お笑いタレントのだいたひかるが16日に自身のアメブロを更新。自身の乳がんが見つかった経緯を明かした。この日、だいたは「私のガンが見つかった経緯」というタイトルでブログを更新。「乳がんがみつかったのは、区からくる…無料の診察クーポン券で、乳がんと子宮頸がんの検査を…」とがん検査を受けたきっかけを明かした。続けて「行った方が良いんだろうなぁ!?位の気持ちで…毎年行っていた」と述べ「乳がんが分かった時も…嘘だと思うほど元気でビックリしました」とコメント。「でもそれ以降、区から送られてくる物は、慎重に読むようにしています」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月17日女優の古村比呂が15日に自身のアメブロを更新。PET検査を受けてがんの再発を告知された日を回想した。この日、古村は翌日に久しぶりにPET検査を受けることを報告し「私が初めて受けたのは2017年3月再発した時でした」と説明。子宮頸がんの定期検診の際に「再発の可能性があります。ペット検査を受けてください」と言われたそうで「『再発!?エッなんで?』そこで思考ストップ」と当時の心境を振り返った。続けて「結果は『再発』」とPET検査の結果を明かし、医師から「仕事は治療しながら続けられます」とアドバイスされたことを説明。「再発を公表せずに再発治療をスタートしました」といい「この頃は気が張って頑張りMAXでした」「今もPET検査を受ける度この事を思い出します」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月16日お笑いタレントのだいたひかるが5日に自身のアメブロを更新。乳がんの定期検診のために病院を訪れ、診察結果を報告した。この日、だいたは乳がんの定期検診のために病院を訪れたことを報告。「せめて晴れて欲しかった」と述べつつ「かなり寒いですが、桜は綺麗です」と桜の写真を公開。その後に更新した「診察結果」と題したブログでは「数字が上がってしまっている所があり」と結果を報告した。続けて「天気同様…どんよりした気分」と肩を落とした様子でコメント。「今クスリを待っていますが、マスクの中でため息ばかり」と明かしつつ「それでも今があるから、気持ちを切りかえて…子育てと向き合うのが先決ですね!」と前向きにつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お疲れ様です」「次の検査までに良くなるといいですね」「応援しています」「きっと大丈夫だと思いますよ」などのコメントが寄せられている。
2024年04月06日2月のブログで白血病と診断されたことを告白したモデル・ネイボールが3日に自身のアメブロを更新。白血病の告知時に正しく測れていなかった可能性がある糖尿病の診断結果を明かした。この日、ネイボールは自身について「白血病告知時に、糖尿病の数値が出ている、と同時に診断されています」と告白。一方で「白血球の数値が異常なせいで、他の数値が正しく測れていない可能性」があったといい「糖尿病の『け』がある状態と診断されていました」と説明した。続けて「昨日、、、『糖尿病ではない』と確定の診断をして頂きました!」と報告し「これは、とても嬉しいです!」と心境をコメント。自身の祖父が糖尿病を患っていたそうで「これで油断はせずに、改めて生活習慣を気を付けていきたいと思います」と気を引き締めた様子でつづった。最後に「僕の目標は、白血病以外の病気にならない!です!」と述べ、自撮りショットとともにブログを締めくくった。この投稿に読者からは「良かったです」「心配でしたよね」「良いお知らせですね」などのコメントが寄せられている。
2024年04月04日ハ・ジョンウとチュ・ジフンが共演した『ランサム 非公式作戦』の公開日が9月6日(金)に決定し、告知動画が到着した。本作は、レバノン内戦下のベイルートを舞台に、外交官ミンジュン(ハ・ジョンウ)とタクシー運転手として働く韓国人のパンス(チュ・ジフン)が捕らわれた外交官を救おうと戦火が吹き荒れるベイルートの街を奔走する、実話から着想を得た衝撃のポリティカル・アクション。この度解禁された公開日決定動画では、新たな本編シーンが確認できる。崩れた建物の壁に隠れながら「なんでこんなところに?」と、困惑した表情を見せる外交官ミンジュン、タクシー運転手パンスを映し出し、危険な案件に巻き込まれている様子が垣間見える。続けてベイルートの街をタクシーで爆走しているシーンのほか、拳銃を構えて敵を撃とうとする2人を捉えており、アクションシーンたっぷりな作品だということも分かる。映像の最後には、「9月6日(金)公開」というお知らせも入っており、公開に向けて期待が高まる。韓国2大スターの共演という話題性がある一方、本作の製作費は“約200億ウォン(日本円で約20億円)”とされており、超が付くほどの大作。ビッグプロジェクトへの出演を果たしたハ・ジョンウは、「ワイヤー、射撃、カーチェイスといったシーンが満載で、“ハリウッド級のアクション映画”だと感じながら、撮影を進行していきました。ただチュ・ジフンさんが、沢山苦労したでしょうね~(笑)」と語り、ハードなアクションをこなした共演者、チュ・ジフンの労をねぎらった。『ランサム 非公式作戦』は9月6日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ランサム 非公式作戦 2024年9月6日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2023 SHOWBOX AND WINDUP FILM ALL RIGHTS RESERVED.
2024年04月04日40代後半の私。年を重ねるにつれ、健康への心配ごと、体に注意を払うことが増えてきました。「乳がんのリスクが上がる」ということもその1つ。しかし、そのリスクに対し「わが家は『がん家系』じゃないしね」と、すっかり油断していました。この話は、私が思いがけず乳がんになり、検診を通して「早期発見! 早期治療!」に運良くつながった体験談です。まじめに受けていた定期検診国の指針で「40歳以上の女性は2年に1回、マンモグラフィー検査による検診が適切」と定められていて、私の住む市町村でも40歳を迎える年になると「乳がん検診の案内」が届きます。その初診で医師は私の胸を見て「乳房(にゅうぼう)は、念のため、1年に1回の検診を受けたほうが良いですね」と診断され、それからは毎年決まった時期に、乳がん検診を受けてきました。苦手なマンモグラフィーの頻度が増えるのはすごく嫌でしたが、それでも毎年検診の時期になると「そろそろ予約を入れなくちゃ」と、かかりつけの乳腺クリニックの電話帳を開いていました。「コロナ禍でもがん検診を受けよう! 」と叫ばれた2021年。40代になり6度目の秋も、私は恒例の乳がん検診を受けていました。乳房専用のX線撮影装置、マンモグラフィー。2枚の板で乳房を挟まれ、ぺっちゃんこにされる強い痛み。技師さんにやさしく励ましてもらいながら、涙目になりつつ必死で耐えました(痛みの程度はさまざまで、まったく痛くないかたもいると聞きます)。あれ?今日はいつもと違う撮影が終わって「今年も乗り切った! これでまた1年、放免だー! !」と喜んでいた矢先。所見を聞くために診察室に入ると、先生が「気になる部分があるから、今日はそこを『細胞診』するね! 」と初めて聞く検査名を口にされました。「え? 何それ? ? 」とびっくりしている間に準備が整い、先生から「ちょっと痛いよ〜」と声をかけられ、注射器のようなもので乳房から細胞を取る処置がなされました。「ひー、めっちゃ痛い(泣)」「診断結果は1週間以上空けて、また来院してね」と案内され、その日はクリニックをあとにしました。そのころ、私の仕事は繁忙期に入っていました。緊急事態宣言明けの秋、一気に動きだした世の中。仕事に家事に育児にと、例年よりも「ハードだな! 」と感じる日々を、慌ただしくこなしていました。「この忙しい状況でまた通院……タスクが増えるの、困るな」「きっと検査結果は何ごともないに違いない」と信じ、気楽に考えていました。総合病院へ転院を勧められるそして迎えた再診の日。診察室に呼ばれ、先生から「次の段階『針生検』という精密検査が必要です。このクリニックでもできますが、もし、さらに検査が必要になったとき、機器がそろっている総合病院に行くことになります。この段階でそちらに移る紹介状を書きましょうか?」と伝えられました。今回で終わると思っていた通院。「次の段階へ? しかも大きな病院? ?」背筋に冷たいものがすぅっと走り、内心かなり動揺していましたが「早く決断しなくちゃ」と、紹介状を作成してもらうことにしました。先生に指示された看護師さんが「総合病院の乳腺科はすごく混んでいるから、すぐに初診の予約を取りましょうね」とその場で電話を入れてくださったのが心強く、そして温かく感じられ、印象的でした。私が紹介されたのは、さまざまながんの診断・治療にあたっている国指定のがん診療拠点病院。調べてみると乳腺科に力を入れていることがわかり、不安の中にも「頑張って行ってみよう」というポジティブな気持ちが生まれました。見つかってしまった…!左胸に乳がん総合病院に転院して1カ月がたち、私は診察室で、やさしい口調の穏やかな主治医の先生と向き合っていました。検査結果の画像データが映し出されたパソコンの画面を見ながら「詳しく調べていた左胸のここの部分、乳がんと診断されました」と、告知を受けました。先生が手書きの図解で丁寧に説明してくれるのを目で追いながら、頭の中では「告知をひとりで受けるって寂しいな……」「今ごろ夫が心配しているな……入院となったら負担をかけるな……」「仕事のスケジュールどうしよう。お休みをもらうしかないよね……」と考えをぐるぐると巡らせていました。最初は「がんになった自分」「周りに迷惑をかける自分」にショックを受けて落ち込んでいました。友人に報告すると「がんは残念だけど、見つかったことはよかった。がんになるのは仕方がない。検査して、見つけて、早く治療することだよ! 」と力強い言葉。「本当にその通りだ。もし乳がんが見つかっていなかったらと考えたほうがすごく怖い」と、ハッとしました。それからは「これでよかったんだ」と、入院、手術、治療に対し少しずつ肯定的な気持ちになり、前向きに進むことができました。私の入院は、年末年始をまたいだ12日間でした。手術は全切除(全摘出)術で、左乳房を喪失。この先数年間にわたる、ホルモン療法剤の服用開始。そこで生まれた不安や戸惑いは、そのつど納得がいくまで調べ、考え、一つひとつを乗り越えていきました。そして今、家族や友人、職場の人、医療スタッフさん、たくさんの方にサポートしてもらいながら、無事に日常生活を送っています。まとめ乳がんの発症ピークは、40〜50代の働きざかりの世代といわれているそうです。その乳がん患者さんとお話をする機会がありました。私と同じく働くママ、その上介護も加わった方、がん診断への恐怖心……受診をためらったさまざまな理由を聞きました。私はたまたま、がんの発生と検診のタイミングが合い、早期治療へつなげることができました。もし忙しさにかまけて検診に行っていなかったら……今とは違った状況になっていたかも知れません。全面的に協力してくれ、寄り添ってくれた夫。子どもながらに考え、励ましてくれた息子。家族とともに過ごせる時間に感謝し、これからも大切な人たちと一緒にいられるよう「体を大切にしていこう」と、思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。イラスト/サトウユカ著者/ショコカ(47歳)夫と小学1年生の男子の3人家族。産後の体形が戻らず、コロナ禍でさらに体重増加したのが悩み。日課は朝のラジオ体操とプロテイン飲料、夜は糖質ゼロのビール 。アラフィフの体とうまく付き合うため、仕事と家事のバランスを模索中。
