窪田正孝が三池崇史監督と2008年のドラマ「ケータイ捜査官7」以来、約10年ぶりにタッグを組んだ『初恋』がついに公開。早くも鑑賞者からは、「窪田正孝に惚れた」「結婚して」「全力の俳優スペックが堪能できる」など、新型コロナウィルスを吹き飛ばすかのような熱い絶賛の声が止まらない。さらには「キャスティングの勝利」「ベッキーがヤバい」「染谷くんがいいキャラ」といったキャスト陣の濃さと、「パンチ効きすぎ」「『ミッドサマー』より血なまぐさい」といったバイオレンス描写に、“こんな初恋みたことない”と“騙された”人が続出している様子だ。世界が夢中になる三池ワールドの真骨頂カンヌ国際映画祭、トロント国際映画祭に続いて異例の全米先行公開となり、世界30以上の映画祭から招待されている本作。窪田さん演じる孤高の天才ボクサー・レオが偶然出会ったのは、借金のカタにヤクザに囚われているモニカ(小西桜子)。この若いカップルが偶然が重なりドラッグがらみで逃避行する、というベースラインはかつてクエンティン・タランティーノが脚本を手がけた『トゥルー・ロマンス』(’93)の三池版と言われている。また、激しいカーチェイスシーンや、バイオレンスの中を生き抜くピュアな男女の組み合わせには『ベイビー・ドライバー』(’17)のようという声も。だが、もとをただせば、タランティーノ監督作品をはじめ、最近の『ジョン・ウィック:パラベラム』なども大きく影響を受けているのは日本のヤクザ映画だったりする。本作と同じ東映配給の『孤狼の血』(’18)の大ヒット&高評価は記憶に新しいところだが、カンヌをはじめ、海外で本作が受けているのは三池監督らしい濃厚なバイオレンスとブラックジョークとともに、いまや絶滅危惧種となった“仁義”をきっちり通すヤクザの生き様をも描いてみせているから。確かに三池監督初のラブストーリーであり、「さらば、バイオレンス」と銘打たれているものの、それは真っ赤なウソ!?開始早々、窪田さんのボクサー姿に油断していたところに登場する、PG12ギリギリのシーンからもそれは明らかだ。窪田正孝の魅力もがっつり堪能「死んだ気になりゃ、やれるはず」そんな三池監督と、駆け出しのころオーディションから見出された窪田さんが満を持しての再タッグ!近年は原作ものの実写化を数多く手がけてきた三池監督が、久々の完全オリジナル作品で主演に選んだのが彼だった。才能溢れるボクサーながら天涯孤独、「これしかねぇから」とボクシングにしがみつくも、勝利を手にしてもその喜びをおくびにも出さない、ある意味“感情が死んでいる”青年を熱演する。「挑戦してみたかった」という念願のボクサー役だけあり、撮影1か月前から作っていったという肉体美とストイックなトレーニングの成果を覗かせる窪田さん。しかし、演じるレオは負けるはずのなかった相手との試合でまさかのKO負け。さらに病院での検査により、余命幾ばくもないことが分かる。すべてを失ったと思っていた、そんな日に出会ったのが、映画初出演というイノセントさがハマる新星・小西桜子が演じるモニカだ。彼女の不遇を知り、力になりたいと思うようになるレオ。しかも、彼女はヤクザのドラッグを持ち逃げしたと疑われ、彼らと、抗争相手のチャイニーズマフィアからも追われることになってしまう。「この拳で彼女を守る」。『HiGH&LOW』のスモーキーのようなダウナー系の窪田さんが、性被害者でもある彼女の思いを受け止めガチギレた瞬間に、多くの窪田ファンが歓喜の声を上げるはず。初恋を知ってからの彼の変わりようこそ、熱いのだ。「ベッキー覚醒」個性が暴走するキャラクターたちも見逃せない三池ワールド全開の中、強烈な個性で2人の初恋をかき乱す面々も見逃せない。そもそもモニカが追われる身となったのは、“ヤクザに見えない”ヤクザの策士・加瀬(染谷将太)が悪徳刑事・大伴(大森南朋)をそそのかし、組のドラッグを横取りしようとしたことが始まり。その渦中で恋人(三浦貴大)を殺された女性ジュリ(ベッキー)が怒り狂い、彼らに復讐しようとする。また、加瀬の策略により、すべてはチャイニーズマフィアの仕業と思い込まされてしまうのが、武闘派ヤクザ・権堂(内野聖陽)だ。東映任侠映画の高倉健のような昔気質の権藤は弟分・市川(村上淳)を引き連れ、チャイニーズマフィアと共存共栄しようとするトップの意向を気にする組長代行(塩見三省)が止めるのも聞かず、筋を通すために繰り出していく。日本映画界が誇るヤクザの本分を「めんどくせー」と言い放つ、姑息だが、どこかとぼけた染谷さん演じる加瀬が、銃で撃たれた後の姿にはドン引きしつつも目が離せなくなること必至。そんな加瀬とコンビを組むことになる、大森さん演じる大伴刑事の堕落っぷりもお見事。それぞれの思惑が決して交わらず、愛憎入り乱れた群像劇の決着の場が、郊外のホームセンターなのもシュールだ。何より、触れる者全員が大ケガしそうな、ベッキーの凄みあるキレっぷり!バラエティタレントとか昨今のスキャンダルとか、すべてぶっ飛ぶ彼女の覚醒は必見。さらに、チャイニーズマフィアの刺客で、“高倉健ファン”のチアチー役を演じるディーン・フジオカの実妹・藤岡麻美もキレのいいアクションを披露しており、今後注目を集めそうだ。『初恋』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2020年03月06日三池崇史監督作品『初恋』で主演を務める窪田正孝さんに、撮影現場の様子を聞きました。僕が三池さんを海外へ連れていく。そんな夢もできました。「ジェイク・ギレンホールの『サウスポー』を観て、自分もボクサーを演じたいとマネージャーに話していたんです。まもなくして、このお話をいただきました。たまたまという言葉では片付けられない、運命みたいなものを感じました」三池崇史監督との約10年ぶりの本格タッグが話題の『初恋』。なにしろ、テレビドラマ『ケータイ捜査官7』(‘08年)で主演に抜擢した三池監督の「10年後に窪田正孝を起用した理由がわかる」という言葉に応えるべく歩んできたのだ。その眼力確かな監督の初のラブストーリーで演じるのは、余命が短いことを告げられたボクサー葛城レオ。何者かに追われる少女モニカを助けたことから、昔気質の武闘派ヤクザや悪徳刑事が入り乱れる抗争に巻きこまれていく。壮絶なアクションと笑いが炸裂する三池ワールドのなか、確かに恋が生まれていく世界に感動せずにいられない。「『初恋』というタイトルに戸惑う映画ですよね(笑)。クライマックスの撮影とか、よく死人が出ないなと(笑)。でも、そんなふうに初恋というものとほど遠い人たちが命を燃やすなかで、ひとつ花が咲いたところが、僕はとても好きだったので。キスとかラブシーンで恋を描いていない構成に身を置いたときに、すごくしっくりくるものがありました。普段、人前でイチャイチャしたりしないじゃないですか(笑)」試合シーンでは本物のボクサーを相手に演じた。そんなレオのハードさも、モニカに見せる優しさも寡黙さのなかに浮かびあがらせるあたりはさすがの実力。三池監督にもこの10年の成長を見せられたはず。「見せたいという意識はすごくあったんですけど、そう思ってる時点でかなわない。ただ、モニカ役の小西桜子ちゃんが当時の自分とまったく同じ立ち位置だったんですね。10年前は自分のことでいっぱいいっぱいだったけど、今回は彼女がいちばん良く見えるように誘導していく作業はしていて。成長というか、監督もそういうところは見ていてくださったみたいで」“世界のミイケ”と各国の映画祭に参加したことも刺激になった。「海外は自分にはほど遠いものだと思っていたけれど、欲も出てきました。ハリウッド映画に出たいというのではなく、面白い人たちと世界に認められる日本の映画を作っていきたい。今回はカンヌも監督のお名前で呼んでいただいたんですけど、次は僕が三池さんを海外に連れていきたいという夢もできた。いつになるか、わからないですけど(笑)」しかし、それだけ心酔している三池さんの連絡先を知らないそう。「連絡先を聞くことは、多分これからもないですね。三池さんとは現場で役者と監督という立場でしかいたことがないので、そうじゃない空間だと照れくさい(笑)。何年ぶりかで仕事でご一緒したときにいろいろ話を聞かせていただくという距離感が、ちょうどいいのかな。すごく大きな影響を受けた監督なので、余計そう感じるのかもしれないですね」『初恋』完全オリジナル脚本にして、三池監督初となるラブストーリー。監督/三池崇史脚本/中村雅出演/窪田正孝、大森南朋、染谷将太、小西桜子、ベッキー、村上淳、滝藤賢一、内野聖陽ほか2月28日全国公開。くぼた・まさたか1988年8月6日生まれ。神奈川県出身。‘06年に俳優デビュー。『ケータイ捜査官7』(‘08年)でシリーズ監督・三池崇史に主演に抜擢される。‘20年度前期の朝ドラ『エール』で主演を務める。※『anan』2020年3月4日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・菊池陽之介ヘア&メイク・及川美紀(NICOLASHKA)インタビュー、文・杉谷伸子(by anan編集部)
2020年02月28日窪田正孝主演×三池崇史監督で贈る映画『初恋』から、濃厚なキャラクターたちの魅力が凝縮された紹介映像が到着した。この度到着した映像は、<初恋編><陰謀編><アウトロー編>の3種。<初恋編>には、余命いくばくもない天涯孤独のプロボクサー・葛城レオ(窪田正孝)と、逃亡する少女モニカ(小西桜子)の2人が映されている。<陰謀編>では、そのタイトル通り、裏で手を組んでいる刑事の大伴(大森南朋)とヤクザの策士・加瀬(染谷将太)の姿が…。そして、<アウトロー編>にはオールドスタイルの武闘派ヤクザ・権藤(内野聖陽)をはじめ、恋人を殺されて復讐に燃える女ジュリ(ベッキー)、武闘派の弟分・市川(村上淳)、組長代行(塩見三省)と血の気の多いキャラクターたちが集結。本編にも登場するポップなネオンピンクとともに、それぞれの強烈なセリフが切り取られ、濃厚なキャラクターたちの魅力をぎゅっと詰め込んだ映像となっている。『初恋』は2月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2020年02月18日映画『ファンシー』の公開記念舞台あいさつが8日、東京・新宿のテアトル新宿で行われ、永瀬正敏、窪田正孝、小西桜子、廣田正興監督が出席した。廣田正興監督の長編デビュー作となる本作は、廣田監督が約20年間の構想期間を経て、山本直樹原作の短編『ファンシー』にオリジナル要素を大幅に付け加え、現実とファンタジーの狭間で揺れ動く男女3人の関係性をスリリングに描いたもの。元彫師の郵便屋(永瀬正敏)、ペンギン(窪田正孝)、月夜の星(小西桜子)の3人が、それぞれの愛を探し求める。前日が公開初日ということで、この日は公開記念舞台あいさつが行われ、本作で長編デビューとなった廣田監督と20年来の知り合いだという永瀬は「監督が商業デビューするならこの作品でと仰っしゃり、その際は出てくださいと言われたので軽く『いいよ』と言ってしまいました(笑)。