舞台やドラマでの活躍が目覚ましい、大阪府出身の俳優、水田航生が、アンドリュー・ロイド=ウェバーが手掛けたミュージカル『サンセット大通り』に出演する。作品に対する思いを聞いた。ミュージカル『サンセット大通り』チケット情報ミュージカルの歴史に名を残す、アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲した『サンセット大通り』は、1993年にロンドンで初演。その後ブロードウェイで開幕し、1995年にはトニー賞7部門を受賞した。日本では鈴木裕美の演出で2012年に上演され大きな話題を呼んだ。今回再演が決定し、「あのロイド=ウェバーさんの作品に初めて出演できるなんて、本当に光栄で嬉しいです。しかも演出は、よく舞台を拝見していて面白い作品を作られるなぁと尊敬していた鈴木裕美さん。早く鈴木さんと作品について語り合いたいです」と、舞台稽古に入るのが待ちきれないようだ。ビリー・ワイルダー監督の傑作同名映画をベースに、ハリウッドでかつては名を馳せていた大女優ノーマが、過去の栄光を忘れることができず、仕事や男性に執着し、暴走していく姿をサスペンスやホラー仕立てで描く。「日本版の初演の映像を見たら、劇場の温度が5℃下がっていくような怖さでした(笑)。客席にスモークや霧が漏れていくような感覚ですね」。楽曲を聞くだけで、その独特の世界観が今でも甦るという。「一曲の中で調や拍子がドンドンと変化していくのがロイド=ウェバーさんの楽曲の難しさ。リズムを取るのも大変ですし、セリフの掛け合いが多い。曲を聞かせるだけではなく、会話としても成立させなければいけないんです」ノーマは若い脚本家のジョーと恋に落ちる。水田が演じるのは、ジョーの親友で映画助監督のアーティだ。「アーティは明るくてハッピーな人ですが、彼の婚約者ベティもジョーに恋心を持つんです。アーティが魅力的であればあるほど、観客にアーティを選んだほうがいいのにと思ってもらえる。アーティの魅力との対比で、舞台の重くて妖しい世界がより際立つようにしたいですね」。ジョーはダブルキャストで平方元基と柿澤勇人が務める。「元基くんもカッキ―(柿澤)も気心しれた仲で、会ってもくだらない話しかしない(笑)。でも、ふたりとも今やミュージカル界を引っ張る存在なのですごいです。僕も相手によって芝居を変えるのではなく、そのときのリアルな感情を表現できれば」と意気込む。小学生から習うダンスも舞台に映える水田。ミュージカル界を担う若手のひとりになるであろう、彼に注目したい。公演は7月4日(土)から20日(月・祝)まで東京・赤坂ACTシアター、7月25日(土)・26日(日)愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、7月31日(金)から8月2日(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて上演。チケットは発売中。取材・文米満ゆうこ
2015年06月04日「嵐」の相葉雅紀が映画単独初主演を務めたことで注目を集め、DVD&Blu-ray Disc(以下BD)の発売を記念して開かれた衣装展示も話題を呼んだ『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』。この度、本作のDVD愛蔵版(初回限定生産)が、6月8日(月)付のオリコン「週間総合DVDランキング」で初登場1位を獲得したことが明らかとなった。山下達郎の「クリスマス・イブ」をモチーフに中村航が描いた小説を、『のぼうの城』などで知られる犬童一心監督がメガホンをとり、相葉さんや榮倉奈々、生田斗真を迎えて実写化した本作。2014年の公開直後には国内映画ランキング邦画No.1を記録し、DVD&BD化が熱望されていた。先週発売された本作の初回限定生産の愛蔵版は、相葉さん、榮倉さん、犬童監督の撮り下ろしビジュアルコメンタリーディスクが封入された、超豪華3枚組。発売初週で売上9,000枚を突破し、見事初登場総合首位に輝いた。今回、DVDで首位を獲得した相葉さんだが、映像作品DVDランキングで首位を獲得するのは、2010年に主演を務めた舞台「君と見る千の夢」のDVDに続いて4年2か月ぶり、通算2作目。また、同時発売のBD『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 Blu-ray Disc愛蔵版』【初回限定生産】も2位を獲得し、こちらも同じく自身のBD作品としては最高位を記録している。また同日付けのオリコン「週間総合BDランキング」では、「宇宙戦艦ヤマト2199」シリーズ完全新作劇場版BD『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』[初回限定版]が、発売初週で18,000枚を売り上げ、初登場首位を獲得。同時発売の通常版も、ランキング第7位に食い込む大健闘をみせ、2作が同時TOP10入りを果たした。前作で記録したシリーズ史上最高位を更新する形となった本作は、“宇宙戦艦ヤマト誕生40周年”を記念して完全新作映画として公開された。そのアニバーサリーな内容に相応しく、初回限定生産版BDの特典ディスクには、特番、イベント映像、劇伴収録風景、新作ピクチャードラマなどが収録。ボリューム満点の内容となっている。(text:cinemacafe.net)
2015年06月03日「嵐」の相葉雅紀が映画単独初主演を務めたラブストーリー『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』のDVD&ブルーレイの発売が5月27日(水)に決定。その発売を記念して、東京・大阪・名古屋など全国9か所にて、劇中で使用された衣裳と小道具が展示されることが明らかになった。主人公の書店員・光(相葉雅紀)は漫画家を目指しているものの、その優しすぎる性格が災いしてか、いまだ夢は叶っていない。そんな光を密かに想いながら、見守り続ける幼馴染の杏奈(榮倉奈々)。ある日、光は世界的照明アーティストのソヨン(ハン・ヒョジュ)と偶然知り合い、一瞬で恋に落ちてしまう。ところがソヨンは、光の同級生で売れっ子漫画家である北山(生田斗真)の元恋人であることが判明。恋に不器用な4人のそれぞれの想いが交錯する中、光にしか見えない相棒の“デビクロ”が現れて…。中村航の小説を原作に、犬童一心監督がメガホンを取った本作。クリスマス・イブの夜を舞台に繰り広げられる、切なくもじれったい恋愛模様が話題を集め、2014年の公開直後には国内映画ランキング邦画No.1を記録した、奇跡のラブストーリーだ。今回発売されるDVD&ブルーレイの愛蔵版には、相葉さん、榮倉さん、犬童監督が登場するビジュアルコメンタリーやメイキングなど、映像特典が満載。さらに豪華ブックレットやポストカードセットなど、発売を待ち望んでいたファンには嬉しい特典内容となっている。そして、このたびリリースを記念して、光、杏奈、ソヨン、北山が着用していたコートやワンピースなど、映画で実際に使用された衣裳の展示が5月26日(火)より開催されることが決定。衣裳だけではなく、光が描いたコミックや似顔絵、北山の絵コンテなど、劇中に登場する小道具20種類以上も展示されるという。東京・大阪・名古屋などのレコードショップ9か所でお披露目される展示物の内容は各店で異なるというから、ぜひチェックしてみて。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』DVD&ブルーレイは5月27日(水)より発売。<『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』DVD&ブルーレイ情報>『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』愛蔵版初回限定生産3枚組(豪華アウターケース仕様)DVD6,800円+税ブルーレイ7,700円+税『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』通常版DVD3,800円+税ブルーレイ4,700円+税発売元:アスミック・エース/ジェイ・ストーム販売元:東宝(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』製作委員会(C)2013中村航/小学館
2015年05月25日リーボックはこのほど、ブランドアンバサダーとしてモデル・タレントとして活躍中の中村アンさんを起用したことを明らかにした。ブランドアンバサダーに就任した中村さんは、学生時代からチアリーディングに取り組み、現在もクロスフィットトレーニングやランニングなど日常生活のなかにフィットネスを取り入れている。フィットネスを通して理想の自分を手に入れるために努力し、進化し続ける中村さん。その強さ、美しさは、フィットネスを通じて自らの可能性を最大限に高めるという同社のブランドメッセージ「Be More Human」とも重なる。その姿を通し、フィットネスで自分の可能性を引き出して進化させる喜びを発信していきたいという思いから、アンバサダーに中村さんを起用した。中村さんはアンバサダー就任について、「フィットネスがダイエットや減量目的のためだけではなく、『新しい自分を創るための努力』として捉えてもらえるよう発信していきたいです。これから、リーボックのブランドアンバサダーとして活動することが本当に楽しみです」と意気込みを語った。
2015年05月25日4月2日(木)より東京・歌舞伎座で上演される「松竹創業120周年中村翫雀改め四代目中村鴈治郎襲名披露歌舞伎座四月大歌舞伎」。同公演の成功を祈願し、四代目中村鴈治郎、坂田藤十郎らが東京・浅草の浅草寺でお練りを行なった。【チケット情報はこちら】中村鴈治郎は今年の1月・2月の大阪・大阪松竹座で襲名披露公演を開催。今回、歌舞伎座で行なわれる公演で、四代目中村鴈治郎が東京に初お目見えする。お練りのあと行なわれた囲み取材には、四代目中村鴈治郎が出席。報道陣に自身の名前には慣れたかと聞かれると「なんとか(笑)。ただこれでおどおどしているようではダメですけどね。襲名してつくづく思うのは鴈治郎という名前の大きさですね。この名前はどこに行っても皆さん知っていてくださる。改めて凄いなと思っております」とコメント。さらに「初代はあまりにも伝説的な役者ですが、そこを意識しすぎるとプレッシャーにやられてしまう。二代目、三代目という自分が目に焼き付けてきた鴈治郎を、良い意味で追いかけていければと思います。どんな役をやっても光っていられるような役者になりたい」と抱負を述べた。新開場した歌舞伎座で襲名披露公演が行なわれるのは今回が初。公演に向けて意気込みを聞くと、「江戸とは違う上方の役者のにおいを出して、お客様にそれを感じていただければと思います。ただ、いかんせん歌舞伎座というのは大きな小屋。なので、お客様にはその大きさを感じさせない、空間を埋められるようなお芝居をできれば良いなと思っています」と語った。「松竹創業120周年中村翫雀改め四代目中村鴈治郎襲名披露歌舞伎座四月大歌舞伎」は4月2日(木)から26日(日)まで、東京・歌舞伎座で上演。チケットの一般発売は3月12日(木)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、先行抽選プレリザーブを実施。受付は3月4日(水)午前11時から9日(月)午前11時まで。