2024年03月04日私生活と仕事を両立させる、『ライフワークバランス』を重視する人が増えた、現代社会。オフの時間はしっかりとリフレッシュし、仕事時間は心安らぐ私生活のために働くことで、互いにいい影響を与えるといわれています。2024年2月18日、X(Twitter)で注目を集めたのは、まさにライフワークバランスを最大限に尊重する店でした。整体院が告知した『スタッフ不在』の理由店頭とSNSで告知をしたのは、東京都新宿区にある整体院『整体ケアルラ』のアカウント(@msgCura)。この日、同店で働くスタッフは、どうしても会いたい人がいたため休暇をとった模様。仕事を休んででも、行かなくてはならない場所があったといいます。店頭に設置されたホワイトボードには、施術スタッフの『不在の理由』が書かれていたのですが…。ホワイトボードに書かれているのは、スタッフの『どうしても会いたい人』である、声優やアーティストの名前。そう、この日開催される、映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の公開記念イベントに参加するため、スタッフは神奈川県横浜市にある『パシフィコ横浜国立大ホール』に向かっていったのです…!『推し優先』をモットーに、スタッフ全員で趣味を満喫しながら整体院で働いている同店では、『推し休暇』という制度を採用。店は不定休であり、ウェブサイトでは休業日について「全員が推し優先のため、ライブやイベント、ゲームの新パッチ実装などの際は不在になることがあります」と述べています。ライフワークバランスを尊重し、楽しみながら働いていることが分かる同店の告知に、多くの人から称賛する声が相次ぎました!・理想の職場かよ!従業員の仲が良好なのが伝わってくる。・こういう休みは心の安定剤だよね。心身ともに健康で、素晴らしい!・書かれた面子を見て、秒で察した。同志よ…。これまでも、スタッフ全員で映画を観に行ったり、ゲームの発売日に休暇をとったりして、『推し休暇』を満喫してきた同店。休むべき時に、しっかりと心身ともにリフレッシュしているからこそ、利用者も癒すことができるのでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年02月19日女優の細川直美が15日に自身のアメブロを更新。乳がんの定期検診のために病院を訪れたことを明かした。この日、細川は「今日は半年に一度の乳がんの定期検診に来ています」と定期検診のために病院を訪れたことを報告し「慌てて出て来たから髪が…」と自身の写真を公開。「最近、半年に一度の定期検診が2つある」と明かし「それだけで、病院ばかり行っている気分になります」とつづった。続けて「やはり心配を抱えているより安心出来る方が良い」といい「少し面倒でも通う事にしています」と説明。「今日も何事もなく終わりますように」と述べ「暖かくなって来ました 皆様引き続き良い午後をお過ごしください」と呼びかけ、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お疲れ様でした」「検診は大切ですよね」「私も行きます」などのコメントが寄せられている。
2024年01月16日1980年代後半にアイドルとして活躍した女優の立花理佐が12日に自身のアメブロを更新。あまりにも深刻な様子の医師から病気の告知を受けた日を回想した。この日、立花は「病院へ」というタイトルでブログを更新し「ずっと行ってこいと言われたてたのに」「怖くて行けなかった」と説明。しかし、夫から「行こう!」と言われたそうで「やっと重い腰をあげて病院へ」と病院を受診したことを明かした。続けて「診察が始まってほんとすぐだった」と述べ「先生の顔色が変わり『すぐ検査するから!』と別室に」と説明。「検査結果わかったらすぐ連絡するから」と言われたそうで、検査後の自身について「一週間くらいかな?あまり覚えてなくて・・・」と振り返った。また「病院に来て下さいの連絡が」あったといい、医師から「がんです」と告知を受けたことを告白。「聞きたくなかった一言。でも不思議と冷静だった」と述べ「あまりにも深刻な先生に、笑顔で『私、死んじゃうんですか?』」と問いかけたといい、医師から「机をバン!って叩いて、『何言ってるの!!!』怒られた」とつづった。最後に、車で待っていた夫に「どうだった?」と問いかけられたといい「平気って感じで『がんだって』」と報告したそうで「その後ずっとお互いむごんだった・・・」と説明。「信号待ちで停まってる間」「見せたくなくて我慢してた涙が溢れてきて、必死に外をみて誤魔化したけど見られてるのわっかた」(原文ママ)と述べつつ、夫について「知らないふりしてくれた」と明かし「ありがとう」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月13日タレントの北斗晶が10日に自身のアメブロを更新。乳がんの転移後に欠かさず検診に行っていることを明かした。この日、北斗は「みんな~検診行ってる!?」と問いかけ、自撮りショットを公開。「ちゃんと行ってね!!」と呼びかけ「検診にしっかりいけば病気が見つかっても早期で済む可能性が高いから」とつづった。続けて、自身については「乳がんから脇に転移してたからびびって、欠かさず検診に行ってます!!」と明かし「ビビることって大切よ~」とコメント。「今日から数回に負けて病院」(原文ママ)と説明し「なんどやってもドキドキです」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「日々の体調管理は大事ですね」「結果、何もない事を願っています」「体のメンテナンスは必要ですね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月11日身近な乳がん。怖がらずに向き合おう。気になる乳がんの基本的な知識や、勘違いしがちなポイントを×クイズでチェック!教えてくれたのは、乳腺科医の島田菜穂子先生です。【問題1】しこりが見つかったら、ほぼ100%乳がんだ。答え…×がんではない可能性も大いにあります。まずは受診を。「しこり=乳がん」というイメージをもってしまいがちだが、むしろ、ほとんどの場合はがんではないのだとか。「そもそも腫瘍ではないケースが大半ですが、腫瘍だったとしても良性のことも。あるいは水が溜まっている膿疱というものの場合もよくあります。しこりがあると、怖くなってむしろ受診を避けてしまう人もいるのですが、乳がんじゃないことを確認するためにも受診することがいちばんの近道なのです。せっかく異変を見つけたのなら、その次の行動に移しましょう」【問題2】婦人科や皮膚科で乳がんが見つかることもある。答え…×おっぱいのことは、何をおいてもまず乳腺科に相談を。「乳腺科というものに馴染みがない人もいるかもしれません。でも、しこり、変色、痛みなど胸に何かしら気になるところがあるなら、まず最初に乳腺科を探して受診してください」受診した結果、たとえば皮膚の湿疹であれば、乳腺科の先生がちゃんと皮膚科を紹介してくれる。ほかの症状についても、内科、婦人科などしかるべきところにつないでくれるので、自分で勝手に判断する前に「おっぱいのことならひとまず乳腺科へ!」と覚えておけば安心。近くの病院を調べてみよう。【問題3】検診は毎年受けないといけない。答え…年齢や遺伝リスクによって検診の頻度も変わります。どの年代でも、乳がんになる可能性はある。だからといって、20代のうちから全員が検診を受ける必要はなく、一般的には40歳以降、毎年受けることが望ましいとされている。20~30代の検診の考え方は?「若い人の乳腺は発達していて、マンモグラフィでがんが写りにくい傾向があります。なので、30代前半くらいまでは、リスクが低い人なら超音波検査を勧められることが多いでしょう」人により胸の特徴やリスクが異なる点にも注意したい。年齢と関係なく乳腺が発達している高濃度乳房の人はマンモグラフィで写りにくいから超音波を勧められることもあるし、遺伝性乳がんのリスクがある人なら20代でもリスクに応じた画像検査を定期的に受けたほうがいい。「その後、検診をどのくらいの頻度で受けるかもリスクに応じて変わるので、医師のアドバイスを聞いてください。医師が勧める方法や頻度には、ちゃんと理由があります」【乳がん検診はどこで受けるの?】クリニック・自治体のがん検診・会社の健康診断が選択肢。症状や気になることがあれば、クリニックで任意型検診を受けるが、その場合の料金は自己負担となる。受診の際はマンモグラフィ検診施設・画像認定施設で、乳腺科の医師がいるところを選ぼう。例えば島田先生の「ピンクリボンブレストケアクリニック表参道」では、超音波、マンモグラフィ、視触診、セルフチェック指導のコースで1万8000円。検査当日に結果を聞くことができる。エコー(超音波)のみで後日結果が郵送されてくるコースなら4000円。一方、自治体(区市町村)が行うがん検診は40歳以降、2年に1回ペースで受けられる。料金の助成がある自治体も多いので、地元の保健所に問い合わせてみて。また、職場の健康診断でも、乳がん検診をオプションで追加できるところが増えている。健保によって年齢の要件などが違うので確認を。主な検診の流れ1. 問診もしあれば症状、胸の状態、家族歴、既往歴、生活スタイルなど、検査に先立って確認すべきことを問診票に記入し、医師と面談する。ちょっとしたことでも気になっていることは全部伝えるようにしよう。2. マンモグラフィX線で乳房の中を写す。0期のごく初期のがんも発見でき、石灰化(多くは良性だが、悪性の場合も)も見つけられるので有効な検査方法。乳腺が発達している若い人や高濃度乳房の人は、初期のがんをやや見つけにくい。3. エコー(超音波)石灰化は写らないものの、0期の乳がんを見つけられる。家族歴のない20~30代前半、妊娠の可能性がある人、高濃度乳房の人、体にあまり負担をかけたくない人などはマンモグラフィではなくエコーを優先する。4. 視触診乳腺科の専門医が胸を診て、触れて診察をする。医師は触診でがんかそうでないしこりかはある程度わかるので、画像と合わせて最終的な検診結果を伝えてくれる。自治体や会社の検診では視触診はないことが多い。【問題4】発見されたら、手術が必要だ。答え…がん細胞を取り除くのが「標準治療(※)」。乳がんの治療は、手術で胸の中のがんを取り除き、その後、放射線、抗がん剤、ホルモン療法などで全身へのアプローチと再発予防を続ける。0期のがんなら薬物療法は不要で治療の選択肢も広がるのだが、その場合でも患部のがん細胞を取り除くことが標準治療なので、手術はすることになる。「とはいえ、現在の治療では入院はたいてい3日程度です。長期入院をしたり、仕事を長くお休みしなければならないようなことは、手術の段階では心配いりません」※科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療を指す。【問題5】手術ではおっぱいは取らないといけない。答え…保険診療の範囲で再建も可能。乳房の手術には、温存(乳房部分切除)と全摘(乳房切除)の2パターンがあり、がんの大きさ、転移など状態によってその選択は異なる。全摘した場合の乳房再建は、今では保険診療内でできるので、左右の形が不揃いになる温存ではなく、あえて全摘を選んで再建するほうを希望する人もいるのだとか。「再建の技術も上がってきています。おっぱいを失ってしまうという恐怖心にとらわれすぎず、治療するうえでベストの方法を医師と相談しながら選ぶようにするといいでしょう」島田菜穂子先生「ピンクリボンブレストケアクリニック表参道」院長。筑波大学卒。渡米して研究し、帰国後はピンクリボン運動立ち上げに参加するなど、乳がん啓発活動も牽引。※『anan』2023年12月13日号より。イラスト・鈴木衣津子取材、文・黒澤 彩(by anan編集部)
2023年12月12日形やサイズも気になるけれど、何より大事にしたいのはおっぱいの健康。やっぱり気になる乳がんのこと、ちゃんと知っておきましょう。乳がん×クイズで基本的な知識や、勘違いしがちなポイントをチェック!教えてくれたのは、乳腺科医の島田菜穂子先生です。【問題1】かかりやすいのは40~50代だ。乳がんの年齢別罹患数(2019年、国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」)答え…60代以上の患者さんも増えています。5年ほど前までは、乳がん患者で多い年代といえば40~50代だった。ところが、今、私たちの親世代である60代以上の患者さんも増えているという。「全年齢層で増えているのですが、なかでも、ここ5年くらいで60代以上の人がかかることが増えてきました。欧米では以前から、年齢が上がるとともに罹患率も上がっていったのですが、日本人やアジア系の人は50代くらいに罹患率のピークがきて、それ以上の年代では徐々に下がっています。どうしてそこに違いがあるのか理由はわかっていませんけれど、近年は日本も欧米のようになりつつあるのかもしれません」だとすると、閉経後もずっと乳がんに気をつけていかなければならない。何歳になっても乳がん検診を受けることが常識になっていきそうだ。【問題2】男性でも乳がんになることがある。答え…かなり稀ですが、可能性はあり。女性の乳がんが9人に1人なのに対し、男性の乳がんは1000人に1人程度。乳がん全体の約1%といわれ、とても珍しいけれど実際にあることは知っておきたい。「男性が乳がんになることを知らない人も多いですよね。男性自身でも疑いもしない人がほとんどだと思いますが、男性にも乳腺がある以上、そこにがんができることもあるのです。たとえば、祖母や母など近親者が乳がんになったことがある場合は、男性でも遺伝性乳がんのリスクが上がります」【問題3】乳がんを予防する方法はない。答え…×ずばり、運動習慣が予防につながります!「運動習慣は、自分でできる唯一のリスク回避法といえます。乳がんと大腸がんについては、一定の運動量があればリスクが下がるというエビデンスが出ていますし、乳がんの再発予防にも効果的です」どのくらいの運動量かというと、1週間あたり、ジョギング程度の運動を1時間が目安。ジムなどで有酸素運動を20分×3回するだけでもいい。「実は、若い人の運動量の低下が問題になっています。できるだけ若いうちから運動習慣を身につけておくといいですね」【問題4】叔母さんが乳がんになったけど、自分には関係ないと思う。答え…×「遺伝性乳がん」のリスクが。早めの検診を。3親等以内の親族(母、祖母、おば等)が乳がんになった人は「遺伝性乳がん」のリスクが。「遺伝性というのは、乳がんに関してはもっとも大きいリスクです。しかも、遺伝性乳がんは20~30代など若くして発症しやすいのが特徴です」とくに(1)複数回乳がんになった場合、(2)左右両方の乳がんだった場合、(3)男性乳がんになった場合、(4)卵巣がんになった場合(遺伝性乳がんは卵巣がんのリスクも上げることがわかってきている)は、できるだけ若いうちから検診を受け始めたほうがいいという。