タレント・野々村真(59)と野々村俊恵(60)夫妻の長女・香音(22)が1日、自身のインスタグラムを更新。香音は「この度、私、香音は、2024年3月31日をもちまして13年お世話になったスターダストプロモーションを退社し、ホリプロに所属させて頂くことになりました」と伝え「ここまで自分の道を共に歩んでくださったスターダストの社員の皆様、たくさんのことを学ばせて頂いた数々の先輩方には心から感謝しております」とつづった。続けて「これからも女優として、芝居を追求し、モデルとして、自分の創り出す世界観を伝えられるよう、より一層精進してまいります」と決意を新たにし「これからも応援よろしくお願いします!」と呼びかけている。
2024年04月01日「暖かくなってきた」と感じる頃に、無性に食べたくなるのが、さっぱりと味わえる中華です。中華だからこそ食べ応えがあり、食後に胃がもたれないのもポイント。そこで今回は、さっぱり系の中華レシピ【17選】をご紹介します。疲れたときや食欲がないときでも食べやすいメニューが揃っているので、ぜひ参考にしてください。特に春から夏にかけて大活躍してくれますよ。■さっぱり中華<副菜>レシピ5選・キュウリとハムの中華春雨サラダキュウリとハムとシンプルな春雨サラダです。定番の甘酸っぱい中華風の味つけで、さっぱりつるんといただけます。時間がたっても美味しいので、常備菜の一品にぜひどうぞ。・中華風冷奴ザーサイとキュウリを切ったら、中華風ダレで和えて豆腐にのせるだけ。食感と塩気がほど良いアクセントになって、おつまみとしても最高です。さっぱりヘルシーで、食欲のない日やダイエット中にも◎。・ぱりぱりキュウリの中華風浅漬けキュウリのパリパリとした歯ごたえがやみつきになる一品。中華風のさっぱりとした味つけとゴマ油の香りで、ついついお箸が進んでしまいます。こってり料理の箸休めにもぴったりです。・モヤシの中華炒めメイン食材は「モヤシ」だけの超スピード副菜です。シャキシャキ食感を活かすために、強火でサッと炒める程度でOK。酢じょうゆに昆布茶を加えて、さっぱりと仕上げます。食べる直前にゴマ油を回しかけて召し上がれ。・シメジとザーサイの和え物シメジとザーサイをさっぱりと酢しょう油で和えます。ザーサイのほど良い塩気が後を引き、ご飯もお酒も進みますよ。パパッと5分で作れるので、あと1品欲しいときやおつまみに最適です。■さっぱり中華<主菜>レシピ3選・バンバンジーしっとりと茹でた鶏肉に自家製ゴマダレをかけていただきます。サラダ感覚でさっぱりと食べられるのが魅力で、ヘルシーなのに満足度が高いです。キュウリのほか、トマト、豆苗、茹でたモヤシなども合いますよ。・豚こま切れ肉で本格さっぱり酢豚風豚こま肉を塊肉に変身させて、手軽に本格酢豚を再現! 柔らかくジューシーに仕上がり、揚げずに焼くのでヘルシーです。甘酸っぱい味がたまりません。ご飯がどんどん進みますよ。・カレイの揚げ焼き中華あんかけこんがり揚げ焼きしたカレイに、トロトロの中華あんが相性抜群。お酢を入れるため、見た目以上にさっぱりとした味わいです。野菜もたっぷり摂れて、味も栄養バランスも◎。■さっぱり中華<スープ>レシピ3選・トマトと卵の中華スープふわふわ卵にトマトと酢の酸味を加えて、さっぱりとサンラータン風にアレンジ。材料2つで手軽に作れます。色合いもキレイで食欲をそそられますね。仕上げにラー油で辛味を加えてもGOOD。・もずくのサッパリスープ市販のもずくに調味料を混ぜて、お湯を注ぐだけ! さっぱり味で食欲がない日でもツルッといただけます。時間をかけずに1人分から作れるので、朝ごはんや小腹が空いたときにも最適です。・鶏と春雨の酸味スープ鶏肉と春雨を使う、具だくさんのおかずスープです。具材の旨味と酢の酸味が効き、すっぱ旨くて後味さっぱり。お肉も野菜もしっかり摂れるので、夜遅い食事にもおすすめです。お好みでラー油やゴマ油を振りかけてどうぞ。■さっぱり中華<主食>レシピ4選・梅ささ身冷やし中華ヘルシーな鶏ささ身をたっぷりトッピングする冷やし中華です。梅肉をからめるのでよりさっぱりと味わえ、スルスルッと箸が進みます。高たんぱく&ヘルシーなので、ダイエット中やトレーニング中にもぴったりです。・サッパリトマト中華ご飯味つけは塩のみ! トマトと豚ひき肉の旨味が凝縮され、さっぱりしつつも味わい深い中華風スープご飯です。お茶漬けのようにサラッと食べられるため、風邪気味や二日酔いの日にも良さそうですね。・海鮮塩焼きそばの黒酢がけ魚介の旨味が詰まったあっさり系の塩焼きそばに、黒酢をたっぷりかけて召し上がれ。まろやかな酸味がカリカリ食感の焼きそばにベストマッチ。市販のシーフードミックスを活用してもOKです。・あんかけカニ玉丼鶏ガラベースのさっぱり甘酢あんに、カニの旨味をしっかり効かせます。卵液は混ぜすぎないのがふわトロに仕上げるコツ。ボリューム満点でランチに味わうのも良いですね。■さっぱり中華<デザート>レシピ2選・とろとろ杏仁豆腐中華の定番デザートと言えば、杏仁豆腐。粉寒天で作るので、つるんとした口当たりです。すっきりとした甘さも魅力。たっぷりのフルーツと合わせれば、さっぱりジューシーな味わいを楽しめますよ。・ウーロン茶ゼリー市販のウーロン茶をゼラチンで固めるだけ。ゼリー自体に甘みはつけず、練乳と混ぜながら食べるので好みの甘さに調節できます。低カロリーで罪悪感なく食べられますよ。食後のお口直しに最適です。「あまり食欲がない…」「胸焼けしてこってりしたものが食べられない」といったときも、ぜひ今回ご紹介したさっぱり中華メニューを試してみてください。ほど良い酸味が効いていて、不思議ともりもり食べられますよ。
2024年03月31日義両親との旅行中、中華料理店へ行き一緒に食事を楽しんでいました。しかし、その店内での義父の様子がおかしくて……! 味にうるさい義父私の義父は舌が肥えていて、味にうるさい人です。結婚前に何度か義家族と一緒に食事に行きましたが、連れて行ってもらったお店はどこもおいしくて大満足でした。しかし、結婚してみると次第に義父の味覚の鋭さに悩まされることに。 結婚後、ほどなくしてわが家に待望の第1子が誕生。義両親にとってはかわいい初孫で、孫の顔を見に、遠方から何度も足を運んでくれました。時には、義両親がそのままわが家に宿泊することもあり、私が夕食を振る舞うことも。義両親に出すおもてなし料理ということで、健康の面なども考え、やさしい味つけの和食を出すことが多かったです。 ところが、義父は「出汁に使っている昆布がよくないな」とか「これは魚の味そのものが感じられない」など、細かくダメ出しをしてくるのです。正直、家庭料理でそんなに細かいところまで気にする人がいるとは想像しておらず、本当に驚きました。 義父と中華料理店へそれから、子どもが少し大きくなって、義両親と一緒に旅行をしたときのことです。義父が「ここに行こう!」と、ガイドブックに載っていたという中華料理店へ行くことに。店の中はたくさんの人で賑わっていて、あちこちから「これ、おいしいね」という声が聞こえてきました。 私もウキウキしながらエビチリなど、たくさんの料理を注文。運ばれてきた料理はどれもおいしく、うれしくなった私は「さすがお義父さん!いいお店を見つけましたね!」と義父に話しかけました。 しかし、義父は難しい顔をしたまま黙り込んでいるのです。「どうしたんだろう……」と思っていたところ、店を出るなり「ダメだな」と義父がつぶやきました。思わず「えっ?どこが?」と聞き返してしまうほどびっくり。私には何がダメだったのかはわかりませんでしたが、義父には義父なりのこだわりがあるのだなと感じました。 今でも義父が連れて行ってくれるお店は、値段にかかわらず味つけは超一流のところばかり。鋭い味覚のおかげで繊細な味の違いがわかるのは、長所でもあり短所でもあるとしみじみ感じました。ただ、子どもが「おじいちゃんと行くごはん、いつも楽しみ」と話している様子を見ると、やっぱり長所なのかなと思います。 著者/高橋由香里作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年03月23日五反田【彬龍華66】牛込神楽坂【take】虎ノ門【港式料理鴻禧(こうき)】千歳烏山【nope】中目黒【中華美食トミーズキッチン】五反田【彬龍華66】伝説の担々麺が復活!ヤザワミートと【龍天門】出身のシェフによる本格中国料理店お洒落なモダンチャイニーズレストラン2023年1月、黒毛和牛にこだわる精肉卸であり、国内外で肉料理のレストランを成功させてきたヤザワミートが、初の本格中国料理店【彬龍華66(ハンリュウカロクロク)】を閑静な目黒川沿いにオープン。店内は赤やゴールドをアクセントにしたスタイリッシュな雰囲気。半個室、個室、カウンターもあり、お相手との距離感に応じて使い分けられます。代名詞とも言える名物『66合桃担々麺』メニューには和牛のリブロース、タン、モモを使った料理を常にラインナップ。また、中国料理においては珍しい“無化調”を実践しています。総料理長として迎えたのはグランドハイアット東京の【チャイナルーム】などで料理長を務めた実力派・中里卓氏。27年前にカリフォルニア州のコンテストでグランプリに輝いたクルミ入りの担々麺も人気です。彬龍華66【エリア】五反田【ジャンル】広東・香港料理【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】14000円【アクセス】五反田駅 徒歩6分牛込神楽坂【take】あの【エンジン】の姉妹店和のアレンジが楽しい中華酒場はおひとりさまにも優しい一軒温かい雰囲気を醸し出すカウンター席神楽坂「毘沙門天善国寺」の真向かいに、2023年2月にオープンした中華酒場【take】。あの人気店【エンジン】の姉妹店です。オープンキッチンの店内は、飾り気のないこじんまりとした空間。柔らかな照明の灯りと木の温もりが落ち着く内装で、デイリーに通いたい一軒です。『牛肉山椒コロッケ』いただける料理は本店同様、和の食材を中華テイストにアレンジしたオリジナルメニュー。名前だけ見れば、和食を思わせる料理も、味付けは中華に着地しています。たとえば『牛肉山椒コロッケ』は花湫の痺れをほのかに感しさせる人気メニュー。『鯵のなめろう』は味噌の代わりに甜麺醤と自家製辣油で味つけしています。take【エリア】神楽坂【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】牛込神楽坂駅 徒歩3分虎ノ門【港式料理鴻禧(こうき)】香港の名店の味を引き継ぐ実力店臨場感溢れるパフォーマンスも魅力オープンキッチンのカウンター席美食家垂涎の名店【福臨門魚翅海鮮酒家】。その味を引き継ぐ新店がここ、虎ノ門に店を構えた【港式料理鴻禧】です。オープンキッチンのカウンター席には耐熱ガラスが置かれ、“トミーさん”の愛称で親しまれるシェフが鍋を振る様子や、クリスピーチキンを揚げていく過程を正面から見られるのも同店の魅力の一つ。この臨場感も、胃袋を刺激するスパイスになりそうです。『清蒸紅斑魚』“トミーさん”こと覃志光さんは、【福臨門酒家】で14年半研鑽を積んだ手練れ。その実力を感じさせるのは【福臨門】の味を彷佛とさせるのが香港の高級スープ“上湯”。老鶏、金華ハム、豚赤身肉でとるスープで、その味が店を決めると言われているほどです。鮮魚を丸ごと一尾蒸しあげる『清蒸魚』も、香港の代表的な料理の一つで、必食です。港式料理鴻禧(こうき)【エリア】虎ノ門【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】虎ノ門駅 徒歩5分千歳烏山【nope】街角のビストロのようなカジュアルさで楽しむ「スパイス×中華×ワイン」スパイスに食欲をそそられるオープンキッチンのカウンター席2023年に惜しまれつつ閉店した祐天寺【レカマヤジフ】は、独創的なスパイスカレーやコース料理でスパイスマニアを熱狂させた名店。そんな同店で腕をふるっていた高木祐輔氏が新たに開いたのは「スパイス×中華×ワイン」をテーマにしたアラカルトスタイルのお店です。店内は落ち着いた雰囲気と現代的なカジュアルさも感じられて居心地がよく、オープンキッチンのカウンター席ではスパイスの香りに包まれます。『豚の角煮 宝塔肉』「中国各地方からインドまで自在な調理法でつくられた料理」と聞くと、スパイス感の強い料理を想像しますが、意外にもスパイスの香りはやさしく穏やか。良質な食材が手に入る日本だからこそ、あくまで食材の良さを生かすことを第一に考えているのだそう。特に『スパイス×前菜盛り合わせ』や宝塔に見立てた角煮『豚の角煮 宝塔肉』は必ず食べたい一皿です。nope【エリア】千歳烏山/仙川【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8000円【アクセス】千歳烏山駅 徒歩1分中目黒【中華美食トミーズキッチン】【香妃園】の味を長年支えたベテラン「トミーさん」が織りなす体に優しいネオ町中華光が差し込む開放的な店内中華料理一筋33年のベテランシェフで、東京・六本木の老舗中華料理店【香妃園】に足掛け17年も務めた「トミーさん」こと富谷宗久氏が独立し、高感度な人々が集う中目黒にイートイン&デリバリーを兼ねた初店舗をオープンしたのが【中華美食トミーズキッチン】。キッチンに面したカウンター席とテーブル席があり、気軽に利用できます。『鶏煮込みそば』メニューに並ぶのはチンジャオロース、ホイコーロー、エビチリ、エビマヨ、酢豚、麻婆豆腐、坦々麺、五目チャーハンなど、町中華でもお馴染みの親しみやすい一品料理。トウチを手作りするなど、手間ひまを惜しまない真摯な姿勢が細部に宿ります。なかでも特製白湯鶏の『鶏煮込みそば』は一度食べたらやみつきになる人気No.1メニューです。中華美食トミーズキッチン【エリア】中目黒【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】中目黒駅 徒歩6分
2024年03月18日岸谷香デビュー40周年の記念イヤーの始まりを告げる『岸谷香 感謝祭2024』が2024年2月23日、東京のEX THEATER ROPPONGIで開催された。この『感謝祭』は2020年から毎年2月に開催されている岸谷主催のイベントで、毎回豪華なゲストを招き、その夜にしかないスペシャルなコラボレーションを行うところに特色がある。5回目の開催となる今回は、岸谷の同級生でもあるトータス松本(ウルフルズ)と永井真理子という豪華なゲストを迎えての開催となった。『感謝祭』の趣旨は大きくふたつある。ひとつ目は観に来た人へ感謝の気持ちを音楽にして届けること、ふたつ目は参加するゲストに楽しんでもらうこと。つまり観る側も演奏する側も大いに楽しむことが最大の目標なのだ。この日、目標をはるかに越えて、楽しすぎる夜となった。『ポップンルージュ』(1989年から放送されていたラジオ番組)のジングル(番組の始まりで流れる短い音源)が流れて、ポニーテール姿で岸谷が登場すると、大きな拍手が起こった。2024年から一気に1989年にタイムトラベルしたかのような粋な演出だ。「まさか57になって、『ポップンルージュ』をできるとは思わなかったな。ラジオの前のみなさん、最後まで楽しんでいってね。本日のゲストは月曜日担当の永井真理子ちゃんです!」と岸谷の紹介で永井が登場すると、歓声が起こった。実は1989年当時の『ポップンルージュ』の月曜担当が永井、水曜担当が岸谷で、同じ帯番組のパーソナリティー同士という接点があったのだ。ラジオ番組という設定のもと、永井が1989年のヒット曲「ミラクルガール」を歌い始めると、さらに1989年ムードが色濃くなった。永井の伸びやかな歌声に、岸谷がキーボードを弾きながらハモっている。演奏はUnlock the girlsのメンバーで、下手側からYuko(Gt/Cho)、Yuumi(Ds/Cho)、HALNA(Ba/Cho)、そしてセンターには岸谷(Vo/Gt/Key/Cho)。懐かしさがありつつも、今の瞬間のキラキラとした輝きもある。観客がシンガロングする場面もあった。歌もコーラスも演奏も、そしてこんな空間が存在していること自体もミラクルと言いたくなる。ステージ上にはラジオのブース風のスペースがあり、テーブルを挟んでふたり向き合ってのトークコーナーもあった。「懐かしいなあ。超うれしいんだけど」と永井。「まさかこんな年になって、同じステージで歌える日がくるなんてね。真理ちゃん、あのころと全然変わってないよ」と岸谷が言うと、「香ちゃんこそ。ポニーテール、かわいい!」と永井。客席からも「かわいい!」の声。ふたりの息の合った会話が楽しい。当時のラジオリスナーにとっては、たまらない演出だろう。いや、当時を知らない人にも、この楽しい空気は届いたに違いない。永井のエネルギッシュな歌声とロックテイストあふれる演奏が会場内を揺らした「ハートをWASH!」では、永井のかけ声に合わせて、会場内が一斉にジャンプする場面もあった。「23歳のころをがむしゃらに生きた自分たちを振り返って、愛おしさも込めて、アレンジしました。真理ちゃんへのプレゼントです」との岸谷の言葉に続いて、永井の「23才」が披露された。23歳の頃の自分たちへのエールを送るような、温かさといとしさが詰まった歌と演奏だ。当時の思いと現在の思いとがミックスされた深みのある世界を堪能した。23歳以上の人の中には、もれなく今も23歳だったころの自分は存在しているだろう。演奏メンバーの3人は30代。多面的な「23才」の歌の世界が出現した。「ZUTTO」は永井の歌と岸谷のピアノとコーラスだけでの披露。ひとつひとつの歌詞を丁寧に紡ぐような、永井の丹念な歌声と、岸谷のたおやかなピアノが印象的だ。「ZUTTO」と「ミラクルガール」の作詞は亜伊林。2023年11月に逝去した作詞家の三浦徳子の別名義である。さまざまな思いが交錯するような歌声が深い余韻をもたらした。「感無量です。涙が出ちゃいそう」と永井。永井のゲストコーナーの最後は、「真理ちゃんにぴったりなナンバーを選んでみました」とのことで、プリンセス プリンセスの「だからハニー」が披露された。永井が歌い、Unlock the girlsのコーラスが加わると、会場内がドリーミーな空気に包まれた。1コーラス目のリードボーカルは永井、2コーラス目は岸谷で、かけあいコーラスもあり。永井と岸谷が並んでいる構図のなんと絵になることか。このふたりを観ているだけで、こちらの体の中にもエネルギーがあふれてきそうだ。夢のような共演だが、夢ではなく現実。「呼んでくれて、ありがとう」と永井。「こんなふうに出会えた奇跡に感謝だね」と岸谷。『ポップンルージュ』の「明日に乗り遅れないでね」という定番のフレーズをふたり一緒に発して、永井のゲストコーナーを締めくくった。続いてはUnlock the girlsのコーナーだ。岸谷はポニーテールから一転して、ミディアムヘアで登場。まずは、2023年のツアーでも披露している新境地を開拓した新曲「Beautiful」を演奏した。エレクトロ・テイストのあるダンスミュージックを、高揚感と浮遊感の漂うバンドサウンドとビビッドなコーラスワークで鮮やかに表現。Yuumiの自在なドラムに体が揺れる。岸谷がハンドマイクを持ち、ステップを踏みながら歌う姿が新鮮だ。セスナのエンジン音を連想させるHALNAの骨太なベースで始まったのは、プリンセス プリンセスの「世界でいちばん熱い夏」。