2015年03月04日中村屋はこのほど、「スパイスデリ 新宿中村屋 純カリー粉」を発売した。同商品は、1927(昭和2)年に、日本で初めて純印度式カリーを発売したという中村屋本店のレストランで使用しているオリジナルブレンドのカレー粉。オリジナルブレンドのスパイスは、高温で焙煎(ばいせん)した後に、石壷でスタンピング(型押しのように上から突くこと)した。さらにスパイスを熟成させることで、深い香りとコクが引き出されるという。しっかりとした熟成感がありながら、コリアンダーとカルダモンの清涼感ある香りが楽しめるとのこと。カレーだけではなく、様々な料理にも使用可能。なお、本店のレストランではこのカリー粉以外も使用しているという。価格は430円(税別)。
2015年02月19日俳優の中村雅俊と五十嵐淳子夫妻の三女でモデルの中村里砂が、芸能界デビュー1周年を迎えた。2010年にモデルデビューを果たし、女性誌『LARME』(徳間書店)のレギュラーモデルを務めるなど、ガーリー系女子の間で高い人気を誇っているが“2世”であることを公表したのはタレント活動を始めた1年前から。活動の場を広げたのも自らの意思で、「テレビに出演することも全部決まってから報告した」という。「最初は両親とも、すごく驚いていました」と話す中村が、芸能界デビュー後の変化や両親への思いを語った。<全身ショット>中村里砂、キュートなミニスカ&バニー風衣装2014年、両親の結婚記念日でもある2月1日から本格的にタレント活動をスタートさせた中村。1年間を振り返り「改めてデビューと言われると恥ずかしいですね」と照れ笑いを浮かべる。自身としては「モデル業に加えて、テレビという活動の場がひとつ増えた程度にしか捉えていなかった」というが、テレビ露出が増えることでファン層の変化や広がりを実感。「これまでのわたしを知らない人にも、常に新しいわたしを発信していけたら」という思いと旺盛なサービス精神から、最近ではバラエティ番組で家族とのエピソードやプライベートを明かして注目を集めている。「仕事が忙しい時には、お母さんが作るあたたかいごはんは、やっぱり嬉しいですね」と良好な親子関係を明かした中村。「すごく料理が上手なんですよ。ごはんも土鍋で炊くなどしてこだわっていて。特に和食がおいしいんです」と、母・五十嵐淳子の料理を絶賛した。また、2月1日は父・中村雅俊の誕生日だが、「プレゼントってあげたことがなくて…」とポツリ。「何をあげればいいかわからないんです。今年は渡せたらいいなと思います」と、娘としての顔ものぞかせる。家族のエピソードを語ることが増えたが、ここまで両親の力を借りることなく自らで道を切り開いてきた。“2世タレント”という言葉の裏に“親の七光り”という特権を見る視聴者は多いが、「自分のやっていることには責任を持ちたいし、やるからには1ミリも妥協したくない」と力を込める。もともと自立心は旺盛で、「(幼少の頃から)なんでも自分で決めたいタイプ。両親がダメといっても聞かない子だった」という中村。「小さい頃から舞台などは連れられて観に行く機会も多くて、役者の仕事をやってみたら、と言われたこともあった」というが、自らの意思でモデル業からスタート。「みんなでひとつのものを作り上げる作業が好き」だったこともあり、モデルの仕事を続けているうちに、俳優業にも自然と興味を抱くようになった。「両親とは進んできた道が違うから、自分はマイペースに」と語る中村。その大きな瞳からは、持ち前の自立心と、芸能生活2年目に挑む決意が感じられた。
2015年02月01日クリスマスが終わって新年を迎えたと思ったら、バレンタインまでもうあと3週間…!恋人がいてもいなくても、恋愛気分を高めたいところですね。そこで今回は、読書派の方にも映画派の方にもオススメの恋愛作品をご紹介します。自分のスタイルに合わせてラブストーリーを楽しんでみては?≪恋する勇気をくれる≫■『シュガー&スパイス風味絶佳』2006年/監督:中江功出演:柳楽優弥、沢尻エリカ、ほか原作:山田詠美山田詠美の短編小説『風味絶佳』(谷崎潤一郎賞受賞)の一編が原作。舞台は基地の街・福生市、ガソリンスタンドで働く18歳の青年・志郎(柳楽優弥)は、新しくアルバイトとして入ってきた乃里子(沢尻エリカ)にやがてほのかな恋心を抱き…。初々しくもリアルな恋愛模様に大きく関わってくるのは、志郎の祖母・不二子。清々しいほどの自由さで志郎を振り回します。原作も軽快に読めるので、ぜひ2度楽しんでみて!シュガー&スパイス 風味絶佳 [DVD]==================■『きいろいゾウ』2013年/監督:廣木隆一出演:宮崎あおい、向井理、ほか原作:西加奈子“きいろいゾウ”とは、作中に登場する絵本のタイトルです。この絵本を大切に読んで孤独な日々を癒していたツマ(宮崎あおい)と、背中にタトゥーのある小説家・ムコ(向井理)が満月の夜に出会い、すぐに結婚。田舎で穏やかに暮らしていたのですが、過去の秘密が原因で、ふたりの関係にはやがて溝が生まれてしまいます。そこからふたりの関係はどうなるのか、どのように絆を深めていくのか…結婚っていいな、そんな気持ちになれるかも?きいろいゾウ [DVD]==================■『ジョゼと虎と魚たち』2003年/監督:犬童一心出演:妻夫木聡、池脇千鶴、ほか原作:田辺聖子言わずと知れた名作。本命彼女とセフレのいる男子大学生・恒夫(妻夫木聡)と、ジョゼと名乗る足の不自由な少女(池脇千鶴)の恋物語。衝撃的な出会いから、少しずつ惹かれ合っていくふたり…。待っているのは切ない結末だけど、恋を通して強くなっていくジョゼの姿に、きっとパワーをもらえるはず。映画が原作の先を書く形になっているので、まずは小説から手に取ってみても。ジョゼと虎と魚たち [DVD]≪男性の恋愛観をチラ見≫■『ニシノユキヒコの恋と冒険』2014年/監督:井口奈己出演:竹野内豊、尾野真千子、ほか原作:川上弘美芥川賞作家・川上弘美の連作短編ラブストーリーが原作。主人公はイケメンで仕事もできるモテ男・ニシノユキヒコ(竹野内豊)。女性の扱いは手慣れたもの、だけど最後はいつも女性が去ってしまう…そんな恋の始まりから終わりまでを、複数の女性の視点で描きます。映画でイケメンとの恋にうっとりするもよし、深く理解するなら原作を読み込むのもオススメです♪ニシノユキヒコの恋と冒険 [DVD]==================■『舟を編む』2013年/監督:石井裕也出演:松田龍平、宮崎あおい、ほか原作:三浦しをん出版社で言葉に対する知識・感性が評価され、辞書を編纂する部署に異動した男性・馬締(松田龍平)が主人公。童貞と噂される馬締ですが、ある日運命の女性・林香具矢(宮崎あおい)と出会います。彼女に気持ちを伝えるために馬締が選んだ手段はなんと、恋文。言葉がひとをつなぐ――不器用ながらも一生懸命な恋に、心ほぐれること間違いなし。原作は本屋大賞受賞、さらさらと読める文体が魅力的なので、こちらもぜひ。舟を編む[DVD]==================■『人のセックスを笑うな』2008年/監督:井口奈己出演:松山ケンイチ、永作博美、ほか原作:山崎ナオコーラ19歳の男子学生・みるめ(松山ケンイチ)と、非常勤講師の39歳の女性・ユリ(永作博美)、年の離れた男女の恋模様。ユリは結婚しているので不倫関係ですが、ふたりの恋は純度100%。打算や駆け引きのない、青春時代のストレートな恋愛を思い出させてくれます。いい意味で淡々と話が進むため、こたつでほっこりと鑑賞したいところ。第41回文藝賞受賞、第132回芥川龍之介賞候補作の原作はみるめの一人称で書かれているので、映画と違った視点で楽しめます。人のセックスを笑うな[DVD]≪思いっきり泣きたいときに≫■『100回泣くこと』2013年/監督:廣木隆一出演:大倉忠義、桐谷美玲、ほか原作:中村航累計85万部のベストセラーである同名小説が原作です。主人公・藤井(大倉忠義)の彼女・佳美(桐谷美玲)が、卵巣がんにより亡くなる前後を描いたラブストーリー。大切な人と同じ時間を過ごすことができる幸せを、たっぷり噛みしめることができます。“藤井がバイク事故で佳美とつき合っていた記憶を失い、再び出会う”という小説にはなかった設定が加えられているので、原作を読んだ人も少し違った印象で鑑賞できるかも。100回泣くこと[DVD]==================■『抱きしめたい -真実の物語-』2014年/監督:塩田明彦出演:北川景子、錦戸亮、ほか原作:北海道放送 報道部取材班交通事故で記憶障害と半身麻痺を背負ってしまったつかさ(北川景子)と、網走市の平凡なタクシードライバー・雅己(錦戸亮)の恋物語。ノンフィクション『記憶障害の花嫁』が原作……つまり、これは実話なのです。障害を抱えながらも前向きに生きるつかさ、“逃げるなら今だよ”というつかさの言葉を振り切って結婚を決意した雅己――生きるチカラ、愛のチカラをきっと感じられるはず。抱きしめたい -真実の物語[DVD]小説が原作の映画は、両方読む(観る)のも楽しいですよね!映画を観た後、作品を深く理解するために原作を読んだり、小説を読んだ後に映画で映像・音楽を堪能し、「イメージ通り」「ここは違う」と突っ込んだり…どちらから入っても違った発見があることでしょう。おうちでラブストーリーに浸って、恋の一大イベントへ向けて気持ちを高めてみてはいかがでしょうか?(文=橘いつき)あなたの運命の人は、今どこにいるのか【無料占い】
2015年01月21日「嵐」の相葉雅紀の単独初主演映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』の大ヒット上映を記念して12月17日(水)、“恋に鈍感な男子”である主人公・光を演じた相葉さんとスペシャルゲストに壇蜜を迎え、オトナ同士の恋愛トークショーを開催した。山下達郎の名曲「クリスマス・イブ」をモチーフに、中村航が執筆した小説を映画化。優しすぎるが故になかなか人生がうまくいかない青年・光に幼なじみの男勝りな杏奈、彼女の同僚で光が運命の恋の相手と見初めるソヨン、その元カレで光とは大学の同級生の北山の4人の恋のすれ違いを描き出す。この日、壇蜜さんに対して「まさか壇蜜さんが来てくれると思わなかったです」と驚きながらも嬉しそうな相葉さん。早速、壇蜜さんに感想を聞くと「運命について考えさせられる映画でしたね。運命と私は食べ合わせが悪いのですが…」と話すと、喰い気味に相葉さんは、「この映画を観てキュンキュンしました?ちなみにうちのおばあちゃんも観てくれてキュンキュンしたらしく!でも『チューが長い!』『私が妬いちゃうじゃない!』というダメ出しを頂きました(笑)」と家族とのエピソードを明かした。相葉さんが演じた光について、壇蜜さんが「こういう弟がいたら、お姉ちゃんがなんとかする!って言いたくなるだろうな、と。とはいえただ見守るしかできなさそうですが。でも光の(恋心に)気付かない部分は一つの恋愛スタイルですよね。ちなみに前の彼氏が光くんみたいなタイプで。なんでもやってあげていたら、弟にしか思えなくなって、それで別れました…」と語ると、「ムダな経験なんて一つもない!過去があるからいまがあるんですよ」と相葉さんがすかさずフォローを入れる一幕も。そんな弟キャラから男として意識されるためのステップアップに必要なのは?と司会者から尋ねられると壇蜜さんは「ピンチのときに助けてくれるかどうかかな」ときっぱり。すると「手を絶対差し伸べますよ!『黙ってついてこいよ!』と」と語ると、客席から黄色い歓声が。それを見た壇蜜さんは冷静に「どんなピンチを想像しているんですか?」と尋ね、相葉さんは「崖をこう…調子こきました。すみません」と途中で心が折れた様子だった。最後に、クリスマスイブの日に最初のデートでこの映画に誘うときの誘い文句を聞いてみると、相葉さんは、「(くるっと回ってターンした後に)『映画行こうよ』」と決めると客席からは悲鳴のような歓声が上がった。壇蜜さんはというと「私は、前の彼氏と行ったことがあるところに新しい彼氏と行くとき、『歴史塗りかえにいかない?』っていうんですよ。だから、この映画に誘うときは『一緒にじれったくなりに行かない?』と言います」と壇蜜ワールド満載で幕を閉じた。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』製作委員会(C)2013中村航/小学館