約束を守れてよかったですし、監督が諦めない気持ちをずっと持ち続けていて素晴らしいと思いました。今回はお声を掛けていただいて即決でしたね」と廣田監督の夢が叶って満足そうだった。窪田は「原作にもありますけど、とにかく冷やしました。冷やしすぎて現場で高熱になり、撮影を一瞬止めてしまいました(笑)」と苦笑い。窪田と初めてガッツリ芝居をしたという永瀬は「人類を超えていますからね。鳥類を世界で演じられるのは2人か3人しかいないんじゃないんですか。自分のペンギン像を持っていて、ペンギンんにしか見えませんでしたよ」と絶賛すると、窪田も「永瀬さんとの共演は背筋がピリッとしました。すごい緊張もあったんですが、それを感じさせないように現場で努めてくださいました」と永瀬の心遣いに感謝しきりだった。廣田監督と同様に商業映画デビュー作となる小西は「映画で見ていた方々だったので緊張しました。こんな日が来るとは思わなかったですね」と喜び、「窪田さんは本当に優しくしていただいて、最初からフランクに話しかけてくださったので緊張がほぐれました。永瀬さんも優しくて、初めての映画がお2人がお相手で心から良かったと思います」と感謝の言葉。小西について永瀬が「原作から飛び出たような感じでピッタリだと思いました。最初が僕っていうのはすみませんね。もうちょっとイケメンの若い方が良かったかな(笑)」と自虐的に語り、窪田も「本当に真っ直ぐさでは誰にも負けないんじゃないかな。何者でもない透明な桜子ちゃんの心がそのまま役に浸透していて、それを真正面で受けた時に汚れたと思いましたね。汚れている俺がダメだと思ったし、真っ直ぐな桜子ちゃんに救われました」と賞賛していた。
2020年02月09日窪田正孝主演、三池崇史監督がラブストーリーに初挑戦した映画『初恋』から、本予告編と本ポスタービジュアルが公開された。日本公開を前に、カンヌ国際映画祭の監督週間やトロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で上映されると、映画ファンを大いに沸かせ、異例の全米先行公開。米批評家サイトRotten Tomatoesでは、96%フレッシュという高評価を獲得(12月24日時点)と、すでに世界中で話題の本作。そんな日本公開に期待高まる中、今回到着したのは窪田さん演じる天才ボクサー・レオが、医師から余命宣告を受けるシーンからスタートする予告編。そして、歌舞伎町で謎の少女・モニカ(小西桜子)との出会いから、悪をも牛耳ろうと画策する悪徳刑事・大伴(大森南朋)、オールドスタイルのヤクザ・権藤(内野聖陽)、ヤクザの策士・加瀬(染谷将太)、ボロボロの半グレあがりのヤクザの女・ジュリ(ベッキー)など、様々なキャラクターたちが続々と登場。それぞれの欲望をむき出しに繰り広げる裏切り、抗争、復讐に、孤独なレオとモニカが巻き込まれ“人生で最高に濃密な一夜”が幕を開けるのだ。また予告編と併せて公開された本ポスタービジュアルでは、上下に強烈すぎるキャラクターたちが配置され、その狭間でモニカを守るように身を寄せるレオ。「最期に出会った、最初の恋」というコピーとも相まって、儚さと力強さが感じられる一枚に仕上がっている。『初恋』は2020年2月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2019年12月26日ポーラ ミュージアム アネックスでは、レディー・ガガの履く「ヒールレスシューズ」の作者としても知られるアーティスト、舘鼻則孝の展覧会『It’s always the others who die』が、12月22(日)まで開催されている。日本独特の伝統文化を現代的に表現するアーティスト、舘鼻則孝。花魁の履く下駄から着想を得た「ヒールレスシューズ」は、アメリカの歌姫レディー・ガガが着用したことから一躍脚光を浴びた彼の代表作だ。同展では「ヒールレスシューズ」の最新作から、職人の手仕事で 1 本 1 本、丁寧に仕上げられた矢を225本も用いて日本独自の死生観を表現した初公開作「アローズ」まで、全20点の新作を紹介。大学の卒業制作として発表されたヒールレスシューズから始まった舘鼻の10年間の活動の軌跡を辿ることができる。また、ポーラ銀座ビル1階ウィンドウにて、舘鼻によるディスプレイを展開。ギャラリー展示と合わせて舘鼻の世界観を目撃してほしい。【開催情報】『It’s always the others who die』12月22日(日)までポーラ ミュージアム アネックスにて開催【関連リンク】 ポーラ ミュージアム アネックス( )舘鼻則孝「Arrows」(部分)2019年(c)NORITAKA TATEHANA K.K. Courtesy of KOSAKU KANECHIKA舘鼻則孝「Baby Heel-less Shoes」 2019年(c)NORITAKA TATEHANA K.K. Courtesy of KOSAKU KANECHIKA舘鼻則孝「Embossed Painting」 2019年(c)NORITAKA TATEHANA K.K. Courtesy of KOSAKU KANECHIKA Photo by GION
2019年11月30日モデルでタレントのNiki(丹羽仁希)が16日、東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAで写真集『ニキには?』(発売中 2,500円税抜 講談社刊)の発売記念イベントを行った。2017年『TERRACE HOUSE』(フジテレビ系)に出演し、"テラハ史上No.1美女"として注目を集めたNiki(丹羽仁希)。その後も"世界で最も美しい顔100人"に2年連続でランクインして今年もノミネートされるなど、大きな話題を集めている。そんな彼女が2017年10月にリリースした1st写真集『Nikiファースト写真集 NIKI』以来、2年ぶりとなる2冊目の写真集を発売。水着姿で砂浜を走る無邪気な姿はもちろん、ホテルのベッドで大胆な下着姿や泡風呂、手ブラや脚ブラ、そして大きな葉っぱ1枚で胸元を隠した"ジャングルブラ"姿など、Niki史上最大のセクシーな肌見せに挑戦した意欲作となっている。マレーシアで撮影したという同写真集についてNikiは「本当に自然な形で撮りました。南国ということあってリラックスして撮影できましたし、スタッフさんたちとワイワイしながら撮影したので、自分がシンプルに出ている一冊になっていると思います」と自然な表情が写っているといい、「ラグビーの"ワンチーム"じゃないですけど、スタッフの皆さんと一つになって作れた1冊です。点数をつけるなら100点!自信作なのでやり切った感はありますね」と満足げだった。自然でリラックスした表情が収録されている同写真集は、露出度は過去最大だという。「撮る時は全く気になりませんでした。南国というのも大きかったし、観光客も攻めた水着を着ていたので、違和感なく撮影できました」と撮影の時は気にしなかったそうで、「露出はすごく高いんですけど、オシャレを意識していたので、攻めている中にもオシャレ感があるから男性にも女性にも楽しんでもらえる作品になっていると思います」と自信も見せた。また、周囲の反響については「この前お家に来てくれた女の子が『めっちゃイイね! 攻めてるね!』と言ってくれました」と上々のようだったが、過激な写真があるせいか「お父さんとお母さんに見せるのはちょっと恥ずかしいですね(笑)」と苦笑いを浮かべていた。
2019年11月17日現在、月ごと配信されるデジタルカレンダーが好評発売中の俳優・窪田正孝。この度、“窪田正孝×写真家・齋藤陽道”のコラボ5作目となる最新カレンダー「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2020」の発売が発表された。主演を務めた4月期ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」や映画『東京喰種トーキョーグール【S】』が注目され、『初恋』、連続テレビ小説「エール」と今後も話題の作品が公開・放送を控える窪田さん。先日は、女優・水川あさみとの結婚を発表したことも話題に。今回発売が決定したのは、約2年ぶりとなる待望のポスタータイプ&卓上タイプのカレンダー。一昨年度に発売されたL.A.で撮影したカレンダーの印象とはまた異なり、今回はフランス・パリの様々な地で撮影、そこに映える華やかなビジュアルが凝縮。カフェやパン屋、エッフェル塔、コンコルド広場、パレ・ロワイヤルなど歴史的で趣ある建造物や数々の芸術的な観光名所などでも撮影されており、大人の魅力が漂う。そして衣装にもこだわった今回。ファッションの都パリの街並みにフィットするイメージのものを目指し、窪田さん自らも一着一着を選び抜き、決めていったという。ナチュラルでエレガントな装いや、シンプルな上に上品さを兼ね備えた落ち着いた色合いを取り入れた“パリジャン・シック”なスタイリングも必見。本カレンダーの撮影の様子が覗けるメイキング映像も到着しており、パリの美しい町並みとともに様々な表情を見せる窪田さんの姿が。さらに、窪田さんがカメラを構える様子も確認できる。また今回の発売決定に伴い、カレンダーの表紙カットと収録候補のカット、メイキングスチールと計5点のビジュアルも公開された。「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2020」は12月21日(土)発売。(cinemacafe.net)
2019年11月01日先月結婚した窪田正孝の「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2019」第8弾となる11月のデジタルカレンダーが発売中。今回ビジュアルとメイキング動画が公開された。今回の窪田さんは、スマートで洗練されたリッチ感のあるセットアップコーデで登場。柔らかな雰囲気を纏った自然体な様子が覗ける。中でもメインカットは、首元が露わになる“艶っぽカット”に。緩やかでリラックスした空気感、飾らないナチュラルさが感じられるようだ。そして今回も撮影の様子が少し覗けるメイキング映像が到着した。なお、今回の11月のデジタルカレンダーもこれまでと同様、仕様はスマートフォン用・PC用の2種で、共に窪田さんの撮り下ろしカット2枚に加え、齋藤陽道の撮り下ろし風景カット1枚の計3枚ずつがそれぞれ異なる絵柄とデザインで構成。さらに、デジタルカレンダースペシャル企画の第3弾として「ハロウィン限定カレンダー」が期間限定発売(10月24日~31日)。過去のカレンダーやフォトブックのために撮影されたものの中から厳選された、選りすぐりの未公開カットを使用しており、今回は茶目っ気たっぷりの表情が収められたカットとなっている。「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2019」第8弾11月のデジタルカレンダーは発売中。(cinemacafe.net)