この日は肌寒い天気だったが、冬から夏へ一気にワープするようなホットな演奏だ。「感謝祭、今年で5回目です。毎年毎年、なんでこんなに次から次へと楽しいことが出てくるんだろう、音楽って楽しいことがいっぱいあるんだなと、毎回思い知らされています」と岸谷。「また恋ができる」では、開放感と広がりのある歌声と演奏の中でたゆたっているのが気持ち良かった。この曲はラブソングであると同時に、音楽への愛の歌とも解釈できそうだ。岸谷とYukoのチャーミングなかけあいが楽しかったのは「Wrong Vacation」。メンバーそれぞれのソロプレイもあり、バンドの楽しさも伝わってきた。スケールの大きさと深遠さとを兼ね備えた歌と演奏が圧巻だったのは「Signs」だ。岸谷とYukoのエモーショナルなギター、YuumiとHALNAの伸びやかなコーラスも印象的だった。個々の声の特性を活かした自在な組み合わせのコーラスワークもUnlock the girlsの魅力のひとつだろう。Yuumiの力強いドラムとともに2人目のゲストであるトータス松本が登場すると、キャーという歓声。「エブリバディ・セイ・イエイ!」とトータスが叫び、客席とのコール&レスポンスが起こった。そのまま挨拶替わりに「ガッツだぜ!!」へ突入。トータスのパワフルな歌声に女性コーラスが加わる構図が新鮮だ。「紅一点」ならぬ「黒一点」。エネルギッシュなボーカルに応えるように、バンドの演奏もガッツにあふれている。<男も女も盛り上がってgo!>というフレーズが、この日のこの場面にぴったりだ。赤紫色のスーツ姿のトータスは、野に咲く花々を照らす朝陽のようでもあった。「呼んでくさってありがとうございます」とトータス。「同い年だけど、プリプリとウルフルズ、一緒になったことないんですよね」と岸谷。「ないですよ。だって(プリプリは)大先輩ですから」とトータス。ふたりがイベントで一緒になり、岸谷が『感謝祭』への出演を依頼し、トータスが快諾した経緯がある。Yuko、Yuumi、HALNAにとっては、多感な時期に出会ったのがウルフルズの音楽だった。演奏したい曲を挙げていったら、10曲(メドレーは8曲)になってしまい、どの曲も外せないとのことで、岸谷がアレンジして完成させたのが、このスペシャルメドレーだ。「ウルフルズメドレー、本邦初公開、前代未聞!」というトータスの紹介に続いて、メドレー1曲目の「笑えれば」が始まった。トータスのアコースティックギターの弾き語りに、Unlock the girlsのコーラスが加わる意外性のある構成だ。トータスの明朗な歌声と流麗なコーラスの組み合わせがいい。後半はバンドサウンド全開。観客全員をもれなく笑顔にする「笑えれば」だ。メドレーの曲名を挙げていくと、「笑えれば」~「かわいいひと」~「それが答えだ!」~「いい女」~「大阪ストラット」~「バカサバイバー」~「サムライソウル」~「ええねん」という8曲、16分あまり。次から次へと繰り出される名曲の数々に身を任せているのは、至福のひとときだった。いい歌、いい演奏、いい男、いい女たち。音楽的なアイディアも豊富で、工夫を凝らしたアレンジも見事だった。ぬくもりのある歌と演奏が染みてきた「かわいいひと」、爽快感あふれる「それが答えだ」、岸谷の歌声で始まり、トータスのハープが入る「いい女」、岸谷のクラビネット風キーボードと合いの手のようなキュートなコーラスが入り、途中で“六本木ストラット”へワープする「大阪ストラット」、フリ付きでの演奏となった「バカサバイバー」などなど。原曲の持ち味を生かしながらも、Unlock the girls風味も加えつつ。ゴスペル色のある岸谷のピアノとトータスの凜としたな歌声で始まったのは「サムライソウル」。ここではトータス、岸谷、Yukoのトリプルギターも実現。会場も一体となって歌ったのは「ええねん」だ。かつてトータスへの取材時に、「“ええねん”のもとになったのは“エーメン(アーメン)”という言葉の響き」と語っていたことがある。祈りと許容と肯定の思いの詰まったヒューマンな歌声は、時空を越えて今の時代にも真っ直ぐに届いてきた。ウルフルズの楽曲の素晴らしさを再認識するとともに、ウルフルズの音楽への愛とリスペクトにあふれるUnlock the girlsの演奏とコーラスにも胸が熱くなった。笑顔と涙を同時にもたらすステージだ。「こんな壮大なメドレーを作ってくれて、ありがとう」とトータス。トータスのコーナーの最後は「バンザイ~好きでよかった」。トータスと岸谷の歌声のハモリでの始まり。曲に込められた愛に、さらにこれでもかと愛を詰め込んでいくような歌と演奏だ。ウルフルズの音楽の根底には、愛とガッツが流れている。“人が人を思うことのかけがえのなさ”を描いた歌がたくさんある。そうしたウルフルズの音楽の根幹にある要素を、Unlock the girlsが見事に消化して表現していた。ルーツの音楽のジャンルは違うが、それぞれの音楽の核にある感情や衝動は、重なるところが大いにあるのだろう。本編最後のコーナーは再びUnlock the girls。ワイルドなシャウトで始まったのはファイティングスピリッツあふれる「WAR」だ。岸谷とYukoのユニゾンのギターもあり。YuumiとHALNAの生み出すグルーヴもダイナミックでエネルギッシュだ。戦火がモチーフになっていると思われる「And The Life Goes On」では、聴き手の意識を覚醒させるよう印象的なリフを織り交ぜながら、硬質なバンドサウンドを展開。終わりなき青春賛歌と表現したくなったのは「STAY BLUE」だ。最新のロックなUnlock the girlsの姿が見えてくる演奏の連続。岸谷の切れ味の鋭いテレキャスター、Yukoのニュアンス豊かなレスポールスペシャルというタイプの異なるツインギターを軸としたバンドサウンドも、Unlock the girlsの魅力のひとつだ。本編ラストはTRICERATOPSの和田唱との共作曲「ミラーボール」。ミラーボール型LEDの放つ七色の光が輝き、観客のハンドクラップも加わり、会場内にハッピーな空気が充満していく。演奏が終わった瞬間、客席から盛大な拍手とともに「最高!」との声がかかった。アンコールで、岸谷がシニヨンの髪型で登場して、Unlock the girlsのメンバーを紹介。さらにトータス、永井というゲスト陣も再登場して、プリンセス プリンセスの「Diamonds<ダイアモンド>」を全員でにぎやかに披露した。トータス、永井、岸谷が順番にリードボーカルを取ったのだが、トータスのパートでは、<悪いことしてへんで><ダイアモンドやね><オレを動かしている そんな気持ち>など、関西弁・男子バージョンになっていた。永井バージョンはキュート&カラフル。会場内が「フーッ」と一緒に歌っている。岸谷と永井がハモると、ワクワク感が倍増していく。同級生トリオとUnlock the girlsの放つ音楽という光が、会場内をキラキラ照らしていた。「世の中、いろいろなことがある中、コンサートができて、一緒に歌える世の中が戻ってきたことに感謝しながら、そして、私たちの音楽が何かの力になって届けばいいなと思いながら、ステージに立っていました」との岸谷の言葉もあった。アンコールの最後を締めたのは、Unlock the girlsによるプリンセス プリンセスの「HIGHWAY STAR」。この曲の<時を越えて旅は続いてく>というフレーズは、次のツアーの予告にも当てはまりそうだ。バンドは日々進化し続けている。それぞれの個性がさらに際立ち、より深いところで化学変化が起こっていると感じた。6月からUnlock the girlsでバンドツアーを行うことも発表された。40周年記念ツアーということで、プリンセス プリンセスのアルバムを1枚丸ごと演奏する企画もあるとのこと。観客が口々にアルバム名を叫んでリクエストする場面もあった。この企画は懐かしさとともに新鮮さをもたらすことになるだろう。どのアルバムが演奏されるかはツアー当日のお楽しみだ。『感謝祭』は、岸谷が聴き手への感謝を表す趣旨のイベントだが、「こちらこそ、おおきに」と感謝したくなるような、貴重な瞬間の連続だった。関西弁になったのは、もちろんトータスの影響である。ミラクルとガッツとキラキラが満載のスペシャルな感謝祭。令和の時代に昭和の空気をもたらし、冬に夏を到来させ、大阪から六本木へワープする。音楽とは時間も季節も空間も越えて届くものであることを実感した夜でもあった。時を越えて音楽の旅は続いていく。Text:長谷川誠Photo:MASAHITO KAWAI<公演情報>『岸谷香 感謝祭2024』2月23日 EX THEATER ROPPONGIセットリスト■w/永井真理子01.ミラクル・ガール02.ハートをWASH!03.23才04.ZUTTO05.だからハニー■Unlock the girls06.Beautiful07.世界でいちばん熱い夏08.また恋ができる09.Wrong Vacation10.Signs■w/トータス松本11.ガッツだぜ!!12.メドレー「笑えれば」~「かわいいひと」~「それが答えだ!」~「いい女」~「大阪ストラット」~「バカサバイバー」~「サムライソウル」~「ええねん」13.バンザイ ~好きでよかった~■Unlock the girls14.WAR15.And The Life Goes On16.STAY BLUE17.ミラーボール■ENCOREw/永井真理子、トータス松本18.Diamonds<ダイアモンド>■Unlock the girls19.HIGHWAY STAR<ツアー情報>岸谷香40th Anniversary LIVE TOUR 20246月14日(金) 神奈川・CLUB CITTA’6月16日(日) 宮城・仙台Rensa6月29日(土) 福岡・福岡トヨタホールスカラエスパシオ6月30日(日) 広島・CLUB QUATTRO7月13日(土) 北海道・札幌ペニーレーン247月20日(土) 大阪・心斎橋BIGCAT7月21日(日) 愛知・名古屋DIAMOND HALL7月27日(土) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)■ぴあアプリ先行受付:3月3日(日)23:59まで■岸谷香公式サイト:
2024年03月01日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『起率礼(きりつれい)』の立ち飲み中華です。学芸大学の人気立ち飲み店『鉄砲玉』の新たな姉妹店。それが自由が丘に昨年12月にオープンした中華料理×立ち飲みの店『起率礼』だ。立ち飲み中華ってこんなに進化してるんだ……。『起率礼』の食体験は、ちょっとしたカルチャーショックだった。わずか4坪強の店内ながらも、厨房には中華鍋×2がガッツリ据えられ、若きシェフの井上史子さんがパワフルに鍋を振るう。井上さんは、ウェスティンホテル東京『龍天門』など名門ホテル中華を経て広尾の『中華香彩JASMINE』で経験を積んできた圧倒的実力派。そんな彼女が完璧なキッチンを飛び出して、お客さんとゼロ距離の舞台に立つ。そんな攻めの選択そのものが、新しい風だ。既に名物メニューとなりつつあるよだれ鶏は、しっとりと火入れした総州古白鶏が、自家製麻辣油や甜醤油を掛け合わせる華やかなオリジナルタレに浸かって輝き、只者ではないオーラを放つ。黒板に書かれたメニューは多くが日替わりで、旬の食材を生かして更新されていく。フラッと立ち寄れるのに味は本物。香り高い上質な台湾茶割りなんかを軽く飲みながら2~3皿つまめて、締めにはバチっと味の決まった香港焼きそばやハムユイ炒飯が待ち受けて。格式や伝統の世界をストリートと軽やかに接続したその先には、多幸感で思わず小躍りしたくなるような食体験が広がっていた。こんな店、近所にあって欲しすぎる!よだれ鶏(690円)の余ったタレを、自家製おつまみ葱油餅(490円)につける“第2章”も嬉しい。この日の締めは香港焼きそば(790円)。ハムユイ炒飯(990円。井上さんのスペシャリテ?!)がオンメニューしていたらぜひお見逃しなく!高級台湾烏龍茶ブランド『UMACHA』の水出しで作る桂花蜜烏龍茶割り(590円)も香り高い。※メニューは日替わりです。起率礼東京都目黒区自由が丘2‐14‐2TEL:03・4400・023516:00~23:00(22:30LO)月曜休ひらの・さきこ1991年生まれ。フードライター。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)など。※『anan』2024年3月6日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2024年02月29日岸谷香が、「元気に楽しく音楽をやれていることに感謝し、お客様に喜んでいただけるように毎回ゲストを迎えて特別なセッションをする」恒例のコラボイベント『岸谷香感謝祭2024』を2月23日に東京・六本木のEX THEATERにて開催した。今回のゲストは、永井真理子とトータス松本(ウルフルズ)。永井真理子とは、曜日違いでお互いパーソナリティーをしていたTBSラジオ『ポップン・ルージュ』をオマージュし、ラジオ番組調にライブを展開。簡易スタジオブースも作り、当時の番組表などを紹介したり、トークでは架空のハガキも読む、徹底ぶり。「曲紹介し、そのまますぐにステージで演奏」というトーク&ライブ形式で展開。当時リスナーでもあった観客も多く、フロアを大いに盛り上げた。「昨年出会ったイベント現場で今回の参加を口説いた」と嬉しそうに岸谷が説明したトータス松本とのステージ。ゲスト決定後、自身のバンドUnlock the girlsメンバーとのミーティングで「あの曲はやりたい!」と意見が飛び交い収拾がつかず、結果、8曲を入れ込んだ大メドレーをリハーサルで固めデモ音源とし、ダメもとで共演スタイルを打診。トータスは「スタッフから話だけ聞いていたときは(8曲のメドレーは)『長いな』とは思いましたが、届いたリハ音源には岸谷さんとバンドの熱意がしっかり詰まっていて、それを聞いたら断る理由も全くなく、喜んでお受けしました」とMC。満員の会場からは惜しみない、割れんばかりの拍手を一手に受けとめた。アンコールでは、ステージ上の岸谷から、2024年の周年ツアー『岸谷香40th Anniversary LIVE TOUR 2024』の開催が発表に。しかも内容は「プリンセス プリンセスのアルバム、どれか1枚をフルカバーする」という周年ならではのもの。デビュー40周年。いつも前向きに音楽活動を続ける岸谷香に今年も大きな注目が集まりそうだ。40周年ツアーのチケットは、3月3日(日)までぴあアプリ先行を受け付けている。<ツアー情報>岸谷香40th Anniversary LIVE TOUR 20246月14日(金)神奈川・CLUB CITTA’open18:15 start19:006月16日(日)宮城・仙台Rensaopen16:15 start17:006月29日(土)福岡・福岡トヨタホールスカラエスパシオopen16:15 start17:006月30日(日)広島・CLUB QUATTROopen16:30 start17:007月13日(土)北海道・札幌ペニーレーン24open16:30 start17:007月20日(土)大阪・心斎橋BIGCATopen16:15 start17:007月21日(日)愛知・名古屋DIAMOND HALLopen16:15 start17:007月27日(土)東京・Zepp DiverCity(TOKYO)open16:15 start17:00■ぴあアプリ先行受付:3月3日(日)23:59まで
2024年02月24日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する今日の夕食にオススメの献立は、 「定番中華!チンジャオロース by崎野 晴子さん」 「かき玉スープ」 「クラゲの中華サラダ」 「豆乳花(トールーファ)」 の全4品。 食べごたえのある中華で心もお腹も満たしましょ! 【主菜】定番中華!チンジャオロース by崎野 晴子さん 調理時間:20分 カロリー:217Kcal レシピ制作:料理家、フードジャーナリスト 崎野 晴子 材料(2人分) 牛肉 (もも、肩)120g <下味> しょうゆ 小さじ1 酒 小さじ1 ショウガ汁 小さじ1/2 <水溶き片栗> 片栗粉 小さじ2 水 小さじ2 ピーマン 2~3個 水煮タケノコ 50g マイタケ 100g 塩 少々 サラダ油 小さじ2.5 <調味料> オイスターソース 小さじ2 酒 小さじ2 顆粒チキンスープの素 小さじ1/2 水 小さじ3.5 砂糖 小さじ1/4 ニンニク (すりおろし)少々 ショウガ (すりおろし)少々 片栗粉 小さじ1 【下準備】 <下味>の材料をボウルに合わせておく。牛肉は幅5mmの細切りにし<下味>の入ったボウルの中でよく混ぜ合わせておく。 ピーマンは縦半分に切って種とヘタを取り、幅5mmの細切りにする。 水煮タケノコは熱湯で30秒ほどゆでて粗熱が取れたら幅5mmの細切りにする。 マイタケは石づきを切り、手でばらす。大きいものは2~3等分にする。<水溶き片栗>、<調味料>の材料はそれぞれ合わせておく。 【作り方】 1. フライパンを中火に熱し、サラダ油を小さじ1加える。牛肉に<水溶き片栗>をまぶし、火を通して取り出す。 2. 残りのサラダ油を加えてマイタケを入れ、塩を振って炒める。しんなりしてきたら水煮タケノコ、ピーマンを加えて炒める。 3. 牛肉を戻し入れ、<調味料>をよく混ぜて回しかける。菜ばしで混ぜながら炒め、トロミがついたらお皿に盛り付ける。 <調味料>は片栗粉が下に沈みやすいので直前に混ぜてください。 【スープ・汁】かき玉スープ 水溶き片栗でふわっと仕上げて。 調理時間:10分 カロリー:60Kcal レシピ制作:料理家、フードジャーナリスト 崎野 晴子 材料(2人分) 水 300ml 酒 小さじ1/2 顆粒チキンスープの素 小さじ3/4~1 シイタケ (生)1個 ニラ 1束 卵 1個 白コショウ 少々 <水溶き片栗> 片栗粉 小さじ1/2 水 小さじ1 【下準備】 シイタケは石づきを切り落とし、薄切りにする。ニラは根元を切り落とし、長さ4cmに切る。 卵は器に割り入れ溶きほぐす。 <水溶き片栗>の材料を合わせておく。 【作り方】 1. 小鍋に水、酒、顆粒チキンスープの素を入れて中火にかけ、沸騰したら弱火にしてシイタケを入れて2~3分煮る。 沸騰した後はコトコトするくらいの火加減を保ちます。 2. <水溶き片栗>を加えてひと混ぜし、トロミをつけて卵を回し入れ、ふんわり浮いてきたらニラを加えてやさしくひと混ぜする。 3. 白コショウを振り、器によそう。 白コショウは多いと辛くなるのでごく少量で! 【副菜】クラゲの中華サラダ クラゲは湯通しすると手早く戻せて食感もよくなります。 調理時間:10分+漬ける時間 カロリー:62Kcal レシピ制作:料理家、フードジャーナリスト 崎野 晴子 材料(2人分) クラゲ (塩蔵)40g キュウリ 1/2本 ワカメ (塩蔵)20g <調味料> 作り置き甘酢 45ml しょうゆ 大さじ1 ゴマ油 小さじ1/2 ラー油 小さじ1/2 【下準備】 塩クラゲは水洗いして塩を落とし、サッと熱湯にくぐらせて氷水に浸す。水気をふき取り、4cm程度の長さに切る。 湯通ししたクラゲを味見してみて、うっすら塩気が残っているくらいがベスト。 キュウリは筋状に皮をむき、薄切りにする。分量外の塩を振り、15分ほど置いて水気を絞る。 ワカメは水洗いして塩を落とし、かぶるくらいの水に5分浸す。水気を絞り、ひと口大に切る。 【作り方】 1. クラゲ、キュウリ、ワカメをボウルに入れて<調味料>の材料を加えてよく混ぜ合わせる。30分ほど漬け、器によそう。 【デザート】豆乳花(トールーファ) 氷水にあてて、あっというまに作ります。 調理時間:20分+冷やす時間 カロリー:135Kcal レシピ制作:料理家、フードジャーナリスト 崎野 晴子 材料(2人分) ゼラチン 3g 冷水 大さじ1.5 豆乳 200ml 砂糖 13g <黒蜜ソース> 砂糖 大さじ1 水 大さじ1.5 ハチミツ 小さじ1.5 黒糖 小さじ1.5 【下準備】 冷水にゼラチンを振り入れて混ぜ、しとらせておく(15分)。 ゼラチンに水をかけるとダマになる原因に。冷水に振り入れることでダマになりにくくなります。 【作り方】 1. 豆乳の半量と砂糖を小鍋に入れて弱火にかけてひと混ぜし、湯気がたったら火から下ろしてゼラチンを加えてよく混ぜてしっかり溶かす。 残りの豆乳は冷蔵庫で冷やしておきます。 2. ボウルに氷水を用意する。ひと回り大きい別のボウルに(1)と残りの豆乳を入れ、底を氷水にあてる。かたまるまでゆっくりとゴムベラで混ぜる。 すぐに食べない場合は冷蔵庫に入れておきます。 3. 小鍋に<黒蜜ソース>の材料を入れ、弱火で沸騰させる。トロミがついたらすぐに火から下ろし、粗熱を取る。 4. 豆乳花を器に分け<黒蜜ソース>をかけていただく。