2014年12月18日『ハナミズキ』『僕等がいた』と世の乙女をときめかせるラブストーリーから『脳男』『土竜の唄潜入捜査官 REIJI』とハードなアクションまで幅広く演じきる、ジャニーズきっての実力派・生田斗真。来年には『予告犯』やドラマ「ウロボロス」など話題作への出演が控えている彼が、2014年のクリスマスをロマンティックに飾る映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』が先日公開を迎えた。数多くの映画に出演しながら本作が初のクリスマスムービーという生田さんが、クリスマスのほろ苦い思い出や、初の犬童組参加の印象、また17年ぶりに共演となった相葉雅紀についても惜しみなく語ってくれた。中村航の小説を原作に映画化された本作。主人公は、漫画家を目指すちょっぴりヘタレな書店員・光(相葉雅紀)。人には言えない本音を「デビクロ通信」というビラに込めて描くという一風変わった青年だ。そんな光を始め、いつも近くで光を見守っている幼馴染の杏奈(榮倉奈々)、偶然知り合った世界的な照明デザイナーのソヨン(ハン・ヒョジュ)、超売れっ子の漫画家で光の大学の同級生である北山(生田斗真)…男女4人の切ない恋模様を描き出す。――脚本を読んだときの感想は?こういうクリスマスムービーというジャンルの作品に出た経験がなかったので、新鮮だったのと、家族で観られるような、ちょっとあったかい気持ちになれるような映画になればいいなと思いました。自分の演じた北山は、要所要所で出てくるキャラクターなので、彼は何故こういう言動をとっているのか、という助走部分はほとんど描かれていないんです。なので、北山のワンシーンワンシーンの背景も表現できるような、説得力をもたせられるような芝居ができたらなと思って演じていました。それにしても、相葉くんの演じた光や榮倉さんの演じた杏奈があまりにも純粋だったので、北山はなんて格好つけているんだろうって、完成した映画を観て思いましたね(笑)。ストーリー的には、アニメーションと実写が一緒になっているのも興味あるところですし、実際にどんなふうな映像になってくるのか楽しみでもあったんです。で、完成した映画を観て、とても可愛らしい映画というか、大人の恋愛の話ではあるんですが、脚本を読んだときに感じたように、家族みんなで観ても楽しめるクリスマス映画になったなぁと。撮影中から楽しみにしていたアニメーションに関しては、観終わった後に「劇団ひとりさんがデビクロの声をやっていたのか!」と気づいて。それくらい、劇団ひとりさんの声はデビクロにぴったりでしたね。そんなデビクロのセリフがいろんな局面で光を支えたり、救ったりしていたのもよかったし、幼なじみでずっと同じ時間を過ごしてきた男の子と女の子が、年齢を重ねるごとに意識していく感じもよかった。なにより、主人公の光という役が相葉くんに合っているなという気がします。すごく。――相葉さんとは久々の共演ですね。17年ぶりですね。その時は映画ではなく舞台だったんですが、お芝居のことは全然分からなくて、ひたすら与えられたセリフを覚えて、演出家さんに言われたことをやるという現場でした。役者という仕事をやっている感はなかったですね。なので、大人になってからの共演はこれが初。知っている仲だけれど、共演となるとなんだか照れくさい感じもして、でも感慨深くて、不思議な感覚でした。――光のような男性自体はどう思う?男からしたら「シャキッとしろよ!」って思うこともあるんだろうけれど(笑)、杏奈のような女性と一緒に過ごしてきたらこそ、彼のいい部分がちゃんと活かされている。それは純粋さであったり──あんなふうに純粋に人を思えるっていいなぁと思いましたから。そんな純粋な光を相葉くんが演じると、ほんとに無理がない。そうだよな、光ならそうするよな、って思わせるんです。相葉くんがどういう生活をしているかはさすがに詳しくは知らないですけど(笑)、でも、あの笑顔の奥に潜んでいる、ちょっと憂いを帯びている表情であるとか、ちょっと悲しさが混じったような明るさとか、そういうのが相葉くんに合っていると思うんです。そういうのが透けて見えた。光っていう役は彼の中にも大きく存在していると思いました。そして、映画の中のキャラクターではあるけれど、現実にも光のような人って多いんじゃないかなって思うんです。仕事においても恋愛においても、“あと一歩”が踏み出せなかったり、誰かに背中を押してほしい人って、今の時代の若者には多いんじゃないかなって。また、そういう人、光を支える活発な杏奈は見ていて気持ちがよかったし、お互い素直になればいいのになぁって思っていました(笑)。――その中で印象的なシーンはどこ?やっぱり、恋のライバルのソヨンが現れてからの杏奈ですね。私、やっぱりこの人(光)のことが好きかも…という想いがありつつも、それを隠しながら光と会話をしている姿は歯がゆかった。――生田さん的には杏奈のような女性はどう思う?僕、杏奈みたいな女性、好きですね。近所のおじさんおばさんとも仲がいいんだろうなぁと。そういう明るくて、しっかりしている女性、好きです。――一方、ハン・ヒョジュさんが演じたソヨンというキャラクターについては?僕が演じた北山に光が劣等感を感じたように、杏奈はソヨンに劣等感を感じている、そう思わせるシーンがありますよね。ソヨンみたいに綺麗じゃないし、うまく笑えないし…っていうシーンがあるように、杏奈にそう思わせてしまうほど、本当にキラキラしたキャラクターだったと思います。そして、その中にある癒されない部分やピースが欠けていたりする感じを、ハンさんはとてもうまく演じていたと思います。――光、・杏奈、北山、ソヨン…4者4様の片想いにはそれぞれの繊細な演技で表現されていますよね。ですね。一歩踏み出す勇気、想いを打ち明ける勇気というのが、クリスマスといったイベントの力を借りて4人それぞれが動き出していきますからね。僕自身もそういう経験というか──クリスマスシーズンは女の子の存在を意識したりというのはあったと思います。クリスマスの時季というのは特に街がキラキラしているので、「今日は何か起きるかもしれない!」という小さな奇跡を信じたくなりますよね。――最後に、生田さんにとってのクリスマスの思い出は?子どもの頃、自分の家族と近所に住んでいた仲良しの家族と一緒にクリスマスパーティをしたことがあったんですね。その時、家の奥の部屋の扉をカチャって開けたら、おじさんがちょうどサンタの服装に着がえているところで(苦笑)。見てはいけないものを見てしまったと、そのまま何も言わずにドアを閉めた記憶があります。小さい頃はサンタを信じていたし、少し大きくなってからも、サンタはいないと分かってはいつつも、やっぱりおじさんが着がえているのはね、ちょっぴり苦い想い出です(笑)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』製作委員会(C)2013中村航/小学館
2014年12月04日「嵐」の相葉雅紀・初の単独主演映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』の大ヒット御礼舞台挨拶が12月4日(木)に開催。相葉さんに犬童一心監督、さらに相葉さん演じる光の幼少期を演じた二宮慶多くんも駆けつけ、撮影時に叶わなかった相葉さんとの対面を果たした。山下達郎の名曲「クリスマス・イブ」をモチーフに、中村航が執筆した小説を映画化。優しすぎるが故になかなか人生がうまくいかない青年・光に幼なじみの男勝りな杏奈、彼女の同僚で光が運命の恋の相手と見初めるソヨン、その元カレで光とは大学の同級生の北山の4人の恋のすれ違いを描き出す。会場には3回はおろか、すでに5回以上観たという熱烈なファンの姿も!相葉さんと監督が姿を見せると割れんばかりの拍手と歓声が劇場に響き渡る。相葉さんも監督も、公開後の観客の反応に手応えを感じているよう。2人とも鑑賞後の観客のアンケートにも目を通しているそうで「奥さんに着いて行って泣いたダンナ」(監督)、「娘に無理やり付き合わされて泣いた」(相葉さん)といった目についた感想を嬉しそうに明かしつつ、相葉さんは「最初の一行が厳しい言葉が多いですね(苦笑)。『期待してなかったけど』『チャラいと思ってたけど…』というのが多い」と語り笑いを誘う。この日は、公式サイトに寄せられた好きなシーンのベスト3が発表されたが、3位はクライマックス近くで、空港に向かって光が疾走するシーン。ここで山下さんの「クリスマス・イブ」が流れるため相葉さんは「曲の力が大きい」と謙遜する。第2位は、本屋のバックヤードで杏奈が光に泣きながら別れを告げるシーン。相葉さんもこのシーンのランクインを確信しており「やっぱり!」と語り、「難しかったんですよ。(杏奈に)『鼻水出てるよ』と言うんですけど、すごく難しかった!」としみじみとふり返る。犬童監督が「でも、すごくうまくいってるよ。泣いてる杏奈を見ている顔が最高!」と褒めると、相葉さんは「ですよね~(笑)」と相好を崩し、会場は笑いに包まれた。そして第1位には、光と杏奈が告白の練習をするシーンが選ばれた。これは相葉さんも以外だったようで「そうなんだ!?女心の勉強になります!」と語っていた。そして、サプライズで光の幼少期を演じた慶多くんが“デビクロ”仕様の衣裳で登場すると、客席のあちこちから「かわいい!」という声が上がる。相葉さんとは意外にもこの日が初対面となったが、相葉さんの印象について「カッコよくてすごく爽やか」と語る。ちなみに慶多くんは元々、「嵐」のファンということで、それを聞いた相葉さんは「5人の中で誰が一番好きなのかなぁ…(笑)?」と“誘導”。慶多くんは迷うことなく「相葉さんです」と語り相葉さんを喜ばせた。この日は、山下さんからも祝福のメッセージが届けられ、これには相葉さんも感激。「嵐も音楽やらせていただいてますが、みんなの歌になってるって素晴らしいこと。尊敬してます」と目を輝かせていた。最後に再びマイクを握った相葉さんは、さらに全国各地でクリスマスに向けて舞台挨拶をしていくことを予告!この日の客席は女性が目立ったが「お父さんを誘って見に行ったら面白い意見が聞けるかも(笑)」と呼びかけた。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』製作委員会(C)2013中村航/小学館