2019年10月18日21日に俳優の窪田正孝(31)と結婚した女優の水川あさみ(36)が22日夜、自身のインスタグラムを更新し、喜びをつづった。水川は、窪田との2ショット写真を添え、「心豊かに高め合いおもしろく人生を共に出来る人に出逢えました」と報告し、「これからも何卒よろしゅう」とメッセージ。「沢山のお祝いコメントありがとううれしいきもち」と祝福に感謝した。水川のインスタグラムには、「あさみちゃん、おめでとう!!!」「お似合いの2人末永くお幸せに」「心からおめでとうございます」「大好きな二人が結婚だなんて嬉しすぎますめでたすぎる!!」「世界一幸せになってください」などと祝福のメッセージが多数寄せられている。
2019年09月23日舘鼻則孝の展覧会「ウッドカッツ(WOODCUTS)」が、東京・品川のTERRADA Art Complex 5F「KOSAKU KANECHIKA」にて、2019年10月12日(土)まで開催される。舘鼻則孝の新作個展「ウッドカッツ」は、レディー・ガガの「ヒールレスシューズ」を手がけた舘鼻則孝の新作個展だ。代表作の「ヒールレスシューズ」は、プラットフォームシューズの進化を表現する形で登場。ニューヨーク近代美術館(MoMA)での展覧会「Items: Is Fashion Modern?」に出展した際の展示構成へのオマージュとなっている。日本独自の“源氏香”から着想展覧会名にもなっている「ウッドカッツ」は、 源氏物語をモチーフに300年程前の江戸時代に成立した“源氏香”と呼ばれる日本独自の香文化から着想を得た作品群。香りの鑑賞方式を指す“源氏香”では、香りの違いを判断するとともに、それをもとに図案を表すことになっており、それぞれの図には源氏物語の全54帖のうち52帖の巻名が付けられている。また、平行四辺形に5本の直線の構成のみで成り立つシンプルな文様は、アメリカ人アーティストのドナルド・ジャッドが提唱したミニマリズムの概念「スペシフィック・オブジェクト」に基づいて形作られている。日本刀を用いた彫刻や大型ペインティングその他、日本屈指の刀匠・河内國平の日本刀を用いた彫刻作品の新作「ヴォイドスカルプチャー」や、雷・雲といった形の無いモチーフを表現した新作の大型ペインティングなども展示。新作ペインティングは、大型作品5点を含め22点を紹介する。【詳細】舘鼻則孝 展覧会「ウッドカッツ(WOODCUTS)」会期:2019年9月7日(土)~10月12日(土)開館時間:11:00~18:00(火・水・木・土) / 11:00~20:00(金)[休廊:日・月・祝]会場:KOSAKU KANECHIKA住所:東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 5F入場料:無料
2019年09月20日「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2019」第7弾となる10月カレンダーが9月19日(木)発売。これに先駆けて、カレンダービジュアルと撮影の様子が覗けるメイキングムービーが到着した。主演ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」や『東京喰種 トーキョーグール【S】』が好評を博し、すでに海外で話題の主演映画『初恋』、斎藤工との名タッグが復活する「臨床犯罪学者 火村英生の推理2019」、連続テレビ小説「エール」など、今後も待機作に熱い注目が集まっている窪田正孝。今回発売される10月カレンダーには、秋の装いを感じさせるトレンドのビックシルエットなデニムのゆるコーデファッションの窪田さんが。自然体でリラックスした温かみのある表情が満載となっている本作では、ピュアな笑顔や絶妙なゆるふわ感に惹きつけられるプライベート風ショットなど新たな魅力が引き出されている。なお、本カレンダーもこれまでと同様にスマートフォン用・PC用の2種展開。共に窪田さんの撮り下ろしカット2枚に加え、齋藤陽道の撮り下ろし風景カット1枚の計3枚ずつがそれぞれ異なる絵柄とデザインで構成されている。「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2019」第7弾・10月カレンダーは9月19日(木)発売。(cinemacafe.net)
2019年09月13日物腰や空気感はやわらかいが、自分の意思はきちんと告げる。誰もができそうでできないことを、窪田正孝はさらりとやってのける。演技にも通じるその佇まいは、主演作はもちろん、助演、脇に回ったときにも光り、心のひだに触れる存在感で魅了する。多くの作品に出演し、様々な監督から信頼を寄せられ、リクエストに応え続けている窪田さんは、インタビューにて「もっと貪欲になるべきかな、と思う」と胸中を吐露した。続編への期待「やっぱり前作を超えたい」2006年に俳優デビュー。作品を重ねていく中で、キャリアの最初にシリーズとして携わったものが、2010年からの『ガチバン』だった。「最初は“『ガチバンMAX2』までだったんですけど、多くの方が観にきてくれて“続編もやろう”となったんです」と窪田さんは説明、計11作という当初からは考えられない、うれしい本数を積み上げた。「俳優は求められる仕事だと思うんです。続けられることってすごく、本当にうれしいこと」と感謝の表情。求められ、続けてきたあらわれの1例が、2017年に公開した『東京喰種 トーキョーグール』の続編にして最新作『東京喰種 トーキョーグール【S】』への出演だろう。原作者の石田スイも太鼓判を押す窪田さんならではの主人公・金木研(カネキ・ケン)は、国内外の観客を虜にして「続きが観たい!」の大合唱となった。押しも押されもせぬ主演。出演に際して、窪田さんの決意はこうだ。「やるからには、やっぱり前作を超えたい。たぶん誰しもが思っていることなんです。『【S】』では監督も変わりましたし、ヒロインも変わりましたし、すべてが新しいものになった感じがしています。前から自分がやってきたものは引き継ぐけれど、自分らはどこかプロトタイプな気がしていて。今回は次のレベルに行っているというか、新しい監督やスタッフ、キャストの方たちがそこで待っていてくれている感じがありました」。演じたカネキについては、具体的に、「前作では、1か月間やらせてもらってきたカネキというところで、喰種に乗っ取られている感覚があったけど、『【S】』では喰種の自分をちょっと受け入れてる彼がいるのが、変化としてはあるのかなと思いました」と違いを語る。窪田さんが話した通り、不慮の事故により、人を喰らわないと生きられない半喰種となったカネキが描かれた前作では、恐怖と興奮・葛藤と絶望が、窪田さんの肉体を通して、まざまざと伝わってきた。本作では以降、半喰種である自分に折り合いをつけて日々を過ごし始めているカネキに、新たな強敵がやってくる。松田翔太演じる月山習だ。主演としての役割「納得してできる現場を作る」これまでの完成披露イベントなどで、松田さんは「一目惚れから愛までだと思っている」と、カネキと月山の関係を月山目線で語っている。「その瞳を見た瞬間から、僕の心は君でいっぱいだった」、「正確に言えば、カネキ君が喰べながらカネキ君を喰べたい!」など、月山のセンセーショナルな台詞に注目が集まりがちだが、窪田さんは月山という役を自分色に染め上げた松田さん自身にこそ、賛辞の声を惜しまない。「原作を読んでしまうと、役者はどうしてもなぞってしまうんですよね。原作がある時点で60%ぐらい決まっている状態で、“現実で動いたらどうするか”という40%を自分で構築していく感じなんです。でも、翔太さんは違う。1回、自分の中に取り込んで吸収してから、“現実で動いたらこうなる”というものをやっているから、言ってみれば60%から始まるところのものを、ちゃんと引き戻しているんです。だから、月山のリアルさが不気味で、すごく説得力のある映像になったんじゃないかな、と思いました」。月山との決戦に向けて、カネキの味方となり大きく働いてくれるのが、カネキの喰種仲間である霧島董香(キリシマ・トーカ)だ。演じるのは本作より参戦の山本舞香なのだが、変幻自在に動く窪田さんに匹敵する、力強く速いアクションが披露される。ニューヒロインの台頭について聞けば、窪田さんは目を細めた。「魂の強い感じは、彼女にしかない強みだと思っていました。アクションをやっていく上で、軽さはやっぱり武器なんですよね。その上で、重い蹴りもできるから。元々持っている本人の体幹なんだろうな、と思います。舞香ちゃん自身はすごくクールビューティーだけど中身はアウトロー。だからか、喰種であることを受け入れているんだけど、人間を喰べなきゃいけない…どこか女の子の心があってすごくうごめいてきたところが、形は違えど、舞香ちゃん本人とすごくリンクしている部分かなと思って、見ていました」。松田さんに対しても、山本さんに対しても、ほかのキャストに関しても目を配り、広い器で彼らを受け入れ支える、窪田さんの姿が目に浮かぶようだ。まさに、主演ならではの立ち位置をしっかりと全うしているのではと水を向けると、本人は首をひねる。「うーん…。変な話、主役って、いるだけのことが少なくない(笑)。ニュアンスでしか伝えられないんですけど、軸にはちゃんといなきゃいけないから、遊べないんです。だから、トーカとか月山とかが、自由に動けるからうらやましく見えていました。ただ、もしかしたら(主演をやることで)客観的に見る力はついたのかもしれない。みんなが気持ちよくというか、納得してできる現場を作るのが、自分の立ち位置の仕事なんだなと思ってやっています」。今後は「誰もやったことのない」作品選びもインタビュー中、発言に対してもしっかりと責任を持とうとしていた窪田さん。取材では当たり障りのない言葉を連ねることもできるはずだが、「年齢を重ねていくし、できる限り嘘のない人間でいたいなというのは、やっぱりあるから」というのが、彼の信条。「いま、30歳なんです。一応10年くらい、この仕事をやってきたんだったら、最後までこの仕事で飯を食いたい。どうやったら生き残れるのかなって、30になって考えるようになりました」と、役者としての声を響かせる。「不安がどんどん募っていくばかりです。もちろん休む期間は必要ですけど、次に何をやるか、“次、仕事くるのかな…”というのは、常日頃、思います」。人気俳優らしからぬ、意外な心中。…否、トップランナーだからこその真摯さ、「窪田正孝にお願いしたい」とオファーを受ける秘訣が、そこにはあるのかもしれない。「5年後、同じ環境でやれてるのかといったら、絶対違うと思う。そのときに、どう対処できるかというか。…例えば、主役しかできない人だったら、きっと扱いづらい役者で終わってしまう気がするんですよね。だから、もっと貪欲になるべきかな、と思うんです。役で生きる幅と、役者として生きる幅って、また全然違うので、思いっきり引き伸ばしていってどっちも広げるだけ広げたいです。面白ければ、“どんな役でも、ぜひやらせてください”というスタンスでいたい」。「自分で作品を見つけて、『こういうのをやってみたいんですよね』というようなことも、いつかやってみたいと思っています。僕、誰もやったことのないものをやりたいんです。これまでは、自分のやりたいことは言葉にしてはいけないものだとどこかで思っていたから、自分の中でずっと秘めていたままだったんですけど、言葉にしてちゃんと発信してやると、何かしら、どこかしらで引っかかるときがある。全部が引っかかるとは思わないですけど。でも、やっていくべきだなと思います」。30代の窪田さんは、もしかしたら、役者の幅にだって収まらないかもしれない。たくましい背中、飛躍の姿が眩しい。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:東京喰種 トーキョーグール【S】 2019年7月19日より全国にて公開©石田スイ/集英社 ©2019「東京喰種【S】」製作委員会