2024年02月13日最近流行りの「ガチ中華」は、仕事終わりでもプチ海外旅行気分を味わえる注目のジャンル。ガチ中華初心者でも気軽に入りやすく、今東京で話題のお店が「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」です。香港のミシュランガイドで「ビブグルマン」に3年連続で掲載された実力店のヌードル「米線(ミーシェン)」を取材してきました! 女ひとりでもふらっと入りやすかったですよ。■おひとりさまも入りやすい! スパイシーなスープで体ポカポカタムジャイサムゴーは2022年に日本上陸し、香港だけではなく世界中に100店舗以上を展開する人気ヌードル店。日本1号店の新宿中央通り店はいつも行列が絶えない大人気店で、そのほか恵比寿店と吉祥寺店で同じ味を楽しめます。恵比寿店は恵比寿駅より徒歩約1分の抜群の立地! 新宿よりも混雑が少なく、カウンター席やテーブル席でゆったり食事を楽しめます。注文方法は6種類のスープからベースを選び、辛さレベルを選択し、約25種類からトッピングを選ぶのが基本。香港で一番人気のスープは麻辣(マーラー、710円)です。花椒(ホアジャオ)パウダーとチリオイルの痺れるような辛さがクセになるおいしさ! 辛さはLv.1のゼロ辛からLv.10の極辛以上まで選べて、Lv.4のピリ辛は辛すぎず、マイルドすぎず、食べやすい辛さでした。トッピングは豚バラ(230円)・油あげ(110円)・きくらげ(110円)の3つが大定番となっています。そもそも米線とは中国雲南省発祥の、お米と水だけで作られたグルテンフリーの麺。米粉が原料の麺といえばビーフンやフォーが思いつきますが、そのどちらとも異なる食感が面白い……! 製造の段階で「発酵」させるため、「モチッ」「プリッ」とした弾力があり、ツルツルと食べやすい丸太麺です。温かいスープは冬にぴったりで、辛さもあいまって体の内側からポカポカでした。■辛さゼロのスープも。トッピングを楽しむ「清湯(クリアスープ)」6種類のスープのうち、まったく辛みがなくスープの旨みやコクを楽しめるのが「清湯(クリアスープ、650円)」。体に染み渡るような優しいスープがとてもおいしく、「パクチー(180円)」など自分好みのトッピングで味わいを変化させることができます。特に相性が良いトッピングが「香港風の肉味噌(180円)」。甘辛い濃厚な味わいの肉味噌で、2通りの食べ方を店員さんに教えてもらいました。1つ目は、別添えで提供された肉味噌の器に麺を入れて、肉味噌の味わいをダイレクトに楽しむ、混ぜそばのような食べ方。濃い肉味噌の味と、清湯の旨みを吸った麺が合わさると激ウマでした……!もう1つは、香港風の肉味噌をスープの中に投入する食べ方。すっきりとしたスープにちょっとした辛みと肉のジューシーさが加わり、これまたおいしい……! 途中で味変すると、まるで2種類のスープを味わった気分でした。米線は1杯食べるととても満足感があり、お腹いっぱい!サイドメニューも充実しているタムジャイサムゴー。「土匪鶏翼(トーフェイ・チキン、3本480円)」は秘伝のスパイスがたっぷりかかった鶏手羽中です。スパイスの詳細は企業秘密ということですが、うま辛スパイシーな味わいとともに八角のガチ中華らしい香りがふわり……! ビールやハイボールと一緒に食べるのもおすすめです。ドリンクは「香港レモンティー(330円)」やコーヒーとミルクティーをミックスした「香港鴛鴦茶(ユンヨンチャ、380円)」がスパイシーな米線のスープと相性抜群。特に香港レモンテイーが一番人気で、たっぷり入ったレモンを潰して自分好みの酸味に整えて味わいます。甘めのレモンティーですが、甘さの変更も可能。グルテンフリーで体に気を使いつつ、気軽にガチ中華を楽しめる「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」。もしお店の近くで働いていたら、昼も夜も通っちゃうだろうな……と思うおいしさでした! ちなみにランチの場合、「米線(トッピング2つ)+ドリンクorサイドメニュー」で1,150円のお得なセットも販売中。東京で香港に行った気分を楽しんでみてくださいね!・譚仔三哥(タムジャイサムゴー)恵比寿店住所:東京都渋谷区恵比寿1-10-7 TIB恵比寿ビル 1FHP:(撮影・取材・文:小浜みゆ)
2024年01月28日岸谷香が、1月14日、六本木のBillboard Live TOKYOでビッグバンドを従えた特別なライブツアーのファイナルを敢行。満員の観客を大いに沸かせた。本公演は横浜、大阪、東京と3カ所(全6公演)を回るBillbordツアー。ピアノ兼バンドマスターに岸谷の盟友Sugarbeansを迎え、ドラム、ベース、トランペット×2、トロンボーン、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスの豪華編成に。セットリストも大好きなElla Fitzgeraldのジャズナンバーを盛り込み、PRINCESS PRINCESS、奥居香、岸谷香、それぞれの時代からも選曲。岸谷香のヒストリーを垣間見れる凝縮されたステージ内容となった。MCでは「こんな風に豪華な演奏陣に囲まれて大好きな歌を歌えて、そしてそれを聴きに来て下さる皆さんがいて。本当にしあわせです」と感無量な笑顔を見せた岸谷。終演後も、満員の観衆からの惜しみない大きな拍手を全身で受け嬉しそうに応えていた。来月開催される、毎回ゲストを迎える恒例自主企画『岸谷香感謝祭 2024』(ゲスト:トータス松本、永井真理子)もソールドアウト。今年、デビュー40周年を迎え、ますます勢いに乗る岸谷香。今年も大きな注目を集めそうだ。<公演情報>『岸谷香 KAORI PARADISE 2024 新春スペシャル @Billbord LIVE TOKYO』1月14日(日) 東京・Billboard Live TOKYO【セットリスト】01. Mack The Knife (Ella Fitzgerald)02. Lullaby of Birdland (Ella Fitzgerald)03. Honeysuckle Rose (Ella Fitzgerald)04. ROLLIN’ ON THE CORNER (PRINCESS PRINCESS)05. 奇跡の時(奥居香)06. Ice Age ~氷河期の子供たち~(岸谷香)07. ジュリアン(PRINCESS PRINCESS)08. ある朝魔女になってたら(奥居香)09. VANISHING(奥居香)10. Diamonds〈ダイアモンド〉(PRINCESS PRINCESS)11. 台風の歌(PRINCESS PRINCESS)※()はオリジナルアーティスト<イベント情報>『岸谷香 感謝祭 2024』2月23日(金・祝) 東京・EX THEATER ROPPONGI開場 16:45 / 開演 17:30出演:岸谷香 / Unlock the girlsゲスト:トータス松本(ウルフルズ)永井真理子岸谷香 OFFICIAL SITE:
2024年01月15日マンネリ化しがちな副菜作り。お浸しにも飽きてしまった…なんて時には「中華和え」はいかがでしょう。ゴマ油香る中華和えは副菜に悩みがちな餃子などにもピッタリ! そこで今回は、副菜マンネリ打破の「中華和え」を25選ご紹介します。野菜だけでなく、肉や魚、豆腐や乾物など家にあるもので目先がちょっと変わって新鮮な食卓になりますよ。■【野菜の中華和え 6選】・トマトの中華おろし和え味付けは顆粒チキンスープの素とゴマ油のみ。大根おろしを中華風に味付けしたアレンジは、ほかの食材にも合わせやすくサッパリテイストで食べられます。・レンジナスの中華和えレンジで作れる副菜は覚えておくと便利です。味付けには紹興酒とオイスターソースで香りとコクをプラスしましょう。・セロリとショウガのネギ油和えゴマ油で香ばしく炒めたネギとシャキシャキのセロリを合わせた万能中華和え。ショウガの辛味が後を引きます。冷蔵庫で冷やすと味がなじみ、さらに美味しくなります。・キュウリの中華和えキュウリは叩き割ると食感がよくなり、タレによく絡みます。麻婆豆腐や餃子の副菜にピッタリの定番にしたい一品です。・小松菜の中華和えカルシウムが豊富な小松菜をはじめ、ニンジンやキクラゲも入った栄養価の高い一品です。オイスターソース入りでコク旨な仕上がりに。・里芋とナスの中華風和え里芋のとナスで作る中華和えは練りゴマ入りでコクがあってクリーミー! 冷凍の里芋とナスを使えば時短で作れます。■【肉類の中華和え 5選】・春キャベツと薄切り豚肉の中華和え柔らかい春キャベツと豚肉を合わせたメインになりそうなボリューミーな中華和え。刻んだ白ネギで作る中華ダレは豆腐にかけたり、蒸し鶏にかけたり色々アレンジできるので覚えておくと便利です。・ささ身とザーサイのネギ和え調味料代わりになるザーサイは中華和えに欠かせない存在です。しっかり味でおつまみに最高です。火を使わずレンジで作れるのもありがたいですね。・無限に食べられるヘルシー副菜!鶏ささ身とピーマンの中華和えゴマ油香る中華風のタレで鶏ささ身とピーマンを和えたヘルシーな一品です。ビタミンCが豊富なピーマンがたっぷり入った和え物は無限に食べられる美味しさです。ダイエット中にもオススメ!・モヤシと豚しゃぶの中華和えゴマ油が効いて豚肉が入ったボリューム感のある中華和えは、ニラ玉やかに玉などメインに肉がない時にオススメです。・ささ身の中華和えヘルシーな鶏ささ身で作る中華風の和え物は、副菜だけでなく、ついついつまんでしまうおつまみにオススメです。ピーナッツの食感がアクセントに。 ■【魚介類の中華和え 5選】・マグロ漬けのネギダレ和えしょうゆとみりんで下味をつけたマグロにゴマ油をからめたポキのような一品です。のりで巻いて食べましょう!お酒に合う一品です。・ホタテの中華和え花椒が味のアクセントになったホタテの中華和え。黄色のパプリカが美しい一品です。ホタテもパプリカもサッと湯にくぐらせる程度でOKです。すぐ作れるおしゃれな和え物です。・タコとワカメの中華風甘酢和え相性抜群のタコとキュウリ。和風な和え物で食べることが多いですが、甘酢にしょうゆとゴマ油を加えると中華風の和え物に早変わり。飽きずに食べられる気の利いた一品です。・エビとアボカドの中華和え洋風な組み合わせのエビとアボカドもゴマ油効果でコクのある中華和えに。甘酢とゴマ油のコンビネーションはドレッシングとしても使えます。刻み玉ネギや白ネギやミョウガを加えてもい良いでしょう。・中華クラゲの和え物市販のクラゲとキュウリで作るシンプルな中華和え。味付けはゴマ油のみでOKです。パパっと手早く作れる中華和えはそのまま食べるだけではなく、豆腐に乗せたり中華麺に和えたりアレンジが効きますよ。■【乾物の中華和え 4選】・春雨の中華和え春雨にニンジンやカイワレを合わせた彩り豊かな副菜は、食べ応えがあります。副菜に悩みがちな炊き込みごはんや混ぜごはんと相性が良いですよ。・切り干し大根のピリ辛和え食物繊維が豊富で栄養価が高い切り干し大根。煮物やサラダで食べることが多いですが、中華和えに変身します! 甜麺醤と豆板醤が入ったピリ辛で濃厚なタレに絡んだ切り干し大根の新しい魅力が味わえる一品です。・春キャベツとワカメの中華和えキャベツとワカメの組み合わせはなんとなくみそ汁をイメージしますが、甘酢とゴマ油、しょうゆで作るタレで和えればいつもの材料で楽しめる一品が完成します。・セロリとヒジキの中華和え食感が良く香りも楽しめるセロリは和え物で活躍する野菜の1つ。ヒジキと合わせて箸休めにピッタリの中華和えを作りましょう。冷蔵庫で保存できます。作りしておくと便利です。■【豆腐やちくわの中華和え 5選】・豆腐と水菜の中華風和えバリエーション豊富な「豆腐」は和え物にも向いています。豆腐は水分が多いので熱湯で2~3分ゆで、粗熱がとれたらキッチンペーパーなどで包んで水切りするか、重しを乗せてしっかり水切りしましょう。・豆腐のザーサイ和え中華風の和え物で大活躍のザーサイと豆腐と混ぜて完成の簡単和え物。豆腐の水気をしっかり切って作ってください。・ちくわとニラの中華風和えちくわとニラをフライパンでサッと炒めて中華ドレッシングで和えました。ラー油の量はお好みで調節してくださいね。・プチトマトの中華和えプチトマトを水きりした豆腐とザーサイで和えた一品です。木綿豆腐はレンジを使うと簡単に水切りできますよ。泡立て器で混ぜるのですり鉢は使いません。手軽に作れるお酒に合う和え物です。・くずし豆腐の中華和え黒酢で作る黒酢和えは、コクと酸味で大吟醸の日本酒のお供にピッタリです。10分で作れるお手軽な副菜は覚えておくと便利です。ゴマ油が香る中華和え。様々な食材で作れるので副菜作りに悩んだ時や、あと一品ほしい時に覚えておくと便利です。おせちの箸休めにもオススメです。今回ご紹介したレシピを活用してくださいね。
2024年01月10日岸谷香のデビュー40周年のタイミングで開催される主催イベント『岸谷香感謝祭2024』のゲストは、トータス松本と永井真理子というバラエティーに富んだ組み合わせとなった。3人とも同学年という共通点がある。今回も、このイベントでしか観られないスペシャルな共演が実現するだろう。ここでは、岸谷と永井との対談をお届けする。このふたりは同学年である以外にも、いくつかの共通点がある。80年代末から90年代前半にかけての大きなムーブメントを乗り越えてきたこと、子育てのために約10年にわたる休止期間を経て、音楽活動を再開していること、『ポップン・ルージュ』というラジオ番組で、それぞれ曜日違いのパーソナリティーを務めていたことなどだ。当時の懐かしい話、音楽の再開の仕方、さらには『感謝祭』のアイデアまで、さまざまな話題に話が及んだ。――おふたりは同学年なんですね。永井そう、同学年なんですよ。生まれた年は私のほうが1年早いんですけどね。岸谷えっ、そうなの?ごめんなさい(笑)。私、ずっと自分が年上だと思ってた。80年代の時のイメージがあったから。永井私、あの頃って、子供みたいだったもんね。岸谷そう(笑)。ショートカットで、いつもタートルでジーンズで。そのイメージが強かったからね。そうか、同学年なんだ。永井そうなの。一緒なんですよ。――2024年の「感謝際」のもうひとりのゲストであるトータス松本さんも同学年なんですよね。永井そうか。岸谷この学年って、「ROOT 66」にちなんで、「66年の会」というのがあって、みんなで集まって、ライブをやっているんだけど、私は67年生まれだから、入ってないのね。永井私、66年生まれだけど、呼ばれたことがないよ。――ほぼ男性ミュージシャンの集まりのようです。岸谷66年生まれのミュージシャン、たくさんいるのよ。永井でも丙午(ひのえうま)だから、女性の人口は少ないんだよね。“この年に生まれた女が強い”と言われている世代だから、産むのを控える傾向があったから。でも実は女性アーティストは、多いんですよ。渡辺美里さん、中村あゆみさん、みんな一緒だよ。岸谷そうか、でもみんな、強そうだよね(笑)。――おふたりは同学年という以外にも、いろいろな共通点があります。80年代末から90年代にかけての大きなムーブメントを経験し、ともに武道館など大きなステージに数多く立っています。また、子育てもあり、10年ほどブランクがあったうえで、音楽活動を再開していることも共通します。岸谷ラジオも共通点ですね。『ポップン・ルージュ』という同じ番組をやっていて、真理ちゃんが月曜日、私が水曜日だったんですよ。永井そうそう。――まず、永井さんを『感謝祭』に誘った経緯を教えていただけますか?岸谷ふたりの共通の友人であるチエちゃん(長井千恵子さん)というギタリストがいて、昔から真理ちゃんと一緒にやっていたんだよね。永井やってた。20年くらい前からかな。岸谷それで、チエちゃんに会うと、いつも「真理ちゃんがね」という話はよくしていました。だから私もつい、「真理ちゃん」ってなれなれしく言っちゃうんだけど。チエちゃんを通してのつきあいで、真理ちゃんとは個人的に遊んだりはしてなかったけれど、同じラジオ番組だったから、横のつながりはあったんですよ。たまに特番があって、月曜から金曜までのパーソナリティーが全員集まったりしていたのね。永井そうそう。岸谷当時のラジオ番組は活気があったから、どこかで飲んでいて、「今日って、月曜日だから真理ちゃんの日じゃない?」って言って、酔っ払ったまま菓子折りを持って、真理ちゃんの番組に顔を出したり(笑)。そんなことができる番組だったんですよ。それで89年から90年まで一緒にすごしてきて、久しぶりに再会したのも、チエちゃんを通じてだったよね。永井そう。岸谷「真理ちゃんがオーストラリアに移住して、日本に戻ってきて、音楽を再開するにあたって、聞きたいことがあるみたいよ」「香ちゃんがボイトレどうやっているのか、知りたいみたいよ」って、チエちゃんが話していたのね。それで、3人で会ったんだよね。永井それがもう6年前のことだよね。私が復帰したころのことです。岸谷その時は、「イベントやフェスで会ったら楽しいよね。じゃあまたどこかで」って、バイバイしました。『感謝祭』が恒例になってきて、ふたりゲストがいるなら、ひとりは女性がいいなあと思っていたのね。それも一緒にいろいろやってくれる人が良くて、「ここをこう変えてもいい?」って言ったときに、一緒に楽しんでくれる人がいいなあって。それで温めていた隠し球にお願いしました(笑)。――永井さんは岸谷さんの誘いをどう感じましたか?永井とてもうれしくて。最初、チエちゃんを通じて聞いたんですよ。それでチエちゃんのLINEに、「うれしい!」「めちゃくゃ光栄!」って書きこみました。逆に、「こっちこそお願いします」って返事したのかな。岸谷いいお返事をいただけて、こちらこそ、ありがたかったです。