2014年12月04日歌にドラマにバラエティーにと引っ張りだこのアイドルグループ「嵐」。今年はデビュー15周年のアニバーサリーイヤーとしてハワイでのコンサートを成功させ、日本の年末恒例のNHK「紅白歌合戦」では5年連続司会を担当することも決定しているなど、その活躍はとどまるところを知らない。そのメンバーのひとりとしてマルチな活躍を見せる相葉雅紀が、役者として初の映画単独主演を務めた『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』が先日公開した。今回、初の映画単独主演を果たした相葉さんに、「いろんな人にこの役は僕にぴったりだねって言われます(笑)」という役への想いを始め、クリスマスや淡い恋の思い出をたっぷりと語ってもらった。中村航の小説を原作に映画化された本作。相葉さんが本作で演じたのは、漫画家を目指すちょっぴりヘタレな書店員・光。人には言えない本音を込めた「デビクロ通信」を描いている一風変わった青年だ。そんな光を始め、いつも近くで光を見守っている幼馴染の杏奈(榮倉奈々)、偶然知り合った世界的な照明デザイナーのソヨン(ハン・ヒョジュ)、超売れっ子の漫画家で光の大学の同級生である北山(生田斗真)…男女4人の切ない恋模様を描き出す。本作で特徴的なのが、相葉さんも「光の“毒”の部分を背負ってくれている」と語るアニメーションで描かれる“デビクロ”の存在だ。――最初に脚本を読んだときの感想は?脚本からは“デビクロ”というキャラクターが何者なのか掴みにくく、不思議な感じはありましたけど、ストーリー自体はピュアで心温まるお話だなと思いました。撮影中はデビクロがどのように動くのか、どんな感じで画面のなかにいるのか、なかなか想像するのが難しかったけれど、「あっ、こういうふうになるのか!?」と驚きました。完成した映画ではデビクロのアニメ部分はすごくよくできていて、今まで観たことのないような映画になったと思います。何より「あんな恋がしてみたい!」と思いました(笑)。――光というキャラクターをどんなふうに役作りしていったのか?光はすごく素直な人だと思います。小学校の頃から成長が止まっているような繊細さを持っていて、だから周りのいろんなことをスポンジのようにすべて受け止めてしまう。そして、喜怒哀楽の“怒”の部分をデビクロが補ってくれているんです。デビクロは光の毒の部分を背負ってくれている存在なんですよね。なので、僕の演技のなかに“怒”という演技はないんです。光を演じるにあたっては、余計なことを考えないで、光の目の前で起きていることに精一杯な青年というのを意識していました。先のことを考えて動くような人じゃないと思ったので、とにかくそのときに起きたことに集中する。それは僕が脚本と原作から読み取った光像でもあります。なので、僕自身も素直に共演者に対してリアクションをしていくということを心がけました。ものすごく受け身の役柄でした。――初の映画単独主演、座長ならではの気負いはあったのだろうか?主演としての気負いはなかったです。みんながそれぞれの役割を頑張っていこうという感じになればいいなと。本当にチームワークが良い現場だったので、空港でのクランクアップの日はこれで終わってしまうのか…と、すごく寂しかったのを覚えています。クランクアップの日は撮影時間が限られていて、大変だったんです。汗びっしょりの姿でよく走った日でもありますね。あのラストシーンはハッピーエンドで本当に良かった。どんなことでも、諦めちゃいけないんだなって思いました。劇中では榮倉さん演じる杏奈とハン・ヒョジュ演じるソヨンとの間で揺れ動く光の心の機微が丁寧に描かれるが…。――相葉さんから見て、劇中で巻き起こる光の恋をどんなふうに捉えたのだろうか?子どもの頃に思い描いた運命の人の像にぴったりの人が現れたら、そりゃあ恋しますよね。「この人だ!」って思いこんでしまう光の気持ちは分かります。きっと光にとってあまりにも衝撃的な出来事だったので、信じて突っ走っていってしまったんですよね。光はその理想像を思い描いた小学生の頃から成長していないんですよ(笑)。でも、そういう光を演じるのは楽しかったですね。あと、光は、終始笑っているシーンが多かったけれど、実は切ないシーンがたくさんあるんです。ソヨンさんとのシーンも、北山くんとのシーンもほとんど切ない。そう、割と切ないんです。――この映画は光だけでなく4人の男女の片想いが描かれるが、相葉さん自身の片想い、初恋の想い出話は?幼稚園の頃…お昼寝の時間がすごく楽しかったんですよね。こそこそしながら好きな子のそばに行って、お昼寝してました(笑)。そういう幼い頃の初恋の記憶を思い出させてくれる映画でもあるし、いま好きな人や大切な人に会いたくなったりもする映画でもあると思います。――クリスマスの思い出話も聞かせてください!僕はクリスマスイブが誕生日なので、相葉家にはサンタクロースというのがなくて…誕生日としてプレゼントをもらっていたんです。でも、可哀想なのは弟。家族にとってクリスマスは僕の誕生日としてだけ祝う日だったので、弟もクリスマスプレゼントがなかったんです。今年のクリスマスは弟に何か贈り物をしようと思います!――最後に、この映画に込めたメッセージを教えてください。「大切なものは身近にある」っていうデビクロのセリフがあるんですが、本当にそうだなぁって思います。要はそれに気づけるか、気づけないか。デビクロのセリフって、いいセリフがたくさんあるんですよ。やわらかい言葉だけれど、突き刺さってくる。それを言わせているのは光自身でもあるんですけどね。幸せになりたいとか、恋が上手くいくようにとか、そう思うことは当然なんだけれど、この映画と出会って、それらは掴みに行くものじゃないんだなと感じたんです。気づけるかどうかなんだなと。気づいた先に“MIRACLE(ミラクル)”があるんじゃないかなと思います。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』製作委員会(C)2013中村航/小学館
2014年12月02日「ぴあ」調査による2014年11月21日、22日のぴあ映画初日満足度ランキングは、相葉雅紀主演の『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』がトップに輝いた。2位に岡田将生と広末涼子が共演した『想いのこし』が、3位に『SR サイタマノラッパー』の入江悠監督による青春ロック・エンターテインメント『日々ロック』が入った。その他の画像1位の『MIRACLE…』は、山下達郎の名曲『クリスマス・イブ』をモチーフにした中村航の小説を犬童一心監督が映画化。相葉雅紀、榮倉奈々、生田斗真、ハン・ヒョジュが出演し、同級生4人が繰り広げる恋模様が描かれる。出口調査では、「ザ・恋愛映画! 相葉くんと榮倉さんの関係が丁寧に描かれていてよかった」「とてもいいシーンなのに少しクスッとしてしまうラストが好き。相葉くんの魅力がよく出ていて大満足」「山下達郎さんの曲が流れるシーンで盛り上がった。クリスマスにピッタリの映画!」「ピュアな恋が描かれていて若い頃を思い出した。特に榮倉奈々に共感した」「相葉くんの真っ直ぐな性格が役柄と重なった。大人だけれど少年の心を持った主人公を演じられるのは相葉くんだけ!」「映画のような恋が理想! 希望を与えてくれる映画だった」など、10代~50代の女性から圧倒的な支持を集めた。2位の『想いのこし』は、岡田将生演じる金に目がないロクデナシの主人公が、交通事故で亡くなった4人の願いを叶えるために奔走する姿を描いたヒューマンドラマ。観客からは、「4つのエピソードがあり特に野球部の話に泣いた。笑いあり涙ありで満足度はかなり高め」「広末涼子の親子愛のシーンで思わず涙が出た。笑えるところもたくさんあって、最後は温かい気持ちになった」「お金にしか損得を見出せない主人公が変わっていく姿に感動してしまったのは予想外。人生、何が起こるかわからない。自分は何を想い残せるのか、いろいろと考えてしまった」などの声が寄せられた。(本ランキングは、11月21日(金)、22日(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2014年11月25日映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』の初日舞台挨拶が11月22日(土)、東京都内劇場で行われ、嵐の相葉雅紀、共演の生田斗真、榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、劇団ひとり、塚地武雅、そして犬童一心監督が登壇した。それぞれのキャスト陣が、カメラ目線で「好き」と告白するCMも好評の同映画。この日は相葉さんと生田さんが満席となった客席と中継先の全国111劇場に向かって公開「好き」に挑戦した。生田さんはCM撮影を「拷問です。恥ずかしい」とふり返りつつも、「でも、今日は生でやってくれるらしいので…」と相葉さんにパス。「マジっすか?」とオロオロする相葉さんだったが、カメラ目線で「好きです」と決めて、会場を黄色い声で埋め尽くしていた。さらに相葉さんは「言い出しっぺがやるべき」と、仕返しとばかりに生田さんを指名。「相葉君の後は凄くやりづらい」と言いつつも「好きだよ」と渋めにキメた生田さんだったが「地獄、地獄、マジ地獄…」とカメラ位置からいそいそと逃げていた。イケメン2人が女子のハートをキャッチする中、なぜかひとりさんが公開「好き」に塚地さんを指名。会場からの興味ない空気を肌で感じた塚地さんは「この拍手の薄さ!ニーズの薄さ!」とジタバタするも、最後は「すっきゃねん」とカメラ目線。するとひとりさんは「事前に振られるのを聞いているのに、そうとは思えない自然さ。さすが演技派」と打ち合わせ済みの流れだったことを暴露。ネタばらしに慌てる塚地さんだったが「全然知らん。偶然ここに来ただけやから」とシラを切っていた。同作は、作家・中村航による山下達郎の名曲『クリスマス・イブ』をモチーフにした小説が原作。聖なる夜を舞台に、運命の女性と出会ってしまった光(相葉)、幼馴染に恋をする杏奈(榮倉)、元カレを忘れられないソヨン(ヒョジュ)、恋に素直になれない北山(生田)ら男女4人の片想いに訪れる奇跡を描く。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』製作委員会(C)2013中村航/小学館