「親族が発症した年齢マイナス10歳から検診を始めましょうというのがアメリカでのガイドライン。なので、その親族が何歳で乳がんになったかも聞きましょう。40歳未満だと自治体や会社の無料検診がないので、自分で乳腺科を受診して、必ず検診を受けてください」【問題5】セルフチェックでがんを発見できる。答え…毎日触れて、変化に気づくことが早期発見のポイント。乳がんは、体調の変化などがあらわれにくいので、乳房に変化がないか気づくことが早期発見のポイント。まだ検診を受けていない若いうちから自分の胸に触れてセルフチェックを習慣にしたい。島田先生は、お風呂上がりなどのルーティンで毎日触れるのがポイントだと話す。「病気を見つけるつもりのセルフチェックは怖いし億劫かもしれませんが、もっとシンプルに、いつもと違うところがないかどうかだけを気をつければいいんです。体を洗いながら素手で触れてみたり、お風呂上がりにボディクリームを塗りながらちょっと意識してみるだけでOK。月に1度ちゃんとやるとかではなく、とにかく毎日触れる。そうすれば、異常があったときに気づけます」ピンクリボン運動でも「ブレスト・アウェアネス」といって、「気づき」の大切さを伝えていく活動が重視されているという。日々のボディケアの一部として習慣にしてみよう。【お風呂で簡単セルフチェック】洗顔、シャンプーといった当たり前の習慣のひとつに、胸のセルフチェックを。あれ?と思うことがあったら、乳腺科を受診しよう。チェックポイントはここ!・クリクリと動くしこり・ゴツゴツして動かないしこり・痛み・分泌物(ミルク状、透明、赤色、褐色)・皮膚のへこみ、ひきつれ入浴時に乳房を触ってみるいちばん手軽で、続けられる方法はお風呂で体を洗うときに素手で触れること。ボディソープの泡で滑りもよくなるのでスムーズにセルフチェックできる。乳頭の周りを押して分泌物が出ないかチェック乳首から分泌物が出るときは、乳がんとは限らないけれど何かしらの異常のサイン。月に1度くらいの頻度で、痛くない程度に押してたしかめてみよう。鏡の前に立って乳房を見るお風呂上がりがおすすめ。腕を上げて頭の後ろで組み、乳房の形、左右の違いを見る。くぼみやひきつれ、乳首の変色がないかどうかも目視でチェック。“の”の字が基本乳房と左右反対側の手の指の腹を使って、乳首を中心に“の”の字を描きながら手を滑らせていくイメージ。乳房の外側、腋のあたりまでまんべんなく触っていく。島田菜穂子先生「ピンクリボンブレストケアクリニック表参道」院長。筑波大学卒。渡米して研究し、帰国後はピンクリボン運動立ち上げに参加するなど、乳がん啓発活動も牽引。※『anan』2023年12月13日号より。イラスト・鈴木衣津子取材、文・黒澤 彩(by anan編集部)
2023年12月12日乳がんと診断された私。受けた手術や治療内容のほかに、抗がん剤治療による副作用、術後のリンパ浮腫の発症についても紹介します。乳がんと診断されたのは30代半ば私が乳がんと診断されたのは、30代半ばです。左胸の乳首付近が硬くなっていたので、念のために近所の乳腺外科を受診しました。クリニックで受けた検査は、乳房超音波検査のエコーです。女医さんが私の胸を触って、触診もおこなってくれました。すると、その女医さんから針生検(組織の一部を採取し、調べる組織診の一種)を勧められたのです。何度も出向くのは面倒だったので、その日のうちに針生検を受けました。後日、結果を聞くためにクリニックを訪れてみたところ、女医さんから別の病院を受診して治療を受けたほうが良いと言われました。そのときは、はっきりと「がんです」とは言われませんでした。ただ、がん専門病院の紹介状を受け取った時点で、自分が乳がんだということを悟りました。がん専門病院でいきなり告知紹介状を持ってがん専門病院を訪れると、担当の男性医師から「乳がんですね。切除したほうがいいでしょう。その前に抗がん剤をやりましょう」と言われました。いきなり告知をされた上に、治療のスケジュールを説明されたので、動揺している暇もありませんでした。その後は、腫瘍内科の先生と相談して、術前抗がん剤治療を半年間受けることになりました。幸いなことに抗がん剤が効いたので、腫瘍が1cmほどに縮小しました。抗がん剤治療後は、左胸の全摘手術を受けました。これですべての治療が終わったと思ったら、なんと放射線治療も受けることになったのです。さらに、抗がん剤のハーセプチンと呼ばれる分子標的薬(病気の原因となっている特定の分子にだけ作用するように設計された治療薬)を1年間打つことになったので、金銭的な負担も大きいものに。さらに、それだけでは治療が終わりませんでした。ホルモン療法も受けることになったため、LH-RHアゴニスト製剤(卵巣を刺激する脳の下垂体の働きを抑えることで、エストロゲンの分泌を減らし、乳がん細胞の増殖を止める薬)を5年間を打ち、乳がんの増殖を抑える薬であるタモキシフェンという飲み薬を10年間飲み続けなくてはなりません。乳がん治療がこんなに長くかかるとは思いもしませんでした。髪の毛が抜けて味覚もおかしくなった術前抗がん剤治療中は、髪の毛が全部抜け落ちました。そのほかに感じた副作用は、味覚障害、むくみ、だるさ、便秘、吐き気などです。手術では左胸を全摘した際にリンパ節をすべて取ったので、術後に軽度のリンパ浮腫(がんの治療部位に近い皮膚の下に、リンパ管に回収されなかったリンパ液がたまってむくんだ状態のこと)を発症。乳がんは一生付き合い続けなければならない病気だと実感しました。まとめ乳がんと診断されてから、術前抗がん剤、左胸の全摘手術、放射線治療、分子標的薬などの治療を受けました。現在は、ホルモン療法中です。なんでこんなにたくさんの治療を受けなければならないのだろうと思ったこともありましたが、受けられる治療が多いのはそれだけ治療の選択肢が多いことと思い、今ではラッキーだと感じています。しばらくは病院通いが続きそうですが、寛解を目指して頑張るつもりです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/ 新見 正則先生(新見正則医院 院長)1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年、英国オックスフォード大学にて移植免疫学における医学博士号を取得。2002年より帝京大学医学部博士課程の指導教授を勤める。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。外科医、免疫学者、漢方医として活躍し、現在は世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」の啓蒙普及のためにがん、難病・難症の治療をおこなっている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』 『しあわせの見つけ方予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通』文/市古みかん著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年12月03日乳がんとは乳がんは乳房内にできる悪性の腫瘍です。「乳管」という母乳(乳汁)を運ぶ器官から発生する「乳管がん」が多いですが、母乳をつくる「小葉(しょうよう)」から発生する「小葉がん」もあります。乳がんは「非浸潤(ひしんじゅん)がん」と「浸潤(しんじゅん)がん」に分けられます。非浸潤がんは、がん細胞が発生した場所にとどまっていますが、浸潤がんになると、がん細胞が増殖して乳房の周りの組織に入りこみ、血管やリンパ管を通って全身に移行します。乳がんになりやすい人とは?日本では乳がんが増えており、2016年には9万人の女性が乳がんにかかったといわれています。乳がんによる死亡数も増加傾向にあり、2016年は約1万4千人となりました。乳がんは30歳代から増え始め、40歳代後半から50歳代前半でピークを迎えますが、どの年代でも発症する可能性はあります。乳がんの発生には女性ホルモンのエストロゲンが深くかかわっています。エストロゲンの分泌量が多い期間が長く続くほど、乳がんの発症リスクが高く、「初潮の年齢が早い」「妊娠や出産の経験がない」「閉経が遅い」という人は注意が必要です。また、遺伝的な要因もあるとされ、乳がんにかかった家族がいる人も発症のリスクが高まります。乳がんの症状とは?検診の流れは?乳がんの症状乳がんのおもな症状は乳房にできる「しこり」です。このほか、「ひきつれる」「乳房や乳首がえくぼのようにくぼむ」「湿疹」「ただれ」「乳頭の先から血の混じった分泌液がでる」といった症状もあります。乳がんのセルフチェック乳がんは自分で発見できる可能性が高いため、月に1回は乳房のセルフチェックをしましょう。乳房の表面を指4本でさわってしこりがないか確認したり、鏡の前に立って目で乳房の様子を観察したりします。生理前は乳房が張りやすいため、生理が始まって1週間後くらいに行います。乳がんの定期検診を受けよう乳がんは早期に発見できれば、ほとんどが治るといわれています。普段からセルフチェックをするだけでなく、2年に1回は定期検診を受けましょう。検診では、乳房を見てさわって診断する「視触診」、乳房に超音波をあてる「超音波検査(エコー)」、乳房専用のX線装置を使う「マンモグラフィ検査」が行われます。マンモグラフィ検査によって、乳腺内に石灰化(カルシウムの沈着)があるかどうかを確認できます。石灰化の原因にはさまざまなものがあり、石灰化が良性なものか、がん細胞によるものなのかを精密検査で調べることになります。乳がんの精密検査の内容は?マンモグラフィや超音波検査でがんが疑われる場合には、精密検査をします。乳がんが疑われる箇所に細い針を刺して細胞を採取する「細胞診」、やや太めの針で組織の一部を採る「組織診」などがあります。乳がんの診断乳がんは進行の程度によって病期(ステージ)が決められています。「しこりの大きさはどれくらいか」「周囲のリンパ節(せつ)に転移しているか」「乳房から離れた臓器に転移しているか」という要素を総合的に判断し、ステージ0からステージ4までに分類されます。ステージ0はがん細胞が乳管内にとどまっている極めて早期の「非浸潤がん」で、ステージ4は肺や脳、骨などの臓器に転移している状態です。乳がんの治療法乳がんは治療法がどんどん進歩しており、しこりの大きさが2cm以下でリンパ節への転移がないステージ1ならば、約90%の人が治るとされています。早期がんの場合には、乳房温存手術で乳房を部分的に残せる場合が多いようです。また、治療後に妊娠・出産をしても乳がんが再発しやすくなることはありませんし、赤ちゃんに何か異常がでる可能性が高くなるということもありません。乳がんの治療は手術、放射線治療、薬物療法の中から、患者の希望やステージにあった方法を選んで組み合わせて行います。手術乳がんの治療は手術でしこりを取り除くのが基本です。手術法は「乳房温存術」と「胸筋温存乳房切除術」に大きく分けられます。「乳房温存術」はしこりと乳房の一部分、リンパ節を切除します。乳房を残せるため、最近では手術の6割がこの方法で行われているようです。「胸筋温存乳房切除術」は胸の筋肉を残し、乳房とリンパ節を切除する方法で、「全摘」「乳房切除」とも呼ばれます。手術と同時に「センチネルリンパ節生検」という検査を行うことがあります。センチネルリンパ節とは、乳房からがん細胞が転移する際に、最初にたどりつくリンパ節のことです。検査でそこへの転移がないとわかれば、乳房周囲のリンパ節を切除する「リンパ節郭清(かくせい)」を行わず、リンパ節を残すことができます。乳がんの手術を行うと、「腕や肩を動かしにくくなる」「腕や手がむくむ」といった症状があらわれることがあります。「手術の傷あとをみるのがこわい」「乳房の形が変わってつらい」など、精神的なショックや苦痛を感じる女性も多いようです。手術で乳房が失われた場合、患者の脂肪・筋肉またはシリコンなどの人工物を使って新たに乳房を形成する「乳房再建術」を希望することもできます。放射線治療温存した乳房やリンパ節でがんが再発するのを防ぐため、その部分に放射線を照射して、がん細胞の増殖を抑えます。副作用として皮膚の炎症や食欲不振、肺炎のような症状がでることがあります。薬物療法薬物療法は、手術前にがんを小さくしたり、手術で取りきれなかったがん細胞の増殖を抑えたりするために行います。他の臓器への遠隔転移がある場合や再発した際には、延命や症状を緩和するのが目的です。「ホルモン療法」、抗がん剤を使う「化学療法」、がん細胞にピンポイントで作用する「分子標的治療」があり、がん細胞の特徴によって分類される「サブタイプ分類」をもとに、どの薬剤を使うか決めていきます。女性ホルモンのエストロゲンの影響で増殖が活発になるがん細胞に対しては、ホルモン療法でエストロゲンの働きや生成を妨げます。使われるホルモン剤はLH-RHアゴニスト製剤や抗エストロゲン薬で、副作用として更年期障害のような症状がでる場合があります。化学療法は、抗がん剤を使って全身にちらばっているがん細胞を死滅させたり、増殖を抑えたりする療法です。作用が異なるいくつかの抗がん剤を組み合わせると、がん細胞をより効果的に攻撃できます。抗がん剤は正常な細胞も傷つけてしまうため、白血球の減少による感染症、脱毛、吐き気などの強い副作用を伴います。