2019年07月18日「ナインティナイン」が司会を務める「ぐるぐるナインティナイン」の7月11日(木)今夜放送回に、俳優の窪田正孝がゲスト出演。人気ユーチューバーのHIKAKINもゲストとして参加し激辛四川料理でゴチバトルを展開。果たして今夜自腹を切るのは誰か!?設定金額から最も離れた金額を食べた人が全員分を自腹で支払い、食べた料理の合計金額が設定金額と同額の場合は100万円がもらえるというルールのもと、1年にわたる過酷な戦いの末、年間の自腹総額が多かったメンバーが“クビ”になるという「ゴチになります!」通称“ゴチバトル”。今回は連続テレビ小説「花子とアン」で注目されると「Nのために」「アルジャーノンに花束を」「THE LAST COP/ラストコップ」など話題作に続けて出演。「デスノート(2015)」や「HiGH&LOW」シリーズや『東京喰種トーキョーグール』などでみせるクール&ハードなテイストと、「ヒモメン」「ラジエーションハウス」などでみせる優しさと温かみに溢れる好青年キャラを巧みに演じ分けるその実力と、アクションをこなす肉体美も魅力の窪田さん。日本のユーチューバー界を牽引する存在として、「HikakinTV」、ゲーム実況の「HikakinGames」、ファッションを紹介する「HikakinBlog」の4つのチャンネル運営など多彩にこなすマルチクリエイターであり、ヒューマンビートボクサーとしてエアロスミスやアリアナ・グランデなどのアーティストとも共演を果たしたHIKAKINさんの2人がゲストに登場。激辛四川料理での中華ゴチバトルを展開する。ゴチ初登場となる窪田さんは果たしてどんな戦いを繰り広げるのか?HIKAKINさんと“OKAKIN”のチャーハンレシピ動画にも注目。2連続自腹で苦境に陥った土屋太鳳は劣勢を挽回できるのか?1年の折り返しポイントに差しかかったゴチバトルは見逃せない。窪田さんが殺し屋役で出演している映画『Diner ダイナー』は現在大ヒット公開中。藤原竜也が殺し屋専用<ダイナー>のオーナー、ボンベロを演じて主演する同作、窪田さんは腕は超一流だが、心根は優しい殺し屋・スキン役で出演しており、映画版とTVドラマ版の“デスノート”でそれぞれ夜神月(ライト)役を演じた2人が共演しているのも話題となっている。窪田さんが「ゴチになります!」初参戦となる「ぐるぐるナインティナイン」は7月11日(木)19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年07月11日フランス・パリで開催された第20回「Japan Expo」にて、7月7日(日)、『東京喰種 トーキョーグール【S】』のプレミア試写会が行われ、主演の窪田正孝、松田翔太、山本舞香、永江智大プロデューサーがQ&Aセッションと舞台挨拶に登場した。世界累計発行部数4400万部を誇る人気コミックスの映画化であり、世界中で大ヒットした前作『東京喰種 トーキョーグール』待望の続編ということで、海外のファンからも熱い注目を浴びている本作。ステージにキャスト陣が登壇し、窪田さんと松田さんが「ボンジュール!」とフランス語で挨拶すると、会場のファンからは大歓声が!さっそくファンたちとのQ&Aセッションで、本作の魅力を問われた窪田さんは、「皆さんは普段肉や野菜を食べますが、喰種は人しか喰べられません。喰べられる対象が自分に向けられたときに、人は狂気を感じます。一方で、それが本作の魅力でもあると思います」と“半喰種”のカネキ役らしくコメント。永江プロデューサーも、「世界のどこに行っても共通する普遍的なテーマが魅力の一つ。この作品では人間と喰種のさまざまなドラマが描かれますが、それは皆さんの身近な人にも当てはまる。ぜひ自分が喰種になったら、と置き換えて観てみてください」と、本作が持つテーマについて言及した。松田翔太、どこまでもカネキ愛!「もう彼以外には考えられない」コミックスファンも多い「Japan Expo」で実施されたイベントらしく、「原作で好きなキャラクターは?」との質問には、窪田さんは映画には登場していない鈴屋什造(すずやじゅうぞう)、松田さんは劇中同様(?)にカネキ、山本さんは自身が演じたトーカを選択。松田さんが「今回の映画では、月山が初めてカネキ君に会ってからカネキ君を喰べたいと思うまでを演じたので、もう彼以外には考えられないですね」と続けると、月山らしさ満点の回答に会場も大盛り上がりを見せた。すでに漫画もアニメも人気の高い「東京喰種」を実写映画化する上での難しさを問われると、窪田さんは「漫画は静止画だから、それを具現化して芝居に起こすときに、リアルさを失わないように演じるのが大変でしたね」とその苦労を告白。さらに、「今回は月山がすごく強いので、前作に比べてボコボコにされるリアクションの演技が多かったんです。誰よりも床に這いつくばっている時間が長くて、撮影も大変でした(笑)」と、体力的にもハードな撮影だったことを明かし会場を笑わせた。窪田正孝、役作りを聞かれ「ずっと不幸な役しかやってこなかったので…」それぞれ喰種という特殊な役を演じた3人に対しては、ファンも役作りに興味津々の様子。過去のどんな経験を参考にしたかという質問については、「空手を9年間やっていたので、アクションに生かせたと思います」と自信をのぞかせる山本さん。その傍ら、松田さんが「人を喰べたいと思う役は初めてだったので、参考になりませんでした(笑)」、窪田さんが「今までずっと不幸な役しかやってこなかったので…(笑)」と答え、これには会場も大爆笑!タイトル【S】の意味は「トータルすると翔太さんの【S】」観客からは、SNSでも話題沸騰中の『東京喰種 トーキョーグール【S】』の【S】の意味に関する質問も。これに対して窪田さんが、観客に自由に想像してもらうため、【S】の意味はあえて限定していないと答えるも、「たとえばスペシャル、セカンド、スーパー…でも、トータルすると翔太さんの【S】!」とコメント。「(松田が演じた)月山の『トレビアン』も、名台詞ですよね!」とファンにはお馴染みの台詞についても語ると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。そして熱心なフランスのファンからは、永江プロデューサーに対して映画化へのこだわりについての質問も飛び、プロデューサーは「根底にあるテーマや雰囲気は変えないように気を付けました。漫画には漫画の、アニメにはアニメの役割があるので、映画でしかできないことに最大限チャレンジしました」とその思いをコメント。また、漫画の実写映画化において、原作ファンほどなかなか賛成しづらいことに話題が及ぶと、「私も『東京喰種』の大ファンなので、皆さんと同じ思いです。窪田さん、松田さん、山本さんも『東京喰種』が大好きですし、作品を理解した上で、大好きな人たちで作り上げた映画です!」と、あらためて熱い『東京喰種』愛を打ち明けた。さらに、ファンから続編の可能性について問われると、「ぜひやりたいです!そのためにはまずこの映画を大ヒットさせる必要があるので、みなさんの応援をお願いします」と力強くコメントし、会場はヒートアップ。大盛況のうちにファンたちとのQ&Aセッションが終了した。松田翔太の「月山とカネキの恋愛映画」コメントに黄色い歓声続いて行われた映画上映前の舞台挨拶では、これからフランスで初めて上映される機会とあって、会場の盛り上がりはキャスト登壇前から最高潮に。満員の観客に悲鳴にも似た歓声でステージに迎えられると、キャスト陣にも笑顔が溢れた。これから映画を観るファンに注目してほしいポイントを問われると、山本さんは「ラスト20分の迫力のバトルシーンと、人間と喰種のドラマもぜひ見てください!」と見どころをアピール。窪田さんはずばり「松田翔太!」と力強くコメント、対する松田さんも「この映画は実は月山とカネキの恋愛映画だと思っているので、そこも楽しみにしてください」と応じると、会場からは黄色い歓声が上がっていた。『東京喰種 トーキョーグール【S】』は7月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:東京喰種 トーキョーグール【S】 2019年7月19日より全国にて公開©石田スイ/集英社 ©2019「東京喰種【S】」製作委員会
2019年07月09日三池崇史監督、窪田正孝、小西桜子が現地時間15日13時からフランス・カンヌで開催された第72回カンヌ国際映画祭に出席した。映画『初恋』(2020年公開)が「監督週間」に選出され、カンヌ国際映画祭に参加した3人。同作は、希有の才能を持つプロボクサー・葛城レオ(窪田)が、負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫したことから、人生の歯車が一気に狂い、アンダーグラウンドの世界で巻き起こる人生で最高に濃密な一晩を描く。窪田以外のキャストも正式発表され、大森南朋、染谷将太、小西桜子、ベッキー、村上淳、塩見三省、内野聖陽と豪華キャストが集結。小西はオーディションで3,000人の中から、物語の重要な役どころ、モニカ(桜井ユリ)を射止めた。今回初めてのカンヌ参戦となった窪田は「カンヌという聖地に連れてきてもらい感無量です。作品はパワフルでスピード感がすごくて、観る者の目を惹きつける力があり、自分自身も熱くなるものがありました。世界の人に観てもらいたい」と熱く語り、「カンヌは空気が違って、映画ファンも世界各国のメディアもたくさんいて……とても気分がいいです! テンション上がってます!」と笑顔を見せる。同じく初カンヌの小西も「今ここにいることが夢みたい。こんな機会滅多にないと思うので一生残る経験になると思います!」と興奮。初のメディア取材で緊張の面持ちを見せながらも「この作品が初のカンヌの地で感無量です。三池監督に連れてきてもらい、私も感無量です」とコメントした。今回、カンヌ映画祭は2年ぶりで7回目の参加となる三池崇史監督は「みんなでつくり上げた作品が、自分たちを昨日と違う景色へ連れて行ってくれる。映画とは夢のあるもの。