皆さま、ごきげんいかがですか。男の墓場プロダクションの劔樹人と申します。ふだんはマンガを描いたり、バンドをやったり、ハロー!プロジェクトの応援をしたりしながら、家のことや育児を主に担当する主夫として生活しています。今回は「うちのパートナーのいいところ」という、ちょっとばかりこっぱずかしいテーマではありますが、お付き合いください。■犬山紙子を妻に持つ私先日、やけに妻のインスタに「スッキリを見てフォローしました!」というコメントが多いなあと思ったら、何やらワーキングマザー特集があったようで、そこで妻が言った「母親になったからって強くなるわけじゃない。みんなやらないといけないから、根性でやってるだけ」というコメントが世の母親たちに激しく共感を呼んでいたようだ。うちの妻は犬山紙子というタレント・エッセイスト。テレビでは情報番組のコメンテーターなどの仕事が多いが、世間的にはどういう印象なのだろう。もともとは辛辣(しんらつ)な恋愛ネタなどのコラムで出てきたので、毒舌とか、男の敵とか、そういうイメージを未だ持っている人も多いかもしれない。それが実は、今やあまりそういう人ではない。結婚して子どもが産まれてからというもの、働く女性や母親の抱える問題や、やりきれない社会の現状などをテーマにするように変化した。むしろ若い頃の自分の考え方も間違っていたというところは否定し、反省するようにもなった。最近では「こどものいのちはこどものもの」という虐待防止のプロジェクトも立ち上げ、ボランティアで社会運動にも取り組んでいる。 それもあって今とても忙しいので、生まれるときは「5:5」でやりたいと言っていた育児は、私の方が多く負担するようになっている。それは世のお父さん的な立場ではあるが、性別が逆であることもあり、全然意識が違う。私にも無理がかかりすぎないよう、いつも配慮してくれている。彼女の考え方や行動が、これからきっと多くの人たちの救いになると思う。夫の立場としてそんなことを思いながら、夫婦ともども頑張っていたりもするのである。とは言うものの、個人的には、妻がかつて漫画家を目指していた頃に「聖モチ」というペンネームで描いていた最低の下ネタ漫画のような、今のテレビでの姿とはかけ離れた部分も好きなのだが…
2019年02月14日新年度を迎えるにあたり、生活スタイルが変化する人、忙しくて時間がない人が多いのではないでしょうか?今回は、普段はお財布の紐が固い主婦・主夫が、ぜひ新生活に取り入れたい、ニトリの本当に使える・役立つ・コスパ◎のグッズを紹介します。収納力とデザイン性を兼ね備えた、本当に使える収納グッズニトリのカラボを使いやすくカスタマイズ!▲ポスデコニトリのカラーボックスには、そのサイズにぴったりとはまる、さまざまな種類の収納ボックスが販売されています。なかでも、『ポスデコ』は、カラーボックスをあっという間に素敵なチェストにイメージアップしてくれる魔法のグッズ。中身が見やすい半透明の「クリア」も便利ですし、収納スペースに統一感をもたせることのできる「ホワイト」もオススメ。2個並べてカラーボックスにピッタリ収まるA5タイプには、引き出しの高さが10㎝の「深型2段」のほか、化粧品やハンドタオル、靴下など小物の収納に適した浅型3段(引き出しの高さ6㎝)があります。もちろん、カラーボックスがなくても、棚やデスク周りに直接置いてももってこいのサイズ感。 引き出しや収納スペースがない場所でも、細々したものまで収納しやすくなりますし、雑然とした雰囲気がなくなりますね。▲カラボサイズバスケット パカート同じくカラーボックスの整理に便利、かつおしゃれでかわいいのが「カラボサイズバスケット パカート」。本体は白、折り返し部分は黒になっていて、ナチュラルなモノトーンコーディネートにピッタリ!折り返し部分を調節すれば、好きな高さで使用できます。全く折り返さなければ高さ約29.5㎝、全面が黒色になるよう半分に折り返せば高さ約15.5㎝になります。カラーボックスの高さに合わせて、アジャストできます。▲マルチポケットトートバッグ抜群の収納力で売り切れ続出!?のトートバッグです。なんと外側に5つ、内側に3つのポケットが付いています!トートバッグはバッグの中身をきれいに保つのが大変、気づいたらバッグの中身がぐちゃぐちゃに……。ニトリの「マルチポケットトートバッグ」なら、スマホやお財布、パスケース、鍵、メガネ、傘など、こまごまとした小物類を、整理して入れられます。メインの収納スペースはA4サイズの雑誌や書類もスムーズに出し入れできる広々サイズ。内側上部がスナップボタンで留められるところもGOOD!……と、“バッグ”として使うにはもちろん、ぽいぽいモノを入れて、収納カゴのような使い方をしてもかわいい!例えば玉ねぎやジャガイモの保存バッグにしたり、子どものおもちゃ収納にしたり、洗濯物入れにしたり。取っ手は吊るす収納も可能にするので、さらに、使い道はたくさん!クローゼットの収納には“省スペース”が使える!▲レディースサイズ すべりにくい幅38cm省スペースハンガー衣類の滑りを防ぐ特殊加工が施されたハンガーは、女性物の洋服にピッタリの薄型サイズ。肩にあとがつきにくくずれ落ちる心配もないので、柔らかい素材や首元が大きく開いた服にもピッタリ。ハンガー1本1本が薄いため、クローゼット内をすっきり整理することができます。▲スチールワードローブ専用カバーむき出しの洋服ラックの場合は、カバーをかけるのがおすすめ。衣類にホコリがかかるのを防ぐだけでなく、クローゼット全体の見た目もすっきりさせることができます。ロールアップ式で、マジックテープで止める仕様なので、開閉もかんたん。▲シューズラック意外とかさばるシューズ類。しかし、玄関の収納スペースはとても限られています。そこで、省スペースでも置けるシューズラックが便利!最大のポイントは奥行が狭いこと。場所を取ることなく、収納スペースを縦に確保できます。いちいち靴箱にしまうのが面倒な普段履きのスニーカーやブーツの収納に便利です。ニトリは家事をラクにする家電が驚きのコスパ年度替わりは1年のなかでも忙しい時期。時短にもなり、面倒な家事の手間を省ける家電で、暮らしをラクにするのがおすすめ。はじめての一人暮らしにも便利!ニトリなら、驚きのコスパで入手できます。▲電気ケトルラマーレシンプルで洗練されたデザインの電気ケトルです。例えば、春らしい色合いの電気ケトルに変えるだけで、毎朝のコーヒータイムが楽しくなるはず。この電気ケトルは満水が1.2Lと超大容量!なので、家族全員分のお湯を一気に沸かすことができます。朝の忙しい時間は、もう1度水を汲む時間も惜しいもの。1回の給水で済みますし、スイッチを押せば、あとは待つだけ。その間に他の家事もできるので、時短にも嬉しいですね。