豊かな自然に囲まれたカナダのオンタリオ州に住む男性が遭遇した、親子の動画に注目が集まりました。クレンドン・パトリック(Clendon Patrick)さんが雪道を車で走っていた時のことです。彼は道路の前方に、動いているものを見つけました。それは…ホッキョクグマの親子。母グマが2頭の子グマを連れて走っていたのです。クレンドンさんは車のスピードを落としながら、ゆっくりとクマたちに近付きます。すると、クマたちは…。実際の映像がこちらです。クマたちが道路からいなくなるまで手前で待っているクレンドンさんは、「お母さん、ゆっくりでいいよ」といっています。すると、母グマはそんな彼の声が聞こえたかのように、道路から外れて森のほうへ進んで行きました。そんな母グマを彼は「賢いお母さんだ」「ワオ、見てごらん。美しいなぁ。特に小さな子たちがね」といって、クマたちとの出会いを堪能していました。この貴重な動画は300回以上シェアされて、「すごいね!」「美しい光景だ」「子グマたちが元気だね」などのコメントが寄せられています。クマたちを驚かせないように距離をとって見守るクレンドンさんの優しさが印象的です。もしかしたら母グマは、そんな彼の思いやりに感謝していたかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2024年04月15日遊びに夢中になっている、猫の姿はかわいいもの。マンチカンの雪之丞(ゆきのじょう)ちゃんの飼い主(@5711Nakasin)さんも、かわいい姿を写真に納めていました。…しかし!写真の雪之丞ちゃんの姿を引きで見ると、ただ遊んでいるだけには見えなくなってしまったのです。どういうことなのか、実際の写真をご覧ください。「一体化して、なんか面白い雪之丞さん」飼い主さんがいうように、雪之丞ちゃんが遊具の『キャットトンネル』と合体して見えてきませんか。実際はトンネルをくぐる途中、穴から顔を出しただけですが、あまりにもフィットしているため、錯覚を起こしてしまうでしょう。似た感覚に陥った人たちからは、こんな声が上がっています。・巨大ロボットの操縦中かな?・違和感ゼロのフィット感がすごい…。・ゲームのボスっぽい。クルクル回って、ビームを撃ってきそう!・合体というか、漫画『呪術廻戦』の五条悟が封印されたシーンにも見えてきた。雪之丞ちゃんの表情も引き締まっているため、「いいだろう、相手になってやる」とでもいっているかのようですね。1枚の写真で、どこまでも想像が膨らみそうです![文・構成/grape編集部]
2024年03月08日ちび(@tanukitsuneC)さんは、まるで映画や物語のワンシーンのような写真をX(Twitter)に投稿。思わず吹き出してしまう人が相次いでいます。豪雪地域で、ポメラニアンと豆柴のミックスである『ポメ柴』の愛犬と暮らしている、投稿者さん。雪がたくさん降ったある日、家の前に除雪車が通り過ぎ、巨大な雪の塊が置いていかれてしまったそうです!家が封鎖された状態で身動きが取れず困っていると、雪の塊の上から顔をのぞかせたのは…。犬神様ならぬ、愛犬様!絶望の状態から救い出す神のように、雪の山から顔を出した、愛犬。後ろの太陽の光が、さらに神々しい雰囲気を醸し出していますね…!「山頂から顔出すイッヌが神々しくて救われた。崇めて時を待つ」とつづっていた、投稿者さん。写真は拡散され、「すべてを悟った顔をしている」「『我を崇めよ』感が出ていて笑った」「『人の子よ…』とかいい出しそう」などの声が寄せられていました。その後、投稿者さんは無事に家が封鎖された状態から解放されたと報告しています。飼い主のピンチを救った…わけではありませんが、困った状況でもクスッと笑わせてくれる愛犬の存在は、なんとも愛おしいものですね![文・構成/grape編集部]
2024年02月28日童謡『雪』に出てくる、「犬は喜び庭駆け回り…」というフレーズ。歌詞の通り、雪による周辺の変化が刺激的に感じ、楽しくなってしまう犬は多いといいます。ですが、犬も人間と同様、さまざまな性格を持つもの。4匹の柴犬と暮らす、飼い主(mamechiyo728)さんは、いろんな反応を示した愛犬たちの姿を、Instagramで公開しました!※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る 豆柴 豆千代くんち(@mamechiyo728)がシェアした投稿 マフラーを身に着ける、豆千代くんとモチ代さんは、庭に出るも、飼い主さんと目が合った瞬間、家の中に入りたがりました。2匹は雪の楽しさよりも、室内でぬくぬくと過ごすほうが好きだったのかもしれません。ルーカスくんは、庭に積もった雪の踏み心地が新鮮だったのか、驚きつつも、感触を楽しんでいた様子!ちまきちゃんはというと…雪に一切動じることなく、いつも通りに散歩を行っていたといいます。雪に対してそれぞれの反応を見せた柴犬たちに、「個性があって面白い」「足跡がたまらん」「頭に雪が乗ってる~!」と、メロメロになる人が続出しました。こうした反応の違いを見られるのは、多頭飼いの醍醐味なのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年02月18日冬になると、街を真っ白にそめるように降る雪。久しぶりに雪遊びができることに喜んだ人たちは、街のいたるところに雪像を作っています。ヤダニウム(@yada_kaeru)さんも、大学の卒業制作に疲れた同期と、先輩たちと一緒に全力で雪遊びをした1人。楽しんだ様子をX(Twiter)に投稿すると、変わった雪像のアイディアが話題となりました。雪遊びの裏技?普通のゴミ箱が変化ヤダニウムさんは、雪が積もり始めたゴミ箱に着目。開いた穴を目に見立て、耳をのせて、口を描いてウサギにしました。スコップなどの持ち物がなくとも、簡単にかわいいウサギが完成していいですね。しかし、時間が経って雪が積もると、ウサギに変化が…。「ウサギ、メンダコになっちゃってかわいい」雪の重さで耳部分が傾き、深海生物『メンダコ』のような形状になっていました!『メンダコ』は、耳のように突起したヒレで泳ぐタコ。「丸っぽい見た目がかわいい」と、海洋生物ファンに大人気です。※画像はイメージ白いメンダコに見えるゴミ箱は、人々の心をつかみ10万近い『いいね』が寄せられました。また、ヤダニウムさんの着眼点に、称賛の声も寄せられています。・こういうユーモアに癒される。もっとちょうだい。・雪が降ると、街にアートがあふれるから好き。・ナイスアイディア!これはかわいい!・ゴミ箱に雪を乗せて、動物の顔にする遊びは初めて見たな。雪だるまを丸めるほどの体力がない人も、ちょっとした工夫で雪を楽しめるもの。積雪があった時には、柔軟な発想で雪を堪能したいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月08日南岸低気圧の影響で、2024年2月5~6日にかけて、関東甲信でも積雪が観測されました。北海道など、毎年雪が降る地域とは違い、関東地方で雪が降り積もるのは、年に一度あるかないかの出来事。多くの人が外に出て、雪を触ったり、雪だるまを作ったりしたことでしょう。雪で作った犬に、柴犬が?雪が積もった日、Green(@greenchan0718)さんは、積雪を利用して自宅の庭に作品を作りました。Greenさんが作ったのは、柴犬の雪像。愛犬である、ぱんくんと同じ犬種を模した石像を、5分で完成させたといいます。作った雪像を、ぱんくんに見せた結果、なんとも愛らしい反応を見せてくれたそうです。実際の写真に、あなたもきっと頬がゆるむことでしょう。ぱんくんは、Greenさんが作った雪の柴犬の耳を舐めたり、お尻部分を嗅いだりしたのです!自分ではない犬の耳を舐めることやお尻を嗅ぐことは、犬同士の挨拶として知られている行動。Greenさんが仕上げた柴犬のクオリティが高かったため、ぱんくんには『白い柴犬』に見えたのかもしれません!Greenさんは、写真をX(Twitter)に投稿。柴犬の雪像のクオリティと、ぱんくんの反応に、キュンとする人が続出しました。・クオリティが高すぎて、本物の白い柴犬かと思った…。・挨拶をしていて、かわいい~!素敵なお友達だね!・耳もペロペロして、すっかり仲よし!この『白い犬』を冷凍保存したい…!ちなみに、ぱんくんの『冷たくて白いお友達』は、完成した当日の夜には溶けて崩れてしまったとのこと。ぱんくんが住む地域に雪が降り積もったら、きっとGreenさんが『再会』させてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年02月07日2024年2月5日、関東地方の都心を含む多くの地域に雪が降りました。23区などで積もるほどの雪が観測されるのは、年に一度あるかどうか。降雪量の多い地域とは異なり、雪への耐性がない環境のため、どうしてもトラブルが発生しやすくなります。雪そのものより恐ろしいのは、雪がとけて凍結した道。滑って転ぶと骨折する危険もあるため、慎重に歩かなくてはなりません。雪の日に靴を『滑りにくくする』裏技予想以上の降雪量に多くの人から戸惑う声が上がった、翌6日。平日ということもあり、いつも通りに学校や会社へ行く人が多く、「滑って転んでしまいそうで怖い」という声が多数上がりました。そんな中、あの警視庁もウェブサイトやSNSで紹介している、雪の日に役立つ裏技が話題になっています。ちょっとした工夫で、滑りにくくなる方法…それは、『靴の底に絆創膏を貼る』というものでした!やり方は、いたって簡単。靴の底のつま先とかかとの部分に絆創膏を貼るだけです。警視庁によると、絆創膏を貼る前に、靴の底について泥や水滴を拭き取るのがポイント。「簡単にはがれてしまいそう」と思ってしまいますが、実際にこの状態で歩いてみたところ、1日経っても大丈夫だったのだとか。絆創膏と靴の間に空気が入らないように貼ると、はがれにくくなるとのことです。すべりにくくなる理由は明らかになっていませんが、「絆創膏は摩擦力が高い」「ガーゼ部分が水分を吸ってくれる」といった説が有力の模様。今回の大雪でも、この『裏技』は拡散され、多くの人から反響が上がっています。・半信半疑だったけど、本当に滑りにくくなった。マジか…。・こんな方法があっただなんて知らなかった!早速試してみます。・スタッドレスタイヤと同じ原理なのかな?スノーブーツがない時に役立ちそう。絆創膏ならば、大半の家庭に常備されているため、気軽にできるのが助かりますね。年に一度雪が降るかの地域だと、滑り止めのついたスノーブーツを持っている人は少ないでしょう。困った時、この方法を試してみてはどうでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2024年02月06日布団から出るのもつらい、冬の季節。2024年1月末現在、東北地方や北陸地方などの地域では積雪も観測されています。滑らないように…柴犬の、一雪(いっせつ)ちゃんと暮らす飼い主(@ichimaru425)さんはX(Twitter)に1枚の写真を投稿。ある日、一雪ちゃんは雪の中を散歩していました。雪の中での散歩を嫌う犬もいますが、北海道生まれの一雪ちゃんにとっては慣れっこなのでしょう。飼い主さんは、一雪ちゃんの『ある部分』に癒されたそうです。こちらの1枚をご覧ください!雪道で滑らないように踏ん張っているのでしょうか。ジャンケンの『パー』をするように、前脚を広げていたのです…。その形は、まるで紅葉にそっくり!雪の上には、かわいい足跡が残ったことでしょう。写真は拡散され、多くの人が癒された模様。ネット上では「かわいい。こんなに広げられるんだね」「肉球の型が付いた雪をそのまま保存したい」「踏ん張っている感じ…癒される」といった声が寄せられていました。一雪ちゃんの踏ん張る姿にキュンとしてしまいますね!雪が降る季節ならではの、癒しの1枚でした。[文・構成/grape編集部]
