アイケアと乳酸菌の京都企業がコラボ株式会社わかさ生活とクロレラ食品ハック株式会社が初コラボした商品『ブルーベリーアイ 乳酸菌飲料』が3月25日から、全国(沖縄・九州を除く)のスーパー・ドラッグストアなどで順次発売される。近年は、情報通信機器の浸透による目の酷使に伴いアイケアが重要視されている。また、健康意識の高まりで乳酸菌飲料の需要も増加している。一方、わかさ生活とクロレラ食品ハックは、それぞれアイケアサプリと乳酸菌飲料を展開する京都の企業。今回の商品は、そんな京都の2社が現代人の需要に合わせて初めてコラボした商品だ。ビタミンA400ミクロングラム配合の栄養機能食品新商品『ブルーベリーアイ 乳酸菌飲料』は、わかさ生活の看板サプリ『ブルーベリーアイ』と同じ原料の北欧産野生種ブルーベリーの「ビルベリーエキス」を1本に25mg配合した飲料。「ビルベリーエキス」には、一般栽培種ブルーベリーに比べ、瞳の健康成分のアントシアニンが約5倍含まれているという。また同商品はビタミンAが400ミクロングラム配合された栄養機能食品でもあるため、夜間の視力維持や、皮膚・粘膜の健康的な維持をサポートする。『ブルーベリーアイ 乳酸菌飲料』は、520ml(65ml×8本)・10入。価格はオープンとなっている。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年03月22日「のむパインアメ」が、2024年3月25日(月)より順次、全国発売される。「パインアメ」が乳酸菌入りドリンクに!「のむパインアメ」は、ロングセラーキャンディである「パインアメ」の味を忠実に再現したドリンク。お馴染みの甘酸っぱくてジューシーな味わいに乳酸菌を加え、大人から子供まで飲みやすいドリンクに仕上げた。また、味わいだけでなく、パッケージも「パインアメ」をイメージ。気になる人はぜひ味わってみて。【詳細】「のむパインアメ」※オープン価格発売日:2024年3月25日(月)より順次販売場所:九州・沖縄を除く、全国のスーパーやドラッグストア
2024年03月10日「健やかな腸内フローラへ」をテーマに乳酸菌生産物質の研究・製造・販売を行う株式会社光英科学研究所(本社:埼玉県和光市、代表取締役社長:小野寺 洋子)は、2024年3月1日(金)より、企業パートナー契約を結ぶ、プロ男子卓球チーム・T.T彩たま所属の選手たちとともに商品開発したオリジナルブレンドコーヒー、ミディアムロースト(FOR WATASHI)・ダークロースト(FOR OYATSU)の2種類を当社ECサイトにて販売開始いたします。【公式EC販売サイト】 オリジナルブレンドコーヒー【商品開発のきっかけは選手との何気ないコーヒー談義から】2023年夏、光英科学研究所の所在地である、埼玉県和光市の総合体育館にて、T.T彩たまの選手たちによる卓球イベントを開催しました。大盛況のイベント後、会場の控室でのリラックスタイムに、選手たちが乳酸菌生産物質入りのクッキーを食べながら、何気なく発した「おいしいですね、あわせてコーヒーが飲みたくなりますね」という一言からコーヒー談義へと発展。話を進めていくうちに、選手たちは、朝や食後、練習の合間のリフレッシュ、試合前の気合いを入れるための一杯などさまざまなシーンで日頃からコーヒーを飲んでいることが判明。「遠征先でも美味しいコーヒーを探す」「美味しいコーヒーが飲みたくて、道具も揃えてみた…」との声があがり、そこから「光英科学研究所とT.T彩たまのコラボで乳酸菌生産物質に合うコーヒーを作ろう!」と新商品開発企画が始まりました。コラボ企画商品コーヒーのブレンド作りには、ハノコーヒーを手掛けるバリスタの羽野島健吾氏に協力を依頼。豆の産地や焙煎など細かく調整を重ねて試作を繰り返しました。そして発案から半年間、選手たちとともにテイスティングを行い、調整を重ねて商品化するものを絞り、最終テイスティング会で2種類のオリジナルブレンドコーヒー、「自分を労わるミディアムロースト(FOR WATASHI)」、「お菓子と共に楽しむダークロースト(FOR OYATSU)」が出来上がりました。パッケージは、お湯を注げば手軽に美味しいコーヒーが楽しめるフレッシュドリップパックです。当社がサポートする地元埼玉のアスリート達にちなんで、自転車と卓球ラケットがデザインされています。アスリート達の声を反映して出来上がったオリジナルブレンドコーヒーをお楽しみください。【オリジナルブレンドコーヒー商品概要・販売内容】■ミディアムロースト(FOR WATASHI)酸味が加わっても美味しくなるように甘みのあるブレンドに仕上げました。そのまま飲んでも美味しい上に、乳酸菌生産物質の酸味をちょい足しするとよりまろやかに美味しいがコンセプト。サプリと一緒に楽しめる=自分を労るコーヒーという意味を込めてFOR WATASHIに。形状:ドリップパック(1杯分)■ダークロースト(FOR OYATSU)深煎りのビターな風味は甘みのあるお菓子との相性がばっちりです。「お菓子と一緒に楽しむとより美味しい」がコンセプト。深煎り、ビターでカカオのような風味。お菓子と一緒に楽しんで欲しいという意味を込めて、FOR OYATSUに。形状:ドリップパック(1杯分)■販売内容商品名 :ドリップパックコーヒー10個入り(ダークロースト×5、ミディアムロースト×5)価格 :2,000円(税込)発売開始:2024年3月1日期間 :限定販売(3月1日~3月31日)※ただし数量に限りあり販売(光英科学研究所公式オンラインショップ): 乳酸菌生産物質とコーヒーアスリート発案コーヒー【光英科学研究所の地域貢献活動の取り組み・地元アスリートの応援】「腸能力開発。」をキャッチフレーズに1969年より、乳酸菌生産物質の研究・製造・販売を行う株式会社光英科学研究所は、メイン事業である乳酸菌生産物質の製造事業拡張にともない工場と本社を和光市に移転し2024年で30周年を迎えます。当社は本業の企業活動に加えて地元和光市のみなさまや事業様方とのさまざまな交流を通じて、地域社会の形成における地元企業としての役割を担い、まちづくりや地域伝統の継承など、地域のみなさまの社会生活に貢献したいと考えております。こうした活動の一環として、埼玉県和光市出身で、現在、自転車競技で活躍中の梶原悠未選手をスポンサー企業として応援しております。また、2021年に、今回のコラボ企画でも埼玉県を本拠地とするプロ男子卓球チーム・T.T彩たまと企業パートナー契約を締結しました。世界で活躍するアスリート達の応援や地域貢献活動、地元開催イベントへの参加を通じて、より多くの方のウェルネスに貢献する企業をしております。このたびのアスリート達とのコラボ企画を通して、幅広くみなさまに商品をお楽しみいただく機会となればと願っております。自転車競技 梶原悠未選手プロ男子卓球チームT.T彩たま<会社概要>商号 : 株式会社光英科学研究所代表者 : 代表取締役会長 村田 公英/代表取締役社長 小野寺 洋子所在地 : 〒351-0115 埼玉県和光市新倉5-1-25設立 : 1969年創立/1994年法人化事業内容: 乳酸菌生産物質の製造・販売、乳酸菌の培養資本金 : 1,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月01日「神奈川県相模原市を流れる道保川ではある“発がん性物質”が高濃度で検出されています。今回、そこに生息する川魚を東京新聞と共同で調べたところ、魚からも刺身1切れの量で健康被害の恐れがある高い数値が検出されたのです」そう話すのは京都大学大学院環境衛生学准教授の原田浩二先生。原田先生の言う発がん性物質とは、有機フッ素化合物(以下、PFAS/ピーファス)だ。熱や光に強く、水や油をはじく性質があるため、フライパンのコーティングや撥水加工のレインコートなどから、米軍基地での消火活動・訓練に利用する泡消火薬剤などに幅広く使われてきた。20年以上にわたってPFASの毒性を研究している原田先生は、その危険性を次のように話す。 「PFASは’80年ぐらいから使われていますが、’00年ごろから自然界で分解されにくく、長くとどまる“永遠の化学物質”だと発覚し、健康リスクがあると判明。昨年12月1日には世界保健機関(WHO)のがん研究機関が、PFASのなかでも毒性の強いPFOAにはアスベスト並みに高い確証で発がん性があると発表しました」(原田先生、以下同)現在は、とくに腎臓がんのリスクと心疾患の危険因子となる血液中のコレステロール値の上昇が認められている。さらに子供の発達の遅れや免疫力の低下の影響も。「健康被害の指摘を受け、’10年を境にPFOAを含む一部のPFASは国際的に製造と使用が禁止されました。しかし、14年近くたっても消えずに、全国各地の地下水から国が定めた指針値50ng/リットルを超えた値が検出され続けています」米軍基地やPFASを使用していた工場から染み出して汚染したと考えられる沖縄や東京の多摩地区などの地下水が代表例だ。’23年12月に本誌が報じたように、神奈川県や兵庫県、静岡県など、全国各地の河川や地下水などで指針値を超えるPFASが検出されている。「しかも、今回の道保川の魚の調査のように、汚染された場所では食品にまで高濃度で見つかるケースが出てきたんです。道保川の場合、約2km北に米軍基地や工業密集地帯があり、100~300ng/リットルのPFASが検出され続けています。ここの川魚のカワムツの汚染度は、肝臓に14万ng/kg、身の部分には2万9千ng/kgもの高濃度でした。これは魚の平均値と比べて約340倍(環境省調査)。体重50kgの人が刺身1切れ分にも満たない8gを食べるだけで、欧州の指標だと1週間に食べてもよいとされる値を大きく超える濃度です」原田先生の調査などでほかにも食品から検出されたケースが全国にあるという。「同様に、昨年は航空自衛隊浜松基地周辺を流れる新川の下流にある佐鳴湖の魚を調べています。ここでもやはり、カライワシやニゴイ、クロダイなどから検出されました」海の魚からも検出されている。「’17年には、日本の沿岸水域6カ所、北海道・青森県・岩手県・宮城県・鳥取県・島根県で漁獲されたタラの切り身を調べたところ、いずれも200ng/kg以上検出され、北海道沖の日本海側からは最も高い約600ng/kgを検出しています」川の水と海の水が混じり合う場所に生息するアサリの場合も、濃度がやや高かったという。「北海道、愛知県の渥美半島などで取れた食用アサリを調べたときも、約190ng/kgから1千700ng/kgを検出しています」国産アサリの水煮やアサリご飯のもとが汚染されている可能性は?「未調査ですが、調理をしてもPFASは減らないと言われているので、汚染された状態で口に運ぶ可能性は考えられます」’20年6月に、全国で最も高濃度の汚染水が発覚した大阪府摂津市の野菜からもPFASが検出された。汚染源はPFOAを製造していたダイキン工業淀川製作所と考えられている。「そこで、製作所に道路をはさんで隣接する家庭菜園で取れた野菜を調べたところ、じゃがいもやさといもから100ng/kg前後、なすからは300ng/kg超の量が検出されました。製作所近くで育てた野菜を食べている住民の血中濃度を調べると、かなり高い値でした。野菜を食べるのをやめてもらい、1年後に再度、血中濃度を調べると3割ほど低下していたので、やはり野菜から多く摂取していたと考えられます」近年、原田先生が懸念しているのが、下水汚泥肥料の利用による土壌汚染の問題だ。下水処理場で発生した汚泥には、リンや窒素が豊富に含まれているため、肥料へのリサイクルが進んでいるのだ。「この汚泥にPFASが混じっていることも多く、米国では農地が汚染された事例があります。そこで、昨年に米軍基地が多く汚染水も指摘されている沖縄県産や佐賀県産などの汚泥肥料を琉球新報と共同で調べたところ、やはり高い濃度で見つかりました」つまり、未調査で汚泥肥料を使用すれば、知らず知らずのうちに土壌汚染につながる恐れがあり、そこで育てた野菜にも影響が出る恐れがあるということだ。日本では食品の耐容摂取量など具体的な規制値はなく、調査や対策が進んでいないのが現状だ。では、自衛する方法は?「料理や煮沸でPFASは取り除けないため、汚染がわかっている地域の魚類は食べすぎないように。