syrup16g、VOLA & THE ORIENTAL MACHINE、peridotsなどのメンバー、そして杉本恭一、tacicaなど、様々なアーティストのサポートドラムを勤める中畑大樹が、誕生日である7月25日(木) にライブイベント『中畑大樹50祭』を開催する。今年50歳の誕生日を迎える中畑。イベントには自身がドラムを叩く、syrup16g、tacica、peridotsの3組が出演。当日は、ステージに出づっぱりでドラムを叩き続けることとなる。チケットは、本日20時より各出演者のオフィシャルHPにて抽選受付がスタート。■中畑大樹 コメント50歳を迎える日にこのようなイベントを用意していただきとても感謝しています。当日は誰よりも楽しむ気満々ですがみなさまにも一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。では会場でお待ちしてます!<イベント情報>『中畑大樹50祭』7月25日(木) 東京・Spotify O-EASTOPEN 17:45 / START 18:30出演:syrup16g / tacica / peridots【チケット料金】前売スタンディング:6,000円(ドリンク代別)■先行(抽選)受付期間:4月5日(金) 20:00~4月14日(日) 23:59■一般発売6月22日(土)■オフィシャルHPsyrup16g web Site: web Site: web Site:
2024年04月05日子育てや教育にまつわる情報を探していると、「10歳までに◯◯すべき」という説をよく目にします。それはなぜでしょう?どうやら「10歳までの子ども」は、親子の関わり方によってぐんと伸びる可能性を秘めているらしいのです。今回は、子どもの未来のために「10歳までにしておきたいこと」について考えていきます。「10歳までに〇〇すべき」の科学的根拠そもそも「10歳まで」という年齢に根拠はあるのでしょうか?小学校高学年に差しかかる10歳の子どもは、大人に比べるとまだまだ幼稚な面が多いものの、子どもっぽさが抜けつつある変化の過渡期です。ここでは、脳や心の成長と教育面における10歳までの変化を見ていきましょう。■脳の発達における「10歳」とはまずは脳科学の面から、10歳までの子どもの脳の成長について解説していきます。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家である加藤俊徳氏は、子どもの脳の成長には段階があり、その年齢に適した脳の発達を促すことが大切であると述べています。具体的には、3~7歳くらいまでは体を動かすことを重点的に、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)で脳に情報を取り入れることを意識するといいそう。目的は右脳の成長を促すこと。「感性脳」と呼ばれる右脳の発達は、相手の気持ちを汲み取るなど、他者と上手にコミュニケーションをとるのに欠かせません。続いて7歳以降、小学校に入ると教科書を使ってたくさん勉強をするようになり、言葉の情報を理解する能力が鍛えられます。これにより「論理脳」と呼ばれる左脳が著しく成長し、自分自身を理解するのに役立ちます。加藤氏によると、「10歳以降にぐんと伸びるのは、体験を言葉にしたり、文字情報を読んで深い理解につなげたりする能力。だからこそ、それまでに言葉以外の体験を十分にしておく必要がある」とのこと。満点の星空を見上げる、炎天下でかき氷を食べる、虫の声に耳を傾けるなど、五感を通したさまざまな体験をさせてあげましょう。■心の発達における「10歳」とはよく「10歳の壁」という言葉を耳にしますが、発達心理学の観点からも、10歳は精神的な不安定さが顕著に現れる難しい時期だと言われています。「子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題」(文部科学省)によると、10歳前後の子どもは「自分のことを客観的にとらえられるようになる反面、自己に対する肯定的な意識をもてず、劣等感をもちやすくなる」という特徴が見られるようになるそう。