カラーバリエーションも豊富で、淡いピンクやブルーが春らしくて素敵です。モノトーンや北欧風のお部屋には白色、男前な部屋には赤色が映えそうですね。▲ロボットクリーナー(ルノン XR210)新年度、思い切ってロボットクリーナーを導入してみるのはいかがでしょうか?部屋全体をしっかり掃除する「AUTO」と、狭い場所を部分的に掃除する「SPOT」の2つのモードが選べ、ゴムブラシと回転するサイドブラシが壁際のゴミまでしっかり捕獲できるそう。壁センサーが障害物を察知すると、減速しながら衝突を極力回避して運転します。さすが!さらに、付属のお掃除モップ(着脱可)を追加すれば、フローリングの清掃能力がアップ!高額商品がズラリと並ぶ各種ロボットクリーナーの中でも、比較的手に入れやすいお値段も魅力的。まさに「お、ねだん以上。」ですね!水回りで使えるワザあり便利グッズ▲たたんで収納 ソフトバケツ使わないときは折りたたんで収納できるソフトバケツ。やわらかな素材でできていて、使用後は簡単に折りたためます。フチには穴がついているので、吊るす収納もできますし、洗濯機と壁の間などのデッドスペースにしまうことも可能!コンパクトなので持ち運びしやすく、花火やアウトドア、防災用バケツとしても活躍してくれます。場所をとらないので、車のトランクに常備しておいても良さそう!▲珪藻土バスマット(カイテキサラサラ)最後は珪藻土のバスマット。お風呂上がりの足の水分を素早く吸収し即乾。2番目、3番目にお風呂に入る家族も、サラサラのバスマットで快適です!ニトリのバスマットはカラーバリエーションも豊富!無機質になりがちな洗面室に明るい色味を取り入れることができますよ。ニトリには、ちょっとプラスするだけで毎日の暮らしを劇的にラクに、楽しくしてくれるグッズがずらりと揃っています。日々の暮らしに彩りを添え、新生活スタートを盛り上げてみてくださいね!
2018年03月24日犬山紙子さんの夫・劔樹人さんが「今日も妻のくつ下は、片方ない。」を発売。兼業主婦になって試行錯誤した日々についてお話をうかがいました。家事という難題に緩やかに挑む主夫の憂いとささやかな幸せ。夫婦の永遠のテーマといえる、家事分担問題。共働き世帯が増加しているものの、働き方や収入バランスは千差万別なので、正解は自分たちで見つけるしかないのが現実だ。「うちの場合、家事ができる人とできない人というよりも、できない人ともっとできない人というところからスタートしているんです」本書の副題は「妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました」。念のため説明しておくと、劔樹人さんは、アンアンでもコラムを連載している犬山紙子さんの夫。音楽を生業にしてきた劔さんは、副題の理由で兼業主夫に。「人生で一番後回しにしてきた」という家事を、試行錯誤しながらこなす様が綴られていく。「全自動洗濯機とはよく格闘してますね。女性の服は難しくて、珍しいものが放り込まれていると普通に回していいものか悩みます。(自分の袖を見ながら)なんでこうやってホコリが付くのかも不思議だし…」高性能の家電を使いこなせているのか心もとなかったり、リクエストに応えて、食べたことのない、つまりは完成形の味がわからない料理を作ってみたりする迷走ぶりが、切なく、そしていじらしい。「それでもどうにかできているのは、気負わないようにやらせてもらっているおかげかもしれないですね」家事を取り巻く日常の取るに足りない出来事(洗濯機の上に置き忘れていたメガネが温かくて癒されたり、七味唐辛子が風に舞う様に見とれたり…)の描き方は、「俳句に近いチャレンジ」というだけあって、そこはかとない余韻を残す。「自分としてはギャグを描いているつもりもないんです。目指しているのは、益田ミリさんの世界観をしょうもなくした感じですかね(笑)」スーパー主夫のアイデア術ではもちろんなく、あるあるネタ満載でもなく、とても私的な主夫エッセイ。だからこそ一夫婦の事例として、ヒントになることもたくさんある。「夫婦の状態が変われば、家事の分担も変わるもの。うちも子どもが生まれた今は描いた形とは変わっていますし、その都度ちょうどいいバランスで共有すればいいと思います」「今日も妻のくつ下は、片方ない。」独身時代は家事と無縁の生活をしていた著者が、主夫として奮闘する様が笑えてしみて、母性本能さえくすぐられる、コミックエッセイ。後半の展開も必見!双葉社1000円。(C)劔樹人/双葉社つるぎ・みきとミュージシャン、マンガ家。神聖かまってちゃんのマネージャーとして活躍。2014年にマンガ家デビューし、雑誌『小説推理』、ウェブマガジン「MEETIA」などで連載中。※『anan』2017年9月6日号より。写真・水野昭子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2017年09月05日多くの女性が社会進出する中、男性の中にも働くよりも家事や育児が得意という人もいます。今日は男性が家事や育児をする「主夫」についてどう思うかを伺いました。今どきのパパとママは、男性か女性かということよりも個人を大切にしているということがわかりました。Q.専業「主夫」、どう思う?1.良いと思う 66.8%2.良いと思わない 9.1%3.わからない・どちらとも言えない 24.1%約70%の人が主夫に対して「良いと思う」という回答を選びました。「良いと思わない」という人は10%以下の少数派。女性でも働く人が増えている現代では、男性が家事や育児をしても良いという意見が多数ありました。■夫婦二人がよければ良いと思う今の時代、男性か女性かという性別よりも、個人の得意不得意ややりたいことを尊重するのが自然という考えのようです。夫婦のことは、その夫婦さえ良ければ周りが口出しすることでもないという意見も。「男だから、女だからの概念は必要ないし、夫婦で話し合ってお互いがそれで理想的な家庭を築いていけるのであれば、素晴らしいと思います」(鹿児島県 40代女性)「いろいろな夫婦のあり方があると思うので、お互いに納得してやっていけるなら良いと思います」(神奈川県 40代女性)「性別に関わらず適正で見れば良いと思います」(東京都 40代女性) 「主婦でも主夫でもどちらでもいいと思います。男性でも女性より炊事に洗濯、掃除が得意な方もいると思いますし、その反面バリバリ働いてくる女性もいると思います。その家庭の考え方だと思うので、周りがとやかく言う問題ではないと思います」(北海道 40代女性)■家事も仕事も分業がベスト働いているママからは仕事も家事や育児も分業するのがいいというコメントがありました。お互いに大変なことをわかり合っている方が、理解もできるし、感謝の気持ちも生まれます。