なにより問題は、食品に含まれるPFASがどのような状況なのかわからないこと。われわれが安心して食べられるようにするためにも、国はより多くの食品を調査する必要があると思います」今回、全国でわかっている「PFASが検出された食品や肥料」を下記にまとめた。確認し、できる限り自衛しよう。【1】2017年、北海道沖の日本海側(タラの切り身から検出)2015年から2017年にかけて日本の沿岸水域6カ所(北海道、青森、岩手、宮城、鳥取、島根)で漁獲されたタラの切り身を調査。PFAS濃度が最も高かったのが北海道沖の日本海側産で、次いで鳥取・島根沖の日本海、宮城、北海道沖の太平洋、岩手と続いた。「身近な魚としてタラを調べたが、ほかの魚種でも同様の値が出ることは考えられます」【2】2017年、宮城県(タラの切り身から検出)【3】2017年、鳥取・島根沖の日本海(タラの切り身から検出)【4】2017年、愛知県の渥美半島(食用アサリから検出)5カ所の地域(北海道、愛知県の渥美半島、日間賀島、京都府、熊本県)のスーパーで購入した食用アサリを調べたところ、1kgあたり約190ng~1700ngのPFASが検出された。最も高かったのは愛知県の渥美半島【5】2017年、京都府(食用アサリから検出)【6】2020年7月、大阪府摂津市(野菜から検出)ダイキン工業淀川製作所に道路をはさんで隣接する家庭菜園で取れた野菜から検出。なす317ng/kg、さといも65ng/kg、じゃがいも124ng/kgが含まれ、製作所の近くで育てた野菜を食べている住民の血中のPFOA濃度もかなり高かった。「野菜を食べるのを控えてもらったところ、血中濃度も下がりました」【7】2023年、沖縄県(汚泥肥料から検出)沖縄県内の下水汚泥肥料を調査したところ、PFOSは3767ng/kg、PFOA937ng/kgの値が検出され、サンプルで調べた国頭村の自然土壌と比べてPFOS値は150倍以上の値。「土壌汚染を引き起こし、農作物に影響する可能性は十分にあります」【8】2023年、佐賀県(汚泥肥料から検出)沖縄県内の下水汚泥肥料調査でサンプルとして調べた佐賀県内の汚泥肥料から、沖縄県より高いPFOSが検出された。PFOSは3019ng/kg、PFOAだと66324ng/kgと非常に高い値が確認されている。「高濃度になった理由や原因は不明ですが、問題視するべき値です」【9】2023年10月、神奈川県相模原市(川魚から検出)相模川の支流にある道保川に生息する川魚のカワムツ、ドンコなどからPFASの一種PFOSを検出。最も高いのはカワムツの肝臓で1kgあたり14万ngという非常に高い数値。「食べるのを控えるべき値」【10】2023年12月、静岡県浜松市・佐鳴湖(川魚から検出)航空自衛隊浜松基地周辺を流れる新川の下流にある佐鳴湖に生息する魚介類、カライワシ、ニゴイ、クロダイなどからPFAS42~6120ng/kgを検出した。「習慣的に食べるのは控えたほうがいい。魚種によってはさらに高い値が出る可能性もあります」
2024年01月25日「健やかな腸内フローラへ」をテーマに乳酸菌生産物質の研究・製造を行う株式会社光英科学研究所(本社:埼玉県和光市、代表取締役社長:小野寺 洋子)は、2024年1月28日(日)に埼玉県和光市役所の特設会場にて開催される鍋イベント「和光のほっこり鍋」に参加。埼玉県内産の新鮮野菜・食材をたっぷり使った味噌仕立ての新レシピ鍋「腸内フローラワッコウ鍋」を初披露いたします。和光のほっこり鍋イラスト<イベント概要>和光のほっこり鍋日時:2024年1月28日(日)10:00~15:00 ※売り切れ次第終了会場:埼玉県和光市役所内「市民広場特設会場」(和光市広沢1-5)○東武東上線/東京メトロ有楽町線・副都心線「和光市駅」南口下車 徒歩約15分※専用の駐車場はございません。会場へは公共交通機関をご利用下さい。1月28日(日)は、以下のサービスはご利用いただけません。・市役所駐車場・電気自動車用充電器<イベントの詳細ページ>和光市商工会 和光のほっこり鍋紹介ページ <イベントのみどころ>埼玉県和光市の冬の風物詩としてすっかり定着してきた鍋イベントは、新たな年を迎えた2024年、「和光のほっこり鍋」として開催されます。コロナ禍を経て久しぶりの大規模開催となる今回は、ほっこり鍋 25店舗、アンテナショップ 25店舗が大集合します。メインとなるほっこり鍋には、地域の歴史を受け継いできた伝統鍋、旅行先でしか食べられないようなご当地鍋、地元和光市産の新鮮な野菜を利用した野菜鍋、地元の人気レストランが手掛けるイベント常連の大人気鍋など、毎年大行列ができるほっこり鍋がたくさん登場します。このほか市民グループの方が披露するステージイベントやコンサートなど様々なイベントプログラムも見どころです。寒い中でもほっこりあたたまる鍋を味わいながら、小さなお子さまから大人の方までお楽しみいただけるイベントです。<地域貢献活動の取り組み>光英科学研究所は、メイン事業である乳酸菌生産物質の製造事業拡張にともない工場と本社を和光市に移転し2024年で30周年を迎えます。当社は本業の企業活動に加えて地元和光市のみなさまや事業様方とのさまざまな交流を通じて、地域社会の形成における地元企業としての役割を担い、まちづくりや地域伝統の継承など、地域のみなさまの社会生活に貢献したいと考えております。こうした活動の一環として、埼玉県和光市出身で、現在、自転車競技で活躍中の梶原悠未選手をスポンサー企業として応援しております。また、2021年に埼玉県を本拠地とする卓球のクラブチーム・T.T彩たまと企業パートナー契約を締結しました。地域貢献活動や地元開催イベントへの参加や通して、より多くの方のウェルネスに貢献する企業をしております。<光英科学研究所の腸内フローラワッコウ鍋について>和光・発酵・健康当社が提供する「腸内フローラワッコウ鍋」は、地元埼玉県和光市で農業を営む生産者の方から提供していただく新鮮なにんじんや長ネギ、地元の目利き八百屋さんが仕入れた選りすぐりの野菜をたっぷり使用した、味噌仕立ての鍋です。今回は従来のレシピをリニューアルして、鍋に使用する食材を可能な限り和光市産、県内産のものを使うことにこだわりました。味のベースとなる「だし」は地元和光市のかつおぶし老舗店「かつをぶし池田屋」のかつおだしを使い、醤油や味噌も県内産にこだわりました。地元の皆さまとの繋がりを通じて出来上がった新レシピでお届けする鍋は、天然だしと野菜の旨味が調和した、どこかほっとするような、懐かしい味がします。名前の「腸内フローラワッコウ鍋」は、従来の「腸内フローラ鍋」に、当社が「和光・発酵・健康」をキャッチフレーズに和光市の地元企業様とさまざまなコラボレーション企画を展開する中で生まれた地域振興活動のアイコンとなるキャラクター「ワッコウ」の名を冠しました。2020年のニッポン全国鍋グランプリでは、「腸内フローラ鍋」が特別審査委員推薦をいただき、J-ブランド鍋に認定されました。今回はさらにレシピと材料に磨きをかけて地元の農家さまが愛情込めて作ったお野菜を美味しい「腸内フローラワッコウ鍋」でご提供いたします。本イベントを通じて地域のさまとの絆を深められる機会となればと願っております。また、鍋イベントにおいて光英科学研究所が販売した鍋の売上金は、このたびの令和6年能登半島地震にて被災された皆さまや被災地域の復興支援にお役立ていただけるように日本赤十字社を通じて全額被災地に寄付させていただくことに決定しました。<会社概要>商号 : 株式会社光英科学研究所代表者 : 代表取締役会長 村田 公英/代表取締役社長 小野寺 洋子所在地 : 〒351-0115 埼玉県和光市新倉5-1-25設立 : 1969年創立/1994年法人化事業内容: 乳酸菌生産物質の製造・販売、乳酸菌の培養資本金 : 1,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月23日株式会社やまやコミュニケーションズ(本社:福岡県糟屋郡篠栗町、代表取締役社長:山本 正秀、以下 やまや)は、腸まで届く「乳酸菌LP-17」入りの食品ブランド「乳酸菜(ユサンチェ)」の新しいシリーズとして『乳酸菌発酵サラダの素』を2023年12月28日より、やまや公式オンラインショップ( )で販売を開始いたしました。今回の発売を記念し、2024年1月25日(木)よりLINEアンケートに回答いただいた方の中から抽選で20名さまに新商品が当たるキャンペーンを実施いたします。乳酸菌発酵サラダの素(イメージ)【商品特徴・キャンペーンについて】『乳酸菌発酵サラダの素』は、生きて腸まで届く植物由来の「乳酸菌LP-17」と塩麹・昆布の旨み・梨の甘味を加えた特製液です。ご自宅にあるお好みの野菜や果物を適当な大きさにカットして一晩漬け込むと、乳酸菌と酵素がたっぷり含まれた乳酸菌発酵サラダが手軽に作ることができます。また、サラダを作った後の液は、ドレッシングを作ったり、味噌汁に入れるなどのアレンジにより、すべて余すことなく活用できます。今回、『乳酸菌発酵サラダの素』の発売を記念して2024年1月25日(木)~2月15日(木)の期間中、「博多の味 やまや」公式LINEを友達追加した後、LINE応募アンケートに答えていただいた方の中から抽選で20名さまに『乳酸菌発酵サラダの素』をプレゼントいたします。【キャンペーン概要】期間 : 2024年1月25日(木)10:00~2月15日(木)23:59応募方法 : (1) 「博多の味 やまや」公式LINEを友達追加(ID:@yamayafan)(2) LINEアンケートに回答当選者発表 : 2024年2月25日(日)までにLINEでお知らせいたします。キャンペーンページ: ※1月25日(木)より公開乳酸菌発酵サラダの素(パッケージ)【商品概要】商品名 :乳酸菌発酵サラダの素内容量 :450g(150g×3)賞味期間:270日(冷凍)販売価格:1,296円(税込)【販売場所】■やまや公式オンラインショップ 【乳酸菌LP-17とは】植物の健康と微生物との関係について研究している東京大学名誉教授 難波 成任博士が、数多くある植物性微生物の中から「生きて腸まで届く」優秀な植物性乳酸菌を新たに発見。培養に成功し「乳酸菌LP-17」と名付けました。東京大学名誉教授 難波 成任氏【東京大学名誉教授 難波 成任氏】東京大学農学部卒業後、同大学院農学系研究科博士課程を修了。現在は同大学院農学生命科学研究科特任教授を務める。「日本学士院賞」等の受賞歴や「植物医科学」等の著書も多数。今後もやまやは、辛子明太子をはじめとする製造や飲食店を通じ、九州の食文化を未来に伝えるべく貢献してまいります。■会社概要社名 : 株式会社やまやコミュニケーションズ代表取締役社長: 山本 正秀本社所在地 : 〒811-2418 福岡県糟屋郡篠栗町彩り台1番1号事業内容 : 辛子明太子製造販売・水産物及び一般食品加工製造販売・外食事業HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月23日乳酸菌由来のオリジナル保湿成分でしっかり保湿スキンケアブランド「ラクティフル」から1月16日(火)に、お得なトライアルセットが公式オンラインショップ限定で登場する。「ラクティフル」は、おなかに良い乳酸菌が肌にも良いのではないかという発想のもと、2023年に誕生したスキンケアブランド。乳酸菌由来のオリジナル保湿成分「高浸透乳酸菌エキス」を配合しているのが特徴で、「乳酸菌発酵エキス」と「乳酸菌発酵ヒアルロン酸」を組み合わせた、高い浸透力の保湿成分が角質層まで潤いを届けてくれる。朝晩でたっぷり5日間試せるトライアルセット今回限定販売されるトライアルセットは、「ラクティフル モイストアップ ローション」と「ラクティフル モイストアップ ミルク」の2品を、朝晩たっぷり5日間試せるセット商品。つけた瞬間から「高浸透乳酸菌エキス」が肌の奥まで浸透し、ずっと触れていたくなるような“もっちり肌”へと導く。「冬の乾燥する時季だからこそ保湿力の高いスキンケアに見直したい」「ラクティフルが自分の肌に合うか試してみたい」とう方に最適だ。また、トライアルセットを100名にプレゼントするキャンペーンも実施している。公式Instagramをフォローし、キャンペーン該当投稿に「いいね」することで参加できる。応募締め切り日時は1月29日(月)23時59分まで。気になる人は、早めに申し込みを。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ヤクルト本社のプレスリリース