私たちのファンって、長年応援してくだっている方も結構いらっしゃるので、そういう方にはツボなんじゃないかな。永井私も発表したときに、ファンの方が大喜びで。“あのラジオが流れていた頃の青春が蘇ってくる”そんな気持ちになったみたいなのね。岸谷私はその『ポップン・ルージュ』の時の作家の方ともまたご縁もあって、『オールナイト・ニッポン』の作家もやってもらっているのね。だから新しい試みとして、ラジオ的な演出をやるのもおもしろいかなって考えています。会話だけ、当時のラジオ風にしてみるとか。一瞬、観に来た人たちが、ラジオを聞いている感覚になるのもありかなって。永井それはおもしろそう!――当時のラジオを聞いていた人にも感涙のイベントになりそうです。永井きっと喜び、そして泣いちゃうと思います(笑)。岸谷もしかしたら、スタッフが当時のジングル音源とか、持っているかもしれない。「月曜日の永井真理子です」「水曜日の奥居香です」って、そんなことを言いながら、ジングルを使ってもいいし。永井それは最高にいい!(笑)岸谷曲紹介をラジオ風にやるのもおもしろいかも。話をしていると、いろいろアイデアが湧いてきます。やっぱり、当時の本物がふたりいるって素晴らしい!(笑)『感謝祭』って、お招きするアーティストの方にも楽しんでもらうのが大きなテーマなので、気楽に楽しんでください。永井良かった!おおいに楽しませてもらいます。うれしいです。――話が戻ってしまいますが、80年代にそういう形で出会って、お互いについて、どんな印象を持っていたのですか?岸谷しつこいようだけど、真理ちゃんと言えば、ショートカットで黒いタートル、ジーンズのイメージ(笑)。白いTシャツもあったね。黒いタートルか白いTシャツ。永井そうそう、あれは全部自前なの(笑)。――永井さんから見た岸谷さんは?永井もうピカピカしていましたね。そして、プリプリしていました(笑)。忘れられないのは、テレビで共演させていただいたことがあって、大きな楽屋で一緒になったときのこと。香ちゃんは覚えてないと思うけれど、「あっ、プリプリさんがいる!」と思って、楽屋のすみっこのほうで固まっていました。面と向かっては見られないんですが、鏡越しに見えちゃうわけですよ、そのピカピカが(笑)。ドキドキしちゃって、挨拶もうまくできなかった。岸谷えー、なんで?同い年でしょう。永井いやいやいや、先輩です。だって1年、プリプリのほうがデビューも早かったしね。で、鏡越しに見ていると、「なんだか、テレビを観ているみたいだぞ」って、「ダイアモンドだね~♪」ってつい口ずさみそうになって、ダメだ、今は本人がいるぞって(笑)。岸谷真理ちゃんはヨーグルトのCMやってたでしょ。永井やってた(笑)。岸谷そういうのを断片的に覚えているんだよね。――80年代末から90年代前半には、それぞれ大きなムーブメントを体験された共通点もあります。“ガールポップ”という言葉も生まれました。当時のそうした流れをどう感じていましたか?岸谷“ガールポップ”という言葉は強烈に覚えていますね。私たちはバンドだったから、その“ガールポップ”の仲間に入っていたのか、入れてもらってなかったのか、ちょっとイメージはわからないんだけど、真理ちゃんとか、あと、千里ちゃん(森高千里さん)とか、谷村有美ちゃんとか、女性アーティストがたくさん出てきた時代でもあったよね。永井そうだね。わりとソロの人が多かったのかな。岸谷華やかな時代というか、“ガールポップ”のイベントもあったよね。永井イベントもあったし、雑誌もあった。私としては、かなりボーイッシュだったので、「“ガールポップ”に入っていいんですか」みたいな感覚だったんだけどね。岸谷確かに髪は短かったけど、そこまでボーイッシュでもなかったというか、そんなに強そうでもなかったよね。永井うん。ちっちゃかったしね(笑)。岸谷真理ちゃんは、“ガールポップ”の象徴みたいなイメージがあるよね。私たちは、バンドのイメージが強かったんだと思うけど。あと、当時はイカ天から始まって、バンドブームもあったから。永井いろいろなブームが入り混じっていたと思います。――そうしたムーブメントの中で、おふたりともとても忙しいハードな日々を送っていたと思います。どのようにして、自分のペースを作り、乗り越えてきたのでしょうか?永井忙しかったでしょう?岸谷忙しかったと思うけど、若かったし、どっちかというと、“やった~! お客さんが増えたぞ”みたいな気持ちのほうが強かった気がする。会場がどんどん大きくなっていったことについても、まだ子供だし、怖い物知らずなところがあった気がする。不安もそんなになかったんじゃないかな。今とは時代が違うし。今は忙しくなると、メンタルが辛くなって、お休みするアーティストもたくさんいると聞くけれど、私たちの時代って、そっちに行かなかったんですよ。むしろ、「忙しくなってきた。やったぜ!」みたいな。永井それはバンドだからというのはあると思う。岸谷真理ちゃん、しんどかった?永井私はソロだから、まわりから、「もっとこっちがいいんじゃないか」「いや、あっちがいいんじゃないか」っていろいろと言われることがたくさんあるわけ。岸谷そうなんだ。永井そう。バンドは全部自分たちで作品を作るじゃない?で、「これしかないし」って言えるじゃない。でもソロだと、いくらでも味付けの仕方はあるわけで。だから、気がつくと、“えっ、こんな番組、私できないよ”みたいなことがあふれてしまって、気持ちがバーンと落ちてしまう時があったのね。“私は本当に自分を出せているのかな。苦しい苦しい苦しい”って。岸谷そっか。そこはやっぱりソロとバンドの違いなのかもしれないね。バンドだと、5人一緒になって、誰かの悪口を言って、発散することもできたしね。「なんだよ、アレ!」みたいな(笑)。永井私の場合は、そういうことを言ったら、逆に「いや、今は頑張りなさい」「走りながら悩みなさい」みたいな。岸谷ええっ!そうだったんだ。永井当時は葛藤があったけれど、そういう時があったから、今は何がやりたいとかやりたくないとか、しっかり選択できるようになったんだよね。あの時は若かったがゆえの苦しさでもあったし、今はそうした経験も良かったのかなと思っている。岸谷真理ちゃんにとってはハードな時代だったかもしれないけれど、当時は世の中もバブルだったし、なんでもかんでもキラキラしていた気がする。番組に出れば、誰か知っている人がいて、気安くしゃべっていたし。私としてつらい時があったとしたら、バンド内で、音楽の方向性について意見の違いが出た時かな。永井バンドはそこは難しいところだね。岸谷一長一短なんだよね。外部に対しては、みんなで一緒になって、悪口も言えるけれど、バンドの内部で意見が割れたときは、深刻だったし、解散することになったわけだし。そういう意味では、真理ちゃんは今も昔も永井真理子だよね。私の場合は、バンドだったのがひとりになり、休憩があって、またひとりだし、名前も変えちゃったしね。だから“ゼロから再出発”という感覚があった気がする。永井私はハタから見ていて、そういうところがかっこいいなと思っていた。ちゃんと名前も変えて、新しくゼロからスタートしているんだな、素敵だなって。岸谷あまり深く考えずに、子供ができた時に、名前も変えちゃったのね。離婚したらどうするんだろうと、ふと思ったんだけど、どうせプリンセス プリンセスじゃないんだったら、奥居香じゃなくたっていいやぐらいに考えていたというか。それはそれで良かったのかなと思いながら、今に至っています。永井ふたつ違う形で音楽ができるってことだしね。岸谷求められるものはそんなに変わらないというか、昔のものを求められることも多いんだよね。とは言え、やりたいことはぶっちぎってやっていこうと思っている。母親になると、少し視点が変わってくるから、昔のようなラブソングは書けなくなるのね。 書いてるつもりでも愛情の対象がずれてきたりするし、描くものが変化してきているし。でもそれは自分の中の自然の変化だからね。もう前とは名前も違うし、許してね、みたいな。そこは楽だったかもしれない。逆に真理ちゃんはずっと永井真理子だから、大変なところもあったんじゃない?永井いや、そんなにはないかな。――おふたりとも、子育てで10年ほど音楽活動を休止していたという共通点もあります。以前、岸谷さんが「自分の中からドレミファソラシドが消えた気がする」とおっしゃっていました。永井さんはお休みの間、音楽との関係は、どんな感じでしたか?永井私は真っ白になりました(笑)。とくに私はオーストラリアに行っちゃったし、子育てもしたかったし、1回真っ白になって、今までのことを見つめ直そうかなと思ったんですね。でも、海外に行くと、まったく日本の音楽を聴かなくなるから、自分は何者だったのかもわからなくなっちゃうの。岸谷そうだったんだ。永井立ち位置もわからなくなるし、自分なんか全然必要がないものなのかな、本当にステージに立っていた人間なのかなってところまで、いっちゃった。岸谷へぇー。永井気持ちが離れすぎちゃって。だから、そこからまた音楽に戻るエネルギーがなかなか湧いてこなかった。岸谷確かにエネルギーがいるよね。永井すごいいるでしょ。特にお休みした後なんかは、なかなか戻れない。だから、10年以上あいちゃった。――その間は、音楽を聴いたり、楽器にふれたりというのは?永井普通に一般人として、ラジオから聴こえる音楽にふれたりはしてました。洋楽だけですけど。これ、かっこいいなとか、そういう感じ。岸谷なぜオーストラリアだったの?永井本当はアメリカとかイギリスとか、音楽がいっぱいあるところに行きたかったんだけど、子供を抱えていくから、子供のいちばん過ごしやすいところがいいわけで、オーストラリアがいちばん受け入れ体制があったの。子供に優しくて、教育もとても良かったから。岸谷言葉は?永井言葉は全然わからなかったので、辞書を抱えて勉強した。岸谷学校に行ったの?永井子供はオーストラリアの地元に学校に行って、私も英語学校に通ったよ。全然うまくならなかったけどね。向こうで英語で仕事をしていれば、うまくなるけど、家の中では日本語を話しているから、一向にうまくならない(笑)。――休止期間があったことについて、岸谷さんはどう思っていますか?岸谷子育てをして、音楽から丸々離れちゃったことを、私は良かったなと思っています。1回違うことをすることで、リフレッシュするというか。私たちって、さんざん子育てやったわけじゃない?永井やったやった(笑)。お弁当を作って、学校に送ってね。岸谷“もう後悔はない”“うんざりしたよ”“疲れたよ”っていうくらい、子育てしたじゃない?そうやって子育てをやりきって、“はい、もうお終い!”ってとこまでやったから、「そろそろお母さんも好きなことをやっていい?」ってことで、音楽に戻ってこれたところはあるのね。永井それはとてもいいね。だったら、迷いなんてないよね。岸谷だから逆に、子供を産んですぐ仕事をしている子を見ると、“もったいないなあ”と思うことがあります。“初めて子供が立った瞬間を見逃しちゃうじゃん”って。永井私も休んでいる間は、完全におかあさんだけやっている日々でした。学校の送り迎えをしたり、お弁当を作ったり、子供のスポーツの試合に行って応援したり。――それぞれ音楽活動を再開するきっかけを教えてください。岸谷大きなきっかけになったのは、プリンセス プリンセスの再結成ですけど、その前に、夫が年に1回、AAAというエイズチャリティーのコンサートを武道館でやっていて、そこに参加していたことも大きかったと思っています。子育て中とはいえ、チャリティーだし、1日ぐらい出かけてもいいのかなって、年一だけで武道館に歌いにいってたのね。その時にイントロを聴いても、普通に歌い出せない瞬間があったの。ドレミファソラシドを確認したいなって。それまでは“パブロフの犬”じゃないけど、イントロが鳴ったら、黙っていても、歌が勝手に出てくるみたいな感じだったのね。それがシンガーだと思っていたんだけど、ドレミファソラシドを探さなきゃって思ったときに、私は本当に音楽家じゃなくなったんだなって悲しくなっちゃって。それで、リハビリみたいなことをバンドと始めたのが、音楽を再開するきっかけ。永井ああ、そうなんだ。震災がきっかけなのかと思っていた。岸谷震災がきっかけでもあるんだけどね。年1くらいで集まって、リハビリと称してライブをやっていたからこそ、震災が起こったときに、“自分たちのできることをやるために、プリンセス プリンセスを再結成しよう”って、決断できたんだと思う。真っ白なままだったら、あんなふうにはやれてなかったと思う。だって、かつてやったことのなかった東京ドームまでやったんだから、すごい道のりじゃない?永井そうだね。少しずつやることって大切だね。岸谷本当にそうなの。“3歩進んで2歩下がる”を繰り返して、“気づいたら5歩ぐらいは進んでた”っていうところで再結成を決めたのね。で、再結成して活動していったら、やっぱり音楽って楽しいなあって、改めて感じたのね。永井音楽を休んでた時間があるから、余計にやりたくなったんだよね、きっと。だから、休んでいた間もすごくいい時間だったんだと思う。岸谷真理ちゃんは再結成とか、そういうことではないじゃない?ボイストレーナーの先生を紹介した時が、音楽を再会する時期だったと思うけれど、なんでまたやろうと思ったの?永井あの時はちょうどデビュー30周年を迎える年で、年齢も50歳になる年だったのね。かと言って、声も体力も、今まで休んでいたところから、急にやれるようになるわけはないじゃない?岸谷どちらかというと、あちこちガタがくる年頃だしね(笑)。永井そうそう。でもそのタイミングで不思議と、今までお付き合いのあったミュージシャンとかファンの人が、“なにかまた始まるんじゃないか”って、私の背中をワイワイ押してくれたのね。私はそういうつもりじゃなかったんだけど、まわりが私の気持ちを底上げしてくれて、だんだんその気になってきたんだよ。逆にこれが最後のジャンプなのかもしれない、もしかしたらエネルギーが吹き上がるかもしれないと思って、香ちゃんにボイトレの先生を紹介してもらったの。でも、紹介してもらって良かった。岸谷本当に?永井本当に良かった。私、女性が年齢とともに高い音域が出なくなることを知らなくて、自分の声がちゃんと出なくなって、もう終わったと思っていたのね。発声を変えていかなきゃいけないということも知らなかったから、すごく悩んだんだけど、ボイトレの先生から喉の筋肉を鍛えることを教えていただいて、半年かけて、ライブをやったのね。岸谷オーストラリアは引き払ったの?永井そう。岸谷じゃあ行くのも転機だけど、引き払って戻って来るのも転機だね。永井そうなの。日本に帰ってきてから、2、3年あってから、音楽活動を再開したんだけど、自分でもよく始めたなと思う。10年休んでいたから、復帰するのに10年かかると思っていた。休んでいる期間が長ければ長いほど、若い時とは違うから、リハビリも長くかかるかなって。岸谷私も同じボイトレの先生に習っていて、最近も結構かよっているんだけど、我々の年代、女性は更年期もあるし、いろんなことが変わるじゃない。だから昔に戻ろうとしなくなったかな。永井あ、そうそう。それはある。岸谷だから、新しいプチシニア世代の自分になればいい、みたいなことは思った。永井それは私も思っている。岸谷昔のようにはできないわけだし、昔のようにやれたところで、やりたいことはそれじゃないかもしれないなって思う。休んでいた分、変身していいんだよねって。永井そう。私もまた新しく始められる気がした。声もやっぱり、少し下に下がったのね。でも上が減った分、下が広がったので、音域の広さ自体はそんなに変わっていないの。今の声って、嫌いじゃなくて。今の自分の言いたいことには、そっちの声のほうが合ってるっていうか。若い時にはピーピーした声が若い時の気持ちに合うのかなって。だったら、逆もいいのかもって思う。岸谷コンスタントに続けている人も、それなりにつらい時もいっぱいあるだろうしね。私たちはたまたま与えられた“子育て”という最高の理由があったから、気分を変えて、また戻ってこれたところはあるかもしれない。永井そういうところはあるね。岸谷私は子育て中は、外国のアーティストをまったく聴かなかったのね。来日しても観にいく時間がないから、2000年から10年、15年は洋楽の知識もぽっかり空いている。『感謝祭』で一緒にやるバンド、Unlock the girlsの若い子たちに教えてもらって、新たに今いろいろ聴いているところなの。それはそれでとてもいいものだなって。永井そうなんだ、すごい!しかもまた下の世代から教わるのが新鮮だね。岸谷バンドの子たちって、みんな89年生まれだから、私たちの当時の活動なんて、知らないのよ。だから曲の解釈も全然違うし、そこがおもしろいなって感じている。真理ちゃんの「ミラクル・ガール」もあの子たちだったら、全然違う解釈になるし、楽しくできたらいいなって思っています。永井あっ、それは私も楽しい。一緒に何か新鮮なものを作っていきたいな。岸谷結構極端にやるかもよ。永井極端にやってほしい(笑)。きっと観ている方も楽しいと思う。岸谷『感謝祭』はいつも、バンドの子たちとみんなで練りに練って、「これ、イエスと言ってもらえるかなあ」っていいながら、あれこれアレンジするのが楽しいんだよ。永井楽しみ。なんだかうれしいプレゼントみたい(笑)。――永井さんは久々に音楽活動を再開して、日本の音楽シーンについて感じたことはありますか?永井もう完全に浦島太郎状態ですね。全然わかりません。音楽のことも芸能界のこともわからないので、ポカーンです(笑)。岸谷日本のJ-POPだって独特の発展の仕方だしね。浦島太郎、わかる。日本に住んでいたって浦島太郎だよ。永井音楽は変わったと思いました。配信が主になったしね。私たちのころはCDしかなくて、下手したらアナログの時代だから。岸谷『感謝祭』の時にいつも思うのは、私たちの世代を知っていて、しかもこの世代を観ることをうれしく思ってくれる人が観にくるわけじゃない?今って、個人でチョイスする時代だから、こういう音楽が好き、ああいう音楽が好きって、チョイスして、そのグループの中ではよく知っているけれど、他のグループに行くと、誰もしらないという時代でしょ。だから『感謝祭』も、80年代の匂いやラジオを一緒に楽しくやっていた時代の匂いを楽しみたい人が来ると思うのね。そういう人たちに喜んでもらえるように、しっかり考えたい。永井そこにバンドのメンバーの若い子たちも入ってくるから、おもしろいよね。岸谷しかも、そこにトータス松本さんも参加するんだから、楽しいよね。トータスさんは、同学年だけど、デビューした時期が遅いから、私たちの世代のアーティストではないわけじゃない?――ウルフルズの「バンザイ」がヒットした頃って、おふたりとも活動を休止する時期ですもんね。永井そうなの。だから私は共演したことがないです。岸谷トータスさんとイベントで一緒になった時に、「『Diamonds』をバイトで皿洗いしながら、聴いていた」って言うから、「えっ、年は一緒じゃない?」って言ったら、「デビューが遅かったんだよ」って。あ、そうなんだと思ったことを覚えている。永井私は初めてお会いするんですよね。岸谷私もそんなに共演したことはないんだけど、トータスさんって、存在感があるし、私がやっている音楽とはちょっとジャンルも違うし、そういうところも楽しみ。あと、同い年でありながら、先輩風も吹かせられるしね(笑)。永井そっか。それは楽しみすぎる。――トータスさんが今回の『感謝祭』に参加される経緯は?