このような内面の変化は、親にとっても子ども本人にとっても深い悩みにつながる可能性がありますが、決して悪いことばかりではありません。「10歳は子どもにとって大きな飛躍の年」と話すのは、発達心理学・学校心理学の専門家である渡辺弥生氏。この時期の子どもは急激に大人に向かって成長します。悩みの内容も大人と同じように複雑化されるでしょう。しかしそれこそ、自分を客観視できるようになった証であり、将来のことをしっかりとイメージして考えられるほど成長した、ということなのです。大きな変化の渦中にいる子どもは、親が考える以上に強いストレスを感じています。ときには反抗的な態度をとってしまうこともありますが、将来大きく羽ばたくために必要な過程なのです。10歳前後の子どもの心は、急激に成長している最中と言えるでしょう。■学力面における「10歳」とは最後に、10歳を境にした変化について、教育における観点から解説します。花まる学習会代表の高濱正伸氏は、「子どもはおおむね10歳(小学4年生)くらいを境に、大きく変わります。親は小学校低学年と高学年では “生態がまったく違う” ことを認識すべきです」と述べています。私の長年の観察によると、小学3年生(9歳)までが「オタマジャクシ」の時代で、小学5年生(11歳)から「カエル」の時代がはじまります。その間の小学4年生(10歳)は、「オタマジャクシ」から「カエル」に変わる転換期であり、「オタマジャクシに足が生えた状態」といえるでしょう(もちろん成長には個人差があります)。(引用元:高濱正伸(2014),『本当に頭がいい子の育て方』, ダイヤモンド社.)学力面において「10歳」は分岐点になります。高濱氏は、「8、9歳くらいまでに “頭のよさ” の核心部分が育つ」と言い、「低学年で基礎力を完成させ、高学年以降にさらに発達させる、というプロセスが一般的なので、10歳までに基礎力が身についていないと、それ以降の “あと伸び” が難しくなる」と指摘しています。このように、子どもにとって非常に重要な時期として「10歳」が挙げられるのは、それなりの理由があるのです。長い人生のなかでたった10年でも、その時期の経験や生活の基礎が人生の土台となることを考えると、「10歳までに」してあげたいこと・させてあげたいことが見えてくるはずです。10歳までにしたほうがいい4つのことでは具体的に、10歳までに何をしたらいいのでしょうか?ここでは押さえておきたい4項目をピックアップしました。■10歳までに「生活習慣を整える」12年間、5万人以上の「勉強ができる子」の学習パターンを調査してきた朝日大学マーケティング研究所所長の中畑千弘氏は、「勉強ができる、できない子の差は10歳までの生活習慣にある」と断言します。中畑氏によると、いわゆる「勉強ができる子」は、「10歳までに机に向かって5分でも10分でも何かをするという習慣」が身についていることが多いそう。また、勉強に限らず、同じ時間に起きる、同じ時間に食事をとる、同じ時間に寝る、など規則正しい生活を送る習慣が身についているという点も重要です。文部科学省による「全国学力・学習状況調査」(平成28年)では、朝食を毎日食べている子どものほうが、学力調査の平均正答率や体力合計点が高い傾向にあるという結果が出ました。朝起きて食欲が出ないなら、具沢山のスープやフルーツなどを少量でも食べる習慣をつけましょう。また、教育ジャーナリストの清水克彦氏は「正しい生活習慣に加えて、お手伝いや整理整頓の習慣も身につけるべき」と述べています。なぜなら、お手伝いや整理整頓が習慣づいている子どもほど、頭のなかの考えを整理しやすく、上手に感情のコントロールができたり、自分から率先して行動できたりと、学力では測れない能力が身につくからです。10歳までによい習慣を身につけさせたいですね。■10歳までに「考える経験をさせる」「思春期になんらかの問題を起こすかどうかは10歳頃までの親子関係で決まる」と話すのは、青山渋谷メディカルクリニック名誉院長の鍋田泰孝氏です。10歳までの学童期は、子どもが精神的に安定していてまだ頭が柔らかい時期。