どちらかが仕事だけ、どちらかが家事だけというよりは、それぞれ半分ずつが理想かもしれません。「家族にはそれぞれ、さまざまな形があると思う。個人的には家事分業がいいと思う。得意・不得意をバランス取りながら回して行くのがいいと思う」(宮崎県 30代女性)「わが家はできる方がやって、時間が余れば手伝うのが当たり前なので、旦那が嫌がらず家事をするって話をすると不思議がられます。うちでは普通のことなんだけどな」(千葉県 40代女性)■役員や学校行事もこなす主婦並みの主夫家の中の家事や育児はできても、子どもの学校行事や役員などは女性だらけのコミュニティ。男性がうまくやっていけるのかなと心配になる人も多いようです。そんな中でも上手に参加している主夫もいました。「娘の学年で主夫の方がいますよ。なんでもご両親のお世話のために主夫になったそうです。その方は元介護士、奥さまがバリバリ働いて仲良くしていらっしゃいます。学校行事や役員もご主人が楽しく参加していますし、お弁当は夫婦で作ってきたよと言っていました」(神奈川県 40代女性)Q.専業「主夫」、どう思う?アンケート回答数:3693件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年11月18日ライフスタイルや職業の幅が広がり、選択肢が増えた現代。妻が外で働き、夫が家に入るという選択をする夫婦もちらほら見かけます。ではどういう流れで主夫に?実際にどういう生活をしているの?気になることを専業主夫のパパに聞きました!どういった経緯で専業主夫に?その日は公園で待ち合わせ、1歳の三男とお休みだった妻と3人で趣味の“ベーゴマ”で遊んでいるところでした。主夫暦10年のベテラン主夫の平井孝明さん(41歳)は、大柄でがっちりとしたタイプ。「そもそもどういった経緯で主夫になったのですか?」(これを聞かなければ話がはじまらない)「結婚前から夫婦で話して決めていましたね」と平井さん。つまり結婚と同時に家に入ったということ。スタートから驚きを隠せない私です。若い頃保育士として働いていた平井さん、毎日のある光景に衝撃を受けました。それはお迎えに来たママに向かって「ママーーー!」と、一目散に走っていく子どもたちの姿。このときに“母親は子どもにとって絶対的な存在”だということを知った平井さん。「父親になってゼロから育児をして、母親に代わる存在になってみたい!」専業主夫になろうと思った一番のきっかけでした。当時付き合っていた妻の和香さん(38歳)は、看護師として働き続けたいという思いがあり、2人の意思がうまくマッチ、結婚と同時にパパが自然と家に入る流れになったのです。厳しい世間の目しかし世間の目は厳しかった…。まず自分の両親の理解を得ることが難しかったそう。夫婦でしっかり話し合い、決めたカタチだと話しても、亭主関白の父親からは「男が外で稼ぎ、女は家を守る。男が女に養ってもらうなんて情けない!」とキツイひと言。(10年経った今でも、こういう考えの人にはまったく理解してもらえないらしいですが…)現在、小3、小1、1歳の3人兄弟の父親であり、実の両親とも同居している平井さん。もちろん出産にも立会い、産後のお世話もみっちりやってきました。その姿を見て、両親も少しずつ理解を示してくれるように。「数時間だけでも両親に子どもを預けることで、育児の大変さを体感してもらったこと。その積み重ねが理解につながったのかもしれない」と振り返りました。やっぱり“孤独”、大変だったママ友づくり主夫は思っていたよりも“孤独”でした…。それもそのはず、育児サークルや児童館などは100%と言っていいほど女性の社会。それに加え、産後1年くらいは授乳中のママがほとんど。そんなママたちの集団に入るのはとてつもなくハードルが高いはずです。「第1子の幼稚園の送迎、最初は誰とも話さなかったし、どちらかというと話しかけないでくれオーラを出していたかも…」。しかし毎日顔を合わせるうちに知り合いができ、少しずつママたちの輪に入っていけるようになったのだとか。現在は小学校のPTA会長、赤羽ベーゴマ倶楽部の会長と、家庭以外でも精力的に活動しています。育児暦9年、父と子の絶対的な関係は築けたのか?3人の子どもを育てて9年、果たして平井さんは“ママに代わる絶対的な存在”になれたのでしょうか?「いや、やっぱり母という存在にはかなわないですよ!」あっさりと敗北を認めてしまいました(笑)。母親と同じ世話をしていても、やはり子どもにとって母親は唯一無二の存在のようです。では男性の育児参加は意味がないのか?「そうではない」と平井さん。家に入って家事育児を担うことで、子どもへの理解と同時にパートナーへの理解も深まったといいます。女性が主婦として家に入った場合、家事・育児のほとんどがママの負担になりがちで、パパは“家の仕事は担当外”とわれ関せずが多いのですが、平井家の場合は違います。基本的な家事・育児はもちろん平井さんの担当。夜の寝かしつけもパパの仕事ですが、夕食後の片付けや洗濯物をたたむなど、残っている家事はできるほうがやるのが平井家流。妻が外で働いているからといって、彼女の家での仕事は0ではないのです。それは夫婦が“当事者意識”を持っているからできること。手伝っているのでも、やらされているのでもなく家族のために“協力”しているから、2人にとっては当然のことなのです。大切なのは“相互理解”と“協力”休日はもちろん産休・育休中も家事と育児の分担ができることが、パパが主夫でよかった点。そして特に産後は話し相手としてもパパがいてくれたことで、和香さんのストレスがかなり軽減されたのだとか。「私が仕事に集中できるのも、夫が家を守ってくれるおかげ。仕事は忙しいけれど、終わって帰宅するといつもに増して子どもがかわいいと思えます」と穏やかな笑顔で話してくれました。「パートナーへの不満がひとつもないという家族のカタチそのものが私の自慢です!」と平井さん。「これからも“協力”して家族みんなで元気に過ごしたいです」と和香さん。2人の絶妙なバランスと連帯感が自然と伝わってくるご夫婦でした。夫婦のカタチも十組十色。それぞれが幸せなカタチを築くには“相互理解”と“協力”、この2つが欠かせないキーワードになるのかもしれませんね。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年11月14日こんにちは。婚活コンサルタントの菊乃です。10月6日に開催された“主夫の友アワード2016授賞式”を取材してきました。行政部門で受賞したのは宮崎県日南市の﨑田恭平市長(37)です。﨑田市長は2015年7月に河野宮崎県知事らと育児に理解のある上司“イクボス”を増やし、安心して結婚や妊娠、子育てができる環境づくりをすすめようと“イクボス宣言”をしました。