2024年01月15日乳酸菌入り飲料のニーズに対応して株式会社伊藤園は、チチヤス株式会社と共同開発した炭酸飲料『チー坊の乳酸菌ソーダ 炭酸ちょっと強め』を12月18日(月)に発売することを発表した。2023年3月には、両社で共同開発した、乳酸菌がおいしく楽しめる『チー坊の乳酸菌ソーダ』を発売した。乳酸菌は、フェカリス菌とチチヤス独自の乳酸菌「ST9618」が入っている。クリーミーでやさしい甘さの乳性炭酸飲料である。チチヤス社は、広島合資ミルク会社として1886年(明治19年)に創業した、歴史のある乳業メーカー。1917年(大正6年)には、日本で初めてヨーグルトを発売した。チチヤスでお馴染み!レトロな「チー坊」が目印新商品『チー坊の乳酸菌ソーダ 炭酸ちょっと強め』は、爽快感が高い味わいの乳酸菌入り炭酸飲料。『チー坊の乳酸菌ソーダ』と比較して少し強めの炭酸とスッキリとしたヨーグルトテイストが特長となっている。『チー坊の乳酸菌ソーダ 炭酸ちょっと強め』にも、チチヤス独自の乳酸菌「ST-9618」が含まれており、乳酸菌をおいしく手軽に摂取できる。パッケージには、安全・安心・おいしい・健康のしるしである、チチヤスの“チー坊”が登場している。販売価格は、500mlペットボトル入りで、172円(税込み)。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社伊藤園※伊藤園
2023年12月12日人気飲料『ヤクルト』などの乳酸菌飲料を飲んだ際、底部分に肌色の塊が沈殿しているのを見たことはありませんか。この肌色の塊の正体を知っている人は意外と少ないかもしれません。本記事では、乳酸菌飲料の底に溜まる肌色の塊は何か、飲み切ったほうがいいのかなどを調べてみました。乳酸菌飲料の底に沈んでいるのは栄養素の塊!発酵乳や乳酸菌飲料について詳しい、一般社団法人全国発酵乳乳酸菌飲料協会に聞いたところ、このような回答がありました。乳酸菌飲料の底に沈殿しているのは、無脂乳固形分といって、たんぱく質や糖質、ビタミン、カルシウムなどを含んだ乳成分です。乳酸菌飲料に含まれる無脂乳固形分は、時間の経過とともに沈んでいき、底部分にたまり、固まってしまいます。そのために、開封前に容器を振るよう注意書きがされている商品もあるのです。ちなみに、容器をよく振って飲んだのに、沈殿物が底に固まったままになっていたというケースはないでしょうか。「固まった部分も飲まないと栄養が摂取できないのでは」と思うかもしれませんが、沈殿物に含まれる栄養素はごくわずかであるため、きれいに飲み干せなくても心配はないとのことです。※写真はイメージまた、乳酸菌飲料を飲んだ後に、口の中に肌色の塊が残ることがあります。この肌色の塊についても聞いてみたところ、「乳酸菌飲料の成分と唾液中の成分が混ざって固まった物」とのこと。これも乳酸菌飲料の沈殿物と同じように、飲んでしまっても大丈夫です。容器の底に沈んでいるのは乳酸菌飲料に含まれている栄養分だったとは、意外に思う人も多いかもしれませんね!注意書きを読んだうえで容器を振り、よく混ぜてから飲みましょう。[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]
2023年11月20日腸を中心とした、私たちの健康に役立つ「乳酸菌」。ヨーグルトやチーズの菌というイメージが強いですが、キムチやぬか漬け、味噌にも入っていますし、実は私たちの肌にも「常在菌」として棲みついているのを知っていましたか?乳酸菌はおなかの調子を整えるだけでなく、美肌にも作用するんです!乳酸菌が肌のバリア機能を強化し、保湿を助ける腸にいる乳酸菌は、他の善玉菌と助け合って腸内フローラのバランスを整えています。腸内フローラが整うと、血流が改善され肌の隅々まで栄養が行きわたります。また、自律神経のバランスや免疫機能も整うため、肌細胞のバリア機能が強化され、肌トラブルが解消しやすくなります。出典:報道用資料さらに、肌に棲んでいる乳酸菌が発酵などで産生する保湿成分(乳酸菌発酵エキス)にはアミノ酸と乳酸が含まれていて、肌本来のうるおい成分である天然保湿因子と構成成分が似ています。この天然保湿因子は角質層に含まれる成分。水分を貯めこみうるおいを保つ働きをするため、肌にとってとても大切です。また乳酸菌の一種は、高品質なヒアルロン酸が作り出せることがわかっています。乳酸菌から生成されるヒアルロン酸は分子量が大きいため、肌表面でたくさんの水分を保持し、角質層の水分が蒸散するのを防いでくれる優れものなのです。体の外側&内側から乳酸菌!おすすめ乳酸菌アイテム体にも肌にもいい乳酸菌。ぜひ毎日の生活に取り入れていきたいですよね。コスメからサプリ、ヨーグルトまで、日常使いしたい乳酸菌アイテムを紹介します。ヤクルト「ラクティフル」出典:PR TIMES乳酸菌由来のオリジナル保湿成分「高浸透乳酸菌エキス」が配合されたスキンケアブランドで、ラインナップは化粧水と乳液と、非常にシンプル。それぞれ詰め替え用があるので、2回目からはお得なお値段で購入できます。保湿力に優れた乳酸菌エキスが入っているので、乾燥が原因の肌の悩みや、年齢によるお肌の変化を感じている人におすすめ。また、自然由来の成分なので、安心して使えるエイジングコスメがほしい人にもぴったりです。次世代型インナーケアドリンク「魔法のTANSA409」出典:PR TIMES次世代スーパー物質「短鎖脂肪酸」をはじめとする、409種類の乳酸菌生産物を1本に凝縮した画期的美容ドリンクが「魔法のTANSA409」です。「短鎖脂肪酸」とは、腸内細菌が作り出す乳酸菌生産物質。「短鎖脂肪酸」を筆頭とする、アミノ酸やペプチド、ビタミンなどの乳酸菌生産物質は、腸内環境を整えますが、実はバケツ5杯分のヨーグルトを摂って、やっと短鎖脂肪酸を含む乳酸菌生産物質が数滴つくれるとも言われている貴重な物質なんです。「魔法のTANSA409」は、乳酸菌生産物質を体内で作るのではなく、ダイレクトに腸に乳酸菌生産物質を届けるという「攻める腸活」ドリンクです。「ビヒダス ヨーグルト もぐ盛りオートミール」出典:PR TIMES健康素材として注目が高まっているオートミールと、おなかにうれしい『ビフィズス菌BB536』入りのヨーグルト。1個で1食分の食物繊維6.3gを摂ることができます。オートミールのしっかりした食感を楽しめ、200gの食べごたえあるサイズで満足感を得られるのもポイント。ヘルシーな脂肪ゼロタイプなので、ダイエット中の人にもおすすめです。「からだにユーグレナピーチミックス風味乳酸菌入り」出典:PR TIMES「ユーグレナグラシリス由来パラミロン」と「植物性乳酸菌K-1」を配合した機能性表示食品。「睡眠の質改善」「起床時の疲労感軽減」「おなかの調子を整える」作用をサポートします。やわらかな甘さでフルーティーなピーチ風味。ユーグレナグラシリス由来パラミロンや植物性乳酸菌K-1の機能性に加えて、栄養もたっぷり。朝の習慣におすすめです。機能性表示食品「ディアナチュラゴールド L-92乳酸菌&食物繊維」出典:PR TIMES健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されているL‐92乳酸菌と、腸内環境を整える働きを持つことが報告されているグアーガム分解物(食物繊維)を配合した機能性表示食品です。「L-92乳酸菌」は、「カルピス」に由来する長年の乳酸菌研究により選び抜かれたアサヒグループ独自の乳酸菌。無味の粉末タイプのサプリメントなので、好きな飲み物や食べ物に混ぜて摂取できます。肌を内側と外側からきれいにする「菌トレ」美肌をキープするためには、お肌に棲む細菌を傷めずケアすることと、体内の腸内フローラを整えることも大切です。体の内側と外側から行いたい、「菌トレ」をいくつか紹介します。洗顔で皮脂をしっかり落とす酸化した皮脂は肌の老化を進行させることがわかっています。泡立ちの良い洗顔料で肌をこすらないように洗顔しましょう。腸の蠕動運動を促す運動を習慣にするストレッチやヨガ、ウォーキングなどの穏やかな運動は腸の蠕動運動を促します。運動は便秘を解消し、健康的な腸内フローラに役立つので、毎日の習慣にしましょう。乳酸菌の力を借りれば、体の内側と外側、ダブルの作用でピカピカの美肌になれそう。「菌トレ」もぜひ実践して、乳酸菌が元気にはたらける環境を作りましょう。※参考/出典:報道用資料
2023年11月07日肌に対する乳酸菌の新たな可能性や、効果効能に関するニュースレターが発表されました。「腸活」に良いというイメージが浸透している乳酸菌ですが、実は健康な美肌作りにも良いことが判明しています。健康で美しい肌に導く乳酸菌近年、”肌フローラ”と呼ばれる、肌の健康を左右する細菌叢があるという研究結果が報告されています。善玉菌の一つである乳酸菌は、”腸内フローラ”と”肌フローラ”のどちらにも存在し、健康的に美しい肌を保つ重要な役割を果たすもの。さらに、天然保湿因子に相似した独自の保湿成分を作るほか、乳酸菌の一種から高品質なヒアルロン酸を作り出します。乳酸菌由来の保湿成分2種類(乳酸菌発酵エキス、高分子ヒアルロン酸)を併用することで、より高い保湿力を得ることも判明しています。ヒアルロン酸は潤いと柔軟性をもたらす、肌の健康に大切な成分。保湿と柔軟性のためにも、乳酸菌が肌に良い影響をもたらすことが分かります。乳酸菌にはターンオーバー改善作用も銀座ケイスキンクリニックの慶田朋子先生によると、乳酸菌が発酵などで産生する保湿成分(乳酸菌発酵エキス)には、マイルドなターンオーバー改善作用があり、その他の保湿作用を高めるはたらきも期待できるそうです。特に、天然保湿因子(NMF)の主要成分である乳酸を多く含み、アミノ酸組成がNMFに類似している点が、保湿成分として優れていると慶田先生は語ります。内側からお肌の「菌トレ」腸内フローラを整えると肌にも良い影響があることが分かっています。「食事」「運動」「ストレスコントロール」で体の内側からお肌の健康を保つ方法を、慶田先生に教えていただきました。◇腸内フローラを整える食生活を意識する米、大麦、もち麦、雑穀など多様な穀類を摂ることは、腸内フローラの多様性を保つ効果があります。めかぶやオクラなどのネバネバ食品も腸内環境を整えるのでおすすめ。ヨーグルトや納豆、甘酒、ぬか漬けなどの発酵食品は腸内フローラを整える効果があります。◇腸の蠕動運動を促す運動習慣ストレッチ、ヨガ、ダンス、ウォーキングなどの穏やかな運動は腸の蠕動運動を促し、便秘を解消し、健康的な腸内フローラに役立ちます。◇瞑想とリラックス入浴で「ストレスコントロール」交感神経優位な過緊張状態が続くと、腸内環境が悪化し、便秘がちになります。過度なストレスは幸福度を高めますが、過剰なストレスは酸化ストレスを介して体を蝕みます。呼吸に集中し、副交感神経優位なリラックス状態にスイッチを切り替える瞑想や、好みの入浴剤を楽しむ入浴時間をもうけるなど、ストレスコントロールの習慣は現代人に欠かせません。その他、乳酸菌由来のコスメやボディケアアイテムを使って外側からスキンケアをするのもおすすめだそうです。体の内側と外側から美肌に働きかける乳酸菌。とても身近な存在ですが、実はとても頼りになる素晴らしい菌だったのですね。皆さんもぜひ「菌トレ」を実践して、いっそうの美肌を実現してください。※出典:報道用資料