分子標的治療は、がんの増殖にかかわっている特有の因子の働きを薬で阻害する治療法です。乳がんには、HER2(ハーツー)というタンパク質の働きを妨げる「トラスツズマブ」という抗がん剤が使われます。正常な細胞にはほとんど影響を与えないため、副作用は一般的に軽度ですが、発熱や悪寒があらわれることがあります。乳がんを治療しない選択はできる?乳がんの女性の多くは、たとえ部分的であっても自分の乳房が切り取られてしまうことや、抗がん剤の強い副作用などに心も身体も苦しみます。治療がうまくいったようにみえても、数年後に再発するのではないかと不安に感じながら暮らす人もいるでしょう。そんななか、最近では乳がんの治療をしない女性もいるそうです。乳がんを治療しないと決めた女性たち乳がんと診断されても、手術、放射線治療、薬物療法の3大治療を行わない「無治療」を選択した女性は少なからずおり、ネット上ではそうした女性のブログがいくつか公開されています。緩和ケアを受けて痛みをやわらげている人や代替療法を行っている人もいますが、無治療を数年間続けたのち3大治療を開始したというケースも多いようです。彼女たちが治療しない選択をした理由は「がんが悪いものだとは思えず、共存しようと思った」「抗がん剤に抵抗を感じた」「手術で乳房をなくしたくなかった」「延命するのが自然ではないと思った」など人によってさまざまです。乳がんを治療しないとどうなる?乳がんの無治療で有名な女性に吉野実香さんという方がいます。2009年にステージ3で余命2年と宣告された吉野さんは、「副作用に苦しんで、再発におびえるくらいならこのまま普通に生活して自分らしく最期を迎えたい」という思いから無治療を選択しました。彼女のブログは多くの人に読まれる人気ブログとなり、テレビにも出演するなど、彼女の生き方は大きな反響を呼びました。吉野さんは2017年6月現在、月に1回ホスピスに通い、モルヒネで痛みを抑えていると言います。がん細胞が皮膚から飛びだし、大量に出血するといった症状とも付き合いながら、自分で納得して選んだ生き方を貫いています。吉野さんのように、自分のライフスタイルを優先して無治療を選択することは不可能ではありませんが、がんの進行が早まるなどデメリットが多くあることは否めません。もしも治療しないと決めた場合は、がんの進行の程度を常に診てもらえて、悩みをすぐに相談できる主治医は見つけておくべきでしょう。乳がんと向き合う方法を考えようもしも自分が乳がんだとわかったら、どんな女性でも「今後どうなってしまうのだろう」と不安に感じるでしょう。治療の方法にも悩むかもしれませんが、決断を焦らないでくださいね。乳がんは比較的進行が遅いがんだといわれています。がんに関する情報をしっかりと収集し、主治医以外の医師の意見もセカンドオピニオンとして聞くなどし、自分が本当に納得できる方法を見つけましょう。現在のがん医療は、患者の生活の質(QOL)を維持・向上すること、つまり、がんに伴う心や身体の苦痛をやわらげ、その人らしく暮らせるようケアすることを重視しています。「抗がん剤は使いたくない」など特定の治療法を避ける人から無治療を選択する人まで、がんとの向き合い方は人によってさまざま。「自分は何を大切にしたいか」ということを考え、医師に伝えていってくださいね。ままのて限定!無料相談でプレゼントがもらえる万が一がんにかかってしまった場合、できるだけ治療に専念したいですよね。がん保険や医療保険のなかには、女性特有のがんに備えることができるものもありますよ。「保険見直しラボ」や「保険見直し本舗」では、がん保険をはじめとする保険選びの相談をすることができます。それぞれにメリットがあるので、どちらも利用してみて最終的に自分に合ったほうを継続しても良いですね。特選グルメギフトが選べる!保険見直しラボ「保険見直しラボ」は、自宅や勤務先、近所の喫茶店などどこでも来てくれるので、遠出できない妊婦さんや子どものいるママでも安心です。ままのてのキャンペーンページから無料相談予約をし、面談後にアンケートに回答すると、選べる特選グルメギフトが必ずもらえます。面談日程は最短10分で決まるので、気軽に申し込むことができますよ。・店舗来店不要。自宅や勤務先・近所の喫茶店などどこにでも来てもらえる。・平均業界歴12年以上のベテランコンサルタントに相談できる。・約30の保険会社から、一番お得な保険プランを比較検討できる。・何度相談しても無料なので、納得がいくまで検討することができる。ストローボトルがもらえる!保険見直し本舗「保険見直し本舗」では、手続きから加入後のアフターフォローまでしっかりサポート。今、キャンペーンページからの相談予約で子どもに嬉しい「SKIP HOPのストローボトル」がもらえます。無理な勧誘はなく、現在加入している保険がぴったりの場合は、継続をおすすめされることもありますよ。・取扱保険会社の数は業界No.1。たくさんの保険の中からぴったりのものを提案。・すべてのサービスを無料で利用でき、保険料も高くならないので安心。・多くの店舗にキッズスペース完備。自宅で相談も可能。
2023年10月04日認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動、所在地:大阪市鶴見区今津南2丁目6番3号、代表:田中 完児)は、休日の日曜日に「乳がん検診(マンモグラフィー検査など)」を受けられるよう、全国の医療機関と協力して、毎年10月第3日曜日に『J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)』を行っており、今年は2023年10月15日の日曜日に実施することをお知らせいたします。J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)は、子育て・介護・仕事・家事などで忙しく、平日に検診に行くことが難しい女性の皆様が、乳がん検診(マンモグラフィー検査など)を受診できる環境づくりへの取り組みです。2023年ポスター2023年サイト画像J.M.Sの詳細URL: J.POSHのURL : ■「J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)」実施の背景乳がん罹患者数は、女性がんのトップになり、亡くなる方の数は年々増加傾向にあります。その理由のひとつに、40歳以上の方の乳がん(特にマンモグラフィー)検診の受診率の低さがあると言われています。対象女性の乳がん検診(マンモグラフィー検査など)を受けない理由の中に「平日は忙しいから、休日でも検診が受けられればいいのに」という声が多いのです。そこで、認定NPO法人J.POSHでは、受診率アップには「検診を受けやすい環境づくり」が重要と考え、その取り組みとして毎年10月の第3日曜日に全国の医療施設で乳がん検診(マンモグラフィー検査など)ができる「J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)」を提唱し、多くの医療施設に参加いただいています。現時点(9月17日)の参加施設数は昨年を若干上回っております。新型コロナも5類感染症へと位置づけされましたが、受診率はまだ低迷しているようです。この機会に乳がん検診(マンモグラフィー検査など)を多くの方に受けていただければと思います。■実施概要実施日 : 2023年10月15日(日)参加施設一覧 : J.M.Sについて: 申込方法 : 上記URLから、お申込みをお願いいたします 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月22日~新たなクルージング事業の実施と社会実験としての告知イベントを実施中です~香川県小豆島エリアにて交通・観光連携型事業の新規クルージング事業を実施中biid株式会社(以下、ビード。本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:松尾 省三Web: )は、国土交通省観光庁が公募している、交通・観光連携型事業(地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化Web : )に採択されました。2023年8月から12月末まで、香川県小豆島エリアにて新たなクルージングプランを策定し、サービスインを行うと同時に、告知していくための社会実験の実施を実施中です。交通・観光連携型事業(地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化)とは交通事業者と観光分野の事業者等が連携して 地域全体の魅力及び収益力の向上を図る取組を支援旧来型の日本の観光産業の課題と観光ニーズ多様化を踏まえて、日本の観光地・観光産業は、ポストコロナを見据えた「高付加価値で持続可能な観光地域づくり」の実現が求められています。交通・観光連携型事業(地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化)の目指す姿本事業は、交通事業者が軸となって、地域の観光関係者と連携しながら、観光地への誘客、地域内の周遊性の向上、観光地としてのブランド力の強化に資する地域一体となった取組を支援するものです。\クルージング無料体験イベント詳細ページ/小豆島のプライベートビーチ付きコテージホテル「シータイガーアイランドイン小豆島」 : クルージングプランのご予約はこちら : ビードの事業目的香川県小豆島エリアは、本州や四国からフェリーで行き来する離島となっており、綺麗な海や緑豊か大自然に囲まれた環境です。しかし、短時間・少人数で利用可能な遊覧船や海上交通が盛んになっておらず、地域性を観光業に活かしきれていないという問題があります。そのため、気軽に利用できる海上交通・遊覧の活性化を図ります、綺麗な海や緑豊かな大自然に囲まれた景色を楽しめるようなラグジュアリーなチャーター船でクルージングを提供しています。海上交通・遊覧の活性化を図る事業海上観光を盛り上げることができれば、環境資源を生かすことができ、かつ今までにはない新たな観光手段を開発することができます。それらを達成することを目的に、観光エリアを海上でつなぐ周遊を造成・実施したデイクルーズに加え、平日の閑散時期を有効活用し、家族連れや、カップルなどの30〜60代の年齢層の観光客をターゲットとしたチャーター形式のプランを造成し実証することで、新しい体験機会を創出するとともに海上交通・遊覧の活性化を図ります。計画概要プライベートチャータークルージング無料イベントの実施シータイガーアイランドイン小豆島を出発して「小豆島の自然豊かな景観を堪能して海上観光楽しめる」をテーマにしたクルージングプランです。家族連れや、カップルなどの30〜60代の年齢層の観光客をターゲットにした、プライベートチャータークルーズといった非日常感のあるクルージングプランです。今までにはない新たな小豆島観光の楽しみ方や非日常体験をお楽しみいただけます。また、海上のクルージングだけでなく、海で泳いだり船上でBBQを行うなどのアクティビティも含めた自由に遊ぶことのできる体験もでき、海上で様々な形でお楽しみいただけます。そしてこの度、8⽉〜12⽉末までの平日限定で、「香川県小豆島エリアのプライベートチャータークルージング無料イベント」を実施しています。プロモーションの実施昨今では、2021年に総務省が発表した「令和2年通信利用動向調査(Web: )」前世代でのSNS利用率が約70%となっており、SNSを利用していない人の方が少ないという状況になっています。事業成功において、SNS運用の重要性は非常に高いと考えられます。そこで、「香川県小豆島エリアのプライベートチャータークルージング無料イベント」を一般客のお客様やインフルエンサーへ向けて行い、事業実施期間中に、複数回にわたり宣伝のための無料イベントを実施しています。知名度アップならびに集客の土台作りを狙い、集客と広告配信を行います。乗船いただいた一般のお客様やインフルエンサーにインスタグラム等のSNSで、サービスタグを付けた投稿を依頼し、リーチ数を増やすことを検証指標とします。リーチ数を増加させることで、認知度が上がり、今回の事業後も継続して、海上観光を目的としたサービス提供が出来る形へとして参ります。本事業の後の計画このようなクルージングプランを事業終了後も高価格高付加価値サービスとして運用していけるよう目指していき、海上観光を盛り上げ、環境資源を生かすことができ、かつ今までにはない新たな観光手段を開発し、新しい体験機会を創出するとともに海上交通・遊覧の活性化を図ります。詳細情報実施主体:biid株式会社実施場所:香川県小豆郡小豆島町吉田 37-1\クルージング無料体験イベント詳細ページ/小豆島のプライベートビーチ付きコテージホテル「シータイガーアイランドイン小豆島」 : クルージングプランのご予約はこちら : 会社概要会社名: biid株式会社代表者名: 代表取締役松尾 省三所在地: 〒251-0035神奈川県藤沢市片瀬海岸1-12-4電話番号: 050-2018-0924HP: 事業内容: マリーナ、ビーチハウス等の施設運営、マリン関係アイテムの販売、レンタル 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月15日~新たなクルージング事業の実施と社会実験としての告知イベントを実施中です~大阪湾にて交通・観光連携型事業の新規クルージング事業を実施中biid株式会社(以下、ビード。