2024年01月31日ハワイ州ホノルル市ワイキキ - ハワイの京屋グループ、ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾートのシェフが、ハワイ代表として第74回さっぽろ雪まつりの国際雪像コンクールに出場します。国際雪像コンクールは2020年以来4年ぶりの再開となり、世界各国から9チームが集まり雪像制作を競い合います。ハワイチームは今年で18回目の出場となり、チームメンバーはロイヤル ハワイアン ホテルでシェフを務めるデール・ラドムスキー、ワダ・グディー・ノリミツ、そしてチャーリー・マツダの3名です。前回2020年のコンクールでは、「火の女神ペレ」をテーマにハワイの火山を司る女神の情熱的な姿を雪像で表現し、多くの観客を魅了しました。今年は、ハワイの海を自由に、そして優雅な舞のように泳ぐエイ「The Stingray in The Deep Blue Ocean -青い深海に舞うエイ」を雪像で表現します。ロイヤル ハワイアンラグジュアリー コレクション リゾートでシェフを務めるデール・ラドムスキーは、「今年の雪像作品は、深海の神秘とエイの舞踏を雪で表現します。4年ぶりに雪像コンクールに挑戦し、感動的なハワイの美と自然の神秘を、雪像を通して皆さんにお伝えできることを願っています。」とコメントしています。Team Hawaii(左)/2020年の作品「火の女神ペレ」 (右)今年で48回目となる国際雪像コンクールは、大通会場(大通公園)にて2024年2月3日(土)から7日(水)まで開催されます。国際色豊かな雪像が並ぶ会場は一般にも公開され、参加者同士や見学者との交流・友好が繰り広げられます。ロイヤル ハワイアン ホテルのインスタグラム@RoyalHawaiianJPをフォローし、会場に応援に来て頂いた方には、2/4(日)午後1時よりハワイチームの雪像会場にて、先着20名様にロイヤル ハワイアン ホテルのミニトートバッグがプレゼントされます。【第74回 さっぽろ雪まつり】開催期間 : 2024年2月4日(日)~2月11日(日)さっぽろ雪まつり公式サイト: 【第48回 国際雪像コンクール】開催期間 : 2024年2月3日(土)~7日(水)会場 : 大通会場 11丁目 国際広場国際雪像コンクールの概要: ロイヤル ハワイアンラグジュアリー コレクション リゾートについての最新情報は、日本語公式ウェブサイト インスタグラム(@RoyalHawaiianJP)にてご覧いただけます。ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾートは1927年に開業、別名「太平洋のピンク パレス」としても知られ、贅沢でロマンチックなバケーションの滞在地として世界中にその名が知れ渡っています。モダンとクラシックが共存する当リゾートではユニークでラグジュアリーな体験をお客様へ提供するため、常に新しいリゾートアメニティー、唯一無二の宿泊施設やサービスをご用意しております。ファーストクラスのお部屋からワールドクラスのダイニングまで、計528室の客室を擁する当リゾートは皆様を満足させることに全力を尽くしております。様々な賞を獲得したアズーア レストラン、マイタイ バー、ワイキキで唯一オーシャンフロントのロイヤル ハワイアン ルアウ アハ アイナ、そして、当リゾートのシグネチャーカラーでもあるピンク色のパラソルが並ぶプライベートビーチ。2015年4月には、新装された「マイラニ・タワー」がお披露目され、ハワイアン・ホスピタリティと贅沢なくつろぎの空間が新しい世代のリゾート客の心を掴んでいます。ラグジュアリーコレクションホテル&リゾートは、他にはない貴重な思い出となる、印象的なご滞在をお届けするホテル及びリゾートの集まりです。世界中のお客様のために、ラグジュアリーコレクションは刺激的かつ理想的な滞在先を提供いたします。各ホテル及びリゾートは地域の特色と伝統が生きづく、その土地の魅力と歴史への入り口です。美しい内装と見事な外観、洗練されたサービス、最新の設備を備え、他では味わえない充実したご滞在をお約束します。ラグジュアリーコレクションは、欧州一有名かつ象徴的なホテルのコレクションとしてCIGAブランドのもと、1906年に誕生しました。現在、世界30ヶ国を超える活気あふれる都市と魅力的な滞在先に、90軒を超える豪華な一流ホテルとリゾートを所有しております。各ホテル独自の伝統や独特の個性を大切にする一方で、比類なきサービスや気品と格式で常にお客様の期待を上回るラグジュアリーコレクションでは、受賞歴のあるホテルが数多くございます。その多くが数世紀もの歴史を誇るもので、いずれも世界の一流ホテルとして国際的に高く評価されています。詳細は、 をご覧ください。京屋ホテル&リゾートLPと京屋カイウラニLLCは、ワイキキのモアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパとロイヤル ハワイアン ラグジュリー コレクション リゾート、そしてカリフォルニア州サンフランシスコにあるパレス ホテル ラグジュアリー コレクション リゾートといった長い歴史と伝統を誇るホテルのほか、シェラトン・ワイキキ、シェラトン・プリンセス・カイウラニ、シェラトン・マウイ・リゾート&スパの計6ホテル及びリゾートを所有しています。京屋はハワイにおいて1961年以来多くの雇用を促進し続けており、現在では約4,500人以上もの従業員を抱えるハワイでも有数の企業です。同社は近年ワイキキのホテルに3億ドル以上もの投資を行い改装やアップグレードを完了させており、今後も世界的なリゾート地としてのワイキキの確固たる地位を維持するために貢献し続ける予定です。ハワイの発展に貢献するというビジョンを共有する地元の非営利組織、地域の団体及びリーダーとの連携により、地域に根ざした事業活動を継続していきます。(注:このプレスリリースは米連邦証券規制の解釈に含まれる将来予想に関する記述を含みますが、将来予想に関する記述は将来の業績や事象を保証するものではなく、将来予想に関する記述作成時の見通しから大幅に異なった結果または事象を生み出す可能性のあるリスクや不確定要素およびその他の要素を含んでいます。これらのリスクや不確定要素の詳細は米連邦証券取引委員会に提出された書類に記載されています。未来予想に関する記述に反映されている見通しは合理的仮定に基づいたものですが、当社の見通しが実現したり結果や事象が大幅に異ならないことを保証するものではありません。新情報、将来の事象ないし他の手段からの結果を問わず、当社が将来予想に関する記述を公的に更新または改訂する義務を負わないことをご了承ください。) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月30日●オールタイムベストとなる自選詩集『感情の配線』を出す意味作詞家として数々の名曲を提供してきた森雪之丞。一方で、舞台やミュージカルで作・作詞音楽プロデュースや、詩人として詩集『近未来詩集』、『絶望を愛した38の症例(サンプル)』、『天才的な恋』、『扉のかたちをした闇』などを発表するなどマルチな才能を発揮している。そんな森が自身の70歳の誕生日である1月14日に初の自選詩集『感情の配線』を発売した。「先生と呼ばれるような作詞家というのはピンとこない」という森が、詩集を発表する思いや、一般的に“先生”と呼ばれる作詞家とは違う関係性でアーティストたちと接している意図などを明かした。オールタイムベストとなる『感情の配線』は、これまで森が詩人として紡いできたことばたちが詰まった詩集から厳選された詩、さらに文芸誌『すばる』で連載時から話題となった森が生み出した図形詩などが収録されている。「僕はこれまで作詞家としてたくさんの仕事をやってきて、最近は舞台の仕事をやっていますが、同時に自由詩を書き始めて30年近くになります。近年先輩や後輩が続いて天国に行ってしまいました。僕は、60代はすごく楽しい10年だったのです。でも70代には何が待っているのかという不安もあった。そんななか、これからの人生に気合を入れるという意味で、自分のなかで詩人というスタンスのものにこだわって作品を出したいと思ったんです」1994年にミック板谷の絵とコラボした詩画集『天使』を上梓。そこから詩人として30年という歳月が流れた。「正直最初の詩集を見ると稚拙な部分はありましたが、表現したいものはいまと変わらないと感じるんです。その時代ごとに科学や医学の進歩があり、生活様式は変わってきているのですが、結局は人間を描いている。例えばひたむきな部分、投げやりな部分、傷つき方なども違うのですが、次の日に向けて光を探す気持ちは、時代は変われど変わらない。それが人間の本質だと思うんです」○「“先生”と呼ばれるのはピンとこないんです」自由詩として自らの表現を模索してきたという森。一方でライフワークとして、世代を代表する一流アーティスたちに約2700曲の楽曲を提供してきた。そのラインナップを見れば、エンターテインメントの歴史を作ってきた偉大なる作詞家であるが、こうした活動も、自身の詩にフィードバックされているという。「歌詞に関していえば、アーティストやシンガーに託すことで、彼らの心を通して初めて僕の言葉は世に届くわけです。シンガーが僕の言葉を表現するという意味では、コラボレーションなんです。一方自由詩は自分に託したものなので、大きく違うものという認識しています。でもある時期に氷室京介や布袋寅泰などに詩を書いているときは、ロックというものを突き詰めていたので、そのころの自分の詩をいま読むと、かなり表現の仕方も煽っている(笑)。僕が書いた詩を彼らなりに表現したものを聞いて、それが自分の自由詩にも反映されているんです」この点について、森には持論があるという。「いわゆる作詞家で“先生”と呼ばれる人のスタンスというのは、アーティストに対して投げるばかりだと思うんです。僕はある時期から氷室や布袋などロックのアーティストに詩を提供していますが、極端に言うと彼らは皆自分で詩を書けるアーティストなんです。そんな人たちに詩を提供するというのは、ある種の戦いがある。自身の世界を持っているアーティストと仕事をする場合、僕の世界を相手に渡すのですが、アーティストからも確実に次に進む力をもらえる。僕は投げるばかりではなく、しっかりと受け取っている。だから“先生”と呼ばれるのはピンとこないんです」詩を提供するだけではなく、アーティストから得るものが多い。だからこそ、一人一人との出会いは、森にとってかけがえのないものとなる。