 中村鶴松 片岡亀蔵 中村扇雀
2021年09月24日中村勘九郎、中村七之助を中心に、中村屋一門が2005年より毎年行う全国巡業公演『錦秋特別公演』が10月より全国15カ所で開催される。昨年はコロナ禍によりやむなく中止。今年の巡業は中村勘太郎、中村長三郎が初めて参加した春公演に次いで2度目となる。「昨年伺えなかった土地に春と秋、2回に分けて伺えるのがうれしい」と勘九郎。七之助は「待っていてくださる方がいることがありがたい。春公演ではたくさんの拍手に、役者は居てもいいんだと思えた」と振り返る。それぞれ感謝の思いを胸に、合同取材会で秋公演への想いを語った。「中村勘九郎 中村七之助 錦秋特別公演 2021」チケット情報演目は『浦島』『甦大宝春日龍神(よみがえるたいほうかすがりゅうじん)』『トークコーナー』の全3つ。昔ばなしの後日談を舞踊化した『浦島』は成長株の鶴松が勤める。勘九郎は「歌舞伎を初めて観る方にはストーリー性も分かりやすく曲調も華やか。二枚扇というお扇子を使って踊るテクニカルな踊りは目にも楽しい」と解説。生前、父である中村勘三郎(18代目)が勘九郎の浦島をひどく気に入っていたと言い「鶴松にもしっかり継承できれば」と語る。『甦大宝春日龍神』は春日大社「第六十次式年造替記念」として2014年に創作された奉納舞踊。前半は春日の野の四季折々の素晴らしさを芝居仕立てで踊り、後半は龍神、龍女が荒々しく舞い踊る。「神がかったものに触れることによって、神秘的な思いになっていただければ」と勘九郎。七之助も奉納当日に、龍神の存在を感じるような出来事があったと明かす。「水の神様なので当日は雨だろうと話していたら、踊っている間は降らなかったのに踊り終えた瞬間に土砂降りの雨が降ってきた。野外だったので、兄と二人で『願いが通じたね』と。そういう摩訶不思議な現象が起こったりする。今回はとくに世の中が平穏無事であることを強く思いながら踊りたい」。最後の「トークコーナー」はスーツ姿の2人が等身大の素顔を垣間見せる人気コーナー。2年ほど前から定番だった七之助への結婚に関する質問がパタリと止んだ。「お客様も諦めたのかな」と勘九郎。当の本人は、結婚願望はないと言うが「こればっかりは分からないですよね。理想? 考えたこともないですけど、芝居が好きってことかな。同じものを楽しめる人だったらいいなと思います」。芝居は「心の栄養」とは勘九郎。「辛い状況が続くなかで、歌舞伎という非現実の世界へ飛び込むことによって、少しでもお客様を癒すことができればうれしい。感染対策を徹底して安心安全にご覧いただくというのが私たちの想いです」。七之助も「舞台で得た感動を明日への希望につなげていただければ幸いですし、僕らがやる意味もそこにある」と決意を語った。公演は、10月5日(火)東京・品川きゅりあん大ホールを皮切りに、全国を巡演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2021年09月01日日本では毎年、年齢性別問わず数多くの人が自ら命を絶っています。厚生労働省によると、2021年は毎月およそ1500人以上の自殺が確認されているといいます。命を絶った人には、人間関係や金銭の問題、病気など、いろいろな事情や苦しみがあったのでしょう。そういった悩みを抱えているのは、子供も例外ではありません。文部科学省によると、18歳以下の自殺は学校の長期休暇明けにかけて増加する傾向があるといいます。また、2021年8月時点、子供の自殺は暫定値が前年比で4割も増加しているのだとか。子供が自殺をする大きな原因としては、学校でのいじめが挙げられます。まだ行動範囲が狭い子供にとって、学校という狭いコミュニティの与える影響は大きいものです。田村淳、夏休み明けを前に『子供たちへ呼びかけ』2021年の夏休みが終わろうとしている、8月26日。お笑いコンビ『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳さんは、子供たちへ大切なメッセージを送りました。先述したように、子供の自殺は長期休暇明けに増加する傾向があります。今この瞬間も、「学校に行きたくない」と憂うつな気持ちになっている子は全国にいるでしょう。田村さんが子供たちに向けて送った言葉は、そういった子の気持ちを察したものでした。もうすぐ夏休みが終わるコロナの感染が懸念される中各自治体に登校orオンラインの判断が委ねられると…それも気になるけれど夏休み明けの子供の自殺が増えることも心配学校に行きたくない子は無理して学校に行かなくていいよ学校は苦しんでまで行くところではないから自分の命を最優先に— 田村淳 (@atsushilonboo) August 26, 2021 「無理をして学校に行かなくていい。学校は苦しんでまで行く場所ではない」とつづった、田村さん。人間関係の悩みやいじめ被害を明かすことができず、苦しい思いを1人で抱え込んでいる子供は数多く存在します。「つらくても学校に通わないといけない」と思っているからこそ、さらに自分を追い込んでしまうのでしょう。