さらに2016年8月にはライオン株式会社と共同で『夫婦円満都市推進プロジェクト』を行うことを発表しました。﨑田市長自身も二人の子どもがいるパパ。自ら公務の合間に子育て参加している そうです。しかし、いまだに年配の方などからは、“男性の育児休業取得”に対する理解が得られない場合も多く、日南市でも男性職員が育児休業制度を利用したのは過去一人のみ。制度があっても風習を変えるのはなかなか難しいということで、市長自らがイクボス宣言をしたそうです。『ゆうパパ運動(夕方からパパ行動運動)』という育児参加のために男性が残業を控える運動をすすめたところ、とても評判がよかったそうです。ゆうパパ運動の柱は市長の育児参加以外にもあと2つあります。・市役所職員のパパも仕事を早く終わらせる工夫をして 育児に参加するようにする・市がチラシなどを作成して、市民のパパも育児参加をすすめる●仕事を“休む”のではなく、すき間時間を活用する“休む”、“休暇”、“休業”という言い方だと難色を示す方が多いのですが、夕方から参加するという柔らかい育児参画は賛成してくれる方が多いそうです。市長も育児のために仕事を休むのではなく、役場に行くときにお子さんを幼稚園に送っていく、夕方に家に帰って子どもをお風呂に入れてから公務に戻るなど“すき間時間”を使って育児参加しているそうです。働くママの時短テクニックや仕事と育児両立のノウハウ情報はたくさん存在しますが、実はパパにも仕事と育児を両立するためのノウハウが必要 なのだと気がつきました。男性が育児のために仕事をセーブするという“風習”が社会に根付くにはもう少し時間がかかるかもしれませんが、隙間時間の活用など、今の現状でもできることはいろいろあるはずです。【取材協力/秘密結社 主夫の友】兼業主夫と兼業主婦家庭を増やし、夫婦の選択肢を増やすための提案を行うファザーリングジャパン”非”公認団体。政府が打ち出した「2020年に女性管理職比率を30%に高める目標」に習い、全国の男性30%を主夫にするという意味不明な野望を掲げて2014年結社。・秘密結社「主夫の友」-NPO法人ファザーリング・ジャパン非公認組織●ライター/菊乃(婚活・恋愛コンサルタント)
2016年10月20日NPO法人ファザーリングジャパンが結成した『秘密結社主夫の友』が、10月10日は(1=イイ、010=おっと)という語呂に合わせて勝手に決めた「いい夫の日 」を前に、2016年10月6日に『主夫の友アワード2016』を開催しました。●昨年の受賞者は鈴木おさむや小島慶子ら2014年に結社した同団体は、国が掲げた「2020年までに女性の管理職比率を30%に高める」という目標を後押しするべく、「全国の男性の30%を主夫にする 」という壮大な野望を抱いています。秘密結社と聞くと身構えてしまいそうですが、よくよく話を聞くと、この団体はFacebookの「いいね!」の数は1200を超えており、少子化ジャーナリストとして国の対策会議などの委員を務める白河桃子さんが顧問役を務めています。つまりは、真面目な組織だということです。名づけの理由は、主夫の認知度を広めるためになるべく目立つようにしたかった、とのこと。実際に会場に入ると、オリジナルエプロンに身を包んだ主夫たちが優しい笑顔で出迎えてくれました。その中のひとりが、『パピマミ』でも連載中の兼業主夫放送作家の杉山ジョージさん。『秘密結社主夫の友』でも広報担当をされており、今回の基調講演の担当者です。●そもそも主夫とは?基調講演では「まず、主夫とは何か?」から始まります。主夫の一般的なイメージというと、収入や経済面を妻が主軸になって支えている状態、と思われがちです。しかし、ここでは稼ぎのあるなしは問題にしておらず、“主体的に家事育児に参加をする男性 ”のことを主夫と定義づけています。そこで“男性の家事育児参画”に貢献した人物を称えるために、このアワードが開催された、というわけです!●昨年の豪華な受賞者昨年行なわれた1回目の「主夫の友アワード」では、著名人部門で放送作家の鈴木おさむさん、企業人部門ではサイボウズ株式会社代表取締役社長の青野慶久さん、広告部門では西島秀俊さんが出演しているLIONの『ソフラン』のTVCM、女性部門でタレントの小島慶子さんという、豪華な面々が受賞されました。はたして、今年は誰になるのでしょうか?●主夫の友アワードの表彰式がスタート!ついに表彰式が始まります。今年の受賞者は以下の4名となりました。●アスリート部門:水谷隼リオオリンピック卓球において、個人と団体の両方でメダルを獲得した、卓球男子日本代表の水谷隼選手。2歳の娘のパパであり、インタビューで今後頑張りたいことを聞かれたときに「イクメン!」と答えて子煩悩ぶりを披露。育児参加に積極的な姿勢を称えて、表彰することとなりました。残念ながら本人は海外遠征中で会場には来られなかったため、『家族との時間を大切にしていき、東京でのオリンピックに向けて頑張ってまいります(※抜粋)』と受賞コメントが読み上げられました。かつては、女子柔道の谷亮子選手が「ママでも金」と表現をして話題になったことがありましたが、水谷選手にはぜひとも「パパでも金」を狙っていただきたいですね!●行政部門:﨑田恭平宮城県日南市の市長である﨑田恭平さんは、県内25市町村長とともに、育児に理解を示す上司「イクボス 」を宣言。自らも父親であり、公務の合間を縫って育児に参画しています。壇上で記念品のエプロンと楯が贈与されて、市長はその場で身に付けます。『受賞したことを妻に報告すると、これからももっと育児への参加をよろしくお願いします、と言われました』と円満な家庭生活が感じさせる、微笑ましい受賞コメントを残してくれました。●文化人部門:朱川湊人直木賞作家の朱川湊人さんは、27歳のときに小説家の夢を追って退社をして、主夫生活を開始。2002年にオール讀物推理小説新人賞を受賞し、2005年には『花まんま』で直木賞受賞。今年の5月には、主夫の苦労や感動を描いた、半自伝的な小説『主夫のトモロー』を出版して、すべての主夫に夢を与えてくれました。『秘密結社主夫の友』のCEOである堀込タイゾーさん(右)の横で笑顔を見せているのが、朱川さん(左)です。朱川さんは父子家庭で育ち、男性が家事をするのが当然という環境だったようで、『自分の子どもは、自分が育てるのは当たり前だと思っています』と語ってくれました。●女性部門:SHEILAモデル、タレント、女優など幅広い場で活躍をするSHEILAさんは、現在二児のママ。育児と仕事を両立させて、自らの子育て法をまとめた『OK育児でノンストレス』を2015年に出版しました。自身のブログでも、ママの視点から家事育児に参画する男性にエールを送る投稿をしています。育児をしながらも美貌をキープする姿に、多くのママから尊敬されるSHEILAさん。