「最初はアイドルに書いたりアニメを書いたりしていました。そこでの出会いも多くのことを得られましたし、その後、自分がやりたいと思っていたロックの世界で、(高橋)幸宏さんや布袋、氷室たちと出会ったことで、彼らにはステージがあるように、自分にも何か違う表現ができるんじゃないかと思えるようになった。僕が自由詩を書いたのも、自分の場所を持ちたいと思ったからなんです」●アニメやアイドルも「言ってみればロックなんです(笑)」前述したように、アイドルからアニメ主題歌、特撮ソングなど幅広いジャンルに携わってきた。そこからフィードバックしたものが自由詩として森の表現となった。そんななかでも、一つの指針となったのがロックとの出会いだ。「1989年にサディスティック・ミカ・バンド再結成時に幸宏さんに誘われてチームに入ったとき、皆がオケをとっているなか、ロビーで詩を書いていたんです。バンドと同じ空気のなかで詩を書くというのは刺激的でした。僕はキングクリムゾンのピート・シンフィールドにすごく影響を受けているのですが、彼はバンドメンバーではないけれど、アルバムメンバーにクレジットされている。エルトン・ジョンもバーニー・トウピンという相棒がずっといて。そういうスタンスでいられるのは大きな刺激でした。外から見ると『キン肉マン』や『ドラゴンボール』のアニメやアイドルとロックは全然違う表現に見えますが、一つの与えられたテーマのなかでどう表現するのかというのは、言ってみればロックなんですよね(笑)」自身の場所で表現を突き詰めるアーティストに詩を託しながら自分の場所を探し続けた森。その表現が自由詩という形だった。その集大成となるのが『感情の配線』だ。集大成と言いつつも、それは未知の70代に進んでいく起爆剤にもなる。「これまでの活動で見えてきたものをまとめることで、新たな自分も見えてきたものがありました。その意味で、70代に突入するタイミングで出せたことは、とても意義があること。3年後にはキャリアも50年になりますので、ここから新たなスタートになればいいと思っています」■森雪之丞1954年1月14日生まれ、東京都出身。大学在学中からオリジナル曲のライブを始め、同時にプログレッシブ・ロックバンド「四人囃子」のゲスト・シンガーとしても活躍。1976年に作詞&作曲家としてデビュー。以来、ポップスやアニメソングで数々のヒット・チューンを生み出し、90年代以降、布袋寅泰、hide、氷室京介など多くのロック・アーティストからの支持に応え、尖鋭的な歌詞の世界を築き上げる。また詩人として、94年よりポエトリー・リーディング・ライブ「眠れぬ森の雪之丞」を主催。近年は舞台・ミュージカルの世界でも活躍。劇団☆新感線の『五右衛門ロック』シリーズの作詞をはじめ、『CHICAGO』『キンキーブーツ』『ボディガード』などブロードウェイ・ミュージカルの訳詞も手掛けるほか、オリジナル戯曲にも取り組んでいる。1月25日には、代官山 蔦屋書店にて森雪之丞自選詩集「感情の配線」発売記念イベントを開催。2024年上演の訳詞作品に、ミュージカル『SMOKE』『ボディガード』ほか。ポエトリーリーディングのポッドキャストもスタート。詳細は森雪之丞Official Websiteにて。
2024年01月23日アイドルグループ・STU48の石田千穂、石田みなみ、中村舞、宗雪里香が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第7号のグラビアに登場している。石田千穂は2002年3月17日生まれ、広島県出身。石田みなみは1998年10月11日生まれ、兵庫県出身。中村は1999年4月4日生まれ、愛媛県出身。宗雪は2000年6月15日生まれ、愛媛県出身。今回は2022年1月から行われた、ヤンマガWeb「週刊STU48」企画でヤンマガ選抜4〜7位となった4人が、グラビアに登場。大人メンバーとしてスタイリッシュで華やかに魅了した。
2024年01月19日北海道では、毎年冬になると、たくさんの雪が降ります。雪は交通状況にも影響を及ぼすため、地元の人はどれくらい積もるのか気にして過ごしていることでしょう。「本日の積雪は20cmでちょうど…」2024年1月15日、ミニチュア・シュナウザーの、くぅちゃんの飼い主(@kuu_chan_0109)さんは、X(Twitter)を更新。投稿された写真を見ると、この日の積雪の量がひと目で伝わります!くぅちゃんの脚だけ、雪玉だらけに…。ちょうど脚の付け根のところまで、雪が積もっていたのでしょう。無数の雪玉が付き、まるで雪の靴下を履いているかのようです!写真を見ると、積雪の量だけでなく、くぅちゃんが雪を満喫したことも伝わってきます。ネット上で拡散された写真には、多くの『いいね』が付き、「ポップコーンが付いているみたい」「笑った。これはなかなか取れないやつ…!シャワーに直行ですね」「かわいい『観測犬』!寒さに強いんだな~」などの声が寄せられていました。この後くぅちゃんは、飼い主さんに温かいお風呂に入れてもらったことでしょう。大雪が降っても、元気いっぱいに遊んでいるくぅちゃんの姿を思い浮かべると、頬がゆるみますね![文・構成/grape編集部]
2024年01月16日手掛けた楽曲はおおよそ2700曲。47年のキャリアを通じて誰もが知るヒットチューンを数多く世に送り出してきた稀代の作詞家・森雪之丞。彼にはもうひとつの顔がある。メロディのないところで純粋に言葉を紡ぐ詩人としての活動だ。70歳のバースデーに上梓する自選詩集『感情の配線』は、彼がこれまで発表してきた数々の詩の中から選りすぐった作品集。ときに囁くように、ときにアジテートするように、遊び心満載に言葉と戯れる姿をそのまま活写したような彼の詩から感じるのは、人間本来の赤裸々な心のありようだ。どうして我々は言葉を話すのか、言葉の役割とは何か――、この最も刺激的な問いをめぐる森雪之丞との対話。無意味さみたいなものを繰り返すことが生きることなんじゃないかなって感じたんです――今回上梓される自選詩集『感情の配線』は、30年のあいだに創作した、いわゆる歌詞ではない詩のなかから自選した作品集です。この「30年」というのにはどのような意味があるのですか?それは単純な話なんですけど、発売になる1月で僕が70歳になるので、ちょっと気合を入れようと思って(笑)。――なるほど(笑)。これまでいろんなジャンルで言葉に携わって作品を発表して来たんですけど、詩が一番届きにくいジャンルだと思うんですよね。楽曲の歌詞なんかは親近感があるというか、自然に口ずさんだりするものだと思うんですよ。でも詩になると、とたんに遠くなってしまう。あるいは距離感が分からなくなってしまう。詩というものを書き始めてからの30年で5冊しか詩集を出してはいないですし、それだけ難しさを理解しているつもりなんですけど、だからこそ70歳になって気合を入れる意味で一番届きにくい詩からやろうと思いました。――まさに私はこれまであまり詩というものに触れて来なかったんですけど、この『感情の配線』を読ませていただき、とても新鮮な驚きと楽しみがありました。おっしゃられたように、確かに詩というものはエンタテインメントという観点で言えば中心にはないものかもしれません。ですが例えば心の奥まで届くことのできる遅くて強いビートのように、ずっと残り続ける感触がありました。それはとてもうれしい感想ですね。――改めて自選されてみて、それぞれの詩から共通しているものがあるとすれば何だと思われましたか?長いタームで書いてきたので、テーマも方法も作品によって違うんですけど、主題と遊びのバランスというのは常に意識してきたことだと思いますね。今回の詩集に収録した「SOKOに居た」という作品では、〈居た〉という言葉が意味を変えながら点在しています。例えば〈イタチゴッコ〉〈痛み〉〈伊丹〉〈ライター〉というふうに。これらの言葉のひとつずつをピンで留めていくと自分の顔が浮かんでくるような作品になっています。それと自分がこの30年で書いてきたことは同じで、自分もそのときそのときでピンを刺すように作品を発表してきて、それらをつなげると70歳の自分の姿になるんですよね。――今のお話を伺って、タイトルの『感情の配線』という言葉のイメージがより明確になったような気がします。感情にしても、何かの出来事にしても、一色だけのものっていうのはないと思うんですよ。「すげえ楽しかった」のなかにも、もしかしたら「ちょっと嫌だった」部分というのはあるかもしれない。そうしたいろんなものをつなげて、つまりは配線をしてひとつの感情が作られるのだとしたら、詩を書くことは感情の配線をすることにとても近いなと思います。ちなみにカバーの絵は娘が16歳のときに描いたものなんですけど、この絵を見たときに、いったい何を作っているんだろう?って思ったんですよ。まったく意味のないものを作っているのかもしれないと。でも人間の行為ってそういうものだよなって思うんですよね。もちろん、こうなりたいとかああなりたいっていう希望はありながらも、たいていの人はそれが何になるのか分からないけど積み上げたりつなげたりしている。そうやって無意味さみたいなものを繰り返すことが生きることなんじゃないかなって感じたんです。実際に描いた娘がどういうつもりなのかは分からないんですけど(笑)。誰にも託さずに自分自身の言葉で書いたらどうなるんだろう――森さんは当然ながら作詞家として広く知られているのですが、メロディのないところで言葉を紡ぐ行為、つまり詩を書くことの発端は何だったのでしょうか?音楽の言葉からの影響が強くあるというのはキャリアの最初から今に至っても変わりません。キング・クリムゾンのピート・シンフィールド(※キング・クリムゾンのオリジナルメンバーで、作詞とライブ時の照明を担当した)の「エピタフ」に描かれた黙示録というか予言とでも言えるような壮大な世界観とか、デヴィッド・ボウイの韻を踏んだ遊びとか、そういうものから大きな影響を受けました。作詞の場合、素晴らしいアーティストと出会えたことによって僕もとっても豊かになれるんですけど、前提としてそのアーティストの心を通して声にならないと僕の言葉は意味をなさないんですよね。だから“託す”ということが大きいんです。例えば今回の詩集に収められたような言葉を誰に託せるかと言うとそれはできないんですよね。氷室(京介)だから、布袋(寅泰)だから、彼らの心を通して意味のある言葉を書く――それが作詞なんです。じゃあ誰にも託さずに自分自身の言葉で書いたらどうなるんだろう、そう思ったのが詩を書くことの発端です。あともうひとつは、ライブをやることの意味をすごく感じていた時期があったんです。90年代の初頭くらいですね。自分の言葉をポエトリー・リーディングとして、世間ではまだあまり行われていなかったタイミングだったけれど、やってみたいという意志が詩を書くという行為に向かわせたというのもありますね。まずは自分に託すべき言葉はあるのか?ということの模索から入って、託すべき言葉があったとして、それをどうやって語るか、そしてさらにライブで表現できるか、ということでしたね。――一方で、メロディをある種の制約として捉えるなら、制約があるからこそ自由が得られるという側面はあると思います。例えばこのメロディだからこそこの言葉が出てきたとか。