それゆえ外界から多くのことを取り込みやすく、「基本的な性格ができあがる時期」でもあるのです。基本的な性格ができあがるというのは、対人関係のスキルや物事のとらえ方、主体性といった「基本的なライフスタイル」ができあがることでもあります。この時期に自分で考える経験をせず、すべて親に決めてもらっていたら、思春期にぶつかる壁を乗り越えるのは困難になるでしょう。わが子が心配なあまり、つい過干渉になってしまう人も多いかもしれませんが、その弊害についてはよく知られるところ。そうならないように、「子どもをひとりの人間として尊重することが大切」と話すのは公認心理師の佐藤めぐみ氏です。親が意識すべきは「質問をする」「相談をする」「意見を聞く」の3つ。子どもの決断や判断の機会を奪わないように、まずは子どもに「どうしたい?」「○○くんはどう思った?」と聞いてみてください。子ども自身が考え、自分の気持ちを正直に言えるようになるといいですね。■10歳までに言語能力を伸ばす開成中学校・高等学校校長を経て現在は北鎌倉女子学園学園長を務める柳沢幸雄氏は、「人間としての基本形ができあがる10歳までに、幅広い経験をさせる必要がある」と話します。ただしそれは、習い事をたくさんさせるという意味ではありません。この時期に培いたいのは、学力や特定のスポーツの能力ではなく、「総合的な生活力」いわゆる「生きる力」です。なかでも「言語能力」を伸ばしてあげることを意識してあげるといいそう。というのも、人から何かを教わるときにも、自分で物事を考えるときにも、人間は言語を使うから。つまり、「言語能力こそが学びの基礎」なのです。子どもの言語能力を伸ばすには、「子どもの話をきちんと聞くこと」が基本です。成長過程にある子どもはボキャブラリーが少なく、話を組み立てることがまだ苦手。柳沢氏は、「話すのに時間がかかっても、親は辛抱強く待って、子どもに考える時間を与えてほしい」と述べています。「子どもがしゃべる時間が2、親がしゃべる時間を1」を意識するよう心がけましょう。■10歳までに思い切り遊ばせる「10歳くらいまでに思いきり遊べていない人間は、将来的に伸びない」と断言するのは、教育改革実践家の藤原和博氏。これからの時代に求められるのは、正確な答えをすばやく導き出す能力ではなく、「正解がない問題に対して多くの仮説を立てられる力」だと藤原氏は説きます。その力は、遊びのなかで育まれるのだそう。遊びというのは決まった正解がなく、想定外のことも起こります。だからこそ、その場の状況を踏まえて仮説を立てて乗り越えたり、みんなが楽しめるように臨機応変にルールを変更したりする柔軟性が求められるのです。実践教育ジャーナリストの矢萩邦彦氏も同様に、「小学2年生まではできるだけ外遊びをして、ものを観察したりつくったりする時間を確保する必要がある」と述べています。習い事に追われて遊ぶ時間がない子どもも多く見られますが、できるだけしっかりと外遊びをさせることが、その先の学びの基礎づくりになるのです。どこか特別な場所や整備された遊び場へ連れて行かなくても、近所の公園でいつもとは違う遊びを取り入れたり、散歩コースを変えてみたりと、日常のなかで工夫して変化を楽しむことはできますよ。10歳までに高めたい「自己肯定感」と「非認知能力」最後に、STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ(編集)× おおたとしまさ氏(監修)の書籍、 “10歳までに一生ものの土台ができる” 『究極の子育て』をご紹介します。本書は、「変化の激しい現代社会において、必要とされる知識やスキルを不足なく身につけるためにどうするべきか」を問う一冊。そのカギとなるのは、「自己肯定感」と「非認知能力」です。自己肯定感は、無条件に自分にOKを出せる感覚。非認知能力は、テストの点数では表せない幅広い力。どちらもこれからの時代に求められる力です。「これだけは大切なこと」をぎゅっと絞ってまとめています。「育児や教育に悩んでいる」「子どもの未来への漠然とした不安を抱えている」といった保護者にこそ、ぜひ読んでいただきたい一冊です。 ***とはいえ、「10歳までに絶対に身につけさせなきゃ!」