主夫の定義を夫に伝えるのに苦労した経験を踏まえて、『収入に関係なく、男性が家事にかかわるのが当たり前の世の中になるといいと思います』と明るいビジョンを語ってくれました。●2016年の主夫問題を語り合う白熱のトークタイム授賞式の後は、ミニトークセッションに移行。トークのテーマである「男性の家事育児参加を進めるためにはどうすればよいか?」について語りあうことになりました。●夫への育児参加への期待は年々増加育児支援のポータルサイト『こそだて』が行なった「子育て家族の夫婦での役割分担」に関する調査で以下のことが判明しました。・1位……育児・家事とも、すごくやってくれる/32.7%(前回は39.4%)・2位……育児も家事ももっとやって欲しい/31.8%(前回は25.9%)・3位……育児はやってくれるけれど、家事ももっとやって欲しい/17.3%(前回は22.6%)これをみると、3年前の前回調査よりも、男性の育児参加を期待する声が増えている のが分かります。これを踏まえて3人に主夫に対して思っていることをお聞きしていきます。●妻の本音とは?SHEILAさんは、『男性は少し手伝っただけでも、必要以上にやった感を出す人が多い。妻としては、お願いしたいけど、これ以上頼めないという葛藤があるんです』と妻の本音を暴露。たじたじになる市長を横目に、できる妻の上手なお願いの仕方をレクチャーしてくれました。●男は格好つけたい生き物朱川さんには、男性の育児参画に対して障害になっていることを聞きました。『男性が育児をすることに対して、世間はまだ風当たりが強いです。男性は格好つけたい生き物なので、そういうところにスッと入っていけない人が多いのだと思います』と、こちらも男性の本音で切り返します。それと同時に、最近では社会の認識も変わり始めて、育児グッズも充実しており、主夫が活動しやすくなってきていることを指摘されました。●夫婦円満都市計画が始動「行政に何を必要とするか?」という問題に関しては、市長の﨑田さんが答えてくれました。夕方までに公務を終えて残業なしで育児に取り組む「ゆう」パパ運動の拡大や、LIONと共同で進める夫婦円満都市推進プロジェクトで“日本初の夫婦円満都市を目指す ”と力強く宣言してくれました。●おわりに●共育ての時代へ!最後に、司会進行をしていた白河さんが、『未来の働き方は共働きだけでなく、共育てになっていくので、それを支える制度と社会の意識を変えていきましょう』とまとめ、第二回目の『主夫の友アワード』は終了しました。『秘密結社主夫の友』の活動は今後も拡大していきます。そしていつの日か、世間に“主夫”という存在が浸透したとき、同団体から“秘密結社”の肩書きが取れるかも!?今後の活動にも注目です。【参考リンク】・秘密結社「主夫の友」-NPO法人ファザーリング・ジャパン非公認組織-()(取材・文/佐々木翔)
2016年10月10日●専業主夫・主婦になりたい理由--「仕事がつらい」「サザエさんに憧れ」の声仕事でミスし、上司に厳しく叱られてしまった。もう会社に行きたくない。家事のほうが好きだし、いっそ専業主夫になれたらなぁ……。今回は、マイナビニュース会員のうち共働きの既婚男女200名に「専業主夫/専業主婦になりたいですか?」と質問してみた。Q.専業主夫/専業主婦になりたいですか?はい(男性)22.0%/(女性)23.0%いいえ(男性)78.0%/(女性)77.0%Q.それはどうしてですか?○「専業主夫になりたい」男性の意見■仕事を辞めたいから・「そろそろ引退したい」(50歳以上男性/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「サラリーマンには向いてないから」(50歳以上男性/金融・証券/専門職)・「会社が嫌いだから」(50歳以上男性/自動車関連/事務系専門職)・「仕事がつらい」(41歳男性/運輸・倉庫/技術職)■ラクできるから・「ラクそうだから」(33歳男性/電機/技術職)・「ヒモで暮らせたらラクで良い」(45歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)・「ラクしたい」(27歳男性/金融・証券/事務系専門職)■一度はやってみたい・「なれたらいいなと思う」(31歳男性/金融・証券/事務系専門職)・「一生に一度はそういう時期があっても良いかなと思う、周りに主夫仲間がいれば心強い」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)・「一度やってみたい」(47歳男性/学校・教育関連/その他)■家事が好きだから・「家の事が好き」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)・「働くよりも家事が向いているので」(38歳男性/情報・IT/技術職)○「専業主婦になりたい」女性の意見■働きたくないから・「働くことが嫌いだから」(29歳女性/金融・証券/営業職)・「働くのはしんどいから」(27歳女性/小売店/営業職)・「仕事のストレスが嫌だ」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「働くのが好きじゃないので」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■仕事と家事の両立が大変・「どうせ家事を全部しなければならないなら、稼ぎは任せたいため」(28歳女性/学校・教育関連/専門職)・「働きながらだと体がきついから」(28歳女性/ソフトウェア/技術職)・「仕事と両立が大変」(37歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「そしたらもっといろいろが完璧にできると思うから」(32歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)■のんびり暮らしたい・「お金に余裕があるならゆっくり生活したい」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「夫に十分な収入があるなら、専業主婦でのんびりしていたい」(28歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)■子育てのため・「子育てが大変」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「子どものことをじっくりみてあげられるから。