2014年11月23日相葉雅紀が映画単独初主演を果たした『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』の初日舞台あいさつが11月22日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、相葉をはじめ、共演する榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、生田斗真、劇団ひとり、塚地武雅、犬童一心監督が登壇した。開始早々、ひとりは司会者の進行をさえぎり、「何テイク撮ったの?」「緊張するの?」と相葉&榮倉キスシーンについて本人たちを質問攻め。その後も司会を“横取り”する形で主導権を握り、舞台あいさつを盛り上げた。舞台挨拶その他の写真山下達郎の名曲『クリスマス・イブ』をモチーフにした中村航の小説を原作に、相葉、榮倉、ヒョジュ、生田が演じる片想い中の男女4人の切ないすれ違いと、クリスマスに起こる奇跡をファンタジックに描いたラブストーリー。相葉は「とうとうこの日が来た」と単独初主演作の全国封切りに感激しきり。生田とともに、劇中の告白シーンを再現し「こんな公開告白、したことない」(相葉)、「これは拷問ですね。恥ずかしい」(生田)と照れ笑いを浮かべた。一方、榮倉とヒョジュは熱気に包まれた客席を前に「今日は相葉さんが改めてすごいんだなと実感した。尊敬しました」(榮倉)、「私も尊敬します」(ヒョジュ)と相葉の人気ぶりに圧倒された様子。相葉に熱い視線をおくるファンに向けて、塚地は「少しは僕も見てください」と笑いを誘った。相葉とひとりは中学校の同窓生だといい「こんな後輩をもって誇らしい。先輩に対して、何か言いたいことない?」(ひとり)、「こんな多才な先輩がいるのは幸せ」(相葉)、「よせよ…」(ひとり)。ただ、ひとりをのぞく登壇者全員で食事会に行ったことが明かされると、ひとりは「何、食事会って?」とへこんでいた。ひとりは相葉演じる主人公・光の心を代弁する想像上のキャラクター“デビクロ”の声を演じている。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』公開中取材・文・写真:内田 涼
2014年11月22日『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』に主演する相葉雅紀(嵐)が11月17日(月)、横浜みなとみらいのクイーンズスクエア横浜で行われた「ミラクル☆ツリー」イルミネーション点灯式に、共演する榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、生田斗真とともに駆けつけた。映画とコラボした「ミラクル☆ツリー」は高さ12メートルあり、相葉さんは「想像を遥かに超える高さですね」と驚きの表情。イルミネーションが点灯されると、「すごいですね。恋をしたくなります」と満面の笑みを浮かべていた。 期間中、約1万4千球のLED電球が飾られたツリーは、映画のクライマックス同様、山下達郎の名曲「クリスマス・イブ」など名曲の数々に乗せ、カラフルな光を放つ予定となっている。漫画家を目指すちょっぴりヘタレな書店員の光(相葉さん)は、世界的な照明アーティストのソヨン(ヒョジュ)と偶然知り合い、一瞬で恋に落ちてしまう。彼女を“運命の人”と思い込み、幼なじみの杏奈(榮倉さん)に相談するが、杏奈もまた、子どもの頃から光に秘めた恋心を抱いており…。『ジョゼと虎と魚たち』『のぼうの城』の犬童一心監督がメガホンを取り、4人の切ないクリスマスストーリーを、原作のモチーフとなった名曲「クリスマス・イブ」にのせて奏でる。相葉さんは12月24日が誕生日とあって、「すごく運命を感じる作品で出会えて幸せ」とサンタの帽子をかぶり、喜びをかみしめていた。クリスマスイブを1か月後に控える中、劇中でソヨンの元恋人・一路を演じた生田さんは「去年のクリスマスは相葉君と過ごしたので、今年も相葉君…いや雅紀と過ごせたらいいな」と相葉さんに熱視線。当の相葉さんも「僕もね…やっぱり斗真と過ごそっかな」とまんざらでない様子。さらに「最近はよく飲みにも行くし、(イブも)一緒にいるよね。愛してるよ」とすっかり“相思相愛”だった。クイーンズスクエア横浜クリスマス2014 「ミラクル☆ツリー」【会場】クイーンズスクエア横浜みなとみらい21エリア【点灯期間】11月17日(月)~12月25日(火)【点灯時間】各日11:00~23:00【ショータイム】1日6回約7分間/17:30、18:30、19:30、20:30、21:30、22:00【ツリーの規模】高さ:12メートル/電飾:約1万4千球(電球・LED)『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』は11月22日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』製作委員会(C)2013中村航/小学館
2014年11月17日お笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雄とタレントの鈴木奈々が10日、都内で行われた、映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』の女性限定試写会に出席した。11月22日から全国公開する本作は、中村航の同名小説(小学館文庫刊)を犬童一心監督が実写化したラブストーリー。運命の女性に出会った光(相葉雅紀)、幼なじみに恋する杏奈(榮倉奈々)、元彼を忘れられないソヨン(ハン・ヒョジュ)、素直になれない北山(生田斗真)の4人の恋模様に奇跡は起こるのか――というストーリーで、光の友人・夢野を塚地が演じている。"恋に鈍感な男子"を演じた塚地は、「クリスマスの時期にピッタリ。僕みたいな独り身の男子も、この映画を観て勇気をもらって告白しに行って」とアピールし、塚地の"恋愛指南役"として出席した鈴木は、「すっごい胸がキュンとして、ドキドキが止まらなかった!改めて旦那さんの大切さに気付きました」とにっこり。「片想いの経験しかしてない。臆病で超ビビリだから」と言う塚地に、鈴木は自ら"壁ドン"の練習役をかってでたが、緊張で大汗をかく塚地を前に、「ヤダー! 言うんじゃなかった。腕も短いから近くなりそう……」と大絶叫。意を決して、「俺の名字になれよ!」と"壁ドン"を実演した塚地に、鈴木は「タイプじゃないけど、ちょっとドキッとした」と満更でもない様子だった。イベント終了後、報道陣の取材に応じた塚地は、初めての"壁ドン"に、「イケメンがやってこそじゃないですか……」とムクれつつも、「でも、『ちょっとドキッとした』って言われたし、ワイルドにいっても良いかな?と思った」とニヤリ。また、今月2日に結婚式を挙げたばかりの鈴木は、最近の"ミラクル"を聞かれると、「結婚式の誓いのキスで、1年ぶりに旦那さんからキスを求められた」とデレデレで、「求められたいから、サンタさんのコスプレをして、アツアツなクリスマスを過ごしたい。夜は"ミラクル"を起こしたい」と幸せオーラ全開。一方、「(彼女は)いないし、気配もない。仕事が終わればももクロのコンサートに行きたい」と肩を落とす塚地は、地元・茨城のギャル友を紹介しようとする鈴木に、「『塚地じゃね!?何、その鼻の穴!?』とか言われそう……」と苦笑いしていた。
2014年11月11日「嵐」の相葉雅紀・主演の映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』の女性限定試写会が11月10日(月)に開催され、映画に出演している塚地武雅(ドランクドラゴン)と、先日、挙式したばかりのタレントの鈴木奈々が来場し、恋愛トークを繰り広げた。中村航の小説を原作にした本作。優しすぎる青年・光を中心に、その幼なじみの男勝りな女性、彼女の仕事仲間である世界的照明デザイナー、その元カレと不思議な糸で繋がった4人の片想いが綴られる。映画を見終わったばかりの観客には上映後のトークイベントは知らされておらず、完全サプライズ!司会者がゲストの紹介で「相葉雅紀さん…」と口にした瞬間に、相葉さんが来場するのかと客席のテンションは一気に上がったが「…の友人の夢野役の塚地武雅さん」と続くと、微妙な空気に…。塚地さんは「あんな言い方する必要あります?相葉くん来ると思うでしょ?」と抗議し会場は笑いに包まれた。改めて今回の映画について、塚地さんは「台本を読んだ時から撮影している間も、完成した作品を観ても、相葉くんのキャスティングがベタハマり!相葉くんファンには『待ってました!』という作品」と熱く語る。さらに撮影中のエピソードとして、劇中、夢野と光が乗る車が渋滞に巻き込まれるシーンについて、周りの車は全てエキストラが自家用車持参で参加していたことを明かし「相葉くんが撮影が終わったら一つ一つの車のところに行って『ありがとうございました』と挨拶してました。『嵐』なのに!なかなかできないですよ。このコはすごいなと思った」ととっておきのエピソードを語った。鈴木さんは映画について「すごく胸キュンしてドキドキが止まらなかった!」と語り、「ダンナさんの大切さに改めて気づけました。見終わってすぐに電話して『大好きが止まらないから!これからもそばにいてね』と伝えました」と熱く何度も繰り返した。この日のトークテーマは劇中の光に代表される“鈍感男子”。光は幼なじみの杏奈の恋心に全く気付かないが、これについて鈴木さんは「めっちゃイライラした」と語る。自身、現在の夫と交際する際に「すごくアピールしてるのに全然気づかなくてバレンタインチョコを渡して気づかせた」という経験があるとのことで「ダンナと似てるなと思いました。鈍感なところもかわいいかな…」とも。一方で劇中の片想いについて、自身も片想い経験があったそうで「中2の時、中3の先輩を好きになってバレンタインチョコを渡して告白してフラれました」と甘酸っぱい経験を告白。だが、これには続きがあるそうで「高校になって、その人から改めて告白されて付き合うことになった!」とのこと。鈴木さんはこの経験を元に「絶対に素直に気持ちを伝えた方がいい!」と熱弁をふるう。一方の塚地さんは、なかなか告白が出来ないタイプとのことだが、この日は新婚の鈴木さんが塚地さんのために恋愛指南!その方法はと言うと「いまはやっぱり壁ドンでしょ!」とまさかの女性客の見守る中での壁ドン実行!しかも相手は鈴木さん!塚地さんは「オレがやったら壁ドンの“ドン”が“丼”になる…」と苦笑しつつ、鈴木さんを相手に「オレの名字になれよ!」と決めゼリフを決める。鈴木さんは「初めてです。イヤだー!」と自分で指南しておいて相手役を嫌がっていたが、やってみると「ドキッとしますね。この感じでプロポーズすると良いと思います」と太鼓判を押した。イベント後の取材で結婚式について尋ねられると「誓いのキスで1年ぶりにダンナさんの方からキスを求められました!いつも自分からだったので嬉しかったです」と嬉しそうに報告。指輪を家に忘れてしまったという事件については、指輪の交換などがすべてカットになったことを明かしつつ「みんなに話したら爆笑してました(笑)」とあっけらかんと語り、「いままで、ダンナさんにもらったペアリングとかは全部なくしてるので結婚指輪はなくさないようにしたいです」と誓っていた。また早くもクリスマスの話題になると、鈴木さんは「コスプレしたい!」と家庭内でのコスプレを準備中と明かす。「ミニスカのサンタのコスプレをしてダンナさんに求められたい!」と語り、さらに本作もデートでダンナさんと見に行くと宣言。「『MIRACLE』観て、夜もミラクル起こしたい!」と最後の最後で下ネタを連発し、塚地さんからたしなめられていた。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』は11月22日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』製作委員会(C)2013中村航/小学館