映画を観客と共に観るというのは格別な時間でありとても楽しみ。ジェレミー(プロデューサー)からも率直な感想もらいながらつくっていた。今の時代にしかつくれないものが、素晴らしいキャスト共につくれた。自分たちのつくりたいものがこの時代につくれて光栄」と自信を見せた。三池監督はさらに『ケータイ捜査官7』以来、10年ぶりの主演での窪田との再タッグについて「国民的スター窪田が主演をやってくださって、いいやつだな、と(笑)。彼とは『ケータイ捜査官7』で出会った。ハードなスケジュールの中、カンヌに駆けつけてくれて非常に嬉しいし、やっぱり“映画の人間”なんだと思った」と称賛。窪田も「三池監督とは右も左もかわらない時にお会いしたんですが、第一印象は、すごく怖い人(笑)。1年間もんでいただいて、指導というよりは現場で感じさせていただいた。『十三人の刺客』(10)の時も、先輩方の背中を見ながら、葛藤しながら、もっと頑張りたいと思っていました」と振り返る。窪田も「『ケータイ捜査官7』の時、“あいつを選んだ理由がわかる”と言ってくれたのがすごい印象に残っています。ずっとやりたかったボクサー役で、三池監督が言ってくださった10年後にまた、三池さんの世界に没頭できたことは幸せでした。映画やTVに出させていただいている中で演者としてフラストレーションが溜まることが、役者さんは誰しももっているかと思うのですが(笑)、今回そういった感情がみんなこの作品を通して爆発していて……観ていただいたらわかると思います。日本の映画はこうあるべきだと思うし、こういう生き方をしたいと思いました。感無量です」と感動を表した。三池監督は「役者で生きていこうと思う人間の根っこには、アウトロー的な血が流れてると思う。今回出演した役者たちは、それぞれの役に共鳴していたと思うし、だからこそリアリティが生まれた。今回の作品を通して、役者というのは、人間が抱える“喜び”と“ストレス”を生かすという職業なのだと、改めて感じた。そういう要素は、アウトロー的な映画をつくる我々にとってはとてもいい状況」と語る。窪田は「三池さんがカンヌに行かれている記事を見る度に自分も行きたいな、三池さんと今度はいつできるんだろと思っていましたけど、やるべきことを自分はやるんだと思い続けていたんです。そしてまたこうやって再会できた。10年前が自分の原点です。三池さんは僕の恩師ですね」とかみしめつつ、「明日日本に帰ってしまうので、観客の方々のリアルな反応を見れないのがすごく残念です」と心境を吐露。「だけど、錚々たる型にはまらない方々が揃っている映画です。そんな映画を三池さんがまとめている、それが『初恋』です」と改めてアピールした。(c) Kazuko Wakayama
2019年05月16日実力派俳優・窪田正孝のデジタルカレンダー、「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2019」第3弾・6月カレンダーの配信に先駆け、撮り下ろしビジュアルとメイキングムービーが公開された。3月に発表された4月カレンダーは、ハイブリッド型総合書店hontoにて配信開始された3月14日から4月4日までの「タレント写真集/男性」ランキングで、1位と2位を獲得(smartphone/PC)。続く第2弾の5月カレンダーも同様に、smartphone版が1位を獲得と上位を独占中の本デジタルカレンダーシリーズ。今月発売の第3弾でも過去2作と同様、仕様はsmartphone用・PC用の2種で、共に窪田さんの撮り下ろしカット2枚に加え、齋藤陽道の撮り下ろし風景カット1枚の計3枚ずつがそれぞれ異なる絵柄とデザインで構成された、月ごと更新のマンスリーカレンダーに。しかし、今回はまた違った本作ならではの新たな魅力が凝縮。窪田さんが主演中の月9ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」撮影現場で、主人公・五十嵐唯織の役衣装に身を包み、撮影の裏側の様子や貴重な素顔に迫った珠玉のカットを収録!ドラマの現場だが、ドラマで見せる顔とはまた違った姿が撮り収められている。併せて到着したメイキングムービーでは、齋藤さんと仲睦まじく撮影に臨む様子を覗くことができる。「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2019」第3弾・6月カレンダーは5月15日(水)より配信。(cinemacafe.net)
2019年05月13日先日、主演ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」がスタートしたばかりの俳優・窪田正孝。この度、彼のデジタルカレンダーから、新ビジュアルと撮影メイキングムービーが到着した。先月発表された4月のデジタルカレンダーは、ハイブリッド型総合書店hontoにて配信開始された、3月14日から4月4日までの「タレント写真集/男性」ランキングで、smartphoneとPC用がそれぞれ1位と2位を獲得。また、購入したファンからは「こんな素敵ショットが毎月更新されてくと思うと楽しみ!」「色々バージョンあって嬉しい」「コスパいい」と満足の声が上がっている。そして今回、第2弾となる“5月カレンダー”が発売。こちらも4月のものと同様に、smartphone用・PC用の2種展開で、共に窪田さんの撮り下ろしカット2枚に加え、齋藤陽道の撮り下ろし風景カット1枚の計3枚ずつのカットがそれぞれ異なる絵柄とデザインで構成された、月ごと更新のマンスリーカレンダーとなっている。今回到着した新ビジュアルは、5月カレンダーのアザーカット。「最高だと思うメガネ男子俳優ランキング1位」に輝いたことから、メガネ男子な装いとなっており、どこか無防備な至近距離の彼氏感ショットとなっている。また併せて公開された撮影メイキングムービーでは、リビングを思わせる場所で、リラックス感のあるスタイルにメガネ姿でソファに寝転ぶ姿や、モーニングカップを手に齋藤さんとやりとりする様子、また茶目っ気たっぷりに振る舞う様子なども収められている。なお、今回発売されるカレンダーの収録カットは、ナチュラルで自然体、そしてやわらかな空気感漂うプライベート感満載のリラックスした表情が収められている。そして来月以降も毎月新作が配信。今後も月ごとの新ビジュアルをお楽しみに。「窪田正孝×写真家・齋藤陽道 カレンダー2019」より第2弾・5月カレンダーは4月15日(月)発売。(cinemacafe.net)
2019年04月10日この春、「ラジエーションハウス」で月9初主演を務めることが決定し話題となっている窪田正孝が、初のデジタルカレンダーを発売することが決定。イメージビジュアルが公開された。昨年は「アンナチュラル」「ヒモメン」『銀魂2 掟は破るためにこそある』など出演作が大きな話題となり、今年も主演を務める「ラジエーションハウス」『東京喰種 トーキョーグール2(仮)』と放送・公開が楽しみな待機作がある窪田さん。また、2020年度前期の連続テレビ小説「エール」でも主演することが発表され、30代に入りますます魅力が増す彼の今後の活躍も見逃せない。約8年前の出会いから意気投合し、以来、カレンダーや写真集で度々コラボ共作を果たしてきた写真家・齋藤陽道が手掛ける本作。今回、カレンダーとしては3作目、コラボ共作としては写真集を含め4作目となり、息の合った2人だからこその世界観が今作にも収められている。初のデジタルカレンダーでは、スマートフォン用/PC用の2種の仕様。共に窪田さんの撮り下ろしカット2枚に加え、齋藤氏の世界観を踏襲した撮り下ろし風景カット1枚の計3枚ずつのカットが、それぞれ異なる絵柄とデザインで構成。毎月更新される計3枚のマンスリーカレンダーの中から、自分に合った好きなものを選ぶことができる。発売に先駆けて公開されたカットは、本作の第1弾として発売される4月カレンダーのアザーカット。春の陽気を感じさせ、シックなスタイリングも印象的だ。今回、ホワイトデーより発売開始後、毎月配信。なお、オンライン上で配信される本作画像は、特設サイトにてダウンロード出来るため、スマホの待受け、PCの壁紙としても使用可能なほか、購入後はプリントアウトして飾ることもできる。(cinemacafe.net)
2019年03月06日俳優の窪田正孝が7日、都内で行われた主演舞台『唐版 風の又三郎』の記者会見に、共演の柚希礼音、北村有起哉、風間杜夫、演出の金守珍とともに出席した。窪田は「年明けから稽古を始めて分からない世界に飛び込んでみたいと思って今回お仕事をさせていただきましたが、分からない世界に飛び込んでいく中で噛み砕いて『唐版 風の又三郎』が入ってきている感じがあります。だから今はすごく楽しくてワクワクしていますよ」と公演が待ち遠しい様子。稽古が終わった後は共演者とともに焼き肉やカラオケに行ったそうで、「この前皆さんとカラオケに行ったんですけど、風間さんの吉幾三を聴けたのはすごく貴重でしたね」と仲が良いエピソードを明かした。窪田は6年ぶりの舞台で、故・蜷川幸雄氏が演出した2013年公演の『唐版 滝の白糸』以来となる。前回の舞台も同じくBunkamuraシアターコクーンでの舞台だったが、「ここ3日間、シアターコクーンで場当たりをしていたんですが、どこかで蜷川さんが見てくれている感覚があって」と故人を懐かしみ、「そうやって感じられることも大切なことだと思うし、本当にやってきたものが染み付いていたんだなと純粋に思いました。だからすごく楽しみですね」と蜷川氏から教わったものを再び同じ場所で披露できることを心待ちにしているようだった。『唐版 風の又三郎』は、1974年に状況劇場公演として初演され、根津甚八や李礼仙、小林薫といった俳優たちが出演して大きな話題を集めた作品。宮沢賢治の『風の又三郎』にギリシャ神話、シェイクスピアの『ヴェニスの商人』、さらに初演の前年となる1973年に起った自衛隊員による隊機乗り逃げ事件などをつきまぜながら誕生した民衆の"神話"ともいえる作品を、43年の歳月を経て再演される。主演は約6年ぶりの舞台出演となる窪田正孝とアングラ演劇初挑戦の柚希礼音がダブル主演。演出は2016年5月に逝去した蜷川幸雄の遺志を継ぎ、同年8月に上演した追悼公演『ビニールの城』(作・唐十郎)の演出を担当した劇団・新宿梁山泊主宰の金守珍が務める。Bunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2019『唐版 風の又三郎』は、2月8日~3月3日(2月12日・18日・25日は休演)に東京・渋谷のBunkamura シアターコクーン、3月8日~13日に大阪・ 森ノ宮ピロティホールにてそれぞれ公演。また、同公演の模様は6月にWOWOWで放送を予定している。