今回の詩集に収められた図形詩は、まさにそうした自由を得るための作詞家でもある森さんならではの発想なのではと思いました。おっしゃる通りですね。僕らより上の世代の作詞家の方は先に詞を書いて、そこに後から作曲家の方がメロディをつけるというやり方が主流だったんですけど、僕らの時代はいかにビートに言葉を乗せるかということが大事だったので、先にメロディがあった方がやりやすかったんです。いわゆる曲先というやつですね。同じように、和歌でも俳句でも字数が決まっていますよね。それが制約となって、けれどそのなかで自分の表したいことが言葉で表現できたときにものすごく自由を感じられますよね、不思議なことに。図形詩というのは文芸誌「すばる」で4年ほど連載していたもので、制約として課したのはどんな図形であっても縦書きで右から読めなきゃいけないということと一行の文字切れをきちんとしなければいけないということ。そしてもうひとつ重要なのは、図形の意味と言葉の意味とがどこかでリンクしていなければいけないということです。――私が好きなのは「年齢」という作品で、これは〈17〉と〈71〉という数字が対置してあり、その数字を図形としてその形に沿って詩が書かれているというものです。それぞれの数字はもちろん年齢を表すのですが、パッと見の言葉だけを拾い上げると、〈71〉の方がより明るいイメージがします。一方で〈17〉はどこか鬱屈している。けれど、〈17〉の方に眩しいくらいの希望を感じるんですよね。それはやはり、この図形からのイメージと反転した二つの数字が対置してあるからこそ想起されるものだと思います。ありがとうございます。これを書いたのはおそらく50代だったと思うのですが、まさか本当に自分が70歳になるとはっていう感じですね(笑)。――制約ということで言えば、もうひとつの異なるタイプのものとして戯曲詩が収められています。これはどのような試みになるのでしょうか?鴻上尚史さんの舞台でミュージカルを作ってほしいというふうに誘われて、それまでも何本かミュージカルはやってたんですけど、そのときに自分はまだ舞台の世界でやれることがあるぞって思えたんですよね。もちろん鴻上さんがうまく招いてくれたからだと思うんですけど。そこから約20年舞台の世界に携わらせていただき、オリジナルでミュージカルも5本ほど作ってきました。詩というものはキャストがないじゃないですか、厳密に言えば。登場人物はいるんですけど、誰が読んでいるかは分からない。そこで配役をきちんと当てることでひとつの制約を作り出して戯曲詩というものを創作しました。収められているものは出来た時期がバラバラのものなんですが、連作としてまとめることでひとつの物語として今回収録しました。どうして僕らはここにいるのかなっていうことを考えると、まだ何も言えていないからなんじゃないかと――森さんの詩には、〈天使〉がよく登場します。これはどのようなモチーフとしてあるものなのでしょうか?天使は本当にいるかどうかは分からないけど、いると思うと楽しいじゃないですか(笑)。ちょっと救われるというか。天使にだっていろいろいると思いますしね。僕が「バンビーナ」(布袋寅泰に提供した歌詞)で書いたようなセクシーな天使もいれば、映画『ベルリン・天使の詩』(ヴィム・ヴェンダース監督作)に出てくるスーツを着て憂鬱な顔をした初老の天使もいるだろうし。見守ってくれる存在がいるっていうことで自分の心のなかで何かが始まる。安心できたり優しくなれたり。だから天使というのは僕にとってひとつの魔法みたいなものですかね。――天使がいるかもしれないって信じる力そのものが詩を書くという行為に近しいものなのかなと感じました。その通りだと思います。そういうふうに思えることが無常に溢れた世の中で自分を勇気づける秘訣なのかなという気がしますね。――萩原朔太郎には「猫町」など〈猫〉が多く登場しますが、やはり詩にとってそのような存在は大切なものなんですね。何か自分にとってシンボリックなものがあるというのは、それ自体が居場所になるのかもしれないですね。1997年に『天使のいた惑星』というポエトリー・リーディング・アルバムを布袋くんがプロデュースしてくれて出したんですけど、その頃が一番天使まくってたときですね(笑)。――「天使まくる」っていいですね(笑)。普段話している言葉はもちろんですけど、歌詞における言葉と詩における言葉も違うと思うのですが、その差異をどのように捉えていますか?自分の好きな言葉をいかに使うかっていうところは変わらないと思うんです。ただ――これは先ほどお話ししたことと逆の意味になるんですけど――メロディという制約があるから自由になるという反面、だからこそ削ぎ落とさなくてはならない言葉というのが歌詞の場合にはあるんです。けれど自由詩の場合は、歌詞では削ぎ落とさざるを得なかった言葉も使えるということはありますね。「腐らない果実」という詩には、プールから上がって滴り落ちる雫が象形文字みたいに見えるんだけど、それが太陽の熱ですぐに蒸発してしまうっていう情景を描いた一節があるんです。――〈こぼれ落ちる雫は足元で永遠の在処を告げる象形文字に変わり解読しかけては太陽に盗まれる〉という一節ですね。はい。でもこれって歌詞では必要な言葉が多すぎて表現できないんですよ。夏の太陽は強烈だから、雫もすぐに乾いてしまうっていうことの奥に本当はもっと知りたいこと、大切な感情が隠されている。それはやはり繊細に語れる詩の言葉だからこそ表現できることなんですよね。そこには一瞬で消えてしまうことの儚さがあって、それを感じ取ることで世界は豊かになるんです。――言葉というのは、もちろん一般的な通年としての意味はコミュニケーションする上で大切なんですけど、より豊かに生きようとすれば、それだけではどうにも事足りないというのが真実なんでしょうね。言葉には的確に伝えなければいけないツールとしての役割はありますよね。何曜日の何時何分にどこそこで、というふうに。けれども、言葉は感性で楽しめるという側面もあって、神が与えてくれたとても大事なおもちゃなんだなって思うんですよね。そしてそういった側面があるから人間同士はお互いのことを理解しあえるんじゃないかなと思いますね。――まだまだ言葉では言い表せないものがたくさんあるということは救いなのかもしれませんね。そうですね。これだけずっと言葉を生業にしてきたんですけど、やっぱりまだまだ言い表せていないなって思うことは常ですからね。「二月の文学」という詩にそういう思いを込めました。どうして僕らはここにいるのかなっていうことを考えると、まだ何も言えていないからなんじゃないかと。――〈言葉にならなかったものをもう一度言葉にしようとして私はまだここにいるのだろう〉という一節の〈もう一度〉というところにものすごく詩というか文学というか人間そのものを感じました。一方で「目を醒ませここからが夢だ」という作品では、こう言います。〈キーボードを叩いて世界中にばら撒いた「FUCK!」の文字は無邪気な精神科医に「たすけて」と翻訳された〉。本当に何かを伝えるというのは命がけというか難しいことだというのが迫ってきます。人間の限界と言ったら言い過ぎなのかもしれないけど、それも含めて人間だという儚さを感じますね。SNSが普及して、ある意味ではみんな前よりも言葉には日常的に触れるようになったにもかかわらず、言葉だけが一人歩きしてしまうような場面が増えましたよね。まるで坂道を転がっていくように言葉が過剰な意味だけを持ってしまうというか。詩というのは、ちょっとしたお薬のように心にスーッと染み渡っていくものなんですよ――現実が過酷だからこそ森さんの詩で表現される“諧謔とエロス”が大きな意味をもってきますよね。この“諧謔とエロス”というのは森さんがよく言われることですが、ご自身の詩におけるテーマのようなものとしてあるのですか?“諧謔とエロス”というのは僕の言葉ではないんですけど、エロスというのは赤裸々な人間の生き方ということですよね。それと大事なのが諧謔で、せっかく言葉というおもちゃを神様が与えてくれたのだから、それを使って楽しめたら、またひとつ生きる意味があるのかなと思えるんです。それと今回は“グルーヴ”という言葉も入れたんです。歌詞の場合はわかりやすくグルーヴが必要になってくるんですけど、メロディやビートがないところでいかにビートを出していくのかというのは自分の挑戦だと思って書いています。最近ボブ・ディランの初来日公演となった78年の武道館でのライブがリミックスされて発売になったんですけど(『コンプリート武道館』)、それを手に入れて久しぶりに中川五郎さんが訳した歌詞を見ながら聴いていたんです。「風に吹かれて」も収録されていて、言わずと知れた名曲ですけど、How many〜で疑問を投げかけながら、Before〜で具体的に言及するという形をとって、それでグルーヴを出しているんですよね。そのオリジナルの型の持ち方が改めてすごいなと思いました。――ジョン・レノンの「イマジン」もそうかもしれませんね。ああ、そうですね。あれもひとつの型を積んでいきながら内容を膨らませていく歌詞になっていますよね。――「瞳を閉じて青空を見ろ」という詩では、人間の様々な行動や世界の情景を刹那に、かつ巨視的な視点で捉えつつ、〈大切な事はたったひとつ二人が生まれる前からたったひとつ〉というリフレインに収斂されます。これもまたひとつの型がグルーヴを作っている詩ですが、ここで描かれている刹那こそがエロスなのだと感じました。「風に吹かれて」も「イマジン」もそうですけど、人間はずっと人間同士が争わないことを願っているのに、いつまで経ってもそれは実現しませんよね。大昔から。本当に人間は変わらない。なぜなんだろうって虚しくもなったりするんですけど、でもだから刹那しかないんですよね。刹那は人それぞれ違いますから。「瞳を閉じて青空を見ろ」はもうずいぶん前に書いたものですけど、人間の変わらなさという無常と人それぞれのもつ刹那の両方を書きたかったんだと思います。――詩集の最後に「生きる、あなたに泣いてほしくて」という作品が収録されています。これは書き下ろしになるんですか?これは原型があるもので、「Act Against Aids」というイベントで神木(隆之介)と吉高(由里子)と(三浦)春馬で読んでくれたものなんですよ。『絶望を愛した38の症例』という2003 年に出した詩集に収録したものを今回大幅に改訂しました。「好きだ」っていう気持ちの表し方はいろいろあるけれども、「好きだ」って気持ちは愚かな人間なのでずっとは続かないじゃないですか。そのことも踏まえて――そうならない意志を込めて――じゃあ本当に「好きだ」という気持ちをどういう言葉に表したらいいのかなと思ったんですよね。ギリギリ恥ずかしいけど相手に言いたい言葉としたら〈死んだ時あなたに泣いてほしくて〉ということかなと思いました。ある意味自分のなかでは一番新しい表現を入れた作品にはなっていると思います。――その言葉がすべてを受け止めてくれるような気がします。最初の話に戻って言えば、詩というのは確かに即効性はないかもしれないけれど、きちんと読めば心の大事なところに仕舞われて、長い期間をかけて楽しめるものだと感じました。詩の魅力ってたくさんあるんですけど、言葉にならないものを抱えているときに読めば、ちょっとしたお薬のように心にスーッと染み渡っていくものなんですよ。はたして僕の詩がいいお薬かどうかはわからないですけど(笑)。――長く愛用したいと思います(笑)。そうだったらうれしいですね。Text:谷岡正浩Photo:吉田圭子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★サイン入り色紙を3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<書籍情報>森雪之丞自選詩集『感情の配線』2024年1月14日(日) 発売価格:2,500円(税別)■収録内容森雪之丞自身がこれまでに発売した詩集から厳選、図形詩、戯曲詩の初の書籍収録■目次詩 I 14篇図形詩 10篇詩Ⅱ 13篇戯曲詩『夢と旅の図式』5篇による連作詩詩Ⅲ「生きる、あなたに泣いてほしくて」図形詩より抜粋「腐らない果実」抜粋Amazon.co.jp 購入リンク: 購入リンク(先着でサイン入りをお届け):■森雪之丞自選詩集『感情の配線』発売記念イベント代官山蔦屋書店スペシャルSeason.1森雪之丞トーク&リーディング日時:1月25日(木) 19:00~会場:代官山蔦屋書店イベントスペース出演者:森雪之丞(著者)朗読ゲスト:猪塚健太、牧野由依、礒部花凛森雪之丞自選詩集『感情の配線』特設ページ:森雪之丞 公式サイト:
2024年01月14日今年もやっと冬らしくなってきましたね。わが家では去年初めて雪遊びを体験した三男坊が“今年も雪遊びがしたい!”と雪が降る日を待ち望んでいます。インドアの三男にそのきっかけをつくってくれたのがスノーブーツ。「寒くてもめちゃくちゃ楽しいよ!」「これ履いたら暖かいし、転ばないから大丈夫!」と、雪世界に連れ出したのでした。おかげで寒さを気にせず大はしゃぎできて、いい思い出がたくさん。今年は成長してサイズアウトしてしまったので、親子でお揃いにできる新しいスノーブーツを迎えました。通学にも安心!スポッと片手で履きやすさ◎仕様頻度は低めだけれど、子育てにおいてあると便利なスノーブーツ。雪が頻繁に降る地域ではない分、雪専用となるとハードルが上がってしまうのですが、子どものスノーブーツはやっぱりあると便利なんです。靴がびしょ濡れになってしまったり、凍った地面でツルツル滑ってしまったり、そんな心配に対策できる通学アイテムでもありますよね。けれども、そんなに高価なものは兄弟分揃えられない。手頃なものをと思うと、デザインがイマイチ・・・。きっとママたちのモヤっとはここですよね。そこで見つけたのが、クッカヤプーのスノーブーツ。カラーは、ブラックとカーキグレーの2色。わが家はブラックをセレクトしました。かっこいいデザインなので、私服での小学校通学にもぴったり。子どもが自分で履きやすいよう、フロントジップで間口を広げられるデザインになっています。後ろには、着脱をサポートするストラップが付いています。自分で簡単に履けるのがうれしいですね。クッカヤプーのタグがバッグデザインのポイントに。中綿が入ったポリウレタン仕様がぬくぬく。内側はファーが施されているので、履いた瞬間から足全体をすっぽり温かく包んでくれます。寒い日の外遊びも無敵です。雪の日には撥水スプレーをかけておけば安心。内側に水が浸透するのを防いでくれます。靴底の裏側は、雪道でもガシガシ進めるように作られたラバーソール。雪の日も滑らず安心して通学できる心強い味方。休憩時間も思いっきり外遊びできます。男女問わず、長く愛用できるデザインなのもうれしい。性別関わらず使えるカラーとシンプルなデザインは、お下がりにもしやすいのです。使う季節が限られるアイテムこそ、賢く長く使える物を選びたい。タウンユースもできるスノーブーツおそろいで揃えた私のスノーブーツは、カウリーナのレースアップスノーブーツ。雪の日に限らず、普段使いしやすいデザインのスノーブーツです。息子とお揃いコーデをするために、私もブラックをセレクトしました。スノーブーツを言えばスポーツデザインのものが主流ですが、こちらはレースアップデザインなので、女性らしいコーディネートにも合わせやすいのが魅力。スカートコーデにも合わせやすく、タウンユースにも最適。雪の日のお出かけシーンに靴を迷うことがありませんか?これならコーディネートをかわいく仕上げることができますね。息子とお出かけの日のリンクコーデにも一役。スノーブーツの機能的な役割も果たしながら、お揃いコーデができるなんてうれしい!大人のスノーブーツは、ゴム紐でギュッとサイズ調整ができるようになっています。ゴムを絞めたり緩めたりしながら、フィット感を調整できる優れもの。靴下の厚みによって履き心地を変えられるのがいいですね。子ども用と同じく、中綿入りのポリウレタン仕様。内側はファーで冷え性の私の足を、履いた瞬間からぽかぽかに包み込んでくれます。やっぱり冬はブーツが必須だと噛みしめる瞬間。大人用ももちろん、滑りにくいラバーソール仕立て。雪の日のお買い物も、滑らず安心ですね。ボトムを変えれば、子どもたちとの雪遊びにもひるまず参戦。寒さ対策と転倒対策を万全に整えて、おしゃれに全力で雪遊びができそうです。(笑)スリムパンツならボトムをブーツインして履くことも可能。パンツの裾を雪から守るコーディネート作戦!ボリュームのあるショートブーツとして、普段とは違うコーディネートを楽しめそうです。いかがでしたか。子どもとお揃いにできる、おしゃれなスノーブーツ。ハードルを上げずに手頃で便利に履けるスノーブーツをセレクトして、冬の寒い日もお出かけを思う存分楽しんでいただけますように。 【ご紹介したアイテム】タウンユースできるレースアップデザインだから、スカートコーデにも合わせやすい。雪の日のお出かけシーンにも、雪遊びのシーンにも、スマートに歩けるアイテムです。⇒ しっかり防寒 ボア付 あったかブーツスノーブーツ レースアップ ショートブーツ 防水 防滑/kauliina カウリーナ【送料無料】 【ご紹介したアイテム】ジップアップで通学用にも履きやすい、おしゃれなスノーブーツ。男女関わらずお下がりもできる万能デザインです。⇒ kukka ja puu しっかり防寒 ボア付 あったかブーツ キッズ 子供用 18-23cm スノーブーツ 防水 防滑/クッカヤプー nami sasaki整理収納アドバイザー。夫と三兄弟と5人暮らし。毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。
2023年12月26日2024(令和6)年2月東京・歌舞伎座、3月名古屋平成中村座で上演される「十八世中村勘三郎十三回忌追善興行」の合同取材会が11月28日、都内で行われ、中村勘九郎、中村七之助が出席した。時代物から世話物、新歌舞伎に新作歌舞伎、舞踊に至るまで、幅広い分野で当り役を持ち、人々を魅了し続けた十八世中村勘三郎。その十三回忌追善では、勘三郎の長男・勘九郎、次男・七之助をはじめ、由縁の出演者と演目が揃い、名優を偲ぶ。1987(昭和62)年1月歌舞伎座『猿若江戸の初櫓』猿若=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹1992(平成4)年10月南座『青砥稿花紅彩画 白浪五人男』弁天小僧菊之助=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹2月歌舞伎座では、寛政元(1624)年に初代猿若(中村)勘三郎が、後の中村座である猿若座の櫓をあげ、江戸で初めて歌舞伎興行を創始したことを記念して始まった「猿若祭」を開催。続く3月名古屋平成中村座では、初代勘三郎生誕の地とされる愛知県名古屋市中村区で、十八代目中村勘三郎襲名披露として、平成18(2006)年以来となる同朋高校体育館での公演が実現する。勘九郎は歳月の流れに思いをはせながら、「祖父が父に『追善興行ができるような役者になっておくれ』と言っていた通り、追善興行ができるのは本当にうれしい」としみじみ挨拶し、「親孝行は何ひとつできていなかったと思うが、これで少しは親孝行ができるのかなと思う」と安どの表情。七之助も「1年を通して、父の追善興行を行えるということは息子として本当にうれしく、身の引き締まる思いです」と背筋を伸ばした。2010(平成22)年4月歌舞伎座『連獅子』狂言師後に親獅子の精=十八世中村勘三郎、狂言師後に仔獅子の精=中村勘九郎(当時 二代目勘太郎)、狂言師後に仔獅子の精=中村七之助©松竹2月歌舞伎座夜の部では、初代勘三郎が、江戸で芝居小屋建立を幕府に認められるまでを描いた中村屋由縁の舞踊劇「猿若江戸の初櫓」を上演。勘九郎の長男・中村勘太郎が初役で猿若を勤め、出雲の阿国で七之助が華を添える。17代目と18代目の伝説的な共演以来、中村屋を語る上で欠かすことができない舞踊の大曲「連獅子」では、親獅子に勘九郎、仔獅子には10歳となる次男の中村長三郎が初めて挑むことになった。猿若を勤めることを知った勘太郎の様子について、勘九郎は「マスク越しに笑みがこぼれるのが見えて、愛おしかった」と目を細め、「連獅子」に初挑戦する長三郎には「火の玉のような子獅子を演じてくれるはず」と期待を寄せた。2010(平成22)年2月歌舞伎座『籠釣瓶花街酔醒』佐野次郎左衛門=十八世中村勘三郎©松竹昼の部では、勘三郎が当り役にした「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」の佐野次郎左衛門を、勘九郎が初役で勤め、女方の大役・兵庫屋八ツ橋を七之助が同じく初役で勤める。「いつかやりたいとタイミングを模索していた。兄弟ふたりでできるので、父も喜んでいるはず」(勘九郎)、「八ツ橋は、女方あこがれのお役。初役はありがたい」(七之助)と声を弾ませた。さらに、各地の芝居小屋やホールをめぐる「陽春・春暁・錦秋歌舞伎特別公演2024」、10月には「俊寛」の舞台である鹿児島県三島村・硫黄島で13年ぶりの開催となる「三島村歌舞伎」も決定した。勘九郎は「2011年に2回目の『俊寛』を三島村で演じた時、私が14歳で千鳥をやらせていただいた」と回想。勘太郎(当時は七緒八)が誕生した頃で、「父が『七緒八が14歳になるのはいつだ?俺が70歳になるから、その記念でまたやろう』と決めていた」と秘話を披露。「それが見られなかったのは悔しいんですが、父の遺志を継いで、三島村で俊寛を勤められるのも、本当に楽しみ」と追善興行ラインナップに奔走する2024年に闘志を燃やしていた。取材・文・撮影(会見写真):内田涼<公演情報>十八世中村勘三郎十三回忌追善■「猿若祭二月大歌舞伎」【昼の部】11:00~一、新版歌祭文野崎村二、釣女三、籠釣瓶花街酔醒【夜の部】16:30~一、猿若江戸の初櫓二、義経千本桜すし屋三、連獅子2024年2月2日(金)~2月26日(月)※13日(火)、20日(火)休演※9日(金)昼の部は貸切(幕見席は営業)会場:東京・歌舞伎座■「名古屋平成中村座 同朋高校公演」【昼の部】11:00~一、弁天娘女男白浪二、身替座禅【夜の部】15:30~一、義経千本桜川連法眼館二、二人藤娘2024年3月6日(水)~3月18日(月)※12日(火)休演会場:平成中村座(学校法人 同朋学園 同朋高等学校 体育館)公式サイト:
2023年11月29日雪のルルルン今年も登場!フェイスマスクブランド「LuLuLun(ルルルン)」の季節限定シリーズより、今年も冬限定の「プレミアムルルルン 雪(ホワイトバニラの香り)」が登場。2023年11月6日、公式オンラインショップ、イオン、PLAZAなどで販売を開始した。価格は7枚入り5袋セットで税込1,760円だ。冬の植物の生命力をマスクに凝縮数々のコスメアワードを受賞している大ヒットフェイスマスク「LuLuLun」から、冬の贈り物として限定マスクが新発売された。「プレミアムルルルン 雪(ホワイトバニラの香り)」には、極寒の雪原の中でも力強く生育する氷雪藻から抽出した希少な「スノウアルゲパウダー」をはじめ、「雪月花エキス」や「ユキノシタエキス」など、雪の季節でも育つ生命力あふれる植物のパワーを採用。冬の乾燥ダメージにアプローチして肌コンディションを整え、ハリとツヤに満ちた透明感あふれる素肌を育む。冬の乾燥に負けない肌にマスクはフィット感に優れた、超極厚のふっくらシート。冬の植物の恵みをたっぷり含んだ“うるおいの貯水層”が、肌の奥まで浸透して角質層までうるおいで満たしてくれる。フレグランスは甘いホワイトバニラ。甘い香りに包まれて、心地良いスキンケアの時間を楽しめる。(画像はプレスリリースより)【参考】※「LuLuLun」公式サイト
2023年11月13日「頭皮も肌の一部」和漢植物エキスを惜しみなく配合株式会社一杢は、自社の基礎化粧品シリーズ“京乃雪”の「トリートメントシャンプー」をリニューアル発売した。京乃雪「トリートメントシャンプー」は、今回のリニューアルでゴミの削減にもつながるエコ容器を採用。「頭皮も肌の一部」という考えのもと和漢植物エキスを惜しみなく配合しており、弱酸性・ノンシリコンタイプで肌にやさしく、根元ふんわり、毛先しっとりの洗いあがりを実現する。シャンプー・トリートメント・スカルプケアの1本3役となりトリートメントが不要。時短ケアを可能にするほか節水にもつながるエコ仕様だ。オタネニンジンエキスやミツイシコンブエキスを配合京乃雪「トリートメントシャンプー」には、血行・代謝促進作用があると言われ髪をしなやかに保つオタネニンジン(高麗人参)エキスを配合。他にも、保湿効果にすぐれた美容成分で、潤いを逃さず地肌環境も整えツヤのあるなめらかな手触りへと導くミツイシコンブエキスも配合されている。1個あたりの内容量は250mL、税込み価格5,500円で販売中。(画像はプレスリリースより)【参考】※京乃雪「トリートメントシャンプー」
2023年10月25日桜の効果を実感株式会社一杢は9月25日、同社が展開する基礎化粧品シリーズ「京乃雪」をリニューアルしたと発表した。「京乃雪」は京都生まれの和漢化粧品。雪のようにきめ細かく美しい肌を保ってもらいたいという思いの込められた名称で、京都の天然水をベースに27種類の和漢植物エキスとサクラエキスを配合してすこやかな美しい素肌へと導く商品に仕上げている。サクラエキスの配合は、今回のリニューアルにおける核である。日本の花として古来より愛されている桜には肌荒れを防ぐ効果や保湿効果などがあり、このエキスをすべてのアイテムに配合することでより年齢肌への美容効果が実感できるラインナップとなっている。美容液もパワーアップ株式会社一杢の「京乃雪」では、美容液の人気が高い。美容液「オリジナルエッセンス」は、肌全体や年齢ととも気になる目元・口元にふっくらとしたハリを与えてくれるアイテム。今回のリニューアルに際してエイジングケア成分である高麗人参エキスも増量された。また、ヒアルロン酸による保湿力もアップしている。同社ではこの機会にロゴマークも一新しており、京都の花ともいえる桜が雪とともに舞い降りる情景を一輪の花に見立てて「京乃雪」を表現。今後も可憐に咲く花が肌にも心にも潤いを与え、気持ちを楽しくさせるようばブランドを目指していきたいとのこと。(画像はプレスリリースより)【参考】※「京乃雪」公式ホームページ
2023年09月27日9月2日(土) より歌舞伎座新開場十周年「秀山祭九月大歌舞伎」が、二世中村吉右衛門三回忌追善興行として開催される。昼の部では、『祇園祭礼信仰記 金閣寺』を上演。桜が咲き誇る金閣寺を舞台に描かれた、絢爛豪華な義太夫狂言の傑作で、本公演では歌舞伎の「三姫」と呼ばれる女方の大役・雪姫を、中村米吉と中村児太郎がダブルキャストで勤める。米吉が雪姫を勤めるのは今回が初めてとなり、公演に向けてスチール撮影を実施。撮影現場では、拵えを終えた米吉がカメラの前に立つと周りがぱっと華やぎ、雪姫が縄に縛られる姿や、桜の花びらを集めて爪先で鼠を描く姿など、ひとつひとつの仕草を丁寧に披露した。公開されたスチールには、雪姫の健気さと哀愁、そして芯の強さがしっかりと写し出されており、舞台への期待が高まる写真となっている。また、7月に重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受けた中村歌六が松永大膳を勤め、米吉の雪姫との親子共演にも注目が集まる。■中村米吉 コメント【『金閣寺』雪姫のスチール撮影を行っての感想】以前、ラスベガス公演で雪姫をオマージュしたお役を勤めました。その際、映像とのコラボレーションの為に事前収録があり、雪姫と全く同じ拵えをして爪先鼠のくだりをブルーバックで長時間かけて撮影したのですが、その時と今日の撮影が同じ場所。数年が経ち、まさか本物の雪姫の写真を撮り、勤めることができるとはその時は思ってもいないことでした。印象的な型の数々を写真に収めていただく中で、レンズ越しの自分の姿を見て修正もできる、ある意味では稽古の一つのようなありがたい撮影となりました。【「秀山祭九月大歌舞伎」への意気込み】播磨屋の家にとり、何よりも大切な興行である秀山祭。今年も開催できることがとても嬉しく、ありがたい気持ちでいっぱいです。また、吉右衛門のおじさまの三回忌追善興行ですから、一門の一人としておじさまに顔向けができるような、少しでも良い舞台を勤めたいと思っています。勤めるお役は女方の頂にある三姫の一つ雪姫。数多くの先輩方が勤めたこの大きな山に挑むには生半可な気持ちではいけないと思っております。全身全霊で勤めたいと思っておりますので何卒よろしくお願いいたします。<公演情報>歌舞伎座新開場十周年「秀山九月大歌舞伎」『祇園祭礼信仰記 金閣寺』9月2日(土) 初日~25日(月) 千穐楽
2023年08月29日歌舞伎座新開場十周年「『秀山祭九月大歌舞伎』二世 中村吉右衛門三回忌追善」が、9月2日から25日まで東京・歌舞伎座で上演される。2021年に逝去した中村吉右衛門の三回忌追善として行われ、数々の当り役を持ち、多くの人々を魅了してきた歌舞伎界屈指の名立役をゆかりの演目、出演者で偲ぶ。夜の部では、歌舞伎三大名作のひとつ、『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』より、原作の三段目にあたる『車引』が上演されることになり、中村又五郎、歌昇、種之助が出演する。松王丸、梅王丸、桜丸という三つ子の兄弟の争いを描き、歌舞伎の様式美を凝縮した華やかな演目。又五郎の松王丸、歌昇の梅王丸、種之助の桜丸という配役で、豪快な荒事の魅力を披露する。『菅原伝授手習鑑 車引』平成30(2018)年7月大阪松竹座公演より、松王丸=中村又五郎(c)松竹『菅原伝授手習鑑車引』平成26(2014)年4月金丸座より、梅王丸=中村歌昇(c)松竹『菅原伝授手習鑑車引』2023年「秀山祭九月大歌舞伎」オフィシャルビジュアルより、桜丸=中村種之助(c)松竹又五郎、歌昇、種之助の親子3人で『車引』の三兄弟を勤めるのは、今回が初めて。このたび、都内で行われた取材会に顔を揃え、それぞれの意気込みを語るとともに、在りし日の吉右衛門の思い出話も披露した。「古典中の古典ですし、播磨屋の一員として、お兄さんにお稽古で教えていただいた“核の部分”をしっかり噛みしめながら、舞台に挑めたら」。そう語る又五郎は、「大きなお役を、ここにいる3人で勤められるのは、なかなかない機会で親としてはとてもうれしいこと。子どもたちは嫌だと言うかもしれませんが(笑)」と親子共演に喜びを示し、演じる松王丸については「梅王丸、桜丸を痛めつけるのではなく、体から出てくるパワーで抑えつける感じが出せれば」と語った。梅王丸を勤める歌昇は「播磨屋として、おじさまの舞台に対する姿勢を近くで見てきました。教えていただいたことをしっかりと継承し、おじさまに近づけるように精進することで恩返ししたい。親子3人での共演もうれしいですし、梅王丸は金丸座以来、だいぶ時間が経っているので、成長した姿をお見せしなければ」と決意表明。桜丸を勤める種之助は初役となり、「(尾上)菊之助のお兄さんに教えていただきます。教えをしっかりと自分のものにして、歌舞伎座という舞台に見合う桜丸を目指していければと思います」とこちらも闘志を燃やした。吉右衛門との思い出を問われると、又五郎は「スパルタという意味ではなく、『あそこはこう』とお厳しい指導をいただいた。こちらが進歩をすれば、『そうだ、あれでいいんだよ』と褒めてくださった」としみじみ。「お言葉すべてが財産。舞台に対する姿勢の厳しさは常々でしたが、映画を観たり、絵画を鑑賞したり、そういった体験や経験が自分の豊かさにつながるとも教えていただいた」(歌昇)、「とにかく死ぬ気でやれと言われました。生前には『これからの歌舞伎はどうなるんだろうね』とも。時代が変わり、お客様の求めるものも変わるなかで、古典以外に新作や昔の古典の再演など、工夫をこらしているが、それには驚いていると思うし、どんな歌舞伎を望んでいらっしゃったのか分かりませんが、私たちが教わったことを守っていきたい」(種之助)と話していた。<『菅原伝授手習鑑 車引』あらすじ>三つ子の兄弟、松王丸(又五郎)、梅王丸(歌昇)、桜丸(種之助)は、それぞれ藤原時平、菅丞相、斎世親王に奉公しています。主人たちの対立により、今は敵味方となった三人。ある日、梅王丸と桜丸は主人の無念を晴らそうと、敵である時平が乗る牛車の行く手を阻みます。それを止めに入ったのが松王丸。三人が争う内に牛車より時平(中村歌六)が現れ……。取材・文:内田涼<公演情報>歌舞伎座新開場十周年「秀山祭九月大歌舞伎」二世中村吉右衛門三回忌追善【昼の部】11:00~一、祇園祭礼信仰記金閣寺二、土蜘三、二條城の清正【夜の部】16:30~一、菅原伝授手習鑑車引二、連獅子三、一本刀土俵入取手宿安孫子屋よりお蔦の家 軒の山桜まで2023年9月2日(土)~9月25日(月) ※11日(月)、19日(火) 休演会場:東京:歌舞伎座