2014年11月10日芝浦工業大学は、同学・情報工学科の米村俊一教授と、同学・工業経営学科の卒業生で作家の中村航氏が、小説執筆の支援ソフト「ものがたりソフト」を共同開発したことを発表した。「ものがたりソフト」は、芝浦工大と中村航氏が共同で開発を始めた小説執筆の支援ソフト。2012年から二者による共同研究がスタートし、のちに小説家・中田永一氏も参画した。開発にあたり、米村教授が認知心理学で用いられる「プロトコル解析法」という手法を用い、中村氏の発話内容を書き出して思考の規則性を整理。こうした手順により、小説家の思考をシステム化した。また、このソフトは書き手の頭の中にある断片的な思考をつないで、ひとつのあらすじを作る過程をサポートする機能を持つもので、画面に出る質問項目に沿って答えを入力していくと、小説を全く書いたことのない人でもあらすじを作ることができる仕組みとなっている。ヘルプボタンを使えば、あらかじめソフト中にデータベース化されている文言がランダムで表示され、書き手の発想を広げる役割を果たすという。なお、同ソフトは現在も改良中で、公開予定は未定。今後、インターネットとの連携により、時代背景の調査を補助する機能の追加などを検討しており、最終的には小説本体の執筆までサポート可能なものを目指していくとのことだ。ちなみに、ソフトの公開に先駆け、11月1日、同ソフトで作成したプロット(小説の設計図)をもとに執筆された、中村航氏と中田永一氏の合作青春小説「僕は小説が書けない」が発売される。
2014年10月28日『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』が第27回東京国際映画祭にて上映されるのに伴い10月26日(日)、プレミアイベントに続いて上映直前の劇場にて主演の相葉雅紀(嵐)を始め、榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、生田斗真、犬童一心監督が舞台挨拶を行なった。『黄色い涙』で「嵐」を主演に映画を製作した犬童監督が、中村航の小説を単独では初の映画主演となる相葉さんとのタッグで映画化。優しすぎる青年・光の運命の恋を中心に、4人の男女が紡ぐ恋物語を鮮やかに描き出す。舞台挨拶では登壇陣が撮影中に感じた“胸キュンの瞬間”を告白!相葉さんが胸キュンした相手は幼なじみ役の榮倉さん?それとも運命の恋に落ちるヒョジュさん?…と思いきや、意外にも「斗真かな?」とニッコリ。「撮影に入ってすぐに僕は誕生日を迎えたんですが、『相葉ちゃん、これ使って』とベンチコートをくれたんです。寒かったから助かって、キュンキュンしました」と友情の胸キュンを明かす。榮倉さんは「キュンというより『やったー!』という感じかな?」と相葉さんとのあるエピソードを告白。「相葉さんはいつも変わらず、私生活が見えないし“裏の顔”を見せてくれないんです。でも、ちょっと照れるようなシーンで緊張していて、手を握る場面でギュッと握られた時、『やったー!』と思いました(笑)」としてやったりの表情を見せる。映画祭では英語の同時通訳がつくが、この中で相葉さんの様子が「shy(シャイ)」と英訳されると、相葉さんが「シャイなんです」と照れくさそうな笑みを浮かべていた。一方、ヒョジュさんは自身が演じた照明デザイナーのソヨンと光が初めて会うシーンの撮影の日がかなり冷え込んでいたことを明かし「音がして、顔を上げたら光くんが鼻水を…(笑)。『(寒さで)全然、感覚がない』と言ってて、この人は純粋な方なんだなとキュンとしました」と明かす。同時通訳にこれが「pure(ピュア)」と英訳されると、相葉さんは「ピュアボーイです」と語り、会場は笑いに包まれた。生田さんは、ヒョジュさんとの回想シーンの撮影を述懐。「セリフがないのでアドリブで好きに喋ってくださいと言われ、『昨日、何食べた?』などと話してたんですが、僕は手をケガしてて、そうしたらヒョジュさんが突然、手を取って『どうしたの?大丈夫?』と傷をなでてくださって『かわいいなぁ』って思っちゃいました(笑)」と本気の胸キュンエピソードを告白。ちなみに犬童監督によると、本編でも「その瞬間が映っている」という。また、日本での公開前にもかかわらず、すでに本作が韓国、台湾、香港で2015年に劇場公開されることが決定したことも発表された。相葉さんは「『嵐』としてコンサートでも行ったことがあり、そんな場所で公開されるというのは嬉しいです。より多くの人に見てもらいたいので」と喜びを口にしていた。第27回東京国際映画祭は開催中。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』は11月22日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月27日1世紀に渡り親しまれてきた新宿の老舗食品メーカー「中村屋」が、新宿本店ビルの建て替えにあたり、新たに「中村屋サロン美術館」を開館する。10月29日のグランドオープンに先駆けた内覧会では、開館記念特別展「中村屋サロン―ここで生まれた、ここから生まれた―」がお披露目された。新宿中村屋ビル3階に設えられた中村屋サロン美術館は、展示室と多目的スペースを備えた約240平方メートルの文化芸術施設としてオープンする。白と赤の壁、木製の什器とレトロなランプが落ち着いた雰囲気。開館記念展は、中村屋から広まった近代日本の芸術潮流であり、また館名の由来ともなった「中村屋サロン」にスポットを当てる。荻原守衛、中村彝、高村光太郎、會津八一、中原悌二郎ら関連する作家による絵画、彫刻および書など約50点を集め、明治から昭和に掛けての芸術家達の文化交流の様相を提示した。中村屋の創業者である相馬愛蔵・黒光夫妻は芸術に深い理解を示した文化人である。愛蔵と同郷の彫刻家・荻原守衛(碌山)を中心に、中村屋には多くの芸術家達が自然と集い、その様子がさながらヨーロッパのサロンのようであったことから、夫妻のもとに開花した芸術潮流は「中村屋サロン」と呼ばれた。同館の染谷省三館長は、「ここ新宿中村屋で生まれ、発信された芸術文化は中村屋のアイデンティティーである。それを後世に伝え、また人々の文化的集いの場“サロン”となる美術館にしたい」と話す。本展の目玉となる作品が、萩原守衛によるブロンズ彫像『女』だ。不安定な膝立ちのポーズに秘められた躍動感を感じる一作であり、その造形美は必見である。同館の太田美喜子学芸員は、「美術史上ではよく知られた“中村屋サロン”の一般認知度の低下を食い止めるとともに、若者にその存在をもっと知ってもらいたい」と言い、若い世代の鑑賞者に向けて、出品作の中から中村彝の油彩画『小女』を推薦した。相馬夫妻の長女・俊子をモデルに制作された本作は、肺病に侵された画家とモデルの恋のエピソードで有名。俊子の強いまなざしときりりとした太い眉、頬にさす紅色の生命感が鮮烈で、どこか現代にも通ずる魅力を持った作品だ。その他、高村光太郎の『自画像』や、鶴田吾郎の『盲目のエロシェンコ』など有名作が出展され、コンパクトながら見どころの多い展覧会にまとめられた。かつて多くの企業美術館が立ち並んだ新宿。新たな新宿の芸術サロンとしての同館の今後に注目したい。【イベント情報】中村屋サロン美術館 開館記念特別展「中村屋サロン―ここで生まれた、ここから生まれた―」会場:中村屋サロン美術館住所:東京都新宿区新宿3-26-13 新宿中村屋ビル3階会期:2014年10月29日から2015年2月15日時間:10:30から19:00休館日:火曜日、1月1日(火曜が祝祭日の場合は開館、翌日休館)入館料:300円
2014年10月22日先日発表された予告編と公開決定の報に、twitter上では「予告だけで泣ける!」「予告ヤバイ」「めっちゃ、みたい」と、女子たちからの熱いつぶやきが続出したという映画『あと1センチの恋』。たった1日で公式twitterのフォロワーが600人以上も増加するなど、尋常でない盛り上がりを見せている本作以外にも、これからクリスマスにかけて、胸キュン必至の純愛ラブストーリーが続々と公開される。幼なじみとの12年間の純愛に、“ツンデレ”超ドS上司との社内恋愛、さらには片想いの恋に起こるクリスマス・イブの奇跡と、全女子が憧れる世界が詰まった3作品に注目した。まず、ハリウッドの若手注目女優として、キュートな魅力と意志の強さ、そして聡明さを兼ね備えたリリー・コリンズが主演する『あと1センチの恋』(12月13日公開)。いつでも「好き」って言えたのに、“あと1センチ”のほんのわずかな距離が縮まらない幼なじみとの12年間の切ない恋が描かれる。イギリスのある田舎町に暮らすロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は6歳からの幼なじみで、ずっと一緒に青春を過ごしてきた友達以上、恋人未満の間柄。2人の夢は、米・ボストンにある大学へ一緒に進学すること。だが、ロージーはクラスで人気の男の子と一夜を共にし、思いがけず妊娠。彼女は地元に残り、アレックスをボストンの大学へと送り出す――。運命のいたずらに翻弄され、12年間も近づいては離れていく2人を演じるのは、リリーと、『スノーホワイト』『ハンガー・ゲーム』シリーズの英国俳優サム・クラフリン。ずっと近くにいたのに、気づいていたのに、伝えられずにいた想いを、2人は伝え合うことができるのか、もどかしくも切ない恋を見守っていて。また、11月1日(土)には、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』が好調な武井咲と『100回泣くこと』などの「関ジャニ∞」大倉忠義が、何もかも正反対ながらも惹かれ合う男女に扮する『クローバー』が公開に。ホテルに勤務する入社2年目の鈴木沙耶(武井咲)は、持ち前のピュアで一生懸命な性格を生かして仕事に奮闘、イベント企画部に配属される。そこでの上司は、冷静沈着で頭のキレるエリート主任・柘植暁(大倉忠義)。ミスを繰り返し、彼から叱られてばかりの沙耶だったが、ある日、柘植から交際の申し込みを受ける。思いがけない出来事に困惑している沙耶の前に、今度は中学時代の初恋の相手で今は人気イケメン俳優となったハルキ(永山絢斗)が現れ…。1997年から連載がスタートした稚野鳥子の人気コミックを実写化した本作は、“オフィスラブのバイブル”とも言われるラブロマンス。メガホンを取るのは、『今日、恋をはじめます』などの古澤健。原作の持つトキメキ感を重視したタッチに、ぜひ注目したいところ。さらに、11月22日(土)には、「嵐」の相葉雅紀が映画単独初主演を務め、ドラマ「Nのために」が話題の榮倉奈々、韓国の人気女優ハン・ヒョジュ、そしてジャニーズきっての演技派・生田斗真が共演するミラクルラブストーリー『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』が公開。漫画家になりたいという夢を持つ書店員の光(相葉雅紀)。優しくて気弱な光にだけ見える“相棒” がデビクロくんだ。クリスマスイブ、光の幼なじみでオブジェ作家の卵、杏奈(榮倉奈々)、名の知れた照明アーティストのソヨン(ハン・ヒョジュ)、光の同級生で売れっ子漫画家の北山(生田斗真)、そして光と、それぞれ片思い中の4人に、デビクロくんが奇跡をもたらす――。『100回泣くこと』などの原作者・中村航が山下達郎の「クリスマス・イブ」を基に執筆した小説を、『ジョゼと虎と魚たち』「グーグーだって猫である」などの犬童一心監督が映画化。クリスマス・イブにデビクロくんが起こす“ミラクル”をファンタジックに描く本作では、恋と夢のはざまで揺れ動く4人の男女を演じる、相葉さんら俳優たちの等身大の演技にも注目。ひと肌恋しい季節の到来…あなたもスクリーンでこの冬最高の胸キュンを体験してみては?(text:cinemacafe.net)