岸谷トータスさんとは、今年3月に両国国技館で開催されたギターの弾き語りのイベント『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2023 supported by 奥村組』で一緒になったのね。参加者全員が土俵のあるセンターステージで弾き語りをするイベントで、出番が最初のほうだったの。自分のステージが終わって、メイクも落として帰ろうかなという時に、トータスさんがやってきたので、「久しぶり~」って挨拶したんですね。その時に、「私はこういうイベントをやっているんだけど、良かったら出てよ?」って言ったら、「えっ、なんか目が怖いな」って。「怖くないよ、優しいよ。出てよ」って言ったら、「いいよ」って言ったんですよ。「今、いいよって言ったよね」って。それで本当に出てもらうことになりました。いい男だな、素敵な人だなと思って感激しました。同級生だけど、同級生じゃないみたいな不思議な感じ。――先ほどもラジオの話が出ましたが、『感謝祭』について、現時点で考えていることはありますか?岸谷今考え中ですね。真理ちゃんは女の子バンドとやったことはあるの?永井女の子バンドでは3年前くらいに『女祭』という企画イベントでやったことがある。若い子たちと一緒に。岸谷そっか。とにかく女の子バンドで一緒にやったら楽しいこと、考えます。まずともかくラジオがらみだね。永井懐かしいものとか、歌おうかな。岸谷曲に関してはご相談だけど、みんなが知っている曲は盛り上がるから、それもやって、一緒にやったら楽しい曲とか、考えます。――最後に観にくる人にメッセージをいただけますか?岸谷2020年からだから、『感謝祭』も5年目になるのかな。毎年、「今年は最高だったな。これ以上おもしろいことできるかな?」って思うんですけど、やりたいこと、やれることって、アーティストの数だけあって、ゲストが違うと、毎回カラーも変わるから、その中に入っていくのがすごく楽しいんですよね。今回は本当に同世代で、一緒に時代を駆け抜けた真理ちゃんだから、そこにヒントがある気がします。こうやって会って話しているだけで、どんどんアイデアが出てきているし。今後、ある時からちょっと気持ち悪いファンみたいに、ずっと真理ちゃんのことを考えるモードに入る予定です。寝ても覚めても、夢の中でも、ずっと真理ちゃんのことを考えて、アイデアを練ると思います。永井そうかそうか。私はまず、その仲間に入れていただけて、うれしいな。だから、できることはなんでもやります。岸谷言ったな(笑)。永井言ったよ。でも大丈夫(笑)。岸谷じゃあ、当時の私物のTシャツとジーンズ、持ってきてください(笑)。永井入るかな。っていうか、もう持ってないし(笑)。岸谷でも真理ちゃんはルックスの強烈な印象もあるし、例えば、みんなで真似したらおもしろいよね(笑)。みんなでお揃いのデニムとか、何か考えよう。私も衣装、探さなきゃ(笑)。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子<公演情報>『岸谷香感謝祭2024』公演日:2024年2月23日(金・祝) 16:45開場/17:30開演会場:EX THEATER ROPPONGI出演:岸谷香/Unlock the girls/トータス松本(ウルフルズ) /永井真理子料金:全席指定9,000円※ドリンク代別途必要★チケット情報はこちら()関連リンク岸谷香 オフィシャルサイト:永井真理子 オフィシャルサイト:
2023年12月23日岸谷香のライブイベント『岸谷香 感謝祭2024』が、2024年2月23日(金・祝) に東京・EX THEATER ROPPONGIで開催されることが決定した。『岸谷香 感謝祭』は、「日ごろの活動に感謝して特別な一夜をお見せしたい!」という岸谷の想いから、毎年2月に行われている自主企画ライブ。2024年は岸谷のデビュー40周年となる記念イヤーでもあり、その幕明けを飾る第1弾として開催される。今回はゲストにトータス松本(ウルフルズ)と永井真理子を迎え、この日限りのコラボレーションをそれぞれ披露する。チケットはぴあアプリ先行を12月10日(日) まで受付中。『岸谷香 感謝祭2024』ぴあアプリ先行の詳細はこちら!()<イベント情報>『岸谷香 感謝祭2024』2024年2月23日(金・祝) 東京・EX THEATER ROPPONGI開場16:45 / 開演17:30出演:岸谷香 / Unlock the girlsゲスト:トータス松本(ウルフルズ) / 永井真理子【チケット情報】全席指定:9,000円(税込)※ドリンク代別途必要■ぴあアプリ先行:12月10日(日) 23:59まで詳細は こちら()岸谷香 オフィシャルサイト:
2023年12月04日京都の老舗お香専門店「松栄堂(しょうえいどう)」から「お香のカードゲーム くんくんくん」が登場。2023年12月1日(金)より、松栄堂各直営店などで発売される。京都のお香専門店「松栄堂」から“香り”のカードゲームが登場京都に創業して300年、宗教用の薫香から、茶の湯の席で用いられる香木や練香、手軽に使えるインセンスに匂い袋まで、様々なお香を作り続けている「松栄堂」。そんな老舗が新たに提案する「お香のカードゲーム くんくんくん」は、“香りでつながる”新感覚のカードゲームだ。ルールは全部で4種類カードゲームとして遊べるルールは、香りを頼りに同じカードを揃える「くんくんトレーニング」、3種の違う香り1枚ずつ揃える「ちがそろ! くんくんくん」、同じ香り3枚先に揃える「おなそろ! くんくんくん」、そして、香りについての質問を通して主役と同じ香りを当てる「しつもん! くんくんくん」の全4種類。自身の嗅覚を頼りに香りを揃えるシンプルなあそびかたから、質問形式で香りの表現を嗜むコミュニケーションゲームまで、様々な形で香りを楽しめるルールが用意されている。また、セットにはない追加のカードパックを購入すれば、香りの種類を増やしてゲームの難易度を上げることも可能だ。嗅覚のトレーニングキット、カードタイプのお香としてもこのほか、神経衰弱のように香りを判別することで嗅覚を鍛えるトレーニングキット、お気に入りのカードを名刺入れやお財布に入れて香りを楽しむカードタイプのお香としても利用できる。商品情報「お香のカードゲーム くんくんくん」発売日:2023年12月1日(金)価格:3,300円セット内容:お香カード3種(ピンク・黄・青 各3枚 保存袋入)/遊び方説明書/紙箱入販売場所:・松栄堂各直営店・香老舗 松栄堂 ウェブショップ・「ゲームマーケット2023秋」会場ブース日程:2023年12月9日(土)・10日(日)会場:東京ビッグサイト
2023年12月01日皆さんは外食中に嫌な思いをしたことはありますか? 今回は、店員の接客態度に唖然とした男性のエピソードを紹介します。イラスト:ちーず中華料理店で友人たちと、おいしいと有名な中華料理店に行った主人公。注文を終え、料理が次々と運ばれてきました。しかし、付け合わせの漬物が人数分ありません。主人公が、料理を運んできたアルバイトの男性にそのことを伝えると…。男性は不機嫌な顔で「どうせ漬物なんか食べないでしょ」と言ったのです。不愉快に思った主人公ですが、その場をやり過ごすことにします。しかしその後も男性は…。ほかの店員と大声で会話出典:lamire注文を聞かずに他の店員と大声で話していたのです。そんな男性の態度を見た主人公が、その後この店に来ることはなかったのでした…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(lamire編集部)
2023年11月30日株式会社 松栄堂はこの度、香りに親しみ、香りに触れて遊べる「お香のカードゲーム くんくんくん」を発売いたします。火を使わずに香りを楽しめる「お香カード」をつかって、子どもからご高齢の方まで、気軽に楽しめるセットです。火を使わずに香りを楽しめる「お香カード」■「お香のカードゲーム くんくんくん」制作の背景松栄堂(しょうえいどう)は京都に創業して300年以上、今日まで香づくり一筋に歩んできたお香の専門店です。企業活動のテーマである「香りある豊かな暮らし」のもと、かねてより香りの可能性を追求してまいりました。昨今、デジタル化が加速度的に進む中で、多くの人びとが、いつでもオンラインでつながることができるようになりました。お香の専門店として私たちは、「香り」というリアルな感覚を通じてこそ楽しめるアナログゲームを提案いたします。対面で、一つの場を共有して遊ぶことのできる喜びを、香りが持つ不思議な力に託して。多くの団らんの場にお届けできれば、という思いから開発を進めてまいりました。香りに触れ、香りに親しみ、相手と交流しながら輪を広げていく――私たちが提案するのは、「香りでつながる」カードゲームです。■遊び方&活用方法「お香のカードゲーム くんくんくん」には、こんな楽しみ方があります。・カードゲームとして家族やお友達、親しい方と香りを楽しみながら遊ぶことができます。「くんくんくん」で遊べるゲームは4種類。香りを揃えて勝ち負けを決めるゲームや、質問形式で香りの表現を楽しむコミュニケーションゲームなど、1人~大人数で楽しむことができます。遊び方(1)くんくんトレーニング:カードの香りをかぎ、同じ香りを揃える。遊び方(2)ちがそろ! くんくんくん:3種の違う香り1枚ずつを先に揃えた人が勝ち。遊び方(3)おなそろ! くんくんくん:同じ香り3枚を先に揃えた人が勝ち。遊び方(4)しつもん! くんくんくん:香りについて質問し、主役と同じ香りを当てる。・嗅覚のトレーニングキットとして神経衰弱のように香りを判別し、嗅覚のトレーニングをすることもできます。・カードタイプのお香としてそのまま名刺入れやお財布に入れて、いつでもどこでも香りを楽しむことができます。■商品概要商品名: お香のカードゲーム くんくんくん発売日: 2023年12月1日価格: 3,300円(税込)セット内容: お香カード3種(ピンク・黄・青 各3枚 保存袋入)/遊び方説明書/紙箱入対象年齢: 6歳以上(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2023年11月22日中華料理といえば、ラーメン・餃子・チャーハン・酢豚・エビチリなどなど沢山浮かびますね。今回は「中華料理」の定番人気12選を紹介します。定番といえど見た目華やかなシュウマイやさっぱり餃子などまだ試したことのないメニューもあるかも!見れば見るほど食べたくなるレシピをズラリ紹介します!■市販のスープにひと手間!王道の醤油ラーメンスープは、ラーメンスープの素を溶かすだけ。ひと手間加えるだけで、生麺で作るラーメン屋さんのような絶品ラーメンが出来上がり。野菜を「ごま油」「柚子胡椒」で香り付けするのがプロの技。■失敗しない!シーフードチャーハンシーフードミックスを使って、手軽に作るチャーハンです。シーフードミックスは冷凍庫に常備できるので、買い物に迷う料理初心者さんにおすすめな食材です。旨みがありシンプルな調味料で作れます。■こだわり派はこれ!麻婆豆腐 旨辛みそ味麻婆豆腐にみそを合わせた和風味です。豆腐と豚ひき肉、白ネギのお手軽な食材を本格的な味わいに仕上げました。ご飯にそのままたっぷりかけて食べたいこだわり派におすすめの1品。■本格的なのに簡単!基本のエビチリ子どもから大人まで大人気のエビチリ。お店で食べるようなプリッとピリ辛なエビチリが、びっくりするほど簡単に作れますよ!市販の素を使わなくても出来るので、プロが教える大人気の本格レシピです。■大葉がさわやか!ジューシーなしそ餃子大葉のさわやかな香りが広がる餃子です。豚ひき肉は粘りが出るまできちんとこねるとジューシーな味わいになりますよ!キャベツは塩揉みしません。大きい葉なら1枚、内側の小さめの葉なら2枚使います。■基本の春巻き 具だくさんで子供も大好き豚肉、野菜、春雨を使った具沢山の春巻きです。しっかりとした味付けのとろーり餡とパリパリな皮が子供にも食べやすいですよ。基本の作り方をおさらいしたい方、春巻き作りの初心者方にもおすすめです。■大人も子どもも好き!酢豚の甘酢あん酸味をきかせた甘酢あんで仕上げた具だくさんの酢豚です。黄金比率の甘酢ダレはあらかじめ合わせておくと、調理中に慌てないのでおすすめです。「とても簡単だった」「息子も気に入りました」と大好評の人気レシピです。■読者から評判!基本の青椒肉絲(チンジャオロース)人気の牛肉とピーマンのチンジャオロース。甘じょっぱい美味しさでご飯がすすむ、手軽にできる本格的な1品です。作った方から「お弁当にも良い」「ご飯もりもり食べられます」「冷めてもおいしい」と評判です。■包まず簡単!ふんわり華シュウマイ細切りに切ったシュウマイの皮を、肉ダネにつけるだけでできるお花のような見た目が特徴のシュウマイです。野菜やホタテの旨みがきいています!千切りの皮の華やかさに、食卓が明るくなりそうですね。■簡単に作れて便利!野菜たっぷりの八宝菜具材沢山で、手間が掛かる印象の八宝菜。お手軽に作れるレシピを紹介します。豚肉、魚介、野菜などたっぷり入っています。そのままはもちろん、ごはんや揚げ麺にかけても美味しく食べられておすすめです。■ごま油香る!トロトロ中華卵スープとろみをつけたスープに、ネギとふわふわな卵の中華スープです。ゴマ油が食欲をそそります。おかずの他に温かいスープがあるとホッとしますね。シンプルで優しい味付けなので、お家でもササっと作れそうです。■食後のデザートに!シンプル杏仁豆腐杏仁豆腐の爽やかさは中華の食後のデザートにピッタリの味わいですね。バットなどに作ってから切り分けても。おもてなしデザートにも。ハチミツをぬるま湯で溶き、氷で冷やしてシロップにするのもおすすめです。町中華のあの味を手軽におうちで再現できるレシピをご紹介しました。家族が喜ぶ顔が浮かびますね。
2023年11月22日グラビアイドルの佐々木萌香が19日、東京・新宿のブックファースト新宿店でカレンダー『佐々木萌香 2024年カレンダー』(発売中 3,080円税込 発売元:トライエックス)の発売記念イベントを行った。あざと可愛いレースクイーンとして大人気の佐々木萌香は、160cmの身長にB80・W62・H87というスレンダーボディが魅力の26歳。2020年末からグラビアにも積極的で、2021年には「グラビア・オブ・ザ・イヤー2021」のネクストブレイク賞、2022年には「記者・編集者が選ぶグラドルアワード2022」のグランプリにも選ばれた。その彼女が初めてのカレンダーを発売。今年4月に訪れたという沖縄・宮古島でロケが行われ、キュートな表情や大人っぽいしっとりとしたカットが掲載されるなど、彼女の魅力が凝縮された内容となっている。カレンダーでも着用したという競泳水着姿で報道陣の取材に応じた佐々木。初めてのカレンダーを手にしながら「今年は写真集も発売させてもらいましたが、初めて尽くしで今年はうれしいことでいっぱいです」と満面の笑みを浮かべ、「3月はリビングで撮りましたが、水も滴るショットで今日も競泳水着を着てきました。普段ならソファーでやる女の子座りを床で頑張ってやったんです。他には制服の写真があったり、大人っぽくアンニュイな感じのショットもあったりと、私的にはすごく気に入っているカレンダーです」と紹介。サイズはB3とビッグサイズで「思ったよりも大きいですね。本当ならトイレに飾って欲しいんですけど、このサイズだとトイレが狭く見えちゃうかも(笑)」としつつ、「佐々木家はエアコンの下に飾ります。広いお部屋やリビングに飾って欲しいですね」とファンにアピールした。残り1カ月半を切った2023年はレースクイーンの活動に加え、初めての写真集やカレンダーをリリースするなど大活躍の1年だった佐々木。「やっぱり写真集が大きかったですね。カレンダーと同じ宮古島で撮影したんですが、本当に楽しかったしファンの方も喜んでくれたモノを世に残せたので良かったと思います。ドラマの撮影とか今までやったことのないジャンルのお仕事にも挑戦できました」と充実した表情で、「来年はもっと飛躍出来たらと思います。プライベートも充実させながらお仕事をもっともっと頑張りたいですね」とさらなる活躍を誓っていた。
2023年11月20日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する今日の夕食にオススメの献立は、 「スペアリブの中華煮」 「ゆで卵のゴマダレ」 「チンゲンサイの炒め煮」 「プチトマトのみそ汁」 の全4品。 日曜日の夜。新しい週に備えてボリュームたっぷりの中華料理でスタミナをつけましょう! 【主菜】スペアリブの中華煮 スペアリブは長時間煮ることでトロトロに柔らかい煮物が作れます。 調理時間:1時間10分 カロリー:631Kcal レシピ制作:料理家・ソムリエ 保田 美幸 材料(2人分) 豚骨付きバラ肉 400g 酒 50ml 砂糖 大さじ1.5 しょうゆ 大さじ2 五香粉 少々 練りからし 適量 パクチー(香菜) (刻み)適量 【作り方】 1. 鍋に湯を沸かして豚骨付きバラ肉を入れ、煮たったら中火で3分ゆでる。水に取って肉の汚れを取り除く。 2. 鍋に豚骨付きバラ肉を入れ、酒を入れ、水をかぶるまで注いで火にかける。煮たったらアクを取り除き、鍋に蓋をして40分ゆでる。 途中でお湯が少なくなったら水をひたひたに注いでください。 3. 砂糖を加えて5分煮る。 4. しょうゆと五香粉を加えて火を強める。煮汁が少なくなったら1~2度返して煮からめ、器に盛り、練りからしを添え、香菜をのせる。 【副菜】ゆで卵のゴマダレ ゆで卵とアボカドに、トロリと甘辛いゴマソースがよく合います。 調理時間:10分 カロリー:403Kcal レシピ制作:料理家・ソムリエ 保田 美幸 材料(2人分) ゆで卵 3個 アボカド 1/2個 ルッコラ 1/4袋 <ゴマソース> 練り白ゴマ 大さじ2 砂糖 大さじ2 しょうゆ 大さじ2 酢 大さじ1 ショウガ汁 大さじ1/2 【下準備】 ルッコラは根元を切り落とし、食べやすい長さに切る。<ゴマソース>の材料を混ぜ合わせる。 【作り方】 1. ゆで卵は殻をむいて4つのくし切りにし、アボカドは種と皮を取り除いてひとくち大に切って器に盛る。 2. ルッコラを盛り合わせ、<ゴマソース>をかける。 【副菜】チンゲンサイの炒め煮 ポイントはよく火を通すこと。トロリとしたなかにもシャキシャキ感が感じられます。 調理時間:10分 カロリー:65Kcal レシピ制作:料理家・ソムリエ 保田 美幸 材料(2人分) チンゲンサイ 3株 ニンニク 1片 サラダ油 大さじ1 水 大さじ3 塩 適量 ゴマ油 少々 【下準備】 チンゲンサイは縦4つに切る。 ニンニクは縦半分に切り、芽を取り除いて薄切りにする。 【作り方】 1. フライパンにニンニクとサラダ油を入れて火にかけ、香りがたったらチンゲンサイを加えてサッと炒め合わせる。 2. 水を加えてフライパンに蓋をし、しんなりしたら塩で味を調えて器に盛り、ゴマ油をかける。 【スープ・汁】プチトマトのみそ汁 プチトマトの酸味が感じられるみそ汁です。少し変わった具のみそ汁もたまにはいいですね。 調理時間:15分 カロリー:42Kcal レシピ制作:料理家・ソムリエ 保田 美幸 材料(2人分) プチトマト 8個 塩ワカメ 20g だし汁 400ml みそ 大さじ1~1.5 【下準備】 プチトマトはヘタを取り、横半分に切る。 塩ワカメは水で塩を洗い流し、水洗いして水気を絞り、食べやすい長さに切る。 【作り方】 1. 鍋にプチトマトとだし汁を入れて火にかけ、煮たったらみそを溶き入れる。 2. 煮たつ直前に火を止めてワカメを加え、器に注ぎ入れる。