2023年08月22日新作歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』の初日前会見・公開舞台稽古が2日に都内で行われ、尾上松也、尾上右近、中村鷹之資、中村莟玉、上村吉太朗、河合雪之丞が取材に応じた。同作は名だたる刀剣が戦士へと姿を変えた「刀剣男士」を収集し、歴史の改変を企む敵に対抗すべく、 様々な時代の合戦場を攻略していく刀剣育成シミュレーションゲーム『刀剣乱舞 ONLINE』の歌舞伎作品。今回は十三代将軍足利義輝が討たれた“永禄の変”を、歌舞伎ならではの発想で大胆に脚色する。三日月宗近役で演出も務める松也は「演出の立場で舞台を観ることは初めてだったんですが、皆さんに自分が思うことを具現化していただきながら形になっていく喜びというのは、今まで感じたことのない感情でしたし、いろんな意見もいただくことで、役者として立ってる時には気づかなかったことですとか学びというか、得るものがたくさんありました」と感謝する。「自分が出てるところも含めて全部見ていくわけで、稽古場の前半は代役の方に立っていただき、非常に面白い感覚でした。いざ僕が立ってみますとなると景色が全然違って、上手から出ていいのか下手から出ていいのかわからなくなるという状況がありまして、これは不思議なもんだなと思いました」と振り返った。演出の松也について、足利義輝/小狐丸役の右近は「仲間として役者を信じてくれてると思うのと、人間性がとても優しくあたたかく力強く、そして自分の意思が強い方なので、普段から関わっていて、今演舞場の真ん中になっている尾上松也を作ってるのは自分自身だと思うんですね。人と関わることを積み重ねてきた中で苦労もされてきたと思うんですけど、演出家としては優しくわかりやすくあたたかく導いてくれる、信頼関係を築いた上で伝えてくれる素敵な演出家さん。役者として求められてる以上の形で返したいと思いながらやらせていただいています」と絶賛。「二役とも色々なことをやらせていただいている」という松永久直/同田貫正国役の鷹之資は、「ミラクルが起こりまして、知り合いの方に同田貫さんがいらしゃいまして、本当に刀鍛冶の末裔の方だった。そこを見越してお兄さんが(役を)つけてくださってたのかというくらいのミラクル」と驚きのエピソードを明かすと、松也は「見越してましたよ」とジョークを飛ばす。鷹之資は「ご本人に連絡したら、一族を代表して応援してくださるそうなので、たぬたぬ(同田貫)ファンに興奮していただけるようなお芝居を松也のお兄さんの演出のもと、作っていければと思っています」と意気込んだ。義輝妹紅梅姫/髭切役の莟玉は「いろんなパターンを用意してくださって『どれが合うかはこちらで全体のバランスを見るからチャレンジしてやってみよう』と、ふだん自分から出てこないプランを求めていただくことによって、初めてチャレンジできる。本当に勉強にある演出家」と表す。膝丸役の吉太朗は「僕は大阪出身なので共演させていただく機会はなかったんですけど、小さい頃はただの耳たぶが大好きな先輩という印象だったんですけど、最近ご一緒させていただく機会が増えて、今回改めて演出になられてずっとずっとついていきたいなと思える存在」、小烏丸役の雪之丞も「松也さんは歌舞伎はもちろん様々な舞台に出られていらっしゃって、映画とかテレビの方も引き出しをたくさんお持ちなので、歌舞伎の要素満載でございますけど、そのほかのところも色々なご経験がおありになって作られた作品ではないかと思っています」とそれぞれに今回の演出について語った。公演は新橋演舞場にて、7月2日~27日。
2023年07月02日ゴディバ(GODIVA)から新作ドリンク「津南の雪下にんじん ショコリキサー」「津南の雪下にんじん カカオフルーツジュース」が登場。2023年6月2日(金)より数量・期間限定販売する。“津南の雪下にんじん”のショコリキサー&カカオフルーツジュースゴディバから、新潟県・津南町で初冬から春にかけて3ヶ月間以上深い積雪下で栽培される甘いにんじん「津南の雪下にんじん」を使用した2種類の新作ドリンクが登場。「津南の雪下にんじん ショコリキサー」は、ゴディバのホワイトチョコレートに「津南の雪下にんじん」のソースを合わせたショコリキサーだ。ホイップクリームの上には、色鮮やかな雪下にんじんソースをトッピングした。一方「津南の雪下にんじん カカオフルーツジュース」は、ライチや熟したリンゴを思わせる甘酸っぱいカカオフルーツジュースがベース。そこに甘味のアクセントとして「津南の雪下にんじん」のソースをミックスした。なお、これらの新作ドリンクは、新しい食材や商品、地域の伝統文化など、幅広い視点でコラボレーションのアイデアを募る「ゴディバご縁プロジェクト」により、新潟県津南町とタッグを組むことで実現した。【詳細】ゴディバ新作ドリンク発売日:2023年6月2日(金)~7月27日(木)※数量・期間限定、無くなり次第終了。商品:・「津南の雪下にんじん ショコリキサー」レギュラーサイズ 700円/210ml、ラージサイズ 790円/ 350ml取扱店舗:全国のショコリキサー取扱いショップ・「津南の雪下にんじん カカオフルーツジュース」レギュラーサイズ 690円/210ml取扱店舗:全国のカカオフルーツジュース取扱いショップ※表示価格は消費税8%を含む税込価格。(イートイン利用の場合、 10%の消費税となる。)【問い合わせ先】ゴディバ ジャパン株式会社TEL:0120-116811(受付時間 10:00~18:00)
2023年05月22日先日、ディズニー映画『アナと雪の女王』の第3作が制作中とのニュースが舞い込んできました。2014年に公開された第1作は、興行収入が212億円を突破し、まさに飛ぶ鳥落とす勢いの大ヒット作となりました。そんな『アナと雪の女王』、ディズニーのオリジナル作品と思っている人が多いでしょう。じつは、原作となった童話が存在するとまことしやかに囁かれているのをご存じでしたか。本記事では映画『アナと雪の女王』と、原作といわれる童話『雪の女王』との違いを紹介します。アナ雪の第3作の制作がスタート第3作品の制作が発表されたのは、2023年2月8日(米国時間)のこと。ウォルト・ディズニー・カンパニーCEOのボブ・アイガー氏が、収支報告会において発表したことが話題となっています。同報告会においては、『アナと雪の女王』のほかにも映画『トイ・ストーリー』の第5作や、映画『ズートピア』の続編を制作することも発表されました。アナ雪には原作があった?※写真はイメージ一部のファンの間では、『アナと雪の女王』には原作があるのではないかという憶測が飛んでいます。それはハンス・クリスティアン・アンデルセンによって書かれた『アンデルセン童話集』の1つである『雪の女王』。同作品はデンマークで生まれた童話であり、物語は全7章で構成された物語です。映画と童話ではストーリーが別物!?原作とはいっても童話のストーリーをそのまま映画にしたわけではなく「インスピレーションを与えた作品」と考えたほうが正しいかもしれません。というのも、童話『雪の女王』と『アナと雪の女王』では、ストーリーがまったく異なるのです。両者で大きく異なる点としては、以下の3つが挙げられます。物語の悪役ストーリーの本筋登場人物やキーアイテムまず物語を通した悪役についてです。映画ではハンス王子とされていますが、童話では雪の女王(映画のエルサ)が子供を連れ去ってしまう「悪い女王」として描かれています。そして童話は、ある魔女に連れ去られてしまった少年を少女が助けにいくというストーリーとなっているのです。2点を踏まえても、映画と童話ではストーリーに大きな違いがあると分かるでしょう。さらに童話には、映画に登場しない人物やキーアイテムも数多くあります。例えば雪の女王に連れ去られてしまう少年カイや、旅の途中で主人公(ゲルダ)を助ける山賊の娘、そして写すものの本質をあべこべにしてしまうキーアイテム「悪魔の鏡」などです。反対にオラフやトロールなど映画オリジナルのキャラクターも存在します。童話と映画では結末が違う!ストーリーの本筋が異なるため、当然結末もまったく違ったものになります。童話の場合は囚われてしまった少年カイを、少女ゲルダが救い出し、無事故郷に帰れるのです。映画の場合は多くの人がご存じのように、アナとクリストフが恋人となり、エルサは魔法を制御できるようになったことで、国民からも愛される女王になりました。映画ではアナとともにストーリー上、重要な役割を担うエルサが童話では悪役で、しかも登場シーンも極めて少ないことには衝撃を受けます。どちらもハッピーエンドですが、童話では男女の愛、映画では男女と姉妹の愛、どちらも描かれていることが、全体を通してもっとも異なる点ではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年03月01日あまり雪の降らない地域に住んでいる人は、時々雪景色を見たくなることがありませんか。雪国出身の筆者は大人になった今でも、冬になると雪が恋しくなります。先日、「自分で雪のようなものを作れないかな」と思っていたところ、ピッタリのアイテムを発見!化学発光技術を生かした製品などの製造・販売を行う、株式会社ルミカから発売されている『【ふしぎな実験キット】溶けない雪』です。水と混ぜるだけで、触っても溶けない不思議な雪が作れるといいます。キットの中を確認すると、パウダーとかき混ぜ棒が入っていました。50〜200mlの冷水、1000ml以上の水が入る容器、新聞紙もしくはラップフィルム、ハサミを用意しておきましょう。それでは、実際にキットを使って雪を作ってみます。周りが汚れないように、新聞紙かラップフィルムをテーブルに敷き、容器にパウダーを入れます。容器に水を入れます。水の量はパウダーの様子を見ながら調節しましょう。かき混ぜ棒を使ってパウダーと水をよく混ぜると、どんどんふくらんできます。あっという間に、溶けない雪が完成!触ってみると冷たくはありませんが、ほろほろとこぼれる触感が雪に近いかもしれません。実験に使ったパウダーは、おむつなどにも使われる吸水性ポリマーだそう。ちなみに、思ったよりさらっとしているので、雪だるまは作れませんでした。ちょっと季節外れですが、ツリーとサンタのピックを刺してみたら、冬の雰囲気が出たような気がします。触っても溶けないので、クリスマスシーズンのインテリアにしてもいいかもしれません。筆者は子供の頃、遊び心で雪を食べたことがありますが、こちらの雪は食べないでくださいね。冬の気分を味わいたい時や子供の自由研究にぴったりなこのアイテム。雪が恋しい人や、暖かい部屋で冬の気分を味わいたい人は、試してみてはいかがでしょうか。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年02月14日関東甲信の広い地域が雪に見舞われた、2023年2月10日。谷口 菜津子(@nco0707)さんは、積もった雪でオリジナルの雪だるまを作っていたところ、通行人からこんな声をかけられたといいます。「写真、撮ってもいいですか?」通行人が足を止め、さらには写真撮影を頼んできたという、その雪だるまを早速ご覧ください。猫ダルマを作っていたら通りかかった女性に「写真撮って良いですか?」と聞かれ、猫ダルマと自撮りしてくれて嬉しかったです。 pic.twitter.com/aVzD1JfGB4 — 谷口 菜津子 (@nco0707) February 10, 2023 ニャンともかわいい雪だるま…ならぬ猫だるま!耳や目、口元のふっくら感など、何から何までかわいらしく、通行人が一目見て、心を奪われてしまうのも納得です。ベンチの上で、お上品にお座りしている猫だるまは、Twitterを介して多くの人を魅了した様子。「かわいい!」というコメントのほか、『いいね』も多数寄せられています。学生や社会人にとって、雪は通勤通学の妨げになり、やっかいに思っている人も少なくないことでしょう。