確かに、学校は子供の本業とされています。しかし、学業は命あってのものであり、田村さんがいうように一番優先すべきは人命です。田村さんのような影響力の大きい人がこういったメッセージを発信することで、救える命はあるのではないでしょうか。投稿は拡散され、多くの人が田村さんの意見に共感する声を寄せました。・学び方にも、それぞれに合った方法がある。「学校へ行かない=悪」ではない。・田村さんのメッセージが、1人でも多くの子供の目に留まりますように。・その言葉1つで救える命があると思います。命あってこそ、いろいろ学ぶことができる。文部科学省のウェブサイトでは、夏休み明けの子供たちに向けたメッセージが掲載されています。そこにつづられているのは、苦しい思いをしている人への「遠慮せずに周囲の人やスクールカウンセラー、相談窓口に話してください」といった助言。また、周囲の人への「元気のない人が周囲にいたら、声をかけてあげてください」という呼びかけも掲載されています。思い悩んでいる人は、なかなか周囲の人につらい思いを打ち明かすことができず、1人で抱え込んでしまいます。そのため、周囲の人が変化にいち早く気付くことが重要です。[文・構成/grape編集部]
2021年08月26日江戸時代の伝説の歌舞伎役者・初代 中村仲蔵の下克上物語を、忠臣蔵を軸にドラマ化した「忠臣蔵狂詩曲 No.5 中村仲蔵 出世階段」が今年12月に放送決定。主演は中村勘九郎が務め、上白石萌音、中村七之助、尾上松也、藤原竜也、段田安則、市村正親ら豪華キャストが共演する。落語や講談で人気の「中村仲蔵」は、初代 中村仲蔵(1736ー1790)が裸一貫からはい上がる実話をベースとした下克上物語。今回、その物語を国民的人気を誇る「忠臣蔵」を軸にドラマ化。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」以来の映像作品主役となる勘九郎さんが、その傑出した身体表現力で天才俳優の一代記を演じる。また、もうひとつの主役ともいえるのが、江戸の芝居小屋。初代 中村勘三郎が興した中村座(猿若座)に始まるとされる芝居小屋は、江戸時代を通じて庶民最大の娯楽場となった。日の出から日没まで熱気に満ちていたという当時の芝居小屋を巨大セットで再現。小屋に生きる裏方や地方(歌舞伎音楽の演奏家)、稲荷町(いなりまち)と呼ばれた大部屋役者たちなど、芝居小屋を取り巻く人々も生き生きと描き、江戸歌舞伎の熱狂と魅力を伝えていく。超人気演目「仮名手本忠臣蔵」の五段目で、全く見せ場のない地味な役を割り当てられた仲蔵に一発大逆転はあるのか?厳しい階級制度で縛られた当時の歌舞伎界で、貧困やいじめに苦しみながらも、血の滲むような努力と才智でスターの座をつかんだ仲蔵の痛快な出世物語を、年末にエンターテインメント巨編として放送する。仲蔵の才能を見抜いて抜擢をする当時の大スター・四代目 市川團十郎、それを妬んで敵対する人気歌舞伎役者や座付き作者など、ひと癖もふた癖もある実在の江戸の演劇人たちを演じるのは現代の演劇界のオールスター。今回、勘九郎さんら5名のキャスト陣からコメントが到着した。中村勘九郎/初代 中村仲蔵 役「不思議な縁を感じます」中村仲蔵のことは父(十八代目中村勘三郎)が三代目仲蔵の伝記「手前味噌」に大変感銘を受け愛読していたので、よく聞いていました。仲蔵ゆかりの志賀山三番叟を踊ったこともあります。江戸時代、初代勘三郎が興した中村座に出演し、中村座を救った人でもあるので、その役を演じられることに不思議な縁を感じます。今回とても素晴らしい芝居小屋のセットに足を踏み入れ、思わず泣きました。持って帰りたい!仲蔵は差別を受け大変苦労した人ですが、芝居が好きという情熱に支えられていたと思います。「好き」こそ人を奮い立たせ、上達させ、信念を与えるものです。そんな情熱を感じていただけたら本望です。上白石萌音/仲蔵の妻・お岸 役「朗らかに務めたい」「令和元年版 怪談牡丹燈籠」以来、再び源(孝志)監督のもとでお芝居ができることが心底うれしいです。脚本はやはり本当に面白く、夢中で読んでしまいました。お岸は、こんな女房が家で待っていたら愉 しいだろうな、というような女性です。三味線と唄で仲蔵さんを癒やし、励まし、勇気づけられるよう、朗らかに務めたいと思います。これ以上ないほど豪華な出演者の皆様による「芝居」の真髄。もうすでに完成が待ち遠しいです。ぜひご期待ください。藤原竜也/謎の侍 役「もっと一緒に演っていたい」僕の撮影は2日間だけでしたが、内容の濃い2日間でした。勘九郎さんと空気を合わせて、芝居を作っていく感じがとても楽しかったです。「もっともっと一緒に演っていたいな」って思わせてくれるような人ですね。刀や傘のさばき方は非常に難しかったですが子供のころから厳しく作法を仕込まれている歌舞伎俳優さんから直接教えてもらえたのは貴重な経験でした。最初から最後まで楽しめる贅沢な作品になると思います。