と焦る必要はありません。ひとりひとりのお子さんのペースに合わせて、無理なく能力を伸ばせるようにサポートしてあげましょう。たとえ10歳を過ぎてしまっても、親御さんの愛情と熱意があれば、いつでも軌道修正することは可能なのです。(参考)PHPのびのび子育て 2020年8月特別増刊号, PHP研究所.高濱正伸(2014),『本当に頭がいい子の育て方』, ダイヤモンド社.文部科学省|3. 子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「10歳の壁」ではなくて「10歳の飛躍」!親が我が子の10歳をもっと面白がるべき理由ダイヤモンドオンライン|勉強ができる子を育てる「黄金の時間割」教えます!「早寝早起き朝ごはん」全国協議会|「早寝早起き朝ごはん」運動について清水克彦(2010),『頭のいい子が育つ10歳までの習慣』, PHP研究所.STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|思春期の問題は学童期からはじまっている?10歳までの親子関係が大事な理由STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「過干渉、ヘリコプターペアレント予備軍」親の意外な特徴。もしかしてあなたも?STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|生きる力をつくる「10歳までの幅広い経験」。子どもに勉強は教えるな!?STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|過剰な受験勉強よりも大切な、「10歳までに思い切り遊ぶ」という経験AERA with Kids 特別編集,『自己肯定感を高める本』, 朝日新聞出版.
2021年06月08日プロ野球・横浜DeNAベイスターズ前監督の中畑清が、千葉テレビ(チバテレ)で、ビジネス番組の進行役を担当することになった。8月6日スタートの『燃える男中畑清の123絶好調』(毎週土曜22:15~22:30/再放送毎週水曜11:30~11:45)で、企業のトップと対談する。この番組は、毎回、中畑がさまざまな企業のトップと対談し、社長の熱い一面や会社の熱いエピソード、熱い社員などを発掘していくというもの。"熱い"つながりで、燃える闘魂・アントニオ猪木のモノマネでおなじみのアントキの猪木も出演し、企業に闘魂注入を行うほか、エンディングでは、中畑が熱唱を披露するコーナーも用意されている。中畑は「監督業を終えた後、いろいろな企業の方とお会いする中で、こんな番組をできたら面白いな、という構想があり、それがチバテレとうまくマッチしてこの番組が実現しました」と、立ち上げの経緯を説明。球団の監督と企業の社長の共通点は「スタッフに対する意識」だといい、対談した企業のトップから「パワーを感じられ、成功していてうらやましく思いました」と感想を語る。番組については「すごく良いアイデアを提供できると思います」と自信。「視聴者の皆さんには番組を見て、利用できるものが見つかったらトライしてほしいですね。幸せになるためのアイデアやヒントが、この番組には転がっていますよ!」と見どころを話している。
2016年07月26日プロ野球・横浜DeNAベイスターズ前監督の中畑清が、関西テレビ・フジテレビ系トーク番組『さんまのまんま』に21年ぶりに出演。恩師・長嶋茂雄氏から怒られたエピソードを披露する。関西テレビは21日(13:56~14:25)に放送。フジテレビは未定。中畑は監督時代を振り返り、「(チームが)ぶっちぎりで弱かったでしょ。4年も監督ができるとは思わなかった」と、いきなりぶっちゃけトークを展開。球団からは監督の続投要請を受けていたが、辞任の決意を固めたことを恩師・長嶋茂雄氏に伝えると、「お前はバカか?」と2回も怒られたことを告白する。"絶好調男"と呼ばれる中畑は、この日のトークも絶好調で、長嶋氏のものまねも披露。さらに、「4年監督を務めて、もらったユニフォームは1枚だけ」「(監督が審判から受ける罰金を)慣例では球団が払ってくれるのに、自腹で払わされた!」など、古巣へのクレームが続出する。収録を終えた中畑は「久しぶりにさんちゃんとじっくり話ができてよかったです。古いネタも新しいネタも思い切ってしゃべれて楽しかったですね」と満足の様子。「それにしても、まんまちゃんは年をとらなくていいよなぁ。21年前のまんま」と、きぐるみキャラクターをうらやましがっていた。