時間が絶対的に足りない」(36歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)■その他・「もう疲れた」(29歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)・「1人の時間が欲しい」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「サザエさんのような家庭に憧れているから、あんな家庭で子育てできたら素敵だと思う」(24歳女性/食品・飲料/専門職)●専業主夫・主婦になりたくない理由 - 「家事が嫌い」「仕事が好き」の人も○「専業主夫になりたくない」男性の意見■家事が大変そう・「多分、家事下手で無理だと思うから」(50歳以上男性/電機/技術職)・「料理ができないから」(50歳以上男性/建設・土木/営業職)・「家事は基本苦手だから」(48歳男性/建設・土木/技術職)・「家事が嫌いなので」(43歳男性/自動車関連/技術職)■仕事を続けたいから・「仕事で外にいる方が良い」(50歳以上男性/医療・福祉/専門職)・「仕事をし続けたいので」(29歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)・「今の仕事も続けたいから」(34歳男性/学校・教育関連/専門職)・「仕事が好きだから」(35歳男性/情報・IT/営業職)■経済的に厳しいから・「年収が減るので」(30歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「奥さんの年収だけでは生活が維持できないと思うから」(32歳男性/商社・卸/事務系専門職)・「なる時はなってもとは思うが、収入的に私が働かないと成り立たないため」(27歳男性/情報・IT/技術職)・「仕事はしないと金銭的にきつい」(30歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)■面白くなさそう・「楽しさが分からない」(32歳男性/食品・飲料/技術職)・「つまらなさそうなので」(34歳男性/小売店/販売職・サービス系)・「ひまで退屈そうだから」(26歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)・「鬱憤がたまりそう」(38歳男性/団体・公益法人・官公庁/営業職)■男なら当然・「男は外で仕事に励むことが普通です」(26歳男性/電機/技術職)・「男らしくない」(32歳男性/農林・水産/販売職・サービス系)・「男として働くのは義務だと思っています」(43歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)■その他・「自由に意見を述べられなくなる」(33歳男性/情報・IT/技術職)・「自分の趣味は自分で稼いだお金でしたいので」(48歳男性/食品・飲料/事務系専門職)・「仕事をしていたほうが人生にメリハリがあるから」(32歳男性/通信/技術職)○「専業主婦になりたくない」女性の意見■ずっと家にいるのは退屈・「時間を持て余しそう」(37歳女性/ソフトウェア/技術職)・「1日中家にいるのは性に合わない」(30歳女性/電機/事務系専門職)・「することがなさ過ぎて飽きそう」(32歳女性/自動車関連/事務系専門職)・「ずっとうちにいるのは耐えられないし飽きてしまうので」(29歳女性/医療・福祉/専門職)・「ワイドショーを見ているつまらない主婦になりたくない」(36歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■自分で稼ぎたいから・「働いてほしいものを気兼ねなく買いたい」(32歳女性/食品・飲料/事務系専門職)・「自分の収入で今まで自由がきいていたから」(27歳女性/通信/クリエイティブ職)・「自分だけが使うものを自分で働いたお金で購入したいから」(31歳女性/金融・証券/専門職)・「自分の生活費は稼ぎたい」(47歳女性/医療・福祉/専門職)■社会とつながっていたい・「社会とつながっていたいから、仕事が好きだから」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「社会とのつながりがあったほうがいい」(30歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)・「仕事をして社会とつながっていたいから」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「夫ひとりで十分に収入があったとしても、仕事を持つことで社会とつながりを持っていたいから」(37歳女性/その他/秘書・アシスタント職)■その他・「夫に支配されるのは嫌だから」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「専業主婦に求められるスキルが高すぎる」(32歳女性/その他/事務系専門職)・「自分にもコミュニティが欲しい」(33歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)・「ボケるから」(47歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「誰かの奥さん、誰かのお母さんではなく、自分自身を持っていたいから」(47歳女性/不動産/秘書・アシスタント職)■総評「専業主夫になりたい」と答えた男性は22.0%と少数にとどまった。理由としては「家事ができない」というのが最も多く、「自分には勤まらない」「いうほどラクではない」「毎日大変そう」といった声が寄せられた。また、「仕事を続けたい」という回答も多かった。「仕事が楽しいから」という理由もあるのだが、「男性が女性を養うべき」という固定概念も強くあるよう。世間体を気にする人もいるようだった。しかしその一方で「仕事をしたくない」という理由から専業主夫を希望する男性も。主夫になればラクができると考えているようで、「一度やってみたい」と憧れを抱く人もいるようだった。「専業主婦になりたい」と答えた女性もわずか23.0%。共働き女性の多くが、今後も仕事を続けたいと思っていることが分かった。「ずっと家にいるのは耐えられない」という意見が多く、専業主婦は「退屈」「暇そう」「つまらない」といったイメージがあるよう。「家庭にばかりいると老け込む」「ぐうたらしすぎてしまう」といった懸念もあるようだった。また、「家庭に入ると視野が狭くなるので危険」という意見も寄せられた。仕事を通じ社会との繋がりを持つことで、広い視野を養えると考えているよう。社会に取り残されるのが怖い、という不安もあるようだった。