段田安則/狂言作者・金井三笑 役「演じがいがあります」勘九郎さんが仲蔵を演じられるのは、ピッタリだと思いますが、その仲蔵をいじめる狂言作者の役ということで演じがいがあります。今も昔も嫌味な演出家やプロデューサーはいて、大人の事情で配役が決まったりとかあったのでしょうね。みんな芝居が心底好きでそのためなら命がけというのも一緒でしょう。ヒエラルキーの厳しい世界で成り上がっていくサクセスストーリーですが、そうそう簡単に成功はさせませんよ。大きな障害として立ちはだかって仲蔵をいじめたいです。(笑)市村正親/四代目 市川團十郎(二代目 松本幸四郎)役「歌舞伎役者を演じられるのは役者人生のごほうび」歌舞伎は昔から演技の勉強のために拝見していました。勘三郎さん(十八代目)の芝居に感激してファンレターを送ったこともあります。今回歌舞伎役者を演じられるのは役者人生のごほうび。天国で勘三郎さんもびっくりしていることでしょう。歌舞伎は見るとやるとでは大違い!ミュージカルでも「歌いすぎるな、芝居しろ」と言いますが、歌舞伎独特の語調の心地よさを感じさせながら、ぐっと 芝居心を入れるのにはどうすればいいのか、悩みながら一生懸命演じています。ドラマ「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」は12月、NHK BSプレミアム・BS4Kにて前・後編放送(各89分)。(text:cinemacafe.net)
2021年07月20日2021年4月25日、お笑いコンビ『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳さんはInstagramを更新。夜泣きをする0歳の次女をおんぶしてあやす姿を公開し、反響を呼んでいます。 この投稿をInstagramで見る 田村淳(@atsushilb)がシェアした投稿 田村さんは「夜泣き…。おんぶしていないと泣いてしまう」とつづり、こんな願望を明かしていました。寝たなぁと思ってそーっとそーっとベットに横にすると泣いちゃう^_^寝てからベッドに移送する技術高めたいatsushilbーより引用抱っこやおんぶをして寝かしつけても、ベッドに置いた瞬間、背中にスイッチがあるかのように赤ちゃんが泣き出すというのはよくあること。田村さんの投稿に共感の声などが多数寄せられました。・あるあるですね!我が子は抱っこじゃないと寝ない子で、腕枕状態で深い眠りになるのを待って、そーっと腕を抜いてました。・子供の背中レーダー、すごいですよね!ぬくもりにくっついていたいんだろうな。おつかれさまです。・分かります!私もおんぶをしたまま朝を迎えていました。今となっては懐かしいけど、当時は泣いてたな…。多くの親が悩まされる『我が子の夜泣き』に、田村さんも現在格闘中の模様。しばらくは十分に睡眠が取れず、大変な時期が続きますが、夫婦で協力して乗り切った時には、きっといい思い出になることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年04月26日俳優の志尊淳(26)が13日、自身のTwitterアカウントを通して退院の報告を行った。3月26日に所属事務所・ワタナベエンターテインメントにより、急性心筋炎のため約3週間の休養が発表されていた志尊。この度、自身のTwitterを更新し「先日、ひとまず退院することができました」と報告した。志尊は「普通の風邪の症状かなと思っていたら 次第に呼吸するのが苦しくなり、胸が痛くなり、病院に行ったときには心不全を起こしていました」と告白。様々な検査をしながら数日間ICUで戦い、悪化を逃れたという。「病院に行くのがもう少し遅かったら、我慢していたらと考えると今でも背筋が凍る思いです」と振り返っている。さらに志尊は「病院で辛い時、何度も心が折れそうになりましたが、家族、仲間、友達 そして応援してくれている皆さんのメッセージや優しさに助けられました」と感謝。仕事関係者に加え「大変な状況の中で親身になって支えて下さり、治療、看護してくださった医療従事者の皆様にも心から感謝申し上げます」と綴った。まだ油断できない日々が続くというが、志尊は「ゆっくりゆっくり自分の体と向き合いながら一歩ずつ歩んでいきます」と報告し、「今はとにかく生きていられることが幸せです。皆さんと会える日を楽しみにしています」と今後への希望を表した。
2021年04月13日女優の中村アンがブランドアンバサダーを務めるアンダーアーマーの新ムービー「THE ONLY WAY IS THROUGH 前へ -中村アン」が1日、公開された。今回の新ブランドムービーでは、現代の女性のNEW NORMALなライフスタイルシーンを等身大の姿で切り取り、スポーツやトレーニングを習慣化することで身体と心が強くなれるということを表現。不安定で目まぐるしく変化する現在の状況でも、逆境に負けずに進み続ける女性像を描いた。あわせて公開されたビジュアルでは、引き締まった美尻や背中が印象的なバックショットなど、中村がトレーニングに励む姿を披露している。
2021年04月01日