2014年10月20日先日、山下達郎が30年ぶりに音楽監修を務めることが発表された、相葉雅紀・主演映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』。このほど、本作のテーマソングでもあるクリスマスの代名詞、山下さんの「クリスマス・イブ」の特別映画版PVが完成。相葉さん演じる主人公に片想いし続けるヒロイン・榮倉奈々の目線で、本編映像も盛り込まれて描かれている。本作は、冴えない漫画家志望・光(相葉雅紀)、幼なじみに気持ちを伝えられずにいる杏奈(榮倉奈々)、元カレを忘れきれないソヨン(ハン・ヒョジョ)、素直になれない人気漫画家・北山(生田斗真)の4人の片想いに、“デビクロくん”(声:劇団ひとり)が奇跡を起こす、聖なる夜のラブストーリー。「100回泣くこと」の中村航による、山下さんの名曲「クリスマス・イブ」を基にした原作小説を、「グーグーだって猫である」『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督が映画化。原作のモチーフとなる曲を歌う山下さんが音楽監修をすることに加え、さらに「クリスマス・イブ」の特別映画版PVまで完成したというのだから、まさに“ミラクル”が続いている。「クリスマス・イブ」といえば、遠く離れていた彼を待つ女の子の切なさ、会えたときのとびきりの笑顔を描いた、JR東海の「クリスマス・エクスプレス」のCMで有名だ。以来、28年連続オリコンランキングTOP100入りを果たしており、いまやクリスマスには欠かせないスタンダード・ナンバー。その名曲が時を越え、本作で光(相葉さん)に片想いするヒロイン・杏奈(榮倉さん)の目線で、胸がキュンキュンする新たな「クリスマス・イブ」に生まれ変わっている。特別映画版PVでは、幼少期の可愛らしい光と杏奈の2人の姿があり、よく見れば足元には“デビクロくん”が…。大人になった杏奈を演じる榮倉さんの熱演と相まって、片想いの恋をした女子の心に響く、ちょっぴり切ないPVに仕上がっている。さらに、「クリスマス・イブ」に加え、本作の劇中歌として使用された竹内まりやの「ザ・クリスマス・ソング」と山下さんの「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」のメドレー曲が収録された限定CDが11月19日(水)に発売されることも決定。伝説のクリスマス・ソングが起こし続けている“ミラクル”を、まずはこのPVから目にしてみて。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月07日中村アン 秋冬イベント出演抜群のプロポーションにストレートな発言で人気急上昇中の中村アンさん。バラエティ番組にひっぱりだこの彼女はタレントとして活躍の幅を広げています。もちろん、本業ともいえるモデルのお仕事もノリにのっていて、彼女のオフィシャルブログによれば、8月~10月にかけて複数のファッションイベントに出演が決まっています。ヘビロテアイテムは?同ブログでは、彼女のプライベートをのぞき見ることができ、7月23日付けの記事ではヘビロテアイテムを紹介。「カシウエアの触りに病みつきです」と愛用品を大絶賛しています。また、私服も公開されており、同ブログ7月26日付け記事では、オーシャンパシフィックの水着写真が載せられています。「かわいいし 形がキレイだししっかりしてる」とモデルらしいコメントも。もう秋物ですトレンドの先取りがモデルの宿命。同ブログ7月27日付けの記事では、「and GIRL」の撮影で秋物の撮影をしたことを明かしました。スタッフが半袖のなか、長袖のトップスや厚手のパンツをスマートに着こなす姿はさすがプロ!モノトーンのシックなコーディネイトが秋らしさを誘っています。しかし、同日の私服はスイカ柄のワンピース。スタバのドリンクを片手にまだまだ夏を楽しんでいる写真がアップされています。【参考】・中村アン オフィシャルブログ
2014年07月29日全日本海員組合(以降JSU)と国際船員労務協会(以降IMMAJ)は、外航日本人船員の人材確保を支援するプロジェクト「J-CREWプロジェクト~やっぱり海が好き~」を実施している。この度、同プロジェクトの2代目応援大使に就任した女優の足立梨花さんは、東京都・六本木の全日本海員組合で行われた応援大使就任発表会に出席。大使としての今後の活動や意気込みを語った。○制服は「背筋がピシっと伸びるよう!」海上輸送は日本経済を支える重要なパイプであるが、国内外航海運企業の船舶に乗組む船員約5万人のうち、日本人はわずか5%に留まる。「J-CREWプロジェクト~やっぱり海が好き~」は、日本の若者に外航船員の魅力を伝え、人材確保を支援する目的で立ち上げられたという。2代目応援大使に就任した足立さんは、NHK連続ドラマ小説「あまちゃん」にも出演した若手女優。外航船員の制服姿で就任式に出席し、「長崎県と三重県という、海を身近に感じられる場所で暮らしてきました。たくさんの方に外航船員という仕事を知ってもらえるように、たくさん応援していきたいと思います」と、意気込みを語った。続いて行われたインタビューでは、制服の着心地についても質問も。足立さん「ちゃんとした制服を着たのが学生以来だったので、久しぶりな感じで楽しいです。またこれを着ると、ピシっと背筋が伸びるようで、かっこいい制服だと思います」外航船については、「大きくて格好いいイメージ」だとのこと。また、船長や航海士、機関士の仕事についても言及した。足立さん「航海士は映画とかで目にする機会もありますね。進路を決めて、格好良く指示する人っていうイメージです。機関士はあまり世の中に知られているわけではないけど、この人がいないと船が動かない、すごく大事な仕事だと思いますし、絶対いなければいけない存在というイメージです」○外航船員を目指す学生にエールまた会場には、制服姿の東京海洋大学の学生たちも登場。外航船員を目指し、海技を学ぶ彼らは、「海という自然を肌で感じ、世界を駆け巡り、様々な国の港町を見ることができる『ロマン』あふれる仕事」と外航船員という仕事の魅力を語った。足立さんは、外航船員を目指す同大学生たちに対して、「すごく素敵で格好いい仕事だと思います。世界を駆け巡って、素敵な海を見て、素敵な外航船員になって欲しいと思います。私も力いっぱい応援していますので、頑張ってください!」とエールを贈った。同プロジェクトでは、今後「"やっぱり海が好き"愛情動画コンテスト」などの活動を行う。コンテストの詳細はホームページより確認できる。
2014年07月04日資生堂ギャラリーは、昨年永眠したグラフィックデザイナー兼アートディレクターの中村真の没後初となる回顧展「中村誠の資生堂 美人を創る」を開催している。6月29日まで。本展では、資生堂のイラスト広告を写真広告へと転換させた中村の創作プロセスを、自宅に遺されていた記録写真や校正刷りポスターなどの未公開資料を交えながら展示。モデルに山口小夜子を起用した香水の広告など、数々のポスターも紹介する。デザイン評論家の柏木博、グラフィックデザイナーの佐藤卓と松永真を迎えてのトークショーも6月22日の14時より資生堂銀座ビル3階の花椿ホールにて実施(申し込み制)。中村は1926年岩手生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後し、49年に資生堂に入社。写真を用いた写真表現で頭角を表し、50年代半ばから80年代まで多くの広告を製作した。資生堂の宣伝部政策室長から顧問までを務め、国際グラフィック連盟などで幅広く活動し、93年に紫綬褒章受章。2013年6月永眠。【イベント情報】「中村誠の資生堂 美人を創る」展会場:資生堂ギャラリー住所:東京都中央区銀座8-8-3東京銀座資生堂ビル地下1階会期:6月3日から6月29日時間:11:00から19:00(日曜日は18:00まで)休館日:月曜日入場無料
2014年06月10日戦前のイラスト広告を写真へ資生堂ギャラリー(東京都中央区)で昨年永眠した中村誠氏の回顧展「中村誠の資生堂 美人を創る」が開催される。中村誠氏は資生堂の広告を数多く手がけてきたグラフィックデザイナーでアートディレクター。1949年に資生堂に入社してから戦前の資生堂のイラスト広告を写真広告へ転換させた人物として知られている。ただ単にイラストから写真へ変えただけでなく、その仕事内容は実に繊細なもの。中村氏は生前「計数に表現することのできない表情とか、雰囲気、空気感を大切にしてきた」と語っていた。資生堂が確立していた独自のイラスト広告の伝統を受け継ぎながら、製版の工夫、大胆なトリミングといった手法により広告を進化させていった。(画像はプレスリリースより)「一業、一社、一生、一広告」中村氏が築いたスタイルは他の人ではできなかったということは、こんなエピソードからうかがえる。「一業、一社、一生、一広告」、これは中村氏が企業デザイナーとして掲げていたモットー。「企業のアイデンティティーをビジュアライズするのがアートディレクターの仕事」と語っており、生涯、企業イメージの創出に力を注いだ。そんな実直な意識のもと生み出された広告だからこそ、見る人に深い印象を与えるものになったのだろう。中村氏の広告は国内だけでなく海外でも賞を得るなど世界的に高く評価されている。回顧展は2014年6月3日(火)~6月29日(日)11:00-19:00 (日曜のみ11:00-18:00) 開催される。【参考】・株式会社資生堂 プレスリリース(PRTIME)