2023年10月25日さまざまな効果効能が知られている乳酸菌のはたらきの中で、これから研究がさらに進むと期待されている肌との関係。乳酸菌を活用したスキンケアをご存じですか?健康的で美しい肌に欠かせない美肌菌人間の腸には腸内フローラと呼ばれるおよそ1,000種類、約100兆個もの多種多様な細菌が棲んでいると言われている。腸内には善玉菌と悪玉菌、中間的な菌が棲んでおり、これらがバランス良く保たれていることが、肌を健康的に美しく保つために重要だ。私たちが食品でよく目にする「乳酸菌」は、善玉菌(有用菌)の一つ。健康的で美しい肌に欠かせない、腸の「美肌菌」とも呼ばれている。乳酸菌が発酵などで産生する保湿成分(乳酸菌発酵エキス)は、「アミノ酸」と「乳酸」を含んでおり、肌本来のうるおい成分である天然保湿因子と構成成分が似ている。そのため、乳酸菌発酵エキスは肌なじみが非常によく、保湿力が高いという特徴がある。さらに、乳酸菌の一種から、高品質なヒアルロン酸(高分子ヒアルロン酸)を作りだせることも分かっている。生成されるヒアルロン酸は分子量が大きいため、肌表面でより多くの水分を抱え込み角層内部の水分蒸散を防ぐ。膜のように肌を保護して保湿効果を長時間持続することで、うるおいを保っているのだ。肌フローラとしての常在菌は、皮脂を分解して健康な肌へ導く私たちの肌表面には、指紋のように一人ひとり異なる種類や量の常在菌が検出され、これらの集合体を肌フローラと呼ぶ。これらの常在菌が肌にうるおいを生みだしたり、肌のバリア機能を高めたりという働きをしている。銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子先生は、「美肌菌と悪玉菌は、互いにけん制しあい、バランスをとりながら増殖共存していくので、悪玉菌を増殖させずに美肌菌がきちんと育つ環境を整えることが重要です」と語る。美肌菌と呼ばれる「表皮ブドウ球菌」や「アクネ棹菌」は、皮膚のトリグリセリドを脂肪酸とグリセリンに分解する。グリセリンは肌のうるおいを保ち、脂肪酸は肌を弱酸性に保つことで、雑菌の繁殖を防ぐ。さらに、肌のバリア機能を保つ役割をしているという。乳酸菌発酵エキスには、ペプチド、アミノ酸、乳酸などがバランス良く含まれ、保湿作用や抗酸化作用、紫外線防御作用といった働きをしている。特に保湿成分として、天然保湿因子(NMF)の主成分である乳酸を多く含み、アミノ酸組成がNMFに類似している点が優れている。乳酸にはマイルドなターンオーバー改善作用もあり、その他の保湿作用を高める働きも期待できるそうだ。お肌の外から「菌トレ」しよう間違った肌ケアは、大切な肌フローラを傷めるリスクがある。NGケアを避ける、お肌の外からの菌トレ方法を紹介しよう。■洗顔で皮脂をきちんと落とす皮脂が毛穴に詰まると無酸素状態になり、アクネ棹菌が繁殖しすぎて、ニキビの原因になる。また、酸化皮脂は角層の炎症を引き起こし、老化を進行させることもわかっている。泡立ちの良い洗顔料をきちんと泡立て、皮膚表面で泡をこすらないように丁寧に優しく洗おう。■たっぷり保湿美肌菌の増殖には、湿った環境(適度に肌が潤った状態)を作ることが重要。洗顔後のケアは、たっぷりの保湿。それが美肌菌の育成に直結する。■肌に合う日焼け止めを、天候に関わらず毎日塗る太陽光の中でも、特にダメージの強烈な紫外線にさらされると、皮膚は乾燥し、酸化ストレスを契機に炎症が生じ、シミ、シワ、たるみなどの肌の老化が急速に進行する。外出の有無や天気に関わらず、毎日肌に合う日焼け止めを塗ることが大事だ。美肌は女性の永遠のテーマ。腸に良い乳酸菌が肌にも良いことに驚いた人も多いのでは。「菌トレ」で乳酸菌をはじめとした善玉菌に良い環境を整え、よりいっそう輝く美肌を目指そう。※出典:報道用資料
2023年10月24日それぞれの悩みをおなかからサポートオーストラリア発の乳酸菌サプリメント「インナヘルス」から10月23日、2つの新商品が発売された。2つの新商品は、「女性のデリケートゾーン」にアプローチする「キャンデックス」と、「ストレス社会における過敏な反応」にアプローチする「IBSコントロル」。どちらも、それぞれの悩みにフォーカスし、おなかから健康をサポートする商品だ。インナヘルスが生まれたオーストラリアでは、ユーザーの健康状態に合わせて、プロバイオティクスの種類(菌株)や菌数を調整した製品が20種類以上もラインナップされているという。「キャンデックス」と「IBSコントロル」を発売新商品の「キャンデックス」には、トイレの悩みなどデリケートゾーンに効果的なプロバイオティクスが1粒あたり65億個配合されている。「キャンデックス」は、内容量 30粒(1日1粒約30日分)、5,200円(税込)。「IBSコントロル」は、ストレス社会に負けないからだづくりをおなかの中から応援する新しいタイプのプロバイオティクス。インナヘルス・シリーズでは初となる乳酸菌株 L.プランタラム299vが200億個配合され、1粒あたりのプロバイオティクス量は合計320億個となる。「IBSコントロル」は、内容量 30粒(1日1粒約30日分)、5,700円(税込)。(画像はプレスリリースより)【参考】※インナヘルス・ジャパン公式オンラインストア
2023年10月24日ヤクルト本社は11月14日、乳酸菌由来のオリジナル保湿成分「高浸透乳酸菌エキス※1」を配合したスキンケアブランド「ラクティフル」を立ちあげ、ラインアップとして「ラクティフル モイストアップ ローション」「ラクティフル モイストアップ ミルク」の2品を発売します。■高浸透乳酸菌エキス※1配合で、ずっと触れていたくなるもっちり肌へ同社では、おなかに良い乳酸菌は肌にも良いのではないかという発想のもと、70年以上前から乳酸菌のスキンケア効果に着目し、訪問販売を中心に化粧品事業を展開してきました。今回、より多くのユーザーにヤクルトの化粧品を使ってほしいとの思いから、消費者調査を実施。ニーズの高い乳酸菌由来の新しいスキンケアブランドを立ちあげています。オリジナル保湿成分「高浸透乳酸菌エキス」を配合し、乳酸菌のチカラ※2で美しい素肌へ導く「ラクティフル」シリーズは、つけた瞬間から吸い込まれるように浸透し、ずっと触れていたくなるようなもっちり肌に導きます。※1 「乳酸菌発酵エキス」と「乳酸菌発酵ヒアルロン酸」を組み合わせた保湿成分 浸透:角質層まで※2 乳酸菌由来の保湿成分■新ブランド立ちあげの経緯訪問販売を中心に展開していた同社の化粧品に、これまでなじみのなかったユーザーに対してアプローチする必要があるという考えのもと、新ブランド「ラクティフル」を立ちあげることに。「ラクティフル」は通信販売向けの新ブランドで、事前の消費者調査から乳酸菌スキンケア商品のニーズの高さが明らかになったことも立ちあげの後押しとなりました。お肌の曲がり角で、いつものスキンケアでは物足りない人が、自然由来のやさしい成分でお肌をすこやかにたもてるようにと願った新ブランドです。■ブランドコンセプトスキンケアブランド「ラクティフル」は、肌本来のすこやかさを乳酸菌のチカラで引き出し、年を重ねるのが楽しみになる未来をめざしています。目まぐるしく変化する環境や心身の状況に流され、なかなか心の余裕を感じられず日々の充足感を得られないまま年齢を重ねてしまう方が多い現代社会の中で、スキンケアをとおして心もお肌もととのえながら自然体な美しさを実現してほしい。そんな願いを込めて“肌人生”を前向きにできるよう乳酸菌のチカラで肌本来のすこやかさを追究しています。■メインターゲット(1)30代~40代前半のユーザー・乾燥起因による肌悩みを抱えている人・肌の変化を感じはじめてきた人(2)自然由来の成分でお肌をすこやかにしていくことを望む人■商品概要◇ラクティフル モイストアップ ローション(化粧水)140mL4,290円とろりとしたテクスチャーで、肌になじませた瞬間にみずみずしく変化するローションです。重ね使いで、より浸透感ともっちりとした手ごたえを感じることができます。【使用方法】洗顔後、1プッシュを手のひらでお顔全体にすべらせるようになじませ、さらに2プッシュをお顔全体に押し込むようになじませます。◇ラクティフル モイストアップ ローション つめかえ用(化粧水)140mL3,960円◇ラクティフル モイストアップ ミルク(乳液)70mL4,290円肌になじみやすく、うるおいをとじこめ、長時間持続する乳液です。しっとり感とつけたあとのもっちりとした手ごたえを感じることができます。【使用方法】化粧水でお肌をととのえたあと、3~4プッシュを手のひらでお顔全体にやさしく広げ、染み込ませるようになじませます。◇ラクティフル モイストアップ ミルク つめかえ用(乳液)70mL3,960円「ラクティフル」は乳酸菌由来のオリジナル保湿成分「高浸透乳酸菌エキス」を配合したスキンケアシリーズです。つけた瞬間から吸い込まれるように浸透※3し、ずっと触れていたくなるようなもっちり肌に導きます。「ヤクルト」を瓶で販売していた頃、「ヤクルト」の瓶を洗っていた人の手はカサつかずいつもうるおっており、それがヤクルトの化粧品開発を推し進める原動力となりました。その後、長年の研究を経て新たに開発した、「高浸透乳酸菌エキス」を配合。肌本来のうるおい成分に似てよくなじみ、肌表面にうるおいのヴェールを形成しながら、角質層のすみずみまでうるおいをとどけ、素肌にもちもち感をもたらします。また、食品メーカーならではの安全性にこだわった製品です。※3 角質層まで主な配合成分(オリジナル保湿成分):【高浸透乳酸菌エキス】「乳酸菌発酵エキス」と「乳酸菌発酵ヒアルロン酸」を組み合わせた保湿成分01.乳酸菌発酵エキス[別称: S.E.(シロタエッセンス)]ヤクルト独自の乳酸菌 YIT 2084が生み出す発酵エキスです。肌本来のうるおい成分によく似ているから吸い込まれるように浸透し、うるおいをお肌のすみずみまでとどけ、高い保湿効果を発揮します。(表示名称:乳酸菌培養液(牛乳))02.乳酸菌発酵ヒアルロン酸[別称:HBヒアルロン酸(持続型)]ヤクルト独自の乳酸菌 YIT 2030がつくり出す、濃密ヒアルロン酸※4[別称:高分子ヒアルロン酸]を含み、高い保水力でうるおいをお肌にとじこめ、保湿効果が長時間持続します。(表示名称:ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸)※4 ヒアルロン酸Na濃密:使用感香り:微香性デザイン・仕様:「ヤクルト」を連想させるような、ころんとした丸みのあるフォルムで、もっちりとしたお肌を感じさせる温かみのあるピンクベージュのカラーを採用。肌触りも心地良いマットな質感の容器です。中身が見え、使いやすいポンプタイプです。発売日:2023年11月14日販売地区:全国販売方法:【通信販売専用】(エボル)
2023年10月22日乳酸菌由来成分を使用した新スキンケアブランド2023年11月14日、株式会社ヤクルト本社から、新しいスキンケアブランド『ラクティフル』が発売される。『ラクティフル』は「乳酸菌(Lactic acid bacteria)」と「美しさ(Beautiful)」を組み合わせた造語で、「乳酸菌のチカラで美しい素肌をもたらす化粧品」という意味が込められている。同ブランドは、乳酸菌由来のオリジナル保湿成分「高浸透乳酸菌エキス」を配合。肌本来のうるおい成分に似たエキスを使用することで、うるおいに満ちた美肌へと導く。いつものスキンケアでは物足りないと感じている人や、自然由来の成分で肌にうるおいを届けたい人などにオススメだ。『ラクティフル モイストアップローション(化粧水)140mL』はとろみのあるテクスチャーが特長。肌になじませるとみずみずしい使用感に変化し、肌にうるおいをプラスする。販売価格は4,290円。『ラクティフル モイストアップローション つめかえ用(化粧水)140mL』は3,960円で販売される。肌のうるおいを長時間キープ『ラクティフル モイストアップミルク(乳液) 70mL』は肌なじみの良い乳液で、うるおいを長時間キープすることが可能。化粧水で肌を整えた後、3~4プッシュ程度を顔全体になじませて使用する。販売価格は4,290円。『ラクティフル モイストアップミルク つめかえ用(乳液)70mL』の販売価格は3,960円となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ヤクルト本社 ニュースリリース