他にも、「家事が苦手だから稼いでくる方が気が楽」「専業主婦は生活にハリがなさそう」「仕事が好きだから」といった理由が挙げられた。専業にも兼業にも、それぞれ他人には分からない苦労があるもの。専業主夫(または主婦)も一度経験すれば、その大変さが実感できるかもしれない。調査時期: 2015年11月9日~18日調査対象: マイナビニュース会員(共働きの既婚者限定)調査数: 男性100名 女性100名 合計200名調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年12月21日こんにちは、ぽこひろです。男女共同参画社会が徐々に実現され、立派に働く女性も増えていますね。一方で、家庭でもっぱら家事をするいわゆる「主夫」も増加傾向にあるとのこと。もちろんその出現・増加自体は批判しませんが、女子のみなさんとしては「夫がそれだと困るな・・・・・・」と感じる人が多いのも事実でしょう。社会的にどうかということと、恋愛対象としてどうかは、まったくもって別問題ですからね。あなたの愛すべきスウィートダーリンが、突然今日「俺じつは、主夫でいいかなと思ってるねん。お前、働くの好っきゃろ?」なんて言い出したらどうしますか?今回は、恋愛コラムニストの塚田牧夫さんに「カレが主夫になると言い出したときの対処法」について聞いてみました。■1.「それだと親が・・・・・・」「まずは一番シンプルな先制パンチを与えましょう。『それだと私の親が許さないかも・・・・・・』。相当強い意思がない限り、これで相当揺らぐはず」結婚についての許否をまず一番最初に出すのは、親ですね。そのハードルが高いと伝えれば、ひとまず先制攻撃としては十分でしょう。「親、考えが古いから・・・・・・」でOK。■2.「子供が・・・・・・」「親の話で揺らがないとき、もう一番深いパンチを打って。『生まれてくる子供が・・・・・・いじめられないかな?』でいきましょう」1の親攻撃と合わせて、ぽこひろはこれらを『尊属卑属サンドイッチ攻撃』と名付けます。権利関係は一切フリーにするので、自由に使ってください。それでも揺らがない場合は、次へ。■3.「私こそ主婦になりたい」「主夫になるというのは、やはり奥さんが働いてこそ可能なもの。それなら、それを不可能にすればいいんです。『私は働かない』と言えばいいんです」なるほど、たしかにそのとおりですね。これは灯台下暗しです。間違っても、そのまま2人で「タブルしゅふ」にならないでくださいね。■4.鼻で笑う「『何いってんの笑』と鼻で笑うのも手です。カレもそれなりの勇気をもってカミングアウトしてるはずなので、これで落ち込ませればもう言ってこないかもしれません」なるほど。一切真に受けないという形の対応もありといえばありですね。結婚はまだ先の場合、ひとまず受け流して、カレの気が変わるのを待つというのもいいでしょう。■5.受け入れる「もちろん、カレが主夫になるのを認めてしまうのも今の時代アリです。自分が働くのが好きな場合。家事が嫌いな場合。好きに飲み会とかして、あんまり家庭にハマりたくない。そういう女性は、主夫を持つのに向いているかも?」主夫が増えているということは、それを好む女子が増えているということでもありますね。冒頭の話とは少し矛盾しますが、あなたが望むのなら受け入れるのも全然OK。むしろ、あなたが一番輝ける形で家庭が持てるチャンスでもありますから。■おわりにいかがでしたか?5で書いたこと少し関連しますが、将来夫に働いてほしいかどうかは、ウラを返せばみなさん自身がどういう生き方をしたいかの問題に行き着きます。彼氏選びひとつをとっても、こんなふうに、「自分らしさ」を重視するような恋愛をすることもときには大事だと思いますよ。(川上ぽこひろ/ハウコレ)
2015年03月27日「専業主夫」と聞いて、どんなイメージを抱くだろうか。今回は、マイナビニュース会員の男性100人に専業主夫になりたいかどうか答えてもらった。Q.専業主夫になりたいですか?はい 28%いいえ 72%Q.それはどうしてですか?<はい: 「専業主夫になりたい」派>■働きたくない・「仕事したくないから」(25歳男性/岐阜県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「できれば外で働きたくないから」(50歳以上男性/福島県/金融・証券/専門職)■家事が好き・「家のことをするのが楽しいからです」(22歳男性/大阪府/小売店/販売職・サービス系)・「家事のことも興味がある」(32歳男性/埼玉県/機械・精密機器/技術職)・「仕事をせずに家事に専念する」(28歳男性/東京都/医療・福祉/その他)・「家事もがんばりたい」(27歳男性/福岡県/医療・福祉/専門職)■楽そう・「楽で楽しそう」(43歳男性/宮城県/建設・土木/営業職)・「楽ちん」(30歳男性/新潟県/建設・土木/経営・コンサルタント系)・「家の仕事の方が楽だから」(32歳男性/埼玉県/機械・精密機器/技術職)■自分に向いている・「割と家事が好きだから」(23歳男性/大分県/その他/その他)・「家事のほうが向いているので」(24歳男性/東京都/その他/その他)・「人と接することが苦手で、できることなら家に居たいから」(35歳男性/北海道/情報・IT/技術職)・「意外と自分には合ってるんじゃないかと思う」(45歳男性/兵庫県/商社・卸/販売職・サービス系)■その他・「なんとなくなってみたい」(24歳男性/兵庫県/その他/その他)・「今が大変過ぎる」(41歳男性/愛知県/運輸・倉庫/技術職)・「家事も大変だろうけど、のんびり過ごしたい」(39歳男性/福岡県/その他/技術職)・「自分の時間が多そうだと思うため」(27歳男性/埼玉県/運輸・倉庫/事務系専門職)<いいえ: 「専業主夫になりたい」派>■仕事が好き・「働きたいから」(30歳男性/和歌山県/食品・飲料/販売職・サービス系)・「l like