しかし、街中に目を向けると、もしかしたらこんなユニークで愛らしい雪だるまと出会えるかもしれません。そんな出会いに期待をすれば、雪の日でも外に出たくなってきますね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月10日雪旅籠の灯り実行委員会は、「400年の宿場町、月山志津温泉の幻想的な雪旅籠の街並みを「冬の花火」で彩りたい」プロジェクトを、クラウドファンディングサイトCAMPFIREにて2月10日(金)まで実施しています。サイトURL: 【月山志津温泉 雪旅籠(ユキハタゴ)の灯りとは】月山志津地区は四百年以上前から三山行者の宿場町であり、冬場の6mにも及ぶ雪という資源を利用して、この地域でしかできないオンリーワンのイベントを開催したいという想いから、雪で旅籠の街並みを再現することになりました。一軒の旅籠作りから始まり、現在では趣のある旅籠が立ち並ぶ当時の宿場町を、期間限定で楽しんでいただいています。画像12006年から始めた「雪旅籠の灯り」は雪を観光資源にして、冬期間の誘客数を増やす目的で開催してきました。自然に降り積もった雪で昔の宿場町を再現しています。ノスタルジックな風景はここの土地でしか体感できないイベントであり、この雪で作られた幻想的な世界に、願いと感動を込めた花火を打ち上げたいと、クラウドファンディングで、協力者を募っています。ようやく完成した渾身の逸品がCAMPFIREで初お披露目となります。数量限定でご用意しております。■CAMPFIREサイトはこちらから<400年の宿場町、月山志津温泉の幻想的な雪旅籠の街並みを「冬の花火」で彩りたい> 目標金額600,000円(開催期間2022年1月29日~2023年2月10日)画像2画像3<雪と蝋燭で彩られた世界に、空高く『冬の花火』を打ち上げたい!>旅館だけが立ち並ぶ珍しい地域ですが、一年の半分は雪の恩恵をいただき営業を続けています。イベント期間中は、夜になると昔にタイムスリップした感覚になり、寒さを忘れるほどの感動を覚えます。雪と蝋燭で彩られた世界に、空高く打ち上げられた冬の花火は儚くも美しい光景です。週末二回分の費用は、実行委員会で確保できており、100%を達成したことで週末に2回打ち上げを追加することができます。今後も、『冬の花火』を回数多くご覧いただけるように邁進いたします。約1か月のイベント期間の中で週末ごと,更には祝日も打ち上げたいと思っています。そして、今回のクラウドファンディングのもう一つの想いは、西川町を期間中に訪れる方だけでなく、初めて雪旅籠の灯りを知る方にも、動画で雪と蝋燭で彩られた世界に、空高く上がる『冬の花火』を、西川町の名産品をとともにお届けし、西川町のファンになっていただきたいと、今回のプロジェクトを企画しました。【リターンの紹介】(1)雪旅籠の灯り動画と月山地ビール飲み比べセット(ピルスナー、ミュンヒナー、ラオホ)/10,000円(在庫状況により組み合わせが変わることもございます。)(2)雪旅籠の灯り動画と銀嶺月山純米吟醸酒(月山の雪)&月山漬物/10,000円(3)雪旅籠の灯り動画と地ワイン(月山の兎)/10,000円(今年は兎年、おすすめの一本です)(4)雪旅籠の灯り動画と月山蕎麦と麦切セット&月山なんば粉2種類/10,000円画像4<月山志津温泉 雪旅籠の灯り実行委員会>HP : Facebook: ~ 三山行者が訪れた昔の志津の町並みを雪で再現 ~月山志津地区は四百年以上前から三山行者の宿場町であり、冬場の6mにも及ぶ雪という資源を利用して、この地域でしかできないオンリーワンのイベントを開催したいという想いから、雪で旅籠の街並みを再現することになりました。一軒の旅籠作りから始まり、現在では趣のある旅籠が立ち並ぶ当時の宿場町を、期間限定で楽しんでいただけるようになりました。18回目の開催となる今回は、雪は宝であり大切な資源であることを多くの皆様にお伝えしながら、少しでも雪を好きになっていただければ嬉しく思います。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月09日北海道札幌市で、例年冬に行われるイベント『さっぽろ雪まつり』。話題の人物やものをモチーフに作られた雪像は、多くの人を魅了しています。2023年開催の『さっぽろ雪まつり』は、2020年以来、3年ぶりに会場で開幕。新型コロナウイルス感染症の拡大により、2021年と2022年時は、オンライン形式による無観客開催でした。おけら(@okera1127)さんも、現地に行き、それぞれの雪像観賞を楽しんだそうです。数ある作品の中で、おけらさんは気になるものがあったといいます。メジャーリーグで活躍している大谷翔平選手の雪像がある中、それ以上に気になったものが…。(´-`).。oO(さっぽろ雪まつりの市民雪像…ちいかわやらアーニャやらオオタニサンやら載せたけど、やたら異彩を放ってるのは肺の雪像なんだよなぁ…気管支の造りが精巧なんよ) #さっぽろ雪まつり pic.twitter.com/5Rtv9bjez2 — おけら@臆トレManager4545 (@okera1127) February 4, 2023 看板に書かれた「健康であることが、私たちの願いです」という説明。なんと、肺の雪像だったのです!肺静脈や気管などがリアルに再現されています。肺は、生きる上で大切な身体の部分。『さっぽろ雪まつり』に来た一人ひとりに、改めて健康に気を付けてほしい願いが込められているようですね!肺の雪像はネットで人気を集め、「ハイクオリティ」「教科書に出てきそうなほど忠実!」「作り込みがすごい」と驚きの声が上がりました。3年ぶりに会場で開幕したとあり、多くの人が訪れている『さっぽろ雪まつり』。ほかにもどのような作品があるのか、見に行ってみたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2023年02月06日10年に一度と言われるほどの最強寒波に見舞われた日本列島。ふだんは雪の降らない地域でも積雪が見られ、通勤や通学をはじめとした日常生活に大きな影響を受けた方も多いのではないでしょうか。冬の風物詩でもある雪ですが、実際に降り積もると交通機関が麻痺したり雪かきという肉体労働を強いられたりと、のん気に「雪やこんこ♪」なんて口ずさんでいる場合ではありませんよね。そんな「雪やこんこ」という歌い出しが有名な『雪』という童謡ですが、「こんこ」の意味をあなたは知っているでしょうか。「雪がこんこんと降る」「こんこんと眠り続ける」「キツネがコンコン鳴く」…意外とよく使われている「こん」という言葉の意味を調べてみました。「雪やこんこ」は「来ん来ん」『雪』の歌詞の一説である「雪やこんこ」は漢字では「雪や来ん来ん」と書き、「雪よもっと降れ降れ」という意味なのだそう。雪に喜ぶ子供たちの様子を表した歌詞だったのですね。しかし、雨や雪が「こんこんと降る」という表現をする時に用いられる「こんこん」は、「さかんに降るさま」を表す擬態語なのだとか。「こんこんと眠る」、「こんこんと諭す」、「こんこんとわき出る」…まだまだあった「こん」の表現では「こんこんと眠る」とはどんな意味なのでしょうか。この時の「こんこん」は漢字では「昏昏」と書き、「意識を失っているさま」や「眠りの深いさま」、「暗くて物の区別がつかないさま」を表す表現なのだそう。また「こんこんと諭す」では、「心の込もったさま」や「心をこめて繰り返し説くさま」を表す「懇懇」という表現が用いられます。「滾滾」と表現するのは「尽きることなく盛んにわき出るさま」を表す時。「水がこんこんとわき出す」なんて言いますよね。「渾渾」や「混混」と書かれる場合もあり、こちらも「水がさかんに流れるさま」を表すほか、「物事の尽きないさま」を表現する時に用いられます。そして、キツネの鳴き声や咳払い、ドアをノックする音としておなじみの「コンコン」は擬音語です。ふだんあまり気に留めることなく使っていた「こん」という表現。ただのオノマトペかと思いきや、文脈によってさまざまな意味をもつ表現だなんてびっくりです。しっかりと意味を知ったうえで使えれば、日本語レベルが一段上がりそうですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月01日雪が降ると、街の景色が一変することは珍しくありません。建物の屋根や道路に雪が積もり、雪かきをする人や、慎重に歩行する人などが出てくるものです。吹雪が起きれば、数m先の視界が悪くなることもあります。吹雪の中、マクドナルドが?各地で厳しい寒さと雪が観測されている、2023年1月下旬現在。めかぶ(@aybena)さんが住む兵庫県神戸市でも、雪が降りました。雪は勢いを増し、吹雪になったといいます。吹雪の中、街を歩いていためかぶさんは、救世主のような存在感を放つ建物にたどり着いたのです…!吹雪の中、救世主みたいなマクドナルドがあった pic.twitter.com/y192V1OT0r — めかぶ (@aybena) January 25, 2023 辺りが吹雪で視界が悪くなる中、ポツンと光り輝くファストフード店『マクドナルド』の建物。めかぶさんは寒さのあまり、同店で1杯のコーヒーを購入し、身体を温めたようです。「吹雪の中、遠くからマクドナルドの灯りが見えた時の安心感はすごかった」とも振り返っています。ネットを通じて、同店の光景は「ゲームのセーブポイントみたい」「旅人にとって救いの世界のよう」「異世界に飛ばされたマクドナルドかな?」といった反響を呼びました。外出中に吹雪が起きると、自宅に帰るのが億劫(おっくう)になることもあるでしょう。そんな時は、マクドナルドのような飲食店で身体を温めてから、帰りたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2023年01月27日子供が雪を見て、はしゃぐのと同じく、犬も雪の日には気分が上がるようです。愛犬のまるくんと、ぺこちゃんと暮らしている飼い主(puipuipomecar_)さんが、1本の動画をTikTokに投稿。雪で遊んだ後のぺこちゃんは、体に雪玉をたくさんくっつけていました。飼い主さんのお姉さんが、記念撮影のため前脚を数秒だけ持とうとすると…。@puipuipomecar_ 自分の脇に付いた雪玉を食べる犬 #犬 #ダックスフンド #ブラックターン #雪 ♬ オリジナル楽曲 - まるくんとぺこちゃんぺこちゃんは、自分の脇に付いた雪玉を食べ始めました!まだ撮影していないと思ったお姉さんは、ぺこちゃんの予想外な行動を動画に収められるよう、飼い主さんを急かします。そんな様子も、飼い主さんはバッチリと撮影していました。雪を思う存分堪能しようとする、ぺこちゃんの姿に、人々は吹き出しています。・我が家の愛犬も雪が好きです!・うちの子も、体に付いた雪玉を食べていました。『あるある』なのかな?・ダックスフンドは、おなかが地面に近いから、雪玉がいっぱい付きますよね。なお、飼い主さんは、この後にタオルで、ぺこちゃんの体に付いた雪玉を取り除いたとのこと。雪の日には、また全身で雪を楽しんでね、ぺこちゃん![文・構成/grape編集部]
2023年01月21日