2023年10月20日【ポイント】・スイゼンジノリの乾燥過程で生じる紫外線吸収物質「サクリピン」の発見 に成功。・サクリピンがアンチエイジング効果(抗酸化活性、抗糖化活性)を示すことを実証。・サクリピンの光異性化反応を発見。【概要】スイゼンジノリは、古くから日本で食用利用されているラン藻(シアノバクテリア)の一種で、九州地方の一部でしか分布が確認されていない日本固有種です 。環境省によって絶滅危惧 I 類に指定されており、収穫量が年々減少している希少種です。名城大学大学院総合学術研究科の景山伯春教授 (分子生物学 の研究チームは、生産開発科学研究所、神戸薬科大学およびチュラロンコン大学と協力して、スイゼンジノリがつくる新奇な紫外線吸収物質を発見しました 発見 した物質「サクリピン」は、これまでにラン藻類で見つかっているマイコスポリン様アミノ酸などの既知の紫外線吸収物質とは構造が全く異なるものでした。サクリピンにはシス-トランス異性の関係にあるサクリピン A およびサクリピン B の2つの構造が存在することが分かりました。サクリピン A およびサクリピン B は日焼けや日焼けによる炎症を引き起こすUVA および UVB 領域の波長をよく吸収した上に、アンチエイジングに寄与する抗酸化活性・抗糖化活性を示しました。細胞毒性も認められなかっ たため、天然由来の美容成分として応用可能です。本研究では、スイゼンジノリの乾燥工程中にサクリピンが生じることや、光照射処理を施すことで起こる異性化反応によってサクリピン A をサクリピン B に変換できることなど、サクリピンの合成プロセスの一端も明らかになりました。研究成果は2023 年 10 月 20 日 9 時(日本時間)に米国化学会が刊行する国際科学雑誌 「 Journalof Agricultural and Food Chemistry (電子版 」 に掲載されました。自然界において、スイゼンジノリは環境変化の影響で 絶滅が危惧される状態になってい ますが、食用海苔同様に養殖が可能です。今回の発見 によって スイゼンジノリの 需要が増えることは 、養殖業や環境保全活動の活性化につながる慶事であり、絶滅回避につなが ることが期待されます 。【詳細な説明】1.背景スイゼンジノリ(学名 Aphanothece sacrum 注1) は、日本固有の淡水性ラン藻(シアノバクテリア) 注2)です。 福岡県朝倉市を流れる黄金川 が現存する唯一の自生地だと いわれています (図1)。このラン藻は、古くから食用利用されてきた歴史があり、江戸時代から続く「遠藤金川堂」では独特の乾燥方法を確立し、板状の乾燥ノリとして秋月藩に献上していました。現在でも高級食材として流通しています。また、スイゼンジノリがつくる多糖類は保水力に優れ、「サクラン」として化粧品などに応用されています。光合成微生物であるラン藻は、太陽光と大気中の二酸化炭素をつかって様々な有機化合物をつくり出します。そのうち、 紫外線を吸収する物質は、サンスクリーン剤(日焼け止め)に配合可能な天然由来の美容 成分として応用可能です。 マイコスポリン様アミノ酸( MAA 注3) やシトネミンという物質がこれまでに 発見 されており、 MAA は既に化粧品原料として流通しています。私たちは、日本固有のラン藻であるスイゼンジノリに、このような物質が含まれているかを調べました。2.研究内容及び本成果の意義サクリピンの発見本研究では、スイゼンジノリから 2 つの紫外線吸収物質を単離し、それらの化学構造を決定しました(図2)。これらの物質は、脂肪酸を前駆体とするオキシリピン( oxylipin )類 注4) の化合物で、スイゼンジノリの学名 Aphanothece sac rum と oxy lipin からサクリピン( saclipin A およびサクリピン B と名付けました。サクリピン A とサクリピン B はシス-トランス異性 注5) の関係にあります。ラン藻において、このような化学構造の化合物はこれまでに見つかっていません。 マイコスポリン様アミノ酸やシトネミンとは異なる新しいタイプのラン藻由来の紫外線吸収物質の発見は学術的重要性が高く、注目に値します。サクリピンはスイゼンジノリの乾燥処理工程で生じる興味深いことに、サクリピンA, B は生のスイゼンジノリには殆ど含まれず、乾燥加工された製品に多く含まれることが分かりました。このことから、スイゼンジノリが乾燥ストレスを感知し、それに応答する過程でサクリピン A, B が生合成される ことを示しています。スイゼンジノリにおいてサクリピン A, B がどのような分子機構で環境ストレス応答に関与しているのかはまだ分かっていません。サクリピンの生理活性サクリピンA, B の吸収極大波長はともに 320 nm 付近で、日焼けや日焼けによる炎症の原因となる UVA および UVB 領域の波長をよく吸収することが分かりました。また、サクリピン A, B は、紫外線を吸収するだけでなく、アンチエイジングに寄与する抗酸化活性 注6) と抗糖化活性 注7) を示しました。抗酸化活性については、その活性が長時間持続することが明らかとなりました(図3)。また、抗糖化活性については皮膚の真皮の主成分であるコラーゲンとエラスチンの糖化を抑制する効果が確認されました(図4)。これらの結果から、 サクリピン A, B はスキンケアクリーム等への配合剤に適していると考えられます。ヒト皮膚由来の培養細胞に対し てサクリピン A, B が毒性を示さないことも確認されました。サクリピンは食品由来の成分なので、経口サプリメントとしての応用可能性も考えられます。サクリピンの光異性化反応上述したサクリピン A, B の抗酸化活性と抗糖化活性の測定結果から、サクリピン A とサクリピン B で活性の程度が異なることが分かりました。抗酸化活性はサクリピン B の方がサクリピン A よりも高い活性を示しました。抗糖化活性では、コラーゲンに対してはサクリピン B が、エラスチンに対してはサクリピン A が、それぞれより高い活性を示しました。したがって、サクリピンを応用利用する場合には、用途によってサクリピン A とサクリピン B の比率調整が必要となります。この問題を解決する方法として、私たちはサクリピンの光異性化反応 注8) を 発見しました。この反応では、サクリピン A に光を照射することでサクリピン B に変換することができます(図5)。乾燥スイゼンジノリにはサクリピン A が9割程度と多く含まれています。今回発見した光異性化反応により、スイゼンジノリ中に含まれるサクリピン A に適当な光照射処理を施すことで、サクリピン A とサクリピン B を好みの割合に調節することができます。【用語解説】注1スイゼンジノリ日本固有種のラン藻。江戸時代から高級食材として珍重され、秋月藩に献上された。環境省のレッドリストで絶滅の危機に瀕している種として「絶滅危惧 I 類」に分類されている。スイゼンジノリがつくる多糖類「サクラン」は、優れた吸水性を示し、化粧品などの産業分野で注目されており、応用利用されている。注2ラン藻(シアノバクテリア)酸素発生型光合成を行うバクテリア。植物の葉緑体の祖先となったと考えられている。水域、陸域を問わず、地球上に多種多様なラン藻が広く分布している。注3マイコスポリン様アミノ酸( Mycosporine like amino acid, MAAラン藻、微細藻類、海藻などがつくる天然のサンスクリーン剤。これまでに、 60 種類を超えるMAA 類の化合物が報告されている。共通の基本構造にアミノ酸類が結合した化合物で、UV A,UV B 領域の波長を吸収するという特徴がある。注4オキシリピン脂肪酸が酸化してできる化合物の総称。様々な生理活性を有することが知られているが、ラン藻においてはあまり研究が進んでいない。注5シス-トランス異性化 学式が同じだが、性質が異なる化合物を異性体という。シス-トランス異性は、有機化合物中の二重結合を挟んで存在している置換基の位置の違いによって生じる。二重結合に対して主要な置換基が同じ側に結合しているシス形と、反対側に結合しているトランス形がある。サクリピン A はトランス型、サクリピン B はシス型である。注6抗酸化活性活性酸素を補足して消去する活性を抗酸化活性という。動物は生命活動の維持のために酸素を必要とするが、酸素の一部は体内で活性酸素に変化する。活性酸素の蓄積は、細胞膜や蛋白質の変性につながり、老化 や様々な疾病に関与している。注7抗糖化活性蛋白質の糖化を抑制する活性を抗糖化活性という。蛋白質と還元糖が結びつく糖化反応が進行すると、終末糖化産物( AGEs )が生成する。 AGEs の蓄積は、蛋白質の構造や機能の異常の原因となり、老化や様々な疾病に関与している。注8光異性化光を吸収することで異性体を生じる反応。【掲載論文】雑誌名:Journal of Agricultural and Food Chemistryタイトル:Identification of desiccation s tress inducible antioxidative and antiglycative ultraviolet absorbing oxylipins, saclipin A and saclipin B, in an edible cyanobacterium Aphanothece sacrum(食用ラン藻 Aphanothece sacrum において乾燥ストレスによって誘導される抗酸化性・抗糖化性の紫外線吸収物質「サクリピン A およびサクリピン B 」の 同定)著者名:Yoshie Uchida, Takashi Maoka, Tanapat Palaga, Masaki Honda, Chisato Tode, Motoyuki Shimizu, Rungaroon Waditee Sirisattha, and Hakuto Kageyama掲載日時:2023 年 10 月 20 日 9 時(日本時間) に電子版に掲載DOI:10.1021/acs.jafc.3c05152【研究体制】名城大学大学院総合学術研究科 教授 景山伯春(かげやま・はくと)大学院生 内田美重(うちだ・よしえ)理工学部教養教育 准教授 本田真己(ほんだ・まさき)農学部応用生物化学科 准教授 志水元亨(しみず・もとゆき)生産開発科学研究所食物機能研究室 室長 眞岡孝至(まおか・たかし)神戸薬科大学中央分析室 准教授 都出千里(とで・ちさと)チュラロンコン大学(タイ)理学部 微生物学科准教授 ルンガルーン・ワディティーシリサッタ(Rungaroon Waditee Sirisattha)教授 タナパット・パラガ(Tanapat Palaga)【本件に関するお問い合わせ先】・研究内容に関すること名城大学大学院総合学術研究科 教授景山 伯春(かげやま はくと)Tel: 052-838-2609Email: kageyama@meijo-u.ac.jp ・広報担当名城大学渉外部広報課Tel: 052-838-2006Email: koho@ccml.meijo-u.ac.jp 総合学術研究科|学部・大学院|名城大学 : 総合学術研究科がチュラロンコン大学との学術交流を実施 : 総合学術研究科の景山伯春教授が洋書を出版 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月20日40代・50代になると肌や体形、疲れやすさなど「歳を取ったな」と思うことが増えるもの。老化現象、年だから、と諦めていませんか。老化現象を加速させる物質として知られているのが活性酸素ですが、この活性酸素をある物質と結合させると水になる、ということをご存じでしょうか。アンチエイジングケアの最新事情に詳しい美容専門医の黒田愛美先生に、その「ある物質」について教えてもらいました。教えてくれたのは…監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。老化の素・活性酸素とは?過剰発生すると体中をさびさせる年を重ねれば老化が進むのは当たり前ですが、同じ年齢でも若々しい人、老けて見える人がいるのはなぜなのでしょうか。「老化を加速させるのは『活性酸素』という物質です。活性酸素は、私たちが生きていく上で欠かせない酸素が体内に取り込まれ、代謝される過程で自然に発生する物質です。自然に発生するくらいの量なら問題ないのですが、活性酸素が体内に過剰に発生してしまうと体にさまざまな悪影響を及ぼすのです。活性酸素は細胞を酸化させ、さびさせ、つまり体中を老化させる働きを持ちます。シミ、シワ、たるみなど見た目の老いだけでなく、がん、動脈硬化、高血圧、糖尿病など病気の原因にもなります。