本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:松尾 省三Web: )は、国土交通省観光庁が公募している、交通・観光連携型事業(地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化Web : )に採択されました。2023年8月から12月末まで、大阪市此花区の大阪湾エリアにて新たなクルージングプランを策定し、サービスインを行うと同時に、告知していくための社会実験の実施を実施中です。交通・観光連携型事業(地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化)とは交通事業者と観光分野の事業者等が連携して 地域全体の魅力及び収益力の向上を図る取組を支援旧来型の日本の観光産業の課題と観光ニーズ多様化を踏まえて、日本の観光地・観光産業は、ポストコロナを見据えた「高付加価値で持続可能な観光地域づくり」の実現が求められています。交通・観光連携型事業(地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化)の目指す姿本事業は、交通事業者が軸となって、地域の観光関係者と連携しながら、観光地への誘客、地域内の周遊性の向上、観光地としてのブランド力の強化に資する地域一体となった取組を支援するものです。\クルージング無料体験イベント詳細ページ/大阪湾のクルージング無料乗船体験イベント : クルージングプランのご予約はこちら : ビードの事業目的大阪市此花区は、大阪湾に面しています。しかし、観光客が海上観光を楽しむ体制がほとんどなく、大阪湾に面しているという地域性を観光業に活かしきれていないという問題があります。海上観光を盛り上げることができれば、環境資源を生かすことができ、かつ今までにはない新たな観光手段を開発することができます。それらを達成することを目的に、観光エリアを海上でつなぐ周遊を造成・実施したデイクルーズに加え、平日の閑散時期を有効活用し、国内外の富裕層やインバウンド観光客、隣接ホテルの宿泊客をターゲットとしたチャーター形式のプランを造成し実証することで、新しい体験機会を創出するとともに海上交通・遊覧の活性化を図ります。計画概要プライベートチャータークルージング無料イベントの実施大阪北港マリーナを出発して「通常では味わえない、プライベートな景観を楽しむ」をテーマにしたクルージングプランです。国内外の富裕層やインバウンド観光客、隣接ホテルの宿泊客をターゲットにした、プライベートチャータークルーズといった特別感のあるクルージングプランのため、今までにはない新たな大阪観光の楽しみ方や非日常体験をお楽しみいただけます。また、海上のクルージングだけでなく、海で泳いだり船上でBBQを行うなどのアクティビティも含めた自由に遊ぶことのできる体験もでき、海上で様々な形でお楽しみいただけます。そしてこの度、8⽉〜12⽉末までの平日限定で、「大阪湾のプライベートチャータークルージング無料イベント」を実施しています。プロモーションの実施近年では、2021年に総務省が発表した「令和2年通信利用動向調査(Web: )」前世代でのSNS利用率が約70%となっており、SNSを利用していない人の方が少ないという状況になっており、事業成功において、SNS運用の重要性は非常に高いと考えられます。そこで、「大阪湾のプライベートチャータークルージング無料イベント」を一般客のお客様やインフルエンサーへ向けて行い、事業実施期間中に、複数回にわたり宣伝のための無料イベントを実施しています。知名度アップならびに集客の土台作りを狙い、集客と広告配信を行います。乗船いただいた一般のお客様やインフルエンサーにインスタグラム等のSNSで、サービスタグを付けた投稿を依頼し、リーチ数を増やすことを検証指標とします。リーチ数を増加させることで、認知度が上がり、今回の事業後も継続して、海上観光を目的としたサービス提供が出来る形へとして参ります。本事業の後の計画このようなクルージングプランを事業終了後も高価格高付加価値サービスとして運用していけるよう目指していき、海上観光を盛り上げ、環境資源を生かすことができ、かつ今までにはない新たな観光手段を開発し、新しい体験機会を創出するとともに海上交通・遊覧の活性化を図ります。詳細情報実施主体:biid株式会社実施場所:大阪府大阪市此花区常吉2-13-18\クルージング無料体験イベント詳細ページ/大阪湾のクルージング無料乗船体験イベント : クルージングプランのご予約はこちら : 会社概要会社名: biid株式会社代表者名: 代表取締役松尾 省三所在地: 〒251-0035神奈川県藤沢市片瀬海岸1-12-4電話番号: 050-2018-0924HP: 事業内容: マリーナ、ビーチハウス等の施設運営、マリン関係アイテムの販売、レンタル 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月15日女性の乳房の疾患には、乳がん以外にもさまざまなものがあります。早めに気づいて対処したいですよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Rさんの場合……私の場合は、線維腺腫でした。25歳くらいのときに、左胸の上にしこりのようなものをみつけました。お風呂上りで体を拭いていたときに、偶然しこりに触れたように感じたので、触ってみるとしっかりと感じ取れました。大きさは1〜2cmくらいで痛みはありませんでした。どんな治療を受けましたか?乳がんを疑い、かかりつけの婦人科で受診しましたが、詳しいことはわからず大きな病院の乳腺外科を紹介されました。そこで触診、マンモグラフィー、CT検査、組織の採取などの精密検査を受けました。その結果、乳がんではなく線維腺腫という良性の腫瘍であることが判明。経過観察をしながら20年以上経ちますが、乳がんに変化することはありません。乳房にしこりを感じたら、まずは最寄りの乳腺外来のある病院で受診してみるとよいと思います。婦人科でもよいのですが検査できる項目に限界があるので、できればそこから大きな病院を紹介してもらうとよいでしょう。世の女性陣へ伝えたいことは?まず乳房にしこりを見つけたら、すぐに最寄りの乳腺外科か婦人科で受診してみてください。「しこり=乳がん」と思ってしまいがちですが、私のように良性の腫瘍である場合も少なくはありません。仮にがんだったとしても、早期発見ならば完治も望めます。どうか恐れずに速やかに受診してください。読者からの感想は『怖いです。妊娠出産、授乳なども経験しているので体に負担もかかっている自覚もあるので少しでも違和感があれば受診しようと思いました。』『私自身もしこり=乳がんと言う認識だったので、線維腺腫という病気を初めて知りました。』『しこりは全て悪性だと思っていました。ですが油断せず、違和感を感じたらすぐに受診しようと思います。』『定期的な診断をする習慣がないと、医者に行くということにハードルが高くなり、大事な初期の兆候を逃す可能性が高くなりますよね。心配しすぎるくらいがむしろちょうどいいと思う。』など、さまざまなコメントが読者から寄せられました。違和感を覚えたら早めに受診をRさんがお風呂上がりに見つけたしこりは、線維線種だと判明したようです。事前にかかりつけ医を見つけておくと、いざというときに相談しやすいかもしれませんね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月31日Tempalayが、9月6日(水) にリリースするアナログレコード盤『from JAPAN 3』の告知映像を公開した。今回アナログレコード化される『from JAPAN 3』は、過去にリリースされた『from JAPAN』および『from JAPAN 2』の名前を継承しつつも、インディーズ時代の楽曲を今のTempalayのサウンドで再録音。代表曲からライブでも定番となっている楽曲、隠れた名曲まで全10曲が収録されている。公開された映像は、昨年『from JAPAN 3』をリリースしたものの、音楽サブスクを使用しておらず、まだ聞けていないおじいちゃんのため、Tempalayから手紙とレコードが届くという内容。喜びのあまり踊り出すおじいちゃんの姿も収められている。Tempalay『from JAPAN 3』アナログ盤 告知映像<リリース情報>Tempalay『from JAPAN 3』LP9月6日(水) リリース価格:5,500円(税込)Tempalay『from JAPAN 3』アナログ盤ジャケット【収録内容】■Side A01. 続・JOE02. 続・Austin Town03. 続・my name is GREENMAN■Side B04. 続・sea side motel05. 続・Festival■Side C06. 続・新世代07. 続・革命前夜08. 続・かいじゅうたちの島■Side D09. 続・New York City10. 続・Have a nice days club予約&配信リンク:関連リンクオフィシャルサイト:::
2023年08月30日2023年8月29日、音楽デュオ『バブルガム・ブラザーズ』のメンバーであり、ミュージシャンのブラザー・コーンさんがInstagramを更新。男性としては珍しい乳がんのステージ2と診断されたことを明かし、今後の予定と心境についてつづりました。『バブルガム・ブラザーズ』ブラザー・コーン、乳がんステージ2を公表今回の件を『人生第5の試練』と称した、ブラザー・コーンさん。左胸に謎のしこりがあり、病院を受診したところ、がんが発覚したといいます。乳がん患者は女性が大半ではあるものの、まれに男性も罹患することがあります。一般的に、男性の患者は乳がん全体のわずか1%なのだとか。ブラザー・コーンさんは、今回の件について正直な想いを明かしています。この度、私Bro.KORN(ブラザーコーン)は左胸にシコリが出来、病院で検査を受けたところ乳癌と診断されました。乳癌は男性では本当に珍しいらしく、自分でも寝耳に水でした。がしかし、この現実を真摯に受け止め、この乳癌の治療に専念する事にいたしました。この先ですが抗がん剤治療の副作用があまりにも酷い場合以外の仕事は体調次第で出来る限りやる方向でいきますのでよろしくお願いします。今年はバブルガムブラザーズの40周年ライヴ、そしてバースデーライヴ、レコーディング等々、スケジュールが詰まっておりますがとりあえず、治療〜完治を優先しようと思いますので、それまでファンの皆様、少々お時間を下さい。バブルガムブラザーズ40周年ライヴ、バースデーライヴ他を楽しみにしていた皆様、そしてライヴハウス様、イベンター様、スポンサー様、スタッフ様には、大変ご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません。現在のところ、乳癌の症状はステージ2で、早期発見出来たため、なんとか命には別状ないと主治医から告げられておりますのでご安心ください。本人は元気です。ただ、抗がん剤治療の副作用が予想以上に大きく、つらい治療に耐える日々が続いておりますので来年また元気なブラザーコーンの復帰まで応援よろしくお願いします。今年、68歳を11月に迎え、その後70歳を超えても、まだまだ歌える限りずーっと歌い続けたいと思っております。人生は死ぬまで試練だと思い、乗り越えてみせます。サンミナ、シクヨロbro.kornーより引用 この投稿をInstagramで見る 近藤信秋(@bro.korn)がシェアした投稿 部位に関わらず、がんの発覚には誰もが強いショックを受けるもの。また、抗がん剤による治療はさまざまな副作用があるため、心身ともに大きな負担がかかります。幸い、比較的早く発覚したため、速やかに抗がん剤治療を開始することができたブラザー・コーンさん。それでも、治療によってつらい日々を送っているといいます。大変な闘病生活を送る中、ブラザー・コーンさんは持ち前の明るい性格で「これからの人生がますます面白くなる前触れ。違う毒を楽しもう」とコメント。きっと、『バブルガム・ブラザーズ』のファンや、同じようにがんと闘っている人を元気付けるためでもあるのでしょう。ブラザー・コーンさんの発表に対し、ネットでは応援する声が相次いでいます。・コーンさん、無理せずゆっくりと休んでください。復活を待っています!・そうか、男性も乳がんになるんだよな…。ハッとさせられた。・前向きなコメントが本当にかっこいい!今後も応援しています。男性の乳がん罹患に対しても、多くの人から驚く声が上がった、今回の発表。女性よりも検査の機会が少ないため、男性の乳がんは早期発見が難しいともいわれています。少しでも違和感を覚えたら、できるだけ速やかに医療機関にかかりたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年08月29日「うちの子にはまだ分からないかも」と先延ばし療育センターでの発達検査により、「発達障害の傾向がある」と医師から診断されたのは長男が3歳のとき。このころはまず自分が受け止めきれていなくて、毎日泣いてばかりでした。長男が5歳後半になってようやく私の気持ちに一区切りつき、「本人にも伝えた方がいいよね」と思うようになりました。