2019年02月08日映像を中心に活躍してきた窪田正孝さんと、元宝塚トップスターの柚希礼音さんという異色のコンビが、唐十郎さん脚本の舞台『唐版 風の又三郎』で共演する。唐作品は以前に蜷川幸雄さん演出で経験済みながら、舞台出演は6年ぶりという窪田さんと、舞台経験は豊富ながら、初のアングラ劇となる柚希さん。ふたりの挑戦やいかに――。窪田:6年前に『唐版 滝の白糸』に出演させていただいた時は正直、舞台の魅力にハマるところまではいけなかったんです。でも30歳になって、新しいものに出合いたい気持ちが強くなって、そんな時に今回の話をいただいて、これしかないと思ったんです。迷子になったっていいじゃないか、と腹をくくりまして(笑)。柚希:私も、今年は芸歴20周年の年で、大きい挑戦ができればと思っていた時に今回の舞台のお話をいただいたんです。絶対に難しいだろうけれど飛躍はできるはずって。ただ、年末年始に頑張って台本を覚えようとしていたんですが、なかなか覚えられない日々が続きまして…。窪田:ひとりで台本と格闘している時の孤独感たるやすごいですよね。読めば読むほど迷子になって、台本に殺されるんじゃないかと(笑)。柚希:顔合わせの時に演出の金守珍(きむすじん)さんが、ファンタジックホラーだとおっしゃっていましたけど…。窪田:いきなり世界が飛躍したり、唐突に何の脈絡もないワードが飛び出してきたりしますからね。柚希:ほんと、唐さんの頭の中ってどうなっているんでしょう(笑)。窪田:わからないことだらけですが、すごく充実していますよね。稽古を重ねるたびに、芝居の感覚がどんどん変わっていくんです。柚希:たしかに。稽古が始まって、皆さんと芝居を合わせるようになって、まったく理解できずにいた世界の景色が少しずつ見えてきているような感覚はありますよね。窪田:昨日は金さんが、この話はオルフェとエウリディケというギリシャ神話(毒蛇に襲われ死んだ妻を取り戻すため、夫が冥界に足を踏み入れる物語)がモチーフに入っているという説明をしてくださって…。柚希:窪田さんが演じる織部がオルフェで、私が演じるエリカがエウリディケなんだそうで、名前もそこからきている、と。窪田:すごいのが、金さんはもちろん、一緒に三腐人を演じる六平(むさか)(直政)さんと石井(愃一)さんも、台本を読んだ時点で、それを理解していたってことですよね。柚希:しかも3人のお芝居が本当に面白い。難解なお芝居に思われるかもしれないけれど、笑えるポイントがたくさんありますし。窪田:ただ…困るのは、舞台上でどう動いていいのかわからないんです。とくに織部とエリカの場面は、動きが決まってなくてフリーなので…。柚希:長ゼリフを喋りながら、とにかく動いてって言われるんですが…。窪田:僕は、柚希さんが歌って踊るシーンの時に一緒に舞台上にいるので、その間が困るんです。柚希さんの邪魔はしたくないし。柚希:じつはふたりで一緒に踊る場面もあるんですよね。窪田:光栄です…。柚希さんは元宝塚ですごい肩書をお持ちなのに、全然壁のない方で、純粋に役者同士としてぶつかり合うことができるので本当に助かっています。柚希:それはこちらも同じです。普段からナチュラルな方ですし、ピュアでどこか繊細な少年性を持っているので、織部と重なったりもして…。窪田:織部に関して言うと、観客は、彼の視点を介して唐さんの独特の世界に入っていくところがあると思っているんです。だからこの世界への道標としての役割は果たさないといけないなとは思っています。柚希:私は金さんから男役で培ったものも出してくれと言われていますので、のびのびと舞台上に存在できるようになれたらと思っています。『唐版 風の又三郎』精神病院から逃げてきた青年・織部(窪田)は、東京の下町で死んだ恋人を捜すホステスのエリカ(柚希)と出会う。織部は、エリカの中に憧れの風の又三郎の影を見いだすが…。2月8日(金)~3月3日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作/唐十郎演出/金守珍出演/窪田正孝、柚希礼音、北村有起哉、丸山智己、江口のりこ、石井愃一、山崎銀之丞、金守珍、六平直政、風間杜夫ほかS席1万500円A席8500円コクーンシート5500円(すべて税込み)Bunkamuraチケットセンター TEL:03・3477・9999大阪公演あり。くぼた・まさたか1988年8月6日生まれ。神奈川県出身。昨年秋に写真家・齋藤陽道さんとの共同制作による初のフォトブック『マサユメ』を刊行。今年7月には、一昨年に主演した映画の続編『東京喰種 トーキョーグール2(仮)』の公開が控える。ゆずき・れおん2009~’15年、宝塚歌劇団星組トップスターとして活躍。退団後は舞台を中心に活躍し、近作にミュージカル『ビリー・エリオット』『マタ・ハリ』など。9月にはミュージカル『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』への出演も決定。窪田さん・ウエストコート¥37,000(ウィーウィル/ウィーウィル ギンザ TEL:03・6264・4447)Tシャツ¥11,000(キクス ドキュメント/HEMT PR TEL:03・6721・0882)その他はスタイリスト私物柚希さん・ニット¥44,000(ボス/ヒューゴ ボス ジャパン TEL:03・5774・7670)ピアス¥45,000バングル¥82,000(共にアイ アム バイ イレアナ・マクリ)リング〈上〉¥370,000〈下〉¥375,000(共にイレアナ・マクリ) 以上ザ・ショーケース GINZA SIX店 TEL:03・6263・9953※『anan』2019年2月13日号より。写真・井手野下貴弘スタイリスト・菊池陽之介(窪田さん)YOSHI MIYAMASU(SIGNO/柚希さん)ヘア&メイク・糟谷美紀(窪田さん)CHIHARU(柚希さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年02月07日俳優・窪田正孝が、テレビ東京系にて放送中の女児向け特撮テレビシリーズ「魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!」にゲスト出演することが決定。窪田さんは、初のカリスマ料理研究家役として、12月9日(日)放送回に出演するという。本作は、三池崇史が監督・総監督を務める女児向け特撮ドラマ「アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!」に続く「ガールズ×ヒロイン!」シリーズの第2弾。「きらめく魔法でピュアライズ!」を合言葉に、魔法使いがダンスの力で悪を倒し、人々の夢や世界の平和を守る、ライブ型NEW特撮ヒロインストーリーだ。今回本作にゲスト俳優として出演が決定したのは、主演映画『東京喰種トーキョーグール』の続編が決定し話題となっている窪田さん。“カリスマ料理研究家”林守道として登場し、料理教室を開催中、「マジマジョピュアーズ!」の敵である「邪魔邪魔団」によって、「スペシャルアキラメスト」に変身させられてしまう…という役どころだ。「今回また、新しい役どころに挑戦しました」と料理研究家役を演じるのは初めてという窪田さんは、「普段、料理はあまりしないので戸惑いましたが、調理する手つきなど現場で細かく指導していただきました」とふり返る。また、「友達の子供も、僕の姪っ子も、『マジマジョピュアーズ!』の大ファンなので『モモカたちに会ったんだよ!』って自慢します」とコメントしている。また、魅力的に料理をする俳優は誰かと考えたとき、窪田さんしかいないと思ったと言う平野勝利監督は、「カリスマ料理研究家役を演じる窪田さんの姿に、リアルに料理番組を見ている感じがしました。でも、料理よりも自然と窪田さんに目が行ってしまうほど、爽やかでトキメキがあります」と絶賛。さらに「何か面白いことをしてくれるのではないかと、ついつい長回しになり、『もっと早くカットかけて下さいよ!』と突っ込まれ、『ですよね~』とやりとりするなど、あっという間に緊張は解け、和気あいあいと撮影ができました」と撮影の様子を明かし、「窪田さん演じる料理研究家がスペシャルアキラメストになった時の演技の変化に注目です」と見どころも語っている。本編では、窪田さんの華麗な料理シーンも登場するという今回。スペシャルアキラメストへの変身や戦うシーンなど、新たな窪田さんの魅力が楽しめそうだ。「魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!」は毎週日曜日9時~テレビ東京系にて、毎週火曜日17時~BSテレ東にて放送。(cinemacafe.net)
2018年12月04日Bunkamuraの30周年記念公演として「唐版 風の又三郎」が上演されることが発表されました。俳優の窪田正孝さんと元宝塚トップスターの柚希礼音さんがw主演する、注目の公演の詳細をご紹介します。舞台「唐版 風の又三郎」2019年に上演Bunkamuraの30周年を記念して、シアターコクーン・オンレパートリー2019「唐版 風の又三郎」が上演されます。記念すべく本公演には、俳優の窪田正孝さんが出演することが発表されました。およそ6年ぶりとなる窪田正孝さんの舞台での演技に注目が集まります。窪田正孝さんの唐作品の参加は、故・蜷川幸雄さん演出の「唐版 滝の白糸」以来およそ5年ぶり。「唐版 風の又三郎」とは?「唐版 風の又三郎」は、1974年の初演当初から人気の高い公演。作家・宮沢賢治の「風の又三郎」にギリシャ神話やシェイクスピアの作品の要素を織り交ぜて誕生した、“民衆の「神話」”とも呼ばれる作品です。かつて不忍池の水上音楽堂などで上演された際には、当日券を求めて観客が5時間以上並んでいたそう。W主演に柚希礼音さんが出演本作では、元宝塚歌劇団星組トップスターの柚希礼音さんが窪田正孝さんと一緒にW主演を担当。退団後は、ソロコンサートなど多方面で精力的に活躍する柚希礼音さんが初の唐作品に挑みます。舞台「唐版 風の又三郎」詳細東京公演公演期間:2019年2月8日(金)~3月3日(日)会場:東京・Bunkamuraシアターコクーン大阪公演公演期間:2019年3月8日(金)~3月13日(水)会場:大阪・森ノ宮ピロティホールチケット発売日・東京公演:2018年11月25日(日)10:00~・大阪公演:2019年1月中旬予定スタッフ作:唐十郎演出:金守珍出演者窪田正孝柚希礼音北村有起哉丸山智己江口のりこなど問い合わせ先舞台「唐版 風の又三郎」を見に行こう窪田正孝さん6年ぶりの主演舞台に注目が集まる「唐版 風の又三郎」。ぜひ記念すべくBunkamuraの30周年公演で生のお芝居を感じてみませんか。イベント情報イベント名:Bunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2019 『唐版 風の又三郎』催行期間:2019年02月08日 〜 2019年03月13日住所:東京公演:Bunkamuraシアターコクーン大阪公演:森ノ宮ピロティホール