2016年05月21日プロ野球・横浜DeNAベイスターズ前監督の中畑清氏が24日、東京・御茶ノ水のBS11本社で行われた同局4月改編発表会に登場し、自らMCを務める新番組の抱負を語りながら、「実際に成功するかどうかは分かりませんけど…」と意外な弱気を見せた。中畑氏は、4月8日にスタートする新番組『中畑清 熱血!スポーツ応援団』(毎週金曜20:00~20:54)のMCに就任。メジャーからマイナーまで、幅広いスポーツのアスリートを紹介し、そのがんばりにスポットを当てていくという内容だ。同会で中畑氏は、直前に登壇した、新番組『報道ライブ(仮)』(4月4日スタート、毎週月~金曜22:00~22:54)MCの別所哲也と中島静佳の真面目な雰囲気を受け、「報道カッコ良かったなぁ」とボヤきながら登場。自身の新番組について「スポーツ以外のジャンルも含めて、メッセージを送れるような番組を作れたら」と力強く意気込みを語ったと思いきや、直後に「ただ、実際に成功するかどうかは分かりませんけど…」と、"絶好調男"に似合わぬ弱気を見せ、会場を笑わせた。また、中畑氏は同番組で「先生になりたいんです」と要望。「こんなお調子者でも、人を育てるための基本とかルールとかマナーをスポーツは教えてくれるんです」と説きながら、「特に野球というスポーツはそうだったんですけど、(覚せい剤取締法違反で逮捕された)清原(和博容疑者)が問題を起こしてしまった。これはやっぱり、人間教育の原点ではないかと思っている」「野球って、ちょっと活躍すればすぐスターになれるんですよ。そこから1年目、2年目、3年目っていうのはすごく大事なんですよね」と持論を述べた。アシスタントMCには、CMで披露した豪快なバットスイングが"神スイング"と呼ばれて話題の、グラビアアイドル・稲村亜美が就任。注目するスポーツを聞かれると、中畑氏と「ゴルフ」でかぶってしまい、「すいませんね、息が合わなくて」とフォローされてしまったが、中畑氏を「すごく明るくてユニークな方」と論評。すかさず本人に「面白いだけじゃないぞ? 中身もしっかりあるぞ?」と合いの手を入れられると、「そういう中身も徐々に知れたらいいなと思います」と見事に掛け合い、早くも名コンビぶりを予感させた。稲村はこの会で、得意の"神スイング"を披露。元西武のカブレラに加え、元中日・横浜などの種田仁ばりのスイングを見せ、会場をわかせた。すると中畑は、種田スイングを見て「おれもそういう風にケツを振ってたんだよ」と切り出し、自らもスイングを披露することに。迫力ある空気を切る音をとどろかせると、会場からどよめきと拍手が起こり、「それなりにね、一流だと言われた選手でしたからね」と得意げな表情を見せていた。中畑はほかにも、番組プロデューサーに「すんなり(オファーを)快諾していただきました」とバラされると「考えに考えて、心配しながら受けたってことにしてるんだから、そういう話してよ!」と慌てたり、質疑応答の時間で挙手してもなかなか当てられない記者に「ずっと手を上げてるのにね。目立たないのかな? 頑張ってね」と声をかけるなど、やはりいつも通りの"絶好調"ぶりを見せ、会を盛り上げていた。