理由は、あとになって言うより早いうちに言った方がショックが少なくてすむかもと思ったから。もっと言うと、成長してから伝えたときに「なぜもっと早く言ってくれなかったの」と責められるかもしれないと思ったからです(私ならきっと親を責めてしまう)。Upload By 星河ばよ「よし、長男が年長さんになるまでに言うぞ!」ところがいざ伝えようとすると、発達障害について5歳の長男が理解できるように伝えるには、どんな言葉で説明すればいいのか分からず、口がモゴモゴしてしまいました。「よし、小学生になるまでに言うぞ!」小学生になったらなったで、「まだ長男には理解できないかもしれないなぁ…」などと、どんどん先延ばしにして、気づけば長男は5年生になっていました。私はもともと先延ばし癖があるのですが、本当にわれながら何をやっているんだろうと思いました。ところがあきらめかけたそのころ、”そのとき”が訪れたのです。Upload By 星河ばよぼく、障害があるの?長男は3年生ごろから登校渋りを始め、学年が上がるごとに徐々に欠席する日も増えていきました。多いときは毎週のように休んでいた月も。長男が5年生になった7月のある日、学校を休んだ長男を誘って、気晴らしに2人でドライブに出かけました。「どこ行くの?ママー♪」すっかりご機嫌な長男を乗せ、車を走らせました(長男は登校前はショボンとして元気がないが、欠席することが確定したとたんご機嫌になる)。「ところで最近学校を休みがちだけど、何か心配事でもあるの?」と私が尋ねると、長男はスンと押し黙ってしまいました。「人間関係…お友達関係のことで悩んでたりする?」学校に行きたがらないのは人間関係のせいでは?とすぐに思ってしまう私です。と言うか自分がそうです(以前、人間関係が理由でパート先を変えました)。私はもう一歩踏み込んで聞いてみました。「前から気になっていたんだけど、特別支援学級と通常学級の行き来について、クラスのお友達から何か言われたりする?」※長男の小学校では、おもに国語と算数を特別支援学級で受け、それ以外の科目を通常学級で受けるスタイルです。すると長男はキョトンとした顔で「え?何も言われないよ」と返してきました。長男のその様子から、本当に言われていないんだと思いました。私はお友達のみんなに感謝したい気持ちでした。ところが長男は何かを察したようです。「ママ、もしかしてぼく…障害があるの?」新たな発見長男にこう尋ねられたとき、私は胸がズキンとしました。同時に、何て答えればいいのか、なるべく長男を傷つけずに、真実を告げるにはどうしたらいいのか、頭をフル回転させたのですが、次の瞬間出てきた言葉はたった一言「うん」でした。私は長男が自分に障害があるとわかってショックを受けてしまうのではと思いましたが、笑顔で「そっかぁー」とだけ言っていました。その様子に私が驚きながら、「なんで驚かないの?」と聞くと、「特別支援学級には障害のある子が何人かいるんだ。それでなんでぼくはここにいるんだろうと思ってた。ぼくにも障害があるんだね」とスッキリした笑顔で返してきました。私は今までずっと言えなかったことを謝りました。それから発達障害のことをできる限り分かりやすく説明しました。長男は「教えてくれてありがとう」とニッコリ笑顔で言いました。少し驚いた様子ではあったけれど、悲観する様子はまったくなく、新たな発見をした、と言う感じでした。私は正直、すごいなと思いました。Upload By 星河ばよおわりに発達障害のことを長男に言えたとき、「ヤッター!ついに言えたぞー」と心の底から安堵しました。と同時に、私は自分で勝手に荷物を重くしていたのかなと思いました。思えば長男が発達障害があるかもしれないと知って一番ショックを受けていたのも、受け入れるのに時間がかかったのも私一人だけ。夫や実母も義母もじつにすんなり受け入れています。つくづく私は一人で悩み続けてしまう性格だと思い知らされました。長男本人は笑顔で受け入れていたのにね。長男は来年中学生になります。どんな日々が待っているやらまだまだお互いに不安だらけですが、引き続き私も一緒に成長していけたらと思います。執筆/星河ばよ(監修:初川先生)お子さん本人への告知のエピソードをありがとうございます。ばよさんの長男くんの場合は、本人から「障害があるの?」と聞いてきたのですね。5年生くらいだと周りの状況も見えてくるので、そういうこともあるでしょう。さて、障害告知についてですが、さまざま悩ましいポイントがあるなと感じます。まずは、「障害」と伝えるかどうか。「障害」が何であるか分かるお子さんと、まだ分からない年齢のお子さんもいると思います。また、「障害」にはネガティブなイメージ(レッテル)が先に立って認識される場合もあります。そのあたりをどう考えておくか。そして、大事なのは障害かどうかを伝えることなのか、というポイントもあります。例えば、まだ自分自身の特性や得意不得意について、よく認識ができていない状況で、「障害」とだけ伝えるのが本人にとって自己理解が深まるのかどうか、ということです。こういうときにこう困りやすい。こんな苦手さがある。こういうことは特に苦手だから周りの人に助けてもらうことも必要みたいだ。逆に、こういうことはとても得意である。そうした自分の得意不得意や陥りがちな困りごとを日常生活の中で日々のエピソードを振り返りながら積み上げてゆき、自分はこんな人間だということを知っていくこともとても大切です。苦手さが生活に支障を来したり、自分や周りの人が時にとても困ってしまうこともある場合に、それを障害と呼ぶんだよ、という流れは1つあるかなと感じています。また、障害告知は一度伝えたらおしまいというものでもありません。一度にわーっと説明しても咀嚼できないかもしれません、また、どれほど伝え方を考えていても、想定した通りに伝わるとも限らないので、様子を見ながら、誤解したようなら修正したり言葉を足したりしながらしてゆくものでもあるように思います。いろいろポイントは書いてきましたが、告知の正解パターンというのはないと思います。保護者の方の受け取りや認識もさまざまで、お子さんの受け取りもまたさまざまだろうからです。一般に、主治医の先生に相談したり、スクールカウンセラーや相談機関の心理職に相談したりしながら準備される方も多いです。どうしてゆくか悩ましいときは相談しながら、ご自身の考えを言葉にしてゆくプロセスも一手です。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年07月12日36歳のときに乳がんの告知を受け、治療を続けている現在37歳のMegさん。YouTubeチャンネル「乳がんサバイバーMeg」で乳がんに関する情報を幅広く発信しています。Megさんは乳がんが判明する前、あまり自分のことを大切にしていなかったそう。病気になってからこれまでの生活を見直し、自分を労わることを考えるようになりました。今回は、Megさんが乳がんを発症してからやめた生活習慣をご紹介します。★関連記事:【387万回再生】乳がんサバイバーが語る! 見逃したくない乳がんの9個のサイン忙しい=充実ではない20代のころから、当たり前のように残業をしていたというMegさん。30代になっても終電近くまで働くこともあったそうです。また、帰りの時間が遅くなるため自分の時間だけではなく、同居している親とコミュニケーションを取る時間さえもありませんでした。そんな生活を続けていた最中、乳がんが判明。これまでは、忙しい=充実していると思っていましたが、Megさんはここで初めて体へ負担がかかっていたことに気付きます。体のために、まず仕事を定時で切り上げる習慣をつけました。そのおかげで、今では時間に余裕ができ、家族とゆっくり過ごすことができているそうです。また、お風呂へ携帯を持ち込んで長風呂することもやめたそうです。乳がんが判明する前のMegさんの入浴時間は1時間以上!お風呂場で携帯を見ながら、あれこれしているという状態になっていたため、リラックスするはずのお風呂の中でも常にせわしなくしていたようです。そのため、せっかくお風呂に入っても疲れは取れないままでした。乳がんと闘っている今は、お風呂に持ち込むのは水のみ。Megさんの場合、治療中に血行が良くなりすぎるとむくみやすいため、湯船に浸かる時間も10分に減りました。湯船に浸かっている間は深呼吸をしたり鼻歌を歌ったりと、リラックスすることを心がけているそうです。睡眠時間もしっかり確保!Megさんには、日ごろから常に携帯をいじってしまう習慣がありました。さらに、SNSで海外の人との交流もあったため、時差の関係で深夜0時を過ぎても携帯をいじる日々が続いていたのだとか。朝6時には起きなければいけないのに深夜3時まで携帯をいじることもあったそうです。今では携帯のスリープ機能を活用して、23時以降には携帯を使えないようにしています。そうすることで、きちんと睡眠時間を確保するようにしているのだとか。抗がん剤の治療を始めてからは体力が格段に落ち、疲れや眠気を感じる状態が続いていたというMegさん。症状が良くなったかと思っても、強い疲れや痺れなどが体に残り、常に気力と体力を奪われていたのだそうです。そんなときは何もできず、何も考えられず、ただ眠るしかなかったそう。ただ、そうしてしっかりと寝ることができていると、少し体調が良くなることもわかったのだとか。このことがきっかけで、人生で初めて睡眠を大切にしようと思ったそうです。適当ではなく丁寧にこれまでは、顔や体のスキンケアを適当にしており、自分にかける時間が少なかったというMegさん。しかし何も考えずにボーッと湯船に浸かっている時間は、例え10分間という短時間であったとしても、1日の疲れをリセットできると気付きました。そのため、体調が良い日はなるべく入浴剤を入れた湯船に浸かってリラックスしているそうです。また、左胸の手術痕を泡でやさしく洗ったり、ボディークリームを使ってゆっくりマッサージしたり、丁寧にケアするように。今では、自分に対して「適当」をやめて「丁寧」を心がけているのだとか。特にスキンケアには時間をかけるようになったのだそう。マッサージしながら胸のセルフチェックをし、手術痕を見ながら「よく頑張ったね」と自分で自分を褒めるようにしているのだそうです。まとめ乳がんサバイバーMegさんが、乳がん告知後にやめたことをご紹介しました。自分の心と体のケアは、健康に過ごすことにもつながります。自分のやりたいことや仕事も大切ですが、リラックスしたり休んだりする時間も同じように大切なのですね。Megさんは、他にもやめたい習慣がいくつかあるそう。時間をかけて自分と向き合い、より自分を大切にしていけるようになると良いですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。★関連リンク:乳がんサバイバーMeg(外部リンク)画像提供・協力/Meg著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年06月21日女性の乳房の疾患には、乳がん以外にもさまざまなものがあります。早めに気づいて対処したいですよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Rさんの場合……私の場合は、線維腺腫でした。25歳くらいのときに、左胸の上のほうにしこりのようなものをみつけました。お風呂上りで体を拭いていたときに、偶然しこりに触れたように感じたので、触ってみるとしっかりと感じ取れました。大きさは1〜2cmくらいで痛みはありませんでした。どんな治療を受けましたか?乳がんを疑い、かかりつけの婦人科で受診しましたが、詳しいことはわからず大きな病院の乳腺外科を紹介されました。そこで触診、マンモグラフィー、CT検査、組織の採取などの精密検査を受けました。その結果、乳がんではなく線維腺腫という良性の腫瘍であることが判明。経過観察をしながら20年以上経ちますが、乳がんに変化することはありません。乳房にしこりを感じたら、まずは最寄りの乳腺外来のある病院で受診してみるのとよいと思います。婦人科でもよいのですが検査できる項目に限界があるので、できればそこから大きな病院を紹介してもらうとよいでしょう。世の女性陣へ伝えたいことは?まず乳房にしこりを見つけたら、すぐに最寄りの乳腺外科か婦人科で受診してみてください。「しこり=乳がん」と思ってしまいがちですが、私のように良性の腫瘍である場合も少なくはありません。仮にがんだったとしても、早期発見ならば完治も望めます。どうか恐れずに速やかに受診してください。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたら早めに受診をお風呂上がりに見つけたしこりは、線維線種だと判明したRさん。Rさんは偶然しこりが見つかって婦人科で受診しましたが、皆さんも違和感を覚えたら早めに受診しましょう。事前にかかりつけ医を見つけておくと、いざというときに相談しやすいかもしれませんね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月15日乳がんの早期発見のために日頃からセルフチェックを心がけている方もいるでしょう。違和感があると「何か疾患が隠れているのではないか」と不安になることもありますよね。そこで今回のMOREDOORでは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。