2023年11月08日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『XIANG PEN PEN(シャンペンペン)』のアラカルト中華です。「コースもあるけどアラカルトで楽しめる。価格帯も行きやすく。僕はお酒も好きなんで、ワイン、クラフトビール、紹興酒、台湾ウイスキーも揃えて」。自分が本当に行きたい店を妻と共に作りたい……シェフの九鬼修一さんが独立するにあたって描いた夢が、8月にオープンした木場の中華料理店『XIANGPEN PEN』で形になった。ホテル中華や『筑紫樓』といった王道から、中国のローカルな食文化を探求する代々木上原『Matsushima』等まで、多様な経験を積んだ九鬼シェフのお料理は、素材感の生きた確かな骨格の広東料理に、シェフならではのツイストが利いたスタイル(そんなのときめくに決まっている!)。例えば香港クリスピーチキン・脆皮鶏(チョイペイカイ)は赤鶏さつまを使用し、中はジューシー、皮はパリッパリの丁寧な仕事と技術力の高さに満ちた逸品。そこへ雲南省などで見られるミントとパクチーと発酵唐辛子のソースを合わせる新鮮さがたまらない。店名は中国語で「いい香りがぷんぷんする」。大きい店では難しかった熱々の料理も、ここでならできる。カウンターキッチンから登場する料理は何もかもが良い香りの湯気をたっぷりと纏っている。どーんと料理が供され、香りが立ち上り、そこへ人が顔をほころばせて寄せ合う。そんな理想の風景が、夜ごとこの店では繰り返されている。アラカルトメニューより、右・赤鶏さつまの脆皮鶏(1600円)、左・澄んだ清湯スープにムギュムギュの海老雲呑が浮かぶ香港 海老雲呑麺(1200円)、中央・香港鮮魚の蒸し物(1名1500円~※予約推奨)、オレンジワイン(1200円~)、紹興酒(1200円~)。香噴噴(XIANG PEN PEN)東京都江東区東陽3‐16‐918:00~23:00(22:00LO)、土・日・祝日17:00~22:00(21:00LO)月曜休+不定休ひらの・さきこ1991年生まれ。フードエッセイスト。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)など。※『anan』2023年11月8日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2023年11月02日元町・中華街【北京p鴨店中華街店】川崎【薬膳火鍋尽膳口福川崎店】鶴見【中国料理華榕楼】京急鶴見【福盈門別館鶴見店】石川町【大珍樓新館】元町・中華街【北京p鴨店中華街店】中華街指折りの北京ダックをはじめ、約100品を食べ放題で本場の料理人がつくる『北京ダック』も食べ放題で堪能できる元町・中華街駅から徒歩3分、横浜中華街に店を構える【北京p鴨店中華街店】。こちらの名物は本場中国の名店で腕を振るっていた料理長のつくる『北京ダック』。専用の窯で焼き上げたパリパリの皮、ジューシーな肉の味わいは、まさに至福の逸品です。ほかにも中国全土の料理を約100品ラインナップ。すべて食べ放題で楽しむことができます。広々とした店内は1階、2階の2フロアで宴会にももってこい中華街にあるお店は、店頭で北京ダックの調理風景を見ることができる造り。店内は広々としていて、1階はファミリーや仲間同士の食事会、ビジネスシーンの接待などに、2階は10名~280名まで利用可能な空間になっています。本格中華をゆったりとくつろげる空間で存分に味わえます。北京p鴨店中華街店【エリア】横浜元町/山下公園【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】1980円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】元町・中華街駅 徒歩3分川崎【薬膳火鍋尽膳口福川崎店】本場中国で100年の歴史を持つ名店の味を存分に堪能赤と白、味わいの違う2色のスープで楽しむ『四季の薬膳(二色鍋)』川崎駅から徒歩5分の場所にある【薬膳火鍋尽膳口福川崎店】。100年の歴史を持ち、北京や上海、成都、西安などに展開する【尽膳口福】の川崎店として2021年にオープンしました。『薬膳の旬味食べ放題コース』は、追加料金でお店自慢の『四季の薬膳(二色鍋)』に。創業当時から受け継がれた上湯と中国茶を入れて仕上げる麻辣スープで、たっぷりの野菜や肉を楽しめます。清潔感のある店内で、栄養たっぷりの火鍋を楽しめるお店はダイワロイネットホテル2階でオープン。広々としたスペースに設置されたテーブル席は、街の景色を眺めながら食事を楽しめるエリアも。ほかに8名まで利用可能な個室も完備。家族や仲間との食事会はもちろん、接待や商談などでも、特別な時間を過ごすことができます。薬膳火鍋尽膳口福川崎店【エリア】川崎【ジャンル】しゃぶしゃぶ・すき焼き【ランチ平均予算】800円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】川崎駅 徒歩5分鶴見【中国料理華榕楼】中華料理店の老舗が、食べ放題メインのスタイルにうれしいリニューアル一品ずつ注文が入ってからつくられるオーダー式なので、出来立てが味わえる創業30年の老舗【中国料理華榕楼】は鶴見駅から徒歩10分に立地。安く、おいしい料理をたくさん味わってほしい、と食べ放題メインのお店へとリニューアルしました。北京ダッグやフカヒレなど約100品を食べ放題で楽しめるほか、手頃な価格で提供している40種の小皿料理もオススメです。天井が高く広々とした店内は大人数での利用にも対応店内は広々としたスペースに、ゆったりとテーブル席を配置。仲間や家族での利用はもちろん、お一人様もウエルカムです。2階には個室を完備。10名~30名で利用可能な部屋のほか、最大80名までOKの部屋もあるなど、大人数での貸切などにも対応してくれます。中国料理華榕楼【エリア】鶴見【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】800円【ディナー平均予算】2500円【アクセス】鶴見駅 徒歩10分京急鶴見【福盈門別館鶴見店】手づくりの飲茶点心を食べ放題で心ゆくまでプリップリの海老がたまらない『丸ごと海老入り 焼餃子/水餃子』【福盈門別館鶴見店】は、京急鶴見駅から徒歩1分という駅近店。こちらのオススメが、手づくりの飲茶点心を90分食べ放題できるオーダーバイキング。ほかにも名物メニューの食べ放題に飲み放題が付いたコースも用意。すべて手づくりの本格中華をたっぷりと堪能できます。シンプルでセンスよくまとめられた店内店内は1階~3階までの3フロア。木目調で統一され、ゆったりと落ち着いて食事ができる空間になっています。10名~40名でのフロア貸切も可能なので、大人数での宴会にもオススメ。通し営業なので、ランチやディナーの時間はもちろん、いつでも手づくりにこだわった中華を楽しむことができます。福盈門別館鶴見店【エリア】鶴見【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】京急鶴見駅 徒歩1分石川町【大珍樓新館】120種類以上の本格中華が楽しめるオーダー式バイキングで大満足できたて熱々の状態でサーブされる『オーダー式バイキング』石川町駅から徒歩6分の場所にある【大珍樓新館】。中華街初となるオーダー式のバイキングは、フカヒレスープや北京ダック、宮廷料理、飲茶など、120種類以上のメニューがスタンバイしています。オーダーはタッチパネルから。気になるメニューを好きなだけ楽しむことできます。しっとりと落ち着いた空間で上質な中華を堪能できるお店はエントランスに置かれた中国の置物と赤い門が目印。宮廷の茶室をイメージしたゴージャスな店内には個室も完備されていて、大切な食事会などでも利用可能です。バイキングはグランドホールで。広々とした空間で、たっぷりと極上の中華料理を堪能することができます。大珍樓新館【エリア】横浜元町/山下公園【ジャンル】広東・香港料理【ランチ平均予算】2880円【ディナー平均予算】4380円【アクセス】石川町駅 徒歩6分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年09月28日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する今日の夕食にオススメの献立は、 「炊飯器で中華おこわ」 「チンゲンサイとニンジンの塩炒め」 「大根とキュウリの即席漬け」 「豆腐の豆乳汁」 の全4品。 具だくさんの中華おこわは噛む程に旨味が広がります。副菜とのバランスもGOOD。 【主食】炊飯器で中華おこわ シイタケやエビの旨味と香りがおいしさを引き立てます。 調理時間:1時間 カロリー:616Kcal レシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本 亜希子 材料(2人分) もち米 1.5合 水 170~180ml 豚もも肉 (ブロック)100g <下味> 酒 大さじ1/2 しょうゆ 小さじ1 ショウガ汁 小さじ1/2 コショウ 少々 水煮タケノコ 1/4~1/2個 ニンジン 1/2本 シイタケ (干し)2個 干しエビ 大さじ1 天津甘栗 4~6粒 サヤインゲン 5~6本 松の実 大さじ1~2 <調味料> 酒 小さじ2 砂糖 大さじ1/2 塩 少々 しょうゆ 大さじ1/2 もどし汁 (シイタケ+エビ)100ml サラダ油 大さじ2 【下準備】 もち米は水洗いし、ザルに上げる。 豚もも肉は1cm角に切り、<下味>の材料をからめる。 水煮タケノコ、ニンジン(皮をむく)は1cm角に切る。 シイタケと干しエビはそれぞれぬるま湯でもどし、干しエビは柔らかくなったら足と殻を取り除き、1cm角に切る。もどし汁は網を通して100ml(2人分)取っておく。 サヤインゲンは軸側を少し切り落とし、分量外の塩を入れた熱湯でゆでて水に取り、粗熱が取れたら長さ1cmに切る。 松の実は、フライパンで焦がさないように香ばしく煎る。 <調味料>の材料を混ぜ合わせる。 【作り方】 1. フライパンに半量のサラダ油を強火で熱し、豚もも肉の色が白っぽくなるまで炒める。さらに水煮タケノコ、ニンジン、シイタケ、干しエビを加えて炒め合わせる。 2. <調味料>を加え、弱めの中火で3~4分煮て味を含め、煮汁が残るくらいで具と煮汁に分ける。 3. フライパンに残りのサラダ油を強火で熱し、もち米を加えて全体に炒め合わせる。 4. (2)の煮汁を加えてよく混ぜ合わせ、炊飯器に入れておこわの定位置線まで水を足す。(2)の具と天津甘栗をのせ、スイッチを入れる。 5. 炊き上がったら20分蒸らし、サヤインゲンを加える。しゃもじで炊飯器の底から持ち上げるように水分を飛ばしながら混ぜ合わせ、器に盛って松の実を散らす。 【副菜】チンゲンサイとニンジンの塩炒め シャキッとみずみずしいチンゲンサイをシンプルな塩炒めに! 調理時間:15分 カロリー:58Kcal レシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本 亜希子 材料(2人分) チンゲンサイ 2株 ニンジン 1/6本 シメジ 1/2パック 酒 大さじ1 塩 小さじ1/2 ショウガ (せん切り)1/4片分 ニンニク 1/2片 酒 小さじ1 塩 適量 コショウ 少々 <水溶き片栗> 片栗粉 小さじ1/2 水 小さじ1.5 ゴマ油 小さじ1.5 【下準備】 チンゲンサイは根元を切り落とし、長さ3cmに切る。大きい場合は縦2~3つに切り、根元は縦十字に切り込みを入れて裂く。 ニンジンは皮をむき、薄い短冊切りにする。 シメジは石づきを切り落とし、小房に分ける。 ニンニクは芽を取り、縦半分に切る。 <水溶き片栗>の材料を混ぜ合わせる。 【作り方】 1. たっぷりの熱湯を沸かして酒、塩を加え、チンゲンサイとニンジン、シメジをサッとゆで、ザルに上げる。 2. フライパンにゴマ油を強火で熱し、ショウガ、ニンニクを炒める。香りがたってきたら、(1)を加え、油がからむ程度にサッと炒める。 3. <調味料>の材料を加えてサッと炒め、<水溶き片栗>をまわし入れ、トロミがついたら火を止め、器に盛る。 【副菜】大根とキュウリの即席漬け 柑橘汁の爽やかな香りが広がります。 調理時間:20分 カロリー:21Kcal レシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本 亜希子 材料(2人分) 大根 2~3cm キュウリ 1/2本 塩 少々 作り置き甘酢 大さじ1 柑橘汁 小さじ1 【下準備】 大根は皮をむいて縦4つに切り、薄いイチョウ切りにする。 キュウリは端を落として縦半分にり、さらに斜め薄切りにする。 【作り方】 1. 抗菌のビニール袋に大根、キュウリ、塩を加えて袋に空気を入れ、袋の口を持って振りながら全体に塩をからめる。 2. 袋の空気を抜き、袋ごと軽くもんで口を縛る。水が出てしんなりしたら水気を絞る。作り置き甘酢、柑橘汁を加えて混ぜ合わせ、器に盛る。 【スープ・汁】豆腐の豆乳汁 豆腐の他に白菜、春菊が入ったほっこりおいしい汁物です。 調理時間:20分 カロリー:183Kcal レシピ制作:管理栄養士、料理家 杉本 亜希子 材料(2人分) 絹ごし豆腐 1/4~1/2丁 白菜 1枚 春菊(菊菜) 1/4束 スダチ 1個 <スープ> 豆乳 400~500ml だし汁 100~150ml 酒 大さじ1 塩 小さじ1 <薬味> ネギ (刻み)大さじ2 白ゴマ 適量 ユズコショウ 適量 【下準備】 白菜は縦半分に切って軸は削ぎ切りに、葉は幅3cmに切る。 春菊は葉を1枚ずつ摘み取り、食べやすい長さに切る。 スダチは横半分に切り、Vに切り込みを1箇所入れる。 【作り方】 1. 鍋に<スープ>の材料を入れて中火で熱し、フツフツしたら白菜の軸を加える。少ししんなりしたら、絹ごし豆腐、白菜の葉を入れ、絹ごし豆腐が温まったら、春菊を加える。 2. 春菊がしんなりして火が通ったら、絹ごし豆腐をすくうように器によそい、<薬味>の材料を入れる。
2023年09月23日2023年の岸谷香のライブ活動は実に多彩で濃密だ。2月には荻野目洋子と藤巻亮太をゲストに招いて『岸谷香感謝祭』を開催し、6月にはスガシカオ、馬場俊英、miwaとの弾き語り形式のツーマンツアー『2人ぼっちの大パーティー』を開催。それぞれ、ここでしか観られない素晴らしいコラボレーションが実現した。この他にも『The Unforgettable Day 3.11-2023-』『LuckyFes’23』『TOKYO GUITAR JAMBOREE 2023』など、さまざまなフェスやイベントにも参加している。さらに9月9日からは弾き語りツアー『KAORI PARADISE 2023』がスタート。そしてそのツアー終了後の11月24日からはUnlock the girlsでのバンドツアー『Kaori Kishitani Live Tour 2023 “56th SHOUT!”』も控えている。デビューから40年近くたった今もなお、新たな挑戦を続けている彼女の音楽への情熱はどこから来るのだろうか?主催イベントやライブについての思い、バンドツアーに向けての抱負、今後の展望などについて、話を聞いた。――2023年はライブ三昧の年になっています。しかも『岸谷香感謝際』や『2人ぼっちの大パーティー』など、岸谷さん主催のコンサートも数多く行っています。ライブの主催には、かなりの労力、エネルギーが必要だったのではないですか?『2人ぼっちの大パーティー』は準備があまりにも大変すぎたので、最終日本番前には「当分はいいかな」と考えていました。でもすべてのステージが終わった瞬間に、“なんて楽しかったんだろう!”と思いました。なので、毎年というわけにはいきませんが、3年に2回くらいのペースでやれたらいいなって考えています。ツーマンって、ワンマンとは違うおもしろさがありますね。――というと?対バン相手のステージを観に来たお客さんもいるわけじゃないですか。そういう方々にも、いいステージをお見せしたいという気持ちが強くなるせいか、ツーマンでは不思議なパワーが出るんですよ。スガさん、馬場さん、miwaちゃんのステージも素晴らしかったですし、貴重な経験になりました。スガさんとのツーマンでは、あだ名まで付けられました。――どんなあだ名ですか?“ブルドーザー”ってあだ名を付けられて、スタッフにも大ウケでした(笑)。――岸谷さんが情熱を持ってツーマンに臨んでいたから、そんなあだ名が付いたのではないですか?どうなんでしょう。いろいろな意味があるような気がしますが、命名者に聞いてみないとわかりませんね(笑)。――あだ名を付けられるって、同級生同士の共演ならではですよね。そういうところも楽しかったですね。馬場さんとは「人生という名の列車」を一緒に歌うこともできましたし、miwaちゃんとは世代が違うからこその楽しさを感じました。――さまざまな形態でのライブを精力的に行ってきています。これは意図しての展開なのですか?今年に関しては、“私のできることを全部並べました”という感じでやっています。まだ発表されてないスケジュールも含めて、本当にいろいろな形でライブをやっている実感があります。――ライブへのモチベーションが高いのは、どうしてなのでしょうか?コロナでライブを出来ない時期があったことが大きかったんだと思います。ライブを行うために必要なものを貯金する期間になりました。ピアノを練習する時間もありましたし、ライブアレンジ、曲の構成、演出など、ライブに必要なことについて、突き詰める時間になりました。ライブができない状況があったので、ピアノの弾き語りをYouTubeで定期的に配信した時期もあって。「あの曲をやって」「この曲をやって」って、私の想像が付かないような曲を視聴者がどんどんリクエストしてきたんですよ。――かなりたくさんの曲を生演奏されたんですよね。そこで再発見したこともたくさんありました。「えっ、この曲、やったことないよ」と言いながら、弾き語りでやってみたら、意外とおもしろい曲もあったんですね。そこからさらにアレンジを突き詰めて、弾き語りツアーのセットリストに入れた曲もいくつかあります。YouTubeでリクエストされなかったら、おそらく弾き語りでやることはなかったので、“無駄なことってないんだな”って思いました。あとは、ライブの構成や流れについて考えるようになって、よりライブが楽しくなったところもありました。実際のライブで活用できるくらい、ライブをやるために必要な能力の貯金が貯まったタイミングだったんじゃないかと思います。ついにその貯金を使うぞー!って(笑)。――ライブに必要な能力って、ステージで歌って演奏するだけでなく、ライブをトータルで表現していく能力ということでしょうか?そうですね。ここに来て、その楽しさを知ったという感じですね。大きかったのは弾き語りツアーなんじゃないかな。弾き語りって、ひとりで演奏して歌うことだけではなくて、アレンジを新たにゼロから作りあげる作業もあるし、流れを考える作業もあります。これがなかなか難しいという。