2016年02月24日元横浜DeNAベイスターズ監督の中畑清氏(62)が24日、都内で行われた映画『ジュラシック・ワールド』ブルーレイ&DVDリリース記念イベントに出席し、巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏は「監督にならなきゃいけない」と語った。イベントで、"ゴジラ"の愛称で知られる松井氏が本作の魅力を語るVTRが紹介されると、中畑氏は「完璧なコメントだったね」とたたえ、「最初見た時は本当にゴジラそのものでしたよ。迫力がありましたよ」と出会った頃の印象を語った。そして、MCを務めた映画コメンテーター・LiLiCoが「松井さんはいつか監督に?」と聞くと、「ならなきゃいけないでしょ。球界に対して恩返しをするためには」と力強く答え、「どの球団でやるかっていうのは別として…ジャイアンツだと思うんですけど」と発言。「タイミングがあると思います。僕だって60歳前にやっとなれた。やりたいって言っているヤツはなかなかなれないけど、彼はやりたいってあんまり言わなかったからいつでもできる」と笑いを交えて話し、「見たいね。彼の監督の姿を」と期待した。また、各球団のキャンプを視察した中畑氏は、今年の優勝は「ソフトバンクでしょ。戦力がたまらなくすごい」と断言。セ・リーグの中では「金本(知憲)のところがおもしろいね」と阪神を挙げ、「(高橋)由伸も2、3年監督をやっているような落ち着きがある。周りをしっかり観察して、どっしり構えてやっているという怖さを感じる」と注目の巨人新監督も評価した。イベントには、大相撲初場所で日本出身力士として10年ぶりに優勝した大関・琴奨菊も出席。『ジュラシック・ワールド』ブルーレイ&DVDセット(3990円+税)は、NBCユニバーサル・エンターテイメントより2月24日発売、同時レンタル開始。TM&(C) 2014 Universal Studios & Amblin Entertainment,Inc.All Rights Reserved.
2016年02月24日北アイルランド紛争を背景に、サッカーに青春を捧げた若者たちの激動の日々を描く『ザ・ビューティフル・ゲーム』。このロンドン発のミュージカルの日本語翻訳版が、1月31日、東京・新国立劇場 小劇場で幕を開ける。そこで蜷川幸雄のもとで長年演出助手を務め、本作でミュージカル演出デビューを飾る藤田俊太郎と、主演の馬場徹、大塚千弘に話を訊いた。ミュージカル『ビューティフル・ゲーム』チケット情報取材前に初の読み合わせを行った藤田は、馬場、大塚について「おふたりとも素材としては真っ白」と分析。「だからこそ稽古を進めていく中で、この作品に必要なものをいろんな観点から色づけしていけるんじゃないかなと。さらにおふたりのまだ開拓されていない部分を発見していくことが、本作における僕の役割だと思います」と語った。ふたりが演じるのは、サッカー選手として将来を有望視されるジョンと、その恋人のメアリー。「メアリーはすごく信念の強い人で、どんなことがあってもジョンのことが大好きなんですよね。彼の優しさに惹かれているし、自分が守ってあげなきゃっていう母性的なところもあって」と大塚が語ると、「ジョンもメアリーのことが大好きなんでしょうね」と馬場。「ただその優しさゆえに流されてしまうところもあって……。だからこそあんなことになってしまったんだと思います」と続ける。カトリックとプロテスタントの熾烈な争いが続いた北アイルランド紛争。馬場が語ったジョンの身に起きた事件も、この激しい紛争の中で起きた事件だ。本作で重要なキーワードとなる“カトリックとプロテスタント”。この関係性を藤田は、ある舞台装置を使い視覚化しようしている。「センターステージにして、その中央にロッカーを並べようと思っています。ロッカーに扉はないので、中を通して向こうの世界が見えるようになっていて。あと信者の数はカトリックの方が多いので、それに合わせて客席の割合も変えようかなと。そうすることで、この対立構造がよりはっきり見えるんじゃないかと思います」。馬場はこう言う。「表面的なものだけが見えてしまうとすごくもったいない作品。その奥底にあるものをきちんと伝えていきたい」と。それが何かと言えば、大塚が語るように「この作品から持って帰るものは、人それぞれみんな違うと思う」ということなのだろう。その中でひとつ、藤田はこれを挙げる。「人と関わる、生きていく喜び。そんなことを少しでも感じてもらえたらいいなと思います」。公演は2014年1月31日(金)から2月11日(火・祝)まで、東京・新国立劇場 小劇場にて。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2013年12月26日