「しあわせの見つけ方予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」Oさんの場合……私の場合は乳管内乳頭腫でした。20代半ば、お風呂上がりに体を拭いていたときに、胸にしこりのようなものがあることに気づきました。「乳がんだったらどうしよう」と思い、ネットで検索しながらしこりを探しましたが見つからなかったので、乳がんではないのかもと思い直しました。どんな治療を受けましたか?婦人科で診てもらい、やはりしこりがあるということで大学病院の乳腺外科を紹介されて行きました。細胞レベルの検査を何度かしましたが、腫瘍が悪性か良性か判断できなかったので、セカンドオピニオンで別の大きな病院へ。結局、手術をしてしこりを取りました。世の女性陣へ伝えたいことは?おかしいなと思ったらすぐ病院に行った方がいいです。定期検診も忘れずに。自分でマッサージをしながらしこりがないかチェックすることも大切です。結局良性でしたが、はっきりすると安心できるので、早めに取り除いてもいいと思います。傷も残りませんでした。(47歳/専業主婦)違和感を覚えたら婦人科へお風呂上りに胸のしこりに気づき、乳腺外科を受診したOさん。その結果、病院で手術を行い乳管内乳頭腫と判明しました。皆さんもお風呂上りのセルフチェックや定期的な検診で、早期発見につながるよう心がけてみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月05日乳がんのがん細胞は女性ホルモンであるエストロゲンの影響によって増殖するといわれています。閉経するとエストロゲンは減少するはずですが、乳がんの好発年齢はなぜか閉経が近い更年期世代なのです! なぜこのような矛盾が生まれているのでしょうか。乳がん啓発の「ピンクリボン運動」にも勤しむ新見正則先生にお伺いしました。教えてくれたのは……新見正則先生(新見正則医院院長)新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年、英国オックスフォード大学にて移植免疫学における医学博士号を取得。2002年より帝京大学医学部博士課程の指導教授を勤める。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。外科医、免疫学者、漢方医として活躍し、現在は世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」の啓蒙普及のためにがん、難病・難症の治療をおこなっている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』★関連記事:乳がんの発見が遅れる可能性が!? 40代女性の約6割の胸に潜んでいる「デンスブレスト」の正体とは閉経するとリスク増加?男性ホルモンが変化する更年期世代になると、エストロゲンの生成が少なくなることでさまざまな更年期症状が現れます。乳がんのがん細胞に影響するエストロゲンが減るにもかかわらず、乳がんの第1ピークは40代後半から50代前半とされています。一体なぜ閉経後も乳がんのリスクは低下しないのでしょうか?「閉経すると卵巣からエストロゲンは生成されなくなるものの、脂肪細胞によって男性ホルモンがエストロゲンに変換されるようになります。そのため、エストロゲンが減らず乳がんリスクが生まれてしまうのです。乳がんは二層性のピークがありますが、なぜピークが2回あるのか原因はわかっていません。しかし、乳がんの第1ピークが閉経前後の40〜50代なのに対し、第2ピークが閉経後の60代以降になるのは男性ホルモンが女性ホルモンに変化することが影響しているかもしれないと言えるでしょう。閉経後に肥満体形になった人は、閉経前から肥満体形の人に比べてはるかに乳がんのリスクが高まりますので、閉経後の体形には気を付けたほうが良いでしょう」(新見先生)乳がんになりやすい人とは生理の回数が多い!新見先生いわく、肥満傾向にある人は乳がんを発症しやすいそうです。他にはどんな人が乳がんになりやすいのでしょうか?「生理の回数が多い人は乳がんになりやすいです。例としては初潮が12歳未満、閉経年齢が55歳以上の方ですね。ただ、なぜ生理の回数が多ければ乳がんのリスクが高くなってしまうのか、原因は解明されていません。また、早期閉経や月経過多と乳がんの因果関係も見つかっていません。しかし、生理の回数と乳がんの発症率は大きく関係しているといわれています。子どもがいる人はその分生理の回数が少なくなりますので、乳がんのリスクは多少低くなります」(新見先生)生理の回数以外では何かありますか?「これも原因不明ではありますが、40歳以上の人は乳がんのリスクが高くなっています。そして、飲酒量や喫煙量の多い人も乳がんのリスクは高いです。喫煙はがんの大敵で乳がん以外の病気にも影響してきます」(新見先生)セルフチェックで乳がん予防おすすめはお風呂場!乳がん検診はマンモグラフィー検査と超音波(エコー)検査を1年ずつ交互に受けることが良いのだそう。病院での検査以外にも、月に1回のセルフチェックで乳がんを発見できる可能性があります。おすすめの方法を2つ紹介します。★お風呂場でのセルフチェック・鏡の前に立って、両手を真っすぐ上に伸ばして胸を観察します。・正面、側面、斜めの3方向から、乳房や乳頭の変形や左右差、へこみ、ただれなどがないかを確認し、乳頭を軽くつまんで血清分泌液(血のような分泌液)の有無を確認します。・ボディーソープを胸や脇の下につけて触ることで、なめらかに指が滑ってしこりが確認しやすくなります。親指以外の4本指で乳房表面を「の」の字を描くようにゆっくりと動かしましょう。★ベッドでのセルフチェック・肩甲骨の下に枕やバスタオルなどを置き、あお向けで胸を張るようなポーズを取ります。すると、乳房が平たく引き伸ばされて小さなしこりなどにも気付きやすくなります。・寝たまま片方の腕を真っすぐ頭上に伸ばし、反対側の親指以外の4本指で乳房を軽く圧迫してしこりなどがないか調べましょう。「セルフチェックはお風呂の中で鏡を見ておこなうことをおすすめします。触り方については『の』の字を描くようにしてもらっても良いですし、十字を切るように触ってもらっても大丈夫です。要はまんべんなく全体を強弱を付けて触るということが大切です。それから、乳がんは大きくなると皮膚にくっ付いてきます。するとその部分がたわむようになります。なので両手を上に挙げて、胸に左右差があれば乳がんからのサインです。セルフチェックは生理後の胸が張っていない時期が良いでしょう。毎日でも構いませんが、月に1回、自分の胸が柔らかいときがベストタイミングです。しこりだけではなく、胸を押したときに乳頭から血液のような血清分泌物が出たときも受診が必要です」(新見先生)まとめ現在、日本人女性の10万人は乳がんだとされています。月1回のセルフチェックや年1回の検診で乳がんを予防・早期発見・早期治療できるようにしたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。イラスト/山口がたこ著者/監修/ 新見 正則先生新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年、英国オックスフォード大学にて移植免疫学における医学博士号を取得。2002年より帝京大学医学部博士課程の指導教授を勤める。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。外科医、免疫学者、漢方医として活躍し、現在は世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」の啓蒙普及のためにがん、難病・難症の治療をおこなっている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』
2023年05月28日36歳で乳がんステージ2の告知を受けたMeg(メグ)さんは、YouTubeチャンネル「乳がんサバイバーMeg」で乳がんに関するさまざまな情報を発信しています。今回は、Megさんが実際に感じた乳がんの初期症状を詳しくご紹介。一般的な乳がんの初期症状に加え、Megさんが感じた乳がんと関係している可能性のある体の違和感を解説します。★関連記事:「しこりがあるね」腫瘤って何!? 大きな病院を紹介され #乳がん検診でしこりが見つかった話 1乳がんは身近な病気乳がんは、乳房にある乳腺の組織にできる悪性腫瘍のこと。乳がんの約90%が乳管という母乳の通り道から発生し、約5~10%が母乳を作る小葉で発生します。進行すると乳房の周りのリンパ節、骨や肺にも転移する可能性もあるといわれています。現在、日本人女性の9人に1人が乳がんになると言われており、日本だけではなく世界でもメジャーな病気の一つになっています。乳がんは早期発見、治療をおこなえば治るがんではある一方で年間1万人もの方が乳がんで命を落としています。もし乳がんになれば乳房の摘出手術をおこなわなければならなくなってしまうかも……。女性にとって乳房を摘出することは考えるだけでも胸が痛みます。そんな乳がんの初期症状にはどんなものがあるのでしょうか?一般的な乳がんの初期症状は?多くの方が感じる乳がんの初期症状は以下の4つだそうです。・しこり・痛み・乳頭からの分泌物・乳房の変形乳がんの初期症状で代表的なのがしこり。しこりが柔らかくて動くと良性、硬くて動かないものは悪性と言われていますが、自己判断は禁物です。Megさんは最初のうちは柔らかかったしこりがだんだん硬くなり、摘出するころには2cmの大きさにまで成長し、脇のリンパへの転移も見られたそう。胸だけではなく、脇の下にもしこりのようなものを見つけたらすぐに病院へ行きましょう。また、胸周辺や脇の痛み、乳頭から分泌物などがある場合も注意が必要です。痛みにもさまざまな種類がありますが、刺すような痛みやズキッとするような痛みを感じたら迷わず病院を受診したほうが良いそうです。乳頭からの分泌液はすべてが乳がんにつながるわけではありませんが、片方の乳頭のみから分泌液が出たり、血が混じったような赤茶色の液体が出たりする場合は乳がんの初期症状の可能性もあります。その他にも、胸にくぼみができて皮膚が引きつられるような症状も乳がんの初期症状である可能性があります。自分の胸を鏡で見たとき、左右の胸を見比べて形に違和感がある場合は、自己判断をせず病院で一度診てもらうようにしましょう。これも乳がんの症状なの?一般的な乳がんの初期症状に加え、Megさんは以下の5つの症状も感じていたそうです。・生理不順・すぐに風邪を引いてしまう・平熱が34~35度台と低い・よく熱が出る・常に胃の調子が悪いMegさんは生理不順だったものの、病院では異常なしと診断されていたそう。低用量ピルを飲んでも2カ月に1回、ひどいときには半年に1回しか生理が来なかったそうです。ようやく生理が来たと思っても、経血量は極端に少なく、痛みだけがひどいという特徴があったのだとか。また、平熱がいつもより低くなるという症状もあったそうで、常に35度台、ひどいときは34度台まで下がることもあったのだとか。平熱が下がっていたことで、Megさんは日常的に冷えやむくみに悩まされていたそうです。がん摘出の手術をしてからは平熱が36度台に戻ったそうなので、平熱が下がっていたことも乳がんと関係していたのではないかと思ったそうです。さらに体調不良になりやすいという症状も顕著(けんちょ)になっていたそう。1年を通してよく熱を出したり、体調を崩したりしていて、体調が良くなってもまたすぐ発熱したりしていたそうです。常に気分が悪い状態が続くことも多く、ちょっとしたことで胃が痛くなったり、毎日のように吐くことが続いたりしていたのだとか……。36歳でがんを告知されるまでの10年間、謎の体調不良が続いていたMegさん。さまざまな病院で診てもらうも原因はわからないままでしたが、がんを告知されて初めてすべてがつながったそうです。実際に主治医に聞いてみても、どの症状も乳がんとの関連性を否定はできないと言われ、Megさんはこれまで感じていた症状は乳がんが原因だったのではないかと思っています。まとめMegさんが感じた乳がんの初期症状を9個ご紹介しました。乳がんを発症した今、振り返ってみると体からさまざまなSOSが出ていたようですね。乳がんは他のがんと比べると比較的見つけやすく、早期発見だと10年後の生存率は90%以上ともいわれています。今回のMegさんの実体験の内容を参考に、少しでも気になる症状が見られる方は早めに病院への受診を検討してみてはいかがでしょうか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。▼今回の動画はこちら!★関連リンク:乳がんサバイバーMeg像提供・協力/Meg著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年05月25日現在、女性の9人に1人が発症するといわれている「乳がん」。女性にとって乳がんはとても身近な病気の一つです。乳がんの発症率のピークは40〜50代なのだそう。乳がんとは一体どんな病気なのか、早期発見する方法はあるのか、がんに詳しい新見正則先生にお伺いしました。教えてくれたのは……新見正則先生(新見正則医院院長)新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年、英国オックスフォード大学にて移植免疫学における医学博士号を取得。