――どういうところが難しいのですか?自分では、“こんな風に聴こえてほしい”と思って演奏したとしても、他人にそう聴こえるかどうかは別問題であるところですね。自分のイメージを主観的に追求することと観客の視点で客観的に判断することを両立させなきゃいけないので、その判断力を養う必要があります。――デビューから40年近くたった今も、さらなる成長を目指しているところが素晴らしいです。この1年で“自分がどんなミュージシャンなのか”を思い知ったことも、大きかったと思います。例えば、miwaちゃんとのツーマンで、何が一番のプライオリティーかということでは、miwaちゃんは「歌」と言ってましたが、私は歌ではないんですよ。馬場さんは「歌詞をしっかり表現したい」って言っていたけれど、私は歌詞へのこだわりはそこまでではないし。スガさんはスガさんで、私がどうやっても思いつかないようなコード進行を作る才能を持っていらっしゃるし。他のミュージシャンと共演することで、自分に足りない部分を思い知らされました。――岸谷さんは作曲・アレンジ・プロデュースへのこだわりを強く持っている印象を受けます。曲作りもアレンジも好きですし、プロデュースも好きですね。一時期、“私はプロデュースにあんまり向いてないな。自分のことしか考えられないタイプだな”って思っていたんですよ。でも最近になってイベントを主催する機会も増えてきて、やっぱりプロデュースするのが好きだなって再認識しました。――Unlock the girlsを組んでからは、バンドのプロデューサーという役割も担っていますよね。自分とは全然違う音楽を聴いてきた子たちと一緒に音楽を作るのは、とても楽しいです。みんなと一緒に曲を作る時に思っているのは、それぞれが持っているものをそのまま出してほしいということ。それぞれのメンバーから出てくるものをまとめる作業は大変かなと想像していたんですが、やってみたら、意外とできるものだなと思いました。今年からコンサート制作の経験豊富なプロデューサーが新たにチームに参加してくれたこともプラスになっていると感じています。――ブラスになっているのは、どんなことですか?そのプロデューサー、私の曲を全然知らないんですよ(笑)。せいぜい代表曲を何曲か知ってるくらい。でもそこもいいというか。私の曲を知らない人がどう感じるかは重要なことですし、客観的かつ的確に指摘してくれるので、とても参考になっています。弾き語りツアーなどで地方に行くと、「Diamonds<ダイアモンド>」と「世界でいちばん熱い夏」と「M」くらいしか知らないお客さんがたくさんいるんですが、そのプロデューサーが「いい」と言ってくれたら、そういう人たちにもちゃんと届くんだろうなって思えるようになりました。――来た人全員に届けるためには、構成や流れも重要な要素になるんですね。ある意味、「M」や「Diamonds<ダイアモンド>」の扱いって、とても難しいんですよ。これらの曲を何十年もやってきている側からしてみると、「『M』が良かったです」って言われることも、もちろんうれしいんですが、それだけじゃ困るというか。「今の岸谷香の音楽もいいね」「初めて聴いたあの曲、いいね。CD探してみようかな」って、他の曲にも興味を持ってもらいたいじゃないですか。――ミュージシャンとしては当然の思いですよね。私は“懐メロおばさん”みたいになるのはイヤだから、いかに昔の曲がコンサートの目玉にならないようにするか、いつも考えているんですね。そこでプロデューサーの指摘がとても参考になっています。なので、プロデューサーをリハーサルスタジオにお呼びして、通して聴いてもらって、「私はこういう意識でやっているけれど、そう聴こえますか?」と確認するようにしています。「だったら、この曲は入れ替えたほうがいいね」「ここはこういう照明の演出をすれば大丈夫」といった感じで、プロデューサーの意見を参考にしながらコンサートを組み立てています。――実際のコンサートで、そうしたやり方の成果を感じていますか?明らかな違いがありますね。その日のライブの舵を自分が取っているという実感があるんですよ。弾き語りは要素が少ないので、出発地点はいつもほぼ一緒なんですが、これまでは“その日の潮の流れによって行き先も変わるし、どこに到着するかわからない”という意識でやっていました。でも客観的な視点を意識するようになってからは、潮や風の流れによって迂回することもあるけれど、到着地点は常に一緒というライブができるようになってきました。その日のステージの出来が良くて、たまたま感動してくれたのではなくて、“感動してもらえるように組み立てているのだから、感動は必然”という風に意識も変わってきました。――客席の反応をコントロールすることも重要なんですね。以前はいかに大きな声援と拍手をもらうかということばかりを考えていましたが、客席に求める反応って、それだけじゃないなと気がつきました。例えば、ここはじっくり聴き入ってもらいたいから、拍手はいらないという場面でパラパラと拍手が来たら、舵を取れていないんですよ。そういう場面では拍手をさせないやり方が必要になります。これまでは行き当たりばったりでやっていたことでも、今は自分がイメージしたとおりのステージをできるようになってきました。――近年の岸谷さんの弾き語りのステージを観ていて感じるのは、1曲1曲の歌が深く染みてくるということです。流れ以外のことで、ステージにのぞむ意識で変わってきたことはありますか?弾き語りって、ひとりでやっているわけだから、個人的なメッセージを伝える意味あいもあると思うんですね。そうした時に、これまでの人生で感じたことを包み隠さず音楽で表現できたらいいなって思うようになってきました。例えば、大切な友達が亡くなってしまって感じたこと、命の尊さやその人が生きていた証しのかけがえのなさなど、素直に歌に込めて届けたいなって。もちろんライブってエンターテインメントだから、暗くなりすぎるのは違いますが、弾き語りだったら、そうしたテーマでも自然にさらっと歌うこともできるし、しっとりと届けることもできるし、ニュアンス豊かに表現できるところが魅力だと感じています。――弾き語りって、奥が深いですね。弾き語りのライブを観に来る人って、ハッピーになりたい人ばかりじゃないと思うんですよ。泣きに来る人もいるかもしれないですし、いろいろな瞬間があっていいのかなと考えています。幸いなことに私の曲って、基本的に明るいものが多いので、弾き語りで賑やかな気分になったり、しんみりしたり、いろいろな場面を作れるんじゃないかなと思っています。“新譜が出たから、新譜を中心にやります”ということではなくて、最近はコンサートの核になるものはなんなのかを意識するようになりました。――コンサートの核になるものって、どのようなものですか?その時々に歌いたいこと、届けたいことのファーストイメージ、テーマみたいなものを探し出して、そのイメージに沿って構成するようになってきました。今年、バート・バカラックが亡くなったじゃないですか。“今の私があるのは、バート・バカラックを始めとするさまざまな音楽家から影響を受けたからだ”という発想からストーリーを作って選曲したりもしています。バート・バカラックのことを思って書いた曲は、セットリストからはずれたんですけど、自分のスタート地点を意識するところはありますね。今年のライブの選曲で、スタッフから言われるまで気がつかなくて、びっくりしたことがありました。――それはどんなことですか?「今年はPRINCESS PRINCESSのオンパレードみたいだね」って言われたんですが、確かに多いんですよ。それもみんなが大好きなPRINCESS PRINCESSの曲ではなくて、ソロになって初めてやるPRINCESS PRINCESSの曲もいくつかあって。おそらく私が今年作りたかったシーンとPRINCESS PRINCESSの曲がたまたま合ったんだと思います。それらの曲をやるのがとても新鮮で楽しかったです。――例えば、どんな曲ですか?PRINCESS PRINCESSの再結成の時に初めて5人でやった「I LOVE YOU」とか、解散前に1回もステージでやっていない曲とか。選曲する時点でPRINCESS PRINCESSの曲かどうかを意識する必要はないな、その時々にやりたい曲をやるのがいいなって思うようになりました。――11月24日からバンド編成でのツアー『Kaori Kishitani Live Tour 2023 “56th SHOUT!”』が始まります。数字と“SHOUT!”という言葉が付いたツアーが最初にスタートしたのが2014年で、“47th SHOUT!”からでした。そもそもこういうタイトルにしたのはどうしてなんですか?新譜のないツアーだったので、“ツアータイトルを考えるのもめんどうだな。きっとこの先もずっと歌っていくだろうから、年齢でいいんじゃないかな?”っていうノリで、“47th SHOUT!”と付けて始めたら、いつのまにか50も越えて、56になっていました(笑)。――コロナ禍での中断はありましたが、ほぼ毎年の恒例のツアーとなっています。弾き語りとバンド編成というふたつの異なるツアーがあることで、観客もさまざまな楽しみ方ができますよね。基本的には弾き語りツアーは“KAORI PARADISE”、バンド編成でのツアーは“SHOUT!”で統一しています。ゆっくり座ってじっくり聴きたい、泣きたいという時には“KAORI PARADISE”、スカッとしたい時には“SHOUT!”に来てもらったら、観る目的が達成されるのではないでしょうか(笑)。ツアーが2種類あるおかげで、すべてを網羅する必要がなくなったので、構成を考えやすくなりました。“KAORI PARADISE”ではPRINCESS PRINCESS時代の曲が多めになることもあると思いますが、“SHOUT!”は、今の私の音楽、56歳のシャウトを楽しんでもらいたいですね。――ツアータイトルに年齢の数字が入っているのは、その時々のリアルタイムの音楽をやっていることの証しでもあるわけですね。そう考えています。56歳のシャウトが47歳のシャウトと同じになっちゃったら違うだろうし、今年は今年のシャウトになると思います。CDでリリースしていない新曲もやる予定です。――ツアータイトルの中に年齢という数字が入ることで、リスナーの人と一緒に年を重ねて併走しているというニュアンスも出てきそうですね。一生のファンみたいな人もいるでしょうしね。年齢をカウントすることで、この年はこうだった、あの年はこうだったって、自分の歴史と重ねやすいところはあると思います。――バンド編成のライブの魅力って、どんなところにあると考えていますか?エレキギターの楽しさに尽きますね。リハーサルで、エフェクターを踏んで、エレキギターのあの音色が響くだけで、テンションが上がりますから(笑)。自由度の高さもバンドの楽しさの1つですね。例えば、途中まで私がピアノを弾いて、間奏を入れて途中でギターに持ち替えて、私とYukoのツインギターで演奏するのもありですし。その場で出てきたアイディアを実行するのが楽しいです。――Unlock the girlsを結成して約6年とのことですが、変わってきたことは?どんどんバンドになってきていますよね。スタート時点では、Yuko・HALNA・Yuumiの3人と私とでは、年齢もキャリアも聴いてきた音楽もまったく違ったので、対等の関係になれるかどうか、それぞれ不安もあったと思うんですよ。でも今はみんな、機嫌が悪かったら、遠慮せずにそのまま機嫌の悪さを出すようになってきました。そうそう、バンドってこういうことだよねって(笑)。音楽的にもこの4人で演奏したら、こうなるなってイメージできるようになってきました。――バンドのオリジナリティーが確立されてきたということなのでしょうね。バンドになったとしか言いようがないですね。誰かが誰かに合わせるのではなくて、それぞれが自分のやりたいように演奏した結果、バンドの音になっているのが理想なんですよ。その境地に近づいている実感がありますね。一緒に曲を作ったり、ライブをやったり、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブを観に行ったり、みんなで集まってYouTubeのライブ映像を観たり。楽しいことも共有できているのが大きいですね。3人ともいろいろなところに出て行って演奏する機会があるんですが、“ホームは楽だな”って感じてくれたらと思っています。――バンドになったなと実感したのはどんな瞬間ですか?あるライブのリハの時にHALNAが「アンコールの曲の後奏、レッチリのあれにしちゃおうよ」と提案してきて、「いいね」「やろうやろう」とすぐに決まり、HALNAが本番でフリーの振りまで真似して、大ウケした瞬間ですね。観ている人たちはポカンとしたかもしれませんが、バンドって、たまには内輪ウケがあってもいいんじゃないかなと思います。――バンドの楽しさって、そういうところにもありますよね。ツアーでは新曲を披露する予定とのことですが、新曲の曲作りはどんな感じで進んだのですか?みんなで飲んでいる時に、「シャッフルの曲がないから、あるといいよね」「マイナーの曲もないから、やろうよ」って話していたんですよ。最初は「私はマイナーの曲は書かないんだよね」って言っていたのですが、他のメンバーがこれまでマイナーの曲を多くやってきたこともあり、「じゃあ作るか」ということになりました。その後、私が大本の音源を作り、その音源をもとにして、メンバーがちょっと変えてデモテープを作り、そこからさらにみんなで話しながら作っていったら、どんどん曲が良くなりました。――そうした作り方はバンドならではなんでしょうね。バンドっておもしろいなと思いました。今はすっかりライブモードになっているので、レコーディングもリリースの時期も決まっていませんが、ライブが一段落したら、作品作りをしたいですね。――バンドツアーは“56th SHOUT!”となるわけですが、今の時期について、どう感じていますか?いい時期だなと感じています。今が収穫期ですね。今まで一生懸命種をまいて育ててきて、音楽の果実を収穫している感覚があります。私はPRINCESS PRINCESSを解散して奥居香になって、その後、岸谷香になり、しばらく子育てでお休みして、名前がコロコロ変わったので、若い音楽ファンからすると、「あんた誰?」の極地だと思うんですね。Unlock the girlsでのバンド活動も始めて、ここ数年でやっと岸谷香としての音楽活動が落ち着いてきたかな、この時期を楽しみたいなという心境になっています。――収穫期とのことですが、収穫すると同時にまた種をまいているのではないですか?植物も花が咲いて、実がなって、その実が地面に落ちて、また種になったりするじゃないですか。音楽もそういう、いいサイクルでやっていけたらと思っています。――2024年にはデビュー40周年を迎えます。実感はありますか?40周年と言っても、私はほとんど10年は休んでいるようなものだから、中身は30年くらいの感覚ですね。だから今の私のミュージシャン年齢は46歳(笑)。周年にはまったく興味がないんですが、スタッフは周年が好きなので、今後、いろいろな展開があるかもしれません。私としては今年、自分ができることを全部並べたという意識があって、その流れが2024年頭まで続くイメージですね。2022年の年末に『KAORI PARADISE 2022 年末スペシャル』ということで、ビッグバンドと共演するステージを3本やったんですね。そのステージがとても楽しかったので、2024年の初めに再びビッグバンドと一緒にやる予定です。これまでにフルオーケストラとの共演はあるんですが、ビッグバンドとは、PRINCESS PRINCESS時代に、六本木PIT INNというライブハウスで遊びで1回やっただけだったんですよ。――これまで共演してことなかったのはどうしてなのですか?私は弦楽器には馴染みがあるんですが、管楽器ってほとんど馴染みがなかったんですよ。管楽器って、ジャズやブルースやR&Bを通っていないと、わからないところがあると思っていたから。私はブラックミュージックをほとんど通らないまま、ここまで来ちゃったので、“管楽器は得意じゃないな”という意識がありました。でも私の曲って基本は明るいし、ロックンロールもあるし、実は結構管楽器が入っているんですよ。友達のミュージシャンから「ビッグバンドとやってみない」と声をかけられて、やってみたらとても楽しかったんですね。なのでもう1回やりたいと思い、おそるおそる「また一緒にやってもらえますか?」と聞いたら、みなさん、快くOKしてくださって、再び共演できることになりました。最近の若いミュージシャンのやっているビッグバンドって、女の子たちもたくさんいて、次にやる時にも女の子が二人入る予定なので、今から楽しみです。ここに来て、また新たな音楽の楽しさと出会えました。――年々、音楽表現の幅が広がっているということですね。2024年も感謝祭をやる予定ですし、バンドでのツアーもやりたいし、弾き語りの一人旅もやりたいと思っています。何人か分のミュージシャン人生を一人で体験しているようで、とても欲張りに生きている気がします。“全力で仕事して全力で遊ぶ”というのが、2023年の私のモットーなのですが、実際に今年はおおいに働き、おおいに遊んでいます。――これだけ多種多様なライブ活動をやりながら、遊びも充実させるところが素晴らしいですね。大きな仕事が終わった翌日には「さらば!」って、さっさと日本を出国したこともありますね(笑)。子どもたちも大きくなったし、そういう過ごし方が私にとっては、いちばんハッピーなんですよ。ライブで放電した後には、いろいろな刺激を受けて充電することも必要だと思っています。海外にライブを観に行くことは私にとって最高の充電の1つですね。――岸谷さんの音楽活動、さらに自由自在になっているという印象を受けます。若い頃って、“自分はこういうミュージシャンだから、こういうことをしたらおかしいだろう”と、自分で自分を枠にはめてしまうところもありました。でも今は“何をやってもいいかな”と思うようになりました。死ぬまでに世界各国のいろいろな料理を食べておきたい、みたいなノリに近いのかな。やったことのないことをやっておきたいんですよ。やってないことって、まだまだたくさんあるので、楽しみは尽きないだろうなと思っています。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子<公演情報>Kaori Kishitani Live Tour 2023 ”56th SHOUT!”11月24日(金) 名古屋BOTTM LINE開場18:15 / 開演19:0011月25日(土) 大阪BIGCAT開場16:15 / 開演17:0012月3日(日) 東京日本橋三井ホール開場16:15 / 開演17:0012月9日(土) 福岡トヨタホールスカラエスパシオ開場16:15 / 開演17:00チケット料金:全席指定8,500円(入場時ドリンク代が必要)()岸谷香 公式サイト:
2023年09月19日コの字カウンターは全9席あの【エンジン】の2号店、と言えば、食指の動くグルマンも多いのではないだろうか。神楽坂のランドマークとも言える“毘沙門天善国寺”の真向かい、神楽坂通りに面したビルの2階で2023年2月にオープンした【take】がそれだ。歓迎されているかのように暖かい光の漏れるガラス戸硝子戸に【take】と書かれた扉を開ければオープンキッチンの店内は、飾り気のないこじんまりとした空間。それでいて不思議に心落ち着くのは、柔らかな照明の灯りと木の温もりが伝わるウッディな内装のせいだろうか。カウンター席のほか、4名がけのテーブル席も設えるカウンターに腰をかけ、メニューに目をやれば、『蒸し鶏』、『叉焼』、『麻婆豆腐』などおなじみの中華料理に並び、『あじのなめろう』や『炙りしめ鯖』といった、およそ中華らしからぬ料理が記されている。どの料理も小皿スタイルで、一人でもふらりと立ち寄りたいユニークな和のアレンジテイストは、なるほど、和の旬食材を用いた中華料理でお馴染みの【エンジン】を彷彿とさせる。「コースのみにしてしまった【エンジン】の代わりに、アラカルトでカジュアルに楽しめる店を作りたいと思ったんです。」と語るのは【エンジン】の松下和昌シェフ。店を任されたのは、松下シェフの元で6年間修業に励んだ阿部孟シェフだ。阿部シェフは1993年6月23日生まれの30歳。北海道で生まれ育つ阿部シェフが上京したのは24歳の時でしたが、ほどなく実家の中華料理店を手伝うことに。日々、店に立つうち、次第に料理への興味が湧いていったそうで、その後札幌のホテルを経て、憧れの東京へと向かい、【エンジン】の門戸を叩いた。阿部シェフが【エンジン】に入ったきっかけは、たまたま求人広告で見かけたから。その偶然の縁が今に繋がっているのだという「初めて【エンジン】のメニューを見た時は、何が何だかさっぱりわかりませんでした。自分が今まで見てきた中華料理とは、全く違っていたので。ただ、ただ、面白いなぁと思っていた。」という阿部シェフだが、共に厨房で働くうち、「こんなに自由にしていいものなんだ!」と考え直したのだとか。中華だからとその枠にガチガチに囚われることなく、和の食材や料理でも、どこかしらに中華のエッセンスを加えればいい。そう得心したという。『あじのなめろう』900円それゆえ、メニュー名だけ見れば、和食?と思う料理も、味付けは、きちんと中華に着地している。例えば、ご覧の『あじのなめろう』。本来は、味噌や大葉などと和える千葉房総の郷土料理だが、阿部シェフは、味噌の代わりに甜麺醤を使用。そこに、自家製辣油でアクセントをつけ、ネギ、大葉、みょうがと共に提供している。舐め味噌のような見た目同様、一箸口にすれば、思わず一杯飲みたくなること請け合い。ザ・酒のアテというべき一品だ。『牛肉 山椒コロッケ』800円また、定番人気の『牛肉 山椒のコロッケ』も技あり一本!の佳品。中華料理店でコロッケというのも珍しいが、酒場と思えば違和感はない。見た目はノーマルなコロッケだが、こちらも味わいはチャイニーズ。紹興酒で煮込んだ牛バラ肉のスライスを具に、花椒をプラス。その微かな痺れと風味には、ビールや泡系のドリンクが合いそうだ。『毛蟹のかに玉』2,000円一方、『炙りしめ鯖』や『毛蟹のかに玉』など【エンジン】の名物料理も抜かりなく踏襲。ことに『毛蟹のかに玉』は【take】でも評判のメニューで、毛蟹がたっぷり入るふわふわの蟹玉は、餡を上からかけない【エンジン】独自のスタイルだ。阿部シェフ曰く「毛蟹は、お店で丸ごと蒸したものを、手でほぐして使っています。」とのこと。下ごしらえの丁寧さも、安心できるおいしさの秘密だろう。『焼売』550円(2個)、『餃子』700円(2個)そのほか、『牛すじ煮込み』や『香味唐揚げ』(鶏の唐揚げ)等々、酒場の定番から『麻婆豆冨』のような中華の人気料理まで幅広くラインナップ。しかも、餃子、焼売は、一個からオーダーできるなど、1人でもいろいろ楽しめるスタイルもポイントが高い。「好きに楽しめるようお酒はバラエティ豊かに揃えています。」と阿部シェフ酒場ゆえ、当然、酒類も多種多様。甕だしの5年ものの紹興酒からシャンパンにナチュールワイン、そして日本酒に焼酎と一通りが揃っている。料理に合わせ、独自にペアリングしてみるのも一興だろう。ちなみにグラスワインは900円から、グラスシャンパンは1,300円から、日本酒は半合(660円~)からオーダーできる。『醤油ソバ』550円また、飲んだ後の食事なら、お椀サイズの『醤油そば』がいい。鶏ガラと豚の背骨をメインに、ネギ、生姜、セロリ、人参などの香味野菜と共に約4時間煮込んだスープがベースのあっさり系。具はたっぷりのネギのみのシンプルさは、〆の一杯には格好だ。営業時間は二軒目利用にも嬉しい19:00から深夜2:00までメニューは、その時々で旬の食材を使った一皿が加わるそうで「自分がこんなつまみで飲みたいと思う料理をメニューに乗せています。」とは阿部シェフ。今どき、深夜2時までの営業時間も頼もしい限り。夜遅くには、近隣の料理人の姿も見かけることもしばしば。デイリーに通いたい一軒だ。take【エリア】神楽坂【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】牛込神楽坂駅 徒歩3分
2023年09月19日日本香堂のお香ブランド「セントスケープ(Scentscape)」から、2023年の新作として「りんご&金木犀」や「抹茶ラテ」などが登場。日本香堂の「セントスケープ」から秋冬の新作お香「セントスケープ」は、「移りゆく季節とともにカラフルに広がる“香り(scent)と景色(scape)”」をテーマにしたお香ブランド。2種類の香りを独自に掛け合わせた「今、聞きたい」(=その香りをゆっくりと味わうこと)香りを展開している。新作では、秋冬に旬を迎える果実に相性の良い⾹りを掛け合わせた「りんご&金木犀」「ペア―&ホワイトムスク」「柚子&ベルガモット」の3種類、落ち着きのあるウッディ調をベースにした「ゼラニウム&ヒノキ」「ウード&バニラ」、温かい飲み物に⽢いミルクを掛け合わせた「カフェモカ」「ミルクティー」「抹茶ラテ」の8種類を展開。各香りの心象風景をイメージしたグラデーションカラーに彩られたパッケージは、お香入れとしても使える設計だ。インテリアに取り入れやすいのが嬉しい。<香りのラインナップ>りんご&金木犀:甘酸っぱいりんごとすっきりとした金木犀のフルーティーフローラルの香りペア―&ホワイトムスク:ホワイトムスクとみずみずしく甘いペアーが織りなすフルーティームスクの香り柚子&ベルガモット:柚子とベルガモットが爽やかに煌めくグリーンシトラスの香りゼラニウム&ヒノキ:華やかなゼラニウムと清涼感のあるヒノキのフローラルウッディの香りウード&バニラ:香り深いウードに温もりあるバニラが心地よく包むウッディアンバーの香りカフェモカ:ミルクたっぷりのエスプレッソにカカオを添えたカフェモカの⾹りミルクティー:濃いめの紅茶にスチームミルクをふんわりのせたミルクティーの⾹り抹茶ラテ:上品な抹茶に⽢いミルクが溶けこむ濃厚な深みのある抹茶ラテの⾹り【詳細】セントスケープ 秋冬新商品発売日:2023年8月1日(火)希望⼩売価格:1,650円(全種共通)お香サイズ:約140mm、1本あたりの燃焼時間:約25分、内容量:約32g■取扱い店舗香十 盛岡店、香ぎゃらりぃ(大丸東京店、小田原店、名古屋三越栄店、松坂屋静岡店、芦屋モンテメール店、ラシック福岡天神店、博多阪急店)、フレグラボ 星ヶ丘三越店、全国の雑貨店、お香ショップ、銀座蔦屋書店
2023年09月02日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します! マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:ちーず中華料理店で…主人公が友人と中華料理店に行ったときのことです。そこはおいしいと評判のお店でした。料理が届き…出典:lamire次々と料理が届き、最後に人数分のご飯が運ばれてきました。しかし、つけ合わせの漬物が足りないことに気づく主人公。そこで若い男性の店員にそのことを伝えると…。問題さあ、ここで問題です。つけ合わせの漬物が足りないことを店員に伝えた主人公。そのときの店員の反応はどのようなものだったでしょう?ヒント店員らしからぬ反応を見せました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:lamire正解は「『どうせ漬物なんて食べないでしょ』と吐き捨て去って行った」でした。不愉快に思いつつもその場の空気を壊さぬようやり過ごしますが…。その後も態度の悪い店員を見て、二度とそのお店には行かなくなった主人公なのでした。店員の態度…そのお店の評判は店員の態度も大いに関係してきますよね。味はおいしいというだけに残念でなりません。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月20日『台湾祭 in 横浜中華街』を、2023年7月15日(土)~2023年8月20日(日)に横浜・中華街 横浜中華学院にて開催いたします。台湾祭として初となる共同開催にて行います。「365日の台湾夜市を日本で。」を目指し、台湾の美味しさを極めた本格「夜市グルメ」の数々で、“食”を通じて台湾を体感していただくことで、日本と台湾の交流の橋渡しとなればと願い、本イベントを開催致します。今回は、たくさんの提灯で装飾した横浜中華学院を会場に、学生の皆さんにもご協力いただき台湾の美味しい料理を皆様に楽しんでいただきます!台湾祭 in 横浜中華街会場で味わえる主な台湾美食グルメは、・薄皮の中に具と肉汁スープが包まれている超定番の「小籠包(ショウロンポウ)」・出汁の効いたとろみとコクのあるスープで煮込んだ素朴でやさしい「麺線(メンセン)」・エビのだしスープに、肉味噌、パクチーなどを乗せた麺料理「坦仔麺(タンツーメン)」・醤油煮した豚こま肉をご飯にかけた台湾の家庭料理「魯肉飯(ルーローファン)」・牛肉をコトコトと煮込んで作るスープに、コシのある麺「牛肉麺(ニューローメン)」台湾夜市グルメ1・ふわっふわの台湾かき氷、雪花冰(シュエファービン)、マンゴー、緑豆、茹でピーナッツのトッピングが楽しいかき氷など、お子様にも女性にも大人気の商品です。……その他たくさんの台湾グルメ!台湾夜市グルメ2■開催概要開催期間:2023年7月15日(土)~2023年8月20日(日):※開催時間に関しましては公式HPをご確認ください。会場 :横浜中華学院 特設会場(屋外)神奈川県横浜市中区山下町142番地 みなとみらい線「元町・中華街駅」入場料 :入場無料内容 :台湾の小吃(一品料理)、台湾の人気グルメが味わえます。小籠包、牛肉麺、坦仔麺、大腸麺線、葱油餅、魯肉飯、鶏肉飯、胡椒餅、豆花など主催 :台湾祭実行委員会、横浜中華学院後援 :台北駐日経済文化代表処 横浜分処[台湾祭 公式サイト]サイト : Facebook : Twitter : Instagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月06日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。今回は、義妹との料理エピソードを紹介します。女性の義妹は、中華料理店の娘。今日は、義妹のお父さんが営んでいる中華料理店へ伺っているようです。義妹の実家美味しい中華料理を堪能血を受け継いで…曖昧な反応曖昧な返事をする義妹…不思議に思っていると…義妹の話を聞いていると、ぜひ手料理を食べてみたくなりますよね。一方の義妹は、なぜ歯切れの悪い返事をしたのでしょうか…。後編もお楽しみに!作画:iwao.原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年06月28日【横浜中華街獅門酒楼】【一楽】【中国家庭料理山東1号店】【東園】【萬珍樓點心舗】四季折々の食材を鮮やかに提供する【横浜中華街獅門酒楼】はじめにお店をご紹介してくださるのは、福島県で本場中国の味を再現する【中国料理珍満賓館】の料理長、近能信成さんです。近能さんがオススメするのは、過去に修業をしたお店【横浜中華街獅門酒楼】だそうです。その日入荷する新鮮魚介など、厳選された食材をお客様のリクエストに合わせて提供するという【獅門酒楼】。この道25年の、中華を熟知した原田料理長だからこそなせる技で、旬食材が調理されます。「料理はもちろんのこと、彩りや珍しい食材、そして中華料理独特の野菜の彫り物など、見た目も素晴らしく、今も新たな料理へのヒントをくれるお店です」と料理長がつくりだす華やかなひと皿の魅力を語る近能さん。美しい器や盛り付けが印象的な『奥様ランチコース「美少女」』やフカヒレや北京ダックなどの豪華な食材を使った『美味口福コース「桃花」』とコースの種類も豊富です。2階の個室は最大40名様まで利用可能なので大勢で訪れても、周りを気にせずゆっくりとお食事を楽しむことができます。横浜中華街獅門酒楼【エリア】横浜元町/山下公園【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】元町中華街駅 徒歩5分約90年もの歴史をもつ中華の老舗【一楽】先ほどオススメされていた【横浜中華街獅門酒楼】の料理長、原田啓介さんが推薦するのは、中華街の大通りに面した老舗中華料理店【一楽】。辛いもの好きにはたまらない本格四川スタイルの『特選四川風麻婆豆腐』や定番の『海老チリ』など、昔ながらの味を引き継ぐ料理人、小俣順吾さんの料理は、多くの方に愛され続けています。「小俣チーフがつくる『炭火焼チャーシュー』は、香りと味がよいオススメの逸品です」とその本格的な味を原田さんも絶賛しています。昭和2年創業、約90年もの長い歴史をもつお店ですが、肩肘はらずに本場広東料理と四川料理をいただけます。大きな円卓のある個室は、お子様連れのお客様も安心!家族で中華料理を囲んで賑やかに食事を楽しめます。一楽【エリア】横浜元町/山下公園【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】3500円【アクセス】元町中華街駅 徒歩5分煮、炒、蒸、焼の技巧を駆使した中国家庭の味【中国家庭料理山東1号店】次にご紹介するのは、香港の点心師直伝の技術を持つ【龍福小籠堂東京ビルTOKIA店】の河端栄次さんが20代のころから通っているという【中国家庭料理山東1号店】。みなとみらい線「元町・中華街」駅から徒歩5分のところに位置する落ち着きのある雰囲気のお店で、中国の家庭の味を楽しめるほか中国を感じられる絵や暖簾があるなど、日本にいながら中国を訪れたかのような気持ちにさせてくれます。中でも河端さんがいちばんのお気に入りだという『水餃子』は、「皮から完全手づくりで、バランスのよい食材から生み出される旨みを楽しめるジューシーな一品」。お店の看板メニューでもあり、食材のバランスが卓越した味を表現していると噂の一品です。中国家庭料理山東1号店【エリア】横浜元町/山下公園【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】2000円【アクセス】元町・中華街駅 徒歩5分中華街きっての匠の技がつくりだす料理を堪能【東園】続いてご紹介するのは、食材の仕入れにこだわった愛知県の中華料理店【海鮮&横濱中華Dining桒園】の料理人、桑木享さんが太鼓判を押すお店。「何を食べても外れがなくて、オススメが絞れない」と絶賛するのが、横浜中華街の関帝廟通りにある【東園】です。ベテランのオーナーシェフは、卓越した調理技能をもつ「現代の名工」として表彰された中華街唯一の料理人だそうです。『酢豚』など昔ながらの料理や、このお店ならではの辛みが効いた卵入りあんかけ麺『ダールーメン』、ハチノスとネギを辛く炒めた、酒のつまみにもぴったりの『牛モツのピリ辛炒め』など、オーナーシェフの匠の技で、さまざまな地域の中国料理を取り入れたものがつくられます。ちょっとランチで立ち寄るのも良し。宴会で利用するも良し。多様なシーンで利用できるお店です。東園【エリア】横浜元町/山下公園【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】1,000円 ~ 1,999円【ディナー平均予算】2,000円 ~ 2,999円【アクセス】元町・中華街駅豊富な種類の点心を気軽に楽しめる【萬珍樓點心舗】最後にご紹介するのは、中華街でも有名な四川料理店のひとつ【景徳鎮本館】の藏下栄作さんが、軽く食事がしたいなと思ったときに伺っているという、お気に入りのお店【萬珍樓點心舗】をご紹介します。老舗中華料理店の【萬珍樓】が展開する、点心をメインに提供するお店。「料理は、どれも美味しく、気軽に利用できるのが嬉しいです」と藏下さん。【萬珍樓點心舗】は、シュウマイや餃子などの点心をはじめ、甜点心といわれる甘い点心など約60種類の本格的な点心が揃います。充実した点心に加えて、豚足を使った料理など広東省の料理法をもとにつくられた本格的な味を堪能できます。「バラエティに富んだ点心や『もみじ』と呼ばれる鶏足を使ったひと皿は、本場中国の味わいがしっかりと再現されていてお気に入りです」と【萬珍樓點心舗】の本場の味に藏下さんもハマっているご様子。色とりどりの本格点心を全種類制覇するために何度も訪れてみたいお店です。旬の食材を取り入れたメニューもあるので、いつ訪れても新鮮な気持ちで料理を楽しめるのも魅力的です。萬珍樓點心舗 (マンチンロウテンシンポ)【エリア】横浜元町/山下公園【ジャンル】飲茶・点心【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】元町・中華街駅
2023年06月15日「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」の紫陽花やハーブガーデンが、2023年5月末頃より見ごろを迎える。「練馬区立 四季の香ローズガーデン」1,300株以上の紫陽花が開花それぞれテーマの異なる2つのローズガーデンとハーブガーデンを中心に、季節の移ろいに合わせて咲く花々を展示している「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」。初夏の園内には、山紫陽花を中心に1,300株以上の紫陽花が開花。様々な色彩や花形の紫陽花が、この季節ならではの風情ある一景を見せてくれる。また、その甘く華やかな香りで人気のユリも各所に開花。白やピンクなど様々な色で咲くユリは、品種により開花時期が異なるため、様々な色彩や香りを長い期間に渡って楽しめるという。ハーブガーデンも見頃に紫陽花の開花と合わせて、180品種以上のハーブが楽しめるハーブガーデンも最盛期となる。様々な料理を引き立てるハーブが咲く「キッチンガーデン」、ハーブティーに最適なハーブに焦点を当てた「ティーガーデン」、ポプリなリース、ハーブ染めなどに用いられるハーブを集めた「ポプリガーデン」の3つのガーデンに、個性豊かなハーブが咲く。開催概要「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」紫陽花・ハーブシーズン見頃:2023年5月末頃場所:練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン(東京都練馬区光が丘 5-2-6)開園時間:9:00〜17:00休園日:毎週火曜日(火曜日が祝休日にあたる場合、その直後の祝休日でない日)および年末年始(12月29日~1月3日)入園料:無料
2023年05月26日