活性酸素が増える原因には紫外線や放射線、大気汚染、たばこやアルコール、薬剤の摂取、過度の運動や強いストレスなどが挙げられます。 また酸化されやすい脂肪を多く含むスナック菓子や、揚げてあるインスタントラーメンのような加工食品も活性酸素を増やす原因になります。ですから、まずは紫外線対策をしっかりして運動をする場合は適度にする、といった心がけがアンチエイジングには有効です」(黒田先生)。活性酸素を水に変える物質とは?水素を取り入れることで活性酸素は無害な水になる健康と美容に効果があると一時期「水素」がブームになりましたが、いかがでしょうか。「活性酸素(OH)と水素(H)と反応することで水(H2О)に変化します。老化の原因となる活性酸素は、水素をとることで無害な水になるのです。現在、その効果については研究が進められていますが、美容面、医療面とも続々とエビデンスが発表されています」(黒田先生)。水素は気体ですが、どのようにとるのが効果的なのでしょうか。「おすすめしているのはサプリメントです。水素は非常に蒸発しやすく、一般的な水素水から十分な量の水素をとるのはなかなか難しいです。サプリメントなら、マグネシウムなどの物質に水素を吸着させ、体内で水素が発生するように設計されているので、効率よく摂取することができます。ただ、まだ水素のサプリメントはドラッグストアなどで多く流通していないのが現状で、美容クリニックやオンラインショップで購入するケースが多いようです。私が監修しているサプリメント『サビルナ』にも水素が含まれており、クリニックやAmazonで販売しています。そのほか、一般社団法人 水素治療研究会が監修するサプリメントもあります。予防医学の医師が監修したサプリメントが安心だと思います。オンラインショップにはいろいろな水素関連の商品が販売されていますが、選ぶ際には不要な添加物が大量に入っていないかを確認してください。また、『GMP認定工場』で作られたかどうかも指標になります。GMPは医薬品や医薬部外品、健康食品などの製造に対して設けられている規範ですが、そのうち健康食品に関しては、GMPの認定を受けることで適正な製造管理と品質管理が徹底された『GMP認定工場』として認められます」(黒田先生)。必要な量は?続けないと意味がない?黒田先生が愛用している水素吸入器。出典)黒田愛美オフィシャルブログ「Health & Beauty Room …現在の研究では多ければ多いほど効果的とされている水素をとるにあたり、1日に必要な量というのはあるのでしょうか。「推奨する量についても、現在研究が進められていますが多くとればとるほど効果は高いとされています。一般社団法人 水素治療研究会のサプリメントも、1カプセル40mgから80㎎に増量してリニューアルされています」(黒田先生)。毎日とったほうがよいのでしょうか。「毎日とったほうが、活性酸素がたまりにくい体質になるためアンチエイジングには効果が高いと思います。ですが、疲れたときや肌の調子が悪いときなどピンポイントでとるのでも良いでしょう。私はサプリメントのほか、水素を直接吸入できるマシンも使っていますが、仕事などで忙しくて毎日は続けられていません!まずは生活に取り入れてみて、その効果を自分の体で確かめてみてほしいですね」(黒田先生)。まとめ水素が体内にあれば老化物質が水に変化する、と聞いたときは驚きました。黒田先生も、4~5年前からサプリメントや吸入で積極的に水素を取り入れているそうです。私も今すぐ試してみたくなりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(51歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/黒田 愛美 先生美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
2023年10月15日主婦の友社は7月24日、乳酸菌の最新情報をわかりやすく解説した『乳酸菌でお口・肌のトラブルは解決できる』(中村仁著)発売しました。腸が脳に大きな影響を与えていることは知られるようになってきましたが、最新研究で、口や肌も腸と密接な関係にあることが分かってきました。同書では「脳腸皮膚口腔内相関(のうちょうひふこうくうないそうかん)」という体内システムの最新情報を伝えるとともに、腸を改善する乳酸菌の驚くべき健康効果をマンガやイラストを含めて分かりやすく解説しています。乳酸菌とひと言で言っても、350種類近くが存在しているのだとか。その中でも特に注目したい乳酸菌が「乳酸菌HJ1」(植物性乳酸菌)です。この乳酸菌を適切な方法で摂ることで、体の免疫力や自然治癒力を劇的に高める効果が期待できると言われています。また、乳酸菌は生きていても死んでいても効果に変わりはないのだとか。なぜならば、ほとんどの乳酸菌は胃や小腸の消化酵素に弱く、約9割が大腸に届く前に死んでしまうためです。なかには生きたまま腸にたどり着く乳酸菌もありますが、腸の中に長く滞在することが難しく、免疫細胞によって大部分が追い出されてしまいます。つまり乳酸菌の大部分は、死んでしまうか追い出されてしまうので、最初から死んだ乳酸菌を摂取したほうが、無駄がなく効率的とのこと。同書では、最新研究でわかった「乳酸菌の真実」を分かりやすく展開。乳酸菌の基本から、効能を効率よく得るためのコツや工夫が紹介されています。ぜひこの機会に乳酸菌の持つすごいパワーを学んでみてはいかがでしょうか。■書誌概要タイトル:乳酸菌でお口・肌のトラブルは解決できる著者:中村 仁定価:1,430円発売日:2023年7月24日判型:A5判、 96ページ【Amazon】【楽天ブックス】※電子書籍あり(エボル)
2023年08月30日乳酸菌プラスの「デンティス」が日本に上陸美容事業を展開する株式会社リベルタは、口臭予防ハミガキ粉「デンティス」から、『デンティス Pro-B チューブタイプ』を発売する。タイ・トルコ・シンガポール・カンボジア・オーストリアの5か国では、2016年から販売しており、日本でも購入可能になる。「デンティス」は、“目覚めてすぐキスできる。恋するハミガキ”がキャッチコピーであり、口臭を長時間予防するシリーズ。国内の累計販売個数は980万本を突破し、世界25か国で展開している大人気ブランドである。口臭を長時間予防するから朝もスッキリ『デンティス Pro-B チューブタイプ』には、虫歯予防効果のあるキシリトールのほか、乳酸菌・シクロデキストリン・10種類の植物エキスを配合した。乳酸菌は、発酵により糖類を分解し乳酸を生成する。近年、食品だけでなく、化粧品業界からも注目されており、世界各国で乳酸菌配合の化粧品が販売されている。シクロデキストリンは、イヤな臭いや苦み成分をマスキングして爽やかな息に導く。口臭の元である汚れを洗い流し、ブラッシング後の口臭を防ぐ。10種類の植物エキスが口内を潤して乾燥を防ぐことにより、長時間の口臭予防効果が期待できる。口内を潤すことで、ネバつきも抑えられる。9月1日から、リベルタオンラインショップと全国のロフトで先行販売。その後、ECモール、10月中旬から全国のバラエティショップにて順次発売する。価格は、100g入りで1,650円(税込み)。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社リベルタ※DENTISTE
2023年08月16日ナノ型乳酸菌を詰め込んだ『スルリタイム乳酸菌』沖縄の豊かな恵みを活用した、美容・健康商品等を販売する株式会社しまのやは、機能性関与成分「ナノ型乳酸菌nEF(Enterococcus faecalis KH2株)」配合のサプリメント『スルリタイム乳酸菌』を発売した。腸内には、善玉菌・悪玉菌・日和見菌が生息しており、善玉菌が優勢な腸内環境下では腸の運動が活発となる。年齢を重ねるごとに善玉菌は減少していき、腸内における細菌のバランスが崩れることで、便秘をはじめ、体にさまざまな影響が出てくる。「ナノ型乳酸菌nEF」が腸まで届く「ナノ型乳酸菌nEF」は、便秘気味の人の酪酸産生菌割合を増加させることによって腸内環境を改善し、便通改善に役立つことが報告されている。酪酸産生菌は、腸内環境を整える働きをする腸内細菌の1つである。悪玉菌の発育を抑制して、善玉菌が棲みやすい腸内環境に整える。『スルリタイム乳酸菌』の目安量は、1日1粒。タブレットタイプであり、そのまま噛んで食べられるため水なしでOK。ヨーグルト風味なので、お菓子を食べているような感覚で美味しく食べられる。内容量は、1袋30g入り(1000mg×30粒 約1か月分)。販売価格は、3,560円(税込み)。しまのやのオンラインショップで販売中。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース 株式会社しまのや※しまのやオンラインショップ
2023年08月04日数ある緑黄色野菜の中でも、特に多くの栄養を含むといわれている、ブロッコリー。ビタミンやミネラルの含有量が豊富であることから、健康な身体作りはもちろんのこと、筋トレ愛好者の間でも好まれています。さまざまな料理に活用できることも魅力の1つですが、きっと大半の人は「ブロッコリーはゆでるもの」と思っていることでしょう。「ブロッコリーは生で食べられる?」の問いに、生産者側は?ブロッコリーを主力とする農業法人の有限会社安井ファームは、SNSアカウント(@yasuifarm)に、ブロッコリーに関する『よくある質問』を掲載。おいしい調理方法や保存方法について問われる中、「ブロッコリーは生で食べられますか?」という質問を受けることがあるといいます。前述したように、ブロッコリーを使うレシピを読むと、ほとんどの場合が数分ほどブロッコリーをゆでるようにつづられていますよね。しかし、「ブロッコリーはゆでるもの」という考えは、多くの人の思い込みだったようです。同社の回答をご覧ください。食べられます。森めいた部分、森めいていない部分問わず、ブロッコリーは火を通さなければ食べられないということはございません。例えばいつもの納豆に、星型で抜いたブロッコリーの茎を乗せるだけで『ブロ納豆 七夕風』として仕上げることも可能です。生い茂った『森めいた部分』も、その他の『森めいていない部分』も、ゆでずに食べることは可能なのだとか!同社によると、ゆでずに食べることは可能であるものの、『森めいた部分』を生で食べるのはハードルが高いため、「下ゆでをしなくても食べられる」程度に考えてほしいとのこと。下ゆでをせずにおいしく食べる方法として、マヨネーズと醤油とともに炒める『マヨ醤油炒め』も紹介しています。あえてゆでないことで、ブロッコリーのシャキシャキ感を味わうことができるのだそうです。「ブロッコリーはゆでなくても食べられる」という、固定観念をくつがえす情報に、驚く人が続出。また、どこかファンシーな雰囲気の『森めいた部分』『森めいていない部分』という呼称に多くの人から反響が上がっています。・部位の『森めいた』『森めいていない』という表現に吹いた。・そうだったの!?知らなかった!今度はゆでずに調理してみよっと。・海外には生で食べるのが主流の国もあるよね。食感もいいし、おいしかったよ!同社は「ブロッコリーを使った料理の考え方の幅を広げていただければ幸いです」とコメント。シャキシャキ感を残したままのブロッコリーでどのように調理をするか、考えてみるのも楽しそうですね![文・構成/grape編集部]
2023年07月13日日清食品が作った世界初の養毛料日清食品株式会社は2023年6月26日(月)、 “スカルプ乳酸菌”が分け目や生え際やにアプローチする世界で初めての養毛料「スカルプリッチ プロフェッショナル」を、公式オンラインストアなどで新たに発売した。価格は税込4,400円。初回が55%オフの税込1,980円となるお得な定期コースも用意されている。また先着1,000本限定で、頭皮用マッサージがプレゼントされるキャンペーンも実施中だ。植物の力をダイレクトに届ける!日清食品が手がけた養毛料「スカルプリッチ プロフェッショナル」は、とうもろこしのひげから抽出した“スカルプ乳酸菌”が髪と地肌にアプローチ。また保湿成分の「ショウガ根茎エキス」や「オタネニンジン根エキス」、3種類の「海藻エキス」が頭皮をしっとり保湿。頭皮のコンディションを整え、豊かな髪を育む土台を作る。速乾性のあるさらりとしたテクスチャで、ベタつきを残さないのもポイント。気になる箇所に直接塗布できるノズルの形状にもこだわっている。時間に追われがちな朝でも、手軽に養毛ケアができるのが嬉しい。ヘアブラシでマッサージをするように塗布するとより効果的だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※日清食品株式会社のプレスリリース