2002年より帝京大学医学部博士課程の指導教授を勤める。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。外科医、免疫学者、漢方医として活躍し、現在は世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」の啓蒙普及のためにがん、難病・難症の治療をおこなっている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』★関連記事:「しこりがあるね」腫瘤って何!? 大きな病院を紹介され #乳がん検診でしこりが見つかった話 1発症率は30代後半から増加ピークの山場は2つある日本における乳がん患者数の推移 ※出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)乳がんの罹患者は99%が女性とされており、男性でも1000人に1人が罹患するといわれています。そんな乳がんには、発症のピークとなる年代が2つあるのだとか。「乳がんには二層性のピークがあり、40代後半から50代前半にかけて発症率のピークを迎えます。そして60代以降にもう一度発症率が高まります。そもそも、がんは高齢者に多い病気です。高齢者になるほど遺伝子の修復以上が起きやすく、がんを超早期で退治する免疫力が低下します。しかし、乳がんは比較的若い40代から発症率が増える傾向にあります。乳がんにはさまざまなタイプがあり、サブタイプというがん細胞が持っている性質で分類しています。40代からのピークと60代以降のピークでサブタイプを比較しても、あまり差異がなく、二層性のピークがある理由の解明には至っていません。なので、なぜ乳がんの発症率が40代から高まるのか、原因はわかっていません」(新見先生)こんな症状には要注意!乳頭から血が出る!?乳がんの症状といえば、しこりを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。新見先生によると、乳がんの症状にはしこり以外にも目に見てわかる症状があるとのこと。一体どのようなものなのでしょうか?「しこり以外の症状としては、乳輪や乳頭の皮膚が赤くなったりただれたりすることもあります。血清分泌物という分泌物が乳頭から出ていたら、乳がんを疑ったほうが良いですね。これは血液の分泌物なので、血液のような赤色の液体です。母乳のようなミルク色であったり、透明な液体ではありません。不思議なことに、乳がんでは痛みを感じることがあまりありません。胸が痛いという患者さんの9割が、がんではないと診断されます。そのため、しこりが一番わかりやすい症状だと思います。胸の中にビー玉のようなコリコリッとしたものを感じたら病院を受診したほうが良いでしょう」(新見先生)もし乳がんだと診断されたら、どのような治療をおこなうのでしょうか?「がんの状態によって異なります。まず、乳がんは大きく2種類に分けられます。1つ目は、非浸潤がん。これはがん細胞が乳管や乳腺小葉にとどまっていて、乳房の外にがんが広がっていない状態です。この場合、多くの方は乳房の部分切除もしくは全摘出の手術で完治することがほとんどです。2つ目は、浸潤がん。非浸潤がんとは違って、乳管や乳腺小葉の周囲にまでがんが広がっている状態を指します。浸潤がんの場合は他の部分に転移する可能性があり、手術以外にも抗がん剤や放射線での治療が必要になってきます。もし妊娠中に乳がんが判明しても治療は可能です。子どもを諦める方も多いですが、治療や子どもをどうするかは自分の意思と主治医との話し合いで決めてください」(新見先生)乳房の摘出手術をおこなった場合、再建は必ずできるものなのでしょうか?「基本的には再建ができないということはありません。例えば骨にまでがん細胞が浸潤してしまっていたりして別の治療が必要な場合は、再建よりも先に治療をおこないます」(新見先生)乳がんは予防できるの?検診を受けることが大切乳がんで死亡する人は年間1万人を超えるのだそう。できるだけ早期発見、早期治療したいものですがどうすればいいのでしょうか?「ブレスト・アウェアネスという乳房を意識する生活習慣があります。まずは、自分の乳房の状態を知ること。入浴や着替えのときなどに自分の乳房を見たり触ったりして、今はどういう状態なのかを確認してください。そして、しこりや皮膚の異常など乳房に変化がないか気を付けましょう。変化に気付いたら放置するのではなく、すぐに病院を受診してください。また、40歳になったら乳がん検診を受けると良いでしょう。マンモグラフィーと超音波(エコー)検査では発見できる乳がんの種類が異なりますので、1年ずつ交互に検査を受けることをおすすめします。乳がん検診を受けることもブレスト・アウェアネスの1つです。日ごろから自分の乳房の状態がどんな感じなのか、いつもと変わりはないか気を付けることは乳がんの早期発見につながります」(新見先生)まとめ更年期世代にとって、乳がんはいつ発症してもおかしくない病気です。自分の胸の状態を知り、検診を欠かさないことで少しでも重症化のリスクを防ぐことは大切です。検診を忘れていた! という人は一度行ってみるといいかもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/監修/ 新見 正則先生新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年、英国オックスフォード大学にて移植免疫学における医学博士号を取得。2002年より帝京大学医学部博士課程の指導教授を勤める。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。外科医、免疫学者、漢方医として活躍し、現在は世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」の啓蒙普及のためにがん、難病・難症の治療をおこなっている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』
2023年05月25日インターネットが発達し、世界中に情報を拡散できるようになった現代社会。便利である一方で、これまで行われていた人と人との直接的な関わりが減り、少しさびしい気持ちを覚えることもあります。また、パソコンの普及に伴って、手書きの文字を見る機会も減った現代だからこそ、『アナログなコミュニケーション』に対し、ひと昔前以上に温かみを感じるのではないでしょうか。『休業中の銭湯』の貼り紙に…そんな『アナログなコミュニケーション』の温かみが伝わる光景をTwitterに投稿したのは、ヒデ(@TOKYOSNOWDOME)さん。ある日、東京都荒川区にある銭湯『帝国湯』の前を通ったところ、店が貼り紙を掲示しているのを目にしました。1916年に開業し、『レトロ銭湯』として親しまれている同施設。メンテナンスのため、2022年4月から休業をしています。店頭には、利用者に向けた、営業再開に関する手書きの貼り紙が。そして、貼り紙の一番下に目をやると…。再開が待たれる三河島の帝国湯の貼り紙に心温まる書き込みが。 #帝国湯 pic.twitter.com/NyDZFYBR4c — ヒデ(特殊スノードーマー) (@TOKYOSNOWDOME) March 27, 2023 レトロかつ温かみのある雰囲気で、地元住民を含む多くの『銭湯好き』に愛されている、同施設。貼り紙につづられた「営業再開に向けて準備をしている」という告知に対し、利用客は喜びを伝えずにはいられなかったのでしょう。「わーい!お待ちしています!」というメッセージからは、施設への深い愛や、営業再開に対する期待が伝わってきますね。利用客からの温かい声援は、ちゃんと施設の耳にも届いているようで、『帝国湯』のTwitterアカウントはこのようにコメントをしています。本当に有難い事ですお待ちいただいているお客様に以前と変わらずの帝国湯を楽しんで頂けるように頑張ります!— 帝国湯 (@TeikokuY1916) March 27, 2023 営業再開に向けて、着々と準備を進めている『帝国湯』。メンテナンスを終えたあかつきには、きっとまた、施設を訪れた人たちに癒しと笑顔を与えてくれるのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年04月02日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、乳がん検診でしこりが見つかったときの話を描いたマンガを紹介します。2年ぶりの乳がん検診で右胸に充実性腫瘤(じゅうじつせいしゅりゅう)があることが判明したエェコさん。マンモグラフィーとエコーによる再検査を受け、医師からの診断を待つだけとなりました。がんだったらどうしようかと思うエェコさんに告げられたのは……。★前の話検診先から紹介された病院でマンモグラフィーとエコー検査を受けたエェコさん。大きなトラブルもなく検査は進み、あとは医師から検査結果を聞くだけになりました。医師から検査結果を告げられたエェコさんは、病院を出て涙を流しながら夫に電話をかけました。このころちょうどニュースでは、アナウンサーの小林麻央さんが乳がんで亡くなったことが報道されていました。母をがんで亡くしていた私は「もしがんだったらどうしよう」という不安を抱えており……。診断待ちの間は悪いことばかりを考えてしまっていました。検査の結果は……がんの心配はないということでした。充実性腫瘤は何らかの細胞成分で満たされた腫瘤なのだそうで、その中身が悪いものであればがんの可能性を疑ったりするのだそうです。しかし、私の場合はそういうことはなく、今後は年に1回検診を受けるだけで大丈夫だと言われました。母の姿を見ていた私にとって、現段階で乳がんの可能性を否定してもらえたことは安心につながりました。再検査までの1カ月間、不安や恐怖で精神的にもつらかった私。夫に電話をしたとき、緊張の糸が切れて思わず泣いてしまいました。このことを受け、乳がんだけではなく子宮がんの検診なども受けるようになりました。自分や家族のためにも、健康に生きることは本当に大事だと思わされた経験でした。--------------医師から検査の結果、がんの心配はなく今後は年に1回検診を受ければ大丈夫だと言われたエェコさん。このことを受け、エェコさんは家族や自分のためにも定期的な検診が必要だと感じたそう。自分の体がどういう状態なのか知ることはとても大切ですから、検診を受けていないという人はこの機会に受けてみてはいかがでしょうか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月16日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、乳がん検診でしこりが見つかったときの話を描いたマンガを紹介します。2年ぶりの乳がん検診で胸にしこりがあることが判明したエェコさん。大きな病院を紹介され、再検査をすることになりました。ついに再検査の日を迎え、緊張と不安を抱えながら病院を訪れるとやさしそうな放射線技師の方が出迎えてくれました。そんな放射線技師に対し、エェコさんが心を傷める事態が発生し……。★前の話エェコさんは右胸に充実性腫瘤(じゅうじつせいしゅりゅう)が見つかりました。「もしがんだったらどうしよう……」と不安に思いながら、マンモグラフィーとエコーによる再検査を受けることに。まずはマンモグラフィーをおこなうことになりました。痛いことで有名なマンモグラフィーですが、エェコさんが痛みを感じたのは胸ではなく、心のほうだったそうです。待ちに待った再検査の日がやってきました。この日まで「がんだったら……」と不安になったり「私は子どもたちのために生きる!」と前向きになったり、情緒不安定な日々を過ごしていました。初めてのマンモグラフィーで緊張していたのですが、技師さんはとても丁寧な人で親しみやすく必要以上に緊張せずに済みました!検査着に着替え、早速検査開始。マンモグラフィーでは乳を驚くほどぺったんこにさせられたのですが、想像していたよりも痛くなくしゃべる余裕もありました。技師さんいわく、年に一度くらい巨乳でうまく撮ることができないことがあるのだとか。それから、大きさに関係なく生理前など胸が張っているときは痛いみたいです。胸はまったく痛くなかったのですが縦に胸を挟む際、おなかの肉が邪魔をしてうまく挟めず……。肉を引っ込める作業を技師さんに2回もさせてしまい、心が痛くなってしまいました(笑)。痩せたい……! と強く思わされた出来事でした。マンモグラフィーの後、エコー検査をおこないあとは結果を待つのみになりました。--------------初めてのマンモグラフィーで不安はあったものの、滞りなく検査を進めることができたエェコさん。しかし、縦方向に胸を挟むときにおなかの肉まで挟んでしまいそうになり、放射線技師に肉を引っ込められたのだとか。そのとき、エェコさんは自分の体形のせいで……と申し訳なく感じてしまったそう。相手にとってはよくあることなのかもしれませんが、恥ずかしいやら申し訳ないやら……複雑な気持ちになってしまいますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月11日