job」(25歳男性/大阪府/アパレル・繊維/営業職)・「仕事してる方が社会との接点があるから」(30歳男性/東京都/運輸・倉庫/技術職)・「社会に出て働きたいから」(32歳男性/静岡県/医療・福祉/専門職)■自分でお金を稼ぎたい・「自分で使えるお金がほしい」(48歳男性/兵庫県/アパレル・繊維/事務系専門職)・「自分がお金を稼いで生活したいから」(32歳男性/静岡県/小売店/事務系専門職)■つまらなそう・「つまらなそうだから」(49歳男性/大阪府/情報・IT/技術職)・「楽しくないから」(27歳男性/京都府/金融・証券/営業職)・「なんか退屈そうなので」(35歳男性/大阪府/学校・教育関連/事務系専門職)・「すぐにあきちゃいそうなので」(36歳男性/東京都/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)・「始めは楽しそうだが暇そうだから」(50歳以上男性/東京都/その他/その他)・「日々の変化がなく刺激が少なそうだから」(38歳男性/愛知県/通信/技術職)■大変そう・「家事が大変」(46歳男性/岡山県/機械・精密機器/技術職)・「ストレスがたまりそうだから」(28歳男性/埼玉県/建設・土木/事務系専門職)・「何度か主夫をやる機会はあったけど、大変であることを実感したので」(50歳以上男性/神奈川県/電機/技術職)・「大変そうだし、仕事をしている方が楽かもしれない」(35歳男性/東京都/情報・IT/技術職)・「めんどうだから」(23歳男性/愛知県/機械・精密機器/技術職)・「普段生活する上で、近所付き合いなどが苦手だから」(42歳男性/東京都/機械・精密機器/技術職)■家にいたくない・「家にこもっていることが自分には耐えられないから」(27歳男性/岡山県/警備・メンテナンス/技術職)・「家にいられない性格だから」(46歳男性/岐阜県/電力・ガス・石油/技術職)・「毎日家にいるなんて耐えられない」(35歳男性/東京都/機械・精密機器/営業職)・「ずっと家にいると息苦しそうなので」(33歳男性/兵庫県/小売店/販売職・サービス系)・「外にでていろんなことをしたいので」(30歳男性/福岡県/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「外に出て楽になりたいから」(27歳男性/東京都/学校・教育関連/事務系専門職)■家事が嫌い・「家事を毎日するのはしんどそうだから」(31歳男性/埼玉県/商社・卸/事務系専門職)・「家事が嫌いだから」(25歳男性/新潟県/農林・水産/技術職)・「家事全般苦手なので」(42歳男性/栃木県/自動車関連/技術職)・「料理も洗濯も掃除もできないので」(32歳男性/愛知県/機械・精密機器/技術職)■男がすることではない・「男が稼がなくては」(37歳男性/大阪府/建設・土木/事務系専門職)・「男性がすることじゃありません」(43歳男性/三重県/電機/技術職)・「男らしさがなくなる」(44歳男性/愛知県/その他/事務系専門職)■周囲の目がこわい・「相手の親に合わす顔がなくなるから」(28歳男性/愛知県/自動車関連/事務系専門職)・「世間の目が怖い」(31歳男性/神奈川県/商社・卸/営業職)・「肩身が狭そう」(36歳男性/広島県/自動車関連/技術職)・「申し訳ない」(23歳男性/東京都/医療・福祉/専門職)・「周りの目が厳しい」(34歳男性/広島県/自動車関連/技術職)・「誰もやっていない」(34歳男性/東京都/金融・証券/事務系専門職)■夫婦で分担すればいい・「これからの時代は夫婦分担が良いと思ってる」(34歳男性/大阪府/自動車関連/営業職)・「どちらかがずっとするというよりも、お互いに分担するのがいいと思うから」(23歳男性/広島県/小売店/販売職・サービス系)■その他・「完全に何かに特化してしまうのは、自分の性格上合わない気がするから」(34歳男性/奈良県/金属・鉄鋼・化学/その他)・「どうしてもなにも真っ平御免」(46歳男性/岩手県/印刷・紙パルプ/技術職)・「仕事をせず養ってもらうとか絶対むり」(28歳男性/兵庫県/食品・飲料/営業職)・「ありえない。そもそも子供は母親を求めてる」(38歳男性/神奈川県/不動産/営業職)・「どっちでもいい」(36歳男性/山梨県/機械・精密機器/販売職・サービス系)・「状況によってはありです。妻の希望を聞いてあげたいです」(41歳男性/愛知県/情報・IT/営業職)「専業主夫になりたい」理由を見ていくと、女性に「専業主婦になりたいか」聞いたアンケートと同様、「働きたくない」が最も多い。そのほか「家事が好き」「楽そう」「自分に向いている」といった声が挙がった。「今が大変過ぎる」という悲痛な叫びも。「専業主婦になりたくない」理由には、こちらも女性と同じく「仕事が好き」「自分でお金を稼ぎたい」「つまらなそう」「大変そう」などの声があった。男性特有の理由としては、「家事が嫌い」「男がすることではない」「周囲の目がこわい」といったものがあった。「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」という考え方が根強いことがうかがえる。そのほか、「夫婦で分担すればいい」「どっちでもいい」「状況によってはあり」の回答も見られた。調査時期: 2014年12月19日~20日調査対象: マイナビニュース会員(男性限定)調査数: 100人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年01月09日アイ・エム・プレスは月刊『アイ・エム・プレス』の連載「生活者に聞く!」において、首都圏・近畿圏在住の専業主婦・主夫のネットスーパーの利用状況について調査した。実際に商品を店頭に並べて販売している店舗を持つスーパーが、Webサイトで注文を受付、即日または翌日、もしくは指定日に配達するサービスを「ネットスーパー」と定義して調査。調査は7月25日から27日にかけて、首都圏・近畿圏在住の20~60代の専業主婦・主夫を対象に実施。1,198の有効回答が得られた。まず、この1年間に食料品および日用雑貨の購入のために、どのようなチャンネルを利用して購入するかを質問。すると、98.5%とほとんどの人が「スーパー」を利用していることが分かった。続いて「ディスカウントストア、ドラッグストア」(60.9%)、「コンビニエンスストア」(54.9%)。「ネットスーパー」の利用者は20.5%と約2割という結果になった。続いて、この1年間に「ネットスーパー」を利用した人に、どのような時に利用するかを質問。すると、「水、米など重いものを買う時」が63.7%、「買い物の量が多い時」および「雨など悪天候の時」の39.2%という結果に。購入した荷物を運ぶことや、買い物に出掛けることが面倒な時に利用したいという声が目立っている。「忙しくて買い物に出掛ける時間がない時」も38.8%と割合が高い。ネットスーパーは“困った時”に助けてくれる地域の生活インフラとして、頼りにされる存在になっているようだ。「ネットスーパー」への不満について尋ねると、「配送料がかかる」が53.9%でトップ。以下、「品ぞろえが限られている」(34.3%)、「品物を受け取るために家にいなければならないのが面倒」(32.2%)、「生鮮食品などについて、他の品物と見比べられない」(27.8%)が続いた。一方、11.0%は「特に不満はない」と回答している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月28日