2023年07月10日日清食品独自の成分で頭皮にアプローチ!日清食品株式会社より、独自の新成分“スカルプ乳酸菌”が髪と地肌にアプローチする世界初の養毛料「スカルプリッチ プロフェッショナル」(税込4,400円)が誕生。2023年6月26日より、公式オンラインストアを始めYahoo!ショッピングや楽天市場の各ECストアにて販売を開始しました。お得な定期コースやおまとめ購入も利用できます。土台から整える植物の恵み「スカルプリッチ プロフェッショナル」は、とうもろこしのひげから抽出した“スカルプ乳酸菌”が活力あふれる頭皮を育む養毛料。他にも「ショウガ根茎エキス」や「オタネニンジン根エキス」といった植物由来の保湿成分が、頭皮を乾燥から守り健やかに整えます。ノズル型の容器で、気になる分け目や生え際にダイレクトアプローチ。髪のハリやボリューム不足が気になりだした人におすすめです。(画像はプレスリリースより)【参考】※日清食品株式会社のプレスリリース
2023年07月09日性に悩む全ての女性にポジティブな“性の自由”を提案するセルフラブ ブランド「aib(アイブ)」より、日本初(※1)の乳酸菌由来成分配合の潤滑ローション「Inner flora lotion(インナーフローラローション)」を6月22日に「aib」公式ECサイトにて発売しました。■日本初!乳酸菌由来成分配合の潤滑ローション近年、女性の社会進出が進むに連れ、女性特有の悩みを解決する“フェムテック”が誕生。生理、妊活、出産、PMS、更年期など女性ならではの悩みに寄り添い、女性がより社会で活躍できるような世の中を目指す取り組みが増える中で、現代女性が自分自身の性の悩みと向き合い、前向きな“性の自由”を与えるセルフラブ ブランドとして「aib」が生まれました。2023年4月にセルフラブアイテム「Tulipa(チュリパ)」を発売し、同年5月デリケートゾーンケアクリーム「lovemecream white(ラブミークリームホワイト)」を発売しています。そして今回、「肌フローラ」に着目した日本初(※1)の乳酸菌由来成分配合の潤滑ローション「Inner flora lotion」が発売となりました。プレジャーには欠かせない潤滑ローションですが、性交痛や更年期の乾燥で悩んでいる女性に向けたローションの選択肢は少ないのが現実です。「せっかく使うなら美容成分が入ったものがいい」という女性の気持ちに応え、美容成分(※2)を配合し、プレジャーと同時にスキンケアまでできる潤滑ローションを開発。美肌の鍵である「肌フローラ」を整える乳酸菌由来成分「ラ・フローラEC-12」をはじめ、天然由来の美容成分(※2)をたっぷり配合。肌に密着してうるおいベールとなり、繊細な肌を優しく包み込みます。水がベースの配合のため、肌なじみがよく使用後は簡単に拭き取ることができます。水溶性のベタつきにくいテクスチャーのため、ローションを使った“セルフプレジャー”や、膣や子宮周りの筋肉を鍛えて膣圧を上げる膣圧トレーニング“膣トレ”にも適しています。1人での使用はもちろん、コンドームとの相性も良いため、パートナーと一緒でも使うのもおすすめです。(※1)同社調べ(※2)水溶性プロテオグリカン(保湿)、アロエベラ葉エキス(保湿)、トウキンセンカ花エキス(肌をなめらかにする)■商品概要商品名:Inner flora lotion(インナーフローラローション)価格:3,300円容量:180ml「aib」公式ECサイト:「aib」公式Instagram:(エボル)
2023年06月28日農業とカガクをコラボするグミカネカ食品株式会社は、ラブレ乳酸菌が入ったグミキャンディ『青森りんごグミ』、『岡山マスカットグミ』を5月17日からAmazonで販売を開始した。1袋40g入り×10袋セットで、販売価格は、1,490円(税込み)。ラブレ乳酸菌入り果実グミシリーズは、同社とJA(農業協同組合)が共同で企画・開発した製品である。同シリーズは、1袋にラブレ乳酸菌を24億個配合している。グミの中央に入った果汁ジュレにより、2種類の食感が楽しめる。同シリーズでは、国産農産物の消費拡大の取り組みとして、日本各地の果実を使用している。これまでに、渥美メロン・静岡いちご・木更津ブルーベリー・湘南ゴールド・熊本すいか・和歌山温州ミカンを発売している。りんごとマスカットが仲間入り『青森りんごグミ』は、青森の豊かな自然から生まれた“ふじりんご”を使用。コクのある豊かな甘みと爽やかな味わいの“ふじりんご”果汁ジュレが、グミの中に入っている。『岡山マスカットグミ』は、岡山県で130年以上前から栽培されている“マスカット・オブ・アレキサンドリア”を使用。濃厚な味わいと芳醇な香りのマスカット果汁ジュレをグミの中に閉じ込めた。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリースカネカ食品株式会社※カネカ食品株式会社
2023年05月22日毎月23日と2月3日は「乳酸菌の日」です。乳酸菌は、わたしたちの生活に広くかかわっています。ヨーグルト、チーズ、漬けもの、みそや醤油などの発酵食品は乳酸菌の働きによるものであるほか、人間の腸内にも乳酸菌は存在しています。 「腸活」のように腸内環境の改善が健康に良い効果があると話題になって久しいですが、今回は、改めてからだに嬉しい乳酸菌の効果や、とり入れ方のコツについて、あすけん栄養士が解説します。乳酸菌の働き乳酸菌とは、糖を分解して乳酸を作り出す菌の総称です。現在わかっているだけでも200種類以上あり、種類によって働きも異なります。ヨーグルトに含まれるビフィズス菌も乳酸菌の仲間です。乳酸菌は、発酵食品をつくる際に活躍する他、人間の体内、特に腸の中では腸内細菌として腸内環境を整える、大切な役割をしています。乳酸菌は、腸内バランスを整える善玉菌人の腸内には様々な種類の菌がおり、大きく分けて善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つの腸内細菌のグループがあります。健康的な腸内細菌のバランスは、善玉菌が占める割合が多い状態です。乳酸菌は善玉菌グループで、大腸菌などの悪玉菌の繁殖を抑え、腸内バランスを整える役割をしています。腸内バランスが整うと得られる嬉しい効果便秘改善乳酸菌は、腸内で糖を分解し、乳酸を作ります。乳酸が腸を刺激し、腸が動くことによって、便通をうながします。コレステロールの低下乳酸菌は腸内の善玉菌を増やします。善玉菌はコレステロールを低下させるという報告があり、動脈硬化などの予防につながります。免疫機能の維持乳酸菌が作り出した乳酸が増えると、腸内が酸性にかたむき、悪玉菌の繁殖を抑えることができます。乳酸菌などの善玉菌は、ビタミンB群や葉酸などのビタミン類を腸内で作りカラダの調子を整えるために役立つほか、免疫機能の維持にも役立ち、病原菌に感染するのを防ぎます。他にも、アレルギーを抑える、ストレスの減少効果などの報告があり、うれしい効果が期待されています。腸内の乳酸菌を増やす方法このように嬉しい効果がたくさんある乳酸菌を、腸の中で増やす方法は主に2つあります。乳酸菌を含む食品を食べる乳酸菌は、発酵食品や乳酸菌飲料、サプリなどで摂ることができます。生きて腸内に届き、善玉菌として働く乳酸菌のことを「プロバイオティクス」と言い、毎日続けて摂ると良いとされています。なぜなら乳酸菌は腸内にある程度の期間いますが、住み着くことはないと言われているためです。乳酸菌を含む食材を毎日食べて、腸に乳酸菌を送ってあげましょう。乳酸菌のエサになるオリゴ糖や食物繊維をとり入れる腸内にいる善玉菌を増やす作用のある「プレバイオティクス」を摂りましょう。乳酸菌を含む食品と一緒に、オリゴ糖や食物繊維を含む食べ物をとり入れることで、腸内の乳酸菌の数を増やせると考えられています。■プロバイオティクス(発酵食品)ヨーグルト・チーズ・納豆・ぬか漬け・キムチ・味噌・乳酸菌飲料など■プレバイオティクス(オリゴ糖や食物繊維を含む食品)大豆・玉ねぎ・ごぼう・ねぎ・にんにく・アスパラガス・バナナ・オリゴ糖シロップなど大麦・なめこ・オクラ・アボカド・レモン・さつまいも・りんごなどの果物など乳酸菌を増やすためのおすすめの食べ方■定番!バナナヨーグルト無糖のヨーグルトでも、バナナの甘さで砂糖を入れなくてもおいしく食べられます。また、オリゴ糖シロップやきな粉をプラスでいれるのもおすすめです。■ぬか漬けぬか漬けはきゅうりやなす、にんじん以外にも様々な野菜を漬けることができます。ぜひおすすめしたいのは、ごぼうとアボカドです。ごぼうはオリゴ糖と食物繊維、アボカドは食物繊維が含まれています。意外と合うので、試してみてください。■オクラ納豆普段、納豆ご飯を食べているという方は、オクラを入れてみませんか。発酵食品の納豆に食物繊維がプラスできます。辛いものが苦手でなければ、キムチを入れて、オクラ納豆キムチにすると、さらに乳酸菌が摂れますね。 乳酸菌は多くの種類があり、最近では特徴的な機能を持つ乳酸菌も研究されています。今後また新たな機能性が発見されるかもしれません。毎日少しずつ乳酸菌を取り入れてみませんか? 〈参考・参照〉e₋ヘルスネット・(最終閲覧日2023/01/31)・(最終閲覧日2023/01/31)・最終閲覧日2023/01/31) 【執筆者】井﨑 夏紀/栄養士大学で栄養学を学び栄養士の資格を取得。在学中は、経産婦の体型意識を調査し、健康的な体型と理想的な体型の差を研究した。3児の出産を経験し、自身の体型や食事が子どもに与える影響から食事の重要性を再確認し、食を通じて多くの人の健康やダイエットのサポートしたいと考え、現在はあすけんコラム執筆の他、栄養価計算やメニューデータの整備などを行う。
2023年05月21日子供や読書好きへのプレゼントとして定番である、図書カード。「何か好きなものを買ってほしいけど、お金を直接渡すのはちょっと…」という際に役立つ上に、さまざまなデザインの中から選ぶことができるのも魅力です。2023年5月現在も、全国の書店で販売されている図書カードですが、磁気式のものは販売終了していることをご存じですか。過去に販売されていた磁気式図書カードと図書券過去に販売されていた磁気式の図書カードは、テレホンカードのように磁気でデータを読み取り、残額に応じてパンチで穴を空けていました。現在販売されている『図書カードNEXT』は、裏面に記載されたQRコードで決済を行うシステムになっています。もし持っている磁気式図書カードが使えなくなったら?取り扱いは終了しているものの、過去に販売されていた磁気式の図書カードは書店で使うことができます。しかし磁気式のカードは、裏面についている黒い磁気の部分でデータの読み取りを行うため、この部分がダメージを受けると使えなくなる可能性も。カードを折り曲げるほか、該当箇所を汚したり、ほかの磁気に近付けたりすることで、肝心のデータが読み取れなくなってしまうのです。磁気式の図書カードが販売を終了してからおよそ7年が経過した2023年現在ですが、以前もらったものをまだ使っていない人もいるでしょう。中には磁気の部分がダメージを受け、使用不可能になったカードもあるかもしれません。ですが、読み取り不可になっても使う方法があるのです。磁気式の図書カードが使用不可になっても、郵送で解決!図書カードを発行している日本図書普及株式会社は、ウェブサイトで磁気式の図書カードが読み取れなくなった時の対処法を紹介。書店で読み取りが不可能だった図書カードを同社に郵送すると、残額を調査した上で、同じ残額のカードと交換することを明かしています。郵送に使用する料金受取人払の封筒は、書店でもらえることも。利用者が封筒を用意する場合、かかった郵送料はカード送付時に切手で返金されるとのことです。