2014年05月30日映画『100回泣くこと』の主演の大倉忠義とヒロイン役の桐谷美玲が、6月12日(水)の“恋人の日”に青山迎賓館で行なわれたトークイベントに登場。「関ジャニ∞」のメンバーたちもサプライズで駆けつけ、主題歌「涙の答え」を披露した。中村航の人気小説を映画化した本作。事故で過去の一時期の記憶を失った青年・藤井と彼のかつての恋人だったことを隠してもう一度、恋人として彼に寄り添う佳美の2人の恋と切ない秘密が描かれる。まるで結婚式のような演出の中、純白のドレス姿で登場した桐谷さんは「おめかしして来ました!」と満面の笑みを浮かべ、大倉さんも「お美しいです」とウットリ。本作に限らず、2人とも映画や本など「キュンキュンするのが大好き!」と口を揃えるがこの日、会場に招待された約100人の“恋がしたい”女子と共に、劇中の藤井と佳美の胸キュンのポイントをシーン映像を交えて解説!2人が教会で結婚式の練習をする場面では「誓いの言葉言ってよ!」という佳美のおねだりに、藤井が片言の日本語で「病めるときも…」とお決まりの言葉で愛を確認する。このやりとりに客席からは歓声が上がったが、大倉さんは「恥ずかしいです!わざわざみんなで一緒に見るもんじゃないでしょ」と照れくさそう。実は、片言の日本語によるやり取りは台本にはなかったにも関わらず、リハーサルで大倉さんが急にやり始めたそうで、桐谷さんは「急に神父さんのマネをやり出してビックリしましたが、『こう来たか!』と思って私も応えなきゃと思いやってみました」と明かす。さらに藤井が何気ないやり取りの中で佳美に突然、プロポーズをするシーンが流れると大倉さんの恥ずかしさはMAXに到達!「これはお仕事でやってると分かってほしい!」としどろもどろで訴え、実際の撮影では「歯を磨いて臨んだんですが、監督が『ここはオレンジジュースを飲みながら』と言い出しまして…。歯磨き直後とオレンジジュースの相性の悪さで口に中がイガイガしていた」と裏話を告白した。桐谷さんは「こないだ聞いて『マジで?』と思いました」と苦笑していたが、それでも、こうした何気ないやり取りの中でのプロポーズが桐谷さんにとっては理想のようで、「これくらいさり気ないのがいい。TVを見ててソファに隣に座って、突然『そろそろ結婚する?』みたいのがいいです」と願望を吐露。大倉さんも「まだ遠い未来かな…アイドルだし」と言葉を濁しつつ、「リアルに考えると、恥ずかしいから日常の中でサラッと言っちゃうのかな…」とやがて来るであろう(?)、人生の一大イベントの瞬間に想像を膨らませていた。そしてサプライズ・ゲストとして「関ジャニ∞」の渋谷すばる、村上信五、横山裕、錦戸亮、丸山隆平、安田章大の6人が大倉さんのために来場。この日は、主題歌「涙の答え」の発売日だが「偶然6人で公園で遊んでたら、大倉くんから電話があった」(横山さん)、「僕ら、2人の邪魔しに来た感じです(笑)」(錦戸さん)とノリノリのトークで会場を盛り上げた。そして生歌で7人が「涙の答え」を熱唱すると、ファンはもちろん、桐谷さんも大感激。「感動して泣きそうになっちゃいました!」と興奮した面持ちで感動を伝えた。一方、メンバーたちはひと足先に鑑賞した映画を大絶賛。二日酔い明けにDVDで見たという錦戸さんは、「佳美が可愛すぎて、一つ一つのセリフが切なすぎる。心が洗われました。当たり前のことがこんなにもステキなのに、それさえも崩れていくなんて…涙垂れ流しでした」と熱弁をふるう。丸山さんも「号泣して、そのままのテンションで夜中に大倉くんに電話してしまいました」と明かした。村上さんは主題歌と併せて「ピュアラブ!」を連発。村上さんから発せられる“ピュアラブ”という言葉に、会場もほかのメンバーも騒然となったが、横山さんが「映画観てあんなに自分の顔がニヤついてるなんて思わなかった」と大汗をかきつつ、映画の感動を訴えると。すかさず村上さんから「それがピュアラブです!」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。『100回泣くこと』は6月22日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:100回泣くこと 2013年6月22日より全国にて公開(C) 2013中村航・小学館/「100回泣くこと」製作委員会
2013年06月12日自信は輝きに変わる。そして、その輝きがまた自信をもたらす──。映画『桐島、部活やめるってよ』に続き、映画『悪の教典』という話題作に出演、俳優・浅香航大の2012年はまさに自信と輝きを得た年となった。『悪の教典』で浅香さんが演じるのは、 私立晨光学院高校2年4組の夏越雄一郎。伊藤英明さん演じる担任の“ハスミン”こと蓮実聖司に追い詰められていく生徒のひとりだ。戦慄のエンターテインメントでありながらも撮影現場は「いい雰囲気」だったそうで、「特に男子生徒役の俳優は同世代、年齢が近いこともあっていまでも交流があるんです。旅行に行ったり、富士急(ハイランド)に行ったり、仲良くしています。彼らとの出会いは一生の宝物」と笑顔を見せる。けれど、その裏には緊張と不安もあったと胸の内を明かす。「『悪の教典』のおかげで度胸がつきました」「この映画は、三池崇史監督、主演の伊藤英明さんを始め、染谷将太くん、二階堂ふみちゃん、林遣都くんなど、すでにキャリアのある人たちに囲まれた現場で。当然、緊張はありました。でも、初日に三池監督から『自分らしく、自分の芝居をすればいい』という言葉をかけてもらったことで、その場の空気を吸って息をしていたらいいんだと、自分らしさを持って臨めたんです。それだけでなく、『悪の教典』のおかげで度胸がついたというか。僕、基本的に“緊張しい”で(苦笑)。役を演じているとき、例えば、舞台で何千人っていう人を前にしていても役として立っているので緊張はしないけれど、それがトークショーになると何を喋っていいのか…って、緊張しちゃうんですよね。その緊張が軽くなったというか、動じなくなりました」。また、伊藤さんに対しては「現場では先輩後輩関係なくひとりの役者として接してもらえた」と憧れと尊敬の眼差しを向けるが、伊藤さんが徐々に狂気と化していく様は「恐かったですね」と険しい顔に。たしかに、クライマックスに用意されているバイオレンスは、想像以上にショッキング!「完成した映画を観て、台本以上にガツンときたというか、衝撃的でしたね。さらに高揚感と爽快感もあるんです」と見どころを語る。今年、20歳を迎え「俳優を仕事として捉えるようになりました」と新しい一歩を踏み出した浅香さん。『悪の教典』では大人しくて温和な夏越を演じ、役柄について「ちょっとおっとりな性格」と語っているが、浅香さん自身はどんな高校生だった?「高校1年のときは普通科の学校に通ったんですが、仕事の都合もあって2年と3年は通信制を選んだんです。いまとなってはちゃんと通えば良かったなとも思うんですけどね…。でも、1年生の間はバイトもしたし、普通に学生を楽しんでいました。その頃の好きなタイプですか?学生時代に好きだったのは、変わった子、何を考えているのか分からない子、ふわふわした感じの子が好きでしたね。男でも女でも自分を持っている人に惹かれます」。芸能界入りのきっかけは「好奇心」自分の好みをはっきり伝えるあたりがまたカッコいい。181.5センチという長身にキリッとした顔立ちももちろんカッコいい。しかしながら、いわゆる“イケメン”とカテゴライズされるのはあまり嬉しくないと苦笑いしつつ、「少し前はイケメンと一括りにされるのがイヤだったけれど、いまはありがたいと思うし、それをプラスにしていきたいって思います」。そう言えてしまうことを含めて、やはりカッコいいものはカッコいい。16歳のときに事務所のオーディションを受け、その後は舞台を中心に活躍、2011年には「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」(フジテレビ)でドラマデビューを飾り、そして今年2本の映画と出会い、俳優・浅香航大は銀幕の世界へ降り立った。「きっかけは、単純に芸能界で生きてみたいという好奇心だった」と少し前の自分を懐かしむ。その好奇心は本気の仕事へと変わりつつある。「いまは徐々に役者としてどうするか考えるようになりました。もともと単館系でかかるような映画が好きで、山﨑努さんのような個性的な雰囲気を持った役者さんが好きなんです。自分自身もいつかそんなふうに評価されるようになりたくて…。それが目標ですね」と語る浅香さんの瞳は初々しく力強く輝いていて、いま以上の輝きを期待させる。(text:Rie Shintani)特集:年下のカレ「悪の教典―序章―」『悪の教典』特集■関連作品:悪の教典 2012年11月10日より全国東宝系にて公開© 2012「悪の教典」製作委員会
2012年11月08日BS-TBSで9月4日(火)から放送開始となる『戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY-』でダブル主演を務めた林遣都と武田航平が、オリジナルのゲームやアニメーションに囚われずに伊達政宗や真田幸村という戦国武将に新たな血を通わせたことを説明し、ライバル同士を演じる過程で本人たちも友情を培ったと語った。その他の写真シリーズ累計310万本突破の大ヒットゲーム『戦国BASARA』初の実写テレビドラマ化で、甲斐の虎・武田信玄に立ち向かう奥州筆頭・伊達政宗を林が、そのライバル役で武田軍の熱血漢・真田幸村を武田が演じるCGアクション・ドラマ。完成版を観た林は「原作ゲームのようにCGや激しいアクションがバリバリかと思えば、政宗と幸村の行方がめちゃくちゃ気になる展開に驚きました」とストーリーにハマってしまったと言い、武田も「『戦国BASARA』らしい本格アクションが見ものですが、最終的に織田信長(GACKT)にどう立ち向かっていくかというドラマも面白くて。わくわくする作品になっています」と自信を示した。政宗も幸村も実在した人物だが、政宗は異国語を操るなど、史実に囚われない個性的な設定が『戦国BASARA』の世界だ。そこで初めての実写作品を演じる上で軸にしたものが、キャラクターの“感情”だったという。「第2話に幸村が葛藤するシーンがありますが、ゲームのキャラクターにはない感情に満ちていました。その時、これは僕たち人間が演じるわけだから、自分たちの感情を軸にして駆け抜けようと改めて思いました」(林)。この林の想いを初めて聞いた様子の武田は、「それを林君に感じてほしくて、感情をぶつけたシーンです(笑)」と告白。「以前ドラマで共演した時の印象で、林君は全力で作品や役柄に向かってくる人ということが分かっていました。だから僕も全力で主張をしないと、思っていることを理解してもらえないような気がして、それを感じ取ってくれたことはうれしいですね」。そしてライバル武将の関係を築く過程で、お互いの心の中でも“何かが着火したようだった”とも回想する。「政宗と幸村の姿を見て、ライバルは単に負けたくない関係だけではなくて、究極にはお互いに大好きだと思いました。コイツがいるからこそオレがいる、いなければ無意味みたいな関係。だから航平君とも負けたくないという関係だけじゃなく、認め合いながらも自分にないものを持っていれば遠慮なく頼っていました。そういう関係が真のライバルだと思います」(林)、「彼らは、信長は通過点で、その先にあるものこそが自分たちが決着をつけることと言って走り続けますが、僕たちも先を見てお互いに頑張っていこうという想いを共有した現場でした。それは政宗と幸村の関係にシンクロしていった瞬間でしたね」(武田)。ドラマ『戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY-』MBS:毎週木曜深夜1時25分 放送中BS-TBS:9月4日(火)深夜3時よりスタート取材・文・写真:鴇田 崇(C)「戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY-」製作委員会
2012年08月28日