2018年10月24日数々のドラマや映画で活躍する俳優・窪田正孝と広瀬アリス。そんな二人が初共演を果たした作品が、アニメーション映画『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』だ。声での共演だからこそ見えてきたものはあったのだろうか……窪田と広瀬が互いの“演技”を語り合った。窪田は声優初挑戦、広瀬も洋画の吹き替え経験はあるが、アニメーションの声を当てるのは初めてという組み合わせ。窪田は主人公カナタ、広瀬は謎の少女・ソラを演じる。窪田は、同じ空間で声の掛け合いをしたことで、広瀬に対してあることを感じたという。「広瀬さん自身が、台本に書かれていること以上にソラという女の子のことを本当に深く考えていて、自分では想像していない方向からアプローチしてくることが結構あったんです」とアフレコを振り返る。窪田が考えていたソラとは違う出方に「おーなるほど!」と舌を巻いたことが多々あったそうだ。そんな窪田の感想に「本当ですか?」と照れ笑いを浮かべていた広瀬だったが、彼女自身も窪田とのコラボは大きな刺激を受けたという。「これまで何度かアフレコをやらせていただいたことはあったのですが、いつも一人だったんです」と語ると「今回は窪田さんがいてくれて、しっかり息を合わせてくださるので、とてもやりやすかったです」と相性抜群だったことを明かす。さらに、声優初挑戦だという窪田に「まったくそんなことを感じさせないぐらい、すごくたくさん助けていただきました」と心強いパートナーだったことを強調すると、終盤、徐々に覚醒していくカナタを迫真の演技で表現した窪田には大きな影響を与えられ「これまで以上に喉が開いた」と述懐していた。演技派俳優として評価の高い窪田だが、プレスコという、声を収録してからアニメーションを作るやり方に「映像作品とは真逆の工程なので非常に難しかった」と感想を述べる。また映像作品では、自身の芝居に感情を乗せていく“間”は自分で決められるが、アニメーションの場合、絵や時間が優先されることにも戸惑ったという。それでも「いつかナレーションの仕事とかできたらいいな」と漠然と考えることがあったという窪田は、本作でのチャレンジは「新しい戦いの場」として意義があったという。本作では、カナタとソラの前に大きく立ちはだかる存在となるセンジュの声を、声優界のレジェンド山寺宏一が務めている。アフレコの現場で少し話をする機会があったという窪田は「10年前に『ケータイ捜査官7』というドラマをやっていたのですが、そのとき『おはスタ』に何度か出させてもらったんです。それ以来の再会でしたが、監督とのやり取りなどを聞いていると、しっかり自分の役割を把握して、お仕事をされていてプロフェッショナルだなと感じました」と大きな影響を受けたという。一方、アニメファンを公言している広瀬は「山寺さんって実在するんだ」と対面したときのことをユニークに表現すると、山寺以外にも、細谷佳正(トウヤ役)や悠木碧(ユウナ役)など、憧れの声優たちと同じ作品に出演していることに「申し訳ない気持ちと嬉しい気持ちが混在しています」と率直な胸の内を明かしていた。アフレコ中、「なにかハプニングを起こす」という広瀬を楽しんで見ていたという窪田。広瀬の一生懸命さは人を幸せにすると絶賛すると、広瀬も「役者さんとしていろいろな色に染まれる。なんでも吸収できる魅力があります」と窪田を評価。そんな息の合ったふたりが、劇中で織り成すカナタとソラの関係性に注目だ。『モンスターストライク THE MOVIEソラノカナタ』公開中取材・文・写真:磯部正和
2018年10月06日俳優の窪田正孝と柚希礼音が、Bunkamura30周年記念シアターコクーン・オンレパートリー2019『唐版 風の又三郎』で、W主演を務めることが20日、明らかになった。宮沢賢治の『風の又三郎』にギリシャ神話、シェイクスピアの『ヴェニスの商人』、さらに初演の前年となる1973年に起った自衛隊員による隊機乗り逃げ事件などをつきまぜながら、唐十郎によって1974年に誕生した同作。状況劇場公演として初演を迎え、根津甚八、李礼仙、小林薫といったアングラのレジェンドともいえる俳優たちが出演した。不忍池の水上音楽堂や夢の島に張られたテントなどでの上演では、当日券を求め5時間並ぶことも厭わない観客の熱狂ぶりも話題を呼んだ。東京の下町で出会った、精神病院から逃げてきた青年・織部(窪田)と、宇都宮から流れてきたホステスの・エリカ(柚希)は、恋人同士ですらなく、『風の又三郎』のイメージを介して結びつくもろい関係。汚濁した世間で生きていくことができずに病院に収容され、それでも、自分を連れ去る風の少年に憧れる織部は、その面影をエリカの中に見い出す。またエリカは自衛隊の練習機を乗り逃げした恋人を探す道連れとして、純真な青年を利用する。W主演の2人に加え、北村有起哉、丸山智己、江口のりこ、風間杜夫、山崎銀之丞、石井愃一、六平直政、大鶴美仁音と、演出の金守珍率いる劇団新宿梁山泊の面々など、若手からベテランまで豪華な顔合わせが実現した。○金守珍コメント唐ワールドの魅力は何といっても異次元の世界にワープし、物語の飛躍を楽しめることだ。渦巻き状のパワーを秘めたタイムトンネルをくぐり抜けることで、限りなく自由な想像力を我々に与えてくれる。この渦巻き状のパワーは荒々しい北風にも似て東北から生まれた宮沢賢治の世界とあいまってロマン溢れるファンタジーの世界を醸し出している。この度、素晴らしいキャスト・スタッフと共に『唐版 風の又三郎』をシアターコクーンで上演できることはこの上ない喜びである。ぜひとも劇場に足を運び、唐ワールドのダイナミックで美しい飛翔のイメージとノスタルジックな叙情をたっぷりあじわって頂きたい。○窪田正孝コメント蜷川幸雄氏演出『唐版 滝の白糸』でアリダを演じたのが昨日のことのように感じます。あれから5年も経っているとは。再び唐版に携われることが光栄です。風のようにやわらかく風のように凶暴に風のように自由に風のようにカタチにとらわれず唐版の戯曲を、言葉遊びに酔いしれたい。○柚希礼音コメントこの度『唐版 風の又三郎』に出演させていただくことになり身の引き締まる思いでございます。今まで出演させていただいた作品とは全然違う世界で、そして私ごとですが、来年芸歴20周年を迎え、その幕開けがこの作品になり、新人のつもりで体当たりで全てをかけて学ばせていただきたいと思っております。演出の金さんを始め、ご一緒させていただく窪田正孝さん、素晴らしい共演者の皆様からもたくさんのことを吸収させていただき、おもいっきり挑みたいと思います。このような素晴らしい体験ができることに感謝しながら、今までの自分からもまた一つ殻を破ることができたら……、そして憧れのシアターコクーンで演じることができるのも楽しみです。是非とも楽しみにお待ちください。宜しくおねがいいたします。
2018年09月20日大人気スマホゲーム「モンスターストライク」を映画化し、声優に窪田正孝や広瀬アリスなどが決定している『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』。この度、主演の窪田正孝が共演の広瀬アリスの演技や役との共通点について語った。本作での声優を、主人公の高校生カナタを窪田さん、空から降ってくる少女ソラを広瀬さんが務めており、2人ともアニメの声優は初で、共演自体も初めて。さらに本作は声を先に収録してから、声に合わせてアニメーションを製作する「プレスコ方式」で行われ、2人の掛け合いや息の合った演技が重要だった。そのため2人は同じブースで一緒に収録が行われたという。窪田さんは広瀬さんについて「すごく堂々とされていました。彼女が演じるソラを通してですが、場の支配力がすごいなって思いました」と絶賛。広瀬が演じるソラは突然カナタの前に現れ「世界を救えるのはあなたしかいない!」と告げるちょっと強気な女の子。自分の信念を貫く姿を、窪田さんは広瀬さんの演技から感じたそう。「広瀬さんの声から“意志の強さ”を感じました。自分の信念や信じるものを貫き通す覚悟がある。とくに序盤は、ソラがカナタの前を引っ張って走っていくんです。カナタは『めんどくさいな…』という感じで追いかけていくのですが、広瀬さんの声が道しるべになってくれたような感じでした」と語った。さらに窪田さんは、広瀬さんとソラの共通点についても語った。カナタはソラとの突然の出会いによって戸惑いつつも、ソラや仲間との友情を通じて成長していく姿が描かれていく。まさに窪田さんにとっても、広瀬さんはソラのように頼れる存在だったとのこと。カナタは自分が何者か分かっていない高校生だが、ソラは自分の正義を貫く少女。いわば正反対の2人が描かれる本作について窪田さんは「カナタが陰でソラが陽という感じですね。陰と陽の2人は相性がいいそうで、カナタはソラに影響されて、どんどんエネルギーが沸いてくる。カナタにとってソラとの出会いは、翼をもらったような感じだと思います」と明かした。そんな2人は次第に心を通わせていくが、実はカナタにはある秘密が…。アクションバトル満載で描かれる本作に期待が高まる一方で、初の声優に挑戦した2人の演技にも注目が集まる。『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』は10月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ 2018年10月5日より全国にて公開©XFLAG
2018年09月16日長編アニメーション映画『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』の完成披露舞台あいさつが13日、都内の劇場で行われ、声優を務めた俳優の窪田正孝、女優の広瀬アリス、錦織博監督が登壇した。人気スマホゲーム『モンスターストライク(略称:モンスト)』を元にした完全オリジナルストーリーの長編アニメーション作品。地面から切り離されて宙に浮いた「旧東京」と地上に残った「新東京」と分断された現在の東京を舞台に、人間とモンスターの共生のために奮闘する主人公・カナタたちの活躍を描く。右手に光る不思議なアザがある主人公のカナタを窪田、カナタを探して空中都市からやってくるヒロインのソラを広瀬が演じており、そのほか山寺宏一、細谷佳正、悠木碧、松本梨香ら人気声優も出演している。声優初挑戦となった窪田は「いつもカメラがあって照明があって、スタッフさんの前でお芝居するのに慣れていたけど、声優はひとりぼっちのブースでここから発信していくんだなぁという感じだった。声だけなので喉に力が入ってしまったりするけど、普段のお芝居している感覚でやった」と収録を振り返った。アクションシーンは声だけでなく、身振り手振りを交えていたようで「その姿を見ていたアリスちゃんは不思議な生き物だなって思ったのかも…」と窪田が苦笑すると、広瀬は「不思議だなぁと思って。見なかったことにしておきました」といい、会場を笑わせた。また現場では2人とも裸足になっており「解放されてやりました」と広瀬。窪田も「1番楽な服で、動きやすいやつで臨んだ。(テレビとは異なり)何着てもOKだったので不思議な空間だった」と語った。窪田と広瀬は初共演。印象を聞かれると窪田は「アリスちゃんは明るいよね。歩くパワーストーンみたい。アリスちゃんと会えると幸せになれるような感じ」。広瀬は「窪田さんは主人公のカナタに似ている。何にも染まっていないので、どんな人にもなれる」と互いに明かした。『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』は10月5日より全国公開。