送付する際は、使用できなかった図書カード現物に加えて、『読み取りエラー』と書かれた図書カードのレシートがある場合は同封してください。図書カードの交換対応に「知らなかった!」の声使えなくなったカードの交換対応は、知らない人が多いようで、ネットでは驚く声が続出。また、磁気式の図書カードがおよそ7年前に生産終了していたことにも、多くの人が衝撃を受けたようです。・大人になった今でも、財布に入ったままだ!生産が終わっていたことにも衝撃。・へえ、知らなかった!引き出しの中に眠った図書カードを引っ張り出さないと。・「もう使えないのか」とうっかり捨てて損をしないためにも、広まってほしい情報ですね。あなたの机の中や財布の中にも、まだ使っていない図書カードが眠っているのではないでしょうか。磁気の部分が無事でいるうちに使うのがベストですが、もし使用の際にエラーが出たら、交換対応を申し込んでくださいね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月18日乳酸菌・減脂成分・ケトン変換成分を効果的に配合化粧品や健康食品の企画販売事業を展開するHOHO株式会社は、健康食品と化粧品のブランド「八念堂(R)ハチネンドウ」からダイエットサプリメント『スーパー乳酸菌ET(エット)』を発売した。同社は、大学・研究機関・原料メーカー等と協力し、新しい技術・新しい原料の開発や導入すると同時に、国の許認可及びGMP、ISOの認定を受けている工場で製造することで、品質の高い商品を提供している。「八念堂(R)」の製品には、八つの理念(新しい技術・新しい原料・独自性・高い品質・新しい価値・持続可能な・顧客満足・社会貢献)が含まれている。同ブランドは、健康補助食品として『複合NMN15000(水素・エクオール・乳酸菌入り)』や『美コラスチンNMB入り』を販売中。美しい体型をサプリで内側からサポート『スーパー乳酸菌ET』は、特許成分の乳酸菌のほか、ケトンに変換するMCT(中鎖脂肪酸)オイルなどを配合。「スーパー乳酸菌」とは、ヒト腸管から分離した「エンテロコッカス・フェカリス(乳酸菌)」を加熱殺菌処理した乳酸菌で、高い機能性食品成分である。難消化性デキストリン・白インゲン豆抽出物を配合しており、糖の吸収スピードの遅延作用(食後血糖の上昇抑制作用)が期待できる。オート麦ファイバーも配合しており、毎日のスッキリをサポートする。ブラックジンジャー配合により、脂肪を消費しやすい状態に導く。タブレットタイプで、1日8粒(小粒)がめやす量となっている。1瓶は、240粒入りで1か月分である。販売価格は、10,000円。お得定期便(最低購入回数は 3回)は、20%オフとなる8,000円で提供する。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリースHOHO株式会社※HOHO株式会社
2023年05月08日2022年10月に国内1例目が報告されて以来、日本全国で猛威を振るっている、高病原性鳥インフルエンザ(以下、鳥インフルエンザ)。その名の通り鳥が感染するインフルエンザであり、感染した鳥は多くの場合、命を落としてしまうのです。海外から渡り鳥が飛来してくる10月頃に流行しやすく、2023年3月現在、動物園や飼養鳥から続々と被害が報告されています。客からの「卵が高すぎる」というクレームに、生産者が悲鳴そんな中、生産者側として声を上げたのは、株式会社半澤鶏卵の3代目後継ぎである半澤清哉(@hanzawa_seiya)さん。半澤さんによると、自社の販売する卵に対し、最近こういった意見が増えたといいます。「卵が1パックが200円台だなんて、高すぎる!ぼったくりだ!」卵が10個ほど入ったパック入り販売は、多少の変動はあれど、これまで200円前後が相場とされていました。しかし、先述した鳥インフルエンザなどの影響もあり、2023年3月現在、200円台後半で販売する企業が増えています。半澤さんは、そういった苦しい現状に置かれた生産者側として、「もう値段を叩かないでほしい」と涙ながらに訴えかけました。【たまご屋からのお願い】最近お客様に『卵1パック200円代は高すぎ!ぼったくりすぎ!』と言われますが、『もうこれ以上、値段を叩かないで下さい!泣(大声)』1パック当たりの僕達の利益は大体2%位です。更に、鳥インフルが1羽でも発生したら周りの鶏も全て殺処分!売上は一年近くゼロ円です。 pic.twitter.com/p99FNC5oXL — 半澤 清哉たまご屋さん3.0 (@hanzawa_seiya) March 5, 2023 値段にクレームを入れた人は、生産側が儲けに走っていると思ったのでしょうか。しかし、相次ぐ卵の値上げは、生産者が利益を上げるためのものではありません。半澤さんによると、値上げをした上でも、卵1パックあたりの利益はたったの2%ほどなのだとか。また、鳥インフルエンザは感染力が強く、命を落とす可能性が高いため、1羽でも感染が発覚した場合、家畜伝染病予防法にのっとって採卵鶏を殺処分することになっています。愛をこめて大切に育てた採卵鶏を殺処分せざるを得ない上に、販売できる卵の数が減ってしまうのが、生産者にとって大きなダメージであることはいうまでもありません。悲痛な叫びは拡散され、ネットでは多くの人が「生産者側も頑張っているのに、つらすぎる…」「大変かと思いますが、応援しています」といった声が上がっています。半澤さんは生産者側の人間として、このように想いを明かしました。何十年もの間、価格が比較的安価で安定していた卵ですが、その背景には生産者側の我慢も伴っていた背景がございました。現在、鳥インフルエンザが大流行し、市場から卵が無くなり、私達生産者としても明日は我が身の状態で、過去に例を見ない最大の危機を迎えております。併せて、この局面が卵の存在価値を見直していただく1つのターニングポイントになれば幸いです。まずはお客様への安定供給を第一優先として、私達もできるだけ多くのお客様へお届けできるよう、感染対策等を最大限行って参ります。引き続き、供給不足で皆様にご迷惑をお掛けしますが、ぜひ今回のTwitterの拡散が、卵を大切にしてくれる人が少しでも増えるきっかけになれば嬉しいです。鳥インフルエンザの影響で、新潟県では、およそ68万羽の採卵鶏が殺処分されたことも明らかになっています。全国で養鶏場の数が減り続ける中、新鮮でおいしい卵を届けるため、つらい環境下でもなんとか努力を重ねている、生産者の人たち。新鮮な卵が食べられることを「当たり前」と思わず、生産者への感謝の気持ちを持って購入したいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月09日「自分の血液から、こんなに高い濃度の発がん性物質が検出されるなんて……」そう驚くのは、東京都国分寺市在住の竹内和子さん(仮名・67)。竹内さんが語る発がん性物質とは、有機フッ素化合物(以下、PFAS)のこと。水や油をはじく作用があり、フライパンのコーティングや撥水加工された衣類などに多用されている化学物質で、約4千700種類あり、代表的なものにPFOA、PFOSがある。PFASは自然界で分解されにくいため“永遠に残る化学物質”とも呼ばれ、長期間摂取することで発がんリスクがあるという。歯磨き粉などに配合されている“フッ素”とは異なる。米軍基地などで使用されている泡消火剤にも含まれており、米軍基地の多い沖縄県や、横田基地(東京都福生市)を抱える多摩地区は、かねて河川や地下水、水道水などから国の暫定基準値(PFOAとPFOSの合計が50ng/l)を超えるPFASが検出され、問題になっていた。昨年末、多摩地区の有志が住民87人の血液検査を実施。すると、前出の竹内さん含め74人の血液から、アメリカが定める血中濃度の指標(20ng/ml)を超える値が検出されたのだ。住民らの値は、一般の人の血中PFAS濃度に比べ、3〜4倍高かった。「国分寺市は、井戸水を水道水に引いています。近所には、遠方からもくみに来るほど“名水”と呼ばれる湧き水もあって、私も時々、その水でお茶やコーヒーをいれて飲んでいました」(竹内さん)現在多摩地区では、基準を超える恐れがある11の浄水施設で井戸からの取水を中止している。実は、1月24日、このような河川や地下水のPFAS汚染が全国的なものであることが判明した。環境省の発表によると、全国13都府県の河川や地下水など81地点で、国の基準値を超えていたのだ。さらに、県独自の調査を行った沖縄県でも、33地点の汚染が判明している。住民らと共に血液調査を行っている京都大学(環境衛生学)准教授の原田浩二さんは「大勢の住民が長期間にわたって摂取する水源が汚染されると、その影響は広範囲に及ぶ」と指摘する。「今回公開された81地点は、あくまでも河川や地下水からPFASが検出されただけで、水道水に含まれる量ではありません。ただし、なんらかの汚染源があるということですから注意は必要です」さらに多摩地区や沖縄県以外にも「水道水からも高いレベルのPFASが検出されている場所がある」という。「明らかになっているところでは、愛知県豊山町、北名古屋市は2年前、国の目標値を超える汚染が見つかり取水場所を変更しています。ただし、これまでずっと汚染された水道水を使っていたわけですから、その影響は残っていると思います。兵庫県明石市も水道水の水源自体が汚染されている場所があって、’25年までに取水場所を変更するなどの対策を取るようです」浄水場では、PFASなどの有害物質を除去するために、活性炭でろ過するなどの処理を行っているという。「ただし、活性炭の効果は3年程度で、経年により効果も薄くなっていきます。そのうえ活性炭に吸着したものが出てしまうということもあるので、汚染源自体を突き止めて除去する必要があるのです」つまり、河川や地下水からPFASが検出されている地域は、現在、水道水から検出されていなくても注意が必要というわけだ。■蛇口に活性炭フィルター取り付けて自衛を「問題は、水道水のPFAS調査は義務ではないこと。調査していない自治体の場合、汚染に気づいていない可能性もあります。また、水源だけでなく農地なども汚染されている可能性があるので、食物を通して摂取してしまうことになりかねません」PFASは自然界に存在しない物質なので、工場や廃棄物処理場、米軍基地など、なんらかの形でPFASを使用している施設が汚染源となっている可能性が高い。すでにアメリカでは、米軍や企業が市民から訴えられるケースが続出している。「アメリカではコレステロール値が高くなる脂質異常症や、甲状腺疾患、子どもの低出生体重、腎臓がんなどが懸念されています。これらの健康被害が生じる可能性があるとわかったのも、PFASを使用していたデュポン社が’02年に、オハイオ州の住民から集団訴訟を起こされたのがきっかけでした」実際に、最新の研究ではPFASを摂取した人では腎臓がんのリスクは2倍以上高まることが明らかになっている。一刻も早く改善策を打ち出すべきだが、10年以上前から規制が進んでいる欧米と比べて日本政府の対応は鈍い。「欧米では、’10年ごろには暫定的な目標値が定められていましたし、アメリカでは、飲料水だけでなく土壌を含めて農産物に対するモニタリング支援を行っています。一方日本は、海外での規制強化を受けて、今年1月からようやく専門家会議などで数値目標の“検討”が始まったばかりなんです」規制する方向に進んでも、「日本の場合、米軍基地周辺の汚染源の特定や除染が極めてむずかしい」と指摘するのは、元・陸上自衛隊員の井筒高雄さん。「米軍は、自国だけでなく、ドイツや韓国、ベルギーなどの在留米軍基地周辺の住民からもPFASの被害で訴えられています。米軍は、それぞれの国の規制に従って除染を進めていますが、日本の場合は日米地位協定という“不平等条約”があるせいで、除染どころか米軍基地内の汚染の調査すら十分に行われていないのが実情です」前出の原田さんいわく「自宅の蛇口に安価な活性炭フィルターを付けるだけで、おおよそのPFASは取り除ける」という。活性炭フィルターは安価なものでも効果がある。汚染が発覚した地域では「高価な浄水器」の売り込みも行われているので注意が必要だ。【解説】汚染水が検出された114地点
2023年02月16日