2018年09月14日アーティスト舘鼻則孝の展覧会「NORITAKA TATEHANA RETHINKー舘鼻則孝と香りの日本文化ー」が、2018年9月14日(金)から9月16日(日)まで、東京・九段下の旧山口萬吉邸にて開催される。レディー・ガガへ提供した「ヒールレスシューズ」の作者として知られる舘鼻則孝は、花魁の履く下駄をモチーフとした同作品をはじめ、日本の伝統文化に着想を得た作品を制作するアーティスト。その作品は、ニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館といった、世界の著名な美術館に永久収蔵されている。2017年8月に開催された、日本文化の過去と未来を往来し、自身の制作ルーツを見直す展覧会「舘鼻則孝リ・シンク展」に続く本展は、「日本文化をリシンクする」をテーマに、中でも「香りの日本文化」にフォーカスした展覧会だ。会場では、代表作の「ヒールレスシューズ」はもちろん、遊女の煙管から着想を得て、JTの「Ploom TECH」専用アクセサリーとして制作した「THEORY OF THE ELEMENTS」の最新モデル、「源氏香の図」をモチーフにした香炉などの新作を多数展示。また、会場内の和室では、京都の香老舗・松栄堂の協力を得て「聞香体験」を実施。聞香とは、読んで字の如く香木の香りを“聞く”ことで、その奥深さを楽しむという日本独自の芸道「香道」の鑑賞法のひとつ。歴史的建築として名高い旧山口萬吉邸で、香木を鑑賞をする楽しみも合わせて体験してみてほしい。【開催概要】「NORITAKA TATEHANA RETHINKー舘鼻則孝と香りの日本文化ー」開催期間:2018年9月14日(金)〜9月16日(日)会場:旧山口萬吉邸(kudan house)住所:東京都千代田区九段北1-15-9入場料:無料
2018年08月16日7月から始まるテレビ朝日の土曜ナイトドラマ「ヒモメン」に、窪田正孝が主演し、川口春奈と共演することが分かった。“楽に生きたい”をモットーに、働かないことに全力を尽くす“ヒモ男”を窪田さんが演じ、そんなヒモ男の更生に奮闘する彼女を川口さんが演じる。■あらすじヒモ男・翔ちゃん(窪田さん)と同棲するゆり子(川口さん)は、あの手この手で翔ちゃんを更生させようと試みるが、ことごとく裏切られていく。真面目なゆり子はこれまで、「努力すれば夢は叶う」「誰でもオンリーワンになれる」「人間は平等」――そんなきれいごとを信じて生きてきた。しかしダメ男・翔ちゃんを更生させようと頑張るうち、その価値観はことごとく覆されていく。何度も翔ちゃんに裏切られながら、仕事とは、愛とは、お金とは、平等とは…という命題について考え、いつしか自分なりの答えを見つけ、成長していくゆり子。はたして、ゆり子は翔ちゃんをヒモ生活から更生させ、幸せを手に入れることができるのか…!?■物語の背景には現代社会の問題が!?女性の社会進出により、経済的に自立した女性が増え、生涯未婚率も上昇している現代社会。かつては“ヒモ”といえば、ホストやバンドマンが中心だったが、現在は経済力のある女性が増えたために、どんな男性でもヒモになれる環境が整ってしまった…という日本の現状を背景に、新たなヒーロー像を描く本作。若手随一の“カメレオン俳優”窪田さんが演じる「ヒモメン」の主人公・翔ちゃんは、定職に就かず、彼女のお金だけで生きていく道を選んだダメ男。しかし、彼女のピンチはヒモ生活のピンチでもあるため、彼女の危機に徹底的に立ち向かい、楽をするはずが全く楽ではない状況に陥りながらも、奇跡を起こしていく。そんな“働き方改革時代のニューヒーロー”翔ちゃんと、翔ちゃんの更生に奮闘するゆり子のカップルから、頑張ることに疲れた人々にエールが届くような、痛快エンターテイメントになりそうだ。■窪田さん&川口さんからコメント到着窪田正孝お話をいただくと同時に、原作を読ませていただきました。翔ちゃんはダメ男ですが、あまりにも変な説得力があって一気に引き込まれ、ぜひやらせていただきたいと思いました。ヒモ男はアリかナシかと問われたら、翔ちゃんを演じる以上、僕はヒモメンという生き方を否定はできないですね(笑)。翔ちゃんはただ働きたくないだけ、楽をしたいだけなのですが、そこには彼なりの正論があるんです。どんな形にせよ一生懸命な人の姿って美しく見えるものですが、仕事をしないことに関して情熱を注ぐ翔ちゃんにも光るものがあるかもしれません。それに、翔ちゃんの生存本能はすごい!サバイバル能力に長けているので、無人島に行ったら強いタイプだと思いますね。そんな彼ですが、ゆり子への思いだけは揺るぎないので、その部分はブレずに演じていきたい。これまで幸薄い役が多かったので(笑)、そういう意味では今回すごく幸せな役をいただいたなと思っています。川口春奈さんとは初共演ですが、大人っぽくて凛とされていて、そんな川口さんが翔ちゃんに振り回されていろいろな顔を見せてくれるのが楽しみ。更生させたいゆり子と仕事したくない翔ちゃんは常に闘っていますが、そのバトルを通してお互い、どこか高め合っている…。2人の関係がどんどん深いものになっていく様を、川口さんと共にお見せしていきたいですね。このドラマはある意味、“ニューヒーロー誕生”というか、新しい恋愛のカタチを描く作品だと思います。爽快なエンターテインメントですが、現代に訴えるメッセージもたくさん込められていますし、今、恋愛をしている人にとっては自分たちの関係を見つめ直すきっかけになる作品でもあります。土曜の夜の放送なので、来週からまた頑張ろうと思ってもらえるような、テンポのよい楽しいドラマをお届けしたいです。この夏は、川口さんに全力で甘えていきます(笑)!川口春菜原作を読ませて頂きましたが、純粋にとても面白かったです!最初はなんだこの男性は!と思って読み進めていましたが(笑)、翔ちゃんがあまりにも憎めない愛らしいお茶目なキャラだったので、女性として色々な気持ちにさせてもらいました。こんな作品に出会うことはなかなかないなと思ったので、振り切って、楽しく演じていきたいと思っています。ヒモメンとの恋愛は…「ナシです!」ときっぱり否定できないのが悔しいところですね。女性って母性があるので、男性のダメなところを見ると、「しょうがないな、私がいなくちゃ…」と思ってしまう。本当にそれが良いことなのかは分からないですが、やっぱりヒモメンを許してしまう女性の気持ちは少し分かります。色々な恋愛のカタチがあると思うので、その2人が幸せならいいのかな。ゆり子も、それほどまでに翔ちゃんのことが大好きなのだと思います。窪田正孝さんはさわやかで、ヒモ男のイメージとはギャップがあるのですが、そんな窪田さんがどんなふうに翔ちゃんを演じてくださるのか、今から撮影が楽しみです!翔ちゃんの更生を頑張るだけでなく、ゆり子が持つ可愛らしい一面もお見せして、みなさんが応援したくなるようなキャラクターを演じていきたいですね。そして、土曜の深夜、笑って楽しんでもらえる作品をお届けしたい。ゆり子と翔ちゃんにとって何がハッピーエンドなのか、私自身まだつかめていませんが、ラストは2人一緒に幸せになれるといいな!土曜ナイトドラマ「ヒモメン」は7月より毎週土曜日23:15~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年06月01日パレスホテル東京は、日本の伝統美を世界に向けて革新的に発信し続けるアーティスト・舘鼻則孝とのコラボレーション第3弾として、お花見をテーマにした「HANAMI SPRING FESTIVAL -Pink Petals–」を3月26日から4月23日まで開催する。インスタレーション「Pink Petals」イメージ同イベントは、「美しい国の、美しい一日がある。」というブランドコンセプトを掲げるパレスホテル東京と、日本が古来培ってきた精神性を用い独創的な作品を生み出し続けるアーティストの舘鼻則孝が、互いの世界観に共鳴することにより実現したコラボレーション企画。日本古来の風習であり春の風物詩ともいえる“お花見”がテーマとなる今回、舘鼻は春の季語でもある“かざぐるま”をモチーフに、桜色の無数のかざぐるまを花びらに見立て、まるで桜の木が風に揺れているようなインスタレーション「Pink Petals」を制作。ロビーを華やかに彩る。「Pink Petals」スペシャルスイーツ(1,600円)スイーツ&カクテルセット(3,300円) 舘鼻がお花見をテーマに監修した、期間限定スペシャルスイーツも販売。1F ロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」では、かざぐるまを模したチョコレートに桜のリキュールで色づけしたゆりねの花びらが舞う、春の訪れを寿ぐにふさわしい逸品が登場。桜の花を閉じ込めたピンク色に輝くジュレと桜風味のレアチーズケーキに、桜のアイスクリームと白玉をのせ、お好みでグリオットチェリーとカシスをアクセントにしたシロップをかけて楽しめる。「Pink Petals」ミニスイーツ(900円)B1F ペストリーショップ「スイーツ&デリ」では、スペシャルスイーツをドーナツ型の「ミニスイーツ」として販売。気軽に限定スイーツを味わえる。カクテル「Pink Petals」(2,000円) 暖かい陽射しの中で満開の桜が美しく散る様子を表現したカクテルも、1F メインバー「ロイヤルバー」と1F ロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」で提供。やわらかな桜色に満ちたカクテルは、マスカットを彷彿とさせる華やかなエルダーフラワーリキュールをベースに、シトロンウォッカ、グレープフルーツをシェイクした柑橘系の味わい。輝くロゼワインと美しい二層を描き、春を感じさせる爽やかな一杯となっている。さらにコラボレーションの特別企画として、舘鼻の代表作であるヒールレスシューズのカスタムオーダーができる特別宿泊プラン「Pink Petals」(2名1室 200万円~)が登場。桜色のクリスタルストーンで創られたヒールレスシューズ1足がセットになった1室限定の特別プランで、「ザ パレス ラウンジ」にて期間限定スペシャルスイーツ&カクテル「Pink Petals」のプレゼント付き。歴史と伝統を継承しながら常に新しい価値を追求し続けるパレスホテル東京と舘鼻則孝が贈る、日本文化の魅力を味わうコラボレーション。可憐な桜の表現の数々と新しいお花見体験を堪能してみては。【イベント情報】HANAMI SPRING FESTIVAL -Pink Petals–会期:3月26日〜4月23日会場:パレスホテル東京
2018年02月26日